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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい9

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178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/31(火) 12:43:20.88 ID:n7hhOyLU0
>>167
そりゃ結局自分が書きたい事やってるだけだからな
安価なんて無意味だし・・・
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/08/31(火) 13:15:02.57 ID:xf3voTl9O
>>177
はいよ
【名前】ユリーカ
【年齢】13
【性別】女
【所属】公国
【外見】灰色のツインテールにブルーの眼 小柄なつるぺたロリ
【使用武器】なし
【性格】明るく心優しい少女だが、年齢以上の慈悲の心や包容力に溢れている
【その他備考】
公国大公エルクラッドの娘であり公国姫セレスティアの実妹
エルクラッドにとっての『公国の発展』、セレスティアにとっての『ジーク』のように幼い彼女にもひたむきに追い求めているものがあり、それは『他者と分かり合うこと』
そのため征服ではなく他国と分かり合えないかと心を痛めているが、父や姉、主要貴族や将からは子供の戯れ言として放置されている
しかし戦争に疲弊した一兵卒の中にはユリーカの思想に理解を示す者もいるらしく、兵への対応がぞんざいな父や姉とは違い負傷した公国兵に自ら治療を施すこともある彼女を慕う兵も多いようだ
なお前述の思想の違いを除けばセレスティアとは仲は良く、彼女の話す『白髪の男』に少し興味があるらしい
(姉の様子から即座に恋愛云々ではないと訂正したので事なきを得たが)

【名前】ネーロ
【年齢】19
【性別】女
【所属】公国
【外見】プラチナブロンドの短髪(癖っ毛)。透き通った青の瞳を持つ。背丈は平均より少し低め
【使用武器】転移魔法のみを使える。スキルポイントが極振りされてしまっているイメージ
【性格】素直な性格。嫌な事は嫌と口にしちゃうタイプ。裏が無いとも言えるので波長が合う人にはとことん好かれる
【その他備考】
公国の特殊戦力。生まれ持った才能で様々な転移関連の魔法が使える(この系統にだけ異常に精通しているが他に関してはからっきし)ので、万が一にも失っては困る駒を出撃させる際には保険として同行させる。なお戦闘力は皆無
幼い頃に賊に両親を殺され孤独の身となっていたところをエルクラッドの計らいによって救われた。彼が変わり果てた今でも恩義は変わらず持ち続けており、自ら兵として働きたいと志願したほど。エルクラッド本人が当時の事を覚えているかは定かではない
エルクラッドに従わないセレスティア側の人間の事は内心よく思っていない


180 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/31(火) 13:26:17.63 ID:83idzA3cO
ありがとうございます。助かりました
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/31(火) 15:30:47.10 ID:xf3voTl9O
こう見るとネーロって名前に対して黒系の要素無かったんだな、意外だった
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/31(火) 17:19:06.61 ID:a7CRyVF00
ユリーカの方は名が体を表してるな

名前に込められた意味というとセレスティア(天、空)とシャリオ(北斗七星)の組み合わせすこ
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 00:01:38.61 ID:PNbXxN7b0
大体の主要キャラのキャラシは1スレ目と2スレ目を漁れば出てくると思う
184 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/01(水) 22:31:22.26 ID:1xohak540
こんばんはー
昨日は更新できずに申し訳ありません

ご指摘がありましたので少し考えましたが、以後大人数の判定は『ある程度の固定』にしようかと思います
こちらが毎回位置を変えるのも上手くできているかわからない+フレーバーなら数値を狙う人もいないと思うので
(とりあえずすぐに対応できる3パターンを考えています)

遅くなりましたが更新をゆっくり再開
185 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/01(水) 22:32:25.75 ID:1xohak540
――

……


イアン「ううむ、繊細でありながら力強さすら感じてしまう。素晴らしい絵だ……」

ミナ「そ、そんな。イアン様の絵の方が、素晴らしいです///」

ミナ「イアン様の描かれた絵が、まさにその男性と瓜二つなのですよね?」

ネーロ「は、はい。ほとんどそのままです……」

マリリン「かわいくなーい……と言うよりも、ゼルガーよりも趣味悪ーい……」ゲンナリ…

ネーロ「確かに、ゼルガー将軍以上に目に悪い男でした」

ネーロ「あえて付け加えるとするならば、この全身の宝飾の色でしょうか……?」

イアン「色?」

ネーロ「正直、直視に耐えない姿ではありましたが……目立つからこそ、頭に焼き付いています」

ネーロ「……黄金の中で輝く、七色の宝飾」

リュノ「七色……」

リアローズ「シャリオさんと同じ……?」

ネーロ「これ以上のことは私にはわかりません」

ネーロ「とりあえず、イアンさんとミナさんの絵を参考に警戒すればいいのではありませんか」プイ

ジーク「この男がポラリス……」

リーチェ「あのシャリオさんが警告する相手。もっと障壁の精度を上げた方がよいのでしょうか……?」ウーン…



ネーロ「……」

マリリン「げ、元気出してネーロちゃん?」

ユージーン「絵なんて描けなくても、金は稼げるんだしなー」ヘラヘラ

ネーロ「うぐ……」

セレスティア「ネーロ……安心してください。ほら」サッ!

ネーロ「ほぼ私と同じ絵で安心すると同時に複雑な気分です」

ネーロ「どうして私がよりによって、あなたと同じ画力なんですか……」ガクリ…


――

※イアンとミナの絵により、ポラリス人間態の姿が明るみになりました

※公国内でのポラリス分断及び、エルクラッド侵略奇数ゾロ目時のポラリス分断が無効化されます

――
186 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/01(水) 22:33:26.69 ID:1xohak540
セレスティア「あなたが私を嫌うのはわかります……」

セレスティア「ですが、ジーク様達のことはどうか」

ネーロ「公国とエルクラッド様を害そうとしている人達を信じろと?」

ネーロ「ポラリスは公国の完全な利にはならないと判断し、お話しましたが……」

ネーロ「これ以上は話せません。そちらの方も、先程言っていましたよね?」

ネーロ「ポラリスの容姿を話せば、もう大公や公国の情報を聞くことは無いと」

ジーク「ああ」





ジーク「――俺からは、な」




ネーロ「なっ……!?」ガタ!

ネーロ「話が違います! だってさっき……!」

ジーク「俺からは大公や公国の情報を聞くことはないと言った」

ジーク「実際、俺は聞かないし興味もない。相手が誰であれどうであれ、俺の中のこの感情がおさまることはない」

マリリン「ジ、ジーク。それは……」

ジーク「……大した忠誠心だとは思う。何があろうと命令……依頼を遂行しようとする姿勢も評価できる」

ジーク「だが、素直過ぎるな。相手の言葉の裏を読めとまでは言わないが、言い回しには気をつけることだ」

ジーク「煙に巻かれて痛い目をみることもある」

ネーロ「くっ……!」

ジーク「俺は嘘は言っていない。お前を拷問することもなければ、公国の事情にも興味は無い」

ジーク「……だが、俺は一人で戦っているわけではない」

ジーク「仲間達が気になっていることは、俺と違うかもしれないからな」

187 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/01(水) 22:34:55.87 ID:1xohak540
ユージーン「おいおい大将、もう少し気を抜いた方がいいんじゃないか?」

ジーク「六将の一角を捕えている現状で、飲んで喰って絵を描いて……打ち上げかこれは?」

ネーロ「……不覚ながら同意するしかありませんね」

ネーロ「……」

ネーロ「確かに、あなたの言葉を私の都合の良いように解釈してしまったこともあるでしょう」

ネーロ「そしてこの雰囲気……他の方々も、私を痛めつけたり辱めたりということをする様子でもない」

ネーロ「……公国の現状よりも、ずっと優れていると言っていいでしょう」

ネーロ「マリリンさんも所属している。あのお金のことしか考えていないユージーンさんすら、どこか変わったように見える」

ネーロ「……少なくとも、あなた達がジラワーク将軍やベルゲ将軍よりもずっとまともであることは認めます」

ネーロ「ですが、それはそれです。私は公国の情報を売るつもりはありません」

ネーロ「全ては、エルクラッド様の為に」

ジーク(大した将だ……)

ジーク(だが、ポラリスの情報を手に入れた今ならば火急に聞きだすべき情報は少ない筈だ)

ジーク(ユージーンにセレスティア。公国で特殊な立ち位置にいた存在)

ジーク(マリリン。こいつと同じく公国六将であった存在)

ジーク(クリスとユリーカ。正気の状態で、エルクラッドの変化を見ていたであろう存在)

ジーク(戦力面では公国は圧倒的優位であろうが、情報量であればこちらも負けていない筈だ)

ジーク(だが、俺一人では気がつかないこともある)

ジーク(あとは仲間達の動向を見守るとしよう)

ジーク傭兵団「「……」」


ネーロへの尋問(質問)1/3
↓1〜3自由安価コンマ

188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 22:36:15.36 ID:ucyZ6C2oO
マリリンとはどう言ったご関係で?
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 22:38:25.83 ID:PNbXxN7b0
>>188と関連してるのかな、マリリンが二人きりで話してもいいか提案するとか
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 22:38:28.24 ID:gv5QAwpGO
その傷を負った経緯を
191 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/01(水) 22:47:56.02 ID:1xohak540
ネーロとマリリン

――

マリリン「……」

マリリン「ねぇ、ジーク?」

ジーク「どうした?」

マリリン「ネーロちゃんは、転移魔法が使えないと本当に戦えないんだ」

マリリン「それに負傷もしちゃってる。万が一にもここから逃げ出すことはできない」

ジーク「……それで?」

マリリン「ちょっとだけでいいの」



マリリン「――ネーロちゃんと二人きりで話せないかな?」



ネーロ「マ、マリリンさん!?」

ジーク「……」

ジーク「確かに、お前が以前からネーロを気にかけていたことは知っている」

ジーク「そしてこのネーロも、お前に対しては心を許している節がある」

ジーク「だが……」





リアローズ「……ずっと気になってたんだけど……」

リアローズ「――マリリンさんとネーロさんはどういう関係なの?」




ネーロ「!!」

マリリン「!!」

ジーク「……」


特殊判定
↓1コンマ二桁
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 22:48:43.03 ID:PNbXxN7b0
はい
193 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/01(水) 23:02:48.73 ID:1xohak540
ネーロとマリリンの関係(0←信頼と憧れ 50 実は秘めたる想い→99)

コンマ03

03(純然たる敬意と信頼。お互いの茨道を知る)

――


リュノ「そういえばマリリンさんって一応男性なんですよねぇ……」

リュノ「もしかして実は……?」

マリリン「あははは、残念だけど違うなぁ」

ネーロ「そう、ですね。なんと言えばよいのでしょう?」

ネーロ「マリリンさんは私にとって……眩し過ぎる憧れの存在とでも言うべきでしょうか///」

ユージーン「あ、憧れぇ!? こ、こいつに!?」

マリリン「嬉しいな♪でも、私もネーロちゃんに抱いている感情は憧れが近いかなぁ」

ネーロ「そ、そんな……///」

マリリン「あ、もちろんマリリンちゃんの地位を脅かす強敵って認識もあるけどね?」

リアローズ「憧れ……」ドキドキ…

イアン「ふむ……」

セレスティア「マリリン将軍は、私の耳にも届くほどに『変わり者』と呼ばれていた筈ですが……」

ジーク「お互いがお互いに憧れ……心を許すか」

ジーク「何か、きっかけのようなことはあったのか?」

マリリン「そうだなぁ……」

マリリン「……」ウーン…

マリリン「これくらいは、別に公国の害にもならないし、話しちゃってもいいかな?」チラ

ネーロ「か、構いませんが……」




ネーロ(……まさか、私個人の交友関係を尋問されるなんて……)ドキドキ…

ネーロ(つ、次はどこから切りこんでくるつもりなのですか?)ドキドキ…
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 23:05:27.85 ID:kBiD6BbjO
たしかにこの二人には恋愛要素はなさそうだと思ってた
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 23:06:41.94 ID:gv5QAwpGO
バキバキガチガチの絆やん……
196 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/01(水) 23:15:41.74 ID:1xohak540
マリリン「実は、私とネーロちゃんは将軍になる前から知り合いだったんだー」

イアン「将軍になる前……そう言えば、二人は将にのぼりつめてからどれだけの時を?」

マリリン「実は、六将のほとんどはみんな就いてからの日は浅いの」

ネーロ「マ、マリリンさん!」

マリリン「だいじょうぶだいじょうぶこのくらい♪」

ユージーン「六将は、大公様が他国への侵略に力を入れ始めてからできた役職みたいだしなぁ」

マリリン「元々はゼルガーが全て統括していて、そこに新しい将軍が選ばれたり立候補した感じなんだ」

マリリン「ネーロちゃんは自ら志願したの。エルクラッドの役にたちたいからってね」

ネーロ「そしてマリリンさんは、私が将になるのは心配だからと……」

ミナ「ネーロさんを追って……?」

リュノ「恋愛小説でありそうな感じですけど……」

マリリン「だから違うってばー」

マリリン「とりあえず、みんなネーロちゃんをよく見て?」


ジーク傭兵団「「……」」ジー…


ネーロ「な……///」カアァァ…!




マリリン「――とても強そうには見えないでしょう?」



ジーク傭兵団「「確かに」」

ネーロ「その通りですが、声を揃えないでください!」

イアン(……後は胸がかなり……いかん!?)ハッ!

ミナ「……」チラ…

マリリン「こんな子が、六将……最前線に行くなんて心配しない奴がいたら見てみたいよ」
197 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/01(水) 23:33:10.38 ID:1xohak540
マリリン「でもね、ネーロちゃんは凄いの。揺るがない自分の道を持っているんだ」

セレスティア「自分の、道……」

マリリン「うん。もうわかっていると思うけど、エルクラッドの為……その為になら、どんな困難にでも立ち向かえる」

ジーク「……盲信、ともとられかねないがな」

マリリン「そうだね。でも、ネーロちゃんがしてきた努力は本物だよ」

マリリン「そもそもネーロちゃんがエルクラッドをここまで信頼しているのは……」チラ…

ネーロ「……私は幼い頃、賊に襲撃され目の前で両親を殺害されました」

ジーク傭兵団「「!!!」」

ネーロ「そして私も殺されかけた時……エルクラッド様が駆けつけ、私を救ってくださったのです」

ネーロ「間に合わなくてすまないと、幼い私にすら謝られて……」

ネーロ「その後も、私の面倒を見てくださって……」

ネーロ「本当の、家族のように……っ」

セレスティア「……」

マリリン「……信じられないと思うけど、昔と今のエルクラッドはだいぶ性格が変わっちゃったみたいなんだ」

リーチェ(でも、セレスティアさんと一緒に逃げろと指示をだしたからこそ、ネーロさんはこうして……)

ネーロ「私は、エルクラッド様には返しきれないほどの御恩があるのです……」

マリリン「ネーロちゃんの話だと、本当に昔のエルクラッドは面倒見がよかったみたい」

マリリン「でもね……」

マリリン「当時のエルクラッドは大公ではなかったとはいえ、地位と権力に財力全てを備えた大貴族であることには変わりない」

マリリン「他の貴族達も、目をつけていないわけがなかったんだ」

ジーク「……そこに素性のわからぬ子供がやってきて、一身に寵愛を受けたということか」

ジーク「傭兵団ならいざ知らず、貴族達ならば……」

イアン「恨みを買う……か」

マリリン「うん……」

ネーロ「今思えば、当然のことです。私の家は名家でもなんでもありませんでしたから」

ネーロ「礼儀も魔術も武術も他の才も、何も持ち合わせていない子供……」

ネーロ「私こそが、エルクラッド様の価値を貶める最たる異物だったのです」
198 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/01(水) 23:54:02.09 ID:1xohak540
マリリン「勿論、エルクラッドはネーロちゃんを庇ったみたい」

ネーロ「ですが、当時からエルクラッド様はお忙しい身でした」

ネーロ「私のことを大切に扱ってくださっても、いつも傍にいられるわけではありませんでした」

マリリン「そうなると当然、その隙を突く奴もいて……」

ネーロ「私はその時も、エルクラッド様の名の傘で守られてはいたのですが」

ネーロ「エルクラッド様に感づかれ無いような、陰湿な嫌がらせは相当な数あったと記憶しています」

リアローズ「そんな……」

マリリン「……それでも、ネーロちゃんは挫けなかったの」

マリリン「それに、エルクラッドに助けを求めもしなかったんだ」

ネーロ「これ以上エルクラッド様にご迷惑をおかけするわけにはいきませんでしたから」

ネーロ「嫌がらせも死ぬほどのものではありません。私は耐えて、自分を磨くことだけに注力しました」

ネーロ「取り柄の無い私でも、魔法の才はあるかもしれないということはわかっていましたから」

ネーロ「邪魔にならない、邪魔をされない秘密の場所で、鍛錬をするようになりました」



ネーロ「そんなある日……」

マリリン「私とネーロちゃんは、出会ったんだー♪」キュルン!



リアローズ「秘密の場所で鍛錬……もしかして……?」

マリリン「うん。マリリンちゃんも周りから変な目で見られていた頃、色々頑張っていたんだー♪」

マリリン「下積み時代って言えばいいかな?」

ネーロ「驚きました。先客がいたことにもですが……」

ネーロ「なんて、可愛らしい猫のような子なんだろうと……子供の身ながらに嫉妬を覚え」

ネーロ「そのあと性別が違うということを知らされて、さらに驚きました」

マリリン「でもネーロちゃんは驚いただけで、馬鹿になんてしてこなかったの」

ネーロ「出来る筈がありません。あの頃から、マリリンさんはあまりにも眩し過ぎましたから……」

マリリン「マリリンちゃんにとっても、あの頃のネーロちゃんは強烈な衝撃だったんだよぉ?」

マリリン「こんなに可愛い子が、こんなに努力を重ねているんだって驚いてね……」

マリリン「私はまだまだ甘いんだ、もっと頑張らなきゃって。そう思えたの」

ネーロ「いえ、周囲の言葉など一切気にせず自分の信じる道を迷わず進めるマリリンさんの方が……」

イアン(……『異物』と認識された者同士が、お互いの直向きさに感銘を受けたということか)
199 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/02(木) 00:09:55.30 ID:C5AY8Hqb0
マリリン「それから、ちょっと特殊環境な美少女同士一緒に特訓することも増えたんだけどね?」

ネーロ「すぐに、私とマリリンさんの間に大きな壁が立ちふさがりました」

ジーク傭兵団「「?」」





ネーロ「――マリリンさんと同じくらい頑張ろうとした私が昏倒したのです」

ネーロ「――率直に言ってしまえば、絶望的なまでの基礎体力の差です」




ミナ「わかりますっ、その気持ち!」ガタ!

ネーロ「あ、ありがとうございます……?」

ネーロ(妙に実感がこもっているような……)

マリリン「いやぁ、あの時は焦ったよ……」アハハ…

マリリン「思わず男の子の部分が全面に出て叫んじゃったかもね」

ネーロ「マリリンさんはご覧の通りかなり華奢な方ですが……」

ネーロ「運動もしっかりしていますし、少ない魔力を効率的に扱う鍛錬も欠かしたことがない努力家です」

マリリン「ネーロちゃん程じゃないと思うよ? だってあんなに……」

ネーロ「あれはマリリンさんが私でも倒れないような、適度な訓練を考えてくれたからこそです」

ネーロ「マリリンさんがいなければ、私の転移魔法もここまでには至らなかった筈ですからね」

リュノ「どういう意味ですか?」

ネーロ「私は元々、エルクラッド様の為にとあらゆる魔導書に手を出しました」

ネーロ「ですが結果は散々たるもの。どの属性にも適正は存在しなかった」

ネーロ「武器を握っても同じこと。一振りしただけで両腕が悲鳴をあげました」

ネーロ「ならいっそ格闘技ならばと、マリリンさんがその胸を貸してくれたこともありましたが……」

マリリン「心配だったけど、私に打ち込むだけなら大丈夫と思って……」

ネーロ「そしてマリリンさんの胸を打った瞬間」



ネーロ「――私は右手と何故か両脚を同時に捻挫しました」



ジーク傭兵団「「」」

ミナ(も、もしかして私以上に大変な身体だったのでは……?)ドキドキ…
200 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/02(木) 00:25:36.07 ID:C5AY8Hqb0
ネーロ「流石に何をやっても上手くいかなくて、心が折れかけました」

マリリン「それでも、ネーロちゃんの目は諦めてなかったんだ」

マリリン「そして、何度も何度も色々な失敗を繰り返し続けて……」

ネーロ「ある日、まだ試したことのないものを手当たり次第に探していた時です」



ネーロ「――どういうことか、転移の魔法だけはすぐにその仕組みを理解できたのです」



リーチェ「そんなことが……転移の魔法は、高等魔法。他の魔法の知識もあってようやくという部類ですのに……」

ネーロ「私も、何故自分が転移魔法を扱えるのかわかりませんでしたし、今もわかりません」

ネーロ「それに使えたと言っても、当時はまだ手前に跳ぶ距離と変わらない範囲の転移でしたから」

ネーロ「やっと見つかったと思った魔法もその有様で、次のものを探そうかとも思ったのですが……」

ネーロ「マリリンさんが、背を押してくれたのです」




ネーロ「――他の魔法が使えないなら、逆にその道を極めちゃえばいいんだよって」

ネーロ「――転移魔法を一瞬で覚える人を見たことがない。それは間違いなくネーロちゃんの武器だから……と」




マリリン「……///」

マリリン「多分、かなり興奮していたんじゃないかなぁ……///」

マリリン「リーチェ様の言う通り、転移魔法は高等魔法だし極めればとっても便利な魔法だし」

マリリン「マリリンちゃんの持論になっちゃうけど、視点を変えるべきだと思ったの」

マリリン「一つの魔法しか使えないって諦めるんじゃなくて、その一つなら誰にも負けないようにすればいいんだって」

マリリン「勿論、それが大変な道になるってこともわかってはいたんだけど……」

ユージーン「……その大変な道を乗り越えて、今のこのネーロちゃんが生まれたってことか」

マリリン「うん♪ だから言ったでしょう? ネーロちゃんは凄いの!」

ネーロ「いえ、今も尚より高みを目指しているマリリンさんと比べれば私など……」

マリリン「ネーロちゃんが傍にいたから、私ももっと頑張らなきゃって思えたんだよ?」




ジーク(……お互いが、過去の苦労と過程を知るか)

ジーク(確かに、二人きりであれば……)


……

――
201 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/02(木) 00:29:19.72 ID:C5AY8Hqb0
イベント途中ですが今日はここまで
この後はネーロと二人きりでも一同揃った状態でもどちらでも尋問を続けることができます
なお、本来想定していなかった状況ですのでリアローズ&ユージーンとネーロでとある判定も挟みたいと思います

本日もありがとうございました!
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 00:34:06.29 ID:1V8Jrj5AO
乙です
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 00:34:14.87 ID:twow5YZAo
おつー
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 00:38:18.99 ID:o3TTYt8kO
おつー
境遇にめげない努力家同士うまく支えになれたんだなぁ
次の判定内容ちょっとわかんないけどワイバーン絡みかな?
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 00:55:31.79 ID:+uaaQ2pDO
乙です
リアローズとユージーンが絡む判定な何か気になる
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 01:00:26.64 ID:M3Yp2mPoO
おつおつ
二人きりか……実際共感示してる上に
・小さな身体で
・体力に問題があって
・自分を守ってくれた大切な人(男性)がいて
・その人を誠心誠意支えたいと思っている
と共通点の多いミナなら話聞きやすくなるかな?
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 01:10:01.96 ID:Ta9XnC5oO
リュノの前例踏まえるとこれからお互いに惹かれあう可能性も……?ネーロはともかくマリリンはそういった描写が想像できないけど
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 19:13:57.32 ID:aWqEiVK40
なんでリアローズとユージーンか考えたけどこれあれか
ネーロと公国は海にぶち込んで殺したと思ってる海外剣士が普通に生きてるどころかリアローズに技伝授してる件か?
ネーロ的にはショック大きそう
209 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/02(木) 23:34:29.33 ID:C5AY8Hqb0
こんばんはー
かなり遅くなりましたがほんの少しだけ再開です
210 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/02(木) 23:35:24.42 ID:C5AY8Hqb0
――

……


ネーロ「……マリリンさん、もうよいのでは?」

ネーロ「マリリンさんが他の将とは違うということは皆さんもわかったことでしょう」

ネーロ「私はこれ以上語られるようなこともありませんし……」

マリリン「そう? でもネーロちゃんのことを少しはみんなに知って貰えたと思うんだー」

ジーク「……確かに、他の公国兵や将とは違うのだろう」

ジーク「お前達が互いの過去を知る身である以上、二人きりで話しやすいということもあるかもしれない」

マリリン「それじゃあ――」

ジーク「だが、あまりにも気心が知れすぎていて終始ただの雑談になる可能性もある」

マリリン「あれぇ!?」

ジーク「他とは違う。だが他以上に固くもある。マリリン以外を警戒してのことだ」

ジーク「何かを聞くにしろ、語りたくなるにしろ……お前以外と二人きりにしてみるのも面白いかもしれないと思ってな」

ネーロ「!?」

ジーク「まあ、そうまでして聞きたいことを持っている者がいるかもわからないがな」

ネーロ「……たとえマリリンさんと二人きりでも、私は何も話しませんよ?」

ユージーン「ネーロちゃんはかなりお堅いからなぁ……」

ユージーン「マリリンとの昔話を話してくれたのは意外ではあったが」

ネーロ「私の過去はエルクラッド様に影響がでるものではありませんから」

リアローズ「……でも、ネーロさん嬉しそうだった……」

リアローズ「……大公様に助けられたことを話している時も、マリリンさんと一緒に頑張っていたことを話している時も……」

ネーロ「っ……」

リアローズ(どうして、鉄国と森国を滅ぼすような人になっちゃったんだろう……?)

ミナ「あの……ネーロさん?」

ネーロ「……なんでしょう」

ミナ「その、今は将の地位ですから、身体の丈夫さは……」

ネーロ「変わっていません。流石に手首を痛める機会こそ減りましたが……」

ミナ「そ、そうなのですか……」

ネーロ(……むしろ無駄に胸が大きくなって肩の負担が増えましたね。語る必要のないことですが)

211 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/02(木) 23:36:07.82 ID:C5AY8Hqb0
ミナ「それでいて将の地位につけるということは……」

リュノ「転移魔法の使い手というだけでちやほやされますよ。とっても貴重ですもん」

イアン「軍事転用も可能……事実、単騎で鉄国への潜入を許してもいたわけだからな」

イアン「爆薬を仕掛け転移で帰還されるだけで、国は何が起きたのかもわからず混乱することだろう」

ネーロ「エルクラッド様からそのような命令を受けたことはありませんので、ご安心ください」

ジーク(ん……?)

リーチェ「……捕虜を、帰すことなどは?」

ネーロ「……エルクラッド様からはありません。先日、ゼルガー将軍の勧めで何人かを送り還したことはありますが」

リーチェ「そう、ですか……」

ジーク(……あれは、やはりベルゲという男の独断ということか?)

ジーク(能力は強力だが、やはりこいつは……)

ジーク「……転移による仲間の補助や移動に特化した、他の五将を補佐する将だったということか」

ネーロ「そうなります。私には戦う力がありませんし、できることは転移魔法のみ」

ネーロ「誰かを倒すなどという荒事に不向きであることは認めましょう」


リアローズ「……」

ユージーン「……」



特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 23:36:17.27 ID:JNxJhUbV0
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 23:36:38.96 ID:Ta9XnC5oO
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 23:42:35.29 ID:NSpHxGMHO
転移甘く見ちゃアカン……宝箱開けたらテレポーター踏んで全員石の中に閉じ込められてゲームオーバーとかあるし
215 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/02(木) 23:48:00.81 ID:C5AY8Hqb0
思い出し・ネーロの戦闘力

1リアローズ

75>27
※基準値を下回ったので即座に思い出せず

2ユージーン

96>75
※基準値を上回ったので、即座に反応!

――



ユージーン「――いや、もっと自信持っていいと思うぜネーロちゃん?」

ネーロ「気休めは結構です、ユージーンさん」

ユージーン「いやいや、その気になれば俺よりもずっと戦えるじゃんかよ?」



ユージーン「なんてったって、剣も魔法もとんでもなく強い奴を一撃で無力化できたんだからよ」



ネーロ「……」ピク

ジーク傭兵団「「……!」」ピク

ユージーン「あれ? あんまりピンと来ているのがいないのか?」

ユージーン「あ、一緒にいた姫様ならわかるだろ?」チラ

リアローズ「?」

ユージーン「……ほら、あれだよ」

ユージーン「敵への踏みこみ、追撃の仕方を教えてくれたあの美人さん」



ユージーン「――金髪翠眼の女剣士。あれを一時的にでも無力化したのネーロちゃんだろ?」



ネーロ「……!?」ガターン!

リアローズ「あ、そうかあの人……!」ポン!

リアローズ「そうだった……いきなり海の中に転移されて、仲間の人とはぐれちゃったって……」

ユージーン「泳いで陸に戻ってくるのも凄いよなぁ……」


ネーロ「な……なんですって……!?」ガタガタ…
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 23:53:13.22 ID:o3TTYt8kO
予測してる人いたけどピタリか
かなり強そうだったけど
217 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/03(金) 00:03:08.21 ID:rAJYbrJB0
ネーロ「あ、ありえません! 彼女は私が殺した筈です!」

ネーロ「出鱈目を言うのも――」

ユージーン「いや、出鱈目なのはあっちだったと思うぜぇ……?」

ユージーン「それにその反応からして、やっぱりネーロちゃんがやったのは確定だ」

ユージーン「そんな相手の容姿を、なんで俺が知っていると思う?」

ネーロ「……本人に、遭ったから……?」ガタガタ…

ユージーン「そういうこった。でも凄いよなぁ。あれを無力化できるって――」

ネーロ「か、彼女は生きているのですか!?」ガタガタ…

リアローズ「は、はい。確か――」

ジーク「そこまでだリアローズ」

リアローズ「ジークさん?」

ジーク「彼女は『外』の剣士だったんだろう?」

ジーク「いずれまた公国軍と戦う可能性もある」

ジーク「俺達が俺達の情報を話したりすることは自己責任、自分の手で始末をつけられるが……」

ジーク「何も知らない『外』はそうもいかん。あまり敵に塩を送るような真似はしない方がいい」

ユージーン「っと、確かにそうか。悪かったな大将」

ユージーン「……」チラ…


ネーロ「……」カタカタ…


ユージーン(……あの様子見る限りだと、逆に公国への悪い報せになってそうだけどな)

ジーク(目に見えて動揺しているな。予想外のところから隙が生まれるものだ)

ジーク「海外の話にも俺は今のところ興味はない。次に行くとしよう」

ネーロ「え……!?」オロオロ…


――

ネーロへの尋問(質問)2/3

※一対一での会話も可能となりました。個別に行いたい人物がいるときは名前の記入をお願いします

※強敵の生存によりネーロが動揺。少し口を割りやすくなりました


自由安価
↓1〜3コンマ二桁
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 00:05:54.15 ID:zh5eR925O
実際のところネーロにとって何がエルクラッドの為になる行為だと考えているのか?

まあせっかくだしマリリンとの一対一の会話が見たいかな
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 00:07:28.15 ID:2VRnvsV40
>>190
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 00:07:56.37 ID:2mapTTCZ0
ベルげについて
221 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/03(金) 00:13:12.75 ID:rAJYbrJB0
ベルゲについてですね。流れでネーロの負傷理由も混ぜれそうなら混ぜます

進めていませんが今日はここまで。明日の更新は少し難しいかもしれません
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、非接近状態のネーロは本来『最強』の敵になっていたはずなんですよねぇ……
それこそ転移で山奥や海に放り込んで最悪傭兵団バラバラとか考えていたのですが……
(代わりにベルゲが別ベクトルでよろしくない方向に突き抜けましたが)

本日もありがとうございました!
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 00:15:01.62 ID:VTbsQRYIO
ゼルガーとベルゲの最大の違いって個人的に『ポラリスに付くことがあるか否か』な気がする
ゼルガーは公国やエルクラッドへの忠誠高いからエルクラッドとの和解ルートとかあったら戦わなくても済むかもしれなさそうなんだけど、ベルゲの場合は段々公国云々よりも実験の方に重きを置いてるフシがあって、その目的を達成するためならポラリスの方に鞍替えしそうな予感がある
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 00:22:22.66 ID:2mapTTCZ0
龍は大公を唆す邪魔な存在だって言ってたしポラリスにつくのは無さそう

ベルゲも公国ファーストなのは同じように見える
効率を突き詰めすぎた結果倫理観がどこかに行っちゃってるけど
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 00:22:38.59 ID:fggqan58O

そりゃ海底に転移させた相手生きてたら動揺するわ
ネーロは刺された後とはいえバレットの魔封攻撃でもほぼ無力化には成功してたし、補正エグい部隊ぶつけてくるベルゲの方が厄介なイメージある
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 00:34:10.15 ID:JFQzqQg2O
>>222
龍は家畜以下の認識持ってるからポラリスにはつかないと思う。ゼルガーはネーロに負けないレベルの忠誠心持ってる理由が気になるな
ネーロゼルガー→エルクラッド一番
ベルゲ→公国一番
似てるけど違う派閥にいる気がする
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 00:51:12.95 ID:BnKYtfxxO
エルクラッドが精神制御受けてる可能性も示唆されてるし、そこから助け出せばエルクラッドに忠誠を誓ってるネーロゼルガーとは戦わなくても済むかもしれない
でもベルゲはそもそも倫理観が直葬されちゃってるからどこかで絶対に倒さなきゃならないってところか
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 09:18:23.52 ID:iOfi40AgO
捕虜の扱い云々でゼルガーのベルゲへの警戒MAXになってたし、このまま行くとイベントでゼルガーとベルゲが潰し合う可能性もなきにしもあらずか
228 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/04(土) 23:09:45.55 ID:oeqtOxne0
こんばんはー

部隊判定で荒ぶった後の判定でゼルガーが感づいてしまったこともあって、公国内に軋轢生じているのは確かなんですよね……
しかもネーロもいなくなってしまった為、結構公国内も混沌としています
(なお、そんなゼルガーですが実はいまだにマリリンの裏切りには気がついていなかったりします)

遅くなりましたがゆっくり再開です
229 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/04(土) 23:10:20.95 ID:oeqtOxne0
六将・ベルゲについて

――


リーチェ「……」チラ…

リュノ「……」チラ…

ジーク「……そうだな。公国に興味はないと言ったが少し訂正しよう」

ジーク「大公ではない、とある男のことが気になっている」

ネーロ「あ、う……」

ネーロ(本当に、あの剣士のことはもう話さないつもりなのですか?)

ネーロ(信じられない。咄嗟に使ったから加減も何もしていない、私でもどの辺りまで飛ばしたのかわからない転移だったのに……)

ネーロ(……剣に纏わせていたあの魔力で全身を覆えば、海の中でも動けた?)

ネーロ(いえ、手段はどうあれ彼女が生きているということ自体が脅威。なんとか報告を……)

ジーク「聞いているのか?」

ネーロ「は、はい!?」

ネーロ(いけない、平静を装わないと……)

ジーク「その男に関しては、お前もよく知っているであろう」

ジーク「そして恐らくは……相容れない存在」

ネーロ「……!」

ジーク「そんな男ならば、少し話すくらいは問題ないと思うが」

ネーロ「……私が嫌いな男性はかなりいますけど」

ネーロ「いえ、女性もですね。相手方も私のことを嫌っていると思いますが」

マリリン「ネーロちゃんって思ったことはすぐに口にしちゃうからねぇ……」

イアン「裏表が無い、ということか。良いことではないか?」

ユージーン「面と向かって嫌いって言われると結構くるぜ……?」

ネーロ「気分を害されたなら申し訳ありません。ですがあの頃のあなたは本当にお金しか頭にない人でしたから」

ユージーン「つれぇ……」ガクリ…

リアローズ(……あの頃の、だと……今は大丈夫なんじゃないかな?)

ジーク「その性格ならなおの事嫌っていそうだな」




ジーク「――公国六将・ベルゲについて聞きたい」



ネーロ「!!」


230 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/04(土) 23:11:01.56 ID:oeqtOxne0
ジーク「まあ、この男に関しては俺よりも……」



ダン!



セレスティア「……」ゴゴゴゴ…

リーチェ「……」

リュノ「……」

リアローズ「……」


ネーロ「ひっ!?」ビク!

ジーク「姫達の方が気になっているようだがな」

リアローズ「だ、だって……! あんなの……!」

リュノ「その人のせいで、あの子達は無残に殺されてジークさんも大怪我したんですよ!」

リーチェ「……許すことはできません」

セレスティア「ええ。昏い昏い闇の底に叩きこんでもまだ足りません」ゴゴゴゴ…

ネーロ「ベ、ベルゲ将軍は基本は公国から動きません」

ネーロ「あなた達に恨まれるようなことを――」



リーチェ「――妖精の捕虜が操られ、私達の目の前で爆殺されたのです」



ネーロ「え……?」

リアローズ「元々、リーチェさんかリュノさんを狙っていたみたいだけど……」

セレスティア「リーチェさんを咄嗟に庇ったジーク様は、瀕死の重傷を負われたのです」

リュノ「あんな酷い光景は二度とみたくありません……」

ネーロ「そん、な……だって、あの妖精達はみんな私達に文句を言って……」

ネーロ「扱いきれないから、森国に帰そうって……」

リュノ「妖精爆弾としてですか……?」

ネーロ「ち、違います! 妖精爆弾だなんて……」

リーチェ「……直前まで、彼女達は生きていたんです」

ジーク「だが、妖精達は俺にしがみついた後にこう言った。ベルゲ様の敵を殺し損ねたとな」

リュノ「その後は、体内魔力を暴発させての爆発……爆弾にされたんですよ」

リアローズ「ジークさん達だけじゃない……森国の人達だって、犠牲になっていたかもしれない……」

セレスティア「ネーロ。私ですら、あの男の悪評を耳にするほどなのです」

セレスティア「直近のベルゲを知るのはあなただけ。少しは何か話してくれませんか?」

ネーロ「っ……」
231 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/04(土) 23:11:52.42 ID:oeqtOxne0

ネーロ「……一つだけ、断っておきます」

ネーロ「妖精を爆弾に変えて帰すなどということは、エルクラッド様の命にはありませんでした」

ネーロ「ゼルガー将軍も、女王カタリナへの敬意も込めて帰されるつもりだったようで……」

ネーロ「勿論、私もそのような計画に賛同はしておりません」

ネーロ「……申し訳、ありません。そこまでの非道を知らずに……」

ジーク「……二国を滅ぼしている時点で、非道は極まっていると思うがな」

ネーロ「う……」

マリリン「ジ、ジーク……!」アセアセ

ジーク「……少しでも悔いる気があるのなら」

ネーロ「……」

ネーロ「……ベルゲ将軍の、何を知りたいのですか?」

セレスティア「あなたのわかる範囲のこと全てですわね。叩き落とすにしても、入念な準備がいるでしょうし」

ネーロ「……わかりました」

ネーロ「……」スゥ…

ネーロ「……ベルゲ将軍は、私と同じ公国六将の一人。公国第一主義者で、他国は見下している人です」

ネーロ「見た目はそうですね……」チラ…

イアン「……ん?」





ネーロ「――背の高い、銀髪のオールバック……イアンさんに片眼鏡をかけて表情を柔らかくした感じでしょうか?」





イアン「ぬぐあああぁぁぁぁ!」ガクーン!

ネーロ「!?」

イアン「な、何故だ! 何故またしても私の外見が敵国の者と……!」

ネーロ「え? え?」オロオロ…

ユージーン「……悪いネーロちゃん。俺が前にニイハオのことを話す時にもおっさんに少し似てるって言ったせいだわ」

ユージーン「ほら、ニイハオも背が高くてオールバックだったろ? それに得物も同じ槍だったしさぁ……」

ネーロ「な、なるほど……」

リュノ「……もしかして、背の高い人のオールバックが流行しているんでしょうかねぇ?」

リアローズ「イ、イアンは昔からこの髪型だったよ?」

リアローズ「私は格好良くて好きだし……あ、あとイアンおでこも綺麗だし……」

イアン「姫様、ありがとうございます……」

マリリン「そうそう。おじ様はかっこいい感じだけど、ベルゲの奴は学者寄りっていうのかな? とにかく別物だよ!」

ミナ(……眼鏡をかけたイアン様も、知的な雰囲気がありそうですけど)ドキドキ…
232 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/04(土) 23:12:41.36 ID:oeqtOxne0
ネーロ「そうですね。マリリンさんの言う通り……学者寄りという言葉が相応しいでしょう」

ネーロ「正しくは……いえ、あの人を正しく言い表せる言葉があるかは怪しいところですが」

ジーク「どういう意味だ?」

ネーロ「彼はその行為に目が余りますが……類稀な才の持ち主であることは間違いないのです」

ネーロ「だからこそ、その地位も六将の中ではゼルガー将軍に次いだもの」

ジーク「副将、とでも言うべき存在か」

ネーロ「ベルゲ将軍は医学にも魔道にも精通し、その知識と技術はかなり幅広いものです」

ネーロ「それを応用し……捕虜達を管理しつつ『何か』をしているようですが……」

ジーク傭兵団「「……」」

ネーロ「……特筆すべきは『六将唯一の回復魔法の使い手』であるということでしょう」

リーチェ「回復魔法……」

ネーロ「他国には残忍なベルゲ将軍ですが、正規の公国兵や民達には穏やかに接しておりまして……」

ネーロ「魔法や調合した薬などで、応変に治療にあたられることもあるのです」

マリリン「そのおかげで一部からはかなり評価高いんだよねぇあいつ……」ピキピキ…

ネーロ「『回復回数がかなり多い』ですから『回復を妨害できる手段が無いと厳しい』でしょうね」

リュノ「なるほどなるほど……?」

ネーロ「そしてもう一つ、先程もお伝えしたように彼は医学知識……つまり、人体への知識も豊富です」

ネーロ「そこから『人体に対して有害な薬の数々』も調合しているようですから……」

ネーロ「なんらかの手段で『この身体への各種の異常も防ぐ必要がある』のも間違いありません」

リーチェ(……これは、私が光壁を展開できればなんとかなるでしょうか?)

ネーロ「さらに彼は見た目に反して『屈強な戦士』でもあります」

イアン「なに……?」

ネーロ「公国以外の存在を許せないのか……『敵を叩き潰すことにもかなり執着がある』ようですね」

ネーロ「武器はメイス……『運悪く重い一撃を貰わないように』気を付けるべきでしょう」
233 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/04(土) 23:14:42.57 ID:oeqtOxne0
ジーク「……ニイハオやジラワーク、それにマリリンと比べると『全体的に格上』という感じがするな」

ネーロ「はい。技能も戦闘能力は六将の中では上位……その危険性もですが」

ネーロ「……」

ネーロ「ベルゲ将軍本人も、まさしく六将を名乗れる力はありますが、真に厄介なのは『彼が連れている部隊』でしょう」

マリリン「あれ? あいつそんなに連れ回していたっけ?」

ネーロ「いえ、普段は連れていません。そもそも、公国本土での仕事が多い関係で、兵を連れての前線に出向くことがありませんから」

ネーロ「それに……」



ネーロ「――おそらく、今のベルゲ将軍の部隊は……元・鉄国兵と森国兵の混成部隊です」



ジーク傭兵団「「!!?」」

ネーロ「捕えられた捕虜は……過酷な運命が待ち受けています」

ネーロ「今の私のように、こうして美味しいご飯を食べられることもない」

ネーロ「お酒は勿論、お水も満足に飲めない」

ネーロ「……男性は強制労働、女性は辱められ……」

ネーロ「身も心も、ボロボロになることでしょう……」

マリリン「……」

ネーロ「その境遇から抜け出る為の方法として、おそらくは祖国を裏切れと……そういうやりとりがあったのでしょう」

ネーロ「……見た目は、他の鉄国兵と区別がつきませんでした」

ネーロ「ですが……」グイ…


ネーロ腹部「……」ホウタイ


ネーロ「……私は、彼の部隊の者に有無を言わさず刺されたのです」

ジーク傭兵団「「!!」」


――

特殊判定
↓1コンマ二桁
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/04(土) 23:14:45.53 ID:oGsYPf9/0
公国はあまりにも内部情報が漏れすぎている
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/04(土) 23:19:05.42 ID:8tCHsDjHO
そりゃ公国駆け回ったユージーン、六将のマリリンに王家のクリスセレスティアユリーカ、ここで大公おつきのネーロまでくればだだ漏れになるよ
そしてまさかのオールバックブーム?
236 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/04(土) 23:32:02.42 ID:oeqtOxne0
ネーロ後遺症

75>53

※基準値を下回った為、時間経過で完治

――


ネーロ「……幸い、バレット王子の処置が早かったおかげで大事には至りませんでしたが」

ネーロ「それに先程も回復していただいたおかげで、痛みもほぼ無くなりました」

ネーロ「……ありがとうございます」ペコリ

マリリン「……ちょっと待ってネーロちゃん? あの糞野郎の部下が、刺したって?」ピキピキ…

イアン「……捕虜への待遇、やはり妖精以外にも許せぬ行いを続けているようだな……」ピキピキ…

セレスティア「……妙ですね? 確かお父様は、あなたのことをとても可愛がっていた筈」

セレスティア「それこそ、お父様がそんな命令を出すわけがありません」

ネーロ「……あなたを探して鉄国に向かったのは、私の独断でしたから」

ネーロ「それだけならばなんとかなったかもしれませんが、私はその前からベルゲ将軍には疑われていて……」

ジーク「疑われる?」

ネーロ「……憶えていませんか?」

ネーロ「私とあなた達は一瞬とはいえ、一度遭遇しています」

ジーク「……!」

ネーロ「そう、あの日。ニイハオ将軍が、私への救援を願い宝珠を砕いた時です」

ネーロ「あの時私は……ニイハオ将軍を助けることができなかった」

ネーロ「マリリンさんがいたこともですが、大きな妖精……それがリーチェ姫だということもわかりましたからね」

ネーロ「一体どういうことなのか……頭の処理が、追いつきませんでした」

ネーロ「それに……」

ネーロ「きっと、心の何処かで……ニイハオ将軍は、助けるべき存在ではないと思っていたのでしょう」

ネーロ「結果、私はエルクラッド様が信を寄せる将の一人を『見殺し』にしてしまい……」

ネーロ「ニイハオ将軍の捜索に向かったベルゲ将軍から、現場の様子を疑われてしまったのです」

ネーロ「その時は、なんとかゼルガー将軍の口添えで難を逃れたのですが」

マリリン「そんな……私のせいで、ネーロちゃんが……」

ネーロ「マリリンさんのせいではありません。全て私の責任です」
237 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/04(土) 23:45:24.27 ID:oeqtOxne0
ジーク「……話を聞く限り、そのゼルガーからはまだ疑われず、信頼されているようだな」

マリリン「でもあいつ、服装とかは最悪だけど頭がいいのは間違いないからね……」

マリリン「ちょっとでも考え始めたら、気がつかれちゃうかも……」

リュノ「……そして妖精の件もあなた達が知らなかったとなると、ベルゲ将軍の完全な独断行動」

リュノ「鉄国にいたからいきなり刺すっていうのも……もう『完全に裏切り者』という扱いを受けていますよね?」

ユージーン「……『非国民』って烙印を押されたんだろうな。そうなりゃ、その後の扱いは……」

イアン「……想像に容易いな」

ネーロ「……」

セレスティア「お父様があなたが刺された事実を知れれば、ベルゲは始末されるかもしれませんが……」

ジーク「場所が場所だ。どうしてそんな場所にいたのかを説明しなければならない」

ジーク「そもそも、お前が『そう動くと先読みをしてベルゲが待ち構えている可能性すらある』わけだ」

ジーク(これは……)

ネーロ「……覚悟の上です」

マリリン「だ、駄目だよネーロちゃん! えっと、えっと……」

ジーク(……いや、これは最後にするとしよう)

ジーク「……ベルゲが元同僚に対しても一切の容赦をしない男であることはよくわかった」

ジーク「その他の動きも、とても許せるものではない」

ジーク「……見つけたら、息の根を止めてやる」ギュッ!

ネーロ「……」

ネーロ(ああ、ついベルゲ将軍のことをかなり話してしまいました……)

ネーロ(でも、公国のことを考えたら……)

ネーロ(それに、あの妖精達の扱いは……)


ジーク「さて……そろそろ区切るとしよう」


ネーロへの尋問(質問)3/3

※一対一での会話も可能となりました。個別に行いたい人物がいるときは名前の記入をお願いします

※強敵の生存・ベルゲの捕虜爆弾によりネーロさらに動揺。口を割りやすくなりました


自由安価
↓1〜3コンマ二桁
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/04(土) 23:47:02.34 ID:oGsYPf9/0
単純に再開できてよかったという話
マリリンと二人きりで
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/04(土) 23:48:34.26 ID:mEBKmgpJO
>>218
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/04(土) 23:49:35.25 ID:8tCHsDjHO
マリリンと一対一で他愛ない会話
241 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/04(土) 23:54:53.96 ID:oeqtOxne0
マリリンとネーロの二人きりですね
行動が決まったあたりで今日はここまで
マリリンとの対話が終わった後、とある判定を取った後、準備を固めてジーク達はいよいよ公国に向かうこととなります
……と言いたいのですが、実はそれに+とあるイベントの人物を決める判定も残っていまして、こちらは多数決コンマ決定予定です

本日もありがとうございました!
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/04(土) 23:57:39.60 ID:ITvEDUMSo
おつでした
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 00:01:46.29 ID:eRoaWqDDO
おつおつ
ネーロちゃんにも救いがあるといいな
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 22:38:13.98 ID:frciWoWg0
マリリンとネーロの二人の関係性はどうなるかな
245 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 22:48:16.42 ID:QSAnWGjd0
こんばんはー
連日遅くなってしまっていますが、今日もゆったり再開
あと申し訳ありません、昨日次で最後と言いましたが一回の自由行動がまだ残っていました(白目)
246 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 22:49:39.10 ID:QSAnWGjd0
マリリンとネーロの対話

――


ジーク「……とりあえず、知りたい情報は知れたか」

ジーク「マリリン、後は任せていいか?」

マリリン「!! うん、まかせて♪」キュルン!

ジーク「……では、俺達は一度引き上げるとしよう」ガタ

ユージーン「うえっ!? もうかよ? 真面目な話ばっかしてたしよ、もう一度飲み直しても――」

イアン「少しであれば私がつきあってやる。ジークの言う通り、今日はもういいだろう」

ミナ「まだ、怪我も完治したわけではありませんからね」

イアン「うむ。拘束具を外すわけにはいかないが、安静にはすべきだろう」

リーチェ「部屋は、このままここを使って貰いましょう」

ネーロ「え、えっと……?」



ガチャ…


パタン…



ネーロ「……」

マリリン「どうしたのネーロちゃん?」

ネーロ「ほ、本当に皆さん帰られたのですか?」

ネーロ「まだ私とマリリンさんの昔のことと、ベルゲ将軍のことしか話していない……」

ネーロ「もっとこう、公国の機密や軍の規模や進軍経路だとか……」

マリリン「聞き出されたかったの?」

ネーロ「いえ、そういうわけではありませんが……」

マリリン「……色々と、拍子抜けした?」

ネーロ「……はい」

マリリン「……」フゥ…

マリリン「それでいいのよ、ネーロちゃん」

マリリン「私も公国を裏切った将だけど、そんな酷い尋問はされていないわ」

マリリン「冷たい態度だけど、ジークは無益なことはしない」

マリリン「お姫様達も優しいし、おじ様にミナちゃん……それにユージーンも」

マリリン「公国とは全然違うけれど……嫌な待遇ではないでしょう?」

ネーロ「……ええ。身構えていたのに、こんな緩い対応で混乱しています」

マリリン「緩くてよかったじゃない。無事……ではないけれど」

マリリン「また、こうしてネーロちゃんと話せて嬉しいわ」

ネーロ「マリリンさん……」

マリリン「あ、お酒駄目なら紅茶にしたほうがいいかしら? お砂糖は何十杯入れる?」

ネーロ「い、一杯で大丈夫です」


……
247 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 22:50:20.58 ID:QSAnWGjd0
ズズ…


マリリン「……ふぅ」コト…

ネーロ「……ふぅ」コト…

マリリン「どう? 少しは落ち着けた?」

ネーロ「はい、ありがとうございます」

ネーロ「……マリリンさんは」

マリリン「ん?」

ネーロ「マリリンさんは、最初からこの傭兵団との合流を目指して?」

マリリン「違うわ。出会ったのは偶然。そこにユージーンも所属していたから、気になってね」

マリリン「話してみるとジークは仲間の大切さを知る人だったし、好感が持てた」

マリリン「それにお姫様達……今はセレスティア様も加わったから、本当に各国のお姫様が揃っているわね」

マリリン「それにこの私、マリリンちゃんもいるわけだから……こんなに豪華な傭兵団はどこにもないんじゃない?」フフン

ネーロ「……そうですね。公国六将を破る力量に加えて、各国の要人を抱えた傭兵団」

ネーロ「公国からすれば、最大の警戒対象であり……撃破できれば、公国の勝利は確実と言っても差支えないかもしれません」

マリリン「……公国に報告しに戻りたい?」

ネーロ「……できれば。『外』の女剣士のことも聞いてしまいましたから」

マリリン「残念だけど、いくらネーロちゃんの頼みでも、それだけは聞けないわ」

マリリン「ユージーンも言っているけど、この傭兵団は凄く居心地がいいの」

マリリン「そして私も今はその一員。団長や仲間を守る為なら、戦うわ」

ネーロ「居心地……」

ネーロ「……公国では、ご不満ですか?」

マリリン「……黙っててごめんね?」

マリリン「しばらく我慢してたんだけど、お肌に悪影響出かねないくらいに我慢の限界……耐えきれなかった」

マリリン「ネーロちゃんのことは大好き。私の地位を脅かす逸材だけど、かけがえのない友達だと思っているわ」

ネーロ「あ、ありがとうございます……///」テレ…

マリリン「……だからこそ、そんなあなたを戦地に送り込むエルクラッドのことは大嫌いだった」

ネーロ「……」

マリリン「そもそも、こんな戦争さえなければ……もっと、三国は歩み寄れていたと思うの」

マリリン「鉄国にいたなら、見たでしょう? 被害の酷さも、そんな中でも頑張る人達の姿を」

ネーロ「……はい。皆さん、必死に生き抜こうと……」

マリリン「ここに来たなら、見たでしょう? 森国の地上は焼き払われて、森国の人はまだどこか沈んでいる」

ネーロ「……はい。それは……」

マリリン「ベルゲのせい。それと女王のカタリナ様が氷の龍に負けて安否不明なのも大きい」

マリリン「結局、戦争のせいなのよね……」

ネーロ「……」
248 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 22:51:34.13 ID:QSAnWGjd0
マリリン「……だから私は、他の将も嫌いだった」

マリリン「妖精ちゃんを殺すニイハオも、女の子を道具としてしか見ていないベルゲの奴も」

マリリン「ふざけた格好で、エルクラッドに心酔しているゼルガーの奴も」

マリリン「そして、努力を続けることもなく承認欲求だけ強くて祖国を裏切ったあの野良犬ジラワークもね」

ネーロ「っ……では、マリリンさんは……」

マリリン「うん。言ったじゃない。私は、あなたの為に将になったの」

マリリン「……結局、私のせいでそんな怪我までさせちゃったみたいだけど」

ネーロ「で、ですからこれはマリリンさんのせいではありません」

ネーロ「……どうして、私にそこまで優しくしてくださるのですか?」

マリリン「んー……ネーロちゃんがいい子で、頑張っているからかな?」

ネーロ「え?」

マリリン「私ってさ、こんなんでしょう? 元々は自分でも嫌っていた名前に身体……昔は不幸だって嘆いたものよ」

マリリン「でもある時私は、これこそが自分の武器なんだって気がつけた。勿論、すぐに周りからは認められなかったけど……」

マリリン「認めて貰えるように、色々頑張ってきたつもり。だからかな、必死に頑張っている人には共感を覚えちゃうの」

マリリン「ネーロちゃんは……言ったら悪いかもしれないけど、あまり恵まれた身体じゃなかったでしょう?」

ネーロ「そ、そうですね。自他共に認める、どうしようもない存在だったと思います」

マリリン「でも、それでも諦めていなかった。挫けないで、前を見て努力を続けていた可愛い女の子……」

マリリン「私が、そんな子を気に入らないわけがないでしょう♪」

ネーロ「ど、努力はしましたが、私のそれなどまだまだで……」

マリリン「それ。現状に満足しないで、まだ上を見ているのもいいよね♪」

マリリン「努力が足りなかったり上手くいかないことを人のせいにするようなジラワークとは大違い」

ネーロ「……あの人も、向上心はありましたけどね」

マリリン「誰かに認められたいっていうのはわかるけど、手段が間違っているしあまりにも排他的過ぎたのよあいつは」

マリリン「その点ネーロちゃんは、そういう態度はとっていなかったでしょう?」

ネーロ「とれるわけがないじゃないですか。転移魔法以外に何もできない私が……」

マリリン「自己評価が低いのも変わってないね。それでも必死に頑張るのは……」

ネーロ「はい」


ネーロ「――全ては、エルクラッド様の為です」


マリリン「……」
249 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 22:52:19.31 ID:QSAnWGjd0
マリリン「……ネーロちゃん、一ついいかな?」

ネーロ「なんでしょうか?」

マリリン「ネーロちゃんがエルクラッドに救われて、恩義を感じていることはわかっているわ」

マリリン「お姫様達も、ジークに命を救われて……とっても慕っている」

マリリン「ネーロちゃんの気持ちが、間違っているだとか悪いとかは私には言えない」

ネーロ「……」

マリリン「大切な人の力になりたい。その気持ちこそが、ネーロちゃんの支えでもあるのもわかる」

マリリン「でも……」









マリリン「――ネーロちゃんが考えている『エルクラッドの為』って、一体何?」







ネーロ「……!!!」

マリリン「……教えて、くれる?」

ネーロ「……言葉の通りです」

ネーロ「私は、エルクラッド様の為になるものを好み、そうでないものを嫌います」

ネーロ「それ以外には、何もありません」

マリリン「そっか……」

マリリン「それじゃあ、ジーク達と一緒に行動している私は間違いなくエルクラッドの為じゃない」

マリリン「つまり、ネーロちゃんは私を大嫌いになっちゃったってことだね……」

ネーロ「ち、違います! マリリンさんはそんな……!」

マリリン「違わないよ。その理屈だと、私達も鉄国も森国も、今の公国以外全部を嫌っていなきゃ変でしょう?」

ネーロ「う……」

マリリン「私ね、ゼルガーに対しても同じようなことが気になっていたの」

マリリン「あいつは軍師として公国の為に動いているっていうけど……実際はそうじゃない」

マリリン「『公国の発展を願うエルクラッドに忠実に従うから』結果的に公国の為になっているだけ」

マリリン「『公国の為』と『エルクラッドの為』は、別物だと思うの」

ネーロ「それは……」

250 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 22:53:42.48 ID:QSAnWGjd0
マリリン「……『公国の為』に、立ち上がった鉄国と森国をもう一度滅ぼす?」

マリリン「……『エルクラッドの為』に、立ち上がった鉄国と森国をもう一度滅ぼす?」

ネーロ「同じ、ではないのですか?」

マリリン「違うわ。特にネーロちゃん、あなたの場合は」

マリリン「『公国の為』、これは、エルクラッドの命令がなくても自分の意志で戦い続ける」

マリリン「『エルクラッドの為』、これは、エルクラッドが死んだら何も残らなくなる」

ネーロ「……!!!」

マリリン「そしてエルクラッドの為に、エルクラッドの命令に盲目的に従う……ネーロちゃんの意志は?」

ネーロ「わ、私はエルクラッド様の為に……」

マリリン「それじゃあ私も殺さないと」

ネーロ「それは……!」

マリリン「……ありがとう」

ネーロ「……え?」

マリリン「エルクラッドに強い恩を持っているネーロちゃんが……」

マリリン「そうやって躊躇ってくれるくらいには、私のことを友達として見てくれているのって……嬉しいな♪」キュルン!

マリリン「そしてそれこそ、ネーロちゃんの意志だと思う。エルクラッドの命令にただ従うだけの人形じゃない証明……」

ネーロ「あ……」

マリリン「ネーロちゃんは、ちゃんと自分で考えられる筈だよ?」

マリリン「だから……もう一度考えてみて」







マリリン「――ネーロちゃんの、エルクラッドの為が何なのか」







ネーロ「う……ぁ……」
251 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 22:55:08.24 ID:QSAnWGjd0
ネーロ「わ、私はエルクラッド様に救われたのです……!」

マリリン「うん」

ネーロ「何も知らない私に、色々なことを授けてくださったのです……!」

マリリン「うん」

ネーロ「この命は、エルクラッド様のもの! 私は、エルクラッド様の為だけに動くのです!」

マリリン「うん」

ネーロ「エルクラッド様の望みは、公国をより一層立派な国にすること!」

ネーロ「公国の発展に戦争が必要ならば、それに従うまで! 公国の為はエルクラッド様の為であり逆も然り――」





〜〜




若エルクラッド「戦いの訓練などせずとも、いつかもっと平和な時が訪れる」

若エルクラッド「私と妻と、みんなで……必ず公国を」

若エルクラッド「いや、この世界の誰もが豊かになれるようにしてみせるさ」

若エルクラッド「だからネーロ、もし……」






若エルクラッド「――もし、私が焦って道を間違えてしまった時は、遠慮なく指摘して私を止めてくれ」

若エルクラッド「――お前はとっても純粋な子だからな。周りが言ってくれないこともきっと正直に言ってくれる」

若エルクラッド「――戦う力よりも、真っ直ぐなネーロの言葉を期待しているぞ!」ハハハ!






幼ネーロ「わかりました!」




〜〜



ネーロ「あ……」ポロ…

ネーロ「エルクラッド……さま……」ポロポロ…

ネーロ「わたしは……」ポロポロ…


――

ネーロ最終判定!
↓1コンマ二桁!
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 22:56:16.66 ID:sFR9AsAu0
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 22:56:54.94 ID:eRoaWqDDO
やっぱ約束してたのか……
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 22:57:50.55 ID:eRoaWqDDO
ってここで偶ゾロきたぁ!?
255 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 22:59:36.45 ID:QSAnWGjd0
なん……だと……!?(白目爆裂四散)

これはまたプロット練り直さないとだめかなぁ(白目)
少々お待ちください……
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 23:03:06.52 ID:gIcCjq800
またプロットブレイカーか
これが多いキャラって誰なんだろうね?
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 23:03:54.96 ID:frciWoWg0
ネーロの安定感よ
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 23:04:43.13 ID:MfD66utxO
本当にコンマ神はドラマティックな出目が好きだなあ
259 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 23:11:49.03 ID:QSAnWGjd0
ネーロの『エルクラッドの為』

※偶数ゾロ目でのみ……?

95>

コンマ66

66


偶数ゾロ目:???


※!?

――


……


マリリン「……落ち着いた?」

ネーロ「……すみません」ゴシゴシ…

マリリン「その様子だと……『エルクラッドの為』にどうするべきか決まったのかな?」

ネーロ「……まだ、迷いが無いと言えば嘘になります」

ネーロ「……私は……」

ネーロ「エルクラッド様、どうして……」ポロ…

マリリン「……」

マリリン「私は、エルクラッドが嫌い。多分、エルクラッドも私を嫌っている」

ネーロ「っ……」ズキ…


マリリン「……でも、昔のエルクラッドだったら、好きになれていたかもね」


ネーロ「え……?」

マリリン「ネーロちゃん、いつもエルクラッドの話をする時……本当に嬉しそうだったもの」

マリリン「セレスティア様も、昔はお父様も優しかったって言ってた」

マリリン「それに……セレスティア様と一緒に逃げろって言われたんでしょ?」

ネーロ「は、はい」

マリリン「……その優しさを持っていたことも、否定しないよ」

マリリン「大公エルクラッドは、優しい人であり……」

マリリン「……今は、各国に海の外まで攻め滅ぼそうとする冷酷な戦争狂」

マリリン「どっちもが、エルクラッドなんだよ」

ネーロ「……はい」

マリリン「……どうして、こうなっちゃったんだろうね?」

ネーロ「わかりません……」
260 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 23:23:17.98 ID:QSAnWGjd0
ネーロ「……私も、とっくにわかってはいたんです」

ネーロ「あの頃のエルクラッド様と、今のエルクラッド様は違うって……」

マリリン「……」

ネーロ「……でも、エルクラッド様が私を救ってくださったことは間違いなくて」

ネーロ「公国の発展に力を尽くされることも、変わっていなくて」

ネーロ「公国の民も、エルクラッド様を支持していて……」

ネーロ「公国の発展はエルクラッド様の悲願。だから、私は……」

マリリン「気がついていても、エルクラッドの為に……?」

ネーロ「……」コクリ…

ネーロ「……」

マリリン「ネーロちゃん?」

ネーロ「私にとって、エルクラッド様は全てでした」

ネーロ「エルクラッド様の為なら、何をも捨て去ることができました」

ネーロ「……確かに、想い人の為に何もかもを捨てていたあのお姫様とは近しいものがあったのかもしれません」

ネーロ「そんな彼女が……あんな眼をしていることに、驚きました」

マリリン「セレスティア様は、リアローズ様とリーチェ様のおかげで、呪術を解かれたんだよ。その影響もあると思うな」

ネーロ「つまり、周りが見えていない状態のところを……外の誰かから手を差し伸べられたことで、救われたのですね?」

マリリン「んー、そうとも言えるかしら?」

ネーロ「ふふ……」クスリ

マリリン「ネーロちゃん、今……笑った?」

ネーロ「すみません。そこもなんだか、似てしまったのだと思うと……可笑しくて」

ネーロ「……エルクラッド様を……そう、盲信していた私にも差し伸べられた手はありました」


ネーロ「――それこそが、マリリンさん。あなたなんですよ?」


マリリン「え!?」
261 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 23:41:10.95 ID:QSAnWGjd0
ネーロ「きっと、あなたと出会えていなければ……」

ネーロ「私はどこまでもエルクラッド様の命令を忠実に果たし……」

ネーロ「そしてきっと、どこかの戦場で死んでいたことでしょう」

ネーロ「……『エルクラッド様の為に誰かを道連れに最期の転移』とかして」

マリリン「や、やめてよ縁起でもない……」ブル…

ネーロ「それだけ、私にはエルクラッド様の存在は大きいのです」

ネーロ「……大きすぎて、そのお言葉から目を背けておきながら……」ボソリ…

マリリン「?」

ネーロ「ですが、私の傍にはマリリンさんがいた」

ネーロ「思えば……あの日マリリンさんが公国を発った日から、私の心の奥底に疑念は生まれていたかもしれません」

マリリン「疑念って、エルクラッドに対する?」

ネーロ「はい。抱く筈の無かった感情を……あなたは私に芽生えさせてくれた」

ネーロ「私を含めて、誰もがエルクラッド様を絶対とする中で……あなただけは、自分の道を突き進んでいた」

ネーロ「とっても眩しくて、憧れて……」

ネーロ「それでも私は、その疑念にすら気付かないふりをしてあなたを見送って……」

ネーロ「もう少し早く、あの時から動いていれば……」

マリリン「……私は別に大した人間じゃないわ。ただ自分の心に従って動いているだけ」

マリリン「それに昔は自分が嫌いだったわけだから、生まれてずっとこんなんだったわけでもない」


マリリン「――心に従うのに、遅すぎるなんてことはないの。今からでも、ネーロちゃんは自分に正直になっていいと思うな♪」キュルン!


ネーロ「ふふ……! やっぱりマリリンさんは、素敵です。どこまでも明るく真っ直ぐで……」

ネーロ「……私はエルクラッド様を裏切るという選択肢は持ちえません」

ネーロ「でも……エルクラッド様との『約束』を、今からでも果たせれば……」

ネーロ「きっと、それこそが……エルクラッド様が望まれている、真の『エルクラッド様の為』になると思うんです」

ネーロ「……マリリンさん、どうかご協力をお願いできませんか?」

マリリン「もちろん♪ それで、何をすればいいのかな?」

ネーロ「その……虫のいい話だとは思います」

ネーロ「それでも……少し、少しだけでもいいんです」







ネーロ「――あの傭兵団の方達と、私の会話……取り持っていただけないでしょうか?」




――

※ネーロの脱走イベントが消滅しました

※特定イベント時、ネーロの協力を得られるになりました

※ベルゲ及びベルゲ隊の殺意が更に上昇しました

――

262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 23:44:31.96 ID:frciWoWg0
こうなったら最後は女子会でもして距離感縮める?
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 23:48:05.77 ID:XrALL9LYO
ネーロとも分かり合うことが出来てるわけだし、信条を考えるとユリーカとも交流させてあげたいな
264 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 23:54:03.43 ID:QSAnWGjd0
――


セレスティア「……結局、あの後マリリン将軍とネーロは何を話したのでしょう?」

ジーク「あの二人の仲は、本物のように見えた。妙なことはしでかさないだろう」

クリス「……ネーロ将軍がこちらに来ていると聞いた時は、耳を疑いましたよ?」

ユリーカ「ネーロさん、ずっと任務とかで忙しそうにしていたと思うのですが……」

クリス「あの力は驚異的ですからね。龍と組み合わさった場合、まさに未曾有の戦力ともなります」

セレスティア「無茶をさせれば、シャリオを敵陣の中央に飛ばせるわけですからね」

ジーク「悪夢だな……」

クリス「しかし、フリーデシルト様がこちらに通したということは信用しても大丈夫なのか?」

クリス「……ううむ、昔は普通に話していた筈だし、ここは私も顔を見せるべきか?」

クリス「いやしかし、彼女もセレスティアの件他で驚いていることだろう」

クリス「ここで私とユリーカまで姿を見せることで、余計に混乱させてしまうのではないか……?」

ジーク「あまり考え過ぎるな。軽く話した程度だが、あれはかなり精神力が強い。それこそ鉄国の人間ばりにな」

クリス「で、ですよね。……ああ、しかし鉄国といえばミリアさんは大丈夫だろうか?」

クリス「いつものあの格好で乗り込まれたようだが、鉄国といえば気候は暑く汗が……」グルグル…

ジーク「……本当に色々と悩みが尽きないんだな」

ユリーカ「クリス兄様はいつも色々なことを考えている立派な方なのです!」エヘン!

セレスティア「私もお兄様の胃痛の原因の一端を担っていたのが心苦しいです……」

ジーク「さて、色々と気になることにやるべきことはあるが……」

――

【森国拠点での行動・最終】2/2

1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど。内容や交流対象の指定も可能。ジーク抜き姫同士なども可能)

2:鍛錬
※団体鍛錬(味方全体のレベル上げ。各コンマ一桁+4のレベルアップ)
※共同鍛錬(2人を選択しレベル上げ。コンマ一桁レベルアップ+スキル獲得処理。ジークと共に鍛錬時は+5)
※個別鍛錬(一人で影の特訓レベルアップ。コンマ一桁×2+スキル獲得難易度緩和)
マリリン(40)ミナ(???)
・ネーロが先に捕縛された為、マリリンのイベントスキル消滅
・姫達の連携が先に完成した為、ジークスキル強化は後日強制イベントとして挟まれます

3:調査(辺りを調べる。一定確率で情報やアイテムを入手。場所によってはマイナスイベントもあり)

×:傭兵団の仕事(街でのみ実行可能。コンマ二桁判定でランダムな仕事をこなし、情報や道具を入手。危険はあるが見返りもある)

5:森国兵・鉄国兵を扱く(自分達ではなく兵を鍛える。コンマ一桁+4のレベルアップ)

※エーテル、クリス、ユリーカ、親衛隊ズ、ソウキ、ネーロとの交流も可能

しばらくしたら多数決安価(↓1〜5。時間内で埋まらなければその時点のもので決行)
265 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/06(月) 00:00:25.07 ID:DTuR7BCO0
それでは
自由行動多数決
↓1〜5コンマ二桁
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 00:00:44.93 ID:YIejsXqE0
1 ネーロとユリーカとエーテルを含めて第二次女子会
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 00:02:04.29 ID:z0/+WiyM0
1
ユリーカやエーテルやネーロを含めて女子会
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 00:02:21.57 ID:QqGFJy7RO
うえ
森国は良い温泉ありそう
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 00:04:46.47 ID:Q3dVm3fXO
>>266
ユリーカの酒レベルとかもはかれたら
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 00:06:39.20 ID:wETnovE+O
まぁ満場一致っぽいし女子会かな
地味に自分もユリーカの酒レベルが気になる(主に姉の酒レベルのせいで)
271 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/06(月) 00:12:44.10 ID:DTuR7BCO0
ネーロとの女子会ですね
……エーテルは頑張ってトラウマ再発しないように頑張って貰いましょう

最後の行動が決まったあたりで今日はここまで
まさかあそこで偶数ゾロ目出すとは……ネーロもかなりコンマ運が強い子です
(なおメリットは大きいですが、ベルゲもつられて荒ぶるデメリットはご容赦ください)
女子会の具体的内容希望などもあれば緩く募集しておきます(全て採用できるかは怪しいですが)

本日もありがとうございました!
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 00:15:03.88 ID:EVa/yqkHo
おつおつ
キュイちゃんと触れ合いなど
後のフラグになるかもしれん
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 00:34:14.07 ID:Q3dVm3fXO
おつー
マリリンちゃんならきっと明るい女子会にしてくれる
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 01:16:19.37 ID:z0/+WiyM0
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 07:24:50.12 ID:VW5co784O
https://i.imgur.com/rjHAa9M.jpg

乙ネーロ
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 07:34:25.68 ID:J1phZGreO
支援絵おつ!
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 08:45:12.19 ID:k3JrRCg1O
女子会と言えば恋バナだし、マリリンがネーロやユリーカみたいな特定の相手がいない組に『どんな相手が好みか』『そもそも恋愛にどれくらい興味があるのか』の話題を振るのはどうだろう
話聞いて四姫(+ミナ)が意識して関係進めるために更に意欲見せそうだし

あとユリーカの酒判定に関しては流石に13歳に表立って酒を飲ませるのはアレかもだったら
全員で乾杯→実は酒が混ざってた→ユリーカ「(あれ、この飲み物なんか変な味なような……)」→判定
でどうだろう
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