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主人公「田舎町で誰かと恋愛する」【安価】

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/26(日) 21:38:50.28 ID:syWJ5m480
地の文超多め
ヒロインは2人+隠しヒロイン3人の予定
ルート次第ではエッチな方向にも進む予定
ヒロインらは(書きやすさ優先で)最初から設定をある程度決めています
ただし、安価次第では設定が変わる可能性もあります
ハーレム、浮気はできません

>>2
主人公の性別+名前
(男ならノーマルカップリング、女なら百合カップリングで進めていきます)
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/26(日) 21:44:58.51 ID:Au0xRToYO
男 柳瀬 悠人(やなぎせ ゆうと)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/26(日) 21:51:20.58 ID:l1nH2sQe0
ヒロインを3人も隠す意味が分からない
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/26(日) 22:07:36.29 ID:syWJ5m480
それは、突然言われた

「宝くじが当たってな、夢だった田舎暮らしがしたい」

そう馬鹿親父に言われて引っ越しをしたのは3年前
学校までの道のりは駅まで自転車で20分、そこから町まで40分、町に着いてから学校まで30分
最低でも8時に確実に学校に着くためには6時過ぎ頃には家を出なければならない
その時点でおかしいが、この町のおかしい場所はまだたくさんある
まず、コンビニがない
かなりの広さを持つはずのこの町の中にあるのは畑と小さな商店と神社と山
病院さえこの町には存在せず、学生である自分にとっての娯楽はほとんどない
馬鹿親父には「それなら畑を手伝え」という寝言を言われたが、泥だらけになんてなりたくない

「じゃあ、ゆうくんはこの町を早く出ていきたいんだ」

そんな風に聞いてくるのはこの町で唯一同い年の少女、ハルであった
無人駅であるこの駅で電車の待ち時間にいつも話相手になってくれる数少ない存在
黒いポニーテールを揺らしながら笑顔で聞かれ、それに答える

>>5
1 俺は早く出ていきたい
2 俺が言っているのはそう言う意味じゃない
3 僕は早く出ていきたい
4 僕が言っているのはそう言う意味じゃない
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/26(日) 22:08:33.64 ID:jlpS9pOI0
4
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/26(日) 22:08:38.55 ID:prSRmz+fo
1
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/26(日) 22:36:39.60 ID:syWJ5m480
「僕が言っているのは、そう言う意味じゃなくってさ」

そう、別にこの町が嫌いという訳ではない
空気はきれいだし、景色はきれいだし、野菜や肉はおいしい
雨が降ると肥料のにおいで臭くなったり、窓を開けっぱなしにすると虫が大量に入ってくるのは嫌なところではあるものの

「パソコンがあればそれなりに遊べるし、卒業まで暮らす分には問題ないけど」

「じゃあ、卒業したらやっぱり都会に帰るの?」

「あのさぁ」

ハルはこの町の人間だから知らないのだろう
ハルが「都会」と呼ぶ隣町、僕らの高校がある場所はぶっちゃけ、田舎だ
都会というのは新幹線の駅があって、4階建て以上伸びるがにょきにょき伸びていて
あと映画館にボウリング場、あとは何があるだろう?
とにかく

「何度も言ってるけど、あの町が田舎で、ここは超田舎なんだよ」

「人の故郷に対して辛辣じゃない?」

「コンビニまで自転車で1時間もかかるこの町が悪い」

そんな話をしているとたった1両しかない電車が駅に停車する
僕らはそれに乗り込むと話を続ける

「今すぐ出ていきたいってわけじゃないけど、とにかく永住はしたくないって話」

「結局出ていきたいって話じゃん」

「……まぁ、そう言われればそうだけど」

そんな話をしながら、揺れる電車は次の駅に着く
もちろん、降りる人も乗る人もいない

「風景だって変わらなくて、ハルは退屈じゃないの?」

そんな質問にハルは笑顔になる

「ゆうくんはわかってないなぁ! 外を見てよ!」

森しかない

「例えばあの木はね、秋になればすごく紅葉がきれいだし、あっちの木は季節次第で美味しい木の実がなってるの」

僕にはどれも同じ木に見える

「ね、変わらないなんてこと、無いでしょ?」

「いや、やっぱり変わらないと思う」

「むー……あ、でも」

ふくれっ面になったり、真顔に戻ったり、忙しい子だ

「でも、なに?」

「最近また、新しい建物ができたよね」

「あぁ、きれいな感じの……別荘か何か?」

「さぁ、わからない」

登山道があるらしい道のすぐそば、僕の家の部屋の窓から見えるその場所にかなり大きい建物が建設されていた
部屋の窓から見えるという事もあって、それが完成したことはなんとなく気づいていたけれど

「別荘ならやっぱり、何か変わるわけじゃないし」

「それでも変化は変化でしょ」

「屁理屈にしか聞こえない」

ぽつり、ぽつりと電車に乗る人間が増えだす
ハルは途中で乗ってきたおばあさんに席を譲り立ち上がると窓の外を見る
ハルはあの町を出て行こうとか、出ていきたいとか思ったことがないのだろうか
そんな風に考えていると終点である隣町の駅に着いた
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/26(日) 22:37:10.44 ID:syWJ5m480
学校が終わり、長い道のりを歩く
ようやく駅に着いたため、自販機でスポーツドリンクを買う
いつも通りの田舎駅行の路線に乗るために人気の少ないホームへ行く
すると、そこには今の季節である初夏によく合う白いワンピースと麦藁帽子をかぶっている少女があっちに行ったりこっちに行ったりと歩き回っていた
一体何をしているのだろうか

>>9
1 声をかける
2 声をかけない
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/26(日) 22:38:52.78 ID:5/b3KxdbO
1
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/26(日) 23:18:53.04 ID:syWJ5m480
「えっと、君、大丈夫?」

「っ……」

金色のセミロングヘアに金色の瞳
外国人かハーフだろうか
背丈は僕やハルより一回り小さい
年下だろうか?
そんなことを考えていると

「×××××××」

何語かわからない言葉をしゃべるその少女に外国人という答えが導き出された

「えっと」

もちろん、何を言っているのか理解できなかった僕が言葉に詰まるとすぐに少女はハッとした顔で深呼吸をする

「す、すいません、間違えました」

緊張したような、少しだけ固い日本語だがすごく発音が正しい
もしかして、帰国子女とかそう言うやつなのだろうか

「乗る予定だった電車を降りてしまいまして、気づいたら駅に置き去りにされてたんです」

本当にきれいな日本語だ
でも

「何で電車から降りちゃったの?」

「っ、その、私の国では電車は、出発時刻ではまだ駅を出ないので、つい間に合うかと」

どうやら、外国人で間違いなさそうだ

「スマホも電車に乗せたままですし、クロとも離れ離れに」

「クロ?」

「っ、クロは、私の羊です」

少女の羊のクロ?
まさかと思うが羊を電車に乗せたのだろうか
頭に?を浮かべながら腕を組んでいると僕が載る予定の電車が駅のホームに到着した
そして、ドアが開くと同時に白いショートヘアをした執事が電車を降りてくる
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/26(日) 23:20:21.13 ID:syWJ5m480
「お嬢様! 時間がないとあれほど止めたでしょう!」

「く、クロ、××××!」

祖国の言葉でしゃべっているのだろうが、何を言っているのかはよくわかる
間違いなく「ごめんなさい」と謝っているのだろう
そして羊のクロではなく執事のクロだったようだ
もしかして、いや、確実に……お金持ちのお嬢さんだったようだ

「×××××××」

「……!」

少女の方が何かを執事に伝えると、執事は驚いた顔をした後こちらへ歩き出す

「お嬢様をお助けいただいたらしく、ありがとうございました」

「いや、何かしようとは思ったけど、まだ何かする前で」

「それでも、お嬢様はあなた様と会話をして緊張が和らいだとおっしゃっておりました」

そう、赤い目を向けて小さく微笑む執事
一瞬ドキッとしたが、男に恋するような変態ではない
慌てる僕の様子に執事は首をかしげる
それを見た僕はなんとか誤魔化そうと会話をそらす

「と、ところで、この電車でどこに観光に行くんですか? この先は田舎しかないですよ」

「田舎、ですか。私とお嬢様はあの山の麓に引っ越しをする予定なのです」

「あの山?」

執事の、手袋で覆われた手が指さす先には僕の家がある当たりの山があった

「もしかして、あの大きな家?」

「おや、もしや町の方でしたか?」

少し驚いたような顔をする執事にボクはうなづく

「それどころか、もしかするとお隣かも」

「それはそれは、不思議なご縁があったものですね」

「お兄ちゃん、お隣の人なんですか?」

話を聞いていたお嬢様が割り込んでくる

「お嬢様、失礼ですよ。この方にはきちんと……あっ」

そこまで言った執事は顔を赤くする

「も、申し訳ありません、いろいろと遅くなってしまいましたが、私はクローリク。お嬢様に仕える執事です」

「私はルーナです!」

あぁ、名前を伝えていなかったっけ
だからお嬢様の方に僕の名前を伝えようとして、自分も名前を聞いていないことや名前を教えていないことに気づいたのだろう

「僕は柳瀬悠人。もし本当にお隣だったらよろしくお願いします」

「お兄ちゃん、よろしくね!」

ルーナがニコニコ笑顔で僕に手を差し伸べた
握手を求めているのだろう
僕はそれを握り返す

「ところでお兄ちゃん、これで私たち友達ですが、盃はいつ交わすんですか?」

「ん?」

「日本では仲良くなった人同士で一緒に盃を交わして兄弟になると勉強しました」

目をキラキラさせたルーナが僕を見つめる
ま、まぶしい

「お嬢様、悠人さまがお困りです」

「えー、迷惑じゃないよね、お兄ちゃん!」

>>12
1 正直に「迷惑だ」と話す
2 迷惑ではない
3 誤魔化す
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/26(日) 23:20:47.75 ID:prSRmz+fo
2
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/26(日) 23:21:30.12 ID:G2OPS8G0O
2
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/26(日) 23:57:57.62 ID:syWJ5m480
「迷惑ではないよ」

「ほら、クロ、お兄ちゃんもこう言ってます!」

「……悠人様のお気持ちは嬉しいですが、実際、一般的な日本人は盃なんて交わさない者ですよね?」

「ま、まぁ」

クローリクさんは日本の一般生活を一通りきちんと調べて来たらしい

「そ、そうなのですか? 漫画では盃を……」

「漫画だけです、わたくしたちの国にドラゴンがいなかったのと同じです」

「……」

ルーナがすごく納得した顔になった

「クローリクさん、僕としては盃なしでも仲良くできたらって思ってますので」

「クロで大丈夫ですよ。そう言っていただけると本当に助かります。まだ日本には友人も話しやすい相手もいなかったので」

クロー……クロさんが笑顔でそう言うと、ルーナが再び間に入ってくる

「お兄ちゃん、私もお兄ちゃんのソウルメイトになります!」

「……お嬢様は日本の漫画が好きで、間違っている知識が多いですが、どうかお許しください」

「う、うん」

「?」

きょとんとしているルーナが可愛くて、なんとなく頭を撫でるとルーナは気持ちよさそうな顔をする

「さてお嬢様、悠人様、そろそろ電車に乗らないとまた乗り遅れてしまいますよ」

「××」

「はい」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/26(日) 23:59:17.44 ID:syWJ5m480
いつもの無人駅に降りるとルーナとクロさんもそれに続いた
やっぱりあの

「そう言えば」

無人駅に着いた僕はふと疑問に思っていたことを聞いてみる

「ルーナとクロさんは歩きで家まで行くの?」

「いえ、タクシーに乗ろうと思っています」

「あー……」

そこで僕は2人に気まずそうな顔を向ける

「ここ、タクシー来ないですよ」

「え? 日本の駅にはタクシーがいるものだと聞いているのですが」

クロさんはかなり焦った顔をする

「それでは歩いていきましょう!」

「それはダメです、お嬢様の体力ではたどり着けない距離ですよ」

そんなに体力がないのか
それなら

「もしよければルーナだけでも自転車の後ろに乗る?」

「!」

その言葉にルーナは目を輝かせる

「乗ります! クロ、これって青春というやつですよね!」

「この場合は、違うと思います。悠人様、ご迷惑をかけるわけにもいきませんので……」

「でももうすぐ日も暮れちゃうし」

そんなわけで自転車の後ろにルーナを乗せる
このまま自転車に乗って帰ることもできるがクロさんを置いていくわけにもいかず、自転車を手で押す

「はいやーはいやー」

「本当にお嬢様が迷惑ばかり、ごめんなさい……」

ものすごく申し訳なさそうに頭を下げるクロさんに苦笑いをして答える

「でも、もうすぐ夜だけど、すぐに家で生活できる状態なんですか?」

「そこは、事前に業者に頼んでいるので問題ありません」

クロさんは頷く
僕が学校に行っている間に荷物の持ち込みが終わっているのだろう
それなら安心だ

話題も無くなってセミの声ばかりがうるさく響いている
何か話そうかな?

>>16
1 何か話す(話題を記入、内容次第でルーナ、クロの好感度が上下します)
2 何も話さない
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 00:02:02.18 ID:EZSdhrom0
1二人の年齢は?

クロさんはいつから働いてるの?
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/27(月) 00:15:52.80 ID:aZvO6HS10
「そう言えば、お二人は何歳なんですか? 僕は18歳ですけど」

「偶然ですね、わたくしも18歳です」

クロさんは同い年だったようだ
そうなるといつから働いてるのかも気になる

「私は20歳だよー」

なるほど、ルーナは20歳

「……え?」

「?」

唖然とする僕に首をかしげるルーナ

「……えっと、クロさん?」

「本当です、お嬢様は、奥様……お嬢様のお母様に似て、その、はい」

察します
どうやら親の遺伝で身体が小さいらしい
しかし、年上からお兄ちゃんと呼ばれていたのか
なんだか恥ずかしくなってきて話題をそらす

「く、クロさんはいつからルーナさんの執事を?」

「……5歳の時ですね」

「ご、5歳!?」

驚いている僕の手をルーナさんが掴む

「さん呼びは他人行儀だと聞いたことがあります! さっきみたいに呼び捨てでお願いします!」

「で、でも、年上の人には」

「なら年上命令です!」

なんだそれ
なんて思っているとクロさんが僕らから目をそらしていることに気づいた
執事を始めた頃の話はどうやらNGだったらしい
それに気づいたルーナさん……いや、ルーナが話題を変えたのだと気づいた

「なんだか、失礼な質問をすいません」

「いえ、それよりも……お嬢様、見えてきましたよ」

「!」

林を抜けて新しくできた建物が道の向こうに見えてくる
その夕日に照られる建物にルーナは自転車の上ではねるように喜ぶ

「わぁ!」

そのほほえましい光景にボクとクロさんも口元が緩くなりかけるが。

「あれ、カカシですね! カカシ、知ってますよ、カカシ!」

予想外のものを指さし喜ぶルーナに2人してずっこけそうになるのだった





夜になる
スマホは隣町にいる時以外は電波が入ってこないで使えない
一応、WI-FIを繋げばなんとかなるのだが、結局パソコンをいじってしまう
ネットサーフィンをしているとあっという間に時間が過ぎていく

「……のど乾いたな」

>>18
1 冷蔵庫の中の麦茶を飲む
2 自販機へ買いに行く
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 00:17:21.32 ID:qoaTT+qLO
2
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/27(月) 00:21:30.20 ID:aZvO6HS10
麦茶なら家にあるものの、麦茶を飲みたい気分ではない
自転車で10分ほどの時間がかかるが、どうしても炭酸飲料が飲みたかった

「さて、一応自販機があるのは山の広場かハルの家の近くか神社の方か」

どこへ行こう?

>>20
1 山の広場
2 ハルの家の近く
3 神社
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 00:23:59.47 ID:ZeeAgLsb0
2
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 00:24:02.12 ID:fKC8i2teo
1
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/27(月) 00:46:16.73 ID:aZvO6HS10
ハルの家の近くの自販機へ向かう
確かあそこにはホワイトソーダがあったはずだ
それがなんだか無性に飲みたい
しばらく自転車で走ると夜にもかかわらず、暑さに汗がにじみ出る
なんとか自販機までたどり着くとポケットから小銭を出す
100円で1本ジュースを買えるのはこの町の数少ないいいところだ

「……んっ、おいしい」

「あれ、ゆうくん、こんな時間にどうしたの?」

「んぐっ!?」

いきなり、暗い道で声をかけられた僕は咳き込む
暗闇の中から制服姿のハルが笑いながら近づいてきた

「あはははっ、なにやってるの?」

「い、いきなり声をかけてくるから!」

まだ喉の奥に違和感がある

「てか、今帰り?」

「うん、部活で遅れちゃって」

「こんな暗い中一人じゃ危ないでしょ」

「いつものことだから平気平気!」

笑っているが、少し危機感が薄い
確かに、こんな場所には変質者は出ないだろうが、野生動物が出てくることも少なくない
確か秋ごろにクマが何度か目撃されたと聞いたこともある

「家まで送ってくよ?」

「平気だってば」

「話したいこともあるし、いいから」

ハルは「まぁ、それなら」と僕の隣に歩み寄る
少し、汗のにおいがする
たしか、陸上部だったっけ?
この時間までかなり頑張っていたんだろう

「それで、話したいことって?」

「朝話してた例の家、お金持ちの外人さんが住むらしいよ」

「へー! 外人さんかぁ……え、英語話せないけど大丈夫かな?」

ハルは涙目になりあたふたとする
尻尾のようにポニーテールが揺れる

「そこは大丈夫、日本語ペラペラだったし」

「ゆうくん、もう会ったの!? いいなぁ」

「20歳の小さいお嬢様と同い年のイケメン執事だった」

「小さいの?」

「正直中学校低学年くらいかと思った」

「小さそう」

虫の鳴き声、カエルの鳴き声がうるさい道で僕らの話声は夜の闇に溶けていく
さて、他に何か話そうかな?

>>23
1 話す(内容記入、内容次第でハルの好感度が上下します)
2 ハルの家についてしまった
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 00:49:26.16 ID:HoxEOGJl0
1 部活動の様子について 遅くなった日は連絡くれたらボディーガードくらいはするぞ
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 00:49:34.90 ID:4BlcJSrXO
1 暗いんだし気をつけろよ
人がいないからこそ悪さする連中がいるんだから
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/27(月) 01:06:01.80 ID:aZvO6HS10
「部活で遅くなったんだよね、調子はどう?」

「んー、暑い」

「だろうね」

それは調子がいいとか悪いとかではない気がする

「まぁ、いつも通りだよ、走るのは楽しいし、ハードル飛ぶのは好きだから」

言いながら笑顔になるハル
そんな彼女にこちらも笑顔になる

「ともかく、遅くなった日は連絡くれればボディーガードくらいはするよ?」

「んー……連絡とる方法がないんだよね」

「いや、スマホとか……」

そこまで言って思い出す
そう言えばまだ電話番号とか聞いてなかったな

「スマホ持ってないよ」

「え、マジ?」

「だってここ、電波届かないし」

そう言えばそうだった

「ま、まぁ、それなら駅の公衆電話からとか」

「そこまでしないってば。でも、ありがと!」

そんな話をしているとハルの家に着いた

「気持ちはすごくうれしかったけど、本当に大丈夫だよ。じゃあ、また明日の朝!」

にっこりと笑うハルは言いながら手を振る

「あぁ、また明日」

僕もそれに答え、手を振る
さて、用事は済んだし、そろそろ家に帰ろうか




そして数日後

「今日は休みか」

部活をやっていない僕は暇を持て余している
もちろん、オヤジにそれを言えば「畑仕事を手伝え」なんて言われかねない
家でゴロゴロしていても「働け」と言われる可能性もある
何処かに出かけてみるか
あ、でもハルは部活でいないかもしれないな

>>26
1 ハルの家に行くだけ行ってみる
2 ルーナの家に行ってみる
3 神社に行ってみる
4 山に行ってみる
5 その他
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 01:06:40.46 ID:EZSdhrom0
2
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/27(月) 01:18:16.67 ID:aZvO6HS10
「おや、悠人様、いらっしゃいませ」

インターホンを鳴らすとすぐにインターホンから声がした
このあたりにある他の家と違ってインターホンにカメラがついている
なんか、感動
しばらくすると扉が開き、クロさんに家の中へ招かれた
すごく涼しい

「ルーナは?」

「……お恥ずかしながら、まだ寝ています」

「やっぱり夜更かし?」

やっぱり、というのは夜寝る前にこの家の方を見ると必ず部屋の明かりがついているのが見えるからだ

「はい、いつも早く寝るように言っているのですが」

「く、苦労してるんだな」

「慣れています」

言いながら冷えた緑茶を出される
この人、外国人だよな?
今まで飲んだ緑茶が何だったのかわからないほど甘く、美味しいそれに驚く

「すごく美味しい」

「隣町の茶屋のおばあさんに入れ方を習いました。それはともかく、今日はどのようなご用件で?」

「えっと」

>>28
1 ルーナと遊びに来た
2 クロさんとお話に来た
3 2人をハイキングに誘いに来た
4 自由安価
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 01:19:54.48 ID:fKC8i2teo
1
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/27(月) 01:32:55.89 ID:aZvO6HS10
「ルーナと遊ぶつもりで。友達らしいことまだできてなかったし」

「……お嬢様を起こしてきます」

「いや、さすがに起こすのは悪いし」

立ち上がろうとするクロさんを止める

「とりあえずしばらくすれば起きてくるとは思いますので、それまでもう少しお話をしていましょうか」

なんだか遠い目をしているクロさんに苦笑いで答える

「一応、ルーナと遊ぶようにいくつかゲームと漫画を持ってきたんだけど」

「……お気持ちは嬉しいですが、お持ち帰りしていただけると助かります」

今度は死んだ魚のような目になるクロさん

「お嬢様にこれ以上漫画やゲームを与えては引きこもりどころかベッドから動かなくなる可能性があります……」

「ほ、本当に苦労してるんですね」

とりあえず、マンガとゲームは帰るまでの間クロさんが預かるとのことだった
まだルーナは起きてこないのだろうか?

>>30
1 起きてきたのでルーナの部屋へ
2 起きてこないのでもう少しだけクロさんと話す(話したい内容があれば記入、なければ記入しなくても大丈夫です)
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 01:34:30.31 ID:QQJHtfvJO
2 そういえば日本の生活大丈夫?
お風呂とか男女で大変じゃない?
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2023/11/27(月) 01:53:09.27 ID:aZvO6HS10
「ところで、日本の生活にはなれました?」

「えぇ、もともと祖国で勉強済みですので」

まぁ、確かにこんなにおいしいお茶を入れられるのだから、私生活に関しても完璧そうだ

「料理ではお味噌汁やお肉じゃがもすでにマスターしましたし、寝る時は蚊帳も使っています」

「肉じゃがには「お」はつけないで大丈夫ですし、蚊帳で寝る人、今じゃほとんどいないと思いますよ」

笑いを少し堪えつつ、そう言うとクロさんは顔を赤くする

「べ、勉強不足でしたね、すいません」

「まぁ、日本語に関しては日本人も使いこなせてませんし」

そう言えば、外人さんはシャワーだけでお風呂に入ることはほとんどないと聞いたことがあるが

「お風呂とかはどうしてるんですか?」

「きちんと温泉の元を入れていますよ」

きちんとなのか、どうなのか

「でも、男女だとお風呂の順番とか、その辺大変じゃ?」

「え? 申し訳ありません、少々理解できない部分があるのですが」

「?」

クロさんは少し困惑しているようだ

「だんじょ、というのは、えっと?」

「あぁ、難しかったですかね、男と女ってことで」

「……認識はあっているようで、余計に理解が……」

首をかしげているクロさん
そしてしばらく考え込んだ後

「……まさかと思いますが、わたくしのこと、男と、お考えですか?」

なんか、赤い瞳が光っているように見えなくもない
確実に、怒っている声
え、ま、まさかだけど

「クロさんって、執事、ですよね、つまり、男じゃ?」

「……わたくしは、女です!!!」

この後、結局ルーナと遊ぶ前に怒ったクロさんに追い出されてしまった
思い返してみると、クロさんは女性でも何の違和感もなかった
執事をやっていること以外だけど

隠しヒロインクローリクルートが解放されました




「まだ正午か」

家に帰りそうめんを食べた僕は再び外へ出る
朝以上に暑い

>>32
1 ハルの家に行ってみる
2 クロさんに謝りに行く
3 神社に行ってみる
4 山に行ってみる
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