【安価】魔法少女たちの猥難

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4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 19:15:45.04 ID:Em283MMo0
>>2
魔法少女としてでお願いします
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 19:17:55.87 ID:Em283MMo0
>>2 追記
普段の様子などもあれば備考に書き足してもらえると反映します
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 19:20:51.43 ID:Em283MMo0
さらに追記
魔法少女名がなければこちらで考えます
↓2 あと2名
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 19:25:06.46 ID:v5MksBxFO
【名前】スノウスター (普段の名前:紫堂 有紗)
【性格】真面目で気が強いが、心優しい性格。鋼メンタル
【容姿】金髪サイドテール。身長163cm
白を基調としたドレスタイプの魔法少女姿
スタイルが良く、胸は大きめ
【能力】聖なる光を身にまとい、身体強化による高速移動でハンマーを自由自在に振り回して敵を浄化させる
【備考】優等生な高校二年生
クラスの皆から大人気というわけではないが、勉強ができてなにかと器用で色々こなすため、なにかと周りに教えたり面倒見たりしている
そのため、頼りにされ好意的に見られることが多い
ピンチになると、どこからともなく謎の少年剣士が助けに来て、ラブコメのお約束のようなやりとりをいつもしている
正体は有紗の幼馴染の男の子(恋人)で、お互いに正体は知っているが表向き関係性は隠している
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 19:26:41.17 ID:aOq1+avko
【名前】キューティレイ
【性格】からかい好き、根はいい子
【容姿】ツーサイドアップ。黒いゴスロリ系のミニスカワンピース衣装。両太腿の際どい所にガーターリング。胸は膨らみかけ程度
【能力】ガーターリングをスカートから晒すとビームを撃てる。威力を連射力も高いがずっと撃っているとエネルギーがなくなり、しばらくスカートに隠すことで再度使用可能になる。両リングが見えるようにたくし上げるとパンツは見える。
【備考】体操部所属でI字バランスとかできるのが自慢
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 19:27:14.74 ID:L4jLUeC2O
>>3についてですが変身後について了解したので追記で
【名前(魔法少女)】ホワイトミルク
【容姿(魔法少女)】髪は真っ白になり、白を基調としたいかにも魔法少女なフリフリ衣装になる。ただし胸はやたら強調されていて盛大に上乳と谷間が露出している
を追加で
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/25(土) 19:48:14.29 ID:Em283MMo0
募集終了しました、ありがとうございます
>>8の女の子は普段の名前について特になければ、こちらで考えます

次に怪人を募集します
こちらも3人ほどお願いします、どんなプレイをさせるかなど書いてもらえれば反映します
特になければおまかせシチュで書きます


【名前】タコ魔人
【性格】快楽で苦しめて恍惚とした顔を見るのが好き
【容姿】上半身は人で下半身はタコのような見た目
【能力】触手で捉えて苦しめる
【備考】魔法少女たちを触手責めにする。「げひひひ」と笑う。

コピペ用
【名前】
【性格】
【容姿】
【能力】
【備考】

↓1〜3 22時頃に再開します
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 19:49:26.13 ID:P4clPPFZO
乱立くせー
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 20:05:06.75 ID:CtyrrzbQ0
【名前】夢羊
【性格】イタズラ好きなところもあるが悪ではない
楽しいことが好き、不幸は嫌い
【容姿】空飛ぶ羊さん。もふもふ
【能力】本人が望むシチュエーションの淫らな夢を見せる
【備考】寝かしつけた相手に望む夢を見せることで、その相手が発する喜びや幸福の感情を浴びることでエネルギーとする
夢を見せられた相手も副次的にエネルギーが得られるため、ある意味ウィン・ウィン(恥ずかしさ等は別にして)
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 21:21:16.93 ID:aOq1+avko
>>10
じゃあ一応名前は決めとく
相川 琴葉(あいかわ ことは)で
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 21:33:32.26 ID:6D3PYSLTO
【名前】 キス魔人
【性格】 チャラい
【容姿】 イケメン
【能力】 キスした相手を隷属させる
【備考】
唇にキスしなくても発動できる
威力は下がるけど投げキッスでも可能
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 21:35:24.17 ID:skKPbm4pO
【名前】牛鬼
【性格】豪快で牝を屈服させて自分のものにすることを好む
【容姿】頭は牛、首から下は筋骨粒々の人間の男性で軽く2メートルを越える巨体
【能力】相手を自分に相応しい牝牛ボディ(膨乳や母乳体質、完全に屈服すると牛耳や牛角、牛尻尾まで生えてしまう)に作り替える魔法を使える
【備考】自分の嫁に相応しい牝を求めて女性を拐っている。
しかし未だにその資格を持つ牝には出会えていない(捕まった女性達はミルクサーバーとして堕とされており、本人にとっては幸せな牝牛としての毎日を送っている)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/25(土) 22:03:12.63 ID:Em283MMo0
怪人安価ありがとうございます、以上の安価をもとに進めていきます
怪人ごとに1話で、全12話の予定です
3話書き終えたらまた怪人安価をとる予定です
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/25(土) 22:25:00.43 ID:Em283MMo0


『第1話 夢の国へ誘う羊!? 負けるな魔法少女!』



有紗「ちょっと、これどうなってるの?」

???「だから説明したポワ! 今キミたちの世界に悪い奴らが忍び寄ってるポワ!」

金髪少女の言葉に、宙に浮くユニコーンを模したぬいぐるみが慌てた様子で叫んだ。

琴葉「冗談じゃなかったの……?」

奏「ひ、人がどんどん倒れていく……」

黒髪ショートの少女の言葉どおり、周囲の人々が次から次へと気を失い、地面に倒れていく。一人、また一人と。
やがて賑わっていたはずの学校内の中庭には、3人と1匹のみが佇むこととなった。

なんてことない日常の中に、紛れもない非日常が襲いかかった瞬間だった。

琴葉「ちょっと、説明してよ! これどういうこと!?」

???「お、落ち着いて! さっき説明したとおりポワよ!」

ぬいぐるみのユニコーンを両手で掴み、白髪ツーサイドアップの少女は乱暴に揺らした。

琴葉「説明されてもわけ分かんない!」

???「わ、分かった! もう一度手短に説明するポワ!」

ユニコーンのぬいぐるみは少女に掴まれていた両手を振りほどいて逃れ、3人の少女たちを見渡して言葉を発する。
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/25(土) 23:06:34.53 ID:Em283MMo0

???「ボクの名前はポワワ。魔法の国からやってきた妖精ポワ」

そう口にしたユニコーンのぬいぐるみ……もとい、妖精ポワワは、目の前の少女たちに分かりやすく説明を施すのだった。

要約するとこういうことだった。
妖精ポワワの住んでいる世界は、人間界の純粋無垢な心から得るパワーによって存続している世界だった。
純粋無垢な心は、主に子供から摂取されており、子供たちの綺麗な心によって平穏が保たれていた。

しかし、いつしかその子供たちが減少していった。おかげでポワワたちの世界の平穏も崩され、少しずつ住人たちの心が荒んでいった。些細な事で苛立ち、争いを生み、果てには戦争にまで発展しそうな始末。
そんな状況に耐えきれず、やがてとある過激派が、あることを企んだ。『人間界の子供たちを増やし、再び平穏を取り戻す』という目的を掲げたのだ。
ポワワの世界は絶対に人間界と干渉してはいけないというルールがあったのだが、それを破るとんでもない目的だった。

ポワワ「だから、それを阻止するためにボクがやってきたポワ! もう奴らはここに来てしまったけれど、この際仕方ないポワ! せめて人間界の均衡を壊さないようにしたいポワ!」

ポワワ「どうかボクに力を貸してほしいポワ! キミたちにはこの世界を守るための素質が備わってるポワ! 魔法少女になって、怪人を倒し、平和を守るポワ!」

有紗・奏・琴葉「……」

3人の少女は、じっと話に耳を傾けていた。
数十分前までは、それぞれ別々のクラスで授業を受けて、休み時間になって各々自由に行動をしていた。そこにいきなりおかしなぬいぐるみが現れて、この中庭に強引に連れてこられて、意味の分からない話を聞かされて。
なんの冗談か。疲れで幻でも見ているのか。もしくは授業中に眠ってしまって夢でも見ているのか。様々な思考を巡らしていた最中だった。周りの人々が次々と倒れ出したのだ。
極めつけは、中庭の宙に浮かんでいる羊だった。

有紗「……あれ、なに?」

金髪サイドテールの少女、紫堂有紗はそれを視界に捉えたままポワワに聞いた。

ポワワ「ボクの住む世界からやってきた過激派、その手下ポワ!」

有紗「……」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/25(土) 23:37:54.89 ID:Em283MMo0

ポワワ「まだ信じてもらえないポワ?」

一体どういう仕組みなのか、ぬいぐるみの目から涙の雫が溢れ出ている。
……いや、きっとぬいぐるみではないのだろう。

奏「信じるよ」

ポワワ「!」

黒髪ショートの少女、早峰奏は3人の中で一番早くそう判断した。
この状況は明らかに異質だ。夢かと思ったけれど、頬をつねっても痛みを感じるだけ。となれば答えは、これは現実。そう思うしかない。

奏「わたしは信じる……! ポワワちゃん、だっけ?」

ポワワ「あ、ありがとうポワ」

にっこりと優しい笑みを浮かべる奏に、ポワワを希望の光を見出した。

有紗「……そうね、彼女の言う通り」

続くように、有紗がそう口にする。
こんな光景は非現実的だ。嘘だと思いたい。でも目の前に広がっているのは確かに現実なのだ。無理にでも認めなければならない。

有紗「信じるしかないね」

琴葉「……」

有紗「あなたは?」

琴葉「えっ」

体を抱くようにして腕を組み何やら考え込んでいた白髪の少女、相川琴葉に、有紗は問いかけた。

有紗「到底考えられないような事だっていうのは分かるけど、これは間違いなく現実でしょ」

琴葉「……別に」

有紗「?」

琴葉は腕組みをやめて、きめ細やかな手で肩にかかった綺麗な髪を掬い、後ろへ靡かせる。

琴葉「信じてないわけじゃないし。ただ気になっただけ」

奏「気になった……?」

琴葉「ほら、このヘンテコなぬいぐるみが言ったでしょ、“魔法少女になって”とか。どういう意味?」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/26(日) 00:15:29.34 ID:x6WKhulp0
琴葉が口にしたワード『魔法少女』は、確かに他の2人にも引っかかるものだった。
有紗と奏も琴葉と同じく、ふわふわ浮かんでいる妖精ポワワに答えを求めるかのような視線を送る。

ポワワ「そのままの意味ポワよ。キミたちは妖精の力を借りて魔法少女になるポワ」

琴葉「だからその魔法少女ってのが分かんないの」

ポワワ「なってみれば分かるポワ! 3人とも、早くしないとアイツに攻撃されるポワ!」

3人に催促するポワワ。羊はゆらりと気ままに上空を浮かんでいるように見える。
本当に、ポワワの言う悪い奴の手下なのだろうか。ただの風船ではないのか?

夢羊「……!」

その時だった。もふもふとした可愛らしい様相の羊がピクリと反応したかと思えば、ゆっくり体をこちらに向けたのだ。

ポワワ「マズいポワ! 見つかったポワ!」

有紗・奏・琴葉「!!」

3人は自らの意思に反して、羊のくりくりとした目とバッチリ合ってしまった。
瞬間、その奥底に引きずり込まれるように、意識が暗闇へと吞まれていく感覚に陥った。

ポワワ「――!! ――――……!!」

遠くで声が聞こえる。叫んでいる。しかしみるみる遠のいていく。
深い深い闇へ、体ごと、ずっぷりと浸かっていく。
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/26(日) 00:19:57.88 ID:x6WKhulp0
ここまでにします
怪人夢羊の能力が本人が望むシチュの淫夢を見せる、なのですが、キャラ設定から推測して書いていきます
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/26(日) 00:23:54.56 ID:ArCrv/Z7O
おつおつ
設定的に
奏:おっぱい関連
有紗:幼なじみとイチャラブ
琴葉:体操関連
とかかな?
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/26(日) 00:39:55.83 ID:x6WKhulp0
>>22
そういう推測でした
安価項目に性癖とか追加すればよかったかもしれない
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/26(日) 00:48:25.77 ID:dVVihVheo
おつ
きたい
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/26(日) 22:08:07.90 ID:x6WKhulp0
23時くらいから更新予定です
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/26(日) 23:04:19.41 ID:x6WKhulp0

――
――――
――――――

「……ん……」

朦朧としていた意識が少しずつハッキリしてきた。
しかしまだ頭の中の霧が晴れない。

「んっ……ふぅ……っ」

柴堂有紗は働かない頭を必死に動かそうとする。あれから自分はどうなったのだろう。
おかしな生き物と出会って、初対面の女の子2人と一緒に中庭までやってきて、生徒たちが次々と倒れていって。

「んぅ……む……っ……ふっ……」

なんだろう。さっきから何か変だ。
体に幾度となく、ズンと頭まで響くほどの衝撃が加わっている。そのたびに変な声が漏れてしまう。

これは一体何? 気持ちいい。
……気持ちいい? なんで?

ようやく頭の霧が晴れてきた。そこで気づいた。どうやら衝撃を加えられているのは下半身らしかった。
有紗は重い瞼を頑張って持ち上げて、自分の身に何が起きているのか、その目で確かめた。

「……え……!?」

信じられない事実を目の当たりにした。
誰かが、横たわっている自分の股を開いて、股間に腰を打ちつけているのだ。
思考が追いつかず固まってしまう。が、すぐに引き戻されることとなる。

「あっ……!? い、イッ……ッッ!?♡♡♡」

膨大な快感の波によって。
さっきまで何度も自分に押し寄せていた気持ちよさなど比にならない、天にまで昇るような快感。
身体が痙攣し、声にならない声をあげる。

「――――……ッ!♡♡♡ ……はッ……あっ……!♡♡♡ ちょ……まッ、て……待って!!♡♡♡」

絶頂を味わい終えて、ここでやっと有紗は、何から何まで理解して受け入れた。
自分は何者かに凌辱されている。
中庭で起きた出来事からここに至るまでの経緯は知らないし、辺りがやたら薄暗くて相手の顔すら見えない。だが、たったひとつ、凌辱されているということだけは間違いないのだ。
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/26(日) 23:09:38.39 ID:qCjJw9eWO
りょ
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/26(日) 23:33:06.48 ID:x6WKhulp0

「待って、やめてっ! んッ♡ 何してっ……!!♡」

止めるため体を動かそうとするが、思うように力が入らない。
これでは逃げようにも逃げられない。何か薬を飲まされた? その可能性は高い。
意識は戻ったが、まだぼんやりしている。脳も上手く働いてくれない。

「やめろってっ、言ってるでしょ……ッ!♡ このッ……ふざけっ……!♡ あッ♡」

有紗を正常位で犯している相手は、無言でただひたすら腰を打ちつけていた。
有紗が目覚めた時、絶頂している時、そして今も、ずっと同じペースで力強くピストンを繰り返している。
いくら声をかけても無視される。睨んでも無意味。

「あ、あなた……誰だか、知らないけどっ♡ 覚悟しといてよっ……!♡」

「……」

「後で、思いきり……殴って、あッ♡ あああああぁぁぁっ!♡♡♡」

有紗の言葉が煩わしく感じたのか、黙らせるように、男は一定に保っていたピストンの速さを急に上げた。
卑猥な水音がパンパンと小気味よく響く。

「やめてッやめッ♡♡♡ やめてぇっ!♡♡♡」

有紗は今の自分にできる最大限の抵抗を試みるが、どうやっても体は動かない。
できるのは精々声を出すことだけ。

「いやッいやっ!♡♡♡ 抜いてッ!♡♡♡ 抜いてッ!♡♡♡」

そうこうしているうちに有紗の快感が再び増していき、絶頂へ到達しようとしていた。
それだけは避けたい。凌辱されて気持ちよくなるなんて最悪。
有紗の確固たる意志だった。しかし、絶え間なく襲いかかる快楽に成す術がなかった。

「ひゃっ……!?♡♡♡」

と、ここで男のピストン運動が止まる。
かと思えば今まで腰を振る機械だった男が、有紗の両脚を持ち上げて共に倒れ込んでくる。
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 00:27:25.04 ID:X6CGmfARO
今日戦闘はなしか
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/27(月) 00:34:55.71 ID:8nLgDau60
素性の分からなかった男の顔が近づいてきて、やがて有紗の眼前で止まった。
目の前まで接近すれば、この薄暗さでも相手が誰なのかが分かる。身内かそれとも知らない誰かか。

「へ……?」

緊張していた有紗はきょとんと目を丸くする。
整えられた黒髪のショートヘアに、女性と言われても通用するような整った綺麗な顔。自分を犯していた相手は見知った仲だった。

「け……賢士くん……」

「……」

「ど、どうして……こんなこと……?」

賢士と言われた男は、有紗の幼馴染であり恋人だった。
まさかの展開に戸惑いを隠せない。有紗はそのままの顔でじっと恋人を見つめて返事を待っている。
だが、返ってきたのは固い肉棒による一突き。

「うッ!?♡♡♡」

恋人は口を一文字にして有紗を犯すことに集中する。振り上げた腰を重力に逆らわず叩きつけ、柔らかく狭苦しい膣内をカリ首で引っ搔き回すと、有紗はたまらずに喘いでしまう。

「ああ”っ!♡♡♡ け、賢士く、ん……ッ!♡♡♡ なんでこんなッ、ことするのっ!?♡♡♡」

「……」

「ねえっ、教えてっ!♡♡♡ ねえっ!♡♡♡」

一向に答える気のない恋人。その両手が有紗の胸元に近づき、白シャツを鷲掴むとそのまま乱暴に横へと引っ張った。
あまりの力強さにボタンが弾け飛んで、ふくよかな胸が顔を出す。

「きゃっ……!?♡♡♡」

驚く間もなく、お気に入りだったピンクのブラジャーを力任せに剥ぎ取られてしまった。
すると抑えつけられていたものが無くなり、有紗の乳房がピストンをするたび柔らかそうに揺れる。
恋人はそこに思いきりしゃぶりつく。

「ひゃうっ!?♡♡♡」

一旦ピストンが中断される。
片方の乳房の中心、綺麗な色の乳首を口に含んで舌で転がしながら、有紗のブレザーを器用に脱がしていく。
全ては脱がさない。乳房を存分に弄べればそれでいいらしい。そのまま白シャツも似たように肩まで下ろすと、恋人の激しい乳房責めが始まる。

「や、あぁ……っ♡♡♡ そんな、ことッ……♡♡♡」

乳房の柔らかさを堪能するように両手で揉みほぐし、すでに勃起している乳首を代わる代わる舌でねぶる。
下品に音を立てて獣のように貪る。そのうち止まっていたピストンも再開されて有紗の快感は増幅された。
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/27(月) 01:31:13.92 ID:8nLgDau60

「あッ!♡♡♡ やめっ♡♡♡ それ、だめッ♡♡♡」

喘ぎ声が艶やかになる。相手が恋人だと分かったからだろうか、有紗はどこか安心感を覚えていた。
しかし依然としておかしい状況だということに変わりはないのだ。薄暗いこの場所は、しっとりとした湿気と熱気を感じる。それほど高温ではないが、まるでサウナの中にいるようだ。
何故恋人は自分を犯しているのだろう。どうして自分の質問に答えてくれないのか。自分が知っている彼であれば無視せずちゃんと答えてくれるはず。いや、そもそもこんなことするはずがない。
貪るように身体を好き勝手している恋人は、顔はそっくりだが中身は別人に感じた。

「ひぐッ!?♡♡♡」

乳首にほとばしるような強い快感。
恋人がこりこりと甘噛みしている。有紗は身をよじらせて顔を歪めた。

「いやぁ……!!♡♡♡ だめだめ、それだめぇっ!!♡♡♡」

懇願するような言葉も当然届かない。
有紗は大きすぎるほどの快感を身に受けて絶頂寸前だった。それを見越してかピストン運動に変化が現れた。
今までは単調に腰を振り下ろしていたのが、腰をくねらせるようにしたり、最奥に到達した時に有紗の一番気持ちいい箇所をコンコンと小突いたり。

「いやっ、やっ、やあっ!!♡♡♡ それ、されたらぁ……っ!!♡♡♡」

気持ち良すぎてどうにかなってしまいそうだった。
ふと恋人の顔が胸から離れていき、有紗の顔の前までやってくる。そして間髪入れずに熱いキスをする。

「んむぅっ……ッ!♡♡♡」

今度は口を犯される。舌と舌が絡み合い、このまま溶けあって一体になってしまうかのようなディープキス。
気持ちいい。何をされても全部気持ちいい。

「ん”ッ♡♡♡ むぐう”うぅぅぅッ!?♡♡♡」

またしても腰振りの調子が変わる。
今度も単調に、でも今まで以上に力強くて速い出し入れ。恋人の肉棒が膨れ上がっていく。どうやら同じように絶頂が近いようだった。
有紗の膣内で果てるつもりの本気のピストンだった。

「ん”うッ、ん”んッ!!♡♡♡ ん”んんっ!♡♡♡ んぐッ!!♡♡♡」

あまりに強い快楽を浴び続け、有紗の中で次第にある気持ちが育まれた。
幸福感。こんな気持ちいいこと経験したことがない。もっともっとして欲しい。感じたい。
恋人ともっと一つになりたい。ああ、なんて幸せなのだろう。何も考えずにこのまま身を任せていたい。

分からないことは色々あるが、どうでもいい。それらを全て捨てて浸っていたいと、有紗は思い始めてしまっていたのだ。
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/27(月) 01:58:55.13 ID:8nLgDau60
バスバスバスと勢いよく音を立てる。
間もなくその時がやってきた。

「ん”むっ!?♡♡♡ ん”ん”んんんッ!?♡♡♡」

猛スピードで動いていた腰が最後の一突きを終えて、そのままどぷんと中出しを始める。
玉袋がぎゅっと小さくなり、肉棒がドクドクと脈打つ。ものすごい勢いと量の、長い射精だった。

「ん”ッ――――」

有紗はあろうことか、その射精で絶頂してしまった。
自分が一番気持ちいいところに亀頭の先がくっつき、勢いのある射精で刺激され、最大の快楽へと到達した。

「ん”んううぅぅぅぅッ!?!?♡♡♡ ん”んんっ……んッ……ッッ!!!♡♡♡ …………ッっ!!♡♡♡」

その間も恋人はぴちゃぴちゃと有紗の口の中を犯している。恍惚とした表情の有紗は無意識にそれに応えて舌を動かしている。

「――――っ……んふーーっ……♡♡♡ んふーーっ……♡♡♡ んぅぅっ……♡♡♡」

少しすると有紗は天国から帰ってくる。
肩で息をして、脱力しながらも恋人とのキスは続ける。

「……んふうッ!?♡♡♡」

度重なる快楽で疲れた身体を、どうやら休ませてはくれないようだった。
恋人はゆっくりと肉棒を引き抜き、またゆっくりと挿入して膣壁を引っ搔いた。そのたびに白濁液があふれ出るが気にすることはない。

恋人との最高に気持ちのいいセックスは始まったばかり。有紗はなんとなくそう予感した。
そしてこんなものを続けられたらと思うと。

「んっ……ふぅ……っ……♡♡♡」

有紗は怖くなると同時に、期待せずにはいられなかった。
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 02:00:06.37 ID:0+tQo2StO
まだ一人目なのに既に描写がよき
今後の二人の淫夢も楽しみ
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/27(月) 02:57:07.54 ID:8nLgDau60

――
――――
――――――

「なあ早峰、こうして欲しいんだよな?」

「あっ……♡」

放課後。夕焼けで赤く染まる教室の中で、あることが行われていた。

「早峰のおっぱい……間近で見るとマジででっけぇな……」

「俺にも触らせろよ」

数人の男子生徒にとり囲まれ、後ろから胸を揉まれているのは早峰奏だった。
着ていたブレザーは机の上に丁寧に畳まれておかれている。男子生徒の無骨な手が、奏の柔らかな巨乳をこねくり回している。シャツ越しとはいえ圧巻だった。

「早峰……今度はシャツも脱いでさ、直接見せてくれない?」

「直接……? ……いいよ……」

奏は男子生徒の頼みをすんなり受け入れてしまう。
ブレザーが綺麗に畳まれているのも彼女の行いだった。自ら進んで脱ぎ胸を触らせたのだ。
それもこれも彼女の純真さ故だった。穏やかでのほほんとした性格は危なっかしさがあり、親交ある女生徒から常に守られているような存在。
ガードが緩いようで固く、それが男子生徒の心を揺さぶり人気を誇っていた。

「はい」

ぽちぽちとボタンを外し、布が擦れる音が室内に響いた後、男子生徒たちの前に現れたのは、水色の可愛らしいブラからこぼれ落ちそうなほど豊満な胸。
うわぁ、やべぇ、などという感想が羅列される中、奏の頬はほんのり赤く染まっていた。

「なあ早峰、今度はブラジャーも取ってよ」

「え?」

「生で見せて」

「……」

流石にそれはと思い返事に困っていると、さっきまで胸を揉んでいた男子生徒に後ろから、

「邪魔だからさ、これ」

「あっ」

ブラジャーを剥ぎ取られてしまった。
瞬間、支えを失った乳房が、ばるんッと飛び出て生徒たちの前に姿を見せた。
奏の肌色のまま綺麗な美白色をしており、とても重量感がありながら形は崩れておらず、先っぽの乳輪や乳首もまた綺麗なピンク色。まさしく美巨乳だった。
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 02:59:34.83 ID:8nLgDau60
もっと書きたいけど寝ます
魔法少女たちがどんな子なのか今後しっかりと描写していきたい
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 07:28:51.64 ID:dLIVn6Teo
おつおつ
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 10:44:01.11 ID:wi06lTr9O
おつおつ
ところで残り9回ある敵キャラ募集に関してなんだけど、>>1的にNGの要素(例:グロやスカなどの特殊系)はある?
もしあるならあらかじめ明示してくれればそのへん省いた案を考えられるし
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 14:08:27.20 ID:dnryyAXTO
怪人安価だすときプレイも書けるらしいけど、バッドエンド並みの陵辱もおk?
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 15:47:52.41 ID:tvTwPSE/O
実際>>15とかは膨乳・搾乳・孕ませとかされそうなレベルだし、何があっても魔法少女パワーで戻るとかになるのかな?(出産とかしたら子供はどうなるのかは不明)
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 16:19:42.23 ID:8nLgDau60
>>37
特殊性癖の種類はめちゃくちゃあるので、NGよりセーフを言ったほうが早いかもしれないですね
首絞めや腹パンなど軽度のリョナ、露出、赤ちゃんプレイ、NTR、ふたなり、異種姦、孕ませ出産、薬漬けはセーフ
スカはウンコはNGだけど尿やゼリー排泄とかならセーフ

>>38 >>39
最終的に魔法少女たちは回復するのでバッドエンドにはならないですが、上に書いた項目の範囲内なら基本的には大丈夫です
出産後の子供も浄化されて消えます

それと怪人の他に魔法少女の追加枠も2枠考えてますのでもしよければ参加お願いします
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 16:59:39.56 ID:SJgUlGGDo
追加の魔法少女枠って既に魔法少女になっていて戦いを経験済み、みたいなキャラとかでもいいんですか?
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 17:25:20.25 ID:8nLgDau60
>>41
妖精も何匹かいる設定なので大丈夫です
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 17:30:20.80 ID:bSG9RsOl0
募集っていつぐらいから始めます?
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 17:32:38.12 ID:8nLgDau60
>>43
まだだいぶ先です、6話が終わってからを予定してます
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 17:34:28.21 ID:bSG9RsOl0
>>43
了解です返事ありがとうございます
それと今は1話進行中ってことでいいんですよね?
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 17:35:01.06 ID:SJgUlGGDo
りょうかいー、6話までにエタらないことを祈るよ
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 17:41:52.15 ID:8nLgDau60
>>45
ですね、終わる時は終わりと書くので
自分も荒れない限りは続けたいですね
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 17:48:27.49 ID:k9oURnTmO
2回目の怪人募集は3話目終了時点、2回目の魔法少女募集は6話終了時点ね。参加したいな
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 18:07:44.98 ID:LpMHwYdjO
プリ◯ュアとかそれぞれ個人にスポット当てる回あるけど、多分第三話に来るだろう牛鬼は
・自分に相応しい牝牛を求めている
・奏は魔法少女三人の中で一番大きい&胸でオナってばっかのおっぱい
・ついでに魔法少女としての名前が『ホワイトミルク』
とあまりにも奏に特効すぎるからこの回は奏回になりそう
有紗や琴葉、後半追加組の二人にもそれぞれぶっ刺さるキャラ考えてスポット当ててみたいな

あと>>1は出来ればトリップ付けた方が分かりやすいと思う
50 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/11/27(月) 21:13:31.07 ID:8nLgDau60
酉久々だから忘れていた
魔法少女それぞれが主役の回を作りたいなと思ってたので牛鬼はやはり奏ちゃんかなと、その通りに思ってました

書いていきます
51 : ◆Sv4K9QwTFxJb [saga]:2023/11/27(月) 21:19:20.63 ID:8nLgDau60
そんなものが目の前に晒されたら当然男は釘付けになってしまう。生徒たちの舐め回すような目つきが胸へ集中する。
ワンテンポ遅れて、奏は両腕で胸を覆い隠す。のほほんとしている証拠でもある。羞恥心が抑えきれなかったらしい。

「ひゃっ……!」

しかし隠すことは許されなかった。ブラジャーを剥ぎ取った生徒がまたもや行動に移り、奏の両手首を掴んで引っ張った。
奏はバンザイする形になり、美巨乳がどたぷんと揺れながら再び生徒たちの眼前へ。

「はぁ……はぁ……!」

「エロすぎる……早峰の生おっぱい……」

さながら空腹の狼の群れが極上の生肉を前に、いつ襲いかかるかタイミングを窺がっているようだ。
生徒たちは極度に興奮しながらジリジリと奏へ詰め寄り、小柄な少女の胸に顔がくるように屈み始める。中にはごくりと生唾を呑み込む者まで。

「……っ」

生徒たちの視線を集め、奏はドキドキと胸を高鳴らせていた。
今まで感じたことのないほどの羞恥心がそうさせているのもあるが、自分の呼吸に合わせて揺れ動くこの2つの山が、これからどうなってしまうのか期待に胸を膨らませていた。

ここだけの話、奏は自宅で人知れず自慰行為をしていた。最初に行ったのは中学時代、男子からの視線が気になり『これのどこがいいんだろう』と胸をもにゅもにゅと触っていたのが発端。
触っていると気持ちよさを感じて、いずれは乳首も弄るようになり、なんとなくいけない事だとは思いながらやめられなかった。気持ち良いのだから仕方なかった。
そんな胸が今、獣に差し出されて、どんなことをされてしまうのだろうと考えると、体が疼いてしまうのだ。
後ろにいる生徒に掴まれた手を振り払うこともしない。奏は身体の疼きを感じて、ただもじもじしていた。

その動きに合わせて立派な乳も左右にぷるんぷるん揺れる。傍から見れば男を誘っているようにしか見えない。

「もう我慢できないッ!」

「んっ……!?♡」

ある一匹の狼がとうとう耐えきれなくなったらしい。
奏に抱き着き、勢いのまま片方の乳首にしゃぶりついた。もにゅんっと生徒の顔を優しく受け入れたクッションは、顔を揺さぶるたびにむにむにと形を変えている。

「お、俺も!!」

「ひゃっ!♡」

もう片方の乳首にも吸いつかれる。両手で乱暴に乳房を揉みしだかれながらベロベロぴちゃぴちゃと舌を動かされる。
52 : ◆Sv4K9QwTFxJb [saga]:2023/11/27(月) 21:23:42.93 ID:8nLgDau60
2人の生徒に同時に責められ、新鮮な刺激を与えられて、奏は驚きながらも悦びを感じた。
自分以外に弄ばれている乳房、そのやり方に遠慮などない。好き勝手にされているはずなのに気持ちがいい。
厚い唇を窄めて吸引され、暖かく機敏な動きをするぬめぬめの舌で乳輪から何まで舐め尽くされて、背筋がぞくぞくする。

奏自身そんなつもりはなかっただろうが、今までコツコツを自分の胸を弄って開発してきたおかげだった。
奏はぴくぴく震えながら、自分の胸を貪る生徒たちをじっと見ていた。頬は紅潮し、吐息が荒い。

「あっ♡ あっ♡」

可愛らしく喘ぐ奏。その表情は微かにだが笑っていた。

男子生徒たちの責めは延々と続いた。独り占めを許さず、周りで待機している誰かが生徒を奏から引き剥がしては、今度は自分の番だと乳房に吸いつく。
絶え間なく続く快感に、奏は身体を揺らしながら腰をくねらせ、両脚を擦り合わせていた。よく見ると、スカートの中から一筋の透明な液体が、太ももをつたって垂れてきている。

(す、ごいよぉ……♡ おっぱい、気持ちいい……♡ でも、なんか……♡)

奏は自慰行為をする時、ひたすら胸ばかりを弄っていた。
最中に下半身が疼いたら、部屋の枕やぬいぐるみを使って、股間を擦りつけて解消していたのだ。しかし今は下半身の疼きを止めるものがない。あったとしても両手を掴まれていてどうすることもできない。

(なん、か……お腹が……っ♡)

疼いて疼いてたまらない。
どうにかしてこの疼きを抑えなければ。胸はとても気持ちいいのだが、あと一息なのだ。奏は自身の性欲がむらむらと高まるのを感じていた。

「あっ♡ んぅっ♡ だ、だめっ♡ き、きちゃう……ッ♡」

そんな中、奏の中で蓄積した快楽があるラインに達した。身体がのけ反り、痙攣する。ビクビクと何度か震えると、のけ反るのをやめてくったりと脱力する。

「――……はぁっ……♡ はぁっ……♡ はぁっ……♡」

奏は甘イキしてしまったようだった。
膨大とまではいかないが、中くらいの粒が弾けたような軽い絶頂。奏が自慰で満足する時はいつもこれが合図だった。

「ん♡ ひゃぁ……っ♡ だめ♡ ずっと、気持ちいいよぉ……♡」

だが止まらない。生徒たちは奏の甘イキなどお構いなしに乳房を味わい続ける。
奏にとってもこれは幸いだった。いつもの軽い絶頂では満足できないと思ったからだった。
53 : ◆Sv4K9QwTFxJb [saga]:2023/11/27(月) 22:02:28.92 ID:8nLgDau60
やはり下半身だ。
胸は充分気持ちいいし、ずっとこうして刺激していて欲しいとさえ思う。だが物足りないのだ。自慰行為でこんな気持ちになるのは初めてだった。
もうひとつ何かが必要だった。

「あっ……」

と、その時。自分の手を掴んでいた生徒が、手を離して生徒たちの輪に混ざった。目の前で繰り広げられているいやらしい行いに参加したくなったのだろうか。
真意は分からないが、奏にとって好都合だった。

「んっ♡ ああんっ♡ うっ♡」

ぺたんとその場に尻餅をつく。男子生徒は相変わらず群がるように自分の胸を責めている。
そういえば、不思議と奏の下半身に目を向けるものはいない。今までも、そして今も、何故か皆んな胸だけを取り合っている。
男の子はよっぽど胸が好きなのかな。自分の周りの子だけ? それにしても女の子の下半身に興味を持つ男の子が、一人くらいはいてもいいはず。
奏はそんなふうに思いながら、赤子のように乳房を取り合う男子の隙間から、自分のスカートを見た。

この中はどうなっているんだろう。

「んっ♡ ふぅっ……♡」

胸への刺激でよがりながら、右手をそっと下半身へ伸ばす。やがてスカートを持つと、そっと捲り上げる。
予想通り。いや予想以上に、奏の水色のパンツはぐっしょりと濡れていた。
自慰行為の時は大して気にはしていなかったのだが、もしここを、指で触ったりしたらどうなるんだろうか。
思うより先に指が動いていた。ゆっくりと、中指と薬指を合わせて。

ぴとっ。

「ひあっ♡♡♡」

思わず手を離す。電流が身体を駆け巡るようだった。
今まで感じたことのない刺激、そして快感。出したことのない声が出てしまった。
ふと指を見ると、透明の粘液が付着している。指と指を離すと糸を引く。これが自分の股を濡らしていたもの。

(す……すごい、かも……♡)

もう一度やってみる。二本の指をゆっくりと秘部にくっつける。

「んんっ!♡♡♡」

今度はくっつけるだけでなく、上下に擦ってみることにした。
くっつけただけの刺激であんな気持ちいいものが待っているのなら、擦ったらもっと凄いはず。
未知の体験への恐れなどなかった。

何故なら奏はこれ以上なく興奮していたから。一種の性の目覚めだった。

「はうぅっ……!?♡♡♡」

割れ目を慎重に擦ると、変な声が出てしまう。それくらいに気持ちがいい。
54 : ◆Sv4K9QwTFxJb [saga]:2023/11/27(月) 22:41:33.65 ID:8nLgDau60

(こ、これぇ……すご……っ♡♡♡)

奏の表情はとろけていた。秘部を弄るというのはこんなに気持ちの良いものなのか。
もしかしたら散々焦らされた結果かもしれない。だが自分にとって、これは大発見だった。

(もっと、擦りたい……♡♡♡ もっと、もっと♡♡♡)

それから奏の指は止まらない。
割れ目を擦り続けて、たまにとんとんと叩くと、腰が跳ねてしまう。

「ひっんっ♡♡♡ 気持ちいいっ♡♡♡ 気持ちいいよおっ♡♡♡ ああっ!♡♡♡」

胸も忘れるなと言わんばかりに、ある生徒が奏の両乳房を独り占めにした。
乳房同士をぴったりとくっつけて、二つの乳首をまとめて口の中へ。舌でべろべろ舐め尽くした後は豪快に吸いつき、それから甘噛みする。
一度乳首から離れると、乳房を持ち上げてだぷんだぷんと重さを確かめるように揉みまくって、最後は乱雑に正面から鷲掴み、ぐにゃぐにゃにこねくり回す。

「そん、な、ことっ♡♡♡ しらっないっ!♡♡♡ きもちっ♡♡♡ いいっ♡♡♡」

もっとして欲しいという気持ちを察したかのように、生徒は唾液まみれでいやらしい乳房を更に激しく責める。
奏の秘部を擦る指も、次第にスピードが上がっていく。

(あっ♡♡♡ なんか、くるっ♡♡♡)

ここで奏は察知した。
想像もつかない大きな何かが自分に迫っている。そしてそれは、このまま気持ちよさに浸っていれば訪れるはず。

(くるっ♡♡♡ くるっ、くるっ♡♡♡ きちゃうっ♡♡♡)

生徒の乳房責めにも拍車がかかっている。奏をイかせるために。
甘イキではなく、本当の絶頂を教えるために。

「きちゃうっ、くるっ!♡♡♡ らめっ!♡♡♡ らめえっ!♡♡♡」

指で擦りまくり、乳房を執拗にねぶられ。
奏はついに達した。

「ひっ♡♡♡ あああああああっ……!♡♡♡ んッ♡♡♡」

ビクンビクンと腰が跳ねる。そのたびにパンツ越しの秘部から愛液が飛び散って、生徒たちを汚していく。

「――――……っ♡♡♡ はぁっ♡♡♡ はぁっ♡♡♡ んっ……ふぅっ……♡♡♡」

初めての大きな絶頂。やがてそれが収まると、奏は床にこてんと倒れ込んだ。

(す……すごかった……♡♡♡)

下半身の疼きも収まり、満足げな顔をしている。が、そこに忍び寄るのは、数人の男子生徒たち。
床に寝転んだことによって形を変えた乳房にまだ執着しているようだった。

「ふぇっ……!?♡♡♡ ま、待って……!♡♡♡ あぅっ♡♡♡」

ふやけてしまうのではないかというほど舐められ、吸われ、噛まれて、奏はまた絶頂への階段を上ることとなった。
55 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/11/27(月) 22:45:14.23 ID:8nLgDau60
すごく早いけど今回はこの辺りで
流石にもう少し早く展開したいので、次書くときから急ぎます
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 23:02:04.42 ID:foJATZ6nO
おつおつ
奏パートも本当にエロくて今から牛鬼との牝牛プレイが楽しみ
進め方に関してはキリ良いとこまで書き貯めて投稿するのもありよ
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/28(火) 00:06:42.97 ID:ZduYVo3xO
おつ、次は琴葉の淫夢か
主役回はなんとなくイメージ出来たのだと
有紗→彼氏持ちなのでNTR系(事後に彼氏の記憶が残ってるかはおまかせ)
琴葉→運動部所属なのでマッサージに行ったらそこが怪人の店で……
みたいなのが浮かんだ
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/28(火) 00:26:20.89 ID:gid9h0gNo
おつおつ
じっくりやってくれていいのよ
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/28(火) 00:36:36.24 ID:ntAoG6sRO
すまんが今更外野がプレイ内容要求するのはどうなんだ。これで採用されたら次から安価外でプレイ内容書く人増えると思うが。
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/28(火) 01:47:56.26 ID:Xf2OnyumO
キス魔人とは連鎖堕ちが浮かんだな
魔人に喜んでもらうため仲間を罠に嵌めるシチュかな
牛鬼との戦闘後は牝牛化、母乳のデバフは永続でついてほしいな
61 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/11/28(火) 04:23:33.52 ID:Su60B1m+0
>>59
採用はしないです、書かれた内容と似ていても偶然です
ただ感想としてそういうのもいいなと受け取っています、ありがとうございます
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/28(火) 18:59:22.56 ID:B2ADX7XhO
エロシーンの内容は結局敵のデータで決まるからなぁ
まぁその時のスレ民の性癖次第よ
63 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/11/28(火) 19:49:59.64 ID:Su60B1m+0
本当は意見取り入れたりしたいけど、キリが無くなるというのが正しいので…
書き溜めして一話終わりまで投下したいので、明後日くらいに更新します
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/28(火) 19:59:50.49 ID:BfhcVIOTo
楽しみ
65 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/11/30(木) 22:05:40.44 ID:VG0NJdib0
23時くらいに更新します
66 : ◆Sv4K9QwTFxJb [saga]:2023/11/30(木) 22:57:20.60 ID:VG0NJdib0

――
――――
――――――

有紗、奏、琴葉たちが通う学校の体育教官室にて、禁断の情事がひっそりと行われていた。

「おおおッ……いいぞ、相川っ……」

「んっ、ぢゅぷっ、むうっ、ふっ、ぢゅるるっ」

部屋の明かりは消されているが、カーテン越しの日光によりうっすらと室内の状況が分かる。
ガタイのいい筋肉質な身体の男が仁王立ちして、下半身を丸ごと露出させており、バキバキに怒張した自分のモノを綺麗な白髪の女生徒に舐めさせていた。

(アタシ、なんでこんなことしてるんだっけ)

相川琴葉。彼女は体操部に所属しており、高レベルの実力を持っていた。
容姿端麗なのもあって男女問わず注目されているが、からかい好きな面があり、少しとっつきにくい印象を持たれていた。

(そうだ……ゴリ田に下着を盗撮されてて、ネットに流されたくなかったら言うこと聞けって命令されて)

彼女を従わせているゴリ田と呼ばれている男も、からかわれている内の一人だった。
本名は堀田で、ラグビー部の顧問である。むさくるしくゴリラに似ているという理由でゴリ田と呼ばれていた。しかし彼は本気で怒っておらず、窘めはすれど最後には呆れた様子で笑って許してくれていた。

だがそれは、あくまで琴葉から見た印象だった。毎日出会うたびに名前弄りをされて、きっと我慢の限界だったのだ。
だからこんなことを要求してきたのだと、琴葉は考えついた。

「その調子だ……亀頭を口に含んで、たっぷりと舌で舐め回すんだ……」

「ぢゅぷっ、れろれろっ……。ね、ねえ、謝るからもう許して、先生……」

肉棒から口を離して琴葉は視線を上へやる。堀田と目が合う。

「ゴリ田って言うの、もうやめるから。だからこれ以上は……」

「何を言ってるんだ。そんなのどうでもいい」

「……?」

琴葉は思わずきょとんとしてしまった。
てっきりいつもからかわれている恨みでこんなことをしていると思っていたのに違ったらしい。

「じゃあ何で……」

「お前がエロいからに決まってるだろ」

堀田は腰に当てていた手で琴葉の頭を掴むと、びくびく動いている肉棒を口の中へ押し込んだ。
67 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/11/30(木) 22:58:41.04 ID:VG0NJdib0

「んぶっ!?」

「おおッ……良い体つきで俺を誘惑してくるからだよ……しなやかで綺麗なボディラインが、俺好みでたまらないんだ……っ!」

「んん! んんーーーっ!!」

堀田はそのまま腰を振り始める。
いきなりモノを突っ込まれて好きなようにされ、琴葉は抜け出そうとするが、発達した筋肉は見掛け倒しではなく、彼女の力ではびくともしなかった。
固い肉棒が何度も出たり入ったりして口の中を犯している。気持ちが悪い。

「んーーー!!」

「暴れるな、ネットにばら撒かれたいのか? お前の可愛い下着の写真を」

「っ!」

「スカートをたくし上げて、恥ずかしそうにパンツを見せてる写真もあるぞ。さっき撮ったやつだな」

そう、フェラチオの前に琴葉はそんなことも要求されていた。
スカートの中だけを撮っている写真ではなく、しっかり自分の顔も入っている写真だ。

「……」

「そうそう、大人しくしろ。イマラチオはやめてやるからちゃんとしゃぶれ」

堀田の言葉通り、腰振りが停止して顔を掴んでいた手からも解放される。
生徒の面倒見が良くて、こんなことをするような先生ではないと思っていたのに、まさかこんな最低な大人だったとは。
琴葉は一度肉棒を吐き出してから咳払いをした後、キッと堀田を睨みつけてから、再びフェラチオを始める。唾液でぬらぬらとした亀頭を口の中へ入れて、舌でぐるぐる弧を描くように舐める。それから顔を前後に振って裏筋をひたすら刺激する。

「上手いぞ相川……ああ、気持ちいい……」

「じゅぷっじゅぷっ、れろれるれるっ、んっぢゅぷっぢゅぷっ」

「丁寧だな、いいぞ……もっと吸いついてっ……玉も手で転がしてくれ……」

言われた通りにする。顔を前に出した後、吸引するように啜りながら引き抜くと、いやらしい水音が響き渡る。
肉棒に劣らない大きさの玉袋を片手で掴むと、優しく手のひらで転がす。

「ああ、いい……! いいぞ相川、もっとだ……もっと激しく吸うんだ……!」

「じゅぞぞぞっ、ぐぷっ、んっ……! ぢゅぞぞぞぞっ、じゅぷっ、ぢゅううううっ」

鼻で空気を取り込みながら、できる限りの速さで堀田の肉棒を責め立てる。
やがて肉棒がビクビク震え始める。それが何の合図なのか、琴葉はこの後知ることになる。

「あああイくッ……イくぞぉ相川っ……イくッ……!」

(は?)

「も、もうダメだっ……出るッ……!!」

(い、イくってまさか、嘘でしょ!?)
68 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/11/30(木) 23:00:57.95 ID:VG0NJdib0
思った時には遅かった。いや、知っていたとしても逃れられない。
堀田は琴葉の頭をがっしりと両手で固定して、思いきり精を解き放った。

「おああああっ……おおッ……!? おふっ……」

「――――!?!?」

肉棒が脈打つたび、熱くドロドロした液体がびゅくびゅく出てきて口の中が満ちていく。
間もなく口内が満タンになると喉の奥にまで入り込む。肉棒と唇がくっついている隙間から、どぷんと溢れ出てくる。
嫌だ。気持ち悪い。やめろ。汚い。頭の中で様々な言葉が浮かぶが、どうにもならなかった。

「……ああぁ……たっぷり出た……」

「げほっ、げほっ! うえっ……!」

堀田の射精はとても長かった。
故に、濃い白濁液は琴葉の胃の中にまで到達し、衣服や床にもぼたぼたと落ちて汚していた。

「気持ちよかったぞ相川」

「はぁっ……はぁっ……!」

何度もえずいている琴葉の頭をぽんぽんと撫でる堀田。
人の気も知らず、ただ性処理の道具のように扱うこの男は、ゴミクズだ。そんなふうに思いながら、琴葉は頭を持ち上げて鋭い目つきで堀田を見た。
睨んだつもりだったのだが、目尻には苦しみによって出てきた涙を貯めており、フェラや射精で体を動かし一時呼吸困難にもなったせいか頬が赤く染まっている。

「相川、立て」

威嚇するどころか堀田の性欲を滾らせてしまったようだった。
少し萎えていた肉棒が瞬く間に膨張して復活を遂げる。それを見た琴葉は目を見開いて驚く。

「立つんだ」

「きゃっ!?」

鼻息の荒い堀田は、黒光りする肉棒を見て固まっていた琴葉を強引に立たせると、窓際まで連れて行ってカーテンを開けた。
その勢いで窓に彼女を押しつけると、すべすべでふっくらした太ももを片方だけ持ち上げる。

「ちょっと、痛いってば!」

「なんだ、お前興奮してたのか。パンツが濡れてるぞ」

流石体操部というべきか、軟体であるため、琴葉は難なくI字バランスがとれるのだが、制服なおかつスカートのままだと下着が露わになってしまう。
堀田は持ち上げた太ももを支えたまま下着を注視している。確かに琴葉の下着の一部分が湿っていた。ちょうど秘部の辺りだった。

「なっ……ち、違うっ!」

「違うことないだろ、ほら」

堀田が下着をずらすと綺麗なピンク色の秘部が見えた。そしてそこに人差し指と中指を当てて、くぱぁっと押し広げる。
69 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/11/30(木) 23:04:23.57 ID:VG0NJdib0

「きゃあっ!? 何してっ……!! 触るな!! 最ッ低!!」

「やっぱり濡れてる。変態だな相川」

「これは汗のせいだから! 誰が興奮なんか……!」

「じゃ、確かめてみるか」

ズンッ。
途端に琴葉の体に衝撃が加わる。

「へ?」

「おおッ、窮屈……!」

堀田は有無を言わさず、自身の肉棒を持って琴葉の秘部に突き刺したのだった。
信じられない光景を目の当たりにして、琴葉は接合部を見つめたまま言葉を失う。

「さあて、動くぞ!」

「あッ……!?♡ ああああッ!!♡♡♡」

が、肉棒が膣内で暴れ出したのをきっかけに声を上げ身体を震わせる。
太くてガチガチに固いモノが、腰を振るたびに柔らかな肉壁を抉っている。

「ほらみろッ……濡れてるから、チンポがスムーズに動くぞ……! 変態マンコめ」

「違うっ、違うっ!♡♡♡ やめてっ抜いてよッ!♡♡♡」

「説得力ないんだよッ、ほらっほらっほらっほらっ」

「ああああんっ!♡♡♡」

自分の意思とは裏腹に、琴葉の膣は堀田の一物を締めつけてしまっていた。狭苦しい肉壁を押し広げながら突き進まれて、何度も何度もカリ首で引っ掻かれる。
そのせいでまた一物を締めつけてしまう。

「相川っ……お前の熱々マンコ、ねっとり絡みついてくるぞッ……! 先生のチンポがそんなに気に入ったか……!」

「違うっ!♡♡♡ そんなことっ、言うなっ……!♡♡♡ うっ、あっ♡♡♡」

おかしい。嫌なのに。嫌なはずなのに。

「いやっいやあっ!♡♡♡ なんでっ!♡♡♡ なんでぇっ!♡♡♡」

何でこんなに気持ちいいのだろうと、琴葉はそう感じた。
百歩譲って自分のあそこが濡れていたとしても、いきなり挿入されて、犯されて、こんな気持ちよくなるものなんだろうか。
身体が熱い。変な声が出てしまう。

「ほら、相川ッ……外を見てみろっ」

「えっ……♡♡♡」

堀田が窓の外を見るように促す。
窓に張り付いた状態になっていた琴葉は、後方に向いていた意識を前へ向けた。
70 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/11/30(木) 23:06:15.62 ID:VG0NJdib0

「ここは玄関の近くだからな……人通りが多いなぁ」

「う……!♡♡♡」

「グラウンドも見える、ということは向こうからもこっちが見えるなぁ」

二人がいる体育教官室は二階に位置しており、すぐ目の前に通路があるという状況ではないにしろ、人が通ればそこそこの確率で発見されてしまうような場所だった。
すでに何人かの生徒が歩いていて、グランドにも運動部の生徒たちが確認できる。

「先生と相川がセックスしてるところ、見られるかもなッ」

「う”ぐッ!?♡♡♡」

堀田は言いながら深く一突きした。
亀頭が子宮にぶち当たり、そのまま押し潰すような形になる。琴葉は苦しそうにしながらも恍惚とした表情を浮かべている。

「むしろ見せつけてやるかッ……どうだ、んっ? 見られながらセックスするのも、気持ちいいかもしれないぞ」

「い、やっ……♡♡♡ やめてっ……♡♡♡ おねが、いっ……♡♡♡」

最奥への一突きが効いたのか、琴葉の脳内は麻痺して目の前がちかちかしていた。

「そうだなッ……そろそろ出そうだから、それで終わりにしようかっ……!」

「そ、そろそろ……出……?♡♡♡」

ここでハッとして舞い戻ってくる。
もしかしてこの男、フェラの時みたいに中に出すつもりでは? 膣内は洒落にならない。

「いやぁ、マンコが気持ち良すぎてなっ……お前を満足させられないかもしれないが……っ」

「待って、ねえ待って!♡♡♡ 中には出さないよね? ね?」

確認をとるが、堀田は無視して肉棒を引き抜き、太ももを下ろした。
そして何を思ったのか、今度は彼女の両脚を持つと後ろから抱え上げた。窓の外の生徒たちに公開でもするかのように。

「ちょっ……何を……!?」

「さっきの体位じゃ何してるか分からんだろ。こうすれば、繋がってるのが分かるからな」

どうやら背面駅弁で達することに決めたらしい。堀田の筋肉であれば易々と琴葉を持ち上げて、存分に犯すことが可能だった。
ヒクついている秘部に亀頭をあてがうと、ずぷぷっと挿入していく。

「ああっ!♡♡♡」

「ほら、いくぞ相川ッ……思いきり突いてやるからなッ」

言葉通り、堀田は腰を器用に動かしてピストン運動を行う。それに倣い琴葉の身体や綺麗な白髪も揺れ動く。
先ほどとは違う新たな刺激に琴葉は喘ぎ声を抑えきれなかった。
71 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/11/30(木) 23:08:58.53 ID:VG0NJdib0

「あっあっいやっあんっ!♡♡♡ やめっあっああああっ!♡♡♡」

「はぁっ、はぁっ、くうっ……! 気持ちいいぞ相川っ……! 中に出すぞぉ……」

「!?♡♡♡」

やはり中出しするつもりだったらしい。
それだけは絶対にダメだ。琴葉は身体を動かして抵抗するが、堀田の力の前では無意味だった。

「やだっやめておねがいッ♡♡♡ なかはやめてッ♡♡♡」

「あーーー出るっ、出すぞ相川ッ……」

「やめてっやめてッ♡♡♡ ああああッ!♡♡♡」

肉棒がドチュドチュと膣を犯している最中、ビクビク震え出して玉袋が収縮していく。
堀田の絶頂はすぐそこまで来ていた。そして、琴葉の絶頂も。

(み、みんなに……見られる……!♡♡♡)

視線を外に向ければ、何人かの生徒が歩いている姿が目に入る。
グラウンドでも運動部が部活動に励んでいて、もしかしたらそのうちの何人かは既に自分に気づいているかもしれない。

(いや……やだっ……いやっ……♡♡♡)

膣がきゅんと締まる。琴葉は知らず知らずのうちに興奮してしまっていた。
誰かに見られてしまうかもしれないというこの状況に。

「くうっもうダメだッ……先生の精液をっ……ぶち込むぞッ……!!」

「あ”っあっあ”ああっいやっい”やっ!♡♡♡」

気持ちいい。こんなの嫌なのに、いけない事なのに、感じてしまっている。
背筋がぞくぞくする。肉棒で何度も犯されて、快感が高まっている。

「出るッ出るっああああああっ……イくッ!!」

「ひっ……!♡♡♡ あああッイっ……んっ……!!♡♡♡」

瞬間、堀田は大きく一突きすると、肉棒がどくどく脈打ち、琴葉の中に性欲の塊を吐き出した。
同時に琴葉も盛大に絶頂する。身体をのけ反らせて痙攣し、おのずと膣圧で肉棒をぎゅうぎゅうに締め付ける。

「ひうっ――――!!♡♡♡ んんんんっ!♡♡♡」

「お、おおおッ……!? チンポ絞ってくれるなんてッ……先生想いの良い生徒だな、相川っ……!」

堀田の言葉を聞いている余裕はなかった。琴葉は未だに身体を痙攣させて絶頂の最中にいた。
二度目とは思えないほどの射精により、接合部からは白濁液が漏れ出て、床に滴り落ちていく。やがて時間をかけた射精も終わり、堀田はゆっくりと膣から肉棒を引き抜いた。

「あ”ッ♡♡♡」

すると琴葉の身体がひと際大きく揺れ、窓に向かって勢いよく潮を噴いてしまった。

「おいおい、窓をこんなに汚すとは」

「はっうっ……♡♡♡」

「これは“お仕置き”が必要だなぁ?」

萎えていたはずの堀田の肉棒が、またもや首をもたげて精気を宿し始める。
それは間もなく完全体になり、ヒクヒクと蠢いていた琴葉の秘部にぴったりくっついた。

(……もう……どうでもいい、かも……♡)

堀田の腕の中でぐったりとしている琴葉は、初めて知る快楽を前にして、犯されている事実や生徒たちがこちらに気づいたことなど、気にしないようになっていた。
72 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/11/30(木) 23:10:13.23 ID:VG0NJdib0

――
――――
――――――

「――……!! ……っ!!」

遠くで誰かが叫んでいる。
頭がぼんやりする。眠い。

「……ポワ……! ……みんな、起きてポワ!」

「……ん……誰……?」

妖精ポワワの呼びかけに応えたのは、柴堂有紗だった。
眠たげな瞼を擦りながらゆっくりと身体を起こす。

「……あれ……」

自分はさっきまで何をしていたのだろう。そうだ、妖精に連れられて中庭に来たら、宙に浮いている羊を目が合って。
何か夢を見ていた気がする。思い出せない。でも悪い夢ではなかった。むしろ……。

「……ふぇ……?」

「んん……今何時……?」

有紗から少し遅れて、奏と琴葉も目を覚まして身体を起こした。
そんな様子を見たポワワは安心した様子で声をかけた。

「ああ、よかったポワ! みんな意識はハッキリしてるポワ?」

「えっと……あなたは……」

「妖精ポワワポワ! 悪い奴らをやっつけるため、キミたちに力を貸してもらいに来たポワ!」

「そういえば、そんな話してたような……っていうか、なんでアタシ眠ってたの……」

琴葉は頭を押さえながらぼーっとしていたが、次第に眠気が薄れてきたらしく、立ち上がってポワワを見る。
有紗と奏も同じように立ち上がる。

「アイツポワ、宙に浮いてる羊! 『夢羊』といって人間たちを眠らせて、淫夢を見せるポワ!」

「インム?」

よく分からない言葉だったらしく奏は首を傾げる。

「分かりやすく言うと、エッチな夢ポワ。夢羊と目が合うと夢の世界へ誘われるポワ。キミたちもその毒牙にかかってしまったけど、どういうわけか夢羊の力が弱まったおかげでボクでも起こせたポワ!」

「「「……」」」

説明を聞き、三人は何やら思考を巡らし、それぞれ赤面した。
そして脚をもじもじとさせ、下半身を手で隠すような動作をとる。
73 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/11/30(木) 23:12:39.79 ID:VG0NJdib0

「あのままだと夢羊にいいようにされてたポワ、助かったポワ」

「夢羊って……あれのことでしょ?」

有紗は宙に浮いている物体を視界に捉える。
ふいにその隅で、黒い人影のようなものが屋上に立っているのを確認する。

(え?)

咄嗟に人影を追おうと思ったが、どういうわけか一瞬にして消えてしまった。

「アイツ……よくもアタシに変な夢を……!」

「でも羊さん、様子が変だよ」

他のみんなに確認しようと思ったが、どうやら人影を見ていたのは自分だけのようだった。
有紗は気のせいだと思うことにして、二人に倣って羊を見据えた。
奏の言うようにどうも様子がおかしい。宙に浮いていた羊はひっくり返っており、焦ったようにじたばたと手足を動かしていた。まるで仰向けのまま起き上がれない亀のようだ。

「夢羊のバランスが崩れた証拠ポワ! 体勢を立て直す前に魔法少女になるポワ!」

「魔法少女……って、アニメとかでやってるあれでしょ。フリフリの衣装着て戦うやつ。アタシたち今高校生なんだけど……」

「そんなこと言ってる場合じゃないポワ! 衣装はキミたちの願望になるべく沿ったものになるから大丈夫ポワ!」

「「……」」

「早くしないと、また同じ目に遭うポワよ? いいポワ?」

「「!!」」

有紗と琴葉は渋っていたが、『同じ目に遭う』というワードを耳にすると過剰な反応を見せる。羞恥心には抗えないようだった。

「具体的にどう戦えばいいの?」

「変身してから教えるポワ!」

「……分かった。アンタの言うこと正しいっぽいし、魔法少女ってのになってあげる」

琴葉は仕方なさそうにため息をついた。有紗も決心はついたようで、奏に視線を送って口を開く。

「あなたは、どうする?」

「うん、いいよ」

奏はにっこりと笑って返事をした。あまりに気楽なトーンだったので、よく考えたのか不安になるが、深く気にせず次はポワワを見る。

「ということだから、変身の仕方を教えてほしいんだけど」

「キミも同意してくれるポワね! ありがとうポワ!」

ポワワはその場で一回転して喜びを表現した。そして真剣な声色に切り替わって話を続けた。
74 : ◆Sv4K9QwTFxJb [saga]:2023/11/30(木) 23:17:10.62 ID:VG0NJdib0

「魔法少女になるには、このペガサスのペンダントを握って『変身!』と唱えればいいポワ」

三人の目の前に小さな光が生まれて、ペガサスをモチーフにした綺麗な首飾りが出現する。
それぞれ手に取り首につける。

「……で、これを握りながら『変身』って言えばいいの?」

「そうポワ」

どこか恥ずかしいようで、琴葉はペガサスのモチーフを握りながら口をもごもごさせている。

「変身!」

その隣で、奏が早々に魔法少女になろうとしていた。
ペンダントを握りながらそう唱えると、神々しい光が彼女を包み込み、収まった時にはすっかりと変貌を遂げていた。
黒かった髪の毛が真っ白に変わり、衣装はいかにも魔法少女らしくフリフリがたくさんついていて天使のようだった。が、目を見張るのは胸部分。大きな胸を強調するかのようにぱっくりと空いており、谷間が露わになっている。

「わあ、可愛い」

「「……」」

確かに可愛らしいが、思わず谷間に目がいく衣装を前にして他の二人は黙り込んでしまう。
もし自分もああいった露出度の高い衣装になってしまったらどうしようと、そんな不安を胸に抱えながら、

「変身」

奏の次は有紗が変身する。なるようにしかならないと思ったらしい。
全身に光を纏い現れたのは、純白の美しいドレスを象った衣装を着た有紗だった。可愛さというよりは優雅で大人びた印象を持つ、女神のような魔法少女。
……というのが衣装だけ見た場合のイメージなのだが、手に持っている天使の翼の飾りがついた身の丈ほどのハンマーによって、どこか豪胆さを感じさせる。

有紗の衣装を見た琴葉の瞳には希望が宿っていた。
自分もこんな感じの衣装であれば着てみたいかもしれない。というか、そういえばポワワは『自分たちの願望に沿ったもの』になると言っていた。
それなら大丈夫だと、最後に琴葉が魔法少女へ変身する。

「へ、変身っ」

少し恥ずかしかったが言えた。
まばゆい光が身を包んでいく。やがてそれが消えると、登場したのは黒を基調にしたゴスロリガール。
奏とは対照的に白髪だった髪の毛は黒に染まり、ミニスカワンピースから伸びる両太ももにはハート型の宝石が散りばめられたガーターリングが装着されている。

(結構可愛いじゃん。けど……)

全体的には気に入ったようだが、一部分だけ引っかかるところがあった。

(スカート短くない?)
75 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/11/30(木) 23:18:49.65 ID:VG0NJdib0
ここまでしか書けなかった
日を跨ぐけど最後まで書いていきます
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/30(木) 23:20:37.82 ID:DH1yqGpfO
戦闘はあるのかな
77 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/11/30(木) 23:23:27.06 ID:VG0NJdib0
>>76
夢羊は比較的戦闘力が低いので、短いですがあります
78 : ◆Sv4K9QwTFxJb [saga]:2023/11/30(木) 23:47:36.28 ID:VG0NJdib0

「みんな魔法少女になったポワね! じゃあ早速やっつけるポワ!」

それぞれ変身した魔法少女たちを前にして、ポワワは意気揚々と指示を出す。
が、三人はぽつんと佇んだままだった。

「何してるポワ? 早く攻撃するポワ!」

「いや、だってアイツ宙に浮いてるじゃん。どうすればいいの」

「飛べばいいポワ。キミたちは魔法少女パワーで身体の頑丈さや身体能力が並外れた状態ポワ。おまけに空も飛べるし、各々特別な能力を備えてるポワ」

ポワワの言うことが本当かどうか、有紗は試しに軽く地面を蹴ってみることにした。
すると、あっという間に飛び上がって夢羊がいる位置まで到達してしまったのだ。

「わー、すごい……」

「アタシもやってみる!」

有紗を真似て奏と琴葉も続いた。軽く地面を蹴っただけなのに、驚くべき跳躍力。
しかも空に上がってしまえば勝手に浮いて、自由に移動することができた。

「すごーいっ」

「空飛べる日が来るなんて夢みたい!」

あまりに信じられない体験に、奏と琴葉ははしゃいでクルクル回ったり遊泳する。一方有紗は、夢羊そっちのけで呑気に遊んでいる二人をやれやれと見つめて注意する。

「ねえ、気持ちは分かるけど、まずは敵を倒してからにしない?」

「その通りポワ!」

地上にいたポワワも魔法少女たちと同じ位置までやってきて、有紗に賛同した。
遊んでいる場合ではないのだ。早くしなければ夢羊が動き出してしまうのだから。

「空を飛び回るのは敵をやっつけてからにするポワ!」

『――――!』

その時だった。じたばたしていた夢羊が体勢を整えてしまったのだ。
そしてすぐ近くにいた存在に気がつくと、目を合わせようとして体を向ける。

「まずいポワ! みんな、目を合わせちゃダメポワ!」

「…………」

「どうやら一人、また眠ろうとしてるみたい」

有紗の言うように、自由に泳いで油断していた琴葉がバッチリと視線を交わしてしまった。
瞼がどんどん重くなり、意識が遠のいていく。
79 : ◆Sv4K9QwTFxJb [saga]:2023/12/01(金) 00:11:56.18 ID:ZEz0BIa50

「ど、どうしよう……」

「大丈夫ポワ。キミには癒しの力が備わってるポワ」

「えっ」

おどおどする奏にポワワはアドバイスを送る。

「魔法少女になったキミたちの能力は、ボクがちゃんと理解してるポワ。キミはありとあらゆる傷や身体の異常を治癒することができるポワ」

「じゃあ、羊さんの能力からも……」

「まだキミの力は弱いけど、かかり始めの今なら解放できるポワ! 魔法少女名“ホワイトミルク”、治癒の力を使うポワ!」

ポワワに後押しされて、奏……もといホワイトミルクは力を使おうとしたが、果たしてどうすればいいのか分からない。
いや、理解できた。説明し難いのだが、なんとなくこうすればいいというのが不思議と分かった。

琴葉に向かって両手を伸ばし、心から願う。『戻ってきて』と。
純粋な彼女の願いが力へと変わる。両手が光を放ったかと思えば、琴葉の身体が全く同じ光に包まれていく。見ているだけで心が暖かくなるような優しい光だった。

「……ん……あ、あれ? アタシ……」

「やったポワ! 夢羊の催眠から戻ってきたポワ!」

そのうち光が消えると、琴葉が閉じていた瞼を持ち上げた。
ホワイトミルクは安堵の笑みを浮かべた。

「よかったぁ」

「……もしかして、夢羊の術中にハマってた?」

「うん。でも彼女が助けてくれた」

有紗が頷くと、琴葉は反省した様子でぽりぽりと頬を掻いてから、ホワイトミルクに感謝する。

「ありがとう、おかげで助かった」

「ううん、気にしないで」

『メエエエ――――――』

微笑ましいやり取りを遮るように、夢羊が機械的な鳴き声を発する。どうやら術を解かれてご立腹のようだった。
80 : ◆Sv4K9QwTFxJb [saga]:2023/12/01(金) 00:35:55.45 ID:ZEz0BIa50

「なにこの声、うるさいなぁ……!」

「魔法少女名“キューティレイ”! 今こそキミに力を発揮するときポワ!」

耳を塞ぐ琴葉に向かってポワワは、ホワイトミルクにしたようにアドバイスを投げかけた。

「キューティレイ……って、アタシのこと?」

「そうポワ! キミは高火力のビームを撃てるポワ! スカートを持ち上げてガーターリングを覗かせれば放てるポワ!」

「はあ!? な、なんでそんなことしなきゃいけないの!」

キューティレイはポワワを責めるが「仕方ないポワ、名前も力もボクが決めたわけじゃないポワ」とポワワは有紗の後ろに隠れてしまった。

「衣装はもちろん、能力もキミたちの願望を形にしたポワ。だから文句を言うなら自分に言ってほしいポワ」

「……」

有紗の背後から説明するポワワ。
スカートからガーターリングを覗かせるというのが自分の願望らしいが、一体どういう願望なのだろう。

(こ、こんな恥ずかしいこと……あーもう!)

ともかく、また夢の中に行くわけにはいかないのでキューティレイは覚悟を決める。
ガーターリングが見えるように、しかし下着が見えないギリギリのラインを意識する。今ならこのスカートの短さも理解できる。

「こんな感じ?」

『メエ”エ”―――!?』

瞬間、チュインと音を立てて一筋の光線が夢羊を貫いた。
それは紛れもなくキューティーレイのガーターベルトから放出されたものだった。

「う、ウソ……」

「キューティレイちゃん、すごい!」

唖然とするキューティレイの隣で、ホワイトミルクはぱちぱちと拍手を送った。

「待つポワ! 今のは羊毛を貫いただけポワ!」

ホワイトミルクの喜びもつかの間、確かに夢羊はまだ倒されてはいなかった。ふかふかの羊毛が焦げているだけで本体に影響はない。

「くっ、狙いを外した……それなら……!」

キューティレイの怒涛の攻撃が始まった。スカートをぴらぴらと持ち上げてガーターベルトを晒すたびに光線が放たれる。
しかし、まるでタンポポの綿毛のように夢羊はふわふわと浮いてそれらを躱してしまう。
81 : ◆Sv4K9QwTFxJb [saga]:2023/12/01(金) 01:09:27.11 ID:ZEz0BIa50

「なんで当たらないの!?」

「まだまだ未熟な証拠ポワ……あとビームも無限じゃないポワ、無暗に撃ってるとエネルギーが切れるポワ」

ポワワの言う通り、ちょうどガーターベルトから何も出なくなったところだった。
キューティレイは悔しそうにスカートから手を離す。さっきの自分みたいに遊泳している夢羊がおちょくっているように見えた。

「安心してポワ、スカートを下ろしていればエネルギーがチャージされるポワ」

「ねえポワワ。私の能力は……」

二人の力をじっと見ていた有紗は、後ろに隠れているポワワに向かってアドバイスを求める。

「もしかしてこのハンマー?」

ずっと握っていた武器を軽々と持ち上げて問う。見た目は重そうなのに、まるで手に吸いつくように扱いやすい。
だが地上にいた時にハンマーの重みで地面が凹んでいたので、相応の重さはあるらしかった。

「そのハンマーは浄化の力を持つポワ。どんなものにも触れられて悪しき力を浄化できるポワ」

「浄化の力……」

ポワワ曰く、このハンマーで叩けばどんな敵も浄化されて妖精ポワワの国へ送り返せるらしい。

「でもキミの力はそれだけじゃないポワ。魔法少女名“スノウスター”、キミは身体能力を更にアップさせて高速で動けるポワ」

「どういうこと?」

「実際にやってみるポワ! 脚に力を送り込むだけでいいポワ!」

ポワワに言われたように、スノウスターはハンマーを振りかざしてスタンバイし、脚に力を送る。
沸々とみなぎるものを両脚に感じる。これがスピードアップの力なのかと実感する。

「今だポワ! 夢羊にハンマーを当てるポワ!」

ふわふわと読めない動きをしている夢羊。スノウスターは狙いを定めて、宙を蹴った。

「――……あっ」

気がつけば夢羊を遥に飛び越えていた。その距離約50メートル。

「うーん、やっぱり彼女もまだ力を扱いきれないポワ」

「す、すごい……全然見えなかった」

「スノウスターちゃんもカッコいい」

ずっと向こうにいる、ドレス衣装を靡かせるスノウスターに視線を送る魔法少女二人。
一方でスノウスターは、今度こそハンマーを当ててやると標準を定める。
82 : ◆Sv4K9QwTFxJb [saga]:2023/12/01(金) 01:36:46.41 ID:ZEz0BIa50
そして。

(今だ!)

脚に力を込めて力がチャージされ、夢羊の動きがほんの一瞬だけ止まった隙を狙った。
スノウスターの姿が消えて、次に現れた時はハンマーが夢羊を捉えていた。

『メメ!? メ”エエエエエエエ――――――!!』

いきなり目の前に何かが出現して殴られ、夢羊は涙目になりながら浄化の光に包まれる。

『――――…………』

そしてハンマーを振り切る前に、サラサラと粉になって消えていったのだった。

「……こ、これでいいの?」

「上出来ポワ! キミたちよくやったポワ!」

跡形もなく消え去った夢羊のいた場所を見つめながらスノウスターはポワワに聞いた。
ポワワと魔法少女二人は近くまで寄ってきて賛辞を贈る。

「すごい! とってもカッコよかったよ!」

嬉しそうに拍手を送るホワイトミルク。

「うん、すごかった。アタシのビームが回復していれば、もっと早く片付いたかもだけどね」

褒めながらもちょっぴり負けず嫌いな面を見せるキューティレイ。

「二人もカッコよかったし、頼もしいなって思ったよ」

それらに対して笑顔で応えるスノウスター。

(これは良いトリオになりそうポワ。この三人ならきっと……)

妖精ポワワは輪になり健闘をたたえ合う魔法少女たちを代わる代わる見ながら、ひっそりとそんなことを思うのだった。
怪人たちと戦う三人の魔法少女の物語はまだ始まったばかりである。


――――――


時を同じくして、三人が通う学校の屋上。
黒いローブをはためかせる謎の人物と一匹が、魔法少女の集団の様子を観察していた。

「全く、彼女たちには感謝してほしいプル」

「……」

「どうしたプル?」

「いや、何でもない」

謎の人物の視線の先には純白のドレスを着た魔法少女の姿。

「さて、そろそろ他の怪人を倒しに行くプルよ」

「分かってる」

ローブを翻し、謎の人物はその場から立ち去った。

(頑張れ、有紗)


『第1話 終わり』
83 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/12/01(金) 01:39:35.72 ID:ZEz0BIa50
次からキス魔人の話になります
人物紹介とか魔法少女誕生を詰め込んで書いたから長くなりましたが、次からはもっと少なめにやるかもしれません
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/01(金) 01:41:48.91 ID:/6djZN4x0
おつ
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/01(金) 02:11:28.94 ID:X+3Hvi9WO
おつおつ
ここから魔法少女達がどんどんドエロくなっていくのが楽しみだ……身体は魔法少女パワーで治るとしても刻み込まれた体験や記憶で精神はどんどん堕ちていくことだし
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/01(金) 12:28:49.64 ID:y/iKZTYAO
コンマとかの戦闘はないのか。それともチュートリアルだったからとか?
何にせよ、全敵とのエロがあるのは良いね
87 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/12/01(金) 16:34:20.36 ID:ZEz0BIa50
>>86
魔法少女と敵の安価をとるくらいで、他には安価は出さないです
ただ次に安価をとる時に反転コンマを使おうか考えています
88 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/12/02(土) 22:26:12.52 ID:KC+0bsW10
次回更新月曜になります
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/02(土) 22:29:53.48 ID:tw+okCY8o
報告ありがとう
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/04(月) 21:08:35.51 ID:4va9kGC8O
最初の魔法少女&敵は先着で三人分だったけど、四話目以降の敵や追加魔法少女は複数募集してコンマ判定、ってことなのかな
もしそうだったら主役回の時は前もって『◯◯の主役回』って募集すると良い具合に特効キャラ来るかも
91 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/12/04(月) 21:59:39.36 ID:Zj3yYjid0
書いていきます
書き溜めてないのでゆっくりになります

>>90
そうした方がバランス取れそうですね、安価募集の時の参考にさせていただきます
魔法少女側の安価もまだ再考の余地がありそうですが、現行スレではこのままで続けます
92 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/12/04(月) 22:01:14.65 ID:Zj3yYjid0
ちなみにキス魔神は有紗主役回です
93 : ◆Sv4K9QwTFxJb [saga]:2023/12/04(月) 22:03:09.73 ID:Zj3yYjid0

『第2話 魅惑の口づけ! 悪いキス魔にご用心!』


三人の魔法少女が誕生し、夢羊を倒してから一週間が経過した。
彼女たちは改めて妖精ポワワから詳しい話を聞き、魔法少女として怪人を倒す決意をした一方で、互いに初対面ということもありカラオケや買い物など学生らしいことをして親睦を深めていた。

「ねえ、聴いてんの有紗?」

「えっ」

平日の昼休み。同級生の三人は校庭のベンチに座って昼食をとっていた。
ふいに琴葉が言葉を投げかけると、呆けていた有紗が我に返る。

「今度の休みに三人で遊びに行こうって話」

「ああ、うん、そうだね」

「元気ないけどどうしたの。失恋でもした?」

箸を休めたまま生返事をする有紗の異変を感じ取ったのか、琴葉はからかい半分に問いかける。
有紗はふぅと一息つくと、笑顔で顔を横に振り、

「ううん、何でもない」

「……ホントに?」

「大丈夫だよ」

そう言って手製の弁当をつつき始めた。卵焼きを頬張りもぐもぐ咀嚼する彼女の姿を見て、琴葉は少し引っかかりながらタコを模したウィンナーを口へ放り込む。

有紗は嘘をついた。内心、不安に思っている事があったのだ。
夢羊を倒してからというものの、一向に次の怪人が現れない。ポワワに訊いたら『ボクにも分からないポワ』と言っていたし、常に気を張った状態でいなければならなかった。
登場したとしたら、どんな怪人でどういう能力を使うのか。謎に包まれていることが多くて対策のしようがない。

そういえば二人はどうなのだろう。自分みたいに少なからず不安に思っているのでは?
有紗はおかずを口へ運びながら横目で琴葉を観察する。

「あむ、もぐもぐもぐ、むぐ」

大きめの弁当箱に詰められたご飯、そして唐揚げ、ウインナー、卵焼きなどのワンパクなおかずに、たっぷりの野菜。
体操で身体を動かすためだろうか、女の子らしからぬ食事を、琴葉は淡々と食している。

次に反対側で座っている奏に目を向ける。

「……」

小さめのバスケットに収まっているフルーツサンド、そのうちの一つを両手で持って、小動物のように可愛らしくちまちま食べていた。

「ふふっ」

「なに」

「ううん、ごめん」

相変わらず対照的な二人の食事風景を見ていたら、なんだか微笑ましくなってきて、不安事がどうでもよくなってしまった。

(なるようになるしかないよね)

有紗はそんなことを思いながら、栄養バランスが考えられた彩り豊かな弁当に手をつけていった。
94 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/12/04(月) 22:07:24.66 ID:Zj3yYjid0

「有紗」

「!」

三人それぞれが昼食を食べ終わり、そろそろ各自の教室へ戻ろうかと話していたところだった。
マスクをしたある一人の少年がベンチに近づいてきて声をかけた。

「賢士くん」

それに反応した有紗は、にこやかに笑っている。
名前は黒野賢士。黒髪のショートヘアで美形の顔、有紗の幼馴染であり恋人。顔、成績、運動神経、全てが高水準の彼は女生徒から絶大な人気を誇っていた。

「体の調子はどう? もう平気?」

「ああ……いや、もしかしたらまた学校休むかも」

賢士は頷きかけたが、首を左右に振ってそう答える。
ここ最近体調不良という理由で学校を休みがちなので、有紗は心配していたのだった。

「今日も早退しなきゃいけなくて……一緒に帰れそうにない、ごめん」

「そうなんだ。本当に、大きな病気とかじゃないんだよね?」

「安心して、ちょっとたちの悪い風邪が長引いてるだけだよ」

「……なにか力になれることがあれば言ってね」

有紗は優しく笑う。
恋人の主張に納得はしていなかったのだが、本人がそう言うならそうなのだろうと自分に言い聞かせていた。

「ありがとう。それじゃ、また」

賢士はマスク越しに笑い返して、その場から立ち去った。
隣でやり取りを見ていた琴葉は、耳打ちする恰好で有紗に話しかける。

「ねえ、あれって有紗の幼馴染なんでしょ」

「うん」

幼馴染という関係は周知の事実だが恋人ということは隠していた。過去に女生徒からの嫌がらせがあり、それを避けるためお互いで決めた事だった。

「あの人って元々身体弱いの?」

「健康体なはず。でも最近は……」

有紗は去り行く恋人の背中をじっと見つめていた。
と、その時昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴り響いた。

「やば、次体育だった。アタシもう行く」

「分かった」

有紗の返事を聞くや否や、琴葉は慌ててその場を後にした。
一方で奏はというと、

「くぅ……」

穏やかな陽気を浴びながら気持ちよさそうに眠っている。
チャイムが聴こえていない様子だった。同じクラスの有紗は苦笑いで彼女を揺り起こすのだった。
95 : ◆Sv4K9QwTFxJb [saga]:2023/12/04(月) 22:37:27.38 ID:Zj3yYjid0

――
――――
――――――

「大変ポワ! 大変ポワ!」

放課後、それは突然起きた。
学校での用事が終わったので、帰宅しようと玄関にいた有紗の前に妖精ポワワが現れた。

「ぽ、ポワワ……! 人前で話しかけないで。変な目で見られるから」

すごい速さで曲がり角を曲がってやって来たポポワに有紗はビックリして、胸に手を当てて高鳴りを抑えようとする。
妖精ポワワは素養を持つ魔法少女たちにしか見えない存在だった。よって会話しているところを見られようものなら変人扱いされてしまう。それはなるべく避けたい。

「それどころじゃないポワ! 怪人が現れたポワ!」

「!!」

「被害に遭ってる人たちが街中にいるポワ! 早くするポワ!」

ついにこの時が来てしまったかと有紗は思考していた。
学生生活から離れて悪と戦う魔法少女へ。身を引き締めなければならない時間だ。

「了解。奏と琴葉は?」

「二人とも現場へ向かってるポワ! 急いで合流するポワ!」

――――――

ポワワに連れられて、三人は学校から徒歩十分ほどの街中に行き着いた。
駅を中心に様々な施設があり、アクセス良好なので当然ながら人が多かった。

「なっ……なに、これ……!」

目の前の状況に琴葉は絶句し、有紗と奏もポカンと口を開けている。
一体どういうわけか、至るところでありえない行為が頻発していた。

「あっ♡ いやっんっ♡」

「そらッそらッ! 気持ちいいか!」

男と女がペアになり、まぐわっている。
サラリーマンやOL、学生など、年齢も職種もバラバラの様々な人たちが二人一組となって、まだ日が昇っている時間帯に、こんなに人通りの多い場所で堂々とセックスしているのだ。

中には三人、四人で行っているグループもいる。まるで規模の大きな乱交パーティー。誰も疑問を抱かず身体と身体のぶつけ合いを楽しんでいた。

「わっ……あ、あんなことまで……!」

「こんなことって……」

「見てる場合じゃないポワ、早く怪人を倒すポワ!」

ポワワは立ち尽くしていた三人を急かした。
おかげでハッと我に返り、彼女たちはそれぞれ周りを見渡してそれらしい存在を探す。
だがどこにもいない。夢羊のような奇怪でオーラのある怪人は見当たらなかった。
96 : ◆Sv4K9QwTFxJb [saga]:2023/12/04(月) 23:28:20.99 ID:Zj3yYjid0

「いないみたいだよポワワちゃん」

「うーん、どうやら別の場所に行ってしまったみたいだポワ。困ったポワ」

「困ったポワ、じゃないでしょ! 探知とかできないわけ?」

「できたら苦労しないポワ! 仕方ないポワ、とりあえず怪人にやられた人たちを救うポワ!」

目的を一時変更して、まずは被害者の人々を救うことになった。
やはりと言うべきか、ポワワの言葉によって、これらは怪人の仕業なのだということを三人は思い知る。

「ねえポワワ、こんなことできる怪人の能力って一体……」

「被害に遭った人たちの額を見るポワ」

有紗の質問にポワワは答える。
よく見ると、性行為をしている人々の額にハートのようなマークが浮かび上がっている。

「あれは『キス魔人』の隷属マークポワ」

「れいぞく?」

きょとんとして首を傾げる奏に分かりやすいように、ポワワは説明を始める。
キス魔人はキスした者を従わせる能力を持っているらしい。そのため、おそらくここにいる人々はキス魔人にキスをされて『性行為をして子供を作れ』と命令されたのだろう。

「無茶苦茶でしょ!」

「それが奴らのやり方ポワ。手段はどうあれ子供が増えれば目的達成ポワ」

言いながら、ポワワは自分たちの一番近くにいた二人組に目を向けた。

「そんなの許されないポワ! 阻止しなきゃいけないポワ! キミたち、魔法少女に変身してからそこの人たちの額に触ってみるポワ!」

「それだけで元に戻るの?」

キス魔人の支配は厄介だが、魔法少女の浄化の力をもってすれば解除は簡単だと、ポワワは有紗の疑問に回答する。
言われたように三人は変身して、スノウスターとキューティレイが代表となり、ポワワが指定した二人組の額を触ってみた。
するとハートマークがパチンという破裂音と共に消え去り、憑き物が取れたようにその場に倒れた。

「これで隷属状態から解放されたポワ。ホワイトミルクの癒しの力じゃなくても大丈夫ポワ」

「よかったぁ」

「でも、性行為をしてしまった事実は消えないんだよね?」

安堵するホワイトミルクの一方で、スノウスターが気になったことを聞いた。
ポワワは「いいや」という言葉に続けて、

「大丈夫ポワ。怪人を倒したら、ボクの力で騒動を『なかったこと』にするポワ」

「そ、そんなことできるの!?」

「できるポワ。被害に遭った人たちは、次に目が覚めたらその場で眠ってたことになるポワ。身体の損傷も汚れも綺麗になくなって安心ポワ」

目を見開いて驚くキューティレイに、ポワワは得意げになる。
流石に時間を巻き戻すようなことは不可能だが、魔法少女たちの士気を上げるには充分な情報だった。
97 : ◆Sv4K9QwTFxJb [saga]:2023/12/05(火) 00:22:53.89 ID:EyrAvaZB0

「よし! スノウスター、ホワイトミルク、ここにいる人たちを助けるよ!」

「その意気ポワ! 隷属状態を解除していけば、怪人も異変に気づいて近づいてくるかもしれないポワ!」

「……」

性に狂う人々を解放するために散っていく中、スノウスターはどこか晴れない気分だった。

(『なかったことに』か……でも私たちは……)

――――――

それから十分ほど経過した頃。あるビルの屋上で、一つの影が街中を見渡していた。
端麗な容姿に金髪の前髪をワックスでかき上げ、黒シャツのボタンを胸元まで開けて、紫のスーツを着こなしているそれは、一見するとホストのように見えるが、額や手の甲、空いた胸元には紫の紋章のようなものが浮かんでいる。
これがキス魔人の正体だった。

「んー?」

キス魔人はピクリと何かに気づいた。
一つ、また一つと、隷属状態にした人間たちの反応が消えている。

「ったくダルいわー……誰よ、オレの邪魔するヤツは」

人間らしくため息をついて目を閉じ、邪魔者をサーチする。
間もなく発見するとキス魔人はビルから飛び降りた。邪魔者は、ちょうどすぐ下にいた。

――――

「あのさぁ、やめてくんない?」

「「「!!」」」

隷属状態の一般人をひたすら救っていた魔法少女たちは、すぐ後ろに音もなく着地した存在に気がつくと距離をとって身構える。
いつの間に背後に現れたのだろうか。

「こ、こいつポワ! こいつが『キス魔人』ポワ!」

「おいおい誰かと思ったらポワワちゃんじゃん! オレたちの邪魔しに来たって聞いてたけどガチかよ」

キス魔人はへらへら笑っている。
どうやら同じ世界の住人なのもあって顔見知りらしかった。

「お前たちの思うようにはさせないポワよ!」

「おもしれー、やってみな」

「……魔法少女たち、出番ポワ!」

手招いて挑発をするキス魔人だったが、ポワワは素早く三人の後ろに隠れて叫んだ。
頼りなさを感じつつ、元からそのつもりだったのでまずはキューティレイが先陣を切る。狙いを定めてスカートを持ち上げると、一本の閃光がキス魔人の頬を掠めた。

夢羊の件から魔法少女たちは密かに戦闘訓練をしており、少しずつ経験を積み重ねていたのだが、やはりまだ未熟な面があった。

「なるほど……速ぇじゃん」

肌から流れ出る血は紫色をしていた。それを手のひらで拭き取り、常人より長い舌でベロンと舐める。

「ひっ」

その気味の悪さにキューティレイの背筋がぞくりと震えた。思わずガーターベルトをチラつかせて再び光線を放つも、今度はあっさり避けられてしまう。
98 : ◆Sv4K9QwTFxJb [saga]:2023/12/05(火) 01:03:54.46 ID:EyrAvaZB0
キューティレイの攻撃はまだまだ続く。右左と代わる代わる光線を乱れ撃つ。しかしどれも凄い速さで避けられてしまう。
そもそも標準が定まっていないものもあった。

「落ち着くポワ! 精神が乱れてるポワ!」

「そうそう、でなきゃオレには当たんないね。威力はヤバいけどさぁ」

声はキューティレイのすぐ近くから聞こえた。
いつの間に移動したのだろう。キス魔人はキューティレイの真隣でしゃがんでおり、ガーターベルトに程よく締めつけられた太ももを眺めている。

「良い太ももじゃん」

「きゃあああああ!?」

そして長い舌を出し、太ももをベロリと舐めた。たまらずキューティレイは蹴飛ばそうとするが、すでにキス魔人はそこにいない。

「キミ可愛いね」

気がつけばホワイトミルクに接近し、顎に手を当てて顔を上向かせていた。
舌なめずりをしている。ターゲットを定めた証拠だった。

「……?」

「ま、マズいポワ! キスするつもりポワ!」

何が起こったのか理解できていないホワイトミルクは、されるがままに、純真なくりっとした瞳でキス魔人を見つめていた。

「そんな顔されたら、嫌でもキスしたくなっちゃうよねぇ」

「んっ」

ポワワが警鐘を鳴らした時には遅かった。
キス魔人は屈んでホワイトミルクの唇を奪ってしまった。

「ぐへッ!!?」

瞬間、キス魔人が凄まじい勢いで吹っ飛んでいく。スノウスターが頬を殴りつけた結果だった。
空中でなんとか体勢を立て直したキス魔人は、地面に着地して勢いを殺すと、数メートル先にいるスノウスターを見据えた。

「流石魔法少女、半端ない力だ。けどもう終わりだぜ」

「スノウスター! ホワイトミルクが隷属状態に……!」

ポワワの言うように、ホワイトミルクの瞳は虚ろになり、両手をだらんとぶら下げている。額にはハートのマークが浮かび上がっている。

「大丈夫、私が触れば!」

言うより前に身体が動く。右手でただホワイトミルクの額に触れればそれで解除されるのだ。簡単なことだった。
しかし、その手はある者によって阻止されてしまった。

「き、キューティレイ!?」

「……」

どういうわけか、キューティレイがスノウスターの手首をガッチリ掴んで離さない。
そして瞳は虚ろになり、額にはハートマークが。

「さっき彼女の太ももにキスしたからなぁ。唇以外でもいいんだぜ、オレの力は」

「そんな……知らなかったポワ……!」

ポワワは狼狽えている。
魔法少女のうち二人が隷属状態になってしまった状況で、唯一無事なスノウスターはどう打破するか考える。
いや、考えている暇などないのだ。キス魔人は恐るべきスピードの持ち主だ。とにかく今やるべきことは……。
99 : ◆Sv4K9QwTFxJb [saga]:2023/12/05(火) 01:35:10.63 ID:EyrAvaZB0

「逃げられると思うなよ」

「うッ……!?」

チュインという音が響き、スノウスターは何かで胸を撃ち抜かれた感覚に陥った。
胸を押さえながらキス魔人の方を見ると、人差し指と中指を突き出した手をこちらに向けていた。

「投げキッスでもいいのさ」

「あ……っ」

「まあ直接より力は劣るけど」

ドクンと心臓が高鳴り、身体が熱くなっていく。
意識が黒い何かに呑まれる。ダメだ、流されてはいけない。

「……う……くっ……」

「へー」

基本的にへらへら笑っているキス魔人は珍しいものを見たような表情をした。
スノウスターの額には隷属状態の証であるハートマークが点滅していて、完全には浮かび上がっておらず、瞳にはしっかりと意思が宿っている。
魔法少女の灯はまだ消えていなかった。

「投げキッスとはいえオレの力に抵抗できるとはな。魔法少女やべぇわ」

「ポ、ワワ……私、どうすれば……!」

「うぅ、ボクが額に触っても意味ないポワ……うわあっ!?」

なんとかポワワに手助けを求めるが、一瞬で目の前にやって来たキス魔人に掴まれて宙へ投げ捨てられてしまう。
そしてどこからともなく出現した小型の檻に閉じ込められてしまった。

「ポワワちゃんはそこで大人しくしてな。これからはオトナの時間だ」

「この……! やめるポワ―!」

浮かぶ檻の中でポワワはじたばたするが、どうにかなるわけでもなかった。
ポワワの声を無視して、キス魔人はホワイトミルクにやったようにスノウスターの顎に手を添えると、整った顔立ちを近づけていく。
が、咄嗟に顔を逸らす。動かないはずの身体を動かすことに成功したのだ。

「ふーん、どうやら魔法少女だからってだけじゃないらしい」

「……は……離、して……!」

「やだね」

キス魔人は横へ向いた顔を強引に元通りにすると、スノウスターの柔らかく艶やかな唇に口づけをした。

「残念でしたー、魔法少女ちゃんたち」

「あ……う……ッ……」

投げキッスよりも強力な、実際のキスによる隷属の力。
スノウスターの額にはくっきりとハートマークが刻印されてしまったのだった。
100 : ◆Sv4K9QwTFxJb [sage]:2023/12/05(火) 01:38:45.90 ID:EyrAvaZB0
ここまでにします、これからエッチパートです
次回に二話終わりまでいきたい
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/05(火) 01:40:30.82 ID:Qhsv9b3rO
おつおつ、後半が楽しみだ
あとNTRものってたまに『身体は許してもこっちは……』みたいにキスだけは堕ちるまで拒む描写あるし、そう考えるとキス魔人が有紗特効はしっくりくる
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/06(水) 08:57:15.85 ID:pxy70XPZO
有紗:キス
奏:牝牛
と来て、琴葉はメスガキってほどじゃないけど結構生意気な感じだし理解らせ系とかが似合いそうかな
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/07(木) 01:36:19.49 ID:7qjorzBLO
これ三人は記憶残るから精神の侵食はされるんだけど、可能なら何かしら身体にも後遺症が完全に消えずに残るとエロさ増して良いかも
特に主役回だとより敵の魔翌力を受けすぎて
有紗→キスに弱くなりキスだけでイケるようになってしまう
奏→膨乳は解除されるが母乳体質が残ってしまう
みたいなのとか
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