【安価】怪異を犯してマンションに住まわせる

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227 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/08/17(月) 01:18:03.29 ID:XBc2H1n10
人魚以外から選ぶなら姑獲鳥かな
虫系怪異たちによって順調に肥やされていくハナちゃん農園
228 :イッチ [saga]:2026/08/19(水) 00:25:06.79 ID:AgtrdeAa0
>>227
やっぱり人魚ちゃん強いのネ。
ハナ「(*‘ω`*)」ホクホク♪

【幕間】

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ガタンゴトン、ガタンゴトン、ガタンゴトン……

2両編成、田園風景。
老婆は、いつも利用している電車の中に、見慣れない白いワンピースに身を包んだ少女が1人、カバンを膝に乗せ、足をぷらぷらさせている事に気づいた。

おばあちゃん「あらぁ、可愛いお嬢さん。こんにちは」

???「あ……こ、こんちゃ」

おばあちゃん「……ひとりなの? 大丈夫?」

???「……んだ、大丈夫。家族に、会いに来てンだ」

手にしたメモには、しっかりと次の駅の名前。

おばあちゃん「あら、そうなの。じゃあ、安心……かしら? まあ、最近なにかと物騒だから、気を付けてね」

???「だから、大丈夫だって。オラ、相撲強ェし」

おばあちゃん「あらあら、そうねのね、うふふ……♪ ……あめちゃんあげる♪」

???「ん、んあ……ありがとな……」

ガタンゴトン、ガタンゴトン、パァーン

車内放送『え次はー、〇〇、〇〇です。お降りの際は……』

???「あ、次だべ。……んじゃ、ありがとな! ばあちゃん!」

おばあちゃん「ええ、お気をつけて」

ーーーーー
229 :イッチ [saga]:2026/08/19(水) 00:25:52.41 ID:AgtrdeAa0
ーーーーー

コロ、カロ……

???「ん、美味ェ〜……♪」

サァァアァ…………

渓谷に流れる清流、人が滅多に立ち入らない自然。
少女は周りにひと気がない事を確認してから、カバンから2枚の皿のようなものを出すと、それに河を見せた。

???「ほら、父ちゃん、母ちゃん。母ちゃんが生まれたところだべ。オラは初めて来るけど……綺麗な所だなぁ」

少女は両手を自身の首の後ろに回すと、頭皮を掴み、『剥がした』。

めりめりめり……

カッパ「ぷはぁ。……すぅー、はぁー。……空気がうめぇ! ……こんな人間の皮みたいな服も作れるなんて、おしらはすげェなぁ」

少女の背を割り羽化するように中から現れたカッパは、少女だったものを丁寧に折りたたむとカバンの中に収めた。
カバンを崖の中に隠したカッパは、2枚の皿を甲羅に括り付けると、清流を泳ぎ始めた。

するするするする……ぱしゃっ!
ちゃぷんっ、するするするぅ……ぴちっ、ばちゃあッ……♪

3枚の皿は清流を吸い、きらきらと輝いていた。

カッパ「……ぷはぁ……♡」

川魚を捕まえ、食べる。
母親の故郷の味を堪能しながら、カッパは流れに浮かぶ。

カッパ「……」

そろそろ、帰ろう。
そう思い始めていた時だった。

???「お前……河蔵の、娘か?」

カッパ「ッ!? 誰だァ!?」ばちゃっ!

振り向いたそこには、河の中から顔を出す、カッパよりも背が高く、体格の大きい河童がいた。

カッパ「か……河童……!?」

???「あー……お前は覚えてねぇか。……ちーっちゃいころに一回あったばっかだからなぁ。お前の母ちゃん……波美は、俺の妹だ。俺は、お前の叔父だよ。元気にしてるようで、良かった」

カッパ「ァ……ぅぁ……あッ…………!」

???「……ん?」

カッパ「ぅあああぁあぁあぁぁあぁあッ……!」がばぁ!

カッパは泣きながら叔父の河童に抱き着いた。

???「どえええッ!? な、泣くなッ! 泣くなったら! 俺が泣かしたみてぇじゃねぇか!」

ーーーーー
230 :イッチ [saga]:2026/08/19(水) 00:26:56.01 ID:AgtrdeAa0
ーーーーー

カッパ「ごめん、叔父ちゃん。……他の河童に会えるだなンて、思ってなかったから……」

カッパの叔父は、河吉と名乗った。
2人は、河を歩いて上りながら、話す。

???→河吉「大丈夫だ。大丈夫。お前はまだちいせぇからな。……そうか。河蔵と、波美は、逝ったか……」

カッパの両手に持つ皿を見て、河吉は寂しそうな顔をした。

河吉「……2人は、幸せだったか?」

カッパ「……んだ!」

河吉「そう言えるなら、良かった。………………なあ、河美」

カッパの名は、河美と言った。

カッパ→河美「なンだ。叔父ちゃん」

河吉「これは二度とないチャンスだ。最近、酷く暑くなって来ただろ? みんな皿の渇きがひどくてな。川の中にいても、茹で上がっちまいそうなんだ。だから、もう何日もしないうちに北の方に……だいぶ北の方に、里ごとみんなで引っ越しするつもりなんだ」

河美「みんな……」

河吉「そうだ、みんなだ。上流に、俺たちの里がある。仲間もたくさんいる。良かったら来ないか。みんな、お前の事を歓迎するだろう。みんな、すぐにでもお前を仲間に、一族に迎え入れる」

河美「……んだ」

河吉「俺の息子がな。お前と同じぐらいの年頃でな。……きっと仲良くできる。将来、お前を幸せにする。お前は、こっちに来れば、河童として幸せに暮らせる」

河美「……嬉しいなァ」

河吉は、そう答える河美の顔を横目で見つめる。

河吉「…………でも。……そうか」

河吉は河美の頭をなでた。

河吉「……お前には、帰る場所があるんだな」

河美は立ち止った。

河美「……んだ。オラには、帰る場所がある。生まれ育った、カッパ池が。オラを『カッパ』って呼ぶヤツの腕ン中が」

カッパはにこ、と笑った。

カッパ「だから、そっちにはいけね。ごめん」

河吉「……そうか。ああ。分かったよ。……元気でな。……幸せにな」

カッパ「んだ! 叔父ちゃんこそ、元気でな! みんなに……よろしくなァ!」

バチャン……!

そうして、カッパは手を振り、河吉に満面の笑みを残すと、水の中に姿を消したのだった。

河吉「……」

河吉は腰蓑からタバコを取り出すと、火をつけた。

チッ……シュボッ…………ジジジ……

河吉「スーーー……………………フゥゥゥー……。…………ふっ。……達者でなァ。カッパ」

そう言い残すと、河吉は1人、みんなが待つ上流へと姿を消した。

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231 :イッチ [saga]:2026/08/19(水) 00:29:38.58 ID:AgtrdeAa0
ーーーーー

D「……あのさ、ハチヒメちゃん」

蜂姫「なんでしょうか。我が王よ」だらだら

Dとのハチミツまみれドロドロ性交の後、足をドカッと放り出し、ミツバチが運んでくる大好きなハチミツをゴクゴク飲むハチヒメ。

D「あーんまり女の子にこういうこというのも失礼かなーっ、とは思うんだけどさ」

蜂姫「はい」

むちっ、みちっ

D「……最近、丸くなった?」

蜂姫「へっ?」

そう言われた蜂姫が自分の身体を見てみれば、確かに以前に比べれば太ももや蜂の腹はなんだか丸くなり、腰回りにはぷにっとした余り肉が見て取れる。
まだまだ健康的でスタイルも良い、しかし女体化した当時の姿を横に並べてしまうと、一目瞭然なくらいには丸くなった。

蜂姫「ははは。我が王よ、心配には及びません。これは一時的な栄養の貯えにすぎませんから」

D「へぇ〜。いや、不健康とかじゃないなら良いんだ」

蜂姫「ははははは……」

ーーーーー

蜂姫「フシュッ、フシュッ、フシュッ……身体がッ……重い……! ……こんな……バカな……!」

Dが帰った後、「そうだ、このマンションに来てから全然出かけていなかったな」と空を飛ぼうとしたところ、身体が全然浮かび上がらず、頑張って浮いても直ぐに体力が尽きてしまった。
その瞬間、蜂姫の体の内からブワッ、と焦りと冷や汗が……

蜂姫「フシュ、フシュ……! くそ、なんで、私が……こんな、ことを、しなければ、いけない、のだ……!」

ミツバチ『 あ と 5 0 0 m 』

通行人「うわっ、蜂だ」

そんなこんなで蜂姫は、黄色いランニングウェアに身を包みマンションの外を走っているのだった。

蜂姫「わたっ……私は王だぞ……王が……こんなこと……する必要……ないだろうに……!」

ミツバチ『 訂 正 : 姫 』

蜂姫「だまれェ貴様らァ……!」

ミツバチの群れはハチヒメを追いながら、蜂文字で応援したり煽ったり……

蜂姫「フシュゥ、フシュゥ……くそ、脇腹が……脇腹がいたぃ……! き、貴様ら、サポートしろ……! 背中を押せェ……!」

ミツバチ『 が ん ば れ 』

蜂姫「精神的な、背中なわけがっ、あるか……! クソぉ……! クソ……帰ったら覚えてろォ……! フシュゥ、フシュゥウゥ……! ハチミツで煮込んでやる……!」

ミツバチ『 圧 制 を 許 す な 』

ミツバチ『 王 様 に 相 談 だ 』

蜂姫「フシューッ、フシューッ……! こ、これだから民主主義は……! ぁああぁぁ……! 休憩……休憩だぁ……飲み物を寄越せ……!」

木陰に倒れ込んだハチヒメに、ブーン……とミツバチが水筒を持ってくる。

蜂姫「……フシュ……フシュ…………ごくっ…………。…………!? お、おい、ふざけるな! これはッ……ただの水ではないか!? ハチミツ……ハチミツを……!!!」

ミツバチ『 ア ホ 姫 』

ミツバチ『 運 動 を 無 に 帰 す つ も り か 』

蜂姫「ぐっ、ぐぅうぅうぅうぅぅ……!? ……ほ、本気で覚えていろよ貴様ら…………あ、アホ!? おい待て今アホっつったか私の事を!!!!!」

通行人「お、スタイルの良いキレーなお姉さ……うわ、すごいデカい声で独り言言ってる、近寄らんとこ……」

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