【安価・コンマ】Cランク神獣「Sランクまでよじ登る」(その3)

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27 : ◆lFOXrxX/4g [saga]:2021/12/01(水) 00:35:13.47 ID:DRSOMZ7Q0
ウォルフ「あれ、キノ?」

キノがウォルフの頭から転げ落ちた。
そして苦しそうに羽を痙攣させて、激しく息をし、胸を上下させている。

キノ「ぎぃぃいいぃっ、ぎいぃいぃぃぃぃぃぃ! ぎの゛ぃっ、ぎのみ゛ぃぃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!!」

ウォルフ「きっ、きっ、キノっ!?」

突然キノが断末魔のように叫び出し、びしり、とその身体に亀裂が入った。

ナガレ「これはっ......進化です! どなたか、進化しやすいように毛布を敷いてあげてくださいっ! ウォルフさんは......キノさんの痛みを和らげるために、スキンシップをとってあげてください......!」

ナガレは他のだれよりもいち早くそれがウォルフやラピスの進化と同じものだと気づくと、そう指示を飛ばした。
キュウビが神通力で毛布を敷きキノをそっとその上に置くと、ウォルフは前脚できゅっとキノの翼を挟んだ。

ウォルフ「が、がんばってキノぉ、がんばってぇ......!」

キノ「ぎぃっ、ぎぐぅぅううぅぅうぅぅっ、の゛みぃいいぃぃいぃっ.........!!! ぎぃいいぃいいいいいっ!!!」

キュウビ『ああ、なんと、苦しそうなんじゃ......すまぬ、なにもしてやれなくて......!』

グラコ『がんばれーっ、がんばれーっ!』

ラピス『キノさんっ......!』

ミア「ぅおにゃぁ!」

チキ「キチチィッ!」

みんなでキノとウォルフを囲み、はやる気持ちを抑えつつ進化の時を待った。
さながらその様子は、分娩室で出産に立ち会っている家族のようだった。:
キノ「ぎぎぃっ、ぎぃいぃぃっ、ぎにぃぃっ、みぃいいぃぃいいぃぃぃっ!!!」

ウォルフ「キノぉっ!!!」

10秒とも10分とも思えるような短く長い時間の後、キノの身体がバキバキと割れ、ウォルフが掴んでいた翼も崩れ落ちた。
そして中から出てきたのは......
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