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主人公「小さな国で誰かと恋愛したりする」【安価】
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/05(金) 08:13:10.53 ID:CkNYKfgY0
主人公「田舎町で誰かと恋愛する」【安価】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1701002329/
の外伝スレ
一応共通キャラクターは1人だけです
あなたは後にとある小さな田舎町となる土地で一国の主になっていただきます
本編スレッドと違い自由度は高くなっております
また、本編スレでは高難易度なハーレムも最初から可能になっています
戦国時代設定ですが横文字も普通に出てきますがその辺は気にしないでください
メインとなるヒロイン4人以外は途中でキャラ募集する可能性があります
主人公の性別から決定します
>>2
〜
アンケート方式
1 男(ノーマルカップリング)
2 女(百合カップリング)
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/05(金) 08:16:06.11 ID:CkNYKfgY0
いきなりミスをしました、先に3票入ったものを採用します
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 08:18:12.88 ID:nkEpLHUuo
2
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 08:20:30.80 ID:Zr4yHNBuO
1
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 08:25:12.78 ID:qMr/ZV3LO
2
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 08:26:47.26 ID:CghBJ/X+O
2
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/05(金) 08:33:28.07 ID:CkNYKfgY0
女主人公に決定しました
主人公の名前を記入してください
(苗字なしで名前のみ)
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/05(金) 08:35:16.58 ID:CkNYKfgY0
すいません、安価は下でお願いします
なぜかこっちのスレだとミス連発してます……
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 08:36:07.36 ID:CghBJ/X+O
千雪
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/05(金) 08:38:02.40 ID:CkNYKfgY0
>>9
読みは「ちゆき」で大丈夫でしょうか?
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 08:39:31.15 ID:CghBJ/X+O
>>10
大丈夫です
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/05(金) 08:46:18.76 ID:CkNYKfgY0
「……さま……ちゆ……千雪様、起きてください」
「う、うぅん……」
聞き慣れた、幼馴染のような少女の声が聞こえる
「千雪様、もう朝ですよ」
「……」
安価下
1 あたしはもう少し寝る!
2 私はもう少し寝ます……
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 08:47:24.96 ID:BGBsrrPs0
2
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/05(金) 08:56:53.52 ID:CkNYKfgY0
「ハナ……私はもう少し寝ます……」
「駄目です、そう言って布団にもぐっていては1日が終わってしまいますよ、起きてください!」
そう言って、ハナは私の布団を剥ぎ取った
まだ春になって間もないこの国でそんなことをするなんてなんて人だ!
「い、いやぁ……さむい……こたつ出して……」
「先日しまったばかりです、さぁ、起きてください」
栗色のロングヘアの少女ハナは私を無理やり起こす
いやいやながら体を起こし、着替えていると
「あ、千雪、起きた?」
扉の向こうからひょこりと顔を出す黒髪、ポニーテールの少女ハオンが私にとことこと近づいてくる
今日もハオンはいい子だなぁ
「おはよう、ハオン」
「もうすぐお昼」
「……アレ、もうそんな時間?」
ちょっと本当に寝すぎたかもしれない
確か、今日の予定は
安価下
1 ハナと城下町へ出かける約束をしていた
2 ハオンと神社へ行く約束をしていた
3 妖怪退治に行く予定だった
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 09:00:10.18 ID:CghBJ/X+O
3
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/05(金) 09:05:03.55 ID:CkNYKfgY0
「確か妖怪の退治の依頼が来てましたっけ」
「それなら兵士に任せておけばいいのでは?」
ハナにそう言われるけど……
「いいえ、私が見てきます。国主として、きちんと自分の目で確かめないといけないことがありますから」
「それなら、私も行く」
ハオンはそう言って私の腕に抱き着く
さて、どうしたものかな?
安価下
1 ハオンをお供に連れて行く
2 残念ながら先客がいると伝える
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 09:06:51.94 ID:BGBsrrPs0
2
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/05(金) 09:11:27.07 ID:CkNYKfgY0
「ごめんねハオン、今日は先客がいるからまた今度ね?」
「ん、千雪が言うなら待つ」
あぁ、ハオンちゃん、本当にいい子……
「鼻の下が伸びてますよ」
「ハナは昔もっとかわいかったんですけどね」
私が目をそらしながらそう言うとハナは笑顔のまま私の頬を引っ張った
「だーれーのーせいですかー?」
「いひゃい、いひゃい、ごへんなひゃい」
うぅ、ひどい目に遭った
そんなわけで私はその先客の場所へ向かう
待ち合わせ場所は……
安価下
1 神社だ
2 裏山の入り口だ
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 09:15:21.29 ID:CdbUpRr6O
2
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/05(金) 09:28:55.17 ID:CkNYKfgY0
森の入り口に行くと背の低い黒いツインテールの少女が待っていた
その背中には弓矢が背負われている
「あ、遅いです、ゆきねぇ!」
そう言って私を見ながら頬を膨らませる少女、ナツちゃんは私に駆け寄ってくる
「ゆきねぇはもっと緊張感を持つですよ!」
「うん、ごめんね」
可愛いなぁ、なでなでしてあげよう
「なでなでするなです! もう!」
まだ怒ってるナツちゃんは大きくため息を吐いた後、私の方を向きなおす
「妖怪には話が通じないような相手も、思いもよらないような術を使う相手もいろいろいるですよ。ただの狩りとは違うです! もっと気を引き締めて……」
「まぁ、妖怪にもいい子はいますし」
「そうですけど!」
ぷりぷり怒るナツちゃんを撫でながら改めて今回の依頼について聞いてみる
「それで、どんな妖怪の退治の依頼が来てるの?」
「えっとですね……」
安価下
1 知能のない妖怪
2 知能のある妖怪(どんな妖怪か記入、記入無しなら鬼にします)
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 09:30:33.43 ID:nkEpLHUuo
1
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/05(金) 09:37:23.02 ID:CkNYKfgY0
「知能のない妖怪らしいです、足がいっぱいのカラスですね」
「そうなんだ、じゃあもしかして私は役立たず?」
「です」
「……」
まぁ、弓矢なんて持ってきてないからね
ちなみに私の刀の腕は……
安価下
1 ザコ中のザコ
2 普通の兵士くらい
3 結構戦えて兵士くらいなら勝てる
4 割と強い、妖怪相手でも戦える
5 天下無双、刀の神様に愛されてる
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 09:39:57.39 ID:TCE1kG/D0
1
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/05(金) 09:47:25.93 ID:CkNYKfgY0
そう、兵士の一人どころか町のちゃんばらしてる男の子に負けるくらいにはザコ中のザコ!
……自分で思い直しててなんだか虚しくなってきた……
いいんです、私は、国主だし戦うために生まれたわけじゃありませんから!
「とりあえず、ボクのそばを離れちゃだめですよ、知能のない妖怪も危険ですから」
「は、はい……」
こうして私はナツちゃんと2人で妖怪退治に出かけることになりました
道中ではとくに何もなく、妖怪カラスが目撃された地域まで到着しましたが……
「うーん、何もいないね」
「ですね」
なかなかカラスが現れる気配はない
安価下
1 もう少し奥へ進もう
2 なんか血の匂い?
3 もう帰ろう
4 自由安価(エッチ系も可)
一旦ここまでで終わります
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 11:04:55.44 ID:xl3Te5l/o
2
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/05(金) 15:57:37.35 ID:lLeMuBSc0
「……ねぇ、血の匂い、しませんか?」
「え、僕はわからないですけど……ゆきねぇが言うなら」
確かに私は剣や棒術、弓矢なんて使えない
でもその代わり互換は人並み以上にある自信がある
それは多分忍者が天井裏に忍び込んだら即座にわかるくらい
もちろんながら嗅覚も強い
だからそのにおいを察知する
「こっちですね」
安価下
1 兵士の死体が!
2 人間の女の子が!
3 妖怪の女の子?が!
4 何もなかった、私の鼻も衰えたものですね
5 自由安価
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 16:40:16.23 ID:Zr4yHNBuO
2
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/05(金) 16:50:43.91 ID:lLeMuBSc0
人間の少女のキャラクターを決めます
安価下〜下3
【名前】
【年齢】
【見た目】
【服装】
【外したくない設定】
【自己紹介文】(口調、一人称がわかるように書いてください)
【その他設定】
(募集後、多数決で採用する子を決めます)
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 18:20:43.20 ID:Tu8r60ZfO
【名前】ユズリハ
【年齢】18
【見た目】亜麻色のお下げ髪。桜の花びらの髪留めを付けている
背は少し高め
幼気でほんわか和み系な印象の少女、けど胸は大きい
【服装】動きやすい薄い桃色の和服
刀と脇差しを持っている
【外したくない設定】
【自己紹介文】(口調、一人称がわかるように書いてください)
「私はユズリハだよ。ものすごーく遠くの国からやってきた、特にこれといった特徴もない旅人ですよ。よろしくね、千雪様」
「私の故郷? いいとこだよ、ご飯は美味しいし、景色は綺麗だし。けどまあ、色々ありましてね。こうして旅に出てるってわけですよ」
「自慢じゃないけど、多少剣には覚えがありますからね〜。ここは一つ、私に任せてくださいなっと」
「こんな私だけど、そりゃ男の人とお付き合いはしてみたいって思いはあるよ。こう見えて私、尽くすタイプですから。きりっ」
「そこまでだ下郎。邪な企みは私の刀が切り捨てる」
【その他設定】
ほんわかした性格で、敬語と砕けた口調が混じった、親しみを感じさせる話し方
マイペースだか他人と話すのは結構好きで、冗談なんかもよく言う
刀の神様に愛されたかのような刀の達人
触れたものを癒やす治癒の力を持つ
かなり良いところのお嬢様で、刀と治癒の才能を磨き、勉学にも勤しんでいて将来は民の役に立とうとしていたが、治癒の力を実力者に目をつけられ愛人にさせられそうになり、両親に密かに逃され旅に出た
以前はもっときっちりした性格だったが、そんな経緯でやや砕けた感じに
それでも元々あまり悩まない性格なのもあり、善良な気質はそのまま
なお自己紹介でいう尽くすタイプは冗談のようで本当
お茶が大好き
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 18:49:22.24 ID:HEpCe/QFO
【名前】タキ(滝)
【年齢】11
【見た目】短く切り揃えた黒髪、黒い瞳。幼いながらも可愛い系の顔立ち。色白な肌。小柄な体格だが、一般的な成人男性のモノなら余裕で挟めるほどに豊かなロリ巨乳。安産型の尻。パイパン。
【服装】 農民が着る粗末な服。
【外したくない設定】農村の村娘で、妖怪退治に天性の素質を持つ少女。腕っぷしなら大人にも負けない。
【自己紹介文】
「ウチの名前はタキ。体を動かすのが得意で腕っぷしも男の子に負けへんで。でも蜘蛛とか百足みたいな虫は勘弁してや」
「恋人は欲しいな。ウチよりも強くて白馬が似合う紳士的な美男子。現れへんかな」
「スケベなのはあかんで。ウチの好みは王子様や」
【その他設定】
農村に住む村娘で男の子に混ざって体を動かすやんちゃ娘。
素質を見込まれて妖怪退治の弟子に誘われたが、誘い文句が悪かったらしく色町への勧誘だと勘違いし逃げ出した先で怪我をしたようだ。(怪我の原因はおまかせします)
前述の通り腕っぷしは強い反面、家事や炊事など女性的なことは壊滅的な腕前なことがコンプレックス。
少女らしく運命の相手が現れることを願っているが叶うかは神のみぞ知る。
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/05(金) 22:38:12.01 ID:+k2VlQ+I0
【名前】アズサ
【年齢】17
【見た目】銀髪ロングのやや小柄な女の子
儚げな雰囲気の美少女
巨乳という程じゃないけど体格の割には大きい
【服装】素朴な町人の服装だが、手入れはしっかりされている
【外したくない設定】無邪気な毒舌天使アズサちゃん
【自己紹介文】(口調、一人称がわかるように書いてください)
「アズサと申します。千雪様、よろしくお願いいたします」
「大丈夫です千雪様! たしかに千雪様は武術はダメダメでからっきしですけど、良いところは沢山ありますから!」
「私は知識はそれなりに学んできましたが、武術の方はまだまだですから。精進が必要ですね」
「もう千雪様ってば、朝が弱いんですから。だから部下の皆さんから威厳がないって言われちゃうんですよ?」
【その他設定】
儚げな雰囲気の美少女だが、実は心身ともに逞しい
同年代の鍛えてない男の子と喧嘩で勝てるくらいには強い
幼い頃から勉学に励み、知識を皆のために役立てたいと思っている
人間だが、ハオンが使うような術を視認できる目を持ち、多少だが同じような術を使える
このことは信頼できるごく一部の人しか知らない
将来は術を農業や産業に活かす方法を研究したいと思っている
温厚で頑張り屋さん、礼儀正しい性格だが、ときおり悪気のない毒舌が出てくる(あくまで本人に悪意はない)
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/06(土) 08:14:17.35 ID:5lSnz65G0
安価下〜
2票会得したものを採用
1 ユズリハ
2 タキ
3 アズサ
タキちゃん選ばれた場合、似非関西弁になると思います
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/06(土) 08:51:54.26 ID:k+fND4eQO
1
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/06(土) 09:27:28.71 ID:wpM3rfzO0
3
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/06(土) 09:31:26.57 ID:lKHv39pbO
2
エセ関西弁気になる笑
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/06(土) 09:39:52.76 ID:tEwOQGmZO
1
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/06(土) 09:41:53.38 ID:5lSnz65G0
ユズリハさんを採用します
1つ忘れていたので千雪の設定を1つ安価させていただきます
安価下
千雪の胸のサイズ
1 すごく大きい
2 大きい
3 普通
4 小さい
5 すごく小さい
6 壁
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/06(土) 09:45:37.88 ID:Nz+FFwnQ0
1
39 :
千雪「>>35、単純に関西弁がわかってないだけですよ」
[saga]:2024/01/06(土) 10:03:21.72 ID:5lSnz65G0
私たちがその場に駆け付けると血まみれな女の子が……
「はっ!」
巨大なカラスを切り裂いているところだった
「え、思ってたのと逆なんですけど」
「まぁ、安価では女の子が倒れてるとか入ってなかったですからね」
「待って、ナツちゃん、安価って何?」
「気にしないでいいです」
そんな話をしていると女の子はこちらに気づき顔を赤くする
「あ、このあたりに住んでいらっしゃる方ですか? こんな姿を見せてしまってなんだかごめんなさい」
こんな姿って、その血まみれの姿のことだろうか?
亜麻色のおさげ髪に桜の花びらの髪留めをしているその女の子はこちらに歩み寄る
「はじめまして、私はユズリハと言います。訳あって旅をしてるんだけど急に妖怪に襲われて」
「……妖怪カラスは狩りの時10羽以上の群れで襲うはずですけど」
ナツの言葉ににこりと笑うユズリハさん
「確か15羽くらいいましたけど、全部切ったので安心してください」
え、妖怪ってそんな簡単に倒せるものなの?
という気持ちを込めてナツちゃんを見ると「そんなわけないです」と言わんばかりに目を点にしながら首を振る
「そ、そもそも群れなら僕も対処できないですよ」
「で、ですよねー」
これ、賊とかが相手なら私たち大ピンチだったんじゃ?
「あ、そ、そうだ、私は千雪、こっちはナツちゃん、わたしたちは……」
安価下
1 この国の主と家臣です
2 近くに住んでいるものです
3 君の運命の相手です
4 自由安価
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/06(土) 10:11:03.16 ID:jJ7Dx1aqO
1
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/06(土) 10:22:52.70 ID:5lSnz65G0
「この国の主と家臣です」
「何いきなり正体ばらしてるですか!!?」
ナツちゃんのパンチが私のお腹にヒットする
「ぎゃうん!?」
「あの人が悪い人だったら誘拐されるですよ!? 実力差は明らかですし!」
「ご、ごめんなさい……」
「だ、大丈夫?」
「ぽんぽん痛い……」
涙目になっている私のお腹をユズリハさんがそっとなでる
すると痛みがすっと消えて行った
「……え、これって?」
「もう痛くないですか?」
「う、うん」
確信する
ユズリハさんは特殊な力を持っている
なんて思っていると
「……え、国主様ですか!?」
「あなたもあなたで気づくの遅すぎです!!!」
驚いた顔をしているユズリハさん
まぁ、急に国主が現れたらそうかもね
「うちの主は馬鹿だから城下町に忍ばず行くし、町の人とは仲良しだし……」
「えっへん」
「ほめてないです、そのでかいものを張るなです」
ともかく、驚いて固まっているユズリハさんに声をかけることにする
「せっかくなので、お風呂、入っていきませんか?」
安価下
1 一緒に入る
2 お風呂上がりまでスキップ
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/06(土) 10:29:13.47 ID:+YM82+an0
1
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/06(土) 10:30:56.28 ID:5lSnz65G0
一旦ここまでです
また夕方頃
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/06(土) 22:17:54.03 ID:5lSnz65G0
「はぁ、きもちいい〜」
「いや、なんで僕たちまで入ってるんですか」
「私は気にしてないよ?」
そんなわけで私とナツちゃん、そしてユズリハさんでお風呂に入っています
あぁ、きもちいい……
「こんなに大きなお風呂に山の上で入れるなんて、びっくりですね」
「うちにはとっても有能な家臣がいるからね! 妖術を使えば……」
言いかける私にお湯がかけられる
「だから秘密をペラペラ話すなです!」
「ご、ごめんなさい」
な、ナツちゃんは厳しいなぁ
「……」
あれ、ユズリハさんがこっちを睨んでる
「妖術というのは、どういうことですか?」
あ、あれ、変なこと言ったかな
「……ゆきねぇ、ハオンさんのこと話さないとまずそうですよ」
「自慢すればいいの?」
「……いい加減ふざけてると僕が先にぶん殴るですよ?」
「ご、ごめんなさい」
ナツちゃんが怖い……
「う、うちの家臣にはとってもかわいくていい子な天狗がいて……」
「天狗!? 妖怪の中でも多くの妖術を使える上級種じゃないですか!?」
「そう、かわいいんですよ!」
「噛み合ってないです……」
なんでナツちゃんは飽きれてるんだろう?
ともかく、お風呂を上がったらハオンを紹介しよう
「そんなわけで、この子がハオンだよ」
「……」
こう見えて人見知りの激しいハオンは私の後ろに隠れながらユズリハさんの方を見ている
「天狗と聞いて身構えたけど、子供だったんだ」
「うん、近くの山の天狗の里の生き残りでね、人間に里が襲われて両親に逃がしてもらったんだって。悪さなんてしてないのにひどいよね」
私の言葉に急に固まるユズリハさん
な、何か変なこと言っちゃったかな
「……あ、ごめんなさい、ちょっと昔のことを思い出して……」
安価下
1 詳しく聞いていい?
2 言いたくないなら言わなくてもいいですよ
3 自由安価
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/06(土) 22:20:09.95 ID:bsJXXdm7o
2
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/06(土) 22:33:32.41 ID:5lSnz65G0
「言いたくないのなら言わないでいいんですよ」
「……すいません」
申し訳なさそうな顔をするユズリハさん
これ以上多くのことを話すのはまたナツちゃんに怒られそうだけど
「この国は、多少訳ありの人もいっぱいいるんです。だからあまり気にしないでいいですよ」
「……お気遣い、ありがとうございます」
さて、外を見るとまだ太陽は高らかと昇っている
「ハオン、今日はお昼ご飯何だった?」
「……お魚」
なぜか少し考えこむような動作を取ってからハオンが答えてくれた
「おぉ、楽しみ!」
「千雪は匂いでわかるはず、何で聞いたの?」
「ハオンが可愛いから!」
「……」
まんざらじゃなさそうだ
「ユズリハさんも食べて行ってください、妖怪退治してくれたお礼です」
「私は襲われて、それを返り討ちにしただけで……」
「でも、これでまた町の人たちが山に狩りに行けますから」
「……私は、千冬と釣りに行きたい」
「いいね、行こう行こう!」
「……」
楽しく話をする私とハオンを見ながらユズリハさんは唖然としている
どうしたんだろう?
「ユズリハ様、ゆきねぇはあれが平常運転です、能天気で馬鹿なだけですけど」
「……いい国みたいだね」
「自慢の国ですよ」
あれ、ナツちゃんとユズリハさん、笑顔で会話してる、いいなぁ、もう仲良しさんだ!
午後になる
今日はこの後何をしようかな?
安価下
1 ハナとお出かけ
2 神社にお参り
3 ハオンと釣りに行く
4 ナツと狩りに行く
5 ユズリハとおやつを食べる
6 自由安価
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/06(土) 22:54:49.06 ID:XXCXd3+50
6 顔合わせも兼ねてハナ、ハオン、ナツ、ユズリハとまったりお茶とお団子食べる
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/06(土) 22:58:08.03 ID:5lSnz65G0
早いですが、本日はここまでで
明日以降はおそらく片方ずつ更新する形を取ります
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/06(土) 23:02:32.88 ID:bsJXXdm7o
おつおつ
ほんわか国主すこ
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/08(月) 20:43:28.23 ID:27TNlUwL0
「せっかくですから、顔合わせを兼ねてみんなでお茶とお団子にしませんか?」
私の提案にナツちゃんが手を上げる
「じゃあ、フユねぇも呼んだ方がいいと思うです」
「フユねぇ?」
「神社の巫女さんですよ。たしかにそうですね、じゃあ……」
安価下
1 ハナに呼んできてもらう
2 ナツに呼んできてもらう
3 自分で呼びに行く
4 誰かと一緒に呼びに行く(ハナ、ハオン、ナツ、ユズリハから選択、1人だけ)
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/08(月) 20:45:24.31 ID:wrUh92fZ0
3
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/08(月) 21:29:25.76 ID:27TNlUwL0
「私が呼んでくるからハオンとナツちゃんはハナにお茶の準備するように伝えておいて」
「わかった」
「はいです!」
ハオンの手を引いて、ナツちゃんが走り出す
「廊下を走ったらだめだよー、じゃあ、ユズリハさんは庭の、えっと、あの木のところで待っててください」
「え、ひ、一人でいいの?」
「なにが?」
「私は今日ここに来たばかりの部外者で……」
「あ、もしかして道わからない?」
「そうではなくて!」
なぜかため息を吐かれた、私変なこと言ったかな?
「……あまり部外者を信用しすぎるのはだめだよ。盗みを働かれたり、今だって私が切りかかるかもしれないし」
「しないよね、ユズリハさんはそんなこと」
「……」
ユズリハさんは怒ったような顔をした後、こちらに刀を振るう
でも、私は一切動かずにいると刃は寸止めされる
「……どうしたの?」
「……驚かないんだ」
「殺気は感じなかったからね。悪い人かどうかの判断ができないで国主はやってないよ。じゃあ、またあとでね!」
そう言って、私はユズリハさんと別れ神社へ向かう
神社に着くとあたりを見回す
するとどこからか寝息が聞こえてくる
む、おそらくこっちかな?
「……くぅ……」
草陰を見てみるとロングツインテールの黒髪巫女がそこで寝ていた
「フユー、起きてー」
「ん……ゆきちゃん……?」
黒髪巫女、そしてナツちゃんの姉であり私の幼馴染のフユが目を覚ます
「もうお昼?」
「正午はとっくに過ぎてるけど、おやつにしようと思ってて、くる?」
「いく!」
わかりやすいくらい元気に返事するフユ
「じゃあ、いこうか」
「……ゆきちゃん、おんぶ……」
「自分で歩いてね?」
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/08(月) 21:31:55.97 ID:27TNlUwL0
という訳でお城に帰ってきた私とフユはさっそく庭に移動する
そしてそこにはすでにナツちゃんとハオン、そしてユズリハさんがいた
「ハオンちゃん、久しぶりー」
「ん、フユ、久しぶり」
「改めて、私の幼馴染で巫女をやってるフユだよ」
「幼馴染だったんだ」
ユズリハさんがフユを見ながらつぶやく
一方のフユはじっとユズリハさんを見つめてる
「……ナツ、気づいてる?」
「へ、何がです?」
「……ゆきちゃんは?」
「?」
私とナツちゃんは顔を見合わせて首を傾げた後、あっ、と同時に呟く
「え、な、なに?」
「すごいの連れてるんだねー」
「えっ? えっ?」
フユは巫女だ
それも、ものすごく強大な力を持っている
もちろん幽霊だって見える人で……つまり、そう言う事だ
安価下
1 ユズリハさん、知らないほうがいいことはいっぱいあるんだよ
2 ユズリハに真実を伝える(信じてもらえる)
3 ユズリハに真実を伝える(信じてもらえない)
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/08(月) 21:34:22.92 ID:4uCP2eWG0
2
55 :
ナツ「だからあれほど安価出すときは後の展開も考えておけと!」
[saga]:2024/01/08(月) 21:51:41.33 ID:27TNlUwL0
「たぶん、ユズリハさんに幽霊が憑りついてるんだよ」
「ゆ、幽霊?」
「うん、フユはそう言うのが見えてるから」
「……」
安価下
1 ガチで超怖がる
2 怖がる
3 少し怖そう
4 平気そう
5 反応を自由安価
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/08(月) 21:53:25.25 ID:n7F8Czxeo
4
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/08(月) 21:57:48.20 ID:27TNlUwL0
「そうなんだ」
ユズリハさんは少し驚いてこそいるけど幽霊に関しては平気そうだ
「ちなみに大きいカラスのお化けがいっぱい……」
「あぁー……」
私とナツちゃんが同時に声をもらす
間違いなくさっきの妖怪の幽霊だ……
「お祓い、しておく?」
フユが首をかしげる
ユズリハさんの答えは……
安価下
1 しておく
2 必要ない
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/08(月) 22:05:45.49 ID:ToNiZYvKO
1
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/08(月) 22:29:13.10 ID:27TNlUwL0
「幽霊に憑りつかれっぱなしなのもあれだし……せっかくだからお願いしますね」
「はーい」
そして……
「皆さん、おまんじゅうできましたよ……って、何してるんですか!?」
ハナが大きな声を出す
私たちは庭で火を焚いたり、大きな絨毯を敷いたりしてユズリハさんのお祓いをしているところだった
「え、お祓い?」
「な、なんでこんなところでお祓いしてるのかってことですよ!」
「ユズリハさんが幽霊に憑りつかれてたからだって」
「え?」
そこでハナの顔が青ざめる
そう言えばハナは幽霊が苦手だっけ
「え、そ、それ、わたしたちには無害な幽霊ですか?」
「いや、それはフユじゃないとわからないですけど」
ちなみに今、フユはお経?を唱えている最中だ、邪魔すると怒られる
「は、ハオンちゃん、今日は一緒に寝ましょう?」
「ハナと寝ると暑いからヤダ」
「そう言わないでー!」
ハナに抱き着かれていやがるハオン
なんというか……
「にぎやかだねー」
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/08(月) 22:30:23.62 ID:27TNlUwL0
ようやくお祓いも終わり、お茶会が始まる
「というわけでお客さんのユズリハさん」
「ユズリハです、よろしくおねがいします」
ユズリハさんが頭を下げる
じゃあ、順番に自己紹介をしていこう
「改めて、国主の千雪です、それからこちらが私の家臣トリオ」
「雑です! ……弓兵長をしてるナツです」
ナツがツッコミをした後で頭を下げた
「ハオン、天狗、千雪の家臣」
「挨拶できて偉いね、ハオン」
「ん」
あぁ、ハオン可愛い、いい子いい子しておこう
「最後に、軍師兼千雪様のお世話係のハナです、よろしくお願いいたします」
ハナにはいつもお世話になってます!
「ナツの姉で巫女のフユだよ〜」
最後にさっき紹介したばかりだけどフユ
「ユズリハさん、誰かに質問あればどうぞ?」
安価下
1 千雪に
2 ハナに
3 フユに
4 ナツに
5 ハオンに
6 特にない
質問の内容も記入してください
ちょっと寝向けに負けそうなので今日はここまでで終わります
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/09(火) 01:36:13.77 ID:5W9Y1N2V0
1 今まで男性の方を見かけてないんですけど、ここは男性厳禁とかあるんですか?
乙です
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/11(木) 13:45:01.41 ID:2oVKqy130
「今まで男性の方を見かけていないんだけど、ここは男性厳禁とかあるの?」
ユズリハさんは私にそう聞く
「お城が大きく分けて2つになってるのはわかりますか? この奥側と入り口側」
「はい、建物自体が分かれてますね」
「奥側は男性厳禁です!」
「やっぱり、そうだったんですね」
国自体には男の方はいっぱいいるけどね
「ちなみに、理由はハオンさんです」
ナツちゃんが付け加える
「ハオンさん?」
「もともとは男性もこっちに入れたんですが、ハオン様は少し男性が苦手みたいで」
ハナが付け加える
「それでゆきねぇが男性厳禁って……過保護ってやつです」
「ほめても何も出ませんよ?」
「ほめてないです!」
な、なぜかハナとナツちゃんが声を被らせて怒った顔を向けてくる
「……愛されているんですね」
「……ん」
あ、ユズリハさんとハオンが話してる
このまま仲良くなってくれるといいなぁ
「ところでユズリハさんはいつ頃まで滞在する予定ですか?」
「そうですね」
安価下
1 まだ出国の予定はない
2 1か月ほど
3 一週間くらい
4 明日には出ようかと
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/11(木) 14:32:23.48 ID:vK9cDIOuO
1
64 :
ハオン「主人公が千雪というよりユズリハみたいになってきてる」
[saga]:2024/01/11(木) 15:05:25.04 ID:2oVKqy130
「実を言うと、今お金がなくて……しばらくは出国の予定も、泊る場所の予定も……」
「そうなんですか、それならしばらくこのお城で働きませんか?」
私が提案するとハナとナツちゃんがまた勝手に、という顔をこちらに向ける
「い、いいんですか?」
「妖怪退治のお礼もしないといけないし、今お城に部屋が余ってるんで」
「……」
あれ、ユズリハさん、少し変な顔をしてる?
「なぜ、城に部屋が余っているのかは、聞いていいですか?」
「……えっと」
安価下
1 答える
2 少し答えられない
3 過呼吸を起こしちゃう
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/11(木) 15:34:18.00 ID:ywqXSqvJO
1
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/11(木) 15:48:08.03 ID:2oVKqy130
「この国は1回、隣国との戦で大きな被害を受けてまして、両親もその家臣もその時にいっぱい死んじゃったんですよ」
私が笑顔でそう言うとユズリハさんは怖いものを見るような目をこちらに向けた
同時に、フユがユズリハさんの服を少し引っ張る
「……この話題は、あまり出さないでほしいよ」
「っ……」
「そうそう、今夜少し神社に来てもらえると嬉しいなぁ、話したいこともいっぱいあるから」
二人で内緒話をされている、まぁ私の耳には聞こえてるんだけど
「ほら、千雪様、お団子ですよ」
……ハナまで誤魔化すように私にお団子を差し出してくる
もう、私は吹っ切れてるのに
とにかく、お茶会が終わり、今夜だけユズリハさんは神社に泊まる事にして、明日以降、お城の客室に泊まる事となった
今後のことは今夜フユと話すとのことらしい
安価下
1 ユズリハの様子を見る
2 このまま千雪視点で夜パート
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/11(木) 16:01:44.62 ID:A726nbTCo
1
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/11(木) 19:44:38.42 ID:2oVKqy130
「ごめんね〜、白衣しか無くて」
「いえ、寝間着らしい寝間着がなかったから助かったよ」
私ことユズリハは、フユさんに誘われ、神社に泊まりに来ていた
「本題を話すとね、ゆきちゃんのこと、ドン引きしてたよね、ユズリハさん」
「は、はい」
「ゆきちゃんのこと、誤解しないでほしくてね……」
そう言いながらお茶を出される
「すこーし、昔の話で長ーい話になっちゃうけど、聞いてくれる?」
安価下
1 聞く
2 聞かない
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2024/01/11(木) 19:53:33.82 ID:y1irUYoQO
1
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/11(木) 20:32:09.21 ID:2oVKqy130
「あれは3年位前かなぁ……本当に突然私たちの国は近くの国から襲われたんだぁ。もともと大きい国じゃなかったけど、山にある食料や城下町の畑で取れる食料のおかげで本当に食べ物には困らない地域だったから、それを狙われたんじゃないかなって私は思うんだけどね」
そう言って話し始めたフユさんはそっとお酒に手を伸ばす……ん、お酒?
「え、の、飲むのですか?」
「ごめんねぇ、私もこの話は多少酔わないとできないくらい……整理、出来てないから」
そう言って酒を口に運ぶフユさんを私は止められるはずもなく
それが起きたのは、今みたいな、もうすぐ春になるくらいの夜だったかな
「お母様、いっぱい足音がするんです!」
そう言って、不安そうに母親にすがったゆきちゃん
ゆきちゃんは耳がよかったからね、闇夜を歩く兵士たちの足音が聞こえてたらしい
そんなゆきちゃんの言葉に気づいた国主様たちはゆきちゃんをこの神社に隠れさせて城で合戦を行ったんだ
結果は、こちらの惨敗に近かった
ある出来事で流れが変わるまではね
「うっ、うぅ……」
「ゆきちゃん、大丈夫、大丈夫だからね……」
「ぐすっ、フユねぇ、ユキねぇ……」
「ナツも、絶対にお姉ちゃんが守るから」
この神社は私の力で作られた結界で守られてた
でも、結界は少しだけ姿を隠すことと、多少の戦火をよけることだけしか役立たない
誰かが神社に戦火が届いてないと気づけばこの場所も簡単に襲われるだろうし、何より……
「やだ、××の声、聞こえなくなって、○○の足音が、ああああ……」
その時のゆきちゃんは……全部、聞こえてたんだよ、いつもそばにいた人々が、死んでいくのが……
何度も耳をふさいで、涙を流して、震えて……
それを見てた、ハオンちゃんがね、立ち上がった
「……千雪、ごめん、行ってくる」
「やだ、ハオンまで、行かないで! お願い!」
「大丈夫、全員守る、もう、誰一人……殺させない」
そこからは、流れが変わった
ハオンちゃんは今まで、自分の術を誰かを殺すために使ったことはなかったんだ
でも、今回は違った
容赦なく相手を惑わし、吹き飛ばし、最後には確実に殺していった
そして相手を洗脳し、敵の陣地を簡単に割り出して……
終わったと思った
「敵の大将を、殺してきた。もう、平気……」
その言葉に、お城のみんなはやっと警戒を解き始めた
外からの声に私もナツもやっと恐怖から解放された
でも、ユキちゃんだけは違った
「ちがう……お父様、お母様!」
「ゆ、ユキちゃん!?」
走り出したユキちゃんに追いついた後、私は見ちゃったんだ……
ユキちゃんの、お父様が忍者に殺されるところを
そして、それを見てしまったユキちゃんを
忍者はそのすぐ後にユキちゃんのお父さんの側近に殺されて……
「ユキちゃん、ユキちゃん!!!」
ユキちゃんはその場で、気を失ってた
そりゃ、そうだよね。大好きだったお父さんが目の前で死んだんだから
ユキちゃんの耳には、まだその場に忍者が残ってたことがわかってたんだ
それに、すでに自分の母親が、死んでいることもね
生き残った兵士からは自分たちが雇われた身だという事と隣国の主の命令でこの夜襲をしたことが分かった
つまり、まだ終わりじゃない
そんなことがわかって、私もナツも、すごく、怖くなった
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/11(木) 20:46:24.05 ID:2oVKqy130
それから、三日間寝込んだユキちゃん
でも、目を覚ますとすぐに何かの支度を始めたんだ
「……ユキちゃん、もう大丈夫なの?」
「あはは、心配しすぎですよ、フユ」
「何、その格好?」
ユキちゃんが目を覚ましたって聞いて、すぐにユキちゃんの部屋に行った私が見たのは似合わない甲冑に身を包んだユキちゃんの姿だった
「……許さない、絶対に」
多分ね、その時には、すでに……ユキちゃんは壊れてたんだと思う
相手の居場所がわかるユキちゃんと人知を超えた力を持つハオンちゃん
2人以外にもあの襲撃で家族を、仲間を失った人たちはいっぱいいて、その怒りは隣国を簡単に滅ぼした
戦えないユキちゃんは、指示を出し続け、簡単に敵将を罠にはめ、陥れ、そして討伐していく
その時、ユキちゃんのそばにいた人から聞いた話なんだけどね、最後に、敵の国主の首が落ちる音を聞いたユキちゃんは……
「えへへ、やっとおわりましたね」
見たことのない、怖い、笑顔をしてたって言ってた……
「それからはね、ユキちゃんは泣かなくなっちゃったんだ、ふざけて泣きそうな顔をするときもあるけど、絶対に泣かないの。その代り、笑うんだよ。無理してるんじゃない……本当に、壊れてしまったように、笑うんだ」
「……」
「ただ、ね、ユキちゃんの笑顔は私たちや、兵士の人たちのための笑顔でもあるんだよ」
そう言いながら、またお酒を口に運ぶフユさん
「私たちがいることが、プレッシャーになって、ユキちゃんを壊しちゃったのかな?」
「……」
「それからはね、国主となったユキちゃんが色々頑張ったんだー、でも、もともと国主様、えっとユキちゃんのお父様以外は男性厳禁だったゾーンを城の3階以上の階から城全体に移したりとか、結構わがままもしてるんだよー」
壊れてしまった優しい国主の娘……
少しだけ、他人事のようには感じないでもなかった
「あれから、ユキちゃんは殺気とかもわかるようになったみたいでね、だからユズリハさんのこともすぐ信用したんじゃないかな?」
「……」
私は、なんて言葉を出していいのかわからなかった
「ごめんねぇ、少し、酔っぱらってきたみたい、そろそろ寝よっか」
話を遮るように、フユさんがそう言う
ニコニコした笑顔が似合う彼女は、語っている最中もずっと笑顔を作っていた
でも、話が進むごとにお酒を飲む速度が上がっていて、無理をしているのが丸わかりだった
「そうだね、そろそろ寝ましょうか」
「うん、おやすみなさい、ユズリハさん」
フユさんは蝋燭の火を消す
私は布団に横になり目を瞑る
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2024/01/11(木) 20:47:43.73 ID:2oVKqy130
「千雪様、まだ寝ないのですか? 明日また朝が辛くなりますよ」
「ん、平気ですよ、ハナ」
部屋の中でゴロゴロしている私にハナが声をかけてくる
「……ユズリハ様の監視はしなくていいのですか?」
「大丈夫ですよ、そう言えばハオンは?」
「もう寝てますよ」
「じゃあ夜這いにでも行こうかな」
「気絶させてあげましょうか?」
「じょ、冗談ですよ」
今夜も、夜が更けていく
もうしばらくの間でいいから、こんな時間が続きますように
そう願った
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