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【安価&コンマ】亡国の姫と従者の逃亡記録

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493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/16(木) 13:00:28.75 ID:19l3mw3HO
ルルって料理出来たんですね
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/16(木) 13:12:55.59 ID:qirqImgiO
>>493
495 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/16(木) 14:08:51.25 ID:8ZNUXoEuo

フローリア「ルルって料理できたんですね…」

ルル「いやいやリア……こんなのただの焼き魚だよ?そりゃちょっと内臓とかは取ったけど、こんなのただのサバイバル飯だよ」

フローリア「でも、私……思い返せば自分で料理とかしたこと無かったなと思いまして…」

ルル「まぁお姫様だから環境がそうはさせてくれないだろうからね」

ルル(そもそもクロウスさんもリアの親御さんもかなり過保護説が私の中で出てるし……こりゃ普通の家庭に産まれてても包丁すら持たせなさそうだよねぇ)チラッ


クロウス「ん……なんだ?」

ルル「いや別に!何でもないよ!!」ブンブン

ルル「ならさ、今度また落ち着いて暮らせるようになったら一緒に料理しようよ……クロウスさんに見つからないようにこっそりと」ヒソヒソ

フローリア「ホントですか!?あっ…でも何でクロウスには内緒なんです?」

ルル「そりゃ……クロウスさんにサプライズで私たちの料理を食べて審査してもらうためだよ!」

フローリア「な、なるほど…!!分かりました、私もその時が来たら一生懸命頑張ります!」

ルル「えへへ、約束だよリア!」
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/16(木) 16:28:14.79 ID:57wveR18O
こういうやり取り一つ一つがフラグみたいで怖い
497 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/16(木) 19:38:18.68 ID:8ZNUXoEuo

夜が明け、一同は廃墟を後にして街道がある方へと歩を進める。

四人は慣れぬ道をひたすらに歩いていくがやはり野外の行動に慣れている者とそうでない者では亜美の差が出始めていた


クロウス「ふむ、天気のも良し…視界が開けているから誰かが付けて来てもすぐに分かるな」

ルル「そうだねー、できればこのまま晴れたままでいてほしいとこだよ」


フローリア「ふぅ…ふぅ…!」

ジェニファー「はぁ…全く……いつまで歩けば良いのかしら…!!」


クロウス(……少しペースを落とした方が良いな)

クロウス「ルル、あそこの木陰で少し休憩するぞ」

ルル「ん?……あー、分かったよ」

ジェニファー「な、なにおう…まだまだ行けますわよ!急がないと日が暮れる前に休めそうな場所までいけないかもしれませんわ!」

フローリア「そうですよ、私たちの事はあまり気にしないでください…!」

クロウス「そうもいきません、それにいざという時に体力が無くなっていてはそちらの方が危ないです」

ルル「そうそう、優れた冒険者はペース管理を怠らないものだって何かで読んだ気がするよ!」

ジェニファー「むむむ…!」

フローリア「ジェニー……ここは二人の意見を受け入れましょう…」

ジェニファー「ですがフローリア…!」

フローリア「確かにここで急いで私たちが怪我でもしたら逆にもっと進むペースが落ちるかもしれませんし……ちょっと悔しいですけどね」


四人は街道沿いに生えている木の根元で少し休むことにした。
天気事態は悪くないが逆に照り指す日射しが体力をじわじわと奪い取ってくる訳でもある。

幸いにも追っ手が差し迫るような兆候は見られないので焦らずじっくり進んでいく方が正解なのかもしれない。


クロウス(それでもどれぐらい歩くかは分からないんだ……メンタル管理も含めて気をつけていかないとな)


クロウス視点にて誰かと話すことができます。
↓2にて誰と話すか決めてください。(フローリア、ルル、ジェニファー)
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/16(木) 19:38:59.64 ID:57wveR18O
ジェニー
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/16(木) 19:48:26.38 ID:fzdbLkug0
ジェニファー
500 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/16(木) 20:00:19.61 ID:8ZNUXoEuo

クロウス「大丈夫か、ジェニファー」

ジェニファー「私は全ッ然平気です!むしろこれからマラソンしたっていいぐらいですわよ!」

クロウス「そうか、強がりを叩けるぐらいには元気そうで良かったよ」

ジェニファー「むぐぐ…!」

クロウス「……悪かったな、あの時お前の意見を尊重しなくて」

ジェニファー「…別に、いいですわよ。もう今さらですし…その事に関してはもうそんなに怒ってませんし」

クロウス「そ、そうか…」


ジェニファーとどんな事について話す?
↓2の内容について話します
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/16(木) 20:07:02.87 ID:57wveR18O
あまり色んなこと背負いすぎずにたまには弱音吐いてもいいんだぞ、なんなら俺相手でも

とかそんな感じの
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/16(木) 20:08:05.82 ID:S39pQvX10
俺は帝国と、逃げることしか出来なかった自分が憎い
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/16(木) 20:08:51.41 ID:vn3YDHaYo
>>501
504 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/16(木) 20:42:22.57 ID:8ZNUXoEuo

クロウス「……俺は帝国と、逃げることしか出来なかった自分が憎い」

ジェニファー「え?」

クロウス「姫様を護るのが俺の役目だが、だからといって国や王を見棄てて逃げたことには変わりは無い」

クロウス「あの日からずっと………自分の弱さを恨み続けているんだ、俺は」

ジェニファー「クロウス様…」

クロウス「だから……なんというか、お前の気持ちは何となくだが分かるよ」

クロウス「だがなジェニファー、己の弱さを恨み続けて努力の方向を見失うな。それはひょっとしたら間違った道へと続いているかもしれないからな」

ジェニファー「………努力の方向…」

クロウス「無理や無茶は時に必要だが、必ずしもお前を成長させてくれるかは分からないということだ」


ジェニファー「……全く、まさか貴方に説教される日が来るとは思いませんでしたわよ」フッ

クロウス「いや前にもしてただろ、俺は姫様の無茶に荷担してた事は忘れてないからな」シレッ

ジェニファー「貴方こそめちゃくちゃ引きずってるじゃありませんの!?」




ルル「ふふ、ちょっと元気出てきたみたいじゃんジェニー」

フローリア「ええ、そうみたいですね…」

ルル(親友を立ち直らせるのは私の役目だと思ってたけど……やるじゃんクロウスさん♪)
505 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/16(木) 21:04:11.40 ID:8ZNUXoEuo

クロウス「……ん?」

フローリア「クロウス!あれは人ではありません!?」

クロウス「ええ、どうやら行商のキャラバンのようですね」


クロウス達が歩みを再開してから一時間が経った。

目の前には積み荷を運んでいる馬車と数人の行商人と思わしき人たちが困ったように何かを話し込んでいた。


行商人A「ううむ、まいったな…」

行商人B「ええ、これでは街に到着する予定が大幅に遅れそうですね」

クロウス「話しの途中にすまない、ちょっと聞きたいことがあるんだが…」

行商人A「うん?君たちはいったい…」

フローリア「ええっと…私たちは……」

ルル「冒険者!!私たち冒険者をやってるんですよ!」

行商人B「ぼ、冒険者ぁ…!?君たちが…?」ジーッ


行商人の一人が奇異の目でフローリア達を見る。
クロウスは分からなくもないが後の女性三人はどう見ても未成年の、しかも到底冒険に向いているような服装をしていなかった。


行商人B「冒険者っていうより奴隷娼婦の商人とかじゃ……あいた!?」ボカッ

行商人A「やめんか!見ず知らずの人に失礼だぞ!」

行商人B「す、すみませんでした…」
506 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/16(木) 21:10:59.07 ID:8ZNUXoEuo
クロウス「いや、構わない……それよりもこんな所で立ち止まっていてどうしたんですか?」

行商人A「実は……この先の街に商売の予定で移動していたんですが、この先の橋がどうやら壊れてしまったようでして先に進めなくなってしまったのです…」

ルル「は、橋が壊れた…って」

ジェニファー「それじゃあ先に進めないじゃありませんの!?」

クロウス(裏を返せば……この先に大きめの街がある事は確定か)

クロウス「ちなみにだが……この辺りはどこの国になっているか分かりますか?」

行商人A「ん?君たちも知っててこの先に進もうとしてたのでは無いのかね?」

クロウス「それは…」

クロウス(参ったな…ここでスムーズに答えなきゃ怪しまれそうだ、どう答えるべきか)

フローリア「すみません……私たち、冒険者としては駆け出しの者でして」

フローリア「右も左も分からないまま田舎から飛び出てきたんですが地図も無しに出てきてしまった為にここがどこか分からない状態なんです…」

行商人B「ほ、ほんとうに……ちょっと怪しいんだけど…う、うわ!?」

フローリア「お願いです…信じてください…!」ウルウル


フローリアは涙を浮かべ行商人の手を掴みながら上目使いに視線を合わせる。

計算してやっている訳では無いのだがどうしても泣き落とししている様にしか見えてないが、フローリアの懸命な態度に行商人も信じざるおえなくなってくる。

行商人B「い、いや…ごめんなさい、信じますよ。ええ…!///」


クロウス(姫様ナイスです…!ナイスですが近すぎですぞ!!)
ルル(うわ……天然小悪魔)
ジェニファー(純粋過ぎるのも時には毒ですわね…)
507 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/16(木) 21:13:59.67 ID:8ZNUXoEuo

キャラバン隊が向かおうとしていた国名や街の特徴
↓1から↓3まで募集


以下、一例
【名前】ミクトラム王国
【特徴】一年を通じて気候が安定しており、友好国も多く穏やかな風土の国。精霊信仰や魔法技術など他国の特徴や文化を受け入れることにも寛容的で国民は豊かな生活を生きている。
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/16(木) 21:16:01.42 ID:14WIkN3Ko
【名前】ケモミーミオーコク
【特徴】深い森に囲まれた住民のほとんどが獣人の国。大自然と調和した暮らしを国是としている。国名は古い獣人の言葉で「全ての獣人が心穏やかにある地」の意味
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/16(木) 21:17:06.88 ID:8fOAwauOO
【名前】シルヴェロギア
【特徴】外交をほとんどしていない小国。国民の殆どが不自由のない生活を送れている。『銀竜信仰』という独特な宗教文化が根付いている
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/16(木) 21:20:01.76 ID:mKIo7HsqO
【名前】フォッテル
【特徴】近隣国との外交が盛んな国。雰囲気はミクトラムに近いが、大気の魔翌力の流れが乱れており魔法使いの居住にはあまり向かない
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/17(金) 00:42:39.24 ID:pBQbW0PVO
媚薬設定の為だけに名前が出てきたマーラ国めっちゃ気になるw
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/17(金) 06:31:02.10 ID:vZOTDOy/O
どの国も良さげだな
513 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/17(金) 10:56:21.11 ID:v2gCl5Mxo
>>509で行きます。


行商人A「シルヴェロギアと呼ばれている小国だよ、よその国とはあまり外交してないみたいだから儲けるチャンスかなって思ってたんだ」

クロウス「シルヴェロギア…!」

ルル「あー…本で読んだことあるかも、確か【銀竜信仰】っていう文化があるとこだっけ」

ジェニファー「位置的にはナールともだいぶ離れてますわね……そこがかつての友好国なのでしょうか?」

クロウス(……現状だと何もわからないな、とりあえずそこを目指すのが良さそうだが)

クロウス「しかしこの先が通れないのは困るな……修理にはどれぐらいかかるんだ?」

行商人B「対岸の修理工いわく3日はかかるらしいですよ」

フローリア「さすがに三日間も野宿はつらそうですね…」


ジェニファー「他に道とかはありませんの?」

行商人B「有るには有るんですが……そっちは魔物や盗賊が潜んでいたりで危険なんですよ」

行商人A「うむ、行けなくも無いんだが俺たちだけだと少々不安でな…」

ルル「なら私たちがおじさん達の護衛をしてあげれば良いんじゃないかな?」

ジェニファー「ちょっとルル…貴女また勝手に」

クロウス「……いや、俺も同じことを考えてた」

クロウス「俺達があなた方の護衛をして、貴方たちはシルヴェロギアまでの道案内をする……こういうのはどうだろうか?」

行商人A「ううむ……それはありがたい申し出だが、しかしあなた達に払う報酬が…」

フローリア「報酬なんて要りませんよ、困ったときはお互い様ですし……私たちはシルヴェロギアにさえ到着できればそれで良いんです」ニコッ

行商人B「て、天使かこの人は…///」ボーッ

行商人A「うむ、ではお願いしても良いだろうか?」

クロウス「助かる、それで…迂回の道はどういう所なんだ?」


シルヴェロギアまでの迂回路
↓1から先に2票入ったルートに進みます。


@盗賊達の縄張り 廃棄された巡礼路
A水棲生物の住処 霧雨の湿原
B戦慄く大森林  蠱惑の森 
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/17(金) 10:57:52.35 ID:kSGE5Zuc0
1
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/17(金) 10:58:27.47 ID:Lq7rQ+DFO
2
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/17(金) 10:59:13.50 ID:2BuCtZMDO
2
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/17(金) 11:39:40.73 ID:3liI2BZE0
またハラマセカエルが出てきそうですね……
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/17(金) 11:41:10.48 ID:kSGE5Zuc0
ハラマセカエルにセカンドレイプされるフローリア姫は抜ける
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/17(金) 12:15:45.96 ID:rFgPSpVO0
ルルとジェニファーもいいぞ
520 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/17(金) 12:33:07.96 ID:v2gCl5Mxo

>>517
カエルさんは岩洞がマイホームなのでもう出てくる予定は無いですね…

A霧雨の湿原ルート


行商人B「霧雨の湿原と呼ばれる湿地帯です、川沿いを降って行った先にあります」

行商人A「あそこはスライムだのサハギンだの厄介な魔物が多いからな……本当に大丈夫なのかい?」

クロウス「魚相手なら俺が三枚におろしてやる」

ルル「スライムとかなら私が魔法で燃やしちゃうよ!」

行商人A「君たち魔法が使えるのか……ん、そういえばその制服…」

ジェニファー「あまり詮索はしないで欲しいですわ、今はとりあえずお互いにシルヴェロギアに着ければそれで良いでしょう?」

行商人A「それもそうか…、とりあえず他の商人たちにも君たちを紹介するよ」


クロウス達はキャラバン隊の面々に挨拶に回る。

やはり多少の警戒はされるが元々気のいい人間ばかりなのとルルやフローリアの人徳のお陰かすんなりと周りに馴染んでいった。


行商人A「こちらは私の妻だ、一緒に各地を旅しながら商売をやっているんだ」

行商人妻「こんにちは、うちの人がお世話になります」ペコリッ

クロウス「いえいえ、こちらこそお世話にならせて頂きます」ペコリッ

フローリア「夫婦で旅をしながらご商売ですか……本に書いてあるようなシチュエーションで素敵ですね」

行商人妻「ふふっ、どうもありがとう」


クロウス達が行商人夫妻と話に華を咲かせていると、荷台の上から誰かが降りてきた。


???「お父さん?その人たちは?」

行商人A「ああちょうどいい。こちらは私たちの娘です、名前は…」


行商人夫妻の娘(戦闘が出来ても出来なくても可)
13時から↓1〜3までで募集


【名前】
【性別】女性で固定
【年齢】
【見た目】顔つきや身長、体つきなど
【性格】
【その他】キャラクターについて補足や生い立ちなどがあれば
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/17(金) 12:55:05.90 ID:oWJmQ0DD0
【名前】フィリーナ
【性別】女性で固定
【年齢】12
【見た目】年相応の幼さを見せる落ち着いた雰囲気の銀髪の女の子。母お手製のワンピースがお気に入り
【性格】雰囲気こそ落ち着いているが実際は色んなことに興味津々。クロウス達の中から一人選んでついていくとしたら間違いなくルルを選ぶだろう
【その他】父と母のことが大好き。実は魔法のスロットを2つ所有しているが父母も彼女自身もまだ知らない。本をよく読むので意外と物知りだったりする(このレスのコンマ値二桁が夜の知識)
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/17(金) 12:58:02.76 ID:oWJmQ0DD0
13時からか失敬
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/17(金) 13:00:00.50 ID:oWJmQ0DD0
【名前】フィリーナ
【性別】女性で固定
【年齢】12
【見た目】年相応の幼さを見せる落ち着いた雰囲気の銀髪の女の子。母お手製のワンピースがお気に入り
【性格】雰囲気こそ落ち着いているが実際は色んなことに興味津々。クロウス達の中から一人選んでついていくとしたら間違いなくルルを選ぶだろう
【その他】父と母のことが大好き。実は魔法のスロットを2つ所有しているが父母も彼女自身もまだ知らない。本をよく読むので意外と物知りだったりする(このレスのコンマ値二桁が夜の知識)
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/17(金) 13:00:17.54 ID:U3XUyHEGO
【名前】リトア
【性別】女性で固定
【年齢】16
【見た目】夫妻の同じ茶色髪を三つ編みでまとめている。身長は小柄だが大変発育がよろしい
【性格】色々な事に興味を持ち何でも知りたがる。穏やかそうな印象だが初対面の相手にも物怖じしない
【その他】行商グループの会計担当。お金には厳しめ
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/17(金) 13:00:19.60 ID:Q8xY2nb+O
【名前】リルリラ
【性別】女性
【年齢】16
【見た目】オレンジ髪のもこもこセミロング 低身長ロリ巨乳 下半身もややむちむち
【性格】明るく好奇心旺盛 背伸びしたいお年頃
【その他】商人の娘なので読み書きも達者で計算も早い。
注意深くめざとい。お金の匂いには特に敏感。
将来親から独立するため貯金中。戦闘は出来ない。
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/17(金) 13:02:49.39 ID:OYWhBV5rO
【名前】ティセ
【性別】女性で固定
【年齢】12
【見た目】身長150cm弱。健康的に日焼けした肌、赤い瞳、一本のお下げにした赤髪、活発で生意気そうな雰囲気など。小柄で幼い顔立ち気だが一般的な男性のモノなら挟めるほどに豊かなロリ巨乳。
【性格】元気いっぱいで生意気盛りだけど両親大好きな孝行娘。耳年増なところがあるおませさん。
【その他】
行商夫婦の娘で幼いながらも家業の手伝いをしている自称看板娘。
頭の回転が速く機転も利き恵まれた容姿ゆえにちやほやされることが多いが、両親によって強い悪意からは遠ざけられて育てられたためか危機管理に甘いところがある。
戦闘能力に関しては見た目相応非力な一般人にすぎない。
527 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/17(金) 18:39:35.19 ID:r6WO6GFbO

>>524で行きます。


リトア「リトアと申します、父と母の商隊で会計を担当しています」

クロウス「俺はクロウスだ、シルヴェロギアに到着するまであなた方のキャラバンの護衛をすることになった」

リトア「護衛…? まさかお父さん、湿原を抜けるつもりなの?」

行商人A「渡りに船だと思ってね、先も急がねばならんしお言葉に甘えようかと」

リトア「はー…少しは私に相談してほしかったんだけど……それで、幾らでこの人たちを雇ったの?」

行商人「いやぁそれがなんとタダで良いと言ってくれたんだ」

リトア「た、タダ…?」

クロウス「まぁそういうことだ、金の事に関しては心配しないでくれ」

リトア「……貴方たち、何が目的で私たちに近づいたの?まさか人気の少ないところで強盗しようって算段じゃ…」

クロウス「そんなつもりならとっくに襲ってる……というか俺たちは純粋にシルヴェロギアに行きたいだけだ」

行商人B「まぁまぁリトアちゃん、悪い人では無さそうだから!ここはお父さんの顔をたてるつもりでね?」

リトア「分かっています……すみません、旅の冒険者を装ってキャラバンに近づく強盗も多いので警戒してました」

クロウス「いや、君の言うことも最もだ。だが俺たちは決して君たちに危害を加えるつもりで近づいたわけでは無いんだ……そこだけは信じて欲しい」

リトア「ええ、失礼をしました。少しの間ですがよろしくお願いします」
528 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/17(金) 18:49:05.41 ID:r6WO6GFbO


───霧雨の湿原


そこは年中止むこと無く霧のような小雨が降り注ぎ続けている不思議な湿原である。

一種の説によればその地に流れる魔力の流れが乱れている結果らしいが、真相は未だに明らかにされていない。

分かる事といえば止まない雨のせいで視界が悪い、ぬかるみが酷いせいで馬の足がとられやすいということぐらいか。


フローリア「それじゃあリトアさんは子どもの時からずっと両親のお手伝いをしていたんですね」

リトア「ええそうよ、子どもの頃からずっと街から街への移動しながらの暮らしだったから他にやることが無かったの」

ルル「うっわー偉いなぁ、私なんてちっちゃい頃なんて親の手伝いなんかしないで遊びまくってたのに…」

ジェニファー「ルルはもう少し落ち着きを持った方が良いですわ、いつも振り回される身にもなりましてよ」

リトア「ふふ、そういうあなた方も色んな経験を積んできてるんじゃないかしら?」

ルル「おっ?分かっちゃう?いやーそういうオーラが出ちゃってるかぁ〜!私ってばもう!!」

ジェニファー「何をおっしゃっているのやらこの子は…」

リトア「ぷ、ふふっ…あなた達やっぱり興味深いわ、もっとあなた達の旅の話を聞かせてくれない?」

フローリア「あ、はは……それはえーっと」

行商人妻「全くこの子ったら、一度興味を示すとすぐにこれなんだから」

フローリア「あっ…お騒がせしているみたいですみませんでした…!」

行商人妻「いいのよ、あの子が同年代の子達と楽しそうにお喋りしてるなんて久しぶりなんだから」

行商人妻「あの子には私たちのせいで色々と苦労かけさせっぱなしだったから……良ければもっとあの子の話し相手になってくれないかしら?」

フローリア「はい、私でよければぜひ!」
529 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/17(金) 18:58:18.66 ID:r6WO6GFbO

女性人が馬車の中で話に華を咲かせている頃、クロウスは馬車を引いている行商人達と周囲の警戒をしながら前進していく。


クロウス「どうどう……落ち着け、落ち着け…」

行商人A「ふむ、クロウスくんは馬の扱いにも長けているようだね」

クロウス「ええ、一応馬術をかじっていた時もありまして…」

行商人A「うむ、ここはぬかるみも酷いがたまに地面に深い穴簿のような凹凸があってな…転んだりしないように気を付けねばならんからなぁ」

行商人B「っとと、どわっ!?」ズルッ

行商人A「……こうならんように注意せねばならんな、はっはっは」

クロウス「肝に命じておきます」

行商人B「笑い事じゃないですよー!」

クロウス「はは……むっ?」ピリッ


こちらもこちらでのんびりとした空気になりつつあったが、クロウスだけは騎士としての勘が戦闘前のひりつく気配を察していた。
530 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/17(金) 19:04:11.82 ID:r6WO6GFbO

クロウス「……ご主人、どうやら囲まれているようです」

行商人A「なに…?しかし私にはさっぱり分からんが…」

クロウス「来ます!戦闘用意!!」

行商人B「お、おう!!」


そうクロウスが叫ぶと湿地の水溜まりから魚型の魔物やスライムなどが飛び出てきた。

何人かのキャラバンの商人たちは戦えるよう槍などの武器を持っていて応戦する。

魔物自体は小柄なものが多く一匹の力は弱かったがいかんせん数が多かった。


クロウス「むんっ!!せいっ!!」ブンッ

魚魔物「ギシャーッ!?」ザシュッ

行商人A「むむっ、言うだけあってあの男かなりやりおる!!皆のもの負けるなよ!商人の意地を見せるのだ!」


この中で一番戦闘になれているクロウスは誰よりも多くの魔物を切り伏せているがそれでも数が一向に減らない。

まるで徒党を組んでるかのような動きにクロウスもやりにくさを感じている。


クロウス「ちっ…魚群はともかくスライムが厄介だ、剣が通りにくい」

ルル「なら私の出番じゃない?」

クロウス「ルル!?」
531 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/17(金) 19:07:33.68 ID:r6WO6GFbO

ルルは魔方陣を展開すると即座に風と雷撃の魔法による狙い撃ちで物理が効きにくいスライムを沈めていく。


ルル「こっちは任せてよ、クロウスさんは魚をよろしく!」

クロウス「まったく……頼もしいもんだな!!」


クロウスは魚型の魔物に集中することにし、二人の活躍で少しずつ巻き返していった。



リトア「すごい…あの子本当に戦えたんだ」

ジェニファー「こうしてはいられませんわ!私も出ますわね!!」バッ

フローリア「ま、待ってくださいジェニー!」

リトア「あっ…二人とも!?」



ジェニファー「ルルにだけ活躍させてたまるもんですか!そこの魚肉ソーセージ、覚悟しなさいまし!!」

ジェニファー「水弾魔法!!」ドパーンッ!!

ルル「ジェニー…!?」


テントから飛び出たジェニファーは魚型の群れに向かって得意の水魔法を浴びせるが、効果は薄いようだった。


魚魔物「キッシャー!!」


逆に文字通り水を得た魚のように勢いをつけて突進してくる魔物の攻撃を避けきれずにジェニファーは吹き飛ばされる。
532 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/17(金) 19:09:28.42 ID:r6WO6GFbO

ジェニファー「んぎっ!?しまった…!!」

ジェニファー(冷静に考えたら魚に水はまずかった…!)

ルル「ジェニー!?危ないっ!」

フローリア「ま、任せてください…!!」


続いて迫る敵の突進はフローリアの軟化魔法により柔らかくなった木片の防御により直撃は避けることはできたが、勢いを殺しきれずに二人ともより霧雨の濃い方へと飛ばされていった。

フローリア「きゃあっ!?」
ジェニファー「くうっ!!」



クロウス「姫様っ!? くっそどけぇっ!!!」

行商人A「クロウスくん!前も来てるぞ!!」

クロウス「くっ…ルル、この場は任せた!!」

ルル「うえっ!?この数一人で捌けって!?」

クロウス「他の商人もいるだろ、何とかしろ!!」


クロウス(霧が濃い…!どっちに二人は飛ばされた!?)

クロウス(フローリア様、ジェニファー……無事でいてくれ!)
533 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/17(金) 19:12:29.93 ID:r6WO6GFbO

ジェニファー「うっ…」

フローリア「あっ、ジェニー!大丈夫ですか!?」

ジェニファー「え、ええ……わたくしは平気ですわ…」

フローリア「はぁ〜…良かった、ジェニーを守ることが出来て…」ヘナヘナ

ジェニファー「……その、ごめんなさい……フローリアに守っていただくなんて…!」

フローリア「き、気にしないでください!私も体が勝手に動いてしまったのでつい…!」

ジェニファー(……最悪ですわ、本当ならわたくしがフローリアを守るべき立場なのに…)

ジェニファー(ルルへのライバル心を先走らせて、少し考えれば分かる判断を間違えて凡ミスして……!!)グググッ


ジェニファーは先ほどクロウスに言われていた事を今更ながらに理解した。

先ほどの自分は努力の方向を完全に間違えていた、その事を理解していれば自分の不得意なシチュエーションでの戦闘になんて踏み切らなかったのに。


ジェニファー(悔しい…!なんでわたくしは弱いままなんですの!!)

ジェニファー(こんなんじゃ、ライバルとして…ルルの隣に立っている資格なんて……わたくしには…)

フローリア「あの…ジェニー、何かおかしくありませんか?」

ジェニファー「え……何がですの?」

フローリア「私たち、少し飛ばされただけな筈なのに……もう周りに誰もいませんよ?」

フローリア「それどころか、なんか……これって霧雨って言うより…もう霧深くなりすぎて視界が全く…」


フローリアの言う通りであった。

先ほどまでは少し先の景色ぐらいなら見通せていた雨だったのに、今となっては周りは殆ど霧で囲まれているようで自分達以外の人影はまったく見えない状態である。


ジェニファー「……嫌な予感、しますわね」


そう呟くと霧のカーテンの中から黒い影のようなものが近づいてくる。

それは明らかに人の姿をしていなくて……。


霧の中から出てきた魔物
↓1から↓3の間で募集

【名前】
【生態】
【攻撃方法】
【弱点】
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/17(金) 19:13:23.16 ID:Q8xY2nb+O
【名前】エロガッパ
【生態】カッパ。緑色の滑りのある生臭い肌。クチバシがあり手足には水掻き、背中には硬い甲羅を持つ。沼や池に潜んでいる。他の動物のメスを犯して子供を産ませようとするがオスは用が無いので[ピーーー]か無力化させて放置したりする
カッパ一族に伝わる薬を使って傷を癒したりメスを強烈に発情させることができる。
辿々しいが人語を解する。
【攻撃方法】相撲の達人。素早い動きで相手の体勢を崩して投げ飛ばしたり沼に沈めたりする。
また「尻子玉」を抜くことで相手の身体から自由を奪ってしまう。
【弱点】乾燥 頭の皿を割られる
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/09/17(金) 19:26:22.41 ID:FUvNV+teo
【名前】霧霊
【生態】近くで死んだ人の怨念が淀んだ魔力によって霧を媒介に半実態を持つ
【攻撃方法】まとわりついて動きを止め、薄く憑依して対象に自慰をさせる。これは感情の高まりが霊体の維持に繋がるから
【弱点】乾燥、強風、その他霧を晴らされる事
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/17(金) 19:35:15.90 ID:3azl0354O
【名前】マッドスキュラ
【生態】
上半身は人間の女性だが、粘液に包まれた無数の触手で構成された下半身をもつ湿原の魔物。
粘液には人の精神を狂わせる作用があり媚薬や麻薬になりうる。
片言ながら人の言葉を解し人質などをとることもある。
基本的にメスしかいない種族で男性を繁殖のため巣に持ち帰ることもある。
【攻撃方法】
粘液を気化させてRPGでいうところの混乱状態にしてくる(乱交に発展することも)。まれに水と土の魔法を使う個体も存在する。
【弱点】
熱や乾燥に弱く、また物理的な防御力は人間と大差無い。
537 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/17(金) 20:59:06.74 ID:r6WO6GFbO

戦う魔物は>>536で行きたいと思います。
今日は用事ができてしまったのでここで打ち止めにします。
次回は戦闘シーンからになります。



以下、ちょっとした小話

>>233のアシュラー戦で負けた場合。
4本の腕でルルが両手足を拘束され、後ろから持ち上げられるように犯され処女喪失&謎の体液を膣出しされてました。

クロウスが同行していた場合は行為後になんとか助け出す事に成功してそのまま物語は進行。(代わりにナール編終了までルルとの交流不可に)

フローリアが同行していた場合はフローリアも首を捕まれながらアシュラーの巨大な指マンで再び処女喪失。
その後、行為後に四肢をもがれて絶命するルルの姿にショックを受けて時戻しが発動し強制コンティニュー。

……といった流れになってました。
今となってはお蔵なのでここで紹介させて頂きました。
今後もお流れになった敗北えっちはこんな感じのシチュ紹介はするかもしれません。
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/17(金) 21:15:59.12 ID:Q8xY2nb+O
乙でした

フフフ それにしてもいい趣味をお持ちでおられる
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/17(金) 22:37:41.45 ID:XAxUNEyiO
よく考えたらクロウスやディアナのように実戦経験がないのに普通に戦ってるルルすごい
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/18(土) 11:16:09.14 ID:Kdo4U2FWO
妹姫そろそろ来るか?
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/18(土) 12:05:03.52 ID:eT2asAmZO
アシュラー戦で負けたらナールは滅ぼなかったのだろうか?
542 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/18(土) 19:08:26.02 ID:EV73USsGo
もう少ししたら戦闘安価を初めていこうと思います。
今回は戦う…というよりは相手の凌ぎ切る感じの内容になってきます。
543 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/18(土) 19:10:07.59 ID:EV73USsGo
>>542相手の"攻撃を"凌ぎ切る、が正しかったですね。
抜け落ちてました、失礼。
544 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/18(土) 20:18:52.27 ID:EV73USsGo

霧の中から出てきたのは上半身こそ女性のものだったが、腰から下の下半身は粘液にまみれた触手が無数に生えていた。

その目付きは人のそれではなく、血を走らせて獲物を狙う魔物の眼。
スキュラと呼ばれる魔物は妖しい笑い声を上げながらフローリア達に近づいていく。


マッドスキュラ「ウフ、ウフフフ、フフフ…」

フローリア「ひっ…!? あ、あれは人……なんですか?」

ジェニファー「そんなわけありませんわ……、恐らくはスキュラの上位種…!!」

ジェニファー(こいつがこの辺り一帯の魔物の親玉だとしたら先ほどの魔物の襲撃もこいつが…!?)

マッドスキュラ「フフフ、モチ…カエル……ウフフフフ」

ジェニファー(……っ!!気後れしない!!) 

ジェニファー「フローリアは下がりなさい!今度は……私が貴女を守る番です!!」
545 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/18(土) 20:20:13.89 ID:EV73USsGo

────戦闘開始────

【Act.1】


ジェニファー(落ち着いて…!!落ち着きますのよわたくし!こんなピンチ…切りぬけられないようじゃルルの側になんていてられませんわ!)

ジェニファーの行動選択
@分身魔法による陽動(チャージ系◯、テクニック系×)
A相手の攻撃に水魔法を合わせる(テクニック系◯、アタック系×)
B重力魔法による対象の行動制限(アタック系◯、チャージ系×)



マッドスキュラの行動パターン

01~20 土魔法による泥弾(チャージ系)
21~30 高笑いをしている…(無条件で攻撃が通る)
31~50 水魔法による粘液混じりの雨を降らす(テクニック系)
51~60 高笑いをしている…(無条件で攻撃が通る)
61~98 触手によるぶん回し(アタック系)

奇数ゾロ目 結果に関係なくジェニファーの勝ち
偶数ゾロ目 結果に関係なく敵の勝ち


↓1でジェニファーの行動選択
↓2のコンマで敵の行動が決まります
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/18(土) 20:20:37.78 ID:cfWrvxpwO
1だ
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/18(土) 20:26:26.44 ID:zVxIcOsV0
さて、どうなる?
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/18(土) 20:27:14.56 ID:zVxIcOsV0
おっと、マジか……
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/18(土) 20:28:36.75 ID:x14+LGBWO
ぐへへ
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/18(土) 20:28:37.65 ID:JNW1qVfxO
即堕ち2コンマw
551 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/18(土) 20:29:47.62 ID:EV73USsGo
ジェニファーさん……
書き溜めしてきます。
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/18(土) 21:04:37.00 ID:KULYouxDo
待ってこの子美味しすぎるw
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/18(土) 22:34:56.07 ID:OK0PAJUyo
天才のライバルだと思ってる一般人かわいい
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/18(土) 22:39:11.75 ID:PS2aOF7kO
やっぱり戦闘経験もなしに普通に殴り合ってるルルがおかしいだけなんだなって
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/19(日) 21:08:21.58 ID:u3fWMFDZO
設定的にお持ち帰りされるのはクロウスみたいだけどジェニファーはどんな目に遭うのやら
556 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/19(日) 22:56:51.53 ID:+auqzx7QO
>>555
残念ながらクロウスはこの場にいないので逆レはまたの機会で!

11時からジェニファーとフローリアの敗北陵辱投下します。
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/19(日) 23:01:38.31 ID:9AjWKx390
やっぱり巻き込まれるフローリアに草生えますよ
558 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/19(日) 23:05:35.21 ID:+auqzx7QO

ジェニファーは相手の出方を伺おうとしたが、その判断が間違いだった事に気づけなかった。

マッドスキュラは触手で地面を叩き、水飛沫をジェニファー達の方へと飛ばす。


フローリア「ひゃあっ!?」

ジェニファー「な、何をしてますの…!?水遊び…?」


マッドスキュラが飛ばしてきた水を二人は直に被ってしまった。

二人は高笑いを止めない目の前の魔物に不気味なものを感じていく。


フローリア「じぇ、ジェニー……あの魔物はなにがしたいの…?」

ジェニファー「分かりませんがどうせろくな事では……っ!?」


ドクンッと心臓が跳ねる音がする。
目の前がゆらゆらと揺れていき視界もぼやけてくる。

加えて身体から沸き上がってくる熱のようなモノのせいでフローリアとジェニファーは身体の力が抜けていき崩れ落ちていった。


フローリア「あっ……なにこれ…頭が…くらくらします…」

ジェニファー「くっ…!いま飛ばしてきた水に……おそらく何かが混じっていて…ぐぅっ!?」

フローリア「ジェニー…!? ん、んぐぅっ!!?」


マッドスキュラはジェニファー達の首を触手で絞め上げ、触手の一本を彼女らの口の中にねじ込んでいく。

当然息が苦しくなっていく二人はやがて抵抗する力を失う。


「姫様!!姫様ぁー!!」

「ジェニー!!どこ、どこに行ったの!?」


やがてお互いが聞きなれた声を最後に聞いたところで、二人は意識は闇に落ちた。


マッドスキュラ「モチカエル……ウフ、タクサン、アソブ……ウフフフフ」
 
559 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/19(日) 23:07:41.45 ID:+auqzx7QO

ジェニファー(ん……ここ、は…)

フローリア「ん、ジェニー……?」

ジェニファー「フローリア……ここはいったい…」


暗闇の中から意識が少しずつ戻っていく。

マッドスキュラに気絶させられてどのくらいたったのだろう、二人は洞窟のような場所で両手を蔓のようなもので縛られて動き回る事ができないような状況だった。

どうやらここはマッドスキュラの巣のようで、二人は連れ去られてしまったようである。

二人がお互いの状況を把握すると、すぐ近くからつん裂くような悲鳴が上がった。


「ぐ、ぐあああああっ!!!」

フローリア「なっ!?なに…!?」

ジェニファー「……っ!?ふ、フローリア…見てはいけません!!」






じゅぷっ!じゅぷっ!じゅぷっ!
 じゅぷっ!じゅぷっ!じゅぷっ!
 

マッドスキュラ「ウフフ♥ コダネ、モット、ダス♥ ウフフフフフッ♥」

男a「も、もうやめてくれ…っ!!うがぁっ!?」ビクンビクンッ

二人の視線が悲鳴の方へと向かう。

その先には先ほど自分達を気絶させ連れ去っていったマッドスキュラが見知らぬ男の肉棒を膣穴で咥え込み激しいピストン運動をしていた。
560 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/19(日) 23:10:37.68 ID:+auqzx7QO

スキュラという魔物には基本的にメスしか存在しておらず種の存続のために異種族の、特に人間の男性との交尾により仔を成している事が多い。

巣に持ち帰られた男性はスキュラの為の子種袋として死ぬまで飼われ、女性は遊び道具として玩ばれるケースもあったりする。


どびゅっ!びゅくっ、びゅくっ…!


男性a「がぁっ…!か、はー…っ…はーっ!」

マッドスキュラ「アウッ♥ …フフ、コダネ…コダネ♥」


ジェニファー「み、見ては………あ…っ」

フローリア「はっ……ぁ……なに、あれ…」


スキュラの搾り取ろうとする膣の流動に男は耐えきれずに荒い息を吐き出しながら今日何度目かも分からない精液をマッドスキュラの膣中に放流する。

あまりにも醜悪な光景なのだがジェニファーもフローリアもなぜか眼を逸らす事が出来なかった。むしろ二人ともこのあまりにも現実離れした行為に眼を離す事もできずに身体は妙な火照りを感じ始める。

マッドスキュラの触手から分泌される粘液には一種の興奮を促す成分が含まれており、その中毒性の強さからある国では媚薬、或いは麻薬の原材料として扱われている危険なものであった。

先ほど気絶させられる前に二人は粘液が混じった水飛沫を浴びせられ、口内に触手を突っ込まれる際に少量だが粘液を飲み込んでしまっている。

だめ押しに精液と魔物の体液が混じった饐えた匂いと共に粘液が気化された空気を吸ってしまっており、二人の肉体や脳内は既に媚薬成分による汚染が始まっていた。


フローリア(なんで、なんであんな事をしてるんだろ…///おそこはおしっこをする穴なのに……なんで…)

ジェニファー(う、嘘……わたくし……魔物の交尾を見て…濡れてきて…っ/// )
561 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/19(日) 23:12:46.18 ID:+auqzx7QO

マッドスキュラ「ウフフ……フフ、ツギ……アソブ…アソブ…!」ズルッ

男性a「お"っ…!!ぅう…」グタッ

男性b「うー……ぁ…ーーあっ」シコシコ


ジェニファー(よく見たら他にも何人か男の人が捕まえられてますわね……きっと冒険者とか何かでしょうけど、助けだすのは難しいですわ…)

フローリア「……ひっ!?」

マッドスキュラ「ウフフ、イッショニ、アソボ…?」


マッドスキュラは二人に近づき、妖艶な笑みを浮かべると足の触手を器用に扱いフローリア達のドレスや制服を破り捨てていく。

そしてお尻や乳が露出する程度に破くと二人の美しい肢体に触手を絡めていった。


フローリア「はわっ…!?や、やめてください……く、くすぐったい…んんっ!?」

ジェニファー「あ、ン……こ、このぉ…わたくし達の服を…高くつきますわよ…!!」


フローリアの大き過ぎず小さ過ぎず、美しく整えられた小ぶりな美乳がぴんと弾ける。
ジェニファーの豊満な果実が、触手の動きにより柔らかく形を変えていく。

二人は抵抗しようと身体を捻ったりして動かすが端から見れば扇情的な動きにしか見えず、二人の股からは愛液が滴りつつあった。


マッドスキュラ「アソボ…?ウフフフフ、タクサン、イッショニ…!!」


じゅぶぷぷっプツン…!!


ジェニファー「……っ!?ちょっ!待ってくださいまし!?わたくしまだ殿方にも捧げて……あ"っ!?いっ、だい"い"い"ーーーっ!!!!?」

フローリア「や……いやっ!そんなの入るわけなっ……あ、ああ…いっ!うっ!!ひぎぃいいいいっ!!!?」


人間の拒否の言葉など魔物の耳には届かず、フローリアとジェニファーは二人同時に触手で処女を引き裂かれた。
562 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/19(日) 23:14:41.19 ID:+auqzx7QO

フローリア(ああ…なんだろ、これ……前にも同じような事があった気がする…?)

ジェニファー「うっ…うう……」


股から伝う血の滴が激痛と共に二人の初めてを奪う証となる。

フローリアだけはどこか違和感も一緒に感じていたが触手の抽挿のせいでその考えはすぐに何処かへ消え去ってしまう。


マッドスキュラ「ウフフ、ウフフ…」


ずりゅっ、ずりゅっ、ずりゅっ
 じゅぷ…じゅぷっ!じゅぷっ!じゅぴっ!!


ジェニファー「あ"っぐぅあ!?な、ながで…動いて…ひ、ひぃいいい!?」

フローリア「うっ…!!かはっ…い、いやぁ…!!こんなの、あっ、あ"ぁっ!?」


じゅぷ、じゅぷ、ずりゅ…ずりゅずりゅりゅ!


ジェニファー「あっ、あっ……ふ、フローリア…見ないでくださいまし……はうっ!?あ"っあ"っあっ!」

フローリア「じ、ジェニー…耐えてぇ……きっと、クロウスとルルが…助けに……ぃい!?」


入れられた直後は苦痛から出る悲鳴が止まなかったが、次第に粘液から分泌される媚薬成分により二人の声はだんだんと喘ぎ声に似たようなものになってくる。

膣の律動が侵入する異物を拒む動きから無意識にだが触手の動きに合わせて絡めとるような動きへと変化していく。
563 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/19(日) 23:17:10.30 ID:+auqzx7QO

ジェニファー「あ"ひっ!ひぃっ!?な、なんれしゅのこれぇ…?なんか、わたくひ……あたまが、頭が真っ白になって、あっ、は、はひぃい…♥」

フローリア「じ、じぇにー……!だめ、そんな、そんなとろけた顔見せられたら…わ、わたしも…もぉ…♥」

男a「う、うう……」モゾッ


ふと、先ほどマッドスキュラに犯されていた男が立ち上がったのをフローリアは視界の端に捉える。


フローリア「お、お願いします…!たすけて……たすけてください!!」

男a「くっ……うぁ……もっと…」

男b「はぁ…あぁー……あな…あな…」


フローリアは反射で男に助けを求めるが男の様子が明らかに変だ。
先程まで雄叫びを上げてた様子とは異なり、目は虚ろで半開きの口からよだれが垂れてきている事も気にしていないようだ。

そしてもう一人、意識朦朧と自分の肉棒をシゴいていた男も近寄ってくる。


マッドスキュラ「ウフフ……ミンナデ、アソボ…アソボ♥」

男b「……に、にぐぁな"…づっこみでぇぇ!」ガシッ

ジェニファー「ふへ……っ!?そ、そんな!?やめてくださいまし!!そこは…!!!」


男たちはフローリアの叫びに耳も貸さず、二人の柔らかな尻肉を掴み欲望を滾らせた肉棒を二人にあてがう。

そして…、


男a「もっと……モット…!!!」グググッ

フローリア「や、やだぁ……!?おちんちん、そんなとこに…だ、だめだめだめぇ!!」



ず、ぢゅぢゅっ…!!!ずにゅるるるるるっ!!!


ジェニファー「お、おひりいぃぃぃィィィィ〜〜〜っ!!!?」

フローリア「かひっ!、あ、ぎひぃいいいィィィィイイイ!!?!?」


フローリアとジェニファーはお尻の穴に肉棒を同時に捩じ込まれた。
564 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/19(日) 23:19:48.51 ID:+auqzx7QO

マッドスキュラ「タノシイ、タノシイ…ウフフ♥」



ずりゅっ、ずりゅっ、ずりゅっ
 じゅぷ…じゅぷっ!じゅぷっ!じゅぴっ!!

ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!
 ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!


ジェニファー「お"っ!!ほぉっ!?あ"、あづいの♥ にほんもはいっで♥ あはっ、ははっ♥ ひぎっ♥ いひぃぃ♥」

フローリア「じぇ、じぇにぃい…!!ら、らめぇ♥ もうわらひも♥ あ"っ♥ らめっ♥ うんちあなっ♥ ずぽずぽしゅごいぃぃ♥」


前の穴はマッドスキュラの触手でほぐされ、後ろの穴は正気を失った男たちの剛直で激しく突かされる。

もはやフローリアもジェニファーも痛みや快楽が全てごちゃ混ぜになってしまっているようで、無理やり裂かれた尻の穴からは血が出ているもそれさえ二人には甘美の味へと変換されてきた。


ジェニファー「はぁん♥ はっ♥ あ"ひっ♥ わ、わらくひぃ♥ だめっだめぇ♥ おひりにもぉ♥ おまんこにもぉ♥ もっと…もっときてぇえええ♥」

フローリア「はへっ♥ あっ♥ あ"ーっ♥ りゃめぇ♥ はひ、ひぃい♥ たしゅけてぇ♥ たしゅけてぇ、くりょうすぅううう♥」

マッドスキュラ「ウフフ!ウフフフフ!!アハハハハ!!」
565 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/19(日) 23:21:02.28 ID:+auqzx7QO


マッドスキュラは四人の絶頂の高まりを感じたのか、触手の動きを早め全員がスパートをかけていく。

その激しさに二人の思考も視界も明滅していく。



ずりゅっ、ずりゅっ、…ずぷぷぷっ!!
 ずりゅっ、ずりゅっ、ずりゅっ、ずりゅっ!!

ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!
 ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!!



男a「がぁぁぁ、きもぢいい……ぎもぢいい!!!」

フローリア「あーっ♥ ぁあ"ーーーっ♥♥」

男b「にぐあな"でる!でる、でるでるぅぅぅ!!!」

ジェニファー「はへっ♥ んひっ、んひぃぃぃ♥♥」

マッドスキュラ「タノシイ♥ タノシイ♥ タノシイ♥」



どびゅっ!!びゅるるるっ!びゅるるるっ!!
 びゅぐんっ!びゅるっ!!どびゅぷぷぷっ!!!

どぷっ!!!どびゅぴゅっ!!びゅるっ!!
 びゅるびゅぐんっ!びゅぷっ!!どぷぷぷっ!!!


ジェニファー「ぉ、おひりぃ!!しゅごぃッ…ぎひいぃィィィーーーッ♥♥♥」びくっびくっびくんっ!!

フローリア「あへぇあぁぁ♥ はぁ♥ あ"ぐっ、んぎいいぃぃーーーッ♥♥♥」びくんっびくんっ!!


男たちはフローリアたちの尻穴に熱く迸る精を吐き出していった。
566 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/19(日) 23:23:03.88 ID:+auqzx7QO

ジェニファー「は、へぇ…♥」

フローリア「あ"っ、はぁ…♥」

マッドスキュラ「ウフフ…」


マッドスキュラは二人の膣穴から触手を引き抜く、次いで男達もフローリア達のお尻から肉棒を引き抜いた。

お尻の穴からはどろりと精液が溢れ落ち、太ももを伝って綺麗なお御足を汚していく。

フローリアもジェニファーももはや脱出や助けが来るのを待つといった事は考えられなかった。
男たちと同じく粘液による混乱効果と快楽中毒の症状によりただ己の火照りを満たすことしか考えられずにいた。


男b「ふーっ!!ふーっ!!」ピトッ

ジェニファー「あっ……♥」


男はまだ射精し足りないと言わんばかりに、先程まで触手が入っていたジェニファーの膣穴に肉棒を挿入していく。

ジェニファーはもう気持ちよくなることしか求めず、男の汚ならしい肉棒を淫らに受け入れていく。


男b「はぁ…!!もっとだす…!!モットモット…!!」パンパンッ

ジェニファー「あぁん♥ きてぇ♥ きもちいいの、もっと♥」

フローリア「じぇにー……あっ…」

男a「はぁ…!はぁ…!!」

フローリア「あぁ…♥」


やがてフローリアにも先ほど自分のお尻を汚した男が前に立つ。
ジェニファーを羨望の目で見ていたフローリアも慈愛の眼差しを男の肉棒に向けた。

男は肉棒をフローリアの卑裂にあてがう。
また気持ちよくなれる、今度はもっと凄いかもしれない。

フローリアの期待は高まった。
567 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/19(日) 23:24:05.87 ID:+auqzx7QO

マッドスキュラ「コダネ♥ ソソグ♥ イッショニコドモ、ソダテル♥」


その一言が、フローリア酷く冷静にさせた。

568 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/19(日) 23:26:44.09 ID:+auqzx7QO


思えばあの時もそうであった。


かつて、自分のミスでクロウスを死なせ。
カエルに自らの身体を蹂躙された時。

あの時も、自分の身体から得体の知れない生物が自分から出てきていた。

あの時と同じことが繰り返されるのか?
そもそもこの行為にはなんの意味がある…?


コドモ………?


あの時、私は魔物子どもを宿し……孕まされた。
そしてそれは夢なんかでは無かったのだ。






そして今度は名前も知らないこの男の子どもを………産まされる……?


フローリア「……あっ、やだ!やだ!!いやだ!!それだけは本当に嫌ァァァ!!」
569 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/19(日) 23:30:36.92 ID:+auqzx7QO

性知識の乏しいフローリアだが嫌でも勘づいてしまった。

自分が正しいと信じていた知識は間違っていたと。
赤ちゃんは愛する男と女が供にいれば神様から授かうものだと信じていた。

現実はこうも汚く、蠱惑的なものだった。

目の前の名も知らぬ男の子を孕み、育てる、この魔物の巣窟で下手すれば一生だ。





どうせ……どうせ……子を産むというのなら、あの人の…。


フローリア(クロウス……クロウス!クロウス!!)

フローリア「私を……助けにきて…」


彼女の涙がペンダントにこぼれ落ち、いつか体験したことのある光にフローリアは包み込まれていった。
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/19(日) 23:31:21.84 ID:9AjWKx390
ペンダントさん過労死しそう
571 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/19(日) 23:32:58.09 ID:+auqzx7QO

フローリアの淫欲値の上昇度
下1のコンマ一桁目(0は10扱い)

※現在のフローリアの淫欲値 8/100
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/19(日) 23:33:56.56 ID:9AjWKx390
へい
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/19(日) 23:35:02.72 ID:iFGiIQcAO
ナイス凌辱シーンでした
ペンダントさんコンティニューはもうちょっと待って欲しかったぜ
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/19(日) 23:35:38.91 ID:HVAKUPZl0
どこまで巻き戻るかね
575 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/19(日) 23:42:58.78 ID:+auqzx7QO

フローリアの淫欲値 14/100


再び時が巻き戻る所で今回はおわりです。

地味にフローリアが2回陵辱されるというのは物語的に重要な部分でもあるので早めに書けて良かったです。(ペンダントの効果を知る、自分の性知識が間違っていた事を自覚する、自分が二度も処女を破られ犯されていた)

それでは今夜はこの辺で失礼します、少なくとも明日は更新できなさそうです。
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/19(日) 23:46:15.65 ID:GM4zuK2iO
乙でした!
今後も期待
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/20(月) 00:32:39.86 ID:UUBj8WGQo
おつおつー
578 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/22(水) 19:55:14.12 ID:0Gm3c9nro
20時半ぐらいに続きを投下していきたいと思います。
久しぶりの野郎(味方)安価入ります。
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/22(水) 20:18:17.33 ID:FXVW5v6/O
まってましたぁん
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/22(水) 20:19:20.30 ID:VtbiUO+po
待機ー
581 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/22(水) 20:32:06.76 ID:0Gm3c9nro

フローリア「………はっ!?」


気がつくとフローリアは魔物の巣ではなく、再び霧の中でマッドスキュラと対峙していた。

先ほどまで自分たちを弄んでいた魔物も、隣にいる友人も何事も無かったかのようにお互いに睨み合っていた。


フローリア(あぁ……そっか、私はまた戻ってきたんだ…!)


いつかのカエルの魔物に犯された時もそうだった、あの時も夢などではなく本当に時間が戻っていたのだと今は気づいている。

フローリアは迷うことなく、どう戦うか考えているジェニファーの手を無理やり引っ張った。


ジェニファー「なっ!?フローリア!?」

フローリア「逃げましょうジェニー!! わたし達だけではこの魔物には勝てません!!」

ジェニファー「なにを…!?逃げ場なんてどこにも…!」

フローリア「ならせめてクロウス達が来るまで凌ぐの!足を止めないで!」

マッドスキュラ「ウフフ…アハハハハ!」
582 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/22(水) 20:44:09.90 ID:0Gm3c9nro

マッドスキュラは触手で地面を叩き、水飛沫をジェニファー達の方へ飛ばす。

当然既に知っている攻撃なのでフローリアは水を被ることなく避けていく。


フローリア「あの触手の粘液にはこちらを惑わす効能があるようです…!とにかく避けて時間を稼ぐの!!」

ジェニファー「ふ、フローリア……貴女いったい何が視えていますの?」

マッドスキュラ「アハハハハッ」ブンッブンッ

ジェニファー「くっ…!重力魔法…!!」


ジェニファーは魔法による重力操作をマッドスキュラの周りにかける、範囲内に入ったターゲットの動きを制限するこの魔法はスキュラの触手の攻撃を著しく遅くさせる。

ジェニファーの腕前では重くする方は大雑把に場所を指定することしかできないが、回避に徹するのであれば十二分に効果を発揮できている。

問題はジェニファーの魔力量に対して消費が激しいのであまり長い持久戦には向いていないというとこだが…。



マッドスキュラ「ウフフフフ!!」ブンッ

ジェニファー「さ、さすがにこのペースが続くと魔力が持ちませんわ…!」

フローリア「もう少し…!!もう少しだけ耐えきれば…!」

マッドスキュラ「ウフフ……アハッ!!」カッ

ジェニファー「魔法っ!?」

ジェニファー(ヤバいっ、軽くする方……間に合わないっ!?)


スキュラには魔法を使用する種も存在し、湿った大地を裂くように岩の隆起がジェニファー達を襲う。


しかし、その魔法が二人に届く前に別の土魔法がスキュラの岩波を打ち砕いた。
583 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/22(水) 20:59:27.80 ID:0Gm3c9nro

クロウス「おおおおお!」

フローリア「クロウス…!!」

クロウス「でぇえい!!」ザンッ

マッドスキュラ「ギャアアアッ」


岩影に隠れて接近していたクロウスがスキュラの触手を斬り刻む、そして体勢が崩れた所にルルが怒りの形相でバチバチしたと魔力を解き放つ。


クロウス「ルル!!」

ルル「人の親友に何してくれるんだあぁァァァ!!!」バチバチッ

マッドスキュラ「ギヒィッ!?」


怒りの雷撃が敵の脳天を撃ち抜き、マッドスキュラは黒焦げになりながら地面に倒れた。
584 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/22(水) 21:13:26.51 ID:zE1g22azO

ルル「ジェニー、リア!!良かった…無事!?」

ジェニファー「え、ええ……わたくしは何とも」

フローリア「私も……うん」

クロウス「全く……生きた心地がしなかったですよ」

フローリア「ごめんなさいクロウス……わたし、また」

クロウス「……いえ、あの時に姫様が助けに入っていなかったらジェニファーが危なかったのは分かっています」

ジェニファー「そ、そうよクロウス様!私が……わたくしが、足を引っ張って…」

クロウス「そんなにしょげるな、元々俺たちが雑魚相手に苦戦していたのが悪い」

ジェニファー「ですが私は!クロウス様の言っていた事を……ちゃんと理解していませんでした」

クロウス「そうか、……悔しいか?」

ジェニファー「……ええ、とても」

クロウス「ならお前はちゃんと強くなれる」

ジェニファー「…え?」

クロウス「そこで弱い自分と向き合えるなら、今回の経験はきっと糧になる」

ジェニファー「クロウス様……」

ルル「ぶーぶー、華麗にトドメ刺した私には誉め言葉の一つも無いの?」

クロウス「あー、ルルも助かった。キャラバンに被害が行かなかったのはお前のお陰だ」

ルル「にしし!ありがとありがと!」
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/22(水) 21:17:15.27 ID:4+VY7fr/O
ルルは元気で可愛いなあ
586 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/22(水) 21:19:32.13 ID:zE1g22azO


フローリア(良かった……みんな、無事で…)


フローリアは一人離れた所でみんなを見つめている。
望んでいた通りにクロウスが助けてくれたのに、みんなの元に行くことが躊躇われた。

故に、みんなが勝利に酔いしれている時に一人だけ、マッドスキュラが動き出している事に気づけたのはフローリアだけだった。


フローリア「っあ……あぶない!」

クロウス「むっ!?」

マッドスキュラ「アソ、ボ……アソ…!」


マッドスキュラは残りの触手をクロウス達の方へ振るった。


???「竜弓隊、射てぇーい!!!」


どこからともなく聞こえてくる号令と共にマッドスキュラに霧雨ではなく矢の雨が降り注ぐ。

クロウス達には届かない絶妙な距離感で放たれた矢は満身創痍のマッドスキュラにトドメを刺すには十分であった。
587 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/09/22(水) 21:24:10.59 ID:zE1g22azO

マッドスキュラ「サ、ビシイ…ノ…ヤ…」ズシーンッ


ルル「え、ええ……まだ生きてたのこいつ」

クロウス「だがこの矢は何処から…」

???「間に合ったか」


霧雨の中から数名の弓を携えた兵士を連れた男が現れる。

その胸には竜を司るエンブレムが付けられており、クロウス達は後から知るがそれはシルヴェロギアの国の紋章であった。


クロウス達を助けたシルヴェロギアの兵士長(味方サイドのキャラになります)
↓1から↓3までの間で募集


【名前】
【性別】男性で固定
【年齢】
【見た目】顔つきや身長、体つきなど
【性格】
【その他】キャラクターについて補足など
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/22(水) 21:33:50.37 ID:4+VY7fr/O
【名前】レビュオス
【性別】男性で固定
【年齢】35
【見た目】明るい銀髪のストレートヘア。竜の意匠が拵えられた白銀のフルアーマー装備。武器はこれまた銀の双剣で、二つ合わせる事で魔翌力の弦が生成され弓としても機能する
【性格】任務にあたる時はクソ真面目、それ以外の時は気さくなムードメーカー
【その他】シルヴェロギアの兵士長。剣術と弓術に秀でる。妻との間に娘を授かっていたが既に個人であり、それ故か小さな子供を守ろうという思いは人一倍強い
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/22(水) 21:33:52.46 ID:VtbiUO+po
【名前】ギンゴ
【性別】男性で固定
【年齢】49
【見た目】銀髪のオールバックに髭を蓄えた年齢相応の男。肉体は鍛えられており引き締まっている
【性格】豪快で懐深い。シルヴェロギア民にしては銀竜信仰にあまり傾倒していない
【その他】ルルくらいの孫がいる
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/22(水) 21:35:13.45 ID:SVk3PA570
【名前】ケイン
【性別】男
【年齢】28
【見た目】黒髪の男。やや痩せ方だが体つきは引き締まっている
【性格】生真面目で分別あるロリコン紳士
【その他】貴族出身のエリート。実力もある。しかし幼女しか愛せない哀しみを背負っている
幼女への変態行為が教育・道徳的に良くないことは理解しており、実際に幼女に手を出したことはない
いかなる時も幼女たちの健やかな成長を見守る紳士であろうと自身を厳しく律している
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/22(水) 21:46:37.45 ID:Xh0HYmJ20
【名前】カイン
【性別】男性で固定
【年齢】26
【見た目】赤毛の短髪、整った顔つき、高身長(175くらい)
【性格】誠実な熱血漢だが、隊長らしく戦局を落ち着いて俯瞰する冷静さもある。ちょっとうるさい
【その他】シルヴェロキアの将軍を父に持ち若くして隊長を務める程の実力者であり部下や軍隊からの評価は高い。婚約者もいるが当人は仕事に集中したくて特に興味なし。父に関しては尊敬の念を抱いている
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/22(水) 22:51:11.80 ID:4+VY7fr/O
誰になるやらやら
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