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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい10
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/25(土) 23:26:08.14 ID:MHk0lKX5O 改めておつおつ ・カタリナはベルゲに囚われたままだと凌辱でロスト、ゼルガーに囚われると戦局的にもっと不味くなるので早期救出したい(なお公国判定でベルゲがゼルガーにちょっかいかけた場合は大抵ゼルガーが勝つらしい)から転移優先。 ・転移先正解は恐らくアルテミシアの教会(シャリオは普段セレスティアの自室の側らしいので、流石に城は転移結界に覆われてる可能性特大)。ただ作戦を立てる前に結界作成者であるネーロから結界に覆われている箇所を聞きたい。 ・進軍続行にしろ救出のみにしろ、カタリナを保護したら森国に逃がすのが最優先。森国軍の士気がガタ落ちした理由はだいたいカタリナの敗北・拉致が原因なので、カタリナさえ無事に帰還すれば士気が大きく回復する可能性が高い。あとカタリナがいれば森国の守りを磐石に出来る。 ・ネーロが進軍と撤退の要なので絶対に守り切る。 この辺りを軸に考えるべきかな
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/26(日) 00:29:28.67 ID:X62llhgn0 調子に乗って攻めすぎると痛い目に会うのはカタリナ救出(1回目)で分かったので今回はカタリナ救出したら即撤退でいいと思う 転移は厳しくなるだろうけどカタリナ救出した後ならそこまで急ぐ必要もないでしょ 転移にもリスクあるし
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/26(日) 00:34:19.80 ID:BuJVNrFGO どの道以降の転移は出来なくなるだろうし、それを踏まえてアルテミシアとアネットも連れてけたら連れていきたいね
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/26(日) 06:17:47.81 ID:PEUZRcyOO ジーク達8人 合計レベル1923+マリリン補正80増加 補正合計645(マリリン陣形込み) イアンのスキルで弱体と強制排除は無効化 覚醒シャリオ:レベル900 ★★『廉貞の蹂躙』★★ 戦闘時常時補正+150 敵対象が複数の場合、自身の基礎レベルを(敵人数−1)×210上昇させる 900+210×7=2370 ★★『巨門の守護』★★ 劣勢判定を5回まで無効化する 無効化する度に、自身に常時補正+40を加算していく もうシャリオとも殴り合えるけど、後半はこっちが競り負ける状態ぽい=それ以上のポラリス相手は現時点では厳しいから逃げ一択 でもシャリオと殴り合える=帝龍は確実に上回れる+倒せば経験値でレベル上がるから、焦らずカタリナ助けたら帰るのが無難かも
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/26(日) 10:59:22.34 ID:h/37ZB4a0 基本は>>18 でよさそうだけど>>22 も考えなきゃいけないか アルテミシアは転移直後に森国に送れるだろうけど、アネットは少し厳しそう あと個人的にはベルゲ潰しておきたい。少なくとも妖精爆弾とか後続の脅威は無くなるわけだし
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/26(日) 17:58:11.25 ID:O05ZiASaO 転移結界に転移が引っかかるとどうなるのかがいまいち分からないんだけど @転移自体が出来ない A弾かれて全く別の場所に転移させられる(いしのなかにいるみたいな) B転移対象にダメージを与える Cその他 のどれなのかがイメージ出来てなかったりする 結界貼ったネーロがどんなものなのか教えてくれるかな
26 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/26(日) 22:14:55.92 ID:9dsBEXc60 こんばんはー 明日多数決予定ですが、質問や疑問への回答を >>18 それで大丈夫です >>19 ネーロ味方化の予定が無かった為深く解説はしていませんでしたが 対象転移の質量→帝龍やシャリオも大丈夫。ただし大きさに比例して体力を消耗 無機物→岩を敵対象頭上に転移なども可能。ただしネーロの視界が捉えた物のみ。上記同様大きさで消耗 石の中、脳天直撃→いくらネーロでも局所的な集中力が必要になってしまい使用不可 ※壁なら衝突、石なら頭部にぶつかる止まり。 ※ただし火山の火口や海底、沼に放り込むなど、一応通常でも人間が入れる場所に転移させての実質即死攻撃は可能 ネーロの攻撃に転じる転移は 『敵対象の防御反応が間に合わない速度でネーロの転移魔力が対象の全身を包んで発動→どこかへ飛ばす』 とが主と考えて頂ければ なお予め忠告しておきますと、ポラリスはとある理由からネーロの転移攻撃を受け付けない状態になっています (転移を防ぐ能力は無い為、逃走は可能です) また一日に無理をしすぎると、かつてのミナのような状態になってしまいます (基礎体力の向上で使用回数も増えます) >>25 Bが近いですね 転移先の途中に妨害障壁があった場合 ネーロ 壁 目的地 この状態で目的地を座標に転移すると ネーロ←←壁 目的地 転移途中の無防備な状態を障壁に弾かれ、使用者及び同行者は吹き飛ばされると同時にダメージが入ります また障壁に触れた瞬間、どの場所でそれを弾いたかは術者に明確に伝わります 行動決定後、結界の解説などはネーロが行ってくれる予定です
27 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/26(日) 22:23:20.49 ID:9dsBEXc60 この後の作戦ですが、挙がっている案をまとめると 【確定事項】 ・カタリナを助ける手段に『ネーロの転移を用いる』 ・転移先は『アルテミシアの教会』 ・カタリナの救出を最優先し『いかなる場合でも彼女は森国に送る』 これに加えて 1-A:カタリナを助けたら『森国に撤退』 1-B:カタリナを助けた後も『進軍続行』 + 2-A:誰も回収しない 2-B:アルテミシアを回収 2-C:アネットを回収 2-D:アルテミシア、アネットを回収 + 3-A:ベルゲを確実に倒す(カタリナを助けるまでに遭遇していなければ、探し出して倒す) 3-B:ベルゲの撃破は優先しない(カタリナを助けたら帰還。それまでに遭遇しても深追いをしない) が候補の行動でしょうか? 1: 2: 3: 明日の22時過ぎに告知、30分後あたりに上記三項目に対する作戦を多数決安価で決め、最終的な行動としたいと思います (なおカタリナ救出後の即時帰還を選んだ場合、その後の公国の防御行動もコンマ判定で行います) 内容次第で難易度も変わってくると思うので、今一度お考えください まだ質問があれば、受け付けておきます
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/26(日) 22:26:00.24 ID:O05ZiASaO 今のところ挙げられてる案だと『アルテミシアの教会に転移してカタリナ救出を最優先にする』までは確定で進軍するのか撤退かで揺れてる感じだけど、描写的にも自然になるし具体的に飛ぶ場所はネーロの結界解説後に決めた方がいいかな?
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/26(日) 22:33:06.62 ID:T6X+cYFNO 悩むなぁ 個人的には ・カタリナを助けたら撤退 ・アルテミシアは回収、アネットは遭遇出来たら ・ベルゲはカタリナ救出における障害として立ち塞がるようなら倒す。遭遇しなかった場合は深追いしない とかかな。ただベルゲ側からすればカタリナってネーロに次ぐ価値のある実験体だし襲撃を察知したら死に物狂いで死守しに来そう
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/26(日) 22:36:27.12 ID:1Zo3jo5yO 個人的には 1: A 2: B 3:B かな。とにかく確実に目的見失なうことなく達成したい ただ転移先教会ならアルテミシアだけは確実に会えるから助けておきたいんだけど これってアルテミシアに拒否られたりとか判定あったりする?あと作戦と関係無くて悪いけど上手く行ったら再進軍前に明るいイベントとか挟める?
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/26(日) 22:45:22.61 ID:X62llhgn0 前も言ったけどやっぱり余計なリスクを避けるんならカタリナ救出後即撤退やと思うけどなあ 拾える状態ならアネットとか拾ってもいいけど最優先はあくまでカタリナ救出で変な色気出すとなんかまたヤバいことになりそう ベルゲは潰せるなら潰しときたいけど
32 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/26(日) 22:59:37.43 ID:9dsBEXc60 >>28 ジーク達が転移によるカタリナ救出作戦を提案→ネーロが結界について解説→アルテミシアの教会を提案する の流れを考えています >>29 当然察知された場合はベルゲも潰しにきます が、ゼルガーとエルクラッドにも報告できない(独断行動のため)ので 逃げ切った場合はベルゲの泣き寝入りとなります (ネーロ達への殺意は臨界突破しますが) >>30 クリスとユリーカに加えて、解呪されたセレスティアもいる為アルテミシアは確定で説得できます (アネットもセレスティアがいるだけで無条件成功) なお、アルテミシアを回収した場合はエルクラッド判定が一つ増え、極低確率で……? カタリナの療養も必要になる+公国の反応を確認する為にも嫌でも森国滞在の時間が増えるため、 そこでの自由行動で好きな行動をとっていただいて大丈夫です >>31 アネットはシャリオと違って公国内を動いている為、運よく遭遇できればそのまま回収は可能です しかし運が悪いと遭遇できないため、選択肢を分けています (アネット込の選択肢の場合、捜索時間が増える感じです)
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/26(日) 23:38:23.61 ID:WQl5T4bDO 悩ましい カタリナの件もあるから可能な限りリスクを避けて安全そうか選択した方が良いかな
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/27(月) 08:13:19.59 ID:pn/QVeSn0 朝倉未来「ごちゃごちゃうるさくね?てか・・・誰?」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/27(月) 08:30:24.83 ID:+XFKDJTo0 帝龍も倒せる状態とはいえそれプラスベルゲ達相手はきついし安全第一がいいと思う ところでアルテミシアのとこに転移した後はどうやってベルゲのとこ行くんだろうか 隠れながらだと時間かかるしクリスとユリーカに部下って紹介して貰って堂々とメイン街道突っ走るとかどうだろう。とにかく最短距離で向かいたい
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/27(月) 11:06:21.42 ID:X3HaKPZV0 ベルゲがエルクラッドに報告できないってことはベルゲには姿を見られて大丈夫 逆に他に見つかると後々面倒ってなりそうだし、傭兵団全員ユリーカの時と同じ様に樽に入れてクリスに引っ張って貰う手もある カタリナ救出後はクリスもまた何処かに視察に向かった感じで
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/27(月) 12:09:45.00 ID:pn/QVeSn0 朝倉未来「何が楽しいんだろね、ここにいる奴等って」
38 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/27(月) 22:16:22.93 ID:LRHMTmkJ0 こんばんはー >>35 >>36 あー……確かに可能な行動ではありますね(白目) 完全に騎馬進軍を想定していました…… ちょっとこちらも考慮します すみません、急遽の追加になりますが 【確定事項】 ・カタリナを助ける手段に『ネーロの転移を用いる』 ・転移先は『アルテミシアの教会』 ・カタリナの救出を最優先し『いかなる場合でも彼女は森国に送る』 1-A:カタリナを助けたら『森国に撤退』 1-B:カタリナを助けた後も『進軍続行』 2-A:誰も回収しない 2-B:アルテミシアを回収 2-C:アネットを回収 2-D:アルテミシア、アネットを回収 3-A:ベルゲを確実に倒す(カタリナを助けるまでに遭遇していなければ、探し出して倒す) 3-B:ベルゲの撃破は優先しない(カタリナを助けたら帰還。それまでに遭遇しても深追いをしない) 4-A:転移後は騎馬進軍 4-B:転移後はクリスの雇った傭兵として堂々と振る舞う 4-C:転移後はユリーカに倣って樽の中に隠れる 1: 2: 3: 4: で30分後辺りに投票を始めたいと思います 質問があれば受け付けます
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/27(月) 22:19:22.99 ID:DXLpl/p/O とりあえず単発回避 あらかじめ123は決めてたけど4はどれにすべきかな……
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/27(月) 22:21:33.06 ID:sz2FffctO 単発回避 四番のそれぞれのメリットデメリットってある?
41 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/27(月) 22:29:08.94 ID:LRHMTmkJ0 >>40 騎馬→コンマ累積値で進軍。プラスイベントとマイナスイベントが発生する可能性有(双方小) クリス→進軍判定無し。コンマ一発勝負でプラスとマイナスに大きく揺れ動く ユリーカ→進軍判定無し。コンマ一発勝負でほぼ確実に切り抜けられるローリスクだが、アネットとの遭遇は確定で無し にしようかと すみません、侵入したあとの道中もしっかり考えておくべきでした……
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/27(月) 22:30:59.78 ID:E6Zy8Mt/0 単発回避
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/27(月) 22:40:42.90 ID:ed4Wb7c30 単発回避
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/27(月) 22:43:49.60 ID:9VZvnCXDO 回避
45 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/27(月) 22:46:48.78 ID:LRHMTmkJ0 それでは 作戦選択多数決コンマ ↓1〜7(日付変更までに埋まらなかった場合はその時点で最多のものを採用)
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/27(月) 22:46:59.22 ID:DXLpl/p/O 1:A(撤退) 2:B(アルテミシア) 3:B(救出優先) 4:C(ユリーカ) アネットには悪いが、前回の失敗があったから可能な限りローリスクを引きたい。特にネーロに何かあったら完全に詰むし。
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/27(月) 22:47:37.05 ID:sz2FffctO 1: A 2: B 3: B 4: C
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/27(月) 22:47:52.23 ID:E6Zy8Mt/0 1-A: 2-B 3-B 4-C
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/27(月) 22:52:16.74 ID:9VZvnCXDO 1A 2B 3B 4C
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/27(月) 22:54:34.66 ID:DXLpl/p/O 過半数満場一致したしこれで確定かな てかやっぱみんな慎重になるよね
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/27(月) 22:55:02.51 ID:ed4Wb7c30 1A 2A 3B 4C
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/27(月) 22:56:55.02 ID:d8p4EQfhO 流石にカタリナロスト通り越して敵に回る可能性考えたらなぁ……
53 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/27(月) 22:59:50.94 ID:LRHMTmkJ0 1-A:カタリナを助けたら『森国に撤退』 2-B:アルテミシアを回収 3-B:ベルゲの撃破は優先しない(カタリナを助けたら帰還。それまでに遭遇しても深追いをしない) 4-C:転移後はユリーカに倣って樽の中に隠れる ですね。流石に皆さん慎重になられているようで…… 少し本編を再開します 4-C決定に伴うちょっとした判定まで進めたらいいな
54 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/27(月) 23:06:57.39 ID:LRHMTmkJ0 ――『カタリナ救出作戦』―― ―― ジーク「――カタリナを、救い出そう」 ――部屋に集められた面々は、傭兵団の長の言葉に力強く頷いた ――この提案に異を唱える者は、誰もいない リュノ「ジークさん……」 リーチェ「必ず、お母様を助け出してみせます!」 ――敵は得体の知れない兵を操る公国将ベルゲ ――あのニイハオを異形として使役し、ジラワークまでも手中にある可能性がある リアローズ「今なら、カタリナ様も……!」 イアン「ええ。日が浅ければ、すぐさま命を奪われることもありません」 ミナ「神よ、どうか私達とカタリナ様に御加護を……」 ――それでも、臆する者はいなかった ――油断はしない。されど昔よりも遥かに力を着けたのも事実 ユージーン「とにかく、やるなら早い方がいいな」 マリリン「ベルゲの奴は本当に糞野郎だからね……」 セレスティア「できることであれば、息の根を止めるべきかと思いますが……」 ――様々な想いから、傭兵団は一つになっていた ――そして…… ユージーン「ここにゃ馬もまだ何頭か残ってるんだろ? ぱぱっと駆けて――」 ネーロ「……待ってください、ユージーンさん」 ユージーン「ネーロちゃん?」 ――もう一人、数奇な運命を辿ることになった公国将もこれに加わる
55 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/27(月) 23:12:44.41 ID:LRHMTmkJ0 ネーロ「……わ……」 ネーロ「私、にも……協力、させてください」 マリリン「ネーロちゃん、無理は……」 ネーロ「いえ……」フルフル… ネーロ「リーチェ様は庇ってくださいましたが……森国の兵の方の怒りはごもっともです」 ネーロ「公国の将がいること自体……受け入れられることが……」チラ… クリス「……」 ユリーカ「……」 ネーロ「……訂正します。私はクリス様やユリーカ様のような人望も明るさも持ち合わせていませんので」コホン ネーロ「とにかく……私は、たとえ受け入れられることがなくとも」 ネーロ「……せめて、あなた達の……そしてカタリナ様の『信頼』に応えたいのです」 ジーク「……既に、枷を解かれているからか?」 ネーロ「はい。あれから、再び枷をつけられることもなく……」 ネーロ「……私はこれを、カタリナ様を助けることを条件に外して頂いた身です」 ネーロ「そしてまだ、それは実現できていない……」グッ… ジーク「それは、俺もだ。だからこそ……」 ネーロ「ええ……」 ネーロ「受けた恩は、必ず返すべきだと私は考えます」 ネーロ「たとえどのような立場、状況であったとしても……」 セレスティア「……それが、お父様の障害になるとしても?」 ネーロ「……」 ネーロ「……はい。イアンさんの仰る通り……本当に、主君が大切なのであれば」 ネーロ「エルクラッド様とのかつての約束を果たす為ならば……きっと、これこそが今の私の為すべきことです」 ネーロ「どうか……お願いします」フカブカ… イアン「……ジーク」チラ… ジーク「ああ……」 ジーク「――願ってもない話だ。協力を頼めるか、ネーロ?」 ネーロ「っ!! はいっ!」バッ! …… ――
56 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/27(月) 23:26:56.64 ID:LRHMTmkJ0 ―― …… ユージーン「そんじゃあ、馬じゃなくてネーロちゃんの転移で一気に公国に乗り込めるってことか?」 マリリン「確かに、一気に時間短縮は出来るとは思うけど……」 リアローズ「その……」 ネーロ「……ええ、皆さんの危惧されている事態も、当然起こり得ます」 リュノ「……転移を妨害する結界、ですね?」 ネーロ「はい。リュノ様も――」 リュノ「あ、あー、お母さんのことを気に病んでくれているのかもしれませんけど……」 リュノ「そんなに硬くならなくても、またもっと砕けてくれて大丈夫ですよ?」 マリリン「一緒に飲んだ仲だもんね♪」 姫達「「……」」コクリ ユリーカ「飲ん……うっ、頭が……?」フラ… ネーロ「皆さん……ありがとうございます」ペコリ ユージーン「うちの姫様にだけは、前から少し棘ある感じもしたけどなぁ」 セレスティア「それは仕方がないことです。直近でもあんなことをしてしまいましたから……」ダラダラ… ネーロ「全身の骨が砕け散るかと思いましたよ……?」ジト… セレスティア「う……」 ネーロ「……冗談です。今はそんなことは置いておいて……目の前の事を」 リュノ「そうでした。私も少しは転移魔法を齧っている身ですが……」 リュノ「ネーロさんの技量ですら、公国に最速確実に侵入できないということですよね?」 ネーロ「はい。そもそも、私は転移魔法には少し覚えがあるというだけであり、決して完全無欠というわけではありません」 ネーロ「以前、風帝龍の転移も妨害されたことがあるのですが……」 リュノ「あ、それ私ですね!」エヘン! ネーロ「……」 リュノ「あ、ごめんなさい!?」アセアセ ネーロ「……いえ、流石に転移魔法を他の方よりも理解なさっているのですね」 ネーロ「あの時の感じは、帰還の術式でもこちら側に転移……引っ張れない程の魔力圧で風帝龍をあの場に固定した……という具合でしょうか?」 リュノ「魔力圧ではないですけど、私の魔力を込めた樹の根でこう、びたーんと」ウネウネ… ネーロ「なるほど……」
57 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/27(月) 23:47:26.74 ID:LRHMTmkJ0 ネーロ「ならば皆さんにも説明不要でしょう。『転移魔法は強力であるが妨害されると無力』ということです」 イアン「妨害できなければ、一方的な戦いになる恐ろしい魔法だが……」 リーチェ「だからこそ、森国も結界を用意していたのですが……」 マリリン「ほんっと、あの野良犬……」ピキ… ネーロ「そう。転移魔法は上手く扱えば、大きな攻撃……そして逃走手段になり得ます」 ネーロ「ですから魔法の知識が深い人がいれば、結界を用意することは当然なのです」 ミナ「で、ですが……転移魔法は回復魔法よりも更に難易度が高い魔法……」 ミナ「国全体を覆えるほどの強力なものは、どれだけ強力な魔法の使い手であっても難しいのでは?」 ネーロ「ええ。私も無理です。知識と術式はともかく、魔力総量が圧倒的に足りませんから」 ネーロ「――それを補う為に、陣や宝珠を用意するのです」 ジーク「陣……鉄国と森国を繋ぐあの形式だな」 ネーロ「はい。一度転移知識のある者が綿密に式を陣に記しておきさえすれば……」 ネーロ「その後の起動に関しては、転移術者以外の魔力でも可能なのです」 ネーロ「――そして私は、万が一の備え……対森国用に、公国の各所に既にこの陣を用意してしまっています」 一同「「!!」」 ネーロ「もうご存知かもしれませんが、エルクラッド様ご本人がかなりの魔力をお持ちです」 ネーロ「他の場所はともかく『エルクラッド様の元への転移はほぼ確実に不可能』と言えるでしょう」 ネーロ「私も、宮殿の結界陣は特に念入りに念入りに準備したもので……」 ネーロ「エルクラッド様の魔力であれば、確実に作動することでしょう」 ネーロ「これに加えて、軍事的な要所……ここにも結界陣の用意があります」 ネーロ「しかし今度はゼルガー将軍とベルゲ将軍がいますからね。こちらも、発動されてしまうと考えるべきでしょう」 ネーロ「ただ『元々は他に取り柄の無い私自身が魔力を流すことを想定して用意した陣』ですからね」 ネーロ「他の人が作動しても『不完全な仕上がり』になってしまうことでしょう」 ジーク「……結界に『穴』が生まれる可能性があると?」 ネーロ「はい。上手くその『穴』を潜り抜ければ、結界に弾かれることもないでしょう」 ネーロ「ですが『万が一転移妨害をされた場合はこちらは予定地から離れた場所に弾かれた挙句、相手にも存在がばれます』」 ネーロ「そして有りえないとは思いますが『結界が敵を感知した瞬間に転移を使わずとも敵を迎撃する』仕様になっていると……」ブル… ユージーン「もうそれ転移妨害結界じゃなくて、完全な防御結界じゃねえか……」ゴクリ… イアン「……む? 迎撃の方がより凶悪そうだが、君はそうしていないということか?」 ネーロ「できなかった、が正しいです。私の転移対策の結界は、転移魔法の知識を応用して作ったものですから」 ネーロ「相手を感知して迎撃……これは『攻撃魔法のかなりの才能』がなければ実現できないんです……」 イアン「最悪の結界が用意されていることはないということか……」
58 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/27(月) 23:57:20.53 ID:LRHMTmkJ0 ネーロ「起動されていても、公国の『転移対策は不完全』な状態と言えます」 ネーロ「ですが、カタリナ様の救出は時間との勝負でもあるでしょう……」 ネーロ「もし万が一にでも結界に弾かれ、転移での侵入が発覚すれば……」 ネーロ「同様の手が使いにくくなるばかりか、おそらく目的がカタリナ様であることも感づかれるでしょう」 一同「「……」」 ジーク「……どこを選ぶかが、重要ということか」 ネーロ「はい。転移先の決定……これがそのまま命運を握ると言っても過言ではありません」 ネーロ「……」 ネーロ「――そして私は、絶対に妨害結界がない場所も把握しています」 一同「「!?」」ガタ! リーチェ「つ、つまり……!?」 ネーロ「はい。完全に即座に……とまでは行きませんが」 ネーロ「それでも、森国から馬を使って移動するよりも遥かに時間は短縮できることでしょう」 ネーロ「最も、転移した後に馬は使うことになりますが……」 ユージーン「い、一体どこなんだ!?」 マリリン「ゼルガーの奴なら、ネーロちゃんの陣を模して妨害結界増やしたりもしてそうだけど……」 ネーロ「ええ。ゼルガー将軍は時々味方にすら作戦内容を話さずに秘密裏に動かれることもありましたからね」 ネーロ「それでも……確実に一か所。絶対に安全に転移できる場所が公国内には存在するのです」 ユージーン「ネ、ネーロちゃん、もったいぶらずに……」 ネーロ「――アルテミシア様。クリス様達のお母様のいらっしゃる教会ですよ」 クリス「……!」 ユリーカ「あ……!」 セレスティア「お母様の、教会……」
59 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/28(火) 00:12:23.39 ID:qZvebHUy0 ネーロ「元々、私がそこを経由してから鉄国に向かったということもありますが……」 ネーロ「エルクラッド様は『アルテミシア様にご自身は勿論、兵の誰も近寄らせていない』のです」 ネーロ「最も信頼しているゼルガー将軍に対してですら捨て置けと、近寄ることを許されない程で……」 ジーク「一体、どういうことだ……?」 マリリン「うーん、もう何年も会っていないんだよね……?」 クリス「ええ。母上もそう仰っていました」 クリス「私とユリーカと、使用人くらいしか訪れる者はいないと……」 セレスティア「っ……」 ネーロ「……私もエルクラッド様の命を忠実に守り過ぎた結果、疎遠となっていました」 ネーロ「……かつて、私にも温かく接してくれた方だというのに、私は……」ギュ… セレスティア「ネーロ……」 ネーロ「……とにかく、大人数で馬ごと教会内に転移するという暴挙ではありますが……」 ネーロ「アルテミシア様に平謝りをすれば、おそらくここが最も速く公国内を進軍できる転移先になります」 ジーク「なるほどな……」 ジーク「クリス、どう思う?」 クリス「……確かに、転移妨害の結界があるとは思えませんね」 クリス「私も母上の元を訪ねる際には周囲の様子にも気をつけてはいましたが……」 クリス「まるであそこは公国から忘れ去られた場所とでも言うべきか……」 クリス「本当に、何もないのです。兵も、罠も、何もかも」 マリリン「……エルクラッドの奴、アルテミシア様は難病だから近寄るなーってことにしているみたいだし……」 ミナ「お、重い病を……?」オソルオソル… クリス「いえ、お痩せにはなられたが……命を蝕むような病には」 マリリン「何考えているんだろ、あの人……?」 リュノ「で、でもこれでお母さんをはやく助けに行くことが……!」 ジーク「いや、まだ少し問題はある」 ネーロ「……ベルゲ将軍の元に辿りつくまで、ですか」 ジーク「ああ。馬を使って行くにしても……道中で公国兵に見つかる可能性もあるだろう?」 ジーク「ユージーンから以前聞いたが、公国内の守りはかなりのものだそうじゃないか」 ユージーン「あー……確かに警邏している公国兵を倒すことは今となっちゃ楽だろうが……」 マリリン「騒がれると、ベルゲにも感づかれるってことね……」 ユリーカ「――それなら、いい手がありますよ皆さん!」ピョーン! 一同「「!!??」」ビクゥ!
60 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/28(火) 00:21:58.72 ID:qZvebHUy0 クリス「ユ、ユリーカ? まさかとは思うが……」 ユリーカ「ちょっと、待っていてください! ちゃんと保管してあるので!」 一同「「……?」」 …… 樽ユリーカ「――これなら、気がつかれずに公国内を移動できます!」ジャーン! 一同「「」」 クリス「……皆さん、妹が申し訳ありません」キリキリ… クリス「いえ、元々の発案者は私なのですが……」キリキリ… クリス「まさかあなた達まで狭い樽の中に押し込むことなど――」 ジーク「――古典的だが、妙手かもしれん」 樽ユリーカ「やったぁ♪」ガタガタ! イアン「荷台に置いて運ぶのだろうか? それならば一人は表にでなければならないが……」 クリス「あ、それは私がやりますが……」 クリス「……よ、よろしいのですか?」 ジーク「クリスは公国内での知名度と人望の強さ、そして公子の地位がある。普通の公国兵は楽にまけそうだ」 リュノ「狭いっていいますけど、今更そのくらいで文句は言いませんよ」 リアローズ「うん。カタリナ様を早く確実に助ける為なら……」 クリス「う……」チラ… ネーロ「……馬の数も少なくて済みます。それに怪しまれても、攻撃までの猶予は確実に生まれる筈……」 ネーロ「その僅かな時間があれば転移して逃げることも可能……?」 クリス「……」チラ… マリリン「むむむ……可愛さだけじゃなくて、作戦考案までできるなんてやっぱりユリーカ様も将来はマリリンちゃんの立場を……」 クリス「……」 クリス(どうして私はユリーカを樽に入れて運ぶ選択を選んだんだ……!)
61 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/28(火) 00:31:17.41 ID:qZvebHUy0 樽ユリーカ「……ただ、ちょっと問題もあるかもしれません」シュン… ジーク「何?」 樽ユリーカ「この樽は見事に私に丁度いい大きさなのですが……」ガタガタ… 樽ユリーカ「――残っている樽の数が、皆さんよりも少ないのです」 樽ユリーカ「――大きい物ばかりですから『一つに二人入れる』と思うのですが」 クリス「……ん?」←運搬役 樽ユリーカ「……」←一人用 大樽×5「……」ドーン クリス「……」チラ… ユージーン「た、樽の中で女の子と……?」 マリリン「……ユージーンはマリリンちゃんと一緒ねー♪」 ユージーン「ギャー!?」 ミナ「わ、私は小柄ですから、イアン様の樽の中にも入れると思うんです……!///」 イアン「ミナ!?///」 ジーク「……イアンなら大丈夫だと思うが、後々を考えればここは男女は別に……ん?」 リアローズ「……」 リュノ「……」 リーチェ「……」 セレスティア「……」 ネーロ「……」 ネーロ「…………」 ネーロ(な、なんだかお姫様達から妙な緊張感を感じるというか……) ネーロ(いえ、私でもわかります。私は少なくともジークさんの樽に入ってはいけないのだと……!) 大樽「……」 ―― 特殊判定 ↓1コンマ二桁(コンマ判定の為リアローズ含む)
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/28(火) 00:31:28.50 ID:1n7vUTMJ0 あ
63 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/28(火) 00:36:15.59 ID:qZvebHUy0 ジーク樽にinする姫は誰? 01〜25:セレスティア 26〜50:リーチェ 51〜75:リュノ 76〜00:リアローズ コンマ50 26〜50:リーチェ 判定を取った辺りで今日はここまで 少し想定とは違いますが『密室での会話』ができそうなので姫達の補正イベントを挟みました 会話内容でこれはしておきたいなどがあれば、緩く募集しておきます 本日もありがとうございました!
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/28(火) 00:43:55.97 ID:p3VTFxRxO おつおつ まさかのイベント発生嬉しいね 会話はまさにカタリナ助けにいく直前だしなんだかんだで緊張し過ぎてるリーチェを優しくほぐす感じのものを
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/28(火) 00:45:53.85 ID:poPLs9GnO おつおつ 樽被ってピョンピョン跳ねるユリーカ想像したら吹いた やはり妹姫(ロリ)は跳ね回る宿命なのか……
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/28(火) 00:49:53.99 ID:Gh9gZyJB0 乙! ここでイベント挟んでくるのか これネーロがジークと同じ樽に入ってたらどうなったんだろww
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/28(火) 00:50:15.76 ID:1n7vUTMJ0 乙
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/28(火) 09:00:30.20 ID:kpoWNK8r0 ごちゃごちゃめんどくさいスレになってきたな…
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/28(火) 09:04:42.46 ID:w/nMJE0S0 前のリーチェの妄想のこともあるし正面抱っこで落ち着かせよう。折角の閉所だし ネーロが入った場合の姫達の反応も気になるけどゾロ目だけだったのかな
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/28(火) 18:49:42.23 ID:690PT8wf0 理性的にジークよりもイアンの方が過ち犯しそう 前回の選択式でリアローズ、今回のコンマ式でリーチェだと次はリュノかセレスティアの二択になるんだろうか
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/28(火) 19:11:59.13 ID:1HJp6x9DO 重要な作戦なのにイアンがミナと密着して理性がヤバくなったり、ミナがイアンのイアンに触れてしまったりしそう 一方でユージーンはその気は無いのにマリリンのマリリンが当たっちゃってSANチェックしそう
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/28(火) 21:58:53.83 ID:rUPTRhw0O でもジークと違ってイアンは騎士団の団長ってミナより上の地位があるし手を出しても問題は無いのでは?何しろ神様の教え的にも大丈夫なわけだし
73 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/28(火) 23:13:46.00 ID:qZvebHUy0 こんばんはー >>66 >>69 今回はゾロ目もいずれかの姫にあたる具合でネーロは最初から除外してありました (姫のイベント扱いということで) >>70 いえ、コンマ式の場合は次回もそのまま込みで4人全員同確率で当たるようにします これの判定表2パターンしか用意していないんで偏り生じそうだったら除外するかもしれません 遅くなりましたがちびちび再開です
74 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/28(火) 23:14:42.37 ID:qZvebHUy0 ―― ジーク(……俺が姫達と樽の中は不味いだろう) ジーク(……理性を働かせろ、俺!) ジーク(そうなると必然的にネーロ一択になるな) ジーク(ネーロも身体つきはその……あれだが///) ジーク(あちらも俺に必要以上にくっつく理由も無く、かつ名目上重要戦力を保護するという理由もできる) ジーク(よし、これで――) ネーロ「――少なくとも、私とジークさんの樽は別にすべきでしょう」 姫達「「!!」」ピクン! ジーク「!?」 ネーロ「ジークさんは傭兵団の要。率いる将に万が一があれば、士気の低下は明白です」 ネーロ「そして私はおそらく、ジークさんに庇われたとしても不意の一撃で昏倒ないし死にかねません」 ネーロ「万が一ジークさんが奇襲による手傷を受けた際でも、私が機能していれば緊急撤退もできる筈ですので……」 ネーロ「ここは、万が一にも対応できるよう、私とジークさんの樽は別にするべきだと思います」 ジーク「」 セレスティア「流石ネーロ、いい考えですの」 リーチェ「そ、そうなると必然的に……」ゴクリ… リュノ「私達の中の誰かが……」 リアローズ「ジ、ジークさんと樽の中……///」 ネーロ(……セレスティア姫のあの頃を知っているだけに、迂闊な真似はできませんからね……) ジーク「」 ネーロ(……何故か、私の方を見ていますね?)ハテ… 四姫「「……」」 リュノ「……こ、こんなことに時間をかけていられませんからね! こんな時は!」サッ! セレスティア「その枝は……!」 リーチェ「お姉様のお手製のくじ引き……!」 リアローズ「お花が咲いたら当たり……」ゴクリ… 四姫「「……!」」サッ!
75 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/28(火) 23:15:45.62 ID:qZvebHUy0 ポン! リーチェ「あ……!」 リュノ「む、リーチェが当たり……つまりジークさんの樽の中ですね」 リーチェ「……///」パタパタ… リアローズ「残念……」 セレスティア「ええ……ですが、今は急務の途中。泣き言は言っている余裕はありません」 セレスティア「では私がネーロの樽の中に入るとしましょう。少しは彼女を知っている身ですし」 リュノ「となると私がリアローズさんの樽ですね。身体の大きさ的にはなんだかんだで丁度いいかもしれませんねぇ」 リアローズ「よ、よろしくねリュノさん?」 ユージーン「……なあマリリン、お前ネーロちゃん心配じゃないの?」 マリリン「心配だよ! でもセレスティア様ももしかしたら考えがあるのかもしれないし……」 マリリン「何よりユージーンを女の子の樽の中には入れられないしね♪」キュルン! ユージーン「何もしねえよ! 手ぇ出してみろ、間違いなく俺の方が死ぬからな!?」 ユージーン(……ま、変に緊張しちまうよりはこいつの方がマシなのかもしれねえけど) ユージーン(それよりも……)チラ… イアン「……///」 ミナ「……///」 ユージーン(おっさんのもげねえかなぁ……)ハァ… ユージーン(実年齢はともかく、見た目だけならあの樽が一番危ない気がするぜ……) ユリーカ「皆さん、無茶なお願いをしてしまい申し訳ありません!」スポッ! クリス「母上の教会に着いた後、皆さん樽の中へ」 クリス「全ての責を負い、私が必ずや皆さんを誰にも感づかれることなく運んでみせます!」ビシ! リュノ「クリスさん、背負い過ぎないでくださいよ!?」アセアセ ジーク「責は俺も相当に背負ってるから無理をするな!?」アセアセ ネーロ「……こほん。それでは皆さん、しばしお待ちください」 ネーロ「すぐに、アルテミシア様の元にまとめて飛べる陣を用意致します」 …… ――
76 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/28(火) 23:17:20.75 ID:qZvebHUy0 ―― …… ソウキ「……そうか。まだ……」 ジーク「……今度こそ、必ず」 ソウキ「ジーク、君のその実直さは称賛に値する」 ソウキ「だけど、俺やカタリナの為に無茶だけはし過ぎないでくれよ?」 ソウキ「……頼んでばかりだな、俺は」 ジーク「傭兵は、依頼者の頼みを聞くことが仕事ですから」 ソウキ「そうか……」 ソウキ「それじゃあ、改めて依頼を出させて貰おう」 ソウキ「――『カタリナと共に、傭兵団全員で帰ってこい』」 エーテル「――『無事に』……だよ……?」ジワァ… ジーク「エーテル……」 エーテル「……みんな、無事で……」 ジーク「ああ……約束しよう」 エーテル「ん……!」 エーテル「……森国は、絶対に……守るから……!」 セイム「マリリン様、森国の兵の士気は壊滅状態……これを戻すことは、かなり厳しいと思われます」 ガルム「お供できないことは残念ではありますが……我ら親衛隊もここに残り、引き続き守りを固めましょう」 キスト「何、我らに加えてエーテル嬢もいる。そう易々と敵を通さないことを誓いましょう」ファサ… アッシュ「お、俺も普通の公国兵くらいだったらなんとか抑えて見せます!」 マリリン「うん。みんなお願いね? エーテルちゃんは強いけど、まだ心の傷がある。支えてあげてね?」 親衛隊一同「「はっ!」」ビシィ! キィン! ネーロ「……用意ができました」 ネーロ「皆さん、武具と心の準備は? 樽と馬は大丈夫ですか?」 ジーク「ああ、問題ない」 クリス「こちらも、用意できています」 ネーロ「それでは……」
77 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/28(火) 23:18:17.70 ID:qZvebHUy0 ネーロ「――いきますっ!」バッ! シュイン! ソウキ(あれだけの人数と馬車を一瞬で転移できる……やはり、流石だな)チラ… エーテル「」カタカタカタカタ… ガルム「いかん!? もの凄い震え方をしておるぞ!?」ワタワタ セイム「う、狼狽えるな! マリリン様の命を遂行するのだ!」 キスト「と、とはいえこれはどうすれば……!?」オロオロ アッシュ「と、とりあえず横にした方がいいんじゃないですかね!?」 ソウキ(……エーテルは、慣れるのにまだ時間がかかりそうだが) ソウキ(……) ソウキ「……どうか、無事に……」 …… ――
78 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/28(火) 23:19:04.04 ID:qZvebHUy0 ―― …… 【公国・アルテミシアの教会】 アルテミシア「ああ、神よ……どうか、あの子達を……」 シュイン! アルテミシア「!?」ビクッ! 馬「ヒヒーン!?」 ミナ「お、落ち着いて。転移魔法は初めてだったのですね……」ヨシヨシ… ネーロ「も、申し訳ありません。そこまで配慮が回らず……」 アルテミシア「ネーロ!? ど、どうしたの急に……!?」 ネーロ「と、突然の再訪をどうかお許しくださいアルテミシア様」ペコリ ネーロ「誠に勝手ながら……私が唯一確証をもって飛べる場所が、ここしかなかったのです」 ネーロ「ですから……?」 アルテミシア「あ……あぁ……」フルフル… セレスティア「おかあ、さま……」 アルテミシア「セレスティア……! ごめんなさい、ごめんなさい……っ!」ヒシッ! アルテミシア「全て、全て私が悪いのです……!」 セレスティア「……そんなことはありません」 セレスティア「私こそ、お母様の想いも何も知らずに……」ポロ… セレスティア「ごめんなさい……ごめんなさい、お母様……!」ギュゥ…! クリス「セレスティア……」 ユリーカ「うぅ……うぅぅぅ〜……!」ポロポロ… ジーク(あれが、セレスティアの母君か……) リアローズ(お母さんとは違うけど……綺麗で、優しい雰囲気……) …… ――
79 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/28(火) 23:21:24.01 ID:qZvebHUy0 ―― …… アルテミシア「……ごめんなさい、お恥ずかしいところをお見せして」 アルテミシア「まさか、セレスティアがあの呪いから解放されて……」 アルテミシア「しかもクリスとユリーカだけでなく、こんなに沢山の方と共に……」ウゥ… セレスティア「……お母様とお話ししたいこと、謝りたいことは沢山あります」 セレスティア「ですが……ごめんなさい。今は、やらなければならないことがあるのです」 アルテミシア「ええ……あなたの瞳をみればわかります」 アルテミシア「染められていない……あなた自身の意志の力……」 アルテミシア「本当に、あの力を……」ウゥ… セレスティア「……自力では、決して呪縛から逃れることはできませんでした」 セレスティア「こちらのジーク様に命を救われ、リアローズさんとリーチェさんにも命を救われ……」 セレスティア「それからも、多くの人に助けられて……ようやく、この場にいるのです」 アルテミシア「ああ……皆様、本当にありがとうございます……!」フカブカ… アルテミシア「せめて、何かお礼ができればよかったのですが……」 セレスティア「お母様、お気持ちはわかりますけど今はその時ではありません……!」 アルテミシア「ですが、このような奇跡……」 セレスティア「うぅぅ、ネーロ!」 ネーロ「は、はい!?」 セレスティア「お母様と、仕える使用人も森国に飛ばせますか!?」 ネーロ「え、ええ。そのくらいの人数でしたら可能です」 ネーロ「やはり思った通り、この辺りの転移対策は皆無ですからね。すぐにでも?」 セレスティア「すぐに!」 セレスティア(……お母様と話したいことはあるけれど……) セレスティア(それは、私の私情。今はカタリナ様を助け出すことに集中しないと……) アルテミシア「も、森国……? 一体何が……???」 セレスティア「あちらにマリリン将軍の部下も待機していますから、詳しくはそちらから!」 セレスティア「っ、私の決心を鈍らせないで欲しいんですの!」 アルテミシア「ま、待ってセレスティア……!」 ―― 特殊判定 ↓1コンマ二桁
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/28(火) 23:22:05.04 ID:zfMpuieDO はい
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/28(火) 23:22:08.30 ID:mBnEaFtn0 あ
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/28(火) 23:22:24.21 ID:1HJp6x9DO はい
83 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/28(火) 23:33:21.65 ID:qZvebHUy0 アルテミシアの助言 50>04 ※基準値を下回った為得られず ※お母さんは呪いの解けた娘に興奮状態のようです ―― アルテミシア「――せ、せめてあなたに紅茶を……」 セレスティア「ネーロッ! 飛ばしてしまってください!///」 ネーロ「は、はいっ!? 失礼致しますアルテミシア様っ!?」キィン! アルテミシア「ま、待ってもう少し――」 シュイン! 一同「「……」」ポカン… セレスティア「……」ハァ…ハァ… セレスティア「い、今のは見なかったことにしてくださると……///」 一同((無理だなぁ……) クリス「……セレスティア。母上の気持ちも汲むべきだと思うぞ?」 ユリーカ「はい! ずーっと姉様のことを心配なさっていて……」 ユリーカ「そ、それが、こうして、またながよぐぅ……!」フググ… クリス「よしよしユリーカ……私の胸の中と樽の中で好きなだけ泣くといい……」ナデナデ… セレスティア「そ、それはそう、なのですが……」 セレスティア「今はお母様にかまけている余裕はないでしょう!?」 セレスティア「無事に戻ったら、しっかりと向き合いたいと思いますから……!」 セレスティア「ほら、はやく樽の用意を!」 ネーロ「で、では私は事情を話して使用人の方も森国に送っておきます」タタタ… セレスティア「まったく……」 セレスティア「……」 セレスティア(……私には、今になってもこれだけ愛してくれるお母様がいたのですね……) セレスティア(……戻ったら、きっとお話ししますの。だからお母様、どうかもうしばらくだけ……) ―― ※アルテミシアが森国に送られました ※『???』襲撃が起きない限り、アルテミシアの生存が確定しました ※アルテミシアが公国から離脱したことにより、後日エルクラッドの判定が一つ増えます ――
84 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/28(火) 23:49:16.68 ID:qZvebHUy0 ―― …… ネーロ「……皆さん混乱されていましたが、なんとか森国に送れました」 ネーロ「後は私達が出発するだけです」 クリス「ここからは、私が皆さんの命運を握ることに……」 クリス「うぐぐ……胃が……」キリキリ… ユージーン「前から思ってたけど、本当にクリス様はちょいと力を抜いた方がいいと思いますよ?」 クリス「す、すまない。思い悩むことが多いせいか、私の胃はこれが平常になってしまったようだ……」 ユリーカ「私も胃薬は持ち歩くようになってしまいました!」 セレスティア(私のどこかも痛みますの……) クリス「馬はよし……ユリーカ、樽は?」 ユリーカ「大丈夫です!」ゴロゴロ… スポッ! 樽ユリーカ「さあ皆さん、どうぞ樽の中へ!」 一同「「……」」ゴクリ… スポッ! スポッ! スポッ! スポッ! スポッ! …… 【ユージーンマリリン樽】 マリリン「へぇ、思っていたよりは狭くないんだねぇ」 マリリン「これなら動いて樽を動かしちゃうような真似はしないで済むかな」 ユージーン「あ、ああ。そうだな……」 マリリン「あれ? ユージーンどうしたの? なんか声が変だけど」 ユージーン「あー、さすがにちょっと空気が籠ってるからだろ? なんでもねえって」 ユージーン(くそおおおおぉぉぉぉぉぉぉ! なんでこいつ女の子の匂いしてんのぉ!?) ユージーン(香水だろ!? 香水であってくれぇ!) …… 【イアンミナ樽】 イアン「ミ、ミナ……大丈夫か?」 ミナ「は、はい……///」スッポリ イアン(まさか、私の腕の中に綺麗におさまってしまうとは……) ミナ(狭くて暗い樽の中、実は少し不安でしたが……) ミナ(ここは樽の中ではない。イアン様の腕の中だと思うと不安がなくなっていきます……)ホゥ… イアン(我が鋼の意志よ! 煩悩を打ち払うのだ……!)グググ! ミナ「……?」 ……
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/28(火) 23:58:24.23 ID:gsAkxNihO マリリンちゃんの性別がほんとに時々わからなくなる
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/29(水) 00:01:59.76 ID:YZ8uKya1o イアンミナ樽別の意味で不安や……w
87 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/29(水) 00:04:20.49 ID:b3rKJTDq0 ―― 【セレスティアネーロ樽】 セレスティア「……」 ネーロ「……」 セレスティア「ネーロ……」 ネーロ「……なんでしょう?」 セレスティア「……ごめんなさい。そして、ありがとう」 ネーロ「……」フゥ… ネーロ「……謝るべきは、私の方です。お礼も同じく」 セレスティア「そんなことは……」 ネーロ「……いいえ。ジークさんを第一に考えるあなたであれば、私の存在は灰色でも危険だった筈」 ネーロ「……あなたも、私を信じてくれた人の一人。だから、ありがとうございます」 セレスティア「……こちらの台詞ですよ。呪いの有無に関わらず、好きに生きる私をわざわざ探していたのですから」 セレスティア「……もう少し、傍に寄っても?」 ネーロ「もうかなりくっついていますけど……ええ、構いませんよ」 …… 【リアローズリュノ樽】 リュノ「このまま上手くいけば、お母さんを助けられる……」 リアローズ「……」 リュノ「大丈夫、大丈夫……」 リュノ「お母さんなら大丈夫に決まっています……!」グッ…! リアローズ「……」 リアローズ「……うん、大丈夫」ギュ… リュノ「あ……リアローズ、さん……?」 リアローズ「大丈夫……私も、頑張るから……」 リアローズ「ジークさんも、みんなも、だから……」 リュノ「……はい……」ギュ… リアローズ「絶対に……カタリナ様を助けましょう……!」 リュノ「ええ……!」 リュノ(……温かいなぁ、リアローズさん) リュノ(……なんか、胸囲の差をこれでもかと突きつけられてるけど)ポロ… リアローズ「な、泣かないでリュノさん……!? 大丈夫だよ……!?」オロオロ… ……
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/29(水) 00:05:50.18 ID:oQqx7NkNO イアンとミナって体格差や身長差どれくらいあるんだろう イアンは傭兵団の男性陣だと一番でかい印象あるんだけど
89 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/29(水) 00:16:18.69 ID:b3rKJTDq0 【ジークリーチェ樽】 リーチェ「ご、ごめんなさいジークさん」ムギュ… ジーク「い、いや狭い樽だ。仕方がない」 ジーク「仕方がないが……」チラ… リーチェ「……」パタパタ… ジーク「羽は出したままで大丈夫なのか?」 リーチェ「は、はい。もし襲われた場合……」 リーチェ「すぐに応戦できるようにしておかないと思うと、どうしても……」 ジーク「そうか。いや、リーチェのその心構えは正しい」 ジーク「俺もいつでも剣を抜けるようにしておかなければな」チャキ… リーチェ「……でも、羽で場所をとってこんな……」 ジーク「……気にするな。より備えて悪いわけがない」 ジーク(リーチェの体温を感じる、俺の身体以外にはな……」 リーチェ「あ、ありがとうござます……」 リーチェ「……」ギュ… ジーク(……リーチェは、立派だ。兵を諌める様はまさしく姫の姿だった……) ジーク(だがやはり……どこかで、無理をしているようにも感じる) ジーク(元は、俺のせいでカタリナが……) ジーク(すまない、リーチェ……)ギュ… リーチェ「ひゃ……!?///」ビク! ジーク「す、すまない!? つい……」 リーチェ「い、いえ……突然だったからびっくりして……」 リーチェ「……も、もうしばらく……このままで……///」 ジーク「あ、ああ……」 …… 樽ユリーカ「……皆さん、しっかり樽に隠れられたようですね」ヒョコ 樽ユリーカ「それでは兄様、そろそろ……」 クリス「ああ……」 クリス「……」スゥー…フゥー… クリス「――行くぞっ!」 ドドドドドドド! クリス(目指すはベルゲの収容所……恐らくはその深部にカタリナ様は囚われているはずだ) クリス(最短距離で、突き進む……!) ――進軍開始!!!
90 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/29(水) 00:21:27.63 ID:b3rKJTDq0 いよいよ公国内の進軍が始まった辺りで今日はここまで ジークとリーチェの会話、遭遇判定はまた後日 >>88 イアンの身長はジークよりも高く傭兵団の中では一番長身を想定しています (登場キャラでイアンの身長を普通に上回っているのはニイハオとソニアのみ) また体格もジークよりも更にがたいのいいものを想定していますので、 傭兵団の中では(ユリーカ除く)最も小さい部類であるミナとの体格差は 全キャラ同士でも相当なものとなっています 本日もありがとうございました!
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/29(水) 00:24:44.24 ID:wE7ZoxLFO おつおつ かたやトップクラスの長身で筋肉質のガチムチ、かたや低身長の合法ロリ巨乳……グラブルのドラフみたいなえげつない体格差だ……
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/29(水) 00:28:40.58 ID:ZB/zRF+0O おつおつ 全樽の様子が気になって仕方がない しかしリアローズは毎回天使過ぎていつか百合の花咲いちゃいそう
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/29(水) 00:29:34.78 ID:R2HWGwzE0 乙
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/29(水) 00:31:36.42 ID:YZ8uKya1o おつおつ
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/29(水) 09:36:54.09 ID:UURsxJ4C0 これカタリナ助けて戻れたらやりたい自由行動多すぎて困るな カタリナのケアや次の公国対策大切だとは思うんだけどアルテミシアとセレスティアで親子交流もさせたい ネガティヴメンタルから一気に明るくなりそうだし
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/29(水) 19:00:02.98 ID:4v/XQfjB0 圧倒的な体格差に初見で誘拐犯扱いされるぐらいだし、もしイアンとミナが結婚できても憲兵に通報されてしまいそう 傭兵団の女の子達の身長はどんな具合になってるのかも気になる
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/29(水) 21:06:14.82 ID:5siP9Yx0O カタリナは色々イベント発生する前に描きたかったけど間に合わなかったなぁ……申し訳ない……
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/29(水) 21:17:58.42 ID:3mrIKnQ9O そういえばしばらく幕間イベント起きてないけどそれどころじゃない状態なのかな アルテミシアにはエルクラッドのこととかも聞きたい >>97 今からでもお願いします!まじで!
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/29(水) 22:24:23.56 ID:XD7q1sJRO 一応メンタルダメージ皆無で公国侵入出来たけど、されたことがことだからカタリナのトラウマが心配 森国の男にトラウマ残っちゃってもおかしくないし ところで森国捕虜はどうなったんだろう、ベルゲのことだから理由付けて処理しそうだけど
100 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/29(水) 23:27:06.15 ID:b3rKJTDq0 こんばんはー >>96 リアローズ>セレスティア>リュノ、ネーロ>リーチェ、ミナ、マリリン>ユリーカ の感じです セレスティアも特別背が高いわけではなく、傭兵団メンバーが小さい子が多い状態ですね >>97 支援絵いつも本当にありがとうございます! ですがご無理だけはなさらないでくださいね >>98 お察しの通り、幕間予定は綺麗に吹っ飛びましたね…… 少し落ち着いたら二回分入れてみましょうか アルテミシアとは森国に戻れたら交流対象に含んでおきます >>99 現在のベルゲの捕虜の扱いは『実験台』か『孕ませ役』になっています 遅くなりましたが少しだけ再開です
101 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/29(水) 23:27:55.86 ID:b3rKJTDq0 ―― 「……」 女王カタリナの救出。 それは紛れも無く急務であり、クリスが馬を急かすのも当然のことと言える。 勿論彼も、ただ愚直に突撃をするわけではない。 安全に、かつ最短距離を選んでの進軍。 運ばれる樽の中の者達のことを考え、そのぎりぎりの線を選んでいく。 「きゃ……!」 「っと……!」 しかし、どうしても揺れる時は揺れる。 ましてや樽の中になど、普通の人間は入ることはしない。 外の様子もろくにわからず、急な揺れがくれば体勢を崩してしまうのも仕方がない。 「す、すみませんジークさん……」 「いや、構わない……」 樽のうちの一つ、ジークとリーチェが入る樽の中もそれは同じこと。 狭い密室で、姫が出自もわからない男に抱きつくような格好になってしまっても仕方がない。 「すぐに、離れますから……」 慌てて身を離すリーチェ。 暗い樽の中では表情を窺い知ることはできないが、きっと頬は染まっていることだろう。 (ジークさん……) 既に身内……傭兵団には半ば暴露されてしまっているが、この妖精の姫は一介の傭兵に想いを寄せている。 幾度も救われ、辛い想いをした後も彼の傍にいれば不思議と安心ができた。 身体の疼きを自覚してからは、その肌にも触れたくなった。 (私は……) 姫とはいえ、直系ではない。 稀有な普通の人間と変わらない体躯を持つ、迫害されたはぐれ妖精。 それが女王カタリナと本当の姫であるリュノの優しさに保護され……その才を認められて姫となったのだ。 ならば…… この地位を捨て去ることも、できるのではないか。 一時の感情の昂ぶりから、彼女はその言葉を口にし……返ってきたのは、想い人からの冷静な拒絶だった。
102 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/29(水) 23:37:08.30 ID:b3rKJTDq0 (私は、森国の姫として……) それが辛くもあったが、目が覚めた気がしたのも事実。 自分を家族としてくれた王家には、感謝してもしきれない。 惜しみなく注がれた愛情。役立とうと学んできた魔法に知識。 いつしか自分にも寄せられていた、森国の民からの信頼。 それを裏切るわけにはいかないのだから。 「……」 「……リーチェ、大丈夫か?」 「は、はい。大丈夫です」 それでも、生まれて初めて抱いた想いをすぐに捨て去れる程リーチェは器用ではなかった。 姫らしくあらねばという想いの裏で、どうしても彼の影がちらついてしまう。 結ばれることが許されないというのであれば、せめて傍にいて欲しい。 それだけ十分だ。 そう思っていた筈なのに、気がつけば再び自分を抑えきれなくなっていることが増えている。 自分でそうはっきり認識できてしまうほどに、初めての感情には戸惑うばかり。 どうしようも無くなった時は自分で自分を慰めてしまう。 彼に抱きつき、口づけ、触れあうことを夢想してしまう。 敬愛する姉は、自分よりも遥かに凄そうな夢想であったのには驚いたが。 (駄目、駄目です……) 実際のところ、目覚めたばかりのリーチェの知識はまだまだ浅い。 教えられたばかりで、自らそういう教本に手を出す勇気も無ければ時間も無かった。 だからこそ、想いのままに動いてしまいそうになる。 それは妖精の本能なのか、或いは…… 「私は、大丈夫です」 それを捻じ伏せるのも、やはり想いの力であった。 この感情をぶつけたいという想いと同時に、ぶつけてはならないという想いも同時に存在している。 彼に釘を刺されたということは、やはり大きかった。 せめて自分の夢の中でだけは触れて貰うが、自ら言い出すことはできない。 ――清く正しく立派に。森国の姫としての正しい立ち振る舞いを。 『姫』の姿こそが、彼も民も、そして姉達も望む姿。 大好きな姉があれだけ取り乱している。自分も本当は苦しくて仕方がなかった。 それでも、あんな状態の姉に姫としての責務までその場で求めるのは余りにも酷だと思えた。 だからこそ、自分でも驚くほどに冷静に兵士達に言葉を投げかけることができたような気がした。 心の強い公国の姫の手本を見ていたからというのも、大きいだろうけども。
103 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/29(水) 23:43:58.49 ID:b3rKJTDq0 「大丈夫です。私も……お母様も」 そして、それらしい立ち振る舞いは周りにも評価された。 ああ、やはり自分はこうあらねばならないのだと、痛感した。 自分の言葉で多少は兵士達も冷静さを取り戻してくれた。 やはり自分も、森国の姫なのだ。信頼されているのだ。 それを裏切ることは、できない。 優しさや知識、行動力……全てが姉姫には届かない。 それでも唯一勝れる点があるとすれば、それは多様な魔法の才能。 操れる数だけで言えば、女王にさえも並べるほどの魔法の才。 ――森国の民は、王に力も求めている これは最近まで知る由も無かったが、母が囚われた…… いやその前の敗北の報せを受けた時点での兵士達の狼狽えようからも察することができた。 戦うことは未だに慣れない。しかし、戦う力がなければ守りたいものも守れないということを知った。 誰かを守る前に、自分自身さえ守ることができなければ意味が無い。 姉に無い才を持つのであれば、姫として自分も支える必要がある。 大好きな母を救い出す為。 森国の民を安心させる為。 繊細な姉の負担を軽くする為。 その為に、自分は『姫』であり続けなければならない。 大丈夫。問題は無い。 教えられ、実感し、実際にそう振る舞えたのだから。 何の心配もいらない。 「大丈夫なんです……」 そう、言い聞かせる。 ――狭い樽の中で二人きり…… この状況下でも、思わず反応してしまった。 触れられると。 触れて貰えると。 その甘えの感情を、押し殺す。 それは誰も望まないこと。 彼を慕うのも、自分だけではない。 自分よりも遥かに昔から救われてきた姫達だけでなく、姉もなのだから。
104 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/30(木) 00:02:36.26 ID:uxNmh7O00 「……リーチェ」 「は、はい?」 「……すまない」 「え……? あっ……」 そんな時に。 不意に、短い謝罪と共に抱きしめられたともなれば。 妖精姫の思考が停止してしまうのも、無理はない。 「ジーク……さん……?」 「俺は……」 微かに、ジークの声が奮える。 しかしそれを感じさせまいと、触れすぎない範囲でリーチェに回した腕に力を込める。 (リーチェ、やはり……) 姫らしく振る舞う彼女は頼もしいと、ジークはそう思えた。 それでも、時折その裏に見え隠れする感情は……自分と同じもの。 他者には見せないようにと、自らを抑圧する行動。 そもそも自分が助け出せていれば。 立ち直り、今度は一丸となって今まさに向かっているとはいえ…… 自分でも気がついていないのか、小さく震えるリーチェの姿を見てしまえば、止めることはできなかった。 「……ジークさんのせいでは、ありません……」 「……」 自分が救われたように、彼女の苦しみを少しでも請け負えたら。 そう思い抱きしめてしまったが、逆に心配をかけてしまったようだ 思うようにはいかないようだが、それでもジークは腕の力を抜くことはなかった。 (……生きている) 腕の中に感じる温もりと柔らかさ。 リーチェの生の証。 ――自分が目を離したばかりに、危うく奪われかけた生命 「リーチェ……」 「あ……」 同じ過ちを繰り返した。 娘だけでなく、その母親さえもがあの時と同じかそれ以上の絶望を味わわせようとしてしまっている。 今度こそ……そう思うのは、この妖精姫を護りきれなかった苦過ぎる記憶のせいもあるのかもしれない。
105 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/30(木) 00:19:00.06 ID:uxNmh7O00 「……ジークさん」 「……なんだ?」 返事がされるよりも前に、リーチェの方からも腕が回される。 口づけも何もない、ただの軽い抱擁。 知識のある者であれば、もう少し踏みこめたのかもしれない。 それでも、彼女には十分幸福な時間だった。 「……もう少しだけ、このまま……」 「ジークさんが傍に居てくれれば、きっと私は誰が相手でも立ち向かえますから……」 「ああ……」 触れてはならない。 触れてしまいたい。 ――このくらいは、許して欲しい。 二人が願ったのは、同じこと。 腕の中のこの温もりが無くなることを考えると、背筋が凍りつく。 どうか、傍に。 守って、生きて。 「……ジークさんのおかげで、私は大丈夫です。お母様も……」 「ああ……」 ゆっくりと、頬が擦られる。 強く、立派で、時々甘えたがりな妖精の姫。 (リーチェはおそらく、ベルゲが行うであろうカタリナへの仕打ちは……) 大人びる時もあれば、まだ未熟な面もある愛らしい姫。 男の底なしの欲望と下劣さを、まだ全ては理解しきれていないであろう無垢な姫。 (俺は、今度こそ必ず……!) 温もりを分け与えながら、ジークは改めて決意を固める。 守るべきものの為に…… …… ――
106 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/30(木) 00:23:24.54 ID:uxNmh7O00 樽ジークとリーチェが終わったあたりで今日はここまで なお前回アナウンスし忘れましたが、リアローズの方は初期補正+もついているので、 今回のイベント込みでもまだリアローズの方が補正値上回っていたりします 次はクリスの進軍ですが、こちらはコンマ一発勝負。極端な目が出ないことを祈ります 本日もありがとうございました!
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/30(木) 00:27:13.72 ID:a4PlW93bO おつおつ 次回クリスには頑張ってもらわねば
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/30(木) 00:30:45.04 ID:9h8LesoDO 乙ー リーチェもいつかこれでもかと甘やかしたいというか健全な意味で撫で回したい
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/30(木) 00:33:06.99 ID:Ad4j9C2v0 乙 さてどうなることやら
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/30(木) 00:48:50.07 ID:OhM3PQHzO もしかしてリーチェ、本当にカタリナただ捕まっただけで陵辱されてることにまで気付いてない? これカタリナ助けた後も下手すりゃトラウマになるんじゃ……
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/30(木) 12:12:34.47 ID:V2sRKao50 というかこのまま突入すると下手するとカタリナレイプの場面とかち合う可能性ありそう そうなると元から強いリーチェと樽ブースト入ったリーチェはまだしもリュノがやばい
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/30(木) 12:59:31.53 ID:a4PlW93bO 落ち着け、リーチェとリーチェでリーチェがダブってるぞ
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/30(木) 15:34:53.63 ID:JZ67GJsHO 元々のメンタル面の強さもあると思うがリュノはその発想に『至ってしまった』、リーチェはその発想が『浮かばなかった』からこそあの精神ダメージだったのかもしれないってことか
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/30(木) 19:16:24.14 ID:luyiDSXiO リーチェはジークとこうして二人きりでも「触れたいキスしたい」止まりだけどリュノは妄想上とはいえ「挿れてほしい」だったからなぁ やっぱり姉妹間で相当な認識の違いありそう
115 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/30(木) 22:47:04.57 ID:uxNmh7O00 こんばんはー >>110 〜>>114 リーチェもニイハオの所業を目の当たりにしているため、全くの無知ではありませんが 性知識も外の世界の知識も完全なものではないため『人間の負の部分』を理解しきれていない状態です (捕虜に対する非道、女王の扱いなど) 凌辱の発想は実はリアローズもできていなかったりします(夜レベル準拠) 遅くなりましたがクリス達の判定から再開です
116 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/30(木) 22:47:59.52 ID:uxNmh7O00 ―― …… ゴトゴトゴト… クリス「……」 クリス(元々、この辺りは兵が警戒する場所では無かったが……) クリス(こうも誰とも遭遇しないと、逆に不安になるな) 馬「ヒヒン!」 クリス「……こっちだ!」クイ! 馬「ヒヒーン!」 クリス(やはり、フリーデシルト様の決起を警戒しているのだろうか?) クリス(だとすれば必然、兵力は首都に集まるとは思うが……) クリス(公国の主力たるワイバーンに加えて『まだ何かを抱えている』可能性は否定できない) クリス(ベルゲは捕虜を兵とする非道な真似をする輩ではあるが……) クリス(度を過ぎた公国選民思想……表立ってワイバーン達を前線に送る真似はしない筈だ) クリス(どうあれ『必ず自分の兵』を仕掛けてくる) クリス(それはつまり、空からの強襲を警戒しなくてもいいということだが……) クリス(逆にあの男、ゼルガーは敵を排除する為ならばいかなる手段でも用いるだろう) クリス(向かうのはベルゲの拠点だが、やはり警戒するべきはゼルガーだ) クリス(将軍位にすら自身の作戦の全貌を明かさなかった男。そして父の信頼が厚い将……) クリス(多少の独断、損害等には目を瞑られる。何をしてくるか……) 樽ユリーカ「……人が、いませんね」ヒョコ! クリス「ユ、ユリーカ。危ないから隠れていなさい……」 樽ユリーカ「大丈夫、公国を出る時にこの状態のコツは少しは掴みましたから」 樽ユリーカ「……気をつけて兄様。人がいないということは……」 クリス「ああ、わかっているよ。皆さんの様子はどうだ?」 樽ユリーカ「大丈夫そうです! 止まっている状態なら動くこともなさそう!」 クリス「ただの兵士なら、上手くやり過ごせそうだな……」 クリス(とはいえ、油断はできん。一回の失敗が命取りになるからな……) …… ――
117 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/30(木) 22:48:35.51 ID:uxNmh7O00 ―― …… 【公国・街道】 クリス「……」ゴクリ… クリス(なんとか、ここまではこれたか) クリス(着実にベルゲの元へは近づいているが……) クリス(問題なのは、奴の収容所の防御状態) クリス(ベルゲ自身は攻撃魔法や結界作成技能は持たない) クリス(そうなると番兵か、あるいは鉄国から奪った兵器を備えていそうだが……) クリス(今のジーク殿達の力であれば『たとえ帝龍であっても遅れはとらない』だろう) クリス(仮に見つかったとして『迅速に処理』をできれば……) クリス(……『ベルゲが駆けつけてくる前』に、カタリナ様を救い出すことができるかもしれない) クリス(その為にも、道中で余計な騒ぎを起こすわけにはいかない……!) ゴトゴトゴト… クリス「……っ」 クリス(遮蔽物が少ない……! だが、ここを通らねば……!) ゴトゴトゴト… ???「……ん?」 クリス「……!」 ―― 遭遇判定! ↓1コンマ二桁!
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/30(木) 22:49:55.06 ID:VxwG3UZOO はい
119 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/09/30(木) 23:07:14.50 ID:uxNmh7O00 遭遇判定! 01〜10:ユリーカ派閥兵 11〜33:公国上級兵 34〜66:公国兵 67〜89:ゼルガー私兵 90〜99:??? コンマ06 01〜10:ユリーカ派閥兵 ※無条件突破+ベルゲ収容所到着! ―― ユリーカ派閥兵1「クリス様! クリス様ではありませんか!」 ユリーカ派閥兵2「お久しぶりです!」 クリス「君達は、確か……」 ユリーカ派閥兵1「はい。以前ユリーカ様の手当を受けた兵士でございます」 ユリーカ派閥兵2「ここのところクリス様とユリーカ様の御姿が見えずに不安だったのですが……」 クリス「……そうだったか。すまないね」 クリス「君達も知っているかもしれないが、戦争は激化している……」 クリス「前線で戦っているのは傭兵達だが、彼らの労を少しでも労えればと思ってね」 クリス「私は酒を娯楽品を運んでいたのだが、最近ユリーカもついていくと話を聞かなくて」 クリス「怪我人の手当ができるようにと、前以上に薬の調合に熱中し始めているんだ」 ユリーカ派閥兵1「そうだったのですか! やはり、ユリーカ様はお優しい……」 ユリーカ派閥兵2「それにクリス様も。自らそのような重労働を……」 クリス「なに、この程度。私の労力など、皆と比べたらとるに足らないものだ」 ユリーカ派閥兵1「いえ、そのような……」 ユリーカ派閥兵2「……クリス様は、前線に向かわれたのですよね?」 クリス「ああ」 ユリーカ派閥兵2「……ユリーカ様も」 クリス「……ああ」 ユリーカ派閥兵1「……前線の様子は……」 クリス「……」 クリス「……膠着……いや、僅かだが公国が押されているかもしれないな」 クリス「鉄国王フリーデシルトの軍に加えて、森国の残党も加わっているようだからな」 ユリーカ派閥兵1「そう、ですか……」 ユリーカ派閥兵2「……和平……などは?」 クリス「……無理だな。まともな宣戦布告もせずに鉄国と森国を奇襲したんだ」 クリス「両国の損害は甚大。少なくとも兵力の8割以上を減らしての和平提案など意味もなければ受け入れられる筈も無い」 クリス「父も、将軍達も『制圧』を諦める気はないだろうな」 ユリーカ派閥兵達「「……それでは、ユリーカ様が望まれる未来は……」」 クリス「……」 クリス(この者達ならば……)
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