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ここだけ不思議の新世界★6 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :じゃんきー [sage saga]:2012/11/23(金) 16:32:02.75 ID:tCg/AzD7o
ようこそ、異能使いが存在するもう一つの世界へ


ここは超能力者や魔術師などが存在するもう一つの世界。
今は、度重なるテロや紛争、そして大国同士の戦争で世界は荒れ、いたるところに戦乱の傷痕が残されている、混沌とした時代である。
しかしそんな世界でも、人々は逞しく生きていくものだ。
あるものは学生として、あるものは賞金稼ぎとして、警官、会社員、傭兵、公務員。皆が皆、生きるために足掻き、時に笑い、時に泣き、怒り喜んだりしながら今を精一杯生きている。
このスレはそんな彼らの足跡を記した、一つの物語。


そしてあなたたちは、その目撃者にして当事者でもあるのだ。


ここだけ不思議の新世界Wiki
http://www50.atwiki.jp/tf141/

ここだけ不思議の新世界@掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/internet/16555/

※前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1353166462/
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満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1711617334/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711498027/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:23:40.62 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459420/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:22:39.08 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459358/

2 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/23(金) 16:33:38.42 ID:pXneSmxB0
>>1
3 :黒コートの男(銀髪蒼目)右E:木刀 [sage]:2012/11/23(金) 17:41:37.51 ID:ILxcXJsSo
>>1
//お疲れ様です
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/23(金) 17:57:18.74 ID:CcvS4u1n0
>>1000

5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/23(金) 18:00:58.24 ID:CcvS4u1n0
みす
>>1おつ
>>1000

「え」

こわばっていた、自身の首に触れる大剣を持つ両手
その筋肉が弛緩したのがわかる
一種の期待? 希望? そんなものが生まれてしまった
もう[ピーーー]ない

「どっかの傭兵部隊に配属させてもらったり、ですか?」

仕事を紹介する――
その言葉で生まれた期待は言葉に出てしまっていた
6 :大坂澪(食事処「みおつくし」店主) [saga]:2012/11/23(金) 18:12:24.92 ID:rCn144tm0
「ふーぅ…昼間と夜しか客が来んのも考え物よなぁ…」

考え事をしている。
一人でやっていることもあり、規模は今のままで十分なのだが、もう少し客が来て欲しいところだ…。
一応色々メニューを工夫したりしているのだが、効果は芳しくない。
7 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/23(金) 18:13:03.63 ID:pXneSmxB0
>>5
「だがまぁ、お前の実力次第だ」
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/23(金) 18:21:01.94 ID:CcvS4u1n0
>>7


「腕には自信ありますよ!」

打って変わって晴れやかな笑顔を見せる
重厚長大な機械剣、首もとから離すと大剣をくるりと一回転自身中心に弧を描くように振り回し
9 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/23(金) 18:27:05.82 ID:pXneSmxB0
>>8
「んじゃ、一本打ってこい」

魔導書を開く。

「召喚。『アスカロン』」

2メートル級の大剣を構える。
10 :大坂澪(食事処「みおつくし」店主) [saga]:2012/11/23(金) 18:27:23.62 ID:rCn144tm0
「…打開策はあらへんかなぁ…」

街を歩きながら、悶々と考え続ける。
色々無い知恵を絞ってみるが、アイデアが出ない。

「…うーん…何が悪いんやろ…」
11 :黒コートの男(銀髪蒼目)右E:木刀 [sage]:2012/11/23(金) 18:31:23.89 ID:ILxcXJsSo
>>10
「ふぅ・・・食った食った」
【先ほどまで食べてたおにぎりを食べおわる】

「・・・ん?何か聞こえたな・・・」
【うっすらと聞こえた『悪いんやろ』と言う声に反応する】
12 :大坂澪(食事処「みおつくし」店主) [saga]:2012/11/23(金) 18:34:03.29 ID:rCn144tm0
>>11
「場所かなぁ…それともまだまだ私が未熟なんやろか…」

なお歩き続ける。相当考え込んでいる様子。
もちろん自分の言葉に反応した人がいたとしても気付かない。

「立地が悪いならまだ改善策はあるんやけどなぁ…」
13 :カイル@無職 :2012/11/23(金) 18:35:16.45 ID:CcvS4u1n0
>>9


「わかりましたっ!」

先ほどの様子とは違う、嬉々とした表情
ブォン、ブォン、と大剣刀身中部に存在する赤いコアが光る
そこから走る黒いラインが青白く輝き――

――――"take aim"――――


「はッ――!」

爆発的な踏み込み、驚異的なスピードで間を詰める
それ故に単調、予測のしやすい攻撃順序
上段からの振り下ろしの威力は高いが、避けるのも防ぐのも難しくはない
激しい突風が辺りを包む

14 :黒コートの男(銀髪蒼目)右E:木刀 [sage]:2012/11/23(金) 18:38:50.17 ID:ILxcXJsSo
>>12
「・・・なんだ?独り言か?」
【歩き続ける人物を見つめる】

「・・・何を考えてるんだろか・・・ちょっと気になるな・・・
  お〜い、そこの人〜」
【考え事が気になり声をかける】
15 :大坂澪(食事処「みおつくし」店主) [saga]:2012/11/23(金) 18:43:26.13 ID:rCn144tm0
>>14
「うーん…来てくれはるお客さんは美味しいって言うてくれるんやけど…
もっと精進せなアカンっちゅうことやろか・・・」

気付かない。というかそのまま前方に人や物があったらぶつかるレベルで考え込んでいる。
…このままで良いのだろうか、の一念だ。
16 :黒コートの男(銀髪蒼目)右E:木刀 [sage]:2012/11/23(金) 18:51:22.20 ID:ILxcXJsSo
>>15
「・・・聞こえてないのか?」
【声をかけたのにそのまま歩くことに少し驚く】

「・・・前に立ったらどうなるんだろうか」
【反応しないため少し早めに歩き女性の正面に立ち待機する】
17 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/23(金) 18:51:48.67 ID:pXneSmxB0
>>13
「よっと」

降り下ろされる剣に対し、剣で受ける。

ズリリリッと少し後ろに飛ばされる。

「ま、合格だ。お前には、兵士として戦ってもらう。仕事は、俺から渡してやる」

そう言うと、札束を10束おく。(100万)

「まぁ仕事が入るまで時間があるから、それまでこれで暮らしてくれ。おれはレイン・フォーカス。政府直属の魔術師だ。用があったらこれに連絡してくれ」

電話番号の書いてあるメモを渡して去っていく。
18 :カイル@新米兵士 :2012/11/23(金) 18:56:07.96 ID:CcvS4u1n0
>>17


受けられてもなお好戦的な笑みで相手の顔をみるも
合格だ、という発言に笑みの質が変わる

「わーい、本当ですかー!」

どれほど苦労していたかは知らないが嬉しそうに微笑む
渡される持ったことのない現なま、それとメモ

「すごい、ありがとーございます……!」

ちょっと涙浮かべながら去る背中に頭を下げた
19 :大坂澪(食事処「みおつくし」店主) [saga]:2012/11/23(金) 18:58:23.15 ID:rCn144tm0
>>16
「…ううん、物は考えようや、まだ私には伸びしろがあると考えればええんや…」

勿論気付かない。気付かないから…ぶつかる。

「痛ッ…す、すみません!」

…結果、コケる。
20 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/23(金) 19:00:27.38 ID:cnh2ATbqo
「絶対におかしい」

とは、冬の裏路地でイライラと貧乏ゆすりしながらベンチに腰掛けるアランの談で、仕事道具を収めたアタッシュケースを隣において、しきりに時間を気にしている
21 :黒コートの男(銀髪蒼目)右E:木刀 [sage]:2012/11/23(金) 19:02:14.62 ID:ILxcXJsSo
>>19
「お、おい、大丈夫か?
 後・・・謝らなくていいぞ。俺が自分の意思で立ってただけだし・・・
 こちらこそ悪かった・・・」
【コケた女性に手を差し伸べる】
22 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/23(金) 19:03:12.88 ID:cnh2ATbqo
>>20
/おおかた常駐なんで暇で殺し屋に関わりたい方いればどぞ
23 :大坂澪(食事処「みおつくし」店主) [saga]:2012/11/23(金) 19:04:27.30 ID:rCn144tm0
>>21
「は、はぁ…?」

彼の言っている意味を諒解しかねる。
つまり、この人物は自分からぶつかりに来たということか…?
24 :黒コートの男(銀髪蒼目)右E:木刀 [sage]:2012/11/23(金) 19:08:51.81 ID:ILxcXJsSo
>>23
「まぁ、意味分からないよな・・・
ところで、何か考えごとで一切周りが見えてなかったようだが。
 何を考えてたんだ?」
【気になってたことを聞いてみる】
25 :大坂澪(食事処「みおつくし」店主) [saga]:2012/11/23(金) 19:11:08.41 ID:rCn144tm0
>>24
「ん、あー…えーっと、自分のやってる店の客足が悪いんですわ…
ほんで、その打開策を考えとったんですけど…」

悩みはズバリこれだけ。
この問題をどうにかしたいのだが…どうにもいい案が思い浮かばない。
26 :黒コートの男(銀髪蒼目)右E:木刀 [sage]:2012/11/23(金) 19:16:14.20 ID:ILxcXJsSo
>>25
「店の?なるほどね・・・
 美味しい店なら隠れ名店みたいな感じでいいと思ったりもするけどな」
【思ったことをそのまま伝える】

「に、してもそれで呼び声にも反応しなかったのか」
27 :大坂澪(食事処「みおつくし」店主) [saga]:2012/11/23(金) 19:19:21.19 ID:rCn144tm0
>>26
「いやー…でも、経営しとる側にとっては客が入ってくれた方がありがたいんですわー…」

営業側の率直な感想。儲からないならば意味が無いのだ。
料理の腕には自信がある。でも客は少ない。この間にどういった問題があるか…それを解決したい。
28 :大坂澪(食事処「みおつくし」店主) [saga]:2012/11/23(金) 19:22:09.41 ID:rCn144tm0
/すみません、ちょっと食事行ってきます。
29 :黒コートの男(銀髪蒼目)右E:木刀 [sage]:2012/11/23(金) 19:22:51.94 ID:ILxcXJsSo
>>27
「あぁ、確かに経営側だとそうだよな・・・
 ん〜・・・客足ね・・・チラシで宣伝・・・とか?」
【自分なりに考えた案を伝える】
30 :黒コートの男(銀髪蒼目)右E:木刀 [sage]:2012/11/23(金) 19:23:00.28 ID:ILxcXJsSo
>>28
//いってらっしゃいです
31 :大坂澪(食事処「みおつくし」店主) [saga]:2012/11/23(金) 19:40:50.69 ID:rCn144tm0
>>29
「チラシなぁ…アレ、結構お金がかかるんや…印刷頼まなあかんし、紙も大量にいるし…」

経営がギリギリな身にとって、宣伝に金を掛けすぎるのは苦しい。
大きく広告できたら言うことは無いが…難しい。

/帰ってきました
32 :黒コートの男(銀髪蒼目)右E:木刀 [sage]:2012/11/23(金) 19:43:10.13 ID:ILxcXJsSo
>>31
「あぁ・・・確かにな。これはダメかぁ・・・
 ・・・誰かに協力してもらって客寄せをしてもらうとか?」
 【次の案を伝える】

//おかえりなさいです
33 :大坂澪(食事処「みおつくし」店主) [saga]:2012/11/23(金) 19:45:45.34 ID:rCn144tm0
>>32
「客寄せ…あー、顔が利きそうな人(?)がいるかも…」

先日の来客(魔王)を思い出す。
…顔が利くといって言いのだろうか。
34 :黒コートの男(銀髪蒼目)右E:木刀 [sage]:2012/11/23(金) 19:50:38.10 ID:ILxcXJsSo
>>33
「ん?そうなのか?なら頼んでみたらどうだ?
 案外すごい結果が着たりするかもしれないぞ?」

「っと、とりあえず一時的に問題は解決できそうか?」
35 :大坂澪(食事処「みおつくし」店主) [saga]:2012/11/23(金) 19:53:53.01 ID:rCn144tm0
>>34
「んー、まあ何とかなりそうやねぇ…人に頼るのもアリやな」

とりあえず一段落。完全解決とは行かないまでも、糸口ぐらいはつかめただろうか。
どちらにしろ、現状維持だけはダメだし、そのままにしておくつもりもない。
36 :黒コートの男(銀髪蒼目)右E:木刀 [sage]:2012/11/23(金) 19:55:48.72 ID:ILxcXJsSo
>>35
「そうそう。困ったときは人を頼ってみればいいんだよ。
 まぁ俺も何か手伝えそうなら手伝ってやるからな。」
 【あ、料理は無理だぞ?と一言付け加える】
37 :大坂澪(食事処「みおつくし」店主) [saga]:2012/11/23(金) 19:59:11.05 ID:rCn144tm0
>>36
「りょーかい、ほないつでも頼らせていただきますわ!」

たまには人を頼っても良い。結局得た結論はこれだ。
…と言っても、自分で出来ることはなるべく自分でやる主義なので、人の手を煩わせることはあまりしたくないのだが。
38 :黒コートの男(銀髪蒼目)右E:木刀 [sage]:2012/11/23(金) 20:00:46.47 ID:ILxcXJsSo
>>37
「おう!それじゃぁ店のこと頑張れよ!」
【そのまま立ち去ろうとする】
39 :大坂澪(食事処「みおつくし」店主) [saga]:2012/11/23(金) 20:02:07.64 ID:rCn144tm0
>>38
「おおきに!また店にでも寄ってなー!」

声を掛け、帰る。
40 :黒コートの男(銀髪蒼目)右E:木刀 [sage]:2012/11/23(金) 20:04:37.96 ID:ILxcXJsSo
>>39
「おう!・・・ってどこか聞いてないけどそのうち行くだろ」
【そのまま街を歩いていった】

//絡みありがとうございました!
41 :青木ヶ原樹海の怪@イベントGM [sage saga !nasu_res]:2012/11/23(金) 20:06:18.59 ID:tCg/AzD7o
富士山麓、青木ヶ原樹海。
その奥深くに、依頼を受けたあなた方は立っていた。
あなた方の立つ場所は、樹海の奥にある唐突に開けた広場だ。
周囲にはKEEP OUT、と進入禁止のテープが張られているが、そもそもこんな所に来る物が稀であるし、今宵のあなた方はここに来る事を許可されている。

広場の中心には、マンホールの蓋を三倍にした程度の鉄の蓋が有る。
風の鳴る音が聞こえるという事は、その先に空気の通る空間が存在する証左に他ならない。
しかし、その風は心地よいものでは決して無く、生ぬるく鉄の香りを漂わせる、死の風。

依頼者は姿を見せず、マンホールの上に置かれたトランシーバーから音声が発された。
雑音混じりの声は、男性なのか女性なのか、若いのか老人なのか。
正確に表すべき言葉はひとつ、『どれでもない』。

「――やァ。今回の依頼を受けてくれて感謝するよォ。
 私は、ANSWAT第七作戦会議室責任者の、まあ、G君とでも読んでくれればいいよォ。
 ここまでわざわざ来た以上、何をすべきかは分かっていると思うがねェ?
 一応、私からも、任務の最終確認をさせてもらおうかなァ」

小馬鹿にしているわけではないのに、どこか人の心を嫌な方にくすぐってやまない声。
あなた達には既に説明されたであろう今回の任務に対する情報を、再度彼は説明する。
君たちが必要とする情報をまとめたのならば、以下のようになるだろう。

・研究所の入口は狭く、人一人が通るのがやっと
・施設は最近まで使用されていたような痕跡がある
・電気は通っている模様。しかし電力会社からの電力供給が無いため自家発電のようだ
・ニホンオオカミは図鑑に乗っている程度のサイズ
・能力の詳細は探索チームの気が動転している為不明だが、死亡者の遺体は霜に覆われていた
・階層は不明
・何らかの端末のあるモニタールームの存在が確認されている、コンピュータスキルを持つ者が居れば有利だろう

・任務の完了条件は廃研究所の最下層にたどり着く&異能獣の駆除

である。
説明を終えたトランシーバーは僅かに沈黙し、ノイズを漏らす。
たっぷり5秒。どこかで皆の様子を見守っているのか、そうではないのかは定かではないが、最後に音声が発される。

「怖ければ逃げてもいいよォ? 死ぬかもしれないけどねェ?
 ……じゃ、健闘でも祈ってるかなァ、アデュー」

と言う声と同時に、トランシーバーが爆発。
大きな蓋が吹き飛ばされ、あなた達の前に深い深い穴と、階段の入口が示された。
階段は地下奥深く、少なくとも100mは続いている事は想像に難くない、ここで準備を整えるなり自己紹介をしてもいいだろう。

/では、イベント開始でございます
42 :大坂澪(食事処「みおつくし」店主) [saga]:2012/11/23(金) 20:07:14.41 ID:rCn144tm0
>>40
去った後…
「…あ、店の場所言うてなかった」

//こちらこそ!あまり話を膨らませなくてすみませんでした
43 :アラン・J・ロックウェル :2012/11/23(金) 20:31:18.34 ID:cnh2ATbq0
>>41
やれやれ、と爆発したトランシーバを見つめ、その下の出入口を見遣る。奥に何がいるかは定かでないが、まあろくでもないものなのだろう。少なくとも依頼の内容を見る限りはそんな感じだし、自分はそういう手合いを始末するためにここに来た。

「…………さて、どうする?」

椅子にしていた弾薬箱から腰を上げると、全身に身に着けていた装甲が擦れあって金属質な音がしゃらんと響く。今のアランは、黒い鉄鎧に身を覆われていた。複合材と防弾鉄でコーティングした鎧はいかにも戦闘兵器らしい硬質さで、つや消し塗装されてなお、凶器としての輝きを鈍く放っている。弾丸を逸らす目的で曲線が多用されたアーマードギアの固定具合を確かめ、腰に面装とヘルメットを抱えて、参加者を見回す
44 :椎奈紅葉 :2012/11/23(金) 20:33:41.36 ID:8BaMIM9z0
>>41
「・・・あっはい!!」
声を荒げる
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2012/11/23(金) 20:33:57.46 ID:PFw+mbHCo
>>41

「―――ってな訳で、俺はこんな辺鄙な場所に来たのさ!」

トランシーバが役目を終え、爆散。その直後に仮面の男は口を開いた。
気味の悪い樹海の中でも、いざ仕事が始まろうとするこの状況でも、持ち前の明るさは相変わらず。

初めてこの男と会った者は、大抵こういう第一印象を抱くだろう

『コイツはバカだ』

そしてそれは間違っていない。むしろ当たっている


「いやぁ!何か興奮するよな、隠し通路みたいなのって!ロマン溢れてるじゃん!」

子供のようにはしゃぐ男は、周りの参加者など置いてけぼりで自分の世界に入っていくのだった……
46 :茶髪の青年(記憶喪失)不幸体質<トラブルメーカー> 分子運動操作 :2012/11/23(金) 20:34:34.26 ID:2P0C1s7B0
>>41
「ここか?……奴が言ってた目的地って?」
茂みの奥から、どこからどう見てもこれから戦うとは思えないラフな格好をした青年が現れる。

「ふぁーあ…大金が手に入るって言われたから来てみたけど…何するか伝えられてねぇーぞ…」
だらしなく欠伸をすると、不満そうに呟く。どうやら目的等は伝えられてないようだ。
「あぁ…ダリぃ、でもまぁ……これも仕事だしな、くそぉ…これで大金貰えなかったら上の奴に文句言ってやらねぇとな…」
グダグダと愚痴を垂れながら侵入禁止のテープを潜る
47 :魔法警察 リリアンヌ :2012/11/23(金) 20:35:24.31 ID:eVA5tCd/o
>>41
「ふふーん♪」

薄暗い森の中、周りの景色とは不釣合いなほど派手なビジュアルの少女が鼻歌を口ずさむ。

「ここには、どんな悪が潜んでいるのかしらー♪」

長いブロンドのおさげと、ヒラヒラした可愛らしいピンクのスカートの裾を揺らして、少女は穴を覗き込む。
先ほどのトランシーバーから流れた内容に、彼女は恐れを抱くどころか奇妙な高翌揚感すら感じているようだった。

>>43
「ふふふー!私は最後で良いですよ、魔法少女ですから」

奇妙な論理で先頭を回避して、少女はもう一度笑みを零す。

「魔法少女リリアンヌは最後尾から皆さんを守るのです!」

どこか浮ついていて、いまいち信用できない。そんな印象を与える少女だ。
48 :椎奈紅葉(色王 :2012/11/23(金) 20:37:19.01 ID:8BaMIM9z0
「・・・・来るんじゃなかったなぁ」
49 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/23(金) 20:38:09.53 ID:Of/dEE950
>>41
「面倒、弟子、不始末、探索」
これも仕事。弟子の不始末は師匠の不始末。ナナシは無表情で入り口を見つめる。その瞳には、何が映っているのか。
50 :浅尾雅規 [saga]:2012/11/23(金) 20:38:52.93 ID:rCn144tm0
>>41
〜数日前〜
「…何だこれ」

いつものように帰宅すると、手紙が届いていた。普段は手紙そのものが滅多に来ない自分宛てに。
そこには、「依頼」なる内容が書かれていた。内容は…樹海の奥でバケモノ退治。

「ハハハ、面白い?これ面白いかな?」

さて、退屈していた彼はこれを見てどう思ったであろうか?
…いい暇つぶしが出来た、これだけだ。その思考には危機感など感じられない。

「こりゃいい暇つぶしですね!暇を持て余してた所だし、行ってやりますか!」

…こういうわけで、彼は「暇つぶし」に参加することになった。


〜現場〜
「おーおー…なんとも言えない雰囲気ですなぁ…」

進入禁止のテープ、物々しい鉄の蓋、辺りに漂う不穏な気配、そして先ほどの怪しいトランシーバの音声。
どこからどう見ても危険な場所だと分かるはずなのに、彼の口調は軽い。

「で、ここから進めばいいんですかねぇ?」

彼の装備らしい装備は、何と使い古されたバットだけ。
この装備で常人がこの先に進むのは、まず考えられないだろう。
しかし…彼の顔に不安の色はない。
51 :アラン・J・ロックウェル :2012/11/23(金) 20:40:49.37 ID:cnh2ATbq0
>>47
「じゃあケツについていてくれ」

邪魔にならなければいいがな、と思うより先に、怪我しないでほしいもんだ、とすっとぼけた感慨が胸を過る。さてはて俺も甘いなぁと自嘲しつつも、アランは愛好しているスモーキンジョーを咥えてマッチで火をつける。芳醇な葉の香りが広がり、満足げに紫煙を吐きだすと、

「誰も名乗り出ないなら俺が先鋒を務めるが」

背中のウエポンラックから、がちゃっ、と黒く大きな機関銃を下した。いかにも鉄の塊といったそれは、100発の7.62mmNATO弾を装填したMG3機関銃。アーマードギアの腰部にはまだ突撃銃や拳銃、散弾銃がぶら下がっていて、火力は並大抵ではない。
52 :茶髪の青年(記憶喪失)不幸体質<トラブルメーカー> 分子運動操作 :2012/11/23(金) 20:41:45.69 ID:2P0C1s7B0
>>48
「お前もそう思ってんのか?…はは……奇遇だな俺もだ」
明らかに…これから戦うとは思えないラフな格好をした青年が背後から話しかける。

「…こんな格好で来るんじゃなかったよ……」
ため息をつく、この格好で来たことを相当後悔しているらしい
53 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/23(金) 20:43:34.27 ID:Of/dEE950
>>51
「一番、興味、無い。私、唯、暴れる」
ナナシの格好はサクヤが賞金稼ぎを殺害した時に似ていた。
54 :浅尾雅規 [saga]:2012/11/23(金) 20:43:50.35 ID:rCn144tm0
>>51
「どうぞどうぞー」

彼は別に先陣を切りたいとか、後でやり過ごしたいとか、戦術的な考えを持っていない。
戦って楽しけりゃそれでいいのだ。
55 :椎奈紅葉(色王 :2012/11/23(金) 20:44:24.64 ID:8BaMIM9z0
>>52
「えっと・・・君は?」
話しかけられたが、名前がわからないので訪ねた
56 :魔法警察 リリアンヌ :2012/11/23(金) 20:47:13.92 ID:eVA5tCd/o
>>51
「はぁい!魔法少女は最後尾に移動しますよ」

少女は軽やかな足取りで列の一番後ろに陣取る。
その道中で各人の持つ武器をしっかりと確認して。

(先頭の彼、あの機関銃は厄介ねぇー)

別の思惑があるのか、なにやら善からぬことを思案している様子だ。
57 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年with髭面 [sage]:2012/11/23(金) 20:47:49.47 ID:7cpl8KIIo
>>41
「ぶっひゃひゃ、何だその頭!ボンバーへっしてんじゃねぇか!うひゃひゃ……!」

笑い声が階段の前にて響き渡る
その笑い声は低く、しかし久々の邂逅を祝うように明るい声であった
その声の持ち主、髭面は黒いシルクの布に包まれた大きな何かを持っている
髭面の正面、赤髪ボンバーヘッドが泣きながら髭面を見ていた

「何ですかこのトランシーバー……マジに舐めてますよ……範囲広すぎでしょう」
「当たりだな……ふふ……で、大丈夫なんだな?」
「答えを見つけましたから」

そうか、と微笑混じりに髭面は黒いシルクの何かを赤髪につきつけるとややあってから

「喰われれば終わりだ──色々調べたんだがそれは──」
「大丈夫ですよ、分かってます」

何かを奪い取る様にし、踵を返して階段へと走っていく赤髪ボンバーヘッドは、笑っていた
階段にて誰かと出会うだろうか
58 :茶髪の青年(記憶喪失)不幸体質<トラブルメーカー> 分子運動操作 :2012/11/23(金) 20:49:37.68 ID:2P0C1s7B0
>>51
「どぞー」
何の躊躇いもなく先頭を譲る、それもそうだ…彼の格好は明らかに戦闘には向いていない
(誰かに先頭譲って…様子見した方がいいだろ、でしゃばりたい訳でもねぇーし)

(ここは…他の人に任せておいて、俺はおこぼれを頂くとするか…)
59 :アラン・J・ロックウェル :2012/11/23(金) 20:50:52.13 ID:cnh2ATbq0
>>53 >>54
「わかった、くれぐれもフレンドリーファイアはやめてくれ」

死にはしないだろうがたまらんのでな、とつけたし、何の気なしに機関銃の整備を始める。ナナシの服装に何かしら気づいてはいる様子だったが、いまは興味がないのか、ヘッドギアのライトと暗視装置の様子を確かめて、ヘルメットをかぶる。

>>57
「おや? 髭面の?」

面装を取り付けようとしたとき、メンバーに見知った顔を見かけて声をかけてみる。面装は後でもいいか、と思い直して煙草を咥えたまま位置口へ近づき、何の気なしに奥へ発炎筒を投げ込む。発炎筒の明りが階段の奥を照らすことだろう。

「あんたもここに?」
60 :茶髪の青年(記憶喪失)不幸体質<トラブルメーカー> 分子運動操作 :2012/11/23(金) 20:52:29.87 ID:2P0C1s7B0
>>55
「俺?……はぁ…それ聞いちゃうか…」
ため息をつき、あからさまに嫌そうな表情になる
どうしても言えない事情があるようだ
61 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年 [sage]:2012/11/23(金) 20:52:34.52 ID:7cpl8KIIo
>>59
見知った顔だな、世界は狭いなどと思いつつ深くお辞儀をし

「こんばんは……そうです。今日はリハビリの為に来たんですよ」

62 :青木ヶ原樹海の怪@イベントGM [sage saga !nasu_res]:2012/11/23(金) 20:54:18.94 ID:tCg/AzD7o
>>43>>44>>45>>46>>47>>49>>50>>57
周りを見渡せば、その道のプロと思われし人間は、アランとナナシ位なものだったろうか。
少なくとも、雰囲気や外見上で何の心配も要らないと思えるような人間は、アランとナナシ程度なものだろう。
頭数だけは8名と多いものの、この状況をどうにかしうる

紅葉が声を荒げようが、浅尾が問いかけようが既にトランシーバーは爆発していた。
その声に応える存在は、無い。
ここに集められた計8名の力を合わせて、先に進む他にはないだろう。

ごうん、ごうん。

うぅぅ。
うぉおん。

何か大きなものが開く音と同時に、濃厚な血臭が溢れだす。
階段を何かが駆け抜ける音と、獣の叫び声。
――前哨戦だ、君たちの数と能力を持ってすれば、倒せない相手ではないはずである。

飛び出したのは、3匹。
乾いた血を毛皮にこびり付かせた、犬のような生き物。否――ニホンオオカミだ。
唸り声を上げながら狼は一行を睨みつけ、そしてかけ出した。

狙いは、ナナシと浅尾。
浅尾に対しては二匹が跳びかかり、ナナシに対しても一匹が襲いかかる。
犬とは違うその狩猟者としての能力を遺憾なく発揮するニホンオオカミは、跳躍し牙を向く。

浅尾がバットを持つ腕を食いちぎらんと一匹が駆け、二匹目が足を噛み引き倒そうとする。
今のところは只の狼でしか無いが、前情報の時点で危険性は十二分に分かっていただろう。
ただの獣ですら無い、文字通りの化物があなた達の相手である。

そして、ナナシに相対する獣が、その異能の宝刀を引きぬいた。
口を大きく開けながら、狼は息を吸い、吐いた。
それだけの動作で、無数の雹が構築され、散弾の様に射出される。

「グァォッ!」

範囲の広い攻撃は、ナナシのみならず、茶髪の青年や、紅葉、リリアンヌにまで襲いかかっていく。
威力は鉄板を凹ませる程度。良い当たりをすれば骨くらいなら簡単にヒビが入る。
それを横目に駆け出す赤髪の青年、シニフィエ。

アランの投げ込んだ発炎筒によって照らしだされた階段は、それでも尚暗い。
2百メートルほど下れば、機械式の開き戸がシニフィエの目の前にあらわれていたことだろう。
壊れているのかロックは外れ、扉の間には人間の腕が挟まっている。

しかし、開閉機構はどうやら壊れているようで、数人で力をあわせない限りそう簡単に扉は開かないはずだ。
もし開けば、ちかちかと電灯がちらつく、寂れたコンクリート壁の廊下が広がっている。
右に4つ、左に2つの他の部屋への入り口の戸が存在し、そこからは何かの吐息や気配が幾つか感じられただろう。
63 :椎奈紅葉(色王 :2012/11/23(金) 20:54:38.70 ID:8BaMIM9z0
>>60
「あ・・・あぁ!!ごめん!!言いたくなかったら言わなくていいよ!」
頭を下げる
64 :浅尾雅規 [saga]:2012/11/23(金) 20:55:00.37 ID:rCn144tm0
>>59
「了解!僕にコントロールミスは有り得ないです!」

周りの雰囲気に似合わないほど明るく返す。
手元が狂ってきつい一発を浴びるのは野球でも戦闘でもゴメンだ。
65 :アラン・J・ロックウェル :2012/11/23(金) 20:59:35.87 ID:cnh2ATbq0
>>61
「確かに世間はせまいな」

そう苦笑したのもつかの間だった。

>>62
敵の気配を感じて銃を構えなおすのと、オオカミが飛び出すのは同時。アランを飛び越えた3匹がナナシと浅尾に飛びかかるのを尻目に、通路の奥からの後続を警戒して拳銃を階段下へ向ける。

「オオカミと距離をとれ! 近づかれたら厄介だ!」

MG3の銃口をオオカミへ向け、さっさとどいてくれと命りながら狙いをつける
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(千葉県) :2012/11/23(金) 21:06:18.33 ID:eVA5tCd/o
/一度したらばの雑談スレで書き込み順を決めるので集まってくださいなー
67 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/23(金) 21:07:18.09 ID:Of/dEE950
>>62
ナナシはただただ無表情。動揺をしている様子は全く見えない。――― 一瞬の後、ナナシの手の中に在ったのは、針。
17cmほどの、ステンレス製の対極針である。軽く右に歩いて来る雹を限定すると自分の体に当たる雹に向かって
――――投げる投げる投げる投げる。投げる。投擲を後には又手の中に針。5回の投擲を一瞬で終わらせると
自分の衣服を軽く擦って消える残りの雹を尻目に、狼の胴体に向けて投擲、投擲、投擲。
3つの針が僅かな時間と共に狼に迫る。
68 :茶髪の青年(記憶喪失)不幸体質<トラブルメーカー> 分子運動操作 :2012/11/23(金) 21:12:37.63 ID:2P0C1s7B0
>>62
「ん?……何だ、この音は」
どこからか聞こえてくるその音に青年は耳を傾ける。
やがて聞こえてくる階段をかけ抜ける音、獣の叫び声に異様な気を感じ…音が聞こえた方へ振り向く。

「さっそく戦闘かよ…ったく嫌んなっちまうよ……」
特に武器等を持っている訳ではないが、すぐ回避ができるよう構える。

そして遅いかかってくる無数の雹…青年はどうしたものか…と考えるが結局対抗策が見つからず
とりあえず手を顔の前で交差し防御体制に入る。

当然これだけでは防ぎきれる筈はない…が雹が青年に当たる直前、青年と雹との間に半透明の壁の様なものが出現し、雹弾を弾く。
「……っと危なかったな、死んだらどうすんだよ」
青年は自分の前に現れた壁に気づいてない…。
どうやらこの壁は…青年の意思とは別に出現しているらしい。
69 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年 [sage]:2012/11/23(金) 21:15:13.80 ID:7cpl8KIIo
>>62
突如風が過ったかと思えば、弾丸に等しい早さにて突撃してくるそれは、無表情に赤髪へと突き進む
穿ち過ぎようとするのを遮る物は各々の力か

「来ましたねッ!」

シルクの布を握り締めた赤髪は、そのままに雹へと向けて言い放つ

「──Tetragramaton!」

すると、先端から魔法陣が展開される
放ちの力が雹へとかかり、カウンターとして雹の持ち主へと帰った
70 :椎奈紅葉(色王 :2012/11/23(金) 21:20:49.20 ID:8BaMIM9z0
>>62
「うわっ!!色王!!」

自分の色を取り、透明人間になる
71 :浅尾雅規 [saga]:2012/11/23(金) 21:21:43.85 ID:rCn144tm0
>>62
「…うぉう、これはこれは絶滅したはずのオオカミじゃありませんか」

目の前に現れたのは、1905年に絶滅したはずのニホンオオカミ。
思わぬ珍獣に驚くが…どうやらその珍獣の姿を楽しむ余裕は無いらしい。

「…なんだ、狙いは僕ですか!しかもこっちに2匹とは!…楽しいね!」

飛び掛ってくるニホンオオカミ。狙いは腕と足。どうやら噛み切りたいらしい。ならば…やることは一つ。

「…『鉄人』!」

体の強度を鉄の如く高めればいいのだ。
鉄人状態では電撃や火炎攻撃は効いても、物理的な攻撃には強い。
もう一方の異能を持っていたオオカミなら雹の攻撃が効いていたであろうが…こちらの相手はいたって普通のオオカミ2匹。

「よーしよし、可愛い子だ…だけど、躾がなってないねぇ!体で覚えて行って貰おうか!…落ちろ、『青い稲妻』」

オオカミの顎の力を持ってしても噛み千切ることは出来ない。
腕を咬ませつつ、強烈な電撃を浴びせる。
この一撃で、オオカミ2匹はきっと麻痺するだろう。
72 :仮面の男 [sage]:2012/11/23(金) 21:24:47.00 ID:PFw+mbHCo
>>62

「あーらら、ワンちゃんが歓迎してくれるとか超和むわー」

ツアー気分のこの男にとって、目の前の獣達は愉快なアトラクションにしか見えていなかった


「おらおらー!お前ら頑張れ!」

同行している仲間が狼に襲われているが、ちょっと離れた場所で応戦する仲間達を応援するのみ
広域に渡って飛んでくる雹も、さりげなく茶髪の青年の背中に回り込みやり過ごした。

完全に人任せにしているが、本人は全く気にしていない
73 :魔法警察 リリアンヌ :2012/11/23(金) 21:26:00.16 ID:eVA5tCd/o
>>62
「マジック・ウォール!」

突如出現した敵の奇襲。それに対して少女が取った行動は防御。
瞬間、彼女の目の前に出現したのは巨大な壁。それは魔術で巨大化・強化された頑丈なまな板。
それが狼の奇襲を難なく防ぎ、少女の身の安全を保証する。

「まったく!魔法少女はか弱いのに……」
74 :青木ヶ原樹海の怪@イベントGM [sage saga !nasu_res]:2012/11/23(金) 21:32:53.98 ID:tCg/AzD7o
>>65>>67>>68>>69>>70>>71>>72>>73
狼の動作は中々に素早い。
と言っても、アーマードギアを着ているアランであれば、対応できない程の速度ではないだろう。
他の能力者も、この状況に冷静さを失わなければ、現状を打破するのは難しいことではない。

ただ、一番の問題と言える点は一つ。
この空間で統制を取れない8人が存在していると言う事が何よりもの現状の危険性だ。

「ガファ!」

一方、ナナシに襲いかかった狼は、その針の反撃を目に受けて雄叫びを響かせていた。
だがしかし、まだギリギリ絶命はしていない。
後ひと押しで終わる、と言ったところだろう。

茶髪の青年に対して襲いかかる雹は、地面に落ちる前に溶けて消える。
間違い用もなく、この場にいるオオカミたちは能力を使用出来る存在であった。
現状世界に於いて、人間以外の原生生物(妖怪や神などを除く)が能力を行使する礼はそれほど見られるものではない。
だというのに、ここにその獣が居る。どこかきな臭い気配が青木ヶ原樹海には満ちていた。

そして、シニフィエの手によって弾き返された雹は、視界を奪われた狼に命中し、その肉を裂き、脳漿をぶちまけ絶命させた。
残る狼は、2匹。少なくとも2匹を放置して先に進むのはかなり難しいことといえるだろう。
そして、階段の先からは気配はするものの、狼が近づいてくる気配は今のところ存在していない。

だが、放たれた雹自体はまだ消え去っておらず、紅葉にまで散弾は襲いかかる。
いくら透明人間になった所で、無数に飛び散る氷の散弾は狙い撃つものではないのだから関係ない。
このまま手をこまねいていれば、撃ち落とされて数が減っているとはいえ十数発の雹の弾丸に飲み込まれることだろう。

「ギァッ!」
「ギャイィン!」

浅尾に噛み付いた二匹の狼は、予想外の硬さの前に硬直した。
そしてその直後、全身を襲う電撃により狼は意識を失い、地面に倒れ伏す。
ぶすぶすと煙を上げる狼は、しかしまだ前足で地面を引っ掻いている。

与えられた任務は、狼等の殲滅である。
ということは、この狼は始末しなければならないこととなるだろう。
まあ、少なくとも数時間は目を覚ますことは無いため、捨ておいたとしてそう問題はない筈だ。

仮面の男とリリアンヌも、目立ったダメージは無いようで。
少なくとも、現状における脅威はあなた達の手で撃退されたといって問題ない。
眼の前に広がる階段を降りなければ先に進めない以上、あなた方は先に進むほかない。

アランの投げ込んだ発炎筒によって照らしだされていた階段は、それでも尚暗い。
2百メートルほど下れば、機械式の開き戸がシニフィエの目の前にあらわれていたことだろう。
壊れているのかロックは外れ、扉の間には食いちぎられた人間の腕が挟まっている。

しかし、開閉機構はどうやら壊れているようで、数人で力をあわせない限りそう簡単に扉は開かないはずだ。
もし開けば、ちかちかと電灯がちらつく、寂れたコンクリート壁の廊下が広がっている。
右に4つ、左に2つの他の部屋への入り口の戸が存在し、そこからは何かの吐息や気配が幾つか感じられただろう。
右側の一番手前の部屋からは、プリンターが何かを印刷する機械音が響いている。
そして、左側の奥からは水音が聞こえていた。何かが居るのだろうか。

/部屋に入る場合はレスの最後にどこの部屋に入ったか番号を書いてくだされば幸いです。
/1.右側最手前(開ききったドア、プリンターの音)
/2.右側二番目(音はしない)
/3.右側三番目(錆びついたドア。電子ロック式で、ロックは壊れていない。キーカードか、物理的手段が前提)
/4.右側四番目(溶接されている、何らかの手段で破壊しなければ入れない)
/5.左側手前(特に気配はない。ドアは普通の引き戸で、金属製)
/6.左側奥(水音。ドアは閉まっている、血痕が有る)
75 :カイル@新米兵士 :2012/11/23(金) 21:38:47.14 ID:CcvS4u1n0

「冷えてきたなー。
もらったお金でひっさびさに宿に泊まろうかな!」

一人の青年――白髪をウルフカットにした童顔の青年だ
迷彩服を着ており――上は羽織るだけだが――恐らく兵士か何かなのだろう
背中には機械剣――重厚長大な大剣が背負われている

両手には現なま、100万相当
それがいま――

「あ」

ぼったくられた
76 :アラン・J・ロックウェル :2012/11/23(金) 21:39:04.67 ID:cnh2ATbq0
>>74
(どうする? オオカミを捨て置いてはいけないが、手を出せる状況ではない)

乱戦に移行していて銃を撃てたものではないな、と思いつつも、浅尾が動きを封じた二匹を見つければ、巻き添えを出さないように短く区切ったMG3の短連射を4度ほど重ねてオオカミに追撃を加えておく。
ナナシの方は問題なさそうだなと判じ、周囲を見回して紅葉の不在に気づくが……そういえば彼は昨日であった透明化の彼だ、どこかで透過しているのだろう、と階段の奥へ目を向ける。

「進が、いいかな?」

皆へ確認を取るように一言口を開く。
77 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/23(金) 21:42:04.97 ID:Of/dEE950
>>74
他人の事等どうでもいい。利用できる存在は利用し、盾にしてでも進む。
ナナシの思考は、弟子の物とよく似ていたが、弟子に輪を掛けて非情だった。
罠かもしれないが迷わず 1 番の部屋に向かうことが目標。
何かの手がかりがあるのなら、先に確認しておいて損は無い。
他の物が情報を得た時のみ、必要最低限の会話はするつもりだった。

>>76
「いい」
78 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年 [sage]:2012/11/23(金) 21:46:21.54 ID:7cpl8KIIo
>>74
狼に対するカウンターは見事に的を得たようだ
このまま直進すれば糸口は見えるのだが、今回は狼の殲滅
つまりこのまま進めば自分は先に進むことはできるが、この様子を見ると大人数でもてを煩わせる相手のようだ
ならば、適当は誰かが統率をとるということ

「自分はアランさんについていきます!」

赤髪の意向としては統率が得意そうなアランに任せることにした
79 :椎奈紅葉(色王 :2012/11/23(金) 21:51:01.23 ID:8BaMIM9z0
>>74
「希望がある限り、僕は生きます!!」
能力を解除する
80 :浅尾雅規 [saga]:2012/11/23(金) 21:51:32.48 ID:rCn144tm0
>>74
「さて…絶滅していたはずの動物をもう一度絶やすのはいささか忍びないですが…念には念を入れよ、と言います。
せめて安らかに眠れ…」

普通の生物なら一撃でも動かなくなる電撃を浴びてなお動くのを止めないオオカミ達に、容赦なく止めを刺すアラン。
間違いなく動きを止めたオオカミに、ささやかな弔いの言葉を掛ける。

>>76
「…そうですね、進みますか。」

実は、気がかりな点がある。まずは一つ、絶滅したはずの動物がいること。
そしてもう一つは…オオカミの片割れは間違いなく能力を使っていたこと。
微妙に心にわだかまりを残しつつ、先へ進むことに同意する。
81 :茶髪の青年(記憶喪失)不幸体質<トラブルメーカー> 分子運動操作 :2012/11/23(金) 21:56:00.03 ID:2P0C1s7B0
>>74
「ふぅ……あぶなかった」
ため息をつき、溶けていく雹の塊を見届けてから
「さて…反撃できる訳じゃねぇーし、先進むか…先」
そう言い>>76の意見に同意する
82 :仮面の男 [sage]:2012/11/23(金) 21:59:44.97 ID:PFw+mbHCo
>>74

「お疲れちゃんこ鍋〜!全員大丈夫かー?」

一先ず戦闘が終わったので、男は堂々と姿を現す。
人任せにしておきながらのこの態度。これを見る者は一体どういう感情を抱くのだろうか……


>>76
アランの言葉を無視して、男は団体から離れる

「じゃ、俺はこっちに行くぜ〜!あばよー!」
男が進む先は左側にある血痕がこべり付いたドア。何の迷いもなくドアを開き、先へ進んでいった


/6.左側奥(水音。ドアは閉まっている、血痕が有る)
83 :魔法警察 リリアンヌ :2012/11/23(金) 22:00:30.85 ID:eVA5tCd/o
>>74
眼前に広がる階段。今回依頼された任務の目的は恐らくその先にあるだろう。
しかし、少女にはそれとは違う思惑がある。

(とりあえず、この狼さんは検体として確保ですね)

既に絶命した3体の狼の躯に視線を向けて。

「魔法の鎖(マジカルチェーン)&魔法の手ぬぐい(マジカルクロス)」

それぞれの狼の片足を巨大な鎖が捕縛、同時に手ぬぐいがその体を包むと、途端に手の平に収まるサイズまで縮んでしまう。

「倒した分の狼さんは私が回収しますね。此処にあっても邪魔だし、私魔法少女だし」

その手ぬぐいをポシェットに仕舞って、少女は階段とその先の暗闇を見据えた。

>>76
「ふふーん!行っきましょうか!」

まずは目的のひとつを達成して、少女は上機嫌で同意する。
彼女の行動を妨害しようとする者は果たしてこの中にいるだろうか。
84 :青木ヶ原樹海の怪@イベントGM [sage saga !nasu_res]:2012/11/23(金) 22:05:11.06 ID:tCg/AzD7o
>>76>>77>>78>>79>>80>>81>>82>>83
アランの放った弾丸が、倒れた狼に止めを刺した。
現状の状況では、今の判断が一番正しい行動であっただろう。
どう思うにしろ、蘇ってしまったニホンオオカミはなぜか能力を持っている。
この世に解き放つには一人の一存では決める事はできない存在だろう。
狼は、その存在を謎の魔法で包み込まれ、リリアンヌによって回収されてしまった。
その目的は何なのか。それは、きっとリリアンヌのみが知ることだ。

紅葉に襲いかかった雹の弾丸は、数が少なく、当の能力の使い手が斃されていた事が功を奏した。
皮膚に痣を残す程度に弾丸は命中し地面に落ちて、溶けて消えたのだった。

このまま階段の前で話し合っていても、任務は終了しない。
進むしか無いのだ、あなた達は。

アランの投げ込んだ発炎筒によって照らしだされていた階段は、それでも尚暗い。
2百メートルほど下れば、機械式の開き戸が階段を降りていくあなた達の前には立ち塞がる。
しかし戸が壊れているのかロックは外れ、扉の間には食いちぎられた人間の腕が挟まっている。
戸を良く見れば、ところどころに水滴と罅が有る。先ほどの狼が能力で扉を壊したであろう事は想像に難くないだろう。

しかし、開閉機構はどうやら壊れているようで、数人で力をあわせない限りそう簡単に扉は開かないはずだ。
もし開けば、ちかちかと電灯がちらつく、寂れたコンクリート壁の廊下が広がっている。
右に4つ、左に2つの他の部屋への入り口の戸が存在し、そこからは何かの吐息や気配が幾つか感じられただろう。
右側の一番手前の部屋からは、プリンターが何かを印刷する機械音が響いている。
そして、左側の奥からは水音が聞こえていた。何かが居るのだろうか。

>>82(左側奥)
仮面の男が通ったドアの奥に有ったのは、屍肉漁りの光景だ。
薄暗い部屋の中で、煌々と輝く四対の瞳。聞こえる音も、四つ。
空中に生成されるのは、骨の礫か。

「グゥウゥゥウ……!」「ギャウフゥ!」
「ガフゥ!」「ギャオッ!」

骨の硬度は、実を言うと鉄よりも遥かに固い。
腐臭を漂わせる部屋で、血痕に塗れた骨の矢が無数に仮面の男へと襲いかかった。
薄暗い部屋では、部屋の中の存在を上手く視認することは難しい、電灯のスイッチ自体は部屋の入口に存在していた。


/部屋に入る場合はレスの最後にどこの部屋に入ったか番号を書いてくだされば幸いです。
/1.右側最手前(開ききったドア、プリンターの音)
/2.右側二番目(音はしない)
/3.右側三番目(錆びついたドア。電子ロック式で、ロックは壊れていない。キーカードか、物理的手段が前提)
/4.右側四番目(溶接されている、何らかの手段で破壊しなければ入れない)
/5.左側手前(特に気配はない。ドアは普通の引き戸で、金属製)
/6.左側奥(水音。ドアは閉まっている、血痕が有る)
85 :アラン・J・ロックウェル :2012/11/23(金) 22:14:49.08 ID:hW+Jls2X0
>>77 >>78 >>80 >>81
「なら行こうか。俺を盾にしたいなら後ろにいてくれると助かる」

そういうと、オオカミを連想させるデザインの面装を装着し、セットになっている暗視装置を起動する。高周波音と共に暗視装置が起動すると、闇の中で紅い双眼が怪しく灯って揺れ始めた。

「状況開始、突入する」

>>82 >>84
がしゃ、がしゃんと装甲が擦れる音を響かせて階段を下る。暗視装置は最新型で、以前は靄がかかっていた視界は今では鮮明でクリアになっていて、モノの細部まで見て取れる。
扉に挟まっている腕を見て、先に入っていったあのお調子者は大丈夫だろうか、と考えはしても、それ以上の思考は介在させずにMG3の銃口を進行方向へ向ける。途中に死角があれば銃口と一体化した視線を走らせてそこを精査し、テキパキと階段を下りおえる。

左奥へ仮面男はいるらしいと確認し、向こうは任せることにする。ただでさえ狭いのだ、アランの装甲服は邪魔になりかねない。

「さて、溶接はどうするかね」

右側4番目の、溶接されたドアの前に立ち、どうやってぶち壊そうか考え込んだ後、アーマードギアの筋力増加で蹴り飛ばしてみることを思いついた。

「物は試し、か」

さてさて、と少し後退し、渾身の蹴りをドアへと放つ。防弾版をひしゃげさせる蹴りは果たして、ドアを破壊できるだろうか。
86 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/23(金) 22:18:33.75 ID:Of/dEE950
>>84
――これだけ個性的なメンツが、一名を除いて一時的とはいえ纏るものなのか。
集団行動を取りたがる人間の習性か、はたまた皆も危険を感じ取っているのか。
無論腹に一物を抱えたであろう人物も、何人か見受けられるがとりあえずこの状況での完全な孤立はリスクが高い。
戦闘経験も豊富であろう、リーダーの資質があるアランに暫くは従うのも悪くないと判断した。
勿論臨機応変に動くつもりではある。

>>82
>>83
一瞥するのみ。
87 :スバル 主に光を使う能力 E:コンバットナイフ 呪文入りメール [sage]:2012/11/23(金) 22:19:53.69 ID:JYMIPABz0
\\うわぁいイベント遅れて入れないや!
\\………本当にどうしよう、今日は落ちようかな
88 :青木ヶ原樹海の怪@イベントGM [sage saga !nasu_res]:2012/11/23(金) 22:20:51.12 ID:tCg/AzD7o
>>87
/さすがにこれ以上は対応しきれませんが、あぶれている方が何人かいらっしゃるようですし、イベントの横でやってもいいんじゃないですかね?
89 :スバル 主に光を使う能力 E:コンバットナイフ 呪文入りメール [sage]:2012/11/23(金) 22:24:32.42 ID:JYMIPABz0
>>88
\\横で楽しそうな事やってるの見ながらだと泣きそうになるから今日は落ちよう……
90 :黒コートの男(銀髪蒼目)右E:木刀 [sage]:2012/11/23(金) 22:27:02.61 ID:ILxcXJsSo
>>89
//お疲れ様です〜
91 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年 [sage]:2012/11/23(金) 22:27:18.09 ID:7cpl8KIIo
>>84
この先に待ち受けるのは何だろうか
依頼主から聞いた話によるとニホンオオカミに似た、狼の容姿を持つ能力者
人なのだろうか。もしかすると獣の容姿になることができる能力なのだろうか
それにしても、それだけではチャチ過ぎる。それならば先程の雹を放つ狼の方が上位となるだろう
思索を巡らせても意味はない、百聞は一見に如かずであろう

>>85
アランが進む先、アランは装甲を身に纏っている為か道を阻み、先に行くには邪魔すぎる
アランの指示通り、後方支援に徹するのが、今の得策であろう
万が一罠だったとしてもアランの装甲を見る限りでは防御が可能だと判断できる

「この前はずっと防御に徹していましたが、このような使い方もあるということを忘れていました。
日本に来てから、遠慮という言葉を覚えてしまって厄介ですね」

黒いシルクの布から身喰らい斧槍を取り出し、グリップを握り締めると穂先をアランの方向へと向ける
すると、身喰らい斧槍から女性の悲鳴のようなものが微かに聞こえた
それを一瞥したあと、苦笑し、おっもいっきりに地面へと突き刺し、抜く
地面は隆起し、地面から剥がれ落ちた

「Tetragramaton――」

剥がれ落ちた地面をアランの装甲の間から放ち、扉へと当てることによってアランの助長とした
92 :椎奈紅葉(色王 :2012/11/23(金) 22:32:32.15 ID:8BaMIM9z0
>>84
「・・・・ごめんよ」
罪悪感で胸がいっぱいだった

>>85
「ここでお別れです、」
そういい、二番のドアに行く

/2.右側二番目(音はしない)
93 :浅尾雅規 [saga]:2012/11/23(金) 22:32:57.22 ID:rCn144tm0
>>84
「…扉がたくさんありますねぇ」

廊下に並ぶ6つの扉。どれも独特の雰囲気を醸し出している。
さて、どれに進むか…この先は1つに繋がっているのか…
>>85
「了解…」

人を盾にするのは気が引けるが、現時点で一番の重装備はアラン。
となると、防御では彼が一番だ。頼らない手はない。
結局、今は統率も取れるアランについて行くことにした。

「では、行きましょう。」

この状況で単独になるのはリスクが高いと言っては、先ほどの仮面の男に対する嫌味に聞こえるだろうか。



「…このロックを蹴飛ばそうという発想が素晴らしい…」

なんと、アランはロックを蹴飛ばした。
それで開くのかは分からないが…もしこの扉が開けば、浅尾はアラン達と共に4の扉に進むことになるだろう。
94 :茶髪の青年(記憶喪失)不幸体質<トラブルメーカー> 分子運動操作 :2012/11/23(金) 22:41:51.14 ID:2P0C1s7B0
>>84
「さて…どのドアを選ぶかで……俺の運命が決まるって訳か」
青年の目線の先…そこには6つの扉が並んでいた。

「面白ぇ……一攫千金、お宝目指してやんよ…」
もう、彼はどの扉を進むか決めているらしい。

>>85
「んじゃ…俺はここで……っと」
そう言うとアランの元から離れ、ある扉の元へと歩いていく。
なぜこの状況下で何のメリットもない、むしろ危険を伴う別行動を選んだのか…それは単純な好奇心だろう。

「そんじゃま…お邪魔しますっと…」
扉をノックし、反応がない事を確認するとその引き戸を開け…中へと歩みを進めていく。

/5の扉で
95 :仮面の男 /6.左側奥のドア [sage]:2012/11/23(金) 22:43:58.09 ID:PFw+mbHCo
>>84

「うっわ!くっせぇえええーっ!!誰か脱臭炭かファブリーズ持って来い!!」

部屋に入り、まず感じたのが嗅覚を酷く刺激する腐臭。そしてその次は―――


「―――え、何あれ。すっげー泣きた……」

屍肉を貪る獣を発見したが、飛来する棘の群れに男は言葉を遮った。

目視した頃には既に目の前ヘ迫って来ている。
全弾直撃を避ける為に左方向へ跳ぶが、それでも骨の矢は男の身を掠め、傷を作っていく


「……『い』って言おうとしたらこれだよ。マジ泣きたいわー!」
着地時に足を絡めて尻餅をついてしまう。焦りが生んだ些細なミス……こんな男でも突然の出来事には焦りを隠せないようだ

「あぁっ、クソッ!かかってこいよ、ステキなアニマル共が!地獄送りにしてやんよぉ!」
勇敢かなのかそれとも蛮勇なのか、男は尻餅をついた状態で敵と相対する
96 :魔法警察 リリアンヌ :2012/11/23(金) 22:45:40.08 ID:eVA5tCd/o
>>84
(さて、どうしましょうか)

階段を下りきった先で、少女は暫し思案する。
今回リリアンヌに命じられた任務は彼女の正義を執行することと、もう一つ。
研究所と思わしきこの施設内で行なわれていた研究データとサンプルを持ち帰り帰還すること。

(ここから先は1人の方がやりやすそうですねぇー)

そのためにはいち早く研究所の最深部に到達し、他の者の妨害を受けない状況を作り出す必要がある。
となれば、彼女の行動は必然的に限られてくる。なるべく安全で誰も行っていない道を行く……だ。

「先に行ってしまった方も居るし、私も別の道を探しますね。魔法少女だし」

何処からともなく、少女が取り出したのはダウジング。その反応に従って、彼女は一本の道を選択した。

/1.右側最手前(開ききったドア、プリンターの音)
97 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/23(金) 22:54:43.60 ID:pXneSmxB0
/おうふ、イベントに遅れたぜ!!参加できないぜ!クソウッ
98 :青木ヶ原樹海の怪@イベントGM [sage saga !nasu_res]:2012/11/23(金) 22:56:50.06 ID:tCg/AzD7o
>>85>>86>>91>>92>>93>>94>>95>>96
あなた達の居るフロアは、中々に広いフロアだ。
地下研究所、と言ったほうが正しいであろう空間は、空調が聞いている為、健康でクリーンな空気が漂っている。
しかしながら、どこか不穏で怪しい気配を漂わせているのは、ところどころの血痕や、溶接痕、獣のうめき声などが原因だろうか。
人の気配は、しない。既に打ち捨てられているのか。それにしては、まだ電気等も通っている点で不審な点が残る。

明らかに、おかしい。そうとしか思えない。

>>85>>91>>93(右四番目のドア、溶接)
アランの強い威力の蹴りを受けて、溶接の一部にヒビが入る。
しかしながら、一撃でドアが吹き飛ぶほど強度が低いわけではなかったようであり、あと数発の打撃が必要だろう。
だが、開いたドアの隙間から部屋の中を窺い見ることは可能であったのだが――。

そこにさらなる追撃、シニフィエのハルバード。
ごうん、と轟音を響かせてドアが吹き飛び――、直後。
無数の蝿と、数十匹のゴキブリが扉から飛び出し、アランとシニフィエと浅尾に飛び掛かっていく。

黒光りする虫の群れは、我先にと顎を開き、シニフィエとアランに食いつこうとする。
並の大きさではなく、虫達のサイズは間違いなく三倍以上は有ったことだろう。
虫達の牙の鋭さは並大抵ではなく、防刃繊維にすら食いつき、引きちぎり肉を食い荒らそうとするほどだ。
しかし、異能の類を使用する様子は無いため、これらは何らかの影響で巨大化しただけの虫のようだ。

そして扉の奥の部屋の中は電灯はついていないものの、隙間から入る光で僅かに中は照らされる。
もし虫の壁の奥を見ることが出来れば何か、肉のような物が蠢いている姿と、人のうめき声が聞こえてきただろう。
間違いなく、ここはなんらかの危険なものが封じられている。
溶接されていたのは、その何かをここに封じ込めるためで有ったのだろう。

徐々に、虫と共にピンク色の肉塊が広がっていく。
肉塊からは、指や目や腕や足が無軌道に飛び出し、辺りを弄っている。
……ここは、開けてはいけない扉、であったようだ。

>>92(右二番目のドア)
右二番目のドアを通る紅葉の目の前には、コンクリートの壁と幾つかの事務机が有った。
しかし、何ら危険な要素も、特に気になる物品もない。
どうやら、安全な部屋のようだ。仮眠ベッドが有るため、どうしても負傷をしたものなどはここで休憩しても良いだろう。
それ以上の収穫は無い。

>>94(左側手前のドア)
左側手前の扉を開いた茶髪の青年の前に広がるのは、広大な部屋だ。
電灯はつきっぱなしであり、無数の棚と積み上げられたダンボールが有る。
幾つかの銃弾の箱や、短機関銃であるH&K MP5、突撃銃の六四式小銃等の日本警察の制式装備が転がっている。
他のダンボールを調べれば備蓄食料や、医療道具などが入っていることだろう。
足りないものや必要なものがあればここで補充していくのも選択肢の一つとして考えられる。
99 :青木ヶ原樹海の怪@イベントGM [sage saga !nasu_res]:2012/11/23(金) 22:57:15.55 ID:tCg/AzD7o
>>95(左側奥のドア)
「「「「――がァ――――ッ!」」」」

びりびりと空気を振動させる雄叫び、そして地面を叩く音。接近する、牙。
仮面の男の発言は、的を射ては居なかった。なぜなら、アニマル『共』では無かったからだ。
言うなれば、狼四匹を組み合わせたキメラをゾンビ化させればそうなるだろう、と言った所か。

腐臭を漂わせる顎を開き、仮面の男の前に立つ狼キメラゾンビ。
足の数は六本で、体のサイドから残りの一〇本が飛び出している。
そして、皮膚が盛り上がり、また骨の棘が生成され、口の中からもカルシウムの弾頭が飛び出していく。

どうやら知力は無い様で、相手の前で悠然と力を貯め、攻撃を放とうとしていた。
この状況に正気を失わずに闘う事さえ出来れば、今の状況を覆すことも不可能ではないかもしれない。

>>96(右側最手前)
リリアンヌの入った扉の先に有ったのは、モニタールームだ。
まだ、電気も通っている為、現役で駆動している。
プリンターは爪痕で壊れており、一部の端末も壊れているが、奥の幾つかの端末はまだ正常に動作している。

操作をすればこのフロアのデータと何階構造かのデータなどを見つけることが出来るかもしれない。
見つかったとすれば、このフロアと階層は以下のデータとなっている。

---- 青木ヶ原樹海地下研究所 データ ----

1..右側最手前(開ききったドア、プリンターの音)
モニタールーム。

2.右側二番目(音はしない)
スタッフルーム。仮眠室も兼ねている。

3.右側三番目(錆びついたドア。電子ロック式で、ロックは壊れていない。キーカードか、物理的手段が前提)
地階への階段、キーカードが必要

4.右側四番目(溶接されている、何らかの手段で破壊しなければ入れない)
検疫室。外部から持ち込まれた動物などの病原菌などを検査する部屋。

5.左側手前(特に気配はない。ドアは普通の引き戸で、金属製)
倉庫、銃や食料、医療器具、試薬など。

6.左側奥(水音。ドアは閉まっている、血痕が有る)
談話室


階層構造は地下三階。
二階は部屋数が大部屋四つ。
三階のデータを見るには、この状態では権限が足りないようだ。
100 :アラン・J・ロックウェル :2012/11/23(金) 23:06:35.77 ID:hW+Jls2X0
>>91 >>93 >>98
あと何発蹴ればいいのだろうな、とMG3を保持しなおして思案した直後、背後から一撃が咥えられてドアが吹き飛ぶ。

「ナイ……」

ス、とシニフィエへ続けるはずの言葉はしかし、扉からあふれ出した黒い影の奔流へと阻まれた。防弾繊維と装甲にぶち当たるそれを、手で薙ぎ払いつつMG3の連射で可能な限り削る。地面におちた黒はどうやら虫の類――ゴキブリであると理解するが、いかんせんサイズがおかしい

「くそっ、下がれ、こいつら数が多い!」

そういえばゲームにこんな奴らがいたな、などと鼻で笑いつつ、背後の二人へ退去するよう声をかける。自分は装甲のおかげがあってゴキブリは脅威ではないが、背後の二人はそうもいかないだろう。そして自分たちへと襲い掛かったゴキブリがほかの部屋の皆へ襲い掛かる可能性もないではないし、予想はしたが、ゴキブリの奥の肉塊を見ればそれ以降気にする余裕はなくて――

「パンドラボックスかな?」

そっと呟き、機関銃の貫通力と弾幕に物言わせてゴキブリもろとも肉塊へと鉛の雨をくれてやる。とりあえずは制圧射撃だ。
101 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/23(金) 23:11:05.43 ID:Of/dEE950
>>98

――――ほら、こうなった。
アランの後ろで溜息を付く。人を盾にするという考えは正解だったようだ。しかし逃亡するという選択肢はない。
この化け物が解き放たれると色々面倒だ。
――――ナナシが衣服の中から取り出したのは、破片手榴弾。大きく爆発して周囲に破片を振りまく
使用法が難しい手榴弾だ。それを大きく振りかぶって肉塊と虫がひしめく部屋の中に投げる。先手必勝である。
その後大量のゴキブリに向かって針の生成、投擲を始める。器械のような正確さで投げる投げる投げる。
それを無表情で繰り返す。
102 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年 [sage]:2012/11/23(金) 23:19:50.74 ID:7cpl8KIIo
>>99
扉が開いた――否、こじ開けたと言ったほうが良いか
飛び出すは虫、しかし大きさがあまりにもおかしい
つまりここは、ハズレか
戦力を分散するべきではなかったのだ、今頃になって後悔が脳裏に過ぎった

>>100
アランの掃射は確かに虫たちを葬っていく
だがしかし、大きさは違えど、懐に入られたらどうであろうか
ここは生身の人間が懐に入り、対処すべきではないか

「しかし、数が多すぎるんじゃないか!?」

一見してみると多くは見える、だがアランの掃射によって数は確実に減らしていっているものの
入る隙が、まだない

>>101
すると、そこに爆発が生じて虫たちを爆散させる
手榴弾か、持ち主は誰だかわからないが

「よくやりました!神に感謝です!――Deo Gratias!und Danke!
けど、もういいですよ!やめてください!」

言うとアランの装甲の隙を通り、神聖四文字を展開する
放ちの力が展開され、虫たちを向かい側の壁に叩きつけるように放った
このまま手榴弾を投げ続けられればボンバーヘッドがさらにボンバーしてしまう
103 :レル/パーカー姿の褐色盲目女 神官ボクサー [sage]:2012/11/23(金) 23:20:58.60 ID:Ry+UzCyoo

住宅街、信号機の無い交差点の片隅に立ち尽くす、少女の姿があった。
目が見えていないらしく、その瞼は閉じられたまま。行きかう車の音に反応して、顔を左右に動かしていた。

どうにも交通量が多い。盲人が渡るには、些か不親切すぎる。


「……どうしましょうか」

髪は黒く、肌も白人にしてはやけに浅黒い。
けれど、彫りの深い顔立ちは、日本人のそれとは明らかに違っていた。。

それと、パーカーの背面には何故か閻魔大王≠ネるプリントが、筆書き風のフォントで施されている。
……いわゆる、勘違い外人という奴だろうか。
104 :椎奈紅葉(色王 :2012/11/23(金) 23:24:15.85 ID:8BaMIM9z0
>>99
「・・・少し休むか、」
仮眠ベットでねる
105 :椎奈紅葉(色王 :2012/11/23(金) 23:24:55.81 ID:8BaMIM9z0
>>99
「・・・少し休むか、」
仮眠ベットでねる
106 :浅尾雅規 [saga]:2012/11/23(金) 23:25:33.90 ID:rCn144tm0
>>98
「チクショウ、貧乏くじかァ!!」

――――見た瞬間分かった。…ああ、これは最悪の選択肢だったのだろう。
おぞましいほどの虫、肉塊。
この世のものと思えないその姿は、彼を戦慄させた。
次々と飛び掛ってくる虫、虫、虫。

だが、異能の力がなく物理的攻撃手段のみの虫たちは、先ほどのオオカミと同じ対処で十分。

「『鉄人』!」

これで多少の切り傷程度で済むはずだ。

>>100
「自分は大丈夫です!そちらは大丈夫ですか!?」

硬化により、虫の脅威は免れる。

「パンドラの箱って最後に『希望』が残ったらしいですけど、この中には何が残ってるんですかねぇ!?」

…それはきっと知らなくていいことだろう。

>>101-102
手榴弾、それに引き続き壁際に叩きつけられる虫。
動きが…鈍い!

「これでどうかな…『火の玉ストレート』!」

火の玉が虫たちを襲う。
密集する虫に次々と燃え移る炎は、次々と虫の命を刈り取っていく。
これで何とか状況に希望を見いだせればいいが…
107 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/23(金) 23:35:11.64 ID:hW+Jls2Xo
/茶髪さん不在?
108 :茶髪の青年 :2012/11/23(金) 23:40:59.10 ID:2P0C1s7B0
>>98
「敵とかは……いないよな」
部屋の中を見回し、危険は何もないと判断すると積み上げられたダンボールの元へと歩き出す

「しっかし…俺にしては…ラッキーな結果だっなな」
安堵の表情を浮かべ、ダンボールの中を漁る
「おっと…良いもん見つけたぜ……」
食糧や医療道具、銃弾を行動の邪魔にならない程度、カバンに積め込む

「さてと…あとはこの銃か」
床に転がっていたH&K MP5に目をやる
「銃の事はよく知らねぇーけど…これでいっか…」
最初に目についたから…という単純な理由だけでその銃を選ぶ

「………っと装備とかも揃ったし、次いくか、次」
必要最低限の物をカバンに詰め込み、その部屋をあとにし、次の部屋へと歩みを進める

/2の部屋で
109 :仮面の男 /6.左側奥のドア [sage]:2012/11/23(金) 23:41:34.64 ID:PFw+mbHCo
>>99

尻を地に付けたまま、男は接近する醜悪な化物の接近を待つ。

「へっへっへ!ステキが過ぎて、もはやブサイクちゃんだな!」
普段通りの騒がしさはそのままだが、先程の焦りは既に無い。

両腕の全指先を冷静に、悠々と、大口を開けた化物に向ける。


「まずはその汚ねぇお口をファックしてやるぜ、ブサイクちゃんよぉ!!ヒャッハーッ!!」
怒号と共に指先から放たれたのは、五寸釘程の大きさを持つ針だ。

右手の指と左手の指。
合わせて十本の指から絶え間なく放たれる無数の針は、容赦なく化物の肉に刺さり、削り、貫いていく
110 :茶髪の青年 :2012/11/23(金) 23:42:31.93 ID:2P0C1s7B0
>>107
//すみません、諸事情で遅れてしまいました…
//どうしても遅いようでしたら順番を抜かしてもらっても構いません
111 :魔法警察 リリアンヌ :2012/11/23(金) 23:42:34.02 ID:eVA5tCd/o
>>99
「ふふーん♪どうやら当たりを引いたみたいですねー」

モニタールームの奥で端末を発見、操作しつつ少女は呟いた。まさに歌でも歌いたい気分、である。

「どうやら地下へ行くにはロックを解除する必要がありそうですね。3階の様子は見れないけど、これだけ確認できれば十分です!」

他の場所で戦闘を行なっているメンバーには目もくれず、少女は己の目的達成に集中している様子である。

(ロックは電子式……ということは、一度建物の電源を落として再起動すれば開放出来る筈)

(もしくはキーカードを探そうか。そういえば、ここに来る途中で扉に挟まれた人間の腕があったわね……)

(あの扉まで戻ってみるか。それともブレイカーを設置してある部屋を探すか――)

「困った時は、魔法に頼りましょう!だって私、魔法少女ですし」

再び取り出したダウジング。その針が示す先は先ほどの扉か、ブレイカーの設置された部屋か。あるいは別の何処かだろうか……
それがどこであろうと、少女は即座にそこへと向かうだろう。

/針の行方は……主催者さんにお任せします!よろしくよろしく〜
112 :仮面の男 /6.左側奥のドア [sage]:2012/11/23(金) 23:45:06.57 ID:PFw+mbHCo
>>110
//了解しました
113 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/23(金) 23:45:28.32 ID:hW+Jls2Xo
>>110
/いえいえお構いなく〜
114 :青木ヶ原樹海の怪@イベントGM [sage saga !nasu_res]:2012/11/23(金) 23:49:11.07 ID:tCg/AzD7o
>>100>>101>>102>>104>>106>>108>>109>>111

>>100>>101>>102>>106(右四番目のドア、溶接)
ゴキブリの幾つかはアランの手によって吹き飛ばされ、殺される。
がしかし、如何せん数が多い上に速度が早い。厄介な相手である。
撃ち落とされたゴキブリは死の間際に白い米粒の様な卵を辺りにばらまいて絶命する。

「ぎ、ぴぎcdshへsp「ふぇい「fpほ@p:sdjfbpsj@pdshb@え@w!!!!」

アランの制圧射撃により、肉塊はその侵攻を留めるも、虫が減って見えた部屋の中は恐るべき惨状であった。
元は検疫室であったその部屋は、ピンク色に染め上げられていた。
どうやら無軌道に増殖していくタイプの細胞の様で、その肉体は骨を持たないが神経と筋肉だけで構成され、極めて高い運動性を誇る。
肉塊のスライムが持ち上がり、周囲に血と肉をまき散らしながら肉の鞭を振りぬき、アランを遠くへ吹き飛ばそうとするだろう。

なにせ数百kgの筋肉と神経線維だけの塊だ。
その威力は、生身の人間であれば骨格が粉砕してしかるべき威力と言って間違いない。
人や動物の因子を取り込んでいる様子も見られるが、もはや何が原型であったかも我々にはきっと理解できないことだろう。

ナナシによって、手榴弾が投擲され、室内で爆発。凄まじい勢いで肉塊が弾け、ゴキブリが粉々になる。
そしてアランの打ち漏らしたゴキブリは次々と撃ち落とされている。
そのたびに辺りにびしゃりびしゃりと卵が飛び散っていく。

肉塊の中心部には、人間の心臓が何個か組み合わさったようなコアの部位が有る。
そして、それらとゴキブリは全て纏めてシニフィエの力で壁にたたきつけられ、絶命。
肉塊もその蠢きを止め、次第にその動作を緩慢にさせていった。
だが、幾つかの虫も肉塊もまだ這いずり跳ねまわっている、なにせ数と量が多いのだ、三人が借りでも倒しきれない。

だが、四人であれば――。
火の玉が叩きこまれ、部屋の中は焔に包まれていく。
ぱちり、ぱちりと虫の卵も蛆虫も燃え落ちていく、が。
一部の肉塊が一塊になり、火から逃げるように動き、直後。

ぼこりと膨らんだ肉塊が、肉の弾丸を浅尾に向けて射出。
重量数キロの肉の弾丸は、かなりの速度と威力を持って浅尾にぶつかろうとする。
そして、鉄人と化していたとしても、皮膚の表面に張り付き、肉体に巻き付こうとするだろう。

狙いは顔。口や鼻から体内に入り、息の根を止めるような動作をする。
生暖かい肉の感触、濡れた粘液の温度、そして漂う腐臭。
虫の時点で気色が悪いというのに、変に鮮やかな色をしている肉塊がへばりついてきたとすれば――、その不快度は筆舌に尽くし難かったことだろう。

>>108>>104(仮眠室)
二番の部屋は、仮眠室などを兼ねたスタッフルームだ。
茶髪の青年が入った頃には、紅葉が堂々と仮眠室で寝てしまっているのが見えたことだろう。
特に目立つものは無く、何もない部屋と言えただろう。

>>109(談話室)
「「「「ぐ、ぅぅうる……ッ、ギャガァッ!」」」」

無数の針と、無数の鏃。
ぶつかり合い、砕き合うが骨の弾頭は体内から生成するもの。
必ず限りが生まれてくる。

数分間の間無数の応酬が続いた後に、ついぞ化物は倒れ伏す。
砕け散った化物は、既に腐食している為、これ以上生き延びることはないだろう。
部屋の中を見回せば、飛び散る人間の骨や、血痕、白衣の千切れた痕などが見て取れる。

もしかすれば、腐肉の山にある白衣などの中からなにか役立つものが見つかるかもしれない。

>>111(モニタールーム)
少女のダウンジングマシンは、先程まで仮面の男が戦っていた談話室を指している。
腐肉の山、死骸の山の中に、リリアンヌの求める物は存在している、と言うようだ。
もしリリアンヌが向かえば、その先には、既に倒れ伏している狼四匹を組み合わせたキメラのゾンビと、仮面の男が居たことだろう。
115 :アラン・J・ロックウェル :2012/11/23(金) 23:58:19.52 ID:hW+Jls2X0
>>101>>102>>106>>114

投擲されて爆発する手榴弾。押し寄せる熱波と虫の破片はアランの意識には入らない。部屋の中の状況を見える範囲で確認し、ピンク一色の様に呆れて溜息一つ。目の前でうねる肉塊への生理的な嫌悪に眉を吊り上げて、機関銃をバカバカとばらまきつつ、

「数は多いが、何とかなるし問題ない」

背後からの問いに返し、皆の援護に感謝の意を示して左手の親指を立てて見せる。しかしその余裕もそこまで、明らかに尋常ならざる威力を秘めているだろう怪物の一閃が迫り、危うく飛びのきかけるが――

(だめだ、背後の連中を巻き込むっ!)

何よりも自分は盾であって、背後の皆を守らねばならない。小型の盾が取り付けられた左手を持ち上げて鞭への対処に当て、人工筋力に物言わせつつ対ショック姿勢をとる

鞭がぶち当たって、左手が大きく背後へ弾かれる。盾が軋んだのは気のせいではあるまい、腕が悲鳴を上げ、ジンジンとしびれだす中、弾切れのMGから手を離して腰から2つの金属筒を取り出す。

「っぅ! ……クソッタレ!」
116 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾1、催涙弾2<千本針> :2012/11/24(土) 00:06:27.86 ID:CZY6tJDv0
>>102
「了承」
ナナシは無表情を崩さずに、何の感情も込めない声色を出した。

>>114
太極針は貫通力に優れているものの、肉塊に効くかは不明だ。
しかしナナシは動く。近くの3人は優秀で役に立ちそうだとここで割り切る。
肉塊に向かって針を生成し投擲し続けると

>>115
アランが何かを取り出す。
――――狙いが分かった。邪魔にならないように少し後退する。
「悪くない」
ぼそりと呟いた。
117 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年 [sage]:2012/11/24(土) 00:09:36.12 ID:QNckFByIo
>>106>>114
赤髪は身喰らい斧槍の神聖四文字の展開を止めるために、両手で数回斧槍を回転させ、魔法陣を振り切る
右手で斧槍を持ち直し、次に来るであろう攻撃に備える
すると何か熱い物が赤髪の耳を掠り、過った
すると虫たちは燃え、しかし塊、見知らぬ人間に取り巻いた

>>115

「──アランさん!」

咆哮すると同時に、アランの装甲の背後へと跳躍を行った
斧槍は構えたままで、何時でも攻撃出きるようにと斧の腹を天井に向けている
するとアランは何かに押されているようだ
このまま押し返すか、だがこちらに対する身体的過負荷が否めない

「そんなこと思ってる場合か……!アランさん!良ければ押しますよ!」

斧槍の穂先が黒に包まれたと思えば、何時でも発動することのできる神聖四文字の放ちの魔法陣だ
アランの了承を得て、アランの指示する物に発動するだろう

>>116
そちらへと右目だけを瞑り感謝を示した
118 :椎奈紅葉(色王 :2012/11/24(土) 00:16:49.41 ID:tTccu5+70
>>114
「・・・さて、休んだし、ほかのとこに行くか、」
5.左側手前(特に気配はない。ドアは普通の引き戸で、金属製)
119 :浅尾雅規 [saga]:2012/11/24(土) 00:20:53.03 ID:3mmI7lB40
>>114
「どうだ!?」

燃える『生物のようなもの』。
一瞬、殲滅を確信するが…

「…なっ!?」

飛んでくる『もうなんだかワケが分からないもの』。

「チィッ…『流し打ち』!」

こんなものに纏わり付かれたらたまらないとばかりにいなそうとするが…

「…ッガアアアアアアアァァァァァ!!!気持ちわりいいいいいいいいィィィィィィ!!」

流しきれなかった。何とか顔面直撃は避けたものの、纏わりつく肉塊。

「俺、こんな趣味はねぇぇぇぇぇぇぇ!!『レッドスター』!!」

不快感のあまり叫びつつ、炎を纏い壁に突撃。纏わり付いた肉塊は、炎で焼肉となった後、壁にたたきつけられる。

「…ハァ…ハァ…俺としたことが…打ち損じるとは…オエェ…」

未だに取れぬ不快感。最初の『流し打ち』が完全に成功していればこんなことにはならなかったが、いかんせん油断していたところに飛んできたのだ。
直撃を免れただけでも良しとしよう。

>>115-117
流石に今は自分のことで手一杯、周りのことに気を配ることは出来なかった。
120 :茶髪の青年 :2012/11/24(土) 00:28:50.60 ID:hm6mfM8s0
>>114
「元気有り余る俺には…仮眠なんて必要ないな…ってあれはさっきの」
寝ている椎奈の存在に気づき、近寄る。

「こんな状況下…ロックもかけないで…よくこんな堂々と寝れたもんだな…」
呆れたような表情を浮かべながら、そう呟く。

「さて…見た所なんもなさそうだし……ロックかかってる部屋の前で皆の帰還でも待つか……」
そう呟くと部屋をあとにし、ロックのかかった部屋へと歩みを進める

/3の部屋で
121 :仮面の男 /6.左側奥のドア [sage]:2012/11/24(土) 00:31:22.10 ID:1KjibOuqo
>>114

化物の死を確認すると、気だるそうに尻を上げる

「ふぅー……ま、こんなもんだな!」
化物との一戦が終わった後の男の体には、射出された骨によるちょっとした掠り傷が残っていた。
それに能力を使い過ぎた為か、若干の疲れも窺える。


(しっかし、こんなくっせー部屋でゆっくりするのも癪だし、それっぽい事してササッと切り上げるか……)

「……おっと、その前に電気つーけよっと!」
言葉通りに行動を起こし、電気をつけて部屋を明るくする。

するとどうだ。飛び散った腐肉、床や壁にこべり付いた血痕、自分が仕留めた化物の肉塊……
常人ならば眼を背けたくなる光景が広がっているではないか


「なるほど、Greatじゃねーの!」
その部屋の惨状をありありと見せつけられ、男の中で湧きあがる感情は『好奇心』と『期待』

先程心で思った事は何だったのか、疲れも忘れて部屋の中を隅々まで漁り始める。もちろん白衣の中や化物の腹の中も調べている
122 :魔法警察 リリアンヌ :2012/11/24(土) 00:42:11.23 ID:DyFs1i2lo
>>114
「目標は……談話室!」

魔法の針が指し示す先へと、少女はすぐさま向かう。

(さて、この部屋には先客が居るはず。果たして邪魔されずに目的の物を見つけられるかしら……)

血痕の付いた扉を開いて、その中へ。あらかじめモニターで確認していたため、その凄惨な光景に怯むことはない。

>>121
「わあ!怪物をやっつけたんですね!?」

突如部屋に現れた少女が、部屋の惨状に対してわざとらしく声を上げる。

(……まあ、モニター見てたから知ってるけどねー)

「ならちょうど良かった。下の階に進むためにキーカードかこの階の電源を探してください!」

今まさに部屋を漁ろうとしていた仮面の男に対して、協力を求める。そして同時に彼女も室内の探索を開始する。
123 :青木ヶ原樹海の怪@イベントGM [sage saga !nasu_res]:2012/11/24(土) 00:43:28.18 ID:ihzBjTVNo
>>115>>116>>117>>118>>119>>120>>121>>122

>>115>>116>>117>>119(検疫室)
他にもまだ生命活動を終了していない肉塊の欠片たちは寄り集まり、肉鞭と化して辺りに縦横無尽に肢体を叩きつける。
アランの近くに有る肉塊がまたも鞭を振るい、アランを打ち据えるものの、根本の幾つかがナナシの針で千切られた。
だが、千切れた肉塊も肉の固まりに取り込まれ、また鞭のように体を伸ばし、振るう。
肉塊は、恐らく性質上物理攻撃に対する耐性を持っていることは想像に難くない、要するに焔や能力による攻撃がベターである。

打撃を叩き込み続ける、肉鞭。
しかしながら、その戦力は最初に比べればかなり小さくなっている。
このまま体勢を崩さなければ、ぎりぎり押し込める可能性も低くないと言えるだろう。

そして、浅尾に飛びかかった肉塊は焼きつくされ、壁にたたきつけられて動作を停止した。
どうやら奴らの弱点は、熱であるようだ。
よく考えれば、生物である以上は熱量に勝てる筈は無い、特に剥き出しの筋肉であるこの異形ならばなおさらだ。

>>118(倉庫)
左側手前の扉を開いた茶髪の青年の前に広がるのは、広大な部屋だ。
電灯はつきっぱなしであり、無数の棚と積み上げられたダンボールが有る。
幾つかの銃弾の箱や、短機関銃であるH&K MP5、突撃銃の六四式小銃等の日本警察の制式装備が転がっている。
他のダンボールを調べれば備蓄食料や、医療道具などが入っていることだろう。
足りないものや必要なものがあればここで補充していくのも選択肢の一つとして考えられる。

既に人の手は入った後であり、探索は終えられている模様。

>>120(地階への扉)
ロックはかかったままであり、うんともすんともしない。
扉の強度は異様に高い為、青年一人では如何ともし難いだろう。

>>121>>122(談話室)
白衣を漁る仮面の男。
腐肉の山の奥底から引っ張りだした白衣からは、財布やカード類等が出てくるだろう。
財布の中からは、変色した小銭や、ぐちゃぐちゃになった紙幣程度のものしか出てこない。

が、幾つかの白衣の中から何らかのカードのようなものが出てきた。
銀色のICカードの様であり、殆どが壊れている様で、まともに使用出来る状態ではない。
だが、間違いなく重要なものの一つだろう。少なくとも放置していいものではないはずだ。

そして、化物の腹の中から出てくるのは、既に事切れた人間の体や、白骨。
この狼も、閉じ込められた状態で生き延びる為に、人間を食っていたのだろう。既に死んでいたというのに。
まったくもって無意味で無価値で無知蒙昧と言って良い行いだが、仕方ない。この現状を創りだしたであろう存在が責任を持つべきだ。

この施設で何があったのか、それを知るには、『先に進む』以外の選択肢は存在しない。
今回の案件、長引きそうな事案である。

そして、リリアンヌも室内を探索し始め、あるものを手に取るだろう。
それは、アンプルに入った薬品であり、堅固な金属フレームに包まれている。
倉庫の試薬には存在しないものであるが、それは理解できないだろう。
何方にしろ、これも回収しておくべきものであるかもしれない。
124 :仮面の男 /6.左側奥のドア [sage]:2012/11/24(土) 00:44:09.21 ID:1KjibOuqo
>>494
やったー(´・ω・`)
125 :アラン・J・ロックウェル :2012/11/24(土) 00:55:41.04 ID:Ar6DXfnT0
>>116>>117>>123
「ぐうっ! 頼んだ!」

連続で打ち据えてくる鞭の攻撃に腕の感覚が麻痺してゆく。ジンジンとひびくしびれはやがて肩から体へ伝い始めるが、今退けるわけもなく、無理やりにでも踏ん張って前線をその場に固定する。
それはまず軍人の意地によるものであったし、背後の同業を守るためでもあり、何より敵へ一撃叩き込める機会を逸しないため。

肉塊は明らかな生命体だ。しかし鞭のようにしなやかに伸びる攻撃やその質感を見れば分かるとおり、打撃への耐性は高いだろう。銃弾ならば着弾時に体内で発生する瞬間空洞の威力で内部から破壊できないこともないが、いかんせん、火力不足でありMG3は弾切れしている。

「肉は蒸し焼きにすると旨みが逃げないってな」

ならばと手にした金属筒に充てんされているのは、高性能の焼夷薬。安全ピンを抜いてレバーを弾き飛ばし、タイミングを計ってからアンダースローで2つ投げ込む。

生物ならば焼いてしまうのが一番いい。からからと転がった焼夷手榴弾が炸裂すれば、2000度の高温がその場を焼き尽くすだろう。
126 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾1、催涙弾2<千本針> :2012/11/24(土) 00:58:25.77 ID:CZY6tJDv0
>>123
やはり針は有効ではなかった。
とりあえず、自分はこの存在相手に大したことが出来ない。先を考えると、手榴弾を使うのも賢い選択ではないだろう。
――――だからどうしたと言うのだろうか。
幾つもの投擲した太極針が、アランに向けて鞭が生成された瞬間根本を刈り取っていく。
流石に疲労が溜まって来たが、決して手は休めなかった。最低限の手助けはする。自分の役割は砲台だ。


―――――後は任せた。

>>125
ナナシは自分が気づかない内に、にやりと笑っていた。
「了承」
127 :茶髪の青年 :2012/11/24(土) 01:03:11.56 ID:hm6mfM8s0
//すいません、急用ができてしまったので落ちます
//仮眠室でロックをかけ寝た…という設定にしておいてください、本当にすみません
128 :青木ヶ原樹海の怪@イベントGM [sage saga !nasu_res]:2012/11/24(土) 01:04:48.81 ID:ihzBjTVNo
>>127
了解です、お疲れ様でしたー!
129 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年 [sage]:2012/11/24(土) 01:05:17.30 ID:QNckFByIo
>>123
戦闘中故に視覚と感覚に集中を寄せている為に、嗅覚には意識を集中させていなかった
改めて呼吸を行うと不快感を覚えたのか電球に照らされた赤髪は額に皺を寄せながらも前方を見届ける
アランの指示で全力で放ちの力を貸すつもりだ
場合によっては面白いものが見れるかもしれないと、期待するのは場違いが
傭兵故に戦闘の種別には詳しいが、こういった人間は時として奇抜な戦闘スタイルを見せてくれる
期待を胸に、斧槍を深く構えつつ、再び視覚に集中を寄せた

>>125


「──Alles klar!」

了解の意を髭面風に示せば、黒い魔法陣を装甲へと向けて放った
装甲は黒い神聖四文字の魔法陣を背に、それはまるで黒い翼の様にしてアランの装甲を放つであろう
腰を低くしていないと筋肉が耐え切れず重力に負けて倒れこんでしまう
そうなれば痛みの連続で、魔法陣が割れてしまう
今は耐え切ることが先決だ、しかし例え実際の質量分の百を削ぐとしても大量となればかなりきつい

「くっ……奥の手は使いたく無いですし……」

すると、アランが焼夷弾を投げ込んだ
焼夷弾は劫火を巻き上げ、光を齎した

「やりましたかね……!?」
130 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾1、催涙弾2<千本針> :2012/11/24(土) 01:06:56.86 ID:CZY6tJDv0
>>127
/お疲れ様です。
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(島根県) :2012/11/24(土) 01:09:40.55 ID:tTccu5+70
>>123
「これだけ持っていくか」
マガジン×3

「次のところへ・・・」
/6.左側奥(水音。ドアは閉まっている、血痕が有る)
132 :浅尾雅規 [saga]:2012/11/24(土) 01:10:35.92 ID:3mmI7lB40
>>123
「ハァ…ハァ…今度こそ…何とかなったか…」

何とか攻撃を振り切った。
外傷はそこまで無いものの、体力の消耗が激しい。

「…他の皆さんは…大丈夫かな…?」

少しでも力になるべく、加勢に向かう。

>>125>>126>>129
転がる金属筒を見る。…焼夷弾だ。

(…やっぱり焼くのがベスト…!)
「加勢します!急な攻撃対処は任せてください!」

確信を持った彼は、炸裂する焼夷弾を横目に炎による攻撃を準備する。
今度は急に肉塊が飛んでくるようなことがあっても、容赦なく焼き落とすだろう。
133 :仮面の男 /6.左側奥のドア [sage]:2012/11/24(土) 01:13:27.89 ID:1KjibOuqo
>>122>>123

「へーへー、凄いだろー。俺ってば強いんだぞー」

部屋に入ってきた少女のワザとらしい称賛の声に、適当な返事で返した。
今は探索に夢中で、少女の相手なんかしている場合では無いのだ


そして少女の言葉を半ば聞き流しつつ探索を続けていると、白衣の中からカードが出てくる。

「……なぁ、カードキーってこれじゃね?」
今さっき、白衣の中から出て来たカードを少女に見せる。見た目はそれっぽいが果たして……


>>131
少女とやり取りをしていると、研究所の入り口付近で見た顔が姿を現す。

ぶっちゃけ興味は無いので、挨拶もなければ、見向きもしない
134 :椎奈紅葉(色王 :2012/11/24(土) 01:14:27.66 ID:tTccu5+70
/すいませんちょい寝ます、保管庫で休憩でいいですか?
135 :青木ヶ原樹海の怪@イベントGM [sage saga !nasu_res]:2012/11/24(土) 01:14:58.25 ID:ihzBjTVNo
>>134
/帰っちゃったことでいいですよー、どうせ撤退命令入れますので
136 :魔法警察 リリアンヌ :2012/11/24(土) 01:19:37.23 ID:DyFs1i2lo
>>123
床に散らばる白衣のうちの一着、そのポケットから出て来たのはアンプルに入った薬品だった。
周りに散らばる他の薬品とは違って堅固なフレームに覆われたそれは、明らかに普通の品ではない。

(此処に逃げ込んだ研究員が持ち込んだ物ね。もしかすると私の目当ての品かもしれない……)

だが、その中身を確認することはなかった。
それが仮に彼女の目当ての品だった場合、封を開けてしまえば取り返しの付かない事態を起こしてしまう可能性もある。

「キーカード、ありましたぁ?」

故に何食わぬ顔で、少女は薬品をポシェットの中に仕舞う。それだけ。
もしそれがこの研究所で行なわれていた研究の成果であるなら、少女の目的も半分近くは達成されたことになるかもしれない。

(他のメンバーが足止めされている今なら、妨害を受けずに最深部まで突入できるかしら……)

>>133
「わあ!それ!それっぽいです!」

仮面の男が発見したキーカード。ようやく見つかった先へ進む手段。
その発見に喜びを露にする。

「これで下の階へ行けるはずです。早速向かいましょう!」

どうやら別の場所で戦っているメンバーのことは気にかけていないようだ。
137 :青木ヶ原樹海の怪@イベントGM [sage saga !nasu_res]:2012/11/24(土) 01:20:42.39 ID:ihzBjTVNo
>>125>>126>>129>>132(検疫室)
肉塊の怒涛の連打乱打強打殴打の果てに生まれた確とした隙。
それは、きっとアラン一人では成し得ないものであり、シニフィエやナナシ達の協力無しでは生まれ得なかったものだ。
そこの隙をアランは逃すこと無く焼夷手榴弾を叩きこみ、炸裂。
業火がこんどこそ部屋の中のあらゆる生物を消し炭に返してみせる。

浅尾が警戒していたものの、これほどの飽和火力だ。
ついぞ肉塊は動き出すこと無く、焼夷手榴弾の火が止む頃には、部屋の中は焦げ臭い肉の臭いで満たされていた。

今度こそ、完全殲滅だ。
他の部屋に移動してもいいだろう。
もしかすると、地階へのカードリーダーの有るロックドアの方に人がいるのも見えるかもしれない。

>>131>>133>>136(談話室)
紅葉がたどり着いた時点で、既に腐肉の化物は殺されていたし、必要なものも見つかっていた。
紅葉のすべき事は特に無いし、紅葉に対する危険も特段存在しない。

仮面の男の取り出したものは、紛れもなくカードキーだ。
但し、一部が割れている為、そのままでは使用できないのはリリアンヌにも理解できただろう。
それらもあっての撤退命令なのだろうか。使えない物品を修繕し、次の突入に備えるつもりであるのかもしれない。

>>125>>126>>129>>131>>132>>133>>136
「やァ、みんなァ。
 ……どうやら、私の思っていたより現状は不味いようだねェ?
 一度の探索では間に合いそうもない、一端引いても構わんよ?いや、引き給えェ?
 あと、ォ。回収したものは、我々に渡す、事ォ。ロック機能の有る箱を、外に置いておいたァ」

どこからか、先程突入前に聞こえた変に人の勘に触る声が聞こえる。
雇い主からの撤退命令である。カードリーダー等の物品は、どうやら譲渡しなければならないようだ。
纏めた情報や物品は、恐らく次回の突入時に完全に開示されるだろう。

兎にも角にも、この地獄のような地下研究所から、一旦とはいえど逃げ出すことが出来る。
その事だけは、きっと救いと言えたに違いない。

あなた達が表に出たのならば、そこにはいつの間にか大きな金属製の箱が有る。
箱をはひとりでに空き、中に物を入れるように、という機械的なアナウンスをする。
アナウンスが終わり、物を入れれば箱は自動的に閉じて、沈黙するのみ。
と、思ったのだが。

「やァ、いやはやァ。いい仕事、だねェ。
 ……あ、かえって良いヨ?又今度仕事頼むねェ。報酬はスイス銀行に入れとくからさァ」

と、冗談めかして癇に障る事を言う箱。
しかし、報酬は異様に良いのは確かであり、もはや口止め料も兼ねているとしか思えない値段だ。
少なくとも、命令通りに変えるだけであなた達は半年は豪遊出来るだけの金銭が保証されるだろう。
それ以上この案件に関わろうとするのは、あなた達の自由である。

/ここから撤退でよろしくお願いします!
138 :アラン・J・ロックウェル :2012/11/24(土) 01:27:37.33 ID:Ar6DXfnT0
>>126>>129>>132
「ナイスガッツ!」

背後からのシニフィエの支えと、ナナシの針による援護攻撃に陽気な声で返礼しつつも、腰からFG42突撃銃を取り出して構える。炸裂した焼夷薬の白煙の向こうで焼かれていく肉塊を見つめつつ、浅尾の援護要請に無言でうなずき、何かあれば任せるという意を伝える。

しかし、肉塊が起き上がることはない。完璧に焼き殺したのだと確信を得られたわけではないが、少なくともかなりの損害にはなるはず、と立ち上がり、銃口を向けたまま接近しようとして――――

「おいおい……」
>>132
癇に障る声に、大きくため息をつく。撤退命令、通常、こういった場所の制圧は一気に行うのが望ましい。戦力の逐次投入などもってのほかだが、確かに区切りはいいのかもしれない。

(第一俺の左腕もしびれてるしな)

盾は半ば破壊されかけている。じんじんと痛む左手を見やり、肉塊を警戒したまま、背後の3人へ声をかける。

「命令じゃしかたがない、撤収するか」
139 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾1、催涙弾2<千本針> :2012/11/24(土) 01:34:25.88 ID:CZY6tJDv0
>>137
アランの手で確実に脅威が取り除かれたのを確認する。そして撤収命令。
>>129
>>132
>>138
「またくる」
ぽつりと呟く。しかしアラン、シニフィエ、浅尾には聞こえる声量だった。
「撤収」
こくりと頷いた。


140 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年 [sage]:2012/11/24(土) 01:40:30.45 ID:QNckFByIo
>>137
斧槍から黒い波動が迸り、辺りを揺らしたかの様に見えた
それは身喰らい斧槍の特徴と言えるもので、溜め込んでいた使用済みの魔翌力を排出する物
そして、それは次の全力へと繋げる為の物でもあった
下腹部に力を込め、暫く呼吸を止めれば、筋肉に力が入る
否、集中すれば呼吸を忘れているものだ

「やりました!」

虫達が炎の中に消えて行くのを視認すると、気が抜けたのか表情が明るくなる
今まで険しい表情をしていたわけではないのだが、一層笑顔が濃くなっていた

>>138
「──って、撤退ですか……まだ自分いけますけど、ちょっと辛かったから良いです」

黒いシルクの布に斧槍を丁寧に包み込みつつも、アナウンスを聞く
何と無くだが癪に障る喋り方で、苛立ちを覚えつつも、アランの装甲を支えていたときの疲労が尋常ではない
見栄を張ってしまったが、傭兵であるからしかたがない
途中、身喰らい斧槍に飲まれてしまいそうで怯えていたが、やはり答えはあっていたようだ。また今度髭面に感謝しなければ
その前に連携してくれた三人にお礼をしなければ、と三人の方へと深く礼をした

「ありがとうございます!えっと、売名しときますが、自分、シニフィエと申します!皆様、今後ともよろしくです!」


今回の収穫は特に無いが、分かったことも無いので報酬を貰うのは気が引ける
目の前に箱が置かれていた頃に、そう思うのだった

141 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年 [sage]:2012/11/24(土) 01:41:17.27 ID:QNckFByIo
>>140
/>>139>>132さんたちにたいする安価を忘れてましたあ!
142 :魔法警察 リリアンヌ :2012/11/24(土) 01:44:55.80 ID:DyFs1i2lo
>>137
「撤退?まさかこのタイミングで……」

あまりに都合の良すぎるタイミングでの撤退命令。意図的に任務の遂行に水を差された。そう解釈して良いだろう。

(回収したアイテムは返還ですか。まあ、別に構いませんけどねぇー)

「そのために私が呼ばれたわけですし。しかも魔法少女だし」

何処からともなく、少女の前に2つの箱が出現した。その内の片方に、彼女は先ほど回収した薬品を仕舞う。
そしてもう片方の箱を開ければ、そこにはアンプルに入った薬品。一見すると場所を移動させただけに見えるが、
しかし、最初に薬品を入れた箱を開けると、そこにも同じアンプルの入った薬品が。つまりこの力は『複製』。

「魔法の箱(マジックボックス)!いぇい!イリュージョン!」

地上に続く階段を昇り、少しの時間をかけてようやく地上に戻る。任務の遂行は未だ途中だが、仕方のないことだ。
複製で生み出した薬品はポシェットの中に仕舞って、本物は指示の通り金属製の箱に返還する。

「正直、お金には興味がないんですけどねー」

愚痴を零しつつ、一端の帰路に着く。確かに任務は途中だが、確かな収穫を得た手ごたえが彼女にはあった。

「次の探索にも、絶対に呼んでくださいねー!」

私、魔法少女ですし!と意味の分からない締め方をすると、その背中は徐々に遠ざかって行った。
143 :浅尾雅規 [saga]:2012/11/24(土) 01:45:34.67 ID:3mmI7lB40
>>137
「うわぁ…これは凄い…」

焼夷弾の威力に舌を巻く。これではいくら化け物でもひとたまりも無いだろう。

しかし、あの検疫室の中身は何だったのか…
実験の成れの果て?突然変異?いずれにしろ何か人類にとって禁忌めいた物のように感じた。
間違いなく、ここで行われていたであろう研究は人類には害だ。

そんなことを考えていると…例の入り口の声がする。
声の主は誰だ、一体何を考えている…手がかりは掴めない。

その「声」によると、どうやらここから出なければいけないらしい。
とにかく、味方を含めて消耗が激しい。撤退も悪くないのだが…できれば、この研究所をもう少し調べておきたかった。
気がかりなことが多過ぎる。
>>138
「了解、では退きましょう。」
命令とあらば仕方ない。ここは一時撤退しよう。

表に出ると、箱が置いてあった。研究所にあったものは入れろ、ということだ。
彼自身は持ち出したものは無かったが…
物品の持ち出しも禁止…ここまで警戒する理由は何だろうか?

>>138-140
「自己紹介が遅れました…浅尾雅規という者です。またここに来ることがあるなら、よろしくお願いします。」

3人とも自分を知らなかっただろうし、自分も3人を知らなかった。しかし、この次も恐らく行動を共にするだろう…
次の突入に備え、自己紹介をしておく。

「…では、お疲れ様でした。気がかりなことが多いですが…」

軽く挨拶をすると、一度帰ることにした。
144 :仮面の男 /6.左側奥のドア [sage]:2012/11/24(土) 01:47:02.93 ID:1KjibOuqo
>>136>>137

喜びを見せる少女だが、対する男は仮面の下で顔をしかめた

「は?何言ってんだお前、誰がテメーみたいなチビッ子の為にカードキーを……」

最後まで言おうとした時、トランシーバーで聞いた不愉快な声が部屋に響く。
『流石にこれを無視する訳にはいかない』と、男は言葉を止め、アナウンスに耳を傾ける


「―――えーっと?つまり『拾ったものは預けて、皆でお家に帰りましょー』って事か!」
少女に聞こえるように、ワザと大きな声で、自分なりに内容を噛み砕き、アナウンスを復唱する。

「そんな訳だから、このカードキーは回収〜!ハァイ残念でしたぁ〜☆」
カードキーをズボンのポケットの中にしまい、ササッと研究所から脱出。


もちろん、カードキーやその他拾ったモノを回収ボックスの中に放り込んでから仮面の男は帰路につくのだった……
145 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 15:14:31.28 ID:r4RWJL8So
「あーつかれた」

公園のベンチに踏ん反り返って、アランは煙草を咥えたまま空を見上げる

昨日の仕事の疲れが溜まっていた
146 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 16:32:54.11 ID:5pXfcnd0o
/だれもいなーい?
147 :じゃんきー [sage saga]:2012/11/24(土) 16:43:37.53 ID:ihzBjTVNo
/居ないわけではないのよ
148 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 16:44:17.78 ID:5pXfcnd0o
>>147
/あ、いたー
/誰もいなくて寂死しかけたぜ
149 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/24(土) 16:44:44.23 ID:M0sdNYn/o
/同じく
150 :じゃんきー [sage saga]:2012/11/24(土) 16:46:27.78 ID:ihzBjTVNo
/出るかなー
151 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 16:47:22.98 ID:5pXfcnd0o
/出てもイインダヨー
152 :黒コートの男(銀髪蒼目)右E:木刀 [sage]:2012/11/24(土) 16:47:33.88 ID:DvAVYOKPo
//えっと・・・います・・・
153 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 16:49:25.02 ID:5pXfcnd0o
/いがいにいるな
154 :葛葉 [sage saga]:2012/11/24(土) 16:50:47.06 ID:ihzBjTVNo
>>145
「なんじゃ、そこの坊主。辛気臭い顔しとって、幸運が逃げるぞ?」

和服の上に、とんびを着込んだ和装の幼女が、婆臭い口調で相手に話しかけていた。
見た目こそ只の小学生くらいの人間だが、どことなく大物感も醸し出している。
と言っても、少女から何らかの力が解き放たれている様子は無く、異能や魔力と言った点では異常は見当たらないのだが。
155 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 16:54:17.58 ID:5pXfcnd0o
>>154
「幸福なんざとうの昔に使い切ってるさ」

だり〜、と天を仰臥したまま、視線だけを葛葉へ目を向ける。婆婆くさい女児もいたもんだとぼんやり考え、大きなため息をつく

「大体幸運なんざ持ち合わせないしな」
156 :葛葉 [sage saga]:2012/11/24(土) 16:56:52.80 ID:ihzBjTVNo
>>155
「全く、そう言った腑抜けた態度だから最近の若者は、などと言われるのじゃぞ!
 ……まあ、幸の薄そうな顔をしているのは確かな用だがの」

ぺしぺし、と膝を叩いてちょっかいを出す幼女。
行動と口調のアンバランスさが、妙と言う他にない。
157 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 17:01:12.90 ID:hhcegoVio
>>156
「若さとは〜振り向かないことさ〜」

ゔぇ〜と奇妙な声で呻いて、吸いかけのタバコを携帯灰皿へ落とし込む。女性の前では吸わないことにしているからだった
それにしても、と葛葉へ目を向ける。流行りのアニメの口調でも真似しているのだろうか、やけに古臭い
158 :葛葉 [sage saga]:2012/11/24(土) 17:03:47.65 ID:ihzBjTVNo
>>157
「……ふん、どうも血の臭いを漂わせとるの」

目を僅かに細めて、アランと視線をあわせる。
紫色の虹彩の奥からは、金色の煌めきが時折現れ、そして消える。

「まあ、良いのじゃ。
 道に迷ったんじゃが、駅はどっちの方かの?」

古地図を取り出して、相手に見せて首を傾げた。
どうやら迷子のようだ。そろそろ新しい地図を買えば良いのに、と思う。
159 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/24(土) 17:04:22.24 ID:CZY6tJDv0
無表情で歩いている。
目的は無い。
160 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 17:09:22.87 ID:hhcegoVio
>>158
「……わかるかね?」

こちらを見つめるアンバランスな女児。只者ではなさそうだと思いはしてもこのご時世、知らぬが仏といったパターンも多いし、なにより詮索する理由がない。

「駅? って、地図古いな」

見せられた古地図に顔をしかめる。かなりの部分が今と違っていて、アランはポケットから端末を取り出すと、素早く駅を検索する

「その地図古すぎるぜ」
161 :葛葉 [sage saga]:2012/11/24(土) 17:12:31.22 ID:ihzBjTVNo
>>160
「分かるのう。
 ……ま、だからと言ってどうこうする積りも無いんじゃが」

からから、とシリアスな表情から即座に愛らしい微笑みに表情を繕い治す。

「いやあ、買い換えようとはいっつも思っとるんじゃがの。
 最近の地図は中身が詰め込まれすぎてていかんのじゃ、あとそのなんか機械っぽいのも」

むー、と口を尖らせながら、半眼でアランを見据える少女。
その様子だけを見れば、只の小学生にしか見えない。
162 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 17:15:53.91 ID:hhcegoVio
>>161
「そりゃたすかるね」

釣られてHaHaHaHaHaと絵に描いたようなアメリカンな笑い声をあげ、

「おいおい、文明の利器は利用しようぜ? っと、ここだ」

検索して出した経路を葛葉に見せる。見た目相応の子供らしい態度に微笑みつつ、

「そう遠くはない、400nぐらいだな」
163 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/24(土) 17:18:10.95 ID:CZY6tJDv0
>>160
行く手に見えるのは昨日共に戦闘を行った人物。
シニフィエの言葉を聞くにアラン―――という名前だったか。
無表情で近づく。傍から見れば何を考えているのか全く分からないだろう。

>>161
傍に居る人物は、あまり気にしていないようだ。
164 :葛葉 [sage saga]:2012/11/24(土) 17:19:06.72 ID:ihzBjTVNo
>>162
「利用できたらこんな古い紙切れ持ち運んどらんわい!」

腕を組み、プンスカと怒りながらそっぽを向く。

「……むー、どっち方向じゃ?」

相手の端末を覗きこむようにして接近する。
165 :葛葉 [sage saga]:2012/11/24(土) 17:20:43.07 ID:ihzBjTVNo
>>163
「……何じゃ、私に一目惚れでもしたかの?
 まあ、私も悪女じゃからなぁー」

かっかっか、と高笑いを響かせる自称悪女の幼女が居た。
だが、妙に隙のない振る舞いと、深い色をする瞳は違和感を隠さない。
166 :葛葉 [sage saga]:2012/11/24(土) 17:21:13.37 ID:ihzBjTVNo
/洗いものしてくるので、次遅れます
167 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 17:21:54.80 ID:hhcegoVio
>>164
「北だ、北」

そんなにむくれるなよ、と喉飴を差し出し、経路をメモに書こうと手帳を取り出す。未だに>>163には気づいていない
168 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 17:23:20.57 ID:hhcegoVio
>>166
/あいあーい
169 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/24(土) 17:24:48.84 ID:CZY6tJDv0
>>165
「理解」
とだけポツンと呟く。
中々に強か、多くの経験を積んでいそうで手ごわそうな存在だが、ここでは戦闘にならないだろうと思う。
ならナナシにとってはどうでもいい。
170 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/24(土) 17:28:44.40 ID:CZY6tJDv0
>>167
「久しい」
アランに話しかける。気づかれていないことは、ナナシにとって何ら不思議ではない。
気配を周囲に溶け込ませすぎたようだ。
171 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 17:32:00.98 ID:hhcegoVio
>>170
「ん?」

声をかけられてそちらにむくと、そこには昨晩共闘した仲間がいて、アランは鷹揚に手を上げる

「よう、またあったな」
172 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/24(土) 17:32:13.98 ID:CZY6tJDv0
>>170
//どこが久しいんだ!?
173 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/24(土) 17:34:28.12 ID:CZY6tJDv0
>>171
「ん」
ほんの少しだけ手を挙げた。
「次、対策?」
第二次の突入についての対策はできているのかと聞きたいらしい。
174 :葛葉 [sage saga]:2012/11/24(土) 17:34:52.80 ID:ihzBjTVNo
>>167
「……ふん、飴は貰っておいてやるのじゃ」

飴を受け取り、口に含んで転がす。

>>169
「むむぅ、気難しいタイプの娘かの?
 ほれほれ、飴じゃぞー」

持っていた巾着から、龍角散のど飴を取り出してナナシに差し出す。
なんというか、構えない雰囲気であり、ナナシの理解は正しかったことが証明されている。

/ただいまもどりましたー
175 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/24(土) 17:38:57.06 ID:CZY6tJDv0
>>174
「感謝」
と言うと、無警戒に舐める。
この存在が簡単に操られるとは思えなかった。
不意打ちは得意かもしれないが近くにはアランが居るし、大丈夫だろうと舐めておく。
「美味」
176 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 17:51:00.60 ID:hhcegoVio
>>173
「対策?」

はて、とやや考え込んで、昨日の突入と結論づける以外に繋がらないなと判じて、

「火器を威力重視にしようと思う」

>>174
「どうも、そりゃありがたい」

快活に笑って、道順のメモを渡す
177 :葛葉 [sage saga]:2012/11/24(土) 17:53:34.01 ID:ihzBjTVNo
>>175
「この薬っぽい味が癖になるからの」

うんうん、と納得しつつ、本人(人?)はアランからもらった飴を舐める。
まったくもって人畜無害集しかしない、というか人懐っこい。

>>176
「ん。私は素直な子は好きじゃぞ?」

にかり、といい笑顔を浮かべて、メモを受け取った葛葉。
そして、お駄賃に、と商店街の振興券500円分を渡すと歩き去って行く事だろう。
178 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 17:56:01.57 ID:hhcegoVio
>>177
「そうかね?」

振興券にしるされた商店街の名前を見つめ、いつかいこうかな、と決めて

「また迷子にならんようにな」
179 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/24(土) 17:57:50.94 ID:CZY6tJDv0
>>176
「納得」
次の突入では、恐らく強大な難敵と戦闘することになるだろうと思う。
針が通用するかどうかも分からない。
自分は軽装をやめて装備を増やすか、それとも機動力で撹乱するか―――?
ナナシの好みは後者だった。
「投擲、足止め、する」
180 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 17:59:43.08 ID:hhcegoVio
>>179
「次も期待してるぜ?」

アランは身体強化と重武装の組み合わせでバランスを取るタイプである。次は爆発物を携行しようと決めつつ、

「お互い全力でな」
181 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/24(土) 18:00:09.43 ID:CZY6tJDv0
>>177
「同感」
薬のような味には慣れていた。
舐めながら、この人物は怒ったら怖そうだとぼんやり思った。
182 :葛葉 [sage saga]:2012/11/24(土) 18:00:35.31 ID:ihzBjTVNo
/なんか帰っちゃった!
/ジャンクでもう一回突入するかなあ
183 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 18:02:36.32 ID:hhcegoVio
>>182
/アランのものぐさがww
/申し訳ないです
184 :葛葉 [sage saga]:2012/11/24(土) 18:02:42.54 ID:ihzBjTVNo
/おなかへったからやっぱり落ちるお、乙でしたー
185 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 18:03:58.52 ID:hhcegoVio
>>184
/おつさまー
186 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/24(土) 18:05:16.45 ID:CZY6tJDv0
>>180
「こちらも」

頷く意図は正しく伝わったようだ。
アランが爆発物を大量に携帯してくれるのは、ナナシとしては好ましい。
と言うより、そのことだけを伝えに来たようなものだ。
しかし次の突入でアランがあまりにも愚かな判断をしたなら、ナナシは容赦なく見捨てることだろう。

「手加減、選択肢、皆無」
187 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/24(土) 18:05:51.35 ID:CZY6tJDv0
>>184
/お疲れさまー。
188 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 18:09:14.47 ID:hhcegoVio
>>186
「あの肉塊とまたやりあうのはご勘弁願いたいよ」

ナナシの心中を知りえないアランは、またあのグロテスクなブツに出会わなければいいが、とぼやきつつ、屋内戦に向いた装備を思案する
189 :カイル@新米兵士 :2012/11/24(土) 18:13:48.11 ID:3z0YHRMp0


「ぜーぜー……。」

ウルフカットの白髪、童顔の青年。
その目の下には、くまができてしまっている。
身に纏う迷彩服はぼろぼろ、背の重厚長大な機械剣だけはなんともない
両手には札束百万円相当。


「夜通し鬼ごっこ――
ついに百万を取り返したが
使う前に倒れてしまいそうです……。」

ふらふら、と歩くその姿は弱りきっている。
倒れてしまえば身ぐるみはがされるのは承知の上
札束を懐にしまいこんで、一休みと壁によりかかった
190 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/24(土) 18:15:50.22 ID:CZY6tJDv0
>>188
「もっと、強大?」

奥にはもっと危険な存在が居るだろうと何となく思う。
そして次に自分が携帯する4つの手榴弾の種類を考える。
ナナシは何だかんだで、アランのことを信用していた。
191 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 18:18:46.09 ID:hhcegoVio
>>190
「強いのもいるかもしれない」

対物火器が持ち込める狭さなら苦労しなかったがなぁとため息をつき、せめて爆薬と散弾銃は持ち込もうと決める
192 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 18:21:55.90 ID:hhcegoVio
>>189
/こんばんはー
193 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/24(土) 18:26:29.48 ID:CZY6tJDv0
>>191
「同意」
そして用事は済んだとどこかに消えようとするが……思い直す。

「弟子、会うと、頼む、いい?」
アランがサクヤに会えば、自分の弟子を頼んでみようかと思った。
サクヤの為になるかと思う。この格好も布石ではあるが。

「弟子、気難しい、有能、いい子………未熟」
ここでナナシのサクヤへの愛情が炸裂する!
194 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 18:31:17.44 ID:hhcegoVio
>>193
「ん? 弟子?」

会えということだろうか。新しい煙草を取り出して咥え、マッチを弄る

「ほうほう、有能でいい子、ほう?」

無表情なナナシの顔が、やや感情を宿しているように見えた
195 :カイル@新米兵士 :2012/11/24(土) 18:31:24.60 ID:3z0YHRMp0
>>192
/こんばんはー
196 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 18:32:54.06 ID:hhcegoVio
>>195
/人が増えるのは20時前後するんでゆっくりして行ってね!【饅頭をかじる
197 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/24(土) 18:37:09.42 ID:CZY6tJDv0
>>194
「悪人、いい子、不幸」
弟子を自慢して、少し満足したらしい。
「私、アラン、悪人、いい人?」
自分を指差し、次にアランを指差す。何を言いたいのだろうか。
「あまり、違い、ない、相似」

「サクヤ」
198 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/24(土) 18:37:33.74 ID:CZY6tJDv0
>>195
/ばんわー。
199 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 18:40:47.05 ID:hhcegoVio
>>197
「そのお弟子さんは不幸で……チョイ悪?」

ぶつ切りの単語群に頭を悩ませ、うぬぬっ、と唸ったあと、

「俺らは相似であり、悪人善人は……ん〜要領を得んな」

まあどうせ肩を並べた仲である、それほど気にした様子もなく、

「それが弟子の名前か?」
200 :カイル@新米兵士 :2012/11/24(土) 18:42:47.77 ID:3z0YHRMp0
>>196
/あいー

>>198
/こんざんはー
201 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/24(土) 18:46:23.30 ID:CZY6tJDv0
>>199
「そう」
はっきりと答える。
「大事、頼む」
胴体から足まで自分の服を手で叩いていく。ここでピンと来たら、接触しやすいかもしれない。

202 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 18:47:48.80 ID:hhcegoVio
>>201
「ふむ」

足を叩く動作を見て、必要性のなさそうなソレに眉を釣り上げると、

「足でも悪いのか?」
203 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/24(土) 18:51:42.94 ID:CZY6tJDv0
>>202
「………自分、同じ、格好」
自分が悪いことは分かる。
「問題、ない」
204 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 18:53:20.77 ID:hhcegoVio
>>203
「そうか」

同じ服装、どこかで見た気がしないでもない。果てどこだったかと思案しつつ、

「まあ、見かけたら声をかけるさ」
205 :??? 機械召喚 乗機:F/A-18E"Super Hornet" [saga]:2012/11/24(土) 18:56:58.70 ID:HtziaK/wo
―厚木基地―

眼鏡を掛け、東洋風の顔立ちをした軍服の青年。
軍服には「AMSAF」の文字の入ったワッペンと階級章が縫いつけてある。


首にかけてあったネームカードを外して窓口に預け、入り口から出てくる

「久々の休日ですか…」

ぼそっと独り言を言い、駐車場へ歩いてゆく
206 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> :2012/11/24(土) 18:57:03.82 ID:CZY6tJDv0
>>204
「………感謝、ありがと」
そして一言。
「又、私達、会う、よろしく」
一礼すると、ナナシは去って行った。

/お疲れ様です。台詞がわかりづらくて申し訳ない……ご飯行ってきます。
207 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 18:59:32.59 ID:hhcegoVio
>>206
「いや、いいのさ。またな」

その姿を見送り、アランも立ち上がる

/いえいえー乙さまー
208 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×2 :2012/11/24(土) 19:20:41.67 ID:M0sdNYn/o
秋もそろそろ終わりに近づき、しかも夜である。寒い。
そんな中、女は街中を歩いていた。

デニムのホットパンツに黒いへそ出しのチューブトップ。それにパーカーを羽織っただけ。
なんとも寒そうだが、本人は気にしている素振りはない。

「……あー……暗くなっちゃったなー……」

途端、足元からキャンキャンと鳴き声がする。女は歩みを止めていたことに気が付き、また脚を動かし始めた。
しかし、その鳴き声が異常に多い。……何せ20匹以上もリードで繋がれているのだから、当然なのだが。

女は、こんなことなら妹の言うことを素直に聞いて昼か夕方に行くべきだったなと思い、反省しながら歩を進めた。


現在の状況を簡単に説明する。

いかにも寒そうな軽装の女が、20匹以上の犬をリードに繋ぎ、散歩している。
209 :??? 機械召喚 愛車:青いムーヴカスタム [saga]:2012/11/24(土) 19:31:49.25 ID:HtziaK/wo
駐車場から1台の青いムーヴカスタムが出てくる。
そしていつの間にか男も軍服から私服になっている。

駐車場を後にした車は近くのインターから東名高速に乗り、東京方面に向かってゆく


―数十分後―

インターから降り、ビル街を走る

「あ、昼ごはんまだですね…あ、あそこで済ましときますか…」
ファミレスを見つけ、その中へと吸い込まれるように入ってゆく。
210 :??? 機械召喚 愛車:白いプリウス [saga]:2012/11/24(土) 19:46:34.90 ID:HtziaK/wo
//訂正、青いムーヴカスタム→白いプリウス
211 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 19:59:41.77 ID:H04BySiIO
〜ICODオフィス〜
「今日は殺人19件ねぇ」

個人オフィスへ引きこもり、煙草を咥えるおとこがひとり。どうやら書類の相手に忙しいらしい
212 :黒髪ツインテールの女子大生/二条薔子 :2012/11/24(土) 20:07:38.67 ID:X5DrlHmEo
>>211
こんこん、と喧騒のオフィスに響くノック音。
やや間を置いた後、良く通る声がドア越しに聞こえてくる。

「お呼びでしょうか、大尉」

セキュリティロックがかかった部屋の為、簡単に入ることができない彼の個人オフィスに薔子は呼び出されていた。
213 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 20:10:46.32 ID:H04BySiIO
>>212
「ああ、呼んだよ」

デスクの端をタップすると、セキュリティ認証がなされてロックが解除される。

「入ってくれ」
214 :カイル@兵士 :2012/11/24(土) 20:12:40.88 ID:3z0YHRMp0


「そーいや、僕、どこの部隊に配属されるんだろう?
というより、あの人は一体何者??

藁にもすがる思いでお金を頂いてしまったけど……」

本当に僕は兵士になれたんだろうか、」

一人しゃがんで壁に寄りかかって思案にふける

215 :レル/パーカー姿の褐色盲目女 神官ボクサー [sage]:2012/11/24(土) 20:14:35.37 ID:GqdxQciwo
住宅街、交差点の片隅に立ち尽くす、少女の姿があった。
目が見えていないらしく、その瞼は閉じられたまま。行きかう車の音に反応して、顔を左右に動かしていた。

というのも横断路や信号機が整備されておらず、その割には交通量が多いのだ。
盲人が渡るには、些か不親切すぎた。


「……どうしましょうか」

戸惑いの表情を浮かべながら、誰に言うでもなくごちる。
彫りの深い顔立ちは、日本人のそれとは明らかに違っていた。浅黒い肌と黒髪から、ラテン系であると察せるだろう。

それと、パーカーの背面には何故か閻魔大王≠ネるプリントが、筆書き風のフォントで施されている。
……いわゆる、勘違い外人という奴だろうか。
216 :黒髪ツインテールの女子大生/二条薔子 :2012/11/24(土) 20:15:01.66 ID:X5DrlHmEo
>>213
「失礼します」

ドアを開けて室内に入室する。
入る前に、折り目正しく一礼するのは忘れなかった。

「どうしたんですか?」

グレーのパンツスーツ姿で薔子はアランの前に現れた。
どうして呼び出されたのか分からずに、首を傾げて不思議そうにしている。
217 :神谷宗一? :2012/11/24(土) 20:15:31.31 ID:1+uLmaJE0
「・・・・・・・」

黒い気を持つ者

ここに存在す
218 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 20:18:20.39 ID:H04BySiIO
>>216
「あまり硬くなりなさんな」

書類が積まれたデスクに頬杖をついて薔子にソファを勧め、デスク脇のコーヒーサーバーでコーヒーを淹れる

「頼んでおいた書類棚は?」
219 :黒髪ツインテールの女子大生/二条薔子 :2012/11/24(土) 20:23:54.65 ID:X5DrlHmEo
>>218
硬くなるなと言われてもここは上官の個人オフィス、柔らかくなるのが無理というもので。
勧められるままソファに腰かけると次いだ質問に嘆息し。

「なんなんですか、あの量……少しずつですが整理は終わらせていっています」

少しずつではあるが確実に量を減らしていっている書類棚の書類たちを思えば睫毛を伏せ、もう一度嘆息し。

「あんなに事件が起こっているのが、現代日本なんですね」
220 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 20:26:00.56 ID:H04BySiIO
>>219
「驚いた?」

あれでも立った1年半分だから、と付け足して、コーヒーを薔子に差し出し、自分のコーヒーにはミルクをいれる

「ま、平穏ではないな」
221 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×2 :2012/11/24(土) 20:27:39.76 ID:M0sdNYn/o
>>215
さて、散歩も終盤……そう思いながら住宅街へとやってきた女は、そこで人影を発見した。
何故かパーカーに「閻魔大王」と書いてあるが、そこは――気にはなるが――気にするところではなく。

信号機も横断歩道もないこの道路、立ち尽くす少女。何か有ったに違いない。
そう直感した女は、リードにつながれた20匹もの犬を引き連れて少女のそばまでやってくると

「―――どうしたのー?」

と、顔を覗き込みながら軽く声を掛けた。足元から、ワンワンキャンキャンと犬の鳴き声が10通り以上は聞こえるだろう。
222 :黒髪ツインテールの女子大生/二条薔子 :2012/11/24(土) 20:31:03.87 ID:X5DrlHmEo
>>220
「驚きました……。あ、ありがとうございます」

ブラックのコーヒーを受け取り、口を付ける。
コーヒー独特の香りが鼻腔を擽り、熱いそれを一口飲み込む。

「平穏ではない…ですか、全くその通りですね」
「平穏になる日は…まだまだ遠そうです」
223 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 20:35:48.76 ID:H04BySiIO
>>222
「うち殺人は3割、強姦事件は1割。まあ強姦は表に出にくいから実施倍だな」

やりきれんさ、と吐き捨ててコーヒーに口をつけて、チビチビとすすり、

「あるいは永遠にこのままか」
224 :レル/パーカー姿の褐色盲目女 神官ボクサー [sage]:2012/11/24(土) 20:41:40.13 ID:GqdxQciwo
>>221

「あ、その」
「…目が、見えないもので」「これだけ車が多いと……少し、怖いです」

声に反応して、顔がそちらを向く。眼は閉じられているけれど、正確に相手の居場所を捉えていた。
少しどもってから、困り果てた様子で件の交差点をもう一度見遣ってみせる。

「……すごいですね、犬。それにしても」「全部、あなたの?」

たとえ盲目でも、これだけの数が居れば気付きもするだろう。
少女の足にじゃれる何匹かを見下ろしながら、うっすらと、口角を緩めた。
225 :黒髪ツインテールの女子大生/二条薔子 :2012/11/24(土) 20:42:46.14 ID:X5DrlHmEo
>>223
強姦、の言葉に表情を曇らせる。
たしか、強姦は親告罪だったか、身近な人からの犯行であることが多いと聞くそれに思いを馳せれば知らず、コーヒーカップに視線をおとす。

「そんな、平穏にするためにICODは、AMSは動いているんじゃないんですか……」

矛盾している、そう思いながらも言葉を綴らずにはいられない。
226 :格狙闘撃【ICOD】 格狙式呼吸法 [sage saga]:2012/11/24(土) 20:44:24.80 ID:11CkCBir0
>>223 >>225
そんなシリアスな話をしている中、アランは見知った同僚、そして二条は知らない男の声が響いてくる

「どういうことだ!!!、なんだよこの給料は!!!、24万は少なすぎだろ!!!」

と、いう不満を飛ばす同僚の声、しばらく何かを話しこんでいる今度は

「ちくしょうめぇ!!!、絶対今月は大仕事やって次の給料いっぱいもらうからな!!」

ドガッ!、と壁が蹴る音が響くとアランの部屋の扉がバキッ、と蹴って開かれる

そしてアランの眼前に来ると

「頼むぅ!、78万貸してくれぇ!、ちゃんと今回は返すから!!」

土下座して言う
227 :黒髪ツインテールの女子大生/二条薔子 :2012/11/24(土) 20:50:20.23 ID:X5DrlHmEo
>>226
何やら外が騒がしい気がする…いや、騒がしいのはいつもの事なのだが…
そう思っているとバン、と大きな音がしてオフィスの扉が蹴り開かれる。
驚きに目を真ん丸にした薔子の目の前で土下座する男。

「今回はって……前回踏み倒したんですか……?」

思わず突っ込みを入れてしまった。
先輩に向かって。
228 :カイル@兵士 :2012/11/24(土) 20:51:00.39 ID:3z0YHRMp0




「この日本という国はすごいですね。
あれほどの大戦後でも、容易にここまで復旧している

それこそ裏方の事情があるのでしょうが、
小さい島国のはずなのに、秘められたポテンシャルは驚異ですね。」

そう思いません? だなんて道行く人に話しかけて。
はてな顔で逃げられてしまう。

当然だ、薄汚れた軍服の青年。背には機械剣。
薄気味悪いにもほどがあった
229 :神谷宗一? :2012/11/24(土) 20:52:07.19 ID:1+uLmaJE0
「・・・・・」
さて、この人間と戦う人物はいますかね?
230 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 20:52:58.16 ID:H04BySiIO
>>225
「女子供の被害は全体の半数近い」

あからさまな嫌悪を顔に浮かべ、吐き捨てるようにいう。部内では、アランのフェミニストっぷりは有名だ

「善人が善行を積むように、悪人はその生業をやめない。需要と供給は……」

そこまでいいかけて飛び込んできたのは同僚の格狙(>>226)で、アランは平喘とした顔で土下座した同僚を踏む

「こういうのもいるし、平和は遠い!
231 :格狙闘撃【ICOD】 格狙式呼吸法 [sage saga]:2012/11/24(土) 20:56:00.12 ID:11CkCBir0
>>227 >>230
「ブギャッ!」

と、頭を踏まれて悲鳴を上げる

「てんめぇっ!!、なにしやがるっ!!」

と、起き上がって言う、どの口が言ってんだ

「ん?」

二条の声を聞き返答する

「そうだぜ、ってアラン、このガキなんだ?」
232 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×2 :2012/11/24(土) 20:56:58.43 ID:M0sdNYn/o
>>224
「ふむふむ、なるほどねー……」

覗き込んだ顔は、日本人よりちょっと掘りが濃いような。海の向こうに、確かこういう顔の人たちがいたような。
少女の言葉は、目を閉じていることから本当なのだろう。納得したように、声を出した。

「確かに、車多いねー……おばあちゃんとかおじいちゃんも、渡り難そうだ」

同意してから、女もまた道路を見た。どうも横断者に優しくない。声がちょっと不満げだ。
そして自分の手を見ると、片手こそ塞がっているがもう一方は空だ。やることは一つだろう。

……そう思っていたら、少女の言葉に思考を中断。
何匹か少女の足にじゃれ付き、何匹かは自分の足に、そして他はリードの届く範囲で思い思いの行動をとっている。

「あー、これは私のペットショップの子達だよー。散歩するの忘れちゃってさー、こんな夜にするハメになっちゃってー」

……元々は自分の昼寝の所為だが、全く反省していない。
233 :黒髪ツインテールの女子大生/二条薔子 :2012/11/24(土) 21:00:56.96 ID:X5DrlHmEo
>>230,>>231
ぎゅむ、と何でもない様にアランの靴底が飛び込んできた男を踏む。
薔子の眼は驚きに見開かれたまま、口も半開きだ。

振り返った男、その男にガキと名指しされては気分はいいものではなく。
むっとした顔で眉根を寄せると不機嫌まんまの表情で口を開く。

「失礼な、私には二条薔子という名前があります!」

そう言うとソファに座ったまま、憮然とした顔でコーヒーをすする。
234 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 21:03:37.54 ID:H04BySiIO
>>231>>233
「二条薔子、俺の相棒」

抗議は無視して一言で紹介を終え、自分のチェアへ腰掛け直す。そして煙草を灰皿へ落として新しい煙草を取り出す

「金は貸さんぞ」

燐寸を擦って火を付ける


235 :三門陽 [sage saga]:2012/11/24(土) 21:05:08.65 ID:ihzBjTVNo
>>228
「ようよう、そこの兄ちゃんかっけーもん背負ってんじゃん♪」

機嫌のよさそうなチンピラが、青年に話しかけた。
背丈が高く、細身ながらも筋肉質な肉体を持つ、学生服の青年である。
金髪は荒くオールバックで纏められ、口元には気のいい笑顔を浮かべていた。

話しかけた理由としては、なんか面白そうだったから、以上のことは無かった。
236 :格狙闘撃【ICOD】 格狙式呼吸法 [sage saga]:2012/11/24(土) 21:10:30.30 ID:11CkCBir0
>>233 >>234
「相棒〜?、何時もワンマンなお前が?」

二条の顔をまじまじとみる

「わけぇなぁ…、まぁそっちが名乗ったんだ、俺は格狙闘撃(かくそ とうげき)だ、一緒に行動する時もあるかもしれないからよろしく」

と、無表情で言う

「ガキ呼ばわりしてすまんな、そしてアラン、金を貸さないならこれだ!」

と、懐から200万くらいだし、二条に向けて言う

「借金しても踏み倒しはしないよ、ほらよアラン、5か月前の奴」

と、アランに渡す
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/24(土) 21:15:17.49 ID:3z0YHRMp0
>>235


「……うん?
そうかな、ただの機械剣だけど。

――――話しかけてくれたのも何かの縁だし
これで食べ物買ってきてくれない?」


なんの縁かもわからない、話しかけてきたヤンキー風な青年を
強引な理屈で、一万円札渡してぱしろうと試みた。

お願い、だなんて目の下くま作りながら手合わせて
238 :レル/パーカー姿の褐色盲目女 神官ボクサー [sage]:2012/11/24(土) 21:15:38.18 ID:GqdxQciwo
>>232

「?……ああ、この国じゃ、あまり見ない顔立ちかもしれませんね」
「ギリシャなんです、私の故郷」「名前はレル・パサニウス、」

女のどこか勘ぐるようなイントネーションに首を傾げ、頭にハテナマークを浮かべてみせる。
それから、合点がいったとばかりに、適当な自己紹介をするのだった。

「ペットショップ…とは……一体?」
「田舎から出てきたばかりでして」「…すみません」

ギリシャにだって、ペットショップはあるだろうに。あるいは、余程のド田舎なのか。
ぺこりと頭を垂れてから地面へ屈み込み、適当な犬の頭を撫でてやった。


遅れてすみません!次もちょっと遅れちゃうかもです
239 :黒髪ツインテールの女子大生/二条薔子 :2012/11/24(土) 21:18:34.27 ID:X5DrlHmEo
>>234,>>236
“相棒”という単語にピクリと肩を跳ねさせる。
そんな風に思ってもらえるんだと思ったらこれからの捜査にも書類整理にも力が入るというものだ。
たとえ、今の質問に対する軽口だったとしても。
そう思いながらコーヒーを静かにすする。
すすりながら格狙の視線に視線を返す。
よろしくと言われれば悪い気はしない、無表情なのが気になるが……
こちらも一礼を返すと、家々と首を振って苦笑する。
と、懐から取り出された二百万円に危うくコーヒーを吹きかけた。
けほけほと苦しそうに噎せると、

「な、何につかったんですか、そんな大金!」

やはり同じように突っ込みを入れてしまった。
240 :三門陽 [sage saga]:2012/11/24(土) 21:19:42.69 ID:ihzBjTVNo
>>237
「いっやあ、それで喧嘩すっと流石に半殺しじゃ済まなさそうだよなあ。
 ちなみに俺の相棒は、通販で2つセット5000円のメリケンだぜ?」

ポケットに突っ込んでいた手を引き抜けば、拳には銀色に輝く武器が見える。
拳に握りこむことで打撃の威力を飛躍的に上昇させる事ができる、護身用の武器だ。
手のひらを痛めないように、低反発素材を貼り付けてあったり、手入れの痕が良く分かる。

「……出会ってそうそう人パシろうなんていい度胸してんのな、兄ちゃん。
 ま、いいや。好きな食いもんとか有る? あと、俺の分も次いでに買っちゃっていい? 兄ちゃんの金でさ」

一瞬視線を強めるも、ここでチンピラ予想外に快諾。
手間賃として、自分の分のご飯も買っていいかを問いかけた。
241 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 21:25:32.34 ID:H04BySiIO
>>236>>239
「狼も群れることはある」

野犬、孤狼。そう呼ばれることもあるアランは、確かにワンマンの場合が多い。

「お、殊勝だな」

いいことだ、と返して札束を受けとって勘定し、そこから78万を返す。貸してやる、ということだろう。

「この男は浪費家だよ、薔子」
242 :格狙闘撃【ICOD】 格狙式呼吸法 [sage saga]:2012/11/24(土) 21:28:22.13 ID:11CkCBir0
>>239 >>240
「借金返済」

と、良い笑顔をしながら言う

「アランは生きている限り期限はあるからねぇ、ある意味借金するよりこっちの方が…、あ!、アランから金を借りればいいのか!」

と、言う

「お、サンキュ、来月には返せると思うから〜」
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/24(土) 21:33:04.29 ID:3z0YHRMp0
>>240


「喧嘩には使わないけどねー、もったいないし
――通販で買ったんだ。」


この重厚長大な機械剣。充電式だったりする。
喧嘩に使ってしまってはもったいない、そう口にした。
通販というツールが復旧しているのに感心した様子を見せる。

「うん、いいよ。おつりでなんでも好きなもん買っていいからさ。
ついでに宿とかも探してきてほしいな。
さらに甘えちゃうとおぶってそこまでつれてってほしい」

完全におんぶにだっこ
244 :黒髪ツインテールの女子大生/二条薔子 :2012/11/24(土) 21:33:09.46 ID:X5DrlHmEo
>>241
「私も狼なんですかね?」

首を捻る薔子、ICODに入る以上は狼にならねばならぬのだろうか。
目の前でやり取りされる大金に目がちかちかしてきた。

「そうみたいですね」

半眼になって格狙を見ると納得したように頷く。

「ICODのイメージが……」

瓦解していく、そう言う様に薔子はよよよ、とソファに崩れ落ちる。
245 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×2 :2012/11/24(土) 21:34:21.38 ID:M0sdNYn/o
>>238
「なるほど、ギリシャねー。いや、ちょっと日本人とは違うかなーと思ってさー。
 それにしても日本語上手だねー……あー、私は夜鳥(ヤドリ)。よろしくー」

ふむ、褐色の肌から南アメリカだと思ったが、移民なのかなと思う。外国人なのは分かっていたのだけど。
少女の首傾げをちょっと可愛いと思いつつ、その自己紹介にあわせて、此方も適当に名前だけの自己紹介をする。

「……んー?、あー、良いんだよー?(ペットショップが無い地域なのかなー……)
 そうだねー、動物とかをお店で買って、自分の家族の一員として家で飼育してあげるんだー。
 可愛がってあげると、動物達も喜んでもらえるよー」

ペットショップが無いとなると、かなり限られてくるのではないか。そう少し、疑問を抱いた。
撫でられた犬は嬉しそうにクーンと鳴いて、嬉しそうだ。

「――あー、じゃあそろそろ渡るー?」
246 :三門陽 [sage saga]:2012/11/24(土) 21:35:52.11 ID:ihzBjTVNo
>>243
「……うっわ、面の皮が鉄板より厚いなアンタ」

兄ちゃんから、アンタに呼称がランクダウン。
はぁ、と溜息をつきながら、一万円を懐にしまい込む。

「面倒だから、ウチ来るか?
 婆ちゃんとか住んでるけど、部屋余ってるし、飯も出てくるし。
 この一万円は宿代とメシ代と迷惑料って感じでよ」

なんだかんだで凄く面倒見が良い男である。
相手が構わないと答えれば、少年は相手を背負おうとするだろう。
247 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 21:37:39.49 ID:H04BySiIO
>>242>>244
「利子は高くしておく」

帳簿らしきメモに貸し出し金額と日付けを記して、そう一言

「狼になる必要はないさ」

薔子には肩を竦めてみせ、格狙には「
期待しないでおく」と飽きれつつ、崩れ落ちる薔子に

「どんなイメージさ」
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/24(土) 21:41:11.61 ID:3z0YHRMp0
>>246


「いや、そこまで迷惑はかけられないよ。
とにかく今は宿で一晩休みたいんだ」

ランクダウン。そこまで良く思われるような人物ではない。
それを自覚しているため、とくになにも感じなかった。

「明日から本格的に住まい探しを始めるんだ。
宿までつれてっつくれたらもう一万あげるからさ」

へらへら笑ってお願い、と
249 :三門陽 [sage saga]:2012/11/24(土) 21:45:10.79 ID:ihzBjTVNo
>>248
「……はぁ、まあ対して迷惑でもねえけどよ。
 ちょっと待ってな」

それだけ言うと、青年は万札を持って近くのスーパーに入っていく。
十分もすれば戻って来て、その手には袋が下がっていた。
幾つかの菓子パンや、惣菜類、そして炭酸ではない清涼飲料水が有る。

「さて、と。
 ちょいと背負うから、こっちに体重預けな」

袋を一旦足元に置き、背中を相手のほうに向けた。
どうやら、本気でおぶっていくつもりである。
250 :格狙闘撃【ICOD】 格狙式呼吸法 [sage saga]:2012/11/24(土) 21:47:33.88 ID:11CkCBir0
>>244 >>247
「ちくしょうめぇ!]

と、叫ぶ

「何だお前ら、なんだそのあきれたような眼は!!」

実際あきられしかないのだから仕方ない
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/24(土) 21:50:42.74 ID:3z0YHRMp0
>>249


「かたじけない――。」

顔つきは西洋風な青年だが古風に礼をのべて
背に機械剣負ったまま、相手の背へと体重を傾ける
機械剣のせいで体重が無駄に重くかんじるだろう
252 :黒髪ツインテールの女子大生/二条薔子 :2012/11/24(土) 21:51:26.87 ID:X5DrlHmEo
>>247
「なんかー、もっとー、きりっとぱきっとしてるイメージがあったんですー」

先の“連れ込み仮眠室”だってそうだ、内面は結構どろっというか、爛れているのだなと知った薔子はがっくりと肩を落とす。

「別に、平和を守る人が聖人君主だって思ってたわけじゃないですけどぉ……」

なんだかなぁ、と溜息を吐き、コーヒーを飲み干す。

「金銭の貸し借り、しかもこんな大金なんて見たことがありませんでしたし……」

浪費家にもほどがありますよ、とまっとうな事を言いながらもう一度、溜息をついた。
253 :レル/パーカー姿の褐色盲目女 神官ボクサー [sage]:2012/11/24(土) 21:52:51.21 ID:GqdxQciwo
>>245

「日本語?……勉強しましたから」「まだ、不十分ですけど」

相手の賞賛に頬を染めて、斜め下に俯いて、謙遜をひとつ。
確かに、ところどころ発音や、言葉の順序に違和感を感じさせるような気がしないでもない口調をしていた。
とはいえ、τだの、εだの、訳のわからない文字を列挙されるよりは、いくらかマシだろう。

「…家族、ですか」

自分が撫でていた犬を、ちょっとばかり感慨深いそうな…もとい、物欲しげな目で見つめた。


「?、はい……あ、えと、ありがとうございます」

それから、女の申し出に一瞬面くらいつつも、その好意に甘んじる事にした。
されるがまま、手を握られるなりして、彼女の後に続くはずだ。
254 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 21:55:05.44 ID:H04BySiIO
>>250>>252
「どこぞの総統閣下か貴様は」

やかましいと格狙にピシャリと一言たたきつけ、薔子に向き直ると

「ストレスのかかる部署だからな」

爛れもするさ、と続けた声は、銃撃戦の発生を知らせるアナウンスに阻まれる
255 :三門陽 [sage saga]:2012/11/24(土) 21:56:45.40 ID:ihzBjTVNo
>>251
「なぁに、なんか面倒事抱えてんだろ?
 困ったときはお互い様だしよ、後でもう一万くれりゃそれでいいよ」

そう言うと、相手を背負いあげて、一歩を踏み出した。
直後、だ。

男を背負った青年は、そのまま空中に浮かび上がり、飛翔した。
速度は異様に早く、車を追い抜く程度には高い速度を持っている。
数分もすれば、路地裏の安いホテルの前にたどり着いていたことだろう。

「……っとと、ま、こんな感じ?
 結構安く泊まれるし変な詮索もされねぇからオススメだぜ?」

そう言うと、相手を背負ったままホテルのフロントまで入っていく。
フロントに座っていたのは、もう80に迫ろうかと言う老人だ。
老人は分厚い眼鏡越しに、青年を睥睨して、溜息。

「なんじゃ、陽ちゃん、まぁた面倒なお客さんかい?
 ……ま、細かいことぁ聞かないがね、素泊まり一泊二日4000円からだよ、泊まるのは後ろの兄ちゃんかい?」

「おう、そうそう、後ろの奴な。
 よろしく頼むわー」

床に青年を下ろし、ホテルを紹介した青年。
一応、報酬を貰えるだけの働きはしているだろう。
256 :格狙闘撃【ICOD】 格狙式呼吸法 [sage saga]:2012/11/24(土) 21:59:09.69 ID:11CkCBir0
>>252 >>254
「だったらヤマザキのところにでもいけば?」

と、二条に言う

「あっと、ヤマザキっちゅうのは…まぁお前のイメージにピッタリな奴だと思えばいい」

よ、頭をかきながら「アイツ苦手なんだよなぁ〜」と呟く

「っておい!、この警報って銃撃戦かよ!、テロかぁ?」

というと真っ先に部屋を出ていく
257 :カイル :2012/11/24(土) 22:04:21.23 ID:3z0YHRMp0
>>255


「まあ……」

現状、昨夜札束をぼったくられてから一晩中死ぬ気の鬼ごっこを体験し
心身ともに衰弱しきっている訳なのだが
その事情を話すのはあまりにも恥ずかしすぎた。

「ありがとうね。この恩は必ず。違う形で返すよ。」

青年に報酬を余分に支払ったあと、自身も親爺さんと話して部屋をとる
そのまま鍵を受け取り、再度礼をのべて部屋へいった――


/お疲れさまでした!
/助けてくれてありがとう
258 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×2 :2012/11/24(土) 22:04:54.70 ID:M0sdNYn/o
>>253
「いやー、流暢な……あー、綺麗なレベルだと思うよー」

所々片言な部分はあるが、女にはそこまで気にもならなかった。外国人とはあまり思えないレベルかもしれない。
……実をいうと、女の金髪も日本人には見えないのだが、少女には見えていないのでまぁ良いだろうと、そう思ったらしい。

「うんうんー、……あ、その感じはこの子を気になっちゃったかなー?
 確かに可愛いしねー」

少女のその視線を感じ取ると、一瞬「10万8000円だよー」などと口走ってしまいかけたが、ぐっと堪えた。
……さすがに、純粋そうな少女にそんな現実的な金額を言うのは気が引けたらしい。


「よーし、じゃあ渡っちゃうよー。しっかり握ってねー」

そのまま手を握り、頃合いを見計らってゆっくり渡る。やがて渡りきると、ぱっと手を離した。
さて、渡りきったのは良いけどこの少女は何処に行くのだろう。とりあえずは、もうこんな危険なところは無いと思うけど。

「さてさてー? 渡りきったけどこれからどうするのー? 近いところなら、案内できると思うけどー……」
259 :黒髪ツインテールの女子大生/二条薔子 :2012/11/24(土) 22:05:51.38 ID:X5DrlHmEo
>>254,>>256
「ヤマザキさん?」

知らない名前に首を傾げる。
が、どうやら格狙の良い方からするときりっとぱきっとした聖人君主らしい、彼は苦手らしいが。
いつか会えるだろうか、会ってみたいな、なんて考えつつ飲み終わったコーヒーをテーブルの上に置いた。

「ストレス……」

確かに書類整理と、身の擦り切れる様な捜査の連続だと聞いている。
現に今時分も書類整理の山に追われているのだが、アランの。
アランの言を繰り返した薔子の耳にも銃撃戦発生のアナウンスが届く。
真っ先に部屋を飛び出した格狙の行動力に目を見張りつつ、自身も立ち上がる。

「私たちも出動ですか?」
260 :三門陽 [sage saga]:2012/11/24(土) 22:07:37.17 ID:ihzBjTVNo
>>257
/お疲れ様でしたー
261 :コード・レイカー 機械召喚 愛車:白いプリウス [saga]:2012/11/24(土) 22:07:42.17 ID:HtziaK/wo
ファミレスから出てくると、彼の視界にPASFの看板が入ってくる。
その時、男は厚木で本部に言われた配達業務を思い出した。
「あ、歳末キャンペーンの企画書届けなきゃ…」

プリウスに乗り込むと発進し、偶然向かいにあったPASF本部ビルへと向かう。
262 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 22:08:04.22 ID:H04BySiIO
>>256>>259
「慌ただしいやつだ」

飛び出した格狙を見やり、拳銃をホルスターへ押し込むと、薔子に向き直って、

「到着する頃には奴ら逃げてるさ」

まあ行くんだが、とオフィスのドアを開ける。慌ただしく行き交う職員の間を抜け、駐車場へ
263 :格狙闘撃【ICOD】 格狙式呼吸法 [sage saga]:2012/11/24(土) 22:10:44.06 ID:11CkCBir0
>>259 >>262
「遅いぞアラン、新人!」

と、既に駐車場のジープに格狙が乗り込んでおり、そこに手招きする

※イメージ
http://www.google.co.jp/imgres?imgurl=http://img.carsensorlab.net/CSphoto/catalog/MI/S036/MI_S036_F001_M002_1_L.jpg&imgrefurl=http://www.carsensorlab.net/souba/mitsubishi/jeep/&h=480&w=640&sz=41&tbnid=lv_72onplgJzzM:&tbnh=92&tbnw=122&prev=/search%3Fq%3D%25E3%2582%25B8%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2597%25E3%2580%2580%25E7%2594%25BB%25E5%2583%258F%26tbm%3Disch%26tbo%3Du&zoom=1&q=%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%97%E3%80%80%E7%94%BB%E5%83%8F&usg=__0XTTLk8hgfA4YiSqVvrsN5gAk3Y=&docid=jDMbmHlpKuPFIM&hl=ja&sa=X&ei=EsewUJTgGNGVmQX7iYCoDw&ved=0CC8Q9QEwAA&dur=137
264 :コード・レイカー 機械召喚 愛車:白いプリウス [saga]:2012/11/24(土) 22:15:08.72 ID:HtziaK/wo
受付を済まし、駐車場の中へ

>>262
ジープに慌ただしく乗り込む男女を見て
「えらい物騒なところですねぇ…ここほんとに東京ですか…?」
そんな独り言をいい、客員スペースに駐車する
265 :黒髪ツインテールの女子大生/二条薔子 :2012/11/24(土) 22:15:53.65 ID:X5DrlHmEo
>>262
「承知しました」

自分もショルダーホルスターの中の銃を確認する。
折り目正しく一礼すると、アランの後を追ってオフィスから出て行く。

「す、すみません」

なんだか謝ってしまった。
実際ゆっくりしていたわけではなく、格狙の行動が素早かっただけなのだが。
格狙の乗ったジープに乗ると、逸る気持ちを押さえるように、一つ深呼吸をする。
266 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 22:16:26.30 ID:H04BySiIO
>>263>>265
「慌てるなって、もういまごろ向こうはカタつけて逃げ出してるさ」

落ち着き払った動作で助手席に乗り込み、煙草を灰皿へ押し込むと、シートベルトをかける

「薔子、グロいの覚悟しとけ」
267 :格狙闘撃【ICOD】 格狙式呼吸法 [sage saga]:2012/11/24(土) 22:19:41.88 ID:11CkCBir0
>>265 >>266
「そらそうだが遅れて給料減るのは我慢ならん!」

と、笑って言うとジープのアクセルを踏む

〜道中〜
行動力はあるのに安全運転という状態、荒っぽい運転かと思ったら全然違う
アランはなれてるかもしれないが二条はどうだろう?、このギャップについて
そして格狙は二条に振りかえらずに前を見ながら言う

「これから見るのは日常茶飯時のヤツだ、早めに慣れておけ」
268 :レル/パーカー姿の褐色盲目女 神官ボクサー [sage]:2012/11/24(土) 22:21:25.00 ID:GqdxQciwo
>>258

手を取られているとはいえ、怖いものは怖い。
田舎育ちで車に慣れてもいないのだろう。車の騒音が耳を過る度に、びくびくと体を震わせていた。

実際は危なげなく横断に成功したのだけれど、精神的に、色々と来るものがあった様子。


「……皆、ちゃんと付いて来ていますよね?」

心配げな風に眉を寄せて、足元の犬達に気を配るような視線?を送った。
特にお気に入りのあの犬が気がかりのようで、それが居る方へ、ちらちらと見遣るような仕草をしてみせる。


「これから……えと、確か、よーきょー=Hという所で、お仕事が貰えると聞いたので」

顎に手を当ててから首を捻り、思い出すようにして言った。
傭兵斡旋協会の事…だろうか。少女自身も風の噂で存在を知ったらしく、自信はあまり無さそう。
269 :黒髪ツインテールの女子大生/二条薔子 :2012/11/24(土) 22:26:08.13 ID:X5DrlHmEo
>>266,>>267
後部座席に乗り込みシートベルトを掛ける。
先輩両者に“覚悟しておけ”と言われると、ビビってしまうというもので。
すでに顔色を失わせながらも返事をする。

「分かりました……」

意外や意外、安全運転の格狙に急いでいた原因はこれだったのかな、なんて思って。
急ぎの様に安全運転は似合わない、が、他人を乗せる以上は安心できる運転なのは間違いない。
車は現場へ急行する。
果たして“グロいの”がどれほどなのか、想像して薔子はすでに吐きそうになっていた。
270 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 22:27:15.07 ID:H04BySiIO
>>267>>269
「んなんでへるかたぁほ」

シートをリクライニングにして寛いで、ぼんやりしながら、

「死人は何人出るやら」

取り出したP16.40拳銃のスライドを引いて、怯えた様子の薔子を見やる

「無理住んなよ?」
271 :格狙闘撃【ICOD】 格狙式呼吸法 [sage saga]:2012/11/24(土) 22:29:35.08 ID:6+pUi0kW0
>>269 >>270
「まぁリラックスしていこうや!、リラックス!」

ガハハハ!、と気楽な声で笑って言う

「…、おっと、到着か…」

目的地とは少し離れたところに止める

「あんま近くて壊されるのもアレだ、ここからはあるこう」

と、降りて大型ナイフを取り出しながら言う
272 :大坂澪 (食事処みおつくし店主) [saga]:2012/11/24(土) 22:31:39.12 ID:3mmI7lB40
「ふう、そろそろ閉店の時間かなー…」

客もいなくなった店内。片づけをしなくては…
…と言っても、片付けるものが少ない。客が入らないのだ。
本当はもっと忙しいくらいが有り難いのだが…

「もうちょっとお客さんが入ってくれたらええんやけどなぁ…
やっぱり場所が悪いんやろか…」

現在の店は入り組んだ路地の奥の方だ。ただでさえ人が多くないのに、通行量も少ない。
この道を通り抜ける人は多くないだろう。

「…でも、場所を変えようにも金はないしなぁ…」

しかし、結局資金が少ないので場所を移そうにも移せない、八方ふさがりということだ。
273 :葛葉 [sage saga]:2012/11/24(土) 22:34:33.07 ID:ihzBjTVNo
>>272
唐突、店の開けた床に陣が浮かび、発光。
金色の光が止めば、そこに黄金の毛並みを持つ、金色の九尾が立っていた。
前にこの店に訪れた、葛葉と言う名の妖怪の女である。

「や、澪ちゃん。遊びに来たんじゃが、暇だったかの?」

にぱ、と笑顔を浮かべながら、こてん、と首を傾げる葛葉。
片手には手土産なのか、商店街の菓子屋で買ってきた饅頭の箱が有った。
274 :黒髪ツインテールの女子大生/二条薔子 :2012/11/24(土) 22:34:38.92 ID:X5DrlHmEo
>>270,>>271
「む、無理はしません…だ…大丈夫です」

とはいっても想像と現実は違うのだろう。それに自分が耐えられるかどうか……
こちらに寄越された青い視線にコクリと頷くと、姿勢を正してジープの椅子に身を埋める。
リラックス、と言われてもどうすればいいのやら、取りあえず到着までは精神を静めておこう、
そう思った薔子は静かに目を閉じた。

目的地に到着したジ−プが止まる。
ここからは歩き、そう言った格狙に頷くと、拳銃を取り出して車から降りる。
周囲を警戒しながら歩いていく。
275 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 22:36:43.73 ID:H04BySiIO
>>271>>274
「んにゃ、もう静かだぜ」

市民が逃げ出し、自宅に閉じこもったらしい街区は、真と静まり返っている。

「俺が前衛、君ら後衛な」

いうが早いか、拳銃を構えて歩き出す
276 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×2 :2012/11/24(土) 22:37:38.22 ID:M0sdNYn/o
>>268
「アハハ、大丈夫だよー。リード繋いでるからさー。
 あ、良かったら、抱いてみるー?」

その心配げな表情に見ると、すぐに明るく笑って肩をポンポンと叩く。
しかし本当に耳が良いんだなーと思ったのは、その犬が居るほうへ視線を向けていたからだ。

そんな少女の心配を取り除いてあげたいと思ったのか、その犬を抱えあげると少女の手に触れさせてあげようとする。
抱こうとする仕草を見せるならば、傍で支えながら抱かせてあげるだろう。


「……よーきょー? ……んー、……あ、傭兵斡旋協会! 確かにあそこならお仕事は貰えるけどー・・・。
 ……えっとー、目が見えないんだよねー?」

女も最近知ったのだが、そんなところがあるらしい。少女の言葉を肯定する。
知識が有るのも良いなと思いながら、「近くにあるけど、ついて行ってあげようか」と、そんな提案をした。
277 :格狙闘撃【ICOD】 格狙式呼吸法 [sage saga]:2012/11/24(土) 22:39:01.75 ID:6+pUi0kW0
>>274 >>275
「ならいいけどよ」

と、二条に言う

「ナイフの俺が後衛かよ!」

と、言いながらも歩く、さっきまでのダメ人間っぷりが嘘のような雰囲気を出している

「…、二条とかいったな、俺達の間にいろよ?」

と、そんな雰囲気を崩さないながらも笑って言う
278 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×2 :2012/11/24(土) 22:39:18.38 ID:M0sdNYn/o
>>276
/最後の一文を取り消します。
/そして最後に「しかし、目が見えないのが大きなハンディということは火を見るより明らかだ。女は困惑の色を隠せない。」を追加します
279 :大坂澪 (食事処みおつくし店主) [saga]:2012/11/24(土) 22:40:16.98 ID:3mmI7lB40
>>273
「なぁ!?」

突如見覚えのある人物(?)が現れる。…扉ではなく、床から直接。

「…入り口から入ってきてや…ちゃんと扉も用意してるんやから…
暇すぎるぐらいですわ…はぁ」

見ての通り、店内は閑散としている。
暇を持て余していることが多いのも頷けるだろう。
こんな現状に、ため息をつく。
280 :黒髪ツインテールの女子大生/二条薔子 :2012/11/24(土) 22:44:06.12 ID:X5DrlHmEo
>>275,>>277
「了解しました」

しんと静まり返った街区はいつもとは違う空気が流れているような気がして。
前衛、後衛とわけられては、コクリ、と頷いてその後を追う。
格狙に名前を呼ばれるとぴくんと肩を跳ねさせて。
なんだか先ほどとは違う、仕事の顔をした格狙の雰囲気にこれがICOD職員か、と感嘆のため息を漏らす。

「はい」

もう一度、頷いて返事をすると二人の間に立って、現場へと歩みを進める。
281 :葛葉 [sage saga]:2012/11/24(土) 22:44:22.42 ID:ihzBjTVNo
>>279
「いやはは、流石に1時間かけて電車乗ってくるのは大変だからの。
 前に来たから場所も分かっとったし、こっちの方が早かったもんだから」

にはははー、と気の抜ける笑い声を響かせる魔王。
まったくもって人畜無害だが、相手の様子を見て、ふんふん、と何かを見ぬいた様な表情と態度を取る。
そして、ずびしと指を突きつけ、目を細める。

「ズバリ、店の客入りが少ないことに悩んでおるのう?
 まあ、確かに食事はすっっっ――ごく、美味しいがしかし、場所が悪いのう、雰囲気は嫌いじゃないけども」

澪も理解しているであろう、この店の問題点を再度指摘するこの魔王、いったい何が目的で来たのだろう。
とりあえず、態度にはからかう様子やいじめる様子などの悪意は無い。
282 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 22:46:51.61 ID:H04BySiIO
>>277>>280
「そちらより俺のが近接も得意だからな」

筒先を死角へ向け、クリアリングしながら前進する。途中、血の沼に沈む男の死体を跨ぎ超えて、

「こりゃ終わってるな」

心配そうに薔子を見やる
283 :大坂澪 (食事処みおつくし店主) [saga]:2012/11/24(土) 22:51:37.92 ID:3mmI7lB40
>>281
「うぅ…そら分かっとるんです…建物は気に入ってるんやけど、如何せんこんな奥まった所やから…」

立地の悪さは分かっている。勿論分かっているが……移転先も移転するための資金も用意できない。
現状では大人しくここで店を営業するしかないのだ。

「…もういっそのこと屋台にしてしまおうか…でも、屋台を引っ張りつつ作り続ける体力はあらへん…」

16歳の少女に屋台は、無理な話だ。移動だけで体力を使い切ってしまう。
284 :葛葉 [sage saga]:2012/11/24(土) 22:55:13.46 ID:ihzBjTVNo
>>283
「うんうん、そうじゃろう、そうじゃろうなぁ」

腕を組み、扇子で口元を隠しながら、こくこくと同意するように頷いた。
そして、相手の落ち込んでいる様子を見て、最初から決めていたことを口にすることに決めた。
扇子をぱたん、と閉じて葛葉は満面の笑みを浮かべて、澪の目の前に立ち、見上げる。

「そこでじゃ、私から提案が有るんじゃが、聞くかの?」

なにせ、商店街の組合長だし、役に立つかはわからないし、本当かは分からないが魔王だ。
少なくとも一考と一聴の価値程度はあっただろう。
285 :レル/パーカー姿の褐色盲目女 神官ボクサー [sage]:2012/11/24(土) 22:55:23.95 ID:GqdxQciwo
>>276>>278

「良いんですか?」と問い掛けるけれど、彼女自身願ったりかなったりだったりして、
結局、問い掛けの答えが返ってくるよりも早くにその犬を抱いて、思わずご満悦の様子。

…それはもう、とても満足げな笑顔。今すぐにでも、お持ち帰りしそうな雰囲気。
「…いくらですか」と値段を聞こうとした所で、丁度、相手に話を遮られて。


「……傭兵斡旋協会」「なんといいますか、物騒そうなネーミング…ですね、傭兵ですか、ふむ」
「ええ、見えません」「けども、代わりがありますし、案外勘で何とかなるもの…──ですよ?」

右手に依然犬を抱きかかえながら、まんざらでも無さそうに微笑んでみせる。
それから、女の不安げな声を打ち消すように、その笑みを徐々に、不敵なものへと変えていくのだった。

286 :大坂澪 (食事処みおつくし店主) [saga]:2012/11/24(土) 23:00:39.90 ID:3mmI7lB40
>>284
「えー…?何ですのん…?」

現状を打開する策は、自分には分からない。
しかし…先方は何か考えがあるようだ。
このまま自分一人で考えていても、何も進展は無いだろう。ならば、ここは提案を聞いた方がいいに決まっている。

「…お金がかかる方法は、無理やと思いますよ…」

何度も言うが、金は無い。そこの所はクリアしているのだろうか?
287 :格狙闘撃【ICOD】 格狙式呼吸法 [sage saga]:2012/11/24(土) 23:01:58.16 ID:6+pUi0kW0
>>280 >>282
「…、なんでぇ、拍子抜け…」

と、言って角から出た瞬間

「gだいうあsgdくぃあぎぅdgsぅい!!」

声にならない悲鳴が上がるとともに数多の銃弾が格狙を襲う

「あっぶねぇ…」

と、冷や汗をかく格狙、あんな数の銃弾に襲われてよけきるとは…

銃弾が出てきた方向を見ると5人の武装した男たちがリロードしてるのがみえる

「アランや俺が分からないはずもない…ってえことはこいつらは逃げてきたやつらか」

と、呟く
288 :葛葉 [sage saga]:2012/11/24(土) 23:06:13.14 ID:ihzBjTVNo
>>286
「……ふっふっふー、提案じゃが、私の商店街に来ないかの?
 これでも街から助成金が出てての、まだ幾つか店舗の枠も空いておる。
 誘致に使うと言えば街の方も文句は言えんし、澪ちゃんの店のおかげで商店街に客が増えれば万々歳じゃ、と言うわけなんじゃが」

これでも、組合長だ、そこそこ大人の都合などなんとかなる。
具体的にどれくらいの助成金が出るかを、目の前で使い込まれた様子の算盤で計算していき、紙にさらりと書く。
かなりの金額の援助が成されそうであり、少なくとも他に移転するよりは遥かに安上がりで済みそうである。

「ま、直ぐに決めろとは私も言わんがの。
 金はかからんし、足りんなら助成金以外で私が融通しても構わんぞ?
 いつでも美味しいごはんが食べれると考えれば安いもんじゃからの」

ころころと鈴の音の様な笑い声を響かせる狐娘。
特段裏はないように思えるというよりも、この魔王が個人的にお気に入りの店を近所に持ってこようとしているだけにも思えなくはない。
289 :黒髪ツインテールの女子大生/二条薔子 :2012/11/24(土) 23:06:35.02 ID:X5DrlHmEo
>>282,>>287

「っひ……」

何の躊躇いもなく男の死体をまたぎ超えるアランを見て、自身もまたぎ超えようとするが上手く足が動かない。
どうやら足がすくんでしまったようで。
銃弾で撃たれたらしい男の様子をまじまじと見てしまったせいで恐怖で息が詰まる。
恐らく顔色は真っ青だろう。
そんなところに奇妙な悲鳴とも取れない叫び声が聞こえてくれば軽くパニックになりその場にしゃがみ込む…
と、それが功を奏したのか銃弾はすべて薔子の頭上を通り抜けて行った。
しかしそこは腐ってもICOD入局予定者、直ぐに体勢を立て直すと握っていた銃を構え、襲いかかってきた相手の足に向けて撃ちだす。
290 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×2 :2012/11/24(土) 23:06:38.68 ID:M0sdNYn/o
>>285
「勿論さー。この子も嫌じゃないようだしー」

支えながら、何かとても良い気分になる。ペットショップを始めたのは思いつきだけども、
こういう人の笑顔が見れるっていいなぁなんて、およそ1000年前は「都を恐怖に陥れてやる」と思っていた怪物とはおよそ思えない思考。

この少女の口から先ほど堪えた答えの質問に相当するものが出て来そうだったとは露知らず、話を進めていった。


「うんうんー、名前の通り、危険だと思うよー?
 ―――代わり、勘ねー。……ということは、今も私の姿が見えてるってことー?」

女自身も少女の腕に抱かれて顔を彼女の腕に擦り付ける犬の頭を撫でながら、そう問いかける。
なんか心配して損したなー……とはさすがに考えてないけども、少しばかり、儚さが抜け落ちたようで。
そしてその不敵な笑みは、女にちょっとした疑問を抱かせるには十分だったようだ。
291 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 23:10:57.02 ID:H04BySiIO
>>287>>278
「気を抜くなよ」

慌てた様子もなく、銃口を壁から突き出して、トリガーを絞る。狙いはこちらに近いやつや装填を終えようとしている相手からで、たちまち1弾倉16発を打ち尽くす

「リロード!」

可能なら援護して見せろ、と薔子に視線を送り、弾倉を入れ替える

292 :コード・レイカー 機械召喚 愛車:白いプリウス [saga]:2012/11/24(土) 23:12:10.62 ID:HtziaK/wo
車から降りると、慌ただしく出動サイレンが鳴り響く光景が広がる

「えっと…エントランスはこっちですかね…」

「一般入口」と書かれたドアを開け、ビルのエントランスに出る

「受付ってどっちでしょうか…」
293 :格狙闘撃【ICOD】 格狙式呼吸法 [sage saga]:2012/11/24(土) 23:15:22.74 ID:6+pUi0kW0
>>289 >>291
「ボサッとするな新人!!」

と、怒鳴ると壁を蹴って一瞬でその5人組のそばに近づくとナイフで一度に2人の首を深く切り裂く

そして残りの3人の内2人はアランの銃撃により死亡

残り一人でもはや死にかけだ

「…」

ナイフの血を拭き取ると二条のほうを向く

「お前が、やるか?」

と、鋭い、そのまま目で殺せるような視線で言う
294 :大坂澪 (食事処みおつくし店主) [saga]:2012/11/24(土) 23:16:52.69 ID:3mmI7lB40
>>288
「おお、商店街か!商店街やったら人通りも多いわな!」

まさに、渡りに船。店を開くには人が多いところの方が良いのは、自明の理だ。
当然、提案に乗っかりたいのだが…気になる費用は…?

「…これはまた、えらい格安で…桁が二つほど違う…」

費用の試算を見ると…段違いに低コストです。はい。
ということは、先ほどの懸念はすべて解消される事になる。
ならば乗るしかない、このビッグウェーブ…じゃなかった、提案に。

「…是非頼みたいです!こんな条件、他には無いですわ!」
295 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/24(土) 23:20:36.15 ID:X5DrlHmEo
>>291,>>293
「言われなくてもっ!」

アランと入れ替わるようにして壁から銃口を出すと、牽制の為に弾を何発か撃ちだす。
反動に肩が痛くなるが、気にせずに。
格狙が飛び出していく。
物凄い速さでひとり、ふたり、確実に殺していく。

「…ひ、こ、殺さなくても無力化だけじゃダメなんですか……?」

射[ピーーー]ような視線に撃ち抜かれ、怯えた声を上げる。
現場のモットーは不殺確保ではないのか、とも思ったがそんなこと言えるはずもなく。
力なく銃口を下ろすと、首を振る。
296 :葛葉 [sage saga]:2012/11/24(土) 23:21:58.12 ID:ihzBjTVNo
>>294
「んむ、結構昔からあるからの、そんなに居るわけじゃあ無いがの。
 それでもある程度の客入りは見込めるのう」

付け足すように、固定客が多い場所だという事を口にする。
安定した客入りが見込めるというのは商売に置いては何よりも大切なことだろう。
そして、澪がこちらの提案を飲むこととしたのを聞いて、笑みを深くする。

「ぬははー! そう言ってくれると思ってたぞ!
 丁度、歳も有って店主が辞めてしまっての。
 商店街の食堂が一つ開いてたんじゃよ。
 なんならそこなどどうかと思っとるんじゃが――、見に行ってみるかの?」

もと食堂と言うならば、ある程度設備も整っているだろう。
移転もある程度早く済むし、設備投資もそれほど掛からないはずだ。
そして、電車で一時間掛かる商店街の物件を、今から見に行くか?と狐は問いかけた。
297 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 23:26:04.55 ID:H04BySiIO
>>293>>295
「荷が重いんじゃないか?」

やれやれと首を振って、瀕死の男に近づく。傷を見ると、どう見ても助かりそうになくて、どうしたもんかと思案しながら
無駄な手当を始める

298 :レル/パーカー姿の褐色盲目女 神官ボクサー [sage]:2012/11/24(土) 23:27:31.92 ID:GqdxQciwo
>>290

「……見えてはいない、のですけど」

「あれこれ論ずるよりは、実際にお見せしたほうが」
と付け足した直後だった。右腕に犬を抱いたまま、唐突に相手の顔面を殴ろうとする=B
並の人間なら反応すら難しい程に疾いジャブを繰り出し、相手の鼻先に触れる寸前で止めていたのだ。

もし気が抜けていたなら、思わず面食らうか、目を瞑ってしまうはず。
その隙をついて、もし、そうでなくとも──それに続いて今度は自分の顔を目一杯相手へと、近付けていた。


「……なるほどなるほど、あなたも、思っていたよりはらしくない≠ンたいです」
「眼の色も珍しい……といいますか」

じろじろと、相手の顔全体を舐めるような視線──彼女の眼が見えていれば、そう受け取られるような仕草。
依然、彼女の瞳は閉じたままだったけれども彼女の言葉は、しっかりと相手の特徴を捉えている。


加えて、未だに語らず、悟られもしてないけれど──彼女は神官で、相手は妖怪だ。
相手の体から妖力であるとか、魔翌力といった超自然的な力が漏れ出しているのならば──

「……その、申し上げにくいのですが……──どうやら人間ではない、ようで」

彼女は神官としての才能でそれを感じ取り、この一言を付け足して、さっと身を後方へと退くだろう。
そして彼女の顔立ちはきっと警戒するような、険しいものへと変わっているはずだ。
299 :大坂澪 (食事処みおつくし店主) [saga]:2012/11/24(土) 23:28:22.09 ID:3mmI7lB40
>>296
「せやね、決めたからには出来るだけ早めに行動に移す方がええ!
早速行ってみましょ!」

流石に関西人、一度決めた事柄は行動に移すのが早い。
出来る事ならすぐにでも新規開店したいぐらいだ。

そして、出発する前に…

「あ、せや…これだけは外せん…」

看板だけは、持っていくようだ。どうやら思い入れがあるようで…
300 :格狙闘撃【ICOD】 格狙式呼吸法 [sage saga]:2012/11/24(土) 23:30:05.14 ID:6+pUi0kW0
>>295 >>297
「…ふぅ」

そういうとナイフを仕舞う

「甘いな…だが…」

ポン、と歩きながら二条の肩に手を置いて呟く

「その優しさ、忘れてはいけないよ…」

と、言うとそのまま歩き去る

「ジープにエンジンかけてくるわ、先に現場いっててくれ」

と、さっき見たダメ人間モードに入る
301 :信用金庫 [sage]:2012/11/24(土) 23:32:07.66 ID:nqLfXwJRo
>>294
町内会長のお墨付きもあるし、金融の融資が
常に悪魔だとは限らんのですがな、賞味の話。
事情もあるならなんぼでもかしますで!

担保でっか?
事業を担保にするアメリカ型融資もおまっせ。
302 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/24(土) 23:34:00.10 ID:X5DrlHmEo
>>297,>>300

「す、すみません」

何となく謝ってしまう。
自分が悪いわけでは、多分ないのだけれど……

「え?」

格狙の言った言葉にの意味が図れずに首を傾げる。
どういうことだろう……

とにかく、残党らしき人達との銃撃戦は終わったのだ。
手当を試みているアランの傍に駆け寄ると、心配そうに眉を顰める。
携帯を取り出すと救急車を頼もうかと。

「助かり…そうですか?」
303 :葛葉 [sage saga]:2012/11/24(土) 23:34:12.45 ID:ihzBjTVNo
>>299
「そうかの、じゃったら、ちょいとこっちに寄ってくりゃれ」

ちょいちょいと手招きをして、澪を此方に近寄らせる。
自分の陣の中に入ると、澪の手をきゅうと握りしめて、そして笑う。
うわー、働いとるのに手がすべすべじゃの!などと軽口を叩いて。

次の瞬間には。

「……わっふー、というわけで到着じゃの。ここは私の店の奥じゃよ」

どこかの蔵の様な場所に、澪と葛葉は現れていた。
蔵から外に出る前に、葛葉はパチンと指を鳴らして、最初に会った時の擬態の少女姿を取る。
澪の手を引いて、様々な骨董の山から外に出れば、そこは昔ながら、という言葉がよく似合う商店街。

しかしながら、シャッター街になること無く、この時間でも時折人が行き交っている。
暫く、澪を引っ張りながら歩けば、葛葉の店から徒歩3分程度の場所にその店は有った。
それほど大きな店でもないが、個人経営の店舗としてはちょうどいいサイズといえる店だ。
最近まで人の手が入っていたのが良く分かるように、まだ店の窓はピカピカで店内にもテーブルや座敷が残っていた。
304 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 23:37:39.03 ID:H04BySiIO
>>300>>302
「検証があるから帰っていてもいいぞ」

立ち去る格狙に声をかけ、血が止まらない男を前に渋面を作って、

「助からんな……もう呼吸もない」

だんだんと近づいてくるパトカーの音。
応援がきたらしい
305 :格狙闘撃【ICOD】 格狙式呼吸法 [sage saga]:2012/11/24(土) 23:39:41.50 ID:6+pUi0kW0
>>302 >>304
「あぁそう?、んじゃあ帰るわ、報告は頼む」

と、お気楽な声で言う

しばらくするとジープのエンジン音が聞こえてそのまま遠くなる
306 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×2 :2012/11/24(土) 23:42:30.76 ID:M0sdNYn/o
>>298
「――――――……へー?  ……っと」

百聞は一見に如かず。少女はそう言って、そして女が何か見れるんだろうと内心ワクワクして、
……とまぁ、だからこそいきなりジャブが飛んでくるなんて予想だにもしないわけで。
勿論見きれた訳無いが、あまりにもアクションが速過ぎた。だから、リアクションは薄くなってしまったのだ。

目を依然開いたまま、少女は自分の顔に向かって接近してくる。
害は無いだろうから、何か分かっているのだろうか、そんなことを考えていた。

「……(見えてるじゃーん……、とすれば、能力って奴かねー)。
 (でもー、"らしくない≠チて、んー……」

女、何処までも気楽である。とりあえず、何かがあることを見抜きはしたようだ。
そして少女は、女に対して本質をも見抜いてしまう。無意識に、妖力が漏れてしまっていたようだ。

「……ふむー?」

一寸考えた後。そのときには女も、彼女がどういう人物なのか、何となく分かっているのだけども。

「私が人間じゃなかったら、どうなっちゃう感じなのかなー?」

あくまで明るく、聞いた。
307 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/24(土) 23:44:39.26 ID:X5DrlHmEo
>>304,>>305

「そう、ですか……」

暗い表情は初めての事件で死人が出たからか…
それとも上司二人が簡単に人殺しをして見せたからか…
確かに殺さなければこちらがやられていたのは事実なのだが…
次第に近づいてくるパトカーの音にはっと意識を覚醒させると、音の方向を見やって。
と、聞こえるジープのエンジン音どうやら格狙は本気で帰る気らしい。

「検証、しましょうか、大尉」

ぽつり、とそう言うと第一の死体――銃撃戦で出来たものではない初めのもの――へと近づいていく。
308 :大坂澪 (食事処みおつくし店主) [saga]:2012/11/24(土) 23:44:55.23 ID:3mmI7lB40
>>301
…せやかてな、商店街の方から助成金出してくれはるらしいから、金を借りる必要があらへんのや
おおきに
>>303
さて、誘われるがままに陣に入る。
ま、まだ若いからと若干言い訳じみたことを返しつつ…

「…ここ、どこや…」

次の瞬間、別の空間にいた。ここは…?
蔵を出ると、自分がどこに来たか大体分かった。…1時間かかるはずなのに、便利だなぁ。

手を引かれるままに付いて行くと、そこには小奇麗で品のある店舗が。

「…わぁ…こら凄いな…まさかこんなええ所やとは…」

考えもしなかった優良物件に、感嘆の声を上げる。
もちろんすぐに気に入ったようで…早速厨房周辺を目を輝かせながら見て回る。
309 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/24(土) 23:45:05.70 ID:6gx8HD2W0
一面真っ白な四角い部屋の中に、分厚い本を開き、その前に置いた水晶玉とにらめっこしている一人の少年がいる

「あー、この町はどうしてこうも慌ただしいのやら」

入り口も出口もないその部屋で呟く。その時ケータイが鳴った。電話だ。

「もーしもし」

ふざけた態度で電話に出る。

政府の人間
「仕事だ。爆発物所持者と拳銃、ライフルを所持したテロリストと思われる者たちを始末せよ。場所は………」

「ok、わかった。後、この前話した新人の話しっかり通しとけよな。俺のみ込んだ男だ、腕の心配はいらないぞ」

政府の人間
「わかっている。この仕事の後に、証明書やそのたもろもろをそちらに送る。渡しておいてくれ」

「わかった。じゃあな」

電話を終了して、転移魔法で移動する。その後数分でテロリストたちを始末して、町に帰ってくる。

「ブラブラしようかな」

町を歩き出した。


/こんばんわー
310 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 23:48:15.74 ID:H04BySiIO
>>305>>307
「わーった」

ぞんざいな返事。そしてチラリと薔子を見やる。ここに連れてきたのはミスだったかな? と頭を掻いて、浮かない様子の彼女に近寄り、肩を叩く

「ああ。そうしようか」
311 :葛葉 [sage saga]:2012/11/24(土) 23:49:18.24 ID:ihzBjTVNo
>>308
「んっふっふー、どうじゃどうじゃ?
 これで月額家賃14万じゃ。敷金礼金は助成金の方でまかなえるし、店主の方からは使ってくれるなら設備もあげると言っとったのう。
 どうせ引退するなら、次の人に店のものを使って欲しい、という事だの」

既にあずかっていた店の入口の鍵を開けて、中に澪を招き入れつつ説明をする。
そして、目を輝かせて見て回る相手に、葛葉は我が子を見るような慈しみの微笑みを浮かべる。
厨房も長年使い込まれているものの、堅実で使い勝手の良い設備が揃っていただろう。
312 :ヤマザキ【ICOD】 E:S&W M500 HELLINYOU サングラス [sage saga]:2012/11/24(土) 23:50:29.73 ID:6+pUi0kW0
>>307 >>310
「遅れた、何があった?」

背中にとてつもなく巨大なナニカを背負ったサングラスの男が走ってくる
313 :信用金庫 [sage]:2012/11/24(土) 23:53:12.08 ID:nqLfXwJRo
>>308
ご丁寧におおきに!
仕入れ時、かきいれ時にはうちの信用金庫をご贔屓に!
314 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 23:54:00.95 ID:H04BySiIO
>>312
「どっかのバカが撃ち合い」

つまらなそうに答える
315 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/24(土) 23:55:03.28 ID:X5DrlHmEo
>>310
叩かれる肩にびくりと反応して。

「は、はい……」

大丈夫だ、こんなの日常茶飯事なのだ。問題ない、と心中で繰り返す。
顔色は晴れることはなく、重い表情のまま、検証の為にポケットからメモ帳を取り出す。

/ちょっと入浴落ちしますー
/すみません!
316 :小寺京太郎(中性顔の優男:ICOD)ミサイル生成 E:Beretta M92FS [sage]:2012/11/24(土) 23:55:51.25 ID:nqLfXwJRo
>>307,>>310,>>312
無線で言ってたのはここか?
検証の手伝いでよこされたんだが、突撃には混ざらなくてよかったか?
317 :ヤマザキ【ICOD】 E:S&W M500 HELLINYOU サングラス [sage saga]:2012/11/24(土) 23:57:53.81 ID:6+pUi0kW0
>>314 >>315
「OK,理解した」

そういうと死体に目もくれずに言うと二条に気付く

「この女は?」
318 :大坂澪 (食事処みおつくし店主) [saga]:2012/11/24(土) 23:58:34.50 ID:3mmI7lB40
>>311
「はぁー…ありがたい…こんな所があるなんて思わんかった…」

設備を見て回る。前任者はよほど丁寧に道具を扱う人だったのだろう、どれも使い込まれていながら状態がいい。
道具に感謝の気持ちを持って扱うのは本当に大事なことだ。自分も見習わなければ…

「これで家賃14万は安い…ホンマ、こんなに良くしてもらって感謝してます!」

ここまでの好条件は、そうはない。今回の件の提案者である組合長には感謝の念ばかりで頭が上がらない。
319 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/24(土) 23:59:30.21 ID:H04BySiIO
>>315
「辛いなら休んでおけ」

手袋をはめてテキパキと現場保全を開始する。まずは封鎖からだ

>>316
「もう終わっているよ」

封鎖テープを張り巡らす
320 :葛葉 [sage saga]:2012/11/25(日) 00:00:43.19 ID:veoROtuwo
>>318
「なぁに、構わんのじゃ。
 礼を言うなら、今度開店祝いにご飯ただで食べさせてくれれば十分じゃからの」

かっかっか、と高笑いを響かせる、商店街のロリっ狐魔王。
老獪で飄々とした態度は、掴みどころが中々見つからないものの、思いやりの気持ちは態度や表情から窺い知れる。
澪が満足するまで設備を見回すのを待ってから、外に出ようとするだろう。
321 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 00:03:05.05 ID:Ki2Sp69w0
公園。

コーヒー、飲む。

「苦い」
322 :小寺京太郎(中性顔の優男:ICOD)ミサイル生成 E:Beretta M92FS :2012/11/25(日) 00:04:33.33 ID:ER/El2jpo
>>319
「見ての通りってわけか。」
 鉄火場に参加できないのはいつもの事だ。
 つい最近もアランの手伝いをした時は銃弾を全て残していた。
 つまり一発も撃っていない。

 エコロジー?街中では環境にやさしいICOD職員?
 歯に衣を着せず言えば、こういった場面では役立たずである。

 事後では使える。警官上がりだけあり検証の指示は的確だった。
 良くも悪くも旧世代の日本の刑事さんといった所か。
323 :レル/パーカー姿の褐色盲目女 神官ボクサー [sage]:2012/11/25(日) 00:05:53.90 ID:7nC2tUixo
>>306

「……うぅーむ」「我が主、冥王の名において、どれ、ひとつ冥府に叩き落としてみたりなんて」

「…あ、冗談ですよ?体が勝手に離れちゃいまして」と付け足してから。
「人間の生き死にをいたずらに乱さない限りは別段、どうするつもりもありませんから」


「……それに、それに…──こんなに可愛い子を沢山連れてる人が、悪い人のはずもありませんからね!」

険悪になりつつある空気をフォローしようと目論んだのか、あるいは本心なのか。恐らくは後者だろうけど。
ぐっと左の拳を握りしめ、抱いた犬と相手へと、交互に熱い視線を送るのだった。


「…それにしても、魔獣の類がどうして、犬のお店なんかを」
「まさかこの子たち、元は人間だったり……とか?罪も無い人を化かして……!」

反射的に見せた猜疑心は既に氷解していたけれど、それはそれで、違う疑問が生じてくる。
冗談めいたオーバーリアクションで一人芝居を打ちつつ、返答の答えを待つのだった。
324 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 00:07:40.05 ID:STLlb34IO
>>322
「本来こいつらと交戦する予定はなかったんだがな」

さっさと逃げてくれりゃいいものを、と続けて、どこまでが銃撃戦の範囲だったのかを地図へ記して行く
325 :大坂澪 (食事処みおつくし店主) [saga]:2012/11/25(日) 00:11:40.71 ID:Og/6bPPP0
>>320
「…おお…やっぱりIHもええけど直火よな…こっちは…このオーブン、結構年季入っとるな…」

いちいち全部見て回る。よっぽど気に入ったようだ。
この設備があれば、心置きなく調理が出来るだろう。

十数分後、ようやく満足して出てくると…待たせていたらしい。
少し申し訳なさそうな顔をする。

「あ…すんません、長いこと掛かってしもて…ホンマにええ店でした!」

この店なら、自分の思ったとおりに営業できる。そんな確信を持ちつつ感謝の気持ちを述べる。
326 :葛葉 [sage saga]:2012/11/25(日) 00:15:00.34 ID:veoROtuwo
>>325
「なぁに、満足してくれたみたいで呼んだ甲斐が有ったというもんじゃよ。
 ……あと、別に私が組合長だからって、敬語はいらんの。友達みたいに接してくれていいんじゃぞ?」

にこにこと、機嫌の良い様子を見せる葛葉。
感謝の言葉には、ひらひらと来にしなくて良い、と言った態度を取って。
逆に硬い態度を取らないように頼むのであった。
327 :小寺京太郎(中性顔の優男:ICOD)ミサイル生成 E:Beretta M92FS :2012/11/25(日) 00:15:21.33 ID:ER/El2jpo
>>324
「殺気立っていたんだろ。今時の連中はそんなもんさ。
 大尉殿に過失はないさ。いい仕事だったと思うよ。
 曾祖父さんが警官だった時代とは違うんだろ…。」
 地図、屋内図とマークを覗き込みながら答える。

「それにしても…」

>>300,>>310,>>312,>>315
「えらくICOD職員が揃ってるな。一人見かけない子がいるけれど。」
328 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×2 :2012/11/25(日) 00:19:28.53 ID:T5CXL/N9o
>>323
「……怖いねー」

思ったより怖い答えだったらしい。冥府に叩き落すなんて、こんな少女の口から出るとは思わなかった。
だけど、それは冗談だったらしく。熱弁をふるう少女に、明るく笑いかけた。

「アハハ、そうでしょー? アタシが悪い奴だったら、ゆったり散歩なんてやってないからさー」

言い終わると同時、少女の腕に抱かれた犬がまた腕へと顔を摺り寄せた。
女も女で屈んで、19匹の犬達を順番に撫で始めた。

「アハハハッ、そんなことしないしー、出来ないよーそもそもー。
 
 んー、まー……そうだねー……。
 強い人の傍にいたかったからさ、アタシ。んで強い人見つけて、住む所無いから借りて、そして思いつきでペットショップ始めたーって感じかなー」

何かウケたらしい。

そして、動物が大好きだからねーと付け加える。自分も妖怪とはいえ、一応動物であるからだろうか。
しかし、物凄くアバウトなのは、説明が面倒だからだろうか。

「ま、とりあえずー。妖怪って行っても色々有るんだよー」
329 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 00:19:31.00 ID:STLlb34IO
>>327
「できれば確保したかったよ」

不満げに鼻を鳴らして、撃ち合いの渦中にあったらしい事務所を見上げ、

「ここ数年で特にな……ああ、その娘は俺の相方だ」
330 :大坂澪 (食事処みおつくし店主) [saga]:2012/11/25(日) 00:20:58.74 ID:Og/6bPPP0
>>326
友達のように接して欲しいと言われても、自分にとっては恩人なのだが…
しかしその恩人の頼みならば仕方ない。

「あ、ええっと…ほな、おおきに!」

いつもの喋り方だが、少し遠慮がちなトーン。
…まあ、元々話し込むうちに口調が砕けていく人なので、時間が経てばトーンも元通りになるだろうが。
331 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 00:23:06.09 ID:/epn+U8Ko
>>316,>>317,>>319,>>327

「いえ、大丈夫です」

アランの言にそう返すと自身も手袋を嵌め、現場検証へと繰り出す。
と、逝っても新米のペーペー研修生、何をしているかを後ろの方でメモっているだけなのだが……

ヤマザキと小寺の視線に気が付くと姿勢をただし、二人に対して折り目正しく一礼して。

「研修生の二条薔子といいます。以後、お見知りおきを」
332 :葛葉 [sage saga]:2012/11/25(日) 00:24:47.56 ID:veoROtuwo
>>330
「んー、よし。
 ちょっと尻触ってもいいかの?」

どうやら、仲良くなるにはスキンシップから、とのことでセクハラをしよう、と決めたようだ。
両手をわきわきと怪しい動きをさせながら、澪に迫っていく、が。
冗談だったようで、ひょいと元の様子に戻って、自分の骨董店に戻ろうとする。

「……んーむ、眠いの。
 澪ちゃんを送ってから、さっさと寝るかのう。
 この姿になってから、妙に眠くて眠くて、成長期なのかもしれんが――ハッ、おっぱいばいんばいんになれるかの!?」

目元をごしごし擦り、欠伸を漏らしながら家路につく澪と葛葉。
わりと頭の湧いた発言をしているが、基本的に素だからどうしようもない。
333 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 00:25:19.61 ID:STLlb34IO
>>331
「吐かないようにな」

匂いきついから、と忠告し、紺色のきれいなハンカチを差し出す
334 :小寺京太郎(中性顔の優男:ICOD)ミサイル生成 E:Beretta M92FS :2012/11/25(日) 00:29:29.53 ID:ER/El2jpo
>>329
「わかっているさ。
 でもお前さんにしかできない仕事があるのさ。
 あとで一杯おごるよ。」

 そういうと離れていく。
「顔の照合だけでいい。冷蔵庫(スパコンの仇名)は今日は借りないかもしれん。
 PCのオペレーターを数人残して(残業させて)置いてくれ。長くはならないさ。」
 アラン達から離れた所で地元の警官達に指示を出している。

>>331
「小寺京太郎少佐です。よろしく。」
 敬礼の形が違う。そこに気付くと、敬礼をPASFの物に直す。
 さっき間違えて出した敬礼は日本警察の敬礼だった。
335 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 00:31:05.86 ID:STLlb34IO
>>334
「安酒でいいぞ」

小寺の仕事具合を確かめつつ、事務所近寄る
336 :仮面の男 [sage]:2012/11/25(日) 00:31:27.24 ID:PrWBY/AOo

男は雑誌を読みながら街を歩いていた。


「うひょー、エロいエローい。……こいつは良いモン貰ったぜ」
読んでいるのは、表紙にボンテージ姿の女性がデカデカと載っている“ちょっとHな本”。

ここは街中。やっぱり人はそれなりに居て、男とすれ違う者も居る。

そのすれ違う人の反応は様々で、Hな本を読む男と距離を取ったり、本の中身をすれ違いざまに覗き見ようとしたり……
対する当人は何の恥ずかしげもなく……と言うか表紙を見せつけるように雑誌を持って、堂々と道を進んでいく。
337 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 00:35:22.11 ID:/epn+U8Ko
>>333
「わ、分かりました」

臭いがきつい、それだけで卒倒しそうな薔子であったが気丈に振る舞い。
差し出されたハンカチを素直に借り入れるとそれで鼻と口を覆う。
倒れるわけにも吐くわけにもいかない、プライド的に。

>>334
小寺の紹介にはっとなり、自分の階級を思い出そうとする。
確か准尉だったはず、と内心で一人納得し。
こちらも敬礼を返す。ややぎこちないのは研修生だからだろうか。
小寺の敬礼の変化に気がついてはいたものの、それを話題に出すことは無く。
ただ、日本警察からPASFへの移行は珍しいのかな、とは思った。

「こちらこそ、よろしくお願いします」
338 :大坂澪 (食事処みおつくし店主) [saga]:2012/11/25(日) 00:36:35.53 ID:Og/6bPPP0
>>332
「な!?ア、アホ!何すんねん!!」

いくら恩人でもそのスキンシップは遠慮したい。
やり取りの間にいつの間にか口調はいつものノリに戻り…ツッコミを入れる。

「…全く…ビックリするわホンマにもう…」

さて、時間も遅くなってしまった。
そろそろお開きのようで、帰路に就く二人。
家まで送ってくれるようなので、道中話をしつつ葛葉の骨董品屋まで歩く。

「まあ、なれるんとちゃう?…その、伸びしろ的な意味で。
私はそんなに体型は気にならんのやけど…」

同世代の子と比べて身長が高く、すらっとした印象を受ける澪。
いわゆる巨乳というわけではないが、別に気にしないらしい。
339 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 00:37:36.60 ID:Ki2Sp69w0
「すーすー」

公園のベンチで就寝してしまった。
340 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 00:38:21.72 ID:STLlb34IO
>>337
「いくぞ」

ツカツカと事務所へ近寄り、弾痕まみれのドアを開けると、見張りのマフィアが壁に弾丸で縫い付けられていて、そこから階段までの通路は死体と血の海
341 :アフロ十蔵 :2012/11/25(日) 00:40:13.57 ID:po5IRCLM0
>>339
「風邪をひくぞ・・・」
上半身裸の男が、茶髪に話しかける
342 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 00:42:08.83 ID:Ki2Sp69w0
>>341
「んー?」

目を開ける。

「ok、わかった。色々とツッコませろ」

「まず服を着ろ」
343 :レル/パーカー姿の褐色盲目女 神官ボクサー [sage]:2012/11/25(日) 00:42:30.77 ID:7nC2tUixo
>>328

「ですねー、こんなでも……一応は神官をしておりますので」
「もっと言いますと…冥府の主の、ですからね」「出会う人には良く、似合わないと言われるのです」

…そんなに、似つかわしくありませんか?と問い掛けてから、
犬の仕草に合わせて、彼女も頬を擦り付けるのだった。離す気?ありません。


「……ふむ」「じゃあ、ちょっとお聞きしたいんですけど」
「私がその強い人≠謔閧煖ュければ……ひょっとして、私の傍に居てくれたりするんですか?」

「…もとい、この子達を侍らせる事が……!?」

挙げ句、なんだか話がとんでもない方向へと吹っ飛ぶ始末。



/すいません、シャワー浴びてました……
344 :葛葉 [sage saga]:2012/11/25(日) 00:42:43.23 ID:veoROtuwo
>>338
「だ、だって妖狐じゃから、やっぱりエロいんだろっていう需要がどうしてもあるんじゃよ!
 ……うぐぐ……、起きたらちっちゃくなってたけど、昔の私だって――……いや、あんまりじゃったの……、期待は難しそうだの」

一人でかってに希望を抱いて、希望を打ち砕かれていた。
それでもなんだかんだで帰路につき、骨董品店にたどり着く。
そして、また澪の手を取り、次の瞬間には澪の店へと現れていた。

「よーっし、今日とは言わんがの、わりと早い内に店を移転しようじゃないか!
 細かいことは後で話しに来るから、今日は一旦おつかれなのじゃ!」

そう言うと、目を擦りながら、葛葉は消えていく。
嵐のような時間が、過ぎ去って。澪の手の中には新店舗への希望が渡されていたのであった――。

/結構眠いので、ここらへんで乙でしたのー!
/細かいこととかは雑談で聞いてくれれば答えますよー
345 :小寺京太郎(中性顔の優男:ICOD)ミサイル生成 E:Beretta M92FS :2012/11/25(日) 00:43:53.22 ID:ER/El2jpo
>>335
「お言葉には甘えたいが、足手まといが多いからね。
 せめて上手い酒を用意させてもらいたいわけなのよ。」

 現場検証中に何かを見つけたか、地元警部に怒鳴りつける。
「…馬鹿野郎!こんな警察学校卒業生でもやらない見落としをするな!」
『いや…本件とは関連が見当たりそうにない染みですから』
「お前は刑事だろうが!これは血痕だ!怪しいもんは全部記録して分別しろ!」
『は!はい申し訳ありません!』
「鑑識も回せ。この舞台じゃ一つの演目だけが演じられたわけじゃないらしいぞ。」

>>337
「俺ってボンクラだからさ。すぐに階級は追いぬかれそうだね。
 なんでアランさんより階級が上なのかはアラン大尉に聞けばわかるよ。
 おれも、彼は部下というより先輩として見てるしさ。
 警察に厄介になるとこういう変な事も起こるわけよ。ははは。」
 ケラケラ笑ってから真面目な顔に戻る。
「二条薔子准尉殿、ICOD日本派遣官の一員として歓迎します。
 貴殿の存分の働きを期待しております。」

346 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 00:44:35.39 ID:/epn+U8Ko
>>340
「っひ、」

事務所の惨状に大きく息を飲む。
赤黒い血がそこかしこに飛び散り、死体は穴だらけだ。
足を踏み入れるたびにぴちゃ、ぴちゃ、と粘着質な水音が鳴り、薔子は一瞬だけぎゅうと目を閉じた。
幸い臭いはハンカチのお陰で軽減されており、思ったほどではなかったが、目に飛び込んでくる景色には神経が磨り減る思いだった。
347 :アフロ十蔵 :2012/11/25(日) 00:45:36.81 ID:po5IRCLM0
>>342
「悪いが、それができない相談だ・・・」

葉巻を一本取り出し吸う

「俺のハートを、服なんかで、押し付けたくはないからな・・・」
348 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 00:45:48.12 ID:STLlb34IO
>>345
「高いのは俺には合わん」

気にするな、と言外に含め、肩を竦める
349 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 00:47:30.11 ID:Ki2Sp69w0
>>347
「よし、いっぺんくたばれ」

言葉を突き刺す。
350 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 00:47:31.19 ID:STLlb34IO
>>346
「マフィアへのカチコミ……にしては派手だな」

薔子とは対象的に、冷静に現場を進んで行く。短機関銃や散弾銃が散らばっていて、熾烈な戦いのあとには人肉の破片すら珍しくない
351 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 00:49:06.00 ID:/epn+U8Ko
>>345
小寺の一言にはっとする。
考えを読まれていたようで、顔を赤らめるものの、
気になっていたことに答えてもらえると、ふうん、と興味深そうに頷いて。
後でアランにでも聞いてみよう、と思いながら小寺の話を聞いている。
と、真面目な表情に戻った小寺にこちらも真面目な表情になり。

「あ、ありがとうございます。誠心誠意頑張りますのでよろしくお願いします!」

ぱあ、と表情を輝かせると、勢い込んで、礼をした。
352 :アフロ十蔵 :2012/11/25(日) 00:50:21.80 ID:po5IRCLM0
>>349
「悪いが、それもできないそうだんだ・・・」

「俺の命は、俺のものではなく、人のためにあるからな」
353 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 00:52:15.57 ID:/epn+U8Ko
>>350
薔子は今やプライドだけで現場に立っていた。
一面真っ赤な血の海で、どうしていいか分からずに立ち尽くす。
冷静に分析しているアランを見つめながら、何か役に立てないかと思ったが、邪魔にならないようにするのが精一杯だった。
354 :大坂澪 (食事処みおつくし店主) [saga]:2012/11/25(日) 00:53:05.13 ID:Og/6bPPP0
「あ、ああ…周囲の期待か…それはどうしようもないわな…」

そういう期待のされ方は、普通の人には無い。
妖狐も大変だなぁ…と呑気なことを考えつつ、一人で苦悶する当の妖狐を見遣る。

骨董品店にたどり着くと…またまた自分の店(旧)に戻っていた。
つくづく便利だ。

「ほな、今日はありがとう!色々ホンマに助かったわ!
場所を移ったら、また寄ってな!」

去っていく葛葉に今度は砕けた口調で礼を言う。口調が変わっても感謝の気持ちは忘れない。
――――さあ、装いも新たに心機一転、これからさらに頑張っていこう。

/お疲れ様でしたー!新装開店は明日・明後日あたりになります!
355 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 00:54:46.07 ID:Ki2Sp69w0
>>352
「あー、すいません。警察の方ですよね。ここに変態が」

警察に電話する
356 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 00:55:10.55 ID:STLlb34IO
>>353
「通路のテーブルをバリケードにしてみたはいいが、ぶち破られて突破」

死屍累々の階段を登り、血の川が流れる応接フロアへ上がる。もし薔子がアランの顔をみれば、何かに耐えるように結ばれた口元と、薄く滲んだ脂汗が見えるだろう

「で、ここで相打ち」

応接フロアには、襲撃側の死体含め、20人の亡骸が散らばっている
357 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×2 :2012/11/25(日) 00:56:10.54 ID:T5CXL/N9o
>>343
「冥府の主の神官ねー、まー、アタシにも知らないことは沢山有るんだなー……」

ただただ頷くばかり。女にとっては、冥界って何?という質問を浴びせたいのだが……
まぁ、そういう世界もあるんだなぁと割り切っておいた。

そして少女は、冥府の主の神官には、自分は似合わない、似つかわしくないと言っているが、
女は少しだけ考えて、いや、考えずとも答えを出すのは簡単だったのだろう、

「そんなこと無いと思うよー? アタシを妖怪だって一発で見破ったのも、レルちゃんが2人目だしー」

……その服装は職業に似合ってないと思うけど……そんなことを言うのは、さすがに憚られた。



「んー……いやぁ、仮に勝てたとしても、そのときはこの子達どうなるか分からないからねー・・・。
 ……っていうかさー、そんなことしなくても、私のお店に来れば良いんじゃないかなー?」

売り物だし・・・心中でそう呟く。いや、売り物とかそういうのは思いたくないけども。

そして。これ、わかるかなー?と、女は一枚チラシを取り出す。そこには「ナイトバード」の文字と、分かりやすい地図が載せてあった。
店長……女の顔写真も載せられているので、これが女の経営するペットショップだと、気が付くだろうか。
358 :アフロ十蔵 :2012/11/25(日) 00:56:48.49 ID:po5IRCLM0
>>355
「ふ、やめときな、坊主、」

そう言うと、葉巻を消す

「警察なら、ここに居るぜ?」
359 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×2 :2012/11/25(日) 00:57:03.57 ID:T5CXL/N9o
>>357つけたし

/>>343
/全く気にしておりませんので、お気遣い無くー
/ゆったり行きましょう
360 :小寺京太郎(中性顔の優男:ICOD)ミサイル生成 E:Beretta M92FS :2012/11/25(日) 00:58:44.93 ID:ER/El2jpo
>>346
「なれないようにね。
 こういうのが嫌な気持ちって人として大事だから。」
 平気そうに言っているので説得力はあまりない。
 しかし、元警官で警察に出張している軍人の言葉だ。

>>348
「たまには贅沢言っちゃって欲しいね。
 世話にはなりっぱなしなんだからさ。

 …おい、鑑識そこの傷。古いけれど弾痕だわ。
 あとで調べておいて。」

>>351
「改めて畏まれると照れちゃうね。
 普段は小寺ちゃんでいいよ。
 マジでなんでPASFがお仲間に入れてくれたのやらwwww」
 大型兵器撃墜数で成績を稼いだからだろう。
 彼は結局のところは軍人ではないのだ。
 軍事兵器に対抗できる異能こそはもっていても、警官なのだ。

>>356
「ビルの持ち主も気になるな。本件の事はおれはわからん。
 ただ今回の抗争や捕り物の前からこのビルは鉄火場になっているようだ。」
361 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 01:01:23.42 ID:/epn+U8Ko
>>356
「相打ち……」

そう言ったアランの顔を見るときゅっと結ばれた口元が目に入った。
その後、応接フロアに入って、薔子の精神は限界に至った。
駆け降りる様に階段を下り、外へと飛び出す。
電柱の近くへ駆け寄れば、真っ青な顔でしゃがみ込む。
額には汗が浮かんでいた。
362 :小寺京太郎(中性顔の優男:ICOD)ミサイル生成 E:Beretta M92FS :2012/11/25(日) 01:03:37.52 ID:ER/El2jpo
>>361
「新米さんにはつらいか…早く慣れて頂戴ね。
 死とか殺人じゃなくて、現場にね。」
 エチケット袋を差し出す。
363 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 01:06:17.29 ID:STLlb34IO
>>360
「じゃあ葉巻で頼むよ」

キューバの上物がいいな、と笑う

>>361
「大丈夫か?」

あとは部下に任せたのだろう、ゆったりした歩調でアランがよってきて、汗拭きようのハンカチを差し出す。そして薔子の背中を、そっと、そして優しくさすってやる

「初めてにしては上出来だよ」
364 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 01:06:21.19 ID:/epn+U8Ko
>>360
慣れてたまるものか、という気持ちと早く慣れてしまいたい、二つの相反する気持ちが心の中で渦巻く。
そう言っている小寺自身が平気そうな顔をしているのが気になるものの……
青ざめた顔で頷くと、事務所へと入っていく。

>>360
流石に上司を愛称で呼ぶほど厚顔無恥にはなれなくて。
いやいや、と首を振ると曖昧に、日本人特有の曖昧な笑顔で笑って見せる。
365 :レル/パーカー姿の褐色盲目女 神官ボクサー [sage]:2012/11/25(日) 01:10:58.88 ID:7nC2tUixo
>>357

「とても簡単に言いますと、死んだ人が行くところ、なのですよ」

疑問符を浮かべる相手を見て、注釈を入れて、

「妖怪…というものについては詳しくはありません、けど」
「こういう事を言うと怒られるかも、ですが……臭いが普通の人とは、違ったもので、つい」


「…くっ、ハーレム大作戦、失敗……と」「ああ、なるほど、遊びに行けば万事解決ですな」

差し出されたチラシを受け取って、先程相手にしたのと同じように顔を近づけ、どうやら文面を読み取っているらしい。
「近くを寄ったら、是非寄らせて頂きますね…」一通りの情報を把握した後、それを折り畳み、ポケットへと仕舞い込んで。

「……じゃあ、そろそろ」「また近いうちに、お会いしましょう」

1人と約20匹へ軽く礼をしてから、進んでいた方向へ、小走りで去っていくのだった。


366 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 01:12:00.53 ID:Ki2Sp69w0
>>358
「ふーん。じゃあ、なおさら服を着ろ」
367 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 01:12:21.50 ID:/epn+U8Ko
>>362,>>363
「あ、ありがとうございます…すみません」

差し出されたエチケット袋を受け取るとそれに顔を埋めて。
優しく摩られる背中に耐えられなくなったのか嗚咽交じりに胃の中のものを吐き出す。
といってもさっき飲んだコーヒーくらいしかないのだが…
数分後、真っ青な顔でふらりと立ち上がると自分のハンカチで顔と口元を拭いて。

「ロックウェル大尉、これ、洗って返しますね」
「小寺少佐、ありがとうございました」

紺色のハンカチとエチケット袋を示しては、一礼をする。
368 :アフロ十蔵 :2012/11/25(日) 01:13:16.80 ID:po5IRCLM0
>>366
「これは、肌を鍛えてるんだ、いつ敵に刺されてもおかしくないようにな、」
369 :小寺京太郎(中性顔の優男:ICOD)ミサイル生成 E:Beretta M92FS :2012/11/25(日) 01:13:39.97 ID:ER/El2jpo
>>363
「は…葉巻?!ロミオとジュリエットでいいかな?」
 そんなに高価ではないが、良い葉の葉巻でファンも多い。
 一本一万円しないという値切りながらのサービスである。

 苦笑しながらアランに答えた。

>>364
「現場の保存を最優先に。ここでは吐きたくても我慢してね♪」
 口調は軽いが表情は重い。
 真剣な顔の京太郎はアラン達もいる事だしと最低限の鑑識員を選別して入場させる。
「現場を荒らすなよ。あと、指示に迷った場合は大尉殿にまかせるように。
 今回は本件の現場検証を最優先とする。調査開始!」
370 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 01:15:18.58 ID:Ki2Sp69w0
>>368
「んなアホな」

木の枝を拾い突き刺す。
371 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 01:16:40.49 ID:STLlb34IO
>>367
「だれでも最初は吐くさ」

気にするなとそう伝え、自分もうっすら滲んでいた自身の脂汗を拭うと、

「今日は任せて、休憩しにいくか?」

>>367
「見繕いは任せるぜ」

なあ、少佐?といい笑顔
372 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 01:16:56.74 ID:/epn+U8Ko
>>369
「ですね…頑張ります……」

色の無い顔で微笑むとそう言い返し、事務所へと進んでいく。
といっても先の行動でおわかりの通り、結局は駆け戻ってきて少佐の差し出してくれたエチケット袋のお世話になったのだが……
373 :アフロ十蔵 :2012/11/25(日) 01:18:09.83 ID:po5IRCLM0
>>370
木の枝は、折れる、アフロの体には傷一つない

「何といっても、腹筋や背筋を鍛えておくと、刃物はもちろん、弾丸だって通らないぞ」
374 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 01:18:48.09 ID:/epn+U8Ko
>>371
「良いんですか?」

自分は基本的に何もせずにただ吐いただけなのだが……
そんな不安が心中をよぎるものの、直属の上司の誘いを断るわけにもいかなくて。
首を傾げながらそう問いかけた。
375 :小寺京太郎(中性顔の優男:ICOD)ミサイル生成 E:Beretta M92FS :2012/11/25(日) 01:19:23.26 ID:ER/El2jpo
>>372
「ゆっくり慣れていけばいいさ。
 おれもそう指導されたんだ。
 死には慣れるな、死体には慣れろ。だってさww」
376 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×2 :2012/11/25(日) 01:19:53.17 ID:T5CXL/N9o
>>365
「へー……じゃ、私には行けない所なのかなー」

相手の付け足しに、ふむふむと頷いてみせる。
人間ではない女がそんなところに行くのは到底不可能なのだろうが、ちょっとだけ興味がわいた。
行く手段なんかないのだが。

「臭いー? …………まー、レルちゃんみたいな人にしかわからないのかなー」

少しだけ疑問符を浮かべ、腕の臭いとかを少し嗅いでみる、当然のように、普通の臭いだ。
やはり、常人でないパワーを持ってる・・・女は確信した。

「そうそうー、ぜひ寄ってねー。犬以外にもいろいろ動物いるからさー。
 ん、じゃーね。バイバーイ!」

明るく笑って少女を見送った。近い内に会えるといいなぁなんて思いつつ。
先ほどまで少女の腕に抱かれていた犬を抱きかかえると、ずっと少女が駆けて行ったほうを見ていた。

……同じ気持ちのようだった。

/絡みありがとうございましたー
377 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 01:21:59.72 ID:STLlb34IO
>>374
「ああ、かまわん」

拭いたそばから、アランのほおを脂汗が伝う。ベテランらしからぬ汗の量だが、顔色も表情も余裕が見て取れて、どこかアンバランスだ
378 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 01:22:26.61 ID:Ki2Sp69w0
>>373
「ま、どうだかな?」

半信半疑で答える。

「さてっと。それじゃあ俺はもういくよ。あと、上着を着ろよ」

立ち上がり、手を降りながら立ち去った。


/絡みありがとうございました。
/今日はもう寝ます。おやすみなさい。
379 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 01:22:56.09 ID:/epn+U8Ko
>>375
「む、難しいですね……」

それでも、頑張ってみます、とそう伝えると力なく微笑んで頷いてみせる。
取りあえず、今日は捜査官としての第一歩だ。
皆が通る道を通ったと思えば、幾分不安は軽減された。
380 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 01:26:35.38 ID:/epn+U8Ko
>>377
「だ、大丈夫ですか?」

汗が、と心配そうにアランを見上げる。

「大丈夫なら、そうですね、さっぱりしたものが飲みたいです……」

そう希望を伝える。正直胃液の味がまだ残っていて、気持ちいいものではない。
どこか喫茶店でも行って、アイスコーヒーが飲みたい気分だった。
381 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 01:29:14.63 ID:STLlb34IO
>>380
「どうも殺人現場は瘴気がいかん」

空気が悪い、というだけのことではなさそうで、気難し気に顔を顰めた瞬間、うっすらと実態のない何かがアランの周りで揺らめいた

「んじゃ、前の所でいい?」
382 :ボルテックス(全身鎧)異界の超越者 :2012/11/25(日) 01:29:35.58 ID:ER/El2jpo
2mを超える全身鎧が金属音を鳴らしながら歩いている。
「宿はないのか?」
ガッチャガチャと金属音を鳴らしながら不審者が歩いている。
383 :小寺京太郎(中性顔の優男)ミサイル生成 E:Beretta M92FS :2012/11/25(日) 01:31:05.12 ID:ER/El2jpo
突如携帯が鳴る。

>>380,>>381
「悪い。別の現場を見に行かないといけなくなった。
 抜けていいか?」
384 :椎奈紅葉 :2012/11/25(日) 01:31:35.00 ID:po5IRCLM0
「・・・・希望・・か」
自分の家で、そう呟き、
「・・・肉まんでも買うか、」
コンビニへ行く
385 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 01:33:38.38 ID:STLlb34IO
>>383
「しかたないさ、代理立てて置いてくれ」
386 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 01:34:43.05 ID:/epn+U8Ko
>>381
何かが揺らめく感覚に目を何度か瞬かせ、しかし何も見えなければ小さく首を傾げ。

「瘴気…ですか?」

繰り返してみたものの、意味がはっきりしなければ分からないも同じことで。
前の喫茶店はここから近かったのだろうか、そう考えても答えは出ずに、
アランの問いに一つ頷くとその後んついて行く算段で。
387 :小寺京太郎(中性顔の優男)ミサイル生成 E:Beretta M92FS :2012/11/25(日) 01:36:58.48 ID:ER/El2jpo
>>385
「未熟なところもあるが、ネクロマンサーの金田警部補を置いていく。
 使えそうなら使ってやってくれ。すまないね。じゃあ行って来る。」
 そう言い残して小寺は別の殺人事件現場へ急行した。
388 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 01:37:25.02 ID:/epn+U8Ko
>>383
「お忙しいんですね……、いってらっしゃいませ」

気を付けて、とつづけると一礼して見送る。
389 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 01:38:12.44 ID:STLlb34IO
>>386
「そ、悪い気だ」

行こうか、と現場から離れ、喫茶店へ向かう

>>387
「了解、気をつけてな」
390 :椎奈紅葉 :2012/11/25(日) 01:39:44.22 ID:po5IRCLM0
「・・・・肉まんうまいなぁ」

コンビニ前で肉まんをほおばる
391 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 01:42:27.58 ID:/epn+U8Ko
>>389
「風水か何かですか?それとも魔術…?」

思い当たることを言っていくもどれも確証はなくて。
喫茶店へ向かう道を二人で歩んでいく。

/とと、すみませんいい所なのですが、凍結よろしいでしゅかー
/明日ならいつでもあいております……

392 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 01:43:58.69 ID:STLlb34IO
>>391
/じゃあここで凍結しましょー
393 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 13:08:39.01 ID:Ki2Sp69w0
/こんにちわー
394 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 13:31:38.55 ID:VlEHARIvo
>>393
/ばわー
395 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 13:42:01.46 ID:Ki2Sp69w0
「〜〜〜♪」

いつになく上機嫌。その理由は、

「肉マンください」

である。肉マン大好き少年(仮)。
396 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 13:46:05.56 ID:Ki2Sp69w0
〜〜公園〜〜

「ほふっ熱っ!デモウマー」

ベンチで肉まんを食べている。
397 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 14:36:04.11 ID:/epn+U8Ko
/こんにちはー
/アランさんいらっしゃいますかね?昨日の続きをば致したく候
398 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 14:44:26.14 ID:VlEHARIvo
>>397
/朝から着ぶくれ待機候
/やりますかー
399 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 14:46:10.87 ID:/epn+U8Ko
>>398
/あ、朝から!?これは失礼しました…ww
/宜しくお願いしますぅ、喫茶店に行ったところからでよかったでしょうか?
400 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 14:47:37.25 ID:VlEHARIvo
>>399
/いえいえ、どうせ作業しながら30分に一度覗くだけですしん

/それでおkです
401 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 14:53:45.28 ID:/epn+U8Ko
>>400
/じゃあ書き出しは私から…
/本日も宜しくです

喫茶店につくと、前と同じ様に低く静かなジャズが流れていた。
前と同じように入店を果たすと、同じく前と同じように席に座った。
薔子はアイスコーヒーを頼むと、一息つくようにテーブルの上にぐたっと上体を預けた。
上司の目の前にもかかわらず。
気を抜いてしまったのは、先ほどの惨状が目にちらつくからで。
大きく溜息をつくと、上目づかいでアランを見やる。

「先ほどは、すみませんでした……」
402 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 14:59:04.12 ID:VlEHARIvo
>>401
「気にしなくていい」

馴染みのウェイターにカフェラテとパストラミサンドを注文すると、差し出された水に口をつける

「だれしも最初は吐く」
403 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 15:03:02.80 ID:/epn+U8Ko
>>402
ぐったりと、まさに精も根も尽き果てた、といった体でテープルに突っ伏する薔子。
パストラミサンドなんて肉々しいものを頼むアランによく食べれるなあ、なんて感心して。

「アランさんも、最初は吐いたんですか?」

訊いた後にああ、この人は軍隊上がりだったな、なんて思い出す。
404 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 15:05:38.32 ID:VlEHARIvo
>>403
「げーげー吐いたよ、死体のうえに」

まあ慣れたがね、と肩を竦めて、ぐったりした薔子に苦笑しつつ

「まあ、ここに入る前だが」
405 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 15:08:42.62 ID:/epn+U8Ko
>>404
アランの回答に力なく微笑んで、ふと気にかかったことを聞いてみることにした、せっかくの機会だし。

「アランさんは軍隊出身でしたよね?何でICODに入局したんですか?」

質問に際し上体を起こし、肩を下げる。
406 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 15:11:48.97 ID:VlEHARIvo
>>405
「ICODに入った理由、か」

背もたれに寄りかかってぼんやりと天井のファンを見つめ、ややあって、「金のため、じゃダメかな?」とはぐらかしたあと、

「答えてもいいが、君は俺がなぜ入ったと思う?」
407 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 15:18:02.71 ID:/epn+U8Ko
>>406
静かな声だった。
最初ははぐらかしにかかったようだが、質問に質問で返された。

「質問に質問で返すなんて卑怯ですよ」

ねめつけるようにアランを見やった後、少し間をおいてから口を開く。

「地域平和に貢献できるから、ですかね?」

それは自分の志望理由でもあったのだが、人の理由なんて想像できるはずもなく…
悩んだ後にそう答えたのだった。
408 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 15:20:38.15 ID:VlEHARIvo
>>407
「卑怯は専売特許でね」

君も何か頼めばいいじゃないか、とメニュー一覧を差し出して、テーブルの下で足を組む

「外れてはいないが、本質的には違う」

またはぐらかすようにそう言って、着たままになっていたコートを脱いでたたむと、隣に置く
409 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 15:32:09.38 ID:/epn+U8Ko
>>408
「そんな専売特許いりません」

ぴしゃりと言ってのけると軽く頬を膨らませる。
メニュー一覧に目を通すものの、とても今何かを食べられる気分ではなくて。
アイスコーヒー頼んでますから、と頭を下げるとメニューをテーブル端に寄せる。

「本質、ですか?」

首を傾げると悩むように眉根を寄せる。
本質、本質……元軍人の本質とは、何だろう。
410 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 15:37:10.81 ID:VlEHARIvo
>>409
「ま、そのうち食えるようになるさ」

1月以内にな、と付け足して、運ばれてきたパストラミサンドに噛り付く。

「そう、本質だ。貢献したいのは間違いないんだがな」

大戦で戦ってな、俺は役立たずだったんだ。どこを見つめるわけでもない胡乱な視線を彷徨わせ、独白のようにつぶやく
411 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 15:48:16.00 ID:/epn+U8Ko
>>410
「一月以内、ですか」

それまでに見なければいけない肢体の数を想像してか、げんなりする。
もぐもぐと美味しそうにサンドを食べる姿に惹かれるものはあるものの、自分ではやはり食べる気がしなくて。

「軍人の本質…戦って誰かを守ること、ですか?」

言った後あ、と口を噤む。役立たず、と言う彼に続ける言葉が見当たらない。
412 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 15:51:48.53 ID:VlEHARIvo
>>411
「ホトケは一ヶ月に三桁はあがるからな」

だから嫌でもなれるさ、と軽い脅しをかけて、カフェラテを流し込む

「いんや、戦争して殺して死ぬ。これだ。守るのはそれが国益のためであってあくまで結果にすぎない」

さらりと、人によっては激昂させかねない発言。
413 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 15:59:44.39 ID:/epn+U8Ko
>>412
「3ケタ……」

絶句という方が正しいのではないだろうか、思わず言葉を失った薔子。
そんなに死んでまだ人がいるのか、とどこか冷静に判断する自分も居て。

「は、はあ……じゃあICODには戦争するために、戦うために入ったんですか?」

いまいちよく分からない、首を傾げて問いかける。
薔子は別に軍人ではないので激昂はしなかったが、不思議には思ったのだった。
414 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 16:06:21.63 ID:VlEHARIvo
>>413
「地球全体じゃどれほど死んでいるやら」

戦争、まだ続いてるしな。そうため息をつくと、目を伏せて顎に手をやり、

「違うな。兵士が殺し、殺されるのは任務があるから、任務がそういう性質だからだよ」

兵士は任務なしには兵士たり得ない。そう付け加えて、これが一つ目、と指を立てる
415 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 16:11:48.58 ID:/epn+U8Ko
>>414
「あ…」

戦争の二文字に言葉をなくす薔子。
世界ではまだ戦争が行われている、まだ世界大戦の残り火が燻っている。

「任務……任務が欲しいから?」

まだまだ分からない、傾げた首を深めるほか薔子にできることは無かった。
一つ目、アランはそう言った。まだ続きがあるのだろう。
そう思った薔子は静かに二つ目を聴く体勢に入った。
416 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 16:23:30.35 ID:VlEHARIvo
>>415
「日に軽く数万人は死んでいるそうだぞ」

うろ覚えのーーそれも戦前の知識だから、いまはどうなっているかもわからない。ただこの世界は「メガデス」がいまや当たり前だ。

「任務なしに兵士は動かない」

思考する自由を預けた結果だ、と自嘲するように吐き捨て、

「もう一つは、無責任になりたくないからさ」
417 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 16:30:05.95 ID:/epn+U8Ko
>>416
「そうですか…」

神妙な顔で頷くと怖い世界に生まれたものだと、そう思う。

「無責任……世界で起こり得る事象について、ですか」
「それとも、身の回りで起こり得る犯罪について、でしょうか……」

薔子は考える。無責任とは何に対してだろうか。
自分は、身の回りで起こり得る犯罪が許せなかったから、PASFに入ったのだが……

418 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 16:36:15.45 ID:VlEHARIvo
>>417
「自分の無能、任務の不履行による無責任だ」

俺は第三次大戦で戦ったさ、だが殺して殺して殺して殺しただけで、俺は戦争が終わるまで任務を履行できなかった。一息にそこまでまくし立て、歯なりが聞こえるほどに奥歯を噛み締める。

「戦争は……あれが残した被害は俺たちが始末するべきものだった。もっと言えば起こってしまう前に俺たちが始末するべきだった」

後世に役立つものを残すどころか、あんなデカイ置き土産押し付けて、ここからは君らの時代だ、なんてスットボケるようなジジイになりたくない、と。
419 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 16:44:39.34 ID:/epn+U8Ko
>>418
「え…ええと…」

目の前にいる人が戦争の渦中に、それも最前線にいたなんて想像できなくて。
思わず言葉に詰まる。
何といっていいか分からずに、薔子はアイスコーヒーに手を伸ばした。

「つまり、まだ最前線でやり残したことがあるから、ということですか?」

ずずず、とストローでアイスコーヒーを飲み、ゆっくりとテーブルに戻す。
なんとか、自分なりに噛み砕いて理解したところを言ってみると、再度、首を傾げた。
なんというか、不器用な生き方だな、と薔子は思った。
420 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 16:47:38.76 ID:VlEHARIvo
>>419
「そうでもあるし、なにより、世界中鉄火場なのは俺らが無能だったからだ」

だから柄にもなくお巡りさんなんてやってる、と返して、カフェラテを飲み干す。

「俺は、2つの任務を与えられた。まだ片方履行できていないのさ」
421 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 16:55:51.79 ID:/epn+U8Ko
>>420
よく分からない、のが正直なところだった。
しかし、聞いたから帰ってきた答えである、ならばそのまま飲み込もうと。

「つまり、自分で自分の尻拭いをしたいから、ってことですね?」

お巡りさんは柄じゃないのか、そう思った。わりと似合ってると思うのだけど……
残ったアイスコーヒーは舌に苦かった、そんな気がした。

「それって、結構大変な生き方ですよ?」

年長者に言うのは生意気な言葉かもしれなかったが、そう言ってみた。
422 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 17:03:04.69 ID:VlEHARIvo
>>421
「そういうこと。そうしないと気が済まない」

若い連中に笑われたくないからな、と。何せアランは35歳、まだ若いと言える歳ではあるが、本人はそれ以上に自分が老けて感じられた

「簡単なのより難しい問題のがやりがいがある」
423 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 17:10:46.02 ID:/epn+U8Ko
>>422
「そですか」

自分とは全く違う人生を歩んできた男だ。
簡単に返事をすると、己の思考に入る。
この人はどんな人生を歩んできたのだろう、と。

「まあ、ばてない様に頑張ってください」

つんと澄ましてそう言うと、ニコリと笑う。
薔子なりの激励のつもりだった。
どんな人生を歩んできたにしろ、今は自分の上官なのだ。
ばてられたら困るしそんな姿は見たくない、気がした。
424 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 17:15:30.55 ID:VlEHARIvo
>>423
「加減の仕方は心得ているよ」

だから大丈夫だと微笑んで、テーブルに頬杖をついて薔子を眺めながらカフェラテをすする

そういえば、この少女はなぜこんな職場にきたのだろう
425 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 17:21:23.34 ID:/epn+U8Ko
>>424
「なら安心です」

私の上官である以上、きりっとしてて欲しいですからね、と付け加えるとアイスコーヒーを飲み干す。
と、ぐう、と小さくお腹がなった。流石に空腹には勝てなかったらしい。
顔を赤らめて下を向くとメニュー表を手に取り、ウエイターにクロワッサンサンドを頼む。
食欲が出てきたらしい、現金なものだ。
――そこでようやくアランの視線に気が付くと、首を傾げてみせる。
426 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 17:25:29.31 ID:VlEHARIvo
>>425
「腹減ったか」

けらけらと控えめとはいいがたい笑い声をあげ、おかしそうにめもとを拭ったあと、

「君はなぜAMSに?」
427 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 17:34:32.78 ID:/epn+U8Ko
>>426
「減りました」

むう、とむくれてそう言えば悪いですか、とねめつけて。
来るだろうな、と思っていてもやはり質問が飛んできては一瞬悩むように顔を顰めて。

「戦争と平和に興味があったから、というのが大きな理由ですね」
「AMSは戦争屋であり同時に平和維持機関でもある、その……」
「……ってこれじゃ、面接みたいですね。志望理由書にびっしり書いてあるんでそれを参照してください」

そう言って肩を竦める。

「そんな話じゃなくて、本当のところを言うと、一流企業に入って家族を驚かせたかったから」
「ついでに警察官に強い憧れがあったから」

家族は驚いてもくれませんでしたけど、と再び肩を竦めるとアイスコーヒーを飲む。
428 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 17:43:02.85 ID:VlEHARIvo
>>427
「二条家の元後継、か」

ついっ、と視線をそらして、「タバコいいかな」と尋ねる。どうやらそれなり以上に薔子の家庭のことを知っているらしい
429 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 17:51:23.14 ID:/epn+U8Ko
>>428
「いいですよ」

そう答えると薔子は下を向く。
家族の事を突かれると弱い、自分はいらなくなってしまった子だから。
家族の事を突かれると心に痛い、自分の存在意義に関わってくるから。

上司だから知っていて当然だろう、経歴書にも書いてある。

「元、ですからね、今は関係ありません。私は、今はICODの駒です。」

これまでは家族の駒だった。自分の存在意義は優秀な駒であることだった。
430 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 18:10:14.00 ID:VlEHARIvo
>>429
「日本産業を支える二条グループの姫君」

しってるか? とアランは薔子の方を向かずに尋ねる。
そんな大企業の、金持ち一家の元後継にして姫様をICODにいれるのは、宣伝効果を狙ってって面もある。

「同時に、とあるICOD古参のとあるおばかが、顔を知っていたからいれたって話もな」
431 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 18:17:08.55 ID:/epn+U8Ko
>>430
「やめてください」

姫、という言葉に過敏に反応して首を振る。
就活中二条グループの力を利用した面もなかったとは言わない。
それでも、自分の力で入社したと思いたかった。
それに、今では姫なんて呼ばれる身分ではないのだ。

「そんなの嬉しくないわ、全然」

売名行為はどこでだって行われる行為だ、それを知っているからこそ。
欠片も望んでいない薔子にとっては困惑と苦痛でしかなくて。
運ばれてきたクロワッサンサンドに八つ当たりするかのように齧り付く。
432 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 18:20:35.11 ID:VlEHARIvo
>>431
「ま、入隊基準をはるかに越えた成績だったから実力ではある」

しかしなぜそんな優秀にして貴重な宣伝広告を日本支部へ置いているのか。不思議じゃないか?と静かに重ねる

「家、嫌いなんだな」
433 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 18:27:44.55 ID:/epn+U8Ko
>>432
「え、本当ですか?」

成績の事は聞かされていなかった、だから素直に驚いた。
同時に安堵もした、名前だけで採られていたな悔しすぎる。

「それが、どっかのおバカの仕業なんでしょう?」

アランの話した不思議の件は先の言葉を借りて返してみた。
薔子とて海外に行く気は満々だったのだから正直拍子抜けしたのは事実だったのだが……

「嫌いではないです、でも好きでもない」

アランの問いに静かに首を振る。
家族の事は嫌いにはなりきれなかった。
例え向こうが駒としか見ていなかったとしても。
434 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 18:32:05.18 ID:VlEHARIvo
>>433
「そ、どこのバカやら。おバカの思考は読めんがね。もしかしたらICODのなかにお知り合いがいるかもよ」

パストラミサンドの残りを咀嚼し、カフェラテも飲み干す。追加のカフェラテとワッフルを注文し、

「そか」

親がいるだけ羨ましい。そう呟いて、窓の外へ目を向ける。
435 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 18:36:52.58 ID:/epn+U8Ko
>>434
「知り合い、ですか…?」

そんなものいたっけ、と薔子は首を捻る。
もぐもぐとクロワッサンサンドを食べながら。

「大尉のご両親は――」

亡くなられたんですか、そう聞くのも不躾な気がして言葉を途中で詰まらせる。
何があってもおかしくない第三次世界大戦だ、
そんな質問を口に出してしまった自分が恨めしくて薔子は小さく唇を噛んだ。
436 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 18:46:40.52 ID:VlEHARIvo
>>435
「探してみるといいかもな」

先方は自分からでてはこないみたいだ。と付け足したアランは新たなカフェラテに口をつけ、

「大戦前にね」

何でもないと言った表情で答える
437 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 18:58:00.97 ID:/epn+U8Ko
>>436
「探すって言ったって……」

記憶も何もないのにどうやって探せというのか。

「まあ、知り合いがいるのは心強いですし、思い出せたら探してみます」

サンドウィッチを口の中に押し込み、もぐもぐと平らげる。

「そうですか…私の母と同じですね」

自分の母親も小さいころに死んでいる。今いる母親は継母だ。
それに不満はないものの、やはり寂しさはあるようで。
若干表情を曇らせると、ガラス越しに道路を見やる。

/ご飯行ってきますノシ

438 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 19:02:55.39 ID:VlEHARIvo
>>437
「そうするといいさ」

懐からタバコを取り出して口に咥え、マッチを取り出す。火をつければ、濃厚な支援の香りが漂い始め、

「ま、お互い大変ってこった」

そう一言で締めてしまう」
439 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 :2012/11/25(日) 19:28:05.43 ID:/epn+U8Ko
>>438
「はい」

取りあえず記憶から探っていこうか、そう思えばぼんやりと考え事を始めて。
紫煙の香りに微かに鼻を鳴らす。不快な臭いではないのは良い葉を使っているからだろうか。

「ま、そうですね」

暗くなっても仕方がないですし、と続けるとアランの手元に運ばれてきたワッフルを見て。
まだ、納まらないらしい腹の虫がぐうとなる。

「私もワッフル、頂いてもいいですか?」

言うが早いかウェイターに追加のコーヒーとワッフルをお願いする。

「それから、気になってたんですけどああいう風に犯人と撃ち合いになることって多いんですか?」

今日の事だ、現場に急行すると残党たちと撃ちあい…殺し合いになった。
まだ人を殺したことがない薔子に、それはショッキングな光景だったのだが……
440 :悪虫 肖 / 触手の怪人 [sage saga]:2012/11/25(日) 19:56:20.88 ID:ZUzBmRyLo
黒いローブを頭まですっぽりと。肌の露出を一切制限する、分かりやすく不審な服装。
そんな男は夜道を歩く。ところどころを街灯に照らされ、それでも暗い、いわゆる閑静な住宅街。

「…………」

彼は腹が空いている。なにか深い意味ではなく、普通に。
まあカラスの群れだとか本能と理性の戦いだとか、色々あったのだが、その辺は割愛として。

「…………」

そんなこんなで。こんな変な恰好までして、こんな場所まできて、何を考えているのかといえば。
――次に通りがかった相手から、金を奪う。スリであれ脅しであれ、この際構うものか、と。

ちなみに、この行動を始めてから一時間ほど経っている。ローブの中で涙目だ。
441 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 20:06:56.77 ID:VlEHARIvo
>>439
「好きなだけ頼め」

俺のおごりだ、食いたいだけ食え。と厚く膨らんだ財布を見せる。其れなりに金が入っていそうである

「毎日だな。毎回[ピーーー]わけではないよ」
442 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 20:11:30.28 ID:Ki2Sp69w0
>>440

|ω・)ソロー

|←ビュンッ!![1万]ポトン

一万置いて逃げ出した。
443 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 [saga]:2012/11/25(日) 20:12:41.64 ID:/epn+U8Ko
>>441
膨らんだ財布にそう言えばさっき大金の貸し借りをしていたのだったな、と思い出す。
遠慮無く頷くとワッフルの追加注文をする。意外と薔子は大食だ。

運ばれてきたワッフルに顔を綻ばせるとワクワクとフォークとナイフを手に取り、切り分けはじめる。
豆乳が入ったワッフルは優しい味がして、それだけで心が癒されるようだった。

「毎日ですか…、威嚇射撃だけじゃ、意味がありませんよね、それって……」

いつかは殺さなければならないのだろうか、この手で、誰かを。
命の重さに手が強張る。
444 :歩/黒い少女と愉快なお友達 [sage]:2012/11/25(日) 20:15:32.14 ID:u/yAdZgto
「げぇぇ、何やっちゃってんのサ!!」

交通量が少ないとはいえ、時折車や人も通る道の真ん中。三つの人影があった。
一つは帽子を被った小柄な物。慌ただしく、両手を振り回して焦っている様子が伺える。
片方は、二メートルに達する人型……なのではあるが、どうも凹凸が大い。
鎧でも着こんでいるのではないかと言う程に棘々しく、首の辺りでは何か二本の触手の様な物が蠢き。
そしてもう一つは。其の凹凸の激しい人影に首を掴まれ、力なく両手足を投げ出していた。

「こんなところで、そんナ!誰かに見つかったら、責任取れるノ!?」

甲高い声ががそう響くと、巨大な人影は其のマネキンの様な物から手を放し。
何か、生物的な、ぐちゃぐちゃと言う音と共に、其の形を作り替えて行く。
さて。其処にあるのは中肉中背。何処にでもありそうな人影だ。

「こレ!これどうすんのヨ!こんなに血ぃ撒き散らして!」

「……申し訳ない。」

「あー、もウ!!そんなだから窓際族なのよあんたハー!!」

むかー、と小柄な人影は両手を上げて、がぁぁ、と、其の一般的な人影へと思い切り怒りをぶつける。
……これだけ見れば、ただの傍迷惑な父娘だろうが。さて。
445 :悪虫 肖 / 触手の怪人 [sage saga]:2012/11/25(日) 20:16:18.27 ID:ZUzBmRyLo
>>442
今のが何者で、何をしたのかよく分からなかったが。
とりあえず、こう言わなければならない気がしたので。

「……あ、ありがとうございます?」

一万円を拾いに行きながら、ついでに逃げた方向をちらりと見てみる。
彼が既に逃げ去っているのならば、なんだかもう色々と諦めるだろう。考えることとか。
446 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 20:21:02.50 ID:Ki2Sp69w0
>>445
角を曲がったところで転んでいた。
447 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/25(日) 20:22:46.86 ID:iEIxzNd0o
クリオネは依頼を終えた帰りに公園へ寄っていた。

「やっぱこれよね」

コートから小銭を出しベンチの横に設置された自動販売機へ入れ、力水のボタンを押した。
……押した。
……が出てこない。ただし小銭は消費されたことになっている。

「なっ!何よこれ! 壊れてるんじゃないの!?」

公園に一人、自動販売機を蹴り始める影が。
448 :悪虫 肖 / 触手の怪人 [sage saga]:2012/11/25(日) 20:26:29.57 ID:ZUzBmRyLo
>>446
うっわあ、と。こんな言葉が漏れたのも仕方ない、というべき場面だろう。

「あれか。最近流行りの一発芸か?」

それでなければ罠だろう。彼の思考は半分停止していた。
倒れる青年へ無遠慮へ歩み寄って、なんなら軽く蹴ってみようと思えるくらいには。
449 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年with髭面 [sage]:2012/11/25(日) 20:33:15.16 ID:9hcosyQWo
>>444
街中を歩く男二人の内、髭面の方の一人が携帯を取り出しややあってから閉じると、赤髪の方が何かあったのか、と問うた

「お父様からだ……アナスタシアがこっち来たって……もしかすると俺今日死ぬかもしれん……
すまんシニフィ……久しぶりに話しできると思ったのに……」
「いや、良いんですよ。アナスタシアさんですか……まぁお気の毒に……」

黒いシルクの布を被った物体を担った赤髪の方が髭面を慰めていると、相対する方向から怪しげな人間達が見える

「──本当に人間か、あれは」
「どうでしょうか……ただまぁ」

待ってみましょう、と赤髪は髭面を手で制しながらに、足音が大きくなるのを待った
喧騒の中、耳を傾けるのは苦痛だ
450 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 20:34:03.16 ID:Ki2Sp69w0
>>448
「いってぇ。頭うったぞ」

ノッソリと立ち上がる。
451 :悪虫 肖 / 触手の怪人 [sage saga]:2012/11/25(日) 20:42:43.07 ID:ZUzBmRyLo
>>450
小さく笑ってみせて、青年に言葉を返す。とびっきり嫌味な風に。

「なんだよ、いきなり。頭でも打ったのか?」

先ほどの感謝の言葉はなんだったのか、不遜。
一万円は既にポケットの中。それでこの態度だ、お礼を期待するのはやめておいた方がいいだろう。
452 :ヴィクター・フォックストロット【影の王国】 [sage saga]:2012/11/25(日) 20:44:17.83 ID:BxnZSXlwo
【BAR】
「――ええ。最近ここに来たばかりでまだ右も左も。でも、良い場所です」
 カウンター席に腰掛け、男はマスターと談笑する。その様だけを見れば、好青年。
 その年に似合わない黒い杖は、手放していない。
 まるで財宝でも詰まっているかのように、大切そうに握りしめていた。
453 :葉月(ガッシリしたおっさん) -Bored Bright- E:M1911A1 :2012/11/25(日) 20:44:42.91 ID:T5CXL/N9o
>>447
「ん?」

公園に来たガッシリ体型のおっさん。もう冬だというのにコートを羽織らず、ジャケットである。
ガン、ガンと音がするので来てみれば、なにやら誰かが何かを蹴っているようだ。

「……ふむ」

おっさんは丁度人影の後ろに居た。ソロリソロリと近づいていく。
そしてやっと分かった、女が自動販売機を蹴っているということを。

それを確認するとおっさんは静かに近づいていき、十分近づくと女の肩に手を置こうとする。
置けたならば言うだろう。

「―――お嬢さん、それ器物破損罪じゃないかね」

雰囲気を出す為にやたら真剣な表情で言うだろう。警察じゃないのに。
454 :歩/黒い少女と愉快なお友達 [sage]:2012/11/25(日) 20:46:08.49 ID:u/yAdZgto
>>449
「っあああああもウ!!もうとにかく此処から離れるヨ!それ、持って来テ。」

「……分かった。」

其のやり取りの後、再度人影は生物的嫌悪感を形にした様な音と共に、姿を変える。
そうして倒れ伏した人型を担ぎ上げると、先行する小さなの後に続いて行く。
重たい足音は―――――――――当然、彼等の元へ。


「………うっ、げェ……」

小柄な人影は、夜目の聞く方では無いらしく。
三メートルと迫ったところで、それは苦々しげな顔で、其の顔にぴったりな唸り声を挙げる。
二人組の前には、黒い帽子の少女。右腕は、義肢の様に、黒色の甲殻に覆われており。
それに酷似した甲殻を全身に纏った怪人が、逞しい青年の死体を担ぎ上げて、其の姿を晒け出す。
そうして。引き攣った笑顔と共に絞り出される言葉は。

「こ、こんばんワ〜……」
455 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 20:52:18.06 ID:Ki2Sp69w0
>>451
「いやいや、転んで頭うっただけだよ」

頭をさすりながら言う。

「さてと、俺はもういくぜ!」キリッ

走る体勢。

「じゃあn……zzz」

突然寝てしまった。
456 :蛍子(花売りの少女)未知の金属質生成 :2012/11/25(日) 20:53:20.61 ID:ER/El2jpo
>>454
457 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年with髭面 [sage]:2012/11/25(日) 20:53:51.61 ID:9hcosyQWo
>>454
赤髪は常に笑顔を信条としており、その笑顔を崩した事は余り無いのだが
黒いシルクの布を被った物体を低く構えて神聖四文字の黒い魔法陣を展開し始めた
髭面は颯爽と背後に跳躍すると赤髪にガッツポーズをする
赤髪はそれを一瞥して、相対する相手に問う

「こ、こんばんは──もしかして、その、死んでます?彼」

彼の笑顔は引きつっていた
458 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/25(日) 20:54:15.50 ID:iEIxzNd0o
>>453
クリオネは自動販売機との格闘に夢中で背後の男に気づかない。
肩に手を置かれ話しかけられてからようやくその存在に気付く。

「誰キミ……?」

背後の男は10代の少女がキミと呼ぶにはあまりにも歳がかけ離れていたが
クリオネが人を呼ぶときは大抵相手に関わらずキミか名前だ。

「文句だったらこの欠陥品作った人に行ってよね」

腰に手を当て体を向けずに首だけを相手に向け言い放つ。
ちょっと不機嫌そうだ。

//ごめんなさい飯に呼ばれたので急いで食べてきます。
459 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 20:54:27.65 ID:VlEHARIvo
>>443
「威嚇だけで止まるならお巡りさんなんていらんのさ」

覚悟はしておくべきだ。そう視線で伝え、ワッフルを頬張る姿に相好をくずしながら、自分もカフェラテをすする

「書類かかりになれば別だが」
460 :サン・ジェルマン伯爵 [saga]:2012/11/25(日) 20:55:29.64 ID:wI/UL9WFo
>>452
不意に青年のすぐ横から発せられる声。

「失礼、隣は空いているかな」

いつの間にかそこに居たのは、黒みがかった茶髪が特徴的な白人男性。
彼はマスターに視線を向けて会釈を交わす。どうやら顔なじみのようだ。
461 :悪虫 肖 / 触手の怪人 [sage saga]:2012/11/25(日) 21:00:51.37 ID:ZUzBmRyLo
>>455
突然現れて、突如逃げ出して、突飛に転び、突として寝る。さっぱり訳が分からない。
だが、寝たものを寝たままにしておくというのも何だろう。いや、彼の良心は一切咎めないが、なんとなく。

「……ぱっと一万円出せるってことは、それだけ金持ちってことだよな」

まずは学ランのポケットを探ってみることにした。理由はひとつ、財布を探すのだ。
簡単に見つかるようならば、そこから金だけを抜き取って何事もなく戻しておくだろうけれど。
462 :ヴィクター・フォックストロット【影の王国】 [sage saga]:2012/11/25(日) 21:01:44.62 ID:BxnZSXlwo
>>460
「えぇ、どうぞお掛けになってください」
 青年はにこやかに言う。その笑顔に他意はなさそうだ。

 青年は無意識に、杖をほんの少しだけ強く握りしめた。
「いやはや、ここは良い場所ですね。ようやく放浪の旅も終わりそうです」
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2012/11/25(日) 21:02:03.57 ID:iEIxzNd0o
>>458
誤字
欠陥品作った人に行って

欠陥品作った人に言って
464 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 [saga]:2012/11/25(日) 21:02:30.11 ID:/epn+U8Ko
>>459
「ですよね」

力なく肩を落とすも、ワッフルの甘さに少しずつ元気が出てくる。
今考えてもどうしようもない、その時、覚悟を決めればいいだけの話だ。

「いやです、現場に出てナンボじゃないですか!」

書類係との言葉にぶんぶんと首を振って否定する。

「書類整理は嫌いじゃないですけど……」

あの量は確かに予想外だったけれど、書類整理は嫌いじゃない。
それでも一日中オフィスに缶詰めなのを考えると忙しくても外に出られる職の方が良い。
ワッフルをもぐもぐと食するとコーヒーをブラックのまますする。
465 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 21:03:53.35 ID:Ki2Sp69w0
>>461
(財布家においてきたまんまだ)

寝ながら思い出す。さっきのあれは偶然入ってたのをあげただけだ。
466 :葉月(ガッシリしたおっさん) -Bored Bright- E:M1911A1 :2012/11/25(日) 21:04:15.02 ID:T5CXL/N9o
>>458
「んあ? あぁ、俺は葉月。
 対異形特殊能力火器戦術部隊、AMSWATの特殊能力班、班長だ。よろしく」

少女の問いに素直に、ストレートに答える男。
AMSWATの名は結構広まっている……のかもしれない。とりあえずwikiには乗っている。

「……おいおい、警察沙汰になっても良いのかねお嬢さん。
 ま、俺は別に警察じゃないし、ちょっと治安維持してるけどこんなの犯罪にならないだろうしなぁ。
 欲を言えばもうちょっと驚いて欲しかったなぁ・・・」

と、少女に向かって逆に愚痴を吐き散らす。しかし、欠陥品というとこの自販機だろうか。
ふむふむ。と自販機の前に立つ。そして、渾身の力を込めて、

「オラァッ!」

ガァン!! と、左足で直蹴りをお見舞いしてやった。すると、ゴトリと何かが自販機下のポケットに滑り込んでくる。
見れば、それは少女が数十秒前ボタンを押したジュースだ。

/はい、いってらっしゃい。
467 :サン・ジェルマン伯爵 [saga]:2012/11/25(日) 21:07:40.79 ID:wI/UL9WFo
>>462
「それでは失礼」

男性は青年の言葉に従い、彼のすぐ隣の席に腰掛ける。
それと同時にマスターが差し出した一杯のグラス。常連特有の「いつもの」という奴だろうか。
グラスを傾け中身を一気に飲み干すと、男性は興味深げに青年の言葉に耳を傾ける。

「ほう、旅ですか。このご時勢に大変でしょう。今日はどちらから?」
468 :歩/黒い少女と愉快なお友達 [sage]:2012/11/25(日) 21:10:18.85 ID:u/yAdZgto
>>456
少女の処理能力では、彼女の存在に気付く、何ていう余裕は一切無かった、が。
背後の怪人は別だ。何処から発せられるかも分からない、双眸の確認出来ない頭部から。
ギロリ、と。威嚇する視線を投げ掛ける。

>>457
ああ、この人達は危ない人達だ、と、少女の本能はそう告げる。
赤髪の彼が展開した魔方陣に、言い知れない嫌な物を感じると、彼女はジリジリと後退する。
そうして。黒色の怪人の横に並ぶと、引き攣った笑顔の彼に、引き攣った笑顔でこう返す。

「いや、死んでるっていうか、ちょっと頭が割れちゃった、っていうか。
 ちょっと寝てるだけ、っていうか〜……………?」

其の言葉と共に、足枷の着けられた怪人の右足が、重たげに一歩、前進する。
焦る少女を尻目に動く怪人からみて取れるのは、何、何て事は無い。ただの悪意だ。
469 :ヴィクター・フォックストロット【影の王国】 [sage saga]:2012/11/25(日) 21:11:01.38 ID:BxnZSXlwo
>>467
「……西から、とでもいいましょうか」
 はっきりとは言わず、そして青年も、酒を頼む。
「旅は良いですよ。自分の知らない世界が見えますから」
 好青年のようで、なかなか腹のうちは見せない。
 それが青年のやり方なのだから。
 
470 :悪虫 肖 / 触手の怪人 [sage saga]:2012/11/25(日) 21:12:52.23 ID:ZUzBmRyLo
>>465
しばらく探してみて、無いと分かると途端に舌打ち。敬意の欠片もない。

「無駄な時間だったな、おい。なんで男の身体なんかまさぐらなきゃいけないんだか」

荒れた制服を直そうともせず、青年への興味を失いかけている。送り届ける、なんて発想はないらしい。
ともかく、青年の右足を乱暴に持って。

「……あ、そうか。さては酔っ払いか? 見た感じ学生っぽそうだがねえ」

言いつつ、道の端まで引きずっていこうとするだろう。起きなかったなら、そのまま放置されるはずだ。
もっとも、ここまで乱雑にエスコートされて、まだ眠っていられるかは分からないが。
471 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 21:14:10.52 ID:6iCvGt+ao
>>464
「死ぬなよ?」

たった一言、なんでもないようにさらりと大気へ消えたその言葉はしかし、多くの殉職を見て来た男の心からの人一言で、

「ま、俺が楯にくらいはなるが」

そう快活に笑うと、書類まだまだあるから、と続ける
472 :サン・ジェルマン伯爵 [saga]:2012/11/25(日) 21:17:04.75 ID:wI/UL9WFo
>>469
「……西ですか。何か、面白い物は見れましたか」

男性は青年の態度に特に気を悪くするというわけでもない。
元々そこまで腹を割った会話をしようというつもりはなかったらしい。

「私も旅にはよく出かけます。知らない世界というのは実に興味深く、そして羨ましい……」

男性はグラスを置いて、何処か物憂げに宙を見つめる。
473 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年with髭面 [sage]:2012/11/25(日) 21:18:56.03 ID:9hcosyQWo
>>468
夜目に慣れてきた時分には後悔する事となるだろうと思っていたが本当にそうなるとは思わなかった
小柄な少女は自分の魔法陣に怯えているのだろうか、だがその横にいる異形は戦闘本能剥き出しである
薄氷を踏む思いでこのまま突進して放つか、否ここは様子を見て──
正直、少女の言っていることは対処法の試行錯誤が邪魔して聞こえておらず、受け答えが的当だ

「頭が、あぁー、ありますあります。自分も今朝弾け飛びましたし
良く爆ぜちゃうんですよねー、えぇ」

相手がこのまま直進してくるか、それとも

>>456
髭面がそちらに気づいたのか

「おっ、見知った顔じゃねぇか
嬢ちゃん!」

彷徨しつつ手を右往左往させる
474 :ヴィクター・フォックストロット【影の王国】 [sage saga]:2012/11/25(日) 21:20:30.49 ID:BxnZSXlwo
>>472
「『正義』を」
 青年はゆっくりと酒を飲む。
 彼の言う「正義」は、途方もなく狂っていて、途方もなく矛盾しているもの。

「えぇ。世界はうらやましい」
 大きく、青年は息を吸い込んだ。
「だからこそ、世界が妬ましい」
 冗談っぽく、青年は言った。
475 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 [saga]:2012/11/25(日) 21:20:39.37 ID:/epn+U8Ko
>>471
「はい」

ワッフルを食べようと口元に運んだフォークは途中で止まる。
男の静かな言葉に薔子は頷くことしか出来なかった。

「やめてください、そんな縁起でもない事…」

そういうの困ります、とぴしゃりとその好意を断る。
事実慣れていない、自分の盾に誰かがなる事なんて。
想像も出来なくて、憮然とした顔でワッフルを食べ続ける。

「大尉もちょっとくらい書類整理、してくださいね」

判子は大尉のじゃないと文句言われるみたいです、と続けながら。
476 :蛍子(花売りの少女)未知の金属質生成 :2012/11/25(日) 21:21:03.28 ID:ER/El2jpo
>>468
怪人と人間の見分けがつかない少女は少し怯えるが、
「目つきが恐いよ。わたし…何もしないよ。。。」
そう答える。

逃げも隠れも反撃もしないのは、そこに女の子、つまり歩がいたからだ。
477 :大坂澪 (食事処みおつくし 店主) [saga]:2012/11/25(日) 21:21:47.28 ID:Og/6bPPP0
「さて…と、これで全部かな?」

引越しの準備が完了。大方の荷物は先に業者に運んでもらい、後は手で持てるほどの荷物だけだ。
その荷物を抱えつつ、いざ先日斡旋してもらった店舗へ。
それにしても、あんないい店に移れるなんて思っていなかった…本当に有り難い話だ。

「ここの店にもお世話になったなぁ…ちと寂しいわ…」

立地が悪いと言っても何だかんだで思い入れがある。
少し名残惜しいが、今日でお別れだ。

「…さ、いつまでもグズグズしてるわけにはいかん!出発や!」


一時間ほどして、新店舗に到着。
手持ちの荷物の整理等々、然るべき準備をする。
478 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 21:22:01.56 ID:Ki2Sp69w0
>>470
懐から、魔導書が落ちた。開かれたページには転移魔法が……

「んーむにゃむにゃ。『てんいー』」

少年は姿を消してしまった

/絡みありがとうございました。
479 :蛍子(花売りの少女)未知の金属質生成 :2012/11/25(日) 21:23:42.22 ID:ER/El2jpo
>>473
「ハンバーガーを買ってくれたおじさん?」
 何かを思い出そうとして思い出した。
「探し人は見つからなかった。ごめんなさい。」

 所でである。
「あの女の子をいじめるの?」
 真面目に尋ねてくる。
480 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 21:23:55.95 ID:6iCvGt+ao
>>475
「おおっと、おれはいろんなところで楯になるぜ」

同僚の不倫の家族会議、借金取り立て、お小言、全部俺が楯を担当する。そう胸を張って、

「それにガタイのでかい野郎の方が打たれ強い」

ニヤッと、不敵に笑んでみせた、

「俺の判子かそうか」
481 :カイル[装備:機械剣 :2012/11/25(日) 21:26:10.22 ID:VFQ6aQ8I0

「ふー、」

コンビニから一人の青年が出てくる
白髪をウルフカットにした童顔の青年で
迷彩服を身にまとっている
背には機械剣――重厚長大な大剣のようなもので、刀身の中部に赤いコアが埋め込まれている
そこから黒いラインがいくつも刀身に走っている

「ふぅ。」

缶コーヒーのぷるたぶをあけ、ヤンキーよろしくコンビニの前で座り込んで飲み始めた
482 :サン・ジェルマン伯爵 [saga]:2012/11/25(日) 21:28:05.26 ID:wI/UL9WFo
>>474
「正義ですか、それは良い」

青年の答えを受けて、男性は笑うでもなく戸惑うでもなく、ただ頷いた。

「だが、この時代、世界は汚れすぎている。だからこそ、正義を探すのにはちょうど良い加減なわけですが」

2杯目のグラスを受け取り、口に運ぶ。冗談のような口調を真に受けたように、男性は言葉を続ける。

「それで、あなたにとっての正義とは?」
483 :悪虫 肖 / 触手の怪人 [sage saga]:2012/11/25(日) 21:28:06.76 ID:ZUzBmRyLo
>>478
消えた青年に、一瞬目を見開く。けれど、それから数秒ほども経てば。

「…………。…………、あー」

今日は肉が食べたい。そう、疲れた表情で呟いて。
ローブから顔を露出させると、彼は歩き出す。もちろん、ポケットの中の一万円を握ったまま。

/こちらこそ、ありがとうございましたー
484 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 [saga]:2012/11/25(日) 21:28:15.05 ID:/epn+U8Ko
>>480
「前も言いましたけど、大尉ってフェミニストですよね、重度の」

やや呆れたように言うのはなぜか男が自信満々だったからで。
これが私生活でのことなら嬉しいような気もするが、ここは職場だ、あまり歓迎はされないだろう。

「そうです、判子です」

この前事務のお姉さんに怒られちゃいました、そう続けながらワッフルをぱくつく。
いま彼女が食べているのは三枚目だ。まだあと一枚、残っている。
485 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明 [sage]:2012/11/25(日) 21:28:26.43 ID:9hcosyQWo
>>479
手を振りながらにも蛍子に近づいて行き

「おう、そうだ……っとあの女の子と友達かい?あぁ、見つからなんだか、まぁそりゃぁそうだわ」

髭面は虐める、という言葉に顔を顰め

「虐める──いや、虐めるというか……あれ明らか異形つか……死体持ってねぇ?」
486 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 21:28:52.85 ID:Ki2Sp69w0
>>481
「おっす」

転移で目が覚めた。声をかける。
487 :歩/黒い少女と愉快なお友達 [sage]:2012/11/25(日) 21:32:06.70 ID:u/yAdZgto
>>473
「あー、やっぱそうですよネー。この前もアロンアルファ使い切る位に割れちゃったんですヨー。
 ってかあれでス?お兄さんも結構頻繁に割れるタイプ?」

一歩踏み出した怪人と正反対の方向へと、一歩後退る。
どうにも言う事を聞かない怪人に向かって、思いっ切り怨めしげな視線を送る。
此処で攻撃何て加えたら、自分が彼等の敵になる事は、確実なのだ。
だから、行くな、行くなと、念を送るのだが。

「シャァァア―――――――――!!!!!!!」

怪人の首に巻き付く、双頭の蛇が、鎌首を擡げた瞬間、何か黒い塊を二つ、吐き出した。
吐き出した後の口から滴る黒いそれは、アスファルトに落ちて、何かを焼く様な音を出す。
―――――――――吐き出したのは、毒の塊。
>>476
其の声に、少女はようやく視線を向ける。
新たな敵との遭遇かと、少し脅えたが……取り敢えずは、違うよう。

「し、真打ち登場……って、訳でも無いのかナ??」

488 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 21:32:40.64 ID:6iCvGt+ao
>>484
「女子供に死んで欲しくなからな」

なにを当たり前のことを、といいたげな表情でさらっと返し、

「身勝手だとしても、死ぬなら野郎からだ」

きっぱりと言い切って、ポケットからケースを取り出す。中身は予備の印鑑だ

「もっとけ」
489 :蛍子(花売りの少女)未知の金属質生成 :2012/11/25(日) 21:33:06.07 ID:ER/El2jpo
>>485
「あの子は知らない。お友達じゃない。
 でもお友達になれるかもしれないから酷いことしないで。」
 片腕の花籠にはいつか約束したネムの木の花が入っている。
「死体?死体はめずらしくないよ。おじさん、都会の人?」
490 :カイル[ :2012/11/25(日) 21:34:03.84 ID:VFQ6aQ8I0
>>486


「あ、こんちゃす。」

ぷるたぶから口を離し挨拶を返す
で、自身の口づけではあるが、"飲みます?"と缶を傾け
491 :蛍子(花売りの少女)未知の金属質生成 :2012/11/25(日) 21:34:25.33 ID:ER/El2jpo
>>487
「なに?追われているの?」
 怪人は無視して歩に問いかける。
「逃げ道なら知っているけれど。」
492 :ヴィクター・フォックストロット【影の王国】 [sage saga]:2012/11/25(日) 21:35:58.83 ID:BxnZSXlwo
>>482
 くく、と青年は喉を鳴らす。酔いが回っているのか、顔は朱を帯びている。
 そして自嘲気味に額を左手で押さえると、答えを述べた。
「私にとっての正義は、『犯罪者をすべて殺しつくすこと』です」
 途方もない矛盾を秘めた回答を述べた。
 一体何人殺したのか、一体何を見たのか、罪人である青年は、薄い笑顔で男を見つめる。

「貴方は、何なんですか?」
 不意に青年は、そうつぶやいた。
493 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 [saga]:2012/11/25(日) 21:38:24.38 ID:/epn+U8Ko
>>488
「身勝手ね、それはオトコの身勝手というやつだわ」

何となく、内心に感じたのは怒り。
つい、上司相手ということも忘れて素の口調が出てしまう。

「そんなの全然、嬉しくないのよ、本当は」

ぽい、とぞんざいに託されたそれの中身を確認すると印鑑で、

「ちょ、これじゃ意味な――や、もういいです」

最終確認は本人にしてもらいなさい、とお姉さんにこっそり言われたのを思い出す。
しかしこれを寄越したということはそれすらも自分に一任した、ということなのだろう、そう判断すると力なく肩を落とす。
明日の書類整理は捗ることだろう。
494 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/25(日) 21:39:07.34 ID:iEIxzNd0o
>>466
「ふーん、大層な名前ね……」

クリオネは名乗ってきた相手に対し自分は名乗らずに目だけを動かし相手の全身を見る。
AMSWATは当然聞いたことはあるが、最近スラム街から出てきたクリオネはまだ所属人物のことは何も把握していなかった。

「相応に驚いているわ。か弱い少女がデカくて怖いおっさんに突然話しかけられたんだから。
 ……ちなみに警察は勘弁してよね。」

片手でやれやれのポーズを取りながら受け答える。
警察沙汰がマズイのは本当である。スラム街出身のクリオネには戸籍が無い為捕まって調べられると面倒事になりそうだからだ。

「……って器物破損はキミの方じゃないか。」

葉月が蹴って出した飲み物を取りながら言う。

//すいません戻りました。
495 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 21:40:52.70 ID:Ki2Sp69w0
>>490
「いや、遠慮しておく」

やんわりと断る。

「それよりも、これ」ポイ

書類と証明書を投げ渡す。

「証明書と書類だ」

一呼吸おいて。

「おめでとう新人!ようこそ戦いの世界へ」

歓迎と祝福を口にする。
496 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年 [sage]:2012/11/25(日) 21:41:33.60 ID:9hcosyQWo
>>487

「自分、ヴァファリン飲んだんですけどねー、なんだか気分悪かってかち割れちゃいましたねー
自分脳漿ぶちまけて弾け飛ぶタイプ何ですが──」

地面を溶かすような、焼くような音は、馴染みのある、焼けた物に水をかけるような音、それだ
消火された後のように煙を上げている──ということは一瞬で燃やし、一瞬で消火したのか
炎系の能力者にしては些か禍々しい妖気を肌でも感じ取れるレベルなのだが、単なる勘違いか
溶けたアスファルトの匂いが鼻につくと、顔を顰め

「放て──Tetragramaton!」

放たれたのは空気。轟音を上げて少女へと向かう
が、効果は皆無。音だけの威嚇だ
少女は怖気ているようなので、攻撃するには気が向かなかったのだ

497 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 21:43:02.53 ID:6iCvGt+ao
>>493
「わかってるよ」

当然のようにね、と肩を竦めて苦笑いした表情はしかし、ほんの一瞬だけ寂しそうな、
うっすらとした影を帯びる。

「自己満足だ。女性や子供が死ぬのはみたくないから俺が先に死ぬ、っていう」

目を逸らして煙草を咥え直すと、

「今日以降に届く書類は俺が目を通したあと記入頼むわ」
498 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明 [sage]:2012/11/25(日) 21:44:02.64 ID:9hcosyQWo
>>489
「む、合歓か。やはり綺麗だな。
──そうか、じゃぁシニフィを止めないとな」

髭面は赤髪に向かって、おいやめろーというものの、赤髪は威嚇射撃をしてしまったようだ

「いや、死体は見慣れてるんだが──まぁいいさ」

少女の神経の図太さに負けて、押し黙ってしまった
499 :蛍子(花売りの少女)未知の金属質生成 :2012/11/25(日) 21:44:46.08 ID:ER/El2jpo
>>496
「思い出した。おじさんの近くにいたお兄さんだ。」

殺気がないので自分の身を守ることすらしない。
500 :サン・ジェルマン伯爵 [saga]:2012/11/25(日) 21:45:50.90 ID:wI/UL9WFo
>>492
「ふふふ、そうか。全て殺す、それがあなたの正義か」

どこか嬉しそうに、男性は笑みを浮かべた。

「ふふふ、とても素晴らしい……」

それは同調。一切の矛盾を考慮せず、しかし心の底から。
心の底から青年に賛辞を送る。

「……私はね、貴方のような人に手を貸す為にいる」

真正面から青年を見据えて、浮かべたのは笑顔。
彼もまた、不条理な正義を抱える者のひとりなのかもしれない。
501 :大坂澪 (食事処みおつくし 店主) [saga]:2012/11/25(日) 21:46:32.34 ID:Og/6bPPP0
さて、開業に向けて最後に細部の改装だ。
基本的に落ち着いた雰囲気が好きな彼女は、あまり色々飾ったりするのを好まない。
ということで、店内は質素だが品のある落ち着いた雰囲気にした。
壁や床に木をふんだんに使うことにより、素朴な温かさがある店内に仕上がった。

「…これで下準備は完了やな。ふぅ…これで一段落、やっと一息つけるわ…」

移転に際して色々と準備があったりして動きっぱなしだったので、疲れが溜まっていた。
今やっと準備が完了し、ようやく休める。…とてもじゃないが、今日は店を開く気にはならない。
502 :蛍子(花売りの少女)未知の金属質生成 :2012/11/25(日) 21:47:23.06 ID:ER/El2jpo
>>498
「女の子に乱暴をするのは犯罪だよ。はい、お花。」
 合歓を髭面に渡す。
「あのね、あの…子供には優しくするのが良いと思う。」
503 :カイル :2012/11/25(日) 21:47:45.65 ID:Sj5sA6Zo0
>>495

「そうですか……」

断られてしまえば、再度口づけ、熱々のコーヒーを飲み干す
ぷはぁ、とコーヒー臭い息をはいて、後ろに放ればゴミ箱へすぽり

「お……
おお!

晴れて僕も兵隊の仲間入りですか!」

書類を受けとれば、晴れ晴れとした笑顔で相手の顔を見て
504 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 [saga]:2012/11/25(日) 21:47:46.96 ID:/epn+U8Ko
>>497
「そう、ですか……」

常の表情に掛かった影に気が付くものの何も言えなくて。

「自己満足なら何も言えません」

言うとのこりのワッフルをモグモグと食していく。
コーヒーを飲んで一息入れると、渡された印鑑をバッグにしっかりと仕舞って。

「承知しました」
505 :葉月(ガッシリしたおっさん) -Bored Bright- E:M1911A1 :2012/11/25(日) 21:49:15.36 ID:T5CXL/N9o
>>494
「そうか? そんなことは無いだろ。俺は普通だと思っているぜ。
 あ、お嬢さん名前は?」

キョトンとした表情のおっさん。全身見られているとは知らずちゃっかり名前を聞こうとする。
勿論、逮捕とかそういうのじゃなくて、個人的な知識の為だが。

「その口調からして、どうもか弱い少女に見えないんだがなぁ。
 ……あ、俺は別に怖いおっさんじゃないぞ? でかいのは認めるが」

そう言いながら、チラリと少女の全身を見る。なんとなく、スラム出身の臭いがする。
しかし、それは黙っておいた。そんなこと言われて、嬉しいと感じる人間などいないようなものなのだから。

「何言ってんだ、詰まってたものを取り出したんだよ。器物破損なわけないだろ。
 それより、取り出してやったのにお礼の一つもなしなのかなお嬢ちゃん」

本当は良く分からないのでとりあえず蹴ってみて、たまたま出たから「あぁ、詰まってたんだなぁ」と思って言ってみたのだが。
506 :リボック・オーレン(右ステッキの紳士)洗脳 :2012/11/25(日) 21:51:21.14 ID:ER/El2jpo
>>500
「日本人でない人達の流暢な日本語。
 それもイディオムすら理解しきった日本語。
 ここは日本贔屓の集まるBARでしたか?」
壮年の紳士がマッカランの氷をグラスで鳴らしながら、
席の端に腰掛けてサン・ジェルマンとヴィクター・フォックストロットに話しかける。
507 :ヴィクター・フォックストロット【影の王国】 [sage saga]:2012/11/25(日) 21:51:30.49 ID:BxnZSXlwo
>>500
 青年は驚きの表情を浮かべる。この場で戦闘になってもおかしくなかったのに、目の前の男は笑い、賛辞を贈ったのだから。

「……私は、手を借りてはいけない」
 自分に言い聞かせるように、青年はつぶやく。
「私は私の正義を、私一人で貫いて見せる。いつの日か正義を果たせずに殺されるときに、『畜生、畜生』と叫んで死んでいくために、私は一人で正義を貫かねばならない」
 到底正義を履行することなんて不可能だとわかっているかのように、青年は言った。

「ですが、貴方には興味がわきました」
 
508 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明 [sage]:2012/11/25(日) 21:51:37.25 ID:9hcosyQWo
>>502
Danke、と母国語で有難う、と言うと申し訳なさそうな顔をしつつもベルトに差し込んだ懐刀を抜き出して

「そうだなぁ……確かにそうだ。だけどもし俺が悪いおっさんで嬢ちゃんを路地裏に引きづりこんであんなことやそんなことしても、だぁれも気づかないかもしれないんだぜ?
クロエさんだったり、あのお兄ちゃんだって、もう死んでるかもしれんしなぁ」

懐刀を弄んで、少女を見る
509 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 21:52:52.49 ID:6iCvGt+ao
>>504
「胸くそ悪い思いしないし」

先ほどの影を感じさせない余裕のある表情へ切り替え、吸い切った煙草を携帯灰皿へ落とす

「まだ食うか?」
510 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 21:53:02.30 ID:Ki2Sp69w0
>>503
「つー訳で、早速仕事だ」

A4の紙の束を出し内容を簡単に説明する。

「今回の任務は、研究所の破壊だ。異能を動物に与えて生物兵器を作ってるっ模様。データの抹消と研究員全員を始末することが目的だ」

説明終わり。
511 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/25(日) 21:56:26.74 ID:1tEpogcZo
「zZZ・・・zZZ」
【ベンチで黒いコートを着た男が寝ていた】
【頭はコクリコクリを動いている。】
512 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 [saga]:2012/11/25(日) 21:56:35.55 ID:/epn+U8Ko
>>509
「胸糞悪い思い、ですか」

確かに誰よりも先に死んでしまえばいいのかもしれないが…それは…
そこまで考えてアランの声に現実に引き戻された。

「い、いえ、大丈夫です。ご馳走様でした」

最後の一枚も薔子の腹の中に消え、コーヒーも飲み干す。
一息つけば、腕時計を見やりそれから目の前の男に視線を戻す。

「いきましょうか」
513 :歩/黒い少女と愉快なお友達 [sage]:2012/11/25(日) 21:56:40.98 ID:u/yAdZgto
>>491
「ほ、ほ、本当!?そ、それなら、すぐに逃げ出したい所だけド!!」

地獄に仏だ。唐突に開いた活路に、少女は恥も外聞も無くすがり付く。
真っ黒な甲殻に包まれた右腕が疼き出す。もう異能者に片腕を吹き飛ばされるのは御免だ。
置き去りの死体に、一度だけ目を向けるが、すぐに興味を失ったかの様に視線を戻す。
今は、あんな物よりも生き残る方が大事だと、本能は告げている。
>>496
「うわぁぁぁああああああああア!?」

轟音にびくり、と大きく身を震わせて、頭と帽子を抱えて其の場に塞ぎ込む。
威嚇行為としては、少女に対しては、十二分過ぎる程に効果は抜群だ。
怪人の方も、そのまま追撃にかかろうとしたところを、出端を挫かれてしまったようで。

「グ、ゥゥウ………ォォォォォォオオオ!!!!」

大きく吼えて、彼の元へと歩み寄る。
が、両脚の枷の為、余り素早い動きではなく、簡単に対処してしまえるレベルだが。
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/25(日) 22:00:55.69 ID:Sj5sA6Zo0
>>510


「おお、早速ですか。
初任務ですが切り替えていきますよ」

順応能力は高い様子。

「始末……捕縛などではなく、殺せ、ということですね
生物兵器は始末しなくていいんですか?」

気になった点を質問して
515 :蛍子(花売りの少女)未知の金属質生成 :2012/11/25(日) 22:01:08.13 ID:ER/El2jpo
>>508
物の例えだろうが、それを理解できる彼女ではない。
そして、その台詞は自分を脅迫、そして強迫しているように聞こえた。
「あんなことってどんな事だ?そんなことってどんな事だ?
 お金を払えばそれなりの事はするが、おじさんは…こわいよ」
 螢子は掌を背中に隠す。そして、何か耳障りな摩擦音がそこから聞こえる。
 
516 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年 [sage]:2012/11/25(日) 22:01:43.16 ID:9hcosyQWo
>>513
近づいて来る異形にいち早く対処を行いたい所だが、髭面のストップが入ってしまった
相手の異形の動きは緩慢だ、故に

「勘違いです、すみませんでしたぁ……ッ!!!」

背後に大きく跳躍、そして着地と同時に土下座
黒いシルクの物体は魔法陣を見せず地面に突き刺さっていた
517 :サン・ジェルマン伯爵 [saga]:2012/11/25(日) 22:02:09.08 ID:wI/UL9WFo
>>507
「潔い。流石に正義という言葉を掲げるだけのことはある」

見事、と小声で呟いた。
独善的な正義の果て、真に罰せられるのは自分自身であると。
青年には初めからそれがわかっている。わかっていても尚、それを貫こうと言うのだ。

「貴方はこの汚れた世界を、清算するに相応しい人間のひとり……かもしれませんね」

そんな青年の存在に男性は心の底から喜び、打ち震えていた。

「……申し送れましたね。私はサン・ジェルマン伯爵。スエーデンボルグと呼ばれることもあるかな」

同じように、男性もまた青年に興味を抱いたようだった。
518 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 22:02:50.41 ID:6iCvGt+ao
>>512
「このあとの予定は?」

あれば合わせるが、ということらしい
519 :海悠・アゲート [sage]:2012/11/25(日) 22:03:06.88 ID:nIYCvaino
>>511

船を漕ぐ頭を、呆れるように見下ろす影がある
影の主は男。赤いスポーツサングラスを着用した青年だ

「風邪引くぜ、こんな時期に外で寝てっと」

親切心を働かせ、一先ず声をかけてみることにする
520 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/25(日) 22:05:09.93 ID:1tEpogcZo
>>519
「zZ・・・んぁ?」
【声をかけられて目を覚ます】

「ん〜・・・誰だ?」
【顔を上げるとそこには1人の青年がいた】
521 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 [saga]:2012/11/25(日) 22:07:14.93 ID:/epn+U8Ko
>>518
「そうですね、本日の事件の書類をまとめに一旦オフィスに帰ろうかと考えていました」

大尉もですよね、とにっこりと笑いかける。しっかりと書類を書いて欲しいらしい。
一回くらい書いてくれてもいいと思う、上司なんだし、初現場の一回くらいは。
522 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/25(日) 22:07:25.23 ID:iEIxzNd0o
>>505
「名前?……クリオネだよ」

葉月の正面からやや斜めに構えて飲み物を持った右手を軽く上げる。
名前を聞かれるたびに考えてしまう。自分の本当の名前はなんなのだろうかと。
知る術は無いし、そもそも生んだ親が名づけたのかもわからないが、偽名を名乗る直前にはこの考えが頭をよぎる。

「ははっ。女の子はみんなか弱いんだよ?
 ……そのデカいのが問題なんだってば。」

と最後の言葉はなるべく聞こえないように小さくつぶやいた。実際恐怖感など一切感じていないが、戦闘になった場合この体格差は如何ともし難いとは考えていた。
とは言えこんなところで事を構える気は一切ないが、襲われる事に慣れ過ぎて人と話すときはつい考えてしまう。

「その主張が通るなら初めから私が使えばよかったよ。
 そうそう、お礼ね。ありがとうおじ様。」

上目使いにウィンクしてみせ、「それとも何か要求されちゃったりするの?」
と付け足した。
523 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 22:07:53.87 ID:Ki2Sp69w0
>>514
「その件に関してなんだが……」

少し、考えるようなしぐさをしてから。

「生物兵器は、1体だけらしい。あいつらにしては珍しいことに、生物兵器を見つけた場合は、逃げることを第一優先事項にしろって命令なんだよ」

ま、いいかと言うなり魔導書を取りだし、魔術を発動させる。

「『転移』」
524 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明 [sage]:2012/11/25(日) 22:08:18.02 ID:9hcosyQWo
>>515
はん、と微笑を含みながらに自らが掣肘されていることに不満を感じながらに髭面は取っていた懐刀を上下に小刻みに揺らし

「く、くく……ませてんなぁ、嬢ちゃん……金を払えば、そうか、シニフィが喜びそうだが──急所削ぎ落とされんのは厳しいなぁ」

軌跡も無く、音もなく髭面が持っていた筈の懐刀は、再びベルトに差し込まれていた
髭面は満面の笑みで

「武器しまいな、嬢ちゃん……まぁ、ここで殺し合いも悪くは無いが──どうする?あの娘の介抱にでもいってやったらどうだ?」
525 :蛍子(花売りの少女)未知の金属質生成 :2012/11/25(日) 22:08:28.18 ID:ER/El2jpo
>>496
「お前、五月蝿いよ」
 荒い金属粉が叩き込まれる。
 歩以外は知らない。消滅してもいい。
 とりあえず歩だけを守る形で意念の金属がハッタリの空気音に過剰な抵抗を見せる。

>>513
「道なんかどこにでもあるしなければ作ればいい」
 そう言うと何処から取り出したのか回転のこぎり刃を地面に走らせる。
 通行路に溝が出来るついでにマンホールが切断される。
「ついて来て!」
 歩の手を引いてマンホールに飛び込もうとする。
526 :蛍子(花売りの少女)未知の金属質生成 :2012/11/25(日) 22:09:54.60 ID:ER/El2jpo
>>524
「そのつもりだ」
 実際にそのまま逃げた。
527 :ヴィクター・フォックストロット【影の王国】 [sage saga]:2012/11/25(日) 22:10:12.62 ID:BxnZSXlwo
>>517
 喋りすぎた、と小さくつぶやいた青年は、グラスの中身を一気に飲み干した。
 度が強すぎたのか、青年はぎゅっと目をつむる。

「お褒めいただき恐悦至極」
 青年は笑う。自らの正義を理解してくれる人間を、彼はいままで見たことがなかったのだから。

「私はヴィクター・フォックストロットと申します。私を目の敵にしている連中は、【影の王国】と呼びますが。以後、お見知りおきを」
 ぺこり、と軽く頭を下げた。

「そういえば、貴方の『正義』を問うても?」
  青年は、そう尋ねる。
528 :歩/黒い少女と愉快なお友達 [sage]:2012/11/25(日) 22:14:42.00 ID:u/yAdZgto
>>516
怪人は、緩慢に、確実に射程距離内に彼を捉えんと、重たげに歩み寄る。
其処に在るのは、何て事の無い殺意であり。一般的に見られる殺意であり。
そして、追撃を行なおうと鎌首を擡げたところで。

「いや、何を勘違いしたノ!?」

少女のそんな叫びと共に、其の怪人は歩みを止めた。
地面に突き刺さるそれを見据えるその視線には若干の同情が含まれていた。
>>525
「あ、エ!?何、道って無理矢理……きゃー!」

突如として地面に空けられた穴に戸惑う暇も無く、手を引かれて飛び越んで行く。
529 :海悠・アゲート [sage]:2012/11/25(日) 22:15:09.16 ID:nIYCvaino
>>520
「おお、起きたか。いや焦ったぜ最近物騒だからよ」
笑みが浮かぶ口元。目元はグラサンで隠れていて分からないが、恐らくそこも同じだろう

「俺か?俺はただの通りすがりの……AMSWAT構成員?まあそんな感じ」
軽く受け答えて

「そっちは?つーかなんでこんなところで寝てんだよ」
530 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 22:15:21.56 ID:R2/A0BdIO
>>521
「しゃあないな、捕まえられちまっちゃ仕方ない」

手伝うよ、と肩を竦めて外へ向かう
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/25(日) 22:17:41.07 ID:Sj5sA6Zo0
>>523


「なるほど……。
生物兵器は加減間違えるととんでもないことになりますからね……。

――うぉぁ!!」

その任務とは無関係の話だが、似たような体験談を知っているかのような口ぶり
閑話休題して、転移に巻き込まれてしまう
532 :蛍子(花売りの少女)未知の金属質生成 :2012/11/25(日) 22:17:43.46 ID:ER/El2jpo
>>528
「逃げ道はこっち。
 これは地下水道だから。下水道じゃないから大丈夫。」
 自分の庭を案内するように地下水道に案内する。
「でもいいの?お友達は置いてけぼりになっちゃうよ。」
533 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 [saga]:2012/11/25(日) 22:17:43.52 ID:/epn+U8Ko
>>530
「ありがとうございます」

笑顔で礼を言うとアランよりも先に外に出て待っておく。
後から出てきた彼にご馳走様を言うために。
534 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/25(日) 22:19:11.10 ID:1tEpogcZo
>>529
「ん?あぁ、起きたぞ
 まぁ、確かに最近は物騒だな。」
【身体を伸ばしながら答える】

「AMSWAT?まぁ。起こしてくれてありがとな」
【素直にお礼を言う】

「あ〜・・・ベンチに座ってて、気がついたら寝てた・・・ってことろだな」
【苦笑いをしながら答える】
535 :サン・ジェルマン伯爵 [saga]:2012/11/25(日) 22:19:34.63 ID:wI/UL9WFo
>>527
「ああ、よろしく、ヴィクター君」

お互いにとって、有益な出会いだった。【影の王国】と呼ばれる青年は、計画の進行に大いに役立ってくれることだろう。
無論、この出会いも初めから計画されていたシナリオの一部ではあるのだが。
しかし彼の正義は予想以上に、真っ直ぐで美しく。それでいて強固なものだった。

「私の正義かい?あまり人に聞かせられるような、立派な物ではないのだが……」

「強いて述べるなら、虚無と再生に殉ずる……と言ったところか」

もう何杯目になるかも分からないグラスの中身を飲み干して、男性は神妙にそう呟いた。
536 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年with髭面 [sage]:2012/11/25(日) 22:19:50.45 ID:9hcosyQWo
>>528
「いやぁ、ここ最近流行ってる猟奇殺人の主犯かなぁって……ってあれ?」

頭を上げると、異形を残して少女は消えてしまった
残る穴だけが不自然に残っている

「あの、えっとぉ、御友人の方?そこの穴に入っちゃいましたけどー、どうぞ?」

537 :葉月(ガッシリしたおっさん) -Bored Bright- E:M1911A1 :2012/11/25(日) 22:19:57.71 ID:T5CXL/N9o
>>522
「へえ、クリオネちゃんか。珍しい名前だな、よく分からないけどさ」

少女の考えなど露知らず、単に珍しい名前なのだと結論付ける。
顎に手を当てて、ぶっきらぼうにそう言った。

「そうか? 弱くない女子だっているぞ?」

例えば俺の同級生だった○○ちゃんとかは柔道技を何時も掛けてきてなぁ・・・などと勝手に思い出話。
少女にとっては、心底どうでもいい情報だろう。勿論、こんな饒舌に喋っているあたり、最後の言葉に気付いた様子はない。

「そうそう。人にしっかりお礼するのは大事だぞ、HAHAHA」

快活そうに笑う。そして、少女が最後に付け足した言葉に対して、む?と笑いを止めて、

「俺がたかがジュースを取り出しただけで金品やら要求する馬鹿に見えるか?
 見えてたとしたら心外だな、これでも治安維持してんのに・・・」

少し凹んだ。
538 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 22:20:08.41 ID:R2/A0BdIO
>>533
「タクシー捕まえようか」

オフィスまで遠いしな、と財布を取り出して
539 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 22:22:41.88 ID:Ki2Sp69w0
>>531
ついた場所は、巨大な研究所。入り口らしき場所には、体つきのいい男が血まみれで倒れていた。

「これは、酷いな」

入り口らしき場所はひどく壊れていた。そこから見えるのは、死体の山だ。
540 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 [saga]:2012/11/25(日) 22:23:54.15 ID:/epn+U8Ko
>>538
「へ?」

電車でオフィスまで行こうかと思っていた薔子にその言葉は渡りに船で。

「良いんですか?じゃ、じゃあ私、タクシー捕まえてきます!」

言うが早いか通りに飛び出してタクシーを捕まえに行く。
ぶんぶんと手を振ってタクシーを止めると自信満々に無い胸を張って。

「大尉ー、捕まえましたよー」
541 :ヴィクター・フォックストロット【影の王国】 [sage saga]:2012/11/25(日) 22:24:54.93 ID:BxnZSXlwo
>>535
「虚無と……再生……」
 青年は小さくその言葉を反芻する。その言葉が何を意味するのか、彼は理解できない。

 青年は胸元から懐中時計を取り出すと、視線を落とし息を吸い込む。
「もうこんな時間ですか……。名残惜しいですが、本日はこれで失礼いたします」
 楽しい時間のお礼に、と、青年は高額紙幣をカウンターに置いて立ち上がる。
「また、どこかでお会いしましょう」
 一度だけ振りむき、つぶやくと、青年は扉を開けて夜闇へと歩き出した。

//お相手ありがとうございました!そろそろ落ちます。
542 :海悠・アゲート [sage]:2012/11/25(日) 22:26:24.74 ID:nIYCvaino
>>534
「ま、物騒じゃなくてもベンチで寝るのはどうかと思うけどな。浮浪者と見間違われるぜ」
軽口を叩くように笑っていった後、いやに神妙な面持ちになって
「……まさか本物の浮浪者さん?」

「いやいや、お安いご用よ」
手を上げそれに応じて

「おいおい疲れてんじゃねえの?お仕事のし過ぎとかかあ?」
苦笑いに対して茶化しで応じる、ついで、彼の持ち物らしき木刀に目が行って
「ひょっとして同業の方?」
543 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 22:26:56.87 ID:R2/A0BdIO
>>540
「んじゃ、いこうか」

ご苦労様、と薔子の元気さを羨ましそうにみつめ、ドアを開けると薔子の乗車を促す
544 :歩/黒い少女と愉快なお友達 [sage]:2012/11/25(日) 22:27:12.44 ID:u/yAdZgto
>>532
「わ、私のお友達は、すぐ呼び出せるからいいけど……よく分かるね、地下水道なんテ。」

されるがままに彼女へとついていく少女は、一体何処に出るのかという不安を抱え。
でもやっぱりされるがままに、ただ大人しくついて行くだけだった。
>>536
「……我等の目的は、侵食、感染であり、殺人が目的では無く。」

異形はそう、くぐもった声で彼の問いに答える。
不自然に空いた穴に呆れた様に溜め息をついた……ような、気がした。

「私は、必要があれば、勝手に呼び出されるから、いい、が。
 先も言った通り。我々の、目的は、侵食、感染、繁殖、である。」

そう言うと。また足枷を引きずりながら、ゆっくりと彼へと歩み寄っていく。
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/25(日) 22:30:53.96 ID:Sj5sA6Zo0
>>539


「――ひどいですね。
いきなりすさまじい任務にあってしまいました」

死体の山、自分達の他の討伐隊、あるいは科学者のものなのだろう。
それとも別のなにか――

自然と気が引き締まり、背の大剣に手がかかる。
抜かないのは、瞬時に対応できなくなってしまうからだろう
546 :サン・ジェルマン伯爵 [saga]:2012/11/25(日) 22:31:02.64 ID:wI/UL9WFo
>>541
「こちらこそ、楽しく貴重な時間だった。ありがとう」

去り行く青年の背中を一度だけ振り返って確認すると、男性は再びカウンターでグラスを傾ける。

「……彼にはまた会わねばならぬな」

数刻後、席を立った男性は、マスターに何かを告げるとそのまま姿を消した。

//お疲れ様でしたー!また是非絡んでくださいね
547 :黒髪ツインテールの女子大生:ICOD研修生/二条薔子 [saga]:2012/11/25(日) 22:31:15.69 ID:/epn+U8Ko
>>543
「はい」

促されるままに乗車する、と何かに気付いたようにはっと肩を揺らして

「うっかり乗っちゃいましたけど、私別に作法を知らないわけじゃありませんからね!」

なぜかむきになってそう言いながらアランの乗車を待つ。

/というわけでお風呂落ちですー。
/二日間にわたる長いロールにお付き合いいただきありがとうございましたー
548 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/25(日) 22:33:51.58 ID:R2/A0BdIO
>>547
(おつさまー!!あざした!
549 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/25(日) 22:34:47.17 ID:iEIxzNd0o
>>537
「そうかな。この町はいろんな人が居るからこんな名前があってもいいんじゃない」

この時初めてクリオネは自分の名前が珍しい部類に入るのだと知った。
17年前後スラム街暮らしていたためそっちの事情は知っているが、もっと一般的な知識は乏しかった。

「そ、そう。」

目の前で一人思い出話に花を咲かせているのを見ながら話しに付いていけないと思いながら相槌しか打てなかった。

(なんか調子狂う……)

今までクリオネと会話した人たちは大抵クリオネに対して苦手意識を抱いていた。
むしろクリオネが狙ってそうしていたが、目の前のおっさんはそんな感じを一切見せずに明るく話しかけてくる。

「人は見かけによらないって言うからね。聞いてみただけだよ。
 警察様がそんなことしちゃったら逆に捕まっちゃうもんね。」

あははっと笑いながら飲み物のふたを開け飲み始める。
550 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/25(日) 22:36:40.99 ID:1tEpogcZo
>>542
「ん。まぁそうなんだがな・・・
 いやいや。ちゃんと家はあるよ。」
【少し慌てたように言う】

「ん〜仕事はしてないから疲れてはないんだけどな。
 ボーっと座ってたらな眠くなって・・・今に至るわけだ」

「いや。俺はそのAMSWAT?に何か入ってないぞ?」
551 :蛍子(花売りの少女)未知の金属質生成 :2012/11/25(日) 22:36:41.61 ID:ER/El2jpo
>>544
川だ。そこは何の変哲もない川で河川敷に登れる所。
「うん、危ない人から逃げる時は地下を使うんだよ。
 地図もある。いる?」
552 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年with髭面 [sage]:2012/11/25(日) 22:40:32.47 ID:9hcosyQWo
>>544
この異形、喋れるのか
内心感嘆するも、それが昨今の召喚系の能力としては普通かと思いながらに立ち上がる
召喚されたものが人語を喋れなければコミュニケーションは成立せずに召喚されたレゾンデートル、存在意義が分からなくなってしまう
故に召喚された物が人に合わせるのが普通だ、と思考しつつに布に覆われた物体──身喰らい斧槍を抜き出す

「侵食、感染、嫌な響きです……故に何が何だかわかりませんがお断りしますよ
これ以上近づけば、貴方、星の彼方に飛んで行ってばいばいきんですけど、良いんですかね?」

魔法陣を展開、黒いそれは穂先に半系2mの円の形。赤髪はそれを一瞥し、寸毫も相手の返答を待たずに、咆哮する

「突き、放せ──Tetragramaton!」

漆黒の翼の様になった魔法陣は、異形に向かって飛んで行った
一直線上の軌道のそれは、かわすには容易いが動きの緩慢な異形にとってはどうであろうか
もし当たれば、放たれ、数m弾き飛ばされてしまい、赤髪と髭面は逃亡を図るだろう
553 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 22:40:52.45 ID:Ki2Sp69w0
>>545
「とりあえず、進むぞ」

ズンズンと進んでいく。死体を跨ぎ、部屋を通る。どこの部屋も、死体と血が無造作に置かれている。そして、一つの部屋の前で止まる。

「魔翌力を感じる……。少しデカイな。なんの術式だ?」

思考を巡らせる。
(一体の生物兵器、魔翌力、術式。ん?一体……)

一つの答えにたどり着いた。最悪だ。

「カイン、気をつけろ。この部屋のやつは、文字通りバケモノだ」
554 :カイル :2012/11/25(日) 22:46:58.89 ID:Sj5sA6Zo0
>>553

フォーカスの後をついていく
奇妙なくらいに何もないのが、逆に緊張を強くする
警戒心も余計なほど強くなり


「――なんでしょう。
生物兵器のおでましですか?」

彼は魔翌力を持ち得ない、だが、空気が重くなったのは感じた。
背の機械剣を抜き放つ。赤いコアが輝きはじめた――。
555 :海悠・アゲート [sage]:2012/11/25(日) 22:47:27.72 ID:nIYCvaino
>>550
「ああ、それを聞いて安心したぜ。失礼なことを訊いたな、悪かった」
慌てて返す彼に対し、無礼であったと謝罪する
しかし、何しろホームレスは被害に遭いやすいと聞く。心配になるのも無理はあるまい

「な、なるほどなあ……」
これまた失礼な、プライベートなことを聞いてしまった、と内心密かに舌打ちをする
初対面の相手は下手を打ちやすい。戒めなければと心に留め

「いや、そうじゃなくて、もっと広義にな?それ、あんたの得物だろう」
それ、と言って木刀を指差し。フードの中の瞳を伺うように見る
これもまたプライベートなことだろうか、と思いながらも口は止まらず
「AMSWATは対異形専門の組織だけどよ。あんたも、そういう手合いと戦ってんじゃねえの?」
556 :葉月(ガッシリしたおっさん) -Bored Bright- E:M1911A1 :2012/11/25(日) 22:50:06.92 ID:T5CXL/N9o
>>549
「ま、そうだな。色々居るもんなぁ、この街」

クリオネちゃんみたいな名前が沢山居てもおかしくはないな、そう言って笑う。
しかしながら、そんな珍しい名前、男はこの街で中々見たことが無かった。
心のどこかに、偽名か? などと疑う気持ちも合った。それを持った所で何か起きるわけでもなかったが。

「……あぁすまんすまん。ま、弱くない女子だって居るって事さ。
 クリオネちゃんは、その強気な態度からして弱くないんじゃないかな、本当は」

一応1人で勝手に懐古していることに罪の意識があったのか、正直に謝った。
少女が苦手意識を抱いていることなど露知らず、次々に口を開く。

「全くだ……あ、俺は警察じゃないぞ? 細かく言うと」

と言いながら、財布を取り出して120円を出す。こちらも飲み物を買うようだ。

小銭を入れて、コーヒーのボタンを押して、コーヒーを取り出す……出てこない。
ついに先ほどと同じ様にガンガン蹴ってみる。蹴る。蹴る。出てこない。

・・・額に汗が浮かんだ。
557 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/25(日) 22:54:26.08 ID:1tEpogcZo
>>555
「ん。いや。ベンチで寝てた俺も悪いかった。」
【こちらも悪いと思い謝る】

「あ、仕事をしてないからって別に金が無いわけじゃないぞ?」
【補足としてつけたす】

「ん?あぁ、一応戦いは慣れてるな」
【指を差された木刀を見ながら答える】

「へぇ、そんな組織があるんだな。ん〜・・・俺が戦ったのは賞金首かな」

//えっと、すいません。現状フードはしてないんです
//伝えてなくてすいません
558 :歩/黒い少女と愉快なお友達 [sage]:2012/11/25(日) 22:55:42.26 ID:u/yAdZgto
>>551
キョロキョロと辺りを見回してみると、涼しげな音が流れる河川敷、の一つ下。
意外と普通の場所に出る事が出来たのに、少女は少しばかしホッとした。

「……意外と普通、のところに出たね。地図はいいよ、多分、覚えたと思うかラ。
 ……その、聞きたいんだけド。なんで私を助けたノ?」

少し戸惑いがちに、彼女にそう尋ねた。
>>552
布から現われたのは、斧槍だった。それの出現に、訝しげな視線を送る、が。
足を止める事は無く。ただのハッタリとして、ゆっくりと、前進を続ける。

「我等が母星は外宇宙であり、侵食した星々であり。故に、此の地球も。
 我等、が、母で、あり、故郷、である。」

そう、告げた直後。緩慢に動く怪人に、漆黒の負荷が叩きつけられて、後方へと弾かれる。
巨体を宙に浮かせ、硬質な物同士がぶつかり合う音を響かせた頃には、彼等は逃げを選択しており。
同時期。放り捨てられた死体にも、動きが見られた。

割れた頭の隙間から、黒色の甲殻を見え隠れさせながら。それは立ち上り、彼等の背中を、緩慢に追い掛け始める。
559 :蛍子(花売りの少女)未知の金属質生成 :2012/11/25(日) 22:59:44.36 ID:ER/El2jpo
>>558
「助けた理由?
 悪い子じゃないのに追いかけられていたから。
 追いかけられていたのは悪い事をしていたからだろうけれど…
 謝っても許してくれない人にあなたを渡したくないの。」
 真面目に無茶苦茶な事を言っている。
 とはいえ、相手が何者かを知らないから言える台詞だ。
560 :アーサー・ビショップ :2012/11/25(日) 23:00:24.47 ID:R2/A0BdIO
大都市は煌びやかなイルミネーションで彩られるのと対象的に、都市の地下に網の目のように広がる通路や施設は、漆黒に包まれている

そこは一種の魔境だ。
微かな光すらも届かず、空気が滞留してしまった閉鎖空間。時の流れが意味を失ったが故に、そこには魔が集まってしまう。

いま、都市の地下では2つの勢力が激しく争っている。

人に害なす異形。
吸血鬼、人狼、邪神やその元に傅く怪異の群れども。

人を護ろうとする者たち。
ある時代は英国王室の飼い犬であり、ある時代は米国の駒であり、そしていま、世界最大の軍事企業の傘下にある、異形狩のプロフェッショナル。

対邪神戦略情報局、AEG-SISの現場要員。暗視装置と黒い戦闘服にサプレッサをつけた銃器を抱えた彼らはいま、都市の地下に巣食う「喰屍鬼」の殲滅を行っている。
もしマンホールなどの地下への入り口を封鎖するバンと黒服をみかけたら、それはSISだ。


------------------------------------------


「2-5よりCP、定時報告異常なし」

兵員輸送用のバンの前に立って、無線報告する若い男が一人。どうやら白人らしく、煙草を咥えて暇そうにしている
561 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 23:01:08.32 ID:Ki2Sp69w0
>>554
「ああ、こいつは放っとくと大変ななことになる」

手持ちの魔導書三冊を取りだし、呪文を唱える。

「本来の姿を取り戻せ、『殲滅白書』」

そう言うと、魔導書が歪み、1つになる。これが、本来の姿。

「よし、開けるぞ」

ドアに手をかける。そして、開けた。

そこは、高さ15m、面積2平方kmの大きな部屋だった。

中央には、銀色に輝く鱗、おおきな翼、大きな爪を持つ前足、二足歩行でたつ太い後ろ足、尻尾、牙を生やした頭。

言うなれば、それは龍だった。
562 :海悠・アゲート [sage]:2012/11/25(日) 23:02:50.51 ID:nIYCvaino
>>557
「働かなくても金がある……だと……」
開いた口がふさがらないとはまさにこのこと。
客観的に見れば、相当な間抜け面を晒していることだろう

「成る程、賞金稼ぎって奴だ」
納得したように手を打って。しかし、この眼の前にいる男がそうであるとは……

「……見えねえなあ」


//おっと、そうでしたかー。了解です
563 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年with髭面 [sage]:2012/11/25(日) 23:03:47.93 ID:9hcosyQWo
背後を見るとあの異形は追って来ない。逃げ切ったのだろうか──

「シニフィ、今日は徹夜になるだろうな」
「な、何でですか?まだ追ってくるとかいわないでくださいよ?」
「帰納的に、あいつらは寝込み襲ってくるかもだからな……見つけたら遠慮なしにブチ込め」

あいつら、って何ですかぁと赤髪が喚くのを尻目に髭面は舌打ちをした
懐刀を何度も抜き出しし、貧乏揺りをすれば、懐刀を空高くに投げ飛ばした
円弧を描いて落ちてくる懐刀をキャッチし、弄びながら

「蛍子ちゃんに、赦し請うしかねぇかもなぁ……それとも、もう手遅れか……何にしろ厄介だな……クソッタレ……」
564 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/25(日) 23:07:02.09 ID:1tEpogcZo
>>562
「あぁ・・・っておい?どうしたその顔?」
【サングラスをかけた顔を見ながら言う】

「ははっ、まぁみえねぇだろうな。
 何せ絡んできて取り押さえてたのが賞金首だったってだけで自分からなったわけじゃねぇからな」
565 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/25(日) 23:10:01.70 ID:iEIxzNd0o
>>556
葉月のセリフを聞いてから、せめてスラム街を出た後に一般的な名前を調べてそっちを使えばよかったかな……
とクリオネは考えるが、今更遅い。

「本当は強いんじゃないかって疑っても口には出さないものよ。女の子はお姫様扱いしてほしいんだから。
 そんなこともわからないなんて、キミモテないんじゃない?」

つい反射的に挑発的な態度を取ってしまう。
初めてこの男の正面に立った時から只者ではないと感じていたクリオネは、葉月の最後に付け足した「本当は」というセリフに少しドキッとした。
何か見抜かれてなしないだろうかと。

「ふーん、警察じゃないんだ。だったらなん……
 ってなにやってるのよ。警察が来るわよ。」

自販機を蹴り始めた葉月を横目に自分は飲み物を飲み続ける。
566 :歩/黒い少女と愉快なお友達 [sage]:2012/11/25(日) 23:10:20.52 ID:u/yAdZgto
>>559
「………ふ〜ン。……じゃ、教えてあげよっかナ!」

そう言うと、少女は彼女の手を放して、小石を一つ拾い上げた。
そうしてそれを握り締めて、開く。現われたのは、夜闇に溶けかねない程に。
黒く染まった、蠢く石だった何か、だ。

「私の、君達風に言えば、異能は、侵食、感染。物を侵し、私達の『トモダチ』にする力。
 ………あとはもう、分かるかナ?これから貴女は、どうなるカ。」

567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/25(日) 23:10:59.10 ID:Sj5sA6Zo0
>>561


「――まあ。なんとかなりましょうや」

えらくポジティブなご様子。
開けてみれば伝説の生き物がそこに君臨していた。
指示ではここで逃げるべきだが、そうもいかないだろう。


「――こいつを討伐してしまえばオールOKですよね」


赤いコアから伝導するように刀身に走る黒いラインが光を放つ。
渦巻くように風が吹き荒れる
その状態で、彼はフォーカスの指示を待った
568 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るい女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/25(日) 23:12:16.22 ID:sd8WwnPN0
よっ!
俺様がやって来たぞー!!
(一人で叫んでいる)

<こっちは久しぶり!こんばんわー
569 :アーサー・ビショップ :2012/11/25(日) 23:12:41.37 ID:R2/A0BdIO
>>568
/やあやあアランダヨ
570 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 23:14:21.47 ID:Ki2Sp69w0
>>567
「とりあえず、相手の性能を見なくちゃな」

「とりあえず、好きにやっていいぞ」

適当が一番。
571 :葉月(ガッシリしたおっさん) -Bored Bright- E:M1911A1 :2012/11/25(日) 23:18:15.39 ID:T5CXL/N9o
>>565
「ふむ・・・まぁ一理あるかもな。
 ・・・ハ、実は俺にはもう人生の伴侶が居るんだぜ?
 もうもてないとかそういうレベルではないのだよクリオネちゃんよ」

少女にとってはビックリするだろうか、この発言は。
フフフ、とちょっとドヤ顔である。してやったり! みたいな。

「くそ、さっきの蹴りで本格的に壊れたか・・・?
 ……し、知らね! もう俺は知らねーぞ!」

何度かガンガン蹴ってみたが、やはり飲み物を吐き出す様子はなく。
ついに諦めた。ガックリと項垂れる。
572 :蛍子(花売りの少女)未知の金属質生成 :2012/11/25(日) 23:19:04.59 ID:ER/El2jpo
>>566
「自分で作った意念の金属を操作する力…。
 あのね、こういうのは秘密にしておいた方が良いと思う。
 相手が友達でも誰でも。」
 そう言いながら回転鋸の刃を作り掌の上で回す。
「見せてくれたから見せてあげる。わたしの力はこれ。」
573 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るい女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/25(日) 23:19:33.42 ID:sd8WwnPN0
>>569
<やー。君また新キャラ作ったのか···すげーな
574 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/25(日) 23:20:05.25 ID:/epn+U8Ko
>>568
/こんばんはー!
575 :海悠・アゲート [sage]:2012/11/25(日) 23:21:13.17 ID:nIYCvaino
>>564
「い、いや……なんとも衝撃的なお言葉を頂いたんでね…。稼いだ賞金で暮らしてるってことだよな?」
それなら自分も似たようなものだと思える。決して金の湧く泉などないのだと分かる
頬を汗が伝うのがわかるが、こんな緊張感は久しぶりだ

「おいおい、とんだ棚ボタだなそりゃ」
軽く言うが、賞金首を取り押さえられる実力者であるということが分かった
ベンチで船を漕ぐこの男が、だ。

「いやしかしあんた……って、いつまでもあんた呼ばわりもよくねえな」
改めて、と畏まり

「俺はさっきも言ったAMSWATの構成員、海悠・アゲートだ。ハーフだからこんな名前だけど、海悠でいいぜ。
 そっちは?名前教えてくれよ」
576 :アーサー・ビショップ :2012/11/25(日) 23:25:36.17 ID:R2/A0BdIO
>>573
/HaHa!10人超えそうw
577 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/25(日) 23:26:28.82 ID:1tEpogcZo
>>568
//こんばんわ
>>575
「あぁ、そうだな。必要以上の金は寄付したが。」
【それが普通のことのように返答する】

「全くだな。けど俺に負けるって程のやつが賞金首ってすごいことだな。」
【俺何て全く強くないのに。と付け足す】

「海悠か。俺は空風銀(そらかぜ ぎん)だ。宜しくな」

578 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るい女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/25(日) 23:27:38.03 ID:sd8WwnPN0
>>576
<なんかもう···凄い越えてるな
>>574>>577
<ばんわー!絡み方わからない!
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/25(日) 23:27:59.84 ID:Sj5sA6Zo0
>>570



「了解です。」


一歩前に出て、機械剣で空気を切り裂くように振り下ろす。
巻き起こる突風。まるでドラゴンのバランスを崩すかのように。
室内で吹き荒れる風は、残骸を巻き込んで小規模な暴風となる。

それは竜の器官を、例えば耳、目の感覚を妨げる意図があった
室外にいるフォーカスに影響はないだろう
580 :レル/褐色盲目女 神官ボクサー E:グローブ [sage]:2012/11/25(日) 23:29:13.36 ID:7nC2tUixo
>>560

「ふっふっふ……臭い、ますねぇ」

誰かに同意を求めるような、少女の呟き。
上方からだった、輸送車両のルーフに腰を降ろし、月を仰いで、足をだらりと垂れ下げている。


「咽びたくなるような、よどんだ空気、籠った腐臭」「…そ、魂が冒涜される臭い、なんちゃって」
「でも、この様子じゃあ、ぼくの出番は無さそうですねー……ああ、暇です」「ほんっとーに、暇です」

その行為を悪びれようともせず、含み笑いをしながら、問い掛けとも独白ともつかぬ語りを続けていた。
実際に臭う≠ゥは別として、どうやら何が起こっているかを、大まかに察しているようだった。


/…まだ大丈夫でしょうか?
581 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/25(日) 23:29:25.89 ID:1tEpogcZo
>>578
//絡めそうなところに良くか
//適当に出せばどうにかなったりならなかったり
582 :アーサー・ビショップ :2012/11/25(日) 23:29:34.99 ID:R2/A0BdIO
>>578
/HaHa!
/ひまじんをつのりなさい
583 :歩/黒い少女と愉快なお友達 [sage]:2012/11/25(日) 23:30:25.65 ID:u/yAdZgto
>>563
その後。彼等の予想通り、異形は彼等の寝込みを襲いに向かい、撃破されるだろう。
そして彼は、死の間際に、こう二人に告げることだろう。

「我々は負の念或る限り。永久に隣で寄り添い続ける。無論、お前達にも。」

其の言葉と共に、彼の身体は傍迷惑にも爆散し。一旦の終止符を打つことになるだろう。

>>572
「っとか言いながら、私に見せてくれちゃってるしネ。
 ……じゃ、それを見せてくれたところで、私と友達に、なってくれるよネ?」

回転鋸の回る掌の甲に、自分の手を軽く触れさせようとする。
584 :仮面の男 [sage]:2012/11/25(日) 23:31:10.63 ID:dl4u/0Nto

街灯に照らされる街の片隅で、ボロ雑巾のような姿で倒れてる男が居た

「…………。」
仮面の下から覗く瞳には、やる気が全く感じられない。

男の周囲にある散らかった瓦礫や、捲れ上がったアスファルト……
そしてそこら辺に付着する血痕を見れば、何があったか大体の想像がつくだろう
585 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/25(日) 23:31:14.97 ID:iEIxzNd0o
>>571
「んなっ!?……こほん。
 い、意外ね。キミみたいなの好きになるのが居たなんて、相当な物好きじゃない?」

飲み物を口から離し、飲み物が口から出るのを耐える。
何とか嫌味的なことを言いたいが目が少し泳いでいる。

「まるで子供の反応ね……
 私のはあげないよ。」

と言いつつ自販機の側面に回り込むクリオネ。

「ふっ!」

正面からがダメなら側面から、ということでミニスカートを穿いた女の子とは思えない蹴りを自販機に入れる。
すると……ゴトッと落ちてくる音が聞こえる。
何が落ちて来たのかと見るとキンキンに冷えているコーヒーだった。
586 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 23:31:20.52 ID:Ki2Sp69w0
>>578
/初めまして、こんばんわー。
>>579
「よし、もっとやっちゃえ!」

なんかキャラが違う。
587 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るい女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/25(日) 23:33:35.62 ID:sd8WwnPN0
>>586
<はじめましてー
>>582>>581
<暇そうな人がいないって言う
588 :アーサー・ビショップ :2012/11/25(日) 23:33:45.47 ID:R2/A0BdIO
>>580
「あなたは?」

驚いた様子もなく、コートのしたの短機関銃をいじりながら、顔も向けずに声をかける。
現場慣れしている雰囲気で、かちかちと端末をいじくり出した


/かんげいしまーす
589 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/25(日) 23:35:50.01 ID:/epn+U8Ko
>>587
/恵那は暇人ですよー
/じゃなければ>>584の仮面さんに絡むとかっ!
590 :蛍子(花売りの少女)未知の金属質生成 :2012/11/25(日) 23:37:48.09 ID:ER/El2jpo
>>583
「回転を止める…。」
 回転鋸が役目を終えて霧散する。
「友達になってくれるの?わたし…螢子。」
591 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/25(日) 23:37:59.81 ID:1tEpogcZo
>>587
//いや。探せばいるはず!
592 :悪虫 肖 / 触手の怪人 [sage saga]:2012/11/25(日) 23:38:54.72 ID:ZUzBmRyLo
>>584
そこに通りがかったというのは、全くの偶然。
どこからどう見ても厄介ごとに間違いないのだろうが、にたり、口角を上げて。

「よう。寝るなら布団がいいんじゃないか、ホームレスだっていうんなら悪いがね」

その身に纏った黒いローブから顔を出しつつ、そんな風にそちらへ話しかける。
辺りの惨状を気にしていないような振りをしながら、しかしそれを隠し切れず、楽しげな笑いが漏れる。
593 :海悠・アゲート [sage]:2012/11/25(日) 23:39:12.36 ID:nIYCvaino
>>568
/こんばんはー。

>>577
「やることが男らしいというか、豪快というか。すげえな、お前」
中々真似できることじゃないぞ、と付け足して。
「俺だったら、そうだな……。まず家が欲しいな。一軒家」
少なくとも寄付などとは考えないだろう。そういった点で、尊敬できる男なのかもしれないと思う

「いや、お前自身が強いって風にはならねえの?」
「よろしく頼むぜ、銀。賞金首倒すほどの実力、頼りにしてんぜ?」
口元で笑みを浮かばせながら言う
594 :葉月(ガッシリしたおっさん) -Bored Bright- E:M1911A1 :2012/11/25(日) 23:40:08.27 ID:T5CXL/N9o
>>585
「おーおー、そんなに意外だったか? ま、物好きかもしれないが……もう一つだけ教えてやろう。
 もう子供が居る」

相手の焦りように苦笑いしながら、もう一つ爆弾発言。
何か楽しくなってきたらしい。―――そして、妻が物好きなのは否定しないらしい。

「ちっ……おおっ!?」

見えたッ……ではなく、その鋭い蹴りに驚かされる。
先ほどは何回やっても詰まっていたジュースが出なかったくせに……と思いながら、出てきたコーヒーを取る。
……冷たい。あれおかしーなー。ホットコーヒーのボタンを押したはずだったんだけども。

「おおー……ありがとな」

そう言いつつ、アイスコーヒーなのは少し不満げだ。
しかし飲まないわけにもいかない。プルタブを開けて、一気に飲んだ。冷たい流れが喉を襲う。

「〜〜〜!!」

あまりに冷たくて軽く悶絶。
595 :桜庭真(目に光がない少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/25(日) 23:42:23.67 ID:sd8WwnPN0
>>584
ただ、すこし散歩に出ただけなのになんでこんな物があるのだろうか
死体か?これは···
ともかく、まずは生きているか確かめるためにヘッドホンを着ける
生きているなら思考が聞こえるはずだ
>>589
<ほむ····ありがとうございます!
596 :レル/褐色盲目女 神官ボクサー E:グローブ [sage]:2012/11/25(日) 23:43:21.34 ID:7nC2tUixo
>>588

「や、ソレ≠向けられて、追っかけまわされるのは御免ですけど」
「……その反応、それはそれで」「つまんないですねぇ」

「これだから、軍人さんって」息を吐いてから、よっ、と臀部を浮かせて、地面へと降り立つ。


「んー…ただの神官ですよ」
「で、実際問題、何があったんですか…?」

眼を閉じた、褐色の肌を持つ少女だった。
そう、名乗りこそするけれど、パーカーに腰に巻いたグローブと、傍目からはどうも、神官に見えない訳で。
597 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/25(日) 23:46:27.20 ID:1tEpogcZo
>>593
「ん?そうか。だって必要以上にあったとしても使うことがないだろう?
 それなら使い道があるところに渡すべきだろ?」
 【これもまた普通のように答える】

「一軒家か・・・まぁほしいと思うがのんびりでいいだろ」

「俺が強いってことはないと思うけどな・・・
 ま、何かしら手伝うことになるかもしれないな。その時は宜しくな。まぁ足手まといにならない程度に頑張るさ」
【ニッっと笑いながら答える】
598 :レル/褐色盲目女 神官ボクサー E:グローブ [sage]:2012/11/25(日) 23:46:45.13 ID:7nC2tUixo
>>596
×腰に巻き付けた ○腰から提げた
599 :歩/黒い少女と愉快なお友達 [sage]:2012/11/25(日) 23:48:19.83 ID:u/yAdZgto
>>590
「そう、友達になって欲しイ。ずっとずっと私と一緒にいよウ。
 此の世界が一つになるまで、此の世界皆が手を取り合って友達になれるまデ。
 此の世界皆が友達になってからも。世界が終わるまで、ずっと一緒ニ。」

蛍子の手の平を、包み込むように少女は握り締めようとする。
其の手は冷たい、酷く冷たい。寒気に冷やされたとか、そう言う物ではなく。
死体か何かの様に、異様に冷たかった。

「私の名前は、歩。よろしくね、蛍子ちゃン?」

そうして。侵略の『侵食感染』は、少女を侵し尽くさんと蠢き出す。
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/25(日) 23:49:58.54 ID:Sj5sA6Zo0
>>586

「――では」

動きを鈍らせた暴風が涼やかな風を残してぴたりとやむ
直後ドラゴンの足元まで距離をつめればその足首大剣で両断して片足を再起不能にしてしまった。
当然バランスを崩して倒れるであろうドラゴン横目に、フォーカスをちらりとみて
601 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/25(日) 23:49:59.05 ID:/epn+U8Ko
11月の夜は冷える。
というのにセーラー服に大ぶりのカーディガン、
それにカラフルなチェックのマフラーといった出で立ちで道を歩く少女が一人。

目を引くのは少女が背負った半弓と矢筒。
道行く人の視線が痛いが気にしない。
とにかく少女は歩いていた、片手に持ったカレーまんを食べながら…
どこか急ぐような足取り故に誰かとぶつかってしまうかもしれない。
カレーまんの染みは落ちにくかろう……
602 :アーサー・ビショップ :2012/11/25(日) 23:50:51.25 ID:R2/A0BdIO
>>596
「慌てる演技がお望みで?」

追い回しませんよ、と断りをいれた上で、端末の上で明滅するマーカーに視線を落とす。どうやら何かの見取り図らしい。

「んー自分らは一応、PASFのメンバーでして」

治安維持活動です、と付け足して、紫煙を吐き出す。PASFとは世界警察を担う、民間警察機構のことだ
603 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/25(日) 23:52:08.40 ID:iEIxzNd0o
>>594
「子供!?
 そ、そう。別に驚くようなことでもないけど?むしろ当然じゃない?妻がいるんだし。そう、当然よ。」

すっかり相手のペースに乗せられてしまっている。
驚いたのはクリオネがうぶだったからではないが、一度相手のペースに乗せられてしまうとどうにも相手の良いように反応してしまう。
普段は逆の立場に居ることが多かったクリオネは攻められるのには弱いようだ。
しかしクリオネは心のどこかで納得していた。人の父親だからこそ、この大らかさを持っているのかと。

「これでさっきの借りは返したわよ。
 むしろ良いもの見せてあげたんだから貸しね。」

悶絶する葉月を見てあははっと笑う。
604 :アーサー・ビショップ :2012/11/25(日) 23:52:16.93 ID:R2/A0BdIO
>>602
追記


しかしアーサーの服に警察のロゴはない。車両にはPASFとロゴがふられていたが。

アーサーは少女に視線だけ向けて、また端末をいじり始めた
605 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/25(日) 23:54:29.20 ID:Ki2Sp69w0
>>600
「グッジョブ!」

なかなかやるなと思った。その最中、片足が再生していく。予想通りだった。
606 :仮面の男 [sage]:2012/11/25(日) 23:55:44.65 ID:dl4u/0Nto
>>592

自分の姿を見て笑う、そんな声を聞いて男は起き上がる。

「……うっせーな。人が気持ちよく寝てたのに起こすんじゃねーよ」
何とも分かりやすい強がり。誰の目からも見て、この男が何者かに手酷くやられたのは明白だ。

「これ以上見てっと見物料貰うぞ」


>>595
「起きてる、起きてるから!」
突然付けられたヘッドホンを取り払い、少年と向き合う。

「ホントいきなり何しちゃってんのお前?どういう趣味してんのか教えてよ!」
607 :海悠・アゲート [sage]:2012/11/25(日) 23:56:38.67 ID:nIYCvaino
>>597
「まあ確かにそうかもしれねえがよ……」
釈然としない様子、どうやらよほどの貧乏性らしく、しばらく唸った後に
「もしかして俺、人間的に小さいのか?そうなのか!?」

「謙虚な奴め。もっと自信家でいて良いんだぜ?」
その目で見たわけではないし、行動からもそこまでの実力は感じさせないが
それでも、賞金首を打ち倒し、しかもその金で生活までできている……これは間違いなく実力者だろう

(実力か……。試したくなるのは、悪い癖だよなあ)
内心で一度相手取ってみたいと考えるが、それは又の機会だろう。笑顔の裏に隠しておくとする
608 :蛍子(花売りの少女)未知の金属質生成 :2012/11/25(日) 23:57:35.80 ID:ER/El2jpo
>>599
「お友達かぁ。いいね。
 わたし…ずっと一人だったから。」
 侵食感染は螢子を蝕むように入り込むかに見える。
 術師にその限度が見えるなら…これは不気味だ。
「世界が終わるまでずっとお友達♪
 ねえ、掌の冷たい人は心が暖かいんだって。」
 無邪気に友達ができたことを喜んでいる。
 侵食できているのに、支配が効かない。
 これはなんだろう?これはどういう感情なのだろう?
609 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るい女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/25(日) 23:59:03.91 ID:sd8WwnPN0
>>601
「おっ、可愛い···」
こんな季節なのにまるでアニメから出てきたような服装な少女を見つけた
しかも弓を背負ってる所がまた非現実的だ
急いでるようだが····気にしない!
「やあ!」
少女の背後から声をかける。正直ただの不審者だ
610 :葉月(ガッシリしたおっさん) -Bored Bright- E:M1911A1 :2012/11/25(日) 23:59:53.69 ID:T5CXL/N9o
>>603
「HAHAHA、何か面白いなぁ、クリオネちゃんは」

そう笑いながら言う。その顔、表情が欲しかったとでも言うように。
男は、少女の事をとても面白い少女として認識したようだ。

「な、なにを……。くそ、否定しきれない……
 だ、だけどなぁ。俺は女子のパンチラで興奮するようなウブじゃないからな、HAHAHA」

ケホケホと喉の奥から反射的にコーヒー数滴を吐き出しつつ、少女をチラリと見る。
だってもう夫婦だし。子供も居るし。

・・・そして、漸く悶絶状態から開放されたのか、缶をゴミ箱に投げ入れると、

「よっし、じゃあ行くかな。さよなら、クリオネちゃん」

そう言って背を向け、去っていく。
611 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 00:02:38.96 ID:J92ssGoCo
>>609
「へ?」

カレーマンを咥えながら背後を振り返る。
自分に声が掛けられたのだろうか、首を傾げながらも自分の事を指さしてみる。

「恵那、ですか?」
612 :レル/褐色盲目女 神官ボクサー E:グローブ [sage]:2012/11/26(月) 00:02:51.94 ID:72S/kMEho
>>602

「んな馬鹿な」「でも、結構良い余興になるかな、って僕は思いますよ?」

くすくす、と鼻で笑って、彼の手中にある端末を覗き込んでみる。
矢張り、瞳は閉じられたまま、けれどもそれを見て、彼女はどこか、確信めいた笑みを浮かべるのだった。


「PASF──って、ああ、警察ですよね?」

顎に手を当て、こちら≠ノ来てからの記憶から、該当するものを手繰り寄せる。

「こういう臭い≠フするものも対処しちゃうんですねー」
「体に染み付いてますよ?化け物の臭いが、たーっくさん」

…PASFの業務内容に、異形への対処はあっただろうか。
もう一度記憶の引き出しを探りつつ、カマをかけるように、相手へ言葉を飛ばすのだった。
613 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 00:03:38.30 ID:bzF7++PFo
>>607
「う〜ん・・・いや。俺が馬鹿なだけだろ」
【きっぱりと言う】

「謙虚じゃなくて真実なんだよ。」
【苦笑いしながら答える】

「さて・・・さっきと同じようにならないように今から家に戻ろうかね」
【ベンチから立ち上がる】
614 :桜庭真(目に光がない少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 00:04:09.95 ID:vCv/xqp70
>>606
「え?いやこれは·····」
とりあえず生きているかどうかは確かめられたがなんだこのおっさん
さっきまで死にかけみたいな様子だったのに元気だな···
615 :アーサー・ビショップ :2012/11/26(月) 00:06:49.02 ID:hRTyIOCOo
>>612
「苦手なんで、演技とか」

感情の薄い表情でそう返すと、端末の上で消えた青のマーカーに片眉を吊り上げる。すぐに代わりの青いマーカーがでてくるのを確認しつつ、警察、という単語に頷き、

「特殊現象対策課ですから。…………一般には」

これまた判を押したような返事である
616 :悪虫 肖 / 触手の怪人 [sage saga]:2012/11/26(月) 00:08:24.06 ID:sY0W1WcZo
>>606
「それは失礼。寒空の下、固いベッドに気持ちよく寝られる奴がいるとは思わなくてね」

挑発的に言ってみせて、それから「残念ながら金はない」と付け足した。
その場に屈みこんで、小さなアスファルトの破片を拾い上げる。

「全く以てひどいもんだが、何があったんだ?」

不躾にも、そんな問いかけ。答える必要はないだろう、なんなら無視しようと構わない。
壁に体重を預けて座った男は、既に何がなんでも聞くと決定しているようだけれど。
617 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るい女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 00:09:46.18 ID:vCv/xqp70
>>611
「へぇ。君、恵那って言うんだ」
初対面の筈なのに、すごく馴れ馴れしい口調で話す
「弓を背負ってるけど弓道でもやってるのかい?」
618 :歩/黒い少女と愉快なお友達 [sage]:2012/11/26(月) 00:10:09.25 ID:ObjC3f8Fo
>>608
侵食感染は、狙い通りに彼女の中へと潜り込んでいった。
きっとこれからもそれは彼女を蝕み続けて、少しづつ自分と同じ物に造り替える筈だ。
けれど。彼女の事は、何一つ伝わってくる事は無かった。

「……不思議だな、もうお友達になれたと思うんだけド。
 蛍子ちゃんの事、私、全然わかんないヨ?」

少し困惑気味な笑顔を浮かべて、彼女へとそう問い掛ける。
侵食感染が出来たなら、少し気分が沈んだり、何て症状がある。
それが見当たらないのは何でだろうか。少女にとって、それは。
自分の力について、初めて出来た、分からない事だった。
619 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/26(月) 00:12:14.69 ID:bHR6ICIRo
>>610
「お、面白いって……」

人をなんだと思ってるのかと言った目で葉月を上目づかいに睨む。

(前居たスラム街ではそれなりに名の通った私がなんでこんな……)

「焦って言ったって説得力無いんじゃない?
 せいぜい妻と子供に顔向けできないようなことにはならないように注意した方がいいと思うわよ。」

目を半目にして少し口を吊り上げながら言う。
かわれた仕返しをしたいという気持ちが少しばかり出る。

「ええ。またね、おじさん」
(これ以上一緒に居たらホント調子狂わされるし)

葉月とは逆方向に歩き出す。
クリオネは言ってから気づく。自分が「またね」と言ったことに。
なぜ自分はまた葉月と会うという前提であいさつをしたのだろうか……一瞬頭をよぎるが深くは考えず帰路へ着くのであった。


//絡みありがとうございました。人生初のロールだったので、分かり辛い所もあったと思いますが、またお願いします。
620 :海悠・アゲート [sage]:2012/11/26(月) 00:12:33.19 ID:Wty1NURoo
>>613
「だとしたらそりゃ馬鹿正直の馬鹿、だな」
ぴ、と指を立てて言い返す。
そして苦笑する銀にどうだか、と肩を竦めて。

「そうしな。俺も帰るわ、明日も早いし。じゃあな、銀」
そう言って軽く手を挙げ、寒いと文句を言いながら去っていった

/絡みありがとうございましたー
621 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 00:13:20.55 ID:J92ssGoCo
>>617
「そうですけど……あなたは?」

警戒心バリバリで少し相手と距離を置く。
馴れ馴れしい男にろくなのはいない、しかもこんな時間だ、何を狙っているのか……

「確かに恵那は…弓道やってますけど、それが何か?」

それでもカレーまんを食べるのをやめない。
もぐもぐと食べながら、不審げな視線を少年に送る。
622 :蛍子(花売りの少女)未知の金属質生成 :2012/11/26(月) 00:14:59.57 ID:C1xJFZ3Wo
>>618
「知り合ったばかりだから。
 でも、これからお友達になる。仲良くなれる。
 わたしはあなたのお名前を聞いてないよ?」
 冷たく不気味な手も冷えた手と感じたか。
 人肌の手で歩の両手をとり自分の手で包み込む。
「寒いね。暖かい所に行きたいね。」
623 :レル/褐色盲目女 神官ボクサー E:グローブ [sage]:2012/11/26(月) 00:15:43.45 ID:72S/kMEho
>>615

相手の素っ気ない返事に反応して、少女の体がするりと動く。
滑らかな動きで急接近したかと思えば、相手へと、突き合わせるように顔を近づけて。

「はは、確かにそういう顔…してますね」

細い目、あるいは閉じられたままのそれで、合点が行ったとばかりに笑みを浮かべてみせた。


「とくしゅ…げんしょう、たいさくか?」「」

顔の距離を離して、それから、おうむ返しに相手へと問い掛けをひとつ。
熟語の羅列に頭上へ疑問符を掲げつつ、噛み砕いた説明に期待するのだった。


次、ちょっとだけ遅れそうです ちょっとだけですけど!
624 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 00:17:21.67 ID:bzF7++PFo
>>620
「否定はしねぇよ。本当のことだからな」

「もし機会があれば俺の力見せてやるよ。予想外だろうからな」
【背伸びして答える】

「おう。じゃぁな海悠」
【そういって家へと向かっていった】

//こちらこそありがとうございました!
625 :仮面の男 [sage]:2012/11/26(月) 00:18:21.10 ID:sqmiEsoto
>>614

「介抱しようとしたって訳じゃあねーだろ?つーか、ヘッドホン付けて何したかったんだよ……ったく」
発せられる言葉からは棘が感じられる。この様子だと見た目ほどに怪我は浅そうだ

「ほら、用が無いならどっか行けよ。それとも何か?俺のサインでも欲しいか?」


>>616

「俺より寒空の下の固いベットが似合ってる奴が、目の前に居るけどな」
相手の挑発に乗って、言葉を返す。

「簡単に言うと、『クソガキにボコられた』……あー思い出すだけで腹立つわー……これだから子供は……」

質問に答えた事で、さっき何があったかを思い出す。
子供にここまでやられた事が、男にとっては酷く腹立たしい出来事だった
626 :アーサー・ビショップ :2012/11/26(月) 00:20:49.08 ID:hRTyIOCOo
>>623
「面白い反応は返せそうにないです」

これでもまだ感情は読み取りにくい。よほどのことでも動じない、そんな雰囲気だ。みれば、コートのしたの戦闘服もキッチリと整っている。

「邪神、正神を問わぬ神格クラス、吸血鬼、人狼、天使、悪魔と呼ばれるような上級怪異、グールに代表される下級怪異の殲滅機関です」

組織を知らなそうな少女にそう説明して、煙草を携帯灰皿へ落とす

/起きになさらず
627 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るい女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 00:27:07.62 ID:vCv/xqp70
>>621
「結構警戒されてるなー···まあいい、こっちも自己紹介から始めようか。
僕の名前は桐生義也。年齢は15、血液型はO型
初恋の相手は友人の姉。現在の恋の相手は居ない。
好きな人物は芯があるやつ。嫌いな人間は芯のないやつ
特技は手品ができるくらい。」

彼はそう言うと、少女の前に握った手を差し出して開いた
するとその手のなかにはさっきまで存在しなかった"本"が存在していた

「驚いた?まあこれはどうでもいいんだけどさ
僕も弓道やってたからさ。なんなら教えてあげようと思ってさ!」
628 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るい女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 00:27:20.98 ID:vCv/xqp70
>>621
「結構警戒されてるなー···まあいい、こっちも自己紹介から始めようか。
僕の名前は桐生義也。年齢は15、血液型はO型
初恋の相手は友人の姉。現在の恋の相手は居ない。
好きな人物は芯があるやつ。嫌いな人間は芯のないやつ
特技は手品ができるくらい。」

彼はそう言うと、少女の前に握った手を差し出して開いた
するとその手のなかにはさっきまで存在しなかった"本"が存在していた

「驚いた?まあこれはどうでもいいんだけどさ
僕も弓道やってたからさ。なんなら教えてあげようと思ってさ!」
629 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るい女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 00:27:56.47 ID:vCv/xqp70
誤爆すいません···
630 :悪虫 肖 / 触手の怪人 [sage saga]:2012/11/26(月) 00:31:26.16 ID:sY0W1WcZo
>>625
「否定はできないな。こっちは金無し宿無しの根無し草なんだよ、困ったことにな」

愚痴でもこぼすように。それとも、不幸自慢でもするように、だろうか。
それから話を聞いて、また笑う。

「へははっ! それは何とも情けないな。オヤジ狩りなんて一昔前に廃れたと思ってたぜ
 しかし、それでここまでするかよ。子供ってのは怖いねえ」

恐らくはそんな簡単なものではなく、私刑のようなそれだった、と予想するが。
目の前の男が「オヤジ」と言える年齢なのかどうかもよく分からないのに、そう軽口を叩く。
631 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 00:31:41.07 ID:J92ssGoCo
>>627
もぐもぐもぐもぐ……カレーまんを食べながら静かに少年の自己紹介を聞く。
全て食べきってしまうと同時に目の前に差し出された一冊の本。
それに視線を向けると僅か目を細める。
異能や魔術の類ではなさそうか……瞬時にそう判断すると視線を少年位向け直し。

「え、本当?それはちょっと嬉しいかも!」

弓道の話にぱあと表情を明るくする。
632 :レル/褐色盲目女 神官ボクサー E:グローブ [sage]:2012/11/26(月) 00:32:11.94 ID:72S/kMEho
>>626

「…ははっ」「いやー、十分面白いですって」
「神官の前で神を[ピーーー]ーだなんて、言っちゃうんですもの」

…いただけない。
彼の語る神格という単語が気に障ったらしい、表情は笑んでいたが、その声は少し震えていた。
と、同時に『冥王が人間如きに滅ぼされるものか』なんて自負も、心の中に生じていた。
そもそも、彼らに滅ぼされるようないわれは、微塵も無いのだけれど。


「…で、今日の相手は?」
「僕としてはー…そうですね、そこまでの脅威ではない、と感じましたけど」

この場で敵対する理由も無い、話題を転換するように言った。
633 :アーサー・ビショップ :2012/11/26(月) 00:35:06.25 ID:hRTyIOCOo
>>632
「局の創設からすでに79体の神格クラスが抹殺されました」

殆ど邪神ですがね、と付け足したアーサーは、少女の声の微細な震えに気づかないふりをして「自分は無信仰ですから」しれっとそう告げる


「今日の相手はグールの群れです」
634 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るい女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 00:37:01.76 ID:vCv/xqp70
>>631
(食いついた!よしッこの話題で···)
「じゃあ、準備するからちょっと待ってね」

そういって本を開いて何かを呟いた。
呟いた言葉は人名の様に聞こえた。

「よし、準備できた。その弓借りていい?」
635 :歩/黒い少女と愉快なお友達 [sage]:2012/11/26(月) 00:40:25.87 ID:ObjC3f8Fo
>>622
「あレ?さっき言わなかったっケ。私のなまエ。私の、私の名前は、歩。
 そう、それがお友達なのかな。じゃあ、それでいいかな。」

歩の両手に、蛍子の熱が加わって、熱を取り戻したかの様な錯覚をさせる。
そうして、彼女の言葉に、名残惜しそうにはにかむと、包み込まれた片手を外し。
自分の頭上へと、持って行く。

「そう?私はとってもあったかいけど?でも、そろそろ、私は帰らなくちゃ。
 そうだ、寒いならこれ、貸してあげる。大切にしてね?」

頭の上にポツンと乗っていた帽子を脱いで、蛍子の頭に乗せようとする。
満足げに歩は頷いて彼女の手を離す。

「それじゃ、私は行くよ。またね、蛍子ちゃん。またネ!!」

そういって、少女は片手をあげて。河川敷に上り、さっさと消えていってしまったとさ。
636 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 00:40:36.17 ID:J92ssGoCo
>>634
「良いけど、ここ街中だよ?」

呟かれた言葉は人名のようで、そこでようやく恵那はその本が何らかの媒体なのだと気が付いた。
不審そうにしながらも、弓を肩からおろして少年に差し出した。

「壊さないでね、絶対に」
637 :仮面の男 [sage]:2012/11/26(月) 00:42:09.92 ID:sqmiEsoto
>>630

「うっせー!あのガキ能力持ちだったんだよ!」
『隙を突かれなければ負ける事は無かった』と言いたげな顔をしているが、仮面越しでは分からないだろう。

「それに狩ろうとしたのはこっちだ」
「どっかの誰かさんが、とあるガキを捕まえろって頼んできたから引き受けたんだよ。……ま、このザマだけどな」

開き直った態度を見せ、自嘲気味に言う。
638 :桜庭真(目に光がない少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 00:42:30.56 ID:vCv/xqp70
>>625
「あんたが生きてるかどうか確かめたかっただけだ」
ヘッドホンで何がしたかったのかって問いの答えにしてはおかしいような気がするが、彼が言ってることは本当だった。
彼はヘッドホンを着けると聞こえるのだ。人の思考が。
639 :レル/褐色盲目女 神官ボクサー E:グローブ [sage]:2012/11/26(月) 00:45:17.25 ID:72S/kMEho
>>633

「あぁ、なら大丈夫でしょう」
「…まぁ、こんな仕事をする人なんて」「無神論者か、よっぽどの狂信者くらいでしょうしねー」

また、けろけろと笑ってみせる。
「それにしても79体ってまた、結構な数なんですねー…」「どこぞの一神教さんが聞いたら、発狂しそうな事実ですね」

それから、「グール?」と問い掛けて、また相手の返答を待つ。
異形や魔性の臭いを嗅ぎ分けられるとはいえ、異教のそれを把握している訳ではなかった。
640 :蛍子(花売りの少女)未知の金属質生成 :2012/11/26(月) 00:45:20.90 ID:C1xJFZ3Wo
>>635
「歩…ちゃん?歩ちゃん!
 帽子いいのかな?風邪を引かないでね。」
 跳び去っていく彼女を見送って螢子は「またね…」とかえした。
641 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 00:45:39.92 ID:40Egs0ee0
とりあえず、相手の能力は把握したので、とっとと潰す。

「ま、回復できないぐらいに粉々にしますか」

カインに下がれと指示して前にたつ。

魔導書を開き、魔術を発動させる。

「『殲滅白書』、力を示せ。発動、『竜の息<ドラゴンブレス>』」

巨大な粒子の塊となった魔翌力が現れる。そして、それが爆発する。魔翌力の渦は研究所を消し飛ばす。

カインを背負い転移魔法で移動した。
642 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 00:46:55.54 ID:bzF7++PFo
//寝ますね。お疲れ様でした
643 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るくて女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 00:48:49.51 ID:vCv/xqp70
>>636
気がつくと、彼が持っていた筈の本は消えていた。
「そうだな···これをあそこに置いてくるから。ここからそれを撃ち抜いてみる」
カバンから取り出したお菓子の空き箱をもって、50メートル程先の路地を指差していった

弓を構えて狙いを定める
彼自信は弓道などやったことはない。
だが、彼がさっき呟いた人物は弓道をやっていて、そして既に死んだ人物だ
「よしっ····いけ!」
打たれた矢は真っ直ぐに飛んでいき、お菓子の空き箱を貫いた
644 :アーサー・ビショップ :2012/11/26(月) 00:50:32.75 ID:hRTyIOCOo
>>639
「神はただ1人だなんて、戦争の種でしかない」

複数いて支障があるわけでもないです、と端末を睨めつけたまま、

「民間宗教も邪神を生み出し得るので」

信仰心と媒体の問題なんです、と。つまりは神とは信仰心によるものということだろう

「喰屍鬼と書きます。ゾンビのようなものです」
645 :アーサー・ビショップ :2012/11/26(月) 00:50:48.22 ID:hRTyIOCOo
>>642
やすん!
646 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 00:52:57.97 ID:40Egs0ee0
>>642
/お休みなさい。




カインと別れ、町を歩いていた。
647 :悪虫 肖 / 触手の怪人 [sage saga]:2012/11/26(月) 00:54:23.32 ID:sY0W1WcZo
>>637
能力持ち。アスファルトを抉るほどの威力となれば、かなりのもの。
どういう種類のそれかは不明だが、確かに。それが当たれば「こうなる」のもおかしくはないだろう。

「誘拐未遂からの返り討ち、へはっ、格好悪いな。噛ませ犬かよ。
 ……それで、見た感じ懲りた様子はないが。どこかの誰かには何と報告するんだ?」

合わせる顔がない、などとのたまう相手には思えない。不意に気になったので、そう訊ねた。
気になるといえば、最初から仮面が気になってはいるのだが。まあ、その辺りはまだ抑えておく。
648 :仮面の男 [sage]:2012/11/26(月) 00:54:26.89 ID:sqmiEsoto
>>638

ヘッドホンを被せただけで、何故他人の生死が分かるのか?男は思考を巡らせる。が……

「……あっそ」
今ここで考えても無駄だ、そう思って思考を止める。

「でさぁ、俺が死んで無いってわかったけど。どうすんのお前?俺から金でも巻き上げるか?」

649 :レル/褐色盲目女 神官ボクサー E:グローブ [sage]:2012/11/26(月) 00:59:40.09 ID:72S/kMEho
>>644

「…これまた、キの付く所が文句を言ってきそうな……」
「あ、その点については怒りませんよ?ぼくのとこ、多神教ですから」

彼の言葉にうんうんと概ね、同意を示す。
後半部については──彼が直接的な物言いをしていれば、きっと反発したのだろうが。


「要は、動く死体?」「それとも、何かの作用で変化した人間だったり」
「…ああ、聞けば聞くほど、会ってみたくなるなぁ」

ダメ?と、問い掛けてみて、封鎖されているマンホールを見遣るのだった。
650 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 00:59:40.22 ID:J92ssGoCo
>>643
「凄い……でも街中で弓を射るなんて非常識」

減点80点、と言うとこつんと少年の頭を叩く。
最もAMSWATの任務中は彼女だってばかばか街中で弓を射るのだが…今はそれは置いておこう。

「それに、恵那だってそれくらいできますー、だから」

計マイナス100点!そう言うとつんと澄まして顔をそらす。
どうやらナンパは失敗のようだ。
651 :桜庭真(目に光がない少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 01:01:03.91 ID:vCv/xqp70
>>348
「たまたま散歩してたら死体みたいな見た目のあんたが転がってたんだ。
生きてるなら救急車呼ぶぐらいはしようと思ったけど生きてるどころか元気そうだしね。
その必要もないだろうから帰るよ」
652 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 01:02:01.57 ID:40Egs0ee0
>>650
町中を歩いていると、知り合いを発見した。声をかけてみる。

「やっほー」
653 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 01:04:28.20 ID:J92ssGoCo
>>652
「あ、いつかの……」

そう言うと軽く頭を下げてみた。
だってなんか、年上だとか言ってたし。

「今恵那ナンパされてるんです、助けてくださいー」

そう言ってみる、物は試しという奴だ。
654 :アーサー・ビショップ :2012/11/26(月) 01:07:34.63 ID:hRTyIOCOo
>>649
「世界最大の詐欺団体ですか?」

バッサリと有力宗教を切り捨てて貶めるあたり、宗教嫌いかもしれない。あるいは行きすぎな皮肉屋か

「原因は様々ですよ…………困りますね」

流石に侵入を許すわけにはいかないだろう。そのための見張りである。

655 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るくて女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 01:07:36.97 ID:vCv/xqp70
>>650
「失敗かぁ···でもいいや。君のこともっと気に入ったよ」
理由はわからないが何故か少年は上機嫌だ
>>652>>653
「ナンパなんかじゃない!ただの善意さ!」
656 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 01:09:19.40 ID:40Egs0ee0
>>653
「あらら」

たしかに、美少女だから仕方ないか。打開策打開策……

「こらこら少年、ダメじゃないか」

ワンテンポおいて。

「彼女にはもう先約がいるぞ?」

嘘つき万歳。
657 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 01:10:30.01 ID:J92ssGoCo
>>655
「それは光栄、かな?」

首を傾げるとそう言った。
好意は嬉しい、一応。
658 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 01:14:10.47 ID:J92ssGoCo
>>656
「せせせ、先約ぅ??」

思わず声が上ずる。思いもよらない一言の所為だ…。
しかしこれは好機と見るべきか…そう考えた恵那は必死で頭を働かせる。

「そ、そうです、恵那には先約がい、いるんです!」

ぎこちない事この上なかったが、何となく乗ってみることにした。
659 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るくて女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 01:15:13.69 ID:vCv/xqp70
>>656
「そりゃそうだろうね」
反応は軽い。まるで前から知っていたように
「でも別に問題ないよ。とっちゃえばいいのさ」
>>657
「見た目、性格共に可愛い。久しぶりだよそんな人。」
そういうと少女の頭をなで始めた
660 :レル/褐色盲目女 神官ボクサー E:グローブ [sage]:2012/11/26(月) 01:16:06.91 ID:72S/kMEho
>>654

「おほー、こりゃまたずいぶんずばりと、切り捨てますねえ」
「お兄さんひょっとして、アレが嫌いで無信仰になったクチ?」

彼女の信仰──ギリシアの神話を貶めた存在だけあってか、その反応は、まんざらでも無さそう。


「ちぇー」まあ、当然の結果か。
「折角、ぼくの力を試せる久々のチャンスだと思ったんですけどなー…」

駄々をこねはしなかったけれど、残念な事には変わりない。肩を落とし、地面を見てごちるのだった。
661 :仮面の男 [sage]:2012/11/26(月) 01:16:43.70 ID:sqmiEsoto
>>647

「うっせーな、ガキには優しくしねーと、ロリコンとショタコンの皆が怒るだろ?」

「で、報告なんだけど……」
相手の予想通り、合わせる顔が無いと言うつもりはない。だが報告する事をためらっている

「……ま、いいか。めんどくせーし」
またこの男の気まぐれで、頭を抱える事になる者が増えそうだ

>>651

「ま、そういう事で俺は元気だからそろそろおさらばするわ。アディオーッス」
一方的に別れの言葉を告げて、男は去っていった……


//そろそろ落ちます。変身が遅く、雑なロールで済みませんでした
662 :アーサー・ビショップ :2012/11/26(月) 01:18:36.71 ID:hRTyIOCOo
>>660
「信用していないだけです」

だいいちあそこ、かなり残酷な宗教ですし、と肩を竦めて見せる。嫌悪はしていないがお近づきにはならない、ということらしい

「我々がいないところを狙えばいいと思いますが」

全体をカバーしてはいません、と付け足す。
663 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るくて女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 01:18:47.92 ID:vCv/xqp70
>>658
(嘘。下手だなぁ···でもなにかほほえましい)
「あ、そうなの。それってどんな人?」
すこし意地悪な笑顔を浮かべて話す。
664 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 01:19:11.15 ID:J92ssGoCo
>>659
「ちょ、ちょっと!馴れ馴れしく触らないでもらえますぅ?」

ぺいっ、と少年の手を自分の頭からはがすと、頬を膨らませてそう言う。
怒っている、というよりはやや不機嫌なだけのようだ。

「貴方の周り、可愛い人いなかったんですね。あ、弓返してください」

なんて失礼なことを言いながら、弓をその手から奪い返す。
665 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 01:22:14.21 ID:J92ssGoCo
>>663
「か、かっこよくて、優しくて、お、王子様みたいな人……」

ギクリと表情を硬くするとそう答える。
全くもって大ウソなのだが、本人はいたって真面目である。
語る内容はこの時期独特の夢見がちなもので、はたから見れば微笑ましい部類に入るかもしれない。
666 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 01:22:43.10 ID:40Egs0ee0
>>659
「うーん重症だなぁー」

はぁ、とため息をついてから恵那にウインクしてから。

「まー、重症の所悪いけどその先約俺なんだわ」

そう言うと、恵那を脇に抱く用にして遠ざかる。

嘘つき万歳。
667 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るくて女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 01:23:12.72 ID:vCv/xqp70
>>661
真<本当に元気なおっさんだ···
やっぱり。ここに来てから変な人ばかりに会う気がする。

<いえいえ。こちらこそ分かりにくいロールでごめんなさい···
>>664
「うーん···たしかに一人除いて可愛い人はいなかったかも。でも可愛いよ君は」
相変わらず軽い口調だが、お世辞を言っているようではなかった
「そうだ。撫でさせてくれたら弓返すよ」
そう言い、ニヤニヤしながら弓を背中の方に隠した
668 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 01:25:31.11 ID:J92ssGoCo
>>666
寄越されたウインクの意味が分からずに、素直に首を傾げる。
と、脇に抱かれると意味が分からずに暴れ出す。
鈍感ここに極まれり、である。

「ちょ、どういうこと、きゃあっ!!」
669 :レル/褐色盲目女 神官ボクサー E:グローブ [sage]:2012/11/26(月) 01:25:33.20 ID:72S/kMEho
>>662

「ま、確かに」
「余所様は全部悪魔扱いですからねぇ、はぁ」「やんなっちゃいますって」

残酷という単語に「この体で体験済みです、大事には至りませんでしたけどねぇ」と反応をして。


「…もっと隅っこの方、ですかねぇ」
「それじゃあ、ちょっと行ってみる事にします」

ぐりん、と肩と一度回してから、郊外の方角を向いて、言う。
それから、ありがとうございましたと声だけで一礼してから歩み、闇の中へと溶け込んでいくのだった。


//ごめんなさい、眠気が…お疲れ様でした!
670 :悪虫 肖 / 触手の怪人 [sage saga]:2012/11/26(月) 01:26:45.68 ID:sY0W1WcZo
>>661
「誘拐犯の台詞じゃあないな。やめてしまえ」

冗談めかして返すと、仮面の男は立ち上がる。
そういえば、と、時間が気になるが、時計など持っている筈もなく。

「面倒。いいねえ、分かりやすい理由だ。報告書が始末書にならないようにな」

言って、立ち去る仮面の男から視線を切り。先ほどまで歩いてきた方向へと再び進みだした。

/いえ、こちらも返信は遅かったですので。お疲れ様でした
671 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 01:27:59.80 ID:J92ssGoCo
>>667
「や、やめてくださいよぉ!」

弓を取り返そうと、必死で手を伸ばす。

「撫でさせませんし、弓も返してほしいの!」

そう言うとむくれたように頬を膨らませ、軽く地団太を踏む。

672 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るくて女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 01:30:04.28 ID:vCv/xqp70
>>665
(なにこの子可愛い)
その言動で見た目以上に幼く見えるようになってきた
「あーそーなの。見た目は?」
棒読みで話す
>>666
(役得だなぁ···こいつ。なんかの主人公かよ畜生)
大胆な奴だ。正直この行動力は尊敬する
あいつがいればなぁ···と思いながら空を眺めてまた目線を少女に戻す
すると、少女の後ろにコンビニの袋を持った"あいつ"がいた
「おーい真!ちょっときてくれ!」
目に光がない少年を呼び寄せる。少年は鬱陶しそうにしながらも呼び掛けに答えた
「よし。今からここにいる嘘発見機君で君たちのいってることが本当か確かめてやる!!」
673 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 01:30:33.28 ID:40Egs0ee0
>>668
少年に聞こえないように耳打ちをする。

「ごめんね。こう言うバカはこうでもしないと諦めないからさ。あくまで、演技をしなくちゃ」

悪意はない。懐で本を開き、魔法で絵本の王子様に変身する。ついでに白い馬を召喚。
674 :アーサー・ビショップ :2012/11/26(月) 01:31:04.02 ID:hRTyIOCOo
>>669
「被害者ですか」

ご愁傷様です、と軽く頭を下げておく

「お気をつけて」

闇はふかいですから、とつぶやく

/こちらもねムヒwお休みなサー位
675 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るくて女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 01:33:40.59 ID:vCv/xqp70
>>671
「冗談冗談。怒らないでって」
そういって弓を差し出す。
しかし、ただでは渡さない。弓を受けとる際に撫でてやる
676 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 01:33:55.04 ID:J92ssGoCo
>>672
「し、信じてないでしょ!?ほ、本当にいるんだからね、えーと、えーと、見た目は……」

はっと隣のレインの言動を思い出す、

「この人です!!」

ええいままよ、と恵那はレインを引っ張って少年、桐生の前に出す。
677 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 01:36:55.46 ID:40Egs0ee0
>>675
(こいつ、悪巧みしてんな)

弓を何故かレインが受け取り、恵那に渡す。
678 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 01:38:49.10 ID:J92ssGoCo
>>673
「あの……それ、馬鹿みたいですよ?」

白い馬まで召喚したレインに冷静に突っ込む。

「私まで馬鹿みたいに見えるぅ!!」

いやあ、と叫び声を上げる恵那、レインの努力は水の泡である。

>>675
「怒ってないってば、あ!」

差し出された弓を受け取るときには完全に意識を弓へやっていて。
無防備に近かった頭を撫でられてはむう、と頬を膨らませる。

679 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るくて女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 01:39:55.97 ID:vCv/xqp70
>>676
「まあちょっと待ってなさいって」
そういって後ろを向いて真と呼ばれた少年と小声で話始める
「お前、人の思考が聞こえるんだろ?あいつらの嘘を暴いてやれ!」
「嫌だよ···そんな下らないナンパに僕を巻き込まないでくれ···」
帰ろうとする真の肩をつかんで必死に頭を下げる
「たのむ!この通りだ!」
はぁ···とため息をついてはヘッドホンを着ける。思考を"聞くために"
680 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るくて女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 01:42:43.09 ID:vCv/xqp70
>>677>>678
「油断しちゃあ駄目だね君。そしてそっちの学ラン!勘づいたんならもっと早く行動しなさいッ!」
撫でられたことで非常に上機嫌のようだ。したり顔で話している
681 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 01:43:33.18 ID:J92ssGoCo
>>679
(何やってるんだろ……あーもう、今日はAMSWATの演習場に行こうと思ってたのに!)
(取りあえず、この人(レイン)を彼氏って言っちゃったけど、大丈夫だよね、うん)

「何やってるの?恵那、もう行きたいんだけど……」

何やらこそこそと話し込んでいる二人に呼びかける。
682 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 01:43:36.71 ID:40Egs0ee0
>>679
「う、まずい」

これは不味いので

「グッバイ!『転移』」

その場から、近くのコンビニの前に飛んできた。
683 :ボルテックス(全身鎧)異界の超越者 :2012/11/26(月) 01:43:39.04 ID:C1xJFZ3Wo
「騒がしいな。すこし覗いてみるか?」
// 入っていいですか?
684 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 01:45:04.09 ID:J92ssGoCo
>>680
「くっ…油断大敵とはこのことね、恵那覚えた、もう撫でられないっ」

悔しそうにそう言えばバタバタと地団太を再び踏む。
685 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 01:46:08.82 ID:J92ssGoCo
>>683
/どうぞ、いらせられませーもう少しだけしかいられませんがっそれでもよろしければ
686 :ボルテックス(全身鎧)異界の超越者 :2012/11/26(月) 01:49:48.60 ID:C1xJFZ3Wo
>>684
ものすごく怪しい前進甲冑が歩いて近づいてくる。
「汝。何事ぞ?撫でる?殴る?何の話か我輩に説明せよ。」
687 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るくて女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 01:51:44.78 ID:vCv/xqp70
>>681
「まあ見てなって··」
自信満々の顔である
(この二人が付き合ってはないみたいだね。でもなぁ···)
「この二人、実際に付き合ってるらしい。どちらも嘘はついてないよ」
はあ!?と寄声をあげて驚く義也。
「お前もナンパなんてバカな真似は止めときな。」
と義也の肩にぽんと手を置いて真はその場を去った
>>682
「逃げられた···くそっ····僕は諦めないからな!
っていうか、町中で堂々とあんな目立つ異能つかっていいのか?···
>>683
<いいですよー!
688 :桐生義也(うっおとしいぐらい明るくて女好き少年) [!美鳥_res sage saga]:2012/11/26(月) 01:52:27.79 ID:vCv/xqp70
<眠いしお腹いたい!ねます!
689 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 01:53:51.08 ID:J92ssGoCo
>>686
「ひっ、」

全身甲冑に思わず声を上げてしまう、怖かったからだ。

「え、ええと、この人が恵那を無断で撫でようとしたんです!」

取りあえず状況説明を始める。この人、と桐生を指さし。

「髪は女の命、無駄に触ってはいけない、そうでしょう、甲冑さん!」
690 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 01:54:31.23 ID:40Egs0ee0
>>688
/お疲れ様でしたー
691 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 01:55:35.92 ID:J92ssGoCo
>>688
/お休みなさいー絡みありがとうございましたっ
692 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 01:58:46.90 ID:40Egs0ee0
>>689
転移でまた戻ってくる。

「ところで、さっき急いでなかった?急用なら『転移』ですぐ送るけど」
693 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 02:03:07.02 ID:J92ssGoCo
>>692
「や、大丈夫です」

一般人?をAMSWATの管轄区内に入れることは出来ない、
そう考えた恵那は申し出を断った。
694 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/26(月) 02:05:25.92 ID:J92ssGoCo
「あ、ごめんなさい、恵那もう行かなきゃ」

そう言って恵那は街中に消えて行った

/すみません、頑張ったのですが眠気ががが
/最後乱雑ですみません!また絡んでやってくれると嬉しいです!
695 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 02:09:32.25 ID:40Egs0ee0
>>693
「そうか、まぁでも気を付けなよ。かわいい戦士さん」

レインの手に矢が現れる。その矢を一回転させて花束に変える。それを彼女に渡し、その場を去った。


/絡みありがとうございましたー。
696 :ボルテックス(全身鎧)異界の超越者 :2012/11/26(月) 02:09:42.90 ID:C1xJFZ3Wo
>>688
// おやすみなさい〜

>>689
「髪が長いな…
 戦場では命取りだ!」
 無造作に髪を掴む。こうなれば強いも弱いもない。

 そして無防備になった恵那を離す。
「忘れることなかれ、弱点は一つでも減らしておくことを。
 そうだな…未熟なお前は丸刈りが良い。そう思う。」

>>682
「早いな、早さは速さ、速さは強さ。貴様…強いな。」
697 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 02:19:30.57 ID:40Egs0ee0
/己も寝させていただきます。お休みー
698 :ボルテックス(全身鎧)異界の超越者 :2012/11/26(月) 02:21:28.67 ID:C1xJFZ3Wo
>>697
// おやすみなさい
699 :矢吹茂【フードを深く被った青年】 E:フードつき茶色パーカー [sage saga]:2012/11/26(月) 18:08:14.28 ID:L/Wape6j0
【中央公園・10時】

公園のベンチの上でフーヂを深く被ってる青年がコーヒーを飲んでいる

「…寒いな…」
700 :カイル :2012/11/26(月) 18:36:11.23 ID:feK6MTcy0


「――。久々に来てみましたが」

神奈川県中部にある市
座間市に存在する米軍基地は、先の大戦で廃墟と化していた
アメリカ国籍の住宅街も存在し、賑わいを見せていたその空間も今は閑古鳥が鳴いている。

「父さん、母さん……」

兵器を開発する研究所。今はそこも崩れてしまっている
迷彩服を身に纏う、白髪をウルフカットにした童顔の青年は
その研究所跡の前で機械大剣を地に突き刺し
黙祷していた
701 :跳月・アンジェリカ :2012/11/26(月) 18:49:49.74 ID:zmuc0JiIO
>>700

まさかこんなことになるとは思わなかった。
私の所在地のは米軍基地研究所、起こしている行動は遅すぎる火事場泥棒といったところか。
その最終的な目的は研究所に残ってそうな物を売り払っての金稼ぎ、どう見たところで不審者の烙印を逃れられない。

(おっかしいわね……
滅多に人来ないとか聞いたからわざわざ匍匐前進で来てるってのに……)

今の格好は冬の学校帰りの学生とまったく同じ、
ブレザーの上にセーター。
つまりここに居るには全くもって相応しくない服装だ。

(隙を見てあいつから離れ……)

と思考しているうちに一つの事実に気がつく。
少年の横に聳え立つ機械仕掛けの大剣だ。
真剣に祈る姿を見るに同業者の線は薄く、それはつまりこの施設の関係者の可能性が高い。
あの機械剣や迷彩服といった付属品がその可能性を後押しする。

(ってことは、もしかすれば金やコネになるかもしれないわね……)

そうと決まればコンタクトだ。
シチュエーションは家出の挙句迷い込んだ薄幸の少女に決めた、即興だ。


「あの……祈ってらっしゃるんですか?」

私を知る人物がいたら「カマトト」と笑うだろうか、だが構わず物陰から声をかけた。
702 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 18:55:57.07 ID:bzF7++PFo
>>699
「1.2.1.2・・・」
【掛け声を出しながら走る銀髪黒コートの男がいた】

【このまま走っていたらフードを被っている青年の前を通るだろう】
703 :カイル :2012/11/26(月) 19:04:37.76 ID:feK6MTcy0
>>701


「……ッ!」

目を閉じているために周囲の状況は判断できない
そのため、唐突に声をかけられ、驚くように肩が震えた。
場所が場所だけに、人がいるとは思えなかったのだ。

「そーですが……。
どちら様で??」

怪訝そうな表情で少女を見つめる
当然だ、セーラー服の少女は、やはり廃墟となったこの場所に似つかわしくない
704 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 19:06:22.16 ID:40Egs0ee0
どこかの墓地。

「……………………」

静かに、墓の前で手を合わせる。かつて自分に魔術を教えてくれた師の墓だ。あの人は、今の自分を誉めてくれるだろうか。否、魔術師としての腕を認めてくれるだろうか。答えはわからない。
705 :跳月・アンジェリカ :2012/11/26(月) 19:12:07.73 ID:zmuc0JiIO
>>703

やはりと言うべきか、相手は怪訝そうな顔をしている。
第一印象からして場所にそぐわないのだから当然だろう、私だって警戒する。
だが、第一印象を乗り越えれば地雷を踏んだり深い付き合いでもしない限りコミュニケーションにおける問題は解決できるはずだ。

「わ……私はアンジェリカ、
跳月・アンジェリカ(はねつき・あんじぇりか)って言います。
迷子になってしまって……」

少し自信無さげに答える、こういう小さな演技が大事なのだと
潜入任務の前に習った記憶があるが倣うのはこれが初めてだ。

「ただ、私の事はいいんですけど
貴方のことが気になって……祈りって、大事なものに捧げるものじゃないですか?」

無理やりな感じはするが相手の事に話題を逸らす、
この状況での私への追求は剣戟や銃弾と変わらぬ致命になりかねない。
もしも仲間を呼ばれたならばいくら私でも、それこそ無事に逃げ出せる自信が無い。
706 :カイル :2012/11/26(月) 19:20:22.07 ID:feK6MTcy0
>>705

「跳月さん……。僕はカイルともうします。
迷子――ですか……。」


軽く自己紹介、怪訝そうな表情は変わらない。
迷子と言われても、ここに迷い込む人は少ないと感じるからだ
だが、疑うのもあれなので一応は信じておく。
言及することでもないのだ

「あー、ここ、僕の亡くなった両親が働いてた場所なんですよ。
だから定期的に来て黙祷をしているんです。」

にへら、と微笑んで、崩れた研究所を指しながらその問いに答える。
少女の目的はわからないが、現時点では悪人には思えないから
よもや目の前の少女が廃れた研究所から物品を盗みだそうとしているとは考えていない
707 :跳月・アンジェリカ :2012/11/26(月) 19:25:43.70 ID:zmuc0JiIO
>>706

「はい、ちょっと家出しちゃって何も考えずに走ってたらこんな所にいて……
あはは、よくドジとか言われちゃうんですよ」

逆だ、恐ろしいとか地獄耳とか、そういう風に言われている。
だが今はそんな事はどうでもいい。
今、相手は何を言った?
至極簡単なこと、「両親が働いていた」と、ただそれだけだ。
状況が許すならば大きな声で「ビンゴっ!」とでも叫びそうだがなんとか堪える。

「ご両親が……
それじゃあ、ここは思い出の場所なんですね……
その機械の剣も、ご両親がお造りになられたんですか?」

多少の強引さは仕方が無い、そうしなければ話が回らない、
話が回らなければモノも取れないのだ。
もしかしたら金目のものだけでなく、追い求めているアレも見つかるかもしれないのだ、
抜かってはならないぞ、私──!
708 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 19:29:16.20 ID:40Egs0ee0
「じゃあ、もう行きますますね師匠。賢者の意思は、僕が引き継ぎました。意思は堅ければ堅いほど、美しい。貴方の生み出したこの石は、僕が責任を持って処分します」

そう言って立ち上がり、後ろを向き歩いて行く。
709 :カイル :2012/11/26(月) 19:31:18.30 ID:feK6MTcy0
>>707


「ま、そうですね……。
これも両親の形見です。」

少女の言う通り、この機械剣――
刀身の中部に赤いコアが埋め込まれ、そこから刀身に黒いラインがいくつも走る、重厚長大な大剣サイズのもの
――は、両親が作り上げたもので、その形見である
特に見せることもなく、自身の背の鞘に納めてしまった

カイル青年、少女の意図など露知らず、感傷にひたりそうである
710 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 19:36:58.56 ID:40Egs0ee0
>>709
「………どういうこった?」

物陰から、カイルと少女を見る。この前の仕事の報酬を渡しに来たのだが、ちょっとタイミングが悪い時に居合わせてしまった。
711 :跳月・アンジェリカ :2012/11/26(月) 19:40:36.77 ID:zmuc0JiIO
>>709
なるほど、ともすればそれを作った施設も残っているかもしれないし、
そもそも違うアイテムもあるかもしれない。
金づる、というわけじゃないが魅力的だ。

「やっぱりそういう剣を使う、ってことは戦ったりするんですよね、すごいなぁ……」

私も戦うが、棚上げしてベタ褒めしつつ相手を図る。
もしも相手が使い手でないなら奪うのも選択肢のうちの一つだ。
奪うものは大剣ではなく一時の自由と情報だが。
さすがの私も親の形見を簒奪できるほどの度胸はない。


/すみません、夕飯なので次の返信は遅れそうです!
712 :矢吹茂【フードを深く被った青年】 E:フードつき茶色パーカー [sage saga]:2012/11/26(月) 19:47:58.88 ID:EGgsz3lR0
>>702
(…朝の走りこみか…)

コーヒーを捨てながら考える

(…少し付き合おうかな)

「1,2,1,2っ!」

と、横を走り始める
713 :カイル :2012/11/26(月) 19:48:00.95 ID:feK6MTcy0
>>710

フォーカスの存在に気づくことなく、女性と会話を続ける――。

>>711

「まあ――兵士ですので。

ところで。
あなたは迷子、ということでしたけど……
大丈夫ですか? わかるところまでお送りしましょうか?」

こちらの情報は話した――もう話すこともないだろう。
故に――少女の話題にシフトした。思惑とは裏腹に、善意で道案内も申し出てきた。
その笑顔の無垢さと言ったらない。少女を信用しきっている

/はいさーい
714 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 19:53:26.74 ID:bzF7++PFo
>>712
「1・・・ん?」
【走っていたら急に横を走り出した青年を見る】

「何か俺に用でもあるのか?」
【ついて来た理由が分から無いからとりあえずついて来た理由を聞くことにした】
715 :矢吹茂【フードを深く被った青年】 E:フードつき茶色パーカー [sage saga]:2012/11/26(月) 19:56:42.24 ID:EGgsz3lR0
>>714
「自分も走りこみをしようと思っただけですので」

と、顔が見えない状態で言うが悪い人間ではないと思われる

「どうぞお構いなく」

と、言うと追い抜かそうとする
716 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 19:59:57.40 ID:bzF7++PFo
>>715
「ふ〜ん、なるほどねぇ」
【どうやら納得したようだ】

「・・・負けるか!」
【追い抜かそうとする青年に負けずと走る速さを早める】
717 :エーヴリル/金髪_赤いドレス/E:ナイフ :2012/11/26(月) 20:01:23.30 ID:lAk6cQ2fo
「ざざざぶい…ックシュン」
「どっかあったかい場所…ックシュンックシュ」

こんな寒い夜に上着も着ずに赤いドレスの女は彷徨って居る、
暖を取れる場所を探しているようだ。
旗から見ればとてもオカシな人だが、果たして声を掛ける優しい、または物好きは居るのだろうか?

/始めまして。
/よろしくお願いしますねー。
718 :カイル :2012/11/26(月) 20:03:02.60 ID:feK6MTcy0
/こちらも飯いってきます
719 :矢吹茂【フードを深く被った青年】 E:フードつき茶色パーカー [sage saga]:2012/11/26(月) 20:04:58.62 ID:EGgsz3lR0
>>716
「…フッ」

鼻で笑うと青年もまた走る速さを上げる

「追い付けますかぁ〜?」

挑発する
720 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 20:08:23.55 ID:40Egs0ee0
>>713
「ま、今度でいいか」

その場から消える。
721 :跳月・アンジェリカ :2012/11/26(月) 20:10:08.25 ID:zmuc0JiIO
>>713
兵士、どこの兵士なのだろうか。
特殊部隊の尖兵という可能性も考えられる、というよりこんな特殊な兵装の使用を認められるのは
特異なケースか特異なポジションの場合だ。

しかし、当然のように自分のほうに話が来てしまった。
誤魔化すにも限界があるだろう、だが今はまだ動くタイミングではない……

「あ、いや、ええと……
おもいっきり喧嘩しちゃったので暫く戻れないですし、いいですよハハハ……」

とっさに出た答えはわかるところまで送る、という青年の言葉とはちょっと剥離した答えになってしまう。
帰れないならわかるところまで送ってもらってから時間を潰せばいいのに。
やはり、潜入任務は苦手だ……
そう思うとともに青年の真摯な姿勢に耐えられず視線を外してしまう。



>>710

視線を外した先、見逃しかねないがこちらを覗く影があった。
まさか、仲間のほうから来るとは考えていなかった。
場合によっては挟撃の形になるか、だとすれば不利は拭えない。
そもそも覗かれていることに気づいたのも偶然に過ぎない。
相手はどのような実力を持つのか、それがわからないうちに動くのはリスクが高すぎる。



>>二人

少女が現状を打破しつつ目的を達成する方法を考えているうちに、
少女からすれば無意識下に殺気が、薄いものではあるが確かに漏れている。
注視したならば気づくこともできるだろうか。


>>718
/把握しました
722 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 20:10:35.07 ID:bzF7++PFo
>>719
「・・・やってやるよ!」
【挑発に乗りこちらも走る速さを上げる】
723 :矢吹茂【フードを深く被った青年】 E:フードつき茶色パーカー [sage saga]:2012/11/26(月) 20:12:37.14 ID:EGgsz3lR0
>>722
「おぉ〜」

感嘆の声を出す、まだまだ余裕そうだ

「中々体力があるようですね、フフ」

と、今度はペースを同等にする
724 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 20:15:49.53 ID:bzF7++PFo
>>723
「昔、無駄に走ってたからな。体力はあるほうだと思ってるよ」
【追い越すのを止めて青年の横を走る】
725 :レル/褐色盲目女 神官ボクサー E:グローブ [sage]:2012/11/26(月) 20:19:22.69 ID:72S/kMEho
>>717

「おー…さむいです、実にさむい」
「大体この国の気候、ぼくにとっては厳しすぎるんですよね」

すぐ傍で火を焚いて、その上から枝を組んだものを利用して鍋をかける、少女の姿があった。
彼女もまた上着の類を身に着けておらず、服飾品は綿の布で出来たワンピース一枚と、頭の月桂冠のみ。
その出で立ちはまるでギリシャ彫刻のようで、彫りの深い顔立ちも、そのイメージにぴったり合致している。


「……けれど、味噌ちゃんこは素晴らしいものです」

──そう、古代ギリシャ人(のようなもの)がレトルトの出汁の素を使って味噌ちゃんこを炊いていたのだ。
赤いドレスに負けず劣らず、異様な光景。暖かい湯気に乗って、味噌の香りがそちらまで流れていく──
726 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 20:19:38.89 ID:40Egs0ee0
>>717
「えーと、大丈夫ですか?」

寒そうに歩いている女性に声をかける。
727 :矢吹茂【フードを深く被った青年】 E:フードつき茶色パーカー [sage saga]:2012/11/26(月) 20:20:05.44 ID:EGgsz3lR0
>>724
「そうなんですか…」

と、フードの青年はそういうとちょうど公園を何周かしかことに気付いて

「いったん休憩しませんか?、競争とかもしたいですし」
728 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 20:21:26.04 ID:bzF7++PFo
>>727
「そのおかげでこんだけの体力があるんだけどな。」

「ん?あぁ、そうだな。って、競争って何をするつもりだ?」
729 :矢吹茂【フードを深く被った青年】 E:フードつき茶色パーカー [sage saga]:2012/11/26(月) 20:25:12.80 ID:EGgsz3lR0
>>728
「ふむふむ」

と、自動販売機の前でココアを買いながら言う

「足の速さですよ、ほいっと」

ココアを一本投げ渡す
730 :エーヴリル/金髪_赤いドレス/E:ナイフ :2012/11/26(月) 20:30:16.28 ID:lAk6cQ2fo
>>725
くんくんと漂う味噌の香りを嗅ぐ。
「美味しそうな香りがこっちから……?」
と、そちらへそちらへとふらふらと歩き出す。
ふと我に返り、目の前を見るとそこには異様な光景。
つい、
「こ、ここ…どこなの…というか鍋…!!
…と、寒そうな格好の人が……!?」
と、呟いてしまう。
お前が言うな、と云う話だ。
>>726
「へ…!?」
突然話しかけられビクッと反応する。
「だ、大丈夫よ……ックシュン…」

「多分……。」
731 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 20:33:43.16 ID:bzF7++PFo
>>729
「やっぱそうなるのか・・・」
【ココアをキャッチする】

「まぁ、面白そうだしいいけどな」
【フタを空け飲み始める】
732 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 20:34:26.31 ID:40Egs0ee0
>>730
「大丈夫……じゃないですよね?」

くしゃみしてるし、体が震えている。

「あの、よろしければうちに来ます?暖をとることと食事ぐらいなら出しますけど」
733 :矢吹茂【フードを深く被った青年】 E:フードつき茶色パーカー [sage saga]:2012/11/26(月) 20:35:23.67 ID:EGgsz3lR0
>>731
「ふふ、勝てたらなにか上げましょうか?」

と、挑発的な笑みを浮かべる

//風呂行ってきます
734 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/26(月) 20:36:59.72 ID:tt+z2wRy0
「アタシは〜笑うさね〜ヒヒヒヒヒ〜」
多少装備を変更し驚かせる対象を求めて、サクヤは今日も彷徨い歩く。
――――単にやることがないとも言うが。

―――――【最弱の狂わしき殺人鬼】痛いねえ。無能な連中が付けそうな渾名だ。
何度見ても慣れないよ。

……訂正。歩く道中で路地裏の駒枝京子の手配書を見て腹筋が崩壊したりと、楽しんではいるようだ。
735 :カイル :2012/11/26(月) 20:37:24.56 ID:feK6MTcy0
>>721

いわゆる、政府の陪臣といったところか
ただの使い捨ての新米兵士であり、自前の武器ならコストもかからない。
特異っちゃぁ特異。しかしその立ち位置は、おおよそ悟られることはないだろう

「喧嘩ですか?」

信用してしまえば、再度疑うことにもなりにくいが
その答えには素直に首をかしげてしまう
答えを濁す、ということは、そこに何か事情があるのだろう、言及はしない


「――?」

こちらも無意識に大剣の鞘に手をかけた
肌に突き刺す異変が、反射的にそうさせた。
736 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 20:38:27.18 ID:bzF7++PFo
>>733
「ん?いや、特に欲しいものはないな。」
【気にせずに答える】

//いってらっしゃいです
737 :レル/褐色盲目女 神官ボクサー E:グローブ [sage]:2012/11/26(月) 20:39:06.31 ID:72S/kMEho
>>730

「公園、ですけど……」
その、大丈夫ですか?と心配げに、これまたお前が言うな、な発言。

「そういうあなたも、ずいぶんと寒そうじゃあ…はむ、にゃいれふか」

箸を手にし、浮かぶ白菜をつまんで口へ運ぶ。
実に日本人的仕草をやってのける、推定ギリシャ人。
はふはふと冷まし、咀嚼しながら、彼女の身を飾る、真紅のドレスを見て言った。


「…良ければあなたもひとつ、温まってみませんか?」

今度はおたまで湯気を上げる出汁を掬って、つるつると啜りながら。
ああ、そこのお兄さんも、と>>732へも声をかけるのだった。

承諾すれば、割り箸と紙皿を手渡して鍋を、囲めとばかりに顎で指すはずだ。
738 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/26(月) 20:40:07.47 ID:IhbTwy2vo
街中に立つちょっと大きめの紫色のテント。
入り口には「タロット占い 無料〜」と書かれた看板が立てかけられている。

中に入れば、中央にテーブルと向かうあうように椅子が2脚。
その内1つには、キャケット帽を被った少女がもう座っていた。

「・・・」

しかし少女、テーブルに顔をつけて寝ている。無用心だ。
739 :跳月・アンジェリカ :2012/11/26(月) 20:44:00.47 ID:zmuc0JiIO
>>735


まずい、気取られたかもしれない。
柄に手をかけた相手を見てから自らの過ちに気付くなんていくらなんでも抜けすぎだ。
後悔先に立たず、こうなればヤケか、それともまだ可能性はあるか。

「……どうしたんですか?
まさか、悪い人が居たとか……?」

あんたの目の前にいるわね、と自嘲している暇は無い。
場合によっては実力行使も辞さない、辞してはいけない。
怯え、胸の前に握った手をやるジェスチャーの中でも
「握り」の分は手を開いておく、左手は右手で隠すように。
少しでも違和感無く戦闘体制に入らなければならない。

(ちっ、だから潜入とか騙し打ちってのは苦手なのよ……!)
740 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage saga]:2012/11/26(月) 20:45:28.09 ID:A7Rq/c0Co
>>738
 コツコツと杖の音を響かせ、燕尾服の青年はその光景に目を留めた。
 夜でも目を引く紫色のテントに目を奪われ、看板にも目を留める。
 しばらく迷ったようだが、青年は入口をくぐった。

「……」
 少女は、眠っていた。
「……さて」
 青年は、周囲を見渡す。
741 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/26(月) 20:47:04.11 ID:tt+z2wRy0
>>738
ふらふら彷徨い歩いた先には紫色のテントが一つ。
どうやら自分は、つくづくここに縁があるらしい。
金は殆どないが―――――入ってみようかねえ

また汚くなった身なりを気にせず中に入ると、彼方は寝ていた。
こんな少女がスラムで生きているのだ。疲れも溜まるだろうと思いつつ
物音を立てずに彼方の向かいの椅子へ腰を降ろす。
742 :エーヴリル/金髪_赤いドレス/E:ナイフ :2012/11/26(月) 20:49:32.59 ID:lAk6cQ2fo
>>732
「大丈夫なのよ、気分では…」
そうして居ないともう寒さでやられて凍死ちゃうわ…
と付け足して
「んー……知らない人の家に上がるほど尻軽じゃないわよ…?」
「それに鍋が…」
>>737を見つつボソリと言ってみる。

>>737
「日本の公園よね…?その……あの…いいえなんでも無いわ…」
少女の顔を見て日本人ぽくない、と思ったのだろうがそれをいきなり言うのは
女的にも失礼だ、と思ったのだろう。
「…寒く無いわっ」
と言いキリッっとした後クシャミを連発する。
そして口へと運ばれる白菜を見、今度は羨む目で見ていた。
それ自体美味しいのだろうが、あまりに彼女が美味しそうに食べるため更に
食べたくなったのだろう。
「私もあったまるわ!!」
と即答。
743 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/26(月) 20:50:02.04 ID:IhbTwy2vo
>>740
「……ん」

青年が入ってきた音で目が覚めたのか、ムクリと頭を起こす少女。
目に入ってきたのは、燕尾服だった。

「……お客さん?」

まだ眠気の残る目を擦りながら、少女は尋ねる。
744 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/26(月) 20:53:01.42 ID:IhbTwy2vo
>>741
・・・と、入った先には燕尾服の青年と何時もの少女。
燕尾服の少年によって、すでに起こされていた。

「・・・あ、サクヤ」

こんにちは、と少女は声を掛ける。
745 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/26(月) 20:53:26.55 ID:tt+z2wRy0
>>740
「おっと、アタシは今回占ってもらうか考えてる途中だから、先に占ってもらえばいいさね」
椅子から立ち上がって譲る。
746 :レイン・フォーカス(茶髪の学ラン) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 20:55:40.11 ID:40Egs0ee0
>>737
「それではお言葉に甘えて」

割り箸と紙皿をもらい座り込む。
747 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage saga]:2012/11/26(月) 20:56:06.34 ID:A7Rq/c0Co
>>743
「っ……ええ。起こしてしまいましたか」
 人好きのする執事のような笑みを浮かべ、青年は言う。
 だが、それはうわべだけの笑み。

>>745
 自らのあとにテントに入ってきた女、決まり切ったように椅子に座った女を見て、青年は考える
「(常連客か)」
 と。
 犯罪者を殺すことを正義と考えている犯罪者、影の王国は、そう考えた。

「いえ、私は立ったままで結構です。どうぞお掛けください」
 まるで接客のような調子で、青年は言う。
 表面だけの、薄い笑みで。
748 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/26(月) 20:58:03.07 ID:tt+z2wRy0
>>744
「こんにちは、彼方」
自然に笑顔が零れる。この少女のことは、個人的に好きな部類に入った。
占いの邪魔をしないように、サクヤは黙る。
眠い目を擦りながらも占いをしようとする彼方を見守ることにした。
749 :カイル :2012/11/26(月) 20:58:17.25 ID:feK6MTcy0
>>739


「いや……。」

(なんだろう、今のは……。)

感じたのは、すこしの異変だ。
殺気、そう殺気にも似た……。
目の前の少女が? いやまさか

怯えた様子の少女を見て、彼は大剣から手を離した
事なきを得た、というところ

「……さて、僕はそろそろ今夜の寝床を探します。
またいずれ……。」

このままここにいてはまずい、気がする。
そんな予感がして、彼は踵を返して立ち去ってしまった

――研究所には、どうにかすれば入れるだろう……
ただ、普通に探せば金目の物品は見つからないはずだ
ひとつ、隠された地下室への道を除けば

/お疲れさまでした!
750 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/26(月) 21:03:25.37 ID:IhbTwy2vo
>>747
「ん……分かった。立ったままで良いの?」

そう無表情で聞きながら、ポケットからカードの束を取り出した。タロットカードだと分かるだろうか。

「それじゃあ、何か占ってもらいたいこととか、ある?」

少女は最近、客の占って欲しいことを聞くようになった。
尋ねながら、タロットのシャッフルを始める。上下もバラバラにする特殊なシャッフル方法だ。

>>748
彼女が笑んでも、少女は無表情のままである。
だが、少女は心の中で笑んでいた。何時も、此処に来てくれるから。
751 :レル/褐色盲目女 神官ボクサー E:グローブ [sage]:2012/11/26(月) 21:03:38.55 ID:72S/kMEho
>>742

「確かに日本人らしくない、かもですね」「そういう、あなたも」

鍋の傍に座る彼女を見て、踊る具を突っつきながら、柔和に笑んで言ってみせた。
その目は先程からずっと、閉じ続けられていた。にも関わらず、その箸捌きは実に正確無比。

「…何か、あったのですか?」「と、追求するつもりは、ありませんけどね」

彼女の赤いドレスを見て問い掛ける。

>>746

「どうぞどうぞ」
「あ、これ、煮えてますよ?」

言いつつ、適当に具材をつまんで、男の紙皿へと勝手に移すのだった。

僕のレス末尾で具材決定
1から5:鶏もも
6から9:皿から溢れる量のもやし
0、ゾロ:カエル
752 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/26(月) 21:05:33.63 ID:tt+z2wRy0
>>747
「遠慮することはないんだよ?………すまないねえ。ありがとさん」
こちらも笑顔で接する。

――――これは、お客さんとして来て良かったねえ。
影の王国を見る。人を見る目には自信があった。
この人物は、確実に何かを抱えているだろう。
サクヤにとっては襲い掛かられなければ、どうでもいいことなのだが。

お客は神様。彼方に迷惑を掛けたくなかったことも大きい。


753 :矢吹茂【フードを深く被った青年】 E:フードつき茶色パーカー [sage saga]:2012/11/26(月) 21:05:46.98 ID:EGgsz3lR0
>>736
「そう?」

と、聞くと公園に50mくらいの線を引く

「こんくらいでいいかな…一本勝負ね?」
754 :黒髪の女子高生/天王寺アイル [saga]:2012/11/26(月) 21:08:10.76 ID:J92ssGoCo
11月の夜は冷える。その代り、といってはなんだが
空気が冴えわたる空には満天の星が見て取れる。
ぼんやりと、学校帰りらしい少女は道を歩いていた。
吐く息は白く立ち昇り、紺色の空に解けて消えていく。

「んー、あーしたてんきになーぁれっ!!」

そう言うと足元にあった石を蹴っ飛ばす。
やり方が違うと突っ込む人もその場にいなければ意味がない。
少女に思いっきり蹴られた石は放物線を描き……―――
755 :跳月・アンジェリカ :2012/11/26(月) 21:08:15.33 ID:zmuc0JiIO
>>749

「寝床……ですか、
お元気で、またいずれ会えるといいですね!」

相手が背を向けて歩き出すのを見て大袈裟に手を振り、見送ってみせる。
しかしまあら心にもない事を、と思う自分の他にもう一人
本当にそう思っている自分がいることに気がついて、少し驚いた。
これも心境の変化というやつだろうか、だとすれば今私がこうしているのもまったくの無駄にはならないと思えるのだろうか。



しかし、どうやら相手は感づきはしたが確信や行動には至らなかったようだ。
安心と共に、情報を引き出せなかった後悔が来る。
目的の為には金も欲しいが研究の資料もあれば役に立つかもしれない。
だが廃れきった研究所は、やはり自分一人で探索するには広いというか難しいような印象を受ける。
何より、人柄どころか顔も知らない青年の両親が思考にチラついて離れないのだ。
彼に配慮したわけではないが探索は辞めにしてさっさと帰ろう、
落ち着いて考えるとその答えに行き着き歩き出すのにそう時間はかからなかった。

「そういえば、名前聞いてなかったわね……」

ふと、そう呟いたのは青年が去ってからしばらくたったあとだった。

/お疲れ様でした!
756 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 21:08:25.60 ID:bzF7++PFo
>>753
「あぁ」
 
「50m走か・・・よし分かった!」
【スタートラインに立つ】
757 :大坂澪 (食事処みおつくし 店主) [saga]:2012/11/26(月) 21:09:05.48 ID:sUSmjxtN0
「終わったぁ〜…」

移転開業一日目の営業がやっと終わった。
新しく開店したということもあって、今まで経験したことの無いくらいの大忙しだった。
しかし、この忙しさが嬉しかったりもする。

「さて…せっかく無事終わったんやし、近所を歩いてまわろか!
近いうちに道も覚えとかんとな…」

引っ越したばかりで、周辺のことはまだまだ知らない。
ということで、道を覚えるのも兼ねて散歩をする。
758 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage saga]:2012/11/26(月) 21:09:16.47 ID:A7Rq/c0Co
>>750
「えぇ。立ったままで結構です」
 目を閉じ、一度だけ深くうなづいた。

「そうですねぇ……私の『未来』は、明るいものでしょうか?」
 影の王国は、そう問うた。
 人を殺し己を殺し、愛する人を殺してもまだ殺し続ける哀れな影法師は、そう問う。

>>752
 青年は目の前の女が何者なのか気づいてはいない。もとより現行犯以外を取り締まるような記憶力も、能力もない。
 だからこそ、青年は目の前の女に笑顔で接したのだ。
 青年に攻撃を仕掛けたら、間違いなく戦闘が始まっていただろうから。
 青年は、戦闘狂ではないのだ。
759 :矢吹茂【フードを深く被った青年】 E:フードつき茶色パーカー [sage saga]:2012/11/26(月) 21:09:41.33 ID:EGgsz3lR0
>>756
「よっし!」

と、言うと自分もスタートラインに立つ

「せーのでいくよ?」

と、確認する

「せーのっ!」

スタート!!
760 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 21:12:33.88 ID:bzF7++PFo
>>759
「せーのか、分かった」

【耳を澄ませ声に敏感になれるようにする】
【そしてせーのと言う声と同時に走り出す】
761 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/26(月) 21:17:22.45 ID:tt+z2wRy0
>>758
自分に深い関心を持っていないことを悟り、安堵する。
サクヤのような多額の賞金首が掛けられている人物にとって一番必要なことは何か?
警戒されることではない。無関心で居られ、警戒も何もされないことだ。
故にサクヤは警戒心を殆ど解く。常連客だと見せ付けるようにリラックスする。
サクヤの武器は人を見る目があること。
人に応じて自分の精神状態をコントロールし対応、不必要な戦闘を回避する豪胆さ。

サクヤは無言で彼方と男を見守る。
762 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/26(月) 21:18:15.00 ID:IhbTwy2vo
>>758
「未来・・・」

そういえば、今座っている彼女も未来について聞いてきたっけと思い出す。
燕尾服の青年をチラリと見る。人が良そうな青年だ。

そしてシャッフルが終わったのか、カードを広げて青年に差し出す。

「3枚引いて。最初の1枚がメインの結果。後の2枚は補助的なものだから」
763 :レイン・フォーカス(茶髪の高校生) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 21:19:12.11 ID:40Egs0ee0
>>751
「どーも」

具材を受け取る。

「ホフホフ、上手いなぁ」

なかなか行ける。
764 :エーヴリル/金髪_赤いドレス/E:ナイフ :2012/11/26(月) 21:19:23.49 ID:lAk6cQ2fo
>>751
「あ……。
あはは……ちょっと気になって……」
「そうねー日本人では無いわ、でもどこだったかしらねー。自分の事なんか忘れて過ごしてたから出身国も忘れちゃったわ…」
あはは〜と笑い飛ばす。
今の話が嘘か本当かどうかはわからない、だがこれ以上は話さないだろう。
「…別に何も無いわよ…?私の事は気にしないのっ」
と、意外に用心深いらしい。

とはいえあまりに話さなすぎるのも…と思い
「そういえば貴方の名前は…?」
「私はエーヴリル。エルと読んでくれるとうれしいわ、最近ここに来たばかりなの、よろしくね?」
とりあえず自己紹介をして見た。
765 :矢吹茂【フードを深く被った青年】 E:フードつき茶色パーカー [sage saga]:2012/11/26(月) 21:19:53.86 ID:EGgsz3lR0
>>760
「えっほっ、えっほっ!」

5秒もたつと既に残り10m程度!

そこでっ!

「おわっ!」

右足にカエルが飛び込んできたッ!、避けて体制が崩れるっ!
766 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage saga]:2012/11/26(月) 21:21:09.10 ID:A7Rq/c0Co
>>761
 青年は考える、仮にこの二人の女が自分を知る人間だったら、と。
 影の王国の渾名を知る人間だったら、と。

 青年はぐるりとテントのなかを見渡す。影はほとんどない。
「(ここでの戦闘は不利か)」
 無意識に、杖を強く握りしめた。

>>762
 青年は多少迷ったようだが、真ん中の札を引いた。
 まだ表にはしておらず、視線はテントの中をさまよっている。
 一体青年の頭の中でどのような思惑が巡っているのかを推し量ることはできないだろう。
767 :フロスト・ユリアス・シェパード :2012/11/26(月) 21:23:56.66 ID:NuzM6oK7o
>>754
「いたっ!」

いたたーと声が上がり、息を呑む気配と共に声の主が引っ込む
768 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 21:24:02.77 ID:bzF7++PFo
>>765
「ふっ・・・ふっ」
【負けずと走っていたら青年の体勢が崩れるのに気づく】

「おい!大丈夫か!?」
【手を掴み体勢を戻そうとする】
769 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/26(月) 21:26:37.23 ID:IhbTwy2vo
>>766

「最初に言っておくけど、あくまで占いだから。気にするかしないかは、あなたに任せる。
 あ、私は彼方。よろしく」

言い忘れていたとばかりにそう注意と自己紹介をしてから、彼が引いた一枚目のカードを表にする。
出て来たのは、長い棒を持ち、玉座に座る女性が描かれたカードだ。

「これは、ワンドのクイーンのカード。意味は……母性や頼れる女性。男性的に言うと、健全、温もり。
 その意味の通り、健全で、ぬくもりが溢れる未来だと思う」

青年の過去なんか知る由も無く、そう口に出した。
770 :矢吹茂【フードを深く被った青年】 E:フードつき茶色パーカー [sage saga]:2012/11/26(月) 21:27:23.39 ID:EGgsz3lR0
>>768
「ご、ごめん!」

と、言うとゴールにつく

「…、引き分け…かな?」
771 :黒髪の女子高生/天王寺アイル [saga]:2012/11/26(月) 21:28:05.19 ID:J92ssGoCo
>>767
「!?」

放物線を描き落ちて行った石、その先によもや人がいるなんて思わずにいて。
びくっと肩を揺らすと恐る恐る、声の聞こえた方に寄って行き。

「あのー…、大丈夫です、か?」

胸の前で両手を組み、心配そうな調子で口を開く。
772 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 21:29:05.38 ID:bzF7++PFo
>>770
「いや。とりあえず怪我無くてなりよりだ。」

「・・・引き分けでいいんじゃねぇか?なかなかいい勝負だったぜ・・・えっと?」
【ここで銀は気づく、名前が分からないと】
773 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/26(月) 21:30:16.65 ID:tt+z2wRy0
>>766
「彼方の占いはよく当たるんだよ」
実際は悩みが無くなると言われてすぐに化け物、賞金首、賞金稼ぎ、爆弾魔と戦闘を4回も経験して敵を作り続け
悩みは増える一方だったのだが。なぜ自分が生きているのか不思議だった。
自分が隠れた戦闘狂であることを、まだ自覚してはいないサクヤは
彼方の占い通りに暖かい家庭を築ける時は来るのだろうか。
「ヒヒヒヒヒ〜」
774 :レル/褐色盲目女 神官ボクサー E:グローブ [sage]:2012/11/26(月) 21:30:37.79 ID:72S/kMEho
>>763

「おお…カエルがいけるのですか」「これはどうして中々、楽しい鍋になりそうです」

おいしいですよね、と同意を求めるように言いながら、自分もカエルの足を口へと運ぶ。
淡泊な鶏肉、といった具合の味だろうか。先入観さえ無ければ、おいしく頂ける程度には旨い。

「他にも色々と%っておりますから、是非ご賞味あれ」

自信あり気に言うその姿が、一抹の不安を感じさせる…ような気がしないでもない。


>>764

「…余計な詮索はしませんから、ご安心を」
「誰だって、…そう、ぼくだって、腹に一物二物は、抱えているものですからね」

「ぼくはパサニウス」「レル・パサニウス……レルで結構、なんですけど」
「エルとレルだと…なんだか、紛らわしいですね、えへへ」

言いこそするけれど、鼻の下をくしくしと指で擦っているあたり、まんざらでも無さそうで。

「…という訳で、よろしくお願いしますね、エル」

ぼくも最近来たばかりですから、お互い上手くやりましょう。と、もう一度顔を緩めてみせた。
775 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage saga]:2012/11/26(月) 21:31:53.45 ID:A7Rq/c0Co
>>769
「ヴィクター・フォックストロットです。よろしくお願いします、彼方さん」
 いかにも執事らしく、そういって頭を下げた。

 選んだ札を見て、青年は泣き出しそうな表情を一瞬だけ浮かべた。
 そして「母性や頼れる女性」という言葉に、ほんの一瞬だけ、青年は震える。

 惨劇の記憶は、今も覚えているのだ。

>>773
「そうなんですか。期待が――」
 選んだ札に、泣きそうな表情を浮かべる男。
 思わず震えたその札の解説なんて、すべてを聞いてはいなかったのだろう。

 蒼白な顔で、青年は自嘲気味に笑った。
776 :矢吹茂【フードを深く被った青年】 E:フードつき茶色パーカー [sage saga]:2012/11/26(月) 21:33:03.08 ID:EGgsz3lR0
>>772
「そうですね…すみません」

と、言うと深く被っていたフードを取る

黒いウルフカットの髪型にほとんど瞳が見えない細目、という顔、割と幼い

「申し遅れました、僕は矢吹茂(やぶき しげる)と言います」
777 :フロスト・ユリアス・シェパード :2012/11/26(月) 21:34:58.73 ID:NuzM6oK7o
>>771
人の気配はない。しかし何処かに行ったわけでもないだろうが、人の気配はやはりない
778 :カイル :2012/11/26(月) 21:34:59.42 ID:feK6MTcy0


「ふー。」

白髪をウルフカットにした童顔の青年
迷彩服に身を包み、背には機械大剣を背負っている。

自販機のまえで長考
779 :レイン・フォーカス(茶髪の高校生) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 21:35:09.76 ID:40Egs0ee0
>>774
「そうですねー」

とんだ闇鍋だ。

「僕は、レイン・フォーカスです。呼び方は自由にどうぞ」

自分もまだ来て少しです、と付け足す。

「よろしく」

また具材を取り出し食べる。
780 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 21:36:17.36 ID:bzF7++PFo
>>776
「・・・案外幼い顔してるんだな」
【ボソッっと呟く】

「茂か。俺は空風銀(そらかぜ ぎん)だ。宜しくな」
【ニッっと微笑む】
781 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/26(月) 21:38:56.30 ID:tt+z2wRy0
>>775
「アタシが持ってるお茶でも呑むかい?」
つペットボトルに入ったお茶
毒の類は、今は入れていない。自分が飲むためのものだ。

―――これは地雷っぽいねえ。
さて、どうするか。
782 :矢吹茂【フードを深く被った青年】 E:フードつき茶色パーカー [sage saga]:2012/11/26(月) 21:41:01.80 ID:EGgsz3lR0
>>780
「何か言いましたか?」

と、妙な威圧感を出して聞く

「空風さんですね、よろしくお願いします」

と、微笑む
783 :黒髪の女子高生/天王寺アイル [saga]:2012/11/26(月) 21:42:15.93 ID:J92ssGoCo
>>777
「あ、あれ?誰もいない?」

不思議そうに首を傾げる少女。
確かに「痛い」と聞こえたはずなのだが……

聞き間違いだったのだろうか、そう思えば首を捻りながらその前をうろうろする。
784 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 21:43:33.68 ID:bzF7++PFo
>>782
「え、いや。何でもないぞ!」
【威圧感を感じて少し後退する】

「あぁ、宜しく。ところで茂はどうしてベンチに座ってたんだ?」
785 :フロスト・ユリアス・シェパード :2012/11/26(月) 21:44:36.30 ID:NuzM6oK7o
>>783
「…………………」

(なんでアイルさんがぁ……


環境適応迷彩によって草むらに紛れ込み、身を縮める青年が一人。本人は気づいていないが無線のコードがはみ出ている
786 :大坂澪 (食事処みおつくし 店主) [saga]:2012/11/26(月) 21:44:52.99 ID:sUSmjxtN0
>>778
「…」

後ろで待っている黒セミロングの少女。
ジーンズにダウンと至って普通の格好だ。

「まだかな…?」
787 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/26(月) 21:45:16.09 ID:IhbTwy2vo
>>772>>775
「……?」

彼の泣き出しそうな顔を、少女は見逃さなかった。
何かあると直感的に判断するも、口には出さない。他人の事には首を突っ込みたくなかった。

じゃあ2枚目、と言って、2枚目のカードを表に返す。
2枚目は、輪のようなものが描かれたカードだった。

「これは、運命の輪のカード。意味はそのまま、運命とか、幸運とかあるけど、出会いって言うのがある。
 あなたにとって、大事な出会いがあるんじゃないかな」

笑うサクヤを横目に、淡々と言う。
788 :矢吹茂【フードを深く被った青年】 E:フードつき茶色パーカー [sage saga]:2012/11/26(月) 21:47:34.14 ID:EGgsz3lR0
>>784
「そうですか」

しゅん、と威圧感が消える

「今日は仕事がまだ来てないんですよ、あ、仕事についての質問はNGで」
789 :レイン・フォーカス(茶髪の高校生) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 21:47:44.45 ID:40Egs0ee0
さてと、僕はもう行きます。


そう言って去って行った



/からみありがとうございました
790 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage saga]:2012/11/26(月) 21:47:59.12 ID:A7Rq/c0Co
>>781
 自嘲気味に笑みを漏らした青年は、大きく息を吸い込んだ。

「……大丈夫、大丈夫です」
 杖を体の前でついて、それでも杖は震える。だが、彼は立ち続ける。
 彼が思い出しているのは、彼が狂った「正義」を掲げることになった出来事。
 世界ではありふれた「不幸」。
 
>>787
「運命、ですか」
 青年は小さくつぶやいた。

「大事な出会いなんて、私には勿体なさすぎる」
 自嘲気味に、青年は言う。
 彼自身は良く知っているのだ。「犯罪者に人権などない」と。
 それが、彼自身の正義なのだから。
791 :カイル :2012/11/26(月) 21:48:08.39 ID:feK6MTcy0
>>786


「どうしようかなぁ……。」

――長い。10分くらいかかっている。
後ろの存在など気にも止めずに待ち続ける。
缶コーヒーを選ぼうとして、いやでもと手を戻して――

マジで長い
792 :レイン・フォーカス(茶髪の高校生) E:黒い宝石の指輪 【政府直属の魔術師】 [sage]:2012/11/26(月) 21:49:21.27 ID:40Egs0ee0
さてと、僕はもう行きます。


そう言って去って行った



/からみありがとうございました
793 :大坂澪 (食事処みおつくし 店主) [saga]:2012/11/26(月) 21:51:51.41 ID:sUSmjxtN0
>>791
「…………」

えーっと…この人は、このせいぜい十数個の選択肢でどうしてそんなに迷っているんだろうか。
いや、別にこの場を去って他の自販機で買ってもいいんだけど…

…こうなると、待っていたくなる。どうせ自分の店の営業時間は終わって暇だ。
794 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 21:51:59.93 ID:bzF7++PFo
>>788
「(・・・良かった)」
【安堵する】

「ん?そっか。なら。一体何の職業なんだ?」
【職が分かれば仕事がだいたいどんなことが分かるかもしれないと思い聞いてみる】
795 :エーヴリル/金髪_赤いドレス/E:ナイフ :2012/11/26(月) 21:52:16.21 ID:lAk6cQ2fo
>>774
「あら、ありがとう」
「そう、よね…えへへなんだか新しい地で気を張っちゃったのかも。」
「……ふむむ、いつかはその悩みやいろんな物を聞ける関係になりたいところよ…。」

「レル、ね。
あ!…確かにそうね…!」
ふふっ、と彼女の顔を見て少し声を出して笑ってしまう。
「ええ!よろしく!レルも最近来たのね、なんか…なんだろう、嬉しいような…まあなんでも良いわね。」
と、こちらも笑顔になり、ふと予定を思い出して、慌てて立ち上がり
レルの方を向き直り
「とりあえず私はこれからやる事があって…
短い間だけど楽しかったわ!」
と、言い慌てて駆け出した。
遠くからは、また会えたら嬉しいなーっなんて声がした。

/絡みありがとうございました!
796 :矢吹茂【フードを深く被った青年】 E:フードつき茶色パーカー [sage saga]:2012/11/26(月) 21:52:33.65 ID:EGgsz3lR0
>>794
「そうですねぇ…」

と、考え込む

「……犯罪の取り締まりですね」
797 :黒髪の女子高生/天王寺アイル [saga]:2012/11/26(月) 21:53:16.06 ID:J92ssGoCo
>>785
「うーん、確かに聞こえたんだけどなあ……」

おかしいなあ、と声の聞こえた周辺をうろつく少女。と、はみ出たコードに蹴躓きすっ転ぶ。

「っ、きゃあ!!」

咄嗟に両手を突き出して顔面から地面に突っ込むことは阻止したものの、素足の膝に怪我をしてしまったらしく。

「いたたたた…」

今度は自分が痛い、と声を上げる。
798 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/26(月) 21:53:22.98 ID:tt+z2wRy0
>>787
彼方の様子に、笑みを浮かべる。仕事に対して一途、人に深く関わらず、占いに私情を持ち込まない。
――――そんな彼方の態度が、サクヤはとても好ましかった。
今回初めてサクヤは今回占いが目的で着たのではなく、彼方が目的で来たのだが
その考えは正しかったようだ。
二回の占いで、サクヤはすっかり彼方に心を開いていた。
799 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 21:55:43.84 ID:bzF7++PFo
>>796
「犯罪の取り締まり?ってことは警察・・・と思えばいいのか?」

「なら仕事が無いってことは犯罪が起きてないってことか・・・」
【勝手に予想をしている】
800 :レル/褐色盲目女 神官ボクサー E:グローブ [sage]:2012/11/26(月) 21:57:51.21 ID:72S/kMEho
>>774

「…ああ、おいしいものしか入れていませんので、ご安心を、ふふっ」

「では、レインさんということで、ひとつ」

ぺこりと頭を垂れてから、エルにしたのと同じ具合で、自己紹介をした。
それから、席を立つレインにもう一度頭を垂れて、彼を見送るのだった。

>>795

「はい、ぼくもそう願っておりますよ」

彼女には、現地の友人が居ない。そうなる事が出来れば、願ったり叶ったり名のだけれど。
またお会いしましょう、と別れを告げてから、また一人で鍋に取り組むのだった。



/お二方、お疲れ様でしたー!
801 :フロスト・ユリアス・シェパード :2012/11/26(月) 21:58:29.77 ID:NuzM6oK7o
>>797
「っ! 大丈夫っ…………」

あ、と気づいてももう遅い。迷彩効果は途絶え、アイルへ手を延ばした姿で固まる
802 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/26(月) 21:59:39.54 ID:IhbTwy2vo
>>790
「……」

少女は、何か考えると3枚目のカードも表に返した。
コインのようなものを2つ持った男が描かれたカードだった。

「これは、ペンタクルスの2。意味は選択、男女、気まぐれ……沢山あるけど。その中に『逆転』ってある。

 貴方に何があったのか知らないけど。今何が起こっているのかも知らないけど。
 逆転するチャンスは、沢山あると思う」

そう言いきって、タロットを回収した。
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/26(月) 22:00:02.50 ID:feK6MTcy0
>>793

「どうせ定食屋よるんだし、別にいいかな。
――――ん、 あ、ああ。」

さんざん悩んだ末に、買わないと言う選択肢を選んだ。
その場から退こうとしたときにやっと並んでいた少女の存在に気づく

「すいません! ぜんっぜん気づかなくて!」

心底申し訳なさそうに謝罪し
804 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/26(月) 22:00:06.88 ID:tt+z2wRy0
>>790
「無理をしてもいいけれど、壊れないようにね」
サクヤは答える。
なんとなくだがその在り方は痛ましくて、この青年には頑張って欲しいなあと思った。
この三人が此処にいること。これも運命、なのかもしれない
805 :矢吹茂【フードを深く被った青年】 E:フードつき茶色パーカー [sage saga]:2012/11/26(月) 22:01:10.73 ID:EGgsz3lR0
>>799
「まぁそうですね」

と、笑って言う

「平和ってほどでもありませんけど…っと」

携帯電話を取り出す、着信がきたようだ

「はい…はい、わかりました」

携帯の電源を切る

「ごめんね、仕事が来たんだ、じゃあね!」

と、言うとその場を去る

//落ちます、ありがとうございました
806 :大坂澪 (食事処みおつくし 店主) [saga]:2012/11/26(月) 22:03:29.99 ID:sUSmjxtN0
>>803
「あ、全然構わへんよ!…この寒い中何をそんなに悩んどったんかは気になるけど…」

まあ、自分も興味本位でここに居続けていたわけだし、迷惑だったと言うことはない。
…興味本位で居続けてたのに申し訳なさそうにしているのがなんだか可哀想。
807 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage saga]:2012/11/26(月) 22:04:44.54 ID:A7Rq/c0Co
>>802
 気まぐれ、逆転。
 その言葉は、彼の心を得たようだった。
 数年前のあの日から凍りつき、狂いきった心は、今再び動き出す準備を始める。
「……たとえ私が狂信者だとしてもそれは可能でしょうか?」
 思い返すのは「あの日」の惨劇。愛する人を村人に凌辱されて殺された「あの日」。

>>804
「壊れる? 私が?」 
 どこか吹っ切れたように、青年は言う。
「私は、『影の王国』は、すでに壊れているのです」
 まるで先ほどとは別人のように、冷たく、残酷な声色であった。
808 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/26(月) 22:06:48.62 ID:bzF7++PFo
>>805
「ん。まぁ現状何もないってことは・・・ってまさかな・・・」
【電話で通話してるところを見て少しいやな顔をする】

「やっぱそうか・・・おう。頑張れ!」
【茂を見送る】

「・・・さて、適当にぶらつくか。」
【銀はその場から歩き出した】

//絡みありがとうございました!
//お疲れ様です!
809 :黒髪の女子高生/天王寺アイル [saga]:2012/11/26(月) 22:07:18.43 ID:J92ssGoCo
>>801
「?……フロスト、さん?」

聞こえてきた声に振り返るとこちらに手を伸ばしたまま固まるフロストの姿が見えて。
不思議そうにかくんと首を傾げるとその名を呼んで。

「何でこんなところに……」

お仕事ですか?と続けると立ち上がり身体に着いた土埃をぱっぱと払う。
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/26(月) 22:10:49.65 ID:feK6MTcy0
>>806


「いやー。寒いからなんかあったかいもんのもうかなーと思ってたんですけど
この後ご飯どっか適当に食べにいくしここで買うのもったいないなーと気づいたので」

つまり無意味に何十分も悩んでいたと言うこと
たはは、と苦笑いを浮かべて、なにか買うならおごりましょうか? なんて

811 :フロスト・ユリアス・シェパード :2012/11/26(月) 22:11:03.16 ID:NuzM6oK7o
>>809
「えと……その」

言い訳を探してややどもるが、その行為自体が無駄だと気づいて首肯する。見ればフロストは戦闘服姿だ
812 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/26(月) 22:12:14.78 ID:IhbTwy2vo
>>807
「それは、貴方次第。
 狂信者なんか、関係ない。貴方が変わろうと思えば、変われる」

抑揚の無い声で、答える。
しかし、確かにその言葉には、少女の心が篭っていた。
例え、青年にそう聞こえなくても。
813 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/26(月) 22:13:37.50 ID:tt+z2wRy0
>>807
「影の王国、か」
サクヤは溜息を付く。間違いなくいい意味ではない、裏に生きる物の言葉だろう。
「さっき名乗ったヴィクターって呼ばせて貰うよ、アタシは」


814 :黒髪の女子高生/天王寺アイル [saga]:2012/11/26(月) 22:15:29.68 ID:J92ssGoCo
>>811
「“お仕事”なんですね」

ややイントネーションを強めて言った“お仕事”、それはいつもの探偵のお仕事ではない彼の“本業”に関することで。
戦闘服姿のフロストを見やれば邪魔にならない様にと考えて。

「ごめんなさい、邪魔しちゃいましたよね」

しょんぼりと肩を落としてそう言えば、はた、と思い出したように口元に手を当てて。

「もしかしなくても、石、当たりましたよね?」
815 :大坂澪 (食事処みおつくし 店主) [saga]:2012/11/26(月) 22:17:26.92 ID:sUSmjxtN0
>>810
「はぁ…そーなんか
…そんなに悩むことかいな」

…どちらにするにしろさっさと決めればいいのに。
自分なら買うのがもったいないと思ったら買わない。なにせ自営業で金銭感覚がシビアだから。

「あ、奢ってくれるん?ほな、お茶でええわ。水は六甲のおいしい水が一番やけどな〜」

六甲のおいしい水は、関西を中心に売られているおいしい水やで。おいしいで。
816 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage saga]:2012/11/26(月) 22:19:10.22 ID:A7Rq/c0Co
>>812
 青年は目を見開いた。
 いままで呪うことでしか、殺すことでしか保てなかった自我のほかに、ほんの少し別のものが芽生えた……気がした。
 だがしかし、と青年は考える。
 青年は罪を犯しすぎた。その清算をするためには、正義を貫くしかないのだ。
 それを反故にすれば、今まで殺した者が報われないのだから、ただの肉の塊になってしまうのだから。

「……ありがとう」
 か細い声で、聞こえないほどの小さな声で、青年はつぶやいた。

>>813
「はは。それはそれは――」
 そして、青年は女に問う。
「貴女のことは、なんとお呼びしましょうか?」
 どこか虚ろな、まるで割れたガラスのような目。
 そんな目が占い師の少女によって修復されるのは、すぐのこと。
817 :フロスト・ユリアス・シェパード :2012/11/26(月) 22:20:20.84 ID:NuzM6oK7o
>>814
「ええ、"仕事"です」

仕事の一言で真顔に戻り、首から提げた短機関銃を抱え込む

「大丈夫ですよ」
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/26(月) 22:22:00.59 ID:feK6MTcy0
>>815


「お茶ですか。
――日本の水はどこも変わらん気がしますけれどね。」

適当にあったかーいお茶を購入して手渡す
結局買うことになったからもったいないもくそもなかった
ただの水道水やないんですか!
819 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/26(月) 22:25:15.18 ID:tt+z2wRy0
>>816
「サクヤ。アタシの名前は、それだけさね」
短く答えるが、サクヤはそれなりに青年を心配していた。

青年の瞳に何かが宿って礼を言うのを見て、ポツリと真剣な顔で。
「応援してるよ。頑張ってる人は好きだ」
820 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/26(月) 22:26:47.15 ID:IhbTwy2vo
>>816
青年は、変わったようだった。
しかし、それに何か思うわけでもなく、何かを口にすることも無く。
ただ1回、コクリと頷いた。少女なりに、返事をしたらしい。

3枚を戻したタロットのデックを軽くシャッフルした。
821 :大坂澪 (食事処みおつくし 店主) [saga]:2012/11/26(月) 22:27:40.84 ID:sUSmjxtN0
>>818
「あ、ありがとー」

折角奢ってもらったお茶だ。飲ませて頂こう。
日本のペットボトル茶は世界一ィィィィッ!

「ゴメンなー、顔も知らんのにお茶なんか奢ってもらってー…」

六甲山で取れるおいしい水やで!
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/26(月) 22:31:07.88 ID:feK6MTcy0
>>821


「いいですよー待たせてしまったお詫びです。
ところでものは質問なんですがここら辺でおいしー夕飯食べれるとこ知りません?」

でへ、と微笑みながら尋ねる
お茶を奢ってやったし教えてくれるはず
823 :黒髪の女子高生/天王寺アイル [saga]:2012/11/26(月) 22:31:45.71 ID:J92ssGoCo
>>817
「本当にごめんなさい、でもでも、多分きっと明日は晴れです」

訳の分からないjことを言っては大丈夫、と胸を張る。
短機関銃を抱え込む姿にハッと息を飲むときょろきょろと辺りを見回して。

「ってことは、私、今日は早く帰った方が良さそうですね…」

護身術がないとは言わないが、少なくとも、怪異相手に十分といえるほどの戦力は持ちえないのが正直なところだ。
ならば邪魔にならない様に、危険に遭遇しない様に、早めに帰るのが吉、そう考えたのだった。
824 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage saga]:2012/11/26(月) 22:32:42.95 ID:A7Rq/c0Co
>>819
 堰を切ったように、青年は笑った。今までの紳士的な雰囲気からは考えられないほど、大胆に笑った。
「私が頑張っている? 否! 否否否!! 私は怖いだけだ! 俺は怖いだけなんだ!」
 仮面がはずれた
 

>>820
「もう少し早く貴女にお会いしたかった。できれば数年前の『あの頃』に」
 悲しげに青年はつぶやく。
 自嘲気味に笑ったまま、青年は彼方の前に高額紙幣を一枚、丁寧に置いた。

「お受け取りください。私の気持ちです」
 悲しげに笑う青年は、それを受け取ってほしそうにほのかに笑う。
825 :大坂澪 (食事処みおつくし 店主) [saga]:2012/11/26(月) 22:35:04.08 ID:sUSmjxtN0
>>822
「…実はここに越してきたばかりでな…(汗
ウチは料理屋やっとるけど…来る?」

営業時間は終わっているが、彼女は小料理屋の店主。
料理を作るのは苦ではない。
826 :フロスト・ユリアス・シェパード :2012/11/26(月) 22:36:29.38 ID:NuzM6oK7o
>>823
「晴れ?ですか?」

ほへ〜とほうけたようにアイルを見つめたあと、腕時計に視線を落として、

「最近物騒ですしね」

抱えた短機関銃が唯一の頼みの綱だ
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/26(月) 22:39:19.29 ID:feK6MTcy0
>>825


「おや、本当ですか?
ごちそうになります!」

これは運がいい、とばかりに表情輝かせ、少女の経営する小料理屋につれていかれるだろう
828 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/26(月) 22:39:34.01 ID:tt+z2wRy0
>>824
恐怖から逃れるために行動してるのか。

「それでも、アンタは一生懸命に何かを成し遂げようとしているように見える。
 その目標のためだけに生きてるのかもしれないけどさあ、アタシはけっこうアンタの事が好きさね」

今度はこっちが地雷を踏んだらしい。
サクヤは押し付けがましすぎる所があった。よく言えば面倒見がいいのかもしれないが
悪く言えば自分の一方的な庇護欲を押し付けるものだ。
829 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/26(月) 22:40:51.23 ID:IhbTwy2vo
>>824
『あの頃』。その言葉が少女に引っかかった。
しかし、私情は持ち込まない。「その頃とは何だ」とは聞かず、ポツリと。

「時間は、戻せないけどね」

それは、少女にとっても悲しい現実だった。偶然、それが重なってしまったのだが。
差し出された紙幣を躊躇せずに受け取り、財布に入れた。

「・・・ありがとう」

デックを弄びながら、ただそう言った。
830 :黒髪の女子高生/天王寺アイル [saga]:2012/11/26(月) 22:42:54.25 ID:J92ssGoCo
>>826
「うん、蹴っ飛ばした石がフロストさんに当たったから晴れ」

そんな天気予報はない。ないのだが、本人は自信満々である。
時間を気にしている彼の為にも自分は早めにここを去らねば、
そう思ったアイルは一度頷くとパッと踵を返す。

「じゃ、じゃあ、私もう帰りますね」

お仕事がんばってください、そう言うとファイト!と拳を天に向けて。
831 :大坂澪 (食事処みおつくし 店主) [saga]:2012/11/26(月) 22:44:23.28 ID:sUSmjxtN0
>>827
「ほな、行こか」

…歩いて5分程度で、商店街の一角にある店舗に到着。
質素だが落ち着いた、品のある店構えだ。
中に入ると木を使った机や椅子、畳の座敷が並んでいる。

「ちょっと待っててなー…支度するわ」

自分の店に入るなり髪を束ね、料理の準備を始める。

「あ、せやせや…何か食べたいものはある?リクエストは出来るだけ答えるで〜」
832 :フロスト・ユリアス・シェパード :2012/11/26(月) 22:45:18.37 ID:NuzM6oK7o
>>830
「それは晴れになりませんよぅ!」

ぶーぶーと文句を言いつつも短機関銃は手放さぬまま、立ち去るアイルへ敬礼して見せ

「お気をつけて」
833 :黒髪の女子高生/天王寺アイル [saga]:2012/11/26(月) 22:48:05.86 ID:J92ssGoCo
>>832
「えー、ならないんですか?」

くすくすと笑いを漏らす、どうやら間違っているのは百も承知なようで。
フロストの見せる綺麗な敬礼にこちらも表情を引き締めると、ぎこちなくも敬礼を返してみて。

「気を付けて帰ります!」

そう言うと宵闇の中に消えて行った。

/絡みありがとうごじゃました!
/また宜しくお願いします!!
834 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage saga]:2012/11/26(月) 22:48:28.16 ID:A7Rq/c0Co
>>828
「私は……正義に従って生きているんだ。私の正義に! 私の信じる『正義』に!」
 青年は言う。自らの信じる「正義」を叫ぶ。
 かつて世界に拒絶された正義を、彼はもう一度叫んだ。

「……は?」
 青年は、困惑を浮かべる。彼はいままで、狂信を続けてきた。
 その狂信を好いてくれる人物など、たった一人しか存在しなかったのだ。
 今は亡き「あの人」しか。

>>829
「わかっています。わかっているとも。わかっていますよ」
 青年はつぶやく。時間を戻せないのは、彼が重々承知している。
 願わくば、「あの日」へ。彼が何千回も望んだこと。

「私にはあまり貨幣は必要ないんです。経済に還元してあげてください」
 青年は興味がなさそうに、そうつぶやいた。
 彼の収入は殺しで得たもの。汚れた金だ。
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/26(月) 22:50:26.66 ID:feK6MTcy0
>>831


「おお、なんか雰囲気ありますね」

店の様子をうかがって、思ったことをそのまま口にする。
適当なテーブルに腰かけると、少女の質問に

「味噌スープお願いします!」

味噌汁を注文した
836 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/26(月) 22:53:42.46 ID:tt+z2wRy0
>>834
「そっか。立派だと思うよ、アタシは」
サクヤは怖がらずに微笑んだ。

「アタシは、アンタが何してようとやっぱり嫌いになれないんだよねえ。
 むしろ好きな部類に入る。おかしいかい?」

837 :大坂澪 (食事処みおつくし 店主) [saga]:2012/11/26(月) 22:55:42.01 ID:sUSmjxtN0
>>835
「み、味噌汁…分かった」

…これでも手の込んだものを作れるのだが。
いや、別に本人が味噌汁がいいと言っているのだからそれを出したら問題ないけど…

「はい、味噌汁一丁!   …ホンマに味噌汁だけでええんか?」

店まで呼んでおいて味噌汁一杯だけは寂しくないだろうか、と余計なおせっかいを考える。
838 :フロスト・ユリアス・シェパード :2012/11/26(月) 22:56:47.53 ID:NuzM6oK7o
>>833
/あざしたー
839 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/26(月) 22:59:54.79 ID:IhbTwy2vo
>>834
「分かっているのなら、良かった」

分かっているだろうとは思った。過去に何かあったのかと。
そして、少女も思う。あの日に戻りたいと。
家族がバラバラになった日。その日が、少女の脳裏にフラッシュバックして。


「……分かった」

使う気はしなかった。この占いで得た金はすべて寄付していたから。
テーブルの下から本を取り出し、花柄の栞が挟まれたページから読み始めた。
何か話がない限り、少女は本に興味を移すだろう。
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/26(月) 23:01:23.78 ID:feK6MTcy0
>>837


「味噌汁だけで十分ですよ。
あったまるし、おいしいし。」

ずずず、と味噌汁をすすり――目をぱっちり見開く。
そのまま一口目で飲み干してしまった


「――あー。落ち着きますね。」

弛緩しきった表情で、にへらと微笑みかける。
どうもでした、とお駄賃をおいて店を後にした

/明日朝早いのでこの辺で!
/おやすみなさい。
841 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage saga]:2012/11/26(月) 23:02:31.63 ID:A7Rq/c0Co
>>836
「……」
 青年は言葉をつぐんだ。今まで彼が経験したあらゆることを総動員しても、彼は理解ができなかった。
 その理由は簡単、彼が客観的な理解ができなかったから。
 彼は自分を悲観的に見る癖があるようだ。

「……どうかしていますよ、貴女」
 青年はつぶやいた。そしてすぐに、笑みを漏らす。
「私の正体を知ったら、驚くでしょうね」
 自嘲気味な、冷たい笑みだ。

>>839
 青年は祈るように手を組む。一体彼が何を祈るのか、少女には推定できないだろう。
「ありがとうございました。おかげで、ずいぶんとすっきりできた気がします」
 青年はほほ笑む。割れたガラスのような、虚ろな笑みで。
842 :大坂澪 (食事処みおつくし 店主) [saga]:2012/11/26(月) 23:04:32.54 ID:sUSmjxtN0
>>840
「あー…プライベートで呼んだからお代はいらんかったんやけど…」

…行ってしまった。
まあ、満足してくれたならいいかと自分に言い訳をしつつ、店に戻る。

/乙さんです!
843 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/26(月) 23:09:47.26 ID:IhbTwy2vo
>>841
何かを祈るような彼の仕草。少女はページを捲る手を止めて、彼を見た。
その目と表情は、確かに、過去に何かが壊れたような笑み。
何人もの人を見てきた少女には、容易に分かることだった。

「すっきり出来たなら良いけどね。……でも、あくまで占いだから」

そう言って、再び本を読み始める。
占いが単に夢物語を与えているだけだと、少女は1番良く分かっていた。
844 :アナスタシア【傭兵】──青長髪不規則発言女 [sage]:2012/11/26(月) 23:11:44.06 ID:vLHJ2piWo
空を仰ぐ青髪長髪は、神妙な面持ちで鎖で繋がれた刀、枯葉姫を優しく愛撫しながらに街中を歩いていた
あの星はいつしか兄である髭面に教えてもらったものだ、名前は忘れてしまったが青くて綺麗だと髭面は言っていた
小高い丘の先端で見ていた時だったか、少しばかり距離があったので、自分から寄り添って

「ふふ、お兄様」

あの時からだ、アナスタシアがお兄様に固執し始めたのは
狂酔とも言えた、だがそのようなことはどうでも良かった
寄り添い重なった暖かさを忘れられない、あの時の甘い言葉

──そして笑顔を零す青髪の少女は口の端から血を流していた
845 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/26(月) 23:12:05.49 ID:tt+z2wRy0
>>841
自分がどうかしていることは分かっている。
サクヤは生きるために何でもする。自分が生存するためなら人を容赦なく[ピーーー]し、人を傷つける。
しかしサクヤはお人よしなのだ。
相手が犯罪者だろうが賞金首だろうが人殺しだろうが警察だろうが傭兵だろうが暗殺者だろうが殺人鬼だろうが
サクヤにとっては関係ない。仲良くできるなら仲良くする。自分と親しい人に干渉されない限りは、常に平等だった。
―――その在り方は、正に狂わしい姫。

「分かってるよ。でもアンタが犯罪者だろうが賞金首だろうが人殺しだろうが警察だろうが
 傭兵だろうが暗殺者だろうが殺人鬼だろうが、正直アタシはどうでもいいんさ。
 アタシはヴィクターが嫌いじゃない。唯それだけさね」
846 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage saga]:2012/11/26(月) 23:17:43.41 ID:A7Rq/c0Co
>>843
「いえ。私の信じる宗教よりは、よほどまともなものでした」
 壊れたガラスの、虚ろな笑みで青年は言う。

>>845
「美しい女人に好意を抱いてもらえるとは、歓喜の極み」
 ぺこり、とうやうやしく頭を下げ、青年はそういった。


「どうもありがとうございました。本日は失礼いたします」
 懐中時計に目をやると、青年はテントを出る。
 その表情は、楽しんでいるようにも、悲しんでいるようにも見えた。

//お相手ありがとうございました。明日早いので落ちます。
847 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/26(月) 23:20:26.39 ID:tt+z2wRy0
>>846
「また会おうね、ヴィクター」
手を振って答える。

/こちらこそありがとうございました。お疲れ様でした、楽しかったです
848 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/26(月) 23:23:24.36 ID:IhbTwy2vo
>>846
「……そう。それじゃ」

本に視線を移し、しかし一瞬、去っていく青年をチラリと見た。
背中越しに、悲しげな表情が見えた気がした。

/ありがとうございます。お疲れ様でした。
849 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/26(月) 23:33:58.62 ID:tt+z2wRy0
>>848
「……さて、実は今日はなんとなく顔を見せただけなんさ」
今日はサクヤの機嫌がいい。
と言ってもひやかしは悪いし、金は200円しか持ってない。
「なんとなく彼方に会いたかったんさね、迷惑だったかい?」
850 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/26(月) 23:38:34.97 ID:IhbTwy2vo
>>849
彼女が問いかけると、少女は首を横に振り、栞を挟んで本を閉じた。

「そんなこと無い。私も、誰かに会いたいから、占いしてるところもあるし」

つまり今日は、誰かに会いたかったというわけだろう。
椅子に座った彼女にそう、淡々とした口調で述べる。何時もの少女だった。
851 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/26(月) 23:42:53.23 ID:tt+z2wRy0
>>850
「占い以外でも、偶にはここに来ていいかい?」

とにかく嬉しかった。
ここは全ての人間を受け入れてくれる、そんな感覚がしたからだ。
――――――彼方はアタシが賞金首だと知ったらどう反応するのだろうか。
確かめたい、でもできない。危険だし、受け入れてくれたとしても彼方を巻き込むのは嫌だった。
852 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/26(月) 23:49:02.93 ID:IhbTwy2vo
>>851
「勿論。話し相手は、居た方が良いから」

彼女は、少女がこの街に来てから初めて"友達"と呼ぶ存在かもしれない。
先ほどの青年のように私情を入れないのは彼が客だったからであり、"友達"の彼女には、少しくらい、良いかなと、そんな気分になった。

だから、彼女の少し躊躇する表情を見て、口を開いた。

「……悩み有ったら、言って良いから」

しかし「どうしたの」とは聞けず、少し先ほどのような口ぶりになってしまった。
853 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/27(火) 00:00:35.83 ID:CCvDx6Ib0
>>825
「ありがとう」

サクヤはその言葉の意味が、何となく分かった。
そして彼方が私情を自分に出したことが、とてつもなく嬉しくて。
―――――気持ちに答えたかった。打ち明けて楽になりたかった。
サクヤは葛藤する。そして答えを出す。

「アタシは、世間一般から嫌われ、憎まれる存在だ。濡れ衣とは言え、それは変わらない。
 その手から逃れるためならなんでもしたよ」

自嘲の笑みを浮かべると、ゆっくり話始める。

「私は彼方が好きだ。アタシを警察に通報しても、アタシは彼方を傷つけない。約束する」
 
しっかりとした目で彼方を見つめ、はっきりと声に出した。
拒絶されても良かった。彼方の誠意に、サクヤは誠意で返す。
854 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/27(火) 00:10:40.83 ID:j54m6G9qo
>>853
世間一般から嫌われ、憎まれる存在。濡れ衣。
この世界で、この二つに当てはまるのならば、それは所謂賞金首というやつだろう。

正直驚いていた。彼女が、そういう存在だったこと。
そんな素振り、一度も見せたこと無かったのに。

視線が合う。彼女の笑みが目に入った。
賞金首を捕まえ、警察に引き出せば多額の金がもらえる。
居候している少女としては、お金は欲しかった。しかし。

「私は、私に害があるものなら、徹底的に対抗する。
 ……けど、害が無いなら、私にとって大切なものなら、世間一般に憎まれていようと、それを手放す気は無いよ」

拒絶できるはずが無かった。
だって彼女は、少女の"友達"だから。少女は、友達を自ら手放そうとするものは、この世に居ないと信じていた。
855 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> :2012/11/27(火) 00:20:22.24 ID:CCvDx6Ib0
>>854
………そうか。
サクヤは、人を見る目には自信があった。その自信に全てを掛けた。
そしてそれは、正しかったようだ。サクヤの甘さで今まで生き延びてきた理由は、これなのだ。

「私と同じ考えね。死ぬぐらいなら、他人を殺してでも生き延びたい。
―――――私の本当の名前は、駒枝京子。名前だけ覚えておいてね。
私にとっても彼方は大切な友達、手放す気はないわ。
これからもよろしくね、彼方」

ゆっくり手を差し伸べる。
心のどこかで信じていた。だって、少女は彼女の友達だから。信頼していたのだ。
856 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/27(火) 00:28:42.74 ID:j54m6G9qo
>>855
「……京子。……どっちの名前で呼んだ方が良い?

 ……うん。よろしく」

差し伸べられた手を握り、握手した。

お金が欲しい気も、無いといえば嘘になる。けど、それ以上に友達の方が少女にとっては大事だった。
自分の身は何よりも大事で、死なないように徹底的に抵抗する。
だけど大切な物は、そんな自分の身を投げ打って、手放さないようにしっかりと握り続ける。
矛盾しているようでおかしくて、心の中で笑ってしまった。それが少し表情に出てしまって、微笑んだ。
857 :駒枝京子/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> [saga]:2012/11/27(火) 00:35:08.25 ID:CCvDx6Ib0
>>856
「二人で居る時は、京子って呼んでもいいわ。

……ヒヒヒヒヒ、よろしくね」

手をしっかりと握る。

京子は自分が死なない事を一番に考える。必要なら一般人さえ殺す。
しかし友達の為になら、自分の命を掛ける価値は在る。絶対に無くさない。
矛盾しているような、そうでもないような。京子は、笑っていた。
見ると彼方も笑っている。

「初めて笑ってくれたね、彼方。嬉しいよ」
858 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/27(火) 00:44:15.20 ID:j54m6G9qo
>>857
「分かった、京子」

手の温かみを感じながら、少女は考える。
なぜ彼女が賞金首になってしまったのか。先ほど彼女は「濡れ布」と言っていたが。
しかし、それを聞くのは後日になるだろう。

「……私にだって、笑うときぐらいあるよ。
 ……ふぁ」

そう言って、握手してない方の手で口を押さえて欠伸を隠す。
だが勿論隠せていないわけで。
859 :駒枝京子/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、ダルマ、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者> [saga]:2012/11/27(火) 00:56:22.64 ID:CCvDx6Ib0
>>858
「それでよし!」

全てを彼方に話す日も、そう遠くはないだろう。

「意外……って言ったら失礼か。いい笑顔だったわよ。
 ……そういえば眠たそうにしてたわね。話はまた今度にしましょうか。また遊びに来るわ。」

クスクスと笑う。限られた人にしか見せない笑みを浮かべていた。

さて、また彷徨うかと考える。
気分は最高だった。
――――そう考えながらも、手は繋がれたまま。何となく、離すのが惜しかったのかもしれない。
でもまたくればいい。

「また会いましょう。おやすみなさい。」

そう言うと、手を離して京子は去っていく。紫のテントという、京子にとっての『帰る場所』が生まれた瞬間だった。


/ロールお疲れ様でした!とにかく色々とありがとうございました。とても楽しかったです。


860 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式 :2012/11/27(火) 01:05:29.21 ID:j54m6G9qo
>>859
「うん、また来てね」

眠たい目を擦り、そう告げる。
彼女の笑顔を見て、少し元気になった気がする。

「さようなら、京子」

手を小さく振って見送った。

さて、と少女は本を仕舞い、テントを解体し、帰る準備に入った。

/ありがとうございましたー!
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2012/11/27(火) 01:33:50.95 ID:Sya+FTU2o
/皆さんお休みなさい
862 :カイル :2012/11/27(火) 17:56:32.07 ID:izfcGgnA0


「強くなりたいですね――
国民を守る国家を、守る存在でありたい。」

白髪をウルフカットにした童顔の青年
迷彩服に身を包み背に機械大剣を背負っている

「父も母も、国のために死にました
僕も兵士として、死んでいきたいです。」

野良猫にミルクをあげて決意を語っていた
863 :ボルテックス(全身鎧)異界の超越者 :2012/11/27(火) 17:59:44.84 ID:2Ir8YNtyo
【とある商店街】
 全身鎧の何者かが人々に声をかけている。
 時々警官に叱られながら一言二言謝って、しかし懲りずにそれを続けている。
「ここに王道を歩む本物の王はいないものなのだろうか?
 明日あたりには次の世界に渡るもよしとすべきだろうか。
 王よ。王よ。大道の中を歩む王道を進む本当の王よ。ここにもいないのか?
 覇王はもういらない。吾輩が覇王である。王、いや。帝が欲しい。
 魔王はここにいないのか?」
 金属音を鳴らしながら異界の征服者はこの世界で 王 を探している。
 
864 :ボルテックス(全身鎧)異界の超越者 :2012/11/27(火) 18:02:57.83 ID:2Ir8YNtyo
>>862
「その慈悲と決意…。
 王ではないが立派な騎士のものである。」
いつの間にか野良猫にミルクをあげているカイルの背後に
攻撃的なデザインの金属甲冑を纏った何者かが立っていた。
「騎士でないならば勇者、勇者出ないならば義賊。
 汝、王を目指すも可能な良き勇士の一人である。」
865 :葛葉 [sage saga]:2012/11/27(火) 18:12:43.73 ID:RoJ/zChJo
>>862
「おー、猫じゃ猫、かわいいの」

そんな無邪気な声を響かせて、一人の少女がカイルの傍らに立った。
紫がかった桃色の髪に、鮮やかな濃紫の瞳を爛々と輝かせた、存在感のある少女である。
服装は、海老色を基調とした落ち着いた色彩の和服に、和傘。
見た目の若さと雰囲気の老練さの違和感が、少女の存在感をより強めていた。

>>863
「んー……、む。
 中々物々しい格好のようじゃが、良い魂の色をしておるのう」

かっかっか、と高笑いを響かせる幼女は、相手を前にしても恐れること無く相手を見上げてにぃ、と笑う。
紫色の瞳の奥には、金色の輝きが煌めいていた。
866 :カイル :2012/11/27(火) 18:19:09.25 ID:izfcGgnA0
>>864

「――いや、王様には別に……。
自分にはその器はないですよ

騎士なんて高貴なものでもない、ただの一兵士です」

背後をみて、びくり、と肩を震わせる
重々しい鎧の誰か、半端ではない威圧感。
どちら様で――? そんなふうに尋ねてみた


>>865

「野良猫ですがね。
服汚れますよ。」

傍らにたつ少女、自身とは無関係だが、同じ猫に関心を抱いている
ついつい、話しかけてみたりした

867 :ボルテックス(全身鎧)異界の超越者 :2012/11/27(火) 18:20:09.44 ID:2Ir8YNtyo
>>865
「吾輩はボルテックス。汝…この我輩を見て畏れるところはないのか?」
 長身というには中途半端だが、体格はよく、鎧のサイズのせいか巨漢にも見える。
「脅かせるつもりはないので、もしも恐れているならばそれは杞憂と弁解するが。」
 金色に輝く瞳を覗きこむのは赤紫に光る眼光。その奥に焦りすらある。
「人の子…いや、魔の子であるか。汝は吾輩に恐れなしであるというのか。
 それは何故だ。愚か者だから怖れることも知らぬのか?」
868 :ボルテックス(全身鎧)異界の超越者 :2012/11/27(火) 18:25:39.12 ID:2Ir8YNtyo
>>866
「吾輩は異界の魔王である。全ての世界の覇王足りうる者の一人である。
 それが我輩である。鉄鋼鬼神ボルテックス、それが吾輩の二つ名と真名である。
 わが宿命は破壊と蹂躙と征服。わが願いはその宿命の克服にある。
 汝は…ただの名もない兵であるか?これからもそうなのか?」
 力が見たい、それ以上に人徳を確かめ検めたい。
 鎚を右腕に持ち、尋ねる。「汝、いかなる者ぞ?」
869 :葛葉 [sage saga]:2012/11/27(火) 18:25:51.92 ID:RoJ/zChJo
>>866
「なぁに、私も昔は似たようなものじゃったからの。
 それに服は汚れるものじゃろ、汚れれば洗えばいいんじゃよ」

にははは、と気の抜ける笑い声と、朗らかな表情は人好きのするタイプだと分かるだろう。
少なくとも初対面の人相手に緊張したりするタイプでは決して無い。

>>867
「いやはは、自分の定めに迷いう魂を前にして、怯えるほど耄碌はしてない積りじゃよ?
 それに、言ったじゃろ? 良い魂だとの。悪だから敵とは言わんが、少なくともお主は強大であれど、凶悪では無さそうに見えるしのう。
 ……ま、大分強い業に囚われているようだがの、それはお主の責任ではなかろうよ」

ほれ、飴でも食うかの? と首を傾げながら少女は巾着から黒飴を取り出して相手に差し出す。
本人も飴を口の中で転がして、んー、と声を漏らしている辺り、全く怯えている様子は無い。
それどころか、その視線には相手を心配するような感情すらもよぎっていただろう。
870 :ボルテックス(全身鎧)異界の超越者 :2012/11/27(火) 18:36:16.84 ID:2Ir8YNtyo
>>869
「飴とはなんだ?」
 黒く丸い菓子を受け取るとしばらくそれを見つめている。
 そしてそれを口に入れた葛葉の様子をみると理解する。
「なるほど、これは嗜好品。菓子か。」
 口に放り込むと口中に広がる甘さを堪能する。
「これが飴か。我が世には無かった物の一つ。
 少女よ。問うて良いか?」
 飴をしゃぶりながら葛葉に質問を投げかける。
「吾輩は自分のいた世界で戦い、そして戦い征服し、全てを征服し、
 海という物を見た。海の向こうにも征服できる国があるそうだが…
 ではそれを征服し、他の海の向こうを征服し、全てを征服したらば、
 吾輩は何処を征服すればいいのだろう?何を奪えばいいのだろう?」
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/27(火) 18:38:16.85 ID:izfcGgnA0
>>868

「なる、ほど――?」

いまいち話はつかめていないが、恐らくは偉い人なんだろう
この威圧感は、鎧からだけでなく、目の前の人物の器から来るものかも知れない
端的に、ただものではないのが分かった

「僕はただの兵士です。
政府直属の魔術師に雇ってもらったばかりの新米です

僕はこれからも、この立場でいると思いますよ。
国民の平和を支える土台である国家の、支えとして生き死んでくつもりです
それが両親から受け継いだ意志です」

青年、少なくともこの場で剣を抜くつもりはない
後ろから、猫のミルクをなめる音がぴちゃぴちゃ聞こえている

>>869

「――そうなんですか。あまり年いってるようには見えないけど……
それにしてもずいぶん立派なお召し物ですねぇ」

汚れれば洗えばいい――
そういえば青年、この迷彩服をもうしばらく洗っていない。どうでもいいがちょっと臭い。


かつてはこの野良猫のように汚ならしい存在だった?
現在の身分はどうなのだろう、立派な服を着ているが――


872 :葛葉 [sage saga]:2012/11/27(火) 18:43:31.66 ID:RoJ/zChJo
>>870
「ふむ、恋でもすれば良かろうさ。そして愛した人の心を奪えれば尚よしで、その者からの愛を征服できれば尚幸せじゃろ。
 国よりも、海よりも、星よりも、何よりも奪うのが難しいのは人の心、それも恐怖ではなく愛で征服するのは何よりも困難で、そして楽しいじゃろうさ」

かっかか、と高笑い。
妖力を練り、少しだけ浮かび上がってボルテックスの頭を優しく撫でた。
子供に語りかけるような口調は、柔らかいながらも静かで優しい重みを宿した、経験則から来る言葉だった。

>>871
「ん、この服かの? なかなかいい目をしておるの、目利きに向いとるよ。
 ……あと、おなごに歳を聞くのはマナー違反じゃ。次はないぞ?」

服をほめられて嬉しそうにするも、年齢の話題になると視線を眇めて威圧感を放つ。
会話をしているボルテックスに勝るとも劣らない威圧が、相手に向けて叩きこまれた。
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/27(火) 18:50:57.49 ID:aMqfHCwT0


ちょwwまぢヤバイww人生変わり過ぎワロタww

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874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/27(火) 18:55:00.69 ID:izfcGgnA0
>>872

「僕は兵士ですけれど――
やっぱりいい服ってのは、それなりにオーラがあります

――ああ、すいません……。」

誉められればやっぱり嬉しい
表情緩ませ笑顔を見せるも、直後の威圧感でかきけされる

――年を聞かれて怒るなんて見た目相応の年の子がすることではないだろう――
結構歳いってそうだな、なんて勝手に思って

「お名前聞いてもよろしいでしょうか?」

目上の人に尋ねるように下手に出た

875 :ボルテックス(全身鎧)異界の超越者 :2012/11/27(火) 18:58:05.23 ID:2Ir8YNtyo
>>871
「死は結果であり任務にない。
 殺して生き残るのが兵卒の仕事である。」
 怒気を含んだ声でカイルに応える。

「無論戦場では将も兵も死ぬ者ではあるが、
 それは目的でなく結果でしかない事を知るべし。
 覚悟があるのは良いが、そのような予定は設定されておらん。
 捨て駒などは論外、吾輩は全ての駒を捨てはしない。生かす。死すとも活かす。
 そもそも死人には何も行えず、何も支えられず、故に何も成せぬものなのだ。
 全軍を持って全軍が敵軍をただただ蹂躙する。これが理想だと知れ。」

 敵意がない事は理解したのか、妙なデザインの鎚は仕舞い、そう言い放った。
 ボルテックスは、自軍を無傷にして敵兵を殲滅させるのが戦いだとはっきり言った。
 そして最後に一言言った。「服は洗え。下着だけでも良い。」

>>872
 闘争の定義が掻き回されて混乱し始める。
「少し待ってくれ」
 国盗りだけがボルテックスの闘争だった。そしていまも闘争がこの者の行動原理だ。
 しかし、その前提は何も崩されないままに、新しい闘争の道が指し示された。
「例えばであるが、突然に闘争意外の道を探せと言われれば吾輩は受け入れられなかった。
 そう、吾輩の宿命はそれだけ強いものだったからだ。だが、汝は戦い方を変えるよう言った。
 面白い。実に興味深い。我が名は鉄鋼鬼神ボルテックス。汝が名はなんという?」
876 :葛葉 [sage saga]:2012/11/27(火) 19:05:58.23 ID:RoJ/zChJo
>>874
「ん、名前だったら葛葉じゃよ、姓[カバネ]は無く、只の葛葉。
 葛葉ちゃーん、とか気楽に呼んでくれて構わんからの?」

にかり、と笑顔を浮かべて、小さな手で相手の手を取り、上下に軽く振る。
子供にしても体温が高めなのか、陽光のような暖かさが手のひらからは感じられた。
そして、雰囲気などから敬語などの形式張った振る舞いは好まないタイプだということも理解できるだろうか。

>>875
「ふむ――、まあそこの坊主も私が人でないことには気づいていそうだしの、真名と姿でも晒させてもらおうか」

相手の言葉と、相手の意思を真正面から受け止めて尚、朗らかに。
すぅ、と一瞬息を吸い込み、目を見開けば、次の瞬間には黄金が相手の目の前に立っていただろう。
紫色を基調とした、仕立てのいい和服に、蓮華の花より尚華やかに広がる黄金の九尾。
波打つ金髪は背中まで伸び、悪戯気に微笑む瞳は静かな光を湛えている。
頭の上で輝くのは、綺麗な三角形の狐の耳と、子供っぽい小さなかんざし。

とん、と地面に舞い降りて、相手に威圧感を放つ様子も無くにへら、と笑顔を浮かべ口を開いた。
鈴の音を転がす声は、心を狂わせるでもなく、恐れさせるでもなく、ただ受け止め投げかけるだけの力。

「かつて呼ばれし魔名は劍亂劫火[ケンランゴウカ]。
 今は只の商店街の組合長をやっとる葛葉という者じゃよ、ま、よろしくの、ボルテックスちゃん」

豪奢な狐は、顔の前に広げていた鉄扇を一息に閉じると、手を伸ばして相手の手を握ろうとする。
敵意の無い動きは流麗で、注意しなければいつの間にか、愛でるように優しい手つきで握手されていることだろう。
877 :ボルテックス(全身鎧)異界の超越者 :2012/11/27(火) 19:14:50.68 ID:2Ir8YNtyo
>>876
敵意無しと判断しただけでなく、探し人が見つかりボルテックスは甲冑を外した。
そしてその手を両手で包み込む。「劍亂劫火…」復唱してその姿に魅入る。
こちらは逆に神々しさなどとは無縁の、まるで人間の女性のような姿を現す。
「覇道でも魔道でもなく、王道をゆく王を見つけた。
 劍亂劫火の葛葉よ、吾輩の名は鉄鋼鬼神ボルテックス。
 この身と心、今から貴方に捧げよう。」
ボルテックスは傅いて葛葉に忠誠を誓う。ここに王道を見た。
「覇王は魔王の為に存在する。」
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/27(火) 19:18:46.66 ID:izfcGgnA0
>>875


「うーん……。でもたぶん……
僕のような一兵士は、生きるも死ぬも同然だと
命を張る仕事故に
下の下の僕の命など軽いほうで、
場合によっては国のために自害も任務のひとつだと

あなたの理想は、王の理想。
兵士の理想は、仕えるもののために決死の覚悟を持つことです
死に対する恐怖はあれど、任務状にはかかれてなくても
死も任務のひとつですよ
犠牲なくしての勝利は、不可能に近いのだから


――――まあ、死ななければそれが一番ですがね!」

真っ向から反論してしまった。
気まずそうにたはは、と微笑。猫さんはミルクをのみおえてどこかに去ってしまった
――服を洗う前に住処とか探して歩き回ってるので洗う暇がなかったり
879 :葛葉 [sage saga]:2012/11/27(火) 19:23:56.41 ID:RoJ/zChJo
>>877
「王、という器でもないんじゃがのぉ……、まあ良いのじゃ。
 好意を向けてくれる者を無下にするのは主義じゃなくてのう、使えてくれて構わんのじゃ、丁度商店街のテナントも空きそうじゃしの」

きゅう、と小さな手で相手の手を握りしめて、黄金の瞳で赤紫の瞳を受け止めた。
少しだけよくわからないことも口にしているが、まあ気にしてはいけない、普段からである。
僅かに真面目な表情を作り、目を細めて口を開いた。

「覇王ボルテックス、では今より儂から汝に言葉を贈る。
 儂の為に死ぬな、儂の為を思うならば、儂の為に生きてみよ。
 儂は汝を愛す、儂は汝を捨てん、儂は汝の友であり、汝の家族であろうと思う。
 ……長き旅、よく頑張ったのう。汝と出会えて儂は嬉しいよ、ありがとの」

相手より小さな体で、相手の体を抱きしめようとするだろう。
抱きしめれば、子供をあやす母親の手つきでボルテックスの背中を小さく叩く。
死ぬよりも生き、配下ではなく家族であれ、それが共に歩む者に葛葉が求めることだった。
880 :ボルテックス(全身鎧)異界の超越者 :2012/11/27(火) 19:30:12.50 ID:2Ir8YNtyo
>>878
「ならば殉ずるに値する事に殉ずるしかないだろうか。
 しかし。駒を大事に出来ない王など吾輩からすれば王の資格無し。
 屑である。」
 好き放題言っている。
 その間にカイルを見失う程度の王が偉そうによく言ったものだ。

>>879
「はい、魔王葛葉。吾輩、新しい道を探しておりました。」
 少し時間はかかるかもしれないが、覇王はもはや覇道の宿命から逃れられた。
 破壊と蹂躙の宿命はこの先克服されるのか、それとも生かされるのか。
 二人目の四天王は、抱きしめられながら泣いていた。
// お相手感謝です。一旦ここで退席いたします。ではでは。
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/27(火) 19:38:19.33 ID:izfcGgnA0
>>876

「あー、葛葉ちゃん……ですか……。」

もうすでに年配としか思えない。
さん付けしようとしたら怒られてしまうかも知れないし
苦笑い浮かべつつ、握手に応じた


「―――お、おお……
ジャパニーズ妖怪ですか」


狐にかわったロリばばあ
やはり歳の桁が違ったようだった

>>880

「それでも僕は彼らに命を捧げますけどね」

あまりのいいように、やはり苦笑い浮かべつつ、
寝床探さんと、と去ってしまった

//飯なんでこちらもこの辺で!乙です!
882 :葛葉 [sage saga]:2012/11/27(火) 19:44:13.63 ID:RoJ/zChJo
>>880
「泣ける時に泣いておくとよいの。
 ……泣いた後は笑わせてやるから、存分にのう」

抱きしめながら、相手に言葉を投げかける表情は、かつての彼女の子を思い出す表情だった。
この魔王とて、何一つ波乱のない人生を送ってきたわけではない、気高い生き方をしてきたわけではない、間違わなかったわけではない。
誰かを傷つけたこともあれば、怒りのままに国を一つ滅ぼしたこともあるし、罪を犯したことも長く生きればそれこそ無数にある。
だが、それらを乗り越えてこそ今の彼女が有り、そういったことを乗り越えられるのは、彼女以外にも沢山いる。

そう、それは貴方でもあり、そして君でもある。
大切なのは間違わないことではない、間違いを乗り越えて歩きつづけることなのだ。
そして、その果てに魔王は愛の道に気づき、だからこそ今ここに魔王と覇王は運命の旅路を交錯させた。

少なくとも、葛葉の慈愛だけは崩れない強固なものだ。
覇王が道を踏み外そうとも、魔王はそこに手を伸ばす事を厭わない。
だからこそ、魔王は言う。

「その破壊と蹂躙の生業こそを、ボルちーは破壊して蹂躙してしまえばよかろうよ。
 きっと、それが出来た時、お前さんの破壊と蹂躙はそこで終わるからの。存分に突き進めば良いのじゃ」

相手が間違っても何とかする、と口にして。相手に魔王は発破を駆けるのであった。

>>881
「……んー、じゃーの!
 今度は近くの商店街に遊びに来るのじゃぞ! ついでに売上にも貢献するのじゃ!」

ボルテックスをあやしつつも、気さくに魔王は男を見送るのであった。
883 :カイル :2012/11/27(火) 20:02:07.28 ID:izfcGgnA0

「たく――無茶いってくれるなぁ……
死は結果であって、任務じゃない? わかってるよ、そんなこと――。
でも受け入れるしかないんだ、戦うなら。

死ぬかも知れない、その恐怖に勝つためには
受け入れて、生きるために戦うしかないんだよ

父さん、母さん。
俺はあなた方の死を、ただの死とは思いたくないよ。
結果こそあれ、しかし国民のため、それも任務だったと、誇り高きものだったと――

はぁ。ちょっと、昂ってるな。」

白髪の青年は、冴えた目をこすりながら、背の機械大剣を抜いた。
回りに誰もいないことを確認しつつ、ぶぉん、と振り回す。
起動はさせていない。迷惑な風も起こらない。

――闇夜の中で、無差別に演武するのだった
884 :葛葉 [sage saga]:2012/11/27(火) 20:19:37.41 ID:RoJ/zChJo
>>883
/2連続になっちゃいますが、行っても構いませんでしょうか? キャラは代わりますが
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/27(火) 20:21:03.41 ID:izfcGgnA0
>>884
どぞどぞ
886 :三門陽 [sage saga]:2012/11/27(火) 20:25:28.41 ID:RoJ/zChJo
>>883
「いよォー、いつかぶりじゃね? 兄ちゃん」

そんな相手の背中から、陽気な声が投げかけられた。
うっわぁー、と感心した様子で機械剣を振り回すカイルの様子を視線に収めているのはヤンキーである。
どうやら学校帰りに遊び回っていたようで、着崩した学ランに学生鞄という格好だ。

恐れる様子を見せないのは、その切っ先の恐怖が自分に向いていないから、だろうか。
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/27(火) 20:28:03.50 ID:izfcGgnA0
>>886


「……どーも。」

高ぶった様子はそのまま、剣を止めた。
そちらを向いて、この前はありがとうと頭を下げる。
だが、その表情は少しばかり不機嫌だった
888 :三門陽 [sage saga]:2012/11/27(火) 20:30:40.46 ID:RoJ/zChJo
>>887
「ありゃ、なんか機嫌悪ぃの?
 チョコでも食うか、甘いもんってまったりするし」

相手の機嫌の悪い様子を見つつ、気にすんなって、とひらひら手を振って、鞄からチョコを取り出し相手に一つ渡す。
当の本人はなぜかチョコじゃなくてアンパンを齧っていたが気にしてはいけないだろう。
ともかく、相手の剣に興味を持っている、というよりも小学生男子並のなにあれかっけーんだけど、っていう視線が輝いていた。
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/27(火) 20:36:13.18 ID:izfcGgnA0
>>888


「別に悪くはないですが……
チョコはいただきます」

みるからに拗ねた様子で相手の言葉を否定し
それでもチョコレートは受け取って口に含む
ふぅ、と一呼吸おいて、再度剣を振り回すのだった

「危ないですよ」

そう注意をしときながら
890 :三門陽 [sage saga]:2012/11/27(火) 20:42:08.61 ID:RoJ/zChJo
>>889
「……んー、あのさあのよー。
 ちょいと俺と喧嘩してくんね?」

相手が剣を振り回す姿を見て、唐突に青年は提案する。
その目を見れば、冗談の類ではなく、この青年の足りない頭なりに考えた結果の発言であるのは間違いない。
僅かな間を置いて、視線を細めて。

「なんつーかよ、俺は最近流行りの能力者な訳なんだけどよ、よく身柄とか狙われてるんだよ。
 んで、周りに迷惑かけることも無いわけじゃない訳でさ、ちょいと強くなりたい、って思ってる、って事だ。
 折角の能力だしな、鍛えてなんかの役にも立つんじゃねーかな、とかな」

独り言のように、時折未だに狙われている自分の境遇を吐き捨てるように呟いて。
バカ特有の真っ直ぐさと考えなしで考えた結果の蛮勇無謀。
なにせ、模擬戦とはいえど巨大な剣を持つ戦闘のプロにあろうことか喧嘩を挑むというのだから。

だが、表情にあるのは恐怖でもなんでもなく、ただ決意だけ。
青年は青年なりに、自分が能力に目覚めた意義というものを求めているのであった。
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/27(火) 20:49:36.38 ID:izfcGgnA0
>>890

「――えーと。」

ぴたり、やっぱり剣の動きが止まる
そのまま重量にしたがって切っ先が地面へと落ちる
がん、という音をならしつつそちらを向いた

「――怪我しますよ?」

当然のことを、バカみたいに確認して
相手はどうやら、能力者と呼ばれる、普通ではない存在
決意の思いは、目から伝わる
それなら、と剣を構える

刀身の中部が赤く光る。
そこから刀身を走る黒いラインが青く光る

――"take aim"――

彼の回りを渦巻くように、風が走った
892 :陽向(少女みたいな36歳、3児の母) -White Magic- :2012/11/27(火) 20:56:17.50 ID:j54m6G9qo
公園。
少女のような36歳は、広場の中央で目を瞑っていた。

やがて目を開けると、右手を天に突き出し、あまり迷惑にならないように叫ぶ。

「……ホーリー!」

すると、少女の掌からサッカーボール大の光の球が生成され、周りを明るく照らす。
数十秒それを維持し、手を降ろすとその光の球もパチンと弾け消えた。

「……こんなものですかね〜」

呟きながら、ちょっと休もうかな、と近くのベンチへと座った。
893 :三門陽 [sage saga]:2012/11/27(火) 20:59:28.24 ID:RoJ/zChJo
>>891
「怪我させんのもさせられんのも慣れてるっての、むしろ上等って訳よ」

そう言うと、相手が剣を構えると同時に、青年もまた両手をポケットに突っ込み引きぬく。
引きぬいた手には、通販で2つセット5000円のメリケンサック、中学から愛用の自分の武器を取り出して、構えた。
人間を簡単に殺せる程でもないが、骨を折るくらいはできるという喧嘩で使う範疇の武器。
だがしかし、この青年の手にかかれば、その気になれば撲殺も不可能ではない鉄槌と化すのである。

「……ッ、ふぅ」

小さく息を吸って、吐く。
ぱん、と手を叩けば手元には何枚かのファイアパターンのシールが生まれる。
そのシールを指先で弾けば、背中と踵、そして肘などにシールが張り付いていく。

「行くぜ?」

青年が、これまでの声色よりも低い声でそう呟いた瞬間、青年の姿が相手の視界から消えるだろう。
直後、真横の木から何かが弾けるような音が響くと同時、次には爆発音の様な衝突音が続いた。
そして、青年は――相手の真上、頭上から右拳を振りぬき落下しながらメリケン付きの拳を叩きこもうとしていた。

たいていの武術は、正面からの攻撃も背後からの攻撃も対応策を持っているものだ。
それは、人間がしてき得る可能性がある行動だからこそ、対応する必要があるから、である。
だがしかし、まず歴史上のたいていの人間は、真上から格闘攻撃を仕掛けてくるなどという事を考慮する事はまず無いはずだ、それは拳法でも剣術でも同じ事。

バカに見えて、実際の所発想もくだらないものだが、この攻撃なかなかバカにしたものでもないかもしれない。
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/27(火) 21:11:38.40 ID:izfcGgnA0
>>893


「――では……
――ッ!」

視界から消える相手の姿、その速度に目を見開く
前か? 横か? 視界でとらえられる範囲に対応すべく剣を構えるが
青年の真横に位置していた木から爆発音

木を横目に捉えるがそこにも青年はいない――
そこで上方の気配に気づいた。

「ふんッ――」

彼は、何もない目の前へ機械剣を振るった
彼の回りを渦巻くように走った風が上方を押し上げるよう突風となって吹いたのだった
895 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/27(火) 21:12:31.88 ID:fCgFmPVfo
>>892
「・・・何か最近公園に来ることが多いな・・・」
【そう呟きながら歩いてる男がいた】

「ん?何だあの光?」
【急に明るくなったのに気づく】

「・・・向かってみるか」
【光った場所に歩き出す】
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(千葉県) :2012/11/27(火) 21:16:21.37 ID:DtyuP/npo
最近は誰で出るか迷って結局出ないことが多い気がするわ……
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(千葉県) :2012/11/27(火) 21:17:13.40 ID:DtyuP/npo
/誤爆失礼しましたー
898 :三門陽 [sage saga]:2012/11/27(火) 21:17:53.49 ID:RoJ/zChJo
>>894
「はっははァ! 風くらいじゃ俺を止められねえぜ! ボルトもびっくりだこんにゃろぉ!」

風によって一瞬押しとどめられたように見えたが、その加速は泊まらない。
ロケット発射のような轟音と同時に、風の壁を突き抜けて右腕が突きこまれる。
脳天に拳は伸びていくも、まだ上空からの攻撃が完璧にできるほど練度は高くない。
腕の軌道は僅かに逸れて、相手の方に鋼鉄製のメリケンを叩きこむ動きとなるだろう。

瞬間的な加速力に富む能力であり、おそらくその理由は先ほどのシールに関連すると見て間違いないはずだ。
899 :陽向(少女みたいな36歳、3児の母) -White Magic- :2012/11/27(火) 21:22:00.71 ID:j54m6G9qo
>>895
その場所に行けば、近くのベンチに座る少女が居るだろう。
ベンチの隣にある自販機で買ったのだろう紅茶を飲みながら、くつろいでいる様だ

「は〜……」

温かい紅茶を一口飲んで息を吐くと、白くなった吐息が夜の空に消える。
900 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/27(火) 21:27:35.50 ID:fCgFmPVfo
>>899
「・・・この辺か?」
【明るくなったと思われる場所へ着く】

「う〜ん・・・ん?少女?」
【ベンチに座ってる一人の女性を見つける】

「・・・また怪しまれるかもしれないが・・・お〜いそこの人〜」
【ベンチに座ってる女性に話しかける】
901 :陽向(少女みたいな36歳、3児の母) -White Magic- :2012/11/27(火) 21:33:43.47 ID:j54m6G9qo
>>900
「寒い夜にあったかい紅茶は良いですね〜」

ほふぅー、とリラックスした表情で紅茶をまた一口。そのたびに表情が緩んでいく。
と、そんなときに話し掛けられた。

「……えっと〜、何でしょうか〜?」

闇夜に溶けるような黒いコートを来た人影に少しだけ背筋を強張らせるが、表情はデフォルトの笑顔。
口調も柔らかく、そう問うた。
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/27(火) 21:36:04.89 ID:izfcGgnA0
>>893


「――ぐゥッ……!」

肩にメリケンパンチを受ける。それは重力で落下する力も合間ってダメージはさらに大きくなる。
すぐに飛び退くようにその地点から離れて

「ごめん、ちょっと見くびってました。
油断は禁物ですね……。」

今さら本気、という訳でもないが、心に隙があったのは事実だ
言い訳のような言葉を発しても、受けた片腕の支障は大きい
大剣を片手で振るのは至難の技だろう――

「うまく使いこなせないから、使いたくはなかったけど……。」

――だが、戦えない訳ではない
青年は、機械剣のコアに怪我したほうの手を添えた――

――青年を中心に風が渦巻く

変形するように大剣の姿が変わる
怪我した腕にまとわりつく。

――姿を表したのは漆黒のパイルバンカー
いわゆる、杭打ちというものだった

彼は、相手を挑発するように、ちょいちょい、と手招きした



903 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/27(火) 21:38:01.01 ID:fCgFmPVfo
>>901
「・・・(・・・やっぱ怖がらせたか?最初ちょっと間があったし・・・)」
【少しの間沈黙のままで女性を見つめる。そして少し経ってから】

「こんな時間に1人で大丈夫なのか?」
【心配そうに聞く】
904 :サン・ジェルマン伯爵?? [saga]:2012/11/27(火) 21:42:53.42 ID:DtyuP/npo
人通りの多い駅前の大通り。

「……あ」

ショルダーバッグを肩から、下げて人混みの中を歩く男性。

「やり……なお…す」

「にん…げん……を」

何かを呟いているようだが、明らかに様子がおかしい。

「人間……を、やり…なお、す」
905 :陽向(少女みたいな36歳、3児の母) -White Magic- :2012/11/27(火) 21:46:08.25 ID:j54m6G9qo
>>903
「……?
 大丈夫ですよ〜?」

尋ねる彼を、キョトンとした表情で見つめる。
言うならば、「何故そんなことを聞くのか」と言った感じか。

あまり怖そうには見えないので、少しばかし緊張は解れたようだ。
906 :三門陽 [sage saga]:2012/11/27(火) 21:47:01.05 ID:RoJ/zChJo
>>902
「っだりヤッ!」

拳を振りぬき、地面に拳をそのまま叩きつけながら力を噴射して体勢を整えて着地。
もう一度両手をぱん、と叩き四肢と背中にシールを飛ばして貼り付けた。
どうやらなんらかの制限が有るようで、シールを貼り直さなければならないようだ。

「……なぁに、上手く扱えねぇのはお互い様だ」

相手の生み出したパイルバンカーを見て、目つきを鋭くする。
先手を取って初撃を奪ったとはいえ、相手も何らかの力を用いる模様。
と、なれば油断をしている暇なんか有りはしないのだ。

(……――集中、集中。
 防御に回ったら絶対負けんだから、押し切る以外に勝ち筋なんざありゃしねえわな)

「行く、か――――ッ」

相手の挑発を前に、青年は覚悟を決める。
そして、轟音。

残像すら残しかねない瞬間加速で消えた青年、音は背後の木から聞こえる。
そして、次は左の樹の枝の方から破裂音と衝突音が続き、そして相手の右側から青年の姿が現れる。
超速度での加速は、どうやら長時間の維持が難しいようで、その証明の様に青年の顔色は真っ青である。

が、それでも青年は拳を振り上げた。

「――――だァりゃぁああああああああああああああああッ!!」

拳の面にもシールが見えるだろう。
そして、肘のシールを燃料に打撃を瞬間的に加速し、打撃。
足のシールも使用し、次々と連撃を叩きこもうとしていくはずだ。
各攻撃の威力はそれほどでもないものの、拳やつま先、膝などのシールを用いる逆噴射による戻りによって、攻撃の感覚が常人の数分の一となっている。
と言っても、この連続攻撃は残り2秒程度が限界の奥の手、さらに言えば肉体の負担も考えればこの技は一発がせいぜいと言えるものである。
907 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/27(火) 21:54:09.08 ID:fCgFmPVfo
>>905
「けど。こんな時間だ。家族が心配してるんじゃないのか?
 ・・・どうした?その表情?」

「それとも何かしらここにいる理由でもあるのか?」
908 :陽向(少女みたいな36歳、3児の母) -White Magic- :2012/11/27(火) 22:06:01.99 ID:j54m6G9qo
>>907
「いつものことですから〜、気にしてないと思いますよ〜
 ……いえ〜、どうしてそんなこと聞くのでしょうかと〜」

少女にとってここに居るのは日常茶飯事の事であり、勿論法律違反でもない。
というより、ここが何故か落ち着くのもあったりするのだが。

「そうですね〜、言うのなら、特訓と言いますか〜。
 私、能力者でして〜……ホーリー!」

そう言うと、少女が差し出した右掌に野球ボール大の光の球が現れる。
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/27(火) 22:09:25.48 ID:izfcGgnA0
>>906

「ふゥ――。」

ゆったりとした様子。それは油断ではなく、落ち着き
パイルバンカーはその威力故、反動で装備した者も脱臼しかねない
つーか脱臼する

閑話休題

「速いな――。でも、"合わせる必要はない"」

撹乱目的で走り回ったとしても―― 近接を主とするなら、必ず接近してくる
上か? 先程は上だったな。
横への対応は難しい上方からなら、左右前後に一歩歩けばすむ
それ以外ならまずは、パイルバンカーの間合いをとらないとな――。

我を中心に保つ。
錯乱をしようが戻る中心は自分だ――

「右!」

反応する、同時に、相手から離れようと、だが猛ラッシュを受けて――
一発一発が重い――、だが、彼のすることはひとつだ

――パイルバンカーの間合いをとる。

一歩、いや、二歩離れればいいのだ。
それだけで相手の制空圏から外れ、こちらのパイルバンカーが生きる。

――一歩、二歩、

それだけ離れて、体中腫らしながら銃口を向けた


910 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/27(火) 22:11:50.67 ID:fCgFmPVfo
>>908
「いつも?・・・補導されたりしないのか?」
【いつもと言う言葉が気になり質問をする】

「へぇ、能力者なのか・・・ってこれか。俺が見た明るさ・・・」
【光の球を見ている】
911 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/27(火) 22:12:18.12 ID:j8+QJcX1o
町を歩く人形使いが一人。

「そういえば近くのスラム街には行ったことないなー」

クリオネの出身は海外のスラム街であり、最近密航により日本に来たのである。

「行ってみようかな……」

通常、行ってみようかなで行く場所ではないが、スラム街育ちのクリオネにとっては特別な場所などではない。
その前に……と近くのコンビニに寄る。サンドイッチとコーヒーでも買おうかと言うところだ。
持ってスラム街に入れば襲われる危険性が高いが、どのような人物が居るか知りたいクリオネはむしろ襲ってくれるのは好都合である。
912 :三門陽 [sage saga]:2012/11/27(火) 22:18:19.61 ID:RoJ/zChJo
>>909
拳足の乱打、乱打、乱打。
打撃に打撃を重ね、そして更に打撃する。
2秒というそのリミットの中で、少しでも多くの攻撃を詰め込むために、青年は己の肉体と能力を行使する。

が、一歩、二歩下がる相手。
これで終わりか、そう思ったその瞬間青年は口元にしてやったり、と言う笑みを浮かべる。

「い、ま、だッ!」

背後から爆音。
同時に、大量の木の枝が相手の全身を驟雨の如くに打ち付ける様に襲いかかっていく。
その音と存在感はどう仕様もなく強く、皮膚を貫いて木々の弾丸は浅く相手の身を刺そうとするだろう。

そして、同時に右腕の肘に貼られたシール、『2枚』を点火する。
そう、シールは1枚しか貼れないわけではない。当然連続発動は本人の肉体にひどいダメージを与えるが、それでも動かすだけなら強制的に動かせる。
加速する動作に全身が引っ張られ、地上から足が離れ暴れ狂う勢いに引きずられながら、銃口へ目掛けて右腕が伸びていく。

「と、ど、け、やァ――――――――――ッ!!」

必死、必殺。
これが今現在の三門の限界、これが今の三門の全力。
この一撃は――届くか?
913 :仮面の男 [sage]:2012/11/27(火) 22:22:50.02 ID:cOT0/UuAo

ここは街の片隅にある廃れたビル。

コンクリートの無機質な冷たさが伝わる薄暗いこのビルの中に、二つの人影があった


一人は漆黒の仮面で頭部を覆い隠した男。もう一人は体に傷を負った少年。
仮面の男は傷だらけの少年を見下ろし、少年は恐怖に引きつる顔で仮面の男を見上げる


両者の間に言葉は無い。あるのは少年が始末されるまでの時間だけだった……
914 :陽向(少女みたいな36歳、3児の母) -White Magic- :2012/11/27(火) 22:24:50.48 ID:j54m6G9qo
>>910
「はい〜、綺麗だと思いませんか〜?」

と、ふよふよ浮翌遊する光の球と彼を見ながらそう問いかける。
光の球はくるくる回ったり複雑な軌道を描いたりして操作の自由さが伺えるだろうか

「え?」

今度こそ本当にキョトンとした顔をして、口を開いた。

「補導なんてされませんよ〜
 もうとっくに成人してますし〜」
915 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/27(火) 22:29:42.56 ID:fCgFmPVfo
>>914
「あぁ・・・綺麗だな」
【光の球を目で追っている】

「・・・まさかとは思ったが・・・やっぱりそうだったのか・・・
 俺より年下かと思ったして悪かった・・・」
【女性を見ながら言う】
916 :魔法警察 リリアンヌ [saga]:2012/11/27(火) 22:32:03.32 ID:DtyuP/npo
>>913
「そこまでです!」

静寂な時間の流れを断ち切ったのは、キンキンと耳に残る大声を張り上げる少女だった。
ブロンドのおさげを揺らした少女は、右手に持った鎖を仮面の男へと向けて告げる。

「暴行の現行犯!魔法警察(非合法)の名において、貴方を拘束します!」
917 :三門陽 [sage saga]:2012/11/27(火) 22:36:55.01 ID:RoJ/zChJo
2倍とは言わないからあと1.5倍くらい早くなりたい……
918 :三門陽 [sage saga]:2012/11/27(火) 22:37:20.45 ID:RoJ/zChJo
/誤爆ッ
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/27(火) 22:39:04.95 ID:izfcGgnA0
>>912


「――巻き起これ――ッ!!!」

パイルバンカー、ちょうど二の腕を纏うあたりに存在する赤いコア
それが光り――伝導するようにパイルバンカーが輝く

巻き起こるは、自身を渦巻く突風。 風の壁だ。
それは木の枝を防ぐ、いや正確には威力を下げる意図がある

――同時に。

ドゥンッッッ

先ほど相手が起こした爆音
それを、パイルバンカーの中に押し込めたような轟音
通常装甲を貫く威力すら有する(これはそこまでの威力を持っていないが)ために
相手の拳を潰すことを懸念し、銃口を相手の腹部へと若干ずらして
ハンマーを放つのだった
920 :陽向(少女みたいな36歳、3児の母) -White Magic- :2012/11/27(火) 22:40:02.14 ID:j54m6G9qo
>>915
少女が手を閉じると、パチンと光の球は弾けて消える。

「そんな年下だと思ってたんですか〜? まぁ、ちょっと嬉しいですけど〜。
 あ、私は陽向と申します〜。対異形特殊能力火器戦術部隊、AMSWATで特殊戦術班、副班長をしています〜」

謝らなくていいんですよ〜と言いながら、笑顔をさらに明るいものにさせる。
年下に見られる、つまり若く見られるのは何時もの事だが、結構嬉しいようだ。

そして長々と自己紹介した後、よろしくお願いしますね〜と手を差し出す。
921 :三門陽 [sage saga]:2012/11/27(火) 22:46:25.85 ID:RoJ/zChJo
>>919
「――――ッ、ぐ、げェ……あ――」

体勢が完全に崩れた前傾姿勢の状態で、拳は空振り、そして隙だらけの体に叩き込まれるハンマー。
腹の奥から嫌な感覚がせり上がると同時に、衝撃で数m吹き飛び地面に背中を叩きつけ倒れこむ、三門。
地面を転がり、うつ伏せになり、立ち上がろうとするも、胃が痙攣するように暴れて口から胃液が吹き出した。

「ぐ、ェ……ッ」

黄色みがかった液体を吐き捨てながらも、震える足で立ち上がろうとする青年。
この青年に悲壮な過去は無い、特段戦わなければならない強制も無い。
だが、それでも尚立ち上がろうとするのはひとえに一つ。

――男の意地、不良であると言う無意味な矜持。
頭が悪くても、女にモテなくても、誰かに後ろ指を刺されようとも。
自分で決めたことは、やり通す。自分が納得しないことには、妥協しない。

「は、どーし、た、よ。
 ま、だ。行ける、ってn――」

中指をびしりと立てて、挑発的な態度を見せた直後、膝から崩れ落ちるように地面に倒れこみ、気絶した。
今の一撃を食らって立ち上がったのは、奇跡という他無い筈だ。少なくとも、何も鍛えていないこの青年が立つのは、特に。
922 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/27(火) 22:47:26.19 ID:fCgFmPVfo
>>920
「おっ」
【弾けて消えたのに少し驚く】

「う〜ん。女性からしたら嬉しいのかな?
 陽向か俺は空風銀(そらかぜ ぎん)だ。AMSWAT?あぁ。海悠のところの・・・副班長・・・結構上の人なんだな・・・
 あぁ、宜しくな。」
 【差し出された手を握る】
923 :仮面の男 [sage]:2012/11/27(火) 22:48:21.57 ID:cOT0/UuAo
>>916

突然の大声に喧しいと感じながら、男は大声の発生源へと顔を向ける
……見てみれば、何時ぞやの研究所探索で、行動を共にした少女がいるではないか

「……あーっ!!! お前はあの時の魔法少女!!!!」

思わぬ再開に、先程の大声が霞んでしまう程の大声が溢れる。
恐怖で震えていた少年も、恐怖を忘れ思わず耳を塞いでしまう大音量だ。喧しい事この上ないだろう


「いやぁー、マジで警察だったか!驚きで目が醒めちまうぜ!」

まるでかつての級友と偶然道端で出会ったかの様な、そんな調子で少女に話しかける。
緊張感なんてものは、この男からは微塵も感じられない
924 :魔法警察 リリアンヌ [saga]:2012/11/27(火) 22:54:53.34 ID:DtyuP/npo
>>923
「う、うるさーい!!!」

男が上げる能天気な大声に、思わず自身の大声ことは棚に上げてしまう。
確かにこの少女は先日の研究所の探索に参加した人物であるが……

「というか、誰ですか!あなたは!確かに私、魔法少女だけど!」

しかしこの少女、人の顔が覚えられない。それはもう、絶望的なまでに。

「……はっ!まさかストーカーですか!?確かに私は魔法少女なので、思わず後を付けたくなる気持ちもわかるけど!」

でもそれって犯罪ですよー!と、遂には訳のわからない勘違いを始めてしまった。
925 :陽向(少女みたいな36歳、3児の母) -White Magic- :2012/11/27(火) 22:56:57.16 ID:j54m6G9qo
>>922
「それは嬉しいですよ〜。
 空風さんですね〜、よろしくです〜。
 
 海悠? あぁ、海悠さんですね〜、AMSWATの〜。依然お会いしたことがあるんですね〜」

こんな外見でも、彼が言う通り偉い人であるらしく、隊員の名前はちゃんと覚えているようだった。
しかし、ふと時計を見るともう遅い時間。成人している少女でも、もう家に帰らなければいけない時間のようだ。

「あ、もうこんな時間〜……空風さん、また会いましょうね〜」

少し焦った様子でそう言って、ベンチから立ち上がり、出口へと走り去る。
そして闇夜に消えていったのだった。
926 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/27(火) 22:59:35.27 ID:j8+QJcX1o
コンビニ袋を持ったクリオネはスラム街を進んでいく。

「この空気はどの国も変わらないよね」

スラム街に入った時から数人の視線を浴び続けていたが、そんなことは一切気にしない。
実害が無ければ気に掛ける必要すらない。

「さて……」

スラム街内の一角に小さな公園を見つけた。
ここのベンチでコンビニで買ったサンドウィッチでも食べようかとベンチに座る。
いきなり大物に絡まれても困るが小物だったら締め上げてスラム街の近況でも聞いてみようか……
それとも適当に危なそうな建物に探りを入れるのも面白そう。
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/27(火) 23:01:55.54 ID:izfcGgnA0
>>921


「――強い。」


パイルバンカーを放った後、それはまた姿を変え、機械大剣に戻る。
肩が外れ、使い物にならなくなった腕をだらんと垂らしながら器用に機械大剣を背にしまい

青年へ歩み寄る。

――片腕で、なんとか、器用に背負うと
そのまま病院へと向かうのだった――


/お疲れさまでした!
/レス遅くなってすいませんした!
928 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/27(火) 23:03:04.77 ID:fCgFmPVfo
>>925
「そうか。なら良かったかな。」
【ニッっと笑いながら言う】

「やっぱ隊員の名前は覚えてるんだなぁ・・・」
【流石副隊長と言い加えながら】

「ん?あぁじゃなぁ。
 ・・・さて。俺とどこかに行くか。」
【陽向を見送った後に目的もなく歩き始めた】
929 :三門陽 [sage saga]:2012/11/27(火) 23:03:13.56 ID:RoJ/zChJo
>>927
/乙でした!お付き合いいただきありがとうですよー!
/お気にせずなのです!
930 :仮面の男 [sage]:2012/11/27(火) 23:07:02.09 ID:cOT0/UuAo
>>924

「誰がテメーみてぇなチンチクリンの尻なんざ追いかけるかよ!追いかけるなら断然ナイスバディ!」
少女の勘違いを声を張り上げて堂々と否定した。

「つーか、人の顔覚えらんねーとか失礼過ぎんだろ!だから子供は嫌いなんだ!」
そして畳み掛けるように子供嫌いをアピール。


魔法少女(仮)の登場で、自分が追い詰めた少年の事など何処へやら。
仮面の男に放置されてる少年も、自分がどうすれば良いのか分からず、その場で縮こまってしまう
931 :魔法警察 リリアンヌ [saga]:2012/11/27(火) 23:12:57.51 ID:DtyuP/npo
>>930
「ち、ちんちくりんとは失礼ですね!私だって貴方みたいな悪趣味な仮面男はお断りです!!」

売り言葉に買い言葉、という奴か。二人の会話は物凄く低レベルな口喧嘩に発展しつつある。

「それに顔も名前も覚える必要がないだけです!私、魔法少女ですし」

少女もすでに、襲われていた少年のことはあまり覚えていない……と思う。

「……とにかく、貴方はこの場で捕縛します!大人しくしていれば痛くはしませんよー」

ようやく自身の目的を思い出したのか、右手に握っていた鎖を男に向けて放り投げる。
その鎖は彼女の手を離れると途端に巨大化し、まるで生き物のような動きで男に迫っていく!
932 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/27(火) 23:13:03.60 ID:YGqB0taBo
「戦争、紛争、武力闘争」

チェーン店として至る所に点在する喫茶店で、暇そうに新聞を読みふけっている。店は人が多くて空席がないが、アランの前の席は空いていて、相席を頼めば座れるかもしれない

「欧州は地獄だな」
933 :仮面の男 [sage]:2012/11/27(火) 23:31:22.78 ID:cOT0/UuAo
>>931

「魔法少女(笑)に言われても悔しくないね! ―――っと!」

迫ってくる鎖を潜り抜け、少女の方を狙って指先から四つの針を発射。
発射されたこの針には毒が仕込まれており、どれか一本命中するだけで強力な麻酔が作用する

934 :魔法警察 リリアンヌ [saga]:2012/11/27(火) 23:40:00.90 ID:DtyuP/npo
>>933
「これは…針!」

投擲された凶器。それにたいする咄嗟の分析。

(見る限りそこまでの威力はない……けど)

少女は戦闘のエキスパートではない。しかし諜報員として培った経験が、瞬間の判断力を最大限に高める。

(それなら仕込みがあると考えるのが――定石!)

「魔法のまな板(マジカル・ウォール)!」

彼女がポシェットから取り出したのは、まな板。魔術で強化されたそれは、彼女の身を守る最強の盾となり。
迫り来る4つ針を問答無用で弾き返す。そしてそれと同時に……。

「1回避けた位で安心しないでください!貴方の相手は魔法少女ですよ!」

男が一度回避したはずの巨大な鎖。それが軌道を変えて再び彼に襲い掛かる。
どうやら自立行動が可能なようで、何らかの方法で破壊するか、動きを止めるしかないようだ。
935 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/27(火) 23:54:41.18 ID:j8+QJcX1o
サンドウィッチも食べ終わり、一息ついたところで

「今回は地形把握メインで行こうかな」

立ち上がったクリオネは影から見ているチンピラらしき者を軽く見て牽制した後歩き出す。
そして比較的大きな通りではなく、スラム街のさらに路地裏の方へ姿を消していくのであった。
936 :コード・レイカー 機械召喚 愛車:白いプリウス E:SIG SAUER P250 [saga]:2012/11/27(火) 23:55:55.87 ID:wS4FRkbQo
「ったく…中間管理職どもめ変な広告押し付けて…」

少し口調が荒い、どうやらPASFへの歳末キャンペーン企画について一悶着あったようだ

「何が『女子社員サンタコスで仕事』ですか…これでただでさえ低いAMS本部の地位が…」
「あーイライラしてきた、こういう時はお茶が一番ですか…」

そうブツブツ言っていると、彼の視界に喫茶店の看板が入ってくる。全国展開してるために結構有名な店だ。
扉を開け、混雑する店内へと足を踏み入れる

「いらっしゃいませこんにちは〜おひとりさまでしょうか〜?」
「只今お席満席となっておりまして〜…」
まぁマニュアル通りの対応である

「あ、相席でいいです」

「かしこまりました、では少々お待ちください…」

>>932
店員「誠に申し訳ございません、只今店内混雑しておりまして、ご相席に協力していただけないでしょうか?」
至って普通の、女性店員が話しかける
937 :仮面の男 [sage]:2012/11/27(火) 23:56:58.71 ID:cOT0/UuAo
>>934

「アハハハハハッ!! お前の貧相なバストにピッタリなまな板じゃねーか!!」

毒針を弾いた魔法のまな板を指差し笑う。

完全に相手を見くびっているが、自立行動をしている鎖に対しては話は別。
この少女を小馬鹿にしている間も、鎖に対する警戒『だけ』は怠っていない。

「―――おーっとぉ!!」
再び襲いかかる鎖の先端を片手で掴み取り、動きを抑え込む。

そして掴まれた所から鎖は錆付いていく。鎖の全てが錆に覆われ、朽ちるのも時間の問題だ
938 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/27(火) 23:59:32.63 ID:YGqB0taBo
>>936
「相席ですか?」

新聞に落としていた顔をあげ、どうぞ、と返してまた新聞を見つめる
939 :コード・レイカー 機械召喚 愛車:白いプリウス E:SIG SAUER P250 [saga]:2012/11/28(水) 00:04:56.04 ID:njLyNJKCo
>>938
「ありがとうございます〜」
そう言うと店員は店の奥へと消えていった


「はい、こちらご案内いたします〜」
開いている席への確認が終わったのであろう、店員が店の奥へ案内する

こちらでございます、その声の先にいた男に軽く会釈し、席につく
940 :魔法警察 リリアンヌ [saga]:2012/11/28(水) 00:06:55.22 ID:ZR7pVvOMo
>>937
錆に包まれた鎖は、男に巻きつくことも出来ずにただ朽ちていく。

「むむむー!あたしのマジカル・チェーンが!?」

少女の言葉もむなしく、既に完全に機能停止してしまったようだ。

「どうやら魔法少女と言えど、簡単に捕縛できる相手ではなさそうですねー…」

少女はポシェットに手を入れて、次の一手を探る。
941 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/28(水) 00:07:51.30 ID:Y0GPEZvvo
>>939
「…………」

同じように会釈したあと、紙面に印刷された紛争報道に顔をしかめる。どうやら新たな戦いが始まったらしい
942 :仮面の男 [sage]:2012/11/28(水) 00:28:19.74 ID:QoRFcieFo
>>940

少女が次の一手を探るその時間。仮面の男も周りを見渡し、少年を探し始める

「……アレェー?」
だが、軽く周りを見渡しても見つからない。隠れる場所など何もないはずなのに……

「おい、魔法少女(笑)!あのガキンチョどこに言ったか知らね?」
さっきまで小競り合いをしていたのは何処へやら、少女に少年の行方を気軽に尋ねる。



……今頃少年は無事保護され、家族との再会を待ちわびている頃だろう
943 :魔法警察 リリアンヌ [saga]:2012/11/28(水) 00:30:44.80 ID:ZR7pVvOMo
>>942
先ほどまで戦闘に夢中だった少女だ。聞かれてもそんなこと知るはずもない。

「……帰ったんじゃないですか?」

知るはずもないのだ……。
944 :コード・レイカー 機械召喚 愛車:白いプリウス E:SIG SAUER P250 [saga]:2012/11/28(水) 00:40:19.24 ID:njLyNJKCo
>>941
(…………なんだこの人…同類の香りが…)

ボタンを押し、店員オーダーを適当に告げる

チラッと記事の内容が見える
「………ドイツやオーストリアですら、やっぱり荒れてるんですねぇ…」
そんな言葉がボソッと漏れる
945 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/28(水) 00:42:02.62 ID:Y0GPEZvvo
>>944
「現状治安は悪いそうで」

つぶやきを聞き取ったのか、ホットコーヒーのマグカップをすくい上げて口をつけると、

「先日バルカン半島で民兵同士が開戦、しばらくそちらが焦点でしょう」
946 :コード・レイカー 機械召喚 愛車:白いプリウス E:SIG SAUER P250 [saga]:2012/11/28(水) 00:43:54.29 ID:njLyNJKCo
>>945
「ヨーロッパの火薬庫再び、ですかねぇ」

カバンをゴソゴソと漁りながら

「誘爆して地球が消し飛ばなきゃいいですが」
947 :仮面の男 [sage]:2012/11/28(水) 00:46:39.02 ID:QoRFcieFo
>>943

少女の回答に、どんどん気が抜けていく。
呆れてものも言えない、言おうとしても思い付くのは下らない罵倒ばかりだ


「あーもう!俺帰る!!」

ターゲットである少年が逃げた事で、仕事は台無し。その上少女と敵対する理由が何もない。
仮面の男に残された選択肢は 『さっさと帰って寝る』 これしかなかった。


煙幕を辺り一面に撒いて、廃ビルから撤収する。煙幕が晴れる頃には、仮面の男は姿を消しているだろう


//すみませんが、そろそろ落ちます。絡んでくれてありがとうございました
948 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/28(水) 00:47:54.49 ID:Y0GPEZvvo
>>946
「火消しはどうせAigisの任務でしょう」

Aigis、AMSのあだ名の一つだが、おもに社員同士が扱うことが多い。

「ま、いつも通り半年で終わりか」
949 :コード・レイカー 機械召喚 愛車:白いプリウス E:SIG SAUER P250 [saga]:2012/11/28(水) 00:52:45.21 ID:njLyNJKCo
>>948
「うへぇ…東欧は侵攻じゃなくって観光で訪れたいものですね…」
「…ってか『アイギス』?それってAMSのことですか?」

聞きなれたワードに反応し、男に問いかける
950 :魔法警察 リリアンヌ [saga]:2012/11/28(水) 00:54:03.25 ID:ZR7pVvOMo
>>947
「ま、待ちなさい!逮捕!逮捕させなさい!わあっ!?」

退却した男の追跡を試みるも、彼が張った煙幕に撒かれて思うように前に進めない。
とりあえず、目の前で起きた犯罪を取り締まることが出来たので、彼女的にはOKなのだが。

しかしまあ、何とも歯切れの悪い結末である。結局、仮面の男には逃げられてしまった。

「うわぁーーーん!魔法少女から逃げるなんてッ!」

彼女はそのことに今は怒りつつも、しかしきっとすぐに忘れてしまうだろう。
人の名前や顔を覚えるのは、基本的には苦手なのである。
魔法警察 リリアンヌ。ささやかな因縁を残して、彼女の戦いはこれからも続く……。

/はぁい!お疲れ様でしたー
951 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/28(水) 00:54:42.57 ID:Y0GPEZvvo
>>949
「ま、いまは望めませんな」

やれやれと肩を竦め、ええ、と問いへの肯定を示して頷く
952 :コード・レイカー 機械召喚 愛車:白いプリウス E:SIG SAUER P250 [saga]:2012/11/28(水) 01:03:30.48 ID:njLyNJKCo
>>951
「ま、いつか落ち着く時が来たら行きたいですね」
冗談交じりの口調で笑って流す

「ほう…でも正規軍の基地から遠いこのあたりってことは特殊班…AMSWATかPASF辺りの所属ですかね?」

紅茶とパンケーキがやってくる
953 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/11/28(水) 01:03:59.25 ID:rm/bQ/hho
//寝ますね。お疲れ様でした
954 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/28(水) 01:07:27.76 ID:Y0GPEZvvo
>>952
「そうですねぇ…………失礼ながらあなたは?」

こちらから名乗る前に相手の素姓を知りたい、ということらしい。

「同属なら身分証があると助かりますが」

/AMSWATは外部の別組織だよ!よ!

>>953
やすん
955 :コード・レイカー 機械召喚 愛車:白いプリウス E:SIG SAUER P250 [saga]:2012/11/28(水) 01:17:19.56 ID:njLyNJKCo
>>954
「自分ですか?機密上そこまで詳しく見せるわけには行きませんが…」

ウィンドブレーカーのファスナーを開けると、軍服が中に着こまれていた。
AMS空軍の軍服で、肩の階級章は中将のものである。

「AMS空軍中将、コードネームはレイカーです。身分証は簡易用があります」
急いでウィンドブレーカーを着直す。そしてカバンから手帳のようなものを取り出す

「コードネーム:レイカー」
「所属:AMSAF」
「出身:China」
「年齢:25」
そして顔写真。

「これで信じていただけたでしょうか。」
956 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/28(水) 01:23:08.55 ID:Y0GPEZvvo
>>955
「なるほど」

それでは、とアランも身分証を差し出す。ただ、見るものがみれば通常の身分証ではないとわかるはずだ。

氏名:アラン・J・ロックウェル
所属:AMS-本社実戦部門
分遣先:PASF
認識コード:SCO-06987
年齢:35
階級:大尉

SCO……特殊戦闘任務部隊の識別コードだ
957 :コード・レイカー 機械召喚 愛車:白いプリウス E:SIG SAUER P250 [saga]:2012/11/28(水) 01:27:54.16 ID:njLyNJKCo
>>956
「大尉…35歳、ですか…自分より年上ですねぇ」

prrrr…prrrr…
「はい、レイカーです…えっ、『男子社員が年末にスク水とはなんぞや』!?すいませんすぐ向かいます!!!」

パンケーキを少し急いで食べ、紅茶を飲む

「ではまた会えたら!」

そのまま飛び出していった…


//寝ます、絡みありがとうございました、乙でした〜
958 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/28(水) 01:30:23.90 ID:Y0GPEZvvo
>>957
「ええ、お気をつけて、中佐」

飛び出して行く若い上官を見送り、また新聞を読みに戻る

/やすーん
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2012/11/28(水) 09:42:56.79 ID:nS2ByEnIO
/誰も居ませんよね
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2012/11/28(水) 09:48:21.75 ID:NnimG19Uo
/…
961 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210 :2012/11/28(水) 13:14:38.69 ID:3jZYZ5wIO
/平日昼間だもの
962 :ストリングス :2012/11/28(水) 16:28:45.13 ID:ibam5j6ro
前スレ>>849
「本気というほど真剣じゃないけれど、気分的には本当の話だよ。」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1353166462/849

前スレ>>861
「栄養がいっぱいだな…。」
毛糸がほどけていくように頭部が紐状に。
その紐の上に無数の目が浮かび上がり虫の動きを観察する。
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1353166462/861

前スレ>>909
やあ、おひさしぶりだね。サクヤさん。
いい歳したレディが少女に何をはじめようとしているんだい?
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1353166462/909
963 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage saga]:2012/11/28(水) 18:33:59.46 ID:r7DKz/IGo
 青年は夜を歩く。
 燕尾服を身にまとった執事風の青年は、杖の音を響かせながら夜の中を歩いていた。

「……」

 彼が浮かべるのは悲しげな瞳。
 「影の王国」と呼ばれた犯罪者の、瞳。
964 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/28(水) 19:12:01.95 ID:1j/oNzSxo
>>963
夜、クリオネはスラム街散策の帰り道だった。

「ん?」

正面から異質な雰囲気が近づいてくるのが分かる。
暗くてまだ姿は見えないが、明らかに常人のそれではない。

(この町は面白そうな奴がいっぱいいるね……)

とりあえず様子見……
近くの木の陰に隠れて気づかれずに通過したら後ろから声をかけようか。
965 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage saga]:2012/11/28(水) 19:16:29.23 ID:r7DKz/IGo
>>964
 コツコツという杖音が徐々に彼女に近づく。
 もうすぐ、彼女のいる木陰を通過するだろう。

「……」

 不意に青年は足をとめた。
 ちょうど、彼女が隠れている木陰の前で。

「……良い夜ですね」

 語りかけるわけでも、独り言とも取れない声色で青年は言う。
 彼は気づいているのだろうか?
 
966 :駒枝京子(人間)(生徒会庶務)(USP Compact-Tactical Px4 Storm、太極針)レベル556 [saga]:2012/11/28(水) 19:18:04.93 ID:89GKGC6x0
>>962
/サクヤは前スレ>>821
でストリングスさんと会話を図っています。
時間的に貴女が私に返事をするのはおkだと思いますね。
967 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/28(水) 19:24:36.57 ID:1j/oNzSxo
>>965
(気づかれた……?)

隠れることには自信があったが、特別隠れ続けなければならない理由もないので姿を現す。

「良い夜って割には随分辛気臭い顔してるじゃない」

実際クリオネが男の顔を見たのは体を出してからだが、見えていようといまいとこの様な物言いをするのはクリオネの癖だ。
改めて正面から男を見ると、やはり感じる。圧倒的な負のオーラを……

(ここまでのはなかなか居ないよね)

口元を吊り上げ左手を腰に当てる。いつものポーズだ。
968 :カイル :2012/11/28(水) 19:29:27.10 ID:HmSn7MLB0


「いつつ、私闘でこんなに……。」

白髪をウルフカットにした童顔の青年
迷彩服を身にまとい、背には機械大剣を背負う。
片腕に包帯が巻かれていて――先の戦闘で脱臼し一日安静を言い渡された――ベンチに座っている

「こんなんじゃダメかも……
もっと強くならないとなぁ」

月を眺め、缶コーヒーに口づけつつぼんやり
969 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage saga]:2012/11/28(水) 19:30:50.41 ID:r7DKz/IGo
>>967
 わずかに青年は眉を吊り上げ、驚愕の表情を浮かべた。
 それが少女の存在に対してか、その言葉に対してかはわからない。
 そしてくく、と喉を鳴らし、自嘲気味に笑う。
「こういう人格なんです」
 含んだように、彼はそう言った。

 青年は杖を携えながら目の前の少女を見遣る。
 普通ならば彼は特に関心を持たないだろう。
 だが、彼の感覚は目の前の少女に対して敏感に反応していた。
「(表の世界の人間、というわけではないか)」
 反射的に、青年は周囲を見渡す。いつ戦闘になってもよいように。
 影は潤沢に存在している。
970 :悪虫 肖 / 触手の怪人 [sage saga]:2012/11/28(水) 19:39:20.35 ID:vdqw0PXto
>>968
足音。
ベンチへ歩み寄ってくる男の姿がそちらから見えたなら、見計らったように彼はそちらへ話しかける。

「隣。……いいかい?」

異様な風体。褐色の上半身を夜風に晒し、下半身はカーゴパンツ。
そして何より、背中からは八本の触手が短くうごめいている。

そちらの反応を待つことをせず、彼はベンチへ腰掛ける。一息吐いたあと、そちらへ話題を振るだろう。
まるで世間話でもするように。――触手なんて気にするほどのことでもない、とでも言いたげに。

「大層な剣じゃないか。それに大層な傷だ。何かあったのかね?」
971 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/28(水) 19:43:12.40 ID:1j/oNzSxo
>>969
「あはっ。どうしたの?そんなに驚いた顔して。一目惚れだったらお断りだよ、辛気臭い人格ってやつなら特にね」

軽い口調で話す一方クリオネは2つの事を同時にしていた。
1つは目の前の男の全身を見た。当然あからさまに見る訳ではなく出来る限り自然に。そして相手が今持っている物は杖のみと判断する。
2つ目に退路を考える事。今の所敵対するつもりは無いが、相手もそう思ってくれるとは限らない。
クリオネは人と会うときに最初に考えるのは退路をどうするかだ。結果ここは室内ではない為、オーソドクスに路地裏とかかなと考える。

「あんまり構えないでよね。こっちはか弱い少女なんだから。キミの名前は?」

右手の平を上に向けて軽く上げる。
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/28(水) 19:48:05.56 ID:HmSn7MLB0
>>970



「うお、」

思わず声に出してしまった
視界にとらえた、男の背の触手に引いてしまったのかもしれない。

――どうぞ、と返す暇もなく隣に座られる
その言動に少し応じ切れない。

「――あー。少し私闘をですね……
あなたこそ、その、大丈夫ですか?
その……病気かなにか?」

失礼かもしれない、だがやはり触手の存在は気になるようで
なるべく距離とってベンチのはしっこに座り尋ねてみた
973 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage saga]:2012/11/28(水) 19:48:28.91 ID:r7DKz/IGo
>>971
 はは、と青年は乾いた笑いをこぼす。
「私は金輪際、恋をするつもりはありませんよ」
 そうして、大きく息を吸い込み、息を吐いた。

「ヴィクター・フォックストロット」
 その名は、裏の世界では少しは有名なはず。
 影の王国の名は、おそらくは噂話程度にはなっているだろう。
 彼は自らの名を隠さない。なぜなら意味がないから。
「癖でしてね。ご容赦を」
 そうして、彼はいかにも執事らしく頭を下げた。
 うわべだけの気持ちを込めて。

「貴女のお名前を教えていただけますか? お嬢様」
 せめてもの反撃か、青年はそう問うた。
974 :悪虫 肖 / 触手の怪人 [sage saga]:2012/11/28(水) 19:58:01.84 ID:vdqw0PXto
>>972
「死闘? あ、いや、私闘か。まあどっちでも同じだが」

へは、と小さく笑ってから、今度はそちらの質問に答える。
触手を一本自らの右手に伸ばし、巻きつけて遊ぶようにしながら。

「こんな病気があるかよ。生まれつきだ生まれつき、生まれつきにオマケ付き、ってか」

その駄洒落はさほど面白くなかったので、本人も少し照れたような表情をして。
それから、別の触手をゆったりとそちらへ伸ばす。

「どうせだ、こっちも訊こうかな。あんたはこいつをどう思う?」
975 :ストリングス :2012/11/28(水) 19:59:32.04 ID:ibam5j6ro
>>966(※前スレ>>821へ)
「途中から話は聞いていたんだよね。
 だめだめ。貴方もレディだしこの子(キャロル)もレディ。
 そして女性はね、みんながいつまでもお姫様なのさ。

 ところでお腹が空いたんだよ。
 どっかに野垂れ死んだ犯罪者とかいないかな。
 なんていうか…"食うのに食うものを屠るのが嫌でねぇ"
 自分勝手な意見かもしれないけれど狩りは嫌いなんだよ。」

 パワージャンキーやバトルマニアなどという騒ぎですらない。
 文明人が屠殺場の光景に目を背けるような、
 そこまで大人しい人間の天敵に成長していた。
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1353166462/821
976 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/28(水) 20:03:59.58 ID:1j/oNzSxo
>>973
「それは賢明だと思うよ。必要以上に仲良くなったってロクなことにならないしね」

クリオネに今親しいと呼べる人物は居ない。居た時期の方が短いのだから寂しさなどは自覚していない。

(ヴィクターだって?……本物だとすればなかなか大物だね。前居たスラム街の仕事紹介所で手配書を見ただけだけど)

スラム街での仕事紹介所には討伐依頼も来る。表だった懸賞首だけではない人物も個人的な恨みで登録されていたりする。
しかし、クリオネの専門ではない為目を通しただけである。

「お嬢様扱いしてくれるのは嘘でもうれしいね。私はクリオネだよ、よろしくねヴィクター」

クリオネが人に敬称を付けることはない。相手が不快に思おうが関係ない。そもそも人からの評価がどうでもよいのだ。

977 :カイル :2012/11/28(水) 20:05:33.93 ID:HmSn7MLB0


/ちょい、飯です!
978 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage]:2012/11/28(水) 20:08:30.20 ID:r7DKz/IGo
>>976
「ええ、親しいと失う時に辛いですからね」
 青年は泣き出しそうな表情で、笑みを浮かべる。

「えぇ、よろしくお願いします。さて……」
 青年はわざとらしく咳払いをする。
「貴女、『私を知っていますね?』」
 ほんの一瞬だけ、青年の瞳が獣のような冷たさを帯びた。
979 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/28(水) 20:18:17.64 ID:1j/oNzSxo
>>978
(……)

悲しげな表情に思わず過去の思い出がちらつくが、それは一瞬。物事を深く考えるのはやめたのだ。

(!?)

ヴィクターの気配が変わった。それと同時にクリオネの目が若干細まる。

「知ってたらどうするのさ? さっきのセリフの手前、新手の口説き文句ではなさそうだね」

クリオネに特別動揺はない。危険人物である事は初めからわかっていたし、それが表面化しただけだ。
ただし、万一に備え体を斜めに傾け右手をコートのポケットに入れる。荒事は回避できればそれに越したことはないが。
980 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage]:2012/11/28(水) 20:22:46.11 ID:r7DKz/IGo
>>979
「? ……私を殺せば、箔が付きますよ?」
 至極当然、とでも言いたげに、青年は言う。
 攻撃を行う様子はない。

 殺したければ殺せば良い、それが彼の正義なのだから。
 狂った青年にとってはもはやこの世界は夢なのだ。
 自らの正義を信じ、それを達成するための虚ろな夢。
 殺しつくして殺されることだけを願う、そんなバカげた夢。
 
981 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/28(水) 20:34:36.44 ID:1j/oNzSxo
>>980
「影の王国様がまさか自殺願望持ちだったとはね」

攻撃に転じてくる様子はないが警戒は解かない。

「私は殺し専門じゃないからね。そっち方面で拍がついても意味ないの」

この男の目的はなんなのか。ここで殺しにかかったとして大人しく殺されるだなんて思わないが、
目的を達成するまでは死ねないと考えるのが普通じゃないのか。

「私にはヴィクターの考えがわからないね。一体何をしようとしているの?」

首を傾け目を細めながらヴィクターに問う。そしていつもながらやや上目使い。
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/28(水) 20:36:33.11 ID:HmSn7MLB0
>>974


「――あ、ははは
なるほど、生まれつき、ですか」

相手のギャグに作り笑いを浮かべる。完全に気遣ってる。
でも、相手のその様子というかしゃべってみたら感じる朗らかな雰囲気に
引いてしまった自分を恥じて。
ベンチの端から座り直した

「初見は驚きますが……なれればあまり。気になりませんね。」

983 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/28(水) 20:36:55.66 ID:BEAmM11Co
少女は走っていた。
地下道を、一人、全速力で。
しかし途中ピタリとその足を止めると振り返り、弓に矢を番え、引き絞り、射った。
少女の背後の暗闇の一部が霧散したのが気配で分かる。
だが禍々しい暗闇の濃度は変わらない。
少女はもう一度弓に矢を番え、引き絞り、射った。今度は計三発。所謂速射である。
背後の暗闇が蠢くのが分かった。

少女はAMSWAT隊員で、現在単独行動していた。
というより地下道に入る喰屍鬼を見かけて思わず単独行動に至ってしまったというのが正しい所なのだが。
とにかく今は孤軍奮闘していたわけである。

しかし――こんなに多いとは思わなかったのが正直なところだった。
走る走る走る、後ろから迫る喰屍鬼。
と、何かに躓いて恵那はバランスを崩す。

「きゃあっ!」

べしゃり、と何かぬるつくものに手を突き恵那は悲鳴を上げる。
地下道は音が反響する。何者かが悲鳴を聞きつけても、おかしくはない。
984 :次スレですよ〜 :2012/11/28(水) 20:37:07.62 ID:ibam5j6ro
ここだけ不思議の新世界★7
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1354102581/
985 :星の君(小柄な英雄 変声機使用)新物質生成 E:バリスティックトランジスタ電子砲 :2012/11/28(水) 20:42:22.61 ID:ibam5j6ro
>>983
悲鳴を聞きつけてかけつけたのではない。
大掛かりな組織が大掛かりなシステムを使ってすでにいた。
「人を発見。賞金稼ぎか治安維持機関の者かはわからない。」
一瞬だけ独り言を言っているように見えたが、
明らかに誰かと通信している。
「バリスティックトランジスタ砲の携帯化についての可否を調査する。」

体格からいえば子供と感じるのが自然。
もしくは小人症の患者だろうか、小さな助っ人だ。

「下がっていろ。良い数のグールだ。わたしが消去する。」
986 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> [saga]:2012/11/28(水) 20:42:55.51 ID:89GKGC6x0
>>983
「邪魔」
――――瞬間、そこに飛来したのは針。
多数の喰屍鬼に迫る針針針針鍼はりハリ!
無数の針が飛来し、喰屍鬼の足に突き刺さる。

―――暗闇の中から、女が現れる。帽子を深く被った、みすぼらしい格好の女だ。

「殲滅、開始」


987 :ミヒャエル・リントヴルム [sage saga]:2012/11/28(水) 20:43:04.87 ID:vOLM57CZo
>>983
「いやはは、無事ですかね、お嬢さん?」

倒れこんだ恵那の前には、一人の人影が有った。
ちかちかと点滅する明かりの元に立っていたのは、カソックを着た聖職者のような少年である。
右腕には固く黒い布が巻きつけられており、その上から鎖で拘束されていた。

服に飛び散った泥を見て苦笑を浮かべつつも、白魚のような左手を相手に差し出すことだろう。
この現状を理解しているというのに、この少年の態度は悠然としたまま。
視線は一瞬だけちらりと背後に広がる死を振るう死者の群れ、屍食鬼を収め、そしてまた少女に戻された。
988 :アーサー・ビショップ :2012/11/28(水) 20:43:24.56 ID:oebupHGto
>>983
深い深い、無限の奥行きを見せる闇の中。その闇と同じ底なしの黒がゆらりと動き、人型となって移動する。
底なしの漆黒の中で輝くは、暗視装置の双眼。赤らんだ薄明かりを漏らす暗視装置をかけた男は、身につけた戦闘服と手にした短機関銃同様に黒いブーツをそっと踏み出し、息を潜めて警戒している

どこからか悲鳴が聞こえた

しんっと静まり返った地下道。そのどこからか女のモノとわかる悲鳴。そして大勢の何かがうごめく気配

「……」

男は、短機関銃を構えて音の方へと走り出す

/からんでよかですか?

989 :【影の王国】ヴィクター・フォックストロット [sage]:2012/11/28(水) 20:45:01.47 ID:r7DKz/IGo
>>981
 影の王国、という言葉に、青年はわずかに眉をひそめた。
 彼の能力に由来したその渾名は、誇れるようなものではないのだから。
 
「……なるほど」
 殺し専門ではない、という言葉に、深くうなづいた。
 携えた杖は体の正面で地面に突き立てられている。

「世の中の犯罪者をすべて[ピーーー]つもりです」
 にこり、とほほ笑みながら青年は言う。
「到底不可能な目標だとは分かっています。矛盾した目標だとも自負しています。しかし――」
 迷ったようだが、青年は息を吸い込んだ。
「私はこんなことも成し遂げられない世界が妬ましい」
 紳士の仮面がはがれおちる。先ほどとは比べ物にならないほどの、凍てつくような冷たさを帯びた雰囲気で、青年は言った。
990 :悪虫 肖 / 触手の怪人 [sage saga]:2012/11/28(水) 20:46:21.38 ID:vdqw0PXto
>>982
「まあ、小さい頃のことなんてあまり覚えてもいないがね。……やめろよ、恥ずかしくなるだろ」

完全なまでの作り笑いに少し傷心ながらも、照れ隠しにまた笑ってみせる。
それは朗らかというよりも、単に礼儀が成っていないようにも見えるが。

「慣れる。……あー。いつかもいたかな、慣れって答えた奴。
 俺からしてみれば気になることなんだが、どうすれば慣れられるんだ? こんなもの気色が悪くて仕方ないだろうに」

自分の身体の一部だというのに、あしざまな表現。
それは「だというのに」ではなく「だからこそ」なのかもしれないが、ともかく。とても疑問そうな表情で、問う。
991 :ミヒャエル・リントヴルム [sage saga]:2012/11/28(水) 20:46:34.36 ID:vOLM57CZo
>>987
/すいません、集まりすぎっぽいのでこのレスは無かったことにしておいてください!
992 :星の君(小柄な英雄 変声機使用)新物質生成 E:バリスティックトランジスタ電子砲 :2012/11/28(水) 20:47:39.66 ID:ibam5j6ro
>>986
「テストの邪魔だ、退魔や破魔の能力があるならば23区にでもいけ。
 近代兵器も未来兵器も効かない怨霊たちが蠢いているらしいぞ。」
 通信機でオペレーターと交信しながら乱入者に文句をいう。
「対人効果を試すのにグールは貴重なんだ。譲ってもらえないか?」

>>987
「またオカルトな連中が増えたか。
 ここの食屍鬼はよほど殲滅者に人気があるらしい。」
993 :星の君(小柄な英雄 変声機使用)新物質生成 E:バリスティックトランジスタ電子砲 :2012/11/28(水) 20:48:21.68 ID:ibam5j6ro
>>988
//わたしはよかですばってん、他の方の返事をお待ちくだされ。
994 :守宮恵那/能力:破魔 E: 弓矢 [saga]:2012/11/28(水) 20:52:13.55 ID:BEAmM11Co
>>985>>986>>987
「な――」

現れた人々に言葉をなくす恵那。
カソックを着た少年が差し出された手を取り立ち上がる。

「あ、ありがとう……」

礼を言うものの混乱しているようで。
どれだけの勢力がここに集結しているというのだろう。
ふるりと震えた恵那はしかし、背後に近寄る影たちに向き直ると背中の矢筒から矢を取り、番え、引き絞り、射った。

「みんな……何者なの……?」

一体のグールを霧散させると、ぽつりと、集まってきた面々を見回しながらそうつぶやいた。
995 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体 [saga]:2012/11/28(水) 20:57:27.53 ID:1j/oNzSxo
>>989
「犯罪者をねぇ……」

クリオネは口元を吊り上げる。

「あっはは、キミはバカだね。犯罪者が憎いのかもしれないけど自分が犯罪者になってれば世話無いよ。面白い考えだとは思うけどね」

ヴィクターの雰囲気が変わったことなどお構いなしに挑発的な言動は止まらない。

「ヴィクター。キミ言う犯罪の定義は何さ? 快楽のために人を殺すのも、戦争で自分が生きるために殺すのも同じ殺人だよ。
 キミその両方を裁こうとでも言うのかい?」

姿勢は変えない。こちらから行動を起こせば攻撃される危険性が高いと判断したのだ。
996 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×2 :2012/11/28(水) 20:57:53.00 ID:e9smW3Oro
とある商店街。
その中に、今でも店の明かりをつけるペットショップがあった。
看板には「ナイトバード」と描かれたその店のドア前に、箒を持った1人の女が居た。

上はパーカーだが下はホットパンツ。寒そう。

「―――……あー……つまんないなー……」

そう言って、箒でサッサッと表に落ちている木の葉やらゴミやらを掃いていく。

女にしては珍しく、思い切って店の前での掃除をしてやろう!と張り切って箒と塵取りを持ち出し、
数分やってみたは良いのだが全く続かない。しかし、変な正義感からか箒を放り出すことは出来ない。

「・・・…うぐー……」

仕方なく、女は手を動かすのだった。
997 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾、催涙弾×2<千本針> [saga]:2012/11/28(水) 20:59:14.75 ID:89GKGC6x0
>>992
「…………………此方も、任務、様子見、能力、試す。―――――いい?」

太極針が魔の者にどんな効果を齎すかのテストと依頼を兼ねて、ナナシは此処に来ていた。

998 :星の君(小柄な英雄 変声機使用)新物質生成 E:バリスティックトランジスタ電子砲 :2012/11/28(水) 20:59:33.01 ID:ibam5j6ro
>>994
「テレビタレントの辛い所だな。
 星の君、流星の子と呼ばれている。

 バッテリーサイン…グリーン、システム正常。
 空気中に余分な波動なし、バリスティックトランジスタ砲起動…
 …索敵開始…終了…範囲決定、殲滅開始…エンター。」

 肩にかけている金属製の装置から最初に細い光線が走る。
 そしてその周囲に地下道をまるごと焼きつくすビームが拡がる。

「出力不足を確認。オールオーバー失敗。
 複数の食屍鬼の活動を確認した。携帯化はまだ成功していないようだ。」
 全てのグールを消滅させる事は出来なかったようだ。
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2012/11/28(水) 21:02:46.47 ID:HmSn7MLB0
>>990


「なれる、というよりは
気にならなくなる、ってのが正しいですね

逆に言えば、気にしてても仕方ないじゃないですか?」

あって不便な訳でもない
その人の人間性が損なわれる訳でもない
言葉通り、気にしてても仕方ない、らしい。

口づけの缶コーヒー傾け、のみます?と
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2012/11/28(水) 21:03:55.76 ID:K9ynQpCIO
>>1000
1001 :1001 :Over 1000 Thread
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リツコ「ミサト、引っ越しして頂戴」 ミサト「え?」 @ 2012/11/28(水) 19:43:26.24 ID:oYMasDz10
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