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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい10

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826 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/06(土) 23:06:08.83 ID:8SHtJtGg0
こんばんはー

>>825
戦後の判定でそれが残っていたりします

遅くなりましたがベルゲ投獄より再開
なんとかジーク達の鍛錬コンマ判定まで進みたいところです
827 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/06(土) 23:07:17.04 ID:8SHtJtGg0
ベルゲの処遇・処刑か投獄か(ゼルガー想定外のダメージにより判定軟化基準値+10)

85>47

※基準値を下回った為、投獄。一命は取り留めました

――

ゼルガー「……エルクラッド様の許可も無くトドメを刺すことはできません」

ゼルガー「それにベルゲ殿がこれまで公国の為に働いてきたことも、また事実」

ゼルガー「女王の件を独断で進めていたことは許されざることではありますが……」

ゼルガー「減刑の可能性も踏まえると、ここはしばらく牢で頭を冷やして貰うのが一番でしょうかねぇ?」


ベルゲ「……」


ゼルガー「私も少し疲れました……」

ゼルガー「誰か、連行は任せましたよ。書状くらいなら、今書きますので……」サラサラ…


公国兵「で、では私達めが……」


ゼルガー「よい心がけですねぇ」

ゼルガー「――ベルゲ殿が抜ける穴、うまくいい逸材が見つかるといいのですが……」チラ…

公国兵達「「!!」」

公国兵達「「お、お任せくださいゼルガー将軍!!」」ビシ!

公国兵達((ここで印象を残せれば、六将への道もあるかもしれない……!))

ゼルガー「頼みましたよぉ……」ヒラヒラ…

ゼルガー「……」

ゼルガー「……ふぅ」

イリアス「……宜しかったのですか?」

マイラ「……ベルゲ、嫌い」

ゼルガー「……流石に、あそこまで焼けばそう簡単に復帰はできないでしょう」

ゼルガー「ですが、私の炎をあそこまで耐えたことは驚嘆に値します」

ゼルガー「もし奥の手があったのだとすれば……」

ゼルガー「私とて余力は残してはいましたが、この毒がある以上長引くのは不利でしたからね……」

ゼルガー「一度投獄し、様子見……できることなら、考えを改めて欲しいのですが」

イリアス「……警戒するに、越したことはない」

ゼルガー「ええ、その通り。さて、私もそろそろ解毒に向かわねば……」フラ…

ゼルガー「あなた達もお疲れ様でした。しばらくは自由にしていて結構です。それでは……」

イリアス&マイラ「「……御意」」


……

――
828 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/06(土) 23:08:03.77 ID:8SHtJtGg0
――

……


【公国・牢屋】



牢番「なっ……ベルゲ将軍を投獄!?」

公国兵「ああ。ゼルガー将軍自らが処罰され、こうなっている」


ベルゲ「……」


公国兵「これがゼルガー将軍からの書状だ」スッ…

牢番「むう、確かに……」

公国兵「俺達も現場に居あわせたんだが……」

公国兵「どうにもベルゲ将軍はエルクラッド様の意思に反する行為を重ねたいたようでな」

牢番「……重罪人、ということか」

公国兵「ああ。ゼルガー将軍、これでもかと容赦なく炎を放っていたからな……」ブル…

公国兵「ベルゲ将軍が生きているのも半ば奇跡……エルクラッド様がいるからこそだ」

牢番「……わかった。この書状の通り、厳重に監視しておくことにしよう」

牢番「……ただ」

公国兵「?」

牢番「指示には書かれていないんだが……一応、ゼルガー将軍への報告を頼めるか?」

公国兵「何を伝えればいい?」

牢番「下層の牢屋の環境はいいとは言えない。罪人相手であればそれも当然と言えるが……」

牢番「……衛生面だけは、しっかりとしておこうと思ってな。お前達もわかるだろう?」

公国兵「あぁー……」

牢番「ベルゲ将軍は自身の捕虜に対してすら衛生管理だけはしっかりしている様子だったからな……」

牢番「ここで糞尿塗れの牢なんかに放り込んだとなったら、俺がベルゲ将軍に殺されかねん」

牢番「もしベルゲ将軍に極刑が課せられたとしても、呪い殺されそうだ……」ブル…

公国兵「わかった。要はエルクラッド様の指示があるまで監視しておけばいいわけだからな」

公国兵「牢の衛生面の話は、ゼルガー将軍に伝えておくよ」

牢番「ありがたい。では……」


ベルゲ「……」


……

――
829 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/06(土) 23:08:45.93 ID:8SHtJtGg0
――


【地下・ベルゲの牢】


ガシャァン!



ベルゲ「……」



見張り1(お、おい。あれ生きているのか……?)ヒソヒソ…

見張り2(かろうじて、というところだろう。治療もした様子がないし……)ヒソヒソ…

見張り1(何があったか知らねえが、これってかなり大事なんじゃないのか……?)

見張り2(かもな。でも俺達は、言われた仕事をきっちりこなしていればそれでいい)



ベルゲ「……」



ベルゲ(おのれ、忌々しいゼルガーめ……!)

ベルゲ(まさか、我が秘薬を使ってなお仕留め切れぬどころか……)

ベルゲ(回復が追いつかなくなるまで焼かれ続けるとは思いもしなかった……)

ベルゲ(しかし、やはり温い……いや、今回ばかりはそれに助けられたとも言えますがな)

ベルゲ(想定外の負傷……だがこのベルゲ、回復魔法は得意とするところ……)パァ…

ベルゲ(この激痛の中で、いつも以上に集中しなければ回復できないが……)

ベルゲ(牢の中という、ある意味で安全な場所……回復にのみ力と時間を割くこともできる)

ベルゲ(それに……)


――

特殊判定!

↓1コンマ二桁!(偶数奇数も同時判定)
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 23:10:04.04 ID:BjYdXKfDO
はい
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 23:10:23.98 ID:/264gzFMO
はい
832 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/06(土) 23:28:00.06 ID:8SHtJtGg0
ベルゲの秘策・カタリナの血
コンマ04

コンマ偶数:ベルゲ隊
コンマ奇数:自身


血の反発

25>04(ほとんどない奇跡のような状態)

※基準値を下回った為……

――


ベルゲ(私の研究の成果は……既に完成している……!)

ベルゲ(龍の血に、カタリナの血……)

ベルゲ(あのネーロの血も残しておけば、究極の兵士ができあがったかもしれないが……)

ベルゲ(家畜共を皆殺しにし、エルクラッド様に功績を認めて頂くには十分過ぎる力)

ベルゲ(我ながら無茶だと思ってしまうような実験ではあったが……)

ベルゲ(流石は、身体だけは頑丈な奴だ。精神は崩れたとはいえ、二つの血を混ぜられて尚肉体は強く進化した)

ベルゲ(アレさえいれば、問題は無い……)

ベルゲ(万が一に備え、私が定めた時間までに戻らねば研究所から移動するように命令もしてある)

ベルゲ(水帝龍は見つかるやもしれんが、変化した兵の能力を見ればいずれはその正体に感づかれる)

ベルゲ(……帝龍も持ち出したことも加われば、確かに死罪が近づくかもしれんが……)ゴクリ…

ベルゲ(ゼルガーの奴も、そこまで素早くは動けまい。それならば、まだ手はある……)

ベルゲ(私はその時までに、ここで傷を癒すことに専念すればいい)

ベルゲ(だが、その前に……)パアァ…



ベルゲ「……そこの、お前達……」ムクリ…



見張り達「「!?」ビクゥ!

ベルゲ「……怯えるな……見ての通り、私はろくに動けん……」ズズ…

見張り1「ベ、ベルゲ将軍……ご無事、だったんですね……」ドキドキ…

見張り2「……お許しください。ゼルガー将軍の御命令ですので」

ベルゲ「わかっておる……」ズズ…

ベルゲ「……」


見張り達「「……」」ドキドキ…



――

※ベルゲ、自力脱出不可能により追加判定

追加特殊判定
↓1コンマ二桁
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 23:30:40.58 ID:LxmGv8v3o
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 23:30:42.06 ID:K8ZIdG9Z0
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 23:30:50.07 ID:/264gzFMO
せい
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 23:36:04.58 ID:q+ohEoJcO
カタリナの魔翌力関連って今回のベルゲ隊完全適応やカタリナ完全枯渇とかで何気に判定に恵まれない感あるな
837 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/06(土) 23:44:39.14 ID:8SHtJtGg0
ベルゲ、見張りの懐柔

58>50

※基準値を上回った為、成功

――


ベルゲ「……私は、このまま死ぬかもしれぬ……」

見張り達「「!!」」

ベルゲ「だが、このままでは死ねぬ……公国の未来の為に……」

ベルゲ「ものの道理のわからぬゼルガーもそうだが……それ以上に許せぬ、売国奴……!」ギリ…!

見張り1「ば、売国奴!?」

ベルゲ「そうだ……」

ベルゲ「……お前達、他言をする必要はないが……しかと心に刻むがよい……」




ベルゲ「――公国六将の一角、ネーロは森国に下っているのだ……!」



見張り達「「なっ……!?」」

ベルゲ「私が、この目で見た……奴はエルクラッド様の寵愛を受けながら、公国を売ったのだ……!」

ベルゲ「しかし、このことをゼルガーに伝えても取り合わず……どころか、こうして私は無様な姿をさらすことに……」

見張り2「ベ、ベルゲ将軍はネーロ将軍の裏切りがあったからこそ……!?」

ベルゲ「許される行為ではない……! 私は、誰よりも公国を想っている……! それはここに断言しよう……!」

見張り1「し、しかしあのネーロ将軍が……?」

ベルゲ「……確かに、私も疑問が無いわけではない。だからこそ、捕えたならば……!」


ベルゲ「――私の部下達に、あの小娘の身体に徹底的な尋問をさせるつもりだった! そう、じっくりねっとりとな……!」


ベルゲ「ああ、しかしそれも難しいか……先程の戦いで、我が部下も焼かれ……」

ベルゲ「……今からでも、私の話に耳を傾け、計画に賛同する者がいれば……」


見張り達((ネーロ将軍を……好き放題に……?))ゴクリ…



ベルゲ(……ふん。家畜は本当に分かり易い。雌豚に発情などするから、貴様らも家畜なのだ……)

ベルゲ(だが、この様子なら存外に楽にいくかもしれませんなぁ……)



……

――
838 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/07(日) 00:01:06.02 ID:8i5lhrgk0
――

……


【森国・治療室】


ジーク「カタリナ、調子はどうだ……?」

カタリナ「……うん、少しはよくなったかしら〜?」グッ…

カタリナ「魔力は、まだまだだけど……」

カタリナ「髪の毛も、こんな具合で……」ヘタ…

ジーク「カタリナは髪にも魔力を流しているんだったな?」

カタリナ「ええ。そうして浮かせないと、踏んだり絡まったりしちゃうから……」

カタリナ「……随分、傷んじゃったなぁ」

カタリナ「身嗜みもしっかりしないと、みんなの前に姿を……」ブル…

ジーク「……無理はするな」

カタリナ「……ごめんね」

カタリナ「でも、そろそろ出ないと……」

カタリナ「民達もだけど、あなた達にも余計な心配をかけちゃうし……」

カタリナ「公国が動く時間も、与えてしまうから……」

ジーク「カタリナ……本当に大丈夫なのか?」

カタリナ「……2、3日中には復帰できるように頑張ってみる」

カタリナ「リュノとリーチェも、手伝ってくれるみたいだし〜……」

ジーク「……」

カタリナ「あ、大丈夫。あのことは私とあなただけの秘密よ〜……?」

ジーク「ああ……」


……

――
839 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/07(日) 00:11:47.96 ID:8i5lhrgk0
――

……


ジーク(……カタリナの心身の傷が完全に癒えているとは言い難い)

ジーク(だが、確かにそろそろ動かねば森国内の情勢も、そして公国の情勢も……)

ジーク(……戦いの日は近い、か……)


クリス「ジーク殿」


ジーク「クリスか。どうした?」

クリス「いえ、私もカタリナ様の容態が気になったもので」

クリス「ユリーカも、ソウキ様と共に新しい薬湯を作っています」

クリス「やはり、皆心配なのです……」

ジーク「……近いうちに、民の前に姿を現すと言っていた」

クリス「!!」

ジーク「それはつまり、同時に……」

クリス「……公国へ向かう、ということですね」

ジーク「ああ。変わらずあの教会には転移を防ぐ結界は無いらしいからな」

ジーク「公国内の案内は、任せてもいいか?」

クリス「はい。お任せください。今の我らにできることは、それくらいですから」

クリス「……しかし、いざもうすぐ出発となると……」

ジーク「……ああ、俺も緊張が無いといえば嘘になる」

ジーク「何より、あのシャリオをも上回るというポラリスがエルクラッドの傍にいるという事実」

ジーク「大公エルクラッド以上に、こいつとの争いだけは絶対に避けては通れないだろう」

ジーク「そうなると……」


ジーク「――今一度、限界ぎりぎりまで俺達も鍛えた方がいい気がしてきてな」


……

――

先に鍛錬特殊判定
↓1〜5コンマ二桁(数が多い為連取有)
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/07(日) 00:13:28.82 ID:LqcvVmT20
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/07(日) 00:13:47.22 ID:WolZ1bYDO
はい
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/07(日) 00:14:17.04 ID:awkIj5OlO
こい
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/07(日) 00:15:24.07 ID:KxMLvcKzO
ゾロ目やったぜ
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/07(日) 00:16:47.91 ID:ZJqc8V0U0
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/07(日) 00:16:51.96 ID:LqcvVmT20
3分経ったから連取りします
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/07(日) 00:17:50.63 ID:awkIj5OlO
連取大丈夫かな?
847 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/07(日) 00:22:39.38 ID:8i5lhrgk0
ゾロ目来ちゃったかー(白目)
判定を取った辺りで今日はここまで
鍛錬結果とリュノ達のスキルは後日公開
ソニアの手助けもあり公国突入前の恩恵は非常に大きいですね……

正直なことを言ってしまいますと、ネーロがこっちにいる+スキルが揃ってレベルも満遍なく上昇
な状況ですので、奇数ゾロ目連打とかしない限り(+帝龍戦で事故らない)は安定して公国を攻略できる……筈です
(ちょっとベルゲ隊絡みの爆弾が増えましたが、確定出現ではありません)

本日もありがとうございました!
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/07(日) 00:31:54.66 ID:awkIj5OlO
おつー
とりあえず公国戦ある程度順調ならまずシャリオとの合流目指したいな
或いはベルゲへのとどめ
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/07(日) 00:32:00.12 ID:LqcvVmT20
乙乙
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/07(日) 00:35:25.30 ID:KxMLvcKzO
おつおつ
そういえば前回のカタリナ救出の大失敗パターン(多分だけどシャリオに接触するとシャリオが無条件死亡)って、公国攻略戦だとどうなるんだろ
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/07(日) 18:38:52.60 ID:sWkYGW4jO
この感じだとポラリスがラスボスかな?
鍛錬前のジーク傭兵団の総力がシャリオよりちょい下くらいだったみたいだから
今回の鍛錬に残りの帝龍とエルクラッド倒してレベルアップでポラリスもさっくり行けるようになると思いたい
852 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/07(日) 23:24:22.05 ID:8i5lhrgk0
こんばんはー

>>850
お察しの通り、前回の死亡確定はシャリオでした
しかし現在は状況も変わっている為、シャリオの確定死亡は無くなっています
(なお判定次第の死亡の可能性は残っています)

>>851
今回の鍛錬で相当な強化が入るのに加えて、しっかり帝龍を確実に一体一体倒せれば大丈夫……な筈です

遅くなりましたが鍛錬結果+追加判定まで進めれば
853 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/07(日) 23:25:46.11 ID:8i5lhrgk0
――


……


ソニア「ほーう? それで、また俺に鍛えて欲しいってわけか?」

ジーク「はい。お願いします団長」ペコリ

ジーク「ところで……」チラ…


エーテル「」グッタリ…


ジーク「……何故、エーテルを抱き抱えているのですか?」

ソニア「いやぁ、なんか知らんがこいつが愛しく見えてなぁ」ナデクリ

ソニア「……すげえ昔のことだが、俺もこいつみたいな淑やかな娘に憧れていたことはあってな」

ジーク「……っ」

ユージーン「ぷふんっ!?」

ソニア「……お前、あとで覚えとけよ?」ゴキゴキ…

ユージーン「!?」

ソニア「ま、今の俺に似合わないってのはわかってんよ。ただ、いざこうして目の当たりにすると……」

エーテル「」グッタリ…

ソニア「……可愛くて可愛くて、つい甘やかしたくなっちまうんだ」ナデクリ

リーチェ「あ、あのエーテルさんは……」オロオロ…

ソニア「ああ、大丈夫。頭の花冠は宝物だっていうからな。ちゃんと外してから頭は撫でているぞ?」

ジーク(そういうことではなく、体格差からくる団長の圧でエーテルが涙目を通り越しているんです……)

クリス「……かの高名なソニア殿直々の鍛錬」ゴクリ…

クリス「これは、私も覚悟を決めなければ……」

ソニア「んー……」チラ…

ジーク「……クリス、今日は止めておけ」

クリス「な、何故です!?」

ソニア「いや、一応は出立も近いっていうから少しは加減するつもりではあるんだけどな?」

ジーク「……団長の鍛錬は、慣れていないと後日に響くからな……」ブル…

クリス「!?」


854 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/07(日) 23:26:56.86 ID:8i5lhrgk0
ソニア「ま、ジークの作戦によれば公子様達の役目は余計な争いの回避だ」

ソニア「無理に身体鍛えるよりも、そっちの策を入念に考えておいた方がいい」

ソニア「戦って相手を捻り潰すよりも、そもそも争いを起こさない方が生き延びやすいんだからな」

クリス「わ、わかりました」

クリス(悪魔とさえ称される、ソニア殿……)

クリス(しかし、彼女は決して戦いに飢えているわけではない)

クリス(ジーク殿と同じ、生き延びる為にこそ……なのですね)

ソニア「ただし、直接公国軍とぶつかる可能性の高いお前達にはそんなことは言ってられない」

ソニア「たとえ各国のお姫様相手だろーが、遠慮なく鍛えていくぜ?」

リアローズ「お、お願いします……!」

ソニア「前よりは少し控える……が、あくまで前よりはって話だ」

ソニア「ジーク式の鍛錬よりかは厳しくいくから、覚悟しときな!」

ジーク傭兵団「「はいっ!!」」ビシィ!



ユージーン「……」ソローリ…

ネーロ「……何をしているんですかユージーンさん?」

ユージーン(逃げるんだよ……! あの赤鬼の鍛錬は普通じゃねぇんだ!)ヒソヒソ…

ネーロ(さっき、目をつけられているようにも見えましたけど……)ヒソヒソ…

ユージーン(言わないでぇ……)



ソニア「よし! んじゃあ早速行くぞ!」バッ!


……

――

855 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/07(日) 23:28:10.98 ID:8i5lhrgk0
スキル獲得鍛錬(ソニア主導ボーナスあり)

1ジーク&リアローズ
コンマ82

ジーク:レベル323+8×2+15=354
リアローズ:レベル268+2×2+15=283

――


ソニア「おらジーク! 弛んでんぞぉ!」ブオン!

ジーク「うおっ!? だ、団長!?」ガキィン!

ソニア「なんだ!」ブオン!

ジーク「き、鍛えて欲しいとは言ったが……!」サッ!

ジーク「2対1で団長と模擬戦だなんて、聞いてないぞ……!?」

ソニア「今さっき教えただ……ろっ!」ゴッ!

ジーク「ぐおお!?」ギィン!

リアローズ「ジークさん!? ……フラネッタ!」ギュリン!

フラネッタ「……!」ブオン!

ソニア「っとぉ!?」ガギィン!

ソニア「へっ……ジーク、お前よりもお姫様の方がこっちの隙を狙うのは上手いかもなぁ?」

ジーク「くっ……! リアローズ、前に出過ぎるな! 俺が出る!」ダン!

リアローズ「……! 援護します!」ギュリィ!


ソニア(……なあ、ジーク。お前は本当に強くなったよ)

ソニア(それにこのお姫様もだ。大人しいなりして、国を目の前で滅ぼされた悔しさをしっかりと糧にしてやがる)

ソニア(冷静に動け。お前達なら、俺も倒せない相手じゃなくなっているんだ)

ソニア(……敵はあの龍よりもさらに強い。だからお前達ももっと強くなれ)


ジーク「うおおおぉぉぉ!」ダン!

リアローズ「たあぁぁ!」バッ!


ソニア(一人一人じゃ届かなくても、お前達全員が力を合わせれば、きっと……!)



……

――
856 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/07(日) 23:32:04.74 ID:8i5lhrgk0
2リュノ&リーチェ
コンマ22

22(ゾロ目:スキル習得)

リュノ:レベル199+10×2+15=234
リーチェ:レベル306+10×2+15=341

――


ソニア「さて、次は……」


ゴゴゴゴゴ…


ソニア「んおっ!?」


リュノ「……ソニアさん、全力で行かせて頂きますよ?」チャキ…

リーチェ「……お母様の為にも、私達は……!」チャキ…


ソニア(そうか、この子達は……)

ソニア「……かかってきな小さなお姫様達!」バッ!

ソニア「俺は逃げも隠れもしなぁい! その悔しさ、全部俺に打ち込んで来い!」

森国姉妹「「はいっ!!!」」キィィィィン!

ソニア(凄まじい魔力だ。女王を、母親を痛めつけられた怒り……)

ソニア(だが、それだけじゃない。これは……)


リュノ「――お母さんの想いは、私が引き継ぎます!」キィィィン!


パキパキパキ!


ソニア「っ!? 樹と氷の二重結界か!?」

ソニア(こりゃ、かわしたり回復したりってのが出来なそうな……ん?)



リーチェ「私だって……森国の為に、そしてジークさん達の為に!」キィィィン!


ソニア(なんだ、あの光……妖精の羽が片側だけ巨大化したのか……!?)ザリ…

ソニア(……! これは、本気でかわせねぇ!?)


リュノ「今ですよ、リーチェ!」

リーチェ「はいっ! てりゃあああぁぁぁぁぁぁぁ!」ギュパン!


ソニア「うおあああああぁぁぁぁぁぁ!?」ドガアアァァァァ!


ソニア(いってぇ!? だが、この力……! 公国の奴らに、思いっきりぶつけてやんな!)


――
857 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/07(日) 23:33:13.69 ID:8i5lhrgk0
――


※リュノのスキルが統合強化&新規取得!

★『緑姫の樹牢』★
防御状態時、補正+30
戦闘時一度だけ、★を含む敵の回避、逃走スキルの発動を無効化する
さらに次ターン敵の戦闘判定に−30の補正をかける

★★『相伝・樹氷領域』★★
氷属性。戦闘時自身に常時補正+30、敵に常時−30の補正を与える
優勢判定を得た時、敵の回復行動と回避行動を無効化する
さらにコンマが偶数であった場合は敵の★を含む回復行動と回避行動を貫通する必中攻撃となる
また氷属性の攻撃を受けた時、劣勢判定値を1減少させ、さらに回復無効の能力を受け付けない


※リーチェは『妖光一閃』を取得した!

★『妖光一閃』★
優勢取得時、一度だけ発動
敵の★を含む防御、回避、回復を貫通する3劣勢を与える


――
858 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/07(日) 23:39:51.99 ID:8i5lhrgk0
3セレスティア&マリリン
コンマ04
セレスティア:レベル171+1×2+15=188
マリリン:レベル255+4×2+15=278

――


ソニア「いやぁ、久々にかなりいいの貰っちまった」

ソニア「それじゃあ次は、公国のお二人さんの番だな」


セレスティア「信じられない……連戦しているのにまだこんな余力がありますの!?」

マリリン「うーん、わかってはいたけどソニアさんってやっぱり凄い……」

ソニア「これでも修羅場はいくつも潜り抜けているからな」

ソニア「これくらいじゃ、まだまだへこたれるわけにもいかないんだよ」

セレスティア「……」ゴクリ…

マリリン「……」ゴクリ…

ソニア「……お前達も、そうなんだろう?」

セレスティア&マリリン「「!!」」

ソニア「公国の将軍に、お姫様……それが一介の傭兵団に属するってのは、あっちのお姫様達以上に異質だ」

ソニア「なんせ圧倒的優位だった筈の公国の地位を蹴ってるんだからな」

セレスティア「それは……」

ソニア「前にも言ったが、詮索はしない。だが、その強い想いだけは汲んでやれる」

ソニア「……二人とも、本来は前線で戦う感じじゃないな。お姫様の方は双剣って攻めの姿勢が強そうだが」

ソニア「まだ、体力が追いついてないって感じか? お前さんは基礎体力をみっちり上げてやる」

セレスティア「お、お願いします!」バッ!

ソニア「そんで将軍さんには……俺がこのお姫様をどんどん殴りに行くから、それをかわせるような上手い指示を出してやれ」


セレスティア&マリリン「「……え?」」サァ…


ソニア「んじゃ……おらぁ!」ブオン!

セレスティア「ひぃっ!?」サッ!

ソニア「おら! 大きくかわすと余計な体力を使う! 回避の時も最小限の動きに留めないと身がもたねえぞ!」ブオン!

セレスティア「わ、わかりました!? で、でもマリリン将軍、指示をお願いしますのぉ!?」サッ!

マリリン「ま、待っててセレスティア様!? えっと、えっと……そうだ! こう動けば……!」

マリリン「いや、待てよ? みんなでこう動いて……あ、これなら……」ブツブツ…

セレスティア「マリリンさーんっ!?」


――

※マリリンは『陣形修復』を取得した!

★『陣形修復』
防御状態時、補正+20
さらに戦闘中に敵増援が現れた場合、判定を無視した攻撃及び奇襲を無効化する

――
859 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/07(日) 23:44:10.06 ID:8i5lhrgk0
4イアン&ミナ
コンマ07
イアン:レベル219+1×2+15=236
ミナ:レベル192+7×2+15=221

――


ソニア「いやぁ、わりと本気で殴りに行った時もあるけどしっかりかわしてくれたな」

ソニア「さて次、と言いたいところだったんだが……」チラ…


イアン「……」ドキドキ…

ミナ「……」ドキドキ…


ソニア「……」ジー…


イアン「……」ドキドキ…

ミナ「……」ドキドキ…


ソニア「…………」ジー…!


イアン手&ミナ手「「……」」ギュ…


ソニア(こいつら、まさかとは思うが……)ヒク…


ソニア「……」

ソニア「よし。お前達はジーク達と同じ方式で行こう」

イアン&ミナ「「!?」」

ソニア「あの二人ほどしっかり攻め込んでこなくてもいい。俺から一本取れれば、それでいい」

イアン「……」グッ…

ソニア「舐めるな、という気持ちもわかる」

ソニア「だが、もうわかっているんじゃないか?」

ソニア「……幸せってのは簡単に手に入るもんじゃない。手に入ったら入ったで、今度はそれをいつ失うかもわからない」

ミナ「!!」

ソニア「だから、それを奪われないようにするしかない。強くなるしかない。負けても、生き延びて……手を離さないようにするんだ」

ソニア「……いくぞ」スッ…

イアン「……参ります!」ジャキン!

ミナ「……私も!」バッ!


……
860 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/07(日) 23:49:34.20 ID:8i5lhrgk0
イアン「でぇい!」ブオン!

ソニア「……」ヒラッ…

イアン「ぬぅん!」ビュオ!

ソニア「……っと」サッ…

イアン「くっ……!」

イアン(やはり、ソニア殿は強い……!)

イアン(しかし、だからといってここで折れるわけにはいかぬ……!)ググ…!

ソニア(……いい眼だ。確かな信念を感じる)

ソニア(だが、それだけじゃ……大切なものは守りきれないぜ?)



タン…



ミナ「ええーい!」ブオン!


ソニア「うおっと!?」サッ!

イアン「ミナ!?」ハラハラ


ミナ「っ、私も……」

ミナ「私も、皆さんの為に……イアン様の為に、戦いますからっ!」チャキ!


ソニア「こいつは驚いた。前よりも数段鋭くなってやがる……」

ソニア(だが、まだ俺に当てるには――)


ミナ「……」キィィィン…

ミナ(神よ、どうか私に……勇気を!)


ソニア「っ!?」グラ…


ミナ「! 今です!」ブオン!


ドガァ!


ソニア「っ……はは! こいつは見事に一本取られちまったな!」

ミナ「や、やった……! やりましたよ、イアン様!」

イアン「ミナ、頼むから無茶はやめてくれ!?」

ソニア(しかし、なんだ今の一撃は? まるでこの子の想いに本当に神か何かが応えでもしたような……?)


――


※ミナのスキルが統合強化&新規取得!(一線越え恩恵有)

★★★『神祈・望む未来』★★★
戦闘時、一度だけ発動
自軍に不利なコンマが出現した場合、そのコンマをゾロ目以外の自軍の有利な値に変更する
このスキルは敵の全てのスキルの影響を受けないで発動する

★『アースクラッシュ』
攻撃状態時、補正+40
優勢取得時、コンマ一桁が3か9なら敵にスタンの状態異常を与える


――
861 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/07(日) 23:52:27.82 ID:8i5lhrgk0
――

……


ソニア「ふぃー……」コキコキ…

ソニア「流石に、ちっとばかし疲れたな」

ソニア「だが前よりも強くなっててくれて、嬉しかったぜ!」

ソニア「その調子で、公国の奴らをぶっ飛ばしてやんな!」




ジーク傭兵団「「」」チーン…




ソニア「はははは! なんだよもうへばっちまったのかみんな?」

ソニア「俺も結構身体の節々が痛い気がするけど、まだまだ元気だぜ!」


クリス「」ガタガタ…

クリス(お、恐ろしい……)

クリス(ジーク殿の言う通り、私如きにはまだ早すぎる鍛錬だ……)

クリス(ミリア殿がいれば、私も身の丈にあった訓練ができるかもしれないんだが……)


ソニア「……」チラ…


クリス「!?」ビク!



ソニア「――そうだ、お前も逃がさねえからなユージーン?」ギロリ


ユージーン「ひええぇぇぇぇぇ!? こいつまた俺に目をつけやがった!?」ガタガタ…

ネーロ「だから言ったじゃないですか。それに、あれはあなたが笑ったのが悪いのですから――」




ソニア「――あとそこのまるで鍛えてない嬢ちゃんも、なんか腹立つからまとめて鍛えてやる。来な」クイクイ





ネーロ「………………はい?」




……

――
862 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/08(月) 00:00:27.93 ID:m9FVhs0O0
――
5おまけ・ユージーン&ネーロ
コンマ91
ユージーン:レベル94+9×2+15=127
ネーロ:レベル15+1×2+15=32

――



ネーロ「」ビクン、ビクン!



ソニア「……想像を絶する程にだらしねぇなぁ……」

ソニア「これなら灰色髪のちっこいお姫様の方が、まだ頑張れたんじゃねえかな……」

ソニア(やっべぇ、ここまでとは思ってなくてやりすぎちまったか……?)

ソニア(だが、こいつもだが気になるのは……)



ユージーン「はぁ、はぁ……!」ザッ…



ソニア(まさか、こいつがここまで喰らいついてくるとはな)

ソニア(特に強い原動力があった森国のお姫様はともかく……)

ソニア(お世辞にも戦闘向きとは言えないこいつが、今日一番粘っている……?)

ソニア(一体何が、こいつを動かしているんだろうな……)


ユージーン「へ、へへ……!」フラ…

ユージーン「なんだよ、前の時よりも、本当に温くなったみてぇだなおい……?」ヘラヘラ…


ソニア(それは、前よりもお前が強くなっているからだよ)

ソニア(あんだけ逃げ腰の癖に、前回も俺の鍛錬から逃げなかったしな……)


ユージーン「これでおしまいか?」

ソニア「あ、ああ。これくらいでいいだろう」

ソニア「あいつがちょっと心配ではあるが」


ネーロ「」ビクン、ビクン!


ユージーン「……」


――

ユージーン追加特殊判定
↓1コンマ二桁
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/08(月) 00:01:35.69 ID:Bl/BXiygO
頑張れユージーン
864 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/08(月) 00:08:39.13 ID:m9FVhs0O0
ユージーンの奮起

69>50

※基準値を上回った為、鍛錬追加志願!

※コンマ二桁+一桁分追加レベルアップ

ユージーン:レベル127+6+9=1 4 2

※この世界での明確な強者の基準値、レベル140を突破しました!

※これにより……?

――

判定を取った辺りで今日はここまで
ここにきてゾロ目を取った森国姉妹もですが、奇跡的な滑り込みという意味ではユージーンの方が凄いかも……?
一部プロットの練り直しなども必要になってきていますが、これで自由安価鍛錬も終了。
長い道のりでしたが、次回よりいよいよ公国に向けて進軍となります

本日もありがとうございました!
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/08(月) 00:10:35.57 ID:tr93vZcVo
おつおつ
出世という面では一番の成長株じゃないかユージーン
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/08(月) 00:11:23.14 ID:Bl/BXiygO
おつおつ
さりげにミナの追加スキルが相当デカい気がする
ゾロ目以外に変換するからポラリスのゾロ目返しの対象外だし
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/08(月) 00:15:41.58 ID:iicedYpK0
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/08(月) 00:21:00.58 ID:BhqemloQO
おつー
ユージーンここで決めるのはカッコいいな!しかも他の面々も

リュノ→偶数で回避と回復貫通だからリーチェと組めば偶数時に必中攻撃発生。回復無効も防御可能に
リーチェ→ジークに次ぐ高火力。奇数コンマでも放てる強力な貫通攻撃
マリリン→戦闘時の増援(多分ゼルガー?)への対処
ミナ→コンマ書き換えって普通にチートレベル。個人スキルと合わせて敵の奇数ゾロを2回まで無効化できる

これは負ける気がしない
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/08(月) 01:13:37.49 ID:3Gr6Yj5w0
乙です!
ユージーンめちゃくちゃかっこいいやんけ!
ワンチャン前線入りある?
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/08(月) 15:08:33.45 ID:DXZhNpOh0



































朝倉未来「こ」




















871 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/08(月) 15:13:47.27 ID:DXZhNpOh0




































朝倉未来「まともな奴はRIZIN、見てよ」


















872 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/08(月) 15:15:14.74 ID:DXZhNpOh0
































朝倉未来「最強は俺ね」



























873 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/11/08(月) 15:16:27.33 ID:DXZhNpOh0


































朝倉未来「お前らさ、この大人気スレよろしくマジで」




























874 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/08(月) 23:30:44.74 ID:m9FVhs0O0
こんばんはー
遅くなりましたが、とりあえず滑り込んだユージーンから再開です
多数決はまた後日
875 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/08(月) 23:31:53.77 ID:m9FVhs0O0
ユージーンの奮起

69>50

※基準値を上回った為、鍛錬追加志願!

※コンマ二桁+一桁分追加レベルアップ

ユージーン:レベル127+6+9=1 4 2

※この世界での明確な強者の基準値、レベル140を突破しました!

※これにより……?

――


ユージーン「ネーロちゃんはすぐに潰れちまったし、俺達はみんなほど時間使ってないだろ?」

ユージーン「……ネーロちゃんの分の時間、俺に使ってくれよ」

ソニア「……!」

ユージーン「……追加講習は有料だったりするのかねぇ?」ヘラヘラ

ユージーン「自慢じゃねえが、俺ってば結構貯金はする方だぜ?」

ソニア「……別に、金はとらねえよ」

ソニア「だが、俺を前にしてそれを口にする覚悟はできているんだろうな?」

ソニア「いや、答えなくていい。お前が口に出した瞬間に俺は承諾している」


ソニア「――お望み通りに、もう少ししごいてやるよ!」グッ!


ユージーン「っ……!」ゾク…!

ユージーン「……」チラ…


ネーロ「」ビクンビクン!


ユージーン「……」チラ…


ジーク傭兵団「「」」チーン…


ユージーン(誰も、俺を見ちゃいない。見てるのは、この赤鬼だけだ)

ユージーン(あーあ……)

ユージーン(何やってるんだろうなぁ、俺……)


ソニア「行くぞ!」


ユージーン(がらでもねぇ……)

876 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/08(月) 23:32:30.08 ID:m9FVhs0O0
ユージーン(こんな状況、ちょっと前までの俺ならすぐに逃げ出していた)サッ!


ドォン!


ユージーン(模擬戦たって、俺じゃ万が一にも勝ち目はない。一撃も与えられない)

ユージーン(完全な詰み。逃げ出したって、誰も怒らない筈だ)

ユージーン(なのにどうして俺は、わざわざ相手が終わりだと言ってくれたこの地獄のような時間を延長した……?)バッ!


ドガァ!


ユージーン(終わっとけば、みんな疲れているだろうから眠ることを選ぶだろう。俺だってそうする)

ユージーン(誰かに狙われずいびきかいて寝られることの、なんて贅沢なことか……!)タン!


ズガア!


ソニア(こいつ、まだこれだけ俺の攻撃をかわせるだけの体力が残っているのか……)

ソニア(目が細くて相変わらず感情が読みにくい奴だが、これは……)


ユージーン(ああ、なんで俺はこんなことをしているんだろう?)

ユージーン(もう、姫様から大金を受け取れるのは確定しているんだ。無理をする必要なんてないじゃないか)

ユージーン(金を貰ったら、もう面倒な傭兵も辞めちまえばいい。どこか森国の端っこで、のんびり暮らせばいい)

ユージーン(腑抜けだ守銭奴だ、言わせたい奴には言わせておけばいい。俺は全然そんなこと気にしないしな)

ユージーン(なぁ、俺……)

ユージーン(俺は、そういう男だったろ? そうやって生きてきて、生き延びてきたんだから)

ユージーン(俺の立ち回りは……生き方は、間違っていなかった。そうだろう……?)


ソニア「――おらぁ!」ブオン!

ユージーン「ってあっぶねぇ!?」サッ!

ソニア「気を抜くと死ぬぜ!」


ユージーン(ああ、くそ……)

ユージーン(……わかっている。本当は全部、わかっているんだ)

877 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/08(月) 23:33:08.37 ID:m9FVhs0O0
ユージーン(世の中、金は大事だ。これは誰がなんと言おうと、絶対にゆるがねぇ)

ユージーン(国をまわすのにも金はいる。この眼の前の怪物でさえも、傭兵業で金を稼いでいる)

ユージーン(金がなけりゃ美味いもんも食えねえ。酒も飲めねえ。誰も生きていけねえ……)

ユージーン(だから俺は、金さえ貰えれば何でもやった。金があれば、何でもできるんだから)

ユージーン(……)

ユージーン(そう、思っていた筈なんだがなぁ……)


ユージーン「だああぁぁぁぁぁ! ちくしょおおぉぉぉぉぉぉぉ!」ジャラァ!


ソニア(……鎖か! 距離を保って飛ばせば、俺の攻撃範囲外からも一撃を当てることができる!)サッ!


ユージーン「ちっ……!」ジャラ…!

ユージーン(はは、我ながら拙いもんだぜ……)

ユージーン(ずーっと、誰かを囮にして後ろから攻撃してたからなぁ……)

ユージーン(戦いの相棒なんて、使い捨てだった。いつ俺を裏切るかもわからないなら、先に切り捨てるべきだ)

ユージーン(勝てなくていい。逃げ帰って、情報だけでも届ければ金は貰えるんだからな)

ユージーン(……だから、手に入るのはいつも『金だけ』だったんだ)

ユージーン(……こんな、俺を受け入れてくれるような『居場所』は、手に入らなかった……!)


ユージーン「なろぉ……!」ジャラララ!

ソニア「っと!」サッ!

ソニア(……なるほどな)


ユージーン(それだけじゃない。料理の腕前だの、ブツの大きさだの……)

ユージーン(くだらねぇ、必要のないようなもんだと思われても……金で手に入るもんじゃない)

ユージーン(……ワイバーンまで持ち出して、危うく殺しかけたっていうのに、ジークの奴は俺を殺さなかった)

ユージーン(俺みたいな存在とは無縁だったろう鉄国と森国のお姫様すら、俺を受け入れてくれた)

ユージーン(……お人好しばかりで、時々俺の心を抉りにきたりもするが……それも気にならない)

ユージーン(余計な考え事をしないで、本気で笑って馬鹿なこともできて……今までの俺からすれば、信じられないような場所)

ユージーン(……俺は、この傭兵団に愛着を持っちまってるんだなぁ……)


878 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/08(月) 23:34:03.74 ID:m9FVhs0O0
ユージーン「ったく、誰か笑ってくれよな……!」ジャララ!

ソニア「何をだ……!?」バッ!

ユージーン「今の俺をだよ!」ジャラァ!


ユージーン(……そう。俺はがらにも無く、ただ一つの場所にこだわりを持っちまった)

ユージーン(それが、儚いもんだってのをわかっていながら……)

ユージーン(ジークは同業者だからともかくとして……)

ユージーン(他は各国のお姫様ばかり。みんな、戦争なんかなきゃ戦う必要も無いような人達ばかりだ)

ユージーン(それに騎士団長にシスター……鉄国の本格的な復旧に駆り出されるのは目に見えている)

ユージーン(あいつは……多分、自分の道を突き進むだろう)

ユージーン(そう。俺は……戦争が終われば無くなるような、幻のような傭兵団にしがみついている)

ユージーン(……誰かが欠けたら、きっと今の空気は無くなっちまう)

ユージーン(俺が逃げ延びても……それで誰かがやられちまうことを、恐れている……)

ユージーン(ああ、信じられねえ。だけどある意味で、金に目が無い……強欲な俺らしい願いなのかね?)

ユージーン(俺は、死にたくない。今の仲間の誰にも、死んでほしくない……全員で、生き延びたいと願っちまってる)

ユージーン(でも、それが叶うかは怪しいところがある。敵はあの大公様と金色の龍なんてとんでもない奴らだ)

ユージーン(勝てないかもしれない。危なくなったら逃げればいい……でもきっと、あいつらは誰も逃げない)

ユージーン(傷ついて倒れても、最期の時まで……仲間と共に戦う)

ユージーン(なのに、俺は……俺は……!)


ダン!


ユージーン「――逃げられるわけがねぇってんなら! 最後はいちかばちか突っ込むしかない!」

ユージーン「姫様達もミナちゃんも……! 俺よりちいせぇ女の子達が身体張って公国に挑もうってしてるのによぉ……!」バッ!

ユージーン「何かと理由つけて、俺だけが逃げ続けるなんて、そんなの……!」




ユージーン「――俺も同じ傭兵団の仲間だって、胸を張れねえだろうがよおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!」ジャララララララ!



ソニア「……!」

ソニア(もう一本……!)バッ!



バチィ!



ソニア「っ……」

ユージーン「へ、へへ……」

ユージーン「たまには逃げるの堪えて、頑張ってみるもん……だな……」ドサ…


ソニア「……大したもんだよ、ユージーン」


……

――
879 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/08(月) 23:38:13.81 ID:m9FVhs0O0
――

……


ユージーン「う……」ムクリ…

ユージーン(俺……ああ、そうだ。無理に身体捻って鎖を当てにいったんだっけか)

ユージーン(最後のあれは……夢か?)


ソニア「お、起きたかユージーン」


ユージーン「うおぁ!?」ズザ!

ソニア「おいおい、俺をバケモンでも見る様な目で見んじゃねえよ」

ユージーン「実際そうだろうがよ!? お前は――」

ソニア「……そんなバケモンに、お前は一撃を与えて見せたんだぜ?」

ユージーン「……へ?」

ソニア「……お前も、強いよ。もっと胸を張って生きな!」バシバシ!

ユージーン「ってぇ!? 説得力まるでねえぞ!?」

ソニア「俺の鍛錬に一番くらいついてきたんだ。もうそこらの奴には負けねえ力はついている筈だぜ?」

ソニア「ま、たった数日で日頃から鍛え続けて実戦経験積んできた奴らには届かないだろうけどな」

ユージーン「んなことは俺が一番わかってるっての……」ハァ…

ソニア「……なあユージーン。お前、ジーク達と一緒に戦いたかったのか?」

ユージーン「……」

ソニア「……一口に傭兵って言っても、腕っぷしだけが全てじゃないのはわかるよな?」

ユージーン「ああ……」

ソニア「ジークの兄貴分だったイリアスも、傭兵団の中では一番弱かったが……隠密行動は誰よりも上手かった」

ソニア「それぞれの持ち味を生かす……お前の場合は、逃げ足か。それじゃ駄目だったのか?」

ユージーン「……俺も、それでいいと思っていたんだよ。実際に、この逃げ足だけは自慢だしな」

ユージーン「でもよ……こうしてギリギリまでみんなが鍛錬に打ち込んで……」

ユージーン「これから公国に乗り込むんだって時に……」

ユージーン「……この戦いから逃げたら、俺はきっと後悔すると思った」

ユージーン「今までさんざ逃げ続けておいて、どの口がって言われるだろうが……」

ユージーン「せめて、せめて……この傭兵団の、最後の仕事からは……逃げたくなかったんだよ……」

ユージーン「馬鹿みたいだろ? 笑ってくれよ……」

ソニア「なるほどな……」



ソニア「――だそうだぞ、お前達?」ニヤリ
880 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/08(月) 23:45:28.08 ID:m9FVhs0O0
ユージーン「なっ……!?」バッ!





イアン「……今のお前を笑う者は、ここにはいない」

マリリン「ふふー♪ こういう笑い方はするけどねー♪」ニコニコ

ミナ「ユージーンさんの勇気、きっと神も見ておられます……!」

リアローズ「うん。ソニアさんを相手に一人であんなに頑張って……凄かったよ!」

セレスティア「ええ。あのシャリオにも臆さなかったあなたの強さ……改めて、拝見させていただきました」

リュノ「ユージーンさんは、もっと自信を持っていいですよ。私よりも前から、傭兵団で頑張ってきたのでしょう?」

リーチェ「そうですよ。私達が旅立った頃から、一緒に頑張ってきたではありませんか」ニコニコ

ネーロ「……かつてのあなたとは、違うのですね」プルプル…

クリス「ああ。ジーク殿との出会いが、お前を変えてくれたのだろうな……」パチパチ…


ユージーン「な……あ……!? ど、どこから見ていた、聞いていた!?///」




ジーク「……」フッ…




ユージーン「ちょ、大将!? なんだよその似合わない顔はよ!?///」

ジーク「悪いな。俺もこの感情を上手く表情に出来ないのかもしれない」

ジーク「だが……これはきっと、嬉しい感情だな」

ジーク「……俺もお前と同じだユージーン」

ジーク「この傭兵団に、愛着が無いわけがないだろう?」

ユージーン「く……///」

ジーク「お前もそんな感情を持ってくれたことが、ただ嬉しい」

ジーク傭兵団「「うんうん」」

ユージーン「ぐああぁぁぁぁ……!」ガクリ…

ユージーン「ち、違うんだ! 戦っているうちについ熱くなっちまったからで……」アセアセ…

ネーロ「……逃げればよかったのでは?」プルプル…

ユージーン「この鬼が逃がしてくれなかったの! あとネーロちゃん辛いなら座っときな!?」

クリス「おっと、残念だがその逃げ道は塞がせて貰おうかユージーン」

ユージーン「!?」

クリス「私はソニア殿の鍛錬を受けれていない……つまり、元気なまま全ての様子を眺めていたんだ」

クリス「いや、流石に驚いたぞ? あのユージーンがまさか、自らさらなる鍛錬を望むとは……」

ユージーン「クリス様やめてぇ!? なんなんだよこの恥ずかしさはよぉ!?///」
881 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/08(月) 23:56:27.26 ID:m9FVhs0O0
セレスティア「恥ずかしがる必要はありませんよ、ユージーン」

セレスティア「あなたは確かに、お金に執着する逃げ足自慢の傭兵だったかもしれません」

セレスティア「それは、雇い主の私が一番知っていると思います」

ユージーン「う……」

セレスティア「そしてあなたも、私の人となりを見てきたでしょう」

ユージーン「ええ、まあ……」

セレスティア「……今の私は、あの頃よりも少しは変われたかと思います」

セレスティア「罪が消えるわけではありませんが、良き方向に」

セレスティア「……人は変わることができる。あなたにも、それが訪れただけ」

セレスティア「シャリオも認めているのですから、あなたは前から勇気ある人ですよ」クスリ

マリリン「うんうん♪ ユージーン、覚えてる? 前に鉄国で二人っきりで――」

ユージーン「あー! あ゛ー! 何も聞こえなーい!」ワタワタ!

イアン「ふ……諦めろ、ユージーン」

イアン「誰も笑う者はいない。むしろ、喜んでいるのだから」

ジーク「ああ」フッ…

ユージーン「くそぉ……」

ユージーン「……いつまでも気にしている俺が馬鹿みたいじゃねえか」ハァ…

ユージーン「……」

ユージーン「なあ、みんな?」

ユージーン「聞かれちまった以上……もう正直に言うぜ?」



ユージーン「――役立たず、足手まといになる可能性は高い」

ユージーン「――帝龍はこっちの人数にあわせて強くなるからな」

ユージーン「――おまけに鍛えてこなかったから、体力はともかく技もろくにない」

ユージーン「――それでも、頼む……」



ユージーン「――公国では、俺も一緒に戦わせてくれないか……?」




ジーク「ユージーン……」


……

――
882 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/09(火) 00:02:08.79 ID:dK9PL9Nu0
――

ユージーンの分岐路に到達したあたりで今日はここまで
ユージーンはレベル上昇に伴い

・傭兵団前線入り(警戒等はクリスとユリーカが引き継ぎ)
・スキルは少ないが、鎖刃による援護攻撃持ち

or

・傭兵団後方警戒続行(警戒技能上昇により、一部罠判定を緩和)
・ジーク達が窮地の時も、逃走し誰かに情報を伝えられる

の道に分かれます。
後日こちらを多数決で決めたいのですが、
少々今週は立て込んでいて更新がいつも以上に不安定になりかねませんので
事前告知→翌日に多数決の形をとらせて頂きたいと思います

本日もありがとうございました!
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/09(火) 00:13:53.32 ID:j1Pr5WuUO
おつ。展開的には前者だろうが後者にしたくて迷う。
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/09(火) 00:17:55.98 ID:arum48l4o
おつおつ
にやにや!
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/09(火) 00:19:30.54 ID:WK9+LntTO
おつおつ
悩ましいが個人的には警戒かなぁ
特にネーロは罠で即死レベルだから念には念を入れたい
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/09(火) 00:24:28.15 ID:8I1KSQ/iO
乙ー
最初は下手すりゃ殺処分すらされかねなかったユージーンがこんなに輝くなんて
個人的には前線入り推したいけどスキルって事前に見れるかな?
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/09(火) 00:31:34.74 ID:kpB2yqbb0
乙です!
個人的には前者がいいなあ…!
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/09(火) 01:27:49.68 ID:vmrqWpsv0

例えば、大ボス級の敵(エルクラッドやポラリス等)と戦う時だけユージーンも戦闘に参加、みたいなのは流石に都合良すぎかな?
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/09(火) 19:25:25.40 ID:H148z+uS0
ジーク達+ユージーン
レベル合計2277+マリリン声援+90=2367
戦闘補正約700
シャリオ
レベル900+廉貞の蹂躙210×8=2580
戦闘補正350?

で今ならシャリオにも勝てそう=どの帝龍相手でも勝てるからユージーンの危惧してる足手まとい化は無さそう
罠というかネーロ筆頭にキャラの死亡発生がチケットで回避できるならユージーン前線の方がスキル増えて有利になるかな?
(ポラリスかエルクラッドはチケット使用にカウンター持ち)
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/09(火) 19:39:57.16 ID:T3WY0ia20
ホンマこの人の作品はいちいち女性キャラに負けないレベルで
男性陣が魅力的なのが良い
891 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/11(木) 23:53:19.09 ID:Kya0M7MD0
間が空いてしまいましたが、明日の22時くらいに告知後ユージーンの投票を開始したいと思います
お時間のある方はよろしくお願いします

>>886
確かに参考に必要でしたね。失礼致しました
以下がユージーンのスキルになります↓

※前線の場合
★『チェイスチェイン』
攻撃状態時、補正+15
優勢取得後の追撃が発生した場合、その成功率を5上昇させる
★『エスケープチェイン』
戦闘時一度だけ、敵の追撃判定を確定停止させる
さらにその後逃走判定に補正+10を得る

※後方警戒の場合
★『生存欲求』★
散策、一部イベントのマイナス判定を−30緩和させる
さらに敵の奇襲を無効化し、罠の判定を−30緩和させる


>>888
流石にそれは難しいですね。どちらか一方のみです

>>889
正直シャリオの能力公開に追い込まれたのはこちらからは結構痛手だと痛感しています
逆算されると帝龍の強さが確実にシャリオ以下ってわかっちゃうんですよね……
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 00:28:31.39 ID:gKNeRD5go
ういー
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 00:34:10.24 ID:1PmUuTQqO
悩むなこれ
マイナスイベと罠を回避しやすいのはでかいけど前線入りも戦闘補正にリアローズのスキル合わせて追撃翌率+15ならゼルガーとか相手にも90パーで命中するってことだよね?
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 16:16:10.72 ID:ArX/SiHx0
どっちも状況的に欲しいスキルだからなー超迷う
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 17:57:57.67 ID:yUDXJL1rO
前衛にすれば戦闘と追撃判定安定化させられるし、後衛にすればイリアスの強化罠判定を緩和してネーロの即死を防げる
正直言うと前作のマックスみたいなあと一歩のところで届くか届かないかに直結しそうで本当に悩ましい
896 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/12(金) 22:07:41.76 ID:Z6f4mUyl0
こんばんはー

それでは15分後に↓1〜5で多数決を行いたいと思います
なお申し訳ありませんが、今日も更新はお休みです……

>>893
その通りです
敵が最低保証25なら、コンマ10以上で追撃命中となりますね
897 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/12(金) 22:23:37.03 ID:Z6f4mUyl0
それでは

ユージーン前線or後方多数決
↓1〜5多数決コンマ(日付変更まで)
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 22:24:02.19 ID:yUDXJL1rO
悩むが後方で
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 22:24:26.84 ID:ArX/SiHx0
ものスッゴくなやんだけど1かなぁ
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 22:24:32.65 ID:Ryh6uZZNo
前線
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 22:24:33.21 ID:12r4a3LzO
前線で
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 22:25:09.84 ID:KXqPjqi70
2
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 22:25:30.46 ID:ArX/SiHx0
ごめんなさい一じゃない一応全選手で
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 22:26:07.70 ID:ArX/SiHx0
全選手じゃなくて前線で!!
ごめんなさい
905 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 22:26:31.08 ID:KXqPjqi70
2じゃない後方だった
906 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/12(金) 22:30:13.10 ID:Z6f4mUyl0
思ったより埋まるのが速かったですね
あとすみません、番号はこちらで振っておくべきでした
割れましたが

ユージーン、ジーク傭兵団前線入り

ですね
明日には今の案件も片付いて更新を再開できると思いますので、よろしくお願いします
ただそろそろ次スレのことも考えないとな……

ご参加ありがとうございました
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 22:34:24.49 ID:12r4a3LzO
リアル大事にね
ユージーンには頑張って貰いたい
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 23:32:11.43 ID:gKNeRD5go
おつあつ
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/13(土) 00:01:43.25 ID:IRgcIYTl0
乙です!
投票参加し損ねたけど前線入りで良かった!!
910 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/13(土) 22:47:27.52 ID:+JyWsHzO0
こんばんはー

遅くなりましたが、公国出発へ向けてぼちぼち再開です
911 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/13(土) 22:48:27.49 ID:+JyWsHzO0
ユージーン、ジーク傭兵団前線入り

――


ジーク「……一つだけ、条件をつけよう」

ユージーン「な、なんだ?」

ジーク「……俺は『生きる』。お前も、『生きろ』」

ユージーン「!!」

ジーク「もっとも、お前は言われなくてもそうするだろうがな」

ジーク「改めて、よろしく頼むぞユージーン」スッ…

ユージーン「……ああ、任せなって大将!」ガシ!



ネーロ「……人は、変われるものなのですね」

ネーロ(時にそれは『変わってしまった』ということにもなってしまいますが……)

ソニア「なーにしけた面してんだお前は?」

ネーロ「ひぃ!?」ビク!

ソニア「仲間の成長は、素直に喜んでやりな」

ネーロ「い、いえ彼とは仲間というわけではなく……」

ソニア「深い事情は聞かねえが、お前もジーク達と一緒に行くつもりなんだろう?」

ソニア「ならたとえ一時であろうと、お前も傭兵団の一員だ」

ソニア「そして傭兵団の一員は、仲間であり……家族でもあるんだぞ?」

ネーロ「家族……?」

ソニア「俺の持論だがな。一緒に生き死にを共にして、遠慮なく本音でぶつかれる存在なら間違ってもないだろ?」

ネーロ「私は……」ギュ…

ソニア「……すぐに潰れたが、お前も逃げはしなかった。それは覚悟のある奴の目だ」

ネーロ「!!」

ソニア「だが……その覚悟に潰されるな。そんな時は今のお前の周りを頼れ」

ソニア「あいつらなら、きっとお前にも手を差し伸べるだろうからな」

ネーロ「……ええ。もう、幾度も……」

ソニア「なら、もう俺から何か言わなくても大丈夫だよな?」

ネーロ「……はい」


……
912 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/13(土) 22:50:31.40 ID:+JyWsHzO0
ジーク「しかし、あのユージーンがと思うと……」

ジーク「これが、感慨深いというやつだろうか?」

ユージーン「だぁー! くっそ、なんだよ認めてくれて尚も俺を弄るつもりかよ!?」

ジーク「弄ってはいない。この感情を噛みしめているだけだ。そうだろう?」チラ

リアローズ「うん。今のユージーンさん……前よりも、ずっといきいきしてる……」

リーチェ「心からの言葉なんだって、信じられます」ニコニコ

リュノ「そういえばユージーンさん、最初は森国を出たばかりのジークさん達に襲いかかったんですよね?」

セレスティア「お恥ずかしいことに、大元は私のせいなのですが……」

クリス「私がジーク殿の立場だったとすれば、ユージーンはその場で始末していたかもな……」

ユージーン「俺も最初はその覚悟決めてたんだけどなぁ。まさか俺を餌付けしてくるとは思わなかったよ……」

イアン「最初の理由がどうあれ、今のお前が共に戦う決心をしてくれたことは……私も喜ばしいことだと思う」

イアン「安心するがいいユージーン。共に戦う仲間は、私が守ってみせよう」

ユージーン「おっさん……」

ミナ「ユージーンさん、私も戦いは不慣れな身です」

ミナ「一緒に、頑張りましょう……!」グッ!

ユージーン「ミナちゃん……」


ミナ:レベル221←

ユージーン:レベル142


ユージーン(あっれ……おかしいな……?)

ユージーン(なんかよくよく見れば、いつの間にかミナちゃんワイバーン殴れそうな気配漂ってる……)ブル…


マリリン「やったねユージーン♪ ところでさ、前にマリリンちゃんと話した――」

ユージーン「お前それここで言ったらぶっ飛ばすぞ!?」


ネーロ「……今更、照れることでもないでしょう」


ユージーン「ネーロちゃんまで!?」

ネーロ「……以前の言葉を撤回しましょう」

ネーロ「今のあなたは……好感の持てる、立派な人ですよ」

ユージーン「おぉ……///」ドキ…

ユージーン(これは、俺にも春が……!? いやでもネーロちゃん可愛いけど胸――)

マリリン「ユージーン? 女の子は邪念に敏感だから気をつけよーねぇ?」ゴキゴキ!

ユージーン「!?」
913 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/13(土) 22:51:27.17 ID:+JyWsHzO0
ジーク「待て待てマリリン。流石にこれ以上の鍛錬続行は身が持たん」

イアン「うむ……私も身体の各所が悲鳴をあげている気がする」

ソニア「ジークの言う通りだな。俺がやったことだが、今日はもう全員休んでおけ」

ソニア「さっきやりあってわかったが、ユージーンの戦いの動きは誰かと共に戦うこと前提のもんだった」

ソニア「傭兵『団』として戦ってきたお前達なら、合わせることも難しくないだろう?」

ソニア「細かい修正だなんだは『公国の安全な場所でもできる』だろうから、慌てる必要は無いと思うぜ」

ユージーン「……」ゴクリ…

ソニア「ただし、お前の経験が他の面々より浅いのも事実だ」

ソニア「『戦うこと』と『警戒すること』の両立を狙おうとするな。戦うって決めたならそっちに集中しろ」

ソニア「幸いにして、代わりにやってくれる人材もいることだしな」チラ

クリス「公国内の地理なら、私も把握している。奇襲などが起きないよう、全力を尽くそう」

ユージーン「あー、そのクリス様? なんか申し訳ありません、俺の我儘で仕事押しつけちまったような……」

クリス「何、元より私がジーク殿達にできるようなことといえばこのくらいの事だからな。気にしないでくれ」

クリス「私も、もう少し強くなれていればジーク殿と共に前線で戦えたかもしれないが……」

セレスティア「そこは、私がお兄様の分まで。私も未熟な身ではありますが、退くことはいたしませんの」

ソニア「はは、公子様達も面白いもんだ」

ソニア「ま、まだ話したいこと、やりたいことはあるかもしれないが……」

ソニア「休息も大事だ。今は休んで……大仕事に備えろ」

ソニア「後ろは気にするな。俺達は俺達の仕事をきっちりこなす」

ジーク「団長……」

ソニア「ジーク。俺はお前に色々と教えてきたが……今は、お前が『団長』なんだ」

ソニア「お前の意思で動け。どんなことも、悔いが残らないようにな」

ジーク「……わかりました」

ソニア「よーし! そんじゃみんなお疲れ! 飲みたい奴は俺が奢ってやんよ!」

ユージーン「まじで!?」

ジーク「お前は一番休め! 団長も控えてくださいよ!?」

ソニア「はは、わりーわりー。つい癖でな」


ソニア(……宴会は、この大仕事が終わってからだな。待ってるぜジーク)


……

――
914 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/13(土) 22:52:40.84 ID:+JyWsHzO0
――『いざ、公国へ……』――


……


ソウキ「カタリナ、大丈夫かい?」

カタリナ「ええ、だいぶお休みも貰えたし……」

カタリナ「私が逃げ出したことで、公国でも動きがあるかもしれないし〜……」

カタリナ「そろそろ、向かい合わないと」スクッ…

ソウキ「あまり気負い過ぎないでくれ。頼りないだろうけど、俺もいるからさ」

カタリナ「ふふ、ありがとうあなた」ニコリ

カタリナ「……」スー…

カタリナ「……」フー…

ソウキ「そう、落ち着いて……」

ソウキ「大丈夫さ。森国の民は君のことを慕ってくれている」

ソウキ「リュノとリーチェもいる。だから、大丈夫だ」

カタリナ「ええ……」



……



ジーク「……いよいよ、か」

リュノ「はい。もうすぐ、お母さんがみんなの前に姿を現します」

リーチェ「大丈夫だと、思いたいのですが……」

ジーク「カタリナの容態もだが、それ以上に……」

リュノ「ええ、懸念材料は森国の兵です」

リーチェ「マリリンさん達にも、ご協力をお願いしていますが……いざとなれば」グッ!

ジーク(……俺はあの日、カタリナに欲望を打ちつける森国の兵を見ている)

ジーク(ベルゲの薬が無くとも、忠誠心は時に歪められる)

ジーク(どうなるかはわからない。俺も、動けるようにしておこう……)


……

――
915 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/13(土) 22:54:22.14 ID:+JyWsHzO0
――



【森国・地下拠点広場】


ザワザワ…


森国民1「ほ、本当にカタリナ様が……!?」

森国民2「ご無事だったのか……!」


森国兵1「カタリナ様がお戻りになられたのであれば、もう何も怖くない!」

森国兵2「公国軍に、目に物を見せてやりましょう……!」


ザワザワ…


ジーク「……」

ジーク(何事も起こらなければいいが……)



カタリナ「……我が森国の民達よ」スッ…

ソウキ「……」スッ…



一同「「!!」」



カタリナ「こうして姿を見せることが遅れてしまい……申し訳ありません」ペコリ


ザワザワ…


ジーク(カタリナの様子も、森国の民達の様子も今のところは大丈夫そうだ)

ジーク(安堵した様子の者が多い。やはり、カタリナは民に慕われた女王に間違いない)

ジーク(ただ、問題は……)



……
916 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/13(土) 22:56:55.11 ID:+JyWsHzO0
カタリナ「――そして、捕われてしましましたが……」

カタリナ「公国の勇気ある者……」


ネーロ「……」


カタリナ「そして、見知った者も多いでしょう。ジーク傭兵団の手により、私は生き延びることができました」


ザワザワ!


ジーク(カタリナの民達への説明は、自身が氷帝龍に敗れたことから包み隠さず行われた)

ジーク(ただ一つ、自国の兵士に輪姦されたことを除いて……)

ジーク(そして俺達による救出作戦……残るは、もう……)


カタリナ「……ですが、私は生き延びただけに過ぎないのです」

カタリナ「度重なる強敵との戦い、そして……」

カタリナ「……捕えられた時に、魔力を奪われてしまい」




カタリナ「――今の私は、戦うことができない状態なのです」



森国兵達「「!!??」」



ジーク「!!」

ジーク(やはり、兵士達の動揺が大きい!)

ジーク(これは……)



森国兵1「そ、そんな……」ガタガタ…

森国兵2「カタリナ様が、戦えない……!?」ブルブル…

森国兵3「もう駄目だぁ……おしまいだぁ……!?」ガクブル…

森国兵4「公国軍に、皆殺されてしまうというのか……!?」カタカタ…


カタリナ「……」


――

特殊判定
↓1コンマ二桁
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/13(土) 22:57:14.96 ID:gWC1Ik4n0
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/13(土) 23:05:40.33 ID:kw4dX3zVO
森国兵にサイヤ人の王子混ざってないかこれ?w
919 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/13(土) 23:09:46.72 ID:+JyWsHzO0
森国姫+協力者の奮起

>25

96(お母さんに余計な心配はかけられない!やってやりますよ!)>75

※第二基準も超えたため、カタリナの負担0

※逞しくなった娘や心強い味方に肩の荷がおります

――


カタリナ(やはり、私では……)


バッ!



リーチェ「――皆さん、どうか落ち着いてください」


一同「「!?」」

リーチェサマ!?

ザワザワ…


ジーク(リーチェ……相変わらず、よく通る声だ)

ジーク(たった一言で、狼狽える兵士達が動きを止めるとは)


リーチェ「確かに、お母様は力を失っている状態ではありますが……」

リーチェ「それは一時的なものです。いつかは、元のお母様に戻られることでしょう」


ザワ…


リーチェ「……ですが、より強力な軍勢を引き連れる公国がこの場所を発見しないとも限りません」

リーチェ「かつてこの森国を焼いた飛竜と炎帝龍すら、公国の戦力としては中位程度なのです」


ザワザワ!


リーチェ「力がいつ戻るかわからないお母様だけを頼っていれば、森国がどうなってしまうか……」

リーチェ「それは皆さんも、想像に容易いことでしょう。ですから――」


バッ!



リュノ「ああ、もうリーチェ! こういう時は一発がつんと言った方がはやいですって!」

リーチェ「お姉様!?」

リュノ「……」スゥ…




リュノ「――お母さんが戦えない今こそ、自分たちがって奮い立てないんですかっ!?」ビリビリ!




森国兵達「「!?」」ビックゥ!


リュノ「……いえ、皆さんの気持ちもわかります。相手はあの恐ろしい公国軍ですからね」


リュノ「――だから、私がお母さんの代わりにあいつらをブッ飛ばします!!!」


一同「「!!??」」ザワザワ!
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/13(土) 23:13:53.13 ID:o/8FZlNFO
森国の兵のヘタレ具合に対して姫のこの勇ましさよ!
921 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/13(土) 23:19:46.32 ID:+JyWsHzO0
森国兵1「し、しかしリュノ様……!?」

リュノ「このまま黙ってればやられてしまうんですよ?」

リュノ「ならば、やるしかないじゃないですか!」

リュノ「そもそも、国を焼かれてお母さんも傷つけられて、この私が黙っていられると思います?」

森国兵2「う……確かにリュノ様の性格だと……」

森国兵3「で、でも相手はカタリナ様すら勝てなかったんですよ!? リュノ様でも勝てるわけがない……!」

森国兵4「無謀すぎます! カタリナ様からも――」


リーチェ「皆さん、どうかご安心ください」


森国兵1「おお、リーチェ様! どうかリュノ様を止めて――」




リーチェ「私もお姉様と一緒に、えっと……?」チラ…

リュノ「殴り込みです!」

リーチェ「そう、殴り込みに向かいますので!」



森国兵達「「」」


カタリナ「あ、あなた達……」

リュノ「お母さんは何にも心配しなくて大丈夫ですよ」

リュノ「今まで、沢山頑張って来てくれたんですから。少し休むくらい、許されて当然なんです」

リーチェ「ええ。今度は、私達の番です」

カタリナ「で、でも……」オロオロ

ソウキ「ふふ、あまりリーチェまでお転婆にしないでくれよリュノ?」

ソウキ「それに今の言い方だと語弊がある。ちゃんと説明しないとな?」ニヤリ

リュノ「そ、そうでしたね。えっと……」

リーチェ「では、お姉様に代わり私から……」
922 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/13(土) 23:30:39.26 ID:+JyWsHzO0
リーチェ「……こほん。失礼致しました」

リーチェ「皆さんの危惧されている通り、私とお姉様の二人だけでは公国は倒せません」

リーチェ「ですが、私達には心強い味方がいます」

リーチェ「先程お母様のお話しにも出てきた、ジーク傭兵団……」

リーチェ「私とお姉様はこちらで偽名を名乗り、傭兵の一人として共に戦って参りました」


ザワザワ…


リーチェ「……団長を筆頭に、皆さんとても信頼できる方々です」

リーチェ「お母様だけでなく、私も……幾度となく救われてきました」

リーチェ「森国の姫としてだけでなく、傭兵ルーチュとしても私は公国と戦う覚悟です」

リュノ「私も、同じくです。それだけの深い恩のある傭兵団、万が一にも公国に寝返ることは無いと断言しましょう」


ザワザワ…


リーチェ「そして……まだ、味方はいます」チラ…



マリリン「はぁ〜い! お姫様達に呼ばれてマリリンちゃん推参〜♪」ピョーン!


セイム&ガルム&キスト「「我らマリリン親衛隊も推参!!!」」ビシィ!



一同「「」」




アッシュ「えぇっ!? そんな派手に飛びで無きゃいけなかったの!?」ガーン!

アッシュ「あ、その……俺も推参、です……///」ススス…


カタリナ「あらあら……」フフフ

923 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/13(土) 23:44:09.81 ID:+JyWsHzO0
リュノ「彼らは、見知った人も多いんじゃないでしょうか?」

リーチェ「この拠点で、私達を支え続けてくださった方々です。そして……」

リュノ「このマリリンさんは、元公国の将軍。敵の内情もよーく知っている人です」

リュノ「これはもう負けは無いと言って過言ではありませんねぇ!」

リュノ(実際にそんなことはないんですけど、民や兵を安心させるには多少の誇張も必要でしょう……)



マリリン「ご紹介にあずかりましたマリリンちゃんでーす♪」キュルン!

マリリン「そしてこの三人は私の一番信頼する親衛隊♪」パッ!



セイム「マリリン様の名にかけて、我ら親衛隊一同……この拠点を守り抜くことを誓おう!」

ガルム「なに、まだまだ若い者に負ける気はありませんぞ?」

キスト「何を仰る。私こそ若輩者ではありますが……森国の令嬢達を守ってみせましょう」ファサ…


森国兵1「こ、公国の将軍達なんて信用できるのか……?」

森国兵2「まず、公国の兵だということを抜きにしても立ち振る舞いが独特過ぎないか……」

森国兵3「い、いやそれよりも……」


アッシュ「……俺も、公国の兵でした。でも、マリリン将軍やセイムさん達みたいに強いわけでもない」

アッシュ「戦えると思っていたけど……小さい女の子と戦って負けるくらい、俺は弱かった」

アッシュ「……俺の力なんて、たかが知れている。いてもいなくても、何も変わらないかもしれない……」

アッシュ「……それでも!」ダン!

アッシュ「それでも俺は、俺を救ってくださったカタリナ様の為にできることがあるなら、どんな些細なことでもいい!」

アッシュ「たとえ誰になんと言われようとも、俺はカタリナ様の為に最後まで戦い抜く覚悟ですっ!!!」ビシィ!


森国兵4「あんな、小さな奴が……」

森国兵1「敵国の兵が、あそこまで言ってるのに……」

森国兵2「俺達は……」

森国兵3「……」
924 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/14(日) 00:00:38.70 ID:jODG5EHP0
リュノ「……色々と、思うところはあるかもしれません」

リュノ「ですが、これだけは覚えておいてください」

リュノ「――お母さんが戦えないからって、諦めないでください」

リュノ「――森国を守りたいという想いは、私達が引き継いでいます」


ザワ…


リュノ「……そして、一部ですが力も」パキパキ…!

リーチェ「傭兵団で力を合わせ、帝龍を退けたこともあります」キィィン!

森国兵達「「!!」」

リュノ「……今度はお母さんじゃなくて、私達がいれば大丈夫だなんて思わないでくださいよぉ?」ジトー…

リーチェ「ジークさん達がいなければ、私達だけではとても倒せる相手ではありませんでしたからね」

リュノ「今は、誰かを頼るんじゃなくて……自分達にできる精一杯をやり遂げましょう」

リュノ「そうすれば、たとえ公国相手でも、戦うことができます」

リュノ「その公国に詳しい味方も、これだけいるんですからねぇ」

森国民「あ、あのリュノ様……!」

リュノ「ん? どうされました?」

森国民「こ、公国からの協力者って……」

リュノ(ああ、やっぱりまだ不安な人も……)



森国民「――ク、クリス様はどちらに……?///」テレテレ…



リュノ(あー、そっちですか!?)

リュノ(クリスさん、女性から人気でしたもんねぇ。でもこの流れなら……)クイクイ…



クリス「……わ、私も微力ながら今回の公国攻めに関し、リュノ様達に協力を惜しむことは――」



森国女性陣「「きゃー!!」」

森国兵達「「!?」」


クリス「えーっと……」チラ…

リュノ「勿論、このクリスさんに妹のユリーカさんも手助けしまくってくれます!」

ワアアァァァァ!

森国兵達「「」」オロオロ


クリス「……私程度では、あまりお役に立てないと思うんですが」

リュノ「何を言うんですクリスさん。クリスさんとユリーカさんが誠実だったからこそ、この反応ですよ?」

リーチェ「兵士の方々は、若干この熱気に押され気味ですけど」クスリ

ソウキ「何、彼らもユリーカ印の薬湯の世話になっている者が多い。これならきっと……」

カタリナ「……すごい……」

ソウキ「だから言っただろうカタリナ? 一人で気負い過ぎるなって」

カタリナ「……うん!」

カタリナ(リュノもリーチェも、いつの間にかこんなに立派になって……)

……
925 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/11/14(日) 00:12:03.65 ID:jODG5EHP0
……


ガヤガヤ!


ジーク(喧騒は続いているが……)

ジーク(……悪い空気ではないな)

ジーク(リュノとリーチェ達の参戦表明……)

ジーク(そして元公国軍の協力は信頼さえ得られれば心強いものだろう)

ジーク(森国の兵には、アッシュの覚悟が一番響いたようではあるがな)


ソニア「なんだ、この様子なら俺の出番は無さそうだな」

ジーク「だ、団長!?」ビク!

ソニア「このソニア様がいるとわかれば、公国軍なんて一捻りって安心して貰えるかと思ったが……」

ジーク「……民はともかく、兵の方にそれは逆効果だったかもしれないな」

ソニア「ま、みてえだな。お国柄か、頼もしい女王様に甘え過ぎたって感じか」

ソニア「でもちゃんと、別の策も用意はしてたぜ?」

ジーク「別の策?」

ソニア「これよ!」グイ!


ソニアonエーテル「どうよ、これ!? 森国の将軍も乗って懐いてくれるこの姿!」ガシーン!


エーテル「……」プルプル…

ジーク「……」

エーテル「……」ジワァ…

ジーク(団長、ものすごく怖がられています……)

ジーク(悪人、とは思われてはいないだろうが……)

ソニア「俺が担いで走って、この子が移動砲台にもなるいい策だと思うんだが……」

ジーク「エーテルは守りが主なので降ろしてあげてください」

ソニア「……やっぱ駄目か」スッ…

エーテル「……」ホッ…

ソニア「……俺も、絶対にここの守りにつけるとは限らねえしな」

ジーク「それは……」

ソニア「ああ。状況次第では、鉄国を守るかもしれない」

ソニア「お姫様達のおかげで兵士も少しは持ち直しそうだが……」

ソニア「連合軍の指揮をとっているのは鉄国の方だ。この後の公国の動き……それ次第だな」

ジーク「……」


……

――
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