【R-18G】幼女災害【安価】

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71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/31(日) 15:18:49.45 ID:wyMqRSGZo
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/31(日) 15:20:27.64 ID:wyMqRSGZo
書いとくべきだったわ
良ければ早朝ラッパで叩き起こされる葵
73 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/12/31(日) 15:20:45.88 ID:lccPUActo
葵「ぐごー…ぷす…」

未汐「すぅ…」



安価下1〜3でコンマ 夜の出来事
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/31(日) 16:01:52.55 ID:P1VLjafqo
寝ぼけてこっちのベッドに潜り込んでくる未汐
75 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/12/31(日) 17:42:18.57 ID:lccPUActo


未汐「」ドサッ

未汐「…うーん」ムクリ

ゴソゴソ

未汐「ん…」モゾモゾ

未汐「…ふぁ」



葵「…せまい…」





パッパパパー

葵「はっ!?」バッ

未汐「おはよう。朝の体操の時間だよ。早く着替えて、外に出ないと」

葵「な、何着たらいいの?」

未汐「ベッドの下に入ってるよ」

 ベッド下の引き出しを開けると、白いセーラー服とプリーツスカートが入っていた。未汐に手伝ってもらいながら一式を着て、青い帽子を被ると、一緒にグラウンドに出た。
 グラウンドには、もう多くの幼女たちが整列していた。前の方には、桜や他の上官たちが、両手を後ろで組んで立っている。
 朝礼台の上で、スーツ型の制服を着た一人の幼女が、声を張り上げた。

二三「定刻なので、朝の体操を始める! 模範は一ノ瀬 二三(いちのせ ふたみ)准陸尉! 用意!」

テーンテーンテテンテンテンテン…



 見様見真似で体操を終えると、壇上の一ノ瀬二三なる上官が、いきなり葵の名前を呼んだ。

二三「篠崎葵隊員!」

葵「は、はい…?」

二三「返事は!」

葵「! サーイエッサー!」タッタッタッ

 前に走り出ると、二三に促されて壇上に上がった。彼女の肩に手を置き、二三が言う。

二三「昨日付で新しく自衛隊に入隊した、篠崎葵だ! 一言、挨拶を」

葵「え…えっと、けがしないように、気をつけます」

二三「うむ。任務の為なら、命を賭ける場面もあるかも知れないが、それは最後の手段だ。基本的には自分の安全を確保しろ!」



「「「サーイエッサー」」」



二三「これより、篠崎隊員の適性検査を行う!」
76 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/12/31(日) 18:00:29.84 ID:lccPUActo
ザワッ

葵「…?」

 にわかに、その場の空気が色めき立った。それはずらりと並んだ下士官ではなく、前に立つ上官たちの発する空気であることに、葵は気付いた。

二三「…佐山陸曹長より、概要は聞いている。貴様…ギフトを2つも得たと」

葵「! …」

二三「しかも、その特性を戦闘に遺憾なく発揮し…佐山陸曹長を、1対1で破ったと」

ザワッ ザワザワ

二三「しかし! 我々は軍である。『例のあいつら』のような愚連隊ではない。個人の能力だけではなく、隊員同士の連携、上に立つ者の指揮能力が重要である! よって、特別扱いはせず、通常通り適性検査を行う! まずは陸上自衛隊、普通科!」

「「「サーイエッサー!」」」ザッザッザッ

 整列した下士官の一部と、先頭に桜が、前に行進してくる。

二三「いわゆる歩兵である。機甲科や工作科などと連携し、任務を遂行するのだ。佐山陸曹長!」

桜「サーイエッサー!」

二三「10分やる。その後、篠崎隊員を加えた1分班で集団行動をするのだ!」

桜「サーイエッサー! …新入り、こちらへ」クイクイ

葵「はぁ」

桜「返事は!」

葵「さ、サーイエッサー!」

 こうして、下士官や上官たちの見守る中、葵の適性検査が始まった…



適性検査
安価下コンマ+30(完全記憶) 普通科の適正
安価下2コンマ+90(演算+完全記憶+ロボットアニメ好き) 機甲科の適正
安価下3コンマ+60(再現+演算)工作科の適正
安価下4コンマ+30(完全記憶) 衛生科の適正
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/31(日) 18:07:40.48 ID:wyMqRSGZo
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/31(日) 18:21:31.18 ID:LDKD8NkRo
えい
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/31(日) 18:23:28.61 ID:6e5TlIaZo
ほい
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/31(日) 18:45:35.70 ID:6e5TlIaZ0
はい
81 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/12/31(日) 19:57:19.80 ID:lccPUActo


桜「…編隊、止まれ!」

「「「」」」ザッ

葵「」ザッ



二三「ふん、物覚えは悪くないようだな。普通科でも、足手纏いにはならずに済みそうか。次、機甲科!」

???「前進!」

ガラガラガラ…

 上官の声に、グラウンドの後方から1輌の戦車がやってきた。

葵「おお…」

二三「網走 巌(あばしり いわお)3等陸佐、基本的な装填手としての指導を、10分でお願いします!」

巌「任せなさい。…新入り、走ってきなさい!」

葵「あ、サーイエッサー!」タッタッタッ



「…」ジッ

「…っ、ふぅ…」モジモジ

「これ、まだ続くの…?」ソワソワ



葵「次発装填! 角度よし!」

巌「てー!」

ズドン



二三「ふむ…適性がありそうとは聞いていたが、なんというか…普通だな」

グラグラグラ…

「あっ、揺れでっ」プルッ

「あっあっ、あっ…///」ジョワァ…



崩礼「玉置 崩礼(たまおき くずれ)准陸尉である。とりあえず、穴を掘れ」ポイ

葵「えっ?」

崩礼「あそこで、俺の部下が塹壕を掘って潜んでいる。ここから繋げて、奇襲しろ」

葵「えっと…サーイエッサー…」

ザクザクザクザクッ…



「…っ! もうだめっ」ギュッ

桜「姿勢を崩すな!」クワッ

「!」シャキッ

「〜〜〜!!」プルプル
82 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/12/31(日) 20:15:26.14 ID:lccPUActo


葵「」ザクッ

「なにっ、もうたどり着いたというのか!?」「急げ、シャベルを構えろ___」

葵「」ガン ガッ

「い゛っ!?」「あだっ」



崩礼「ほうほう、これはこれは…」ニヤリ

二三「これは、逸材かも…」

「ぐすっ…ぐすっ…」ショロロロロ

「ふぁっ、あぁ…」ジョワァァァ…

「あっ、あたしも…」プルッ ジワァ…



葵「傷病者確認! 安全確認! 怪我の状態は…トリアージは…」



二三「…やはり、記憶力は良さそうですね。癒川 温海(ゆかわ あつみ)看護官」

温海「そうねぇ…それに、今までで一番、目が輝いてる気がするわ♡」

二三「だが、やはり工作科の方が適性的には…」



桜「っ〜〜〜」ジョワァァァ バシャバシャバシャ…

桜「…は、はぁっ/// …き、貴様ら、戦場でいつでも便所に行けると思うなよ!」ビショビショ

「さ、さーいえ、さぁ〜…///」ジョロロロロ…

「あっ、またで、出っ///」パチャパチャパチャ…

83 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/12/31(日) 20:33:56.36 ID:lccPUActo


 日が傾き、グラウンドにいるほぼ全員の足元に水溜りが出来上がる頃、適性検査が終わった。

二三「これで陸上自衛隊の適性検査は以上である! 明日、篠崎隊員には航空自衛隊の適性検査を受けてもらう」

葵「うぇ、明日もあるの…?」

二三「返事は!」

葵「サーイエッサー…っ」プルッ

 今更のように尿意を覚えた葵。ふと上げた目線の先に、未汐の姿が…



未汐「…///」ジョワッ ジョワッ ジョロロロロ…



葵「…あっ」ジワァ…

 股間がむず痒くなったと思うや、パンツが熱くなってくる。慌ててスカートの前を抑えようとしたところへ、歩いてくるものがあった。

崩礼「…」ツカツカツカ ギュッ

葵「あっ、えっ?」

 工作科の、玉置 崩礼准陸尉だ。彼女はいきなり葵を抱き締めると、囁いた。

崩礼「君のような人材は初めてだ。陸自に入るなら、間違いなく俺のところに来てもらうことになるだろう…」ギュゥゥ

葵「あ、あのっ、おしっこ」

崩礼「幼女におもらしは付き物だ。軍に入るならなおさらだ。…もちろん俺もする」プルッ ジワ…

 押し付けられた腰が、じゅわりと熱くなっていく。

葵「あ、やっ…」ジョロロロロ…

崩礼「はあぁぁ…♡」ジョワァァァ…



二三「本日は以上、解散!」

「「「サーイエッサー!」」」



崩礼「…空自の適性検査を受けるまでもなく、来たければ言え。俺も、お前がほしいぞ…♡」ギュゥッ

葵「あ、うそっ、あっ…///」ビチャビチャビチャ…

 葵のスカートと足元に2人分のおしっこをぶちまけて、崩礼はグラウンドを去っていった。
 同じく、白いスカートを黄色く染めた未汐が、おずおずと歩み寄ってくる。

未汐「…か、帰ろ? それから…お、お風呂に入ろう…///」



安価下1〜3でコンマ最大 夜の出来事
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/31(日) 21:02:20.27 ID:AcHALCIE0
互いにどんな時に漏らしやすいか語り合う
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/31(日) 21:14:25.75 ID:wyMqRSGZo
未汐は何科?
86 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/12/31(日) 22:45:52.87 ID:lccPUActo


 風呂に入り、服を着替え、腹ごしらえを済ませると、2人は寮に帰ってきた。

未汐「疲れたね…」モミモミ

 太ももを揉みながら、未汐が零す。

葵「うん…」

未汐「でも、やっぱり凄いね。葵ちゃん、何でもできちゃう」

葵「うーん…」

 ガッタイザーが好きな彼女は、機甲科が一番向いていると思っていた。しかし、実際に戦車に触ってみても、あまり心惹かれるものを感じなかった。それよりも、塹壕掘りや、傷病者の救助の方が、不思議とやりがいめいたものを感じた…

葵「…未汐は、何科なの?」

未汐「わたしは、工作科なの」

葵「!」

 一番熱心に勧誘してきた科は、未汐の所属でもあったようだ。

未汐「だから、葵ちゃんも工作科に入ってくれたら、ちょっと嬉しいかな。まあ、行きたいところに行くのが一番だよ」

 そう言うと、未汐は電気スイッチに手をかけた。

未汐「明日は、葵ちゃんは空自の方に行くんだよね。今日よりも早起きしないとだから、もうおやすみ」

葵「おやすみ…」

パチンッ



安価下コンマ
01    敵襲
02〜10 夢の中で…
11〜20 葵「おしっこ…」
21〜50 翌朝
51〜80 自由安価
81〜95 ゴソゴソ
96〜99 ゴソゴソゴソゴソ
   00 侵入者
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/31(日) 22:48:27.97 ID:LDKD8NkRo
はい
88 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/12/31(日) 22:56:36.56 ID:lccPUActo
ねます
良いお年を
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/12/31(日) 23:02:08.81 ID:wyMqRSGZo
本年もありがとうございました
良いお年を〜
90 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/01(月) 20:31:44.55 ID:+AXTuAGIo
>>1は当該地域とは離れたところにいるので無事です
万が一、被災された方がいらっしゃいましたら、スマホの充電を大事にしていただいて、落ち着いた時にまた来ていただけたらと思います
91 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/01(月) 20:37:53.84 ID:+AXTuAGIo


葵「んご…すぴ…」

ゴソゴソ ゴソゴソ

バサッ

モゾモゾ

葵「…んっ、なに…また未汐」



崩礼「…おはよう」ニチャァ

未汐「…///」



葵「!?!?」ガバッ

 突然、目の前に現れた2つの顔に、葵は慌てて跳ね起きた。枕元のライトを付けると、茶色いおかっぱ頭で、尖った歯を剥き出した崩礼の顔が間近に迫っている。よく見ると、三白眼の周りには黒い縁取りがあり、頭にはふわふわの丸い耳が生えていた。
 耳と縁取りが、すっと消えていく。

崩礼「俺のギフトは『狢(むじな)』でな。忍び込むのは得意なんだ。同室には、班は違うが部下もいることだし」

未汐「ご、ごめんね…」

 顔を赤くして俯く未汐。

葵「…で、何の用? 眠いんだけど…」

崩礼「昨日も言っただろう。俺は、お前が欲しい」

葵「ギフトが2つあるから?」

崩礼「他の科や、空自の連中はな。だが、俺は、お前という『オンナ』が欲しい…」サワッ

葵「」ゾワッ
92 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/02(火) 20:37:51.33 ID:isV2AgP/o
 小さな手で頬に触れられ、葵の全身に鳥肌が立った。

崩礼「…結局、あの後お前の意思を聞けていないからな。今、我々工作科への入隊を希望するなら、早速明日から訓練に入ろう。空自の適性検査はナシだ」

未汐「…///」ジッ

 やや遠巻きに、未汐が2人を見つめている。

葵「やだ、って言ったら?」

 すると、崩礼は肩を竦めた。

崩礼「…その時は、空自を回った後で改めて尋ねるまでだ。多少『お話』しても良いが、我が部下は違法行為には敏感なものでな…」

未汐「…」ジッ

崩礼「ひとまず、今の意見を聞かせてくれ」

葵「…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@工作科に入る

A考えさせて

Bその他要記述
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/02(火) 20:48:21.66 ID:WR3XYcf40
2
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/02(火) 20:57:39.21 ID:zvAsfiR30
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/02(火) 20:58:41.43 ID:sJtU+DcPo
3 この場で未汐に意見を聞いてみる。何もなければ2
96 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/02(火) 22:07:19.73 ID:isV2AgP/o
葵「…考えさせて」

崩礼「そうか…」

 崩礼は、ベッドから降りると、部屋の扉に向かった。

崩礼「…まあ、良い。空自も見てくるが良い。その上で、俺のところに来てくれれば、なお良い」

葵「…」

未汐「し、失礼します」ビシッ

崩礼「ん、おやすみ」ガチャ

 そう言い残すと、崩礼は部屋を出ていった。



???「…」ユサユサ

葵「んご…ぷす…」

???「…」ペシペシ

葵「ふすぅ…んごご…」

???「…」ツニッ

葵「ん…んぐぐ……ん゛っ!?」ガバッ

 鼻を摘まれ、窒息寸前で葵は飛び起きた。

葵「」ジャキッ

 反射的に、枕元のコルトSAAを突きつけた先には、黒いセーラー服を着た一人の幼女が立っていた。白い髪をツインテールに結っていて、ハケンちゃんと同い年くらいに見える。

???「…起きた」

葵「誰…?」

霰「霞 霰(かすみ あられ)准空尉。貴官を迎えに来た…」

未汐「ふぁ…あっ! おはようございます!」バッ

 目を覚ました葵が、黒セーラーに気付いて跳ね起きた。

霰「陸自はまだ寝てて…貴官はこっち」バサッ

 霰は、葵に布の包を投げた。それは、自分が着ているのと同じ、黒いセーラー服であった。
 昨日のようにセーラーに着替えると、霰は葵の手を掴んで言った。

霰「じゃ、航空基地に行く…」グイ

葵「分かった…だから引っ張らないで」



 ジープに乗って行った先は、巨大な飛行場であった。滑走路には、何台もの戦闘機や、輸送用のトレーラーが行き来している。
 滑走路の端に立つ巨大な塔の前で、ジープは停まった。

霰「あっち…」

葵「はぁ」

 彼女に付いて中に入ると、エレベーターで一気に最上階まで。扉が開くと、そこは管制塔であった。あちこちで交信を行ったり、レーダーを観測する幼女たちの中心には、一番幼い、5歳程度に見える幼女がいた。薄水色の髪を無造作に長く伸ばし、黒いクン帽を被り、黒いブレザーを袖を通さず羽織り…それ以外は、全くの裸であった。
 彼女の前に葵を案内すると、霰は言った。

霰「ばくりょーちょー、連れてきた…」



ハヤテ「…ん」コクン
97 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/02(火) 22:08:52.00 ID:isV2AgP/o
X クン帽
◯ 軍帽

今日はここまで
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/02(火) 22:29:05.24 ID:l25GIqhqo
おつおつ
99 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/03(水) 16:25:16.73 ID:n70XVnSKo
葵「ばくりょーちょー…草薙 ハヤテ航空幕僚長…?」

ハヤテ「ん」コクン

 肘掛けの付いた椅子に座って、色の薄い虚ろな目で葵を見つめながら、ハヤテは頷いた。

葵「陸自のばくりょーちょーには、まだ会ってないのに」

霰「うちのばくりょーちょーは、いつもここにいる…いつでも会える…」

ハヤテ「…」ジッ

 ハヤテが、じっと葵を見つめる。その双眸に、にわかに銀色の光が宿ったとおもうや、突然低い声で話しだした。

ハヤテ「…篠崎 葵。階級はまだ付いてない。ギフトは『再現』と、『演算』。完全記憶能力も持ってる。好きなアニメは英雄ロボガッタイザー。おもちゃは持ってない。今一番欲しいのは、コトブキ博士から貰ったコルトSAAを持ち運ぶホルスター」

葵「!? だ、誰から聞いたの? それとも…」

霰「ばくりょーちょーは、全部分かる…」

葵「…『天網』」

 葵が呟く。ハヤテが、また虚ろな目になって頷いた。

霰「見ただけで、貴官が何に向いてるかも分かる…」

葵「え、じゃあ実際に体験したりしないの?」

ハヤテ「やりたければ、やれば」

 素っ気なく言うと、ハヤテは再び葵を凝視した。葵は、居心地悪くなって、もぞもぞと膝を擦り合わせた。それに早朝に叩き起こされたせいで、トイレに行きそびれた。おしっこしたい…



安価下コンマ+90(演算+完全記憶+ロボットアニメ好き) パイロット適性
安価下2コンマ+70(再現+演算+完全記憶) 砲手適性
安価下3コンマ+60(演算+完全記憶) 管制塔適性
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/03(水) 16:45:47.89 ID:LNPWUDNLo
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/03(水) 16:54:28.52 ID:iBh84GnJO
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/03(水) 17:02:25.14 ID:hdO4ZXZAo
つのい
103 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/03(水) 17:49:44.59 ID:n70XVnSKo
 ところが、ハヤテはすぐに目を閉じて言った。

ハヤテ「ん、もう分かった。おしっこしてきていいよ」

葵「え? …あ、トイレどこ…?」

霰「こっち」グイ

 霰に引っ張られて、葵はトイレに向かった。



 管制塔に戻ると、ハヤテは言った。

ハヤテ「やっぱり、パイロットが一番向いてる」

葵「そうなの? でも、機甲科は思ったより面白くなかったな…」

ハヤテ「…ガッタイザーは、空を飛ぶから」

葵「! ガッタイザーあるの!?」

霰「無いけど…」

葵「」ガクッ

 ずっこける葵。ハヤテは気にせず続けた。

ハヤテ「入隊するなら、そのまま飛行場に行ってもらう。陸自に行くなら、別にそれでも良い。考えてもいいけど、今日中に返事をすること」



葵「…え、この後はどうしたらいいの?」

霰「お腹空いてる?」

 突然尋ねられて、葵は困惑気味に頷いた。

葵「う、うん…朝ご飯食べてないから」

霰「じゃ、ご飯食べよ…」スタスタ

葵「あっ、待って…」タッタッタッ



 炊きたての白米に味噌汁、そして大好きな鯖の塩焼き。葵は目を輝かせた。

葵「おお〜…」

霰「空自は、どう?」

 味噌汁を箸で掻き回しながら、霰が尋ねた。

葵「え…えっと、陸自とは全然違うなって」

霰「軍隊としては、あっちが普通…」バシャ

 味噌汁を、白米にぶっかける霰。それを、ざらざらと箸で流し込む。

霰「んぐ…あっひのほうが、いほがひい」モゴモゴ

葵「空自は、暇なの?」

霰「んぐ、んぐっ…暇じゃない…けど、陸自みたいに、戦う相手は多くない…」

葵「相手って?」

 すると霰は、おもむろに茶碗を持って席を立った。そうして食堂のカウンターに向かうと、ご飯のお代わりと納豆の小鉢を手に戻ってきた。
 席に座り、今度は納豆を掻き混ぜる。

霰「幼女の支配を嫌がる人間…幼女に反抗して、団結しだした種付けおじさんの群れ…後、総理を狙うテロ組織…」カチャカチャカチャカチャ
104 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/03(水) 19:30:33.23 ID:n70XVnSKo
葵「空自の敵は?」

霰「人間の飛行機…まだ、幼女の支配が及んでない所とか、外国から飛んでくる…」

葵「撃ち落とすの?」

霰「ばくりょーちょーが決める…」ドロォ…

 白米に納豆をぶっかけると、また箸で掻き込む。葵も、鯖の塩焼きを一切れ、口に運んだ。

葵「…でも、あたしがギフト2つ持ってるのに、『ばくりょーちょー』はびっくりしてなかったね?」

霰「ん…」

 口いっぱいに頬張ったご飯を飲み込むと、霰は言った。

霰「2つあるのは珍しい。でも『再現』も『演算』も珍しくない…ばくりょーちょーのギフトの方は、世界一珍しい…」

葵「へえ…『天網』って、よく分かんないけど…」

霰「他に、聞きたいことある…?」



安価下20:30まで 質問があれば
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/03(水) 19:42:11.18 ID:hdO4ZXZAo
種付けおじさんの管理方法はどうしてるの
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/03(水) 19:43:15.69 ID:LNPWUDNLo
陸自と空自の仲
107 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/03(水) 20:33:29.78 ID:n70XVnSKo
葵「空自と陸自って、仲悪いの?」

霰「んー…お互い、あんまり興味ない? 陸自の方が、人が欲しいっていつも言ってる…」

葵「空自はそうでもないの?」

霰「空自の役割的には…」

 不意に、霰は意味深に黙り込んだ。が、すぐに葵に向き直ると

霰「でも、貴官が入隊してくれたら、すごい助かる…ばくりょーちょーも、そう思ってる…」

 と、取り繕うように言った。



葵「この前から種付けおじさんってよく聞くけど、どこにいるの?」

霰「基地にはあんまりいない…将校の個室に飼われてるのはいるかも…」

葵「基地の外にはいるの?」

霰「幼女の家とか、脱走した野良はいるかも…犬みたいな感じだから。ちょっと離れたところに、牧場もあるし…」

葵「牧場…???」



霰「…ごちそうさま。じゃあ、答えを聞かせて…」



安価下3票先取 もしくは22:00までの多数決
@陸自に入る(工作科)

A空自に入る(パイロット)
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/03(水) 20:38:10.22 ID:MljImbqR0
2
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/03(水) 20:56:52.99 ID:hdO4ZXZAo
1
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/03(水) 21:00:55.24 ID:1MZeuC9p0
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/03(水) 21:01:17.99 ID:LNPWUDNLo
1
112 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/03(水) 21:28:36.48 ID:n70XVnSKo






 ジープを降りると、そこはグラウンドと反対側に設営された訓練場であった。あちこちで射撃の音や、号令が聞こえてくる。
 その一角に、荒野を模したスペースがあった。数人の隊員たちが塹壕を掘ったり、爆弾の組み立てを練習している。

葵「…」ザッザッ



崩礼「地層はケーキではない。硬い部分は削るだけ損だ、柔らかい部分を見極めろ! 塹壕戦を耐久戦だと思うな!」

 檄を飛ばす崩礼の元へ歩み寄る。今の崩礼は、上半身にカーキの軍服を着て、下は何故か裸であった。

崩礼「電撃的に仕掛けること…!!」

 崩礼が、葵に気付いて言葉を止めた。にやにやしながら、努めて冷静に声をかける。

崩礼「…どうだ、空自は楽しかったか?」

葵「ん」コクン

崩礼「お前の好きなガッタイザーとやらは、あったか?」

葵「無かったから、こっち来た」

崩礼「…♡♡♡」ギュゥ

 葵の言葉に、崩礼が抱きついてきた。それから…

崩礼「…んちゅぅっ♡♡♡」

葵「んっっっ!!??」

 突然唇を奪われ、目を白黒させる葵、慌てて突き放すと、崩礼は恍惚とした顔のまま言った。

崩礼「…我が隊を紹介しよう。工作8班、集合!」



「「サーイエッサー!」」ザッザッザッ



 崩礼の号令に、塹壕を掘っていた2人の幼女が這い出てきた。昨日の適性検査で、葵にスコップで殴られた2人の隊員だ。



安価下1〜3で次の>>1のコンマに一番近いやつと遠いやつ 玉置班のメンバー 名前と容姿、ギフトは必須
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/03(水) 21:49:36.02 ID:hdO4ZXZAo
層柄 結織(そうがら ゆおり)
10歳
水色髪サイドテール。眠そうな目
上官や実力的に勝てない相手には弱気に、格下認定すると強気になる小物っぽい言動が目立つ。根はいい子。

ギフト 『停止』
対象をその場で静止させる。動いているものや生き物は止めるが疲れるので短時間の制限がつく。
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/03(水) 22:06:35.09 ID:AxT77wxCO
【名前】朝倉 由依(あさくら ゆい)
【年齢】10
【特技】 どんな場所でも眠れる
【好きな食べ物】ドーナッツ
【好きな教科】音楽
【好きな音楽】ジャズ
【好きな人のタイプ】 かまってくれる人
【最後に一言!】
仲良くやりましょう

【性格】おっとりとして天然ボケだが、心優しく面倒見が良い。
【容姿】ショートカットの茶髪。おっとりとして優しそうな顔立ち。色白な肌。
同年代でも小柄な部類だが一般的な成人男性のモノなら余裕で挟めるロリ巨乳と安産型の美尻などエロい体つき。パイパン。
【ギフト】
育成:生き物や植物を自由自在に成長させられる。ただし自分含め幼女の成長には使えない。
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/03(水) 23:00:40.94 ID:WqugwCIQ0
名前 上羽 真姫(うえは まき)
年齢 11
ギフト 透過
光を透過して透明になったり物体を透過して建物に侵入したり攻撃を避けたりできる
服など自分の身体以外を同時に透過させると体力を使うため普段からかなり薄着で下着も脱ぎやすい紐タイプ
容姿 黒髪ショートでいい感じに成長途中
性格 素直で従順、羞恥心強めだが見られるだけで濡れてくる
116 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/04(木) 06:45:07.87 ID:pmSJ+dPJo
コンマ
117 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/04(木) 21:25:15.74 ID:pmSJ+dPJo
 軍服を着た2人の幼女が、葵の前に並んだ。2人とも、葵を見て適性検査を自分を倒した相手だと気付いたが、特段気にする様子は無さそうだ。

崩礼「じゃあ、自己紹介を」

由依「工作8班所属、朝倉 由依(あさくら ゆい)陸士長です!」ビシッ

 茶色い髪をショートカットにした、色白の幼女だ。葵と同じくらいの背丈だが、分厚い軍服の上からでも分かるほどに起伏に富んでいる、幼女らしくない体型だ。

真姫「工作8班所属、上羽 真姫(うえは まき)一頭陸士です!」ビシッ

崩礼「ギフトについて説明せよ」

由依「サーイエッサー! ギフトは『育成』。幼女以外の生物を成長させることができます!」

真姫「えっと、ギフトは『透過』…透明になったり、壁をすり抜けたりできます。自分以外も出来なくはないけど、かなり疲れます、はい」

葵「…朝倉って、未汐の姉妹?」

 思わず呟くと、由依が反応した。

由依「2班の朝倉2等陸曹なら、たまたま名字が同じだけです!」

崩礼「…そうだった、お前の同室は『朝倉A』だったな。班長会議では、こいつは『朝倉B』と呼ばれているので、出世して班長になったときのために覚えておけ」

 そう言うと崩礼は、おもむろに葵の肩を叩いて言った。

崩礼「では、正式に入隊するということで、幕僚長に挨拶に行くぞ」

葵「!」

崩礼「お前らは訓練を続けろ。しばらくしたら戻る」

「「サーイエッサー!」」

ザッザッザッ…

崩礼「少し待っていろ…」

 そう言うと崩礼は、塹壕の近くに脱ぎ捨てられていた布切れを拾って腰に巻き付けた。それは、軍服と同じ素材でできたミニスカートであった。

崩礼「…これでよし。幕僚長は、身だしなみにうるさいからな…」

葵「…」



 基地の建物に入ると、崩礼は葵を連れて上の階へと登っていった。

崩礼「幕僚長については聞いたか?」

葵「藤島 紫苑陸上幕僚長…ギフトは『統率』、内容は『君臨』の下位互換。ただし使い方が上手い。人格者でもある」

崩礼「お前を基地まで案内したのは、佐山だな? まあ、奴の言いそうなことだ…」

 重厚な木の扉の前で立ち止まると、乱暴にノックして声を張り上げた。

崩礼「…工作8班長、玉置です! 幕僚長、いますか!」



「どうぞ」



崩礼「失礼します!」ガチャ
118 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/04(木) 21:52:05.36 ID:pmSJ+dPJo


紫苑「…ごきげんよう」ニコッ



 扉と同じく、重厚な袖机の向こうに、一人の幼女が座っていた。艷やかな黒髪を綺麗に切り揃え、白い詰め襟の制服をきっちり着こなし、大量の勲章を身に着けている。藍色の瞳には、柔らかい光が浮かんでいた。

葵「あ…きょ、今日から、工作8班に入る、篠崎葵です…」

 しどろもどろに自己紹介をする葵。本能が、高速で演算を回している。そして、何度計算しても同じ結果が出る。『この幼女には、勝てない』と。

紫苑「ええ、佐山陸曹長から伺っていますよ。幼女で初めて2つのギフトを持ち、それらを高い水準で使いこなすと」

崩礼「奴め、最初から士官待遇にしろとほざいたそうだが。…本気ですか?」

紫苑「下士官にやられたとなると、彼女もばつが悪いのでしょう。ただ、階級は個人の戦力だけで決められるものではありませんから…」

 紫苑は、机の引き出しから1個のバッジを取り出した。1つ星に、3本線と山一つ…

紫苑「…同格にすれば、彼女の顔も立ちましょう」

崩礼「良かったな! 最初から陸曹長だぞ」バンッ

葵「あだっ…い、良いんです…?」

紫苑「実は、わたしも適性検査をここから拝見しておりました。2つのギフト、高い記憶力をお持ちのようですが、貴女にはそれらを有効に使いこなす判断力があると感じました。…幼女の価値は、ギフトだけで決められるものではありません」

葵「」コクコクコク

 激しく頷く葵。目の前にいる、この優しげな幼女が、何よりの証明だ。ギフトは鷹栖朱音総理大臣の下位互換のはずなのに、総理の前にいる時以上のプレッシャーを感じる。おそらく彼女は、ギフトを発動すらしていないのに…

紫苑「貴女なら、恵まれた能力を余すことなく、国のために活かしてくれると確信しています」

葵「でも、いきなり偉くなっても…」

紫苑「その不安は最もです。でも大丈夫。玉置班長が、『権力』の使い方も伝授してくださるでしょう」

崩礼「んっ!? う、承った…」

紫苑「…わたしからお伝えすることは以上です。そちらから、ご質問はありますか?」

崩礼「俺に答えられることなら、俺に聞いてもいいぞ」



安価下 23:00まで 紫苑や崩礼への質問
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/04(木) 21:58:23.74 ID:QRkI+3xXo
もう部下できる?
120 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/05(金) 21:53:11.05 ID:1RMGO3xKo
葵「陸曹長ってことは…部下ができるの?」

崩礼「できるも何も、8班の朝倉Bと上羽はもうお前の部下だぞ」

葵「だ、大丈夫かな」

崩礼「覇気には欠けるが、聞き分けは良い奴らだ。しゃんとしてれば、大人しく従うだろうよ」



紫苑「では、最後に支給品と、個人的な『贈り物』を」

 そう言うと紫苑は、机の上に白い軍服を置いた。

紫苑「曹長以上は、こちらの軍服を着てもらいます。公序良俗に反しない限りで、改造も可能です」

葵「はい…」

 昨日、グラウンドの前の方に並んでいた上官たちが着ていたのと、同じ制服だ。どうやら、無改造だと膝丈のプリーツスカートになるようだ。

紫苑「そして、こちらがわたしから」ゴトッ

 紫苑が次に取り出したのは、革のガンベルトであった。

葵「これは…」

 スカートに差していたコルトSAAを抜き、ホルスターに差してみると、一寸の狂いもなく、ぴったりと収まった。

紫苑「その銃は、コトブキ博士からの贈り物と聞きました。見たことのないものは『再現』できない。使い方の分からないものは『演算』しても使えない…ギフトへの過信を断ち切るのに、この上なく効果的な贈り物です。全く、博士らしい」

葵「ただの意地悪だったけど…」

紫苑「貴女には、制式拳銃の代わりにその銃を使うことを許可します。常に携帯し、有効に使いなさい」

葵「はい…さ、サーイエッサー!」ビシッ

121 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/05(金) 21:55:43.76 ID:1RMGO3xKo


崩礼「すっかり遅くなったな。訓練場で2人と合流して、飯にするか」

葵「ん…」ゴソゴソ

 歩きながら、どうにかガンベルトを腰に巻くと、コルトSAAを差した。

崩礼「…だが、もう2班も終わった頃かな? 朝倉Aについていくなら、そっちでも良いぞ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@玉置班で食事

A未汐と食事

Bその他要記述
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/05(金) 22:23:38.96 ID:6sOXlC5oO
1
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/05(金) 22:24:31.36 ID:XuriJYojo
2
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/05(金) 22:34:40.51 ID:8lX5DNtMo
1
125 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/05(金) 22:40:21.70 ID:1RMGO3xKo


由依「へーっ、じゃあもうあたしたちより上官なんだね!」

真姫「えっ、じゃあ、敬語で話さないと…」

葵「良いよ、面倒くさい」

 カウンターに並びながら、3人で会話していると、崩礼が口を挟んできた。

崩礼「だが、訓練と作戦行動中は序列を守れよ」

由依「分かってますよー。ね、真姫ちゃん?」

真姫「大丈夫です、はい…」

 各々料理を取ると、4人がけのテーブルに座った。

「「「「いただきます!」」」」



安価下1〜3でコンマ最大 食事中の話題、行動など
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/05(金) 23:35:07.57 ID:8lX5DNtMo
崩礼、夜のお誘い
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/06(土) 08:56:16.78 ID:JUBwLhDX0
メニューの1品があまりに甘くて思わずむせかける
128 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/06(土) 12:26:10.19 ID:oPao3XzOo


崩礼「」モシャモシャ

真姫「…葵ちゃん…葵ちゃんでいい?」

葵「いいよ」コクン

真姫「ありがとう…葵ちゃん、お魚が好きなんだね」

 取ってきたハンバーグと、葵の鯖味噌煮を見比べながら、真姫が言う。

葵「鯖が特に」

由依「魚って、骨刺さらない?」

葵「鯖はそうでもないよ。凄い刺さるのはあるけど…」チラッ

崩礼「…確かに、こいつの骨は刺さるな」

 塩鮭の身を毟っていた崩礼が、葵の視線に気付いて応える。

崩礼「だが、気にするほどじゃあない。避ければ良いだけの話だ」

由依「さっすが、隊長はおっとなー!」

崩礼「ふん、大人など…」

葵「…」ハム

葵「ん゛っ!?」

 何気なく口に運んだ卵焼きが、想像の10倍甘くて葵はむせそうになった。

崩礼「どうした!?」

葵「んっ、た、たまごやきが…甘い…!?」

由依「ああ、今日の給食係、甘い卵焼き派の子だったみたい」

葵「にしても、甘すぎ…」

 まるで、プリンのような甘さだ。ご飯には合いそうもない。

真姫「めちゃめちゃ塩辛い時もあるから、気をつけてね」

葵「そんな、おみくじみたいなこと言われても…」



未汐「本当に、わたしより偉くなっちゃったね」

葵「言われてみれば、未汐は2等陸曹だった」

未汐「玉置隊長とは、上手くやれそう?」

葵「ま、まあ…」

 適性検査の直後から、崩礼は明らかな葵に良からぬ目を向けている。しかし、その上で葵が、空自よりも陸自を選んだのは…

未汐「じゃあ、明日からまた、早起きして、体操に参加しないとね」

葵「うん。陸曹長だから、前に出ないとらしいけど…」

未汐「明日の模範は、機甲科の人だったはず。よく見とかないとね」

 そう言うと、未汐は部屋の電気を消した。

未汐「おやすみなさい」

葵「おやすみ…」



安価下コンマ
01    襲撃
02〜30 翌朝
31〜70 自由安価
71〜99 崩礼「言っただろう」
   00 侵入者
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/06(土) 13:02:49.55 ID:aSJzLDOQo
はい
130 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/06(土) 13:28:07.56 ID:rabti69OO
安価下1〜3でコンマ最大 夜の出来事
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/06(土) 14:35:19.24 ID:KMUlv+AAo
現状での自由案がなかなか出てこない、>>70の71以上が気になってるんだけど
とりあえず安価下
132 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/06(土) 15:00:32.83 ID:oPao3XzOo
じゃあ>>70の86〜95をここで使うか



未汐「…っ、ひっ」

葵「ぐご…んす…」

未汐「ぐすっ…」

葵「ん…っ…?」

未汐「ひぐ…」

 未汐の啜り泣く声に、葵は目を覚ました。

葵「み、未汐…?」

 ベッドから出て、未汐の方へ近寄ってみると、どうやら彼女は夢を見ているようであった。

未汐「っ…いや、嫌…」

葵「…」

未汐「いかないで…パパ、ママ…陽菜…」

葵「ひな…?」

 その後、彼女は静かに、深い眠りに入ったようであった。



パッパパパー

葵「…」ムクリ

葵「…未汐、朝だよ」ユサユサ

未汐「…っ! ごめんっ、寝過ごした…」

葵「寝過ごしてない。起床時間。…着替えて、出よ」

未汐「う、うん…」

 未汐は、どこか気まずい様子で、白のセーラー服に着替えた。葵も、支給されたばかりの軍服に袖を通し、コルトSAAを収めたガンベルトを腰に巻いた。
133 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/06(土) 15:22:29.03 ID:oPao3XzOo


 体操を終えると、壇上で機甲科の網走巌3等陸佐が言った。

巌「既に気付いた者もいるだろうが、先日適性検査を受けた篠崎葵は、昨日付で陸上自衛隊工作科に入隊することとなった!」

葵「あ…はい」

巌「才能ある幼女が、我が隊に志願し入隊してくれて、嬉しく思う。彼女の実力と、幕僚長の意向により、篠崎を陸曹長に任命することとした。共に切磋琢磨し、国のために戦うのだ!!」

「「「サーイエッサー!」」」



崩礼「…飯も食ったし、今日も訓練の時間だ!」

「「「サーイエッサー!」」」

 訓練場に、玉置班の4人が集まった。

崩礼「新入りのために改めて説明しておくと、工作科には1〜8班があり、班によって得意とする行動が異なる。我々8班は、主に平地における塹壕の掘削、および塹壕戦の指揮を行う」

葵「くずr…隊長、質問。あたしは、どうして8班に?」

崩礼「他の班が行うのは『敵基地や障害物の破壊』『大型資機材搬入路の開拓』『自軍基地能力の設営』が主だが、お前のギフトは敵と直接やり合う機会の多い我が班に適していると判断した。何より、我が班は出来たばかりで、単純に人が足りん」

葵「なるほど…」

崩礼「返事!」

葵「サーイエッサー!」

崩礼「ではまず、資機材の点検から行う。訓練の前に必ずやるから、早く覚えろよ…」



安価下コンマ ゾロ目で…
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/06(土) 15:36:03.43 ID:caxvVZwgO
135 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/06(土) 16:01:36.94 ID:oPao3XzOo


由依「えっと、確か…」ガチャ ガチャ

真姫「…」ガチャガチャ ガチャッ

葵「」ガチャガチャガチャ ジャキッ

崩礼「おらっ、新入りに負けてんぞ!」

葵「あたし、これ使わなくて良いって幕僚長に言われましたけど…」

 陸自の制式拳銃SSPXこと、改シグ・ソーサー・PXを組み立てて、葵がこぼす。

崩礼「SSPXは、P220をベースに理研の連中が開発した新型銃だ。信頼性が高く、幼女の小さな手にも扱いやすい。だが、こんな銃を使うのは今の自衛隊だけなので、そもそも生産数が少なく、一度壊れるとパーツの調達に難渋するという欠点がある」

葵「はあ」

崩礼「だが、お前は一度見たものを『再現』できる」

葵「あ」

 葵は、なるほどと手を叩いた。

崩礼「お前は使わなくとも、他の奴らは使うからな。そういった意味でも、制式の装備には触れておけ」

葵「サーイエッサー!」



 穴を掘っては埋め、掘っては埋めて、日が暮れた頃、訓練が終わった。

崩礼「本日の訓練は以上! 風呂に入って、飯にするぞ」



安価下 どうする?
@玉置班と行く

A未汐と行く

Bその他要記述
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/06(土) 16:44:19.04 ID:Ob0j788vo
2
137 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/06(土) 19:39:17.29 ID:oPao3XzOo


 廊下で待っていると、訓練を終えたと思われる幼女の一団が歩いてきた。その中にいた未汐が、葵の姿に気づくと、隊長と思われる幼女に声をかけ、それから葵の方へ歩いてきた。

未汐「お疲れ様。もしかして、待ってた?」

葵「うん。…お風呂入りに行こ」

未汐「そう、わたしもお風呂に行こうとしてたところ。一緒に行こう」



安価下1〜3でコンマ最大 入浴中、食事中の出来事
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/06(土) 19:47:35.76 ID:bsJXXdm7o
姉妹はいるのか聞いてみる
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/06(土) 20:02:06.60 ID:KMUlv+AAo
お風呂で洗いっこ。丁寧に洗ってくれる
140 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/06(土) 20:22:36.44 ID:oPao3XzOo


葵「…」ジャー…

未汐「」ワシャワシャ

 洗い場で、体を洗う2人。広い浴槽には10人近い幼女が入っていて、浴室は騒がしかった。
 その喧騒に紛らわすように、葵はぼそっと呟いた。

葵「未汐って…」

未汐「…ん? 何か言った?」

葵「…姉妹とか、いるの?」

未汐「! …」

 未汐は黙り込むと、シャワーからお湯を出し、シャンプーを落とした。それから、彼女もまた細い声で答えた。

未汐「…いるよ。妹」

葵「幼形成熟BOXには入ったの? それとも…」

未汐「ううん。…ずっと前に、亡くなったの」

葵「…」

未汐「…」

葵「…ごめん」

 いたたまれなくなって、葵は謝罪した。

未汐「ううん、気にしないで。知らなかったんだから、気をつけようがないもん」

葵「…」



未汐「明日はわたし非番だから、朝起きないかも。葵ちゃんは寝坊しないでね」

葵「うん。おやすみ…」

未汐「おやすみなさい」



安価下コンマ
01〜05 サイレン
06〜15 眠れない…
16〜60 翌朝
61〜80 崩礼「今夜こそ…」
81〜99 未汐「…」
   00 侵入者
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/06(土) 20:42:01.80 ID:8CZAxpJeo
142 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/06(土) 21:07:56.68 ID:oPao3XzOo


ゴソゴソ

葵「んっ、す…」

モゾモゾ

葵「ぷひ…んごご…」

サワッ

葵「っ!!?」ガバッ

崩礼「…ようやく起きたか。全く、酷いいびきをかきおって」ニヤァ

葵「な、何、今度は…」

 触られた胸を手で覆いながら、葵が問う。

崩礼「今度も何も…言っただろう。俺はお前が欲しいと。そして、お前は俺のものになることを選んだ」

葵「選んでないけど…」

崩礼「今更焦らそうとしても、そうはいかんぞ。俺はもう、我慢できない…♡」

 そう言うと崩礼は、いきなり葵の唇を奪った。

崩礼「んっ♡」

葵「んーっ!?」

 両手でがっしりと頭を掴み、唇を押し付けてくる。薄く長い舌が、唇を掻き分けて歯列を舐めた。

崩礼「んれぇ…♡♡」

葵「んっ、んーっ…!」

 崩礼の跨ったお腹の辺りが、じわりと熱くなってくる。この変態タヌキ、人のお腹の上で、おもらししたな…

葵「ん…んごぉっ!?」

崩礼「れぇろぉ…っ♡♡」

 一瞬緩んだ歯の間に、舌が潜り込んできた。口内で逃げ回る葵の舌を捕まえ、じっとりと絡める。

葵「ほん…のおっ!!」ドンッ

崩礼「あんっ♡」ドスン

 どうにかベッドから突き落とす。
 騒音に、未汐が目を覚ました。

未汐「ど、どうしたの…って、玉置はんちょ」

崩礼「朝倉A、お前は寝ていろ。なぁに、ちょいとばかし激しいだけの、愛の営みってやつ」

葵「」バンッ

崩礼「あだっ!?」

 こめかみに45口径をぶち込まれ、悶絶する崩礼。

未汐「じょ、上官を撃つのは…」

葵「正当防衛!」

崩礼「ぐぅっ…思ったより身持ち硬いな…」

葵「うるさい! 昨日も、い、いきなりチューしてきて…///」

未汐「えっ!? …///」

崩礼「当たり前だ。…適性検査でお前を見たときから、一目惚れだった。力づくでモノにしたいのを我慢していたが、お前は自ら俺の班に来てくれた。それはつまり、お前も俺を」

葵「なわけあるか! 大体、女の子同士なんて…」
143 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/06(土) 21:18:53.33 ID:oPao3XzOo
 すると、にわかに崩礼の声が低くなった。

崩礼「何か問題あるか。それとも…お前、まさか既に、汚らわしい種付けおじさんに、身体を許したか?」

葵「え? いや、まだ見たこともないけど…」

崩礼「なら、いい♡♡♡」

 再び、蕩けきった甘い声に戻る。

崩礼「見たこともないなら、なお良い。そんなことをしては、お前の瞳まで汚れてしまうからな…♡」

葵「…???」

 救いを求めるように、未汐に視線を向ける。

未汐「あー…種付けおじさんが無理って人は、まあいるね。わたしは、見た目はそこまで気にはしないけど、種付けはちょっと嫌だし…」

崩礼「おお、朝倉Aも分かるか! ならば俺と一緒に、葵を種付けおじさんから守ろう! 何なら、俺たちの営みに混ざっても」

葵「」バンッバンッ

崩礼「あ゛い゛った!?」

 さらに2発追加され、ひっくり返る崩礼。

崩礼「さ、流石に、葵とて看過できんぞ…」

葵「はぁ…」

 葵は、溜め息を吐いた。

葵「今、どういうことになってるか、分かる? この前の夜に来た時は、違法行為だからって言って何もせずに帰ったよね」

崩礼「ああ…だが今は」

葵「何も変わってないでしょ。人の嫌がることをしたら、だめだよね」

崩礼「…」

未汐「…玉置班長? その…やはり、こ、こういうことは、ど、同意がないと…///」

 顔を赤くする未汐。崩礼は、ふっと息を吐くと…真っ直ぐに葵を見て、言った。

崩礼「だそうだ。葵、どうだ?」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@いいよ

Aだめ

Bその他要記述
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/06(土) 21:23:04.33 ID:bsJXXdm7o
2
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/06(土) 21:53:33.75 ID:KMUlv+AAo
2
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/07(日) 08:28:05.24 ID:AA82nJ7u0
2
147 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/07(日) 10:50:57.24 ID:17JJYJlMo
葵「だめに決まってるでしょ」

 素気なく葵は言った。

崩礼「なにっ」

葵「こんな夜中にいきなり入ってきて、女の子同士でチューして…」

崩礼「む…」

葵「陸自に入るって言ったけど、隊長のもの?になるなんて言ってないし、ていうかもう眠いし!」

未汐「…ということなので、今日のところは引き上げていただけると…」

 未汐が遠慮がちに口を挟む。

葵「今日も明日もだめなものはだめ!」

崩礼「…そうか」

 崩礼は立ち上がると

崩礼「…失礼する」

 そう言って、とぼとぼと部屋を出ていった。



 翌朝。起床ラッパに目を覚ますと、未汐はもういなくなっていた。

葵「寝坊するかもって言ったけど、逆に早起きだった…」

 寝巻きから軍服に着替え、葵はグラウンドに出た。
148 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/07(日) 11:08:52.96 ID:17JJYJlMo


 体操を終え、訓練場へ移った。装備の点検を完了すると、崩礼が言った。

崩礼「我々工作8班は、塹壕を掘るだけでなく、時として塹壕戦の指揮を行うこともある! 良いか、塹壕戦においては、全ての階級より我々に優先権がある!」

 それから、やや引きつった顔で続ける。

崩礼「…塹壕の中では、幕僚長ですら我々の指示に従うことになる」

真姫「ひえっ」

崩礼「故に、我々は一人ひとりが、常に指揮官の立場で戦場を俯瞰する必要がある! 明日は7班と対抗して模擬戦を行い、近いうちに普通科と共同で実戦形式の訓練を行うから、覚悟しておけ!」

「「「サーイエッサー!」」」



安価下コンマ 80以上で…
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/07(日) 11:16:57.32 ID:duj5N9eSo
えい
150 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/07(日) 11:48:51.38 ID:17JJYJlMo


崩礼「」ドガガガガガ

 全身を茶色い毛に覆われ、頭頂部に丸い耳を生やした崩礼が、猛スピードで地面を掘り進む。そのまま、真姫の真後ろに飛び出すと、鋭い爪で襲いかかった。

葵「透過!」

真姫「っ!」

 爪が軍服を切り裂く。しかし、その中身は素通りしていく。

崩礼「ふんっ」スルッ

 開けた穴に飛び込む崩礼。真姫が追いかけようとすると、既に穴は無数のツタ植物によって塞がれていた。

真姫「追いかけますか? 一応、ツタを透過して進めますけど…」

葵「どこまで塞がってるか分からない。それより、攻撃を待ち伏せて…」

 ところが、そう言っているうちに足元からツタが伸び、2人の足を絡め取ってしまった。
 別の穴から顔を出した崩礼が言う。

崩礼「現代の戦争は、留まった者から狩られるのだ!」

葵「は、はぁ…」バンッ

崩礼「」ヒョイッ

 やけくそ気味に放った銃弾を、崩礼は穴に引っ込んで躱した。
 崩礼のギフト『狢(むじな)』は、自らの肉体をアナグマに近い性質に変化させるものだった。爪や牙による攻撃の他、猛スピードで地面を掘ることもでき、塹壕戦に持って来いだ。ちなみに、戦闘時に崩礼が下を脱ぐのは、太い尻尾の邪魔になるという、意外にもまともな理由であった。
 再び、崩礼が顔を出した。

崩礼「ちなみに、俺は朝倉Bの指示で動いただけだ。朝倉Bは塹壕の外にいて、お前たちを見下ろしているぞ」

真姫「えっ? …あっ、本当だ!」

 地上から、こちらを見下ろす由依の姿を見つけて、真姫が声を上げた。

崩礼「…高い視点を維持しろ。物理的な高さだけでなく、状況を総合的に考えるのだ! 今日の訓練は以上!」



 今日は未汐がいない。お風呂で泥を落として、夕食を摂って、早く寝よう…



安価下 どうする?
@玉置班と行く

A一人で行く

Bその他要記述
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/07(日) 13:30:04.85 ID:AA82nJ7u0
1
152 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/07(日) 13:40:07.26 ID:17JJYJlMo


葵「」ゴソゴソ シュル

葵「…」チラッ



崩礼「」バサッ バサッ

真姫「明日の訓練、上手くいくと良いですね…」



葵「…ふぅ」バサッ

 崩礼の方を気にしながら、葵は服を脱いで裸になった。崩礼の方は、特に彼女を見ている様子は無さそうだ。

由依「…葵ちゃん、行こ?」

葵「あ、うん…」

 タオルを手に、大浴場へ入った。



安価下1〜3でコンマ最大 入浴中、食事中の出来事(いくつか書いても良い)
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/07(日) 14:12:31.75 ID:YioWQLmbo
崩礼(くくく……押して駄目なら引いてみろだ……)
敢えてそっけない態度を取り気を引く作戦
(こっそりチラチラ見ているのがバレてるかはお任せ)
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/07(日) 14:18:06.05 ID:AA82nJ7u0
興味本位で由依の身体つきを見つめながら入浴
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/07(日) 14:20:11.49 ID:duj5N9eSo
崩礼以外の背中を流してあげる
156 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/07(日) 14:29:06.68 ID:17JJYJlMo
葵「…」ワシャワシャ

葵「…」チラッ



崩礼「」チャポン…



葵「…」シャワー…

葵「…」チラッ



崩礼「」チャプチャプ



葵「…ふぅ」シュコ シュコ ゴシゴシ



崩礼「…」チラッ



葵「」ゴシゴシ



崩礼「」ジッ

由依「…何してるの、隊長?」ボソッ

崩礼「っ! …な、何でもない」

由依「そう? さっきから葵ちゃんの」

崩礼「しっ!」ガバッ

由依「もごっ」



葵「…」ジャー…



安価下コンマ 奇数で気付く 偶数で気付かない
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/07(日) 14:44:37.67 ID:ZAYRGOueO
どっち
158 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/07(日) 14:57:47.82 ID:17JJYJlMo
葵「…」チラッ



崩礼「…」ジッ

崩礼「!」サッ

 目が合って、崩礼は慌てて目を逸らした。

葵「はぁ…」

 葵はシャワーを浴びながら、溜め息を吐いた。どうやら、諦めたわけではなさそうだ…



 部屋に戻ると、未汐が帰ってきていた。

葵「おかえり」

未汐「うん、ただいま。…玉置隊長とは、大丈夫だった?」

葵「別に。…お風呂で、ちらちら見てきたけど」

未汐「嫌だったら、上官に言ってもいいと思うよ…?」

葵「…」



安価下コンマ
01〜10 サイレン
11〜20 廊下で騒ぎ
21〜70 翌朝
71〜90 置き手紙
91〜99 未汐「実は…」
   00 侵入者
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/07(日) 15:01:43.88 ID:5K/Avfpio
はい
160 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/07(日) 15:27:12.03 ID:17JJYJlMo


ギィ…

ヒタ ヒタ ヒタ

葵「んごぉ…ふひゅ…んがっ…」

スッ

ヒタ ヒタ ヒタ

ギィ…ガチャ



パッパパパー

葵「ん…」ムクリ

葵「…?」

 目を覚ますと、枕元に覚えのない紙切れが置いてあるのに気付いた。取り上げて見てみると、雑な文字で『108号室 同室なし 20時以降可 玉置』と書かれている。

葵「そっちから来いってこと…?」



ラセン「工作7班長、鉄山 ラセン(てつやま らせん)2等陸尉である! 本日は8班と合同で戦術訓練を行う!」

 真っ黒な髪を逆立てた、幼女にしては大柄な隊長が宣言する。

崩礼「8班は7班に比べて人数は少ないが、個人の技能で劣るとは思わん。各自死力を尽くし、実りある訓練にすること!」

 こうして各班に別れ、塹壕を用いた模擬戦が始まった。



安価下コンマ
01〜10 惨敗
11〜60 不利
61〜80 有利
81〜95 辛勝
96〜00 圧勝
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/07(日) 15:48:07.19 ID:MOpL6serO
162 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/07(日) 16:39:07.47 ID:17JJYJlMo


ガッガッガッ

葵「…」ジッ

 葵は、地中を掘り進む音に耳を澄まし…すぐに、ある方向を指した。

葵「9秒後、こっちから来る」

崩礼「朝倉B、根で妨害しろ。その隙に、俺が横から奇襲する。篠崎は進路を案内しろ。上羽はデコイだ。朝倉Bから敵の視線を逸らせ」

由依「了解」パラパラ

 由依が、ポケットから植物の種を取り出して壁に投げつける。たちまち複雑に根を伸ばし、土を固めてしまった。その隙に、変身した崩礼が隣を掘り進み、葵がその後を追う。

葵「…! 由依たちの方にも来てる」

崩礼「奴ら、人数が多いからな。2隊に分けても俺たちと互角ってところか。合流される前に、片付ける!」ボゴッ

「くっ、急に地面が硬く…」「! こっちに来た!」「応戦しろ!」

 7班の塹壕に突入すると、隊員たちがスコップで応戦してきた。

崩礼「おらあっ!」ボコッ

葵「」バンバンバンッ

「い゛っ!?」「ぐうっ」

崩礼「…ラセンの野郎がいない、らっ! 朝倉Bたちの方に…おらっ!」

葵「どっちか、戻る?」

崩礼「俺が行く。奴の戦い方は俺の方が分かっている」ダッ

 掘った穴に飛び込む崩礼。葵はコルトSAAを構え直すと、空の薬莢に火薬と弾頭を『再現』した。そして、残る隊員と応戦しようとしたその時

ドゴーン

葵「!?」

「隊長!」



ラセン「…やはり、貴様が残ったか。篠崎陸曹長!」ギュィィィィ…
163 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/07(日) 17:35:01.64 ID:17JJYJlMo
 ラセンの両手には、無骨な鉄のドリルが装備され、唸りを上げて高速回転していた。

葵「か、かっこいい…」キラキラ

ラセン「貴様もこの魅力が分かるか。ドリルの浪漫について、小一時間ほど語らいたいところだが、生憎今は訓練中だっ!」ガンッ

葵「!」ダッ バンバンッ

 ドリルを向けて突っ込んでくるラセンを間一髪で躱すと、接合部に当たる手首に銃弾を撃ち込んだ。しかし、ラセンは怯むことなく向きを変え、ドリルを突き出してきた。

ラセン「はあっ! やああっ!!」ガンッ ギュィィンッ

葵「」バンッ バンッ

ラセン「ピースメーカー如きでは、本官に傷は付かんぞ、カウボーイ!」ギュオオンッ ガリガリガリッ

葵「ガールだっ!」バンッ

 左手にも銃を作り出し、応戦する葵。しかし、実力差が大きい。つくづく、幕僚長の言葉が身に沁みる。いかに優れたギフトを得たところで、それを使うのは他ならぬ、自分の身体なのだ…



崩礼「…時間だ」

葵「はぁ…はぁ…」ドサッ

 無数のコルトSAAの残骸の中で、膝を突く葵。ラセンの両手が回転を止めると、元の手に変化した。

ラセン「中々手強かったが、まだまだだな。分隊は、8班の残りを追い詰めたか?」

崩礼「あの人数で囲まれちゃ、無理だな」

 首を振る崩礼。由依と真姫は、塹壕の中でぐったりと横になっている。一方で、7班の隊員にはまだ動ける者もいた。

ラセン「少人数であるほど、一つ一つの行動がより重要になってくる。遮二無二動き回れば良いというものではない」

崩礼「…」

ラセン「まあ、かく言う我々も、4人相手に消耗しすぎたきらいはあるがな。今回の反省を活かし、普通科との合同訓練に備えるのだ!」

「「「サーイエッサー!」」」



崩礼「…そう言えば、明日は非番だな」

由依「そうでしたっけ?」

真姫「やったー!」

 ボロボロで寮に引き上げる玉置班の一行。

葵「…」

由依「…大丈夫、葵ちゃん?」

葵「あ、大丈夫…」

真姫「ラセン隊長と、ずっと1対1で戦ってたんだって? 凄いね…」

葵「戦ってたっていうか、逃げ回ってたっていうか…」

崩礼「あの脳筋ドリルは、まともに相手するだけ損だ」

 崩礼が珍しく、ぼそっと言う。

崩礼「軽く目眩ましして、逃げるべきだった。まさか、単独で葵を襲いに来るとは思わなかった」

葵「…」

崩礼「…ああもう、しゃあねえ! 風呂入って、飯だ飯!」

真姫「すっかり遅くなっちゃった…」

 外はもう暗い。未汐はもう、食事まで済ませてしまっただろう…



安価下 どうする?
@玉置班と行く

A一人で行く

Bその他要記述
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/07(日) 17:36:13.82 ID:duj5N9eSo
2
165 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/07(日) 17:51:24.88 ID:17JJYJlMo
葵「…先行ってて。後で入る」

由依「葵ちゃん…?」

崩礼「…好きにやらせてやれ」

真姫「は、はあ…」

 葵を残して、大浴場へ向かう3人。仲間と別れて、葵は先に食事を済ませることにした。



安価下1〜3でコンマ最大 入浴中、食事中の出来事(いくつか書いても良い)
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/07(日) 18:45:01.88 ID:0b57uET0o
ラセンも入ってきてドリル談議
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/07(日) 19:57:55.86 ID:YioWQLmbo
悔しかったので食事中も一人で反省
そっと甘味を差し入れする由衣
168 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/07(日) 21:15:55.10 ID:17JJYJlMo


葵「…」モグ…

 ご飯を口に入れ、噛み締めたままじっと黙り込む葵。疲れやら悔しさやらが頭や胸を掻き乱し、まるで食欲が湧かない。空自の食堂で、霰がしていたように、味噌汁でもかけてみるか…

ラセン「…おっ、篠崎陸曹長ではないか!」ドスドス

葵「!」

 頭上から声をかけられ、葵はびくっと顔を上げた。ラセンは山盛りのご飯に、ハンバーグやらエビフライやらコロッケやらをプレートに積み上げて、葵の向かいに腰を下ろした。

ラセン「食が進んでいないようだな…はぐっ」ザクッ モグッ

 ハンバーグを切らずに口に放り込み、数回咀嚼して飲み込むと、ふっと息を吐いた。

ラセン「…ワタシに勝てなくて、悔しいか」

葵「…」コクン

ラセン「はっはっは! 負けた悔しさは、強さへの渇望と同義だ! もっと悔しがれ。そして、強くなれ! そのために、もっと食え! 食わなきゃ、強くなれんぞ!」

葵「…っ!」バシャ

 葵は味噌汁をご飯にぶっかけると、一気に掻き込んだ。

葵「…ん゛っ! お゛っ、お゛ほっ」ドンドン

ラセン「おいおい、急いで食えとは行っておらぞ…」トントン

 身を乗り出し、むせる葵の背中を叩くと、ラセンはふと言った。

ラセン「そう言えば、貴様はドリルの良さを理解する同志であったな」

葵「ん…ふぅ」

 どうにか落ち着くと、葵は頷いた。

葵「あれ、凄い…『ガッチャー2』みたいで」

ラセン「!!!」ズイッ

 突然、ラセンが目を剥き出して顔を寄せてきた。葵はぎょっとした。

ラセン「貴様…『ガッチャーロボ』を観ていたのか?」

葵「え…うん。一応…」

ラセン「そうか! …そうかそうか!!」

 ラセンは、とても嬉しそうに何度も頷いた。

ラセン「いかにも! ワタシのギフトは『切削』…つまり、削ったり掘ったりできる。ぶっちゃけどこを回しても良いのだが、ワタシはガッチャーロボ、特にガッチャー2がお気に入りでな。あの勇姿に倣い、両手にドリルを装備したのだ!!」

葵「へえ…あ、あたし、ガッタイザーが一番好きなんだけど」

ラセン「ガッタイザーか! 彼の両膝にもドリルが備わっていたな。…しかし、ガッタイザーが好きとは。道理で、機甲科の適性が、思ったほど高くなかったわけだ」

葵「え?」

 勝手に納得して頷くラセンに、首を傾げる。

ラセン「だって、ガッタイザーは操縦するロボットというよりは、轟タイザが纏う強化装甲のようなものだろう」

葵「た…確かに!」

 手を叩いてはしゃぐ葵。遠巻きに眺める幼女たちの中で、2人だけの世界が繰り広げられていた。
169 : ◆WEXKq961xY [saga]:2024/01/07(日) 22:02:26.26 ID:17JJYJlMo


ラセン「ワタシは常々思うのだ。ガッチャー2のドリルが、『キョジンダーX』のように飛んでいったら、より強くなるだろうと」

葵「確かに!」

ラセン「それに、ガッタイザーの膝のドリルも、両手に換装できれば」

葵「そしたら必殺のデッド・オア・アライブが撃てなくなるからだめ」

ラセン「む、そうか…」

 気が付くと、食堂に人の姿が無い。時計を見て、ラセンがあっと声を上げる。

ラセン「しまった、もうすぐ消灯時間ではないか」

葵「えっ!? お風呂は」

ラセン「もう閉まっているはず」

葵「えー…」

 食事を先にしたせいで、訓練後の汚れた身体のままだ。このまま寝るのは、絶対に嫌だ…

ラセン「…ここまで付き合わせたのだ。詫びと言っては何だが…良いところがある。付いてこないか」

葵「いいところ…?」

 上官とは言え、今日知り合ったばかりの相手に、ここまで付き合って良いものだろうか。幸い明日は非番だから、大人しく部屋に戻って、朝風呂という手もある。それに

葵「…」ギュ

 ポケットの中で、崩礼の残した置き手紙を握り締める。もしかして、今も待っているかも。行った先で、ろくな目に合わないのは目に見えているが…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@ラセンについていく

A部屋に戻る

B崩礼の部屋に行く

Cその他要記述
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2024/01/07(日) 23:24:26.25 ID:AA82nJ7u0
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