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【俺能世界】俺が能力授けるからこの世界で戦え【新世界】Part42 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2014/08/12(火) 17:57:51.52 ID:+PyXtIys0
ようこそ、厨二病隔離スレへ
このスレは周りから新たに能力をもらって
厨二力を爆発させ壮大な「バトル」を行うスレです

※ ここは能力による「戦闘」を主としたスレッドです ※
※ 過度なインフレや決定的な語句にもご注意ください ※
※ 貴方が絡んでいる相手も貴方と同じ人間です。 皆が主人公ということを忘れずに ※

● まずはしたらばの専用スレで能力をもらいましょう
● 能力は原則一人一つ。 奪ったりコピーする能力の場合はこの限りではない。
**スレを跨いでのキャラ・能力引き継ぎオーケイ
**殺害対象の能力を自身の能力と交換可能(任意)
**奪った能力は宝石として出現、取り込んだものが能力を得る(宝石の複製や持ち歩きは不可)

◇作ったキャラの安価を名前欄に書きましょう(例として>>66のキャラであるなら >>66 と名前欄に記入する)
◇能力は死亡により再取得。
◇能力の使用などに関しては空気を読んで調整する。
◇荒らしは黙ってスルー。

◎戦闘之スヽメ◎
会話文(例:からあげうめえ)
【行動(例:?ゆっくりと近づき、殴りかかった)】 ※「刺さった」とか確定させるとそれ以上広がらないので無し
こんな感じでやると分かりやすい。俗に言う「ロール」。 
ヒールを担当して場を盛り上げるのもよし、商人、鍛冶屋的な能力を懇願しほそぼそとサポートに回るのもよし。
複数人数で徒党を組み勢力を広げるもよし、正義のヒーローとして君臨するもよし。

次スレッドは>>900、出来ない場合は再安価
次スレッドを立てるまで>>950からは減速すること(重複回避)
また立てれなかった場合そのテンプレを貼るといいかもしれません

したらば
http://jbbs.shitaraba.net/internet/19660/

俺能wiki
http://wikiwiki.jp/nanasia777/?FrontPage

[俺能の世界]

それは、貴方達が今住んでいる世界とは全く別の世界だ

貴方達の住んでいる世界では架空の存在とされている『悪魔』『天使』などを筆頭に、様々な『化け物や精霊』つまり『人外』がそこら中に蔓延り生活している

勿論その世界には人間も生活しているが、その人間すらも貴方達が住んでいる世界とは全くの別物
それらは様々な『異能』……つまり『能力』を持っている。

その『能力』は先天性で生まれつき持っていた者や
能力を一つだけその身に宿した宝石≠使用して能力を得た者
更にはその自身の種族に因んだ能力を所持する者など
様々な方法で能力を得た『能力者』がこの世界には蔓延っている。

しかし、この『能力者達』に共通している事がある…

それは…確かにこの世界にその能力者達は産まれ育って生活していて
その胸の奥には『能力を宿した宝石』が隠されていて、その能力者本人の生≠ェ感じられなくなった時、身体の外に出てくるという事だけ…

今日も何処かで…
『能力者』は『能力者』との戦闘を繰り広げている…

※前スレ
【俺能世界】俺が能力授けるからこの世界で戦え【新世界】Part41
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1406562957/
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ごめんなさい、このパー速VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

チャージマン研「そんなぁ…急に異世界を救えだなんて…困るよ僕ぅ…」 @ 2019/10/19(土) 14:13:38.25 ID:s5ASRiWK0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1571462017/

光彦「アッアッアッアッソコッ…イイッ!!キモチッ!!イクッ」ドルルルビュルルルルドピュッッ @ 2019/10/19(土) 13:42:38.06 ID:68lNCL3oO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1571460158/

【シャニマス】もりのりんぜ……ぬぎます! @ 2019/10/19(土) 11:31:24.80 ID:8I6AwJqDO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1571452284/

綾波レイ「私の体内に大笑いすると起爆する爆弾が仕込まれてるらしいわ」 @ 2019/10/19(土) 10:42:41.44 ID:0UFUv62R0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1571449361/

少年「勇者とか絶対なりたくねえ」 @ 2019/10/19(土) 04:48:53.85 ID:m9Bbc6Q30
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1571428133/

マシュ「先輩!イベント開催中ですよ!」立香「無理」 @ 2019/10/19(土) 01:44:03.51 ID:RmZ5W/EIO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1571417043/

荒木比奈「迷子と迷子」 @ 2019/10/19(土) 00:03:45.79 ID:gLo4/CLf0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1571411025/

田中直樹「第一回ガキの使いやあらへんでチキチキ、池の水ぜんぶ抜くー!」 @ 2019/10/18(金) 22:09:09.21 ID:zqzVcyKD0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1571404148/

2 :【ファンタズマ】ゴリアテ【時代錯誤の侍】 [sage]:2014/08/12(火) 17:59:18.70 ID:+inIWZ8jo
前スレ>>986
いやァ然し、この街噂に聞くよりも静かの様で

【自身の排除が目的の任務が遂行されているとは知る由もなく、歩く男は呑気に一人口】
【そんな時後方から声を掛けられ、後方へと視線を移す】
【そこに在ったのは、大剣を背負いしかもそれに片手を掛けているという、どう見ても警戒態勢に入っている者】

………此方が聞きたいものだ、どうかしたのか? 拙者に対して警戒態勢を取ったりなど
仇でも取りにきたか……?

【男はアルゼブラを睥睨し仁王立ち、低い声で威圧するかの如く言の葉を紡ぐ】
【もしアルゼブラが攻撃を仕掛けてきたならば男はそれに応戦するのだろう、然し引くのならば恐らく剣戟を交える事は無いだろう】

/申し訳ない、数時間落ちてました
3 :【ファンタズマ】ゴリアテ【時代錯誤の侍】 [sage]:2014/08/12(火) 17:59:47.57 ID:+inIWZ8jo
/そして一乙です
4 :【ミア=レスティア】【究極生命体】 :2014/08/12(火) 18:03:42.94 ID:pxYVIFhU0
>>1乙でございますわ(・3・)
5 :〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕【ブレイカ】 [saga sage]:2014/08/12(火) 18:06:30.59 ID:aLnicARG0
一乙なのだ!
6 :【ルーキー】>>714【風林火山】 :2014/08/12(火) 18:08:16.39 ID:kKm4JcZno
>>1乙ゥ!
7 :以下、名無しにかわりまして まつおか みう がお送りします [saga sage]:2014/08/12(火) 18:08:57.98 ID:+PyXtIyso
/どーでもいいけどこれ>>950を踏んだらすぐ立てるって形式の方が分かりやすくないですか?今回は踏み逃げだったみたいですし
8 :【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]:2014/08/12(火) 18:13:00.85 ID:UQFkgywe0
/>>1よ、お疲れ様!
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/08/12(火) 18:21:07.53 ID:0/L8tmdSO
スレ建て乙です
10 :【ルーキー】>>714【風林火山】 [saga]:2014/08/12(火) 18:36:28.74 ID:kKm4JcZno
前スレ>>987

【カトレアがイレギュラーならば、ルーキーもまたイレギュラー】
【自らの意思を持たない人形だったそれに、価値観などは存在し得ない】
【刷り込まれた事を復唱し、与えられた事をこなし】
【だが、それも変わる時が来た。少なくともこの出会いによって、多少なりは】

【カトレアは一歩ルーキーに歩み寄り、じっとこちらを見据える】
【吸い込まれるようにルーキーも、その蒼眼でじっと見据え】

【感触を感じたのはその直後。ポン、と肩を優しげに叩かれた】
【カトレアの表情、それは固く凍結された心が解凍されるようにも思える】

…………ありが、とう

【カトレアは信じると言ってくれた。その言葉にどこか救われたような気がして】
【今度こそルーキーは微笑んだ。いつの間にか、周囲の人間は誰一人いなくなっている】
【祝福するかのように風は肌を撫で、割れた月からの月光は二人を煌々と照らす】

【ルーキーは真の意味で、人としての生を歩みだした】
【だが、それは兵士としての自分の弱さを齎すもの】
【だけど、今ならそれでも良い気がしていた】
11 :【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]:2014/08/12(火) 18:52:46.83 ID:ORdAwQ8jO
/>>1おつです!
12 :〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕【ブレイカ】 [saga sage]:2014/08/12(火) 19:02:02.57 ID:aLnicARG0
>>10
【それは小さな刺激。運命の歯車を捻る、極小さな刺激】
【だけど幾ら小さくても、変えるだけなら十二分な力。ルーキーを変えるだけの力はあったのだろう】
【カトレアとの出会いは、確かに実体を帯びてルーキーを捻る。彼の運命を捻り変えてしまった】
【果たして、彼の運命と言う名のストーリーは今後どのような展開に転ぶのだろうか。それは、『誰も解る事はない』】

礼を言うほどでは有りません
強くある必要は無い。力を持つなら正しき事に使う。それが正義だと思うのです
さあ、暗い話は終まいにしましょう。何処か行きますか?

【弱くても、大切なモノを護る力を秘めているなら強いのだ】
【兵士は本来、愛する祖国を護るために戦う者。決してそれを忘れてはならない。そうカトレアは説く】
【忘れた瞬間からその者は、ただの殺人犯であると】

【人の居なくなった公園で、解りあえた二人。それを祝福するように、風は月は動く】
【その中でカトレアは、ただ一人のルーキーを見つめて、そう唇を開いた】
【既に時刻は回って深く。この先の判断は、彼に任せよう】
【その生き様を見届けよう。いや、見届けたいと思った】
13 :突撃型対能力者戦闘機兵試作4号機:アルゼブラ【サードアームズ】 ◆YBur1CkGGU :2014/08/12(火) 19:06:51.47 ID:Rs4hKPba0
>>2
【男は物凄い威圧感で話す】

(強敵の予感……でもやるしかない!)
仇、というか、実は貴方を排除する使命が有りましてね…
その使命を果たしに来ましたっ!

【言葉を言い終えると共に手をかけていた大剣を縦に振りかぶる】
【この攻撃が当たれば直ぐに任務が終わるが、どうだろうか?】

/すみません、僕も遅れてしまいました…
/>>1乙です!
14 :アカダニ・フィレッド:>>80:【カラミット】 :2014/08/12(火) 19:48:23.89 ID:qVw8CG5w0
/>>1おつです!
15 :【ファンタズマ】ゴリアテ【時代錯誤の侍】 [sage]:2014/08/12(火) 19:59:03.54 ID:+inIWZ8jo
>>13
【アルゼブラの唇から紡がれた襲撃の理由、それは男からすれば余りにも理不尽極まり無いモノで】
【未だ男は睨みを効かせながら、腰の刀に手を添える】

……排除? 任務?
いやァ拙者、この街でそんな悪行を働いた覚えなども一切御座らんし、何処かの組織に狙われるような事をした覚えなどは全くもって無いのだが……なッ!!

【饒舌なその口から次々と紡がれた言の葉の終が僅かに力んで発せられたかと思えば】
【男を二分せんと縦に軌道を描いて振り下ろされた大剣を止めんと、居合の構えから振り抜かれた太刀】
【それは横一文字の軌道を描き、重たく振り下ろされた大剣を受け止め、異形の断末魔の如く甲高い金属音を周囲に谺させた】

【暁の空には陽を隠匿する為の雲などは何一つ無く、快晴】
16 :【ルーキー】>>714【風林火山】 [saga]:2014/08/12(火) 20:01:59.02 ID:kKm4JcZno
>>12
【もし、このままカトレアと出会わなければどうなっていたのだろうか】
【戦い続け、意思も持たぬまま喜んで戦場で散っていくのだろうか】
【それとも、違う所で出会ったか、カトレアに代わる誰かに出会い、また人としての心を芽生えさせていたのだろうか】
【そんなのは、誰にも分からない】
【後の事も先の事も、物語の先は読み進めなければ、分からないのだ】

…………そうだな
少し、散歩にでも付き合ってくれないか

【だけども、そんな難しい事を考える必要はない】
【結果としてルーキーは、人となれたのだから】
【欠けた部分がいつ戻ってくるか、歯車の部品が全て集まって回り出すのはいつなのか、誰にも分からない】

【ルーキーは歩く。隣にカトレアを連れて】
【その間くだらない話を聞いたりして、そうして学習していくのだろう】
【それは月が沈み、太陽が地平線から顔を出すまで続く】
【寝る事も忘れて、どこまでも語り合いたいという気分だった】

/これで〆ですかね…
/この後は公園を出て朝になるまで散歩をした、という事でお願いします!
/ありがとうございました!
17 :【ファンタズマ】ゴリアテ【時代錯誤の侍】 [sage]:2014/08/12(火) 20:06:15.03 ID:+inIWZ8jo
>>15
/二行目の【未だ男は睨みを効かせながら、腰の刀に〜】のところを
/【未だ男は睨みを効かせながら、半歩身を引き腰を落とす、そして腰の刀に手を添えた】
/に変更でお願いします
18 :〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕【ブレイカ】 [saga sage]:2014/08/12(火) 20:24:55.42 ID:aLnicARG0
>>16
【運命とはほんのちっぽけで些細な事から始まり、僅かな刺激で“有る未来”が“無い未来”に変貌する】
【大きくて強いはずなのに、小さくて弱い。そんなモノだ】
【運命は抜けた穴を埋めようと必ず修正を施す。もしもルーキーに会っていなかったのなら、彼も------彼女自身もまた違う道を歩んでいたことだろう】
【少なくともこうして、隣合って話し、歩き、時に笑う事など無かったはずだ】

【カトレア。花言葉の一つは魔力と言う意味を持つ】
【メイザースの放つカトレア(魔力)に、知らぬ内に青年は変えられたのだろうか】
【それは儚くて辛く、時には楽しくて堪らない。そんな人としての人生を、ルーキーに与えていったのだろうか】
【月は明後日の方向に沈み、新しき日を刻む陽が顔を出す時間まで、二人は話し、時には笑ったのだった】

/了解しました
/有り難う御座いました!
19 :【敗北者】【累乗付与】 [sage]:2014/08/12(火) 21:38:55.88 ID:MTU7CtMLO
>>前スレ【ミア・レスティア】様

【涙を流しつつ食事を続けていると少女から質問を投げられる】
【何気なくこの世界にきたことを溢したが普通に考えれば違和感を抱く発言であったか】

ふむ…そういえば人に言ったことはなかったか…
信じられないとは思うが…僕は異世界から此所に飛ばされて来たのだ

僕は前の世界でも圧倒的な力と強さを求めてな、その世界で最凶と呼ばれた魔女と戦ったのだが…
結果は惨敗…奴は僕の身体と能力を奪ったうえに、この体と能力を押し込めてこの世界に飛ばしたのだ
【そこで少年は一息ついて】

いや、こんな話をされても困るだけであるな
すまなかった
20 :【敗北者】【累乗付与】 [sage]:2014/08/12(火) 21:53:20.47 ID:MTU7CtMLO
>>19
追記
/遅れてすみませんでした!
21 :【ファンタズマ】ゴリアテ【時代錯誤の侍】 [sage]:2014/08/12(火) 21:58:21.13 ID:+inIWZ8jo
>>13
/今夜0時を超えても返事が無い場合は誠に勝手ではありますが切らせて頂きます
22 :【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 :2014/08/12(火) 22:03:56.69 ID:0/L8tmdSO
【とある街の中、大通りを少し進んだ所に佇む温泉旅館、「草乃木旅館」】
【その大きな建物の中から、一人の和服を着た女性が出てくる】

草乃木旅館、本日も営業中でございます。

【営業中の立て看板を玄関の前に置き、女性は建物の中へ入っていった】
23 :【ミア=レスティア】【究極生命体】 :2014/08/12(火) 22:10:20.82 ID:rha+/VJl0
>>19
え、え?

【異世界…まず少女はそんなものがあるということも今の今まで知らなかった】
【少年の話は、完全に少女の理解の範疇を超えていて…少女は困惑した表情で首を傾げる】

あ、大変なんだね…

…………

【少女はそんな素っ気ない返事しか出来ずに目が点になっていた】
【異世界だけでもありえない話なのに、最凶の魔女に敗北して、この世界に飛ばされてきたのが目の前の少年。】
【少女にそんな話を受け入れられる訳はない】

だ、大丈夫……

【大丈夫と裏返った声で言う少女の様子は…どこからどう見ても大丈夫な風には見えないだろう。少女の頭はパンク寸前だ】
24 :【小町】【ポイゾナスネイク】 [sage]:2014/08/12(火) 22:19:03.58 ID:OK8Ll8hKo
....これはまた街が賑わってるなあ、お月さんも綺麗な満月ね!
【町外れにある大きな木の上でうふふと笑う】

こんな月が綺麗な日は久々に街を歩き回って見ようかな〜

キャキャキャキャ!........
【スッと地面に降り立ちゃ街に向かって森を歩き出し】
【笑いながら邪魔な木を毒の鎌で一掃していく】
25 :【ハチリョウ】【無限刀】 [sage saga]:2014/08/12(火) 22:31:28.92 ID:ncyJiO8b0
>>22

「……すまない、」

と不意に掛けられる声。振り返ったのなら、男性がそこに立っているはずだ。
黄金の瞳に、白銀の短い髪、衣服の上からでも分かる隆々とした肉体、しかしながら170cm半ばの身長と、
まだあどけなさを保つ顔も考慮すれば、これからまだ成長が見込める身体……少年と呼ぶが相応しいだろうか。

「風呂に、……入りたいのだ、が………。」

声を掛けたと言うことは、この旅館に用があるという事だ。……ただ、その表情はどこか申し訳無さそうにしていて、
ドカドカと建物の中に入っては行かず、店の前で立ち止まる感じ………どうやら、"訳アリ"という事らしいが――?


/まだいらっしゃいましたら!
26 :突撃型対能力者戦闘機兵試作4号機:アルゼブラ【サードアームズ】 ◆YBur1CkGGU :2014/08/12(火) 22:34:43.83 ID:Rs4hKPba0
>>21
/申し訳ありません!
用が出来てしまった為、明日に引き継いで頂いても良いでしょうか?
27 :【敗北者】【累乗付与】 [sage]:2014/08/12(火) 22:38:22.37 ID:MTU7CtMLO
>>23

うむ…みあの反応は当然のことだ
僕だって異世界から来たといわれて信じるほど馬鹿ではない…が

こればかりは真実なのだ

【目がてんになった少女の目を見つめて同じく少年も言葉を紡ぐ】

丁度良い機会だ…みあのかこも効かせてくれまいか?
28 :【ファンタズマ】ゴリアテ【時代錯誤の侍】 [sage]:2014/08/12(火) 22:42:42.29 ID:+inIWZ8jo
>>26
/なるほど……こちらとしてもそうしたいところなのですが…
/私の方は明日用事が入っておりますので、今日出来ないのであれば拘束してしまうのもアレですし誠に申し訳ないですが今回は切らせて頂きます
/また機会があればよろしくお願いします
29 :【ファンタズマ】ゴリアテ【時代錯誤の侍】 [sage]:2014/08/12(火) 22:43:24.96 ID:+inIWZ8jo
>>26
/ありがとうございました
30 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/12(火) 22:45:50.22 ID:UWPMEEvzo
>>24
「そうそう、うまくはいかないな」

 繁華街を外れて散策していた長身の男は、ふたたび強敵と出会えるかと期待し森へ向かっていた。
 左腕から包帯は取れ、真新しいマニピュレータが付いている。
 しばらく歩いていると、ズシン、ズシンという不自然な音が響いた。目を向ければ木々の倒れるところが見える。

「あの男にしては乱雑な。別の強者か?」

 木々が倒れていく方へ足を進めた。伐採されていく木々の一本が、こちらへ倒れ込んでくる。
 唸りを上げるサーボ・モーター、繰り出すは上段回し蹴り。その一撃で木を真っ二つにへし折った。
 そして、鎌を振り回しながらこちらへ歩いてい来る小町の姿を見とめた。

「環境破壊が趣味かい」

 そういって、進行方向の前に立ちはだかった。
31 :【ミア=レスティア】【究極生命体】 :2014/08/12(火) 22:56:24.83 ID:LewC4fxa0
>>27

私は………っ

【少女は過去のことを話そうとはしない。少女にとって自分の過去を話すことは、癒えぬ傷を更に抉ることになる】

……!!

【そして少女はその場から、少年から逃げ出そうと動いた。普通に走っては少年に追い付かれる】
【だから…左腕を八匹の蝶に変化させて、少年の視界を封じる様には動かした。蝶々は少年の顔に向かって行く】
【それで少年が蝶々に気を取られれば、少女はその間に姿を消していることだろう】
32 :【小町】【ポイゾナスネイク】 [sage]:2014/08/12(火) 22:58:36.46 ID:OK8Ll8hKo
>>30
お?
なんだい、こんな森に何の用?
【声をかけられ体が止まる】

貴方は誰?こんな所に居ると迷子になっちゃうよ
【鎌を捨てじっと見つめる】

....別に環境破壊が趣味じゃないけど、目の前に木があった、それを切り倒しただけよ?
【不思議そうに首を傾げ】

貴方は街から来たの?私は街に向かっているんだけど、良かったら案内してくれないかしら!
【笑顔で近寄り、腕を掴もうと手を伸ばす】
33 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/12(火) 23:09:04.85 ID:UWPMEEvzo
>>32
「森にっていうよりは人に、しかし、いまはいないようだ。
 目的は強い奴と戦うこと。そういう意味では貴女も該当する
 名前は砕破だが覚えなくていい」

 疑問を浮かべた小町の言葉に答えながら、投げ捨てられた鎌に目を落とした。
 じゅう、と地面の腐る匂い。また毒か? と心中で吐いた。
 小首を傾げて答える小町に、嘆息しながら返した。

「ならやめておけ。そいつを振り回すより、木を避けて歩いた方が楽だろう。森もハゲる」

 そして、笑顔で近づいてくる小町にの腕を避けるべく、体を横に捌いた。

「案内するのはいいが、親しい相手とは戦いづらくなる」

 鎌の正体に対しての警戒ではあったが、それらしい文句を並べた。
34 :【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 [sage]:2014/08/12(火) 23:09:36.31 ID:0/L8tmdSO
>>25
――っと、はいはい。

【入ろうとしたところ、背後から声をかけられそちらを向く】
【そこにいたのは体格の良い青年或いは少年】
【どうやら風呂に入りたいようだ】

お風呂ですね、ご案内します。こちらへ。

【女性は、少年の様子を気にせず、旅館内を示す】
35 :【敗北者】【累乗付与】 [sage]:2014/08/12(火) 23:15:07.09 ID:MTU7CtMLO
>>31

ッ……!?

【突如少女から喰らう目潰し】
【手を払うも蝶は払えず】
【然れど少年は叫ぶ】

みあよ! いくあてがないなら此所に来るといい!
待っているぞ! 僕は、いつでもここで!

【しかして、視界が晴れれば周囲には少女の姿がなく】
【少年は溜め息をついて寝床につこうとしていた】
36 :【ハチリョウ】【無限刀】 [sage saga]:2014/08/12(火) 23:15:12.63 ID:ncyJiO8b0
>>34

「い、いや、……そ、それが……。」

と、少年は旅館へ案内をしようとする彼女を引き留めようとし、……体格は良い癖に、少しモジモジして、

「……俺は、戦う事を仕事にしているのだが……、それ故、何分、傷が多いんだ……」
「………他の客の事もある、……そうした人間の入浴を、ここは認めているのだろう、か………?」

――この隆々とした肉体は、何も飾り物では無かったということらしい。少年は戦う事を、"仕事"としているのだ。
市場の人間が良く声を枯らすように、この少年の身体には、……大小、無数の傷跡がある。
他の客がそれを見れば、少年の顔も合わせて考えるとヤクザの一員だとかそういう風にも見えるから、
自分が入浴する事自体、マズいのではないかという事……断られれば、少年は素直に退散する事だろう。
37 :【小町】【ポイゾナスネイク】 [sage]:2014/08/12(火) 23:22:50.91 ID:OK8Ll8hKo
>>33
へー、人探し....悪いけど私は滅多に人に会わないから分からないわね
....でも、それが私にも当てはまるって....それは褒めているのかしら?
【ふう、と一息ついて答える】

それで、貴方は私と戦いたいの?今は食欲がわかないんだけど....
(全く、怪しい奴に絡まれたわね....)
【お腹をさすって面倒くさそうに見つめる】

それに、私はさっさと街に行きたいの、直ぐに案内してくれないと言うのなら、その首はねるわよ
【キッと睨みつけ、押し退けようとする】

邪魔よ、どいて頂戴
38 :【ミア=レスティア】【究極生命体】 :2014/08/12(火) 23:24:16.95 ID:eUDa/fM20
>>35

【少年の視界を封じていた蝶々は、空へと舞い上がって行く】
【蝶々は少女の元に向かう。その腕に戻る為に】
【まだ、少女が少年に完全心を打ち明けるのには時期尚早…ということだったのだろう】

/これで締めですかね?ロールありがとうございました!


39 :【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 [sage]:2014/08/12(火) 23:28:03.03 ID:0/L8tmdSO
>>36
あら、そんな事?
【少年が言ったことを、「そんな事」と一蹴する女性】

この街で旅館をやってるのだもの。
そのくらいの事でお断りはいたしませんよ。
どうしても気にしてしまう方には、専用の襦袢をお貸ししますしね。
40 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/12(火) 23:36:05.60 ID:UWPMEEvzo
>>37
「能力者の戦闘力を称賛するのにそれ以外の意味が?」

 すくなくとも長身の男にとっては、強敵、強者とは喜ばしい存在だ。
 それを基準にして考えてしまうことが間違っているのだが。

 面倒くさそうに腹を撫でつつ睨む小町に対して、男はどこ吹く風と逆に笑みを浮かべた。
 機械の体と生身の首の境目をついとマニピュレータで撫でる。

「戦えるのならありがたい。多くの戦闘データを集めたいから
 改めて名乗らせて頂こう。わが名は砕破。立ち合いが所望」

 退けという女に対して、足を開いてどっしりと腰を落として左半身を前に構える。
 睨む小町の目を、逆に覗き込むように不敵に挑発した。
41 :【ハチリョウ】【無限刀】 [sage saga]:2014/08/12(火) 23:36:38.85 ID:ncyJiO8b0
>>39

「………!! ……有難う。」
「襦袢……そうだな、貸してもらえるだろうか?」

表情がパッと明るくなった……温泉、楽しみにしていたのだろう。いや何より、"そんな事"と表現されたのが凄く嬉しかったのか。
コンプレックスだった、自分のしている事には誇りを持っているとは言え。公共の場で自分の身体を晒す様な事は、やはり拒んでいたのだ。
……彼女の一意見に過ぎないのかもしれないが……そう何も思わないで居てくれる人間が居る、というだけで心が晴れる……。

温泉に入れると決まれば少年は、彼女の背を追って館内を案内してもらう事になるだろう。見違える程に、足音は軽くなっていた――。
42 :【敗北者】【累乗付与】 [sage]:2014/08/12(火) 23:37:52.28 ID:MTU7CtMLO
>>38
はい!ありがとうございました!
43 :【小町】【ポイゾナスネイク】 [sage]:2014/08/12(火) 23:47:59.20 ID:OK8Ll8hKo
>>40
ふーん、ただ戦いたいんじゃなくて、記録も録っているのね
でも生憎私は姿を見破られると色々面倒くさいのよねえ
どうしてもデータをとるというのなら、私も本気で殺してあげましょう
【にやりと笑い、手から毒が滲みでる】

それに何が能力者だ、神に向かってその様な態度とは....
【不敵な顔で覗き込む様に挑発する男に向かって舌打ちをする】

砕破と言ったわね
貴方、私に喧嘩を売った事を後悔しない事ね!
【倒れている木を毒で拾い上げ男に向かって投げ付ける】
44 :【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 :2014/08/12(火) 23:49:47.73 ID:0/L8tmdSO
>>41
わかりました。取って参りますので少々お待ちを。

【そう言って旅館の中へ消えていく女性】
【さほど時間はかからず、手に襦袢を持って戻ってくる】

こちらが襦袢です。どうぞ。
それではご案内致しますわ。

45 :【ハチリョウ】【無限刀】 [sage saga]:2014/08/12(火) 23:57:32.62 ID:ncyJiO8b0
>>44

「……実際に着るのは初めてだな………有難う。」

受け取った襦袢を早速広げてみて、裏返したり角度を変えたりしながら眺めてみる。
暑い夏には、あるいは温泉に浸かった後には丁度良い、薄くて肌触りの良い生地……、
やはりこうした和装の方が自分には合っている気がして、購入もどこかで出来るのだろうかとか思いながら、

「ここの効能は、……何か特別な物でもあるのか?」

温泉にも何でも、混浴ではない限り、"男"や"女"と書かれている暖簾が掛かっているのが定番、
そこまで案内してもらえば、後は一人にして良いのだろう。そこに着くまでの間に聞いたのは、
ここの温泉の効能。ぎっくり腰に良いとか、何かそういう話は無いのかと尋ねてみる―――。
46 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/13(水) 00:03:58.64 ID:VqzzMgK+o
>>43
「本気とは尚更ありがたい。……しかし、神とは思い上がった
 その言葉に相応しいか検分しよう」

 手から滲み出すものを見て、やはり特殊な液体を扱う能力であるとわかった。
 搦め手や不可思議な攻撃は得意ではない。しかしだからこそ戦う価値がある。
 その液体を用いて倒木を拾い上げ、投げつける攻撃は、驚嘆の一言だ。
 思いもよらないというよりは、自分の推測した「液体毒」という概念からはかけ離れている。
 ――だからこそ面白い。

「単純な攻撃なら……破ッ!!」

 左脚を外側へ捻り、捻転を誘導した。がっちりと踏み込んだ地面から伝わる力を右脚へ伝える。
 つま先が返るほどの勢いで放つのは、やはり上段回し蹴り。投げられた倒木を再現のようにへし折った。

 ふしゅう、と呼気を吐いて体勢を整えると、小町へ向けて走って近寄ようとした。
 近づけたのなら、毒を出す腕を動かさせないように肩を狙って正拳を打ち込むつもりだ。
47 :【小町】【ポイゾナスネイク】 [sage]:2014/08/13(水) 00:15:58.72 ID:lYvWVf3ao
>>46
ヒュー!随分精密な技だね、ワクワクしちゃうよ、

それに随分パワーがあるではないか、しかしパワーだけで私に勝てるか?
【毒をタワー状に作り出し上から飛び降りる】

頭ががら空きだぞ
ほーら!パックリ真っ二つになっちまうぞ〜!!
【毒の槍を作り出し、上から突き刺そうと振り下ろす】
48 :【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 :2014/08/13(水) 00:18:13.91 ID:0ZDgjhwSO
>>45
効能ですか?
うちの温泉は胃もたれ、逆剥け、打ち身に浮腫み。擦り傷もすぐ治ります。
あとは美容にも効果があるけれど、これは貴方には関係無いかしら。

【慣れた口調でつらつらと並べていく】

さて、温泉はこちらですね。
使用した襦袢は、回収袋が中にあるのでそれに入れてくださいな。

【「男湯」の暖簾がかけられた道を示しながら説明していく】

【ちなみに、隣の「女湯」の道との間の壁に、「本日は混浴ではありません」と書かれた板が架かっていたりする】
49 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/13(水) 00:31:43.75 ID:VqzzMgK+o
>>47
 近づいたが小町はタワーの上から飛び降り、毒の槍を振り下ろそうとしている。
 狙いは頭上。奇襲技と言えば奇襲技だが、それは予見出来ない時にのみ高い効果があった。
 タワーに上った時点で攻撃は上から来ると予想できる。それでは効果は半減する。
 しかも道具は素人が使っても有効だが、槍を振る技に洗練されたものは見られない。

「見え見えだ、自称神」

 振り下ろされる槍の穂先を体を横に開いて躱し、左腕で柄を絡めとるように受け流した。
 化勁と呼ばれる受けの技術で、威力を反らしたのである。だが左腕にはびちゃりと毒が触れている。
 それによる効果を感じ取る前に、右腕で攻撃を仕掛け終えた小町のみぞおち目掛けてストレートを放つ。
50 :【ハチリョウ】【無限刀】 [sage saga]:2014/08/13(水) 00:31:54.08 ID:UU8Gan+g0
>>48

「……成る程、擦り傷と打ち身は多い………ああ、分かった、有難う。」

傷と言っても様々、大半が切り傷だが、擦り傷や打ち身も少なくない……どれ程効果があるのか期待しながら、
チラリと横目に入るのが、"混浴ではない"と書かれた板……まあ、この様に硬派を装っていても、
やはり思春期の少年、少し期待していた部分が、あったりなかったりしたのだろう―――
――少しだけ、足取りを重くしながら、少年は暖簾を潜っていった……。


〜〜〜〜


20分かそこら、まあ平均的な時間温泉を楽しみ、少年は上がってくる。やはり入る前と比べれはサッパリした印象で、
すこし紅潮しているのは血行が良くなったからであろうか。タオルを首に掛けた状態で、先程の女性を見つけ、

「……良い湯だった、………日頃の疲れが随分癒えた……、有難う。」
「ところでここは、何か食事は出来るのだろうか? ………その、結構な量を食べるのだが。」
「それから今日は、ここに泊まって行きたい。手続きを……、」

多くを語らずとも、ニィッとした笑顔を見れば、ここの温泉に満足したか否かは分かるはずだ。
さて、旅館といえば、旬の物を扱った料理……結局は食べ物を思い浮かべるのだが、どうだろうか。
体格も良く、食べ盛りの年齢なのだから量はいくらあっても足りないのだろうが――、
……どんな物でも、結局は満足するのだろう。すっかりここの雰囲気を気に入ったらしく、宿泊する部屋に案内して欲しい様だ――
51 :【小町】【ポイゾナスネイク】 [sage]:2014/08/13(水) 00:42:04.35 ID:lYvWVf3ao
>>49
全くひどいねえ、自称神なんて、うちの神社が廃れる訳だよ
【素早くナイフを作り出し】

アンタだって毒を受けたじゃないか、毒をくらえば徐々に体が痺れてくる、時間の問題では無いのか?
【男の右腕を狙ってナイフを振るおうとするが、みぞおちに拳をくらう】

ぐう....痛いじゃあないか、人は神を讃え、信仰するものではないのか?お前は神を信じないのか?
【右手に毒を作り出し、腕を掴もうと手を伸ばし、
左手は男に向かってナイフを投げ付けようとする】
52 :【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 :2014/08/13(水) 00:54:45.65 ID:0ZDgjhwSO
>>50
……お食事と、ご宿泊ですね。なるほど。
お食事はすぐにでもお出しできます。……量はだいたい決まっているのはごめんなさいね?
それでは、お部屋に案内します。

【一通り説明し、ふたたび旅館内を案内する】
【部屋には1分もかからず到着した】
53 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/13(水) 01:00:53.22 ID:VqzzMgK+o
>>51
「そういう効果か。だが、もう少しばかり時間がありそうだ
 こちとら機械の体でね。腐食毒でもなければ即効性はない」

 左腕に付着した毒はすこしずつ染み込み、唯一生身の頭部を目指すだろう。
 毒の深度は現在、肩ほどまでに染み込んでいる。

 投擲されたナイフを胸部で受けた。ガチリと音がしてわずかに食い込む。
 そこからも毒が浸食したようだ。伸ばされた小町の右腕に、自信の左腕を掴ませるままにした。
 逆に言えばこの腕の先には胴体があり、拳を繰り出せば当たる距離にあるということだ。

「讃えられたいのなら善行でもして見せろ。
 恩恵もなく遠いところから眺めまわしているだけで崇められるほど、現世は温かくない」

 ズシン、と重音が地面に響いた。半歩、砕破が踏み込んだ音だ。それは体が重い故ではなく。
 これから繰り出す一撃の威力を十全にするための体重移動――震脚だ。
 全身の力をあまねく伝えた右拳は、体表面ではなく体の芯を撃つ質の打撃。
 半歩崩拳を、ふたたびみぞおち目掛けて繰り出した。
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!nasu_res]:2014/08/13(水) 01:02:09.58 ID:+wLdMyzMo
てす
55 :【ハチリョウ】【無限刀】 [sage saga]:2014/08/13(水) 01:03:38.05 ID:UU8Gan+g0
>>52

「……ああ、いや、………その、いきなり押しかけておいて、量が少ないと言うつもりはない……」

今日ここに来て、何の予約もなく泊まれるというだけでラッキー。量は多ければより満足するというだけで、
普通の一般人が食べる量のそれでも全く満足する……少年は、申し訳無さそうに謝る。

「ここか、………ああ、……懐かしい良いにおいだ…………―――。」

扉を開けて、少年は一歩足を踏み入れる。すーっと息を吸い込んで、吐き出して、深呼吸……
畳のい草の香りだろうか、……どこかとろんとした眼になって、その空気を真っ先に堪能する。
すっかり和んでしまった様子、そのまま楽な体勢で腰掛ければ、ずっと呼吸をするのみ、
瞳を閉じて、回想でもしているのだろうか―――。料理が運ばれてくるまでは、恐らくそうしている事だろう。
56 :【小町】【ポイゾナスネイク】 [sage]:2014/08/13(水) 01:19:07.43 ID:lYvWVf3ao
>>53
へえ、サイボーグって奴かい?生身の身体を持てずに可哀想な奴だね、
【体の周りに鉄程の壁を作り出し】

それに、善行はそれなりにやってるさ、
うちの神社は廃れちまったけれど森に迷った子供を助けたりしているんだ、
【地面の周りに毒の床を作り出す】

あの子達の信仰で私は存在している、信仰と言うのはそれ程大切な事なんだよ
【そのままにやりと笑い掴んだ腕を引っ張り拳を受け流そうとする】
57 :【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 :2014/08/13(水) 01:23:46.28 ID:0ZDgjhwSO
>>55
お待たせいたしました。
「失礼致します」

【少しして、女性が料理を乗せた盆を持って部屋に入ってくる】
【隣には、同じように盆を持った和風の少女がいる。彼女はこの旅館の仲居の一人だ】

本日の品は、海の幸をふんだんに使用しております。
ごゆっくり、堪能ください。

【仲居の少女と共に、女性は料理を並べていく】
【その数計9品。とても少ないとは言えない量である】
58 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/13(水) 01:35:19.66 ID:VqzzMgK+o
>>56
「そうか。ではその子供たちの未来に期待しろ
 少なくとも、こんな体の男が神様に期待してないことぐらいはわかるだろう」

 受け流された拳は小町のわずかに脇を通った。踏み込んだ間合いは、ほとんど抱き付くかのような距離だ。
 足元にも広がる液体は、やはり毒のそれ。時間をかけて作り上げられた搦め手は、どうすればよいか。
 やはり、正面突破しかありえない。と、覚悟を決めた瞬間、あたまがうっすらぼんやりとする感覚。
 ナイフからの毒が回ってきたようだった。腕に受けた毒は、やはり胸部へ回ってきている。

「……時間がないな。片をつけるか」

 捕まれている腕を逆につかみ、肘を極めようとする。立ち関節だ。
 可能だったのなら、そこへブースターを点火して超加速させた手刀で肘を破壊するつもりだ。
59 :【ハチリョウ】【無限刀】 [sage saga]:2014/08/13(水) 01:42:29.01 ID:UU8Gan+g0
>>57

―――少年の瞳が開かれたのは、扉の向こうから彼女の声が聞こえてきた瞬間。
丸で悠久の時を過ごしたかの様だった……染み付いた"和"という物は、如何に自分に深く根付いているのか。

中居の一人が加わって、まあそうもしなければ時間がかかってしまう程の品数、
料理が一つのテーブルに並べられれば彩りは良く映える――海の幸、見ているだけでも十分だった。

「………ああ、……有難う。」

いつもよりも上品に、少な目の一口を頬張れば、この旅館のレベルは測れる――"美味い"、の一言だ。
思わず口に出てしまった、……まあ言わずとも、次の一口に差し掛かるペースが早かったのだから、誰でも分かるか。
それでもやはり、普段はこれよりも遥かに多い量を喰らい尽くすのだから、風呂に入るよりも早く、
10分そこらで食べてしまった……、本人は味わって食べているつもりなのだが、
どうしても仕事の関係、もっと言えば生まれ育った関係が影響して、早く・多く食べる習慣があって。

とは言え、満足した様子だった。皿を下げてもらえば、「ああ、布団は自分で……」と留め、
―――そうそう、寝てしまうのだった。人生の中にはこれだけゆっくりする日があっても良いのだろうと、そういう事。

……まあしてはいけないのだが、こっそり扉に耳をそばだてたのなら、寝息に混じって僅かに寝言が聞こえて来る事だろう、
「もう食えねェよ……」と口をモグモグさせながら言うのは……、一体どんな夢を見ているのだろうか――。


/それではこの辺りで! 楽しかったです、またよろしくお願いしますー!
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/08/13(水) 01:50:28.88 ID:0ZDgjhwSO
>>59
/*こちらこそありがとうございました*/
61 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/13(水) 02:17:34.08 ID:VqzzMgK+o
/すみませんが今夜はもう返信できそうにありませんので落ちさせていただきます
62 :【小町】【ポイゾナスネイク】 [sage]:2014/08/13(水) 06:40:26.42 ID:lYvWVf3ao
>>58
>>61
/昨日はロールの途中に寝落ちしてしまい申し訳ありません!

ふんっ、神を信仰しないからそんな身体に変えられるのだ、私だって信仰で力を身に付ければそこら辺の奇跡だって....うわっ
【腕を握られ手刀をされそうになる】

やっばっ....!
【肘周りに鉄の毒を作り出すが防ぎきれずに左肘にヒビが割れる】

ぐあ!この野郎....
いったい....なあ!!!!
【小型のハンマーを作り出し頭をかち割ろうとハンマーを振るう】
63 :突撃型対能力者戦闘機兵試作4号機:アルゼブラ【サードアームズ】 ◆YBur1CkGGU :2014/08/13(水) 09:11:58.07 ID:Gx/srdPb0
>>29
/申し訳ありません!
今日は夜まで出来なくなってしまったので、無かったことにして頂いて構わないです!
64 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/13(水) 18:58:31.37 ID:VqzzMgK+o
>>62
/遅れました

 喋ろうとするが、もはや口や脳がよく回らなかった。言葉は返せそうにない。
 ぼんやりとする視界の中、迫りくる物体に反射的に首を傾げた。だが麻痺のせいか動きが鈍い。
 結果、こめかみのあたりをがつり、とハンマーが削るようにして通過していった。またぼんやりとする。
 ダメージのおかげで逆にすこし意識が覚醒した。だが次はもっとひどい麻痺が襲い掛かるに違いない。
 チャンスがあるとすれば、もうこの瞬間だけだろう。

 一つ前の思考だけが砕破の頭に残っていた。毒に対する解毒手段。
 解毒剤、血清はその毒を生み出す存在自体から作り出される。であれば、

 ――この生物から血清を奪う。

 それが、霞みがかった砕破の思考に残された唯一のものだった。
 極めている腕に力を籠め、小町の腕を両腕で肩に担ぎ上げるようにして投げようとする。
 それは一本背負いとよばれる形だが少し変形的だ。通常、取った腕の肘は上を向く。
 だが今回のそれはアームブリーカーのように肘を下向きにして、テコの原理で極めてへし折りながらの投げだ。
 腕の一本を奪い、それで解毒しようという狙いだった。
65 :〔アルティミス・T・メイザース〕義眼義手【学びの刃】学び:冷気の雪×5 [学び:劣化攻撃×5saga sage]:2014/08/13(水) 19:04:24.06 ID:td600k4I0
【世界の海の中心に存在する秘匿研究所】
【その中でも最も厳重に管理された室内にその姿は存在した】
【彼女の名はアルティミス。世界最強の冠を持つ、生きた化け物である】
【室内の奥に佇む二つの人一人が軽く入れてしまう大きさを持った筒上の機械。その中の羊水に浸りじっくりと成長している二人のヒトを眺めていた】

彼女らは何時頃実戦配備するのです

【アルティミスが問う】
【傍で作業をしている研究員が顔をあげて唇を開いた】

「後、5日程度です。メイザース一尉」

そうですか。最後まで作業を怠らないでくださいね
何しろ彼女らは、『私の遺伝子を媒体にした、姉妹なのですから』

【アルティミスはそう言って、中に浮かぶ二人に視線を向けた】
【淡いノルディックブロンドの髪をした、二人のヒトにへと】
【何時にもまして非感情的な眼差しで、何時にもなく読めない表情で------】

【------その時。二人のヒトは、うっすらとその瞳を開いた】
66 :【ナイトメアテラー】青藜篆 鍵吉 [saga sage]:2014/08/13(水) 19:12:14.55 ID:rl/c+pIao
【いつからだろう、真面に日向を歩けなくなったのは】
【いつからだろう、周りの人々から逃げ続けるようになったのは】

……

【夜の公園のベンチで項垂れながら、少年はふとそんなことを考える】
【それはもう、少年にとっては呆れるほどに簡単な答えが用意されている問いで】
【しかしながら、少年はその答えを受け入れることを拒んでいた】

……あっちぃなぁ

【自分の感情を無理やり上書きする為に、少年は思ってもいない言葉を口に出す】
【夜の公園はよく風も通り、暑いとは到底言えない気候なのだが】
【グッタリと公園のベンチに身を預け、少年は空を見上げた】
【今夜は満月、瞬く星と共に強い光を放つ月は昏い夜の空に一層映えていて】
【まるで自分の考えの醜さを思い知らされたようで、少年は再び沈黙した】
【考えたくない、認めたくない】
【「こんな状況になったのは親のせいだ」と、そんなこと】

……星、綺麗だなぁ……

【ぼんやりとそう口に出し、少年はため息をつく】
【僅かな液体が、ゆっくりと少年の目を潤ませていき…】

……!
ちょ、ちょっと、クロ!

【少年の肩に存在していた異物感が消えて無くなる】
【慌てて上体を起こせば、少年の肩に乗っかっていたもの…黒い猫のような生物は、公園の地面に着地し、そのままベンチから離れようとしていた】
【思わず心の中にあったモヤモヤも忘れ、少年はベンチから立ち上がり、それを追う】
【すぐに闇に溶けてしまうであろうその生物の、小さな気まぐれを止めるために】
67 :【リバース】>>976【天邪鬼の加護】 :2014/08/13(水) 19:12:59.88 ID:NZj3h8NS0
はぁ、肉体は問題ないけど精神がやられるなぁ…
頼むから小さい子は大人しくしていてほしいねぇ…
【白黒の服に白黒のシルクハットを被った妙に目立つ男】
【そんな男は公園のベンチで休憩を満喫していた】
【ベンチをゴムの様にグニャグニャに曲げて全力で寛いでいる】

しばらく休んだらまた人助けを始めるか…
意外と生活って成り立つもんだなぁ…
最悪、まだあの金は残ってるわけだし…
【ブツブツと意味も無く考えてる事を呟き続ける】

【ベンチに立てかけられた看板には目立つ色使いで「人助けします」と書かれている】
【人助けするにもこんな恰好の男が現れたら一般人は奇異な物を見る目で遠慮をして逃げるだろう】
【そんな事にも気が付かないのは世間に慣れてないからなのか能力者だからなのか…】
68 :【リバース】>>976【天邪鬼の加護】 :2014/08/13(水) 19:22:12.42 ID:NZj3h8NS0
>>66
うん?君、どうしたの?
【ふと声がした方を向くと、少年がベンチから急に立ち上がって何かを追い始めた】
【しかし暗闇の中ではリバースには何を追っているのかわからなかった】
【とりあえず何かを追っているのは分かったので声をかけてみた】

何かを追っているみたいだけど手伝おうか?
【話しかけてきた男は奇妙な白黒の服を着ている】
【一般人では確実に無い服装だが、何か良くない事を企んでいるわけでもないようだ】
【ただ困っている少年を助けたいだけのようだ】
69 :【ナイトメアテラー】青藜篆 鍵吉 [saga sage]:2014/08/13(水) 19:42:04.10 ID:rl/c+pIao
>>68
……っ!

【話しかけられた、少年はびくりと肩を竦ませ、反射的にフードを被る】
【誰もいないと思っていたからこそ無防備でいたのだが…どうやら辺りを気遣う余裕が先ほどまでの少年には無かったようで】
【なるべく相手に顔を見られないように、俯きながら相手を確認する】
【まるでオセロの如き白黒の服を着た男…シルクハットを被っている辺り、紳士とでも呼ぶべきだろうか?】
【ともあれ、その顔にはどうやら少年に対する敵意は無い、単純に「困っていそうだから助けた」だけなようだ】
【「人助けします」などと言うストレートな看板を見ても、男は善意で動いているのだろう…今は】

え、っと……だ、大丈夫、です!

【明らかに狼狽しきったような様子の答えには、中途半端な敬語が付け加えられる】
【あくまで俯いたままの少年の顔、もしかしたら目の前の男にも見覚えがあるかもしれない】
【右目の部分に痛々しいよぎり傷が刻まれた…「最厄」の子】
【それは目線を男、黒猫?が逃げた方向の間を彷徨わせ、冷や汗を流す】
【もう既に暗闇の中に消えてしまった黒猫?は、一人で探すには少々面倒だろう】
【助けがあるなら欲しいところだが…如何せん少年は自分の立場を過剰なまでに理解していた】
【故に少年の答えは否定、さて、目の前の男の反応は?】
70 :【リバース】>>976【天邪鬼の加護】 :2014/08/13(水) 19:57:02.57 ID:NZj3h8NS0
>>69
大丈夫には見えないけど…?
別に僕は金を請求したりしないよ
【反射的にフードを被ったという事は警戒されている】
【一瞬だけ見えた右目の痛々しい傷から過去に何かあった事を予測する】
【それにリバースはこの右目の傷に見覚えがあった】
【「最厄の子」と言われている少年の顔にも同じ傷があった】
【もしかしたら…と思うがそんなことは気にしない】

僕は例え君が犯罪者とか殺人鬼とかそんなレッテルを張られていても気にしないよ
僕も昔は同じだったからね
【とりあえず落ち着かせる事にしたようだ】

まぁ暗闇の中、「普通の目」だと見えなくて大変でしょ?
僕は光が無くても見通せるから安心してよ
【両目に突然手の甲を当てる】
【周りから見れば奇行でしかないのだが気にしていないようだ】
【手を外しても目に変化は無いようだが…】

えっと、あの黒猫が君の追っている対象かい?
【指で暗闇の中を指す】
【良く見えないが、指先は確かに黒猫を指していた】
【やはり一般人では無く、何か特殊な力を持っているようだ】

/*すいません、飯落ちするので無かったことにしても構いません…*/
71 :【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]:2014/08/13(水) 20:06:46.52 ID:kzE1uJ6jo
【――――――公園――――――】

…………………

【真夜中の此処に、この少年以外の人影は見えず】
【不気味なくらいに静まり返っており、この季節で恒例の怪談話の舞台に如何にもうってつけ】
【しかし此処で出会うのは幽霊ではなく、半妖であるこの少年――――紅魔である】

【この場の静寂を支配するかのように、ただ中心に鎮座している彼はあらゆるものを寄せ付けない覇気を放っている】
【満月の光を纏っているかのように、紅眼と蒼眼の輝きは増す。それはどこか神秘的なものを感じさせる】

【この場に恐れなく足を踏み入れる猛者は、果たして存在するのだろうか】
【もし居たとして、それがましてや彼の探し人だったとすれば】

【どちらにせよ、それが現れるまで、この沈黙は続く】
72 :【ナイトメアテラー】青藜篆 鍵吉 [saga sage]:2014/08/13(水) 20:32:15.43 ID:rl/c+pIao
>>70
……

【男の言葉を聞いて、少年の容貌から狼狽したような表情が消え失せる】
【代わりに映し出されたのは…目の前の相手に対する不信感】
【目の前の男は自分のことを「君と同じ」モノと言った】
【文脈から考えれば、「男は昔犯罪者もしくは殺人鬼だった」と考えられる】
【まぁそれは少年も同じであり、少年に不信に思う権利は無いのだろうが…具体的な理由は実はそこでは無い】
【少年は「目の前の男が自分に対して親切にしていること」に不信感を覚えていた】
【そんな親切な皮を被った人間に、少年は騙されたことがあるから】

……う、うん……
……?

【確かに、男の言うとおり、暗闇の中真っ黒な少年のペットを追うのは本当に難しい】
【普通じゃ無い目があるのなら借りたいところだが】
【男の行動は、ただ手の甲を自分の目に当てただけの、簡潔なもの】
【一体何をやっているのだろうと少年は怪訝そうな目を向け】

……!
み、見えないけど多分それ、です!

【「黒猫」と言いながら暗闇を指差した男に、思わずガバッと顔を上げた】
【そちらに目を向けても、果てない暗闇が広がっているのみで】
【少年には何も見えないが、どうやら目の前の男には「見えている」】
【ちなみに、その黒猫風の何かは、公園から少し行った建物の影で、呑気に寝転がっているのだが、そこまで見通しているのだろうか?】
【ともかく、男の不思議な所業によって、少年の顔は完全に晒されたこととなるが】
【今の少年には、驚きと畏怖でそんなことを気にする余裕は無いようだった】
73 :【ターヴェル】イート・クウ [sage]:2014/08/13(水) 21:23:17.93 ID:UwPNKHVW0

あはっ、チキンがバック持って歩いてます…美味しそうです
【フラフラと町を歩むイートの目は空腹により虚ろであった】

饅頭まで歩いているだなんて……ちょっとくらい、食べちゃっても大丈夫ですよねぇ
【暫くすれば少女はこのまま噛み付き魔と化すだろう】
【止める者が現れなければ、哀れな市民には牙が向けられる】
74 :【ナイトメアテラー】青藜篆 鍵吉 [saga sage]:2014/08/13(水) 22:00:30.75 ID:rl/c+pIao
/すいません落ちます…
75 :[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ、《空腹度:普通》 :2014/08/13(水) 22:31:09.32 ID:QtPL9LiE0
【薄暗い路地裏、錆びつき汚れた壁や無機質に動く換気扇の音が路地裏をブラックな雰囲気に染め上げる】

うひぃぃ……やっぱり肝試しなんてするんじゃなかったぁ……

【そこへ恐怖でガタガタ小刻みに震える化けタヌキがゆっくり歩いてくる】
【その化けタヌキの両手はLEDの超大型ライトに形を変えている。これのおかげで薄暗い路地裏はこれでもかというほど照らされ明るい】
【別にそこまで照らさなくても視界はまあまぁ良好なのだが、臆病な化けタヌキではそうはいかないようだ】
【今恐怖で感覚が鋭くなっている化けタヌキの前に何らかが現れればものすごい勢いで驚くことだろう。もしもそれが小さい小動物であっても】

うびびび……お化けなんて…さつじんきなんて…怖くない……だって化けタヌキ様だものぉ……
76 :【リバース】>>976【天邪鬼の加護】 :2014/08/13(水) 23:09:12.60 ID:NZj3h8NS0
>>72
えっと、じゃあ捕まえるけどいいかな?
多分明かりが邪魔だけどあの建物の影にいる黒猫だよね?
【建物の影で寝転がっているのが見えているようだ】
【明かりが邪魔のようで目を細めたり開いたりしている】

あら、やっぱり見たことある顔だ
結構有名な顔でしょ?
【ちらりと少年の方を向くとやはり見た事のある顔をしていた】
【だがリバースは脅かすつもりも攻撃するつもりもないようだ】

でも僕はそんなことに興味は無いから安心してね?
僕は荒々しい性格じゃないし、金を求めているわけでもない
ただの親切モドキが好きな元貴族だからさ
【不信感など気にせずに、話し終えると同時に建物の影に突っ込む】
【相当素早くなければ黒猫は捕まえられるだろう】
【もし逃げられた場合はリバースは体勢を崩して建物に激突することになる】
【黒猫は大人しくしていてくれるのだろうか?】
77 :【ミア=レスティア】【究極生命体】 :2014/08/14(木) 21:24:21.76 ID:aVFg5ApGO
………

【夜の公園。ベンチの上で横たわり、丸まって寝息を立てている少女】
【この少女には家が無くて、宿を借りるだけのお金も無い】
【この街での唯一知り合いの少年とは気まずい雰囲気になってしまったので、頼りには出来ない】
【なら…この少女はこの街に来てからずっと野宿だが、今日も野宿ということになる。】
【こんな状態では怪しい輩に襲われてもおかしくはないが…まあ襲われたとしても『異能』を使って身を守れば良い】
【そんな考えでいる少女は、無防備な寝姿を曝け出していた】
78 :名称未定【ダストパンチ】 E:義手(鋼鉄製)×2 [saga sage]:2014/08/14(木) 22:39:28.44 ID:VN7ptTiI0
>>71

兵器に睡眠は許されない。
ここ最近、青年は夜の公園で人を待つ≠アとが日常になっていた。
前回はある少女の縄張りを侵してしまい迷惑をかけてしまったらしいので……今回は別の公園で待つことにした。

さて、公園についた 今日はどんな「興」に出会え――

「……Wow」

――さあ驚いた、彼の訪れた公園には先客≠ェいたのだ。
影が形作るのは一人の少年
紅と蒼の瞳は神々しく輝き、その小さな体に不相応なまでの覇気を放ち
まるで人ではないかのような雰囲気を漂わせている

「…………」

…何者だ、彼は

なんとなくではあるが……青年は彼の表情に宿命的なものを感じて
少年が今、何本もの鎖によって雁字搦めになっているような気がしたのだ。


「……Doうか しタ のか」

不完全な発音だが、聞こえさえすれば伝わるだろう
迷いに迷って、結局青年は少年へ話しかけてみることを選んだ。
彼の放つ雰囲気には近寄りがたいものがあったものの、「興」への誘惑を折ることは出来ず

そして何より、自分自身もこの少年の鎖の一つ≠ナあるような気がしたのだ
実際、青年からは知らないが少年の方は青年を見たことがあるはず≠セ

『くすんだ金髪』『翠眼』『義手』『背丈』『声』
全てが同じ
過去に、ある少年とある少女に深い傷をつけた一人の罪人と
自分を赦せなかった、弱い弱い一人の悪魔と
79 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) :2014/08/15(金) 00:47:52.79 ID:EvZC+pJO0
――………

【浅川の流れる大橋、月光を帯び煌く水流を一瞥すれば白銀を揺らすは一陣の疾風】
【静寂が続くその場ではまるで言葉を発する事すら許されぬ行為だと言わんばかりの気迫。静止した世界】
【まるで時が止まったかのような光景の中、ただ一人、尋常ならざぬ覇気を放ち仁王立つ漢が天を見上げていた】
80 :〔常与儀 華我魅(華凛,狂魅,殺女)〕【魔剣】 [saga sage]:2014/08/15(金) 01:14:32.81 ID:FCRu5mhW0
>>79
【そこは正しく静寂が支配せし世界】
【大橋にて空を見上げる、人であって人ならざる覇気の主。その光景において、目撃者は口を揃えてこう語るだろう】
【『魔王がいた』と。涙目になりながら】

------。

【天を拝む仁王立ちの漢の傍。】
【ザッと足音をたて、並ぶ者が一人いた。決して許されてはならない様な、第三者の介入】
【その者も漢と同じ、天を拝んだ。】
【闇色の髪を、風に遊ばせて、水晶の双眸は何処か憂鬱気に】
81 :【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]:2014/08/15(金) 01:25:35.03 ID:4ddvZrFTo
>>78
「あ…………?」

人がいた。
話しかけられた。
どうやら自分が待っていた相手とは違うらしい。ならばまともに応対するのも面倒臭い。
気怠げに、声の主へと顔を向ける。気怠さは、一気に吹き飛んでいた。

「は…………?」
「おい、なんでそこにいるんだよ……」

声が震えている。
そうだ、だって彼は。忘れもしない、忘れられやしない。彼は。
殺した。確かに殺した。この上ない程に殺した。
死体だって喰われてなくなった。なのに、何故。

「―――――なんでてめえがここに居るんだよ、デュロン!!!」

もはや一杯一杯なのに、まだ状況が増える。
思考が追いつかない。訳がわからない。

取り敢えず大声を出してみたは良いが、どうしよう。
まさか生きていた?いや、そんなはずはない。確かに死んだ。自分の中では完結していた。

これは、幻覚なのだろうか。
誰だ、こいつは。

一体、誰だ。
82 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) :2014/08/15(金) 01:33:34.25 ID:EvZC+pJO0
>>80
【天を拝む銀髪の巨漢。遥か天空の紅月を見上げるその姿は正しく絵画にあるような"魔王"の姿を忠実に再現していただろう】
【そんな幻想的な光景に魅入られた者が一人、静止する"魔王"の世界へ介入し隣り合う存在となった】
【"魔王"の隣に並ぶ存在、それは例えるならば闇色をした"勇者"というべきか。少なくともこの大橋を歩んだ者はそのように感じるだろう】

――…今宵の月は、紅いな……

【ぽつりと、巨漢が漏らした呟きは永久に続くかのように思われた静寂を打ち破り、吹き荒ぶ風を止めた】
【優しげな言葉とは裏腹に周囲を覆い尽くすのは圧倒的な"魔王"の"闘気"――。それは常人でさえも感じ取れる程巨大で強大】
【ふわり、いつの間にか再び訪れた疾風は巨漢の白銀の髪、黒金色のマントを揺らし過ぎ去ってゆく】

83 :【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]:2014/08/15(金) 01:39:17.72 ID:wVKvg0NW0
【夜の街は、時間に見合わぬ賑わい振りを見せていた】
【店の電灯が、人行く夜道を照らす】
【喧騒混じりの生暖かい空気の中に、旅人は何の宛もある訳が無く…只ぼんやりと、大きな建造物を眺めていた】

ふぅ……この街も変わったよなぁ…

【思わず自身が放った虚しい台詞に、旅人は苦笑する】
【まるで、昔からこの街に居たかのような臭い台詞】
【自分の歳も判らぬ今は、その台詞を笑い飛ばす他無いだろう?】

ただ、変わっていないとすると…

【無意識の内に、首が動いた】
【目に飛び込んで来るのは、白と赤が混じった人の頭部や胴体】
【裏路地と云う物は、大抵能力者達の溜まり場となる】
【恐らく、能力者の『気紛れ』だ。そんな事を思いながら、彼は自分の二つ名を思い出していた】

『考えるには、未だ早い』か。彼奴もよく言ってくれるな、本当に。

【数日前のある少年との出逢いは、彼の考えを色んな方面から変えてしまった】
【通りすがる人々の挨拶に応えながら、彼は内心人々に問う】
【『お前達は、今を気楽に生きてんのか?』】

【金属音と怒号が飛び交う遊戯に、人々は意識を奪われる】
【冷たい電灯が照す夜。夜明けには未だ程遠い
84 :〔常与儀 華我魅(華凛,狂魅,殺女)〕【魔剣】 [saga sage]:2014/08/15(金) 01:50:35.03 ID:FCRu5mhW0
>>82
【どうしようもなく黒い“勇者”は、白銀の“魔王”の傍に並ぶ】
【彼女自身話を割り出す性格にはないため。永久に続くかと思われた静寂の瞬間(とき)】
【巨漢が呟いたその言葉は、この止まった瞬間(とき)を一斉に動かす号令となりて、大気を揺るがしていく】

……まるで、血。のようにな……

【横に並ぶという行為だけで、鞭で打たれたように痺れる四肢の要因は他ならぬこの巨漢】
【常人ならば気を失いかねないほどの濃密な闘気によるものだろう。考えなくても直感がそう告げる】
【しかし意外にもその声音は、荒々しい屈強な男の者ではなく、温もり溢れる紳士のものだった。】
【柔らかな風に呷られてたなびく黒金のマントをよそめに、闇の勇者は冷たく冷たくそう発して】
【表情の読めない人形同然の貌でただひたすら、空を望む】
85 :名称未定【ダストパンチ】 E:義手(鋼鉄製)×2 [saga sage]:2014/08/15(金) 02:00:09.82 ID:DqqYhNRO0
>>81

「……?」

少年は此方を見るなり、混乱した様子で叫んでいた。
わけがわからない とでも言うように。

しかし、わけがわからないのはこちらも同じ。
何せ、少年は見てはいけないものを見てしまったかのような眼をして此方を見ているのだ。
声まで震えている。恐怖もあるかもしれぬ。しかし、それ以外の様々な感情を含んでいるであろう声。


何より気になったのは彼の口から漏れた言葉

……デュロン…?
人名…?また人違いか………?

……死んだ知人と間違えられた、のだろうか。
あながち間違いでもない考えを巡らせ、呆れたようにため息を漏らす。
混乱した様子の少年へ「人違いだ」そう伝えようと口を動かしかけた――その瞬間


何かがひっかかった=B

そう、また≠ネのだ
青年は過去にも、別の人間に勘違いされたことがあった。
そのことを説明した時の相手の反応は良く覚えている――

『そんな馬鹿な』

――そんな表情で、こちらを見つめていたのを。
もしかすると同じ人物に間違われたのか?
そうだとすれば、恐らくその人物と自分の外見はそっくりさん≠セとかのレベルではないらしい


まるで「ドッペルゲンガー」のような―――



「…!………オ い」

一転し、深刻そうな表情を浮かべ少年へ迫る。
右目が翠眼であることさえ除いて、一歩毎に鮮明となっていく青年の姿は益々彼≠フもので。

「教ヱ ろ………」
「ソの 『 デ ュろン』と ハ nAに 者だ……」

そいつは誰だ
記憶を失う前の私自身なのか?
それとも、以前夢の中に出てきたあの男なのか?

そして

その名を知っているお前≠ヘ一体何者なんだ?
86 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) :2014/08/15(金) 02:09:20.52 ID:EvZC+pJO0
>>84
【漆黒の勇者と白銀の魔王、対となる存在は今運命の名の下に巡り逢った】
【両者が互いに繰り出すのは紛れもない戦士の証明。対となるそれは反発し合い、天に滅する】
【闇色の勇者は冷徹な言葉を発し、ただただ黒一色に染め上がる天空を見つめた】


――……貴殿は、何を想い此処に訪れた――?
       ――何を抱き、何のために某の横に立つ――?


【刹那、闇を切り裂き勇者の耳に入り込むのはまたしても澄み渡った"魔王"の言葉】
【膨大過ぎる覇気、滲み出る闘気。それらは全て彼の言葉と共に全て隣り合う"勇者"へと解き放たれる】
【何故漢が名も知らぬ者に対し疑問をぶつけるのか、それは単に興味本位によるものか――それとは違った、"何か"を感じ取ったからか】
【何にせよ、魔王の表情は変わらない。一度として隣の戦士の姿を確認しようとはせずに、ただただ紅に塗られた満月を見上げていた】

87 :【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]:2014/08/15(金) 02:28:42.68 ID:4ddvZrFTo
>>85
「は、あ…………?」

頭がおかしくなりそうだ。この男は何を言っている?自分の事だろう。
やめろ、その顔は。否が応でも思い出してしまう、かつての面影。
何も変わっていない、そっくりそのまま。それはそれは、不自然なくらいに。

「デュロン……てめえの事だろうが」
「人を無差別に殺して騙して絶望させて傷つけるゲス野郎で、自分を許せなくてそのまま闇の底に沈んでいった可哀想な野郎だ」
「お前は死んだ。俺が殺したんだよ」

語る。彼の人物像を。極悪非道で、最期まで救われなかった男の話。
ここで思い浮かべるのは、やはりあの少女―――折居。
折居が感情を失っていなかったら、どうなっていたのだろう。困惑よりも先に、泣いて喜びそうだ。

「じゃあこっちからも逆に質問だ」

しかしこの男、幻覚ではないらしい。幻覚ならばまだマシだったかもしれない。

「――――――誰なんだよ、てめえは」
88 :〔常与儀 華我魅(華凛,狂魅,殺女)〕【魔剣】 [saga sage]:2014/08/15(金) 02:30:20.03 ID:FCRu5mhW0
>>86
【決して姿を視界に納めることはしない。ただただひたすらに紅月を眺める魔王は、紛れもない闘気を、覇気を乗せた言葉を、闇色の勇者に投げた】
【それは先と同じく優しく、温もりをもった声音であるにも関わらず、微かに皮膚を灼くように麻痺を与えてくるモノだ】
【単なる興味本意なのかそれとも別な深い意味を持ち合わせているのか、さすがにそこまでは推測出来なかったが、己に対するものだとは気付いている】
【故に答える。必要だと、判断したから】

------単純。第一者の発散の為、強者を求めたまで
……月は真実を映し出す鏡だと聴いた。故、確かめにきた……、狙いがあったわけじゃあ、ない

【天を望む紅の双眸は、妖しい眼孔を放ちながら】
【勇者は魔王の問いに、そんな風に解を出す。僅かながらの微量な殺気をその身に纏わせながら、抑揚の見られない変わらず冷徹な声音で】
【しばし黙り、勇者は思考を巡らせながら自分の言動に疑問を抱く。果たして本当にそうなのか。そんな事のためにわざわざ此処に佇んでいるのかと】
【どちらにせよ変わらぬ事は、その存在が相対するべき者であることである。理由は何にしろ、経緯が何にしろ、変わらぬ存在である】
89 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) :2014/08/15(金) 02:51:28.32 ID:EvZC+pJO0
>>88
【漆黒の"勇者"から帰る言葉、それは"魔王"が望んでいた返答(こたえ)。闘いを望む"戦士"の答え】
【巨漢、覚悟は改めて隣立つ者の実力を知った。いや、意図的に知ろう等とは思ってはいない――感じ取れてしまうのだ、"勇者"の持つ力を】
【今まで出会ってきた戦士の中でも上位に食い込むだろう実力者が隣立っているのだ。ならばこの漢が興味を抱くのもなんら不思議ではない】
【再度訪れるのは静寂の世界、無音の訪れ。しかしそれは闇を駆ける一つの流星が煌いた刹那、余りにも呆気なく砕け散った】


――……ならば最早、言葉は必要有るまい――


【堕ちる流星、同時に動くのは白銀の魔王"覚悟"】
【その動作は余りにも速い。時間にして一瞬にも満たず、気がついたのならば魔王は『女の方向に体を向けていた』】
【最早常人では肉眼では捉えきれぬ刹那の動作、ただそれだけ、ただそれだけだというのに彼の住む"次元"の違いを思い知らされてしまう程】
【されど魔王はそれ以上微塵も動かない。天を拝めていた仁王立ちは一切の崩れも見せず、紅月の如き双眸は確りと"勇者"を見つめていた】

90 :名称未定【ダストパンチ】 E:義手(鋼鉄製)×2 [saga sage]:2014/08/15(金) 03:02:39.13 ID:DqqYhNRO0
>>87
「………わ タシ ノ 名か?」

とうとう判明した自身の名前。
記憶を失ってから約二ヶ月間(実際には誕生してから約二ヶ月)分からなかった、自分の個体名

「…ソ うか」

彼の口から出てくる人物像を聞いて、ショックよりも浮かんでくるのは自身が何者かがわかったという喜び。
屑でもなんでも良い。そもそも、彼は罪悪感などは持ち合わせていないのだから…。

だが、次の一言で彼は愕然とした。

「……A…?」

死んだ…?

なんだそれは、やはり人違いではないか……。
彼らしくもないほどの嬉々とした表情から一変し、不貞腐れたような無表情に変わる。
少年――紅魔からすれば、むしろこの無表情こそ彼≠轤オくないのだろう。



今度は紅魔からの質問。
その質問に対し、彼は殆ど即答だった。

「わカら ナイ」

紅魔の知る男からはかけ離れた、凍りついたような無表情
この一言を、彼はどう受け取るだろうか
91 :〔常与儀 華我魅(華凛,狂魅,殺女)〕【魔剣】 [saga sage]:2014/08/15(金) 03:16:03.43 ID:FCRu5mhW0
>>89
【時にして数瞬。時間にして刹那】
【たった一瞬の流れの中で、漢------覚悟はこちらを見据えていた】
【人離れしたその行動の速さは最早、次元が違う生き物であると同時に錯覚させるほどのものである】
【流星が空に軌跡を描くよりずっと速く、この漢は動いて見せたのだ】
【片眉を珍しく上げてこちら見据える紅き双眸を眼球運動だけで見返してやる。どういう原理かは解らぬ、だが確実に、今まで交わった何者よりも強者である事は本能的に感じ取った】

……そう、だな。語らおうではない、か……


【自然。闇色の勇者、もとい華我魅は背に携えていた一振りの巨大な剣、【魔剣】の切っ先を覚悟に向けていた】
【以前眼球運動のみで漢を見据え、その体は天を見上げている体制のまま、『片手でソレを覚悟に向けたのだ』。それに宿るは明白な殺気】
【殺気だけなら覚悟のソレに匹敵するのではないかと思わせるほどの濃い、濃密な殺意が魔剣には宿っていた】
【闇に煌めく漆黒の刃は、死神そのもの】

【向かい合うは剣と拳。実力の差はあれど、何処まで保つのだろう】
【自然と意識すれば、無は有に変わりて華我魅の貌を歪ませた】
92 :【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]:2014/08/15(金) 03:17:18.38 ID:4ddvZrFTo
>>90
"分からない"、そうこの眼の前の男は答える。
ならば、一体全体何者なのだろう?外見上はデュロンそのもの。だが、中身は明らかに本人とかけ離れていて。

まるで人形のような凍りついた無表情。明らかに不自由な言語。
何よりも、あの凶暴性が欠片も見受けられないのだ。
まさか他人の空似?いや、それではあまりにも不自然。

考えられるとすれば、それはたった一つ。
デュロンであり、デュロンでない。同じ肉体を持ちながらも、その意思はまったくの別人。

「――――クローンって、やつなのか…?」

あり得ない話ではない。仮説にしても有効なものだろう。
この世界には、そういうものが蔓延っているのだから。人間の倫理など、あってないようなもの。
そんなものは塵に等しい。道徳など背徳するのが当たり前。

クローンがいたって、何もおかしくはないのだ。
93 :【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]:2014/08/15(金) 03:20:03.08 ID:4ddvZrFTo
/すいません、限界なので持ち越しお願いします…
94 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) :2014/08/15(金) 03:34:57.02 ID:EvZC+pJO0
>>91
【漆黒に煌く魔剣、闘気の纏われた壊拳。互いの持つ得物は違えどその意志は共通にして一つ】
【目の前の"強敵"を打ち破る――対となる存在の筈の二人は奇妙にも抱える意志は全く一緒だったのだ】
【街を訪れて二度目となる"剣士"との対峙、覚悟は武器を必要としないがその武器を生かし戦闘をする者とは幾度となく出会ってきた】
【故に、理解できたのだ。目の前の勇者の剣術は真似事ではない"我流"によるものだと、自身の生み出す最高の"戦術"なのだと】


――………


【決戦の場と化す大橋を包み込むは膨大過ぎる殺気と闘気。異なる性質のそれらは互いに反発し合えば何処へともなく消滅していく】
【それは既に"闘い"が始まっている事を指している。だというのに何故か、仁王立つ漢は女を見捉えたまま微塵も動こうとはしないのだ】
【覚悟の行動の意図を掴む事は女にとってはあまりにも容易すぎる、即ちそれは先手を譲るという事なのだろう】
【さぁ向かって来いと、傷をつけてみろと――真紅に煌く瞳は、静かに言葉を放っていた】

95 :〔常与儀 華我魅(華凛,狂魅,殺女)〕【魔剣】 [saga sage]:2014/08/15(金) 03:58:11.63 ID:FCRu5mhW0
>>94
【己が持つ最大にして最強の剣。血奪醒は幾度となく強者を討ち、その血を啜ってきている】
【すべての勝利は華我魅の扱う武器が特殊であり、何より勇者の戦い方が異質なことに幸を得ていた。目前に対なす強者を前に、果たして何処まで通用するのか】
【どういうわけか、身じろぎ一つ起こさずして立ちはだかるばかりの漢。その態度は華我魅に来い、と挑発をしている風にしか見えなかった】
【逡巡は一瞬。イヤなほど冷静な思考回路が、漢の特質を見抜こうとフル回転をして二つの答えを導き出す。その内一つを確かめるべく、勇者は魔王に一手、駒を動かす】

------〈死突(しつ)〉……------

【風が二人の間を通りすがった瞬間に。己が誇る最速の剣技を魔王に向けて振るった】
【単純に刃を伸ばす。ただそれだけが故に隙も察知も生じない唐突の一撃を、狙いは腹に】
【観たいのはどう避けてくるか。それは究明への第一歩となる重要な情報だ】
【炙り出すためにも先ずは、牽制の一突きを見舞う】
96 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) :2014/08/15(金) 04:20:10.39 ID:EvZC+pJO0
>>95
【決戦の地に吹き荒ぶは翠の疾風。それは二人にとっては戦闘開始のゴングに相違ない】
【二人分の真紅の瞳、紅月を映し出す双眸には何が見えるのか。対峙する戦士の瞳には、何が宿るのか】
【刹那、一瞬のタイムラグも生じず真っ直ぐに覚悟の腹部へと放たれたのは"伸ばされた魔剣"。あまりにも予想外の攻撃】
【ここで初めて覚悟の片眉が僅かに顰む、そして瞬間、彼が右腕を動かすとほぼ同刻に魔剣は覚悟の腹を貫かんと――】

―――軽いな―――

【ガギィン――人体から出せるような音ではない甲高いそれが大橋を木霊すると同時、真っ直ぐに伸ばされた魔剣は横方向へと"弾かれる"】
【そう、"弾かれた"のだ。あの速度を以て放たれた魔剣を苦もなく的確に"剣の腹部分"に拳の甲を当てることで、攻撃を弾いたのだ】
【勇者が誇る最大の速度を持ってして伸ばされる魔剣の刃、それは確かに覚悟の予想を上回る一撃だった。威力も覚悟の肉体を貫くほど】
【まさに完璧の剣技。しかし、問題はやはり魔王の持つ化け物じみた"身体能力"――直線という単純な軌道の剣を見切る事など、造作もない】
97 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) :2014/08/15(金) 04:27:39.69 ID:EvZC+pJO0
//すいません、眠気が限界なので落させて頂きます……
//絡みはどうしても構いませんので、申し訳ございません……
98 :〔常与儀 華我魅(華凛,狂魅,殺女)〕【魔剣】 [saga sage]:2014/08/15(金) 04:43:25.73 ID:FCRu5mhW0
>>96
【死を促す突き。死突】
【それを、己が最速の一撃にての牽制の末は弾かれると言う末路で終わるが、華我魅にとっては形容しがたい事象で末路を終えていた】
【ソレは余りにも不可思議な『音』。そう、まるで金属同士刃同士がぶつかり合うような甲高い金属音だった】
【信じられたことではないが。魔王のした対処の方式はとても単純なものである。伸ばされて迫るその刃を、己が拳で的確に、ソレが腹を貫くよりも先に剣の腹を叩く】
【勇者は戦慄に近い思考を覚えるのと同時に、漢の特質に対する推測を確信に近付けていた。軽いと説かれ、黙ってはいそうですかと引き下がりはしない】
【突破するまで、足掻くのみ】

ッ……OK
〈一太刀〈ひたち〉〉------ッ

【弾かれた魔剣の軌道は横である。ならばそれを有り難く、応用するまで】
【弾かれた反動で剣は弧を描き回転するだろう。それを利用する。弾かれた直前自身も体を半回転させて軽く跳ぶ】
【そうして半周あたりから片足を地につかせ、正面へと体を引くようにして向ければ、その動作に合わせるように刃を最大まで延ばし振るった一薙ぎを振るう】
【回転の速度と刃の質量で増加した遠心力。弾かれた反動もかねて】
99 :〔常与儀 華我魅(華凛,狂魅,殺女)〕【魔剣】 [saga sage]:2014/08/15(金) 04:46:53.99 ID:FCRu5mhW0
>>97
/了解いたしました
/一応待たせていただきます。返信は出来次第、返させていただきます
100 :名称未定【ダストパンチ】 E:義手(鋼鉄製)×2 [sage saga]:2014/08/15(金) 11:35:27.10 ID:DqqYhNRO0
>>93
//寝落ちしてました!すいません!

>>92
「…AH……?」

耳を疑った。
自分がクローン?
自分が作り物だって?

信じられない、と表情を変える青年だったが…思い起こせば、思い当たる節はいくつかあった。
まず、この街に来る以前の記憶が無いこと。
記憶喪失などではなく、もともと記憶が無かったのだとすれば?
次に、度を越したレベルの人違い
紅魔もそうだが、以前会った人物も最後までこちらへ向ける視線が疑わしげなものであったのを記憶している


「……Umm.」

なるほど、と納得したように相槌を打つ。どうも少年の推測は当たっているらしい、と。
普通では大きなショックを受け崩れ落ち、場合によっては発狂してしまうかもしれないような事実に気付いて
それでも、彼は微塵も動じることはない。
ただ、寿命が短いことを少しだけ残念に思うだけだ。
たった二ヶ月強しか生きていなくとも、彼はこの世界が美しく、楽しいものであることを十二分に理解し実感していたから。

しかし、そうなってくるとますますそのデュロン≠ニいう人物に関心が湧く。
目の前の少年に殺されたという、もう一人の自分。
当面の目的は彼についての情報収集になるかもしれない。


「で オ前はkoこ デな二ヲシ テイた?」
「……恋ビと とデーとノ待チアワせ…ってwaKえじャ、なさソうだが」

今度は青年が尋ねる。最近読んだ小説で目にした軽口を添えて。
どうも、彼は公園で何者かを待っていた様子だった。
覇気とも怒気とも取れる、圧倒的な威圧感を放ちながら。
あの威圧感の理由は?誰を待っていたのか?
非常に興味が湧いた。気になる。
101 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) :2014/08/15(金) 15:37:33.14 ID:EvZC+pJO0
>>98
【風を切り裂く魔剣、弧を描く月の如く横薙ぎ。それは先程の剣技と比べても威力も速度も上回っているだろう】
【事実、覚悟自身もあの状態からここまで自然な流れで派生する動きに対し賞賛の意をも覚えた。だがしかし、大振りな技は隙を生む】
【月の魔剣が覚悟の首を撥ねるよりも早く、一切の"無駄"というものを感じさせぬ動きで身を屈め、魔剣は白銀の糸を切り裂いた】
【最大まで伸ばされた魔剣は当事者自身にも負担が襲いかかる。それが対象を失い空を斬ったというのならば尚更に――】


――…今度は、此方から行かせて貰おう……


【ダンッ、橋を軽く蹴り出し突き進むは漆黒を靡かせる"魔王"の姿。その姿は例えるならば白銀の突風】
【其れは魔王の人を超越した身体能力故に生み出せる産物。空気を切り裂く轟音と共に白銀の風は真っ直ぐに闇色の"勇者"へ突き進む】
【もしも女が反応を示せぬ間に肉薄したのならば、漢は小さく左腕を引き"剛拳"を放つ"予備動作"を行うだろう】
【その予備動作は時間にして一瞬、その一瞬の予兆の間、"勇者"はどのような反応を示すであろうか――】



//返すのが遅くなってしまい申し訳ありません……
102 :〔常与儀 華我魅(華凛,狂魅,殺女)〕【魔剣】 [saga sage]:2014/08/15(金) 19:15:03.74 ID:FCRu5mhW0
>>101
【意図も容易く避けられてしまうのは、己の弱さが響いているのか。はたまた別の、そう魔王自身が人知を越えているからなのか】
【通常魔剣技最狂の派生技〈一太刀〉の辿る末路は、何とも呆気無い結末で終わり、ヒュオンッと太い音をあげて空を斬るのみ】
【一太刀に“無駄”があるが漢は“無駄”を生む事なく、屈み、地を蹴り、左腕を引いて】

……!……

【僅かな狼狽が唇から飛び出していった】
【剣士としての腕も有り、一瞬を数瞬として捉える事は出来たがそれだけ。覚悟、否、“魔王”が行うソレは、余りにも“速すぎた”】
【伸ばした刃は地に突き刺さり、衝撃が骨を揺らして痛みを与えてくる。その僅かながらの怯みで生じてしまうのは、的となる隙のみだ】
【剣を軸に離れるにはとてもだが時間が足りず、ただ目前にて駆ける黒金の疾風、白銀の疾風(かぜ)の動きを、認識するだけが精一杯の足掻きであった】
【次の瞬間には、己は吹き飛んでいる筈である。恐ろしい力によって、何より魔王の力量によって】
【それが今の処の運命だった】

/いえいえ、問題有りません
/遅れて申し訳御座いません
103 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) :2014/08/15(金) 19:46:56.98 ID:EvZC+pJO0
>>102
【魔王の猛進を食い止める事は余りにも無謀、それは拳を武器とする者同士ならばまだしも剣士とあらば実行出来るのは極少数に限られる】
【風をも置き去りに突き進む魔王は"加減"等一切行わず。故に"魔王"は今全力を以てして目の前の闇色の"勇者"を叩き潰さんと迫りゆく】
【吹き荒ぶ翠色の風を止める事は不可能、ならばそれを遥かに上回る速度で迫る魔王を止める事など人間に出来ようか】
【常与儀が魔王を認識すると同時引かれる左腕《引き金》。獲物を捉えた獅子の瞳は月の光を帯び淡く煌めいた】


――…玲瓏…――


【刹那、轟音と共に勇者の鳩尾部へ放たれるのは左の"掌底"。否、それは最早"鬼神"の一撃】
【速度としては彼の持つ"初撃"の技で最も劣る一撃。しかしそれでも常与儀の"死突と同等並みの速度を以てして襲いかかる】
【引き金が引かれた銃弾は決して止まる事はない、それと同じように"魔王"の拳は止まる事は無かった】
104 :【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]:2014/08/15(金) 19:58:56.39 ID:4ddvZrFTo
>>100
「………………ハッ、俺をコケにしたクソ女を待ってたんだよ。現れるかもしれないと思ってな」

吐き捨てる。この如何ともし難い怒りを紛らわすかのように。
だが、折居の名前は決して出さない。この男の姿だけで、今の彼女の姿があまりにも痛々しく感じて。

「あいつは俺を欺きやがった。そして、大事なものまで奪って行きやがった」
「だから俺は許さない。絶対に殺して、そして奪い返す」

まったく無関係のこの男に言ったところで仕方のない事なのだが、誰でも良いから素直に吐き捨てたかった。
そうでもしないと、いよいよ限界だ。まったく関係のないところで、暴走してしまいそうだ。
それ故の威圧感。自分では制御できない、怒りの結晶なのだ。
105 :〔常与儀 華我魅(華凛,狂魅,殺女)〕【魔剣】 [saga sage]:2014/08/15(金) 20:37:42.68 ID:FCRu5mhW0
>>103
【力量不足、と言い表すが適当か。剣を志すが故に拳に弱く、防戦一方では勝機は生じず】
【人の身で止められぬのは成長しないから。学び知識に起こすれば、ぎりぎりであろうとついていけよう】
【だが、今回ばかりは敵を“知らなさすぎた”】



【無音。静かに発せられた言葉と共に、突き出されるは掌底。速度破壊力共に、歴とした強技】
【何とも言えない甲高い音が響き、物と物とが触れ合った瞬間に飛ぶ少量のインパクトと同時、勇者は“魔王”のその手によって吹き飛ばされる】
【木に叩きつけられ、逆に木が折れてしまう程の威力を以て。口から止めどなく溢れ出るは鮮血の様で、今ので肋骨数本と内蔵器官は潰れたのだろう】
【息をすればひゅーひゅー漏れ出る酸素と、脱落とした力の抜け具合からそれを察するのは容易い事だ】
【しかし、そんな状態であっても華我魅は立つ。折れた木を支えに、朦朧とした意識の中で】

……鋭、い、な……どうしたら、------そうな。る……

【魔剣は覚悟の正面にて地に突き刺さっており、華我魅には攻撃の手段は毛頭ない】
【それでも消えることがない、殺意を帯びた紅】
106 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) :2014/08/15(金) 21:07:41.41 ID:EvZC+pJO0
>>105
【"勇者"と"魔王"の攻防、その壮絶にして二度と見れぬであろう闘いの決着は余りにも一瞬で付いた】
【瞬間に繰り出された技は互いに全力に仕て自慢の技、剣と拳。決して交じり合う事のない反発し合う"武器"】
【一瞬の激闘の末勝利の天星を掴んだのは、大橋に仁王立つ白銀の魔王であった】

【最早立つことすらままならない状態だというのに、木を支えにし確りと地面を踏み覚悟の瞳を睨む紅】
【とめどない殺意が溢れゆくその双眸に視線を向ければ、静かに口を開き澄んだ声音が静寂の大橋を包み込む】
【一句一語すら聞き逃すことも許さない、そう語りかけるかのような"覇気"を目前の勇者へと向けながら】


――…貴殿は強者だ、その名剣を握る実力も、精神も兼ね備えている。
   …しかし、貴殿に足りぬものは"志"(こころ)。 意志の乗らぬ剣など、某には届かぬ――


【女、漆黒の"勇者"の問いに返って来た言葉。それは感情を見せぬ人形が如き華我魅への疑問が乗せられた内容だった】
【自身の正面の地に突き刺さる魔剣、其れから感じるはかつて相見えた侍の剣とは異なる"異質"の性質。正しく魔剣と呼ぶに相応しき妖剣】
【刃は闇色に煌き月を反映する。と同時、魔剣と同色の大空に一つの流星が堕ちた】
107 :【黒須 蓮司】【二刀流:陰陽】 [sage]:2014/08/15(金) 22:32:18.88 ID:ZcPazjvMO
あぁ―――あ、暇だねぇ……

【夜の街を一人の男が歩いていた】
【男は眠そうな目を擦りながら、とぼとぼと背を丸め往来を見やる】

どいつもこいつも平和そうなツラしやがってよぅ

【ごそごそとコートのポケットをまさぐれば、くしゃくしゃになった一本の煙草を取り出した】
【それをつまみ、真っ直ぐに形を整えなおすと、先日飲み屋からもらったライターで灯を点ける】
108 :〔常与儀 華我魅(華凛,狂魅,殺女)〕【魔剣】 [saga sage]:2014/08/15(金) 23:53:06.17 ID:FCRu5mhW0
>>106
【たった一撃。たった一撃であった】
【刹那にして交わされた激戦の攻防の末路。勝利の白旗を天高く握りしめたのは、紛れもなき支配の力を有する“魔王”だった】
【無覚醒状態であったに関わらずコンディシャンは最高で、己の力を存分に振るえた------それなのに、はずなのに数歩及ばない相手。漆黒は破れ伏す結果が残る】

【冷酷無情。無論手加減などしていない、それでも……感情のない勇者のお人形には解せなかった】
【そこに澄み切った夜空の如く、“魔王”は答える。即ちそれ志の有無であると。意志であると】

------と、どかぬ。か…………
ふ、ん……、確か、に。そ、うかも……な

【異質をさらけ出す暗黒の剣。星降る流星墜ちたトキ、亀裂が入り、崩れさる】
【間近に感じる二度目の死を真っ先に迎え入れたのは、魔剣血奪醒だった】
【常与儀はそれを視て、同時に助からない事も理解する。漆黒の意志はこの世に残っていてはならないことも】
【魔王をその見透かす紅で一瞥しながら、そう応を返した】
109 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/16(土) 00:25:53.71 ID:ZaQHOlJLo
>>62 >>64
/多々御用事あるかと存じますが二日間返答がなかったということで
./申し訳ないですが絡み自体なかったと言う事で切らせていただきます
/ありがとうございました
110 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) :2014/08/16(土) 00:52:37.61 ID:uUmQb7sU0
>>108
【流れる星の瞬き、同時に"魔王"の瞳に映るのは暗黒の"魔剣"の終焉の証明(あかし)。目前の勇者の最期の"意志"】
【皮肉なものだ、"魔王"が"勇者"に感情論を説くとは、全く違う生き方をして来た者がこのような出逢いを迎えてしまうとは】
【運命の輪は絶え間なく回り続ける、この大橋での出逢いもきっと運命の名の下の物語での一部でしかないのであろう】
【だが、"勇者"と"魔王"の名を持つ二人の戦士にとってはこの大橋は激闘の戦場。一瞬の交差は巨大な物語の架け橋となる】

【闇空には真紅の月が昇る。それは華我魅が謳ったように"血"の如き混沌のない純粋な色、淡く輝く月光は漆黒の意志を照らし出す】
【漆黒の闇に浮かび上がる華我魅の表情、それは最早最初に出会った人形のような虚無のものではなく歴とした"人間"が持つそれであった】
【黒金のマントを疾風に揺らし、対峙する覚悟の双眸に映ったのは――…紛れもない"人間"の姿。自分に臆すことなく闘い抜いた"戦士"の姿】


――貴殿には、あの強く輝く紅星が見えるか……?
あの星はかつて"最強"の座を目指し、某の前に立ちはだかった強敵(とも)の星だ
圧倒的な力の差、その絶対的な壁を乗り越えたのは彼女が持つ――強大な意志、信念であった――


【一字一句、慈愛の含まれたような安堵感を覚えさせる口調、まるで自分に語りかけるように言葉を発するは白銀の魔王の名を持つ漢】
【最早覚悟からは一切の闘気も覇気も感じられず、大橋を包み込むのは一人の漢が醸し出す戦士への"敬意"、"感謝"の証明】
【先の死闘が嘘のような空気の柔らかさ、魔剣を握る勇者が最後に感じるのは"意志"の暖かさ。英雄の名を欲した漢の"覚悟"】
【その余韻が消えぬ時間(とき)、華我魅へ告げられるは覚悟の最後の言葉。聞き逃す事は許されない"勇者"への敬意―――】


                 ――…カクゴ《覚悟》……それが、某の名である――





//ここら辺で〆でしょうかっ!?
//連日ロールありがとうございました!とても楽しかったです!
//また機会があればよろしくお願いします!

111 :〔常与儀 華我魅(華凛,狂魅,殺女)〕【魔剣】 [saga sage]:2014/08/16(土) 01:33:25.30 ID:MPAj9T7U0
>>110
【この大橋は華我魅と言う人格にとっても、常与儀と言う人物にとっても忘れられない場所になる】
【それは無論、魔王にも当てはまるのか? 兎も角、語る漢を見据える瞳には数刻前の冷徹な色は少なくとも薄れていた】

……嗚呼、見える。さ
とても、美し。い……血色をして、いる……

OK。我も、なのら、ね……ばな
我は華我魅、だ。“華やかな魅力に奪われる自我”。……そうい、う……意味らしい

覚悟。君の、ような者……に、あ、えて。我はうれしい



                   ------今度は、あの世でな------


【そこは彼女の二度目の死地】
【街中のスクランブルの様な場所ではなく、歴とした静けさ漂う大橋が、真の死地にふさわしい】
【毎年この某日には決まって、一輪の彼岸花が芽を出すのだそうだ】


  −常与儀 〜DEAD〜−


/こちらこそ有り難う御座いました!
/またご縁があれば!
112 :名称未定【ダストパンチ】 E:義手(鋼鉄製)×2 [sage saga]:2014/08/16(土) 08:28:04.22 ID:qLuMbmPD0
>>104

「well…. フく 讐 か」

また納得がいったように頷く。

少年の様子を見る限り、今彼が感じているのは並の怒りではない。
彼の言う大事なもの≠ニは、きっと本当に大切だったのだろう。
自らの手を、血で汚すほどに。

「シ かし」
「出来ルのか?キミに 復讐ガ」

目の前の少年は女を殺す≠ニ言った。
その声は紛れもなく真。本当に殺すつもりなのだろう。
だが、それだけの力が少年には備わっているか?
普通とは違うような雰囲気を持ってはいるものの、少年にはそんな力があるようには見えない。

つまり、少年が復讐を成し遂げるだけの力があるとすれば可能性はほとんど一つに絞られる。
能力者であることだ。
そして、能力者であったとしてどれほどの強さを持った能力なのか?
ひとくくりに『能力』と言っても当然ムラがある。
そよ風程度の風しか起せない能力も、街一つを飲み込むほどの大竜巻を起すことのできる能力も
どちらも同じ『風を操る能力』であるように。

「君ノ力≠ 教えテくれナイか」

少年が能力者であることを前提とした形だが……少年に尋ねた。
113 :【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]:2014/08/16(土) 15:24:40.22 ID:o6Tg2pg2o
>>112
この男、やはりデュロンじゃない。別人だ、嫌味ったらしい嘲り顔をするでもなく、淡々と自分に問うている。
力はあるのか、復讐を果たせる程の力を、持ちあわせているのか、と。
それはつまり、能力者であるのかと問うていると同義。

「あぁ、あるに決まってんだろ…」

男の横でメキメキ、と何かが軋む音がする。見れば、横にあった木が倒れるのが分かるだろう。
その幹は"抉られていた"。何かに喰い荒らされたかのように、大きく。

紅魔の右手には、カヴァリエが握られていた。
文字通りに牙を剥いている切っ先が元に戻っていく。これを見れば何が木を抉ったのかは、一目瞭然。

「これが俺の力だ。こいつで何があろうとぶっ殺す」

紅魔は男に、力を示した。実際に実演してみせて。
男の反応は、如何なるものなのだろう。
114 :名称未定【ダストパンチ】 E:義手(鋼鉄製)×2 [sage saga]:2014/08/16(土) 19:25:27.29 ID:qLuMbmPD0
>>113

「!……Hmm.」

虫に食われた木の葉のように、大きく抉られた樹。
彼の手に握られた剣からは鋭い牙が覗き、黒い刀身は怪しく輝いていて。
これが、彼の能力。
なるほど、なかなか強力な能力だ。
向こうから噛み付かれた場合、自分の義手でも無事で済むかは不安が残る。

しかし。

「『殺す』 『コろス』と息まいテい ルばかリで は己を見失 ウ 勝ツ ことは難 シい」
「ソの女も 君が怒り二震エて いることは知っテい て ソれ を利用しよウと すルはズダ」

能力の強力さを認めた上での、一つの忠告。
少年もそれを承知の上で復讐を考えているのかもしれないし、青年の言葉は少年にとって余計なお世話かもしれない。
が、少年の様子は青年に何処か不安を感じさせるものだったのだ。
それほどまでに、少年の声と言葉には怒りが篭っていた。

それと同時に、ふと疑問が芽生えた。
この憤怒の源は何か?
普通、人は自らに危害を加えられただけでここまで怒りを感じることはない。
少年の場合はまるで、身内でも殺されたかのような―――

―――もしかして、案外当たっているのか?

「……スまなイが、モウひとつ 質問ダ」
「大事ナもの<gハ………なンダ?」

答えなくとも、青年なら何も言わず納得するだろう。
果たして、紅魔は答えてくれるのだろうか。
115 :【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]:2014/08/16(土) 21:56:21.04 ID:o6Tg2pg2o
>>114
「…………っ、うるさい、お前には関係ないだろ」

男の忠告に、一瞬狼狽える。完全なる図星、自分が怒りに振り回されている事への自覚だった。
確かにそれは事実であった。あの女がこの怒りを、利用してこないはずがない。
だが、抑えられないものは抑えられない。そこまで聖人じゃないし、心だって強くない。

「大事な物ってのは、つまりは"痛み"だ。生きていく以上痛みは、抱えていかないといけない」
「痛みを忘れるなんて唯の逃げだ。奪うなんてそれこそ、冒涜にしか過ぎないんだよ」

生きる事、それは傷つきながらも惨めったらしくても這いつくばってでも必死で足掻く事。
そう、紅魔は感じる。

痛みとは大切なものだと、今ならば胸を張って、そう言える。

「だから俺は許せない。俺の大事な奴の痛みを奪っていったあの女を。人間への冒涜を犯すあの女を」

そして、折居の事も大事だって、胸を張って言える。
116 :名称未定【ダストパンチ】 E:義手(鋼鉄製)×2 [sage saga]:2014/08/16(土) 23:34:33.81 ID:qLuMbmPD0
>>115

「……Heh」

今になって、ようやく動揺した様子の少年を目にし
そこにどこか、外見相応の幼さを見て思わず笑みを零した


『痛み』
それが、少年が奪われたという大事なもの
そして、『痛み』を正しく理解した少年が取り戻す『痛み』は彼にとって大切な人物のものらしい

ああ、そうか

やっと理解した。
少年の怒りの意味を。

「……癇に サワ るかモしれナいgあ、 君が うらやまシイよ」
「痛ミ≠ 取りもdお すコとデ ナ二かを護ろウとシてイる」
「……………それ ガ 羨ましク て 堪ラナい」

眼を細め、ぎこちないながらも穏やかに話す青年の顔は、本当に羨ましそうなもので。
青年は「護るべきもの」を持たず、戦いの先に目的≠持つことが出来ない。
どれだけ障害をなぎ倒し、前へ進んでもその先には何も待っていない。

だから、その何か≠ェ待っている少年が羨ましかったのかもしれない。
117 :【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]:2014/08/17(日) 01:01:36.33 ID:nRLzZ8dSo
>>116
「………………」

笑い、そして自分を"羨ましい"という男。
それにはさすがの紅魔も目を丸くする。そんな言葉が出てくるとは思わなくて。

「…………あんた、やっぱりデュロンと違うな」
「俺が羨ましいだって……ほんっと、面白い奴だよ」
「ふっ、あはははは…」

何故だか、笑いがこみ上げてきた。笑いたくて、仕方ない気分だった。
今だけなら、この時だけは怒りも忘れられる気がした。

満月は二人を光々と照らし続ける。摂理通りに、変わらず。
なんだか、この男とは友達になれそうな気がした。自分でもよく分からない、不思議な感情。
――――なんだか、暖かかった。
118 :名称未定【ダストパンチ】 E:義手(鋼鉄製)×2 [sage saga]:2014/08/17(日) 02:08:14.12 ID:xGwQApxl0
>>117
「……Heh,Hahaha……」

紅魔の笑い声につられ、思わず自分まで笑い声を上げ
夜の公園に、先ほどまでの雰囲気からは想像もつかないような明るい笑い声が二つ共鳴する。

ただ殺し壊すためだけに造られた、名前すらない青年と、生を受けた瞬間から様々な鎖に縛られて生きてきた少年。
二人の宿命を感じさせぬほどに明るい、暖かい笑い声。
月明かりが呪われた二人の出会いを祝福するかのように、優しい光を照らす。

「そういエば きみノ名をマダ聞イてイナカッたな」

今更になって、少年の名を尋ねる
青年にとっては初めてである、友人≠ニ呼べる存在になるかもしれない少年の名を
119 :名称未定【ダストパンチ】 E:義手(鋼鉄製)×2 [sage saga]:2014/08/17(日) 02:13:40.99 ID:xGwQApxl0
>>118
//すいません、眠気が限界なので次のそちらのロールで〆お願いします……
//絡みありがとうございました、イロイロと申し訳ありませんでした…
120 :【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]:2014/08/17(日) 02:47:24.05 ID:nRLzZ8dSo
>>118
二人で笑い合う。デュロンとは違う、別人であると割りきって。
あの宿命とは違い、今度は楽しく笑い合って。

「俺の名前は紅魔。これから…よろしくな」

名前を尋ねられたので、答える。今度は、あんな悲しい結末にならないよう。
月は彼らを祝福するように、照らし続ける。

「そういえば、お前の名前は?」

最後に問う、名前を持たない彼の名前。
答えは、もちろん得られる事はないが。

折居が戻ったら紹介してやろう、そう思った。
だから―――――絶対に、あの女は殺すと、改めて心に誓ったのであった。

/こちらも度々遅れてすいませんでした…絡み、ありがとうございました!
121 :【パラライスター】【ティム・シビリア】 [sage]:2014/08/17(日) 11:31:04.60 ID:rMLyaCCh0
「…残金540円」

【葉月の炎天下。滝のような汗をだらだらと流しながら少女は呟く】
【口をついて出た金額は少女の全財産。どのポケットを探ってもこれ以上の小銭は出てこなかった】

「これで…380円」
「あぁぁあもう…!?これからどうやって食べてこう…」

【逡巡、自販機のジュースを買ってすぐさまやってくるのは後悔。八つ当たりとばかりにぎりぎりとペットボトルの口を噛む】
【牛丼一杯で消滅してしまうような有り金で何が出来るというのか、ともあれ盗難に遭った時のショックは軽い筈だが】
【これを飲んだら川にでも飛び込もうと河川敷目掛けて歩き続ける】
122 :[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 :2014/08/18(月) 21:28:52.04 ID:WQhttBzt0
【昼間とはまったく違った雰囲気が街を賑わす刻。大通りから少し離れた広めの貸し駐車場にて、大きな銃声と何かが地面に倒れるような音が響いた】

……よぉーしっ、依頼遂行であります!!ますます!!
ぃやー、善いことした後は気分が良いねーっ!

【殺し屋として遂行する久方ぶりの依頼、上手くいくか心配だったが存外簡単に終えられたようだ。依頼主がご丁寧にターゲットの住所やらの情報を提供してくれたおかげだろう】
【地面にある血濡れの死体を駐車されていた車の影に隠し、駐車場をさっさと後にしようと歩き出した】
【どうしても抑えられない大きな銃声を何者かに聞かれている可能性があるため、彼女の歩みはあからさまに逃げるように急ぎ足だ】
123 :マリア・白百合(>>996)【パラディン】 [E【手提げ袋(食料とか色々)】]:2014/08/18(月) 21:45:53.67 ID:a7KZwbXk0
>>122
【海音と分かれて数時間、純白の髪を持つ少女はまたしても所謂"迷子"となっていた】
【何時もならばこんな時間帯に外出なんて考えることもない……が、事情が事情。煌く景色だとかそんなものを呑気に見ている暇などない】
【自身の持ち前の俊足を生かし彼女は走る、ここが何処であろうとも彼女は止まる事はない】
【それが例え目の前に今さっき殺人を犯した少女が居たとしても――】

…ひゃぁっ!?

【ドテッ、壮大な尻餅をつき短い悲鳴を漏らす迷いの少女。恐る恐るといった具合で見上げてみると瞳に映ったのは砂色のテンガロンハット】
【はっと我に返り、素早い動作で立ち上がれば「ごめんなさいごめんなさい」と、近所迷惑なほどのビックボイスで少女へ謝罪を行うだろう】
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/08/18(月) 21:55:02.82 ID:pnxs3PmSO
/*もう少し早く書き上げていればぐぬぬ*/
125 :[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 :2014/08/18(月) 22:02:45.36 ID:WQhttBzt0
>>123
……うぎゃぁ!!

【まだ"現場"からそう離れていない場所、露草は同じように走っていた何者かと激突してしまう】
【ぶつかった相手をいざ見てみると何とも煌びやかな純白の髪を持つ小柄な少女が目に入った。】

…っうわぁぁあっ!分かったから!そんなに大きな声出さないで!!

【驚いて上がった心拍を静め、見た目だけ見ると幼女レベルのその少女に迷子になってるの?と問おうとした矢先】
【倒れていた少女が素早い動きで立ち上がり、住宅地全体に響き渡る程のビックボイスで何度も謝罪の言葉を露草へ向けてきた】
【今は出来るだけ目立った事はしたくない露草、そんな大きな声を出されては大変である】
126 :マリア・白百合(>>996)【パラディン】 [E【手提げ袋(食料とか色々)】]:2014/08/18(月) 22:20:04.78 ID:a7KZwbXk0
>>125
っ…え…? あ……ご、ごめんなさい!ごめんなさい!
迷惑ばっかり、掛けて…しまって……う、うぅ…ひっく……

【近隣の迷惑を微塵も配慮してない少女の謝罪。それが破られたのは幸いにも住民から苦情が出る前のことだった】
【露草の必死の制止は成功した。しかし成功が必ずしもプラスになるとは限らない――それを、彼女は今から思い知らされる事となるだろう】

…うぅ…うっ…――うわぁぁぁあああぁぁああんっ!!!

【突如、先程の大きな謝罪よりもずっと大きな声が住宅街を響き渡ると同時、幼女の真赤な瞳からボロボロと涙が零れ落ちる】
【迷子になったかと思えば空の旅、海音に勇気づけられ帰宅しようと思えばまた迷子。最後は見知らぬ女性に迷惑を掛けてしまった】
【余りにも濃い一日、その中で溜まっていった恐怖や不安。それらが全て今この瞬間を以て一気に溢れ出てしまったのだ】
127 :[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 :2014/08/18(月) 22:42:58.87 ID:WQhttBzt0
….え?…あっ!泣いちゃダメ!落ち着いて!だいじょぶだいじょぶ!

【少女が静かになったと安心していると、何だか少女の様子が不穏なものに】
【いち早くそれを察知した露草はまた落ち着かせようと必死に声をかける】

…ちょまぁー!!泣かないでぇぇ!!
うわわわ、どうしよう…!!!
……ちょ、ちょっとガマンしてね!!……一旦ここを離れよう……

【露草のその努力も水の泡、遂に少女は溜め込んでいたものを全て解き放つように号泣してしまう】
【少女もとい幼女なんてあやしたことのない露草は困惑して慌てる】
【住民から苦情が来るのも時間の問題。そこで露草はとりあえず場所を移動しようと考えた】
【露草は少女の手をグイッと強く引き、誰もいない公園に足早に連れて行こうとするだろう】
128 :[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 :2014/08/18(月) 22:44:04.61 ID:WQhttBzt0
>>127
/安価忘れっ>>126
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/08/18(月) 22:55:45.51 ID:G9YkpN0ro
ガーイームゥ
130 :マリア・白百合(>>996)【パラディン】 [E【手提げ袋(食料とか色々)】]:2014/08/18(月) 23:02:00.04 ID:a7KZwbXk0
>>127
……ひっ…! …う、うえぇ…ん……

【溜まったマイナスな感情を涙と共に解き放っていた最中、突如として強く自身の細い腕】
【号泣しているせいか特に反抗する事もなく、すんすんと泣き声を漏らしつつ到着したのは寂れた公園、幸いにもそこは自身が見知った場所】
【しかしながら当の本人は溢れる涙を止めようと必死なようで、それに安息している様子は見受けられない】

………うう…ひっく……ごめ、んなさいぃ……

【やがて数分間の時間が流れ、大分落ち着いてきた様子の白髪の少女が唐突に謝罪の言葉を女性へと向けた】
【あの住宅街を響き渡らせた大きな声とはうって変わり、今度の謝罪は蚊の鳴くように小さく、注意して聞かなければ聞き取れないほどに】
【所謂極端というものだろう。彼女の性格を知る者ならば大抵の者が"面倒くさい"性格だと口を揃えて言葉にするような、そんな性格なのだ】
131 :【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]:2014/08/18(月) 23:09:33.66 ID:O4N6zwB00
【遂にお盆の時期が終わった】
【街は帰省ラッシュで人は賑わう】
【空港は騒がしく、高速道路は渋滞になった】
【その交通量に則ってか、どこかで祭りをやるらしい】
【祭りでは迷子が多く出るので、いい仕事になるのだ】

【そういえば、最近闇の仕事がこない】
【街が平和なんだな。昔の何も知らない頃はそう思っていた】
【今なら分かる。最近闇を消している組織が増えたのだ】
【闇の数が減る、つまりその闇の濃さは増しているということだ】
【闇は決して広がりすぎても濃くなってもいけない。光に合わせて闇が存在するのだから】
【広がれば光が消えてしまい、濃くなれば光は届かなくなる】
【光と闇は表裏一体。同じ量だけ存在する、それ以上になることはないのだ】

【さて、話は変わるが、今彼がしているのは街の散歩】
【毎日が休みのような日、お盆など関係なかったのだ】
【異変と困った人を探し、街をぶらぶらする】

あー、仕事が欲しいな...

【暇人の呟きと共に】
132 :[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 :2014/08/18(月) 23:18:13.15 ID:WQhttBzt0
>>130
…….別にいいよっ、泣き止んでくれれば!

【先程の大きな泣き声とはまったく違った蚊の鳴くような声を何とか聞き取り、露草は少女の頭を優しく撫でて安心させようとする】
【落ち着いてきた様子の少女を見て、公園に連れてきて正解だったと露草は今度こそ胸を撫で下ろした】
【あのままどうすることも出来ずに住民からの苦情が殺到していた事を思うと気が滅入りそうになった】
【この少女の性格は大多数の人間には面倒くさいと称されるようなモノなのだが、露草はちょっと泣き虫なのかな…くらいにしか思わなかった】

……で、アナタはあそこで何してたの?
…やっぱし迷子?

【少女をベンチに座らせようと促し、自分は座った少女の前で屈んで目線を合わせる】
【まだ涙に濡れる目を見つめて、最初の疑問を改めて問いた】
133 :マリア・白百合(>>996)【パラディン】 [E【手提げ袋(食料とか色々)】]:2014/08/18(月) 23:37:05.75 ID:a7KZwbXk0
>>132
…うぅ、ひっく……まいご……
……そ、そういえば…私、あの場所で迷って……あ、あれ…?

【女性に促され年季の込もったベンチにちょこんと座り込み、未だ涙に濡れる瞳をゴシゴシと擦り露草の視線から逃れようと俯いてしまう】
【ただでさえ人が苦手なマリア。そんな少女が初対面で、しかも迷惑を掛けてしまった相手とまともに見つめ合う事などできることもなく】
【恥ずかしさからか頬を真っ赤に染めて、再び瞳を潤わせながらキョロキョロと辺りを見渡せば「あれ?」というなんとも間の抜けた声】
【露草がその言葉を疑問に思う間もなく、マリアはすぐさま勢いよく立ち上がりぽつりと、小さな呟きを漏らす】

……こ、この公園…見たこと、あります……!

【風に掻き消されてしまう程小さな声量だが、言葉の内容はとても大きく衝撃的】
【先程から噛み合わない言葉のドッヂボール。それは少女が困惑しているという事もあるが、普段混じり合わない性格同士が出会った事も大きな原因の一つだろう】
134 :[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 :2014/08/18(月) 23:51:01.23 ID:WQhttBzt0
>>133
あー、やっぱしかー…
……じゃあお母さんかお父さ……?…どうしたの…?

【露草の視線から恥ずかしそうに逃れる少女を見て"人が苦手なのかなぁ、それとも恥ずかしがり屋さん…?"という考えの元、無理に目を合わせようとしないでそのまま会話を進めようと言葉を紡ぐ】
【まさしく幼女に聞くような質問を投げかけようとすると、少女はスクッと唐突に立ち上がった】

…へ、へぇー……そうなんだ…!
…なになに?小さい頃とかに遊んだ事とかあったりっ?

【立ち上がった少女が呟いた今までの会話とはまったく噛み合っていないその一言はまたも露草を困惑させるが、露草は何とか話だけは合わせようとする】
【絶対に普通では交わらないような性格の両者だが、片方が合わせようとすればどうだろうか】
135 :マリア・白百合(>>996)【パラディン】 [E【手提げ袋(食料とか色々)】]:2014/08/19(火) 00:04:52.45 ID:NZJs2J080
>>134
…い…いえ………違うんです…
この公園、ま、前に来た事があって……それで…それで……

【少女が伝えたいこと、それは"この道は知っているからここから先は一人でも大丈夫"という内容らしい】
【然しながら少女の性格上上手く伝えることは出来ず、出てくるのはしどろもどろな言葉ばかり。目尻にはうっすらと涙までもが浮かぶ】
【少女を深く知らない露草から見れば、本当に"迷子が混乱している"と、そう認識されても致し方ない状況なのだ】

えっと…その……ひっく……あの…

【伝えたいことが上手く伝わらない、そんな自分の性格が心底嫌になる瞬間だった】
【そしてこの自虐的な考えも、マイナスな部分しか持っていない自分の性格。それに露草のプラスの性格が混じり合おうとすればたちまち反発し合い最後は崩壊してしまう】
【例えるのならば白と黒。真逆の絵の具を混じり合わせばその色は澱んでしまい、二つの本来の美しさが崩れてしまうのだ】
136 :[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 :2014/08/19(火) 00:22:45.71 ID:y1p/sHRm0
>>135
う、うんっ!言いたいことは分かったから落ち着いて!……ね?

【ちゃんと会話を進めようとすれば、再び少女はアワアワと困惑し出してやっと引いてきた涙も溢れそうになってしまった】
【また号泣させてしまえばものすごく困った事になるだろう、故に露草は混乱しているように見える少女を何とかして落ち着かせようと背中を摩り優しく声をかける】

えっと……アレだよね!その……遊びたいんだよねっ!!公園で!!
それともジュース飲みたい!?奢るよ!?
あ、もう道とか分かるってことかなぁ!?それは無いかっ…あははっ……

【実は少女の言いたいことは何も分かっていない露草、しかし言った言葉は取り消せない】
【パッと思いつく限りの言葉を言い続け満面の笑みを少女へ向けた】
【その中に少女の言いたいことが該当しているはず。何かテキトーに言っていれば当たるだろう…そんな露草のプラスの性格が功を奏したのだ】
137 :マリア・白百合(>>996)【パラディン】 [E【手提げ袋(食料とか色々)】]:2014/08/19(火) 00:43:00.45 ID:NZJs2J080
>>136
あ……ち、違いま……! は、はい……!
その……み、道……ここから一人で、大丈夫……です…

【か細く、とても小さな声。しかしそれは直ぐ隣で背中を摩っている露草には十分聞こえるであろうもの】
【どうやら何とか露草の想像する"最悪の結末"は避けられたようで、迷える少女はあわあわしながらも受け答えが出来る程に落ち着いていた】
【といってもマリアから漏れる言葉は涙混じりで途切れ途切れ。よっぽどではない限り聞き取れないことはないが、伝わりにくいのは事実】

あ、あの……
ご迷惑をお掛けして……申し訳、ありません…
私に出来る事なら……その、なんでも……

【少女らしさを感じさせない畏まった言葉、しかし詰められた気持ちは少女の純粋な感謝の気持ち】
【最後の言葉は咄嗟に出てしまった言葉だが、それを訂正するつもりはないらしく不安げながらも確りと露草の瞳を見つめていて】
【それは極度の人見知りの少女が見せた、ここまで必死になってくれた"優しい人"小紫露草への感謝の表れだったのかもしれない】
138 :[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 :2014/08/19(火) 00:56:46.23 ID:y1p/sHRm0
>>137
あ、そうなのっ!良かったぁー……!
もう冒険しちゃダメだよー?

【相変わらず少女の声は今にも消え入りそうな程か細い。しかしすぐそばに居る露草はしっかりと聞き取る】
【露草が言った「良かった」は"自分の言った事が当たってて良かった"と"迷子のこの娘を助けられて良かった"の二つの意味が含まれているのだが、今は関係の無い話。露草は今度こそ、今度こそ心から安心した】

いやいやっ!別にこれくらいどうってことないよ!
……えぇ!本当に!?本当に何でも良いの!?

………じゃあっ!ぜひ!私の!組織に!入ろう!!そうしよう!!

【依頼を遂行して迷える少女を助けて…今日は二つも善いことしたなぁ、なんて思いつふけっていると少女からある一言が】
【感謝の意味を込めたその言葉を聞いた露草は食い入るように少女の手を両手で取り握りながら、このチャンスを逃してはならない!と自らの組織の勧誘をし始める】
【露草は嬉しさの余り、組織についての概要などについては一切説明しないで勧誘してしまった】
139 :マリア・白百合(>>996)【パラディン】 [E【手提げ袋(食料とか色々)】]:2014/08/19(火) 01:15:24.75 ID:NZJs2J080
>>138
わっ……!
え、えと……はい、わたしに…出来る事なら……

【目の前の"優しい人"への感謝の気持ち、それはどうやらしっかり伝わったようで嬉しさからかくすり、と少女の頬が綻ぶ】
【握られた両手から伝わる暖かさが何とも言えない感情を呼び寄せる。それは先程海音と手を繋いだ際も感じた"なにか"の感覚】
【人の暖かさを知らないマリアにとって、そんな当たり前の感情でさえも体は"異常"と判断し理解することさえ許されない】
【それがどんなに悲しい事なのか……それを知るのは、きっともっと先だろう――】

そしき……ですか…?
……あ、えっとその……は、はい…!そのくらい、なら……!

【組織――その言葉に多少揺らぎつつも宣言した言葉を訂正するのも何だか申し訳ない】
【というよりもあんなに嬉しそうに組織の事を話す露草の顔を見ると、何だか此方まで嬉しくなってしまい自然と首を縦に振ることができた】
【露草のような元気で優しい人がここまで嬉しそうに話す組織なのだ。きっととても暖かい組織なのだろう】
【募る妄想は止むことを知らず、露草の笑顔に合わせてマリアは心からの笑顔を浮かべ"嬉しさ"による雫を零した】
140 :[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 :2014/08/19(火) 01:29:57.60 ID:y1p/sHRm0
>>139
【露草の手の暖かさを通じて感じられた"何か"。それを理解出来ないことは人間にとってすごく悲しく切ない事だ】
【しかしそれを理解出来たなら、悲しく切ない、とはまったく逆の感情を抱けるようになるかもしれない】
【悲しい事だと知らされるのはずっと先のことなら、その"何か"を彼女が理解するのはいつだろうか。それは誰にも分からない___】

やったぁっ!!!よろしくね!!……えっと……そういえば名前……
私は小紫 露草!だよ!…アナタは?

【少女が首を縦に振り組織の加入を認めてくれると、露草はそれはもう大喜び。握っている手をブンブン振ってはち切れんばかりの感情を身体で現す】
【そして名を名乗り、少女の名も聞く。いつも全てはここから始まるのだ】
【名を聞いてまた大喜びした後は連絡先やらを尋ね、組織のバッジ(超かっこいい)を渡すだろう】
【もちろん立派な殺し屋組織の概要説明もするが、「依頼されたことをするだけだよ!」としか言わなかった。最も露草にマリアを騙すつもりはないが】
141 :マリア・白百合(>>996)【パラディン】 [E【手提げ袋(食料とか色々)】]:2014/08/19(火) 01:56:11.71 ID:NZJs2J080
>>140
【握られた手をぶんぶんと振られ、慣れない感覚にあわあわと戸惑っていると唐突に名乗られる露草の名前、そして尋ねられる自身の名】
【自分が名前を名乗る機会など滅多にないはずなのだ。それなのに、今日だけで二回の出逢いを体験し二回も名前を告げる】
【今日はとても濃い一日だ、その一日がマリアにとっていい日なのか悪い日なのか、それさえも分からないけど彼女に影響を与えたのは事実】
【現に今こうして、自分の名前を戸惑うことなく名乗る事が出来るのだから――】


…わ、私は……マリア……
  ――マリア・白百合……です


【公園を響く程の声量も、露草のような元気さもない小さな呟き。しかし少女の気持ちが精一杯乗せられた大きな言葉】
【その精一杯の想いが伝わったようで、露草はとても嬉しそうな表情をしたかと思うと連絡先やら住所やらの質問攻めを繰り出す】
【しどろもどろになりつつ全ての問に答えれば手渡されたのは何とも言えないデザインのバッジ。露草によればこれが組織の証らしい】
【月の光を浴び煌くそのバッジを握り締め、真っ白なポンチョの胸部分に取り付ける。何だかミスマッチに見えるが、マリアにとってはそんな事がどうでもいいと思えるくらい喜ばしい事だった】

【こうして立派な"組織"(正義の殺し屋)となったマリア。彼女をこの先待ち受けるのはどのような運命なのだろうか】
【予測することのできない歯車絡みの物語、この出逢いは物語にとってほんの序章でしかない】
【真っ白なキャンパスに描かれるのは喜劇か、それとも悲劇か―――それを知る者は、誰ひとりとて居ない―――】


//ここらへんで〆でっ!
//ロールありがとうございました!楽しかったです!
//これからよろしくお願いします!!
142 :[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 :2014/08/19(火) 02:00:55.93 ID:y1p/sHRm0
>>141
/遅くまでありがとうございましたぁ!! 私も楽しかったです!
/こちらこそよろしくお願いしますっ!
143 :アルティミス・T・ノヴァ・メイザース【−去る者の行き先−】 [saga sage]:2014/08/20(水) 02:01:14.99 ID:xVFYcqnl0
アデプタス1、人類最強は身支度を終えた。
今日で日本支社とはおさらばだ。今から業務執行取締役(マネージングディレクター)のウェルスロットと共に、英国本社に帰還する。
依然変わらずアデプタス及び、AATの指揮は彼女が施すが、表舞台を変えるのだ。

「アリサ。アーチャー。今日で二度と、私とは会わないでしょう」
「いえ……。アリサとは音声くらいで面識は取れますか、まあ日本支社(ここ)はADPTS.2に任せておきます」

アッシュブロンドの髪を揺らしながら、水晶の如く双眸でウェルスロットに続く。
その間。様々な出来事を思い浮かべながら、部下として最も信頼していたアリサ宛に手紙を置いていった。
次に会う日は訪れるのか? そんな疑問を頭に浮かべ、己でそれはないと答えを出した。
ターミナルに足を踏み入れながら、世界の頂に君臨し続ける最強は、永久に、欲したのだった------。



                            『平安を』



                −アルティミス・T・ノヴァ・メイザース 〜RETIRE〜−



144 :アリサ=アデプタス=ツー【聖剣】 [saga]:2014/08/20(水) 09:17:36.58 ID:fkRn5d6lo
「ふぁぁ…今日も変わらぬ朝ですね」

AATの日本支社の一室で朝を迎える少女が一人
その少女の名前はアリサ
今では信頼という壊れない関係からAATの騎士として黄金の剣を振るっている者だ
眠気眼を擦り、目を覚ましながらベットから起きて朝食を食べに行く前に聖剣を手に取って素振りをする
何も変わらぬ、アリサの日常の始まりだ
だがそれに飽きたことなどはない
なぜなら、彼女の上司と共にいれる時間があるというだけで、変わらぬ日常は少し楽しいものとなるのだから

「499……500っ…朝食前はここまでとしておきましょうか」

いつも通り500回の素振りを終え、汗を拭うとアリサは制服へと着替え始める
いつも通りだ、普通の朝だ
なのになぜだろうか?
なぜ、少し不安を抱いているのだろうか?


「あの不安は杞憂でしたか…あれ?アルティミスは何処へ?」

蒼い制服を纏った騎士はいつも通りに朝食を食べに行く
その最中、その瞳は数多のAAT隊員の中からそれを捜していた
アッシュブロンドのあの髪の色を
信頼という切れない糸で結ばれた一人の上司を
一抹の不安が胸を過ぎるのを感じながら

「…まあ、仕事が忙しいのでしょうね」
「差し入れをしておきましょうか」

まあ、このようなことは多々あることだ
多忙な彼女が寝る間を惜しんで業務を熟すなど
と、思って不安を消し飛ばそうとする
けど、何故か不安は晴れぬまま朝食は終わった
そしてアリサは何故か不審そうに見られながら一人分の朝食を用意して運んでいく
多忙だと信じてる彼女のために


「アルティミス、差し入れ…です?」
「あれ?何処へ行ったのですか……?」

アリサはアルティミスの自室へと行き着いた
差し入れを持って、扉をノックして、扉を開けて、
ここまではいつも通り
違うのはここから
アルティミスの部屋がやたらと片付いているところから
捜していた人の痕跡がないところも違いで………

「置き手紙…?私宛て……?」

疑問と不安を胸に、部屋を見渡していたアリサはもう一つの違いを見付けて手に取った
それはアルティミスからの置き手紙という何かを確定させてしまう深刻な違いであった

「…………そう、ですか」

アリサは手紙を黙々と読み進める
見慣れた彼女の字が伝えたことは否応なしにアリサの心を沈ませた
もう、ここには戻れないかも知れないという一つの事実がそうさせたのだ
だが、本当にそうだろうか?
何か、何かあれば、生きている限りは必ず会えるはずだ
もう記憶にもいない一人の男とは、ヒーローとはアルティミスは違うのだから
145 :アリサ=アデプタス=ツー【聖剣】 [saga]:2014/08/20(水) 09:19:00.28 ID:fkRn5d6lo
これは、アリサがアルティミス宛てに送った手紙だ
メールではなくて手紙を選んだ訳は礼儀以外にもあるのかもしれない
手紙を綴るアリサの心情は、誰にも分からない
だが、これを読めば或は……

『アルティミス、あなたも街から出て行ってしまうのですね……少し寂しいです』
『あなたとはもっと話したいことがあったので話せなかったことは残念です』
『ですが私は信じてますよ』
『いつかあなたが街に戻ってくることを』
『その時が来たら…また共に歩みながら話せなかったことをたくさん話しますよ』
『あと、いつかあなたとはもう一度戦いたいですね』
『私からのささやかな二つのお願いが叶うその日を私は待ちます』
『そのときまで…ここのあなたの居場所はずっと変わらぬ姿を保たせます』
『だから必ず戻って来てください』
『ずっと、待ってますよ』
『あなたが平穏なる暮らしができるように…準備をしながらね』
146 :【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]:2014/08/20(水) 15:40:47.92 ID:TeMNwaUV0
【いつも暇な天道。しかし今日は暇でなかった】
【正式な依頼によって、殺しをしているのだ】
【依頼ならば、犬探しも殺しもする。それが天道司だ】
【その為に今、路地裏の知らない店に来ているのだ】

「あぁ?誰だテメエ」
探偵だ。お前らのやってる事はわかってんだよ、犯罪者
「分かってるから何だぁ?俺達は警察と手を組んでる。罪なんて揉み消せるんだよ!」
ああ、分かってる。だから、俺が潰す

【その戦闘は速かった】
【周りに四、五人の死体が簡単に転がった】
【総力の低い闇の組織は消してもバランスは保たれる】
【問題は一つも起きないのだ】
【ただ、この死んだ野郎にも家族がいるという事を考えてしまう】
【俺にも関係ある、そうは思うがこの依頼にそんな感情は必要ないのだ】
【とりあえず、ここから逃げなければ】
【路地裏を走り、ここから逃げ出そう。彼の今する事はそれだった】
147 :ロー二【鎧彩色】 E:赤の鎧 [sage saga]:2014/08/20(水) 17:24:11.72 ID:4/3kixve0
とある廃ビル。
今となっては誰も寄り付かぬそこの屋上に二つの影があった。
紅蓮の鎧を纏った何者かが、スーツ姿の男を羽交い絞めにしている。

スーツの男は怯えきった様子で酷く情けない声を上げ
男に組み付く赤い鎧は、茶色い瞳を冷たく輝かせて男の表情を伺っていた

「それでは、貴様は何も知らぬ……情報を持ってはおらぬ……」
「そういうことか?」

『そ、そうだよォ!』
『頼む、助けて、助けて…くれ……』

スーツの男が怯えたように視線を向けた先には、肉体を一刀両断された焼死体が転がっていた。
一つだけではない 現在、廃ビルの内部にはいくつもの死体が無造作に散らばっているのだ。
ある者は体をバラバラに切断されて。
ある者は体中にいくつもの穴が空けられて。
この一連の死は、全てこの赤い鎧の男≠ノよるもの。
彼の質問≠ノ満足な答えを返すことが出来ず、死んでいった者達。


『な、なあぁああっ……頼む、頼むよ……』
『俺には家族だっているん―――』

ゴキリ と、嫌な音が一つ響いて
スーツの男は、そのまま二度と動かなくなった。
羽交い絞めにしたまま、鎧の男が彼の首をへし折ったのだ。

「結局、収穫はナシでゴザルか」
「骨折り損≠ナゴザルなぁ……」

大げさにため息をついて、呑気な声色で一人ごちる。
「市場を荒らしまわっている、ある組織の駆逐」
鎧の男――ロー二が命じられた仕事≠フ内容だった。
148 :【零】【イマジンサクリファイス】 :2014/08/20(水) 22:06:48.40 ID:wp0YxqZb0
【夜の小道】
【聳え立つ電柱の下に、段ボールに入っている一匹の子猫がいた】
【恐らく飼い主に捨てられたのだろう。子猫は怯えた視線で周囲を見渡している】

……あなた、こんなところで何してるの?

……

【その子猫に近づく一人の少女。優しく声を掛けながらしゃがみ、頭を撫でようと右手を伸ばす】
【が、子猫に手首を引っ掻かれ、苦痛に顔を顰めて…手を引っ込めた】
【服の袖が破れ、手首からはジワジワと血が流れ出す】
【苦痛で顔を顰める少女は…目に薄っすらと涙を浮かべた】


………いたい、なんで引っ掻くの?

……

【と子猫に静かな口調で問い掛けるが、返事が返って来るわけはなく…訪れる静寂】
【然し、此処に子猫を置いて去るという選択肢はこの少女には無い】
【少女はどうすればいいのか分からずに、しゃがんだままでジッと子猫を見つめていた】
149 :【死神】【制服の少女】 [sage]:2014/08/20(水) 22:22:20.63 ID:ThQWWTEpO
それは、闇を従者に表れる

ひたり、ひたり
昼の熱を未だ放熱するコンクリを歩む素足
巨大な鎌を携えるその姿は何処かの学校の指定服
裏路地の闇間より染み出る顔にはただ狂気の嗤みだけが張り付いていた
150 :[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ :2014/08/20(水) 22:48:01.02 ID:qifTKYJA0
>>149
……ぅげっ………

【前方から狂気の気配。その姿を見た少女、化けタヌキは嫌悪に表情を歪ませる】
【狂気を持った少女とは明らかに関わらない方が吉だが、ここはちょうど一本道。避ける方法は無い】
【それ故化けタヌキはやむなくその少女とバッチリ鉢合わせてしまうこと間違いなしだ】

…………っ……………

【化けタヌキなりの警戒なのか、制服の少女をジッと睨みつけながらすり足でジリジリと少女との距離を縮めていく】
【その様子から少女に、何か自分に用がある、とそう間違われてもおかしくないだろう】
151 :【死神】【制服の少女】 [sage]:2014/08/20(水) 22:54:34.28 ID:oro0Qw1B0
>>150
「……?
 ……くくくっ……!」

その姿を確認するや否や、いやそれよりももっと前からだろう
喉を鳴らし嗤い声と思わしきノイズを漏らしている
片手で激しく鎌を振り乱し、周囲の数多を斬り刻みながら歩く
このままであればその斬撃の空間に、少女は踏み入る事となるだろう
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/08/20(水) 23:04:09.02 ID:K/J8aoqLo
アナル
153 :[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ :2014/08/20(水) 23:14:36.77 ID:qifTKYJA0
>>151
っ…ぎゃぁっ!!

【歩いていくと化けタヌキの元に一筋、二筋の斬撃】
【左手をマンホールに変身させて防ぐが、マンホール及び手に大きな切創が付いてしまう】
【鉄にさえ傷を付ける斬撃の嵐の中そのままやり過ごすのは不可能だろう。ならば交戦するのみだ】

……うぐぅ………やったなぁあ!

【右手を鋭い針を持つアイスピックに変身させ、もう片方の手にあるマンホールを構えながら斬撃の中へ突っ込んでいく】
【左手を犠牲にした突撃、辛うじて少女へ接近出来たならアイスピックの一突きを繰り出すだろう】
154 :【死神】【制服の少女】 [sage saga]:2014/08/20(水) 23:30:03.96 ID:oro0Qw1B0
>>153
「ははぁぁっっ……!!」

吊り上がった両端の口から覗く歯は歪
白く煙る吐息を吐き出しながら、肉を抉る感触に身悶えた
だがそれも一時の事
少女から向けられる戦意に対し、鎌の洗礼にて応じる
盾ごと真っ二つにせんとの一閃を溜め、振るう
それは万物を斬り裂く必殺の一太刀、当たりさえすればだが

「……っ!?」

目測がズレた、いや違う
死神が相対する少女の変化を具に見てたのならば気が付いていただろう、だが現実はそうではない
鎌の枝がマンホールの盾の側面を叩く
サイズが予想を超えていた、改めて接近してようやく解る
だが既に遅い
全霊の一撃を振るい、そして防がれる
即ち反動が走るのだ、弾かれるという事だ
数歩後ろにたたらを踏んでよろめく少女の胸部に深々アイスピックが刺さる

「……がぁっ!? ぅぁあぁっ!!」

反射的に死神は、右足での前蹴りを繰り出して突き飛ばさんと狙った
155 :[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ :2014/08/20(水) 23:48:00.48 ID:qifTKYJA0
>>154
……っぐへぇっ!!………くぅっ……

【アイスピックによる刺突は成功。しかしそのままアイスピックで追い打ちするには刺した物からアイスピックを抜いてもう一度振らねばならない。その隙が致命的であった】
【故に反射的に放った前蹴りによって追撃する事は叶わず、その小さき身体は中空を舞い地面に叩きつけられた】

……うぐっ………痛…い………

【今の流れだけで左手と鳩尾にかなりのダメージを負ってしまった。左手のマンホールも後一撃耐えられるかどうかと言うところだ】
【痛みと出血で意識が少し朦朧としている中立ち上がり、右手のアイスピックをノコギリに変身させ目の前の死神を見張った】
【両者の間に緊張の糸が張られる】
156 :【死神】【制服の少女】 [sage]:2014/08/20(水) 23:56:16.31 ID:oro0Qw1B0
>>155
「くっ……ふっ、くくくくっ……」

左手を胸に当てているが、噴き出す血は指の合間を伝い制服を穢す
厚みのない脂肪の塊を容易に貫き通し、深い部分までを傷付けていたのだ

「……はぁぁっっ……!」

右腕一本、鎌を後ろ手に構える
大きく振りかぶれば斬撃を離れた位置に立つ少女へ向けて飛ばした
だがこれは牽制目的、威力はともあれ狙いは相当に甘い
同時に死神は駆ける
薄闇の中、一目散に少女へと向けて
157 :[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ :2014/08/21(木) 00:10:07.99 ID:bqxs1P/V0
>>156
……ぅ……………

【一度だがあれだけの傷を受けてもなお嗤い続ける死神に対して感じるのは矢張り狂気以外の何物でも無い】
【手に残る胸を刺した少し不気味で慣れない感触を誤魔化すようにノコギリを大きく構えて戦闘態勢】

……くっ…………、っ!!!

【死神が鎌を振り下ろしたのを見ると早急に盾であるマンホールを身体の前に構えた。しかし、飛んできた斬撃はマンホールの端を掠め後方へと消えて行く】
【攻撃をまともに受けてはならない、という考えがこの牽制を受け取ってしまった】
【次に死神を見たのは既に至近距離まで接近された時。殺気を感じて咄嗟にマンホールを再び構えようとしたが恐らく、間に合わないだろう】
158 :【死神】【制服の少女】 [sage]:2014/08/21(木) 00:25:12.98 ID:T4MPWNHN0
>>157
「……はっっ、ふぅっはぁぁっっ!!」

尖った犬歯から糸を引く真紅の涎、胸の出血は内臓に達し血液を逆流させているようだ
斬撃を飛ばし振り抜いた態勢のまま少女へと肉迫すればくるりと鎌の縦軸を回転し持ち変える
左手は相変わらず功をなさない止血に当てられておりそれは攻撃の所作までに微かなラグを生み出した

「ぐっ……っ!!」

再度混じり合う刃と盾
弾ける火花が周囲を照らしそして即座に消え失せる
衝撃が体に走れば胸の穴から噴き出す血飛沫

「あ、っははぁっ……!!」

大きく飛び退き着地、距離を嫌ったのだろうか
それは否、真正面の少女へ青白く脂汗を流す嗤いを向けたまま後方へとゆっくりと歩き出す
血の跡が点々と続き速度も遅い
何よりここは一本道、黄昏が支配する時分とは言え後を追うのは容易なはずだ
159 :[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ :2014/08/21(木) 00:41:36.20 ID:bqxs1P/V0
>>158
う……ぐぅ………っ!

【盾であったマンホールは今の一撃でもうボロボロ、元の左手に戻すと鎌の攻撃を受けた部分から鮮血が吹き出す】
【左手を何らかに変身させてもそれはボロボロの状態だろう。つまりここからは右手のみ、ということだ】
【募る不安と共におもむろに前方を確認すると目の前には死神の姿はなく、血を点々と垂らしながら向こうへ歩く死神が見えた】

…まっ、待て…!!逃げるのかっ!!

【ここまでやられたからにはそれを返さねば気が済まない。地面を強く蹴り走り出して死神を追った】
【傷の深さの違いだろうか、追いつくのは容易そうだ】
160 :【死神】【制服の少女】 [sage]:2014/08/21(木) 00:50:29.43 ID:T4MPWNHN0
>>159
「くくっ……!」

追撃を視認すれば喉を鳴らし振るう右腕
従い鎌が唸りを上げて、少女の足元目掛けて低威力の斬撃を飛ばす
それと時同じくしてくるり反転、駆け出せば闇に溶けるようにして路地の奥へと消えた
血痕を辿れば不可思議、止血に成功したのか途中でそれは忽然と消えているだろう
深い闇の影がただ、そこに残されていた

/半端ですがすみません落ちます、ありがとうございました。 お疲れ様でした
161 :[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ :2014/08/21(木) 00:58:15.49 ID:bqxs1P/V0
>>160
うげっ!…………………

【走る足元に軽い斬撃、勢いに押されて地面へ転んでしまう】
【急いで立ち上がり再び血の後を追ったが、既に血痕は途切れていて辿ることは不可能であった。強大であった狂気も感じることは無い】
【先程より痛みが増したような気がする左手を気にしつつ、路地裏の闇から抜け出た】

/お疲れ様でした、ありがとうございましたっ
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) :2014/08/21(木) 03:32:14.40 ID:krkyHBC/0
163 :サイレント【オルケストラ】 :2014/08/21(木) 18:54:22.40 ID:IY3uznsEo
【とある路地裏の一角】
【血の匂いも硝煙の匂いもしない、この街では珍しい平和な路地裏にて】
【十六夜の月が優しく照らすそこに、ピアノによる一つの音楽があった】

………

【ゆっくりとしたテンポで奏でられる変奏曲】
【路地裏にドカンと置かれたグランドピアノを演奏するのは一人の……何か】
【白いタキシードと真っ白な手袋で全身を完全に覆うその背格好】
【ほっそりとした体型の男のようなそれは、何処か気品漂う様子をその内に秘めている】
【そして、その顔には……装飾どころか表情すらも無い、一枚の真っ白な仮面】
【極めつけは、頭に乗った真っ白なシルクハット】
【完全に全身を白い装飾品で覆ったそれは、月明かりの中妙に明るく映え】
【しかしながら、その表情の無さゆえに、隠しようもない「異様さ」を秘めていた】

………

【曲の終わり、幾つもの和音が複雑に絡み合い、不協和音が解決する】
【三度、異なる和音を弾き、その曲は終了する】
【一つの音楽が余韻と共に夜の闇に消え去り……その男は、何処か残念そうにその頭を下げた】
【彼のピアノの技能は、もはや達人の域に達している】
【どれだけ面倒なパッセージでも、トリルでも完全に弾きこなす様は正に天才】
【しかしながら、その音楽には一つの重大な要素が抜け落ちていた】

………

【再び、また違う変奏曲を弾き始める男】
【その音楽には……「表情」がついていなかった】
【音の大きさの変化は勿論存在している、テンポの変化もまた、十分以上に存在している】
【が、その音楽には厚みがない】
【悲しげに響く音楽も、楽しげに響く音楽も、ただ単純な「短調」と「長調」の違いにしか感じられない】
【ただ平坦に響くその虚しき音楽を、その男は何度も、何度も弾き続けていた】
【何か、その音楽の後に存在するモノを、探して居るかのように】
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/08/21(木) 20:37:56.85 ID:87f5MRmtO
レイド普通にロールしてんじゃねぇよ死に去らせ
165 :【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 [【操り糸】【日向ひなた】>>889]:2014/08/21(木) 23:18:37.78 ID:O/UQXBRSO
【とある街の中、大通りを少し進んだ所に佇む温泉旅館、「草乃木旅館」】
【その大きな建物は、今日、これまでに無い静けさを称えていた】

【営業中の立て看板も出ていないその旅館の玄関には貼り紙が貼られ、そこにはこう書かれていた】

【『草乃木旅館は、本日を持ちまして閉業致します』と――】


草乃木楓&日向ひなた ―RETIRE―
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/08/22(金) 07:24:11.94 ID:+V4fwsPko
【闇に紛れて】
167 :【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]:2014/08/22(金) 13:43:32.14 ID:vKsxCXnI0
ふぅ………

【この頃、調子が悪い】
【何処が?と問われても、明確な答えは出せないのだが……】
【いつ頃からだったろうか】
【最近、何かが大きく変わった。…なんてはっきりと言える事は無いのだが…】

侘しいなぁ…

【ただ、少し変わった事がある】
【最近、親しかった八百屋の主人が姿を消した。店番の話によると、腰を悪くして寝込んでいるらしい】
【最近、街をふらついていた黒猫を見なくなった。この間、路肩に信じられない程汚れたボロ雑巾を見た気もするが】
【近頃、惨死体が減った。喜ぶべき事なのだろうが…】
【近頃、何処かの旅館が閉業したと聞いた。日頃の疲れを癒す事が出来る、良い場所だと聞いていたのだが…】
【最近、記憶の断片が夢に出る事が多い。何時も、中途半端で終わってしまうのだが……】

……駄目だな、こんなじゃ!
『気紛れ旅人』の名が廃る!さぁて、よっ……と!

【一つ、大欠伸。彼は、日の差す大通りを真っ直ぐに駆けていった】
168 :幸坂絵梨【バランサー】 [sage]:2014/08/22(金) 14:31:46.92 ID:V+xl2KRYo
>>167
「ここが街…」

終焉がまた一人いなくなった街の大通りに現れるのは一人の少女
ただのアイドルに憧れる少女
…ではない

「天子のいる場所…!ハミングバードの命令で来たとは言っても嬉しいものね!」

屍だ
彼女は書類上では25年前にイギリス旅行中に死んでいる
それは一人の殺人鬼の記憶と金髪に隠された傷痕によって証明されている
名実共に彼女は死人であった
そんな彼女は途方に暮れていた
街に来たのはいいが道が分からないのだ
絵梨は街に住んでいたのだがそれはもう半世紀以上も前のこと、今の街にその記憶は通用しなかったのだ
だから、街の住民と接触しようと思った
その矛先となったのが…

「あの…すみません、あなたは今の街に詳しいですか?」

気紛れな一人の旅人であった

//まだいらっしゃればお願いします!
169 :【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]:2014/08/22(金) 15:28:34.25 ID:IND0JUYs0
【街に、秋の欠片が出てきた】
【決して紅葉や銀杏が落ちたわけではない】
【ただ、夏の食品が御高い事になってきただけだ】
【素通りした鮮魚店や八百屋の価格の羽上がりに驚いた物である】

【ところで最近、闇のグループが表だった行動をしなくなった気がする】
【この街のコンピュータにも、情報は入らなかった】
【この街から離れた場所で戦っているのだろう。彼に調べるほどの興味は無かった】
【逆にいえば、この街は平和なのだ。素晴らしい事だ】
【街を守る探偵にとっては良い話である】

【さて、彼は公園のベンチに座っている】
【風は涼しくなり、まだ残る暑さを忘れてしまう】
【最近、諺にはまったので覚えている物を言葉にする】

祇園正雀の鐘の声、所行無情の響きあり...続きは、えっと......

【......それは諺ではないのだが】
170 :【死神】【制服姿の少女】 [sage]:2014/08/22(金) 17:20:06.72 ID:EaNErLWoO
それは、闇を従者に現れる

その歩みを前に全ての光は身を潜め、影達は歌い首を垂れる
その身に纏うは永劫の殺意、その手に携えるは無限の必殺
夕焼けにおいて黄昏の路地、大鎌を振り乱し周囲を斬り裂きながら死神は征く
171 :【B&S】【外套で半身を覆った男】 [saga]:2014/08/22(金) 17:39:26.99 ID:SgNy+fGMo
【黄昏に落ちていく夕陽を背に降り立つ灰色の影、宵が如く闇を引き連れて】

【歪むは口角、刹那不気味に啼いたソレ】 
【僅かな空気の微振動がその声を拡散させ、誰の耳にも届かせぬままに消える】
【不規則で覚束ない足取りのまま歩くソレの外套が、黄昏に吹き荒ぶ橙色の風に浚われた】
172 :【死神】【制服姿の少女】 [sage]:2014/08/22(金) 17:50:25.13 ID:EaNErLWoO
>>171
「……?
 ……くっ、ははぁっ……!」

空が深い群青へと衣を変えつつある夕刻
本能を持ちて、多相の世の中において芯に根付く鏡移しの樹木を嗅ぎつける
途端鎌を後ろ手に構え口角を吊り上げるだろう
白く煙る吐息が漏れる、喉の奥から嗤いが止まらない
真正面、相対する男向けて駆け出し大鎌を横薙ぎにせんと振るうだろう
173 :【B&S】【外套で半身を覆った男】 [saga]:2014/08/22(金) 18:08:36.45 ID:SgNy+fGMo
>>172
【持ち上げるは顔面、突如の敵に狂喜した顔面(カオ)】
【半身を覆った外套を振り払い両腕を広げれば、絶え間なく吹き荒ぶ風にまた浚われてばさばさと靡く外套】
【膝を曲げ身体を片手で支えつつ思い切り逸らして横薙に振るわれた大鎌を紙一重に回避すれば、虚空に外套の切れ端が舞う】
【身体を支える片手で上体を勢い良く起こし、もう片手で腹部への殴打を狙う】
【だが無理な状態から放った攻撃故にその殴打自体に乗っているパワーは大して高くない】
174 :【死神】【制服姿の少女】 [sage]:2014/08/22(金) 18:15:24.24 ID:EaNErLWoO
>>173
「がっ……!
 っ、くっ、ははぁっ……!」

くぐもった声、飛び散る胃液
拳打に腹を打たれれば半歩たたらを踏む
振り抜いた鎌の石突を突き出し、打突を試みる
狙いは死神の低い背丈からすると、ほぼ同じくして脇腹の辺りになるか
175 :【B&S】【外套で半身を覆った男】 [saga]:2014/08/22(金) 18:27:11.54 ID:SgNy+fGMo
>>174
【殴打が命中、死神は少量の胃液を飛散させて鑪を踏む】
【そしてまた、歪むは口角、漏れる笑み】
【だが無理な攻撃だった故に体勢を直しきれずに、死神の放った打突が男の脇腹を深く抉る】
【唾液と血液と呻き声を喉から出して脇腹を押さえながら悶絶、痛みに耐えれず両膝をつき死神を睥睨】
【ふと前方に転がった小石が視界内に入り、何を思うか男はそれを握った】
176 :【死神】【制服姿の少女】 [sage]:2014/08/22(金) 18:30:13.48 ID:EaNErLWoO
>>175
「あっはっ……はぁっ!!」

打突の体勢から手首を捻り、左手を添えて軸とする
テコと遠心力を付随させた縦一閃を光らせる
蹲る相手を、その頭から両断せんと
177 :【B&S】【外套で半身を覆った男】 [saga]:2014/08/22(金) 18:41:11.70 ID:SgNy+fGMo
>>176
「………チッ」

【舌打ちひとつ、縦の軌道を描いて迫る刃が煌く】
【果たしてその斬撃の勢いを殺せるか、博打ではあるが刃の軌道上に投擲された小石】
【それは突如大きさを変え、凡そ三倍にまで肥大】
【振り抜かれようとしている大鎌を止めんと迫る】

【目前に見えるは死(ゴール)、滴り落ちたのは血か汗か】
178 :【死神】【制服姿の少女】 :2014/08/22(金) 18:47:05.93 ID:EaNErLWoO
>>177
「……!?」

がきん!
刃が石を咬み、重量に負けて沈む
石を蹴飛ばしてやがて引き抜くも
それは男の目の前で行われた行動
即ち隙である、それなりに大きな
この合間を男が突く事がなければ
距離を嫌い前蹴りを放つであろう
179 :【B&S】【外套で半身を覆った男】 [saga]:2014/08/22(金) 18:56:43.99 ID:SgNy+fGMo
>>178
「……ハァ…ハァ…危な、かった」

【滴り落ちるは冷汗、取り留めた一命に一先ず安堵】
【刃に咬んだ石を引き抜かんとする死神に出来た隙】
【そんな絶好の攻撃の機会を、男が見逃す筈も無く】
【歪むは口角、漏れるどころか発した笑みは街に谺】
【右腕を後方へ引き絞りながらもその笑みを崩さず】
【刹那咆哮、次いで駆け出し近接すれば殴打を狙う】
180 :【死神】【制服姿の少女】 [sage]:2014/08/22(金) 19:04:41.46 ID:EaNErLWoO
>>179
「……ぅがぶぇ!!」

吼え猛り迫る拳を避けるは叶わず
体勢のあやゆさから防ぐも叶わず
顔面を撃ち抜かれれば後方に転倒
真紅の軌跡、黄ばんだ犬歯が舞う
されど大鎌から手を離す事はない
後頭部をコンクリに打ち付け痛打
起き上がるには間が必要であろう
即ち、男にしてみれば絶好の好機
181 :【B&S】【外套で半身を覆った男】 [saga]:2014/08/22(金) 19:22:41.04 ID:SgNy+fGMo
>>180
【殴打は顔面を撃ち、そのまま綺麗に振り抜かれる】
【真紅の軌道を引きながら空を舞うは黄ばんだ犬歯】
【そんな痛みの中でもその手から離さぬは死神の鎌】
【呻るは死神、後頭部を強打した故の衝撃に依って】
【起き上ろうにも掛かる時間故の隙が出来てしまう】
【歪に更に歪に吊った口角、又しても漏れるは嘲笑】
【起き上ろうとする死神に対し、腹部を狙った蹴り】
182 :【死神】【制服姿の少女】 [sage]:2014/08/22(金) 19:28:31.21 ID:EaNErLWoO
>>181
「あがっ……!!」

躱す術はない、這い蹲る死神に
目をひん剥きながらの多大な吐血
それが男の裾間を穢すかも分からない
必死の抵抗に繰り出されたのは拳
男の足目掛け細腕の打撃を放つ
183 :【B&S】【外套で半身を覆った男】 [saga]:2014/08/22(金) 19:48:09.98 ID:SgNy+fGMo
>>182
「……ふ…っ…滑稽、だな…」

【滑稽と死神を嘲る男の外套の端が真紅の血が穢す】
【大量に飛んだ血は死神のダメージを物語っていた】
【そんな痛みの最中、死神が必死に繰り出すは拳打】
【細腕から放たれたそれは男の足を狙い襲い掛かる】
【勝利を確信して酔い痴れる男、故に回避を試みず】
【死神の抵抗は、見事に男の足を撃ち抜いたのだが】
【男は突如来たその痛みに多少悶えるだけに終って】

「……まだ抵抗する、か」
「だが今すぐに……今、直ぐに殺して殺るからな…」

【歪むは口角、多大な殺意を孕んだ笑みがこぼれた】
【男は死神に歩み寄り、腹部へと次は踏み込まんと】
【足を、上げた】
184 :【B&S】【外套で半身を覆った男】 [saga]:2014/08/22(金) 19:56:06.36 ID:SgNy+fGMo
/一旦飯落ちします
185 :【死神】【制服姿の少女】 [sage]:2014/08/22(金) 19:59:42.33 ID:EaNErLWoO
>>183
「あっ……は、くくっ……!」
「……ぐぇっ!? ……ぁ、ぅ……」

掲げられた足を見て嗤う
来るべき瞬間を思ったか
それともまた別の何かか
だが享受だけには在らず
咄嗟石突で打突を唸らせ
それを見届ける事はない
びくり四肢が大きく痙攣
鎌がガランと地に落ちる
蛙の潰れた如き声が響く
濁った眼の瞳孔は泳いだ
186 :【B&S】【外套で半身を覆った男】 [saga]:2014/08/22(金) 20:24:57.53 ID:SgNy+fGMo
>>185
【完全な落日、黄昏は去り夜の闇が街を覆い尽くす】
【振り下ろされた足は狙い通りに腹部を深く抉って】
【血液交じらせた空気を吐いて、四肢を痙攣させた】
【歪むは口角、だが男がこぼしたのは笑みではなく】
【死神が放った打突が鳩尾に抉り込んだ衝撃に依る】
【白目をひん剥き引力のままに後方へと倒れ込んで】
【コンクリートの地面に後頭部を強打し吐血と嗚咽】
【流れるは血液、それが楕円形に血溜まりをつくり】
【やがて薄れ始める意識、揺らぐ視界に映るは満月】

「ぁ……ぁ………いい……月………だ」

【歪むは口角、漏れた笑み、終を告げるは男の人生】
187 :【B&S】【外套で半身を覆った男】 [saga]:2014/08/22(金) 20:26:59.27 ID:SgNy+fGMo
>>185
/絡みありがとうございました!楽しかったです!
188 :【死神】【制服姿の少女】 [sage]:2014/08/22(金) 20:34:58.79 ID:EaNErLWoO
>>186-187
ツワモノ共が夢の跡、夏の終わりの月影の下に二人
既に死神に息はなく、空虚の嗤みで天を仰いでいた
闇がじわり広がれば少女の姿を覆い飲み込んで行く
それはまるで、従者達が主に献身的に尽くかの如く
混沌に捻じ曲がった忠誠を持ってして首を下げ従う

それは、闇を従者に現れる

数多の命の灯火を消し去った死神は影の中に消えた

/こちらこそでした、お疲れ様でした
189 :サイレント【オルケストラ】 :2014/08/22(金) 20:36:05.47 ID:kqB6pG7mo
【とある路地裏の一角】
【血の匂いも硝煙の匂いもしない、この街では珍しい平和な路地裏にて】
【十六夜の月が優しく照らすそこに、ピアノによる一つの音楽があった】

………

【ゆっくりとしたテンポで奏でられる変奏曲】
【路地裏にドカンと置かれたグランドピアノを演奏するのは一人の……何か】
【白いタキシードと真っ白な手袋で全身を完全に覆うその背格好】
【ほっそりとした体型の男のようなそれは、何処か気品漂う様子をその内に秘めている】
【そして、その顔には……装飾どころか表情すらも無い、一枚の真っ白な仮面】
【極めつけは、頭に乗った真っ白なシルクハット】
【完全に全身を白い装飾品で覆ったそれは、月明かりの中妙に明るく映え】
【しかしながら、その表情の無さゆえに、隠しようもない「異様さ」を秘めていた】

………

【曲の終わり、幾つもの和音が複雑に絡み合い、不協和音が解決する】
【三度、異なる和音を弾き、その曲は終了する】
【一つの音楽が余韻と共に夜の闇に消え去り……その男は、何処か残念そうにその頭を下げた】
【彼のピアノの技能は、もはや達人の域に達している】
【どれだけ面倒なパッセージでも、トリルでも完全に弾きこなす様は正に天才】
【しかしながら、その音楽には一つの重大な要素が抜け落ちていた】

………

【再び、また違う変奏曲を弾き始める男】
【その音楽には……「表情」がついていなかった】
【音の大きさの変化は勿論存在している、テンポの変化もまた、十分以上に存在している】
【が、その音楽には厚みがない】
【悲しげに響く音楽も、楽しげに響く音楽も、ただ単純な「短調」と「長調」の違いにしか感じられない】
【ただ平坦に響くその虚しき音楽を、その男は何度も、何度も弾き続けていた】
【何か、その音楽の後に存在するモノを、探して居るかのように】
190 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 [sage]:2014/08/22(金) 21:13:14.22 ID:/vjU9HLNo
 緋と藍が混じる時刻。宵闇のローブが天を覆う前の瞬間。
 人が獣に変わる逢魔が時、魑魅魍魎さえ世に迷い出よう。
 百鬼夜行も彷徨いかねないこの夕闇に黒鉄の男は現れた。
 開かれた掌は刃金。握った拳は鉄槌。踏み出す脚は戦斧。
 全身之武器。故に男は得物を持たず戦場の如し路を歩く。
191 :【居合会心】【和装の女】 [saga]:2014/08/22(金) 22:04:50.19 ID:SgNy+fGMo
【此の世に於ける全ての儚い命、其を照らすは望月】
【それに依り放たれる淡い光だけ、少なくとも今は】

【刹那の間、宵闇の中に煌くは横一文字の刃の軌道】
【それは又ひとつ人の命を奪い屍に頭を垂れさせる】
【どちゃり、不快音が夜に響いて虚無だけを遺した】
192 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/22(金) 22:20:59.37 ID:/vjU9HLNo
>>191

 昏き宵闇を断ち斬る銀の光と、横たわるされこうべ。
 それを成すはひとりの女。それを見るはひとりの男。
 星月を映すは彼女の刃だけに非ず。黒鉄の躰もまた。
 せっかくの闇夜。刃を放つ強者と見れば挑むが礼儀。

「我が名は砕破。強き者と見るが故に立ち合いが所望」

 構えるは剣士にとっての刃。おのれの身一つである。
193 :【零】【イマジンサクリファイス】 :2014/08/22(金) 22:36:00.74 ID:XUH5fDno0
【とある公園】
【シャボン玉を飛ばして遊んでいる一人の少女】



【ゆらゆらと昇って行き、ある程度の高さに達すると弾けて割れる。】
【少女はそのシャボン玉を目を輝かせてジッと見つめる】

もっと、作る……

【ストローの先端にシャボン液をつけ、口に咥えてふっ…と軽く息を吹き込む】
【そして、またシャボン玉は空へと昇って行く。少女は後ろ歩きをしながらシャボン玉を見ることに意識を集中させていた】

…?

【すると…右足に何かがぶつかった様な感覚】
【右足の位置に視線を向けると、シャボン玉液が入っていた容器が倒れて中身が零れている】
【シャボン玉に夢中になって…少女は容器の位置を考えていなかったのだ】

新しいの、買う……

【そう呟いてポケットから蛙を模したがま口の財布を取り出して中を確認するが…】
【中には10円玉が2枚だけ、シャボン玉液を買うには到底足りない】

これじゃ、買えない……


【少女はショックでガックリと肩を落とし、目に涙を浮かべてベンチに歩いて行き…静かに腰掛けた】
194 :【居合会心】【和装の女】 [saga]:2014/08/22(金) 22:36:39.80 ID:SgNy+fGMo
>>192
「砕破……ね、おぼえた」

【月明かりに煌いた刃を一振り、空を裂き血を払う】
【相対する男の名を反芻、憶えたと呟きながら納刀】
【断らずに残るという事は戦闘の受諾を意味するか】
【構えた砕破、対して女は刀に手を添え腰を落とす】
195 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/22(金) 22:50:27.43 ID:/vjU9HLNo
>>194
 構える女の刃は鞘に。そこから繰り出されるは一つ。
 それはつまり先手ではなく後手、後の先を取る居合。
 であれば男は疾駆する。路で使うは自身最速の歩方。
 刹那にして間合いを[ピーーー]一足は、縮地に他ならない。
 だがそれは全力ではない。放つ手段は最速の最速を。
 男の背部推進機関が白熱し、唸りを上げて闇を灼く。

「其方の名は死と生の交わる頃合いに聞こう――疾ッ!!」

 全速を持って繰り出すは、中国拳法が一拳、箭疾歩。
 左拳は真っ直ぐ女の胸部、心の臓を狙って放たれる。
196 :【居合会心】【和装の女】 [saga]:2014/08/22(金) 23:05:06.79 ID:SgNy+fGMo
>>195
「……疾いね、砕破」

【女の元へ疾駆、それは刹那で肉薄し】
【轟音を伴い宵闇を灼いた砕破の背部】
【全速力を以ってして繰り出されるは】
【中国拳法箭疾歩。其は胸を穿たんと】

「……ッ」
「危ない…」

【動きに追付かない目が鬱陶しかった】
【だが視たいのは狙いの箇所ただ一点】
【亜音速にでも至らんと唸るその左腕】
【然しそれを後紙一重の所で防いだ鞘】
【余りの衝撃に依り数歩たたらを踏む】
【燻る白煙、然しながら傷一つない鞘】
【次いで女は半歩身を引き腰を落とす】
197 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/22(金) 23:17:07.97 ID:/vjU9HLNo
>>196
 拳を防ぐは鞘にあり。鞘に、女に傷はなし。
 手応えに反する不壊。ならば壊れずと知る。
 だが驚嘆は女にこそ。見切る集中と実行力。

「刀を抜かれれば厄介。だが抜かさずは無理」

 決意を固めた黒鉄男。向かう方法は最遅に。
 左腕を前に腰を落す。にじりにじりと摺足。
 先の先が破れるなら、後の先を取り合おう。
198 :【居合会心】【和装の女】 [saga]:2014/08/22(金) 23:34:29.17 ID:SgNy+fGMo
>>197
【構えた女へ向かう法、其は最遅の摺足にて】
【左腕前に腰を落とし、一歩一歩と迫り行く】
【攻めて来ぬかと察知。静かにその時を待つ】
【暫し経ち縮んだ距離。されど刃は届かぬと】
【未だ動作をしない女。軈男は射程付近に至】
【刹那微振動した空気。静寂を破る清い雑音】
【全力を以ち地を蹴る。次いで煌く横一文字】
【やっと放たれた攻撃。其は男の横腹を狙う】
199 :【居合会心】【和装の女】 [saga]:2014/08/22(金) 23:41:14.57 ID:SgNy+fGMo
>>198
/最後の行の【やっと放たれた攻撃。】
/を【やっと放たれた居合。】にしておいて下さい
200 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/23(土) 00:08:10.22 ID:qIfn+lAko
>>199
 飛び込み振るわれる女の居合は胴を落とす煌く銀光。
 最遅の進みであれば見えた居合に合わせ後ろへ一足。
 されど伸びるは鞘内での技かあるいは不知なる大業。
 躱せると思った横一文字は男の胴腹を断ち割る軌道。

「それを覆すが無手にて三倍段の刀剣を相手取る喜悦」

 腹へ奔る伸刃の下より跳ね上がるは受けに回る左腕。
 反らし流し受け切ろうという防御は中国拳法が化勁。
 推進器まで用い胴腹を狙う剣の腹を掌底が流し防御。
 刃は逸れ胸部の装甲を削り左手四指を奪い闇を切断。

 躱した刃が帰る前に男は地を踏み前へ跳び右腕加速。
 鞘にて受けられると悟れば繰り出す技は自ずと明解。
 防御を通す技か防御それが意味をなさない奥義絶招。

「――憤ッ!!」

 右腕より放たれるは裏当て透し浸透剄の武技の奥義。
 皮膚骨内臓破裂とて女は止まらぬが故に狙いは筋肉。
 躰を動かす物自体を破裂させれば起こるは行動不可。
201 :【居合会心】【和装の女】 [saga]:2014/08/23(土) 00:33:29.31 ID:rIt8qeBko
>>200
【一撃必殺を謳い文句に人命を奪って来た女の居合】
【其は男の胴の断切には至らず闇を斬る結果と終る】
【絶対的な自信と裏付けて来た物が一瞬にして崩壊】
【これ迄に無い絶望に見舞れた女は思考回路が停止】
【流された居合の方へ鑪を踏み危うく転倒しかけた】

「――――………ッ!……マズい…ッ!」

【その隙にて男より放たれる奥義は防御すら無意味】
【又も爆炎が闇を灼き女の身体を穿たんと迫る右腕】
【亜音速に至らんと否至ったであろう拳撃は直撃し】
【夜の静寂を穿つ咆哮は耐えきれない激痛に依って】
【軈悶絶し意識を失った女は片手に握りし刀を落す】

【儚き命を照らす望月は女の最期を見届ける為に輝】
202 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/23(土) 00:50:46.15 ID:qIfn+lAko
>>201
 須臾の命の削り合いはズキリと男の脳に痛みを残した。
 限界を超過した代償だろうか、鐘の割れるような苦痛。
 だがそれでも胸中に訪れるは生死を賭けた死合の喜び。
 銀の三日月を取り落とす女に注ぐは蒼銀色の円満月光。

 激痛に眉を顰め絶叫咆哮しても、なお美しい月下美人。

「名を、聞き忘れたか……くっ」

 痛みに喘ぎながら男は死に瀕してなお美しい女を見る。
 死ぬは惜しいが助かるまい。せめて最期を見届けよう。
 墓ぐらいは作ってやるべきかと、男はしゃがみこんだ。
203 :【居合会心】【和装の女】 [saga]:2014/08/23(土) 01:09:02.23 ID:rIt8qeBko
>>202
【指先すら微動だにしない体躯は女の命の終を示唆】
【だが未だ漏れる蚊の如きか細い息こそ生に縋る命】
【然し軈それも無くなり訪れるは重い沈黙故の静寂】
【死後硬直を始める体躯はまだ生きているかの様相】
【然しながらこれは屍。其は絶対的な戦闘のさだめ】
【望月依り降りし美しき灯は蒼銀色。其が照す夜に】
【反射するは刃の白銀。同様に反射する混濁した瞳】
【刃と同色即ち白銀の宝玉が転がりて重き光を放つ】

/絡みありがとうございました!お疲れ様でした!
204 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/23(土) 01:18:47.81 ID:qIfn+lAko
>>203
 白銀色の宝玉はさながら女の魂か。
 宝玉を懐に仕舞い白銀の刃を背に。
 装銀に照る屍を担ぎ上げ歩き出す。
 衣服からして墓は神社仏閣だろか。
 脳の灼ける痛みすら快く闇を行く。
 己も死も死闘の中でと願いながら。

/途中、長くお待たせしてしまって申し訳なかったですが、ありがとうございました!
205 :【ストレイトライン】【軍服姿の女】 [saga]:2014/08/23(土) 17:59:36.69 ID:rIt8qeBko
夕暮の街に一筋の軌跡
遅れて発生す轟音と飃
其は街の平穏を乱す者

「なんて……脆い街」

薄青の空に煌いた流星
地にも煌く破壊の一閃
轟音伴い崩壊するビル
逃げ惑い叫喚する群衆
近辺で嗤むは軍服の女
206 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/23(土) 21:27:14.66 ID:qIfn+lAko
>>205
 不敵に嗤う夕紅を裂いた女は地に注いだ流星か。
 落ちてなお輝く地上の星だというのなら臨もう。

 軍服女に対するは鉄鎧かと見まごう黒鉄の大男。
 されど左手の指は欠け胸には斜めの一文字傷痕。
 だがそれで臆することはない脳を燻る戦いの熱。

 人波を逆さに泳ぎ悲鳴を裂き破壊の中心へ参る。
 落ちたビルへ歩いて嗤う女へ獣のする威嚇の笑。

「意志なき石を壊して何とする。闘いは好まぬか」

 小指より順に握られた拳を女へ向け戦闘を誘う。

/まだいらっしゃいますかね。中身同じの連日絡みが不都合なら切っていただいて構いません
207 :【ストレイトライン】【軍装の女】 [saga]:2014/08/23(土) 21:48:47.31 ID:rIt8qeBko
>>206
威嚇の笑を以て現るは黒鉄の男。其は女を戦へ誘う
良く見れば左手の指は無く胸にも一文字の傷痕有
されどこの闘争心は心の根底から来たるものか
無言のままに唇の両端を上げたのは開戦の合図か
首を鳴らして大きく深呼吸を一つ。周囲と男を一瞥
先ずは半歩身を引き構えるはファイティングポーズ

/全く問題ありません。よろしくお願いします!
208 :【スノウ】>>89【スノーデビル】 :2014/08/23(土) 21:54:03.50 ID:kC9PSY4vo
街のある一角に広がる別世界、それは広く一般的には雪景色と称されるものである。
昼の熱気が冷めやらぬ熱帯夜にて、異常気象と言うにも早すぎる冬の面影に、人々は驚きを隠せない。
円形を模して、ある少女を中心として形成されるそれは、美しく、また何処か異質な雰囲気。

「・・・・・・・・」

十字の大きな交差点、ちょうど中心辺りに、病的な迄に白い素肌を僅かにドレスから露出させ、同じく白い白髪を靡かせていて
それとは相反して纏うドレスは艶やかに漆黒で、特に目的もなく交差点のど真ん中に陣取るように棒立ちになっている。
少女を覆うは白銀、鼓膜をダイレクトに刺激する車のクラクションに返すのは年に似合わぬ妖艶な微笑みだけ。
そんな姿は少し危なっかしくて、誰かの興味を引いてしまう、可能性は十分にあった。
209 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/23(土) 22:00:49.68 ID:qIfn+lAko
>>207
 構える女の戦型は徒手空拳、ならば相対は必然だったか。
 男も構えるが握れぬ左の拳、だが親指と甲あれば役立つ。
 鍛えられた指は針のごとく、蜂のように敵を刺す刃足る。
 機械の甲は十分に鎧と成り、致命打を防ぐ盾と成り得る。

「流星よ、動かぬのであればこちらから往こう」

 女が地に落ちる星なのなら、男は空へ昇る飛翔体である。
 背部推進機関に白光が燃え、女へ向けて砲弾の如く奔る。
 繰り出す技は単純明快な物、ただ全速にて往く体当たり。
210 :【ストレイトライン】【軍装の女】 [saga]:2014/08/23(土) 22:17:02.29 ID:rIt8qeBko
>>209
地を這う流星に相対するは天へと翔ける飛翔体
宵闇を灼く白光が煌き爆進す飛翔体の身は黒鉄
全速を以って疾走るは全身が武装と成り得る男
直線に軌道を描いて女目掛けて放つは体当たり

其は強大な力が掛り当たれば身を砕く程の衝撃
即ち戦の終焉故に潔く直撃する訳には行かない
女の保つ能力其は短距離直線の高速的な移動也
ならば避けて見せようと地を蹴り飛翔するは女
縦も直線、故に高速的な移動は可能な筈であり
刹那に黒鉄の飛翔体を飛越え着地点に降り立つ
そして振り向き構えるは先刻と同様に徒手空拳
211 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/23(土) 22:28:00.20 ID:qIfn+lAko
>>210
 当たるという確信は眼前より消える女に覆された。
 否、それは宙を駆ける流星相手ならば確信こそ愚。
 自在に三次元を舞う流星を捉えるは困難を極める。

 だからこそ面白いと男はやはり笑い、周囲を見た。
 気づき振り向けば、既に構えを取る女の徒手空拳。
 それは女の情けか、背後より奇襲を取らぬは何故。

 おそらくは余裕であろうと男は思い、腰を落とす。
 流星の手並みを見るつもりであり、左腕を前へと。
212 :【零】【イマジンサクリファイス】 :2014/08/23(土) 22:42:47.10 ID:PXPB7Mv40
【夕暮れ時の公園】
【キー、キー、と音を鳴らしながらブランコを漕いでいる黒髪の少女】
【少女の目に映るのは、楽しそうに遊ぶ子供達の姿】
【少女はその子供達を羨ましく感じて…小さく溜息をついた】
【自分もあの輪に入ってみたいという想いはある…あるのだけれど】
【声を掛けて、拒絶されることを恐れて少女は動けなかった】



【そうして暫く見ていると、子供達の母親だろう。数人の女性が現れた】
【そして各々が手を引かれ、それぞれの家へと帰って行く】


ぁ……

【公園に居るのは少女独りとなって、先程まで騒がしかった公園は一変して静まり返る】
【聞こえるのは…ブランコを漕ぐ音と、少女の呼吸音のみ】

……

【少女は静まり返った公園で、俯いてただブランコを漕ぎ続けていた
213 :【ストレイトライン】【軍装の女】 [saga]:2014/08/23(土) 22:45:11.96 ID:rIt8qeBko
>>211
笑んで周囲を見渡すは飛翔体
其に連れたか唇の両端を吊る
黒鉄振り向き前に出すは左腕
恐らく攻め来ないと見た流星
様子見かという結論に至った
ならばそれに応えるのも一興
全速で奔る速度は疾風の如く
能力を使用したか残るは残像
描く軌道は刹那にして消える
地を這う流星、闇に瞬く流星

肉薄すれば放つは右拳の殴打
其は絶大なる破壊力をはらむ
214 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/23(土) 23:05:30.81 ID:qIfn+lAko
>>213
 唇にて闘気を放ち呼応する女。
 疾風迅雷迸り影を置き去る女。
 霞む姿は陽炎のように宵闇に。
 瞬時刹那須臾の間隙で迫る拳。

 其れが風ならば柳で応ずる男。
 其れが火ならば山で構える男。
 放たれる右拳はすでに躱せぬ。
 しからば盾が左甲で受けよう。

 右拳を往なせと前へ差し出す。
 柳の如く逸らそとするが重く。
 左甲は軋み歪み弾けて砕ける。
 破壊は左肘まで貫き男を圧す。

 地を削り拳を受けつつも立つ。
 左腕は砕け、残るは片手両足。
 だが戦意は限界超し脳を灼く。
 ニイと歯を剥き笑い拳を握る。

 今ならば、女は捉えられると。
 流星なら地に落ち燃え尽きよ。
 女同様走り寄って右拳を以て。
 打倒せしめんと上から下へと。

 打ち下ろし式正拳を放つ心算。
215 :【ストレイトライン】【軍装の女】 [saga]:2014/08/23(土) 23:34:55.60 ID:rIt8qeBko
>>214
躱せぬのなら逸らしてしまえと
既に欠損す左腕で拳打を受ける
然し其の拳打に乗った力は絶大
故に左腕のみでは逸しきれずに
だが他の部位を道連に出来ぬと
軋み砕けた左腕はもう使えぬ様
然しながら此の状態に絶望せず
それどころか限界を越する戦意
其は業火の如く燃盛り脳を灼く
歯を剥いての笑みこそ其の体現

流星が自ずと墜ちる前に落す為
さあ燃え尽きよと繰り出される
振り下ろされるは黒鉄の正拳突
其は隙有りの流星を無情に狙い
雷管を強打する撃鉄の如く襲う
其は避ける暇も無しに降り注ぎ
背部を撃ち抜き流星を叩落した
めきめきと軋む身体は地を穿ち
数寸めり込み大地に罅を入れる

女は白目をひん剥き多大な吐血
地を這う流星の真紅が地を染め
だがまだ完全に動けぬ訳で無い
死は免れぬだろうがまだ命有り
ならば立ってみせよう男の前で
両手で身体を押しながら必死に
起き上がろうと歯を食い縛る姿
其は何とも言えなく滑稽で無様
216 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/23(土) 23:54:54.58 ID:qIfn+lAko
>>215
 地に伏しなおも戦意煌くは流星。否、女は最早落ちるのみに非ず。
 再び空を舞い天を往く星だろう。なら流星は既に彗星であったか。
 地の女を男は星の如く見上げる。気概は戦士として尊敬に値する。
 立ち上がろうともがく姿こそ美。嗤う者あれば男がそれを砕こう。
 男は砕けた左腕を一瞥して待つ。女を待つは男の特権でもあろう。

「流星の――否、彗星の戦士よ。我が全霊をかけて正面より敵おう」

 女が立ち上がり構え整うを待つ。繰り出す技の全霊を絞るを待つ。
 男が応えるはやはり全身全霊を。自身が最高の絶招をひねり出す。
 透しのような繊細な技は打てぬ。既に脳は壊れ均衡を欠いている。
 であれば放つは外部破壊最高位。一撃必殺の八極拳、猛虎硬爬山。
 それを放つべく巡る戦意を収束。恋慕抱く逢引のように女を待つ。
217 :【ストレイトライン】【軍装の女】 [saga]:2014/08/24(日) 00:22:14.24 ID:ZiwOkC/0o
>>216
「……これが…最期の一撃と成る技…」

天空へ翔ける黒鉄の前に立ち上がりて紡ぐは言の葉
流星。否、彗星の最終奥義であるそれは正しく諸刃
其を放てば結果に関わらず死す事は免れぬのだから
だが今の状態では何方にしろ訪れるは命の終焉だけ
ならば撃ってしまえ、最期は己の奥義で締め括たい
例え其が黒鉄を撃破する可能性が那由多の彼方でも
墜ちるのみの彗星が飛翔する黒鉄を道連れにせんと
其れを確実に斃して見せんと、笑みつつそう嘯いた

「―――――……ならば共に墜ちよう、黒鉄の戦士」

構えるは徒手空拳、然しながら先程よりも腰が低く
威圧を込めた咆哮に次いで撃鉄の如く蹴るは地面也
其は限界を越した速度を誇り、能力に依り影を残す
残像と真紅の軌跡が闇夜の虚空に現るは刹那の間隙
遅れてやって来るは虚空を裂いた轟音と発生した飃
全身全霊と速度を乗せたままに男への突進を試みる
218 :【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 :2014/08/24(日) 00:47:39.57 ID:bNiaW9fwo
>>217
瓦礫と残骸に塗れながら戦う女の生様を誰が知ろう。
周囲には誰もいない。相対する男のみが戦士を知る。
であれば祈ろう。星よ、空よ。この女を忘れるなと。
この戦いを覚えていてくれ。素晴らしき戦士の事を。

一秒などと言う時間は、あまりにも永過ぎるが故に。
男と女の間に存在するは刹那にして永遠であろうか。
音を超え大気を破り闇を裂く一撃は最大にして最強。
単純であるからこそに余分はなく絶対の純度を誇る。

であればそれを破る事は能わず、ただ前進あるのみ。
男の全推進機関が灼熱化し暴力的推進力が背を推す。
その全てを人の技、人の知、人の業で抑え技と化す。
作り上げられるはただ一撃必殺を得るが為の純粋技。

女が虚空を切り裂くように男は震脚にて地を砕いた。
蜘蛛の巣上にひび割れ窪む大地の力を余すことなく。
右腕に乗せて全霊を集束した威力をただ一点に放つ。
大爆発を意味する八極拳が猛虎硬爬山の突きのみを。

「見事」

激突の直後、男はそれだけを残して全身を砕かれた。
闘いによって満たされた物を抱いて男は地に散った。
残るのは、黒鉄色の宝玉と言うには無骨な石が一つ。
闇に照る月明かりに鈍く輝くは、星に沿う闇の如く。

砕破-死亡-

/前日に続いて長くなって申し訳ない。
/ですが楽しかったです。ありがとうございました!
219 :【累乗付与】 :2014/08/24(日) 01:04:29.10 ID:Gbm4p6+CO
【夜山中に轟く風切り音】
【少年は今日も剣を降る】
【あの忌まわしき男と、】
【再び邂逅し倒すために】
【自分を負かした強敵を】
…風が、泣いているようだ
【今日も何処かで強者が】
【散って行ったのだろう】
【だから風は泣いていて】
【何故か彼も涙を流して】
なんで僕は泣いてるのか…?
分からないが無性に悲しい…
【少年は今日も剣を降る】
【にっくき敵を倒すため】
【今よりも強くなって、】
【強者、強敵サイファを】
【倒すために…だから……】
泣くな…強者は泣くでない…
【彼は、涙をながさない】

/追悼ソロール
220 :【ストレイトライン】【軍装の女】 [saga]:2014/08/24(日) 01:28:31.61 ID:ZiwOkC/0o
>>218
其の命をも引き換えに絶大な威力を誇るは女の奥義
空を切り裂き爆進する姿、其れは正に流星。否彗星
其が待つは墜落のみだがその際の衝撃は図り知れず
闇夜に煌いた一閃と相対する男は震脚にて地を粉砕
その力を余さずただ一点に収束し放たれり奥義絶招
八極拳が猛虎硬爬山。其は大爆発を意味するとあり
其のふたつが真正面からの邂逅そして衝突を果たす
それらが織り成す衝撃波は一体何処まで届いたのか
だが其を知る者は此の世に在らず。虚しく夜に啼く

「こんな最期ならば、私は黙って受け容れられる」

互いにぶつかり合う身体と躰がめきめきと嫌に軋む
骨の折れる音と肉の裂ける音そして血の噴出する音
其れに加わるは黒鉄の戦士の全身がくだけていく音
絶妙に調和するそれらも最早ふたりの耳には届かず
正に眼前へと迫った死を悟り彗星が遺すは言葉だけ
歪む視界は真紅色、朦朧とする意識にはもう抗えず
もう駄目だと墜ちていく。彗星の如く軌跡を引いて
どちゃり、不快音が響き蜘蛛の巣状の大地に墜ちた

闇を孕んだ真紅の色。其の宝玉が大地へと転がりて
黒鉄色の宝玉の隣、寄り添う様にこつんとぶつかる
直後空を翔けた流星が軌跡を引いたのは刹那の間隙
直ぐに消滅した其れにこの街の儚き願いは果たして
      ―――――届いたのか


/いえいえ、全く持って気にしていませんしこちらも長く待たせてしまいました
/此方こそです!ありがとうございました!
221 :サイレント【オルケストラ】 :2014/08/24(日) 18:15:18.06 ID:AR1UXQ5fo
【雨は好きではない、あの日のことを思い出すから】
【傘は好きではない、彼の娘の笑みを思い出すから】

………

【雨模様の空の下、一人のニンゲンが降りしきる雨の中を歩いていた】
【白いタキシード、白い手袋、白いシルクハット、白い仮面】
【その身を包む真っ白な衣装も、雨のせいでぐしょ濡れになっており】
【水分によって貼りつくその衣装はその体の細さを鮮明に示していた】

………《嗚呼》………

【白いブーツが足元の水溜りを踏み、水音が辺りに響き渡る】
【その音、世界が響かせる音を聞いて、そのニンゲンはふと足を止めて呟いた】
【その吐息は、仮面をしているせいなのかボヤけた響きを辺りに残す】
【澄んだ響きと濁った響きを併せ持つ不思議な声色は、そのニンゲンの年齢を悟らせない複雑な音色を持っていた】

………

【空を見上げたその仮面に雨粒が一つ、二つ】
【無感情なその仮面が、今この瞬間だけは泣いているかのようにその姿を変える】
【仮面の下のその顔は、果たしてどうなっているのだろう】

………

【雨は好きではない、少女の泣き顔を思い出すから】
【傘は好きではない、自分の泣き顔を隠せないから】
222 :【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]:2014/08/24(日) 22:09:52.92 ID:w/4jlMwZ0
【祇園精舎の鐘の声。諸行無常の響きあり】
【とある人が歌った、世界の理を示したものである】
【栄えて止まってしまった物は消えていく。必ず終わってしまう】
【だからこそ、いつでも上を目指さなければならない。止まれば下るしかないのだ】

【組織も同じだ。一度栄えて終わったならば、消えていく存在】
【今、消えもせずただ波のように漂う探偵事務所はどうなるか分からない】
【彼は大事なものを手に入れ、それで終わったから全部消えたのだ】
【上を目指していないからこうなったのだ。そこで良いと思ったからこうなった】
【しかし、彼はもう一度上を向いた。もう一度向いたから、人が来てくれた】
【もう一度あの世界を取り戻したい。罪から目をそらさぬように】


【さて、彼は探偵事務所で依頼人を待っている】

依頼、なんでもお持ちくださいね〜

【子犬探しも殺しも何でもする。依頼であれば】
【依頼人を待ち、彼はドアの音に耳を傾ける】
223 :【スノウ】>>89【スノーデビル】 :2014/08/25(月) 00:11:57.20 ID:CIAo/p8qo
大きな噴水を称える広場、そこに伏すのは一人の少年、直立する少女をおずおずと見上げれは数瞬の間を置いてその視線は再び地へ落ちる。
季節を否定するかのように結晶が降り積もり、形成される雪景色。それはどこか神秘的、しかし感じる悪魔的。
如何様な言葉を持ってして、神秘と異質が混ざり合う不可思議を形容することが出来ようか。

「あらぁ?さっきまでは『悪魔』なんて罵ったくせに、もうそんな元気もないって顔ねぇ?」

がくり、辛うじて頭部を支える力も、降り下ろされる少女の足に為す術も打ち落とされて、揺らぐ視界に蠢く白を見た。
それ1つがまるで生命体、足を覆い胴を覆い、しまいには少年の首までを全て覆い尽くしてやっと止まる。
身を切る鋭利な痛みを感じつつなんとか足掻こうと力を込めるも徒労に終わる
蔑み、愉悦、若き少女は似合わぬ汚れを瞳に抱き、そんな彼女はひどく悪辣、しかし纏うドレスに優雅さ。
自らの能力で産み出したそれが、ボロボロになった少年の体を尚も蝕み命の息吹を奪い行く。
ああ愉しい、数年、数十年の月日も人生も、とても脆くとても儚い、ちょっと小突けば一瞬で崩れて消える。
この少年もまた同じ、もがくも無駄に、祈れば徒労に、神は彼には微笑まない、残虐な王女のその手に掛かれば。
いずれ消え行くその命、藁にもすがり付こうと足掻くその様は無様で格好悪くて、故に自分は愉しい、安全な場所から綱渡りを眺めるのは。
そうしていれば散る命、王女は恍惚として少年を見下ろし蔑んで、やがて余韻が途切れれば、静かにその場を後にする、空っぽになった抜け殻と、能力の名残の白雪を残して。
224 :【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]:2014/08/25(月) 18:30:21.49 ID:DplVs5oUO
【赤黒いローブに身を包み体を引き摺るように歩く】
【初秋の街の夕暮れ、くつわむしが鳴いている】
【邪に染まり切った存在は、いつまでも仇を追い求める】
225 :幸坂絵梨【バランサー】 [saga]:2014/08/25(月) 20:49:58.21 ID:Lm1qaX++0
「住んでた頃とはかなり違うのね…はぁ」

夜闇に包まれた街の公園のブランコで黄昏るのは金髪の少女
白いワイシャツに水色のパーカー、そしてミニスカート
街に観光にきたただの外国人の少女としか思われない身なりだ

「にしても静かね…ここ、本当に危険なのかしら?」

だが、彼女の黄金のポニーテールの下には秘密が隠れている
首筋についた切断痕、普通の人間だったらこのような傷を負えば死ぬだろう
彼女は傷を負っても死なない例外などではなく、きちんと死している
そして得体の知れぬ力で彼女は安眠から醒めた
調律を保つ右腕の稀少価値を見込まれて
そんな稀有な右腕の持ち主たる屍はブランコから立ち上がって伸びをする
そんな至って普通な少女の形をした屍は見るものにとってどのように映るかは、その人物次第であろう
65年前の事件の被害者の名前と顔を暗記してるものと、そのような事件を知らぬ者とでは少女を見た感想は決定的に異なるのだから

//フィールさんとの絡みは返信がなかったのでなかったことにします
//事件については知ってても構いません(wikiの幸坂絵梨とハミングバードのページに詳細が載ってます)
226 :【ブルークリムゾン】>>705【サンセイリュウ】 [saga]:2014/08/25(月) 21:36:07.62 ID:SD8fRHipo
 舌を出して喘ぐ犬のように女はだらしなく歩いていた。
 猛暑だけならばともかく、時折襲いかかる秋の涼しさ。
 寒暖差は女から、正常な感覚と体温調節機能を奪った。

 ――はくしょい、と可愛らしげのないくしゃみを一つ。

 腰のホルスターに二丁拳銃をぶら下げながら路を進む。
227 :【ブルークリムゾン】>>705【サンセイリュウ】 [saga]:2014/08/25(月) 21:48:41.39 ID:SD8fRHipo
>>225
>>225
 ぶらぶらと夜になる。次第に気温も落ち着いたかと思えば熱帯夜。
 むしむしと鎮まる気配のない湿気が鬱陶しく肌にまとわりついた。
 涼でも取ろうかとコンビニに入ろうとするには二丁拳銃が余計だ。
 おとなしく人込みを避け、金がない少年不良のように公園へ赴く。

 ふと見れば先客が居る。街灯の少ない闇の中でも輝ける黄金の髪。
 それ以前に目に留まるのは爽やかな色の……長袖パーカーである。

「うわっ、あっつくないの。って外国人か。日本語わかる?」

 おずおずと声をかけた。猫をも殺す旺盛な好奇心は彼女の悪癖だ。
228 :アーチャー【アーチャー】 :2014/08/25(月) 21:56:32.95 ID:vkVRnUR30
【夕闇の草原、紅の太陽が翠を緋に塗りつぶす刻】
【橙の陽光を浴び、静寂の草原に佇むは緋色の弓兵】
【一陣の旋風が紅の草原を波打てば、訪れる悠久の時】
229 :幸坂絵梨【バランサー】 [saga]:2014/08/25(月) 21:59:31.10 ID:Lm1qaX++0
>>227
65年振りの日本の暑さに鬱陶しさではなく懐かしさを覚えていた絵梨は暑い夜風に運ばれる言葉を聞いた
それが自分に掛けられたものと理解すると彼女は声の源へと視線を移す
腰に二挺の拳銃を携えた好奇心旺盛そうな少女であり、おそらく能力者である者へと

「これでもハーフだし、日本語も分かるわよ。まあ、確かに少し暑いけど…あんまり気にならないかな」

人と話すのは好きなほうである絵梨は好奇心を微笑ましいものと思い、クスリと微笑みながら言葉を返す
暑さが気にならないのは彼女が屍であることに由来する
蘇生技術がまだ完全ではなく、腐敗しやすい皮膚に依存する触覚が常人よりも衰えているのだ
もっともそんなことは悟れないように、絵梨は会話を楽しむだけであった
230 :【ブルークリムゾン】>>705【サンセイリュウ】 [saga]:2014/08/25(月) 22:11:52.44 ID:SD8fRHipo
>>229

「ほー、ハーフ。にしては綺麗な色出てるね」

 優性の栗毛より劣性の金髪が出るケース。
 希少であり女の好奇心を刺激するに十分だ。
 ワケアリだと思うには十分で踏み込むに足る。
 それが金髪女性の迷惑と考える想像力は足りず。

「そういや体温低いタイプなの、羨ましいね」

 ちらりと携帯の天気予報に目を落とせば三〇度弱。
 湿度は70パーセントを超えており蒸し風呂にも近い。
 少しと言えば少しかもしれないが、だいぶとも言える。
 女の好奇心が鎌首をもたげ掘り下げようと言葉を吐いた。

「それって君の能力由来かな?」

 二丁拳銃をポンと叩いて見せる。拳銃を見て驚かない人間。
 そんな奴が居たとしたらソイツは馬鹿か能力者ぐらいだろう。
231 :幸坂絵梨【バランサー】 [saga]:2014/08/25(月) 22:27:23.57 ID:Lm1qaX++0
>>230
「お母様もこれには驚いてたみたいなのよ。とっても綺麗に色が出たってね」

話題となってる金髪を弄びながら絵梨は言葉を紡ぐ
言葉に過去以外の意味が入り雑じってるのは…絵梨は自分の母親のことを正確に覚えていないからだ
記憶は消されてないが80年ぐらい前のことを記憶している少数派ではなかったというだけだ

「体温も少し低いみたいだけど、私は触覚が日常生活に支障は出ない程度だけど衰えてるせいでもあるかな?」

さらには気持ちの問題でもあるなかも知れない
蒸し風呂であっても、炎の檻の中であろうと人の感じかたは気持ちの持ちようによっても変わる
この場合、絵梨はこの暑さに懐かしさを抱き、楽しんでいる
絵梨が死人であるために得てしまった性質か、絵梨の気持ちか、どちらがより絵梨に苦痛な暑さを和らげさせてるのかは、分からない

「それに見慣れてるのと、私の能力とは直接は因果はないけどね。あ、私の能力を見てみたいの?」

絵梨は、その内の後者だ
しかし、そのなかでもトップクラスの異端児である
何故なら、絵梨はアイドルに憧れを抱く少女であり、殺人鬼の凶刃に倒れた死人であり、蘇生者部隊の一員であるのだから
そして、幾度も実戦を体験してきたのだから
232 :【ブルークリムゾン】>>705【サンセイリュウ】 [saga]:2014/08/25(月) 22:37:33.97 ID:SD8fRHipo
>>231
 
 昔のことかあるいは遥かな過去の事か逡巡する黄金の女。
 自分自身のことだというのに解らないのようなそぶり。
 能力が見てみたいのかと素直さか煽りか言う金髪女。
 それに対するこちら回答などやはり決まっている。
 もともと話題に出して斬り込んでいるのだから。
 向こうから見せてくれるのなら断る話はない。

「是非見せてほしいね。まずはこっちからか」

 左腰の拳銃を引き抜きスイッチをセット。
 途端、左手の拳銃は蒼く染まり出した。
 映画のように斜めに構えて銃爪絞る。
 吐き出されるは冷徹なる冷凍弾だ。
 狙いは女の顔の側面を通る軌跡。
 動かなくても当たる事はない。
 だが対応を見るには十分だ。
 
233 :幸坂絵梨【バランサー】 [saga]:2014/08/25(月) 22:55:21.54 ID:Lm1qaX++0
>>232
思い出せない遥か彼方の記憶に思いを馳せていた絵梨は少女が拳銃を向けると軽く微笑んだ
科学者の一族からも稀少価値を認められているこの力は自分の意志で使うことができない
それが力を振るうのは、簡単な条件を満たしたときのみ

「okよ、そっちが先に見せてくれるなら都合がいいしね」

そう言ったときには絵梨は少女の銃口の狙う場所を視線から見極めようとしていた
そして、狙いが分かって右手を動かし始めたとき、冷徹なる弾が吐き出された
その弾は、普通なら絵梨を掠めて過ぎるだろうが違う
射線は絵梨の右手に遮られてるのだから

そして、凍結弾は絵梨の右手に命中して消滅する

「私の能力、分かったかな?」

ゆっくり右手を下げる絵梨の顔には笑み
あらゆる異能を消す調律の能力、それによって無傷を保ったままであるがゆえに彼女は苦痛を感じなかった
234 :【ブルークリムゾン】>>705【サンセイリュウ】 [saga]:2014/08/25(月) 23:11:27.91 ID:SD8fRHipo
>>233

 防御にしては怪我ひとつなく衝撃に揺らいだ形跡もない。
 自然、考え付くは弾自体の消滅、無効、転送のいずれか。
 発動範囲はわざわざ手を差し出したことから接触物限定。
 推測すれば金髪女の能力は、触った物を消す能力となる。

「なるほど。驚異的とは思うね」

 それが、どのぐらい適応されるかで対応は大幅に変わる。
 なんだって消せるのか、身体のどの箇所でも消せるのか。
 通常通り右腕を使っていることから発動は任意式だろう。
 整理するが情報は少ない。だが好奇心を刺激してくれる。

「大体のことは推測できた。これで丸見えだ」

 青い拳銃をホルスターにしまい、もう一丁を取り出した。
 スイッチを入れるとそれは紅く染まり猛暑を吸い込んだ。
 足元の小石を一つ拾うと、放物線を緩く描いて金髪女へ。
 同時に紅蓮の火炎弾を今度は逆側の顔の側面へ吐き出す。

 小石は、消去できるのか。右手以外でも消去できるのか。
 それを試すのに好奇心の女は自分の手札を簡単に切った。
235 :幸坂絵梨【バランサー】 [saga]:2014/08/25(月) 23:27:21.29 ID:Lm1qaX++0
>>234
絵梨の能力は評価通り驚異的だ
能力の効果を祈りであれ呪いであれ例外なく打ち消してしまう右腕
能力ではないただの鉛弾でも持ってこない限りは能力に頼りきった能力者には絵梨の右腕は絶対に傷付けられない
それが至高の魔力であっても、聖魔剣の空間を切り裂く斬撃であっても

「まあ、驚異的だけど私は使い勝手は悪いと思ってるのよ?」

能力ならば癒しも打ち消すクセに能力が関わってなければ迫る毛糸一つすら打ち消せない
それが絵梨がこの能力を不便と思う理由だ

「そうね、お互いの能力は大体分かっちゃうね」

迫るは小石と紅蓮の火炎弾
彼女の体なら、火炎弾を打ち消すことも避けることもできる
手の内を明かさないことは選択しなかった絵梨は小石を取ろうとわざわざ右手を火炎弾の射線上に晒す
そして、小石が絵梨の手の内に収まったすぐあと、火炎弾は絵梨の右手に命中して消滅した

「これで私の能力のクセまで分かっちゃったかな?」

火炎弾の影響を受けた素振りを見せない絵梨はまた微笑みながら小石を投げ捨てる
お互い、手の内は知れたと感じながら
236 :【ブルークリムゾン】>>705【サンセイリュウ】 [saga]:2014/08/25(月) 23:39:33.77 ID:SD8fRHipo
>>235
「小石は消えなかった」

 推測はほぼ完了した。
 戦う手段はなくない。
 だがそれは綱渡りだ。
 相性は余り良くない。

「能力を右手で消すか」

 好奇心とリスクは別。
 であれば引くが善也。
 なにより能力よりも。

「最も脅威なのは身体」

 高速の弾丸を捉える。
 それが格別の強みか。

「であれば分がわるい」

 笑って拳銃を収めた。
237 :幸坂絵梨【バランサー】 [saga]:2014/08/25(月) 23:59:06.87 ID:Lm1qaX++0
>>236
「大正解ね、私の能力は右手に触れた能力や能力の効果を例外なく打ち消すこと」

同時、絵梨も推察をしていた
相手は触れたものを燃やすと思われる火炎の弾
それに触れたものを氷結させるであろう氷の弾
この2つを自在に二挺の拳銃から撃ち出すこと
もっとも、推察した効果には正しいという確証はない
おそらく、一挺の拳銃が相手なら絵梨の敵ではない
彼女は一発の銃弾ぐらいなら狙いを見極めて打ち消せる
だが、それが2つとなると話が変わる
彼女の右腕でないと打ち消せないという制約が足枷となるのだ

「まあ、これでもアイドル志望だし体は鍛えてるからね」

拳銃は剣とは違って狙いを定めてからでないと攻撃ができない武装だ
絵梨はただその狙いを読んだだけだ
そして、それに反応したまで
それはやろうと思えば誰にでも出来る可能性のある技術、だが絵梨の場合は一発の銃弾ぐらいなら反応できる身体を持ち合わせているためにそれを驚異というレベルに押し上げている

「私も二挺拳銃には分が悪いから助かっちゃったかな?」

銃を納める様を絵梨の脳に伝える蒼い瞳は安堵の色を帯び、その顔は優しい笑いを浮かべた
238 :【ブルークリムゾン】>>705【サンセイリュウ】 [saga]:2014/08/26(火) 00:17:42.94 ID:9TE/igeKo
>>237
「自分からバラしちゃダメじゃん。それじゃ芸能界は渡れないぜ、お嬢ちゃん」

 笑みを苦笑にしながら二丁拳銃の女は言う。
 仕方がないとため息を吐きながら女も言う。

「そっちも推測してるだろう通り、二丁拳銃で氷と炎を吐き出すものだ」

 そう呟き早撃ちの如くホルスターから抜く。
 炎弾が夜を焦がして飛びふたつが重なった。
 途端、弾は花火のように燃え盛り猛火へと。

「消される前に爆発させちまえば、右腕以外は燃えちゃうんだから」

 言いながら、女の心配をしている事に驚く。
 出会って間もないただの他人だというのに。
 しかし、それも当然なのではないだろうか。
 人が気にする魅力を持つアイドルの才能か?

「君ならまあ、どんなジャンルにでもなれるでしょ
 じゃあね。金髪さん。名前は……TVで知るよ」

 そう言って好奇心の女は公園から踵を返す。
 今はいらない。それが女なりの応援の形だ。
 そうして背を向けて手を振り去って行った。
 けして猛火で厄介になりそうだからでない。
 そんな理由では決して、たぶん、おそらく。

/夜も遅いしこんな感じですかね。ありがとうございました!
239 :幸坂絵梨【バランサー】 [saga]:2014/08/26(火) 00:42:25.35 ID:y6t6Uaym0
>>238
「あはは、そうかもね」
「ちょっと気を付けないと」

苦笑を見てハッとした絵梨は軽く頭を叩いて笑う
その様子は、どこか楽しげに見えただろうか?

「まあ、見てたからね」
「燃えても能力の炎である限り私の右手で打ち消しちゃうよ」

それが神による裁きの一撃でも、それが能力なら打ち消してみせる
それが絵梨の右手
それがすでに燃えているものでも絵梨には能力の炎なら打ち消せる

アイドル
それは死した絵梨にはいくら実力があろうとも実現は到底難しい夢
絵梨には戸籍がなく、身分もないのだ

「じゃあどんなジャンルになるかは…キミが予想しててね」
「じゃあね!キミの名前も聞きたかったけど…私がTVに出たら教えるね」

公園に背を向ける好奇心の女に軽くウインクすると絵梨は公園に取り残される
公園にあるのは業火と決意をする絵梨のみ
絶対にTVに出て天子と共演する
そして、あの人の名前を知る
そんな、【バランサー】の能力でも打ち消せない思いは、硬い

業火はふと業火の存在に気付いた絵梨が猛ダッシュで逃げ出してしまったおかげで燃え広がり…公園に大きな痛手を負わせた
近隣の住民に消火されたらしいが、公園の一部は焼夷弾を受けたような焼け野原になったとか
そして犯人は現在も足取りを掴めてないとか

//そうですね、これ以上は昼間の活動に影響が出そうです。ロール、楽しかったです!お付き合いありがとうございました!
240 :【重槍機兵】【兵服の男】 [sage]:2014/08/26(火) 17:40:31.43 ID:WN+Wz/RJo
土砂降りの雨が地を穿つ
未だに血の匂いが消えぬ
漂うは雨交り陰鬱な空気
そんな人通りの疎らな路
其処に流れる静寂破りて
現れるは黒塗りの装甲車
止まりドアを開け姿現す
其は兵服に身を包む男也
携えるは黒鉄色の巨大槍
其は異能への対抗の為に
造れた変形機構の有る槍
所謂機械槍といった所か

消えて行く装甲車を一瞥
溜息をひとつ零すは兵士
多少苛立ちがあったのか
大振りに振るうは機械槍
然しながら変形はせずに
周囲の石壁へ直撃を果す
其は倒壊音を伴い崩壊し
燻るは小石混じりの白煙
肌に触るそれが鬱陶しい
纏わり付く白煙を払えば
破壊されたそこを一瞥し
浮かべる笑みは歪で危険

「あー、スッキリした」
「やっぱ苛々してる時は
 これに限るね、本当」

身を打つ土砂降りの雨中
浮かべた笑みは尚崩さず
濡れた機械槍を横薙ぎに
気休め程度に水をはらう
男の任務は異能の殲滅也
ならば早々に終らせよう
踏み出す一歩は至極軽快
鼻歌交じりにみちを征く
241 :【重槍機兵】【兵服の男】 [sage]:2014/08/26(火) 17:43:11.21 ID:WN+Wz/RJo
/六時まで募集
242 :【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]:2014/08/26(火) 18:15:26.44 ID:EfGntLVfO
【雨がトタンの古屋根を跳濁する音が響く】
【路地裏のガレージの一角、体を休めていた悪辣は再動し始めた】
【赤黒いローブに身を包み、剣を携え殺戮を求めて】
243 :【ブルークリムゾン】>>705【サンセイリュウ】 [saga]:2014/08/26(火) 18:56:35.26 ID:9TE/igeKo
>>242
 唐突な秋風が忍び寄り、天から降り注ぐ雫は凍るよう。
 傘もなく道を折れ曲がった先に廃墟のようなガレージ。
 血色の布切れを被る先客より物騒な匂いを嗅ぎ取った。
 雨に濡れるか、血に濡れるか。無情な二択を選び取る。

「失礼。こっちも雨に降られてね。邪魔するよ」

 二丁拳銃を腰に下げた女は服より雨粒を払いつつ言う。
244 :【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]:2014/08/26(火) 19:04:11.80 ID:EfGntLVfO
>>243
……ご自由に、私の所有物ではございませんので
……ところで、
【淀んだ空色の瞳で一瞥、自身はこの場所を後にしようと歩を進める】
【ふ、と振り向けば更に言葉を続けた】
【『貴方は剣は使えますか?』と】
245 :【ブルークリムゾン】>>705【サンセイリュウ】 [saga]:2014/08/26(火) 19:15:49.24 ID:9TE/igeKo
>>244
 振り向いたローブの隙間から覗くのは意外にも若い女。
 腰の二丁拳銃を叩いて答えた。それが女の武器である。
 光の消えそうな瞳を覗けばそれこそは誰も映らぬ虚玉。
 すでに思考を忘れた、脊髄反射で動く動物にも見える。

「剣か。子供の頃は憧れたけれどね。……才能がなかった」

 そうしてホルスターから蒼い拳銃を引き抜き雨を撃つ。
 軌跡の雨を、雹と雪に変えながら弾丸は虚空へ消えた。
246 :【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]:2014/08/26(火) 19:23:26.07 ID:EfGntLVfO
>>245
そうですか……残念です
……それは、銃……ですか?
【発砲音に微かに体を強張らせるが銃口は彼方】
【発揮された効力に疑問符となった問い掛け、しばしの逡巡】

……まぁ、能力者って事なら……
【変わりないか? 自身にまるで言い聞かせるかの様な呟き】
247 :【ブルークリムゾン】>>705【サンセイリュウ】 [saga]:2014/08/26(火) 19:34:20.45 ID:9TE/igeKo
>>246
「そう。こどもの小遣いでも買える武器だよ」

 銀髪の女に答えると、彼女は頭を巡らせた。
 それは自信に問いかけるような騙すような。
 拳銃の女にとっては大きな違和感が生じる。
 剣という前提条件を無意味にする摩り替え。

「……ま、いいけどさ」

 彼女は既に手段と目的がすり替わっている。
 結局、血を見ることになるのは変わらない。
 サンセイリュウは両手に拳銃を握りしめた。
248 :【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]:2014/08/26(火) 19:40:13.26 ID:EfGntLVfO
>>247
御理解が早くて……くくっ
【喉の奥から染み出すノイズ、押し殺した嗤い声だと言うことに気が付けただろうか】
【だがそんな事はどうでもいい】
【事実として重要なのは、勇者が鋭く踏み込み殺意と共に横薙ぎの一閃を放たんとしている事だ】
249 :【ブルークリムゾン】>>705【サンセイリュウ】 [saga]:2014/08/26(火) 19:50:03.14 ID:9TE/igeKo
>>248
 踏み込みながらローブに隠れた刃を引き抜く女。
 言わば抜き打ちである。であれば分があるのは?
 当然、既に拳銃を手にしている女に他ならない。

「私は賢いからね。アンタはせっかちだ」

 カチリとスイッチが入り拳銃は紅蓮と蒼穹色に。
 直後に銃爪が絞られ、同時に弾丸を吐き出した。
 軌跡は勇者の目前で重なり合い女には当たらぬ。
 火炎弾と冷凍弾を連鎖させ狙うは、水蒸気爆発。
 それで踏み込みごと、吹き飛ばそうというのだ。
250 :【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]:2014/08/26(火) 20:04:25.67 ID:EfGntLVfO
>>249
……!?
【爆発、轟音、古めかしいガレージは軋み所々が崩れて落ちる】
【大凡常軌では達する事のない策、踏み込みのこの間合いで爆破とは】
【しかし果たしてそれは効果的だ、咄嗟飛び退いたものの回避し切れたはずはない】
【焼け焦げたローブから覗く簡素な衣服、しかしそれも所々に血が滲む】

……ちっ
【舌打ち一つ、細かく左右への軌道を刻みつつ突進し刺突を狙う】
251 :【ブルークリムゾン】>>705【サンセイリュウ】 [saga]:2014/08/26(火) 20:21:42.32 ID:9TE/igeKo
>>250
 至近距離の爆発は当然、自分自身にも被害が及ぶ。
 全身に痛み火傷を負いながらガレージ内を転がる。
 それでも、欲しかった距離を空けることができた。

 見上げれば既に回避行動を終えステップを刻む姿。
 剣は引かれ刺突を狙われれば銃撃で迎撃は難しい。
 転がったまま立ち上がれば無防備に突き刺される。
 対処する時間は両手の拳銃の銃爪を絞るぐらいか。

「――ちっ」

 同じように舌打ちを返しながら、拳銃を蒼と蒼に。
 刺突は避けようがない。であれば受けるしかない。
 突き込まれた剣を身体をひねって受けた。ぞぶり。
 刃が埋め込まれる痛みで、脳が破裂しそうになる。
 内臓を避けるようにして刃を通したものの、痛い。
 痛みで収縮するように反射的に弾丸を撃ち放った。

「アアアアアアアッ!」

 反動が響いて傷口が開き絶叫がガレージを満たす。
 狙いは、攻撃し至近距離にいるはずの女の両膝だ。
 もっとも脅威的な敏捷性を打ち崩すつもりである。
252 :【重槍機兵】【兵服の男】 [sage]:2014/08/26(火) 20:21:59.16 ID:WN+Wz/RJo
辺りを覆うは闇
月は未だ昇らず
刹那小路に閃く
宵闇を穿いた槍
血飛沫と断末魔
耳を劈く不快音
地に堕ちた宝玉
253 :【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]:2014/08/26(火) 20:35:50.36 ID:EfGntLVfO
>>251
……!
【先の雨粒を凍てつかせた青い拳銃】
【不味いと思うより速く体はそれを躱すため動く】
【が、それにはやや距離が近すぎた】
【左膝を穿つ弾丸、即座に痛みと氷が張り付く】

……ぅ、くっ……!!
【払うように剣を振るい、左手を背に回した】
254 :【ブルークリムゾン】>>705【サンセイリュウ】 [saga]:2014/08/26(火) 20:51:21.56 ID:9TE/igeKo
>>253
 刺突から払いに変わるはさながら新撰組は片手平突きか。
 それを避けるはやはり不可能、芋虫のように躰が跳ねた。
 片肺が切り裂かれ、咽喉が締まったように呼吸が苦しい。
 コヒュウと空気の抜ける音が絶叫に混じって喉を通った。

 もはや、喉を動かすのももどかしい。好機は今しかない。
 左膝が凍りついて、敏捷性の落ちた女ならば捉えられる。
 ごぽり。と叫びの代わりに血を吐き出して弾丸を放った。
 蒼と蒼の弾。初弾は剣を払い手を回し殻空きの胴体心臓。
 一発目よりやや遅れて放たれる氷結弾の狙いは、左膝だ。

 おそらく胴体への攻撃は左手の何かで防御されるだろう。
 それを読んで、防御した後を狙った時間差の射撃である。
255 :【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]:2014/08/26(火) 21:00:32.99 ID:EfGntLVfO
>>254
【鈍い衝撃音】
【背負っていた大型のカイトシールドを左手に構え、初弾を防いだ音だ】
【次弾に左膝を再度ヤられ、凍結面は広がる】

くっ……こ、この……!
【盾を正面に右一足飛び、そのまま突進をと狙った】
【爆撃による出血、そして左足の凍結】
【速度は自身の思うより低く、だが単純な破壊力の面では申し分ない】
256 :【ブルークリムゾン】>>705【サンセイリュウ】 [saga]:2014/08/26(火) 21:24:05.78 ID:9TE/igeKo
>>255
 ――死ぬ、か。

 今から携帯電話で救急車を呼んだところで助かるまい。
 なら命を燃焼し尽くす。せめて女を倒さねば無駄死だ。
 カチリと拳銃のスイッチが切り替わり、蒼穹は紅蓮に。

 右足一本の踏み込み、再度の刺突も躱せるはずもなく。
 そのまま胸骨ごと心臓を貫かれ背中から刃が突き出た。
 いまサンセイリュウは死に、あと数十秒で意識も失う。
 しかしわずか数十秒。身体が動く為の力は残っている。

 最後二発の火炎弾。その狙いは初手同様、水蒸気爆発。
 銀髪の女にほぼ密着した状態、銃口は左膝へ向けられ。
 最初の水蒸気爆発は火炎凍結一発ずつに過ぎなかった。
 だが今回は膝に凍結が二発、火炎弾も二発の単純で倍。
 盾で防御しようとすれば凍結した盾の物が反応しよう。

 ――そらよっ!

 願いと祈りと死力と恨みと全てを詰め込んで弾を撃つ。
 そしてサンセイリュウは血を失い蒼く永遠に停まった。

 サンセイリュウ 死亡

/返信遅くて申し訳ない! ありがとうございました!
257 :【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]:2014/08/26(火) 21:31:06.18 ID:EfGntLVfO
>>256
【害意に対して盾を構えるのは最早本能、プログラムに近い所作】
【よって今回もそれを拒む事は出来なかった、例え結果がどうであれ】
【発破、轟音、堪えきれずガレージが崩れて落ちる】

【瓦礫の山を雨が打つ】

【それはそこから這い出るような赤黒い軌跡を洗い落とし】
【天土すべてに等しく降り注いでいた】

/ありがとうございました、お疲れ様でした
258 :間黒 二夫 【Killer Knife】 :2014/08/26(火) 21:45:38.04 ID:f2qVnZvH0
【───運命とは実に奇妙である】
【時には人間を絶望の淵へ落とし、またある時は人間の生きる世界すら変えてしまう】
【どの様に自分が人生を歩むかなど、誰にも分からないのだ】
【否、それは「神のみぞ知る」とでも言うべきか――】

ひぃ、ふぅ、みぃ
節制すれば何とか…って所?
あっ、そろそろ半額シールが貼られる頃かな。

【茶封筒に入った万札を一つずつ数える青年】
【築30年以上のボロアパートはドアに錆がかかっており、ギィ、と嫌な音を立ててポストが閉まる】
【その顔は少し残念そうで、ふと時計を見上げると足早に外へ出た】

【夏も終わりに差し掛かりようやく暑さも和らいできた頃かと思えば、蒸し蒸しとして嫌悪感を倍増させた暑さが青年の足に重りを掛ける様で】

………誰もいないよね?
ふふ…

【辺りを慎重に見渡すと、その手にはいつの間にか一本のナイフが握られている】
【それは自分の弱さを誤魔化す青年の虚栄心の象徴なのだろうか】
【しかし街頭に照らされたナイフは光を反射し、キラキラと輝いているかの様に見えた】

//初心者ですが…
259 :雪月花【チープリア】 :2014/08/26(火) 22:21:09.95 ID:NyoaejOU0
…………?
夏は暑いから夏なのだろうか?
それとも夏だから暑いのだろうか?
…………うん、まだ分からんのぅ
【卵と鶏の様な無限ループする問題】
【古代の言葉が時折顔を出しているが気にしてはいない】
【そんな事に頭を使いながら暑い夏の夜道を歩く】

…!
もしかして妖術師が居るからではないのか?
という事はかなりの射程距離を持っておるな…
まぁこの程度の妖術なら別に問題は無いが…
【答えには程遠く、真実と言うには無理がある結論を出す】
【そんな結論だがこの妖怪モドキには価値がある】

しかし妖術師は何故集まり、戦うのだ?
まぁ僕が本気を出せば全部仕留めきれるんだろうが…
ただ疲れるのが難点かなぁ…
【どうやら自身はある様子】
【そうでなければ花が描かれた着物を着て夜道を歩く訳が無い】
【ファッションとか御洒落の部類では無く、ただこれしか着る物を持っていないだけだが】
【夜の街を呟きながら着物を着た男が歩いていたら間違いなく怪しむだろう】
【本人は一切気にしていないようだが】
260 :間黒 二夫 【Killer Knife】 :2014/08/26(火) 23:16:22.83 ID:f2qVnZvH0
>>259
フフフ……僕の能力…!
そこらの人間には無い、特別な物…!

【嬉々としてナイフを見つめているその姿は異常者そのものであり、その息は興奮して荒くなっている】
【此方に気が付いたかは分からないが、その近くを貴方が通り掛かるのが見えた】
【咄嗟にナイフを背中に隠し、ニコニコしながらその場に立ち尽くす】

こ、こんばんは…

【何を思ったのか貴方へ声をかけ、本人がその事に気が付いたのは口から発された音が自分の耳へ入った後であった】
【瞬間、脂汗がダラダラと頬を伝う】
【暑さの為、と言うにはあまりにも多く――】
【ハッキリと聞こえる心臓の鼓動が、貴方へも聞こえているのではないかと思案していた】

今日は暑いですね…
あぁ…いや、僕はこれから買い出しなのですがね…ハハハ…

【声を掛けてしまった以上後にも引く事は出来ないと悟ると】
【青年が取れる最善の行動と言えば少しでも怪しまれない事、それだけの筈だった】
【しかし夜道で突然赤の他人に話かけられるなど不自然極まりないだろう】
【声の主である青年に目をやれば、その目は泳いでいて、足は小刻みに震えている】
261 :雪月花【チープリア】 :2014/08/26(火) 23:41:48.10 ID:NyoaejOU0
>>260

あぁ、こんばんは
【ふと声を掛けられて間黒の方を向く】
【見た印象は「怪しい」】
【脂汗を多く流しながしているのに表情は笑顔】
【これほど奇妙で怪しい人間はいないだろう】

暑いですねぇ…
僕も暑くて大変ですよ
【だったら着物を着なければいいのに】
【怪しい事は分かっているが、あえて泳がせてみる】

買い出しだなんて大変ですねぇ…
人間は何かを食べないと死んでしまうから大変でしょう?
それに夏だと暑くてすぐに食料はダメになってしまいますしね
【ニッコリと適当な笑みを浮かべる】
【青年の様子を見れば何かを恐れている様にも見える】
【それを指摘すれば恐らく青年はパニックを起こすだろう】
【だからあえて指摘せず、少しずつ追い詰める】

こんな夜道を一人で歩くのは危ないですよ?
よかったら付き合いましょうか?
【親切心全開の笑みで聞いてみる】
【どんな反応を示すのか、楽しみに待ちながら】
262 :間黒 二夫 【Killer Knife】 :2014/08/27(水) 00:19:37.31 ID:n1mbs5CR0
>>261
【話しかけていた相手の姿が暗闇から現れる】
【仄明るい街頭に照らされた彼は花柄の着物を着ているのに気が付いたが、ファッションセンスについて他人にあれこれ話す程の知識も青年は持ち合わせていない】
【しかし話しかけた男の印象はそんな物よりも、もっと深い場所にある神秘的な何かを感じさせるモノであった】

ええ…この時間帯はお惣菜に半額シールが貼られるんです。

────『人間』?

【わざわざ自分達の事を指すのに人間などという奇妙な言葉遣いをする雪月花に困惑する】
【今話している、目の前に存在するモノは紛れも無い人間の形をしていたからだ】
【もしそれが人間の形をした「何か」だとしたら――】
【「むしろその方がナイフについて警察に知らされずに好都合」などと少しおかしな考え方もしてみる】
【簡単に言えば、現在の状況に対して勝手に混乱しているだけなのだが】

そ、そうですねぇ…
モヤシなんかはあっという間にダメになんて事も……

【必死に笑顔を取り繕うが、その顔は引きつっていて】
【以前として片手は背中に回されたまま動かない】

【そして発された衝撃の言葉】
【この状態で他人と無事に行動するなど不可能だった】
【「失敗すれば人生が終わる」そうした一種の強迫観念じみた考えが頭を埋め尽くす】

いえ……け、結構ですよ。
わざわざ名前も知らない貴方に付き合わせるなんて迷惑でしょう。

それじゃあ…

【そう言って青年は足早にその場を立ち去ろうとする】
【一刻も早くこの場を離れたかった。背中に持っていたナイフを悟られぬよう、そっとポケットへ近付ける──────】

【カラン、と金属が固い地面へと触れた音が辺りに響く】
【その場には青年と雪月花の二人のみ。その乾いた音は、まるで永遠に鳴り続けるかの様に感じた】

263 :間黒 二夫 【Killer Knife】 :2014/08/27(水) 00:21:14.50 ID:n1mbs5CR0
//遅レス申し訳ありません
//次の返レスは明日になりそうなので、一度落ちます
264 :雪月花【チープリア】 :2014/08/27(水) 11:26:16.44 ID:NJN5lX1g0
>>262
あぁ半額を狙ってるんですか
ちゃんと金の管理が出来るのは良い事ですね
僕は半分妖怪で半分厄神だから何も食べなくても平気なんですよ
【夜道を歩いていた理由が分かったらしく、納得した様な表情】
【そしてわざわざ人間と言った理由もワザと明らかにする】

モヤシは美味なのに安価でいいですよね
大体30年位前によく食べてましたよ
【また混乱させるような言葉を発する】
【30年前に食べていたのは事実だが、見た目と年齢が一致しない】
【する訳が無い、妖怪モドキは年を取らないからだ】

あら、遠慮しちゃって…
僕の名前は「雪月花」といいます
貴方の名は?
【聞こうとすると足早に立ち去ろうとする青年】
【少し呼び止めようとしたその時だった】

ん…?
何か金属が触れた音がしましたね
【ニヤりと笑った表情で間黒を見つめる】

どうやら、貴方の近くにナイフが落ちたようですね
一体何処から落ちたのでしょうか?
【笑いを必死でこらえながら間黒に質問する】
【返答次第では戦闘に入る、そんなオーラを出しながら】
【もちろんそんな事はしないつもりだが、襲い掛かってきたなら別】
【襲われたなら妖怪モドキは力を調整しつつ戦闘に入るだろう】

/*寝落ち申し訳ない…!*/
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2014/08/27(水) 17:36:22.19 ID:2RSz52Bd0
久し振りに来たけどこのスレも本当に人減ったな
あんなに賑やかだった俺能とは思えない
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2014/08/27(水) 17:54:24.44 ID:PeuADBuvO
>>265
旧ルール行くと沢山いるぞ
質が良いかは知らんが
267 :間黒 二夫 【Killer Knife】 :2014/08/27(水) 22:05:06.76 ID:n1mbs5CR0
>>264
………っ!!
ぁ……あ、ああ…

【無常にも地面へと転がってゆくナイフ】
【そしてそれを始めから分かっていたのか、待っていたとばかりに雪月花が意地の悪そうな笑みを浮かべている】
【「維持の悪そうな」これはただ間黒がそう感じたに過ぎないのかもしれない、ただの思い込みだと――】
【しかし考えてもみれば、夜に徘徊していた人間の懐から凶器が落ちたのだ。普通なら悲鳴の一つでも上げておかしくないだろう】
【だがそんな思いとは裏腹に目の前の男は笑っていたのだ。ただ気が強いのではない、むしろ楽しんでいる笑いだった】
【この男の異常性を更に挙げるとするならば先程までの発言。「半分妖怪で半分厄神」、「30年位前」、そして「雪月花」という奇妙な名前】
【まるで自分を人間ではないかの様に話しているのだ。苗字と名前の区別がハッキリしない名前を名乗っている事もその違和感を増大させていた要因の一つ】
【ただの格好付けた中高生だろうか。外見は割と若い印象をうけるが10代とも思えない】

何処からって…ハハハ…

【地面に落ちたナイフを見つめる】
【それが偶然、そこに落ちていたナイフであってくれと願いながらポケットを探るが、そこに感触は無い】
【先程まで話していた雪月花の雰囲気が少しだけ変わった様に感じる】
【極度の緊張による考え過ぎか、相変わらず楽しそうな口調に変化も無いのだ】
【恐る恐る雪月花の方へ顔を向け、震える声で話す】

え、えと……警察とかは、その…勘弁して貰えませんかね…
いえいえ、ただでとは言いませんよ…もちろん。
えぇ、えぇ、こんなナイフは危険ですから……

【そう言ってナイフをそそくさと拾い上げると空き地へ投げた】
【しかしナイフが惜しかったのか、手放したくないという思いが心の片隅にあったのかもしれない】
【幸か不幸か、その思いはナイフへと――】

う、うわあああぁぁぁぁ!!!!

【力いっぱいに投げたナイフは突如としてUターンしたのだ】
【間一髪で回避したがそれは真っ直ぐと雪月花へと向かう】
268 :雪月花【チープリア】 :2014/08/27(水) 23:45:05.13 ID:NJN5lX1g0
>>267
…どうやら貴方の物みたいですね?
今から貴方には二つ、質問に答えてもらいます
【悪魔に近いような笑みで容赦なく間黒を見つめる】
【それは「怒り」や「殺意」では無く、「好奇心」】
【ナイフを見ただけでは、何故持っていたのかまでは断定できない】

まず、「何故持っていたのか」
人を襲うつもりなら、僕に話しかける意味が無い
もし無差別だったら、話しかける必要が無い
では一体何故僕に話しかけたのでしょうか?
【命乞いかのように話しかける間黒の話を聞いたうえで話す】
【もしこの状況で嘘を吐けたら立派な詐欺師だ】
【しかし、動作からは「焦り」しか感じられない】
【雪月花にはどちらなのか判断できなかった】

そして…いや、質問の内容を変える
「何故宙に放ったナイフが此方側に向かう」のだ?
お主が妖術師ならば儂は容赦せんぞ?
【急に口調と態度が変わる】
【それは飛んできたナイフを見て、「攻撃された」と判断したから】
【そしてそのナイフは雪月花の右肩を引き裂き、鮮血をあたりにまき散らさせる】

よろしい、古の妖である儂が相手をしてやろう…
もちろん、人間であるお主の力に合わせるがな…
【痛みを気にしながら、足元にある手頃な石を拾う】
【それを真上に放ると、石を包み込むように球体のバリアが発生する】
【そしてバリアを護るかのようにバリアがさらに張られる】
【それを繰り返し、5つのバリアが石を覆った】

お主が詫びようと命を請おうと、やった事は変えられぬ…
罪とは誰かに裁かれるものだ
それはいつであれ、必ずやってくる
今回は儂がお主の罪を裁き、清算してやろうぞ!
【バリアを間黒目がけて突撃させる】
【バリアは衝撃に滅法弱いため、簡単に破れるだろう】
【しかし中の石はバリアの速度を受け継いで発射される事になる】
【そして直撃する直前に、中のバリアを一瞬だけ加速する事でさらなる速度を石に与える】
【もし避けようとしても半径5m以内の射程距離から離れない限り追尾されるだろう】
【さて、この攻撃をどう防ぐのだろうか?】
269 :【バレコン】>>718【コワルスキー】 [sage]:2014/08/28(木) 00:52:59.98 ID:o+NjfaxJo
夜の帳に道行く雑踏。溢れ返るは喧騒に
音速で路を切り拓きつつ奔り抜ける鉛玉
其は遅れて耳を劈く発砲音を連れてきて
運悪く軌道上に立った男の下腹部へ直撃
男は弾痕と半開きの口から鮮血を吐けば
銃口より燻る黒煙と火薬臭を吹き払った
270 :【バレコン】>>718【コワルスキー】 [sage]:2014/08/28(木) 00:53:57.32 ID:o+NjfaxJo
>>269
/ミス
/途中送信
271 :【バレコン】>>718【コワルスキー】 [sage]:2014/08/28(木) 00:55:43.23 ID:o+NjfaxJo
夜の帳に道行く雑踏。溢れ返るは喧騒に
音速で路を切り拓きつつ奔り抜ける鉛玉
其は遅れて耳を劈く発砲音を連れてきて
運悪く軌道上に立った男の下腹部へ直撃
男が弾痕と半開きの口から鮮血を吐けば
鉛玉を放った張本人の男性はにやと嗤い
銃口より燻る黒煙と火薬臭を吹き払った
272 :【バレコン】>>718【コワルスキー】 [sage]:2014/08/28(木) 01:51:42.86 ID:o+NjfaxJo
>>271
/落ちます
273 :【迷刀 慚愧迷彩】うさぎ [saga]:2014/08/28(木) 20:19:51.76 ID:GQBwBB8bo
……壊れちゃったぁ
あーあ、もっと遊びたかったのにー

【拍子木を打ち合わせたような音が路地裏に響く】
【昼、能力者の街の何の変哲も無い路地裏】
【辺りに立ち並ぶ雑居ビルに遮られ、そこに陽の光は届かず】
【そこはまるで、表の世界とは別世界で有るかのように薄暗く】
【そこに存在する確かな闇は、時折表の人間を呑み込み、そして食い散らかす】
【その闇に魅入られた一人の人間は……手にしていた杖を手持ち無沙汰にくるりと回し、不満げに呟いた】

まぁ、それなりに楽しかったからいっかぁ……
全く!最近のワカモノは我慢が足りないね!

【何か粘ついた液体を踏んだような、粘着質な水音が響く】
【足元を覆う黒色のショートブーツが水溜りを踏んだ音、辺りに飛び散る水】
【やれやれとでも言った様子で腕を広げ、その人間は足元の「玩具」を笑いを含んだ目で見つめる】
【壊れた玩具はほっぽっておこう……それが、この人間の考えだ】

これで暫くはどうにでもなるっしょ
さて、ケイサツに来られても困るし、退散しますかね!

【口に含んでいた棒、キャンディを取り出し、その人間は「玩具」から目を逸らす】
【ニヤニヤしながら紅色のキャンディを舐る人間の顔には、一つのお面がついていた】
【所々に赤い斑点が付いた、白いウサギのお面】
【目の部分だけが抜かれたそのお面は、人間の顔の横でただ虚空を眺めていて……】
【再び響く水の音、今度は連続して】
【辺りに赤を跳ね散らかしながら、その人間は路地裏から出ようとその歩みを進める】
【玩具━━━刃物で付けられたような生々しい傷を負い、辺りに血を流し続ける━━━】
【━━━━━━もはや死は免れないであろう、一人の青年を置いて】
274 :【バレコン】>>718【コワルスキー】 [sage]:2014/08/28(木) 21:44:36.32 ID:o+NjfaxJo
闇夜を翔ける鉛色の弾丸が月灯りに煌く
場に漂い始めた僅かな火薬臭が鼻をつく
その中に交じる鉄の匂いの元それは人間
口と弾痕から大量に流れ出る血が原因だ
銃を構えた歪笑する男は屍へと歩み寄り
焦げ茶色の革靴でその頭部をかるく蹴る
がくりと横側に傾いた頭部に外傷は無い
明確な確信と共に男は銃をホルスターへ
踵を翻し鼻歌を連れてそこを去っていく
照る月の下の屍と血溜まりを覆うは闇夜
275 :[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ、《空腹度:普通》 :2014/08/28(木) 22:05:16.87 ID:b8tOBEH20
>>274
……うぐぅっ…………

【近きに感じる狂気、先日出会った"死神"とはまた異なった狂気だ】
【オドオドしながらも先へ進むと矢張りそこに居た】
【朧げな月明かりに照らされ見えたのはホルスター、そして拳銃】

……っ…………

【ゴキゲンに鼻歌を奏でる男が拳銃なんて持っていたら警戒する他ない】
【特徴的な尻尾の毛を逆立てた少女は右手をL字型の鈍器、バールに変身させそれを背に隠し男を待ち構えた】
【先手必勝。もしも男が拳銃に手をかけようとしたなら、すぐさまその手にバールを振るうだろう】
276 :【バレコン】>>718【コワルスキー】 [sage]:2014/08/28(木) 22:20:41.24 ID:o+NjfaxJo
>>275
「おっと、どうしたんだお嬢ちゃん
 こんな夜に何してる?」 

飄々とした態度で問うは相対する幼げな少女に向けて
身体に染み付いた火薬臭と鮮血の匂いが隠し切れない
少女は拭えぬ狼狽と決意を入り交じらせた感情を以て
狂気を放つ男を睥睨して動かずにじっと動かずにいる
少女のことを敵と思っていないのか否か抜かれない銃
張り詰めた少女の空気と飄々とした男の空気には差が
温度差の激しいその二人は未だに目立った行動もなく
ただじっとしているだけだ。本当にただのそれだけだ
277 :[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ、《空腹度:普通》 :2014/08/28(木) 22:38:54.05 ID:b8tOBEH20
>>276
………?……さっ、散歩してただけ…だけど…?

【男から仄かに香る独特の火薬と血の匂い。】
【誰が見てもこの男は近い内に人を殺したと推測されるだろう。そしてそう遠く無い所にその死体が転がっている】
【しかし目の前の男は拳銃も抜かず、何かの挙動さえ見せない】

お、おぉっ…お前は何…してるの……?
……な、何だか血なまぐさいけど…

【背に鈍器を隠したまま、冷や汗を流した顔で男を見上げる】
【もしかしたらこの人は優しい人かもしれない。火薬の匂いは花火職人とかで、血の匂いは魚を捌いたりしたのだろう】
【そんな淡い期待を抱いて男の本性を探ろうと】





278 :【バレコン】>>718【コワルスキー】 [sage]:2014/08/28(木) 23:53:19.92 ID:o+NjfaxJo
>>277
「散歩……。ねぇ…?」

男の後方転がるは屍
だが多少の距離有り
鮮血と火薬臭と死臭
先程交りあった三つ
噎せ返る匂いが漂い
殺人の隠匿は不可と

「あっはは、バレたかな?」
「だがな、言わねェぜ、俺は」

それが殺屋の宿命と
意味を込めた紡ぐ口
突如に変わる眼の色
混濁する藍の瞳から
殺意の孕んだ色へと

ホルスターへと手を
掛けて抜いた銃二丁
疾風迅雷に抜れた其
引鉄に掛けられる指
だがまだ発砲はなし
男は紫煙を燻らせて
銜え煙草を噛み潰す
279 :【バレコン】>>718【コワルスキー】 [sage]:2014/08/28(木) 23:53:48.93 ID:o+NjfaxJo
>>277
/申し訳ない…寝てしまっていました…
280 :[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ、《空腹度:普通》 :2014/08/29(金) 00:08:08.51 ID:4BO8ufkz0
>>278
……!……うわっ…!!

【期待は所詮淡いもの、希望通りには行かないようだ】
【男が拳銃に手をかけた瞬間、反射的に右手のバールを振りかぶったが、それを振り下ろす前に少女には二丁の拳銃が向けられていて】
【しかし、怖じけづいて硬直した少女に弾丸が撃ち込まれる事はなかった】

っ………おりゃぁっ!!

【何故拳銃を向けても撃たないのか、少女には分からない】
【だがそれを考える暇はない。少女は思い出したように慌てて拳銃を持つ男の腕へバールを振り下ろそうとする】
281 :[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ、《空腹度:普通》 :2014/08/29(金) 00:08:32.38 ID:4BO8ufkz0
>>279
/だいじょぶですよぅ
282 :【バレコン】>>718【コワルスキー】 [sage]:2014/08/29(金) 00:19:26.77 ID:MbU2VbGho
>>280
男の顔に浮かぶ歪笑、少女から振り下ろされるバール
それが腕に直撃しては危険。銃が握れなくなるゆえに
咄嗟腕へと迫るバールを避けてしまおうと身を引いて
男を狙った攻撃は今正に眼前を掠めていったところだ

持ち上げる片腕、固く握られた拳銃の引き鉄が後退り
雷管を強打し啼いた撃鉄、爆ぜる火薬に放たれり鉛玉
特に狙いも付けずに放たれたそれは何処へと届くのか
283 :[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ、《空腹度:普通》 :2014/08/29(金) 00:36:42.32 ID:4BO8ufkz0
>>282
…うぐぅ!…痛いっ!!!

【振るったバールは男の腕を捉える事は無く、空を切った】
【勢いに身体が持って行かれ前方に倒れこみそうになるが、何とか踏ん張り体制を整える】
【この間に弾丸は少女へ駆けていって、適当な狙いの弾丸は隙だらけの少女の右肩を貫いた】
【熱い鉄の塊が凄まじいスピードで肉体を切り裂いたのだ。しばらくは満足に動かせないだろう】

ぐぅっ………痛いなこのやろー!!!

【動かせない鈍器など重荷でしかない。右手の変身を解いて、今度は左手を刺身包丁に】
【そして男へ半歩近寄り、普通の包丁よりも長く鋭利な刺身包丁を男へ突き出そうとする】
【右肩の痛み、そして拳銃への恐怖により気が動転しつつある少女の攻撃は狙いが完璧とはいえない】
284 :【バレコン】>>718【コワルスキー】 [sage]:2014/08/29(金) 01:05:35.09 ID:MbU2VbGho
>>283
狙い定めず撃ち出した、右肩貫く鉛玉
重荷となった鈍器を刺身包丁へと変化 
これで男を刺し突き[ピーーー]という魂胆か
ともあれ男は近接戦闘を苦手とする故
こうなればそろそろ危険が増してきた

リーチが若干長いそれが突き出される
若干困惑混じりの感情の男は動作遅れ
身を引くものの男の横腹を突き裂いた
悶える男、地に落つ血はやはりあかい
ふらふらと鑪を踏む様にして後ろへと
荒くなった息を抑えつつ少女を睥睨し
片方の銃を仕舞い込み傷口を押さえた
285 :【バレコン】>>718【コワルスキー】 [saga]:2014/08/29(金) 01:06:46.51 ID:MbU2VbGho
>>284
/sagaをいれていなかった…

>>283
狙い定めず撃ち出した、右肩貫く鉛玉
重荷となった鈍器を刺身包丁へと変化 
これで男を刺し突き[ピーーー]という魂胆か
ともあれ男は近接戦闘を苦手とする故
こうなればそろそろ危険が増してきた

リーチが若干長いそれが突き出される
若干困惑混じりの感情の男は動作遅れ
身を引くものの男の横腹を突き裂いた
悶える男、地に落つ血はやはりあかい
ふらふらと鑪を踏む様にして後ろへと
荒くなった息を抑えつつ少女を睥睨し
片方の銃を仕舞い込み傷口を押さえた
286 :【バレコン】>>718【コワルスキー】 [saga]:2014/08/29(金) 01:07:44.69 ID:MbU2VbGho
>>285
/あれっ
287 :[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ、《空腹度:普通》 :2014/08/29(金) 01:19:45.65 ID:4BO8ufkz0
>>285
……っ…………

【ほぼ苦し紛れに放った攻撃は何とか男の脇腹を傷つけた】
【男は片方の銃を仕舞い、傷口の止血に回した】
【もう片方にはまだ銃が握られておりまだ油断は出来ない。しかし攻撃のチャンスだ】

……えいっ!!

【後退する男の足取りを追う形でもう一度食らいつく】
【刺身包丁を振り上げ、男の右肩から脇腹にかけて振り下ろそうと腕を動かす】
【追い打ちをしようとすると隙だらけになってしまうのがこの少女の悪いクセ。今回もそれが出てしまって、腹や胸が完全にノーガードとなっている】
288 :【バレコン】>>718【コワルスキー】 [saga]:2014/08/29(金) 01:32:50.85 ID:MbU2VbGho
>>287
だらだらと流れ出る血が鼻をつく
咽返る様な感覚を味わい青褪めた
追打ち、刃物振上げそして下ろす
流石にこれを受けるのはマズイと
縺れる両の足で身を引いたのだが
肩を斬り裂く包丁は赤に染まった

脇腹と肩に刺突痕斬撃痕が出来た
もう戦闘の続行はアブないと思考
逃走図り必死になって走り出す男
追ってこない様に少女の方角へと
発砲された弾丸は周囲の壁と地を
穿ち果して少女に直撃しなかった
289 :[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ、《空腹度:普通》 [saga]:2014/08/29(金) 01:46:46.36 ID:4BO8ufkz0
>>288
っ……うひぃっ……!!
…逃げるなぁっ!!……ぐっ……

【追い打ちも成功し、男にかなりの傷を負わせることができた】
【だが男は危険を感じたのか向こうへ逃げて行く。当然追う少女に向けて弾丸が撃たれるがそれは命中せず、少女を脅かすだけに終わる】
【引き続き追うも走る衝撃で右肩の傷がひどく痛み、少女は追跡を断念】
【殺すまではいかないでももう少し仕返ししたかった、と男が走り去った方をギロリと睨む】
【傷を押さえフラフラと歩む両者を覆うのは未だ闇夜】

/遅くまでありがとーございましたぁっ お疲れ様です
290 :【バレコン】>>718【コワルスキー】 [saga]:2014/08/29(金) 01:59:05.12 ID:MbU2VbGho
>>289
/こちらこそありがとうございました!お疲れ様でした!
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/08/29(金) 02:34:45.72 ID:b7P5/pOP0

292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/08/29(金) 12:40:49.33 ID:iEhL5P72o

293 :【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]:2014/08/29(金) 17:13:45.58 ID:O7bWX/8xO
【秋霖降り続く街の早い夕暮れ】
【赤黒いローブに身を包んだ悪辣はただぼんやりと過ぎ行く人々を見ている】
【存在するはずのない仇を、その中に求めるように】
294 :【オルケストラ】サイレント [saga]:2014/08/29(金) 21:32:55.68 ID:202BOPC3o
……

【路地裏の一角に響くピアノの音色】
【本来は有り得ない、路地裏にどかんと置かれたグランドピアノ】
【それを、ただただ無表情に弾き続けるは白く染まった一人のニンゲン】
【悲しげな響きを内に秘める協奏曲が、太陽の筋が煌めく路地裏に満ちる】
【その足元に倒れるは五人の男】
【ガラの悪そうな服を来たその五人は、路地裏に出来た血だまりに沈む】
【全身を殴打されたような跡、辺りに残る衝撃の跡】
【それを引き起こしたニンゲンは、ただ一つの曲を弾き続け】

……《嗚呼》……

【曲の終わり、一つのため息を辺りに響かせた】
295 :【動体死力】【ムラマサ】 [saga]:2014/08/30(土) 10:36:35.10 ID:MjEJ7frWo
白む空に昇る陽の反対側、未だに闇が支配する世界
影の如く朧に揺らぐ輪郭のローブをその身に纏いて
暁闇眠りこける街を闊歩する男は早くも獲物を探す
296 :【山本浩史】 [sage]:2014/08/30(土) 11:01:28.76 ID:YwWGR5LEo

暇だな
【歩く】
297 :扇 六華 【能力:ブルークリムゾン】 :2014/08/30(土) 17:47:08.99 ID:EZe5GtB/0
>>294
【トン…トン…と足音が路地裏の地に響く】
【地面と靴の接触する、規則正しい旋律】
【そして其れを奏でる少女の黒い靴は薄暗い路地裏のアスファルト踏み締める】
【動悸はたった一つ。この路地裏から何故か美しいピアノの旋律が耳の鼓膜を鳴らしたから】
【そう、其れは好奇心以外の何物でもない】

「何ですか……………此れは。」

【路地裏にしては比較的広い場所】
【美しくも悲しい旋律の協奏曲の音源は其処にあった。】
【…然し、其処にあったのは血溜まり。そして其処に倒れ込んだ大柄な五人の男。】
【扇 六華という名のツインテールの少女は一度男達に視線を落とすが、直ぐに其れを中央のピアノへと移す】
【五人の男は恐らく死んでいる。大量の出血に眼も向けられない程痛痛しい全身の痣。】
【其れらは恐らく…………】

「……貴方ですか。此れをやったのは…」

【少女は無表情で目の前のピアノ…否、其処に座する奏者を見つめ、言葉を放つ】
【間違いない。この状況で平然とピアノの前に構えている彼(彼女)こそ、この状況の元凶……、】

//適当に絡んでおきます
もしよろければよろしくお願いします。
298 :【オルケストラ】サイレント [saga]:2014/08/30(土) 18:22:34.11 ID:1anZqAHAo
>>297
……

【律動的な音色はまるで拍節器の如く路地裏にリズムを刻む】
【何か硬いものでコンクリートを何度も打ち付けているような……しっかりした靴で地面を歩いているかのような】
【人が来る、それを如実に知らしめる音を聞きながら、そのニンゲンは演奏を続ける】
【本来この惨状を引き起こした人物が起こすはずの行動…逃亡、迎撃、焦燥…】
【しかしそのニンゲンは何も行動を起こさない、ただ淡々とピアノを弾き続けるのみ】
【一見不気味とも思えるその冷静さは罪悪感の無さ故か、感情の無さ故か】

……

【そして、路地裏に、ステージに足を踏み入れるは一人の少女】
【辺りを確認し、ある種当然の結論を導き出した少女】
【糾弾の意も取れない、仲間意識も取れない、その無表情な人物に、項垂れていた白い人物はゆっくりと顔を向ける】
【そこに嵌められた白い仮面もまた、少女と同じく表情が無く】
【白い人物の感情を、等しく白く塗りつぶす】

……《ああ》
《私が殺した》

【白い人物の答えは、途方も無く単純】
【即ち、「肯定」…足元に伏す男達の死因は、紛れもない自身だと】
【20歳とも60歳とも分からない、男であることしか分からない複雑な音色を奏でるその答えは】
【果たして目の前の少女にどんな感情を抱かせるのだろう?】
【正義感?疑惑?はたまた何の感情も浮かばない?】
【どんなものであろうと、その白い人物は受け入れることだろうが……】
299 :【二刀流:陰陽】>>729【シソウ】 :2014/08/30(土) 18:49:28.87 ID:BJbtVI8Lo
 夜に潜む黒の刃と夜を切り裂く白の刃を差す男。
 藍と朱の入り混じる夕闇人波を裂いて路を往く。
 風に翻る濃灰色の外套は陰影によって白く黒く。
 眼光鋭く人街の獣を狩らんとする剣の狩猟者也。
300 :【摩擦の棍】【琳霞】 [saga]:2014/08/30(土) 18:58:52.87 ID:MjEJ7frWo
陽は落ちて茜色から群青色へと空が染まり変わる刻
狭い路地に谺する少女の声、次いで鈍音と男の叫喚
見れば其処には鉄棍で男の腹を穿ち溜息をつく少女
そして多大な吐血を伴って倒れ行く男の意識はない
近寄り携えし鉄棍で男の頭を軽く突けど返らぬ返事
またも溢れる溜息は直ぐ様に消え、群青が更け行く
301 :【二刀流:陰陽】>>729【シソウ】 :2014/08/30(土) 19:10:42.08 ID:BJbtVI8Lo
>>300
 少女が起こした惨劇は戦いですらなく暴虐にも等しい。
 弱者を許す寛大さもなく退屈と無聊に喘ぎ止めを刺す。
 獣が畜生をいたぶる遊びとあらば見逃す事もなかろう。
 そのような獣-強者-であるなら狩猟するに不足もなし。

「その次はあくびでもするかよ。ずいぶんと高い目線だ」

 左右の腰に差した白と黒の剣に手を伸ばし声をかけた。
302 :【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]:2014/08/30(土) 19:23:39.46 ID:Vwk3QSAd0
【とある少女の依頼の為に、街をうろつく天道】
【和服っぽい人をヒントに探している】
【しかし、その和服の人はすぐに見つからない】
【どこでも探すつもりの探偵は、至るところを歩く】

すいません。和服の人探してるんですけど
「和服?見てないねえ」
分かりました、ありがとうございます

【人に聞き込みを行っていくのも探偵。恥ずかしがらずに聞いていく】
303 :扇 六華 【能力:ブルークリムゾン】 :2014/08/30(土) 19:28:58.77 ID:EZe5GtB/0
>>298
「…………そうですか。」

【殺した、という事実を放たれて尚、彼女は何一つ驚く事は無い】
【ただただその事実に納得するのみ】
【“白い人物“が異質である様に、彼女もまた異常な冷静さを持ち合わせていた。】
【無表情な少女のハイライトの無い双眸には"白い人物"が一人、浮かんでいた。】
【……自らと同じく異質なモノの持ち主として。】

「……一つお聴きしておきます。」

【少女は五人の男達が沈み込む血溜まりへと赴き、しゃがみ込んで合掌した後に言葉を発した。】
【少女の質問は至極単純なものである】

「……何故です?」





304 :【オルケストラ】サイレント [saga]:2014/08/30(土) 19:52:15.15 ID:1anZqAHAo
>>303
……

【自分が発した言葉に動じることも無く】
【ただ粛々とその手を合わせ、亡くした五人の命に祈りを捧げる少女】
【それを仮面の奥から見つめながら、そのニンゲンは無言を保つ】
【少女もまた、この空間としては異様なほどの冷静さを持っているようで】
【……勿論のこと、白い人物の仮面には仲間意識も同族嫌悪も浮かんで来ないが】

……《彼等が、私に難癖を付け》
《末に私の正体を知り》
《そして、私を化物と罵り、私にその拳を振るってきたから》……

【二度目の質問、白い人物は声のトーンを変えずにその単純な質問に答える】
【簡単に言うなら「殴りかかってきたから殺した」だ】
【それに、白い人物の正体に関する男達の反応が混じっているだけ】
【四文字で表すのであれば「過剰防衛」だろう】
【地に倒れ伏す物をゆっくりと一瞥し、白い人物は小さくため息をついた】
305 :【摩擦の棍】【琳霞】 [saga]:2014/08/30(土) 19:59:45.53 ID:MjEJ7frWo
>>301
「いきなり現れといて、何とも偉そうな口振りね」

私のした行動だから干渉するなと言わんばかりの睥睨
然し左右差した二対の剣へと向かう両手を少女は確認
歪笑。焔の着いた闘志が轟々と音立て燃え盛り始める
くるりと鉄棍を回転させてから脇で取れば構える少女
306 :【二刀流:陰陽】>>729【シソウ】 :2014/08/30(土) 20:09:19.81 ID:BJbtVI8Lo
>>305
「その通りだな。そこは謝罪しよう」

 苦笑。鉄棍を構える女へ向けて軽く頭を下げた。
 抜剣。白と黒の刃が夜闇ぞろりと嘗め上げ払う。
 注視。焔を灯す瞳を真直ぐに見つめ視線当てる。

「確かにあんたにも一理ある。強者であれば目線も上になろう」

 挑発。言外に自分が上だと少女に告げ口端歪む。
307 :扇 六華 【能力:ブルークリムゾン】 :2014/08/30(土) 20:17:20.13 ID:EZe5GtB/0
>>304
「ご回答ありがとうございます。」

【彼女は無表情を未だに崩す事なく平然と其処に立っている。】
【そして相手の回答に対して感謝の言葉を述べ、小さく一礼して見せる。】
【頭を上げた少女はまたもその何一つ感情を感じ取る事の出来ない暗い眼を、目の前の人物へと向ける。】
【其処からは何も窺い知る事は出来ない】
【彼女もまた、感情という本質を表情という仮面で覆っているのだ】

「…御安心下さい。
私は既に亡くなったこの方達を見て、歪んだ正義など気取りませんので。」

【少女の小さな口が、素早く動くと同時に発せられる早く冷徹な台詞】
【正義という単語を、存在を、真っ直ぐ切り捨てるような口調】
【言葉は正直である。正にその台詞が彼女の人格を体現しているとも言える。】

「二つ目の質問宜しいでしょうか」

【不意に、少女は再びその口を動かした】
【そして其処から接続される質問とは…】

「私は貴方の殺人現場を目撃した訳ですが、この場合は私はどうなるのでしょうか。」

【其れは自らの身を案じるような質問であった。確かに彼女がこの事実を誰かにばらさないという確信は無いのである。】
【大抵の殺人犯ならこの場合、目撃者を殺害するだろうが、彼は……どうだろうか】
308 :【摩擦の棍】【琳霞】 [saga]:2014/08/30(土) 20:33:52.42 ID:MjEJ7frWo
>>306
満足。相対する男を謝罪させた事の慊焉たる優越感
警戒。抜剣されし剣への何処からかの恐怖心に依る
睥睨。己の眼見詰める男の視線を追い返すが如くに

憤慨。少女の神経を逆撫でする如くその言葉に依り
混濁。闘志の中に交じる憤慨で地獄の劫火の如くに
疾走。咆哮を谺させ地を蹴り駆け出すは疾風の如く
近接。もしそうなれば前足踏込み体重載せた一撃を
309 :【摩擦の棍】【琳霞】 [saga]:2014/08/30(土) 20:36:44.78 ID:MjEJ7frWo
>>308
/oh…ミスです
/一行目の 慊焉たる というところを 慊焉せぬ に変換しておいて下さい。意味を間違えたので
310 :【オルケストラ】サイレント [saga]:2014/08/30(土) 20:44:55.01 ID:1anZqAHAo
>>307
……《不思議な方だ》
《大抵の人間は「命を大切にしない奴は大っ嫌いだ!死ね!」とでも言うかのような》
《ある種ダブルスタンダードな発言をするのだが》

【少女の宣言、少女の動向、少女の様子を見て】
【白い人物の声色が、ほんの少しだけ意外そうなものになる】
【既に敵対の覚悟は決めていたのだが、どうやら不要だったらしく】
【鍵盤に置かれた強張った指は、その様子に似つかわしくない、繊細な前奏曲の始まりを奏でた】
【ちなみにだが、「」の部分の声色は他の部分との差が全く無い】
【故に、凄く不自然な様子で、その言葉は発せられる】

……《好きにするといい》
《私を殺そうとするも良い、この場から立ち去るも良い》
《私は、私に害為す行動以外を止めるつもりは無い》……

【自分の身を案じての質問だろうか、少女の問いは「少女がこれからどうなるか」を問うもの】
【それを聞き、白い人物は感情を感じさせない声色でそう答えた】
【別にバラされても構わない、そんな様子で……】
【路地裏に流れるピアノの音色】
【川の流れを表すかのような、透明感のある旋律】
【白の手袋を嵌めた指から奏でられる前奏曲は、やはり感情を持っていない】
311 :【二刀流:陰陽】>>729【シソウ】 :2014/08/30(土) 20:52:34.12 ID:BJbtVI8Lo
>>308
 黒剣。焦熱地獄の如き怒りを受けるため、下段後方に。
 白剣。疾風迅雷の如き走りを防ぐために、下段前方へ。
 吸引。剣に寄る無機物を集束、刃に乗せて摺り上がる。
 激突。全重の一撃と無機物の斬撃が衝撃散らし弾ける。

「重い――!」

 驚愕。障壁の如き屑の塊が散らされ、視界の端で燃焼。
 迎撃。衝撃で流れる体を回転に変え白剣を回転斬りを。
 発動。増加した遠心力によって向上した斬撃は胴体へ。
312 :【摩擦の棍】【琳霞】 [saga]:2014/08/30(土) 21:12:04.67 ID:MjEJ7frWo
>>311
「……―――チッ…当たんなかったか」

舌打。果たして男の元へ届かず終る一撃は屑を散す
発見。受けた衝撃を流れに変え回転斬り放つそれを
対処。顰めた面で鉄棍を斬撃の軌道上へと縦に設置
轟音。邂逅そして衝突果たし火花散らす二つに伴う
鉄棍。白剣と接すそれを上へ払い離し後方へ身引く
白煙。様々から燻るそれが放つ臭いが立ち込め出す
警戒。棍の先で地を突き反動利用し回転更に離れる
313 :【二刀流:陰陽】>>729【シソウ】 :2014/08/30(土) 21:29:35.03 ID:BJbtVI8Lo
>>312
 遠心力を乗せた斬撃を防ぎ、遥か後方へ遠のく少女を見送る。
 剣の間合いを嫌ったか、あるいは鉄棍の間合いを確保したか。
 どちらにしろ、刃の届く距離でなくなったのは確かなことだ。

「お互い様ってところだろうよ」

 ――それが通常の剣であればの話であるが。二振りは特別製。
 白と黒の剣を上段に構え散り燃え滓となった屑を含めて収束。
 ふたたび無機物を寄せた刃と共に両の剣を交差させ振り抜く。

「屑風!」

 無機物の斬撃となるはずだったそれは衝撃波によって乱雑に。
 さながら屑の散弾となり遠くに位置取る琳霞へ向け放たれた。
314 :扇 六華 【能力:ブルークリムゾン】 :2014/08/30(土) 21:36:53.26 ID:EZe5GtB/0
>>310
「………既に死んでいるのに、駆け付けてから馬鹿みたいに正義を振りかざすのは歪んだ正義であると、思っています。」
「……そういうのは嫌いではありませんが、あまり好感は持てません。」

【眈々と語られる無機質な彼女の言葉は冷たく、暗い路地裏の中に響く】
【路地裏の闇に溶け込む様な彼女の冷徹な口調……否、心の闇は白い人物を驚かせるには十分な物であったようで。】
【正義を根本から否定する彼女の脳裏にはとある情景が蘇っていた。】

──少女の目の前で、少女を庇いながら、背中に弾丸を撃ち込まれ、血を吹き出す青年。
──少女の目の前の血の中に、その小さな身体を埋めていた友達。
【遠い、遠い記憶だ。心の奥深くに幽閉していた筈の過去が、自らの言葉と目の前に広がる血溜まりのお蔭で、不意に過った】

…………。

【数秒の沈黙……。響き渡るのは実に滑らかかつ自然な流れの旋律。】
【数秒後、彼女は口を開いた。】

「…………わかりました、」
「然し、貴方も此処をなるべく早く立ち去った方が良いと思われます。
……流石にこの世界の正義も、死人が腐るまで放っておくほど無能では無いでしょうし。」
315 :【摩擦の棍】【琳霞】 [saga]:2014/08/30(土) 21:48:32.88 ID:MjEJ7frWo
>>313
空へと舞い上がるは屑、まるで収束している様相
眼前のその様子に暫し呆然と立ち尽していた少女
だが途中で何かを察し我へと帰りて獣の如く表情
同時構えられた鉄棍掴む掌に滲む汗、緊張が走る

「―――――来たッ!!」

屑の収束が終ったか二対を交差させて振り抜く男
伴って放たれり屑共は乱雑に散り散りに宛ら弾丸
それなりの速度で迫るそれを防ぐべく突き出す棍
刹那自分の前方に横向にあるそれを回転させ始め
段々と加速を始めた頃にはもう迫っていた屑の弾
 
「……――――幾らなんでも…多過ぎぃ…」

発射された弾の狙いなど定めずに等しく故に乱雑
くるくると廻る鉄棍へと着弾し弾けていく弾丸共
然しその数は無数。故に全て防ぎ切れる訳は無く
回転する鉄棍の間隙を抜けて少女へと直撃した屑
それは少女の脇腹を穿ち鉄棍の回転を失速させた
故に出来た隙も大きく、幾つか屑が少女の躰へと
少女は頭だけは守ろうと手で覆いそれに耐え悶絶

やがて弾切れとなり、少女を襲う弾丸は無くなり
どさりと倒れた少女の吐く息のペースは荒くなる
316 :【二刀流:陰陽】>>729【シソウ】 :2014/08/30(土) 22:07:47.29 ID:BJbtVI8Lo
>>315
 散弾の如き屑の群れを、鉄棍ひとつで防ぐ少女の神業。
 強者としての振る舞いも納得しよう技量と度胸である。
 倒れ込むその姿勢は真実たるかはたまたブラフなるか。

「ふぅ――ッ」

 連続起動からの同時使用は負担となって明確に現れた。
 額に浮かぶ脂汗を袖で拭いさるも外套の中は汗まみれ。
 弱みを見せまいと表情を作るが、顔色は闇夜に青白く。
 吐き気を催すが、まだ能力撃を打てないほどではない。

「なああんた。暴虐なんざ、立場が違えばこんなものだ。
 解ったのなら今夜はこれで手打ちとしようじゃねえか」

 あくまでも上から目線を崩さぬは意地とと虚勢が故に。
 両剣を鞘に納め回復を図り倒れ込む少女に近づこうと。
 腕の一本は差し出し体を起こす手伝いをするつもりだ。
317 :【オルケストラ】サイレント [saga]:2014/08/30(土) 22:19:42.41 ID:1anZqAHAo
>>314
……《自分の正義感を持つものは強い》
《私は貴女の強さを保証する》
……《人間の記号を外され》
《化物からも失敗作と詰られた私の保証など》
《何の支えにもならないとは思うのだが》……

【少女の言葉、人間の正義を否定するその言葉】
【白い人物は仮面の下よりそんな少女を見据える】
【口をついて出た言葉は肯定、少女の闇への賞賛】
【口から出ず、喉の奥に消えた言葉は一つの邪推】

……(こう言う偽善を否定できる人間は、大抵過去に何かあった方なのだが)

【そんな考えは、更に浮かんだ一つの考えによって阻まれる】
【即ち、「そう言う人間は、大抵過去に踏み込まれることを嫌う」と言う二つ目の考え】
【彼女も、謂れの無い不幸によって貶められた闇の中の一人なのだろうかと埒もないことを考え】
【気付けば仮面の右半分を強く押さえ込み、辺りに響かせていた音楽を留めていた】

……《忠告痛みいる》
《鎮魂曲を弾き終えたら、私もすぐに離れよう》
《どうせ、一般人にはここが目に入らない》

【前奏の終わり、続いてゆっくりと奏でられ始めた悲しげな音色】
【少女の言葉に、しかし白い人物はその場を離れることなく、ピアノを弾き続ける】
【鎮魂曲、今弾いている曲がそれなのだろうか?】
【ともあれ、そのニンゲンが言ったとおり、鎮魂曲が終わるまでは誰も路地裏に立ち入らず】
【また鎮魂曲が終わればそのニンゲンはこの場を立ち去る】
【その間、女性がどうするかは自由だ】

//すいません、ここで落ちます…
318 :【摩擦の棍】【琳霞】 [saga]:2014/08/30(土) 22:25:33.18 ID:MjEJ7frWo
>>316
躰はもうそこら中に青痣だらけ、纏う衣服も所々破れ
恐らくというか確実にもう戦う事などは不可能な筈だ
然しながら少女は負けず嫌いが故にまだ立ち上ろうと
だが言う事など聞かぬ躰はそれを拒否し地に伏させる
そんな中歩み寄って来た男の顔色は何処よりか青白く
だがそんな事などに気を取られている暇等ある筈ない
故に睥睨するだけで変わらず立ち上がろうとして苦難

「ッ……――――――………そ、そうね…」

然しながら苦難する少女へと手を貸し語り掛けるは男
その言葉は少女を諭す様な内容。否、そうなのである
睥睨していた表情から一転、ぽかんと口を開けて呆然
男の顔をじっと見詰めたまま何も喋ろうとはしないが
突如ハッとして男の言葉に納得した様子だが何か怪く
男の片手を借り立つ少女の頬は心無しか赤らんでいた

「――その上から目線は気に入らないけど…今日は引く事にするわ」

立ち上がれても未だ安定せぬ平衡感覚により壁に凭れ
キッと睨み付けてからまるで這う様に然しそそくさと
路地裏を後にしようと歩いていく鉄棍携えし少女一人
319 :【二刀流:陰陽】>>729【シソウ】 :2014/08/30(土) 22:44:19.86 ID:BJbtVI8Lo
>>318
 傷つき倒れ込んだその姿から虚偽の匂いはしなかった。
 ダメージで臥せたのは事実だがしかしその血色は赤い。
 男と反対にまだ気力の沸き立つはやはり劫火の性質か。
 立ち上がった少女は気概にしてひとりで鉄棍を携える。
 そして闇に潜むように

「……ハッ、そこまで張り通せば本物か」

 少女も、また同じ強者であると立ち振る舞いを認めた。
 次に出会う時は獣と狩猟者でなく、互いに狩人として。
 あるいはまた別の形であろうと確信に近い予想がある。
 女の姿が見えなくなって男は崩れるように腰を落とす。

「あー、気持ち悪ィ。……名前聞いとくんだったな」

 あの女なら、覚える価値があると思い惜しいと悔んだ。
 男がそこから立ち去るまで、あと数十分を必要とした。

/これで〆ですかね。ロールありがとうございました!
320 :【摩擦の棍】【琳霞】 [saga]:2014/08/30(土) 22:47:12.85 ID:MjEJ7frWo
>>319
/こちらこそありがとうございました!
321 :扇 六華 【能力:ブルークリムゾン】 :2014/08/30(土) 22:58:36.71 ID:EZe5GtB/0
>>317
「…後半部分は色々と理解に苦しみますが、私はこの世界に完全なモノは無いと考えます。
失敗作が積み重なっているのが、今の世界。完全作など有りはしません。」

【もし"完全"なる人間がこの世界に存在したと仮定して、今現在この世界はどう動いていたのであろう。】
【"完全"が存在する世界の未来は、恐ら
く"完全"と化している筈だ。】
【誰も死なず、誰もが笑い、誰もが幸福を感じ、悲しむ事なく、笑顔で溢れる世界……正に桃源郷。】
【然し、今の世界はどうだ。ならず者が溢れ、一種の権力者などの"不完全"よって支配され。】
【…そしてまた其れが不完全を生む。】


「……わかりました。
では、私もそろそろ此処を離れさせていただきます。……では。」

【その身を翻し、ツインテールの少女はまた規則正しい足音を地に刻み、路地裏を去る。】
【"白い人物"の姿が見えなくなり、大通りへと進めば、懐へと手を伸ばし、一つの機器を手に。そして操作する。】
【スマートフォン。映し出された画面をみればわかりやすい3つの数字。1、1、0】

「……鎮魂曲の効果は良くわかりませんが、
……此れくらいの薄汚れた正義だけは気取らせていただきましょう。」

【数分後の彼女の口から発せられた言葉】
【そう、彼女は先程の情景を通話の相手に報告……所謂「通報」をしていたのである。】
【偽善者を斬り捨てながらも自らも偽善に勤しむ。
無表情という仮面を被りし少女の薄汚れた正義の形が、其処にはあった。】

//了解です、絡みありがとうございました!
322 :【摩擦の棍】【琳霞】 [saga]:2014/08/30(土) 23:07:07.13 ID:MjEJ7frWo
>>319
躰が言う事を聞くようになるに連れて小走りになる
途中、少女は群青に染まった夜空を見上げ溜息一つ
何処か、残念めいた表情を浮かべながらに呟く一言

「あー…名前聞くの忘れてた…」
「はぁ…」

戦闘の最中燃え盛っていた劫火はもう既に消え去り
仄か明るい夜、蒼銀の瞳が昇った月の灯に透き通る

/最後に一つ投下して完全な〆で、改めてありがとうございました楽しかったです!
323 :【スキルロック】【古き神】 :2014/08/31(日) 21:38:36.43 ID:1QSezZ8MO
現……いつ以来かな……。
この鼻を突く生の臭い、流れ交錯する生けるモノたちの運命。
何もかもが懐かしく……何もかもが輝きに溢れ、そして何もかもが矮小。
脆弱な肢体を器とし、暫し理の中に身を置くも一興。

【宵闇に浸かった街を往くは浮世離れした風体】
【金色に輝く長髪はボサボサに乱れ、切れ長の瞳はまるで別の次元を見ているように掴み所無く】
【彫刻の様な肉体に古代人の様な布の服。男の纏う雰囲気と相まってその容姿はこの街において異質】

324 :【ヨーガン】>>962【人造異能力兵士02“Y”】 :2014/08/31(日) 22:01:14.45 ID:6dBQMW/10
>>323
【現代らしい看板や店が立ち並ぶ街中】
【その中で、随分と時代錯誤な男の姿が目にとまる】

な… 何でしょうあれは……
この時代の人間には見えませんが…
公共浴場からタイムスリップでもしてきたのでしょうか…?

【思わず足を止めてしまう】
【これは声をかけるべきなのか、それとももう少し様子を見てみようか】
【そんな事を考えながら】
325 :【スキルロック】【古き神】 :2014/08/31(日) 22:25:08.18 ID:+z+O6Li40
>>324
【雑踏を往く人々の視線を集めながら男は特に気にした様子も無く】
【往く当ても目的も無いのか往来をふらふら行ったり来たり彷徨う】
【そして何かに気付いたのかぴたりと足を止めると薄く笑みを零す】

君、私の見てくれが珍しいのか……皆が皆視線を向けてくるのだが。
そんな中、足を止めてまで私に興味を示してくれたのは君だけだね。

【足を止めて男を見やるモノに振り返るとゆっくりと近づいて往く】
【男の顔に張り付いた薄気味の悪い笑みは全く友好的には見えない】
【しかし同時に敵意殺意といったものも感じられぬ故に真意も不明】
326 :【ヨーガン】>>962【人造異能力兵士02“Y”】 :2014/08/31(日) 23:19:20.30 ID:6dBQMW/10
>>325
【変わった男はこちらに気がつき、近づいてくる】
【一瞬うろたえるが、すぐに落ち着いて言葉を返す】

興味……ですか…
まぁこれが私の仕事なので

【今の兵士達の仕事は「街の現状確認と情報収集」】
【「変わったものがあれば調べろ」、との事だ】

逆に今まで貴方に興味を示さなかった方が不思議ですね
何せそんな格好ですし ………ッ!!

【男が顔に薄気味の悪い笑みを浮かべる】
【敵意殺意は感じないのに、どこか恐ろしい】
【警戒し、すぐさま両手をフリーにする】


//すみません遅れました…
327 :【スキルロック】【古き神】 :2014/08/31(日) 23:44:19.44 ID:+z+O6Li40
>>326
【男が近づくにつれて女は明らかに警戒】
【まるでその反応を楽しむように微笑む】
【何やらありそうな女の手などは無警戒】

ほう……? 仕事とは実に興味深い。
君がどのような仕事で私に興味を持ったのか、私も君に興味が湧いてきたようだ。

【微笑みを浮かべたままに表情は崩さず】
【寧ろ女に対する興味に口元は一層歪む】
【ゆらりと右腕突き出し掌を女に翳すと】
【警戒する女の意思なと無下に伏せ進む】

どれ、君でいい。
私の余暇潰しに見せてくれないか? あるのだろう……力というものが。

【どの様な力にせよ仕事として他を観る】
【その様な行為と女の反応から男は推測】
【目の前の女が何かしらの力を有すると】
【翳した手は女の首筋目指して進みゆく】
328 :【スキルロック】【古き神】 :2014/08/31(日) 23:45:36.64 ID:+z+O6Li40
>>326
/いえいえ、こちらも遅くなりすみません
329 :【リバース】>>976【天邪鬼の加護】 :2014/09/01(月) 00:00:15.20 ID:1pv2TnJo0
/*鍵吉さん居ますか?*/
/*居なければロールを切らせていただきます*/
330 :【ヨーガン】>>962【人造異能力兵士02“Y”】 :2014/09/01(月) 00:18:38.19 ID:e1DbzXeo0
>>327
【仕事に興味を持たれたのは初めてだ】
【しかし、だからと言って仕事の理由までを明かす訳にはいかない】

…何、大した事のない仕事ですよ
ただの「情報収集」ですから

【表情を変えない、何から何まで気味の悪い男】
【自分を弄んでいるつもりなのだろうか】
【『あるのだろう……力というものが』】
【…元から隠すつもりは無い】
【ただ、その力を見せて手加減するつもりも無い】
【再び、口を開く】

力…ですか…… あるにはありますが…
これを見て生きて帰れる保証は無いでしょうね
………『“Y”(ヨーガン)』!

【能力を解放、掌から溶岩を横凪ぎに照射する】

(……近づけさせない…!)

【この溶岩は能力製の物質だ】
【普通ならば灰すら残さず溶かし尽くすのだが】
【果たしてこの男には通用するのか】
331 :【スキルロック】【古き神】 :2014/09/01(月) 00:39:08.08 ID:MEQ8qNcR0
>>330
【薙ぎ払うように照射された溶岩。それは全てを焼き尽くす灼熱の真紅】
【それを見ても男は薄らい笑を浮かべたまま、目の前の女へと歩みを止めない】
【そして赤熱の熱線が男に直撃、骨まで焼き尽くし跡形も残さんと思われたが】

成る程、面白い力だ。
超熱の溶岩を照射する女……中々強力な力を持っているじゃないか。

【薙ぎ払われた溶岩は男の周りで消滅、何事も無かったかの様に男は変わりなく歩いていた。依然変わりなく】
【辺りに霧散した溶岩の残滓は大気を熱し、乾いた空気がふたりの間に剣呑と張り詰める】
【瞬間、それまでゆったりと動いていた男はその空気を穿つように駆け出した。別段目を見張る速度では無いが緩急により多少意表をつけるかもしれない】

さて、次は私の番かな。
と言っても見せるものなど持ち合わせてはいないのだがね……!
折角の人の身、原始的にやらせてもらうさ!

【女へと向かって駆け出した男は体勢を低くして更に加速、その動きには無駄が無く精錬されているよう】
【男の狙いは女の膝下へのタックル。女がそのまま受けてしまえば地面へと押し倒すつもりだ】
【この男に肉迫されること、それがどれほど危険な意味を持つのか。果たしてそれに気付くことは出来るだろうか】
332 :【ヨーガン】>>962【人造異能力兵士02“Y”】 :2014/09/01(月) 01:23:39.65 ID:e1DbzXeo0
>>331
【横凪ぎに放った溶岩は、男の周りだけくり抜かれたように消滅していた】

な… どうして……

【男が何かをした様子は無い】
【防壁が現れたわけでもない】
【風で受け流したのならまだ分かる】
【しかし、溶岩は「消滅」したのだ】

そんな… 有り得ない…!
空間移動でも痕跡が残るのに…

【驚きのあまり立ちすくむ】
【あんな現象は開発中の兵士でも出来る者はいない】
【反応が遅れ、タックルをまともに受けてしまう】

うぐっ……

【足を取られ、仰向けに押し倒される】
【受け身はとったのでダメージは少ない】

自分から近づくなんて… 無茶な事を
…『赤熟の覇掌』
これで終わ………?

【これで終わり】
【……と思ったが…… 『覇掌』が発動しない】
【何度も試すが、やはり発動しない】
【つまりこの能力は…………】

異能干渉・消滅の能力……ッ!?
これが本当に存在したなんて……

【相手の能力により溶岩が封じられ】
【振りほどこうにも、能力石が動力源の体には力が入らない】
【この男がどれほど危険か、それに気づいた頃には時既に遅し】
【残ったのは絶対的な力に対する「恐怖」のみ】
333 :【スキルロック】【古き神】 :2014/09/01(月) 01:47:16.87 ID:MEQ8qNcR0
>>332
【男の動きに無駄は無いがそれ程疾いという訳ではない。しかしタックルは見事に女の膝下を捉えそのまま地面へと押し倒した】
【それもその筈絶対的な力、戦闘においては女が絶大な信頼を寄せるであろう能力が効かないのだから。それに対する驚愕に反応が鈍るのも至極当然】
【それに加え彼女の力は生半なものでは無い。灼熱の溶岩を司る超攻撃的な無双の矛、それが効かぬとあっては精神的な動揺も大きいだろう】
【女を仰向けに押し倒し、その表情に浮かぶ恐怖を見下ろしながら男は依然薄い笑みを浮かべ、小さく歪んだ口元を動かして女に問うた】

さて……君はここから反撃する術はあるのかな?
生に執着し醜くもがくもひとつ、持って生まれた運命と全てを諦め受け入れるもひとつ……。
さぁ、君は門を開くか?

【門を開くか。脈絡も無く突拍子も無い男の問い。しかしこの問いに対する答によって男の行動が変わることは明白であろう】
【恐怖に慄き質問の意味すら解さずに嬲られるのか、それとも運命と受け入れず自身の力で足掻いて見せるのか】
【感情の無い切れ長の瞳は女の選択を心待ちにしているのか、刺すような眼光はどこか愉しそうに少しだけ細められ女の瞳を射抜く】
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [【ダガースネーク】【ミーシャ・アルフォンス】]:2014/09/02(火) 18:48:47.00 ID:gu5j2Rlk0
【木々や草花が鬱蒼と生い茂げる不気味な雰囲気を漂わす夜の森林】
【その中を、草花を鬱陶しげに掻き分けながら進む黒服の男】
【そして、男を木の上を静かに移動して追い掛ける少女】
【漆黒のローブと、顔につけた不気味な髑髏の仮面―――その姿は、死神を思わせるか】

「けっ、鬱陶しい」

【木の上から飛び降りれば即座に男の首にダガーを突きつけられる距離まで接近し】
【ガサリと枝を大きく揺らして飛び降り、ダガーを男の喉元に押し付ける】

「ひっ、ぃぃぃっ…」
………

【冷や汗を流して狼狽える男と、それに無言でダガーを押し付ける少女】
【男の生死の決定権を握った少女が、次に取る行動は―――分かり切っていることか】

……死んで、ください……

「ぐ、がっあ…」

【少女の口から冷たく紡がれる言葉と共に、鮮血を撒き散らして男はうつ伏せに倒れこむ】
【そうして森の匂いに混じって広がる死臭―――近くに人がいれば、簡単に気付ける筈】
【死臭を辿ってみれば、そこには男の亡骸と、そのすぐそばで血と毒に濡れたダガーを片手に佇んで月を見上げる少女が居て―――此処で何があったか、推測は容易】
【来訪者が現れれば、双肩の蛇と共に顔を向けるのだろうけれど、その表情からは不思議と敵意や殺意は感じられなくて】
【その来訪者は髑髏の仮面をつけた少女と地に伏せる男を見て、一体どんな感情を抱くのだろうか】








335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/09/02(火) 20:09:31.36 ID:dGJ7lck1O
新世界はもうオワコン
336 :終焉を齎す者 :2014/09/02(火) 21:42:04.32 ID:dGJ7lck1O
オワコンやで〜
337 :【リバース】>>976【天邪鬼の加護】 :2014/09/03(水) 20:10:41.95 ID:2xYGYghg0
【夜の街を奇妙な男は歩いていく】
【まるで貴族の様な服装と白黒のシルクハット】
【右手は赤く光っている短剣を慣れた手つきでくるくると回している】
【短剣の光で照らされた男の足元には命が尽きそうな賞金首が転がっていた】

うん、確かに仕留めたよ
もう動けないんじゃないかな?
神経はズタボロだし、不必要な肉は削ぎ落としてあるからさ
それじゃあ回収は任せたよ?
うん、次のターゲットを仕留めたらまた連絡するよ

【笑顔で電話を切り、妖しい葉巻に火を点ける】
【妖しい香りを放つ葉巻を吸いながらふらふらと歩き始める】
【しかし賞金首の手下たちが男の目の前に立ちふさがる】
【上機嫌そうな笑みを浮かべたまま、何事も無く進む男】
【少しおびえた様子を見せた後に襲い掛かってきた手下たちは短剣で容易く斬り裂かれる】
【傷口は奇妙な事に斬られた直後、何故か凍り始める】
【2度目の斬撃は同じ短剣から放たれたのだが今度は肉を焼きながら引き裂いた】
【考えられない現状を理解しきれないまま手下たちは倒れてしまう】
【そして少し狂った目をした男は何事も無かったかのように楽しそうに鼻歌を歌いながら夜の街を歩いていく】
338 :扇 六華 【能力:ブルークリムゾン】 :2014/09/03(水) 20:33:33.46 ID:Kv9aAtYW0
>>334
【夜の森林に男の断末魔の声が響き、その直後の事である。】
【ガサガサッ、と草叢の揺れる音。何者かの活動を感じさせる不自然な揺れ】
【当然、その揺れと音は男の側に立ち、殺人の刃を有する少女の耳に届くであろう】

「──此れは驚きました。
この街には本当に殺人犯が多いですね。」

【草叢からゆっくりと出てきたのはツインテールの黒い髪に黒い眼の女子高校生】
【不気味な程の無表情。愕いたという様には聞こえない無機質な声。】
【何より、暗闇に映える真っ白な肌は幽霊とかそういった類の物を彷彿とさせる】
【何故彼女がこんな処へと赴いているのか。その原因は数十分前へと遡る】

「…あ、どうもです。今晩は、はじめまして。」

【家への帰り道。比較的街から離れた地区を歩いていた彼女が眼に留めたのは、二人の…不審な人物達だった。】
【一方は死神の様に仮面を被った者、そしてもう一方はその死神に刈られまいと逃げる黒服の男。】
【何処からどう見てもその様子は異様。好奇心がその二人を追い掛けさせた】

「……一つ、お聞きしたいのですが。」

【彼女は。自身では気付いていないのかも知れないが、非常に質問するのが好きな人物である。】
【今思えば、先日、“白い人物”と遭遇した際も、彼女は質問ばかり繰り返していた。】

「其れは……能力ですか?
それも先程から見ていた感じではその刃には毒が仕込まれているようですが。」

【其れ、と彼女が言葉と眼で示したのは少女が手に持っているダガーである。】
【あの黒服の男を殺めた、凶器……】

【…恐怖。其れは人間の感情要素の一つ】
【人間性というモノをより豊かにするものであり、時にその感情は身を護る】
【…とある事件により扇 六華は友人、そして兄を無くした。あまり多くを語る事は出来ないが、その事件をきっかけに彼女は無駄な希望を捨て、どうしようもない絶望を得る。】
【また、死ぬ事や傷つくことに対する恐怖も失せる。寧ろ傷付きたいと思う簡単に言うならば其れは自殺願望。知り合いが死に、自らだけが何故か助かってしまったことに対しての罪の意識。】
【故に扇は目の前の"死神"の風貌の少女に怯える必要がない。殺人という異常な光景を目の当たりにして尚、彼女の眼は氷の様に冷たい】

//もしよろしければ…よろしくお願いします


339 :【ミーシャ・アルフォンス】【ダガースネーク】 :2014/09/03(水) 21:27:51.50 ID:/HI34vcW0
>>338

……はじめまして

【草叢からゆっくりと姿を現した、ツインテールの黒髪黒目の少女】
【当然、白い髑髏の仮面を被った少女は其方へと顔を向ける】
【口を開き、冷たい口調で言葉を返す】

…なんでしょうか?

【質問が好きな少女、髑髏の仮面を被った少女は人と話すことには興味を抱かない】
【彼女が興味を抱くことなんて、一つも無いと言うのが正しいか】
【暗殺者に感情は不要と言われて育てられて、人間的な感情を全て捨てたから】

そうですが……それが何か?
……えぇ、毒を仕込んでいます。

【能力であることも、毒を仕込んでいることもあっさりと認めて】
【殺人という異常な光景を目の当たりにしても、怯えない少女の目を淡い紫瞳でしかと見据える】
【氷の様に冷たい眼光と、一切の感情をも感じさせない眼光が交差した】












340 :扇 六華 【能力:ブルークリムゾン】 :2014/09/03(水) 21:59:07.96 ID:Kv9aAtYW0
>>339
【暗闇の中、交差する二つの眼光……そして、張り詰める空気。】
【数秒の間その二つの光は交差していたが、扇の瞬きによりそれは終了し、そして彼女は口を開く】

……矢張り、能力ですか。
…成る程、初めて観る能力です。

【林に冷風が吹き抜けた。風は樹々を揺らし、ざわめかせ、少女らの髪を靡かせる】
【然し、其処に対峙するはその風の冷たさを何とも思わせない程の冷たさを有する二人】
【扇 六華は目の前の少女の能力を暫くの間、その眼に映しながら言葉を紡ぐ】

……因みに、ですが。

【彼女は既に絶えた男の元へと歩み寄り、静かに両手の掌を合わせる。】
【数秒間の静寂、響くのは揺れる樹々の音のみ】

【そういえば、ついこの間にも同じような事をしていた気がする。】
【…あの時の“白い人間"は少女を見逃してくれた。】
【然し、あの時まともに殺りあっていれば恐らく彼女は負けていた…便利な単語だが“直感“がそういっている】
【でも少女は彼処で死ぬ訳には行かなかった。とある目的を叶える為に…】

私は一般人です。
然しこの……暗殺?現場を目撃してしまったわけですが、この場合貴女はどういった行動をなされるのでしょうか

【合掌を終え、彼女は少女の方へと向き直り、先程中途半端に切っていた言葉の続きを口にする。二人の空間に響く、細く無機質な声】
【この前の路地裏で口にした質問と、ほぼ同じ質問である。】
【彼女にも理解できている。暗殺現場を見られている限り、大抵の場合は目撃者の処理をするのだと。】
【然し和えて彼女は聞く。】
【余程の読心術者で無い限り、その真意は窺い知る事は出来ないであろう。少女の無機質で冷たい声からは何も感じられない】
341 :【ミーシャ・アルフォンス】【ダガースネーク】 [saga]:2014/09/03(水) 22:33:59.96 ID:/HI34vcW0
>>340

一般人ですか、……どうもしませんよ。……私は依頼以外での殺しは行わない主義ですから

【依頼以外での殺人は、行わない主義】
【ダガーを弄びながら、語られるそれは、紛れもない事実】
【嘘を語っていないことは、その態度から分かる筈】

……貴女は、どうするのですか?…私を殺しますか?

【そして、少女はダガーを蛇に変えて優しくその喉を撫でる】
【少女からの問い、暗殺の現場を目撃してどうするか…と】
【大抵の人なら恐れを抱いて逃げる。けれど、逃げなかった少女は何をするのか】
【仮面の少女は、密かに興味を抱いていた】











342 :扇 六華 【能力:ブルークリムゾン】 :2014/09/03(水) 23:56:05.55 ID:Kv9aAtYW0
>>341
…其れは失礼しました。
てっきりこういった行いが暴露たならその根本を潰すのが普通なのだと思い込んておりました。

【少し驚いた様子で僅かに眉を吊り上げる扇 六華】
【…今よりまだ幼い頃に読んだ事がある小説の一つに、暗殺を題材とした物があった】
【小説に描かれていた"悪人を依頼を受けて殺し成敗する暗殺者"は当時幼かった彼女に実に鮮烈なイメージを与えたのだった】
【故に内容も保存されたデータのように記憶に鮮明に残っている。】
【その小説の暗殺者は自らの殺人を見られたからにはその人物を殺していた。彼女の中に起る"始末する"のイメージは其れの産物である。】

勿論、[ピーーー]ことなんてしませんよ、暗殺者でもあるまいし。

【といっても、此れからどうするかを彼女は考えていた。】
【相手の"殺さない"という発言がフェイクである可能性も十分に考慮できる。よって、此処から立ち去るのが最善の選択…】

……然し私、恥ずかしながら“暗殺者"という存在に興味がありまして。

……言ってる意味…通じますかね?

【最善の選択を選ぶ事。彼女の中に沸き起こる好奇心なる物は、彼女をそうさせなかった】
【(恐らく相手は一般人である私を殺せない。私の能力の腕試しができる。)という思考の元に生まれた決断】
【一度でいいから見てみたい、暗殺者の技術を。】
【ただ其処に映すだけでいい、昔僅かに憧れた“暗殺者"という存在を。】
【そしてその存在に、能力者である自分はどれだけ相対出来るのか、自分の力を見てみたい。】

………Blue,

【彼女の右手に青の拳銃が握られる】
【青とは凍てつきし氷の証】

…………Crimson.

【彼女の左手に赤の拳銃が握られる】
【赤とは燃ゆる焰の印】
【ブルークリムゾンを有する能力者は幾つもの好奇心を願望へと変えて。】
【戦闘技術に於いては格上の存在……そして幼い頃の憧れである"暗殺者"と、今、対峙する。】


//すみません、次の返信は明日の午後になります…





343 :【ミーシャ・アルフォンス】【ダガースネーク】 :2014/09/04(木) 03:15:50.68 ID:oDoBpqZ80
>>342

……成る程、分かりました。……いいでしょう

【少女の中に湧き上がる好奇心、其れが最善の選択を選ぶことをさせなかった】
【少女の中の、好奇心を感じ取ってダガーを右手に構える】
【もう一匹の蛇は口から地面へと猛毒を垂らし、地を溶かしていく】
【付着箇所に激痛を走らせる毒、当ダガーで斬られれば、その痛みと毒に寄る痛みが襲い掛かる】
【そして今は暗闇、少女の姿は、それに溶け込むようで位置の判断は難しいだろうか】
【少女も特別な眼を持っている訳ではないのでそれは同じだが】
【蛇には赤外線探知器官…「ピット器官」がある】
【それは暗闇の中、はっきりと扇の姿を捉えていて】
【蛇が、少女に扇の位置を教えてくれる】

……銃、ですか

【扇の手にそれぞれ握られた、赤の拳銃と青の拳銃】
【どんな効果を持っているのか、まだ分からないから迂闊に接近出来ず】
【少女の左肩目掛けて、ダガーを投擲し】
【それと同時に身を翻し、木々の間に身を潜めた】


344 :扇 六華 【能力:ブルークリムゾン】 :2014/09/04(木) 18:36:50.35 ID:CBd3h+390
(…暗闇…………。
あの人にこういった場所での交戦経験が無い訳がない。……そして………)

【戦闘開始。まず扇がとった行動は周囲の状況把握、そして相手の行動の観察】
【赤青二つの異能をその手に握り、自らの神経を研ぎ澄ませる】
【彼女の中の一つの懸念。其れは先程目撃した、暗殺者の異能【ダガースネイク】にあった。】
【彼女も少しだけであるが耳にした事がある。……その名はピット器官】
【蛇、という生物の体内器官の一つであり、視力の弱い蛇が獲物を狩る為に必要不可欠なモノ】

つまり私は蛇に狩られる蛙、な訳ですか…
……でも蛙だって、何も抵抗せずに狩られる程に無能ではありませ………んッ‼‼

【ガキィンッ…!!!と。其れは彼女の右手に握られた青の拳銃が、投擲されたダガーを弾いた音である】
【…彼女がとった行動。其れは自らの身の安全を完全に自らの反射神経に任せる、というものであった。】
【相手が「器官」を用いて攻撃を行うなら、此方はどの人間に宿る「反射神経」を行使する】
【ダガーが風を切る音が聴こえたなら、その神経を利用して、おおよその着弾位置に拳銃を持っていくだけのこと】
【然しこの技は何度も利用できる訳がない。今の回避は正に神経を研ぎ澄ましていたからこそ可能だった業】

……此れが"暗殺"ですか
成る程…、一切の油断も許されない…

【刹那、少女の口角が少し上がる。無表情の少女が見せる数少ない"笑み"】
【この戦闘を楽しんでいるような…否、"技術"を見る事が出来た。其れだけでも心を踊らせる。】
【他にはどんな業があるのか…もっと見てみたい】

……Crimson & Crimson.

【流暢な英単語の後、彼女は右手の拳銃に付けられた突起を左手指で押す】
【すると同時に、右手の青拳銃は左手の赤と同じ赤へと変色。…氷から炎への変化】

…………Shoot!...

【ダガーが飛来してきた方向……つまりその投擲者がいると思われる方向に、二丁の拳銃の銃口を向ける】
【ズダダダダダダダダダン‼‼…と、二丁の拳銃から繰り出されるは、連射】
【続け様に放たれる弾……然し其れは能力。放たれたのは金属の弾丸では無く、"炎"、其の物だった】
【光を放ちながら超速度で迫る弾丸。恐らく暗殺者の反射神経ならば避けるのは容易いだろう】
【然し、其の後待ち受けるのは二次災害とも呼ぶべきか。…忘れるべきではない要因……そう、ここは森林だ。】
【地に生えた草花や樹々に着弾したならば、炎は一瞬のうちに燃え上がるだろう。】
【相手には「ピット器官」がある。
先程の反射神経もそう何度も使えるようなものではない、所詮は人間の保護能力…続けていれば何れあのダガーはこの心臓を射止める。】

【ならば…"条件"を同じにすればいい。相手に着弾するのが第一の目標だが、着弾しなければ炎は草木に移り、暗闇の森林に明かりを灯すだろう。】
【其れこそが彼女にできる唯一の"策"である。】
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/04(木) 23:53:17.21 ID:2OK9DgxR0
終了
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/04(木) 23:53:41.33 ID:2OK9DgxR0
終了
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/04(木) 23:53:52.54 ID:2OK9DgxR0
終了
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/04(木) 23:54:40.71 ID:2OK9DgxR0
終了
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/04(木) 23:54:51.26 ID:2OK9DgxR0
終了
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/04(木) 23:55:01.73 ID:2OK9DgxR0
終了
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/04(木) 23:55:34.77 ID:2OK9DgxR0
終了
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/04(木) 23:55:49.72 ID:2OK9DgxR0
終了
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/04(木) 23:56:00.27 ID:2OK9DgxR0
終了
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/04(木) 23:56:18.15 ID:2OK9DgxR0
終了
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/04(木) 23:56:28.62 ID:2OK9DgxR0
終了
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/04(木) 23:56:53.91 ID:2OK9DgxR0
終了
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/04(木) 23:57:04.41 ID:2OK9DgxR0
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【俺能世界】俺が能力授けるからこの世界で戦え【新世界】Part42
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1407833861/

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埋め荒らし
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終わりー
【みんな死んだ】
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421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/05(金) 00:15:49.24 ID:hy/w0vlw0
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423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/05(金) 00:16:10.13 ID:hy/w0vlw0
終了
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/05(金) 00:16:21.66 ID:hy/w0vlw0
終了
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/05(金) 00:16:32.16 ID:hy/w0vlw0
終了
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/09/05(金) 06:58:34.92 ID:oJ3hagJTo
お前のあとは引き継ぐ
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/09/05(金) 06:58:57.53 ID:oJ3hagJTo
あとは任せろ
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/09/05(金) 06:59:11.64 ID:oJ3hagJTo
あとは任せろ
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/09/05(金) 06:59:44.75 ID:oJ3hagJTo
あとは任せろ
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/09/05(金) 07:00:03.27 ID:oJ3hagJTo
あとは任せろ
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/09/05(金) 07:00:29.25 ID:oJ3hagJTo
あとは任せろ
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/09/05(金) 07:00:43.57 ID:oJ3hagJTo
あとは任せろ
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/05(金) 17:48:14.00 ID:hy/w0vlw0
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/05(金) 17:48:27.67 ID:hy/w0vlw0
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/09/05(金) 17:57:47.10 ID:oJ3hagJTo
あとは任せろ
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/05(金) 18:00:04.98 ID:hy/w0vlw0
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/05(金) 18:00:48.34 ID:hy/w0vlw0
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/05(金) 18:00:58.80 ID:hy/w0vlw0
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/05(金) 18:01:09.45 ID:hy/w0vlw0
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/05(金) 18:01:22.46 ID:hy/w0vlw0
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/05(金) 18:01:22.46 ID:hy/w0vlw0
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/05(金) 18:01:45.83 ID:hy/w0vlw0
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/09/05(金) 18:01:50.37 ID:oJ3hagJTo
あとは任せろ
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/05(金) 18:01:56.28 ID:hy/w0vlw0
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/09/05(金) 18:02:05.17 ID:oJ3hagJTo
あとは任せろ
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447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/05(金) 18:02:17.22 ID:hy/w0vlw0
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453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/05(金) 18:03:39.51 ID:hy/w0vlw0
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) [sage]:2014/09/05(金) 18:03:49.98 ID:hy/w0vlw0
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/09/05(金) 18:14:48.46 ID:oJ3hagJTo
あとは任せろ
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/09/05(金) 18:19:57.33 ID:oJ3hagJTo
あとは任せろ
457 :【二刀流:陰陽】>>729【シソウ】 :2014/09/05(金) 21:34:49.64 ID:Uk1c4FhHo
 藍空の夜。霞み雲。星は虚ろに瞬き風は湿って生温い。
 ビロードのような天幕に空いた大穴は、蒼白く幽かに。
 儚くも美しい初秋の朧の下、男は息を潜めゆらり動く。
 腰に帯びる二振りの刃が引き抜かれ白と黒の斬線走る。
 朱く咲いた花に塗れ、路地裏にて獲物を狩る夜猟者也。

「久しぶりの狩りのせいか……飢えてやがる」

 命の残滓を拭い納めた剣が切々と哀しくも訴えている。
 夜は未だ終わらない。もう少しばかり深くなるまでは。
458 :≪アカダニ・フィレッド≫:>>80:【カラミット】 :2014/09/07(日) 14:18:56.81 ID:zvy3hw040
【空は灰色、微妙な天気の午後である】
【気温は9月にしては冷たくなっている】
【スーツを着ている、カジュアルショートの赤黒い髪に、真っ赤な目の青年が人混みの中を歩いている】
【身長は高い方なのか、人混みを見下ろすような形になっている】
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/09/08(月) 12:48:36.07 ID:JFv+Yis7o
過疎ってるなぁ…
460 :【ジーザスシザーズ】>>743 :2014/09/08(月) 22:55:19.44 ID:rCHMIReG0
【建設中のビル】

【刻は夜の闇が支配する時間、内部に既に作業員の姿は無い】
【だのに響く足音がふたつ。ひとつは何かから逃げるように忙しなく、ひとつはメトロノームのように一定の音を刻む】
【やがて忙しなく響いた足音は潰え、代わりに汚らしい悲鳴と何か、人間大のものが崩れ落ちるどさりという音が木霊した】

461 :[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 :2014/09/08(月) 23:11:54.14 ID:WOSI3Zp70
>>460
ふっふふーんっ、ふっふふーんっ!
おぉ、これも貰っていこう!ありがとう!

【ビルに響くもう一つの音。ガチャガチャとうるさい金属音を鳴らすのは鉄パイプや鋼材を抱えた少女】
【住処作りのため資材集めに奮闘しているようだ】

…まだこっちに鉄の匂いがしますな!そこらじゅう鉄だらけだけど!

【何やら少し前に、悲鳴らしき声とドサッという音が聞こえた気がするが、病的な程能天気な彼女はそんなに気にかけていない】
【何の警戒も無くして、ビルを歩き回る】
462 :【ジーザスシザーズ】>>743 :2014/09/08(月) 23:20:58.46 ID:rCHMIReG0
>>461
【そのままビル内を歩き回れば、身体を二つに別たれた男性と、その傍に佇む大きな金色のハサミ持った長い黒髪の女性が目に入るだろう】
【もし見つかったとしても、その女性は動じることなくゆっくりと女性に歩み寄る筈だ】
463 :[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 :2014/09/08(月) 23:38:08.40 ID:WOSI3Zp70
>>462
……うおぇっ!!!びっくりした!!

【ビルを徘徊していると、一つの人影が見えた】
【金色の巨大なハサミを持つ女性の近くには身体が真っ二つに分かれた人間が転がっていて、その光景を見た少女は驚き抱えていた鋼材を落としてしまう】
【落ちた金属が大きな音を鳴らすと同時、ハサミの女性はゆっくりと少女の元へ近寄り始めた】

…え、あ、あの……アナタも資材集め…?
……そ、そんなわけないか!あはは…

【ふざけたような苦笑いの少女。腰の小刀には既に手はかけていて、ハサミの女性を待ち構えている】
464 :【ジーザスシザーズ】>>743 :2014/09/08(月) 23:55:29.91 ID:rCHMIReG0
>>463
【夜の静けさの支配する建造中のビル内部、そこに響き渡る鋼材の転がる音】
【つい、と音のした方に銀色の目を向ければ驚きの表情を浮かべた少女がひとり】

僕……?
僕も資材集めをしていたよ……仕事だからね。
僕の鋏、大きいだろう?
どんなものでも斬り裂いてしまうんだ……例えそれが、人の魂でもね?

【言い終えると瞬間、黒髪の女は床を蹴り少女へと駆け出した】
【巨大な鋏を両手で構え、その凶悪な顎を開き少女へ噛み付かせんと】
465 :[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 :2014/09/09(火) 00:15:07.73 ID:hc6JG1DW0
あ、お仕事なのね…!私もお仕事みたいなもんかなぁー…!びっくりして資材落としちゃったけど……

うんっ、すっごい大きい!そのハサミにびっくりしたの!
……てっ! うわぁっ!!!

【同じお仕事同士仲良く出来るかな、なんてちょっと考えたが女性の次の行動でそれは打ち砕かれる】
【女性は持っていたハサミで少女の身体を切り裂くべく襲いかかる】
【慌て気味に腰の小刀を抜くが、巨大なハサミにぶつかって対抗できないことは一目瞭然】
【少女は後方に跳んでハサミの大顎を避け、追撃される前に早急に女性の方へ駆け、小刀での斬撃を繰り出そうとする】
466 :【ジーザスシザーズ】>>743 :2014/09/09(火) 00:30:33.70 ID:wFnXqNn+0
>>465
【少女を狙った大きな顎は、柔らかい肉体ではなく虚空に噛み付くことになった】
【少女は襲い来る顎をバックステップで避けると、そこからの追撃を阻むようにすかさず前に踏み出し小刀を振るう】

あはは……君は元気だね。
でもあまり色々と首を突っ込まないほうがいい、見て見ぬ振りも重要さ。
好奇心は猫を[ピーーー]と言うからね……。

【こちらに駆け出し、斬撃を加えようとする少女を確認するが、この立ち位置からそれを押しとどめることは不可能と判断】
【黒髪の女は鋏の顎を最大まで開き、後方へバック転で逃れようとする】
【少女がもしそのまま女へと突進すれば、バック転に合わせて回転する刃に切り裂かせれしまうだろう】
467 :[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 :2014/09/09(火) 00:49:28.27 ID:hc6JG1DW0
>>466
……うぐぅ!!痛っ!!!

【少女は斬撃を加えようと黒髪の女に突進。確実に斬れるような距離、思い切り小刀を振るう】
【が、女はバック転で少女の斬撃を回避】
【それだけではなく女の持っていた鋏は最大まで開いていて、バック転と同時に鋏の刃が振るわれた】
【防御の術はない少女はその回転する刃を受け、右肩から鮮血を飛び出させる】

…うぅ………っ痛いなぁあっ…!

【再び向き合う両者。小刀を左手に持ち替えて、女を睨みつけ挙動を見張る】
468 :【ジーザスシザーズ】>>743 [saga]:2014/09/09(火) 01:07:50.97 ID:wFnXqNn+0
>>467
【再び開いた両者の距離、少女の右肩から舞った鮮血を見ると黒髪の女は目を細めた】
【そして大きな鋏を開いたまま、その刃に付着した赤い液体をゆっくりと舌で舐めとっていく】
【ふと、最早ただの肉塊と成り果てた男性の亡骸に目をやると、微笑みを浮かべた口元を刃から離す】

ふふ……本当は僕の今日の仕事は『あれ』で終わりだったんだけどね?
君が見てしまったから、僕もボーナス欲しさに欲を出してしまったと言う訳さ。
さて、さっきの攻防でわかったろう?
近接戦闘はどう考えても僕の方が上手だ。
無駄に足掻くのはやめにして、最期は綺麗な死を迎えたいと思わないかい?

【大きな鋏を振るい刃に残った血を払うと、その衝撃で開かれていた顎は大きな金属音と共に閉じられた】
【そして右手に金色の鋏を携えてゆっくりと手負いの少女へと近付いていく】
【自身の勝利を確信した、余裕を孕んだ笑みをその顔に貼り付けながら】
469 :[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 :2014/09/09(火) 01:23:34.78 ID:hc6JG1DW0
>>468
……たっ、確かにそんなでっかい鋏持ってるし……全然勝てる気しないよ……
……でもこれならっ!!

【またも恐怖心を煽るみたいにゆっくりと歩み寄る女】
【少女は突然左手に持った小刀を女の方へ投げつけた】
【小刀はあらぬ方向へ飛んでゆくだろう、しかし女の気を少しでも逸らせれば良いのだ】
【その後少女はすぐさま左手で銃を形どり、鉛玉を数発撃ちだそうと女へ向けた】
470 :【ジーザスシザーズ】>>743 [saga]:2014/09/09(火) 01:53:12.48 ID:wFnXqNn+0
>>469
【諦めか足掻きか、少女は唯一の武器と思われた小刀を黒髪の女に向かって投げ付けた】
【しかし焦りからなのかその狙いは精細を欠いており、防御や回避を行うまでもなく、小刀は壁に当たりかつんと音を立てて床に落ちる】

……足掻いたね?
いけない子……君のようないけない子は、僕がきちんと導いてあげるよ。
だから……魂を差し出せっ!!

【女へ向かう軌道とは大分逸れていった小刀を見送ると、少女を斬り伏せ魂を頂かんとし再び駆ける】
【しかし駆け出した瞬間、小刀から少女へと意識を戻した瞬間に女の視界に移ったものはおかしな姿勢をとった少女の姿】
【否、正確には少女の左手だ。少女は左手を銃の形へ作り、それを此方に向けていたのだ。まるで本物の銃を手にしているかのように】

何のつもりだい……?
そんな子供騙しに、僕が怖気づくとでも?
嘗められたものだね……君は許さないよ……!!

【手で形作られた銃、まさかその指先から鉛玉が飛び出すなどとは露程も思わずに少女に近接しようと迫る】
【再び顎を大きく開いた鋏は少女の首を喰らい飛ばさんと迫るが、怒りか慢心か、その様は直線的だ。ふいに放たれた銃弾が避けられるとは思えない】
471 :[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 :2014/09/09(火) 02:19:41.57 ID:hc6JG1DW0
>>470
っ!!当たれっ…!!!

【女はこの左手が少女の最後の砦、最終手段の武器だとは感づいていないようで】
【凶悪な鋏はもう一度その顎を開いて確実に仕留めようと少女の首に一直線に向かう】
【少女は女へ左手を向けたまま、迎え撃つべく待ち構える】
【そして遂に少女の首が斬り落とされんとする瞬間、左手の指先から鉛玉を三発程撃ち出す】

……ぁぐっ!!!…うぅっ……!!

【その鉛玉の行方は目視せず、少女は閉じられる鋏の大顎の前に首を守るべく両腕を差し出した】
【両腕に刃が深く喰い込み、激痛が走り鮮血が吹き出る】
【出血と痛みで意識が朦朧としていて女の様子を確認する余裕はない。だがまだ女が動けるのならば両腕ごと首を落とされることだろう】
472 :【ジーザスシザーズ】>>743 [saga]:2014/09/09(火) 02:43:31.03 ID:wFnXqNn+0
>>471
【殺った、と思った瞬間であった。突如女の腹部を襲う衝撃に思わず動きが止まる】
【少女の指先から放たれた鉛玉三発、その全てが女の無防備な腹部へとめり込んだのだ】
【致命には至らない、しかし予想だにしていなかった反撃に肺から空気が絞り出され、少女の両腕に食い込んだ刃は完全に止まった】
【女は大粒の汗を垂らしながら自嘲したような笑みを浮かべると、腹部を抑えながらよろよろと数歩後退り】

あはは……まさかこんな隠し球を持っていたなんてね……。
欲に目が曇って、洞察を怠った僕の負け……かな。
覚えたよ……次があれば、僕はこの鋏に誓って君を殺す……!

【口角から滲み流れる赤い雫を拭うこともせずに振り返り少女に背を見せると、鉛玉による追撃を恐れたのか酸欠で重くなった身体に鞭打ち走らせる】
【そしてビルの壁面を容易く斬り裂き、ぽっかりと空いた穴に飛び入るとそのまま街の闇へと消えていった】
【後に残されたのは傷付いた少女と静寂。建造中のビルは再び在るべき静けさを取り戻したのであった】

/お先に落ちます!
/絡みありがとうございましたぁ!

473 :[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 :2014/09/09(火) 02:57:55.56 ID:hc6JG1DW0
ふ………次はやっつけてやるから覚悟するんだね…!

【地面に血をボタボタと垂らしながら女の捨て台詞に生意気な返事をして、去るその姿を見据えた】

…あー……いってて………これじゃ資材集められないや……
……治ったらまた来よう……その前にビル…完成しちゃうかな…

【静寂が戻り、少女は落とした鋼材、そして痛々しい両腕へと視線を移す】
【大きなため息。少し気だるげに投げた小刀を拾い上げて、少女もビルを後にした】


/こちらこそ遅くまでありがとうございましたっ!
474 :[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 :2014/09/09(火) 02:58:48.14 ID:hc6JG1DW0
/>>473>>472へっ
475 :【あーくん】>>99【ウィンフー】 [saga]:2014/09/09(火) 21:15:55.71 ID:rTXrFgb+0
【飲食店の裏道りにあるゴミ箱に、子供が頭を突っ込んでいた。】
【そばを通る通行人は、誰一人として彼を認識しようとはしない。】
【彼が着ている服は、もはや本来の色や形をとどめてはいない。】

【ひとしきり漁り終えたのか、子供はゴミ箱から顔を出して繁華街とは逆の暗い裏道を目指す。】
【きっと収穫が無かったのだろう、その足取りはまるで死にかけた野良犬のように重い。】

【刹那の時、見事な月が雲間から顔を覗かせて暗い道を照らす】
【しかし、暗い道を照らす光は、その恩恵を彼に与えることは無い。】
【彼は、別の道に光が灯っていることに気付かず、暗い道を歩く。】
【その様はまるで、少年の半生を如実に語る映画の様であった。】

//お風呂入ってきます。どなたか相手をしていただけると、とても嬉しいです。
476 :【ジーザスシザーズ】>>743 [saga]:2014/09/09(火) 23:21:15.91 ID:sHxjTb3oO
>>475
【少年の進む光の無い暗い道。先に広がる闇の中から響く足音はゆっくりと少年に近付いていく】
【やがて奈落の様な闇から現れたのは黒いロングコートに身を包んだ長い黒髪の女性。その右手には何とも禍々しく金色を放つ大きな鋏】
【薄く桃色の唇に小さな微笑みを携えて、薄汚れた野良犬のようにとぼとぼと闇に紛れる少年を銀色の瞳が見下ろしている】

……君は僕の仕事対象ではないけれど、その哀れな姿は見捨て置くには些か憐憫を感じるよ。
だから僕は君を救おう。
不浄に満ちたこの世界からの解放を……肉体という穢れから君の魂を救い出す。

【女が右手の鋏を切り払うように振るうと、凶悪な顎は大きく開かれ暗い裏道に金属音が響き渡る】
【そして開かれた顎に露出した双刃を少年に向けると、そのままゆっくりと少年に向かって歩を進める】
【暗がりに響く女のロングブーツの無機質な足音。一定の間隔で刻まれるその無慈悲な音は、少年に対する死へのカウントダウンの様】

/まだいらっしゃれば
477 :【あーくん】>>99【ウィンフー】 [saga]:2014/09/09(火) 23:44:20.44 ID:rTXrFgb+0
【暗闇の中から唐突に現れた鋏を持つ女を彼はじっと見つめていた】
【距離にして約30bといったところか、開かれた刃が彼を今まさに喰らわんとする】

【彼は思考する、この場から逃れる最善の策を】
【幸いにして女が持つのは近接武器であった、距離を保てば遠距離能力を持つ彼が有利なのは明らかであった】

【しかし彼はそれを拒否する】
【彼は間近で見たのだ、かつて能力者から逃れようとしたものが殺される様を、そして何より自分は子供である】
【ジリ貧になるのは明らかであった】

(勝てなきゃ…死ぬ…死にたくない…死にたくない…)
【生存本能は、形となって表出された】

死にたくない!!!!

【女に複数の風の刃が飛ぶ。自らは風の力でビルの上に退避】
【醜いこの世界で生きるための戦いが始まった】


478 :【ジーザスシザーズ】>>743 :2014/09/10(水) 00:10:05.34 ID:1/wvNPiE0
>>477
【迂闊だった。まさかこんな小汚い格好をした、しかもこんな子供が能力者であったなんて女は想定すらしていなかったのだ】
【自分にとって獲物、為すがままに斬り伏せられる筈であった存在からの唐突な先制攻撃に回避が間に合う筈もなく】
【チィと小さく舌打ちし、開かれた顎を前面に構えると飛来する無数の刃に対峙する。鎌鼬と侮るなかれ、研ぎ澄まされた風の刃は金色の双刃とぶつかると激しい金属音を響かせて周囲に斬撃の残滓を散らす】
【散らされた風の斬撃は女の頬を掠めて赤く線を引き、黒くシックなロングコートをズタズタにささくれ立たせた】

……やるね。
僕の悪い癖だ、獲物と見るとすぐに立場を固定してしまう……狩るモノと狩られるモノとの立場を。
結構気に入っていたコートなんだけど、まぁいいさ。
君で十分楽しめそうだから……!

【女は腰を落として大きな鋏を脇に構えると、裏道を満たす闇を払う様に円を描く一閃】
【斬った。何を? 少年を直接狙った斬撃ではない。ましてや先程の少年の様に空気を斬り裂き斬撃を飛ばす何てことは出来る筈もない】
【すぐにその答えは少年に襲いかかるだろう。紙の様に斬り裂かれたビルの壁面が音を立てて崩れ出し、少年の足場を奪うだろうから】
479 :【あーくん】>>99【ウィンフー】 [saga]:2014/09/10(水) 00:28:29.69 ID:UrhJ6PCZ0
【風の刃を放った後、ビルの上に乗った彼は正直安心していた。見えない刃を防ぐ術があるものかと。】
【しかしそれは否定された。子供ゆえの甘さが仇となった。】

【女は風の刃を防ぐと彼がいるビルの壁を切った、それはまさに一閃。】
【切られた断面に凹凸は無く、労した様子もない。】

【彼の足場に安定は無くなった、しかし彼は焦らない、焦る道理はない。】
【彼の能力はウィンフー。風の申し子である。】

【彼はただただ見つめる、落ち往く壁を。足場無き空中で、風に抱かれ彼は叫ぶ。】

 墓穴を掘ったね!!!お姉さん!!!
 そのままつぶれて死んじゃえ!!!
 
 
480 :【ジーザスシザーズ】>>743 :2014/09/10(水) 00:57:57.05 ID:1NY2qZbN0
>>479
【崩れ落ちるビルは容赦無く少年の足場を奪うが、風を操る彼にとっては空間の何処でもが足場になり得る】
【少年は足場を失いながらもその場に滞空し、落ち行く瓦礫とその落下域に立つ女を遥か上空から見下ろしていた】
【女は自身の斬り裂いたビルの壁面が頭上に降り注ぐ中、その先に垣間見える少年を銀色の双眸でただ見つめていた。邂逅の時と変わらぬ微笑みを浮かべたまま】

ふふ……ビルそのものを斬り裂いた僕がどうしてその瓦礫に押し潰されるんだい?
それに、この鋏で穴を掘るのは少し骨が折れそうだ。
埋葬の必要もない程にバラバラにするのなら話は別だけどね……!

【女は自身への直撃軌道を進む瓦礫のみを目で追うと、手元の鋏を自身の身の丈程まで巨大化】
【そしてそれをまるで指揮棒でも振るうかの如く軽々と振り回す。まるで重さを感じさせない流麗とした斬撃は降り注ぐ瓦礫の数々を瞬く間に細切れにしていった】
【瞬きすらも許されぬその刹那の間、女の見逃した瓦礫が砂煙を上げながら地に突き刺さっていく。地響きと共に舞い上がった砂煙は、狭い裏道に広がると女の姿を覆い隠していった】
481 :【あーくん】>>99【ウィンフー】 [saga]:2014/09/10(水) 01:22:10.60 ID:UrhJ6PCZ0
やったよね……やったんだ…やったぞ!!!
僕は自分の力で勝ったんだ!!!
僕は生きている!!!生き残ったんだ!!!

【少年は歓喜した、女が鋏を使い瓦礫に飲まれなかったことを彼は知らない】
【落ちた瓦礫が彼女を殺した。そう確信していた】
【満ちる喜び。体中を快感が駆け巡る。逃亡に逃亡を重ね、泥水をすすったこともあった。屈辱は一度ではない】
【彼が彼自身の手で彼自身の身に降りかかる火の粉を振り払った】
【彼に訪れた幻に過ぎない勝利は、彼の油断を招くのには十分だった】

ふふ…ふふっふふふう…あははははははは!!!!!
生きている…生きている…
心臓は動いてる、手に力が入る、目は見えている…
やった…やっ…たんだ…
【彼の目には涙が浮かぶ、彼は今、安堵している】


【地に舞い降りた彼は、自分を襲った敵を確認することにした】
【自分が殺した人間から金品を奪うのは野良犬のように生きてきた彼の習慣だった】


ごめんなさい生きるためだから…
でも、悪いのはお姉さんだ…死にたくないから人を殺す…
それはいいことなんかじゃないけど、間違いでもない…


【彼の風が砂埃を払う】
482 :【ジーザスシザーズ】>>743 [saga]:2014/09/10(水) 01:52:14.38 ID:1NY2qZbN0
>>481
【周囲に立ち込める砂煙の中女は思考を巡らせていた。相性の問題だ、空を飛ぶ相手に自身の刃は届かない、故にこの機に乗じて立ち去るべきかそれとも】
【女が結論を出すより早く状況は動き出す。未だ上空からこちらを見下ろしているかと思われた少年の声が、自身と同じ高さで聞こえたのである】
【女は声のする方を見据えると、手にした鋏の大きさはそのままにゆっくりとその顎を全開にして身構える。少年の姿は見えないが声のする方向へあたりをつけたのだ】
【そして再び風が吹く。自然の風ではない、視界に立ち込め塞ぐ粉塵を払わんという少年の意思の宿った異能の風】

謝らなくてもいいよ……?
だって僕もこの通り、生きているんだから。
良いことも悪いこともない……君を殺す、ただその為にっ……!!

【両者の視界を不良にしていた砂埃が一陣の風に払われたその刹那、少年の声から大凡の位置を捉えていた女は声の主の姿が視界に入った瞬間に地を蹴り駆けた】
【その両手を以って構えられるのは人の身の丈程もある金色の双刃。その禍々しい顎は大きく牙を剥くと少年の首筋に噛み付かんと襲いかかる】
【風の力を使えばその凶刃から逃れることは不可能ではないだろう。しかし女の踏み込みは常人のそれを遥かに超える、楽にあしらえるものではない】
483 :【あーくん】>>99【ウィンフー】 [saga]:2014/09/10(水) 02:25:21.02 ID:UrhJ6PCZ0
【彼の目に映ったのは、自分を殺さんとする眼、彼はこの眼に見覚えがある】
【両側から迫る脅威に対抗する術を彼は持っていない】
【完全に油断していた、慢心していた】
【考える余裕はなかった、女の踏込はすさまじかった。ここから先は本能だけで反応した】

【幾多の追ってから逃れられたのはその本能のおかげであるともいえる】
【すなわち条件付け、本能レベルまで植えつけられた条件付けが彼を救ってきた】
【鍵は殺意に満ちた目、彼はこれに異常ともいえる恐怖を抱いている】

【恐怖が理性を破壊した瞬間だった】

ああああああああああああああぁぁぁぁああああああああああああぁぁあぁxっぁぁあああああああああああああああああぁぁああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


【小さな体から圧縮された風の力が解き放たれる】

484 :【ジーザスシザーズ】>>743 [saga]:2014/09/10(水) 03:07:50.22 ID:uNBILYxsO
>>483
【女の振るう鋏の巨大な刃が少年の首元に迫り、大きく開かれた金色の顎は少年の首筋に喰らいつきその頭を吹き飛ばすかに思われたが】
【女がそれを確信した瞬間、少年の身体から力が溢れ出す。小さな身体に圧縮された風の奔流は暴風となり吹き荒れ、華奢な女の身体はその場に踏み止まる事など叶わず弾かれるように軽々と吹き飛ばされた】
【この狭い裏道、女が吹き飛ばされた先には当然に壁が聳え立つ。少年から放たれた圧倒的な力、このままの速度で壁面へと叩きつけられれば激突死は必然】

ぐぅぅっ……!?
だけど……僕と、この鋏ならっ……!!

【凄まじい速度で吹き飛ばされる中、女は無理矢理に身体を捩りぐんぐんと近付いてくる終着点の壁面を睨みつけると、力強く握り締めた鋏を構えた】
【一か八か、激突する瞬間に壁を斬り刻み直接の激突を回避しようとする。タイミングは刹那、髪の毛程のズレも許されぬ斬撃が必須】
【しかし女は信じた。己の愛武器であるこの鋏と、それを誰よりも上手く自在に扱える自分の腕を】
【絶大なる自信、慢心などではない自負がこの絶体絶命の状況においても寸分違わぬ斬撃を繰り出させ、女は激突の瞬間に壁を細切れにくり抜くという神技をやってのけた】
【しかし当然無傷ではない。激突死という最悪の結末は免れたものの、頭部から流れる血に視界は真紅に染まり、身体の至る所が打撲により軋む】

……これ以上は、流石に無理か……。
ふふ、どうやら僕はこういう星のもとに生まれているらしいね……。
まぁ、いいさ。
魂は奪えなかったけどそれなりに楽しめたし……次があればこの鋏に誓って、君も殺そう。

【自分から襲い掛かっていながらの敗北は二度目、屈辱的なことではあるが女の表情はそれほど憮然としたものではなかった】
【恐らくこの女自身、強力な異能者との命のやり取りを楽しんでいる故なのだろう。戦闘行為自体に少しながら愉しみを覚え始めているようだ】
【しかしこれ以上の継戦は不可能。ガラガラと音を立てて崩れる壁を次々と斬り裂いて女はその場から消えていった。壁を上手く利用しながら、出来るだけ少年の視線を切るように動いて】
【逃走中、傷付いた身体を引きずりながらも女はやはり小さく微笑みを浮かべていた。自らの意思で殺したい人間が増えた事が嬉しくて】

/すみません、そろそろヤバイのでこの辺で落ちさせて頂きますぅ!
/遅くまで絡んでくれてありがとうございました!
485 :【あーくん】>>99【ウィンフー】 [saga]:2014/09/10(水) 03:23:37.72 ID:UrhJ6PCZ0
【暴風雨が収まり、瓦礫だらけの裏通りは静寂に包まれた】
【先ほどまでは、風を操りし少年と、万物を切り裂く鋏を持つ女が闘っていた】
【今ここに立つ者はいない、少年は力を使い果たし、地に伏せ、女は退いた】
【勝利者も敗者すらもいない】
【少年が持つ大きな力はそのか細いからだを飲み込んだ】
【少年が立ち上ることはもう無い】

【裏通りに風が吹いた、少年の魂はもうここには無い】


//こちらこそ、本当にありがとうございました!!!
//楽しかったです!!!
486 :【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga]:2014/09/10(水) 18:26:01.00 ID:8QYyP8E50
【物語には3つのエンディングがある】
【ひとつ目。ハッピーエンド、それは誰かと関わることで終わりを告げる】
【ふたつ目。バッドエンド、誰も望まぬ出来事が起き、終わりを告げる】

【そしてみっつ目。トゥルーエンド、誰がどの人生を生きても起きてしまうような。平凡な終末】
【そのみっつ目に行き着こうとしている天道は、依頼を事務所で待ち続ける】

依頼人来ないかな〜

【ずっとこの調子。こんなストーリー誰が買うか!ぐらい打ち切り寸前の青年】
【しかし、とりあえず待つ。待っていれば何かある。そう信じている】
【待っていても始まらないのは分かる。しかし、今の探偵に待つ以外には何も出来ないのだ】
【誰かに動いて貰わなければ行けない、そんな状況で止まっているのだ】
【それが「待つ」という事。それが動く者が選ばれる理由】
【決して勝ち取れぬ者、それが待ち人だ】

【ここは天道探偵事務所。探偵は依頼人をこの椅子で待っている】
487 :【ミーシャ・アルフォンス】【ダガースネーク】 :2014/09/10(水) 18:34:08.75 ID:Zx2hNNkF0
>>344

………

【2丁の拳銃から繰り出される数多の銃弾】
【樹の影に身を潜めていた少女には当たらず、其れらは草花や樹々に着弾して森林に明かりを灯した】
【そしてそれだけでは無く、燃え広がる炎は少女にも襲い掛かる】
【此れで条件は同じ、もう身を隠すことは厳しいか】
【炎から離れ、少女は扇へ肉薄しようと駆け出す】

【肉薄が叶えば、ダガーでは無く右足をで前蹴りを放つだろう】
【この蹴り自体は躱すことは容易い筈、だがあって少女の狙いは蹴りを当てることでは無く、足に潜ませた蛇】
【それはその毒牙で、扇の脇腹に親指大の穴を穿とうとしている】

/本当に申し訳ありません!
488 :【ルブラゼル】 [sage]:2014/09/10(水) 19:46:06.39 ID:XF1Z7YT0o
夕の刻空は茜色に焼ける。飛び交う烏の鳴き声が街に響く中、地に居る数羽の烏は路肩に落ちた塵を啄んだ
道行く人々がそれに一瞥も与えぬのは単に気づいていないだけなのかそれともそれに嫌悪を感じているのか
果たしてその真相は人々の心の最奥に位置する、深層心理に存在し誰しも知り得る事は本人すら確実に無い
そんな街、夕の下がり、歩く一人の男、色で表せば銀
ただただ、漂う空気の如く人波を通り抜ける。否これはすり抜けると表す方がもしかして適当かもしれない
時折人波と肩を接触させる。然しながらその方を向き会釈程度の謝罪もせぬのは何故だろうか知る由はない

茜色の夕空を蒼銀の流星が軌跡を遺して翔た。ちらほら顔上げ人差指掲げる者もいたがこの男は該当しない
ただ単に、欠伸をひとつに目に僅か涙を溜め、何処か憂悶そうな表情を浮かべてまた、空気と共に流れ往く

「……… ………」

どんとこれまでより盛大に肩を接触、いや、接触と表現するよりはぶつかると表現したほうが確実に正しい
相も変わらず男は漂うように歩くが、対する相手の男がこれまでとは違った。眉間へと皺を寄せ、明らかなオーバーアクションをしながら男へと迫ってきたのだ
溜息がひとつ、相手の男の咆哮と、男の間隙に溢れた
乾いた空気の中にひとつ、ぱきと小気味良い音が響く

茜色に舞い彩る花弁は真紅色、どさりと斃れ伏す死体
489 :扇 六華 【能力:ブルークリムゾン】 :2014/09/10(水) 21:33:58.40 ID:1eKYZa7o0
>>487

……矢張り、そう簡単に当ってはくれませんか。

【──そう、当たる筈が無い。】
【こんな子供騙しの技術で倒せるならば、彼女の中の“暗殺者(アコガレ)”はとうの昔に死んでしまっている筈だ。】
【然し此れで夜という時間帯が作り出す"不利"はほぼ解消されたと言っていい。】
【──勝負はこれからだ。】

(……近づいて来ましたか……。
……ならば、迎え"撃つ"まで)

【扇 六華のハイライトの失せた無気力な双眸は近づく暗殺者の動きを確り捉える。】
【速い。然し視認出来ない速さではない】
【此方には銃がある。幾ら相手が近づき、ダガーを振るえど、此方はこのトリガーを引くだけでいい……】
【少女は指先に神経を張り巡らせる】
【そして今一度、強く握り締める……】

………………!!

【其れは一瞬だった。まだ其処にいた筈だったのに、暗殺者の右足は想像を越える速さで此方へと迫っていた。】
【でも避けられない攻撃では無い。扇は蹴り出された右足の逆……扇から見て右に体を倒す様にし、その蹴りを躱す】
【───勝った。確信した少女は笑う。】
【後はこのトリガーを引くだけ。至極簡単…】

……!?

【なのに。】

…………!!!??

【何故、私は。】

……………………ぁ………。

【“こんな単純な動きを、こなすことが出来ないんだ?】
【張り巡らせていた筈の神経が、"機能しない"。】
【確りと拳銃を握っていた筈の指先が、"震えている"。】
【いや、指先だけじゃない。】
【立っていられない程に、体全身が震えているのだ。】

…………蛇。

【ガクン、と。扇 六華は膝を折る】
【表情は無表情。脇腹から流れ出る血が衣類を滲ませている。】
【"痛い"という事を感情的に表そうとはしないが、確実にその脇腹を奔る痛みは彼女の体の機能を低下させていた。】
【"暗殺者"の蛇が目に映る。
そうか、勘違いしていた。あの蛇はダガーとして"だけ"機能するわけでは無いのか】

………………私は…自分にもまけたのですか…

【ここに来て、自らを恥じる。】
【こんな事も想定出来ずに、(勝てる)と確信した自らの愚かさ、弱さ、醜さ。】
【"暗殺者"の少女には負けた、そしてその負けの素因たるものこそ自らの「油断」…】

//全然OKですよwwww
490 :扇 六華 【能力:ブルークリムゾン】 :2014/09/10(水) 21:35:27.16 ID:1eKYZa7o0
//訂正、なんで草生えてるんだ…

//全然OKですよ!
491 :【鹿島宗一】>>100【生迷感核】 [saga]:2014/09/10(水) 21:39:00.60 ID:UrhJ6PCZ0
>>486
【天道探偵事務所】
【大きな看板にはそう書かれていた、なんでもこの探偵事務所にはあらゆる街の情報が入ってくるらしい】
【正直、この町の治安は決して良いほうではなく先日もビルが倒壊したらしい】
【そういった事態を未然に防ぐためにも、彼は夜な夜な町を歩くのだが、いつも時既に遅しという状態だ】
【しかし彼が行う警邏は、間違いなく小さなトラブルを未然に防いでいた】

【今回、彼がこの事務所をおとずれた理由は人探しだ】
【ある研究所から逃げた子供を保護してほしいという匿名の電話があったからだ】
【しかもその少年は、自分と同じ異能の力を持つのだという】
【元来、人探しは彼の得意なことではない。しかし彼にはその子供を放っておくことなどできなかった】

 (弱きものの盾であれ…か…)
 (正統後継者も楽にはこなせないな)

【彼が胸中に秘める思いは彼しか知りえない、しかし彼は弱気子供を救わんと歩きだしている】
【相棒の黒槍を抱え、彼は探偵事務所の扉を静かに二回叩いた】
492 :【ジーザスシザーズ】>>743 :2014/09/11(木) 01:44:17.12 ID:K7XkasvA0
【繁華街】

【草木も眠る丑三つ時、普段は眠らぬこの街も降り続く雨のせいか人は疎ら】
【未だ眩く明かりを灯す雑居ビルの前、せり出した雨除けの下に佇む女がひとり】
【女は手ぶらで傘を持っている様子はない。濡れるのを嫌い雨宿りでもしているのだろうか】
【しかしそれにしては女の纏う雰囲気は異質、傘差し道行く人々を見つめる銀色の瞳はまるで雨など映していない】
493 :アーチャー【アーチャー】 :2014/09/11(木) 17:50:25.51 ID:YCR1Zzmd0
【夕闇に覆われる荒廃の街、人通りなぞ皆無に等しい無人の場】
【しとしとと無情に降り注ぐ雨天も意に介さず、倒れる石柱に腰を下ろすのは紅き青年】
【天を観る彼の纏う真紅は暗闇の中でも異常に目立ち、それが辺り無人だというのならば尚更に異様】
【沈み始める夕暮れは虚無を照らす。橙に染め上げられる無人街は何処か寂寥すら感じられた】
494 :【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga]:2014/09/11(木) 19:46:18.48 ID:soRuVXEp0
>>491
【誰だろう、ドアから2回音が鳴った】
【待っていた天道には最高の舞台だ】
【服装を整えながら、ドアに向かい】

はーい、今開けますよ〜
【ノブに手をかけ、外を見れば一人の男性】
【黒い槍を持っていたのは、珍しい】

はい、天道探偵事務所です
ご依頼でしょうか?

//遅れてすいません!
495 :【鹿島宗一】>>100【生迷感核】 [saga]:2014/09/11(木) 20:25:58.58 ID:ayWFw0r10
<<494
【ドアを開けてもらい、最初に目に入ったのは若い男性だった】
【彼は少し驚いた。凄腕と聞いていたからには、経験豊富なナイスミドルだろうと予想していたのだ。】

子供を探してほしいのです、この街に来る予定の子が迷子になってしまったみたいで…
こういった依頼は可能でしょうか?

【研究所からの依頼であることや、能力者であることは伏せた。彼に危害が及ばないようにするために】

//いえいえ、お気になさらないで下さい。
//あと、子供については勝手ながら>>484>>485の方の戦闘をベースにさせていただきました。

>>492
「あーくん」さんとの戦いを勝手ながらつたない妄想に組み込ませていただきました。
すみません。

496 :【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga]:2014/09/11(木) 20:45:47.60 ID:soRuVXEp0
>>495
【この探偵、一応凄腕だが】
【実力もコンピュータ位、あるのは沢山の闇に関わった事ぐらいだ】

迷子の子ですか?
わかりました!お探しさせて頂きます!
ちなみに、どんな子ですか?

【探偵の仕事には本来、大きな事件解決などの作業は行われない】
【犬や猫、迷子の少年少女の捜索、そんな事ぐらいしかすることが無いのだ】
【しかし、そんな仕事となれば一級品。警察並みに働いてくれるのだ】
【さて、天道はその迷子の子について質問してみた】
【外見や特徴、それ以外にでも手掛かりになれば聞いていく】
497 :【ダガースネーク】【ミーシャアルフォンス】 :2014/09/11(木) 20:59:31.68 ID:ZHvjCBfB0
>>489

……終わり、ですね

【蛇に脇腹を穿たれ、膝を折り地に伏せる扇】
【その表情は無表情から動かないが、戦闘の続行は最早不可能か】
【扇の脇腹を穿った蛇は、少女の手首の皮膚を破って中へ帰って行く】
【ダガーとしてだけ機能するわけではない、蛇に戻すことも可能…少女が触れていれば、の話だが】
【それを想定出来なかったことが、扇の敗北の理由】

……大丈夫、ですか?……解毒しましょうか

【地に転がっているダガーを拾い上げ、先刻と同じ様に蛇として体内に帰らせ】
【扇の側に静かにしゃがみ込み、親指の先を少し噛み切って血を流す】
【蛇の毒は扇の体中を駆け巡っている】
【その毒の解毒剤は、少女の体液】
【血の滴る親指を、扇の口元に静かに近付けた】
498 :【ダガースネーク】【ミーシャ・アルフォンス】 :2014/09/11(木) 21:00:36.81 ID:qej5g2E10
>>497
//名前はこうでした
//すみません
499 :【鹿島宗一】>>100【生迷感核】 [saga]:2014/09/11(木) 21:17:39.29 ID:ayWFw0r10
>>496

5歳くらいの子で、後は…白い髪が特徴です

【少ない情報しか伝えられないことを彼は悔やんだ】
【ほかにも特徴はある。元々は研究所にいたとか、病衣を着ているとか】
【異能の力を持っているとか】
【しかしそれを伝えてしまえば、探偵の方ををこちら側に引き込むことになる。彼はそれを避けたかった】
500 :【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga]:2014/09/11(木) 21:45:11.36 ID:soRuVXEp0
>>499
5歳の白い髪の子、ですか...
(好奇心が付きだして来た年頃だな...)
【例えば興味はないけどおもちゃコーナーのガンプラを見たり、無駄にリモコンをパカパカ開けたがる年齢だ】
【つまり、色んな場所に行きたがるのだ】

もっと特徴みたいなのありませんか?
特別な物を持ってたり能力者だったり...
501 :【シナリオーダー】>>101【シオン】 [saga]:2014/09/11(木) 21:51:52.67 ID:8kJ1hv550
【夜の街を一人、鋭い目付きで辺りを観察しながら歩く少女】
【燃えるような赤いメッシュ、腰に下げた2mの鞭を見れば、普通の人間ならば少女の第一印象は最悪なものだろう】

【しかし、少女が呟いた言葉は、】


……お腹減った


【腹の虫を鳴かせながら、どこか食事の取れる場所を探していたのだ】


【街灯の下を通った時、首元に下げた金属製のアンティークのような鍵が光を反射し、キラリと輝いた】
502 :ニコラス将軍【ビームマスター】 :2014/09/11(木) 22:05:04.89 ID:hQSprQ6W0
>>501
(何だ?あの少女は)
(見たところ一般人には見えんな)

【そんな良くない第一印象を与える少女を後ろから眺める者がいた】
【白い軍服を纏う金髪の中年男…その男が異国の者であることは一目瞭然】

(まあいい、接触をするか)
君、食べるものを欲しているのかね?
そうならば、少し着いてきたまえ。私の質問に答えてくれれば、それ相応の食事を振る舞おう

【その男、ニコラス将軍は少女の後ろから声を掛ける】
【見た目に反する日本語の言葉は、何処か普通とは違う雰囲気を纏う】
【それは血を見馴れたかのような、日常に介在しないものであった】
503 :【鹿島宗一】>>100【生迷感核】 [saga]:2014/09/11(木) 22:05:51.36 ID:ayWFw0r10
【先にも上げたが特徴はある、探している子供はウィンフ―という異能の力を持っていた】
【それよりも気にしなければならないのはこの探偵が異能の力について知っていたということだ】
【生来、異能の力とは無縁で育った彼には、それがどの程度認知されているのかということが把握できない】
【悪魔や天使などの人外についても都市伝説だと思っていた】
【故に彼は警戒した。もしやこの人間も自分と同じ異能力者で、裏の顔があるのではないかと】

(この人は異能について知っている…それに特徴を聞くなら服装とか、どの駅を通る予定だったとか…手がかりになる情報はまだ聞けるはずだ。でもそれをせずに真っ先に異能の力について聞いてきた。…もしや…子供は…)

【彼はいつでも攻撃できるように槍を持つ手に軽く力を伝え、足を少し広げた】

仮に能力者だったとして、何か心当たりがあるんです?

【次の言葉次第ではここが戦場になるかもしれない。彼の心が緊張感に包まれた】
504 :【鹿島宗一】>>100【生迷感核】 [saga]:2014/09/11(木) 22:07:28.38 ID:ayWFw0r10
//すみません
>>503>>500です!
505 :【シナリオーダー】>>101【シオン】 [sage]:2014/09/11(木) 22:19:22.69 ID:8kJ1hv550
>>502
……?

【なにやら不機嫌そうな目で後方から迫って来た男をジロリと見る】

(日本のものじゃない軍服…武器は無し)
(…どこか他に仲間がいるのか、それとも……)

【少し辺りを注意深く見ると、少女はため息をつき、】

バカ、知らない人には着いていったら行けないってアンタの所では言われなかったの?
それに、アンタどっからどう見ても怪しいもの。着いて行くほどアタシはバカじゃないから

質問なら他の人を当たることね。それじゃ

【と、一気にまくし立て、男に背を向けてその場に立ち去ろうとする】
【その時に、さりげなく腰の鞭に手を添えた】

【少女の中では交戦の準備は出来ている】


(普通じゃない人間なら、このままおとなしく立ち去るとは思えない)

(…でも、空腹のまま戦闘が始まるのも不利よね……)

【少女は心の中で少し、自分の行動を後悔していた】
506 :【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga]:2014/09/11(木) 22:22:16.86 ID:soRuVXEp0
>>503
【重い空気。その周りに壁が張られているかの用な雰囲気】
【その緊張感に、探偵は気づけなかった】

いえ、心当たりなんて全然ありません
【彼が思っていたよりも単純に返した】
【まるで当然だとでも言わんばかりのポケッとした表情だ】

いや、この街じゃ能力者って子供でもいるもんでして
(見た目小学生の100歳超えた幼女とか...)
それほど能力って珍しい物じゃないんですよ?拾っちゃった宝石が能力の結晶だったりで...

【実際に死体から転がる宝石は実に綺麗だ】
【透き通る色、目を離させない程濃い色。煌めく光の宝石もある】
【そんな物なら喜んで子供は拾うだろう】

特に、似ている能力はあれど、同じ能力は近くに存在出来ないという話もありますし
能力って結構人探しに分かりやすいんですよ
507 :ニコラス将軍【ビームマスター】 [saga]:2014/09/11(木) 22:34:51.87 ID:hQSprQ6W0
>>505
……

【男の周りを見渡しても、男の表情を読んでも、この男は文字通り単独で接触してきていることは分かるであろう】
【薄々感付かれたのかも知れない男のある性質はだらんと下げられた右腕が回転して掌が少女の方を向いたことから分かるかも知れない】
【しかし、その細やかすぎる変化は鞭に手を添えるのとは違ってその意図を感じることはおそらく困難】

そうだな、確かにその様に教育されたな
だがな、時には教わったこととは違うことをせねば道は拓けん
そう思ったのだが…君がその様な気であるのならば私も引き下がるしかないな

だがな、君は多くを晒しすぎた

【背を向けて後悔しながら鞭に手を添えた少女をみたニコラスは行動を起こす】
【さりげなく向けられていた右手から黄色っぽい二発のビームを放ったのだ】
【背後にいきなり生じたその光を感じられねば、少女の脇腹をビームは焼くだろう】
【情報を求めるニコラスは、行動を以て情報を引き出さんとその戦端を強引に開いた】
508 :【鹿島宗一】>>100【生迷感核】 [saga]:2014/09/11(木) 22:35:09.46 ID:ayWFw0r10
>>506
(こちらを探っているのか?いや…それにしてはあっけらかんと…)
(しかし能力は割と普通なのか…)

【彼はカルチャーギャップなるものを感じた、それも仕方がない、彼は数日前まで普通の人間だったのだ】

(彼がこちら側であれば…巻き込んでも大丈夫か?)
(…最悪俺がまとめて守ろう)

【彼は情報が欲しかった、しかし普通の人を巻き込むことは忍びない。】
【だが彼が能力者なら話は別だ。自衛の力を持っているかもしれない。彼はそう考えた】

もしかして…あなたも能力をおもちなんですか?

【いざという時のために力は抜かない、臨戦態勢を継続しつつ話を進めていく】

509 :【シナリオーダー】>>101【シオン】 [sage]:2014/09/11(木) 22:46:14.47 ID:8kJ1hv550
>>507
…ハッ
【背後に殺気を感じ、小さく笑った少女は、やっぱりか、と呟き、その場から素早く移動し、男の方に向き直る】
【少女のすぐ横、先程までいた場所に男の放ったと思われる光線が通った】
【その光は残像となり、消えていく】


何が知りたいかわっかんないけどーー

【少女は添えていた手で鞭を握りしめ、まとめていた鞭を一気に放った】

ーーアタシは今、戦闘なんかより何か食べたいのよ!


【なにやら意味不明な事を言うと、その2mの長い鞭を高く振り上げ、男に向かって振った】
510 :ニコラス将軍【ビームマスター】 [saga]:2014/09/11(木) 22:56:52.12 ID:hQSprQ6W0
>>509
やはり能力者か
君は己の選択を悔いるべきだ

【ニコラスは鞭が放たれるのを見て後ろに下がる】
【鞭はその鼻先を掠めるのに止まり、鞭が傷つけ損なった顔は少し満足げであった】
【知りたいことは、手に入った】
【彼女は間違いない趣味で鞭を身に付けているのではなく、それを振るうために所持しているという確信を得れた】

私は質問に答えてくれるのならそれ相応の金額の食事を君に振る舞うつもりだったのだがな

【その言葉には偽りはない】
【彼女が能力者と知れるのなら間違いなく食事を振る舞うつもりだったのだ】
【危険性が認められれば殺害するかもしれないことは否定できないが】
【求める情報を引き出せたニコラスにも交戦の意思は実はない】
【故に右手をシオンへと向けるのみで、動かない】
【シオンが動くまでは】
511 :【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga]:2014/09/11(木) 23:00:52.38 ID:soRuVXEp0
>>508
はい、能力者ですよ
こんな風に機械を動かせます
【機体を1機召喚し、動かす】
【この能力では真っ直ぐしか進まないので行ったり来たりの動きになっている】

(「あなたも」、なんて言ったから彼も能力者なんだろうな)
(まあ、槍なんか持ってたらそうにしか見えないけれども)

【能力を見せながら、本題に戻っていく】
そういえば、その子供は能力者なんですか?
能力が分かったら、うんと見付けやすくなりますんで

【もう一度、能力者か確認する】
【しつこい用だが一応、これが一番分かりやすいのだ】
【しかし、これが相手にどう取られるかさえ、探偵は気にしようとしていないのだ】
512 :【鹿島宗一】>>100【生迷感核】 [saga]:2014/09/11(木) 23:10:24.32 ID:ayWFw0r10
っ!!
(驚いた…機械が出てくるなんて…)

【他人の能力を見たのは初めてだった、彼は間違いなく能力者であった】

(もう隠す必要は無いな…能力者の事は能力者に聞くのが一番いいかもしれない)
子供の能力は【ウィンフー】風を操る能力者です
とある…研究所から脱走したとか…
自分も匿名の電話からの情報なんで、どこの研究所からとかは…

513 :【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga]:2014/09/11(木) 23:25:56.19 ID:soRuVXEp0
>>512
【機体を元に戻すためパッと消し、話を聞く】
【ウィンフー】ですか...
風を操る能力で、研究所からの脱走...
しかも匿名での情報...

(匿名だと?しかも仕事を人に任せたのか?)
(どこの研究所だ?俺の知る所は全て自分達で後片付けしてたぞ)

【探偵は考える。しかし、そんな研究所を思い付かない】
(まあいい。白い髪の5歳の風使いを探せばいいんだ)

分かりました、こちらで捜索させてもらいます
見つかりしだい、そちらに報告させてもらいます
514 :ニコラス将軍【ビームマスター】 [saga]:2014/09/11(木) 23:32:12.91 ID:hQSprQ6W0
//シオンさん、寝落ちしましたか?45分までにしたらばやここで応答がなかった場合は私も落ちます
515 :【鹿島宗一】>>100【生迷感核】 [saga]:2014/09/11(木) 23:38:21.27 ID:ayWFw0r10
>>513
では連絡はここへ…

【自分の携帯の電話番号をメモに書いて机に置いた】

自分のほうでも情報は集めてみますが期待はできません…
どんな形であろうと情報をいただければ報酬は言い値でお支払いします
よろしくお願いします

【彼は臨戦態勢から、背筋を伸ばして綺麗にお辞儀をしてドアのほうに向かった】

(どうか無事だといいのだけれど…)
516 :【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga]:2014/09/12(金) 00:06:15.46 ID:ETTGCqyy0
>>515
ありがとうございます
【書いて貰ったメモを懐にしまう】
【後で電話帳にでも登録するだろう】

分かりました。そちらでも何かあればお願いします
こちらでも探しておきますが、そちらで解決できたら問題ありませんので

【お辞儀に対してこちらもお辞儀する】
【相手は子供だ、それに能力者。すぐに見つかるだろう】
【ドアの方まで付いていく天道。送り迎えはきっちりするようだ】
【ドアノブに手をかけ、扉を開いた】
517 :【鹿島宗一】>>100【生迷感核】 [saga]:2014/09/12(金) 00:35:42.14 ID:kDqYwJxM0
//長い時間おつきあいいただきありがとうございました!
//今回の情報的な書き込みをされたら、また絡ませていただきます!!
//放置されてもかまいません、覚えていたらまたおつきあいください
518 :【鹿島宗一】>>100【生迷感核】 [saga]:2014/09/12(金) 00:41:35.16 ID:kDqYwJxM0
>>517>>516
です、すみません
519 :【シナリオーダー】>>101【シオン】 [saga]:2014/09/12(金) 05:45:21.38 ID:MfzrQ8Zn0
>>510
能力者ねぇ……
聞くけど、本当にそうだという確信はあるのかしら?
アタシはアナタと出会ってから、能力なんてつかっていないのよ?

【どこか楽しむようにニヤリと笑うと、鞭を左上に振り上げ、】

一般人に兵器なんか使って……
アンタの立場はどうなるのかしら?

【横に薙ぎ払うように男に向かって放った】


/遅くなってすみません!
/そして、夜までロール出来ないです…すみません
520 :【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga]:2014/09/12(金) 16:55:34.85 ID:ETTGCqyy0
>>517
//こちらこそ、ありがとうございました!
521 :扇 六華 【能力:ブルークリムゾン】 :2014/09/12(金) 19:40:34.66 ID:41iubEhA0
>>497
…………………。

【言葉が出ない。】
【然し其れは脇腹の痛みからくる物では無く、恥を晒したという負の意識より生まれた沈黙である】
【今からでも力を振り絞ってトリガーを引く事はできる……、銃のスイッチを切り替えて冷気を脇腹に発射すれば無理矢理にでも鎮痛剤の痛みは果たす……が】
【既に彼女の闘いは終わったのだ。膝を折り、”暗殺者"にその言葉をかけられた時には、もう。】

……………すみません。

【口元に近づけられた血の滴る少女の指】
【一度その指を目に映し、どういう事かと再び少女の顔を見上げれば、少女の口元にあったのは「解毒」という単語】
【納得した様子で、少女は目を瞑りその指に数秒間口付けする。】
【"こういった行為"に対する恥を持っていなかったのが幸いした。そんな羞恥心を抱いていたなら少女の身体はどんどん毒に侵されていっていたであろう。】

…………私の負けですね。
ある程度、この能力を使えるとは思っていましたが……どうやら、まだまだの様です。

【数分後、血の解毒作用のお蔭か身体に力が入る様になってきた。】
【その根源たる毒による激痛も、今ではすっかり消え去っている。】
【若干よろめきながら立ち上がり、少女は言葉を発した。】








522 :雪月花【チープリア】 :2014/09/12(金) 20:51:47.54 ID:jm4LzFFk0
【ふらりふわりと意味も無く夜の街を練り歩く男】
【蒼い瞳をきょろきょろと動かしては突然ニヤリと笑う】
【傍から見れば変人以外の答えは無い】
【様々な花が描かれた着物を着て、頭には妖しい香りをばら撒く髪飾りを着けている】
【周りからの奇異な者を見る目には慣れているらしく、自分勝手に街を見物している】

至って平和な様に見えるのだが何処か不自然じゃの…
毎日妖術師同士の衝突は起こっているのに街の傷跡は殆ど残ってない…
やっぱり街を直す専門の妖術師でもいるのかのう…?
だとしたら相当なお人好しか闇より黒い腹の持ち主じゃな

【分かりもしない事を頭だけで考える愚かな妖怪モドキ】
【暇は暇を呼び、暇は感情を奪っていく】
【そんな暇と戦いながら、妖怪モドキは妖術師との戦闘を待っている】
【別に戦闘狂な訳では無い、スリルを求めているだけだ】
【ただ一瞬の判断の誤りで命を失うようなスリルを暇を潰して待っている】
【待っていても戦闘はやってこないので、妖怪モドキは少し頭を使った】
【自身をバリアで包み込み妖術師に見つかられやすくしてみる】
【別にバリアを纏わなくても着物を着た男性が夜の街を歩くなど怪しい以外何者でもないのだが】
523 :【ダガースネーク】【ミーシャ・アルフォンス】 :2014/09/12(金) 21:08:19.50 ID:iTEk46CE0
>>521

……いえ

【数秒間の口付け、感情が希薄である暗殺者がそれに羞恥を抱かないというのは…言うまでも無いか】
【異性の前で裸体を晒す事になろうと、何があろうとも、羞恥を抱くことは無いのだ】

………そんなことはありませんよ、貴女は十分に強いです。誇っていいでしょう

…歩けますか?ここから離れましょう

【よろめきながら立つ少女、静かに手を差し出しながら賛辞を送る】
【暗殺者は御世辞などいう性格ではない、それは紛れもない本心】
【二人の背後で燃える草樹。その中で先程命を落とした男の骸も燃えていた】
【こんな光景を他人に見られては少々面倒だ。少女が歩けないと言うのなら、肩を貸して歩き出すだろう】
524 :扇 六華 【能力:ブルークリムゾン】 :2014/09/12(金) 21:55:20.07 ID:41iubEhA0
>>523
………歩けます、大丈夫です。
ありがとうございます。

【扇の身体を案じる言葉と、暗殺者なりの賛辞に対して小さく一礼。】
【ふと背後の燃ゆる樹々へと視線を移す。倒す為とはいえ少々やり過ぎたか。】

私は大丈夫ですから…貴女は先に行ってください。
何、私は火遊びの後始末くらい出来ますよ。

【と少女の口から棒読みに近い調の言葉が発せられたなら、少女は両手の拳銃を炎へと向ける。】
【──この銃は「燃やす」ことに特化した銃ではない。】
【寧ろ、この2丁拳銃は。対となる二つの性質を有した…要は二つの側面を持つ武器】
【そして「燃やす」の対となる性質は…】

Biue & Blue.
………………Shoot!

【「凍らせる」である】
【紅の金属ボディから瞬く間に変化し現れた蒼の2丁拳銃。…それは凍てつきし氷の印……】
【ダン…ダンダンダンダン‼】
【規則正しいリズムを刻みながら銃口から放射されたのは何発もの冷気、そのもの。】
【…暫くの連射。数十秒後、「燃えていた」樹々は「凍てついた」。】
525 :ニコラス将軍【ビームマスター】 [sage]:2014/09/13(土) 09:21:41.51 ID:Umv4vv0Eo
>>519
ただの推測だけで動いていることは否定しない
だが、そのような武装を装備していてそれなりに扱いに長けている者は大抵は能力者であることは経験から分かっているのだよ

【鞭を振り上げる動作からニコラスは彼女の交戦の意志を感じてため息を吐く】
【愚かなことをやると思って】

それは君が気に掛けることではないな
君が気に掛けるべきことは今を生き延びられるかということのみだ

【横から鞭が迫ればニコラスは手へのダメージを考慮しないで左手でそれを掴み取ろうとする】
【劇痛が走る左手は顔をしかめさせるがニコラスを止めるのには至らず】

//昨日のうちに返事ができなくてすみません…
526 :ニコラス将軍【ビームマスター】 [saga]:2014/09/13(土) 09:22:09.30 ID:Umv4vv0Eo
>>519
ただの推測だけで動いていることは否定しない
だが、そのような武装を装備していてそれなりに扱いに長けている者は大抵は能力者であることは経験から分かっているのだよ

【鞭を振り上げる動作からニコラスは彼女の交戦の意志を感じてため息を吐く】
【愚かなことをやると思って】

それは君が気に掛けることではないな
君が気に掛けるべきことは今を生き延びられるかということのみだ

【横から鞭が迫ればニコラスは手へのダメージを考慮しないで左手でそれを掴み取ろうとする】
【劇痛が走る左手は顔をしかめさせるがニコラスを止めるのには至らず】

//昨日のうちに返事ができなくてすみません…
527 :【シナリオーダー】>>101【シオン】 [sage]:2014/09/13(土) 17:19:51.86 ID:8VUZJ6YLO
>>525
へぇ、ということはアンタたち軍に無能力者はいないということかしら?

【唯一の武器である鞭が掴まれた事に、少女は少しの焦りも見せない】
【2mもの長さの武器を長く扱っていれば、掴まれることなど日常茶飯事であった】


アタシが生き延びるかなんて、愚問ね
その言葉、そっくりそのままアンタに返すわよ

【鞭を握りしめたまま、少女は走りだし、男に近付こうとする】
【それも真正面に近付くというものではなく、男より少し離れた所へ向かっているようだ】

/いえいえ、お気になさらず!
わたしこそすぐに返信出来なくてすみません!
528 :ニコラス将軍【ビームマスター】 [saga]:2014/09/13(土) 23:08:58.89 ID:Umv4vv0Eo
>>527
それは違うな
私は多くの能力者と戦っている。その経験の賜物だよ

【得物を掴まれたことに動揺を懐かぬその姿を見ると引き寄せられ…否、ニコラスに真正面からではないが接近する姿を認めるとニコラスの左手がユラリと上がる】

ほう、威勢はいいのだな
それが虚勢と思われぬように足掻くことだ

【ニコラスの左手の掌が指す先は直ぐにシオンが通るであろう場所】
【そこを狙って三発のビームは放たれる】
【当初の目的とは違った形とはなったが…予想を裏切られたことはニコラスには少し楽しいことであったのか、その唇の端が少し上がった】

//こちらこそ、毎度遅れてすみません…
529 :【ジーザスシザーズ】>>743 :2014/09/14(日) 00:53:03.38 ID:cgcSKHOB0
【公園】

【既に日付も変わり夜も深く、空を仰げば月光すらも遮る厚い黒雲。雨は上がっているが闇夜を彩る星々は未だその顔魅せず】
【当然公園の主賓である子供たちの姿は無く、早めの秋を告げるかのように蟲たちのざわめきが響く】
【蟲たちの楽団の奏でる交響の音、静夜を引き立たせる羽音に耳を傾ける来賓は女がひとり】
【闇夜に紛れる黒いロングコートをその身に纏い、公園の一角にある花壇の前で佇む長い黒髪の女は無邪気に咲き誇る花弁を眺めていた】

あとどれくらい刈れば……君に届くのだろう。
例え悪鬼羅刹に成り果てようと、僕は君の為ならば……。

【女の銀色の瞳はどこか悲しげに花たちを映し、誰に届くこともない言の葉は蟲たちのざわめきと交ざりて消えた】
【やがて女のひとり芝居、その壇上に上がる背広姿の男性ひとり。酒に酔っているのか顔は上気して千鳥足に歩く】
【花を眺めていた女はそれに気付くと、ゆっくりと男性へと歩み寄る。舞台は暗夜の公園、女と男の共演……否、狂宴が幕を開けるか】
530 :【シナリオーダー】>>101【シオン】 :2014/09/14(日) 18:21:55.93 ID:Qaftb0YVO
>>528
【目の前に放たれる3発の光線】
【男から目を離さなかった少女は、掌がこちらに向いたことで、攻撃を予測した】


一体、何を笑ってるんだか……


【少女は速度を前方ではなく上方に向け、高く跳躍した】


攻撃の後は誰にでも隙は出来るっていうのにね!

【滞空している間に、男の方へ鞭を放つ】
【狙いは首、鞭を巻き付けるつもりなのだが……】

【少女の体がガクリと、不自然に傾いた】


へぁっ⁉︎

【少女の体はそのまま地面に叩きつけられ、鞭は男へ届くことはなかった】

【地面で蹲る少女の体の中でーー】






【ーー腹の虫が盛大に声をあげた】


うぇ、ッ!


【そして、恥ずかしさからか顔を赤く染めた後、動こうとはしない】


(できたら、できたら何も言わず去ってほしい……!)

【一つの願いを抱えたまま】
531 :ニコラス将軍【ビームマスター】 [saga]:2014/09/14(日) 18:37:04.80 ID:QZD/lB46o
>>530
全くその通りだ
今放とうとした攻撃はおそらく私に命中していただろうからな
しかし、用意を怠ったのが君の敗因だ

【地面に墜ち、空腹を報せる腹の虫の合奏を奏でる少女を見るその瞳は残念そうであった】
【ニコラスはこの少女を強敵と見なしていた】
【しかし…不本意な勝ち方をしてしまった】
【故に、物足りない。満たされない】

これで何かを食べるといい
私も鬼ではない。全力で戦えぬのなら仕切り直そう

ニコラス…それは私の名だ
次会うとき…君が私のフルネームを知るのはそのときだ
そして、私はそのときを楽しみに待つ

【ニコラスは動かぬ少女の願いを半分叶えてやれなかった】
【全力での勝負を愛好する彼はシオンの近くに一万円札を5枚ほど置き、石で飛ばないようにしてから立ち去ったのだ】
【そして自分の名を口にして闇へ消え行く白い背中は…どこか嬉しそうであった】

//これで〆…ですかね?長々と引き摺ってしまって申し訳ありません!
532 :【シナリオーダー】>>101【シオン】 :2014/09/14(日) 18:50:15.32 ID:Qaftb0YVO
>>531
【去っていく男の背中を見ながら考えた】
【見逃したのは、同情…なのだろうか?】

【目の前に置かれた石を、鞭で軽く打つ】


とーー



……やっぱ、やめた


【飛べ、と言おうとしたが、どうしても次の音が出なかった】

【少女はむくりと起き上がると、札に向かって手を合わせ、】


いただきますっ


【札を手に取ると、フラフラした足取りで街に消えていった】


/楽しかったです!ありがとうございました!
533 :【飢叉】>>103【ワイルドキャッツ】 [sage]:2014/09/14(日) 23:01:06.04 ID:TC+u2YLxo
【闇が月明かりを覆い街灯だけが弱い光を放ちながらチカチカ点滅する】
【その薄暗い明かりに映る影は不可解な耳と尻尾を映していた】

ケケケ....
【不気味な笑い声と共にグチャグチャと音を立てて現れたのは....】

ククク....愚かな人間共が寝ておるぞ....(笑)
【似合わないサングラスに明らかにサイズを間違えたマスクを付けた間抜け面の少女だった....】

よしよし....奴らが寝ている間に運び出すぞ....
【死体を掘り起こし運び出そうと試みるが】

くっ....しかし....ぐおお....おも....い....!!
【大きな巨体の男の死体を抱え土まみれになりながら必死に歩き出そうとする姿はさぞかし頭が弱いと考えられる】
【虫の鳴き声にイライラしながら汗だくで道路を歩く様は滑稽だった....】
534 :雪月花【チープリア】 :2014/09/15(月) 19:04:21.41 ID:VIkj0lQd0
>>533
【ふと前を見ると汗だくで何かを運んでいる何かが居た】
【それの顔ははっきり見えないがシルエットを見る限りどうやら人間以外らしい】
【人間以外の生命体が何故この町で生活しているのだろうか?】
【気になった雪月花はちょっとした悪戯心であたりにぼんやり光る薄い緑色のバリアを十数個作り出す】
【一般人がこれらを見たら高確率で「人魂だ」と思い込むだろう】
【そしてそう思っている生物の目の前に、着物を着た男が話しかけてきたらどう思うだろうか?】

やぁ、こんな夜中に何をしているのかな?
見た限り君はどうやら僕と同じで人間じゃないみたいだね
そんな人外がこの街で何をしているのかな?

【ニッコリと笑って話しかけてみる】
【どんなリアクションを見れるのか楽しみに思いながら目の前の何かを見つめる】
535 :【飢叉】>>103【ワイルドキャッツ】 [sage]:2014/09/15(月) 19:43:38.74 ID:VUui/vofo
>>534
....えっ?
【必死に歩いている所に声をかけられ振り向くと】

あっ!....いや....その....ちょっと....
(ひゃーっ!!やばそうなのに話しかけられてしまった〜!!
なんで低級妖怪のアタシに話しかけて来るかなー!くそ!)

【ぼんやり光る人魂に目を向けながらモドりだす】
【小さなおつむで考えるがどうにも突破口が見つからない....
暫く考えている間に無言の静かな時間が過ぎている】

(くうぅ....こんな時はどうすれば良いのか....わぅ....)
【荷物が重いせいか恐怖の為か思う様に身体が動かず怯えた目で見つめ硬直していた....】
536 :雪月花【チープリア】 :2014/09/15(月) 20:33:37.96 ID:VIkj0lQd0
>>535
どうしてそんなに慌てているのかな?
まさか隠したい事があるのかな?
【ニッコリと笑ったまま徐々に距離を詰める】
【運んでいた何かを調べるためだ】

おっと失礼、名を名乗っていなかったね
僕の名前は雪月花
大体200年前に封印されて最近復活したばかりの嫌われ者の厄神だよ
同じ人外同士よろしくね
【自己紹介を終えると右手を差し出す】
【怯えている事は反応からして簡単に分かっている】
【少し意地悪な厄神モドキはわざわざ追い詰めるように行動を始めた】
537 :【飢叉】>>103【ワイルドキャッツ】 [sage]:2014/09/15(月) 20:51:19.98 ID:VUui/vofo
>>536
は、はあ....
(厄神....神様とは厄介だなー....)
【少しずつ後ろに下がりながらいつでも逃げ出せれる様に肩の力をぬく
しかし握手の為遠くまで離れられず、渋々手を差し出す】

【しかも夜の為で道が良く見えず、相手の顔すら伺えない
思う様に行動出来ずに、焦りが見え出す】

....ヨロシク、じゃ、じゃあこの辺で....
【適当に区切りを付けて逃げ出そうとゆっくりと離れようとする】
538 :【飢叉】>>103【ワイルドキャッツ】 [sage]:2014/09/15(月) 21:32:25.29 ID:VUui/vofo
>>536
/すみません!明日が早いので一度区切らせても宜しいですか?(´。・-・。`)
539 :雪月花【チープリア】 :2014/09/15(月) 22:38:01.37 ID:VIkj0lQd0
>>537
よかった、握手が出来るって事は悪では無いね
ちょっと疑ってたよ、ごめんね?
【握手が出来る距離まで近づいても攻撃をしなかった】
【それは何も隠したい事が無いという証明でもある】
【雪月花の頭の世界での証明だが】

あらら、忙しいのかい
じゃあ最後に「二つ」質問に答えてくれないかな?

一つ、何を運んでいるのか?
二つ、どうして焦ったのか?

【手を離すとあたりに発生させたバリアを消滅させる】
【脅かす必要が無いので無駄な行動をとる意味は無い】
【雪月花は目の前の妖怪に対して警戒を一切していない】
【逃げようと思えば逃げれるし、攻撃するなら確実に当てられるだろう】

/*分かりました、お疲れ様でした*/
540 :【飢叉】>>103【ワイルドキャッツ】 [sage]:2014/09/16(火) 17:56:09.61 ID:qIs5bhF9o
>>539
(ホッ....)
【内心安心して顔が緩む
同時に何もしてこない事の安心感と敵対心が薄れていた】

質問....これは....その....
【背中に背負っているモノを指摘され、汗が滴り落ちる
周りが暗い為か幸い気付かれてなさそうだが、もしバレたら何をされるか分からない
然し性格上嘘はつけないタイプであり、つい目を逸らしモゴモゴと口篭る】

....言えない....秘密....
【必死に出した答えは頑なに隠す事だった
もしこの男の親族であったり敵だとしたら、不味いに違いない、二つ目の質問にも曖昧に答えた】

焦ったのも、これは見ちゃいけないから....
【顔をそむけ、死体が見えない様に正面に隠していた】

/昨日は途中で区切らせて貰ってすみません!m(-ω-`;m)
引き続きロールおねがいします(ノ∨`)
541 :雪月花【チープリア】 :2014/09/16(火) 19:14:24.81 ID:3siTscjk0
>>540
言えない秘密か…
僕は深追いはしない性格だからこれ以上は聞かないでおくよ
【とはいっても気になるのか視線は時々何かに向いている】
【しかし暗闇の中ではただの黒い塊にしか見えない】

けれど一つだけ、人間以外の種族として君に伝えておくよ
もしこの街で生活をするつもりなら、その耳と尻尾を隠した方が良い
人間の中には僕ら以上の力をもった妖術師も混じっているからね
もしかすると「人外だから」なんて理由だけで殺されちゃうからね
僕はそんな理由で両親を殺されてるから、死にたくなければ僕の言う事を信じた方が良い
君は強い妖力とか魔翌力は持ってないみたいだし、気を付けるんだよ?
【ただのお節介のつもりなのだが、最後の一言は確実に飢叉を馬鹿にしていた】
【悪意は無い、ただ本人の自分の力への自信と抜けた頭が原因である】
【何もしなければ男はふらりと夜の街へ消えていくだろう】
【もし怒って攻撃を仕掛けるなら確実に当てられるだろう】

/*いえいえ、お気にせず…*/
542 :【飢叉】>>103【ワイルドキャッツ】 [sage]:2014/09/16(火) 20:59:25.50 ID:qIs5bhF9o
>>541
....
【肉魂が見えない様に】
543 :【飢叉】>>103【ワイルドキャッツ】 [sage]:2014/09/16(火) 21:30:18.95 ID:qIs5bhF9o
>>541
....妖術師...
【殺されると言う言葉に耳を傾ける
もし、自分がバケモノに狙われれば...考えただけでもゾッとする】

...やっぱり街にはそんなのがいっぱい居るの?...
私、ここら辺しか知らないから...余り外の世界を知らないんだ、

それに、妖力だって強くないから...外に出たくても出られないし...ねえ、何とかできないの?貴方強いんでしょ?私だって外に出たいの!
【外の世界に夢見て男にねだる、
凶暴な能力者さえいなければ、彼女は今頃人間にも恐れずに過ごしていただろう】
544 :【飢叉】>>103【ワイルドキャッツ】 [sage]:2014/09/16(火) 21:31:00.92 ID:qIs5bhF9o
>>542
/すみません!間違えました!
545 :【ルブラゼル】 [sage]:2014/09/16(火) 21:33:09.83 ID:icmIYaaJo
冷か暖か、曖昧な風が一陣夜の小道に吹き抜ける
若干、白の色がついた吐息をこぼして空を仰ぐ男
絶対零度の氷と見紛う、そんな瞳が月灯に煌いた

元より人通りの疎らな道にこの時間故人影は無し
闇色に鎮座する建造物に最近使用した痕跡は無い
故に其らは廃墟と見える。周囲のそれは全てそう

そんな小道をやっとの事抜けようとしていたとき
眼前の虚空を巣食う闇にゆらり、人影が現れ一つ
男の眼前、人影とは一体、どこの誰なのだろうか

淡青の月、覆う闇色、漂う灰雲、絶対零度の双眸
一筋の尾を軽々と引いて塵となった流星は蒼銀色
ぱきりと小気味よい音がどこかに谺し残響を残す
546 :【ルブラゼル】 [sage]:2014/09/16(火) 21:35:17.02 ID:icmIYaaJo
>>545
/人影が一つ現る。ですね
547 :雪月花【チープリア】 :2014/09/16(火) 22:10:26.00 ID:3siTscjk0
>>543
確かにいっぱいいるね
だけど全員が容赦無く殺しにかかってくるわけじゃないさ
でも力に魅入られた者は必ず狂気に支配される事は確実だからね
狂気に支配された者は自我を失って殺戮を繰り返すから仕方ない
大事なのは、危険な状況下からどうやって脱するかだよ
【弱い者が強い者から生き延びる手段は「逃げる事」】
【立ち向かうのは勇気では無く無謀でしかない】

外に出たい、かぁ…
妖力が強く無くても多少は何かできるんでしょ?
あとはここをうまく使って器用に立ち回る事が一番じゃないかな?
【頭を指でコツコツと叩く】
【戦闘はパワーやスピードだけで結果が決まる訳では無い】
【弱点をカバーし、相手の隙を突く事が最も大切なこと】

僕は昔は強かったけど今はそこらへんの野良妖怪と変らないよ
今は疫病を起こす事も、天変地異を起こす事も、人間の頭を軽く握りつぶす事も出来ない
今出来る事はこの「守りたいものを守る」ためだけの力さ
【手の平の上にバリアを張る】
【軽く叩くだけで消えてしまう程弱いバリアだ】

強くないからって強くなる必要は無い
妖術師が怖いなら、目立たないように頭を使えばいい
考える事は誰にでもできるからこそ、誰にも考えられない事を考えるんだよ
548 :【飢叉】>>103【ワイルドキャッツ】 [sage]:2014/09/16(火) 22:56:37.74 ID:qIs5bhF9o
/すみません!度々申し訳ありませんが時間により一度区切らせて貰います...
こちらの事情により勝手ながら申し訳ありません...._|\○_
549 :【リバース】gt;gt;976【天邪鬼の加護】 :2014/09/26(金) 19:39:56.10 ID:f3gGUKJd0
【夜の街を奇妙な男は歩いていく】
【まるで貴族の様な服装と白黒のシルクハット】
【右手は赤く光っている短剣を慣れた手つきでくるくると回している】
【短剣の光で照らされた男の足元には命が尽きそうな賞金首が転がっていた】

うん、確かに仕留めたよ
もう動けないんじゃないかな?
神経はズタボロだし、不必要な肉は削ぎ落としてあるからさ
それじゃあ回収は任せたよ?
うん、次のターゲットを仕留めたらまた連絡するよ

【笑顔で電話を切り、妖しい葉巻に火を点ける】
【妖しい香りを放つ葉巻を吸いながらふらふらと歩き始める】
【しかし賞金首の手下たちが男の目の前に立ちふさがる】
【上機嫌そうな笑みを浮かべたまま、何事も無く進む男】
【少しおびえた様子を見せた後に襲い掛かってきた手下たちは短剣で容易く斬り裂かれる】
【傷口は奇妙な事に斬られた直後、何故か凍り始める】
【2度目の斬撃は同じ短剣から放たれたのだが今度は肉を焼きながら引き裂いた】
【考えられない現状を理解しきれないまま手下たちは倒れてしまう】
【そして少し狂った目をした男は何事も無かったかのように楽しそうに鼻歌を歌いながら夜の街を歩いていく】
550 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) [age]:2014/09/26(金) 19:52:02.76 ID:9xLcD3Vp0
【初秋の夕。舞散るは秋の葉、空渡りしは黒燕の子】
【夕闇に包まれし森林の奥深く、獰猛な猛獣が潜む其処を抜けた先に在るのは透き通った湖】
【普段人の寄り付かぬ湖畔には今"招かれざる客"が訪れ、駆け抜ける一陣の風をその全身に浴びせていた】

――………

【只ならぬ威圧、隆々とした肉体。どれを取っても静寂なる湖畔には似つかわしくない魔王の存在】
【血肉を求め彷徨う野生の猛者達は魔王の強大さを感じ取り、恥やプライドをも捨て怯えを隠すことなく逃げ散りゆく】
【伝説に謳われし魔王は猛獣の如く"闘い"を求めていた。強大なる自分に傷をつける者を、"愛"を握り立ち向かう勇者の存在を】
551 :【リバース】>>976【天邪鬼の加護】 :2014/09/26(金) 20:13:59.79 ID:f3gGUKJd0

>>550
あれ?動物達が逃げていく…?
あっちは湖だから何もいないはずなんだけど…?
【逃げ惑う動物達を見ながらふと頭に浮かんだ想像】
【動物が一斉に逃げるという事は本能で危険を感じ取っているという事】
【だが地震も火災も起きていないし、有毒ガスが発生している訳でもない】
【リバース自身も全身で湖に何かいる事は本能的に理解した】
【しかしその「恐怖」はリバースを湖に向かわせる理由に変わってしまった】
【妖しい香りを放つ葉巻を咥えながらゆらりふらりと湖に向かった】

Wow、Like a 「Monster」!
こりゃあ動物も逃げる訳だね
こんなに周囲を威圧出来る生物がいるなんて驚いたよ
【湖畔にいた想像を絶する威圧感を出す「何か」】
【その威圧感はリバースを押し潰す程だったが、リバースは動じない】
【どんな状況でも乗り越えてきた自信は威圧感を簡単に跳ね除けていた】

Hey! そこの魔物さん?
こんな湖で何してるんだい?
【緊張や恐怖を感じさせないふざけた声で話しかける】
【別に本人は挑発している訳では無く、これが通常なのだ】
552 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) [age]:2014/09/26(金) 20:31:03.20 ID:9xLcD3Vp0
>>551
【逃げ惑う猛獣たちに紛れ、魔王が感じ取ったのは自分以外の"気"。恐らくこの湖畔に足を踏み入れようとした旅人であろう】
【単体の気はそれほど高くはない。戦闘力としては自身を傷つけた侍や、最強を目指し挑んだ少女と比べるとやや劣っている】
【しかし覚悟が感じ取ったのは"気"とはまた違った言いようのない何か。迷いのない足取りや態度から見ると相当の強者である事が伺える】
【『面白い』――魔王が真っ先に感じたのは動揺でも違和感でもなく、"喜び"】


――……運命を、見ていたのだ
……捻じ曲げようのない、未来をな…


【簡潔、澄んだ声色が湖畔を響き渡ると同刻吹き荒ぶ秋風がぴたりと止み、静寂が訪れる】
【動物の唸り声や葉の揺れる音、そして透き通った風の音が覚悟の声を引き金に全て"止まった"―それが偶然の産物なのか否か】
【未だ旅人に背を向けたまま、だというのに湖畔を包み込むは過剰な程の緊張】
【天邪鬼の旅人はこの状況をどう感じ取るだろうか、そして魔王は旅人へ何を思い、背中を見せるのか――】


//すいません!少し落ちてました!
//突然で申し訳ありませんが飯落ちします、絡みは無かった事にしてくださっても構いません!
553 :【リバース】>>976【天邪鬼の加護】 :2014/09/26(金) 21:15:28.23 ID:f3gGUKJd0
>>552
へぇ、運命ねぇ…
そんなものはもう見飽きたな
だっていくら見たってふとした瞬間にコロリと変っちゃうからね
外に出る事を許されなかったエンジニアが今では探偵屋だもの

【妖しい香りがリバースと魔物を包み込む】
【それと同時にこの世の全てが「止まった」】
【今まで感じたことが無い、不思議な感覚がリバースを襲った】
【落ち着くような、緊張にも似た、心が暴れ出しそうな感覚】

どうやら君はそこら辺の能力者なんて比じゃないみたいだね
この世を支配し、変えることが出来るような力を持ってるんでしょ?
僕とは正反対で正直で狂気的な力を君は何に使うんだい?

【身長差は約40cm、体重もリバースの2〜3倍はあるのだろう】
【無駄のない筋肉が生み出すパワーは想像を絶するのだろう】
【そんな狂気的な強さを持つであろう魔物にリバースはある別の感情を抱いた】

僕は今、一つの欲望に駆られている
それは「限界への挑戦」さ
君は僕が今まで見てきた人間の中で最も異質な存在さ
大体の人間は強い力を手に入れると、欲望に駆られて破滅する
なのに君は今までで最も強い力を持っているはずなのに、破滅していない
それがとても不思議でね、知りたいんだ
君がどうして破滅しないのか、どうして強い者でいられるのか
そして、どうして僕が君と戦いたくなったのか

【言い終えると同時に自身の欲望を曝け出す】
【全身からは闘志が溢れ出て、目はギラついて欲望をありのまま映す鏡になった】
【破裂しそうな心臓の鼓動を抑えながら魔物の背中を睨む】

/*了解です、待たせていただきます*/
554 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) [age]:2014/09/26(金) 21:40:43.92 ID:9xLcD3Vp0
>>553
【突如、無音の湖畔を包み込むは旅人から湧き出る凶変した雰囲気。覚悟の持つ闘気と混じり合うそれはまさに異様】
【やはり期待通りだ、胸の奥深くで静かに呟けばゆっくりと後方の"戦士"へと体を向けた】
【旅人に"魔物"と称される覚悟、だが薄暗い景色の中彼の顔を確認出来たのならばそれが致命的な間違いであった事が理解できるであろう】
【彼は魔物などではない。魔物という存在を超越する白銀の『魔王』なのだ】

――某が望むのは強者との闘い……言葉ではなく、拳で語り合うのみ――

【旅人の度重なる質問、欲望を曝け出す旅人へたった一言の言葉で返せば身に纏う闘気、そして威圧を全てリバースへと放出する】
【魔王と天邪鬼、奇妙な組み合わせの二人が今自身が抱く欲望のままに対峙し、睨み合う】
【ざわり、無音の湖畔に大きく風が吹いたかと思うと森林の木々を大きく揺らし、木の葉が決闘の舞台と化した場を舞い踊る】
【決闘のゴングも、審判も存在しない。どちらかが勝利しどちらかが敗北する、それが戦闘終了の合図】

【ああ、愉しい――そう発したのはどちらか。空に消えゆく言葉が湖畔を響き渡った刻、決闘の幕が開かれる】
555 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) [age]:2014/09/26(金) 21:44:03.30 ID:9xLcD3Vp0
>>553
//戻りました!お待たせして申し訳ありません!
//引き続きロールお願いします!
556 :【リバース】>>976【天邪鬼の加護】 :2014/09/26(金) 22:21:54.74 ID:f3gGUKJd0
>>554
【ゆっくりと振り返った魔物を見てリバースは驚いた】
【魔物では目の前を表すには足りないのだ】
【いうならばそれは「魔王」】
【圧倒的なオーラは魔王と呼ぶに相応しかった】

血湧き肉躍る戦いは久しぶりだなぁ
凄くワクワクしちゃうね!

【無邪気な子供の様な笑みを浮かべる】
【圧倒的な力を相手に狡賢く戦う】
【リバースの戦いは肉と肉のぶつかり合いでは無い】

ただ拳で語り合うのはどうかな?
僕は頭で戦う方が得意だからね!

【白黒のシルクハットの縁に手の甲を当て、そのまま魔王へ飛ばす】
【飛ばすと同時に魔王から離れ、森の中へ向かう】
【もし受け止めようとしたならば、ただのシルクハットが体を切り裂くことになるだろう】
【天邪鬼の力は見た目を変化させない、性質のみを変化させる】
【鉄の棒をゴムの様に柔らかくすることも、紙切れを刃に変える事も容易い】
【周囲の物を徹底的に利用、それがリバースの戦闘スタイルだ】


/*遅くなって申し訳ないです…*/
557 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 胸に切り傷(極小) [age]:2014/09/26(金) 22:49:57.48 ID:9xLcD3Vp0
>>556
【まるで子供の如き笑顔を向け、欲望のままに動きを見せる天邪鬼。その姿は今まで見てきた者の中でも珍妙な部類だ】
【手加減や容赦などするつもりはない。そんなものは目の前の勇者への侮辱だ、欲望のまま闘うのならば此方も欲望のままに拳を振るおう】
【旅人の戦闘スタイルは魔王と異なり"頭"、利用できる物は全て利用し勝利を掴む"頭脳戦"を得意とする策士】
【思い返すはこの街で出逢って来た強者達。彼らは皆、真っ向から闘いを挑み自身と渡り合おうと実力を見せてきた】
【目の前の旅人の戦闘法、自身と違った闘い方をする者と対峙するのも面白い。今、闘いの火蓋は切って落とされた】

――面白い……貴殿のような飄々とした者と闘うのもまた一興…
  貴殿の実力、見極めさせてもらおうかッ!!

【圧倒的な速度と切れ味を以て向かい来るシルクハット。しかし覚悟が動くことはない】
【有言実行、彼は避けることも防御の体制を取ることもせず目の前の旅人の持つ実力を測りきろうとしているのだ】
【白と黒の色彩を持つ帽子は凶器と化し、覚悟の胸を切り刻もうと直線を崩すことなく飛来。そして刹那、魔王の胸にシルクハットの鍔が食い込むと同時、鮮やかな純赤の鮮血が舞い散る】
【そう、“食い込んだ”のだ。魔王のの如き頑強な肉体、それは鋭利な刃物と化した鍔が僅か数cm切り刻んだ所で刃の進行を強制的に抑えた】
【腹部の裂傷に比べるとかなり小さな傷跡。無論魔王の表情は依然変わりなく、天邪鬼な旅人の次の"攻撃"を待ち望んだ】


//いえいえー!自分も遅いのでお気になさらずに!
558 :【リバース】>>976【天邪鬼の加護】 :2014/09/26(金) 23:12:24.31 ID:f3gGUKJd0
>>557
飄々とした天邪鬼、リバース・ファンタジィー・トップハット!
全力で君を倒させてもらうとするよ!


え、嘘でしょ…?
僕のシルクハットが、「何もせずに」止められた…?

【筋肉質な男だろうが簡単に切り裂いたシルクハット】
【それはいとも容易く魔王の屈強な肉体の前で敗れ去った】
【しかし例え魔王でもダメージを与える事は出来た】
【それだけでもリバースにとっては大きかった】

なるほど、なるべく近距離戦は避けたいね
全力で殴っても簡単に弾かれそうだよ
でも強大な力程、僕の力の影響は大きくなるからね!

【足元にあった適当な葉をかき集め、また手の甲で触れると魔王へ飛ばす】
【シルクハットより切れ味は劣るが、今度は量が多い】
【ひらりふわりと不規則な軌道を描く鋭い葉は確実に魔王へ向かって行く】

【しかしこれはただの時間稼ぎ】
【リバースは葉を飛ばすと同時に地面に手の甲を付け始める】
【リバースを中心にどんどん地面が「柔らかく」なっているのだ】
【何も知らずにこの地面を踏めば、バランスを崩してしまうだろう】
【恐らく魔王は手加減はしない、つまり全力で掛かってくる】
【手加減が苦手なら、少しの間だけでも時間稼ぎができるのだ】
【もし手加減が出来たのなら、反動を利用されてしまう可能性もあるのだが】
559 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 全身に無数の切り傷(極小) [age]:2014/09/26(金) 23:40:07.45 ID:9xLcD3Vp0
>>558
【足元に散りばめられた数十の木の葉を掻き集め、またも未知の"能力"を使用し刃物へと変質させ不規則に飛来させるリバース】
【一枚一枚の切れ味は通常のナイフと相違ないが脅威なのはその圧倒的な枚数、数十枚の刃が鮮やかな軌道を描きつつ迫り来る】
【避けるのは不可能、よって覚悟が行うのは最も単純で最も効率的な行動。"突き進む"】

――某の名は覚悟ッ!! この決闘、正々堂々と闘い貴殿を打ち負かして見せようッ!!

【胸に突き刺さったシルクハットを引き抜き、地面へと投げ棄てれば大きく地面を蹴り一気にリバースへと加速する】
【瞬間的な加速でさえ容易く乗用車のフルスピードを超える身体能力。リバースとの距離の差はあってないようなものだろう】
【当然、自身の瞬間的加速と合わさり向かい来る無数の刃はザシュッっと音を鳴らし覚悟の肉体に突き刺さり、生傷を増やしていく】
【しかし魔王の行動に影響は出ない、僅かに眉を顰め加速のスピードが減少するもリバースはもう目前。拳を振るえば届く距離】
【加速を止める事なく拳を振るおうと腕を大きく引く覚悟。時間にして僅か一瞬にも満たぬ攻防、それは今無慈悲な終焉を告げようとしていた】

――…ぬぅっ…!?

【瞬間、拳を振るう直前の魔王が大きく躓きバランスを崩した】
【巻き起こる不可解な現象、覚悟は頭で理解するような性格の持ち主ではないが、自然とリバースの能力を"物質を刃物にする"能力だと思い込んでしまっていた】
【故に攻撃の直前に仕掛けられた巧妙な策に見事に引っかかり、躓きながら振るった腕は虚空を切り裂き突風を巻き起こすだけに終わる】
【それでも何とか踏ん張り前のめりに倒れることは防ぐが、決して少なくない間彼の肉体は無防備に晒されている事は変わらない事実であろう】
560 :【リバース】>>976【天邪鬼の加護】 :2014/09/26(金) 23:57:58.93 ID:f3gGUKJd0
>>559
覚悟…素晴らしい名前じゃないか!
その名に恥じない強さをこの僕に見せつけてくれよ!

【目を大きく見開いて覚悟を見つめる】
【これほどまでに名が体を表している者はいないだろう】

Wow!まさか避けも防ぎもしないとは驚いたよ
素晴らしいね! 君の「覚悟」に敬意を表するよ!

【異常な瞬発力で一気にこちらに近づいてくる覚悟】
【葉は覚悟の体を切り裂くが、やはり致命傷にはならない】

やっぱりそれだけの筋肉があれば加速時間なんて必要ないみたいだね
でもそれが裏目に出ることになるけどね!

【空振りでも突風を起こす覚悟に驚きながら、バランスを崩した隙に反動を利用して一気に近づく】
【そして爆炎竜の短剣を右手に取り、覚悟の腹部を狙って突き出す】
【左手は力を限界まで溜めてから、覚悟に向かって手の甲で殴り掛かるつもりだ】
【刺さらなくてもこの短剣は熱を帯びている為、少なからずダメージを与えられるだろう】
【左手の一撃は覚悟相手では大きなダメージにはならないが、大きな障害を与えるだろう】

【筋肉は「収縮」して体を動かせる仕組みになっている】
【もし「収縮」の性質が真逆になってしまったら…?】

/*すいません、寝落ちします…*/
561 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 全身に無数の切り傷(極小) 右腕膨張(時間経過で回復) [age]:2014/09/27(土) 00:42:26.22 ID:KUyKEgCY0
>>560
【大きくバランスを崩し僅かな隙が生じる覚悟、そして好機とばかりに一気に距離を詰めようと駆け出すリバース】
【手馴れた動きで短剣を右手に取れば、一気に覚悟の腹部へ突き出しその熱と刃で新たな傷を付けようと迫り来る】
【しかしその動きは剣術の達人を退けた魔王からしてみれば余りにも素人同然、無理な体制ながらも左手の甲で短剣の刃を横へ弾く】
【然れどリバースも負けてはいなかった、右手の短剣を弾かれながらも限界まで力の込められた左手で覚悟の顔面へ殴打を繰り出すリバース】
【中々筋のいい攻撃だ、だが遅い。一人心の中でリバースの甲打を評価しつつ、余裕を持った動きで右の掌でその一撃を容易く受け止めた】

――……ッ…!?

【同時、突如として覚悟の顔が歪みリバースの拳を受け止めた右腕がだらりと垂れ下がる】
【ここで初めて覚悟の表情に動きが見えた。無表情を貫いていた顔には僅かながらも驚愕により眉を潜め、苦悶の表情が垣間見れる】
【結論的に言えば、リバースの手の甲に宿った"天邪鬼の性質"。それが及ぼす影響によって覚悟の右腕の収縮された筋肉は"膨張"、一気に膨張された筋肉に襲いかかるのは激痛。魔王の力を以てしても動かすことすら困難な状態】
【リバースは完全では無いにしろ覚悟の右腕を奪った、この事実はリバースにとっては大きなアドバンテージとなるであろう】

――リバース殿…やはり、貴殿は"面白い"男だ…――

【反撃を見せるかと思わせた覚悟、しかし彼が行ったのは攻撃の構えでも防御の構えでもなく、"脱力"の型】
【両腕を垂れ下げ、肩の力を抜き双眸を閉ざし顔を俯かせ"完全"に脱力した状態。すぅーっと行われる大きな呼吸は大気を揺るがすかの如く】
【全身に傷跡を残し右腕は使用不可。常人ならば満身創痍であろうそれらも覚悟にとっては闘いを加速させるアクセル】
【脱力しているにも関わらず一切の隙という隙が見れない型、その姿からは不思議な神々しささえ感じられるだろう】



//了解です!おやすみなさい!!
562 :【リバース】>>976【天邪鬼の加護】 :2014/09/27(土) 07:54:01.16 ID:tcdAgavB0
>>561
【バランスを崩していながらも左手で短剣を弾いてきた】
【それはリバースにとって予想外だったようで、短剣から手を離してしまった】
【短剣は約5〜6m程離れてしまったが、攻撃手段はまだ残っている】

流石、魔王と呼ぶにふさわしい技術だよ
あの体勢で僕の短剣を弾くとは本当に驚いたよ
でも、僕はまだまだ諦めない
天邪鬼の加護を受けたこの僕の力を味わうといい!

【全力で放った一撃は覚悟の右の掌で簡単に受け止められてしまった】
【しかしそれで十分、覚悟の右腕は暫く使い物にならない】
【この能力を解除する方法はリバースを倒すしかない】
【つまりリバースとの戦闘中は絶対に右腕をまともに扱えなくなるのだ】

…同じ言葉を君に返すよ
まさかあの痛みを声も出さずに耐えきれるとはね
君は何もかもが規格外で、想像を遥かに超える「実力」と「覚悟」を持っている
僕はそんな君と戦っている事を光栄に思うよ

【少し真面目な顔で話すと覚悟から距離を取る】
【例え距離を取っても意味が無い事はリバース自身も理解している】
【ではなぜ距離を取ったのか?】

【答えは簡単、何もしてこなかったから】
【常人ならば倒れる程のダメージを与えてあるにもかかわらず、何故か脱力しはじめている】
【絶好のチャンスにも見えるが、どう攻撃しても確実に防がれカウンターを叩きこまれる】
【ならばこちらが取る手は「何もしない」】
【何もしなければ覚悟は拳を叩きこまんと迫りくるだろう】
【だが気が付いているだろうか、徐々に湖から離れ森の方へ近づいている事を】

【覚悟の呼吸音は大気を揺るがし、覚悟の体からあふれ出る闘気】
【あれだけの傷を負っても戦い続ける覚悟に、リバースは心の中で感動していた】
【目の前に「本物」として生きている気高き生命が存在している事を】
【自身を遥かに超える力の主に戦いを挑んでいる事を】

/*お待たせしました*/
563 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 全身に無数の切り傷(極小) 右腕膨張 [age]:2014/09/27(土) 11:26:19.78 ID:KUyKEgCY0
>>562
【右腕を駆ける激痛の渦、最早右腕を使用した"闘技"は繰り出す事は不可。速度重視の左拳に頼るしかない】
【脱力の型、それは相手の攻撃の受け流しと共にカウンターを繰り出すことを目的としたもの】
【そして同時に、そのゆっくりとした呼吸法で"痛覚"を一時的に和らげる。然れど当然右腕の状態は依然変わりない】
【脱力、覚悟を持つ魔王は待ち望む。リバースがどのような行動を取るか、自身とどのようにして戦うのか】

――光栄、か…ならばこの闘い! どのような結果になろうとも悔いは残らぬッ!!

【距離を取るリバース、その行動を視覚に頼らずに把握した脱力の魔王】
【待てども待てども旅人からの攻撃はない。堪のいい男よ、小さく胸中で呟けば僅かに口角を上げる】
【やはり目前の最大にして最強の武器は刃物でも拳でもない、その常人の数段上をいく"頭脳"であろう】
【脱力の型の最中、大抵の者は好機とばかりに近寄り呆気なく覚悟のカウンターの前に撃沈する。しかしそれらは皆近接を主とした戦士たち】
【対し対峙するリバースの戦闘スタイルは真逆だ、妙な能力に合わさり状況判断力、洞察力を主とするトリッキーな戦法】
【相手にとって不足はない。右腕の代償、今ここで全力を以てして払ってもらおうか】

      
                   ――━━━鳳 凰 天 翔━━━――


【刹那、魔王が"翔んだ"】
【――否、脱力の型を捨てた覚悟はその人外的な脚力をフル活用し、地面を蹴り上げ一気にリバースへと"飛び蹴り"を放ったのだ】
【先の闘いで地面に何らかの仕掛けがあるのは理解した。ならば自ら接近し拳を振るうのは策に掛かりに向かっているのと同等】
【ならばと、覚悟が行ったのは地面を踏むことのない"飛蹴"。右腕に走る激痛に苦悶の表情を浮かべるも、鳳凰の名に恥じぬスピードと脚力は風を切り裂き轟音を鳴らしながら、直線を描いてリバースへと突き進まん】

【覚悟はこの闘いを存分に"楽しんでいた"。それこそ目の前の戦士が之迄の中でも異端の者であったからだろうか】
【拳と拳のぶつかり合い、武器を握る戦士の猛攻。唯々策略も頭脳も無く存分に闘い抜くそれとはまた違った戦闘スタイル】
【正々堂々の決闘を得意とする自分にとっては何れもこれも斬新なもの。だがその闘いは心を躍らせ血を騒がす】
【二人の戦士はそれぞれの意志をぶつけ合う、感情のままに、ただただ子供のように決闘を愉しむのだ】
564 :【リバース】>>976【天邪鬼の加護】 :2014/09/27(土) 12:07:33.19 ID:tcdAgavB0
>>563
初めてだよ、こんなに楽しい戦いはね!
脳内麻薬がドバドバ出てきているのが体で、心で、命で理解できている!
【リバースの頭は既に正常な動作を止めている】
【呼吸すら忘れる程にこの状況を楽しんでいる】
【今までの人生の中で最も楽しく、危険な状況を】

……避けきれないな

【覚悟の放つ飛び蹴りは恐らくそこら辺の兵器の何十倍もの威力がある】
【想像を軽く超える速度で放たれた飛び蹴りを、アスリート程度の身体能力では避けきれない】

いいだろう! 僕の命を君に捧げようじゃないか!
最後の最後まで足掻き続けてあげようじゃないか!

【覚悟の足が飛んでくる位置に両手の甲を構える】
【軽減などは一切考えていない、完全なる自殺行為だ】
【最低の状況下で出来る事は、一つしかない】

リバース・オブ・ナチュレ!!

【魔王の足はリバースの拳を砕き、全身の骨を砕いてリバースを後方へ吹き飛ばした】
【リバースは全身から血を吹き出しながら数本の木を薙ぎ倒し森の中へと飛んで行った】
【もうリバースは戦うことは出来ないだろう】

【しかしリバースの力はまだ覚悟の体を苦しめる】
【足の筋肉の性質は逆転し、「膨張」を始める】
【代わりに右腕の筋肉の性質は元に戻ってしまう】

【ここで覚悟は気が付くだろうか?】
【能力によって性質が逆転している範囲が少しずつ広がっている事に】
【リバースの力の範囲は「触った場所」ではない、「触った対象」なのだ】
【もしこのまま広がっていけば、体を思うように動かせないまま激痛が全身を襲うだろう】
【治すにはもう一度リバースの能力を使うか、虫の息のリバースを[ピーーー]か、自らの足を引きちぎるか】
【さて、覚悟は一体どれを選ぶのだろうか?】
565 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 全身に無数の切り傷(極小) 下半身筋肉膨張 [age]:2014/09/27(土) 12:50:08.22 ID:KUyKEgCY0
>>564
【一撃必殺、そう形容するのが適切であろう破壊の化身による烈脚】
【其れはリバースの拳を、腕を、全身を砕き尚進み、対象が大木を薙ぎ倒し数十m吹き飛んだ頃にやっと静止した】
【しかし尚襲いかかるリバースの"意志"。それは鳳凰天翔を放った右足を駆け抜ける激痛】
【常人ならば痛みで意識を失っても可笑しくないそれが常時覚悟の体を蝕んでいく。耐え難き痛みに僅かな苦悶の表情を浮かべ右足を一瞥】
【目視できる限りでは健康そのもの、見えない"何か"が激痛と化し襲いかかっているのだ。そう推察した結果ふと思い返す】

【右腕の痛みは完全に無くなっている、だが代償として今度は右足に激痛が走った】
【激痛を貰う瞬間には気にしていなかったが、二つの不可解な出来事はリバースの"手の甲"に触れた瞬間に起こった現象】
【成らば当然、彼の手の甲に仕掛けが有ると考察するのは魔王としてか、死闘を繰り広げた戦士としてか】
【ズリズリと使い物にならぬ右足を引きずり、リバースが吹き飛んでいった方向へと歩を進める。その動作は酷く痛々しい筈であるのに、何処かこの漢ならば大丈夫、そう思わせるような"何か"が溢れ出ていた】

【やがて暫くして覚悟が森の中へ辿り着けば、倒れ伏すリバースの肉体はほぼ死亡している。謂わば満身創痍の状態だった】
【放って置いても医療機関が存在しないこの自然の中では助からない、本当に奇跡的に息をしているような状態】
【最後まで自身の感情のままに、子供のように戦い抜いた一人の誇り高き戦士。その戦士が今虫の息の状態で横たわっている】
【ならば覚悟が行うべき行為は一つ。目の前の戦士に引導を渡すべく、膨張範囲の広がった下半身を引きずり両腕の力のみで無理やりにでもリバースの元へと距離を縮めていく】
【下半身不随の魔王の姿。それは酷く滑稽なものであろうか、然れど恥はない、プライドもない】
【闘いはまだ終わっていない、両者満身創痍ながらも生き延び敗北を認めていないのだ】


――生き恥は、晒さぬ……リバース殿、実に満足のゆく闘いであった――


【リバースとの距離は最早無と変わらず、全力で拳を振るえば容易く届く距離】
【両足の激痛に身を震わせつつ、覚悟の右手は綺麗な手刀を形作り万物を貫く神剣と化す】
【このまま虫の息のリバースが動かないのならば、魔王は容赦なくその手刀を彼の胸へと突き出すだろう】
【誇り高き意志のままに、感情のままに覚悟は右手を振るう。たった一人の強敵(とも)の命に終焉を告げるため――】
566 :【リバース】>>976【天邪鬼の加護】 :2014/09/27(土) 13:16:36.62 ID:tcdAgavB0
>>565
【力を振り絞って瞼を開け、定まらない眼で覚悟を探す】
【どうやら最後の一撃は効いたようで、ゆっくりとこちらへ迫っている】
【もう抵抗する事も起き上って戦う事も出来ない】
【自分の命を終わらせようとする覚悟に、リバースは最後の力で感謝を述べる】

た…の………し…か…………た…
……あ……り………が…と…………う…

【自分の思いを少ない言葉で伝えると自分の意識が深い闇の中へ引きずり込まれていく】
【だがそれに恐怖も後悔も無い、全力を出し切って戦ったのだ】
【恥じる事は何もなく、ただ覚悟の強さに敬意を表していた】

【覚悟の手刀はリバースの胸を貫いた】
【溢れ出る鮮血はリバースの体を紅く染め上げた】
【そして覚悟の足から痛みが消え、元に戻っていくだろう】
【リバースの力は失われ、胸だった場所には白と黒の色をした宝石だけが残った】

――――リバース・ファンタジィー・トップハット 死亡――――――――――――

/*ありがとうございました! 楽しかったです!*/
567 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 全身に無数の切り傷(極小) [age]:2014/09/27(土) 13:59:05.47 ID:KUyKEgCY0
>>566
【"ありがとう"――リバースの感謝の想いが込められた少ない言葉が覚悟の耳に響くと同刻、手刀が彼の胸を深く貫いた】
【舞い踊る鮮血を月光が反射する。今この瞬間、己の感情のままに戦い抜いたリバース・ファンタジィー・トップハットという人間は死んだ】
【永い一瞬の決闘、勝利を掴んだのは飄々とした旅人ではなく覚悟を持つ魔王。両者共異論のない、完璧な結末】
【勝利の余韻に浸ることなく、覚悟は両足の激痛が引いていくのを感じた。すぅーっと昂る気持ちが落ち着き、その場を包み込んでいた闘気は何処へともなく消えていく】

【再び森に訪れるは風の音、それはリバースという一人の戦士が逝った事を悲しみ嘆いているようにも思えた】
【さぁさぁと鳴り荒ぶ秋風が覚悟とリバースの体を優しく撫でる。彼の表情は今さっき死闘を繰り広げてきたとは思えぬ程に穏やか】
【飄々とし、掴みどころのない性格の持ち主、能力と戦略を駆使し自身の肉体を地に付けたその勇姿は敬意に値する他ならない】
【激痛が治まった両足で静かに地を踏みしめれば、紅の双眸を閉ざし寡黙な口を開く】


――感謝するのは某も同じ事である……
  リバース殿よ、某は貴殿の事を生涯心の片隅に留めておく事だろう――


【目の前の飄々とした旅人に影響されてか、今宵の魔王はひどく饒舌だ】
【誇りやプライドに囚われず感情や意志の決闘。それがどんなに有意義な事なのか、旅人は教えてくれた】
【また一つ魔王は足を進めることが出来た、自分の力に溺れる事なく自身の弱さに気がつくことが出来た】
【胸に湧き上がる思いはリバースへの感謝と戦いの満足感。そして同時に胸を駆ける言いようのない"喪失感"】

【湧き上がる理解し難い感情に僅かな困惑を抱きつつ、魔王は静かに旅人の亡骸に背中を向け立ち去ってゆく】
【森に残ったのは全身に傷を負い、満足気に微笑む亡骸と森を駆ける秋の夜風。森は決闘の地と化した湖畔は時が止まったかのような静寂】

【リバースの最後、覚悟が抱いたのは強敵(とも)を失った"悲しみ"。その真意に気がつく刻は訪れるだろうか】
【ただ闘いを望む魔王が抱いたほんの小さな感情。それは感情のままに生きる旅人の影響か否か―――】



//こちらこそありがとうございました!!楽しかったです!!
568 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 全身に無数の切り傷(極小) [age]:2014/09/27(土) 18:03:39.93 ID:KUyKEgCY0
【夕闇の廃街。かつて賑わいを見せた其処も今となっては廃墟同然、動物の気配すら皆無】
【リバースとの決闘を終えた魔王はこの街へと足を踏み入れていた。全身に負った無数の傷跡は激しい闘争の後を物語っている】
【然れど全く弱さを見せぬ勇姿、まさに"覚悟"の名に恥じぬ魔王。彼が求めるのは満足のゆく闘いただ一つ】

――…………

【黒金のマントを疾風に靡かせ仁王立つ巨漢。声を上げずとも漢の周囲へと解き放たれるは圧倒的な"威圧"、そして"闘気"】
【最早生物の限界を超越しているその漢はただ静かに星降る空を見上げ、次なる闘争を待ち続ける】
569 :【Break Eater】 [sage]:2014/09/27(土) 18:37:42.50 ID:ETi3BchXo
>>568
【次第に陽は沈みはじめて、空に広がるのは青空に代わって宝石のような星が散りばめられた星空だ】
【この街には人も、動物も、何もいない。虫の囀り1つ聞こえない廃墟と化した街を支配する月の光と建物が織り成す幻想】
【ただ今日は違った、一人、否"二人"の客人がこの廃れた街に足を踏み込んだ】

おーおー ブッソーなお方がいんなァおい

【魔王の背後、やや気の抜けた声を上げて呟く男の声が虚空に響く】
【距離にして約十数メートル、二人しかいないこの空間に、独り言にしてはやや大きいボリュームを持つ声が指すのは他でもない異質な巨漢】
【その大きな体躯から垂れ流される気配は凄まじく、ビリビリと肌を刺すような圧倒的なそれに、額に一筋の汗が伝った】

//お風呂入るので次返信遅れるかもしれませんが・・・宜しければお願いします!
570 :【トリア】【アニマライド】 :2014/09/27(土) 18:59:34.03 ID:4NnbDFMS0
ハァ……ハァ……なんとか撒けたかな?

【背に翼を生やした少女が、夜の町を横切った】
【何かから逃げるように速度を上げ続けた彼女だが、次第に疲れで速度が落ちる】

ミデン……ちゃんと逃げてるといいけど……

【仲間の名をつぶやきながら、少女は一人空を飛ぶ】
571 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 全身に無数の切り傷(極小) [age]:2014/09/27(土) 19:04:15.35 ID:KUyKEgCY0
>>569
【束の間の静寂な時間、朧げな月光が映し出す廃街に訪れたのは二人の異端なる来訪者】
【一つは闘気を放出し夜空を見上げる巨漢、そして一つはその"異質"の背後で一人呟きを残す男。歓迎されぬ来客同士の出逢い】
【"やはり来たか"――背後に上がる声と感じる只ならぬ"気"を察し、何処か確信めいた呟きが秋風に消えゆく】
【先程戦闘したリバースと何処か重なるような飄々とした声色からして相当場慣れしているのであろう。顔を見ずとも魔王はそう感じ取れた】

――…貴殿は何を求める? 何を探し、何を思い某の背に立つ…?――

【"闘気"。言葉にしてみれば単純なそれが一気に凝縮され背後の男へと解き放たれた】
【とても一人の生物が出したとは思えぬその強力すぎる波動は空気を伝わり、地面を伝わり、刹那の瞬間廃街を包み込まんとする】
【さぁ今宵も始めよう、強者との命を掛けた闘争を。意志と意志のぶつかり合いを――】


//こちらこそよろしくお願いします!!
//自分も風呂落ちしますので返事が遅れてしまうかもしれません…
572 :【Break Eater】 [saga]:2014/09/27(土) 19:58:35.52 ID:ETi3BchXo
>>571
さァな 別に、そんなモンわざわざ教えて貰わねェと察せない程、アンタはバカじゃねェだろ?

【悠然たる構えは未だに崩さず、まるで巨山のような王から向けられた質問にやはり気の抜けた声で言葉を返す】
【コイツは間違いなく強い、実力を目前にしなくとも手に取るように分かる力】
【深い深い闇を称えた深淵を覗き込んでいるかのようにその力は底知れず、決して卑下するつもりはなくともこんな自分がちっぽけに見えてしまうほどだ】

【だがそれでいい、俺が求めているのはコイツと同じ、お前も探しているんだろう?心が踊るような戦いを】
【お前は求めているのだろう?俺との死合を。実力なんて関係ねェ、いくら相手が強くとも、尻尾を巻いて逃げ出すようなクソ野郎じゃ俺は断じてねェ】
【平穏に暮らすなんざ俺の性に合わない、今この一瞬を誰にも縛られず生きて死ねるんなら本望ってんだ】

さあヤろうぜデカブツ、俺の乾いた心・・・テメエは当然満たしてくれるんだろうなァ!

【ドッと解放された闘志の波は街を覆うほどに強くそして逞しく、高鳴る鼓動に一際強く笑い、背中にかけた巨剣に手を掛け降り下ろす】
【剣というには無骨で大きく、肉厚の刃には美しさなど欠片もない。そこにあるのは敵を真っ向から叩き潰す猪突猛進さ】
【咆哮そして突進、巨剣両手に携え火花を散らし、接近が叶えば魔王に逆袈裟の斬撃を刻み込まんと】

//遅れてすみません!よろしくお願いします
573 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 全身に無数の切り傷(極小) [age]:2014/09/27(土) 20:22:01.93 ID:KUyKEgCY0
>>572
【闘争に飢えた猛獣の如し咆哮、大砲の如く空気を切り裂き駆け出す来訪者】
【剣とも槌ともつかぬ巨大な武器を構え魔王に立ち向かう勇姿は勇敢そのもの。然れど来訪者は勇者ではなく闘争者】
【十数mは離れていたであろう距離も来訪者にとっては数瞬で埋まる距離、無骨な剣槌は魔王の背中に月の軌道を描き――】


――その闘志、気に入ったッ!!


【来訪者の武器が魔王の背中を切り裂かんと迫る直前、反則的な反射神経で振り向いた魔王はその巨大な剣を右手で掴み取る】
【ギリギリと驚異の握力で得物を握り締める音だけが響く静寂、月の淡光だけが両者を照らし出す幻想的な世界】
【来訪者が"猛獣"だとすれば、目の前に聳え立つ巨漢は"怪獣"。決して埋められる事のない単純な力の差という溝が来訪者の邪魔をする】

【二人の戦士は己のままに物語を刻む。例えそれが血に塗れたページであろうとも、熱き闘争が描かれたキャンパスであろうとも】
【闘争者は欲望を隠すことなく激突し合う、心踊る死闘を、生と死を掛けた結末を望み、戦士は実力を惜しみなく発揮するのだ】
574 :【Break Eater】 [saga]:2014/09/27(土) 21:02:49.01 ID:ETi3BchXo
>>573
【男の身の丈に近い巨大な剣は、駆ける男の脇を追随し、最初から全力を持ってして叩き潰さんと唸りを上げる】
【動きを見せない巨漢の背中を正確に狙い澄まし、重量と遠心力を乗せた破壊的な剣撃が背中に迫るも、刹那振り向いた巨漢のその手によって阻まれる】
【速い、速すぎる、振り向く、ただそれだけの動作でも風を巻き起こし、剣を抑え込まれた男の髪を強く靡かせた】
【何もかもが桁違い、猛る獣の全力も、この怪物はそれを易々と飛び越えて見せる】
【怖れる?そんなわけがない、恐い?まさか、戦いはこうでなくては楽しくない】
【誰もが心の奥底に沈めている本能を解き放ち、思うがままに戦い、望むがままに殺し合う】
【小難しい理屈など全て捨てて、小手先の技も必要ない、ただ己の直感と力を信じ突き進む、ただそれだけ】

最ッ高だァ!これが戦い!これが命の駆け引き!
こいよ!手加減なんざクソ食らえだ!テメエの全力を俺に叩き込んでみろ!

【己の牙を抑えられようとも決してそれを離すことはしない、其ばかりか、次はそちらの番だと言わんばかりに叫ぶ】
【俺に全力を見せてくれ、その強い力を全部だ。俺を殺してみろ、死を覚悟した獣に、手加減なんてするんじゃねェぞ】
575 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 全身に無数の切り傷(極小) [age]:2014/09/27(土) 21:26:51.32 ID:KUyKEgCY0
>>574
【牙を掴まれ、攻撃手段が無くなったというのに来訪者の瞳に宿るのは絶望でも恐怖でもなく"欲望"。死を恐れぬ猛獣の双眸】
【様々な闘士を目の当たりにして来た魔王といえどこのような瞳をした者と出逢ったのは何時以来だろうか、ただただ本能のままに動き、自身を恐れる事なく向かってくる獣の如き男が、かつて居ただろうか】
【狂気的な程の闘争者、例えるならば獅子を恐れぬ豹。小細工や技を必要とせず唯々己を信じ獅子と対峙する野生の猛獣】

【猛獣は言った。"全力を叩き込め"と、"手加減など要らない"と】
【無論覚悟に加減や容赦などするつもりなど毛頭ない、来訪者が死を恐れずして立ち向かうのならば、此方も全力で拳を振るうのみ】
【万物を破壊する牙を失ってしても唸りを見せる猛獣。面白い、加減はせぬ、情も要らぬ。本能に従い貴殿を迎え入れよう】

――ぬぅんッ!!

【右腕に手にした牙を微塵も動かさず、左腕のみを動かし大気を切り裂く剛腕が獣の腹へと振るわれる】
【ブォンっと、凡そ腕を振るうという動作だけで起こるとは到底思えぬ轟音が響き、静寂の廃街を木霊した】
【魔王が放った左の腕、それには一切の容赦も手加減も存在せず規格外の速さと重量が上乗せされた"破壊"の鉄槌】
【彼の牙はその山をも砕く剛腕。疾風の如き放たれる牙は獣の命を奪わんと闘気を纏い迫り来る】
576 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 :2014/09/27(土) 21:38:11.51 ID:fxJp/cjoo
わぁ…ここが人間の街なんだね!すごく綺麗なところだね!

【夜の街に一人の来訪者が現れた】
【来訪者の少女はズレていた】
【人間の街にありふれた街灯の灯りに感動していたこと、自分と似た姿の生き物が規則正しく動いていたことに感動していたこともそうだが…なによりもその右手に乗っていたものへの対処が異常であった】
【その右手に乗るのは15cmほどの蜘蛛。それへの対処は夜景を見せて感動を分かち合おうとするかのように手を上げることであった】
【そして何よりも、蜘蛛へと向けられる少女の感情が異常であった】

ここでも頑張って過ごそうね!小太郎!

【なんと名前を付けて呼び掛け、微笑みかけていたのだ】
【家族か何か…ペットの域を通り越した愛情を向けていたのだ】
【そんな人とはズレた少女は大通りを人目を憚らずに闊歩していた】
【周囲からは、あまり好意的ではない視線を浴びながら】
577 :【トリア】【アニマライド】 :2014/09/27(土) 21:49:25.05 ID:4NnbDFMS0
>>576
あれ……?ダメだ……体力が……

【トリアは機関の人間から逃れるために三日三晩飛び続けていた】
【しかし、流石に体力の限界らしく、秋葉の元へ落ちてゆく】

……!危ない、避けて……!

【声を絞り出し、少女へ警告した】
578 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 :2014/09/27(土) 21:58:17.98 ID:fxJp/cjoo
>>577
あれ?何だろ…?ってうわわ!?

【何処からか自分へと向けられた声が聞こえた気がした】
【何だろうかと上を向けばそこには双翼を持つ少女がこちらへと…堕ちてきていた】

今受け止めるからね!しっかり!

【蜘蛛の小太郎をパーカーの下へと避難させると真衣果はトリアの意に反してその場で両手を拡げて堕ちる少女を受け止めようとしていた】
【身体を動かすことに多少の自身はある。だが受け止めれば確実に尻餅は付くだろう】
【それはしっかりと分かっているようであった】
579 :【Break Eater】 [saga]:2014/09/27(土) 22:01:53.54 ID:ETi3BchXo
>>575
【どれほど努力しても到底到達し得ない高みに存在する王、いくら手を伸ばそうとも絶対に届くことのない境地にその怪物はいた】
【その力は魔王という名に恥じず、万象一切を全て均しく打ち砕く拳が、男の望む通りに振るわれて、馬鹿げた轟音と共に男の腹部を正確に打ち抜いた】

【コバァッ!と空気を切り裂き体をくの字に曲げて男の体は文字通りに"吹き飛んだ"】
【拳風と衝撃が土煙を巻き上げて、分厚いコンクリートの壁をぶち抜いて、バウンドしつつ地面を抉って止まった】
【やがて十数秒後、破砕音と強い地響きが漸く収まり、男の通った道は、美しく真っ直ぐ円柱の形を模して穿たれた】
【その終着点にはボロボロになった男が倒れ伏していて、手には半分に折れた剣が握られていて】
【男は闘争者であり、また戦士でもあり、証しである剣を、圧倒的な力を見せ付けられてなお離すことはしなかった】

・・・ククッ・・・見たぜお前の本気・・・

【「やっぱりお前は強かった」そう、弱々しく呟く】
【己を打ち負かした戦士を、王たる力を遺憾なく発揮した彼を男は素直に称賛する】
【自信を持って言える、最後の戦いに、お前を選んで良かった、そして】

――――俺を殺してくれて、ありがとう
580 :【Break Eater】 [saga]:2014/09/27(土) 22:03:45.26 ID:ETi3BchXo
>>579
//ロールありがとうございました!楽しかったです!
581 :【トリア】【アニマライド】 :2014/09/27(土) 22:05:50.71 ID:4NnbDFMS0
>>578
(こ、この人私を助けようとしてるの…? っと、このままじゃ二人とも大怪我しちゃう!)

【トリアは最後の力を振り絞り、背の翼を羽ばたかせる】
【それにより、多少の浮翌力が生じて勢いが軽減するが、完全に浮くことは適わず、真衣果に激突する】
582 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 :2014/09/27(土) 22:15:06.15 ID:fxJp/cjoo
>>581
おいで!!カモーンだよ!

【という真衣果は突然左右の掌から糸を発して左右の建物にくっつけ、自分の身体を固定する】
【それができたとき…トリアが突っ込んできた】
【掌の糸を切らさぬように注意しながらトリアを抱き止めて懸命に地面を踏み締める】
【…数秒後、糸が切れかかり、真衣果は数10m後退していたが何とか二人は怪我をしないで真衣果はトリアを受け止めきれていた】
【トリアから手を離し、糸を切ると真衣果はトリアへと笑顔で問いを投げる】

ふぅー…大丈夫だった?

【笑顔な少女の黄色いパーカーからは蜘蛛の脚が覗いていた】
583 :【トリア】【アニマライド】 :2014/09/27(土) 22:29:57.26 ID:4NnbDFMS0
>>582
え、えぇ。どうもありがとう
そっちこそ怪我は……!

【真衣果へお礼をしているその最中に、トリアはパーカーから見える蜘蛛の脚に気がついた】

(さっきの糸といいこの脚といい、この子……能力者か)

【そこまで思考が至ったところで、トリアはある考えを巡らしていた】

(私は機関に追われる身だし、仲間は一人でも多い方がいい)
(悪いけど、利用させてもらうわ!)

じ、実は私家出をしてきたのです…
長い間飲まず喰わずの生活をしてきたのでもう身体が限界で…

【自分が機関に追われている人造人間であることは伏せ、真衣果を同情させるようにしゃべる】

図々しいのは承知の上です!どうかあなたの家に匿ってくださいませんか?

【多少嘘を交えながら真衣果に交渉する】
584 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 :2014/09/27(土) 22:42:25.34 ID:fxJp/cjoo
>>583
怪我なんてないよ!私、強いから!

【笑顔で無事を知らせる真衣果はトリアに抑えきれぬ好奇心を抱いていた】
【先程は必死で、芽生えなかった好奇心だ】

(あの翼!何だろ何だろ?小鳥さんかな?それともお母さんが言ってた能力というのなのかな!?う〜気になる!!)

【等と生き延びるために策を巡らすトリアとは違う緊張感に欠けた思考を巡らせると声が掛けられた】
【所々聞き取りにくいところこそあったが何とか意味は解してやや遅れて残念そうな顔をしながら…】

大変だったみたいだね…餌も取れないで…ずっと……
けどゴメンね!!実は私も今は棲家なし放浪の身なの!!匿ったりはできないの…
だから他のことでは力になるけど…どうかな?

【普通の人間からしたら少し意味が分かりにくい所もあるが、トリアの頼みを自分にはどうすることもできないことを明かす】
【真衣果はトリアに対してすごく同情していた】
【もっとも、自分とは違って餌の捕り方も教わらないまま家を飛び出し、疲れ果てて成す術がない少女と大きすぎる誤解こそしていたが…】
585 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 全身に無数の切り傷(極小) [sage saga]:2014/09/27(土) 22:47:55.12 ID:KUyKEgCY0
>>579
【吹き荒ぶ烈風、鳴り響く轟音、廃街を崩壊す衝撃波。其の全ては王の拳により引き起こされた破壊現象】
【訪れるは決闘の終焉。暫しの刻が流れ巨大な土煙が晴れる頃、魔王の双眸に映し出されたのは恐ろしく綺麗な円柱に穿たれた道、そして深く抉られた地面に倒れ伏す傷付いた"猛獣"の姿】
【王の真髄を見せつけられても尚己の牙を離さぬその姿は覚悟の深淵の胸に響いた。闘いを望む闘争者はその最期まで抗ったのだ】
【地面に力なく横たわる彼の姿は無残そのもの、然れど魔王の瞳には満身創痍の獣が輝かしくさえ映った】

【まだ息はある、これ以上生き恥を晒させぬと覚悟が一歩足を踏み出すと同時、獣の口から零れるとても弱々しい呟き】
【聞き逃さぬ、一字一句とて間違えぬと静かに耳を澄ます王。最早息だけしているような状態の来訪者は魔王へと感謝の意を示した】
【"殺してくれてありがとう"と、"お前は強かった"と。闘いに生き闘いに死んだ男はそう言葉にした】


―――死を"覚悟"した戦士に、引導を渡すのは当然である
     誇れ、名も知らぬ闘士よ。貴殿は某を恐れずしてその最期まで闘い抜いた――


【今宵の魔王は饒舌だ、それは先程闘った飄々とした旅人の影響によるものか。惜しむ事なく獣の亡骸に賞賛を送る】
【血塗られた決闘は終焉を迎える。またしても勝利を掴み取ったのは魔王、しかし彼の心は激闘の余韻より感嘆の気持ちに満たされた】
【決闘の後とは思えぬ晴れやかな気分だった、惜しみなく全力を出し切れたからだろうか。鉄の如き表情がどことなく歓喜の意が垣間見れる】

【魔王の言葉に答えは返ってこない。それを確認すれば覚悟は纏うマントを疾風に翻し静かに立ち去ってゆく】
【名も知らぬ来訪者が絶対的な魔王にどのような影響を与えたのか。それは恐らく誰にも、覚悟本人でさえも分からないだろう――――】
586 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 全身に無数の切り傷(極小) [sage saga]:2014/09/27(土) 22:49:40.87 ID:KUyKEgCY0
>>580
//こちらこそロールありがとうございました!!返信遅くなってしまい申し訳ありません……
//同じく楽しかったです!!また宜しくお願いします!
587 :【トリア】【アニマライド】 :2014/09/27(土) 22:50:27.02 ID:4NnbDFMS0
>>584
(チッ……寝床確保ならずか、キレイななりしてるから金持ちかと思ったのに)

【腹黒いことを考えながらそれを一切表情には明かさないトリア】

(それにしても……餌? 人造人間でも研究者でもない普通の人間っていうのは食事のことをそう表現するのか)

【また、奇妙な勘違いが生まれた瞬間だった】

棲家なしって……あなたいったいどうやって過ごしているの? 野宿?
588 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 :2014/09/27(土) 22:59:06.63 ID:fxJp/cjoo
>>587
(普通の人間って不思議だなーみんなお腹を空かせて家を飛び出して人の家にお世話になろうとしてるのかな?)

【ここでも小さな勘違いは生まれていた】
【トリアから飛び出してきた問い、これには少し分からない単語があったが…少し考えるとその意味を理解したようで答えを発した】

うーん…その野宿というのになるのかなー?まだ私はここに来たばかりだからみんなが安心して過ごせそうなところを探してーそして私の寝床を作るの!

【違う常識の下で生きてきたが故の答え…であるがまたトリアの誤解を招きそうなものであった】
【その勘違いは先程小太郎と名付けられた蜘蛛がパーカーから這い出て真衣果の手に乗ったとき、蜘蛛を指で擽ってじゃれてる?様子から少しだけ解けるかは分からない】
589 :【龍(ロン)】【デストロイキッカー】 [saga]:2014/09/27(土) 23:05:52.87 ID:D7OgLSw7o
藍の夜、月の周りは僅かに白む。其に照らされる朽ち果てた高層の建造物。
その中の一室。相対峙する二人の男。

撓む脚が緊張を解かれ一気に推進力を増す。鋭い風切り音を立てながら狙う先に在るのはひとりの男。
疾駆による勢いを載せたままに放たれり回し蹴り、男の横腹に直撃し嗚咽と吐血を促した。
促されるままに倒れ込む男、顔面を蒼白させて相対峙する少年を朦朧とする視界の中に捉えるが。
ぷつりと途絶えてしまった意識は果たして戻る事今後一切無く、その後放たれた少年の前蹴りの痛みさえ感じる事もできなかった。故に示す状態は、「死」也。

硝子の無い窓より月灯差す一室。斃れ込む屍の側の瓦礫に座す少年。首周りに巻いた黒い衣で返り血を拭う。
590 :【トリア】【アニマライド】 :2014/09/27(土) 23:09:37.79 ID:4NnbDFMS0
>>588
み、みんなっていうのはその蜘蛛のことかしら……?

【少し震えながら小次郎を指差す】
【同時にパーカーが若干蠢いていることに気がつく】

(ひぃっ! 私動物は大好きだけど虫はちょっと苦手なのよねぇ……)

【若干怯えた表情を表に出してしまったトリア】

591 :秋葉 真衣果【ビームマスター】 [saga]:2014/09/27(土) 23:23:59.66 ID:fxJp/cjo0
>>590
うん!この小太郎くんもそうだけどこの服のしたにいる皆…私の大切な仲間たちだよ!
皆いつも一緒にいてくれる大切で可愛い子達だけど…どうしたの?
あ、こらこら…奈々子は甘えん坊なんだから…

【トリアの心情はさておき真衣果はこの蜘蛛達をとても大切に思っていた】
【とても可愛いとも】
【だからパーカーから出てきて頬まで登ってきた奈々子と名付けられた蜘蛛に気付くと頬が緩んで彼女を指で撫でた】
【そんな彼女でもトリアが怯えたような表情をしたのは見えた】
【それがなぜ浮かべられたのかは分からないが一応気遣っているようだ】
592 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 [saga]:2014/09/27(土) 23:24:53.39 ID:fxJp/cjo0
//名前ェ…
593 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 [saga]:2014/09/27(土) 23:25:03.84 ID:fxJp/cjo0
//名前ェ…
594 :【エースドライダー】>>109【ヨッヘル・パラノヴィッチ】 [【カワサキ DトラッカーX】]:2014/09/27(土) 23:34:07.21 ID:YK+kT+4BO
>>589
…いい動きダナ、この国に来たのは正解ダ

【向かいのビルの屋上、緑色のバイクに跨った男が双眼鏡で一部始終を見つめる】

さすがに気づいてはいないハズだ、この隙に動かネバ

【通用口のドアを前輪でブチ破り、階段を下りていく】

【すぐに降りれば間に合うかもしれない】
595 :【トリア】【アニマライド】 :2014/09/27(土) 23:35:07.91 ID:4NnbDFMS0
>>591
//小太郎だった。すみません

(こいつ……絶対おかしい。しかしあちらに敵意が無い以上、能力者は利用するに限る)
(仲間意識を植え付けておいて、一旦こいつから離れるか……)

蜘蛛が好きなのね……なんでか知らないけど
ここからならいい宿屋があるはずよ。よかったら一緒に行きましょう?

【そう言って逃走の際、研究者から盗んだ財布の中身を確認した】

(二人はちょっとお金かかるけど……まあまた盗めばいっか)
596 :【トリア】【アニマライド】 :2014/09/27(土) 23:36:31.23 ID:4NnbDFMS0
>>59
//訂正
//「一旦こいつから離れるか」は無かったことに……
597 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 [saga]:2014/09/27(土) 23:43:10.38 ID:fxJp/cjo0
>>595
//けっこうややこしい設定なのでお気になさらずー
蜘蛛は私の家族なの!だから私はこの子達みんな大好きだよ!とっても可愛いしね!
宿…?それって何だろ何だろ?気になるから行く!!

【トリアの思ったことは的を射ている】
【宿など存在しない蜘蛛の社会に生き、その常識を身に付けているからおかしいと思われるのは仕方無いのだ】
【そもそもお金という概念をよく知らない真衣果は宿も知らず、未知のものへの好奇心からトリアの提案を呑んだ】
【手の中の小太郎と頬の奈々子はトリアの言葉を解さないで真衣果にじゃれついていた】
598 :【龍(ロン)】【デストロイキッカー】 [saga]:2014/09/27(土) 23:44:51.93 ID:D7OgLSw7o
>>594
息吐き瓦礫より立ち上がる少年、ふわりと衣が舞う。
こちらを覗いていた男が居たのは向いのビル。故に気がつけていないのは勿論の事。
外へ出ようとふと思い立ち、壊れ掛けた階段を下りゆく。
599 :【トリア】【アニマライド】 :2014/09/27(土) 23:54:17.64 ID:4NnbDFMS0
>>597
【真衣果を宿まで連れてゆくトリア】
【金を払い、鍵を手にする】

とりあえずここが私たちの部屋だから自由に使っていい……と思う

【人間社会の知識はある程度あるが、実際に訪れるのは初めてなのでイマイチ確信が持てない】

ちょっと私は機関の追っ手……いや、親が来てないか外へ見張りにいくからあなたは自由にしてて

【蜘蛛から逃げるための口実を喋り、部屋を去ろうとするトリア】
600 :【エースドライダー】>>109【ヨッヘル・パラノヴィッチ】 [【カワサキ DトラッカーX】]:2014/09/27(土) 23:59:30.75 ID:YK+kT+4BO
>>598
…そろそろダナ

【ビルの出口では男が既に待機している】

この国での初試合…楽しませてくれヨ

【エンジンをふかす、夜の街に甲高いサウンドが響く】
601 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 [saga]:2014/09/28(日) 00:05:10.11 ID:GFJ+mvus0
>>599
【宿まで真衣果をつれて行く道中、それはとても疲れる体験をトリアは強いられたであろう】
【蜘蛛の魅力を語られたり、物珍しい(蜘蛛の社会に生きた真衣果にとってだが)ものを見付けたら質問されたり…ということがなされるのは好奇心旺盛な彼女ならほぼ確定したことだから】

え?そうなの?やった!!

【宿にてトリアから聞いた言葉、自由にしていいということで真衣果は大喜びした】
【蜘蛛達のために巣を張ることもOKと解釈してしまったのだ】

うん!またね!あ、私は秋葉真衣果っていうの!よろしくね!

【部屋から去ろうとするトリアに笑顔で声を掛ける】
【振り向けばそこにはパーカーのジッパーを下ろして蜘蛛達を外に出すトリアを友達と思っている真衣果の笑顔がある】
602 :【龍(ロン)】【デストロイキッカー】 [saga]:2014/09/28(日) 00:09:06.09 ID:3X6d7eaIo
>>600
建造物より姿現す少年、眼中には待機していた男が写る。

「誰だ貴様は、我に用か、ならば一体何を所望か」

鋭き眼光を男へ向けそう問う。黒の衣を片手で掴み乱暴に外し、而して側へと放り投げた。
603 :【トリア】【アニマライド】 :2014/09/28(日) 00:17:15.31 ID:WAZ07ZQW0
>>601
ああ、すぐに戻……!

【すぐに戻る、と言いかけた瞬間トリアは後ろを振り向いてしまった】
【そこには大量の蜘蛛をパーカーからだしている真衣果の姿があった】

し、しばらく戻って来ないかもしれないけど金は払ってあるから心配するな……それじゃ!

【それだけ言うとトリアは走って部屋から逃げ出した】

(当分あそこには戻れそうにないな……)

【真衣果を懐柔しようとしたことを若干後悔するトリアだった】

//そろそろ寝落ちします。ロールありがとうございました
604 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 [saga]:2014/09/28(日) 00:19:53.88 ID:GFJ+mvus0
>>603
//こちらこそ、ありがとうございました!
//トリアが戻ってきたときの部屋の惨状は…ご想像にお任せします
605 :【エースドライダー】>>109【ヨッヘル・パラノヴィッチ】 [【カワサキ DトラッカーX】]:2014/09/28(日) 00:20:10.11 ID:5JgHHVLDO
ドブリヴェーチェ(こんばんは)、少年ヨ

【鋭い眼光には全く動じず言葉を返す、エンジン音にも負けない力強い声である】

喜べ、お前はこの国で最初の対戦相手になるのダからナ

さっきの戦い方は見事だったナ、お前の能力は何ダ?

【本来なら敵に聞く事ではないだろう、だがそれだけ彼は余裕があるらしい】
606 :【龍(ロン)】【デストロイキッカー】 [saga]:2014/09/28(日) 00:30:55.80 ID:3X6d7eaIo
>>605
「成る程、戦闘を所望という訳か、理解した」

首を左右させ関節を鳴らす。次いで拳を折り畳む様にして握り締めて、一息吐き而して徒手空拳に構えた。

男より問われるはその能力。だが普通戦闘へ移行する際に能力を教える馬鹿が何処にいるかと少年は思考。
果たして出した答えは沈黙。貫く無言は静寂を呼ぶ。
607 :【エースドライダー】>>109【ヨッヘル・パラノヴィッチ】 :2014/09/28(日) 00:42:57.11 ID:Ocez30HG0
>>606
話の分かる奴でよかっタ、いつでもコイ

【ハンドルをしっかり握り姿勢を前傾させる】

【その威圧感、まさにアスリートそのものだ】

…来ないなら、こちらから行くゾ!

【アクセル全開、車体の中心にあった重心が一気に後ろへ移動する】

【それにより得られた推進力と後ろへの荷重操作、この2つによりバイクの前輪が浮かぶ】

【そう、ウイリーである】

全力で行かせてもらうゾ!

【勢いをつけた前輪が龍に襲いかかる】
608 :【龍(ロン)】【デストロイキッカー】 [saga]:2014/09/28(日) 00:56:27.17 ID:3X6d7eaIo
>>607
「ふん、軌道が至極単純也、隙だらけだ」

車体の重心は殆ど後方へ、前輪は浮き後輪のみによる走行、所謂ウィリーと呼ばれる走法にて少年を狙う。
然しながら其が描く軌道は直線であり、それは至極単純明快なもの。故に回避は容易いと、軽快な足取りで横方向へと回避しにやりと笑みに表情を歪ませる。
狙いの少年の横を通り抜けるという結果に終った男の攻撃、ならば行かせてもらおうと少年は地を蹴りて。
而して撓むは地を蹴った脚、刹那の間隙に緊張が解かれて弾む様にスタートを切った少年は男を狙い疾駆。
もし接近に成功すれば放つは勢いを載せたままの前蹴り、だが勢が載る故避けられれば鑪を踏むのは確実。
609 :【龍(ロン)】【デストロイキッカー】 [saga]:2014/09/28(日) 01:43:40.39 ID:3X6d7eaIo
>>607
落ちられましたかね
こちらも寝落ちますすいません
610 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 :2014/09/28(日) 11:00:51.71 ID:GFJ+mvuso
うーん…ここは自然がいっぱいでいいね!満由美!

【朝日に包まれた湖の畔、魔王と天邪鬼が死闘を繰り広げた場所でもあるそこには今は一人の少女がいた】
【いや、一人ではない。彼女は15cmほどの小さな生命を足下に従えていた】
【その数、30以上】

なんか面白いことないかなー?

【その内の一つ…満由美と名付けられた個体は真衣果の足に擦り寄っていた】
【真衣果の蒼い瞳は、非日常を求めていた】
611 :雪月花【チープリア】 :2014/09/28(日) 13:37:32.78 ID:dg8dU4aP0
>>610
う〜ん、確かにこのあたりのはずなんだけどなぁ…
【様々な花が描かれた着物を着た蒼い瞳の男】
【魔王と天邪鬼との衝突で発生したエネルギーに釣られてやってきたのだ】

あれ、人がいる…?
僕と同じように釣られてきたのかな?
【湖の向こうに自然を楽しんでいる人間】
【どうやら誰かと話しているようだが姿が見えない】

お〜い、そこの人間〜
ここらへんで衝突があったみたいなんだけど、知ってるかい?
【自身を薄い緑色をしたバリアで包んで浮きながら人間に近づく】
【わざわざ常識外れな行動をとるのは理由がある】
【驚けばただの常人、驚かなければ妖術師だと判断できるからだ】
【はたしてこの人間の反応は…?】
612 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 :2014/09/28(日) 13:45:44.93 ID:GFJ+mvuso
>>611
ん?満由美、どうしたの?

【雪月花に一番速く気付いたのは蜘蛛の満由美であった】
【彼女は長い脚で真衣果の脚を叩き、異常を知らせて真衣果は雪月花の方を見た】

わぁ!?なにその玉!!初めて見た!!
ええっとショウトツ…?うーん…よく分かんないや!!

【真衣果の反応は彼女がただの常人であることを表すものであった】
【しかし、それが正しい評価かは分からない】
【彼女には30を超える数の蜘蛛を引き連れているという異常な性質があるからだ】
【そんな異常な常人は衝突という単語が分からないような素振りを見せながらバリアに興味を示す】
613 :【老(ラオ)】【ヴィクトリア】 [saga]:2014/09/28(日) 13:46:11.08 ID:3X6d7eaIo
数多の血肉の味を覚えた真紅に染まりし槍携え、現るは褪せた軍服を身に纏う白髪の男性。一目で使い込まれたと見得る迷彩柄の軍用ヘルメットの顎紐を垂らす
兵の如き風貌の老人を一言表すならばそう、老兵という表現が真に良く似合っている。否、実際にそうだったのだろうがその真相は老兵自身にしか知る由はない
齢に見合わぬ鋭き眼差しで周囲へ平等に一瞥を与えれば溜息を漏らす。而して蒼き空を振り仰げばさあッと吹いた一陣の秋風が落葉とヘルメットの顎紐を浚った

「つまらぬものだな、傭兵を辞めてからというもの刺激というものが欠片も無い」
「ならば儂が世に刺激を、而して来い、どんな奴でも儂は大歓迎だ」

枯れ気味の低音の声色、微かに冷たい空気が微振動して老兵の紡いだ言の葉を音速で伝わせ而して徐々に消えてゆく。気のせいか、真紅の刃が蠢いた様に見えた
息苦しくなる雑踏の中、くるりと槍を一回転、而して横薙に振るえば鋭き風切り音が残響を残し次いで槍と同じ真紅が虚空を舞い無機質なコンクリの大地へ降る
槍を虚空に一振り、ぶおんと重き風切り音、槍にべったりと付着した大量の深紅の血を払えばまるで線状に血の軌跡が無機質なコンクリの大地へと引かれて彩る
血溜まりの上、斃れ伏す数体の屍にこれといった共通点は殆どなく、詰まる所これは無差別な老兵による殺害という事。数多の返血に心身共に塗れた老兵は佇む
614 :雪月花【チープリア】 :2014/09/28(日) 14:20:19.14 ID:dg8dU4aP0
>>612
あぁ、これは至って普通のバリアだよ
別に危険な物じゃないから大丈夫だよ?
【一応敵意や悪意が無いことを示す】
【反応からしてただの一般人だと思ったからだ】

分からないかぁ…
まぁ答えてくれてありがとうね
【蒼い瞳で目の前の人間を見つめる】
【確かに一般人らしい素振りだが…】

もう一つ質問するけど、その…
君の周囲にいるその蟲はペット?
【まさか蟲をペットにしている人間がいるとは思わなかったらしく驚いている】
【反応次第では妖術師が作り上げた生物だと判断できるが、一般人だとよく分からない】
【もしかすると本人が気が付いていないだけの可能性もあるが、今はそれを考える暇はない】

【普通の蜘蛛の毒など妖怪モドキの雪月花には怖くは無い】
【ただ、サイズが普通と言うには大きすぎるのだ】
【蜘蛛はどちらかと言えば好きな方だが、ここまで大きい蜘蛛は見たことが無い】
【とりあえずバリアを張って浮いたまま、様子を見ることにした】
615 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 :2014/09/28(日) 14:29:50.81 ID:GFJ+mvuso
>>614
バリア?なにそれ!?面白そうなものだね!

【人間の常識を知らぬ真衣果にはバリアというものの知識がなかった】
【だからそれに包まれる雪月花への好奇心は鳴りを潜めない】

蟲とかペットとかひどいなーこの蜘蛛たちはみーんな私の家族なの!
ただの蟲と一緒にしてほしくないの!

【この蜘蛛たちをペットと思っているなら彼女はまだギリギリ普通の人間であると誰もが認めるであろう】
【が、彼女にとってはこの蜘蛛たちは立派な家族で…名前も一匹ごとに付けられている】
【だからそんな家族の一員の蜘蛛…奈々子と名付けられたそれが足を伝って彼女の身体を上がっていって頬のところで落ち着いても真衣果は頬を緩めて蜘蛛を赤子にするように撫でるだけであった】
616 :雪月花【チープリア】 :2014/09/28(日) 14:48:26.99 ID:dg8dU4aP0
>>615
まぁ衝撃にはすごく弱いバリアなんだけどね
炎とか雷とかには無敵とも言える防御があるんだ
【どうやら興味がある様子なので性質を少し教えてみる】

あらら、家族だったのね
それは申し訳なかった、許しておくれ
人間は似た者同士で固まる習性があるから、蜘蛛が家族だとは思わなかったんだよ
それに僕の家族は殺されちゃったから選択肢すら無かったんだよ
【少し羨ましそうな目で蜘蛛たちを見つめる】
【蜘蛛を可愛がるように撫でている姿は奇妙だが、幸せそうにも見えた】
【ただそんな幸せが雪月花には羨ましくてたまらなかった】
617 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 :2014/09/28(日) 15:01:39.40 ID:GFJ+mvuso
>>616
ほぇー…バリアって守るためにあるものなんだー…

【性質が分からないのは当然だが、この少女は親たる大蜘蛛がバリアの存在を教えてくれていなかったために雪月花の説明でバリアは身を守るためにあると初めて知ったようだ】

人間ってそんな習性があるんだー…私は蜘蛛に育てられたから分かんないや!
あ、そうなんだ…なら君もこの子たちと家族になろうよ!こんなに可愛い家族に囲まれたら寂しくないよ!

【一匹の蜘蛛が雪月花の方へと寄っていく】
【真衣果が使役したのか、蜘蛛の意思かは分からないが…真衣果によって幹人と名付けられたその蜘蛛は雪月花が連れていってもいいようだ】
618 :雪月花【チープリア】 :2014/09/28(日) 15:26:37.56 ID:dg8dU4aP0
>>617
まぁどんな物も使い方次第だよ
包丁を調理道具として使うか殺人道具として使うかで意味が変わるからね
僕のバリアは両方の意味を持っているけどどちらかと言えば守りだね
【どうやら常識が相当ブッ飛んでいるらしい】
【ここまで常識が欠落している一般人を見るのは初めてだ】
【同じように欠落している雪月花が言える感想ではないのだが】

…蜘蛛に育てられた?
……あぁ、だから家族って言ってるのか
その明るさには裏があるのか無いのか…
【ふと暗い顔で考え込むとハッとしたように寄って来た蜘蛛を見る】
【どうやら家族になってもいいみたいだが】

家族って言うものは簡単になっていいものでもないし、作っていいものでもないんだよ
だから僕はこの蜘蛛と家族とか友達になる事は出来ないんだ
それに、僕と居たらこの蜘蛛はすぐに死んでしまう
【蜘蛛をバリアで包むと秋葉の右肩に移動させる】
【少し悲しそうな目で蜘蛛を見つめるとバリアを解除して蜘蛛を秋葉の肩に乗せる】

君は自分の幸せを確立してるみたいで良かったよ
それじゃあ僕は衝突の調査をしないといけないから、またね
【秋葉に手を振ると背を向けてふらふらと動き始める】
619 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 :2014/09/28(日) 16:24:05.32 ID:GFJ+mvuso
>>618
へー…そうなんだー私にはよく分からないけどあなたのバリアってすごいんだ!

【バリアの薄緑を眺める真衣果には人間の常識が備わっていない】
【だから殺人というものも、実のところはあまりよく分からない】
【文字通り、無知で…それ故に常識がブッ飛んでいると評されてしまう】

よーく考えたらその通りだね!
…ゴメンね!あと、ありがとう!

【バリアに揺られて右肩へと戻ってきた幹人を撫でながら雪月花に寂しそうな顔を止めさせてあげられなかったことを謝り、そして幹人を思ってくれたことを感謝した】
【幹人も右肩でモゾモゾと姿勢を変えると雪月花をじっと見ていた】
【蜘蛛の感情などは誰にも分からないが…雪月花を気遣ってるのだろうか?】

チョウサというのがなんだかは分からないけど頑張ってね!じゃあ、またね!

【そう言うと去り行く雪月花を手を振って見送った】
【肩の幹人もまた、前足を上げてそれを振っていた】
//絡み、ありがとうございました!また機会があればお願いします!
620 :雪月花【チープリア】 :2014/09/28(日) 16:33:01.00 ID:dg8dU4aP0
>>619
/*こちらこそありがとうございました!*/
621 :アーチャー(>>657)【アーチャー】 [age]:2014/09/28(日) 17:19:25.66 ID:0ZGsGs9s0
……あぁ〜あ…
たまには、こんな時間を過ごすのも悪くねぇなあ…

【果てない草原、吹風に揺れ動く翠の草花が波打つ】
【街から離れた場所に存在す其処は数少ない人間の手が加えられぬ純粋な自然の地。動物や魔物達の集いの場】
【新緑の草花に囲まれ仰向けに寝転がるは赤衣の青年。周囲の警戒など全く見られず、通り過ぎる疾風を全身に感じその双眸を閉ざしていた】


「……グルルゥ…」

【静かな刻が流れていく最中、青年の憩いの時間を邪魔せんと唸りを上げる招かれざる来客。獲物を求め彷徨う魔物】
【分厚い脂肪を纏い、人間とも豚とも取れぬ顔を持つその魔物は所謂オーク種族の者。理性を失い怪力を手に入れた狩人の姿】
【下手な獣よりも余程強力な彼らはゆっくりとその獲物へと迫る、その数は凡そ3匹程度。青年は俄然瞳を閉じたまま】
【もしこの場に第三者の視点があったのならば絶体絶命と取れるであろう状況、果たしてどのような結果を迎えるのか】
622 :【almighty】 [saga]:2014/09/28(日) 17:36:11.74 ID:3X6d7eaIo
茜色空の下、複数体の屍の先佇むは黒衣の男
漂う腐臭が鼻をつく、散った命と鮮血が彩る路
623 :【斬撃の軌跡】 :2014/09/28(日) 20:30:29.25 ID:iB1dxmMpO
【パレットの上の橙と群青をぐちゃぐちゃにかき混ぜたような宵闇のそら、月明かりのその下】
【公園のベンチで独り佇む人影は眼鏡を掛けたスーツ姿の男。それはすくりと立ち上がり眩い月を鬱陶しげに見上げた】
624 :【almighty】 [saga]:2014/09/28(日) 20:37:38.71 ID:3X6d7eaIo
>>623 
今宵は望月か、其がぼんやりと照らす公園
居るのは一人、スーツ身纏う眼鏡掛けた男のみ。眩く照る月見上げて鬱陶しそうな表情を浮かべる
ふと通り掛かった黒衣身纏う男はそんな様子の男の方に一瞥を与えて笑みに表情を歪めると、方向転換し向かうは公園佇む男のその眼前へ
暫時歩けば空振り仰ぐ男の前方に同様に沈黙したままに佇み而して相手の反応を待った
625 :【斬撃の軌跡】 :2014/09/28(日) 20:59:21.27 ID:OyHGDRr20
>>624
「───おや」

【沈黙したまま天空高くの月を睥睨する男であったが、そのうちに月は雲に覆い隠されることとなる】
【顔を隠した望月に舌打ちひとつ。視線を元に戻せばそこには黒衣をはためかせる男の姿】
【宵闇の中、その表情を窺い知れない。しかし次の瞬間雲の切れ目から再び顔を覗かせた月の灯りに照らされ露わになる男の歪な嗤み】

「嬉しいですねぇ…これで三匹目だ…」

【明らかに常ならざる男の出で立ち、気魄、そしてその醜悪な表情。それらを見せ付けられても男は畏れも、慄きもしない】
【それどころか嬉しそうに口角を吊り上げ、七三分けのポマードに濡れた前髪を整えて男へと相対したのである】
【そして両者続く沈黙、初動を掛けるのは七三の男ではない】
626 :【almighty】 [saga]:2014/09/28(日) 21:16:13.84 ID:3X6d7eaIo
>>625
「貴様も笑むか、ならばいい、尚更良い」

重量の無い沈黙に包まれり空間、相対峙し笑み合う二人の間には異質とも取れる空気が仄か漂う
暫し続いた沈黙の後、動作せぬ男へと飄々としながらも鋭い視線を送りて構えるは徒手空拳
両脚へ付与するはバネの性質、人の身では決して生み出せない加速力を得ようといった寸法だ
而して本当のバネの如くぐっと撓む脚の緊張は張り詰められるばかりで、当の男は未だ動じない

「さァ殺ろうか、死合開死だ」

緊張が一気に解かれれば一気に推進力を増す両足、地を蹴る度に脚は撓み而して離す度に体躯を推す
故に引き出される速度はかなりのものであり、而して男は相対峙する眼鏡の男への接近を図る
もし接近に成功すればその勢いは載せたまま、腰は低く肘を突き出し拳へは掌を添える。而して鳩尾狙いて放つ肘打ちは詰まる所が裡門頂肘
627 :アーチャー(>>657)【アーチャー】 [age]:2014/09/28(日) 21:36:29.07 ID:0ZGsGs9s0
「――グルルァァァ!!」

【打ち破られる静寂、屈強なる魔物は咆哮と共に無防備な旅人へと飛び掛かりその体を食い破らんと迫る】
【その凄まじい勢いたるや飢えた猛獣を想像させる。最早旅人に行動の余地は与えられぬ、そう言い聞かせるかの如き】
【疾走する一匹のオーク、彼は赤衣の青年に無慈悲にも無骨な棍棒を振り下ろし――…ドガァッ!と壊音を響かせた】

【彼の巨大な棍棒は確かに直撃し、対象を粉々に粉砕した。そう、確かに彼の棍棒は草木生え渡る地面を叩き割ったのだ】
【本来在るべき筈であった獲物の姿がない、そうオークが感覚的に認識するよりも早くヒュンっという風切り音が草原に響き渡れば】
【刹那、苦悶の雄叫びを上げ前のめりに倒れ伏す魔物。突如として仲間が地面へ体を沈める事態に混乱の色を隠せぬ残された2匹のオーク達】
【倒れ伏すオークの背中に生えるは一本の矢、血と脂に塗れながらも輝きを失わぬそれは一目で上物だと理解できるであろう】


――…悪ぃな子豚ちゃん、お前さんも好きでこの場所に来たってのは分かってる
でも最初に此処に居たのはこの俺だ、そこは譲れないぜ?


【土草を踏みしめる音に混じる何者かの気の抜けた言葉、血走った目で音のした方向を追う2匹のオーク】
【其処に立っていたのは先程見失った筈の紅き旅人。飄々と赤衣を風に靡かし漆黒の弓を構える姿は何処か歴戦の風格を漂わせる】
【仲間の血の匂いを嗅いでか、ゾロゾロと何処からか湧き始めるオーク達。その数実に5匹】
【頬に垂れる一筋の冷や汗、状況は変わらず最悪だ、さてこの絶望的な境遇、どう切り抜けようか…――?】
628 :【斬撃の軌跡】 :2014/09/28(日) 21:36:47.52 ID:OyHGDRr20
>>626

「分かるんですよォ…私達みたいな奴ら独特のオーラ…というか」

【にたにたと下衆地味た嗤みを浮かべ男は眼鏡光らせる】
【飄々とした黒衣の男から放たれるは重圧、剽軽な七三の男から湛えられるは狂気】
【発せられたふたつは溶け合い、織り交ざり、微かな、甘美なる嗜虐と死の香りを漂わせた】

「まァ…御託はいいです。殺りあいましょう…絶頂ォの果てまでェ…!!」

【嬉しそうに呟かれた宣戦布告と同時、七三の男の上げた悦びの絶叫と共に闘いの火蓋は切って落とされた】
【突進をかます男に目を見開き、眼にも留まらぬ疾さで指を滑らせ描くは『皆殺シ』の文字】
【直後それは男目掛けて飛翔。網のような斬撃の文字で水月を狙った肘の一撃を防ぎあわよくば男をズタズタに】
629 :【トリア】【アニマライド】 :2014/09/28(日) 21:51:03.35 ID:WAZ07ZQW0
>>627
【突如、獣のような速さで一匹のオーク目がけて駆け抜ける少女がいた】

そこのおじさん!どきなどきな!

【いや、実際に獣なのだ。トリアはアニマライドの力で脚をチーターに変えて突進している】

喰らえ!

【オークの懐へ潜り込んだトリアは腕をゴリラのものへ変え、心臓へ重たい一撃を叩き込む】
【この一撃でオークは心肺停止に陥り、その場へ倒れ込んだ】
630 :【almighty】 [saga]:2014/09/28(日) 21:53:29.68 ID:3X6d7eaIo
>>628
裡門頂肘。結果から明かしてしまえば果たして其が狙い通り男の鳩尾を抉るには至らず終う
その理由とは肘打ちの威力を殺ぐべくして男が放った字より成る斬撃に依る。何かが不味いと察知した男は肘を向ける方の腕全てに鉄盾の性質を付与
つまり鉄の硬度と盾の形状を得たそれは斬撃に腕を抉らせず摺り傷程度に終わらす。だが肘打の勢いは殺がれ男の鳩尾には届かず、脚撓ませ而して緊張を解き後方へと飛び距離を開けた

両脚からバネの性質を奪い而して腕からも鉄盾の性質を失わせると元の男の姿へとなるが、片腕には無数の擦り傷が存在していた
滴る血の量こそ少ない。だが相手には攻撃を与えられなかった故に自信までもが殺がれた事に屈辱を覚える
息吐きだらんと両腕を垂らせば落とすは腰それもかなり低くに、然し動く様子もありそうにない。詰まりは相対峙す男の動向を窺おうとしているのだろう
631 :【斬撃の軌跡】 :2014/09/28(日) 22:06:33.83 ID:OyHGDRr20
>>630
【『硬いな』。黒衣の男に対する第一印象はそれだった。動きは疾風(かぜ)の如く素早く肉体は鋼鉄(くろがね)のように堅牢】
【しかし七三の男は汗一つ流さず、ましてや血の一滴たりとも流すことはない。無傷で、無疲弊で、一方的に嬲る】
【それこそが男の戦闘流儀(スタイル)。絶対にして唯一のアイデンティティであった】

「ンフフ…相当キてるようですねェ…」

【一瞬だが黒衣の身体が部分的変性しているような、そんな奇妙な感覚を男は憶えていた】
【しかしそれも大した脅威ではないと己の慢心には気付かず】
【地面に滴った黒衣の鮮血を指で掬えば舐め取り浮かべるは歪な微笑み、続いて腕を大きく振るい特大の斬撃を横薙ぎに奔らせた】
632 :アーチャー(>>657)【アーチャー】 [age]:2014/09/28(日) 22:08:23.07 ID:0ZGsGs9s0
>>629
……うおっ!?

【突如、草原を疾風の如き疾さで駆け抜ける『なにか』。思わず反射的に後方へと飛び退けば発生した一陣の風が髪を撫でる】
【オークの集団へと猛突を繰り出す『それ』はあっという間に1匹の魔物を戦闘不能に追いやり、ズズンと巨体が倒れる音が響く】
【一瞬の内に起こった出来事に反応が間に合わぬ旅人、しかし獣の腕脚を持った少女が敵ではないと分るや否や、小さく笑みを浮かべ】

……嬢ちゃん! 助けて貰えるのは有難いが俺は"おじさん"じゃあねぇ!!
そこんとこ、間違えんな…よっ!!

【美しく構えた漆黒弓から放つは一本の矢、風を斬り進むそれは少女の背後で棍棒を構えていた魔物の額へと深々と突き刺さった】
【苦痛を味わう暇も無く倒れ込むオーク。即興で作られた獣少女と弓兵のチームは意外にも互いを支え合っていた】



//遅レスですがよろしくお願いします!
633 :【トリア】【アニマライド】 :2014/09/28(日) 22:21:21.41 ID:WAZ07ZQW0
>>632
(助ける……? なにを言っているんだこいつは)
(私はオークの首飾りが高額で売れると聞いたから狩っているだけだ)

【少女は背から黒き鴉の翼を生やし空を舞う】

(まあでも、能力者に恩を売っておくのも悪くないか)

【チーターの脚をコンドルの脚に変えた後、二匹のオーク目がけて降下する】

助かったわ"お兄さん"! ついでにこいつらもまとめてやっちゃって!

【コンドルの爪がオークの眼を切り裂き、血飛沫が舞う】
【オーク二匹は確実に失明に陥ってるだろう】

(しめしめ……首飾りゲット!)

【トリアはちゃっかり首飾りを三つ手に入れた】
634 :【almighty】 [saga]:2014/09/28(日) 22:33:02.76 ID:3X6d7eaIo
>>631
地面を彩った鮮血を掬い舐めるは眼鏡の男、而して浮かべた歪笑は余りに不気味だったものの男が動揺する事は無くジッとして相手が動作するのを今かと待った
先程男が斬撃を放った際は指を驚くべき速さで虚空を滑らせていたのに対し今度は腕全体を大振りに薙いだ
而して風切り音を立てながら男に迫り直奔る斬撃の威力は一目見て先程とは違うと理解る。故にこれは必ずしも避けねばならぬと脚に付与するはまたしてもバネ
然しながら先程よりは格段強力なものである。若干時間を掛けて大地を踏み込めば鳴る砂と小石それと靴裏が擦り合う音が斬撃の風切り音に調和して音を奏でる
眼前へと迫る斬撃、足下では両脚が有り得ないほどに撓んでいる。もう撓んだ足の弓形の緊張を解いても問題は無さそうだと男は判断、而してそれを実行すれば
其は正に凄まじい推進力を生み男を虚空へと放り投げるように跳ね上げた。然しながら緊張を解くのが若干遅かったのか男の太股には切傷が有り血は大量に滴る

「――チッ、先より深く抉られたか」

空に滞った状態でそれを発見、大地へぼたぼたと滴る鮮血を見下ろして二度ほど舌打ちを溢して地にて歪笑する男へと睥睨を送ればやがて墜落を始めるその体躯
墜落の最中にふと、脚をバネにしたままでは着地後その勢いでまたしても飛躍してしまうと思考、ならばどうすればよいのだろうかと短時間の中にて考え始める
最高地点から地までもう半分という所でやっと思い付いた策略、先ずは脚へ付与したバネの性質を完全に奪い去る。而してまた脚へとある性質を付与するのだが
そのある性質とは、正に銅像、それもかなり巨大な悠に三メートルはあろうかというもの、それの全ての重量を両脚へと付与すれば、動じずして後は墜ちるのみ

墜落した男、重き残響、震動する公園一帯、まるで月に存在しているように丸く小さなクレーターが男を中心として、いや、男を原因として罅とともに発生した
635 :アーチャー(>>657)【アーチャー】 [age]:2014/09/28(日) 22:37:48.97 ID:0ZGsGs9s0
>>633
よし、それでいい!
…! ナイスアシストだ嬢ちゃん!

【当然少女の真意など知る由もない弓兵、漆黒の翼と鋭い爪を生やし鮮やかな動作でオークの目を切り裂いてゆく少女へ称賛を送り】
【光を失い我武者羅に棍棒を振り回す二体のオークの脳天を狙い射ち、直線を描き進む金属矢は又も魔物の額ド真ん中を貫いた】
【鳥に変貌した少女が援護し弓兵が狙い射つ。淡々と行われる動作だがその二人の息は驚異的な程に交差していた】

……さてと、お前はどうするんだ?
お仲間は全員やられちまった、お前が襲わなければ俺達もお前を殺さない

【残された一匹のオーク、その孤独な姿は心なしか何処か仲間を失い怯えているようにも見える】
【弓兵の言葉が通じたのか否かオークはギリっと怨めしそうに睨みを効かせ、森の奥深くへと逃げ去ってゆく】
【再び舞い戻る静寂、草原に残されたのは魔物の血潮と一組の男女のみ。緊張が一気に抜けた旅人はふぅと溜息一つ、その場にどっと腰掛けた】
636 :白銀 真【ブレード】 :2014/09/28(日) 22:39:08.38 ID:GFJ+mvuso
はぁ…最近は血の気の多い魔物が増えましたね

【弓兵と獣の少女が魔物を蹴散らす草原からやや離れた森の奥】
【そこには一人の少女が君臨していた】
【その少女が纏う服は全て純白。髪もまた同じ。そして右の袖口から覗く手首…ではなく鋭い刃もまた、白】
【白刄姫…その小さな噂を知るものなら彼女こそが白刄姫と言うかもしれない】
【…実際、白刄姫とはこの少女、白銀真に付けられた名前なのだが】

彼方でも暴れてるようですし…はぁ、自然に囲まれてゆっくりできるようになるのに何年かかるのやら

【真は溜め息を吐きながら辺りを見渡した】
【その足元にある斬り伏せられたオークと思しき肉塊には目もくれずに】

(しかし…斬ったときのあの感情の昂りは何なのでしょう…?愉しい…?いいえ、そんなバカな)
はぁ……

【等と思ってしまう自分に軽い自己嫌悪を覚えて溜め息を吐いたその時、彼女は消魂しい唸声を聞いた】

「グルァァァ!!」
またですか…数が多いようですね

【先程の思考を隅へと追いやり、真は声のした方を見る】
【彼女の前に現れたのは5体の豚とも人間とも似ている魔物…所謂オークというものだ】
【既に三度目の溜め息を吐きながら真は右手に纏わりついた白き刃をオークの集団に向ける】
【まだ本気こそ出していないがこの数を相手をするのは流石に緊張するらしく、白い肌には冷や汗が一筋流れていた】
637 :【almighty】 [saga]:2014/09/28(日) 22:40:20.97 ID:3X6d7eaIo
>>634
/すんません銅像って道具じゃねーや能力外行動だちょっと書き直します(´・ω・`)
638 :【almighty】 [saga]:2014/09/28(日) 22:54:33.02 ID:3X6d7eaIo
>>634
>>631
地面を彩った鮮血を掬い舐めるは眼鏡の男、而して浮かべた歪笑は余りに不気味だったものの男が動揺する事は無くジッとして相手が動作するのを今かと待った
先程男が斬撃を放った際は指を驚くべき速さで虚空を滑らせていたのに対し今度は腕全体を大振りに薙いだ
而して風切り音を立てながら男に迫り直奔る斬撃の威力は一目見て先程とは違うと理解る。故にこれは必ずしも避けねばならぬと脚に付与するはまたしてもバネ
然しながら先程よりは格段強力なものである。若干時間を掛けて大地を踏み込めば鳴る砂と小石それと靴裏が擦り合う音が斬撃の風切り音に調和して音を奏でる
眼前へと迫る斬撃、足下では両脚が有り得ないほどに撓んでいる。もう撓んだ足の弓形の緊張を解いても問題は無さそうだと男は判断、而してそれを実行すれば
其は正に凄まじい推進力を生み男を虚空へと放り投げるように跳ね上げた。然しながら緊張を解くのが若干遅かったのか男の太股には切傷が有り血は大量に滴る

「――チッ、先より深く抉られたか」

空に滞った状態でそれを発見、大地へぼたぼたと滴る鮮血を見下ろして二度ほど舌打ちを溢して地にて歪笑する男へと睥睨を送ればやがて墜落を始めるその体躯
墜落の最中にふと、脚をバネにしたままでは着地後その勢いでまたしても飛躍してしまうと思考、それならば一体どうすればよいのだろうかと策略を考え始める
然しながら考え付かない策略、地への距離はもう数メートルも無く、ならばもういい、バネの反動を寧ろ活かしてしまえと思い立つ。つまり前方へ跳べという事
多少無理があるそれだがもう試る他はないのだ、もう地に脚が付き撓み始めている。何だか一瞬が数秒の事にさえ感ぜた
限界にまで撓む脚は刹那、その弓形の緊張を思いきりに解かれる事となりて、やるしかないと前傾姿勢を取れば重心は前へ移動し、若干斜上に、されど前へ進む
刹那にして相対峙する男との距離を縮めてしまおうと男は奔る。而して接近が叶ったのならば、その勢いを最大限に載せた全霊の蹴りを男狙いて放たんとする
639 :【トリア】【アニマライド】 :2014/09/28(日) 22:57:37.79 ID:WAZ07ZQW0
>>635
>>636
安心するのはまだ早いみたいよ

【トリアの鷹の眼が森の奥を覗いていた】

なんだかやたら白い女の子がオークの集団に襲われてるみたい。なんとかしてあげましょ!

(あ、あのオークの首飾り!群れのボスが持つっていう超レアなやつじゃない!絶対手に入れなきゃ!)

【金に眼をくらませた少女は森の奥へと進んでいく】
640 :アーチャー(>>657)【アーチャー】 [age]:2014/09/28(日) 23:08:57.69 ID:0ZGsGs9s0
>>639
んあぁ?
…あ、あぁ……ってか、森の奥に女の子?
って考えるのは後か……ったく次から次へとまぁ……

【鷹の如く鋭い瞳を森奥へと向ける少女の言葉に僅かな困惑、然れど当然聞き捨てる筈もなくやや遅れて立ち上がる】
【その澄んだ瞳に映っているのは金欲だという事は察せず、ずんずんと突き進む彼女の後をやや気だるげに付いて行く】

>>636
【オーク達を次々と切り捨てる中、ガサガサと音を立て土木を踏み進める二人の男女の姿が視界に入るだろう】
【一人は紅の外套を身に纏い弓を片手に持つ弓兵、そして一人は漆黒の翼を生やす鳥のような姿の少女】
【ある意味ではオークたちよりも異様なその姿、少女の瞳にはどう映るのであろうか】
641 :【斬撃の軌跡】 :2014/09/28(日) 23:12:26.21 ID:OyHGDRr20
>>637
//すみません寝落ちしそうなのでお先に落ちさせて頂きます
642 :白銀 真【ブレード】 :2014/09/28(日) 23:17:15.42 ID:GFJ+mvuso
>>639-640
(おや?オーク…よりかは小さい足音ですね)
(向こうのオークを狩ってた方がこちらに気付いたのでしょうか…?)

【こちらに進むトリアの足音は聞こえていたようだ】
【それが密猟者であっても、白刄姫の噂を聞き付けた無謀な挑戦者であっても今は構わない】
【先ずは目先のオークを始末せねばならないのだから…】
【と、思うとオークのうちの一体が木製の棍棒を振り上げた】

「グルァァァ!!アァ?アァァァァ!!!!」

【棍棒が降り下ろされて白き少女が形を崩すことはない】
【何故なら、右手の白き刃が棍棒もろともオークの胸に一文字の傷を付けたのだから】

一体目はこんなものですかね…ん?オーク…いえ、人…ですか?

【胸に傷を付けられたオークが倒れる様は残りの4体のオークを怯ませたらしい】
【動かぬオークから視線を外して接近するトリア、アーチャーを見ると眉を顰める】
【…どちらもオークよりかは見慣れぬ奇妙な人間であったからだ】
【まあ、髪や肌はともかくとして服や武器までしっかりと白い自分が言えたことではないのだが……】

そちらへ2体向かいましたよ。気を付けてください

【と思っていると動き出したオークのうちの半数が二人の奇妙な人間へと向かったのを見た】
【同時、真へと2体のオークが向かったのを感じた】
【二人はどうするのかと思いながら真は白い刃を左手にも纏わりつかせ、二刀流となった】
643 :【almighty】 [saga]:2014/09/28(日) 23:21:17.14 ID:3X6d7eaIo
>>641
/了解しましたー乙です
644 :【トリア】【アニマライド】 :2014/09/28(日) 23:29:12.98 ID:WAZ07ZQW0
>>642
(こいつらは雑魚か……このおっさんに任せればいいや)

あたしはあの女の子を助けます!だから頑張って"お兄さん"!

【アーチャーにウインクをした後、鴉の翼で空を舞い、頭をワニへと変貌させた】

(うおおおおお! レアもの頂きぃ!)

【ボスのオークを守るように雑魚オークが立ちはだかる】

邪魔すんな!

【雑魚オークの頭をワニの顎で噛みちぎる。しかし、その隙を狙ってボスオークがトリアに向かって棍棒を振るった】
【トリアはまだそのことに気づいていない】
645 :アーチャー(>>657)【アーチャー】 [age]:2014/09/28(日) 23:45:38.43 ID:0ZGsGs9s0
>>642>>644
…なっ!2体もか……
って、おい嬢ちゃん!……もう行っちまったか…

【俊敏な動きでオークを切り刻んでゆく純白の少女の警告、それが耳に入れば隣の少女をチラと一瞥】
【然し獣少女はいざ知らず、白い少女を助けに行くと残し即座に向こうのオーク集団へと飛行しどんどんと距離を離されてしまう】
【残ったのは自身一人、事実上一人で二体のオークと真正面からやり合わなければならないのだ】

【舌打ち一つ、再度漆黒の魔弓を対するオークの額へと構えギリリと矢を引き絞る】
【魔物が渾身の棍棒でアーチャーの頭蓋骨を粉々にするより疾く、目にも止まらぬ疾さで飛来する矢が二体のオークの脳天に届く】
【一瞬の生死を掛けた攻防を終え、溜息混じりに先走ったであろうトリアの姿を目で追うと、通常種よりも巨大なオークが棍棒を翳していた】

……!! マズ……

【即座に再度魔弓を構えるが、矢を装填するよりも早くオークの棍棒はトリアの頭へと到達するであろう】
【残された時間では間に合わない、そう、一番近い距離にいる白き少女『白刄姫』が行動しない限り恐らくは――】
646 :白銀 真【ブレード】 [saga]:2014/09/28(日) 23:58:56.42 ID:GFJ+mvus0
>>644-645
人騒がせな…ですが腕は立つのですね

【こちらへ飛翔し、瞬く間にオークを葬ってみせようとするトリア】
【いささか冷静さを欠いているようだがその動作に無駄はない】
【こちらからは見えないが一つ大きなものが倒れる音がしたことから赤外套もまずは一体仕留めたのだろう】
【赤外套に二体のオークを任せることとなるが…真は頭領らしきオークを斬ることとした】
【それしか獲物がいなかったのだ】
【それ故にトリアの頭めがけて棍棒が振り上げられたときにはオークの背後につけた】

どんなときも周囲への警戒を怠らないようにしてください。危ないですよ

【ボスオークの方からそんな声が響いたその時、ボスオークの腹には二つの白い刃の先端が覗いていた】
【それが左右に動かされると滑らかすぎる切断面を作ってボスオークは両断された】
【トリアの頭に棍棒が下ろされることはなくオークの体は崩れ落ちてその先には白刄姫が少し呆れた顔でトリアを見ていた】

647 :【トリア】【アニマライド】 :2014/09/29(月) 00:13:10.69 ID:8AK1j/S70
>>646
ん……? おわぁ!?

【一瞬で頭を元に戻し、声のした方向へ振り返ると、そこには両断されたボスオークが寝転がっていた】
【その際に首飾りも引っかかってしまったのか、バラバラになった金属の破片が散らばっていた】

(あああぁぁ……! レアものが……! お宝が……!)

【命が助かったことより、ボスの首飾りが手に入らなかったことの方がよっぽどショックだったようだ】

た、助けてくれてありがとうございます……!

【悔しさで涙を流しながらも、体裁を守るために真へお礼を言うトリアだった】
648 :アーチャー(>>657)【アーチャー】 [age]:2014/09/29(月) 00:27:13.15 ID:dO0btwGj0
>>646>>647
……はぁ…
何とか無事みてぇだな……

【並外れた視力の先、蒼玉の双眸に映ったのは手馴れた動きでボスオークの肉体を両断する純白の少女の姿】
【トリアの体には傷どころか返り血一つないようで、窮地から救われた事の安心感からかその瞳からは涙を零している】
【完全に出遅れたな等と場違いな程に呑気な事を頭に浮かべつつ、オークを一掃した二人の元へと駆け寄った】

…おーい
こっちは片付いたぜー…

【無事が確かめられた後に言う言葉ではないが、トリアの危機に何も出来なかったのだからこの行動を選択するしかない】
【三人の狩人が輪になった状態、それぞれが見慣れぬ奇妙な格好をしていてそれぞれが違った目的を持ち、協力しこの危機を乗り越えた】
【誰もその実感を感じることはないだろうが、即興性のチームは意外にも息は合っているのかもしれない】
【純白と紅蓮、そして獣。何の共通点もない三人だがこうして出会ったからには何かしらの運命に導かれたのかもしれない】
649 :白銀 真【ブレード】 [saga]:2014/09/29(月) 00:43:04.82 ID:AlhbCIA00
>>647-648
礼には及びません
元々はあれは私を狙ってましたしね。こちらこそ退治に協力してくださりありがとうございます

【刃を消滅させ、白い光が舞い散る雪のように幻想的な雰囲気を僅かな間醸し出すと窮地から救われたことで得た安心感からであろう涙を流して礼を言うトリアに礼を返す】
【崩れ落ちたボスオーク…真はその価値を知らぬ首飾りの所有者であったそれに目もくれずに丁寧な態度をとる】
【その時、赤外套…アーチャーから敵の殲滅の知らせを聞くとそちらに顔を向けた】

ありがとうございます。本来なら私が斬らねばならなかったのですが…おかげで助かりました

【敵の半数程をこの世ならざるところに送った弓兵にも真はしっかり礼を言う】
【作っていない、心からの感情を込めて】
【そうしながら真は思考を少し巡らせていた】
【安全となったことでそうするだけの余裕ができたのだ】

(しかしまあ、奇妙な身形の人々が集まったものですね…あの二人も能力者なのでしょうか?まあ、あのようなものを見せつけておいて能力がないとは言えないでしょうが…)
(能力者であれば強いのでしょうね…ああ、斬って…って私は何を考えてるのです!!)
650 :【トリア】【アニマライド】 :2014/09/29(月) 00:59:51.00 ID:8AK1j/S70
>>648-649
そ、そうよ!
よくよく考えたら赤のあんたも白のあんたも助けに入ったのは私じゃない!

【とっさに立ち上がり、真とアーチャーの顔を見る】

そうなれば……なにか形にするものがあるんじゃない?

【ボスオークの首飾りを壊されてしまった腹いせに、この2人から金目のものを搾取する魂胆だ】
【雑魚の首飾りはちゃっかり奪い取ってるくせして、なかなか強欲な娘である】

(ま、あの常識知らずの蜘蛛女も養わなきゃいけないもんね)

【しかし、全ての感情が邪に染まっている訳でもないようだ】
【真衣果のことは一応恩人と思っているらしく、今回も彼女のために狩りに出たのだ】
651 :アーチャー(>>657)【アーチャー】 [age]:2014/09/29(月) 01:20:12.60 ID:dO0btwGj0
>>649>>650
ああ、いや……俺も成り行きで参戦しただけだからな…
アンタこそ、さっきの動きは並みの人間が出せる業じゃなかったぜ?

【純白の少女、真からの感謝の意。慣れぬ女性からの礼に言葉を選びながらも淡々と告げる】
【礼の返しと言ってはなんだが先程の少女の動き、ただ戦い慣れているからというだけでは説明のつかぬ俊敏な戦闘法】
【以前闘った侍を思い出すような疾く正確な刃さばき、刻まれたオークの鏡のような断面。弓兵は自然と心の奥深くで真を洞察していた】
【一瞬、ほんの一瞬だが真の双眸に"狂気"が含まれたような。常識を越えた洞察力はその一瞬の変化さえも見抜いていた】

……あぁ? 形ぃ?

【純白の少女への考察の最中、咄嗟に立ち上がったトリアから上がる些か理不尽な言葉。それに目を向ければ気だるげな言葉を発す】
【形、言ってしまえば少女が金目の物を望んでいる事は察した。先程まで死にかけていた奴がよく言う、そう心の中で愚痴吐き溜息一つ】
【当然弓兵は目の前の少女の事情など知らない。よってはいそうですかと金目の物を差し出す気にもなれず、というかそもそも持っていない】

…はいよ、あんたも要るかい?

【渋々といった様子でトリア、真に差し出したのは一枚の龍が描かれた金貨。残念ながらこの世界では金の単位として扱われぬものだ】
【然し骨董品屋にでも行けば買い取って貰えるだろう、やや適当な考えだが捻じ曲げることはなく両手で二人へと金貨を手渡そうとそれぞれの反応を待った】
652 :【トリア】【アニマライド】 :2014/09/29(月) 01:34:01.40 ID:8AK1j/S70
>>651
なにこれ……? 金貨ってやつかしら?
研究者の財布に入っていたお金とはちょっと模様が違うみたいだけど、まあいいわ。貰っておくわね

【トリアはアーチャーから金貨を受け取り……というか奪い取り、ポケットの中へとしまった】

まあ、こんだけ稼げば充分か。じゃ、私はこれで失礼するわ

【背から黒い翼を生やし、逃げるようにその場を去るトリア】

じゃあね、紅白のお二人さん。また、ピンチになったらお金次第で助けてあげるわ!

【心情的にも物理的にも上から目線のまま、トリアは街へ戻っていった】

//明日学校なのでそろそろ落ちますね〜
653 :白銀 真【ブレード】 [saga]:2014/09/29(月) 01:39:51.84 ID:AlhbCIA00
>>650-651
形…ですか?

【立ち上がったトリアの理不尽な言葉に一瞬悪意が鎌首をもたげたか直ぐに自分が金目のものを持っているかについて思慮を巡らせる】
【事情を知れば悪意が生まれることもなく、真摯に悩むのみとなっていただろうが…今となっては後の祭りだ】
【その事情を知れば真衣果は「わざわざありがとう!大好きっ!!」何て言いながら大喜びしそうなものだ】
【無論、いくら事情があろうと金目のものを渡す気にはなれないのだが…】

そういえばこんなものを拾いましたね。あなたもどうぞ

【コートのポケットからここに来るまでに返り討ちにした不良のもっていた腕時計が2つあったことを思い出してそれをトリアとアーチャーに差し出す】
【いくらするかは分からないその銀色に輝く時計はどうせ持っていても意味はなく、そしてタダだったので渡すことに抵抗は一切なかった】

そうでしょうか?能力者狩りを返り討ちにしているときに自然と身に付いた技術なのでそこまででもないと思ってますよ?

【アーチャーの観察眼ならば真の剣技が型等ない実戦的なものと分かるだろう】
【それも元からの才能も合わせて真を白刄姫等と言わせるような強力なものと】

え…?では戴きます

【トリアだけでなく自分にも金貨をくれるという好意】
【断る理由もないので金貨を貰ってこの世界では使えなさそうと思うとそれはコートにしまった】
654 :アーチャー(>>657)【アーチャー】 [age]:2014/09/29(月) 02:03:55.05 ID:dO0btwGj0
>>652>>653
ああ……わざわざありがとな
腕時計ねぇ…ま、腕にでも巻いとくかな

【銀の輝きを放つ腕時計、それは新品同様といっても元の持ち主が能力者狩りの不良という事もあって値打ちはあまりない】
【だが時計は時計。時間が合っているかも分からないが取り敢えず左腕へそれを巻き、先程の真の言葉を思い出す】
【"自然と身についた技術"――確かにそうだ、真の剣技は今まで見てきたどの型にも当て嵌らず、強いて言うならば我流の線が色濃かった】
【然れどただ自然と身に付くような技術でもない、下からの才能によるものなのかそれとも……】

…あ! おい嬢ちゃ……!…行っちまいやがったか…
ったく、現金な奴だったなぁー……名前も礼も言わねぇでさ

【漆黒の双翼を背に生やし、逃げ去るが如き飛び立ってゆくトリア】
【会って間もないが名前ぐらいは覚えておいてもよかった、少々後悔の気持ちが湧き上がると共に真への"考察"も薄れていった】
【そう言えば自分が出会ってきた女性は皆特徴的な性格の持ち主だったな。苦笑を起こし頭を掻けば再度真の方へと向き直り】

迷惑掛けて悪かったな、嬢ちゃん
俺の名前は……まぁ、アーチャーって呼んでくれ
……あんたの名前は?

【蒼き澄んだ双眸を向け自身の名を告げる旅人、アーチャー。こうしてマトモに名前を教えるのも久しく思える】
【そして弓兵の名を知った真が名を返せば、彼は「いい名前だな」と残し背を向け森を立ち去るだろう】
【赤衣を翻し堂々と、然れど飄々と去るその背中から感じるのは"歴戦"の風格。類稀なる実力者の真なら彼の漂わすそれに気がつくだろうか】
【紅の弓兵と白の剣士と獣の少女、それぞれ全て異なった三人が繋いだ物語(ストーリー)。その結末は果たして――――】
655 :アーチャー(>>657)【アーチャー】 [age]:2014/09/29(月) 02:05:18.73 ID:dO0btwGj0
>>652
おやすみなさい!!絡みありがとうございました!!

>>653
絡みありがとうございました!!楽しかったです!!
寝落ちが怖いのでここら辺で〆でお願いします!
656 :白銀 真【ブレード】 :2014/09/29(月) 08:50:30.19 ID:AlhbCIA0o
>>652,654
【因みに腕時計の時間は正確だ】
【真は几帳面なのか時計を拾ったときに時刻合わせと軽い掃除はしていたようであった】

あ…ええ、行ってしまいましたね
ええ、貰うものをしっかりもらっていってしまいましたね

【やれやれと言わんばかりに肩を竦めて漆黒の翼で飛翔するトリアを見送った】
【しかし、その真紅の瞳はトリアの方を見ていて見ていなかった】

いえいえ、こんなこと迷惑の内には含みませんよ
アーチャーさんですか…あ、私は白銀真(しろかね まな)です
それではまた会うときまで…

【蒼に対して紅。だがまだ真が気付かぬものによってアーチャーのそれとは違って澄んでいるとは少し言い難い瞳を向けて赤外套…アーチャーの名を聞き、自分の名を返す】
【「いい名前だな」と評して背中を向けるのを見て真はその背中を見詰めざるを得なくなった】
【堂々と、しかし飄々と去り行くその背中が醸し出す歴戦の風格】
【それはある欲求を二度芽生えさせ…それは歩み始めればその背中に何かをしてしまうほどに強かった】
【故に、それを抑えるために白刄姫は動けない】

(…多くの場数を践んでるのでしょうか?強そうな背中ですね…)
(斬りたい?え…?なぜ、なぜそんなことを思うのでしょうか…?)
(私って…ひょっとして…?いえ!!そんな訳はない…断じてないです!!)

【どこまでも自分と恩義ある仲間のために動く獣の少女】
【己の本当の気持ちに気付けぬ白刄姫】
【そして…歴戦の強者たるスーパーアーチャー】
【このとき、バラバラな彼等は一つの物語を作り上げるであろう線で繋がった――】

>>655
//私の方が少し早く寝落ちしてしまったようです…すみません…
//トリアさん、アーチャーさん、絡みありがとうございました!楽しかったです!
657 :白銀 真【ブレード】 :2014/09/29(月) 21:34:06.08 ID:AlhbCIA0o
はぁ…
「お嬢ちゃんあの白刄姫?ってことは能力者だよな?」
『なんか言えよなぁつまんねーじゃねーか』

【能力者狩りの鉄パイプで武装した不良5人と白き少女は今では寂れた旧市街地にいた】
【端から見ても白き少女が不良たちに絡まれていると分かるであろう】
【しかし…白き少女は恐れる様子もない】
【ただ面倒事な雑務を押し付けられたサラリーマンのような溜め息を吐くのみだ】
【それを見た不良の一人が苛立ち手に持った鉄パイプを振り上げて…】
658 :【烏雑八咫丸】【ブレイカ】 [saga]:2014/09/29(月) 21:55:20.57 ID:XKJv2+HAo
兵共が夢の跡。既に事を終息した戦場
散乱する屍や武具、辺り一帯漂うは死臭
刃振るい風を切り付いた血を払う女性に傷は無い
腰に差す鞘へ納めれば甲高き清音。溜息を零す
彼女は傭兵、謂わば金で動く戦争屋。次なる戦を否金を追い求め踵翻し歩き出す
659 :オクトー【コキュートスブレイド】 :2014/09/29(月) 21:56:00.44 ID:8AK1j/S70
>>657
【刹那、不良の腕が何者かに掴まれる】

おいおい、そこの兄ちゃんたち!カツアゲとは関心しねーな

「あ? ンダてめ……いでででで!」

【突如現れた筋肉質の男、オクトーは不良の一人の腕を捻り上げる】 
【不良はたまらず悲鳴を上げ、抵抗をしなくなる】

『オイ! 調子こいてんじゃねーぞオッサン!』

【すると不良の一人が懐からナイフを取り出した】
660 :白銀 真【ブレード】 :2014/09/29(月) 22:11:03.00 ID:AlhbCIA0o
>>659
…?私一人で十分だったのですが…はぁー…

【闖入者、オクトーを見て真は溜め息を漏らす】
【下手に刺激をすればより大きな力を持ち出すことなど目に見えていた…からあえてなにもしなかったのだ】
【しかし、予定は狂わされた】
【ならば…合わせるまで】

『くたばりやがれぇぇぇぇ!!え?あ?』

【真の白いコートに包まれた腕が動き、袖から何かを出すと素早く下ろされる】
【すると、ナイフを持った不良の腕が鏡のようと評される切断面を残して…落ちる】
【次の瞬間、向きを変えた腕から出たものが不良に悲鳴をあげさせないままにその首を落とす】
【オクトーが真の右腕の袖口をみればそこには…白き刃】
【もし、オクトーが白刄姫という白い刃を操る白い少女の噂を知るなら…彼女のことが少し分かるかもしれない】

『や、やっぱりかよ…チクショウ!!よくもぉぉ!!』
『まずはこの親父からだ!![ピーーー]よ!!』

【不良の一人が鉄パイプを構えて叫ぶと怯んでいた不良たちは動き出す】
【すると手を捕まれていない別の不良がオクトーの胴を目掛けて震える手で鉄パイプを振るった】
661 :オクトー【コキュートスブレイド】 :2014/09/29(月) 22:23:48.78 ID:8AK1j/S70
>>660
まったく……オッサンだの親父だの、俺はまだ1歳だっての!

【不良の振るわれたパイプはオクトーの持つ棒状のなにかによって防がれた】
【次の瞬間、パイプから妙な音が聞こえてくる】
【まるで内側から何かが侵食してくるようなそんな音が】
【そして……】

バッキィィィ!!

『な、なにぃぃ!?』

【凍らされたパイプが内側から砕け散った】
【そして、不良はもう丸腰である】

さぁ、もうあんたらお家に帰んな。あんまり仕事以外で血を見たくねーんだよ

【視線を視線を真に向ける】

なあ、こいつら逃がしてやってもいいだろ? 白刄姫さんよ
662 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 全身に無数の切り傷(極小) [age]:2014/09/29(月) 22:28:11.23 ID:dO0btwGj0
【太陽の眩陽が差し込む森林、優しげな木漏れ日が生え渡る木々や草花を包み込むその風景は幻想の如し】
【小動物が顔を覗かせる其の場所に一つ、異様な雰囲気を漂わせる静寂の場が遥か奥深くに存在していた】
【無残に倒れ伏す数本の木々、何かにへし折られたであろう頑強そうな丸太は横倒れ、其に腰掛けるは一人の巨漢】
【銀の髪を風に靡かせ静かに双眸を閉ざす巨漢、その姿からは何処か神秘的にさえも思えるだろうか】

―――………

【彼の醸し出す雰囲気に圧されてか、森林に巣食う動物達は唸り一つ上げず静寂なる空間から立ち去ってゆく】
【一体何が獰猛なる彼らを操るか、其は動物達が奥底に持つ"本能"。この空間に居てはならぬと、そう本能で理解しているのだ】
【無数の傷を肉体に残す魔王、彼は必然来るべき"刻"を唯静かに待ち望み、再度白銀の髪を疾風に揺らした】
663 :白銀 真【ブレード】 [saga]:2014/09/29(月) 22:39:09.45 ID:AlhbCIA00
>>661
能力者…

【オクトーの持つ何かに触れた鉄パイプが凍結する様を見て真はオクトーもまた自分と同じと知る】
【能力者と呼ばれる…強者であると】

ええ、別に構いませんよ。私には襲われない限りはこのかた達を斬る理由はないです
「お、覚えていやがれクソジジイに白刄姫…」

【真が不良を逃がすことを認めれば残った4人の不良は蜘蛛の子を散らすかのように逃げ去る】
【そのさまを溜め息で見送れば後に残るは真と、オクトーと、冷たい首のない死体のみ】
【刃を雪のような光に崩して消し去れば真紅の瞳は警戒の色を帯びてオクトーを見る】
【真は、自分を白刄姫という人間を信じない】
【そう呼んでくる者の大半は無益な勝負を挑んでくる愚者だと知っているから…】
664 :オクトー【コキュートスブレイド】 :2014/09/29(月) 22:54:14.25 ID:8AK1j/S70
>>663
ジジイじゃねえっての! 全く……

【オクトーの目に映るのは一つの死体】
【首と胴体が真っ二つにされ、白目を向いている】

おー怖……南無南無

【そこでオクトーは真の視線に気づく。原因はわからないが警戒されているようだ】

あー、心配すんなって。助けに入ったお礼になにか貰おうってわけじゃねえ

【オクトーは懐から二枚の写真を取り出した】

ちょっと聞きたいことがあるんだ。この写真の人物を探しているんだが、心当たりとかないかな?

【そこにはミデンという名の少女と獣の娘、トリアが映っていた】
665 :白銀 真【ブレード】 [saga]:2014/09/29(月) 23:09:30.82 ID:AlhbCIA00
>>664
聞きたいこと…?
…こちらの眼鏡の方は昨日オークの出る森で会いましたね。金目のものを求めていました
もう一人については…見覚えがないですね

【聞きたいこと、と言われてこの男と自分との間に何か接点があるのか…?と疑問に思い、そしてそれは写真を見て氷解した】
【この男と自分との間に接点はない。ただそこにいたから訊ねてみたのだと】
【それならここは持ってる情報を包み隠さず話して立ち去ろうと思い、トリアについて話した】
【この男の目的、トリアと男との関係を知らないままに】
666 :【烏雑八咫丸】【ブレイカ】 [saga]:2014/09/29(月) 23:09:57.00 ID:XKJv2+HAo
>>662
眩き陽光に思わず眉を顰める
在るだけで圧される如く雰囲気放つは銀髪の巨漢
疾走る風一陣が髪を浚いて刹那に過ぎ去る
而して暫時経て現るは女、腰に差すは刀を一振り
戦終えたその後か、僅かに血臭が漂う
667 :オクトー【コキュートスブレイド】 :2014/09/29(月) 23:19:12.37 ID:8AK1j/S70
>>665
森か……ふむ、最近オークの首飾りが高値で売買されている。おそらく狩り目的だろうな……

森の近くの街といえばここしか無い……もうしばらく探してみるか

【ぶつぶつとなにかをつぶやくオクトー】

(近いうちに探し出さないとな……上の奴らに怒られちまう)

【オクトーの目的、それは脱走者の確保】
【つまり、トリアを捕らえることである】

いや、ご協力ありがとな! じゃあ俺はこの辺でオサラバさせてもらうぜ

【トリアがこの付近に滞在しているとわかった以上、オクトーはしばらくこの街に留まるだろう】
【不穏な空気を残し、オクトーはその場を立ち去ろうとする】
668 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 全身に無数の切り傷(極小) [age]:2014/09/29(月) 23:28:06.17 ID:dO0btwGj0
>>666
【がさり、雑草を踏みしめる音と共に現れるは"剣士"。瞳を閉ざしながらも女の持つ"気"のみで其を察す】
【静寂の地に僅かに漂うは鮮血の香り、放たれるは"死"の誘い。肉体が感じ取る、目前の剣士は類稀なる実力の持ち主だと】
【両者共に戦いを求めるとならば結末は一つ。銀髪の巨漢は非常にゆっくりとした動作で立ち上がり、紅蓮の双眸を開く】

――貴殿は、強者であるか――?

【森林を響く澄声、それを引き金として二人の元に吹き荒ぶ疾風の舞踊。木の葉を散らす翠風は何処へともなく消えてゆく】
【魔王に在るのは"闘気"のみ、だというのに森林中に走る緊張の波、人間の超越者に挑むは愚者か、勇者か】
669 :白銀 真【ブレード】 [saga]:2014/09/29(月) 23:41:01.79 ID:AlhbCIA00
>>667
ええ、それでは…
(能力者は強そう…きっとオークや不良なんかとは違って斬るのが…)

【別にトリアがどうなろうと知ったことではない】
【オクトーの目的には興味はない】
【しかし…しかし…】

待ってください

【気付けばそんな言葉が漏れていた】
【自分の中からあの赤い背中を見たときと似た感情が涌き出てくる】
【しかし…これはあのときのとは比べものにならないほど強くて大きい】
【その衝動は少女を隅まで余さず支配して、小さな音を立ててその右手に白い刃を纏わせた】

情報の対価に…あなたを斬らせてください

【気付けばオクトーの背中に駆け寄り、その右手の刃で背中を切り裂かんと腕を振っていた】

//遅くなりました!すみません!
670 :【烏雑八咫丸】【ブレイカ】 [saga]:2014/09/29(月) 23:43:01.24 ID:XKJv2+HAo
>>668
巨漢立ち上がりて開かれるは紅蓮の双眸
眼前に存在を示したそれは重き威圧感を幾倍にも増す
故に必然だった、咄嗟刀へ片手が伸びたのは

「愚問だな、我自身がそれを解り得る事は未来永劫決して無い、故にそれには答えられない」

本能的に頬傳う冷汗には気付かない
疾風に舞う木葉と羽織しかし緊張という女の感情
静寂を奪う澄声に返された女の言の葉は揺がぬ
無言にて握り締めるは柄、伴に腰を落とし半歩身引く
未だ動作せぬ二人の間隙張り詰めた緊張
これが解かれればどうなるか――
――それはもう解り切ったことだ
671 :【烏雑八咫丸】【ブレイカ】 [saga]:2014/09/29(月) 23:47:39.65 ID:XKJv2+HAo
>>670
/疾風に舞う木葉と羽織しかし緊張という女の感情
/というところの「しかし」を
/「而して」に修正
672 :オクトー【コキュートスブレイド】 :2014/09/29(月) 23:58:00.67 ID:8AK1j/S70
>>669
え、対価……ってあぶねっ!

【真の刃を紙一重でかわすオクトー】
【人造人間の名は伊達ではない。彼は戦闘を目的として創られた存在なのだ】

白刄姫サマに目を付けられちゃったか……余計な戦闘はしない主義だが、仕方ねえ!

【オクトーは懐から全長120cmの両剣を取り出し、構えを取る】
【『コキュートスブレイド』斬った対象を内側から凍らせる絶対零度の剣】

大怪我くらいは覚悟しとけよ!

【真までの間合いを詰め、足を薙ごうとするオクトー】

//いえいえ、ちょっとこちらも風呂落ちさせてもらいます
673 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 全身に無数の切り傷(極小) [age]:2014/09/30(火) 00:01:46.02 ID:zGa05lTa0
>>670
響く女の返答、然して構えるは居合の型。一切の震えや動揺など見当たらぬ完璧なそれは女の実力を示さん。
剣士と拳士、相対する二人の間隙に訪れるは世界が停止したかのような静寂。永久と思われた其も時間にして一瞬にも満たぬ。
静止した世界を打ち破るは銀髪の巨漢、黒金の外套を靡かせ開く口は歓喜の色が垣間見れる。


「――面白いッ!! ならばその答え、某自身が見極めるとしよう!!」


刹那、山の如き仁王立ちを崩せば開かれた左掌を突き出し、堅く握られた右の拳を腰へと大きく引く独特なる構え。
強まる緊張の糸、互いに互いの反応を待つ刻だけがただ淡々と流れ去る。魔王は動かぬ、目前の剣士が強者か否かを見極めんと紅蓮を向ける。
然れば当然巨漢の行動の意図は一つ、女へ先攻を譲る。余裕でも傲慢でも在らず、魔王は全力を以てして女の行動を待った。
674 :【烏雑八咫丸】【ブレイカ】 [saga]:2014/09/30(火) 00:16:10.08 ID:6IopoJ+Mo
>>673
 「先を譲るか――……まぁいい、ここは一つ貴様の御言葉に甘えてやろう」

 独特なる構え。而して幾重にもなる緊張という名の糸を、弓の弦の如く引き絞る巨漢。
 余裕?傲慢?――否。先手を譲渡したのは魔王なりの最善手、ならば応えてやろうと女は微笑む。
 
 ――咆哮。

 じりとやや後方へと下がるほど踏ん張り、一撃で終わらせるべく全力を以って居合を放つ。
 その軌道は正に魔王の躯を二分せんとやや斜め上へ向けて、吹き荒ぶ疾風を切りながら。
675 :白銀 真【ブレード】 [saga]:2014/09/30(火) 00:17:53.24 ID:ewlojLvu0
>>672
強い…ですがそれがいいです

【真は少し戸惑っていた】
【自分が何を望んでいるのかが分からなかったから】
【…いいや違う。そんなことは分かっている】
【だが、それは否定したいことで…】

ならば死を覚悟して下さい

【足を狙って振るわれた絶対零度の刃】
【しかし、それは足を斬って白刄姫に赤い血液があることを証明するに至らない】
【真の脚に刃が食い込むのを阻止したのは地面から生えるように生成された白き刃】
【細かく振動するそれとの鍔迫り合いを望むなら刃こぼれ程度は覚悟せねばならない】

【そのとき、右手の刃はオクトーを縦に引き裂かんと振るわれていた】
【避けねば鏡面を思わせる切断面を生成されてしまうが…オクトーはその白き刃に対してどうするか?】
//了解ですー
676 :【烏雑八咫丸】【ブレイカ】 [saga]:2014/09/30(火) 00:19:45.93 ID:6IopoJ+Mo
>>674
/毎度修正すんません
/魔王なりの最善手ってとこの最善手を「持て成し」に修正
677 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 全身に無数の切り傷(極小) [age]:2014/09/30(火) 00:30:48.40 ID:zGa05lTa0
>>674
放たれた居合、疾風を両断し突き進むその刃は魔王の肉体を二つに分けんと文字通り風の刃と化す。
俄然魔王は独特なる構えを崩さぬまま。それ處か巨漢は双眸を閉ざし、殺意を以て向い来る刃を"感じ取っている"。
鏡の如く澄み切った刀身は躊躇なく巨漢を切り捨てんとかかる、やがて刹那として掛からず女の刀が魔王を両断する直前。

「――ぬぅッ!!」

ドゴォ!、地面が抉れる轟音と共に、女の刀の餌食に成る筈であった巨漢は宙を跳んでいた。
瞬間的に生み出された超越者による跳躍、流しきれぬ余波は森林を揺らし、魔王が在った場所を大きく削り取らん。
風の如く華麗な剣技よ、そう天空で零せば落下の勢いを利用し頭上から剛拳を叩きつけんと獅子の如く迫る。
678 :オクトー【コキュートスブレイド】 :2014/09/30(火) 00:58:47.22 ID:g5o/AYg30
>>675
死か……穏やかじゃないねぇ

【震動する刃に対し、オクトーが取った行動は剣を引くことではなく、より強い力で立ち向かうことだった】

うおおおおおおおおおお!!!!

【刃に突っ込んだ両剣は、刃こぼれをするどころか一瞬にして両断されてしまった】
【しかしそれにより、タイムラグ無しで剣を構え直すことが出来たので、オクトーは真の右手の刃を両剣の反対側の刃で受け止めた】

【そして、両断された剣の破片が衝撃で宙を舞う】
【このまま行けば、真の胴に突き刺さる軌道だった】

//お待たせしましたー
679 :【烏雑八咫丸】【ブレイカ】 [saga]:2014/09/30(火) 01:06:06.75 ID:6IopoJ+Mo
>>677
 黒鉄の刃は風切り音を伴って虚空を裂きて、我ながら美事なる軌道を描き巨漢へ迫る。
 然し巨漢はそれに危機感を覚えていないかの如くに眼を瞑り、迫りくる刃に載せられた殺気を感ず。
 永くに思えたその二人の人並外れた動作も、実に刹那の間隙に起こった事。
 而して黒鉄色をした刃は狙い通りに巨漢へ到達したかと思われる。
 だが、耳を劈いた轟音を感ぜば女は眼見開き、本来魔王が居る筈の前方を見遣るが。
 居ない。何故だ。何処へ行った。
 驚愕を隠せずにいた女を追い打ちの如く襲ったのは唐突な地鳴り。だが震度こそ低い。
 
 ――驚愕。      
 ――愕然。
 ――脱力。
 ――絶望。

 脱力故にバランスを崩す。果なき空仰げば蒼し、陽光に影を残す魔王が視界に飛び込む。
 さすれば女を襲う次なる事柄は、いや今度は本人のもつ感情だった。
 絶望。唯ひとつそれだけしかない。
 墜落を始め握り締めた拳を頭上より女へ喰らわさんと迫る魔王。
 齢弐拾質。女の人生に於いて初となる絶望をこれでもかと増幅させる。
 ヤバイ。避けなければ。――否、逃げなければ。まだ遅くはない。機会は有る。
 思い立ち、無理な体勢のままに前方へ飛翔、多少賭けていたところもあった。
 
 
 果たして魔王の剛拳は大地を抉る。女の躯を襲うことは免れたのだ。
 荒れる息。まだ両者共に攻撃は一撃ずつしか繰り出せていない。だが何方共相手に直撃していない。
 然しながらこの体力の消耗。それは正に魔王の凄まじさを、凄絶さを物語る。
 だが内心、未だに慊焉たる気持ちも残っている故に。
 
 ――まだ逃げない。この戦からは。
 
 ――我等誇り高き烏雑衆。逃げてはならぬのだ。

 そう、女は噛み締めれば立ち上がりて、深呼吸を幾度か。
 而して左足を前へ、右手で刀を然と握り締め、だが左手は添える程度に。
 そうして構るは八相に良く似た。

 ――蜻蛉の構え。
680 :【烏雑八咫丸】【ブレイカ】 [saga]:2014/09/30(火) 01:07:10.89 ID:6IopoJ+Mo
>>677
 黒鉄の刃は風切り音を伴って虚空を裂きて、我ながら美事なる軌道を描き巨漢へ迫る。
 然し巨漢はそれに危機感を覚えていないかの如くに眼を瞑り、迫りくる刃に載せられた殺気を感ず。
 永くに思えたその二人の人並外れた動作も、実に刹那の間隙に起こった事。
 而して黒鉄色をした刃は狙い通りに巨漢へ到達したかと思われる。
 だが、耳を劈いた轟音を感ぜば女は眼見開き、本来魔王が居る筈の前方を見遣るが。
 居ない。何故だ。何処へ行った。
 驚愕を隠せずにいた女を追い打ちの如く襲ったのは唐突な地鳴り。だが震度こそ低い。
 
 ――驚愕。      
 ――愕然。
 ――脱力。
 ――絶望。

 脱力故にバランスを崩す。果なき空仰げば蒼し、陽光に影を残す魔王が視界に飛び込む。
 さすれば女を襲う次なる事柄は、いや今度は本人のもつ感情だった。
 絶望。唯ひとつそれだけしかない。
 墜落を始め握り締めた拳を頭上より女へ喰らわさんと迫る魔王。
 齢弐拾質。女の人生に於いて初となる絶望をこれでもかと増幅させる。
 ヤバイ。避けなければ。――否、逃げなければ。まだ遅くはない。機会は有る。
 思い立ち、無理な体勢のままに前方へ飛翔、多少賭けていたところもあった。
 
 
 果たして魔王の剛拳は大地を抉る。女の躯を襲うことは免れたのだ。
 荒れる息。まだ両者共に攻撃は一撃ずつしか繰り出せていない。だが何方共相手に直撃していない。
 然しながらこの体力の消耗。それは正に魔王の凄まじさを、凄絶さを物語る。
 だが内心、未だに慊焉たる気持ちも残っている故に。
 
 ――まだ逃げない。この戦からは。
 
 ――我等誇り高き烏雑衆。逃げてはならぬのだ。

 そう、女は噛み締めれば立ち上がりて、深呼吸を幾度か。
 而して左足を前へ、右手で刀を然と握り締め、だが左手は添える程度に、耳の辺りまで上げる。
 そうして構るは八相に良く似た。

 ――蜻蛉の構え。 
681 :【烏雑八咫丸】【ブレイカ】 [saga]:2014/09/30(火) 01:09:21.75 ID:6IopoJ+Mo
/れ、連投すいませぬ……
682 :白銀 真【ブレード】 [saga]:2014/09/30(火) 01:17:31.34 ID:ewlojLvu0
>>678
っ…せいっ

【短くなった両剣の刃に止められる白き刃】
【しかし、その圧倒的な切断力は先程両剣を切断した刃と同じであるうえに真はそれに期待して刃を弱い力であるが圧す】
【急いで弾かねばその両剣はさらに短くなって白き刃はオクトーの体を割るであろう】
【そのとき、刃を圧す力が不意に弱まる】
【その原因は白き顔を苦痛に歪ませる理由と同じく脇腹に剣の欠片が刺さったこと】
【オクトーは白刄姫に赤き血を流させることには成功した】
【しかし…生き残れるかは別のはなし】
【左手で短き刃を纏ってオクトーの内臓が詰まる腹部を狙って繰り出された刺突に対処できたらの話だ】
683 :オクトー【コキュートスブレイド】 :2014/09/30(火) 01:36:00.07 ID:g5o/AYg30
>>682
三本の刃対二枚の刃……いや、こっちは一枚折れちまったから三対一か……こいつはちょいと分が悪いかな

【オクトーは右手の刃を弾く、その際に震動によって多少刃が刃こぼれしてしまう】

悪いが退散させてもらうz……痛てっ!

【直撃は免れたものの、左手の刃オクトーの腹部を掠める】
【オクトーは真と同じような怪我を負ってしまう】

いてて……だけど、そっちの方がダメージデカいはずだぜ
あんたの腹に突き刺さったのは絶対零度の刃なんだからな

【そう、『コキュートスブレイド』の刃が刺さっている以上、凍りの侵食は避けられない】
【こうしている間にも真の腹部は侵食されつつあるはずなのだ】

その傷には熱がよく利く。炎でも熱湯でもいいから早めに温めておくことをオススメするぜ
じゃあな!

【腹部の痛みに耐えながら、オクトーは逃げるように走り出した】
684 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 全身に無数の切り傷(極小) [age]:2014/09/30(火) 01:55:07.00 ID:zGa05lTa0
>>679>>680
剛拳、『森羅万象』の拳が捉え粉々に粉砕したのは剣士ではなく無残に抉れた地面。確実に捉えたと感じた拳は当たらなかったのだ。
面白い、先程実力を見極めると言葉を発した後だというのに胸に湧き上がるは愉悦、命を賭けた決闘に高鳴る鼓動と血液の連鎖。
地面を貫いた剛拳を引き抜き、再び剣士の方向へ向けば瞳に映るは八相と似た独特の構え。然れど感じるは只ならぬ"闘志"、そして"殺気"。
単純に実力を持つというだけでは説明のつかぬ女の闘気。思わず鉄の如き表情に心底の嗤いが零れる。

蜻蛉の構えに対する魔王は――構えない。先程見せた独流の構えも、仁王立ちすらも見せぬ。
唯々腕を大きく広げ深く、深く呼吸を行う魔王。然れど其の姿からは一切の油断や隙といったものも感じられない。
最早構えという言葉では当て嵌らぬその魔王の行動、当然、巨漢の行為は構えを意識したものではなく闘気の放出を意識した型。
まるで翼を広げた巨鳥の如き神々しき姿、蜻蛉は巨鳥の翼を堕とすか、巨鳥が蜻蛉を食い破るか。


「――迷いを捨てるのだ剣士よ、曲がった意志の乗った刀は某には通らぬ」


威圧、闘気、覇気。全てが重々しく乗せられた言葉が女へと放たれん。
剣士は誇りのため、意志に従い闘う。対し魔王は誇りやプライド等は捨て、己の感情のままに闘う。
決して相見える事の無かった二人が出逢い、訪れた展開はやはり意志と意志の衝突。天地を揺るがす二対の決闘。
空白のページに描かれゆく物語は未だ尚完結せぬ、色鮮やかに描かれるは魔王と剣士の死闘。御伽噺の如き物語。



//遅くなってしまい申し訳ありません!!
685 :白銀 真【ブレード】 [saga]:2014/09/30(火) 02:00:40.37 ID:ewlojLvu0
>>683
待ちなさ…っ

【オクトーの血で濡れた左手の刃を引き戻し、右手の刃でオクトーに刺突を繰り出そうとした】
【オクトーは逃がさないつもりだった】
【しかし、できなかった】
【脇腹の剣の欠片が刺さった辺りが動かないという強烈な違和感で動作ができなかったのだ】
【このとき、真はオクトーの刃の性質《絶対零度》を理解したが時すでに遅し。オクトーは遠くに行ってしまった】
【やむ無く三本の刃を雪のような光に還元すると一本の刃を生成し直した】
【オクトーが去った方角を見たあと白き刃を地面に突き立てて杖の代わりにしてその場から離れる】

(あの男…強いですね)
(あのような強者と闘うということはこれほどまでに気持ちのよいこととは…斬れたときにはもっと気持ちいいのでしょうね…)
(斬れなかったのは残念…って私は何を考えているのです!)
(争いなど今回みたいに傷付くのみ…何も生まないはずです)
(人を斬るなど…ただの殺人じゃないですか)
(そんなことに気持ちよさを覚えるはずなど…ないです)
(…まあいいです。まずは傷をどうするか…家でお湯でも掛けてみましょうか)

【裸の刀身を握って歩く少女はまだ己自身の心を裸にできていない】
【故に白刄姫の名が殺戮者の名前になるか決闘者の名前になるか、別の者の名前となるかは未だに明らかにならず】


//遅くまでロールありがとうございました!度々返事が遅くなってすみません!また機会があればよろしくお願いします!
686 :オクトー【コキュートスブレイド】 :2014/09/30(火) 02:05:11.90 ID:g5o/AYg30
>>685
//お疲れ様でした!こちらこそ絡みありがとうございました。ではおやすみなさい〜
687 :【烏雑八咫丸】【ブレイカ】 [saga]:2014/09/30(火) 02:35:31.58 ID:6IopoJ+Mo
>>684
 鉄(くろがね)の如き魔王の面より漏れたのは笑み、心底からの笑み。
 魔王に湧き上がるは愉悦、而していつもより高鳴った鼓動を刻むのは魔王の紅き心の臓腑。
 二人共に、直に心身を刺す闘志と殺気を感ず。魔王はそれに歓喜し思わず笑むが、女は寧ろ険しい表情を浮かべる。
 蜻蛉の構えを取る女と相対峙する魔王はといえば構えない。先程の独特なる構えも仁王立ちすらも。
 ただ腕を大きく広げ而して深呼吸。一見隙だらけの様にも思えるその状態も魔王故かそれは無い。
 最早既存の型にはハマらない。新たなる型(カタチ)を創り上げていく。創造していくかのよう。
 その姿を表せば巨大なる鳥。強大で偉大な、正に魔王の如き巨鳥である。
 巨鳥対すは蜻蛉。全てに於いて二人は次元が違い過ぎていた。
 然しながらただのそれだけでこの戦の勝敗が喫すと決まった訳でなく。
 絶大なる存在、巨鳥。其を狙うは蜻蛉、黒鉄の翅を駆使する規格外の蜻蛉。

 「貴様などに指図される筋合いは無し。だが素直に受け容れてやろう。その言葉。有難くな」

 魔王の持てる全ての載せられた言葉は何よりも重々しく女へと放たれる。
 ならば有難く、その言葉受け容れさせてもらおうと返答をするは女、にやと口元を歪め嗤った。
 眼前の魔王に勝てる可能性は皆無に近い。そう女は自負していた。然しながら殺るしかないと。
 一歩、また一歩と構えを崩さぬままに魔王の方へと距離を詰める。
 途中、女がごくりと唾を飲み込む音は足音に掻き消され果たして聞こえず終いだった。
 登場人物は魔王と阿呆。巨鳥と蜻蛉。
 たったそれだけでいい。それだけで壮大な御伽噺が出来上がる。
 距離を詰め切り、ふたりの間はもうまさに目と鼻の先。而して女は虎の如く。

 ――咆吼。

 全力にて踏み込み黒鉄の刃を袈裟斬りに振るう。ぶおんと重き風切り音が刹那残響を残す。
 嘘の様な真の噺。御伽噺ではない。正に事実とは小説などよりも格段に、


 ――奇なり。


/いえいえこちらも遅レスなので…
688 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 全身に無数の切り傷(極小) ???斬撃(極大) [age]:2014/09/30(火) 03:18:53.59 ID:zGa05lTa0
>>687
心躍りし決闘の場、命を賭ける中嗤い合うは二人の登場人物。
相対する二匹の巨鳥と蜻蛉、彼らの翼は澄刀と剛腕。全く異なった飛び方を、生き方をする戦士達。
蜻蛉は構えを崩さない。黒鉄の翅を広げ魔王と称されし巨鳥を討ち破らんと迫るその姿は例えるならば鷹の如し。
段々と近寄ってゆく蜻蛉、然れど巨鳥は動かない。山をも砕く翼を持つ鳥は万物を斬り捨てる翅の蜻蛉と向かい合う。

やがて暫時の時が流れ、巨鳥と蜻蛉の距離が零になる。然して刹那、咆哮と呟きを残し猛獣の如き踏み込み、同時に翅での袈裟斬り。
ぶおん――略零距離での疾風の斬撃。凡そ風を切る音とは思えぬ轟音が残響を残し森林中に響きを与え、真髄の刃が魔王へ迫る。
最早単純な力の壁などは打ち砕かれた、眩陽を反射させる黒鉄の刃が放たれると同時、魔王は破壊の右翼を腰へと引き小さく言葉を発す。


                     ――━━━獅 子 戦 吼━━━――


刹那、蜻蛉が鳴らした風切り音を遥かに超える轟音と共に放たれる正拳、然れど魔王が放った拳は黒鉄の刃の数瞬後。
無論蜻蛉の刃は魔王へと届きその岩石の如き頑強な肉体を斬り裂いた。然し魔王、故に魔王。彼は刃に体を斬り裂かれながら正拳を放たん。
斬撃箇所から噴水の如き鮮血を咲かせる巨鳥、然れど剛拳は勢いを失わない。僅かなブレなく放たれた直線の翼は蜻蛉を破壊せんと迫る。
刃に貰った傷の具合等分からない。ただ全身を駆け抜ける激痛、それだけでも受けた傷が重傷なのだと理解できる。
いいだろう、その程度の傷受け取ってやる。この瞬間が楽しめるのならばこんな痛み、喜んでその身に刻み込もう。

二つの意思が織り成す御伽噺。それは世界を救う勇者のお話なんかよりもずっと鮮明に描かれ、真実が伝わる伝承。
血に塗れた物語だが、何よりも真実、何よりも事実。魔王と剣士、巨鳥と蜻蛉の闘いはこのように描かれているのだと、胸を張って言えるのだ。

689 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(小) 全身に無数の切り傷(極小) ???斬撃(極大) [age]:2014/09/30(火) 03:47:28.08 ID:zGa05lTa0
>>687
//ごめんなさい、眠気がすごいので返信は夕方あたりになってしまいそうです
//絡みはそちらで切ってくださって構いませんが、出来れば続行させて頂ければ幸いです
690 :【烏雑八咫丸】【ブレイカ】 [saga]:2014/09/30(火) 16:12:55.85 ID:6IopoJ+Mo
>>688
 残響にて森林響かす蜻蛉の羽撃きを眼前にして魔王は動じず、揺るがず。
 それ處か破壊を掌る右翼を腰まで引き絞り、聞こえぬほど小さく言の葉を紡ぐ。 
 而して刹那、蜻蛉の羽撃きなどもう蚊の鳴く声に聞こえるような、轟き――否。咆哮を伴て放たれる右翼。
 其は絶大たる威力を孕む正拳突き。
 抵抗する空気を力尽くに、されど容易く振り解いて突き進む。
 だが――。

 ――然し。
 振り抜かれた蜻蛉の黒鉄の片翅は魔王の強靭たる肉体を斬り裂く。
 さすれば噴き出すは鮮血。其れはさながら真紅に染まる枝垂れ桜の如し。
 だが――。
  
 ――然し。
 魔王の放つ正拳に載る勢いは衰える事なく、初速のままに女の身体穿たんと迫りゆく。
 それも、真紅に彩られながら。

 ………。
 ……………。
 …………………。

 痛い。というよりは苦しい。
 痛覚はもう麻痺してしまったのだろうか。然しそれを知る方法もないし時間もない。
 我が身が軋むのが良く理解る。直に脳へそれが伝わるのだから。当然。
 視界が揺らぐ。もう殆ど機能していないに近い状態なのも、今一瞬にて理解した。
 耳鳴りがする。もう何も聞こえない。この煩い音が外界の音を遮断するのだ。
 嗅覚だけは残った。それと今更ながら生きているという実感と後悔も。

 幸か?
 不幸か?
 ――何方も否だ。
 然しながら、明確な答えは無い。

 血の匂いがする。これこそが我の匂いか。初めて嗅いだ、こんな匂いをしていたのか。
 今迄他人のそれしか嗅いだことのなかった我には新鮮で最早清々しい。 
 
 今後烏雑衆はどうすべきか。それが最期の迷いであり思考であった。
 
 だが。
 

 ――慊焉しない、感情だ。


 ――…………。


 蜻蛉と巨鳥の命懸けの死合。御伽の様な事実の噺。勝敗は喫した。
 終止符が打たれた故に幕が下りる。それは余りにも必然で自然であった。
 始まりがあれば相対的に終わりは存在する。
 女の場合、この戦というのは。
 
 ――終わりの始まり。而して終わる。

 という事だったのだろうか。たがそれは、双方共に知る由はない――。



 烏雑 八咫丸。名誉有る死。
691 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(中) 全身に無数の切り傷(極小) 左腕損失 [age]:2014/09/30(火) 18:21:48.84 ID:zGa05lTa0
>>690
魔王と謳われし巨鳥と烏雑の名を持つ誇り高き蜻蛉の死合。両者の決着は今刻、死と生を以て付けられん。
巨鳥の破壊の翼をその身に受け、全身を紅に染め上げる蜻蛉。その表情に悔いもない、絶望もない。刹那の死闘の末二対の戦士に残るは"満足感"唯其れのみ。
赤桜の如く舞踊る鮮血、然れど魔王の表情に宿るは"歓喜"と"驚愕"が入り混じったかの如き其れ。
一歩、また一歩と強大なる蜻蛉の元へと歩み寄らんとする魔王。彼は八咫丸へ拳が届いた瞬間理解した、蜻蛉はまだ生き延びている事を。
ならば引導を渡すのは死闘を分けた自身の役目、暫時の時が流れ巨漢は破壊された蜻蛉の元へ辿り着く。
然れば気高く誇り高き戦士へ止めを刺さんと右腕を振り翳さん。然し刹那、差し込む木漏れ日が蜻蛉の顔を優しく照らせば、巨鳥は剛腕を静かに下げる。
そう、黒鉄の蜻蛉は、『烏雑衆頭領』の称号を掲げる剣士は__既に命を散らせていた。


「__それが、貴殿の答えであるか…__」


感嘆と賞賛が惜しみ無く込められた静かなる言葉。刹那、ぼとりという"何か"が落下するような雑音。
紅に染め上がる蜻蛉と巨鳥、其の純赤の鮮血と共に転がるのは紛れもなく__鏡の如き断面を残す、魔王の左腕。喪がれ取られた巨鳥の翼。
死力、全力。全てが上乗せられた蜻蛉の最期の刃。万物を両断するそれは巨鳥の命を絶つ事は出来ずとも、その一方の翼を鏡の如く切断したのだ。
飛ぶ事を封じられた魔王は地に膝をつけん、思えば刀使の前に倒れたのは此で二度目か。身を襲う激痛とは裏腹に思い還すは一人の侍。
胴に刻まれし斬撃、蜻蛉の最期の証の切断された左腕。刀士が全力を以て放った一撃はどれも魔王にとって致命傷と取れる傷を与えた。

黒金の外套を引き千切り、尚流血の治まらぬ左腕の断面へ簡易的な止血行為。隻腕の姿となった覚悟を持つ魔王。
彼の巨大たる左腕は偶然か否か、蜻蛉の澄み渡った刀の目前へと転がりそれは彼女が討ち取ったと言わんばかりに印さん。


「__約束しよう、風の如き剣士よ。
貴殿の勇姿、某の心の奥底に永久に刻みこもう」


多くは語らぬ、魔王の腕を討ち取った英雄の亡骸へ静かな約束を交わせば、黒金の外套を翻し新緑の森林から立ち去って行く。
隻腕だというのに其を感じさせぬ威圧感、膨大な威厳を放つ風格。それは俄然変わりなく自身が魔王だと言葉を発すが如く。
やがて蜻蛉が眠る場に訪れるは静寂、翠色の優しげな颯。揺れる木々は一人の戦士の死を嘆くかのよう。
残されし疾風が八咫丸の黒鉄の髪を撫でる。永久に刻まれた物語の結末、それは誰しもが認めざるを得ない終焉を迎えた____
692 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(中) 全身に無数の切り傷(極小) 左腕損失 :2014/09/30(火) 18:24:19.66 ID:zGa05lTa0
>>690
//絡みありがとうございました!!とても楽しかったです!!
//度々返信遅れてしまい申し訳有りませんでした!!
693 :【烏雑八咫丸】【ブレイカ】 [saga]:2014/09/30(火) 18:57:54.69 ID:6IopoJ+Mo
>>691
 兵共が夢の跡。秋草が屍と黒鉄の翅、而して魔王の左の腕を包み込む。
 木漏れ日の中、何時も通りに鳴く鳥達の囀りが平穏を森林中に報せる。
 
 双方共に、たった二つしか攻撃を繰り出していない。――否。繰り出せていない。
 然しながら慊焉の欠片も無いこの感情は双方共に、永久(とこしえ)に共通しているのだった。
 緑色の風が疾走る。接吻をしても決して起きる事の無い眠り姫の坐す、秋の森林に。
694 :【烏雑八咫丸】【ブレイカ】 [saga]:2014/09/30(火) 18:58:55.70 ID:6IopoJ+Mo
>>692
/こちらこそです。ありがとうございました!
/いえいえ、私も遅レスだったので…
695 :エリザベス・カーミラ【吸血眼】 :2014/09/30(火) 19:20:02.68 ID:eQdZ7o8UO
【森林ーー深々とした緑に囲まれるそこには、姿を見せない動物達の気配だけが静寂を嫌うかの様に忙しなく葉を揺らす】
【その少し開けた一角であろうか、其処には木漏れ日にも似た月夜の光が優しく差し込んでいた】

ーーーー。

【差し込む光がスポットライトの様に照らす其処には、一つの人影があった】
【腰まで届きそうな長い白銀の髪が月光を反射させ、陶器の様な白い肌に真っ赤なワンピースを纏った少女は、どこか寂しげに夜空を見上げる。黄金色の瞳の上では長い睫が揺れていた】
【何をしているわけでもないそれはさながら神事の最中の様に幻想的で、その一角だけ別世界の様な雰囲気に包まれていた】




696 :白銀 真【ブレード】 :2014/09/30(火) 21:37:40.24 ID:ewlojLvuo
【街灯と月明かりが空を彩る時間帯の街の大通り】
【カップルや今日の業務を果たしたサラリーマンが急ぎ足で通るそこに白刄姫はいた】
【今日も白き服に身を包む彼女は何かを思い悩むように見えるのかもしれない】

一体私は何をしたいのでしょうね…?

【実際、彼女は少し悩んでいた】
【一昨日赤い背中に覚えた感情に】
【昨日絶対零度の剣を振るう男を襲ったときの感情に】
【自分の中にある自分を大きく変えてしまうそれに……】
697 :エリザベス・カーミラ【吸血眼】 :2014/10/01(水) 19:53:40.43 ID:qPFTXCHsO
【湖畔ーー静けさに包まれ時折吹く風に水面を揺らすそこは、月明かりと星々に照らされ光を放っていた】

ーーーー。

【夜更け、人など寄り付かぬはずの其処には湖に手を伸ばす人影】
【腰あたりにまで届く白銀の髪。人形の様な白い肌に真っ赤なワンピースを纏った幼く見える少女が1人。両の手で水を掬い取ると口へと運んでいた】
【獣などが水飲み場として利用する場所で同じ様に口にしている姿は、それでもどこか品性を感じ取れる風景へと変わる】
【それはお伽話の中から出てきたかの様なその容姿と、緩やかに行われる一つ一つの所作の為だろうか】
698 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(中) 全身に無数の切り傷(極小) 左腕損失 [age]:2014/10/01(水) 21:14:23.30 ID:vfxJ70qh0
【過疎の進む街、崩壊した旧広場】

――………

【先の黒鉄の剣士との死闘で左腕を失った覚悟は、まるで何かに導かれるかのように再び荒廃の地へと足を踏み入れていた】
【隻腕の上見るからにボロボロな姿だというのに感じられるは途轍もない闘志。自身はまだ闘える、そう言葉を放つが如く】
【片腕の魔王は唯待ち続ける。自身と戦うべき存在が現れるその刻を―――】
699 :ミデン【I.T.P】 :2014/10/01(水) 21:31:40.80 ID:cCcI1M+e0
>>698
うぅ……ぁ……!

【男の後ろに現れた少女は実に奇妙な格好をしていた】
【長い放浪生活により、ボロボロであちこちが裂けてしまったジャージ、千切れかけのロザリオ】
【白い肌の対になるような真っ黒の髪の毛】
【そして、なによりも異常なのは有刺鉄線の巻かれた腕から流れ落ちる真っ赤な血】

アハハハハハハハハハハハハハ!!!!!

【少女は狂ったように笑い出し、男に危害を加えようとする】
【腕に巻かれた有刺鉄線を鞭のように扱い、男の背中を狙う】
700 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(中) 全身に無数の切り傷(極小) 左腕損失 [age]:2014/10/01(水) 21:45:57.59 ID:vfxJ70qh0
>>699
【旧広場に訪れるは招かれざる狂気の少女、理性を失いただただ本能に身を流し隻腕の魔王を討たんとする狂犬】
【腕に巻いた有刺鉄線は空気を切り裂く鋼鉄の鞭と化す。血に飢えたそれは真空の刃となり魔王の背中を切り裂かんと――】

――ふんッ…!!

【否、鉄線の鞭が切り裂いたのは魔王が"存在していた"空間。鞭が振るわれるほぼ同時のタイミングで覚悟はその場で跳躍したのだ】
【見上げれば唯冷徹な瞳を向ける隻腕の魔王。憐れみとも取れる紅瞳には一体何が映るのであろうか】
【そして狂気に身を任せるミデンが行動を取らなければ、覚悟は一気に彼女の元へと降下しその右腕を叩きつけんと迫るだろう】
【躊躇や迷いなど一切乗せられぬ破壊の拳、幸いながらその拳が振り下ろされるまで数瞬の間がある。ミデンはその間、どんな行動を取るか】
701 :【満月白夜】(黒夜)>>1000【宝刀御霊】 [saga]:2014/10/01(水) 21:58:29.39 ID:2VQpEhC5O
>>697
/まだよろしいですか?
702 :花鳥風月【ファントムニードル】 :2014/10/01(水) 22:06:07.62 ID:lfq38Wx40
さて、今日はどんな人間に会えるかしら?
【腰まで伸びた銀髪を優雅に揺らしながら路地裏をふらふらと歩く女】
【オニユリが描かれた着物は現代の景観に似合わず、不自然に目立つ】
【それより針を首に刺したまま歩く着物を着た女など誰が見ても幽霊だと思われるのだが】

私の針がどこまで通じるのか楽しみねぇ…
出来れば会話が通じる人間だといいのだけれども…
【あたりをキョロキョロと見回して人間を探す】
【正しくは人間では無く「能力者」を探している】
【能力者の観察と対戦を求め、夜の街を歩いている】
703 :エリザベス・カーミラ【吸血眼】 :2014/10/01(水) 22:10:35.46 ID:+sAg15ZJ0
>>701
/ぜぜぜ是非!!!!!
704 :【満月白夜】(黒夜)>>1000【宝刀御霊】 [saga]:2014/10/01(水) 22:12:45.84 ID:2VQpEhC5O
>>697
湖畔。静けさに包まれ月光が反射し、綺羅びやかな輝きを帯びる水面。
本来獣が水分を補給するはずの場所で、その場にそぐわないはずである人の姿が見える。

がさがさと道を掻き分け辿り着いたのは、少年。
黒髪のショートに着物姿で腰には刀を差しており、未だあどけなさの残る幼くも純粋な、まるで黒曜石のようにキラキラと輝く瞳は目の前の少女をしっかりと捉えていて。

「……………うわぁ」

先ず最初に出たのは、感嘆の句。まるでお伽話の世界にでも迷い込んだかのように、今目の前にある光景は神秘的。
湖の背景に少女の容姿動作が見事にマッチしており、まさに芸術的な何か。

ただただ、少年は目の前の光景に目を奪われ見惚れていた。
瞳の輝きは、一層強さを増して。

/それではよろしくお願いします!
705 :ミデン【I.T.P】 :2014/10/01(水) 22:14:19.43 ID:cCcI1M+e0
>>700
【覚悟の拳はいとも容易くミデンに直撃した】
【そしてミデンの身体には重く、鈍い激痛が身体中に響き……】

フフフ……

【渡らなかった】
【ミデンは何ごとも無いようにもう片方の腕に巻かれた鉄線を、胴を狙うようにして振るった】
【そして先ほど振るった鉄線を鎖鎌のように引き戻す。左と後ろからの同時攻撃だ】

//晩飯落ちしてたので遅れました、すみません
706 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(中) 背中に裂傷(小) 全身に無数の切り傷(極小) 左腕損失 [age]:2014/10/01(水) 22:32:24.79 ID:vfxJ70qh0
>>705
――なに…?

【亜音速にも達するが如き剛拳はその対象に直撃し、狂気に駆られた猛獣の肉体を破壊し、一瞬の攻防は幕を閉じる筈だった】
【だが否、華奢にも見える少女は魔王の一撃をその身に受けても尚怯むことなく、鞭と化した鉄線を躊躇なく魔王へと振るう】
【常人の身に直撃したのならば文字通り肌が切り裂かれるであろう有刺鉄線。引き戻された鉄線も合わせ双方からの猛撃】
【僅かな困惑を見せる魔王、その瞬間が災いし左方向からの鞭は即座に右腕で叩き落とすも後方の鞭への対処が遅れ、肉が弾ける音が響く】

――…ぬ…ッ!

【先程の魔王の拳とほぼ同等の速度で放たれる鋼鉄の鞭。それは魔王の岩石の如く頑強な肌を容易く抉り、傷を与える】
【ミデンの実力を測り切れなかった事も後押ししてか、その一撃は彼の鉄の表情を僅かな苦悶に歪ませる】
【だが覚悟は魔王、背中に走る痛みに耐えつつ腰を深く落とし、正拳の構えを取らんとす】


//お気になさらずにー
707 :エリザベス・カーミラ【吸血眼】 :2014/10/01(水) 22:47:40.48 ID:d76L7c/pO
>>704

【物音に気付き迫りくる来訪者にゆっくりと瞳を向けた。銀色の瞳が光を集め、少年の姿を写すとーーー】

人…か
こんな夜更けに出逢うとは思わなかったのじゃ

【少女は立ち上がりながら其方をジッと見つめる。緩慢な動作から伝わるのは敵意でも好意でもない】
【ただ警戒心からか其方へと近付く素振りはなく様子見と言ったところか】

708 :ミデン【I.T.P】 :2014/10/01(水) 22:47:53.47 ID:cCcI1M+e0
>>706
アハ、全然痛くない

【ミデンは有刺鉄線を廃ビルの鉄骨に巻き付け、宙を舞う】

aハ刃っハはは!

【右へ左へ飛び回り、相手を翻弄させようとする】
【その際にミデンの腕から赤い血が上空から飛び散った】
709 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(中) 背中に裂傷(小) 全身に無数の切り傷(極小) 左腕損失 [age]:2014/10/01(水) 23:03:27.62 ID:vfxJ70qh0
>>708
【獅子戦吼――そう言葉を発し破壊の正拳を放つよりも早く、狂犬は宙を舞い辺りのビルからビルへと飛び回ってゆく】
【有刺鉄線の巻き上がる腕から鮮血を躍らせ、魔王を翻弄せんと鉄線を用いて移動するその姿はまさに"狂気"】
【最早肉体のダメージで動くことすらままならぬ筈の少女。覚悟は心の奥底で思う、この者は"物怪"だと】


――感情を失った怪物か……去れ、貴様のような者と闘う事は望まぬ――


【覚悟が言葉を放つと瞬間、荒廃の地を包み込むは凝縮された魔王の覇気。されどそれは自我を失ったミデンにとっては何も感じぬであろう】
【興が冷めたと言わんばかりに魔王は構えた右腕を静かに下ろす。彼が望む闘いは"志"を持った人間との死闘、決してこのような戦闘ではない】
【ぶらりと腕を垂れ下げる巨漢、されどその姿には一切の油断も隙も感じられぬ。もしミデンが未だに戦う意志を見せるのならば何時でも剛腕を振るうが如く】
710 :ミデン【I.T.P】 :2014/10/01(水) 23:22:13.16 ID:cCcI1M+e0
>>709
アハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!

アハハハハハハハハハハハハハ!

あ……ぁゲ……!

【宙を舞っていたミデンは突如地面に落ちてしまった】
【その拍子に能力が解除され、蓄積されていた痛みが一気にミデンに襲いかかる】

あ、ぁ、ああああああああああああああぁぁぁあああぁぁぁ!!!!

痛い痛い!痛い痛い痛いぃぃぃ!!

【痛みに悶え、苦しむミデン】
【もう一度能力を発動させようとするが、上手くいかない】

あぁ……! ぐっ……!

【ミデンは気力を振り絞り、必死になって逃げ出した】
【転びながら、這いずりながら、惨めな格好で逃げ出した】

(オクタヴィアさん、キリカさん、冥さん、……なんでこんなことになっちゃったのかな)

【逃走の道のりで思い浮かぶのはかつての仲間や友の顔】
【大切な人たちを失った穴を他の感情で埋めるため、少女はこれからも殺戮を続けるだろう……】

//ロールありがとうございました! 風呂落ちしてきます!
711 :【穿】【ストレイトライン】 [ saga]:2014/10/01(水) 23:22:57.97 ID:3n+wAqu7o
 紅き夜。散りゆく命。
 
 ――路地裏。
 ガスマスクのピエロは嗤う。血に濡れた両掌を掲げながら、恍惚の表情を隠しながら。 
 くぐもった声が聞こえる。何を言っているのかは全く以って理解らない。全く以って不可解だ。

 目にも止まらぬ速さを以って、奈落の如き色をした夜を疾走り抜ける。一陣の狂気。
712 :【満月白夜】(黒夜)>>1000【宝刀御霊】 [saga]:2014/10/01(水) 23:40:41.54 ID:2VQpEhC5O
>>707
「へっ……………?あっ……………」

思わず、無意識のうちに見惚れてしまっていたらしく、少女が此方に気づいてようやく我に帰る。驚いたためか、思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。
相手の少女は、何やら警戒している様子。敵意はないようだが―――
はてさてこれはどうしたものか、こんな場所で人に出会えるとは微塵とも思わなかったのだから、どう対応して良いのか分からない。
少年は頭を悩ませ、どう対応するかを必至に模索する。

「…………あ、えっと…………」
「……………こんばんは?」

導き出された結論は、至って普通の差し当たり無い挨拶。
此方に敵意はない。その事が、伝われば良いのだが―――――
713 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(中) 背中に裂傷(小) 全身に無数の切り傷(極小) 左腕損失 [age]:2014/10/01(水) 23:43:20.67 ID:vfxJ70qh0
>>710
【突如、鮮やかに宙を舞う動きが止まったかと思えば既にボロボロの少女は勢いを以て地へと落下する】
【ビダンッという不快な音が鳴り響いたかと思えば、鼓膜を劈くような奇声が旧広場を木霊しミデンは悶え苦しみ始める】
【目前で起こる惨状、憐れみと驚愕の双眸を向ければ彼女は最後の力を振り絞り、転び這いずりその場から必死に逃げ去ってゆく】

【もしも、覚悟を手にした魔王がミデンの"過去"を知っていたのならば。もしも、ミデンが自我を保っていたのならば、このような惨劇は免れたのかもしれない】
【然れどそれは"もしも"の話、真実ではなく偽りの過程。運命という輪に繋がれた結果は捻じ曲げることはできない】
【逃げる者は追わぬ、自身の前で背中を見せた者はその時点で"敗北"しているのだ。背中に走る鋭痛を感じれば静かにビルの残骸に腰掛ける】
【天空に咲くは輝く星々、覚悟の瞳にはやはり紅の巨星が映り込んだ】


――…………


【先の少女との戦闘で、自身は一体何を学んだのだろうか。痛みか?情か?――否、断じて否。何も感じぬのだ】
【あの者がどのような過程を進みあの憐れな結末を迎えてしまったのか、そんなものは自身には理解できぬ。ならば考えるのはよそう】
【暗闇の空に輝く紅の輝星。それを最後に瞳に焼き付ければ、隻腕の魔王は静かに眠りについた】


//こちらこそ!ロールありがとうございました!!
//お疲れ様です!!
714 :エリザベス・カーミラ【吸血眼】 :2014/10/01(水) 23:55:20.27 ID:d76L7c/pO
>>712
【少年の驚きの声を聞くと少女はふっと微笑みを向けた。いきなり襲わず声をかけるのだからと警戒を緩めた様にも見える】
【しかして少年に近付いていかないのは警戒心が強い為か、果たしてそれが意味するものとはーーー】

こんばんは。
【身体を前に傾けお辞儀をしながら短く挨拶を交わす少女はどこか妖艶で】

こんな時間にこんな所にいると危ないぞ?
そろそろ獣も寝静まる頃合いじゃがな…
【ふと辺りを見渡すと草木の揺れる音すら無く、見下ろす月は頭上高くにある様だった】
715 :【満月白夜】(黒夜)>>1000【宝刀御霊】 [saga]:2014/10/02(木) 00:13:27.25 ID:ccbvP/VuO
>>714
「あ、どうも……………」

警戒を解いてくれたのか、微笑みを向けてくる少女。同時に身体を前に預けてお辞儀する様子はどこか妖艶。
おかげで気後れしてしまうというか何というか、見ただけでは少女の方が年下なのに気後れしてしまう。

「えっと……それを言うなら君も……危ないと思うよ……?」

こんな時間にこんなところにいると危ない。確かに頷ける話ではあるが、それはこの少女も同じではないだろうか。
しかし、口調や雰囲気から年下とは思えないような感じもする。自分でも不思議な感じ。
716 :エリザベス・カーミラ【吸血眼】 :2014/10/02(木) 00:39:07.83 ID:A0AJwrtGO
>>715
たしかに…そうじゃな!
【自分の身を案じてくれる人に出逢うのは何時ぶりだろうか、そもそも人とこうして他愛ない会話を交わすのは何時ぶりだろうか】
【そんな想いを馳せつつ今度は年相応の満面の笑みで答えた】

まぁ、主様ならばいらぬ心配であったかもしれぬな
そこに見受ける物を察するに武人かなにか…そうでは無くとも心得がなければ持ちあるくまい
【その銀色の双眸は帯刀し少年の刀に向けたまま】

エリザベス・カーミラじゃ
袖触れ合うも他生の縁という言葉もある
よろしく頼むぞ
【手を差し伸べながらゆっくりと其方に歩みを寄せて行こうとするだろう】

717 :【満月白夜】(黒夜)>>1000【宝刀御霊】 [saga]:2014/10/02(木) 00:49:28.70 ID:ccbvP/VuO
>>716
「………………あはっ」

少女が嬉しそうに顔を綻ばせる。それは見た目の歳相応の、満面の笑み。
何だか嬉しくなっておかしくなって、少年も顔を綻ばせる。出会ったばかりで、それも他愛のない会話のはずだけど、とても楽しくて。友達になれそうな。

「あ、うん…………家の関係でちょっとね……」

少年の家は武家の名残と仕来りをそのまま受け継いだかのような家。故に、武人として生きる事になるのは必然か。
帯刀しているのも護身のためと、剣術を磨く為にあるもの。今のご時世で役に立つかどうかも分からないというのに。

「僕は満月白夜。よろしく、えっと……エリー?」

少女が手を差し伸べながら歩みを寄せる。それに応えて、此方も手を差し伸べる。その手をぎゅっと握り、握手を交わす。
因みにエリーとはエリザベスを略したもの。何となく、気分で少年はそんな愛称をつけてみた。
718 :エリザベス・カーミラ【吸血眼】 :2014/10/02(木) 01:19:20.72 ID:A0AJwrtGO
>>717
満月 白夜か…何とも風情があって良い名ではないか
【少女もといカーミラはしっかりと握手を交わすと小さく花の様な微笑みを見せる】
【其処に居たのは一切の警戒心や疑心などが消え失せてしまった、か弱いただの少女の姿だ】

エリー?あぁ、私の名前の事か
久しく名を人に伝えたのでな…
なんとも言えぬが…こそばゆい…
【伏し目がちにそう語る姿は少し寂しげではあるが、なによりも名前を呼ばれる嬉しさの方が強い様で】

ならば問題はない
やはり非力な私の方が幾分も危険だったという訳だ
なんとも滑稽な話じゃな
【自虐を込めた言葉に自ら苦笑している少女は、言葉の通り魔翌力は元より武器すら携えておらず】
【戦いに慣れた者ならばわかるだろうか、その独特な戦士特有の闘争心すらも無い事がわかるだろう】
719 :【満月白夜】(黒夜)>>1000【宝刀御霊】 [saga]:2014/10/02(木) 02:05:11.93 ID:ccbvP/VuO
>>718
「………………へへ、そうかな、ありがとう」

カミーラは花のように可愛らしげな笑みを見せる。
白夜は、自分の名前を良い名前だと褒めてくれたのが何とも言えずこそばゆくて、軽く頬を紅潮させながら照れくさそうに笑う。

「うん。エリーだよ。………ほら、少しは可愛いらしい感じになったでしょ?」

ネーミングセンスの有無は兎も角、カーミラは嬉しげな様子。
だが、伏し目がちに語る姿はどこか寂しげな感じ。そういえば久しくと言っていたが、それが関係しているのだろうか。
何にせよ、知り合ったばかりなのにあまり踏み込んで良いものだろうか――――白夜は、少し躊躇う。

「…………あはは、大丈夫だよ。襲ったりなんかしないからさ?」

彼女は武器を構えておらず、またそもそも闘争心というものが見えない。故に彼女から襲う事はないのだろう。
逆もまた然り、此方から彼女を襲う事はない。刀を持ってはいるが、あくまで護身。率先して人を斬るためのものではないのだから。
720 :エリザベス・カーミラ【吸血眼】 :2014/10/02(木) 02:40:57.56 ID:A0AJwrtGO
私は力無く弱き者でしかない
気が変れば技を有する主様ならば、一太刀にて切り伏せることも容易であろう?
【自身の手に視線を落とし、華奢な手を強く握り締めた。まるで自身の非力さを痛感する様に】

故に人を見定める真似事をする始末じゃ…
先手を打たれれば死するかはたまた蹂躙されるか…
【この世界に置いてそれは摂理なのだろう。能力者の生きるこの世に置いてカーミラは絶対的とは言えないが弱者の立場から
白夜に向けて告げたのだ】
【それは重く、自虐的で、悔しさに塗れた言葉だ】

しかし、主様は見定める必要すらなく襲う様な輩ではないと感じ取った。
何故かはわからぬがそう思えたのじゃよ
【打って変わって彼女はまた優しく微笑みを向けて】

そろそろ草木も眠る時間じゃな…
主様も休んだ方が良いじゃろう
【人との接触を避けてきた彼女にとってとても楽しく穏やかな空間に、時の流れの早さをふと思い出したのだろう】

721 :エリザベス・カーミラ【吸血眼】 :2014/10/02(木) 02:42:09.40 ID:A0AJwrtGO
>>720>>719宛てです!ごめんなさい!
722 :エリザベス・カーミラ【吸血眼】 :2014/10/02(木) 10:17:26.59 ID:A0AJwrtGO
/白夜の方すみません!寝落ちしてしまいました…絡みの方は切って頂いても構いませんし、返せる時にならお返しいたします!
723 :【穿】【ストレイトライン】 [ saga]:2014/10/02(木) 21:38:05.56 ID:6mwshO6Co
 奈落色の一閃が夜に奔る。其は儚き命を無惨に貪り喰らい、血を撒き散らして悦楽に浸る。
 死を齎す死神とはまた違う、己の為に死を押し付ける、表情を隠したピエロの様な邪悪なる者。
 ピエロは嗤う。その嗤い声をガスマスクの中にくぐもらせて。
724 :アルヴィス・オールブライト(>>117)【旧支配者】両足不随 [age E【高性能車椅子】【思考言語化装置】]:2014/10/02(木) 23:28:37.15 ID:Rrhotlyj0
【賑わいを見せる繁華街、人間や妖怪、天使や悪魔など異種族の拘り関係なく足を運ばせる自由の街】
【ただでさえ異端と呼ばれるその街、そんな街の住民の中でも特に抜きん出て異常な雰囲気を醸し出す者が一人、車椅子を動かす】
【金色のおさげ髪は陽光を帯び煌き、感情の見えぬ透き通った蒼色の双眸は彼女特有の大人びた演出を後押ししていた】


『――はぁ、今日も相変わらず世界は平和ね…誰か爆発すればいいのに』


【突如、そんな雰囲気をぶち壊す機械音混じりの呟き、正常な思考を持つ者が聞いたのならば間違いなく耳を疑う言葉】
【しかもそれが車椅子に乗る大人びた雰囲気の少女が発したというのならば尚更、現に彼女の周りに居た人々は若干距離を置いている】
【理不尽な毒を吐く金髪の少女、しかしその表情は全く動かず無表情。普段なら大人しげな顔立ちも今となっては不気味である】
【誰も彼女と関わろうとしたくないのか、彼女の車椅子を手押そうと者は一切居ない。それどころか足早と立ち去って行く】
【当然と言っては当然、だからこそ"自由"の街なのだ。彼女は不自由者か?否断じて違う、彼女の自由を求めた結果がこれだ】


『――なんて、ね……』


【両足の不随。表情、言葉の喪失。代償として得た能力は破壊の象徴】
【悲劇のヒロインを気取るつもりなど毛頭ない。自分の意思で起こった結果だ、今更どうこう後悔する事など許されない】
【だからこそ少女は精一杯生きる。例え他の人間に遥かに劣っているとしてもそれがどうしたと鼻で笑えるような誇り高い人生を送るのだ】

【正に"人形"の如き美しさを持つ車椅子の少女。笑うことも泣くことも出来ない彼女が紡ぐただ一つの物語(ストーリー)】
【色とりどりのクレヨンが並べられたキャンパスはまだ白紙でしかない。クレヨンを握ったままのアルヴィスの手は止まっている】
【少しずつ、少しずつでいい。彼女の手を取り一緒に描いてくれる人達が現れれば――――…物語は始まるのだ】
725 :【ラス・ベガス】【生迷感核】 [ saga]:2014/10/03(金) 18:11:41.33 ID:XWM76tzDo
 今はもう機能していない街。
 黒槍携え歩く男。群青色の空を仰ぎ奇しく嘲笑う。
726 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/03(金) 19:23:54.59 ID:4x66YiImo
【街外れの一つの公園、そこに小さな茶色の建物がある】
【ホームレスや子供に良く好まれる建物、所謂ダンボールハウスが一つ】
【目を引かざるを得ないほどの、ダンボールハウスの規格を大きく外れたその巨大な建物】
【それは、まるで悠久を生き抜く力を体現しているかのような力強さを以って、公園の一角に鎮座している】
【隣、そのダンボールハウスの側にちょこんと置かれた一枚のダンボール】
【それはどうやら、この規格外の物体の正体を簡潔に表す一言が描かれていた】

【何でも屋、なんでもやります、と…】

【東の空が白む頃、雀の鳴き声が響き出す秋晴れの朝】
【ガサゴソと何やら音が響く、他ならぬ件のダンボールハウスより】
【やがてしばらくして、設えられた扉からひょこりと顔を出すものが一人】
【宙に漂う煙草の煙、朝焼けの空に灰色の筋が走り】
【それを描いた人物、建物より顔を出した人物は、明らかに煙草を吸ってはいけないだろう風貌の、黒服の少年】
【寝ぼけているのか、目をしきりに擦りながら人の気配がしない公園を見回す】

……幾ら何でも早すぎたか

【未だ青く染まりきっていない早朝の朝をその目に収め、少年は愚痴っぽくそんな言葉を零す】
【能力者によって破壊された建物、その瓦礫の撤去】
【少年の元にはそんな依頼が届いていて、しかしながらその開始時間は午前10時】
【間違ってもこんな、雀の鳴くような朝に始まるものでは無い】
【ガシガシと乱れた短髪を面倒そうに掻き回し、再び建物の中に姿を消そうとして…】
【ふと、少年は足を止める】

……どうせ起きちまったし

【それはただの気まぐれか、天からの使命だったのか】
【再び公園の空に目を向け、建物へと戻ろうとしたその足を再び公園の方へ躍らせる】
【ちょっと散歩にでも、そんな考えを持って、少年は小さく伸びをした】
【早起きは三文の得、もしかしたら三文の価値のある出来事が存在するかもしれないのだ】
【看板の近くに置かれた「在宅」の表示を「外出中」に変化させ、近くに連絡用のホワイトボードを置く】
【これで、もし外出中に客が来たとしても問題無い……こんな時間に来るような酔狂な人物もそうそう居ないが、まあそれはともかく】
【乱れた黒髪、服装を慰み程度に手で整え、少年は公園より歩き出す】
【咥えていた煙草が小さく揺れ、溜まっていた灰が風に吹かれて消えていった━━━━━━】
727 :【DESTROY-SYSTEM】 [saga]:2014/10/03(金) 20:39:31.75 ID:zahIWt0Xo
・・・・・・・・・・・・・(どうしてこうなった)

「へいお姉さんオレらと遊ぼーぜ!」

【街を照らすネオンの輝き、比較的開けた街の大通りには、普通の店や、中にはちょっと如何わしい店まで様々だ】
【そんななか、如何わしい方のお店の近く、3人のホスト風のテンプレートなチャラ男がテンプレートな台詞を吐いて一人の女性に言い寄っている】
【それは所謂ナンパ、壁に追い詰められた女は金色の髪を揺らしてどうしたものかと思案するもどうやらこの場を上手く収める妙案は思い浮かばなかったようだ】
【元々は目的地への通り道、普段は宜しくない雰囲気が包むこの道はあまり好きにはなれないのだが、やや急ぎ気味だったためにこの道を通ったのだ】
【しかし歩いてみれば出会いを求める男達に捕まってしまいこの通り、急がば回れとはこの事か】
【その気になれば3人をねじ伏せて無理に押し通る事も出来るが、彼女はそんな荒々しい方法を良しとしない】
【故に現在は膠着状態、押しても動かぬ山の如き女を前に、無駄とも言えるアタックを続ける男共】
【果たしてこの攻防は、いつまで続いてしまうのか】

・・・・・・解せん

「ん?なんか言った?」
728 :アーチャー(>>657)【アーチャー】 [age]:2014/10/03(金) 21:22:01.20 ID:vMzP4Oul0
>>727
【街の中心部、其処に位置する場所は比較的大きな大通り昼は活気に溢れた街並みだが、夜となると其処は妖しげなネオン街と化す】
【元々治安がいいとは言えない街、当然ながら能力者同士の喧嘩やナンパ等といった事件が起こる事はそう珍しくもない】
【現に今この瞬間、出逢いを求め獲物を狙う三匹の獣が一人の女性に狙いを定め、寄ってたかって典型的なナンパを繰り広げていた】
【傍から見れば絶体絶命の女性、彼女を能力者と知ってか否か未だ尚一歩も引くことのない男たち。見て見ぬフリを続ける通行人】
【そんなある意味日常的な光景の中、一陣の風が通り過ぎたかと思えば突然。"非日常"は訪れた――】

…あー……ちょいそこのお三方、やめとけ
嫌がってる……かどうかは分かんねぇけど…とにかく返答がないって事は振られたってことよ

【見慣れぬ赤衣を翻し、鮮やかな茶髪を夜風に靡かせる一人の男性。気だるげな態度とは裏腹に瞳に宿るは澄んだ蒼き炎】
【彼は自ら厄介事に攻め入るような性格ではないが、どうやらこの時だけは自分の意志を尊重したようだ】
【気だるげに頭を掻き小馬鹿にしたような表情、緊張感など微塵も感じられぬ突然の来訪者。一体状況はどのような変化を遂げるのか】



//まだいらっしゃいましたらお願いします!
729 :白銀 碧子【ミストワールド】 :2014/10/03(金) 21:24:20.34 ID:MmYQmUH9o
【夜へと変貌しようとする自由の街と呼ばれる街の中心部】
【別の法則の世界からの来訪者やただの人間、造られた人間まで勢揃いのある種の混沌であるそこを闊歩するのは…】

ふぅ…ったく今日も物騒なことはないのかねー?

【赤髪の女性だ】
【彼女にはタバコを咥えていることと蒼い瞳以外には特徴無さげだ】
【外見以外にパット見て分かる異常は…その言動であろう】
【まるで物騒なことを求めているかのようなおおよそ普通ではない証明なのか?】

【堕ちた蒼(ノクターン)という忌むべき名前すら与えられる気紛れでどこか虚無的な彼女】
【物語など始まっても途中で前触れもなく破壊する碧子には如何なる出来事が待っているのか…?】
730 :【DESTROY-SYSTEM】 [saga]:2014/10/03(金) 21:52:44.86 ID:zahIWt0Xo
>>728
【さらり、一陣の風が走り、そこにいた"5人"の髪を優しく靡かせ消えて行く】
【それはある非日常の予兆、普段は気にも止めぬその風も、何故だか今日は少し清々しく感じられた】

むっ?

【さてこの状況からどうやって脱出すれば良いものか、頭の中で様々な選択肢が浮かんでは消え、本人はそんな状況でも凛として表情を変えずに明後日の方向を向いている】
【その表情が僅かに揺らいだ瞬間、女にとっては救世主とでも言おうか、紅き外套に身を包んだ男の出現に、現れるのは小さな期待】
【この女も紅き男と同じく厄介事は好まない、しつこく言い寄る男達に言い返すことも明確に拒否の意を示さないのも此のためだ】
【しかし事態は一向に好転しない、此方からアクションを起こしていないのだ、いくら頭の中で議論を繰り広げようと行動に移さなければ意味はないのだ】

すまない だが手出しはm

「おい!まさか人の見付けた獲物を横取りしようってんじゃないだろうな!」

【危険だから、言葉を続ける前に、3人のうちの一人が紅い男へ歩みでて、女の言葉をもう一人が無理やりに制止する】
【「獲物」と言っている時点でもうその不純な動機を隠すことは止めたようで】
【邪魔が入ったのならば実力行使と言わんばかりに歩みでた男はアーチャーの胸ぐらを掴もうと手を伸ばし、残りの二人は笑みを浮かべながら女を連れ去ろうと】

//返レス遅くてすみません・・・よろしくお願いします!
731 :ミデン【I.T.P】 :2014/10/03(金) 21:52:54.02 ID:kLkkXeDf0
>>729
ウフフフ…みーつけた

【獲物を見つけた化物のような目つきで、ミデンは女性の後ろから歩み寄る】
【心の傷を癒すため、無差別殺害を繰り返す狂気の悪魔】

アハハハハハハハハハハハハハ!!!

【腕に巻き付けてあった有刺鉄線をほどき、鞭のように扱うミデン】
【碧子の左右を挟むようにして鉄線を振るった】
732 :ユウゴ【ランドマスター】 [sage saga]:2014/10/03(金) 22:02:43.37 ID:ka/7/sVL0
>>729
なんだおばさん
人の不幸でも見たいのか?

【チョコレートをかじりながら町を歩ていた】
【今日も平和だなーつまんねー、なんて考えながらボーッとしていると、何やら物騒なことを呟く女性を見つけ、声をかける】
【最も、バカにしているような口調でだが】

俺もにたようなことは考えてたけど、そんな唐突に事件は起きないだろー
自分から動いたりしない限り

【へらへら笑いながら馴れ馴れしく話している】
【初対面の相手にこんな会話をすれば怒りをかいそうなものだが、どうだろうか】
733 :白銀 碧子【ミストワールド】 :2014/10/03(金) 22:05:27.16 ID:MmYQmUH9o
>>731
…万物を覆い隠す霧よ、今ここに満ちよ

【背後から忍び寄る狂気】
【剥き出しの狂気を捕捉するなど碧子には容易】
【故に碧子の指は鳴り、霧は満ちた】

さてさて今日の大騒ぎの原因はいったい誰なんだろうな?
私とお前…とかかな?

【そのとき有刺鉄線は常人には為す術のない速度で碧子に迫る】
【碧子が両断されて紅い池を産み出すことは必至と思えた】
【だが、常人以上の速度と反応速度で前に掛けた碧子はそれを避けて見せた】

【視界の悪い濃霧の中、響く音は碧子の小さな足音】
【それは鉄線を避けたあとは右へと弧を描くように響いていた】
734 :ユウゴ【ランドマスター】 [sage saga]:2014/10/03(金) 22:05:39.49 ID:ka/7/sVL0
/あ、引いた方がいいですかね?
735 :白銀 碧子【ミストワールド】 :2014/10/03(金) 22:08:07.31 ID:MmYQmUH9o
>>734
//二人でも構いませんよー
//返レスは遅れます…
736 :ミデン【I.T.P】 :2014/10/03(金) 22:09:47.43 ID:kLkkXeDf0
>>734
//大丈夫ですよ〜 乱闘は日常茶飯事です!
737 :ユウゴ【ランドマスター】 [sage saga]:2014/10/03(金) 22:11:22.73 ID:ka/7/sVL0
>>735>>736
/ありがとうございます
/では、続けさせて貰いたいです
738 :ミデン【I.T.P】 :2014/10/03(金) 22:16:47.77 ID:kLkkXeDf0
>>732
>>733
アハハハハハハハハハ……なにこの霧、鬱陶しいなぁ……

【一度ミデンは腕に有刺鉄線を巻き戻す】
【霧が辺りを覆い尽くすその直前、ミデンの目にはユウゴの姿が目に入った】

(この霧作ったのあいつかな……? じゃあこっちから殺そう)

【ミデンはユウゴの胴を抉る勢いで、有刺鉄線を薙いだ】
【碧子がこの霧の能力者であることにはまだ気づいていない】
739 :白銀 真【ブレード】 [saga]:2014/10/03(金) 22:18:04.14 ID:MmYQmUH90
>>732
そうかもしれないな

【バカにしてくるような口調で話しかける青年に応じる口調は心底どうでもいいと言外に言うかのよう】
【何処までも気紛れな彼女にはそのときの気分次第で求めるものは変わる。少なくともそう思っていた】

それはどうかな?世の中には巻き込まれ体質って奴やトラブルメーカーって奴がうようよしてるだぜ?事件なんて普通さ
…こんな風にな

【初対面なのにタメ口でヘラヘラと口を利く青年に碧子が怒ることはない】
【それを超える事態が進行してるのもそうだし、なによりも怒る気分でないからだ】
【そして碧子は口の中で何かを呟き指を鳴らすと…】
【辺りを霧で包んだ】
//>>733の前で…
740 :白銀 碧子【ミストワールド】 [saga]:2014/10/03(金) 22:18:57.92 ID:MmYQmUH90
//名前…
741 :アーチャー(>>657)【アーチャー】 [age]:2014/10/03(金) 22:22:26.74 ID:vMzP4Oul0
>>730
【折角見つけた"獲物"の邪魔をされた事で機嫌を悪くしたようで、ギラギラとした瞳を向け赤色の男に掴みかかるホスト風の男性】
【しかし掴まれた当の本人はニヤニヤとした怪しげな笑みを浮かべ、相変わらず自身のペースを保ち蒼き双眸に目前の男を映している】
【見るからに酔いが回った格闘技の素人、顔を赤く染め怒号を飛ばすその姿からは話し合いは断念するしかない様子】

……やったな?アンタ…
いいか?先に手を出したのはそっちだ、悪いのもアンタだ
簡潔に言うと……"正当防衛"は罪の内に入らねぇよな?

【言い終えるや否や、突如胸倉を掴まれた状態で顎を引き全体重を乗せた頭突きを男へと食らわす赤色の男】
【予想外の反撃とその威力に驚く間もなく真赤な鼻血を吹き出し悶絶する掴みかかった男。そしてそれに動揺したのか女性を連れて行こうとする二人の男性の動きが止まり唖然とした表情を浮かべている】
【男の腕から解放された赤色の彼、身に纏った外套を軽く手で払いにやりと笑みを浮かべ二人の男性と一人の女性の前に歩み出れば】

…悪ぃ!ちょっと用事思い出した!!

【突如、女性の華奢な腕をガシリと掴みかかりそのまま人通りの疎らな裏路地から逃走を図ろうと風の如く駆け出した】
742 :ユウゴ【ランドマスター】 [sage saga]:2014/10/03(金) 22:32:23.10 ID:ka/7/sVL0
>>739>>738
あ、これ選択肢ミスった感じだ

【唐突に攻撃してきたミデン】
【それに冷静に対処している白銀を見て、この二人のいざこざに巻き込まれたなと判断する】

うわっ、なんか霧も出てきた
これ絶対巻き込まれる感じじゃねーか

【こんな場所でいきなり霧が出てくるのはあり得ない】
【どちらか一人、又は両方が自分と同じく能力者なのだろう】
【面倒なことになった、そう思った直後に左右から有刺鉄線が迫る】
【咄嗟に能力を使い、今立っている場所を3m程度高くして避ける】

今攻撃してきたのはあのなんか笑ってたやつか
じゃあ、あれを倒すのを手伝えば良いのかな?

【確か、白銀は武器を持っていなかった】
【なら、ミデンの方だろう】

えっと、赤い髪のやつ!
倒すの手伝ってやるから指示出してくれ

【こうも霧が濃いと、逃げている間にどちらかに倒されかねない】
【倒すのに成功するか、逃げれるようになれば逃げるとしよう】
743 :白銀 碧子【ミストワールド】 [saga]:2014/10/03(金) 22:42:42.10 ID:MmYQmUH90
>>738,742
あの少女、見覚えあるな…問おう、汝の名は何か?

【ミデンの姿、顔は見覚えがあった】
【碧子にはそれが誰かは分からなかったのでやや冗談めいた口調で名を聞くこととした】
【名前と顔、二つが揃えば碧子はミデンを思い出すかもしれない…】

少年、私はお前に協力する気はないしむしろちょっと悪戯したいんだが…まあいい、奴はお前から見て前方30mのどっかにいるだろうな

【青年は知らず知らずのうちに大きなミスを犯していた】
【何処までも気紛れで虚無的な碧子と協力するということは碧子の気紛れで殺されかねないから…】
【ミデンの後ろ…と言っても距離は空いている位置に立った碧子は煙草を踏み消してユウゴに大体のミデンの場所を教える】
【あとは、ユウゴ次第だ】
744 :ミデン【I.T.P】 :2014/10/03(金) 22:55:55.82 ID:kLkkXeDf0
>>743
名前……? なんだったかな? たしか『みでん』とかだった気がする
よく覚えてないよ、しばらく呼んでくれる人が居なかったから
【霧に紛れた声に答える】
【しかし、ミデンはあまり関心が無いようだ】

>>742
うぅ……! なんでお肉の感触がしないの!? なんで避けちゃうの!

【攻撃を避けられ、癇癪を起こすミデン】

ああああああああああ、めんどくさいめんどくさいめんどくさい!!!!!!

【思考を凝らすのが億劫になり、ミデンは鉄線をビルや街頭に絡み付けあちらこちらを飛び回る】

アハハハハハハハハハハハ!!!アハハハハハハハハハハハ!!!!

【途中、開いた方の手を使って鉄線を無造作に振り回す】
【あまりにも適当な扱い方故に、自分の身体も巻き込み血があちらこちらに飛び散るが、ミデンは能力のせいで気づいていない】
【この鉄線が相手に当たる確立は3割程度といったところだろう】
745 :【DESTROY-SYSTEM】 [saga]:2014/10/03(金) 22:57:55.31 ID:zahIWt0Xo
>>741
【金色の長い髪を胸まで垂らすその女は、身長も高くてスタイルもよく、容姿端麗と言っても過言ではない】
【せっかく見付けた上玉、それを邪魔されたとあっては3人にとってはアーチャーはとても面白くない存在だ】
【威嚇を試みようと胸ぐらを掴むも雲のような掴み所のないその紅い救世主は決して屈したりはせず、それどころか未だ余裕を保っていて】
【明らかに場慣れしている、戦いにおいても全く素人である3人にも敏感に感じとることができた】
【だがしかしどうだろう、相手は一人、此方は3人、相手がこの類いの人間に慣れていようと数の利点は覆すことは難しい】
【そこはやはり素人の考え、相手の実力を見誤り、"たった3人"でなんとかなると、本当に信じ込んでいたようで】
【故に次の瞬間、その優越感と自信は儚くも消え去ってしまうこととなった】

「あっ!おい!」

【止めに入る間も無く、3人にとっては本当に一瞬の出来事。気付いたら仲間が頭突きを食らっていて昏倒していて、気付いたら掴んでいた筈の女の腕がすっぽ抜けていた】
【もう一度捕まえようと手を伸ばすも、驚愕によって実際に体が反応したのは数秒も後、追い掛けようにも離れすぎた紅い疾風を恨めしそうに睨み付けていた】

君の手を煩わせてしまってすまない 何かお礼をしたいところだが、生憎今は持ち合わせが無くってね

【所変わって大通り、裏通りから抜け出した両者はいずれ立ち止まり、女は感謝の意を伝えるだろう】
【走ったのは数十メートルか、数百メートルかは定かではないが、僅かに微笑を浮かべながらやはり凛として話す女は息切れ1つ起こしていない】
【女の姿を良く見れば感ずる事が出来るだろう、そのスタミナと、どさくさに紛れてその姿は不明瞭だったがその背中からは何かの柄と思しき物が顔を覗かせていることに】
【この女は、普通ではないと言うことに】
746 :ユウゴ【ランドマスター】 [sage saga]:2014/10/03(金) 23:14:27.62 ID:ka/7/sVL0
>>743>>744
俺から見て、か
なるほどね

【こいつが霧の能力者だな、そう思いながら5m感覚で大体人がギリギリ立てる程度の広さで地面を2mづつ高くする】
【この霧のなかで特定の物をはっきりと見えるはずがない、にもかかわらず自分の向いている方向を分かっている】
【さらには、ミデンの位置までも】
【ならば、こいつが霧をだし、そのなかで自由に行動できる能力者なのだろう】
【とはいえ、そこまでならなんの問題もない。ただ、そうであるというだけなのだから】
【問題なのは――――】

―――前方30mのどこか、ね

【―――その距離が、丁度自分の能力の範囲と同じだからである】
【前方のどこか、ならまだわかる。だが明確な範囲を言い、それが自分の能力の範囲と同じだったというのは―――流石に、出来すぎではないか?】
【自分と似たような能力を知っているのだろうか?なんにせよ、向こうも協力する気はないようだし、利用するだけにしておこう】

んー、防御する方向で行くか

【いくら見えないとはいえ、大声で笑っていれば位置はつかめる】
【自分の前の地面を5m高くし、鉄線を防ぐ】
【そして、ミデンをつまづくかせようと声のする辺りの地面を5m高くする】
【最も、見えているわけではないので大体の位置の地面を高くしただけなので、つまづくかどうかは分からない】
747 :白銀 碧子【ミストワールド】 :2014/10/03(金) 23:19:23.22 ID:MmYQmUH9o
>>744
おお!ミデンか…思い出したぜ虚数開発機関のNo.'Sのミデンちゃん
どーしてそんなに惨めな姿になったんだか…お友達に嫌われちゃうぜ?そんなに傷塗れになっちゃったらよ

【ミデンの成れの果てとでも言うべき姿を見ながら碧子は記憶が繋がったことに満足をする】
【自分の辺りでも暴れまわる鉄線を冷静に避けて頬に紅い筋を作りながら碧子は比喩を交えて今のミデンを罵る】
【未だにミデンが虚数開発機関のエリート人造人間様であると思って、研究員にいい評価を貰えないぞと言ったつもりだ】
【しかし、その比喩がミデンには別の意味に理解されるかも知れないなどとまではその持ち腐れの明晰な頭脳でも分からない】
>>746
防御か…賢明だが消極的でつまらんな
あとは一人で頑張れ

【ユウゴの能力の射程範囲等碧子は知らない】
【ユウゴは深く詮索してるのだが…実は碧子は別にその距離を30mと言ったのには意味などなく、気紛れだ】

【しかし、これはユウゴにとっては些か困ったことになったのかもしれない】
【碧子は飽きて、ユウゴのためのアドバイスを止めてしまったのだ】
【それでもユウゴはミデンに立ち向かうか否か、そこまでは碧子にとってはどうでもよかった】
748 :【穿】【ストレイトライン】 [ saga]:2014/10/03(金) 23:20:55.98 ID:XWM76tzDo
 茜色の陽は闇の向う側へ落ちた。故に世界には真暗闇が齎され、夜という時間へと誘われ、その理に従う。
 ヒトとはこの時間帯、その殆どが不気味という感覚を得る。然し普段、それは心の奥底深淵に在る。
 故に自らでは感ぜていないのだ。尤もそういったものを引き立たせる場所に居る場合は別としてたが。
 そんな夜、その『不気味』を引き立たせるにかなり適した場所。外界よりも薄暗く陰湿とした、路地裏。
 ひた。ひた。ゆったりとした規則性のある足音を立てて歩く影一つ。否、もう一つ、ずりずりと云わせながら影が重みのある何かを引き摺っていた。
 時折くぐもった様な音が狭い路地裏の中に反響するものの、それはただの雑音(ノイズ)としか取れない。
 その中。まるで水が一滴ずつ、冷たいコンクリの地に跳濁する様な音もかなりの頻度で交じっていた。

 
 見えた。今。路地裏を歩くその影が、いや、ガスマスクに表情を隠匿する男が片手で掴み地に鮮血を跳濁させながらに引き摺るものが。
 ――ヒト。
 である。見間違いではない。紛れもない人間。だが息をしている様には見えず、故に示す状態は死。
 最早ヒトではなく屍に成り果てているのだ。赤く黒く染まったそれは。
 赤黒い軌跡を男の足跡を消しながら引き、読んで字の如くもう感じない痛みを伴って身を削っていた。
 どさり。中身の入った麻袋が重力に従って墜落した時に伴う音。それが残響を残した時にはもう、屍は息をせず脈もなく、血を流しながら地に伏していた。
 普通の思考を持っているヒトに言わせればこの状況は、ガスマスクの男が悪と捉えるのが至極当然だ。
 だが男は、弱きは死者。強きは生者。勝者が正義で敗者は悪。絶対的に。要するに男は弱肉強食という何とも単純明快でありそれでいて残酷な、理性を持たぬ動物界に存在する理を持論として持っている。
 結局は死者が全て悪いのだ。敗けるから。殺されるから。死ぬから。戦いに勝利を得た者こそが正義なのだ。そこに於いては全ての理なのだ。
 ――それこそが私なのだ。
 ――それこそが私の存在意義なのだ。
 ――我殺す。故に我在り。
 そんな、異常としか形容出来ない者なのだ。この男は。

 足音は止まる。
 死者への嘲りが被るガスマスクの内部に反響してくぐもる。果たしてそれは死者へと届かずに終わる。
 
 路地裏。
 立ち尽くすガスマスクの男。その眼下には屍一つ。
749 :アーチャー(>>657)【アーチャー】 [age]:2014/10/03(金) 23:28:32.27 ID:vMzP4Oul0
>>745
もう追ってこないか……
…あ、あぁ……いや、別に礼が欲しくて割り込んだわけじゃねぇさ

【人通りの少ない大通り、月の如き黄金の髪を揺らし感謝の言葉を伝える女性。ドタバタに紛れてよく見ていなかったがかなり美麗な姿】
【然しそんな容姿と反対に息切れ一つ起こさぬ優れたスタミナ、そして背に掲げる何かの"柄"。その長さから見て長物だろう】
【観察眼と洞察力に優れたアーチャーだからこそ、そんな些細な点からもこの女性が"実力者"であると感づける事ができた】
【その気になればあの状況を突破することだって出来たはず。アーチャーの頭には僅かな疑問点が浮かび上がる】

……なぁアンタ、なんであの三人に囲まれてる時何もしようとしなかったんだ?
あの時無視を決め込んでたのもビビってたからって感じじゃねぇ、どっちかと言えば相手にするのが面倒だったって感じだった
俺が入らなくても対処できたはずだぜ?……ま、深く聞き込むような事でもねぇけどな

【捲し立てるように次々と言葉を発する弓兵、普段の自己紹介も忘れる程に彼女への疑問がアーチャーを満たしたらしい】
【自身で言っておいてなんだが、彼女から帰ってくる言葉はなんとなく予測できていた。彼女のようなタイプの人間に会うのは初めてではない】
【実力を持っていながら争いを好まぬ根っからの"善人"。自身のことよりまず他人の事を考えるような、弓兵にとって苦手なタイプだ】
【チラリ、彼女の背に掲げられる柄を蒼瞳で一瞥すれば女性の顔を再度見やる。今の一瞬の行動、彼女ならばその意図に気づく事が出来る筈】
【言葉にはしていないが彼は"二つ目"の質問を挙げたのだ、その背の武器はなんだ。そういった意味の乗せられた視線を向けて】
750 :相川 由美【Beehive】 :2014/10/03(金) 23:28:49.05 ID:plkrG6vbO
>>744 >>745 >>746
迷惑じゃなければ参加してokです?
四人ロールは厳しいと思うので嫌でしたら正直にどーぞ!

751 :白銀 碧子【ミストワールド】 [saga]:2014/10/03(金) 23:32:14.21 ID:MmYQmUH90
>>750
//うーんさすがに3人を捌ける自信はないかな…ゴメンね
//穿さんが絡みまちだしそちらに行ったらどうかな…?
752 :ミデン【I.T.P】 :2014/10/03(金) 23:35:33.88 ID:kLkkXeDf0
>>746
アハハハハハハハハハハハ…うわっ!
【ミデンはユウゴの高くした地面につまづき、顔面をぶつけてしまう】
【しかし、今のミデンには痛覚が無い。痛みに悶えることもなく、瞬時にその場を立ち上がる】

>>747
虚数開発……? No.'s? なに言ってるのか全然分からない

【ミデンは虚数開発機関を抜ける際、落雷事故で記憶を失っている】
【故に組織に関連するキーワードはなにも覚えていないし、白銀 碧子のことも忘れている】

【しかし、『友達』というキーワードはミデンの神経を強く逆撫でした】

五月蝿いなぁ……なんで知らない人にそんなこと言われなくちゃいけないの!!!

【有刺鉄線を薙ぐ。起き上がる途中で振るった鉄線なので、攻撃は足元を狙った形になる】
753 :ミデン【I.T.P】 :2014/10/03(金) 23:41:53.75 ID:kLkkXeDf0
>>750
//うーん、4人はやったことないので上手く回せる自身無いですスミマセン
//また今度絡みましょう!
754 :ユウゴ【ランドマスター】 [sage saga]:2014/10/03(金) 23:50:33.39 ID:ka/7/sVL0
>>747>>752
…ふぅむ、これ逃げれるくね?

【何やらあの二人には因縁があるようだ】
【ほとんど蚊帳の外だ】
【これはひょっとしなくても逃げれるのでは?】

なんか赤いのもこっちを気にしなくなったし、行けるんじゃね?

【後方に向けて走り出す】
【途中で能力を使い、壁を作っておくことも忘れない】
【このままいけば、直ぐにこの場から離れるだろう】

/すいません
/ちょっと用事ができたので落ちます。ありがとうございました!

>>750
/自分は落ちるのでお二人に合わせていただければ
755 :ミデン【I.T.P】 :2014/10/03(金) 23:53:36.77 ID:kLkkXeDf0
>>754
//乙です!ロールありがとうございました〜
756 :白銀 碧子【ミストワールド】 [saga]:2014/10/03(金) 23:59:36.40 ID:MmYQmUH90
>>752,754
分からない?記憶喪失かなミデンちゃん?

【霧に紛れながら碧子は眉をひそめる】
【自分が産みの親でもある彼女に何か細工をしたっけ…?と記憶を漁り出したからだ】
【故にユウゴの戦線離脱には気付けず…】

なんでってか?そりゃミデンちゃんは忘れてるだろうが私はお前の産みの親の一人でね
娘のことはちょっと気になるんだよ

【黒いズボンごと脹ら脛を裂かれて表情を歪ませることとなる】
【蛇行しながらゆっくりと碧子は霧のなかをミデンへと歩み寄り始める】
【その気紛れの選択は、如何に?】
757 :白銀 碧子【ミストワールド】 [saga]:2014/10/04(土) 00:00:20.60 ID:MI1KFM8B0
>>754
乙です!遅くまでありがとうございました!
758 :ハンス・ラインハルト【エターナルイモータル】 :2014/10/04(土) 00:07:55.01 ID:hHmMsl6CO
>>748
/まだいらっしゃるでしょうか?
759 :ミデン【I.T.P】 :2014/10/04(土) 00:13:29.21 ID:zaYUEo+g0
>>756
親? なにそれ、そんな分かりやすい嘘に引っかかるほど馬鹿じゃない!

【足音が聞こえる。碧子が一歩ずつこちらへ歩み寄っているのだ】
【ミデンは有刺鉄線を巻き戻し、がむしゃらに辺りを攻撃した】

来るな! 私の名前も知らなかったくせになにが親だ! そんなやつが私のお母さんのはずがない! 私のお母さんはもっと優しい人なんだ!

【これはただの願望。友人、居場所を失い全てに絶望したミデン】
【しかしそれでもミデンは愛を求めていた。せめて記憶に無い本当の家族にだけは愛されたい。そう願っていたのだ】

【碧子の言ったことが真実だとも知らずに】


うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!

【鉄線が何度も何度も自分を傷つける。その姿は見ていてとても痛々しいものだった】
760 :【穿】【ストレイトライン】 [ saga]:2014/10/04(土) 00:13:40.73 ID:I4TEB8Evo
>>758
/居ますよー!
761 :ハンス・ラインハルト【エターナルイモータル】 :2014/10/04(土) 00:32:26.58 ID:hHmMsl6CO
>>748
【人の寄り付かぬはずの場所、闇夜に染まるその場所に、軍靴の音が響きながらゆっくりと其方へと迫る】

良き夜だ

【はっきりとした通る声色に目を向ければ闇より出ずるかの様な者の正体を目にするだろう】

ーーー貴君もそうは思わないか

【細身の体躯に纏うは髪色と同様に漆黒に染まる軍服。首許には柏葉の襟章と十字の勲章が佩用され、左胸には略綬が連なる】
【腰辺りには二本の柄のない刀を携え、若く見える端正な顔には爛々と燃え盛る赤き双眸が妖しげに光る】
【そして男は問う、楽しげに、悲しげに】

/すみません遅くなりましてお願いします!
762 :【穿】【ストレイトライン】 [ saga]:2014/10/04(土) 00:45:51.74 ID:I4TEB8Evo
>>761
 闇中。こつこつと足音を鳴らし、立ち尽くしたままのガスマスクの男へと迫りくる。
 その功績を惜しげも無く表した軍服を身に纏い、薄闇より出ずる男の双眸は此の宵に紅に煌めいた。
 悲と楽の二感情を孕ませて軍服の男は問う。しかし対する男は答えない。故に静寂がそこを包んでいた。
 
 暫時経て、くぐもった声が聞こえたがその内容までは聞き取れない。恐らくは男の声がガスマスクの中に反響したのだろう。故にそれはくぐもったのだ。
763 :ミデン【I.T.P】 :2014/10/04(土) 00:52:59.81 ID:zaYUEo+g0
//碧子さんまだいますか?
764 :ハンス・ラインハルト【エターナルイモータル】 :2014/10/04(土) 01:05:18.95 ID:hHmMsl6CO
>>762
【値踏みするような視線は情報を得ようと屍へ、そしてガスマスクの男へゆっくりと時間をかけて移り行く】
【その異常とも思える光景を、まるで絵画でも見ているかの様な羨望の眼差しで見据えると】

そうだろう?
我々と云う者はそうでなければならない。
【くぐもった声を理解したのかはわからない。尊大な口調のこの男には聞こえていようが聞こえなかろうが構わない様で】

ハンス・ラインハルト
私はそう呼ばれている。
【歩みを其方に近づけて、屍を踏み越えつつ握手を交わそうと手を伸ばすだろう】
【なんのことは無い。この男にとっても此処は日常の何気無い昼下がりの様な光景なのだろうか】
【ただただ悪趣味な笑みを浮かべる】
765 :【穿】【ストレイトライン】 [ saga]:2014/10/04(土) 01:25:41.01 ID:I4TEB8Evo
>>764
 軍服の男が浮かべる笑みは悪趣味で不気味。だが然しそここそが穿の癖をそそるのだ。
 ヒトの血と肉と悲痛に塗れているイカれた癖。穿と相対峙する男もその中の対象としてあるに過ぎない。
 故に、穿が男の差し出した掌を友好的な意味を以って取ることはない。決して。もし理由を付けるならばそう、自らの持論に則ってその理を誇示する為だ。

 「―― マドロッコ シイ ゾ」

 それはガスマスクの中に反響しながらも少なくとも本人、それと接近し手を差し伸べた男の耳には届いたことだろう。禍々しくイカれた声色だった。
 戦闘時に於いて、型などという概念は男の中には殆ど在り得ない。ただ強きで、勝者で、正義でいれればそれだけでいいのだから。
 獣の掌の如く右手を開き爪を立てる。そして流れる様な動作にてその掌を腰へ引き、隙だらけの男の鳩尾を狙いて掌底を直線に放つ。
 ガスマスク。僅かに溢れた息は生暖かい。
766 :【穿】【ストレイトライン】 [ saga]:2014/10/04(土) 01:54:19.73 ID:I4TEB8Evo
>>764
/すいません寝落ちします…もしあれでしたら絡みは切って頂いて結構ですので…
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2014/10/04(土) 02:01:16.86 ID:hHmMsl6CO
>>765
【ガスマスクの男の声が耳に届くとハンス・ラインハルトという男はなんともいえない、薄ら笑いを浮かべた】
【見開いた瞳は玩具を見つけた子供の様に喜々としていて】

ーーーーッ!
【突如として迫り来る掌底に身構える事すら叶わないのか、鳩尾に見事なまでに決まる】
【激痛からか鳩尾を押さえつけながらもよろよろとした足取りで数歩下がった】

そうで…なくては…
不条理で…正も誤もなく…
【二振りの柄のない刀にそれぞれの手をかけ引き抜くと、構えをとると】
【紅蓮に燃える瞳で見据えた。様子を見ているのかそれともそれだけの余裕があるのか】
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2014/10/04(土) 02:04:21.09 ID:hHmMsl6CO
>>766
/すみません…申し訳ないのでそうさせて頂きます。本当に遅レスでごめんなさい…
769 :【満月白夜】(黒夜)>>1000【宝刀御霊】 [saga]:2014/10/04(土) 03:46:49.46 ID:gzrAUh3LO
>>720
「………………」

白夜は、カーミラの言葉がよく理解できなかった。
所詮は、若干10代の若造。人生経験もそれほど多くない彼に、まるで長い時を生きてきたようなどこか達観したカーミラの言葉を、よく理解できなかった。
しかし、何故だか重く感じる。なんら縁のない事のはずなのに。
何となく、ぎゅっと拳を握りしめてみる。そこに意味はない。ただ、手が痛くなるだけ。

既に時刻は、良い子は早く眠りましょうなんていう時間をとっくに超えていた。
確かにその通りだと思った。しかし、彼女は……カーミラは?

「…………君は、此処に一人で平気なの?」

何となく、そんな問いかけをしてみる。
自分が離れた彼女は一人ぼっちなのではないか、そんな淡くも身勝手な想像。

/ぎゃああああああ連絡もなしにこんな遅れてしまって本当にごめんなさい…!
770 :白銀 碧子【ミストワールド】 :2014/10/04(土) 08:24:04.89 ID:MI1KFM8Bo
>>759
不様だなミデン
私はこんな哀愁を誘う少女を作った覚えはないぞ?
…あと、残念ながら私はお前を産み出した親の一人なんだ。優しい母親などただの幻想だ。捨てちまえ
お前は私みたいなクズどもに基盤を作られて冷たい機械製の子宮から産み出されたんだぜ?

【碧子の興味が、冷める】
【先程までは、鉄線を乱雑に振り回していくまでは、まだミデンを助けようかと気紛れを起こしていた】
【だが…今は…】

【とても冷やかな視線でミデンを見る】
【冷たい言葉をミデンに掛ける】
【事実を突き付ける】
【本物の家族など存在しないと言う】

【とてもミデンの幻想の中の親と程遠いことをやっていた】

//寝落ちすみません…!返せるときに返していただければ幸いです!
771 :白銀 碧子【ミストワールド】 :2014/10/04(土) 08:34:24.41 ID:MI1KFM8Bo
>>770
//以下を追加で…

【時折迫る鉄線をステップで避ける碧子はミデンに近寄ることはない】
【霧の壁以上に厚い壁が二人を阻んだのか…ミデンの親はミデンに愛情も、救いの手を差し伸べることもない】
772 :【アームズアーム】【神崎雅人】 :2014/10/04(土) 08:47:57.76 ID:ChFVhvTT0
【朝早い街。人通りはあまりないが幾つかの店は既に営業を開始していた】
さて、朝刊を買うかね。ついでにコーヒーも
【トレンチコートを着、煙草を吹かした男が道を歩く】
【男は近くのコンビニに入ると経済新聞とインスタントのコーヒーを買って出てきた】
【煙草を道に落とし靴で揉み消すと彼のオフィスへと道を急ぐ】
【義手は戦闘用に付け替えて】
773 :エリザベス・カーミラ【吸血眼】 :2014/10/04(土) 10:12:33.69 ID:Djmo5QuFO
>>769

かようなものも居る…か

【緩やかにそして穏やかに進む時、心の中には忘れかけていた温もりがじんわりと広がっていくのをカーミラは感じた】
【懐かしいーーーと、視線を湖の水面に落としてぽつりと呟くと】

私は此処が好きでな
もう少しだけ留まろうと思う。

【白夜に顔を向けるとまた微笑みを送った】
【それは氷ってしまったモノが溶け出すかのような、自然なもので】

案ずる事はない、私はもう大丈夫じゃ。
【その言葉は白夜に向けられている様でいて、自分にしかわからない決意のような言葉】
【他愛ないただの会話が、些細でいてなんという事のない出会いが、彼女の心を後押しする力となった事を白夜は知る由もないだろう】
774 :【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]:2014/10/04(土) 17:32:48.37 ID:3H7KOtDRO
【藍色の空に鈍色の雲、一目見て分かる雨模様】
【きっと明日は降るだろう、湿った風がそう告げる】
【路地裏を征く赤黒いローブ、周囲は一層薄暗い】
【時折何か譫言の様に囁きながら、ただ体躯を引き摺るように歩く】
775 :花鳥風月【ファントムニードル】 :2014/10/04(土) 19:09:10.73 ID:GoQEnPYm0
【路地裏から突然響き渡る男の悲鳴】
【悲鳴の主は虚空を見つめながら地面にバタリと倒れこむ】
【体に傷は見当たらず、注射針のような何かが手に刺さっているだけだ】
【そんな倒れた男を残念そうな目で見つめる女性が居た】

…能力者って言うのは嘘だったみたいね
これだから人間は嫌いなのだけれど…
……辛抱しなきゃダメね

【大きくため息を吐くと女性はふらりと何処かへ歩き始める】
【面倒な男に絡まれると針を刺し、それだけで立ち去っていく】
【刺された男は痛み以外の何かによる悲鳴を上げて倒れていく】
776 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/04(土) 19:49:25.89 ID:+M+OIyn6o
>>775
【それはただの偶然だった】
【とある一人の少年がフラフラと街を歩いていたことも】
【その少年がふと、何を思ったのか路地裏にふらりと入ったことも】
【その少年が、路地裏に響いた悲鳴を聞いて逃げ出したり、悲鳴を無視したりしなかったことも】
【そして、少年が件の元に辿り着いたちょうどその時、新たなる悲鳴が路地裏に木霊したことも】

…お前、何してんだ

【針を刺されて倒れた男、辺りに響き渡る恐怖の啼き声】
【それら全てを、まるで何も無いかのように無視して歩く一人の女性】
【日も満足に差さない薄暗い路地裏で行われるそんな寸劇は、少年が声を挙げるに足るもので】
【三白眼の瞳で背を向け歩き出そうとした女性を睥睨し、そんな短い言葉を吐き出す】

/まだいらっしゃれば、よろしくお願いします
777 :花鳥風月【ファントムニードル】 :2014/10/04(土) 20:18:15.50 ID:GoQEnPYm0
>>776
【ふと振り返ると少年がそこにはいた】
【どうやら花鳥風月の行動が気に入らない模様】

何、って言われても…
広い意味で言えば人探し、限定的に言うなら能力者を探してるのよ
こんな所だと人間の本性が丸出しの人間しかいないんだけどねぇ

【どうやら質問の意味を理解していないようだ】
【ただ声を掛けてきた少年としか思っていない】

そういえば君は何か能力を持っているのかしら?
持っていたら見せてほしいのだけれども?

【挑発でも何でも無いつもりだが、何処か皮肉ったような雰囲気だ】
【仕方がない、人間とのコミュニケーションに慣れていないのだ】
【そんな事には気が付いてないらしく、指先で細い針をクルクルと回している】

/*こちらこそよろしくおねがいします*/
778 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/04(土) 20:42:37.89 ID:+M+OIyn6o
>>777
【能力者探し、目の前の女性が語った目的】
【通常時なら、少年は自分も能力者だと明かし、更に共に能力者を探すことを提案するところ】
【現状が現状であるが故、勿論の事そんな展開にはならないが】

……そう言うことを聞いてんじゃない
そこで叫んでる奴に、何した?

【答えを聞きながら、しかし少年の瞳の色は変わらない】
【変わらず、内に憤怒の色を込めて女性の瞳を見つめ続け】
【黒く覆われた腕をゆっくりと組み、言葉を重ねてゆく】
【その言葉は、先ほどの短い言葉よりも冷たく、そして鋭い響きを持って辺りに確かに突き刺さる】
【変わらず無表情の少年、静かに猛り給うその心を表すかのように】

……あぁ、見せてやる
お前の答え次第で見せることになるしな

【続く女性の問いに、少年は静かに煙草を燻らせ】
【何かが固まるような音が、未だ辺りに響く悲鳴と重なった】
【音がした方を見れば、すぐに確認できることだろう】
【少年の隣に一つ、無骨な輝きを秘める岩石が現れ出でたことに】
【それは…まるでいつでも突撃出来るぞと言わんばかりに…ゆっくりとその場で廻り始めた】
779 :花鳥風月【ファントムニードル】 :2014/10/04(土) 20:56:52.67 ID:GoQEnPYm0
>>778
あ、そっちね
いきなり話しかけてきて金寄こせって煩くて…
それで私の能力で一時的に気絶してもらったのよ
命に別状はないわ?

【倒れている男に刺さっている針を抜く】
【どうやら「大丈夫」と伝えたいようだ】

……へぇ、それが貴方の能力なのね
私の能力より偉く綺麗で派手そうな能力ですこと…

【ほんの一瞬だけドス黒い感情があたりに放たれる】
【それと同時にハッとした顔になり、感情が姿を消す】

ごめんなさいね?
まだ感情のコントロールがうまくいかないのよ…

【少し申し訳なさそうな表情で少年を見つめる】
【しかしまだ隣の岩石が気になるようで時折視線がそちらへ移る】
【少年と岩石には一切警戒していないらしく、完全に自然体だ】
【当てようと思えば確実に当るだろう】
780 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/04(土) 21:14:40.16 ID:+M+OIyn6o
>>779
……

【女性の言葉を全面的に信じるのであれば】
【男は死んでいない上、そもそも事の発端はそこで倒れている男】
【目の前の女性は正当防衛を果たしただけに過ぎない】
【そう言う結論に至る、が…】
【男の叫びの元凶は女性によって簡単に引き抜かれる、おそらく命に別条のないことを伝えたいのだろう】
【少年の瞳は、女性より倒れた男に移ろう】
【まるで、そこに存在するだろう真実を見抜こうとでも言うように】

……っ!

【ぞくりと、そんな少年の背筋に冷たいものが走る】
【急に辺りを覆い尽くすもの、人間が放てるものかすら怪しいどす黒い恐ろしい感情】
【原初の恐怖を呼び覚ますようなその感情は、ただの人間である少年を瞬く間に身も凍るような恐怖に縛り付ける】
【動けば殺されるとでも感じたのか、少年は男に目を向けたままその身を固めた】

…かん、じょうの、コントロール?

【一寸の動きをも拒絶する自身の体を無理やり動かし、少年は再び女性を一瞥】
【そこに存在するものは微かな謝罪の念】
【普通の人間にでも持てるような、裏返せばあんな感情を出せる者には見えないような、そんなありきたりな感情】
【自身の頬を流れる冷たい汗を感じながら、少年は強張った口から再び言葉を紡ぐ】
【目の前の女性に対する、一つの荒唐無稽な考えを無理やり押し殺しながら】
781 :花鳥風月【ファントムニードル】 :2014/10/04(土) 21:37:22.86 ID:GoQEnPYm0
>>780
私は負の感情が集まって生まれた妖怪
今はこうやって抑えてるけど、偶に抑えられなくなるのよ

【さらりと人間ではない事を告げる】
【見た目は二十歳前後だが、実年齢は1000を超えている】

貴方も能力者ならさっきみたいな感情を持ったことないかしら?
とにかく殺したい、壊したい、暴れたい…
そんな感情が私の元になっているのよ
今は大丈夫だから安心よ?

【ニコリと笑って少年を見つめる】
【そこにさっきの感情は存在していなかった】
【ただ安全という事を伝えようとする穏やかな表情だ】
782 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/04(土) 22:02:35.25 ID:+M+OIyn6o
>>781
……へ?

【止めることも出来ずに間抜けな声が飛び出した】
【少年の頭に浮かんでいた荒唐無稽な考え…即ち】
【「目の前の女性は人間では無いのではないか?」と言う思考】
【図らずもその考えは肯定され、少年は開口】
【鈍色の光と灰色の煙を吐き続ける煙草が、少年の空いた口から零れ落ちた】

……う、そだ、嘘でしょ?
だって、妖怪だなんて、そんな、負の感情とか、そんな

【どうやら、少年に異常事態への耐性は存在しないようで】
【あまりレスポンスが速いとは言えない思考回路がショートを起こし、先ほどとはまた違う意味の冷や汗が流れ落ちる】
【途切れ途切れに口にしたのは、否定を求める言葉】
【不可思議な物事の証明を目にした少年は、嘘であると、冗談であると、そう口にしてもらうことを欲する】
【そんな都合のいい言葉は帰ってこないと、薄々そう知りながら】

……っ
そんな感情、俺は持ってねー

【動揺し、真意がむき出しになった心には言葉が鋭く突き刺さる】
【更に向けられた女性の言葉に少年の体は小さく震え、先ほどの一瞬よりもむしろ冷静な口調でそう答えた】
【だが、少年は自分自身をよく知っている】
【動揺を重ねれば、むしろ冷静に対応出来ると】
【そしてその対応は、大抵歪んだものであると】

【殺したいなんて思ったことはない、壊したいなんて考えたこともない】
【そんな小綺麗に飾られた嘘は、少年の心に仕舞われた真実を覆い隠す】
【しかしながらその真実は、小綺麗な嘘で塗り固められるものでは無い】
【それは、グラグラと揺れる少年の瞳からも、容易く察せることだった】
783 :花鳥風月【ファントムニードル】 :2014/10/04(土) 22:30:26.89 ID:GoQEnPYm0
>>782
まぁ信じにくいと思うわ
でも意外とこの街には私に似た者はいっぱいいるわよ?
皆人間の姿をしているから分からないと思うけど

【少年の反応から人間にうまく化けられているようで安心する】
【それと同時に人間を驚かせる楽しさも知ってしまったようだ】

まぁ気がつかなくて当然ね
小さな感情に気がつくには長い時間が必要だわ
貴方もいつか気がつくことになるわよ?

【冷静な口調だが体は少し震え、眼からも動揺はすぐに読み取れた】
【動揺した人間の感情は不安定で、刺激に過剰な反応を示す】
【そこで花鳥風月はこの少年を試してみることにした】

自分の中の小さな不安は気がつかないうちに心を支配しているわ
本当に「そんな感情」を持っていないと断言できるかしら?
自分自身を100%コントロール出来ていると自信を持って言えるかしら?
破壊行動に快感を感じたことが無いと嘘偽り無く言い切れるかしら?

【ニヤリと笑いながらゆっくり少年に近づいていく】
【一切敵意や殺意は出さず、ただゆっくりと近づく】
【はたして少年はこの女の質問にYesと答えられるのだろうか?】

/*遅くなって申し訳ない…*/
784 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/04(土) 22:59:15.05 ID:+M+OIyn6o
>>783
……そんな、まさか、そんな

【目を動揺に泳がせ、自らを宥めんと自分の腕を乱暴に掴む】
【頭に浮かんでは弾けて消える疑念と不安】
【そして、これは真実だと激しく主張する直感】
【脳内犇く混乱の渦に呑み込まれ、少年の心には限界が近づいていて】

……っ
そん、なの……!

【それが、こと少年に関しては最悪な結果を齎した】

【人間は誰しも、自らの心に闇を飼っている】
【周りの人間には絶対に知られたくない、どこまでも深く、昏い闇を】
【人間は誰しも、其を繕うために言葉を飾る】
【自らが内に飼っている闇を、押し隠し、普通の人間だと示すために】
【だが、それは果たして……】

【追い詰められ、自らの心を剥き出しにした人間にも、出来うる行為なのだろうか?】

【女性の言葉は的確に少年を追い詰めてゆく】
【少年が内に秘める「それ」を、まるで既に見抜いているかのように】
【「それ」を隠そうとする少年の、真実を覆う罪悪感を的確に抉り行く】
【女性の厳格な弾劾を一身に受け、少年は】

……っ!……!!

【何も、言えなかった】
【少年の内、確かに存在する「殺意」】
【ただ流れる沈黙の時間は、その存在を白日の元に晒し出す】
【少年の座右の銘、「悪はどんな理由があろうとも許さない」】
【それは、他ならぬ殺意を抑えるための少年の決意】
【今、その決意はまるで辺りを彷徨う少年の漆黒の瞳の如く、根元からグラグラと揺れはじめていた】
785 :花鳥風月【ファントムニードル】 :2014/10/04(土) 23:34:21.23 ID:GoQEnPYm0
>>784
【もはや隠しきれなくなった動揺】
【それは確実に目の前の少年を苦しめているようだ】

言えないでしょう?
それが「人間の本性」よ
どんな人間でも隠しきれない本性

【花鳥風月はその隠しきれない本性をよく知っている】
【よく知っているというより、それそのものだからだ】

でも不思議ね
どうして隠そうとするのかしら?
私みたいに汚い存在はいない方が都合がいいのかしら?
それとも表面だけ綺麗な人間でいたい汚い欲かしら?

そんな存在が邪魔なら殺してしまえばいいのよ
殺せば邪魔者は消えて都合のいいが手に入るわよ?
人間の一生なんて短いし、能力者ならより短いわ
そんな一生なら欲望のままに、好き放題した方が良いんじゃないかしら?

それとも言っても薄っぺらい正義を掲げるの?
たった個人の小さな自分勝手な正義で片付けるの?
貴方は何が正義で何が悪で、それらに対して公平でいられるの?

【既に花鳥風月と少年との距離は手を伸ばせば届くほど】
【それだけ近づいて状態で少年の顔を覗き込む】

貴方の答えはどんなかしら?
聞かせてもらえるかしら?

【最後の問を言い終えると花鳥風月は手に針を作り出す】
【返答次第ではこの針を突き刺し、少年をさらに苦しめる事になるだろう】

/*すいません、寝落ちします…*/
786 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/05(日) 00:20:31.68 ID:cLVfmm4co
>>785
……うぅ……!

【握りしめた腕に筋が浮く】
【生じる確かな痛みさえ、少年の脳には届かない】
【己の内なる欲求をいとも簡単に看破された少年の脳は、痛みすらも正常に受理出来ないほど切羽詰まった状況にあった】

……
…………
………………

【一つ、二つ、三つ】
【女性の放った言霊は確実に少年の心を貫く】
【それは甘美な囁きか、人間に対する弾劾か】
【揺れる、揺れる、揺れる】
【どちらの響きも、少年の心を揺さぶり尽くす】
【支えを失いぐらついた心を倒し破壊しようと】

【そして、大きく揺れて、耳障りな破砕音と共に、心は砕け━━━━━】

……俺は

【ぶれ続けていた少年の黒曜の瞳が、カチリと嵌った】
【見据えるは目の前の女性、手を伸ばせば触れられるほどの距離感と、その手に握られた針を認識する】
【嗚呼、自分は何を悩んでいたのだろう?】
【目の前に存在した答え、少年は心の目隠しを投げ捨てた】

たとえ自分がどんなことを心に秘めていても、自分の信じる道を貫く
絶対に悪事はしない、彼奴とおんなじにはならない

【何故、人間の本性に「人殺し」の項があるのに、この世に殺人鬼が蔓延しないのだろうか?】
【「自分の快楽の為に他人を貶めることを是としないから」と少年は考える】
【少年は見た、親を殺され、茫然自失のままに瓦礫の中に立つ人を】
【少年は見た、全てを失い酒に溺れ、寂しさの中自分に見えた人を】
【少年は見ていた、本性を剥き出しにした人間に大切なものを奪われ、抜け殻となった人々を】
【だからこそ】

自己中でもいい、自分勝手でもいい
俺はお前の言う「本性」に晒された人達を守るって決めたんだ!
人殺しなんて、悪事なんて、俺はしない!

【少年は感情論を叫ぶ】
【紡がれたその言葉は、少年の心には生じていた迷いを断ち切った】
【勝手で、感情的で、どうしようもない意見でも、どうやら腹を決めるには丁度いいようだ】

/乙です、遅筆申し訳ありません
787 :【満月白夜】(黒夜)>>1000【宝刀御霊】 [sage]:2014/10/05(日) 03:07:07.58 ID:WK4Lwg5HO
>>773
「…………………そっか」

良かった、と心から素直に思えた。カーミラは一人で大丈夫だと言う。その微笑みから、その事がありありと察せられる。うん、確かに大丈夫だ。これなら。

「それじゃあ僕はもう行くね…また会おう、エリー」

最後にありったけの微笑みを返して、踵を返す。手を振りながら、そのまま夜の中へと消えていく。

新しい友達ができた。そんな喜びで心がいっぱいに満たされる。
今度会ったとき、何か面白い話でも用意しておくべきか、なんてそんな事を考えるのだった。

/流れ的にこれで〆ですかね…?
/ありがとうございました!
788 :花鳥風月【ファントムニードル】 :2014/10/05(日) 10:23:40.19 ID:A8Ipbqc10
>>786
……ふふふ、貴方が強い人間で嬉しいわ
その迷いが一切感じられないその眼、素晴らしいわ

【目を大きく見開いて少年を見つめる】
【そこに先ほどまでの少年は存在せず、迷いを捨てた少年がいた】
【自分の正義を貫き通す信念を持ったその姿は美しく、威圧感すら感じる】

貴方みたいな人間が一番好きよ
覚悟があるみたいだし、私みたいな感情を完全に捨てている
羨ましいわ…!

【眼がギラつき、花鳥風月も覚悟を決めた】
【少年の覚悟を見るために、自分を犠牲にすることを】

その覚悟がどれだけ強いのか見せてもらえるかしら…?
私の針を刺すと、相手に幻覚を見せることが出来るわ
その中でも貴方は正気を保ち、自分の正義を貫けるかしら?
それとも私を悪とみなして岩石を叩きこむのかしら?
どちらも正義よ、あなたはどちらを選択するの?

【ゆっくりと少年の首に針を近づける】
【直接死には至らないが、悪夢のような幻覚を見ることになる】
【その前に女を止めるのか? それとも受け入れるのだろうか?】

/*遅くなって申し訳ない*/
789 :エリザベス・カーミラ【吸血眼】 :2014/10/05(日) 14:07:56.23 ID:02HUbndcO

うむ、また会おう

【微笑みながら去って行く白夜に手を振り返して見送ると】
【先程までの寂しげな彼女はもういない。夜空に浮かぶ月を見上げるその瞳には確かな決意を秘めていて】

こんなところで止まっている訳にはいかぬな…

【そう呟くとカーミラは街の方へと歩みを進める。小さな小さな一歩は力強く踏み出される】
【彼女の物語は少しずつ前に進みだしたのだった】

/こちらこそありがとうございました!お疲れ様でした!
790 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/05(日) 16:46:58.00 ID:Pajwwsumo
>>788
……っ

【針、取るに足らない小さな小さなもの】
【刺さったとしてもちくっとする程度、恐れるほどのものでもない】
【しかし、少年は知っている、見てしまっている】
【その針に囚われた男が悍ましいほどの悲鳴を挙げていたことを】
【故、一瞬少年の頭に駆け巡るは小さな恐怖】

【拳を握る】
【生じた痛みは、一瞬現れた躊躇の心を無理やりねじ伏せて】

……やってみろ

【少年に、荊に覆われた道を渡らせた】
【その瞳にはどこか覚悟を決めたような光、少年は、動かない】
791 :花鳥風月【ファントムニードル】 :2014/10/05(日) 17:09:21.62 ID:A8Ipbqc10
>>790
ふふふ、頑張ってね?
貴方の正気は狂気に勝てるかしら?

【針からゆっくりと手を離す】
【そしてニヤリと笑ったまま手を振る】

【次の瞬間少年の視界は暗闇に覆われ、見えなくなる】
【そして徐々に見えるようになってくると気がつくだろう】

【自分の目の届く範囲が全て惨い死体で埋め尽くされている事に】
【眼が飛び出し、脳がまき散り、内臓が飛び出ている】
【しかし死体は笑顔で、顔が全て少年に向いている】

【その死体に紛れて、一人だけ少年を笑いながら見つめる男がいる】
【その姿は少年そのものだが、全身が返り血で染まっており手には真っ赤になったナイフを持っている】
【足元にあった死体をグリグリと踏みにじりながら、少年を挑発する】
【両手を叩いて飼い犬を呼ぶかのように、嘲笑っている】
【まるで自分を殺せと言っているかのように…】
792 :【DESTROY-SYSTEM】 [saga]:2014/10/05(日) 17:25:09.04 ID:IdhMIXLSo
>>749
そうか?まあ望むならそれでもいいが・・・

【やはり助けてもらった負い目があるのだろう、やや渋りながらも言葉を紡ぐも、それでもやはり礼は要らないと言うのなら大人しく引き下がるだろう】

力は自分の為だけに使うものじゃあない
強い力は使い道を誤れば相手も、自分自身をも崩壊させてしまう恐ろしいものさ

【「だから、そう安易に行使するべきものじゃない」そう、静かに付け加えた彼女の顔が、何処か後悔とも悲しみともつかぬ朧気な感情に、小さく揺らいだ】
【確かにアーチャーの推理通り、争いは好まない。あの3人を容易く蹴散らす程の実力を有していても、まずは平和的な解決策を模索する、彼女はそういう人間だ】
【能力や力は守るためのものであり、決して人を殺めたり罪を犯すための道具ではない、それは背中に背負う得物も例外ではなく】

気になるかい?まあ、こんなものをぶら下げているんだから、それも仕方がないか
最近物騒でね、自衛の手段を持ち合わせていても別に悪いことではないだろう?

【肩から伸びた剣を抜き放ち、地面に切っ先を落として「結局使うことにはならないんだけれどね」と苦笑を1つ零す】
【細身の刀身は鈍く煌めいてその形は十字架のごとく、飾り気は一切ない】
【自然と諍いを避ける性分ゆえに争いに発展する事は殆どなく、寧ろ武器を持ち歩いている方が事件を自分から呼び寄せてしまう】
【しかしそれに彼女自身は気付いている様子はないようで、人一倍正義感は強いのだがあまり融通のきく性格ではなさそうだ】


//大変お待たせしてしまってすみません!
793 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 :2014/10/05(日) 17:31:14.24 ID:MlpbJgglo
よし!今日も元気でいこーう!

【おー!と言わんばかりに腕を天へと突き上げるのは黄色いパーカーを纏った少女】
【その少女は街の旧市街地を蜘蛛を従えて歩いていた】
【旧市街地と言えば不良の巣窟…このような少女など簡単に襲われそうなものだ】
【だが、おかしい】
【不良たちは何れも地に臥しているか少女を遠巻きに畏怖の視線で見るのみだからだ】
【地に臥している不良は…麻痺でもしているのか痙攣をしていた】
【そのとき、一人の傍観者であった不良が叫び声をあげながら鉄パイプを振り上げて少女へと襲い掛かった】

「おりゃぁぁぁぁ!!うわぁ!?うわぁぁぁぁ!!」

【不良の叫び声は鼓舞、驚き、恐怖、絶望へとその性質を変えて行く】
【その原因など…見ればわかる】
【少女へと近付こうとする不良の体には大きな蜘蛛が張り付き、その身体を噛まんとしていたのだ】
【大きな蜘蛛など見慣れぬ不良は恐と絶望の表情で顔を塗り潰すと蜘蛛の毒を受けて麻痺をして倒れる】
【そして蜘蛛たちは再び少女の元へと戻っていく】

【不良が恐れているこの状況、少女を守護する蜘蛛】
【これらは異常だが何よりも異常なのはこの異常に動じない黄色いパーカーの少女かもしれない…】
794 :ミデン【I.T.P】 :2014/10/05(日) 17:46:26.35 ID:PAF9aD+/0
>>770
五月蝿い! 五月蝿い! 五月蝿ああああああああああああい!!!

【何も聞きたくない。何も知りたくない】
【その思いを一心に、ミデンは心を閉ざした】

……………

【それと同時に彼女が出現した】
【かつてμηδεν(ミデン)というコードネームで呼ばれていた、今のミデンになる前の本物のミデンが】

……久しぶりだな、白銀碧子

【有刺鉄線の攻撃が止んだ。同時にμηδενの身体から血が噴き出す】

白銀、悪いが過去の"私"と今の"あいつ"は別の存在なんだ。あまりあいつを混乱させるようなことは言わないでくれ
機械の子宮から産まれたのも、お前の娘も、どれも私の話だ

【有刺鉄線を腕に巻き戻し、これ以上戦う意志は無いと主張する】

それからこれは警告だ。最近機関の連中が脱走者を捕らえようと躍起になっている
それは私たちNo.'sだけじゃない。お前もだ

【μηδενは碧子に背を向け立ち去ろうとする】

あいつが迷惑かけてすまなかったな。だけど、あいつにこれ以上心の傷を負わせるようなら、もう私たちに近づかないでくれ

//昨日は忙しくて返事できませんでしたスミマセン
795 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/05(日) 17:49:18.03 ID:Pajwwsumo
>>791
……言うまでも……

【僅かな痛み、僅かな違和感】
【自身の首に刺さった針は、その大きさに見合うほどの痛みを生じさせ、またその外見に似合わぬ悍ましい結果を作り出す】
【徐々に漆黒に塗りつぶされてゆく視界、移り変わる世界】
【暗がりの路地裏、一人の女性の世界は瞬く間に━━━━地獄に変わった】

……ぁ、っ……!

【赤、紅、朱】
【血が、内臓が、生命が、ぐちゃぐちゃに混ざり合い辺りを覆い尽くす】
【地面を覆う血のヴェール、飾られた人型は…少年を嗤う】
【脳髄を割られ、五臓を裂かれ、四肢を捥がれているのに、その死体はまるで何か愉快なことでもあったかの如く、笑顔】
【少年の脳裏に、一つの憧憬が閃いた】

……こりゃ、確かに狂気だ

【不規則なリズムを刻み出した心臓を握る、震え続ける咽喉を苦々しく思う】
【目前に何度も何度も浮かび上がる一つの憧憬を苦労して視界の隅に追いやり、少年は見た】
【足元の死体と同じように笑顔を浮かべ、しかし足元の死体とは違って自らの意思を持って動く、その男を】
【命で彩られた紅色の装束、暗黒と真紅に染まった一本のナイフ】
【嘲笑を浮かべながら少年を見やり、足元の死体でその靴を染め続ける…他ならぬ少年自身を】

……お前が何者か、はどうでもいっか
どうせ幻覚だしな

【何かが硬直する音、少年の隣に生じる一つの岩石】
【少年の顔ほどの大きさのそれは、生成されてすぐに、己の役目を果たす】
【空を切る音、目の前の男に向けて発せられたそれは、相手が何の行動も示さなければ下腹部に直撃する】
【直撃しても死ぬことは無いだろうが、痛い目に合うのは確実だ】
796 :白銀 碧子【ミストワールド】 :2014/10/05(日) 18:03:01.18 ID:MlpbJgglo
>>794
子供だな…ったくどうしたらこうなるかの方程式が欲しいぜ

【心を閉ざすミデンの様にはただ怜悧な視線を向けるのみ】
【碧子が求めるのはこんな茶番などではない】
【こんな駄作は…求めてない】

お?私を思い出したかい?ミデンちゃんよ
へえ…そうかい。記憶は別れたのか
だけど研究所で気紛れでシュールストレミングぶちまけるような奴に約束事などできるのかねぇ?

【戦意がないことを主張するその様を見ながら碧子は然り気無く悪戯を思い付く】
【ミデンをさらに貶す悪戯を…】
【それ故に碧子はポケットを探り始めた】

おー面白そうじゃないか
あれか?オクトー…だっけ?とかが私を求めて追い掛けてくるのか?そいつはしばらくは楽しめそうでなによりだよ…

【そして、それを見付けた】
【彼女の楽しみはまだまだ尽きないことを密かに喜びながらそれを取りだし…】

いやいや、こちらこそ迷惑をかけた…すまないな
私からはあんたには近付かないよ
それと…迷惑料としてこれをやるよ
そんじゃ、また会わぬことを

【ミデンの背中に投げて寄越した】
【それは二箱の煙草とマッチ…碧子の持つ嗜好品だ】
【使い方を誤った多くの人々を堕落させた原因である代物だ】

【それを受け取るも受け取らぬも自由だが返すことは叶わない】
【ミデンが振り向く頃には霧は晴れ、碧子はそこにいないのだから…】

//大丈夫ですよー!これで終わりですかね?絡みありがとうございました!
797 :花鳥風月【ファントムニードル】 :2014/10/05(日) 18:13:32.38 ID:A8Ipbqc10
>>795
(流石ね、怯える動作がほとんどないわ)
(やっぱり能力者って面白い…)

【心の中で少年をほめながら様子を見る】
【どうやら幻覚のもう一人に自分に気がついたようだ】
【確かにそれは幻覚だが…】

(さて、貴方はどこまで行動できるかしら?)

【もう一人の少年目がけて飛んでいく岩石】
【岩石はもう一人の少年の腹を貫いた】
【命が終わる瞬間まで、幻覚の少年は本物を見つめていた】
【まるで殺されたことが嬉しくて仕方が無いような表情のまま】

【次の瞬間幻覚の世界が元の世界に似た姿になる】
【まだ幻覚は終わらない、次の幻覚が始まる】
【右側には少年をニヤリと笑っている花鳥風月がいる】
【そして目の前には頭を壁に強く打ちつけて死んでいる幼い女の子が立っていた】

貴方は幻覚の世界のもう一人を殺したわね?
岩石を作り、そして腹目がけて飛ばした…

丁度その位置には迷子の女の子がいたのよ
迷子になって路地裏を彷徨っていただけだったのに、貴方の岩石はこの女の子を襲った
貴方の声に反応して振り向いた瞬間、岩石が顔に当たったのよ

貴方がこの罪も悪意も敵意も無い幼い女の子を殺したのよ?
状況を把握する事が出来ていれば、貴方はこの子を[ピーーー]ことは無かったわ
貴方の未熟さ、一時的に生まれた妄想に近い勇気、自分の実力を正しく把握できていない貴方のせいよ?
「人殺しなんて、悪事なんて、俺はしない」って言ったのは誰だったかしら?

【少年の顔を覗き込んで嘲笑う】
【少年が殺した女の子は手に小さな花を持っていた】
【どうやらこれを親に届けようとしている最中だったらしい】
【幸せそうな女の子を殺した気分はどんなものだろうか?】
798 :ミデン【I.T.P】 :2014/10/05(日) 18:16:18.67 ID:PAF9aD+/0
>>796
【後ろを向いたまま投げられたタバコをつかみ取る】

……? おい、これはなんだ?

【渡された物体の用途を尋ねようと、碧子の方を振り向くがそこには誰も居ない空間が広がっているだけだった】

……まあいい、貰っておくか。派手な装飾を見ると嗜好品のようだ
これであいつの殺人衝動も治まるかもしれない

【タバコとマッチをボロボロのジャージに仕舞い、街を歩く】

(せめてこの激痛が治まるまでは私が変わっておこう、ミデン)

//こちらこそありがとうございました!
799 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/05(日) 18:42:13.60 ID:Pajwwsumo
>>797
……?

【琲殺、[ピーーー]程度の威力は持たさなかった筈のその岩石は、容易く男を貫く】
【辺りに飛び散る偽物の紅、命を奪われて行きながら尚、嗤いを浮かべる不気味な男】
【幻覚であるならば、本物よりも耐久が少ないのは当たり前なのだろうか?】
【微かな違和感と共に少年は再び女性の世界に引き戻され】
【どう足掻こうとも抜け出せぬ、昏い絶望に呑まれた】

……あ……

【最初に目に入ったものは自らを見つめる女性】
【そのしたり顔を見てほんの少しの寒気を覚えながら、少年は視線を彷徨わせ】
【一人の少女の、物言わぬ亡骸を見た】
【……まるで、"何か"に吹き飛ばされて、息絶えたかのような】

……は、ぁ……!
っそ、だ……!

【少年の耳は、女性の言葉を受け付けない】
【少年の目は、少女以外の物を見つめない】
【再び感じる、自分の心がガラガラと崩れゆく感覚】

【最初に気がつければ良かったのだ】
【目の前の男は間違いなく幻覚なのだから、本物に目を向けなければならないのだと】
【策略、思考の堂々巡り、終わりのない迷路】
【少年の五感は、ゆっくりと暗闇に塗りつぶされて】

……ーーーーーー〜〜〜!!!

【声にならない悲鳴が路地裏に響いた】
800 ::アーチャー(>>657)【アーチャー】 [age]:2014/10/05(日) 18:44:37.35 ID:FUH/qkQi0
>>792
【自身の何気ない問い、それに返って来た返答は確かな"善人"の答え。迷わず他人のために命を落とせるような人間らしくない答え】
【例え強大な力を持っていてもそれは人を護る為に有る物だと、どんな状況に陥ろうとも誰も傷つけたくはないと、そう胸を張るような】
【血で汚れた弓兵にとって余りに眩しすぎる女性の姿、自然とそれは何時しか決闘を望んだ一人の侍の姿と重なっていた】
【護る為に剣を握る、そう彼が誇りを持って答えた時と今の女性は全く同じ瞳なのだ。偶然か必然か、出来すぎた運命に思わず笑みを零す】

……フッ…あんた、人生苦労してそうだな……

【咄嗟に飛び出したのはそんな言葉だった。何故そんな生き方ができるのか、何故そんなに優しくなれるのか、過る言葉は陽炎の如く消える】
【行き過ぎた正義感は身を滅ぼす、そんな言葉さえも目の前の女性には通じない様子だ。否寧ろその覚悟さえも出来ているような】
【鈍色に煌く神剣、その鋒が地面に軽く落とされれば反射した月光がキラリと揺れ動く、其の刀身の美しさは正に神剣と呼ぶに相応しき】
【争いを忌み嫌うのならば剣を持つな、そんな無粋な事は言わぬ。かつての侍も"護る為"に剣を握っていたのだから】
【言う為れば彼女の剣は魂。剣は剣士にとっての命、ならばそれを手放す事などできるはずもないのだ】

…なぁ、アンタ……
正義って一体なんなのか……分かるか?

【自然、弓兵自身でも驚く程無意識に言葉は紡がれていた】
【何故そんな問いをこの女性に向けたのか。心の奥底で思っていたのかもしれない、確信していたのかもしれない。この女性ならば自分の問いかけに答えられると】
【根拠も何もない、強いて一つ挙げるとするのならばそれは人間が持つ感情によるもの。論理的に当て嵌らないような精神論が答えを導く】
【何処までも澄んだ蒼穹の瞳、奥底に宿る蒼炎を揺らし紅き弓兵は静かに、朧気な感情を宿す女性の瞳を見つめた】


//いえいえ!こちらも返すのが遅くなってしまって申し訳ないです!
//風呂落ちしてきますので返すのは遅くなってしまうかもしれません!
801 :花鳥風月【ファントムニードル】 :2014/10/05(日) 19:05:04.94 ID:A8Ipbqc10
>>799
どう?これが貴方が望んだ現実よ?
その声は臨んだ現実に対する喜びから出る悲鳴かしら?

【楽しそうに少年を見つめる】
【もう心が壊れるどころか生きていくことすら難しそうだ】
【そんな事を考えながら花鳥風月はさらに少年を追い詰める】

どうする? 次は私を[ピーーー]?
こんな事を体験させた私が憎いでしょう?
ほら、貴方の欲望のまま岩石を放てば楽になるわよ?

貴方の中途半端な優しさ、正義、感情はこんな悲劇を生んだわ
それでもまだ自分の正義を掲げるのかしら?

貴方は、「弱い」
不思議な力を持っているから自分が強いとでも思ったの?
単純で愚かでボロボロな正義が正しいとでも思ったの?
少しだけ出した偽物の勇気を本物の覚悟だと思ったの?
カッコつけて「やってみろ」なんて言うからよ
言わなければあの子は自分の親に花を届けて幸せな日々を送れたのに…
狂ったお兄さんに顔に岩石をぶつけられて死んじゃった
あの女の子は最後に貴方に何を思ったのかしら?

【言葉が聞こえるか分からないが、花鳥風月は話しかけ続ける】
【これが現実、お前が引き起こした悲劇だとただ繰り返す】
【少年の壊れる寸前の心に、多大なストレスを与えるために】
802 :【剣】【アクセラレーション・マシンタイプ】 [sage]:2014/10/05(日) 19:28:59.62 ID:uNuyvJ6Co
 暴風雨。雨粒が暴風に煽られて斜めに降り、勢いを増してまるで弾丸のようになって地を打ち付ける。
 名の通り暴力的な空気抵抗と弾丸の如し雨粒を存分に受けながらも、殆ど気にも掛けず征く姿は勇猛。
 唐突、眼前に現れた笑みに顔面を歪ませる女。雨と血に塗れた、恐らくは能力者と男は瞬時推測した。
 だが確信は無いし、そもそもの所まだ女は目立った行動は見せていない。故にまだこちらも動けない。

 「戦闘を望むか、ならば私がそれに応えて心より歓迎しようではないか能力者よ」

 だが、転瞬。女は両腕を獣のそれと化し、夥しい数の呪詛を譫言の様に囁きて男の躯を裂かんと襲う。
 刹那に殺気と瘴気を察知した男は襲い来る腕を鋼鉄の腕を以って迎え討つべく両腕を弓形に撓ませて。
 振り下ろされ様としていたその腕の内に鋼鉄の腕を忍び込ますと剛ではなく柔を以って柳の如く逸す。
 すると女のバランスは言わずもがな崩れ、よろりと前方、男へ寄り掛かる様にして数歩たたらを踏む。
 
 「勢いと剛力だけを以ってして襲い掛ろうが、我に勝つことは決してかなわない」

 計算通り。現在の女との距離は過ぎているほど近接している。故に男からすれば女は隙だらけなのだ。
 左腕にて寄り掛かる女の体躯を支え、そして右腕は拳を握り締めて腰に向けてぐっと引く。弓の如く。
 驚愕し混濁した女の瞳に男は目を見開き、声には出さぬまま唇を動かしてから口唇の端を歪に上げた。
 そして放つはほぼ零距離からの右拳による全力を以ってして放たれた拳撃。それは女の腹を撃ち抜く。
 顔面を蒼白させて嗚咽する女。血混じりの涎をだらしなく垂らしながら、みっともなく男に生を乞う。
 然しながら男は表情一つ変えずに、追い打ちと右腕を引き、転瞬、もう一撃を女の腹部へとあびせる。
 
 『――■■■■■!!!』

 声にならない悲鳴を上げて、完全に男へと全体重をのせたかと思えば、男へ自らを委ねて意識がトぶ。
 だらんと両腕を垂らし、それに力はひとつも篭っていなかった。いや、両腕だけではなく女の全身に。
 意識をなくした女の体躯を無碍に放れば、溜息をこぼして空を見る。未だに雨風は勢いを増している。

803 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/05(日) 19:51:57.29 ID:Pajwwsumo
>>801
……ーーーーーー!うるさいっ!!

【初めて少年が放った、女性に対する拒絶の意】
【辺りに漂う女性の言葉は黒いノイズと成り、鑢の如く少年の心を削りゆく】
【巡れば巡るほど闇に近づく、終わりのない迷宮】
【少年の心は囚われ、抜け出すことは叶わない】

お、れは、俺は!
……が、ぅうう!!

【罪ノ無イ者ヲ殺シタ】
【少年の心に喰い込むその鎖、湧き上がる黒い衝動】
【鋭い痛みと悍ましい感情が湧き上がり、少年は思わず手の甲に刻まれた十字架を掻き毟る】
【自分は悪くない、屁理屈を貼り付け現実を覆う】
【自分は悪くない、こんなところに迷い込んできた奴の責任だ】
【自分は悪くない、こんな事態に成りながらも止めなかった奴の責任だ】
【自分は悪くない、悪くない、悪くない】


《ほら、やっぱり君は》
《自分が求めた自分には、なれない運命なのさ》
《あぁ、残念だ、残念だなぁ、愚かな━━━君》


【そんな言葉が、ふと心の奥底で響いた気がした】


【視界が黒く塗りつぶされる】
【光を失った世界の中、少年はくらりとその頭を傾げ】
【コンクリートで覆われた地面に、その五体を仰向けに投げ出した】
804 :【DESTROY-SYSTEM】 [saga]:2014/10/05(日) 19:58:48.02 ID:IdhMIXLSo
>>800
そうかな?誰かに定められた道の通りに歩むより、自分らしく生きていられるのならたとえ苦労していても私にとっては充実した人生だよ

【たとえどんな大きな壁があろうと決められた一本道を歩むより、自身の進むべき道と決めた道を駆け抜ける方がよっぽど性に合っている】
【それが苦労に満ちた道だったとしても恐れて後悔して後ずさるよりはずっといい】

正義・・・ね
とても難しい問題だな

【正義には明確な答えなど存在しないし、とても不安定で、如何様にも変化する不明瞭なもの】
【そんなものをたった一人の解釈で、これが正義だと、これ1つが完全なる正義だと、どうして決めつけることが出来ようか】

正義は、信じる心・・・じゃないか?
私にとっての正義は、君にとっての正義ではないかもしれないし、君の正義は、もしかしたら私にとっての悪かもしれない
そもそも私の正義は、世間から愚かだとバカにされ蔑まれる陳腐な物なのかもしれない

【彼女にとって命とは尊ぶべきものであり、たった一人の命であっても他者の気紛れによって散らされることなど許されるべきではない】
【だがそれは彼女の正義、彼女だけの正義。人を殺す殺人鬼にも、熱心に信じてやまない正義があるのかもしれない】
【もしそれが他人から見て異常と言われる恐ろしいものでも、それが悪だと断じることが出来るか?否それは違う】
【信じれば正義だ、他者大勢から見た悪でも、その者にとってのたった1つの正義なのだ】

だから、君は信じたいものを信じればいい。
君が信じ、願い、心からこれが自分の正義だと胸を張って言えるもの、それが正義さ

【口を三日月に歪ませて、純白の歯を僅かに覗かせながら笑顔を浮かべれば】
【穏やかな一陣の風が頬を静かに撫でて、空に浮かんだ黄金の月がこれでもかと二人を明るく照らした】

805 :花鳥風月【ファントムニードル】 :2014/10/05(日) 20:20:16.10 ID:A8Ipbqc10
>>803
ふふふ、そうよね、認めたくないものね
いつも現実は残酷なものだわ

【完全に壊れたのか、少年は地面に倒れこむ】
【もう心どころか感情、意識すら無いのだろう】
【自らの手で自らを壊すことになった哀れな少年】
【その姿をみて花鳥風月は何かを思い出したようで、ふらふらと何処かへ歩き始める】

【しばらくするとその手には気絶していた男から奪った薬と注射器があった】
【右手に薬と注射器を握らせ、左手には作り出した針を持たせた】

最後の決断は貴方が決めなさい?
この残酷で無慈悲な現実を生きていくのか
もしくは都合のいい幻覚の世界を生きていくのか

【花鳥風月はそう告げると背を向け歩き始める】
【楽しそうに鼻歌を歌い、軽やかな足取りで能力者を探し始める】
【花鳥風月に罪悪感の文字は無い】
【例え少年が死のうと壊れようと一切気にしないのだ】
【花鳥風月が少年の前から姿を消すと、目の前の女の子の姿が消える】
【最後は一体どうなるのだろうか…?】
806 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/05(日) 20:46:12.73 ID:Pajwwsumo
>>805
【少年は動かない】
【完全に闇に呑まれた思考には光は差さない】
【バラバラになった心、続くことの無い少年の世界】
【とある路地裏、自分を失った哀れな少年の寸劇は、終わりを告げた】

【━━━━━稲妻の音】

「…いい見世物だったなぁ、うん、サイコー」

【薄暗い路地裏に一筋の光が閃き】
【一人の、ぶかぶかの白衣をその身に纏う小さな少年が、そこに現れた】
【顔に対して明らかに大きすぎる丸眼鏡の位置を直し、地面に伏した八を楽しそうに観察する】
【その様子は、まるで八の寸劇を全て把握しているかのように】

「これだから研究はやめられないのさ、っと……」
「残念だけど、まだ壊れちゃぁダメなんだよね、君、そんなのは面白くないしさ」
「だから…もうちょっとだけ頑張ってね?」

【浮かべるは屈託の無い笑み】
【彼が狂った理由の一つに加担しているとは思えないほどの罪悪感の無さ】
【それこそ、彼を研究品としてしか見ていないように】
【……いや、実際そうなのかもしれない、八に黒い衝動を埋め込んだのはこの少年なのだから】

【━━━━━稲妻の音】

【八は路地裏で目を覚ます】
【間も無く少年は、その手にあった針と薬とを投げ捨て、路地裏から歩き出すだろう】
【もはや心を壊すほどの力を失った、一人の女性とのやりとりを考えながら】
【……どうやら、神は少年の物語を終わらせることを是としないようだ】

/これで〆と言うことで、ロールありがとうございました
807 ::アーチャー(>>657)【アーチャー】 [age]:2014/10/05(日) 21:00:30.89 ID:FUH/qkQi0
>>804
――信じる心…か……

【単純明快、答えの存在しない答え。紅の弓兵にとって長年の謎だったそれは今この瞬間を以て氷の如く砕け散った】
【そう、そうなのだ。誰かに定められた正義などない、誰もが皆自分だけの"正義"を胸に掲げ、これが正義だと胸を張っているのだ】
【『正義は信じる心』――とても簡単で単純な答え、それを目の前の金髪の女性は教えてくれた。さも当たり前のように、悩むことなく】

【"強い"、弓兵の志(こころ)の奥底で感じ取った想いは女性への賞賛の言葉。実力や経験だけでは説明できない強さが、大きく輝いていた】
【たった一つの自分だけの正義を信じ、決して曲がる事の無い意志を胸に抱える強い女性。紅の弓兵にはその姿がどんなに輝いて見えたのか】
【月光に照らされ子供のように無邪気な笑顔を浮かべる女性、凛とした顔立ちに似つかわしくないその姿に思わず弓兵の口角が上がる】
【ああ、何故自分はこんな簡単な事に気付かなかったのだろうか。普段の飄々とした自分を捨て見つけた正義の答えは唯一つ――】

――俺の信じる正義は……人間の持つ"感情"(おもい)だ――

【にやり、まるで悪戯の成功したような子供の如き純粋で純心な微笑みを、今度は女性に返せた】
【黄金の月光は淡く煌く、差し込んだ輝きは弓兵の心からの笑顔を強く照らし出す】
【嘗て"英雄"を夢見た弓兵は信じる、愚かで脆弱な人間達が持つ真の強さを、誰一人欠ける事なく秘めている"感情"を】
【難しい言葉は要らない、そんなもの笑い飛ばし言ってやるのだ。これが俺の正義だと、これが自分の信じた答えだと】
【どんなに笑われても構わない、馬鹿にされても捻じ曲がることのない。それがアーチャーという"英雄"の信じた虹色の道筋なのだ】
808 :アーチャー(>>657)【アーチャー】 [age]:2014/10/05(日) 21:01:14.21 ID:FUH/qkQi0
>>804
//遅くなってしまって申し訳ありません!
809 :花鳥風月【ファントムニードル】 :2014/10/05(日) 21:45:19.16 ID:A8Ipbqc10
>>806
/*遅くなりましたがありがとうございました!*/
810 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 :2014/10/05(日) 21:49:49.77 ID:MlpbJgglo
よし!今日も元気でいこーう!

【おー!と言わんばかりに腕を天へと突き上げるのは黄色いパーカーを纏った少女】
【その少女は街の旧市街地を多くの蜘蛛を従えて歩いていた】
【旧市街地と言えば不良の巣窟である街の中でもトップクラスの危険地帯…このような少女など簡単に襲われていそうなものだ】
【だが、この少女は例外であった】
【少女を襲うはずの不良たちは何れも地に臥しているか少女を遠巻きに畏怖の視線で見るのみだからだ】
【地に臥している不良は麻痺でもしているのか皆痙攣をしていた】
【そのとき、一人の傍観者であった不良が叫び声をあげながら鉄パイプを振り上げて少女へと襲い掛かった】
【圧倒的な恐怖はその行動を抑えるのと逆の役割を果たしてしまったのだ】

「おりゃぁぁぁぁ!!うわぁ!?うわぁぁぁぁ!!」

【鼓舞、驚き、恐怖、絶望へとその性質を変えて行くのは不良の叫び声】
【その原因など一目瞭然】
【少女を殴りかからんとする不良の体には大きな蜘蛛が張り付き、その身体を噛まんとしていたのだ】
【大きな蜘蛛など見慣れぬ不良は恐と絶望の表情で顔を塗り潰すと成す術などなく蜘蛛の毒を受けて麻痺をして倒れる】
【そして蜘蛛たちは再び主たる少女の元へと戻っていく】

【不良が恐れているこの状況、少女を守護する蜘蛛】
【これらは異常だが何よりも異常なのはこの異常に動じない黄色いパーカーの少女かもしれない…】
811 :オクトー【コキュートスブレイド】 :2014/10/05(日) 22:02:47.76 ID:PAF9aD+/0
>>810
おいおい……とんでもねえ嬢ちゃんだな……

【不良たちを押しのけ、真衣果の元へ歩いて行くオクトー】

ちょっといいかい嬢ちゃん。少しばかり聞きたいことがあるんだが

【街で聞き込み調査を行ったオクトーは、翼を生やした少女を助けた女がいるという噂を聞いた】
【そしてその女が蜘蛛を大量に引き連れていることもだ】

この写真の顔に見覚えはないかい? あったら是非詳細を教えて欲しいんだが

【懐から写真を取り出し、真衣果にそう尋ねた】
812 :オクトー【コキュートスブレイド】 :2014/10/05(日) 22:10:59.07 ID:PAF9aD+/0
>>810
【写真にはトリアの顔が映っていた】
//これを追加でお願いします
813 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 [saga]:2014/10/05(日) 22:24:44.00 ID:MlpbJggl0
>>811-812
わっ!?何々?

【オクトーに声を掛けられて少女はやっと歩く以外の行動をする】
【そして男、オクトーの方に振り向く】
【右サイドのみ三つ編みにした髪が揺れ、オクトーを見ることとなったその蒼い瞳にあるのは不信感】
【警戒はした方がいい。そう蜘蛛に鍛えられた勘は告げていた】

…教えてどうするつもりなの?この子は私の友達だけど…何の用事があるの?

【声の調子が変わる】
【蜘蛛の動きもオクトーを包囲するように変わる】
【不良は息を詰まらせて無音で立ち去る】
【この少女は返答次第で起こす行動を既に決めてた】
【果たして…オクトーはどう答える?】
814 :ハンス・ラインハルト【エターナルイモータル】 :2014/10/05(日) 22:29:46.30 ID:FZlyF1v4O
【荒廃した街ーーーブラックマーケットが横行するこの街には今宵も人々が影の中を縫う様に蠢く】
【悲鳴や銃声などが日常となったこの場所で、新たな犠牲者の声が上がる】

さぁ、私を[ピーーー]のだろう?

【死と絶望とが手を取り踊りを繰り広げる其処に】
【細身の体躯に纏うは髪色と同様に漆黒に染まる軍服。首許には柏葉の襟章と十字の勲章が佩用され、左胸には略綬を連ねた男が立ち尽くす】
【二本の柄のない血濡れた刀をそれぞれ両手に持ち、深く暗い紅色の瞳が見つめる先に】

「ま、待て……ちょっと待ってくれ!もう殺したりしねぇよ!だから…」

【男の眼下に広がるのは四人の斬殺された死体と、座り込んで怯える大振りのナイフを持った男】
【強き者が弱き者を淘汰する、それがこの街においてーー否、世界の日常であり摂理】

振り上げた拳を振り下ろす事に何を躊躇う。
そんなものではないだろう?まだ秘策があるのだろう?

見せてくれこの私に…
【男は酷く悲しげにその事実を憂いている様で、しかしながら男はゆっくりと右の手にした刀を振り上げた】
【目の前で死を享受した者に侮蔑の念を抱きながら】
815 :オクトー【コキュートスブレイド】 :2014/10/05(日) 22:37:05.09 ID:PAF9aD+/0
>>813
あぁ、知り合いなのか。それなら話は早い
実は彼女、いやトリアは元々俺たちの仲間でね
今すぐにでも連れて帰らないと行けないんだ

【オクトーは刀の位置を確認する。しかし構えない】
【まだ交渉の余地があると思ったからだ】

今、トリアが住んでいる場所を教えてくれないかな?

【オクトーは笑った。その笑顔は真衣果を騙すに値するものだろうか】
816 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 [saga]:2014/10/05(日) 22:48:50.80 ID:MlpbJggl0
>>815
あなたたちの居場所って餌の捕り方を教わらないまま出ていかざるを得ないようなところみたいだけどさ…そんなところにトリアちゃんをはいって渡すわけないよね?

【トリアは逃げてきた】
【それは恐らく今までいた場所がいやだったから】
【そして今、トリアはそこから恐らく望んでいないのに連れ戻されようとしている】
【トリアはそれはいやに違いない】
【友達が望まないことは、真衣果も望まない】

嫌だよ!

【だからその言葉はすんなり出た】
【蜘蛛を5匹ほどオクトーの足を這い上がるように指示して蜘蛛がオクトーの足へと動き出すのも早かった】
【そしてよと言い終わった口から蜘蛛の糸を出してオクトーの顔に視界を奪うべくつけようとするのも早かった】
【全ての原因は恐らく…】
【トリアの為に自分から戦うことを選んだこと】
817 :【DESTROY-SYSTEM】 [saga]:2014/10/05(日) 22:53:28.42 ID:IdhMIXLSo
>>807
ああ、正義は君の心の中に

【トンと拳を握って弓兵の左胸を優しく叩いて、無邪気で真っ直ぐなその笑顔はまたいつもの穏やかで凛とした女性に】
【「決して信念を曲げるな、曲げたときは、君の中の正義が負けたときだ」そう語り掛ける】
【だがしかしそれは余計な心配だったようだ、目の前の男は先程までの答えを求めた男ではない、己の正義を知り、強くなった一人の強者(つわもの)】
【この男は絶対に負けない、いまだお互いの名前さえ知らぬ仲、なのに女には妙な確信があった】

―――さらば名の知らぬ強者よ
貴方の信じた正義が、きっと貴方を導かんことを―――



【二人が紡いだたった一夜のストーリー、それは二人にとってかけがえのない夜であり、この夜に、また1つの正義が産まれた】
【時は真夜中、辺りから人の気配は消え去り、ネオンの輝きも消えて月の光が澄みきった二人の心を祝福するかのように夜空に浮かんでいた】


//いえいえ!こちらも遅いですし!
//長引かせてしまい申し訳ありませんでした!楽しかったです!ありがとうございました!
818 :オクトー【コキュートスブレイド】 :2014/10/05(日) 22:57:54.69 ID:PAF9aD+/0
>>816
チッ……交渉失敗か
一般人の血はあまり見たくないが、仕方ねえ

【オクトーは即座に絶対零度の刃を構えた】
【しかし、真衣果の口から出た蜘蛛の糸が目にかかってしまったため少し慌てる】

うおっ! なんだこりゃ! 前が見えねえ!

【唐突に視界を奪われたせいで慌てたのか、その場で足踏みをしてしまうオクトー】
【その際にオクトーは一匹の蜘蛛を踏みつけてしまった】

うわっ!なんか踏んじまった……

【オクトーにとってはただの虫】
【それが真衣果の逆鱗に触れるとも知らず、オクトーは目の糸を取る作業に必死だった】
819 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 :2014/10/05(日) 23:09:51.03 ID:MlpbJgglo
>>818
お前、許さないよ
お前がなんか呼ばわりして踏んだ小太郎はねぇ…私の手の上が大好きな可愛くて純粋な子だったんだよ

【真衣果の声がさらに変わる】
【本当に強い怒りを抱くと人は二種類の代わりかたをする】
【一つは、強い怒りに身を任せて暴走して全てを焼き付くしても止まらぬ紅蓮の炎となること】
【もう一つは、強い怒りで逆に冷静になりながらもそれを生んだ原因のみを消し炭にする蒼き炎となること】
【真衣果は、後者であった】

その命はね…あんたのと同じくらいなんだ
だからさ…その命を喪うことで罪を償え

【真衣果の瞳の色に似た怒りの業火は両手の爪を硬質化させつつ30cmほどまで伸ばした】
【次に、真衣果の足に地面を蹴らせてオクトーへと接近させた】
【さらに、オクトーの足元の蜘蛛のうち3匹を使役してその足へと飛び付かせようとした】
【最後に…左手の凶刃でオクトーの胸に横一文字に走る傷を与えようとそれを振るわせた】
820 :アーチャー(>>657)【アーチャー】 [age]:2014/10/05(日) 23:13:32.57 ID:FUH/qkQi0
>>817
【トン、叩かれた左胸から感じる確かな暖かさ。かけがえのない、一人の"強者"から受け継いだ正義の心】
【じわりと広がるそれに戸惑いの色は見せない、戦士に見せるは心からの笑み】
【決して信念を曲げるな、曲げたときは君の中の正義が負けたときだ。そう言葉を紡ぐ女の顔はとても眩しく輝いていて】
【思わず細めそうになった瞳を軽く擦れば、再び青き炎を宿した双眸を女性に向け自身の左胸をどんっと力強く叩けば】

―――約束しよう、淡月の如き煌く戦士よ
汝の導きに従い、唯一つ信じた己の正義を貫き通す事を―――

【街が眠る真夜中、淡い月光だけが二人を包み込神秘の時間帯。生まれたのは1つの正義と一つの物語(ストーリー)】
【名も知らぬ者同士の極々小さな一瞬の会釈だが、その短な刻は確りと永遠に紡がれる物語に描かれた】
【長き時間を隔てて正義の心を抱えることのできたアーチャー、彼は何時か救うと約束を交わした少女を想い出し、満天の星空を見上げた】


//こちらこそありがとうございました!!楽しかったです!!
//またよろしくお願いします!!
821 :オクトー【コキュートスブレイド】 :2014/10/05(日) 23:19:27.19 ID:PAF9aD+/0
>>819
おっと……これはちと不味いかな?

【ようやく糸を取り終えたオクトーが自分の置かれている立場を理解する】

甘いぜ嬢ちゃん! そんな一直線の戦いが俺に通じるかよ!

【刃で硬質化された爪を受け止め、余裕の表情を浮かべる】
【しかし、足元の蜘蛛には気づかず、足への進入を許してしまう】
822 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 [saga]:2014/10/05(日) 23:32:02.12 ID:MlpbJggl0
>>821
戦い?違うよ
これは小太郎を無惨に殺したお前を処刑するためだけの儀式だよ

【戦端を開いたのは友を思う心】
【戦いを加速させるは心の友を殺した相手への強すぎる怒り】
【故にこれはもう戦いですらない】
【ただの儀式にすぎない】
【右足にしがみついた蜘蛛はその鋭い牙をオクトーの肌へと刺し込もうとする】
【それが成功すればオクトーの足は鋭い痛みが走ったあと、徐々に麻痺して動かなくなってゆくであろう】
【一方真衣果はその爪で絶対零度の剣と僅かな間鍔迫り合いをすることを望んだ】
【口から糸を吐いて再びその視界を奪いとるまでの、僅かな間だけだ】
【それが終われば真衣果は飛び退いて再度斬りかかる用意をするだろうが最初の激突のときに爪には小さな罅が入っていた】
【オクトーの技術次第では、飛び退くまでにこの爪を砕いて少女の身体に絶対零度の剣を潜り込ませることも叶うかもしれない】
823 :オクトー【コキュートスブレイド】 :2014/10/05(日) 23:44:46.96 ID:PAF9aD+/0
>>822
ぐぁっ! なんだ、足になにかが……!

【右足に痛みが走り、徐々に力が抜けて行く】
【立つことが困難となり、右足の膝を地面につける】

そうか……その蜘蛛たちも嬢ちゃんの能力の一部だったってことか!

【オクトーは爪のヒビには気がついていた。しかし、毒を流し込まれ爪を砕くほどの体力が残っていない】
【現状維持で精一杯だ】
824 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 [saga]:2014/10/05(日) 23:52:16.63 ID:MlpbJggl0
>>823
蜘蛛の王の怒りに触れたこと、後悔してよね

【オクトーが膝を地に着くと鍔迫り合いは終わって真衣果は飛び退く】
【右足を噛んだ蜘蛛はオクトーの身体を伝って右腕へと移動してゆく】
【そして自分の能力を明かしながら真衣果はまた直線的にオクトーへと迫ってそのボロボロの爪を振り下ろす】
【ただ、予定通りにオクトーという罪人に死刑を執行する為に蜘蛛の王は隙の大きな大技を繰り出していた】
825 :オクトー【コキュートスブレイド】 :2014/10/06(月) 00:03:03.69 ID:UAYwwwrf0
>>824
蜘蛛の王……聞いたことねえ能力だ
恐らく天然物の能力だな

【体重を左足一本で支えながらなんとか立ち上がる】

(少しフラフラするが、この程度の攻撃なら受け止められる)

【そう確信し、両剣を真衣果の胴目がけて薙ぐ】
【両剣を持っていたのは右手だった】
826 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 [saga]:2014/10/06(月) 00:14:49.28 ID:9M+NAQ9y0
>>825
罪を償え…っ!?あぁ…痛い……?

【両手の爪は先程の勢いのままオクトーへと振り下ろされる】
【蜘蛛は右腕に噛み付いてその毒をオクトーの右腕を麻痺させようとする】
【それらは速い行動であったがそれらよりもオクトーの行動は早かった】
【真衣果の胴は斬られ、傷口を凍らせられたのだ】
【傷は深く、内臓も傷を付けられている程であった】
【恐らくオクトーの両剣には凍った赤がこびりついているであろう】
【爪は振り下ろされることには相違ないが、地面に真衣果の肢体は崩れ落ちて王に付き従っていた蜘蛛たちは揺らいだ】
【蜘蛛の王国の滅亡は近い】
827 :オクトー【コキュートスブレイド】 :2014/10/06(月) 00:31:10.97 ID:UAYwwwrf0
>>826
ぐ……!腕にも蜘蛛が……!

【右腕が麻痺し、両剣を地面に落とす】
【今のオクトーは右半身を麻痺により封じられている】
【振り下ろされる爪を受け止めることも、逃げることも出来ない】

万事休す……か

【諦めのついたオクトーは戦闘態勢を解き、真衣果に向き合う】

機関の追っ手は俺だけじゃない。No.'sは全部で11人いるし、研究員もほとんど能力者だ

だから、お前がトリアを守ってやってくれ。心の支えになってやってくれ

頼んだぜ

【それはかつての仲間、トリアを思いやっての言葉だった】
【本当はオクトーもこんな任務望んでいなかったのかもしれない】
【ただ、機関に戻れば2人の生活が保障されると信じて捜索を続けていたのかもしれない】
【だが、そこに居場所があるのなら、あえて奪うような真似はしまい】

【喋り終わると同時にオクトーは、頭を引き裂かれ、約一年間の人生に終わりを告げた】




オクトー -Dead-




//ロールありがとうございました!
828 :秋葉 真衣果【蜘蛛の王】 [saga]:2014/10/06(月) 00:40:49.80 ID:9M+NAQ9y0
>>827
【オクトーの本物の思い、その優しき気持ちは真衣果の耳に届いた】
【否、耳にまでしか届かなかった】
【それを聞く心はそこにないのだから】
【その心は他でもないオクトーの刃のダメージが肉体を破壊したことで旅立ってしまったのだ】
【後に残された蜘蛛は光となって消えた】
【それはトリアと真衣果の部屋でも同じことがただ一つの例外を除いて起こっていた】
【多くの蜘蛛が消えるなか、生まれたての雌の小さな蜘蛛が一匹残ったのだ】
【後には小さな生命のみを遺した真衣果の亡骸は満足そうな笑みを浮かべていて、その横にはもう見れない瞳と同じ澄んだ青の宝玉が落ちていた】


秋葉 真衣果 -dead-
//こちらこそ、ありがとうございました!
829 :トリア【アニマライド】 :2014/10/06(月) 01:04:56.17 ID:UAYwwwrf0
>>828
(あーあ、またあの蜘蛛だらけの部屋に戻らなきゃいけないのか……やれやれ)

【真衣果のために盗みを働き、時には狩りも行い生計を立ててきたトリア】
【今回は多めの収入が入ったので、真衣果を高級レストランに連れて行こうと計画していたのだ】

(きっと喜ぶだろうなぁ、生まれてから加工前の食材しか口にしなさそうだし)
(どんな反応するのかな)

【少しワクワクしながら、トリアはドアを開く】

おーい、蜘蛛女〜ってまだ帰ってないのか……

【その時、トリアは異変に気づいた】
【トリアが散々鬱陶しがっていた蜘蛛や蜘蛛の巣が跡形も残らずに消えているのだ】
【嫌な予感がした】
【瞬間、トリアは部屋を飛び出した】
【鴉の翼で街を駆け回り、しらみつぶしに真衣果を探す】
【悪い予感が外れてくれ。そう願いながら空を飛ぶ】

【だが、残酷なことにトリアの予感は当たってしまった】

うそ……だろ……?

【そこに転がっていたのは二つの死体】
【一つはトリアの元仲間であるNo.'sのオクトー】
【そしてもう一つはトリアの命の恩人であり、親友の真衣果だった】

真衣……果? 真衣果、真衣果!

【その時初めて、トリアは真衣果のことを名前で呼んだ】
【何度も何度も、声が枯れるまでその名を叫んだ】
【しかし、真衣果が答えることは決して無く、叫びは静寂の中に呑まれてしまった】

うああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!

【真衣果と一緒に暮らしたことを後悔した。あのまま名前も知らぬままに別れておけば、真衣果が殺されることは無かったのだ】

ごめん……ごめん真衣果……!



【一週間後】
【トリアは森に真衣果の墓を作った】
【人間界の墓では馴染まないだろう。そう思ったからだ】

真衣果、私部屋に生まれた子蜘蛛にお前の名前つけたんだ
「マイカ」って言う名前をさ。なんだかこいつがお前の生まれ変わりみたいに思えたんだ

真衣果、今まで私の心の支えになってくれてありがとう。安らかに眠ってくれ

【その言葉を最後に、トリアはこの街を立ち去った】
【新たな相棒、「マイカ」と一緒に】
830 :白銀 真【ブレード】 :2014/10/07(火) 21:42:30.84 ID:jAWScEpJo
【この街には小さな噂がある】
【夜、路地裏に真っ白な少女が現れる。しかし、その少女に襲い掛かってはならない】
【何故ならその少女は白刄姫と言って真白き刃を何処からか産み出して敵対する者を切り裂く恐ろしい姫なのだ…という噂が】

【街灯と月明かりが空を彩る時間帯の街の大通り】
【カップルや今日の業務を果たしたサラリーマンが急ぎ足で通るそこに白刄姫はいた】
【今日も全身を白き服に身を包む彼女は何かを思い悩むように見えるのかもしれない】

一体私は何をしたいのでしょうね…?

【実際、彼女は少し悩んでいた】
【いつか赤い背中に覚えた感情に】
【いつか絶対零度の剣を振るう男を襲ったときの感情に】
【自分の中にある自分を大きく変えてしまうかもしれないそれに……】

【しかし、白刄姫はまだそれが何なのかは分からない】
【それがどう自分を変えるのかも分からない】
【つまりは何も、分からなかった】
831 :柳生夏鈴【炎の刻印】 [sage saga]:2014/10/07(火) 22:08:23.23 ID:jv+Qcwv7o
【路地裏にて】
【杖を持ち歩く女性が一人歩いていた】

全く、こんなところの警邏をしなければならないとは。
私もツキがないですね。

【柳生家より路地裏の警邏を命令された夏鈴は暇そうに路地裏を歩いていた】
【敵襲はなさそうに見えたためかボーっとしていて】

この杖を使うことはなさそうですね。
安心しました。

【不審な者はいなかったからか安心して警邏を続ける】
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2014/10/07(火) 22:21:41.89 ID:ZDoqc4A3o
 降雨。黒鉄の身体に跳濁する雨粒の中には僅かに血の匂いが交じる。機兵の躯に付着する血こそ起因。
 降雨。能力者との戦闘結果は勝利。その余韻と鮮血とを同時に等しく洗い流す雨は恵みともいえよう。
 降雨。雨に濡れ、ひたりと前髪が額にへばり付くのが若干鬱陶しく感じ舌打ちをひとつ。空振り仰ぐ。
 降雨。豪雨とは決していえない。だからといって小雨とも言い難い。何というか過ぎる程平凡な雨だ。
 
 「近頃の雨天続きは本当、全くもってイヤになる」
 
 溜息と愚痴を順に溢す。暫時独りごちれば、流石にもう雨宿りをしようと屋根のある所を探し出した。
 水はニガテだ。弱点の一つでもあるから。だがこの程度の雨で損傷を出す程脆くは造られていないが。
 ここは元より人通りが疎らなため、こんな悪天候の夜に通るモノ好きなんてこの機兵程度なのだろう。
 言わずもがな独りだ。孤独だ。寒暖感じない造りの筈なのに、心無しかひゅうと冷風が吹く気がした。
 
 ……………。
 ……………………。
 
 彼処でよさそうかな。とボロ小屋を視界前方に捉えた。勿論先客はない。寧ろ容易く独占できたのだ。
 ボディースーツに付いた雨粒を払う。ある程度は水を弾く様には造られていたためぱらぱらと払えた。
 トタン屋根に跳濁する雨粒が余りにも喧しい。ボロ小屋故にそういう所も考慮し我慢をするべきだが。
 雨は嫌いだ。と独りごちる。一方、勢いを増すばかりの雨風は、その愚痴へと対抗しているかの如し。
833 :【剣】【アクセラレーション・マシンタイプ】 :2014/10/07(火) 22:22:21.39 ID:ZDoqc4A3o
名前ぇ
834 :白銀 真【ブレード】 :2014/10/07(火) 22:46:53.98 ID:jAWScEpJo
>>832
雨はキライですね
それは強雨となっていた雨の中で呟かれた何でもない呟き
雨音とブーツが水を踏む音で掻き消されてしまう細やかな呟き
誰でも発することがあるであろうその呟きは今日この時には白い少女の口から呟かれていた


「はぁ…はぁ…まさか雨に見舞われるとは…私も運がないものです」
「しかし雨宿りできる場所が早くに見付かったのは幸運と言うべきでしょうか…?」

トタン屋根を見つけたのは剣だけではなかった
息を切らして濡れながら走るその人物もまた、雨宿りができる場所を探していたようだ
それ故にその人物のものと思しき足音はトタン屋根へと…剣のところへと向かってゆく

「おや…?先客がいるとは…」
「雨が止むまで…お邪魔してもよろしいでしょうか?」

トタン屋根に近付いたのはびしょ濡れの少女
仄かに能力者を斬った名残の血の香りが漂う白い服を身に付けた白髪の少女
少し噂に明るい者なら…白刄姫等という呼び名で呼ぶであろう少女であった
835 :アルヴィス・オールブライト(>>117)【旧支配者】両足不随 [age E.【高性能車椅子】【思考言語化装置】]:2014/10/07(火) 22:59:43.52 ID:OJaN85ZO0
【朧月と街灯に包まれる落ち着いた中世の街並み、十字架の装飾や地元の修道騎士団が特徴のそこは人々に"慈愛の街"と称されている】
【"自由の街"の南西に位置するその街は人民こそ少数だが、どんな者であろうとも暖かく受け入れる寛容さは"自由の街"以上かもしれない】
【そんな暖かく寛大な街に、また一人迷える子羊が姿を現していた―――】

【人の疎らな薄暗い通り、無機質な金属音を鳴らし車椅子を自走させる少女が一人目的もなく其処を彷徨っていた】
【黄金色のおさげを柔らかな夜風に揺らし、全く表情を変えず静かに街を往く姿はまるで人形。笑うことも泣くこともできぬ憐れなる人形】
【普通という小さな枠から飛び出した異端な彼女を優しく包み込むのは柔らかな月光、無機質な碧い双眸に反射するのは暗闇に煌く輝月】


『……落ち着く場所ね……
 私はやっぱり、こういう場所の方が好き……』


【ノイズ混じりの澄声を漏らし、無表情ながら感嘆と希望の意を見せる人形の様に綺麗で儚き少女。アルヴィス・オールブライトという異端】
【傍から見れば無様だと、醜い存在だと笑われるような虚弱な人形。しかしそんな彼女さえもこの街は一切の躊躇なく迎えてくれる】
【今度唯一不二の友人も連れて行きたいな、なんて小さな呟きが風に消えればアルヴィスの澄瞳に映ったのは一つの大柄な人影】
【薄暗くて解りづらいがボロボロの身なりに身を包み、無精髭を生やした小太り体型の男性。血走った眼からは狂気さえ感じる】
【恐らくアルヴィスの容姿から貴族なのだと考えたのだろう、隠しきれていない小さなナイフがチラチラと街灯の光を反射していた】


『…寛容過ぎるのも考えものね……』


【呆れた声色に反し相変わらず表情に変化はない、対峙するは下卑た嗤いを零しジリジリと近寄る狼藉者】
【距離は凡そ15m、恐らく数秒後には狼藉者により華奢な体は容易く傷つけられてしまうであろう。然れど当の華奢な少女は動かない】
【否、単に車椅子により移動が制限されているだけなのかもしれないが其にしては余りにも落ち着いている、まるで何度も体験したような】
【然し第三者から見れば状況が最悪な事には変わりはない。飢えた狼藉者は獣の如く飛び掛りナイフを振り下ろさんと――】
836 :【剣】【アクセラレーション・マシンタイプ】 :2014/10/07(火) 23:11:42.67 ID:ZDoqc4A3o
>>834
 鼻腔を僅かに擽った血の香り。顔を顰めて前方を見遣れば、居るのは一人、白き衣を身に纏う少女だけ。
 いや、然しと自らの感覚を疑う。血の匂いなどもう幾度も嗅いできた、故にこの推察に狂いは無い筈と。
 機兵への訊ねへ応えることはなく、俯き自身の脳で思考を幾度も繰り返す。やがて顔上げれば口を開き。

 「あぁ、構わんが」

 唯一言。そう呟けばトタン屋根の下、入ってくる少女を横目に気付かれぬ程度だが距離を開けまた思考。
 そういえば、何処かで。と何かをふと思い出したかちらと少女へ一瞥をやれば、眉顰め双眸を見開く。
 右手拳を握り締めれば軋む黒鉄。じりと若干腰を落とし少女を然と見詰める。いや、睥睨を与えるのだ。
 
 「貴様、確か何処かで噂されていた」

 ――白刄姫。
 
 とでもいったか。
 トタン屋根に跳濁する雨粒の音が五月蝿い。下にて対する二人の鼓膜を劈き聴覚をじわじわと阻害する。
837 :白銀 真【ブレード】 [saga]:2014/10/07(火) 23:35:09.28 ID:jAWScEpJ0
>>836
「ありがとうございます。では、入らせていただきます…」

白き少女の鼻腔もまた、その香りを捉えていた。血の香り。戦場にでも居ぬ限りは纏うことは決して有り得ぬ香りを。
機兵の一言に応える彼女の脳はそれが意味することを正確に理解してしまう。

僅かに距離を取られていることにも気付かずに機兵と同じ屋根の下へと歩みを進めた真の耳が捉えるのは異音。なにか硬そうな拳が握られる音。
その瞳が捉えるのは腰。警戒されてるのは明らかな落ちた腰。
その視線には、動じない。それはもう慣れてしまったものであるが故に。

「ええ、不本意ながら」

__その様な名で呼ぶ者も多いです。

阻害された聴覚でもその言葉は聞こえた。そのように自分を呼ぶ者の行動はだいたいあるパターンに従っている。
そこまで理解しても、白刄姫は不動。
自分から事を起こすような愚か者ではない。
しかし、しかし、
自分でも気付かぬ内に濃縮されていた一つではない衝動は露となる。
それは、強者と戦いたい。人を斬りたい。という真は否定する衝動であった。
838 :【剣】【アクセラレーション・マシンタイプ】 :2014/10/07(火) 23:45:03.04 ID:ZDoqc4A3o
>>837
 「成る程。ならば、ならばだ」
   
 にぃと下卑た笑みを浮かべ動じぬ少女へとそれを直に遣る。我は異能の殲滅を目的として造られた機兵。
 故に待ち受けているのは何か。そんなものは言わずもがな、両者ともに解っているハズ。闘争者ならば。

 ――戦闘。唯それのみ。

 
 「始めよう。戦を」

 先手必勝。だんと地を蹴ればほんの僅かながら震動した地。転瞬、一気にその距離を縮めようと動じる。
 接近に成功したならば機兵は握り締め軋む拳を弓の弦を絞るように引き、威圧の咆哮と伴に放つだろう。
839 :【剣】【アクセラレーション・マシンタイプ】 :2014/10/07(火) 23:48:46.79 ID:ZDoqc4A3o
>>837
/あら、もしかしてもしかして
/最後らへんの文て攻撃でしたか…?
840 :白銀 真【ブレード】 [saga]:2014/10/07(火) 23:51:05.00 ID:jAWScEpJ0
>>839
//いえいえ、動いていないですよー斬殺衝動は滲み出てますが…
841 :【剣】【アクセラレーション・マシンタイプ】 :2014/10/07(火) 23:52:27.89 ID:ZDoqc4A3o
>>840
/なるほど、了解しました!
/わざわざ回答どうもありがとうございます
842 :白銀 真【ブレード】 [saga]:2014/10/08(水) 00:07:59.64 ID:Xewqpoc70
>>838
「はぁ…血の気が多いのは魔獣だけにしてほしいものです」

口とは裏腹に真はこうなることを望んでいるかのよう。いや、自分がこれを望んでいることを気付いて戸惑っている。
白刄姫は、未熟なのだ。
自分が果てなく戦を望む決闘者か、果てなく死を望む虐殺者かも分からぬ未熟者。
しかし、それでも、

__待ち受けるものくらい、分かっていた。

地が震動する刹那、真の右手に80cmほどの長さの白いものが纏われる。
「唯」という単語が発せられたときに纏われたそれは白き刃。
何処までも白く、規則正しく小刻みに振動するそれは紛れもなく死を呼び込む美しい造形物であった。

剣が接近するのは容易いであろう。しかし、その拳を振るって真の肢体を傷付けるのは容易でない。
何故なら、拳が引かれて放たれる直前に合わせてタイミングに合わせて速くはない一閃が放たれるからだ。
横一文字に一糸も乱れぬその剣筋は、放たれる拳を狙っているからだ。
843 :白銀 真【ブレード】 [saga]:2014/10/08(水) 00:08:18.92 ID:Xewqpoc70
>>838
「はぁ…血の気が多いのは魔獣だけにしてほしいものです」

口とは裏腹に真はこうなることを望んでいるかのよう。いや、自分がこれを望んでいることを気付いて戸惑っている。
白刄姫は、未熟なのだ。
自分が果てなく戦を望む決闘者か、果てなく死を望む虐殺者かも分からぬ未熟者。
しかし、それでも、

__待ち受けるものくらい、分かっていた。

地が震動する刹那、真の右手に80cmほどの長さの白いものが纏われる。
「唯」という単語が発せられたときに纏われたそれは白き刃。
何処までも白く、規則正しく小刻みに振動するそれは紛れもなく死を呼び込む美しい造形物であった。

剣が接近するのは容易いであろう。しかし、その拳を振るって真の肢体を傷付けるのは容易でない。
何故なら、拳が引かれて放たれる直前のタイミングに合わせて速くはない一閃が放たれるからだ。
横一文字に一糸も乱れぬその剣筋は、放たれる拳を狙っているからだ。
844 :白銀 真【ブレード】 [saga]:2014/10/08(水) 00:09:37.43 ID:Xewqpoc70
>>842には誤字があるのでこちらは見なかったことにしてくださると助かります…
845 :【剣】【アクセラレーション・マシンタイプ】 :2014/10/08(水) 00:25:36.95 ID:8jpjBqbQo
>>843
 「刀」

 たった三文字の言葉を紡ぐのには一秒と掛からなかった。然しながらそれに載った重みは計り知れない。
 拳速は衰えない。だがそれが少女の肢体へ届くのを阻害すべく閃いた刃は横の一文字に拳と邂逅。衝突。
 甲高い金属音が谺する。残響が未だにある中で振り抜かれた拳が少女に届く事は無く。その眼前で止る。
 黒鉄の装甲に傷が付く。極微小の傷が雑多に存在する中に浮く一つ。一文字を描く斬撃痕がくっきりと。

 フン、と苛立ちを見せて鼻息を鳴らすと同じくして刹那に拳を引く、追撃を掛るつもりは無いようだが。
 雨が降り頻る中軽快なステップを見せながらに後方へ下がると、屋根の下より出てしまい雨に打たれた。
 然しそんな些細な事を気にしている暇などほんの一秒も無いのだ。戦闘に於いては常識。命取りとなる。
 滾る。こういう状況だからこそ。腰を落としてそう思う。にぃと下卑た笑みを浮かべるが未だ動作せず。
 恐らくは、少女の行動を見ようとしている様子。機兵の足下。泥濘んだ地が気持ちの悪い水音を立てた。
846 :【剣】【アクセラレーション・マシンタイプ】 :2014/10/08(水) 01:05:35.43 ID:8jpjBqbQo
>>843
寝落ちられましたかね…
眠気ヤバイんでこちらも落ちさせていただきます申し訳ありません
次の返信は今日の夕方か夜になるのでもし用事等がおありでしたら切って頂いても構いませんが
こちらとしては絡みは切りたくないところ…です
847 :白銀 真【ブレード】 [saga]:2014/10/08(水) 04:07:42.77 ID:Xewqpoc70
>>845
「……弐」

金属音。それが響いたそのとき刃に拳は止められた。
それを僅かに怪訝に思うそのときには拳は引かれていた。
ステップで後退し、雨の中に身を晒すことも構わずに笑みを浮かべて様子を伺う剣を見て右手を退き、左手を前に向ける。
剣に向けられた左手の手元には白い光、それが収まれば白き刃が握られているのが見てとれる。
白き刃が生成されたときには腰は捻られ、次の瞬間にはそれは剣へと投擲される。
万物を切り裂く切断力を付与された刃が楕円の軌道を描いて剣に迫る頃には右手の刃は腰だめに構えられ、真は剣へと疾走。
剣が飛来する刃に遅れて迫る真の疾走を阻めねば腰だめに構えられた右手の刃は右上へと動き、剣の身体を斜めに切断しようとするだろう。
高周波の刃と鋼鉄の肢体のぶつかりあいが如何なる結果をもたらすかまでは真の想像に及ばない。

//寝落ちましたが変な時間に起きてしまったのでお返ししますね…寝落ちすみません
//今日は特に用もなく、5時頃からはロールは可能なので絡みは切らず、午後につづきをやりましょう
//剣さんがよければお願いします!
848 :【琴洋 ツバサ】>>122【クラーケン】 [sage]:2014/10/08(水) 19:11:40.21 ID:fzIwqmWYo
私は思うのです……
人間が本当の姿を表すのは生まれた時と死ぬ直前、この二つの瞬間しかないのだと……

【夜、欠け始めた満月に照らされた公園の中心】
【時折吹く風は設置された鞦韆を小さく動かし、微かな音を静かな闇に響かせる】
【鴉が啼いたら帰りましょう、昼間多く集まっていた子供達も宵闇の月が支配する今は影もなく】
【今、黒く塗りつぶされたこの空間に存在するものは唯二人】
【一人はゴシックドレスを可憐に着こなす一人の女性】
【ノスタルジックな表情を浮かべながら、空に浮かぶ月と、その前に存在する物質を眺める】
【ぼんやりと呟いた言葉は暗く染まった公園にゆっくりと溶け消え】
【ぎちりと、何かを締め付けるような不快な音が鳴った】

そうは思いませんか?
私に偽りの愛の言葉を囁いた、貴方様……

【微笑みをその顔に湛え、目の前に存在する物質にそう問いかける女性】
【背中側が裂けたゴシックドレス、その裂け目から覗くは一本の太い触手】
【大量の吸盤のついたそれはただ静かに女性の目の前に揺蕩い、一つの物を女性の目の前に吊り下げる】
【そして、もう一人……女性の目の前に吊り下げられた物質は】

「ぎ、ぃい……あ、かひぃ……!!」

【女性の言葉に対して、まるで意味のない苦しそうな返答を返した】
【黒いスーツをその身に纏うホスト風の男性】
【恐らく美形だったのであろうその貌は、首を緩く絞め行く触手によって醜く歪み、凡ゆる体液を外に垂れ流し続ける】
【首に絡まる触手を何とか外さんと爪を立てようとしながら、しかし刺さらず掴めないそれに絶望】
【自らの魂を喰らわんとする死神を見て、男性の心を満たすは後悔と恐怖、そして確かな苦痛】
【何故自分はこの女性に声をかけてしまったのだろうと、終わることの無い後悔の渦に嘔吐く】

「た……すけて……誰、か……!!」

【やっとのことで紡がれたのはそんな言葉】
【限界まで掠れたそのSOSは、辺りを染める闇に簡単に吸われ、その響きを消し去られる】
【唯一つ、聞き届けたのは目の前の女性だけ】
【その唯一の証人は、言葉を聞いて更に微笑を深くした】

やはり、私の考えは正しいのですわ
私と共に居たいなどとおっしゃった貴方様が、今は私を遠ざけようと必死
うふふ、やはり建前であったのですね?分かっていましたが……

【慈しみ、想い、万物へと向けられた無償の愛】
【女性の言葉に込められた感情はまさにそれであり、しかしながらその感情は言葉の中身に相反する】
【その言葉の矛盾をまるで当然のように笑いながら、女性は男性の目を見据えた】
【そこに込められた、狂気】
【どす黒く塗りつぶされたその目を見て男性は息を飲み……再びぎちりと鳴った自らの首、増幅した苦痛に言葉を失った叫びを挙げる】

さぁ、貴方様の本当の姿は私がしかと拝見させていただきましたわ
後は……旅立つだけですわね?

【ぎちり、ぎちり、ぎちり】
【緩く緩く、男性の首に負荷をかけていく】
【間違ってしまった選択肢、男性に掛けられた罰は苦痛の後の死であった】
【もがき苦しみ、苦痛以外の感情を塗りつぶされた男性に、果たして救いの手は差し伸べられるのだろうか?】
【もし差し伸べられれば、女性の微笑は勇敢な乱入者に向けられることだろう】
【もし差し伸べられなければ、辺りには鈍い大きな音と、女性の姦しい笑い声が響くことだろう】
【運命は、昏く月が染まり行く、世界の選択に委ねられる━━━━━━】
849 :【剣】【アクセラレーション・マシンタイプ】 :2014/10/08(水) 20:03:45.55 ID:8jpjBqbQo
>>847
 向けられるは左掌。そこへ収束を始める純白の光は刃を形成していく。光が消えてもまだ、輝きを増す。
 既に捻られていた腰、刃の投擲が目的と気付いた頃にはもう遅い。風切音を伴いながら楕円軌道を描く。
 転瞬。雨曝しにされた刃は微振動している故に雨粒を弾く。周囲で弾けているよう。明らかにおかしい。
 目を凝らして刃の軌道。いや、それよりも刃自体それを見た。すると理解った。刃が振動していたのを。
 先、拳に刃を受けた時に違和感を覚えた。ワケはこれかと納得。ならこう深く傷もつこう。合点が行く。
 そう思考していた矢先。もう既に少女は駆け出していた。機兵を狙い、その躯を自ら切り裂かんために。
 

 刃そのものよりもやはり軌道を良く見ておくべきだったと後悔。だが其に打ち拉がれている時間は無い。
 刹那にて軌道を読む。殆ど博奕なんかに近いが。身体を逸す。背を伸ばし紙一重で刃が胸上を通る様に。
 ちらりとでも少女へと視線をくれてやりたい。だがそんな余裕も無いくらい緊迫しているのだ。今は尚。
 胸上を過ぎ去ろうとする白き刃。やった。と心からの喜びに笑む。だが余韻に浸る時間は幾許かも無い。
 普通の思考をしていればこのまま刃を見送る。生憎と機兵は違った。左手を開き刃の軌道上に晒すのだ。
 すると刃が掌を貫くのは必然。だが敢えてそれを逆手に取る。微振動をしながらに機兵の掌を貫きゆく。
 だが貫通はさせない。この刃は我が使うから。顔を顰めて刃の刺さる掌を握り締めると貫通する事なく。
 機兵の掌に刺さったままの状態となった刃。然し機兵は動じない。頭以外痛みなんて感じないのだから。
 
 「目には目を。歯には歯を
  ――刃には、刃を以って!」

 ぞるりと刃を抜き取れば、装甲の貫通孔が痛々しさを増す。僅かに振動する刃の柄は無い。だがつかむ。
 もう少女は眼前に迫っていた。刃を斜に振り下ろそうともしていた。慣れない刃物を使う、童子の如く。
 振り抜かれようとする少女の刃を迎え討つ。其は刃なり。少女の扱う物と酷似していた。否同じなのだ。
 甲高い金属音。鍔迫り合う二つの白き刃。刀の扱いはくやしくも少女の方が断然上。だが力ならどうだ。
 身体そのものを武器とするコチラの方が恐らく上だと自負している。外見上も相手は少女。こちらは男。
 ならば必然的に上な筈。根拠のない自信を自らに付ける。そうでもしないとモチベーションが保てない。
 力と力のぶつかり合い。純粋なそれとは言い難いのだが。にぃと下卑てそれでいて純朴な笑みを浮べた。
 微振動を繰り返すことも相俟って、柄のない刃が機兵の握り締める拳を少しずつ侵し力を減少させゆく。
 舌を打つ。押され気味にあった故の行為だった。ここを寄り切るにはもう奥の手しかないと決心をする。
 咆哮。転瞬、虚空を灼き焦がす焔が機兵の背部より放出される。すると推進力を増し少女を押すだろう。
  各部バーニアが湿気る。早急に戦闘を終わらせ手入れしなければと考えるが何だかそれにすら辟易した。
850 :【剣】【アクセラレーション・マシンタイプ】 :2014/10/08(水) 20:04:46.29 ID:8jpjBqbQo
>>847
/予定より返信かなり遅れました…申し訳ありません
851 :白銀 真【ブレード】 :2014/10/08(水) 21:02:20.85 ID:Xewqpoc7o
>>849
刃が回避されたのは別に構わない。
この刃は所詮は剣の注意を惹き付ける為に産み出されたもの。
そんなものに戦果は期待していなかった。
それ故に刃が外れてもその顔は歪まない。心に小波は立たない。
しかし…その後の行動は真の想像を絶してい、その顔を驚愕色で塗り潰させた。
まさか此方の刃を利用してくるとは…しかもこちらには刃が同時に存在できる数の上限というものがある。
剣の行動は恐らく本人が予期せぬ形ででも真を僅かに追い詰め、僅かな焦りを覚えて…

(なぜ…なぜこんな有利とは言えない、苦しい戦局なのに…)
(なぜ私は何かに歓びを感じてるのでしょうか……?)

同時に、歓びを感じていた。
出自不明な感情。白刄姫に芽生えた新たな可能性。
しかし、それは戸惑いこそ覚えるものの戦闘を妨げるものではなく…むしろ逆であった。

「くっ…ですが!」

咆哮と共に機兵の背中から放たれた焔。男であることから、先程までの動きから予想はできていた機兵自身の力。
ジリジリと自分の被害も承知の上で刃を押し込む力には真の強いとは言えぬ力は抗えない。
靴底は擦れ、後退する。
刃を纏う腕も後ろに下げられ、悲鳴を上げる。
刃自身も圧倒的な力に後押しされた同族によって少しづつ削り取られていた。
このままでは、圧しきられる。
そう感じた真は一度敢えて後ろに下がり、鍔迫り合いを終わらせる。
圧倒的な力で少し体勢が崩れるのにも構わないで。

「――参!」

再び左手に集まる白い光。刃を形作る光は今度は左手にも刃を纏わせた。
二刀使いとなった白刄姫。真の実力を行使可能となる三刀目は手元にないが使い馴れない刃を一本のみ扱う者に敗ける気などはしなかった。

二刀となれたものの大きくはないが小さくはない隙を晒す真。
雨の勢いは弱まらずに服を濡らして肌にへばりつくのは不快だ。
だが、それ以上の見知らぬ快感は真に純粋だが大人しくはない小さな笑みを初めて浮かばせた。

//こちらもだいぶ時間がかかってしまいました…すみません
852 :【剣】【アクセラレーション・マシンタイプ】 :2014/10/08(水) 21:48:21.99 ID:8jpjBqbQo
>>851
 少女を力だけにて押し切った。背部より僅かに焦げ臭い匂いと白煙が燻る。それは正に機兵の浸る余韻。
 にぃと笑む。純白の刃を両掌に乗せるように持ちそして、用済みだと一言。使われては困るとつづけた。
 すると握り締め、膝を立てて思い切りにそこへと打ち付ければ、それはぱきんと小気味良い音を立てた。
 中心より二分された刃は尚も振動を続ける。邪魔だと独りごちる。無碍に放られた刃は雨曝しとなった。
 機兵の真価は格闘それにある。故に武器を使うなどといった行為は個人的には逃げに当たるものだった。
 ということは先程の行動は逃げなのかといえば、判断の難しい所。違うとすると都合の良いヤツとなる。
 故に、答えは出さない。どうでもいいから。だがそれこそが、逃げに値しているのかも知れないのだが。

 少女の左手。白き刃は無い。だがたった今光がそこへと収束を始めた。それが示すのは正に、刃の顕現。
 光が収束を終えれば先刻と同様、握られていた刃は純白(しろ)い。二刀流。面白いと唇の端を吊らせた。
 戦の準備は整った。さぁ再び。さぁ今から。さぁ殺ろう。さぁ――お互い愉しもうではないか。白刄姫。

 「――さぁ
  ――さァ!
  ――さァ!!」

 征くぞ!と咆哮と良く酷似た声を荒らげる。数瞬掛らず腰落とす。そして征く。眼前の敵に打ち勝たん。
 だんと地を蹴り推進力を増して、持ち前の身体能力の高さを活かして僅か数瞬での少女への接近を図る。
 少女との距離は約数メートルかといったところ。何時もより強く地を蹴る。しかも両脚にて、前方向へ。
 空中を舞いてその中で、腰溜めに手刀の如くカタチにした掌を構える。持てる力を全てその一撃に注ぐ。
 飛翔からの接近に成功すれば、少女を襲おうとするのは手刀。黒鉄の刄が白き刄の姫の首筋へと伸びる。
 そして紅き焔がその腕より放たれん。降り頻る雨をも一瞬にて灼き焦がしながら。推進力を増すだろう。
853 :白銀 真【ブレード】 :2014/10/08(水) 22:31:50.39 ID:Xewqpoc7o
>>852
焦げ臭い匂いが雨に溶けずに漂うこの場所に白い光が舞う。
発生源は割れた刃があった場所。僅かな間振動を続けてたそれは全力を出しきるつもりの少女にとっては邪魔なものでしかなかった。
全力を出したい。あの男を打ち倒したい。そう初めて思えた白刄姫はこのとき本当の戦を知った。戦の昂りを感じた。

さあ、始めましょう。戦を。存分に力を振るって――互いに愉しみましょうか。

「――ええ、」

征きます。
咆哮にも似た荒い声とは対称的にその声はいつもと変わらぬようにも聞こえる。
しかし、その声には熱があった。
全てを焼き付くしかねない恐るべき熱が。

距離を詰め、跳ぶ機兵を見ながら真は体勢を完全に立て直す。
飛来するであろう一撃、それは両手の刃での迎撃は絶対に間に合わない。そう悟ったが故に二刀は前へ、宙を舞う機兵の胴を貫く白き稲妻となりて迸る。
同時、白刄姫の首は不自然に曲がる。まだ鉄の刄が突き出されんとするときであった。
そのとき、白刄姫の唇が動く

―――終。と

そして、白き光はその唇に集まる。
白き刃は先の二つよりは遥かに小さいものの生成されて顎の力に支えられる。振動が唇を傷付け、相応の痛みと一筋の血を垂らさせながらも。
最後の刃は首筋へと向かう黒き刄の侵攻ルート上にあった。先程の首の動きはこの為のものであったようだ。

この刃が砕かれねば白刄姫に、砕かれたり押し込まれて白刄姫の顎を引き裂けば剣に、軍配は上がるであろう。
白刄姫のその生涯の中で最初の決闘の行方は……
854 :【剣】【アクセラレーション・マシンタイプ】 :2014/10/08(水) 23:01:50.22 ID:8jpjBqbQo
>>853
 機兵の躯貫かんとする刃。
 たとえるならば迸る稲妻。
 転瞬不自然に首を曲げた。
 同時動く唇は終とつむぐ。
 そして唇へと収束する光。
 もちろん刃の顕現を示す。
 垂れた血の味は知らない。
 知るのは少女唯一人のみ。
 跳躍し少女の首劈かんと。
 手刀を繰り出し襲う機兵。
 だが軌道は読まれていた。
 胸貫くのは白き霹靂二筋。
 痛覚などは存在しえない。
 故に支障はほとんど皆無。
 だが首筋ならどうだろう。
 生憎首から上は人のそれ。
 なので痛覚自体は存在る。
 紅き紅き鮮血が空を舞う。 
 まるで枝垂れ桜のように。  
 美しく悍ましくもあった。
 その発生源は機兵の首筋。
 貫いたのは唇に在った刄。
 だが機兵の勢いら衰えず。
 少女狙う刄は相変わらず。 
 いやそれどころか機兵は。
 片手両足から放出さす焔。
 火焔が虚空を灼き焦がす。
 火焔が雨をも灼き焦がす。
 火焔が劣勢を灼き焦がす。
 火焔が敗北を灼き焦がす。
 火焔が勝利を齎すハズだ。
 火焔が推進力を増させた。
 傷を意に介さず爆進する。
 痛を意に介さず爆進する。
 全身全霊を以って最後に。
 白き姫の首筋いざ貫かん。
 いざたおさんと爆進する。
855 :白銀 真【ブレード】 [saga]:2014/10/08(水) 23:33:42.89 ID:Xewqpoc70
>>854
勝ちました…!
それは唇より滴る血の味を噛み締めながら目の前で裂かれる首筋に咲いた紅の華を見た感想。
だが、身体は動かない。声を発することも叶わないでしょう。
身体の疲労は既に限界を越えています。
しかし、それでもいいです。
勝てたのですから、この上ない喜びを手にできたのだから…

しかし、目の前で起きる光景はなんでしょう?
火焔が見えます。なぜ?敵が動くはずがない。いや、まさか…?
しかし、私には関係ない話です。もう手など残っていないのですから当然でしょう。
この一撃で果てるのみです。
悔しいです。敗北を押し付けられるのは。
しかし、仕方無いですね。これが戦なのですから。
私の首筋、そこはあの黒い刄に割かれるでしょうね。
そして、敗北と死を渡されるのでしょうね。
ふふっ、私もあの方の首筋を割いて偽りの勝利を手に入れたのは単なる偶然なのですかね?

…もう猶予はないですね。いいです。心残りは…一つだけです。
私を負かしたあなたの名前を聞き忘れたことのみです。



【そして、白刄姫の首筋は裂かれて赤を流させた】
【この瞬間、白刄姫は敗者と死者と、若き決闘者となっていた】

【白銀 真 -Dead-】
856 :白銀 真【ブレード】 [saga]:2014/10/08(水) 23:35:22.43 ID:Xewqpoc70
>>855
//2日間ありがとうございました!
//とても楽しいロールでした!
857 :【剣】【アクセラレーション・マシンタイプ】 :2014/10/08(水) 23:56:00.49 ID:8jpjBqbQo
>>855
 「嗚呼」
 
 ふと漏らした言葉は何処か儚い。それでいて咽を貫く刄によって蚊の鳴くように薄く惨めに掠れていた。
 機兵の首筋より噴いた血は白き少女を紅く彩る。それはまるでけしの花のように美しく綺麗な姿だった。
 少女の首が二つに分つ。鮮血を機兵へと噴出させて墜ちる。天国が地獄か解らない。だが常の闇の中へ。
 
 …………。
 
 えぐり込んだ刄を引き抜くとぼたぼたと垂れる鮮血は赤い。胸を貫く霹靂を抜けば鈍色のオイルが滴る。
 鼻をつく死臭と雨の匂い。いやにクサく気分を害する匂いだ。即刻ここから立ち去ろう。致命傷もある。
 朦朧とする意識と視界の中。ふらふらと歩き始める機兵。然しふと何かを思い出したように刄拾い上げ。
 地に突き立てる。刄へと軽く会釈をひとつと笑みを向けた。それが雨曝しとなるのはあまりにも必然的。
 踵を翻す。この致命傷の治療をする故に一刻の猶予もない。たとえ蹌踉めきながらでもまた歩き始めた。

 
 ――快晴。
 輝きを増す刄。生前の彼女を表すかのような純白を以ってして鎮座する。雨にも風にも負けず凛と立つ。
858 :【剣】【アクセラレーション・マシンタイプ】 :2014/10/08(水) 23:57:44.08 ID:8jpjBqbQo
>>856
/こちらこそでした。ありがとうございました
/時折返信遅れてしまいほんとうに申し訳なかったです
859 :アルヴィス・オールブライト(>>117)【旧支配者】両足不随 [age E.【高性能車椅子】【思考言語化装置】]:2014/10/09(木) 00:53:52.70 ID:EKR8HQoZ0
【慈愛の街の一角、薄暗い街灯が照らす通りにて行われるは両足不随の少女と狼藉者の対峙】
【下衆な嗤いを零し、眼を血走らせナイフを振りかざすその姿は正に飢獣。対する少女は身動き一つする事すらままならない】
【獣が求めるのは金財か少女自体か、どちらにせよ狼藉者が行う行動が曲がることはない。煌くナイフを突き出し猛突を繰り出さんと迫る】
【何の訓練も技術も持っていない素人丸出しの動き、ある程度の実力者ならば見切るのは容易いそれも少女にとっては脅威でしかない】

【此のまま人形の少女は狂気に駆られた獣の餌食となってしまうのか、もしこの場に第三者が居たのならばそう考えるのが妥当】
【脆弱な少女は狼藉者の手により儚き命を散らす――次の瞬間、そんな第三者の考えは真っ向から否定された】
【時間にして一瞬足らず、車椅子の少女と狼藉者の狭間の空間へ轟音と共に走る紫電、墜落する落雷。空は雲一つない満天の星空】
【余りにも不可解な現象に男は尻餅を着き、目を丸くし唖然とした表情を浮かべている。対する少女はやはり氷の如き無表情】
【宝石の如く無機質な瞳はただジッと濁りきった狼藉者の双眸を映し出している】


『……消えて』


【一言、たった一言の冷徹な言葉が浴びせられると同時、男は自分に起こった現象をやっと理解した】
【今目の当たりにした雷光は目前の脆弱な少女が引き起こしたものなのだと、信じ難い事だが現実なのだと理解してしまった】
【人形の少女の力を目の当たりにした狼藉者に浮かぶは恐怖の表情、彼女の揺るがない無表情と比べそれは明らかな感情表現】
【今更になって生命の危機を感じ取ったのか、自らの得物を投げ捨て恐怖のままに逃げ去って行くその姿からは哀れみさえも感じられる】
【薄暗い通り、後に残ったのは月光を映し出す一本のナイフと車椅子に乗る人形の少女。バチバチと煉瓦の地面に走る青白の電流】
【またひとりぼっちになった。呟く機械音は風に消え、孤独に生きる人形は変えられぬ表情で天に輝く星々を静かに見上げた】
860 :【イマジンサクリファイス】 [saga]:2014/10/09(木) 19:17:18.64 ID:9lQCyh3Eo
お空に浮かぶお月様 昨日とは違って、綺麗な黄色でとっても明るい。

今日はお気に入りの青いパーカーでお洒落してちょっとだけご機嫌、なんだかスキップしたくなっちゃう。

『お姉ちゃん』も隣で笑ってくれてる、あれ?お姉ちゃんの顔がなんだかぼんやりしてる?気のせいかな?
お姉ちゃんと一緒に歩くと、なんでか皆が怖い目で見てくる、お姉ちゃんがちょっと黒いからかな?

街をのんびりお姉ちゃんとお散歩、でもちょっぴり退屈、また変わらない1日、でも何故か今日は何か冒険がありそうな予感!

【夜の街、明るい月の光でさえもかき消されてしまう大通りにて、人の目を引く奇妙な光景が広がっていた】
【歩く一人の少女と"人の形をした何か"】
【それは影と言うにはあまりにもはっきりとし過ぎていて、人と言うにはあまりにも黒く不自然すぎる】
【共に楽しそうに歩く少女は、それを『お姉ちゃん』と呼んでいる、そんな光景】
861 :【エビルド】 [saga]:2014/10/10(金) 19:01:30.97 ID:VmzzHDoAo
【街の広場、中心に大きな噴水がどっしりと鎮座しており、それからは大量の水が弧を描いて落下していく】
【夜でも涼みに来る者や、ロマンチックな雰囲気を楽しもうとやって来るカップルやらでそれなりに人は多いのだが、今日だけは違った】
【ズシン、ズシンと音と共に大地が揺れれば、水っぽい音となにかが潰れたかのような音が広場に木霊する】
【そこには身長2mを優に超える一人の巨漢と、その目線の先には赤黒い地面の染み】
【最早筋肉達磨と形容すべきそれは、執拗に叩いて踏んでを繰り返し、固いコンクリの地面がひび割れ始めた所で漸く止まった】
【その時背後でカランと金属音、何だと振り向けばそこには異常な光景に体を小刻みに震わせる女性の姿】

【「なァんだ?」地の底から響いたかのような重低音、のしりとゆっくり歩みを進めていけば、身動きとれぬ女の頭をむんずと掴んで持ち上げる】
【また1つこの世から命が消え去ってしまうのか、それともこの女の頭が握りつぶされる前に、巨漢がそれ以上の興味を示す何かが現れるのか】
【いずれにせよ、消え行く寸前の命を救うのはたった1つの変化、次の瞬間、現れるもう一人の勇者のみである】
862 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/10(金) 20:08:41.83 ID:GOZvj8CMo
>>861
【夜、五感の内「視」 を奪い取る、辺りに蔓延る闇】
【「五感の一つを奪われれば残りが強化される」などと言う定説は誰が述べたのだろうか、ともあれそれは正しいようで】
【夜、視界を奪われた分、人間の聴覚はより鋭くなるようだ】
【辺り構わず響く地面が殴打される音、揺さぶられる地面、響きに紛れる水の音】
【広場がある筈の方角から響くそんな、お世辞にも平和的とは言えない音に、一人の少年の足は脳の指示を無視して動き出す】
【街灯の灯りが小さく照らす通りを歩けば、段々と近づき大きくなっていくその音】
【金属音、奇しくもその巨漢が自らの後ろを確認したその時に、少年はその現場に足を踏み入れていた】
【最初に目に入るのはその巨漢、二番目に目に入るのはその足元】
【辺りを彩る赤に思考を掻き乱されながら、少年は辺りに視線を巡らせ】

……━━━━━━!!

【見た、巨漢に頭を掴まれ宙に吊り下げられる一人の女性を】
【見た、その女性が今まさに、目の前の化け物によってその命を散らそうとしている所を】
【激情が、焦燥が、胸から喉元を通って口に溜まり】

━━━━やめろ!

【叫び、腕を振るう】
【生じるは一つの岩石、何かが固まるような硬質の音を立てて】
【相手がそれに気付こうが気付くまいが、それは発射され……化け物の後頭部を狙う】
【果たしてそれは、相手が女性を握りつぶすまでに間に合うのだろうか】
【少年が勇者となるか、愚者となるかは巨体の男に委ねられる】

/まだいらっしゃいましたら、よろしくお願いします
863 :【エビルド】 [saga]:2014/10/10(金) 20:48:21.60 ID:VmzzHDoAo
>>862
【ぐっと手のひらに力を込めようとしたとき、またしても背後から音が聞こえた、だが先程の無機質な音ではない、"生きた音"】
【この愚か者は誰だろうか?我の楽しみの邪魔をする、次に哀れな肉片と化すこの声の主は?】
【その顔を拝んでやろうと振り替えるも、その目と鼻の先には空気を切り裂き迫る岩肌が見えた】
【山のような巨漢の後頭部、巨大な岩は緩やかな放物線を描いて飛来するも、その一撃は男を昏倒させるには至らず】
【バゴン!人体に当たったにしては大層な音を立ててその岩は粉々に砕け散り砂塵と共に小さな石の礫が辺りに飛散する】
【舞い上がった砂塵が静まる頃に、良く目を凝らせば分かるはずだ、人の頭ほどある大きな拳を突き出して、赤い眼は宮天をじっと見つめていることに】
【そうこの男は岩を砕いた、筋肉に覆われた体は見かけ倒しなんかではない、凄まじいパワーを有しているのだ】
【足元にはぐったりとして横たわる女の姿もある、一見動きはないように見えるが確かに息はある】
【そう宮天は女にとっての命の恩人となったのだ、しかしそれに胸を撫で下ろす暇をこの男が与えてくれるはずもなく】
【確かに女は救ったが、まだ怪物は生きている、宮天が逃げ出せばこの女は巨漢の餌食となり、しかし打ち勝てば・・・見事彼は真の勇者となる】
【勝てば勇者、負ければ愚者、負けたものは死に、勝ったものは勝利を手にする】
【そんな不条理に、目の前の少年は果たしてどう動くか、口角を歪めて醜く笑い、今か今かと待ち構えていた】

/反応遅れてすみません!よろしくお願いします!
864 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/10(金) 21:10:46.67 ID:GOZvj8CMo
>>863
【轟音、後頭部に当たったとしても顔面に当たったとしてもあり得ない、辺りを轟かすような音】
【辺りを覆う砂煙を自らの口より燻る煙と共に散らして、少年は油断なく経過を見つめる】
【明らかに普通に当たるよりも大きく響いた音】
【それが生じる条件といえば……他でもない巨漢から岩へと力が加えられた時、であり】
【そんな少年の推測は……何とも悍ましいことに……的中していた】

……

【紅く染まった一対の瞳、突き出された拳】
【風で吹き散らされた砂粒、少年の目に映し出されたのはそんな光景】
【自らを凝視するその瞳に獣のような気配を感じ取り、少年は知らず知らずの内にその息を潜める】
【巨大、そこに存在するだけで圧倒的な威圧を放つ人物、限りなくちっぽけな自分】
【塵を流し行く冷や汗を頬に感じながら、少年は女性をちらと確認】
【倒れてはいるが、頭が弾け飛んではいない、握り潰されるなどと言う事態は防げたと見ていいのだろうか?】
【無論、この空間にいる限りは女性の死は避けられ難きものであるが】

……お前、何の為に、こんな……

【再び目の前の巨漢を警戒、紡ぐは疑問符】
【果たして目の前の巨人に言葉が通じるのかすら疑問ではあるのだが、それでも少年は説得の選択肢を最初に選ぶ】
【その選択肢が……状況によっては致命的な隙となると、分かっていながら】
865 :【エビルド】 [saga]:2014/10/10(金) 21:30:56.09 ID:VmzzHDoAo
>>864
ナんのたメにィ?タのしいカらサァ

【何をするかと思えば対話か、疑問を浮かべる少年に、驚くほどあっさり答えが与えられた】
【楽しいから、ただそれだけ】
【言葉を発する男の顔は心からの愉悦に歪んで、説得などと言う生易しい方法で、本当にこの男を引かせることができるのだろうか】
【油断することなく男を睨む少年とは全く対照的に、男は巨山の如くどんと構えて動かない】

おいチビィ てめェはこれヨり、たのシませてクレんだろォなァ?

【極めて歪に、極めて不器用に言葉を紡ぐ男の口調から察するに、話すこと自体この男にとっては難しいようで】
【言語自体この男には必要ない、何故ならば使う必要がないから、これから殺す人間と、楽しく談話する人間などいないのだから】
【ぬらり、漸く巨体が静かに揺れれば、男は地を蹴り全力の疾走】
【しかし筋肉が邪魔をしているのか、威圧感こそ圧倒的だがその速度は決して早いとは言えない】
【もし肉薄することに成功したのならば、途方もない破壊力を秘めた巨大な右腕を横凪ぎに少年へと振るうだろう】
866 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/10(金) 21:49:36.05 ID:GOZvj8CMo
>>865
……楽しいから、って

【嗚呼、心の中にほんの少しだけ芽生えていた希望が無残にもちぎり取られた】
【巨漢が呆気なく口に出した答えは至極単純明快】
【愉悦に不気味な笑みを浮かべる目の前の巨人の表情は、その答えが嘘偽りの無い真実で有ることを示す】
【その理由は、単純な欲求によって殺人を犯すその思想は】
【少年の知る限りでは、止まらない】
【例えば……気絶したり、死亡したりしなければ】

……くっそ!

【吐き出された言葉は整っておらず、目の前の男が言語を必要としていないことが伺えて】
【思わず小さく苛立ちを吐き、口に加えた煙草を強く噛み締めた】
【小山の如き男が動く、地面が轟き、こちらに向けて疾走を始める】
【筋肉が重いのか、はたまた足は発達していないか、その速度は十分に反応が出来る程度であり】
【再び響く、何かが固まるような音】
【唯、今度は自らに肉薄する巨漢の背後から】
【圧倒的なまでの破壊力を秘めるその拳が、振られるか振られないかの所で少年は大きく後ろに飛び】
【同時に背後に生み出した岩石……先ほどのものよりも一回り大きいものを発射し、相手の背中に衝突させんとする】
867 :【エビルド】 [saga]:2014/10/10(金) 22:51:51.03 ID:VmzzHDoAo
>>866
【猛進する男を迎え撃つ少年は、年に似合わぬタバコを噛み締め感情を隠すことなく言葉として吐き出す】
【その様子を満足げに眺めれば、もっと怒れと、もっと激情に奮い立てと嗤う】
【一歩踏み出すごとに大地を揺らし、その腕力と重量によって弾き出される衝撃はまさに驚異的で脅威的】
【腕を横凪ぎに唸らせれば、それだけで突風を巻き起こす】
【だがしかし目的の少年、己が拳が捉える筈の獲物は消えて、かわりに背後で何かが構築されていく音】
【これを聞いたのは二度目だ、最初に不意打ちを仕掛けられたときに聞いたあの音だ】
【振り向こうと足に力を込めるも重量もあって突然に方向転換することはできず、前につんのめる形になってバランスを崩し転倒】
【逃がさないと言わんばかりに背中にはもっと大きな岩の突進、筋肉に守られた体躯は大きく傷付くことは無かったもののダメージがないとは言えない】

てンめぇェェェェ・・・やりやガったナァァァァァ

【フラフラと起き上がり咆哮そして再度の突進、拳での殴打ではなく体全体を使ったぶちかまし】
【足取りは覚束無いながらもその破壊力は健在、有無を言わさぬ全力の突撃をもってして少年を粉砕しようと】


//遅れてすみません!
868 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/10(金) 23:11:56.33 ID:GOZvj8CMo
>>867
【目論見は成功】
【相手の拳は自分の目前を通過するに留まり、自分の攻撃は体制を崩した相手の背中に突き刺さる】
【計算外は一つ、目の前の巨漢が想像以上の力を持っていたこと】

……う、わぁ……!

【巻き起こる突風、それは相手の拳から発せられたもの】
【直撃せずとも多大なる影響を与えるそれに、少年は大きく仰け反り、そのまま吹き飛ばされてしまう】
【ぐるりと回る視界、平衡感覚を失う、そして訪れる衝撃】
【鈍い音を立ててコンクリートの地面に投げ出され、少年は呻き声を挙げた】
【強大な力を持っているのは見た目より判断がついたが、よもや攻撃の反動ですらも斯様な力を持つとは】
【目の前の男の人外っぷりに恐怖を覚えながら少年はその上体を上げ】
【響き渡る咆哮にその身を震わせた】

……っ、やべっ……!

【視界を戻せば見えるは更なる恐怖の塊】
【迫り来る巨体、体当たりでもかますつもりなのか、再び自分の元へと肉薄】
【何の手段も講じなければ、無様に轢かれた肉塊と成り果てるは必定】
【避ける?否、相手の足元は覚束無いとは言え、倒され視界の回転に耐える自分に避けるほどの力は無い】
【ならば、少年に残されている手段は迎え撃つことのみ】
【再び響く、もはや定番となった音、何かが固まるような】
【それは少年と巨漢の間に生じ、刹那の間と共に巨漢に向けて発射される】
【動きを止める、あわよくば気絶させる、そんな意図を持った一撃】
【しかし少年は失念していた、これほどの短距離であれば】
【破壊された岩石の欠片によって、少年が巻き添えを喰らうこともまた、必定だと言うことを】

/全然大丈夫です、こちらこそ遅筆申し訳ありません…
869 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/10(金) 23:32:23.90 ID:GOZvj8CMo
/すいません、そろそろ眠気がキツイので落ちます
/ロールは凍結希望ですが、無かった事にするか強引に〆ていただいてかまいませんので…
870 :【エビルド】 [saga]:2014/10/10(金) 23:41:31.57 ID:VmzzHDoAo
>>868
【獣のごとき咆哮、おおよそこれを聞いたものは口を揃えて言うだろう、「これは人間のものじゃない」】
【彼の思考は人を殺す殺人鬼と同等、そこには道徳観念など持ち合わせてなどいない】
【己の欲望の赴くままに命を奪う、ただその為だけに力を行使し、顔を愉悦に綻ばせるその様は何処か野性的】
【人間の持つ本能を極限にまで研ぎ澄まし、理性と言う人ならば誰でも持ち合わせている枷を外した人間の本当の姿、男はそのものなのだ】

グオッ・・・・

【この場において二度目の破砕音が鳴り響いた。二人の間に出現した岩石が巨漢が反応するまもなく正面衝突】
【頑強な筋肉の鎧をまとっているとはいえ無敵と言うわけでもなく、己自身の重量、パワー、そして岩の射出速度】
【それら三つが重なりあい、凄まじい衝撃となって巨漢を襲い、岩石は盛大に破片を撒き散らして四散した】
【それから果たして数秒か数十秒か、もしかしたら数分後か、そこには身体中傷を負った巨漢が、そこに大きな血の池を形作って倒れていた】
【それが表すのは少年の勝利、彼は女を救った勇者となったのだ、四散した岩の破片で少年はどうなったかは定かではないが、見事勝利を勝ち取ったのだ】

くソッ!コロスころスこロすコロスコロスコロス・・・・・・

【伏した巨漢は呪詛のように喉を使って慣れない言葉を発するも動くことはできず、いずれ死ぬのも時間の問題だ】
871 :【エビルド】 [saga]:2014/10/10(金) 23:45:18.85 ID:VmzzHDoAo
>>869
//oh、レス遅くてすみません、了解です!
//どっちにしろ〆の雰囲気が漂ってるので、次のそちらのレスで〆るか続けるかどうかは決めていただいても構いませんゆえ!お休みなさい!
872 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/11(土) 13:44:18.21 ID:9c7AbI7Oo
>>870
【鳴り響く爆音、先ほど破壊された時よりも更に大きく】
【巨漢の堅牢と言って遜色ない筋肉に衝突し、凄まじい爆発音を立てて破砕する岩石】
【立ち上る砂煙、辺りに散る岩石の欠片】
【強大なエネルギーがぶつかり合い生じた一つの破壊の渦は、一陣の風と共にゆっくりと収束する】
【水滴がコンクリートを打つ音が、暫し音を失った空間にやけに大きく響いた】

……う、っく

【砂煙の中、少年はそこに立つ】
【衝撃に吹き飛ばされたか、先ほどの位置よりも少し離れた場所で】
【身体の彼方此方に刻まれた打撲の痕、鋭く尖った欠片でもあったのか、抑える右腕は無残にも切り裂かれ、紅色を垂れ流す】
【足は痛みに震え、呼吸は乱れ、それでも少年は立っていた】
【巻き添えを考えて居なかった自身の愚かさを頭の中で何度も罵っていたが】
【ともあれ、目の前の巨漢は倒れた、後は務めを果たすのみだ】

……

【フラつく足を動かし、少年は倒れたまま言葉を繰り返し続ける男の横を通り抜ける】
【そこに倒れている筈の女性の安否を確認するために】
【自らの手で止めを刺す、なんて高尚な判断は、少年には出来なかった】
【それが、寧ろ相手を傷つける選択で有ったとしても】
【「自分が殺した」と言う事実から目を逸らす、そんな理由で殺しを忌避する少年は、嗚呼、今この瞬間だけは勇者となる】
【背を向ける少年、完全に意識を外した相手からの追撃さえなければ、女性を担いでこの場から離れようと試みるだろう】
【結果として、ほんの少し離れた所で少年もまた意識を失ってしまうだろうが、それはまた別の話】

/遅れてすみません、返しておきます
/一応〆の方向にも続ける方向にも対応出来るようにさせていただきましたのでご自由になさってください
873 :【エビルド】 [saga]:2014/10/11(土) 19:34:05.26 ID:xVmN90qro
>>872
【巨漢が倒れる音が知らせるのは少年の勝利、赤き双眸は凄まじい殺意を秘め、少年を睨み付けようと腕に力を込めるもガクンと再び地へと体を打ち付ける】
【勝者の体は傷だらけ、それはまさに激しい戦闘の証で、バックリと切り開かれた右腕の傷からは赤い液体を垂れ流し続けていて】
【満身創痍の少年がこちらに歩み寄ってきて、ああこれで終焉か、訪れる死の予感に、いつの間にかその瞳から殺意は消え失せ、意外にも穏やかな気持ちでそれを享受しようとするも】

アん・・・?

【素通り、近付いていき、そして遠ざかっていく足音に疑問を覚える。何故だ?何故止めを刺さない】
【その瞬間理解した、彼は決断から逃げたのだと、自分は生かされたのだと】

くソ・・・がぁぁぁぁァアァ・・・

【自らの負った傷も大きく、今だけ生き延びられたとしてもそれは数時間寿命が延びた程度】
【死への恐怖はない、ただ判断を下さなかった少年への怒りが、彼を支配していて】
【勝者が生き、敗者は死ぬ。至極単純、原始的、だからこそ怒る「俺に生き恥を晒させるつもりか」と】

【しかし背中を向けた少年に対する追撃は、もうない】
【かくして女は見事救い出され、大きな傷を負ったものの、不条理に散らされる筈だった1つの命を救った】
【未だ意識が戻らぬ女を担いでその場を離れるもすぐに意識は途絶える】
【次に少年が目覚めたとき、その視界に写るのは白い天井、そして隣には少年の手を取って眠る助け出した女の姿もある、右腕は包帯でぐるぐる巻きにされていて】
【次の瞬間入ってくる白衣の男性を見る限りここは病院の様子、どうやら彼女がここまで連れてきたようだ】
【病院を出たいと言えば医者は引き留めはしない】
【かくして勇者は1つの悪魔の命を犠牲に、1つの命を救った】
【彼女がこれから紡ぐ物語、1度は消えかけてしまったけれど、宮天という一人の役者によってシナリオは新たな展開を迎えた】
【仮初めの勇者かもしれない、巨漢の最期を飾ることは出来なかったかもしれない、しかし彼女にとっては宮天は恩人である、その事実は絶対に変わることはない】
【彼女の笑顔はきっとこれからも絶えず、恩人の顔を、きっと忘れることはないだろう・・・】


//こちらも遅れてしまいました!これで〆ですね!ロールありがとうこざいました!
//傷の経過はお任せします!もし不都合であれば病院のくだりは無かったことにしても全然問題ありませんゆえ!
874 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/11(土) 21:39:30.00 ID:9c7AbI7Oo
>>873
/こちらこそありがとうございました、お疲れ様でした
875 :クリームヒルト・ミュラー=ロイター【マッハルバード】 [sage]:2014/10/11(土) 21:47:12.87 ID:wQmEb8IBo
ここがあの街なの?

【今夜も変わらぬ明るさを保つ街の繁華街を私は歩いていた】
【そしたら黒髪の男女が行き交う中では目立つ赤を一つ見付けたよ】

…なんだか普通ね。Berlinよりもちょっと五月蝿いけど

【途中で流暢な本場なドイツ語が混じったことからこの少女はドイツ人なのだろうね】
【等と思いながら私は彼女の横を通り過ぎようとした】
【そしたら彼女は意識してないのだろうけど溜め息を吐いたんだよ】
【私には彼女が普通ではないことを望んでいたが故の落胆なのだろうな…とは思えた】
【そう思うと少し気になり、振り向いて声を掛けようとしたが…見えざる壁を感じたよ】
【そして私は彼女の孤独な背中を見送ったのだが…彼女に何か普通でないことが訪れるのか、それは少し楽しみだね】
876 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(中) 背中に裂傷(小) 全身に無数の切り傷(極小) 左腕損失 [age]:2014/10/11(土) 22:09:36.30 ID:7ztg5adN0
【旧市街地。崩壊という名に相応しき惨状が広がる場】
【コンクリートの地面は所々が大きく抉り取られ、既に崩壊寸前であった建物は残骸と化し其処らに転がり散りばめられていて】
【思わず息を呑むような惨状痕は、尋常ならざる激戦の後であることを言葉を要らずして語っているが如く】

――…………

【崩壊の中心、不格好な亀裂が刻まれた地面に座り一人双眸を閉ざす黒金の外套の巨漢。魔王の名を冠るに相応しき溢れんばかりの闘気】
【寂々たる荒廃の場に似合わず一点に煌く巨星は余りにも眩く、片翼のもぎ取られた鳳凰と言うべきだろうか。何処か荘厳ささえ醸し出して】
【歴戦の風格を惜しみなく発揮し、隻腕の魔王は目覚める。永い永い夢の末に、覚悟を胸に掲げる魔王は何を見るか】
877 :クリームヒルト・ミュラー=ロイター【マッハルバード】 [sage]:2014/10/12(日) 09:39:33.53 ID:rAySdWZVo
ここがあの街なの?

【白い朝日に包まれた街の繁華街を私は歩いていた】
【擦れ違う黒髪の男女が私を見てくるのが嫌だな…いくら私の赤毛が目立つにしても視線が気になって仕方がないじゃない】

…なんだか普通ね。Berlinよりもちょっと五月蝿いけど

【途中で流暢な本場のドイツ語を混ぜちゃった…まあいっか】
【なんて思いながら私は朝の街を歩いている】
【そんなとき、なんだか溜め息が出ちゃったわ…はぁ】
【…これじゃあ私が普通じゃないことを求めてるみたいじゃない!】
【まあ、実際何か面白いことがあるといいな…とは思ってるけど】
【…それにしても寒いわね。朝ってこんなに冷えるものなのね……】
878 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/12(日) 10:43:11.11 ID:MTVil0gSo
>>877
【白色に満ちた一つの繁華街、日も高く登り始めた朝の一時】
【朝早いながらも多くの人が行き交う通りに見えるは風貌も雰囲気も雑多な人々】
【目的も様々に彼方此方を歩く人々の中、明らかにその場から浮いている者が一人】
【紅く輝く髪を風に靡かせ、悠然と、しかし何処か孤独に歩く少女】
【ふと口に出したドイツ語は流暢、朝の白い空気に流れて消えていく】
【辺りの視線を集めて止まないその少女は、果たしてその視線をどう思っているのやら】

……

【そしてその少女を見つめる少年Aが、ここに一人】
【食糧の買い出しにでも来て居たのか、はたまた何かの運搬か、紙袋を両手に抱えるように持ち、街の通りをフラフラと歩く】
【右手には包帯がぐるぐる巻にされており、持つと言うよりは支えると言うべき形相だが】
【件の戦いで大怪我をし、未だ完治して居ない】
【病院から出た途端に依頼の催促に追われ、治療費に毟り取られてほぼ空になってしまった懐に泣く、今現在不幸が重なり続けている少年】
【時折走る痛みに呻きながら街を歩き、少年は一人の少女をその視界に映した】

……うぉ

【思わず小さく感嘆の声を漏らし、少年は少女を見つめる】
【外国人、多くの外国人がこの街に訪れるとは聞くが未だ拝見に叶わず】
【物珍しさと、何処から芽生えたか小さな羞恥に、少年は少女から意識を外せない】
【ことこの時は、その意識の乱れが最悪の結果を残すと言うのに】

……あ!ちょ……!

【やはりと言うべきか、その懸念は現実となり】
【ばさりと言う音、紙袋から零れ落ちる大量の缶詰】
【一体何処に詰めて居たのかと疑問に思うほどの量のその物資は、どうにも紙袋の積載限界を突破してしまったようで】
【丁度少女とすれ違うその時に、紙袋は破け、辺りに大量の缶詰、野菜を吐き出した】
【二兎追う物はとでも言うべきか、当然のこと少年は少女から意識を外し】
【辺りに散らばり、更に転がろうとする缶詰軍を集めようと躍起になる】
【片腕だけ、袋無しでは随分とやりにくそうに見えるが…さてはて、辺りに散らばり、ともすれば少女の足に衝突せんとするそれらは少女の心に如何様な影響を及ぼすのか】

/まだいらっしゃいましたらよろしくお願いします
879 :クリームヒルト・ミュラー=ロイター【マッハルバード】 :2014/10/12(日) 11:02:43.93 ID:rAySdWZVo
>>878
【視線が鬱陶しい。外国人なんて、こんな赤毛なんてそんなに珍しいの…?だからって展示品じゃないからそんなに見ないでほしいのに…】
【時折誰かの呻き声みたいなのが聞こえるわね…まあ、いっか】
【その人がどこか痛めていても私には何もできないのだしね】
【…ん?何か隣で重めのものがいっぱい落ちるような音がするわね…何かしら?】

って…ええ!?全く…何なのよ…

【…片腕に包帯巻いてる男の子が大量の缶詰やら野菜やらをぶちまけてるなんて……全く、なんて不注意…というかこんな量、紙袋が破れるのが当たり前じゃない】
【なんて思いながら私は足元に転がってくる缶詰を集め始めたわ】
【あの包帯の男の子の為?そんなはずはないと思うけど…まあいっか】
【時折私の後ろへと転がろうとする缶詰を拾おうとしたときに能力で人には無し得ない速さで動いてしまったけど…親切のためなら仕方無いかな】

はい、これ。もう落とさないでよね
迷惑なんだから…

【そうして私は私の方に転がってきた多くの缶詰を包帯の男の子に差し出すけど…ちょっと酷だったかな?】
【袋を見繕うことを手伝って欲しいとかと言われたら…まあ、何かの縁だし手伝ってあげるかな】
880 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/12(日) 11:33:02.07 ID:MTVil0gSo
>>879
【四方八方へと散乱した缶詰に野菜、所々破壊されて中身が溢れているものも見えて】
【地面に転がったそれを集めながら、少年は思わずため息をつきそうになる】
【全くもってパッとしない人生、全くもってどうしようもない生き様だ】
【焦燥を以って辺りの缶詰を追いかける自分に向けられる視線、明らかに迷惑そうな様子のそれも見え、少年のテンションは益々低迷した】
【拾い上げた缶詰、埃に彩られた野菜を何とか抱え、少年は背後の缶詰も集めようと振り返り】
【目の前に、自らが拾ったものよりも随分と多い、大量の缶詰が差し出された】
【見上げればそこには先ほど視線を向けて居た少女】
【狼狽】

お、あー……ありがと

【外国人を捲し立てられるのかと一瞬意味も無く身構え、刹那の後に放たれた日本語に意味も無く安心する】
【小学校以降、学校と言うものとの縁を切られた少年、無論外国語が使えるわけも無い】
【相手が日本語を喋れなければどうしようとは当然有るべき考えなのだろうけれど】
【安心している場合でも無い、発された言葉は糾弾の意に似て】
【一瞬謝罪と感謝の選択を迷い、そこに生じるは一寸の隙間】
【結果として感謝の選択をするに至ったが、果たしてその間は目の前の少女を更に苛立たせてしまうのだろうか】
【それはともあれ、差し出された缶詰を受け取り……受け…取り…】

……あー、ごめん
袋とか持ってたりしねーか?出来れば丈夫な奴

【無理】
【結論が出たのは半分ほどの量を自身の腕に映した時だった】
【両腕が使えるなら兎も角、この量の缶詰を抱えて帰るのは厳しいものが有る】
【現実問題、缶詰を載せようとした右腕には一瞬鋭い痛みが走り、思わず抱えていた缶詰を投げ出しそうになったし】
【自らの行動を迷惑に思っているだろう目の前の少女に聞くのは少しばかり無粋に思えたが、この際仕方が無い】
【藁をも掴むと言う訳だ、と、少年は少女の反応を待った】
881 :クリームヒルト・ミュラー=ロイター【マッハルバード】 :2014/10/12(日) 11:52:37.88 ID:rAySdWZVo
>>880
別にいいわよ
大したことはやってないしね

【狼狽してる包帯男子は外国語を話されたらどうしようなんて思ったのかしら?】
【けど、日本語を聞いて安心したのを見て私も少しは安心したわ…】
【私が頑張って身に付けた日本語が通じたのはやっぱり嬉しいからね。努力が実を結んだことの証明だからね。】
【…けど、ありがとうって言われるまでの間でちょっと後悔したわ……】
【私の直したい悪い癖。ついつい刺々しい言葉を投げちゃう癖が出ちゃった…】
【これだからミュラーから人が離れるっていう中学の先生の言葉を思い出しちゃって頭が痛くなりそう…はぁ】

持ってるわけないわよ…
…あーもう!ちょっと待ってなさい!

【やっぱりというかなんていうか…包帯の男の子は袋を求めてたわ】
【予想はできていたけどそれに対処できるかは別。私には袋を常備する習慣はないわ】
【だから?仕方無く私は溜め息を吐いて近くのコンビニへとゆっくり歩き出したわ】
【缶詰持ったままだけど…まあいっか】

はい、これに入れたらいいわ
分ければ底は抜けないでしょ?

【入ったコンビニで袋を数枚貰ってきて包帯の男の子のところに戻ったわ…あ、私が持ってる分はもう袋に入れたわよ。】
【…これでいいのよね。これでこの男の子はこの大量の缶詰を無事で運べて私は街をぶらぶら歩けるわ】
【なんて思いながら少し広げておいた袋を男の子に差し出す私。全く…何をやってるんだか…はぁ】
//一度飯落ちします…絡みは続けても、切ってくださっても構いません!
882 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/12(日) 12:27:21.47 ID:MTVil0gSo
>>881
……えっ?何を……

【勿論の事、袋を常備している人物など早々居ない】
【そこには大抵何かの理由がある筈で、目の前の少女にはその理由も無いのだから】
【それでも少しの落胆を抑えられない少年に、少女はまどろっこしそうに言葉を放って背を向けた】
【残り半分の缶詰を持って去って行く少女に狼狽、一体何をするつもりなのだろうか】
【思わず相手の言葉も聞かずに追おうと考え、身体を揺らした矢先に一個の缶詰が自らの手から零れ落ちる】
【拾っている間に少女の目立つ筈の姿は人混みに消え、少年は文字通り待つしか無くなり、我が身の迂闊さを呪った】
【結果として、その行動は不幸でも何でも無いものではあったのだが】

……おぉ

【律儀に……と言うのは可笑しいか、帰ってきた少女】
【その手に握られて居たのは、少年が求めていた袋】
【所々に点在するコンビニの一つから貰ってきたのだろう、ロゴが書かれたビニール袋は少年にとっては救世主に等しい】
【多めに用意されたその袋は、落とされた大量の缶詰を見事に支えて見せた】
【そうして出来た二つの缶詰が詰まった袋を左腕に掛けて、少年はその安定感に感動】
【変わらず重くは有るが、持ちやすい、嗚呼なんと素晴らしき哉】

ありがとう!お前やさしーな!

【自らの安定を作り出した目の前の少女は少年にとって英雄に等しく】
【屈託の無い笑みを見せて明るくそんな言葉を発す】
【目の前の少女が怒っているかもしれないとか、そんな事はどうでも良くて】
【ただ、自らに与えられた安寧に対する感謝を、一点の曇りも無く】

何かお礼しねーとな、何がいい?

【何でもするぜと豪語する少年、少女はどう思うのだろう?】
【服は彼方此方が擦り切れ、右腕は包帯に巻かれた、一種情けない少年】
【素直に何かを頼む気にはならないかもしれない】
【少年は意地でも何でもするつもりだが】
883 :クリームヒルト・ミュラー=ロイター【マッハルバード】 :2014/10/12(日) 13:07:48.67 ID:rAySdWZVo
>>882
【包帯の男の子は袋を受けとるとやたらと感動してたわ…ちょっと大袈裟すぎるほどにね】
【ただのコンビニの袋でここまで感動できるなんて…ちょっとすごいことなのかもね】

えぇっと……優しくなんてないわよ。これぐらい普通よ普通!

【屈託のない笑みはなぜか私を英雄視してるように見えた】
【なんだかそれが少し気恥ずかしくて…後になって思えば慣れてなかったのよね。顔を背けてそんな言葉を言ってしまった】
【別に私は親切な人間じゃないんだからね!】

お礼って…そんなもの要らないわよ
そんなボロボロの体でお礼として何かさせても嬉しくないどころか少し嫌な気持ちになるだけだもの

【私は見返りを求めて人の為に動く輩とは違う】
【だからお礼なんてそんなもの必要ない】
【それにボロボロな人に何かをしてもらうのは気が引けるわよ…】
【お礼をしたいのは痛いほど分かるけど…自分のことも考えてほしいわね…】

//遅れました!再開しましょう!
884 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/12(日) 13:30:05.00 ID:MTVil0gSo
>>883
そんな事ねーって、手を貸してくれたのお前だったんだからさ
少なくともここに居る他の奴らよりは優しい!俺が保証する!

【否定する少女に少年は賞賛の言葉を重ねる】
【少女自身が自分をどう思っていようとも、少年にとっては少女は英雄であり】
【どうやら親切な人と言う印象は覆りそうに無い】
【まぁ、それは先ほど見せた笑みからも伺えることだが】

う、そうなのか?
んー……

【自らの提案に少女が返すは否定の意】
【少年の身を案じての考えか、少年が今まで向き合ったことのない否定の方法に狼狽える】
【その狼狽に、少しの新鮮な、それでいて心地よい驚きが混ざっていたのはどうしてだろう?】
【自分がどんな身空であろうと関係ない、そんな依頼人ばかりだったからだが、それを少年が知ることは無い】
【狼狽と共に左手を顎にやり、考え込む仕草を見せる少年】
【何かしないとこっちの気持ちが収まらないと言うもので】
【暫しの沈黙の後、少年の考えは】

……俺の傷が治った時ならいいんだよな?
じゃあまたその時に何でも言ってくれよ!

【あらぬ方向に跳ねた】
【果たしてそう言う問題なのやら、兎に角途轍もない名案を思いついたと言わんばかりに少年は顔を輝かせて自身の懐を探る】
【少女が明確な否定の意を見せなければ、少年は懐から一枚の紙を取り出すだろう】
【雑に切られた厚紙に名前ととある公園が書かれただけの、粗末な名刺を】
885 :クリームヒルト・ミュラー=ロイター【マッハルバード】 :2014/10/12(日) 13:58:18.47 ID:rAySdWZVo
>>884
ま、まあ、それはそうだけど…
もう勝手にすればいいわよ…

【何度も何度も能力や成績以外のことを褒められて私は屈しちゃったわ…】
【今までこんなことで褒められてないからやっぱりこれも慣れてないからなのかな?まあ、別にいいかな…はぁ】
【今日は慣れない日本て慣れないことばかりだから少し疲れる…けど、悪い気はしないのは不思議ね】

そういうものよ
怪我人は怪我人らしく振る舞ってればいいしそうじゃなかったらさっきみたいな面倒事を起こすだけよ

【…どうしてだろう?】
【なんでこの包帯の男の子は私がお礼をしてもらうことを断ったことに心地よさげな驚きを感じてるんだろう?】
【…べ、別にそんなに気にしてないからわざわざ問い掛けないけどね】
【すると男の子はなにか考え込むような仕草をし始めた】
【どうせお礼の仕方を考えてるだろうけど…お礼なんて迷惑なだけだからじゃあねって言って立ち去ろうとしたわ】
【けど、できなかった】
【何故かって?勿論この男の子が妙なことを言ったからよ!】

……はぁぁぁー…もうそれでいいわよ

【もう呆れてものも言えないわ…】
【この子、バカかなにかなのね…】
【というかあんな目で見られたら折れるしかないじゃない…】
【なんて思った私は投げ遣りにそんなことを言ってから少し後悔して…男の子が名刺みたいな粗末な厚紙を渡してくるのが見えたの】
【その名刺を受け取って見たらそこにはどこかの公園だと思う場所の名前と、人名が書いてあったわ】
【宮天 八っていうのが…この子の名前みたいね】

私はKriemhild・Muller=Reuterよ
ミュラーって呼ぶといいわ…

【どうせ八に名前を尋ねられるだろうから私はさきに名乗っちゃうことにしたわ】
【ドイツ語の発音で名乗った後に俗に言うカタカナ語ってやつでもう一度ファミリーネームを名乗り直したわ】
【…名前を名乗るなんて、少し久し振りかもしれないなって思いながらね】
886 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/12(日) 14:31:00.26 ID:MTVil0gSo
>>885
【少女が吐くため息も少年の耳には入らず】
【密かに呆れられていることを少年はまだ知らない、恐らく知ることも無く終わるのだろう】
【変な所で頑固で、変な所で素直な少年に、他人の心は覗くことなど出来はしないのだから】
【自身の名刺を受け取った相手に、少年はにへらと緩んだ笑みを浮かべた】
【まぁ、本人が幸せならいいだろうと言うことでご勘弁願いたい所だ】

く、くりー……ミュラーだな、うん
……何語なんだ……

【少女の想像の通りに名前を聞こうと思ったその時に、少女からその言葉は発せられる】
【流暢に紡がれたドイツ語、少年は目を白黒させてその言葉を理解しようと試みた】
【私は〜から始まった辺り自己紹介のようなものなのだろうが、全く以って何を言ったのかが分からない】
【その後に発せられたカタカナ言葉での呼び方に救われたのはもはや言うまでも無いだろう】
【全体の名前は聞き取ることが出来なかったのだが、呼ぶ点で言えば問題は無いだろう…問題無いと思いたい】
【思わずボソリと呟いた言葉は少年の教養の無さを如実に表していた】
【少女の考えを借りるなら、正真正銘の「バカ」と言えるだろう】
887 :クリームヒルト・ミュラー=ロイター【マッハルバード】 :2014/10/12(日) 14:42:57.83 ID:rAySdWZVo
>>886
【名刺を受け取ったときの八のにへらという効果音が相応しい笑み…きっと幸せなのね】
【…幸せっていいものなのね。うん】
【もう、いいや…どうにでもなりなさいよ……】

Kriemhild…あ、クリームヒルト・ミュラー=ロイターよ
これはドイツ語だけど…英語も分からないとか言わないでよね…

【私の名前を反芻しようとして失敗する八を見たら直ぐに分かったわ…この子、バカ云々じゃなくて教養がないんだってね】
【だから仕方無くあまり得意じゃないカタカナ語でフルネームを名乗り直したわ】
【で、何語かを問い掛けるのを聞いて八は英語すら知らないって推察がついたわ…正真正銘のバカってことだったのね…はぁ…】
888 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/12(日) 15:16:28.43 ID:MTVil0gSo
>>887
くりーむひると、みゅらー、ろいたー……
ドイツ語……ドイツかぁ……

【唸る、思わず腕を組んでしまい、包帯に触れて小さく悲鳴を上げる】
【ドイツとは何処なのだろう、等、流石にそんな事は聞けないが】
【少年はこの世界の外を知らない、今日だけはその無教養さが恨めしく思えた】
【英語にしてもドイツ語にしても、少年が理解出来ないのは変わらない、それがなんだかとても残念に思えた】
【何処かそれだけで、途轍もなく大きな壁が目の前の少女との間を隔ててしまったような気がしたから】
【それを残念に思うことも、何だか不思議な事だけれど】

んまぁ、ほら、何かあったらいつでも来てくれよ
絶対何でもしてやるからさ!

【様々な情報を受けて混乱し始めた思考回路を無理やり隅に押しやり、少年は少女に言う】
【一応「何でも屋」を名乗る少年、怪我さえして居なければ何でもそつなく熟せはする】
【それを少女が求めているかどうかはまた別で、どちらかと言えば限りなく求めていない方に近いのだろうけれど】
【どちらにしろ、少年は言いたいことだけ言って、止められさえしなければ公園へと向けて歩き出す事だろう】
【精一杯の笑顔を以って、精一杯に手を振って】
【どうも、少女より背の低いこの少年には、途方もなく子供っぽい部分が存在するようだ】
889 :クリームヒルト・ミュラー=ロイター【マッハルバード】 :2014/10/12(日) 15:53:29.34 ID:rAySdWZVo
>>888
【小さく悲鳴を上げながらも腕を組んで考え込んだ八を見て私も少し考えさせられたわ】
【八が知らないことを私は多く知っている。そう思うとなんだかドイツ人と日本人という人種の違いよりも、私が作る壁以上に大きな壁の存在を感じちゃうわ…】
【…やっぱり壁はないほうがいいけどなー…】

はぁ…覚えてたら行くわよ…そうすればいいんでしょ?

【と考えてたらその思考は中断させられたわ】
【原因は…言う必要はないよね】
【八が何者かは知らないし頼むようなこともないはずだけど…まあ、存在を覚えるくらいはしておいておくかな】
【なんて思うと精一杯さが分かる笑顔と手の振りを見せ付けてどっかへ歩き出したわ】
【私はそれを見送ることしかできなかったわ】
【全く、少し幼い人の相手は苦手よ……疲れるんだもの…】

//これにて〆ですかね?絡み、ありがとうございました!
890 :【宮天 八】>>116【オーバーメテオ】 [sage]:2014/10/12(日) 17:04:49.95 ID:MTVil0gSo
>>889
【最後の少女の言葉に力強く頷き、少年はその場から立ち去る】
【この街にも斯様な人は居るのかと少年はこの日小さく認識を改めた】
【また、度重なる理不尽な依頼によってその認識は崩れ去ってしまうのだろうけど、それでも】
【少年の脳裏に小さな革命の火花を与えたその少女は、永遠に思考の中に留められるに違いない】
【それに、もう一つ、閉塞的な少年に一つの世界の存在を知らしめたこともまた、痛烈な印象を残したらしい】
【……その日】
【少年がなけなしのお金から、地球儀とドイツについて描かれた本を購入したのは、ただの気まぐれだったのだろうか?】
【それとも、外の世界を知るための、少年の確かな一歩なのだろうか?】
【運命は、誰にも見えない所で、静かに回り続けて居るようだ】

/こちらこそありがとうございました
891 :秋葉 晶子【空間図形】 :2014/10/13(月) 13:58:31.87 ID:nRtKlPhLo
【嵐が近付き不安定な天気となった街の繁華街はいつも通りの賑わいを見せていた】
【ここ旧市街地もまたいつも通りであった】
【既に残骸となったビルであったものが散らばり、コンクリートの地面は抉られて穴だらけとなっていた】
【そしてそれを直そうとするものは現れない】

………

【そんな惨状を俯瞰する蒼い瞳があった】
【崩壊寸前になりながらもかろうじで破壊の嵐から生き残ったビルの上、そこには茶色の長髪を風で揺らす少女がいた】
【蒼い瞳はその少女のものだが、その瞳は硝子珠のようで感情の輝きはない】
【白きワンピースのみを纏う彼女は、動かぬ風景を無感動に俯瞰するのみであった】
892 :ミル【鬼憑き】 [sage]:2014/10/13(月) 17:43:56.49 ID:kzDHOxeI0

【--どうしようもない そんな状況が、必ず人生には訪れる--】



【台風によって、空からは雨が強かに降り注ぐ】
【そんな中、一人の少年が傘も差さずにぐしょぐしょに濡れながら路地裏を歩いていた】

……寒いなぁ

【不意に空を見上げて呟いた】
【建物と建物の隙間から覗く空はもうかなり暗い】

どこで雨を凌ごうかなぁ ハハ

【自嘲的な笑いを浮かべる少年】
【この街に来て間もない彼には帰る場所など当然あるわけもなく】

【暗く重い雰囲気に包まれた路地裏を、アテもなく彼は歩き続ける】
893 :秋葉 晶子【空間図形】 :2014/10/13(月) 17:52:51.03 ID:nRtKlPhLo
>>892
…………

【そんな少年の後方】
【そこには白いワンピースを纏う少女が傘も差さずに歩いていた】
【しかし、豪雨によってワンピースと茶色い長髪は濡れて肌にへばり付いていた】
【彼女にもまた、帰る場所はない】
【ただ雨に濡れながら歩くのみで行き着く方向などは見えていなかった】

(おかしい、身体、動かない)

【そんな彼女もまた寒さを感じていた】
【そして晶子の体はあまり強いとは言えなかった】
【それゆえに…突然体は傾いで水溜まりとなっている地面に倒れた】
【その異音は大きく、雨音で著しく聴覚を阻害された中でも少年の耳に入るであろう】
894 :ミル【鬼憑き】 [sage]:2014/10/13(月) 18:04:45.72 ID:kzDHOxeI0
>>893


【ばしゃり、という大きな異音】
【咄嗟に後ろを振り向くと――そこには、ワンピース姿の一人の少女が倒れ伏した姿】
【歳は…少なくとも、自分よりは年上だろうか】

え……あ…

【予想外の光景に戸惑う少年だったが、すぐに少女の下へ駆け寄った】

だ、大丈夫……ですか
895 :秋葉 晶子【空間図形】 :2014/10/13(月) 18:15:50.63 ID:nRtKlPhLo
>>894
…大丈夫

【駆け寄った少年に掛けられるのは一言】
【安否を知らせるには適当な言葉であった】
【その言葉通り、少女は立ち上がろうとするがその動きは覚束ないものだ】
【雨に濡れた地面に手を突いて立ち上がろうとする少女は今にも手を滑らせて再び地に伏しそうであった】

【そんな少女の息は少し荒く、顔もほんのりと朱に染まっている】
【典型的な体調不良だ】
【だが…その顔には表情が欠けているのは奇妙であった】
896 :ミル【鬼憑き】 [sage]:2014/10/13(月) 18:50:04.33 ID:kzDHOxeI0
>>895
む 無理しないでっ……

【立ち上がろうとする少女を支えるが、彼女の体は異様な熱を帯びていた】
【無理もない この豪雨の中外に出ていれば、体調を崩すのは当然】

(熱が出てる…!)

病院…!連れて行かないと…

【とはいうものの、彼はこの街のどこに病院があるかも知らない】

あの、病院ってどこにあるか…わかる……?

【もし少女が歩けるようなら、彼女を支えつつ表通りまで出ようと少女を誘導するだろう】
【必死さ故か、辺りの暗さ故か、少女の顔から表情が欠落しているのには気付いていないようだ】
897 :秋葉 晶子【空間図形】 :2014/10/13(月) 18:59:13.13 ID:nRtKlPhLo
>>896
無理、してない

【どう頑張っても原稿用紙を彼女の一日で言った全ての台詞だけで埋めることは叶わなそうな短い言葉。それは少女が自分の状態を把握していないということを露呈していた。】
【しかし、特に抗うことなく少女は少年に支えられて立つ。】
【彼女の体は熱を発しているが、その言葉には感情という名前が付けられた温度はない。】

分からない

【晶子は病人ではある。だが、一応歩けるようで少年に誘導されて表通りに出ることは叶うだろう。】
【だが、表通りに出た途端にまた転びそうになっていた。】
【これ以上少女に歩かせるのは些か酷な話なのかもしれない。】
【表通りの明るさで少年は気付くだろうか?少女の顔の紅さに。少女の顔から欠落したものに。】
898 :秋葉 晶子【空間図形】 :2014/10/13(月) 19:10:18.82 ID:nRtKlPhLo
//すみません…夕飯のため返事は遅れます…絡みは切っても構いません…
899 :ミル【鬼憑き】 [sage]:2014/10/13(月) 19:37:47.24 ID:kzDHOxeI0
>>897

無理してない…って……

【一本調子な感情の篭らない少女の言葉にどこか違和感を感じながらも、表通りまで出る】
【また転びそうな少女を支えつつ、少女に声をかける】

もうちょっと…!頑張っ……

【途中まで言いかけて、声を失った】
【表通りになっていくつか照明が増え――ようやく気付いたのだ】
【少女の顔の赤さに】
【少女の顔から『感情』が欠落していることに】

【引きつった顔のまま悟る】
【無理だ これ以上少女を歩かせるのはあまりにも無茶 酷な話だと】
【ましてや、彼らはこの街のどこに病院があるのかも知らない】
【雨風を凌げるような、帰る場所もない】

う…あ……

【どうしようもない そんな状況が、必ず人生には訪れる】

>>898
//遅筆で申し訳ないです……
//絡みはよろしければ続行していただければと思います
900 :秋葉 晶子【空間図形】 :2014/10/13(月) 20:38:07.44 ID:nRtKlPhLo
>>899
…どうしたの?

【支えられている少女は絶句した少年になぜ絶句したのかと疑問を感じたようだ】
【そして引き攣った顔をようやく直視した】
【明るい光に照らされたその顔に少年は知るだろう】
【雨で張り付いた茶色い髪の色を】
【熱で上気した頬の紅さを】
【そして、硝子珠のような感情の波のない瞳の蒼色を】

【それらの色を知れても少年には知ることは叶わないだろう】
【この少女を助けられる場所の位置を】
【どうしようもない状況を打破するには、新たな力を携える必要があるが……】
【或いは、打破することを放棄することも一つの解ではある】

//いえいえ、こちらも遅レスですので…
//戻りました!また返事は少し遅れます…本当にすみません…
901 :ミル【鬼憑き】 《鬼化》 [sage]:2014/10/13(月) 21:49:08.91 ID:kzDHOxeI0
>>900
【深い絶望が少年を包む】
【実際には、何も行動を起せないわけではなく】
【無理をさせて連れて行くか、あるいはここに少女を待たせるかして病院を探すこともできなくはない】

【しかし、それが現実的でないのだ】
【少年の体ではこの街から病院を探し出すには到底体力が足りない】
【モタモタしていては、少女の体が持たないのだ】


……う…

【真っ青な表情の少年を見て、不思議そうな声を上げるは少女】
【息は荒い 顔も赤い 自分と同じように髪も、顔も、服も、体も、みんなびしょ濡れだ】
【なのに自分の置かれた状況に全く気がついていない】


【嫌だ この少女を死なせたくない】
【そう、切に願う】
【たとえただの風邪だとしても、今この豪雨の中に晒せば少女がどうなるか 想像に難くない】

……嫌だ

【この表情に乏しい少女を、雨の中弱りきった彼女を】

嫌だ 嫌だ 嫌だ 嫌だッ………!!

【死なせたくない…!】




【瞬間 彼の肌が真っ赤に染まる】
【それも熱によって上気したような紅さではない 人間の肉体では有り得ぬような紅へ染まっていくのだ】
【変化は肌の色だけに留まらず 髪は急速に伸びてその色は美しい銀へ染まり】
【体格もやや筋肉質なものとなり、その眼からは瞳は消え白目を剥いている】
【そして、その額からは一本の角】

【少年の肉体の中に眠っていた、もう一人の彼=z


グオオオオオオオオオオオオ!!

【大気を震わせて『鬼』が発するは怒号】
【次の瞬間には、衰弱した少女を抱きかかえて病院を探すため街を駆けるだろう】
【人を越えた脚力で走るならば、少女が力尽きるより先に目的の病院を見つけることができるかもしれない】
【問題は一つ 『人ならざる姿』へと変貌した少年に触れられることを、少女が許すかどうか】
902 :秋葉 晶子【空間図形】 [saga]:2014/10/13(月) 22:07:37.25 ID:nRtKlPhL0
>>901
【メルという少年の判断は正しいな。】
【まず、こいつは風邪を命に関わるレベルまで既に拗らせていた。】
【つまり、放置したり無理に動かすのはアウト。Deadendへの階段をかけ上がっていただけだろうな。】
【鬼になったのも正解。こいつは鬼なんて恐れていないからメルを怖がる恐れはないぜ?】
【だけど…無知って怖いもんだね…こいつは一つだけ選択を誤ってる。】
【何を間違えたかってか?そんなこと、見てのお楽しみさ。】

鬼……?

【鬼となった少年に抱えられた晶子は少年を怖がっている素振りはない】
【抵抗するような動作は見せない】
【怒号を聞いても蒼い瞳は波を見せることはなかった】

【やがて鬼となった少年の瞳には一つの病院が映り、白衣の男らがメルを見て慌ただしく動くのも見てとれるだろう】
【それを見た腕の中の少女が小さく口を動かすのは分かるだろうか?】
【嫌、あれ、怖い。と】
903 :ミル【鬼憑き】 《鬼化》 [sage]:2014/10/13(月) 22:49:35.57 ID:kzDHOxeI0
>>902

オオオオオオ!!!

【少年だった鬼は気付かない 少女の口から漏れた言葉に、少年は気付くことはできなかった】
【そのまま、少女を抱きかかえて走り――そのまま病院の自動ドアの反応速度を越えて、病院の中に転がり込んだ】

「うわっ!」

「な、なんだこいつ……!!」

【ガラス製の自動ドアを破壊しつつ現れた『鬼』を見て、情けない声を上げる白衣の男達】
【しかし、彼は目的を果たすことができた 彼は成し遂げたのだ】
【先ほどまでの嵐のような俊敏さとは対照的に、ゆっくりと、労わるように少女を病院のソファーへ横たわらせる】
【この病院の人間達が処置を施してくれれば、彼女は助かることができるだろう】

………。

【『白衣の男達が自分の姿を見て、妙な誤解を少女へ抱くのは不味い』】
【少年だった鬼はおぼろげな思考を巡らせ、一刻も早く病院から出て行こうと少女へ背を向ける】

【しかし、それは果たして 本当に少女のためになるのだろうか】
904 :秋葉 晶子【空間図形】 :2014/10/13(月) 23:13:04.94 ID:nRtKlPhLo
>>903
【あーあ、この鬼はやらかしちまった】
【こいつにとっては病院なんていう研究者を彷彿させる白衣が彷徨いてる場所は地雷なんだぜ】
【まっ、知らないんだろうが…さ】
【おい鬼、お前のもたらした結果を見ていけよ】
【面白いと思うぜ?】

嫌、視界から、消えて

【ソファーに寝かせられた少女の口からは小さくそんな声が発せられていた】
【それは温度を持たないハズなのに、冷たい】
【そして異音がし、少女の手に小さめな、しかし鋭利な硝子の刃が形作られる】
【それは少女の手によって投擲されて…白衣の男の腹を裂いて後方に飛んで砕け散った】
【腹を裂かれた男は悲鳴と血飛沫をあげると地に伏した】
【それを蒼い瞳は無感動に一瞥すると、そのまま恐怖で脚が動かぬナースを見た】
【何をするつもりなのかは…言うまでもないだろう】
905 :ミル【鬼憑き】 《鬼化》 [sage]:2014/10/13(月) 23:27:10.35 ID:kzDHOxeI0
>>904

……!?

【突然、白衣の男が腹を裂かれ倒れ伏す】
【青い刃が飛んできた方向を見れば、そこには少女】
【自分が救ったばかりの――少女が、無感動にそれを見ていた】

!!

【ナースへ向けられた視線が何を指し示すのか】
【鬼は、直感的にそれを悟った】

ヤメロ!!

【咄嗟に、すぐ傍にあった椅子をナースの方へ蹴り飛ばす】
【もし少女がナースに向かって何か攻撃を飛ばすつもりであったのなら、ナースは椅子によって弾き飛ばされ】
【――かなり荒い方法ではあるが――少女の狙いは失敗に終わるだろう】
【威力は加減した 骨折する、気を失うということはあっても、死にはしないはずだ】
906 :秋葉 晶子【空間図形】 [saga]:2014/10/13(月) 23:37:12.58 ID:nRtKlPhL0
>>905
……?

【手に蒼いガラスの刃が生成された時にはナースはそこにはいなかった。】
【それを少女は不審に思ったのだろう。咳き込みながらも首を動かして椅子が飛んできた方を見た理由はそれ故であろう。】
【そして、蒼い瞳は鬼を捉えた】
【少女は鬼を自分の命を救った恩人とは思っていなかった】
【敵を倒すことを邪魔する敵であるとしか、思っていなかった】
【故に金属より鋭く、遥かに割れやすい青い刃は鬼の腹部を目掛けて投げ付けられた】

【少女は弱っていてソファーからは動けない】
【そして、少女はそれ故に動けば動くほど生命を危篤な状態へと近づけていた】
907 :ミル【鬼憑き】 《鬼化》 [sage]:2014/10/13(月) 23:54:35.52 ID:kzDHOxeI0
>>906

【今度はこちらへ牙を剥く、青い刃】

……!
…ゴオオアアアアアアアアアアァアァァァアアア!!!

【再び怒号を発すると同時に、腕を振るって硝子の刃を撃ち落す】
【その一撃は脆い刃を粉砕するには十分な衝撃を与えたらしいが、硝子の鋭さゆえに彼自身も手に浅くはない傷を負った】
【流れ出す血は人々の知っている紅い血ではなく、彼の肉体とは対照的な、青い、青い血だった】

【彼女の攻撃への対処と同時に、鬼は少女へ駆け出す】
【もはや道は一つしかない 彼女の意識を奪い、その間に治療を受けさせる】
【ならば素早く決着をつけねばならない 彼女の体力が持つ内に、この病院の医者が皆避難してしまわない内に】
908 :秋葉 晶子【空間図形】 [saga]:2014/10/14(火) 00:02:55.07 ID:xuFciMMX0
>>907
ゴホッゴホッ……血?

【不意に少女は咳き込み、その手についた紅を呆然と見た】
【急がねば、少女の小さな命は……】
【露のように消えてしまう】

【その間、少女の前には大きめの硝子球が生成されていた】
【その青い硝子球は鬼がこちらに近付いたそのときに落下した】
【硝子球が落ちれば割れて粉々となるのは道理。今回も硝子球は割れて無数の鋭利な破片を産み出した】
【鬼が接近すればその足裏を痛め付ける撒き菱となるように】
909 :ミル【鬼憑き】 《鬼化》 [sage]:2014/10/14(火) 00:20:05.51 ID:EcjT/FNI0
>>908
……!

【硝子の撒き菱を眼にして尚、彼は接近をやめない 走るスピードを落とすこともない】
【当然硝子の破片がいくつも足に食い込んでゆく】

ガアアアアアアアァァアア!!

【鬼といっても、痛みを感じぬわけではない 一歩を踏み出す毎に激痛が彼を襲い、床が蒼く染まる】
【しかし、彼がその一歩を躊躇することはなかった】
【簡単な話だ】
【どれだけ脚に致命傷を負っても――究極、脚が切り落とされたとしても】
【それは義足にするなりして代えが効く――しかし】
【もし、脚ではなく その命を失ってしまえば?】
【それは二度と戻ってくることはない 命に代えはないからだ】

【だからこそ、彼女の命を守らなければならない】
【それに比べれば、たかだか撒き菱がなんだと言うのだ】

ガアアアウオオオオオオ!!!

【鬼と少女の距離はかなり縮まっている】
【接近さえできれば彼女を気絶させ、処置を受けさせることができる】
【尤も、足の傷もかなり深くなってきているが】
910 :秋葉 晶子【空間図形】 [saga]:2014/10/14(火) 00:32:55.33 ID:xuFciMMX0
>>909
ゴホッ…ハァ、ハァ………

【死神は少女を見つけ、その鎌で首を落とさんとしていた】
【もう時間は、ない】
【一刻も早く彼女は処置を受けなければならない】
【生き残った白衣の男らは腐っていたとしても医者。そんなことは分かっていた】
【故に少女の命を繋ぐための設備を整えていた】
【あとは、少年が少女の意識を奪うのみ】

【鬼が手を伸ばせばギリギリ少女に届くか否かと言うときだ、少女の手に小さな青い硝子の刃が生成されたのは】
【それは鬼の右目を狙って放たれた】
【少女の敵を排除したいという思いを乗せて】

【硝子珠のような瞳に波は起きず、口からは咳と血】
【この哀れな少女は、今この瞬間は確かに生きていた】
911 :ミル【鬼憑き】 《鬼化》 [sage]:2014/10/14(火) 00:53:42.82 ID:EcjT/FNI0
>>910

………ッ

【鬼となった少年は見た】
【少女が、自身の右目を奪おうと刃を放ったのを】
【小さな、小さな一撃 彼女が衰弱しきっていることを示すかのような刃だった】
【それでも、彼の右目を奪うには十分な殺傷力を持つ一撃だろう】

【身を引けば躱せたかもしれない 最初にやったように、弾くことだってできたかもしれない】
【しかし、その数瞬の間彼女はどうなる?】
【今にも費えそうな命は、もしかするとその数秒後には】


【失われているかもしれないのだ】


ガアアアアアアアアアアアアアア!!!

【鬼の右目――いや、『右目があった場所』から青い血が噴出す】
【激痛に残った左目を見開く 痛みに思考が呑まれかける】
【それでも、伸ばした手を止めようとはしなかった 傷口を押さえようとはしなかった】
【『鬼』でいたから出来たことだろう 『少年』の肉体ではここまですることはできなかったはずだ】

【そして、とうとう彼の左手が少女に届く】
【彼女の抵抗がないのであれば、彼女の頚動脈を押さえて速やかに失神させるだろう】

マニ……アッテ…!

【少女を救おうともがく鬼の息は酷く荒く】
【数秒前まで右目があった部分からは蒼い血が涙のように流れ、彼の紅い体を染めていく】
【右目を失うほどの覚悟と共に紡がれた、少年の悲痛な願いは叶うのだろうか】
912 :秋葉 晶子【空間図形】 [saga]:2014/10/14(火) 05:20:41.41 ID:xuFciMMX0
>>911
っ…………………

【抵抗など、もうできない】
【能力は使えない】
【手は動かない】
【気管は血でうまりそうだ】
【そんな衰弱を極めた少女は頸動脈を押さえられて失神した】
【まだ、この瞬間には脈はある】
【少年が最後にもう一頑張りすれば…あるいは…】

//寝落ちすみません…今日は遅くにしか返せないので切ってしまっても構いません…
913 :ミル【鬼憑き】 [sage]:2014/10/14(火) 18:01:49.98 ID:EcjT/FNI0
>>912


【少女が気絶したことを確認すれば、鬼はもう一度彼女を抱きかかえてその体を医者へ託す】
【覚束ない足取りではあるが、医者へ、確かに少女を託した】
【今度こそ、終わった】

………

【ヨカッタ】

【少女が処置を受ける中、そう呟いて『鬼』は立ち尽くす】
【その眼は先ほどまでのように白目は剥いておらず、髪も銀から元の濁った紅へ】
【気がつけば、その体も今では紅から肌色に戻っていた】


「……!この『鬼』…」

【――そして】
【ドサリ、と 糸の切れた操り人形のように『少年』は倒れ込み―――】

【そのまま 動かなくなった】


「―――!! 治療室へ運べ! 急げ!」





【次に死神が鎌を振り下ろすは少年か】
【もう既に息絶えてしまったのかと思われるほどに、彼の肉体は動かない ピクリとも動きはしない】
【―――しかし】
【その死神の鎌を跳ね除けるように 死に瀕した人間としては不自然なほどに】
【異常に力強く、その心臓は蠢いていた】
914 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(中) 背中に裂傷(小) 全身に無数の切り傷(極小) 左腕損失 [age]:2014/10/14(火) 18:23:41.48 ID:MLDjGj4Y0
【太古に伝わりし古塔。遥か深き樹海を抜けた先に聳えし神の造形物】
【長きに渡り自然に放たれし古塔は所々が崩壊し、苔や蔓などが生え渡るというに何処か神秘的な印象さえも与える異様な存在】
【雲を破り天を貫かんとする其の限界、所謂頂上にて座するは黒金の魔王。全身に無数の傷を創り左腕を喪ぎ取られたその姿は正に満身創痍】
【闘う事どころか生存しているのさえ疑問に思うような惨状。だというのに、だというのに一切の弱さをも見せぬのは覚悟を掲げる魔王故か】

――………

【決戦の地の如き円状の其処にて、緋の双眸を閉ざし自身の前に訪れるべき"戦士"を心待つ闘神。名は覚悟】
【神秘の巨塔に漂うは魔王の風格と膨大過ぎる闘気。それこそ怪我人どころか人間の出せる限界を超越した"人外"のみに許させるもの】
【運命という輪にさえにも囚われず自由を生きる反逆の魔王、彼が自由の先に求めるものは一体なんなのか、それは―――】
915 :【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]:2014/10/14(火) 18:48:25.84 ID:at9iW/WVO
>>914
【幾多の物語に存在する両極】
【魔王が世界へとその闇の翼を拡げる時、光と共に現れる勇者】
【彼達の戦いはいつまでもいつまでも繰り返すのだろう、何故ならそれが天命なのだから】
【しかしこの場合、少々御伽噺と様子の違うこの場合】
【運命の針の示すは死闘か、それともまた別の何か? 果たしてどうなるのだろうか?】
【ストーリーテラーの居ない劇場に】

……何だ、ここは……××、貴女の仇は……ここには……?

【役者だけがただぽつねんと揃う形となった】
【赤黒いローブに身を包み、銀糸の髪と青白い猛禽の瞳に濁りを宿した勇者は】
【ただ誰かの名前を呼びながらそこを訪れる】
916 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(中) 背中に裂傷(小) 全身に無数の切り傷(極小) 左腕損失 [age]:2014/10/14(火) 19:03:38.09 ID:MLDjGj4Y0
>>915
【決戦の地に訪れるは宿命か否か、魔王と対する存在である白銀の勇者】
【姿を見ずとも身に感じる痛々しいほどの気、魔王の肉体を薔薇の棘の如く刺す其は勇者の持つ実力を示していて】
【同じく銀色の髪を揺らし立ち上がる魔王。満月の如く真赤な双眸に宿るは歓喜と闘争の炎】
【舞台役者は揃った。観客も審査員も存在しない舞台にて行われるは血に塗れた死闘(たたかい)】

……貴殿は、何故某の前に立つ……?

【短く低く、獣の唸りよりも余程凶悪な言葉が天空に響くと共に訪れるは一陣の烈風。闘いの予兆】
【魔王は"剣"は使わぬ、それは勇者にとっても一目瞭然であろう。それがこの劇場にどのような影響を齎すかは不明だが】
【闘いの前に本来問など不要、然れど今この瞬間だけは勇者への疑問を包み隠す事はしなかった】
【それは勇者の感情の宿らぬ濁った瞳故か、彼女から放たれる狂気と血の香り故か】
917 :【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]:2014/10/14(火) 19:13:57.14 ID:at9iW/WVO
>>916
……?

【問い掛けに微か、眉間に皺を寄せて即座に消した】
【雲海の中、鈍色の霞が掛かり湿っぽい】
【勇者の不快感が一体、それからくるものなのかそれとも】
【かつての『勇者』としての遺伝子が捨て去りしはずの過去を回帰させ本能で疼かせているのかは】

……何を、惚けているのかは知りませんが

【血と脂に祝福を受けた剣を抜き放ち、鋒を魔王へと向ける彼女には決して分からなかった】

貴方が、私の前に立っているのです
……貴方は、『剣は使えますか?』
918 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(中) 背中に裂傷(小) 全身に無数の切り傷(極小) 左腕損失 [age]:2014/10/14(火) 19:34:10.51 ID:MLDjGj4Y0
>>917
【重圧過ぎる魔王の問い、それに勇者が返した答えは単純明快。血と脂に祝福され鈍く煌く鋒は対立する"仇"に向けられた】
【何時振りだろうか、魔王の血を騒がせ鼓動を高める強者と出逢うのは。これが神の気紛れによるものだとしたらなんと神は偉大なのだろう】
【霞掛かった天空の塔はこの瞬間を以て決闘の場と化す、其は場を包み込む膨大な闘気と殺気が示し出している】

……否、某の最大の武器は他ならぬ自分自身の肉体のみッ!!
剣など魔王には必要ないのだッ!!

【勇者の問いに歓喜の入り混じった言葉で返せば、隻腕の魔王は右腕を大きく引き正拳の構えを見せる】
【左腕損失という多大なハンデを背負いながらも万全の状態とほぼ変わらぬ闘気を醸し出すのは流石魔王と言うべきか】
【魔王の答えは勇者にとって望まぬ答えなのかもしれない、だが勇者が剣を地に下ろしたとしても魔王は俄然構えを崩すことはないだろう】
919 :【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]:2014/10/14(火) 19:47:16.93 ID:at9iW/WVO
>>918
そうですか、でしたら……

【不要である、この出逢いは】
【そうでなければならない、彼女の進むべき道は】
【だのに何故だろう、剣を下ろす事が出来ずにいるのは】
【何故だろう、半歩身を引き構えて全霊の体勢を取っているのは】
【きっとそれは言葉で表す事が出来ない原初の感情なのだろうし、もっとチープな言い方をすれば宿命なのだ】
【朝と夜が連歌を奏でるが如く、世界開闢より延々と続くヒストリー】
【挑まなければならない、『勇者』はそう『魔王』に】

……でしたら、貴方は……
貴方は……私が斃すとしましょう、私自身のために

【彼女は、他の誰でもない自身の為に死闘う事を誓い】
【必殺の覇気をその全ての挙動に纏う絶対の王へと】
【駆け、踏み込み、そして斬る】
【かつては天土に蔓延り神に仇なす愚かな邪悪を】
【今となってはその狂気の元数々の剣士を】
【全てを平等に屠り、錆に変えてきた袈裟斬り一閃】
【霧さむ古塔の頂き、遠くで雷鳴が轟く】
920 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(中) 背中に裂傷(小) 全身に無数の切り傷(極小) 左腕損失 [age]:2014/10/14(火) 20:07:35.52 ID:MLDjGj4Y0
>>919
【この出逢いは本来刻まれる事のなかった物語なのであろう、しかし存外運命というものは簡単に捻じ曲げられる】
【覚悟の全身全霊の構えに応え、血と脂に祝福されし剣を握り半歩身を引く構えを取る勇者】
【彼女の濁りきった瞳は何故だか、対峙したこの瞬間だけとても煌めいて見えた】
【魔王の鉄の如き表情が今や確かな"綻び"を見せているのが分かる。因縁と運命が絡み合った決闘に対し歓びを隠すことなど出来る事もなく】
【遥か遠くにて鳴り響く轟音と雷光、それを決闘のゴングにし銀髪の勇者と魔王は互いに動き出した】

【先ず先に動き出したのは祝福の剣を構える勇者。雷鳴と同時に駆け抜けるその様は正に疾風と呼ぶに相応しき疾さ】
【対しやや遅れ右拳を固く握り締める魔王、と同時、勇者の全身全霊の覇気が込められた袈裟斬りが放たれる】
【空間を切り裂き放たれる其に魔王は素早く、そして最小限に身を引くことで回避。と同時放たれるは魔王の覇気が込められた正拳】
【正拳が放たれる、という行動だけでは到底鳴るはずのない轟音が響く。左腕を失った不完全な突きだが威力は落ちぶれぬ】
【魔王の正拳の余波によって生じた波動、それは霞という名の障害を消滅させ頂は天晴れと化した】
921 :【Killer Knife】 [saga]:2014/10/14(火) 20:07:47.69 ID:qBjuxRTBo
【街に訪れるのは静かな夜の知らせ、月明かりに照らされる裏路地、そこには一人の男と女】

・・・・・・・・ラアッ!!

【女の叫び、刹那放たれた右腕によるストレートは綺麗に男の顔面を捉えて紅色の液体が噴出する】
【乱された平衡感覚、揺らぐ視界は星空を見つめて、それは次第に足のもつれとなって地面へと倒れ込む】

んーとぉ?・・・今日の収穫はっと・・・

【茶色に染めた長髪を揺らし、がさごそとポケットを探る女の齢は見たところ18前後といったところか】
【いま何をしているのかは言うまでもない、殆ど強盗といってもなんら不思議はなく、このまま時が過ぎてしまえば、哀れこの男は一文無しだ】
922 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(中) 背中に裂傷(小) 全身に無数の切り傷(極小) 左腕損失 [age]:2014/10/14(火) 20:09:03.91 ID:MLDjGj4Y0
>>919
//申し訳ありません、今から30分程落ちます
//絡みは無かった事にしてくださって構いませんが、此方としては続けさせて頂きたいです
//迷惑をお掛けして御免なさい
923 :秋葉 晶子【空間図形】 :2014/10/14(火) 20:11:18.08 ID:xuFciMMXo
>>913
【医者へと引き渡された少女】
【そして適切な処置を施すために移動させられる少女】
【その寝顔は何処までも…穏やか】

【その鼓動は何処までも細やか】
【死神の鎌がいつ下ろされても全くおかしくないほど】
【そんな少女に最後に負担を掛けたのは…鬼】
【彼が気絶させるために頸動脈を押さえたこともまた少女に死の階段を登らせる原因となっていた】



【そして…少女が運ばれて半日。そのときにやっと手術中の灯りは消えた】
【そのとき、少女の手術を担当した医者は手術室から出ると涙を流しながらこう言ったという】
【その言葉がメルの耳に届くのかは…わからない】
【「本当にすまない……鬼の坊主の努力を無駄にしてしまったよ…………」と】

【秋葉 晶子 -Dead-】

//かなーり返信が遅れてしまいました…すみません…
//長い間絡み、ありがとうございました!
924 :【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage saga]:2014/10/14(火) 20:20:41.91 ID:at9iW/WVO
>>920
>>922
!? ……ちっ!

【断絶、裂帛の一閃は躱され空とそれと石畳に真直ぐな斬線を描く】
【即座に身を翻し、爆裂の音を背越しに聞いた】
【暴力的な衝撃が走り、勇者の体躯は軽々と吹き飛ぶ】
【壁に着地、上下の風景がおかしい】
【重力に従って降り立ち、ふぅと肺の空気を吐き出した】

……いい空です

【魔王の拳を受けて尚、空を見上げて呟く勇者】
【理由があるのは明白だ、そしてその理由は】
【『ローブの下、背負っていた大型のカイトシールド』にあった】
【袈裟斬りを躱され、咄嗟に身を捻り必殺の拳撃をそれで防いだのだ】
【背から左腕に構え直すその盾に代償として刻まれた拳の跡】
【ぐっと身を縮こめ、足に力を籠める】
【少しの後に開放、弾丸の勢いで盾を前面に構えて飛翔】
【魔王へと迫れば、鋭い閃光のような刺突を繰り出すだろう】

//分かりました、待たせていただきます
925 :ミル【鬼憑き】 [sage saga]:2014/10/14(火) 20:34:58.77 ID:EcjT/FNI0
>>923

【皮肉にも、彼女の命に止めを刺したのは少年自身】
【誰よりも彼女を救いたいと、そう願った少年自身だった】
【……そして、何よりも皮肉なのは】
【少年自身はその命を終えることなく生き延びたことだ】



【翌日、彼の様子を確認しに医者が部屋を訪れたが】
【床には辺りに点々と蒼い、しかしペンキではない そんな奇妙な液体が飛び散り、窓は全開 少年の姿は何処にもなく】

【そして、壁には床に飛び散ったものと同じ、蒼い液体で】

『ごめんなさい』

【そう殴り書きされていたという】


//遅レスで申し訳ありませんでした
//絡みありがとうございましたー!
926 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/14(火) 20:46:19.99 ID:JvUgstO20
>>921
【微かな血の臭いを漂わせ徘徊するマントの影はそこに差し掛かった】
【フードつきのボロい黒マントに頭を覆わせ、ヒタヒタ垂らす赤黒の生臭い液体】
【なにも言わずとも察せる。彼女はそう言った行為に快楽を覚える生き物であると】

【その身から殺気を漏らし、物品を拝借しようとする少女の傍を通り過ぎようと】
【今宵は血の似合う満月だ】
927 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(中) 背中に裂傷(小) 全身に無数の切り傷(極小) 左腕損失 [age]:2014/10/14(火) 20:56:29.34 ID:MLDjGj4Y0
>>924
【魔王は正拳が勇者に直撃した瞬間に異様な手応えを感じた。それはまるでダイアモンドを殴っているかのような異常な感触】
【豪速を以てして放たれたのが災いしてか右拳骨はメキリと嫌な音を立て、先程から鈍痛が襲いかかる】
【しかし魔王が驚愕したのはそれではない、自身の一撃を受けて尚空を見上げる勇者の存在】
【慢心していたわけではない、だが目の前の勇者が平然と立ち上がる様へ魔王は眉を顰めた】
【然し、その疑問は次の勇者の行動によって解き明かされる。そう、勇者が左に構える大型のカイトシールド】
【あの刻、正拳が放たれた一瞬の内に彼女は身を捻り背に背負ったカイトシールドを盾とし直撃を免れた。思わず感服の笑が零れる】

……全く、その通りである……

【刹那、弾丸の如き勢いと疾さを以て駆ける白銀の勇者。疾風さえも追い抜くそれは一瞬として掛からず魔王との距離を埋める】
【もし勇者に対峙する相手が錆となった強者達だったのならばそれだけで一度討つ事が出来るであろう。だが今の相手は歴戦の魔王】
【彼女が駆けるほぼ同刻に彼は上空へと飛翔、閃光の如く美しい刺突は魔王が存在していた空間を貫いただけに終わる】
【息付く暇もなく上空には魔王、空中だというのにまるで地上のように自由な動きで右腕を大きく引けば、勇者を叩き潰さんと迫るだろう】
【然しここで魔王の顔が僅かに苦痛に歪む。無理な動きをしたせいか腹部に刻まれた裂傷から鮮血が吹き出したのだ】
【故に一瞬だとしても僅かな空白の時間が生じてしまう、やや遅れて上空から降り注ぐ魔王の剛拳に勇者はどう対処するのか】
928 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(中) 背中に裂傷(小) 全身に無数の切り傷(極小) 左腕損失 [age]:2014/10/14(火) 20:57:15.83 ID:MLDjGj4Y0
>>924
//遅れてしまい申し訳ありません、只今戻りました
929 :【Killer Knife】 [saga]:2014/10/14(火) 21:04:59.17 ID:qBjuxRTBo
>>926
・・・しょぼ・・・社会人ならもう少し・・・

【どうやら取り上げた財布からは思ったほどの金銭は得られなかったようで、誰に言うわけでもなく一人ぶつくさと文句を垂れる】
【しかし無いものは無い、目を回す男を蹴り飛ばしてその場から去ろうと】

あん?

【するも背後を通り抜ける人影、それを追い掛けるように漂う血の臭いは彼女の鼻腔を刺激して】
【見なくてもわかる、その体から溢れだすただならぬ殺気に】

ちょーっと待った!

【二人目の獲物がすぐ近くを通りすぎようとしているのに、このまま黙って見逃すつもりもないと、まるで友人に声を掛けるかのごとくにこやかに、馴れ馴れしく、少女の肩に手を掛けようと】
【赤い血を滴らせる少女を包み込む不穏な雰囲気に、まるで動じていないこの女には相当の自信があるのだろう】

【もう夜だというのに、満天の星空はそれを否定するようにきらびやかで、この先訪れるかもしれない、血みどろの未来さえ否定するかのように、二人を明るく照らしていた】
930 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/14(火) 21:16:45.01 ID:JvUgstO20
>>929
【しかしその明るさも雲が射す毎に冷たくなってゆく】
【それは肩に手が触れる寸前。黒マントを翻し振り向いた彼女の双眸が放つ眼差しと似ていた。この上無きほどに酷似していた】
【眼前の少女の手がもし翻るマントに触れたなら、その手は跳ね返る。特性によって】

ーーーなに。

【断続に問い。彼女は抑揚のない言の葉で紡ぐ】
【白銀の月光に身を晒して】
【射すような冷たい風。ボロい黒マントを棚引かせて】
931 :【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]:2014/10/14(火) 21:25:11.51 ID:at9iW/WVO
>>927
っ、ぅ……!!

【光の刺突を繰り出し、その後すぐ慄きを感覚に捉える】
【通常であれば絶対の好機だ、空にいる相手など】
【だがいつもの様に対空の斬撃を放たずに盾を構えたのは本能が捉えた危機と、圧倒的な重圧にあった】

【直後、墜ちて来た空に喘ぐ】

【魔王の空撃の拳を防ぐは所々が焼け焦げたカイトシールド】
【神々より賜りし絶対の盾であり、勇者が『勇者』であったかつて最も邪なる敵の最も偉大である魔法すら無傷で防いだそれは】

……あっ……!? うぁっ!?

【ヒビ入り砕け、そして散った】
【防御を喪い、恐らくしかし軽減できたはずの拳の一撃ですらまるで小枝のように吹き飛ばされる勇者】
【落ちて転がり、立ち上がるが左腕はぶらり奇妙に垂れ下がる】
【それでも潰えぬ炎が宿る青白い猛禽の瞳】

ま、……だ、まだぁっ!!

【音を置き去りに走り出し、腰を捻り大振りの横一閃】
932 :【Killer Knife】 [saga]:2014/10/14(火) 21:34:38.49 ID:qBjuxRTBo
>>930
【夜空には雲が風に運ばれて、その輝きは次第に陰りを見せる】
【纏うマントを翻し、彼女を射抜く2つの眼は真っ直ぐ鋭く】
【伸ばした腕は不可視の力に阻まれ弾かれ、怪訝に眉を顰めるもそれも一瞬】

んーあーなるほどねっ つまりあんた"も"そっちの人間?

【手を打つマントに纏われし不可思議な力は女に疑問を与えて、疑問は言葉に変わりゆく】

いんや?別にあんた本人にはこれっぽっちも興味は無いのよ?
・・・ただ、あんたの持ってるものを『分けて』欲しくてさぁっ!

【叫ぶと共に姿勢を低く、やや打ち上げ気味の掌底を、鳩尾目掛けて放とうと】
【その一撃に迷いはないが、速度打撃力共に一般人の域を出ない、避けるのは容易いだろうが】
933 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(中) 背中に裂傷(小) 胸に裂傷(極大) 左腕損失 右腕使用不可 [age]:2014/10/14(火) 22:01:16.26 ID:MLDjGj4Y0
>>931
【全ての猛攻を掻い潜り、防ぎ、受け流した絶対の盾。この世に存在する何よりも頑丈なその盾は魔王の正真正銘全力の剛拳の前に散った】
【その一瞬の判断により地面と共に勇者を破壊する筈であった拳は急激に失速。然れど軽減された拳でも勇者にとっては脅威に変わりない】
【想定外の彼女のずば抜けた戦闘センスにより流しきれなかった拳に振り回されるように魔王は一転、二転と地面を転がる】
【左腕を代償に立ち上がる勇者と同じくしてゆったりと起き上がる魔王、遅れてメキリと嫌な音が響けば魔王の右拳は真紅に染まる】
【そう――『折れた』のだ、神々に授けられし神盾を破った代償として魔王の右拳の骨は砕け散った】
【誰がどう見ても闘える状況等ではない。左右の腕を封じられたのだ、もはや戦闘の続行は不可能……だが、それでも魔王『覚悟』】

【折れた右拳を何時もの正拳の構え――否、それよりも数段低く、数段鋭い構えを勇者に返した】
【隻腕、右拳骨折、全身の傷、胴体の裂傷、背中の切傷。全ての傷がまるで存在しないような錯覚さえ覚えさせる神秘な構え】
【幾千の屍を越えた勇者ならば悟るであろう。その一撃がこの戦闘において魔王の出す最期となる一撃なのだと】
【魔王が限界まで右の拳を引いた。それと同時音を置き去りに疾走するは白銀の勇者、魔王を打ち破るべき勇者の存在】
【一瞬として掛からずに魔王の元へ辿り着き、大振りな、然れど致命傷を与えるには十分過ぎる剣が暴風を生み、空間を切り裂く】
【しゃらん。何処までも澄み切った剣音に遅れ魔王の鋼の胸部に横一閃の紅華が咲き、同色の花弁が舞い踊った】


                 ――━━━━天 地 神 明━━━━――


【瞬間、パンッという子気味良い破裂音と共に繰り出されるは天地神明の拳。魔王の持つ最大にして最凶の奥義】
【音速という次元を通過した拳は空間を破壊し、衝撃波が渡り響く。神々をも貫く正拳は一寸の狂いもなく勇者へと向け放たれる】
【だが無論この奥義、捨て身だ。左腕という力のブレーキが存在しない今、彼の右腕は自身の力の負荷に耐え切れず爆発してしまう】
【既に使い物にならなかった右拳は弾け飛び、正真正銘この一撃を以てして魔王の両拳は封印された】
934 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/14(火) 22:03:07.45 ID:JvUgstO20
>>932
【一歩足りとも動かぬ足が余裕を象徴する。対応する事が愚かだと言いたげな感じをみせていた】
【それが鳩尾に触れるか触れないかの瀬戸際で翻るボロ黒マントが、特性でそれを反射する】
【それは黒き風の様に鋭い。動作と言えばそれだけだ】

も、とは。説明を求める。
それと、なにを分ければ、いいの? 血? 肉?

【射した雲が晴れ月光が再び射す】
【だが月明かりの与えるイメージは数刻前と打って変わっていた】
【覗く双眸は、あざ笑っていた】
935 :【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]:2014/10/14(火) 22:16:06.47 ID:at9iW/WVO
>>933
……っ、
××、姉さんに、力を……っ!!

【浅いか、と思う】
【確かに胸に斬りつけた感覚、だが恐らく致命には至らず】
【それを証明するかのように魔王は構えた】
【昇り始めて少し、ライジングサンを後光に背負うそれは正しく芸術的で】
【魔王を『魔王』たらしめるに有り余る程の奇跡性を帯びている】
【対して勇者、体勢が悪い、大振りの後だ】
【天と地が神に照らされて明るみ、ワンテンポ遅れてノイズ】
【強引に剣の腹を持ってして防がんとするが】

あ……

【スローに流れ行く時の中で、血と脂に祝福された剣はへし折れて曲がり】
【多くの選択肢の中から受ける事を選び取った己が失敗を悔いるよりも早く】

……×、×……

【それは恐らく慈悲だろう、神の最期の】
【最愛の名を囁くだけの間を与えられ、魔王の拳は華奢な女の胸部を穿つ】
【吹き飛ばされる事はない、全ての衝撃は余すことなくその身に走り】
【びくんと大きく一度だけ四肢を跳ねさせ、糸が切れた人形のようにその場にゆっくりと倒れた】
【青白い瞳は、夜明けをただただ反射していた】
936 :【Killer Knife】 [saga]:2014/10/14(火) 22:33:26.48 ID:qBjuxRTBo
>>934
【少女への二度目の接触を試みる、それも、先程とは違って明確な敵意を纏って放たれた女の華奢な腕は、またしても不可思議な力によって跳ね返される】
【彼女の全力の一撃は決して強いとは言いがたいものの、不意打ちとしては十分、しかしそれも容易く流され、ピリリと走る僅な痛みに顔に現れるは苛立ち】

おんやあ?違ったか?
"も"っつうのはこういうことさ!

【ヒュッ、女の右手が宙を切り、手中に黒い靄と共に出現する一振りのナイフ、それはマジックでもなんでもない、明らかにそれは無から現れた】
【それが示すは彼女は異能を持ちしもの、能力者。そんな彼女の問いの意味はつまり『お前は能力者か?』ということ】
【その問いは彼女の決め付けであり、少女自身ではなく纏うマントそのものに能力が宿っている可能性もあるのだが、それを考慮していない所を見る限り彼女はあまり賢くは無いようだ】

金目の物とか、そんなんさ
アタシは今むしゃくしゃしてるんでね

【「持ってなくてもぶっ飛ばさせて貰うけどね!」と発すると同時、右手のナイフを投てき、それは弾く等のなんらかのアクションがなければ少女の真上を通過したのち、軌道を変えて少女の背中へ】
【そして彼女自身は姿勢を低く、回転を加えた足払いを仕掛けようとするだろう】
937 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(中) 背中に裂傷(小) 胸部に裂傷(極大) 左腕損失 右腕使用不可 瀕死 [age]:2014/10/14(火) 22:49:32.38 ID:MLDjGj4Y0
>>935
【静寂が訪れた。永久に続かんとする静寂が、然してその沈静は勇者と魔王の死闘(たたかい)の終焉を表していた】
【永きに渡る因縁と運命が結びついた本能と本能のぶつかり合い、神話の如き物語はこうして刻まれ、幕を下ろした】
【人形のように倒れ伏す白銀の勇者へ視線を向ける、と刹那魔王は大きく咳き込み鮮血を吐き散らす】
【勇者が"浅い"と感じた最期の一撃。それは確りと魔王の鋼の肉体を切り裂き致命傷を与えたのだ】
【酷くゆっくりとした動作で魔王は膝を地に付け目一杯吐血をし、胸部に刻まれた箇所から止めどなく溢れ出る赤を感じた】
【然して再びゆっくりと勇者に瞳を向ければ、鈍い動作でだが確りと立ち上がり言葉を紡がんと口を開いた】

――暫し、休むのである……白銀の勇者よ
某は貴殿が生涯最後の"強敵(とも)"であった事を誇りに掲げよう――

【短き賞賛の言葉を口にすれば、烈風に黒金を靡かせ決戦の場から立ち去らんと勇者へ背を向ける】
【彼は悟ったのだ。この戦闘が自身の最期だと、そう捻じ曲げられぬ運命が覚悟という漢へ語りかけていたのだ】
【数々の戦士達によって付けられた傷全てが魔王の死へのカウントダウンを早めていく。今更になり彼は自身はなんと"幸福"なのだと微笑】
【この世界で巡り会えた全ての戦士は、皆胸に"志"を掲げ魔王へ立ち向かった。それがどんなに覚悟にとって喜ばしい事か】
【魔王が通った道に点々と続く血溜り。純赤の其はまるで宝石の如く輝いていて、夜明けの光は勇者の双眸を、覚悟の血を輝かせた】
【死期を悟った魔王が向かう場はかつて名も知らぬ剣士と出逢った場所。かつて"愛"を約束した最初の場所――――】
938 :カクゴ 《覚悟》(>>942)【魔王】 胴体に斬撃(中) 背中に裂傷(小) 胸部に裂傷(極大) 左腕損失 右腕使用不可 瀕死 [age]:2014/10/14(火) 22:50:10.80 ID:MLDjGj4Y0
>>935
//ロールありがとうございました!楽しかったです!
939 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/14(火) 22:51:16.72 ID:JvUgstO20
>>936
【彼女は動作をせざるを得ない状況に陥れられた】
【とはいうが簡単なことである。投擲されたナイフは頭上を行く前に、身体を回転させ、ボロ黒マントではねのけるのだ】

だから、なに。
もしかして、遊んでくれるの? お金とか、持ってないけど、楽しもう?

【足払いをうけ足をもつれさせ倒れ込む彼女の視線の先に広がる空模様は暗黒】
【起き上がり、嘲笑を込めた含み笑いを盛らした】

『あーそびーましょー。』

【風に吹かれめくれ上がったフード。同刻、マントは脱げる】
【手に握られたマントは瞬間的に長剣に化し、ゆらりとした動作とともに足を一歩踏み出す】
【今宵は血の似合う満月日よりだ。そして、ディナーが眼前に、いる】
【とてもよい気分な、淡い桃色の髪少女。肉薄せんと駆けた】
940 :【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage saga]:2014/10/14(火) 23:11:29.04 ID:at9iW/WVO
>>937
……そう、です、か……
私は……私、は……

【勇者は、いや彼女は身を引き千切られる程の後悔を抱いていた】
【動かない、体が】
【妹の仇を打つ為だけに生きてきた】
【その道も閉ざされ、ただこんな所で死ぬのを待つだけの定めに】
【強く酷く、運命を呪う】

……っ、眩しい……な……

【夜明の光】

【こんなにも美しい朝陽を見るのはいつぶりだろう】
【瞳を細めて、目尻から落ちる涙一雫】
【ボヤける視界、打ち震える体】
【右腕はなんとか動いてくれた、胸元のペンダントロケットを取り出して開く】
【最愛の笑顔がそこにあった、自身を照らす太陽がそこにあった】

あぁ……××、ごめんね、姉さんは……

【彼女の過ちを責めるべき相手はいない、責められる存在はいない】
【いや、過ちだと断ずること自体が愚行である】
【最愛を理不尽に奪われた者に対し、復讐は無意味だと説法を説くのは仏すら赦される事ではない】

【だが】

【強大な魔王との会話は、戦闘と言う原始的な手段での語り合いは】
【理解ったような口を叩く愚者達の那由他もの言葉より雄弁に】
【最期に彼女の心を動かした、闇を払い除けた】

……また……お会いしましょう、冥府で先に……

【お待ちしています】
【かちゃん、とペンダントが音を立てて古塔の石畳に落ちた】

//ありがとうございました、お疲れ様でした
941 :【Killer Knife】 [saga]:2014/10/14(火) 23:24:56.19 ID:qBjuxRTBo
>>939
(チィッ!速え!)

【投げたナイフの対応に、ほんの少しの隙を見せれば、足元をすくわんと唸らせ、バランスを崩したところを一突き】
【そういう腹づもりだったのだが、どうも相手はそれをそう簡単に許してくれるほど生易しい相手ではなかったようで】
【確かに体勢を崩すことには成功したものの、そこから起き上がるまでの動作は非常に俊敏で、ここで初めて己との違いを身のこなしから垣間見た】
【間違いなくこいつは強い、しかしどうだろう、後悔するにはもう遅い、逃げるのは己のプライドが許さない】

【相手はたった一人の少女だというのに、何故か恐怖が押し寄せる。少女にとって、戦いとは、殺しとは、ただ自分を満たす遊戯でしかない】
【弱い相手に暴力を振るい、たったそれだけで強くなったつもりになっている自分とは明らかに次元が違う】

・・・・ざっけんなよ!

【前進、己を奮い立たせるように叫んで、右手にはもう一振りのナイフを現出させ、逆手に持ち変えると同時にすれ違い様にその胸に袈裟斬りの一撃を刻み込もうとし】
【弾かれた一本目のナイフは方向を変えて少女の手を切り裂こうと】
942 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/14(火) 23:49:05.27 ID:JvUgstO20
>>941
え、『遊んでよ』。『楽しんでよ』。
私を『満たして』。『おねいさん』。

【その反射神経は鏡の如く】
【再度飛来する奇襲のナイフは一振るいで砕けた】
【その動きは時間にして数瞬。正しく超人の如し】

【すれ違いの一瞬が、彼女には数瞬に見えている】
【いや、その人間離れの超感覚が見えさせている】
【すれ違いの数瞬も虚しく。一撃は一撃で征した】

ねえ。『足らない』。
もっと『激しいの』。

【砂利を踏み締め止まる音。地を叩く金属の音色】
【すれ違い後即座に片足を地に立たせ剣を滑らし】
【綺麗な円を描き、その背に一本の線を描こうと】
【赤黒い偽の聖剣は、斜め上空に少女の背を狙う】
943 :【Killer Knife】 [saga]:2014/10/15(水) 00:09:01.10 ID:tFYq+BK+o
>>942
【奇襲の一撃ですら薄氷のごとく砕け散り、その刃は形を失い四散する】
【彼女にはほんの一瞬、されど少女にとっては剣で薙ぐのは簡単すぎた】

【その刹那に大地を踏み締め、方向転換ののち彼女の背中に逆袈裟の刃の軌道の残滓を残す】
【見えなかった、比喩でもなんでもなく、本当に】
【背中に走る激痛に身をよじらせ、勢いのままに地面に転がり倒れ伏す】
【勝負は一瞬でついた、もし少女が、自身の闘争心を満たす好敵手を探しているのなら、彼女はそれに値しない】
【先程の威勢もどこへやら、ほんの小さな報復も叶わず、地面に転がる偽物の獣に、はたしてどんな価値があるというのだろうか】
944 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/15(水) 00:37:50.56 ID:G76VvX3Q0
>>943
あ。『壊れちゃった』。
脆い、『玩具』だなあ。

【刃の先端にこびり付く、赤黒い液体】
【おもむろに口に運んでは、舌で舐る】
【ぺろりと。顔に恍惚な色を浮かばせ】
【快楽に身を捩り長剣をマントに戻す】

ああ『壊したいなあ』。
でも、『楽しくない』。

【偽った獣の背に刻まれた斬撃の傷跡】
【つつつと口を近づけて、舌を這わす】
【そうやって溢れ出る鮮血を堪能した】
【鉄の臭いが鼻を抜けるこの味。美味】
【こんな事をする彼女は、快楽殺人者】
【殺しを『遊技』と形容する、異常者】

ああ! 『美味しい』。
また、『遊ぼうね?』。
獣の『おねいさん?』。

【月光の刺さぬ深い路地。消える彼女】
【残ったのは血生臭い臭いと、獣少女】
【その一瞬場所は正しく、恐怖の一時】


/ありがとうございました
945 :【Killer Knife】 [saga]:2014/10/15(水) 01:16:52.18 ID:tFYq+BK+o
>>944
【完膚なきまでに、一切の希望をも見出だせず、彼女は敗北した】
【元は自信から来る慢心に相手の実力を見誤ったのが不味かった】
【滑りのある何かが背中を撫でて、同時言い様のない激痛が襲う】
【自ら切り伏せた者の血に舌鼓を打つ少女はやはり異常者に相応】
【去りゆく少女、紛れもなき強者に彼女はどんな思いを抱くのか】
【苛立ち、怒り、そして一際際立つのは少女への絶対的な恐怖感】
【それは捕食者へ抱く、彼女は獲物であると断定するに易い感情】

クッソ・・・今日は・・・厄日・・・だ・・・な・・・

【次第に何も考えず、襲う眠気に抗えず意識は闇へ落ちていった】
【今日は満月、彼女から広がる血が反射した月を赤く染めていた】

//ありがとうございましたー
946 :追跡者 【ヘルメス】 [sage saga]:2014/10/15(水) 17:51:25.87 ID:29ci8fmp0

【冬が近づいている】
【この時期になると日が落ちるのも随分早くなり、辺りはかなりの暗さになっていた】


「……!…!」

【現在の時刻は逢魔時 路地裏で、一人の少女が息を切らして走る】
【何かを恐れるように 何かから逃げるように】
【その眼には涙が一杯に溜まり、その様子は怯えているだけではなく、何かに後悔しているようでも、自身の運命を呪っているようでもあった】

「!…ぁ……」

【行き止まりだ】
【一度は来た道を振り返るものの、結局突き当たりの端で蹲り、息を殺すように口元を押さえる】
【この少女は何に恐れているのか?】
【一体、何から逃げおおせようとしているのだろうか?】


【薄暗い路地裏に、一歩、一歩、何者かの足音が響く】
947 :【琴洋 ツバサ】>>122【クラーケン】 [sage]:2014/10/15(水) 18:12:10.28 ID:60BtNaPWo
>>946
【カツン、カツン、カツン】
【ヒールがコンクリートの地面を叩く音、響く何者かの足音と共に路地裏に木霊して】
【黄昏の終に少女と何かが演じようとした一つの悲劇、何の狂いも無く描かれる筈だったそれは、とある一人の乱入者を迎え入れることとなる】
【一歩一歩、律動的に響くその足音】
【一際大きく響いた音色、本来の主役である何かが訪れる数瞬前、路地裏に伸びる影はドレスを着た女性の姿を模った】
【路地裏の隅に縮こまる少女、その前に立つは銀髪を風に靡かす一人の女性】
【忍び寄りゆく闇に溶け消えてしまうだろう漆黒の出で立ち、胸元には紅い宝石がその存在感を悠然と主張していて】

……あらあら、まあまあ

【優しさ、労わり、慈しみをその内に秘めるその声色】
【明らかに震える少女に向けられているその言葉は路地裏に不自然なまでに反響し】
【世界にほんの少しの違和感と、凄まじいまでの狂気を残した】
【ゴシックドレスをその身に纏うこの女性は救世主?はたまた二人目の追っ手?】

こんなところに貴女様のような幼気な少女が居てはなりませんわ?
「悪魔」に……襲われてしまうかもしれませんわよ?

【微笑を湛え、少女に向けて落ち着いたトーンで言葉をかけていく女性】
【子供に人の裏を読む技能は無い、少女はその微笑みに少しだけ安心を覚えることだろう】
【逆に言うならば……もし、裏を少しでも読める人物がこの場にいたのなら理解する筈だ】
【女性の笑顔の裏、秘められた狂気、女性の零した「悪魔」の正体】
【ぎらり、白銀に輝くその瞳が、足音の響く方にゆっくりと向けられた】

//まだいらっしゃれば、よろしくお願いします
948 :追跡者 【ヘルメス】 [sage saga]:2014/10/15(水) 18:44:25.91 ID:29ci8fmp0
>>947

「……!」

【予想外の人物の登場 救世主と成り得るかもしれない、第三者の登場】
【少女は何を疑うわけでもなく、その怯えきった表情をいくらか明るいものへと変えた後――】
【再び、鬼気迫る表情で女性にすがりついた】

「お お お願いです! 助けて……!助けてください!」

【女性はどこか、並みの人間ではない雰囲気を漂わせていたもの……その姿は普通の人間と大差はない】
【にも関わらず、彼女を希望として大声を出し――足音の主を呼ぶ――助けを求めるあたり】
【少女がいかに愚かで、どれだけの恐怖に先ほどまで追われていたのか それが伺えるだろう】


………

【ザッシ ザッシ ザッシ】
【路地裏のコンクリートと砂を踏みしめ、何かがこちらへ迫り――そして、とうとう曲がり角からこちらへ顔を覗かせた】
【それは二つの瞳 いや、巨大な瞳が二つついただけ≠フ、何者かの顔】
【口、鼻、耳、毛…そんなものはありはしない 唯一存在する瞳も、闇の中で紅の閃光を放ち、自身の主が人ではないことを静かに証明する】
【そして、パチクリと瞬きをした後にワンテンポ遅れ、のそり、のそりとその全身を女性達へ現した】
【その姿を一言で表すなら、影が実体化して紫色のローブを身に纏っている=c…これが適切だろうか】
【それも大きい 、女性と少女を見下ろす巨体は2mを軽々と越すだろう】
【彼こそが、少女が逢魔時≠ノ遭遇した魔物の正体だった】

「う…うあああああああ!!!」

……………

【泣き叫ぶ少女とは対照的に、魔物の取る行動は沈黙】
【いや、恐らく口がないから話すことも吼えることも出来ないのだろう それどころか、息遣いの音すら聞こえてきはしない】
【魔物は、その異常に大きな目玉でぎょろり、ぎょろり、と少女と女性を交互に値踏みして】


…………

【唐突に、予備動作もなしに少女へ飛び掛りつつの右ストレートを放った】

//始まった傍から申し訳ないのですが、次の返信が少し遅れるかもしれません、すいません…
949 :【琴洋 ツバサ】>>122【クラーケン】 [sage]:2014/10/15(水) 19:15:17.49 ID:60BtNaPWo
>>948
落ち着いてください……うふふ、そんなに求めずとも助けて差し上げますわ
……その前に、厄介事を片付けてしまわないと

【取り乱し、自身に助けを求める少女】
【必死、命乞い、恐怖、剥き出しの感情をぶつけられ、女性はゆっくりとその微笑を深くする】
【少女の言う「助け」と女性の言う「助け」は、根本的な意味は同じであれど決定的な違いが存在するのだが】
【それを目の前の少女が知る筈も無い、女性ですらも、その間違いに気づくことは無いのだから】
【女性の言う厄介事……この場に足を踏み入れるだろう「何か」】
【響き続けていた足音が止まる、静寂に紅の光が閃く】

……あらあら、これはこれはもしかして……

【そこに、路地裏の曲がり角に、「魔物」は存在した】
【紫色のローブ、黒で塗りつぶされたかのようなのっぺりした全身の形相】
【顔がある筈のその部分、ただ二つ光るは巨大な目のみ】
【辺りを覆うビルと比べても異様な、巨大な姿は女性にとっては天を衝くも同然】
【明らかなる「人外」、この世に存在してはならない「魔物」】
【少女の悲鳴、魔物の沈黙、対する女性は】

……ふふっ、私と同じ存在だったり、するのでしょうか?
まぁ、だからと言ってどうと言うことは無いのですけれど……

【変わらぬ、微笑】
【超常を目前にした者の、恐怖も、驚きも、絶望も、女性には浮かばない】
【ただ一つ浮かんだその感情は、目の前の魔物に対する親近感】
【それは異常、しかしその異常さに気付ける正常は、かく此の舞台には存在しておらず】
【少女の答えは変わらず号哭、魔物の答えは……肉薄に次ぐ右ストレート】
【それは少女を狙って打たれた物であり、女性には関係ない、が】

いけませんわ、貴方様……レディには優しく、でしょう?

【じゅるり、と粘液質な音が響き】
【紅と黒の支配する空間にて、一本の黒い何かが唸りを挙げて振られる】
【何か……女性の背中から生えた、一本の太い触腕……】
【ぬらぬらと輝くそれは、まるで少女と魔物を分かつかのように生まれ、次いで飛び掛かった魔物の腹へとスイング】
【威力はかなり抑えられているのだが、魔物自身のエネルギーを受け止める程度の力は持つだろう】
【いきなり目の前に生じるそれに、果たしてどのような反応を示すか】
950 :【琴洋 ツバサ】>>122【クラーケン】 [sage]:2014/10/15(水) 19:30:02.36 ID:60BtNaPWo
/次返信遅れます、申し訳ありません…
951 :追跡者 【ヘルメス】 [sage saga]:2014/10/15(水) 20:06:05.24 ID:29ci8fmp0
>>949
………

【少女への一撃は途中で中断 今度は魔物が攻撃を受ける側≠ヨと交代する】
【尤も、その一撃は様子見のためか威力はかなり抑えられていて】
【仮に直撃しても戦闘不能になるほどのものではなかったろう わざわざそれを喰らう道理もないが】
【さて、自身の腹へ叩きつけようと振るわれた触腕への魔物の対応は】

……

【――――なんと、跳躍した】
【すでに宙に浮いた状態から、さらにもう一度大きく跳躍して見せたのだ 触腕は軌道上に標的を失い、虚しく空を切る】
【何を踏み台としてそれを行ったのか?攻撃を受ける寸前に、その触腕を踏み台とした?】
【違う、彼女の触腕に魔物は指一本触れてはいない もし触腕に神経が通っているのであれば、女性自身触られた感触はなかったはずだ】

【答えは】

「…!」

【空間 彼は空間を踏み台として跳躍してみせたのだ】
【そして現在、彼は隣のビルの壁面を足場として立ち4mほど上空から女性と少女を見下ろしている】
【そう、これこそが魔物の能力 『あらゆる空間を足場とする』】
【実に単純 故に厄介 あらゆる移動手段を用いても、この怪物は文字通り地の果てまで£ヌいかけてくるだろう】
【その息の根を止めるまで】

……

【ここで改めて、魔物は女性の姿を確認する】
【人間の女性としては比較的高い身長 長く美しい銀の髪 白銀の瞳が印象的な、整った顔立ち】
【銀の装飾が為されたドレス 胸元には輝きを放つ紅い宝石―――そして、背中からはたった今自身の攻撃を阻んだ、粘液を帯びた一本の触腕】

…………

「ひっ…!」

【少女が小さく声を上げる 何故だかわからないが、表情のないはずの魔物が今笑った気がした≠フだ】
【実際、彼が現在の状況に興を感じているのかは分からない それどころか、彼の概念に興は存在するのか?】
【ともかく、今わかることはただ一つ】

【彼が、標的を少女から女性へ変更したということだ】
【彼女は魔物の異能を見て、如何なる反応を示すのか】

/>>950
/了解しました 遅レスですいません…
952 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/15(水) 20:22:45.99 ID:G76VvX3Q0
【曇天の大都市。鋭く反響する叫び声】
【それは一瞬の出来事。楽しいお遊戯】
【彼女がぽつりと立つ交差点。血祭り】
【驚愕狼狽嘔吐。それ誘う絶大な恐怖】
【希望も夢も正義のヒーローも存在無】
【ヒト肉を喰らう彼女は正しく異常者】

ああ! 『美味しい』。
『でも満たされない』。

【ある日常に咲き乱れる凶荒の彼岸花】
【快楽殺人者は交差点の上を血に染め】
【その言い知れぬ快楽に甘い声漏らす】
【交差点に現れるのは正義のヒーロか】
【彼女と同一の快楽殺人主義者なのか】
953 :セシル・エル・ナイトロード【ディオド】 :2014/10/15(水) 20:26:44.70 ID:R/hMk7Lc0
ぐちゃ…ぐちゃ……

【路地裏】
【人気のないそこからなにかがかき混ぜられるような音が聞こえる】

壊れちゃった……
せっかくの玩具だったのに……

【セシルは自分の目の前に散らばっている肉片を拾いあげて呟く】
【顔や服には返り血が付着しセシルがこの惨状を作り上げたことが容易に想像できる】

どこかに他の玩具…無いかな……
954 :【琴洋 ツバサ】>>122【クラーケン】 [sage]:2014/10/15(水) 20:32:03.42 ID:60BtNaPWo
>>951
……あら?

【響くは空を切る音、 何かに衝突する音とは完全に異なる、中身のない音】
【小首を傾げて其方を眺むれば、そこに存在していた筈のその魔物は空に向けてその足を跳躍させており】
【路地裏に刻まれる巨大な影、見上げればビルの壁面を足場とする魔物】
【触腕に神経は通っていない、しかしながら「衝撃」で有れば触腕を伝って体へと刻まれるものであり】
【その衝撃は「来なかった」、つまり自身の触腕を使っての跳躍では無いと言うことであり】

不思議ですわ、人外たる所以と言う所なのでしょうか?

【故に、当然の如く浮かび上がる疑問】
【地面に着地していたようにも見えず、そこから導き出されるは】
【「この魔物は他ならぬ空間にて足場を見出したのだ」と言う、些か現実味を欠いた考え】
【否、自身も背中から触腕を出している身である以上、現実等と言うには野暮】
【そして自然に魔物が佇む場所は壁面、重力を無視した立場】
【認知出来よう、推理出来よう、この魔物の能力は「凡ゆる場所に立つ」と言うもので有ると】

うふふ……なんだか久し振りに、とぉっても楽しいですわ

【向けられた視線、一層その微笑を深くすることによって応える】
【整った顔立ちの女性にほんの一瞬現る凶相、狂気秘めたる銀の瞳】
【同時、少女が発する短い悲鳴も女性の耳には入らない】
【言葉は一方通行、本物の感情は伝わらぬ二人の化物が、今この瞬間嗤い合ったとでも言うのだろうか?】
【真実は誰にも分からない、狂人の思考など分からない方が幸せであるのだから】

……ところで、私上に立たれるのが大っ嫌いですの
其処から降りて頂きたいですわ……嫌でも

【刹那、連続で響く二つの粘着音】
【表れ出るは更に二つの触腕、女性の右から、左から、まるで漆黒の翼の如く】
【先ほどまでの一つと同じく、ぬらつく輝きと質量を持ち……風を切る音】
【三つの触腕が全て、一斉にその矛先を魔物に向けて刺突】
【それは先ほどの小手調べとは比べものにならないほどの速さと威力を持ち】
【コンクリート程度は容易く砕くその一撃、しかし直線を描くそれを避けることは速度にしては容易】
955 :追跡者 【ヘルメス】 [sage saga]:2014/10/15(水) 21:03:38.35 ID:29ci8fmp0
>>954

【ここに来て、触腕を操る女性の微笑みに少女は恐怖を覚え始める】
【先ほど、この女性が自分を守ってくれたのは事実】
【しかし、それは本当に善意によるものなのか? 危険であることは、この女性も同じではないのか?】
【そんな疑念が生じ、気付けば一歩二歩、後ずさりをする少女だったが】

「!…ッ」

【女性と魔物は少女の逃走を待ってくれないらしく】
【さらに二本、女性の背中から翼の如く姿を現すは二本の触腕 先ほどから出しているものと加えて計三本】
【その三本それぞれが直線を描き、魔物を刺し貫きにかかるが】

……

【魔物はドロップキックを行うかのように跳躍することでそれを回避】
【速度はあったものの、軌道は直線、狙いは一点へ集中 ならば、その軌道さえ見切れば躱すことは容易い】
【そして、跳躍した瞬間に魔物の重力の基準が「壁面」から「地面」へ】
【壁を蹴った勢いに重力が重ねられ、数段威力の増した両足蹴りが女性へ放たれた】
【しかし、落下しつつの攻撃である故その軌道は当然ながら直線的 丁度先ほどの女性の触腕達のように】
【魔物の脚力も相まって高い威力の一撃であることが伺えるものの、同時に回避が難しくはないこともわかるはずだ】
956 :【琴洋 ツバサ】>>122【クラーケン】 [sage]:2014/10/15(水) 21:29:12.06 ID:60BtNaPWo
>>955
【少女の懸念は何処までも正しい、取るべき行動は逃走】
【何故か、「厄介事」が終われば、女性の次の標的は少女と相成るから】
【守った等では決してない、ただ自身の目的の為だけに】
【死神に四方を囲まれたとでも言うべきか、正に絶体絶命の少女に、逃走の選択肢は選べるのか?】
【魔物の方はともかく、女性は最早少女を意識から外しているが……】

すばしっこいですわ、四方八方を巡られれば厄介でしょうか……

【爆音が鳴り響く、ビルは容易く触腕に貫かれて辺りに砂塵を撒き散らした】
【無人ビルだったのか、はたまた其処が空室だったか、壁を貫かれて驚く者も血の海に沈む哀れな犠牲者も出ず】
【もし人が居れば?もしその触腕を体を以って受けていれば?実に想像に容易いことだ】
【落つる数個の瓦礫、惨状を生み出した女性の表情に浮かぶは少しの思案】
【決して建造物を破壊したことへの懸念では無く、目の前の魔物をどう倒すかのものであり】
【突き刺さった触腕を抜き取り、自らの元へと戻さんとする】
【思案の隙も、後処理の隙も、目の前の敵は簡単には与えてくれないのだけれど】

……っ!危ないですわ……!

【頭上、落ちるは隕石が如く】
【跳躍によって触腕の猛攻を避けた魔物、「地面」を女性と同じものとし、そのままその足を振り下ろす】
【自らの行動と同じく、その攻撃は素早く、また直線】
【後ろに跳躍すればその猛威の範囲より外れる、反応し切れなかった触腕の内一本は魔物に踏まれてその餌食となろうが】
【それによって千切れたとしても再生は可能、寧ろ体勢を崩す可能性を考えるとプラスに働くか】

……其処に留まっておいてください、なっ!

【乾いた音、白い肌の見える細腕から放たれた手拍子】
【それと同時、再び響く水音、落下してきた魔物の両端に展開する触腕】
【表れでたそれは女性の腕と同等の動き……魔物を中心としての触腕拍子……それを行う】
【モロに受ければ圧縮、展開され閉じるまでに生まれたタイムラグが回避迎撃の道標となろう】
【その間、先ほどの触腕3本……蹴りの犠牲になったと言うなら2本、1本……それは女性の背後に戻り、粘液を垂らしながらそこに控える】
957 :追跡者 【ヘルメス】 [sage saga]:2014/10/15(水) 22:14:23.81 ID:29ci8fmp0
>>956

【魔物の急降下を辛うじて避けた女性 その触腕の内一本は踏み潰され、無残に引き千切れる】
【しかし、その手応えはあくまで触腕を踏み潰したことによるもの 彼女自身は未だ無事】

………

【この攻撃によって魔物自身にも少なからず隙が生まれていたが、それは彼女が攻撃の準備を行っている内に立て直せたらしく】
【飛び出すように地を蹴ることで、自身を叩き潰さんと迫る二本の触腕の攻撃範囲から脱出】
【そして、そのまま女性への攻撃へ移るのかと思われたが――その跳躍した方向は見当外れの方向で――】


「―――ッ    」

【――いいや どうも見当はずれでもなかったらしく】
【それ自体が槍か何かの武器であるかのように、高く掲げられた魔物の足には】
【あの少女の肉体が、無残に串刺しにされていた】
【先ほどの跳躍で攻撃と回避と同時にこの場から逃げようとする少女≠ヨ肉迫】
【そのまま一度着地 回転を伴い、ヒトの肉体に大きな風穴を穿つほどの鋭い蹴りを少女へ】
【「自分の姿を見られたなら、それを生かして帰すな」】
【魔物が唯一、主に命じられた命令だった】

【そのまま回し蹴りのような動作を行い、遠心力によって少女の肉体から脚を引き抜けば再びその注意は女性へ】
【壁に打ち付けられた少女は暫くの間ビクン、ビクンと痙攣し――次第に動かなくなった】
【その幼い顔を、深い悲哀と苦悶 そして絶望に歪めながら 哀れな少女は逝った】

【少女の存在が意識から外れていた女性からすれば、ある意味予想外の行動か】
【尤も、この行動が彼女にとって不利に働くことはまずないだろうが……果たしてどう出る】
958 :【琴洋 ツバサ】>>122【クラーケン】 [sage]:2014/10/15(水) 22:39:19.83 ID:60BtNaPWo
>>957
【ぶじゅり、また違う水音を立てて、ぐしゃぐしゃに潰れた触腕は再生する】
【切断面から新たな肉が生まれ出て、辺りに粘液を撒き散らす様は正にグロテスク】
【女性自身もその様には不快感を覚えるようで、触腕を打ち合わせながらほんの少しその眉を顰めた】
【破裂音、打ち合わされた触腕はしかしやはり相手を捉えず】
【女性の能力が圧倒的に力に寄っていると言うので有れば、相手の能力は圧倒的に素早さに寄っている、捉えられぬは必定か】
【飛び散る粘液、跳躍した相手はこちらに向かってくることも無く予想外の方向へと跳ね……】

……あら、まあ

【一人の少女の命を貫き壊した】
【死地へと足を踏み入れていた少女、どうやら破滅のタイムリミットはそのカウントを終えてしまったようで】
【意外そうに声を発する女性の表情から始めて、微笑みが潰えた】
【怒りは浮かばぬ、浮かぶ筈も無い、元から救う気もなかったのだから】
【ではこの胸を覆う靄は何ぞや?】
【胸を覆い塞く、この不快感は何ぞや?】

……余所見をするのは関心しませんわ

【その数瞬、触腕全てが女性の背中へと戻る】
【五本の触腕は翼が如く闇埋め尽くす空に広がって】
【理解する、この不快感】
【自分の思う通りに世界が動かなかった事に対する、赤子の如き不満】
【空を切る、三本の触腕、再び相手を串刺しにせんと】

/すいません、ここで落ちます……絡みは切ってもらっても構いません
959 :追跡者 【ヘルメス】 [sage saga]:2014/10/16(木) 00:52:45.52 ID:1k+6CFS50
>>958

………

【小さな獲物を一体仕留めても、魔物に休む暇は与えられず】
【女性の操る五本の触腕は空を埋め尽くすように蠢き、薄暗い中一層濃い影が魔物を覆う】
【その内三本、先ほどと同じような軌道でこちらへ迫った】
【今度の魔物の対処は、壁へ跳躍しつつの回避】
【脚が壁に接触し、彼の重力の基準が再び『壁面』へ変更される】
【空を切った三本の触手は、数瞬前まで魔物が立っていた地面へ再びクレーターを生むのだろう】



【少女の抹殺のため一度離した距離を埋めるべく、その強靭な脚力を以って地を蹴り――いや、壁を蹴り、女性へ接近する】
【とはいえ、先ほど女性から結構な距離を取ってしまったらしく 女性が魔物の射程距離に納まるまで二、三秒の余裕がある】
【僅かな、しかし戦場においては十分な猶予 女性は有効に利用できるだろうか】
960 :【LastDinosaur】 [sage]:2014/10/16(木) 00:56:50.16 ID:LKz2Y3yTo
落日を背に駆る少年
眼は何かに見開かれもう人間とは思えぬ凶暴性秘めたる
腹か喉かがぐると鳴く
少なくともそれは少年の体の一部何処かこそ起因
961 :【琴洋 ツバサ】>>122【クラーケン】 [sage]:2014/10/16(木) 13:23:50.57 ID:zutbn8AYo
>>959
【衝撃波、路地裏が震え、空気が共鳴する】
【放たれた三本の触腕は大地を穿ち、其処に大きな窪みを刻む】
【反作用が為か、柔らかい触腕の先端は無残にもその形を失っていて】
【それですらも、粘液質な音と共に元の姿を取り戻しゆく】
【辺りの空気を切り裂いたその音、しかして魔物がその犠牲者に数えられる事は無く】
【壁への跳躍、再び壁を地面に数え、此方へと肉薄せんと】
【その速さは極大、人を超えし者の所業】
【捉えるは難題、その課題に相対し、女性は再び笑みをその顔に貼り付かせる】
【最早隠しようのない暗黒が包まれた微笑、正常な思考を持つものなら途方もない恐怖に震え上がるような】

あぁ、素早い、素早いですわ……
あの小さな方は居なくなってしまいましたし……貴方様の心を覗くことで、満足したいところです、うふふふ……

【恍惚にも近い女性の言葉、その雰囲気】
【自らの元へと壁を伝うその魔物に向かうは残る二本の触腕】
【一本、真っ直ぐに、何時もと同じような直線の、それでいて破壊力の高い一撃】
【一本、曲がりくねって、まるで相手の行動を監視するかの如く宙を舞い】
【もし、魔物が回避の行動を取るならば、その曲がりくねった触腕はすぐさま反応し、それを叩き落とさんと動くのだろう】
【叩き落とされれば無論、後ろで再生を続ける三本の触腕の餌食】
【いなすことが出来たのならば、女性は最早目の前、五本の触腕を全て攻撃に使った女性の防御は脆く儚い】
962 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/16(木) 13:24:27.70 ID:0FTZz4yu0
【世界に名高い冒涜者も。悪名高き罪人も】
【恐れおののき涙を流す、混沌の快楽殺人】
【彼女の通る道上に障害物があろうならば】
【くらって食らって喰らい尽くす血の美味】
【光射さぬ路地裏は、幾体の遺体で埋もれ】
【バリバリむしゃむしゃ甲高い補食の音色】
【鮮血に染まったアスファルトの中央にて】
【殺人を『遊技』とする少女。食べ終えた】

【そこに光は訪れるか。ヒーロが現れるか】
【悪魔に刑を下しに現れるのは、一体何者】
963 :セシル・エル・ナイトロード【ディオド】 :2014/10/16(木) 13:58:52.37 ID:lTJ89P0Q0
脆すぎるよ…また壊れちゃった…

【路地裏に響き渡る小さな呟き】
【日の光が届かないそこにセシルは立っていた】
【セシルの足元にはもはや原型を留めていない肉片がいくつも散らばっておりあまりにも凄惨な光景だった】

もっと楽しめる玩具…無いかな……
964 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/16(木) 15:06:36.17 ID:0FTZz4yu0
>>963
【その路地裏の悲惨さ。あまりにも非現実な光景は、耐え難きもの】
【それを喰らわないならばまだ殺人に快楽を覚えていないのだろう】
【その鮮血の臭いに導かれ、ふらりと現れる快楽殺人主義者は笑む】
【新手の『玩具』を見つけたと歓喜する。狂喜する。ボロ黒マント】
【真正面から対面する形で彼女は殺戮の殺人現場にマントを翻して】

あっは。『あそんでたの?』 私も『まーぜて』。
『おなか空いちゃった』の。お願い、いいでしょ?

【フードからのぞく白銀の双眸に溢れ出る殺気。血の臭いを漂わせ】
【眼前に佇む不満気な吸血鬼に声を掛けたのは、淡い桃髪の異常者】
965 :セシル・エル・ナイトロード【ディオド】 [sage]:2014/10/16(木) 15:16:36.93 ID:lTJ89P0Q0
>>964
なぁに?あなた…
私と遊んでくれるの?

【セシルに話しかけてきた謎の少女】
【その少女の発言から少女の狂気性が感じ取れる】

あなた…
私と同じ…血の臭い……
何者?人間?それとも私と同じ?

【セシルも自分と同じなにかを感じ取ったのだろう】
【少女が何者かを尋ねる】
966 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/16(木) 15:43:22.12 ID:0FTZz4yu0
>>965
【似た者同士といってしまうが、その思考回路は模造品の如く似ていた】
【例えばそう。殺人的な行為を『遊び』だとかと一緒にしているあたり】
【この少女は、人外ではないし機械でもなければ、人間でもない存在で】
【しかし何かと問われれば、答えにくい存在だ。故にそう。そこにある】
【その結論も彼女が無垢なだけで、実際は人間と視た方が正解なのだが】
【彼女の様な血深泥にまみれた存在が、そんな些細な悩みを持つ事は無】

『美味しそう』だね。今すぐ『食べたいな?』。
『あそぼうよ』ねえ。一緒に『楽しもうよ?』。

【本日のディナーは目前に。嗚呼今すぐ食べたいな。でも楽しみたいし】
【どのみち遊ぶつもりでいたから。殺意にまみれた眼差しで、無邪気に】
【不気味なほど凄絶な笑みをその顔に刻んだ。発起させる物は何だろう】

そんなの『関係ないよ』。ね、『あーそぼ?』。

967 :セシル・エル・ナイトロード【ディオド】 [sage]:2014/10/16(木) 15:56:36.16 ID:lTJ89P0Q0
>>966
あなた、とってもおもしろい♪
私、気に入っちゃった♪

【そうセシルはとても無邪気な】
【そしてとても恐ろしい笑みを浮かべる】
【自分と同じ】
【それがセシルの興味を引いた】

ねぇ、あなたはどんな楽しみ方が好み?
四肢を全部千切る?
拘束して嬲り殺し?
それとも生きたまま食べる?
ふふ…ねぇ教えてよ?

【それからもセシルは思いつく限りの『楽しみ方』を挙げる】
【その全てに共通していることはどれも恐ろしく残酷だということだ】
968 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/16(木) 16:14:04.12 ID:0FTZz4yu0
>>967
【異常者の集い。大抵の生物は恐怖に身を引く威圧のなかでの会話は温度の秘めない】
【だが彼女や吸血鬼にとって至上の幸福感を与えてくれる殺し方の模索は、耳に良い】
【正義のヒーローも勇者様もそこには絶対無。必要ない存在概念であり、眼中にない】
【心地よい冷めた温度の言の葉を脳内でリピートしながら、凄絶な笑みを消す事なく】
【未だ模索する吸血鬼にゆらりとした独特の動作で以て接近していく。間合いは縮む】

『全部』だよ。ああ! 早く、早く!
『快楽』を与えて。『激しいのを』!

【正しく狂喜。興奮が収まらないこの高揚感。火照る、欲しい。あの感触、求めたい】
【腕から伝うランチの刻の鮮血。気分屋な彼女に決まったパターンは存在しないけど】
【その大抵の始末は。八つ裂きにして四肢を切り落として骨までしゃぶり尽くすこと】

969 :セシル・エル・ナイトロード【ディオド】 :2014/10/16(木) 16:31:58.77 ID:lTJ89P0Q0
>>968
はは…ははははは♪
あなた…最っ高♪

【セシルはそう壊れたように笑う】
【少女にとって殺戮は至福のひと時】
【そしてセシルにとってもそれは同じだった】

はははははははは♪
あなた♪いい…いいわぁ♪
その肌、髪、手、足、顔…あなたの体全部私が『愛して』あげる♪

【セシルは体から力を抜き、手を左右にゆらゆらと揺らす】
【素人目から見れば隙だらけに見えるだろう】
【しかし今のセシルは既に構えを取っている】
【この無防備な態勢こそがセシルの構えなのだ】
【セシルはその場で動かず、しかししっかりと少女の出方を窺う】
970 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/16(木) 16:43:32.45 ID:0FTZz4yu0
>>969
【脱力。それが吸血鬼の構えであるなら】
【余裕。それが彼女の全体的な構え方法】
【ゆらり。その間は狭く狭く狭く縮んで】

ーーー『あーそびーましょー』

【吸血鬼の視界から消える様に真下へと】
【序で足払いを試み下段回転蹴りを打つ】
【軍人並みの筋力から来る身のこなしは】
【ヒットすれば間違いなく、派手に転ぶ】
【決闘者は未だ、その全ての性能の一割】
【それすら出していない。故に驚異は無】
971 :セシル・エル・ナイトロード【ディオド】 :2014/10/16(木) 16:51:50.35 ID:lTJ89P0Q0
>>970
【少女から放たれる足払い】
【それを後ろへ飛び退くことで避ける】

はは♪
次はこっちの番♪

【そして着地してすぐさま少女へと走り出す】
【しかしただ走るだけでなくジグザグに走ったり壁を足場にしたりなど撹乱しながら近づいていく】
【もし接近することが出来たならセシルはその怪力で少女へと殴りかかるだろう】
972 :セシル・エル・ナイトロード【ディオド】 [sage]:2014/10/16(木) 17:14:17.13 ID:lTJ89P0Q0
//諸事情で続けられなくなりました……
//すみません……
973 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/16(木) 17:18:38.61 ID:0FTZz4yu0
>>971
【猪やその他の動物を錯乱させたりする効果が見込められたりするジグザグ走行】
【撹乱されるのはどちらか。少なくとも無駄な動作を省く彼女に有効打となるか】
【効いているのか否かさえ掴めないのは、眼球運動をしているかも確認できない】
【深く被ったフードが原因だろう。微かに覗く双眸も殺気や色を伺う事が精一杯】
【接近同刻。怪力に任せた鈍重な一撃を打つ吸血鬼の姿をその双眸に写し、彼女】
【拳の延長線から逃れる様に身を引き、同時にボロ黒マントを拳を流すよう翻す】
【特性により受け流される吸血鬼の一撃は、彼女にヒットするには至らなかった】


『良い。良い!』『お次は私?』


【裾を引きマントを脱ぐ彼女の腕。握られていたのは長剣。長く鋭い業物の黒剣】
【片足を前へ。たったそれだけの動作がアスファルトの床を砕くのは餌を狩る為】
【刹那。駆ける補食者がターゲットにしたのは、眼前に姿を晒す吸血鬼の同族者】
【闇に引く一閃の軌跡。下から上空に向けて振るわれる黒い剣(ソウルイーター)】
【正しく超人の域に肉薄する身体能力で振るわれた黒い剣は、吸血鬼の背を狙う】
974 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/16(木) 17:21:44.57 ID:0FTZz4yu0
>>972
/了解しました。勝手ながらおまちしてます
975 :追跡者 【ヘルメス】 『全身打撲 中』 [sage saga]:2014/10/16(木) 19:00:01.90 ID:1k+6CFS50
>>961

【双瞳を閃光と共にギラつかせ、魔物は疾走る】
【女性の対応はやはり単純な軌道を持つ刺突 しかし数は一本】
【どういうわけか、もう片方の触腕の動きはのろい】
【ともかく 狙いが全て同じ一点であったとはいえ、三本の触手を躱した魔物にとって一本の触手など恐るるに足らず――彼に恐れる≠ニいう感情があるかはわからないが】
【魔物はその一撃を、ぐるりと側転のような動きでアクロバティックに躱す】
【が】

……!

【響く轟音】
【魔物の肉体は唐突に明確な攻撃≠放ったもう一本の触手によって『壁面』から『大地』へ叩き伏せられた】
【もたついていたわけではなく、どうやら回避の直後を狙っていたらしい 選択肢を見誤ったようだ】
【そして、女性の攻撃の手はまだ残っている 数瞬後には、再生を終えた先ほどの三本がこちらへ追い討ちをかけるのだろう】
【とうとう魔物に王手がかかったか】

……

【いや、まだだ】
【魔物は地に両腕を突きつけ、その勢いでうつ伏せの状態から逆立ちを行う】
【そのまま両腕を軸として駒のように回転 両脚での逆立ち回転蹴りを放った】
【ヘリコプターのプロペラのように円を描きながら放たれたそれは曲芸のように優雅】
【それでいて威力は絶大 女性の触腕すら鎌のように切断しかねない】
【しかしその分隙も大きく この防御手段の直後は大きな隙が生まれるはず】
976 :【琴洋 ツバサ】>>122【クラーケン】 [sage]:2014/10/16(木) 19:31:42.10 ID:zutbn8AYo
>>975
【衝撃、手応え、愉悦に顔を歪ませる】
【一本の触腕は虚しくビルに突き刺さり、辺りに砂塵を撒くに留まる】
【が、それだけには留まらない、更に打っておいて一本の触腕】
【まさにそれ、動きに応じさせた一本の触腕は見事に相手を捉え、その身体に土を着ける】
【叩けば、その動きを数瞬でも封じてしまえば終わり】
【後は四方からの触腕によって相手を弾き潰すのみ】
【最早勝利は目前、故に女性は慢心】
【否、その結果は慢心しなかったが為】

さようなら、名も知らぬ貴方様……

【一本、相手を叩き伏せしそれが再び相手に猛威を振るう】
【一本、ビルを貫く触腕が再生を終え再び相手に牙を剥く】
【一本、水音と共に女性の背中から表れ矛先を相手に向く】
【三本、地面を穿った触腕が背後より相手を穿たんと迫る】
【六本、全方位より相手を圧殺せん、血を撒き散らさんと】
【チェックメイト、戯曲の終焉、女性の瞳が昏く暗く輝き】

……んなっ!

【粘液質な音を立てて、その全てが弾け飛んだ】
【全ての触腕の先端が消し飛び、辺りに粘液と肉の欠片をばら撒く】
【びりり、感じる凄まじい衝撃、触腕に受けるはとんでもないエネルギー】
【何が起こったのか、自らの腕を抱きて状況を確認する】
【女性の心意を表すが如く、動きを止めた触腕、その中心で立つ、否逆立つ魔物】
【その、空間ですら地面と成す足を以って、四方に展開された触腕を一度に弾き飛ばした】
【そう気付くには少しの時間がかかった】

そ、んなっ……あり得ないっ……!

【女性の背後より生え続けていた触腕、一本、三本、五本】
【現行、六本にて打ち止め、そしてその六本は潰え、再生に数瞬を要する】
【必定、魔物に生じた隙を生かすことは出来ず】
【寧ろ、一瞬、触腕が再生するまでの数瞬の内更に一瞬】
【魔物の隙を待って尚、「ただ待つ」だけの時間が生じて】
【先程までの勝利に酔った表情から一転、焦りを全面に出す女性は、今迄とは打って変わっての人間らしさを出していた】
977 :追跡者 【ヘルメス】 『全身打撲 中』 [sage saga]:2014/10/16(木) 20:20:45.66 ID:1k+6CFS50
>>976

【紫のローブ 黒の魔物】
【濃紫と漆黒の旋風が戦場にて暴れ狂う】
【人間のそれを遥かに越えた脚力での回転蹴りは、女性の触腕を全て刎ね飛ばし】
【彼女からの死の宣告を突き除け、彼女と魔物の間に一筋の道を架ける】
【慢心故に生まれた、女性の一瞬の隙】
【限界まで生やした6本の触腕は全て潰え、その顔は驚愕と焦燥に塗り潰される】
【そんな一瞬にしてあまりに莫大な隙を突くために、ただ殺すために生まれた魔物は、それを逃さない】

……

【立ち込める砂煙の中、崩れ落ちるように逆立ちの構えを解いた魔物は、大股に一歩を踏み出しつつその体勢を整え】
【踏み出した一歩で地を強く蹴り、防御ががら空きになった女性へ肉迫】
【その勢いを右の拳に乗せ 全体重を乗せた、暴力的な拳撃を放った】

【魔物の身体能力は、一般人のそれと比べれば遥かに高い】
【だがそれはあくまで、脚力を除けば鍛え上げた人間なら到達できる領域】
【故に今度は触腕を弾き飛ばすような威力はこの一撃にはない ガードさえ間に合えば十分防げる一撃だが……】
978 :【琴洋 ツバサ】>>122【クラーケン】 [sage]:2014/10/16(木) 20:51:02.00 ID:zutbn8AYo
>>977
【演舞の終、立ち上がり地にその足を着ける魔物】
【刹那、人間を超えた者の速度は、完全に女性を標的に捉える】
【素早い、何度も言ったこと、分かっていたことなのに】
【目の前に迫ってくるとなれば、こうまでに恐怖心を煽るものか】

……来る、なぁ!!

【畏の感情が剥き出しになった叫び声】
【目の前の魔物がそんなもので躊躇する筈も無く】
【放たれる右の拳、それは肉薄の勢いと共にその威力を数倍に跳ね上がらせて】
【脳裏にふと、先程刺し貫かれた少女の姿が浮かび】
【防御の為に挙げた両の細腕は、間に合わず】

……━━━━!!!

【ドンッ!】
【全身が震えた、身体が壊れる音がする】
【鈍い音は骨が砕けたか、鋭い音は女性の悲鳴か】
【正確に女性の腹部を捉えた拳、それは一瞬にして女性の命の灯火を揺らめかす】
【貫かれる等と言うことは無い、しかして防御を取れる程に、この女性が戦闘慣れしていなかったことは今の状況にて致命的】
【吹き飛ぶことも無く、ただ其処に棒立ちで、全身に迸る衝撃を受け止める女性】
【その口より、多量の血が溢れ出し漆黒のドレスを汚した】
【これで、今宵、紫色の魔物は二人の目撃者を屠ったこととなる】

【……勿論、タダと言うわけにはいかないが】
【さて気付けるだろうか?女性の背後の触腕が未だに蠢いていること】
【魔物の背にその矛先を向け、何度目かの刺突を繰り出そうとしていること】【最後っ屁、とでも言うのか、しかしその一撃に先程までのキレは無い】
【油断していたとしても、咄嗟の判断を以ってすれば回避は可能だろう】
979 :セシル・エル・ナイトロード【ディオド】 :2014/10/16(木) 21:07:40.52 ID:lTJ89P0Q0
>>973
【少女が放った黒剣での斬り上げ】
【それをセシルは自分の体を無理矢理捻り避けた】
【当然体にはそれなりの負荷がかかるがそんなのは関係ないと言うように続けて次の一手を繰り出す】
【セシルはその脚で回し蹴りを放つ】
【セシルの脚が少女の腹部を的確に捉えてそのまま向かっていく】

//もう今日はロールできなさそうです
//ロールは切ってもらっても構いません
//すいませんでした
980 :追跡者 【ヘルメス】 『全身打撲 中』 [sage saga]:2014/10/16(木) 21:12:59.75 ID:1k+6CFS50
>>978

【この戦いに終止符を打たんと、人を超える速度で飛来 拳撃を繰り出す魔物】
【死が近づき、今目の前にいる存在を改めて意識したのか 女性の表情が恐怖に染まり―――】

……

【一撃をまともに受け止めた女性の口元からは血が溢れ、ドレスを鮮やかに染める】
【拳越しに女性の体の震えを感じたのか パチクリと、その大きな瞳を瞬かせる】
【そして、致命の一撃を女性に突きいれた魔物の次なる行動は】



【跳躍 そのすぐ下を潜り抜けてゆくのは一本の触腕 気付いていたのだ】
【女性の最期の一撃は 魔物を道連れにすることができたかもしれないその一撃は】
【無慈悲にも、彼には届かなかった】

【さて、魔物はただ回避のためだけに跳躍したわけではなく】
【見上げれば見えるだろう 数m上空から女性へ止めを刺さんと、高く片足を振り上げ踵落としを放っている魔物の姿が】
【その姿を見た ただそれだけの罪を理由に、命を屠る真の悪魔の姿が】
【もしあの少女がまだ生きていて、この光景を見ていたならきっと肩を震わせこう言うのだろう】

【―――「また、笑っている」と―――】
981 :【琴洋 ツバサ】>>122【クラーケン】 [sage]:2014/10/16(木) 21:42:18.43 ID:zutbn8AYo
>>980
……かふっ……

【女性の目の前、迫る触腕、最後の一撃】
【しかしてそれもまた、魔物の跳躍によって回避され】
【かくり、その膝を折りて地面に着ける女性、昏色の地面を血の斑点が彩る】
【終焉、件の一撃で終焉を迎えたのは魔物では無く悪魔の方】
【自分はもう直ぐ死ぬのだろう、簡単なもの、自分が今迄奪ってきた命と同じように】

…………

【ふと、頭上を見上げる】
【数m上に跳躍せし魔物、その影は闇の支配した夜空を覆い】
【その魔物が落下してくる、自身に止めを刺さんと、制裁を下さんと】
【嗚呼、女性は息を吐く、何と無く少女の恐怖を理解して】
【表情が無い筈の魔物の顔、先程には見えなかった「笑み」が、今、女性にも確かに見えた気がした】

【女性は考えた、人が本性を顕すのは生まれた時と死ぬ直前】
【それならば、今の女性はその本性を表に出しているのだろうか?】
【……真実は誰にも知られぬ、例え女性を知るものが居たとしても、その「本性」を信じるものは居ないだろう】
【死への恐怖以外の何かの感情で、その頬に涙を伝わす女性の「本性」、そんなもの】

【衝撃、頭から魔物の一撃を諸に受け止め、女性の身体からあり得ない音が鳴った】
【地面に広がりゆく血溜まりに沈む、美しい輝きを持つその銀髪もまた紅く汚れて】
【今宵、空を照らすは十六夜の月、ほんの少し闇に呑まれた満月】
【夜は何も言わずに、路地裏に伏した二人の犠牲者、血飛沫と共に終わりを告げた舞台、ただ一人残った紫色の魔物を眺め続けていた】

//こんな感じで〆と言うことで……
//2日に渡りロールありがとうございました、お疲れ様でした
982 :追跡者 【ヘルメス】 『全身打撲 中』 [sage saga]:2014/10/16(木) 22:10:26.98 ID:1k+6CFS50
>>981

【魔物の踵落としは女性に命中 彼女の頭部からは血飛沫と共に叩き伏せられ女性は動かなくなる】
【幾多もの思いと共に迎えた最期=@直前、頬を伝った一筋の涙も、今は血に混ざってしまって何もわからない】
【ただ無残な死体が残るのみだ】

……

【標的の死亡を確認し、魔物は再び脚を振るって血を払う】
【巨大な瞳は女性と少女であったものを無感動に一瞥すると、またパチパチと瞬きを繰り返し】
【返り血をそのローブと肌に浴び、悍ましさを増した魔物は一人、孤独に路地裏にて佇む】
【今宵は十六夜 月明かりが魔物と、「物体」と化した二人を残酷に照らす】

【ひたり】
【静かに、その足をビルの壁面に重ねて 全てを踏みつけ、悪魔をも屠ったその怪物は孤独に夜を歩く】
【血と泥で汚れた魔物の足から生み出されたいくつもの足跡が、ビルの壁面で魔物≠フ存在を主張する】
【しかしその足跡も一歩毎に薄れていき――いつしか、魔物自身の姿もどこかへ消えてしまった】

【後に残るは壊された二人の亡骸】
【十六夜の月を雲で彩りながら、夜は静かに更けてゆく】

//二日間のロールありがとうございました!
//お疲れ様でした〜
983 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/16(木) 22:40:54.87 ID:0FTZz4yu0
>>979
【この状況は一対一。言い換えれば決闘と言えよう。快楽殺人者はそれはそれは強豪だ】
【普通に闘っても一等兵並みの身体能力を持ち合わせているし、条件絡みで増大する力】
【体力というマイナス効果に縛られるが彼女は歴とした戦士。『遊技』に依存した戦士】


無理矢理なんて、だめー! あは。
でも私そういうの、嫌いじゃない。


【極限に研がれた反射神経と、限界を越えた身体能力の足し算。生まれるのは圧倒的壁】
【無理矢理軌道修正された蹴り技は彼女には遅く見えていて彼女はその足を掴んでいた】
【だが同時に体力制限のカウントダウンが緩やかに刻み始め。彼女は若干息を荒くした】


/続けるなら続けられるように返信だけしておきます
/続けるか切るかはそちらに任せます。おつかれさま
984 :セシル・エル・ナイトロード【ディオド】 :2014/10/17(金) 17:23:06.62 ID:mHGepzYI0
>>983
あれ?
捕まっちゃった♪

【セシルの蹴りはあっさりと少女に掴まれてしまう】
【しかしそんな状況でもその笑顔は崩さない】
【まさに狂気と狂気のぶつかり合い】
【その光景はあまりにも恐ろしく口ではとても言い表せない】

こんな時はぁ♪
こうすれば♪

【セシルの背中のコウモリの羽が羽ばたき出す】
【そして足を掴まれたままセシルはその羽で空へと飛ぶ】
【少女がそのままセシルの足を掴んだままなら宙ぶらりんの状態になる】
【もしそうなったらセシルは足を掴まれたまま壁へと蹴りを繰り出す】
【そうしたら当然セシルの足に掴まっている少女は壁に叩きつけられることだろう】
【そしてもし少女が足から手を離したなら今度は空中から急降下しての蹴りを繰り出すだろう】
【空中からの急降下で威力が上がっている蹴りは並大抵の物ではてとも防ぎ切れない】
【果たして少女はどんな行動に出るか】

//遅れてすみませんでした…
985 :【Platinum】>>128【聖なる審判・アレクサンダー】 [sage]:2014/10/17(金) 18:15:49.14 ID:LwHhZYdso
【夕焼け彩る繁華街、沈みゆく夕日に照らされた街並み、何処か遠くで烏が啼く】
【夕方のロマンスを味わうカップル、家族との団欒の為に道を急ぐサラリーマン】
【平和な街、幸せの光に満ち満ちたこの世界】
【しかし忘るる勿れ、光には必ず影が付き纏うと言うことを】
【即ち、繁華街の隅、夕日も刺さぬ路地裏】
【其処には、最早常識と言わんばかりの光景、一人の女性が血の海の中に】
【辺りに飛び散る血飛沫は、光刺さぬ暗闇の中に一層赤黒く映り】

……

【辺りに漂う血の匂い、死を内包する昏色の空気】
【刺し入るは一つの光、銀色の十字架より差し込む救い】
【橙色の瞳を空中の一点に固定し、ゆっくりと死の支配する路地裏に足を踏み入れる一人の少女】
【純白のローブをその身に纏い、新婦の如きヴェールで頭を覆う】
【首に掛けられたケルトの十字架は手の甲に彫られた十字と共に辺りの空気を浄化してゆく】
【それは路地裏に齎された光、しかして彼女自身には光は無く】
【橙色の瞳は光を知覚しない】
【辺りに漂う血の匂いは知れど、その海に沈む女性の苦悶の表情は知ること能わず】
【それでも少女は知る、彼女は、この街の影の犠牲者はここにいる】
【何故か?勘だ、どうせ間違っていてもどうにもならないし】

……人の子よ、生命の終わりにて、貴女の罪は許されました
主は全てを受け入れ、貴女を永劫の光に照らすことでしょう
神の元安らかにお眠りください、貴女の新しき旅路に幸あれ

【ケルト十字を握り、目を瞑る】
【紡がれるは一つの祈り、死して尚苦しむこと勿れと】
【本当の祈りは知らない、少女が適当に考えた言葉】
【そんなものに意味は無いのかもしれない、それでも】
【少女は死者への祈りを辞めない、誰にも知られずに死ぬことなんて、寂しいに決まってるんだから】
【盲目の少女は知らない、倒れ伏した女性の表情が、少女の言葉を以って和らいだその事を】
【或いは知る必要も無いこと、そんなことを知っても少女の行動に枷がかかるわけでも無いのだから】
986 :黒崎 凛【カラミット】 :2014/10/17(金) 18:15:58.15 ID:AjIP8Mc+o
【この街には不思議なことが満ち溢れている】
【そんな不思議なことには怪奇現象だったり、能力者だったり、本当に様々なことが当てはまる】
【そんな不思議には街の西にある森の奥、そこにある洞窟にて何かが起こるという噂も含まれていた】

よーし、今日も元気に歩いちゃおーう!!

【件の洞窟の入り口、そこに誰かいるのならそんな声が洞窟の中を反響してくるのが聞こえるだろう】
【その声が少女の、それも若くて元気なものだと分かるのにも時間は掛からぬはずだ】
【そんな明るい声に続いて洞窟より出てくるのは…一人の少女】

今日はどんなことがあるのかなー?今から楽しみ!

【その少女は水色ジャージにミニスカートという街でなら何処にでもいそうな格好をしていた】
【あくまでも、『街でなら』ではあるが……】

【そんな何処にでもいそうな少女、黒崎凛は能力者だ】
【さらに、噂の洞窟の主だ】
【昔は龍族の貴族であった黒龍でもある】
【そんな何処にでもいない少女の物語は、やっと幕を開けた】
987 :黒崎 凛【カラミット】 :2014/10/17(金) 18:19:31.33 ID:AjIP8Mc+o
//次スレです
【俺能世界】俺が能力授けるからこの世界で戦え【新世界】Part43
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1413537518/
988 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/17(金) 18:40:06.11 ID:rdv+MfnT0
>>984
【宙に舞う吸血鬼。少女の思惑通り事が運んでいたなら、彼女はそのまま引かれて宙に投げ出されていただろう】
【決闘者と言う能力が力を発揮していない状態ならば確実に。が、腐ってもその異能は確実に彼女を超人にする】
【視力や筋力もその間は常人のそれを遙かに上まり、文字どおり超人の域となるのだ。吸血鬼は想定しなかった】
【上に向かう力より、下に引く力の方が勝るかも知れない可能性を。遙かに闘いを積んだ、彼女の実力の高さを】


疲れてきたけど、まだ『あそべる!』


【意外ッ! それは抵抗ッ! 上る吸血鬼に下した応えは逆に引くことだ。常識が通用しないのが超人と、異能】
【吸血鬼のパワーは確かに一線を画すものだが、筋力の差では現状少なからず勝るとも劣らない領域。吊り合う】
【浮きそうになる腰を低く維持し、脚を掴んだ掌に力をこめれば、壁にぶつけようと羽ばたく吸血鬼を引っ張る】
【吸血鬼のパワーが超人の筋力に勝ったなら彼女は壁に叩きつけられ、彼女が勝ったのならば吸血鬼は落下する】
989 :セシル・エル・ナイトロード【ディオド】 :2014/10/17(金) 18:58:21.13 ID:mHGepzYI0
>>988
きゃあっ!

【少女がした行動】
【それは離すでも掴んだままでも無い】
【逆に引き返す】
【セシルは確かに人外の怪力を持っている】
【しかしそれ以上に少女の力が強かった】
【セシルは少女の力に負け地面に叩きつけられ短い悲鳴をあげる】

あなた…すごい…!
楽しい!こんなの初めて!

【少女の足を無理矢理振り解き一旦距離を置く】
【今のセシルの顔は笑っていた】
【瞳を輝かせて、とても無邪気に】

もっともっと!
私を楽しませて!

【セシルは羽を羽ばたかせ滞空する】
【そしてそのまま少女へと滑空しながら殴りかかる】
【走るよりも遥かに早いその一撃】
【少女は果たして見切れるか】
990 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/17(金) 20:08:51.07 ID:rdv+MfnT0
>>989
【対空から刹那。滑空からなる加速の打撃。地を駆けるより断然速いその一打は素晴らしいの一言】
【例えるならそれは獅子の如く一打。そして獅子が唯一苦戦する生き物と言えばそれは、龍だけだ】
【彼女は吸血鬼にとっての龍であるに対し吸血鬼は彼女にとっての獅子である以上終戦は訪れない】
【刹那の一瞬は数瞬の出来事の様な感覚。今の彼女は超越の決闘者であり龍。人のそのまた上の上】
【打撃の延長線がはっきりと理解る。あれに殴られたならば命なんて有って無いような物に変貌だ】


『おねーさま』。獅子の如き『おねいさま!』。
ああ、ああ! いい、良い! 『食べたい!』。


【ではこう言うのはどうだろう。その拳は確実に彼女の右肩を射抜く。その前に串刺しにしたなら】
【そうだ。丸焼きにして食べましょう? 持ち上がる黒剣、その切っ先の向こう側には吸血鬼の腕】
【そのまま殴ろうものならば、確かに殴る事は出来よう。但し相応の犠牲、殴った拳を失うだろう】
【その黒剣は殴り掛かった拳を刺し貫かんと意図されているのだ。攻撃を続行すれば悲惨な事態だ】
991 :セシル・エル・ナイトロード【ディオド】 :2014/10/17(金) 20:19:47.62 ID:mHGepzYI0
>>990
私の腕が欲しいの?
いいわ!あげる!でもそのかわり……

【少女の黒剣を見てなおセシルは滑空を止めない】
【腕の一本や二本、そんなものは血を吸えば回復できる】
【しかしそれ以上にここで引いては自分では無い】

そのかわり…あなたの全て!
私に頂戴!

【更にスピードを増していくセシル】
【最早今の彼女を止めることは誰にも出来ないだろう】
【最後に地に伏せるのは少女か、それともーーーー】
992 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/17(金) 20:57:14.29 ID:rdv+MfnT0
>>991
【肝の据わった獅子である。しかしそれでこそ吸血鬼。料理のしがいがあるのだ】
【柔らかい肉を貫いた感触とそれに追い付く硬い感触。嗚呼今確かに腕を貫いた】
【同刻に右肩付近に違和感。見やれば貫通した拳。右肩はどうやらぶっ壊れた様】
【腕の一つを奪われる痛みに快感は絶頂に達し一際甘い叫び声を虚無に響かせた】
【腕を奪った快感に奪われた快楽。同刻に押し寄せる耐え難い感覚が恋しいのだ】
【が。もっと聴きたい物はそう。死に際に叫ぶ断末魔の発狂だ。一番に興奮する】
【欲しい、聴きたい。欲しい、聴きたい。欲しい欲しい欲しい聴きたい欲しい!】


上げりゅーーー。でもねー?。
私が『一緒になってあげる』。
だから食べさせて。ね、ね?。


【今、黒剣は吸血鬼の肩付近に鎮座している。それを振るえばどうなるだろうか】
【左腕は振り抜かれ、それが向かう先は吸血鬼の顔面。決まればすさまじい衝撃】
【しかもそれは加速させた打撃より数倍速く迫る。避けないと予想される結末は】
【それは頭の陥没だ。彼女は確かに吸血鬼を、今、ここで殺そうとしているのだ】
993 :セシル・エル・ナイトロード【ディオド】 :2014/10/17(金) 21:17:12.71 ID:mHGepzYI0
>>992
ガキンッ!

【そんな音が路地裏に響き渡る】
【『ガキン』】
【もし、もしセシルの顔面に黒剣が直撃したのであればそんな音は出ない】
【では何の音か】
【見ればセシルの口にはボロボロになった歯で挟まれている黒剣が】
【その音の正体】
【それは少女の黒剣とセシルの歯がぶつかる音だった】

はは…ははは…

【当然その衝撃を全て消せるわけがない】
【声を出すのもやっとの口でセシルは笑う】
【顔もボロボロ】
【体のあちこちから血が出ている】
【しかしセシルは防いだ】
【少女から放たれたほぼ即死の一撃を】
【セシルはまだ動く方の腕で少女を殴ろうとする】
【恐らく最後の一撃】
【セシルにはもうほとんど体力は残っていない】
【この一撃を外せば今度はなにも抵抗出来ずに殺されるだろう】
994 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/17(金) 22:36:20.19 ID:rdv+MfnT0
>>993
【ニッタリ凄絶な笑みを浮かばせながら、振るった斬撃の手応えを噛みしめる。が、予想外の手応えだった】
【最高級の剣は、なんと止められたのだ。それも堅い、予想外の物で以て。それは歯だ。衝撃で砕け散る歯】
【思った以上の反射神経、それと頑強さに度肝を抜かれたその一瞬。鈍い痛みを腹部に感じ口から吐血する】
【今確かに、確かに腹の中に、自分の物ではない異物が一本ぶっ刺さっている。この上ない快感が確証する】
【断末魔の悪足掻きといったところか? 胸くそが悪い、が。やっとありつけそうだ。メインディッシュに】


なにこれ。『気持ち良い!』、『激しい!』。
でも終い。『食べて一つになりましょう?』。


【彼女は体力が大事である。メインを食すのだからもう超人ではなくて良い。だから今は一等兵並みの出力】
【つまり超人化を解いたのだ。そして終止符を討つがため、黒剣に圧を掛けてゆく。このまま叩き切ろうと】
【そのまま吸血鬼が何も抵抗を見せなかったのならば、無惨にも刃は進行するだろう。だが、同時に好機だ】
【一矢報いるチャンスは、今超人化を解いた彼女を倒せる最後の好機。これを逃してしまえば或いは絶望的】
995 :セシル・エル・ナイトロード【ディオド】 :2014/10/17(金) 22:48:50.12 ID:mHGepzYI0
>>994
【黒剣が少しずつ自分の肉を断っていく】
【あぁ、死ぬのか】
【いや、まだ終われない】
【セシルは最後の力を振り絞り黒剣から逃れようと体を動かす】
【口に挟んだ黒剣がまさに今自分を殺そうとした瞬間に後ろへ退がる】
【口が裂けてしまうがそんなことはどうでもいい】
【生き血を】
【少女の血を吸えば回復できる】
【セシルは最後の力を振り絞る】
【最早今のセシルは本能だけで動いている】
【少女の血を吸うために、ボロボロの歯を剥き出しにして少女へ噛み付くために】
996 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/17(金) 23:06:48.65 ID:rdv+MfnT0
>>995
【弱い感触。どうやら失敗】
【苦笑い。何処か悔しげに】
【凄絶な笑みを。快楽殺人】
【案の定。簡単に行かない】
【ならば。一思いに逝かす】
【抵抗感。微塵もないから】
【吸血鬼。生に縋る化け物】
【た だ の 化 け 物】


拒んじゃダメ。ダメだよお。
さあ、一緒に。踊りましょ。


【違和感。何か噛まれた様】
【違和感。吸い上げられる】
【悶絶。快感に狂い悶えた】
【それはダメージと再生力】
【でももう逃がす事はない】
【食 べ た い か ら】


ばいばい『楽しかったよ』。


【密接感。距離は眼前です】
【構える。自分の背中越し】
【自分諸とも利用して得る】
【ただそれだけの為だけに】
【二人どちらも串刺しの刑】
【彼女は身を犠牲に行った】
【離れなければ、串刺しに】
【離れれば助かるでしょう】
997 :セシル・エル・ナイトロード【ディオド】 :2014/10/17(金) 23:17:07.09 ID:mHGepzYI0
>>996
【セシルは腹に違和感を感じる】
【少女が自分諸共セシルを刺したのだ】
【しかしセシルは既に血は吸い終わっている】
【これぐらいならば死ぬことは無いだろう】
【そして今のセシルならば避けることなど容易い】
【しかし避けなかった】
【そのままセシルは少女と一緒に串刺しになる】

……分からない…
なぜ?私は…?だめ…分からない……

【何故避けなかったのか自分でも分からない】
【今までに無い感情がセシルに芽生え始めていた】
【それがなんなのか分からなくセシルはただただその場に立っていた】
998 :【決闘者】【淡い桃色髪の少女】 [saga]:2014/10/17(金) 23:30:08.09 ID:rdv+MfnT0
>>997
【甘い声で悶える彼女の双眸に写る景色は闇の色】
【逃げない吸血鬼。感情を捨て切れてない吸血鬼】
【きっときっとそれは多分、人間らしさなのかも】
【傷が大方塞がっているのを見るに、血は回復源】
【悲しきかな。彼女にも回復手段は残されている】
【現に串刺しの傷以外、彼女も大方塞がっていた】


もう我慢できない。『いただきます』。


【腹が減って死にそうだ。故に彼女は口を開いた】
【口が向かった先には吸血鬼の肩。食べようとし】
【何の抵抗もなければ、肩の肉を抉り喰うだろう】
【そして串刺しのその身体に刺さった黒剣を握り】
【両断せんと下に引き、立てない様に陥れようと】
999 :セシル・エル・ナイトロード【ディオド】 :2014/10/17(金) 23:38:58.33 ID:mHGepzYI0
>>998
あ……

【油断したとしか思えない】
【セシルの肩に噛みつきそのまま少女はセシルの肩を抉り取る】
【そして黒剣がセシルを引き裂きセシルはその場に座り込む】
【もう立てない】
【動けない】
【今のセシルに抵抗の手段はーー無い】
1000 :【ストレイトライン】 [sage]:2014/10/17(金) 23:44:02.52 ID:syr1b6EUo
 空蒼白き月昇る
 地を奔った一閃
 遅れ来る風切音そして来た崩壊
 其処ら散乱するコンクリの瓦礫
 しばしそれよりくすぶるは白煙
 ふたりの男がその中より出でる
 一人は傷だらけ一人はほぼ無傷
 一人は苦悶の顔一人は面被りて
 しかし数瞬のいとまもなくして
 面被った男は腰溜めに拳構える
 
 「シネ。失セロ。快楽ノ為ニ」

 くぐもりし声がささやかれると
 煌くのは一閃血の色をしていた

 “
 穿けよ敵を  
 穿けよ己を
 穿けよ躰を
 穿けよ命を
 穿けよ戦を
 穿けよ力を
 穿けよ全て
 穿き貫けよ
 自らを以て
 落涙を以て
 歪笑を以て
 異能を以て
 全力を以て
 生涯を以て
 同情を以て
 悦びを以て
 憤怒を以て
 畏怖を以て
 殺意を以て
 快楽求めて
 己の本能の
 赴くままに
 殺そう全て

 我名――穿
      ”
 
 拳より数滴血液を垂らしながら
 ただひたすらに快楽だけを求め
 ガスマスク被る男は歩き続ける
 だが歩けど歩けどまだ会えない
 骨のある殺し甲斐のある敵には
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
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涙で渡る血の大河 夢見て走る死の荒野 @ 2014/10/17(金) 23:41:38.97 ID:IsAEKWa3o
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[ベン・トー] 「安価とコンマで生き抜く」 @ 2014/10/17(金) 23:12:14.29 ID:GLYw6Cff0
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小梅太夫「安価で人生逆転する」 @ 2014/10/17(金) 22:03:34.31 ID:v4iMdZMTO
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