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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい9

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229 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/04(土) 23:10:20.95 ID:oeqtOxne0
六将・ベルゲについて

――


リーチェ「……」チラ…

リュノ「……」チラ…

ジーク「……そうだな。公国に興味はないと言ったが少し訂正しよう」

ジーク「大公ではない、とある男のことが気になっている」

ネーロ「あ、う……」

ネーロ(本当に、あの剣士のことはもう話さないつもりなのですか?)

ネーロ(信じられない。咄嗟に使ったから加減も何もしていない、私でもどの辺りまで飛ばしたのかわからない転移だったのに……)

ネーロ(……剣に纏わせていたあの魔力で全身を覆えば、海の中でも動けた?)

ネーロ(いえ、手段はどうあれ彼女が生きているということ自体が脅威。なんとか報告を……)

ジーク「聞いているのか?」

ネーロ「は、はい!?」

ネーロ(いけない、平静を装わないと……)

ジーク「その男に関しては、お前もよく知っているであろう」

ジーク「そして恐らくは……相容れない存在」

ネーロ「……!」

ジーク「そんな男ならば、少し話すくらいは問題ないと思うが」

ネーロ「……私が嫌いな男性はかなりいますけど」

ネーロ「いえ、女性もですね。相手方も私のことを嫌っていると思いますが」

マリリン「ネーロちゃんって思ったことはすぐに口にしちゃうからねぇ……」

イアン「裏表が無い、ということか。良いことではないか?」

ユージーン「面と向かって嫌いって言われると結構くるぜ……?」

ネーロ「気分を害されたなら申し訳ありません。ですがあの頃のあなたは本当にお金しか頭にない人でしたから」

ユージーン「つれぇ……」ガクリ…

リアローズ(……あの頃の、だと……今は大丈夫なんじゃないかな?)

ジーク「その性格ならなおの事嫌っていそうだな」




ジーク「――公国六将・ベルゲについて聞きたい」



ネーロ「!!」


230 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/04(土) 23:11:01.56 ID:oeqtOxne0
ジーク「まあ、この男に関しては俺よりも……」



ダン!



セレスティア「……」ゴゴゴゴ…

リーチェ「……」

リュノ「……」

リアローズ「……」


ネーロ「ひっ!?」ビク!

ジーク「姫達の方が気になっているようだがな」

リアローズ「だ、だって……! あんなの……!」

リュノ「その人のせいで、あの子達は無残に殺されてジークさんも大怪我したんですよ!」

リーチェ「……許すことはできません」

セレスティア「ええ。昏い昏い闇の底に叩きこんでもまだ足りません」ゴゴゴゴ…

ネーロ「ベ、ベルゲ将軍は基本は公国から動きません」

ネーロ「あなた達に恨まれるようなことを――」



リーチェ「――妖精の捕虜が操られ、私達の目の前で爆殺されたのです」



ネーロ「え……?」

リアローズ「元々、リーチェさんかリュノさんを狙っていたみたいだけど……」

セレスティア「リーチェさんを咄嗟に庇ったジーク様は、瀕死の重傷を負われたのです」

リュノ「あんな酷い光景は二度とみたくありません……」

ネーロ「そん、な……だって、あの妖精達はみんな私達に文句を言って……」

ネーロ「扱いきれないから、森国に帰そうって……」

リュノ「妖精爆弾としてですか……?」

ネーロ「ち、違います! 妖精爆弾だなんて……」

リーチェ「……直前まで、彼女達は生きていたんです」

ジーク「だが、妖精達は俺にしがみついた後にこう言った。ベルゲ様の敵を殺し損ねたとな」

リュノ「その後は、体内魔力を暴発させての爆発……爆弾にされたんですよ」

リアローズ「ジークさん達だけじゃない……森国の人達だって、犠牲になっていたかもしれない……」

セレスティア「ネーロ。私ですら、あの男の悪評を耳にするほどなのです」

セレスティア「直近のベルゲを知るのはあなただけ。少しは何か話してくれませんか?」

ネーロ「っ……」
231 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/04(土) 23:11:52.42 ID:oeqtOxne0

ネーロ「……一つだけ、断っておきます」

ネーロ「妖精を爆弾に変えて帰すなどということは、エルクラッド様の命にはありませんでした」

ネーロ「ゼルガー将軍も、女王カタリナへの敬意も込めて帰されるつもりだったようで……」

ネーロ「勿論、私もそのような計画に賛同はしておりません」

ネーロ「……申し訳、ありません。そこまでの非道を知らずに……」

ジーク「……二国を滅ぼしている時点で、非道は極まっていると思うがな」

ネーロ「う……」

マリリン「ジ、ジーク……!」アセアセ

ジーク「……少しでも悔いる気があるのなら」

ネーロ「……」

ネーロ「……ベルゲ将軍の、何を知りたいのですか?」

セレスティア「あなたのわかる範囲のこと全てですわね。叩き落とすにしても、入念な準備がいるでしょうし」

ネーロ「……わかりました」

ネーロ「……」スゥ…

ネーロ「……ベルゲ将軍は、私と同じ公国六将の一人。公国第一主義者で、他国は見下している人です」

ネーロ「見た目はそうですね……」チラ…

イアン「……ん?」





ネーロ「――背の高い、銀髪のオールバック……イアンさんに片眼鏡をかけて表情を柔らかくした感じでしょうか?」





イアン「ぬぐあああぁぁぁぁ!」ガクーン!

ネーロ「!?」

イアン「な、何故だ! 何故またしても私の外見が敵国の者と……!」

ネーロ「え? え?」オロオロ…

ユージーン「……悪いネーロちゃん。俺が前にニイハオのことを話す時にもおっさんに少し似てるって言ったせいだわ」

ユージーン「ほら、ニイハオも背が高くてオールバックだったろ? それに得物も同じ槍だったしさぁ……」

ネーロ「な、なるほど……」

リュノ「……もしかして、背の高い人のオールバックが流行しているんでしょうかねぇ?」

リアローズ「イ、イアンは昔からこの髪型だったよ?」

リアローズ「私は格好良くて好きだし……あ、あとイアンおでこも綺麗だし……」

イアン「姫様、ありがとうございます……」

マリリン「そうそう。おじ様はかっこいい感じだけど、ベルゲの奴は学者寄りっていうのかな? とにかく別物だよ!」

ミナ(……眼鏡をかけたイアン様も、知的な雰囲気がありそうですけど)ドキドキ…
232 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/04(土) 23:12:41.36 ID:oeqtOxne0
ネーロ「そうですね。マリリンさんの言う通り……学者寄りという言葉が相応しいでしょう」

ネーロ「正しくは……いえ、あの人を正しく言い表せる言葉があるかは怪しいところですが」

ジーク「どういう意味だ?」

ネーロ「彼はその行為に目が余りますが……類稀な才の持ち主であることは間違いないのです」

ネーロ「だからこそ、その地位も六将の中ではゼルガー将軍に次いだもの」

ジーク「副将、とでも言うべき存在か」

ネーロ「ベルゲ将軍は医学にも魔道にも精通し、その知識と技術はかなり幅広いものです」

ネーロ「それを応用し……捕虜達を管理しつつ『何か』をしているようですが……」

ジーク傭兵団「「……」」

ネーロ「……特筆すべきは『六将唯一の回復魔法の使い手』であるということでしょう」

リーチェ「回復魔法……」

ネーロ「他国には残忍なベルゲ将軍ですが、正規の公国兵や民達には穏やかに接しておりまして……」

ネーロ「魔法や調合した薬などで、応変に治療にあたられることもあるのです」

マリリン「そのおかげで一部からはかなり評価高いんだよねぇあいつ……」ピキピキ…

ネーロ「『回復回数がかなり多い』ですから『回復を妨害できる手段が無いと厳しい』でしょうね」

リュノ「なるほどなるほど……?」

ネーロ「そしてもう一つ、先程もお伝えしたように彼は医学知識……つまり、人体への知識も豊富です」

ネーロ「そこから『人体に対して有害な薬の数々』も調合しているようですから……」

ネーロ「なんらかの手段で『この身体への各種の異常も防ぐ必要がある』のも間違いありません」

リーチェ(……これは、私が光壁を展開できればなんとかなるでしょうか?)

ネーロ「さらに彼は見た目に反して『屈強な戦士』でもあります」

イアン「なに……?」

ネーロ「公国以外の存在を許せないのか……『敵を叩き潰すことにもかなり執着がある』ようですね」

ネーロ「武器はメイス……『運悪く重い一撃を貰わないように』気を付けるべきでしょう」
233 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/04(土) 23:14:42.57 ID:oeqtOxne0
ジーク「……ニイハオやジラワーク、それにマリリンと比べると『全体的に格上』という感じがするな」

ネーロ「はい。技能も戦闘能力は六将の中では上位……その危険性もですが」

ネーロ「……」

ネーロ「ベルゲ将軍本人も、まさしく六将を名乗れる力はありますが、真に厄介なのは『彼が連れている部隊』でしょう」

マリリン「あれ? あいつそんなに連れ回していたっけ?」

ネーロ「いえ、普段は連れていません。そもそも、公国本土での仕事が多い関係で、兵を連れての前線に出向くことがありませんから」

ネーロ「それに……」



ネーロ「――おそらく、今のベルゲ将軍の部隊は……元・鉄国兵と森国兵の混成部隊です」



ジーク傭兵団「「!!?」」

ネーロ「捕えられた捕虜は……過酷な運命が待ち受けています」

ネーロ「今の私のように、こうして美味しいご飯を食べられることもない」

ネーロ「お酒は勿論、お水も満足に飲めない」

ネーロ「……男性は強制労働、女性は辱められ……」

ネーロ「身も心も、ボロボロになることでしょう……」

マリリン「……」

ネーロ「その境遇から抜け出る為の方法として、おそらくは祖国を裏切れと……そういうやりとりがあったのでしょう」

ネーロ「……見た目は、他の鉄国兵と区別がつきませんでした」

ネーロ「ですが……」グイ…


ネーロ腹部「……」ホウタイ


ネーロ「……私は、彼の部隊の者に有無を言わさず刺されたのです」

ジーク傭兵団「「!!」」


――

特殊判定
↓1コンマ二桁
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/04(土) 23:14:45.53 ID:oGsYPf9/0
公国はあまりにも内部情報が漏れすぎている
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/04(土) 23:19:05.42 ID:8tCHsDjHO
そりゃ公国駆け回ったユージーン、六将のマリリンに王家のクリスセレスティアユリーカ、ここで大公おつきのネーロまでくればだだ漏れになるよ
そしてまさかのオールバックブーム?
236 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/04(土) 23:32:02.42 ID:oeqtOxne0
ネーロ後遺症

75>53

※基準値を下回った為、時間経過で完治

――


ネーロ「……幸い、バレット王子の処置が早かったおかげで大事には至りませんでしたが」

ネーロ「それに先程も回復していただいたおかげで、痛みもほぼ無くなりました」

ネーロ「……ありがとうございます」ペコリ

マリリン「……ちょっと待ってネーロちゃん? あの糞野郎の部下が、刺したって?」ピキピキ…

イアン「……捕虜への待遇、やはり妖精以外にも許せぬ行いを続けているようだな……」ピキピキ…

セレスティア「……妙ですね? 確かお父様は、あなたのことをとても可愛がっていた筈」

セレスティア「それこそ、お父様がそんな命令を出すわけがありません」

ネーロ「……あなたを探して鉄国に向かったのは、私の独断でしたから」

ネーロ「それだけならばなんとかなったかもしれませんが、私はその前からベルゲ将軍には疑われていて……」

ジーク「疑われる?」

ネーロ「……憶えていませんか?」

ネーロ「私とあなた達は一瞬とはいえ、一度遭遇しています」

ジーク「……!」

ネーロ「そう、あの日。ニイハオ将軍が、私への救援を願い宝珠を砕いた時です」

ネーロ「あの時私は……ニイハオ将軍を助けることができなかった」

ネーロ「マリリンさんがいたこともですが、大きな妖精……それがリーチェ姫だということもわかりましたからね」

ネーロ「一体どういうことなのか……頭の処理が、追いつきませんでした」

ネーロ「それに……」

ネーロ「きっと、心の何処かで……ニイハオ将軍は、助けるべき存在ではないと思っていたのでしょう」

ネーロ「結果、私はエルクラッド様が信を寄せる将の一人を『見殺し』にしてしまい……」

ネーロ「ニイハオ将軍の捜索に向かったベルゲ将軍から、現場の様子を疑われてしまったのです」

ネーロ「その時は、なんとかゼルガー将軍の口添えで難を逃れたのですが」

マリリン「そんな……私のせいで、ネーロちゃんが……」

ネーロ「マリリンさんのせいではありません。全て私の責任です」
237 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/04(土) 23:45:24.27 ID:oeqtOxne0
ジーク「……話を聞く限り、そのゼルガーからはまだ疑われず、信頼されているようだな」

マリリン「でもあいつ、服装とかは最悪だけど頭がいいのは間違いないからね……」

マリリン「ちょっとでも考え始めたら、気がつかれちゃうかも……」

リュノ「……そして妖精の件もあなた達が知らなかったとなると、ベルゲ将軍の完全な独断行動」

リュノ「鉄国にいたからいきなり刺すっていうのも……もう『完全に裏切り者』という扱いを受けていますよね?」

ユージーン「……『非国民』って烙印を押されたんだろうな。そうなりゃ、その後の扱いは……」

イアン「……想像に容易いな」

ネーロ「……」

セレスティア「お父様があなたが刺された事実を知れれば、ベルゲは始末されるかもしれませんが……」

ジーク「場所が場所だ。どうしてそんな場所にいたのかを説明しなければならない」

ジーク「そもそも、お前が『そう動くと先読みをしてベルゲが待ち構えている可能性すらある』わけだ」

ジーク(これは……)

ネーロ「……覚悟の上です」

マリリン「だ、駄目だよネーロちゃん! えっと、えっと……」

ジーク(……いや、これは最後にするとしよう)

ジーク「……ベルゲが元同僚に対しても一切の容赦をしない男であることはよくわかった」

ジーク「その他の動きも、とても許せるものではない」

ジーク「……見つけたら、息の根を止めてやる」ギュッ!

ネーロ「……」

ネーロ(ああ、ついベルゲ将軍のことをかなり話してしまいました……)

ネーロ(でも、公国のことを考えたら……)

ネーロ(それに、あの妖精達の扱いは……)


ジーク「さて……そろそろ区切るとしよう」


ネーロへの尋問(質問)3/3

※一対一での会話も可能となりました。個別に行いたい人物がいるときは名前の記入をお願いします

※強敵の生存・ベルゲの捕虜爆弾によりネーロさらに動揺。口を割りやすくなりました


自由安価
↓1〜3コンマ二桁
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/04(土) 23:47:02.34 ID:oGsYPf9/0
単純に再開できてよかったという話
マリリンと二人きりで
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/04(土) 23:48:34.26 ID:mEBKmgpJO
>>218
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/04(土) 23:49:35.25 ID:8tCHsDjHO
マリリンと一対一で他愛ない会話
241 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/04(土) 23:54:53.96 ID:oeqtOxne0
マリリンとネーロの二人きりですね
行動が決まったあたりで今日はここまで
マリリンとの対話が終わった後、とある判定を取った後、準備を固めてジーク達はいよいよ公国に向かうこととなります
……と言いたいのですが、実はそれに+とあるイベントの人物を決める判定も残っていまして、こちらは多数決コンマ決定予定です

本日もありがとうございました!
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/04(土) 23:57:39.60 ID:ITvEDUMSo
おつでした
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 00:01:46.29 ID:eRoaWqDDO
おつおつ
ネーロちゃんにも救いがあるといいな
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 22:38:13.98 ID:frciWoWg0
マリリンとネーロの二人の関係性はどうなるかな
245 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 22:48:16.42 ID:QSAnWGjd0
こんばんはー
連日遅くなってしまっていますが、今日もゆったり再開
あと申し訳ありません、昨日次で最後と言いましたが一回の自由行動がまだ残っていました(白目)
246 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 22:49:39.10 ID:QSAnWGjd0
マリリンとネーロの対話

――


ジーク「……とりあえず、知りたい情報は知れたか」

ジーク「マリリン、後は任せていいか?」

マリリン「!! うん、まかせて♪」キュルン!

ジーク「……では、俺達は一度引き上げるとしよう」ガタ

ユージーン「うえっ!? もうかよ? 真面目な話ばっかしてたしよ、もう一度飲み直しても――」

イアン「少しであれば私がつきあってやる。ジークの言う通り、今日はもういいだろう」

ミナ「まだ、怪我も完治したわけではありませんからね」

イアン「うむ。拘束具を外すわけにはいかないが、安静にはすべきだろう」

リーチェ「部屋は、このままここを使って貰いましょう」

ネーロ「え、えっと……?」



ガチャ…


パタン…



ネーロ「……」

マリリン「どうしたのネーロちゃん?」

ネーロ「ほ、本当に皆さん帰られたのですか?」

ネーロ「まだ私とマリリンさんの昔のことと、ベルゲ将軍のことしか話していない……」

ネーロ「もっとこう、公国の機密や軍の規模や進軍経路だとか……」

マリリン「聞き出されたかったの?」

ネーロ「いえ、そういうわけではありませんが……」

マリリン「……色々と、拍子抜けした?」

ネーロ「……はい」

マリリン「……」フゥ…

マリリン「それでいいのよ、ネーロちゃん」

マリリン「私も公国を裏切った将だけど、そんな酷い尋問はされていないわ」

マリリン「冷たい態度だけど、ジークは無益なことはしない」

マリリン「お姫様達も優しいし、おじ様にミナちゃん……それにユージーンも」

マリリン「公国とは全然違うけれど……嫌な待遇ではないでしょう?」

ネーロ「……ええ。身構えていたのに、こんな緩い対応で混乱しています」

マリリン「緩くてよかったじゃない。無事……ではないけれど」

マリリン「また、こうしてネーロちゃんと話せて嬉しいわ」

ネーロ「マリリンさん……」

マリリン「あ、お酒駄目なら紅茶にしたほうがいいかしら? お砂糖は何十杯入れる?」

ネーロ「い、一杯で大丈夫です」


……
247 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 22:50:20.58 ID:QSAnWGjd0
ズズ…


マリリン「……ふぅ」コト…

ネーロ「……ふぅ」コト…

マリリン「どう? 少しは落ち着けた?」

ネーロ「はい、ありがとうございます」

ネーロ「……マリリンさんは」

マリリン「ん?」

ネーロ「マリリンさんは、最初からこの傭兵団との合流を目指して?」

マリリン「違うわ。出会ったのは偶然。そこにユージーンも所属していたから、気になってね」

マリリン「話してみるとジークは仲間の大切さを知る人だったし、好感が持てた」

マリリン「それにお姫様達……今はセレスティア様も加わったから、本当に各国のお姫様が揃っているわね」

マリリン「それにこの私、マリリンちゃんもいるわけだから……こんなに豪華な傭兵団はどこにもないんじゃない?」フフン

ネーロ「……そうですね。公国六将を破る力量に加えて、各国の要人を抱えた傭兵団」

ネーロ「公国からすれば、最大の警戒対象であり……撃破できれば、公国の勝利は確実と言っても差支えないかもしれません」

マリリン「……公国に報告しに戻りたい?」

ネーロ「……できれば。『外』の女剣士のことも聞いてしまいましたから」

マリリン「残念だけど、いくらネーロちゃんの頼みでも、それだけは聞けないわ」

マリリン「ユージーンも言っているけど、この傭兵団は凄く居心地がいいの」

マリリン「そして私も今はその一員。団長や仲間を守る為なら、戦うわ」

ネーロ「居心地……」

ネーロ「……公国では、ご不満ですか?」

マリリン「……黙っててごめんね?」

マリリン「しばらく我慢してたんだけど、お肌に悪影響出かねないくらいに我慢の限界……耐えきれなかった」

マリリン「ネーロちゃんのことは大好き。私の地位を脅かす逸材だけど、かけがえのない友達だと思っているわ」

ネーロ「あ、ありがとうございます……///」テレ…

マリリン「……だからこそ、そんなあなたを戦地に送り込むエルクラッドのことは大嫌いだった」

ネーロ「……」

マリリン「そもそも、こんな戦争さえなければ……もっと、三国は歩み寄れていたと思うの」

マリリン「鉄国にいたなら、見たでしょう? 被害の酷さも、そんな中でも頑張る人達の姿を」

ネーロ「……はい。皆さん、必死に生き抜こうと……」

マリリン「ここに来たなら、見たでしょう? 森国の地上は焼き払われて、森国の人はまだどこか沈んでいる」

ネーロ「……はい。それは……」

マリリン「ベルゲのせい。それと女王のカタリナ様が氷の龍に負けて安否不明なのも大きい」

マリリン「結局、戦争のせいなのよね……」

ネーロ「……」
248 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 22:51:34.13 ID:QSAnWGjd0
マリリン「……だから私は、他の将も嫌いだった」

マリリン「妖精ちゃんを殺すニイハオも、女の子を道具としてしか見ていないベルゲの奴も」

マリリン「ふざけた格好で、エルクラッドに心酔しているゼルガーの奴も」

マリリン「そして、努力を続けることもなく承認欲求だけ強くて祖国を裏切ったあの野良犬ジラワークもね」

ネーロ「っ……では、マリリンさんは……」

マリリン「うん。言ったじゃない。私は、あなたの為に将になったの」

マリリン「……結局、私のせいでそんな怪我までさせちゃったみたいだけど」

ネーロ「で、ですからこれはマリリンさんのせいではありません」

ネーロ「……どうして、私にそこまで優しくしてくださるのですか?」

マリリン「んー……ネーロちゃんがいい子で、頑張っているからかな?」

ネーロ「え?」

マリリン「私ってさ、こんなんでしょう? 元々は自分でも嫌っていた名前に身体……昔は不幸だって嘆いたものよ」

マリリン「でもある時私は、これこそが自分の武器なんだって気がつけた。勿論、すぐに周りからは認められなかったけど……」

マリリン「認めて貰えるように、色々頑張ってきたつもり。だからかな、必死に頑張っている人には共感を覚えちゃうの」

マリリン「ネーロちゃんは……言ったら悪いかもしれないけど、あまり恵まれた身体じゃなかったでしょう?」

ネーロ「そ、そうですね。自他共に認める、どうしようもない存在だったと思います」

マリリン「でも、それでも諦めていなかった。挫けないで、前を見て努力を続けていた可愛い女の子……」

マリリン「私が、そんな子を気に入らないわけがないでしょう♪」

ネーロ「ど、努力はしましたが、私のそれなどまだまだで……」

マリリン「それ。現状に満足しないで、まだ上を見ているのもいいよね♪」

マリリン「努力が足りなかったり上手くいかないことを人のせいにするようなジラワークとは大違い」

ネーロ「……あの人も、向上心はありましたけどね」

マリリン「誰かに認められたいっていうのはわかるけど、手段が間違っているしあまりにも排他的過ぎたのよあいつは」

マリリン「その点ネーロちゃんは、そういう態度はとっていなかったでしょう?」

ネーロ「とれるわけがないじゃないですか。転移魔法以外に何もできない私が……」

マリリン「自己評価が低いのも変わってないね。それでも必死に頑張るのは……」

ネーロ「はい」


ネーロ「――全ては、エルクラッド様の為です」


マリリン「……」
249 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 22:52:19.31 ID:QSAnWGjd0
マリリン「……ネーロちゃん、一ついいかな?」

ネーロ「なんでしょうか?」

マリリン「ネーロちゃんがエルクラッドに救われて、恩義を感じていることはわかっているわ」

マリリン「お姫様達も、ジークに命を救われて……とっても慕っている」

マリリン「ネーロちゃんの気持ちが、間違っているだとか悪いとかは私には言えない」

ネーロ「……」

マリリン「大切な人の力になりたい。その気持ちこそが、ネーロちゃんの支えでもあるのもわかる」

マリリン「でも……」









マリリン「――ネーロちゃんが考えている『エルクラッドの為』って、一体何?」







ネーロ「……!!!」

マリリン「……教えて、くれる?」

ネーロ「……言葉の通りです」

ネーロ「私は、エルクラッド様の為になるものを好み、そうでないものを嫌います」

ネーロ「それ以外には、何もありません」

マリリン「そっか……」

マリリン「それじゃあ、ジーク達と一緒に行動している私は間違いなくエルクラッドの為じゃない」

マリリン「つまり、ネーロちゃんは私を大嫌いになっちゃったってことだね……」

ネーロ「ち、違います! マリリンさんはそんな……!」

マリリン「違わないよ。その理屈だと、私達も鉄国も森国も、今の公国以外全部を嫌っていなきゃ変でしょう?」

ネーロ「う……」

マリリン「私ね、ゼルガーに対しても同じようなことが気になっていたの」

マリリン「あいつは軍師として公国の為に動いているっていうけど……実際はそうじゃない」

マリリン「『公国の発展を願うエルクラッドに忠実に従うから』結果的に公国の為になっているだけ」

マリリン「『公国の為』と『エルクラッドの為』は、別物だと思うの」

ネーロ「それは……」

250 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 22:53:42.48 ID:QSAnWGjd0
マリリン「……『公国の為』に、立ち上がった鉄国と森国をもう一度滅ぼす?」

マリリン「……『エルクラッドの為』に、立ち上がった鉄国と森国をもう一度滅ぼす?」

ネーロ「同じ、ではないのですか?」

マリリン「違うわ。特にネーロちゃん、あなたの場合は」

マリリン「『公国の為』、これは、エルクラッドの命令がなくても自分の意志で戦い続ける」

マリリン「『エルクラッドの為』、これは、エルクラッドが死んだら何も残らなくなる」

ネーロ「……!!!」

マリリン「そしてエルクラッドの為に、エルクラッドの命令に盲目的に従う……ネーロちゃんの意志は?」

ネーロ「わ、私はエルクラッド様の為に……」

マリリン「それじゃあ私も殺さないと」

ネーロ「それは……!」

マリリン「……ありがとう」

ネーロ「……え?」

マリリン「エルクラッドに強い恩を持っているネーロちゃんが……」

マリリン「そうやって躊躇ってくれるくらいには、私のことを友達として見てくれているのって……嬉しいな♪」キュルン!

マリリン「そしてそれこそ、ネーロちゃんの意志だと思う。エルクラッドの命令にただ従うだけの人形じゃない証明……」

ネーロ「あ……」

マリリン「ネーロちゃんは、ちゃんと自分で考えられる筈だよ?」

マリリン「だから……もう一度考えてみて」







マリリン「――ネーロちゃんの、エルクラッドの為が何なのか」







ネーロ「う……ぁ……」
251 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 22:55:08.24 ID:QSAnWGjd0
ネーロ「わ、私はエルクラッド様に救われたのです……!」

マリリン「うん」

ネーロ「何も知らない私に、色々なことを授けてくださったのです……!」

マリリン「うん」

ネーロ「この命は、エルクラッド様のもの! 私は、エルクラッド様の為だけに動くのです!」

マリリン「うん」

ネーロ「エルクラッド様の望みは、公国をより一層立派な国にすること!」

ネーロ「公国の発展に戦争が必要ならば、それに従うまで! 公国の為はエルクラッド様の為であり逆も然り――」





〜〜




若エルクラッド「戦いの訓練などせずとも、いつかもっと平和な時が訪れる」

若エルクラッド「私と妻と、みんなで……必ず公国を」

若エルクラッド「いや、この世界の誰もが豊かになれるようにしてみせるさ」

若エルクラッド「だからネーロ、もし……」






若エルクラッド「――もし、私が焦って道を間違えてしまった時は、遠慮なく指摘して私を止めてくれ」

若エルクラッド「――お前はとっても純粋な子だからな。周りが言ってくれないこともきっと正直に言ってくれる」

若エルクラッド「――戦う力よりも、真っ直ぐなネーロの言葉を期待しているぞ!」ハハハ!






幼ネーロ「わかりました!」




〜〜



ネーロ「あ……」ポロ…

ネーロ「エルクラッド……さま……」ポロポロ…

ネーロ「わたしは……」ポロポロ…


――

ネーロ最終判定!
↓1コンマ二桁!
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 22:56:16.66 ID:sFR9AsAu0
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 22:56:54.94 ID:eRoaWqDDO
やっぱ約束してたのか……
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 22:57:50.55 ID:eRoaWqDDO
ってここで偶ゾロきたぁ!?
255 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 22:59:36.45 ID:QSAnWGjd0
なん……だと……!?(白目爆裂四散)

これはまたプロット練り直さないとだめかなぁ(白目)
少々お待ちください……
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 23:03:06.52 ID:gIcCjq800
またプロットブレイカーか
これが多いキャラって誰なんだろうね?
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 23:03:54.96 ID:frciWoWg0
ネーロの安定感よ
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 23:04:43.13 ID:MfD66utxO
本当にコンマ神はドラマティックな出目が好きだなあ
259 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 23:11:49.03 ID:QSAnWGjd0
ネーロの『エルクラッドの為』

※偶数ゾロ目でのみ……?

95>

コンマ66

66


偶数ゾロ目:???


※!?

――


……


マリリン「……落ち着いた?」

ネーロ「……すみません」ゴシゴシ…

マリリン「その様子だと……『エルクラッドの為』にどうするべきか決まったのかな?」

ネーロ「……まだ、迷いが無いと言えば嘘になります」

ネーロ「……私は……」

ネーロ「エルクラッド様、どうして……」ポロ…

マリリン「……」

マリリン「私は、エルクラッドが嫌い。多分、エルクラッドも私を嫌っている」

ネーロ「っ……」ズキ…


マリリン「……でも、昔のエルクラッドだったら、好きになれていたかもね」


ネーロ「え……?」

マリリン「ネーロちゃん、いつもエルクラッドの話をする時……本当に嬉しそうだったもの」

マリリン「セレスティア様も、昔はお父様も優しかったって言ってた」

マリリン「それに……セレスティア様と一緒に逃げろって言われたんでしょ?」

ネーロ「は、はい」

マリリン「……その優しさを持っていたことも、否定しないよ」

マリリン「大公エルクラッドは、優しい人であり……」

マリリン「……今は、各国に海の外まで攻め滅ぼそうとする冷酷な戦争狂」

マリリン「どっちもが、エルクラッドなんだよ」

ネーロ「……はい」

マリリン「……どうして、こうなっちゃったんだろうね?」

ネーロ「わかりません……」
260 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 23:23:17.98 ID:QSAnWGjd0
ネーロ「……私も、とっくにわかってはいたんです」

ネーロ「あの頃のエルクラッド様と、今のエルクラッド様は違うって……」

マリリン「……」

ネーロ「……でも、エルクラッド様が私を救ってくださったことは間違いなくて」

ネーロ「公国の発展に力を尽くされることも、変わっていなくて」

ネーロ「公国の民も、エルクラッド様を支持していて……」

ネーロ「公国の発展はエルクラッド様の悲願。だから、私は……」

マリリン「気がついていても、エルクラッドの為に……?」

ネーロ「……」コクリ…

ネーロ「……」

マリリン「ネーロちゃん?」

ネーロ「私にとって、エルクラッド様は全てでした」

ネーロ「エルクラッド様の為なら、何をも捨て去ることができました」

ネーロ「……確かに、想い人の為に何もかもを捨てていたあのお姫様とは近しいものがあったのかもしれません」

ネーロ「そんな彼女が……あんな眼をしていることに、驚きました」

マリリン「セレスティア様は、リアローズ様とリーチェ様のおかげで、呪術を解かれたんだよ。その影響もあると思うな」

ネーロ「つまり、周りが見えていない状態のところを……外の誰かから手を差し伸べられたことで、救われたのですね?」

マリリン「んー、そうとも言えるかしら?」

ネーロ「ふふ……」クスリ

マリリン「ネーロちゃん、今……笑った?」

ネーロ「すみません。そこもなんだか、似てしまったのだと思うと……可笑しくて」

ネーロ「……エルクラッド様を……そう、盲信していた私にも差し伸べられた手はありました」


ネーロ「――それこそが、マリリンさん。あなたなんですよ?」


マリリン「え!?」
261 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 23:41:10.95 ID:QSAnWGjd0
ネーロ「きっと、あなたと出会えていなければ……」

ネーロ「私はどこまでもエルクラッド様の命令を忠実に果たし……」

ネーロ「そしてきっと、どこかの戦場で死んでいたことでしょう」

ネーロ「……『エルクラッド様の為に誰かを道連れに最期の転移』とかして」

マリリン「や、やめてよ縁起でもない……」ブル…

ネーロ「それだけ、私にはエルクラッド様の存在は大きいのです」

ネーロ「……大きすぎて、そのお言葉から目を背けておきながら……」ボソリ…

マリリン「?」

ネーロ「ですが、私の傍にはマリリンさんがいた」

ネーロ「思えば……あの日マリリンさんが公国を発った日から、私の心の奥底に疑念は生まれていたかもしれません」

マリリン「疑念って、エルクラッドに対する?」

ネーロ「はい。抱く筈の無かった感情を……あなたは私に芽生えさせてくれた」

ネーロ「私を含めて、誰もがエルクラッド様を絶対とする中で……あなただけは、自分の道を突き進んでいた」

ネーロ「とっても眩しくて、憧れて……」

ネーロ「それでも私は、その疑念にすら気付かないふりをしてあなたを見送って……」

ネーロ「もう少し早く、あの時から動いていれば……」

マリリン「……私は別に大した人間じゃないわ。ただ自分の心に従って動いているだけ」

マリリン「それに昔は自分が嫌いだったわけだから、生まれてずっとこんなんだったわけでもない」


マリリン「――心に従うのに、遅すぎるなんてことはないの。今からでも、ネーロちゃんは自分に正直になっていいと思うな♪」キュルン!


ネーロ「ふふ……! やっぱりマリリンさんは、素敵です。どこまでも明るく真っ直ぐで……」

ネーロ「……私はエルクラッド様を裏切るという選択肢は持ちえません」

ネーロ「でも……エルクラッド様との『約束』を、今からでも果たせれば……」

ネーロ「きっと、それこそが……エルクラッド様が望まれている、真の『エルクラッド様の為』になると思うんです」

ネーロ「……マリリンさん、どうかご協力をお願いできませんか?」

マリリン「もちろん♪ それで、何をすればいいのかな?」

ネーロ「その……虫のいい話だとは思います」

ネーロ「それでも……少し、少しだけでもいいんです」







ネーロ「――あの傭兵団の方達と、私の会話……取り持っていただけないでしょうか?」




――

※ネーロの脱走イベントが消滅しました

※特定イベント時、ネーロの協力を得られるになりました

※ベルゲ及びベルゲ隊の殺意が更に上昇しました

――

262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 23:44:31.96 ID:frciWoWg0
こうなったら最後は女子会でもして距離感縮める?
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/05(日) 23:48:05.77 ID:XrALL9LYO
ネーロとも分かり合うことが出来てるわけだし、信条を考えるとユリーカとも交流させてあげたいな
264 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/05(日) 23:54:03.43 ID:QSAnWGjd0
――


セレスティア「……結局、あの後マリリン将軍とネーロは何を話したのでしょう?」

ジーク「あの二人の仲は、本物のように見えた。妙なことはしでかさないだろう」

クリス「……ネーロ将軍がこちらに来ていると聞いた時は、耳を疑いましたよ?」

ユリーカ「ネーロさん、ずっと任務とかで忙しそうにしていたと思うのですが……」

クリス「あの力は驚異的ですからね。龍と組み合わさった場合、まさに未曾有の戦力ともなります」

セレスティア「無茶をさせれば、シャリオを敵陣の中央に飛ばせるわけですからね」

ジーク「悪夢だな……」

クリス「しかし、フリーデシルト様がこちらに通したということは信用しても大丈夫なのか?」

クリス「……ううむ、昔は普通に話していた筈だし、ここは私も顔を見せるべきか?」

クリス「いやしかし、彼女もセレスティアの件他で驚いていることだろう」

クリス「ここで私とユリーカまで姿を見せることで、余計に混乱させてしまうのではないか……?」

ジーク「あまり考え過ぎるな。軽く話した程度だが、あれはかなり精神力が強い。それこそ鉄国の人間ばりにな」

クリス「で、ですよね。……ああ、しかし鉄国といえばミリアさんは大丈夫だろうか?」

クリス「いつものあの格好で乗り込まれたようだが、鉄国といえば気候は暑く汗が……」グルグル…

ジーク「……本当に色々と悩みが尽きないんだな」

ユリーカ「クリス兄様はいつも色々なことを考えている立派な方なのです!」エヘン!

セレスティア「私もお兄様の胃痛の原因の一端を担っていたのが心苦しいです……」

ジーク「さて、色々と気になることにやるべきことはあるが……」

――

【森国拠点での行動・最終】2/2

1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど。内容や交流対象の指定も可能。ジーク抜き姫同士なども可能)

2:鍛錬
※団体鍛錬(味方全体のレベル上げ。各コンマ一桁+4のレベルアップ)
※共同鍛錬(2人を選択しレベル上げ。コンマ一桁レベルアップ+スキル獲得処理。ジークと共に鍛錬時は+5)
※個別鍛錬(一人で影の特訓レベルアップ。コンマ一桁×2+スキル獲得難易度緩和)
マリリン(40)ミナ(???)
・ネーロが先に捕縛された為、マリリンのイベントスキル消滅
・姫達の連携が先に完成した為、ジークスキル強化は後日強制イベントとして挟まれます

3:調査(辺りを調べる。一定確率で情報やアイテムを入手。場所によってはマイナスイベントもあり)

×:傭兵団の仕事(街でのみ実行可能。コンマ二桁判定でランダムな仕事をこなし、情報や道具を入手。危険はあるが見返りもある)

5:森国兵・鉄国兵を扱く(自分達ではなく兵を鍛える。コンマ一桁+4のレベルアップ)

※エーテル、クリス、ユリーカ、親衛隊ズ、ソウキ、ネーロとの交流も可能

しばらくしたら多数決安価(↓1〜5。時間内で埋まらなければその時点のもので決行)
265 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/06(月) 00:00:25.07 ID:DTuR7BCO0
それでは
自由行動多数決
↓1〜5コンマ二桁
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 00:00:44.93 ID:YIejsXqE0
1 ネーロとユリーカとエーテルを含めて第二次女子会
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 00:02:04.29 ID:z0/+WiyM0
1
ユリーカやエーテルやネーロを含めて女子会
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 00:02:21.57 ID:QqGFJy7RO
うえ
森国は良い温泉ありそう
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 00:04:46.47 ID:Q3dVm3fXO
>>266
ユリーカの酒レベルとかもはかれたら
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 00:06:39.20 ID:wETnovE+O
まぁ満場一致っぽいし女子会かな
地味に自分もユリーカの酒レベルが気になる(主に姉の酒レベルのせいで)
271 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/06(月) 00:12:44.10 ID:DTuR7BCO0
ネーロとの女子会ですね
……エーテルは頑張ってトラウマ再発しないように頑張って貰いましょう

最後の行動が決まったあたりで今日はここまで
まさかあそこで偶数ゾロ目出すとは……ネーロもかなりコンマ運が強い子です
(なおメリットは大きいですが、ベルゲもつられて荒ぶるデメリットはご容赦ください)
女子会の具体的内容希望などもあれば緩く募集しておきます(全て採用できるかは怪しいですが)

本日もありがとうございました!
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 00:15:03.88 ID:EVa/yqkHo
おつおつ
キュイちゃんと触れ合いなど
後のフラグになるかもしれん
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 00:34:14.07 ID:Q3dVm3fXO
おつー
マリリンちゃんならきっと明るい女子会にしてくれる
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 01:16:19.37 ID:z0/+WiyM0
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 07:24:50.12 ID:VW5co784O
https://i.imgur.com/rjHAa9M.jpg

乙ネーロ
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 07:34:25.68 ID:J1phZGreO
支援絵おつ!
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 08:45:12.19 ID:k3JrRCg1O
女子会と言えば恋バナだし、マリリンがネーロやユリーカみたいな特定の相手がいない組に『どんな相手が好みか』『そもそも恋愛にどれくらい興味があるのか』の話題を振るのはどうだろう
話聞いて四姫(+ミナ)が意識して関係進めるために更に意欲見せそうだし

あとユリーカの酒判定に関しては流石に13歳に表立って酒を飲ませるのはアレかもだったら
全員で乾杯→実は酒が混ざってた→ユリーカ「(あれ、この飲み物なんか変な味なような……)」→判定
でどうだろう
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 12:18:25.74 ID:Fun2BxgKO
ネーロちゃんきゃわわ
女子会はエーテルちゃんとユリーカ込みならちょっとエッチな話題も欲しいかも?(二人とも見た目に反して高夜レベル)
上の恋愛に興味あるかどうかと繋げられないかな

そして読み返してたらネーロちゃん調理技能セレスティアに負けてるという衝撃
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 12:34:50.05 ID:aeBCriSI0
作者も読者も女子会なんて分からないのに気持ち悪い妄想内容にしかならんだろwww
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 19:18:39.77 ID:m6ehkXvr0
ネーロイメージ通りに優等生な感じで嬉しい
ネーロ料理苦手だったり絵苦手だったり酒に弱かったり、ほんと転移魔法に戦闘力以外の能力まで捨てて全振りしちゃってそうだけど
恋愛感情もだけど性欲すら怪しいというか、女子会メンバーの中でも夜レベル下の方なのでは
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 19:52:03.74 ID:C1jmfHW1O
ネーロ解釈一致で助かる
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 22:41:41.84 ID:YIejsXqE0
いや草
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 22:42:12.47 ID:YIejsXqE0
ごばく
284 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/06(月) 23:19:23.00 ID:DTuR7BCO0
こんばんはー
案とネーロ支援絵ありがとうございます!
真面目なネーロがこの後どうなるかはわかりませんが、ゆるゆる再開していきます
285 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/06(月) 23:20:24.73 ID:DTuR7BCO0
三国女子会・その2

――


……


ネーロ「……マリリンさん?」

マリリン「なーに?」

ネーロ「確かに私は、傭兵団の方達との会話を取り持って欲しいとお願いしました」

ネーロ「で、ですがだからといって……」



リアローズ「……」

リュノ「……」

リーチェ「……」

セレスティア「……」




ネーロ「――お姫様達との会話を取り持って欲しいわけではありませんよ!?」

マリリン「みんなも傭兵団の一員だよー? 大丈夫大丈夫!」

マリリン「ちゃんとネーロちゃんの為に、まずは軽く女子会にしてあげたんだから♪」

ネーロ「王族の尋問現場にしか見えませんよ!?」

ミナ「だ、大丈夫ですよネーロさん?」アセアセ

ミナ「私はただのシスターですので、場違いというのならば将であるネーロさん以上と言いますか……」

ネーロ「い、いえ。あなたの方がまだ傭兵団に所属していても納得ができます」

セレスティア「リアローズさん達は、祖国を取り戻す為に傭兵に身をやつしたのです」

セレスティア「元を辿れば、私達の責任なのですよネーロ?」

ネーロ「う……確かに、そうなのですが……」

ネーロ「……わかりました。お姫様達が傭兵団にいる以上、彼女達に囲まれている現状は受け入れましょう」

マリリン「うんうん♪」

ネーロ「……ですがっ!」


ユリーカ「ネーロさんも私達に協力してくれるって、本当ですか!?」キラキラ!


ネーロ「なんでここにユリーカ様までいるのです!?」

ユリーカ「クリス兄様がかなり前に樽に隠して公国から連れ出してくれたのです!」エヘン!

ネーロ「と言うことはクリス様もですか!?」

マリリン「うん。でもクリス様……というよりも男連中がいるとみんな真面目な話ばかりしちゃいそうだからね♪」

マリリン「今日は女の子だけで楽しんじゃおうよネーロちゃん♪」キュルン!

ネーロ「ま、待ってください……処理が追いつきません……」

リュノ(……ネーロさんの中でも、マリリンさんは女の子の扱いなんですねぇ)

286 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/06(月) 23:21:03.21 ID:DTuR7BCO0
ネーロ「ユリーカ様にクリス様もいるとなれば、エルクラッド様の子は全てこちら側ということ……」クラ…

マリリン「そうなるねぇ。クリス様は私よりも早く公国を脱出していたわけだから、一番先見の明があったかも」

ネーロ「……」

ユリーカ「……兄様も私も、今の公国がおかしいって思っていたんです。セレスティア姉様も父様も昔と違って……」

ネーロ「……私と違って、目を背けていなかったということですね」

ネーロ「本当に公国を、エルクラッド様を想っていれば……私も、そうするべきだったのでしょうか?」

マリリン「はいはーい、その為にネーロちゃんも今からできることをするんだよね?」

ネーロ「そ、それはそうですが……」

マリリン「だったら今は前を見る! ユリーカ様の願いも知っているでしょう?」

ネーロ「ユリーカ様の、願い……」

ユリーカ「はい!」



ユリーカ「――公国だけじゃなくて、色々な人とわかりあうことですよネーロさん!」



ネーロ「しかし、私は……」

ユリーカ「大丈夫です! 皆さんとっても優しくて凄くて、立派な方達ばかりですから!」キラキラ!

ユリーカ「それに、女子会……なんだか大人な雰囲気がして楽しみです///」ドキドキ…!

マリリン「うう、マリリンちゃんをも晦ませる眩しい笑顔……!」

マリリン「ネーロちゃん、この笑顔を曇らせたいの!?」

ネーロ「う、く……わかりました……」ガクリ

ネーロ「……ですが、最後に一つだけ」チラ…



光壁球体「……」ガキーン!



ネーロ「……あれはなんですか?」

マリリン「森国の将のエーテルちゃん。転移魔法が苦手で閉じ籠もっちゃったみたい」

ネーロ「私絶対に居てはいけない人間ですよねそれ!?」


リアローズ「エ、エーテルさん、大丈夫だと思うから出てきて……?」ユサユサ…

リーチェ「今は転移魔法も使えない状態ですから……ね?」ユサユサ…

光壁球体「……」ビクビク
287 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/06(月) 23:22:00.35 ID:DTuR7BCO0
セレスティア「……思うところはそれぞれあるでしょう」

セレスティア「ですが、あなたが私達に少しでも歩み寄ってくれると言うのであれば……私達がそれを拒む理由はありません」

セレスティア「大丈夫ですよネーロ。この方達は、私にすら手を差し伸べてくれるような優しい光ですもの」

セレスティア「お父様で埋め尽くされたあなたも、きっと……」

ネーロ「……」

ネーロ「……私は、このような場を経験したことがありません」

ネーロ「そしてその作法も、知りません」

ネーロ「……こういう時に、どのような態度で臨むべきなのかもわかりません」

ネーロ「それでも、良いのですか……?」

マリリン「難しく考えなくていいの!」

マリリン「色々な女の子で集まって、楽しくお喋りして飲んで食べて幸せな気分になっちゃおう♪」

マリリン「女の子だけの親睦会と思えば、気が楽でしょう?」

ネーロ「た、楽しくお喋り……難題が過ぎませんか?」

マリリン「習うより慣れろ♪ なんとなーくでいいの。マリリンちゃんも頑張るからさ♪」キュルン!

ネーロ「わかり、ました……」ドキドキ…




マリリン「よーし! それじゃあマリリンちゃん主催の女子会、はっじめっるよー♪」



リュノ「わー!」パチパチ!

ネーロ(……ここは手を叩く流れなのですね)

ネーロ「わ、わー?」パチパチ

マリリン「そう、その調子だよネーロちゃん♪」



光壁球体「……」ガキガキン!

リーチェ「こっちはどうしましょう……」

リアローズ「ご飯で出てきてくれるかなぁ……?」

ミナ「無理強いもいけませんし、様子を見守った方がいいかもしれませんね」


……

――
288 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/06(月) 23:23:36.08 ID:DTuR7BCO0
……


マリリン「さてさて、女子会……みんなで楽しくお喋りするとなると」


トン


果実酒「……」


マリリン「お酒は欠かせないよね♪」


リュノ「うっ!?」

ネーロ「ぐ!?」

光壁球体「……!?」カタカタ…


マリリン「……でも、苦手な人の為に紅茶の用意もあるよー?」

ミナ「……私は今日は紅茶にしておきましょう」

セレスティア「皆さん、あまり飲めないのですね……」

リーチェ「時には控えることも大切ですよ、セレスティアさん?」

リアローズ「無理をして恥ずかしいところは見られたくないし……///」

ユリーカ「ええっ!? 折角の大人の集いなのにお酒を飲まないのですか!?」

リュノ「……確かにユリーカさんから見れば大人なのかもしれませんけどね?」

リュノ「……ネーロさんはおいくつです?」

ネーロ「こ、これでも19歳ですが……」

リュノ「ほら、ミナさんとマリリンさん以外は20歳にも達していないんですよここの面々」

ネーロ「え……ミナさん、私よりも年上……!?」ガーン!

ミナ「は、はい/// これでも20歳で、大人ですよ……?」

マリリン「みんな若くて綺麗で羨ましいなぁ。まあそうだね、ユリーカ様もいるしお酒は下げて……」ズズー…

マリリン「紅茶やジュースで乾杯しよっか♪」サッ!

ネーロ「……さ、最初から疲労が凄い気がします……」ハァハァ…

マリリン「今から始まるんだよネーロちゃん?」

ユリーカ「お酒以外も色々とあるんですねぇ……」

ユリーカ「あ、これ甘くていい匂いがします♪」サッ!


「「乾杯!」」


ゴク…


ユリーカ「……あれ?」


リアローズ「はわわわわわぁ!? それ、私用のミルクを使ったお酒……!?」ガタ!

マリリン「えっ!?」

ユリーカ「……」


――

特殊判定
↓1コンマ二桁
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 23:23:43.84 ID:FGMgmJ9PO
290 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/06(月) 23:35:07.52 ID:DTuR7BCO0
ユリーカの酔いやすさ

84(ギリギリ脱衣はしないけどベロンベロンの酔いやすさ。年齢的にも相性的にもアウト!)

――


ユリーカ「はれ〜? なんだかふわふわします〜……///」ポエーン…

リアローズ「ああぁぁぁ!? やっぱり駄目だった……!」ワタワタ

マリリン「そりゃそうだよ!? ユリーカ様まだ13歳だよ!?」ワタワタ!

リーチェ「す、すぐに解毒に移ります!」バッ!

ミナ「急がないと……!」バッ!

リュノ「でも、私と違って服を即座に脱ぎ捨ててないだけ軽傷ですね!」


ネーロ「お、恐ろしい……やはりお酒とは危ないもののようですね」

光壁球体「……」カタカタ…

ネーロ(……この中に将が入っているのですよね?)

ネーロ(これはお酒に怯えているのか、私に怯えているのか……)

ネーロ(……それよりも今、服を脱ぎ捨てたとかとんでもない言葉が聞こえたような……?)ブル…



セレスティア「……」ショボン…



ネーロ「セ、セレスティア姫?」

セレスティア「……ユリーカは、飲めないのですね……」

セレスティア「あの子がもう少し大人になったら、一緒に飲んでみたいと思ったのに……」

ネーロ「……あなたは、お酒が好きなのですか?」

セレスティア「ジーク様と出会うまで、その美味しさを知ることはありませんでした」

セレスティア「あれは、一度味わってしまったら止められない止まらない美味しさです……!」

セレスティア「いいことがあれば、小樽を開けてしまうかもしれませんね!」

ネーロ「そ、そうですか」ヒキッ…

ネーロ(……お酒に弱い人が多くて本当に良かった)


……

――
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 23:39:48.72 ID:Kosu4htpO
やっぱり初っぱなからエンドレスジャーキーやり始めた姉が異常だったんやなって
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/06(月) 23:43:50.95 ID:M46wKDpCO
酒にクソ強いリーチェすら潰れるレベルみたいだからなセレスティア……
293 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/06(月) 23:48:23.89 ID:DTuR7BCO0
――

……


ユリーカ「あれ?」

リーチェ「大丈夫ですか? ユリーカさん」

ユリーカ「えっと、確か美味しそうな匂いを嗅いで、それから……?」ウーン…

マリリン「傍にあったお酒の匂いでちょっと意識が飛んじゃったのかな?」アセアセ

リアローズ「は、はい! ユリーカさんの持っていたやつだよ?」アセアセ


ミルク珈琲「……」


ユリーカ「あ、これですこれです♪ 甘くていい匂いです!」

マリリン「大人な挽きたて豆の珈琲も入っているよー♪」アセアセ

ユリーカ「お、大人……!」ゴクリ…

ユリーカ「……」コク…

ユリーカ「――美味しい!」ニコー!

リアローズ「よ、よかったぁ……」ホッ…

リアローズ(似た色のものを急いで作ったけど、なんとかなったかな……?)

ユリーカ「でも、匂いだけで頭がぼーっとしてしまうだなんて……」

ミナ「お酒は合う人と合わない人がいますからね」

リュノ「ええ。もっと長時間意識と記憶が無くなることもありますから、気をつけましょうね?」

ユリーカ「はい! お酒は危険もあるものなのですね……しばらくは、こっちで大人気分になります!」コクコク


セレスティア「……うぅ……」

ネーロ「……あなたがそのような表情をするのは、初めてみたかもしれません」

セレスティア「そうかもしれませんね。でも……」

セレスティア「きっと、あなたもこれから色々な表情になる……そんな気がしますよ?」

ネーロ「……ありえません。私はエルクラッド様の配下、六将の誇りまで捨てたつもりは――」



マリリン「そ、それじゃあ気を取り直して、女子会の定番から行こうか♪」



マリリン「――お姫様とミナちゃんには前にも聞いたから、今日はネーロちゃんとユリーカ様から♪」キュルン!




ネーロ「!?」ゴフッ!

セレスティア「ほら、見たことの無い顔」クスクス
294 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/07(火) 00:00:46.42 ID:okJGZ+ZJ0
ネーロ「ま、待ってくださいマリリンさん!?」

ネーロ「いきなり私からと言われましても、女子会の定番だなんて私全く知りませんよ……!?」

マリリン「えー? ネーロちゃんも女の子だし、会に関係なく興味は持っていそうだけどなぁ」

ネーロ「私が興味を持つことはエルクラッド様のことだけです!」


傭兵団一同((筋金入り……))


マリリン「うーん、流石はネーロちゃんと言うべきか……」

マリリン「でも、ユリーカ様ならわかってくれそう!」

ユリーカ「な、何ですか?」ワクワク!



マリリン「――ずばり、恋バナ! 恋人との惚気だとか、愚痴だとかもあるけど……」

マリリン「ユリーカ様はまだいないだろうし、気になる異性のことを話しあったりして盛り上がるの!」キャー!

ユリーカ「気になる異性……つまり、セレスティア姉様みたいなお話をすればいいのですね!?」



セレスティア「ま、待ってユリーカ!? 私の話は参考にしてはいけません!?」ガターン!

ネーロ「マリリンさん!? なんでそんな話をいきなり私に振るんですか!?」ガターン!



マリリン「えー? だって……」チラ…


リアローズ「……///」

リュノ「……///」

リーチェ「……///」

ミナ「……///」


マリリン「こっちから話したら話したで、ネーロちゃん混乱しちゃうと思うよ?」

ネーロ「い、一体何が!?」ドキドキ!

ユリーカ「大人の気配です……!?」ドキドキ!

マリリン「それじゃあ、本当に二人には軽く聞いてみるよ? とりあえずまずは――」



――


特殊判定
↓1〜2コンマ二桁

295 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/07(火) 00:01:01.68 ID:W+EB57cS0
やー
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/07(火) 00:01:12.69 ID:9BX6L1Vy0
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/07(火) 00:01:46.21 ID:Y9Ie8I7MO
ゾロゾロ
298 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/07(火) 00:07:20.82 ID:okJGZ+ZJ0
恋愛興味指数

1ネーロの恋愛への興味
68(……アルテミシア様の話を聞いてしまったからに決まっています)>50

2ユリーカの恋愛への興味
69(……まだ早いのかもしれませんが、姉様のお話を聞いているとわくわくしてしまいます!)>50


※二人ともなんだかんだで興味はあった様子

――

判定を取ったあたりで今日はここまで
興味があっても相手探しが少し大変そうな二人ですが、ここから姫達も巻き込まれていく流れになります
エーテルも……?
少しエッチな内容に関してはネーロは確実に割りを食うでしょう
(リーチェに続いて下から二番目+セレスティア仕込みのユリーカ)

本日もありがとうございました!
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/07(火) 00:15:20.27 ID:9BX6L1Vy0
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/07(火) 00:37:20.93 ID:EZN5TpkBO
おつおつ
二人ともいい塩梅の興味具合でナイス
エーテルはどこに食いついて殻から出てくるんだろう
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/07(火) 08:46:09.93 ID:YRb6IKxc0
エーテルはジークとリュノのスケッチの時の様子からして対人恐怖ある反面恋愛には興味ある感じだよね
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/07(火) 09:19:35.53 ID:JSuJfTsGO
相手になりそうなキャラいるかな
ユリーカは一応アッシュとか?
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/07(火) 10:22:52.11 ID:j1V3uaEXO
実際問題、前作の話になっちゃうけどただのモブキャラとして募集された一兵卒がコンマさんの悪戯であれよあれよと超強化+皇女とのフラグを完遂というシンデレラストーリーをもぎ取ったから、何が起こるか予想出来ないんよね
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/07(火) 15:11:05.47 ID:evlUN0i00
人生を数人の読者に向けて費やすってすごいことよ
それだけにしか読まれてないってことでもあるけどね
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/07(火) 18:40:26.00 ID:FBsTNou90
アッシュはどっちかと言うとカタリナに横恋慕しそう。実年齢が謎だけどエーテルの例があるわけだし
ところでネーロがどこまで手を貸してくれるかわからんけど、氷帝龍をカタリナのとこに飛ばしてる=負傷したおおまかな場所はわかるんだよね?
すぐ飛んで助けるのは無理でもそっちに重点的に救助隊向かわせたりできないかな
306 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/07(火) 22:38:21.60 ID:okJGZ+ZJ0
こんばんはー
流石に無理に全員相手を宛がうのも難しいとは思いますが、そこは流れに身を任せて行きましょう

>>305
考慮していませんでしたが、確かに可能ですね……
今回の流れの中に組み込むのは難しそうなので、イベント後に
そもそもネーロがこっち側に出張しているだけでも相当な事態だったのに(白目)

ゆったり再開

307 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/07(火) 22:40:02.46 ID:okJGZ+ZJ0
恋愛興味指数

1ネーロの恋愛への興味
68(……アルテミシア様の話を聞いてしまったからに決まっています)>50

2ユリーカの恋愛への興味
69(……まだ早いのかもしれませんが、姉様のお話を聞いているとわくわくしてしまいます!)>50


※二人ともなんだかんだで興味はあった様子

――


マリリン「――二人は恋愛に興味ってある?」

ネーロ「!?///」

ユリーカ「憧れはあります!」

マリリン「ですよねー♪ ネーロちゃんもある感じかな?」

ネーロ「な、何を言うんですかマリリンさん!」ワタワタ!

ネーロ「エルクラッド様の将たる私が、そんなことに現を抜かしている場合ではありません!」

ネーロ「も、もし仮に私がエルクラッド様の将でなかったとしても……」

ネーロ「学ぶべきことは山ほどあります。やはり恋愛などしている余裕はありませんよ」

ネーロ「そもそもですね、異性に焦がれたり追いかけたりするなどという真似からして駄目なのです」

ネーロ「聞いていますか? セレスティア様?」



セレスティア「あなただってお父様のことばかり考えているじゃないですかっ!」シャー!



ネーロ「わ、私はあなたの持つ感情とは違います! 純然たる恩の感情です!」

セレスティア「私だってそうです! ジーク様がいたからこそ、今の私が在るのです!」

ユリーカ「あれ? でも姉様前にジークさんと――」

セレスティア「ユリーカ!? それはもう言わないで!?」アセアセ

ネーロ「……ユリーカ様、このお姫様を見習っては駄目ですよ?」

ユリーカ「ど、どうしてですか!?」ガーン!

ネーロ「あまりに己の欲に忠実過ぎます」

ネーロ「もっと己の立場を弁えて、節度ある振る舞いをですね……」クドクド…

マリリン「固い、固すぎるよネーロちゃん……!」

リュノ「――でもあなたの敬愛なさっている大公様はかなりの性豪ですよね?」

ネーロ「!!??」

リュノ「だって、クリスさんにセレスティアさんにユリーカさん……皆さん年齢が違いますし」

リュノ「そもそもお三方は側室の子であると言いますから、まず正室の方とも致しているわけで」

ネーロ「っ! 論点をすり替えないでください! 恋愛と、せ……性欲は別物じゃありませんか!」

ネーロ「公国の為に次代を考えなければならないのは当然のことですし、エルクラッド様はそんなに軽い人間ではありません!」

ネーロ「アルテミシア様を心から愛されていて、アルテミシア様もエルクラッド様を深く愛されていた!」

ネーロ「恋愛とは、お互いが想い合う尊い――っ!?」ハッ!?

マリリン「んふー♪」ニヤニヤ

傭兵団一同「「……」」ホッコリ



ネーロ「ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!?///」


リュノ(意外とこの人わかりやすいかもしれませんね……)
308 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/07(火) 22:41:12.82 ID:okJGZ+ZJ0
マリリン「ネーロちゃんは、そういう恋愛がしたいんだねー♪」ニコニコ

ユリーカ「素敵です!」

ネーロ「ち、違うんです! 今のはその……!」ワタワタ

マリリン「いいんだよネーロちゃん、素直になって♪」

マリリン「やることがあるからって、興味ないフリをしてきただけなんだよ」

マリリン「本当のネーロちゃんは、求めているの……自分もいつかそうなりたいって♪」

ネーロ「ち、違いますから! これは、アルテミシア様のお話を聞いてしまったせいです……!///」

セレスティア「……お母様も、一途な方だったようですからね。よくわかります」

ユリーカ「はい! でも私は、セレスティア姉様みたいな恋も素敵だと思います!」

マリリン「お? ユリーカ様は追っかけたい派かな?」

ユリーカ「大変そうですけど、一途に一人の殿方を求める……まるで小説のようです!」ワクワク!

ユリーカ「最初は意識していなくとも、次第お互い惹かれて……というのもいいですね!」


光壁球体「……」パカッ!


一同「「!?」」


光壁ーテル「……ん」っ『亡国姫と騎士の物語』

ユリーカ「あ、この小説読んだことあります! 最初から最後までとっても素敵で……」

光壁ーテル「……」ホワ…

ユリーカ「あれ? これ……絵が挿いっています!?」パラパラ…

リュノ「え゛!?」





ユリーカ「……な、なんだかジークさんとリュノさんにそっくり?」


一同「「!?」」ガタ!


ユリーカ「あ、そうか! そう言えばこのお話のお姫様と騎士様、お二人によく似ているんですね!」ポン!

309 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/07(火) 22:42:29.38 ID:okJGZ+ZJ0
セレスティア「か、貸してくださいユリーカ!? いえ、エーテルさん!?」

光壁ーテル「……ん」コクリ

リュノ「まっ……!?」

リーチェ「お姉様……?」


パラパラ…



セレスティア「……!?」




セレスティア「リュ、リュノさん! この絵は一体どういうことなのですかっ!?///」バッ!




『ジークとリュノの初夜(風)挿絵』




リアローズ「はわっ!?///」ボッ!

リーチェ「んぅ!?///」ボッ!

ミナ「きゃ!?///」ボッ!



セレスティア「これは間違いなく、ジーク様の身体です! 私にはわかりますっ!」フンス!

リアローズ「わ、私にもわかる……! この逞しさ、ジークさんだよ……!?」

リーチェ「傷痕の位置も一致しています……間違いなくジークさんです!」


三姫「「どういうことですか!?」」


リュノ「ひえええぇぇぇぇ!?」

光壁ーテル「……渾身の力作」エヘン


ユリーカ「こ、これがジークさんの身体……」ゴクリ…

ミナ「やはり、逞しい……でも、イアン様はもっと……///」ポッ…



ネーロ「……」ブル…

ネーロ(絵の身体つきだけで判別できるものなのですか……?)

ネーロ(いえ、セレスティア姫はともかく他の姫もこの反応はもしや……)
310 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/07(火) 22:46:53.14 ID:okJGZ+ZJ0
リュノ「ご、誤解ですよぉ! エーテルさんが小説の為に絵を描きたいっていうから……」

リュノ「時間の空いていた私とジークさんで、引き受けただけです」

セレスティア「……」ジトリ…

リュノ「や、やましいことは何もないですってばぁ!?」

セレスティア「……エーテルさんがこの絵を?」

光壁ーテル「……頑張った」

セレスティア「とてもお上手ですけど……もちろん、目の前の光景を忠実に表現したのですよね?」

光壁ーテル「……そう」コクリ

ユリーカ「め、目の前の光景を忠実に……?」ゴクリ…

ネーロ「ま、まさか……先程エルクラッド様を貶めようとしておきながら、あなたの方が!?」

リュノ「本当に何もありません! 皆さんが心配しているようなことは何もありませんってばぁ!?」ワタワタ

セレスティア「もし本当に、何もなかったとして……」

セレスティア「ジーク様の肢体を目の当たりにすれば、当分は興奮して夜も眠れない筈です!」

ユリーカ「はい! 前に姉様もあの方との一夜を想像するだけで子宮が――」

セレスティア「ユリーカやめて!///」

ネーロ「……!?///」



パカ…



エーテル「……ジークさん、いい身体」

リアローズ「だ、だよね……!」

リーチェ「何か昂ぶるものを感じます!」

リュノ「確かに凄かったですねぇ……」

セレスティア「ほら、やっぱり!」



マリリン「うわぁ……ジーク、これは結構大変かもよぉ……?」

ネーロ「マリリンさん! この傭兵団……いえ、各国の風紀は大丈夫なのですか!?」

ネーロ「あとあの球体の中から小さな子が出て来ましたけど、まさかあの子が!?」

マリリン「あ、うん。あれがエーテルちゃん。でも20歳らしいからネーロちゃんより年上なんだよねぇ」

ネーロ「ああ、頭が……」クラ…

ネーロ「もう、救いはミナさんにしか……」チラ…

ミナ「……私も、イアン様の絵を描いてみようかな……」ボソ…

ネーロ(あ、これは駄目かもしれません……)
311 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/07(火) 22:53:45.82 ID:okJGZ+ZJ0
リュノ「〜〜〜〜っ!///」カアァァ!

リュノ「た、確かにジークさんの身体凄くて、ちょっとだけ妄想はしちゃいましたよ!」






リュノ「――でも、皆さんだって普段は妄想くらいしますよねぇ!?///」





リアローズ「!?///」

リーチェ「!?///」

ミナ「!?///」

セレスティア「しますとも!」

ネーロ「ちょ、セレスティア様……!?///」

リュノ「勿論、ジークさんに限りません!」

リュノ「イアンさんでもユージーンさんでも誰が相手であろうと……」



リュノ「――健全な女の子なら、想いながら一人でしちゃうことは自然なことです!」

リュノ「――ええ、そうに決まっています!」ダン!



マリリン(ひえぇ……リュノ様ちょっとやけくそになってるよぉ……)チラ…



ネーロ「な、何を言っているのですかあなたは!? 妄想にふけるなど――」


ユリーカ「……///」ドキドキ…

エーテル「……///」ドキドキ…


ネーロ「!?」

マリリン(こ、これはマリリンちゃん聞いたら不味そうというか、止めないと――)



リュノ「さぁ、私は正直に認めました!」

リュノ「――あなたはどうなんですか!? 妄想してますかしてませんかっ!?」


――

※女性陣のちょっとした妄想1/3

※マリリン以外の女性陣から対象を選んでください

↓1〜3コンマ二桁
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/07(火) 22:54:09.57 ID:8DeP3KeDO
リアローズ
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/07(火) 22:54:26.12 ID:j8Ap4CLBO
エーテル
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/07(火) 22:54:37.17 ID:omfbfjbSO
リアローズ
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/07(火) 22:54:38.73 ID:W+EB57cS0
セレスティア
316 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/07(火) 23:04:02.27 ID:okJGZ+ZJ0
リアローズの妄想

――


リュノ「――リアローズさん!」ビシ!


リアローズ「ふぇっ!? わ、私……!?///」ドキドキ…

リュノ「ええ。あんなにジークさんの身体がわかる服を作っていますし……」

リュノ「その件を抜きにしても、ジークさんはあなたにとって大切な人なんでしょう?」

リュノ(そしてきっと、ジークさんにとっても……)

リアローズ「う、うん……///」カアァァ…

リュノ「……ちょ、ちょっとだけでいいから聞かせてくださいよ///」

リュノ「唐突に恥ずかしい事実を明かされた私を助けると思って……///」

リアローズ「うぅ……///」チラ…


セレスティア「……私も興味があります」ソワソワ

ユリーカ「お、大人の世界……」ドキドキ…

エーテル「……」ゴクリ…


リアローズ(……あれ!? 誰も止めてくれない……!?)


リアローズ「あ、その……」チラ…



マリリン「」ミミセン



リアローズ「……な、何を話せば……?///」

リュノ「普段……いえ、かつて一度でもした妄想で構いません」

リュノ「私に限らず皆さんしているんだってことがわかればいいわけですし」

リアローズ「うぅ、恥ずかしいよ……///」

リアローズ(で、でもこの流れだと……私以外の人のも聞けるのかな……)

リアローズ(みんな、ジークさんを想っていると思うけど……)

リアローズ「……」

リアローズ「わ、私はね……?」
317 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/07(火) 23:23:09.21 ID:okJGZ+ZJ0
――


鉄国の人間は、働き者が多い。
朝から働き、夜まで身体を酷使する。


「ジークさん、もうすぐ朝ごはんできるから待っててね……?」

「ああ」


姫という立場であっても、ただ優雅に踊ったり紅茶を嗜んだりということはない。
こと彼女に関しては、その多才さを役立てたいと色々なことをこなしていた。
これも、その一つ。
愛する人の為に朝食を用意する……
これから自分も彼も、国防用の人形を作るのだ。かなりの重労働が予測される。
人形作りに妥協は許されない以上、しっかり食べてしっかり働かなければならない。


「〜〜♪」


傭兵ジークとの付き合いは長い。
もう彼の食の好みも把握したし、いつの間にか自分も彼と同じ味覚なっているという自覚さえある。


「ご機嫌だな、リアローズ」


人形でも、料理でも。
何かを作ることは楽しい。彼女は心の底からそう思っている。
それが愛する人に喜んで貰えるものなら、さらに楽しくて嬉しい。
まだ腕前は彼に届かないが、それでも美味しいと何杯もおかわりを求めてくる。
その食べっぷりも、笑顔も、この人の全てが愛おしいと思えてしまう。


(あとはこれを切って……)


そんなことを考えつつも、リアローズは手を休めるような真似はしない。
まな板の上で自作の包丁を躍らせ、手際よく料理を完成させていく。


「……リアローズ」

「きゃ……!?」


そんな彼女の上から、覆い被さってくる青年。
咄嗟に落としてはならないと包丁を片したが、その隙に軽い口付けが降り注いだ


「や、駄目だよ、ジークさん……」

「もう、我慢できん」


そんなにお腹が空いているの?
そんな言葉を告げる前に、今度はしっかりと唇同士が触れあって言葉を沈ませた。
318 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/07(火) 23:43:08.79 ID:okJGZ+ZJ0
「あ……」


駄目だと、朝ごはんを作らないとという言葉も消え去った。
喉元からも、頭からも。
ゆっくりと……しかし焦らしながら口内をくすぐる舌の感触に、頭が真っ白になっていく。
気がつけば、求めるように自分も舌を差し出してしまう。


「ん、ふぅ……」

「リアローズ……」


姫君の柔らかな舌の感触を楽しみつつも、我慢のできない男の手はその身体にも伸ばされる。
可憐な白いエプロンは彼女によく似合っているとは思いつつも、今この時ばかりは少しばかり邪魔かもしれない。
それでも構うものかと、エプロン越しに豊かな胸が弄られる。


「ひゃ、ぁ……っ!? だ、駄目だよ、こんな……あっ!」

「どうしてだ? もうこんなに尖らせているじゃないか……?」


抗議の声も、頂を摘み上げられれば途絶えてしまう。
彼の言葉通り、口づけを受けた時から自分の身体は『こうなる』ことを期待していた。
それを突き付けられたようで、顔はさらに朱く熱くなっていく。
羞恥の感情は、熱が増すにつれて期待へと変わっていくのもわかった。


「今は、お前を食べたいリアローズ……」

「だ、駄目だよ、ご飯……」

「これでやる気が出てくる」

「シ、シェリルとフラネッタが、みんなも見てる……」

「見せつけてやればいい」


有無を言わさない力強さがあった。
その声も、手も。
彼はこんな自分を、ここまで求めてくれている。
それが恥ずかしくもあり、嬉しくもあり。


「ああ、今日も美味そうだ」

「ひやぁ!? あ、あ、ジーク……さん……!」


エプロンを中央に寄せられ、その両端から熟れた果実が飛び出してくる。
朝から、こんな場所で、人形達に見られているというのに。
不思議な背徳感からか、それともやはり想い人に求められているせいだろうか。
先端は、ぷくりと主張してその期待を示していた。




「――や、優しく……ね……?」



――彼になら、食べられるのも悪くない



……

――
319 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/07(火) 23:51:16.35 ID:okJGZ+ZJ0
――

……



リアローズ「……こ、こんなことを、考えちゃったこともあるけど……///」カアァァァ…!


リュノ「……朝ごはん代わりにジークさんに食べられる///」ゴクリ…

女性陣「「……///」」ドキドキ…


ネーロ「」

ネーロ「」

ユリーカ「な、なんだか身体が熱くなっちゃった気がします///」ポカポカ

エーテル「……平和で、幸せな朝……いい」グッ!

セレスティア「なるほど、ジーク様とそういった何気ない日常を過ごすのも……」フムフム…

ミナ(イアン様には、内緒にしておきましょう……///)ドキドキ…


リアローズ「い、いつも考えているわけじゃないからね……!?///」ワタワタ!

リアローズ「ただ、ジークさんと平和な時間を過ごせたらって思って……///」

リアローズ「それに、前の野営の時に本当にジークさんお腹を空かせて私の後ろに立っていたこともあったから……///」

リアローズ「〜〜〜っ! わ、私はお終い! つ、次は……!」


――

※女性陣のちょっとした妄想2/3

※マリリン、リアローズ以外の女性陣から対象を選んでください

↓1〜3コンマ二桁
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/07(火) 23:53:42.12 ID:9BX6L1Vy0
エーテル
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/07(火) 23:54:02.14 ID:TiGN39wxO
ミナ
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/07(火) 23:54:26.25 ID:3gz/yvBdO
リーチェ
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/07(火) 23:58:12.62 ID:/nIe7WeOo
コンマにためらいを感じる…w
324 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/07(火) 23:58:40.51 ID:okJGZ+ZJ0
リーチェですね
次の対象が決まったあたりで今日はここまで
どの辺りまで描写すべきか少し悩んでいますが、耐性のないネーロがいる手前できても本番前まででしょうか?
妄想とはいえ全姫にジークが手を出すことが不味いと思われる方もいらっしゃるかもしれないので……
ここまで大丈夫じゃない?という意見があればお願いします

本日もありがとうございました!
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/08(水) 00:01:49.83 ID:ODevCCaR0

女子会といえば愚痴も多いと聞くけど酒が進んだ後半とかどうすかね。ずっと行動を共にしてたらジークの好きな部分以外も色々見えてくるんじゃないかなというか
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/08(水) 00:04:07.75 ID:QJot7qdKO
おつおつ
エプロンリアローズは間違いなく天使(断言)
……もう少し見れるキャラ追加とかないかな?(チラッ
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/08(水) 00:47:02.11 ID:qTTCpXo10
乙乙
リアローズ達の妄想が現実になればいいなあ
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/08(水) 07:22:23.93 ID:qkNMiZlUO
選べる姫は一人だけってなると妄想が実現するのも一人だけと思うと寂しいな……
妄想の中だけでも幸せになってほしい反面いずれ切なくなりそうだし悩ましい
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