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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい10

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234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/04(月) 23:21:21.67 ID:NRBxwOKeO
ゼルガー>ベルゲの+50が活きた形か
235 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/04(月) 23:26:31.75 ID:+kl4wau80
コンマ22

22

偶数ゾロ目:+100

ベルゲ帰還累積値150/200

――


ベルゲ「ふはははは……!」タッタターン、タッタターン!



公国上級兵1「ベ、ベルゲ将軍がご乱心だ……!?」

公国上級兵2「あんなベルゲ将軍初めてみたぞ……」

公国上級兵3「マリリン将軍がやれば愛らしいかもしれないが……」

公国上級兵4「ベルゲ将軍のスキップはちょっと……」



ベルゲ(そうだ、そう……!)

ベルゲ(何もゼルガーの策に不満を持つのが私だけなわけがない……!)

ベルゲ(私としたことが、何故このような当たりまえのことを失念していたのか……!)

ベルゲ(兵士がゼルガーに異を唱え始めれば、必然的にエルクラッド様からの評価も下がる……)

ベルゲ(まずは兵士達からの支持を集めれば、流石の奴も……)ククク…



ベルゲ「ははははは……!」ターン、ターン!



公国上級兵1「……無駄に軽やかだな、ベルゲ将軍」

公国上級兵2「見た目からは想像もできないが、あれでゼルガー将軍に次ぐ強さらしいからな……」



ベルゲ(……そうだ。産む子供は使えないかもしれないが、性処理の肉奴隷として兵士達にカタリナを与えるのもいいかもしれん)

ベルゲ(私はまるで勃たないが、兵士達は家畜でも穴があれば十分であるようだしな……)

ベルゲ(はやく戻って、準備に取り掛かるとしよう……!)


――

※ベルゲ高速帰還。残り50

――

ジーク進軍判定
特殊判定
↓1コンマ二桁(現在累積値72)

※コンマ28以上で脱出成功

236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/04(月) 23:27:19.54 ID:NRBxwOKeO
はい
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/04(月) 23:27:56.08 ID:NRBxwOKeO
あっぶねぇ!ありがとう妖怪いちたりない!
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/04(月) 23:29:51.97 ID:59fzbNimO
助かった……
239 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/04(月) 23:39:10.70 ID:+kl4wau80
コンマ54

72+54=100!


※カタリナを保護し、ベルゲの収容所を脱出しました!

――


タタタタ!


ジーク「ユージーン、まだ罠の気配はあるか!?」

ユージーン「いや、もう感じねえ!」

ユージーン「多分、仕掛けてあっても部屋の中や扉に集中してんだと思うぜ!」

マリリン「あ、この場所入口の近くで見た気がする!」

ジーク「……! 扉だ!」

一同「「……!!」」



バッ!



クリス「皆さん! ご無事ですか!?」

樽ユリーカ「こちらは、まだ誰にも見つかっていません!」


カタリナ「あ……陽の、光……」


リュノ「お母さん……!」ポロ…

リーチェ「すぐに、また沢山浴びられますよ……!」ポロ…

ジーク「クリス、カタリナは助け出してベルゲは中にはいなかった!」

ジーク「結界の範囲はわからんが、少しここから離れた場所まで馬を飛ばしてくれ!」

クリス「わ、わかりました! こちらへ!」

ネーロ「結界の有無は、私も肌で感じられます。安全だと判断出来次第、すぐに森国に……!」

樽ユリーカ「お願いしますネーロさん!」

クリス「駆けろ! もう少しだ……!」パァン!

馬「ヒヒーン!」



ドドドドド!



ネーロ「……! 今です!」キィィン!



シュイン!


……

――
240 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/04(月) 23:51:02.74 ID:+kl4wau80
――

……

【森国・地下拠点】



シュイン!



ジーク「……!」

リアローズ「この景色……」

イアン「間違いなく、森国です……!」



カタリナ「あ……」ジワ…

カタリナ「帰って……これた……」ポロ…



リュノ「お母さん! お母さん……!」ポロポロ…

リーチェ「おかえりなさい、お母様……!」ポロポロ…



ジーク「……」ハァ…

ユージーン「かなり危ない橋を渡った気がするが……」ドサ

クリス「これは夢ではない。現実だ……」

ユリーカ「はい……! みんな、無事です!」シュポン!

ミナ「ああ、神よ……感謝致します……!」

マリリン「ざまあみろベルゲェ! 今度はその顔蹴り倒してやるからなっ!!!」


イアン「それでは、カタリナ様……」ソッ…

リアローズ「ま、待ってイアン……! カタリナ様、歩けそうにないからまだイアンに……」

イアン「……承知致しました」

カタリナ「ご、ごめんなさい……」

カタリナ(戻ってきた……本当に、戻って来れた……)

カタリナ(みんなと話したいこと、謝りたいこと……沢山あるけれど……)

カタリナ(……今はちょっと、水浴びをした後……休み、たいなぁ……)

カタリナ「……」カク…

イアン「カタリナ様!?」ギョッ!

ジーク「……緊張の糸が切れたんだろう。無理もない……」

ジーク「……少し落ち着いてから、報告に向かおう」



ネーロ「……」

セレスティア「……お疲れ様です。ネーロ」

ネーロ「わ、私は……」

セレスティア「誇りなさいネーロ」

セレスティア「あなたは見事、ジーク様とともに重要な依頼をこなしてみせたのですから」


……

――

241 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/05(火) 00:00:33.77 ID:FoAAotpL0
――

……その後、しばらくして


【公国・ベルゲ収容所】

ベルゲ「ふっふふ……」タターン! タッタターン!

ベルゲ「いよいよ私の策が……ん!?」


玄関扉「」パカーン!


ベルゲ「だ、誰だ!? 私の断りも無く立ち入ったのは!?」

ベルゲ(ま、まさか捕虜が脱走を……?)

ベルゲ(いや、それはない。奴らが扉に触れた瞬間、我が毒が奴らに苦痛を与え悶えさせる……)

ベルゲ「くっ……! 折角気分が乗っていたというのに……!」バッ!



……


床毒/針「」グシャ…


ベルゲ「……ま、まさか……」ワナワナ…


……


ベルゲ「はぁ……はぁ……!」タタタタタ!

ベルゲ(馬鹿な、ありえぬ……あってはならぬ……!)

ベルゲ(カタリナが逃げ出すなど……!)



半開きの鉄扉「」



ベルゲ「!!!」



ギギギギィ…



森国兵屍「「」」

砕かれた鎖「」

破壊された香「」



ベルゲ「」

ベルゲ「」

ベルゲ「」

ベルゲ「……」

ベルゲ「…………」プルプル…



ブチッ!



――
特殊判定
↓1コンマ二桁(特殊状況により、補正+20)
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 00:00:47.06 ID:gkRNWI4a0
243 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/05(火) 00:06:21.17 ID:FoAAotpL0
ベルゲ、怒りの矛先(ネーロの裏切り確認済補正+20)

ゼルガー 00←50→99 ネーロ

コンマ06+20

=26(ゼルガー……これも貴様の仕業かぁ!?)ピキピキ!


※ジーク達へのベルゲの即時追撃が完全に消滅しました

※ゼルガーは濡れ衣でさらに怒りを向けられた為、追加イベント発生

――

カタリナの救出が無事に終わったあたりで今日はここまで
少しこの後のベルゲと公国の様子を描写したあと、森国の場面へと移ります
……ここまで被害無くとんとんと行けるとは思いませんでした(白目)


本日もありがとうございました!
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 00:08:58.91 ID:reT2qJHPO
ゼルガー「解せぬ」

乙でした
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 00:12:14.94 ID:fqMTAXGdO
おつおつ
昨日までの流れに加えて
・気付かないうちにカタリナ奪還される
・怒りの矛先を完全に間違える
・ついでにご機嫌な40歳中年オールバックのスキップという誰得行動を晒して公国兵にドン引きされる
とかもう完全にベルゲがピエロ
もっとやれ
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 00:13:30.17 ID:gkRNWI4a0
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 00:49:54.38 ID:M0HQNUoqO

これって流れ的にはこのあとは
ベルゲ、ゼルガーにカタリナ脱走に関して糾弾する

カタリナ確保してたのにエルクラッドやゼルガーに何も伝えてなかったことがバレる

戦った場合はゼルガー>ベルゲと明言されている

……あれこれベルゲ詰んでね?
あとそういえばあまりのスピード救出だったからミリアは精神ダメージ入る暇も無かったね
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 00:50:35.50 ID:D5n0ktpUo
ゼルガー、公国将一の苦労人になる
おつでした
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 15:08:51.62 ID:Cb9Yptgk0








































朝倉未来「お前らってさ、親に誇れること何かしてる?」




























250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 15:12:34.94 ID:Cb9Yptgk0


































朝倉未来「YouTubeだけでもめっちゃ収入あるからね俺」

























251 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 15:14:51.70 ID:Cb9Yptgk0
































朝倉未来「いじめってやっぱやられる方がわりぃんだよね」






















252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 15:17:02.34 ID:Cb9Yptgk0



































朝倉未来「(笑)」



























253 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 15:19:13.57 ID:Cb9Yptgk0



































朝倉未来「(笑)」



























254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 15:20:42.11 ID:Cb9Yptgk0



































朝倉未来「(笑)」



























255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 19:01:57.59 ID:vTscjSEp0
ブーメラン自分に刺さってることにも気づかんのかこいつ
>>1もいい加減こいつどうにかした方がいいよ
256 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/05(火) 22:51:19.96 ID:FoAAotpL0
すみませんが、昨日の今日で少し言わせて頂きたいのですが、
私も別にこの状況を好んでいるわけではありません。どうにかできるならしています
見づらいというのであれば、今後のコンマも安価もイベントも削り取って巻きの巻きでこのスレ内で一気に終わらせればいいのですか?
場所を変えたところで追われる可能性もありますし、さらに参加して下さる方が減ればどの道進行が成り立たず消滅します
流石に私が何も思わず考えず放置していると思われ、いい加減にと言われてしまうと久々にくるものがあります
257 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/05(火) 22:53:30.71 ID:FoAAotpL0
申し訳ありません、しばらく頭冷やします
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 22:57:57.05 ID:40oxranuO
>>1にも出来ることと出来ないことあるんだからしゃーないよ
応援してるから気負い過ぎないでゆっくり戻ってきて
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 23:03:08.10 ID:/k2O067to
お疲れ様です
場所について一つ案、おーぷんの創作発表はどうか
ttps://engawa.open2ch.net/mitemite/
ここならアク禁できるので一応対処が可能
何処でやるにしても俺は付いていく
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 23:23:18.57 ID:reT2qJHPO
温厚な>>1の堪忍袋爆発させんのが荒らし本体じゃなくて読者側の不用意な発言なのは洒落にならんよ
不快かもしれないけどここで打ち切るってことだけはしないでほしい
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 23:46:14.86 ID:gkRNWI4a0
前にも荒らしに反応して>>1に対応求めてる単発末尾0いたし荒らしの自作自演に見えたりする
とにかく>>1の判断を尊重します
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 23:53:54.89 ID:ofwiSX47O
荒らし云々は速報だと管理人がアレだからスレ主にもどうにも出来ないからなぁ
ちなみに仮におーぷんに移る場合だと
・スレタイに『コンマ』の文字が入ってないとコンマが出ない
・コンマが3桁表示
・ただしランダム機能を使うことで0〜100のダイス機能が使えるのでコンマの代わりにも出来る
・スレ主にアク禁権限がある
・速報よりは人が少ない
といった点があるから留意しておいてくれれば
263 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/06(水) 22:28:41.47 ID:437WOSgQ0
こんばんは
昨日は大変お見苦しいところをお見せしました……

とりあえず大前提として途中で投げ出すことはしたくないので、
ご提案のあったおーぷんへの移行も視野に入れておきます
ただそちらの仕様などは全くの無知識であり、このスレもまだ容量が残っているため
様子を見つつ今しばらくはこのスレを使いたいと思います

こんなスレですが、見てくださる方には本当に感謝です

ベルゲの矛先からゆるゆる再開していきます

264 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/06(水) 22:29:35.59 ID:437WOSgQ0
ベルゲ、怒りの矛先(ネーロの裏切り確認済補正+20)

ゼルガー 00←50→99 ネーロ

コンマ06+20

=26(ゼルガー……これも貴様の仕業かぁ!?)ピキピキ!


※ジーク達へのベルゲの即時追撃が完全に消滅しました

※ゼルガーは濡れ衣でさらに怒りを向けられた為、追加イベント発生

――


ベルゲ「おのれ……おのれ……!」ピキピキ…

ベルゲ「おのれ、ゼルガー……ッ!」

ベルゲ「どこまで私の邪魔をすれば気が済むというのだ……!」

ベルゲ「私の手柄を横取りしてまで、筆頭の地位にしがみつこうというのか……!」

ベルゲ「も、もう許しませんぞ……」

ベルゲ「そちらがこのような手を用いてくるのであれば、私にも考えはある……」ブツブツ…

ベルゲ「あの小娘といいゼルガーといい……」

ベルゲ「エルクラッド様からの信が厚いなど、ただ仕えた年数が少し多いからに過ぎぬ……」

ベルゲ「長年に渡り家畜を放置するなど、無能な証拠ではないか……」






ベルゲ「――真に恐れるべきは有能な敵では無く、無能な味方だ」





ベルゲ「そう……私は、公国の為に正しい行いをするだけ」

ベルゲ「エルクラッド様も、必ずや……」

ベルゲ「我が部隊をもってすれば、ゼルガー如き……」

ベルゲ「ふふふふふ……」ユラ…


……

――
265 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/06(水) 22:30:13.45 ID:437WOSgQ0
――

……


ゼルガー(……さて、あの様子ではベルゲ殿もまた勝手に動きかねない)

ゼルガー(とはいえネーロ殿の協力無しには、捕虜を鉄国や森国には送れないでしょう)

ゼルガー(エルクラッド様に認められたい一心だったのか、自爆させるとも漏らしていましたからねぇ……)

ゼルガー(魔力に満ちた妖精であれば、確かに可能でしょう)

ゼルガー(しかし外側に爆弾を括りつける以上に、内側からの爆破となれば遺体は原型を留めない)

ゼルガー(これは必要以上に森国からの怒りを買っていそうです)

ゼルガー(まぁ、怒りに我を忘れた者も処理が楽な相手ではありますが……)

ゼルガー(さて……どうしたものか)

ゼルガー(今のベルゲ殿を放置するのはあまりにも危険だ)

ゼルガー(かといって駒を送りすぎては、それをそのまま洗脳されて奪われる可能性も高い)

ゼルガー(……)



コンコン…



ゼルガー「開いていますよ。どうしました?」


ガチャ…


公国上級兵「し、失礼致します! エルクラッド様へはお伝えしたのですが……」

公国上級兵「ゼルガー将軍は自室に戻られたとのことでしたので」

公国上級兵「その……我が軍と鉄国軍が再び衝突しまして……」

ゼルガー「ほう? まだ然程展開させてはいない状態でまたぶつかりますか」

ゼルガー(……退いたと見せかけての、再進軍。本気で公国を陥落させるつもりですか?)

ゼルガー「……敵軍の規模と、結果を述べなさい」

公国上級兵「はっ……!」


――


特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/06(水) 22:30:32.58 ID:R/FfoLC90
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/06(水) 22:30:55.92 ID:Vc6qjwCDO
はい
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/06(水) 22:31:12.32 ID:J9J32RtwO
はい
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/06(水) 22:31:23.29 ID:GXlkmxCaO
そぉい!
270 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/06(水) 22:43:44.21 ID:437WOSgQ0
【遭遇戦】(現在値+1)
1公国軍(ベルゲ隊損害により休み)
01〜33:公国兵
34〜66:公国兵
67〜99:ワイバーン

コンマ58
34〜66:公国兵

2連合軍
01〜33:傭兵部隊
34〜66:鉄国兵
67〜99:ミリア+混成部隊

コンマ92

67〜99:ミリア+混成部隊

※公国兵vsミリア隊

※戦力差大により自動勝利。連合軍さらに+1

――

【???・???】



ミリア「てやああああぁぁぁぁ!」バシュバシュバシュ!


公国兵1「ぐあああああぁぁぁ!?」ドスドスドス!


公国兵2「くそっ!? あの猫を潰せ! 弓使いなら接近さえすれば――」



エニック「――仲間は、守る!」ブオン!


公国兵2「ぎゃっ!?」プチ!


ミリア「すみませんエニックさん、助かりました!」

エニック「い、いえ……///」テレテレ…

エニック(よかった。私でも、誰かを守れる……)


公国兵3「く……くそおおぉぉぉぉ! こうなりゃ貴様らだけでも……!」バッ!



鉄国兵「怯むな! 森国や傭兵の皆さんの力に頼ってばかりではならん! 我ら鉄国の意地を見せよ!」バッ!

鉄国兵達「「おおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」」ドドドド!


公国兵3「うおおおぉぉぉぉ!?」



……

――


公国上級兵「……また、件の猫将が。それに傭兵も力を貸しているようでして……」

ゼルガー「……もはや、ただの兵では相手になりませんか」ハァ…

ゼルガー(ベルゲ殿の部隊であれば、或いは……)

ゼルガー(歯がゆいものですね……)


――

※連合軍が公国軍を撃破し、さらに士気が上がりました(森国除く)

※次回公国ターン時、複数イベント同時発生
271 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/06(水) 22:53:31.48 ID:437WOSgQ0
――

……



公国兵達「「」」




ミリア「……ふぅ」

鉄国兵1「今度は、妙な変化をしない普通の兵士でしたね」

鉄国兵2「とはいえ、それでも私達だけでは五分と五分といった戦いになりそうでしたが……」

鉄国兵3「噂のミリアちゃんは強くて頼りになるなぁ! おかげで俺達も怪我無くみんな無事だ!」

ミリア「いえ、私程度まだまだです。リアローズ様には手も足も出ませんでしたし……」


鉄国兵達((姫様、いつの間にそこまで逞しく……我らの立場が……))ダラダラ…


ミリア「皆さんがいてくれるからこそ、私も狙いを定めて弓を射れるんですよ?」

ミリア「それにエニックさんも、先程はありがとうございました!」

エニック「い、いえ……///」

エニック「本当は、王都の守りの方のお仕事のつもりだったけど……役立てたなら……///」

鉄国兵1「申し訳ありません。騎士団内でも、まだ傭兵の力を借りるのはどうかという意見もあり……」

鉄国兵2「こうして混成部隊として動いて頂いたわけです」

鉄国兵3「まー俺達もしっかりこの目で見たし、まだ文句言う連中がいればちゃんと説得しておくよ」

エニック「ありがとうございます……///」

鉄国兵2「これが傭兵、そして森国の将の力……」

鉄国兵1「しかし、ミリア殿……」


――

特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/06(水) 22:55:04.24 ID:Vc6qjwCDO
はい
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/06(水) 22:55:09.61 ID:J9J32RtwO
そい
274 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/06(水) 23:11:50.48 ID:437WOSgQ0
1ミリアメンタルダメージ(鋼メンタル補正−50、カタリナ捕縛補正+30)

24−20

=4(カタリナ様はお強い方です! それにジークさんにリュノ様達もいるから大丈夫です!)

※一切動じずに進軍していたようです

2エニックレベル(最低保証40。ユージーンコンビ経験+20)

61+20=レベル81

――


鉄国兵1「……カタリナ様が囚われたという速報のことは……」

ミリア「大丈夫です。カタリナ様はお強い方ですから」

ミリア「それにもしそんな事態になれば、リュノ様とリーチェ様……それになによりソウキ様が黙っていません」

ミリア「きっとすぐに奪還作戦を考えて行動してくれる筈です。ジークさん達もいますからね!」

ミリア「私にできることは、私に与えられた任務を確実に遂行することです!」

鉄国兵1「そ、そうですか……」

鉄国兵1(見習いたい、この鋼のような精神力……)

鉄国兵3「くぅぅ、可愛いだけじゃなくて身も心も強いってすげぇ……」

鉄国兵3「エニックちゃんもそんな馬鹿でかい剣振り回せるって信じられないし……」

エニック「わ、私……昔から大きなものを振り回してたから……」

鉄国兵2「……んー、まあ姫様も意外と重いハンマーとか振っていたから、割とよくあることなのか……?」

鉄国兵1「いや、リアローズ様と比較するのは駄目だろう……団長に何を言われるか……」

鉄国兵3「あー、そういえばなんだっけ? たしか紅い悪魔だとか鬼だとかいろんな異名を持つ女傭兵の話も……」

エニック「ソニアさん!? あの人は本当に凄いの……! 私よりも全然力持ちで、斧を振り回してとってもかっこよくて……!」

エニック「私の憧れの傭兵です……///」


鉄国兵達((女の子に負けていられないという気持ちと、勝てる気がしないという気持ちが半々だなぁ……))



……

――
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/06(水) 23:17:04.33 ID:GXlkmxCaO
活発と内向的、遊撃と本国防衛、そしてつよつよメンタルとよわよわメンタルでミリアエーテルが見事に対比になってるのなんか良き
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/06(水) 23:18:54.52 ID:pK/FWk2UO
メタルキャット過ぎる……
そしてエニックはレベル的にもユージーンに近い感じか
277 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/06(水) 23:26:15.92 ID:437WOSgQ0
――

……

【森国・地下拠点】


ジーク「……流石に、今のカタリナの姿を森国の民に見せるわけにはいかない」

リュノ「ええ……それがいいと思います」

ジーク「身なりを整え、身体を休ませてからでもいいだろう」

ジーク(とはいえ……今のカタリナは一人では歩くことすらできない)

ジーク(それに手酷い扱いを受けてきた痕も残っている……どうするべきか……)

ジーク(姫達に見せるわけにも……)


ドドドドドドド!




ソウキ「カタリナアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!」




一同「「!!??」」

ジーク(まさかの四足全力疾走だと……!?」


カタリナ「あ……あなた……」ジワ…



ヒョイ


イアン「ん!?」


ソウキ「ああカタリナ、辛かっただろう!? すぐに君の大好きな泉に行こうな!?」ガシ!

カタリナ「あ、あなた……!?」カツガレ

ソウキ「みんな、よくカタリナを助けてくれた! お礼はまた日を改めてさせてもらおう! それじゃあな!」ドドドドド!


一同「「」」ポカーン…


リアローズ「ソ、ソウキ様やっぱりすごく我慢していたんだ……」

リュノ「うぅ、私達だってお母さんと……」

リーチェ「我慢ですよお姉様。お母様が無事であっただけで、私は……」



ジーク(今のは、まさか……)



……

――
278 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/06(水) 23:37:35.99 ID:437WOSgQ0
――

……


カタリナ「あなた……」

ソウキ「……」

ソウキ「……すまない、カタリナ」




ソウキ「――俺は自分の欲望に負けて、君を傷つけた」




ソウキ「そしてそれから逃げ続け、君に正しい知識を教えることすら放棄してしまった」

ソウキ「その結果が……これだ」

ソウキ「また君を傷つけた、傷つけられた……!」ギリ…!

ソウキ「俺が、もっとちゃんと強い戦士であれば……! そもそも君を戦いになんて向かわせずに済んだんだ……!」

ソウキ「俺にできることは……」スッ…


忘却薬「……」チャプ…


カタリナ「……!」

ソウキ「カタリナ……俺は、間違っていた」

ソウキ「でも、今回ばかりは……」

カタリナ「……」スッ…


パリン!


ソウキ「なっ……!?」

カタリナ「……駄目です」フルフル…

カタリナ「痛くて、怖くて、変な苦いものを沢山飲まされたけど……」

ソウキ「……」ピキ…

カタリナ「……逃げては、駄目な記憶……」

カタリナ「……戦う力が無ければ、どんな目にあわされてしまうのか……」

カタリナ「戦えても、油断をすれば結果は同じになってしまう……」

カタリナ「忘れてはならない、忘れたくても忘れられない記憶……」ブル…

ソウキ「カタリナ……!」ポロポロ…
279 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/06(水) 23:49:47.87 ID:437WOSgQ0
カタリナ「……あなたが、とても優しい人だって知ってる……」

カタリナ「だからあの日、私は豹変してしまったあなたが怖くて……」

カタリナ「でもやっぱり優しかったあなたは、自分を責めて……私に忘却の薬を飲ませ続けた……」

ソウキ「……許してくれ、カタリナ。俺は……」

カタリナ「……」フルフル…

カタリナ「……捕まって、痛くて怖くて……あんな経験は……二度としたくない……」ブルブル…

ソウキ「っ……」ズキ…

カタリナ「……でも、だから……あなたの優しさがより際立ったの……」

ソウキ「え……?」

カタリナ「脚を掴まれて、拡げられて……ここと、お尻に…………」

ソウキ「……」ピキピキ!

カタリナ「……痛くて痛くて、子供みたいに泣いてしまいました」

カタリナ「でも、あの日のあなたと似たことをされて……その違いが、わかったの」


ギュ…


カタリナ「――あなたは、私を想ってしてくれていたんだって///」

ソウキ「カタリナ!?///」

カタリナ「ねぇ、あなた……?」



カタリナ「――今度は、私も頑張るから。今度こそ……ちゃんと、あなたの手で教えて欲しいな……///」



ソウキ「〜〜〜〜〜っ!?///」

ソウキ「だっ、駄目だカタリナ!」

カタリナ「……駄目なの?」ショボン…

ソウキ「だ、駄目じゃない! 駄目じゃないけど駄目なんだ、今は!」アセアセ!

ソウキ「今のカタリナはボロボロだ。そんな姿、リュノやリーチェは勿論、他の誰にも見せるわけにはいかない!」

ソウキ「……今は、ゆっくり休んでくれカタリナ」

カタリナ「……」


――

特殊判定
↓1コンマ二桁
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/06(水) 23:50:28.96 ID:eJCUoH+y0
てや
281 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/07(木) 00:03:42.55 ID:baiAd90O0
カタリナの奪われた魔力
50>
96(ほぼ根こそぎ。元の状態に戻るには相当な時間を要する)>95

※第二基準値を上回ってしまった為、カタリナ対公国戦線から離脱(回復は可能)

※ベルゲが奪ったカタリナの血が……?

――


カタリナ「……そう、ですね〜……」

カタリナ「ジークが、魔封じの枷を壊してくれたけど……」グッ…


プシュゥ…


カタリナ「……魔力、ほとんど持っていかれちゃったみたい……」

カタリナ「これじゃあ、もうみんなの力には……」ポロ…


ギュ…


ソウキ「何を言うんだカタリナ……」

ソウキ「生きた君が、ここにいる。それだけで俺は無限の力が湧いてくるよ」

ソウキ「魔力なんて、森国を基の姿に戻して森林浴でもすればすぐに戻ってくる」

ソウキ「生きていれば、君も森国も元に戻れるんだ」

カタリナ「あなた……」

ソウキ「……俺は、俺達は君に頼りすぎていたんだ。だからカタリナ、どうか休んでくれ」

ソウキ「君に支えられてきた俺達が、今度は君を支えて見せるから……」

カタリナ「……うん……」ポロ…


綺麗な泉「……」キラキラ…

ソウキ「……ほら、着いたよ。まずは身体を綺麗にして。リュノやリーチェにみられる前にね」

カタリナ「……」

カタリナ「……あなた?」

ソウキ「な、なんだいカタリナ?」

カタリナ「……腕を、動かすのも痛いの……拭いてくれる……?」



ソウキ「」


カタリナ「あ、あなた……?」



ソウキ(耐えろ、耐えるんだ俺……! せめてカタリナの傷が癒えるまでは……!)ググググ!



……

――
282 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/07(木) 00:07:31.79 ID:baiAd90O0
――


アナター!?


ガマンガマンガマン…



ガサ…



???「……」



――

特殊判定
↓1コンマ二桁

※75以上かゾロ目で……
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 00:08:50.04 ID:2YUJfURE0
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 00:08:55.45 ID:S1Rx2CzEO
どうなる
285 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/07(木) 00:14:33.86 ID:baiAd90O0
穢されたカタリナを見てしまう者

75>04

※基準値を下回った為、リュノとリーチェには見つからず

――


ソウキ「ん……?」




ガサガサ…



キュイ「……キュイ?」カシゲ

キュイ「……」キョロキョロ…

キュイ「キュキュー」テテテテテ…




ソウキ(……一瞬娘達に見られたかと思ったが……)ドキドキ…

ソウキ(キュイだったか。悪いがしばらくここはカタリナの治療の為に使わせてもらうよ)

ソウキ(……カタリナのこんな姿を見てしまうのは、俺だけで十分だ)

ソウキ(あの子達に見せるわけにはいかない……)



カタリナ「あなた……?」

ソウキ「ああ、待ってくれカタリナ! 俺も少し目隠しをしてだな……!」




……

――
286 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/07(木) 00:17:49.61 ID:baiAd90O0
カタリナ救出後の判定が済んだあたりで今日はここまで
カタリナの戦力的な面でのロストは痛いですが、公国サイドも身内の潰しあいに発展してしまったのが救いでしょうか?
リュノとリーチェへの追撃判定もかわしカタリナは長期療養
次はアルテミシアとのイベントとなります

本日もありがとうございました!
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 00:23:18.27 ID:S1Rx2CzEO
おつおつ
あぁ、回復は可能ってあったけどそれって『相当時間かかるけど戦線復帰可能』じゃなくて『魔翌力はいずれ復活するけど少なくとも本編中は戦力としては完全ロスト扱い』ってことなのかな

とりあえずソウキはカタリナが落ち着いてきたらまずは膜を治さないってことを教えてあげてくれ、頼むから
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 00:30:45.01 ID:2YUJfURE0

アルテミシアのイベントで何が分かるかな
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 00:51:07.00 ID:ehYpfEgJO

確かに戦力的には痛いけどまた捕まって酷い目にあわずに済むんだと前向きに考えよう
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 01:00:03.12 ID:qnrit/TqO
おつ。
妊娠判定がないか心配していたがベルゲがカタリナの血をどう扱うのかも気になる
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 01:07:38.85 ID:BbVduslEo
おつおつ
キュイちゃん絡みでなんかあるのか
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 07:13:11.79 ID:9DI+036qO
ゼルガーがベルゲ倒して水帝龍発見したら捕縛解いて前線にまた出てくるようになるって言ってたし、森国に水帝が侵攻してきたor何らかの要因でキュイちゃん連れてる時に水帝にエンカとかしたら親子で何かイベントあるかもしれない
てかキュイちゃんって性別明言されてたっけ?
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 18:59:41.48 ID:vfCwtL3Z0
性別不明だけどなんとなく雌のイメージある
しかしこれリュノとリーチェに弟か妹できそうな予感
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/10/07(木) 19:13:51.93 ID:MQfCfR+oO
名前のせいでキュイちゃんはどうしても某野菜王子のきたねぇ花火が浮かんでまう
あとカタリナはもしも夜レベルが高かったらソウキとのいちゃラブちゅっちゅで魔力補充とか出来たかもしれない(ソウキ干からびるかもだけど)
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 22:01:44.95 ID:2YUJfURE0
キュイの性別は初登場の時に判定で雌になってたはず
296 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/07(木) 23:06:23.12 ID:baiAd90O0
こんばんはー

>>287
本編中は戦力としてはカウントできない状態ですね
回復魔法は生きているので後方支援はできますが、現況で森国深部まで攻め込まれたら
地獄絵図確定なのでなんとか避けて欲しいところです

>>290
長期間捕まった場合に判定する予定だったので、高速救出により判定は消滅しました

>>292>>293
キュイは釣り上げた後の性別判定で『雌』になっています


遅くなりましたが、アルテミシアイベントからゆっくり再開です

――
297 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/07(木) 23:07:23.73 ID:baiAd90O0
――


……


エーテル「……!」テテテテ!


リュノ「あ、エーテルさん!」

エーテル「ぁ……ぅ……」ジワァ…

エーテル「みんなも……カタリナ様も……大丈夫……?」

リーチェ「ええ。お母様もお助けできましたし、私達も怪我はありませんよ」

エーテル「っ……よか、った……」ジワァ…

リュノ「ただ、お父さんがすぐにお母さん連れていっちゃったんですよねぇ……」

エーテル「ん……ソウキ様……心配、していました……」

エーテル「私は……もう少し、我慢……」

リュノ「……むむむ、エーテルさんまで我慢されたら、私も我慢するしかないじゃないですかぁ」

リーチェ「もう、お姉様ったら」クスリ

リュノ「そう言えば、然程時間はかかっていないと思いますけど、エーテルさん達は大丈夫でしたか?」

エーテル「はい……」コクリ

エーテル「……」

エーテル「……」プルプル…

リュノ&リーチェ「「!?」」

エーテル「……で、でも……」

リュノ「で、でも?」ドキドキ…



エーテル「――いきなり、金色の髪の人達が転移されてきて……」カタカタカタカタ…



リュノ「あー!? ごめんなさいエーテルさん!? 計画に無かったですものね!?」アセアセ

リーチェ「だ、大丈夫です。その方達は危害を加えるような人では……」

エーテル「ん……」コクリ

エーテル「……セイムさん達から、聞きました……」

リーチェ「思えば、アルテミシアさん達にも深い事情は話していませんでしたね……」

リュノ「セレスティアさんも気がかりでしょうし、今どのあたりにいらっしゃるかわかります?」

エーテル「えっと……」



……

――
298 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/07(木) 23:08:03.79 ID:baiAd90O0
――『妾妃との対談』――


――


ジーク「セレスティアの母君、アルテミシアと?」

リュノ「はい。お母さんとも話したいことはあるんですが……すぐには難しいでしょうし」

リーチェ「それにあまりこちらの事情を話さずにここに転移させてしまいましたから……」

リュノ「エーテルさんのお話だと、マリリンさんの親衛隊が警護してくださっているとのことです」

マリリン「うんうん。流石マリリンちゃんの親衛隊♪ 言われなくても最善の行動が取れるね♪」

クリス「母上は今回の戦争には一切関与していません」

クリス「ですが公国が犯した罪は重い。同罪として森国の方から疎まれる可能性が高いですからね」

リュノ「ああ、それは大丈夫だったみたいですよ?」

クリス「え?」

リュノ「クリスさんとユリーカさんのお母さんだとわかれば、随分と軟化したそうです」

リュノ「これもお二人の地道な活動の賜物ですよぉ?」

クリス「いや、私は特に何も。ソウキ様について薬を作っていたユリーカのおかげでしょう」

ユリーカ「いえ! クリス兄様は森国の女性からも褒められていましたから兄様のおかげに違いありません!」エヘン!

セレスティア「……二人とも、が正解だと思いますの」

クリス「セレスティア……」

セレスティア「カタリナ様の容態も気になりますが……」

セレスティア「ソウキ様が後でと仰ったのならば、今はその時ではないということです」

セレスティア「……私もネーロも気になっていますし、少し向かってもよろしいでしょうか?」

ジーク「……いや、俺達全員で向かわせて貰おう。母君も俺達の存在は気にかかっているだろうが……」

ジーク「俺も、少し気になることがあるからな……」


……

――
299 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/07(木) 23:13:43.55 ID:baiAd90O0
――

【地下拠点・とある一室】


ガチャ!


セレスティア「――お母様!」



アルテミシア「――セレスティア!?」


セイム「おっと、セレスティア様達がお戻りになったようだ」

キスト「ふっ……マリリン様達の手にかかれば、どんな任務も容易い……わかりきっていたことだ」ファサ…

ガルム「それでは、私達は本来の任務に戻るとしますかな」

アッシュ「あっ! カ、カタリナ様は大丈夫なん――」

キスト「それは後にしろアッシュ。さっきのエーテル嬢の顔を見ればわかることだ」

ガルム「そしてあの子がカタリナ様の傍にいないということは、まずは落ち着いた休息が必要ということですぞ」

アッシュ「えっ!? それじゃカタリナ様――」

セイム「我々が安易に首を突っ込んでいいことではない。いくぞアッシュ!」ズルズル…

アッシュ「あー……」ズルズル…


アルテミシア「……」

セレスティア「……」


マリリン「……騒がしい親衛隊で申し訳ありません」ペコリ

アルテミシア「あっ、大丈夫ですよ……?」アセアセ

アルテミシア「いきなりのことで状況を把握しきれていない私を助けてくれたのは、彼らですから……」

ネーロ「……申し訳ありません、アルテミシア様。説明も無く転移させてしまい……」ペコリ

アルテミシア「ネーロ、あなたも……」

ネーロ「アルテミシア様、私は……」

アルテミシア「……何も言わなくて、大丈夫です」フルフル…

アルテミシア「今のあなた達が、何を思って動いているのか」

アルテミシア「大まかにですが、察せてはいますから……」

セレスティア「お母様……」



アルテミシア「――まさか、あなたにこんなに……」ウゥ…!


セレスティア「お母様……!///」

ジーク「……流石に、俺達のことを少しは話すべきだな」


……

――
300 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/07(木) 23:17:09.90 ID:baiAd90O0
――


……


アルテミシア「……ジーク傭兵団、ですか……」

アルテミシア「……皆様、この度は公国が……いえ、私が招いたも同然な争いに――」

ネーロ「アルテミシア様の落ち度はありません」

ネーロ「……」

ネーロ「……戦争に動いたのは、エルクラッド様と私達将です……」

マリリン「ネーロちゃん……」

クリス「……母上。私も今になって思い出したのですが……」

クリス「セレスティアを蝕んでいたのはやはり……」

アルテミシア「……そう、でしたね。あなたは、あの時の彼女を見ていた」

アルテミシア「そう。セレスティアを苦しめていたのは、あの人の正妻であったローレシアの呪術」

一同「「……」」

アルテミシア「あの人がどうにかしようとしても……できなかった呪術」

アルテミシア「ああ、それがまさか今になって解かれるだなんて……」

アルテミシア「皆様、本当にありがとうございます……!」フカブカ…

アルテミシア「本当になんとお礼を言ったらいいか……」

ジーク「……」

ジーク「アルテミシア様」

アルテミシア「は、はい」

ジーク「……今、我々は傭兵団を名乗ってはいますが……その実は、三国の姫や将を抱える一団」

ジーク「あなたを敵視する者はいませんが、疑問に思っている者もいることでしょう」

301 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/07(木) 23:22:08.45 ID:baiAd90O0
リアローズ「……」

イアン「……」

ミナ「……」


ジーク「……恐ろしい飛竜に襲われ、一度奪われた鉄国」


リュノ「……」

リーチェ「……」


ジーク「……今も尚、厳しい状況が変わらない森国」


ユージーン「……」

マリリン「……」

ネーロ「……」


ジーク「……この戦争に疑問を抱き、公国から離反した者達」



クリス「……そして、私達も」

ユリーカ「……」

セレスティア「……もっと、お母様とお話したいことは沢山あります」

セレスティア「でも、今は……」


アルテミシア「……ええ。わかっていますよセレスティア」

アルテミシア「……私は、大公の妾という立場ですが、それさえも飾りに過ぎません」

アルテミシア「それでも……あなた方が望まれることであれば、どのようなことでも致しましょう」


――

※アルテミシアとの対談1/3※


※自由安価・アルテミシアとしたいこと、聞きたいこと※

↓1〜3多数決コンマ
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 23:23:35.56 ID:MQfCfR+oO
やっぱりエルクラッドに関する疑問かな
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 23:24:37.68 ID:SbDuzy8pO
ローレシアの呪術と何故死んだか
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 23:28:37.08 ID:EXB8xVcoO
ローレシアのことを詳しく聞く
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 23:29:50.26 ID:U4a18nFDO
エルクラッドの心変わりについて
306 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/07(木) 23:46:13.02 ID:baiAd90O0
ローレシアについて詳しく

――

セレスティア「……ジーク様、何か気になることはありますか?」

ジーク「そうだな……」チラ…


リアローズ「……」チラ…

リーチェ「……」チラ…


ジーク「……では、恐らくこの場ではあなたしか知りえないであろうことをお聞きしても?」

アルテミシア「なんでしょうか?」

ジーク「……セレスティアにかけられていた呪術」

ジーク「それは外部からの、公妃ローレシアのものなのですよね?」

アルテミシア「はい。彼女は、私がセレスティアを身籠っているうちから、じわじわと呪術を……」

リアローズ「……呪術に蝕まれた状態のセレスティアさんは、とても強かったです……」

リーチェ「リアローズさんと協力して、なんとか打ち払えはしたのですが……」

リーチェ「その……」

セレスティア「……私は、ローレシアの呪術道具のようなものとして扱われていた、ということでしょう?」

アルテミシア「っ……」

セレスティア「……どれだけ強力な呪術道具も、術者本人には及びません」

セレスティア「記憶にほとんど残っていない、ローレシアという人……」

セレスティア「一体、どのような人物だったのですか?」

アルテミシア「……」

アルテミシア「……彼女は、ローレシアは……完璧に近い存在でした」

アルテミシア「あなたにかけた呪術の腕もですが……他の魔法にも精通していました」

アルテミシア「さらには武術にも優れ、博識でその見た目も美しく……あの人に選ばれて当然の人でした」

マリリン「そんな完璧な人がいるの……?」

リュノ「魔力に恵まれていれば、全身に巡らせることで自己強化……肉体を強くすることはできます」

ミナ「で、でもそれだけじゃ武器の扱いは上手くならない……」

イアン「本来、武器を使った武術を魔力を使った魔法は相反する存在と言っても過言ではありません」

イアン「どちらかを鍛えれば、もう一方が疎かになってしまう。仮に両立できたとして、どちらも半端になってしまう可能性もあります」

アルテミシア「……」フルフル…

アルテミシア「エルクラッドも、文武に優れた人でした。ですが、彼女の才はそれさえも凌駕していました」
307 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/07(木) 23:57:49.21 ID:baiAd90O0
ネーロ「……エルクラッド様のお力を、上回っていたと?」

アルテミシア「……性格の違いも大きかったとは思いますが」

アルテミシア「エルクラッドは……かつてのあの人は、とても冷静かつ真っ直ぐな人だった……」

アルテミシア「対してローレシアは……あらゆる手を講じる、そんな人でした」

ジーク「……搦め手、卑劣と称されても仕方がない真似もしたと?」

リアローズ「……セレスティアさんに、呪術を仕込むような人だもの……」グッ…

リュノ「少なくとも、真っ当な方ではありませんよねぇ……」

アルテミシア「……ええ。私がもっと気をつけていれば、セレスティアも……」

セレスティア「お母様、過去は変えられません。それに今の私は、こんなにも満ちていますから大丈夫です」

アルテミシア「セレスティア……」ジワ…

ネーロ「……」

ネーロ「……私が幼い頃、エルクラッド様は仰いました」

ネーロ「『妻』とも協力し、公国をよりよい国にするのだと……」

クリス「この妻というのは……」

アルテミシア「勿論、ローレシアですよ。私は取り柄の無い……仮にあってもローレシアには及ばない女でしたから」

ユリーカ「むぅ……お母様のお料理、私は大好きです!」

ジーク「……!」ガタ!

ユージーン「おう大将、もう少し我慢しようぜ?」

アルテミシア「……確かに、お料理はあの人の為にとかなり頑張りはしましたが……」

ジーク「……」ガタガタ!

イアン「ジーク、後にしよう」

アルテミシア「ローレシアは……」


――

特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 23:58:18.58 ID:U4a18nFDO
はい
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 23:58:38.20 ID:2YUJfURE0
310 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/08(金) 00:08:54.36 ID:bYK1epeR0
1ローレシアの生み出す『呪術道具』

58>50

※基準値を超えたため、アルテミシアに知識あり

2かつてのローレシアの料理技能

20(……辛うじてサラダは作れるレベル。ここはアルテミシアに完敗)

――


アルテミシア「……」


――


エルクラッド「うまい……うまい……!」ガツガツ!

アルテミシア「あ、あなた……そんなに慌てずとも……」

エルクラッド「うまい……うまい……」ポロポロ…

エルクラッド「口の中が、癒されていく……!」

アルテミシア「……ご、御冗談を///」テレテレ…


――


アルテミシア「……確かに、料理だけはあの人を上回れていたのかもしれません」

ジーク「……それは是非とも」ガタ!

マリリン「がーまーんー!」ガシ!

アルテミシア「……ふふっ」

セレスティア「!!」

アルテミシア「ごめんなさい。そんな反応は初めてされたから……」クスリ

アルテミシア「……でも、お料理だけでは公国を変えることはできない。当たり前のことです」

アルテミシア「ローレシアは、より役立つもの……自身の魔力を込めた特殊な武具を作成することができました」

アルテミシア「そう、セレスティア以外にも、呪術道具は普通に作成していたようです」

アルテミシア「――魔力をかき乱す漆黒の槍などの武具も」

311 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/08(金) 00:12:45.89 ID:bYK1epeR0
イベント途中ですが、今日はここまで
アルテミシアも本来は交流できない相手の予定だったので、質問内容次第では結構マスクデータとか引きずり出されそうで怖いところです(白目)
なお、流石にエルクラッドの戦闘レベルやスキルなどは把握していません

本日もありがとうございました!
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/08(金) 00:14:59.13 ID:nqJzfmHdO
おつおつ
いやあの槍の出所そこだったのか……とりあえずこの次の質問はエルクラッドの乱心についてかな
どこ在住かは知らないけど地震には注意してな
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/08(金) 00:24:21.23 ID:a3jLOShao
おつでした
なんだろう聞けそうな事で隠れてたのなんかあるか…
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/08(金) 00:25:58.80 ID:zXMq1Wd4O
乙ー
セレスティアが料理できなかったのもやっぱローレシアのせいな気がしてきた
そしてこれって多分ニイハオが使ってた槍だよね?間接的に森国潰した一因とかとんでもないな……
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/08(金) 00:41:58.49 ID:dECehxmt0

マスクデータって何があるのだろうか
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/08(金) 01:05:46.92 ID:ZLnSiRuDO
乙です
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/08(金) 13:07:17.42 ID:qU4tXGPAO
幽閉状態のアルテミシアでも知ってそうなことだと結構限られそう
少なくとも過去スレの描写だと
・『セレスティアのようにエルクラッドにも奇跡を』と発言してるのでエルクラッド乱心の原因は恐らく知ってる
・ネーロから初めてポラリスについて聞かされたのでポラリスはエルクラッド乱心に関与してない
からそこ踏まえるか
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/08(金) 23:42:50.47 ID:9CexW16TO
今日は休みか
過去スレ見る限りエルクラッドもネーロの知る頃の人格(私)+公国発展に取り憑かれたような人格(我)が混ざってる感じだけど
裏でローレシアが操ってるかと思えばローレシアは死んでてポラリスも違うとなると乱心理由なんなんだろ
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 00:04:24.47 ID:u2OCQf2HO
呪術って代償捧げると強力になるし、もしかしたらローレシアの死亡理由が『自身を生け贄にして呪いをかけた』とかの可能性あるかもしれない
あとは肉体は死亡してるんだけど呪術の応用で魂だけの存在としてどこかにいるor誰かに取り憑いてるとか
320 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/09(土) 23:07:54.75 ID:ELEH//ED0
こんばんはー
すみません、ワクチン接種副反応でダウンしていました……
遅くなりましたが、アルテミシアの語りから再開です
321 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/09(土) 23:08:48.91 ID:ELEH//ED0
ジーク「漆黒の、長槍……?」

アルテミシア「はい。とはいえ、元々彼女の呪術の力は表沙汰にはなっていませんでしたから……」

アルテミシア「ほとんどの人は、それが呪術道具であることも知らなかった筈です」

アルテミシア「それにローレシアも、拘りはなかったのか……作っては破棄することも多かったようです」

ミナ「呪術道具を徒に増やして廃棄するなど……」ブル…

ミナ「その方は、何故そのような恐ろしい真似を?」

アルテミシア「……わかりません。もしかすると、単に武具を作成することができるその技能……」

アルテミシア「エルクラッドに相応しい、『優れた女』であることを誇示したかったのかもしれません……」

リーチェ「……」ブル…

ジーク(……特徴を聞く限り、ニイハオが使っていた妖精殺しの槍に似ている)

ジーク(しかしだとするとわからない。『妖精を無力化する』想いを込めて作ったのか、或いは別の思惑があったのか……)

ジーク(だが、あの槍は一度叩き折れた。『鍛冶師としての腕前はリアローズには及ばなかった』ようだな……)

リアローズ「……想いを込めた、武器……」

イアン「しかし、話を聞けばとてつもない才女ですな……」

イアン「呪術のことを抜きにしても、森国の者のように魔導に優れ……」

イアン「そして鉄国の者のように武具の扱いにも長けている……」

アルテミシア「……加えて、彼女はその美貌も完璧でした」

アルテミシア「さらにはその……///」モジ…

イアン「?」



アルテミシア「――む、胸の大きさまであの人の好みにぴたりと///」



一同「「」」

アルテミシア「……対して私は、ご覧の通り」ポヨ…

アルテミシア「本当に、ローレシアはあまりにも完璧すぎました」

ユージーン「俺はアルテミシア様を支持しますね!」フンス!

マリリン「ユージーン、気持ちはわかるけど今は黙っとこうね?」

クリス(……私の性癖は父上譲りか……)ゴクリ…
322 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/09(土) 23:09:36.43 ID:ELEH//ED0
ジーク「しかし、その才女も今は……」

アルテミシア「はい。彼女は既にこの世にはいません……」

リュノ「そんな完璧な人でも亡くなるって……やはり、病か何かでしょうか?」

アルテミシア「……」フルフル…

アルテミシア「……あなた達は、エルクラッドのことをどれほどご存じですか?」

一同「「え?」」

アルテミシア「……今のあの人は、世界に戦争を仕掛けた血も涙も無い冷血な男……そう映っていることでしょう」

ジーク「……ええ。今回の戦争が無ければ、ここにいる者達も……鉄国と森国、そして公国の者も傷つくことはなかった筈です」

ジーク「直接の指揮を取ったのが公国将だとしても、大公の責任は……」

アルテミシア「ええ、その通りです……」



アルテミシア「――ですが、全ての原因は私……ローレシアからエルクラッドを奪ってしまったことが発端なのです」



ジーク「……!」

クリス「……母上。かつての父は、あなたを愛されていた筈です」

クリス「そうでなければ、私もセレスティアも、そしてユリーカも存在しえない」

アルテミシア「……ええ。あの人は私なんかを愛してくれました。ローレシアと比べれば、全てが圧倒的に劣るこの私を」

アルテミシア「だからこそ、ローレシアはそれが我慢できなかった。私を追い詰め、妾の座からも蹴落とす為だけに……」

アルテミシア「セレスティアに、生まれながらの呪術を宿したのです……」

セレスティア「お母様……」

ユージーン「ん? ちょっと待ってくださいよ?」

ユージーン「正妻の嫉妬で姫様がーってのはまだわかりますけど……戦争には直結しませんよね?」

アルテミシア「……どこかで狂ってしまった道は、そのまま狂い続けてしまうこともあるのです」

アルテミシア「……そう、昔は良かった……」

アルテミシア「信じては貰えないかもしれませんが……かつてのエルクラッドは、とても心優しい人だったのですよ?」

マリリン「……それは、わかります。ネーロちゃんを、救ったわけですから……」

ネーロ「……」

アルテミシア「そう、あの頃の彼は優しく……そして、真っ当に公国の発展を考えていました」




アルテミシア「――尊敬する兄を補佐しながら、それを実現しようとしていたのです」



ジーク「尊敬する、兄……」

323 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/09(土) 23:10:41.07 ID:ELEH//ED0
アルテミシア「……かつて、エルクラッドには二人の兄がいました」

アルテミシア「お二人とも真面目で誠実で……本来であれば、どちらかが公国の次期大公となる筈でした」

アルテミシア「そしてエルクラッドは、その傍近くに仕える近衛騎士を目指していて……」

ジーク「それが、一体どうして……」

ネーロ「……お二人が、急逝なさったのです」

一同「「!!」」

アルテミシア「突然のことでした……」

アルテミシア「……エルクラッドの黒い噂については?」チラ…

ジーク「噂?」

クリス「父が、大公の座を手に入れる為に謀殺した……という噂です」

ネーロ「公国内でのエルクラッド様の支持は盤石ですが、どこにでもそういう噂を流す人はいるんです」

マリリン「それこそ、大公の座を狙っていた他の貴族とかもいるわけだからねぇ……」

イアン「フリーデシルト様も、今でこそ圧倒的に支持されてはいるが……」

ミナ「その……一部では、その素行が……」ゴニョゴニョ…

ジーク「……高位の存在は大変だな……」

リュノ「その点、私は結構気楽に動けていましたけどねぇ……」

リーチェ「お姉様……というよりも、やはり森国が特殊だったのでしょう」

アルテミシア「公国は特に、貴族同士の柵も多いですから……」



アルテミシア「――ですが結論から言ってしまうと『この噂は誤り』です」



ジーク「エルクラッドは、大公の地位に興味は無かったと?」

ネーロ「……かつてのエルクラッド様は、そもそも地位に囚われないお方だったのです」

ネーロ「私のような者を引き立てて頂いたこともそうですが……」

ネーロ「『使えるものは使う』、年齢や身分に関わらず優秀な人材はどんどんと登用すべきだというお考えでした」

ネーロ「それが、他貴族との衝突にも繋がっていたようですが……」

ミナ「年齢や身分を問わない……」

リアローズ「すごく、いいことだと思います……」

ネーロ「ええ。エルクラッド様は、本当に素晴らしい方でした……」

アルテミシア「……ええ。エルクラッドは、兄達の道を継ぐ為に大公の座に就かざるをえなかった……」

アルテミシア「決して、その地位を欲していたわけではないのです」

ジーク「……それでは急逝の理由は?」

アルテミシア「一人は食あたり。もう一人は豪雨の際に氾濫した川に呑まれ……」

324 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/09(土) 23:13:52.63 ID:ELEH//ED0
ジーク「なるほど……確かにそれでは、謀殺とは言い難いな」

アルテミシア「そうです。ですが彼が大公となってからも、しばらくはその噂が流れていて……」

ネーロ「エルクラッド様は、意に介していませんでしたが。介する余裕も無かったと言えますが……」

イアン「……無理もない。突然大公となり、手をつけるべき事柄も多かったことだろう」

イアン「噂など相手にしている暇もなければ、下手に反論すれば……」

ユージーン「証拠はしめせねーから、余計に泥沼になるってわけね……」

リーチェ「……辛かった、でしょうね……」

リュノ「後ろ指を指されながら、それでも国の為に民の為……」

ネーロ「はい……ですが、エルクラッド様は次々に成果をあげることで、潔白とその手腕を示したのです!」

アルテミシア「……」

ネーロ「……アルテミシア様?」

アルテミシア「……そう、潔白です。兄殺しについては……」

ネーロ「え……?」

アルテミシア「……これは、恐らく私以外誰も知らないこと」

アルテミシア「噂はあっても、誰も確証は得られないこと……」

アルテミシア「クリスも、ユリーカも……セレスティアも、ネーロも、誰も知らないこと……」

一同「「……!?」」

アルテミシア「……エルクラッドの黒い噂は、もう一つありました」









アルテミシア「――ローレシアの死因は、他殺」





アルテミシア「――そして彼女を手にかけたのは、他でもないエルクラッド」

アルテミシア「――こちらの噂は『真実』。そして、これがローレシアの末路です……」




ネーロ「―――ッ!?」

クリス「……!」

ユリーカ「そ、そんな……!?」

セレスティア「……」


――

※アルテミシアとの対談2/3※


※自由安価・アルテミシアとしたいこと、聞きたいこと※

↓1〜3多数決コンマ
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 23:19:30.06 ID:u2OCQf2HO
ワクチンおつおつ

エルクラッド乱心の原因について聞く
もしローレシアを殺したことが関係してるなら、その詳細も詳しく
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 23:24:45.08 ID:UWzw0/lDO
エルクラッドの心変わりについて
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 23:25:59.57 ID:hnvTeaemO
ほんとに正妻殺してたのか
エルクラッドの心境変化について
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 23:28:12.19 ID:rLN44J9f0
エルクラッド以外でマスクデータに関わりそうとなるとゼルガーやベルゲとも昔からの知り合いだったりするのかな?
ゼルガーとベルゲのことについて一応聞いてみる
329 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/09(土) 23:43:55.02 ID:ELEH//ED0
エルクラッドの変化について

――



リュノ「じ、自分の手で性格はともかく他は完璧な奥さんを……?」

リアローズ「どうして……」

ユリーカ「も、もしかしてセレスティア姉様に酷いことをしたのを知って……!?」

アルテミシア「……理由までは、わかりません」

アルテミシア「あの日私が目にしたのは……」



アルテミシア「――幾度となくローレシアに剣を突き刺し続ける血塗れのエルクラッドと」

アルテミシア「――何故、といった驚愕の表情のまま事切れたローレシアの遺体と」

アルテミシア「――そして彼の親友でもあった宰相の遺体でした」



一同「「……!」」ゾクリ…

ユージーン「な、なんでそんなとんでもない現場に宰相まで……?」

マリリン「それ以前に、こんなことが明らかになれば……!」

ネーロ「エルクラッド様が、そんな……!」

アルテミシア「……ええ。公国は貴族の国。国政に口を挟みたがる人も多い……」

イアン「……このことは、秘密裏に闇に葬られたと?」

アルテミシア「はい。二人とも、賊に襲われたということにされた筈です」

ユージーン「はは、金で雇われた傭兵の仕業とかにされなくて良かったと言いたいところだが……」

ジーク「一体、何が……」

アルテミシア「……」チラ…

アルテミシア「……少し、その前の状況を語るべきですね」

アルテミシア「おそらくそれこそが、エルクラッドを凶行に走らせた理由でもありましょう……」

ネーロ「……!」

アルテミシア「で、ですが……その……///」

一同「「?」」



アルテミシア「――す、少し大人の話になってしまうといいましょうか……」

アルテミシア「――とても、各国の姫君やユリーカなどに聞かせられる内容ではないといいますか……///」


ジーク(痴情の縺れ、か……)

ジーク(確かに、あまり聞かせられる内容ではないな……)
330 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/10/09(土) 23:52:45.62 ID:ELEH//ED0
マリリン「あ、それならご安心を! 私、耳栓を常に持ち歩いているので♪」サッ!

リアローズ「き、聞いちゃいけないことなら聞かない方がいいよね……?」スポッ

リーチェ「必要なことであれば、きっと後でジークさんがお話してくださる筈です」スポッ

リュノ(……大人の話、気になります。耳栓つけたふりしておきましょう……)スッ…

ユージーン「ま、俺らは大人だから大丈夫ってか?」

イアン「あ、ああ。だがミナは……」

ミナ「わ、私ももう大人なのですよ? それに、この戦争にも関係あるのであれば……受け止めるべきだと思います」

ジーク「……確かにな」

ネーロ「……そうですね。覚悟を、決めなければ」

クリス「私達も、逃げるわけにはいかない。それでいいなセレスティア?」

セレスティア「勿論です」

クリス「だが、ユリーカだけは駄目だ。マリリン将軍、こちらにも耳栓を――」





ユリーカ「大丈夫です! セレスティア姉様に大人の事情ということも沢山教えて頂きましたから!」

ユリーカ「えっと、確か寝室に女の人一人で男の人が二人の状況は寝取――」






セレスティア「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁ!? 駄目ユリーカ、お母様の前で……!?」

一同「「」」




アルテミシア「……セレスティア?」

セレスティア「!?」


――

特殊判定
↓1コンマ二桁
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 23:52:58.41 ID:UWzw0/lDO
はい
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 23:53:17.74 ID:rLN44J9f0
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 23:53:57.46 ID:hnvTeaemO
幼女の妹になんてことを……
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