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【WIXOSS×クイーンズブレイド リベリオン】狙われたアキノとクローデット
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1 :
アキノとクローデット
[saga]:2024/09/22(日) 12:41:14.56 ID:CumP+0/d0
『WIXOSS DIVA(A)LIVE』→
http://wixoss-diva.com/
『クイーンズブレイド リベリオン』→https://queensblade.net/qb/
アキノ(温故昭乃)→
http://wixoss-diva.com/chara/nolimit.html#slide3
雷雲の女王 クローデット→https://queensblade.net/qb/chara/qbr09.html
2 :
アキノとクローデット
[saga]:2024/09/24(火) 01:47:46.46 ID:QtlXASqQ0
〜回想〜(『クイーンズブレイド リベリオン』12話『叛乱の絆』にて)
女王クローデットを攻撃を受けて、気を失っているアンネロッテ。
ビリリリリリッ、ビリリリ、 ビリリリリリリッ・・・・・(身体中に電撃)
自身の身体中に電撃を纏いながらもアンネロッテの所へ進む女王クローデット。そして・・・・・・。
雷雲の女王 クローデット
「コレで・・・・・終わりだ。」
右手に持つツーハンデッドソード"サンダークラップ"改を上に挙げ、切先に電撃を流れ、そのまま、
シャキーン!(アンネロッテに向かって剣を振る)
アンネロッテに向かってサンダークラップ改を振り、電撃を放射した。
彼女の方まですぐ近くに来た瞬間!
ジャキンッ!ドカァン!!
突如として何者かの剣に弾かれ、そのまま女王クローデットの方に。
雷雲の女王 クローデット
「うっ!?(上にジャンプして避ける)」
ビィン、ドカァァァァン!!(電撃が当たって爆発)
雷雲の女王 クローデット
「ッ・・・・・・。(着地をし、目の前を確認)」
叛乱の騎士姫 アンネロッテ
「マリア殿・・・・・・。(気が付く)」
幻影の戦士 マリア
「頑張ったね、アンネロッテ、みんな。」
幻影の戦士 マリアだったのだ。それを見たクローデットは・・・・・・。
雷雲の女王 クローデット
「ハッ!お主・・・・・・!」
マリアの顔を見て彼女の正体に気付く。
幻影の戦士 マリア
「この子達を殺しては行けないわ。」
叛乱の騎士姫 アンネロッテ
「・・・・・・・・・。」
3 :
アキノとクローデット
[saga]:2024/09/24(火) 02:25:21.34 ID:QtlXASqQ0
雷雲の女王 クローデット
「ッ・・・・・・!?」
マリアとクローデット、この2人がお互いに武器を構えるも・・・・・・。
雷雲の女王 クローデット
「・・・・・・・・・。」
(※そして後ろにいる2人を見る4人・・・・・・。)
宝石姫 エイリン
「・・・・・・・・・。」
神罰の執行者 ライラ
「・・・・・・・・・。」
鋼鉄参謀 ユーミル
「・・・・・・・・・。」
千変の謀略者 メローナ
「・・・・・・・・・アレ?アイツ、眠ってるよ!」
幻影の戦士 マリア
「Zzz...」
急に眠ってしまったマリア。
雷雲の女王 クローデット
「ハッ!呪い・・・!?」
そう、彼女、幻影の戦士 マリアは沼地の魔女から“眠りの呪い”がかけられており、強烈な睡魔が断続的に訪れる。そのため1日に16時間以上の眠りが必要である。
雷雲の女王 クローデット
「だが、誰であろうと・・・・・・。」
クローデットは"サンダークラップ"改から再び電撃を起こし、そのままマリアの方へと放射しようとするが・・・・・。
雷雲の女王 クローデット
「ッ・・・・・・!?」
クローデットの目の前には、傷つきながらも立ち上がり、マリアを守るアンネロッテの姿があった。
叛乱の騎士姫 アンネロッテ
「これ以上、誰も死なせはしない・・・・・・。」
マリアを必死に守るアンネロッテ。そんな彼女の青く輝く瞳を見て・・・・・・。
雷雲の女王 クローデット
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
自らが出した電撃を消し、"サンダークラップ"改を下ろすクローデット。
雷雲の女王 クローデット
「去れ。」
叛乱の騎士姫 アンネロッテ
「ッ・・・・・!」
雷雲の女王 クローデット
「その者を連れ、立ち去るが良い。」
クローデットは言って、後ろに振り返り、そのまま後ろへと進んだ。
叛乱の騎士姫 アンネロッテ
「・・・・・・・・・・。」
そしてクローデットは雷雲とともにこの場を立ち去ったのだった・・・・・・。
〜回想終了〜
4 :
アキノとクローデット
[saga]:2024/09/29(日) 09:29:15.61 ID:lh7Z7WtE0
それから1週間後・・・・・・。
タッ、タッ、タッ・・・・・・。(歩く時の音)
雷雲の女王 クローデット
「・・・・・・・・・・。」
ガイノス城から遠く離れた道で警戒せずに歩いていくクローデット。すると・・・・・・。
雷雲の女王 クローデット
「(立ち止まり、後ろを振り返る)」
ガイノス城が見えるであろう、後ろを振り返って、その景色を見る。
5 :
アキノとクローデット
[saga]:2024/09/29(日) 10:53:49.19 ID:lh7Z7WtE0
undefined
6 :
アキノとクローデット
[saga]:2024/09/29(日) 10:54:35.37 ID:lh7Z7WtE0
雷雲の女王 クローデット
「あれから1週間も経つか・・・・・・。」
ガイノス城でのアンネロッテ達との戦いを思い出していた。その中には・・・・・・。
雷雲の女王 クローデット
「・・・・・・アンネロッテか。」
あの時、アンネロッテの瞳に何かを思って立ち去ったのか、我々にも分からなかった。
雷雲の女王 クローデット
「(ヤツの瞳を見て何を思ってしまったのか、今はまだそれを語るべきでは無い。それにいずれは再び仲間と共に私を倒しに来るに違いない。それに・・・・・・。)」
アンネロッテを守ったマリアの顔を思い出した。
雷雲の女王 クローデット
「あの仮面の騎士の顔、間違いない。アレは・・・・・・。」
と、その時!
雷雲の女王 クローデット
「ッ!誰だ!」
後ろに気配を感じたクローデットは周りを警戒する。
7 :
アキノとクローデット
[saga]:2024/09/29(日) 10:55:23.36 ID:lh7Z7WtE0
雷雲の女王 クローデット
「・・・・・・・ハッ!(右横に気付く)」
?
「雷雲の女王 クローデットだな?」
その謎の人物が右横に姿を表した。
雷雲の女王 クローデット
「貴様、この地の者では無いな?」
?
「いかにも。我はとある宇宙からやって来た者。貴殿を迎えにな。」
雷雲の女王 クローデット
「何を言っているか分からないが、私を狙う者なら・・・・・・斬り裂くまでだ。」
クローデットは右手に握っているツーハンデッドソード"サンダークラップ"改を出し、そこから電撃を出現する事でそのまま・・・・・・!
雷雲の女王 クローデット
「ハアッ!(武器を振ろうとする)」
?
「フンッ!(右手を相手の目の前に突き出す)」
雷雲の女王 クローデット
「ウッ!?(動きが止まった)」
謎の人物の能力に寄って動きを止められたクローデット。
?
「ハアッ!(右手を動き出す)」
雷雲の女王 クローデット
「グアッ!(両腕を左右に広げられ、足を閉じられる)」
ガシャッ!("サンダークラップ"改を離され、地面に置かれる)
十字架に貼り付けられたかの様に十字の形にさせられるクローデット。
雷雲の女王 クローデット
「クッ、ウッ・・・・・・!(身動きが出来ない)」
?
「貴殿にはしばらく眠って貰おう。ハッ!(右手から闇の魔力を出し、クローデットの口に流す)」
シュウウウウウウ・・・(クローデットの口の中に闇の魔力を流し込む)
雷雲の女王 クローデット
「ガアアッ!?アアアアッ、アッ、アアアアッ・・・・・・!」
口を開かれ、その中に闇の魔力を流し込まれるクローデット。
雷雲の女王 クローデット
「(エリナ・・・・・・・・・・レイ・・・ナ・・・・・・・。)」
ガクッ(首を下に曲げるクローデット)
心の中で妹達の名前を呼ぶも、気を失ってしまったクローデット。
?
「雷雲の女王 クローデットよ。貴様は我が下僕(しもべ)となり、全並行世界を滅ぼすのだ!ハハハハハハハハ、ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
8 :
アキノとクローデット
[saga]:2024/09/29(日) 11:29:14.83 ID:lh7Z7WtE0
温故昭乃
「(気を失っている)」
黒い空間でツインテールの少女が下着姿で気を失っていた。
名前は温故昭乃。アイドル系ディーヴァ「No Limit」のメンバーである。ルリグネーム(ルリグでの姿の名前)は『アキノ』。
彼女がどうして現実世界の姿、しかも下着姿で眠っているのか、その詳細がわかる事に。
9 :
アキノとクローデット
[saga]:2024/10/05(土) 02:29:12.45 ID:bLkcMsSH0
すると・・・・・・。
?
『温故昭乃・・・・・・温故昭乃・・・・・・。』
何処からか不思議な声が昭乃を呼んでいる。
?
『温故昭乃・・・・・・目覚めるのです。』
温故昭乃
「んっ・・・・・・んんっ、あっ・・・・・・(目が開く)」
声を聞いた昭乃は目を開き、そのまま上半身だけを起こした。
温故昭乃
「ここは・・・・・・・・・・・・・・ん?」
自分の姿に気付く昭乃。そう、下着姿に。
温故昭乃
「えっ、ええっ!?な、何で私、下着・・・・・・!?(慌てる)というか・・・・・・。」
周りの黒い空間が気になる昭乃。
温故昭乃
「ここは一体・・・・・・。私は確か、全チームのみんなでディーヴァバトルをして・・・・・・あっ!」
昭乃は立ち上がり、他のみんなを呼ぶ事に。
温故昭乃
「平和(ヒラナ)ちゃん?令(レイ)ちゃん?みんな?聞こえたら返事して〜!」
シーン・・・・・・(静かである)
温故昭乃
「返事が無い・・・・・・。一体何が・・・・・・。」
10 :
アキノとクローデット
[saga]:2024/10/13(日) 18:40:57.77 ID:e+D838yk0
?
『温故昭乃。』
温故昭乃
「はい!?・・・・・・えっ・・・・・・?」
声が聞こえた昭乃はその声の主がどこにいるのか周りを見回す。
?
『突然申し訳ありません。少しわけあって、姿を見せられないのです。』
温故昭乃
「あっ、それなら問題無いですけど、アナタは・・・・・・?」
?
『私の名はイロム。ブナマと呼ばれる星の王女です。』
温故昭乃
「イロムさん・・・・・・って、王女様!?」
イロム
『はい。ですが、ブナマはとある侵略者に滅ぼされ、次にアナタ達が住む地球。つまり、現実世界とWIXOSSLANDまでも両方とも滅ぼされてしまったのです。』
温故昭乃
「えっ・・・・・・・・・・・・・・・えっ!?」
イロムの突然の言葉に驚愕する昭乃。
11 :
アキノとクローデット
[saga]:2024/10/13(日) 18:55:12.12 ID:e+D838yk0
温故昭乃
「えっ、じゃあ、他のみんなは・・・・・・!?」
イロム
『残念ながら、アナタ以外の他の方々も同時に消滅されてしまいました。消滅から免れたのは唯一ただ一人、温故昭乃、アナタだけです・・・・・・。』
温故昭乃
「・・・・・・そんな・・・・・・・・・・・!?」
それを聞いた昭乃はショックし、膝を地面に置く事に。
温故昭乃
「平和(ヒラナ)ちゃんも・・・・・・令(レイ)ちゃんも・・・・・・みんな、消えちゃったの?そんな・・・・・・・そんなのって・・・・・・・!」
1つも涙を流し、そのまま泣くしか無かった昭乃。
イロム
『ツライのは私も同じです・・・・・・しかし、アナタはまだ希望はあります。』
温故昭乃
「えっ・・・・・・!?」
イロム
「まずこれから話すべきなのは、私の星やアナタ達の地球を滅ぼしたその黒幕について、話したいと思います。よろしいですか?」
温故昭乃
「・・・・・・・!(立ち上がる)是非詳しく、聞かせてください!!」
12 :
アキノとクローデット
[saga]:2024/10/14(月) 01:20:44.60 ID:/7HNHP3j0
決心して決めた昭乃にイロムは黒幕の事を話し始める。
イロム
『ソイツの名前は、スデュブク。はるか昔、とある悪の組織の科学者が開発した究極生命体の一種で、後に存在してはならない危険物として認識し封印されました。しかし、組織が壊滅した事により、その封印が解かれ、全ての星を壊滅をし始めました。』
温故昭乃
「それが私達のいる地球とイロムさんの星を・・・・・・。」
イロム
『ハイ。父の話しではスデュブクには自我は全く無く、命令があれば、全てを破壊するらしいのです。それが何故か自我を手に入れた事で命令など聞かずに真っ先に暴れ回る様な行為を行うとしたと・・・・・・。』
温故昭乃
「そんなことが・・・・・・。」
イロム
『そして、スデュブクを止めるには2人の女戦士が必要だと父は言っていました。』
温故昭乃
「2人の女戦士?もしかして、その1人が・・・・・・。」
イロム
『ハイ。温故昭乃、アナタかも知れません。』
温故昭乃
「私が・・・・・・。」
その女戦士の1人が自分であると知った昭乃。
13 :
アキノとクローデット
[saga]:2024/10/20(日) 19:10:26.07 ID:dTXJAD/h0
イロム
『今、そのもう1人の戦士の方は、スデュブクの手に渡ってしまいました。』
温故昭乃
「えっ、じゃあ今・・・・・・。」
イロム
『ハイ。スデュブクはその方を操り、とある世界を破壊しようとしています。一刻も早くその方を助けなければなりません。共に力を合わせ、スデュブクを倒す為に。』
温故昭乃
「でも助けると言っても、どうやって・・・・・・。」
イロム
『それではまず、ルリグの姿に変身してください。』
温故昭乃
「えっ、あっ、ハイ!ウィッシュ、イン!」
『STANDING BY,COMPLETE.』
昭乃は『ウィッシュ、イン!』を叫ぶ事で黄色い状態のルリグ『アキノ』に変身した。
アキノ
「今更だけど、WIXOSSLANDが消滅しちゃったのに、ルリグにはまだ変身出来るんだ・・・・・・。」
イロム
『ええ、ですが、アナタ方がバトルで使っているグロウ(レベル上げ)などが使えません。』
アキノ
「えっ!?でも、このレベル0のままじゃ・・・・・・。」
イロム
『大丈夫です、コチラを。』
上空から大きなボールの形のしたゼリー状の物が現れ、アキノはそれを両手に受け取った。
14 :
アキノとクローデット
[saga]:2024/10/20(日) 21:45:41.46 ID:dTXJAD/h0
アキノ
「コレは・・・・・・。」
イロム
『それを食べてみてください。』
アキノ
「えっ、食べるって、コレを?」
イロム
「ハイ。それを食べると、レベル0の状態怪獣とも戦える力などや、色々な技、特に必殺技を出せます。」
アキノ
「・・・・・・・。」
イロムがそう言っているも、ゼリー状の物体を見るアキノ。
アキノ
「(ちょっと微妙で食べにくいけど、でも・・・・・・。)」
アキノの目が輝き、は何かが目覚め始まったみたいだ。そして・・・・・・。
アキノ
「あんっ!(ゼリー状の物体を一口食べる)」
モグッ!(ゼリー状の物体を一口食べるアキノ)
アキノ
「あんっ、あんっ、うんっ、あむっ、うむっ・・・・・・。」
モグッ!モグッ!モグッ!モグッ!モグッ!モグッ・・・・・・。
ゼリー状の物体をどんどん食べていくアキノ。何も考えず、ただ食べるだけで良いと誰かに言われたかのように。そして・・・・・・・。
アキノ
「うん、うん、うん、うん、うん・・・・・・。」
残さず中の噛んで噛んで噛んで噛みまくり、
ゴクッ!(噛み砕いたら飲み込む)
アキノ
「ハァー・・・・・・うっ!?」
ジュイイイイイイイイイイイイイン!!(アキノの全身が紫色の変化)
アキノ
「うっ、ぐううううう、ああっ・・・・・・!?(苦しみ出す)」
食べ終わったアキノの身体が全身紫色に変化して光りだすが、彼女は苦しみ始める。しかも・・・・・・。
アキノ
「アウッ・・・!」
プウォーン(右胸が一瞬だけ膨らんだ)
アキノ
「くっ・・・・・!?あっ・・・・・・。」
プウォーン(左胸が一瞬だけ膨らんだ)
アキノ
「かっ、ああっ・・・・・・あっ。」
プウォーン(お尻が一瞬だけ膨らんだ)
アキノ
「かうっ、うい、ああっ・・・・・・!」
プウォーン(お腹が一瞬だけ膨らんだ)
アキノ
「ぐうッ・・・・・・(両手でお腹を抱える)」
プウォーン(お腹が一瞬だけ膨らんだ)
胸やお尻やお腹が一瞬だけ膨らんだ。最後は・・・・・・。
アキノ
「ううっ、うっ、ああっ・・・・・・」
シュオオオオオオオオオオオオオン・・・・・・。
アキノの身体が紫色から元に戻った。
15 :
アキノとクローデット
[saga]:2024/10/20(日) 22:58:19.91 ID:dTXJAD/h0
アキノ
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・・・・今のは、一体・・・?」
イロム
『突然で申し訳ありません。先ほどのは力を欲するのに少し身体に痛みや苦しみを与えてしまうほどの発作的なダメージです。それには力や技の他に、相手の心の中やそれと・・・・・・うっ!?』
イロムに異変が起き始める。
アキノ
「イロムさん!?」
イロム
『もう時間が過ぎてしまいました・・・・もうじきこの声が切れ、私はこの世から消滅します・・・・・・。』
アキノ
「消滅って、じゃあ・・・・・・。」
イロム
『ハイ・・・。ブナマが滅ぼされ、私の肉体も滅ぼされ、声のみの状態になったのです。姿を見せられないのは、そのためです・・・。だからこの声のみを通じて、アナタに話しかけたのです・・・・・・。』
アキノ
「そうだったんだ・・・・・・。」
イロム
『だから、お願い致します・・・・・・。今、スデュブクに攫われたもう1人の女戦士を助け出し、共に力を合わせ、スデュブクを、ぐうッ・・・・・・!?』
もうすぐ消滅する影響でイロムまでもが苦しみ始める。
アキノ
「イロムさん!・・・・・・・・うんっ!」
アキノは何も悩まず、決意して宣言する。
アキノ
「分かりました!必ずその人を助けて見せます!そして一緒にその、スデュブクを倒してみせます!平和(ヒラナ)ちゃんに令(レイ)ちゃんにみんな、それにイロムさんの分まで!」
イロム
『アキノさん・・・・・・・ありがとうございます・・・・・・・!』
アキノに感謝の言葉をするイロム。
イロム
『必ず、アナタ方がスデュブクを倒す事を、心から祈っております・・・・・・。あっ、最後に伝えたい事があります・・・・・。その力はスデュブクに狙われる可能性があるのです・・・・・・。どうか、ヤツに悪用されないように注意してください・・・・・・。ちなみに、もう1人の女戦士ですが、その名前は・・・・・・』
イロムは最後にその名前を口にする。
イロム
『クロー、デット・・・・・・。(消滅)』
アキノ
「イロムさん!」
イロムはついに消滅してしまった・・・・・・。
16 :
アキノとクローデット
[saga]:2024/10/20(日) 23:22:57.63 ID:dTXJAD/h0
アキノ
「・・・・・・クローデット。それがもう1人の女戦士の名前・・・・・・。」
アキノは『クローデット』という名の女戦士の事を考える。
アキノ
「もしも、その人が何か深い悩みを抱えていて、攫われたとしたら・・・・・・助けるの同時に、お話ししてみたい!」
そう言って決心したアキノ。すると・・・・・・。
ガチャッ(別世界への扉が開く)
アキノ
「ッ!!」
突如として現れた扉。おそらく怪獣などが現れているであろう別世界へと繋がっているかも知れない。
アキノ
「・・・・・・うん!(扉の方へと歩く)」
アキノはそのまま、扉の方へと歩いて行く事に。
アキノ
「(そういえばイロムさん、何か言いかけた様な・・・・・・確か、力や技の他に、相手の心の中ともう1つ、何を言おうとしてたんだろう・・・・?)」
そう考えながらもアキノは別世界へと行ったのだった。
ガシャアン(扉が閉まる)
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