【安価】転生したら魔法少女物の敵幹部だった件

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1 : ◆oRCkTPjpB. [saga]:2023/09/06(水) 17:14:49.24 ID:FpqLyG29O
悪魔王サターン「諸君!長きにわたる準備を終え、人間界侵略の手筈は整った!」

悪魔王サターン「我らの治める地極界の勢力拡大し、憎き天極界を打倒し世界を我ら悪魔が統べる日もそう遠くない…!」


手下達 「「「うおおおおぉぉぉぉ!!」」」


悪魔王サターン「ウルフシファーよ。」

ウルフシファー「はっ!ここにっ!」ザッ

悪魔王サターン「この『ヨクボーン』を使い、人間共の悪意と欲望を集めてくるのだ。」


ウルフシファー「はっ!サターン様の仰せのままに…!」


悪魔王サターン「うむ。心して励むといい…」


ウルフシファー「では…」(どうしてこうなった!?)
2 : ◆oRCkTPjpB. [saga]:2023/09/06(水) 17:16:06.70 ID:FpqLyG29O
ウルフシファー「会社から帰ってベッドに倒れ込んだのまでは覚えてるんだけど、なんで目が覚めたらアニメのキャラになってんだよ。」

ウルフシファー「しかもよりにもよって敵幹部の中で一番最初にやられるウルフシファーになってるし…」


ウルフシファー「それにさっきの流れ、昔見たアニメの『魔法天使マジカルハロー』の第一話そのまんま。」

ウルフシファー「このまま行ったら俺は大体12話くらいで死んでしまう!」


ウルフシファー「そうなる前に元の世界に戻る手段を見つけるか、或いは生き延びる方法を探さないと…」
3 : ◆oRCkTPjpB. [saga]:2023/09/06(水) 17:17:40.80 ID:FpqLyG29O
ウルフシファー「一旦なにかヒントになるかも知れないし、数年前に見た『マジハロ』の設定を思い出すか…」



悪魔による全世界の支配を企む『悪魔王サターン』率いる『地極界』により、人間の暮らす人間界に悪魔の魔の手が忍び寄る!

地極界の侵攻を止める為、『天極界』から人間界に来た見習い天使『えんじぇるん』によって選ばれた少女達が、正義の使者『魔法天使マジカルハロー』へと変身し悪魔達との戦いを繰り広げる!



ウルフシファー「…なんでエリートじゃなくて見習いを寄越してくれてんだよ天極界のヤツら…っと、それはさておき。」

ウルフシファー「たしか、選ばれたのは小中学生くらいの女の子4人で……変身したら大体『〜〜フェザー』って名前になってたのは覚えてるんだよなぁ〜」


ウルフシファー「えっと、たしか…」
4 : ◆oRCkTPjpB. [saga]:2023/09/06(水) 17:20:21.74 ID:FpqLyG29O
魔法天使マジカルハローのメンバーの四人
安価↓1〜4

↓変身前
【名前】
【年齢】7〜15
【見た目】
【性格】
【その他】

↓変身後
【名前】〇〇フェザー
【見た目】
【能力】
【その他】
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/09/06(水) 17:36:49.18 ID:56ho6JILO
【名前】早峰 ましろ
【年齢】12
【見た目】白髪ショートの女の子 背丈は年相応だが胸だけは不釣り合いなほど大きい
【性格】穏やかで天然ボケののんびりや
【その他】可愛いものが大好き。性格上、よく騙されやすい

↓変身後
【名前】ミルキィフェザー
【見た目】本名と同じくまっしろな魔法少女コスチューム。胸部分の可動が広くやたら揺れる
【能力】白色の雫を放出して攻撃や防御に使う
【その他】ましろが変身した姿。雫には人々を癒す効果もある。
実は変身したことで胸が異様なほど敏感になっている上、母乳まで出せるようになっているが幸か不幸かまだその経験は無い。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/09/06(水) 17:39:02.34 ID:HY4iAJxl0
まーた乱立か
設定はぐっちゃぐちゃで無駄に要求するキャラ設定の多さ
地の文の寒さでトドメやん
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/09/06(水) 18:14:33.83 ID:Uv1RW5Yw0
【名前】一之宮 かんな
【年齢】12
【見た目】大きな目と長い黒髪、ふくらみかけの小さな胸に健康的な肉付き。背はちっちゃい
【性格】好奇心ゆたかな天真爛漫娘。下手な子供より子供っぽく、(アニメでは当然描かれなかったが)エロ方面にも興味津々
【その他】工作好きで大工さん好き

↓変身後
【名前】ブラストフェザー
【見た目】襟や肩や裾などが黄銅色の縁取りで、黄色メインのコスチューム
【能力】発電能力。透けるほど薄い木材質の帯のような『五行の木』エネルギーに電導させ攻撃する
【その他】14話くらいで壁を駆け回れるほどの強い電磁力を習得するはず
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/09/06(水) 18:27:10.71 ID:L4wmFca4O
【名前】高城 藍(たかしろ あい)
【年齢】14
【見た目】黒髪ポニーテール、身長156cm
年相応の可愛らしい美少女
Eに近いDカップ
【性格】明るく朗らかで優しい性格
真面目な文武両道の優等生
【その他】数学と料理が趣味。薙刀部所属

↓変身後
【名前】ブルーフェザー
【見た目】青髪ポニーテール。身長は変わらないが、胸はCカップ程度になっている(動きやすいため)
青と白の魔法少女コスチューム
【能力】武器は薙刀
青い聖なる光を扱い、その光は高速移動や攻撃に使うとともに、闇を払い、悪意を持ったものを改心させる力を持つ
【その他】魔法少女達の優しいお姉さん的な立ち位置
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/09/06(水) 18:28:15.56 ID:0c+17aKb0
【名前】小宮 咲希(こみや さき)
【年齢】11
【見た目】金髪ロングでお尻大きめのロリギャル
【性格】明るく活発で男女問わず距離が近い
【その他】友達以上には抱き着き癖あり、ギャルビッチな姉がいる

↓変身後
【名前】スプラッシュフェザー
【見た目】黒の紐マイクロビキニに長手袋とニーハイブーツ、サンバイザーにマフラーでお腹に羽根の紋様があり髪型はポニテになる
【能力】水を打ち出したり体に纏って攻撃や防御に使える
【その他】水の多い場所では強化される
10 : ◆oRCkTPjpB. [saga]:2023/09/06(水) 19:48:58.55 ID:FpqLyG29O
メンバー加入はコンマの大きい順で

(ウルフシファー思い出しながらメモ書き出し中…)


・一之宮 かんな
・高城 藍
・小宮咲希
・早峰ましろ


ウルフシファー「そうそう!確かこの4人だったわ!」

ウルフシファー「エロい娘が多いから当時の薄い本界隈が盛り上がったんだよな〜」シミジミ


ウルフシファー「とりあえず敵対すると思うマジハロの4人の能力はわかってるし、いざとなったら倒せ……」


ウルフシファー「いやウルフシファーってめちゃくちゃザコだったし、今のままじゃ無理だな。」
11 : ◆oRCkTPjpB. [saga]:2023/09/06(水) 19:58:29.39 ID:FpqLyG29O
ウルフシファー「生き延びる為に地極界を抜けるにしろ、悪魔としてマジハロを倒すにしろ…今のクソザコな俺ではそのどっちもこなせない。」

ウルフシファー「とにかくパワーアップが必要なわけだが、アニメでそんな方法あったっけ…」



ウルフシファー「…あ!そう言えばアニメの終盤でサターンが『ヨクボーン』で集めた人間達の悪意や欲望とかで最終形態になってたっけ。」

ウルフシファー「俺もサターンに習って、ヨクボーンで地道に欲望とかを集めてパワーアップを狙うしか手はない!」



ウルフシファー「どっちみち、命令無視して初めからサターンに目を付けられるのも困り物だし、しばらくはアニメ通りにヨクボーンで人間界に欲望集めに行くしかないな。」
12 : ◆oRCkTPjpB. [saga]:2023/09/06(水) 20:12:38.16 ID:FpqLyG29O
〜人間界・住宅地〜


ウルフシファー「さっそく人間界にやってきた訳だし、ヨクボーンを使うとして…」

ウルフシファー「ヨクボーンは『かざした人間の内に眠る悪意や欲望を引き出して取り込み、その欲望を実体化した怪物を作り出す骸骨』的な『魔法少女物あるあるな怪物召喚アイテム』なわけで…」


ウルフシファー「……最初だし、適当に近くにいるおっさんにでも使ってみるか。」


近くいたおっさんの内に秘めた欲望
安価↓
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/09/06(水) 20:19:20.58 ID:Qs5rpPFtO
天涯孤独、家族が欲しかった
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/09/07(木) 20:13:32.59 ID:1A6Dofr+0
乱立続きマダ-?
まあ続いたところでこいつにエロなんて書けんしどうでも良いが
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/09/07(木) 22:39:01.23 ID:MRaEoeodo
どうでもいいのにスレに張り付き続けてるの草
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/09/07(木) 23:41:30.26 ID:Tml5kA85O
続きが書けなくなって負け惜しみ
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/09/08(金) 11:17:25.58 ID:PvmsOE5J0
>>13なんて家族を作って増やす欲望増幅させて女を襲わせる
定番中の定番みたいなサービス安価なのに
それすら満足に捌けない奴が安価スレなんてできる訳無い
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/09/08(金) 20:00:46.81 ID:V+LccBX4O
こんな反応するやつがいたらスレ立てたやつも鼻が高いだろうな
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/09/09(土) 08:40:14.80 ID:/Fp4iToO0
バウンティハンターみたいな良スレのおかげで乱立の情けなさが際立つな
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2023/10/04(水) 00:48:03.28 ID:bXzZIEbn0
>>19
そのスレ更新してますかぁ?
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/04(水) 18:05:15.26 ID:Ca8fVy0H0
放置された野糞が喋ってる
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/01(金) 23:27:28.77 ID:1FcI0/8G0
ウルフシファー「あー。家族が欲しかった、ね。」(…そうか、これが最終決戦で決め手になるのか)

ウルフシファー(子供向けにわかりやすい悪役として、悪魔王サターンは自分以外なんも大事にしない奴なんだよな)

ウルフシファー(欲望に伴う弱さまでも取り込んじまったサターンは、全部が欲しいのに絆は手に入らない、その孤独にコンプレックスを感じるようになり精神世界…地極界で敗北する原因のひとつとなる)

ウルフシファー(…うん、サターンに味方するのは無し。敗因6個くらいあるもん。改めて考えると勝てる未来が見えねえわ)


ウルフシファー「もうちょっとこのヨクボーンを見本に、似た欲望を集めるとしよう…」

ウルフシファー(主人公と対決する原因は、原作ウルフシファーが住宅地のド真ん中で一気にズオォッと集めたせい。それでなんちゃら言う精神エネルギーが大きく動いて気付かれたんだ)

ウルフシファー(俺は集めるのは一人ずつじっくり……サターンが負けやすいように寂しさに関連した欲望を選んで…)
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/01(金) 23:30:19.37 ID:1FcI0/8G0
 〜夜〜


ウルフシファー(ヨクボーンの『頭』パーツは視覚聴覚を記録してるから、ヨクボーンを使ってる間はなるべく黙ってるが)

ウルフシファー(うーむ、アニメだなぁ!)ワクワク

ウルフシファー(夢にアニメキャラが出てきた事ある奴ならわかると思うけど、人間の細かいディテールがわからなくて全員美男美女に見える)

ウルフシファー(…いや、それとも俺が…精神生命体たる『悪魔』になってるからなのか? …あんまり考えないようにしよう)


かんな「そこまでだよ!」

ウルフシファー(来たか! メイン主人公、ブラストフェザー!)
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/01(金) 23:32:26.63 ID:1FcI0/8G0
サンバイザーのようなヘッドパーツ。

襟から肩にかけての衣装パーツ。どこか、半袖シャツをたくし上げておっぱい出してるような構図に見えなくもない。

色はブラストフェザーの黄色。それに黄銅の輝く縁取りのロンググローブとニーハイブーツ。

黒の、ヘソ出し……いやそれどころじゃねえな!? 完全にビキニブラだな!?

ブルマ状……いや薄いし角度きついしコレもうパンツだな!?


ウルフシファー「え、なに、痴女?」

かんな「!? ち、痴女じゃないよぉ! 変身したらこうなっちゃったの!」///
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/01(金) 23:36:24.07 ID:1FcI0/8G0
ウルフシファー(いくらなんでもアニメじゃここまでエロくなかったはずだが……眼福だわ)

かんな「そ、それより聞きたいことが有るんだけど! みんなのウィルエナジーを集めて何をしようとしてるの?」

ウルフシファー「うん? ウィルエナジー?」(おっと見とれてる場合じゃない)


ウルフシファー(第一話のヨクボーン怪物は『尻尾』パーツだけのツチノコみたいな奴だったし、同じように使えば足止めにはなると見ていいだろ…分割して『頭』パーツだけに寂しさ関連の欲望を詰めて輸送準備)

ピチョン

かんな「!? 地面に…黒い穴が!?」

ウルフシファー「俺は悪魔王サターン様から、人間達の悪意と欲望を集めてこいって言われただけだぜ。」(時限式の寂しさ爆弾、サターンにお届けっと)ポイッ

ザブン!

かんな「あ! ウィルエナジー!」

ウルフシファー(とりあえず頭パーツが無くなったから、こっから何が起きてもサターンに伝わる可能性は無い。あとは逃げるために残りの欲望を…)


かんな「シッ!」ギュイン

ウルフシファー「うお!?」(手に持ってたヨクボーン奪われた! さすがマジカルハロー最速のブラストフェザー!)
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/01(金) 23:40:09.71 ID:1FcI0/8G0
(ド ク ン)

かんな「か…家族?」

ウルフシファー「ど、どうした? え、人間がヨクボーンに触るとまずいのか!?」

かんな「家族…子供…あ、赤ちゃん、欲しい……」

ウルフシファー「」


ウルフシファー「待て待て飛躍し過ぎだ! それだと最初に欲望もらったおっさんが相当キモい事になっちまうから! かわいそ過ぎる! あ、いや、似たような欲望を連鎖的に探したせいで最終的にねじ曲がったか!? 俺も悪魔歴短いからな…」

かんな「はぁ、はぁ…こんな手段を使ってくるなんて……」///

ウルフシファー「誤解だぁ! っつーかヨクボーンに勝手に触ったのはお前の方だよ!? 悪意と欲望を集めたって言ったじゃん俺!」

かんな「あたしには、ウィルエナジーって心の力しか感じ取れないから…」クチュクチュ

ウルフシファー「おい、それ以上はマジで人に見せちゃダメだ。せめて公園のトイレ、いや現実的に考えたら公園のトイレなんて場所こそやべえけど!」

かんな「も、う、ガマンできないぃ…♥」

ウルフシファー「あーもう、運んでやるよ! 触るけど勘弁してくれよ! なんでこんな都合いい効果が出るんだか…」


かんな「……♥」クチュクチュ
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/01(金) 23:43:39.71 ID:1FcI0/8G0
 〜公園の女子トイレ〜

かんな「イっ……クぅぅぅ♥」

ウルフシファー(まさかこんな淫語オナニーするような子だったとは……いや原作でも好奇心旺盛ではあったけどよ)

ウルフシファー(トイレの前で棒立ちしてるだけなのも何だし、俺もヨクボーンから欲望吸収できるか試してみるか……)


ウルフシファー(うっ!? パーツ1つ分でも想像以上に満腹感がすげえ! た、食べきれねえわこんなん!)ドパァ

ウルフシファー(あ……すまんブラストフェザーこと一之宮かんな。欲望さらに開放しちまった)

ウルフシファー(このまま見張っててやるから思う存分オナってくれ…)
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/01(金) 23:47:15.77 ID:1FcI0/8G0
(ガチャリ)

かんな「はぁ、はぁ…狼のお兄さん」クチュクチュ

ウルフシファー「終わっ……終わってねえ!?」(太腿の内側にダラダラ愛液が垂れて、脱ぎかけのパンツの橋にツーッと粘った雫が落ちてるのがエロ過ぎる…)


かんな「せーえき、欲しいの…たぶんそれで落ち着くから」

ウルフシファー「なんで…あ、そうか、子作りか!? でもお前、初めてじゃねえの?」

かんな「うん、まず試しに飲んでみたい…」

ウルフシファー「んな……仮にも敵の俺に頼むこっちゃねえだろう」

かんな「だって狼のお兄さん、そんなに悪い人じゃなさそうだし。それにさっき」


かんな「『こんな都合いい効果』って言った…でもあたしを倒そうともしてないし、さらおうともしてないし、特に何もしてない。それで都合がいい効果ってつまり、あたしのえっちな姿を見て楽しい…興奮してくれてるって事だよね…♥」

ウルフシファー「う…」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/01(金) 23:51:54.81 ID:1FcI0/8G0
ウルフシファー「ウルフシファーだ。俺の名前はウルフシファー」

かんな「え? あ、うん、あたしは一之宮」

ウルフシファー「アホ! 本名は言わなくていい、ただ俺が…確かにお前が可愛いと、『抱きたい』と思ったから名乗りたくなっただけだ」

かんな「そっか…あたしはブラストフェザー。ウルフさん、せーえき、ちょうだい」


かんな「んっ、んっ、んっ」チュプチュプ

ウルフシファー(思いっきり歯が当たってるが……俺が精神生命体だからか、そこまで恐怖は感じねえな)

かんな「んっ♥ んっ♥ んっ♥」ジュプジュプ

ウルフシファー(それよか、フェラしながらオナニーしてる女の子、てのがとにかくエロくて)

かんな「は、はふん、またイクっ…♥」ビクン! ビクン! ビクン!


ウルフシファー「うっ…ブラスト、そろそろ、出る」

かんな「うん 出して、ウルフさんのせーえき…」ペロペロ

ウルフシファー「う、あああ!」ドプッ ドプッ
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/01(金) 23:55:46.20 ID:1FcI0/8G0
かんな「ぺっ、ぺっ! う゛えっ、にっがっ!? 何これ、まっずい!」

ウルフシファー「はぁ、はぁ……そ、そりゃそうだろ。…いや俺だって自分の舐めた事が有るわけじゃねーけど! 匂いだけでもシーフードっぽいだろ。魚類の内臓を生で食べたらそりゃにげーよ」


かんな「はー……ん、でもオッケー、調子は普通に戻ったみたい。…な、なんか急に恥ずかしくなってきた」

ウルフシファー「それは俺も…はよ穿け穿け、俺もペーパーで拭いてズボン穿くから。」

かんな「うー、こんなカッコしてるのも今さらだけどエッチなゲームみたいだよ」

ウルフシファー「未成年がエッチなゲームとかやっちゃいけません」(やっぱ元々エロ方面にも好奇心旺盛なのか。…きちんと着ても今や乳首浮いてるしパンツは濡れっぱなしだしとんでもねえ恰好だな)


ウルフシファー「それと1回で終わったの、たぶん俺がブラストの欲望を吸い取ったからだわ」

かんな「あれっ、そうなの? ありがとー」

ウルフシファー「お前は素直すぎるなぁ……俺以外の悪魔は容赦なく攻撃してくるだろうから気を付けろよ?」

かんな「あ! そういえば悪魔王サターン様って言ってたね」

ウルフシファー「今の俺は弱すぎて逆らえねーのさ。ヨクボーン、この玉に入ってるガイコツの事だが、これの頭パーツは録画みたいな事ができるからこれを使ってる間は俺もブラストと敵対せざるをえない」

かんな「そっか…」


ウルフシファー「…なんなら一度、このヨクボーンと戦ってみるか? どんくらいの強さか試してみるといい」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/01(金) 23:57:11.73 ID:1FcI0/8G0
かんな「ブラスト・ライトニングストライクス!」

ヨクボーン怪物「ごるるるる!」

ウルフシファー「あばばばば巻き添えェェェ!」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/01(金) 23:59:26.53 ID:1FcI0/8G0
(怪物破裂中…)

かんな「ウィルエナジーは元には戻らないんだね。飛び散って、降りそそいでく…」

ウルフシファー「そうは言っても、俺が集めてたのは悪意と欲望だ。少し薄くなって均等に振り分けられるくらいがちょうどいいんじゃねえか?」プスプス

かんな「うーん、えんじぇるんによれば強い意志のエナジーって話だったけど」

ウルフシファー「おい情報リテラシー」

かんな「あれ? ウルフさんはえんじぇるんの事は知らないの?」

ウルフシファー「俺は生まれたばっかなんだよ。…頼むから『俺がサターンに忠実じゃない事』もバレないようにしてくれよ?」


ウルフシファー(生まれたばっかなのはホント。アニメコミック最終巻の設定資料によれば)

ウルフシファー(あたかも悪魔の中から無作為に選んだってていで俺ら幹部4人を生み出した。それが「長きにわたる準備」って言葉の本当の意味なんだから笑わせてくれる)

ウルフシファー(悪魔達だってお互い信用してるわけじゃないが少しでも悪魔達の力を借りられればもうけもの、程度の気持ちって書いてあった)

ウルフシファー(なんで最終巻だけ持ってたかと言うと…決戦でマジカルハロー4人がボロボロになるシーンがエロかったから)
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/02(土) 00:08:49.36 ID:kUmnBTkX0
かんな「サターンに逆らえるようには、なれる?」

ウルフシファー「体に爆弾とか仕込まれてるわけじゃねえから、強くなりさえすれば。今も徐々に欲望を吸収して、人間界での肉体を安定させてるぜ」

かんな「う、うー……ウィルエナジーを利用してるって考えると複雑だけど…ウルフさんが死ぬのはイヤだし…」

ウルフシファー「ずいぶんなついてくれたなぁ…俺も人のこた言えねーが」

かんな「えっ、そ、そう? えへへ…そうだね、初めての人だし」


ウルフシファー(ヨクボーン怪物が破裂した時に出る悪意や欲望も、なんか自動的にサターンのもとに送られるっぽいな…)

ウルフシファー(だが、さっき送った『頭』パーツの1割くらいにしかなってない。これはほとんどサターンの強化に寄与してないな)

ウルフシファー(そう考えると原作ウルフシファー、よく途中で粛清されなかったもんだ…なにしろヨクボーン怪物、全員倒されてんのに)


ウルフシファー(ん? 逆か? サターンはもともと期待してない?)

ウルフシファー(あるいは、人間界の欲望の質とか…内容を見極めようとしていた?)

ウルフシファー(楽観的になり過ぎるのは気を付けなきゃいけねーけど、意外と希望は有るのかもな)
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/02(土) 22:38:53.67 ID:kUmnBTkX0
 〜翌日 午後の学校〜

ウルフシファー(マジハロの舞台が、駅から遠くて良かった。見た人間の数に対して欲望が少な過ぎたら怪しまれるからな)

ウルフシファー(昼掃除の時間に一人になった生徒でヨクボーン試したら、ちょうど承認欲求強めだったから……)

ウルフシファー(今日はこれを参考に『周りを気にする』欲望を集めよう。サターン攻略の一環だ)



ウルフシファー(……しかし)ズズズ


ウルフシファー(こうして欲望を集めてると実感する)ズズズ


ウルフシファー(C学生の性欲マジで強いな!? いや元の世界での俺や友達も、一日三回とか最高五回とかオナってたって馬鹿話をしてたけどさ)ズズズ
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/02(土) 22:41:36.51 ID:kUmnBTkX0
 ギャアギャア

ウルフシファー(んん? ケンカ…いじめか? ちょうどよく物陰が有るから、お前らの嗜虐欲求もらいまーすっと)ズズズ

ウルフシファー(精神生命たる悪魔はここが便利なとこだな)

ウルフシファー(闇、物陰、隙間、そんな所に入ればすぐさま純精神体になって逃げられる)

ウルフシファー(純精神体になってる間は俺も干渉できなくなるが、別に人間に危害を加えたいわけでもない。問題なし)


 〜裏庭〜

ウルフシファー(じきに2パーツ目も溜まりそうだ…放課後になったし、そろそろブラストフェザーに気付いてもらうために大量に吸うか)

藍「待ちなさい!」

ウルフシファー(あれ!? お前が来るの第三話じゃなかったっけ!? ブルーフェザー!)
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/02(土) 22:45:28.12 ID:kUmnBTkX0
色が青になった以外はブラストフェザーと変わらずの痴女コスチューム。

ヘッドパーツ、襟&肩パーツ、ロンググローブとニーハイブーツ。

そしてブラとパンツである。


ウルフシファー(思いっきりパンツだなぁ……シルクとかサテン生地とかそのあたりの、眩しく輝く白パンツ)

ウルフシファー(あーなるほど、今気付いた。雷のブラストフェザーと雨のスプラッシュフェザーが黒で、晴れのブルーフェザーと雪のミルキィフェザーが白なのか…雲の色なんだ)

ウルフシファー(いやどうでもいいわ)
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/02(土) 22:46:56.16 ID:kUmnBTkX0
藍「ブラストフェザーのかたき、覚悟してちょうだい」

ウルフシファー「なに!?」

ポチャン

ウルフシファー(びっくりして頭パーツ落としちまった、まあ『周りを気にする』欲望は詰め込み済みだからいいけど)

ウルフシファー「ブラストフェザーに何かあったのか!?」

藍「えっ? いえ、あなたが倒したんじゃないの…?」

ウルフシファー「えっ?」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/02(土) 22:49:37.51 ID:kUmnBTkX0
トタトタ

かんな「追い付いた! …あっと、ウルフシファー!」

ウルフシファー「おおブラストフェザー! 良かった、無事だったのか」

かんな「あれ? そんなこと言って大丈夫なの…あ、もうヨクボーンの頭パーツなくなってる。じゃあ敵のふりしなくていいんだ。」

藍「ええっ!?」


藍「ブラストフェザー、あなた…この人に負けたんじゃ」

ウルフシファー「ああなるほど、かたきってそういう意味…ビックリしたぁ」

かんな「えへへ、心配してくれたんだウルフさん、ありがとー。」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/02(土) 22:53:19.87 ID:kUmnBTkX0
カクカクシカジカ

藍「…ウルフシファーが逆らいたがってる事はわかったけど、それとヨクボーンを見逃すのは別問題だと思うわ」

えんじぇるん「そうです。人々のウィルエナジーをみすみす利用されるわけにはいきません」

ウルフシファー(出たなクソウザランタン、えんじぇるん……光のかたまりっていうビジュアルも没個性だが)

ウルフシファー(徹頭徹尾ただの説明役、変身パワーを与えた後は何の活躍も無く、別にヒロイン達と友情を築くことも無い、悪魔王サターンに次ぐボッチ)

ウルフシファー(善の押し付けが一見正論に聞こえるから、ヒロイン達もなんとなく最初はえんじぇるんの言う通りに動くんだ。利用してるのはどっちだっての)


藍「一度、ヨクボーンを預からせてもらえるかしら」

ウルフシファー「お前…ブラストフェザーから聞いてねえの? そこに込められた悪意と欲望が、持った奴に流れ込むんだぞ?」

えんじぇるん「そんな心配は無用です。正義の心さえしっかり持っていれば負けることはありません」

ウルフシファー「おいこら『負ける』って、思いっきりぶつかること確定してんじゃねえか。」

えんじぇるん「人々のために戦う事こそ我々の使命。悪魔の誘惑には乗りませんよ」

ウルフシファー「勝手に使命を押し付けんなや。しかも『我々』なんて言ってるけどお前は何もしねえだろ。」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/02(土) 22:56:42.54 ID:kUmnBTkX0
かんな「ウルフさん、やっぱり優しいなぁ」

藍「まあ、悪い人じゃなさそうね。…ねえ、お願い。その中身がウィルエナジーという意思の力かもしれない事を、一度試してみるだけ」

ウルフシファー「…どうなっても知らねえぞ」


(ド ク ン)

藍「うっ!? ち、違う…私はこんな事、考えてない…!」

ウルフシファー「…さっきのいじめっ子から集めた嗜虐欲求か?」(こんなんサターンに渡すわけには行かねえと思ったから丸々残したんだった)

かんな「ブルーフェザー…」


かんな「あたしも、半分受け取るよ!」パシッ

藍「うう…こんなに優しくしてもらってるのに…ブラストフェザーをいじめたく…」

かんな「だいじょうぶ、ブルーフェザーが優しい人だって事はわかってるから…それに、あたしも、なんか」

(チュッ)

藍「好きなのに、いじめたい…っ♥」レロ、チュパ

かんな「あたしも♥ あたしもセンパイのこと、いじめるっ♥」ピチャ、ピチャ

ウルフシファー(お互いに舌入れるディープキス……憎くていじめるわけじゃねえって事を態度で示した、のか。性欲取り込んだのもあるだろうが)
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/02(土) 23:00:16.30 ID:kUmnBTkX0
えんじぇるん「いけません、肉欲に負けては。欲望が過ぎ去るまで、祈り、耐えるのです――」

藍「ちょっと黙っていて」キュッ

ウルフシファー(うお、これが青き空の聖なる光。えんじぇるんを球体に閉じ込めちまった。グッジョブ)


ウルフシファー(二人の欲望は吸収するが…見てるのも悪いな。俺は見張っといてやろう…)

かんな&藍「「待って!」」

ウルフシファー「っと!?」

かんな「お願いウルフさん、見てて、あたしたちのこと」

藍「私も、お願い…見てて、ほしい」

ウルフシファー「わ、わかった」(一体どういう……あ、『承認欲求』の残りだわこれ)
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/02(土) 23:03:54.55 ID:kUmnBTkX0
かんな「センパイ♥ センパイとおまんこキス♥」パチュン! パチュン!

藍「はぁ、はぁ♥ もう、ぐっちょぐちょじゃない、あぁぁぁん♥」ビクビクビクッ


ウルフシファー(すげー……抱き合いながら上の口も下の口も叩きつけるように重ね合って、液体が飛び散りまくってる…)



かんな「センパイだって、ちくびビンビンに、あぁっ♥」プシャッ

藍「今の私が淫乱になってるのはわかってるわ、ほらっ、ほらっ! 気持ちよくなって、いじめ合って気持ちよくなって♥」

かんな「も、らめぇぇぇ♥」ビクン! ビクン! ビクン!


ウルフシファー(あ、かんなが崩れ落ちた。藍が聖なる光でシートみたいなの作って寝かせて…のしかかった?)

ウルフシファー(シックスナインだと!? 真面目お姉さんのまさかのエロ知識!?)
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/02(土) 23:12:14.12 ID:kUmnBTkX0
かんな「じゅるっ、す、すごぉい、こんなの初めて♥ センパイの舌がおまんこの中で暴れてる♥」ジュップ、ジュップ

藍「はむ、ぺろ…かんなちゃんも、ゆび、上手…っ! はあぁぁぁ♥ そこ♥ 前のほう弱いのぉ♥」ピチャピチャ

かんな「イっちゃう♥ お腹でおっぱい、センパイのちくび感じながら、いっぱいいじめるの♥ あぁっ、おしり叩いてぇ♥」パチュン! パチュン!

藍「私もイクわ♥ 舌でじゅぽじゅぽされて♥ 指でクリちゃんころがされて♥ 叩いて、私のおしりも、叩いてぇ〜♥」パチュン! パチュン!

かんな「イっクぅ〜〜〜♥」ビクン! ビクン! ビクン!

藍「イっクぅ〜〜〜♥」ビクン! ビクン! ビクン!
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/02(土) 23:14:35.80 ID:kUmnBTkX0
かんな「はぁ、はぁ……センパイのおまんこ汁……いっぱいかけてもらっちゃった♥」

藍「はぁ、はぁ……♥」




ウルフシファー「いやブルーフェザー。本名言うなや」

藍「あっ……」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/02(土) 23:16:52.68 ID:kUmnBTkX0
かんな「うー、やっぱり終わった後は恥ずかしくなるよ……で、でも…気持ち良かった。センパイ…えへへ」

藍「ん…ふふ、私も気持ちよかったわ……えっ、な、なんでこんな正直に…」

ウルフシファー「…そういやそうだな。ブラストフェザーが素直なだけかと思ったが、あまりにも正直すぎる」(まして真面目な優等生の藍が、こんな事を)

藍「欲望は収まってる。なら考えられるのは……まさか、マジカルハローに変身した事で?」

ウルフシファー「嘘がつけなくなる、正直者になるってか? 天使だからそれっぽくはあるが」

かんな「イクイク言ってたのも、たぶんそれかな。あたし今までオナニーする時そんなの言ったこと無かったもん」

ウルフ&藍「「女の子がオナニーとか言っちゃいけません」」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/02(土) 23:23:06.96 ID:kUmnBTkX0
かんな「…ところでウルフさんはシなくて大丈夫?」

藍「ちょっ!? ブラストフェザー、そんな誘いを…」

ウルフシファー「あー、いらん。構わねえよ、これから戦うんだから体力は取っとけ」


藍「なんだか…本当にいい人なのね、ウルフシファー」

ウルフシファー「よせやい。生きるために頑張ってるだけさ、ヨクボーンの頭パーツ使った今のタイミングじゃないと安全に修行できんしな」




藍「ブルーティカ・クレアブリーーーズ!」

ヨクボーン怪物「ぴゅりふぁぁぁ!」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/02(土) 23:27:59.93 ID:kUmnBTkX0
(怪物破裂中…)

ウルフシファー「お見事」

藍「あなたもクレアブリーズを少し受けてたように見えたけど、大丈夫?」

ウルフシファー「万事オッケーだ。たぶん、俺に悪意が無いからだろうな。その光、悪意を浄化するモンだろ?」

藍「……もしかして、それを証明するために?」

ウルフシファー「いや戦闘はガチだった。ブラストフェザーと協力して追い込んだ手腕が良かったんだ、誇れると思うぜ……ただ、悪意が無くてもヤバい敵はいるから必殺技頼りにはなるなよ?」

スタッ

かんな「よっと。センパイおつかれさまー、んでウルフさん、その敵は教えてもらえるの?」

ウルフシファー「当然。」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/02(土) 23:35:05.62 ID:kUmnBTkX0
ウルフシファー「まず第二の幹部レヴィマンタン。エイ人間って感じの奴で、嫉妬の感情を抜かれて生まれた狂信者だ。サターンのためならなんでもする。」

ウルフシファー「次に第三の幹部ベルゼビーブ。ハチ人間って感じの奴で、暴食や向上心を抜かれて生まれた機械だ。基本的に命令通りの事しかしないし融通もきかない。」

ウルフシファー「最後に第四の幹部アスモダンデウスだが、サターンの身体に絡みついたタンポポだから気にしなくていいだろ。好色、繁殖欲を奪われて生まれ、栄養をたくわえる機能しか無い。たくわえた分は全部サターンのものってわけだ。」

藍「今すべてを信じるわけじゃないけれど……その通りだとしたらサターンって、だいぶ外道ね…」

ウルフシファー「そりゃ悪魔だもんよ。覚えとけ、悪意が無くても戦うことは有る。命の危険も、貞操の危険も、ちっとは覚悟しといた方がいい」

かんな「…うん」

藍「わかったわ。…今日はありがとう、ウルフシファー。それに、昨日ブラストフェザーがお世話になった事も、ね」クスッ


藍「……ところで、先生に報告しておきたいから、さっきの『いじめっ子』の詳細を教えてほしいわ」

ウルフシファー「あいよ。学生の平和を守るのも大事だわな」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/02(土) 23:48:44.99 ID:kUmnBTkX0
ウルフシファー(戦ってみて思ったが…俺、もしかしてそこまで弱くはないのか?)

ウルフシファー(かんなと藍のふたりを介して吸わせてもらった欲望は、ヨクボーンのパーツにして3個ぶん程度のはず)

ウルフシファー(原作ウルフシファーが奪われたのは『傲慢』…俺自身は人間の傲慢さを持ってる。もしかしてそのぶん多少なり強いのかも)


ウルフシファー(元の世界に帰る手段は見当もつかないし、元の世界に帰れるとしてもかんなと藍にはもう情が湧いたからな…味方しよう。)

ウルフシファー(他の幹部の強さは正直、ストーリーの流れで倒された感があってよくわからんけど)

ウルフシファー(レヴィマンタンとベルゼビーブをすぐに倒せれば、そいつらが集めるヨクボーンパーツ約120個ぶんの悪意と欲望がサターンに渡るのを防げる)

ウルフシファー(…命の危険。言い出した俺の覚悟ができてないなんて、笑い話にもならねー。頑張ろう)
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/04(月) 23:35:39.55 ID:iobs91PF0
 〜人間界3日目 朝の通学路〜

ウルフシファー(かんなと藍が二人して登校してるな)


かんな「昼間からウィルエナジーを集めることは無いだろうってえんじぇるん言ってたけど――」

藍「いきなり光の玉が話しかけてきたからビックリしたわね――」


ウルフシファー(ああ……闇や物陰が多いほど逃げやすいからかね? そういや原作ウルフシファーは前半は夜しか戦ってなかったっけ)

ウルフシファー(俺が昼間っから集めたせいでえんじぇるんが学校に来て、ブルーフェザーを早めに見つけることができたと)

ウルフシファー(んじゃ、欲望集めは夜だけにしよう)

ウルフシファー(ブルーフェザーの持つ浄化の力を恐れたって事にすれば不自然でもねえだろ)
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/04(月) 23:41:38.29 ID:iobs91PF0
かんな「えんじぇるんはやっぱりウルフさんの事は――」


ウルフシファー(しかし……えんじぇるんは、やっぱり藍の家に移ったか)

ウルフシファー(原作描写もほとんど無くてわからんが、第三話まではかんなの家で世話になってたはずなんだよなぁ)

ウルフシファー(藍が浄化の力を持つという随一の重要人物なのは間違いない、でもそんなアッサリ合理性に振り切ったような態度もクソウザランタン呼ばわりされる原因だ)


藍「ウルフさんは自分で言うより強いらしいから、嘘をついてるかもしれないって話――」

かんな「むー」


ウルフシファー(あ、えんじぇるんから見れば俺はやっぱりそんくらいの強さは有るのか)

ウルフシファー(このへんはよくわからねえんだよなー。悪魔は精神エネルギーの種類がよく見えて、天使は精神エネルギーの量がよく見えるって感じかね?)
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/04(月) 23:44:02.39 ID:iobs91PF0
ウルフシファー(ん?)

ウルフシファー(そうか、えんじぇるんにマジカルハローのメンバーを見つけさせて勢ぞろいさせれば、より早めに四人での戦い方に慣れさせることができる)


ウルフシファー(今日は時間があるから…同じ学校の早峰ましろじゃなく、スプラッシュフェザー小宮咲希の方を探しに行こう)

ウルフシファー(その周辺でヨクボーン起動して欲望集めすりゃいい)
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/04(月) 23:58:18.63 ID:iobs91PF0
 〜放課後〜

ウルフシファー(荒天S学校。あからさまに主役級っぽい金髪ロングだからすぐ見つかった)

ウルフシファー(しかし…相変わらず俺の五感はアニメ調だから、ブルマ姿を見たところで、ロリっぽい大人にも見えるけど…)

ウルフシファー(ランドセル背負ってるとこ見るとさすがに犯罪臭がやべえ。今までのブラストやブルーの変身例からして絶対エロくなるだろ)


ウルフシファー(帰る方角はあっちか…道路を横断する時なんかはどうしても陰が無くて純精神体になれねえから、ちょいちょい尾行がバレるかもとヒヤヒヤするぜ……)


ウルフシファー(…友達に抱き着いてすぐ引っぺがされる事にしょんぼりしてる風に見えるが…そういや原作でもかんな達によく抱き着いてたっけ)

ウルフシファー(ま、安心しろ、もうすぐ抱き着いても平気な友達ができるさ。少なくともかんなと藍はスキンシップ喜ぶ性質だ)

ウルフシファー(……この世界だとスキンシップ通り越す可能性も高いけど)
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/05(火) 23:44:34.62 ID:kMc4UTDm0
ウルフシファー(今日はいまいちサターン打倒にちょうどいい欲望が無ぇ…まあ一昨日と昨日がうまく行きすぎてたよな)

ウルフシファー(ちょうど夕飯前の時間帯で、食欲の割合が多すぎる事もあるか?)


ウルフシファー(しっかし……)

ウルフシファー(成人も子供も、依然として性欲がでけえ!)

ウルフシファー(もはやこの世界自体がエロアニメの世界と言われても納得するぞ俺)
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/05(火) 23:47:02.51 ID:kMc4UTDm0
 〜夜 住宅地の公園〜

かんな&藍「参上!」シュタッ シュタッ

ウルフシファー「来たなぁ、天極界の使者、マジカルハロー!」(やべ、思ったより距離が近かった)

藍「ウィルエナジーは返してもらうわ」(今日はこのまま戦うのかしら?)

かんな「今日は負けないよ!」(一昨日あたしは負けたことにしとけばいいんだよね?)


ウルフシファー(『ヨクボーンのパーツ3個ぶん』の欲望を詰め込んだ状態じゃなきゃ、えんじぇるんが危機感を抱かずスプラッシュフェザーの変身を優先してくれないと思ったが……裏目に出たか?)


クイッ

かんな(あ、ウルフさん指で自分を指して……で、非常口みたいなポーズ?)

藍(逃げるって事かしら。2対2だと厳しい戦いになるでしょうし、ありがたい事だわ)
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/05(火) 23:56:52.82 ID:kMc4UTDm0
カッ!

ウルフシファー(お、変身の光だ! よしよし、無事に勧誘できたみたいだな!)

ウルフシファー(あの緑の光の帯の下にスプラッシュフェザー小宮咲希が…)コソコソ


咲希「ふあっ、あぁ〜〜〜ん♥」ビクンッ

ウルフシファー(なんで全裸でアクメしてんの!?)
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/06(水) 00:02:11.59 ID:c29ka6GV0
ウルフシファー(変身の時に股間を通る光の帯……あれって本当に物理的にも触れてんのか。股縄みてーになってる)


ヘッドパーツ、襟&肩パーツ、ロンググローブとニーハイブーツ。

そこにスプラッシュフェザー特有の、エメラルドグリーンの波のようなマフラー。

最後にブラとパンツ……


ウルフシファー(小っっさ。完全にマイクロビキニ。なんで一番年下が一番エロいんだよ)

咲希「…はふぅ♥」

ウルフシファー(ブラの正三角形なんて一辺が3cmくらいしか無いぞ。下も下で正三角形で一辺10cmくらい。下の毛見えるだろアレ)
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/06(水) 23:40:59.00 ID:c29ka6GV0
えんじぇるん「パワーの出力の中心は、そのヒュミッドパンティです。そのぶん頑丈にできており、普通の刃や炎によって破けることは無いでしょう」

咲希「なんでこんなに小さいのさ。カワイイのはカワイイけど」

えんじぇるん「あなたのウィルエナジーが、まだ充分に形作られていないからと思われます。それより早く」

咲希「あいあーい」


ウルフシファー(マジで下着だったんかい。パンツ丸出しで戦えって、天極界どうなってんだ)

ウルフシファー(いや、えんじぇるんの言い草だと「いかなる状況にあろうと行動をやめる理由にはなりません」とか言いかねねーか…)




咲希「スプラッシュ・トレンシャルレイン!」

ヨクボーン怪物「ごぼぼぼぼぼ」
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/06(水) 23:54:47.24 ID:c29ka6GV0
(怪物破裂中…)

ウルフシファー(『頭』はほとんど戦闘能力に影響しないから『左手』と『左足』だけなら弱いかと思ったが、手が1本の触手に、足は背ビレになって飛行、と全然弱くならなかったな…)

ウルフシファー(『手』パーツは攻撃手段が増える、『足』パーツは移動手段が増えるって感じか)


ウルフシファー(あん? 何かしら話すかと思ったけど、すぐ解散したぞ)

ウルフシファー(……)

ウルフシファー(そうか夕飯か! 時間が間違……いやこれは仕方ねえ、スプラッシュフェザーを早めに仲間にさせるには必要だった!)


ウルフシファー(許せ、今度俺にできる事はなんでもしてやっから)
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/10(日) 22:25:11.24 ID:LKwDlJR10
レヴィマンタン「…ウルフシファー。悪魔王サターン様がお呼びだぞ…」

ウルフシファー「うお!? …わ、わかった」

ピチョン

レヴィマンタン「うむ」



ウルフシファー(こんな初期にレヴィマンタンが出てくるとは……)

ウルフシファー(さて、サターンに対してどうする……とりあえず視線を合わせないようにしよう。本来ウルフシファーはどこまでも卑屈なんだから)

ウルフシファー(あとは、触られそうになったらもうおしまい。人間界に逃げる!)

ウルフシファー(俺がヨクボーンを触れば欲望の種類を区別できるように、他の悪魔だって俺に触れば俺の欲望の種類を判別できると思っとかなきゃな)
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/10(日) 22:26:55.85 ID:LKwDlJR10
 〜地極界・サターンの玉座〜


悪魔王サターン「戻ったか、ウルフシファー」

ウルフシファー「はっ、ここに。」

悪魔王サターン「楽にせよ。まずは天極界の使者をひとり打倒したこと、見事であった。」

ウルフシファー「お褒め頂き光栄です…」


悪魔王サターン「して今日、ヨクボーンと共闘していなかったのは…あの青き忌々しい光が原因だな?」

ウルフシファー「はっ、その通りでございます。」

悪魔王サターン「お前の見立ては正しい。あれは悪意を浄化する…案内につかわした幹部レヴィマンタンはともかく、お前は無事では済むまい」

ウルフシファー(済むんだなぁこれが)
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/10(日) 22:27:48.53 ID:LKwDlJR10
悪魔王サターン「新たにヨクボーン10個を授けよう。今後は一度に多くの悪意と欲望を集め、二つのヨクボーンへと同時にそそぐのだ。少なくとも片方のヨクボーンは確実にこちらに届くようにな」

ウルフシファー「承知しました!」(マジか!? 俺が期待以上の働きをしたせい!?)

悪魔王サターン「レヴィマンタンを補佐に付けたいところだが、人間界への門はいまだ狭い……レヴィマンタンはおろかヨクボーンの怪物すら、2匹同時に暴れさせることはできまい」

ウルフシファー(あ、そういう制限もあるのか。『門が狭い』=『力を流れ込ませる事ができない』って感じかね?)

悪魔王サターン「では、ウルフシファーよ。引き続き欲望回収の任務を遂行せよ!」

ウルフシファー「御意!サターン様の仰せのままに…!」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/10(日) 22:31:01.72 ID:LKwDlJR10
 〜人間界〜

ウルフシファー(人間界に出てきた時、確かに体が重いと実感した。そしてレヴィマンタンが帰還したら、そんな感覚は無くなった)

ウルフシファー(サターンや悪魔らは、自分達が全力を出せないから捨て駒の俺達を使って回収させてたんだなー)

ウルフシファー(……って事は、だ)

ウルフシファー(これ、俺が人間界に居る限りマジカルハローの負けは無くなったんじゃねえか?)
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/10(日) 22:34:34.43 ID:LKwDlJR10
 〜人間界4日目 朝の通学路〜

咲希「変身解除した後も愛液たまっちゃって大変だった〜。すぐトイレで拭いたのに20分くらいしたら、またピュッて出る感覚したし」

かんな「わかるわかる。内ももの筋肉、鍛えよっかな」

咲希「…ところでかんなちゃんは、そのウルフさんとセックスはした?」

かんな「そ、それはまだ。ウルフさんのおちんぽ咥えて、せーえき舐めたくらい」

咲希「フェラチオじゃん、進んでる〜。」


咲希「てーか、ちんこの事、おちんぽって言うんだ?」

かんな「んー。そだね、おまんこに対しておちんぽで、語感もいいから。」

咲希「でもそれなら、おちんこじゃね? …あーいや自分で言って、なんか無いなって思った」

かんな「だよね、ふしぎ。おちんちんとかおちんぽなら違和感無いのに、おちんこだとすっごく違和感!」

咲希「なんでだろ。ホントふしぎー」ケラケラ



ウルフシファー(……朝っぱらから何を話しとんじゃ、あいつら)
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/11(月) 23:23:11.64 ID:4B+w1Di40
ウルフシファー(田舎道だから誰かが近付いたらすぐわかるとはいえ、すげえ猥談)


ウルフシファー「おーい、かんな」

かんな「えっ、どこ!? ウルフさん!?」キョロキョロ

ウルフシファー「上だ、ここ、ここ。車庫の上……こういう『何かが隠れてそうな隙間』が有れば俺らは精神体になれるんだよ」

かんな「へー、そうなんだ…それで、どうしたの?」

咲希「姿は見えないけど、ウルフシファーさん? 初めまして、咲希だよん」

ウルフシファー「ウルフシファーだ、よろしくな。んで、かんな。急いで話したい事ができたんだが、長い話になりそうだし鞄の中に隠れさせてくれねえか?」

かんな「あ、こんなに狭くてもいいの? うんオッケーだよ、どーぞ」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2024/11/11(月) 23:26:33.91 ID:4B+w1Di40
 〜午前の学校〜

かんな「咲希ちゃんとは放課後、公民館の図書室で会うことになってるけど…3人揃ってからじゃなくていいの?」

ウルフシファー「ちょっと情報量が多くてな、内容をよく考える時間も必要だと思った。話し終わったら藍のとこにも行って、咲希も探す。」

かんな「…あたしが最初でいいの?」

ウルフシファー「?」

ウルフシファー「…!」ピコン

ウルフシファー「まあ、情も移ってるし、俺がかんなになついてるって捉えてくれてもいいぜ」

かんな「えへへ、そっか」

ウルフシファー(えんじぇるんが藍の方に行っちまった事で、やっぱ傷付いてんじゃねーか。ちょっと卑屈になるくらいに)
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