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【安価】魔法少女たちの猥難
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425 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/08(月) 01:15:06.35 ID:vdQPD5RFO
>>424
彼女たちに捻じ曲がった性癖を確実に植え付ける出来事になりますね…
お気遣い感謝です、ありがとうございます
426 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/08(月) 04:33:23.31 ID:vdQPD5RFO
ある程度書けたのですが、少し時間を置いて見直したいので、今日の夜頃に更新します
427 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/04/08(月) 06:21:20.31 ID:AkPYe3qKO
了解です
おつおつ
428 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[saga]:2024/04/08(月) 23:12:17.48 ID:yKyhoRRFO
「おっ……おちんちん、くださいッ……!♡♡♡ おちんちん、オマンコにくださいッ!♡♡♡」
有紗はなるべく下品な言葉を連ねた。
羞恥心はあったが、それよりこれを口にすれば男根で突いてもらえるという悦びが勝っていた。
証拠に、自身では気づかないが、彼女の表情は嬉々としていた。
『なんだ、随分と可愛らしいな。もっと下品に出来るだろう』
どうやら気に召さないらしく、偽ポワワはつまらなそうにもっと上のレベルを求める。
このやり取りは怪人にとってたかが娯楽に過ぎないようだった。例えるならペットに芸を仕込むような、そんな程度の話だった。
彼女は完全に見下されていた。
「はあッ、はあッ♡♡♡ お、おちッ……オチンポッ!♡♡♡ オチンポ、オマンコにぶち込んでくださいッ!♡♡♡」
こうなればヤケだと、有紗は羞恥心の壁を壊して叫ぶ。
それでも優等生な性格が故か、大人しい言葉遣いではあったが、偽ポワワは及第点を出したようで、
『いいだろう。たっぷり楽しめ』
「お”ッッっ!?!?!?♡♡♡」
膣口に狙いを定め、一気に最奥まで突き刺す。
亀頭が子宮にゴツンッと衝突すると、その衝撃だけで有紗の快感は突き抜けて、頭の中で何かが弾ける。
「ッッっ――――――ッ!!!!!!♡♡♡ ぁ”ッ――――――ッ!?!?!?♡♡♡ ぐひぅ”ッ――――――っ!!?♡♡♡」
何度も何度も寸止めされた影響か、絶頂はいとも簡単に訪れた。
下腹部の疼きや苦しみが一瞬で吹き飛ぶような極楽。有紗はぐりんと白目を剥いて、身体がビチビチ跳ねまくり、触手伝いに愛液がじょぼじょぼと肉床へ落ちていく。
「―――あぐぅ”ッ!?!?♡♡♡ ま”ッ、まっでッ!?♡♡♡ まだッ、イ”ってり”ゅッ!?♡♡♡」
痙攣の最中だというのに、差し込まれた男根が激しく前後する。
この絶頂は始まりに過ぎないという合図だった。今まではなかなか気持ちよくなれない苦しみだったが、これからは真逆。
気持ちよくて仕方がない苦しみが待ち受けているのだ。
『知ったことか。待ち侘びていたんだろう、この絶頂を。快楽を。死ぬほど浴びせてやる』
「はあ”ッはあ”ッはげしッ、すぎッてっ!♡♡♡ びッびんかんッだからあッ!♡♡♡」
『お前が望んだことだ。じきに達するな、遠慮せずに浸れ』
「こ、こん”な”ッ、の”ッ!♡♡♡ ペースッ、はやッひッ!?!?♡♡♡ ひぐう”う”ぅぅぅッ!?!?♡♡♡」
有紗の腰がガクガクと痙攣して、早くも次の絶頂を予期していた。
入念に焦らして開発したからか、催淫ガスが影響しているのか、絶頂の余韻など感じる暇がないまま、彼女は非常に短いスパンで果てようとしている。
「ら”めッら”めッ、ま”っへッ、ま”っへッ!!♡♡♡ ごれ”ぇッ、こん”な、の”ッ、ほお”お”お”ッ!?♡♡♡ くる”っぢゃうッ!♡♡♡ あ”たまッヘンに”なり”ゅう”ッ!!♡♡♡」
『やれやれ、うるさい奴だ。口を封じてやる』
「むぐッ!?!?♡♡♡」
間近で彼女の獣のような喘ぎ声を耳にして、偽ポワワは迷惑そうにした後、ある触手を差し向ける。
先端に人の口がついた触手だった。口角を上げて二ヤついているそれは、唾液を唇から滴らせたまま、有紗の口に重ねてきて舌を絡ませる。
429 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/08(月) 23:15:12.86 ID:yKyhoRRFO
「ん”むう”うッ!?♡♡♡ ん”ん”んんんッ!!♡♡♡ ん”う”ッん”ん”んんッ♡♡♡!?」
『どうだ、上手いだろう。キス魔人のテクニックを模倣している。接吻だけで女の足腰を立たせなくするほどだ。お前が果てる手助けになれば……』
「ん”お”ッ――――――ん”ん”んッ――――――ッっッ!?!?!?♡♡♡」
『と、言った傍から果てたか』
立派なカリ首で膣壁を引っ掻き回され、強制的にイかせるような鬼ピストンに加えて、甘くも激しい熱烈な口づけを味わい、有紗は二度目の絶頂を迎える。
激しく身体を痙攣させている彼女は気を失いそうになるが、達している間もなお動いている男根がそれを許さなかった。
絶頂したタイミングで、もう次の絶頂を目指すかのように、膣内の男根は延々と動き続ける。
「――――――ん”う”ううッ!!?♡♡♡ ふーーーッ!!♡♡♡ ふーーーッ!!♡♡♡ んぐッううッううううッ!?!?!?♡♡♡」
『くくくくッ、ははははッ……!』
立て続けに絶頂する天国とも地獄ともとれる状況に、有紗の顔は歪んでいた。
苦しみ、そして快楽、悦びなど、様々な感情が入り混じった表情をしている。
それを観察し、偽ポワワは笑い声をあげる。完全に勝ち誇った笑い。魔法少女たちを倒し、踏みつけてやったという勝者の余裕だった。
――――――
「ん”ッん”んッ……ッ!!♡♡♡ んん”ッ、お”ッ……ッ!?♡♡♡」
時間でいえば三十分程度。
偽ポワワに見られながら幾度も絶頂した有紗は、喘ぎ声をあげながらもどこかぐったりとしてた。
体力などとうに尽きている。今の彼女は魔法少女でもない普通の人間なので当然とも言える。いつ失神しても不思議ではないのだ。
『そろそろ頃合いだな』
では何故気を失わなかったというと、偽ポワワが上手く調節していたからだった。
怪人は有紗を、完全に家畜として定めていた。人類として繁殖させるための雌としてカウントしていたのだ。
よって、このような扱いは当たり前だった。
『おい、柴堂有紗。聴こえているか』
「あ”ッ……う”、う”うッ……♡♡♡」
膣から男根を引き抜き、口型の触手を離すと、偽ポワワは彼女の状態を確認する。
虚ろな目をしており、絶頂していないはずなのに痙攣が収まらない。身体と精神の両方に異常をきたしてしまっているらしい。
『やり過ぎたか。まあ、壊れたならそれでもいい』
「う”ッ、ぐぅっ……!♡♡♡」
『無駄かもしれないが訊いておこう。これだけ犯されて、狂わされた上で、どちらが良い?』
「ん”ッ……う”……♡♡♡」
『お前の恋人か、怪人か、どちらのペニスが良い?』
柴堂有紗は鋼の精神力を持った少女だ。しかし、今の彼女は見る影もない。
怪人に再起不能なまでに犯され続けて、変わってしまった。彼女もまた被害者の一人と化してしまったのだ。
「……か……かい、じん……♡♡♡」
どうやら偽ポワワの言葉を理解できたらしい。
有紗は光を宿していない空虚な瞳のまま、呟くように答えた。
430 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/08(月) 23:19:45.34 ID:yKyhoRRFO
『ほう、怪人か。恋人ではなく?』
「かいじん……かいじんおちんぽ、すご、ひ……♡♡♡ んっ……ごめん、なさい……ッ♡♡♡ さからって、ごめんな、さい……っ♡♡♡」
『そうか』
ぼんやりしながらも、どこか恍惚とした彼女の返答に怪人は満足する。
これで偽ポワワは正真正銘、魔法少女たちに完全勝利したこととなった。
『本当にいいのか? 恋人への想いはどうした?』
「け、けんしくんとは……しばらく、してないから……っ♡♡♡ でも、ぜったい……れべるが、ちがう……♡♡♡ かいじんおちんぽ、つよすぎる……♡♡♡」
彼女にとって、キス魔人の男根による絶頂地獄はトラウマレベルの経験になってしまったようだった。
『くくくくッ、そうかそうか。今の言葉、ぜひ本人に聞かせてやってくれ。いずれ彼もボクが捕まえて身も心も打ち砕いてやる。力を貸してもらおう』
柴堂有紗が触手に凌辱されてよがる姿を見せたら、奴はどんなに絶望するだろうかと、偽ポワワは今から楽しみで仕方なかった。
優越感に浸りながら、怪人は興味の対象を他二人の魔法少女、いや、二匹の家畜へと向ける。
「お”ほお”ッ!?♡♡♡ お”っぱいでイ”ぐうッ!♡♡♡ お”っぱい”ッ、すわ”れでイ”っぢゃうの”ぉッ!♡♡♡」
早峰奏は、相変わらず快楽に従順な雌だった。
乳房から出る母乳を吸引されることに快楽を感じ、なんとも情けないアヘ顔を晒している。
「ざーめ”んっざーめ”んんっ!♡♡♡ あ”ぐうッ!?♡♡♡ う”、ん”ん”ッ!?♡♡♡ な、な”かだしぃッ、うれしッ……!♡♡♡ あ”りがとう”ございますぅっ……!♡♡♡」
そしてもう一人、相川琴葉は触手たちを相手に嬉しそうに交尾している。
この三匹は、そのうち子を孕むだろう。人間ではない怪人の子を。
どの種族の遺伝子だとか、どうでもいい。とにかく子を沢山産ませればいいのだから。そのうち、彼女たちが倒してきた怪人を呼び出して鬱憤を晴らさせるのもいい。
そんなことを考えつつも、偽ポワワは次の作戦を練っていた。
この怪人は目の前の元魔法少女を倒すためだけに作られた存在なので、次の標的の情報をインプットするため、一度元の世界に戻る必要があった。
『そうだな、やはり柴堂有紗の恋人を狙うか。愉快なことになりそう……ん?』
視界の端にふと、何かが光り輝くのが見えた。
偽ポワワがそちらを向くと、肉壁に小さな明かりが灯り、それは次第に大きく広がっていく。
『……まさか……ッ!』
それが外部からの攻撃だと気がついた時、怪人の半身が音もなく吹き飛ぶ。
怪人は生きていた。吹き飛んだはずの身体は瞬時に再生を遂げ、たった今何が起こったのかを確認する。
「なんだ、倒したかと思ったのに」
壁に生じた明かりの正体は、怪人の作り上げた異空間外から降り注ぐ現実の光だった。
それだけではない。ぽっかり空いた大きな穴の中央で、腰に片手を当ててモデルのようなを立ちポーズを決めている人物が一人。
至る箇所に宝石が飾られた金色のドレススーツを身にまとっている彼……いや彼女は、煌びやかな衣服のおかげで逆光をものともせず自身の姿をハッキリと見せつけていた。
『魔法少女か……どうやってこの場所を知った……!』
「そっちこそ教えてくれ。どうすればお前を倒せるのか」
茶髪のショートヘアで、かき上げられた前髪に、美しく整った顔立ちの彼女は不敵に微笑んでいた。
その真っすぐな瞳に捉えられて、偽ポワワは動揺の色を隠せない。
「跡形もなく消せばいいのか?」
『!?』
いつの間にか、彼女は偽ポワワの背後をとっていた。
握りしめた拳で何発か殴りつけ、強烈な蹴りを喰らわせる。全て視認できない動きだった。
『ぐうッ……!?』
思いきり吹き飛ばされ、肉壁に全身を打ちつけた偽ポワワは、とても焦っていた。
自分はスノウスター、ホワイトミルク、キューティレイの三者を倒すために作られた存在。
データに無い魔法少女に対応するのは非常に難しかった。
「あともう一つ知りたいな。ポワワをどこに隠したんだ」
『……! くくくくッ、なるほど。お前は奴の契約者か』
遠く離れていたはずが、金の魔法少女はすぐ目の前に立っていた。余裕綽々といった様子で偽ポワワを見下し、顔を近づけて囁くように質問する。
このままでは危うい。でも大丈夫だと、偽ポワワは安堵していた。
何故なら眼前の魔法少女は、自分が捕らえている妖精の契約者だと知ることが出来たからだ。
431 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/08(月) 23:22:40.94 ID:yKyhoRRFO
「ああ、そうさ。急にいなくなったから探し回ってた。まさか、あたしの仲間共々敵に捕まってるとはね」
『その仲間が、どうなってもいいのか?』
偽ポワワは好機を得る。
自分は三人の魔法少女を手中に収めているのだ。人質にすればコイツは手出しできないはず。
そして立場を逆転させ、新たな雌として飼ってやる。怪人は持ち前の狡猾さを発揮していた。
『くくく、お前の仲間はボクに敗北を喫した。生かすも殺すもボク次第だ』
「……」
『もちろん妖精もな。いいか、危害を加えて欲しくなければ……』
「エグゼキュスー! 回収したかー?」
偽ポワワの脅迫を遮り、金の魔法少女は背後をちらと見てそう叫ぶ。
『……!?』
魔法少女の奇襲に気づくことが出来た偽ポワワだったが、まさか“もう一人”いたとは思いもしなかった。
怪人の視線の先には、気を失っている有紗、奏、琴葉の三人と、彼女たちに付き添い佇む黒い少女。
「だ、だいじょうぶ……!」
漆黒のマントに身を包んでいる小さな彼女は、艶のある綺麗な黒髪を、同じく黒色のシュシュで一つに纏めており、半目開きの眠たげな眼で金の魔法少女にピースしている。
偽ポワワは咄嗟に、三人の魔法少女を触手で拘束していた場所を見た。いつの間にかバッサリと触手たちが切られている。
あの少女の仕業だろう。やられた、奴らは状況に応じた準備をしていたのだ。こちらよりも上手だった。
「というわけだ怪人さん。まだ打つ手はあるかな?」
『…………』
偽ポワワは何も言えなかった。
やがてその体がサラサラと砂のように溶けていき、怪人の本当の姿が現れる。
『やるな、魔法少女』
赤黒く禍々しい肌色をした球体に、大きな一つ目をギョロつかせて、体の周りに幾つもの触手が生えている。
これが魔法少女たちを苦しめた偽ポワワの正体。
『正直に言おう、策は無い』
「ハッ、清々しくていいね」
『だから正々堂々と戦うことにしよう』
刹那、怪人の触手が一斉に金の魔法少女に襲い掛かる。
怪人からすると意表を突いた、完璧で精一杯の攻撃だった。だが彼女はその全てを難なく捌き切ると、
「じゃあな」
全身から光を放つ。周囲一帯を覆うほどの、眩しくて目も開けられない強烈な輝きだった。
『ぐッ……ああああああ……ッ!!』
これはれっきとした彼女の技だった。断末魔を残し、怪人はボロボロと崩れ去っていく。
間もなくして光が収まると、その場は何の変哲もない普通の体育館倉庫に変化していた。
432 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/08(月) 23:25:17.40 ID:yKyhoRRFO
「ふぅ、呆気ない」
倉庫内の壁と対面しながら、金の魔法少女はそう一言。
そしてくるりと振り向くと、裸で横たわっている三人の仲間に布をかけているもう一人の魔法少女に優しく笑いかける。
「上手くいったねエグゼキュス」
「う、うん……グローリアスも。でも、ピカってやるときは、言ってほしい……」
「はは、それは難しいな。必殺技を撃つっていうのに、わざわざ声に出す奴はいないだろ?」
金の魔法少女、グローリアスは苦笑して頬を掻きながら言う。
対して黒の魔法少女、エグゼキュスは半目のままじっとグローリアスを見つめている。
「ん?」
グローリアスはふと、エグゼキュスが何か白いものをぎゅっと抱えていることに気がついた。
妖精ポワワだった。偽ポワワから解放されたらしく、体中が傷だらけだった。
「見つけたのか」
「うん……そこに、たおれてた……だいじょうぶかな?」
「さすがに妖精は、動物病院じゃ治せないよなぁ。彼を探そう。異空間を発見してくれたように、知恵を貸してくれるかも」
「分かった」
しばらくの間、体育館倉庫は立ち入り禁止の貼り紙が貼られていた。
邪霊の力により、妖精ポワワ、そして三人の魔法少女は敗北を味わうことになってしまった。
新たな仲間が助けに来なければ、どうなっていたか分からない。
次はいつ怪人の襲来が襲来するのだろう。そして今回のような目に遭ってもなお、立ち向かうことは出来るのだろうか。
とにかく今は、傷ついた身体、そして心を癒す時間が必要だった。
『第5話 終わり』
433 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/08(月) 23:27:38.90 ID:yKyhoRRFO
長らくお待たせしてしまってすみませんでした
有紗をもっと泣かせたかったけど、長くなりそうなので止めました…
次は新しい魔法少女たちの回になります
更新時にお知らせします、よろしくお願いします
434 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/04/08(月) 23:36:17.85 ID:gIRG4opmO
更新お疲れ様でした
下品なおち⚪︎ぽ媚び必死にしたり前のキス魔人との寝取られキス再現されて
彼氏より怪人好きってついに言っちゃった有紗が今までの真面目で優等生な鉄壁ぶりとの落差でえろかったです
でかいおっぱいから搾乳されるの大好きにされて元々弱弱なのにさらに弱点増えた奏、
生意気だったのに男子に媚びて便器として辱められるマゾに堕ちた琴葉共々脳に刻み込まれた性癖で日常や学校生活すら変容していきそう
そしてエロだけじゃなくていよいよ登場した遥=グローリアス、真宵=エグゼキュスの新魔法少女登場に相応しい無双とボリュームたっぷりでよかった
まさしく新章開幕って感じでこれからが楽しみです
435 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/04/08(月) 23:43:02.86 ID:stf2ZuFFO
乙乙
有紗みたいに精神力強い魔法少女が絶頂寸止めで雌の欲求に精神壊されて彼氏より怪人選ぶのえっちだ
あと既にグローリアスとエグゼキュスに面識あって仲良さそうなのが意外だった
次は時系列戻ってそれぞれの面識合わせや契約が書かれるのだろうか?
436 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/04/08(月) 23:45:05.59 ID:nuX2PAlgO
おつおつ、三人回だけあって素晴らしかったぞ偽ポワワ……これは後遺症どえらいことになりそう
有紗は彼氏君と上書きックスして気持ちいいはずなのにもどかしさを感じてほしいし、琴葉は催眠の影響で部活に行く度に発情してほしい
奏もこれで一層オナ狂いになりそうだし、通販とかで頻繁に『化粧品』を購入して毎夜丹念に『使って』ほしい
437 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/04/11(木) 23:22:42.91 ID:o/nVtmNv0
男が男のちんこ欲を褒め合うの気持ち悪い
438 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/14(日) 17:51:21.12 ID:UpQnrb5VO
経過報告です
第6話の前に小話があった方が、諸々の説明を詰め込まずに済んでいいと思うので、幕間を水曜日辺りに更新します
ステータスもその時に更新します
439 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/04/14(日) 17:59:36.16 ID:qtjU4gWS0
報告乙です
幕間はどういう物語が書かれるかな
あと偽ポワワに蹂躙されて性癖歪んだ3人娘がどうステータスえっちに変化したかも楽しみです
440 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/04/15(月) 09:00:02.69 ID:zjZyRAbSO
おつおつ
幕間は追加二人の契約までのあらすじとかかな?
場合によってはそれに加えて三人の後遺症の影響描写やNPC組が裏でどんな行動を取ってるかとか
441 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/18(木) 02:53:43.30 ID:ljxNn86J0
寝落ちしていました…
更新を今日の夜に持ち越します、すみません
442 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/04/18(木) 03:07:00.49 ID:uIT/GqNN0
乙乙
ゆっくり待つから体調気を付けて無理しないようにしてくださいね
443 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/04/18(木) 21:56:56.53 ID:S1Q8S0V30
自演自演ww
444 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[saga]:2024/04/18(木) 23:01:58.14 ID:ljxNn86J0
『幕間 変化と出会い』
〜柴堂有紗〜
有紗は自分を嫌悪していた。
初めて魔法少女になった時、もしかしたら“ああなる可能性”があるかもしれないと予想していた。
けれど、仮にそうなったとしても自分は大丈夫だと。何があっても、何をされても、挫けずに跳ね除けてやるという自信があったのだ。
考えが甘かった。彼女は窓の外を見つめながら後悔していた。
どんよりした空から雨が降り注ぐ陰鬱な天候は、まるで自分の心をそのまま映しているかのようだった。
「……そうか……」
彼女の後ろには恋人である黒野賢士が、彼女のベッドに腰かけてじっと話を聞いていた。
今までずっと有紗を避けていたのだが、校内の廊下で、今にも消え入りそうな雰囲気で歩いていた彼女を発見したら、声をかけずにはいられなかった。
「本当に、ごめんなさい」
「もう謝らないで。君は悪くない、悪いのは怪人だ」
賢士はシーツをくしゃりと握りしめる。
偽ポワワにされたことを、有紗は包み隠さず全て話した。それがせめてもの恋人への償いだと思ったからだ。
その結果、彼の顔には影が落ち、瞳には怒りを宿していた。
「そう、怪人と……僕のせいでもある」
「え?」
有紗は意外な言葉を耳にして振り向いた。
涙を流した後のようで、目が赤く腫れている。
「僕のせいだ。僕がもっと早く、一匹でも多く怪人たちを倒していれば、君がそんな目に遭うこともなかったんだ」
「賢士くん……まさか、私を避けていたのって……」
「こんな訳の分からない戦いを一日でも早く終わらせたかった。世の女性たちを、何より君を守りたかったから」
賢士は俯いて手のひらで両目を覆い、自分の無力さを呪う。
自分にもっと力があれば、大切な恋人をこんなにも傷つけることはなかっただろう。
彼女を傷つけてしまった責任は自分にある。情けない男だ。
やるせない気持ちはみるみる膨れ上がっていく。
「けど実際はどうだ? 結局こんな目に遭わせてしまった。魔法少女の加護があるなら、一般人として襲われるより安心だろうと高を括っていたんだ」
「……」
「恋人失格だよ。こんなことなら、ずっと君たちと一緒に行動すれば良かったんだ! そうすれば防げたはずだ!」
「け、賢士くん」
「馬鹿だった……大馬鹿だ……! 僕は、僕は……!」
「待って、自分を責めないでっ」
嘆き叫ぶ恋人を落ち着かせるため、有紗は彼を抱き寄せてぎゅっと包み込む。
頭を撫で、再び目を潤ませて、鼻を啜りながらも優しく語りかける。
「全部怪人のせいだよ。賢士くんも言ってたでしょ? 怪人が悪いの……。あなたは私のために頑張ってくれてた、何にも悪くない」
「そんなこと……」
「すごく嬉しいよ。ありがとう」
顔を上げた賢士の表情は、心の弱みを曝け出しているような弱々しいものだった。
目と鼻の先にある愛おしいその顔に、有紗はそっと触れた。応えるように、頬に当てられたきめ細やかな手に、賢士は自分の手を重ねた。
445 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/18(木) 23:04:14.87 ID:ljxNn86J0
それから一呼吸置くと、静かに口を開く。
「有紗、頼む。もう魔法少女はやめてくれ。僕が君を守る。ずっと傍にいるよ」
「……賢士くん……」
愛する人からの提案。
彼は打って変わって、男らしい真剣な眼差しを向けている。死んでも自分に傷ついて欲しくないという意思の表れだった。
途端に有紗の心は暖かさで満ち溢れた。真摯な愛情を受け取り、こんなにも私のことを想ってくれているんだと喜びで胸が一杯になった。
「……できない」
同時に、決意を固める。有紗は涙を拭うと、しっかりと目を合わせてそう答える。
返事を待っていた賢士は耳を疑い、何かを言おうとするが、有紗が制するように言葉を続けた。
「賢士くんの気持ちは分かるよ。でもね、私が魔法少女を続けてるのは、やらされてるとかじゃなくて自分の意思なの。身勝手な理由で、好き放題に暴れ回る奴らを止めたいから」
恋人の提案はとても嬉しいし、怪人への恐怖は依然より増している。
彼に身を預けてしまいたい気持ちはある。けれど、もしここで逃げてしまったら助けられたはずの女の子を助けられなくなる。
力があるのに無視するなんて、最初は気にせず過ごしていたって、いずれ耐えられなくなるだろう。
「だから、やめる気はない。誰がなんと言おうと、私はこの先も魔法少女として戦うつもり」
「ダメだ、もう戦うな、お願いだ!」
「大丈夫。おかげで元気になったから。この先、奴らに何をされても絶対に挫けないって約束する」
そう口にする有紗の瞳の奥には、彼女が彼女たる所以である、強い意思の輝きが灯っていた。
恋人の愛を知ることができて、とても暖かな、これ以上ないほどの力を貰ったのだ。彼が自分を想う気持ちを胸に抱いていれば、いかなる苦境にも屈しない確固たる自信がある。
だが反対に、賢士は不安で胸が押し潰されそうだった。
この先もっと強力な怪人が現れて、彼女を酷い目に遭わせ、二度と立ち直れなくなってしまったら。考えたくもない。
「なあ聞いてくれ。僕は初めて見たんだ、心の強い君があんな顔になってしまうのを。怪人たちはきっと、どんな手を使ってでも君を壊そうとしてくる」
「……そうだね」
「だろう? だから普通に戻って欲しいんだ」
「戻ったとしても、怪人たちに私の情報は知られてるし、確実に狙われると思う」
賢士は口を紡いだ。
有紗の言うことには裏付けがあった。現に彼女たちを苦しめた怪人は、彼女たちの情報を元に作られたのだ。
守ると宣言はしたが、ずっと傍にいるのにも限界はある。隙を突かれ襲撃に遭った時、彼女に戦う術がなければ太刀打ちできない。
「で、でも……!」
「賢士くん、信じて。私はずっとあなたを愛してる。どんなことをされても、あなたの顔を思い浮かべれば平気」
「有、紗……」
有紗は、どうにかして自分を守りたい賢士の不安を解きほぐすような優しい笑顔を見せた。
その後そっと唇を重ねる。
「!」
「私からするの、初めてだよね」
顔が離れた後、有紗は頬を染めて照れくさそうに笑う。
突然の行動に目を見開くが、賢士は目の前の恋人が愛おしくて仕方なくなり、気持ちをぶつけるように思いきり抱き締めた。
有紗も応えるように抱き返す。互いに温もりを感じて、心に染みわたるほどの幸せな時間が訪れる。
「ねえ」
「……?」
「久しぶりに……し、したい……二度と忘れられないくらい、めちゃくちゃにして欲しい……」
有紗は勇気を振り絞り、彼氏の耳元で囁いた。
前にした時には雰囲気に身を任せていたが、今回は積極的に。もっと彼を感じたいから。
彼女の気持ちを汲み取り、賢士は少し離れてから笑いかけて、また口づけを交わした。
今度は愛を確かめ合うような情熱的なキスだった。
二人だけの空間は、誰にも邪魔されることはなかった。ただ激しく愛し合う音だけが部屋に響いていた。
気がつけば雨の音は止み、雲の隙間から陽の光が差し込んでいた。
446 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/18(木) 23:06:25.30 ID:ljxNn86J0
〜早峰奏〜
「……わぁ……」
時計の針は22時を示していた。
肌触りが良いピンクのふかふかカーペットや、壁に貼られた動物モチーフのポップなキャラが描かれているポスター。
ベッドの隅に置かれた可愛らしいクマのぬいぐるみなど、いかにも女の子らしい自室で、奏はワクワクと胸を高鳴らせていた。
(……直径4センチ……長さ18センチ……)
ネコミミが付いた座椅子にちょこんと座り、小さな丸型テーブルに肘をついてタブレットを眺める。
画面にはいかがわしいサイトで販売している商品の写真がズラリと映っており、気になった物の説明を読んでは感嘆のため息を吐き、次の商品を確認するといった流れを繰り返していた。
(おっきい、よね……? 牛さんの、どれくらいだったっけ……)
ふと天井を見上げ、かつて自分の中に挿入ったモノの画を思い浮かべる。
両手の人差し指を使い、大きさや長さをああでもないこうでもないと妄想するが、なかなかしっくり来ない。
(んー……でぃるど、かぁ……どうしよう……)
そのうち断念して再びタブレットを手に取り、画面をスクロールしていく。
ベーシックな形のもの、変わった形のもの、本当に様々な品が並んでいる。
彼女はここに来て、新たな一歩を踏み出そうとしていた。
今までずっと自分の手を用いて自慰行為に耽っていたのだが、最近どうも物足りず、ついに大人のオモチャに手を出そうかと悩んでいたところだった。
しかし彼女はまだ未成年であり、そういった類の物は買えない年齢だった。
(ほしい……でも……)
口を尖らせ、じっとオモチャの写真を見つめる。
こうして眺めていても購入はできない。欲求が高まり悶々とするだけなのに、それでも閲覧してしまう。
何故18歳制限なのだろう、15歳からでもいいじゃないか、などと心で文句を言ってみる。
(……こっそり買っちゃおうかな……)
ふと、奏の頭に邪な考えが降ってくる。
だがネットで買うとなると家族にバレてしまう可能性がある。近場にそういう店があったとしても踏み込む勇気がない。
どうしようか。やり場のない欲望は徐々に大きくなっていく。
「あっ」
難しかった顔が、ぱっと明るくなる。
大人のオモチャはディルドだけでなく他にもある、ということに気づいたらしい。
正確には、それは大人のオモチャの枠から外れている代物だった。
「あった、電動マッサージ機……!」
彼女の大きくて可愛らしい眼がキラキラと輝いた。
これだ。これなら家族に見つかっても言い訳できるし、未成年でも心置きなく買える。
思うより先に手が動いていき、奏は自身が頻繁に使っているショッピングサイトで無事に手続きを済ませた。
(か、買っちゃった)
『購入完了』の文字を見た後、奏はなんとなく罪の意識が芽生えた。
正しい使用用途はあれど、いかがわしいことに使うための道具を買ってしまったことへの背徳感。
しかしそれ以上に、未知の快感への期待が心を躍らせる。
447 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/18(木) 23:09:00.18 ID:ljxNn86J0
彼女はタブレットをぎゅっと抱きしめてベッドに身を投げ出した。
一体どんな刺激なのだろうか。胸に当てたらどうなるか、下半身に当てたらどうなるか。
考えただけで下腹部が疼いてしまう。
(……でも……)
天井を見る彼女の頬はほんのり赤く染まり、切なそうな表情へ移り変わる。
電動マッサージ機を買ったのはいいが、やはりディルドへの興味は尽きない。
指も気持ちいいが、お腹の中にあれが欲しい。あれを挿入すればもっと気持ちいい……はずだ。
(そうだっ)
と、ここで何かを閃いたようで、奏はたちまちうつ伏せになるとタブレットを操作する。
「……でぃるど……てづくり……っと……」
タプタプと人差し指でキーワードを入力。検索すると、画面いっぱいに魅惑的な言葉が広がる。
購入ができないなら、作ればいいのではないか。こっそりと材料を集めて自作してしまおう、というのが彼女の思惑だった。
気に留まったサイトをタップして内容を確認する。色んなことが書かれている。
「紙粘土……野菜……! なるほど」
思いもしない発想の数々に衝撃を受ける。
確かにこれらを用いたらディルドの代わりになるかもしれない。しかし一つ問題があった。
どうやら共通して、ある物を装着する必要があるらしい。
「こ……こんどーむ……」
それが何なのかは彼女といえど知っている。
アダルトグッズではないのだが、店で買うのは気恥ずかしさがある。
どうしても必要なのだろうか。いっそ何も付けずに、直接挿入してしまってはどうだろう。危ないだろうか?
琴葉は目を瞑り、口をへの字に曲げてうんうん悩み始めた。
(……バナナ……ゴーヤ……)
が、そのうち口の端がつり上がってよからぬ妄想が脳内を埋め尽くす。
目にしたことも触れたこともある馴染み深い食べ物たち。それを自慰行為に使うのは気が引けるが、凄く、是非やってみたい。
一体どんな感覚なのだろう。
「……ん……」
さっきから下腹部が疼いて仕方ない。
脚をもじもじと擦らせる。せっかく入浴を済ませた後だから今日は避けたい。
けれど、このむらむらを収めないと安眠できそうにない。
(野菜……は、また今度にしよう……)
欲情してしまった琴葉は呼吸を荒げながらタブレットの画面をオフにする。
リモコンで部屋の電気を常夜灯モードに切り替え、ナイトウェアをもぞもぞ脱ぎ捨て全裸になると、もっちりした乳房やじゅんと濡れた秘部に手を這わせ慰めていく。
「あっ♡ ん……♡ ふぅっ♡」
乳首を摘まんでいるとぷっくり硬くなり、人差し指の爪でかりかり刺激する。
自分でする時はいつもここから始まる。じっくり丁寧に快感を高めていき、気持ちいい時間を楽しむのだ。
「んんっ♡ ふ、あ♡ くぅ……!♡」
なるべく声を押し殺して、家族にバレないように。その緊張感がより感度を高める。
どこか遠くの方で犬が遠吠えをしている。彼女の夜は、まだ始まったばかりだった。
448 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/18(木) 23:12:13.68 ID:ljxNn86J0
一旦ここまでで
あと琴葉パートと自己紹介パートがあるので、日を跨いでから更新します
もし更新無ければ後日になります
>>442
ありがとうございます、励みになります
449 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/04/18(木) 23:27:12.81 ID:stPFN6uiO
遥と真宵の契約パートだけと思ってたから初期三人娘の幕間まであるのは嬉しい誤算
450 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/04/19(金) 00:45:21.47 ID:xyZtwf3lO
おつおつ
ディルド手作りの発想に至る辺り完全に快楽堕ちしてますわこの娘……
ゆくゆくは牛鬼のモノを完全再現した巨根ディルドや大根辺りでおまんこ掻き回しまくってほしい
451 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/04/19(金) 12:42:42.25 ID:J2daKBor0
自演?
452 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage]:2024/04/24(水) 00:44:46.19 ID:ue91e/oM0
本日更新予定です
できれば幕間ラストまで
453 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/04/24(水) 01:18:45.42 ID:3D4iLkjU0
報告乙です
残りの幕間はどうなるかな
454 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[saga]:2024/04/24(水) 23:22:14.55 ID:ue91e/oM0
〜相川琴葉〜
放課後。チャイムの音を聴きながら、琴葉は覚束ない足取りで廊下を歩いていた。
これから部活動なのだが気分が優れない。熱があるとか、生理の影響だとか、そういうわけではない。
「……っ」
他の生徒とぶつからないよう、こそこそと壁伝いに進んでいく。
なるべく目立たないように俯きながら、ゆっくりと。自分が陥っているこの状況を悟られてはいけない。
そう、誰にも“バレてはいけない”のだ。
「おい相川、大丈夫か。具合が悪いのか?」
「!!」
その時、後ろから呼び止められる。
聞き覚えのあるこの声を耳にして、琴葉は断崖絶壁に立たされたような気持ちになった。
願わくばこの教師だけには鉢合わせたくなかったのに、あろうことか出会ってしまったのだ。
「だっ大丈夫です……!」
「『です』? お前が敬語なんて珍しいな」
彼女の後ろに立って眉をひそめているのは、堀田という苗字の男だった。
かつて夢羊に魅せられた淫夢にも出てきた、筋肉質でむさくるしいゴリラに似ている教師。
いつもの調子なら彼をゴリ田などと呼んでからかっているのだが、今はそれどころではなかった。
「い、急いでるから……それじゃ……!」
「待て相川、どうしてこっちを見ない。何か隠してるんじゃないか? 校則に違反するものとか」
堀田の声色が厳しくなり、小さくなっている彼女の真隣に立つ。
どうやら体調不良から一転して、後ろめたいことをしているのではないかと疑われたようだった。
「うっ……くッ……っ!?」
返事をする間もなく、彼女は壁に手をついて屈んでしまった。
それを見た堀田は慌てた様子で琴葉に手を貸そうとするが、
「近寄らないでっ!!」
「!?」
いきなり大声を出されて固まってしまった。
周りの生徒が一斉に二人を見る。何も知らない皆からすると、『身を丸めた女生徒に手を出そうとしている男性教師』だと誤解してしまうような状況。
昨今問題になりがちな世の中なのもあり、それだけは避けたいと思い、堀田は咄嗟に手を引いて琴葉から距離を置いた。
「き、教師に向かってその言い方はなんだ!」
「……ごめん、なさい」
「へ?」
「ごめんなさい、先生……アタシ、本当に大丈夫、ですっ……気に、しないで……ッ」
琴葉はよろよろと立ち直ると、再び壁伝いに廊下を進んでいってしまった。
堀田は呆然とその様子を眺めて、一体何だったのかと疑問に思いながら、心配ではあったが生徒の言葉を信じることにしてその場を後にした。
幾人もの男女が通る通り道。
琴葉が屈んだその位置には、透明な液体がぽつりと僅かな水溜まりを作っていた。
455 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/24(水) 23:24:44.12 ID:ue91e/oM0
――――――
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!♡」
魔法少女たちが通っている学校内の、体育館裏にある人気のない古いトイレ。
その中から荒い呼吸と、女生徒の喘ぎ声が聞こえてくる。
「んぁっ♡ ふっ、うっ……んくっ……!♡」
声の主は琴葉だった。
便座に座っている彼女はスカートを捲り上げ、ぐっしょり濡れてしまった水色のショーツを膝まで下ろし、右手を使って秘部を弄り回していた。
中指が膣口を出入りするたび、くちゅくちゅと卑猥な水音が響く。人がなかなか来ない場所とはいえ、もしもの時に備えて大きな音を出すわけにはいかない。
しかし自然と激しくしてしまう。
何故彼女がこんなことをしているのか。全ては偽ポワワとの戦いが原因だった。
あの恐ろしい怪人に見せられた幻覚の影響で、男の臭いに過敏に反応して興奮する身体になってしまったのだ。
教室で授業を受けている時、廊下ですれ違う時、微かに鼻に届くだけでムラっときてしまう。
体育の授業後や部活動の時間帯などは特に地獄だった。下腹部がきゅんきゅん疼いて、ムラムラが収まらず秘部が嫌でも濡れる。
「ぐっ……ひぅっ、んっ……!♡」
だから堀田と遭遇した時は少しでも離れたかった。
彼の濃い体臭は嗅ぐだけで頭がくらっとして、あの時のことが嫌でもフラッシュバックする。
何人もの男たちに精液まみれにされた、あの時の光景が。
「はぁっ、はぁっ、くそっくそっ、くそっ……!♡」
こんな身体にされてしまい、琴葉の胸中は怪人への憎しみや、無抵抗でされるがままだった悔しさに満ちていた。
魔法の力ではどうにもならないとポワワに言われた時、悲しくて涙を流したりもした。
(最悪、最悪最悪ッ……!♡)
発情してしまったら、とにかくこうして発散するしかない。
さっさと終えてシャワーを浴びたい。彼女は自分の身体に嫌気がさしながら、そろそろ達することを悟って指の動きを更に速くしていく。
「やっぱお前もそう思う?」
と、その時だった。
誰かがトイレに入ってきた。咄嗟に自慰行為を止めてスカートに添えていた手を口に当てる。
「思う思う。最近やけに色っぽくなったっていうか」
「だよなー。柴堂って元々スタイルいいけど、それだけじゃなくてさ」
声からして男子生徒二人のようだ。
琴葉の心音がバクバクと高鳴る。人が来た。ここで自慰行為をするようになって初めての出来事だ。
しかしどうして女子ではなく男子なのか。彼らが間違えて入ってしまったのだろうか。
「はぁ……はぁ……はぁ……っ♡♡♡」
答えは明白。ここは男子トイレだった。
では何故、女子トイレでなく男子トイレに籠っているのか。何を隠そう琴葉の本能がそうさせていた。
「分かる、上手く言えないけどエロい。男女関係なく優しくて良い子だし」
「彼氏いんのかなぁ、いるんだろうなぁ」
「つーかエロいで言うと、早峰もエロくね?」
「あー顔に似合わずおっぱいデカいよな。目の毒だろ、抜いたことあるわ」
ドアを隔てたすぐ向こうから会話が聞こえる。それから用を足す音も。
止まっていた琴葉の指が、ゆっくり動く。
「ふ、ぁっ……ッ!?♡♡♡」
すぐさま、激しくする。ぐちゅぐちゅという淫らな水音が響き渡る。
こんなに音を立てたら普通であれば気づかれるだろうが、幸いにも彼らは会話に集中していて気づかない。
放尿の音が邪魔をしているのもあった。ここぞとばかりに、琴葉は快楽のピークに向けて膣を深く、速く刺激する。
456 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/24(水) 23:25:51.63 ID:ue91e/oM0
もしバレてしまったらどうなるだろうか。
女子生徒が男子トイレに入って、こっそりオナニーしていることが気づかれてしまったら。
絶対に変態扱いされる。それだけでなく、思春期男子の性欲が暴走してしまったらと思うと……。
考えただけで、興奮する。
「ひぐッ……ッッ……――――――っ!?♡♡♡」
琴葉は腰を浮かせてがに股になると、そのままビクンッと身体を揺らして絶頂した。
たちまち秘部から愛液が噴射されてトイレのドアにびちゃびちゃと引っかかる。
「ん? なんか今」
「どした」
流石に異音に気づいたらしく、男子の一人が会話を中断して耳を澄ませる。
つられてもう一人も口を閉じた。トイレ内は少しの間、静寂に包まれた。
「―――おい! 先輩たちが二年生集合だってよ!」
「げっ、マジか!」
遠くから楽器の音や運動部の掛け声が聴こえてくる、そんな中。
入り口の方で誰かが大声を出し、それに反応した男子たちが、バタバタと慌てた様子でトイレから出て行く。
やがて足音が遠のいていき、数分が経過した。
「……はぁ……はぁ……っ」
個室の鍵が開いて、中からぐったりとした琴葉が出てくる。
ドアにかかった愛液を丁寧に掃除し終え、濡れたままのパンツを穿き直していた彼女はその足で洗面台へ向かう。
備え付けの石鹸で入念に手を洗いながら、ふと目の前の鏡に映っている自分の顔を見る。
汗ばんでいるせいで頬に貼り付いている髪の毛に、赤く染まる頬。疲れているが、どこか満足げな表情。
「……最悪……」
自己嫌悪に陥り、きゅっと唇を噛む。
怪人を憎しみ、こんな身体に嫌気がさしている反面、こうして性欲の導くまま動いてしまう自分がとても情けなかった。
このままでは済まさない。怪人たちに報いを受けさせてやる。彼女は決意を新たにした。
手洗いを済ませると、そそくさと男子トイレから出る。
周りに誰もいないことを確認したはずだったが、
「あれ? 相川?」
「……!!」
建物の影から男子が二名現れて、ばったりと遭遇してしまった。
しかもこの二人は琴葉と接点がある、帰宅部の橋本と山岡だった。
「え? お前男子トイレから出てきたよな?」
「ま……間違えたのっ」
内心焦りながら、琴葉はつんとした態度で受け答えすると、早足にその場を後にする。
大丈夫、バレてはいないはずだ。二人は自分があの場に長居していたことを知らないのだから。
そんなことを考える彼女の下腹部は、ついさっき発散したばかりだというのに、きゅんと切なく疼き始めていた。
「なあ」
「ん?」
見知ったクラスメイトの後姿を見つめながら、橋本がぽつりと山岡に話しかける。
「相川ってさ……めっちゃ可愛いよな」
「いきなりなんだよ」
かつて催眠魔人の被害により僥倖を得た二人。
記憶が無くなったとはいえ、彼女と交わった感覚が心の奥に残っているのかもしれない。
「いや、何となく……」
「……まあ、分かるけど」
内密にこのようなやり取りが行われていたことは、当然琴葉が知る由もない。
457 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/24(水) 23:27:51.27 ID:ue91e/oM0
〜新魔法少女〜
相川琴葉が催眠魔人の毒牙にかかる、少し前まで時は遡る。
妖精ポワワは新戦力になり得る二人の素材を見出していた。
「なるほどね」
「……」
とある公園のブランコに座っている、年齢差のある二人の少女。
一人は有紗たちが通う学校の制服を着ていて、もう一人はランドセルを背負い、相応の女児服を身に纏っている。
後にグローリアスとエグゼキュスとなる彼女たちの目の前には、ユニコーンを模した妖精がふわふわと宙に浮いていた。
「いきなりこんなことお願いして、ビックリさせてしまったポワ。でもキミたちの力が必要ポワ」
「事情は理解したけど、あたしたちに頼まなきゃいけないほど人材難なのか?」
「仲間は一人でも多いに越したことないポワ!」
熱意をぶつけるポワワに対して、困り眉で笑う美麗な顔立ちの彼女の名は、御神楽遥(みかぐらはるか)。
文武両道で強大な自信を持っており、モデルのような抜群のスタイルもさることながら、美しく堂々と胸を張って歩くその姿に魅入られる者は校内外で数多くいた。
「魔法少女、ねえ」
自分は何でも出来る、不可能なことは無いと常々思っていたが、まさか魔法少女なんてものにスカウトされる日が来るとは……と、遥は少し困惑する。
可愛らしいフリフリの衣装を着て、キラキラした必殺技を放つ変身ヒロインというのが簡素なイメージだが、自分に合うだろうか。
「君はどう思う?」
「…………」
長い脚を組んで顎に手を添えながら、遥は隣にいるもう一人の魔法少女候補に意見を求めた。
ブランコを小さく揺らし、じっと俯いている少女は、話しかけられても返事をせずただ地面を見つめている。
彼女の名は燕岳真宵(つばくろまよい)。近辺の小学校に通っている、黒髪ポニーテールの可愛らしい女の子だった。
「妖精さん、返事は今しなくちゃダメかな。大事なことだから考える時間が欲しいんだけど」
無口な彼女にふっと優しい微笑みを向けてから、遥は妖精へ視線を移すと保留の意を示す。
それを聞いたポワワは少し黙った後、身体を前に傾けて頷く動作をする。
「そうポワね。危険な戦いに身を投じることになるから、無理もないポワ」
「ありがとう」
「でも、これだけは言わせて欲しいポワ。魔法少女になれば、家族、友達、そして自分自身を助ける力にもなると思うポワ」
お礼を言う遥に、ポワワはそんなことを付け足した。
二人の恐怖心を煽るような言葉だった。
「脅迫じみてるな」
「ごめんポワ、それくらい怪人の力というのは侮れないものポワ」
「分かったよ」
「真剣に考えて欲しいポワ。明日の夕方また会いに来るポワ」
そう言い残して、妖精はふわりと浮上すると遠くの方へ飛んでいってしまった。
明日また会いに来る。つまり、その時には返事を聞かせて欲しいということだ。
ポワワが言ったことを考慮するのであれば、時間を貰いすぎかもしれない。明日は我が身という言葉があるように、いつ怪人が襲ってくるか分からない。
458 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/24(水) 23:30:13.67 ID:ue91e/oM0
実を言うと、すでに遥の覚悟は決まっていた。ひらひらの服に抵抗はあるが自分であれば着こなせるだろう。
それに正義の味方として悪を倒すなんて展開、人生でまたとない最高の刺激になる。
「君みたいな可憐な女の子には、酷な話だ」
「……」
そんな彼女が何故時間を求めたのかというと、隣にいる少女を想ってのことだった。
ブランコに二人取り残されて、遥は脚を組み直しながら、独り言ともとれるような大きさの声で一言。
真宵は聴こえているのか、聴こえていたとしても無視しているのか、ひたすら俯いてブランコを漕いでいる。
「ところで、可愛い服だね。その髪飾りも凄く良い、おしゃれだな」
「……」
「さっきから何を見てるのかな。蟻が行列を作っているとか?」
魔法少女の話をしたいが、そのためにはまず口を開いてもらわなくては。なんとか仲良くなれないものかと遥は目論む。
真宵に顔を近づけて、彼女が注目しているであろう場所を見ようとする。
と、ここで初めて分かったのだが、彼女は横目でチラチラとこちらを見ていたらしい。偶然にもバッチリと目が合い、慌てた様子で身を屈めた。
「ごめん、近かったね。君の見ているものが知りたくて」
「……っ」
「あ」
何を思ったのか、真宵は急に立ち上がると逃げるように走り出してしまった。
あまりに突然だったので引き留める間もなかった。遥は唖然としたまま、あたふたと公園から出ていく彼女を見送る。
(子供の扱いはなかなか難しい)
一人きりになり、空席となった揺れるブランコを見つめて、そんなふうに思う。
始めに妖精ポワワに連れられてこの公園に来た時、すでにここに座っていた彼女。互いに初対面で自己紹介すらしていない。
今思えば、あの女の子のことをよく知りもしないのに、妖精に時間を要求したのは余計なお世話だっただろうか。
「ま、いいさ」
これ以上考えても無駄だと断じて、遥は立ち上がって背伸びする。
あの子が魔法少女になってもならなくても、自分が守ればいいだけの話だ。
平和に日々を過ごせるよう怪人たちを打ち倒してやる。そう心に決めて、遥もその公園から離れた。
――――――
翌日の夕方、遥は帰路についていた。
今日から魔法少女として活動することを視野に入れ、部活動の顧問には事前に休みの連絡を入れていた。
あとはポワワが来るのを待つのみだった。
「……ん?」
見晴らしのいい河川敷を歩きながら、この辺りに座って妖精を待とうかと考えていた彼女の目に、ある光景が飛び込んでくる。
芝生の斜面を降りた先にある広場。そこに、見間違えでなければ昨日会った女の子がいる。
そしておどおどする彼女を取り巻くように、同い年くらいの三人の少年が楽しそうに騒いでいる。
「か……かえ、して……っ」
「へいパース!」
「へいへーい」
彼らは何かを仲間内で放り投げてはキャッチし、真宵に触らせないようにしていた。
察するに、彼女の所持物が奪われてしまったのだろう。それを取り返そうと手を伸ばすも、すぐ別の少年の手に渡ってしまうのだ。
「お前にぶすぎだろ!」
「か、返して……ハンカチ……お願い……!」
「返してやるって言ってんじゃん。取れないお前が悪いんだよ」
459 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/24(水) 23:32:13.54 ID:ue91e/oM0
少年たちはニヤニヤして真宵が慌てる様子を楽しんでいる。
真宵は必死になって動き回るが、そのうち俯いてしまい、
「返してっ!」
スカートの端をぎゅっと握りしめ、内に秘めた感情をぶつけるように叫んだ。
まさかの反応だったのか、少年たちはポカンと口を開けて固まってしまう。
「虐めはそこまでにしな」
「!」
その時、一人の少年が握っていたハンカチを誰かが取り上げた。
遥だった。彼女は厳しい表情で少年たちを見据えている。
少年たちから見た遥は、女性にしては大きな身長で威圧されて怖く思う反面、傾き始めた太陽光や風の影響で美人が際立ち、自然と目を奪われていた。
「だ、だれ?」
「その子の友達。困ってたから助けに来たんだ」
「遊んでただけだし」
「お前たちからすれば遊びだろうさ、でもこの子はどうかな」
遥は手にしたハンカチを綺麗に畳んで、持ち主である真宵に差し出す。
すると彼女は顔を上げ、両手でハンカチを受け取ると、大切そうにぎゅっと胸に抱えた。
「ほら、これで分かったろ? このハンカチはこの子にとって凄く大事なものなんだよ。それを弄んだお前たちは、人として最低だ」
「……ごめんなさい」
三人のうち一人が、頭を下げる。自分がしてしまったことを自覚したらしい。
しかし遥は首を横に振った。
「あたしにじゃない。謝る相手が違うだろ」
「ご、ごめんなさい」
「ごめん」
「ごめんな」
少年たちは次々に真宵に向かって頭を下げた。
しかし彼女はずっと下を向いたままだった。どうしていいか分からず狼狽える少年たちに、遥はすかさずフォローを入れた。
「許してもらえるかどうかは、これからの行動次第だ。もうこんなこと二度とするな」
「うん……」
「あと、この子が困ってたら助けること。同じ学校だろ?」
それから遥は諭すような口調で、少年たちにいくつか約束を取り付けた。
いずれも真宵に関わるものだった。
「…………」
自分のためにここまでしてくれる存在を間近にして、真宵はこっそり顔を上げて、じっとその横顔を見つめていた。
――――――
数分後、少年たちはランドセルを背負って去って行った。
一方で遥と真宵の二人は、芝生に座り込んで妖精ポワワを待つことにした。
「今日は風が気持ちいいな」
「……」
垂れてきた前髪をかき上げて、遥は誰に言うわけでもない独り言を漏らす。
真宵との話のきっかけになればいいし、ならなくてもいい。彼女が話したくないのならそれでいいと思っていた。
460 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/24(水) 23:34:19.90 ID:ue91e/oM0
「……うん……気持ちいい……」
本当に何気ない一言だったのだが、これが真宵との初めての会話となった。
隣から聴こえてきた小さな声に驚いて、遥は咄嗟に顔をそちらへ向けた。
「今、あたしに言った?」
真宵はこくりと頷く。瞬間、遥の心は喜びに満ち溢れる。
なかなか心を開いてくれない子との言葉のやり取りが、こんなにも嬉しいものだとは思わなかった。
「あの……」
「ん?」
「はっ……ハンカチ、ありがとう……」
続けて真宵は感謝の気持ちを伝える。
取り返したハンカチを渡した時の反応を見るに、貴重な物だということは分かっていた。
だからこそ、こうしてちゃんとお礼を言いたかったのだろう。遥はにこやかな表情を浮かべる。
「気にしないで。それより破れたりは……」
「だいじょうぶ」
「良かった。お気に入りなんだね」
「……ママから、もらったやつだから……」
真宵は顔を上げて、目の前に広がる大きな川を眺める。
親からの贈り物となれば、あんなに必死だったのにも納得がいく。
改めて少年たちの非行に怒りが湧くが、彼らは罪を認めてちゃんと謝った。彼女を傷つけないように約束もした。
これ以上責めるのは筋違いだろう。
「もしまた誰かに悪いことをされたら、いつでもあたしに言って欲しい。怒ってやるよ」
返事はなかった。代わりに真宵の首がゆっくりと回り、あれだけ隠していた顔が遥の方を向いた。
話すのも初めてだが、面と向かうのも初めて。幼いながらもパーツが綺麗に整っていて、瞼が半分下りた眠たげな目は真っすぐこちらを見ている。
「やっぱり、思ったとおり」
「……?」
「可愛いね、君。もっと自信を持つべきだ。色んな人に見せなきゃもったいない」
偽りのない真摯な誉め言葉に、真宵は少しだけ目を見開くと、頬を赤く染めて恥ずかしそうに俯いてしまった。
そんな彼女を微笑ましく思いながら、せっかくの機会だと考えて、他に何か話そうと遥は口を開くが、
「おーーーい!」
時を見計らったかのように、昨日耳にした声が空から降ってきた。
妖精が答えを受け取りに来たらしい。すぐ目の前に現れて、一定の高さを維持する。
「こんにちは妖精さん」
「こんにちはポワ。まさか二人揃っていたとは、好都合ポワ」
「……」
笑顔で挨拶する遥に挨拶を返して、ポワワは二人を交互に見る。
いよいよその時が訪れた。魔法少女になるかならないか、決断の時が。
461 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/24(水) 23:36:01.60 ID:ue91e/oM0
「しっかり考えてくれたポワ?」
「ああ……あたしは引き受けるよ。魔法少女になって怪人と戦う」
「ありがとうポワ! すごく頼もしいポワ!」
遥の眼差しは力強く、恐怖や不安の色など微塵も感じさせなかった。
ひとまず安心したようでポワワはため息をつくと、気を引き締めてもう一人の少女の意思を問う。
「それで、キミは?」
「……」
真宵は俯いたまま口を閉じていた。
やはり怪人と戦うのは怖いのだろう。無理もない、まだ小学生なのだから。
それに短いながら触れ合った時間を鑑みて、彼女は悪に立ち向かえるような性格ではないと、遥は推察していた。
そのため、次に彼女の返答を耳にした時、驚きを隠せなかった。
「なる」
「……え?」
遥はポワワより先にリアクションをとってしまう。
黒髪ポニーテールの少女は、顔を上げて確かに許諾したのだ。聞き間違いなどではない。
呆気に取られている遥をよそに、ポワワはくるりとその場で一回転して喜びを体現する。
「やったポワ! 二人とも魔法少女になってくれるポワ! 本当に、本当にありがとう!」
「……」
返事をしてすぐに真宵は俯いてしまった。
そんな彼女に釘付けになっている遥の中で、抑えきれないほどの興味が湧く。
てっきり断るかと思っていたのに、何故彼女は引き受けたのだろう。
「いいのか?」
真宵には真宵の事情があるわけで深入りしていいのか分からない。
だがそんな配慮をする暇もなく、純粋な疑問が遥の口をついて出る。
「……え……」
「魔法少女になってもいいのか? 怖い敵と戦わなきゃいけないよ」
遥の問いかけに、真宵は再び視線を合わせる。
それから少し間を置いた後、小さな口を開いた。
「ママを、守りたいから……」
自分はとんでもない誤解をしていたと、遥は反省した。
初めて会った時、そして三人の少年に虐められていた彼女の印象から、断るだろうと勝手に決めつけてしまった自分を恥じた。
燕岳真宵という少女は、彼女なりの強さを持っていたのだ。
462 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/24(水) 23:37:44.06 ID:ue91e/oM0
「それじゃ、あたしたちは仲間だね。よろしく」
「仲間……よ、よろしくお願いします……」
「はは、敬語は固いからやめてくれると嬉しいな」
丁寧にぺこりと頭を下げる真宵を見て遥は微笑していると、ふとあることに気がついた。
まだ彼女の名前を聞いていないし、こちらも教えていなかった。
「そういえば自己紹介をしなくちゃ。あたしは御神楽遥っていうんだ。遥って呼んでくれ」
「はるか、さん……? まよいは、まよい……つばくろ、まよい……」
互いに名乗ってから、遥は右手を差し出して握手を求めた。
少し戸惑いながらも真宵はそれに自分の右手を重ねて、きゅっと握った。
「真宵ちゃんか。良い名前だね」
「は、はるかさんも、かっこいい名前……」
「―――ふぅ、はしゃぎ過ぎたポワ! それじゃあ早速、二人とも、このペンダントを渡すポワ! 魔法少女に変身するために必要ポワ!」
初対面さながらのやり取りをしていると、戦力が増えたことで舞い上がり、宙を飛び回っていた妖精が帰って来て会話を遮る。
そして何もない空間から二つのアイテムを出現させて双方に贈った。
有紗、奏、琴葉に渡したものと同じ、ペガサスを象った綺麗な首飾りだった。
この日、新たに二人の魔法少女が誕生した。
まずは力に慣れるため、多少の訓練期間を設けて実戦に入ることになる。その間、一緒に行動していた二人は少しずつ親睦を深めたのだった。
他三名の合流、そして救出作戦を敢行するのは、今から二週間ほど未来の話である。
463 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/24(水) 23:39:59.05 ID:ue91e/oM0
ここまでで
幕間もう少しだけあります、すみません
なるべく本編はえっち展開に専念したいので…
464 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/04/25(木) 00:09:35.04 ID:LnzSFB6t0
更新乙です
からかい相手のむさいゴリラ先生や男子生徒に興奮する取り返しつかない身体にされた琴葉が不憫かわいい
男子トイレにわざわざ侵入してガニ股でトイレに潮ひっかけるシーンがどエロい
気づかれてたら肉便器扱い受け入れそうな淫乱に成長しててイイ
そして悪ガキ諌めたり自ら1人でも他者を守り抜けばいいと遥はめちゃくちゃイケメンだったし
母親からのプレゼントに執心する姿にお労しい家庭事情伺わせつつも内なる強さを見せて決意を深める真宵の交流がてえてえ
こんな綺麗な絡みを見せる2人も本編では怪人にぐちゃぐちゃに性癖植え付けられるの想像すると楽しみすぎる
465 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/04/25(木) 08:59:59.68 ID:yk6h2s/9O
おつおつ
幕間まだあるとなると、やっばり玲達の裏での活躍やワンチャン敵サイドの描写になるのかな
ところで敵募集の時に所謂再生怪人な感じで、一度倒された敵を強化して再登場させるのはあり?
466 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/25(木) 23:13:08.01 ID:AkBSk5TsO
>>465
他の魔法少女の活躍は、別の機会に書こうかと予定してます
強化怪人はもちろんオーケーです
日曜辺りに幕間を最後まで更新します
467 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/04/25(木) 23:26:36.31 ID:LnzSFB6t0
報告乙
別の魔法少女は真宵と遥の知り合い?だったと思うから
一応本編で彼女たちが怪人にされることの予行演習みたいな扱いになるのかな?
468 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage]:2024/04/28(日) 21:28:32.03 ID:G2O/Ar5O0
経過報告です、明日の夜に更新します
>>467
もしくは話を最後まで書き終えられたら、短めにはなりますがエッチシーンを書くかもしれないです
469 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/30(火) 23:20:31.21 ID:u98D+sTKO
更新します、一日遅れすみません
470 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[saga]:2024/04/30(火) 23:21:46.91 ID:u98D+sTKO
〜新しい戦力〜
偽ポワワとの戦いから一週間ほどが経過した。
休日の昼下がり、魔法少女三人は街中のファミレスにて新たな戦力を迎え入れていた。
本当はすぐにでも顔合わせしたいところだったが、恐るべき力を持った怪人の被害に遭い、心身共に傷を負った彼女たちを案じて、妖精ポワワはこれほどの期間を設けることにした。
「彼女の名前は御神楽遥。魔法少女名はグローリアス、ポワ」
それぞれが食べ物や飲み物を注文し、次々に品が運ばれてくる中で、ポワワを交え簡単な自己紹介をしていく。
まずは有紗、奏、琴葉の順に挨拶をすると、次は新顔の番だった。
「まさか同じ学校の後輩とは思わなかったよ。気軽に遥って呼んでくれ、よろしく」
長テーブルを隔てた向かい側の椅子に座っている三人に、遥はにこやかな表情を浮かべている。
対して三人は別々の反応をしていた。有紗はティースプーンで紅茶をかき混ぜながら苦笑し、奏はてんこ盛りのフルーツパフェに夢中。
琴葉は心ここに非ずといった様子で頬杖をつき、空っぽのコップに挿してあるストローを齧っている。
「よ、よろしくお願いします」
「ああ、敬語はやめて欲しいな。もっと友達と接する感じで」
「じゃあ……よろしく、遥」
有紗が希望通りにすると、遥は眩しいほどの笑顔を向けた。
有紗は、彼女の存在を兼ねてより知っていた。というより、自分の通う学校の生徒で彼女を知らない者は滅多にいないだろう。
成績は常にトップレベル、スポーツ万能。所属している運動部では全国大会に出場したことがあるらしい。
おまけにこの美しい顔立ちとモデルのような見惚れるスタイル。当然のごとく男女問わずにモテて、校内どころか他校の生徒からも出待ちを受けるほど有名人だった。
「あたしも有紗って呼ばせてもらうから」
「うん」
そんな彼女がまさか魔法少女になり、自分たちと戦いを共にすることになるとは思いもしなかった。
遥は笑みを崩さないまま、次に奏と琴葉に注目した。
「二人も頼むよ。奏と、琴葉だったかな」
「ん、むぐっ……わかった」
フルーツ各種を食べ終えてから、奏はこくんと頷くと、今度はケーキ部分をひと掬いして口へ運び、幸せそうに咀嚼する。
一方で琴葉は返事をせず、気づけばストローから口を離して、ぼーっとコップ内の氷を見つめている。
「琴葉、どうしたポワ?」
「……何でもない。了解、遥ね」
ポワワに呼びかけられてようやく喋ると、何を思ったのかきょろきょろ周りを見渡す。
「っていうか……聞いてた話だと、新しい戦力は『二人』なんでしょ? もう一人は?」
「彼女ならこの中だよ」
琴葉の疑問に答えた遥は、人差し指を下に向けながらそう答えた。
瞬間、ゴチンという音と共にテーブルが揺れたかと思えば、「いたっ」という声が彼女たちの耳に入ってくる。
有紗、奏、琴葉は身を屈めて下を覗く。
「ひぅ……」
そこには黒髪ポニーテールの少女が、自分の頭を擦りながら涙目で体育座りしていた。
やがて視線に気づいた彼女はびくりと身体を震わせると、顔を伏せて身体を丸める。
害敵から身を隠す小動物のような一連の挙動を見て、三人はどうしたものかと顔を見合わせていた。
471 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/30(火) 23:27:25.91 ID:u98D+sTKO
――――――
「彼女がもう一人の魔法少女、燕岳真宵ポワ。魔法少女名はエグゼキュス、ポワ」
ポワワは、遥の説得によりどうにか椅子へ座った真宵を紹介する。
堂々と喋る遥と違って、この少女はひたすら縮こまって口を閉じたままだった。
「えっと、真宵ちゃんって呼べばいいのかな」
最初に彼女に話しかけたのは、意外にも奏だった。首を傾げながら質問する。
しかし真宵は無反応を貫き微動だにしない。
「真宵ちゃん、もしよかったら何か頼んで。何でもいいから」
続いて有紗が気を遣い、俯いている彼女に見えるようにメニュー表を置く。
だが相変わらず、石像のようにじっとしたままだ。
「すまない、この子はちょっと内向的でね。悪気はないんだよ」
見かねた遥が助け舟を出すと、有紗と奏は柔らかく笑った。
「大丈夫だよ、安心してね」
「無理しなくていいから」
奏は持ち前ののんびりした、人の心を和ませる口調で。
有紗も真宵を不安にさせないようにと、穏やかさを心掛ける。
「…………」
「二人の言うとおり。自分のペースで話せばいいから」
琴葉も黙ったままの少女に、優しい言葉をかけた。
真宵の膝の上に置いてある、固く握られた両拳の力が人知れず緩む。
暖かい場の空気に、緊張が少しほぐれたらしかった。
「あの……良い雰囲気のところ、ごめんポワ」
そこに割って入ったのは、テーブルの端に座っているポワワだった。
両サイドの魔法少女たちを交互に見て、申し訳なさそうな声を出す。
「自己紹介も済んだし、本題に入っていいポワ……?」
「ああ、そうだね。頼むよ」
遥が答えると、有紗と奏が同調して頷く。
琴葉と真宵も意思表示こそ無いが、聴く耳を持って妖精の言葉を待っている。
ポワワはほっと安堵すると、軽く咳払いして話を始める。
「それじゃあ、まずは改めてお礼を言いたいポワ。遥、真宵、この前はありがとうポワ。二人のおかげでボクたちは助かったポワ」
何の話をするのか身構えていた彼女たちの耳に届いたのは、先日の一件についてだった。
途端に、特定の三者の表情が曇る。
「またその話か。気にしないでくれ、あたしたちは仲間なんだから」
それを知ってか知らずか、遥は首を横に振りながら答えた。
472 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/30(火) 23:34:21.82 ID:u98D+sTKO
偽ポワワの脅威は、魔法少女たちにトラウマを植え付けるほどだった。
彼女たちを屈服させることに特化した、彼女たちにとって最強最悪の怪人。
グローリアスとエグゼキュスがいなければ、あのまま苗床にされていただろう。
「今思えば、催眠魔人が言っていたのはあの邪霊のことだったポワ。過激派たちはボクの知らない技術で恐るべき怪人を作り上げたポワ」
「……ッ」
琴葉は歯を食いしばる。あの怪人のせいで、自分は望んでもいない身体にされてしまった。
あの姿を頭に思い浮かべただけで怒りと憎しみが膨らむ。
ポワワの話では、邪霊は完全に消失してしまったらしいが、この手でボコボコにしてやりたかった。
「こ、琴葉、ボクを睨まないでほしいポワ」
「!」
気がつけば鋭い視線を妖精に向けていたらしい。
ハッと気づいて、琴葉はばつが悪そうに目を逸らした。
「ごめん……」
「いや、元はと言えばボクが捕まってしまったのが悪いポワ。またキミたちの足枷になってしまったポワ」
「ポワワは悪くない。仮に貴方が捕まってなかったとしても、私たちは太刀打ち出来なかったと思うし」
有紗も悔しさを胸に抱き、目を伏せる。
件の怪人にめちゃくちゃにされ、敗北を嫌というほど分からされた。
恋人を大切に思う意思すら打ち砕かれて、敵に屈してしまった自分が何より許せない。
「……」
偽ポワワへの鬱憤が溜まっている二人。
一方で、その二人に挟まれて座っている奏は、スカートから伸びる太ももの間に自身の手を挟み、向かいにいる真宵のように小さくなっていた。
二人とは違って、自分は偽ポワワを受け入れていた。気持ち良いことを望み、その遥か上をいく快感を享受して心身共に満ち足りていた。
(いけないよね……こんなこと思ってたら……)
魔法少女として、皆に申し訳ない気持ちがある。
プライベートはともかく、怪人と戦う時は気を引き締めなければならない。
また同じような目に遭ったら、今度こそ強い気持ちを持って立ち向かわなくては。
「大丈夫だよ」
三者それぞれ思いを巡らしていた最中、遥が口を開く。
有紗とは別の種類の紅茶が入ったティーカップを手に持つ彼女は、自信に満ちた明るい表情をしている。
「もう大丈夫。二度と君たちを酷い目に遭わせない、あたしがいるからね」
「そうポワ! 遥と真宵、二人の力が加われば、きっとどんな怪人が来ても対抗できるポワ!」
改めて、ポワワは新加入の二人にスポットを当てた。
心強い仲間が増えた。五人の力を合わせれば、偽ポワワのような強敵がまた現れても倒せるはずだ。
「でも、ポワワの偽物は私たちのデータを元に作られたんでしょ。今後、遥と真宵の情報も組み込んだ怪人が出てきたら……」
「問題ないよ」
懸念点を挙げる有紗だったが、大したことないとでも言うように、遥は微塵も表情を崩さず一言。
皆が注目する中、紅茶を一口飲んでから更に言葉を続ける。
473 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/30(火) 23:43:07.49 ID:u98D+sTKO
「問題ない、あたしがいる」
「は?」
「さっきも言っただろ。あたしがいれば、どんな怪人も一瞬で終わり。任せて」
琴葉の聞き返しに、遥はウィンクして返答。
場が硬直する。良く言えば大胆不敵、悪く言えば無謀な発言だった。
有紗と琴葉は、直近で心を傷つけられた経験もあり、聞き捨てならなかった。
「アンタ、怪人の怖さを知らないでしょ。だからそんなことが言えるんだ」
「奴らに怖さなんて感じないけど?」
「ごめん遥、琴葉の言うとおりだと思う。怪人を舐めちゃいけない、何があろうと」
有紗と琴葉に詰められても尚、遥は余裕ある笑みを浮かべている。
ついには、有紗、奏、琴葉の三者が驚くことを言い放った。
「舐めてないよ。あたしはもう何人もの敵を倒してきた。その経験から来る自信だよ」
「……え?」
有紗は目を丸くした。奏と琴葉も唖然として、また紅茶を口に含んだ遥を見つめている。
そんな中で、ポワワが補足するように話を切り出す。
「遥の言うことは確かポワ。ボクの偽物と戦うより前から、彼女たちには怪人と戦ってもらってるポワ」
「なっ……!」
琴葉は言葉を失った。二人の初実戦は、てっきり偽ポワワかと思っていた三人にとって衝撃的な事実。
何故そんなことを? 何故もっと早く合流しなかったのか。
対面する彼女らの頭に浮かぶ疑問を察したのか、遥はティーカップを置いて理由を話し始めた。
「あたしがポワワに提案したんだ。能力の手慣らしになるし、君たちと別れて戦えば、負担も減るんじゃないかと思って」
「……」
「事実として、あたしたちのおかげで助けられた人はいた。間違いなく、怪人の被害が広がるのを防げた。我ながら良いアイディアだと考えてるよ」
彼女の話を、有紗は静かに聞いていた。
言うことは理に適っていた。怪人は世界各所に出現し、人々を襲っているとポワワに聞いたことがある。
別れて戦うことで、自分たち魔法少女の負担も、一般人の被害も、間違いなく減るだろう。
けれど。
「まあ結果として、君たちは危険な目に遭ってしまったけど」
「その通り……アンタたちが一緒にいれば、もしかしたら……!」
琴葉も有紗と同じことを思ったらしく、遥にじとっとした陰気な視線を送る。
グローリアス、エグゼキュスがあの場にいれば、自分たちの被害は最小限に抑えられたかもしれないと思うと、やるせない気持ちになる。
しかし断定はできないし、そもそも魔法少女を続けている時点で相応のリスクは覚悟の上。
自分の身が大事なら、とっくに魔法少女をやめていればよかったのだ。
だからこそ、有紗は黙り込んでいた。琴葉もそれ以上何も言えずに、唇を噛んで俯いてしまう。
遥は常に自信に溢れていた表情を少し曇らせて、白髪の少女を見つめる。
474 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/30(火) 23:44:42.48 ID:u98D+sTKO
「その点に関しては、本当に申し訳ないと思っているよ。ごめん」
謝罪に対して、琴葉は下を向いたままふるふると首を左右に振る。
怪人以外の誰を責めても無意味なのだ。根源をどうにかしなければ、安寧は訪れないだろう。
「一つ聞きたいんだけど」
うなだれる琴葉の姿を見て、有紗は何かを決心し、遥に質問をすることにした。
話を聞いていると、もしかしたら彼女はこの先も別行動をとるつもりかもしれない。
まずはその確認から。
「これから私たちと一緒に戦う……っていう選択肢はある?」
「あるけど選ばない。さっきも言ったように、別れた方が負担も減って合理的だからね」
やはり予想通りだった。
であれば、何としても方向性を変えてもらわなくてはならない。
有紗は自分の考えを彼女にぶつける。
「貴方の言うことは正しいと思う。でも、間違ってるとも思う」
「大丈夫さ。今度君たちが危険な目に遭ったら、もっと早く駆けつけてみせる」
「もし手遅れになったら? それに逆もあり得る。貴方が太刀打ちできない敵が現れて、私たちが助けられなかったらどうする?」
有紗の意見を聞いて、遥は平気だと言わんばかりに椅子の背もたれに身を預けると、腕組みをしながら言葉を返した。
「君たちはあたしの力を侮ってるね。それに、あたしは一人ってわけじゃない。この子も一緒だからね」
「……!」
遥が顔を斜め下に向けると、黒髪の少女はぴくりと反応して、少しだけ顔を上げて横目で視線を合わせる。
有紗はため息をつく。
「それはそうだけど。私たち五人で戦った方が戦術も増えて、色んな敵に対抗できると思うの」
「……」
「もう一度言うけど、貴方の言うことは正しい。でも間違ってる。魔法少女が負けたら元も子もないよ」
「こっちも何回でも言わせてもらう。あたしの力を侮らないでくれ」
「侮ってるのは貴方の方かもね。怪人への対抗人数を増やして、勝つ確率を上げるべきだと私は思う」
両者の話し合いはヒートアップを予感させた。
奏と真宵が二人を交互に見つめて慌てふためく。そして似たような反応をしていたポワワが、ふわりと飛んで間に入り込んだ。
「待って待って、喧嘩はダメポワ! とりあえず落ち着いて欲しいポワ!」
「……ごめんなさい」
「いいや、あたしこそ。熱くなり過ぎた」
妖精のおかげか、二人は一言ずつ交わすと、クールダウンするためティーカップに口をつけた。
ちょくちょく飲み進めていたため、遥のカップが空になる。それを合図にするかのように、彼女は椅子から立ち上がる。
475 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/30(火) 23:49:03.44 ID:u98D+sTKO
「君の言うことも分からなくもない。でも、考えは曲げないよ有紗。あたしの力を知れば君も理解してくれるはずさ」
「え?」
「顔合わせできて良かった。今日はこれで失礼するね、やらなきゃいけない事があるから」
「ちょ、ちょっと……!?」
引いた椅子をテーブルに仕舞うと、遥はにこりと笑って、伝票を手にしてレジへ歩いて行ってしまう。
有紗は持っていたティーカップを置いて声をかけようとするが、彼女の歩みは止まらなかった。
「…………、あっ」
颯爽と去ってしまった遥の背中を、真宵も呆気に取られた様子で見ていたが、そのうち有紗と奏の視線に気づくと慌てて椅子から飛び降りる。
そしてぺこりと頭を下げると、すでに入口付近にいる彼女を早足で追った。
「……」
「行っちゃったね、遥さんと真宵ちゃん」
店から出ていく二人を無言で見つめる有紗に、奏はぽつりと言葉を投げかけた。
ポワワから新戦力の話を聞いた時、とても嬉しかったのだが、今となっては何とも言えない複雑な気持ちだった。
「うう、結局こうなってしまったポワ……ボクも今までに何度か説得してみたポワ。けど彼女たちは……」
「仕方ないでしょ」
残念がるポワワの言葉を遮ったのは琴葉だった。
いつの間にか顔を上げて、有紗たちと同じく遥と真宵を眺めていたらしい。
「あの感じ、どれだけ言っても通用しないって」
「でも」
「いいんじゃない? 本当にものすごい実力があるんなら頼もしいでしょ。アタシたちがピンチになったら駆けつけるらしいし」
うんと背伸びをする琴葉に、奏もこくこくと頷いて同調する。
「そ、そうだよ。きっと、とっても強いんだよ。一緒に戦わなくても、ちゃんとした仲間だよ」
「……うん」
琴葉たちが言うように、彼女たちが本当に強ければいいのだが。
有紗の心にはもやもやとした不安が残るばかりだった。
『幕間 終わり』
476 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/30(火) 23:52:20.06 ID:u98D+sTKO
『魔法少女たちの現ステータス』
【名前】柴堂有紗(しどうありさ)/スノウスター
【性格】真面目で気が強いが、心優しい性格、鋼メンタル。
【容姿】金髪サイドテール、身長163センチ。スタイルが良く胸は大きめ。
【性癖備考】
キス魔人、偽ポワワにより他者(特に怪人)とのキス、犯される悦びが身体に染みついてしまった。
そのことに悩んでいたが、恋人と交流して解消。改めて、魔法少女としての使命を果たす覚悟を決めるが……?
恋人が関わってくるような怪人、または気が強くスタイルも良いので、そこを責めるような怪人を差し向けるといいかもしれない。
(NTR、尊厳破壊など)
【名前】早峰奏(はやみねかなで)/ホワイトミルク
【性格】穏やかでのほほんとした天然ボケ。
【容姿】黒髪ショートの童顔、でも胸だけはとても大きなロリ巨乳。
【性癖備考】
牛鬼の仕業で快感が昂った時に母乳が出るようになり、偽ポワワの影響で排乳に気持ちよさを感じる体質になってしまう。
常日頃から性的探究心を持ち、ほぼ毎日自慰行為に耽っている。自分の手だけでは満たされなくなってきたので大人のグッズを買うか検討中。
M気質な巨乳なので、そこを責める怪人を差し向けるといいかもしれない。
(おっぱい星人な怪人、乱交など)
【名前】相川琴葉(あいかわことは)/キューティレイ
【性格】からかい好き、根はいい子。
【容姿】ツーサイドアップ。黒いゴスロリ系のミニスカワンピース衣装。両太腿の際どい所にガーターリング。胸は膨らみかけ程度。
【性癖備考】
催眠魔人、偽ポワワの影響で凌辱に興味を持つようになってしまう。
男の臭いを嗅ぐと発情し、男子生徒とすれ違うたび下腹部が疼いてしまうので、たまに耐え切れず学校のトイレに籠って自慰行為をしているが、本人は嫌気がさしている。
また露出癖が目覚めつつあり、慰み者として欲情する体質なので、それに関連する怪人を差し向けるといいかもしれない。
(輪姦、わからせ凌辱、露出系、体操部関連など)
【名前】御神楽遥(みかぐらはるか)/グローリアス
【性格】尊大でとにかく自信満々。何でも自分が一番だと信じて疑わない。
【容姿】ショートヘアのオールバックで身長170p以上のイケメン女。引き締まったモデル体型ながら胸も尻も大きめ。
【性癖備考】
文武両道、男女問わず非常にモテる学園の有名人であり、それを裏づけるほどの努力家でもある。
無自覚ながら大勢の男に蹂躙されたい破滅願望を持っているので、それを気づかせるような怪人を差し向けるといいかもしれない。
(尊厳破壊、公開凌辱など)
【名前】燕岳真宵(つばくろまよい)/エグゼキュス
【性格】無愛想で周りと距離を取りがち 気を許した相手にはデロ甘。
【容姿】 黒髪ポニテで、ジト目のぺたんこスレンダー。身長139cm。肋骨が浮く細く華奢な体躯。
【性癖備考】
大好きだった元父親に暴力を振るわれて離婚するなど、家庭環境により人間不信気味。人間関係に臆病になっている。
愛情に飢えているので、徹底して甘やかして籠絡を狙うような怪人を差し向けるといいかもしれない。
(甘々プレイ、快楽漬けなど)
477 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/04/30(火) 23:54:47.82 ID:u98D+sTKO
長々とすみません、次から6話の遥パートに入ります
更新する時は報告します
478 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/04/30(火) 23:55:15.36 ID:XoxHHoIs0
更新乙
追加戦士は強い分初期メンツと大体仲良くないのは戦隊やらライダーやらの文脈だな
一度負けるかやばい状況になって上手く共闘方向に進んでくれればいいけど
479 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/05/01(水) 06:26:08.62 ID:KxeNpiDaO
おつおつ
こんな遥ももう敗北することが確定してるんだよなぁ、それも怪人の設定的には相当屈辱な
480 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/05/01(水) 22:45:10.95 ID:QqsuuuxdO
今のところの堕ち具合は奏>琴葉>有紗って感じで彼氏の存在もあって有紗が一番持ちこたえてる感じ
でも多分だけど、有紗は何かのきっかけでタガが外れたら奏以上に乱れてくれそう
481 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/05/07(火) 21:58:09.15 ID:KnGEI8300
日曜日に更新予定です
482 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/05/09(木) 04:40:25.47 ID:DPvOivDoO
遥編いよいよ開始か楽しみだな
483 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/05/10(金) 00:24:07.92 ID:oJBdlWNTO
敵の設定的に遥回は結構な無様エロになりそうなんだよなぁ、楽しみ
484 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/05/13(月) 04:00:27.96 ID:LskurBmb0
少しですが更新します
あと、どうでもいいことなのですが、ポワワは魔力探知できないみたいな設定をキス魔人の時に書いてましたが
催眠魔人の時は普通に探知能力使ってたので、使えるということにしておいてください
485 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[saga]:2024/05/13(月) 04:01:54.55 ID:LskurBmb0
『第6話 油断大敵! 踊るピエロの恐怖!』
御神楽遥は、今日も生徒たちを虜にしていた。
「み、御神楽先輩……! おはようございます……!」
「ああ、おはよう」
挨拶をされては輝く笑顔で返し、昇降口を目指している。
ただ歩きながら挨拶を交わしているだけだというのに、放つオーラや振る舞いのせいで、何の変哲もないコンクリートの道がレッドカーペットにすら見えてくる。
「…………」
数メートル後ろに並んで歩いている、有紗、奏、琴葉の三人は、そんな彼女を呆然と眺めていた。
これまでも何度か、彼女が校門を抜けて校舎へ向かう姿を目にしたことはあるが、いつ見てもそのモテ具合に圧倒される。
男女関係なく、すれ違う生徒は皆んな彼女に釘付けになっている。
「ねえ、遥ってさ」
また一人の生徒が遥に挨拶をしたところで、ふと琴葉が口を開いた。
有紗と奏は視線を隣へ向けた。
「あんなに注目されて疲れないのかな。ずっと見られてるわけでしょ」
確かに、と二人は思う。
少なくとも学校にいる間は、いつだって生徒たちからの熱い眼差しを身に受けているだろう。
登下校、授業中、休み時間、部活動……常に見張られていると考えると、精神的に良くはなさそうだ。
「目立ちたがりっぽいし、むしろ嬉しいんじゃないかな」
外から見た彼女は知っていても内面はまだよく知らないため、あまり適当なことは言えないと思いつつ有紗は答える。
顔合わせの時、魔法少女としての彼女を見せてもらったが、あの金に輝くドレススーツが遥の願望に沿ったものだとしたら間違いは言っていないはず。
「見られるのが嬉しいの?」
「その言い方は良くないかな」
きょとんと首を傾げる奏に、有紗は苦笑いを浮かべた。
話題の中心である遥が、ちょうど昇降口に入ったところだった。
三人も倣うように校舎へ歩を進めて、あと少しで到着するというタイミングで、
「おーい!」
上の方から妖精の声が降ってくる。唐突な呼びかけは最早日常の一部となっている。
通行の妨げにならないように、そして会話を聞かれないように、彼女たちと一匹は昇降口から離れた物陰に移動する。
「ポワワ、怪人が現れたの?」
「その通りポワ!」
新戦力の知らせという可能性もあったが、妖精が届けに来たのは怪人出現の報だった。
三人の表情に不安が混じる。魔法少女として出動しなければいけないのだが、頭に浮かぶのは前回の戦い。
「で、どこにいるの」
しかし、彼女たちはもう気持ちを整理している。
人類のため、自分のため、恐怖に怯えず立ち向かわなくてはいけないのだ。
ポワワに居場所を聞く琴葉の顔には、もう後ろ向きの感情など表れていなかった。有紗と奏も同じく決意を固めていた。
486 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/05/13(月) 04:04:28.73 ID:LskurBmb0
「怪人は街中にいるポワ! ついて来て欲しいポワ!」
先の敗戦からずっと魔法少女たちを案じていたポワワは、やる気を見せている彼女らの様子を見て安堵する。
心が不安定になっていないかとか、戦うのをやめると言い出したらどうしようという心配事なども胸中にあったのだが、たった今解消された。
彼女たちであれば、この先どんな戦いが待ち受けていようとも、きっと乗り越えてくれる。
「了解。ったく、今から学校だってのに」
「早く倒しちゃおう!」
「皆んなで協力すれば、一時限目の途中には終わるかもね」
三人は調子の良いやり取りをしながら、校門へ飛んで行くポワワの後を追いかける。
やがて校外に出ると、ある事が気になった有紗がポワワに話しかける。
「ねえ、遥たちはどうやって怪人を探すの?」
現状、グローリアスとエグゼキュスは自分たちとは別行動をとっている。
だがポワワがいなければ怪人は探せないので、今みたいにポワワがこちらに同行している時は、彼女たちは偶然発見でもしなければ怪人と戦えないということになる。
反対に、彼女たちとポワワが一緒にいる時は、自分たちは怪人と戦えないのでは。
「大丈夫ポワ。遥と真宵には、『魔力を持つ者』を探す能力が備わっているポワ」
「魔力を持つ者を……」
「それで怪人を見分けて探せるんだポワ。魔法使いの素質を持つ者なら訓練すれば使えるポワ。キミたちにもいずれ教えようと思っていたポワ」
初耳だった。てっきりポワワのような妖精にしか扱えない力だと思っていたが違うらしい。
しかしそれが本当なら、別行動していても怪人を見つけて倒すことが可能だと有紗は納得する。
(……やっぱりもう一度……ううん、今は目の前の怪人に集中しなきゃ)
新戦力の二人がこちらのチームに加わることを、まだ諦めきれない。
いつか遥と真宵を説得して、五人で立ち向かうことが出来たら……。
痛い目を見てからでは遅いのだ。怪人の被害に遭った有紗だからこそ、そう思えた。
――――――
一方、妖精と魔法少女三人の魔力を感じ取っていた遥は、彼女たちが小走りで校門をくぐっていくのを二階の窓から見送っていた。
(頑張れ)
微笑んでひっそりとエールを送る。
それから自身の教室へ向かうため歩き出すと、ある光景が目に飛び込んでくる。
「早くしろよ、ほら」
「ゆ、許してください……お願いです……っ!」
階段の踊り場で、いかにもな不良風の男子生徒数人が、眼鏡をかけた小さくて気弱そうな男子生徒を上の階へ連れ去ろうとしている。
良くない出来事を察知した遥は瞬く間に階段を駆け上がって、両者の間に割り込んだ。
「ごめん、ちょっといいかな」
「あ?」
そして持ち前の煌びやかな笑みを振りまく。
普通であれば見惚れてしまうような魅力を持つ笑顔なのだが、不良たちに効き目は無いようで、眉間にしわを寄せて彼女を睨んでいる。
「彼に何をしようとしているのか気になったんだよ」
「御神楽遥……? てめえには関係ねえだろ」
流石の知名度と言うべきか。自分の名前を知っている不良たちに怖じることなく、遥は堂々と胸を張って対峙している。
そのうち彼らは、彼女と気弱な男子生徒を取り囲んで鋭い眼光で威圧する。
「あるけど? 彼は友達だからね」
「ウソついてんじゃねえ」
「嘘じゃない、本人に聞いてみれば分かる」
487 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/05/13(月) 04:06:32.93 ID:LskurBmb0
そう口にした遥は、不良たちを怖がり背中に引っ付いていた男子生徒を隣に並べて抱き寄せた。
背が低い彼の頭はちょうど遥の胸と同じ位置にあり、制服越しの柔らかいクッションに顔が埋まって眼鏡がズレている。
「だろ?」
「へっ……?」
「友達だよな、えっと……眼鏡君」
穏やかに笑い、頑なに友人だと言い張る遥に対して、赤面している男子生徒は急な展開に理解が追いつかなかった。
あの御神楽遥が現れたことへの驚きや、胸の感触などで頭が一杯だが、とにかく話を合わせなければと思い何度も頷く。
「ほらね」
「ざけんな! ダチを眼鏡君なんて呼ぶかよ!」
「ニックネームだよ。あたしも彼から美人さんって呼ばれてるし」
「ナルシストか!」
自信満々にウィンクする遥に、不良は思わずツッコミを入れた。
やがてこのままでは埒が明かないと感じたのか、不良の内の一人が遥の手首を掴む。
「いい加減にしろよ御神楽ァ! 邪魔すんならてめえも……!」
「『てめえも』?」
「……ッ!!」
ずっと柔和な対応だった、遥の雰囲気が変わった。
「『てめえも』……その言葉の続きは?」
手首を掴んだ不良を見つめる彼女の目は、笑っていなかった。
まるで内容次第では容赦しないとでも言っているかのような、とてつもないプレッシャーを感じる。
「まさかとは思うが、彼に酷い事をしようと企んでたりしないよな。同じことをあたしにもすると?」
「い、いや……」
圧に負け、不良は彼女の手首を離してしまった。
周りの不良たちも気がつけば一歩後ずさりしている。彼女の放つプレッシャーに怯んだ証拠だった。
「おい、そこで何してる!」
その時、下の階から男性教師の声が飛んでくる。
不良たちは顔を見合わせると、悔しそうに舌打ちして階段を駆け上がっていく。
完全に姿が見えなくなった後、遥は抱き寄せていた生徒を解放する。
「お礼はいいから」
「……えっ」
「言うつもりだったろ? 気にしないで、あたしが勝手にやったことだ」
そう口にした遥は眩しいほどの笑みを浮かべている。
彼女の真隣でプレッシャーを受けて萎縮していた男子生徒は、ここでハッと我を取り戻すと、思いきり頭を下げた。
「あ、ありがとうございます! 僕、あの先輩たちに財布を出すように言われて……あと少しで屋上に……!」
「だから気にしないでよ」
488 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/05/13(月) 04:09:29.57 ID:LskurBmb0
ここまでで
続きは木曜日辺りに
489 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/05/13(月) 10:42:21.36 ID:cvZd6uCVO
おつおつ
このイケメン美女が多分衆目で尊厳破壊されるのか……恐らく魔法少女・少年以外の記憶は消えるとしても、本人は残るから良い具合にデバフになってほしい
490 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/05/13(月) 12:14:16.70 ID:LHNPXDI50
乙
170cmのイケメンモデル体型女子がいじめっ子から助けてくれた上に
おっぱい押し当てて抱き着くのは眼鏡君性癖破壊されて勘違いしちゃうやつ
多分ナチュラルにこんなん毎日のようにやってんだろうから遥も罪な女すぎる
491 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/05/13(月) 13:30:16.38 ID:ife3UK/mO
そういや魔法少女五人のおっぱいの大きさって設定見る限りだと
奏>有紗&遥>琴葉>真宵
だと思うんだけど
>>1
的に有紗と遥はどっちが大きいんだろ
492 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/05/13(月) 17:20:54.51 ID:LskurBmb0
>>491
ほとんど差が無くて同じくらいの大きさかなと考えてました
彼氏がいる分、色んな意味で有紗の方が成長しているかもしれない(今後待ち受ける展開には目を伏せつつ)
493 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/05/16(木) 19:29:59.81 ID:vHK6OFKW0
更新明日の金曜になります、すみません…
エッチシーン前まで投下します
494 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/05/18(土) 05:42:14.83 ID:6iI01X1b0
遥はくすりと笑うと、ちょうど階段を上がってここに到着した教師に気づき、視線を合わせる。
それから爽やかな声で一言。
「おはようございます先生」
「誰かと思ったら御神楽か……おはよう。また同学年の不良連中を相手にしてたのか?」
「顔見知りではないですよ。それに先生が思うほど荒れてもいない」
教師は仕方なさそうにため息を吐くと、「そろそろ授業が始まるぞ」と二人に言い残して、不良たちの後を追うため更に階段を上がっていった。
気がつけば廊下を歩く生徒たちの数が減っている。鐘が鳴る前に教室に入らなければならない。
「じゃあね、また会えたら」
「あっ……」
自分の教室を目指して、遥は男子生徒にウィンクするとその場を後にした。
彼女の残した良い香りが鼻腔をくすぐる。
ぽつんと取り残された男子生徒は校内にチャイムが響くまで、たった今起きた出来事と、顔に残る感触や温もりの余韻に浸っていた。
――――――
三階に到達した遥は、そのまま歩き続けて自身のクラスの札を視界に捉える。
ギリギリ間に合いそうだと安心し、一歩を踏み出した瞬間の出来事だった。
「……!」
魔法少女のセンサーが反応した。
この感覚は同士ではなく怪人。しかもかなり近い、恐らく校内にいる。
(まさか学校を襲ってくるとは……いや、あり得た話か)
今まで偶然襲われなかっただけで可能性は充分あった。
叶うなら避けて欲しかったが、所詮はこちら側の都合が良い願いに過ぎない。
遥の中で闘志が燃え上がる。かつてポワワが言っていた。魔法少女の力は、家族、友達を助ける力にもなると。
(今がその時だな)
自分の身近な思い入れがある場所。自分にとっての聖域。そこを犯す意味を奴らに教えてやれなければ。
あと少しで学生としての日常が始まるところだったが、踵を返して教室から離れる。
鞄からスマホを取り出し、真宵に怪人出現の連絡を入れる。幸いにも彼女の通う小学校はここからすぐ近くの場所にある。
「頼むよ」
一瞬で既読マークが付き『いまいく』と返事が送られてきた画面を確認すると、遥は微笑しながらそう呟いて怪人の反応を追った。
向かうは中庭。生徒たちが憩いの場として使用しているところだった。
――――――
数分後。変身してグローリアス、エグゼキュスとなった二人は物陰から敵の様子を窺っていた。
「ひょほほほほほっ、いいぞいいぞー! みんなで楽しくなろうよー!」
ベンチの上に立ち、頭上で手を叩きながら軽快なステップを踏んでいるそれは一見してピエロのように見えた。
カラフルな三角帽子から飛び出るほどの毛量と癖がある赤髪。
愉快に笑う気味の悪い道化を模した仮面で顔を丸ごと覆い隠しており、白シャツの上からカラフルな蝶ネクタイと、赤と黄色をベースにした派手なジャケットを羽織っている。
と、ここまでは割と普通なのだが、問題は下半身。白のブリーフのような下着以外は何も身につけておらず、人間と同じ肌色を晒していた。
そして唯一のブリーフも薄っすらと透けていて、ピッタリと貼り付き、男性器の形をくっきり浮かび上がらせている。
「……っ」
更にはその陰茎が血を通わせ、下着を突き破らんばかりの勢いで勃起しているものだから、エグゼキュスは目のやり場に困っていた。
今まで何回か怪人たちと戦ってきて、人間男性の裸なども目の当たりにしたことがあるが見慣れるものではなかった。
495 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/05/18(土) 05:44:09.17 ID:6iI01X1b0
「ふざけた格好だな」
対してグローリアスはというと、眉間にシワを寄せて不快感を露わにしていた。
怪人というよりは変質者を見ている気分になる。すぐにでもここから消えて欲しいという気持ちが込み上げる。
「で、でも……今度の敵は、ちゃんと場所が分かったね……」
「ああ、つまり楽な相手ということだ」
偽ポワワの時はまるで靄がかかったように掴みどころが無く、謎の少年に頼るしかなかったが、あのピエロは今まで自分たちが戦ってきた怪人と同じで容易くキャッチできた。
この時点で厄介さを感じないし、いつも通り戦えばきっと自分たちの敵ではないだろう。
「あはは〜、いいてんきだぁ〜」
「ガッコーとかどうでもいい〜……」
ピエロの能力も大方見当がついている。
先ほどからピエロの周りでふらふらと漂うように歩いている生徒たちは皆、気の抜けたような笑みを浮かべている。
(脳から快楽物質を分泌させる力、もしくは思考能力を奪う力といったところか)
あとはどうやって攻撃してくるかが分かれば攻略は簡単だ。
グローリアスは隣で身構えていたエグゼキュスに目で合図を送った。
するとエグゼキュスはこくりと頷いて、敵に見つからないよう素早くその場から移動し、別の物陰へ身を隠す。
彼女たちの戦い方は至ってシンプル。
グローリアスが敵を引きつけている間に、エグゼキュスが不意打ちして倒すという作戦だ。
過去に対峙した敵はそのままグローリアスがねじ伏せることもあれば、隙を突いてエグゼキュスが決めたこともあり、両者の特徴を活かした必勝の戦法となっていた。
今回もそれに倣えば怪人ピエロを打ち倒せるはず。
「さあみんな、セックスの時間だよー! きもちよくなろうー!」
エグゼキュスを見送り、自分も動こうとグローリアスが飛び出そうとしたその時。
ピエロが大きな声でそう叫ぶと、生徒たちが一斉に注目する。
「セックスだよー、子供を作るんだ! みんなで仲良く気持ちよく、社会にコウケンしようー!」
「そっか〜、セックス〜!」
「しゃかいこうけん、カッコいいなぁ〜!」
続けて性交を促すピエロの言うことを、生徒たちは素直に聞き受ける。
それぞれ制服を脱ぎ始めて下着姿になると、近くの男女同士でペアになり身体を寄せ合う。
マズい。そう感じたグローリアスは脚に力を込めると、地面を蹴り上げ、目にも止まらぬ動きでピエロのいるベンチに到達し、
「へぶッ!?!?」
腹を殴りつけた。
何が起こったか分からないまま、ピエロはそのまま後ろへ吹っ飛んでいき校舎の壁に叩きつけられる。
「げふッ……ぐっ……だ、だれだ……!?」
「魔法少女だよ」
やがて地面に倒れたピエロは、ダメージを負った身体を労わりながら立ち上がると、先ほどまで自分がいたベンチの近くに立っている者を認識した。
グローリアスは微笑しながらも冷めた眼差しを怪人に向けていた。出来ればこの変態は自分だけで仕留めたい。生徒たちはもちろん、エグゼキュスのような子に極力触れさせたくない。
密かにそんな決心をすると、今度は歩きながらピエロに近づく。どんな攻撃が来ても躱せる自信があるからこその行動だった。
「マ法少女め……現れたなー……!」
「お前を送り返すためにな」
「『お前』じゃない! ぼくにはバッカーマンっていう名前があるんだぁー!!」
憤慨したバッカーマンは右手を前に突き出すと、そこから一筋の光線を放つ。
銃弾ほどの速さはないが、並みの人間では到底避けることが不可能なその攻撃を、グローリアスはひょいと回避して見せる。
496 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/05/18(土) 05:46:43.97 ID:6iI01X1b0
「なるほどね。これに当たるとマズいわけか」
「うぐっ……!」
怪人の攻撃手段が発覚して笑みを浮かべるグローリアスに対し、バッカーマンは表情こそ分からないが、焦った様子で次々と光線を撃った。
右手だけでなく左手も使い、刻一刻と自分に迫りくる魔法少女を狙って何発も繰り出す。
しかし彼女には当たらない。全て見切って避けてしまうのだ。
「くそー! 全然当たらないよぉー!」
それでもバッカーマンは攻撃を続ける。
グローリアスとの距離は十メートルも無いというのに、尚も彼女が見極めている要因は単調で読みやすいからだった。
一対一で戦っているその近くでは、エグゼキュスが物陰に隠れながら怪人に接近している。
戦いの終わりはすぐそこまで来ていた。
(ここまで近づいても光線だけ……奴の焦りも演技には見えない。ということは他に手段が無いのか?)
とうとうグローリアスはバッカーマンの目の前まで辿り着いてしまった。
ここまで見事に回避されてしまっては打つ手がないと判断したのか、怪人は両手をだらんとぶら下げて攻撃を停止する。
「どうした? この程度か?」
「ぐっ……ううぅ……っ!」
完全な実力差を見せつけられ、バッカーマンは唸る事しか出来なかった。
膝から崩れ落ち、両手をも地面について項垂れる。勝負は決したかのように見えた。
「おい、まさか本当にこれだけなのか」
「…………」
「さっさと決着をつけさせてもらう。お前のような低俗な怪人、この世に存在しちゃいけない」
グローリアスは念を入れて、一定の距離を保ちながらバッカーマンを見下してそう言い放つ。
他の生徒が近くにいるため必殺技の使用は控えたい。魔力を纏わせた拳で強烈な一撃を喰らわせてやろう。そう思った刹那、
「うわあああああんっ!!」
「……!?」
バッカーマンが頭を上げて泣き叫び始めた。
顔がどうなっているかは分からないが、仮面を伝って涙が滴り落ち地面を濡らしているので、本気で泣いているらしかった。
あまりに予想外の反応だったため、グローリアスは思わず固まってしまった。
「ひっぐっ、ううっ、ぼ、ぼくを、テイゾクって言ったなぁー! ひどい言葉だって知ってるぞ! 美人だからって、バカにしていいと思ってるんだろ!」
「なっ……!」
「みんなーーー!! コイツがぼくをイジめるんだ!! 助けてよーーー!!」
子供のように泣きじゃくる怪人を見て呆気に取られていると、怪人の叫び声を聞きつけた何者かに羽交い絞めにされる。
それがバッカーマンの被害に遭った生徒だと気づいた時には遅かった。下着だけの男女複数人が、次々に手足を掴まえて身動きを封じてくる。
(まさか、怪人の命令通りに動くのか!?)
「つかまえたぞ!!」
知らない能力に驚愕している最中、生徒たちに紛れて片脚にバッカーマンがしがみついた。
油断が招いた結果だった。完全に隙を突かれてしまった。
グローリアスは咄嗟に抜け出そうとするが、人間の未知なる力も引き出しているのか、怪人共々もの凄い腕力でなかなか振り解けない。
「ひょほほほほほーーー! お前もバカにしてやるぞーーー!」
「ぐっ!? ああああああああああっ!?」
そうこうしているうちに、バッカーマンは新たなスキルを披露する。
自分の中にある何かが、怪人が抱き着いている脚から抜け出ていくような感覚を覚える。
まさかこんな力も備えていたとは。このままではダメだ。ポワワと出会い魔法少女になってから、初めての危機だった。
「ほほーう! マ法少女、かなり頭が良いなー? バカになるまでちょっとかかりそうだー!」
「こ、この……ッ!!」
一転して機嫌の良いバッカーマンを蹴り飛ばしたい気持ちになるが、いかんせん上手く力が入らない。
本当にマズい。このままでは自分が自分で無くなってしまう。それだけは避けたい。
何度試しても抜け出すのは難しい。こうなればエグゼキュスに助けを求めなくては。
497 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[saga]:2024/05/18(土) 05:49:30.69 ID:6iI01X1b0
ここまでで
エッチシーンまで数レスありますが、次回から入れたらと思います
更新する時に報告します
498 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/05/18(土) 09:26:43.70 ID:2upwJbJzO
おつおつ
これは描写見る限りだと幼児退行とかしちゃいそうかな?
499 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/05/18(土) 11:35:22.15 ID:J4ggX0Mx0
更新乙
遥の格好良さは十二分に描かれただけにこれからの無様フェイズは落差で尊厳破壊が凄そうだ
500 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/05/25(土) 21:31:09.56 ID:hyBP5IDb0
今週は更新できそうにないです
来週末には投下します
501 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage saga]:2024/06/02(日) 19:54:05.53 ID:FgkwVBpP0
すみません、ここ数日体調を崩してしまって、まだ投下できるほど書けていないので更新は日を改めます
502 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/06/02(日) 20:11:50.41 ID:/innwi17o
お大事に
503 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/06/02(日) 20:15:04.39 ID:dx/fhPTW0
お疲れ様です
梅雨近づいて気温も上下したりしますし無理せずゆっくり休んでください
こっちも更新楽しみにしつつもいつまでも続き待ってますので体調優先してくださいな
504 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/06/02(日) 23:55:38.68 ID:yAAKVryeO
おつおつ
ゆっくり休んで
505 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage]:2024/06/09(日) 13:45:02.20 ID:MvK3kV/30
お待たせしています、更新についてですが、今週末から投下できそうです
506 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/06/09(日) 13:56:44.15 ID:Eucfnm4eo
おかえり!
507 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/06/09(日) 14:28:42.38 ID:ZhWsjJmF0
おかえりです
体調良くなったようでよかった
更新楽しみにしてました
508 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2024/06/10(月) 23:34:48.74 ID:gN+rIO530
じえんふっかつ!!!
509 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage]:2024/06/19(水) 22:12:51.41 ID:iHYlMSQx0
報告です、更新もうしばしお待ちいただけたらと思います
すみません
510 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/06/19(水) 22:15:40.05 ID:dgaHN0tVo
了解ー
511 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/07/10(水) 13:17:18.05 ID:40nKgbXDO
猛暑だったりで作者さんの体調が心配だぜ…
続きはいつまでも待つけど報告だけでもできればしてくれると安心できるが…
512 :
◆Sv4K9QwTFxJb
[sage]:2024/07/12(金) 23:11:03.41 ID:uTwjQAa00
ご無沙汰しています、更新が滞ってしまい申し訳ありません
現状忙しく投下の見通しが立たない状況なのですが、時間を見つけて少しずつ書き進めています
やる気もまだまだあるので、ある程度書き貯めたら更新していきます、よろしくお願いします
513 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/07/12(金) 23:52:51.48 ID:Co1pCNJQ0
報告乙乙です
忙しそうではあるけど元気そうでよかったです
またスレ主さんの紡ぐ魔法少女達のえっちな活躍の続きを楽しみに待ってます
514 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/08/20(火) 20:06:02.42 ID:pmgeF47KO
お盆休みも終わったけどスレ主はいい休み送れただろうか?
515 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/09/15(日) 20:44:54.90 ID:+5GIGZGJ0
そろそろスレ主の生存報告だけでもあると嬉しい
516 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/10/17(木) 18:24:44.25 ID:AKeiSXtS0
続き待ってる
517 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2024/10/19(土) 20:13:45.01 ID:Y9oUeWbnO
まってる
518 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/10/19(土) 21:23:10.90 ID:ts3ipM9b0
アホみたいに言い訳か更新します詐欺しかしてなくて笑えるわwwww
519 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/11/25(月) 12:56:10.11 ID:QSX9Jgs60
スレ主は忙しいっぽいか?
続き待ってるから余裕できたらまた書いて欲しいぜ
遙編も真宵編も読みたいんだ
520 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/12/28(土) 21:27:12.88 ID:BlSzyF2N0
スレ主が忙しくなくなったり余裕出来たらまた続き書いてほしい
待ってるぜ
521 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2025/01/21(火) 19:14:56.83 ID:vzDItIQP0
ご無沙汰しています、更新が滞ってしまい申し訳ありません
現状忙しく投下の見通しが立たない状況なのですが、時間を見つけて少しずつ書き進めています
やる気もまだまだあるので、ある程度書き貯めたら更新していきます、よろしくお願いします
522 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2025/01/21(火) 20:16:40.98 ID:syUX9zKX0
>>521
戻って生存報告してくれただけでもうれしいぜ
スレ主のペースに合わせてゆっくり書いてくれ
どれだけでも続き待つからさ
523 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2025/01/21(火) 20:26:16.13 ID:1rD3gvavO
生存確認出来てよかった
待ってるからゆっくり自分のペースでやっとくれ
524 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2025/01/22(水) 21:11:04.26 ID:S09f7fagO
前の生存報告レスコピペしただけだし釣りでしょこれ
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