【変わった安価の】年功序列のないゾンビパニック【ゾンビパニック】

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571 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 13:45:47.17 ID:i+K4upXA0
再開します
572 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 13:53:06.30 ID:i+K4upXA0

>>568>>569
確かに怪しすぎるし、即殺するべきだな

>>570
了解。

「静香、轢け」

「嫌だ、ここに居るみんな整形手術したミスティだよ!!
  日本から来た」

は?



全裸のミスティはあ然としている
だがその間に、純平の車がミスティをひいた

「ぎゃう!!」

ミスティは吹っ飛んだ、ワゴン車にひかれたら死んでるだろう
ミスティはそこまでタフじゃないし



あぁ、そうか静香は俺たちを殺さないけどミスティも殺せない。
俺たちを殺さないでミスティだけ殺せます、なんてミスティ存在しない

「なんだよあの、整形手術したミスティだよって」

「こう言えば騙せるかなって」

そんなわけないと思うが。
でも確かに驚いては居たな

573 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 14:04:13.51 ID:i+K4upXA0

ませ太は言った

「ねぇ、ミスティってみんな同じ姿で嫌にならない?
  もしかして整形してるミスティとか居ない?韓国って整形大国だし」

…あっ

静香は納得した

「あ、ありえるね。
  確かにあのビーチの、あれをみんな同じ姿のミスティがやるのはきつそう」

姿を変えて、あれを起こしたってことか!!
じゃあ



俺は驚いた

「これから出会う人間、みんなミスティの確率がある?」

瑠奈は驚いた

「ミスティってすごい」

あぁ、恐ろしい。
そのうえ後0人か、あと1000人か分からないし
ゾンビパニック中一生悩み続けないといけない



静香は困ったような表情をする

「私たちのグループは、髪を染めたりしたぐらいで
 整形までしてなかったから、これからは私にアドバイスは無理、かな」

「それでも、静香のおかげでかなりミスティの情報が集まったから、感謝はしてる」

それにしてもこれからは整形ミスティもありなのか、通りがかりを全部轢くわけにもいかないし。
困ったもんだ

「ミスティからはいつ逃れられる?」

俺は疑問に思った

ませ太は笑った

「チャイナに行けば」

そりゃまぁ兵器の特性上、中国にはいないだろうな

574 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 14:17:37.77 ID:i+K4upXA0

私、ゆかりは地図を脳内に出しがら考える
ここは朝鮮半島の東側の海岸がある、ヨス
北朝鮮はだいぶ東側にある

とはいえ、北朝鮮までは
ここから車で300キロちょいぐらい、6時間ぐらいでつく
短い旅になる、広大な中国に入ってからのほうが旅の時間はかかるだろう

何事もなければの話だが

トラブル(天運)判定 このレスのコンマが低いほど悪い、高いほどいい
575 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 14:23:15.72 ID:i+K4upXA0
777

まぁ毎回7だからサービスするわけないですが
今回は隣の秒も7ですし
576 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 14:33:21.64 ID:i+K4upXA0

俺たちは何事もなく北朝鮮の国境付近まで来たが
もう夜だった、だから休むことにしたのだが

このレスのコンマ1桁

1〜3 仲間
4〜6 武器
7〜9 エロイベント
0 奇跡
577 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 14:35:06.30 ID:i+K4upXA0

軍隊の駐屯場跡があり、中に誰も居なかった
戦車はなかったが、歩兵が使うような装備はあった

俺たちは武器庫で驚く

コンマ1桁

1〜3 アサルトライフルまで

4〜6 スナイパーライフルまで

7〜8 機関銃まである

9 ロケットランチャーまである

0全部ある
578 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 14:39:52.09 ID:i+K4upXA0

「アサルトライフル、サブマシンガン、機関銃
  ロケットランチャーまであるし、C4だってある!!」

なんじゃこりゃ!!武器の宝庫じゃないか

ジョニーは驚いている

「映画でしか見たことない」

「瑠奈も」

ませ太は言った

「エロ本のほうがいい」

ませ太…



ゆかりは思い出すように言った

「そういえば、韓国は女性でも徴兵されてる国
 当然女性用の装備も、あった軽量防弾チョッキ」

わおっ、すげぇ

「ここならそれぞれの筋肉の許す限り、最大の装備が
 全員に防弾チョッキが手に入る、レーションは、普通に持ち出されてますが」

ゾンビパニックの時食料だけ持って逃げたんだな、ここの兵士は
579 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 14:49:33.47 ID:i+K4upXA0

防弾チョッキ装着者 メトリー、ジョニー、ゆかり、純平、希望、アキネ

軽量防弾チョッキ装着者(防御薄い) 太郎、瑠奈、夢、駄目奈

※子供用はない

メトリー 素手、小石 ジョニー サブレッサー付きハンドガン、アサルトライフル、ナイフ

ませ太 サブレッサー付きハンドガン ゆかり サブレッサー付きハンドガン アサルトライフル、ナイフ、手りゅう弾(尻のあたり)

太郎 サブレッサー付きハンドガン、ナイフ 夢 サブレッサー付きハンドガン、ナイフ 

瑠奈 危ないからなし 駄目奈 軽量サブマシンガン、C4(尻のあたりに装備)

アキネ アサルトライフル、手りゅう弾(尻のあたり) 静香 軽量サブマシンガン、ナイフ 純平 アサルトライフル

希望 スナイパーライフル
580 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 14:51:00.79 ID:i+K4upXA0
軽ワゴン(運転 静香) メトリー、ませ太、静香、瑠奈、男雑用2 トランク ロケットランチャー

ワゴン(運転 純平) 純平、希望 男機関士1人 男調理師2人 トランク 軽機関銃

ワゴン車(運転 駄目奈) ゆかり、駄目奈 あきね ダメイド5 トランク 大量の弾薬

軽ワゴン(運転 太郎) 太郎、夢 女通信使1、男操縦サポート2 トランク 大量の防弾チョッキ
581 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 14:52:53.56 ID:i+K4upXA0

兵隊

ダメイド(器用な仕事や家事はできない、ただし銃撃戦の立ち回りはうまい) 5人(軽量サブマシンガン、手りゅう弾)

男雑用 2人(アサルトライフル、手りゅう弾) 男操縦サポート2人(アサルト、手りゅう弾)
男機関士1人(軽機関銃) 男調理師2人(アサルトライフル、手りゅう弾)  女通信船員(ハンドガン) 1人

582 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 14:58:52.90 ID:i+K4upXA0
コミュ安価 【時間 一晩】

安価例
シャワータイム

ジョニー、メトリー 男の友情

※コミュは1人1つまで、ただし基本全部採用(無理そうならアレンジしたりする場合がある)

※中断、続きはまたあとで
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 16:03:36.28 ID:9s1VAZe0O
栞まで失い落ち込むゆかりと駄目奈を慰めるアキネは栞の分まで自分が頑張ることを誓う
それを見て駄目奈とダメイド達も少しは奮起しやる気を見せる
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 16:10:03.20 ID:G3X3QIq1O
鈍臭い瑠奈とそれがかつての仲間と重なって放っておけない静香
585 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 16:46:26.76 ID:i+K4upXA0
再開します

586 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 16:54:47.03 ID:i+K4upXA0

私、ゆかりは栞さんまで失ったことで
すごく暗い気持ちになっていた
駄目奈さんも同じだった
私たちは落ち込んでいた



アキネさんはそんな私たちを慰めようと言う

「お言葉ですが、こんな世界では死ぬこともあります
 仕方ないですよ」

『………』

アキネさんは笑顔で言った

「栞さんの分までゆかりさんを愛します、だから安心してください」



ダメイドはそんな姿を見て、今日もゲームを頑張る

「電池が切れるまでやる」「こんな状況でもゲームだ」「おー!!」

あぁ、なんか栞さんを失ってダメイドがメイドになるかと思いましたが
今日もダメイドはダメイドです







ゆかりには聞こえてないが
ダメイドの1人がつぶやいた

「今は銃を実際撃てないし、戦いの訓練はこのFPSシューティングゲームでね」

587 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 16:57:28.48 ID:i+K4upXA0

瑠奈は歩いて居て壁にぶつかる

「瑠奈ちゃん!!」

静香が抱きしめる

「えへへ」



瑠奈は間違ってピンクのブラジャー姿で、出てくる

「瑠奈ちゃん」

静香は服を着せる

「えへへ」


瑠奈はパンツを置き忘れる

「瑠奈ちゃん」

静香はパンツを渡す

「えへへ」



静香はこれに、かつての仲間を

「こんなドジは仲間に居なかった」

思い出さなかったミスティは生物兵器だ、こんなドジは居ない

「ミスティは基本全能力値3だからね、強さより油断させることを優先してる
 でも3だから極端に低い能力はない」

ミスティの新情報だ
588 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 17:13:24.75 ID:i+K4upXA0

俺たちはワゴン車で北朝鮮に向かう。
意外にも北朝鮮の国境にはもう何もなく、あっさり国内に入れた

ませ太は言った

「もう国としての機能がないのかな?」

ジョニーは疑問を挟んだ

「…あのゾンビははっきり言って弱いし
 それだけでこうもあちこち国の機能がなくなるかね?」

確かに、俺ならワンパンだし。



その時、俺たちの周りを大量のバイクが囲んだ
ひゃっはーだ。

ひゃっはーはハンドガンを持っている

「ひゃっはー!!」

ごろつきの集団

ごろつきリーダーの能力

このレスのコンマ1桁+2(ただし最大10でそれ以上にならない)がそいつの能力値の1つの最大値
589 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 17:15:00.45 ID:i+K4upXA0
性別 コンマ1桁が

1〜3男
4〜6女
7男の娘
8漢女
9汎
0不明
590 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 17:15:50.85 ID:i+K4upXA0
【7】はどれ?
このレスのコンマ1桁が

1〜3身体能力
4〜6格闘技術
7〜8器用さ
9〜10知能
591 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 17:18:54.56 ID:i+K4upXA0

ごろつきはビギニのような鎧を着ている
女の集団だ

リーダーの女は腕に自信があるようで、バットを振り回している

「ひゃっはー」



ダメイドは窓を開けて、サブマシンガンを女チンピラたちに撃った

『きゃー』『ぎゃー!!』

ちんぴらたちの体に穴が開いていく



リーダーは驚いている

「う、嘘だ。なんて武装だよクソ!!」

リーダーは速度を上げて逃げようとする

だけど後ろがまる見えなっている

ジョニーが窓から顔を出し、リーダーを撃った

「背中が丸見えだぜ、お嬢さん」

このレスのコンマ1桁

1バイク
2足
3股間
4尻
5腹
6背中
7胸
8肩
9首
0頭
592 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 17:20:20.66 ID:i+K4upXA0

「がはっ!!」

女リーダーは背中を撃たれ、バイクから落ちた

静香は聞く

「轢き殺す?」

ジョニーは冷静に言った

「いや、情報が欲しい。
 止めよう」

静香は車を止めた
あのリーダー生きているといいが



このレスのコンマ1桁がリーダーの悪運
593 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 17:20:47.51 ID:i+K4upXA0
このレスのコンマ1桁が6以下で生きてる
594 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 17:24:44.66 ID:i+K4upXA0

「がっ、ぐっ、全身がいてぇ。」

ごろつきはのたうちまわっている
ごろつきは紫髪ロングヘアーで、乱暴な口調の割にスタイルは女。
胸は普通だ

ジョニーは笑った

「はい、ごろつきさんご同乗してもらおうか」

俺も笑う

「北朝鮮の情報を知りたいんでね」



俺たちはごろつきの手足を拘束し
ごろつきを後ろに乗せた
尋問の役割は、静香が担う、向いてるからだそうだ

「…北朝鮮がどうなってるか教えて」

ごろつきは笑った

「…お前は知ってるだろ」

「そうなのか?」

「それは別のミスティ」

なるほど


※外国の言語の講習はゆかりさんが空き時間にしてるということで
595 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 17:30:22.31 ID:i+K4upXA0

女リーダーは笑った

「美少女が将軍様の側近になって
 将軍様をその美少女が暗殺した、いや正面から殺した」

美少女、ミスティか?

「その結果将軍様を失った北朝鮮は大混乱、ゾンビパニックも相まって世紀末だよ
  それで私はごろつき、それ以外に話すことはない」

まぁそうだろうな、ごろつきだし



「それで、私は解放する?殺す?どっちかだ」

静香は怒った

「…まだ質問、仲間の人数は?まだいるんじゃないの」

リーダーは笑った

「だとしても仲間を売るわけないだろ、リーダーなのに」

まぁそうだろうな。



静香は言った

「逃がそう」

ジョニーは言った

「いや、口封じのために消すべきだ」

2人はにらみ合う。

静香は言った

「リーダーはゆかりだけど、この旅のリーダーはあなた
  ゆかりもあなたの決断に従うと思う」

こいつを逃がすか、処刑するか
スレ住民のみんな、どうしよう?


※中断、続きはまたあとで
 処刑を選んだ場合再度悪運判定
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 17:57:48.71 ID:ZMuiNPJuo
逃がそう
目的はこの世界にした元凶を叩くこと
ただし、邪魔するならなぎ倒すと告げておく
597 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 18:45:03.94 ID:i+K4upXA0
再開します

598 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 18:49:45.99 ID:i+K4upXA0

>>596
了解、逃がす

「逃がしてやる、目的はこの世界をこんな風にした犯人を倒すことだからな。
  もしまた邪魔したなら叩き潰してやる。」

女リーダーは笑った

「倒したところでどうなるのさ?」

え?



女リーダーは嫌味な微笑みを浮かべる

「倒しても平和な世界は来ないし、この世界は変わりはしないよ」

『………』



女リーダーはバイクにのってさっていく
それを俺たちは見送る

ゆかりに向かって聞いた

「もし黒幕を倒しても、世界は変わらない。のかな…」

ゆかりは笑った

「わかりませんよ、世界を救える何かが研究所にあるかも、ないのかも」

……

「でも、世界中に居るゾンビの情報ぐらいは知れるはず
 そしてそれは有利になる」

確かにな。
世界中に俺やマリスやミスティやメガみたいな中国の兵器がいるなら
それの情報を得るためだけでも、行くべきなのかも

情報なしで戦えば必ず死者が出る
599 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 18:59:07.63 ID:i+K4upXA0

俺たちは北朝鮮の街を走る。
ぼろぼろの低い建物にぼろぼろの街
あまり裕福な国ではなかったんだろうな

細い体の黒髪ロングヘアーの軍人が、屋根の上に居た

「止まれ、武装解除しろ」



その部下らしき数十人の軍服、全員細い体が
俺たちに銃を向けてくる

「ミスティ?」

ませ太は言った

「違う、あれはやせ細ってるんだ」

軍人たちは全員フラフラだ
銃の照準もまともに定まらないだろう





私ゆかりは考える

ぼろぼろの軍人をここでただ突破するのもいいですが

「知識を与えれば、この町を救えるかも」

軍人以外にも周りには、ぼろぼろほそほその女子供が見えた
私は考える暇もなく、あまりの惨状にメトリーが車から出ていた



「武装は解除しない、ただ食料を取る方法を教える。
  そのまま飢え死ぬか、教えられるか」

黒髪ロングの軍人は銃を捨てた

「…どうせガキは撃てねぇし」

静香はヘルメットにマスクをかぶっている、うんお前はそうしたほうがいいな
600 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 19:11:52.89 ID:i+K4upXA0

ぼろぼろの軍人に名前を聞いた

「あんた名前は?」
「ジン(苗字)・グンジ(名前)だ、将軍様に仕えていたんだがこうなってな
  生き方もわからないからこんな貧層になっちまった」



俺たちはグンジを乗せ、車で町を見る
ゾンビは飢えてすぎて無害

「あ、あ、あ、あ、」

飢えすぎて動けない



飢えた子供が大量に居て
大人は少ない
大人も子供も人間の死体を食べている

「あ、あれ」

「…見るなませ太」

見ていいものじゃない

「ひどいもんだろ、前もひどかったが
 将軍様が死んでからはそれ以上だ、みんな忠誠を誓って生きていたから」

…それ以外の生き方を知らなかった



601 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 19:19:30.88 ID:i+K4upXA0

俺たちは軍事の家に案内された
ボロやだがそこそこ広さはあって、一通りの機能はある
日本で言う普通の一軒家

「食べ物はないが家はある、好きに使ってくれ」

そうすることにする。



ゆかりは食料のとり方、などを紙に書いたものを朝鮮語に翻訳して
グンジに渡している

俺はもっと、違う。
なんかそういうのじゃなく、触れ合ってみたいと感じた



ませ太と同じぐらいの年齢のやせ細った黒髪ショートヘアーの男の子に声をかけた

「お腹すいたか?」「…コクリ」

「俺もあまり食べ物は持ってないがな、あそこのネズミの捕り方を教える
 こうとるんだ」

俺はネズミに対する罠の張り方を教えた
ネズミは力だけでとれない、俺でも狩りが難しい、でもどこにでもいる



男の子は罠をはり、ねずみをとる
うれしそうだ、そのままねずみを食べようと

「ダメ、お腹を壊す。
 火はこう起こすんだ」

俺は火のつけ方を教える

「こう、つける」「そう」

602 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 19:26:02.63 ID:i+K4upXA0

俺達は焚火で焼いたネズミを食べる

「おいしい」

俺は笑った

「おいしいだろ、こうやって食べ物は食べるんだ
  今度は1人でやってみろよ」



「で、あんた名前は?」

「メモ」

メモか

「苗字は?」「忘れた」

「そっか」





俺たちはメモに魚の取り方、動物のとりかたいろいろ教えた
そして友達に教えるように言った
これで子供達に、広がっていくだろう。飢えを回避するほうほうが。

俺たちは数週間だけここにとどまることにした
さっきリーダーとの話で思ったが、慌てる話ではない

研究所にたどり着いても、世界が救えるわけじゃない
たどり着かなくても世界は変わらないのだから
急げばいいが、そこまで急がない
まぁそれは急いでた俺をゆかりが注意して言ったんだが

603 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 19:42:02.89 ID:i+K4upXA0

俺は近くの川で、メモの友達やませ太と魚をとる
でかい魚を

「釣りなんてしゃらくせぇ、力づくでぇ!!」

メモの友達、オレンジ髪ショートヘアーのやせ細った少年、カパツ・ボイ
は驚く

「す、すごいでかい!!オイラにはまねできない」

メモも驚く

「俺にも」



ませ太は笑顔で言った

「こうやって網にとって、小魚をとればいい
  頭を使うのだよ頭を」

なるほど

水色髪ショートヘアーの少女、貧相な体の少女は無言で
俺が教えたことをやってる、名前は ブル・オシャン



「…ませ太」「分からないよ」

そうか、みんなやせ細っていて性別も
ミスティかどうかも分からないんだな。

「水色髪ショートヘアーの少女がミスティっぽいが
  う〜ん」

水色髪ショートヘアーの少女は「???」という感じの目でこっちを見ている

「体温は?」

「みんな体調がよくないらしく、変な感じ
  源次郎が居れば」

あっさり看破できたんだろうな、あいつなら

「いきなりパイタッチすれば、おっぱいのでかさで分かる」

あぁ、ミスティはみんな同じ胸のサイズだったな
水色髪ショートの少女の胸確かめてみるか?スレ住民のみんな

※中断、続きはまたあとで
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 19:45:56.42 ID:Xrl+6BXAo
触るだけだぞ
上手くやれ

たんおつ
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 19:52:42.00 ID:G3X3QIq1O
いつでも庇えるようにした上でゆかりに体調確認の名目で子供達の上着を脱がせての触診を開いて貰う。源次郎程ではなくとも知識はある筈
メトリーとませ太はアシスタントな扱いで。ミスティがいなければその後は普通に子供達の快復にできそうなことをする
606 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 21:32:06.36 ID:i+K4upXA0
この状況だとどっちなんだ
高いほど自分の性別に対する意識が強い、低いほど子供だから無邪気
このレスのコンマ2桁−20(子供故に)

607 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 21:52:56.94 ID:i+K4upXA0

>>605
すごくいい考え

>>604
まぁ俺もパイは出てるが
触られてもなんともないし、ませ太が触ったほうが手っ取り早いだろ
それでも一応検診はしたほうがいいと思うが、いろいろ不安だし


「うまくやれよ、触るだけだぞ」

「うん!!」

ませ太は笑顔で触りに行った



水色髪の少女の胸をませ太は触る

「え?」

「なに?」

「男の娘、このボクにも見切れないほどの」

「えっへん(どやっ)」

な、んだと。
予想を超えた超展開



ボイはあきれている

「そこまでパイタッチしたかったのか?」

メモもあきれている

「この3人の中に女は居ないぜ」

このままパイタッチできるムードではないな
608 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 21:56:46.79 ID:i+K4upXA0

「一緒に水遊びする、誰かが男装女子かもしれん!!」

オレンジ髪ショートヘアーの少年は同情した

「こっち…」

ませ太を草むらに連れ込む



ませ太は笑顔で出てきた

「みんな男の子!!」

『???』

よくわからないがみんな男の子なのに、なんであいつは嬉しそうなんだ。



ゆかりは検診して、ミスティを
このレスのコンマ1桁体見つけた

609 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 22:04:55.50 ID:Xrl+6BXAo
ゆかりん有能
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 22:06:50.55 ID:G3X3QIq1O
爆釣じゃねーか……
611 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 22:07:28.46 ID:i+K4upXA0

9人全員堂々と、水色髪ショートヘアーだった
だが全員の反応は予想外

「ミスティだけど、それより教えてもらった狩りするから」

「この国を滅ぼしたのは私たちのチームじゃない、チームじゃない
  ごめんなさいごめんなさい」

「???(ミスティを覚えてない)」



ゆかりは驚いた

「いったいどういうことですか?」

静香はマスクをかぶったまま言った

「あの、ミスティを悪魔かなんかと勘違いしてる?」

え?

「飢えた町で、こんな生活してれば仲間意識芽生えるよ
  ミスティは油断させるために人間らしさを残さなきゃいけない、それはつまり」

俺は納得した

「強いショックを与えれば、任務を放棄することがある」

そして北朝鮮の飢餓、これが強いショック。か。



ゆかりは冷静に言った

「吊り橋効果」

怖いときに一緒に居た仲間とは、友情が芽生える。
飢餓状態の人間とミスティにそれが当てはまったのか
612 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/14(木) 22:32:59.73 ID:i+K4upXA0



静香さんは言った

「グンジは軍人
 もし彼女たちのことを伝えれば、彼女たちはみんな殺されると思う」

「じゃあ伝えないほうがいいのか?」

メトリーさんは静香さんに聞いた



静香さんは冷静に言う

「…私はそうしてほしい、だけどリスクは0じゃない
  信頼を裏切るのがミスティ」

信頼させて殺す兵器ですからね

「あくまで私の想像だし
 あの態度すら演技、って可能性もある。
 もっと言えば私の今の態度も演技で…」

きりがない



私は恐ろしい想像をした

「3人本気で仲間意識をもって、6人は演技
  6人本気で仲間意識を持って、3人は演技」

『え?』

「ミスティは個人です、静香さんを見たから気づけた
 全員味方で全員敵、じゃない可能性もある」

それでも全員殺すべきなのか?
静香さんにウソがないか見てもらって、っててもありますが
静香さんはどう見ても駆け引きが苦手なミスティで、全部見抜けるとは思えない

スレ住民のみなさん、どうしましょう?

※今日はここで終わり、続きは明日の適当な時間に
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 00:38:19.53 ID:2I0zNknIO
>> 599見る限りグンジの仲間は数十人いて一応武装している
最悪ミスティ9人全員が演技だとしてもこちらも困窮して弱っているのも間違いないし、数十人の軍人と交戦したら敗色は濃厚
すくなからず犠牲者が出る可能性も否定できないけど、ここは見逃そう
614 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 09:25:55.92 ID:/bksUJiH0
再開します
615 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 09:31:45.01 ID:/bksUJiH0

>>613
  まぁグンジさんの自己責任ということで」

私たちの手を、わざわざ汚す必要ありませんね。
確実な悪人相手ならともかく

コンマが低いほど悲劇が起こる。
ただしスレ住民のみなさん、が想像する悲劇とは異なる
616 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 09:37:24.57 ID:/bksUJiH0

次の日、私ゆかりは恐ろしいものを見た

「ひっ、きゃぁああああああああ!!」

白濁液にぬれた、全裸のミスティ9人の死体であった

「な、何があったんですか」

他の仲間たちも見に来ていて驚いている

メトリーはませ太瑠奈の目を隠した

「ませ太は見ちゃだめだ、瑠奈も」



ミスティの1人が目を開けた、死体だと思ったらまだ息が

「おまえらが、あつめた、から」

おまえらが、あつめた、から?
あっ。

ミスティは9人居る、それを診療所に集めたら
ミスティが9人、同じ顔が9人だって気づく
それは化け物に見える、そして化け物は

「魔女狩りされる、私たちが何もしなくても」

ミスティの1人の息が途絶えた



「誰です、誰だこんなことしたやつは!!」

誰も手をあげなかった

軍人の1人が笑いながら言った

「似てるだけかと思ったが、複数のそいつらが俺たちの国を壊したんだ
 だからこれは報復なのさ、俺たちの」

つっ!!

「うわぁ!!」

私は軍人をぶん殴った

「がはっ!!」

軍人は倒れた
617 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 09:43:59.60 ID:/bksUJiH0

「クソが、はぁはぁ…
 もう出ていきます、ここに居たくない」

メトリーは叫んだ

「静香は、静香は大丈夫なのか!!」



俺、メトリーは走り出す
俺、メトリーは静香が泊まっていた部屋の扉を開けた

静香 悪運 8 8以下で生存


618 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 09:48:50.23 ID:/bksUJiH0

ベットの上には、胸を刺された静香が居た
嘘だ…

「あぁ、あぁ…」

隣にはメモが居る

「顔が見えた、こいつは、この顔が俺たちの国を滅ぼしたんだ!!」

俺の全身から力が抜ける
軍人だったなら殴れた、だけどこのガキは。;



「殴れない」

ませ美を静香たちが殺して、静香たちを俺が殺して
残った静香は、ミスティに殺された国が殺す
憎しみの連鎖、それしか言いようがなかった

俺はもう何もする気力がなくなって、壁に座り込んだ
ここで食べ物のとりかたを教えたのが悪かったのか?
健康診断をしたのが?分からない、もう何も。




619 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 09:58:05.96 ID:/bksUJiH0

俺は静香の死体がある部屋で、丸1日ぼーっとしていた
ごはんも食べずに、何も分からなくなって

メモが話しかけてくる

「どうしたんだよ、ほら食べろよごはんを
 とりかた、教えてくれた、焼き魚」

「………」


メモは叫んだ

「あいつは悪魔なんだ、あいつらが国を滅ぼしたんだ
 騙されてたんだよ、だからがっかりするなって」

そこに一切の悪意はない

「置いていくから」

メモは飯だけおいて、外に出た



「違う、私は違うからぁあああああ!!」

「お前もそうなんだろ、外見が同じだ」

メモの友達の叫び声が聞こえる
あの男の娘だ
俺は外に出た



男の娘、ブルの悪運 このレスのコンマ1桁
620 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 09:59:02.59 ID:/bksUJiH0
このレスのコンマ1桁 メモの悪運
621 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 10:00:41.03 ID:/bksUJiH0
ナイフはどちらに刺さった?

このレスのコンマ1桁

1〜5メモ
6〜0ブル

622 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 10:02:31.96 ID:/bksUJiH0

「やめろ、やめて!!」

「死ね、死ね」

ブルはメモにナイフを刺されそうになり、抵抗している

「うわぁあああああ!!」

抵抗の最中にナイフが吹っ飛び
メモに刺さった

「え?」

ナイフが当たる場所 このレスのコンマ1桁


1足の指
2足
3股間
4尻
5腹
6背中
7胸
8肩
9首
0頭
623 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 10:07:55.22 ID:/bksUJiH0

わけではなかった
ナイフは落ちて、まったく別のナイフが
メモの背中から生えていた

「つっ…」

ボイだ、ボイがブルを助けたのだ



「なんで…」

メモは倒れた
ボイが叫んだ

「男はミスティじゃないんだよ!!バカ。」

「ミスティだ!!」「共犯者だ!!」「静香はミスティだった!!」

住民が俺たちを囲んでくる



「退却だぁあああああああ!!
 お前ら2人も来い」

俺はボイとブルを引っ張って、ワゴン車に乗り込む

住民たちは俺たちをリンチしようと囲む。だが…

グンジが叫んだ

「行かせろ!!今回だけは、ミスティと共犯者でも」

食べものを教えてやった恩返しか?
だが罪人なんていなかった

「私ってミスティなのかな?みんな言ってるし」

ブルが落ち込む

「絶対違うって」

ボイが励ます



ブルに至っては男だぞ!!
624 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 10:08:24.60 ID:/bksUJiH0
ボイの悪運 このレスのコンマ1桁
625 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 10:23:00.30 ID:/bksUJiH0

俺たちはあれからしばらく進んだ場所にある
大きな空き家で、心の傷をいやすことにする

あんな光景を見せられ、リンチされそうになった
心の傷は深い

大きいといっても、普通の2階建ての家を少しでかくした程度だが

俺とゆかりはリビングに座っていた
俺は聞く

「健康診断しなければよかったのかな」

ゆかりは聞く

「それでミスティが敵だったら?」

『………』

答えなんて、ない。



純平は怒った

「俺たちはなんで追い出された?感謝される立場だ
 あの町の救世主だぞ」

事実だ。
ちなみに怒る純平は希望がなだめている

ブルはショックを受けている

「なんで、なんで…」

ボイは慰めている

ジョニーとませ太は、やりきれないという表情
夢と太郎はあ然としていて
瑠奈は混乱していて、静香となかがよかったダメイドたちは落ち込んでいる

アキネは言った

「私を抱いて、くれても」

ほっておこう

今は少しここで休みたいんだ


コミュ安価 【時間 数日】

安価例
アキネ ゆかりにとびかかる(性的な意味で)

メトリー、ゆかり やけ酒

※コミュは1人1つまで、ただし基本全部採用(無理そうならアレンジしたりする場合がある)

※中断、続きはまたあとで
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 10:42:14.82 ID:6X8kQ8QO0
不幸の連続で落ち込むゆかりを慰めるアキネは慰める意味合いで飛びかかる(性的な意味で。でも拒絶されたら退いてまたの機会を狙う)
627 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 12:04:23.92 ID:/bksUJiH0
子供は無限の可能性、ということであえてボイとブルの能力値を振る。
飯を食べてなくて今まで力が出てなかったってことで
悪運以外振ります、悪運はもう振ってあるので

まずはボイ、このレスのコンマ1桁
身体能力
628 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 12:05:01.14 ID:/bksUJiH0
格闘技術
629 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 12:07:15.17 ID:/bksUJiH0
器用さ
630 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 12:07:42.74 ID:/bksUJiH0
知能
631 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 12:12:17.04 ID:/bksUJiH0
ブル 身体能力
632 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 12:12:42.23 ID:/bksUJiH0
格闘技術
633 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 12:13:08.32 ID:/bksUJiH0
器用さ+2(ただし最大でも10)
634 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 12:13:34.57 ID:/bksUJiH0
知能
635 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 12:19:02.60 ID:/bksUJiH0
名前 カパツ・ボイ
性別 男 年齢 13歳
性格 オイラ口調、気が強い(口調含む)
身長 139センチ 胸のでかさ ない
髪の色 オレンジ髪ショートヘアー その他特徴 赤い目とうっすら日焼けした肌

身体能力 2 格闘技術 4 器用さ 7 知能 4 悪運 10

スキル
武器作り 身近なものでの武器作りが得意

異能生存体 生存することに関してはすごく頭が切れる

備考
オイラ口調の男の子
気が強いが仲間思いないい子

名前 ブル・オーシャン
性別 男 年齢 12歳
性格 女の子っぽい、おとなしい(口調含む)
身長 140センチ 胸のでかさ ない
髪の色 水色髪ショートヘアー その他特徴 赤い目

身体能力 4 格闘技術 3 器用さ 4 知能 7 悪運 6

スキル
女装 女装好き

??

備考
男の娘、頭が意外といい
赤い目と
636 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 12:22:25.81 ID:/bksUJiH0
再開します
637 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 12:29:47.05 ID:/bksUJiH0

私、ゆかりは落ち込んでいた
リビングのソファーでうなだれて、力が入らない。

アキネさんがルパンのように抱き着いてきた

「ゆかりさまぁ!!私が慰めてあげますからね」

私は抵抗する気になれなかった

「ゆかり様?」



私はつぶやいた

「いい、やるならやればいい」

「………」

アキネは離れた

「同意の上で、イチャイチャしないと意味がありませんから」

………

アキネは冷酷に言った

「あの街での件は間違いじゃなかったと思います、みんながゆかり様ほど賢くないんです」

「???」



アキネは低い声で言った

「ミスティはあぁなりましたが、ミスティが無事なら飢えが治って
 町を滅ぼす可能性があった、私たちはそれを阻止した、のかも」

ゆかりは笑った

「仮定の話」

「そう、すべて仮定の話ですよ
 ミスティはみんな死んだんですから、だから分からない。だから…」

落ち込まなくていい、ありがとう。

「スカートが落ちてますよ、今日は白パンなんですね」

「キャッ!!スカート落とした」

私ははかせてあげる、まったくしっかりしてほしい
このダメイドは


638 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 12:33:06.37 ID:/bksUJiH0

「さっきの、みんなが私ほど頭よくないって?」

「軍人全員ミスティに誘惑され、町が壊滅した未来もあったかも」

…そんな未来あったのかな
私は正義、なんでしょうか?



「静香さんは」

「そのことは許しません、絶対に
 メモが子供だろうと」

冷たい目でアキネは言った
うん、もう彼女は仲間でした。
だから許せない、彼は男の娘にまで襲い掛かったんですからね

639 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 12:39:27.85 ID:/bksUJiH0
軽ワゴン(運転 希望)希望、メトリー、ジョニー、ませ太、ボイ、ブル、瑠奈 トランク ロケットランチャー

ワゴン(運転 純平) 純平、男機関士1人 男調理師2人、男雑用2 トランク 軽機関銃

ワゴン車(運転 駄目奈) ゆかり、駄目奈 あきね ダメイド5 トランク 大量の弾薬

軽ワゴン(運転 太郎) 太郎、夢 女通信使1、男操縦サポート2 トランク 大量の防弾チョッキ
640 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 12:43:24.86 ID:/bksUJiH0

あれから何日たっただろう?
飯はませ太が食わせてくれた、ってことは覚えている
だから全部食べた、ませ太を見るとませ美の飯を思い出したから残さなかった

希望が笑う

「それじゃあ出発するよ」

人のいい微笑みだ、と思った
優しいいい機関長なんだろう



安定した運転
静香に似ている、いや少し遅いかな?
ませ美はもう少しあらい運転

「安全運転が大事、無事に中国につきたいしね」

…あぁ。



ませ太は疑問に思った

「ミスティと同じ色だけど、その髪」

ジョニーは怒った

「こら、そんなことあんなことのあとで…」

ブルは笑った

「いいよ、これはねハニートラップ返しなの」

ハニートラップ返し?

641 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 12:49:05.09 ID:/bksUJiH0

「ミスティだって生きてるんだから性欲はある
 ミスティは性欲を利用する化け物だから。
  だからミスティの仲間みたいな恰好で、なおかつ男の娘なら」

ミスティを誘惑できる!!

「私は平壌出身で、ミスティの襲撃を経験してるんだ
  そのときにミスティを誘惑して、ミスティがしてたことをやった
   ミスティの基地を1つつぶした」

『は?』



ブルは笑った

「だからあの死体をちらっと見た時、すごくすっきりした
 自分が襲われたのは皮肉だけど」

ミスティ狩りのための髪と恰好か。
ミスティに策あれば対抗策もあり



ジョニーは聞いた

「ボーイも首都の出身なのか?」

「あぁ、途中で合流した。
  ブルがそこまで恐ろしいとは思わなかった」

ブルは笑った

「フフフ、この国で生き残るってこういうことだよ」

この国でその美貌を保つ
まぁ無垢な子供じゃいられないだろうな

642 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 12:50:54.96 ID:/bksUJiH0
名前 ブル・オーシャン
性別 男 年齢 12歳
性格 女の子っぽい、おとなしい(口調含む)
身長 140センチ 胸のでかさ ない
髪の色 水色髪ショートヘアー その他特徴 赤い目

身体能力 4 格闘技術 3 器用さ 4 知能 7 悪運 6

スキル
女装 女装好き

誘惑 ミスティに誘惑返ししたり、男からお姉さままで誘惑する

備考
男の娘、頭が意外といい
赤い目と髪型でミスティを逆に誘惑した
643 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 12:55:46.85 ID:/bksUJiH0
トラブル(天運)判定 このレスのコンマが低いほど悪い、高いほどいい
644 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 13:02:10.97 ID:/bksUJiH0

俺たちの車は、順調に進む
だが。

途中で後ろの方のゆかりの車が止まった

「どうしたんだ?」

「とりあえず車を止めるね」

希望も車を止めて
俺たちは外に出る、するとそこには



ゆかりが笑っていた

「倉庫です、流通関係の」

ってことはまさか!!
俺は倉庫の扉を開けた


中には、大量の食糧があった
『つめるだけ、つめぇええええええ!!』


兵隊

ダメイド(器用な仕事や家事はできない、ただし銃撃戦の立ち回りはうまい) 5人(軽量サブマシンガン、手りゅう弾)

男雑用 2人(アサルトライフル、手りゅう弾) 男操縦サポート2人(アサルト、手りゅう弾)
男機関士1人(軽機関銃) 男調理師2人(アサルトライフル、手りゅう弾)  女通信船員(ハンドガン) 1人

食料

ワゴンに入るだけの保存食
645 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 13:12:08.09 ID:/bksUJiH0

俺達はワゴン車でサバの缶詰を食べる

「…うまい、こんな気分でも味は感じる」

ブルは怒った

「くそったれのミスティの死なんて悲しむな
  缶詰を楽しめ、がはは!!」

俺は怒った

「静香だけは違う」「ミスティに騙されたやつはみんなそう言う」

『ムムム』

俺たちの言い合いに
ジョニーとませ太はあきれている

ボイはがつがつと飯を食べている



希望は深刻な表情で言う

「通だけは違う、通が処刑された今も通は仲間で生きていて隣にいる
  そんな気がしてるよ」

…本当に化け物だよミスティ、最大の生物兵器だ
まだ、希望に引きずらせてる

気まずい俺たちの車は中国国境に近づく。
国境まであと2、3時間というところで山が見えた
うん?山になにか、研究所のようなものが見える。


俺は叫んだ

「車を止めてくれ!!」

646 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 13:15:34.69 ID:/bksUJiH0

純平は聞いてくる

「どうした?あと少しで国境だぞ」

俺は山を指さした

「研究所が見える」

純平は考え込む

「俺たちが目指してるのは中国の研究所だが
  北朝鮮にも研究所?」



駄目奈は思いつくように言った

「ゲームとかだと、北朝鮮とか独裁の国ってやばい研究してるよね」

ゆかりは考えて、言う

「あそこは北朝鮮の生物兵器の研究施設、の可能性も
  北朝鮮には中国ほどの技術はありませんが」

それでもあそこに何かあるかも
さてどうしたものかスレ住民のみんな、スルーするか、調べてみるか

※中断、続きはまたあとで
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 13:25:58.78 ID:T/wTIEGjo
調査しよう
648 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 14:14:53.63 ID:/bksUJiH0
再開します
649 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 14:23:57.84 ID:/bksUJiH0

>>547
了解

「調査してみよう、何があるか分からないし」

俺たちは研究施設を調査することにした
俺たちはワゴン車で研究施設に向かう。


山の中にある研究施設はぱっと見3階建て
電気はついてない、静かなものであった。
外見はごく普通で、特に言うことはない

入り口のカギは、開いてる。
研究員は逃げたのか?




ゆかりは言った

「鍵は開いてますね。
 あまり大勢で行っても動きずらいですし、私とメトリーさんと」

アキネとませ太が手をあげた

「アキネさんとませ太さんで、純平さん、駄目奈さん」

2人は分かった、という表情をした

「俺」「私」

「「達がここを守ってる」」

うん、これで背後は安心だ。
650 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 14:35:15.17 ID:/bksUJiH0

研究施設の中に入った
整理整頓された受付がある。

「おーい、だれかいるー?」

俺は叫んだ、誰も返事しない



アキネは案内図を指さす

「ここにフロア案内図が。」

俺たちも案内図を見る

「1階は応接、2階は職員宿泊、3階は所長室
 研究施設は地下らしいですね、研究Aが地下1階、研究Bが地下2階
   研究Cが地下3階、研究4が地下4階」

研究は地下らしいが
研究の内容まではここに書かれてない。



「普通に考えて目指すなら地下だな、あそこのエレベーターで行こう」

俺はエレベーターを指さした
みんな頷いた



だがエレベーターおなじみのボタンが見当たらない
代わりに、エレベーターの横になんかある

「なんだこれは」

ゆかりは言った

「ID認証でしょう、IDカードをスキャンすると使える」

651 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 14:46:27.71 ID:/bksUJiH0

「あぁ、なんかハイテクなやつね」

アキネとませ太はあきれている

「今時子供でも知ってる」「うるさい」



「それで、IDカードはどこを探せばあるんだ?」

ゆかりは冷静に言った

「2階か3階のどこかにあるでしょう。
  職員の階か所長の階かどっちかに」

まぁ普通に考えてそいつらが持ってるよな。



アキネは指さした

「隣の2階と3階へのエレベーターは動きます、中に」

俺たちはエレベーターの中に入った
エレベーターは2階に向かっていく

「またミスティだったりして、状況が船と似てますよね」

「さすがにもうミスティはこりごり」



2階で止まる
エレベーターの扉が開く
エレベーターの外は、血、血、血だった

『え?』
652 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 14:56:00.93 ID:/bksUJiH0

青髪ロングヘアーの、裸の女が3体居た
バランスのとれたきれいな柔らかいリンゴのような胸
股間には割れ目が見えるが、何も生えていない

目は黄色く光っており、知性が感じられない
女は刀を装備している

裸の女3人は無言で突撃してくる

「俺に任せろ!!」

俺は3人の女に拳打をお見舞いした

「がっ!!」「げほっ!!」「あべし!!」

3人の女はあっという間に戦闘不能になり死亡する



ゆかりは3人の女のうち1人の腹を触る

「体温あり、筋力はミスティより上」

そして目を見る

「目は黄色、メトリーさんは目は赤でしたね?」

あぁ、だがこいつらは黄色だ



アキネは聞いた

「仲間を呼んで、この階を制圧するべきでしょうか?
 この惨状を見ると、こいつら3体だけじゃない」

ゆかりは考えた後、言った

「1人生け捕りに、弱点を調べたい
 1人エレベーターに連れ込んで退却です」

了解



部屋の1人からさっきのと同じ女が出てくる
俺は少し手加減してそれを殴った

「おごっ!!」

「退却!!」

俺はそれをエレベーターに連れ込み、1階に退却する

653 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 15:02:42.98 ID:/bksUJiH0

俺は1階の壁に女を軽く叩きつける

「おごっ!!」

ゆかりは銃を構えた

「どこを撃てば死ぬか、確かめます
 まずは胸」

ゆかりはサブレッサー付きハンドガンを撃つ

「あがっ!!」

ゾンビは悲鳴をあげるが、動き続けている



俺たちは驚いた

「「「死なない」」」

「じゃあ頭」

ゆかりは容赦なく頭を撃った
女の全身の力は抜け、動かなくなった


「弱点は頭、力は普通
 見かけは美女ですが普通のゾンビですね」

ゆかりあんた冷静すぎね?

「仲間を中途半端に呼ぶと、ワゴンの守りが気になる
 メトリーさん」

「…こいつら銃を持てる知性がなさそうだ、俺1人でも余裕で制圧できる」

「よろしくお願いします、援護はしますので」
654 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 15:09:31.43 ID:/bksUJiH0

俺たちは2階に戻り、研究員の部屋の1つを調べる
空室だ、青髪女はいない

ゆかりは机の上を調べた

「IDカードゲット」

研究員の部屋ならあるわな。



部屋の外に出ると、青髪女が5体ぐらい襲い掛かってきた
全員ぶっ倒した

次の研究員の部屋を調べる
部屋には研究員の死体が1つ、腐敗はしていない
この研究員は勉強好きだったらしく、資料がたくさんあった

ゆかりはそれに目を通す

「生物学の資料ばかり・・・こんな本があります
  自分達にだけ攻撃しない兵器の作り方」

アキネは笑った

「失敗したんですね、ここの研究所は
  あの青髪にこの人たちは殺されたんでしょうし」

中国はミスティの制作に成功
朝鮮は失敗して、あの青髪を作ったってことか?
技術力を考えると納得がいく



「だが疑問だ、なんで女型を作ったんだろう
 男型のほうが強そうなのに」

「その方が作ってて楽しいから」

…北朝鮮は男社会だろうし、ありそうで怖い
655 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 15:24:24.89 ID:/bksUJiH0
俺たちは研究員の部屋を調べ終えた
これ以上発見はなかった

ゆかりはつぶやいた

「3階は所長室ですが、この階段から行けます」

俺は笑顔で言った

「行かない理由もない、行こう」

俺たちは階段で3階に向かった
3階の所長室の前には、青髪の女3体の死体があった



ませ太は声を出しかける

「うわ…」

ゆかりはませ太の口をふさいだ

「しーっ」

そして所長室の壁に耳を当てる
俺も続いた


「わしのせいじゃない、わしは愛国者だ」

所長の声が聞こえる
酒を飲む音も聞こえる

「俺は、俺は中国に勝ちたかった
 中国の脅威から救いたかったんだ、この国を。ひっく!!」

所長は生きている
ゆかりは扉を開けた

「はあっ!!」

「何者だ」

所長は銃を向けてくる



「私たちは日本から来ました、中国が起こしたこのパニックをなんとかしたい」

所長は銃を下ろしかけた、だが

「その赤い目、忘れないぞミスティの亜種が」

そう言い俺に銃を向ける
銃声が鳴り響いた

銃弾が当たる場所 このレスのコンマ1桁


1足の指
2足
3股間
4尻
5腹
6背中
7胸
8肩
9首
0頭

さらに銃弾が当たる場所 このレスのコンマ2桁


1足の指
2足
3股間
4尻
5腹
6背中
7胸
8肩
9首
0頭

656 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 15:31:46.15 ID:/bksUJiH0

アサルトライフルの銃声
所長は肩から首にかけて穴だらけだ

「あがっ…」

撃ったのはアキネ

「アキネ…」

「友人様に発砲しようとするからです、話し合いに応じなかったそちらの責任」

銃の腕はいいんだな、不器用なのに



俺たちはこのあと所長室を探す
見つかったのはマスターキーだけだった

「タンスの中にマスターキー、これでどこでも開けれます」

よし。



俺たちは所長室から出て、エレベーターに乗る

「地下に行くか?」

「いいえ、銃声の事情を説明してからにしましょう
 仲間が混乱する」

確かに
俺たちは仲間たちに銃声の事情を説明した
そのあと…

スレ住民のみんな、地下の何階から行こう?
地下1階〜4階まであるが

※地下4階から調べるか、地下1階から調べるか

※中断、続きはまたあとで
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 16:04:04.63 ID:gM2W1neBO
単純に考えれば深部程重要かつ危険なことが多いし退却のしやすさも考えて1階から順に
658 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 16:21:10.22 ID:/bksUJiH0

>>657
了解
俺たちはエレベーターで地下1階に向かった


地下1階は静かなものであった。
きれいな廊下、きれいな大きな扉

地下1階には大きな扉が2つある。
俺はそのうちの手前の扉に手をかけ、開けた



そこは大きな研究室だった
部屋の中にいくつかの4つの小さな部屋がある

俺は手前の部屋の扉に手をかける
その部屋の中には、解剖されているミスティが居た

「うわっ!!、これはミスティ?」

ミスティはもう死んでいる
ませ太は目をそらしている、ゆかりは冷静に横の資料を手に取った

「ミスティが何でできているか書いてます、人間の細胞を模した細胞を短気生命に変換
 生が短い代わりに生涯美しく、ミスティは寿命が短いってことでしょうか?」


「そうでしょうね」


俺は目を閉じた、安らかに眠れミスティ


659 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 16:27:14.15 ID:/bksUJiH0

次は入口から手前の、解剖死体があった部屋とは逆側の部屋に手をかけた
部屋の中には大きな瓶があり、中にミスティが居た

『!!!!』

ゆかりは冷静に見た

「ミスティ」

ませ太は喜んだ

「女子の裸!!」

ミスティでもいいんだな。ませ太



ゆかりは資料を見る

「中国の闇商人から買った、稼働前のミスティです。
  稼働させるとどうなるのかわかりません」

分からないんだ。



俺は疑問を感じた

「ここで稼働しても、俺たちに攻撃してくるんだろうか?」

ませ太はわくわくしてる

「稼働しようよ、美少女だよ」

ゆかりはあきれている

「このロリコン」

「ボクはショタです」

スレ住民のみんな、どうしよう?ミスティ稼働してみようか?

※中断、続きはまたあとで
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 16:35:07.05 ID:s2BWf58MO
やめておこう
稼働前ってことは訓練や残酷な命令を受けていないかもしれないが、短命+どの国に行ってもミスティってだけで殺されるのを見てきたわけだし
もしませ太が起動した子を寿命まで守り抜けると誓えるなら起動
661 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 17:07:07.04 ID:/bksUJiH0
再開します
662 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 17:11:40.70 ID:/bksUJiH0

>>660
 …そうだな、一応ませ太に確認してみるけど
   稼働しない方向のほうがいい」

俺はませ太を見た

「もし一生守れるなら稼働していい」

ませ太はうつむいた
それが無理だということは、分かるようだ
俺にも無理だ、ませ美を、守れなかった



俺たちは次の部屋を調べる
奥の右側、右側の部屋は精液だらけだった
そっ閉じした



「研究員たちが性欲発散してた?」

ゆかりは言った

「そうだろうな」

ませ太は唯一の男として、気まずそうな表情だ。
ませ太も気まずいし、さっさと次、最後左奥の扉を開けよう



俺は扉を開けた
俺は嫌な気分になった


663 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 17:25:14.28 ID:/bksUJiH0

「ファイルだらけ!!」

ゆかりは笑った

「さっきの部屋よりはいいです」

ゆかりは手早くファイルを読み進める。



「ミスティの変装パターンの写真が書かれています
 いろいろな髪の色と長髪、男装など様々なパターンが」

そうなんだ。

「赤髪、青髪、茶髪、黒髪、オレンジ髪、白髪、シルバー
  長髪、短髪、スキンヘッドまでいるんだ。うん?」

ゆかりは疑問を浮かべた



「どうしたんだ?」

「オレンジ髪と男装を組みわせたら、ボイさんになります」

!!!!

「似てるだけ、だろ
 あいつは男だよな?」

ませ太は笑顔で言った

「胸見せてくれたけど、女の人だったよ
 ミスティと胸のサイズは、あっ同じだ」

は?



俺はあきれた

「同じなら報告しろ!!」

「ご、ごめん胸を見た喜びで」

バカか

ゆかりは考え込む仕草をする

「彼女と、何人か健康診断にこなかった子が居たと思います
  全員が人を信じて体をさらすような集落でもなかったですし」


664 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 17:31:32.56 ID:/bksUJiH0

「…戻ったら問い詰めるか?」

アキネは反論してきた

「お言葉ですが、もしミスティだとしたらブルが何するか分からない
  私たちで警戒する、程度でいいかと」

下手に人前で問い詰めると、あの町の悲劇がふたたび



「ボクはボイは悪い子じゃないと思う、友達思いだし」

ゆかりは近くにあった液体に資料をつけながら言った

「要経過観察です」

『な、なにを!!』

「情報は私の頭の中に入りました、いらないでしょ?
  これがあると似てるだけで殺される人が増える」

確かに、ブルまで襲われたのは完全な疑心暗鬼
これがあるとそれをまねくか



「俺に似てるのもあったもな」

ゆかりは笑った

「あなたはミスティじゃなく、中国で作られたもっとすごい人造人間でしょ。
  ミスティがそんなにマチョティーなわけない」

「メトリーはもっとすごいなにか」

そうなのか?俺すごいのか
最強無敵!!
665 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 17:32:14.60 ID:/bksUJiH0
ごはんの時間なので中断、続きはまたあとで
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 17:39:23.74 ID:DhFleJVpo
おつおつ
姉リーも……な
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 18:45:35.82 ID:e/QtapaO0
現状メトリー達生き残りの各能力の最大値保有者って
身体→メトリー10
格闘→アキネ7
器用さ→ゆかり7
知能→ゆかり10
悪運→駄目奈10
であってる?
668 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 18:58:34.12 ID:/bksUJiH0
>>667
正確にはこうです

身体→メトリー10
格闘→アキネ7、夢7
器用さ→ ゆかり7 ボイ7
知能→ゆかり10
悪運→駄目奈10、瑠奈10、ボイ10
669 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 19:02:13.88 ID:/bksUJiH0
再開します
670 : ◆PMZNEPtbHI [saga]:2021/10/15(金) 19:19:47.22 ID:/bksUJiH0

>>666
姉は最強すぎて怖い。
今どうしてるのか、戦いたくないと思うけど
倒したいとも思う



俺たちは地下1階の隣の扉を開けた
そこには何やら操作盤のようなものがあり、操作盤の上にガラスがあった。
ガラスから隣の部屋が見え…!!!!



そこには大量のミスティの死体があった
全員白い布のような服を着ている

みんな苦しんだ顔で死んでいる
ガラスにはひっかいたような跡がある

俺は吐いた

「うっ、おぇええええええ!!」

ませ太ゆかりもアキネも全員吐く

「な、なんだこれは
 ませ太は出るんだ」

俺はませ太を部屋から出す



ゆかりは操作盤の画面を必死に見る

「緊急事態、実験体処分」

緊急事態だから、あいつらを処分した?

「毒ガスで、でしょうね。はぁはぁ…ここは、もういいでしょう
 出ますよ」

俺たちは部屋を出て扉を閉める
あの部屋はダメだ、1秒でも居たくない

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