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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい9

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413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/10(金) 22:47:05.80 ID:qZ0sd2dho
今からもう一回ならリュノ
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/10(金) 22:47:06.88 ID:O5OoAtCb0
多分自分含めて時間安価だと思ってるよねこれ
415 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/10(金) 22:47:14.09 ID:UeDBa/U20
>>408から舌でお願いしますすみません
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/10(金) 22:47:25.11 ID:9yxQMqADO
リアローズ
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/10(金) 22:47:29.95 ID:O5OoAtCb0
セレスティア
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/10(金) 22:48:23.85 ID:7alQRR/WO
単発でいいなら、セレスティア
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/10(金) 22:50:31.60 ID:O5OoAtCb0
時間安価の方だったらいけそうだったけど残念
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/10(金) 22:52:50.24 ID:7alQRR/WO
セレスティアジーク関連のイベントに乏しいから何か別のところで救済欲しいな
421 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/10(金) 22:59:19.11 ID:UeDBa/U20
リアローズ
>>409 05
+
>>411 87
+
>>416(ゾロ目100)

累計192

セレスティア
>>412 28
+
>>417 95
+
>>418 85

累計208

でセレスティアですね
時間安価に関してはごめんなさい、告知後と言うべきでした……

明日の夜は更新できると思いますので、セレスティアとジークのイベントを挟みたいと思います
本日もありがとうございました!
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/10(金) 23:01:17.59 ID:7alQRR/WO
あらセレスティアだったのか乙
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/10(金) 23:01:47.03 ID:SQQEmXdc0
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/10(金) 23:02:39.68 ID:PkzJ5I2sO
乙です
俺のコンマが悪かったね……
でもこれで剣リアローズに魔翌力リーチェに想いセレスティアで増えてる感じだし良かったかも。こうなるとリュノも欲しくなっちゃうけど
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/10(金) 23:10:14.18 ID:O5OoAtCb0

ゾロ目優先かと思ったら今回は100扱いなのか
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/10(金) 23:13:21.12 ID:Ps4KlWFXO
>>393
多数決だとジーク自身が考えて答えを出すべき選択に読者の意思が干渉してるみたいで個人的にはなんかなーって思った

それに現状ジークが揺れてるのってリアローズだけのように見える(リーチェがコンマ運で食らいついて次点にいるイメージ)し、その中で多数決出して仮に他の姫が選ばれても展開がぎこちなくなりそうというか
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/11(土) 00:13:25.04 ID:cz6A9AszO
多数決やコンマ以上に一つの物語として自然な結末を迎えて欲しいのは同意かな
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/11(土) 00:37:32.52 ID:2mbFQqSL0
転移の才能もネーロの味方化で地味になっちゃったし、リュノがジークに託せるものって何なんだろうな。リーチェ同様の魔翌力譲渡くらいしか思い浮かばない
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/09/11(土) 07:39:10.95 ID:ieGHZE4E0
ゾロ目が100扱いになってリアローズが選ばれなかったのは惜しくて残念だったけど、よく考えたらリアローズの魔力(雷)はカタリナ経由だからセレスティアの方が姫の想いと魔力を込めて剣の強化という意味では正しかったか
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/11(土) 17:17:05.56 ID:Jnp+a7QQO
そういえばネーロがいるならシャリオ&アネットともコンタクト取れるんじゃないかな?なんならもう連れてきちゃうとか
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/11(土) 17:45:17.28 ID:g9vLCRB2O
>>430
ベルゲがネーロ絡めとる為になんかしてそうで怖い。それにシャリオも言ってたけど動くとポラリスも動きかねない
432 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/11(土) 23:12:45.59 ID:JcxjL9BU0
こんばんはー

>>430
正直ネーロが完全にジークサイドにつくことを想定していなかった為、
後日少し分岐安価発生しそうです

>>431
この後の公国ターンで色々と判定は取る予定です

遅くなりましたが、セレスティアとジークのイベントから再開です
433 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/11(土) 23:13:35.38 ID:JcxjL9BU0
――『あなたに、想いを』――

――

【地下拠点・ジークの部屋】


コンコン…


ジーク「……誰だ?」

セレスティア「セレスティアです、ジーク様」


ガチャ…


ジーク「どうした、こんな時間に?」

ジーク「クリス達なら、もう戻ったが……」

セレスティア「あら、こちらにいらっしゃったのですか?」

ジーク「マリリンが女の子だけで女子会するのとか釘を刺してきたからな」

ジーク「ならばこちらもまた男で集まって酒でも飲むかという話にもなったんだが……」

ジーク「ここを発つ前に、改めて準備をしておいた方がいいということになってな。クリスの提言だが」

セレスティア「お兄様……」ハァ…

ジーク「いや、クリスが正しい。敵の戦力は未知数……準備をし過ぎるということもないだろう」

セレスティア「ですが、鍛錬のし過ぎで身体を壊してしまうこともあるのではありませんか?」

ジーク「確かに、日頃の鍛錬は大切だ。だが、準備とはそれだけに限らない」

ジーク「傷薬や薬草といった道具の確認、武具の手入れに行軍路を頭に叩きこむ……やることは色々あるさ」

セレスティア「武具の手入れ……」

ジーク「ああ。どんな名剣も、手入れを怠れば鈍になる」


覇鱗の煌剣「……」ギラン!


セレスティア「……ジーク様、少しだけ……その剣に触れてみてもいいですか?」

ジーク「構わないが、気をつけろ。それの切れ味は尋常ではない」

セレスティア「ええ、わかっています」

434 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/11(土) 23:15:47.83 ID:JcxjL9BU0
覇鱗の煌剣「……」


セレスティア「本当に、凄まじい剣です……」

セレスティア「リアローズさんが、ジーク様を想って作られたというのもよくわかります……」ソッ…

ジーク「確かに、とても馴染むんだ。まるで長年愛用してきたかのようにな」

セレスティア「流石はリアローズさんです……本当に」

セレスティア「私のこのケープも……とっても想いが込められているのがわかって」

セレスティア「ついつい身につけては、意味も無く翻してしまいます」ヒラヒラ

ジーク「ああ、よく似合っていると思うぞ」

セレスティア「ありがとうございます」クスリ

セレスティア「……」

セレスティア「私は、想いに関しては誰にも負けないと……そう信じておりました」

セレスティア「ジーク様への想いは、呪いとは無関係。私のものですもの」

セレスティア「……それでも、私はこんなに想いの詰まった美しい武具を作ることはできません」

セレスティア「リアローズさんは、強い想いだけでなく技術まで持っている……」

セレスティア「……いえ、リアローズさんだけではありませんね」フフ…

ジーク「セレスティア?」

セレスティア「……ジーク様、あなたは幼き日の私が想い焦がれ続けてきた光です」

セレスティア「そして、実際にお会いしたあなたは夢の中よりもさらに眩しい存在で……」

ジーク「……だから、俺をそこまで持ち上げるなと」

セレスティア「ジーク様はご自身を理解なされていないのです!」

セレスティア「ジーク様を想っている方は、あなたの想像以上にいるのですよ?」

ジーク「……」

435 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/11(土) 23:16:43.73 ID:JcxjL9BU0
セレスティア「……今日は、確かにマリリン将軍の提案で再度女性陣のみで集まりました」

セレスティア「ネーロにユリーカ、それにエーテルさんも含めて」

セレスティア「明日は、きっとジーク様も驚かれると思いますよ?」クスリ

ジーク「?」

セレスティア「それは、明日までとっておきましょう。とにかく、みんなで集まって……」

セレスティア「そこで……リアローズさん達の想いを改めて知りました」

セレスティア「……ジーク様っ!!!」

ジーク「!?」ビク!

セレスティア「正直に、正直に仰ってくださいね?」

ジーク「わ、わかった。だが何を――」

セレスティア「もし。もしもの話ですが」


セレスティア「――エプロンをつけたリアローズさんが、毎朝美味しいご飯を用意してくれたらどう思いますか?」


ジーク「……ま、毎朝リアローズが? 野営の当番なども関係なくか?」

セレスティア「ええ。毎朝です。しかもジーク様の好みの料理ばかりで、ジーク様はそのいい匂いで目覚めるのです」

ジーク「……悪くない」ゴクリ

セレスティア「ええ。とても平和で……優しい空間になるのだと、私にも容易に想像できます」


セレスティア「――では、リーチェさんが毎日だっこをせがんできたらどう思いますか?」


ジーク「あの真面目なリーチェがそんな真似をするとは思えないんだが……」

セレスティア「……真面目な方こそ、弱さを表に見せません。もしかしたら、今も心の奥底で震えているかもしれません」

セレスティア「そんな時に、ジーク様の前でだけは素直になり……甘え、縋ってきたらどうしますか?」

ジーク「……だっこ程度で少しでも和らぐというのであれば、するだろうな」

セレスティア「撫でて擦って欲しいと言われたら、従いますか?」

ジーク「それくらいなら……」

セレスティア「なるほど……」
436 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/11(土) 23:17:55.36 ID:JcxjL9BU0
セレスティア「――では、リュノさんに大人の怖さを叩きこもうと思いませんか?」


ジーク「ま、待てセレスティア! 意味がわからん!?」

セレスティア「言葉通りですよ。リュノさんはご自身でも仰っていましたが……」

セレスティア「少し、世間を……戦争を知るのが遅かった」

セレスティア「勿論、森国を焼かれて戦争を忌み嫌い、公国への怒りの感情は持ったことでしょう」

セレスティア「ですが敗れた時の恐ろしさは知らないのです。何をされてしまうのか、知らない」

ジーク「それは……」

セレスティア「そうなってしまう前に、怖さを教える。組み伏せ、抵抗できないようにして……」

ジーク「……確かに、好奇心の持ち過ぎが危ないということは教える必要があるかもしれないな」

ジーク「だが、そこまで手荒な真似はしない。ある程度振る舞えば、賢いリュノのことだ。すぐに理解するだろう」

セレスティア「そうですか……なるほど」

セレスティア(理解したのは、ジーク様の逞しさのようでしたけど……)

セレスティア「……」

セレスティア「で、では最後の質問です」ドキドキ…





セレスティア「――わ、私セレスティアが戒めのためにお尻を叩いて欲しいと懇願したら///」





ジーク「即刻クリスに伝える」

セレスティア「で、ですよね……」ガクリ…

セレスティア(うぅ、やはり私の妄想は皆様のものよりも遥かによろしくないもののようで……)

ジーク「……もし今の言葉を言う為だけだったなら、本当に今すぐクリスに伝えにいくが」スクッ

セレスティア「ち、違います!/// もし、と言ったではありませんか……!」ワタワタ!

セレスティア「……そう。いつか起こり得るかもしれないし、いつまでも起こり得ないかもしれません」

ジーク「……?」

セレスティア「でも……絶対に確かなことも存在します」

セレスティア「それは――誰もが、根底にジーク様への想いを持っているということ」

セレスティア「そして――心からの望みは、ジーク様に生きて欲しいということ」

セレスティア「どうか、これだけは忘れないで」
437 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/11(土) 23:18:40.39 ID:JcxjL9BU0
ジーク「……俺は、生きる。心配はいらない」

セレスティア「ええ、私も望み、そして信じております」

セレスティア「ですが幾度となく生死の境を彷徨うような傷を負われては、身も心も持ちません」

セレスティア「ジーク様が生きていても、傷つくだけで皆さんは心を痛めます」

セレスティア「ただ生きるのではなく、無事であることも大切なのです……」

ジーク「わかった。だが……」

セレスティア「……リアローズさんが危ない時は、身を挺しますか?」

ジーク「……!」

セレスティア「いいえ、違いますね。ジーク様はきっと、誰が相手であっても……」

ジーク「…………」

ジーク「……セレスティア、以前も言ったと思うが……お前を助けたのは、俺の身勝手だ」

セレスティア「ですからそれは違うと……!」

ジーク「ああ、今こうしてセレスティアが気にしていないというのであれば、俺も救われる」

ジーク「だが……何故、俺が自分だけでなく他人にまで生きることを強要すると思う?」

セレスティア「……生きたくても生きられない人がいるから、ですね」

ジーク「ああ。しかし、それだけじゃない……」



ジーク「――俺は、臆病なんだ」



セレスティア「え……?」

438 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/11(土) 23:22:34.33 ID:JcxjL9BU0
ジーク「……両親の名も顔も知らない。俺がどこの生まれなのかもわからない」

ジーク「物心ついた時には、団長や傭兵団のみんなと生活していた」

ジーク「……俺は、孤独を知らない。一人でも戦えるようにと叩きこまれ、理解もしているが……」

ジーク「俺の周りには常に誰かがいた。俺を、満たしてくれた……」

セレスティア「……」

ジーク「今なら、わかる気がする。俺は、ただ生きたいだけじゃなかった……」

ジーク「仲間達と、一緒に生きたかった……傭兵である以上、それが難しいとわかっていながら」

ジーク「死にたくないから、死なせたくないから、敵を死なせる。そんな真似をしておきながら」

ジーク「……今も、同じだ。リアローズ達を……仲間達を、誰も失いたくない」

ジーク「だから、俺はきっと……」

セレスティア「……ジーク様は、臆病なのではありません」

セレスティア「ジーク様も、私達を想ってくれている……そういうことです」

ジーク「セレスティア……」

セレスティア「想う相手を害されて、哀しみや怒りの感情を覚えない人はいません」

セレスティア「……ジーク様は、私が誰かに殺されそうになっても……」

セレスティア「あの日のように、助けてくださいますか……?」

ジーク「……約束しよう」

セレスティア「ふふ、でも身を挺されては駄目ですよ?」

セレスティア「もしまた私の目の前でジーク様が……」

セレスティア「いえ、私もジーク様と同じ。私を受け入れてくれるこの傭兵団の誰かが傷つけられたとしたら……」

セレスティア「きっと、相手を滅多刺しにして呪い尽くしてしまうに決まっていますもの」クスリ

ジーク「それは、避けたいな……」タラリ…

セレスティア「ええ。私もその……淑やかさと言うのでしょうか? 品を身につけたいですし……///」

セレスティア「ですから……たとえ、微力であったとしてもジーク様と共に戦わせてください」

セレスティア「ジーク様が私達を想ってくださり、私達もジーク様を想っています」

セレスティア「ユリーカの理想ではありますが、手を取り合い、協力し合い……私達も、あなたの力になってみせますから」

ジーク「……ああ、頼りにしている。姫に言う言葉にしては、間違っている気もするがな」

セレスティア「ジーク様に頼られるということは、何よりの誉れです」フフフ

439 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/11(土) 23:23:43.17 ID:JcxjL9BU0
セレスティア「ふふ、とはいえ私は想いが強いだけの女……」

セレスティア「先程も言いましたが、できることは限られています」

セレスティア「……この想いを、込めることだけ」


覇鱗の煌剣「……」


セレスティア「……ジーク様?」

ジーク「なんだ?」






セレスティア「――手を、握っていただけますか……?///」ポッ…





ジーク「それくらいなら、構わないが……」ギュ…

セレスティア「……///」

ジーク「これでいいのか?」パッ

セレスティア「あっ……! ち、違います、握り続けてください!///」

ジーク「な、何?」アセ…

セレスティア「い、今からこの剣に私の想いを込めますが……」

セレスティア「ジーク様も、私達を想ってくれているのであれば、それも一緒にこの剣に込めようかなと……///」

ジーク「お、俺でもできるのか?」

セレスティア「ええ。強力な呪術道具は魔法の才があった方が生み出しやすいですが……」

セレスティア「足りない魔力を、想いで補う……全く魔法が使えない人でも、呪術道具の作成はできますから」

ジーク「……」

セレスティア「あ、これを呪いの剣にしようとか思っているわけではありませんよ!?」アセアセ

セレスティア「大切なのは、その込める想いです。お守りも、想いの詰まったものでしょう?」

ジーク「なるほど、そういうことか……」チャリ…
440 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/11(土) 23:28:02.52 ID:JcxjL9BU0
ジーク「……では、俺もその剣を握るべきなのではないか?」

セレスティア「だ、駄目です!/// ジーク様は、あまりそういう経験がないでしょう?」

セレスティア「ですので、私を通して……想いの扱いに長けた、私が込めようかと……///」

セレスティア「本来であれば数か月かかる作業も、私なら数時間で込めきってみせますから……!」

ジーク「す、数時間!? 数時間、セレスティアの手を握っていなければならないのか?」

セレスティア「は、はい!///」

ジーク(流石にそれはと言いたいが……)

セレスティア「……」ジッ…

ジーク(セレスティアが、俺のことを想ってのことならば……)

ジーク「わ、わかった。疎い俺に代わり、よろしく頼む」ギュ…

セレスティア「〜〜っ!/// はい、お任せを!///」ギュ!




ジーク(白く、細い指。俺が力を込めれば、容易く折れてしまいそうなほど……)

ジーク(……皆が、俺を想ってくれている、か……)

ジーク(俺は……)


セレスティア(ああ、ジーク様の温度を……ジーク様の生を、感じます///)

セレスティア(繋がらずとも、繋がっている……)ギュ…

セレスティア(少しずるいですけど、これで私のジーク様への想いが更に溢れてくることは事実)

セレスティア(この想いを、込めて……!)


ギュゥ…



――

※ジークの剣がセレスティアの想いにより強化!


★★★『覇鱗の煌剣・逆鱗』★★★
戦闘時、常時補正+75
自身の攻撃が常時万能属性となり、物理無効及び魔法無効のスキルを確定貫通する
また自軍が劣勢を受けた次のターンに優勢を取得できた場合、その値を倍増させる
さらに味方に負傷者が発生する度、この剣の基本性能に+10を加算していく
この装備は敵のスキルでは奪われず破壊もされず、効果も無効化されない


――
441 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/11(土) 23:36:28.26 ID:JcxjL9BU0
――

……


【公国・大公の間】



エルクラッド「……何?」


公国上級兵「鉄国は森国の残党と共に我が国の部隊と交戦……!」

公国上級兵「傭兵隊、隠密部隊にも被害が出ておりますが……」

公国上級兵「特に森国の者と思われる、猫人が手強い相手のようです」

公国上級兵「報告によれば、ベルゲ将軍の部隊までもが蹴散らされたとか……」

エルクラッド「……そうか」

ベルゲ「……申し訳ありません。あの程度では、手緩かったようですな」

ベルゲ(……馬鹿な。龍の力を埋め込んだ者もいた筈なのだが……)

ゼルガー「……」

ゼルガー「……いえ、全ては私の失策でございます」

ゼルガー「よもや、鉄国が復興に注力するどころか公国に抗おうとしてくるなど……」

ゼルガー「ましてや、それだけの戦力と士気を保っていたことも、計算外でございます」


エルクラッド「……」



――

※エルクラッドの『運命歪執』発動

↓1〜3コンマ二桁

↓4コンマ二桁
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/11(土) 23:36:35.93 ID:Jnp+a7QQO
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/11(土) 23:36:45.59 ID:ieGHZE4E0
えい
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/11(土) 23:36:52.62 ID:oxBYHR/DO
はい
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/11(土) 23:36:54.19 ID:2mbFQqSL0
ほい
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/11(土) 23:37:04.63 ID:g9vLCRB2O
怖い
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/11(土) 23:37:59.24 ID:2mbFQqSL0
ゾロ目が出てないのは偉い
448 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/11(土) 23:49:12.80 ID:JcxjL9BU0
公国軍の動向
1ゼルガーのベルゲ警戒

93>75

※基準値を上回った為、追加イベント発生

2ベルゲの???の用意

59>50

※基準値を上回った為、準備済

3エルクラッドの殲滅認定

75>62

※基準値を下回った為、連合軍への攻撃は通常のまま

4ポラリスの戯れ(運命歪執対象外)

85>19

※基準値を下回った為、まだ静観

――


エルクラッド「……よい。駒の兵が敗れる程度、今までもあったことだ」

エルクラッド「そしてゼルガーよ、お前の落ち度でもない……」

エルクラッド「森国の者が手強いということは……やはり『鉄国に将は残っていない』ということ……」

エルクラッド「お前の考えは、間違ってはおらぬ……」

ゼルガー「はっ……!」

ベルゲ「……しかしエルクラッド様、我が部隊は他の者共とは違い……」

エルクラッド「敗れれば、みな同じことよ……」

ベルゲ「……っ」

ゼルガー「……」

エルクラッド「……奴らでは、我が公国を滅ぼすことなどできぬ……」

エルクラッド「公国は、より強く豊かに発展し続けるのだ……」

エルクラッド「各自、任に戻るがよい……」

一同「「はっ!」」ビシ!






ポラリス(……ほう、滅びかけた国が抗ったか?)

ポラリス(……よい流れだ。ただ一方的に嬲るだけでは面白くない故にな……!)

ポラリス(もがき、あがけ、人間よ……!)


……
――
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/11(土) 23:52:05.33 ID:twAVRcjTO
公国関連で気になるのは後はカタリナを追撃する準備が進んでいるのかと、結晶の使い道?
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/11(土) 23:53:21.43 ID:g9vLCRB2O
確率低めだけどポラリス普通に動くのかよ!?
451 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/12(日) 00:05:24.78 ID:JZXHOZ3s0
――

【公国・???】


コツコツ…


ゼルガー「……ベルゲ殿、少しよろしいですか?」

ベルゲ「なんでございましょうか、ゼルガー将軍?」

ベルゲ「我が部隊が敗れてしまったことにつきましては、真に申し訳ありません……」

ベルゲ「すぐに、捕虜共にはさらに強力な洗脳を――」



ゼルガー「洗脳、だけでしょうか?」



ベルゲ「……はい?」

ゼルガー「いえ、先程のベルゲ殿の様子……」

ゼルガー「どうやら、部隊の完成度にはかなりの自信があったようでしたからねぇ」

ベルゲ「……ええ。元々力のある捕虜を、上手く従わせることに成功したものですから」

ベルゲ「腑抜けた連中であれば、かつての同僚との戦いで攻撃を躊躇い、より容易く始末できると思っておりました」

ゼルガー「……」

ゼルガー「ベルゲ殿。もうベルゲ殿の部隊は無理に出陣をなさらなくても結構ですよ?」

ベルゲ「な、何故ですか!?」

ゼルガー「考えて御覧なさい。鉄国の士気に、森国の将らしき娘……」

ゼルガー「おそらくは、機会を待って牙を砥いでいたということなのでしょう」

ゼルガー「対して、ベルゲ殿の部隊はほぼ全てが元は捕虜……」

ゼルガー「衛生面は一切のぬかりがありませんが、食生活や鍛錬の有無……」

ゼルガー「それらを考えれば、元は同じ鉄国兵であっても現在の鉄国兵とは力量差が生まれている可能性が高い」

ゼルガー「いくら忠実にしたてあげたところで、すぐに強くなれるわけでもないでしょう?」

ベルゲ「それは……」

ゼルガー「薬物を使っても同じこと。私も真似事ですが、花酒を傭兵や賊の兵に飲ませ強化を図りましたが……」

ゼルガー「やはり、ものを言うのは素体。各々の持つ力量です」

ゼルガー「このまま不必要にぶつけて消耗するよりも、純粋な労働力に戻すべきだと私は考えます」

ゼルガー「兵の出兵が増えるとなると、その分公国内の人手も減るわけですからね」

ゼルガー「よろしいですね、ベルゲ殿?」

ベルゲ「……」



――

追加特殊判定
↓1コンマ二桁
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 00:05:31.12 ID:s1JbjMWmO
453 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/12(日) 00:06:49.19 ID:JZXHOZ3s0
oh…
454 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/12(日) 00:12:55.92 ID:JZXHOZ3s0
ベルゲのゼルガーへの現在感情

15>12(何故私の邪魔をするのです……! 邪魔をするのなら……)

※基準値を下回った為……

――

判定を取ったあたりで今日はここまで
……ま、まあエルクラッドやポラリスが動かなかったのでよしとしておきましょう
この後少しやりとりをした後、再び森国サイドに戻ります
主にネーロのおかげで考えるべきことも増えた為、少し行動パターンが増えています

本日もありがとうございました!
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 00:13:30.45 ID:s1JbjMWmO
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 00:15:46.33 ID:tweg+ekrO
おつー
ベルゲだいぶ暴走してるというか、公国側から見れば真面目に仕事してるだけのゼルガーが可哀想に見えてくる不思議
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 07:33:50.97 ID:o0M2B2ndO
セレスティアの付与能力はやられたら威力上げる仕返しみたいな感じだけど、これ姫によって効果変わってたのかな?
そしてゼルガーって(他の将軍の自由さ見ると)かなりまともな将軍なんじゃ…
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 09:05:16.47 ID:6gEYRZ+10
乙 剣の付与能力はリアローズなら攻撃特化、リーチェなら自動回復、リュノならデバフ等での敵の行動阻害効果だったのかなと個人的に考えた
後ルートに影響しないとはいえ今回のを含めて結構ジークの心が他の姫に揺れてる事や多分オンリーワンの特徴だったお守りや武具・服作成も他の姫達もしたことで、リアローズから所謂BSSの匂いとか、嫉妬心が最低じゃなかったら他の姫の嫉妬で第二のローレシア化もあり得そうだったとか少し思ってしまった
公国の方はネーロの本格的な離脱やゼルガーとベルゲ対立の深まりとかあるけどポラリスが健在な限り致命的な瓦解にはならなそう
459 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/12(日) 22:30:14.87 ID:JZXHOZ3s0
こんばんはー

>>457
>>458
概ねその通りで、選ばれた姫によって会話と剣の強化内容が変わっていました
(剛刃・霊樹・魔装・逆鱗の4パターン)

ベルゲ達のやりとりのあと、予定外ですが分岐安価をとりたいと思います
460 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/12(日) 22:31:14.04 ID:JZXHOZ3s0
ベルゲのゼルガーへの現在感情

15>12(何故私の邪魔をするのです……! 邪魔をするのなら……)

※基準値を下回った為……

――

ベルゲ「……流石にそれは、承知しかねますな」

ゼルガー「……ほう、何故ですか?」

ベルゲ「家畜共が、公国に歯向かったのですぞ? 到底許されることではありませぬ」

ベルゲ「しかも、我が部隊を相手に生き延びるなど……」

ゼルガー「ええ。ですから、退かせるのです」

ベルゲ「……家畜相手に、手を抜いてしまったことは認めざるを得ませんな」

ベルゲ「しかし、ゼルガー将軍が仰ったのですよ? 今の鉄国は脅威ではないと」

ベルゲ「エルクラッド様はお許しになられたようですが、やはりあなたにも落ち度はあったかと……」

ゼルガー「……そうですね。その点に関しては申し訳ありません」ペコリ

ベルゲ「構いません。こうして家畜がそれなりの力を持って向かってきていることがわかった以上……」



ベルゲ「――もう、容赦は致しませんぞ。今度こそ我が部隊を持って、公国に仇なす家畜を狩り尽くしてみせましょう」



ゼルガー「……」フゥ…

ゼルガー「ベルゲ殿、確かに鉄国と森国の混成軍は打ち滅ぼすべき存在ではありますが……」

ゼルガー「我らの本懐、目的を見失ってはいけませんよ?」

ベルゲ「忘れておりませぬよ。公国と公国の民を、更に豊かにすることですとも」

ゼルガー「その通りです」

ベルゲ「その為にも、身の程を弁えぬ家畜共を狩る。私のどこが間違っているというのです?」

ゼルガー「……あなたの口ぶりでは、鉄国と森国の兵だけでなく全てを殺そうという風に聞こえてしまうのですよ」

ベルゲ「それの何が問題なのです? 奴らは公国の民ではない、牛や豚と同じ存在ですぞ?」

ゼルガー「どうにも、私とあなたとでは認識のズレがありそうですねぇ……」
461 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/12(日) 22:32:13.36 ID:JZXHOZ3s0
ゼルガー「ご自慢の部隊を倒され気が立つのはわかりますが、今一度冷静になってくださいベルゲ殿」

ゼルガー「戦争は、勝たなければ意味がありません。勝つ為ならば、どんな手段でも使うべきだ。これはいいですね?」

ベルゲ「勿論ですとも」

ゼルガー「では、何故捕虜などというものがあると思いますか? 生かして捕えるということは、殺すことより遥かに難しいというのに」

ベルゲ「……労働力と言いたいのですかな?」

ゼルガー「それもあります。ですがそれ以外にも、使い道はあります」

ゼルガー「フリーデシルトもカタリナも、優秀だが甘さもある王だ。捕虜を引き渡す代わりに何かを得る、交渉もできる」

ベルゲ「私があの妖精兵共を森国に帰したというのに、音沙汰はありませんがな」

ベルゲ「今度は、鉄国兵の捕虜を帰せと?」

ゼルガー「…………それは不要です。もう二度と、交渉はできないでしょうから……」

ベルゲ「そうですとも! あろうことか鉄国と手を組んで兵を挙げるなど!」

ベルゲ「これは、相応の報いを受けさせて然るべき状況なのですぞ!」

ベルゲ「だというのにゼルガー将軍、あなたは捕虜を帰せだの私の部隊を下げろだの……」



ベルゲ「――まさかとは思いますが、家畜に情を持ってしまったのですかな?」

ベルゲ「――よもや、あなたまで公国を裏切るつもりではありますまいな?」ギロリ…



ゼルガー「……」

ゼルガー「……」フー…

ゼルガー「何を馬鹿な。私はエルクラッド様の忠実な駒。エルクラッド様の望みを果たす為ならばどんな手でも使いますよ?」

ベルゲ「その割には、手緩く感じますがな」

ゼルガー「抜かりがあったことは認めます。しかし、戦争は最後に『勝てばいい』のであって『殲滅』する必要はありません」

ゼルガー「現にベルゲ殿も、捕虜を生かし兵としているではありませんか」

ベルゲ「私の捕虜はただの兵ではありませぬ。公国の為に忠実に働く家畜と……」

ベルゲ「より強力な家畜を産み出すための産む機械しかおりませぬ」

ベルゲ「不要な家畜は、殺処分すべきです。どうせ、後からいくらでも産まれるのですからな」

ベルゲ「ゼルガー将軍は知っておりますかな? 家畜の調教も、子供の頃からやった方が効率がいいのですよ……」

ゼルガー「……今の代の捕虜からしか得られぬものもあるでしょうに」

ベルゲ「何ですと?」
462 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/12(日) 22:32:53.53 ID:JZXHOZ3s0
ゼルガー「どれだけ忠実であろうと、生まれた子供は知識や技術を持たないでしょう」

ベルゲ「それも叩きこめばよいのです」

ゼルガー「誰がですか? 鉄国の開発力に鉄工技術、森国の魔法に林業……私達では、至れない域だ」

ゼルガー「だからこそ、エルクラッド様は欲した。公国のさらなる発展の為に」

ゼルガー「国の頭に上層部さえどうにかしてしまえば、下は降伏せざるを得ないでしょう」

ゼルガー「国を統一すれば、降伏した者達も公国の一員。生き延びる為に、その技術や知識を提供することも辞さない……」

ベルゲ「吐かせてしまえばいい」

ゼルガー「伝聞だけでその技を真似られるような器用な人間は、そうはいませんよ?」

ゼルガー「確かに鉄国と森国から資源と情報は多く奪えましたが……それをより完璧な者にするには、その土地の者も必要なのです」

ゼルガー「故に、完全なる殲滅はまずいということですよ。使えるものは使う、そうして公国は発展してきたのですから」

ゼルガー「エルクラッド様は、優秀な人材は身分や国を問わず認めてくださりますからね……」

ベルゲ「……次こそ、家畜共ではなく我が部隊の方が優秀な駒であると認めさせてみましょう」

ベルゲ「ゼルガー将軍、あなたにもね……」

ゼルガー「……そうですか」

ゼルガー「……では、お互いこんなところで油を売っている場合ではありませんね……」ククク…!

ゼルガー「すぐに、次の準備にとりかからねば」

ベルゲ「そうですな。とは言っても、このベルゲめは既に次の準備も済ませておるのですがな……」ククク…

ベルゲ「ゼルガー将軍も、次は手抜かりのないように。どうか、お気をつけて」

ゼルガー「ご忠告、ありがとうございます。それでは……」


コツコツ…


……

――
463 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/12(日) 22:33:48.51 ID:JZXHOZ3s0
――

……


【公国・ベルゲの研究室】


ベルゲ「おのれ……どうして理解しようとしない……!?」

ベルゲ「優れた公国の民であれば、いずれ鉄国と森国の技など会得するに決まっている!」

ベルゲ「それに十分なだけの資源と情報を奪い、奴らに残されているのは搾りかすのようなものではないか……」

ベルゲ「考えたことはないのか? 多くの家畜がこの美しい公国を跋扈してしまう恐怖を……!」

ベルゲ「家畜に謙り技術を学ぶなどありえぬ……!」

ベルゲ「ゼルガー将軍は家畜共の一時の勢いに怯え、ぬるい策や提案ばかり……」

ベルゲ「……」



ベルゲ「――このまま彼を筆頭としていては、公国の未来が怪しくなってしまうのではないか?」



ベルゲ「ああ、そうだ! そうに決まっている!  まだ、彼も裏切っている可能性は大いにある……」

ベルゲ「……エルクラッド様は、優秀な人材は身分や国を問わず認めてくださる……ですか」

ベルゲ「ならばやはり、今度こそ戦功を挙げて……エルクラッド様に認めて頂くほかは無いということですな」

ベルゲ「このベルゲこそが、真に公国を案じている者であると……!」

ベルゲ「……あの小娘も本性を見せた以上、急がねばなりますまい」



ベルゲ「――あなたも、今度こそ本当に認めて頂けるかもしれませんな」ニヤリ



ジラワーク「オレハツヨイ……! アノオンナ、コロシテヤル……!」ズル…



ベルゲ「――貴様も、公国に忠誠を誓い……愚かな家畜に鉄槌を下すのだ。わかったな?」



アイン「フシュウウウゥゥゥゥゥゥ……!」ズン…!



ベルゲ「嬉しいであろう? 貴様の国の王妃とやらが作った武具で……その王妃達を殺せるのだ」

ベルゲ「ふはははははは……!」




――

※ベルゲとベルゲ隊が……?

464 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/12(日) 22:35:16.30 ID:JZXHOZ3s0
――

……


【森国・地下拠点】


ジーク「くぁ……」ノビー…

ジーク(昨夜は随分と遅い時間までセレスティアと手を繋いだままだったせいか……)

ジーク(妙に、寝れなかったというか眠気が残っているというか……)

ジーク(だが、妙なことはしてこなかったしな。やはりセレスティアも、真面目に想ってくれているということなのだろう)

ジーク(いよいよ、動く時が来たんだ。こんな眠気など飛ばして――ん?)





ネーロ「さ、触って大丈夫なのでしょうか? 何故ここに龍が……」オソルオソル…

キュイ「キュイ?」

リアローズ「大丈夫。キュイは大人しい子だから……」ナデナデ

ユリーカ「これも、分かり合うことですよネーロさん!」ナデナデ

ネーロ「う……」ソ…


ナデ…


キュイ「キュー♪」パタパタ!

ネーロ「あ……」

リアローズ「ふふ……」

ユリーカ「キュイちゃん嬉しそうです!」



ジーク「なっ……!?」

ジーク(あ、あの鉄壁そうな将軍の態度が随分と軟化しているような……?)



ネーロ「あ……すみません、失礼致します」

キュイ「キュイキューイ♪」フリフリ



ネーロ「……おはようございます」ペコリ

ジーク「あ、ああ。おはよう……?」

ネーロ「朝から不躾で申し訳ありませんが……」

ネーロ「あなたに、お話したいことがあります。お時間、よろしいでしょうか?」

ジーク「!?」


……

――
465 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/12(日) 22:36:58.00 ID:JZXHOZ3s0
――

【地下拠点・とある一室】


ジーク「……俺達に、手を貸すだと?」

ネーロ「はい。とはいえ、この枷がある状態では私は本当に何もできません」

ネーロ「公国の地理に関しては少しはお話できるかもしれませんが……」チラリ…

クリス「……まさか、君がこちらに来てくれるとは思わなかったよ」

クリス「セレスティアとユリーカから話を聞いた時は驚いたものだ」

ネーロ「……クリス様。結局、真っ先に公国を脱したあなたが、一番公国を想っていたのですね」

クリス「いや、私はただ現状に嘆いてだけに過ぎない。想ったところで、国を変えるだけの力も持たない存在だ」

クリス「今回の作戦も結局は、フリーデシルト様達とジーク殿達に任せてしまう結果になっているからな……」クッ…

ネーロ「……」

ネーロ「……クリス様は、私よりも公国の地理を把握されているでしょう」

ネーロ「ジークさん達の行動を考えれば、同行すれば利になるかと」

クリス「はは、戦力になれないお荷物になってしまいそうだけどね」

ネーロ「……」ギュ…

クリス「ネーロ……?」

ネーロ「そう、お荷物……転移魔法の使えない私は、特にそうです」

ネーロ「ですが……」





ネーロ「――お願いします。公国へ向かうというのであれば、どうか私も一緒に……!」




ジーク「な……!?」

クリス「……ジーク殿、できれば私もお願いしたい。戦いの邪魔にならないようには動くつもりだ」

クリス(しかし、ユリーカは……)

ジーク「……」


――
466 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/12(日) 22:39:20.85 ID:JZXHOZ3s0
――

※想定外の重要安価※

※新たに発生した公国進軍の分岐点になります

※どれを選んでも結局コンマ運ですが


1‐A:『ジーク傭兵団+クリスで行動』
1−B:『ジーク傭兵団+クリス+ユリーカで行動』
1‐C:『ジーク傭兵団+クリス+ユリーカ+ネーロで行動』
・クリスとユリーカ、ネーロは戦闘非参加(ネーロは転移使用も不可)
・代わりに公国領内での立ち回り強化(ユリーカ込みなら戦後手当も追加)
・一部公国軍に説得の可能性(ユリーカ込みで補正上昇)
・イベントコンマ次第で負傷、死亡の可能性あり(ネーロは死亡は無い代わり確定凌辱)
・エルクラッド戦前のイベントに追加あり
・加わらなかったキャラは森国待機

2‐A:『ネーロを信頼し、枷を解いて公国深部へ一気に転移を試みる』
2−B:『ネーロを信頼し、枷を解いて公国深部へ一気に転移を試みる+クリスと行動』
2‐C:『ネーロを信頼し、枷を解いて公国深部へ一気に転移を試みる+クリス+ユリーカと行動』
・公国の全ての罠や防衛を無視してこのまま一気に攻め込む
・帝龍が出払っていた場合、その戦闘も回避
・圧倒的な時間短縮により、ジーク達や連合軍の被害減少
・1同様の立ち回り強化、イベント追加などもあり
・ただし、万が一失敗すると……?


3『当初の予定通り、ジーク傭兵団のみで公国に向かう』
・クリスとユリーカ、ネーロは森国防衛で戦闘の可能性あり
・エーテルやマリリン親衛隊の三人+αもいるため、よほど悪いコンマを引き続けない限りは生存確定
・一部ベルゲ隊がネーロ捜索に割かれたまま見失い少し敵戦力低下
・ジーク達の公国行動はマリリンとユージーン頼りで、クリスよりも少し効果が弱い
・イベントコンマ次第でユージーン負傷、死亡の可能性あり
・最悪の事態発生時に、分岐安価あり


15分後辺り、告知後に↓1〜7多数決コンマ (開始後15分で閉めます)
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 22:45:43.82 ID:qq+iLlOz0
無条件で枷を解くってのはやっぱり都合良すぎる気がするから何か挟めんかな、森国製の自白剤飲ませるとか
468 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/12(日) 22:49:23.97 ID:JZXHOZ3s0
>>467

4『自由安価』

も加えておきます
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 22:53:52.26 ID:o0M2B2ndO
どれ選んでも何かしらのリスクはあるか……
これは悩むな
470 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/12(日) 22:54:46.57 ID:JZXHOZ3s0
それでは……
↓1〜7多数決コンマ
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 22:55:55.20 ID:qq+iLlOz0
4
ネーロを信頼できるか見極めるイベント
その後、仮に転移するとして安全に飛べるかどうかを確認するために何度か小石とか木片あたりを公国に飛ばして結界の有無を調べるとか
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 22:57:42.12 ID:NWagpKA1O
1B+ネーロに出来る限りで転移アイテムを作ってもらう
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 23:02:02.59 ID:4FOOk9XlO
悩ましいが1-Bかなぁ
可能ならネーロの力で転移札みたいなのが作れないのかを試してから
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 23:04:13.30 ID:o0M2B2ndO
ちょっと複雑かもしれないけど1のBを基本に>>471のイベントやって信頼できるなら1のCとかできるかな?
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 23:08:41.40 ID:6gEYRZ+10
>>472
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 23:09:06.66 ID:pfRbSaiFO
ここは>>471にしておこう
ベルゲなんかしてそうだし
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 23:10:13.82 ID:dMmKRxXzO
出てる案共存できそうだしいい具合に混ぜるとか
1-Bでも枷を外す展開はあるのかもしれないし
478 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/12(日) 23:13:44.94 ID:JZXHOZ3s0
ここで締めますが、票数とコンマ的に>>471でしょうか?
1−Bも同票ですが、転移護符作成も枷を外さないと出来ない為

ネーロの信頼見極めイベント→判定→転移妨害結界確認→改めてネーロを連れて行く(or護符)か置いていくか

の流れで大丈夫でしょうか?
……どうやって信頼見極めたらいいんだろう(白目)
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 23:15:50.41 ID:qq+iLlOz0
自白魔法とかあればそれかけた上で本当に裏切らないか聞くとか、申し訳程度でもいいから証拠が欲しいと思った。ベルゲ襲撃の件もあるし外から来た人を無条件で解放するのはちょっとなあと
480 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/12(日) 23:25:51.14 ID:JZXHOZ3s0
1−B:『ジーク傭兵団+クリス+ユリーカで行動』 +ネーロ見極め

――

ジーク「……クリスとユリーカには、同行して貰おうと思う」

クリス「……! ユリーカも、ですか?」

ジーク「勿論、後ろに下げての行軍だがな。それはクリスも同じことだ」

ジーク「森国での様子を見る限り、二人には人を惹きつける力のようなものがあるのだろう」

ジーク「俺は公国の軍を許す気はない。だが……無関係な公国民まで巻き込む真似はしたくない」

ジーク「二人がいれば、余計な争いが回避できるかもしれないと思ってな」

クリス「……ありがとうございます」

クリス「確かに、あの子も一部の兵から慕われていた。可能性は無いとは言い切れませんね」

クリス「ですが、私如きでお役に立てるでしょうか?」

ジーク「評判はセレスティアとユリーカから聞いている。もう少し自信を持っていいだろう?」

クリス「ぜ、善処します……」

ネーロ「……」

ジーク「さて……」

ジーク「もう気がついているとは思うが、お前の願いに対する俺の返事は……」



ジーク「――断る、だ」



ネーロ「……っ」

ジーク「確かに、俺の傭兵団には公国の者もいる」

ジーク「だがユージーンは公国に忠誠を誓っていたわけでもない。マリリンに至っては殺意すら抱いていたからな……」

ジーク「……だが、お前だけは違う。俺とイアンの前で見せたあの態度は、まさしく将のそれだった」

ジーク「俺に言わせればお前の言葉は、イアンが新たな公国六将に名乗りを挙げる程に……信じ難い」

ネーロ「はい……」

481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 23:38:29.27 ID:dMmKRxXzO
現時点でネーロが嘘ついてないと分かるのはあくまで読者視点に過ぎないからなー
482 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/12(日) 23:42:14.76 ID:JZXHOZ3s0
ジーク「クリス、このネーロは大公に忠実な将だったのだろう?」

クリス「……ええ。元々彼女は、父が救い出してしばらく面倒を見ていた子なんです」

ジーク「養子、というわけではないのか?」

ネーロ「……エルクラッド様にご迷惑をおかけするわけにはいきませんので」

クリス「とにかく真面目であり……裏表の無い、真っ直ぐな子でもありましたね」

クリス「ですから、彼女が嘘を吐いているとは思いにくいのですが……」

ジーク「そうか……」

ジーク「……ネーロ」

ネーロ「は、はい」

ジーク「何故、俺達に同行したい?」

ネーロ「……もう一度、エルクラッド様にお会いする為です」

ネーロ「そして……止められなかったことをお詫びし、今の姫様達のこともお話したい」

ネーロ「……姫様達の間だけでも……かつての理想が、現実のものになっているのだと……」

クリス「ネーロ……君は……」

ジーク「……俺達は、エルクラッドにとって邪魔な存在だろう?」

ジーク「懐に潜入し、寝首を掻く。よくある手だ」

ネーロ「……」

ジーク「……動じないんだな。これだけ突き離しても」

ネーロ「いえ、あなたの言い分はごもっともです。ましてや、あなたの傭兵団に所属している方々を考えれば尚更のことです」

ネーロ「それでも、どうか……」

ジーク「……」

ジーク「俺は、傭兵として生きてきて……一番大切だと信じているものがある」

ジーク「それが何か、わかるか」

ネーロ「……相手が、信用に足る人物であるかどうか……でしょうか?」

ジーク「そうだ。正しくは、お互いの信頼関係……一方的なものでは駄目だ」

ネーロ「……私に、それを示せというのですね?」

ジーク「話が早いな。とりあえずは……」


――

※ネーロの見極め

※ネーロに行う(行わせる)行動を自由安価募集

自由安価(混ぜられそうなら混ぜます)
↓1〜3コンマ二桁
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 23:43:29.14 ID:VgeAW6lOO
ちょっとあれかもしれないけど服を脱がせる
仕込んだ転移道具も武器もないのを示す感じ
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 23:45:53.05 ID:pRzUFch2o
転移でカタリナ様探せない?
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/12(日) 23:45:56.38 ID:tZVoPc4/O
可能なら>>479であれこれ質問する
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/13(月) 00:00:54.55 ID:PhErVC9IO
普通に尋問みたいなこと始まりそう

ネーロの力が力なだけにこればかりはジークの信条だけで決めちゃあかん問題よねえ
487 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/13(月) 00:01:05.99 ID:2iaqF/qD0
1武具の確認

――

ジーク(……敵ながらに、このネーロは見事な将だ)

ジーク(フリーデシルト王がこちらに寄越しているとはいえ……油断はできん)

ジーク(前日の酒を交えた食事に女子会……それが心を動かした可能性はある)

ジーク(だが逆に、俺達のことを甘いと……騙しおおせると判断される材料にもなるだろう)

ジーク(この手の相手は、正攻法では崩しにくい。ならば……)


ジーク「……クリス、少し席を外してくれ」


クリス「……!」

ジーク「少し、彼女を試したい。本当に、信用に足るのかどうか」

クリス「……わかりました」スッ…



パタン…



ジーク「……」

ネーロ「……」

ジーク「……本当に動じないな」

ネーロ「私があなた達から……いえ、あなたから信頼を得ることが難しいのはわかっていますから」

ネーロ「あなたは……公国兵、他の傭兵とは気配が違います」

ネーロ「足手まといの敵将を連れて行ってくれとお願いしていることも、常軌を逸しています」

ネーロ「だから、せめて。態度で、示すしかありません」

ジーク「そうか……」

ジーク(先程の言葉を聞く限り……根底にあるのは、やはり大公への圧倒的な信頼)

ジーク(そして……少なくとも、姫達のことは信用しまた信用もされているということか)

ジーク(……あまり気は進まないが、やるしかないか)フゥ…




ジーク「なら――まずは何も仕込んでいないことを証明する為に、服を脱げ」



ネーロ「……!」


――

特殊判定
↓1コンマ二桁
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/13(月) 00:01:22.82 ID:dM4AKvh2O
489 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/13(月) 00:14:01.83 ID:2iaqF/qD0
ネーロの脱ぎ捨て

50>

82>75

※第二基準も超えた為、ジークも想定外の脱ぎっぷり

※ネーロは武器も護符も隠し持っていません

――


ネーロ「っ……///」


ジーク(見たところ、優秀なお嬢様といった雰囲気もある)

ジーク(そういった奴は、大抵こういう命令には従わない。まさか自分がと、躊躇うものだ)

ジーク(……急に現れた好意的な女には気をつけろとは、あいつが身を持って知った教訓だが……)



ネーロ「……っ……わかりました。それで、信じて頂けるならば」プチッ ヌギヌギ…



ジーク「!?」


シュル…


パサ…



ジーク(ま、まさかこうも躊躇いも無く脱ぐとは……)

ジーク(反応や顔色からして娼婦のように肌を晒すことに慣れているわけではなさそうだし……)

ジーク(いやそれもそうだが……)



ネーロ「……///」ボイン!



ジーク(……服の上からはわかりにくかったが、かなりの大きさだな……)ゴクリ…



ネーロ「……っ、わ、わかっています。下着も、取らないといけないのですよね……///」スル…


ジーク「!?」


パサ…


ネーロ「こ、これで……何も仕込んでいないことは、わかっていただけたでしょうか……?///」ゼンラ

ネーロ「この後、どの服ならば着ていいか等の指定もしていただいて……構いません///」

ネーロ「ですから、どうか……///」プルプル…


ジーク「わ、わかったわかった! 武器が無いことはよくわかったからもう服を着ろっ!」バッ!

ネーロ「!?」


……
490 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/13(月) 00:28:01.84 ID:2iaqF/qD0
……


ジーク(な、なんて女だ……///)ドキドキ…

ジーク(ああも躊躇いなく……そして実際問題、何も仕込まれてはいなかった)

ジーク(鉄国で捕縛された後、森国で再度何かを仕込んだという線は消えたが……)


ネーロ(……辱められる、覚悟はしていたのですが)

ネーロ(何もされないどころか、服も着直していいだなんて……)

ネーロ(傭兵は酒と女に飢えた者達の集まり、ゼルガー将軍はそう仰っていましたが……)

ネーロ(やはり、この人は他の傭兵とは違うのでしょうか……?)

ネーロ(しかし、たとえ違うのだとしても、なんとかここで信用を勝ち得ないと……)

ネーロ(エルクラッド様に、伝える為にも……!)グッ!

ネーロ(それにしても……)チラ…

ジーク「……どうした?」

ネーロ「あ、いえ……」

ジーク「隠し事はするな。全て正直に話せ」

ネーロ「……よろしいのですか? 私も、そちらの方がすっきりするのですが」

ジーク「ああ」




ネーロ「――各国のお姫様から聞いた情報を統合するに、あなたは相当に破廉恥な方だと誤解していました。申し訳ありません」ペコリ




ジーク「……!!??」ガアァァァァァンン!



ジーク(お、俺は姫達にそんな風に思われて……っ!?)

ジーク(一体、何を話したんだ……!?)

ジーク(くそ、気になるが……今はそれは置いておけ!)

ジーク(今の行動を見る限り、彼女もなりふりを構わないというのは間違いない)

ジーク(他の連中よりも遥かに信用できるかもしれないが、所詮は俺達の物差しに過ぎない……)

ジーク(俺達と交友することならばともかく、同行するとなると……)

ジーク(俺達を見送る、森国の民達の信用も必要になるだろう)

ジーク(もっと、確実な何かを……)


……
491 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/13(月) 00:30:57.50 ID:2iaqF/qD0
イベント途中ですが今日はここまで
次は自白の行動ですが、魔法は存在しない為ソウキの薬を使ってということにさせて頂きます
最後のカタリナの件に関しては、ちょっと考えておきます

本日もありがとうございました!
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/13(月) 00:32:45.19 ID:tXrh3tYI0
おつ
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/13(月) 00:42:12.84 ID:TDWhX665O
おつおつ
確かに姫達の妄想だけ聞いてるとジークは全員に手を出しまくってる畜生にも映りかねないもんなぁ
とはいえマッパネーロ見れたなら役得だなジーク
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/13(月) 01:13:10.87 ID:re4+c6Kzo

マリリンにバレないようにしないと…
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/13(月) 08:45:09.00 ID:he+M7KF90
そういやネーロ女子会でお洒落度とかはかってなかったけど下着含めてお洒落そうなイメージあるな。支援絵のおかげもあるんだけど
しかしこれは後でばれたらやばそう
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/13(月) 12:03:21.11 ID:3/uf6Js30
うまくカタリナ助けられさえすれば森国の守りも万全になって気兼ねなく出発できるしネーロには頑張って貰いたい
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/13(月) 12:07:52.25 ID:tNDvHUOfO
当面は4回分のゾロ目があるからあまり心配はしてないな
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/13(月) 15:45:01.63 ID:jBMero4fO
ネーロの性格からしてマリリンにも素直に言っちゃいそう、「服は脱がされましたが何もされなかったので良い人ですね」とか
499 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/13(月) 23:13:14.85 ID:2iaqF/qD0
こんばんはー
遅くなりましたがネーロ尋問続きからゆったり再開です
500 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/13(月) 23:14:19.22 ID:2iaqF/qD0
2逃れられない自白

――

……


ネーロ「次は、どうすればよいのですか?」

ジーク「……次があると、わかっているか」

ネーロ「その……恥ずかしく無かったといえば嘘になりますが……///」

ネーロ「まだ、私が丸腰であることしか証明できていませんから」

ジーク「そうか……」

ネーロ「……ちなみに、体術も使えませんからご安心ください」

ジーク「凄まじい魔力の持ち主なのだろう? 肉体に巡らせ、自己強化に使えないのか?」

ネーロ「無理なのです。私の魔力がそもそも異質なのか……」

ネーロ「そんな真似をすると、逆に全身の筋肉が悲鳴をあげて昏倒します」

ジーク「試したのか……」

ネーロ「エルクラッド様に凄く怒られました……」

ネーロ「そういうことですので、今の私は完全に無力化されている状態……どうぞ、次の指示をお願いします」

ジーク「……その態度を見ていれば、俺個人としては信用してもいいかと考えられる」

ネーロ「!!」

ジーク「だが、いくら俺達が信用したところで……森国の民や兵は、まだ納得しないことだろう」

ジーク「それに、俺達には然程時間の余裕が無い。こうしている間にも、戦っている者達がいるからな」

ジーク「引き受けた仕事は、できる限り迅速に済ませるべきだろう?」

ネーロ「……次は、手荒な手ということですね?」

ジーク「察しがいいな」

ネーロ「いえ……妙な気もちです」

ジーク「何がだ?」

ネーロ「その……ようやく、本来あるべき状態になったといいますか」

ネーロ「あなたが私を捕虜として扱ってくださることに、妙な安心感があるのです」

ジーク「捕虜として扱われて安心感を得るというのは聞いたことがないぞ……?」

ネーロ「……あの人達が、優しすぎるのです」

ジーク「……それは確かにな。だが、だからこそ……俺は、彼女達を守りたい。何があろうとも……」グッ…

ネーロ「なるほど……」

ジーク「……姫達が手を汚しきれないなら、俺が汚すまでのこと」

ジーク「次は、かなり覚悟をしておいた方がいいぞ?」

ネーロ「ええ、大丈夫です」

ネーロ(……あなたも、十分に優しいですから)

ネーロ(公国での捕虜は、もっと……)


……

――
501 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/13(月) 23:15:04.84 ID:2iaqF/qD0
――

……

【地下拠点・ソウキの研究室】


ソウキ「……話は聞いていたけど、君が?」

ネーロ「はい。公国六将・ネーロと申します」ペコリ

ソウキ「これはご丁寧にどうも」ペコリ

ソウキ「俺はソウキ。一応はカタリナの代理で王様みたいなことをやっているよ」

ネーロ「……よろしいのですか? フリーデシルト様も大概な方でしたが……」

ソウキ「ああ、簡単に敵将を招き入れていることか?」

ソウキ「それなら大丈夫だ。俺は腕っぷしが全然駄目でね。正直、この拠点にまで入られたらその時点でまずいんだ」

ネーロ「……それは大丈夫とは言えないのでは」

ソウキ「みんなも、俺の力は把握している。把握したうえでここまで通しているってことは、娘達やジークが君を信じているということだ」

ネーロ「……」

ソウキ「さて、俺のところに来たということは……薬をご入り用かな?」

ジーク「ええ」

ソウキ「そうか。それならまずは先に、これを受け取ってくれ」スッ…


――

※ジークはソウキから耐龍霧を受け取った!

★『耐龍霧・炎風土』★
炎風土属性の攻撃を受けた時、劣勢判定値を1減少させる
このスキルは無効化されない

――


ジーク「これは……以前話していた?」

ソウキ「ああ。君達が持ってきてくれた帝龍の素材から生み出した対龍……戦争が激化した今だと、耐属性と言うべきか」

ソウキ「君達の部隊の人数なら、中空に一回撒くだけで効果を得られる筈だよ」

ソウキ「対応ずる属性の帝龍を葬ってもう役立つことはないと思うかもしれないけど、お守りがわりに持っておいてくれ」

ジーク「ありがとうございます」

ネーロ「龍の対策まで……やはり、あなた達は……」

ソウキ「俺は、カタリナ達みたいに前線で戦えないから、自分にできることを探してそれを実行しただけだよ」

ソウキ「薬作りに関してだけは、俺も結構自信があってね」

ネーロ「薬……」ブル…

ネーロ(ベルゲ将軍も、愛用している……)

ソウキ「それでジーク、この感じだと君が探し求めているのは……」



ジーク「はい。本音を吐かせることができるような薬があれば、と」



ネーロ「!!」
502 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/13(月) 23:16:16.74 ID:2iaqF/qD0
ソウキ「ふむ、自白剤か」

ソウキ「……便利かもしれないけど、俺あんまり好きじゃないんだよね」

ジーク「好きな人間の方が稀でしょう。裏がありそうな依頼人には使ってしまいたくなりますが」

ソウキ「使ったことはない?」

ジーク「大抵、団長が何かを握り潰して『次はお前がこうなる番だ』と脅せば洗いざらい白状していましたね」

ネーロ「……」ゾクッ…

ソウキ「はは、薬を使わずに済めばそれが一番だからな」

ソウキ「俺も、リュノに言われるまでそれを忘れかけていたけどさ……」

ネーロ「……何か、あったのですか?」

ソウキ「ああ、ちょっと俺がね……カタリナに酷いことしちゃってさ」

ソウキ「だからつい、記憶を無くす薬を使い続けたんだよ……」

ネーロ「記憶を、無くす……!?」ガタ!

ネーロ(そ、そんな薬が……)

ネーロ(もし、情報を吐かせることではなく、完全な無力化を考えるとすれば……)

ネーロ(エルクラッド様との思い出を消され、別の記憶を擦り込まれる……!?)

ネーロ「あ……」ガタガタ…

ジーク「……」

ソウキ「……」

ソウキ「……君も、何か消したい嫌な記憶があるのか?」

ネーロ「……え?」

ソウキ「ああ、俺の薬で消せるのは部分的なものだけ。人が嫌だと思うであろう記憶を消すんだよ」

ネーロ「す、全てを消し去るのではないのですか……?」

ソウキ「そ、そんな危ない薬誰も喜ばないだろう? いい記憶まで消したら意味が無いだろう?」

ソウキ「まあ、俺がこれをカタリナに使ったのは間違っていたかもしれないけど……」



ソウキ「――薬っていうのは、誰かを助ける為のものだろう?」



ネーロ「……!!!」

ソウキ「だから、自白の薬も作れないことはないけど気乗りしないんだ」

ソウキ「自慢じゃないけど、俺の薬は結構効いちゃうからね」

ネーロ「……」

ジーク「……聞いての通りだ。薬を飲めば、お前は何も隠せなくなる」

ジーク「国王の前で正直なことを打ち明ければ、民を説得する材料にもなるだろう」

ジーク「だが薬が効いている最中はどんな質問が来るかもわからない」

ジーク「本当に隠しておきたいことすら、暴かれてしまうかもしれない」

ジーク「それでもネーロ、お前は飲むことができるか?」
503 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/13(月) 23:17:00.60 ID:2iaqF/qD0
ネーロ「……本当に、あなたは不思議な人ですね」

ジーク「何?」

ネーロ「あなたは決して甘くは無い。尋問というものを理解し、それを行動に移せる人です」

ネーロ「でも、どこかで私を気遣っている。辱めたり、暴力に訴えることもしない……」

ジーク「……俺は、無駄なことはしない。お前にはその手の手段は逆に効果がないだろうからな」

ジーク「それに……リアローズ達が少しでも心を許しているのであれば、俺が手酷い真似ばかりするわけにもいかん」

ネーロ「ふふ、お姫様達には弱いのですね?」

ジーク「言うな。自覚はある」

ネーロ「……」

ネーロ「薬は、誰かを助ける為のもの……」

ソウキ「ああ、そうだ」

ネーロ(私はこれから、完全な売国奴になってしまうのでしょう)

ネーロ(……それでも、かまわない)

ネーロ(目を背け続けるよりも、本当のことの方が大切なのですから……!)

ネーロ「……これで信用が得られるのであれば、自白の薬は私を助けるものということでしょう」

ネーロ「どうか、お願いいたします」ペコリ


ジーク「……」

ソウキ「……相当な覚悟だな。わかった、ちょっと待っていてくれ」

ソウキ「ええっと確かこの辺とあの辺に……あったあった」ガサガサ…

ソウキ「あとはあれが……」ゴソゴソ…


ガリゴリガリゴリ…

サァー…

グツグツ…



自白剤「……」ズモモモモ…


ジーク「ぐっ……!?」バッ!

ネーロ「こ、この臭いは……」フラ…

ソウキ「だ、だから言っただろう? あんまり好きじゃないって……」

ソウキ「効能もだけど、見ての通り見た目も臭いも凄いんだこれが」


ネーロ「……」


――

特殊判定
↓1コンマ二桁
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/13(月) 23:17:08.89 ID:tXrh3tYI0
ほへ
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/13(月) 23:17:11.70 ID:6RE1uoLW0
506 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/13(月) 23:26:45.96 ID:2iaqF/qD0
ネーロの飲みっぷり

50>

89>75

※第二基準値も超えた為、ソウキもびっくりの飲みっぷり

※ネーロは見た目と味の酷さにも躊躇いませんでした

――



ネーロ「っ……飲まなければ、証明のしようがありません!」ガッ!

ソウキ「おおっ!?」


ネーロ「……」スー…

ネーロ「んっ……ん゛ん゛ん゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……!」ゴキュゴキュゴキュ!


ソウキ「って待って!? それ全部飲まなくても効果はあって……」オロオロ


ネーロ「んぶ……っ、ぐぶぅぅぅぅ……っ!」ポロポロ…


ジーク(やはり、泣くほどに不味いのか。団長の料理と似た臭いがしたからな……)ブル…

ソウキ「……ジーク、止めなくていいのか?」ヒソヒソ

ジーク「……いや、これも彼女の覚悟の表れなのだとすれば……止めるわけにもいきません」

ジーク「そもそも、もう……」



ネーロ「――っはあぁ……!」ナミダメ


自白剤容器「」カラッポ


ソウキ「の、飲みきったっていうのか。あれを……」

ネーロ「はい。さあ、どうぞ……!」

ジーク「あ、ああそうだったな。飲むだけではなかった……」

ソウキ「それじゃあ、まず……」


……

――
507 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/13(月) 23:51:07.77 ID:2iaqF/qD0
――

……



ソウキ「――公国で今話題の甘味、一番売れている味はなんだ?」

ネーロ「余計なことはしない、基本こそが一番の生クリームです」

ジーク「公国のユリーカが得意とする薬湯の特筆すべき点はなんだ?」

ネーロ「とてつもなく甘いことです」

ソウキ「甘いものが好きかな?」

ネーロ「人並みには」

ジーク「それでは次は……何かありますか?」チラ

ソウキ「そろそろ底を尽きそうだな。ここで終わっておくとしよう」

ネーロ「……え?」

ジーク「そういうことだネーロ。自白尋問はここまでにしよう」

ネーロ「ま、待ってください! 納得がいきません!」

ジーク「何がだ?」

ネーロ「何がって……最初から最後まで、戦とはまるで関係の無いことばかり!」

ネーロ「これでは、証明にならないではありませんか……!」

ジーク「いや、証明にはなる。取るに足らないことばかり聞いたと思うかもしれないが……」

ジーク「全て、クリスとユリーカの話と合致するからな」

ソウキ「公子と公女の言葉と同じなら、本当のことを喋っているということだろう?」

ネーロ「ですが……」

ジーク「……お前の言うような情報を聞いていたら、困ったのはそっちだろうしな」

ネーロ「そ、そんなことはありません! 私はもう覚悟は決めて――」


ジーク「――公国が駆るワイバーン。その正確な数を教えろ」


ネーロ「う……」ダラダラ…

ソウキ「公国兵の人数。正規兵と傭兵を合計した正確な数は?」

ネーロ「うぅぅ……!?」ダラダラ…

ジーク「そういうことだ。クリスやマリリンが把握できていないことを、お前が知れているわけがない」

ソウキ「そもそも、公国に答えられる人間がいるかもわからないな」

ジーク「ならば、こちらが持つわかりにくい情報の答えと照らし合わせるしかない」

ジーク「そしてお前は、見事に証明してみせたというわけだ」

ネーロ「じ、自白する薬を飲んだのですから当たり前です! 折角飲んだのですから、もっと機密的な……」




ソウキ「……ごめん。それ自白の効能まったくない、ただの栄養剤なんだよね」



ネーロ「……はい?」

508 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/14(火) 00:08:05.09 ID:pK5+yisj0
ソウキ「悪いね。少し、君の覚悟が見たかったんだよ」

ソウキ「あの見た目に味なら、断る理由も見つけやすいだろうと思って」

ジーク「だが、お前はまた躊躇いも無く全て飲み干した。大したものだ」

ソウキ「身体に害はないから安心してくれ」

ネーロ「そ、それではまるで意味が無いではありませんか!」

ネーロ「ただ私に苦くて臭い物を飲ませる責め苦でしかありません!」

ジーク「……確かに、飲んだ薬に自白させる力は無かった」

ジーク「だが、お前はそれでも正しいことを喋っていただろう?」

ネーロ「それは……」

ジーク「的外れな質問、本来の俺達であれば知らないであろうし興味も持たない内容のものであれば」

ジーク「適当に答え、流してしまうこともできる。それをしなかった」

ソウキ「それに君は、間でした質問を忘れたかな?」

ネーロ「間の、質問……?」

ソウキ「ふふ、公国とは関係ない質問だったからな」

ネーロ(な、何かあったでしょうか……? ほとんど変な質問ばかりで記憶が……)

ソウキ「……」


――


ソウキ『――エーテルが君に感謝していたが、どう思う?』

ネーロ『――私には、彼女の言葉を受け取る資格はありません。ですが……』


――


ソウキ(エーテルが言っていた通りだな。彼女は本当に……)

ソウキ「……とりあえず、俺からしても君の言葉は信用してもいいと思えたよ」

ネーロ「ほ、本当によろしいのですか? こんなことで……」

ソウキ「……言っただろう? 薬は使わないで済んだらそれが一番なんだよ」

ソウキ「強力なものには、それ相応の副作用もあるからね」

ソウキ「……」

ソウキ「……ただ、もし君がまだ駄目だと思うのなら」

ソウキ「本当に、俺個人から頼みたいこともあるにはあるんだ」

ネーロ「な、なんでしょうか……?」ゴクリ…
509 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/14(火) 00:14:00.82 ID:pK5+yisj0
3カタリナの救出

――


ソウキ「――カタリナを助けて欲しい」

ネーロ「……!」

ソウキ「俺は、カタリナが無事だと信じている」

ソウキ「だが、傍にいてくれないのはやっぱり不安だし寂しいんだよ……」

ジーク「……もう理解しているかもしれないが、カタリナは強いぞ」

ジーク「相手が公国兵だろうがワイバーンだろうが、容赦なく薙ぎ払える」

ジーク「そして何より森国の女王。無事にここに戻れば、打倒公国の士気も高まるだろう」

ネーロ「そう、でしょうね……」

ソウキ「エーテルから聞いているが、ある程度の場所は把握しているんだろう?」

ソウキ「もし、カタリナを助けてくれるというのであれば……」

ソウキ「その枷も、外そう」

ネーロ「……!」

ソウキ「そして転移し、カタリナと戻ってきて欲しい」

ソウキ「そうすれば、間違いなく民も兵も君を認めることだろう」

ジーク「代償として、公国の脅威が復活することになるがな」

ネーロ「……」


――

特殊判定
↓1コンマ二桁
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/14(火) 00:14:22.34 ID:4ke7c7NzO
はい?
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/14(火) 00:14:24.66 ID:utt6SWsn0
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/14(火) 00:16:28.01 ID:M3BNPGEn0
ゼルガーも追撃する考えを示してたしこれはキツそう
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