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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい8
- 397 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 23:04:44.79 ID:e8+xZk7E0
- >>396
森国作戦会議中になります
――
……
ジーク「……絵を描く参考に俺を使いたい、だと?」
リュノ「はい。正しくは私とリーチェも対象のようですが、今日は私とジークさんの二人がいいと」
ジーク「……経緯を教えてくれないだろうか?」
リュノ「えっとですね……やっぱり、あの件は森国全体にやっぱり少なくない衝撃と恐怖を与えているんです……」
ジーク「……当然だろうな」
リュノ「私は皆さんほど強くありませんでしたけど……皆さんのおかげで、こうしてなんとか前を向けています」
リュノ「昨日は楽しく美味しい息抜きもできましたしね」
ジーク「ああ、美味かった」
リュノ「ミリアさんも楽しめたようで何よりだったんですけど、やっぱりエーテルさんのことが心配になって……」
リュノ「それで何か彼女にも息抜きになるような休日を用意できればなぁって思って伺ったら……」
ジーク「……俺達を描きたいと?」
リュノ「はい。ジークさんの怪我が治って今は暇にしていると言ったら、そういうことに」
ジーク「……確かに、絵を描かれるだけなら身体にも負担はないだろうけども」
ジーク「リュノはいいのか?」
リュノ「ちょっと気恥ずかしいですけどね。ただ……」
ジーク「ただ?」
リュノ「あのエーテルさんが……結構強めに願望を口に出すって、珍しいんですよ」
リュノ「だから、私が手伝えることであれば出来る限り手伝いたいなって……」
ジーク「それを言われたら、俺も可能な限り応えるしかなくなるだろう……」
ジーク「ただ時間を潰すよりも、エーテルにとって有意義な時間になるというなら、俺も構わない」
リュノ「ありがとうございます。流石ジークさん!」
ジーク「しかし、どうして俺なんだ? それこそリュノとリーチェをあわせて描いてもいいと思うんだが……」
リュノ「なんでも、読んでいる小説の挿絵を自分描きたいそうなんです」
ジーク「なるほど、そういうことか」
リュノ「挿絵ということは、何枚かあるんでしょう。向かうなら早速行きましょう!」
……
――
- 398 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 23:11:33.13 ID:e8+xZk7E0
- ――
……
【エーテルハウス・作業場】
エーテル「い、いらっしゃいませ……」
エーテル「突然……ごめんなさい……」
ジーク「いや、構わない。俺も時間が余っていたところだ」
リュノ「私もです。エーテルさんが楽しい時間を過ごせるっていうなら、どんどん協力しますよ?」
エーテル「ありがとう……ございます」ニコリ
ジーク「小説の挿絵の参考にしたいと聞いたが、着替えた方がいいのか?」
リュノ「あ、確かに。小説の人物の格好に近づけないと挿絵に違和感でてしまいますよね?」
エーテル「……」フルフル
エーテル「これ……」スッ…
リュノ「ほうほう、この小説の挿絵を描きたいと」
リュノ「えっと確かこの小説は……」ウーン…
リュノ「……!?」ハッ!
エーテル「――お姫様と、騎士の……恋愛小説///」ポッ…
ジーク(……エーテルが読むものとしては、意外な感じがするな)
ジーク(いや、確か団長もこの手のものは読んで……んん?)
リュノ「ちょ、ちょっと待ってください? えーと、どんな内容だったかなぁ……」
ジーク「読んだことがあるのかリュノ?」
リュノ「いえ、読んだというか……憶えてないというか……」
エーテル「……くれたの、リュノ様」
ジーク「……記憶に残らない本を渡したのか」
リュノ「い、いえそういうつもりじゃなかったんです!?」
リュノ「ただエーテルさんが恋愛小説にも興味を持っていたんで、何冊か譲渡しただけで……」
リュノ「その、私はいまいち恋愛小説に興味をもてなかったといいますか」アセアセ
ジーク「まあ、俺もその自信はあるが……好む者が多いことは、知っている」
ジーク「エーテルにとっては、いい小説だったということだろう?」
エーテル「……」コクリ
- 399 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 23:21:55.35 ID:e8+xZk7E0
- ジーク「しかし騎士物語なら、イアンとリアローズが適任じゃなかったのか?」
ジーク「あの二人が恋愛関係になるかと言われたら……」
リュノ「それはちょっと、難しそうというか想像つきませんけど」
エーテル「……」フルフル
エーテル「――お姫様、緑色の髪の毛で三つ編み。目は金色」
リュノ「!?」
エーテル「――騎士様、白髪に深紅の目。……身分を隠して、傭兵のふりしてる」
ジーク「!?」
エーテル「――――適材!」ニコリ
リュノ(エーテルさんの笑顔が眩しいけど、そんな人物像だったんだぁ!?)
ジーク(そんな偶然があるのか……)ゴクリ…
エーテル「……だから……」
エーテル「……お願い、します……!」ペコリ
リュノ「……まあ、ちょっと驚きましたけど、ただ描くだけなら問題はありませんよね」
ジーク「ああ。一度引き受けたからには、どんな依頼であっても責任は持つ」
エーテル「……!」パアァア!
エーテル「そ、それじゃあ……」
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
- 400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 23:22:01.07 ID:d4+ztCRVO
- お
- 401 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 23:33:10.26 ID:e8+xZk7E0
- エーテルの一枚あたりの描画所要時間
25>07(神速にして圧倒的なクオリティ。高品質な絵をガンガン描きます)
※エーテル、猛烈なスピードで二人にどんどん要求します
※基準値を下回ったため……?
――
エーテル「ま、まずは……お城から落ち延びたあと……」
ジーク(内容やはりイアンとリアローズが相応しいと思うが……)
リュノ(現実じゃ起こりえない。そう思って小説に書かれたんでしょうけど、現実になるとは……)
エーテル「――森の中……お姫様を守り抜く誓いをたてる騎士」
ジーク「」ゴフ!
エーテル「――それをまっすぐ受け止めるお姫様」
リュノ「!?」
エーテル「――向かい合って、見つめあって……ください///」
ジーク&リュノ「「」」
エーテル「……」ワクワク!
ジーク&リュノ((あ、あんな顔をされては断れない……!))
……
――
- 402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 23:35:22.39 ID:d4+ztCRVO
- 神絵師だった
- 403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 23:37:26.46 ID:OdQCGe3JO
- ひとりぼっちで沢山描いてきた賜物なのかな……
それはそれで寂しいけど速くて上手いとか最高じゃないか
- 404 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 23:56:30.33 ID:e8+xZk7E0
- ――
……
エーテル「……いい♪」カキカキカキカキ!
リュノ「お、お役にたててなによりです///」
ジーク(エーテルの速度が、普段の比ではないほどに機敏だ……)
エーテル「……♪」シャカシャカシャカ!
リュノ「……///」ジー…
ジーク「……///」ジー…
ジーク「これは……動いたら、駄目なんだよな……?」
リュノ「駄目ですよ、動いたら元の位置に戻れる気もしませんし……///」
リュノ(ああぁぁぁぁ……! な、なんですかこの感じは……!?)
リュノ(ジークさんと正面からずーっと見つめあうだなんて、こんな……!)ドキドキ
リュノ(今まで、こんなにじっくりジークさんの顔を見ることなんてなかったですけど……)
リュノ(なるほど、セレスティアさんの印象に残るわけです)
リュノ(夜中でもわかるであろう、綺麗な白い髪……お手入れ、しっかりしていそうです……)
リュノ(それに、深い紅色の瞳が……私を、ずっと……///)
リュノ(ぱっと見は怖さすら感じるのに、しばらく見つめていると……優しさが含まれているのも感じられます///)
リュノ(少しお顔も紅いのは、ジークさんも照れていると思っていいんでしょうか……?)
ジーク(なんだ、この感じは……)
ジーク(思えば、リュノの顔をこうもまじまじと見たのは初めてなのか……)
ジーク(リアローズとも、リーチェとも違う金色の瞳……)
ジーク(だが、これも……綺麗だと、そう思えるな)
ジーク(少し眠たげな……目だけじゃない、全体が柔らかい雰囲気……カタリナの血なんだろうな)
ジーク(リーチェをよく案ずる、優しい姉だ。この柔らかさも、リュノの人となりがあらわれている……)ジッ…
ジーク(……俺には、できない。俺の瞳の色は血の色……)
ジーク(俺は……どう見られているんだろうか……)
エーテル「――できた!」シャッ!
リュノ「え、もう!?」ビク!
リュノ(……もう少し、見ていたかった、ような……)
エーテル「……次、は……」パラパラ…
ジーク&リュノ「「!?」」
- 405 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 00:08:07.98 ID:YllN4VTS0
- エーテル「――お姫様を庇ったら、押し倒してしまったような格好になった場面……!」
ジーク&リュノ「「」」ゴフッ!
ジーク「ま、待てエーテル。それは……」
リュノ「そ、そうですよ。見つめあうだけでも――」
エーテル「――身を挺してお姫様を庇った騎士……リュノ様、前にいいなって……」
リュノ「あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?///」パタパタ!
リュノ「そ、それはその、ですねぇ……!?」アセアセ
ジーク「リュノ、無理は――」
エーテル「……」ワクワク
リュノ「くっ……!」ガクリ…
リュノ「わ、わかりました……!///」
ジーク「お、おいリュノ……?」
リュノ「……ジークさん、優しくお願いしますよ?」
ジーク「誤解されかねない言葉を使うな……!」
リュノ「わ、私も恥ずかしいですけど……見てくださいよ、エーテルさんのあの顔」
ジーク「……」チラリ
エーテル「……」ワクワク
リュノ「……口数も増えて、楽しそうなエーテルさんがどれだけ希少だと思います?」
ジーク「くっ……!」
- 406 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 00:21:37.63 ID:YllN4VTS0
- ジーク「…………優しく、だな?」
リュノ「は、はい……」
ジーク「……」
トン…
リュノ「……ふぇ?」トサ…
ジーク「……これで大丈夫か、リュノ?」
リュノ「ひゃ、ひゃい!?///」
リュノ(ジ、ジークさんの顔がまた近い……!///)
リュノ(それにこんな体勢……本当に、ジークさんに迫られているような……///)
リュノ(こ、これもし本当だったら……)ゴクリ…
リュノ(私……逃げられないじゃないですかぁ……///)ドキドキ…
ジーク「……っ///」
ジーク(や、優しく横にした筈なんだが……)
ジーク(どうしたんだリュノ、何故そこまで頬を赤らめる!? 何故そこまで瞳を潤ませる!?)
ジーク(普段のリュノは眠たげながらに快活な印象があったが……)
リュノ「……///」ドキドキ…
ジーク(こ、こんなしおらしい表情も……するのか……///)ドキドキ…
ジーク(……落ち着くんだ。これはエーテルの絵の為であって、今は動かないことに注力するんだ……!)
エーテル「……!!!」シャシャシャシャシャシャ! シュバァ!
リュノ(視界の片隅に、嬉しそうに筆を奔らせるエーテルさん……)
リュノ(正面には、少し呼吸が乱れたジークさん……)
リュノ(あの速度なら、きっとまた次が来る……)
リュノ(こ、今度はどんな場面を描くのでしょう……!?///)ドキドキ!
……
――
- 407 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 00:24:25.53 ID:YllN4VTS0
- イベントの途中ですが、今日はここまで
エーテル戦闘技能以外も軒並み相当なスペックに……
異様な速度でかきあげるので、リュノとジークはもう何枚かモデルをやることになります
本日もありがとうございました!
- 408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 00:24:52.04 ID:N+GDtOm90
- 乙です
- 409 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 00:29:32.53 ID:Vrz3ITYvO
- おつおつ。神絵師エーテルもリュノもみんな可愛い
意識していなかった人を何かのきっかけで急に意識し始めちゃうのいいよね
- 410 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 01:07:56.58 ID:YZKBWAPDO
- 乙
互いに意識しあうのが良い感じ
しかし姫同士が仲良しだから平和な時は本当に平和だけど、最終的にジークが誰と結ばれるか気になる反面、選ばれず失恋した姫は見たくは無いというジレンマ
正直姫それぞれの結ばれた後の恋人や夫婦としての様子を見たい
- 411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 06:30:21.56 ID:n5okBuO10
- 乙乙
リアローズとキュイが離れ離れなのは少し残念だけどその後のイベントでの活躍に期待
- 412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 08:00:41.39 ID:Nb+hNv9n0
- ハーレムが一番平和なんだけど、ジークも姫達もそれは否定しそうなんだよなぁ
> その、私はいまいち恋愛小説に興味をもてなかったといいますか
ここからリュノも考え始めると思うとぐっとくるな
- 413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 08:30:45.07 ID:N+GDtOm90
- というか姫たち仲良すぎて全員諦めちゃいそうなのがな
- 414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 18:59:58.45 ID:6lC0dGHg0
- エーテルは能力的にも森国防衛ついた方が安心安全なんだよね(妖精爆弾も分身ガードと反射ガードで二発までは耐えられる)
キュイ共々外に出してやりたいけどまずはベルゲどうにかしないとやっぱ危ないか
- 415 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 20:27:09.01 ID:XKegtzH7O
- 森将二人が留まるのはどのルートでも確定で、公国編での補佐って迎撃作戦とかで最終決戦の戦場が森国になった時とかなんじゃないかなと予想してる
- 416 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 22:41:42.43 ID:YllN4VTS0
- こんばんはー
遅くなりましたがゆったり再開です
森国での作戦会議が大きなルート分岐点ではありますね
- 417 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 22:42:47.57 ID:YllN4VTS0
- ――
……
エーテル「……寝込んだ騎士を看病して、手を握りしめながら無事を願うお姫様」
ジーク「今度は俺が横になるのか……さっきと比べたら随分と楽だな」
リュノ「リーチェはジークさんに実際にやってたみたいですよぉ〜?」ウリウリ
ジーク「う……///」
リュノ「まあ、折角ですから私も完治するようにって願いながら握りしめてあげますよ」
ギュ…
リュノ「っ……///」ドキ…
ジーク「……///」
エーテル「……ジークさん、片腕脱力。リュノ様、両手で包み込んで」
ジーク「瀕死の状態ということか……」ダラン…
リュノ「りょ、両手でって……」
ギュゥ…
リュノ(ジ、ジークさんの手大きいですねぇ……///)
リュノ(それに、傷が多くて硬くて……私やリーチェとは全然違う……///)
ジーク(リュノの手も小さくて柔らかいな……)
ジーク(そして、温かい……もう傷は治っている筈なのに、不思議と落ち着けるような……)
エーテル「……♪」カキカキカキ!
リュノ(……ジークさんは、今ここにいる)
リュノ(でも何故でしょう……この手を離したら、どこか遠くへいってしまいそうな……)
リュノ(やだ、なぁ……)ギュッ…
ジーク「……リュノ?」
リュノ「……もう少し我慢してください。絵が描き終わるまでは、このまま……」
……
――
- 418 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 22:43:42.69 ID:YllN4VTS0
- ――
……
エーテル「……お姫様の決意。杖を構えて、騎士との共闘」ワクワク
ジーク「これは一番自然にできそうな気がするな」ジャキン!
リュノ「ええ、演技ではなく今となっては普段の姿になっていますもんねぇ」ブオン!
エーテル「……!」ババババババ!
リュノ「……」
ジーク「……」
リュノ「…………」
ジーク「…………」
リュノ「……この姿勢で杖を掲げ続けるの凄く辛いですぅ!?」プルプル!
ジーク「やはりか。俺も言うべきかどうか悩んだんだが……もう少し、耐えてくれ」
リュノ「はいぃ……」プルプル…
ジーク「……」ジャキン!
リュノ(腕力……だけじゃないですね……)
リュノ(同じ姿勢で重い武器を持ち続けられる持久力もあるんだ……)
リュノ(やっぱり私とは違う、鍛えられた身体なんですねぇ……)
リュノ(……小説の中のお姫様は、勇敢に戦っている)
リュノ(リアローズさんのように、前で)
リュノ(私は……似ているけど、このお姫様のようには戦えない……)ギュッ…!
ジーク「……リュノ、無理はするな」
ジーク「……俺も辛くなってきた」プルプル…
リュノ「ジークさんもですか!?」
エーテル「……!」シャシャシャ!
ジーク「も、もうすぐだ。耐えるぞリュノ……!」プルプル…!
リュノ「はい……!」プルプル…!
……
――
- 419 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 22:44:47.31 ID:YllN4VTS0
- ――
……
エーテル「いっぱい、描けた……!」ホクホク!
ジーク「そ、そうか……」ハァハァ…
リュノ「エーテルさん、描いてて腕が疲れないんでしょうか……?」ハァハァ…
エーテル「……」パラパラ…
エーテル「……もうすぐ、おしまい」
ジーク「延々と続くかと思ったが……小説は、いつか終わりがくるか」フゥ…
リュノ「各場面の抜粋だけでも、色々経験した二人の旅ももうすぐ終わるんですね……」フゥ…
ジーク「敵国を倒し、祖国を奪還……上々な成果だ。この後に挿絵を必要な場面などあるのか?」
リュノ「救国の騎士ともなれば、やっぱり誉れ高い勲章の授与式とかでしょうかね?」
エーテル「次、は……」パラ…
エーテル「……」
エーテル「…………///」ポッ…
リュノ「……んん?」ブル…
リュノ(な、何か嫌な予感が……)
エーテル「――お姫様と騎士の、初夜の場面……///」カアァァ…!
リュノ「ひぎぃっ!?」ビクゥ!
ジーク「そ、それは……!?」ビクッ!
エーテル「あ……ふり、で……大丈夫……」アセアセ
リュノ&ジーク((た、助かった……))ホッ…
エーテル「――服を脱いで見つめあうだけでいいから///」
ジーク「」
リュノ「」
リュノ(私はなんて本をエーテルさんに譲ってしまったんでしょう……?)
リュノ(ふ、服を脱ぐ……?)グルグル…
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
- 420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 22:44:53.89 ID:N+GDtOm90
- あ
- 421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 22:48:46.67 ID:XKegtzH7O
- 高い
- 422 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 22:58:56.47 ID:YllN4VTS0
- リュノのエーテルへの献身
89>75
※基準値を上回った為、全て脱ぎ捨てます
※追加判定が発生します
――
リュノ「わ、わかりました!? 脱がないと、絵が完成しないんですね!?」グルグル
リュノ「こ、ここまで来たら私も挿絵の入った小説を読みたいですし……」
リュノ「エーテルさんの絵にかける想いに応える為にも、今更服の一枚や二枚がなんですか///」
シュル…
ジーク「お、おいリュノ!? 流石にこの依頼は――」
リュノ「――私は、お酒飲んで全部脱いじゃった女ですよぉ!? 怖くなんてありませんからぁ!///」バッサァ!
ジーク「リュノォォ!?///」
エーテル「……リュノ様の身体、私に似てる……///」
ジーク「エーテル!? どうしてそんなに平然と……!?」
リュノ「……絵を描く上で、裸体は意外と基本だそうですよぉ……?」ユラリ…
ジーク「リュノ、正気になれ。流石にこれはまずい……」ダラダラ…
リュノ「あれあれぇ? 私にだけ脱がせてジークさんは脱いでくれないんですかぁ?」
ジーク「また誤解されかねん言葉を……!」
リュノ「……別に、私の貧相な身体くらい見られても減るもんじゃありませんよ」
リュノ「……ジークさんは、大きな胸の方がお好みのようですし」ボソリ…
ジーク「う……」
リュノ「……ここを乗り切れば、依頼達成です。ジークさんの傭兵精神は、この程度ですか?」
ジーク「くっ……!」ガクリ…
リュノ(ああぁぁぁぁ……! エーテルさんの笑顔のためとはいえ、やっぱり無茶しすぎましたぁぁぁ!///)カアァァァァ!
リュノ(ジークさんに、露出魔とか思われてませんよね……?)ドキドキ…
――
追加特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
- 423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 23:00:01.62 ID:X2+/QYKaO
- ほれ
- 424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 23:00:12.40 ID:u6JlGhf1o
- んにゃ
- 425 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 23:02:10.52 ID:WcUyzZGbO
- ムードもへったくれもねえ!
- 426 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 23:14:41.66 ID:YllN4VTS0
- 予期せぬ裸婦(夫)画。惑わされたのはどっち?
1リュノ
コンマ62
2ジーク
コンマ40
62>40
※リュノの方が惑わされたようです
――
パサ…
ジーク「……流石に、下着はつけさせて貰うぞ?///」ホボゼンラ
リュノ「そうですね……///」ホボゼンラ
エーテル「ん……/// ん……!///」コクコク!
エーテル「――上手くはいていないような構図で、ベッドへ……///」ポッ…
ジーク「……リュノ」
リュノ「もう失うものはありませんよ……」
リュノ「で、でも……」
リュノ「……あまり、みないでいただけると嬉しいです///」モジモジ
ジーク「も、勿論だ……!」
ギシ…
リュノ「……///」ドキドキ!
ジーク「……///」ドキドキ!
エーテル「……!!!」フンフンフンフン!
ジーク(……見ては駄目だ見ては駄目だ見ては駄目だ見ては駄目だ)
リュノ(ジークさん……本当に真面目ですねぇ)
リュノ(心ここに在らずといった具合で、遠くを眺めています……)
リュノ(……私のこの身体に、魅力をまるで感じていないだけの気もしますけど)ツルペター!
リュノ(はぁ……私もつい勢いで突っ走っちゃいましたし、これでよかったのかな……)
リュノ(冷静に考えるとジークさんも止めて当然ですよ。これがユージーンさんとかなら、私襲われていたかも……)チラ…
ジーク胸板「……」ムキィ!
リュノ(あ……///)
- 427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 23:17:58.81 ID:gHE93FWNO
- リュノはえっちぃなあ
- 428 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 23:34:12.02 ID:YllN4VTS0
- リュノ(ジークさんの身体……すごい……///)
リュノ(痛々しい傷痕だらけですけど……それは、ジークさんが困難を乗り越えてきた証でもある……)
リュノ(何かに抉られたような痕、でもそれ以上に目を惹く鍛えられた身体……///)
リュノ(こ、これは直視し続けたらどうにかなりそう……///)モゾ…
リュノ(ああでも向きを変えれば、やっぱり逞しい腕が……)
リュノ(どこもかしこも、傷だらけの逞しい人……)
リュノ(もし、この人にこのまま押し潰されたら、どうなってしまうのでしょう……?///)
リュノ(さっきの押し倒された構図の比じゃない……もっと、密着した……///)
リュノ(逃げ道なんてどこにもない。腕の中に捕われた獲物……///)
リュノ(……)ゴクリ…
リュノ「ジークさん……」
ジーク「な、なんだ……?」
リュノ「……流石に、あらぬ方向を見過ぎですよ。少しは、私も見て欲しいです……」
ジーク「それは駄目だ……」
リュノ「大丈夫ですよ。だってほら……」シュルリ…
ファサ…
リュノ「私の髪の毛、長いですから。こうすれば、乳首も大事なところも隠せちゃいます……///」ドキドキ!
リュノ「だから……」
リュノ「だから――私も、見てくださいジークさん……」
リュノ「お願い、ですから……」
ジーク「リュ、ノ……」
ジーク「……」
ジーク「……」ファサ…
リュノ「あ……/// 髪、動かしちゃ……///」アセ…
- 429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 23:43:02.84 ID:N+GDtOm90
- リュノリュノしてきた
- 430 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 23:53:48.32 ID:YllN4VTS0
- ジーク「……綺麗な髪だ」スッ…
リュノ「あ、ありがとうございます……///」
ジーク「――だが、こんな男を惑わすような使い方をするんじゃない」ズイ!
リュノ「ひぅっ!?」ビク!
リュノ(ジ、ジークさんの顔が……!? 身体が……!? ふ、触れちゃ……///)
ジーク「……性に興味を持つことも、生きているならば当然のことだろう」ボソリ…
リュノ(耳元で、ジークさんの声が、息がぁ……!?///)
ジーク「だが不必要に男を惑わせば、癒えぬ傷を負うのは姫の方なんだぞ……?」ボソリ…
ジーク「軽い気持ちで踏み込むな……戻れなくなっても、知らないからな……?」ボソリ…
リュノ「あ……/// あ……///」ゾクゾク…!
ジーク「……俺に見て欲しい、という願いなら……」ソッ…
リュノ「……!」
ジーク「――顔でも、いいだろう?」ジィ…
リュノ「ふあ、あ、ぁっ……///」ドキドキ…!
リュノ(ジークさんの顔が、もっと……!///)ドキドキ…!
リュノ(ふ、触れちゃう……! このままじゃ、唇も……///)
リュノ(全身も触れて、ジークさんに押し潰されちゃう……///)
リュノ(こんな身体で迫られたら、私は……///)ドキドキ!
エーテル「……完成!」シャ!
リュノ(……!)
エーテル「……次が、最後。一番大切な場面……」
リュノ(次……一番、大事……)ドキドキ…
リュノ(私……このままジークさんに……///)ドキドキ!
- 431 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 23:59:02.58 ID:uxvjPj4sO
- 夜レベル高くても知識ばかりで経験ないリュノ可愛い
ジークは経験ありでレベル100だから相当なんだよな……
- 432 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/27(火) 00:10:30.09 ID:WPhC/IXk0
- エーテル「――最後は……幸せな場面。誰もが望むもの……」
リュノ「ジークさん……私……」
ジーク「……」
エーテル「――全ての戦いが終わって、結ばれた二人の平和な時間」
エーテル「――なんでもない平凡な朝食の場面……いつものありふれた日常」
エーテル「――でも、大切な……ずっと続いてほしい時間……」
エーテル「――私が……一番、描きたい場面……」ニコリ
ジーク「……ああ、いい場面だ」
ジーク「……服はもういいな?」
エーテル「……ん」コクリ
エーテル「……裸ご飯……平凡じゃない……」
ジーク「そうだな……」
リュノ「」
リュノ「……」
リュノ「…………」
リュノ「……!!!///」カアアァァァァァ!
リュノ「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!///」ゴロゴロゴロゴロ!
ジーク「!?」ビク!
エーテル「!?」ビク!
ジーク「お、落ち着けリュノ! その髪の守りでも限界がある! これを羽織れ!」バサ!
エーテル「こ、これも……!」バサ!
リュノ「いやあああぁぁぁぁぁぁぁ!/// こ、これは違うんです違うんですぅぅぅぅ///」ゴロゴロ!
ジーク「……これではしばらく描けないな。今の内に朝食……時間的には夜食だが、用意した方がいいか?」
エーテル「お願い……します」ペコリ
……
――
- 433 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/27(火) 00:14:40.20 ID:WPhC/IXk0
- イベント終了間際ですが、今日はここまで
リュノもエーテルも夜レベルは高めですが、本の知識によるところが大きいのです
(フリーデシルトとセレスティアは知識も技能も兼ね備えています)
このイベント後は少し鉄国に場面が代わり判定を取った後、ようやく作戦会議予定です
本日もありがとうございました!
- 434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 00:15:13.81 ID:qRFOIJta0
- 乙です
ニヨニヨが止まらない
- 435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 00:22:17.87 ID:mzQ/VUTgO
- おつー。ひたすらリュノかわ
もし何かの間違いで女子会で『ジークとあんなことやこんなことしてもらった暴露大会』的なもんがあったら
『お互いほぼ裸でベッドインした(嘘は言ってない)』でリュノ優勝できそう
- 436 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 00:26:04.57 ID:ywWjA4kaO
- まさかのお泊まりまで!?
- 437 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 00:44:22.16 ID:TKztq32L0
- 乙
- 438 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 00:53:06.09 ID:lR3FTXDDO
- 乙
森姫姉妹が(ジークとの親密イベント的な意味で)強い
リアローズとセレスティアは姫達や女子会とかのグループでのイベントが主でジークと二人きりのイベント(特にセレスティア)余り無いから、二人にもこういうイベントいつか出していきたい
- 439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 00:58:04.90 ID:F3nSKhwH0
- 乙
- 440 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 01:03:35.14 ID:5FPyvk2UO
- 乙乙
リアローズリーチェセレスティアは開始時点で好感度振り切れてたから、惚れているという結果だけが先にあって過程が見れなかったのが残念なんだよなあ……(恋心の自覚云々の描写はあったけども)
やっぱり恋愛ってお互いが惹かれ合うまでの流れが重要だと思うので……
- 441 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 07:15:22.64 ID:evkS0Jy+O
- 姫達の中では一番ジークへの初期好感度が低かった(というかむしろ他が高すぎた)リュノが最初にこうなるとは予想だにしてなかったなぁ
- 442 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 08:16:55.90 ID:F3nSKhwH0
- 両想いに近いけど身分の差で深く踏み込めない恋愛も、初期好感度は低くても交流をを重ねて関係を深めて行く恋愛も、最初は強い片思いに戸惑いながら段々絆されていく恋愛もどれも好き
だからこそ、今更な上>>1の負担が大変なのは重々理解してるけどハーレムの厳しさや今回の絵の参考にした小説の内容見てると、
ヒロインの姫1人につき相手候補1人の疑似的な複数主人公・ヒロイン形式で物語が見たかったと少し思ってしまう
- 443 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 09:10:32.32 ID:aEFWHJJGO
- どうしてもハーレムを狙いたい場合最も障害になってるのは姫達の身分だから、それこそ姫達が『姫』という立場を捨てるしか無いと思われるんよね
(一応後継者として公国はクリス&ユリーカ、鉄国はバレットがいる。森国は……ソウキとカタリナ頑張って)
まぁハーレムじゃなくても姫達には幸せになってもらいたい
ちなみに個人的に姫達以外で結構幸せに、というか報われてほしいキャラはユージーンだったりする
セレスティア浄化展開を公国の説得判定成功で引っ張り出した影の功労者だし
- 444 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 09:46:28.14 ID:Yf1GpVjoO
- 最終的には多数決で結末決めるとは言ってたけど、そこは読者による運命干渉じゃなくて姫たちやジークの意思(コンマ?)で決めて欲しいなあと思う
- 445 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 12:13:55.53 ID:VYZZcY1aO
- セレスティアは公国編に期待
- 446 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 19:04:48.87 ID:+s9bKPtv0
- FE紋章だと、7つくらいあった国が戦争終結後に主人公の国に全部自治権譲渡して大陸統一国家になるんだよね
王女は生き残っていれば村娘になったりシスターになったり失踪(敵騎士に恋して追った?)したり結構自由に動けてる
でもここだと譲渡する国がないから誰かしらは姫の座に残るだろうし、やっぱり難しいな……
- 447 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/27(火) 22:13:29.41 ID:WPhC/IXk0
- もうしわけありません、PCの不調が続いている為本日の更新はおやすみさせていただきます……
割と最近直した筈なのですが……
- 448 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 22:15:09.75 ID:Q2xfLwgKO
- 報告乙です
- 449 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 22:54:09.90 ID:Yo82x4rd0
- 今日も無理そうかな……?
- 450 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:12:10.95 ID:7lNvkhBe0
- こんばんはー
遅くなりましたが、本編ゆっくり再開したいと思います
ファイルの小まめな保存は大切ですね……
- 451 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:13:31.58 ID:7lNvkhBe0
- ――
……
一般的な朝食セット「……」キラキラ!
ジーク「奇妙な気分だが、たまにはこういうものもいいな」
リュノ「……」ゴクリ…
エーテル「……すごい」ゴクリ…
ジーク「別に大したことはしていないぞ?」
ジーク「平凡な朝食の様子を描きたいと言っていたから、それにあわせたつもりなんだが……」
リュノ「いやいや、朝からこれが出てきたら気分上がっちゃうと思いますよ? 実際羞恥心を食欲が上回りましたし……」
エーテル「……いい、匂い」
リュノ「香ばしいパンに瑞々しい彩りサラダ、ぷるんとした目玉焼きにカリっと焼かれたベーコン……」
リュノ「それにとうもろこしのポタージュまで……夜ごはんでも十分お腹一杯になれそうです」
ジーク「一応、食後にフルーツヨーグルトも用意してあるぞ?」
エーテル「……」ホワァ…
エーテル「い、急いで……描かないと……」
ジーク「エーテル、先にこれを食べてからまた作り直すのも手だと思うが」
エーテル「……」フルフル…
エーテル「一番、描きたいもの……この気持ちのまま、描きたい……」
ジーク「そうか……」
ジーク「それなら、エーテルの分はまた後で作っておこう」
リュノ「なんだか申し訳ない気分ですけど、私とジークさんがこの席に座ってご飯食べていればいいんですか?」
エーテル「ん……」コクリ
エーテル「……できれば……幸せそう……楽しそう、に……」
リュノ「い、意外と難しそうです……」
ジーク「だがここまで来たんだ。やれるだけやるとしよう」
……
――
- 452 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:14:27.66 ID:7lNvkhBe0
- ――
……
リュノ「美味しい……簡単だからこそ、料理人の技能の差が如実に出ている気がします」モグモグ
リュノ「やっぱりジークさんの腕前と言いますか、探究心が凄いですよねぇ……」
リュノ「このサラダも、しっかり森国風にしてくれていますし」シャクシャク
ジーク「仕事柄、各地をまわったからな……」モグ…
ジーク「色々と食べて舌で味を覚えたり、安い食材でいかに美味いものを作るかを考えたり……色々あった」
リュノ「いいなぁ……私はこの歳まで、森国というか王都周辺からすらも出たことがなかったんで羨ましいですよ」モグモグ
リュノ「鉄国でいいお店は知れましたけど、ジークさんの知っている各地の味に比べたらまだまだ全然……」
リュノ「それにジークさん達は各地を回ってきたということは、食べ物以外の珍しいものも見てきたのでしょう?」ワクワク!
ジーク「リュノと比べれば、確かに俺の方が見たものは多いのだろうが……」
リュノ「本も面白いですけど、やっぱり直接見聞きする方が楽しいでしょう?」
リュノ「食べながらでいいんで、ちょっと聞かせてくださいよ?」
ジーク「そうだな……」フム…
エーテル「……」カキカキ!
ジーク「――ということがあり、団長が来なければ俺は死んでいたかもしれない」
リュノ「えー? ジークさんがそんな失敗しちゃいますかー?」アハハ!
ジーク「あの頃は俺も子供だったからな……そういえば、その後だが――」
エーテル「……」シャッ! シャッ!
ジーク「――この時に学んだが、あの魚は見た目に惑わされなければ食うにはうってつけだった」
リュノ「う、海にはそんな妙な魚までいるんですか……? 話を聞いている限りかなり怖いんですけど」
ジーク「そうか? それならば森国領で見つけた珍しい生き物――」
エーテル「……!」シュバババババ!
エーテル「――できた!」バッ!
ジーク&リュノ「「!!」」
- 453 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:16:15.19 ID:7lNvkhBe0
- エーテル「……いい出来」ホクホク
リュノ「ちょ、ちょっとだけ見てもいいですか?」ドキドキ
エーテル「……どうぞ」サッ
穏やかな食卓画「……」ジャーン!
リュノ「うわあぁぁ……!」
ジーク「これは、凄いな……」
リュノ「私、笑って……あ!? 髪の毛ちょっと跳ねてる!?」クシクシ
ジーク「転がった時の影響だろう。だが逆に朝らしさはあるんじゃないか?」
リュノ「むむむ……おお、ジークさんの方も見事に笑顔が再現されていますよ?」
ジーク「お、俺はこんな顔をしているか……? 流石にエーテルから何か脚色を……」チラ…
エーテル「……ありのまま」
リュノ「もしかして気づいていません? ジークさんご飯の時は結構表情崩れて笑っていますよ?」
ジーク「く……改めて指摘されるとなんとも言えないな。だが、美味いものを前にすれば誰でも……」ブツブツ…
エーテル「……リュノ様と話している時、も……」
ジーク「そ、そうか……///」
リュノ「な、なんだかそれも恥ずかしいですけど……///」
リュノ「私から一方的にジークさんの経験談聞いてただけなのに……」
エーテル「……私も、楽しかった……」ホワァ…
エーテル「あり、がとう。すごく……自然に、描けた……」
エーテル「この小説の……一番大事なところ……」
エーテル「――そしてこのまま、楽しそうなリュノ様とジークさんの絵でもある……」ギュ…
エーテル「――これで、二人が公国に行っちゃっても……寂しくないの……」ジワァ…
ジーク「エーテル……」
- 454 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:17:47.29 ID:7lNvkhBe0
- リュノ「そうでしたか、それで……」
エーテル「……私、森国を守りたい……」
エーテル「怖いけど……今度こそ……」ブル…
エーテル「リュノ様達には……ついていけない…」
エーテル「だから……絵を、描きたかった……絵なら、一緒にいられる……」
エーテル「この絵を、現実にする為に……私でも、頑張れるかもしれないから……」
エーテル「……大切な、思い出。満足、です……」
ジーク「……この絵は、ありふれた光景を描いたんだろう?」
ジーク「なら、特別なものではない。機会があれば……」
リュノ「いえ、またいつか……今度はもっと大勢で、またエーテルさんに絵を描いて貰いましょう」
エーテル「……!」ジワァ…
ジーク「そうだな。俺達は死なない。生きて、またこんな光景をエーテルに見せよう」
リュノ「私も、目標があった方が頑張れる性格ですからねぇ」
ジーク「絵の中だけに留めない。約束しよう」
エーテル「……あり、がとう……」ゴシ…
エーテル「……」
エーテル「…………///」
エーテル「ジーク、さん……」
ジーク「ん?」
エーテル「……思い出……もう一つ……欲しい……///」
リュノ「んなっ!?///」ガタ!
キュゥー…
エーテル「……ジークさんの、ご飯……食べたい……///」カアァァ!
ジーク「すまない急いで作る!?」バタバタ!
リュノ「エーテルさんすみませんでした!?」バッ!
……
――
- 455 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:20:58.51 ID:7lNvkhBe0
- ――
……
エーテル「……お休み、なさい……」フリフリ…
リュノ「お休みなさいエーテルさん」
ジーク「……リュノ、一人で戻れるか?」
ジーク「俺はやはり、さっきの食器を洗ってから戻ろうと思う」
エーテル「……///」
リュノ「ふふ、エーテルさんも美味しそうに食べていましたからねぇ」ニヤニヤ
リュノ「いっそのこと、今度は私達でエーテルさんの色々な姿を描くのも面白いかも?」
エーテル「!?」ワタワタ!
ジーク「あまり負担になることは避けるべきだと思うが……」
リュノ「冗談ですよぉ。……今はね?」
リュノ「でも実際問題、平和が戻ってくれば……エーテルさんも、みんなも……」
リュノ「きっと、描き残しておきたいと思うほどに笑ってくれると思うんです」
エーテル「リュノ様……」
リュノ「それじゃあ、改めてお疲れ様でした。お休みなさーい」
……
タッタッタッ…
リュノ「……」
リュノ「…………///」
リュノ「うぅぅぅ〜〜〜〜……!///」パタパタ!
リュノ(な、なんとか誤魔化せましたよね……?)
リュノ(あの二人の前で、この顔を見せるわけにはいきません……///)
- 456 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:22:13.34 ID:7lNvkhBe0
- ――リュノ、好感度100突破――
リュノ(……エーテルさんの楽しい思い出作りには成功しました)
リュノ(でも、その代わりに……)
リュノ(私のこの感情は……///)
リュノ(……あのまま、少しでも私が身体を浮かせたら……)
リュノ(私の身体と、ジークさんの身体は……)
リュノ(思い返すだけで、顔を身体が熱くなります……///)
リュノ(……まったく、私は何を考えているんだか)
特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
- 457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 23:22:29.75 ID:Yo82x4rd0
- あいさ
- 458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 23:22:41.79 ID:zh40rWrzO
- はい
- 459 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 23:23:02.77 ID:3yWYkVgCO
- てい
- 460 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 23:23:59.78 ID:zh40rWrzO
- ぬわー下の人に譲ればよかった…
- 461 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:33:22.95 ID:7lNvkhBe0
- 好感度100突破ボーナス
1スキル覚醒
コンマ75
失敗……
※以後個別鍛錬、イベント時などのボーナスでゾロ目時、再取得のチャンス発生
2レベルアップ
コンマ79
リュノ:レベル170+9=179
――
リュノ(……ずるいなぁ……)
リュノ(ジークさんが森国に来てから、私は初めてのことばかり経験して……)
リュノ(あ、あんなに私をドキドキさせて……///)
リュノ(でも、ジークさんは慣れた感じの……本当に、大人で……)
リュノ「……」ハァ…
リュノ(……私の身体が、リーチェやリアローズさんくらい育っていればジークさんもドキドキしたのかな……?)
リュノ(……駄目駄目、こんなこと考えちゃ!)ブンブン!
リュノ(リーチェにリアローズさん、それにセレスティアさんもいるんです……私の入る余地なんて……)
リュノ(私のこのすらっとした身体の良さがわかる人を探した方が、ずっと得策ですよね。うん)
リュノ「……」
リュノ(――それでも、ジークさんとのお喋りを楽しむくらいは……許されますよね……?)
リュノ(――もっと、色々話したいな……)
……
――
- 462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 23:37:59.24 ID:3yWYkVgCO
- こっからよつどもえ、でもそれぞれがそれぞれに負い目や引け目あって遠慮するという大変な構図か……
- 463 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:44:54.91 ID:7lNvkhBe0
- ――
……
【拠点・治療室】
ジーク(まだここを使っていていいのだろうか?)
ジーク(一人落ち着ける個室という面では、重宝するとは言えるが……)
ジーク「……」
ジーク「…………っ」ムラムラァ…
ジーク「――っおぉ!」ブオン!
ジーク「はぁ、はぁ……寝る前に、素振りしておいた方がいいか……」
ジーク(まさか絵を描くうえで、リュノとあんな格好になる羽目になるとは……)
ジーク(……胸は無かったが、透き通るような肌……)
ジーク(それに、あの艶やかな髪の毛で覆い隠された身体が……余計に……)ゴクリ…
ジーク「ふんっ!」ブオン!
ジーク(俺は何を考えているんだ……!)
ジーク(……一応は怪我人という扱いの俺が、まさかここで一人処理するわけにもいかないだろう)
ジーク(何よりエーテルから聞いた、広範囲の索敵魔法の存在……)
ジーク(もし、誰がどこで何をしているのかさえわかる魔法にさえ昇華可能だとすれば……)
ジーク(……とてもではないが醜態を晒せん)ブルブル…
ジーク(エーテル達からは侮蔑の視線を浴び、いずれ団長に素手で去勢される羽目になる……)
- 464 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:53:27.32 ID:7lNvkhBe0
- ジーク(……雑念を払え。これまでも、耐えてこれただろう……)
ジーク(リュノはあくまで、エーテルの為に動いていたんだ……)
ジーク(……)
ジーク(……髪、リーチェとは違う甘い匂いがしたな……)
ジーク「――弛んでるぞ、俺っ!」ブオンブオン!
ジーク(このままでは、一晩中素振りをする羽目になりそうだ……)
ジーク(横になれば、睡魔が襲ってくるだろうか……)
ジーク(……そういえば、先日も急に柔らかいものに包まれてゆっくり眠れたような?)
ジーク(あの感じは……リーチェ……?)
チャリ…
ジーク「……ん?」
ジーク(リーチェの蝶羽のお守り……色が濃くなっているような……?)
ジーク「……寝よう。今俺がすべきことは、いちはやく復帰することだ……)モゾモゾ…
――
※双姫のお守りのリーチェ部分が強化!
★『双姫のお守り・癒』★
敗北判定時、一度だけ発動
敵の全ての攻撃を確定停止させ、耐久値2の状態で復活する
発動後、判定表そのものに+10の補正を得る
さらに単独戦闘時、負傷判定を一段階緩和させる
このスキルを持つ者は死亡判定が発生しない
――
- 465 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 23:56:42.37 ID:3AQ6KEgyO
- リュノはクリスと……と思ってた時期もありました
- 466 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 00:01:14.56 ID:IDP1dOVf0
- そういえばセレスティアって味方時のスキルひとつも開示されてないけどどこかのタイミングで見れるかな
- 467 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/29(木) 00:06:11.64 ID:yVwDOUOn0
- ――特殊イベント『鉄国への事前警告』――
【鉄国・ジーク傭兵団拠点】
シュイン!
イアン「ううむ、こうして両国間が繋がっているということはいまいち実感が持てませぬ」
リアローズ「私も、転移魔法そのものが結構ドキドキするかも……」
リアローズ「でもこれのおかげで……お父さん達に伝えられる」
イアン「ええ。あのような非道な行い……未然に防ぐのが一番です」
リアローズ「でも、伝えるだけなら私にもできたよ……?」
リアローズ「私の我儘でイアンの時間まで……」
イアン「私が姫様をお守りしたいからこそです」
イアン「いくら機密の転移陣とはいえ……公国は常識が通用しません」
イアン「我々の動きを既に予測し、姫様の護衛が減ったところを狙ってくるかもしれない」
イアン「そんなことは……断じて許しませぬ」ダン!
イアン「ジークが傷を負っている今……姫様をお守りできるのは、私しかおりません」
リアローズ「イアン……ありがとう」
イアン「勿体なきお言葉」
リアローズ「私も、そんなに森国からは離れるつもりはないよ」アセアセ
リアローズ「お父さんなら、きっと何か解決策を見つけてくれる……」
イアン「はい。あのお方ならば……」
イアン「……ただ問題は、今も王の間にいらっしゃるかどうかですね」ハァ…
リアローズ「いない時は、別の人に伝えておくしかないかな……」
……
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
- 468 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 00:06:29.28 ID:IDP1dOVf0
- や
- 469 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/29(木) 00:12:54.84 ID:yVwDOUOn0
- 遭遇判定
01〜33:ベリィ(イアン恩恵)
34〜66:バレット(リアローズ恩恵)
67〜99:フリーデシルト(イアン&リアローズ恩恵)
コンマ28
01〜33:ベリィ(イアン恩恵)
判定を取ったあたりで今日はここまで
リュノは妹リーチェ筆頭に他の三姫がいる為表立っては動きませんが、好感度は現在107です
森国編でゴリゴリにスキル増加と強化が行われた為、
会議終了後に一度傭兵団の現状を整理したリストを用意し、
そこから多数決でルート分岐の流れにしようかと思っています
(未収得スキル、連携スキルは未開示で)
本日もありがとうございました!
- 470 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 00:20:03.99 ID:yhO0BubrO
- 乙です
戦争終結まではイアンミナの恋模様に期待かな
ユージーンも相手見つかるといいけどなぁ
- 471 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 00:20:42.12 ID:gFs/xjEKO
- おつー
ほんと姫みんな幸せになってほしい
ベリィさんはこれイアンの装備くれたりするのかな?
>>465
俺もその二人の組み合わせ結構好きだしジーク駄目ならありかも……と思うけどそっちはそっちで無知エロ巨乳ミリアが立ち塞がりそうというね
- 472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 00:25:38.34 ID:DecRoTMT0
- 乙
>>464見るとお守りリアローズ部分の強化もある感じかな
- 473 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 00:36:56.51 ID:IDP1dOVf0
- ユージーンの好みに合いそうなキャラは現状だとエーテル、リュノ、ユリーカ、マリリン(詰め物なし)の4名かな?
- 474 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 09:00:44.27 ID:Bg8lGObjO
- どうしてもユージーンに付き纏うホモエンドの可能性
- 475 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 10:19:03.82 ID:29Kht9FW0
- 鉄国でのユージーンとマリリンのやりとりが良かったから余計にホモォ…になりかねないのあるのよね……
しかしそろそろ連携スキルとかも気になるな。今のところ森国姉妹のは確定してるぽいけど
- 476 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 19:00:25.90 ID:k86crbQDO
- 最初の方のキャラ募集でユージーンと関係が深い女性キャラ案が出ていたけど、彼女は果たしてこの後登場するのか
後極めて個人的だけど、今回の話を見ると好感度が設定されてる姫達は基本的にジークに一筋なのは最初から決めていた気がするけど、
キャラ募集でもしも特定の姫に明確な好意を持ってるキャラが登場していたら姫とそのキャラにフラグが建って恋愛関係になるパターンもあったのかなと少し気になった
- 477 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/29(木) 22:49:52.96 ID:yVwDOUOn0
- こんばんはー
ユージーンは一応女の子スキーな感じなんで、ホモエンドは無いんじゃないかなぁ……
>>472
元々二人のお守りスキルを一つにまとめたものなので、
リアローズ部分もあります
>>472
実はエニックはもう2スレ目からずーっと調査で遭遇の可能性だけ残したまま
出番が回ってこないまま今に至っていたりします(白目)
姫に好感度を持つキャラクターがいれば競合している可能性はありました
(たとえばお付きの騎士とか、他国の王子とか)
ただ開幕で鉄国と森国両方が吹っ飛んだせいで、恋愛している場合じゃねえ!
なこともありライバルキャラの募集がおしゃかになり、その他キャラクター達も明確に姫に
好意を持っているのはいなかった為、今の状況になっていますね
アネットがセレスティアへの好意が強いですが、キャラシートにそういう感情ではないと明言されていますし
遅くなりましたがゆったり再開です
- 478 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/29(木) 22:50:49.86 ID:yVwDOUOn0
- 遭遇判定
01〜33:ベリィ(イアン恩恵)
34〜66:バレット(リアローズ恩恵)
67〜99:フリーデシルト(イアン&リアローズ恩恵)
コンマ28
01〜33:ベリィ(イアン恩恵)
――
……
【鉄国・王の間】
バン!
イアン「陛下! 火急の――」
ベリィ「あら……イアン? それにリアローズも」
リアローズ「お、お母さん!?」
イアン「し、失礼致しました!」バッ!
ベリィ「良いのですよ。あの人に大事な用事があったのでしょう?」
イアン「はっ……! 公国との戦いにおいて、どうしてもご報告せねばならないことが」
ベリィ「……ごめんなさい。あの人は今外出中なのです」
ベリィ「そしてわかってしまうとは思うけれど……」
リアローズ「いつ戻ってくるかも、今どこにいるかもわからないんだね……」
ベリィ「えぇ、あの人は自由な人ですから……」
ベリィ「あ、遊びに行っているわけではありませんからね?」
イアン「それは承知しております」
ベリィ「……あなた達も、まだやるべきことがある筈」
ベリィ「ここでいつになるかわからないあの人の帰りを待つよりも、私が後で伝えておきましょう」
ベリィ「一体、何があったのですか……?」
リアローズ「じ、実は……」
……
――
- 479 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/29(木) 22:52:31.08 ID:yVwDOUOn0
- ――
……
ベリィ「なんと恐ろしい……」ブル…
ベリィ「リーチェ王女とジークさんが犠牲とならなかったことだけが救いではありますが……」
リアローズ「……あんなの、もう二度と……」グッ…
イアン「鉄国の民は魔法の適正が低いとはいえ、同様の細工を施される可能性は捨てきれません」
ベリィ「……そうですね」ハァ…
ベリィ「妖精の方は、恐らく生まれ持った高い魔力をそのまま攻撃の手段に転化されたのでしょう」
ベリィ「イアンの言う通り、私達の魔力は少ない……同じ手でも、殺傷能力は大きく下がる筈」
ベリィ「でも……」
リアローズ「でも?」
ベリィ「……この鉄国が近年、急速に発展した原因はわかりますね?」
リアローズ「えっと、森国の技術も取り入れて、どんどん鉄工業を発展させて……」
ベリィ「そう……そして、あなたのお人形もそうです」
ベリィ「――魔力核を持たせた人間は、妖精の魔力を持ったのと同義です」
ベリィ「――鉄国の民も、たった一手加わるだけで同一の脅威とされてしまうでしょう」
イアン&リアローズ「「……!」」ゾクッ…
ベリィ「……なんて、惨いことを……」
ベリィ「発展した技術を民の為に活かせれば、公国だって……」
リアローズ「お母さん……」
ベリィ「……ごめんなさい。今は嘆いている時ではありませんね」
ベリィ「確かにこれは恐ろしい報せ。あの人にも、生き残った騎士団にもすぐに伝えましょう」
- 480 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/29(木) 22:54:21.63 ID:yVwDOUOn0
- ベリィ「森国では、これから対策を……?」
イアン「はい。ジークの傷も癒えてまいりましたので、この報告の後に……」
ベリィ「そうですか。あの人も早めに戻ってきてくれるとより動きやすいのだけど」
イアン「やはり、見知った顔でも突然帰ってきた場合は警戒するしか手立てはないのでしょうか?」
ベリィ「それは難しいでしょう……民達は、兵の顔を全て記憶しているわけでもありません」
ベリィ「あの日、鉄国騎士団の装備も奪われていますから、それを装備すれば誰でも偽れてしまう恐れもあります」
リアローズ「そんな……」
イアン「民を巻き込んだ、無差別爆破の危険性すらあるということですか……」
ベリィ「ええ……」アタマオサエ
ベリィ「……私が考えつける国としての対策は」
1城壁を高く頑強に
2森国に転移魔法の使い手がいれば協力して転移妨害結界の作成
3この王都までの経路をごく一部に絞り、門番を配置する
ベリィ「これくらいでしょうか……?」
リアローズ「城壁の強化は、無理矢理入ってこないように……」
イアン「妨害結界は、城壁を無効化する転移攻撃の対策ですね」
ベリィ「この結界は完成すれば役立つでしょうけど、問題点は転移以外には脆弱ということです」
ベリィ「私達が進めているワイバーン対策も併用しなければ、結局容易に侵入を許してしまいます」
イアン「やるべきことは山積みと……」
イアン「そして門番、ですか」
ベリィ「はい。騎士団の顔をよく知る屈強な者が望ましいですね」
ベリィ「……」
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
- 481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 22:54:32.69 ID:6krl2O8JO
- に
- 482 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/29(木) 23:06:10.48 ID:yVwDOUOn0
- ベリィ試作装備性能(高技能により失敗なし)
01〜50:中
51〜85:上
86〜00:特
コンマ69
51〜85:上
――
ベリィ「実は、元々は対ワイバーン用に考えていたのですが……」ゴトゴト…
銀の鎧「……」ドン!
イアン「これは……」
ベリィ「私が思いつきで作った試作品段階だから、まだ改良の余地はあると思うけれど」
ベリィ「それでも、なかなかいい出来でしょう?」
ベリィ「大きさはイアンに合わせてあるから、このまま使える筈ですよ」
イアン「私などに……よろしいのですか?」
ベリィ「あなた程の騎士は鉄国にいませんよ」フフ…
ベリィ「耐雷性能は無いけれど、丈夫さはかなりのもの」
ベリィ「きっと、あなたの身体を守ってくれる……」
――
※イアンは『真銀の守護』を手に入れた!
★『真銀の守護』★
戦闘時、常時補正+20
さらに耐久値を1増加させる
※装備の質向上によるレベルアップ
イアン:レベル179+15=194
――
- 483 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 23:11:11.49 ID:TZ2O/EcXO
- 最大ライフ上昇はでかい
- 484 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/29(木) 23:18:58.31 ID:yVwDOUOn0
- ――
……
イアン「……素晴らしい鎧です」ガシャン!
イアン「この鎧に恥じぬよう、さらなる精進を誓いましょう」バッ!
リアローズ「イアン、よく似合っているよ……?」ニコリ
ベリィ「ええ、本当に」
イアン「あ、ありがとうございます///」
イアン「しかしベリィ様、試作ということはいずれはこれを騎士団の正装に?」
ベリィ「それができればよかったのですが……」
ベリィ「流石にミスリル製の装備を量産するのはまだ難しいですね……」ガクリ
ベリィ「……」
ベリィ「あなた達にはとても酷だとは思いますけれど……」
ベリィ「『命の爆弾』も『飛竜の先制雷撃』も……極論を言ってしまえば、同一の手で防ぐことは可能です」
イアン「……『我が身でもって耐え抜く』ということですね」
イアン「ご安心ください。元よりそれは我らが得意とするもの」
イアン「この鎧を頂いた今、私はより強力な攻撃も耐え抜くことが可能となったでしょう」
ベリィ「私にできることは、少しでも傷を負わないように武具を作ることだけです……」
ベリィ「ですが、どんな武具であろうとも絶対はありません」
ベリィ「どうか、気をつけて……」
イアン「勿論でございます」
ベリィ「あなたもですよ、リアローズ?」
リアローズ「はい……!」
ベリィ「……あなたにも鎧を用意できればよかったのですが」
リアローズ「だ、大丈夫! 私にはフラネッタがいるから……!」アセアセ
- 485 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/29(木) 23:33:39.65 ID:yVwDOUOn0
- ベリィ「……」
リアローズ「お、お母さん……?」
ベリィ「……たとえ、相手に人形がいても躊躇っては駄目ですよ?」
リアローズ「え?」
ベリィ「……公国は、鉄国と森国の技術を奪いました」
ベリィ「つまり――『魔導核で動く自立人形を戦力とする可能性が高い』のです」
ベリィ「公国のこれまでの所業から考えれば……まさに『捨て駒』とされるでしょう……」
リアローズ「っ……!」
ベリィ「『一度作れば強化される可能性が低い』ことは弱点とも言えますが……」
リアローズ「……大丈夫」ギュ
リアローズ「守りたい人達の為になら、私だって……!」
ベリィ「……良い返事です」ナデナデ
イアン「……」ウンウン
ベリィ「ですが、脅威はそれだけではありませんよ?」
リアローズ「ま、まだあるの?」
ベリィ「……鉄国の防衛兵器。あれも盗用……森国の技術でより強力になった『固定砲台』も警戒すべきです」
ベリィ「『遠距離攻撃が可能』な反面『命中精度にやや難あり』ではありますが……」
イアン「捕虜の兵、自立人形、固定砲台……公国の守りは今や鉄国以上ですか……」
ベリィ「空にはワイバーンも控えているわけですからね……」
ベリィ「森国での会議で、何か打開策が見つかると良いのですが」
リアローズ「うん。……そろそろ戻ろうかイアン?」
イアン「そうですね。フリーデシルト様にも今日中には伝わるでしょうし……」
タタタタ!
イアン「……ん?」
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
- 486 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 23:34:24.70 ID:DecRoTMT0
- あ
- 487 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/29(木) 23:41:45.58 ID:yVwDOUOn0
- 飛び込んできた者
奇数:鉄国兵
偶数:森国兵
コンマ70
偶数:森国兵
――
バターン!
森国兵1「はぁ、はぁ……! フ、フリーデシルト様……!」
森国兵2「お伝え、しなければならないことが……!」
イアン「な、何奴!」バッ!
リアローズ「ま、待ってイアン……! この人達の格好……」
ベリィ「もしや、森国の……? 王は今視察に出ておりまして……」
森国兵1「なんと……な、ならばすぐにでもお伝え頂きたい……!」
森国兵2「――カ、カタリナ様が……我らが王が、敗れました……っ!!!」ワナワナ…!
森国兵1「――敵は、恐ろしい三つ首の氷龍です……!」
一同「「!?」」
……
――
- 488 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/29(木) 23:49:28.78 ID:yVwDOUOn0
- ――
……
【???・???】
妖精兵「ぐー……ぐー……」
カタリナ「……」ヨシヨシ…
カタリナ「……」グッ…
カタリナ(あれから、どれだけ経ったのかしら……?)
カタリナ(氷の龍に深手を負わされ、結界を強行突破するのに無茶な魔力の使い方をして……)
カタリナ(あの赤い公国将から逃げるのに、さらに魔力を使って……)
カタリナ(こんなに回復に時間をかけたのは、いつ以来でしょう……)
カタリナ「……」ググ…
カタリナ「……身体は、動くようになっているけど〜……」
カタリナ「……」
――
特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
- 489 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 23:50:11.43 ID:TZ2O/EcXO
- せい
- 490 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 23:50:29.18 ID:k86crbQDO
- はい
- 491 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 23:51:20.79 ID:IDP1dOVf0
- まだ本調子ではなさそうだなあ
- 492 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/29(木) 23:58:51.44 ID:yVwDOUOn0
- 1カタリナの転移魔法(陣無し)才能
85>43
※基準値を下回った為、転移不可能
2カタリナの現存魔力
50>18(……まずは体力の回復が優先されちゃったみたいね〜)
※基準値を下回った為、まだ動けず
※カタリナはまだしばらく森国には戻れそうにありません……
――
判定を取ったあたりで今日はここまで
カタリナさん今回はかなり堪えているようですね
(本来重傷でチケット使わないと片腕もがれているんでそれと比べたらましですが)
鉄国への報告と同時に森国の兵もやってきたので、このあとは
・鉄国の兵器が公国の防衛に盗用されている
・カタリナが氷帝に敗れた
・カタリナしばらく帰って来れない
っていう結構−情報ばかりで森国会議開始な流れになりそうですが
結局はコンマなので上手くいくかもしれません
なお、転移才能判定を取るのはリュノリーチェのみで、エーテルとミリアは除外とします
明日はちょっと仕事で更新厳しいかもしれません
本日もありがとうございました!
- 493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 00:00:03.98 ID:Ep+28+zS0
- 乙です
- 494 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 00:04:14.12 ID:NWaoGOmJO
- おつおつ
大変な状態だけど姫達のお母さんが生きているのは救いだよね
でも
>> (本来重傷でチケット使わないと片腕もがれているんでそれと比べたらましですが)
さらっとエグい事実明かされててマジで震えたわ……重傷でも5体満足なジーク相当凄いのでは
- 495 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 00:06:55.39 ID:Ep+28+zS0
- 氷龍はスキルによる後遺症判定があるからじゃないかな
- 496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 00:11:44.15 ID:kvmn/5bDO
- 乙
次の更新で多数決までいくかな
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