【安価&コンマ】亡国の姫と従者の逃亡記録─第2幕─

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1 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/19(金) 01:17:59.61 ID:pjUnN7EVo

敵国からの急襲により国を抜け出し、追われる身となった姫君が放浪の旅をすることになります。
選択、安価、コンマの力で姫を導いてください。

前スレ
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1626516005/


世界観

 剣や魔法が存在する世界ですが西側の帝国は古代文明の遺産を手に入れた事で文明武器(銃や大砲)なども存在します、それ以外は話が進む毎に付け足していく感じになります。


注意事項

 故意に何度も同じ展開に持っていこうとしたり、荒らしに該当する行為や安価があった場合は無効として再安価などをとる場合があります。
 またシステムやルールは途中で手を加えたり、>>1の独断でキャラにいきなり設定が生えたりもます。
 エロは純愛、敗北陵辱(NTRなども有り)などが基本になりますが話の進行上強制的にえっちシーンが展開される事もあります。
 その他にエロ以外にグロシーンやキャラクターの死亡描写などが多々出てきますのでご注意ください。


その他追加事項とかも出てくると思いますがその都度追加していきます。
2 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/19(金) 01:23:28.86 ID:pjUnN7EVo

戦闘ルールについて


 戦闘イベントでは相手の行動に対してより強い行動を取れた方が勝者になります。

 戦闘行動にはそれぞれじゃんけんのような三竦みの相性が有り、相手より優位の取れる行動を取れるかが鍵です。
 先にこちらの行動を指定し、次に敵の行動をコンマで決めます。決められた判定回数のうち勝ち越すことが出来れば戦闘に勝利になりますがゾロ目による逆転負け(勝利)になることも。

 また物語の進行にて戦闘を有利に進める(または不利に陥る)バトルスキルを獲得する事もあります。

 また規定の判定内で勝負がつかなかった場合はコンマによるサドンデス勝負で決着を決めます。
 戦闘に敗北したときは敗北凌辱シーンに移ります。(ただし、無い場合もある)


えっちシーンについて

 当スレのエロシーンは>>1がその場の展開に応じて書いていくスタイルになります。安価で募集することは基本的には無いのでご注意ください。
 陵辱シーンは主に戦闘安価での敗北やストーリーの展開で強制的に挿入される場合もあります。
 純愛えっちは自由行動時に各キャラクターのフラグを集めることで発生させる事ができます。
3 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/19(金) 01:29:18.98 ID:pjUnN7EVo

メインキャラクター紹介

フローリア【主人公1】 女性 17歳(1スレ目>4)
 ミクトラム王家のお姫様。ラジル帝国に故郷を追われ、逃亡の旅を続ける慈愛に満ち溢れる王族の少女。
 旅の中で己の非力や無知を知り強くなりたいと願う。一方で国に戻る誓いを秘めながらも方法が分からず逃げ回るだけの自分を恨んでおり無理や無茶をする事が増えてきた。
 周りから大事に育てられてきた為、性知識に関しては乏しく赤ちゃんは男と女が仲良くしていれば神様が授けてくれるものだと信じていた。しかし旅の中で2度も犯される中で自分の信じていた赤ちゃんの授かり方が間違いだと知り精神的に大きなショックを受けている。(後述の時戻りの力で肉体は処女のまま)


クロウス【主人公2】 男性 35歳(1スレ目>7)
 大振りの剣を構えるフローリアの護衛騎士。
幼き頃からミクトラム王家に仕えており、フローリアが産まれてからずっと側で守り続けている。
 国を占領するラジル帝国に憎しみを持ちながらも姫を護ることを第一とし、物事にあまり私情を挟まない真面目な性格をしているが状況によっては柔軟に対応する頭の軟らかさも持ち合わせている。


ルル 女性 16歳(1スレ目>79)
 ナール魔導学院の主席にして魔法使いの天才少女。明るくお転婆な性格で旅のムードメーカー的な存在だが、真剣な場面や戦いの中では冷静になれる一面もある。
 学院生の中でもきっての天才肌で、二種の魔法をほぼ同時に発動したり詠唱の高速化、覚えられる魔法の多さなど頭ひとつ抜けた天賦の才を秘めている。
 祖国から逃げ出す羽目になっても明るい姿を見せ続けているが、尊敬していたディアナの裏切りを目にした彼女の心がやすらぐ事は無いだろう。


ジェニファー 女性 17歳(1スレ目>96)
 ルルの親友兼自称ライバルを名乗る学院生。自信に溢れる言動や強気の態度で誤解されがちだが、他者をいたわったり、強い人には敬意を表したりと心優しく強い精神性の持ち主。
 魔法使いとしての才能は平凡でルルやディアナといった優秀な才能の持ち主に対して劣等感を感じることもある。
親友の隣に並び立てるよう、力不足を感じつつも新たに進むべき道を模索しつつある。


リトア 女性 16歳(1スレ目>524)
 シルヴェロギアに向かう途中で出会ったキャラバン商隊の会計担当の少女。落ち着いていて穏やかな印象を受けるがお金には厳しく、初対面の人が相手でも物怖じしない芯の太さも伺える。
 戦闘をこなすことはできないが、商売の経験や色んな事に興味を持ち知りたがる性格が故に豊富な知識や雑学を知っており、フローリアが病に伏せてしまった時は一行を助ける大きな一因となった。


レビュオス 男性 35歳(1スレ目>588)
 銀竜礼拝の地、シルヴェロギア国の兵士長。陽気で気さくな性格だが公務中は真面目と公私の切り替えをキッチリとこなすナイスガイ。
 歴代の兵士長から受け継がれる弓へと可変可能な双剣を武器とし、距離に関係なく対応できる戦闘スタイルが持ち味。
 かつては妻子持ちだっただったが娘を病で亡くし、流れるように妻も家を出ていったため今は一人で生活している。娘を助けられなかったことに強い後悔を抱いていたがフローリアを救ったことでトラウマから脱却する。


アンリエッタ 女性 19歳(1スレ目>613)
 シルヴェロギアの象徴とも言える銀竜に仕えし竜巫女の少女。子供のような見た目とは裏腹に落ち着きがあり丁寧な物腰を崩さないがオフの日は見た目相応にころころ表情を変える愛嬌を見せる。
 幼き頃は同年代に先祖返りとして生えてしまった角と翼のせいでイジメられていたがレビュオスの歳の差を感じさせない公平な態度に好感を持ち、以後は巫女として彼を従えながらも胸を張れる自分になれるよう見習っていく事にした。
4 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/19(金) 01:36:28.40 ID:pjUnN7EVo
テンプレのデータが一部ふっ飛んでしまったので他のキャラクター紹介や国家案内は別日に追加していきます、バックアップって大事ですね(蒼白)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 01:43:43.51 ID:1G97W4QX0
前スレはまだ使うの?
6 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/19(金) 01:55:12.73 ID:pjUnN7EVo
>>5
次の更新からはこっちのスレを使います。なので前のスレはもう使わないので埋めてしまっても大丈夫です。

それではテンプレの復旧とフロアンリの陵辱書き貯めに入るので今日は終わります。
おやすみなさいませー。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 05:55:11.25 ID:28Ghb9As0
お疲れ様です
待ちに待った陵辱だーやったー!
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 16:17:38.24 ID:ge0nKrALO
メインターゲットのついでみたいにとりあえず犯されるフローリアに涙が止まらない
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 18:41:07.87 ID:tFbBsXXT0
>>8
ドラゴンイーター「自分ドラゴンに目がないけど人間の男も女も大好物です!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/11/20(土) 10:15:08.69 ID:lrVb8OB1O
更新待ってます
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 11:39:01.81 ID:v1LQZT/uO
わくわくちんちん
12 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 00:52:45.04 ID:TQDibPj3O

敵対勢力


アマティアス 男性 23(1スレ目442)
 ラジル帝国の第一皇子にして時期皇帝筆頭候補。ミクトラム王国への侵略を指揮したりナール魔導帝国侵攻作戦を指示をするなどラジル帝国における最重要人物。
 若くして指揮官としての才能を発揮するだけでなく武芸や魔法においても高い実力を持っている。カリスマ性にも溢れ、我の強すぎる【四獅星】と呼ばれる直属の部下を従え覇道を突き進んでいく。
 しかしどうにも今と昔で性格が違っているらしく、彼に何があったのかは未だに誰も知らないようだ。


セヴェル 男性 33歳(1スレ目450)
 アマティアス直属の部下【四獅星】の一人。痩せ細った長身の体格に薄気味悪い笑いが特徴の魔法使い。
 その外観に違わず狂気的な人体実験を何度も繰り返し、行き場を失った所をアマティアスに拾われる形で四獅星入りすることになった。魔物と魔物、もしくは人間を合わせた合成魔獣を産み出したりと【狂乱】の二つ名の如く、何をしでかすか分からない危険な思想と思考の持ち主。


ネルミェス 女性 33歳(1スレ目451)
 アマティアス直属の部下【四獅星】の一人。妖艶な雰囲気を醸し出す大人の女性。
 禁呪に手を出した結果、髪が触手の様にうねうねと独立した生き物のようになってしまっている。それ以外はわりと常識人のようだがレズっ気が強く、かわいい女の子を惚けさせるのが趣味の様子。二つ名の【惑業】を背負うがその意味は本人のみぞ知る。


アムヌグ 男性 45歳(1スレ目456)
 アマティアス直属の部下【四獅星】の一人。2mを越える慎重に鎧のように盛り上がった筋肉を備えた巨漢の男。
 帝国出身の傭兵の一人だったが余りある戦闘力が認められ現皇帝の代から帝国に仕えることになった。武人気質の堅物かと思われていたがアマティアスに四獅星としてスカウトされて以降は無尽蔵に湧き出る闘争への渇望を抑えなくなり【紅血】の二つ名に相応しい鬼神のごとき奮迅を見せる。


レナード 男性 23歳(1スレ目459)
 アマティアス直属の部下【四獅星】の一人。フランクな態度と笑みを絶やさない優男。
 飄々とした態度で何を考えているか分からない事も多いが帝国軍には昔から属していた為、他の四獅星メンバーよりは帝国兵達にも信頼されているらしくアマティアスとは年齢も近いので旧知の仲らしい。【残影】の二つ名は戦場における情報伝達力と戦闘能力の高さから付けられた。


ディアナ 女性 16歳(1スレ目95)
 ナール魔導学院において優秀な成績を修めていた才女。お淑やかで周りからの人望も厚く、貴族だが身分の差を気になどしない器量の大きさもある正に完璧な女性といえる

 学生でありながら国属の魔導師として働いており氷の魔法を得意としている。学年首席のルルとは共に切磋琢磨し腕を磨き会う仲だと思われていた。実際ルルが貴族生徒に苛められている所を助けたりと彼女には尊敬の眼差しを向けられている。
 しかしナールとラジルの戦争にて主君であるモルガンヌを裏切り、帝国から受け取った【知識喰らいの書物庫】によってモルガンヌから魔力と魔法を奪い取る。その目的はただ一つ、常に自分より上を行くルルを蹴落とす事であり今はラジル帝国より管理を任されたナールにてルルを待ち構えている。
13 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 00:53:21.30 ID:TQDibPj3O

緣を壊されし者

モルガンヌ 女性 28歳(1スレ目103)
 魔導帝国ナールの現女帝。千年に一人と言っても過言ではない魔法の才能の持ち主であり政治に関しても一流と若くして頭角を表した実力派。
 幼き頃にその魔法の才能を反貴族派の人間に見出され半ば拷問とも言える教育を施される。血の滲むような努力の末いまの力を手にした。代わりに辛い思いを封じ込めた結果、感情が希薄になり無表情で冷徹な一面が際立つようになってしまった。
 ミクトラム王国との盟約に従いフローリア達を保護したがラジル帝国との戦争で国属の魔法使いであるディアナの裏切りにより魔力と会得していた魔法を奪われる。敗戦した彼女は魔導帝国と共にラジル帝国の手に墜ち、帝国兵達に慰み者として蹂躙された。
14 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 00:54:24.13 ID:TQDibPj3O

国家紹介
 

【名前】ミクトラム王国
【特徴】一年を通じて気候が安定しており、友好国も多く穏やかな風土の国。精霊信仰や魔法技術など他国の特徴や文化を受け入れることにも寛容的で国民は豊かな生活を生きている。
 主人公達の祖国だが現在はラジル帝国に占領されてしまい、帝国兵士達の無秩序ぶりに国内の情勢は悪化の一途を辿っている。

【名前】ラジル帝国
【特徴】険しい山岳や雪山を背にした荒れ果てた地に存在する国家。武力による統治を進めた結果、大陸内でも頭ひとつ抜けた戦力を保有している。
 現在は古代文明の遺跡から発掘される大砲や火器による部隊編成や【四獅星】と呼ばれる第一皇子直属の部下による圧倒的な力で近隣諸国からは恐れられている。王国との和平条約を裏切り益々勢力を高めているみたいだが…?


【名前】ナール魔導帝国
【特徴】魔法使いが人口の9割を占める国。日常において魔法は当然のように存在しているものであり、教育の場も整備されている。女王はこの世界最強の魔法士と名高い人物。
 魔導女帝モルガンヌによる統治により魔法技術の発展が目覚ましく安定した国力を保持していたがラジル帝国からの侵略を止める事ができず敗戦、以後はミクトラム王国との同じような扱いを受けている。


【名前】シルヴェロギア
【特徴】外交をほとんどしていない小国。国民の殆どが不自由のない生活を送れている。『銀竜信仰』という独特な宗教文化が根付いている。
 国と呼ぶには小規模だが暖かい国民性と竜巫女という象徴の存在でとても平和な国となっている。


現在未登場の国

【名前】マーラ国
【特徴】一見平和そうに見えるが夜は国民全員が獣のように盛り合う。国の中心部にあるおおきな鐘に秘密があるようだ。

【名前】聖河教連
【特徴】宗教で纏まった、聖なる大河周辺の国家連合。豊かな大国で、宗教の力が強い。
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 01:01:03.43 ID:xS6sVhb00
テンプレおつ
16 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 01:07:19.44 ID:TQDibPj3O

えっちシーン目録(★付きはストーリー上強制イベント)


ハラマセカエル戦・敗北陵辱(1スレ目59~)
対象:フローリア カエル魔物にレイプ後、媚薬効果によりオタマジャクシを産卵しながら絶頂。
 
★魔導帝国の陥落(1スレ目417~)
対象:モルガンヌ 魔力と魔法を奪われ、身動きが取れないところを帝国兵達に輪姦。
 
マッドスキュラ戦・敗北凌辱(1スレ目558~)
対象:フローリア、ジェニファー マッドスキュラの巣に連れ去られ、錯乱した男達とスキュラの触手による二穴攻め

ルル純愛えっち@(1スレ目831~)
対象:クロウス、ルル 疲れていて寝ていたクロウスの疲れマラを労いフェラチオ
17 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 01:12:41.66 ID:TQDibPj3O
ひとまず更新の目処がたったので明日の夕方ぐらいにはフローリア&アンリエッタの陵辱シーン投下します。

それと今回のえっちシーンなのですが……薄々感づいている人もいましたがかなりハードな描写もありまして、エロ描写よりもグロの方が強めかもしれませんので注意報告しておきます。

それではまた明日!
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 01:15:03.04 ID:xS6sVhb00
リョナだーー!!おつ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 01:42:57.58 ID:rfpI2sTpo
おつおつ
覚悟の準備しなきゃ……
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 05:49:54.64 ID:V7OvyDgHO
おつおつ
今回はキメラ3候補全員が負けたらやばそうな設定だったし覚悟はしてた
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 13:15:51.46 ID:8GiHHAki0
ドラゴンイーター(フローリアも食べないとは言ってない)
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 14:15:09.57 ID:/6vQpLAAO
アンリエッタ、アンリって略したくなるけどそれだと男性名になっちゃうのか

なんか良さげな呼び方とかあるかな
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 15:05:12.09 ID:gzfX6VLEO
一文字違いだけど、アンリエットって名前で『エティ』って愛称のキャラは知ってる
24 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 18:03:35.07 ID:EJxfIikNo
お待たせしました、それではアンリエッタとフローリアの陵辱シーン投下致します。
25 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 18:06:12.72 ID:EJxfIikNo

敵は大技を出し切っていて隙だらけであった。
上から降り注ぐ酸の雨はアンリエッタのドラゴンブレスにて焼き払われている。

今が好機とクロウスは剣を振りかぶりながら合成魔獣へと突進していく。

実際クロウスの判断は間違ってはいないだろう。戦場において隙を曝した相手に素早くトドメを刺しに行くのは戦士として間違ってはいない。


しかしそれは……あくまで相手が普通の魔物だった時の場合である。


ドラゴンイーター「ぐ、ぐ、…………グラララ、グラララッッッ!!!」

クロウス「………なっ!!?」


奇妙な雄叫びと共に合成魔獣は身体を震わす。
ボコボコと音を立て、偉業の肉体は泡立つように隆起していく。

死闘の末、合成魔獣は今まで食らってきた魔物の遺伝子を糧に進化の道を選んだのだ。



ドラゴンイーター「………ばぁ♪」



肉体の、あり得ない部分から頭が生えた。

クロウスは咄嗟に後退しようとするが間に合わず、生えてきたもう一つの頭からの酸の唾液を全身に被ってしまった。


クロウス「がっ………!!!!!、ーーーーーっッッッァ!!!」


ジュウジュウとクロウスの全身から嫌な音が発せられる。
肉片が溶けていき、全身が焼けつくような痛みに襲われ声を発することも許さぬまま地面に倒れ転がっていく。


アンリエッタ「あ……あぁ……!!!」ガタガタ

フローリア「い、いや………クロウスーーー!!!!」


少女達の絶望が木霊する。二人の嘆きに呼応するかのように山が、地面が震えていく。
この最悪のタイミングで山崩れが起きようとしていた。



その後の三人の姿を見たものは誰もいないという………。
26 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 18:08:52.73 ID:EJxfIikNo


アンリエッタ「い、いやぁ……やめてください…!!」ブルブル

フローリア「り、竜巫女さま…っ!」

ドラゴンイーター「ぐりゅりゅ…」


フローリアとアンリエッタは薄暗い洞窟に連れ去られていた。
山頂から転がり落ちてくる岩に巻き込まれる前に合成魔獣により助けられていた……いや、この場合は助けられるなんて美しい言葉は相応しくない。

合成魔獣は危機的状況から選んだのだ、この極上の馳走をみすみす見逃すわけにはいかないと。


落ち着いた場所でゆっくりと喰らう事に決めたのだ。


ドラゴンイーター「ぐらら……がぱぁッ」

アンリエッタ「ひィっ!?」ビクッ

フローリア(わ、私たち……食べられる!?)

ドラゴンイーター「がぁ………ぐ?ぐりゅ……ぐぐぐっ!?」

フローリア「………え?」

アンリエッタ「く、苦しんでいるの…?」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 18:09:16.76 ID:rfpI2sTpo
苦労すさん……
28 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 18:13:15.88 ID:EJxfIikNo


餌を目の前にして合成魔獣は突然苦しみ出していた。

フローリア達には知るよしも無いがこの人為的に作られた魔物は喰らった生物の遺伝子を体に取り込み進化するように創造されている。

この魔獣は主に竜種を喰らうことを好んでいた。そしてクロウス達と出会うまで人知れずこの山に住まうワイバーンを捕食していた。



アンリエッタ達にとっての悲劇はその中に発情期を迎えたワイバーンもいた事だろう。


合成魔獣の遺伝子に刻まれた雄の発情期のワイバーンの本能が、目の前のか弱く怯える竜の血を引く娘に呼応した。


ドラゴンイーター「グルァアアア!!!」ビリビリ

アンリエッタ「や、いやあぁっ!!」


銀を基調とした見事な竜模様が彫られた巫女装束が無惨にも引き裂かれていく。
アンリエッタの肉体は19歳という年齢に比例しない未成熟な体つきだがそんな事など気にも止めていないようだ。

ただ雄の竜の本能が目の前の雌の竜の遺伝子を強く求めている。

半裸に等しい姿に剥かれた少女はただこれから先に待ち受ける暴虐の限りを受け入れる以外の道はない。


アンリエッタ「あっ…!!いやっ……なにをするつもりなんですか…!!」

ドラゴンイーター「ぐりゅ、りゅりゅりゅ!!!」ビキビキ

アンリエッタ「ひっ!?」

アンリエッタ(嘘……アレって…お、おちんちん!? ま、まさかこの魔物……私に欲情して…!?)ゾッ
29 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 18:17:16.81 ID:EJxfIikNo

巨立する合成魔獣の肉棒は生娘に見せるには余りにもグロテスクで卒倒してしまいたくなる程の大きさも備えていた。

抵抗するアンリエッタなど意にも介さず魔獣は肉棒をアンリエッタの股に押し付け、ヘコヘコと腰を動かし擦り付ける。


アンリエッタ「や、やぁ…!やめて…ください……っ、そんなにしたら…ホントにはいっちゃ…!!」

フローリア「あっ……あぁ…!!」カタカタ

フローリア(な、なんとかしなきゃ……竜巫女さまを助けないと…で、でも…!!)


これから行われるおぞましき行為に何とかしようと考えるも恐怖で体が竦み上がり動かない。

そして………。


ドラゴンイーター「グロロァアアアッッッ!!!」



ブチブチィッ!!!


アンリエッタ「い"ッ!?いぎゃあアアアァァァっっっ!!!!」


少女の秘奥に隠された純潔の証は容赦なく散らされた。


30 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 18:19:45.54 ID:EJxfIikNo


アンリエッタ「あ"っ……かはっ……ァ…!!」

アンリエッタ(い、痛い痛い痛い!!!わたしの初めて……こんな化け物に奪われちゃった…!!)

アンリエッタ(レビュオスに………初めては…好きな人に…あげたかったのに…)

ドラゴンイーター「ガッ!ガッ!ぐりゅりゅガァっ!!!」



ズンッ ズンッ ズンッ ズンッ
 ズチャッ ズチャッ ズチャッ ズチャッ!



アンリエッタ「ギッ!?ひぐっ!!あ"っ!いだいっ!!あ"っ!!あ"ぁ!!う、うごさないでぇっ!!やめでぇっ!!!」


涙を流しながら思い人の顔を浮かべるが、それも合成魔獣の激しい律動の前に霧散していく。

四つん這いの姿勢で後ろから突かれている姿はまるで犬の交尾の様でもがいても逃げることはできない。

アンリエッタの秘裂からは破瓜の血が飛び散るだけでなく、掘削するかのような激しい前後運動が逸物を受け入れたことの無い膣道を抉っていく。


フローリア「り、りゅうみこ様…!!」

ドラゴンイーター「ぐりゅ?」チラッ

フローリア「………っ!!」ビクッ


座り込んでいたフローリアは合成魔獣に睨みを効かされて動けずにいる。

そんなフローリアを見て合成魔獣はニタリと笑みを浮かべると背中から触手らしき物体を生やす。触手の先端にはちろちろと蛇の舌のようなモノが飛び出ていてゆったりとした動きでフローリアに近づいた。

やがて触手の舌はフローリアの下着の上からちろちろと舐めていく。
31 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 18:21:57.68 ID:EJxfIikNo

フローリア「くうぅッ!?」ビクッ

フローリア(あっ……そこは、おしっこが出るとこなのに…!!)

フローリア(また…あんな事をされるの…!?)ゾワゾワ


以前にジェニファーと供に触手に犯された時のおぞましい記憶を思い出しフローリアは震え上がる。

触手の舌使いは激しいものではないが、それがムズムズとした刺激になり変な気持ちになってくる。



ズチャッ!ズチャッ!ズチャッ!
 ズンッ!ズンッ!ズチッ!!ズチィッ!!



アンリエッタ「はぐぅっ、ひ、ぎぃ!!あっ、か、はぁ…!!あ"っあ"っあ"っ!!」



チロ…チロ… ぬりゅ…
 チロチロ…ぺちゃ、ぺちゃ…



フローリア「ふっ…!ん!んんっ…!!ん、んん!……あっ!」


膣道を抉られる度に激痛が走る、奥に突き刺さる度にお腹の奥から空気が強制的に吐き出されるみたいで息苦しい。

秘裂を舐めあげられる度にぞわぞわとした悪寒が身体を走り抜ける、筋を上からなぞられる毎に体の奥から何かが沸き上がる感覚がする。

意気込んでサポートすると言いながらも前に出てくれた護衛の騎士を助けられずにいた己が恥ずかしい。

恥ずかしい部分を舐められながら、無理やり犯されている女の子を眺めることしかできない自分が恨めしい。


それぞれが自らの弱さに悔しさを感じながらも、二人は涙を流して耐えることしか出来ずにいた。


フローリア「あっ!?や、下着ずらしちゃ、やっ……あっ!は、あぁあっ!?///」ビクンッ


触手の舌がフローリアの下着を器用に剥ぎ取り、秘裂を直に舐める。
下着越しから舐められるよりもぬめりとした感触が伝わってきて声が飛び上がってしまう。 


フローリア「ふっ……ん!んん!!あ、あ、やっ、はぁぁ…///」

フローリア(だ、だめぇ……こんな事…竜巫女様が……痛みに耐えているのに……で、でも…声が出ちゃう…!!///)

32 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 18:24:23.90 ID:EJxfIikNo


ズンッ! ズンッ! ズンッ! ズチィッ!


アンリエッタ「あ"ンっ!!ん、ぐうう!!ご、めんな…ざい……ふろーりあさん…!!わたしが…ふがいないばかりにィ…!!」


ズチャッ!! ズニュッ! ズニュッ! ズチュンッ!!


アンリエッタ「おぎゅっ!?おっ!お"ひゅっ!?お、おながッ"、やぶれちゃ…っ!!あひっ、ひ!ひぎぃっ!!!」


ズパンッ! ズパンッ! ズパンッ! ズパァンッ!!


アンリエッタ「ぐひっ!?い、い"い"ッ!!?い"やぁっ!!もうやだぁ!!!たすげでッ、れびゅおすっ、れびゅおすぅぅぅ!!!」

ドラゴンイーター「グリュラララッ!!!グルァアアア!!!!」


合成魔獣の本気のピストンに遂にアンリエッタは狂ったように泣きじゃくり思い人に助けを求め始めた。
それが目障りに思ったのか合成魔獣はアンリエッタの細い腕を爪を立てながら掴み、骨が折れそうになるのもお構いなしに握り締める。 



バツンッ!!! バツンッ!!! バツンッ!!! バツンッ!!!
 ぶぢゅっ!! ぶぢゅっ!!! ぶぢゅっ!!! ぶぢゅっ!!!


ごちゅんっ!!! ごちゅんっ!!! ごちゅんっ!!! ごちゅんっ!!!

 

アンリエッタ「お"っ!?かひゅっ!う"っ!!が、はあァー!!あ"あ"あ"ーーーッ!!!!」

ドラゴンイーター「グルァアアアaaaaaーーーー!!!!」
 


ドビュッ! ドプッ!! ドプドビュッ!!!
 ビュグッ!!ビュクビュプッ!!ビュプドポォッ!!!

 

アンリエッタ「かっ!?ぁア"ッ…〜〜〜〜〜ーーーーーッ!!!!?///」びくびくっびくんっ!!!


フローリア(い、イヤぁぁぁぁぁーーー!!!)ゾクゾクゾクンッ


ぶしっ!!……ちょろ、しょわわわぁー………
33 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 18:27:34.27 ID:EJxfIikNo

アンリエッタ「あ"………か、っ……」カクン


どぷっ……ぶりゅ、びゅぷっ♥


フローリア「はひ……はっ……あぁぁ///」


胎内にありえない量の精液が注ぎ込まれる。焼け尽くような熱さがアンリエッタのお腹を襲い、入りきらない分が秘裂と肉棒の隙間から下品な音を立てながら漏れ出ていく。

そして恐怖と何度か経験したことのある快楽信号がフローリアの意思に関係なく身体中を走り、フローリアは勢いよくお漏らしをしてしまった。

流れ出るおしっこの一部はアンリエッタに降り注いでしまったがお腹が破裂するような感覚に耐えきれずアンリエッタは気絶してしまったようだ。



フローリア「あっ……わ、わたし……りゅうみこさまに……あんな、はしたない事を…」ガタガタ

ドラゴンイーター「ぐらら、がぱぁ…!」

フローリア(………ぁ)


合成魔獣は気絶したアンリエッタの顔を掴み上げる。
大きく口を開き、その長い舌をアンリエッタの口に差し込む。


肉をも溶かす、強い酸にまみれたその舌を。



ぐじゅうっ!!!!!


アンリエッタ「ンゴォッ!!!??ん"ん"ん"ーーーーーーッッッ!!!?!?!?ん"ん"ごぶゥゥゥーーーーーーーーッッッッ!!?!?!!んぐゥゥ!!ぎゅぐぐゥーーーーーーーッッッッッ!!?!!!」


じゅわじゅわと肉が溶ける強い音を響かせながら、合成魔獣はアンリエッタの口内を味見していく。

気絶していたアンリエッタも想像を絶する痛みに一気に覚醒したが、痛みにジタバタと暴れてもその巨体から逃れることはできない。

ビクビクと痙攣しながらも抵抗をやめないアンリエッタに合成魔獣は遂にその大きな口をアンリエッタの頭蓋ごと………。












バリッ! ごりっぐちゅっ!!

 ぐちっ!もぐっ!!ぱきぃっ!!

じゅる……バキッ、…ごきゅんっ
34 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 18:28:30.98 ID:EJxfIikNo


フローリア「……はっ、はぁ…!!ぁ………はぁ…はぁ…っ!!!」


目の前で人が食べられる瞬間を初めて見てしまった。
肉片から目玉が、骨の破片が、ぶりゅんとした内蔵がはみ出てる。

美しかった銀髪が、流れ吹き出る血飛沫で真っ赤に染め上がる。大人しくも可愛らしい愛嬌のある顔をしていた少女が無惨な肉塊に変えられていく。


次は自分がああなる番だと自覚したフローリアに、もはや逃げるという行動すら取れぬ程の恐怖が染み渡っていく。


フローリア「ご、ごめんなさい…ごめんなさい…!!許してください…!!お願いします…お願いします…!!」ガタガタ


必死の命乞いも魔獣相手に通用なんてする訳もなく、合成魔獣は次なるご馳走に食指を向ける。

しかし、魔獣の手を遮るように一振りの剣閃が払われた。






フローリア「……く、クロウス?」

クロウス「………無事、でしたか……姫様…」


寸でのところで助けてくれたのはクロウスであった。
しかし再開の喜びの声を上げることなどできなかった。

何故なら彼には片腕が無かった。
全身は酸を浴びてしまったせいで焼け爛れていて容姿も殆ど判別がつかない。
足も片方が奇妙な方向に折り曲がっていて引きずっている。

誰がどうみても満身創痍の虫の息にしか見えない。
35 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 18:31:14.36 ID:EJxfIikNo

フローリア「そ、そんな……そんな身体で…!!私を…助けに来てくれたというの…!?」


クロウス「言ったでしょ…? 必ず護ってみせると…まぁ、怖い思いもさせたし、竜巫女殿は助けられずに終いと……このていたらくですが……」


ドラゴンイーター「グリュラララッ!!!」ズシンッ

フローリア「あっ…に、逃げてクロウス!!私なら大丈夫だから!!」

クロウス「姫様………俺は守りたい人ひとり護れない弱い男です……ですが、盾ぐらいにならなれるつもりです…」

クロウス「次になにかあった時は遠慮なく囮なりなんなりとお使いください……向こうの俺も、きっとそれで納得すると思いますので………」

ドラゴンイーター「ガリュラァッッッ!!!」ブォンッ

フローリア「やめてお願い!!逃げて!!!」

クロウス「だから………何がなんでも生き延びてくれ、フローリア…!!」




ぶしゅりっ!!!

36 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 18:31:48.60 ID:EJxfIikNo

血の雨が降り注ぐ前に光の雨が視界に降り注ぐ。


もう三回目だ、慣れた光景に視界が明滅する。


きっとこの先も私は何度も挫折する。


その度にきっとこの言葉を思い出す……。




フローリア「生き、のびる……なにが、なんでも………」

37 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 18:35:18.58 ID:EJxfIikNo

少し離れます、早ければ10時近くに再開します。
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 18:47:27.01 ID:rfpI2sTpo
おつおつ
フローリアもいずれ覚悟完了できるか?
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 18:48:21.29 ID:Zc8l6vjw0
フローリアちゃん かわいそうかわいい
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 20:10:56.03 ID:i/Xu6NpqO
たんおつ
さりげにクロウスは逆行を認識したような発言をしたね
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 20:12:44.26 ID:i/Xu6NpqO
そういえば前スレで話したんだった。忘れてた
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 20:29:12.58 ID:p9Kfay8HO
俺もアンリエッタちゃんもぐもぐしたい
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 22:48:45.20 ID:xS6sVhb00
おいしそう
44 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 22:57:14.78 ID:EJxfIikNo
短いですが再開していきます、安価は無いので軽いお気持ちで読んでください。
45 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 22:57:55.78 ID:EJxfIikNo


クロウス「おおおっ!!!」


クロウスはこれで終わらせるつもりで剣を振りかぶっていた。
アンリエッタのサポートもあり相手の懐に潜り込むことができた、後は相手の首を叩き斬るだけ。


ぐにぃっ!!


クロウス「っ、うおっ…!?」


しかしその瞬間にクロウスの足元が急に沈みこんだ。
急激に足元が不安定になったクロウスはその場に膝をつくように体勢を崩す。


クロウス(こ、これは……姫様の軟化魔法……なぜいま)

ドラゴンイーター「グララッ……オボォアアアッ!!!」


突っ込んでくるクロウスに対して合成魔獣の取った行動は、新たに首を生やして酸の唾液によるカウンター行動だった。

しかし唾液の軌道はしゃがみこんでいたクロウスにギリギリ当たらず、クロウスは冷や汗をかいた。


クロウス(……っ、いま、屈んでいなかったら俺はアレをまともにくらっていた)

クロウス(そしてあんな初見殺しを回避するなど予知でもしなければ絶対に無理だ……………ということは…!!)


フローリア「はぁ……!はぁ……!!」

アンリエッタ「ふ、フローリアさん…!?いったい何を…!!」


フローリアは地面に魔力を走らせ、クロウスの足元のみを軟らかくしていた。

遠隔発動する魔法は基本的に距離が伸びれば伸びるほど消費魔力も上がっていく。離れたところから見守っていたフローリアの位置からクロウスまではだいぶ遠く一気に魔力を使ったことによりフローリアは激しく息切れしている。


しかしそんな事は気にもせずフローリアはアンリエッタの手を掴みクロウスの方へと走り始めた。
46 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 22:58:50.17 ID:EJxfIikNo

クロウス「ひ、姫様…!?こちらは危険です!!」

フローリア「はぁ…!はぁ…!走ってクロウス…!!もうじきこの広場は……山崩れで岩に埋もれますっ!!」

アンリエッタ「えっ…!?ど、どういうこと…!?」

クロウス「っ!!了解ッ!!」

ドラゴンイーター「ぐりゅりゅりゅ!!!」

クロウス「邪魔だ退け!!」ザシュッ


クロウスは立ちふさがる合成魔獣の首元を斬りつける。
怯んだ合成魔獣の脇を三人は一心不乱に駆け抜ける、ゴゴゴという音と供に岩肌を無数の岩石が転がり落ちてきた。


そして広場に轟音が鳴り響いた。






クロウス「ぐっ……二人とも、ご無事ですか…!!」

アンリエッタ「は、はい……私はなんとか…!」

フローリア「ぜーっ……はぁーっ……!!だ、だいじょうぶです…っ!!」
47 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 23:00:52.73 ID:EJxfIikNo

クロウス「………姫様、俺は…また……っ」


突然のフローリアの妨害がクロウスの命を救ったうえに広場が山崩れに襲われることも言い当てた。

名にも知らないアンリエッタはともかく、温泉で言っていた時間が巻き戻る現象を知らされていたクロウスはすべてを察した。


しかしそんなクロウスをフローリアは責めることもせず、ただ優しく慰める。


フローリア「気にしないで…クロウス、貴方は私をちゃんと守ってくれました。それが向こうでの…私の事実ですから」ニコ…

クロウス「くっ、…しかし」

フローリア「それよりも……あの魔物は、これで倒せたのでしょうか…?」


クロウス達は岩に埋もれた広場を階段の上から見下ろした。
合成魔獣がいた位置は完全に岩に埋もれてしまっていて生死の判別がつかない。


クロウス「……生きてるにせよ死んでるにせよ、今すぐこの場を離れた方が良いのは確かですね」

アンリエッタ「私もそう思います、とにかく階段を上がって銀竜様に報告しなくちゃ…」


意思が固まった所で踵を返すように階段を上がっていく三人、しかし…。
48 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 23:01:42.62 ID:EJxfIikNo

ドゴオオオォォォッ!!!


ドラゴンイーター「グルァララララッ!!!」

フローリア「そ、そんな……!?」

クロウス「くっ……しぶとすぎるだろ!?」


合成魔獣は岩の山から勢いよく飛び出てきた。

手傷は負ったものの依然として闘争心は衰えておらず、三人を喰らおうと敵意を剥き出しにしている。

クロウスは女性二人を庇うように前に出る。
しかしその瞬間、大空から複数の影がこの場にいる全員を覆った。


ワイバーンa「ギシャーッ!!」

ワイバーンb「グルルル…」

ワイバーンc「ギャオーーーーッ!!!」


クロウス「なっ……ワイバーンの群れ!?」

フローリア「さ、三匹……いえ、もっと多くいます!」

アンリエッタ「これは……殺された仲間の仇討ち……銀竜様からの応援です!」

ドラゴンイーター「グララララァッ!!!」
49 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 23:02:44.29 ID:EJxfIikNo

合成魔獣は目の前に現れた獲物を前に食欲に従い襲いかかる。
しかしワイバーン達は合成魔獣の攻撃を見切っており高空からの炎ブレスによる炙り攻めをしていた。

合成魔獣も唾液を飛ばしたり舌を伸ばして攻撃しようとしてきるがワイバーン達は華麗に空を舞い避けていく。

余りにも統率が取れた魔物の連携とは思えない見事な攻撃にクロウスは思わず見入る。


クロウス「………凄いな、まるでベテランの騎士同士の連携を見せつけられてるみたいだ」

アンリエッタ「ふつうは竜種の魔物は群れでいる事はあまり無いのですがこの山の子たちはみんな仲間意識が強いんです、家族を殺されて……きっとみんな怒ってるんです」

クロウス「銀竜の庇護の元に集いし番人……なるほど、こりゃ確かに強力な助っ人だ」


遠距離がジワジワといたぶられ、さすがの合成魔獣も削られていった。
ブレスの合間に爪や牙による攻撃も増えていき、遂に合成魔獣は数の暴力に屈することになる。


ドラゴンイーター「がっ……ぐりゅ………」ドシンッ


クロウス「………ようやく死んだか」

アンリエッタ「恐ろしい相手でした……まるで自分以外の全てが捕食対象だと認識しているような……あっ…」ブルッ
50 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 23:03:45.00 ID:EJxfIikNo

アンリエッタは今になって自分が本当はずっと恐怖に震えていた事に気がつく。

そんなアンリエッタをフローリアは優しく抱きしめ落ち着かせようとする。


フローリア「落ち着いて……竜巫女様」

アンリエッタ「あ……ふろー、りあさん?」

フローリア「怖いことはもう終わりました、だから安心してください……」

アンリエッタ「あ、はわぁ………」ヘナッ


緊張の糸が途切れた瞬間、アンリエッタは涙を浮かべてフローリアを抱きしめ返す。


アンリエッタ「こ、怖かった……!うええ、ほんとうに、無事で良かったぁ…!!」グスッ


きっと子どものように泣きじゃくる姿が本当のアンリエッタなのだろう。
自らの立場を理解している賢い子だからこそ、常に気を張って強がっているのがあの聡明で淑やかな彼女の建前の姿だ。


クロウス(脅威は去った……しかし考えるべきことは色々と多い)


あの魔物はいったいなんだったのか、自分がフローリアを護れなかったという事実、この山に来てくれと言ってきた銀竜の意図……。
51 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 23:04:39.24 ID:EJxfIikNo

頭を抱えたくなるような問題が山積みであったが、アンリエッタの持つ杖が神秘なる光を放ったため考えることを一旦中断した。


クロウス「り、竜巫女殿…?なにやら杖が光って…」

アンリエッタ「えっ……?」グスッグスンッ


??『災難じゃったな、アンリエッタよ…』


アンリエッタ「あっ、えっ……お婆ちゃん!?」

クロウス「お、おばぁ…?」

フローリア「ちゃん…?」


??『これこれ、人前の時はかしこまった言い方にすると決めたのは自分ではなかったのか?』


アンリエッタ「ご、ごめんなさい……銀竜様」


アンリエッタがなにやら杖に向かって独り言を喋っていた。
どうやら前に言っていた【竜杖】の力のようで、銀竜と直接話をしているらしい。


銀竜『ふむ…こんな所で立ち話も辛いじゃろう、早く社のところまで上がってくるといい』




銀竜『そこにいる懐かしき【神器】を持つ娘とも話してみたいからのう』

52 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/25(木) 23:07:30.74 ID:EJxfIikNo

明日が早いので今日はこれでおわりです、次の更新の時には銀黎祭までいけたらなと思ってます。

ちなみに……今回の陵辱シーン大丈夫でしたかね?今までよりもだいぶゴアな表現がありましたが良ければご意見お待ちしております。

それではまた。
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 23:23:09.94 ID:Zc8l6vjw0
大丈夫大丈夫
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 23:43:55.62 ID:xS6sVhb00
出会う敵全てがドスケベモンスターなのもおかしいしね、時にはこういうのもよきよき
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 23:45:51.48 ID:rfpI2sTpo
おつおつ
色々引き出しがあるの凄いっす
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 23:56:31.27 ID:p9Kfay8HO
乙でした
自分的には思っていたよりもかなりマイルドだったんで全然平気でした
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/26(金) 13:01:00.64 ID:cotABN3NO
そろそろ幕間みたいなの欲しくなってきそう(クロウスフローリア以外の視点で何か)
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/02(木) 20:16:52.44 ID:Xe6ZO7ejO
まだかな
59 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/05(日) 12:56:54.78 ID:0z3AOYAOO
年末が近づいてお仕事もドッタンバッタン大騒ぎ☆
……そんな感じで連日体力もモチベも死んでました、ごめんね。

安価に絡まないストーリーの部分が長くなりすぎてとりあえず一旦途中まで投下致します。
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