【安価&コンマ】亡国の姫と従者の逃亡記録─第2幕─

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/21(火) 02:09:17.78 ID:IPbFe0lvO
ルルが浴衣を着たいと言い出す

着替えに付き添う

ルル着替え中、足がもつれて転ぶ

音に気付いたクロウスが心配して更衣室に飛び込む

ルル着替え中
138 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/21(火) 02:36:54.15 ID:BLtydZsbO
ここで今回は終わりにします。

最近の更新が凄く遅れてた理由ですが忙しかったのもあるんですが、リアルの事情でモチベが下がったまま充電する事もできず会話文を書くのも億劫になってしまってました。
今はある程度回復してきて、仕事の方も目処が立ちつつあるのでちょっとずつペース戻していきます。
長々と言い訳のような報告でしたがこれからも長い目で見守って頂ければと思いますのでよろしくお願い致します。

それではまた。
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/21(火) 06:25:28.72 ID:yU0I/nUdO
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/21(火) 07:27:19.93 ID:ZkagWQ03o
おつおつ
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/21(火) 08:25:03.96 ID:Z3CCUA0HO
おつ、ルルかわ
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/21(火) 22:49:33.10 ID:omz+907WO
クロウスと同い年とまでは行かんでもアラサーくらいのキャラは出したいわね

妹姫の従者でワンチャンあるか
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/21(火) 22:59:16.58 ID:Gi3BkWryO
妹姫の年齢は14から16あたりが適当やろなあと思いつつ12歳のキャラを作っている
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/23(木) 11:49:19.56 ID:Koa+8Xn00
姫様達と同年代の男の子も欲しいところ
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/24(金) 03:06:34.43 ID:Aw76s3Od0
一番ラキスケって感じなのは>>137だけどさてどうなるかな
146 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/26(日) 12:22:30.18 ID:S7aHEzTRo
ラキスケイベントは>>136にしました。
ラッキースケベとは?みたいな感じになってしまいましたが気づいたら書き上げてしまったので投下致します。
147 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/26(日) 12:24:29.31 ID:S7aHEzTRo

ルル「はぁ〜堪能したぁ♪」

クロウス「まったく……菓子とか買いすぎだ、余したらどうする気なんだおまえは…」

ルル「その時はジェニーとリアの三人で食べまくれば良いんだよ!」

クロウス「しれっと姫様達を巻き込むなよ…」


クロウス達は最初に遭遇した広場のベンチに戻ってきていた。

歩き疲れたのもあるがここに居ればそのうちフローリア達と会えるかもしれないので二人はベンチに座って休むことに決めた。


その際にルルが(クロウスの財布から出した金)買ったお菓子もたくさんあり、ルルはその中からスティック型の飴を手に取り咥えている。
148 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/26(日) 12:27:56.06 ID:S7aHEzTRo

ルル「はむっ、…じゅる」

クロウス「おい、はしたないぞ……普通に舐めて食え」

ルル「もぉ、クロウスさんはうるさいなぁ〜……ぺろ、れろっ」

ルル「んっ、ちゅる…ぺろ、けっこーおっきぃ…れろっ」

ルル「ぺちゃっ、れろっ、れろっ……はふぅっ、ん、じゅるっ」


甘味を味わうべく丹誠に舐めあげていくルル。
溶けた飴と唾液の混じりあった甘露がしたたり落ちそうになるのも見逃さず真剣に飴をしゃぶっていく。

しかしクロウスはその姿を見ている内に以前ルルに突然自らのいちもつをしゃぶりあげられた時の記憶が甦っていく。


ルル『ん、ぺろ…ちゅるっ!じゅぷっ、んぷっ!ぷは…///はっ…んじゅ!くちゅ、ちゅる!んちゅるっ///』

ルル『じゅぽ!じゅぽっ、ちゅっじゅぴっ♥ ちゅっ、ちゅっ…ん、んぷ…はむっ…♥』


クロウス(……くそっ、忘れるって言ったのは俺なのになんであの時の事を思い出すんだ…!)

149 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/26(日) 12:30:30.99 ID:S7aHEzTRo

ルル「ちゅっ、ぺろ……ん?どうしたのクロウスさん?」

クロウス「な、なんでもない…気にするな!」

ルル「そんな露骨に顔を背けられたら気になるって………あっ」


ルル自身も気づいてしまったのか頬を赤らめながらベンチの上で膝を抱える。


ルル「わ、忘れるって言ったのはクロウスさんじゃん…!///」

クロウス「す、すまん……今度こそ記憶から抹消するから許してくれ」

ルル「………そんなに忘れたいぐらいに嫌だった?」

クロウス「嫌とかそういう問題じゃない……恋仲でもない男と女がすることじゃない上に俺とお前じゃ歳の差が有りすぎる」

クロウス「お前だってこんなアラサーを越えた男のあれを……勢いとはいえ…黒歴史になるだろう?」

ルル「………う〜ん」


ルルにとってクロウスという存在は新しくできた友人の付き添い程度にしか捉えていなかった。

しかし遺跡やラジルとの戦場でピンチを救われたり、一緒に過ごしていく内に彼女の中でその存在が大きく膨れ上がっていった。


ルル(………あっ、そっか)

ルル(なんであの時モヤモヤしてたのか……その時は分かんなかったけど、そういう事だったんだ)




ルル(私ってクロウスさんのこと、いつの間にかすっごい好きになってたんだなぁ)

150 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/26(日) 12:34:26.41 ID:S7aHEzTRo

頭の中では漠然と白馬の王子さまのような感じの人を好きになるんだろうなと思っていたのでまさかのアラサーのおじさんを好きになるとは出会う前の自分は欠片も思ってもいなかっただろう。

しかしルルという少女の行動力は凄まじいの一言に尽きる。


クロウス「とにかく今後は落ち着きをもって節度のある行動をだな」

ルル「忘れさせないから」

クロウス「………はっ?」


頭の中で少し逡巡した、今の自分を取り巻く環境やフローリアの気持ちなど考えるべきことは幾らでもある。

しかし、それでも即断即決の判断を下せるのがルルの強い所だ。

思い立ったが吉日、一度気持ちを自覚したのならばそれを止める事など誰にもできはしない。


ルル「それどころかどんどんクロウスさんにあーんな事やこーんな事をいっぱいやって一生忘れさせたりしないからね」

クロウス「い、いや……いったいお前は何を言ってるんだ…!?」

ルル「………ふふ」チロッ



ルル「なーーんだろうね♪」


膝を抱えたままクスりと小さく、祭りの喧騒に紛れるかのようにルルは微笑みをクロウスに向けた。
151 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/26(日) 12:35:21.93 ID:S7aHEzTRo
いったん止め、続きは夜に!
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/26(日) 13:05:33.34 ID:lNEHjV33o
おつおつ
るるかわ
あれ?どこかで歯ぎしりの音が
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/26(日) 14:08:25.80 ID:gXo5tkccO
単乙すごく可愛い
154 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/27(月) 00:13:08.40 ID:BsDAEnXco
僅かながら再開していきます。
155 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/27(月) 00:16:32.50 ID:BsDAEnXco

ジェニファー「まったく、ルルはいったい何処に行ったのかしら!」

ジェニファー「本当に落ち着きのない子なんだから……もぉ」

フローリア「ふふ、ジェニーはいつもルルの心配をしてますね」

ジェニファー「はっ!?普段からあの子の面倒ばかりみてるからついいつもの癖が…!」


フローリアとジェニファーははぐれたルルを探しながら祭りを回っていた。

一通り見て回ったはずだが見かけることは無かったので最初にはぐれた辺りに戻っているのかもしれないと考え歩いていた。


リトア「二人とも!こっちこっち!」

フローリア「あっ、リトアさん」

ジェニファー「ここでお店を開いてましたのね」

リトア「ええ、普段シルヴェロギアでは扱わないアクセサリーや織物なんかが売れててね。お父さん達もほくほく顔よ」

ジェニファー「あら、嬉しい悲鳴というやつですわね!」

リトア「ええそうよ……そういえばルルとクロウスさんはいないのね」

ジェニファー「ルルはあっちこっち飛び回った結果迷子になりましてよ…」

フローリア「クロウスは……たぶん祭りを回ってはいるはずですが…」

リトア「ふーん、まぁ私も見かけたら二人が探し回っていた事を伝えておくわ」

156 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/27(月) 00:32:35.98 ID:BsDAEnXco

ジェニファー「そういえば……そのブローチ、中々変わった鉱石を使っておりますわね」


ジェニファーの指差した売り物を見てみると確かに色とりどりの鉱石を使ったアクセサリーがずらりと並んでいた。


リトア「お目が高いわね、その鉱石は大陸の外から仕入れてた鉱石を使ったものなのよ」

リトア「確か華国と呼ばれていた国だったかしら……向こうでは馴染みのあるお守りみたいなものらしいけどこっちだとそういうのも珍しいから結構売れるのよ?」

フローリア「はわぁ、そうなんですねぇ…」

リトア「……良かったらどれか一つ好きなの持っていっても良いわよ?」

フローリア「えっ!?そんな、いけません!大事な売り物なのにそんな…」

リトア「担当の私が良いって言ってるから良いのよ、それにこれは先行投資みたいなものだから」

フローリア「と、投資……ですか?」

リトア「ええ、貴女がいつか国を取り戻したらそこで私たちが商売しやすくなるようにっていう先行投資ってこと」

フローリア「………あ」

リトア「それに……こういうお守りってなんだか効き目ありそうじゃない?もちろん気休めにしかならないかもしれないけど無いよりマシでしょ?」

ジェニファー「そ、そういうものなのかしら…?」


フローリアはリトアが気を使って勇気づけてくれているのだと察した。

もちろんそんな事しなくてもリトアのキャラバン商隊なら問題なくミクトラムでも商いをしていけるだろうが…フローリアはリトアの心遣いを嬉しく思った。


フローリア「えっと……それじゃあ」

フローリア(でも種類がいっぱいあるなぁ……どれにしよう?)


フローリアはどのお守りを選んだ?(選んだ鉱石によって次回の自由行動で一部のキャラにフラグボーナスが付きます)
↓1から↓3の間で選んでコンマの一番高い選択肢

@真っ赤で情熱的な深紅の鉱石
A琥珀色の明るく煌めく鉱石
B活力が漲る金色の鉱石
C堅実さを感じる浅茶色の鉱石
D蒼銀の鋭く光る鉱石
E華麗な装飾の白銀の鉱石
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/27(月) 00:33:41.72 ID:ns1CMVwlO
3
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/27(月) 00:36:06.69 ID:DCd0+vLU0
6
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/27(月) 00:36:51.21 ID:XcTxJMhfO
4
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/27(月) 00:38:24.51 ID:DCd0+vLU0
3はジェニファー?
161 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/27(月) 15:51:36.73 ID:pxnWA7F+O

B活力が漲る金色の鉱石


フローリア「この金色の鉱石のブローチを頂きますね」

ジェニファー「あら…私もそれが良さそうだと思ってましたわ!」

フローリア「ふふ、なんだかジェニーの髪色と瓜二つのような気がしてつい選んじゃいました」

ジェニファー「んな…っ///」ボッ


何気なく放っただけの言葉が思ってたよりもハートに突き刺さったようでジェニファーはつい頬を赤く染めて照れてしまう。


ジェニファー「も、もう…フローリアったらお上手なんですから…!!」

フローリア「あっ、ひょっとしてジェニーもこっちの方が良かったですか?それなら私は別のにしますが…!」

ジェニファー「大丈夫、それは貴女が持っていた方が良くてよ…というかそんな風に言われたらむしろ持って頂きたいというのが本音ですが……ゴニョゴニョ」

フローリア「?」

リトア「はいはい、イチャイチャしないの…というか他にもお客さんはいるんだからジェニファーも早く選びなさいよー」
162 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/27(月) 15:52:55.21 ID:pxnWA7F+O


銀竜「ふはは、今宵の祭りも良き盛り上がりじゃ」


銀竜は街の外れにて祭りの賑わいを離れたところから見ていた。
周りには国民からの捧げ物として果物や肉魚野菜など食料がたんまりと置いてある。

そしてその側にはアンリエッタとレビュオスの姿も在った。


アンリエッタ「今日という日のために頑張っていましたから…みんな銀竜様に会いたくて仕方なかったんですよ」

銀竜「ふふ、守護竜として国民に崇め慕われるのは本懐じゃな」

レビュオス「はっはっは、頑張ったかいがあったというものです」

銀竜「……本当はこういう供物なんかも無くても良いのじゃがな」

銀竜「永くこの国を見守ってきたが皆は本当によくやってくれていた。時が過ぎ、人が移ろい行く中で人も国も大きく変わっていくものじゃ」

銀竜「しかしこの地だけは……人の暖かさも土地の恵みも変わらぬ、それはお主たち竜巫女を始めとした人の努力あってこそじゃ」

銀竜「この変わらぬ景観を……彼にも、金竜殿にも見てもらいたかったものじゃ…」

アンリエッタ「………お婆ちゃん」

レビュオス「…きっと見守っていますよ、天の上から」

レビュオス(……見守ってくれているかな、俺の娘も)

銀竜「……だと良いんじゃがのう」
163 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/27(月) 15:54:35.58 ID:pxnWA7F+O


ルル「あっ!!ようやく見つけたよー!」

ジェニファー「それはこっちのセリフでしてよ!!しかも結局クロウスさんに迷惑かけてるじゃない!なにその荷物量!?」

クロウス「ん……まぁ、ほぼほぼコイツが買った菓子だな」

ルル「えへへ……つい我慢できなくて」

フローリア「クロウス」

クロウス「姫様……すみません、護衛の騎士でありながらこの度は勝手を致しました」

フローリア「ふふ、いいのよ……クロウスもお祭りを楽しんでいたようでなによりです」

クロウス「そ、そう……ですね」チラッ

ルル「……!にしし…」フリフリ

クロウス「……〜〜〜!」

フローリア「………クロウス、大丈夫ですか?頭が痛いの?」

クロウス「そ、そうですね…羽目を外しすぎたのですかね、はは…」

フローリア(………)


祭りを楽しむ、誰かを想い、過去に思いを馳せ未来に平穏を願う……人の数だけの想いが祭りを照らす灯りのように暖かく包み込む。

やがて夜も更け、人影も少なくなり……銀黎祭は静かに終わりを迎えていった。
164 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/27(月) 15:55:12.08 ID:pxnWA7F+O

ルルとのフラグ(クロウス)を手に入れた。

次のフローリアの自由行動でジェニファーとの交流でボーナスが発生します。


………………


…………


……




165 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/27(月) 15:56:56.99 ID:pxnWA7F+O

────翌日


門番A「あ"ー……飲み過ぎた、まだ二日酔いが治まらん」

門番B「頼むから仕事中にゲロったりするなよ…というか次の日朝勤なのにそんなに飲むな」

門番A「祭りの夜に酒を飲まないヤツぁ男じゃないだろ?」

門番B「全く……銀竜様も呆れるぞ」

門番A「そういや銀竜様はもう山に戻られたんだったか?」

門番B「ああ、早朝に供物を乗せて竜巫女様と兵士長がお見送りしたそうだ」

門番A「次に会えるときは俺の頭に白髪の一本でも生えているぐらいかな………ぬぁー!次の銀黎祭が待ち遠しい!」

門番B(それはお前が飲みたいだけなのでは……ん?)

門番B「誰か来るな」

門番A「数は一人か…?冒険者かなにかだろうか?」


ザッ…ザッ…ザッ…


門番B「すまないがそこで止まってくれ、名前と身分の証明ができるものはあるか?」


ザッ…ザッ…ザッ…


門番A「おい、止まれといっているだろう!」


ザッ…ザッ…ザッ…ザッ…!!


門番B「警告を無視するな、捕らえられたいのか!」

門番A「近づくんじゃあない!!そこで止まれ!!!」

166 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/27(月) 15:58:14.80 ID:pxnWA7F+O

時は遡り………一日前(>>71)のどこかの地にて



セヴェル(……野に放っていたワタシのカワイイカワイイペットの魔力反応が消えた?)

セヴェル(まぁ野垂れ死ぬ個体も少なくないですから特段珍しいことではありませんが……短い感覚で2体、それもじわじわと消えるわけでもなくブツッと消えてなくなりましたねぇ…)

セヴェル(何者かに処分されたか……いずれにせよ気性の荒い個体を倒すとは中々の実力者と見た、これはもしや……)

セヴェル「………ヒヒ、ペットどもを酷使して行けば行けなくもないですねぇ…!」


セヴェル「ヒヒ…!ヒィーッヒッヒ…!!」ニタニタァァァ











セヴェル「まっ!それは後回しにしましょ!」ニコッ☆

167 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/27(月) 16:04:09.29 ID:pxnWA7F+O

セヴェル(確かに気にはなりますが……今のワタシにはとってもとても大事な用がありますからネ!!)

セヴェル(魔導女帝モルガンヌ……聞くところによると彼女の魔力と魔法はアマティアス様の持っている神器によって回収されたとのこと)

セヴェル(そしてその神器を受け取ったのはナール魔導帝国の協力者、ディアナとかいう女ではありませんか!)

セヴェル「………あぁ……羨まじいッ!!!」ドンッ

セヴェル(女帝の魔力の芳しいかほり……!!一度だけ嗅いだことのあるあの魔力の臭いが忘れられマセン!!)

セヴェル(あ"っ…ヤバッ♪思い出しただけでもうエクスタシーがぁ……!!)ムクムクムクッ




セヴェル「止まりません!!!!!」クワッ

セヴェル「ヒーーーヒッヒッヒッ!!!目指すは元!魔導帝国ナール!!キリキリ働けぇ我がペットよ!!!」ピューン


セヴェル「ヒィィィーーーーヒッヒィッヒィーーー〜〜〜…………」


そして時は再び現代に戻る……。


門番B「警告を無視するな、捕らえられたいのか!」

門番A「近づくんじゃあない!!そこで止まれ!!!」








アムヌグ「我が名はラジル帝国の【四獅星】が一人……アムヌグ」

アムヌグ「押し通らせてもらおう」ブンッ


その後に書かれたシルヴェロギアの歴史書にはこう書かれていたという。

鮮血を被った黒い鬼が襲来して来た───と。
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/27(月) 16:05:18.53 ID:Lcs5IGXIO
セヴェルだと思ってたけどまさかの群馬さんだった
169 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/27(月) 16:10:38.67 ID:pxnWA7F+O
寝オチ失礼しました、次の更新で初の四獅星戦になります。
戦闘もほんの少し内容が変わったりするのでその時にまた説明します。

それではまた。
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/27(月) 16:11:37.99 ID:Lcs5IGXIO
乙乙
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/12/27(月) 18:35:15.10 ID:eapkNNJT0
日本人はカス民族。世界で尊敬される日本人は大嘘。

日本人は正体がバレないのを良い事にネット上で好き放題書く卑怯な民族。
日本人の職場はパワハラやセクハラ大好き。 学校はイジメが大好き。
日本人は同じ日本人には厳しく白人には甘い情け無い民族。
日本人は中国人や朝鮮人に対する差別を正当化する。差別を正義だと思ってる。
日本人は絶対的な正義で弱者や個人を叩く。日本人は集団イジメも正当化する。 (暴力団や半グレは強者で怖いのでスルー)
日本人は人を応援するニュースより徹底的に個人を叩くニュースのが伸びる いじめっ子民族。

日本のテレビは差別を煽る。視聴者もそれですぐ差別を始める単純馬鹿民族。
日本の芸能人は人の悪口で笑いを取る。視聴者もそれでゲラゲラ笑う民族性。
日本のユーチューバーは差別を煽る。個人を馬鹿にする。そしてそれが人気の出る民族性。
日本人は「私はこんなに苦労したんだからお前も苦労しろ!」と自分の苦労を押し付ける民族。

日本人ネット右翼は韓国中国と戦争したがるが戦場に行くのは自衛隊の方々なので気楽に言えるだけの卑怯者。
日本人馬鹿右翼の中年老人は徴兵制度を望むが戦場に行くのは若者で自分らは何もしないで済むので気楽に言えるだけの卑怯者。
日本人の多くは精神科医でも無いただの素人なのに知ったかぶり知識で精神障害の人を甘えだと批判する(根性論) 日本人の多くは自称専門家の知ったかぶり馬鹿。
日本人は犯罪者の死刑拷問大好き。でもネットに書くだけで実行は他人任せ前提。 拷問を実行する人の事を何も考えていない。 日本人は己の手は汚さない。
というかグロ画像ひとつ見ただけで震える癖に拷問だの妄想するのは滑稽でしか無い。
日本人は鯨やイルカを殺戮して何が悪いと開き直るが猫や犬には虐待する事すら許さない動物差別主義的民族。

日本人は「外国も同じだ」と言い訳するが文化依存症候群の日本人限定の対人恐怖症が有るので日本人だけカスな民族性なのは明らか。
世界中で日本語表記のHikikomori(引きこもり)Karoshi(過労死)Taijin kyofushoは日本人による陰湿な日本社会ならでは。
世界で日本人だけ異様に海外の反応が大好き。日本人より上と見る外国人(特に白人)の顔色を伺い媚びへつらう気持ち悪い民族。
世界幸福度ランキング先進国の中で日本だけダントツ最下位。他の欧米諸国は上位。
もう一度言う「外国も一緒」は通用しない。日本人だけがカス。カス民族なのは日本人だけ。

陰湿な同級生、陰湿な身内、陰湿な同僚、陰湿な政治家、陰湿なネットユーザー、扇動するテレビ出演者、他者を見下すのが生き甲斐の国民達。

冷静に考えてみてほしい。こんなカス揃いの国に愛国心を持つ価値などあるだろうか。 今まで会った日本人達は皆、心の優しい人達だっただろうか。 学校や職場の日本人は陰湿な人が多かったんじゃないだろうか。
日本の芸能人や政治家も皆、性格が良いと思えるだろうか。人間の本性であるネットの日本人達の書き込みを見て素晴らしい民族だと思えるだろうか。こんな陰湿な国が落ちぶれようと滅びようと何の問題があるのだろうか?
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/27(月) 22:44:33.26 ID:GQyDS0wbO
フローリアの沈黙が怖い
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/30(木) 02:37:53.62 ID:lFI8ACcQ0
クロウスさんそろそろ勝ってほしい
174 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/30(木) 15:53:13.76 ID:XIvmr5zRO
少し時間ができたので戦闘開始前までの部分を投下します。
175 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/30(木) 15:53:57.53 ID:XIvmr5zRO

轟音と地鳴りがシルヴェロギアの街中を駆け抜ける。
その余波は門から発せられていたが遠く離れていたクロウス達の泊まっているホテルにまで届いていた。


フローリア「な、なに!?地震!?」

クロウス「いや……正門の方で何かがあったようですが…」

行商人A「お、おお…!!クロウスくん、大変なことになったぞ!!」


ドタドタと音を立てながらリトア達商隊の面々が駆け寄って来る。

余程重大な事が起きたのか汗を拭う間もないまま何が起きたか説明を始めた。


行商人A「正門側から逃げてきた人によると先程一人の男が突然シルヴェロギアを襲撃してきたらしい!」

クロウス「一人…?ただ酔っぱらいが喧嘩を吹っ掛けてきただけとかじゃないんですか?」

行商人B「そ、それが……逃げてきた人の証言によると、身の丈程もある巨大な剣を振るって門番の人達を斬殺したらしくて…!!」

フローリア「こ、殺したのですか……門番の人達を!?」


ただ事ではない事態になっている事を察した二人はラジル帝国からの追っ手が来たのでは?と同じことを考える。

幾らシルヴェロギアが小国とはいえ単身で兵士を斬り捨てるなどといった常軌を逸した行動を取れる者は数少ない。
176 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/30(木) 15:55:03.48 ID:XIvmr5zRO

リトア「今レビュオスさん達が兵を率いて鎮圧に向かっているらしいわ、あの人なら大丈夫だと思うのだけれど…」

クロウス「ああ、しかし……」

クロウス(くっ…何故かは分からないが、何か胸騒ぎがする…!悪い予感は当たってほしくないものだが…!!)

クロウス「すまない商長さん、暫く姫様を見ていただけないだろうか」

フローリア「クロウス…!?」

クロウス「姫様、自分は戦場の方を見てきます。レビュオスなら問題ないと思うのですが……なにか嫌な予感がします」

フローリア「……分かりました、どうかお気をつけてください」

行商人A「うむ、我々も念のため竜遇宮の避難所に向かうのでな。彼女の身は任せてもらおう!」

クロウス「すみません、助かります…!!」

ルル「クロウスさん!」


剣を取り、ホテルから出ようとした所をルルとジェニファーに出会う。
二人とも事情はすでに知っているようでクロウスに協力を申し出る。
177 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/30(木) 15:56:40.62 ID:b5KEJ5nEo

ルル「話は聞いてたよ、私も行かせてよ!」

ジェニファー「避難のお手伝いなど何かお役に立てる事があるかもしれませんわよ」

クロウス「……駄目だ、着いて来るな」

ルル「なんでさ!!今までだって魔物との戦いでは協力し合ってたじゃん!」

クロウス「………ルル、場合によっては殺し合いになるかもしれない」

クロウス「人間と人間の殺し合いは魔物との戦いとはまるで違う、お前たちは来るんじゃない」

ルル「だけど…!!」

クロウス「だが国民の避難誘導は良い案だ、頼めるかジェニファー?」

ジェニファー「……!ええ!私に任せてくださいまし!」

ルル「………むぅ」


クロウスは焦りを抑えながらも急ぎ足で正門の方へと向かって行った。








アムヌグ「……噴ッ、もの足りぬわ」


正門の状況は凄惨たる状況であった。
外壁や家屋は粉砕されており斬り捨てられ、叩き伏せられた兵士の死体がそこら中に転がっている。

血の滴る深紅の大剣を払いながらアムヌグは退屈そうに顎髭を弄っていた。

そのアムヌグのこめかみを目掛けて矢が飛んでくる。

しかしその一閃をアムヌグは首を振ることで難なく回避した。

178 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/30(木) 15:57:49.74 ID:5UdkMPJeO

レビュオス「おいおい……随分な真似をしてくださってるじゃねぇか」


レビュオスは辺りを見渡す。
少なくとも斬り伏せられた兵士の死体は十以上はある、中にはレビュオスと同期の兵士の姿もあった。


レビュオス「……ひっでぇ有り様だな」

レビュオス「お前さん、いったいどう落とし前をつけてくれるんだ?」


接合されている柄頭を切り離し、弓は双刃へと姿を変える。
瞬間、憤怒の表情を隠しもせずレビュオスは一気に距離を詰めるとアムヌグに斬りかかった。

一方のアムヌグは眉一つ動かさずレビュオスの連撃を大剣一つで防いでいく。


アムヌグ「ほう、先程の蝿共と比べると悪くない」

レビュオス「テメェの目的はなんだ!?なぜこんな小さな国を襲う!?」

アムヌグ「ふむ…別に貴殿に言うことでも無いのだが、敢えて言うなら人探しといったところか」

レビュオス「人探しだと…?」

アムヌグ「金髪の姫君を探していてな、おそらく側には赤髪の騎士がいる筈だが…」

レビュオス(っ!! 狙いはフローリア姫、てことはコイツは帝国からの刺客!だとしても……)


レビュオスの口調が荒くなっていくが本人の頭の中は冷静を保っているつもりだ。
斬り結びながらも荒ぶる心を抑えつけ情報を聞き出していく。


レビュオス「分からねぇな、人探しが目的ならなんで兵を殺した…!口頭で聞きゃあすぐ終わる話だろうが!!」

アムヌグ「勘違いはするな、それはあくまでついでの目的に過ぎずワレの主目的は他にある」


お互いに一度距離を開けるとアムヌグは両腕を広げ高らかに言い放った。
179 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/30(木) 15:58:48.35 ID:5UdkMPJeO

アムヌグ「ワレの目的は………闘争!」

アムヌグ「強者との血湧き肉踊る闘いの宴!!それこそがワレの生きる意味なのだ!!!」

アムヌグ「しかし戦場にのさばるは有象無象の弱者ばかり……これではワレの渇きは満たされぬ、そこに転がる虫けら共は心底退屈極まり無かったぞ」


その言葉に遂にキレたレビュオスは一瞬で双剣を弓の形態に戻し矢を3発も放つ。

軽々と剣を振りアムヌグは矢を払い除ける、しかし視界に捉えていた筈のレビュオスの姿は形もなく消えていた。


アムヌグ(消えた!? ………否!!)

アムヌグ「下か!」


レビュオスは姿勢を低くし瞬時に相手の懐に接近している、これにはアムヌグも反応が遅れ眼下にいたレビュオスに対し剣で反撃することは不可能だ。


レビュオス(デカイ図体が災いしたな、これなら殺れる!)

レビュオス(覚悟する間も無くその首ぶった切ってやる!!)


防衛本能のようにアムヌグは空いている手の甲を払おうとする。
相討ちも視野に入れていたレビュオスは己の刃の方が先に届くと、足の爪先から足腰かけて力を入れた。

切っ先がアムヌグの首を捉える………。




そしてレビュオスの視界は空をぐるりと回った。

180 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/30(木) 16:00:37.51 ID:5UdkMPJeO



レビュオス「…………はっ?」


肺の空気が全て叩き出されたような息苦しさと腹から聞こえてはいけないミシミシとした音が聞こえた。
少しして背中に強い衝撃が走る、家屋の壁に叩きつけられたようだ。

その強い痛みによりレビュオスは自分があの蚊を追い払うような柔らかい振り払いにより宙を舞い、遠くの先まで叩き飛ばされた事を理解した。


レビュオス「ぐっ…はっ…!!」ガクッ

レビュオス(嘘だろ……今のだけであばら骨何本イかれた……っ、馬鹿力なんて範疇を越えすぎてるだろ…!!!)メキッ


胃の中の物を全て吐き出したくなるような気持ち悪さと激痛がレビュオスの体を動かなくした。

周りの兵士たちもレビュオスの勝利を確信していただけに一同に動揺が走る。


アムヌグ「中々素早かったな……だが、ワレは貴様よりもっと疾い男を知ってる」


手負いのレビュオスにアムヌグが近づこうとする。
兵士たちはレビュオスを庇うべく一斉に前に出るが力の差は絶望的だった。


レビュオス「や、めろ…ぐっ!…みんな…下がれ…!!」


兵士の一人が胴体を真っ二つに裂かれる、彼は数日前に一緒に酒を飲んだ仲であった。

兵士の一人が顔面を地面に叩きつけられて血だまりに沈む、一ヶ月前に奥さんが出産して子どもが産まれたばかりだと聞いていた。

兵士の一人が殴られ首があらぬ方向へと捻り曲がった、病床に伏せてた母が快方へと向かっていた事を嬉しそうに自分に報告していた。

兵士の一人が…………。


レビュオス「やめろぉぉぉ!!!クソヤロウがアアアァァァァァァァッ!!!!!」

181 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/30(木) 16:02:21.36 ID:5UdkMPJeO

ヒュンッ

アムヌグ「……むぅん?」


倒壊した家屋の木片がアムヌグに迫る、兵士に振るおうとした刃を止めて木片を斬り捌く。

木片が飛んできた方向には投擲の体勢から剣を構える男が一人、燃えるような赤い髪色をしている。


クロウス「はぁ…!はぁ…!」

アムヌグ「赤い髪の……ほう、どうやらワレは運が良いらしい」

クロウス(ここまで酷い事になっているとはな……!!それにコイツは間違いなく…!!)

クロウス「帝国の四獅星……!!」

アムヌグ「貴様はミクトラムの騎士だな、さすれば神器とやらを持つ姫君もこの国にいるな」

クロウス(やはり姫様を狙っているのか…!!)

レビュオス「ごほっ、気を付けろクロウス……この男の腕力は完全に人間の能力を越えている…!!」

クロウス「あぁ……しかしここで退くわけにはいかない」

アムヌグ「ふむ、ミクトラムの兵たちはここの塵芥と比べれば少しはマシだった……貴様が強き者だとワレは嬉しいぞ」ニィッ




──────[運命の血戰]──────



クロウスとアムヌグ、二人の闘いの結末によりシルヴェロギアの命運が大きく左右されます。


また、クロウスが敗北してしまうとレビュオス、リトア、アンリエッタの運命は大きく狂うことになるでしょう。


また、今回の判定は全5回となり内3回判定で勝つか引き分ける事で勝利扱いとなります。

182 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/30(木) 16:03:42.24 ID:5UdkMPJeO
一旦止め、アムヌグ戦は夜に始めます。
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/30(木) 16:04:44.80 ID:GUrGin1OO

クロウスさんがんばえ〜
目指せ初勝利
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/30(木) 16:06:37.54 ID:7ePDF3Vpo
たんおつ
185 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 00:03:11.38 ID:ANc96klgo
遅くなりましたが始めていきます。
186 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 00:05:02.01 ID:ANc96klgo

────戦闘開始────

【Act.1】


アムヌグ「ワレは四獅星が一人アムヌグ!ミクトラムの騎士よ、貴様の力を魅せてみろ!」

クロウス(あの巨大な剣を軽々と振るうぐらいだ、相当な怪力の持ち主に違いない……どうする)


クロウスの行動選択
@主に敵の武器を持つ手を狙っていく(チャージ系◯、テクニック系×)
Aフェイントを体勢から交えながら攻撃(テクニック系◯、アタック系×)
B鎧の隙間を狙い斬りつける(アタック系◯、チャージ系×)
スキル【不撓不屈の剣】(1度だけ判定に負けてもこちらの行動選択時コンマが相手より高ければ勝利扱いにする、シルヴェロギア編終了まで有効)


アムヌグの行動パターン

00~30 剛剣を振るい風圧を生じさせる(チャージ系)
31~40 震脚からの腹パン(テクニック系)
41~99 地面に叩きつける勢いの剣撃(アタック系)
スキル【紅血】(自身が判定に負ける度に攻撃パターンが強化される)

↓1でクロウスの行動選択
↓2のコンマで敵の行動が決まります

187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 00:06:01.50 ID:poGJnnDL0
3
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 00:06:26.80 ID:FezzqiGJo
ほい
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 00:06:28.99 ID:IC+ANeopo
1
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 00:06:51.89 ID:KFwl71vVO
出だしは好調(いつもの)
191 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 00:31:44.59 ID:ANc96klgo

アムヌグ「ぬんっ!!!」グォッ


アムヌグは深紅の大剣を片手で軽々と扱っていく。
相当の重量がある筈だが汗一つかく様子すら見せず涼しい顔で荒々しい猛攻を見せる。


クロウス「くっ…!!」

クロウス(雑に振り回しているだけに見えるが隙は見せない…!)

クロウス(ガチガチに鎧を着込んでいて剣が通る箇所が少ない、頭や首辺りの急所はしっかりと警戒している……しかし)

アムヌグ「ぬぇりゃっ!!」ブゥンッ

クロウス(っ!…ココ!!)


クロウスはアムヌグの縦に割るような重撃の一瞬の隙を見逃さなかった。
攻撃に合わせ身体を横にずらし……アムヌグの間接の部分、肩口の鎧の隙間に剣を突き通す。


アムヌグ「ぐっ」ブシュッ

クロウス「っし…!」

クロウス(一切の隙を見せないという訳では無いようだな……後の先を意識し続け剣も振るえぬまで削っていけば)


アムヌグ「………くく」



───クロウスの勝ち───
    1 2 3 4 5
クロウス◯ 
アムヌグ × 

※アムヌグの攻撃パターンが変化しました。
192 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 00:36:56.05 ID:ANc96klgo

【Act.2】


アムヌグ「ワレに傷をつけるか、面白い」ペロッ

クロウス(……なんだコイツ?斬られたってのに嬉しそうな顔をするな)


クロウスの行動選択

@主に敵の武器を持つ手を狙っていく(チャージ系◯、テクニック系×)
Aフェイントを体勢から交えながら攻撃(テクニック系◯、アタック系×)
B鎧の隙間を狙い斬りつける(アタック系◯、チャージ系×)
スキル【不撓不屈の剣】(1度だけ判定に負けてもこちらの行動選択時コンマが相手より高ければ勝利扱いにする、シルヴェロギア編終了まで有効)


アムヌグの行動パターン

00~30 剛剣を振るい風圧を生じさせる(チャージ系)
31~40 震脚からの腹パン(テクニック系)
41~71 一瞬で距離を詰め蹴り飛ばす(強制的にアムヌグの勝利判定)
70~99 地面に叩きつける勢いの剣撃(アタック系)
スキル【紅血】(自身が判定に負ける度に攻撃パターンが強化される)

↓1でクロウスの行動選択
↓2のコンマで敵の行動が決まります
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 00:37:33.79 ID:poGJnnDL0
1
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 00:38:59.45 ID:83F6ecVD0
はい
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/12/31(金) 00:40:39.52 ID:50pNOW91O
最終段階前にスキル使っちゃったか
196 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 01:11:01.76 ID:ANc96klgo

アムヌグ「いいぞ騎士よ、もっとワレを楽しませろ!!」ダンッ!!

クロウス「っ!?」ゾクッ


アムヌグが僅かに前屈みになったかと思いきや、クロウスとの距離を一瞬で詰め寄った。



クロウス(は、……やっ!? ヤバい、避けるのが間にあわな…!!)

アムヌグ「噴ぅッ!!!」


アムヌグの蹴りがクロウスの脇腹に突き刺さる………と、同時にクロウスの剣もアムヌグの股に斬撃を食らわせた。



アムヌグ「ぐっ!?」ブシッ

クロウス「ぐあっ!!」ズシャァァァ

アムヌグ(このわっぱ……避けれぬと判った瞬間に相討ち狙いで我の脚に剣を合わせるか!!)

クロウス「い"っ……てぇなぁ……!」


クロウスは数メートルほど蹴り飛ばされてしまうが、痛みを堪え立ち上がる。

足への斬りつけにより一瞬怯んだようで、骨が砕かれる程のダメージは受けなかったみたいだ。


クロウス(……っ、代わりにヒビは入ったかもしれないな…動けるだけまだマシだが)

クロウス(今コイツをこの先に通したらまた姫様が辛い思いをしてしまうかもしれない……!!俺はもう…姫様に、傷ついて欲しくない!!)


息を吐く度に脇腹に痛みが走る、しかし弱音を口に出すことなくクロウスは剣を構え直す。

その表情は怯えを見せるわけでもなく、ただ真摯に目の前の敵を見据えている。


アムヌグ「……くく、はーっはっはっは!!!」


その姿を見たアムヌグは大きく笑い声を上げた。



───スキルの効果によりクロウスの勝ち───
    1 2 3 4 5
クロウス◯ ◯
アムヌグ ×  ×

※スキル【不撓不屈の剣】の効果が消失しました。
※アムヌグの攻撃パターンが最大まで強化されました。
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 01:16:02.05 ID:IC+ANeopo
なーにあと1/3で勝てばよかろうなのだ
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 01:16:37.22 ID:poGJnnDL0
さらに言えば引き分けでもいいんだぜ
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 01:19:46.84 ID:fUmAKDpGO
ゾロ目とかいう1割の魔物の存在がね
200 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 01:23:35.68 ID:ANc96klgo

【Act.2】


アムヌグ「いいぞクロウス!!その気迫!敵ながらあっぱれ!!」ブシュッ

クロウス「なっ!?」


アムヌグは自らの傷口を己の手で抉り、自ら出血を酷くする。
普通なら自殺行為に等しいがこれはアムヌグにとって戦闘へのボルテージを最大限にまで上げる儀式のようなものだった。


クロウス(な、なんだコイツ…!?自分で傷口を広げている……なのにも関わらず…!)

アムヌグ「ぐっ…!!さぁ……存分に闘争を続けよう、クロウスよ!」

クロウス(コイツのプレッシャーが……どんどん増していく…!?)


クロウスの行動選択

@主に敵の武器を持つ手を狙っていく(チャージ系◯、テクニック系×)
Aフェイントを体勢から交えながら攻撃(テクニック系◯、アタック系×)
B鎧の隙間を狙い斬りつける(アタック系◯、チャージ系×)


アムヌグの行動パターン

00~10 剛剣を振るい風圧を生じさせる(チャージ系)
11~50 剛力を解放し、強烈な一撃を叩き込む(強制的にアムヌグの勝利判定)
51~60 震脚からの腹パン(テクニック)
61~80 剛力を解放し、強烈な一撃を叩き込む(強制的にアムヌグの勝利判定)
81~99 地面に叩きつける勢いの剣撃(アタック系)
スキル【紅血】(自身が判定に負ける度に攻撃パターンが強化される)

↓1でクロウスの行動選択
↓2のコンマで敵の行動が決まります
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 01:24:28.76 ID:fUmAKDpGO
3
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 01:26:38.07 ID:poGJnnDL0
スラーッシュ
203 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 01:38:58.28 ID:ANc96klgo

クロウス(びびるな!!やることは変わらない……相手の攻撃の僅かな隙を突くだけだ!!)

アムヌグ「こおお……!!!」


アムヌグは両手で剣を握り込み、大きく横に切り払う動作を見せる。

クロウス(来た…この攻撃に合わせ……!?)



………剛ッ!!!!



クロウスの身体がふわりと宙に浮く、ただ剣を横に薙ぎ払っただけ……ただそれだけの魔法もトリックもない純粋な力のみで起きた剛風が周囲の障害物を全て吹き飛ばす。


クロウス(なんだこの膂力は……もはや人間の……いや、オーガやトロルと比較しても桁違い過ぎる…)


受け身を取ることすらも忘れクロウスは地面に叩きつけられる。
目の前の男のパワーは人という枠組みを外れ、もはや神がかり的なものを彷彿とさせる程だった。


───アムヌグの勝ち───
    1 2 3 4 5
クロウス◯ ◯  ×
アムヌグ ×  × ◯
204 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 01:45:12.82 ID:ANc96klgo

【Act.4】


どんなに追い詰められても、常に勝つため一手を張り巡らせるのがクロウスという男の思考回路だ。

そんな彼が闘いの中で経験する初めてのノイズ。


クロウス(…………俺は勝てるのか? この筋肉の化け物に…)


クロウスの行動選択

@主に敵の武器を持つ手を狙っていく(チャージ系◯、テクニック系×)
Aフェイントを体勢から交えながら攻撃(テクニック系◯、アタック系×)
B鎧の隙間を狙い斬りつける(アタック系◯、チャージ系×)


アムヌグの行動パターン

00~10 剛剣を振るい風圧を生じさせる(チャージ系)
11~50 剛力を解放し、強烈な一撃を叩き込む(強制的にアムヌグの勝利判定)
51~60 震脚からの腹パン(テクニック)
61~80 剛力を解放し、強烈な一撃を叩き込む(強制的にアムヌグの勝利判定)
81~99 地面に叩きつける勢いの剣撃(アタック系)
スキル【紅血】(自身が判定に負ける度に攻撃パターンが強化される)

↓1でクロウスの行動選択
↓2のコンマで敵の行動が決まります

205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 01:49:26.34 ID:poGJnnDL0
3
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 01:49:37.14 ID:SGdpKcQ9O
引き分け込みだと1が一番勝率高いね
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 01:50:52.98 ID:SGdpKcQ9O
ごめん
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 01:56:46.86 ID:poGJnnDL0
1か3だと思う
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 02:02:26.48 ID:SGdpKcQ9O
1の方がコンマ01秒分勝てる確率が高いんよ
210 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 02:20:11.31 ID:ANc96klgo

アムヌグ「噴ッ!!せいやッ!!!」ブンッ!ブォンッ!!

クロウス「くっ、ふっ!!」キィン!カキィンッ!!


アムヌグの剣撃を巧みに流すクロウスであったが実際は流すのが精一杯であった。

ガードに回れば一撃で守りの上から粉砕されるのは目に見えて明らか、しかしアムヌグの攻撃はどんどん苛烈さを増していくばかり。
反撃の隙はどんどん無くなっていき、打つ手を見失いかけていた。


アムヌグ「耐えられるか…良いぞ!ならもっと強く!速く打ち込もう!!」

クロウス(…!?まだペースが上がるだと!?)


アムヌグの剣の切り返しが益々速くなっていく、もはやこの攻撃に反撃するのは竜巻の中に身を投げにいくようなものだ。

そしてクロウスの流しが追い付かなくなっていき……剣を持つ手が弾かれる。


クロウス「しまった…!!」

アムヌグ「ぬぉおおん!!!」


もはや流しきるのは不可能、クロウスは咄嗟に身体を回し剣の直撃は避けるが余りにも強大な剣圧に再び身体が投げ飛ばされる。

致命傷こそ避けているがクロウスの肉体へのダメージはそろそろ限界に近づこうとしていた。


───アムヌグの勝ち───
    1 2 3 4 5
クロウス◯ ◯  ×  ×
アムヌグ ×  × ◯ ◯

※アムヌグは油断していく……攻撃パターンが少し緩和された。
211 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 02:27:21.42 ID:ANc96klgo

【Act.5】


クロウス「ぐぅ…がは……!」

アムヌグ「悲しきかな悲しきかな……どうやら闘争の宴も終わりが近いようだ」

アムヌグ「貴様はここ最近の相手では一番楽しめた方だぞ……クロウスよ」スゥッ

クロウス「ちくしょうが…!!」

クロウス(負けるわけにはいかないのに……何のために俺は自らを鍛えて、騎士になったんだ…!!)

クロウス(絶対に……あきらめない…!!この、命が尽きるまで、……最後まで抗ってやる…!)


クロウスの行動選択

@主に敵の武器を持つ手を狙っていく(チャージ系◯、テクニック系×)
Aフェイントを体勢から交えながら攻撃(テクニック系◯、アタック系×)
B鎧の隙間を狙い斬りつける(アタック系◯、チャージ系×)


アムヌグの行動パターン

00~20 剛剣を振るい風圧を生じさせる(チャージ系)
21~40 剛力を解放し、強烈な一撃を叩き込む(強制的にアムヌグの勝利判定)
41~50 震脚からの腹パン(テクニック)
51~70 剛力を解放し、強烈な一撃を叩き込む(強制的にアムヌグの勝利判定)
71~99 地面に叩きつける勢いの剣撃(アタック系)
スキル【紅血】(自身が判定に負ける度に攻撃パターンが強化される)

↓1でクロウスの行動選択
↓2のコンマで敵の行動が決まります
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 02:31:39.72 ID:poGJnnDL0
1
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 02:32:18.67 ID:ADG3mwJfO
1
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 02:34:11.50 ID:poGJnnDL0
クロウスさん勝てねえ……
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 02:43:37.50 ID:O4GWo3VlO
引き分け→勝ち→勝ちが一番の理想だった
216 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 03:01:28.12 ID:ANc96klgo

クロウスとアムヌグ、両者共に血にまみれているというのにお互いの表情には天と地ほどの差があった。 

鬼気迫る表情のクロウスと楽しそうな笑みを浮かべるアムヌグ、二人の死合いに決着の時が迫る。


クロウス「うおおおおっ!!!」ダッ

アムヌグ「玉砕覚悟の特攻か?その意気や良し!だが…」






アムヌグ「………最後の最後でつまらん手を選んだな、クロウスよ」


互いの剣と剣がぶつかり合い、そして……………。

語るまでもなく、勝者は立ち……敗者は地面に背を打ち付けた。






クロウス「…ぐっ……!」

クロウス(血を流しすぎた……ちっ…視界がぼやける…)

アムヌグ「久方ぶりに楽しめたぞ…身体を暖めるのには十分な相手だった」


アムヌグが剣を肩に担ぎ近付いてくる、クロウスにトドメを刺すつもりである。

しかし、そこに別の乱入者が現れた。


ルル「クロウスさん!!」

217 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 03:14:47.42 ID:ANc96klgo

クロウス「る、るる……」

クロウス(ばかやろう……来るなって言ったのに…)

ルル「っ…!!あなたがクロウスさんをこんなに痛めつけたんだ…!」

アムヌグ「……?ここは戦場だ、貴様のような虫けらが来るような所ではない」

ルル「黙れ!!」

ルルの魔力が大きく膨れ上がる、今までに込めたことの無い魔力量を注ぎ込もうとしている。

ルルが魔方陣を展開し、十八番とも呼べる雷撃魔法を放つ。


だが………。


アムヌグ「………ふんっ」グイッ

兵士「ひっ!? う、うわあああっ!?」


雷鳴が轟き、雷の閃光が走る。
しかしその雷光がアムヌグに届くことは無かった。

アムヌグは近くにいたシルヴェロギア兵を避雷針の代わりに頭上に放り投げた。
そして代わりに全力を込めた雷撃魔法を喰らったシルヴェロギアの兵士はブスブスと煙を上げながら黒焦げになって降り落ちた。



ルル「…………………え…………あ……?」

218 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 03:20:43.38 ID:ANc96klgo

アムヌグ「ふむ……雑魚は雑魚なりに傘代わりにはなるか…」

クロウス「る、ルル……!逃げろ…!!はやく!!」


クロウスは必死にルルに叫ぶがルルは炭のように黒焦げた兵士の死体を凝視したまま動かなかった。


ルル「あ……ち、ちがっ……わたし、そんなつもりじゃ……!?」ガクガクッ

ジェニファー「ルル!!早く逃げなさい!!ルルッ!!」


ルルを探しに追いついて来たジェニファーもルルに呼び掛ける。
しかし気が動転しているルルには何も声が届かない。


アムヌグ「……人を殺すのは初めてか、おなごよ」ザッ


ルル「…………ひっ…!」ビクッ


アムヌグ「貴様のような殺し、殺される覚悟を持たない虫が戦場を闊歩するのは闘争にたいしての冒涜だ」スッ


クロウス「やめろっ!!!逃げてくれルル!!!」


ジェニファー「い、いや!!お願いだからやめてくださいまし!!!」


アムヌグ「害虫駆除だ」



アムヌグの大剣が、無情にも振り下ろされた。



………………………。


………………。


………。



















レビュオス「………っ…は…」

ルル「………ぁ、あああ…!!!?」


アムヌグの袈裟斬りが、レビュオスの肩から腰の辺りまで深く……深く切り裂いていた。


219 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 03:29:12.20 ID:poGJnnDL0
え、もしかしてシルヴェロギア編のキャラ全ロスト?
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 03:35:19.12 ID:FezzqiGJo
救いはないんですか!?
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 03:59:51.69 ID:IC+ANeopo
ギミックを理解すれば楽に勝てる様になってるの良かった

問題は対処が(ほぼ)運命天賦のコンマ頼りって所でぇ……
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 04:02:30.72 ID:poGJnnDL0
こういう展開は>>1が本領発揮するから楽しみなんだぜ
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 09:14:09.17 ID:HHxE+IgG0
リア様ァ!!!過去に戻ってくれェ!!!
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 09:45:07.35 ID:xXtB/LmKO
>>223
あれは持ち主が危機に陥った時限定だから今回は発動不可でしょ。わざわざ負けたら〜の警告文も出てるくらいだし
はたから見るとクロウス達が自国のみならず各地に滅亡もたらす死神として見られそう
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 14:05:39.66 ID:aG4bPH6iO
能力開示のタイミング的に引き分けが最善択と気づくのには無理があったし、読者たちもクロウスと同じ気分を味わえるの上手いなと思いました(白目)
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 14:43:45.82 ID:+UM/K779O
レビュオスさん命を落としてアンリエッタちゃんだけ生き残って廃人化しないかな……でも後追いそうだな……
227 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 19:44:20.61 ID:ANc96klgo



クロウス「れ、レビュオス…?」


ルルに対して振り下ろされるはずだった剣が、レビュオスの肉体に深く食い込んでいる。

刃が振り下ろされる刹那、割って入ったレビュオスのお陰でルルに凶刃が届くことは無かったが……。


アムヌグ「まだ動けてたとはな……貴様も惜しい男であったな」

レビュオス「ぐっ……はぁ"……ごぼぉあっ…!!」ビシャビシャ


アムヌグが剣を引くとレビュオスの傷口から滝のように血が滴り落ちていく。

近くにいたルルに血の雨がびゅーびゅーと降り注ぐ。


アムヌグ「せめてもの手向けだ……苦しまぬよう、その素首を落として…………むむっ!?」


アムヌグが何かの気配を察して上空を見上げると蒼白い焔がアムヌグに降り注いでいく。

思わずアムヌグが飛び退くと焔が消えた後には誰の姿も無くなっていた。


アムヌグ「煙幕か……やってくれるわ」

228 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 19:55:48.99 ID:PVgJVc2pO

レビュオス「……ぅ……ぐっ…」

リトア「レビュオスさん!!レビュオスさん、しっかりしてください…!!」

アンリエッタ「やだ!お願いレビュオス!!目を覚まして!!」


クロウス達はアンリエッタの竜の息吹による撹乱から兵士達に連れられて撤退をする事に成功した。

ダメージを負ったクロウスとレビュオスは医者に診られ治療を受けたがレビュオスの受けた傷は余りにも深く、もはや手の施しようのない程の致命傷だった。


クロウス「姫様………すみません、俺は……」

フローリア「ぐすっ……良いんですクロウス、命が無事ならそれで」


ジェニファー「………ルル、クロウスさんの方は何とか大丈夫そうでしてよ」

ルル「……わたしが、わたしのせいで……レビュオスさんが……あの兵士さんも……わたしが…」ブツブツ

ジェニファー「……ルル!しっかりしなさい!五体満足な私たちが動かずしてどうすると言うのです!!」

ルル「じぇにー………だけど、わたし…」


アンリエッタ「レビュオス!レビュオス!!」


竜遇宮の一角からアンリエッタの悲鳴にも近い叫び声が聞こえてくる。
フローリアはよろよろ立ち上がるクロウスを支えながらレビュオスの元へと歩いていった。


レビュオス「り、竜巫女さま……もうしわけありません……使命半ばで……俺はここまでのようです……」

アンリエッタ「やだ!そんなこと言わないでよ!!わたし……まだレビュオスがいなかったら自信が持てないんだもん!!」

アンリエッタ「あなたが居なかったら……わたしは自分の使命に押し潰されていた!!あなたがいたからわたし、巫女としての責務を頑張れたんだよ!!」

アンリエッタ「お願いだから……他になにも要らないから………生きて、生きてよ……れびゅおす…!!!」

レビュオス「………ったく、大人になったかと思ってたけど……やっぱりまだまだ子供だな…アンリは…」


アンリエッタの涙を弱々しい手つきで拭う。
レビュオスはクロウスとフローリアの姿を確認すると手招きして何かを伝えようとする。


フローリア「レビュオス……さん…!」

クロウス「すまないレビュオス……俺は…!」

レビュオス「気にするなよ……俺がこうなった事はアンタ達がここに来たこととは関係ない…。アイツはアンタらがここに来なくともいずれこの地にやって来て同じことをしていた…」
229 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 20:03:01.94 ID:PVgJVc2pO

クロウス「それでも俺は…俺が勝てていればアンタは…!!」

レビュオス「こうなることはきっと運命か何かだったんだよ……だが、少しでも贖罪の気持ちがあるなら俺の頼みを聞いてくれないか…ごほっ!ごほっ!!」

クロウス「な、なんだ……?」

レビュオス「ここは帝国の連中に目をつけられるだろう……ここの兵力ではラジルとの戦争になれば負けるのは目に見えている」

レビュオス「だから頼む……竜巫女さまを連れてこの地から逃げてくれ…!」

アンリエッタ「れ、レビュオス…!?な、なぜそんな事を…!!」

レビュオス「ぎんりゅう様は……今は少しでもシルヴェロギアの民を避難させようよ動いてくださっているらしい……しかし帝国の魔の手が避難先の山奥まで伸びないとも限らない…」

レビュオス「ならばお前が巫女さまを連れて……帝国の警戒が落ち着くまで巫女さまを匿ってくれ……げほっ!ぐほっ…!!」

クロウス「もう喋るな…!!竜巫女殿には俺じゃなくアンタが必要なんだ!!だから…!」

レビュオス「わりぃ…………もう……限界みたいだわ………あ、ルー坊にも気にすんなって伝えておいてくれ…」

リトア「………レビュオスさん…!」

アンリエッタ「やだ……やだよ……レビュオス、わたしをおいてかないで……!!」



レビュオス(………心残りは……無いと言ったら嘘にはなるか……)

レビュオス(……だけど、生きてるうちに娘にかっこいい所は見せられたから良しとするか、そんじゃあ………)




レビュオス(申し訳ないけど、俺は娘と一緒に……雲の上で見守ってます)



230 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 20:06:23.94 ID:PVgJVc2pO



リトア「………レビュオスさん?」

ルル「………」

ジェニファー「うそ………そんな…」


アンリエッタ「……………ぁ」






部屋中に、アンリエッタの絶叫が響き渡る。


目を見開き、涙や涎が落ちるのも厭わずひたすらに泣き叫んだ。


この日、シルヴェロギアは一人の勇敢な男を喪った。


231 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 20:15:25.90 ID:PVgJVc2pO


フローリア「………」フラッ

クロウス「……姫様?」


みながレビュオスの死を悲しむ中、フローリアは部屋の机の上に置いてあった果物ナイフを手に取る。

そしてナイフを握りしめ…………自身の左手に思いっきり突き刺した。


フローリア「……ッッッ!!!ああ!!」ドスッ

クロウス「なっ!?お止めください姫様!!!」

フローリア「ッッ……この…!このぉ…!!!」ドスッ ドスッ

ジェニファー「止めなさいフローリア!?一体なにをして…!!」ガシッ

フローリア「なんで……なんで戻らないの!!!」

フローリア「今まで!!たくさん酷い目に合ったらいつも巻き戻ってたじゃない!!!なんで今は戻らないの!?」


ジェニファーに抑えられながらもフローリアは自傷行為をしようとするのを止めない。

神器である時戻しの力を使えばこの悲劇をひっくり返せたかもしれないのに、肝心なところで神はその力を行使するのを許さなかった。

己の無力を噛み締め、フローリアは膝から崩れ落ちる。


フローリア「お願いだから戻ってよ……!わたしには………これしかできない、これしか無いのに…!!」ポロッ…ポロッ

クロウス「……フローリア様…」



兵士「伝言です!!先ほどの黒い鎧の大男がこちらに向かっています!」

兵士「それと……遠方の方からラジル帝国と思わしき一団も近づいているとの事です」

232 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 20:19:34.05 ID:PVgJVc2pO


リトア「嘘…幾らなんでも早すぎじゃない…!?」

行商人A「ううむ……我々も荷物を纏めて早々に逃げた方が良さそうだな」

行商人妻「ええ…最悪の場合商品は置いて行った方が良さそうね…」

フローリア「うっ…うっ……」グスッ

アンリエッタ「………フローリア姫、どうか顔を上げてください」スッ


いつの間にかに泣き止んでいたアンリエッタがフローリアと目線を合わせようとしゃがみこむ。

アンリエッタ「竜遇宮の裏手にある竜車を使ってどうかシルヴェロギアから脱出してください、帝国の包囲網が完成するよりも早くに」

アンリエッタ「竜車のスピードは馬車のそれを上回ります、おそらく直ぐに出れば帝国兵達も易々とは追いつけないはずです」

クロウス「……姫様、ここは竜巫女殿の言う通りにしましょう」

フローリア「………わかり、ました…」フラッ

クロウス「竜巫女殿も行きましょう……もうすぐここにもヤツが来ます、急いで出発した方が…」

アンリエッタ「………申し訳ありません、お二方……私は銀竜様に仕える身…この地を離れるわけには行きません」

フローリア「けど……それじゃあレビュオスさんの思いが無駄に………ひっ!」ビクッ


フローリアが顔を上げアンリエッタと目を合わせる。
しかしその双眸に宿っていた強い意思の光は無くなっていた。




アンリエッタ「この地に仇をなす不届き者は、竜巫女たるこの私が……決して許しません」

233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 20:35:45.49 ID:HHxE+IgG0
これが初キャラロストの痛みか……
234 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 20:37:59.03 ID:PVgJVc2pO

行商人A「おい!積み荷は積んだな!?」

行商人B「は、はい…!!スピードが出せるよう最低限の物だけにしています」

行商人A「よし……リトアも用意は出来ているか?」

リトア「え、ええ……大丈夫よ、でも…」チラッ


クロウス達はレビュオスの言っていた場所へと向かった。
2本足で立ち上がっている竜に翼は生えていなかったが代わりに荷馬車が紐で繋がっていた。


騎竜「ぎゅるる……」

ジェニファー「これが竜車ですわね…」

クロウス「ああ、確かにこれなら馬よりもスピードが出せるだろうな…」

ジェニファー「ルル、早く乗りなさい…」

ルル「……………」フラッ


自分たちに優しくしてくれたシルヴェロギアの民を殺してしまい、そして自分のせいでレビュオスを死なせてしまった恐怖と混乱によりルルは完全に憔悴しきっていた。

いつもの元気で明るい姿は影も形も無く、こんな姿はジェニファーでさえ見たことがなかった。


ジェニファー「………ルル」

クロウス「…………ジェニファー、なるべくでいい…ルルの側にいてあげてくれ」

ジェニファー「……言われるまでもないですわ」

ジェニファー「………クロウス様も、無理はなさらないでくださいね」

235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 20:38:42.01 ID:+UM/K779O
ナールは確定滅亡だったからようやく今回で見たいものが見れてる感ある。ありえたかもしれない幸せな展開との対比があってこそだよなこういうのって
236 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/12/31(金) 20:38:54.29 ID:PVgJVc2pO

振り返らず、ジェニファーはルルを追って荷台に乗り込む。
まだ完全に回復していなく、身体がキシキシと痛むがそんな事は言ってはいられなかった。

馬ではなく竜に乗るのは初めてだがやるしかない。


クロウス「姫様も早くお乗りください、直ぐに出発をします」

フローリア「………ねぇクロウス、私たち…本当にこれで良かったのですか」

フローリア「このままこの地を去ってしまうのは…レビュオスさんに託された願いを無下にしてしまうんじゃ…」

クロウス「………俺たちには時間がありません、リトア達の身の安全も確保しながら逃げなければいけません。それに竜巫女殿が残ると言っている以上…俺たちに出来ることは……」

フローリア「だけど…」


フローリアも分かってはいた。このままぐだぐだとしていたら時間と共に逃げ切れる確率はどんどん少なくなっていく。

だがこの状況は、以前ナールで経験したあの状況に近い。


何かとても重大なものを天秤にかけられているような、そんなざわつく感覚をフローリアは感じていた。





──────[明暗分かれし選択]──────



フローリアはアンリエッタを説得に行くかどうかで迷いが生じているようです。


説得に行った場合、無理やりアンリエッタを竜車に乗せて出発しますがリトア達の馬車はクロウス達を待たずに出発してしまいます。


説得に行かなかった場合はクロウス達とリトア達キャラバン商隊は無事にシルヴェロギアを脱出することができます。


そしてどちらを選ぶかにより………アンリエッタとリトアのどちらかは確定で陵辱イベントが入り、長い間登場することが無くなります。



フローリアの決断を決めます。
本日の21時から15分間の間に説得に行くか、行かないかを選んで頂きます。
どちらかの選択肢を書いていただいて多い方のルートへと進みます。

それではよくお考え頂くよう、お願い致します。
(なお、本日の更新はこの選択が決定しだい終了に致します。)

431.81 KB Speed:0.5   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)