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【R18】脱出げぇむ
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1 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 22:18:16.81 ID:zXnBczudO
ごきげんよう。
私はうっかりピエロ。
はじめましての人ははじめまして。久方振りの方はお久しぶりでございます。
さて、うっかりピエロといえば知る人ぞ知る、偏った(かたよった)エロスの道化師でございます。
巨乳好きで寝取られ好きでショタ好きという何とも不可思議な趣味嗜好を持っております。
随分来ておりませんでしたが、最早SSというジャンルは廃れてきているとのこと…寂しいことです。
私もどれほどここに来なかったでしょう。もう私を知る方は居ないかもしれません。
でもいいのです。
例えSSが廃れようとも、エロは廃れない。私はそれを書くことを極上の趣味として、私が楽しむ為にやっているのです。
それをほんの少し、こうして皆さんに読んでいただき、時折りしこしこっとしてもらえたら幸いなのです。
そう、私は皆さんにとってオカズでありオナホールなのです。
今回は久方振りという事もあり、ショートでお話を書いてみます。
何やらハートマークが書けなくなっているのが残念ですが、知ってる方いらっしゃいましたら教えて下さい。前は『♡』こう書いたらハートマークになったんですが、テストで書いたらハートにならなかったのです。
………話がズレました。失礼。
では、これよりうっかりピエロによるエロエロ劇場の開幕です。
2 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 22:27:33.56 ID:9RxJaS1xO
undefined
3 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 22:28:00.37 ID:9RxJaS1xO
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4 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 22:28:39.32 ID:9RxJaS1xO
undefined
5 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[sage]:2023/10/27(金) 22:31:05.82 ID:9RxJaS1xO
あれ?書けない…
6 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 22:32:07.31 ID:9RxJaS1xO
undefined
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/10/27(金) 22:32:51.67 ID:rjrUVlplO
ここだと行数オーバーとか文字数オーバーしたら書き込めない仕様になってるからぬこ2chのss速報板から書き込むとええんやで
そこにss速報r板ある筈やから
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/10/27(金) 22:33:40.83 ID:o3yz7PC4O
因みにぬこだとハートマークもいけるんやで
9 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[sage]:2023/10/27(金) 22:34:46.91 ID:9RxJaS1xO
ありがとうございます。
そのぬく2chはどこか教えてくれますか?
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/10/27(金) 22:37:20.54 ID:msHMEQFgO
ここで自分のss探してタップorクリック
書の文字を選ぶ
オートでsage設定になってるからそれを解除すればいけるんや
https://n2ch.net/t/-/vip2ch_news4ssr/?guid=ON
11 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 22:42:51.15 ID:36yQlG36O
一日目
「ぅ…ん…」
目を覚ますとそこは見たこともない部屋だった。
窓は無く、目につく物は小さなガラステーブルとベッドとソファ、クローゼットくらいか。壁は無機質なコンクリートで、ドアが一つある。
「ここは…?」
ベッドから体を起こし、ふと目を下へ向けると頭の禿げた中年男性が一人倒れている。
状況が飲み込めない。私は何故ここに居るのか。そもそもここは何処なのか。この男性は誰なのか。
頭が回らないまま立ち上がり、私はドアノブに手をかける。カチャリと音が鳴り、ドアは呆気なく開いた。
顔だけ出して辺りを確認し廊下に出る。
廊下は左右に広がっており、右手には玄関らしきものが見えるが、それは大きな厚みのある鉄製の扉で…映画などでよく見る銀行の金庫(?)のような頑強な扉だった。中央に丸い窪みがある。
「なに…これ」
振り返って玄関の反対側、廊下の先には扉が二つ。
今居る部屋から見て左の廊下の突き当たりに青い扉が一つ。その右壁面にまた黄色い扉が一つ。
よく見ると今出てきた部屋は赤い扉だ。
「えっと、これって…」
よくある脱出ゲームみたいなものか?よくあるっていう表現があってるか分からないけども。
その前に何でこんなことになってるのかまだ分かっていない。ここに来る前の私の記憶が無い。
私の名前は佐々木澪(ササキミオ)。高校2年生で、世田谷に住んでいて…うん、自分の事は覚えている。高校の名前も分かる。
一番近い記憶は…。
そう、電車に乗って、下校中だったはず。
電車内でスマホを弄ってて、電車から降りて改札を抜けて──────
あ、スマホか!
私は元居た部屋へ戻り持っていたバッグを探すが見当たらない。当然スマホも無い。
これは困った。助けを呼ぶことも出来ない。そもそも私を拉致してここへ監禁した人が居るならスマホなど取り上げるのも当然と言えば当然か。
「ぐご…ふがっ…」
禿げた中年男性はいびきをかいて寝ているようだった。呑気なものだ。というかよく見ても知らない人だ。
体型は小太りで頭頂部はハゲ散らかし、カーキ色のハーフパンツに草臥(くたび)れた白いTシャツ。年の頃は40代後半から50代か。
大口開けて寝ているその口内からは黄色い歯が見えている。
全体的な印象としては不潔なおじさん。ただそれだけだ。
私はと言うと、制服を着ている。やはり登校中だったのは間違い無さそうだ。特に服を弄られた形跡は無い。
「おじさん、ちょっと」
寝ているおじさんに声を掛ける。
しかし一向に起きる気配は無い。仕方なく肩を揺さぶる。本当は触りたくないけど。
「ん…んん…?」
おじさんは漸く目が覚めて瞼を開ける私と目を合わせた。
「ん…あれ?君は…」
「おじさん、ここ何処?」
「え?ここ何処って…」
おじさんは辺りを見回し首を傾げる。
「どこだ?」
「いや、私が聞いてるんだけど」
「え?ちょっ、え?」
おじさんは立ち上がって再び周りを見回し、ドアに手を掛けて廊下へ出ていった。私もそのまま着いていく。
「………え?何だこれ、どこだ?」
「おじさんにも分からないってこと?」
「分からないも何も…」
鉄製の扉の前で立ち尽くしたまま、おじさんは呆然としている。
つまり、このおじさんも被害者ってことか。それとも知らないふりの演技をしている加害者側か。
ただ、今それを判断できる材料が私には無い。
12 :
うっかり
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 22:43:48.01 ID:36yQlG36O
(書けました。ありがとうございます)
13 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 22:45:49.15 ID:36yQlG36O
「ボインちゃん」
「は?」
「君が俺を此処に連れてきたのかい?」
「私に男性を持ち上げて連れてくるなんて、そんな力があるとでも思ってるの?」
その前にボインちゃんって何よ。初対面なのに失礼にも程がある。
「いや、誰かに運ばせたりとか」
「何の為に?」
「お金とか…」
「言ってておかしいと思わないですか?もし身代金目当てなら私の方が被害者でしょ。年齢的にも。それに昔流行ったオヤジ狩りだとしたらこんな面倒なことしないでその場でお金巻き上げるでしょ」
「そりゃ…そうか」
「はぁ、もういいです。何も知らないか知っててとぼけてるか分からないけど、おじさんに構ってる時間は勿体無いので私は私でここを脱出する方法を探します」
「いや、ボインちゃん。ここが何だか分からないけど脱出するなら二人で協力した方が良いんじゃないか。何か罠のような危険もあるかも知れないし」
「まずそのボインちゃんっていうのやめてくれますか?」
私はおじさんをキッと睨む。馴れ馴れしいとかそういう問題じゃない。人の身体的特徴をあだ名にするその無神経さに腹が立つ。
「え、だってボインちゃんだって俺のことおじさんって言うし」
「おじさんじゃないとでも言うの?お兄さんって年でもないと思いますけど?」
「それを言うなら君だってボインちゃんじゃないとでも?制服の上からでも分かるくらいたわわに実ってるのにちっぱいだって言うのかい?」
「ほんと、最低。あんたみたいな人と回る方が身の危険を感じるわ」
「まぁそう嫌わないでよ。ここには二人しか居ないんだ。いつ出られるかも分からない。仲良くした方がお互いにとって良いとは思わない?」
「思わない」
私は踵を返し、「待てよぉ」と情けない声を出すおじさんを置いて一人廊下を進み、突き当たりの青いドアに手をかけてゆっくりと開ける。
「ここは…バスルーム…?」
脱衣所に洗濯機と洗面台、ガラスドアを開けると広めのバスルームがある。と言うか、開けずともガラスは曇りガラスではないので脱衣所から丸見えだ。しかも鍵が付けられていない。
風呂場の反対側にも扉があり、そこを開けるとトイレだった。トイレは鍵が付けられている。
「どうした嬢ちゃん、もよおしたか?」
ボインちゃんから嬢ちゃんへと呼び名が変わったけど、やはり気に入らない。多分生理的にこの男を受け付けないのだろう。
私はおじさんの言葉を無視して洗面台にある鏡の前に立った。
「…何コレ」
私の首には金属か何かで出来ている首輪のような物が巻かれていた。取り外そうにも硬いし繋ぎ目がどこにあるかも分からない。
「ちょっと、ホントに何なのコレ!」
首と首輪には隙間が無い。指を差し込めるぐらいは出来るけど首輪自体はビクともしない。
「おじさん、見てないで取ってよ!」
「え?いや、それ取って平気なのかい?」
「は!?どういう意味よ!」
「ほら、映画とかだとそういうの弄ると爆発したりとか…」
「そんなわけ…!」
無い、とは言えない?
考えてみたらこんな大掛かりな施設(?)を用意してまで監禁する奴だ。この首の輪っかも何か細工がされてるかもしれない。
私は慌てて首と輪っかの隙間から指を抜く。
「もお!何なの!!」
「ちょちょ、暴れない方が」
「うるさいっ!!」
私はそしておじさんを突き飛ばすと脱衣所から出た。
14 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 22:47:56.28 ID:36yQlG36O
青い部屋、脱衣所から出て左にある黄色い扉に手を掛ける。
黄色い部屋はキッチンだった。電気コンロに冷蔵庫。食器の入っていない食器棚、それと小さな鉄製扉の様な物が壁に埋め込まれている。その扉の右には上下の矢印のボタンがある。これはよく上下階のあるレストランで見られるエレベーターかもしれない。開いてみるが人一人入るには狭過ぎるからやはりそうなのだろう。
その他に四人掛けのテーブルと四脚の椅子。
テーブルに目を向けるとA4の紙が置かれていた。
「ん?なんか書いてあるな」
私の後に着いてきたおじさんがその紙を取り上げた。私もその紙を覗き込む。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
【ルール】
1.30日経過で解放。条件を満たすことでそれより早く解放する事もある。日数が延びることもあるが、その上限は設けない。
2.各種スイッチ(後述)を押さずとも毎日1日ずつ日にちが減算され、0日となった午前9時に玄関の扉が開く。
3.スイッチは赤、青、黒の3つ。其々に特性があり各種一日に一回しか押せず、同一のボタンを日に2回以上押すとペナルティとして10日分加算される。
4.赤いスイッチは1日分減算。
5.青いスイッチは1日分加算。
6.黒いスイッチは3日分加算。
7.各種スイッチ押下後は【赤部屋】にあるタブレットにて指示が表示される。0時までに指示に従わない場合ペナルティとして10日分加算される。
8. 残日数は廊下の壁面に設置されたモニターに表示される。ペナルティやスイッチ押下による日数の加減は翌日に反映される。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「…なんじゃこりゃ」
おじさんはそう言って空いた手で禿げた頭をポリポリと搔く。
「…スイッチ」
私は辺りを改めて見回した。
冷蔵庫を開けてみるがの2Lのボトルばかりが入っているだけ。そのままシンクを見ると水道の横に黒いボタンスイッチがあった。
「これね…」
「ん?これがボタンか。押してみるか」
「バカ!押したらここで過ごす時間が増えるでしょ!」
「え?なんで?」
「本当にルール読んだの!?押したら3日分加算されるって書いてあったでしょ!」
「だってさ、何日ここに閉じ込められるかも分からないのに…」
私は頭を抱えた。この人は本当に読んでないのだろう。
「30日って書いてあるでしょ!一番初めに!」
「………あっ、ホントだ!」
「頭痛いわ…」
おじさんの頭の悪さに呆れつつ、私はキッチンから出ると廊下を見回した。
「…あった」
玄関横にそれはあった。
『残り30日』と表示された20インチほどのモニター。私も何で気付かなかったのか。
「そしたら…」
そのまま赤の部屋へと向かう。
ガラステーブルの上には何も無い。ソファにも何も無い。箪笥の中は下着を含め、何着もの洋服が入っている。
そして “それ” はベッドのヘッドボードにあった。
「赤いスイッチとタブレット…」
つまり青のスイッチはバスルームのどこかにある。
「おや、嬢ちゃんベッドなんか行って、俺を誘ってるのかな?」
「死ねば?」
発情期のおじさんを尻目に私はベッドから降りてバスルームへと向かった。
15 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 22:51:38.47 ID:36yQlG36O
青いスイッチは壁に付けられたトイレットペーパーの上にあった。
「…もう一回メモ見よ」
私は再びキッチンへ向かうとテーブルの上に置かれたルールを読む。
「なるほど…ね」
「嬢ちゃん、なんか分かったのかい?」
「とりあえず、赤のボタンを押せば1日分多く減るから、毎日押せば最短で15日後には出れる」
「ほほう、なら押そうか」
「ただこの『指示』っていうのが引っ掛かるわね…」
早く出れる分、何か危険な指示が出されるだろうことは予測できる。逆に青や黒のスイッチは日数が増えるから指示に危険は少ない…と思う。
でも日数が増えることを考えればむしろ青や黒のスイッチは『押す理由』が無い。
リスクを承知で赤を押して最短で脱出するか、リスクを避けて大人しく30日過ごすか…。
と、私の考えをおじさんに伝える。
「ふむ」
と、分かったのか分かってないのか、おじさんは適当に返事をする。
まぁこのおじさんには何も期待していない。考えを口に出すことで頭の中が整理しやすくなるから伝えただけだ。
「しかもスイッチを押すことで要らないペナルティも発生する可能性があるのよね。指示に従わない場合と複数回押した場合。スイッチを毎日押さなくてはならないっていうルールは無いから、押さないっていう選択肢もあっていいと思うんだけど…」
でもそうなると約一ヶ月間、この中年男と過ごさなくてはならないわけで、それはそれで身の危険を感じる。
「俺はお嬢ちゃんに任せるよ」
「そうね、そうして。おじさんは何もしないで」
私はブラウスを脱ぎ、椅子に掛けるとその椅子へ腰をかけた。
何か…、何か見落としてそうな気がする。
「お嬢ちゃん」
「なに?なんか良いこと思いついた?」
「やっぱりおっぱいでっかいね。何カップあるの?」
私は大きくため息を吐き、天井を仰いだ。
ニヤニヤといやらしい顔で私の胸を直視するおじさんに、私は再度頭を抱えた。
この性獣と30日過ごすのはやはり危険でしかない。一刻も早く脱出しなければ。
電気は通ってるみたいだし、ライフラインはしっかりと確保してあるみたいだから──────
「ライフライン…?待って」
私は立ち上がると慌てて冷蔵庫へ向かう。
冷蔵庫内には各種調味料と2リットルの水が沢山入っていた。冷凍庫には氷だけが入っている。
「…無い、無い!」
「どうした、嬢ちゃん。冷蔵庫なんか漁って。腹ペコなのか?」
「食べ物が無いのよ!」
「ん?食べ物は届くんじゃないの?」
「届くって?ピンポーンってウーパーイーツでぇっすって届けてくれるわけ?連絡手段も無いのにどうやって─────」
「だって、あそこにエレベーター」
エレベーター…、そうか!食品運搬用のこの小さなエレベーターを使って上から届けるっていうことか。
…上。つまり、上に誰か居る。
私は天井を見上げる。上で誰かが監視してるんだ。私達を。
何が目的かは分からない。この施設で実験をしているのかもしれない。それとも何かの復讐だろうか。対象は私なのかおじさんなのか、それとも両方なのか。
「…スイッチを押すと、料理が運ばれるってこと…?」
「そういう事なら押さないとな!」
「待ちなさいってば!」
水道横にある黒いスイッチを押そうとするおじさんにしがみついて止める。太ってて体が大きいから、お腹周りに手を回しても手が全く届かない。
しっかりとしがみついたまま後ろへと引っ張ると、漸くおじさんは止まった。
「あ、あのねえ!黒いスイッチ押したら三日延びる────」
「ぐへ」
「…ぐへ?」
おじさんがこちらを見ずに何か言葉らしきものを発した。
16 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 22:52:39.32 ID:36yQlG36O
「いやぁ、いいねぇ」
「な、何が良いって言うの!?あのままスイッチ押したら」
「いやいやいや、違うよ。おっぱい」
「おっ…!?」
「嬢ちゃんのおっぱいの感触が背中に…ぐへへ」
「ひぃいいっ!」
私はいっぺんに鳥肌が立ち、おじさんを突き飛ばして離れる。
「ああ、もうちょっとだけくっついてて欲しかったのに」
「キモいキモいキモいキモい!!もうホントやだ!!」
「とか言っちゃってぇ、本当は………あ」
「あ」
部屋全体に赤い光が回転している。
部屋の灯りが赤色灯に切り替わり、それはパトライト(回転灯)の様になって辺りを照らし続ける。
「な、なに…?何が…」
「嬢ちゃん、おじさんスイッチ押しちゃったみたい…」
「…は?」
見るとおじさんは崩れた態勢のままシンクに寄り掛かっていて、その左手は水道横の黒いスイッチを押していた。
「…な、なんてこと…」
「いや、だって嬢ちゃんがおじさんを押すから」
「あ、あんたがキモいこと言うからでしょ!」
「キモいって言われても…いや、それよりこれどうすればいいのかな?」
どうすればいいって。
少なくともこれで “最低でも” 3日分は加算されるってこと。毎日無条件で1日は減算されるから実質2日加算。ただ《指示》を受けなかった場合はペナルティとして余分に10日加算される。
指示…か。それが問題。後は各スイッチにどんな効果があるのかって事。
そこでビーッという音と共に運搬用エレベーターが稼働した。
「今度は何!?」
「まぁまぁ、嬢ちゃん。これが動いたって事は飯だろ飯」
そう言うとおじさんは出っ張ったお腹をボリボリと掻きながら、無警戒にエレベーター前へと進む。
「おー、こりゃまた」
おじさんがエレベーターの扉を開けると、中からは高級なフレンチ料理が並べられていた。ご丁寧にボトルワインまで添えられている。
「俺の趣味ではねぇが、こりゃとんでもない豪華な食事だな」
舌舐めずりをしながらおじさんは並べられた料理を手にしてテーブルへと持って行く。
この料理は黒いスイッチで得られた物なのか、偶然出された物なのか。そもそも、この料理に毒などは仕込まれていないか。
「ちょっとおじさん、無警戒に食べるのは」
「だぁいじょうぶだって。もしこれに毒が入ってるとしたら何でわざわざこんな大掛かりな事するんだ?俺たちを生かして何かをさせる意味があるから、ここに閉じ込めて変なスイッチとか指示とか出すんだろ?殺すなら最初からこんな大掛かりなもんに閉じ込めないで寝てる間に殺してるだろうよ」
そう言っておじさんはフォークを使い厚切りの小さなお肉を口に運んだ。「上品な味は俺の舌には合わんな」などと愚痴をこぼしつつ、くちゃくちゃと音を立てながら食べている。ついでにワインをグラスへ注ぎ一気に飲み干した。今のところ何も問題は無さそうだ。「酒は上等。焼酎の方が好きなんだけどな」と、聞いてもないおじさんの嗜好を聞かされる。
………確かに、おじさんの言う通りだ。馬鹿なくせに変なところで頭が回る。私達を殺すならチャンスはいくらでもあった。だとしたら今更この料理に毒を盛って殺す意味など無いし、それは余りにも徒労だ。
「嬢ちゃんは食べないのかい?それともワインでも飲むか?未成年でも誰も咎めやせんよ」
でもこんな監禁されて変なルールを押し付けられて、それでもここまで無警戒に食事を摂るおじさんに私は毒気を抜かれた…というか呆れ果てた。
「…佐々木」
「あん?何だって?」
「嬢ちゃんじゃない。佐々木澪(ササキミオ)」
「そうかそうか、澪ちゃんか!良い名前だ!わっははは!」
「げほっげほっ!ちょっと!痛いからやめて!」
お酒を飲んで上機嫌なのか、手加減無しで私の背中を叩く。
「おっと、すまんこすまんこ」
「…さいってぇ。そういうの口にしないでくれる!?」
「女の子は叩くよりこっちだな」
と、不意に手を胸に伸ばしてきてしっかりと鷲掴みされた。
「おっほ!柔らか…ぶべらっ!」
こっちも遠慮無く拳を鼻に叩き込んだ。
「セクハラ親父は死ぬといい」
「し、辛辣…」
鼻血を垂らしたおじさんは鼻を手で押さえて蹲った(うずくまった)。
17 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 22:55:52.32 ID:36yQlG36O
「さて、と。茶番はこれくらいにして」
「茶番の割にはおじさんのダメージが甚大だよ?澪ちゃん」
「そんな事より確認しなきゃいけない事あるでしょ。のんびりご飯食べてる場合じゃないの」
「確認って?うぅ、痛た……鼻がツーンってする」
「黒のスイッチあんたが押したんでしょーが!」
「だ、だからご飯が出てきたんじゃないか」
「あんたねぇ、ルール読んだでしょ!?スイッチを押したら赤い部屋、つまり寝室にあるタブレットに指示が表示されるの!」
「指示…?」
「その指示に従わないとペナルティで10日増えるのよ!監禁される日数が!!ただでさえ黒スイッチ押したんだからペナルティまで加算されると12日も増えるんだからね!?」
「えっ、え…?」
おじさんはいまいち状況が分かってないのか、ただオロオロと狼狽えている。そしてテーブルに置かれた紙を手に取ってルールを読み直した。
「ちょっと待って澪ちゃん。黒スイッチは3日加算だよ。だから…ペナルティと合わせたら13日だよ。12日じゃない」
「ちゃんと読んで。2の項目でスイッチを押さなくても必ず1日ずつ監禁日数は減算されるって書いてあるでしょ。だから13日じゃなくて12日。夜中0時までに指示に従えば2日加算で済むのよ」
「あ、ああ、そっか。あれ、今何時なんだ?」
「何時って…」
そういえば時間を気にしてなかった。
壁掛け時計を探すと丁度出入り口のドアの上にデジタル時計がある。
──────23:20──────
「……」
「……」
時間無いじゃん!
私は時計を確認するとすぐに廊下へ飛び出し、赤部屋へ向かう。赤部屋のドアを勢いよく開けるとベッドへダイブし、ヘッドボードのタブレットを取り画面を確認した。
【指令】
佐々木澪と大島源治は10分間継続して濃厚な接吻をすること。唇を離せばカウントは初めからとなる。
「……お、大島?っていうか…何、接吻って」
「おうおう、澪ちゃん早いって」
後からドスドスと音を立てておじさんが部屋へと入ってきた。私は追いかけてきたおじさんに目もくれず、タブレットを見ながら問いかける。
「ねえ、おじさんの名前って…」
「おう、そう言えば言ってなかったな。大島源治(オオシマゲンジ)だ」
………最悪だ。
この性獣と濃厚なキスをしなければならない。しかも10分。濃厚っていわゆるディープキスのこと、だよね。
無理。絶対無理。不潔だし絶対口臭いし何よりこんなおじさんとキスなんて…。
18 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 22:56:41.70 ID:36yQlG36O
「で?なんて書いてあるんだそれ」
「こっち来ないで!」
やっぱり無理だよこんなの、絶対無理。でもしなければ12日もこの地獄の日々が続いてしまう。
タブレットには時間が小さく表示されている。時刻は現在23:25。
今からキスをしたとして、10分継続だから十分間に合う。
私は突っ立ってるおじさんへタブレットを目の前に持っていき見せつけた。
「こ、りゃ……」
「余計な事は一言も言わないで。それと絶対勘違いはしないで!」
「勘違いって」
「うるさい!時間無いんだから!」
私はベッドから降りるとおじさんの顔を両手で掴み、自ら顔を寄せていった。
………………………
………………
………
「ん…ちゅ」
甘い甘いキス。初めての彼氏とのキスは彼の部屋だった。両親が不在だったのもあって、彼は積極的に私を求めた。
金井康太(カナイコウタ)、彼の名前。
付き合って3ヶ月目でのキスだった。初めての彼との初めてのキスは私の脳を蕩けさせた。幸せを感じた。
同時にその時、処女も失う。何もかもが初めての経験だった。好きな人と一つになる事はどこか罪悪感も感じたけど、それ以上に幸福感があった。
他の子と比べて大きな胸は私にとってコンプレックス以外のなにものでも無かったのに、康太はそんな私の胸を気に入ってくれて、何度も吸い付いてきた。まるで赤ん坊の様に。
そんな関係になってから、彼とは幾度となく体を重ねてきた。キスもセックスも経験した私達は他の恋人よりも上だと、そんな風に優越を感じていた。
彼はもう私のもの。彼の全てが私のものだと、そう思った。そして私自身も康太のもの。
そのはず、だった。
………
………………
………………………
「んっ、ふ…ちゅる…ん、ちょっと…んむっ」
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い。
おじさんの舌が私の咥内で出入りを繰り返す。荒い鼻息が気持ち悪い。女子高生相手にキスなんて絶対出来ないからか、ここぞとばかりに味わっている。
そして、勢い余っておじさんは私の服の上から胸を揉みしだいてきた。
「んぅっ!いやっ!!」
咄嗟におじさんを突き飛ばすと、おじさんはよろけて尻餅をついた。
「痛たた…」
「勘違いしないでって言ったよね!?何で胸揉んでんの!?バカじゃない!?」
「…澪ちゃん…、これでまた1からだぞ」
おじさんはゆっくり私を見上げると、ゾッとする様な笑みを浮かべた。
19 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 22:59:31.03 ID:e4jeZMRVO
23:37。
寝室のドアの上にもデジタル時計がある。10分間、唇を離さずにディープキスをする。離れてしまえばまた初めからカウントしなければならない。
でも、おじさんは胸を揉んできて妨害する。本来なら協力する場面じゃないの?
「余計な事はしないで!おじさんだってここから出たいでしょ!?だったら」
「いやぁ、確かにこんな所とは早くおさらばしたいが…考えてみたら帰っても嫁や子供はとっくに出てっちまったし、こぉんな可愛い巨乳ちゃんと二人で過ごす日も悪くねぇなって……」
いやらしくニヤついた顔で答えるおじさんに言葉を失った。呆れるを通り越して怒りも通り越して悍ましい(おぞましい)と感じた。身の毛もよだつ。
そりゃ確かにこんな不潔感ある太った中年親父なら愛想も尽かされるだろう。むしろ奥さんや子供が居たことさえ信じられないくらいだ。
「信じられない…!あんたなんかと1ヶ月以上も過ごすなんて耐えられない!」
「まぁまぁ、澪ちゃん。そんなカリカリせんで」
「カリカリさせてんのはあんたでしょ!!大体ね───」
「怒るのもいいけど、時間………気にせんでいいのかね?」
私はハッとして時計を見る。
23:42。もう5分も経過してる。
「くっ…」
でも、キスしたらしたでまた胸を揉まれる。次口を離したらもう0時を回ってしまうかもしれない。
「もぉ!今度は絶対変なことしないで!」
「くひひ」
時間が惜しい。私はまた自らおじさんの口へ吸い付いた。
「んんっ!?」
おじさんは腕を回して私のお尻を強く揉みしだく。舌を差し込まれ、お尻を揉まれ、鳥肌が立つ。
「は、む…ちょっ…んっ!」
唇は離さず、僅かに口を開けて抗議するもすぐさま分厚い唇を重ねられて掻き消される。おじさんの唾液が流し込まれて、私の唾液も吸われて、興奮したおじさんはより遠慮無くお尻を揉み続ける。
時間は…と、時計を見るが23:44。まだ2分しか経ってない。こんな地獄続けられない。
そこでギュッと強くお尻を掴まれた。
「んむっ!いやっ…!」
「お?唇が離れちまったな。また1からかぁ」
咄嗟に顔を背けてしまった。嫌だけど、これをクリアしなければ12日間増えてしまう。迷う時間は残されてない。
23:45。私は改めておじさんに向き直り唇を付ける。咄嗟に逃げてしまわない様に、自ら腕をおじさんの首に回して固定する。
「おほっ、んぶちゅ」
私自身が率先して積極的にキスをした事で、おじさんのボルテージが上がる。鼻息を荒くして、片手は乳房を、もう片方の手はお尻を揉み、そのままベッドへと押し倒される。
現実から逃れる様に目をつぶって、ただ唇が離れない様、必死におじさんの唇に吸い付く。ぬらりと舌が割り込んできて私の歯茎を、歯を、舌を舐め回す。目を開けて、時計を確認したくてもおじさんの顔のせいで見えない。
今何分経ったのか、頭で数を数えても口や胸やお尻の刺激で数をまともに数える事も叶わない。
20 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 23:01:10.15 ID:e4jeZMRVO
「んちゅ、ぢゅるるっ!澪ちゃん、澪ちゃん!」
キモい…。本当に嫌。
私の名前を呼んで更に興奮するおじさん。調子に乗って服の裾から手を入れてブラ越しにおっぱいを揉んできた。
信じられない。この上まだそんな妨害行為を…。首に巻きつけた腕の力を強めて、もっと体を付けると私とおじさんの体の隙間を無くす。こうする事で私の胸を揉む手も動かしにくくなる。
でもおじさんは今度は私のスカートを捲って、パンティの裾から指を入れて直接お尻を揉んできた。
「んぅうう!!」
目を見開いて訴えるけど、お尻を揉む手は弱まることもなかった。慌ててお尻を振って逃げようとするけど、今度は密着した体に隙間が出来てしまい、またするりと服の裾から手が入り胸を触られる。
「んっはっ、やめっ…んっ!あむっ…!」
服の中、ブラがずらされて私はとうとう直に胸を揉まれた。突起に…指が触れる。摘まれて捏ね回される。
「はっ…ぁむっ…んぅ!…はっ…ぁっ…やっ……ん!ちゅ…んむっ………んぅ」
体が勝手に反応する。強く摘まれる度にびくっと体が動いてしまう。嫌なのに…ただおじさんを喜ばせるだけなのに。
「んっは…ちゅ、んっ…まだ…まだなのぉ………っ」
「はぁはぁっ、まだまだだよ!澪ちゃん!どう?ここ気持ちいいでしょ?!」
「気持ちよくなんか…んっ…はむ…んぅ…ちゅ」
気持ち良いわけない。好きでもない、ましてやこんな汚い中年男になんか感じるわけない。
「もう充分で…あっ!!」
パンティの裾から…指が………あそこに。
ダメダメダメ、もう限界。もういい、唇離さなきゃと思っても、今度はおじさんが私の後頭部を押さえて離さない。
「んぅっ!んっ、じゅる…んっ…やっ…はむっ!んんんっ、あっだめ────んっ」
…濡れてる。違うのに。こんなの…絶対違うのに。
おじさんの指が割れ目に沿ってヌルヌルとした感触を私に味わせる。
下に集中してるから口の方は無防備で、おじさんの舌と私の舌が絡み合ってることに気付かないほど。
「はっ…ぁ、ん…ちゅる…んぅ…ぁ、ぁっん……んっんっ!」
だめ…体がビクビクしちゃう。嫌なのに止まらない。指…だめ、止めて………。
私の股はちゅくちゅくと音を鳴らして、私は耳をも犯されている気分になる。
「んちゅっ…いや、あむ…ん、…やめ…て………んっ………やめて…よぉ…」
涙が溢れる。もうやだ…。
ごめん、康太………私、汚れた………。
21 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 23:04:14.00 ID:6/Ws85LtO
おじさんの指の動きに変化が起きた。
ゆっくりと、私の膣口に指が入り始める。
「んぅーー!!」
拒絶する様に腰を大きく振るけど、ぬぬぬっと指が少しずつ膣内に入ってきて…。
「んっ…ぁ、はぁっ…ぁ、だめ、お願………んっ」
唇を塞がれていて言葉にならない。その間にもどんどんおじさんの指は私の中に─────
──── ビーーーッ!!
大きな音が部屋に響いた。
私はおじさんを両手で突き飛ばして手の甲で唇を拭うと、すぐさま服を正す。
時刻を確かめると0:00。
「お、終わった…」
『8. 残日数は廊下の壁面に設置されたモニターに表示される。ペナルティ含め、スイッチ押下による日数の加減は翌日に反映される』
私はルールを思い出し、おじさんを無視してそのまま廊下へ出た。モニターの確認をしなければ。
廊下を出て玄関へ向かうと、モニターには残日数が表示されていた。
──── 残日数 32日 ────
体の…力が抜けた。私はその場で床にぺたりとお尻を付けて座り込んだ。
ひとまず、黒スイッチの指令はクリアした様だった。
「おー、クリアできたか!良かったな!澪ちゃん!」
後からノシノシと歩いてきたおじさんは呑気にそう言って笑った。
私は本当に殺意を込めておじさんを睨み付ける。
「あ…」
おじさんはバツの悪い顔で目を逸らした。
あんな事しておいて今更反省しても遅い。
「あ、あの…澪ちゃ」
「シャワー浴びて寝る。おじさんは絶対に着いてこないで。少なくとも朝まではリビングに居て。寝室に入ってきたら許さないから」
「あ、その、お風呂なら背中でも流そうか?」
「本気で殺しますよ?」
「ごめんなさい」
一緒にお風呂なんて冗談にもならない。
私はおじさんを置き去りに青い部屋、バスルームへと足を運んだ。
※
シャワーを浴びて寝室へ戻ると箪笥から適当に下着を取って着ける。ブラのサイズまでしっかりと合ってるのが薄気味悪かった。
ついでパジャマらしき服を見つけたので拝借し、ベッドへ寝転がった。
「本当に…何なの…」
私は息をついて今日の出来事を振り返り、考えなければいけない事を整理する。
先ずは脱出するに当たって、ここを出るには指令を聞く以外に方法が無いのか、だ。
一通り全部屋を見たところ、窓は一切無かった。玄関も映画などで観る銀行の大きな金庫みたいに分厚い鋼鉄で出来ていて、複雑な形状をしていたから簡単には開かない。だから物理的にここから脱出というのは難しい。
後は親が警察に捜索願とか出してればここを見つけて救助してくれるか。ただそれは希望的観測に過ぎない。救助が来るまで “座して待つ” というだけで、その時が来るまで今の状況が変わるわけでもないから考えるだけ無駄だ。
そうなると指令に従って日数を1日でも減らすということになるのだけど………。
気掛かりなのはスイッチ。
赤と青と黒のスイッチはそれぞれ日数が決められている。決められているのはこうだ。
22 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 23:05:25.99 ID:6/Ws85LtO
【赤スイッチ押下】1日減算
※指示達成=1-1=2日減算
※指示未達成=10-1-1=8日加算
【青スイッチ押下】1日加算
※指示達成=1-1=加減0日
※指示未達成=10-1+1=10加算
【黒スイッチ押下】3日加算
※指示達成=3-1=2日加算
※指示未達成=10-1+3=12日加算
必ず1日経つごとに1日は減算される。そこにスイッチを押す事で日数が加減される。赤以外は全て加算される。
確かルールでは必ず1日1回は押さなくてはならない…とは定めていなかった。だからスイッチを押さなかったとしても1日は必ず減る。
気になるのは黒スイッチを押したことで嫌な指令もあったが食べ物が出たってところ。しかもそれは高級な料理だった。そして冷蔵庫には調味料と水、冷凍庫には氷のみ。
そう考えるとスイッチは私達の『食』を保証する謂わば最も重要なライフラインなのかもしれない。私やおじさんはつまり、それに頼らないと “食べる” ことも叶わないという事で…だから……。
「生きる為には押すしかないってこと…?」
でも押せばあの嫌な指令が下される。
じゃあ…待って?色分けしてる意味は?スイッチが一つでない理由は何?
もう一回考えて。黒いスイッチを押したら料理が降りてきて、指示が出た。料理…高級な料理?フレンチレストランみたいな、やけに本格的な料理だった。
だとすると、程度の問題?
黒のスイッチは高級料理で、他のスイッチはB級料理で、ゲテモノ料理とか?
それなら指令はどうなる?指令も程度の問題になるってこと?10分間のキスは…どの程度なの?
ふと過ぎる(よぎる)想像にゾッとした。
待って待って待って。
私はベッドの上で体を起こし頭を抱えた。
もし………、もし高級料理だからキス程度だった…って考えたら?段階を踏んでキス以上の性的な指令になっていくとか?B級料理ならおっぱい舐められるとか、ゲテモノ料理ならSEXするとか…。
─────いや、いやいや!違うでしょ。逆だよ。高級料理出したんだから普通キス程度じゃ主催者側も気が済まないでしょ。割に合わないもん。食材費だって掛かるし、調理だって手間が掛かる。だからその視点に立って言えば高級料理なら指令がSEXするくらいじゃないとおかしいんだ。
いや─────違う。
私は馬鹿だ。何で頭から抜け落ちてたんだ。
そう、残日数の加減だ。黒は日数が加算される。しかも一番加算されるスイッチだ。3日、実質2日だけども加算される。だからスイッチの中で最も加算されるって事は最も “緩い指令” と考える方が辻褄が合う気がする。
そうなると唯一減算される赤のスイッチは、料理こそゲテモノ料理で、指令内容は………。
私はあの汚い中年男に抱かれるのを想像した。
瞬時に頭を振って想像を掻き消す。絶対押したらダメだ。私は明日こそ残日数が減算される赤のスイッチを押そうかとも考えていた。
もし私の想像通りだとしたら、今最も押してはいけないのが赤のスイッチだ。
「あっぶなぁ…」
ボサっと枕に頭を乗せて横たわる。
次第に見えてきた。ここからは基本スイッチを押さずに1日ずつ減らしていく。人は最長2ヶ月食べなくても生きられると聞いたことがある。空腹になったらせめて1日加算の青いスイッチか。実質はプラマイ0だからそれで何とか乗り切る。指令はそこまでのものじゃない…と思いたい。おっぱい舐められるとか嫌だけど……実際はどうなのかな…。
いや、やっぱり押すのは控えよう。
でも私一人じゃない。おじさんがスイッチを押してしまう事も考えないと。
あの人は私みたいに帰ることに執着してない。これがハッキリ言って一番ヤバいこと。むしろ私と一緒に過ごせる事を望んでる節があった。しかも、もし指令が全て性的なものばかりだとしたら、おじさんにとって正に “渡りに船” だろう。
おじさんは明らかに味方である筈なのに敵になっているこの状況は非常にまずい。嘘でも友好関係を築いてちゃんと話し合って、ここから出る事に目を向けさせないと駄目だ。
23 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 23:09:00.00 ID:lJom1l5WO
あの下卑たいやらしい顔を思い出す。
「澪ちゃん、澪ちゃん」
そう言っておじさんは私の胸やお尻やあそこを触って…硬くなったアレを太ももに押し付けてきてた。
「気持ち悪い…。あんなだらしない体で、やらしい顔で、あんな武骨な指で…私のここを……」
布団に潜って、私は私の大事なところを指でなぞる。
「ここを…あんな奴に……康太のものなのに…」
もう、濡れていた。にゅるにゅると割れ目から愛液が溢れて指を濡らしていく。
「んっ…ぁ………気持ち悪い…やめて…んっ、ぁっ…やめ………」
下品な笑い方。本当に最低。
中年特有の匂いも嫌。
そんなおじさんに乗しかかられて、おっぱいも揉まれて、あそこもくちゅくちゅと弄られる。
「あっ…あっ…ん、嫌、やめてってば……ほんと、気持ちよくない…んっあん!」
ここか?ここか?って攻めてくる。乳首が勝手に立って、おじさんの指の間で転がされる。
「ぁっぁっ…や、指入れちゃ…ああっ」
グチョグチョと大きな音をわざと立てておじさんが指を出し入れする。そして臭い口を寄せて私に無理矢理キスして舌を貪られる。
「んんっ…あっ、やだっ…んっ…離し………んぅ、あっ、だめだめっ、おじさ…っ」
そして我慢出来なくなったおじさんは…硬く大きくしたおちんちんを私の股に………。
「あああっ!んっあっ、入っ…んぅう!や、おっきいの、無理…抜いて…あっああ!」
夢中になって腰を振るおじさんの背中に手を回す。私は悲鳴に近い声を上げて、でもおじさんの口で閉ざされてしまう。
「んむっ…ちゅ…はぁっん!あんっ!ああっだめ………だめぇ…っ、抜いて、抜いてぇ…やっ、すご…だめなのっ、私彼氏が…康太がっ、あっあっいやっ、激しいのだめっ」
ずちゅずちゅって、おじさんのおちんちんが私の中で暴れてる。どんどん硬くなって大きくなって、悦んでる。私は力が入らなくて、突き飛ばすことも出来なくて、ただされるがままにおちんちんの出入りを許してしまっている。
はだけた胸は私の意思を無視して、おじさんの目の前で誘惑する様に暴れる。餌をちらつかされたおじさんは私の乳首に吸い付き、なお激しく股間を突き刺してきた。
仰け反るほどの衝撃。串刺しにされてオモチャにされて、私はでも喘ぐことも我慢出来ない。
24 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/27(金) 23:10:59.98 ID:lJom1l5WO
「ああああっ!両方、だめっ、おっぱいもあそこもなんて…ひうっ!あっだめ、ほんとにっ、アッアッアッ!深…んっ、奥ぅ…♡」
また、キスされて、ずっとズボズボされて、おちんちんがもっともっとおっきくなって…。
「あ…♡おじさん…も、やめ………♡ああ、ん、…ね、おじさん…もっとゆっくり…んっ…♡」
激しかった動きから一転、ねっとりとした腰の動きになる。頭が呆けてしまう様な甘いキスで痺れてしまう。舌が絡まって、ぬるぬるして、息が、声が甘くなっていく。
「ぁぁ…イくぅ………や、イきたくない…イきたくない、けど………んっむ…イくのっ、おじさん、イくっ」
ゆっくりと奥に突き刺されて、私は宣言通りに果てた。おじさんはそのまま抜いて、私の顔に硬いままのソレを近付ける。
頭を撫でられて、口元まで寄せられたモノを私は咥えた。おっきい。大人のおちんちん。
「ん…はあ…ぁむ………、ちゅる…ちゅ」
おじさんの味が舌を通じて感じる。
エッチなことしてる。康太にもしたことないのに、私は知らないおじさんのおちんちんを口で味わっている。
すごい…エッチな気分になる。咥えたままおっぱいも揉まれる。
「あっ…もぅ………だめ…んっ、ちゅる……」
口に含んだまま前後に動いて、おちんちんを気持ち良くさせる。と、いきなり口に射精(だ)された。喉奥に勢いよく当たる精液は量が多くて、吐き出す事も出来ずに、咥え込んだままそれを飲み干していく。
おじさんはそんな私の頭を愛おしそうに撫でながら「ああ」とか「うう」とか喘いでいる。
私の口がそんなに気持ち良いんだ…。間を置きながらまだビュルビュルと出てくる精液を飲み込みながら、口内で痙攣するおちんちんに舌を絡ませていく。
もっと射精していいんだよって、そんな風に優しく促すように裏筋から、亀頭から、幹全体を舌で絡める。
中年男の男性器を口に含んでいるだけで頭がポーッとして、でも口だけは何度も味わう様に夢中になって動いてしまう。
「可愛いよ、澪…」
呼び捨てにされて不愉快。
頬張ったままおじさんの顔を見上げる。睨め(ねめ)付ける様に見たつもりだったけど、おじさんの優しい笑顔につい目を背けてしまった。
もう…何なの……。
※
─────酷い、夢を見た。
昨夜は思わずあそこを触ってしまったけど、そのまま眠りに落ちてしまった為か、おじさんとエッチする夢などをみてしまった。
どうしようもない。本当に恥ずかしい。しかも甘えて受け入れてた節があった。そんなことは絶対に無いのに。
あんなエッチは康太とだけなのだから。
25 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[sage saga]:2023/10/27(金) 23:15:33.93 ID:0/1syNS+O
とりあえず今日はここまでにします♡
↑ハート書けたかな?
また明日投稿するので宜しくお願いします。
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/10/27(金) 23:29:12.29 ID:hWos+65e0
乙
ちゃんとハート書けてるね
27 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/28(土) 11:00:17.72 ID:az5JF7qWO
二日目
「つまり、私達は死ぬかもしれない」
「ほう?穏やかではないな」
時刻は8:20。
リビングの床で寝転がっているおじさんを叩き起こして、現在椅子に座り向き合って話している。
昨夜考えた事を虚実(きょじつ)交えておじさんに伝える事にした。
「黒いボタンは指示の程度が低いのは説明した通り。何故指示の程度が低いかは残日数の増減の幅だと推測できるわ」
「それで、なんで赤スイッチだと “死ぬかもしれない” になるんだい?」
「だから、程度の問題だってば。今言った様に残日数の増減の幅を考えたら分かるでしょ?赤スイッチは唯一減算されるスイッチなの。となれば指令内容が過酷なものになると考えるの理に適うでしょ」
「黒いスイッチを押したからキス程度で済んだってことを言ってるのかい?」
「ええ、 “キス程度” じゃ済まなかったけどね」
嫌味ったらしく言ってジロリと睨み付ける。キスどころか胸やお尻や大事なとこまで触っておいてよく言う。
「わ、悪かったって。こっちもほら、女子高生とキスなんて出来ると思わなかったから興奮しちゃうだろ?それに何より澪ちゃんはおっぱいもお尻も魅力的だし、感度も抜群で…ぐふふ」
褒めてるつもりか?
何もフォローになってない上に余計不愉快な思いをさせている。
私は大きく息を吐いて怒りを鎮める。ここでおじさんと争ってはいけない。目的達成の為にはどうしても協力関係を築かなくてはならないからだ。
「もういいから。それより今日からはスイッチを押さない事を前提に生活してくからそれだけは覚えておいて」
「心広い!さすが澪ちゃん!許してくれるのだね」
おじさんはそう言って立ち上がると、テーブルを回り座ったままの私の背後に立ち、両肩に手を置いた。
「ちょっと、触らないで」
「まぁまぁ、これは昨日のお詫びと許してくれたお礼ってことで」
と、肩揉みを始める。既にそれはセクハラ。昭和生まれの男はまだ今の時代がどんなものか理解してない節がある。
何がお詫びとお礼だ。結局若い娘に触れたいだけじゃないか。確かに肩は凝ってるけど、揉み方がいやらしいから解(ほぐ)されている感覚が無い。
そしてその両手はそのまま下がり胸を揉み始めた。
「それの…何がお礼なの?いい加減にしないと本気で怒るよ?」
「ぐひひ、声が低くなったねぇ。本気で怒った?それが澪ちゃんらしいねぇ」
余裕ぶって私の胸をパジャマの上から揉み続ける。私が昨日のことを許したことで気を良くしたのか、それともまさか悦んでるとでも思ってるのか。
私が怒りの片鱗を見せたところで、何故かおじさんは意に介していない。
「ちょっと、いい加減離して。今は何の指令も無いのに」
「死ぬかもって言ったけどさ、澪ちゃん、本当はそうじゃないんじゃない?」
「え?」
どきりとした。少しの間動揺が走り、私は言葉を発することが出来なかった。
その間におじさんは胸元から直接手を入れてきて、ブラの隙間から直に胸を揉む。
「やっ、ちょっと何して」
「ふわぁ、やわこいなぁ。ずっと触ってたいわ」
「やめ、てよ!離せっ」
「俺と仲良くしときたいんだろ?」
「なっ!?」
背後から耳元で囁かれてゾッとした。悪意の塊が私の背中越しで蠢いている。この男は私の考えを全て見越している?馬鹿の振りして私を騙していたのか?
………否、今は我慢。 “その時” は今じゃない。
ブラの中で蠢く指はやがて、乳首を摘み捻り上げる。私は思わず顎が上がり、後頭部がおじさんの肩へもたれた。
28 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/28(土) 11:01:25.90 ID:az5JF7qWO
「話し方で分かるさ。俺の機嫌を損ねない様にしようってな。そりゃあそうだ、ここでは俺と澪ちゃんの二人しか居ない。そして俺の協力が必要になる。つまり俺達は─────」
「アッ…!」
ぬらりとおじさんの舌が私の耳を舐め、両の乳首を引っ張られる。
「運命共同体ってことだ」
「っっ!」
痛いほど胸を鷲掴みされ、顎を上げて伸びきった私の首筋にゆっくりとおじさんの舌が這う。
「そんで赤のスイッチだがな、澪ちゃんの話では死ぬ可能性とか言ってたが俺の見解は違う。…まぁ、澪ちゃん自身も “分かってて言った” 節があるが………そうだろう?ぐふふふ」
「くっ…んぅ…!」
片手でパジャマ越しにブラを外され、締め付けから解放された胸はおじさんの手に依ってしっかりと納まった。
「何かの映画じゃあるまいし、そんな物騒な結果を求めてるとは思えない。この現場を見回しても武器らしい武器も無ければ、血生臭い痕跡も無い。大体指令が10分のキスだろ?となればその指令から逸脱される様な指令を考えるのは少し的が外れている感がある。もし与えるならキスにそぐった、つまりキスの上位互換の指令と考えるのが素直じゃないかね?」
言いながらパジャマの前のボタンを一つ、また一つと外していく。前がはだけ、下二つ分のボタンを残した。
ホックが外れたブラは胸の上へと捲られて、また直接胸を揉みくちゃにされる。
「例えば……一日中 “愛し合う” とか……ひひひ」
「………」
「その分赤いスイッチで得られる食いもんは期待出来ないが、そういう仕組みだろう。多分な」
もう、バレていた。私の考えも、多分ここのルールも把握している。
「だから赤スイッチを押さないで一日ずつ減らしていくなんて事を澪ちゃんは言ったんだ。本来なら一日でも早くここから逃げ出したい筈のキミが、何故赤スイッチを押さないか。それは死ぬとか以上に俺みたいなおっさんとSEXなんてしたくないからだ」
「………」
「さぁ、ここで問題だ澪ちゃん」
おじさんはそう言って私の顔の上から覗き込み、そのままキスをしてきた。後ろからおっぱいを揉みながら、昨日みたいにキスをして、そしてゆっくりと離すとにやりと笑う。
「腹を空かしたまま、スイッチも押さないまま、澪ちゃんとも何も出来ないおじさんに、どんなメリットがあるだろうか?」
「………」
押されている。おじさんは今、確実に主導権を握っている。
私は頭をフル回転させて何とか主導権を得ようと努力するけど…。
「あ、ある…わよ」
「へぇ、それは是非聞きたいな」
おじさんは薄ら笑いを浮かべたまま、はだけたパジャマを左右へ捲り、露わとなった私の胸に吸い付いてきた。
下唇を噛む。ねっとりとした唾液が潤滑油となっておじさんの舌が滑らかに私の乳首を転がす。
「…っ」
「ん〜?ほら、聞かせてくれよ。おじさんの得られるメリットってやつを」
唇だけで乳首を喰み(はみ)、引っ張ったり吸ったりを繰り返す。頭だけを働かせようとしても、胸の先から来る刺激に頭が翻弄される。
「め、メリットは…だから…一緒…に、ここから脱出出来るって………んっ、こと……」
「昨日も言ったが、俺はここから出ることにそこまで執着する理由が無いんだよ。澪ちゃんと違ってね。だからそれはメリットにならない。それはあくまでも澪ちゃんのメリットでおじさんのメリットじゃあないんだ」
「はっ…ぁ…だ、だからって…んっ」
駄目だ。これじゃずっとおじさんのターンで終わってしまう。解決の糸口が何かある。
でも、考えが纏まらない。逆にここでおじさんの好き放題させる事にメリットはある?メリットは…あるというか、おじさんの機嫌を損ねないでいる為にはこのままおじさんに好き放題させるしか…。
そこまで考えてると再びおじさんが唇を重ねてきた。唾液で濡れた乳首を捏ねくり回しながら、更に私の舌も貪られる。徐々におじさんに侵食されて、内側からどす黒く汚されていく。
「ここで提案だよ澪ちゃん。おじさんは澪ちゃんに嘘を吐かれたって怒ってるわけじゃない。おじさんはむしろ協力しようと思ってるんだ」
「……え?」
協力?今、協力って言った?私の言う通りにしてくれるという意味?
「そうさ、協力だよ。ただ澪ちゃんばっかりにメリットがあるのはおじさんも辛いからね。ここからは取引だ」
「とり…ひき?」
このタイミングで取引という言葉に嫌な予感しかしない。
29 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/28(土) 11:03:32.84 ID:az5JF7qWO
「そう、取引。高校生には中々縁の無い言葉かもしれないが意味は分かるだろう?」
おじさんは底から胸を持ち上げて文字通り弄ぶ。
言葉の意味、分かるからこそ私はイエスともノーとも言えずにいる。乳房を好き放題にされていて、それでも尚、今は動けなかった。
「取引内容はシンプルだ。おじさんと毎日SEXしよう。そうしたらスイッチを押さないでいることを約束する」
そんな事だろうと思った。それなら赤のスイッチを押した方がまだマシだ。指令は多分SEXなのだから。
私はそこで漸くおじさんの手をピシャリと払いのけた。
「話にならないわね。交渉は決裂よ」
「…へぇ、流石澪ちゃんだね。その気の強さに惚れ惚れするよ。改めておじさんの女にならないかい?」
「お生憎様、私には彼氏がいるから。例え彼氏がいなくてもおじさんはお断りだけど」
「ひひ、嫌われたもんだなぁ。まぁいいや、交渉決裂ならそれはそれで。着いておいでよ」
おじさんはそしてゆっくりとした動作で部屋を出る。私は胸のボタンを閉じてその後を追った。
きっと目的は赤いスイッチだろう。
予想通りおじさんは赤い部屋、寝室へ入っていった。なんて分かりやすい人だろう。
おじさんはそのままベッドへと向かう。そしてベッドのヘッドボードに手を伸ばし──────
──────おじさんの手はヘッドボードに届くこと無く空を切り、前方の壁へと顔から突っ込んだ。鈍い音とおじさんの悲鳴が部屋に響く。
「ぐはぁっ!!」
私はというと腰を落とし、斜に構えて左前傾の姿勢を取っている。
「な、何すんの澪ちゃん!」
鼻を押さえながら抗議の声を上げるおじさんに対し、冷ややかな視線を向ける。
「ごめんねおじさん、私拳法習ってるの」
「け、拳法?」
「私が女だから力では敵わないって思った?」
「うぐ…」
暴力が好きなわけではない。ただ身を守る為に習っていただけなのだけど、師父(しふ)曰く、私にはどうも才能があったみたい。
人を………殴る才能。
「普段はこんなこと、稽古や試合の時しか使わないけど、 “身の安全の為” だものね」
「ず、ず、ずるいぞ!澪ちゃん!こんなのルール違反じゃないか!」
「あそこに書かれたルールには暴力行為の禁止は無かったはずだけど?」
「そうだけど…!」
鼻血を垂らしながら不満を言うおじさん。
男の人相手でも私はそこまで不利に感じた事はない。それがこのおじさんなら尚更だ。太っていて明らかに運動不足。筋力より贅肉に覆われただらしない体型で私に勝てるとは到底思えなかった。
とは言え、筋肉の総量で言えばもちろんおじさんの方が多いだろうとも思う。ただ格闘に於いては力の使い方が最も重要だと私は考えている。格闘は腕相撲ではない。厳密に言えば腕相撲も力が全てではないのだけど…。
「……赤いスイッチなんか押させない。おじさんはずっと私に監視されるしかないの」
「ぐ、ぐぬぬ…」
「これは取引や駆け引きといった類のものじゃない。命令よ」
「…くそぅ」
おじさんは諦めたのか、その場で座り込んで項垂れた。
30 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/28(土) 11:04:28.82 ID:az5JF7qWO
これで、良い。もうおじさんの機嫌を気にすることは無くなった。本当ならこんな乱暴な手を使いたくなかったけど、お互いが協力し合えないなら力尽くでいくしかない。
「腹が減ったらどうするんだ…」
「人は何も食べなくても1ヶ月は死なない」
「そりゃどっかで聞き齧ったものだろう」
「そうだけど、現にそうして死んでない事例もあるわ」
「ああ、そうだな。それは確かにそうだろうさ」
「何が言いたいの?」
胡座をかき、項垂れていたおじさんは座りながら両手を後ろに置き、体を支えて天井を仰ぐ。
「生きてるってことと生きるってのは違う」
「…は?」
悟った風に話すおじさんに苛立つ。結論を言えばいいのにわざわざ説教臭く、回りくどく話すのは中年の性だろうか。
「体格によって変わるが、絶食を始めておよそ6時間を越えると体内のグリコーゲンがグルコースへと分解され、そのグルコースが不足すると空腹でイライラし始める。グリコーゲンを使い果たすと脳がエネルギーを求めて脂肪をエネルギーに変えようとする」
おじさんはそこまで一気に言うとゆっくりと立ち上がった。私は再び警戒を強めて構える。
「脂肪は肝臓で分解されるとケトン体という物質を作り出すのだが、血中に含まれるそのケトン体というのは脳が必要とするエネルギーのおよそ75%しか受け取ることが出来ない。そうなると脳は必然的に栄養不足に陥り、認知機能の低下が起こり始める。これが絶食した後6時間から72時間の間に起こる現象だ」
おじさんが…およそおじさんらしからぬ事を喋っている。出会ってから見たこともない状態のおじさんに、私は息を呑んだ。
「やがて72時間を越えると脳は体内のタンパク質までエネルギーに変換し始める。グルコースを生み出すためにタンパク質が分解されていき、やがて筋肉が衰え始める。骨密度も下がり人体に影響が出てくる」
私は、何を聞かされているのか。
この中年男はただ自分の身が可愛いから言ってるだけで、今の現状から抜け出すための詭弁を弄している…。そう、その筈だ。力では敵わないから口で丸め込もうとしてるのだ。
「1.2週間もすればビタミンやミネラルが欠乏し、免疫システムが機能しなくなり、病気になり始めて………死ぬ」
「う、嘘ばっかり!人は何も食べなくても1ヶ月は死なないって」
「それも嘘ではない」
「じゃあ!」
「運良く生きながらえてもグルコースや脂肪、筋肉を使い果たした状態が続くんだ。こんな状態で最も起こりやすいのが心臓発作」
「心臓…」
どくんと、胸が鳴る。気付くと私は胸を押さえていた。
「人は絶食すると3週間から70日の間に死ぬ事が分かっている。この期間に幅があるのは “どれだけ水を飲めるか” 、 “食べるのをやめた時にどれだけ体内に脂肪を溜め込んでいるか” という条件が人によって変わるからだ」
「脂肪…」
「さて澪ちゃん。ここで問題だ。俺とキミ、どちらがより多くの脂肪を蓄えてそうかな」
おじさんは白いTシャツをペロリとめくって、たっぷりと蓄積されただらしないお腹を私に見せつけた。
「いいかい?30日は最短ではない。今言った通り、心臓発作が起きればより早く死ぬ事になる。ダイエットじゃないんだ。長期的に食事を断つという事はそれだけでリスクなのだよ」
おじさんは私に向かって歩み寄る。
私の動揺を感じ取っている。
肩を抱かれて引き寄せられる。
「仲良くするというとこはお互いに飲もうか」
おじさんはそう言うと、また私の唇を奪った。
31 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/28(土) 14:35:29.37 ID:QHjZq75RO
時刻は9:30。
赤い部屋で私はベッドに腰掛けている。パジャマの前のボタンは全て外されて、ブラのホックをも外された胸は、おじさんに吸われている。
おじさんは寝転んで私の膝の上に頭を置き、乳房を吸いながらおちんちんを取り出して、右手で扱いている。
夢中になっておっぱいを吸いながらおちんちんを擦る姿は滑稽でしかない。いい大人が赤ちゃんの様におっぱいに執着しているのを見ると呆れを通り越して不快だ。
「んぶっ、ちゅる!澪ちゃんのおっぱい!澪ちゃんのおっぱい!」
喋らないで早く終わらせてほしい。
こうなったのもお互いの譲歩の結果だ。SEXはしない。でもボタンは押さない。
それじゃあSEXはしないけど、その手前ならどうだという案を出された。つまり挿入は無しという事。
そしてボタンに関しては三日に一回、青のボタンという意見を出される。
さっきの話の中で言えば丁度72時間後から始まるタンパク質の分解を防ぐ為の措置となる。そして青スイッチであれば指令さえクリアすればプラスマイナス0日で済む。
私はその案で妥協し、今現在それを許している。
「…ちょっと、こういうのは1日1回だからね」
「ええー、2回にしようよ」
「絶対、イヤ」
「でもでも、澪ちゃんの乳首、こんな立っちゃって喜んでるよ?」
「んっ……ばっ、バカじゃない…」
おじさんの言う通りで、私の乳首は私の意思を無視してピンっと立っていて、ふやけるほどおじさんの涎に塗れて(まみれて)いる。
ふっと視界に入るおじさんの下半身。なるべく見ない様にしてても、どうしても見えてしまう。
「喜んでんのは…あんた、じゃん……っ、そんなおっきくして………んっ」
「そりゃ喜ぶさ。なに?澪ちゃん、俺のちんぽにそんな興味ある?」
「あるわけ、無いでしょっ」
言葉が上手く紡(つむ)げない。
いちいち乳首を甘噛みしたり転がしたり、太ももを撫でたりするから、その度に体が変に反応してしまう。
「顔が赤くなってるよ、澪ちゃん。感度が良いね。おっぱい舐められて気持ちいいの?」
「おじさんなんか、…にされて、気持ちよくなんかあるわけ……っ」
「言葉が途切れてるよ?我慢しなくていいのに…んむんむっ」
「…ッッ」
ほんとしつっこいし、ねちっこい。何で男ってこんなおっぱいが好きなの?赤ちゃんから卒業できてないってこと?
そんな風に考えてたら康太とのエッチを思い出して、興奮して私のおっぱいを吸うおじさんの顔が康太と被った。
「あっん」
すぐに口を覆う。私の馬鹿。よりによって康太とおじさんを被せてしまうなんて…。
32 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/28(土) 14:37:00.96 ID:QHjZq75RO
私の甘い声に気を良くしたおじさんは更に激しく舌を、唇を使って私の胸の突起を責める。
「くっぅ、んっ…」
唇を噛んで首を振って与えられる刺激に逆らう。でもそんなのは気休めにもならない。
「はっ…ぁっ、んんっ」
早く…早く終わって。ベロベロと蠢く舌に転がされる乳首はどんどん感度が敏感になっていく。おじさんのおちんちんを扱く手も早くなっている。
あんなに擦って痛くないのかな…。すごいおっきくなってて、今にもはち切れそうに見える。
太くてガチガチ…。
男の人の興奮してるのって本当に分かりやすい。
「ぁっ…ちょっと…、まだ…なの?」
「むほほ、澪ちゃんのおまんこ舐めさせてくれたらすぐイけそうだけど」
「ば、か…じゃない?…ぁんっ」
「ほんとだよぅ?すぐイッちゃうよぉ?」
「……」
何…それ…。変な誘惑。
あそこ舐めさせたら早くイくなんて。
でも、そしたら早く終わるのか。この地獄が…。
でも、でもそんな事…。
「ね?ね?早く終わらせたいでしょ?澪ちゃん」
「………」
早く終わるなら…仕方ないよね。
うん、仕方ない。
「だから、ね?いいよね?」
おじさんはゆっくりと私の下のパジャマと一緒にパンツまで指を掛けて、下ろし始める。
私は顔を背けて脱がしやすい様にベッドからお尻を上げる。
「うっひょお」
歓喜の声を上げるとおじさんは私の下を全て脱がし、股間へ顔を埋める。
「──────アッ♡」
ぬろんと舌が這う。私は自分でも濡れてる事に気付かないでいた。無遠慮に舌が私の割れ目を舐めて、入り口にもぬめぬめと入り込んでくる。
「アッ…ちょっとっ………んっ、ぁっ…!」
やだ…こんなの、無理。
腰が膝が震える。エッチな舌が私の膣内に入って入り口の浅いところを攻め立てる。
知らない、こんなの。康太にもされた事無い。
私はおじさんの勢いに負けてベッドに倒される。そして太ももの下から手を差し込んで、太ももを抱えながらあそこにむしゃぶりついてきた。
もう、おちんちんを握ることもしてない。ずっと “待て” をされた犬が “よし” をもらったみたいに、がっついて…。私の、不潔なところなんかに夢中になって…。
ちゅーちゅーと淫水を吸って、襞(ひだ)の隙間まで、余すとこ無く舐め取っていく。
「待って、おじさ…んっ!やっ、あっちょっと………そんなとこ…っ、んんんっ!」
オナニー、しなさいよ。早くイくって言ってたのにそんな興奮して…。オナニーすることも頭から飛んでっちゃうくらい興奮するなんて。
私の汚いとこなのに、グロテスクなところなのに…何で興奮できちゃうの。
変態…。本当に変態…。
「ぁっぁっ…」
気持ち良くなんてない。認めない。
なのに力入らなくて、脚が勝手に開いて、ペロペロされるのを許してるみたいで。
おじさんの頭を掴んで腰をくねらせている。
「だ…めぇ…っ」
おじさんじゃなくて、私がイッちゃう。
康太以外の人にイかされるなんて許されない。
「待って、待って、止めて…ほんと、に…アッ♡ ぁっあっ♡」
そして、クリトリスに吸い付かれて私は一気に果てた。
33 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/28(土) 17:33:30.71 ID:Mdj0Y6h6O
………………………
………………
………
ジュルジュルと音を鳴らして啜られる。
まだ終わらない。時間を見る余裕も無くて、私はただ痙攣を繰り返している。
顔を見られないように枕を顔に当てて、声も抑えるけど、でも腰だけは何度も浮いたりしておじさんの責めに耐えきれずにいた。
「〜〜〜〜ッッ!!」
もう、やだ。
イキたくない。なのに──────イく。
こんなにしつこくあそこを攻められた事無い。自分でする時だってこんなにしない。康太だってこんな事…。
枕のせいで呼吸が苦しい。でもこれを外したくない。今、私はきっと酷い顔をしてる。
舐められて、絶頂を繰り返してる顔なんて、こんなおじさんに見せたくない。
早く、本当に早く終わらせて。早くオナニーして射精しなさいよ。
「──────ぷはっ!あっああ!」
耐え切れずに枕を外す。
おじさんはそこで漸く顔を上げると、自らもズボンとパンツを脱ぎ捨てて私の顔の横でおちんちんを扱き始めた。
やっと、終わる…。どうせ顔に精子をかけるつもりなんだ。
ゴシゴシと扱かれるおちんちんは隆々としている。中年の性器なんて見たことないけど、何でそんな若々しく勃ってるの?
鼻先でそれが平然と行われている異常性に私は麻痺している。こんな状況を目の当たりにしたら、本当なら悲鳴の一つでも上げて逃げたり、股間を殴ったりすると思う。
匂いがする。生臭い男の匂い。先走りの汁が扱いてる右手に絡んでぬちゃぬちゃと音を立てている。
「あっ…」
右手で扱きながら、左手で私のおっぱいを揉んできた。こういうの器用に熟(こな)すんだと感心さえする。
乳房を矢らしく揉んで、乳首を指で挟んで、そして私の反応を愉しんでいる。性格が悪い。
「ううっ、射精る!澪ちゃん射精るよ!」
言った瞬間凄い勢いで性液が放たれて、私の頬や鼻、口に注がれた。それでも扱き続けて、断続的に射精は繰り返される。量が凄い。匂いも…。
「きゃっ、ちょっと…アッ♡」
ちんちんを扱く手を止めずに、今度は左手で私のあそこを弄る。
舐められ続けてすっかり出来上がった私の割れ目は、いとも容易くおじさんの指を受け入れた。
「あっ、やだ、もうやだ!あああっ!」
私は濃い精子を顔に浴びながら、また絶頂を迎えて痙攣を起こす。
口の中に入った精子の匂いは鼻から抜けて、おじさんの匂いを覚えさせられる様だった。
34 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/28(土) 17:34:25.81 ID:Mdj0Y6h6O
「ほら澪ちゃん、もうちょっと手伝って…もっと…」
性器を口に当てがわれる。絶頂を繰り返して思考が回らない私は、口を半開きにさせるとおちんちんが割り込んでくる。
「んむ…ん…」
もう分かんない…。私の舌は口の中のおちんちんをなぞる様にして動く。ピュッピュってまだ濃いのが出てきて、私の喉奥を刺激する。
おじさんの指はまだ休むことなく私の中を掻き混ぜてて、だから考えることもできなくて、私はおちんちんの汁を飲んでいく。
「ふぃー、出た出た」
「…あっ…」
と、おじさんはおちんちんをゆっくりと私の口から抜き出した。私はつい追う様に顔を動かして、抜けた先から物足りなさを感じてしまった。
「澪ちゃんありがとうね」
そう言って優しくキスをされる。自分の性液まみれの口なのに…。
「は…ぁむ…ん……」
舌を絡める。当たり前の様にキスを受け入れている自分が居た。
※
「約束が違う」
「ごべんばばい…」
膝丈の黒いスカートに白いシャツを身に纏う。赤い部屋にあった箪笥から拝借したものだ。
あの後おじさんは私にボコボコにされ、今正座で私の前に居る。
「舐めたら早くイくって言ったよね!?」
「ふぁい、言いばした…」
「何で舐め続けてオナニーもやめてんのよ!」
「ほれは、ほの……興奮ひてひばって…」
「次似た様な真似したら許さないから!」
「次もひていいんでふか?」
「黙れ性獣」
本当に懲りない。食欲より性欲が旺盛なのか。
「じゃ、今日はもうこれで無しだから」
「あひたまたお願いひまふ」
「うるっさい」
「ぶげっ!」
顔面に前蹴りをすると、おじさんはカエルの様にひっくり返った。
時刻を見ると12時半。お昼時だけどもちろんスイッチは押さない。
「…暇ね。テレビやパソコンがあれば時間も潰せるんだけど」
「ひゃあ、またエッチなこと…」
「だからしないって言ってるでしょ!」
「はぐぅっ!!」
今度はお腹に前蹴り。おじさんはその場で蹲(うずくま)る。
つい今さっき射精したばかりなのに…。エッチな事しか頭に無いのか。うんざりする。
「まぁいいわ。とりあえず私シャワー浴びてくるから大人しく待ってて」
「ふぁい」
正座したままのおじさんを尻目に、私は青い部屋へと向かった。
35 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/28(土) 17:37:09.08 ID:Mdj0Y6h6O
脱衣所で服を脱ぐと私はバスルームへ入った。
問題無くお湯が出る。嫌なのはガラス張りという点だ。普通曇りガラスとかにする筈のそれは、一点の曇りのないガラスで全て見えてしまう。
「ラブホテルじゃあるまいし」
言って気付く。ここはラブホテルみたいなものだった。いや、ラブホテルの方がマシだ。変な指令なんか出るラブホテルなんかあってたまるか。
「まぁ、今更…か」
もうおじさんには私の恥ずかしい所は全て見られているし、しかもその恥ずかしい所に全て…文字通り “唾を付けられた” 。
バスルームにはちゃんとシャンプーやトリートメント、ボディソープが用意されてある。
先ずは頭からシャワーを浴びて、ボディソープを泡立てている時に青い部屋の扉が開いた。
侵入者は当然…おじさんだ。
「大人しく待っててって言ったよね!?」
「と、とと、トイレだってば」
「こっち見ないで!」
「わ、分かったよぅ!」
おじさんはそしてバスルーム向かいの扉を開けてトイレに入っていった。
今更とか言ったけど、だからと言って本当に見られるのはやっぱり嫌だ。
私はシャワーを止めるとこっそりガラス戸を開け、裸のまま電気を全て消した。
「うわっ!ちょっと!澪ちゃん!?何も見えないよ!!」
「いいの!見えなくても座ってすれば出来るでしょ!」
「いや、確かにそうだけど、元々うんこだから座ってするつもりで」
「レディの前でうんことか言うな!」
「ご、ごめんよ………うう、何も見えない…」
「出たらこっち来ないで部屋から出る前にちゃんと電気点けてこっち見ないで出て行って」
「注文多いっ!」
「私だって見えないから不便なの!」
「自分で消しといて理不尽な!!」
「とりあえず言う通りにしなさいよ!」
「分かったよぉ!」
返事を聞いて私はバスルームへと戻る。暗くて本当に何も見えない。
手探りでシャワーホースを掴むと、そのまま下へ伝い蛇口レバーを上げる。暖かなお湯が身体にかかり、少しだけ安心した。
──── ビーーーッ!!
突如、けたたましい音が室内に鳴り響く。
待って…この音………、スイッチを押した音じゃない!?
慌ててバスルームから出ると電気を点けてトイレを強くノックする。
「おじさん!」
「あ…ああ……」
「おじさんまさか…」
「す、すまん…見えなくて、トイレットペーパーの上にスイッチあるから、手探りでトイレットペーパー探したら……その、スイッチ…押しちゃった」
青いスイッチは、確かにトイレットペーパーの上にあった。
迂闊。何で頭が回らなかったのか。電気を消せばこうなる可能性があることくらい予想出来たはずだ。でも私はスイッチの位置のことなどすっかり頭から抜け落ちていた。
トイレから水を流す音が聞こえ、ドアが開いておじさんが申し訳なさげに出てきた。
「………臭っ!!」
「えっ、酷い!」
「もうやだ!スイッチ押すし臭いし!」
「そ、そんな事言ったって生理現象なんだから」
「スイッチ押すのは生理現象じゃないでしょ!」
「それは澪ちゃんが電気消すから!」
「私のせいにしないでよ!そもそも私がお風呂入ってるのにうんこなんかするからでしょ!我慢しなさいよ!」
「女の子のお風呂は長いと思ったからだよ!我慢なんかできないでしょうに!」
「あんたみたいな性獣と一緒に居て長風呂なんかできないでしょ!」
「性獣だから押すならこっちのスイッチ押そう」
「あっん…ってやめなさいバカ!出てけ!」
おじさんが私の乳首を突っついた。思えば私は全裸だったんだ。
すぐにバスタオルを身体に巻き付けておじさんを部屋の外に追いやる。そして鼻を摘んでトイレに常備されている消臭スプレーを辺りに撒き散らすと、着替えを済ませて私も外へ出た。
「お風呂…いいの?」
「…後で入る。今はとにかく」
「ご飯が出てるかの確認、だね?」
「違う!」
「うぎっ!?」
おじさんのお尻に膝を入れる。本当に危機感の無い人だ。
「先ずは指令がどんなものか見ないと落ち着かないでしょ!」
「…ふぁい…」
「はぁ、二日連続でスイッチ押すとか…最低」
私達はそして再び寝室へと向かった。
36 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/28(土) 17:39:06.42 ID:Mdj0Y6h6O
※
「…勘弁してよ…」
タブレットを持つ手が震える。おじさんは私の後ろでタブレットを覗き込もうとしている。
【指令】
佐々木澪と大島源治はお互いの性器を舐め合うこと。大島源治は最低でも1度は射精すること。
佐々木澪は最低でも5度の絶頂をすること。
お互い行為中に20回「好き」と発言すること。
「澪ちゃん、なんて書いてあるの?」
私は力無くタブレットをおじさんに渡した。
「うっひょお!余裕じゃんか、こんなの!」
「あんたにとって嬉しいかもしんないけど、私とっては地獄よ。ってかおじさんにとって良いことしかないじゃん!不公平だよこんなの!」
「でも澪ちゃんだって気持ち良くなれるし」
「なれないから!そもそも私がイッたって監視してる人は分かんないじゃん!」
「分かるよ」
「何で!?どうやって!?演技でもすればいいってこと!?」
「さっき澪ちゃん、7回イッたでしょ?」
「…え?」
何で、知ってるの?私そんな分かりやすい反応してたってこと?
「首輪だよ、その首輪」
「首輪?」
私に巻き付いてるこの金属っぽい首輪のこと?
「それが光るんだよ。澪ちゃんがイッた瞬間に白くピカーって」
「…そんな…え、嘘…」
「いや本当に。だから演技とかしても無駄というか、意味無いよ」
私はいよいよ怖くなった。どんな技術で出来てるか分かんないけど、そういう大袈裟な物が使われてる時点で怖さがあった。
「とにかく敏感でエッチな澪ちゃんだからこんなの楽勝だね」
「…ちょっとムカつくんだけど。おじさんなんかに簡単に気持ち良くされるって聞こえる」
「そう言ってるよ?」
カチーンときた。
「大体好きって言えとか、本当に嫌なんだけど!絶対言いたくない!」
「でも言わないとクリア出来ないよ?」
「分かってるわよ!!」
私はイライラが止まらなくなって部屋から出る。
「お、おいおい、澪ちゃんどこ行くの!」
「ご飯が来てるか調べるの!!」
時刻は13:35。時間制限が無いからまだまだ時間があるけど、それが逆に私を憂鬱にさせた。
37 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/28(土) 23:05:24.28 ID:ygqV7bIcO
ペペロンチーノとサラダとオニオンスープ。それらが二人分、エレベーター内に入っていた。
「また洋食かぁ。和食は無いのか?酒も今回は無いな」
そうぶつぶつと文句を言いながらもおじさんはペロリと平らげた。
私は少しだけスープを啜る。温かさがささくれた心を少しだけ緩和させる。
「そいじゃ、おじさんはお風呂入ってくるわ。澪ちゃんはしっかり食べておきな。これから体力使うから。ぐふふふ」
「食欲が失せるんだけど…」
「そうかい?何なら一緒に風呂入るかい?」
「お断り」
「そりゃ残念だ」
そして鼻歌を歌いながらおじさんはリビングから出ていった。
………………………
………………
………
時刻は15時。
慣れなのか麻痺なのか。
寝室は薄暗い灯りで、お互い身に付けている物は一つもなく、お互いの陰部に顔を埋めていた。
仰向けで寝そべっているおじさん。
その上で私はおじさんのモノを握って舐めている。
「んっ…は、…ちゅる…」
硬い…。さっきいっぱい出したくせに、もうこんなになってる。
っていうか、康太のより太くない?おちんちんってこんなに違いがあるんだ。
「あっ…」
また、おじさんの舌。
この感触を私の体は覚えてしまった。
「んぅっ…ぁっん」
おじさんを射精させて、私も5回イッて…。でも集中して舐められない。
あそこが…おまんこが舐められてるから。
「ほら澪ちゃん、好きって言わないと」
言われると言いたくなくなる。言われなくても言いたくないのだけど…。
「はいはい、好き…んっ」
「1回目だね。あと19回」
馬鹿馬鹿しい。好きって言えば好きって事になるわけでもないのに。おじさんもそんなので興奮するなんて頭がおかしい。
「んむっ…ん…」
先っぽから出てくる汁を舌で舐めとる。変な味。決して美味しくはない。でもしないわけにはいかないから唇をそっと当てて先端にキスをして、先っぽを吸う。
「好きだよ澪ちゃん、好きだよ!」
おじさんも必死だ。お互いに好きを言わなきゃいけないのだから当然と言えば当然か。おじさんはあと18回。
「んっ…好き…、ちゅ…んっ」
私もあと18回。
何をやらされてるのか。ふと冷静に戻るけど、冷静になればなるほど自分が馬鹿に見えてくるからあまり考えたくない。
「…あっ、おじさ、ん…そこは…」
お尻の穴まで舐めてきた。汚いところを平気で舐める神経が分からない。それなのに私はゾクゾクとしてしまう。
さっきよりもおちんちんがおっきくなってる気がする。すごい…こんな…。
38 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/28(土) 23:08:24.02 ID:ygqV7bIcO
「澪ちゃん、舐めるだけじゃなくて咥えてよ」
「…指令では舐め合うって書いてあったから…舐めるだけで十分…」
「そんな事言わないで、ね?」
「………」
ビクビクと私の手の中で跳ねている。おちんちんだけが別の生き物みたいになって、要求しているみたい。
咥えろって言ってる。
「……」
私は口を開けて、頬張った。口内でビクッと跳ねるて、どぷって先走り汁が出てきた。気持ち…良いんだ、私の口。
「んむっ、ん…」
前後に頭を振って唇でおちんちんを扱く。
何だろう…、頭が痺れる。よだれと我慢汁が口の中で混ざり合う。
………エッチだ。
「んぅっ!?…んっんっ」
クリトリスを吸われて余計に頭が白くなる。
「澪ちゃん、好きだ!好きだ!じゅるる!」
おじさんあと16回…。
私も。
「私も…ん、好き…んむっ、ちゅっ…」
好きじゃない。好きなわけない。
「あむ…っ、ん……はぁ、おっき……んむ、…じゅる」
お口が犯されてるみたい。こんなおっきいの入ってきたら…どうなっちゃうの?
「ん、…んあっ、ああ、まって、だめ…おちんちん…咥えられない………あっん♡」
だってもう、朝からずっと…舐められて、無理だよ。おじさんのベロ…だめ。
「あっあっあっ♡ 待って、イくっ」
「いいよ澪ちゃん、イッて」
「あっあんっ、だめぇ…イくぅ、イくっ」
薄暗い中で私の周りが白くぼんやりと灯りがたった。イッたら本当に首輪が光るんだ…。
39 :
うっかりピエロ
◆yXF/ojHTKk
[saga]:2023/10/28(土) 23:09:23.13 ID:ygqV7bIcO
「あと4回だよ、澪ちゃん」
「いやぁ…もうイキたくない…」
朝から今のでもう8回はイッてる。これ以上イかされたらおかしくなる。
「ほらほら澪ちゃん、俺もイかせないと」
「ぁ…はい……あむ…」
おじさんは腰を突き出しておちんちんを私の目の前に持ってくる。私はまたそれを口に含む。
やっぱり…硬い。太くて硬くて…おっきい。
「んじゅ…じゅる……ぁぁ…♡」
おじさんは嫌い。
でも、このおちんちんは…罪は無い。だってこんなに可愛い…し。
「はっ…あむ…ん♡ じゅる…じゅる」
あ、、ダメ。また、おまんこ…キュンッてして…。
また部屋の中が白くぼんやりと光る。
「だ…めぇ………も、無理ぃ…」
「ほら澪ちゃん、好きは?」
「は、ぁ…ん、はい…好き…好きぃ…」
…あれ?あと何回…言うんだっけ?
「澪ちゃん、おじさんも好きだよ、大好きだよ」
「やっ、いやぁ……あっん♡ 澪…は、澪はぁ………ああっ♡」
おちんちんを握り締めてうつ伏せる。おちんちんが頬に当たる。
「澪ちゃん好き、好き」
「あっあっん!だめ、おまんこだめ…そんな舐めちゃ…ああっ♡ んっ♡」
「澪、澪!好きだぁ!じゅるじゅる!」
「澪、は…あっ、澪…も、すき…好き…♡ あっあっあっあっああっ♡」
ああ…おちんちん…すっごい勃ってる。
エッチ…。食べてあげなきゃ…。
「はむ…ん♡ 」
じゅぽじゅぽと音を立てて深く飲み込む。
早く出させてあげなきゃ。気持ち良くしてあげなきゃ。
おじさんは指でおまんこ拡げてきて、舌を捩じ込んできた。恥ずかしくて死にそうなのに、でも私はそれも気持ち良くって、身体を震わせた。
「おじさんっ…好き…好きぃ♡ もっと…澪の…舐めてぇ♡」
「ああ、いいとも。ふひひ…」
「んっあん!…ぁっ…あっあっ♡ おちんちん…も、気持ち良く……するね…♡」
「うひひ、お願いするよ」
太過ぎ…。おっき過ぎ。
顎が疲れちゃう。けど、私はおちんちんを右手で扱きながら口でも扱く。
「うあっ…澪っ…俺…」
「んぶっ…ん♡ だひて…澪の口に…」
そして、、一気に口内で射精された。
いっぱいのおじさんの精子。こんな量をもし膣内に射精されたら、妊娠してしまいそうだ。性液を飲み込んで、匂いが鼻から抜けるこの感覚。酔ってしまう。
私は………今、どんな顔をしてるのだろう………。
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/10/28(土) 23:10:21.94 ID:PtdTjW9J0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1685911721/
か
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1655196686/
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