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【剣と魔法と】ここだけ世界の境界線★23【光線銃】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [age]:2018/03/12(月) 23:58:18.39 ID:L/QpkGQr0
【新世界へようこそ!】
ここは様々な世界が融合して出来た世界。ここの住人は親しみを込めてこの世界を『新世界』と呼んでいます。
この世界にはオーバーテクノロジーから魔術まで何でも存在します。超能力や宇宙艦隊もあれば大魔王の領地も、
獣人の集落や神の軍勢すら勢揃いの『なんでもあり』の世界。それが新世界なのです。
あなたはこの世界の新たな住人となり、先駆者や新入り、そして異世界の住人達と関わってゆくことになります。

【ゲートについて】
この世界には『ゲート』と呼ばれている様々な世界同士を繋げる空間があります。
時にそれは魔界へ、時にそれは天界へ、時にそれはダンジョンへ、繋がっている先は様々です。
稀にそこから『厄災』なるものが流れ着き、それがこちら側の世界を荒らす事もしばしば……
その度に貴方達『能力者』はその能力を最大限に行使して『厄災』を元の場所へと送り返したり倒したり……
この世界の様々な事がこの『ゲート』を切っ掛けにして起こります。

【来訪者について】
この『新世界』はその性質上、別世界からの『来訪者』がやってくることもあります。
彼らの来る世界は様々な世界。時には人間や獣人。時には悪魔や妖怪。そして時には異星人すら『来訪者』として現れることすらあるのです。
『来訪者』はこの世界に来る過程で新たな『能力』を得る事も、そして自分が持っていた能力を引き続き使うことも出来ます。
しかしあまりにも強大な『能力』は『ゲート』の力によりその効力を失ってしまうこととなるでしょう。
次の『来訪者』はあなたかもしれません……

◇ここは自分だけの『能力』を手に入れ、様々な能力者と戦闘、交流するスレです。
◇オリキャラは勿論、様々ななりきりスレのキャラも参加する事が可能なスレです。
◇まずはしたらばで能力登録。ここに設定を纏めておくことでロールをスムーズに行えます。
◇戦闘、交流、基本は何でもありですが、相手が不快になるロール、確定ロールは避けましょう。
◇チート能力や人外級の身体能力など、相手に勝利の余地を与えない設定は避けましょう。最強設定は御法度です。
◇荒らしはスルー。絶対に関わらないようしましょう。

☆次スレッドは>>980、立てられない場合は>>990が立てること
☆次スレッドを立てるまで>>980からは減速推奨(重複を回避するため)

★避難所★
http://jbbs.shitaraba.net/internet/20393/

★wiki★
http://www60.atwiki.jp/kyoukaisen/

※前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1511965783/
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スライサー「もう肉なんか切りたくない!!」 @ 2018/10/22(月) 22:41:24.58 ID:2heYXViIO
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Rに移転されるバグがあるらしいんだが @ 2018/10/22(月) 22:29:21.68 ID:5ex94c59O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1540214961/

【避難所】VIP発の仮想通貨『VIPS』作ったったwwwwwwww @ 2018/10/22(月) 21:35:51.53 ID:ywpVB0yJO
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Bring Me To Life ! @ 2018/10/22(月) 20:21:21.78 ID:jNHR1uEc0
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ハゲの小部屋 @ 2018/10/22(月) 16:50:02.26 ID:zWZGWEMto
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てす @ 2018/10/22(月) 12:10:00.27 ID:9p4yWo1/O
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=^・ω・^= ぬこ神社 Part88《ぬこみくじ・猫育成ゲーム》 @ 2018/10/22(月) 11:56:43.23 ID:LtqFsu0DO
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緒方智絵里「起きたらウサギさんになってました」 @ 2018/10/22(月) 09:15:38.16 ID:3oTlHJwQ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1540167337/

2 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術 呪術 E.口元を覆う黒覆面 :2018/03/13(火) 22:58:27.68 ID:YdUNVV9Y0
前999-1000
「ボタン……じゃない、シシか、デカいな」

ウデムシの脚を爪楊枝めいて咥えたまま、ゆらりと立ち上がる鼠人
ワームよりもずっと美味しくて、脂があって、栄養があって、美味しい(2回目)モノが目の前にいるのだ

「……ふっ!」

多節棍ナナフシを取り出して刀と組み合わせ簡易的な槍とし、脳天目掛けて高速刺突三連!
そして身を捻って逸らし、その質量から逃れんとするのはまばたきよりも短い刹那の後だ!


3 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/03/13(火) 23:07:15.47 ID:EW8vDaruo
>>2

 常人であれば触れれば忽ちネギトロめいた死体に変えてしまう
 ブチカマシの最中、大猪は越境者連中が本当にアカン連中であることを、
 手遅れながらも認識するハメとなる。まあ、急には止まれないしやっぱり手遅れなのだが。

 −−−−−−−−−−−−−−−−
 −−−−−−−−−−−−−
 −−−−−−−−−−−

【ぐつぐつぐつぐつぐつ…】

 なけなしの食料である味噌を溶かし、臭い消しの薬草をいくつか加えた鍋を前に、
 イムカはなんとなーく思ったことを一言。

「肉と毛皮が手に入ったのは僥倖だが…先程の君の早業は尋常ではなかったな。
 食にはあまり興味がないのではなかったのか?」

 勝手にムガを己と同じカテゴライズをしようとしていたイムカである。
4 :ひいらぎ [sage]:2018/03/13(火) 23:10:39.38 ID:hnY8xVMuO
前スレ>>1000
…見た目は少女じゃがわしは一応200年生きた不死者()であってじゃな…!?
【イムカ氏の正論(?)に対して一生懸命言い訳をしていた少女は物音に気付きそちらの方を向く】
【そこには見るからに空腹により正気を失っているであろう、猪らしき生物が鼻息を荒くして立っていた】
【体長等はおよそ少女が元いた世界の猪と同じ程度であろうか】
【猪は咆哮の後こちらに向かって走ってくる】
…おぉ、まともな食事…逃がしてなる物か!!!
【突っ込んでくるであろう猪の急所に向かい能力使用で拳銃を数発放つだろう】
5 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術 呪術 E.口元を覆う黒覆面 [saga]:2018/03/13(火) 23:13:31.66 ID:YdUNVV9Y0
>>3
「……ふぅ」

次のコマでは既に食材になっていた悲しい猪
弱肉強食だからね、仕方ないね

「ん、いい匂い」
「……ん? いや……」
「多分、お前よりは余程興味があるとは思う」

確かに大抵のモノは食べられる
しかしそれと好みは別問題だし、つまり美味しいご飯は大好きなのだ
ゴワゴワの毛皮の触り心地を試しながら

「……というより、無さすぎる、お前は」
6 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/03/13(火) 23:17:59.76 ID:EW8vDaruo
>>4

 アワレな大猪はムガとひいらぎの無慈悲な攻撃で爆発四散!
 もとい、肉と毛皮へと転生を遂げたのだ!!!

【無慈悲!!】

 しかし!ひいらぎに新たな試練が襲う!それは――

「ふむ、やや油は強いが、滋養は十分だな」

 ワーム食とは天と地ほどの差もある見事な牡丹鍋であるが、
 ここでひとつ、大きな問題が生じたのだ。それは――

【これ、お酒があれば最高じゃね?そして、ここには酒はない!ナムアミダブツ!】

「しかしアレだな。野生の動物に襲われているというのに野趣あふれる対応は女子力的にどうなのだろう?」

 ひいらぎのリアクションから己の言動を振り返り、ふと煩悶するイムカである。
 こう見えて、いろいろと諦めが悪いらしい。アワレである。

「…ひょっとしなくても我々はやや女子力に欠けているのだろうか?」

 何気にひいらぎまで己と同じランクにしようとしているイムカである。
7 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術 呪術 E.口元を覆う黒覆面 :2018/03/13(火) 23:28:20.40 ID:YdUNVV9Y0
>>4
>>6
「……じょしりょく? あぁ……」

なんかトンチキだとかポンコツだとか、目の前の鉄女がよく気にしているアレかと合点がいった

「やまがーるとかいうので、手料理も作ってんだ」
「じゅーぶん、じゅーぶん」

そもそも全く気にしていない!
それよりも酒が飲みたい、絶対合う
そう考えるのは鼠人も同じ事である、時点でホカホカご飯

8 :ひいらぎ [sage]:2018/03/13(火) 23:28:41.36 ID:hnY8xVMuO
【さて、少女やその他の越境者の方達の活躍(?)により、無事食料は確保出来た】
【恐らく同行者の誰かが丁寧な処理を施し調理されて出来た鍋が目の前に運ばれてくる】
【先ほどまでゲテモ〇ノを食べさせられていた少女は漂う香りを嗅いで歓喜のあまり涙目になる】
…し、しかし…おちゃけが…あぁもう辛抱たまらん、誰かおちゃけを…
【アル中少女()はまともな食事が運ばれてくるだけでは足らぬようで、涙を流して周りの同行者におちゃけを求めるのだった…哀れ!!!】
9 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/03/13(火) 23:31:06.19 ID:EW8vDaruo
>>5

 弱肉強食。焼肉定食。ショギョムッジョ!!

「つまるところ食性と耐性は別問題ということか」

 ムガの生態めいたレポートを羊皮紙にカキカキ。
 スクラップヤードに帰ったらイリーあたりに提出しよう。

【そんなイムカは猪の毛皮を噛んでなめしている。ザ・ワイルド!女子力!】

>>8

「…まったく」

 かんっぺきにアル中街道まっしぐらの、
 外見幼女、中身はおっさん嗜好なひいらぎはジト目でみやる医務課でありましたとさ。

//では今回はここまでーんノシ
10 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/15(木) 23:04:54.86 ID:/VeKRp4q0
【ウェイストランド】
一行が降り立ったのは放射能に焼かれ文明の崩壊した世界
なれど人々は無駄にたくましく生きている

そんな世界で当てもなくさまよう一行であるが 遠くに見えるは嫌な予感しかしない土煙
放射能をたっぷりとまき散らす嵐がやってくるというのだ

一行は逃げるように近場の建物に避難を開始 運よくアパートが見つかったので早速中に入り

ロイ「・・・・・。」
レイダー「・・・・・・。」

無駄に蛮族スタイルなレイダーの皆さまとダイナミック鉢合わせ
しばし無言でお互い見つめあい

レイダー「新鮮な肉だぁ!!」
銃口を向けてくるわけで 無駄に戦闘が始まってしまうわけで
そのとき一行の行動は如何に?
11 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ [age]:2018/03/15(木) 23:14:10.03 ID:6jDoix8u0
>>10
「……」
「こんにちはっ!ってんですねぇっ!」

さてはてようやく一呼吸、と思いきやヒャッハーな方々とご対面
突き付けられる銃口! 斬り、蹴り、そして細身の1本のタイドメイカーで払う!
そのまま踏み込み、肩口目掛けて刺突一閃!

「あぁもう、やっぱりここはロクでもないってんですよぉ!」

ニアはどうにも、この世界と相性がよろしくない模様
12 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/15(木) 23:28:25.20 ID:/VeKRp4q0
>>11
レイダーの皆さまが構えるは ウェイストランド人ご用達 パイプをアレしたピストルだったりライフルだったりするアレだ
簡単に言えば 耐久力が高くない

レイダー1「あぎゃ!?」
レイダー2「お・・・俺のピストルが!!」

ニアの蹴りにも簡単に壊れて使い物にならなくなる武器達 そのまま肩口に刀を突き刺されてKOだ

レイダー3「いけねぇ ヤクやってねぇのに幻覚が見える」
レイダー4「ジェットのやり過ぎか…少し体をいたわってやんねぇとな・・・」

しかもニアのタイドメイカーにもビビりまくりだ!! どんどん下がりながら 小口径の拳銃弾をパスパス打ちながらアパートの奥へ奥へと逃げていく
13 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ [saga]:2018/03/15(木) 23:36:44.55 ID:6jDoix8u0
>>12
「このこのっ!ほーらほらっ、怖いってんですよぉっ!」

その場に胡座で座り込み、生やした6本の触腕でアパートの廊下を疾駆!
ミュータントめいた風貌と圧倒的な存在感!
そしてそれに見合うだけの膂力!打突の連打連打、連打!

「いたぁっ、も、もうっ!」

銃弾がこめかみを掠めた、顔を顰めてしかし引かない!
タイドメイカーの本領は、このような空間で発揮されるのだから!
14 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/15(木) 23:48:31.29 ID:/VeKRp4q0
>>13
レイダー3「く…くるなーギャー」
レイダー4「助けて!! だれkギャー」

結局ニア1人でほぼ制圧してしまいました

【時間経過】
ガタガタと建物が揺れる 外は今頃ガイガーカウンターの大合唱が聞ける素敵な嵐の只中であろう
すっかり制圧してしまったアパートの中 壊れかけのソファーに寝転ぶロイ

ロイ「あのレイダーども 結構ため込んでやがったな 嵐が過ぎ去るまではここで待機だ ゆっくりしていよう」
ポークビーンズの缶を開け スプーンで保持繰り出すロイ

ラジオからは雑音混じりの音楽が流れ続けていた
15 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ [saga]:2018/03/15(木) 23:57:13.64 ID:6jDoix8u0
>>14
「……ふぅっ……」
「あぅ、ひ、久々に使うと……っ……」

多数の触腕の行使が随分ぶりであったらしい、軽くよろけて壁に手をついて体を支える

そしてそして

「……いやぁっ、助かりますってんですねぇっ」

こちらはホールトマトの缶を開いて齧り付くニア
キズの応急手当ても完了したし、外の嵐から隔離されたここはこんなではあるが素晴らしい空間とすら思える

「でもぉ、うーん……」
「……もしぃっ、誰か来たら、ニア達は先ずお話してみましょうねっ?」

ノイズに混ざり聴こえる音楽、嵐の夜は尚も過ぎ行く
16 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/16(金) 00:04:25.72 ID:QSjOQSCb0
>>15
「なんだ 体訛ってるのか?」
よろけるニアを心配するロイ

「話が通じるのなら…ッ」
階下で誰かが入ってきた音がする

警戒を強めつつアパートの一階に そこにいたのは

ギガース「・・・・・・」
話は通じるが言葉が分からないギガース君である

これにはロイも苦笑いだったという

//ショートショートノシ
17 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ [saga]:2018/03/16(金) 00:09:07.57 ID:5ROTvDXV0
>>16
「しばらくっ、異能があまり使えない所にいましてぇっ……」

との苦笑
そして物音に機敏に反応を示すふたり、ひょこっと覗き込めば

「……ありゃっ、ど、どうもってんですっ」
「ご飯ありますよぉ、食べてきませんっ?」

ロイと同じようにしながら、晩餐会にお誘いするのであったとさ

//ありがとうなのでしたっ、おつかれさまですっ!
18 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/03/16(金) 22:41:34.31 ID:dEtZKBYJo
【とあるファンタジー世界にて――】

 前回までのあらすじ。
 金属の王国におけるスケイブン(あるいは上位者と呼ばれる超常存在)の事件解決のため、
 越境者達は、対抗神格たる『腹太鼓』を奉るオーガの生息域へと進んでいる。

 −−−−−−−−−−
 −−−−−−

「既にスケイブンの別働隊がオーガ領へと侵攻。
 戦端は既に開かれており、我々はなんとかこれを突破してオーガ部族と接触をしなければならないわけだが…」

 今回の事変。角ありし者の子ら(鼠人)が超常存在の召喚(コールゴッド)によって、
 越境ゲートをズタズタに引き裂き、かつ幾万幾億もの多世界の同族をこの地に呼び寄せ、
 豊富なマテリアルを収奪するという極大陰謀が発端となっている。

【越境ゲートが引き裂かれるということは越境者にとっても死活問題である。
 ランダムジャンプの行き先が虚数空間となり、越境=死のリスクが増大する公算が高い。
 この世界がどうにかなるという問題だけではすまないのだ】

 しかして、何故オーガと接触すべきなのか。
 それは、この事変で有効な手段を行使できたのが、この亜人種が奉る神格だったからである。
 上位者の現実侵食はニンゲンを獣か啓蒙に狂わせる精神汚染を拡大させ、
 この汚染を食い止めているのがかの神格『腹太鼓』である。何故、オーガの神がニンゲンをも護っているのかは不明だが、
 腹太鼓の力の顕現なくば、精神汚染の被害は現状とは比べようも無いほど深刻となっていたであろう。

【それでも上位者の力の増大(召喚間近)と腹太鼓の力の減衰は日を追う毎の顕となっており、タイムリミットまでさほど猶予は無い】

「こちらの人類側…金属の王国側か?の神格は現世干渉力が残っているのか居ないのか…。
 愚痴になったな。まあ、我々の目的をおさらいするとそういうことだ」

【イムカ先生からのあらすじ指南/という名のシチュ構築】
19 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage]:2018/03/16(金) 22:50:58.79 ID:TGU/40ge0
>>18
リージュ「……???」

西部開拓時代風の純白ドレスと鍔広帽子を纏い
洒落た意匠の日除け傘を差す細身で金髪緑眼の女性は
口に笑みこそ浮かべているが話を然程理解できていないようだった!

ロッテ「…異文化交流で世界平和実現です、お嬢様」
リージュ「それは素敵ね!」

ザックリと掠った程度の説明をお嬢様に耳打ちするのは
小柄な身体に不釣り合いな大型トランクを両手で持ち運ぶロンスカメガネのメイドちゃん。
今日も目にハイライトは宿っていなかった。
20 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/16(金) 22:57:08.46 ID:QSjOQSCb0
>>18
ロイ「鉱石神のお力は少なく 人の世を助けるは腹太鼓か…いつまでもおんぶにだっこじゃ親離れできてないのと同じ
   険しき大地に生きる民らしく 耐え抜いて見せるさ」

以前訪れた廃村で 大分精神状態が改善されたものの 心を痛めるのは変わらず渋い顔のロイ

アキレス「おっさん・・・?」
ロイ「大丈夫だ 憤怒で我を忘れることはしない あの時誓ったよ だが糞ネズミ共をのさばらせるつもりもないがな」

心配するアキレスに苦笑を漏らし 続いて獰猛な笑みを浮かべる

ロイ「それよりもキンバ族だ オーガとウチの連中との会合の時もそうだが 連中はオーガを屠るだけの戦力を持っているのは確か
   おまけにあの時の被害を回復できたとも思えん 急ぐぞ」
21 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/03/16(金) 22:59:56.70 ID:5ROTvDXV0
>>18
「神だかなんだか……」
「……とにかく、筋肉達と会って話をしろって……?」

苛立たしそうに尾を揺らす乳白色の鼠の獣人ムガ、組んだ腕の先の人差し指はトントンモフモフ動いている
神話への無敬を有するムガからすれば上位の存在や神は溜息の元にしかならぬ事が多いのだ

22 :ひいらぎ [sage]:2018/03/16(金) 23:01:24.53 ID:4O1UH7HPO
>>18
…ほむ、なるほど…とりあえずそこにおちゃけ取りに行けば良い訳じゃな…
【脇にワインの瓶をかかえ、真っ赤な顔をした見た目10歳位に見えそうな少女が瓶の中の液体をラッパ飲みしつつ答える】
【あらすじ等は分からないがとりあえず飲んだくれているようである、銃殺刑()は必至である…ナムサン!】

/すまそ、今日はこの辺で…ノシ
23 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/03/16(金) 23:23:26.59 ID:dEtZKBYJo
>>19

(掠ってすらいないな。大丈夫か?)

 最悪、弾除けくらいにはなるか?的評価のイムカである。
 数多の世界を旅してきたということから、なんらかの隠し玉持ちと踏んではいるが。

「よーするに死地に飛び込むわけだが…本当に問題ないのだな?」

 メイトのほうに再度の確認をとるイムカ(お嬢様に方は早々に諦めている)であった。

>>20

「ああ、明日にはオーガ領に到着する見込みだ。しかしあれだな…」

【有効な解決手段。あるいは情報も持っている可能性があるオーガは人間側とおいそれと接触できず、
 また、王国側の賢明な権力者達が遣わした特使は全て消息を絶った。おそらく生きてはいまい。
 これは越境者達が直接、オーガ領を目指す理由でもある】

「敵に状況をほぼつくられてからの開戦だ。覆すのはやはりう容易ではないな」

 後手後手に回り続けての現状である。ここいらで一縷の望みとやらを手にしたいところである。

>>21

「神格を名乗る超常存在が干渉していると認識していればいい。それ以上でもそれ以下でもあるまい」

 イムカにとって神とは皇帝のみののでこういった論法となる。

24 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/03/16(金) 23:23:38.45 ID:dEtZKBYJo

【全員対象】

「あとは、まあ」

 常通りの無表情で、改めてグルリと周囲を見やる。
 そこには越境者達…だけではなく、何やら別の冒険者パーティーやら何やらがくっついていた。

【そう、この一行。何時の間にやら、のべ40人を越すそこそこな規模となっているのだ!】

 解説しよう!何処にでも目聡い連中やらダイスの目が良かった(あるいは特別不運)な者共というのはいるもので、
 功名のため、あるいは国に取り立ててもらうため、あるいは別の目的のため、etcetcで、
 目的地を目指すうちに、合流が続いていくうちに人数が集まったという経緯である。

【集まっているメンツは玉石混合そのもので、弾除けにしかならなそうなのから、戦力に数えてもよさそうなのまで様々だ】

 越境者の戦力をざっくり10と過程した場合、

「あんたらだけに名をあげさせるのはね」

 冒険者パーティーA(5〜6)※一流といっていい。越境者は戦力としてかなり破格なケースも多いのだ。

「こっちなら楽できそうだったからさ。俺たちは英雄になるんだ」

 年わかい冒険者パーティーB(2〜3)男女率が偏ったハーレムっぽい構成。自己実力の把握が出来ていない。ほっとくと十中八九死ぬ。

【と、このような冒険者パーティーが合流していたり、】

「同盟国の窮状です。微力をつくしましょう」

 聖騎士(7〜8) 隣国からのエージェントのようだ。戦力としてはかなり期待できる。

「………」

 薄く加工された鋼鉄鎧姿という味も素っ気もない遍歴騎士を名乗る(10〜)ような、どう見てもどっかの回し者みたいなのまで混じっている。

「雑多に過ぎる上に統制なぞとれん。合わせて突っ込んで衝力に使うくらいだな」

 と、まあ、意図せず大所帯になったが、戦場を掻き分けてオーガと接触する衝撃力の代わりにするにはありがたくもあるといった状況だった。
25 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [age]:2018/03/16(金) 23:35:20.33 ID:5ROTvDXV0
>>23-24
「……なるほど」

鼠人に取っても、神とは独自の文化文明に基づき存在するモノなのだ
故に他神話の、超常的かつある種理不尽とも取れる程の力はさしてムガに影響を与える事はない

さてはてそして、いつの間にか外套を深くかぶっているムガ
大所帯の諸々達の前に出る時は常に正体を隠す必要があった、なんせ今回の事件のクロマク達とソックリさんなのだから

「……猫だとか、カラクリがいなくてよかった」

そこら辺のお人好し連中は、死相しか感じぬ一部を切り捨てる事も良しとしないであろう
最も、他にもその手の人物はいるかも知れないが
26 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage]:2018/03/16(金) 23:35:42.41 ID:TGU/40ge0
>>23
リージュ「物騒なのね?楽しそう!」
ロッテ「との事ですので、問題ありません」

一事が万事この調子のコンビである。
今の所、目立って足を引っ張っている様子もないが…

リージュ「あっという間に大所帯ね、色んなお話が聞けて私満足よ!」
ロッテ「お嬢様が楽しそうで何よりです」
27 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/16(金) 23:37:13.25 ID:QSjOQSCb0
>>23
ロイ「大した問題じゃないな」
後手後手の戦いであるにも拘らず その点においてこの男はあまり悲観していない

ロイ「建国時 隣国との同盟に纏わる戦争 そして今回 すべて後手からの逆転劇だ 黄昏のディーモン 軍事クーデター 外なる神 同じようなもんさ
   必要なのはちょっとしたきっかけ なぁにすぐに思い知らせるさ 喧嘩売った相手が悪すぎたとな」

>>24
ロイ「だがまぁ こんなトンデモパーティになるとは思わなんだ」
完全なる大所帯となった連中を見てため息一つ 自分たちだけでどうにかできるトは思ってなかったが こうなるとも思ってなかった

ちなみにこれだけの大所帯の中 飯に関してはほぼこの男がさばききったという伝説も作り上げていたりする

割烹着姿の短足ひげ男が40人の飯を作る 恐ろしい光景が栗比遂げられていたことだろう

ロイ「英雄になるのか構わんがな 死んで神格化しても女は抱けんぞ 柔肌を楽しみたかったら生き残ることだ
   ・・・そもそも英雄なんぞ好き好んでなるもんじゃない」

二刀流が似合いそうな輩にもう一つ肩をすくめ

アキレス「パルパルパルパル・・・」
―――ギィ…

恨みがましい視線を送るアキレスと ヤレヤレといわんばかりにハサミを振り上げるベティであった
28 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/03/16(金) 23:57:05.98 ID:dEtZKBYJo
>>25

「賢明だな」

 ムガが深くフードを被るのは今回の事件では実際必要な措置である。
 なにせ、人間の視点ではムガとスケイブンを区別するのは難しいゆえだ。

「ああ、彼女達は切り捨てるのが苦手だろうからな」

 その点、イムカは将校ゆえに、無駄な犠牲こそは厭うが、
 必要ならば割り切って動くタイプである。そうあらねばならないともいう。

「突破戦だ。盾は多いほどいい」

 庇っていたら共倒れの公算。今回は弱きを助け〜を実践する余裕≠ェないのだ。

「………」

 なお、合流した中でも遍歴騎士はムガがエーカーに雇われた時に感じた雰囲気と似通ってるが、
 ここであからさまにそれを打ち明けてもメリットはない。が、目的がわからないのが不気味である。

【戦力としては申し分ないが、とんだ不確定要素が紛れ込んだものだ】

>>26

「そうしてもらおう」

 メイドのほうが主人の間接的自殺を看過するタイプには見えなかったので、
 それを頼みにすることにするイムカであった。

「へえ、話かい?ってのなら〜」

 冒険者パーティーAからは面白おかしい冒険譚や滑稽な失敗談やらを。
 冒険者パーティーBは少年があからさまにお嬢様にアプローチ(ハーレム増設か?)をかまし、
 聖騎士は礼を以ってリージュを淑女として扱う対応。遍歴騎士はつっけんどんであった。

【交流交流〜一部、お嬢様に不敬かましているのもいる】

>>27

「大きな戦場(ロンデルガードの戦い)ではなく、こちらがより根に近いと勘付いたり偶然だったりするのだろうが、
 めぐり合わせとは往々にしてこのようなものだ」

 もっとも、生存率はさして高くはない。オーガ領への突破戦にしても、
 半数も生き残れば御の字であるというのがイムカの計算であった。

【なお割烹着姿のヤクザが五臓六腑やらかした光景は中々のトラウマものであったと記録しておく】

「…アキレス、諦めろ。君はあちら側(モテ)ではない」

 ベティとともにザックリと一刀両断するイムカである。
 なお、ハーレム少年にイムカは粉をかけられなかった。惨劇の悪名がバリアーになっているっぽい。

「神聖国も各地の要点に増援を送っていますが…中々に厳しい状況です」

 ロイと聖騎士は情報交換。天然の要害でもある金属の王国の地形は軍団の移動という面では難儀も多いようだ。
 それでも騎士団/神官団の派遣など、様々な助力が行われている模様。
29 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage]:2018/03/17(土) 00:02:48.39 ID:1ajd8Nit0
>>28
お嬢様が和気藹々と交流を進めていく中で

ロッテ「……アトニカイデブチコロガス」

誰とは言わないが不敬をかます輩を見つめボソリ、と呟くメイドちゃんの姿を
注視していたら見つける事ができるかもしれない。

更に注視していればお嬢様の影が不自然に揺らぐ様子も。
30 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/03/17(土) 00:10:04.08 ID:dJJPuTTQ0
>>28
「あぁ……」

そういえば、とイムカに外套の下の赤眼を向けた
視線には猜疑的な念が込められており、要するにイムカに対して大丈夫かな、と感じているのだ
しかし言葉としてそれを出した所で伝わるとも思えず、

「……ま、そうな」

宙ぶらりんな態度で、イムカを、彼女を信じる事しか出来なかった
立場ではなく、人間性そのものに対する事柄である
即ち、彼女がそれを今回も滞りなくロールし切る事が出来るとの信頼だ

「……ン?」
「あー……、」

さて、遍歴の騎士の無言に対してムガはやや詰まってから

「……元気?」

和やかな挨拶を交わすのであった!
31 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/17(土) 00:13:29.47 ID:oYqXvH3z0
>>28
アキレス「・・・・・そんなことないもーん 俺だってあっち側だもーん」
―――ギィ★
アキレス「なんだとこのやろー!!」
―――ギィギィ♪

ぶーたれるアキレスを呷るようにハサミを振り上げるベティ
すぐさまアキレスの反撃が行われたようだ 構ってもらえてうれしそうなベティ よかったね

ロイ「いえ 支援いただいただけでもありがたいです 帝国の飛空艇でもあればまた話は別なのでしょうが・・・」
聖騎士と情報交換するロイ この地は攻めるに難い場所である それが今回裏目にでたのだ

ロイ「他の国はアテにできない 来てもらう前にコールゴッドが発動しちまう 我々だけでどうにかするしかありません」
最も 他国の目なり手なりが全くないとは言い切れないのが世の常 どこかで人知れず支援があったり 打算目的で何かの介入があったりはするのだろう
そういうのは国のお偉いさんに任せて 自分はできることをするだけである

ロイ「とにかく今はキンバ族だ 腹太鼓の加護がなきゃみんな仲良く獣の仲間入りだ 命を賭して助けに入らにゃならん」
32 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/03/17(土) 00:25:57.51 ID:V+psgOvoo
>>29

(ふむ、フラストレーションが溜まっているようだ)

 イムカは注意深く、メイドさんの様相を見やっていた。
 もっとも、初回アウトではない分、寛容というか、主人の交流を良しかれ悪しかれ、
 むやみに縛るというマネをしない分には分別もあるようであったが。

「しつこいようなら私が吹っ飛ばす。紅茶でも淹れてくれ」

 と、まあ、一応はメイドさんにもフォローは入れるイムカであった。

【お嬢様の影の揺らめきも見てとりはしたが、そこはあえて指摘しなかった】

>>30

「?」

 実際、政治将校としてのイムカならば問題はないのだが、
 私人としてのイムカは存外にお人よしである。
 が、それが無闇に露わになるようであれば、彼女は過酷窮まる遠未来を生き延びてはいない。

【さてさて、遍歴騎士については】

「ええ、そちらもお変わりないようで。呉越同舟…とでもいいますか」

 フルフェイスの兜からは存外に涼やかな女性の声音が返ってくる。

「と、いうか、こうもあけすけに対応されるとそれはそれで困りものですね」

 何ともはやと首を傾げる遍歴騎士であった。
 あと、下手な軋轢は避けたいので正体は厳守にと言い含めるのであった。

>>31

≪00011110101≫

 サーボスカルもベティの隣で頷くのであった。アキレスェ…

「ああ、想定よりも数と戦力は確保できた。あとは…やるだけだな」

 思わぬ大所帯となったが、曲がりなりにも衝力は確保。
 後は…突破戦を控えるのみであった。

//いじょ!!
33 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/17(土) 00:29:56.99 ID:oYqXvH3z0
>>32
アキレス「ちーくしょーい!!」
―――ギィギィ♪

ベティを乱暴に撫で繰り回したり サーボスカルを振り回したりと
二体にもてあそばれるアキレスでしたとさ まる
34 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/18(日) 21:46:07.22 ID:+lKo1aQyo
【???世界】

 前回までのあらすじ!(という名のシチュ構築

 人体に有害な大気に覆われた不可思議なる世界に流れた越境者達。
 広大なる規模の閉鎖空間。意思無き機械となった人々。
 世界の現状を把握できぬまま、ようやっと生存者らしき人物との接触に成功したが――

 −−−−−−−−−−−
 −−−−−−−−

【狙撃手の廃墟】

「腹、減っていないか?」

 都市若い狙撃手がコップを越境者達に差し出す。
 中にはドロドロとした液体が入っており、やや油臭い。

「こいつは――」

 クルトの左目網膜…サイバネアイの拡張現実(オーグメント)により情報が流れる。
 液体食料(ドロドロ)、一応、最低限の栄養は取れる物質である。
 が、年月が経ちすぎているのだろう。劣化が進んでおり、腐っていないだけとも取れる状態だ。

【狙撃手の少年…二十歳前後。灰色の髪に特徴のない顔立ち――だが、片目が機械である】

 しかし、サイバネ手術を受けたというよりは、肉と機械の境が癒着したような――
 まるで、肉体が機械に侵食されているかのような印象を受ける。

「こちらも、今はドロドロしかないが」

【他の越境者にも油臭いドロドロ(液体食料)が差し出される】

 この少年は情報源にもなりえる。何かしら質問するのもよいだろう。
35 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/18(日) 22:00:51.49 ID:JE8g9YX80
>>34
(((コイツ、喧嘩売ってるのか?)))
無言でクルトをチラリと見やって電波を飛ばし、交互に少年とドロドロした物体を見比べる。
ナノマシンを介した無線会話だ、何らかの装置を使われない限り、このテレパスじみた会話が外に漏れる事は無いだろう。

彼自身も、この環境が少年にとってもマトモなものでは無いのは理解している。
故に、こうして直接憎まれ口を発する事は一応控えたのだ。成長の賜物か。


「…悪いが、今は遠慮しておこう。満腹でね」
受け取ったコップを側に置くと、神妙な顔を少年に向ける。
元々悪い人相は、特徴的な酸素供給機も合わさりさながら飢えた狼かレイダーの様だ。

「それよりも、だ。いくつか聞きたい事がある。答えてくれるなら、俺らはすぐにでも立ち去ろう。幸せの青い鳥の様に。
 ───ココは何なんだ? 環境もそうだし、お前に出会う前に人…っぽいのを見かけた。キモいヤツを」
赤い眼は少年の機械の目をじっと見据える。凡そ真っ当な好奇心ではない視線で。
36 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/03/18(日) 22:04:04.51 ID:gdUUFHIJO
>>34
「き、貴重な食糧でしょう? わたしはその……空腹とは無縁ですのでっ」

やんわりと断りを入れる半人
やや無礼に当たるかもしれないが事実食べなくても活動自体に問題はないのだ
というかドロドロって呼称しているんだなぁ、なんて思いながらも周囲を見渡す

「わたしは一応、見張りをしてきます……少しお任せしてしまっても?」

見張り
少年からすればやや奇妙かもしれないが、越境者的には重要なのだ
惹かれ合う性質を持つ越境者、彼等がこの世界に足を踏み入れたという事はもしやしたら招かれざる客や事柄を同時に呼び込んでしまっている可能性だってある
この奇妙な世界の光景を、目に焼き付けておきたかったというシツレイな好奇心も無いと言えばウソになってはしまうが

//1レスのみですがお邪魔しましたっ
37 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/18(日) 22:16:53.83 ID:+lKo1aQyo
>>35

≪いや…≫

 同じサイボーグ同士、無線会話は当然に可能である。
 そして、クルトはソーマタージの言に対して、

≪むしろ、大分お人よしの類だ。荒れた世界な近づいた相手をとりあえず銃殺してから考える。
 なんてのも当たり前だろう?こうして、たぶん貴重なメシまで分けている時点で、な≫

 人間を比喩表現抜きの食い物として換算する世界だってあるのだ。

【これは荒廃した世界の出身者であるソーマタージにもわかりやすい理屈と思われる】

「…鳥ってなんだ?」

 ソーマタージの冗談口に少年は怪訝な表情を向ける。
 世界修正力の言語翻訳に不具合が無いとすれば『鳥』という単語と意味合いが失われている可能性が高い。

「機械って、そりゃ機械病だよ。ずっと昔から人間を苦しめている。
 段々、機械になっちまって、頭もおかしくなっちまうんだ。あとは何百年も壊れるまでさまよって…
 って、あんたらどっからやってきたんだ?」

 どうやら機械化(それも真っ当な代物ではない)はこの世界では普遍的かつ不治の病に近いらしい。
 そして、それを知らぬ越境者達に疑問が出たようだ。当然だろう。

「ここ?ここは何かって?何って言われても、な」

 そして最初の質問については聞きかたが悪かったのか、曖昧な返答しか帰ってこない。

「アーカイブ(ネットワーク)か伝承の類でもいい。何かこの世界についての情報は無いか?」

 クルトが改めて問う。が、少年の目にはやや懐疑の色がうかがえる。
 どうにも、越境者達の出自を怪しんでいるようだ。ある意味で真っ当な反応とも言える。

【フレンドリーに接しておいて、裏で何を企んでいるか解らない輩よりずっとマトモなのだ】
38 :マキナ(小破) ◆AaNrqSY5ys [sage]:2018/03/18(日) 22:20:23.50 ID:fWx/VAzW0
>>37
「ワタクシは空飛ぶミートパスタモンスターの世界からやってきました、マキナです!
 貴方Wa神Wo信じMasuかぁー?」

最後の方で胡散臭い外人のようなイントネーションで急にポンコツが喋った。
今まで引きずられたまんまで寝転がったままだ。
39 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/18(日) 22:23:49.95 ID:+lKo1aQyo
>>38

「…イカれているのか?」

 塩対応!ナムサン!!!

「あ〜…ちょっと頭がアレなんだ。優しくしてやってくれ」

 クルトのフォロー!何か酷い!

「とりあえずお前さんはしゃべる前に食っとけ」

 と、ドロドロを口に流し込まれます。油臭い!!
40 :マキナ(小破) ◆AaNrqSY5ys [sage]:2018/03/18(日) 22:32:44.00 ID:fWx/VAzW0
>>39
「ごぼがぼごぼぼがっ……
 ………
 …意外と癖になる味ですねっ!」

ポンコツの適応性は高い。

「…んで、ワタクシ達、遠いところからやってきた田舎者って認識で問題ないですよ。
 だからよく分からないんです、此処の事」
41 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/18(日) 22:34:28.48 ID:JE8g9YX80
>>37
(((どうせなら、年代物でもいいから固形物の食べ物を用意しとくべきだと思うがね、俺は)))

「…知らないか、ならいい」
機械、昔、少年の言葉が頭の中で回る。どうやらオーガニックで有機的なものはとうの昔に無くなったらしい。
「スゲーんだぜ。こう、空を飛んでな。そいつの存在を知ったやつを悪夢に引きずり込んで食い殺すんだ」


体調は16フィートて…、としつこく続けようとしたところにかかる疑問の声。
当然の疑問だ。少年の話からすると、この世界は長らくどん詰まりの状態らしい。それを知らない者など、怪しいに決まっている。

「───信じてもらえないだろうが、旅の集団でね。いろんなところを旅してまわっている。
 ここに来るのは初めてなんだ。このリーダーの爺さんが道に迷ってね」
やや苦しい言い訳だが、なんともない顔をしてシレッとのたまうソーマタージ。嘘を吐くのに慣れすぎたのだ。

「本音を言えば、早いところ出ていきたい。何か道を知らないか?」

「ちなみにさっき出ていったのは借金のカタに売られたガキだ。
 下手に手出すなよ?おっぱいのグラインダーで人をズタズタにするのが大好きなサイコなんだ」
冗談と本音を混ぜた飄々とした態度。これで襲われるなら仕方なし。口下手だっただけの事。
「信じてくれるかい?信じてくれるね?グッドラック」
42 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/18(日) 22:54:23.80 ID:+lKo1aQyo
>>40

 油臭いドロドロを意外と癖になるとかほざける時点で、
 そらもー適応力高いでしょうとも。

「田舎者って、あんたらどの階層からやってきたんだ?」

>>41

「あ…こっちもこっちで言語野がだいぶおかしなことになっているんだ。
 まあ、気にしないでくれ。頭は意外とマトモな部分も残っている」

 同行者がドイツもコイツもアレなので諦めて雑な説明と共に葉巻をくわえるクルトであった。

 −−−−−−−−−
 −−−−−−−
 −−−−−

【全員対象】

 説明を求める越境者達に少年が語った『伝承』はかいつまめば以下の内容だ。

 かつて、『青い星』と呼ばれた『人間が住んでいたらしい何か』がどうにもならなくなって、
 いつしか『タワー』と呼ばれる巨大な構造物が建築され始める。(青い星の荒廃がタワーの建造に何故結びつくのかは曖昧のようだ。

 遥か昔に『巌の星』と『輝く星』もタワーの材料として飲み込まれており、
 今も『タワー』の増築は続いているらしい。人類の生存分布も不明。
 さらに多くのテクノロジーの制御法も『巌の星』が飲み込まれるより以前に起こった『厄災』と呼ばれる何かにより喪われた。

「つまるところ、太陽系規模にまで膨れ上がった構造体か。
 『巌の星』=月、『輝く星』=太陽ってところか。随分と業腹なもんだ」

 そうなると管理者めいた存在が機能しているのかは甚だ怪しい。
 構造物が極大に過ぎる上に、人類存続のためというならば、度が過ぎている。
 とうの昔にカオス化している可能性が高い。と、同時に、

「高度な科学力が無ければ成立しない世界だ。そして、機械病だが…多少はわかってきた」

 携帯検査キットに入れていた大地に降り積もる灰の分析結果をマキナとソーマタージに表示する。

ナノマシンの死骸/感染型/肉体改変と遺伝子破壊…機能は本来の10%以下

≪この世界、相当に拙いぞ。人類/生命体への環境が苛酷に過ぎる。エンドタイムズ一歩手前かもしれん≫
43 :マキナ(小破) ◆AaNrqSY5ys [sage]:2018/03/18(日) 23:00:19.31 ID:fWx/VAzW0
>>42
「階層?…んー?」

首を傾げるマキナ。
真実を言ってもポンコツ扱いの状態では最早何か言う事も億劫で。

≪………んー、ガチに終末論を語れば信者が増えそうですねっ!≫

レスで返すコメントがこちらになります。
危機感がありません。
44 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/18(日) 23:12:38.64 ID:JE8g9YX80
>>42
「加減しろよ。やりすぎだぜ」
少年の説明を聞き、ため息が出る。想像の数倍ろくでもなさそうだ。
住む場所を喪い、他の土地すら使い潰して無理矢理生きながらえている。その果てが奇病とは。

「バベルの塔を崩したのも納得だぜ。こうなると分かってたらな」


COMPにい表示されるのは、先程採取した埃らしきもののデータ。ナノマシンの死骸。
「オイオイオイ、ゾッとしねえな。 その内にあのクソの仲間入りか?」
ナノマシンの塊であるソーマタージとしては、やはり不安にもなる。神妙な顔を顰め、思わず毒づいた。

(((早いところゲートを見つけないとヤバそうだな。よく知らない連中とヨタヨタ歩きながら終末に巻き込まれるのは御免だぜ)))
45 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/18(日) 23:23:24.42 ID:+lKo1aQyo
>>43

「………」

 クルトは頭が痛くなって、とりあえずマキナの口にドロドロをマシマシで突っ込む!
 終末論者など冗談ではない。

≪それをやったら俺も本気で怒るぞ?≫

 ため息と共に。実際、この手の世界でそれは洒落にならんのだ。

>>44

≪伝承の中の『災厄』の名残かもな。感染率はさほど高くはないようだが、ぞっとしないというのは同意だ≫

 遥か昔に本来の機能を喪っているが、それでも奇病として蔓延るところに、
 ある種の徹底したおぞましさが伺える。ゲートの早期発見は必要不可欠であろう。

 −−−−−−−−−−−−−

>>43-44

「出入り口なんて概念もなさそうだ。さて、何時起こるかもわからないランダムジャンプを待つか。
 どこかで越境ゲートを見つける以外に手段は――」

 ここでクルトはふと外を見た。それは偶然であったし、長年のランナーとしての経験がそうさせたのかもしれなかった。

【何やら赤い点のような光が夜闇(超大規模建造物の内部とわかった以上、昼夜があるのかも怪しいが)の中で瞬いたのだ】

「おい、坊主。ありゃあ何だ?」

 クルトが告げると、狙撃手の少年は血相変えてライフルを構え、スコープで窓の外を中止する。

「…『野良』?見つかった!あんたら直ぐに逃げろ!!」

 少年が叫ぶ。瞬間。外の赤い点よりバシュウ!と小気味よい音と共に噴煙の尾が立ち昇る。
 それは途中で向きを変えてこちらに真っ直ぐ――

飛翔体/ミサイル/着弾まで――

 クルトのサイバネアイに情報が流れる。高速徹甲誘導弾(LOSAPZ)――

「シーカー(探知誘導)作動を確認!ロックされたぞ!」

【敵性存在よりの強襲!少年が外を警戒していた事から、この手の存在がいるのは自明であった!】
46 :マキナ(小破) ◆AaNrqSY5ys [sage]:2018/03/18(日) 23:31:03.37 ID:fWx/VAzW0
>>45
「おぼぼぼぼ……」

流石に許容量を超えたのか途中から溺れた様にジタバタしだすポンコツ。

≪ワタクシの矜持に反しますからしないですけどもー≫

未だ余裕あるなコイツ。

「ぼ?」

遊んでたらいきなりの緊急事態、マキナは両手を天に翳し

「…あ、リンク切れた上に持ってかれてたんだった」

何かしようとしていたのに不発に終わっている!!
47 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/18(日) 23:33:16.98 ID:JE8g9YX80
>>45
(((帰る頃にはキャリアになってるとかシャレにならねえぞ)))
ソーマタージのナノマシンの全容は、彼自身も理解しきっていない。変に取り込んでしまえば…。
(((さっきまで命だったものが辺り一面に転がる事になるな)))


「虎かな?あれ虎だって…」
血相を変える少年に続き、軽口を叩きながら窓の外を覗き見た瞬間、『ソレ』は飛来した。
撒き上がる噴煙、クルトの言葉、反射的に廃墟の床を蹴る脚───!
「逃げろォ!!」

サイボーグの脚力を活かし、蛙めいて大きく飛び離れるソーマタージ!背後の壁に勢いよくぶつかる!
ミサイルの誘導がどの程度か、威力がどのくらいかは分からないが、少しでも生き残れる可能性があるなら駆ける他あるまい。
48 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/18(日) 23:45:54.57 ID:+lKo1aQyo
>>46

「ッ――!!」

 クルトは回避が不可能であると判断。
 ソーマタージは回避運動を取っており、マキナと少年は傍。ならば間に合うか!?と、

「オオオオッ!!」

 アサルトライフルを構え、スマートシステムリンク。照準――

【フルメタルジャケット弾が次々に吐き出され、ミサイルを捉え――】

 ドン!と凄まじい轟音と衝撃、そして破片が中空で撒き散らされる!!
 撃墜成功。がイコール回避成功かといえば――

【この老朽化しきった廃墟がそれに耐えられるわけがなく、壁に、天上に一気に皹が奔る】

「脱出するぞ!!」

 少年とマキナを抱え、肩と腕に大きな破片を生やした(身を隠す暇なく迎撃したのだ。ノーダメージとは行かなかった)クルトは、
 ダメージポイントより退避していたソーマタージにも告げる。

【同時についに床までも一斉に亀裂が走り、越境者達は床が崩れると同時に中空に放り出されるカタチとなる!】

「―――」

 そして、ミサイルを撃った『何か』の影は、ガシャガシャと音を立てながら、
 こちらに向かって真っ直ぐに接近を開始しているようだ。

【接触まで十数秒。もし、床が崩れ行く中、大きく負傷したり、態勢を崩したりすればそれだけでアウトになる可能性すらある!!】

「ッ!!」

 クルトはサイボーグとして強化された人口筋肉のパワーにより、
 地面に亀裂を生じさせながら着地。マキナと少年を抱えたまま、上方より崩れる瓦礫を回避するため急ぎ駆ける。
 ソーマタージまでは面倒見切れなかったし、いち早く回避を開始していた彼ならば自力でどうにかすると信じる。

「おい、お嬢さん!お前さんの機能は何処までは使える!」

 そして、マキナの不調にも気づいており、このように問うた。 
49 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/18(日) 23:46:23.02 ID:+lKo1aQyo
>>48
// >>46-47 へのレスである!
50 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/18(日) 23:58:30.04 ID:JE8g9YX80
>>48
「人生誰にでも雨は降るが、俺達には特によく降るらしい」
パラパラと降り注ぐ埃。尻の下に走るヒビ。言い終わると同時に、彼を支えていた床は脆くも崩れ落ちた。


「俺も優しく受け止めてくれよ。寂しくて泣いちゃいそう」
STOOOOM!!轟音を立て、地面にヒビを残して着地するソーマタージ。
受け身を取る事には成功したが、落下の衝撃でところどころを酷く打った。血が滲む。

「つくづく、鼠の様に逃げ回るのに定評があるよな、俺達!」
肩をはめ直す苦痛に耐えながら叫ぶ。前方に飛び込み、走り、転がりすぐ後ろに降り注ぐ瓦礫を紙一重で回避!

「早いところ逃げるぞ!正直言えば、こんなところで奥の手使いたくない!」
51 :マキナ(小破) ◆AaNrqSY5ys [sage]:2018/03/18(日) 23:59:17.00 ID:fWx/VAzW0
>>48
「只今本機の性能は通常時の40%以下となっていまーす。
 神器たる鋼の両腕は喪失、両足も膝下からは間に合わせの為、
 超跳躍等の運動機能も発揮できませんっ!」

緊急時の対応が粗取れない完全にポンコツと化していた!

「加えて現在FMMとの交信機能も完全にお釈迦、あ、皆には内緒で!
 今回のランダムジャンプも危機回避能力低下故の事故と予想されていまーす!」

お荷物だ!お荷物以外の何物でもない!!
52 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/19(月) 00:03:31.29 ID:3akVP6efo
>>50-51

「くそ。状態も状況もロクでもないな」

 煙幕手榴弾を握り、逃げるか否か逡巡する。が、
 ガシャガシャと音を鳴らして接近する『何か』の存在から、

「どうやら、やるしかなさそうだ」

 嘆息し、葉巻を咥えると、クルトはマガジンをアサルトライフルに叩き込むのだった。

//今回はいじょ!
53 :剣と魔法と弓の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage]:2018/03/20(火) 22:25:31.07 ID:Y8pICoCA0
その世界には山よりも大きい木があった。
世界の中心はその巨木であり、豊かな自然は生き物を育んできた。
何時しか世界にはニンゲンとエルフ、それとマモノが多く見られるようになる。
エルフは魔翌翌翌力を糧としソレを多く生み出す草木と共に生きていく。
ニンゲンはそんな草木を他の生き物を糧とし食らっていく。
そしてマモノは魔翌翌翌力もニンゲンもエルフも食らう。
月日が経ちニンゲンが増え、国が出来、争いが多くなっていく。
マモノはそれなりに、エルフは静かに暮らしていたが、
ニンゲンはいよいよ世界を自身達のモノと錯覚していく。
ニンゲンはエルフとマモノを従えようとし、
巨木を所有しようとするものさえ出始めた。
それが今まで気配すら見せなかった神の怒りに触れたという。
神は星を生み出しそれを落としニンゲンの国を焼いた。
ニンゲンは悔い改め、エルフやマモノも神のチカラを目の当たりにした。
神を祭る神殿が作られ、以後大きな争いは無くなった。

そんな伝説が残る世界で現在起きているのはニンゲンとエルフの覇権争い。
神を祭る神殿の主導権を何方が握るかでニンゲンの国とエルフの集落が激突間近。

そんな時、お人好しな越境者が二種族間で起ころうとしている争いを止める為に動き出す。
先ずは依頼人に会いに行こうと越境者ギルドから遠く離れた山の中の洞窟に。
そこに居たのは此の世界でマモノと呼ばれるモノだった!

エレオス「確かに依頼を出したのは私だ。それで、何か聞きたいことがあるのかい?」

洞窟内に置かれた椅子に座りテーブルの紅茶を飲みつつ
首に黒いスカーフを巻いた黒ドレス姿の金髪碧眼女が越境者に問う。
その傍らには、よくよく観察すると紅い目が幾つも見える黒い幕のような存在があった。
54 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/20(火) 22:37:57.97 ID:La8DUHVB0
>>53
ロイ「本来ならば 次の巫女とやらはどうやって決めるもんなんだ?」
アキレス「カトリックじゃ選挙で次の教皇きめたりするけどねー」
―――ギィ!!

声を上げるのはあごひげ短足の中年と 白人の青年 ついでにサソリ

ロイ「まさか代替わりの方法を考えてなかったわけじゃあるまい 正規の方法をとらない理由はなんぞ?」

―――ギィ!!
ちなベティちゃんは 

メール欄にsage sagaって打ち込むとage防止と共に魔力の中に翌が入るのを防止できるよ

といわんばかりにハサミを振り上げた
55 :四五六 七八【賽印流忍術】 [age]:2018/03/20(火) 22:38:09.06 ID:RNRqCFQG0
>>53
「まぁ、私としてはあなたに話を聞けって言われて来たわけでさー」
「……戦争を止める為に、ってやつ?」

ま、お仕事だけどさ、と苦笑
外に繋いだカピ太郎の様子も気にはなるが、ともあれ今はこのお茶会に同席しつつ話を続ける他にはないのだ
56 :剣と魔法と弓の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/20(火) 22:50:43.36 ID:Y8pICoCA0
>>54>>55
エレオス「巫女の選定…ああ、確かにその通りだね。彼らは何故そうしないのかな?」

マモノである彼女は外界の事に疎い。
ロイの疑問に深く頷き目を閉じる。

エレオス
「いや…もしかすると星生みの術を誰も継承できなかったからかもしれないな。
 神の使いたる巫女は伝承にある星落としの術の一端を再現できると言われている。
 実際にそれがどういったものかは私は見たことがないのだけれど」

とマモノの女が喋る傍らで

黒い幕
「モトノ
  ブンヲ
 前スレ カラ
      コピペシタラ
 コノ
  アリサマダヨー」

機能を理解できていなかった残念な中の人の電波を受信して
紅目の集合体がベティちゃんにぺらりぺらりと近寄って行く。

黒い幕「キミ マモノ?」

ベティちゃんの正体が気になるご様子!
57 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/20(火) 22:58:02.55 ID:La8DUHVB0
>>56
―――ギィ!!

なんか変な集合体が近づいてくるので ハサミを振り上げ やんのかこらーと威嚇するベティ

ベティちゃんはベティちゃんなのでマモノではありません

ロイ「術的な何かを持っているのが全逓か…なぜ継承できなかったか…血統か それとも特別なスキルか…
   そもそも教えられて覚えられるものなのか 情報が足りんな 何とも言えん」

腕を組んで首をかしげるロイ

アキレス「あのさ 星生みの術ってなに?」
その傍らでアキレスがもっと基本的なことを聞くのであった

58 :四五六 七八【賽印流忍術】 [sage]:2018/03/20(火) 23:01:19.08 ID:RNRqCFQG0
>>56-57
「なるほど、なるほど?」

ふむふむと唸る七八、情報不足は否めない状況だ
賢いベティちゃんを撫で撫でしようと手を伸ばした

「あぁ、確かに……」
「……なんかこう、魔法的な?」

59 :剣と魔法と弓の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/20(火) 23:10:40.67 ID:Y8pICoCA0
>>57>>58
キャーキャー楽しそうにいいながら黒い幕がそこらを浮遊する中

エレオス
「伝承にある神が落とした星、これを生み出す術、だね。
 星生みの術によって生み出された星が
 星落としの術でニンゲンの国に落ちて国を焼いたとされている」

超広範囲攻撃魔法の一端を再現できる術なのだろう、伝承通りなら。
さしあたり星生みの術によって巨大な魔力の塊でも作るのだろうか。
60 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/20(火) 23:17:46.67 ID:La8DUHVB0
>>59
―――ギィギィ♪
まてこらーといわんばかりにハサミを振り上げるベティ 追いかけっこを始めてしまう

そんなベティをしり目にエレオスの話を聞き 固まる2人

アキレス「・・・・・・・・・オッサン」
ロイ「・・・・・ことは予想以上に深刻かもしれん」

ロイ「なんでそんなもんが伝わってるか分からんが つまるところ大規模範囲攻撃魔法の起点だ
   もしもだ 星落としの術を手に入れちまった連中がいるのなら?」

アキレス「巫女さん殺してでも星生みの術を手に入れたいと思うよね?」

ロイ「最も 本当に星落としの術を手に入れる手段があるのか 星生みの術はどのようにして習得するのか 分からんこともあるが…
   予想される最悪のシナリオは 人間がかつて受けた国崩しの術を手に入れ 今一度覇を唱えんとしている?」

アキレス「ヤベェじゃん」
61 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/03/20(火) 23:23:06.80 ID:RNRqCFQG0
>>59-60
「……え、何それメチャヤバイじゃん」

その概要を知れば流石に七八も引きつった顔
それを手中にしてしまえば、自由に扱えるようになってしまえば
最早戦争などという生ぬるいモノでは済むまい

「じゃあもう、絶対止める必要があるって感じだねー」
「……ただ、まぁ……」

どうやって、と振り出しに戻ってうむむと唸るのだ
62 :剣と魔法と弓の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/20(火) 23:32:27.62 ID:Y8pICoCA0
>>60>>61
エレオス
「うんうん、もしかするとそんな考えを誰かに吹き込まれたのかもしれない。
 実在するしないは別に可能性から互いに疑心暗鬼が募って戦争一歩手前、ありそうな話だ」

紅茶を飲みながらすまし顔のマモノ。

エレオス
「そういう訳で如何したらこの状況を打破できるのか、が知りたいところでね?
 風の噂で世界の危機を幾度も救うような事をしてのける連中が居ると言うじゃないか。
 全てがそういうモノだ、とは私は思わないがそれでも狭い世界に居る私よりは
 幾分見識に長けているだろうと思ってこうして依頼を出してみたんだが」
63 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/03/20(火) 23:37:42.26 ID:RNRqCFQG0
>>62
「あぁ、そういう感じかぁ」

なるほど、と納得の様相
詰まる所真偽は定かではない、しかし仮にそれが本当だとしたらマズイし、前段階としての戦争は更にマズイ
成果として得られるモノの強大さを鑑みれば、種族を滅ぼす事も止むなしと判断しても不思議はない程なのだから

「うーん」
「……だとしたら私はお役に立てそうにないかなー」
「そこまでの事をした事なんてないし、もっと言えば仲間内では割と常識人だからねー」
「こっちの顎髭さん達のが、そういうのは長けてるかな」

とまぁそんな事を自称するのが七八という存在なのだ、常識人()
64 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/20(火) 23:38:45.10 ID:La8DUHVB0
>>62
ロイ「あぁなるほど 未確定ながらできると吹き込まれた可能性もあるのか」

ポリポリと頭を掻き ついでにシガレットケースから紙巻きたばこを取り出して一服

ロイ「そいつはすごいな 一体誰のことだ? 俺も一度お目通りしてみたいもんだ」
アキレス「そだねー」
―――ギィ!!
65 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/20(火) 23:41:51.77 ID:La8DUHVB0
>>63
ロイ「またまた スプロールじゃ門下生一万を超える賽印流忍術の長が何をおっしゃる」

最も 色々と勘違いしたイムカのまねをした連中なんで 弟子にした覚えもないでしょうがね!!
66 :剣と魔法と弓の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/20(火) 23:43:38.75 ID:Y8pICoCA0
>>63>>64
エレオス「私も伝え聞いて依頼を出した身だからね、詳細までは」

そんなすーぱー越境者が実在するかは星落としの術があるのかと同じくらい謎である。
しかしマモノの女はそれでも依頼を出した。

エレオス「まあ、つまり、大なり小なり我々は可能性に飛びついてしまうもの、と言う訳だね」

結果が戦争である、笑えねえ。
67 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/03/20(火) 23:47:09.64 ID:RNRqCFQG0
>>65
「ち、ちょっと、やめてよそういうのー!」

珍しく露骨に焦りを覚えて身振り手振りで全否定
普段ならばまぁツッコミ程度で終わるのだが、今は場合が場合であり誤解される事はひじょーにマズイのである!

>>66
「……ま、ともあれさ」
「……ぶっちゃけ私としては手詰まりな訳よねー」

それならどちら共のタカ派を上から消して行け、と言った依頼の方がまだやり易い
漠然と戦争の停止を、というのは中々に頭を悩ませるのであった

「あなたとしてはどうなのさ、何かこう……なんか、手段の心当たりとかさ」

68 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/20(火) 23:53:32.39 ID:La8DUHVB0
>>67
ロイ「まぁ謙遜しちゃって やっぱり倭国の連中は奥ゆかしいってのは本当だったんだな」
アキレス「それで師範 巻物銜えて大ガエルを召喚する術はいつ教えてくれるんだい?」

ニッコリ笑顔で追撃を仕掛けるアキレスでしたとさ

>>66
ロイ「そうは言ってもだな 情報も足りなきゃ手も足りん 俺の故郷はマンパワーを汎用性で補ってきたが
   さすがに個人で戦争を止められるとも思ってない 止めてほしけりゃ最低限のマンパワーをよこせ」

依頼を出してきた女に言ってのける 人間できることは限られているのだ


69 :剣と魔法と弓の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/21(水) 00:03:23.49 ID:0i+jMbiJ0
>>67>>68
エレオス「んー、やっぱり居る所には居るんだなあ」

越境者らのやり取りを見てマモノが噂の信ぴょう性を確信し始める。

エレオス
「ははっ、それも含めての依頼ではあったんだけどなあ。
 見ての通り私は引きこもりのマモノで
 知り合いといえば其処で漂っているルーダくらいのものでね」

未だベティちゃんと戯れる黒い幕へ視線を向けて女が言う。

エレオス「最低限のマンパワーねえ…具体的にどうしたものか」
70 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/03/21(水) 00:09:17.18 ID:d94zAzYS0
>>68-69
「何よ倭国ってー!」
「知らないっ、その辺のカエルでも飼ってればでっかくなるんじゃないの!?」

そんなわけで七八、追撃にタジタジである!
態とらしく咳払いひとつ、空気を一新するようにお茶を啜りながら

「……ま、まぁアレよね」
「少ない人数でやるっていうなら、相応の作戦も必要じゃない?」
「それには情勢を知る必要とかもあるわけでさ」
「……ぶっちゃけその辺は、私達のがあなたより疎いと思うんだけどねー」
71 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/21(水) 00:14:44.01 ID:SND712QC0
>>69
ロイ「とにかく情報が足りん まずは情報だ 世界に広く目を行き届かせなきゃならん
   それを可能とするだけのツテでもなんでもいいからよこせ 目標を定めにゃどうしようもないぜ」

叩くにも明確な証拠がなければ落ち度はこちらになってしまうのだ それだけは勘弁願いたい

>>70
アキレス「召喚の術−」
―――ギィ!!

巻物銜えて妙な印を結べば 背中から頭に上ったベティがハサミを振り上げる

アキレス「できたよー 次はクナイビームを教えてくれ」
まだ続けるようです
72 :剣と魔法と弓の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/21(水) 00:19:45.48 ID:0i+jMbiJ0
>>70>>71
エレオス
「情報ね…ええと、何を知りたいんだい?
 場合によっては君たちの拠点であるギルドのほうがこの世界を知っていそうだけどね」

取っ掛かりとして先ずは情報整理から。
知りたい事を幾らでも出してみよう。
シナリオがストップするかもしれないが出来るだけ答えてて見せようじゃないか!

時間も時間なので質疑応答は次回に持ち越し おつかれさま!
73 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/03/21(水) 00:22:41.58 ID:SXmFQHlIO
>>71
「ムキー!」
「イムカにでも頼んで作って貰えー!」

地団駄しながら悲痛な叫び
最も、兄である一二三はニンジャビームを放つ事が出来るのだがそれはこの際スルーなのである

>>72
「何を」
「何を……うーん、先ずはそうだねぇ」
「手段として、暴力的な事柄とそうでないのだとどっちが可能性がありそう?ってのかなー私は」

悩み悩んで苦笑ながら
まぁ答えはある程度見えているのだ、でなければ自由に動ける越境者に頼る必要などない
ともあれお疲れ様なのであつたとさ
74 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/21(水) 00:24:41.84 ID:SND712QC0
>>72
ロイ「よろしい まずは・・・」
と情報収集に勤しむろい

>>73
アキレス「はっはっはー」
―――ギィ★

ベティとアキレスは四五六『で』遊ぶのに忙しかったという

//オツカレサマドスエ
75 :ギャラエ [age saga]:2018/03/21(水) 21:44:31.10 ID:y+9KgN120
「……やぁやぁ、こんにちは、ご無沙汰しております皆様」
「いやいや、ご容赦下さい、今日はほら、私丸腰」
「皆様にまた、お手伝いをどうかお願い出来たらなーって思って来たんですよ」
「もちろんほら、報酬もたーんまり、宝石とかでも支払いの用意がありますよー?」

ここまでを一気に捲し立てるのは【ギャラエ】
カノッサ所属下のエージェントであり、アラズァヘッドの開発主任でもある
ボロッボロなタイトなジーンズにセーター、白衣を羽織り星型のサングラスが奇妙な調和を生んでいる
提示されたのは結構な額の報酬であり、更にオマケにブルームーン素材のマテリアルまでが示されていた


『と、まぁそんな訳でしてー』
『この世界のカノッサ……まぁ、カノッサギルド、って感じでしょうか、が20時間前に大規模な越境現象を確認、何らかの施設そのものがどかっとやって来たって感じかと見ています』
『……んで、まぁ、ここ完全にファンタジーな、剣と魔法と冒険だ!な世界なんですけどー』
『どーにもやって来た施設ってのが、あー、科学サイドな感じらしくですねー』

コロコロコロコロ……

転がる丸石にしか見えないそれの上に浮かんでホログラム表示されるギャラエの生首
BBな8なアレをイメージして貰えればいいそれで越境者を追跡しているのである
さて、彼女の言うようにここは牧歌的なファンタジーな光景の広がる世界
緑の大地が彼方まで広がり、薄っすらと白く刺々しい山々の上に純なる蒼空
そんな中に確かに異質な、古びた研究所めいた建造物は存在した

『あれです、あれあれー』
『今のところ現世界の住民には発見されてないみたいですからね、一番槍のチャンス!ですよー』
『早速行ってみましょー、ほーら、でっかいですねー』

近付けば、かなりの技術力を誇ったであろう事が分かる研究所
しかし人の手が入らなくなってかなりの年月が経過しているらしく、草生している
76 :ディ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/21(水) 21:52:23.68 ID:0i+jMbiJ0
「遺跡調査みたいなもんかな…遺跡にしちゃあ近代的だけども」

腰の後ろに一振りの剣を括りコートを纏いフードを被り仮面を着け地肌の見えない男が
報酬に釣られたクマー

「珍しいものが手に入るといいなあ…」
77 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/21(水) 21:54:54.47 ID:pULG3fE10
>>75
「何だテメェは?死姦される趣味でもあるのか?」
現れたギャラエに開口一番毒を吐くのはソーマタージ。冷めた目は、しかしふとした拍子に突発的な暴力装置となる事を感じさせるだろう。

提示された条件、儲けを計算し(わざわざ電卓で!)、フンと鼻を鳴らして刀を手に取る。
儲けになるのは事実だ。精々利用されてやろう。
「お互い真っ当な人間じゃないんだ。その分褒賞はちゃんと払う事だぞ」


「ファンタジーに科学?まあそんな時もあるだろ。
 現に俺もお前も科学の使者だ。図が高いぞ土人ども」
片手に持ったおにぎりをモグモグしながら、コロコロ転がる機械とホログラムを一瞥。
やがて辿り着いたのは、成る程確かに牧歌的な風景には似合わない苔生した建物。

「よし、何をしてほしいのか簡潔に、偽り無く正直に洗いざらいブチ撒けろ」
最後の欠片を一口で頬張り飲み込むと、鋭い目をホログラムに向けて問いかける。
得体の知れないものに向かうのは御免だ。情報が分からない限り、テコでも動かないだろう。

「三行以内でな。俺様は気が長い方じゃないんだ」
78 :ギャラエ [saga]:2018/03/21(水) 22:10:35.81 ID:y+9KgN120
>>76-77
「もちろんもちろーん、ビジネスライクに行きましょう?」
「あ、そちらの方は初めましてでしょうか?私カノッサのギャラエと申します、お見知り置きをー」

なんて言いながら名刺(デコデコラメラメ!しかもハート型!)をディに差し出して出発となったのであった


『……うーん、やっぱり外壁からじゃなーんにも分かりませんねー』
『内部調査と、あとこのボディの護衛をお願いします』
『これ、多環境対応型の越境間観測マシンの試作型なんです、メチャ高いんですよー』

むぴーっと赤外線っぽい何かを照射して外壁をチェック、何も分からなかった模様
さて、内部への侵入口である正面玄関を潜る一同

『……あ、あー……』
『あー、何でしょうね、もし仮にこう……』
『……何かしらが居たら、サーチアンドデストロイの方向で行きましょう、死骸からでも情報は得られます』

コロン、と数メートル転がった所で振り返り、ホログラムの顔が何やら苦笑
内部は無論朽ちて久しく、ただ、しかし、確実に何かしらの気配が感じられる……否、これは殺気!

【……◾︎◾︎◾︎◾︎ッッッーーー!!】

すると直後!天井を突き破りナニモノかが強襲!
コロコロギャラエのボディを弾き飛ばし壁に激突させた!

【……◾︎◾︎◾︎……ッッ!!】

貪婪と殺意の気配を纏しそれは、女性の体に首から上が冒涜的な無数の触腕で形成されたバケモノ!
越境者達へ体を向け!上半身をぐるうりと振るい人の胴体程もある触腕を振るった!アンブッシュ!
79 :ディ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/21(水) 22:16:59.08 ID:0i+jMbiJ0
>>78
「あ、はい、どうも…(名刺…かこれ?)」

ギャラエに気圧されつつ着いていくディ。
そして化け物を目の前にして。

「ぎゃー!ハザード的な変異生物の巣窟だったー!!」

一瞬にして研究所をモンスターハウスと断定。
慌てふためきながら触腕を頭を抱えながらしゃがんで回避!!
80 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/21(水) 22:23:09.22 ID:pULG3fE10
>>78
「そいつはいい事を聞いた」
メチャ高いというワードに目敏く反応!人の嫌がる事を進んでするタイプだ!


「ライトを持ってきた。一応付けとけ」
ディに投げ渡すのは鉢巻型の小さなライト。一応行き先を照らすには十分な光を出せる。
ついでに変装用の外套を脱ぎ捨てる。薄汚れたコートは、この世界では不自然と考えたのだ。

「ああ、カノッサらしいことで───」
皮肉を飛ばそうとした瞬間、弾き飛ぶ球体。冒涜的な気配と、殺意!

戦士として積んだ経験からか、アンブッシュにも動じる事無くソーマタージは素早く動く。殺すために。

「───シィッッ!」
素早く身を引き、振るわれる触腕目がけて赤刃一閃!カウンターの居合だ!
低周波振動を行う刀は、尋常の肉体が相手なら斬り裂く事は容易だが、果たして。
81 :ギャラエ [saga]:2018/03/21(水) 22:31:41.82 ID:y+9KgN120
>>79-80
ディの頭上で寸断される触腕!しなやかな筋肉の集合体!
ふたりに向けて切断面から、ケミカルな紫の生臭い体液が噴射された!
酸性と魔力を帯びてそれは浴びればヒリヒリと焼け付く痛みを与えるであろう!

【◾︎◾︎◾︎……!】

触腕をひとつ失ったとはいえ、即座に回復してみせるバケモノ!

『あー、あー……』
『……こりゃこりゃ、うん、なんとか大丈夫みたいですね』

コロコロっと再び動き始める観測マシン、バケモノを確認
ノイズが走るギャラエの顔が奇妙に歪み、何やら腑に落ちた様な反応が続く

『あー……』
『……アラズァヘッドMK-11ですねこれ』
『アルファシリーズを参考にした、単騎駆け(ワンマンアーミー)型です』

ギャラエの解説の途中から既にバケモノは動き始めていた!
手のひらをそれぞれ二人に向け、展開する小規模な魔法陣!

『……気をつけて下さい、彼女、結構スパイシーですよ』

そこから激しく出でる野太い触腕!召喚魔法だ!
82 :ディ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/21(水) 22:43:30.52 ID:0i+jMbiJ0
>>81
「あ、どうも」

粗暴な感じとは裏腹に親切なヒトだなー、という認識をソーマタージに持ったディ。

「あばばばば!?」

体液をもろに浴びる。
しかし地肌が一切見えない服装であったことが幸いし、
チョット白い煙を上げるだけですんでいる。装備も健在だ。

「えっ、食べれるの、アレ!?」

スパイシーと聞いて食べ物がとっさに浮かぶ食いしん坊。
勘違いの驚愕と共に己が腰の得物を引き抜き迫る脅威へと振りかざす。

「科学産っぽいのに魔法使う化け物ぉ!?」

黒一色の飾り気の無い武骨な片手剣。その銘は屠竜剣・黒龍。
竜種特効の逸品であるが、勿論それ以外の存在に対しても十分すぎる切れ味でもって猛威を振るう!!
83 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/21(水) 22:44:10.28 ID:pULG3fE10
>>81
パタタッと飛び散り腕に付着する体液。当たった部位が微かな煙を立てて穴を穿ち、ヒリつく痛みを与える。
酸だ。迂闊に使づくのは危険かもしれない。

「アズラァヘッド…」
「…って何体いるんだよ。作りすぎだぞマジで」
再生する触腕、向けられる手を睨み思わずツッコミ。
「ジョシュアがいなくてよかったな。また寝込みそうだアイツ」


「来るぞ!」
現れえのたうつ太い触腕を横っ飛びで回避!爪先が掠る!
尚衰えぬ闘志は赤い瞳に宿り、肉体を強引に動かした!

「イヤーッ!」
空を切る特徴的な音。それはソーマタージからアズラァヘッドに向って飛んでいく。
空中で投げられた戦場刀は、まるで円盤の如く残像を残して回転しながら、その手を魔法陣ごと斬り裂かんと迫る!

ドサリ、という重々しい音も響いた。無理な姿勢での投擲により、受け身を取る事は出来なかったのだ。
勿論これは多大な隙となるだろう。こちらにすぐ対処されては非常にマズい。
84 :ギャラエ [sage]:2018/03/21(水) 22:52:49.09 ID:y+9KgN120
>>82-83
実際ソーマタージは優しいぞ、貴重なツッコミ役&苦労人枠だ!最もまぁ、周りがアレ過ぎるだけな気もするが

『食べても美味しくはないと思いますよ、その辺は手を加えていませんから』
『数?……うーん、私が手掛けたのだけでも……百は超えてるんじゃないでしょうかね?』

天然かそれとも真面目か応じるギャラエ
アラズァヘッドは多くのカノッサに戦力として広まっており、更に独自の改良が加えられたシリーズも存在しているのだ
その数など途方も無い事になっているであろう
そして、

『そもそも、私の考えるアラズァヘッドシリーズの運用法と異なるアルファシリーズがあれだけの活躍をしているっていうのがちょっぴりこう……なんっていうんですかね、歯痒くて?』

斬!斬ッッッ!!!
漆黒の竜葬の刃、そして武骨なる戦の剣!
それぞれが両腕を斬り捨てた!溢れるケミカルな体液!

『で、言うなればオリジナルの、マウスィム・タェンティース・シリーズの原点回帰って言うんでしょうか?』

バケモノは垂直に飛び、頭部の触腕で天井に張り付く!

『個体ごとにジャブジャブ技術を詰め込んで、こう……まぁ、つまりは、』

【◾︎◾︎◾︎◾︎ーーーーーッッッ!!】

精神を石臼で磨り潰す様な雄叫び!
続き天井に無数に展開される魔法陣!
降り注ぐ触腕の剛打撃の豪雨!

『あー、色々出来るって事でs』バギン!観測マシンは触腕に打ち据えられ今度こそ黙った!
85 :ディ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/21(水) 22:57:54.72 ID:0i+jMbiJ0
>>83>>84
「いやちょまっ…これは無理だあああああああああ!!!」

ソーマタージへと駆け出し、剣を申し訳程度に守りの型で構えるディ。
無論打撃の豪雨に強かに叩きつけられる。

「んがぎゃっ!」

のけ反る身体。
が、倒れず!
倒れぬまま打撃に晒され続ける。

「……」

ぐぐ、とのけ反っていた筈の身体がゆっくりとだが直立の体勢に戻っていく。
打撃が止んだわけでもないのに。
86 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/21(水) 23:10:45.91 ID:pULG3fE10
>>84
「働き者だこと…」
小さく呟く。カノッサと相対するという事は、こういった連中と戦う事でもある。それも山ほど。
「練習と思う事にしよう」

「クソ科学者の矜持気取りの自己満足【自主規制】など興味ない!少し黙ってろ!」
体勢を立て直し、高く跳び上がる敵対者を睨みながら咆える。酸素供給機が威圧的に蒸気を噴き出す!
天井に張り付くその姿は、越境者の一人である少女を思い起こさせた。姿や戦法は違ってもそこだけは共通か。


「ありがとよ」
触腕の雨に降られ、押し黙る機械。精神攻撃じみた叫びに顔をしかめ、天井の敵対者をキッと睨む!
数度のバックステップ。側転回避。そして、目の前の床に触腕が突き立った瞬間、獲物を狙う猛禽類の如くバッと動いた!

「おおおおおおおッ!!」
咆え声をあげて木登りの如く触腕を素早くよじ登るソーマタージ。サイボーグの怪力に任せた強引な戦法だ!
熊の手の様に強張った指が、触腕を握り潰さんばかりに掴み滑る。靴底のソールはギロチンじみた鋭さでその体表を傷つけていくだろう。

打撃の雨が掠める度に衝撃が襲い掛かりグラつく。フードが脱げ、ザワめく長髪が露わになる。
振り落とされる前に敵の身体を掴もうと、蜘蛛の糸を登る罪人めいて腕を伸ばす!伸ばす!
87 :アラズァヘッドMK-11【シュープリス】 E.ブルームーン・D [saga]:2018/03/21(水) 23:21:33.14 ID:y+9KgN120
>>85-86
【◾︎◾︎◾︎ーーーッッッ!!】

ずるり、じゅるり!
失った腕を模倣する様に触腕が出てて、それはテクスチャを貼り付けたが如き様相で斬り落とされたはずのそれらを再生させた!
そして着地、両腕を宙に掲げれば燐光を帯びたフレームがブレードのカタチを形成!
二刀流!藍色の科学ブレード『ブルームーン・ディストーション』!

【……◾◾︎︎ッ!?!?】
【ーーー!!!】

迫るソーマタージを何で見たのだろうか、少なくとも首の上には頭部はなく当然眼球は皆無!
ともあれ二刀の刃を瞬転!サムライ・ソードマスターめいたワザマエにて振る……否!ソーマタージの腕がバケモノの右腕を捕縛する方がずっと速い!!
魔力展開が喪失、魔法陣消失!ディを攻め続けていた召喚触腕は舞台から降りた!
バランスを崩し揺らぎ、床近くまで高度を下げるバケモノ、腕を掴むソーマタージごとだ!
フリーの左腕のブレードを振るうべく振り被り!だが!それが完遂される前にソーマタージとディの両名にはまばたきふたつ分の黄金時間が与えられている!
ベルを鳴らせ!銀貨は宙を舞い判決の時は迫る!!
88 :アラズァヘッドMK-11【シュープリス】 E.ブルームーン・D :2018/03/21(水) 23:23:10.70 ID:y+9KgN120
//>>87の>そして着地、両腕を宙に掲げれば燐光を帯びたフレームがブレードのカタチを形成!
//のそして着地、の部分を削除でお願いしますっ
89 :ディ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/21(水) 23:28:56.21 ID:0i+jMbiJ0
>>87
「…RUAッ!!」

およそヒト型の声帯からは発する事のない咆哮。
打撃に晒されたせいか耳辺りまで裂けた口の様に仮面がパックリ開く。
とんと軽やかに地面を蹴った刹那にはバケモノへと到達。
振るわれるのは得物を持った右手でなく素手である筈の左拳。

その拳はヒトのものにしては異様にゴツゴツしているし、指先はひどく鋭利だった。
そしてなにより、ストレートに突き出されたその一撃は尋常ならざる速度と重みをもっていた。
90 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/21(水) 23:39:59.10 ID:pULG3fE10
>>87
「形勢逆転だ。キモい奴め」
地獄から這い出る悪鬼の如くずるり、ずるりとよじ登り───その腕を掴む!
掴んだ腕をとっかかりに更に登ろうとした時、ソレは現れた。最後の足掻きめいて。


「ブルームーン…!」
何度か見かけた蒼の刃。その輝きが脳裏に突然に表れる。アズラァヘッドの腕の刃を見たからか。
赤い瞳に青い光がガラス玉の様に写る。しかし、それで止まる男ではない!

「イヤーッ!!」
激しい急降下の最中、右腕から手繰り寄せる様に自身の身体をアズラァヘッドに密着させるソーマタージ。
その腕が振り上げた脇腹の下を、つかんが右腕の上に大蛇の如く絡みつき、決断的な殺意を帯びる!

「イイイイイイイヤアアアアアアアアーーーーッッ!!」
壮絶な叫び!まるで抱き締めるかの様に絡みついた腕は、しかしその肉体を、筋肉を、骨を圧迫粉砕せんがために万力めいて締め上げる!
その体液が危険なのは既に知っている。血を極力浴びないように、著しい欠損は控えようと考えたのだ!

猶予は少ない!その刃が振り下ろされる惨殺されるか、背骨や神経群、主要臓器を押し潰し活動不能に追い込むか。
残された時間はどちらが得るか。
91 :アラズァヘッドMK-11【シュープリス】 E.ブルームーン・D [saga]:2018/03/21(水) 23:49:30.77 ID:y+9KgN120
>>89-90
色味を帯びた風となりて迫るディ!殴り抜く拳には確かな感触!頭部触腕密集体を強く強く殴打!
衝撃でブレードは手放され、クルクルと弧を描き飛翔して行く!
ばぎん!背骨が粉砕された!ソーマタージの膂力は強化されたバケモノのしなやかな筋肉を超越したのだ!

【◾︎◾︎、ガ……フッ……!」

ソーマタージの熱烈なハグから解放され床に崩れるバケモノ
ブルームーンが床に突き刺さる音が響いた
触腕がチリとなって失せて行き、首から上はニア・シューペリオリティと瓜二つの顔へと回帰を遂げた
ケミカルな色の液体を吐き出し、口からは煙が漏れている

「おまえ、たちっ……?」
「……あぁっ、そういう……かえって、きた……?」
「……きいて、ってん、です……アイツ、【不明瞭な発音。恐らく強固なプロテクトが掛けられているであろう存在】はっ、このしせつ、ごとっ……」

上半身を起こそうとして失敗
首から上だけで越境者を睨む赤眼は誰かに対する憎悪に燃えていた

「めびうすのじかんのっ、せ……かいにっ、」
「……じんこう、てきに、えっきょうをさせ、て……わたし、たちを……」
「……あぁ……み、ん、な、……いま、いくって、ん、で……す……よぉ……」

それでも、最期の一瞬、恐らく見た夢の中では幸福な時を想起したのであろうか
誰にも掴まれる事のない腕を伸ばし、既に光る事のないライトに向けて……力無く落ちた

『……』
『……あ、動いた!やったー!復旧成功ですよー!』
『って、あぁっ!?スゴいじゃないですか、よくMK-11倒せましたねー!』
『それの残骸も持って帰って来て下されば追加報酬支払いますよー、嵩張るなら頭だけでも結構ですので』

コロコロコロコロ、観測マシンが復旧した直後から姦しい
その傍らには少女の姿をした生体兵器の亡骸、満足そうに嗤うホログラムのギャラエ
さて、トレジャーハントは始まったばかりだ

//と、この辺で〆にさせて下さいっ
//もしかしたら続きをやるかもです、ありがとうございましたっ!
92 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/23(金) 22:55:59.63 ID:co8KnoAH0
【ニブルヘイム】
春の訪れなどこの世界には存在しない 一年丸ごと厳冬の世界は今日も極限の寒さを越境者にお届けしている

ここはそんな世界のとあるコロニー 厳しくも慎ましく今日を生きる人たちの平穏を乱す存在あり

村人「となりのコロニーを壊滅させた化け物熊がこっちに向かっているらしい!!」

その言葉に騒然となるコロニー ここを捨てて逃げるべきだ 逃げる場所なんてない 戦おう 無理だ

祈る物 絶望に打ちひしがれるもの 粗悪な銃を手に抵抗の意志を見せる者 その中に

ロイ「ここいらで恩を売るもよし 構わず逃げるもよしだ どうする?」
偶然一晩の宿を借りていた男は 同行人にそう問いかけた
93 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 [age]:2018/03/23(金) 23:02:28.26 ID:JNOhl5A00
>>92
もしくは、と前置いて立ち上がるイリー
黒長髪が揺らぎ、吐き出す息は白く煙って溶けて消えた

「話し合いでカタをつけるっていう手も、存在しなくはないだろうな」

長年の付き合いたる刀と、錫杖を携える
動きに邪魔にならない程度の出で立ちの答えは、現地調達したパンツスーツ姿
やや不釣り合いな格好ではあるがともあれ、彼女の答えは既に決定しているようだ
94 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/23(金) 23:15:01.56 ID:co8KnoAH0
>>93
ロイ「さすがにアキレスじゃねぇから 多種族の言葉は分からんな」
その言葉に肩をすくめるロイ 村人に話し合いしてくる と告げて外に出るのであった

【外!!】
身を切るような寒さ 風にパウダースノーが吹き散らされる
見えてきた 明らかにでかいその体はギガースより少し小さい程度 おおよそ2.7m 重さもかなりの物だろう
腹の毛が赤黒いのは恐らく人の血に染まったから 熊は2人の姿を見るや臨戦態勢 これは話し合いができる様子ではなさそうだ

ロイ「こう冬続きじゃ熊も常時越冬失敗状態か…恐ろしい 来るぞ!!」
巨熊は爪で大地をひっかき突進してくる

シンプルなぶちかまし 当たれば交通事故と変わらぬ痛手を受けるだろう
95 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 [saga]:2018/03/23(金) 23:27:46.88 ID:JNOhl5A00
>>94
「……クマの言葉も分かるのか?彼……」

小首を傾げ、苦笑ながらの出撃!
雄叫びの旗の袂、筋肉の壁が如き巨体がそこにはあった
幾つもの食物連鎖の闘争に勝ち抜き生き延びて来た一個体の偉大かつ獰猛なる生物の身姿!

「あぁ、そう……な」
「……ん、風が強い」

ビリビリとした裂帛の空気を冷たい風が運ぶ!

「……!!」

直後、猛然たる突進を横っ跳びに躱しつつ刀での横薙ぎ!
黒い爪と牙と肉体の突撃!それは掠ったのみでイリーの頬と肩に鋭く赤い痕跡を刻んだ!
96 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/23(金) 23:35:51.34 ID:co8KnoAH0
>>95
ロイ「さぁてね」

出撃前のやり取り 終わり

熊の突撃を左右に展開しながらの横っ飛びで回避する2人
熊の爪を浅く受けながらも一刀を浴びせるイリーであったが

その攻撃は針金の如き体毛 分厚い皮と脂肪に阻まれあまり痛手を負ってない様子

熊は立ち上がる まるでイリーもロイをも覆い隠さんとする大きさ

そのまま2人に対し のしかかるように前足を振り下ろしてくる
97 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 [saga]:2018/03/23(金) 23:45:20.38 ID:JNOhl5A00
>>96
「(硬い!)」

まるで鋼(スティール)の様な体毛と肉体に白刃は拒まれる!
むしろ余分な血と脂を浴びた刀は斬れ味を無意味に落としてしまった!

「……チッ!!」

巨体が揺らいだ、すっぽりと覆い尽くされ曇天すら見えない
瞬時に動禅の呼吸、雪跳のみを残し飛び退いた

「セェッッ!!」

クマの腕をギリギリの位置で躱し、カウンター気味に刺突!
蒼白き闘気の焔に包まれた、鋭く素早い一閃である!
98 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/23(金) 23:51:28.43 ID:co8KnoAH0
>>97
斬撃では大したダメージを与えられないと悟ったイリーは攻撃方法を変更
刹那の見切りにて前足を回避し 切っ先を突き出す

その一撃は目に当たり イリーの膂力と自身の体重により深く突き刺さる刀

だが絶命には一歩及ばず 痛みに悲鳴を上げながら暴れまわる熊
場合によっては刀を抜く暇はあるか そしてめちゃくちゃに暴れまわる熊に対し 有効な攻撃はできるか?
99 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 [saga]:2018/03/24(土) 00:04:49.73 ID:lvTW/w4P0
>>98
「しまっ……!」
「……!!」

失策を自覚、武器を手放す結果となってしまう
しかしそれでも踏み込み、まるで暴風めいた剛腕の振り乱される結界の中へ侵入を果たす!
刹那の回避を右左、最小限の動作のみであるが為に服と皮膚と肉が削られて行くが引く事は皆無!

「フゥッーーーー……ハァァッッッッ!!!」

右手五指の先端全てに蒼白き焔を圧縮させ宿し、同時指突めいてクマの腹部めがけて放つ!
命中すればその宿された魔力は皮膚を浸透し突き進み、内部で魔力的爆発を引き起こすであろう!
100 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/24(土) 00:19:44.98 ID:FsJbfDmh0
>>99
暴風の中を進むイリー 体が削られるのもいとわず突き進み 熊が大きく体を開いた その時である

貫手に闘気を集め 腹部に突き刺す 分厚い毛皮と脂肪はその一撃をこともなげに防ぐが エネルギーまでも防ぐことはかなわず

熊の腹の中 ドンと低く重たい炸裂音が響き渡り 目や鼻や口から血を吹き出し倒れる熊
ドクドクと血液を垂れ流しながらピクリともしない

ロイ「・・・死んだな」
戦闘終了 コロニーの人たちはもろ手を挙げて2人を祝福する

さて 恐ろしき熊であるが 斃してしまえば宝箱も同じ
毛皮はもちろんのこと その内臓 通称熊の胆は薬として重宝される 使ってよし 売ってよしの素晴らしい逸品

ロイ「よし 掻っ捌くぞ」

早速腹を裂いて

ロイ「・・・・・・・・・」

ナムサン 魔力的爆発でつぶれた胆嚢とご対面するはめになりましたとさ
101 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/24(土) 00:22:03.13 ID:FsJbfDmh0
//書き忘れ これにて〆です
102 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 [saga]:2018/03/24(土) 00:27:51.78 ID:lvTW/w4P0
>>100
炸裂!背を突き破る様に開花する蒼白き焔の華!
放つより他になかったのだ、これぞおよそ確実なる致死の奥義『絶華』!

「……はぁっ、はぁっ……あ、あぁ……」

普段ならば死戦とはいえ、短時間のそれで息が切れる事はイリーには多くはない
だがそれだというのに肩で呼吸、汗も酷く前髪は顔や頬に張り付いている
絶華は極めて多量の魔法の力を要し、元来少ないイリーにしてみれば負担が大きいのだ

「そう、な……うん、……あっ」

死に対しての鎮魂を済ませ、さてご対面した胆嚢はスプラッタな事になっているではないか
それらも含め、この後みんなでなんとかかんとか美味しく頂きましたとさ
ニブルヘイムの凍雲は、熊風に揺られ胎動めいて蠢いていた
103 :汚染世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/24(土) 22:12:12.46 ID:3qLDkiau0
修正力皆無のとある世界にて発生した触れるモノを悪意ある肉塊に変える瘴気。
魔術、科学など多方面に対応したガスマスクで汚染区域内での活動自体は可能。
しかし瘴気濃度が一定値を超えた場合はその限りではない。
如何やら瘴気汚染は物理的接触での干渉は当然な上、
より認識を深めると便宜上『魂』とかそういった『存在』も侵食する。

そんな瘴気が広がり今まさに侵食されかかった地域にある建物が戦場となっていた。
そこは広がる汚染区域を調査する為に建造されたベースキャンプ。
四方を壁で囲まれた砦である。

先刻、突如として肉塊の塊どもが進軍。
現在砦の一角を巡る攻防が繰り広げられている。
敵の動きは遅く、文字通りの肉塊である為に敵対するものを圧迫するしか能がない。
だというのに戦いは終わらない。
それは肉塊どもの異常なまでの耐久性にある。
どれだけ斬りつけようが鉛玉をぶち込もうが一向に動きを止めないのだ。
それどころか攻撃を受けた個所から黒い粘液を吹き出し一帯の瘴気濃度をあげにかかっている。

このままだと砦の扉か壁が連中の圧によって崩壊するか、
仲間同士で重なりもたれ掛っている砦の壁を越えるものがあらわれそうな勢いである。

緊急性が高いような低いような、油断したらいけないのに緊張感に若干乏しい戦いが起こっている!!
104 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [age]:2018/03/24(土) 22:29:22.61 ID:lvTW/w4P0
>>103
「……創作体(ワークス)!……っと、この辺りももうキビシイかな……」

ぼんやりとした燐光を帯びる壁を展開し、迫り来る肉塊を前に遅延作戦を行い続けるルシオラ
ある意味この手の作戦に、要するに敗色濃厚な防衛戦への回答の一つとしてその能力は不向きではなかった

「こっちはもう抑えられなそうです」
「早めに引きましょう、分断させられれば儲けものです」

彼方此方、能力容量の許す限り壁を展開し肉塊達への妨害を続けるのであった
105 :第6話 汚染世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/24(土) 22:40:15.94 ID:3qLDkiau0
>>104
BB「それなんだがな…少々厄介な話になってきた」

この砦の警備依頼を受け、リーダーとして指揮をとっていた男、BB。
漆黒のSF風コンバットスーツで全身を覆いサブマシンガンの様なモノを携行した青年が言う。

BB
「援軍が来るまで此処を死守しろ、だとさ。
 リアルタイムで現状をモニタリングしてデータを送信し続けろとのことだ」

即ち調査の為に雇われた非戦闘員も逃げることが許されないという。
攻められているのは一角だけ。
逃げ道は相手の動きがさほど素早くないため幾らでもある状態にもかかわらず。

BB
「機材と人材は此処から一番遠い区画に移した。
 とはいえ此処が突破されれば気休め程度の距離にしかならん…どうしたもんかな」

BBと似たような装備の雇われ警備どもが果敢に攻め立てるが、
逆に汚染され仲間同士で打ち合う結果にも拍車がかかっている現在、
まともな戦力は越境者ぐらいのものであり…
106 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [sage]:2018/03/24(土) 22:50:21.42 ID:lvTW/w4P0
>>105
「死守ですかぁ……」
「何時頃到着するんでしょうか、というか……うーん」

一応学生とは言えルシオラ、軍学校のエリートである
不条理な命令に対しても思案を挟み巡らせるという手間の後に、自身の疑問がやって来るのだ

「もしかしたらそっちが本命なのかもしれませんね」
「……やれるだけやりましょう、重火器や魔術でクレーターを作ればその分遅らせれるはずです」
「前線での交戦は余り得策には見えないですし……」

実際、戦力としてのルシオラはそう期待出来るものではない
故に、現存戦力をフルに使い抵抗する必要があるのだ
107 :第6話 汚染世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/24(土) 22:56:53.99 ID:3qLDkiau0
>>106
BB
「重火器…一番デカイ火器でも此処にあるのはアサルトライフルじゃあなかったか?
 魔術の使い手は雇った覚えもない。この世界じゃ真面な魔術師は都会暮らしだしなあ」

ルシオラの思い付きは現状の物資では叶いそうにない。
肉塊に対する有効打を調査する為の場であった此処に、
目的達成前に脅威が迫るという笑えない事態が一刻一刻深刻度を増していく。

BB
「いっそ命令をぶっちして逃げるか?」
108 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/03/24(土) 23:06:28.90 ID:lvTW/w4P0
>>107
「AR……充分です、魔法がないのは……残念ですけど」

実際数を並べて地面を掃射すればかなりのデコボコあぜ道の出来上がりだ
副産物として石の飛散もあり、通常なればかなり進軍を止められるはずである
最もそれらは通常の軍隊の進軍を想定してはいるが

「逃げるのは、みんなを逃した後です」

英雄的な光輝の鱗片を発しながら、決断的に力強く頷いた
109 :第6話 汚染世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/24(土) 23:18:22.30 ID:3qLDkiau0
>>108
BB
「OK、OK、ちょいと気弱になっただけさ。忘れてくれるとうれしい。
 さて残存戦力を集めて時間稼ぎを…って不味い!?」

ぎし、金属がひしゃげる嫌な音がした。
見れば門が外からの圧力に負け今にも外れそうである。

BB
「…どうしてこうも後手後手に回る?作為的なものを感じずにはいられないんだが!」

もはや出たとこ勝負しかない。
門をぶち破られ内部に侵入を許せば、強度に乏しいプレハブ小屋しか残っていない。
異変に気付いた他の警備も集まりつつあるようだが、壁を上から乗り上げてくる肉塊が見えた。

BB「…この状況で分断されるのがこっちってのはどうなのさ?」

乗り越えてくる肉塊に対処するため気づいた者らがそちらに向かう。
扉は今にも外れそうだ。

BB
「上は他の奴に任せよう。
 人数的にも戦力的にも扉向こうの連中は自分達で対処するしかなさそうだ」
110 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/03/24(土) 23:23:30.51 ID:lvTW/w4P0
>>109
「大丈夫です、僕もその……あはは、まぁ、頑張りましょう」

右腕を抱くように握り締めた
凛然の仮面で覆い隠していた震えが止まらないのだ、この直面している現実を思い起こすだけで

「……!?」
「マズイですね……!」

分かりました、と頷いて同意
創作体の壁を展開し、少しでも扉の強度を増す為に貼り付けて補強補強補強!
111 :第6話 汚染世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/24(土) 23:30:05.35 ID:3qLDkiau0
>>110
ルシオラの頑張りをあざ笑うようにメリメリと扉が押し込まれていく。
然程の時間もかけることなく遂に全ての障害を侵食者達が凌駕する!
はじけ飛ぶ扉がBBとルシオラの間を勢いよく飛んで行く。

BB「手も足もない肉塊の圧力だけでよく其処までふっとぶもん…何だ?」

BBが手にした銃器を構える。
何かおかしい、雪崩の如く肉塊が押し寄せてくるかと思われたのに何も入ってこない。

BB「…」

ゆら、と扉の無くなった門から中へと足を踏み入れてきたのは、
特別な装備も持たず只其処に在るだけのヒトのカタチをしたモノだった。

BB「は?」
112 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/03/24(土) 23:40:20.42 ID:lvTW/w4P0
>>111
「く……、わぁっ!?」

扉が肩を掠めその衝撃で軽い体は吹き飛ばされる
壁に強かに背中からぶつかり崩れて落ちて、体を抱くように痛みに抗った

「……、てきが……、てき……へ……?」

ボヤける視界、これが最期の光景となるのだけは防がなければならない
蹌踉めきながらも立ち上がり、英雄的なる異能の力を放とうとして……止まった
113 :第6話 汚染世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/24(土) 23:47:17.93 ID:3qLDkiau0
>>112
BB「っと…動くなっ!そのままゆっくりとしゃがんで腹ばいになれ!!」

銃器を侵入者へと向けたままBBが吠える。
この状況で何でもないモノがこう入り込む事がある筈がない。
であれば目の前のコレは?

?「…」
BB「聞いてるのか!指示に従わなければ容赦なく撃つ!」
?「五月蠅い」

ザンッ!と何かを削り取ったような大きな音がした。

BB「…っ」

どさり、とBBの身体が糸の切れた人形のように崩れ落ちる。
相手に向けていた筈の銃器が半ばから綺麗に切断されている。

?「…」

特別な装備も持たず只其処に在るだけのヒトのカタチをしたモノ。
喜怒哀楽を感じさせない冷たい黒の瞳がやけに印象に残るモノ。
それが右手を振り上げる。
その背後に巨大な悪魔の腕とも呼べそうな幻影を出現させて。
114 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/03/25(日) 00:01:47.31 ID:MRbBYbzX0
>>113
「……!」

咄嗟の判断としてルシオラが、BBよりも有利であったのは手持ちの火器の特性か
即ち、ショックパルスを放つ非殺傷型のハンドガンを向けてトリガーを絞る事が容易に叶ったのだ!
大気を電離化しながら走る高電圧弾!立て続けに5射!
115 :第6話 汚染世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/25(日) 00:11:14.83 ID:XwzMrIvm0
>>114
ビッビッビッビッビ、と狙い通りにルシオラの放った弾丸が得体のしれない存在にヒットする。

?「…」

が、事も無げにソイツは瞬き一つのリアクションも返さず腕を振り下ろす。
幻影がルシオラへと迫りその眼前を通り過ぎる。
続けざまに空間に亀裂が走り地面をえぐった。

攻撃のビジョンだ。本来不可視であろう一撃。
あまりに強いそれがどういった訳だか幻影として見えている。
BBが地に伏した一撃だろう。
ルシオラからは初撃がBBの身体で見えていなかったのだ。

?「…」

ナニカが足を一歩前に踏み出しルシオラへと迫る。
先ほどの一撃が又やってくる!!


といったところで次回に続く。お疲れさま!!
116 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [age]:2018/03/25(日) 21:51:26.47 ID:MRbBYbzX0
>>115
「……っ!?」

ルシオラの体が硬直し、しかし嫌に鮮明な脳の中では様々な事柄が想起されては消える
高速で流れるそれらが一点に集束し煌々たる閃光を放ち、今というこの時へと回帰!
およそまばたきの1/3の時の後に自分は死ぬ、100%死ぬ
だからこそ足掻かねばならない、恐らくは存在しない神なんていう理不尽な輩が仮にいるとしたら、この刹那を与える為にだけ存在しているのであろう
そうだ、行動を起こせ、100%の死を99%に軽減する為に

「!!!」

雄叫びの第一声よりも早く、速く、疾風く!
突き出した右腕!……斬断!
血管の一筋一筋から鮮血が溢れるよりも前に!
今や切り離されたそれが最後に残した創作体は宙に固定され己と悪魔の一撃の合間に、破壊不能とほぼ近い強度を持ってして凛然と輝く!
117 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/25(日) 21:58:27.69 ID:kYl6vOlh0
>>115
しっかりと地を踏みしめた両足の 両膝の力を抜く

――――瞬間的な其の動作
地に立つ躰を支える膝の力が抜けた事で 支えを失った躰は一刹那――極短時間極短距離――地に向けて自由落下を開始する
自由落下する上躰。足場に掛る体重は果てしなく零に近い

――――質量は重力下でも無重力下でも変わらない。然し重量は完全な無重量下では零になる
上体が堕ちる其の一刹那、彼の躰は無重力下と同様に 重量が零になっていた

――――其の一刹那を逃がさない
足裏を地に添わせる様につけて滑らない様に摩擦して足場を掴み己の躰を前へと引きずり出す
重量を零にした体重を、重力に逆らう事無く前に進む縮地の究極 膝抜き

瘴気よりもなお暗き一陣の風が通り抜ける
闇は人の体を成し 

「きぃぇぇぇぇえええええええええええぃ!!!」
吠える どす黒き殺意の炎を纏いし一陣 左から右へと真一文字に刻まんと振るうその姿

ざんばら髪を結いもせず
死かと握った仕込み杖
こんな着流し殺意濡れ
瘴気の中を突き進む男

カノッサがエージェント ツジギリスト鈴虫 ダイナミックエントリーのお時間です
118 :第6話 汚染世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/25(日) 22:06:22.62 ID:XwzMrIvm0
>>116>>117
ギャリリィッ!と嫌な音と火花を散らしてルシオラ決死の創作体が冥府への一撃を防ぐ。
破壊不能と思われたそれを悪魔の爪が削り千切らんとした刹那!

ゴ、と鈍い音を立ててナニカが砦の壁へと吹っ飛ぶ。
鈴虫の強力無比な一撃が敵を見事なまでにとらえた結果である。

?「…」

けたたましい音を立てて壁に激突する敵。
ずるりと滑り落ちて地面に足をつけ…倒れることなく顔を上げた。

?「…」

喜怒哀楽を感じさせない冷たい黒の瞳が鈴虫へ向けられる。
無造作に振るわれた間合いを無視する右手の一撃と共に。
これもまた幻影を纏って不可視の一撃ではなくなっている。
119 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/03/25(日) 22:18:08.14 ID:MRbBYbzX0
>>117-118
「いっっ……、」
「……アアアァァァァァァッッッ!!!!!」

溢れ出す血飛沫!落ちる右の腕!
痛みと余りの光景に気を失いそうになるのを、奇怪な増援の乱入と己自身の咆哮が防いだ!
強く強く強く地を踏み締めた両の脚!発現される英雄的なる異能の力!
これは数多の非現実的存在に対する干渉ボーナスのバフとして作用する!

「、こ、ンのぉぉぉ!!!!」

落ちた右腕からエネルギーハンドガンを拾い上げ、最大出力でファイア!
120 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/25(日) 22:18:38.92 ID:kYl6vOlh0
>>118
当たった 吹き飛んだ なお切れている様子無し
嗚呼極上の獲物 よき死合い 目くるめく殺戮の場

辺りの瘴気を吸い込み 暗き炎は沸々と滾る

ナニカの冷たい瞳に移るは鈴虫の笑顔

【 狂 悦 至 極 】

「っははあ!!」
伸びる 右手の刀 左手の鞘で打ち据える 勢いを殺し 切り伏せんとする行動
121 :第6話 汚染世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/25(日) 22:25:57.90 ID:XwzMrIvm0
>>119>>120
ガン、ガン、ガン、ガンッ!
響き渡るのは硬いものに勢いよくモノをぶつける音。
奏でているのはヒトの姿をしたナニカ。

鈴虫の猛攻。
ルシオラの狂攻。
その何れもを避ける事は出来ずしたたかに打ち据えられながら。

其れでも尚

?「…」

半開きの口からは何も発せず。
冷たい瞳に揺らぎはなく。
打ち据えられるその最中で敵は鈴虫を、ルシオラを、その両手で刻みにかかる。
最早不可視のチカラと言うよりは瞬間的に発生する巨大な浮遊する鉤爪の一撃が二人を襲う。
騙しのない愚直な一撃であるが当たれば一瞬にして深淵行きだ!!
122 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/25(日) 22:33:34.74 ID:kYl6vOlh0
>>121
嗚呼 切れない
己が総身をもってして 殺意の炎をもってして

切れぬ 嗚呼 切れぬ

【 狂 悦 至 極 】

刀がナニカを叩くたび 刃が立たずに表皮を叩くたび

どす黒き炎はその暗さを増し 熱量は跳ね上がる
ブスブスと皮膚が焦げる臭いがする 己が制御できる範疇を軽々と飛び越え 辺りの瘴気すら飲み込み 暗く 暗く燃え上がる殺意

それらは瞬時に刀へ集い 何物も見通せぬどす黒き刃を成す

表皮を叩くほど 刃がたたぬほど 必殺の一撃が放たれるほど

殺意は滾り続け 熱量跳ね上がり 振るわれる鉤爪に刀が振るわれる

回避は最小限 紙一重を鉤爪が飛んでいく中 全てが黒き戦場に 鈴虫の瞳だけが爛々と輝き 断てぬナニカを断たんとする愚直な一撃は振るわれ続ける
123 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/03/25(日) 22:35:15.94 ID:MRbBYbzX0
>>120-121
「(英雄的(ヒロイック)が通じない……!?)」

熱に浮かされたような体、その反面頭の中は極めて冷静に物事を判断していた
己の異能が果たして効果があるか、それを疑う事をするのはこの際無意味だ
通じているとするのならばこれは単なる強靭さで鈴虫の刀を受け切っている事になる

「あっ……きゃぁっ!?」

瞬時に体の各所を刻まれ、血溜まりに膝をついた
しかし堪える、今倒れてしまえば二度と立ち上がれる気がしない

「……、っ……!」
「創作体!!」

闇の斬撃を紙一重に躱しながら、生み出した創作体を顔面に向けて投擲!
視界を奪う目論見だ、ほんの一瞬であろうとそれで充分!
124 :第6話 汚染世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/25(日) 22:47:50.66 ID:XwzMrIvm0
>>122>>123
事情を知らぬものがこの光景を見れば皆が口をそろえてこう言うだろう。

「ルシオラの援護を得て守ることすら儘ならぬ敵を鈴虫が一方的に斬りつけていた」と。
「鬼気迫る其の斬撃の嵐は如何なるものであろうと切り伏せただろう」と。

だが

?「っ!」

ギシッ!と空間が軋む音。
訪れる静寂。
一方的な攻撃は停止する。

無造作に伸ばされた左手が鈴虫の刀を掴み、刀がその場に固定したかのように動かない。
それは一瞬の出来事だったろうか?
すぐさま鈴虫が次の行動に移れば一瞬の出来事だ。
だがそうでなかった場合は…
125 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/03/25(日) 22:53:29.25 ID:MRbBYbzX0
>>122
>>124
「……!!」

手練れの戦闘者であればノールックで叶うはずの状況の判断を、ルシオラは矢張り見てからでしか行えない
ただそれでも、絶望的に行動がスロウであるかと言われれば別だ
失った右腕の止血は創作体で完了させている、痛みだけを気力で補い一歩飛び退く
無論先程まで己がいた空間には創作体の壁!

「……これをっ!!」

鈴虫の方に放つのは燐光を帯びる剣型の創作体、ワークスオブサムライソード!
そして己はエネルギーガンの予備エネルギーを片腕で起動!再び発砲!
126 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/25(日) 23:03:55.35 ID:kYl6vOlh0
>>124
嗚呼切れぬ

嗚呼切れぬ

 嗚 呼 切 れ ぬ 

切れぬたびに口角は吊りあがり 熱量は上がり続ける

【 狂 悦 至 極 】

幾度目かも忘れた一撃 刀を振りかざし 表皮を叩き

ザカッ

音を立てて手から柄が抜ける 刀が固定されている

何故だ
ならば何故だ

 何 故 鈴 虫 の 手 に 刀 が 握 ら れ て い る

掌からこぼれた刀はそのままに 荒れ狂う殺意 純然たる陰の気は質量を持ち結晶化
ここに新たなる刀を形成する

何物も映さぬ闇の銘

「冥刀 無斬」

逆手に持ちしその刃金 振り下ろされん

「・・・也」
127 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/25(日) 23:06:29.91 ID:kYl6vOlh0
>>125

>126に追加
此方に放たれた何かに対し 鞘を投げ捨てつかむ ズシリと感じる質量 己と反するかのように光る刀身

何も言わず ただそのままに 二刀をもってナニカを切り捨てんと迫る
128 :第6話 汚染世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/25(日) 23:16:56.64 ID:XwzMrIvm0
>>125>>126
?「虚刀」

ぼそり、と敵が言葉を紡いだ。

?「世壊」

何の冗談だろうか。
鈴虫が振るった新たな刀の一撃が敵が何時の間にか右手にした刀の振り上げとぶつかり合う。
ルシオラが投げて寄越した刀による一撃は己が掴んだ鈴虫の刀でそのまま受ける。
刀身部分を掴んでの行動、本来であれば指も綺麗に落ちそうなものだが傷一つその手にはなく。

今一度互いの攻撃が止まる。
そのタイミングで上から何かが大量に降ってくる。
「逃げろ!!」と誰かが叫んだ。

二人から離れていたルシオラは気づく。
砦の壁を乗り越え遂にヒトの背丈ほどもある肉塊共が雨あられと砦内部に落ちてきたのだ。
その数は瞬きする間に増えていく!!
129 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [sagd]:2018/03/25(日) 23:22:42.73 ID:MRbBYbzX0
>>126-128
「……!?」

右腕の痛みが想起される、強引に忘れようとしていたそれが鮮明さを増して行く
しかし脂汗をにじませつつも強引に置き去りに、ルシオラは一歩前に踏み出す事が出来た

「此方へっ……いや、」

鈴虫の状態を見て、彼があの状態から退くような性質であるかを思考
果たしてそれが正解かは不明だが、少なくともルシオラは自ら動き、彼の頭上へ傘の様に創作体を展開する事を選択した!
130 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/25(日) 23:27:22.88 ID:kYl6vOlh0
>>128
>>128
無を切る刀と世を壊す刀がぶつかり合い
仄かに発光する創造体を骨喰が削る

まさに死闘 まさに死合い

これだ これこそ我が求めた戦場 もっとだ もっと

【 狂 悦 至 


その時だ 至近距離に堕ちてきた肉塊
地面と炸裂 衝撃波をもって鈴虫を吹き飛ばしたのだ

それにより距離を取ったことは運が良かったのだろう

「ってーな糞が!!」
最も お楽しみを邪魔された鈴虫は怒り心頭であったが
131 :第6話 汚染世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/25(日) 23:39:25.94 ID:XwzMrIvm0
>>129>>130
?「…」

あれよあれよという間にナニカと越境者の間に文字通りの肉壁が出来上がる。
肉塊共はただ只管に前進あるのみのようで。

『待たせたな』

万事休す、の状況で逆の門が勢いよく開け放たれた。
拡声器らしきものから発せられている声はやや枯れている。

そこに在ったのはズングリムックリな巨大パワードスーツかゴーレムといったところ。
背から繋がれたコードの先にはキュラリキュラリと動くたびについてまわる車輪付き巨大バッテリー。

『よく耐え忍んだ諸君。後はこの人型戦車に全て任せたまえ』

その自動人形の両腕はどこかのパスタの使者が使用していた武器に酷似していた。
132 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/03/25(日) 23:42:24.68 ID:MRbBYbzX0
>>130-131
「あっ……ぞ、増援……?」
「……、」

よもや本当に来るとは思いもしなかった、いや、鈴虫も増援ではあるのだが
満身創痍もいいところなルシオラ、尻餅をついて項垂れ、荒い呼吸を行うのみである
血を失い過ぎた、極寒にいるかの様に寒く、震えている
133 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/25(日) 23:52:15.03 ID:kYl6vOlh0
>>131
さて 当然というかなんというか こいつが止まるわけがないわけで

「はなせぇぇぇクソがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
付き添いのカノッサエージェントに羽交い絞めにされ

エージェント「鎮静剤投与」
鈴虫「うぐっ」

落ち着く注射を打たれてぐったりした鈴虫をえんやこら引きずって下がるエージェントの皆さまでした
134 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/25(日) 23:53:38.49 ID:kYl6vOlh0
>>132
エージェント「確保 強心剤は必要か? それともモルヒネか?」
取り合えず動けそうにないルシオラもエージェントが回収 新たな注射針を用意していますが いかがいたしますか?
135 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/03/25(日) 23:56:16.49 ID:MRbBYbzX0
>>133-134
「止血と、強心、剤を……お願い、します……」

精神の維持が困難になり、つまりは創作体で塞いだ腕の傷からの出血を意味していた
顔色がよくない、それでもその視界の隅っこで運ばれていく鈴虫の姿を見て微かに苦笑するだけはかなう
136 :第6話 汚染世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/26(月) 00:07:36.04 ID:qXL8ENZB0
>>132>>133
その後に起こったことを簡単に説明する。

増援として現れた人型戦車が両腕をかざし放った熱線は、
どう足掻いても動きを止めることすら叶わなかった肉塊どもを瞬時に焼き焦がした。
効果ありの理由は単純な超火力ではないのだろうが、
放たれた熱線は戦略兵器としても十分に機能しそうであった。

尚、越境者と渡り合った敵は肉塊を掃討する間に離脱したらしく姿をとらえる事は出来なかった。

BB以下警備をかって出ていたモノの半分が重症。
残り半分は瘴気に汚染され変異し肉塊と共に人類の敵としてその場で熱線が焼いた。

越境者らへは後日何らかの形で
調査隊の責任者であるホワイトネス所属『教授』から十分な報酬が支払われた。
今後も調査関係の仕事を任せたいとの言付けを添えて。

そんなこんなで今回はここまで おつかれさまー
137 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/26(月) 00:11:48.91 ID:RIDzVLNh0
>>135
エージェント「了解 止血ののち強心剤投与 腕は・・・いいサイバネ技師を紹介しておこう」

そんなこんなで離脱する越境者たちでしたとさ

//オツカレサマドスエ
138 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/26(月) 22:03:02.18 ID:VHkZ71GCo
【前回までのあらすじ!(という名のシチュ構築】

 超広大(地球よりもだ!)な階層都市へとランダムジャンプした越境者達は、
 意思無き機械となる伝染病(機械病※ナノマシン由来)蔓延る危険な世界であると認識。

 現地人である狙撃手の少年に真偽定かならぬ伝承や人類の斜陽について会話を交わしていた時、
 敵性個体に発見され、突如攻撃を受けたデス!!

 −−−−−−−−−−−−

 突如、謎の敵性体よりミサイル爆撃を受ける越境者達。
 クルト・カントールの迎撃射により、かろうじて直撃は避けられたものの、
 老朽化しきった家屋は待ち散らされた破片と爆破衝撃に耐え切れず崩壊。

 床が崩れ、宙に投げ出され、さらには上方より大量の瓦礫が降り注ぐ!

「走れっ!!」

 肩から突き刺さった破片を生やしながら、クルトは同行者達に呼びかける。
 突然の襲撃。敵の正体は不明。理解できるのは危険な状況であるということだけ。

【ここで瓦礫に潰されるのを希望するのでなければ駆けねばならない。
 →さらには明らかに好ましからざる闖入者がこちらを狙っている事を鑑みればいち早く迎撃態勢を整えねば】

「野良≠ノ見つかっちまった。糞っ!」

 現地で出会った狙撃手の少年(機械病により片目が機械化している。肉と機械の境が曖昧でサイバネ手術によるものではないのは明らか)は、
 走りながら銃に銛を装填する。変わった銃だ。この世界のテクノロジーだろう。

【越境者達は情報不足。この現地の少年のみが情報を知っている状態。
 そして、現状がかなり危ないということは雰囲気と状況からも明らかである】
139 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/26(月) 22:13:58.53 ID:CwpywMGO0
>>138
「クソッ、今日も厄日だ」
地面にヒビを残して着地。半ば転がる様にその場から離れて起き上がると、衝撃でバラけた髪を雑に流して走る!
唐突に攻撃してくるような相手だ。この少年と違って、まともな会話は出来ないだろう。

「マトモな会話が出来たとしても、許しはしないがね」


「おい小僧!『野良』ってのは何だ! それによってどうするかが決まるんだ!」
酸素供給機を装着し、走りながら少年に怒鳴る。道中で見た機械の様なのが相手では、撃てる手も少ない。
もう大丈夫だろうというところまで来れば、埃を撒き上げ踵を返し、彼の言う野良≠対峙しようとするだろう。

「出来れば、オーガニックで有機的なのが相手ならいいんだがね。斬りやすい」
140 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/26(月) 22:14:08.38 ID:RIDzVLNh0
>>138
「ひぇ〜い!!」
―――ギィ!!
中空に投げ出されるアキレスとベティ両人 地面との直撃の瞬間体を丸めて衝撃を転がりながら分散すぐさま立ち上がる

「『野良』ねぇ…いったい何がどう野良なんだか!!」
一緒になってかけだしながらサイバネアイを起動 こちらに敵意を剥けている何かを探して視力強化を行う

「ねぇこれもしかしなくてもヤバイ状況?」
などと情報収集も怠らない
141 :マドレーヌ・響 ◆vuhMSi6wNU [saga]:2018/03/26(月) 22:19:41.13 ID:JKc7oYpy0
>>138
「なんともまあ、難儀な世界に来てしまいましたね」

無感情な顔で走りながらそうつぶやくのは、荒廃した世界にはおよそ似つかわしくない服装……メイド服に身を包んだ少女。
しかしながらその中身は人間ではない。機械の血肉を駆動させ、マトリクスの魂を持つアンドロイド少女、マドレーヌ・響であった。
傭兵としての仕事を終えた矢先にこの世界に飛ばされた彼女は、満足な事情を聞く暇もなく、このような惨事に襲われていた。
このような出来事は「越境者」という仕事の上では日常茶飯事と聞くが、実際に遭遇すると面倒なことこの上ない。

「あれは、逃げ切れるような代物なのでしょうか?」

敵が居る、というのは何となくわかるのだが、爆発と瓦礫でその姿をはっきりと目視することはできなかった。
ゆえに、逃げた方がいいのか、倒した方が面倒がないのか、見た目の上での判断ができていない。
142 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/26(月) 22:33:24.56 ID:VHkZ71GCo
>>139-140

「くそ、あんたらの『階層』にはいなかったのか!?
 自動機械!人間を見つけちゃ駆除にかかる奴等!
 ダウンロードされてきたのが、あちこちにうろついている!」

 サイバネ強化されているクルトやソーマタージと遜色ない速度で走る少年。
 よく見れば、着込んでいるアーマーやブーツがパワーアシストを行っている。
 見た目はボロで明らかに年代物だが、それなりに高度なテクノロジーで動いているのが見て取れる。

【ようするに人類の敵対者としての機構がそこらじゅうで跳梁跋扈しているということだ】

 −−−−−−−−−
【視界判定…】

 サイバネアイなどを所有している場合、爆炎の向こうより蜘蛛のような動きで、
 多脚の機影がガシャガシャと猛スピードでこちらも接近を仕掛けているのが見て取れるだろう。
 そして、その速度は明らかに越境者達より速く、さらにこちらを既に捉えているのは明らかだ。

 −−−−−−−−−

「ダウンロード?どっかの工場で造られるわけじゃあなくてか?」
「そこらの構造体の組成を組み替えて出現するんだ!監視塔に発見されても転送されてくる」

 情報の転送による現実への干渉と構造変化。
 この世界が本来もっていた<eクノロジーレベルはどうやらとんでもないレベルらしい。

「まるで願望機だな。…ここいらが適切か」

 走り抜けたクルトは瓦礫が多量に積み重なり、カバーポイント豊富とみなした地点で足を止める。
 だだっぴろい場所で正面きって戦うよりはよほどマシな戦場設定だろう。

「逃げ切れなさそうだ。迎え撃つぞ」

 弾薬を火薬とワイヤーで即興でこしらえたIDEを用意しながら、各人に目線と声を向ける老兵。

【接敵まで間もなし。覚悟と態勢を整えるべきであろう】
143 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/26(月) 22:33:51.61 ID:VHkZ71GCo
>>142


// >>141へのレスもかねておりまするー
144 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/26(月) 22:42:00.81 ID:RIDzVLNh0
>>142
「うぇ あれならバグスター(イエネコほどの大きさのハエトリグモ)の方が何倍も愛嬌があるぞ」
―――ギィ!!

視界の端に見えた機械にげんなりといった様子

「なんか覚えがあるなぁこんな世界 えぇいクソッタレやるぞアキレス男を見せろ!!」
―――ギィ!!

ベティもやったるでーといわんばかりにハサミを振り上げる

シャコンと久々のトレンチガンをポンプアクションし カバーできそうなくぼみに身をひそめる
後はIDEがどれほど効果をもたらしてくれるかが問題だ
145 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/26(月) 22:46:23.69 ID:CwpywMGO0
>>142
焔の向こうに見える影。ガシャリガシャリと音を立てて近づいてくる無慈悲な機械。
蜘蛛めいたその姿は、人を殺す事に特化したように見えて───。

「ダメだやっぱ」
目視してコンマ数秒で諦めて逃げるのであった。


「何だってそんなもんを作りやがった。縛りプレイのつもりか?」
クルト達に並んで走りながら、冷ややかな目と共に当然の疑問をぶつける。
滅びゆく世界でわざわざ人を殺すために作られた機械など、ナンセンスにも程がある。外来種の魔の手かトチ狂った科学者の仕業か。

「良いね。俺の墓石はそこのイカした瓦礫で頼む」
深く息を吐いて背後を一度だけ見やり、一瞬にして抜き放つのは赤き刀。
細かな振動が空気を斬り裂くk妙な音を立て、獲物を求めるかのように鈍い光を放つ!
「酸素も残り少ないんだ。省エネでいこうぜ」

「俺は上から行く。うまくいきゃあ機械のケバブだ」
豊富にある瓦礫に隠れて指差す。タイミングを見計らい、瓦礫を足場に跳び上がって上空から襲う算段だ。
146 :マドレーヌ・響 ◆vuhMSi6wNU [saga]:2018/03/26(月) 22:48:57.38 ID:JKc7oYpy0
>>142
足場に気を付けつつ、視覚素子のズーム機能を駆使して、どうにか響は敵影を捉えた。

「多脚の機械ですか。起伏の激しい地形にはもってこいの機構ですね」

つまりは地形で足止めはほぼ不可能に近い、ということだ。厄介な、と思う。
そして、この世界の住人らしい少年から、敵の出現方法を知る。材料さえあれば、どこにでも出てくるらしい。
厄介度が上がったところで、少年の同行者が足を止めた。ここで迎え撃つとのこと。
響は瓦礫の裏側に入ると、手に持っていた黒くて細長いケースを床に置き、留め具を外してカバーを開けた。
中に入っているのはポンプアクション式のショットガン。高周波ブレードの銃剣付き。響の仕事道具の一つだ。

「敵の装甲はいかほどのものなのでしょうか。これで対処できれば良いのですが」

弾薬ベルトを腰に巻き、弾をショットガンに込めながらつぶやく。
持ってきているショットシェルは散弾だけだ。スラグ弾のようなものがあれば対処の幅は広がっただろうが、ないものねだりしてもしょうがない。
147 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/26(月) 22:58:33.73 ID:VHkZ71GCo
>>145

「知らないよ!昔からそうなんだから!」

 なんでこのような機械が氾濫し、さらに人間の駆除を行っているか。
 そのような情報はもはや継承されていないようだ。

 −−−−−−−−−−−


【全員対象】

 身を潜める越境者の視界についに敵対者の全貌が顕となる。
 それは全身が艶やかな陶器の如き装甲で覆われた自動機械である。
 能面の如き無表情な顔(人形的であり、生物的ではない)に地面をガシャガシャ駆ける6脚。
 背中には撃ち尽したミサイルランチャーに幾つかのレンズらしき機構が見受けられる。

【体躯はおおよそ人間の二倍弱。しかし至近で見れば十分に脅威を覚えるサイズだ】

 −−−−−−−−−−−−−
【判定…サイバネ解析精度】

 敵装甲はつなぎ目が無い極めて堅牢なつくりだ。
 遠距離からのライフル弾などでは弾き返されるのは明白であり、
 さらに、曲面が多用されているので、攻撃の突入角が浅ければ同様の結果となるだろう。

 −−−−−−−−−−−−

 パパパパパン!先制でクルトの仕掛けたIDEが炸裂し、大量のベアリング弾が自動機械に突き刺さる。
 が、全ては装甲に弾き返され、損傷は全く与えられていない。が、レーダー欺瞞用の金属片(チャフ)も多数ばら撒かれ、
 戦闘開始の合図としては十分だ。
 

≪00001111101010101≫

 自動機械は電子音声を発して、背部のレンズから多数の赤い光を天上に向けて射出!
 それは高出力の熱戦であり、その光は真っ直ぐに天に――否!それぞれの光が意思をもったように曲がりくねり、
 こちらに向かって降り注いでくるではないか!!

「ホーミングレーザー!?ふざけたもんだ!」

 狙いはやや甘いがそれは、チャフが有効な内であろう!!

【降り注ぐホーミングレーザーは瓦礫構造物を容易く貫通し、さらに着弾地点に小爆発を引き起こす!!】
 【→瓦礫は敵のレーダー妨害と重なり、身を隠す障害物としては現状は有効→なお、運わるく着弾すればそれでジ・エンドである】
148 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/26(月) 23:06:27.59 ID:RIDzVLNh0
>>147
「・・・キモイ」
―――ギィ…

全貌を見てさらにキモさ倍増 ベティも同感だ といわんばかりにハサミを振り上げる
さて クルトのIDEはほぼノーダメとなり ここから曲がるレーザー掻い潜りながらの囮タイムということになる

「アキレス 吶喊します あぁ〜〜〜〜〜〜やだなぁぁぁぁああああ!!!!」
デモンレッグ発動 青き霧を纏い 瓦礫を巻き上げながら自動機械めがけてまっすぐ突撃

囮の極意はまず目立つこと ソーマタージが上空からの強襲を試みるらしいので 自分はソーマタージにしせんが 剥かない様にするのが仕事である
149 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/26(月) 23:10:38.87 ID:CwpywMGO0
>>147
「いけ好かない顔だ。踏んでやりたいネ」
チラと顔を出して敵を窺う。装甲は見たところ、並み大抵の武器では通じないだろう。そういう形だ。
現に今も、クルトの仕掛けたトラップが動いたが効いた様子はない。
曲面に逸らされないよう垂直に、それもかなりの力で突き刺す必要があるだろう。


「ふざけすぎだ!人間だけを殺す機械かよ!」
頭のすぐ上を斜めに貫通し、目の前に爆ぜるレーザー!こちらに飛び散る破片に怒鳴る!
仕掛けられたチャフのおかげだろう。狙いは甘いが、それでも脅威に変わりはない!
「そういえばそうだったんだ。 髪の毛が焦げた」

「クソッタレ、一か八かだ!」
見開いた眼で機械を睨む。如何な装甲で覆おうと、機械は機械。駆動部がどこかにある筈。
それを探し、内部にダメージを与える。それも、自分らが死ぬ前にだ。
「やらなきゃいけないんだよソーマタージ。その機能こそが存在意義だろう」

出鱈目に瓦礫を地面を吹き飛ばすレーザーに追い立てられる様に、しかし弾丸めいた速度でソーマタージは身を低くして飛び出す!
担いだ刃が探すのは装甲の隙間、反撃の刃を突き立てられる部位である。果たしてあるだろうか。
150 :マドレーヌ・響 ◆vuhMSi6wNU [saga]:2018/03/26(月) 23:12:37.69 ID:JKc7oYpy0
>>147
「駆除用の機械に顔を付けるとは、なんとすばらしいセンスでしょうか」

無表情のまま皮肉を言いつつ、ショットシェルの装填を終え、ガチャリとショットガンのポンプを引く。
ぱっと見、装甲に隙は無いが、さきほどまで見せていた機動性から、装甲の厚み自体はそれほどではない可能性がある。
ショットガンによる至近弾。まずはこれを狙ってみるか。
……と、決めた矢先、敵機から赤いレーザーが射出され、不可解な軌道を描いてこちらに向かってくるではないか。

「戦闘開始の号砲というわけですね」

隠れていた瓦礫から飛び出し、すぐ横の瓦礫の影に入る。さきほどまで響が居た地点に降ってきた光が着弾、爆発を起こす。
そのまま隠れるでもなく走り続け、その瓦礫から飛び出る前に響はクローキングシステムを起動した。
瞬時、響の姿がぶれ、透明になる。そして透明のまま、敵機の横に回り込むように走って近づく。
敵のセンシングシステムがどのようなものかは不明だが、光学的に今の響は非常に捉えづらい。
こうやって近づいて、まずは散弾を至近から撃ち込んでみるのが響の狙いだ。
151 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/26(月) 23:22:40.60 ID:VHkZ71GCo
>>148

≪000111101010101≫

 デモンレッグを発動したアキレスの動きを自動機械の眼が捉える。
 レーダーではなく直接的な光学スコープ。ゆえにチャフの影響を受けていない。

【ISO感度2億6800万以上!毎秒2000万フレーム以上に相当。弾丸の軌道すら容易に認識できるレベルだ。
 これは脳が人間ベースでは処理できない完全機械ゆえに可能なのであろう】

≪000111101010101≫

 脚部に取り付けられた爪を伸ばし(単分子構造!極めて危険!)アキレスの軌道上の正確に置く
 触れただけで分子レベルで切断される極めて危険な刃だ!!

>>149-150

 アキレスが囮となっている隙にソーマタージは吶喊。マドレーヌはクロークを行いながら接近!
 ドゴン!と重低音の銃声と共にマドレーヌの散弾が至近で炸裂し、装甲表面に大量に火花を散らす!

【貫徹せず!表面で弾かれ――否、多少のへこみは観測。堅牢なれど装甲厚そのものはさほどではない】

 その様子を見やりながら刃を突き入れる先を見出さんとするソーマタージ。
 COMPの解析が奔り、頭部/脚部と胴体をつなぐ隙間などが候補に挙がるが、
 動力部と思わしき熱源は現在、見出せず!!

【頭部にメイン制御システムの存在が見受けられるがそこは装甲厚が大きく貫徹は特に困難と予想される。
 生半可≠ネ攻撃ではビクともしないだろう】

「こうも弾幕が濃いと、な」

 クルトも回避と牽制射を行っているが、連続する小爆発の中、攻めあぐねているようだ。
 この状況では彼の義手――粒子加速砲を構えるタイミングが見出せそうにはない。
152 :マドレーヌ・響 ◆vuhMSi6wNU [saga]:2018/03/26(月) 23:33:57.35 ID:JKc7oYpy0
>>151
「なんともはや、どうしようもないお肌ですね」

多少凹ませることはできたが、ショットガンの至近射撃でこの効果では、やっていては日が暮れてしまう。
どうしたものか、と思考を始めた矢先、少年と一緒に居た男……クルトの姿が目に入る。
彼には何か手がありそうだ。だが。砲撃に邪魔されてそれもままならない様子。

「騒ぎ立てるのは趣味ではないのですが、この場はそうしたほうがよさそうですね」

クローキングを解いて姿を現した響は、ポンプを操作して薬室に弾を送り込むと、
趣味の悪そうな顔に向かってショットガンを撃った。
自身の火力ではあまり役に立てそうにないと判断した響は、対抗手段を持っていそうなクルトの攻撃機会を作るために、
ショットガンで「騒ぐ」ことを選択したのだ。
153 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/26(月) 23:34:06.98 ID:RIDzVLNh0
>>151
機械の相手をするときに一つ 気を付けなければならない
それは生半可な動きなどお見通しであるということだ

今回“も”自らの軌道上に 正確無比に『置かれる』刃

機械ゆえに可能な芸当 故に自分はこう答えるのだ

「その攻撃・・・飽きたぜ!!」
デモンレッグは尋常ではない脚力を有することができる異能
その力を存分に使い 思い切り踏ん張って100のスピードを瞬時に0にする

置いた攻撃の手前で止まり 逆方向に走り出す

静止の瞬間 骨や関節が嫌な音を立て 激痛が走るがお構いなし

「スプロールじゃ置き判定に対応できるようになって初めて一人前なんだよ!! 覚えとけ!!」
弾かれる前提のリボルバー射撃を装甲に当ててなおも自動人形の周りを駆けまわる

他の誰かがこいつを倒してくれることを祈り ただ囮を務める
154 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/26(月) 23:38:35.46 ID:CwpywMGO0
>>151
「熱反応、無し…。どうやって動いてんだ、オカルティックか?」
カマイタチめいて放とうとした刃を納める。迂闊に手を出すのは危険と判断したのだ。

その時、視界の端で散る火花。装甲の表面が僅かに凹む様を、赤い瞳のサイバネアイは確かに捉えていた。


「とっておきだったんだがな、畜生め」
SLAM!!何の手も打たないまま反対側の地面にヒビを残すソーマタージ。その手に握るのは、非常時用の予備バッテリー!
砕け散り、飛び散る電解質。掌の機構がそれを吸収し、一度限りの力を彼に与える。

「弾幕が薄ければ、いいんだな。ワカル、分かるぜ」
電力が力を与える。縄目板人工筋肉が衣類の下で盛り上がり、噛み締めた奥歯が嫌な感触を送る。
次の瞬間、再び血を蹴り弾丸じみた勢いで駆け出すソーマタージ。その四肢に、肉体に紫電が迸る!

彼の肉体は極めてシンプルな機械だ。電力があればそれだけ強くなる。崩壊を防ぐための枷も存在しない。
紙面に一歩ごとに深い痕と微細なスパークを残し、高く跳び上がる!身体を捻り作るのは、重々しいドロップキックの構え!

「イヤーッ!!」
赤い光の軌跡を残し、破壊槌じみた二足が背後から頭部を目指す。衝撃で不具合を起こせるなら重畳。破壊出来たなら文句無しだ。
155 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/27(火) 00:07:11.83 ID:S1J4RO2zo
>>152-154

「ああ、弾幕が薄ければいい!頼むぞ」

 クルトの深紅に義手――終焉の遠未来の聖遺物アラクランの咆哮
 しかして、封印の解除、聖言入力、射出機構の展開など、咄嗟に撃てるシロモノではない。

【ゆえに仲間によるフォローは必須である】

 もとより、囮に徹しているアキレス。リボルバーは全て装甲に弾かれるが、
 敵の光学スコープの注意の多くを引き付けているのは事実。

【しかして、段々、動きの軌跡の解析が進んで、刃がより正確にアキレスの動きに追随してゆく!このままでは――】

 ドン!ドン!とここで腹に響く音がばら撒かれる。
 自動機械の頭部に大量の火花――散弾が直撃する。マドレーヌの援護射撃!
 彼女の目論見どおりに騒ぐ銃弾に自動機械の視界とレーダーが衝撃とノイズでブレる!!

【が、当然迎撃のために己の至近でホーミングレーザーを次々に爆裂させる!これを回避しながらの連続射撃を継続可能か!?】

「――やることは同じか」

 その修羅場の最中、ソーマタージがが予備バッテリーを砕いたのを見て取り、
 クルトも首筋に体内発電促進剤のシリンダーを撃ち込む。

 過充電、非推奨、非推奨、非推奨、、皇帝陛下の護りあれかし

             警告、熱量負荷増大、正規コード不所持、ユーザー認証不可――強制認証

「イヤーッ!!」

 裂帛のシャウトと共にソーマタージの強烈なドロップキックが未だ散弾の火花散らす頭部に炸裂!
 それは自動機械の機能を大きく阻害し、衝撃吸収、視覚障害回復までコンマ数秒のロスをもたらす!!

「撃つぞ!よけろ!!」

 擬似的な太陽の如く輝く腕を構え、クルトは越境者達に警告!
 次の瞬間には深紅の閃光が炸裂し、一直線上に解き放たれる。

【射線上の自動機械の頭部と胴体はコルクを抜いたかのようにそのまま蒸発!!それは一瞬であった】
【それは構造体の天井まで光の柱の如く伸びて、直後に天に太陽が出来たかのように大爆発を空に引き起こした】

 残るは閃光の直線状に赤熱する断面と金属が蒸発して起こる異臭である。
 この破戒に巻き込まれていないか?

「―――」

 少年は越境者達の戦いぶりに唖然としていた。
 クルトの破戒もそうだが、自動機械と正面きって戦える異様なのだ。当然であろう。

「あんたら、一体なんなんだ?」
156 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/27(火) 00:15:20.35 ID:gaxPgCkg0
>>155
不規則な動きもやがて解析され 衣服をかすめる刃

「だれかぁぁぁぁぁぁ!! 細切れになる前にはやくぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
泣きが入るアキレス だがここでクルトの奥の手が見える

「イェェェェェェイ!!!!」
いわれずともスタコラサッサ 自動人形から離れた瞬間 赤き閃光が炸裂した

「はっはっはー どうよ俺たちの攻撃は!!」
囮以外何もしていないアキレス 動かなくなった自動人形を足蹴にする 背中がちょっとすすけているのは秘密だ

そこはベティがいたはずだろって?

―――ギィ!!
いち早く離脱していたベティは 炙られる前に安全圏に移動 今はクルトにおつかれさまーといわんばかりにハサミを振り上げていた

「あぁ俺たち? さぁ問題です 俺たちはいったい誰でしょう」
なお少年への問いにはボケ倒すのであった
157 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/27(火) 00:16:03.52 ID:r00GmjnL0
>>155
≪気が合うネ、俺達。生き別れの兄弟?≫
破壊の極光と赤熱化した断面から昇る熱気、悪臭の向こうから無線会話が飛ばされる。生きてはいるらしい。
数秒後には、埃塗れの腕ズボりと生えてサムズアップ。咄嗟に空中で身を捻って線香のすぐ側に落ちたようだ。


「やれやれ、酷い目に遭った。 あのお面は?お土産にしようと思ってたのに…」
埃を払いながら一行の元に戻る。予備のO2カートリッジを挿入すると、深く息を吐いた。
「監視者とやらに目を付けられても困る。とっとと離れるとしよう」

そこにかかる少年の問い。至極当然な疑問だろう。
「───さっきも言ったろ。 旅人だって。新天地を求めて旅を続けてるんだ。
 そこの爺さんは…、新造人間だ。起こるとさっきみたいにチョップで全てを焼き尽くす」
158 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/27(火) 00:25:28.41 ID:S1J4RO2zo
>>156-157

 自動機械は脚部の残骸を残して完全に消滅≠オた。
 そのため、ソーマタージが希望するお面は手に入りそうに無い。残念である。

「まあ、何とかなった…な」

 負荷限界、残電量、危険――

【ソーマタージとベティに返事をすると、クルトはそのままに倒れてしまった】
 【→生命に別状は無い。負荷の限界。目覚めてもしばらくはアラクランの咆哮は使用不可となるだろう】

「な、おい、大丈夫か?」

 倒れたクルトを助け起こしながら、越境者達のややトンチキな返答に困惑しつつも、

「ま、まあ、あんたらのおかげで助かった。
 この人を休ませないといけないし、あんたら、俺の村に案内するよ」

 少年はそう告げると、身を休める拠点まで案内をしてくれるようだった。
 危険窮まり、謎だらけの世界。はてさて、この先、何が待っているのだろうか。

【今回はここまで!!】
159 :マドレーヌ・響 ◆vuhMSi6wNU [saga]:2018/03/27(火) 00:25:39.66 ID:10jJURnV0
>>155
撃ってはポンプで弾を送り、を繰り返して連続射撃する。
装甲が厚かろうが、総じてセンサーの類はその装甲から露出することを余儀なくされる。
それが存在しているであろう個所に何度も散弾を送り込まれるのは煩いに違いない。
響を追い払うために自らの至近にレーザーを撃ち込んできているのが、それを如実に表している。

「来ることが分かっていれば、避けるのは容易ですね」

着弾の直前に脚だけを使ってバク転し、側転し、迫りくる複数のレーザーを回避する。
レーザーの着弾と同時に爆発が起き、瓦礫が飛び散るが、さすがにその程度では防刃繊維のメイド服を傷つけるには至らない。
そして、響と他の越境者が「騒いだ」結果、クルトの必殺の一撃が敵機を貫く。
光によって敵機の大部分が熱で蒸発してしまう。もうあれが動くことはないだろう。

「……やりましたか。まったく、とんでもなく趣味の悪い機械でしたね」

と、この結果を見ていた少年が驚いたような声を上げる。まるで別種の化け物を見たような様子だ。

「何なんだ、と問われれば……そうですね、見ての通りの戦士たちとメイドなのですが」

嘘をつけ、と即座に突っ込みが入りそうな返し。ショットガンで武装し、弾薬ベルトを腰に巻いたメイドなどあろうものか。
だがこれは「越境者」などと言っても通じまい、という予想の上での発言だ。それにしてはセンスもなく直球であるが。
160 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/27(火) 00:28:48.86 ID:S1J4RO2zo
>>159

「メイド…メイドってなんだ?」

 クルトを抱える少年は台詞。
 ナムサン!この世界ではメイドという概念が残っていない!アイデンティティの重篤な危機だ!!

【結局、説明がイマイチなままこの場を後にすることになるだろう】
161 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/27(火) 22:34:46.83 ID:gaxPgCkg0
【狭間のスクラップヤード】
厳しい冬は過ぎ去り 麗らかな春

ともなれば気温も上がり

アキレス「あちぃ・・・」
―――ギィ!!

冬の間は良き隣人であった暖かさは暑さに変わりやすくなる

ここ狭間のスクラップヤードも日向は汗ばむ陽気ともなれば

アキレス「おっさーん アイスたべたーい」
ロイ「なんか前にもなかったかこんなこと」

アキレスのわがままにげんなりのロイ

アキレス「ベティもアイス食べたいよなーアイス」
―――ギィ♪

ベティを味方に駄々をこねれば

ロイ「はぁ…材料費をカンパしてくるように」
アキレス「いえーい」
―――ギィ♪

重い腰を上げるロイと ハイタッチをするベティアキレス両人

そんなこんなで 31の意味深数字を掲げたロイのアイスクリーム屋 堂々のオープンである
冷たい甘味に引き寄せられた越境者はいるだろうか?
162 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/03/27(火) 22:46:59.14 ID:ux5+BJ790
>>161
「暑い、暑い……あぁ、もう……」

さてはて、麗らかな春の陽射しの中でひーひーと息を切らせているのは半人である
無機的な部分は寒さを好み、有機的な部分は丁度いいのを好む半人としては、急激なこの寒暖差は堪えるのだ

「ずーっと冬だといいのに……いやだなぁ、スクラップヤードはこれから暑くなるのかぁ……」
「ん?あ、あれは……」

ふらふらーっと光に釣られる夜行虫が如く、アイスに惹かれるのであった

「こんにちは、皆様……ステキなお店ですね」
163 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/27(火) 22:56:20.97 ID:gaxPgCkg0
―――ギィ!!
ずっと冬なんてまっぴらだ! といわんばかりにハサミを振り上げるベティ
虫にとって寒さは点滴だからね 仕方ないね

え? お前雪で遊んでただろって? ベティちゃんはベティちゃんなので何の問題もありません

そんなこんなで釣れた越境者 タェンティースを出迎えるのは 青と水色のどこかで見たことのあるエプロンを纏ったアキレスの姿

アキレス「へいらっしゃい 何にいたしやしょう?」
なお マグロ=サシミなどゲテモノ系フレーバーはないのでご了承ください

そしてロイは食い意地の張った忍者に少量のアイスを乗せた赤いスプーンを投げ付けていた
164 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/03/27(火) 23:04:22.19 ID:ux5+BJ790
>>163
「あはは、ごめんなさい……」

なんとなくではあるがベティの抗議を察して苦笑
アキレス程卓越してはいないが、流石にその辺は長い付き合いだ

「アキレス様は、アルバイトですか?」
「うーん、そうですねぇ……」

ツナマヨ味を探すがなさそうだ、ならば取り敢えず基本のバニラを指差して微笑む

『ペロッ、これはおっちゃんのアイス!』

食い意地の張った忍者、逆さまに木にぶら下がっていた状態でそれをダイレクトお口キャッチ!
同じく食い意地の張った自称ラスボスと共にやって来る
尚ルシオラは病院送りの最中であり、残念ながら今回は食べれなそうだ
165 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/27(火) 23:16:58.70 ID:gaxPgCkg0
>>164
―――ギィ!!
分かればよろしい といわんばかりにハサミを振り上げるベティ

アキレス「材料費をごまかそうとしたのが間違いだった・・・これでは楽してアイスいただきます作戦が決行できないではないか…」

どうやらせこいことをしてしっぺ返しを食らったらしい

ロイ「アイス=ジツ イヤーッ!」
四五六とユノにスプーンの連続投擲をしながら争っている中

アキレス「しかしルッシーも災難だったね まさか右腕なくして帰ってくるとは」
白い白いバニラアイスをコーンの上に設置してはいどうぞ

と タェンティースの体が影ですっぽりと覆われる

ギガース「・・・・・・・」
甘味につられた巨人 お行儀よく並ぶの図
視線でおすすめは何かと問うのであった
166 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/03/27(火) 23:24:24.63 ID:ux5+BJ790
>>165
「はい、お詫びです」

コーンを少し割ってアイスをつけて、お詫びの印としてベティへ差し出した。ケジメ!

「あー、それは自業自得ですねぇ」
「まぁでも、アルバイト代は出るんでしょう?」

最も、現物支給の可能性も否めないが

『『テヤーーー!!』っす!!』

宙を舞うアイスアイスアイス、お口を開けてキャッチキャッチキャッチ
謎の合戦を背景に巨影、おやと微笑みを向けた

「うーん、これとかどうかな?」

指差したのはイチゴ味!多分野生のイチゴとかも食べた事があるんじゃないかとの思考
ピンク色の見た目もカワイイしね!
167 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/27(火) 23:36:41.89 ID:gaxPgCkg0
>>166
アキレス「出なきゃ泣く」
―――ギィ♪

あまいあまーいアイスに舌鼓を打つベティと げんなりのアキレス

そして謎の合戦は終わりを見せず ギガースは

ギガース「・・・・・。」
無言でイチゴ味をチョイス 大男がピンクのアイス食べてるってギャップだよね!!

あて 一同思い思いにアイスを楽しんでいると 突然体にブレが生じる

ロイ「越境反応?」
アキレス「また急だな」
―――ギィ!!
ギガース「・・・。」

一行 みな一様にスクラップヤードから姿を消し あとに残るは人の居ないアイスクリーム矢
きっと誰かが後片付けしてくれることでしょう

そして一行が越境した先は・・・

【ニブルヘイム】
隕石でも落ちたか どっかの馬鹿が核でも落としたか

とにかくこの世界に春は訪れず ただすべてを凍りつかせる白があるばかり

ロイ「・・・・さ」
アキレス「サブイサブイサブイ!!!」
―――ギィ
ギガース「・・・・・・。」

おら 待ちに待った冬だぞ 喜べよ
168 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/03/27(火) 23:43:40.98 ID:ux5+BJ790
>>167
「ふふっ、確かに」

実際越境者達相手に盛況であろうお店はそれなりに忙しくて大変!
これでお給金無しは少々酷であろう、例えそれが現物支給であるとしても

「美味しいでしょ、バニラも少し食べる?」
「……ん、あれ、越境ですか……」

満面の笑みでバニラアイスを差し出していると慣れた感覚に背筋を伸ばす
いきなり理不尽の只中に落とされる事だってあるのだ
さてはて、気がついた世界は?

「……うん、まぁ……」
「……冬が来ましたね、だから寒いです……」

かくんと小首を傾げながら苦笑するしかなかった
手にしたバニラアイスは即座にカチンコチンに固まってしまう極寒!

『『ささささ寒い!』っすー!』

きっちり巻き添えを食らった仲良し二人も、抱き合って突然の寒さに泣き出す始末
そんなこんなな越境者達の一幕は、今日も平和(?)であった

//すみません、ちと眠気がやばし…!落ちにさせて下さいっ!ありがとうございましたっ!
169 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/29(木) 22:05:32.68 ID:QSn9YRsbo
【前回までのあらすじ!】

 とあるファンタジー世界:金属の王国にて蠢動するスケイブン(鼠人)の企みは、
 そのまま推移すれば越境現象に重篤な亀裂をもたらすことになる。
 越境現象そのものが虚数空間に呑まれ、越境=存在消滅というリスクが跳ね上がるのだ。

 現在、とある越境者パーティー(イムカ等々)は、事態の解決のために舞台裏で動いているが、
 表舞台でも別の局面が進行している。金属の王国とスケイブン氏族の一大決戦。

 万を越す大軍勢と、十万を越す鼠人の大規模戦闘。
 幾人かの越境者も傭兵として参戦するロンデルガードの戦い≠ナある。

 −−−−−−−−−−−

【ロンデルガードの戦い:7日目】

「フゥーっ」

 葉巻の煙を口中で味わってから、クルト・カントールはハチミツとレモンを混ぜた水をぐいっと飲み干す。
 彼のコンバットスーツは返り血や粉塵塗れで、つい先刻まで最前線にいたのだとハッキリと示している。

「なかなかにキツい状況だな」

 塩味ばかりが強い干し肉をかじり、それを水で流し込む。
 キツイ状況…戦局は現在、優勢といっていい状態ではあった。

【越境者達は主に戦場にあって厄介な魔術師(サイカー)に狙いを集中し、突撃→屠り去り離脱という戦法を幾度も繰り出し、
 傭兵連中の間では早くも魔術師殺し(ソーサラーハンター)≠ネどと呼ばれているくらいだ】

「優勢だが決め手が無い。いや、あるんだろうが出し渋っているようだ」

 簡易テントで疲労した身体を休めつつ、老兵は呟くようにして目を細めた。

//戦争中→野営地に一時帰還中って状況でスタート
170 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [age]:2018/03/29(木) 22:12:23.17 ID:C5zhdlvj0
>>169
「……」

別行動を行う仲間達の安否を気にしているのか、血管のようにそらに昇る数多の煙の向こうを眺めている半人
多くの怪我や汚れに覆われ、それでも未だその戦意に衰えは皆無

「……ん、えぇ……」
「無駄な損害をお互い被るのはゴメンでしょうし、一刻も早くの決着をと思うのですが……」

座る事なく背筋を伸ばしたまま、溜息と共にかぶりを振った
171 :BBとメアリー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/29(木) 22:12:35.13 ID:eTQP6Dlv0
>>169
「また何で出し渋っているんですかね、早々に決着をつけるべきだと思いますが」

漆黒のSF風コンバットスーツで全身を覆た金髪碧眼の青年は老兵の呟きに応える。
序盤で携行していたサブマシンガンっぽい武器は御株を完全に
厚さ5cmに満たないB5サイズのハードカバー辞典風魔本に奪われていた。
172 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/29(木) 22:19:38.39 ID:Y2XUVLwO0
>>169
大股開いてふんどしチラリズムさせながら大いびきをかいている何とか虫もいますが気にしないであげてください

彼はというと
朝起きて酒飲んで朝飯食って酒飲んで出撃して昼飯食って酒飲んで出撃して晩飯食って酒飲んで出撃して寝るという
基地外サイクルで戦場の場を満喫していた

なおこの男としては決め手があろうがなかろうが関係はなかった
ただ殺して殺されての繰り返しができれば満足であった
173 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/29(木) 22:22:52.89 ID:atekJOgx0
>>169
「まったくだ。こうも長引くと整備もおちおち出来ない」
水気を絞った布で外骨格を拭き、血の臭いと汚れを落とすエリコ。その表情は苦々しい。
彼のスーツは最新機器の塊だ。試験も兼ねての運用だが、下手に壊れるとデータ以前にこちらが死んでしまう。

アイカメラの汚れを落としたあたりで、ようやっと一息。次の戦いには出れるだろう。


「傭兵如きには見せたくない、ってところか。それとも面倒な手順でも踏むのか。
 決着がつくか、その前にゲートが開いて強制退去かだ。後者の方が楽だがな」

「次は何をさせられるのだろうな。その虎の子を出す前に畳みかけて終わらせろとでも言われるか?」
ハン、と鼻で笑うと鋼鉄の腕を干し肉に伸ばしながら皮肉を飛ばす。
銃の弾は付き、近接専用のチェーンナイフはエネルギー切れも近い。彼自身もジリ貧なのだ。
174 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/29(木) 22:39:40.79 ID:QSn9YRsbo
>>170-171>>173

「ああ、お嬢ちゃん達の言っていることは間違っていない。普通に考えれば、な」

 クルトはタェンティースとBBに視線を向けて説明にと、木の簡易机にトランプをばら撒きながら、

「戦争ってのは、戦闘よりちょっと厄介なところがあってな。この手の戦いでカード切った場合――」

 一枚めくる。スペードのA。

「それが呼び水となって、相手の切り札を誘発させることが間々ある」

 もう一枚めくる。ジョーカー。不吉なカードだ。

「俺達のような兵士は気楽なもんだが、指揮する人間はそうもいかない。何せ多くの命運を抱えているわけだからな。
 しかも、この一連の事件では王国側はスケイブンにやられっぱなしだ。頭に過ぎるんだろうな。
 この戦いでだけスケイブンが無策などありえない。とな。もちろん何処かで決断はしなければならないのだろうし」

 クルトは空を見上げる。青い血をぶちまけたような空。爽快な青空とはとてもいえない異様な色。
 そして、夜な夜な飛び交う眼球の無い翼を生やした赤子。人心を狂気にいざなう天子虫。上位者の使者。
 この戦場では神官団が総力を結集し、上位者の精神汚染から兵士を護っているが――

【王国側は総力を結集しこの戦いに望んでいる。すなわち、地方などの自衛力は自ずと低下しており、
 時間が経てば経つほど、混沌とした状況は拡大の一途をたどることになる。時間は敵の味方でこちらの敵である】

「もちろん、どこかで決断しなきゃいけないのだろうがな。
 ああ、現在、騒動の中心である俺達がここから越境することになった場合、接続先はもう虚数空間のようだ。
 事件が解決するか、いずれランダムジャンプで死ぬかの二択になったな」

>>172

「こちらはシンプルでいいな」

 戦えれば良しな鈴虫は実に気楽に楽しんでいそうだ。
 カノッサも不安定なゲートから順路を搾り出してようやく送り込んだ(勝手に来たのか?)エージェントがコレとか。

 −−−−−−−−−−−−−−

【全員対象】

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…ッ!!

 ここで耳慣れぬ重音が各人の鼓膜を響かせる。それは戦車にも似た、
 しかし、それよりもさらに重厚な響きであった。

「どうやら動きがあったな」

 クルトは葉巻の火をテーブルでもみ消しながら外界…赤茶色の砂煙を上げる音源を見やろうとする。
 距離はそれなりに離れているため、クルトのようなサイバネアイか拡大鏡の類で見る必要はあったが。

【音源のほうを見やれば、そこには20体を越す鈍色に輝く巨大なゴーレム…メタルゴーレムが姿を現す】
【→メタル…金属の王国のゴーレム兵器である。ただの鉄や鋼などではありえないだろう】

 ピガッ!!

 メタルゴーレム群のレンズ部分から光の一閃がスケイブンに向けてほとばしり、
 一瞬後に巨大な火柱が次々と爆裂し、打ち上げられ炭化したスケイブンの一団が地面に激突する前に粉となって散る。
 その光景に王国側の兵士や傭兵から次々に歓声が沸いた。

【圧倒的破壊。どうやら王国側は決戦兵器という切り札を切ったとみえる。これ以上のカードはトクシュブタイの投入以上はなかろう】

「カードは切られたようだ。すぐに動けるようにしておけ。良かれ悪かれ戦局が動くぞ」
175 :BBとメアリー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/29(木) 22:45:04.16 ID:eTQP6Dlv0
>>174
BB「ホワイトネスの人型戦車みたいだな……何処にでもあるものなんだな、ああいうのは」

カシャン、と音を立ててBBの顔がコンバットスーツから展開されたヘッドギアに包み込まれる。

BB「さて、このままあっさり終わってくれれば御の字ですが」
176 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/29(木) 22:49:06.68 ID:Y2XUVLwO0
>>174
「んかっ」
鼓膜を揺るがす轟音に鼻提灯をパチンと破裂させ飛び起きる鈴虫
諏訪的集荷と仕込み杖を振りかざし

「鉄の人形が軟化してやがる んで次戦場はどこだ アレと一緒に行けばいいのか?」
ゴーレムを指し クルトに訪ねる

「あと飯と酒」

177 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/03/29(木) 22:50:27.83 ID:C5zhdlvj0
>>174
「呼び水となる、という事ですね」
「……ふーっ、どうにも気ばかりが速まりニガテです」

戦争というものは、と溜息
実際半人は戦闘の為に生まれ戦闘を好むが、戦争をもそうであるかといえば話は別だ

「……ん、これは……」

周囲に満ちるエネルギー、魔力だとか、他にも人の意の轟々たる流れ
不可知のはずのそれを、戦さ場において鋭敏になった第六感的なモノが捉える

「……、」

歓声とは無縁の半人、むしろやや顔を背ける
これは一方的な殺害を好まない、死を与えるのは剣と覚悟と意思であるべきだとの美学を持って挑んでいる
最も、そうでもなければ多くの死と殺を前にして平然といられる性格をしてはいないのだ

「えぇ、いつでも」
178 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/29(木) 22:52:05.80 ID:atekJOgx0
>>174
「戦車…なワケがないか。お前さんの言う切り札とやらかもな」
青ざめた血の様な空。舞い上がる砂煙と閃光、火柱。そして、ゴーレム。
眼鏡に搭載された望遠機能はゴーレムの身体を解析しようとして、長い長い読み込みを始める。


「向こうも本気になるだろう。前以上に気を張らなければな。
 厄介毎ばかりだ。数人殺すだけで休みを貰えてた頃が懐かしい」

舌打ちをして固まった眼鏡をしまうと、手入れの済んだ外骨格の背中を開エリコく。
深い緑色の装甲は彼の肉体を受け入れ覆い、内部の人工筋肉だ隙間を埋めて硬質化。赤いアイカメラが光り、戦闘準備が整った事を知らしめた。

数度拳を握って開き、立てかけた弩とありふれたロングソードを手に取る。
近未来の技術の粋を極めた装備に身を包んで、やる事は原始的でファンタジーな殺陣だ。ソーマタージならば嗤っていただろう。

「爆発音など、遠く離れたところで電話越しに聞くに限る」
179 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/29(木) 23:02:27.27 ID:QSn9YRsbo
【全員対象】

「…どうやら噂をすれば、だ」

 老兵のつぶやきと同時に伝令兵こちらにやってきて、
 羊皮紙を広げながら越境者達に命令を告げる。

 ※この国は越境者の存在を認識しており、越境者を使い勝手(どういう意味かは個々人で解釈すべし)精鋭≠ニ捉えている。

【クルトはその命令(オーダー)を聞いて頷く】
 【→ニセ命令でないか念のため印章を確認→時にいるのだ。功を焦って精兵を勝手に動かして遣い潰す愚物が】

「俺達にも突入命令。ただし、最前線よりやや後方で。敵に動きがあるまで積極的行動は避けるように≠ゥ」

 つまるところ、何かがあったときは即応しろ≠ニいうことらしい。
 このまま優勢のまま推移するなら、これ以上の武功は立てさせる気は無く(余所者の英雄など望まない)、
 窮地に立たされた場合は矢面に立てということだ。

【もっとも、傭兵の扱いなど往々このようなものだ。積極的に遣い潰されていない分、まだ良心的とすらいえる】

「いくぞ。俺のカンだがな。嫌な予感しかせん」

 もっとも、ここで不服を唱えるようならば、クルトはもう生きてはいない。
 このような状況の場合、積極的に動かねば逆に詰んでしまうことも少なくないのだ。

【判定(直感/戦場慣れ)→メタルゴーレムが敵陣を切り開けば開くほど、スケイブン側≠ゥらのプレッシャーが増していく】
【判定(魔力感知)→警告:大規模な召喚魔法の兆候アリ/クラス8以上のモンスターの出現可能性】
180 :BBとメアリー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/29(木) 23:07:14.23 ID:eTQP6Dlv0
>>179
BB
「…ああ、その勘は当たりそうです。
 さしずめ巨大ロボVS巨大怪獣ってところでしょうか」

BBの携える魔本がボンヤリ青く淡く光っている。
何かしらの魔力を察知したのだろう。

BB「被害は少ないほうがいいでしょう。さっさと出た方が良さそうです」
181 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/29(木) 23:11:08.99 ID:Y2XUVLwO0
>>179
「え〜最前線がいいな〜 勝手に突撃しちゃおっかな〜」
オーダーに対し 不満タラタラの鈴虫君

「せっかく楽しそうなことが起きそうなのによ〜」

【判定 戦場慣れ:成功】
メタルゴーレムを睨み 目に危険な光が灯る笑みを向ける

最高峰のヤバさに立ち会えないとなれば末代まで公開しそうだ


そしてこの場にロイがいたならばこう言ったかもしれない

スケイブンの儀式は犠牲者の数が多ければ多いほどいい
その犠牲者は敵である必要はない

つまりはそういうことなのだろうと
182 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/03/29(木) 23:13:15.22 ID:C5zhdlvj0
>>179
「分かりました」
「……ただ、出来る限りでいいです、伝令などという形式張ったモノでなくとも構いません」
「キケンが迫っています、魔力の昂まりを感じます、備えて下さいと」

素直に従い、伝令や周囲の兵、越境者達に簡単に告げる
最もそれらを感じ取れぬ様なモノなど居ないかもしれないが、果たして口に出す事が出来る立場にいるかとなれば話は別だ
越境者とは何処までも、自由然とした越境者なのである

「……」

ビリビリと焼け付く様な感覚に怖気を覚え、しかし追従する半人
魔力や多くの感覚に対する機構を備えているというのは、多くの場合に利点となり今回も然りであった
183 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/29(木) 23:16:07.75 ID:atekJOgx0
>>179
「もしもの時の捨て駒か。俺は誰を怒らせたんだ?」
冗談を飛ばす気にもなれない。傭兵がこういうものだと分かってはいるが、彼は自分がその状況に置かれてるのが嫌なのだ。

バイザーは静かに戦場の光景を写し、砂埃をまた浴びていく。
その時、HUDに表示アリ。余所の世界で手に入れて解析させた、粗末な魔力計に反応があったのだ。
更に彼の戦士としてのカンが、よくない物を知らせている。


「敵も仕掛けてきたらしい…。 本格的に捨て駒になりそうだ」
歯噛みをし、両手で構えた弩に力を込める。何が来ても対処できるように。殺せるように。
184 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/29(木) 23:42:55.28 ID:QSn9YRsbo
【全員対象】

 ある時、ロイ・ゴールドマンが警告した言葉がある。

 スケイブンの儀式は犠牲者の数が多ければ多いほどいい。
 その犠牲者は敵である必要はない。

 まさにこれである。死は十人分にばら撒かれた。
 ただでさえ戦場、さらにメタルゴーレムの出陣により一時に大量の死が加えられつつある。
 呪詛の力…ある意味で、かの鼠忍者と近しい性質を有するのは必然なのか皮肉なのか。

「………」

 なお、タェンティースの言葉に対しては伝令兵は意味深に頷いている。
 どうやら、王国側も敵がこれでカードを引くことは把握済みのようだ。
 問題はそれが「J(ジャック)」なのか「Q(クイーン)」なのか「K(キング)」なのか。あるいは「ジョーカー」なのかだ。

 −−−−−−−−−−
 −−−−−−−

【戦場にて】

 王国軍は攻勢に打って出た。
 後方からは貴重な大砲が次々に敵陣に向けて砲弾の雨を降らせ、
 突入する兵士達には惜しみなく同盟国派遣の神官団より祝福のエンチャントが注がれていく。
 多くの戦線で剣撃が唸り、少なくない犠牲と引き換えにそれ以上の大量の出血を敵に強いている。

「敵は壊乱に陥りつつあるが…くるな」

 正に攻勢。正に最終局面であるというのに、ビリビリとした空気はその緊張感を増していくばかりである。
 実際に、幾人かの凄腕の傭兵。歴戦の将。そして、エーカーの鋼鉄兵達(この戦争でも多大な戦果をあげている)は、
 無闇に前に出ず、その時≠ノ備えるように慎重に動いていた。

【そして、その時≠ヘ訪れる】

 まず、空に大きな塊が上がった。その影はみるみる内に大きくなり、
 やがて、轟音と共に越境者の傍で、幾人かの兵士を巻き込み、潰しながら地面に激突した。

「―――」

 それはメタルゴーレムの一体であった。装甲がひしゃげ、決戦兵器としての威容が見る影も無い。
 が、それ以上に目を見張ったのが…堅牢であるはずの装甲が腐食し、ボロボロニなっていたことだ。

【その腐れは内部…おそらくは操縦者まで達っており、幾重にも組まれた物理的/魔力的防壁が全て貫通していることを示している。
 内部は凡そ直視に耐える状態ではなかろう。ドワーフがドロドロのスープと化している光景など酸鼻に過ぎる】

 次の瞬間…スケイブン側の陣地より巨大なる存在が次々とその姿を顕にする。
 メタルゴーレムも巨大ではあった。5メートルを越える全長。しかし、今現れたのはその3倍強。15メートル級。

185 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/29(木) 23:43:05.10 ID:QSn9YRsbo
 −−−−−−−−−−

 叙事詩にあり…かの巨人。毒を孕み、始まりの試練にて数多くのつわものを屠り去る。それは伝説に名高き――

 −−−−−−−−−−

「よりにもよって、ポイズンジャイアントと来たか」

 呆れ半分、驚愕半分に老兵は吐き捨てる。
 本来、鼠人風情が呼び出せてよい類の魔物ではないのだ。
 どれほどの恐るべき儀式と、魂を切り売りするような契約を交わせばそれらを喚べるのか想像もつかない。それにも5体以上!!

【ポイズンジャイアント(毒の巨人)…毒のブレス。超怪力。圧倒的体躯。超再生能力。並べただけでも恐るべき特性のオンパレードだ】

 越境者達の前方にも…幾重かの戦陣の向こうに一体。
 そのポイズンジャイアントは兵士の一団をその巨大な手でわしづかみにすると、
 口を大きく広げ、その頭部をむしりと食らった。

【文字通り、血の雨が越境者達にも降り注ぐ。次には恐慌!士気を崩壊させた幾人もの兵士がこちらに殺到。味方に踏み殺されてる者すらいる!】
 【→敵の狙いはシンプルにして強力。こちらが切り札を切った直後により強力な、強力に過ぎるカードを切り…絶望に追い落とす】

「巨人狩りだ」

 殺到する雑兵をものともせず、ライフルを構えるクルト。
 ここで踏ん張らねば、戦線が崩壊する。崩壊に巻き込まれれば最悪、何も出来ぬまま終わる。
 ゆえに、己が生命を護るためにもここで戦うしかないのだ。
186 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/29(木) 23:53:09.64 ID:atekJOgx0
>>184-185
「以前あの男が言っていたのは、もしかしなくてもこれの事か?」
すぐ近くに吹き飛んでくる無惨な残骸。腐り果て、戦意を削ぐための道具にされた王国の切り札だ。


「知らない存在だな。骨が折れそうなのは分かるがね」
殺到する兵士をパワーアシストで強引にいなし、払いのけ、人だかりの中でも尚直立の姿勢を崩さないエリコ。
手に持った弩は酷く頼りない。何の能力も持っていないし欲しいとも思わないが、今回ばかりは異能力者を少しばかり羨む。

「身を守るのも満足に出来なさそうだな、これは」


「ダビデは石を投げて巨人を仕留めたというな。力自慢の誰か試してくれ」
ッ外骨格にピ、と切れ目が入った次の瞬間、辺りに撒き散らされる排熱の蒸気!
バイザーが一際眩い光を放ち、着用者の身体能力を強靭な物へと変える!

「番狂わせなど、俺の専門外なんだがな」
187 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/29(木) 23:54:04.64 ID:Y2XUVLwO0
>>184-185
鈴虫は甚く不機嫌だった
眼前には素晴らしい戦場が展開されているのに 自分はここでお預けなのだ

イライラは募り 無視して突撃を慣行しようとしたその時事は起こった

でかい ただひたすらにでかい化け物が鉄の巨人を契取り戦場を蹂躙し始めたのだ

王国はこれを受け 虎の子のトクシュブタイを投入することだろう
彼らなら巨人にも十分に対抗できる だがこの場にいる巨人には

「・・・・・・・・・」
満面の笑みを浮かべる鈴虫がいた

すでに彼の体はどす黒い殺意の炎に濡れ 熱で辺りの景色がゆがむまでになっていた

そして崩壊仕掛ける戦線の中 巨人に突撃する鈴虫がいた
188 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/03/29(木) 23:54:39.69 ID:C5zhdlvj0
>>184-185
「……あぁ、返しでのドローフォーですね、これは」

ジョークめいてそう言い放つ事をせねば、皮肉的に見る事をしなければこの場を乗り切る事は困難であった
血の雨の降り頻る中、穢れを打ち払う月の光とそれよりも尚朱に輝く赤の刃を抜き放つ

「骨の折れるはハントになりそうです、全く」

ライフルを構えるクルト、そして臨戦体勢の仲間たち
半人も一度、スカーフめいて巻いている黒布の匂いに縋るように鼻に寄せてからふた振りのブレードを構えた
直後その姿は消え、幾人かの殺到する逃走兵を足場として虚空の刃を従えながら巨人へと迫っている!
189 :BBとメアリー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/29(木) 23:58:53.72 ID:eTQP6Dlv0
>>184>>185
BB「…瘴気対策がこういう場面で役立つとは思わなかった」

腰の刀剣を引き抜き横に振るう。
剣先より発せられるのは飛ぶ斬撃。
狙いは眼前のポイズンジャイアント頭部。

この斬撃自体に大きな効果は期待していない。
本命は斬撃が衝撃を発し弾けとんだその瞬間。

BB「叩っ切る!!」

その場に出現するのは漆黒の全身鎧を模した2mの強化外骨格。
両手で掴むは鉄塊の如き巨大な剣。
それを馬力の限り巨人の頭へと振り下ろす!!
190 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/30(金) 00:11:59.17 ID:H5MC3x2ao
【王国側の判断】

「予想通り…いや、予想以上でしたな。想定される被害は――」

 この時、王国側には二つの選択肢があった。勝利か敗北か、ではない。敗北など許されない。
 敵に切り札があることは想定済み。だが、「K(キング)」ではなく、文字通りの「ジョーカー」
 最悪の極みを叩き込まれたカタチとなる。

【二つの選択肢。それは――伝説の魔物といえど、兵士…否、人命を大量投入すれば実は対応可能である。
 その場合、正規兵…それも精鋭の死者は3割を越える。民兵はそれ以上だ。とても許容できるものではない(※傭兵の死者は考慮外)】
【そして、もう一つの選択肢はトクシュブタイ…虎の子の赤きレンジャー部隊を始めとした超精鋭の投入だ。
 が、被害は覚悟すべきであり、それによってはイムカ達が目指す最終的な戦いに投入できる余力が――】

「…伝達!プラチナムに出陣の命を!!」

 この判断は後に賛否両論の的となるであろうが、
 当事者達は正であろうが否であろうが、決断を下すしかない。
 後世の歴史家や戦場研究者の筆を恐れることは許されないのだ。

 −−−−−−−−−−

【全員対象】

「オオオオオオオオオオッ!!」

 耳を劈く大音響の叫び。タェンティースの虚空の刃が先ず敵に突き刺さるがそれだけだ。
 相手にとっては爪楊枝に刺されたようなものか、そも痛覚がないのか。有効打を与えられたようには見えない。

「オオオオオオッ!!」

 次の瞬間にはBBの衝撃波と、続く斬撃が――
 衝撃をものともせず、剣を振りかぶるBBへ蝿を叩き落すかのように掌打が振るわれる。
 命中すれば、人間など容易くつぶれる圧倒的質量と勢いでだ!!

「チィ」

 クルトは次々を煙幕弾を撒く。どれほどの効果か知れたものではないが。

【こうして、巨人と越境者の…正に象と蟻のスケールに等しき戦いが始まったのだ】

//次回に続く!!
191 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/30(金) 23:11:22.85 ID:3tXVP4TZ0
【狭間のスクラップヤード】
ご存じだろうか? どこぞの都市で喫煙した後 45分間エレベーターを禁止とする場所があるらしい

「全く嫌だねぇ 煙草の良さが分からねぇとはよぉ」
ここは狭間のスクラップヤードにある止まり木同盟の宿
一階大食堂のテーブルを占領しているのはドワーフの血が宿る短足男

小さな紙を手にし 革袋の中から茶色い繊維を取り出して円形に巻く いわゆる紙巻きたばこを作っているのだ

「タバコをほぐしてみずにつければ虫よけになるし 鎮静剤としても優秀 情報を集めたい時に 口を軽くすることだってできるし
 それをまぁ煙がどうの臭いがどうのって・・・科学が進歩すると喫煙者に厳しくなるのは何なのかねぇ?」

愚痴りながら煙草を量産する男 彼に同意する または否定する越境者はいるだろうか?
192 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/03/30(金) 23:19:57.00 ID:H5MC3x2ao

「どうして下士官やら兵卒は丸棒(※)が好きなのだ?」

 怪訝な表情でロイを見やるは高級将校様。
 兵士な人々とは一線を隔するお方である。要するに階級的に文化が違う。

【※丸棒…軍人俗語。小さな筒状に丸めて吸う習慣性のある薬物の一種】

「シラフで戦争をさせるかどうかは議論の的だが、少なくとも平時に常飲するのは理解できんな」
193 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/30(金) 23:29:37.82 ID:3tXVP4TZ0
>>192
「おや 高級将校殿は煙草を呑まないので?」
怪訝な顔のイムカなんぞどこ吹く風 すまし顔のロイである

「よかったら一本どうです? 故郷のハーフフットが丹精込めて作った金冠印の最高級品ですよ?」
と 今しがた巻いたたばこを一本差し出してみるテスト

「ニコチンブーストに使う輩は半人前です やっぱり香りや味を楽しむためにタバコというのはあると思うのですよ
 吸ってみれば分かります まぁどうぞ」

と指に闘志の炎を出し ずずいと煙草を進めるロイ
194 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/03/30(金) 23:37:57.00 ID:H5MC3x2ao
>>193

「貴様、あまり調子に乗っているとロクな目にあわんぞ」

 ジト目でロイを見つめるイムカであるが、彼女とて健康第一主義でもなければ、
 (※食事は栄養価を最優先だが)まったく理解がないわけでもない。
 そもそも、部下連中は吸いまくりだし。

【怪訝な表情のまま丸棒を咥えて――】

「けほん」

 なんかどっかから聞きなれないカワイイな咳がしたぞ?

「………」

 ジロリ、とロイを無言で睨むイムカである。何かタバコを掴む指がプルプル震えている。

「今、何も、聞いていないな?」

 ずずいっとプレッシャー。ナンデ片手が銃に伸びているんですかね?
195 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/30(金) 23:47:04.62 ID:3tXVP4TZ0
>>194
「人間はパンのみで生きているわけでなし この程度 ただの茶目っ気ですよ」

ジト目を軽く受け流し 煙草に火をつける 炙られ芳醇な香り・・・

「 」
びっくりしたように顔を向ける そこにはおっそろしい目つきのイムカが銃を片手に何か言っている

「え…えぇ何も聞いていませんが 何かあったんで?(棒)」
頬を伝う冷や汗もそのままに処世術発動 多少目が泳ぎつつもそう返す・・・が

―――ギィ!!
イムカが連れているであろうサーボスカルに挨拶するは 巨大さそりのベティである
そう ベティだ ベティがここにいるということは

【判定 聴力:成功すれば 何物かがこの場から走り去ろうとする足音が聞こえるだろう 誰かって? お察しください】
196 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/03/31(土) 00:04:51.53 ID:rnnrhs+Io
>>195

≪00011100101010≫

 サーボスカルもマニュピレイターをにゅっと伸ばしてご挨拶。
 はてさて――

 BLAMBLAM!!

 粒子短銃の銃口より光がほとばしり、たぶんどっかのアホタレを掠めたんじゃないかな?
 今のイムカの引き金は、天才バカ○ンのおまわりさんくらいに軽いぞ!

「待て!頭部に掌打を叩き込み記憶を消してくれる!」

 猛ダッシュ!追いつかれれば愉快な拷問が待っている!ナムアミダブツ!!

//デハコノヘンデー!
197 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/31(土) 22:03:34.84 ID:rnnrhs+Io
【前回までのあらすじ!】

 とあるファンタジー世界:金属の王国にて蠢動するスケイブン(鼠人)の企みは、
 越境者の命運を左右する一大危機にまで発展。

 イムカ・グリムナーが元凶に迫ろうとする中、歴史の表舞台では、
 万を越す人類の大軍勢と、十万を越す鼠人の大規模戦闘。
 幾人かの越境者も傭兵として参戦するロンデルガードの戦い≠ェ開始される。

 これに勝利せねば、スケイブンはこの国を完膚なきまでに破壊し、
 ひいては越境現象に最悪に亀裂を生じさせるゴールゴット(上位者降臨)を
 越境者の手が届く前に早々に実現してしまうだろう。 越境者にとっても負けられぬ戦いなのだ。

 −−−−−−−−−−−−−−−−−

【ロンデルガードの戦い】

 異様な光景であった。毒の瘴気孕む巨人が闊歩し、戦場を蹂躙している。
 その歩が進むたびに、兵士達が踏みしだかれ、その腕が弧を描くたびに暴風と共に生命が吹き散らされる。

 その暴威の名はポイズンジャイアント(毒の巨人)。叙事詩にも名を連ねし魔物である。
 スケイブンに召喚されし5体のポイズンジャイアント。そのうちの一体に越境者達は対峙する。

「GUOOOOOOOO!!」

 大気を振るわせる重低音の叫び。同時に恐怖に負け敗走していた兵士達が次々に倒れていく。
 ――死んでいる。その咆哮は呪い(カーズ)。魂を弱らせた者を無条件に死に追いやる尋常ならざる力だ。

「状況は最悪だな」

 正規兵や民兵は踏ん張っている者も多かった。が、傭兵や冒険者などがこの呪いの咆哮で次々に死していく。
 これは背景の違いによるものだ。この国を愛し、この国のために戦っている者と、所詮は雇われの者。覚悟の差。
 魔法抵抗力の多寡に差が無いとすれば、まさに精神の有り様が彼等の命運を別ったといえるだろう。

【タェンティースの虚刀が巨人の胸に突き刺さっていたが、刃はさしたる痛痒を与えられぬまま猛烈な毒気にさらされるばかり】
 【クルトが煙幕弾をばら撒いて、巨人の視覚を封じようとしており、身を隠すポイントが幾つか形成されている】
198 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/31(土) 22:10:19.21 ID:PY/KlqEG0
>>197
しっかりと地を踏みしめた両足の 両膝の力を抜く

――――瞬間的な其の動作
地に立つ躰を支える膝の力が抜けた事で 支えを失った躰は一刹那――極短時間極短距離――地に向けて自由落下を開始する
自由落下する上躰。足場に掛る体重は果てしなく零に近い

――――質量は重力下でも無重力下でも変わらない。然し重量は完全な無重量下では零になる
上体が堕ちる其の一刹那、彼の躰は無重力下と同様に 重量が零になっていた

――――其の一刹那を逃がさない
足裏を地に添わせる様につけて滑らない様に摩擦して足場を掴み己の躰を前へと引きずり出す
重量を零にした体重を、重力に逆らう事無く前に進む縮地の究極 膝抜き

クルトの煙幕爆弾で巨人の視界が届かぬ場所がある
そんなことなど全くお構いなしにまっすぐ突撃する男が1人

ざんばら髪を結いもせず
しかと握った仕込み杖
こんな着流し裾はためかせ
巨人に突撃する男

すでにその実殺意に濡れ
どす黒き炎は沸々と滾る
毒気よりなおどす黒き炎纏いし刀身用い

「きぃおおおおおおおおおおああああああああ!!!!!」
抜き打ち一閃 足に切りつける
199 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [age]:2018/03/31(土) 22:11:29.68 ID:E3I7R5tr0
>>197
使命と任務、その実情が多くのモノ達の間に生と死という越え難き壁を構成した
巨人の咆哮は正に呪そのものといえ、半人の精神に対してもビリビリと焼け付くような痛みを与える

「……ッッ!!」

瘴気に当てられる虚空の刃を咄嗟引き抜き近くへと招集
それを空中で蹴り三角飛び、虚閃歩行!
巨人の顔近くへ縋り赤刃と月光の二刀回転斬を放たんと!
200 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/31(土) 22:14:54.68 ID:GImCbVM40
>>197
「言われなくても分かる。何か手は無いのか?」
ビリビリと震える空気にも臆せず、遮蔽物に隠れるエリコ。
弩は法儀礼済みのボルトを装填済み、剣は拾い物だが祝福済み。だが、それが何になる?


「悪いが、こんなの想定してないんでな。俺に期待はするなよ。
 15m程の腐乱死体と戦うなんて悪夢が起こる国に住んでないもんでね」

HUDの視界に映し出される、煙幕の向こうの巨人の脚。その膝に向けて放たれる一本のボルト!
見たところ、迂闊に触っては拙い代物のようだ。今の彼には非常に相性が悪い相手となるだろう。

「牽制にもならないだろうな。なんて日だ」
201 :BBとメアリー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/31(土) 22:18:09.74 ID:LIcDD8SO0
>>197
飛ぶ斬撃の着弾点へ瞬時に現れた漆黒の全身鎧を模した2m級強化外骨格。
それを纏うBBがポイズンジャイアントの頭部へと鉄塊の如き巨大な剣を振り下ろす。
同時に蝿を叩き落すかのように振るわれる掌打がBBへと迫る。

メアリー「そうは問屋がい神崎!!」

黒騎士の傍らに生じるは黄色い襤褸を纏った青長髪の色白裸足少女。
掌打に向かい両手をかざし吠えるように言葉を紡ぐ。

メアリー「『22頁・アラクネ』!!」

少女の背後に浮かぶは大蜘蛛の幻影。
その長く巨大な足が魔力の糸で編み上げられた蜘蛛の巣を開き大盾として攻撃を受ける!
完全に受け止めることは叶わないだろうが、
BBへと向けられた攻撃到達の遅れはBBの攻撃が決まれば無くなるものと願いを託す!!
202 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/31(土) 22:31:42.47 ID:rnnrhs+Io
>>198

「GUOOOOOOO!!」

 超速の一撃に脚部が切り付けられ、夥しい血液が噴出する。
 それは毒沼の如き色で、実際に土壌を瞬く間に汚染していく。

【傷は血液に混じった粘液で泡立つと、瞬く間に修復を開始する】

 次の瞬間、足は視界より消え、鈴虫の在る大地の大きな影が形成される。
 脚を上げた。巨人にとっては、ただそれだけの動き。しかして蟻の如き体躯差にあっては、

【ドシン!!とジャイアントのストンプ!猛烈な震れ!衝撃!質量と共に人間ごと大地が踏みしだかれる!!】

>>200

「まったくだ。ロクでもないな」

 煙幕を一通り形成し終えたクルトは次に地面に突き刺さったアイアンゴーレムに取り付いていた。
 義手を赤熱化させ、毒気と液状化した操縦者(その魂に祝福あれ)を灼きながら、外部と内部の状態を確認する。

「こいつは頑丈だ。まだ動くぞ」

 実際に牽制にもならなかった(刺さったそばからボルトが腐り落ちやがった)攻撃後のエリコに、
 クルトはアイアンゴーレムの健在を知らせる。

「お前さんのご自慢の服(外骨格)、リソースに余裕はあるか?」


>>199>>201

 メアリーが構築した蜘蛛の盾をブチブチと引きちぎりながら、巨大な掌が突き進む。
 蜘蛛の糸の頑健さは説明するまでも無い。ならば何故…単純な理屈。パワーと質量の差だ!

「―――!!」

 それでも攻撃を数瞬遅らせた事が状況をもたらす。巨人の顔近く。
 そのまま吹き散らされるはずであったBBに攻撃は届かない。その手前でタェンティースの二刀が巨人の指を寸断したからだ。

「GOOOOOO!!」

 BBの巨剣が振り下ろされ、巨人の左目の眼球を斬り潰す!おぞましい毒気が血液と共に噴出!

【重力に従い落下するか、高機動を持って空中戦を続けるか。どちらにせよ、この高度は毒に汚染され危険だ】
203 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/03/31(土) 22:39:34.54 ID:E3I7R5tr0
>>201-202
「げ、ほっ……!」

有機的な部分がそれに反応して咳き込む
口の中が苦い、多分血ともオイルともつかぬ液体を吐き出そうとしているのだ
ただ吐き捨てたそれを置き去りにするように、

「……お借りしますっ!!」

虚閃歩行にて加速しながら蜘蛛糸の破片を握り、ターザンアクションめいて遠心機動!
巨人の右の眼球目掛け、破壊的エネルギーを纏わせた赤刃を突き刺さんと!
204 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/31(土) 22:40:30.14 ID:GImCbVM40
>>202
「動く? 魔法やそういうのには縁が無いんだがね、大丈夫なのか?」
新しいボルトを装填しながら叫ぶ。刺さったボルトが飴細工めいて溶けたのを見て、近づくのも躊躇われているところだ。

「余力はあるが、どうだかな。規格が合わないかも。或いはありすぎてそいつがオシャカになるか?
 クソ、こんな賭けに命を張るために今までやってきたのか!」


頃合いを見計らい、左腕の機構からワイヤーを飛ばすエリコ。
アンカーはゴーレムの近くの地面に突き立ち、彼の肉体を引っ張って走る以上の速さで向かわせた。

「こういうのはよく分からん。頼むぞ」
幸い巨人はタェンティースを初めとする他の連中にかかりっきりだ。何をするにせよ、今がチャンスだろう。
205 :BBとメアリー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/31(土) 22:44:29.24 ID:LIcDD8SO0
>>202
BB「メアリー!」
メアリー「『36頁・ソード』!!」

少女が掲げた両手に風が巻き起こる。
緑の光で可視化された空気の流れが集い剣の形を成す。
強力な魔力の塊でもって形成された剣は周囲に嵐を巻き起こす。
無理矢理汚染を蹴散らし攻撃を続行させる気だ!

BB「破ァッ!」

ガキョン!と甲高い音を立ててBBの持つ剣が左右に分かれる。
左手の剣で放つ飛ぶ斬撃、曲射されたそれは巨人の背後へと飛び

BB「抉るッ!!」

瞬間巨人の背後へとBBを転移させ、右手の剣が後頭部へと走る!!
206 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/31(土) 22:45:56.60 ID:PY/KlqEG0
>>202
腐った肉を切り裂いた感触 なれど視線を向けたときにはすでに修復され なかったことになる攻撃

中々いい 実に霧ごたえのある化け物だ
振り下ろされる巨大な脚 今一度縮地を発動し 攻撃圏内から逃れる
巨人の足元の礫がはじけ飛び 我が体打ち据える

「は は はぁ・・・!!」
痛い 痛い 痛みで笑みがこぼれる これほどの化け物を切り捨てたらどれだけの会館だろう

【狂悦至極】

「はぁぁぁあああああああああ!!!!」
殺意の炎が刀身に集まる 溶岩の如き滾る炎をもって 今一度足に切りつける
狙いは再生能力への相殺か阻害 果たして効果のほどは?
207 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/03/31(土) 23:10:38.04 ID:rnnrhs+Io
>>204

「エンコードはこちらで担当する。丁度二人乗りだな。
 男二人ですし詰めにはならずにすみそうだ」

 クルトは聖遺物である深紅の義手を魔術的にゴーレムと接続。
 さらにコードを伸ばして、エリコの強化外骨格の外部端子に接続。
 後は聖遺物(レリック)の機能と世界修正力任せだ。

「こいつは錬金術とルーン文字…プログラムめいた魔術言語を基にしているなら、
 …なんとかなりそうだ。が、俺のほうには操縦リソースが無い。コントロールはそちらに任せる」

 エリコのHUDに最初は訳のわからない文字列が連なり、
 それが次々に意味ある文字と情報に変換されていく。この時点で相当な力業であるとわかるだろう。
 実際に文字化けしている箇所も少なくない。

 起動…OK
  武装…ルーン熱戦砲/爆裂ボルト
  魔法障壁再構築/装甲36%破損

【唸りと共にアイアンゴレームが起動!装甲の亀裂から外部を直に確認という格好のつかなさだが贅沢は言うまい】

>>203

「………」

 ここでひとつ鑑みねばならないことがある。
 それは巨人の知性の有無である。ただの巨体のテクノボウか否かで実際その脅威度は大きく変わる。
 もちろん、殺意のみの存在であっても、その巨体は大いに脅威ではある。が、

【パシン!と意外なまでに軽い音。同時にタェンティースの視界が全て真っ暗になった】

 何が起こった。そこは何処だ。浮遊感が喪失した。
 そうなる前に視界一杯に広がったのは…掌。ならば半人が今居るのは…

「GOOOOOOOO!!」

 巨人の掌中!攻撃を読まれた!∴ャ撃まで一瞬の猶予もなし!危険窮まる状況!!

【視界と認識が一瞬で変転したのだ。もっとも重要なのは己が危機を刹那に認識できるか、だ!】

>>204

「GUUUUOOO!」

 後頭部への走った剣。手ごたえあり。そこには指を失い瘴気ほとばしる掌…ガードされた。
 剣は後頭部を斬りつけるあたわず、掌に瑕を穿つにとどまる。さらに――

【一際、深く斬りつけられた掌より。先程より遥かに濃密なおびただしい毒瘴気が吹き上がる】
 【魔力の塊である剣が一瞬で塵となるほどのおぞましい毒気!】

>>206

「―――!」

 ここで初めて巨人の唸りに呪詛以外の色が帯びる。
 鈴虫の次なる一撃。傷が…再生しない!!

【傷口に黒い炎がまとわりつき、再生を促す粘液を焼き続けているのだ!!】

「GUOOOOOOO!!」

 巨人が大きく息を吸う!おそらくは毒のブレスの準備動作。
 これが地面に大量に吹き付けられ、マトモに直撃すれば死!!

【広範囲ブレスの危険兆候!!】
208 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/03/31(土) 23:19:26.11 ID:E3I7R5tr0
>>207
「……!」

半人の戦闘経験に於いて、10m超の巨人とのそれはそう多くはない
だがそれでも、数少ない経験からでも無機的に記憶する事が出来るし、そして何よりも

「や、られる、かっっっ!!!」

そう、その有機的な熱意と戦意と反射は筆舌に尽くしがたい領域にあるのだ
黒に覆われる視界、ならば己の信じる二刀にて斬り拓くのみ!
文字通り暗中に光を求める為に、破壊と不壊のブレードを、殺人コマめいて回転斬に振るう!
209 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/03/31(土) 23:21:41.69 ID:GImCbVM40
>>207
「ああ、喜色悪いシチューにならないように祈っててくれ」
地を蹴り跳び上がり、操縦席に飛び込むエリコ。大型兵器の運用は初めてではない。何とかなるだろう。
「マジメに教習受けとくんだったな…!」

「動け、畜生め!」
唸りを上げるゴーレム!ヘルムの奥からのエリコの咆え声と同調する!
HUDに表示される戦力は、まだ戦えることを示している。ならばやるしかないのだ!生き残るために!


「ボルトだ!どこを動かせばいい?」
慣れない操舵に苦戦しながらエリコがインターラプトを狙ったのは、先程も狙った巨人の片膝。こういう敵は動けなくするのがセオリーだと考えたのだ。
地を踏みしめて揺れるゴーレムの中、武装のボルトを兎に角そこに叩き込もうと機体を走らせる!
210 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/03/31(土) 23:22:22.56 ID:PY/KlqEG0
>>207
「ハハァ!!」
手応えあり 切り裂かれた傷に滴る殺意が再生を阻害しているのが見える
しかもこちらに興味を持ったらしい 嗚呼素晴らしきかな殺意の炎

と 本能の警鐘 見れば息を吸い込んでいるらしい
なるほど 毒をまき散らそうというのか

視界の中 毒の巨人と共に見えるのは タェンティースの虚刀

「借りるぞ」
跳躍 漂う虚刀を踏みつけ巨人の顔に迫る 滾る殺意を右手に集め

「ッ!!!!」
巨人の顔に噴射 他の陰をも拒絶する純粋な殺意を口の中に放り込み
巨人を中から燃やさんとする企み
211 :BBとメアリー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/03/31(土) 23:27:36.35 ID:LIcDD8SO0
>>207
BB「…ぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおお!!」

スーツ内部に鳴り響くアラート音。
視界を真っ赤な警告文が塗りつぶす。
だがBBは退かなかった。

メアリー「BBぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいい!!!」

弾ける黒甲冑。
飛び出るのは漆黒のSF風コンバットスーツ。
それも毒によってブスブスと煙を上げ刻々と崩壊を始めている。
その手に携えるは一見すると矢鱈メカメカしい懐中電灯。
照射部分からは光芒が発せられ、
ぶぃん、ぶぅおん、と懐かしくも未来的な良い音を奏で刀身を形成する。

B&M「「『光剣ッ!クラウソラス』!!」」

毒にさらされ身体が半透明になり消えつつあるメアリーが
飛び出し合流したBBの腕へと抱き着くように触れる。
二人の魔力を注ぎ込まれ刀身を強大且つ巨大なモノへと転じた光の剣が振るわれる。
狙いは変わらず頭部へと!!
212 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/04/01(日) 00:03:03.54 ID:cqAOkMOeo
>>208

 ブシャッ!!と巨人の手が握り締められると同時に夥しい鮮血が宙を舞った。
 そして、一瞬後れて――

「や、られる、かっっっ!!!」

 赤と黒の軌跡を描きながら、死神の腕から脱出するタェンティース。
 巨人の腕が半ば消失し、毒液と血液を撒き散らしている。

【毒液による強制ダメージ判定有→深度は任意】

≪敵の動きからハードポイントが大体絞れた。データを転送する≫

 直後、半人の機械的な部位に老兵より通信と映像。
 ポイズンジャイアントの弱点を見出せたのだ。後頭部/うなじ!!


>>209

「待ってろ。糞、壊れながら動いている状態だな」

 深刻なダメージを受けながらなおも動く頑丈さだが、
 現状、無事な部分をかき集めながら何とかやれている状態でもあった。

【エリコのHUDが切り替わり、レティクル(照準)が表示。爆裂ボルトの装填完了】

「いけるぞッ!!」

 ゴーレムはエリコの操縦に従い、爆裂ボルトを腕より射出。
 それは真っ直ぐではなく、緩い弧を描く動きで巨人の膝に突き刺さり、

【ドン!と腹に響く音と共に膝の筋組織と骨組織を破砕。
 鈴虫が執拗に脚に与えていたダメージと重なり、巨人が膝をついた!】

「敵の動きからハードポイントが大体絞れた。データを転送する」

 クルトはBBの後頭部への攻撃を巨人がやけに厭う動きを見せていたことに注目。
 サイバネアイで記録した映像をエリコに開示する。

「首の後ろ。うなじの部分をこそぎ取れば殺れるかもな」

 もっとも近年、巨人族の弱点とされるようになった概念であるが、
 人間でいう頚椎、背骨であるため、よくよく考えれば多くの生物にとっての急所ともいえなくもない。
213 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/04/01(日) 00:03:13.62 ID:cqAOkMOeo


>>210

「GUOOOOOOOOO!!」

 鈴虫の殺意と巨人のブレスが激突!
 が、コレは分の悪い戦いである!体躯、生物としてのスケールの差が、如実に顕となる!

【ブレスが瞬く間に殺意を圧倒し、鈴虫を飲み込まんと迫る!迫る!】
 【→皮肉なことに、この鈴虫の抵抗に多くの生命がかかってる状況であった。ブレスの放射が完成したとき、
   下にいる兵士、クルト、エリコはおそらく助からない!!】

「…越境者というのは誰も彼も無茶が趣味なのか?」

 が、ここで鈴虫の耳に届く聞きなれぬ声。
 影のように黒いトレンチコートを纏った男が、鈴虫の傍らにあった。

「火のルーンを用いる。が、散らせるのは一瞬。一瞬が過ぎれば飲み込まれる。刹那を越えられるか?サムライ」

 トクシュブタイ!それもおそらくは極上の猟兵。
 鈴虫にしてみれば、巨人と同様にこちらとも切り結びたくなる類の、だ。

【中空に輝くルーンが刻まれる。呪文を経ず、一瞬で効力を発言するルーン魔術。誉在るプラチナムの秘伝】
【刹那を越えた一撃。それが巨人殺し(ジャイアントキリング)の必須条件!!】

>>211

「GUOOOOOOOOOO!!」

 掌を失った巨人はなおも抵抗せんと、腕を犠牲に盾とする。
 強力な筋骨、毒気、さらにはテックの権化ともいえるクラウソラスにかかる世界修正力!!
 あらゆる負荷が、否定が、クラウソラスにのしかかる!!

【腕に筋肉を焼ききり、骨を寸断し、血管を破裂させ、神経網を潰し、毒気に晒され、
 世界に存在を否定されたながらも――届くか一撃!その前に朽ちるか!勝利か、敗北か。生か、死か!】
214 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/04/01(日) 00:15:53.62 ID:EuJ0oNsf0
>>212
「動くだけマシって事か。この仕事最高」
皮肉を飛ばし、表示される照準を目標に入れてスイッチ。爆ぜる肉片に何の感慨も抱かずに次の段階へ!


「うなじを消し飛ばされて死なれなかったら、それこそ問題だ」
バンバンとゴーレム内部を裏拳で叩き、膝を付く巨人の背後に回り込ませようとするエリコ。
転送されるデータを基に狙うのは、言われた通りのうなじ!目を細めて殺意を籠める!
「ガッチャ」

「欠片も残すな!」
ゴーレムに命じたのはルーン熱戦砲!肉片の一部も、血の一滴も残すまいとうなじ───というより首全体を焼き滅ぼそうとする!
215 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/04/01(日) 00:21:51.41 ID:1Rv79nif0
>>212-213
「……コピィィッッッーーー!!」

剛腕をなますと化して突き進む半人!
夥しい量の不浄毒液がその体を蝕んだ!
それでもその戦闘速度は最高潮から一切の減速は皆無、ただただもたらされた伝令へと肩を駆ける、翔ける!

空、熱い涙が止まらないのを感じた、違う、右半面が眼球ごと溶け落ちているのだ
刹那に認識を示して、轟々たる痛みが風切りと共に襲い来るのはまばたき一度分よりずっと速かった
半人は思う、何故ここまでキズ付きそれでもわたしは戦うのであろうか?
逡巡とも取れぬ程のか細い時の狭間、常人の1日分を超える思考の遣り取りが成されて、導き出された答えとは

「……し、」

二刀のブレードを重ねる様に腰溜めに構えた、月の夜とと紅の黄昏が口付けを交わした

「らなぁぁぁぁいっっっっ!!!」

結局のところ、半人は何処までも半人であり、要するに越境者なのだ
流される木の葉であり、それでも確固たる意志を持ち今日を生き延びる為に全霊でただ、己を貫く!
そうする事の前に、少なくとも今はややっこしい理論は不要であり、必要なのは純粋なる確固たるチカラ!

「……せ、エェェェェッッッッッーーー!!!!」

超咆哮!!
理壊エネルギーの残光を軌跡に残し、振り翳せ重ね横一門!!!
狙いは無論弱点、ジャイアントキリングが奇跡の親戚でない事の照明の為に!!
216 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/01(日) 00:23:38.30 ID:h8NBa8DY0
>>213
殺意が押される なんという
【狂悦至極】

嗚呼なんという
【狂悦至極】

嗚呼素晴らしき
【 狂 悦 至 極 】

なんという なんという
【 狂 悦 至 極 】

嗚呼言葉にできる狂喜 ただ ただひたすらに 嗚呼 嗚呼
【  狂  悦  至  極  】
【  狂  悦  至  極  】
【  狂  悦  至  極  】
【  狂  悦  至  極  】
【  狂  悦  至  極  】
【  狂  悦  至  極  】
【  狂  悦  至  極  】


【    狂    悦    至    極    】

精神は肉体を凌駕し 迫る迫る毒ノブレスすらも飲み込まんとする勢いで膨れ上がる

ペンキをぶちまけたような青空を ペンキをぶちまけたような黒が浸食する
たった1人が出せるエネルギー量ではない 出していいエネルギー量ではない

そう 生物としてのスケールの違いなんぞ些細なこと 必要なのは精神的なスケールの差

「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そこに音はなかった ただ声なき嬌声だけがあった

トレンチコートの男のことは眼中になかった 毒の巨人と 黒 それだけがあった

火のルーンも ブレスも 何もかもを飲み込む黒き濁流が放たれる
217 :BBとメアリー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/01(日) 00:27:36.75 ID:itw/0c7u0
>>212>>213
初めに限界が訪れたのは魔力にて仮初の肉体を形成していたメアリーだった。
持てる全てを刀身へと注ぎその身体の維持を放棄した。
魔本本体に問題がなければこの消失は死ではない。
しかし本体は持ち主であるBBと共に瘴気の真っ只中である。

次いで限界はBBのスーツに及ぶ。
世界修正力を鑑みれば強化外骨格である黒甲冑よりも負荷は大きかっただろう。
これも最早生命維持に助けとなる機能を失っている。

そうして最後にBBへと敗北の魔の手が伸びる。
装備は朽ちた、身体は限界、意識は最早消えつつある。
だというのに、この身を内から焦がす思いはBB動きを止めさせない。

BB「獲物を殺すのは道具でも技術でもなく唯一無二の『決意』也ッ!!!」

最後の一瞬まで怯まず止まらず突き抜ける意志。
決意を語る咆哮と共にBBの身体が紅蓮の光を発し、
突き出した光の剣が推力を得たかのように前へ前へと突き進む。
宛ら紅蓮の弓矢の如く!
218 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/04/01(日) 00:53:38.93 ID:cqAOkMOeo
【全員対象】

「リミッター解除。ルーン熱閃砲」

 クルトのエンコードにより、エリコのHUDに情報が流れる。相も変わらず不吉な文言ばかりだ。

 機体融解危険性∞非推奨∞非推奨∞非推奨∞強制入力∞制限解除

【が、これを為すには毒のブレス発射阻止という必須条件がある→それは鈴虫にゆだねられている】

 漆黒のトレンチコート。仮にミスタージョンソン(名無しの意)としよう。
 彼の火のルーンが構築され、火の高位呪文たるファイアストームにも匹敵する凄まじい火粉が吹き荒れる。
 瞬間、毒のブレスに塗れた視界が全て晴れる!同時に口中に目掛けて狂へるサムライは黒き濁流と化し、吶喊した!!

【その間にも敵の弱点へ突き進むタェンティースとBB。しかし、巨大なる腕がなおも盾として立ちふさがる→そこに横手より――】

「チィッ!!」

 ルーン熱閃砲の発射直後に機体に負ったガタがついに限界を迎えた。
 皮肉にも巨人と同様に膝部が砕け、姿勢を崩すゴーレム。

「照射そのまま!ロックしろ!!」

 装甲が融解を始めたゴーレムの中で、クルトはエリコに叫ぶ。
 首を狙うには角度が足りない。ならばせめてあの邪魔な腕を焼き滅ぼす!

「ロック後、脱出だ!スラグになりたくなかったらな!」

 無茶に無茶を重ねた命令処理を要求される。エリコには外骨格に対する間断なき先行入力が求められたであろう。

【横手から巨大な熱閃がほとばしり、タェンティースとBBの眼前で巨人の腕の質力が突如として消失する!
 あわや己等も巻き込みかねなかった危険な支援であるが、とにもかくにも盾≠ェ消えた!!】

 月と紅の横一線≠、なじ部分に横一文字の斬痕が刻まれる

 【月光赤刃!】

 直後、口中より飛び込んだ黒の濁流が、内部から刃をうなじに生やしてすれ違い様に突破を果たす

 【狂悦至極!】

 横と斜めに刻まれた剣傷。それを結ぶ線なれば、肉こそぐ一撃と成る。紅蓮の弓矢。その鏃が其れを為す

 【紅蓮光剣!】

 トライアングルのカタチ為したうなじが斬り飛ばされ、ポイズンジャイアントはビグン!と震えると同時、
 肉を、骨を急速に朽ち果てさせながら、地面に落下する――勝利したのだ!!

「ギャアアアアッ!!」

 これに勢いに乗っていたスケイブン軍勢より動揺の悲鳴があがる。
 まさか、ポイズンジャイアントが屠られようとは…悪夢は次の瞬間、絶望へと変じる。
 他の四体のポイズンジャイアントも同時期に次々に斃れていくではないか!!

【鼠人は読み違えたのだ!!人類側にとっての切り札は兵器にあらす…兵(つわもの)達でであったということを!!】
219 :BBとメアリー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/01(日) 00:59:03.67 ID:itw/0c7u0
>>218
瘴気まき散らす巨人を屠り狩人は最後のチカラで地へと転移を果たす。

BB「ごっふっ」

しかし慣性を殺せず着地と同時に転がり地に伏す。
そしてそのまま動かない、動けない。

BB「……」
220 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/04/01(日) 01:03:21.72 ID:cqAOkMOeo
>>219

「おい、生きているか?」

 黒いトレンチコートの男が、BBにポーションのカクテル(かなり危険な配合だ)を首筋に向けて撃ち込む。
 死に抗う救命措置としては最善であり、これでどうにもならないならばどうしようもない。

【ヒール+解毒+魔力回復というかなり強力かつ危険な薬物を投入】
221 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/04/01(日) 01:04:48.74 ID:1Rv79nif0
>>218
「……よ、し……」

巨体が崩れるのを、上下逆さまそして半分になった視界にぼんやりと捉えていた
地面に着くまでの合間にまたさっきの悩みが鎌首を擡げて顔を覗かせたけれど、それはもういい
多分この、戦況や大局ではない、もっと局地的、更にいえば己と敵の間にのみ存在する何か
それを感じて、充足を味わう為に……ドサっ
麻袋を落としたような音と共に、半人は地面に落下
そらを掴むように腕を伸ばし、やがてよろよろと立ち上がるのであった
222 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/04/01(日) 01:04:49.35 ID:EuJ0oNsf0
>>218
「推奨しないなら積んどくなよ…!」
忙しなく表示される警告、レッドアラート。激しく揺れる機内。膝が溶けた。
舌打ちを漏らし、エリコは、ゴーレムは最後の大仕事へとかかる!


轟音!閃光!高熱!破壊! なんとか持ち直し、巨人の腕を消滅させたゴーレムの脳天より伸びる一本のワイヤー。
それは手近な物に深々と突き刺さり、巻取り機構でエリコを釣り竿めいて引き上げた。

「やれやれ、お前ら生きてるか?」
片腕を伸ばした姿勢でブラブラ吊り下がり、未だ熱の抜け切らない外骨格を外気で冷やしながら深く息を吐く。
スケイブン達は動揺しているようだ。切り札が打倒されたのだ、当然だろう。

「この分の報酬は、ちゃんと出るんだろうな」
大丈夫と判断して地面に降りると、肩を竦めて周囲を見渡すのであった。
223 :BBとメアリー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/01(日) 01:08:11.07 ID:itw/0c7u0
>>220
BB「んがっ」

えりくさーめいた何かを注入され強制的な回復に転げるBB

BB「こういうのは身体に負担がかかって嫌なんだっ」

転げる元気があるから大丈夫だろう、
長く続く倦怠感で数日寝て起きてだけを繰り返す可能性はおおいにあるが。
224 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/01(日) 01:11:24.33 ID:h8NBa8DY0
>>218
空に漂うどす黒き殺意がペンキをぶちまけたような青空に塗りつぶされる
例えスケイブンの呪いを浸食するだけの力を持っていても その持続力は大いに劣るのだ

そしてどす黒き黒が霧散していき

「あぁ・・・・ぁぁぁあぁぁあああ・・・・・これだよこれ」
恍惚の表情を浮かべた鈴虫が現れる

本人は満足したようです よかったね

そしてあちらこちらで倒れる毒の巨人たち

彼等を踏みつけ立つ姿 まさに威風堂々

赤き力 プラチナムフォースがレッドエンブレム  “辺境警備隊”
黒き影 プラチナムフォースがブラックエンブレム “都市警邏隊”
青き盾 プラチナムフォースがブルーエンブレム  “王宮親衛隊”

人の可能性を煮詰めきったバケモノたちの視線が スケイブンに突き刺さった
225 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510 [saga]:2018/04/01(日) 01:34:59.10 ID:cqAOkMOeo
【全員対象】

「無理矢理に抉じ開けたからな。無理もないだろう」

 エリコと同時期にグラップルアームを飛ばして、彼同様に着地するクルト。
 二人して周囲を見渡せば、タェンティースは重傷だがどうにか自力で起き上がっており、
 BBは危険な状態にあったが、ミスタージョンソン(トクシュブタイの人間)が介抱し持ち直したようだ。
 鈴虫は――心配するだけ損ってモンだろう。

「なんとか…なったな。報酬は出るだろう。秘蔵の機体を動かしたって暗殺されなければな」

 冗談めいて言っているクルトだがそうはなるまい。
 せいぜい、制約(ギアス)による秘密保守をさせられるくらいか?

【なお、制約(ギアス)の抜け穴めいた方法を教えるとクルトはエリコに告げる。傭兵とは抜け目ないのが第一用件であるのだ】

 −−−−−−−−−−−−−−

「死ぬよりマシだろう」

 ブーイングするBBにミスタージョンソンは実に塩対応であった。
 まあ、もっとも、それでも生きているからこそである。 そして、周囲の光景は敗北の際からの逆転劇。
 すでにスケイブンに対する追撃戦の様相となっていた。生命を賭した甲斐はあったのだ。

「貴様等の働きで一気に圧し切れた。勲一等だな、傭兵(ランナー)」

【こうして、ようやくBBにも勝利の実感が与えられるのであった】

 −−−−−−−−−−−−−−

 斃れ伏す巨人達。そして威風堂々たるプラチナムの姿に兵士達は士気を取り戻す。
 恍惚する鈴虫を尻目に、大砲が鳴り、ドワーフフォートレス(要塞)はハンマー(鉄槌)となり、
 復讐の怒りを込めてスケイブンに振り下ろされる。

「勝ちましたな」
「被害は…そうか」
「各地の統制を回復させる兵力は保持できた。建て直しは可能だ。しかし…」

【マンパワーに乏しい王国にあって乾坤一擲の戦いであった。すぐに糾合した兵力を再配置せねばならない】

「トクシュブタイの投入。致し方なかったとはいえ、損耗しましたな」
「最終的な決戦。搾り出せる精鋭はもはや…分の悪い賭けとなったな」

 大量の人命と引き換えに最精鋭を残すべきだったか。それとも最精鋭の損耗と引き換えに多くの人命(兵力)を保持すべきだったか。
 現実には後者が選択されるも、これは後の戦場評論家達の議論の的となる。もっとも、責任のない連中の筆や舌に怯える者は将足り得ない。

【ロンデルガードの戦いはこうして終わった。スケイブンはその戦力を大きく損ない、人類側への妨害工作はほぼ停滞することとなる】
 【→多くの人々にはこれが最終決戦であったと記憶されることになる。しかし――】

 −−−−−−−−−−
【某所にて】

「伍長、行くぞ」

 オーガ達に攻撃を加え続けるスケイブン別働隊を睨み、
 イムカ・グリムナーは馬上にて、粒子短銃を構えた。

【最終的帰結は未だたゆたっているのだ】

//いじょ!!
226 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/01(日) 22:42:04.88 ID:h8NBa8DY0
【病院】
ロイ「よぅ 具合どうだ」
アキレス「お見舞いに来ますた」
―――ギィ!!

やってきたのは花束持ったロイと いつも通りのアキレスとベティお三方
今日は大けがを負ったルシオラが暇してないかと思ってお見舞いに来たらしい

さて 今ルシオラの状態は?
227 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [age]:2018/04/01(日) 23:07:20.11 ID:GvdVyCD7O
>>226
「えっ、あ、ど、どーもっ!」

病室、少し気が緩んでいたらしく患者衣の前を同じく緩めていたルシオラ
慌てて首元までを締めてびしっとご挨拶!
つまりその所作が叶うという事は、千切れた腕は魔法的医療で元通りになっているのだ

「まだリハビリとかが残ってはいるんですけど、体調自体はとてもいいです」

ぐーぱー、ぐーぱー、指を開いて閉じてを繰り返して微笑んで見せる
228 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/01(日) 23:15:15.49 ID:h8NBa8DY0
>>227
ロイ「おぅ 邪魔するぞ」
花瓶に花を生けるロイ

アキレス「これ 暇しない様に持ってきてあげたぞ」

そしてアキレスは携帯ゲーム機を持ってきたようだ
中身は神様食べるアクションゲームの様です

―――ギィ!!
ベティも元気出せ といわんばかりにハサミを振り上げるのであった

ロイ「しかし災難だったな 再生医療がうまくできたからいいものの 一歩間違えば失血死もあり得たぞ
   ・・・これは鍛錬をもっと急ぐ必要があるな」

本当ならばまだ戦場に出てほしくない だが越境の神がそれをゆるしてくれないのなら 鉄火場に対応できるだけの実力をつけるしかない・・・のか?

アキレス「あぁそうそう 他にも持ってきたんだ ホレ 替えの下着」
と取り出したのは 男性用のトランクスであった 年齢詐称しているからね 仕方ないね

そういえば病院という者は大抵 よく見える場所に 患者の情報がかかれている者だ

氏名 年齢のほかに 【性別】なども書かれている者だが これに対しルシオラは何か対応を取っているのだろうか?
229 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/04/01(日) 23:22:54.86 ID:GvdVyCD7O
>>228
「ありがとうございます」
「そっちのそれ、七八とユノが持ってきてくれたんですよ」

花瓶の傍にもっさりとした多肉植物、見栄えは悪くないがやっぱりなんかズレている
アキレスから借りたゲームにも感謝である、元々インドア派な性格故に結構好んでいたりする

「う……は、はい、ガンバリマス……」
「え? あ、どうも……すみません、助かります……」

ロイの言葉の深い意味の全てまでを理解し得てはいないが、それでも暴論ばかりではないとは分かっているつもりだ
苦笑と共に頷く事は出来る
差し出された変えの肌着は受け取って、どうしようかと後で悩む事になるのであった
さてはて性別の件であるが、この病院のある場所自体ジェンダー論がなかなかに煩く、患者の主義によっては明記を避けてくれるという仕様になっている
つまり無論そういう事だ!ご都合的だね!
230 :アキレスベティロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/01(日) 23:34:21.39 ID:h8NBa8DY0
>>229
個人情報は大事だからね 仕方ないね

アキレス「下着は何枚あっても困らんからな」
ロイ「ついでだ 洗濯物だせ 洗っといてやるから」

とルシオラの洗濯物を物色しだすロイ 仕方ないね 男だと思ってるからね

ロイ「けが人が遠慮するな やって解いてやるから ほら」
完全に善意でやってますよ

―――ギィ!!
なおベティちゃんは冷蔵庫を開けて中に飴玉を仕込んでいた
お見舞い品だってさ よかったね
231 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/04/01(日) 23:39:12.23 ID:GvdVyCD7O
>>230
「そ、ソウデスネ!タスカリマス!」

結構グイグイ押してくる二人にタジタジなルシオラ
更に完全な善意である点が余計困る!

「あ、いえ、そのー……」
「病院で、クリーニングしてくれてるのでっ!」

成る程、実際ルシオラの入院している部屋はなんとお高い個人部屋
お高いルームならではのサービスがあったとて不思議ではない
ベティちゃんの開いた冷蔵庫の中にも、美味しそうな果物が色彩鮮やかに入っているぞ!
232 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/01(日) 23:49:52.58 ID:h8NBa8DY0
>>231
―――ギィ!!
だがベティちゃん 以外にもこれをスルー

けが人の食べ物を失敬するような悪い子ではないようです

ロイ「そうか? 遠慮せんでもいいのに」
どこか必死にも見えるルシオラの様子にキョトンとした表情で引き下がるロイであった

アキレス「早く元気になって みんなでスフ○ラトゥーンやろうぜスフ○ラトゥーン」
ロイ「治るまで鍛錬も胃拡張も中止だ 今はけがを治すことだけを考えろ」
―――ギィ!!

三者三様に励ましの声をかけ 長居するとけがに触るからと出ていく三人

どうやら性別は隠し通せたみたいです

//ショートショートノシ
233 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/04/01(日) 23:56:15.54 ID:zFBRa2ON0
>>232
「ありがとうございます」
「差し入れも嬉しい、今度ちゃんとお礼をしますね」

一同にふわりと微笑む所作は、しばらく気を抜いていた所為で普段よりも素に近い
手を振って見送り、そして病院の廊下

『あ、おっちゃーん、アキレスにベティやっほー』
『こんにちはっすー』

ドタバタとやって来る賑やかな二人組
入れ違いのお見舞いであり、なかなか安眠は出来なさそうであった

//ありがとうでしたっ、また宜しくですっ
234 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/04/02(月) 23:06:16.92 ID:K+Potfmao
【小ひまっ!】

「デースデスデスデス!」

 スクラップヤードでいつもの通りトンチキがまたトンチキな事をしています。

 カノッサテクノロジー社調べ:定例女子力ランキング!!

【うーん、見ただけで頭が悪くなりそうなシロモノですね!何か掲示板に貼りやがってます】

「皆サン気になりますデス?α-12はとても気になりますデス」

【周囲を見る。イムカは素知らぬ顔…を決め込みながらも視線をチラチラ。
 何かサーボスカルがふよんとランキングに近づいていますが、マスターの命令とは無関係(欺瞞)】

「デスデス…デス!?」

 改めてランキングを見ていたα-12であるが、実際確認して硬直。
 ナムアミダブツ!前回よりランク落ちとる!!

【ショッキング!】
235 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/02(月) 23:11:44.28 ID:engMms+t0
>>234
「何やってんだ?」
なんかやってるα-12のところにやってきたのは割烹着に三角巾の短足オッサン
ランチタイムはひと段落したようです

「別に女子じゃねぇから気にならねぇな・・・」
首をかしげるロイ アキレスもわれ関せずとモソハソに精を出し

―――ギィ!!
ベティちゃんはサーボスカルになにやってんだーとハサミを振り上げていた

ちなみにこのオッサンはランクに入っているのだろうか?
236 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [age]:2018/04/02(月) 23:15:51.92 ID:th69H0OJ0
>>234-235
「うふふ、ふふふ、トゥエルブ、残念でしたねー?」

言葉とは裏腹に愉快そうに抜かす半人
こんなトンチキなランキングを気にする様なメンツがこいつくらいなモノなのだ、あと辛うじて七八

「あ、どうもロイ様」
「……イムカ様はどの辺でしょうか、前回は確かー……」

ルシオラも一緒にアキレスとモソハソであり、ランキングには興味はなさそチラッそんな事もないみたいだけど男装状態だし対象外でしょう
237 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/04/02(月) 23:17:03.57 ID:K+Potfmao
>>235

 ロイのおっさん=ベスト10以内(髭面ヤクザ容姿がマイナス 能力的にはパーヘクツ
 
 アキレスが選考外と考えると、このオサーンが入っていること自体がかなりの異常事態ではある!!
 ナムサン!お料理・裁縫・お掃除なんでもござれなのが悪いんや!!

≪000111010101≫

 サーボスカルは、ベティのほうを振り向いてちょいちょいとマニュピレイターを伸ばす。

 ベティちゃん=ベスト10以内(かわいいからね。正義だね

 女子力というよりはマスコットめいた評価だが、このランキング基準が結構アレである!

「α-12も色々かわいい要素タップリのはずデス!断固講義デス!かわいいな着ぐるみだって万全のハズなのに何故!!」

 α-12…トンチキすぎ。着ぐるみはかわいいではなく胡乱な奇行の範疇で論外。

【ナムアミダブツ!誰か指摘してやれ!】
238 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/04/02(月) 23:24:47.35 ID:K+Potfmao
>>235

「ポンコツ=サン!なんで嬉しそうデスか?」

 じと〜っとした目線をタェンティースに向けるα-12である。
 なお、たいだいはα-12の自業自得である。

【ルシオラ=サンについて…ロイでも何かランキングに乗るくらいなのだ。女子力次第ではランクインありえるがいかがか!!??】

「豊満=サン、前回よりちびっとあがっているデス。何かカワイイムーブが散見されたとか。ツンデレお料理?咳?」

 どれもイムカが秘密なシークレットにしていた案件だ!流石は天下のカノッサ!リサーチ完璧!
 なお、サーボスカルがそれを確認した瞬間、イムカがアキレス(>>236)を追っかけて行きましたが関係ないでしょう。

「ポンコツ=サン、晴れて豊満=サンよりランク下になっているデスけど…」

 ナムサン!何かα-12もからかう雰囲気どころか引きつった顔でおずおずと言っている!事態は深刻だ!!

【※流石に色々と疑うべきかもしれないヨ(希望的観測)】
239 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/02(月) 23:27:30.36 ID:engMms+t0
>>236
アキレス「ルッシー早く尻尾切ってよ〜」

なんかやってるアキレスはほっといて

サーボスカルに促されてランキングを見て 自分とα-12を見て

―――ギィ★
煽るようにハサミを振り上げるベティ
赤くされたり白くされたりといった積年の恨みがこもった振り上げであった

「可愛いだけで女子力上がるんなら世の中苦労せんよ
 イムカもなぁ・・・アキレスとミスカの犠牲をもってちゃんとした料理できるようになったんだし 
 もうちょっと上がってもいいと思うんだが」

ランキングを見て正直な感想

「そもそも女子力って何なんだ?」
と 根源にかかわる質問を投げかけた
240 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/04/02(月) 23:35:13.98 ID:th69H0OJ0
>>238-239
「いやぁ、そんな事ないですよー?」

めっちゃ嬉しそう、というより楽しそうにしているのである
尚ルシオラサンはイベントなんかでの男前ムーブが多くてひじょーに微妙いな立ち位置である
上手いこと男装していると捉えていいでしょう、かなしい事に

『と、届かないですよー……』

因みにゲームの中のルシオラは両手に短剣を持ってブンブンしているのだ

「えっ!?わ、わたしそんなに……!?」

そんなになんだと言うのだ、その先を言うのは流石に憚られたのであろう
実際結構ショックだったらしく、この後七八に日本舞踊やら茶道花道を教えて貰うのであったとさ
241 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/04/02(月) 23:37:51.02 ID:K+Potfmao
>>239

「おい、貴様…」

 ゲェム中のアキレスにモノスゲー威圧感タップリに接近してくるイムカ。
 (>>238)理由?どっかの密告者経由に赤裸々なアレを思いっきりランキング反映されたからですかね。

【ナムサン!ナムアミダブツ!ちょっとランクあがってウレシイがそれは別としてアキレスは粛清する!】

「デスデス!この不思議生物めー!!」

 ギリギリギリギリと呪いビームをピロピロと出すα-12.。
 しかし、これは正に負け犬の遠吠えに等しい有様にすぎぬ!!

「ワッザ!女子力が何か?デスって?良くぞ聞いてくれました金男=サン!!」

 ロイのウカツ極まりない台詞と共に、ぷるぷる着ぐるみしっぽをぽふんと回転させながら、
 指一本立ててポーズをとったα-12。

【このノリ。このテンション。あからさまにアカンスイッチを押してしまったのだがもう遅い!】

「たっぷり、懇切丁寧かつ執拗に!ハードかつディープに!不肖、α-12が女子力のなんたるかを講義してあげマショウデス!!
 たとえ、金男=サンの人格にちょっぴり亀裂が入ったとしても、α-12は理解するまで諦めないデス!」

【女子力セミナー会場(というなの独房あるいは拷問室)にご招待。ズールズルズル】
242 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/04/02(月) 23:42:42.34 ID:K+Potfmao
>>240

「ええと、流石にこの低位置は…えーっとえーっと」

 トンチキガールすらフォロー入れるためにデータ確認しはじめたぞ。

 ・ヤクザ侍らせてる。コワイ!!((ああ、シャッキントリの方々デスね
 ・工事現場でめっちゃ資材かついでた!マッスル!(パワフルムーブ見られすぎデス
 ・力仕事以外のバイトいつもパワフルで何かアカンことに(グラスとか良く割るというか握りつぶしたりデスからねー

【……ナムアミダブツ!何かカノッサ特有の偏向具合なリサーチでひっどいことになっとる】

 【→なお、七八とニアは結構上ランクだ!】
243 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/02(月) 23:51:56.01 ID:engMms+t0
>>240
ちなアキレスちゃんはボウガンであった

さて 2人して赤いチキンを相手にしていたのだが

アキレス「あ ごめんちょっと席外すわ」
いきなりゲーム機を置いて脱兎の勢い
次の瞬間ブチ切れイムカがアキレスを追いかけていった

そしてアキレスが赤チキンに乙喰らったところでクエスト失敗となるだろうきっとメイビー

>>241
接近してくるイムカに危険察知能力を発動
脱兎な勢いで逃げ出すアキレス 後頭部に掌底喰らってしまうかはまた別のお話し

―――ギィ★
負け犬の遠吠えが心地いい・・・今時珍しい完全勝利に酔いしれているベティちゃんであった

「・・・これやっちまったっぺぇなぁ」
筋力では負けているはずのα-12にずーるずると引きずられ会場入りするロイ
その顔はあきらめの境地で会った

ギガース「・・・・・」
そこに現れたギガース君 なんか騒がしくてやってきたみたいです
こいつは・・・ランキングに乗ってるわけないですね うん
244 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/04/02(月) 23:59:50.34 ID:K+Potfmao
>>243

「わうわう」

 ギガースのかたわらでペローンと舌を出しているわんころは、
 ちょいちょいとラブリーな肉球お手手でランキングを示す。

【めっちゃ下のほうだが、ギガースが何かランクインしてはります】

「わうん(何々…ぶはっ!)」

 ランキングを見やれば…どらごん着ぐるみのギガースの写真!(ぎゃっぷ萌えとはフザケた評価点付き!!
 このランキングつくった奴、相当にアレですわ(カノッサェ…

【この後、アキレスの命運やら真っ白のなったロイがいたかどうかはしらんが、とても平和な一日であったのは間違いないのである!】

//いじょ!
245 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/03(火) 00:06:35.95 ID:Sn6aAus80
>>244
ウルリックに促され 巨体を屈めてみれば ありましたドラゴン着ぐるみなギガースさんが

ギガース「・・・・・・。」
これにはさしものギガースさんもいやそうに眉根を寄せるのであった ちゃんちゃん
246 :西暦XX18年の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/04(水) 22:37:32.23 ID:lAyfLZQb0
西暦XX18年 世は当に宇宙大航海時代。
人口増加を発端とした諸々の問題を解決する為、
人類は巨大な居住艦を中心に大規模移民船団を次々と結成、
新たに人の住める惑星を探して銀河の方々へと旅立っていく。

旗艦『エスペランサ』を柱に大小数千隻の宇宙船で構成された第26移民船団は、
2000万人規模の居住民を乗せて銀河の中心を目指す航海の中にあった。

宇宙船『ウルブス』は第26移民船団の中では中型艦に分類されている。
移動宇宙コロニーと言っても差し支えないソレの中身は東洋の近代都市を思わせる造りになっている。

外宇宙から宇宙海賊が襲ってくる事もなく、平和な街並みが見て取れる。
訪れた越境者は観光気分か、はたまた何かを成す為に訪れたのか。

マキナ「アナタはパスタを信じますかー!」

場合によっては布教に来ているのかもしれない…きっとおそらくめいびー
247 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/04(水) 22:48:49.50 ID:VxxmR7b20
>>246
「あ すみません急いでますんで」
そんなややこしい宗教の勧誘を躱そうとするアキレスと

―――ギィ!!
そんな事よりおうどん食べたい といわんばかりにハサミを振り上げるベティ御寮人

「宇宙船の中は久しぶりだなぁ・・・霧の塔のみんな元気かなぁっと」
適当な公園らしき広場のベンチに腰掛け ベティに魚肉ソーセージを進呈

―――ギィ♪
嬉しそうに食べ始めるベティをよそに某リンゴ社製スマホを取り出す
何か面白いものでもないかと探してみよう
248 :西暦XX18年の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/04(水) 23:02:24.82 ID:lAyfLZQb0
>>247
マキナ
「急いでない!ずぇったい急いでない!
 …いやまあシツコク勧誘する気はないんですけど」

今日も成果はゼロの身も心もポンコツ宣教師は騒ぐのを止め芝生い茂る広場に寝転ぶ始末。
アキレスの行動を見てかは知らないが

マキナ「あ゛ー!もうゲームするしかないなー!ゲームするしかー!」

騒ぎながら
毛糸玉に目玉を2つ付けた様なキャラクターが彫られているスマホらしきものを取り出し
慣れた手つきで操作しだす。

アキレスが何かしらのサイトを開けばセルラン1位のゲームがデカデカと宣伝されている。
『ハザード』と銘打たれたそのゲームはキャラを集め敵を倒し物語を進めていくタイプのものだ。
掃いて捨てるほどありそうなタイプのゲームだが、
キャラがアニメチックでありながら妙に生々しいという感じが受けている…らしい、宣伝の限りでは。
よくあるレアリティの壁が非常に薄い、というのも評価の一つとかなんとか。
どんだけ押してるんだこのサイトは。
249 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/04(水) 23:15:39.73 ID:VxxmR7b20
―――ギィギィ♪
おいしそうに魚肉ソーセージを細かくちぎって食べるベティをよそにサイト巡りをしてみれば
出てくる出てくるポップアップ

しかもちょうどいいタイミングで画面の中央辺りからニュッと出てくるもんだから 間違えてタップしてしまった

「あ チクショウ腹立つ広告出しやがって・・・ふむ」
苛立ったようにも見えるが 説明文を見ているうちに興味を持ち インストールなう

「ほほぅ? ・・・ほほーう」
チュートリアルを進めるアキレス 最初にガチャはできるようになっているのだろうか?
できるなら集会して委員のが出るまで粘ろうかなぁと考えながらプレイを続ける
250 :西暦XX18年の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/04(水) 23:29:26.26 ID:lAyfLZQb0
>>249
短めのチュートリアルの後、ボーナスの10連ガチャが一回引ける仕様のようだ。
リセマラ不要と言わんばかりに今回のガチャのみリセット可との事。
高レアリティの排出率は2%
テーブル自体はキャラとアイテムが混在しているので通常時に回すと爆死必至だろう。

物語としては対立する二つの種族の争いを綴ったものであるらしい。
珍しい事にプレイヤー操るキャラ陣営の視点ではなく敵キャラ陣営視点で話が語られていく。
251 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/04(水) 23:44:43.69 ID:VxxmR7b20
>>250
粘ること数十回 ようやく納得のいくブツが手に入ったのでストーリーを続ける

―――ギィ!!
ベティちゃんはアキレスが構ってくれないので謎石遊びを始めた

「・・・・・」
その斬新な切り口に没頭しだすアキレス ベティちゃんの謎石遊びの石が足に当たってもお構いなしである
252 :西暦XX18年の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/04(水) 23:47:44.97 ID:lAyfLZQb0
>>251
マキナ「はまりました?」

ぬっ、と唐突にアキレスの真横にマキナが生える。
いや、実際には態々這いずり後方に回って声をかけたのだが。

マキナ「アキレスさん、一回そのアプリ、消してみません?」

何だか淡々とポンコツは言う。
253 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/04(水) 23:53:32.61 ID:VxxmR7b20
>>252
「え?」
なんか生えてきたマキナに距離を取るアキレス しかもアプリを消せというのだ

「いや ヤダし」

〜説得中・・・説得中・・・説得中・・・〜

「なんで消さなきゃいけないのさ・・・」
ブツクサ文句を言いながらアンインストール さてどうなる?
254 :西暦XX18年の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/04(水) 23:58:05.70 ID:lAyfLZQb0
>>253
マキナ「大丈夫大丈夫、引継ぎ登録?しないで結構」

淡々と淡々と、宣教師が言葉を紡ぐ。

マキナ「消しました?」

画面からは綺麗さっぱりアプリは消えている。
おそらく使用可能容量も導入前の容量に戻っているはずだ。

マキナ「消えました? 本 当 に ?」

何故ホラーっぽく語るのか。
255 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/05(木) 00:12:05.78 ID:yiX6lbuR0
>>254
「・・・・・・・・なに 恐いんだけど」
ビビりのアキレスちゃん 何事かと戦々恐々

「・・・消えてる…はず ウン・・・」
256 :西暦XX18年の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/05(木) 00:24:10.04 ID:+zPvIYyX0
>>255
マキナ「では此処で面白いサイトを開示ー」

マキナが自身の胡散臭いスマホで見せる画面に映し出されているのは個人サイト。
陰謀論を取り扱っているらしいのだが、『ハザード』についての話題が出ている。

 ・お前らヤバいぞ 『ハザード』は政府が作った監視ウィルスだったんだ!
 ・な、なんだってー!?
 ・嘘乙
 ・つーかどこ情報よ それ

 (以下略

 ・よくよく考えると引継ぎ登録もしてないのに再インストールしたらデータ復活してたしな
 ・俺の親戚が解析したんだけど明らかにデータが残ってるらしい。
  容量の表示も書き換えてるんじゃないかって
 ・いや、携帯の解析ってwww

マキナ「どー思います?」
257 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/06(金) 23:14:23.60 ID:sEh0Z8Oj0
【スプロール カノテク】
「お届け物デース」

ここはサイバーパンク 自然無き世界スプロール そこに君臨するメガコーポが一つ カノッサテクノロジー
そんなカノテクにおいて 発言権を高め続ける男の部屋にノックの音が飛び込んだ

入ってきたのはこの世界で運び屋をやっている男とそのオトモ担いでいるリュックは大きさの割に軽そうだ

「今月分のお友達両(仮)でーす」
取り出したのは 色とりどりの駄菓子各種

嘗てエーカーとの一台決戦をしていたころ 結果的にエーカーから越境者を守る防波堤となってくれたカノテク
その時の恩に報いようということで 月に一度 金額にして5000円分の駄菓子が 止まり木同盟の共同基金から送られているらしいのだ

そして栄えある配達任務を仰せつかったのがこのアキレス・・・なのだが
α-12に見つかったら大変なことになるのだ

今回はα-12に見つからず目標地点までこれただろうか?
258 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/04/06(金) 23:26:58.93 ID:FHGLQb6po
>>257

 CEOのお部屋と出入り口の前には別の部屋が一室あります。それこそ秘書室(と、α-12が勝手に呼んでいるだけの謎スペース)!!

「デスデス」

 CEO室へと続く室内は(床は絨毯ばり!豪華!)で、
 サングラスにスーツ姿の秘書というよりシークレットサービス的な何かが直立姿勢であります。
 なお、何故か手にはブレードをバッチリ以って、いわゆる、剣杖ポーズしてはります。

「おや、ヘタレ=サン。何かご用デスか?アポはとってるデス?」

 このトンチキ娘、どういう訳かCEOはCEOらしくあれ珍妙な固定観念というか、
 自分は散々実況動画で生き恥さらしまくっているのに、CEOにはパーペキであってほしい心というか、
 何かいろいろ拗らせて、防波堤めいたものになろうとしています。実に厄介デス。

【貧乏舌などという恥部の露見は阻止せねばならぬのだ(手遅れ】

 毎度恒例のジャマモノだ!キャリアーとしてこの障害を突破せねばなりますまい!
259 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/06(金) 23:34:33.60 ID:sEh0Z8Oj0
>>258
「チッ・・・」
やはりいたかと舌打ち
普段駄菓子配達の時はほぼすべてのセキュリティがフリーパスなのに 一番厄介なこいつはほぼ確実に作動しているのだ
実際今日も入口から堂々と入ってきたのに セキュリティの皆さまはむしろ笑顔で通してkル得たというのに!!

「い・・・いやぁほら これからなんか非合法な会合あるらしいじゃん? それにちょっと御呼ばれしててアハハハハハハハ・・・」
実際 今日のスケジュールの中には 極秘な会合があると記されているのだ まぁ内容はお察し

とりあえずいつもの手を試してみましょう

「ちょっと言ってすぐ帰ってくるだけさ そんなほら 物騒なもん持ってないでさ ほら」
と板チョコを三枚ほど取り出し 卑劣なる買収を試みるアキレス 効果のほどは?
260 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/04/06(金) 23:51:09.19 ID:FHGLQb6po
>>259

「デス〜?」

 ものすげージト目でアキレスを見やるα-12。
 こりゃ全然さっぱり信用していませんわ。

「暗黒メガコーポの首魁であるCEOと一介のキャリアーが会合デスねぇ?」

 あ、コイツ、今、自社を暗黒メガコーポとか言いよったが、まあソレはソレ。
 実にガードが固いのであります。そして、ワイロ!

「モグモグモグ…これはこれとして怪しいので通すにはいかがなものデス」

 ナムサン!ナムアミダブツ!賄賂受け取っておいて、用件には応えない!
 なんたる、暗黒社会通例をも無視した傍若無人なる鉄壁ガードか!!

「つーことで、塩まいてやるデスから、とっとと――」

 と、ここで、突然α-12の足元の床がパカリと開く。デス○ー総統めいた何か。
 そのまま、ひゅーっと落ちていくα-12。

「ふぁっきんぐデス〜〜〜〜〜…っ」

【パタリと床が閉まり、社会通例を無視した不心得者は退治された!】

 ―――

 アキレス君!突然のシチュエーションに放置プレイ!まあ、大体察していると思われるが。
261 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/06(金) 23:58:27.69 ID:sEh0Z8Oj0
>>260
「・・・・・よし 記念すべき20回目だな」
穴をのぞき込み アレが昇ってこないか確認 そのうちパタリと蓋が閉じるでしょう

―――ギィ★
そしてベティちゃん いつもゆでたりしている罰だと呷るようにハサミを振り上げる

「のんびりしている暇はないぞベティ いそがにゃ」
絨毯の上を走り出し 本日面会謝絶のフダがかかったドアを意気揚々と開ける

「ちわー三○屋でーす ハンコおなしゃーす」
紙の証明書を取り出す この紙はバロウズと面識のない人間に物資がちゃんと届いたことを証明するものである

受け取り印が押されれば でかくて高そうなデスクの上にドサドサと駄菓子が積まれることでしょう
262 :ヨブ・バロウズ【扇動者】>>325 [saga]:2018/04/07(土) 00:14:25.79 ID:vbJoj4ILo
>>261

「入りたまえ」

 相も変らず、耳に心地よいバリトンの声が入室を促す。
 CEO室に入れば、華美ではないがデスク、椅子、灰皿にいたるまで
 全てが一流でそろえられた内装が目に飛び込むことであろう。

【この一点だけで格差社会の何たるかを如実に示している】

「やあ、いつも御苦労だね」

 瀟洒にスーツを着こなし、涼しげな雰囲気すら思わせる所作で、
 アキレスに応対するは、ヨブ・バロウズ。カノッサ・テクノロジー社のCEOにして、
 越境者ともいち早く良好な関係を取り付けた敏腕なる権力志向者である。

【注)カノッサ機関という巨大組織にあっては、かのエーカーと大差ない苛烈な対応を越境者に仕掛ける連中も存在する】
 【→バロウズとて、政治的/補給的に越境者を支援する見返り己を戦力化させているフシもある。油断ならぬ相手である】

 が、それはそれとして、駄菓子の山を満足そうに見つめながら、判子をポンと押す貧乏舌である。

「複雑すぎてどうでもよくなる味にばかり接していると、こういうものが無性に恋しくなる時があってね」

 冗談めかして言うが、その実、結構マジだったりする。

【と、まあ、個人的にも組織としての顔つなぎとしても、この一見茶番めいたやり取りは定期的に行われているのである】

//ちゃんちゃん
263 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/07(土) 22:19:32.83 ID:vbJoj4ILo
【とあるファンタジー世界】

 前回までのあらすじ!!

 スケイブンの陰謀阻止のために奮闘する越境者達。
 冒険者パーティーや、ワケ有りな連中を加えて、いつしか40人前後び規模にまで拡大した
 戦闘団(ウォーハンド)となり、オーガ支配圏たる霊峰に到着する。

 現在、オーガはスケイブンの分隊と交戦状態にある。
 オーガ部族とのコンタクトのため、熾烈なる戦場を突破せねばならない。

 −−−−−−−−
 −−−−−−
 −−−−

「壮観だな」

 小さな丘上で言葉少なく告げるはイムカ・グリムナー。
 越境者にして、銀河帝国上級政治将校(ロード・コミッサー)
 そして、越境者の一人でもある。

【広がる視界。そこは――正に熾烈なる戦いの真っ最中であった】

 雲霞の如く押し寄せるスケイブン群れがオーガ領たる霊峰の入り口。
 通称:岩門に殺到。そして、それを阻止せんと、巨大なるオーガ達が正に壁となりそれを振り払う。
 戦況は正に一進一退…というわけでもなかった。

【大量のスケイブンの殺到に徐々にオーガ達は押しやられ、一人、また一人と斃れてゆく】
【これは、スケイブンが集の力に優れている…のみが理由ではない。
 邪悪かつ冒涜的なオーガスケイブン(スケイブンの肉体改造・変異技術でオーガ並の体躯を手に入れた個体)
 歪みの力をふんだんに用いたウォーマシンなど、邪悪なる力を結集して鼠人はオーガ抹殺を図っているためだ!】

「我々は今からアレを突っ切るわけだが、正に英雄的突撃だな。名誉なことだ」

 言葉とは裏腹に全く抑揚が感じられぬ声音で言うイムカである。
 迂遠に「生命が惜しければ付き合う必要は無い」と言っているようだが、
 何しろ、その点は不器用に過ぎる御仁である。戦闘団の中には懐疑、狂人を見るようなまなざしが散見。

【と、ここでイムカの下に伝書鳩が止まる。金属の王国の紋印付。何らかのレンラクであろうか…】

「…ロンデルガードの戦い(同時期に起こった大規模戦闘)の結果が出たぞ。王国軍の勝利のようだ」

 無感情に告げるイムカの言葉に、戦闘団の一部から歓声が上がる。
 何しろ、王国軍の敗北はすなわち、今から自分達が行おうとしている事の無意味化/敗北と絶望の確定を意味していたからだ。

「で、だ。この国の虎の子…トクシュブタイにも相応の損耗が出ている。
 よって国家からの戦力支援はさして期待できなくなった。(戦えば消耗するのはどの精鋭でも変らない。さらにこの動乱で亜人種や悪魔の蠢動も確認されているとあっては…)
 これで晴れて我々の重要性が増したわけだ。喜べ、英雄になるか、まとめて死ぬかしかなくなったぞ」

 この言葉に野心旺盛な者は心を燃やし、正義感溢れる者は意思を新たにし、
 あるいは、浮ついた覚悟しか持っていなかった者はドン引きする。

【ともにかくにも、表舞台は決着した。次は舞台裏の戦いを始めねばなるまい】
264 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/07(土) 22:26:43.07 ID:umjTdBrK0
>>263
西部開拓時代風の純白ドレスと鍔広帽子を纏う細身で金髪緑眼の女性。
今日はその手に双眼鏡の棒をぶっ刺したようなものを持っている。
双眼鏡のように使っているので双眼鏡なんだろうが…

因みにいつもの洒落た意匠の日除け傘は
小柄な身体のロンスカメガネのメイドちゃんが背伸びしてお嬢様を日差しから守っていた。

リージュ「戦争よ、戦争!」
ロッテ「ぐぬぬ…お嬢様少しかがんでいただけると」

イムカの話を聞いていたかどうかは不明だが、戦場をとてもよく見まわしているのは確かだった。
265 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [age]:2018/04/07(土) 22:32:50.21 ID:5Cj2mgD80
>>263
「まぁ……突っ切るくらいなら」

言葉に対して特に感慨もなく応じる鼠人
相変わらず目深に被った外套の下、赤い瞳を細めた
実際この手の強行は苦手としてはいない、迅速に戦さ場の渦中を抜ける手と言うのはいつの時代も世界にも需要があると言う事だ

「……ふぅ、」
「戦は嫌だ」

ジョークか本音か判断のつき辛い物言いで溜息、外套の下で爪先がタンタンと地面を叩いている
266 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/07(土) 22:33:59.91 ID:XJ5iFrd00
>>263
ロイ「全くだ」
アキレス「うぇ…スゲェ戦い」
―――ギィ!!

一緒になって戦場を見下ろすロイ オーガが倒れ伏す様子を見て沈痛な表情を浮かべるアキレス ついでにベティ

ロイ「あの薄汚ねぇドブネズミ共 あのオーガとの会合の時もあのくっせぇ巨ネズミを出してきたっけな
   嗚呼虫唾が走る まさに害獣とはかくあるべきか…ことごとく殺しつくさんと気が晴れぬ」

口から物騒な言葉が漏れるも ロイの佇まいからは憤怒の波動も どす黒き殺意も感じられない
陰の感情の大部分はあの廃村に捨ててきた 今は怒りに呑まれることもない

と 戦局報道を聞く が 歓声を上げる戦闘団の中にこの男の声はない

ロイ「そりゃそうだ プラチナムが出て負けるわけがなかろう 被害も想定内だ
   まぁ 手が足りねぇのはいつものことだ さして珍しくもない で?こっちもそろそろ状況を開始するかい?」
アキレス「あの中に突っ込む・・・いやいやオーガの皆さんを助けるためだ・・・」

すでに準備万端のロイ アキレスも気のいいオーガ達を助けるために覚悟を決める ベティちゃんもばっちこーいとハサミを振り上げた
267 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/04/07(土) 22:37:59.21 ID:Tk5MqG1y0
>>263
「絶景かな」
丘の上、杖代わりにしていた鞘に収まったままのロングソードを腰に戻すと、遠くを眺めて厭味ったらしく同調。
蟲の如く蠢き、殺到するスケイブンの群れは、離れた位置から見れば生理的嫌悪すら催す代物だった。

「あいつはマズいな。俺でもヤだもん」
幾つか見えるのはスケイブンの奥の手か。異様な巨体、ウォーマシンなど、禍々しい物がチラホラ。
「こちらには何かとっておきはないのか。ド級戦車とか、殺戮マッシーンとか」


「元気だな。この鉄の女についていけば、そういった話には死ぬまで困らねえゼ。マジオススメ」
各々の反応を示す戦闘団に耳打ち。越境者の一人に持って来させたアンプルが孤児の袋にしっかりと入っている事を確認。

「始めるとしよう。お前ら着替えは用意してるだろうな?
 終わる頃には辺り一面血の海だろうからな。それが嫌なら死ぬしかねえぞ!」
268 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/07(土) 22:52:07.10 ID:vbJoj4ILo
【全員対象】

(………)

 越境者を含めた戦闘団の連中を改めて見やるイムカ。
 その目は常通り…常以上に感情を顕にすることは無かったが。

【イムカの予測ではこの突破戦で半数以上は戦死する公算が出ている】
 【→無茶な戦いだ。そして問題なのはその無茶が選択肢の中で最善であるということだ】

「(>>267)手持ちには無いな。頼りになるのはかき集めた馬と馬車くらいだ」

 イムカたち戦闘団(キャラクタ含む)は今回、馬(もしくは何か)の支給を受けている。
 国からのささやかな援助として、鍛えられた軍馬を人数分。これだけでも凡百の冒険者クエストより遥かに破格だ。

「作戦概要を確認。今からありったけのエンチャント(強化)をかける。
 そして、騎乗突撃で敵に大穴を空けて、そのままオーガの岩門に駆け込む。
 馬の衝力と突破力は途中で限界に達する可能性が高い。その場合は脚を使って追従しろ」

 最後にもう一度、戦場を一瞥すると、

「脚を止めれば確実に死ぬぞ。とにかく走れ。以上」

【この言葉を最後に、戦闘団の聖騎士や僧侶が様々なスキルを展開する】

「聖なる盾(全員の防御力アップ」
「魔力防護(魔力カット率工場)
「隕鉄の祝福(反応向上+流星属性付与)」

【強化の重ねがけだ。もちろん、各々が己だけに作用するスキルを用いるのも有効であろう】

 そして、準備が終われば後は――

「準備完了だ。強化が切れるまでに勝負をかけるぞ」

 そう言うと、イムカは一呼吸。スケイブンの陣と流動する戦場。
 そこから最適のポイントを割り出す。生存率を1%でも高めるために。

「突撃せよ!!」

【号令と共に、戦闘団は己を鼓舞するため、あるいは恐怖をごまかす為に叫び、一斉に突撃を開始する】
 【→スケイブンの横腹目掛けて一気呵成に突進だ→各々の突進攻撃の内容は委任】
269 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/07(土) 22:57:57.71 ID:XJ5iFrd00
>>268
ちなアキレスちゃんは乗馬スキルないので走ることにした

ロイ「よし…行くぞ!!」
なおこちらは乗馬スキルあり なので軍馬に乗り込みハルバートを掲げる

ロイ「ハイヨー!!」
アキレス「デモンレッグ!!」
戦場を駆ける軍馬と青き霧

ロイはハルバートを前方に構え ランスチャージの姿勢
対するアキレスはトレンチガンを持って突撃なう

ロイ「おぉぉぉぉぉおおおおおおお!!!!」
アキレス「しにたくなぁぁぁぁああああああい!!!!」

戦場に突撃する2人 果たして何が待ち構えるか
270 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/07(土) 23:02:21.52 ID:umjTdBrK0
>>268
リージュ「頑張ってね、お馬さん!」

戦場真っただ中への突貫だというのにお嬢様はいつも通りだった。
慣れた感じで騎乗を行うと戦闘集団から受けた様々な加護を纏い、
躊躇なく号令とともに駆け出した。
特に武装しているとかそういうことがないので完全に馬の衝突だけが攻撃内容だ!

リージュ「ウラー!!」

いつの間にかロンスカメイドちゃんはいないぞ、お嬢様単身でのぶっこみだ!!
271 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/04/07(土) 23:04:45.03 ID:Tk5MqG1y0
>>268
「馬車を燃やして突っ込ませろ。ビックリはするだろ」
元より期待はしていない。適当に手を振って返すと、馬上用の槍を手に取り馬の元へ。
「ああ、良い馬だ。これなら乗っても大丈夫そうだな」

「見れば分かる。クソ、大量破壊兵器が欲しいな」
身にかかる様々な祝福を、ぼんやりと冷めた目で眺めるソーマタージ。
オーガニックな部分のロクに無い肉体故か、精神的な問題か、彼の身体は魔術的なものの効きが悪いのだ。
それでも世界の修正力の最後の慈悲か、必ずしも意味が無いという訳でもないので黙っているのだが。


「切れるまでどれくらいだ。一時間か?」
一もと変わらぬ軽い調子で尋ねると、ヘルムのバイザーを降ろして汚れた外套のフードを被る。
手に持った槍はよくある品だ。ここで使い捨てる。

「お楽しみと行こう!」
号令に合わせ馬を走らせる!槍の穂先が空を切り、スケイブンの首を団子めいて何体も貫かんと迫る!迫る!!
272 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/04/07(土) 23:06:22.07 ID:5Cj2mgD80
>>268
道中、時たま声を掛け合う程度の仲であった初見の戦士に軽口を叩かれた
ムガも同じように返す、今生の別れにならないように

「……ヂヂっ……」

出来る事と言えば、片隅で戦の轟音と怒号に搔き消すように鳴声を上げて詠唱
呪術を、僅かに存在感の秘匿希薄化の魔力として一同にエンチャントさせるくらいだ

「死ぬなよ」

誰にであろうかそう告げて外套を脱ぎ捨てる!
怨敵と余りに酷似した鼠人の純白なる毛並みが呪われたそらから齎される光に輝いた!
キチン質の尾が大地を叩き、大きく息を吸って二本の脚で吶喊!軍馬はムガの得意とする戦術とはかけ離れている為に他に譲る!

「……!!」

仲間の馬とほぼ同速、百合野原を征く蛇が如くしなやかに駆け抜けた!
スケイブンの傍をするすると、刀を抜きすれ違い様に致命的な一太刀を浴びせんと振るいながら!
273 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/07(土) 23:19:57.53 ID:vbJoj4ILo
【全員対象】

 SMAAAASH!!!

 先ずはスケイブンの鼠雑兵(クランラット)をロイとソーマタージのランスチャージが粉砕。
 あるいは、アキレスのトレンチガンで穴だらけに、続くようにムガの一閃がそっ首を跳ね飛ばし、リージュの蹄が踏みしだく。
 強襲による敵の動揺、これこそがこの場においてはダイヤモンドよりも貴重な価値を有する。

【放たれた矢の如く、敵陣を食い破るようにして突破する戦闘団!】

「………」

 四方八方敵だらけの中を突き進んでいる。
 混乱が過ぎれば、殺気が質量を持って、こちらを包囲してくるであろう。
 そうなれば――

「いけるぞ!奴等、まだ状況を把握していない!」
「なんとも…ごつい眺めですね!」

 戦闘団からも興奮交じりの叫びがあがる。
 アドレナリンが噴き出し、マトモでいることを麻痺させているようだ。
 それでいい。この場で「マトモ」であることは、恐怖を感じる正常な感覚など百害あって一利なし。

【正気ならぬ狂気こそが活路を開くという救い難い局面というのは確かに存在するのだ…が、】

 パン!と軽い音が一度、次にブシャっと言う破裂音。

【鼠散兵(スカーミッシャー)の歯車式ピストルの流れ弾。犠牲者1】

 呪により粉砕した頭蓋の中身、血や脳漿、骨の欠片がばら撒かれ、
 近辺に在ったアキレス、リージュの顔を塗らした。

【アキレス&ベティ、リージュに恐怖判定】

 さらに見やれば、物騒なピストルを持った一団。鼠散兵共が早くも混乱から回復しつつある様相!
 その銃口が徐々にこちらに集中しだした。

「左に逸れつつ、敵を削る!遅れるな!!」

【立て続けにこちらを狙う銃声が続く中、突破せねばならぬ】
 【→正面から銃火に突っ込むのは自殺行為なれど、逸れながらも敵にある程度痛撃を与えねばそれまたリスクが高い。按配が難しい】
274 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/07(土) 23:26:50.33 ID:umjTdBrK0
>>273
リージュ「…、……、行きますッ!!」

血塗れた瞬間、目を見開き叫び声をあげるかと思われたお嬢様。
しかしその口から出たのは決意。
鮮血に彩られた白のドレスを靡かせてお嬢様が鼠散兵共へと舵をきる。
その目に宿る光は狂気かはたまた。
視線そらさず正面に敵を見据え駆けていく。
その口には笑みを浮かべて!
275 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/07(土) 23:29:54.02 ID:XJ5iFrd00
>>273
人の中身が飛び散り顔を汚す
すぐ近くで起こる死 心に広がる原始的な恐怖

アキレスは戦士ではない 常人よりは確かに鉄火場になれているかもしれないがそれだけだ
だがアキレスには誰にも負けないものがある それは

【恐怖判定失敗】
【スキル 虚栄の極み発動】
【前述の失敗を成功に転換】

なおベティちゃんはもともと砂漠という過酷な環境で生きる捕食者だ
いくら俗世に慣れようと その時の本能は ちょっと中身に濡れた程度で恐怖を感じるようなものではない

ロイ「チッ!!」
銃口を嫌い馬の挙動を修正 それながらもハルバートを振るうロイ

アキレス「んだなっさああああああああ」
―――ギィ!!ギィ!!

いけいけごーごーとハサミを振り上げるベティの声援を背にあえてまっすぐ突撃するアキレス
そして取り出したるは特殊警棒

ストロボガンの閃光が戦場を切り裂く 閃光という奥の手を早速切ることにしたのだ
276 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/04/07(土) 23:33:55.38 ID:Tk5MqG1y0
>>273
「所詮鼠だ。迷路をグルグルしてれば頭がいいと認められる様な奴らよ!」
ブン!と槍を振るって血糊と肉を後方に払い飛ばす。軋む感触が籠手を通じて伝わってくる。
戦闘の狂熱に浮かされる事は最早無い。例えフリでも狂気には慣れすぎていた。このような状況では却って素面と言えるだろう。

「銃だ! 当たらなければ死にはしねえんだ、簡単だろ!?」
以前巣穴で見つけた歯車式ピストル。そういえば彼等にはそれだけの技術があったのだ。
「言うの忘れてたような…。 まあ聞かれなかったんだし、いいか」


「舐めるなよ、ドブネズミ共が…ッ!」
響く銃声の中、槍を逆手に持ち直して大きく仰け反るソーマタージ。鎧の下で縄めいた筋肉が盛り上がる。

「イヤーッ!」
ミサイルめいて銃持つスケイブンの一団に突っ込む歪んだ槍!サイボーグの腕力で投げられたそれは、容易く肉を貫き何人も串刺しにするだろう。
しかし、狙いは抹殺だけではない。スリットの奥で赤い眼が眩く光り、彼らの持つ銃を見据える!

この混戦だ。味方のいない方に撃てば、それだけで当たるだろう。馬を走らせながら、伸ばした手で銃を幾つか掠め取ろうとする!
277 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 :2018/04/07(土) 23:35:48.56 ID:5Cj2mgD80
>>273
「ヂヂっ……!」

殺意と怨嗟と絶望の混沌の大渦の中、呑み込まれぬように突き進む一同
鍋底は即ち死の炎に炊かれており、触れてしまえば焼かれるのみである
詠唱、黒い炎で構成された鼠の頭骨を数発放つ!
ゆるやかに突き進むそれは、触れた部位を爛れ落とさせる呪いの炎の塊である!
アキレスのフラッシュに続きスカーミッシャーに迫る呪詛!

「……的役はやる!」

更に己の体毛を膨らませ、体積を増大!
毛並みはワイヤめいて強化され、ある程度の弾丸を防ぎまた魔法攻撃に対して障壁を張ってもいるのだ!
278 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/07(土) 23:50:07.02 ID:vbJoj4ILo
>>274-275

 ロイがハルバートを振るうたびにその蒼銀の刃はおぞましい血液に濡れ、
 変異の銃弾のいくつかがハルバートを叩く。希少金属ゆえか祝福の残滓ゆえか、
 その呪術効果を全く意に介していないようであったが。

【さらにアキレスのストロポがこちらに狙いを定めていた鼠散兵の目を焼き、銃口を逸らす】
 【そこにリージュの騎馬の蹄が敵を砕き、なおも突進を続けていく】

「ギシャアアアアッ!!」

 直線状!一際大きな姿を確認。スケイブンの堕ちた≪妙技≫で生み出されし、オーガとスケイブンの合成獣(キメラ)。
 ラットオーガの威圧!!それは巨大な体躯に棍棒を持つ極めて危険な相手。

「シャアアアッ!!」

 突っ込んでくる越境者達に対して、棍棒を振りかぶるラットオーガ!! 

【極めて危険な敵個体が立ちふさがる!】

>>276-277

PAPAPAPAPAPAPA!!

 こちらの地点ではムガに銃口が集中!いくつかは呪いの炎に焼かれるも、
 突破中は全方向敵だらけということもあり、その密度は一行に薄まることはない!

【それでもムガの俊敏に敵の銃口は定まらぬ!】

 さらにはそこにソーマタージが恐るべき筋力で槍を投擲し、一直線上に鼠の串刺しを現出させた。
 穿たれる突破路。そこに追従する戦闘団が殺到する。

「チャージッ!!グフッ!!」
「なにっ・・・ンアーッ!」

 突撃した戦闘団の一人が喉を掻ききられて死ぬ。
 見ればその背後に溝駆け鼠(ガダーランナー)の姿!
 馬から馬に飛び移り、次々と人間を始末!暗殺術の暗い神秘を学んだ暗殺者!

【溝駆け鼠はニタリと笑うと、ソーマタージに抉り取った少女魔術師の頭部をボールにように放り投げる。挑発!】
【そして、溝駆け鼠がことさら目立つ動き≠したところで、横手よりムガに夜駆け鼠(ナイトランナー)が強襲!一撃でその喉を寸断しようと一閃!】
279 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/07(土) 23:51:27.78 ID:vbJoj4ILo
>>276

【ソーマタージは銃を幾つかゲット→単発式+再装填不可(構造不明+予備弾薬が無いため)】
280 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/04/07(土) 23:58:24.88 ID:5Cj2mgD80
>>278
「……、」

体毛を膨らせたのみの鎧では矢張り完全なる防御とはいかず
幾つかの、数えるのが嫌になる程度の弾丸が皮膚を掠め抉り血を滲ませる
それでも顔を顰める以上の手傷を負っていないのは重畳と言えた

「ち……処理役……?」
「……あっ……!!」

暗殺者が出で来たのを空気の変容で察する、嫌な相手だと認識
刹那注意を惹かれるのは仕方のない事であり、恐らくは責められることではないであろう
それでもムガのいのちを、薄氷一枚隔てて死と分かったのは咄嗟の反射と、
凡そ乏し過ぎて同じ道を行くモノにのみ察する事の出来る殺意未満のナニカを感じた為だ

「……っぶなっ!!」

腰を捻り上半身を仰け反らせ、同時に尾の刃風車で反撃!
281 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/04/08(日) 00:01:59.20 ID:ojqK5x0/0
>>278
「呆気ねえなぁ、もう少し耐えろよ…!」
目の前の兵士が斃れたのが始まりだった。目の前で次々と死んでいく戦士達。
サイバネアイは旨辛馬へ、人を狩り飛び交う鼠の姿をしっかりと捉えていた。

「アリガト、ネズミさん。脳ミソたべたべしたい気分だったの」
挑発にも動じず、ひょいと身を傾けて生首を躱す。名前も知らない少女の死など知った事か。


PANG!右手が電光石火の如く動き、銃を握る。その一瞬後には溝駆け鼠に向けて放たれる一発の弾丸!
「そっちにも行ったぞ!身の程を教えてやれ!」
ムガに怒鳴って銃を捨て、また新しい物を握る。この相手はここで仕留めねば、非常に面倒になると踏んだのだ。

PANG!二発目の弾丸が、放たれた。
282 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/08(日) 00:06:50.71 ID:B8BDz3ye0
>>278
目の前に立ちふさがるラットオーガ
オーガと同等の力を持つと仮定すれば 常人に力で対抗できる術はなし

ならばとロイは馬の背を飛び降り 馬のケツをハルバートの柄で叩いて先に進ませる
そして自分は歩兵となってラットオーガに立ち向かうのであった

棍棒の一撃を躱し 狙うはハルバートの鉤爪によるひざ関節の破壊

その間にアキレスも追いついた

アキレスは拳銃を取り出し ラットオーガの顔に向けて連続発射
ラットオーガの注意を引こうとする
283 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/08(日) 00:07:59.26 ID:egiTRu0R0
>>278
リージュ「ロッテ!ウォルター!」
??「「承知ッ!!」」

棍棒を振りかぶるラットオーガへと迷いなく突っ込むお嬢様。
吠え読んだ名に呼応するのは二つの声、そして

リージュ「ギガナックルッ!!」

駆ける馬の影より突如として吹き出てきたものは
リージュの体躯とほぼ同サイズの黒い握り拳。
それが馬の速度を乗せてラットオーガへと繰り出される。

宛ら水面から跳ね出た鯱の如く!!
284 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/08(日) 00:15:12.56 ID:V9mQLtt8o
>>280

「ギシッ!!」

 奇妙な音と共に尾の刃風車同士≠ェぶつかり、金属音と共に互いを弾き返す!
 同じ鼠人ゆえか、世界を超えて共通する何かがあるのか、ルーツに近似があるのか。
 定かでは無いが暗い神秘≠フ類似性が存在する!!

「ジャッ!!」

 細い腕がブンと振られると同時に毒塗りのダガーが中空を走る。
 ここで、ムガと夜駆け鼠の勝利条件の差異が浮き彫りとなる。

【眼下、大量のスケイブンの殺気!ウカツに地上に落下すればすなわち死!!】
 【敵はムガを態勢を崩した上で落とせばいいのだ。対して、ムガはこの厄介な敵を屠る必要がある!】

>>281

「SHAAAAAAAAAAA!!」

 溝駆け鼠は放たれた弾丸を首なしの少女を盾とし回避。
 首を失った細い身体は膨張し、一瞬後に破裂!内臓や骨を地面にぶちまけた。

【さらにソーマタージが放つ銃弾。その直線的で読みやすい攻撃を難なく回避――】

「せっかくの贈り物だ。遠慮するな」

 ガシッと、ここで突如、横手からイムカが溝駆け鼠の頭部を掴む。何時の間にいたのか。
 そのまま頭蓋が軋む音と共に、溝駆け鼠を片手で掴み上げ、そのまま着弾。ポイ捨て!

【地面に落着しながら、溝駆け鼠し薄汚い血をばら撒く!インガオホー!】

「ソーマタージ。衝力が失われつつある。無茶をしてもらうぞ」

 言いながら、雷石ででっち上げた体内充電促進剤のシリンダーを幾つか放り投げる。

「10秒後。ウォーマシンの近辺通過だ。破壊しろ。敵を再度混乱させる」

【イムカお得意の無茶振り】
 【→進路上に緑色の燐光を噴き出し、魔術的な呪いを放射するウォーマシンが在る】
285 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/08(日) 00:25:35.22 ID:V9mQLtt8o
>>282-283

「行きましょうかッ!」

 ここに戦闘団に加わっている聖騎士も追従し、ラットオーガと相対する。

「ガアアアアッ!!」

 ブゥン!!と強大なる棍棒が振るわれる!
 が、ここでリージュの影より出現した握りこぶしが棍棒と激突!!
 凄まじい衝撃波を生み出しながら互いに拮抗する!

【ビリビリと大気振るわせる振動!!】

 次にアキレスの銃弾が連続発射。が、それはその頑強なる皮膚を貫くことあたわず!
 さらに頭部への狙いは→高速移動中に頭部を正確に狙うには相応の銃撃スキルが必要。

【ロイがハルバートで膝関節を狙う。が、これは皮膚を破るも骨と肉の寸断に到らず!浅かった!】

「ハァッ!!」

 その間、ロイに向けられた棍棒の振り下ろしを聖騎士の盾が受け止める!
 盾がひしゃげて使い物にならなくなる代償に聖騎士とロイはカバーセービングに成功!!

「ギッシャアアッ!!」

 遠方のスケイブンの叫び。見やれば敵のウォーマシン(歪みの力をぶつける危険な広範囲攻撃兵器)の銃口が、
 こちらに向かいつつあるではないか!ラットオーガに足止めされているわけにはいかぬ!!

【ロイ、アキレス、リージュ・・・一時的に突進力を失っている状態!危険!】
 【→ロイの馬がスケイブンに包囲され、そのまま飲まれていった→運悪くロイは己の馬を失った格好となる】
286 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/04/08(日) 00:28:13.59 ID:ojqK5x0/0
>284
「ゲェッ、マンオブスティール!」
横手から現れ、相対する敵をグワシと押さえつける腕に悲鳴!イムカだった。


「いつもの事だろ。とっとと出すもの出せ」
投げ渡されるシリンダー、を握り潰す度に紫電が体表を奔る!

頃合いを見計らい、軍馬の首筋にそっとナイフを押し当てる。その身体は破裂せんばかりの電力に震えていた。
「楽しかったよ、マジで」
引かれる刃。迸る鮮血。そして、悲鳴。

大きくつんのめり、前倒しになる馬の上。器械体操めいて転がり、肉の塊と化した馬を蹴る!
体温を失いつつある軍馬の身体は、ソーマタージが砲弾めいて突っ込むための足場となったのだ!

顔の前で腕を交差させ、鎧の中を触手で満たして、衝撃に備える。
サイボーグの怪力で打ち出された200kgオーバーの頑強な身体は、破壊槌の如くウォーマシンに突っ込み破壊しようとする!
287 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/04/08(日) 00:31:24.26 ID:Jsy60uAQ0
>>284
「……!!」

およそ大抵の事で驚愕を感じる事のないムガの、その真紅が大きく開かれた
宙にて衝突し弾ける尾羽風車、鼠の獣人との邂逅は無論初ではないがこのケースはレアである

「……チッ……!」

最接近戦だ、得物の長は敵にあり、ムガの忍者刀の距離とは微妙に異なる
動体視力と嗅覚、あとは直感で一閃が有毒であると断じ受けるより身を翻しての回避を選択
足場が実に不安定であるが構わない、この程度で落ちるような脚力と体幹をムガは持ち合わせていないのだ

「……セェッッ!!」

左手指先に魔力集中!直後放つ五指を揃えぬカタチでの貫手!
命中すれば表皮を浸透させ体内へ魔力を送り込み、それは内部で魔力的炸裂を起こすであろう!

【最接近戦用絶命魔闘技、絶華!!】
288 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/08(日) 00:37:15.35 ID:egiTRu0R0
>>282>>285
黒い拳は棍棒との一戦を終えた後、主人の影へと消えていく。

リージュ「っ!」

ウォーマシンの存在に気づいたお嬢様。
しかし現状では近場のラットオーガすら攻略がままならぬ!

リージュ「おじさま、馬を!!」

ロイへと己が駆る馬を渡そうと動く。
身体能力は常人のお嬢様、機動力は皆無になったと言えるが。

リージュ
「さあさあ、今日の貴方はどの位のスペックかしら?
 ねえ?ばいありーたああああああああああああああああくっ!!!」

ごぼ、と水音を立てお嬢様の影が揺らぐ。
黒い飛沫と共に顕現するは黒塗りの巨大ロボ(予定)
修正力によってサイズも強度もその見た目すらも変わってしまう博打にも似た
超機械生命体モドキが今、出陣!!
289 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/08(日) 00:43:08.58 ID:B8BDz3ye0
>>285
アキレスの銃弾はダメージを与えることが目的ではない
そも使用銃弾が小口径なのだ ラットオーガ相手では 例え目玉に当たっても効果が見込めるかといった代物だ

目的はいつものようにヘイト管理・・・だったのだが どうもうまくいかなかった

ラットオーガはロイと聖騎士に目が行っている ならばとアキレス 大きく回り込み 跳躍 ラットオーガの頭にしがみつこうとする
そしてラットオーガの背中ないし頭に取り付けば

アキレス「イグニッション!!」
青き霧のバージョン2 スタントマン・イグニッションを起動
轟く跳ね馬V12エンジンの如き騒音により ラットオーガの虚を突こうとする
もちろん効果は一瞬のみ 一瞬爆音を聞かせたのち 捕まる前に逃走を開始するだろう

そしてロイ あまりいい状況ではないがやるしかない
アキレスの行動に合わせ ハルバートから片手を離し 腰のスクラマサクスを抜くや
その切っ先をラットオーガの股間めがけてまっすぐ突き出す

そこに急所があるか分からんが 近くにある効果的であろう場所だ
はたして行動の結果や如何に?
290 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/08(日) 01:04:02.09 ID:V9mQLtt8o
>>286

「誰がスティールだ。私は非力な女性で奥ゆかしいほうだぞ」

 イムカの戯言を余韻にソーマタージは決断的攻撃を敢行!
 斃れる馬をカタパルト代わりに、一気に己の身体を射出させる!

【足場となった馬の身体は凄まじいキックにより拉げ、歪な造形となり果てた!】
 
 そして、己を砲弾と見立てた突進!紫電の残滓を空気中に残し、
 一瞬後にはウォーマシンに大きな風穴!そして、爆発!!

「いい戦果だ。しっかり捕まっていろ」

 そして、砂煙と抉られた地面を痕跡に着地するソーマタージを
 間髪いれずにイムカは片手で掴んで、己の馬に乗せる。なお、ソーマタージの体重は200kgオーバーである。

【ラッキースケベ的なことをやったら悲惨な未来しか思い浮かばぬ(】

「見えたぞ」

 ウォーマシンの破壊に再び混乱するスケイブン部隊。突破力を取り戻して前方を見やれば、
 大暴れしてスケイブンを塞き止めようと奮闘するオーガ達。

「ゴオアアアアッ!!んあ?なんだぁ?」

 暴れていたオーガ達は突然現れた人間の一団に困惑顔だ!!

【→一発で「通してくれ!」と指し示せる言葉選びが必要だ!なお、オーガは結構おつむがアレである】

>>288-289

 ドゥン!!と頭部に取り付いたアキレスが放った爆音がラットオーガの虚を、精神の間隙を生み出す!
 すかさず、ロイがスマクラサクスでオーガの股間を突き刺す!これにはさしもの巨漢も叫び!
 そして、そこに―――

【ラットオーガと同サイズの黒塗りの機体が出現!が、そのテック寄りの存在軸ゆえか、
 リージュの影に溶け消えながら、その攻撃を振ることとなった→フィニッシュムーブ!どのようにトドメをさしたか委任!】

 ロイにはリージュの馬が傍に駆け、リージュ自身は聖騎士が拾い上げる。

「すごい能力ですが・・・無茶は控えてください。気が気じゃあない」

 怒気は無いがリージュの行動をやや咎めるようにいい、後ろに乗せる聖騎士。紳士である。

【直後、こちらを狙っていたウォーマシンが爆発!誰かが上手くやってくれたらしい】

 そのまま駆ければ見えてくるスケイブンを塞き止めようと奮闘するオーガ達。

 暴れていたオーガ達は突然現れた人間の一団に困惑顔だ!!

【→一発で「通してくれ!」と指し示せる言葉選びが必要だ!なお、オーガは結構おつむがアレである】
291 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/08(日) 01:04:11.14 ID:V9mQLtt8o

>>287

 中空でぶつかる刃と刃。直後に放たれた毒塗りダガーは回避、そして――

「ギャアアアアアアアアッ!!」

 すれ違い様に半たれた貫手が正確に夜駆け鼠に命中。
 すぐさまその体内に魔力が送り込まれ、そのままに内部より爆散!血と臓物が周囲に降り注ぐ。

【奇妙なことにこれはスケイブンの銃弾の呪と似た効果である。こうしてみると妙に類似点が多い】

 そして闘技使用後の中空、何かがムガの背を掴む。敵意は無い。つまり――

「見事な戦いでした」

 戦闘団に加わっている遍歴騎士が馬上でムガをキャッチしたのだ。
 今の戦闘で突進力を一時的に衰微させていたムガへのフォローというカタチだろう。

【遍歴騎士はバックラー+5で銃弾を弾き、ウィングスピア+5で敵を突きながら突破を図る】
 【→ムガから見ても特に目新しい動きは無い。ただ、所作のひとつひとつの完成度が空おそろしく高いだけだ】

「相当に犠牲者が出ています。攻撃限界点も近い。急ぎますよ」

 言外に周囲に群がるスケイブンに対するフォローをムガに促す遍歴騎士であった。
 そのまま駆ければ見えてくるスケイブンを塞き止めようと奮闘するオーガ達。

 暴れていたオーガ達は突然現れた人間の一団に困惑顔だ!!

【→一発で「通してくれ!」と指し示せる言葉選びが必要だ!なお、オーガは結構おつむがアレである】
292 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/04/08(日) 01:13:58.92 ID:ojqK5x0/0
>>290
「───ああックソ、オキニだったのに…!」
ウォーマシンを突き抜けゴロゴロ転がり着地。砂煙と衝撃が撒き散らされる!
衝撃でひしゃげたアーマーを苦心して引き剥がしていると、ひょいと首根っこを捕まれる感覚。

「おかしいな、シリアスだったはずなのに……」
何かがおかしい気持ちを隠しもせず、馬に乗せられるソーマタージであった。


「見えた。大分押されてるみたいだな」
鎧の代わりに背嚢から取り出したボロボロのミリタリーコートを纏い、目的地付近で尚奮闘続けるオーガを捉える。
顔の煤を拭うと、馬の上に器用に立ち上がって声を張り上げた!

「俺だ!助けに来たから道を開けて中に入れろ!OK!?」
オーガとは知らぬ仲ではない。相手が知っていなくてもこちらは知っている。種族としてだが。
一方的に用向きを伝えると、どっこいショウイチとオッサン臭い声と共にイムカの背後に再び座る。

「パーペキ。速度を緩めるなよ、そのまま突っ込め。走れシルバー」
何かやり切った顔をしている自称狂人。本人はこれで伝わったと思っている!
293 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/08(日) 01:14:21.02 ID:B8BDz3ye0
>>290
ロイ「GJアキレス 乗れ!!」
アキレス「わぁい」
―――ギィ!!

ロイがアキレスを拾い上げ 戦場をひた走る

そしてたどり着いたオーガ達の防衛線 だが困惑するオーガ諸君 下手な言葉は混乱を招き 時間を無駄にする ナラバ

ロイ「馬肉の差し入れだ!! ブッチャー(料理番)に持っていきたい!!」
どこかにいて 芯でないであろう知り合いにに持っていくと見せかけて通してもらおうという魂胆であるが

軍馬は突然のことにアイエエエと目を剥いたという
一応うまくいったら誤魔化すつもり 馬の死骸もその辺に転がっているでしょうしね!!

我ながら完璧な作戦()であるが効果のほどは?

294 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/08(日) 01:16:02.04 ID:egiTRu0R0
>>290
ガシャコンガッキョンギュンズバババーン!!!

ガシャコンで振りかぶった右腕が変形
ガッキョンでロックなバスターめいた砲身に変わる
ギュンで砲口に光が灯り
ズバババーンでゼロ距離バスター炸裂である

リージュ「ええ、でも未だ序の口よ!」

お嬢様は笑顔でとんでもねえことを仰ります。
一秒前に丁寧に礼を述べた口から飛び出す言葉としてはギャップの高低差で耳がキーンとなります。
そしてオーガ相手でもその口の滑りは留まらず。

リージュ
「ハロー オーガさん!ラヴを届けに来たわ!
 生ものよ、直ぐにリーダーさんに受け取ってほしいの!!」

お嬢様の言葉選びはオーガ並みにアレだ!!
295 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/04/08(日) 01:19:10.68 ID:Jsy60uAQ0
>>291
炸裂!スケイブンの背を突き破り開花する呪の闇華!
大きく吐き出す息は白く煙っている、魔力の消耗が激しい!

「……ん?」
「……あぁ、よう」

背を掴まれ、親に咥え運ばれる仔猫めいた体勢のまま宙ぶらりん片手でアイサツ
ともあれすぐさまフォローに入り、ナナフシと刀を組み合わせた簡易的な槍で応戦
オーガ陣営へと辿り着く直前、

「……ん、しまったな」
「外套捨てなきゃよかった」

どう見てもスケイブン側の見てくれのムガ、オーガ陣営の穏便な突破は難しい……いや、待てよ

「口裏合わせろ、それくらいタダでやってくれよな?」
「あー、……我が方は既に戦力過少、オーガ氏族の偉大なる首領へ情報を手土産に投降する」
「……お見通しすべき事がある、ここを通して頂きたい」

なればスケイブンの投降兵を装い無理矢理突破の流れ!
ロクターオーガー(勝利か死か)のオーガの掟?この際なんとか乗り切りましょう
296 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/08(日) 01:32:59.06 ID:V9mQLtt8o
【言葉選び判定!!】

>>294

「ラヴって何だ?食い物だが?ナマらしいげど」
「怖いど。あの娘っこ。頭がアレなんだど」

 広がる困惑!これはアカンやつや!他の人フォロー任せた!!

【ダメダメである!!】

>>295

「大丈夫でしょうか。我が方は〜〜〜」

 ムガの言葉をなぞって話す遍歴騎士。そして――

「せんりょくかし?ええど?」
「偉大なる金歯はそりゃ偉大だど。手土産?ねずみやろうが?みやげ?」
「・・・じょーほ?ってええど。何かメシくらい必要どがなんとが偉大なる金歯が」

 言葉選びが結構知的に過ぎて<Cマイチだ!!
 半分も理解されてない。まあ、なんか必要っぽいというのは伝わった。

「………」

 ムガに対して何かな雰囲気。

【イマイチである!!】

>>292

 俺だ!と言われても誰だ!であるが、敵ではなさげというのは伝わった。
 んで助けてやるから中に入れろと来たが。

「鼠野郎とは違うげんど入れていいだが?ダメだが?」
「おで、わがんね。んだども助けてくれるならエエやつだど」
「んだんだ」

 棍棒でスケイブンをネギトロめいた死体にしながらも、一応は入れてもいいかな?的雰囲気である。
 この緩さ。間違いなく例の部族のオーガだ。これは話が通じやすい。

【そこそこ掴みOKである!!】


>>293

 そして、永くオーガと戦い続けてきた国家の出身。
 ゆえにオーガというモノに知悉しているロイが真打として登場(この場合オーガというものというか金歯族にというかであるが)

【軍馬が突然の生贄宣言に目を剥いて己が運命を呪ったが、】

「メシ!通るど!」

 完全フリーパス!完璧な交渉であった!
 そのまま越境者連中は滑り込むように突破!!

【パーフェクトである!!】
297 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/08(日) 01:33:08.98 ID:V9mQLtt8o


 −−−−−−−−−−

「全く、調子が狂うな」

 阿呆なやり取りに嘆息をつきながらも、改めて周囲を見やる。
 追従するは…越境者を含めて17名。それが生き残った数である。実情は決してよい状況ではない。

(犠牲に見合う成果をなんとしても得ねばならんな)

【こうして、一同はオーガとの会合に望むことになるのだった→続く!】

//いじょ!
298 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/04/08(日) 01:39:15.02 ID:Jsy60uAQ0
>>296-297
結局おにくの差し入れでカンペキな欺瞞を完成させた一同
追従するムガは釈然としない!

「……頑張ったよな?なぁ?」

遍歴騎士に語り掛けるムガ、釈然としない!(二度目)
さてはてともあれ随分と寂しくなった一行がようやく辿り着いたオークとの会合
出目は如何になるものか、賽は投げられたのであったとさ
299 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/08(日) 01:42:37.55 ID:B8BDz3ye0
>>297
ロイ「ドヤァ・・・」

クソうざいロイのどや顔を先頭にキンバとの会合に臨む一行

アキレス「少なくなっちゃったなぁ…」
追従する戦闘団を見て沈痛な表情を浮かべるアキレスであった
300 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/04/09(月) 22:28:59.92 ID:SGmLhrX+o
【のんびりぽん】

 邪悪の伏魔殿たるカノッサ機関のスプロール世界支部たるカノッサ・テクノロジー社。
 権力への渇望に満ちた尋常ならざる首魁と多数のクローン兵を戦力とし、
 さらには境界渡りすらも手駒とする他のカノッサ支部からも危険視されて久しいメガコーポである。

【ではその邪悪なる内情の一部をお見せしよう】

「オハヨーゴザイマス」
「オハヨーゴザイマス」

 カノッサ・テクノロジー社アーコロジー(完全環境都市)にて、
 所属サラリマンやその家族が晴れやかにアイサツを交わしている。
 この広大な敷地と1000mmを越す高さの巨大建造物は企業の社屋を始め、
 居住区、マーケット、公園、工場、娯楽施設、病院、学校までもが揃っており、
 小さな都市に匹敵するほどの人口を内蔵している。

【当然ながらセキュリティランクはホワイトランク/グリーンランクとなっており】
 【スプロールの人口ピラミッドの上位であるカチグミのみがその居住を許されているのである】

 地上層ですら環境調整とVR映像によって擬似的ではあるが青空が広がり、
 重金属酸性雨により、太陽を拝める機会すら稀なスプロールのストリートとは格別の差がある。

【まさに格差社会…生きる環境すら全く以って雲泥の差なのだ】

 −−−−−−−−
 −−−−−−

「でーデスね。ポンコツ=サンも正式にウチの社員にならないでデスか?
 外部エージェント扱いで契約しているデスけど、正規社員だとフリーとは色々違ってくるデスよ?」

 そんなアーコロジーのリニアでα-12は何やら勧誘である。
 これは越境者に対する影響力の更なる行使…というよりは単にシスコンの発露なだけだったりする。
 もっとも、それを指摘したらスゲー不機嫌になってぶんぶん手を振ったりするのだろうが。よーするにおこちゃまなのである。

【なお、このようにセキュリティランクの高い環境なのだ。無許可のチャルメラなど許されぬだろうし、キャリアーの出入りも大変キビシー】

//テケトーに出ておくれ/登場に応じて対応するっべ
301 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/09(月) 22:38:50.78 ID:JB3qCDpp0
リニアの長座席を丸々一つ占領し 大股開いてふんどしチラリズムさせながら大いびきかいている何とか虫もいますが気にしないであげてください

チャルメラ男は今頃マケグミたむろす屋台街でチャルメラ吹いてるし
アキレスちゃんは雨空の中元気に落書き家業に精を出していた

なのでカノテクの中で最も異質な正社員がこんなところで油売ってますが 気にしないであげてください
302 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/04/09(月) 22:40:54.84 ID:Ij74Xq1w0
>>300-301
「おはようございます……あ、おはようございますー……」

ここに来るまでに何度挨拶を交わした事か
見ず知らずの相手の軽い仕事上のそれにも、恭しくかつ嫌味っぽくない全霊のお辞儀を付けているのだから時間がかかるかかる
さてまぁなんとかリニアに辿り着いて一息、そしたらまさかの正式雇用のお話ではないか

「え、えぇっと、それはとても嬉しいお話なのですけれど……」

その言葉にウソはないとは態度に出ている
実際資金面でも余裕が出るしカワイイな妹分達と戯れられる時間も増えるのだ
それでも表情に陰りがあるのはその身分上故

「……わたしは、トゥエルブ達より越境に安定がありませんし……」

す、と自然な所作で鈴虫の大股開きをトゥエルブの視線からシャットアウトする位置に移動!過保護!
303 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/04/09(月) 22:55:15.03 ID:SGmLhrX+o
>>301

「デスデス」

 α-12が、ピーっとホイッスルを鳴らすと同じ顔をしたスーツ姿の姉妹達が、
 別車両から鈴虫のところまでやってくる。
 彼女等は皆、クローントルーパー。秘密工作はお手のものである。すなわち――

【長座席の固定をハズシーの】
【窓を素早くアケーの】
【そのままふんどしチラリズムごと窓の外に投げーの】

 この間5秒にも満たぬ!素早い仕事だ!!

 −−−−−−−−−−−−

>>302

「おはようございます」

 タェンティースのアイサツもここでは自然と受け入れられる。
 これはギャングやヤクザたむろするストリートや、カロウシ寸前まで労働する企業群と異なり、
 ある種、余裕があるためだろう。余裕があるからこそ、情緒的な豊かさとは醸成されるのであろうか。

「デスー…ザンネンデス」

 うむむ、という仕草のα-12。実際C.T.S.S.クローントルーパー達は、
 主にカノテクが確保しているワールド・タイム・ゲートによる越境が多く、
 いわゆる越境者≠ノ比べ。越境の拡張性こそ乏しいがランダムジャンプなどの弊害リスクも無いのだ。

【なお、タェンティースの過保護のおかげで大股開きの見苦しい部分はシャットアウトされるも、
 その様相に頭をポッポーしたα-12によって↑↑の如くホイッスル鳴らされますがそれはそれ】

 −−−−−−
 −−−−

>>301-302

 リニアを降りればカノッサ・テクノロジー社の社屋内のステーションに到着である。
 社内は原則として通信機器などの持ち込みは禁止(C.T.S.S.専用端末はフリーパス)であり、
 社員証もしくはそれに類する許可証を所持していなければ、警告無しの射殺もありえる。

【鈴虫はトーゼン持っているし、タェンティースも外部エージェントのカードもらっております】
 【武器の持ち込みは…二人とも所持許可付与済→特に鈴虫は制限したら暴れかねんし(問題社員】
304 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/09(月) 23:06:31.08 ID:JB3qCDpp0
>>303
「ぐがーごー」
座席外し

「ぐがーごー」
窓開け

「ぐがーごー」
ぽいっちょ

「ぐがーごぉぉぉぉぉぉぉ・・・ぉ(ドップラー効果」
投げ捨てられたその時まで 鈴虫は目覚めることなく大いびきをかいていたという

【それからどうした】
ステーション内 その中のゲートが一つが警報鳴らしながらしまっている 何故か

「通せ」
あの時投げ捨てたはずの鈴虫がなぜか先回りしてそこにいた んでガードになんか言ってる

ガード「あの…社員証か許可証を・・・」
「なくした 通せ」

ペロッ これは問題社員!!
305 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/04/09(月) 23:07:56.59 ID:Ij74Xq1w0
>>303-304
「でも、もしこの世界に根を下ろす事になったらその時は是非……」

越境が公になって以来、半人はそれに翻弄されている
所謂、第一世代と言っても過言ではないだろう
この運命を呪った事はないが、それでも時折ひとつの世界に居着く事があったらと空想するのは自然な事だ

「……えっ!?あ、あの、鈴虫様!?」
「え、大丈夫なんですかアレ……!?」

外にぽいっちょされたその姿に目を白黒させるも、まぁなんとなく大丈夫そうだな、なんて思ったりもした


「……ありがとうございました、お疲れ様でございます」

ステーションの駅員さんが有機物であろうと無機物であろうと関係なく深々お辞儀
社内に不釣り合いな物騒なモノを持っている自覚はある為、いつも以上におとなしめなのである
序でに一応珍しくかっちりとしたパンツスーツスタイルだ、パンプスとまではいかずそこはヘルメスの靴ではあるが
306 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/04/09(月) 23:26:41.57 ID:SGmLhrX+o
>>304-305

【ステーションゲート!!】

「おっはよーデス!」

 α-12は元気にアイサツである。首からぶら下げたC.T.S.S.社員証がキラリと光る。
 これでも私設保安警察(特殊工作部隊)のエースなのだ。

【半人と一緒に通ると、ポイっちょされてたはずの鈴虫がなぜかおり、問題行動中である】

「通せませんよ。勘弁して下さいよ」

 ガードも仕事ゆえキチンとしなければならないのだ。
 いくら鈴虫が一度見たら忘れられない外見しているとはいえ、それはそれ。

【一応、センサー通して、偽装アンドロイドの疑いも晴らしている上であるが】

「(ピッピー!)β-22です。我々が連れて行きます」

 んで結局、保安警察に連行されて後、検査→ため息と共に釈放となるのである。

 −−−−−−−−−−−
 −−−−−−−−−
 −−−−−−−

【高速エレベーターにて】

 高速エレベーターからはアーコロジー全体を見通せる。
 スプロールのストリートと異なり、整然と区画整理がされており、機能的な美意識がそこにはあった。

「エーカーのアホタレの性でボッロボロでしたケド、よーやくここまで元通りデス」

 エーカーの侵攻でカノッサ・テクノロジー社もかなりの手傷を負った。
 その回復のため、様々な事柄が停滞してしまったほどだ。それもようやく癒えつつあるといったところか。

【カノッサ・テクノロジー社内…ロボット開発チーム研究所】

「ポンコツ=サンは調律、鈴虫=サンは新兵器とのバトルテストデスねー」

 エレベータが止まる区画はカノッサ・テクノロジーの赤字部門たるロボット研究所である。
 赤字ではあるが技術力は高く、奇抜かつ方向性を間違ったアレさえなければな部門でもある。
 最近はタェンティースの戦闘データのパクr(インスパイアで何か色々やっているとかいないとか。

「ドーゾ、ドーゾ」

 エレベータを降りると、まん丸としたダルマっぽいアーマーのロボットがお茶をもってくる。玉露!
 どっかで見たような外見のお手伝いロボットである。タェンティースデータのパクr(インスパイア!
307 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/09(月) 23:37:57.38 ID:JB3qCDpp0
>>306
「なんだよとおせよー切るぞー」
と なおもごねる鈴虫君 βなおぜうさんたちに連行されるの図

「やめろ ガキ女!! ぶっとばすぞー!!」
なんかわめきながら連れていかれてしまいました やったねガード 平和は保たれたぞ!!

【それからどうした】
高速エレベーターを昇り ロボット開発の研究所についた2人

「いいじゃねぇか けち臭いこと言うなよ」
ここでもなぜか先回りしていた鈴虫君 ダルマアーマーがお客さんのために運んでいたオーガニックマッチャとオーガニックオハギを強奪してお食事中

またも問題行動 きっと貧乏舌のCEOへ苦情のメールが殺到することだろう
308 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/04/09(月) 23:41:04.52 ID:Ij74Xq1w0
>>306-307
「まぁ、なんでしょう……」
「鈴虫様型の偽装アンドロイドとか、見てみたくはありますよね……」

いやしかしなぁと苦笑
ともあれ検査が終わるのはなかなか先になりそうだ
団体行動は大切であるが、仕方なく今は先に向かう事に

そんでもってエレベーター、見渡す整ったビルディング
半人はこういった、様々な世界の在り方を俯瞰的に眺められる様子を好む
越境者として生きる中で、沢山の幸福を感じる事が出来ているがこれはその中でも印象に残りやすいモノなのだ

「……ん、よかった……」

トゥエルブの声には曖昧な反応
触れるガラスの向こうの、そこに住まう人々の生活を夢想して描くのであった

そこからロボット開発部!

「えぇ……博士は御壮健でしょうか」
「……はぁい、どーもー……って、お早いですね……?」

博士とはめっきり、ここでのメンテナンスを任せているいつもの彼である
玉露!を受け取……ろうとして掠め取られたカワイイ(半人目線)なロボットの頭を慰めるようにナデコナデコ
どうやってか先に寛いでいる鈴虫に苦笑するのであった
309 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/04/09(月) 23:56:38.83 ID:SGmLhrX+o
>>307-308

「ドーゾ、ドーゾ?」

 運んできたはずのギョクロがちょっぱられて首をかしげるダルマアーマー。
 しかし、お客人もナンだかこちらを撫でているしプログラム的にコマッタ状態である。

「ぐぬぬぬぬ…!」

【α-12はでっかいハリセンを持ち出すと、スパーンと鈴虫の後頭部にむけて振り下ろすのであった】

「フゥハハハハー!!よくきてくれたな諸君!!」

 何か白衣を纏った無駄にテンション高くあからさまにアレな博士が、
 カッコイイポーズをキメながら一行を出迎える。半人にとっては、いつもの博士である。

「早速だが駄目サムライはこっちだ。軍用コマンドビークル:エクリプス。
 対抗企業がカスタムしたのを鹵獲したものだ。データ取りは終わったから実戦テストをしてもらう。
 設定はいつもの≠ナいいのだったな?」

 いつもの=c実弾装備、セーフティ解除、よーするに戦闘不能でもストップしない。ガチ戦闘モード。

「タェンティーヌ(ティーヌじゃない)はこっちだ。そのボティにも中々な自己修復機能があるようだが、
 やはり、無機部分はメンテナンスしてナンボという奴だからな。虚刀…があるのなら、
 今回、銃撃部分のプログラムは一部オミットして、新たに容量を確保してみようと思うのだが」

 照準部分は虚刀飛翔にも流用とか、独自制御プログラムを組んでみるものとかブツブツ言っている。
 この通り、タェンティースは、CEOとの出会いから始まり、莫大な借金を経て、万全の整備態勢が組まれているのだ!

【何か越境者の中でもクローントルーパーやらメンテナンスやらのつながりで特にカノッサ寄りな気がしなくもなし】
310 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/10(火) 00:02:55.48 ID:jsWHUSNQ0
>>309
「わぁい博士だいすきー」

後頭部にでっかいたんこぶ生やした鈴虫が小躍りしながらバトルフィールドに入っていく
その後は? 目くるめくガチ戦闘を堪能した後 食堂で酒飲んで昼寝して隔離されて そのあとはその時決めよう

カノッサが誇る狂犬 鈴虫の日常とは このような感じで過ぎていくのだ ぶっちゃけ平時の鈴虫は糞の役にも立たない
鉄火場があればそこに突っ込んだ方がいい そんなエージェントが鈴虫であった

//んでは先にノシ
311 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/04/10(火) 00:09:46.15 ID:AlEKeAc50
>>309-310
「カワイイなぁ……これ高いんでしたっけ?」

ダルマロボット、少なくとも半人の手が届くシロモノではあるまい
炸裂するハリセンの音を気にせず撫で撫でするくらいはその光景に慣れていた


「どーも、ご無沙汰しております」

対して半人、ふつーなテンションで一礼
最初は戸惑ったその感じも今は完全にふつーであった

「ティース、です。スモトリよりはマシですが出来れば覚えて下さい」
「照準系は最低限があれば……一応、目視でもある程度当たるくらいには訓練しましたので」

実際、生まれ故郷であるマウスィムもギャラエと深く関係した組織である
ルーツがカノッサ寄りであり、今もいつかの越境者同士の人工島での戦争を経た後の恩義や借金などなどなど、様々な面でCEOに世話になっていた

「……ふぅむ……スゴイなぁ……」

そんでもって頼み込み、鈴虫対エクリプス……というよりエクリプスの処理を見学させて貰って目を輝かせる
ただそれは無論乙女のそれではなく、猛禽の宿すモノに程近い煌めきなのではあったが

//では私もこの辺でっ、ありがとうなのでしたっ!
312 :西暦XX18年の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/10(火) 22:13:18.50 ID:GXFP0h5x0
宇宙大航海時代な世界に紛れ込んだアキレスとベティちゃん。
ひょんな事からアキレスが自身の端末にぶち込んだゲームアプリ『ハザード』。
楽しんでいた所で入る横槍はポンコツ宣教師マキナのもの。

奴曰く、このアプリは一度ダウンロードしたら最後、消えないらしいのだが…

シチュエーション的には>>256からの続きとなる!!
313 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ [saga]:2018/04/10(火) 22:23:52.96 ID:zsAvrlKW0
>>312
「やっほー、奇遇ってんですねぇっ」
「……?何してるってんですかぁ?」

へろへろっと手を泳がせてやって来るニア
マオカラーの薄桃色のシャツにジャケット、そしてチノ
襟元には空色のスカーフが棚引いていて、腰に帯びる月光は神聖である
アキレスのスマホの画面を覗き込んで、さてはて今一つ小首を傾げるのであった
314 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/10(火) 22:28:24.95 ID:jsWHUSNQ0
>>312-313
―――ギィ!!
「んー?うんちょっと…」

やっほーといわんばかりにハサミを振り上げるベティ
そして難しい顔のアキレス

アキレスの持つスマホはガワこそ某リンゴ社製スマホだ しかも近年では絶滅危惧種の小型ディスプレイの
だが中身はサイバーパンク スプロールの中でもハイエンドといって差し支えない高性能な代物だ

ストレージの中身を隅から隅まで確認し 専用のチェックアプリも起動

「これで完全に消えたはず・・・」
もう一度アプリをダウンロードし 起動してみて はてさて?
315 :西暦XX18年の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/10(火) 22:32:16.11 ID:GXFP0h5x0
>>313>>314
マキナ「ちょいとした噂話の確認って所でしょうか」

アキレスの端末がアプリを起動。
……引継ぎされていない、最初からやり直しだ!!

マキナ「…あっれぇ?」

首をかしげるマキナ。
想定と違う、って面である。
316 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ [saga]:2018/04/10(火) 22:39:12.61 ID:Col0YBI9O
>>314-315
「ほへー……?」

さてさて、ベティちゃんとはしっかりご挨拶
しかしどうにもマキナとアキレスはデバイスにご執着ではないか
どんな噂ですかー、と尋ねながらも退屈アピールでアキレスの肩に顎を乗せるべくダラーンするであろう!
更にマキナの服の裾を意味もなく引っ張り引っ張りまで追加しようとしているではないか、ワガママ!
317 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/10(火) 22:45:23.54 ID:jsWHUSNQ0
>>315
「・・・・・・」
眉根を顰めてマキナを見る そりゃもうジト目でにらみつける
テメェ再抽選がんばったのに消す羽目になったんだぞといわんばかりに睨みつける

>>316
「ん〜?マキナがアンインストールしても消せないアプリがあるって言ってたからやってみた そしたら消せた」
なんとまぁ噂は噂だったというわけだ

―――ギィ!!
アキレスの肩にアゴを乗せてだらーんするニア
その背中に上ってアキレスのスマホをのぞき込むベティ

「ベティ重い」

ニアに移るスマホの画面には なんかのソシャゲのプレイ画面が映し出されていることだろう
318 :西暦XX18年の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/10(火) 22:48:49.52 ID:GXFP0h5x0
>>316
マキナ
「いや、この世界で流行りのゲームアプリが実は監視プログラムだったー、
 みたいな陰謀論の検証だったんですけどねー…んー……何で何ともないんですかねえ?」

何かが起こって当然のようにマキナは首を傾げた。
裾は引っ張り引っ張りされたままである!

>>317
マキナ「あっはっは…あっれぇ?まあまあ、責任もってワタクシがマラソンしますよぅ」

わらって誤魔化そうとする宣教師。

マキナ「…おっかしいなあ、ダウンロードサイトに仕掛けがあるんだろうか?」

首をかしげブツブツと。
319 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ [saga]:2018/04/10(火) 22:50:42.90 ID:Col0YBI9O
>>317-318
「アンインストールしてもぉ?」
「へぇっ……監視っ……ホントだったら面白そうなお話でしたってんですけどぉ……」

それでもやっぱり興味を示したようにアキレスのスマホのその画面を覗き込んでいる
さてはてアキレスの肩に乗った顎とマキナの服の裾を摘んだ指は相変わらず動かない、退屈アピールは止まらない
その様子は正にぐてたま!
320 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/10(火) 22:59:28.99 ID:jsWHUSNQ0
>>318
「・・・・・」
無言でスマホを差し出すアキレスの図

「SSR三枚以上だかんな」
無慈悲 何回マラソンするか分かったもんじゃねぇ

>>319
「・・・・・」
リュックからベビーチョコを取り出し 一つ地面に投擲

―――ギィ♪
嬉しそうに降りてくるベティ

そしてニアだけになったので

「邪魔い!!」
肩をゆすって振り落しにかかる

「そんな気になるならニアタンのスマホでもやってみたら?」
とのお誘いを出す
321 :西暦XX18年の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/10(火) 23:08:33.68 ID:GXFP0h5x0
>>319>>320
マキナ「酷い!ブラックパスタモンスターの眷属でさえ恐れる所業!?」

ズダダダダダ、マキナの15連打が火を噴く!
某名人より連打数が少ないけど仕方がない!
あと連打してもスキップに然程影響を与えていないので意味はない。
寧ろ折角完遂した条件を自らの手で水泡に帰す恐れが…

マキナ「やっちまったああああああああああ!!!」

膝をつき、天に端末を翳して宣教師が崩れ落ちる。

マキナ「おお、神よ、最近仕打ちがひどくないですか…」

ポロリ、とその手から端末が落ちる。
ガキン!と落下地点にあった石にぶつかり端末が跳ねて歩道に。
そこに通りかかった自転車が見事に端末をプレス!
更に鬼ごっこ中の餓鬼どもに蹴飛ばされ、ザリザリ音を立てながらアキレスの足元に戻ってくる。
因みに画面は地面側だ…引っ掻き傷不可避である。

マキナ「あ、やっべ」

……だが持ち上げて気づくだろう、端末には傷一つない。
322 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ [saga]:2018/04/10(火) 23:15:43.65 ID:Col0YBI9O
>>320
「あふんっ」

ひどい、と揺られて落ちて、マキナの服も解放されるであろう
もちろんジョークめいた所作であり、別段深く傷付いたりした様子はないのは当然だ

「わたしのっ?」
「確かにっ……」

それもそうだ、と早速インストールなう
そんな矢先にマキナがアキレスのスマホを物理的クラッシュ!
流石に目を丸くしてその様子を見ていて……

「えっ……、」

無傷という異常事態に口をぽかんと開けるのであった
323 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/10(火) 23:27:50.11 ID:jsWHUSNQ0
>>321-322
―――ギィ♪
ちなベティちゃんはチョコに舌鼓な

さて ニアもどいた マキナは頑張っている 自分は自販機でコーヒーを買うことにしよう
ピーガコンとコーヒーゲット と 背後から聞こえるガキンという音にびっくり振り向けば

なんとまぁコンボがコンボを呼んでどえらいことに

「あ ちょ えッ…」
悲鳴を上げることもできず ただ呆然とする中 こっちにスマホがやってくる

だが当然の如く無傷

「ガワはただのスマホなんだがなぁ・・・」
背面がまだ金属製だったころの奴であり そこそこ頑丈なのは確かだが
こんな状態で生きているわけもなく

「お前何やった?」
なんかミィトパスタの呪いでもかけたのかと邪推するのであった
324 :西暦XX18年の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/10(火) 23:38:00.00 ID:GXFP0h5x0
>>322>>323
ニアの端末にアプリが導入さr…エラーが発生する。

マキナ「…いや、ワタクシは何にも……でも、やっぱり感染してますね、ソレ」

確信めいた口調でマキナがアキレスに近づこうとして、
周囲に響き渡る絹を裂くような悲鳴。

マキナ「は?」

およそ平和な公園に似つかわしくない悲鳴は
更に目にした光景を加え完膚なきまでに平和を砕いた。

そこには血まみれの成人男性の頭を掴みぶら下げている体長2m越えの爬虫人類。
リザードマンである。
因みにこの船に限ってではあるが人間以外の種族がいることは先ずありえない。
越境者などを含むと微妙なことになるが…

マキナ「え、ちょ、何!?」
325 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ [saga]:2018/04/10(火) 23:44:19.85 ID:Col0YBI9O
>>323-324
「何起こったってんですかねぇ……」
「あっ、私のじゃ性能足りないっぽいってんですねぇっ……」

はてさてアキレスのそれと自身のそれに起こった現象に小首を傾げ、ともあれ何が出来るわけでもない
実際ニアのスマートデバイスはアキレスのようなハイスペックさはなく、普及型が越境により世界間通信に対応したカタチなだけなのである

「んっ……」
「んんっ……なぁんかっ、物騒ってんですねっ……!」

言いながらも既に月光はその刃を抜身にしているし、細身のタイドメイカーの触腕は脊髄の辺りから一本出でて尻尾めいて揺れている
要するに臨戦態勢といったやつだ、なんなら即座に斬りかかるであろう
326 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/10(火) 23:48:01.53 ID:jsWHUSNQ0
>>324
「あ〜ぁ 一度物理的にぶっ壊して新しくデータ入れなおさなきゃな〜」

感染と聞いて迷うことなく自壊プログラムを走らせようとするアキレス
中身に高圧電力による過負荷をかけるもので キャリアーという運び屋をやっている手前 残してはいけないデータをどうにかしたい時に使われるものである

だがそれをやる前にさようなら日常 こんにちは動乱

現れたリザードマンに慌てふためくアキレスの図

「ベティ!!」
―――ギィ!!

とにかく背中の定位置にベティを装着 リボルバーを構え相手の出方をうかがうとしよう
327 :西暦XX18年の世界 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/10(火) 23:53:49.97 ID:GXFP0h5x0
リザードマンは掴んだ腕に力を籠める。
完全に男の頭を握りつぶす気だ!!

マキナ「だあ!?それは駄目だー!!」

間髪入れずマキナフライングドロップキックが繰り出される。
現在、マキナのスペックは全盛期の30%まで低下している事を付け加えておく!

アキレスは初めて見るはずのリザードマンに何か既視感を覚える。
…もしかして『ハザード』のチュートリアルに出てきた敵キャラではなかろうかと。
似ている、モデルにしたのかという位似ている!!

突如巻き起こる動乱はまだ始まったばかりだ、Cパートに続くんじゃ お疲れさまー
328 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/11(水) 22:54:13.13 ID:2D4M03C50
【スプロール】
事の発端は>257-262
アキレスが定期的に持ってくる駄菓子の山 その中に紙切れがいちまい混じっていることに気付くだろうか

“○○日 スクラップヤードにて花見開催予定 ジャンクフードこさえて待ってマース byゴールドマン”

【場面転換 狭間のスクラップヤード】
リアルではすっかり散ってしまった桜も ここ狭間のスクラップヤードでは見ごろを迎えた頃である
止まり木同盟の宿のあるメインストリート的なサムシングには出店も並び

越境者たちは日ごろの疲れをいやすべく酒呑んだり踊ったり騒いだり脱いだりボコられたりとやりたい放題している

さてその一角には鉄板をこしらえたテーブルがあり


刻んだ野菜の中にカルパスとベビースターを混ぜ よく刻んで出汁を注ぐ
いわゆる駄菓子もんじゃを作っているのは割烹着スタイルのロイ・ゴールドマン

優雅なオーガニック天ぷらやら和牛のステーキなど 高級食材も振る舞われる中 ジャンクなもんじゃを作っているのは
多分来てくれると思うどこぞのVIPをもてなすためである

さて 他の参加者は今頃何をしているだろうか
そしてVIPは秘書を躱してここにたどり着くことができるだろうか できなかったとしたらモンジャはアキレスの腹の中に納まります
329 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/04/11(水) 22:58:11.10 ID:IoitpU7F0
>>328
「いいねいいねー、花見だ花見だー」
「……いやぁ、花見にかこつけて酒だけ飲む輩は好きじゃないんだけどさー?」

花見の気配に惹かれてうぇーいとやって来る忍びの少女
全く忍んでいない薄紫のスウェット姿である、汚しても安心
向こうの方では半人が出店を手伝ったり、鼠人が食べ歩いたりしている

「……ねーおっちゃん、なぁにその悪趣味な食べ物?」

ロイのジャンク好み焼きを一目見て少し、眉間にしわを寄せるのであった
330 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/04/11(水) 23:05:42.54 ID:g/n0Nmvoo
【デスデス】

「ですです」
「ですです」
「ですです」

 ここはお花見会場。
 例によって、何から会場の準備やら、お酒なら何やら。
 越境者とのウィンウィン(欺瞞)関係構築に余念がないカノテクから、
 おんなーじ顔した連中が、何ともいろんな物資もってやってきたぞ。

「デースデスデスデス、CEOは急にスケジュール大量埋め埋めで来られないデス。
 ザンネン無念デシタねーデス」

 たぬ吉の着ぐるみにガスマスクという見る者が頭痛を起こしそうな格好をしているのはα-12。
 C.T.S.S.のクローントルーパーにして、CEOのスケジュールをマシマシにぶっこんだ敏腕秘書()であった!

【ナムサン!!】

>>329

「ですです」
「ですです」
「ですです」

 花見はいい。花見はいいのだが、ひとつどころにこうも大量におんなじ顔がウロチョロしているのは、
 中々にアレな光景であろう!双子とかそういうレベルじゃねー!!

「七八=サン。わらび餅はいかがですか」

 よくあるニセモノわらびーではなく本わらびーだ!オーガニック!!

【口調が真面目で雰囲気がやや希薄なのでα-12ではない!格好意外でも見分け結構カンタン。ってかアレが特にオカシイなだけかもである】
331 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/11(水) 23:13:47.36 ID:2D4M03C50
>>329
お好み焼きではない もっと崩れた何かだ

ロイ「モンジャというらしい美味いぞ―食うか?」
正直見てくれは悪い だがはずれのないソース味 まんべんなくまぶされた駄菓子 これで不味いという輩はいない・・・とおもう

アキレス「うぇーい四五六タン飲んでる〜」
花見の席にかこつけて飲みたい勢筆頭アキレス 四五六にからもうとするの図

>>330
ロイ「あ〜らら 恨まれても知らんぜ」
といいつつも 今頃どんな顔で仕事してるのか気になるロイであった

同じ顔がうろちょろしているのはまぁいいだろう お金を落としてくれるだろうし

―――ギィ!!ギィ!!
ちなベティちゃんは避難所(ギガースの頭の上)に逃げ込んでいた

ロイ「呑め 食え 金を落とせ お前らいい金もらってんだろ」
と チョコバナナ等 甘いものを躱せようという魂胆の様です
332 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/04/11(水) 23:19:24.33 ID:IoitpU7F0
>>330
「ありがとう、いただくねー」

とぅるんとぅるんなわらび餅を受け取り、壮観な眺めに苦笑
まるで下手をすると桜の下のホラーちっくである、みんな同じ顔

「……あれ、トゥエルブは来て……」
「あぁ、居たね、わっかりやすいねー……」

向こうの方に見えるたぬきち、目の前の同じ顔と見比べて肩を竦める

>>331
「えー……なんか見た目がなぁ……」
「……ってあれ、美味しいし……」

ぶつくさ文句を言いながらもひとくち
くそう、美味しい、くそう

「うわ出たっ!」
「飲んでるけど、それ以上にちゃーんとお花を見てますー」

アキレスに対しては辛辣!
まぁでも暴れたり叫んだりするその辺のおっさんに比べれば酔い方としてはセーフなのだ
333 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/04/11(水) 23:32:08.69 ID:g/n0Nmvoo
>>331

「ちょこ」
「ちょこ塗ります」

 避難所を昇ったβシリーズ達がハケを持って、
 逃げ逃げしていたサソリ=サンにチョコをべたべた塗っている。よかったね。

【なお、カンカンに焼けたオーブンが準備されていますがそれはそれ】

「デスデス。お金はもらっているデスけど…商売っ気ばかりで大変デスねー」

 スクラップヤードも拠点っぽくなってから何かと入り用のご様子。
 難民も居るし、人が住めば維持するのに入り用だしシカタナイネ。

「チョコバナナ」
「オーガニック」

 何か半眼なそっくりさん達がいつの間にか長蛇の列!
 明らかに手元のストックよりオーバーしている!!

「α-12の姉妹達はシャイなんデス。右向け右的なことになるとこーなるデス。もぐもぐ」

【なお、もんじゃ焼き屋台にてついて】

 シャー…

 三ツ首の蛇という冒涜的なシロモノがロイの影からとぷりと這い出して、
 もんじゃのほうをジロリと見てから、中空に浮かした巾着をことりと落とす。中には代金のマネー。

【何か特急に怪しいのが徘徊しておる】

 −−−−−−−−−

>>332

「デースデスデスデス」

 てふてふと噂をすればナンとやら的に七八のところにたぬきち接近。

「忍たま=サン!解りやすいってアレデス?α-12の溢れる女子力がオーラ的な〜」

 何か勝手に寝言言い始めましたが、まあお前だけ奇抜に過ぎると指摘したところで益は皆無でしょう。うん。

「ところで、忍たま=サン!ニンジャとはメンポつけるらしいデスが…α-12からのプレゼントデス!ぜひ着用をば!」

 ずずいと差し出すガスマスク

【ガスマスク…効果:目の前のと同じレベルのトンチキと周囲の見られる。つまるところ同類扱いされます】
334 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/11(水) 23:33:42.54 ID:2D4M03C50
>>332
鈴虫「うぉぇええええええええい 酒もってこ〜い!!!!」
なおふんどし一丁で酒かっ食らってる何とか虫もいますが気にしないであげてください

ロイ「ふはははははははは 見てくれの悪い何かをうまいうまいと食べておるわ!!」
なんかよくわからないテンションで勝利宣言しているロイ

ロイ「ルッシーにも食わせてやりたかったんだが 病院で鉄板焼きするなって出禁を喰らっちまってなぁ」
ナムサン ルシオラの元にたどり着けなくなってしまったロイ なおそのおかげで勝手に荷物を漁ってパンツを洗濯しようとする恐怖がなくなったのだから分からないものだ

ロイ「しかし相方(ルシオラ)がいなくて寂しいか? ソロ活動は久々らしいがな
   まぁいい お前も買え 食え 飲め スクラップヤードに金を落としていくがいい」

なおもんじゃは無料の様です よかったね

アキレス「いえ〜い わははははははははは」
なお酔っ払いは笑いながらどっかいってしまいました
335 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/04/11(水) 23:47:26.72 ID:IoitpU7F0
>>333
「あ、大丈夫、私そのタイプのニンジャじゃないんだよねー」
「ほら、くノ一ってみーんな顔出してるでしょ?」

ニンジャ創作物でもそう、見よ、くノ一キャラはみんなメンポを誤魔化して着けて顔を出しているの大半ではないか!
上手いこと逃げるのだ、その辺の術は正に忍者!

「女子力ランク下がってたのに、なーに言ってるのさー?」

そしてケタケタと揶揄うように笑い、肘で小突こうと!残酷!

>>334
「……あれはもう、なんかセーフ」

ぶっちゃけ口出しするのが怖い、ルールは崩れる為にある

「んー、まぁねー……」
「まーでもユノいるしー?もうすぐ元気になるって話だしー」

アキレスを見送りながら、ちょっと寂しげな笑み
とはいえすぐに元気に溌剌と、いつもの面を浮かべるのであった
実際ルシオらの経過は順調であり、間も無く退院なのだ
336 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/11(水) 23:51:49.75 ID:2D4M03C50
>>333
鈴虫「うぇ〜い今日は無礼講じゃ〜!!ガキ女どものめのめ〜い」
ふんどし一丁の鈴虫がそこら辺にいるβシリーズに酒を飲ませようとしていますが気にしないであげてください

ギガース「・・・・・ッ!!」
―――ギィ!!ギィ!!

なおチョコを塗られたベティは無事ギガースの頭頂部に陣取ることに成功す
ギガース君はお花時どころではない 迫りくるβシリーズをポイッチョする仕事で忙しかった

出店のおっちゃん「チョコバナナ完売!! チョコバナナ完売!!」
残念 チョコバナナは売り切れてしまいました

おっちゃん2「リンゴ飴あるよーあまくておいしいよー!!」
おっちゃん3「わたあめーわたあめいらんかねー?」
おっちゃん4「カルメ焼きーカルメ焼きー」

出店も書き入れ時といわんばかりに声を張り上げる

甘いものは買い占められてしまうのだろうか?

そして最後 なんか影から出てきた三つ首の蛇

ロイ「あっ(察し」

特急に怪しいはずのそれに気付いたロイ 早速駄菓子もんじゃを追加で作る
実にソース 実にベビースター ちょっとリッチにカルパス そこに合わせるは瓶ジュースよりも安くてチープなポリジュース!!

http://livedoor.blogimg.jp/sousou1117/imgs/0/1/015cc3d6.jpg

ジャンク全開の食事を用意しましたよ 
337 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/04/11(水) 23:59:31.68 ID:g/n0Nmvoo
>>335

「デスゥ!?」

 グサっと今の一言が何かに突き刺さり悶絶するα-12。肘でこつかれた物理的ダメージより精神ダメージは遥かに重傷だ!
 なお、どっかで屋台のお手伝いしている半人にも流れ弾飛んだ臭いけとそれはそれ。

「デースデスデスデスデスデスデス」

 ゆえに、頭ぽっぽーなα-12は、この邪悪ニンジャの句tに目掛けて大量のきなこ餅を突っ込もうとするのです!
 喉詰まらせたらタイヘンなので良い子はマネしちゃだめよ!!

>>336

「ごくごくごく…(ぽて」

 酒のまされた順番で無表情にグロッキーになるβシリーズ達。
 どーにもお酒にすっげー弱いっぽいです。ナムサン!!

「リンゴ飴。わたあめ」
「お祭りたのしい」

 同じ顔がふらふらと屋台のあっちらこっちら動いています。
 クローン兵士だからこういうのに本当に慣れていないのね。なお例外はどっかのトンチキ。

 −−−−−−−

 シューッ

 三つ首の蛇は大量のジャンク食事を手に入れると、
 それを傍らに浮かせたままに、再びドプリと荷物ごとロイの影に沈んでそのまま出てこなくなった。

【いやー不思議なこともあるものですねー(棒】

//ではコノヘンデー!
338 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/12(木) 00:07:08.47 ID:fKst9qFS0
>>335
ロイ「まぁな ルッシーも入院生活で筋肉が痩せているだろうし
   退院したら焼き肉丼と鍛錬でもてなしてやろう」

そんなこんなでお花見の席は続くのであった

//のし
339 : ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/12(木) 22:29:09.91 ID:fKst9qFS0
【スプロール】
ここはサイバーパンクの世界スプロール そんな世界の暗黒メガコーポが一つ カノッサ・テクノロジー
群雄割拠の戦国時代に突入したスプロールの中で 安定した強さを誇るカノテクは 他のメガコーポから見れば目の上のたん瘤

ゆえに大小さまざまな妨害を受ける者なのだ・・・


【カノテク アーコロジー内】
「ドーモ サラリマン=サン 鈴虫=デス」

ざんばら髪を結いもせず
腰に差した仕込み杖
紺の着流し身にまとい
なんか挨拶している男

ホログラフなれど快晴の空の下 道行くサラリマン達に深々とオジギするのは カノテクの狂犬のはずの鈴虫そのひとであった

鈴虫といえばカノテクの内外かかわらず音に聞こえた狂人 それが妙に行儀よくお辞儀をしているのだ

【場面転換 リニア内部】
「ドーゾドーゾ 優先席故 ドーゾドーゾ」

しかもリニアでカノテク本社に行く間も お年寄りに席を譲ったりしている


【場面転換 本社まえゲート】
「ドーモ 警備員=サン 鈴虫=デス 社員証でゴザル」

そしてゲートでもふつうに社員証を使いゲートをくぐろうとしている
普段なら社員証など失くした 通せと押し問答しては連行されているはずの鈴虫が常識的な行動

警備員も何事かと眉をひそめている さて これを見た者は どのような感想を抱くだろうか?
340 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [age]:2018/04/12(木) 22:34:48.09 ID:hPVQxD2b0
>>339
「あ、ドーモ、鈴虫さま」
「……イメージチェンジですか?」

さてはて、カノテクに遊びにじゃなくメンテナンスを受けに来ていた半人
無論一朝一夕で終わるものではなく、しばしの間の滞在が決まっていた
そんな中でお散歩中、出逢う鈴虫サン(?)にこちらもお辞儀

「……え、いや、あれ……?」

しかしどうにも何か引っ掛かる模様
今朝の鈴虫の様子なんかを思い出してみようと、記憶を辿るのであった
341 : ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/12(木) 22:44:54.73 ID:fKst9qFS0
>>340
「ドーモ ドーモ 何のことでゴザルか? 拙者はいつも通りでゴザルよ?」
タェンティースにも深々とお辞儀

【今日の鈴虫の様子】

アーコロジー内で街行く人々に挨拶 ついでにアキカンを拾ってゴミ箱にINしたりメンテロボにねぎらいの言葉をかけたり
リニア内でご年配に席を譲りにこやかに談笑
社員証を使い本社に出勤 警備員にも礼を欠かさない

【在りし日の鈴虫】
リニアの長座席を占領し豪快にいびきをかく
社員証を無くしたのに警備員を脅し 強行突破しようとして連行
お茶くみロボの配膳を強奪して朝飯 その後ロボ相手に楽し気な戦い


警備員も何事かと困惑を隠せない 更に

鈴虫「そういえばCEOの部屋だどこでござったか いやど忘れしてしまったでゴザル」
となにやら聞き出そうとする始末

鈴虫はCEOに最も近い護衛である 普段鍛錬という名の殺戮やフィールドワークをしていないときは必ずバロウズの傍にいる
そんな鈴虫が 部屋を忘れた である
342 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/04/12(木) 22:53:57.23 ID:hPVQxD2b0
>>341
「……」
「こちらですよ、ご案内致します」

嗚呼これヤバイやつだ、とニッコリ笑みながら誘なう半人
無論その先は彼の部屋などではなく、寧ろ鈴虫(ホンモノ)も慣れ親しんでいるであろう戦術テストルーム
仮にこれが暗殺型ドロイドだとして、どの様な戦力を有するかが不明瞭な為頑丈なここに連れ出したのだ!

「……さて、」
「あなたは、鈴虫さまでは御座いませんね?」

連れ出しが成功したとしてもそうでないとしても、取り敢えず今更!な指摘をひとつ
スラリと月光を引き抜き切っ先を向ける!
343 : ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/12(木) 23:00:13.85 ID:fKst9qFS0
>>342
「おやありがたいでゴザル 助かったでゴザル」
素直にタェンティースについていく鈴虫

そして到着 戦術テストルーム

「な な 何のことでゴザルか? 拙者はCEOの忠実な番犬 鈴虫でゴザルよ」
慌てたように言いつくろう鈴虫(?) だが月光の切っ先を突きつけられ

「このような狼藉許さんでゴザル キリステ・ゴーメン」
突如体制を低くすると同時に腰の仕込み杖を抜き放ち 突きつけられた月光を横に弾き
そのまま仕込み杖の切っ先をタェンティースの喉元めがけて突き出した
344 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/04/12(木) 23:10:33.93 ID:hPVQxD2b0
>>343
「……先ずその物言いが鈴虫さまじゃありません!」
「……っ!?」

ツッコミながら踏み込み……否!弾かれる月光、突き付けられる喉元の刃!
成る程、ここに誘導して正解であったと内心

「、まだ……!!」

半歩下がりつつ赤刃を抜き放ちながら振り上げ、仕込み杖を打ち払わんと!
同時に虚空の刃を召喚、背後に六振り踊らせ突撃に備えさせる!
345 : ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/12(木) 23:19:15.53 ID:fKst9qFS0
>>344
タェンティースの赤刃に打ち払われる仕込み杖
一歩に歩と下がると鞘を投げ捨て両手で仕込み杖を握る

「拙者は番犬故 こちらから仕掛けることは法度なれど致し方なし イヤーッ!!」
仕込み杖を振り上げるや突撃を仕掛け 大上段から仕込み杖を振り下ろそうとするが 背後の虚刀を警戒するあまり その動きはやや硬い
346 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/04/12(木) 23:25:15.16 ID:hPVQxD2b0
>>345
「……くっ……!!」

振り下ろしに対して赤刃で受け、剣圧と衝撃に顔を顰めた
だがしかしかといってそれだけで手一杯という訳では決して皆無!
片手人差し指を躍らせれば待機していた虚空の刃が半透明の刀身を翻し、鈴鳴音と共に鈴虫(?)の足を貫かんと殺到!
次いでイムエトを伸ばし、払われた地に横たわる月光を手元に戻した!
347 : ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/12(木) 23:36:21.08 ID:fKst9qFS0
>>346
仕込み杖を押し込もうとしたところに殺到する虚刀
とっさに下がりながら仕込み杖で虚刀を一つ 二つと切り飛ばす 
三つ四つと切り飛ばす 五つ・・・切り飛ばしたところで柄が耐えきれず破損 六つ切り飛ばしきれず 足の甲に突き立つ虚刀

「ぬぅぅ・・・!!」
鮮血が舞い 焦りの表情を浮かべた鈴虫(?)が破損した仕込み杖の残骸を手にタェンティースを威嚇

そこに鈴虫の笑みはない 
そこに鈴虫の殺意はない 
そこに鈴虫のどす黒い狂喜はない
348 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/04/12(木) 23:42:42.86 ID:hPVQxD2b0
>>347
「……、」

人か、それともアンディ(アンドロイドの呼称。半人は知らぬが本来とある人物が侮蔑的な意味で使っていた)か
その答えを示すような鮮血にたじろぎ、それでもこの先彼に活動を、行動を起こさせる訳にはいかない!
かの睥睨にその威風と畏怖は皆無、ならば慄く事などない!

「……げ、っっっ光ォォォッッッ!!」

大きく踏み込み、演習場の床を踏み抜きながら繰り出すのは袈裟斬り!
何千何万と振り抜いてきた、半人の基本にして奥義!
349 : ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/12(木) 23:52:05.43 ID:fKst9qFS0
>>348
壊れかけた仕込み杖で防御姿勢をとるも 乾坤一擲の袈裟切りを受け止めるにはあまりにも心細く
還付無きに粉砕された仕込み杖残骸と ザグリと音を立てて体にめり込む刃

タェンティースの刀からは筋張った肉の感触の後 電子機器を切り裂く硬質な手応えを感じるだろう

そして目の光が消えた鈴虫はゆっくりと倒れこむ

その正体はバイオパーツによる高度な隠匿技術が盛り込まれたアンドロイドの一種であった
カノテクの内部調査 ないしCEOの殺害や重要機密の奪取などが目的であったと考えられる

タェンティースの高度な看過能力がなければ大変なことになっていただろう()
こうして未遂に終わったカノテク襲撃事件 下手人はどこの組織か 捜査が始まった そして・・・

【場面転換 とあるヤクザの事務所】

「ぐがーごー」
むせかえるような死臭のなか 血濡れのソファーを占領し 
大股開いてふんどしチラリズムさせながら大いびきをかいている何とか虫もいますが 気にしないであげてください

//〆
350 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/04/13(金) 00:01:02.65 ID:dcYlFs1j0
>>349
「……」

見知った瞳から光が失われるのを直視するのは、半人にはまだ不慣れが多い
例えそれか紛い物だと知っていたとしても、である

「……こちらタェンティース、状況終了致しました」

通信デバイスで連絡を取り、回収班に要請
ともあれ一件落着、カノッサに敵は多い

//ありがとうございました、おつかれさまでしたっ!
351 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/14(土) 21:30:22.71 ID:kWkPIa6Uo
【前回までのあらすじ!!】

 イムカ・グリムナー率いる越境者を始めとした戦闘団は、
 その過半を失いながらも戦域を駆け抜けオーガ領への突入を果たした。
 越境者達はここで、オーガの暴君(タイラント)より、スケイブンの陰謀阻止の情報を得なくてはならない。

 −−−−−−−−
 −−−−−−
 −−−−−

「へへ。すごいじゃあないか俺ら…。きっと報酬も…」

 全身血塗れとなっていた戦士はその言葉を最期にだらりと力を無くす。
 冒険者の最期としては上等だ。敗北者としてではなく勇者として生を終えられたのならば。

【戦闘団/残り16名】

「………」

 この勇者の遺体を礼を以って埋葬する。そのような自由は許されていない。
 何故ならば、オーガ領たる岩砦への突入は今しばらくの安全を約束するものではなかったからだ。

「SHAAAAAAAAAAA!!」

 岩陰から、ボコリと空いた穴から、あるいは暗がりから、
 四方八方ひっきりなしにスケイブンが殺意を漲らせて襲い掛かってくる。
 そう、外の大いくさで大部分の敵をオーガ達はせき止めていた。しかし――

「浸透戦術を受けているとはな。想定する最悪をそのままいかれたようだ」

 イムカの粒子短銃が閃光を発するたびにスケイブンの頭部が爆散する。
 が、彼女自身も何度目かのエネルギーセル(代替物質)の再装填。マトモに使える弾倉に底が見えてきた。

【太陽や火元にかざせば再充電出来るテクノロジーであるが、戦闘が止まぬ状況ではそのような暇は皆無!】

 生き残った戦闘団を出迎えたのはオーガの歓待ではなく、浸透するスケイブンの波状攻撃。
 オーガ達が幾人かガードに割いてくれているので、にべもなく圧殺こそされなかったが、
 連戦の消耗か確実に戦闘団にのしかかっていた。

【毒ナイフが飛ぶ!喉をかききらんとする尾羽風車!脚を狙ったスピアの突き!
 小兵が集団を組みラッシュの突撃を仕掛けてくる!また冒険者の一人が力尽きる!】

//突入直後よりスタート
352 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [age]:2018/04/14(土) 21:41:20.30 ID:v+jXdmhL0
>>351
「……!」

飛来する毒のナイフの軌道を弾いて逸らし、背後より迫るスケイブンへ向かわせる
亡骸から尾羽風車を奪い、手裏剣術を持って投擲
よく顔を合わせた冒険者の形見となったロングソードを振るい、もう片手にはナナフシの先端にミダレヤマアラシを備えた簡易槍

「……ふー」
「さて、連中のオカシラはどこにいる」

ぺ、と吐き捨てる血はドス黒い
ひとならば致死に至るであろう有毒は、鼠人の体にはそこまでの被害を及ぼしてはいない
ただそれでも万全とは程遠い状態で、殺到する姿似た悪意に辟易しつつ両手と尾の武器を振るった
353 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/14(土) 21:41:41.96 ID:WaKOLpLf0
>>351
ロイ「さらば戦士よ 遥か高きあの世へは 霊峰グングリッドを目印に上って行け」
よく戦った戦士を送る詩を読み上げ 目を閉じさせる

アキレス「しっかしヤベェな 門は守ってくれてるのにネズミが入ってきてるとか…うわっと!?」
暗がりから飛び出してきたスケイブンに飛びのくアキレス

ロイ「泣き言を言うな 迎撃だ!!」
汗濡れ帰り血濡れのロイが付かれた体に鞭打って迎撃に移る

アキレス「えぇいクソッタレ こっち組んなキモ助が!!」
拳銃を抜き スケイブンの一体に連続発砲で牽制とするアキレス

ロイはスピアを手にした一体に狙いを定める
足を狙った一撃に対し 両手で握りしめたハルバートでその穂先を横に打ち払う
そのまま自らの穂先をスケイブンの胸めがけてまっすぐ突き出した
354 :リージュと物騒な野郎共 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/14(土) 21:42:03.30 ID:ctQqmWo30
>>351
リージュ「!」

突然の強襲にリージュは反応が出来ていなかった。
彼女が一人の戦士であったらなら此処で絶命していても不思議ではなかった。

…されど彼女はお嬢様。
凶刃は防がれるべくして防がれた。

ウォルター「気ぃ抜いたな?お嬢」

リージュの影より瞬時にして現れ彼女の盾となったのは
モノクルとオールバックの黒髪が特徴的な壮年の男であった。
目つきが鋭く不機嫌そうに眉間には皺が寄っている。
徒手空拳の執事の男といった風体だが身のこなしは明らかに戦士のそれである。
355 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/04/14(土) 21:45:35.55 ID:6scpZWmh0
>>351
「夢見るは一夜だ。精々、来世に期待しておけ」
力を喪った勇者を一瞥。彼の持っていた得物を勝手に手に取ると、死角から現れるスケイブンに躊躇い無く投擲!
砂場の穴に水が染み込む様に、スケイブンの進行はジワリジワリと続いていた。このままでは良くてジリ貧からの嬲り殺しか。

「思ったより頭がいいらしい。傭兵やるだけはあるな」
革袋を呷って中の水を飲み干し、側転回避!はためく裾をナイフが貫き地面に突き刺さる!

「やるしかない、か」


「勝機はどんなだ。お前の守護骸骨に聞いてみろ。 確率がアテになんない事を教えてやるヨ」
その手に握られるのは、無骨な金属製のアンプル。側面の小さなボタンを押すと、物々しい赤い光が放たれる。
「あまり使いたくはなかったんだがな。致し方あるまい」

≪System all green≫
≪Please leave immediately from the user≫
STAB!勢いよく太腿に突き立てられる太い針。湿った音を立てて、中の薬剤が注ぎ込まれる。
バチリ、バチリとソーマタージの周りにスパークが走る。獣の如き唸りを上げて、赤い瞳がラッシュ仕掛ける小兵を睨みつける!

「勝ち目を探しておけよ。遮二無二暴れるのは得策とは言えないしな」
小さく告げると、両手を熊の如く強張らせてソーマタージは走り出した!迎撃のために!
356 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/14(土) 22:07:43.73 ID:kWkPIa6Uo
【全員対象】

 ムガ(>>352)の容姿を問題とする者は戦闘団にも最早居なかった。
 互いに背中を預けて戦うのだ。そのような蟠りなど邪魔でしかなかったし、
 ムガにすんでのところで生命を救われた冒険者もいる。ゆえに。

「(>>354)メイドの次は執事か。ウォルター、君たち≠フ戦力リソースはどれくらい残っている」

 戦力としてどれだけ吐き出せるのか、状況確認のために執事に質問するイムカ。
 ここでより多くの兵力を現出させられるのなら願ったり叶ったりであるが、およそそこまで都合よいとは彼女自身思っていない。

「GYSHAAAAA!!」

 一行の足元を狙おうとしたスケイブンが(>>353)ロイのハルバートに貫かれる。
 さらに敵の動きを見やれば、アキレスへ攻撃比重が比較的高いこともわかるだろう。
 殺しやすい方を確実に狙っているのだ。さらに最悪なことに閉所ゆえ回避スペース≠ェ殆どない。

【→実際、力を損耗している冒険者から犠牲になっている。弱い部分を狙うのは鉄則ともいえるが、やられる側はたまらない】

「「「「「GYHAAAAAAAAAAAA!!!」」」」」」

 鼠部隊長(クローリーダー)の号令と共に、鼠雑兵(クランラッド)達が盾を構え布陣を組み、
 一斉に突撃(ラッシュ)を仕掛けてくる!これは闇雲な突撃ではなく、れっきとした連携戦技(アレイドアクション)。
 その衝撃力と攻撃力は、スケイブン達それぞれの威力の総和を大幅に超えている!

「「グオオオオオッ!!」」

 オーガガード達が棍棒を振り回し、ラッシュをせきとめんとするが、多勢に無勢。
 何匹かミンチとなるが、殆どはそのまま河の濁流の如く溢れ出で、突破/戦闘団たちに殺到していく。

「敵、来ます!!」

 聖騎士が聖剣を構え警告。本来、盾と剣を対とする聖剣術を用いる彼であるが、
 オーガ領突入時にロイを庇い、盾を失っていることが此処に来て響いている。

「アナタも無茶をするものだ」

【ここで先頭に駆けたのは(>>355)ソーマタージと遍歴騎士。併走し、スケイブンの濁流に立ち向かわんとす!!】
 【→ソーマタージと遍歴騎士が前に出てデザートランス≠フジk根系が成立。ラッシュを破るには支援攻撃が重要となるだろう】

 粗末な盾と小柄な肉体も怒涛の勢いと一糸乱れぬ突入と相成れば瀑布の如し。
 ソーマタージの眼前に集団という一個の生き物≠ェ、ぎらつく刃を突き出し襲い掛かる!!!
357 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/04/14(土) 22:16:10.68 ID:v+jXdmhL0
>>356
「気を付けろサソリ男!」
「……ジッ、……!」

アキレスへ檄を飛ばし、続き短く低く呻くような鳴声
それが詠唱であると判断出来るモノは少ない、ただしかし現象が起こればそうだと見抜ける程度だ
剣と槍を壁に立て掛け、両手を床につけるカタチに姿勢を低く取る
そして死に掛けの心臓めいて脈動する魔力を、血管が如くに床に走らせた!
踏み抜けば鋭く隆起し足を傷付けるであろう変形式魔法陣!
それを敵集団の最中に放ち、機動の阻害を目論んだ!
358 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/04/14(土) 22:21:27.42 ID:6scpZWmh0
>>356
「本当は落ち着いて過ごしたいんだがね。こういうのは俺だって好きじゃないさ」
ギチリ。駆けるソーマタージの頬に黒い血管めいた紋様が奔る。内から溢れる力に、喉を震わせ咆える。

「離れておけよ。火傷するぜ」


BAAAAAAM!!一際眩く発光する身体!白い光のシルエットの周りからカウンターめいて放射状に放たれるのは、爆風めいた衝撃波と肉焦がす高熱!
飛び散る白い血は瞬く間に蒸発し、やがてその靄を抜けて悪鬼めいた姿が露わとなった。

「AAAAAAAAAAAAAAAARRRRRRRRRGGGGGHHHHHHH!!!!
仮面の様に無機質な顔面、血の様に赤い大きな複眼、両手足の鋭い刃、そして、鉛色の全身とそこに広がる血管じみた紋様。
ぬばたまめいた暗闇を湛えた、口の位置にある裂け目から怪鳥じみた奇怪な咆え声が漏れる。
一匹の修羅は身を苛む激痛に叫びながら高く跳び上がり、襲い来る集団へと逆に上空から攻撃をしかける!
359 :リージュと物騒な野郎共 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/14(土) 22:21:42.48 ID:ctQqmWo30
>>356
ウォルター
「端的に言えばもう一人胡散臭い爺が出張ってこれる位だ。
 ポンコツがこの世界で顕現出来ねえのは実証済みだからなあ…
 悪いが起死回生の一手には程遠い、正直な所お嬢だけでも逃がしたいが」

リージュ「ウォルター!」

バスン!と低い大きな音が鳴り、執事が首を傾げる。
執事の横を何かが掠め、襲撃者の一人に風穴があいた。

ウォルター
「見ての通り、お嬢も出来る事をしたいようだからな…
 つーか爺ぃ!お嬢に撃たせるな!俺の顔が飛ぶだろうが!!」

リージュはその手に短銃らしきモノを構えていた。
その横にはいつの間に現れたのか
紳士然とした凛々しいロマンスグレーな執事がぴったり横についている。
…何故か分からないがスゲぇ胡散臭い爺だなぁという先入観を見るものに与える。

セバス「いやいや、実戦での実践は大事にならんように行うのが大事だろう?」
ウォルター「相変わらず意味のねえ言葉遊びは止めろ!状況分かってんだろうが!!」

頭数は少し増えた、しかし失われ行く数の方が未だ多い!!
360 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/14(土) 22:25:12.48 ID:WaKOLpLf0
>>356
アキレス「あ〜らら 俺ってば人気者〜なんできれいなチャンネーじゃなくてばばっちぃネズミに集られてんだチクショー!!」
殺到するネズミ 力のないものを狙った実に効率的な戦法 回避スペースが“ほとんどない”状況

アキレス「まさに俺が輝くシチュエーションってわけよ…テメェらなんぞ怖かないわい!!」
そう “ほとんど”ない

これすなわち スペースが確実に存在するトいう証左である

銃弾には銃弾がぶつかり合わぬだけの間隙が 弓矢には弓矢の 近接には人の隙間が存在する
その僅かな隙間に滑り込み ねじ込み 躱していく

当たらない 当たる筈の密度の中で当たらない

衣服破けどもその体に赤き筋一つつけられない

アキレス「こいつら寄ってたかって傷一つつけられないんですけど〜!!ウケる〜!!
     もうやめとけお前らセンスねぇよ!!どぶの中でう○こ齧って生きてけよ!!」

噴出さんとする冷や汗を飲み込み うざい笑みを浮かべて呷り倒す

その中でアキレスに群がるスケイブンの横っ腹をロイが強襲 アキレスの援護と共にスケイブンの数を減らさんとするだろう
361 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/14(土) 22:51:32.81 ID:kWkPIa6Uo
【全員対象】

「オーダー発令!密集隊形!!」

 (>>357)ムガの呪により、ラッシュの勢いがやや鈍る中(地面がスケイブンの血だらけだ)、
 イムカの号令と共に冒険者達が盾と剣の陣形を形成!戦闘団の物理防御力向上!

【そうしている間にもラッシュの瀑布が迫り――】

 (>>359)リージュの執事と短銃の介入。
 僅かに、ほんの僅かにラッシュに隙間が生まれた。
 その間隙にて、(>>358)ソーマタージは跳び、遍歴騎士は――

「これならば――パリィ」

 バックラー+5が振るわれ、ラッシュの半数の敵の剣と盾が弾かれ浮きあがった。

「致命の断撃」

 瞬間、ブロートソード+5の銀光が空間を切り裂き、ラッシュの壁を大きく瓦解!
 敵の攻撃を弾き、隙に致命を与える。基本戦術そのものであるが、集団に対してそれを行う技量は基本という次元ではない。
 玉石混合の戦闘団でも、とりわけの玉≠ェ紛れ込んでいたようだ。(※エーカーのマワシモノであったりする)

【そして、跳躍するソーマタージの複眼が捉えるは、連携の要たる鼠部隊長とその鼠護衛。
 ここを叩き潰せば、ラッシュの効果は死滅したも同然!→そして敵にはこの暴威に立ち向かう術無し!→トドメ描写委任!】

 ラッシュは越境者達に届く半歩手前でほぼ瓦解!
 冒険者達は密集隊形により、勢いを失った突撃への対応は十分に可能。
 それは、アキレスを護衛する(>>360)ロイとて同様で、アレイドアクションの勢いを失った突撃など彼の脅威とはなりえないだろう。

【→そうして攻撃をふき取らしていく中、戦闘団は前進を続けている。そうすれば自然と――】

 ガヅン!と越境者達に吹き散らされるスケイブンが跳んでくる。
 前方を見やれば、毛皮に羽織る一際大きなオーガと、着物を来た灰色肌の長身美麗の女性のオーガ。
 それぞれが、メイスと薙刀を振るい、スケイブンと戦っている。

「うお〜い。ぬるはちよぉ!!」

 メイスを持つオーガ…オーガの祭事を司るブッチャー(料理司祭)と、
 薙刀を振るう盲目の女オーガ…彼女こそオーガの暴君(タイラント)。

【謁見というにはあまりにサツバツとしているが、ようやっと目的地に到達】

 【→スケイブン事件/上位者の事件の手がかりについて質問するもよし(戦闘中であるが】
 【→あるいは美しい女のオーガ(オーガの女性は個体数も少なく人類種の前に殆ど姿を現さない)にカルチャーショックを受けるのでもOKだ!】
 【→もちろん、ただ黙々とスケイブンと戦い続けるのでもいいし、紛れ込んでいるエーカーを警戒するポジションに立つのもよい】
362 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/14(土) 23:00:54.38 ID:WaKOLpLf0
>>361
アキレスが避け ロイが迎撃する それだけのことで数を減らすスケイブン
そして見えてきた 棍棒をもつブッチャーと 着物のタイラント

ロイ「久しいなブッチャー だがお互い切羽詰まってるのは確かだ」
こちらを呼ぶブッチャーに短い挨拶

ロイ「キンバ 単刀直入に聞く 勝算はあるか? あるなら何が必要だ」
と言葉短くそう聞いた

アキレス「オッサーン 早めにプリーズ」
ちなアキレスちゃんは回避盾続行な!!
363 :リージュと物騒な野郎共 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/14(土) 23:01:18.16 ID:ctQqmWo30
>>361
リージュ「スゴイ綺麗なヒトが居るわ!」
セバス「んん〜、いいねぇ。お近づきになりたいご令嬢の登場だ」
ウォルター「爺ィ!仕事しろおお!!」

ニヤリと笑う老執事を手近なスケイブンをぶん殴りつつ怒鳴るもう一人の執事。
お嬢様は目がシイタケみたいになっておられる。

セバス
「やれやれ、血気盛んなウォルター君。
 これでも僕は周囲警戒という立派な仕事をこなしているんだよ?
 いざとなればいくらだって動けるさぁ」

ウォルター「…ちっ」

笑顔で自らの腰に手を当てる老執事を見、拳を一旦収める執事。

ウォルター「オラァッ!!」

その後は迫る脅威を拳と蹴りでいなしていった。
364 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/04/14(土) 23:01:36.18 ID:v+jXdmhL0
>>361
「……ん……」
「流石にすこし、色々……使い過ぎたか」

立ち上がりふらりとヨロけ、壁に手をつき体を支える
尾が忌々しげに床を舐めて、両手に武器を携え直して敵陣を睥睨
突撃を再開するその体毛はピリピリと逆立ち、暴走に近い魔力の奔流が体から溢れていた

「……ぬるはち」

さてはて、御拝謁に賜る状況というには今一つアレではあるが一応アレだ
畏まった挨拶など出来ないし、多分状況的にそれを望む事を彼等はしないであろう

「この鼠達に関して聞きたい事があって来た」
「詳しくは後で……まぁ、もしくはほかのヤツが聞くかも」

正直ムガはコミュニケーションに基本的には不向きだ
そもそも鼠人、ひととは異なるしオーガの作法にも明るくはない
故に軽い感じのご挨拶、あとは謁見の舞台に鮮血の華を添える事を選択したのであった
365 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/04/14(土) 23:08:17.07 ID:6scpZWmh0
>>361
{GGGGGGGGGGRRRRRR…!!」
軋んだフレームが嫌な音を立てて曲げられる。その激痛に耐えながら、赤い複眼は離れたところの隊長格を捉える。
裂け目の奥から漏れるうめき声に、殺意の指向性が加わる。お前を捕捉したと、風と戦場の興奮に乗せて暗い殺気を送る。

「押し通る!!」
SMASH!眼下のスケイブンの頭を踏み砕き、足場として駆ける!わななく前腕の刃が、血を求めてギラリと輝いた。


「KYSHAAAAAAAAAAAA!!」
最後の一体を踏み台に跳び上がり、強張る腕を隊長に伸ばすソーマタージ。裂け目は大きく開き、その奥の狂犬めいた鋭い牙が露わとなる。
鋸刃めいた腕の刃は、その上体を肩から脇腹にかけて斜めに斬り裂き、ブルタルに両断せしめた!

「AAAARRRGGHH…!GGAAAAA…!」
ゼイゼイと息を切らし、遠くを一瞥。強化された視力は二人のオーガを捉えていたが、踵を返して再びスケイブンに向き直る。
この姿で出ていくのも、相手を無駄に驚かせるだけだろう。それよりも、敵を減らす方が先決と考えたのだ。

「交渉は任せたぜ、ぬるはちよ」
拳を固く握って呟くと、再び暴の旋風を巻き起こそうと死地へ!
366 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/14(土) 23:32:37.02 ID:kWkPIa6Uo
【全員対象】

 おそらく、オーガタイラント:偉大なる金歯との謁見の唯一の機会となる。
 戦闘状況を脱してからなどという悠長な暇≠ヘ得られるとは思えなかった。
 ゆえに、ここで、この状況で情報を引き出すしかないのだ。

「礼をとる暇もないのでな。それはまたの機会に。いいか?」
「ええ。かまいやしませんえ」

 慇懃なイムカの言葉。その間にも粒子短銃が火を噴き、薙刀が弧を描く。

「この事件、オーガは何処まで掴んでいる!」
「鼠の召喚術…血の儀式の中心点」

 クリティカルな情報。そこ≠破壊すれば、このおぞましい事件は一気に集束する。
 実際、オーガは文明≠ノ毒された人類よりもずっと古式の儀式/禁呪≠ノ精通している。ゆえに儀式の全容を見出せていたのだろう。
 問題は彼等には解決する能力が無く(人類領を横断できない)、また、情報を外部に持ち出す術が無かった(完全包囲下)であったことか。

【1.スケイブンの儀式――その中心点の情報】

 次にはロイから言葉が飛ぶ。直裁であるが、この状況ではソレでよい。
 が、次にタイラントより発せられた言葉は――

「儀式は浸透し、現実と悪夢の帳は崩れております。コールゴット℃ゥ体を止める術はありんせん」

 この言葉に絶望感を覚えた者は少なくなかった。ここまで苦労してやってきて神降ろしを止める術はない。
 上位者が完全な形で顕現すれば、待っているのは無条件の破滅である。

【2.コールゴットの阻止限界点は超過済み――上位者の降臨は確定事項】

 では、勝算は無いのか?否、タイラントは勝算そのものが失われているとは言っていない。

「ガル――狩人が中心点に向かっていんす!狩人なら召喚の瞬間、上位者の本体と核を切り離せる≠ナありんす。
 それでも、上位者…数多の呪いが対峙する彼を縛り、 おそらくは狩人だけでは勝つことは出来んせん≠ッど――」

 コールゴットが行われた直後ならば、まだ勝ち目はある。強大なるオーク狩人ガルファクス≠ェ対峙している間という条件。
 そして、狩人は数多の呪いを浴びて、対峙している間に力を失っていく。単独では勝てない公算が高い。

【3.狩人ガルファクスが対峙している間は、上位者の降臨=即破滅とはならない。ただし、狩人単体では上位者に勝てない。狩人の敗北=破滅だ】

 これは幾人かの越境者やこの世界を生きる者達にとって厳しい魂の試練となる。
 この国は狩人の暴威によって辛酸を舐めており、越境者もこのバケモノ(狩人)と友好であらねばならぬ理由など一分子もないためだ。

「………」

 イムカはオーガと狩人の関係をいぶかしんだが、あえて口をつぐんだ。どうせマトモには応えないだろうし、
 ここでそのような質問を投げるのは、オーガと戦闘団、あるいは越境者の間に亀裂を生む危険性すら孕んでいたからだ。
 おそらく、協力かそれに近い関係であると思われたが、時系列によっては、金属の王国との融和の歩みが根こそぎ吹っ飛びかねない地雷であったためだ。

「オーガの神、腹太鼓がこの国の人間までまとめて護る理由は?」

 ゆえに全く無関係かつ、気にはなっていた質問。

「火山の神(腹太鼓)と鉱石神は不倶戴天の敵同士。ゆえに――」

 帰ってきた答えは、どうとでも取れる内容であった。

【一通りの情報が揃った!(最終決戦地/勝算/勝利条件)/この間にもスケイブンがこちらに群がり続けている!】
 【→(>>362)ロイにとっては気に入らない状況であろう。よりにもよってアレ≠ェ希望の綱ときた→しかもオーガとの関係がやや不穏というオマケ付】
 【→(>>363)リージュ的には話の中身より、盲目の綺麗なヒト≠ナあろう。舞うように美しく、かつ振るう薙刀はオーガの膂力にふさわしい暴である】
 【→(>>364-365)「何とも混沌とした状況となったものだ」遍歴騎士がムガとソーマタージと共にスケイブンを屠りながら嘆息。破滅を排するために暴威を援けろときた】
367 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/04/14(土) 23:42:46.71 ID:6scpZWmh0
>>366
「面倒臭ェ…、狩人だったらお友達のゴブリン共がいるだろうが」
与えられる情報に舌打ち。群がるスケイブンを手足のカッターで無惨に斬り裂きながら呟いた。
あの規格外の狩人がキーなのは分かった。護らねばならぬ事も。だが、奴がこちらの思惑通り動くだろうか?

ソーマタージはこの国、世界の住人ではない。面子やプライドなど知った事ではないが、他の連中はどう思う?
しかし、やるしかないのだ。ため息を漏らして瀕死の一体の首を砕くと、オーガを指して怒鳴る!


「やる事は分かった、とっとと済まさせろ!出来ればあんな奴と長々と触れ合いたくはねえんだ!
 それと、出来るならお前らも来い! みんな大好きな狩人様がダダ捏ねた時のためにな!」

肩を竦めて還暦騎士の方を一度だけ振り向く。表情の無い顔面だが、「お互い大変ネ」とでも言いたげな雰囲気だ。
368 :リージュと物騒な野郎共 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/14(土) 23:44:38.95 ID:ctQqmWo30
>>366
ウォルター
「おい、イムカさんよ!このまま連中が絶えるまで殴り続けるのか!?
 ってかキリがあるのかコイツ等に!!」

セバス
「やれやれ、弱音を吐く前に手足を動かしたまえよウォルター君。
 リージュお嬢様が『美』を観賞中だ」

ウォルター「今戦闘中だってんだよおおおお!!!」

群がるスケイブンを皆と混じって迎撃しているのは執事君のみ。
老執事は相変わらず周囲警戒と銘打ってお嬢様の傍を離れない。
そしてお嬢様はガラス越しのトランペットを見つめる少年の如く綺麗なヒトを見つめていた。
369 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/14(土) 23:47:51.63 ID:WaKOLpLf0
>>366
ロイ「チッ」
帰ってきた言葉は中々に愉快な代物だった

コールゴッドを止める術はなく 本体を切り離すことはできるが それには狩人の力が必要
人は敗れたのだ 国が国を守れなかったのだ 

ゆらりとロイの背後に暗い陽炎が立ち上

ロイ「狩人を利用し このクソッタレ現象を止める それだけだ」

らない 心に棚を作り そこに暗い感情を置いといた あとは時間がどうにかしてくれるだろう

ロイ「よし 行くか!! これより中心地に向かう!! あのクソッタレオークには贖罪のため 大いに役に立ってもらって死んでもらろうじゃないか
   そうと決まれば長居は無用だ!! 行くぞ!!」

辺りの戦っている者にも聞こえるよう 声を張り上げる
なおロイの言葉に嘘偽りはない オークに役に立ってもらうのは確か そのために奴を手助けすることはあえて言葉にしなかっただけ
使える者はなんでも使う それだけのことだ

アキレス「えっ 休憩なしでまた突破するの?」
ロイ「おそらく・・・な」
370 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/04/14(土) 23:48:10.12 ID:v+jXdmhL0
>>366
「……ん、カンタンな話」

しっかりと聞いていたムガは強がる迄もなく冗談粧す迄もなく、真剣な面持ちでそう頷きながら剣を振るった
鼠人からしてみれば上位者や神という概念はなく、ただ魔力に優れた存在として認知出来る
これは種族や信念、来歴から来る神話への無敬が成せるある種のスキル
まぁ要するにムガからしてみれば、大型のマモノを、黒狩人と呉越同舟すら生温い状態を保ちつつ屠ればいいという話に尽きる

「混沌は常」
「……なんだ、楽しく感じたのならコッチ側に来ればいい、いつでもこんなだ」

遍歴の騎士へ軽口、ナナフシで凶刃を受け止め名も知らぬ勇者の形見の剣をスケイブンへ突き出した
371 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/15(日) 00:03:10.00 ID:PSt2WowZo
【全員対象】

「正直、気になるところは多々あるが、今は不問とする。
 ああ、(>>368-369)彼等のの言うとおり、我々も消耗しつくすわけにはいかん。脱出路はあるか?」

 イムカの質問に対し、

「ふごー…もぐちゅもぐちゅ」

 ブッチャーが血の滴るサイラックスの心臓にかぶりついて、そのまま掌を岩肌に押し当てる。
 すると、地響きと共に岩肌にヒトが通れそうなだけの亀裂が走る。ブッチャーの喰いまじない。不思議なる術である。

「(>>367)ウチ達はお山から離れられません。申し訳ないでありんす」

 ソーマタージの要請にはオーガは応えられなかった。
 が、これは致し方ないだろう。オーガの領域が破壊されれば、腹太鼓の神格は力を失い、
 コールゴットを待たずして、獣と啓蒙がこの地を蹂躙する。護りの要たる彼等はこの場を動けない。

「了解した。暗いな…(>>370)ムガ、先導を頼む。ここより脱出する」

 なお、戦いの中で失った騎馬たちはオーガ達が後で責任をもって処理します。オミヤゲ!

「君も見とれるのもいいが、さっさと脱出だ」

 そして、(>>368)リージュを引っ付かんで戦闘団は脱出路に突入する。

「頼んだでありんす!」
「ふごーっ!!」

 オーガ二人が渾身の力でスケイブンを吹き飛ばし、脱出の間隙を生む。
 脱出路の前に陣取り、越境者達の脱出を支援する構えだ。

「了解(コピー)」

 一瞥し、言葉少なく告げて、イムカたちは脱出と相成ったのだ。
 突入前は40名前後居た戦闘団も現在では13名。それでも、重要な、あまりに重要な情報を手にいれることに成功したのだ。

【最終決戦への切符は手に入れた→運命がどう流転するか。敗北か勝利か。それは彼等にゆだねられたのだ】

//いじょ
 
372 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/18(水) 22:31:30.51 ID:VOQv/hh/o
【神話世界エリュシオン/常夜の国にて】

 スクラップヤードの越境者は、≪常夜の貴族≫達と同盟関係にある。
 この同盟は、今や越境者に深く食い込んでいるカノッサ・テクノロジーの認識外であり、
 カノッサに依存しすぎないためにも重要といえるかもしれなかった。

【この同盟が締結されて以降、それまで越境者に絶えず襲撃をしかけていたエーカーからの攻撃は随分と減少した】
 【→一時は劣勢の極みにあった状況からすれば随分と改善されたものだ】

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「基本的に私にとって異星種(ゼノ)は憎悪のみ向けるべき存在なのだが…」

 赤い月(美しい色味であり、不気味さは無い)の下、
 ゴシック調の調和に満ちた住居にて、ハーブティを飲んでひとりごちる。
 相も変らぬ無表情であったが、常よりもややリラックスしている風でもあった。

【越境者として、時折、ここに足を運んでは定期的な情報交換やら何からをしているのだが――】

 元より貴族なイムカである。(フルネーム:イムカ・ラヴィニス・ヴァール・ウル・グリムナー※本人曰く無駄に長い)
 中世貴族的な文化が色濃い此処はなかなかに水が合うらしい。

「まあ、いまさら例外をいくつか増やしたところで問題はあるまい」

 しれっとそういいながらティーカップを傾ける。
 なお、イムカの故郷世界では、このような思想を口にしたら異端扱いで最悪処刑である。

(すごくタ大変なところからやってきたお方なのはわかりました)

 ついでにイムカ自身も面倒くさい人だとも思ったが、それは口には出さず、
 常夜の貴族である≪賢者≫は困ったような表情で他の越境者に目線を向けるのであった。

【常夜の貴族≪賢者≫…
 ヴァンパイア(吸血衝動を克服しているため表現としてはもはや正確ではない)らしい
 透き通るような白い肌と美しく理知的な容貌に丸い眼鏡をかけたなんとなく司書っぽい印章を与える女性だ】
373 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/18(水) 22:41:32.63 ID:7WDtprY60
>>372
そんな視線に肩をすくめ お茶を堪能するのは
以前こんがり肉になりかけた傷も大体よくなったロイ・ゴールドマンと

視線の意味をよく分かってないらしく ニッコリ笑顔のアキレス

―――ギィ♪
ちなベティちゃんはテーブルの上で茶菓子に舌鼓な

アキレス「ベティ ここではお行儀よく食べないと怒られちゃうんだぞ」
―――ギィ!!

アキレスの忠告にまかせとけーとハサミを振り上げ お行儀よく茶菓子を食べる・・・も
やっぱりテーブルの上は食べこぼしがぽろぽろと落ちているのであった

ロイ「それで今日はどんなことを聞いてきたんだ? お互い実りある情報交換だったらよかったんだがな」
とイムカに質問するロイ
374 :シュヴァイン ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/18(水) 22:46:18.02 ID:dKotpq1J0
>>372
「…… (くっそ場違いな所に来てしまった気がする)」

賢者の視線の先には
2mを超える筋骨隆々な体躯と身体のバランスから言えばやや長く太い腕が特徴的であるが、
そもそも突き出た下顎から覗く左右の太い牙や膨れた腹、豚鼻を有しながら
全体的に悪くない顔立ちが悪目立ちしている緑色の肌に獣の様な目を有する男が居た。

腰布オンリーがデフォルトっぽい見た目であるが…スーツ姿である。
まあ、体躯のせいでパッツンパッツンなのだが!

「……… (というか何で此処にいるんだったか)」

一人腕を組んで考え込んでいる。
傍からどう見えるのだろうか……
375 :松原日彩  ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/04/18(水) 22:46:44.87 ID:T5Snri+h0
>>372
狼男の逸話をご存じだろうか?
この逸話に限らず月は狂気の証として扱われることがしばしばあるそうだ。狂気のという語の中に月があることもあるそうだ。
願わくば、狂わずにいたいものだ。そう切に願い、赤い月を睨むは和装の傭兵。
道中で警護あたりの適当な依頼か、はたまた別の事情で今回偶々同行している越境者の一人であった。

【同行の理由については決めてもらって大丈夫です】

あまり怖い顔してるの、よくないと思うなー
そんな声が頭の中で響く。煩い、煩わしい。
月から目を離し、お茶を一口。

「なかなか、美味しいものですね……」

思わずといった口調で小さく呟く。

事情についてはあまり把握していない傭兵はハッと気が付けば咳払い。そして、また黙り込む。
進行するであろう会話に、耳を傾けるべく。
376 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/18(水) 23:04:00.78 ID:VOQv/hh/o
>>373-375

「大体はいつも通りだな。こちらは見聞きしたことを語ったり、エーカーとの交戦記録の提出。
 あちらは、事象干渉による妨害の状況や、同じく交戦記録といったところだ」

 ロイとの会話での台詞であるが、特に深刻な何かが起こったというわけでもなさそうである。
 散発的な戦闘が当たり前になっている状態を深刻と呼ぶのであれば、常に越境者は深刻なのだろうが。

【事象干渉…
 吸血鬼の真祖はある種の具現化能力を用いることが知られているが、
 それが極まると、物理的な具現を超越した領域に魔術の深奥が到るらしい。
 エーカーが吸血鬼を狙う理由であり、越境者へのエーカーから襲撃確率が限定的に改変≠ウれている理由である】

 ある意味で神にも等しい能力ではあるが、それでも制約は存外に多いらしく万能とは程遠いらしい。
 真に万能ならばそもそも、越境者との同盟など必要なかったであろうから。

「ええ、実はお願いがありまして――」

 そして、この国もこの国で色々と問題を抱えているらしく、
 ≪常夜の貴族≫は強力なれど数が少なく、また国の在り様から冒険者ギルドのような、 
 便利屋を雇える土壌が無いため、こうしてお願い≠されることは少なくなかった。

【言いながら苦笑する≪賢者≫が指を振ると、ベティちゃんの食べこぼしがスッと消えてしまった。
 ついでに、ベティちゃんが食べていたものまでスッと消えてしまったが、ちょっと加減を間違えたのかな?】

「民より森の妖精からの被害がのぼってきていまして、ぜひとも力添えをお借りしたいのです。
 事態は深刻なのですが、対応できる騎士が足りていない状況です」

 クエストの内容は別として、状況は質で量を補っているような機構では頻繁に起こりえる問題である。
 幾ら強力なカードが数枚手元にあろうが、結局、数の力を補うには至らないというのが現実だ。

【クエスト:悪さをする妖精をこらしめろ】
377 :シュヴァイン ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/18(水) 23:13:03.20 ID:dKotpq1J0
>>376
「…具体的に何が起きている。
 それと相手はチカラで捻じ伏せて大人しくなる様な連中か?」

そーいや依頼を受けに来たんだったか、とブ男。

「≪常夜の貴族≫が手を借りようと言う位だ。
 嫌味ではなく…余程事態の規模が大きいと見えるが」
378 :松原日彩  ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/04/18(水) 23:16:03.29 ID:T5Snri+h0
>>376
散発的な戦闘が多発しているようだという情報。これが異常だろうが正常だろうが今の自分がここにいる理由とは関係がない。
心が痛いが、今は流すことにする。
まあ、それが“傭兵”としては正しいよね
今日はいつもよりも頭が痛む。あの、赤い月のせいなのだろうか?

そして、いよいよ本題に入る。状況を把握し、一言。

「私は傭兵です。報酬さえあれば、請け負いますよ」

仮令提示された報酬が相場よりも安くても日彩は請け負ってしまうのだろう。
彼女は報酬のために戦うのではない。むしろ、自分を追い込むために――

「それで、具体的な敵の戦力などは分かっていますか?」
379 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/18(水) 23:21:41.53 ID:7WDtprY60
>>374
ロイ「よぅ 誰かと思えば久しいな 中々お似合いじゃないか」
軽口をたたきながら挨拶するのは依然行動を共にしたこともあったはずのロイであった

>>375
ロイ「また大変な奴に捕まったな きっと何かしら問題が起きるぞ」
意地の悪い笑みを浮かべながらイムカを指さす男が1人

ロイ「ロイ・ゴールドマン 越境者だ こっちのはアキレスとベティ よろしくな」
と簡単な挨拶を済ませる


>>376
―――ギィギィ♪ ・・・ギィ?
嬉しそうに茶菓子を食べていたベティちゃん 突然お菓子が消える摩訶不思議

―――ギィ!!
サーボスカルに なにかやったな!! といわれ無き非難を浴びせるのであった

ロイ「そうかい 異変が無いようで何より・・・っと」
ここで貴族からのお願いが来る もう幾度も繰り返してきたこと

ロイ「あぁやろう お互い持ちつ持たれつだ それで被害の詳細は?」
受ける気満々のロイ

アキレス「ベティ早く食べちゃい・・・なんだ 早いな」
ベティにおやつを切り上げるよう言おうとして もう終わったことにちょっと驚きのアキレス

―――ギィ!!
ベティはサーボスカルに威嚇をしていた

380 :松原日彩  ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/04/18(水) 23:31:22.35 ID:T5Snri+h0
>>379
「大変?問題……?
それが何を指しているかは分かりかねますが、臨機応変に対処するまでです」

真面目、とても真面目なのだ。

「松原日彩(まつばら ひいろ)です。越境者となって傭兵稼業を営んでいます。
こちらこそ、よろしくおねがいします」

きっちりとお辞儀をする。角度も申し分なく、教育が行き届いているのが見て取れるだろう。

ロイ、アキレスら以外にもしっかりと名乗り、お辞儀。丁寧なことである。
381 :シュヴァイン ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/18(水) 23:32:48.16 ID:dKotpq1J0
>>379
「…馬子にも衣装、だ」

ロイへと視線だけを動かしてブ男が呟いた。
別に怒っているわけではない、基本的にぶっきらぼうなのだ。
382 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/18(水) 23:35:08.41 ID:VOQv/hh/o
>>377

「規模というより私達が近づくと直ぐに姿を隠してしまうのです。
 通常は複数人で気配を辿りながら追い詰めていくのですが…」

 それをやるマンパワーが今回は足りない。と、いうことらしい。
 なるほど、そういうわけで越境者にお鉢が回ってきたということだ。

「妖精らしい所業です」

 言うとスケッチブックを具現化し、サラサラと素早くスケッチを描く。
 描かれたのは可愛らしい≠ニいう表現に相応しい羽根の生えた小人だ。

>>378

 報酬として提示されるのは概ね具現化された物ではない&ィ品。
 銀食器や幾つかの宝石など、どの世界でもマネーに変換出来るマテリアルだ。
 越境者への報酬、あるいは越境者が現地のマネ−を資産にする場合に概ね用いられている。

「戦力自体はさほどでも。ただ不思議な術を用いるので油断はしないでください」

 ≪賢者≫曰く、妖精は幻惑の術に長けるそうな。

>>379

≪0001111010101≫

 スカル自身は摂取なんてトーゼンできないキャンディやジュースやチョコをマニュピレイターに持ちながら、
 グルングルンと己は無関係アピール。お菓子持っているのナンテ?ただのイヤミだ!!

 −−−−−−−−−−

【被害の規模…妖精らしい所業】

 妖精のいたずらが被害の規模であった。親の見ている前で子供を沼に沈めた。
 農耕用の牛を暴走させて大笑い。農民に死傷者がでる惨事となった。
 美女に化けて、それまで女性関係皆無の男をからかった。その挙句、腸を引きずり出して縄跳びして遊んだ。

「無邪気な物だな。ヘドが出る」

 イムカの端的な感想であった。成程、妖精らしいイタズラだ。絶滅させなきゃならんという気すら起こる。

「ただ、依頼にあたって条件があります。彼等は森に居ますが…周囲に過剰な傷を与えないよう心がけてください」

 これは何も自然を大事にしよう…という類の話では無いようだった。
 この国の森には森人(エント)が多数存在しており、彼等を怒らせることを≪貴族≫としては望まない。というのが理由である。

「と、なると、火の気はもちろん、広域破壊手段も原則禁止か。
 すばしっこい相手に中々な制約だな」

【依頼内容/状況/限定条件はこのようなところか。大体出揃ったといえる】
383 :松原日彩  ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/04/18(水) 23:46:55.72 ID:T5Snri+h0
>>382
「申し分ありませんね。引き受けます」

報酬の量についてはあまり確認せずに、一言。
あることさえ明らかになればそれでいいかのよう。

警戒します、と一言。言い終えた途端に顔を顰める。
へー、ならあたしが代わってあげようか?
本当に、今日はいつもよりも頭が痛む。心配されているなら大丈夫です、と一言付け加える。

被害規模、条件などを聞いて気を引き締める。
これは“あってはならない所業”だ。必ず成敗せねばならない。
また、どうやら自分の能力と制約との相性もいいようだ。存部に戦える。
384 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/18(水) 23:47:11.49 ID:7WDtprY60
>>380
ちなみにアキレスの連れているサソリもよろしくーといわんばかりにハサミを振り上げたのであった

>>381
ロイ「あぁ 実に似合っているよ」
ニマニマと笑みを浮かべるろいであった

>>382
ロイ「やれやれ 俺の世界のフェアリーなんかとは比べられないほどに凶悪だな
   委細承知 自然は大切にねってか」

アキレス「銃撃は・・・大丈夫だよね 火事起こさないだろうし ちょっと木々に金属めり込むかもだけど」

この2人の装備は変わらず ロイは近接武器と空中移動だけで闘志の炎は使用不可
アキレスは装備変わらず 能力も問題なしときたもんだ

ロイ「準備万端だ」
アキレス「いつでもどうぞ」
―――ギィ!!

ちなベティちゃんはイヤミなサーボスカルに憤慨した!!といわんばかりにハサミを振り上げた
385 :シュヴァイン ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/18(水) 23:52:41.28 ID:dKotpq1J0
>>382
「成程な」

ふむ、と合点がいったようで頷くブ男。

「ああ、俺もよく知る妖精の所業だ。委細承知」

自身とは真逆の恵まれた容姿の奥に潜む危険性には覚えのあるブ男。
となるとアレとコレとソレ辺りが使えそうか?とまた思考の海に沈む。

「…ミズ・イムカ、貴女に言うまでもないだろうがそもそもの思考が違う生き物だ。
 連中の挙動に一々反応しては身が持たん。というか関心を引いて余計に事態が拗れる。
 つかず離れずが理想だな、シカトされると今度は見つける事が出来なくなる」

>>384
「……」

片眉を上げ、ふんすと鼻を鳴らす。
その心中は如何に
386 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/18(水) 23:58:06.51 ID:VOQv/hh/o
【全員対象】

「(>>385)理解などしようとも思わん。ただ殲滅するのみだよ」

 異質を理解しようとする気などさらさら無いゆえイムカはシュヴァインにこう応える。
 そうして、一行は、≪賢者≫よりのクエストを受諾し、件の森へと向かうのであった。

//いじょ!!
387 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/19(木) 22:31:27.01 ID:k2Jxawrw0
ロイ「全員準備はいいか?」
やや緊張の面持ちで一行に尋ねるロイ

アキレス「・・・うん」

覚悟を決めたようにうなづくアキレス

―――ギィ!!
ベティもやる気満々だ

ロイ「此度の戦いは非常に厳しいものになるのは明白 だが我々はやらねばならん
   負傷者は捨て置け ただ目標にのみ突き進むのだ いいな」

その言葉に悲痛な顔をするアキレス
なんか物々しい雰囲気だが ここはどこかって?

【フォールンニャンパイア】
お空には子供の落書きが如きぐるぐる太陽
長き冬は通り過ぎ 春もまた過ぎ去りつつある昨今 何が行われているかというと

“炬燵撤去断固反対!!”

“市民の権利を守れ!!”

“不当な暴力には屈しないぞ!!”

などと言う横断幕が掲げられ にゃあにゃあと威嚇が始まっている

ロイ「この猫共を潜り抜け 炬燵を撤去する いい加減島わにゃ片付かん やるぞ」
かくして一行は 戦場に足を踏み入れるのであった
388 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [age]:2018/04/19(木) 22:37:29.85 ID:QloJ4cTu0
>>387
「こ、これは……!」

さてはて、すっかり腕もくっついたルシオラ
まだ少し違和感があって、それでもその程度で済んだのは実に重畳と言えた
精神的なキズもこの世界に来てバッチリ回復、そこで鬼教官からの指令を耳にして愕然と表情を失ったのはつい先程の事である

『……もう流石に、炬燵は暑苦しいっす……』

『同意ー、ちゃっちゃと涼しげな感じにしたいよねー』

よくつるんでいるユノと七八も加わり、頷くルシオラは決断的に唇を噛み締めた!
鐘は鳴り響いた、いざ出陣の時!
389 :松原日彩  ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/04/19(木) 22:40:14.49 ID:UeyqUs3G0
>>387
「ええ、いつでも行けます」

頷き、日彩も戦列に加わる。
報酬の相談は済んでいる。さあ、行こうじゃないか地獄のような戦場へ。

――そこがどんな戦場であっても、ただ依頼を完遂させるだけ。

可愛らしい猫たちに気を取られるな。非情になれ、心を鬼にせよ。
キッと表情を引き締めて一歩踏み出した。
390 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/04/19(木) 22:44:46.89 ID:jpdTQ9/2o
【猫まみれのニャンパイアに何か違うの混じっている】

「わうーん!!(炬燵は電源落とせばいいのだ!我々のだらだらスペースをいざ死守せん)」

 鉢巻つけた柴犬が思いっきり猫ちゃんたちを煽動!
 ナムアミダブツ!!何たる火に油を注ぐ決断的行為か!!

「ばうーん!(労働者もとい、炬燵を愛する猫達よ!団結せよ!)」

 なんかアカくなっていますが、ただのノリまかせである。

【 あ ほ 犬 ア ジ る 】
391 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/19(木) 22:48:00.99 ID:k2Jxawrw0
>>388-389
戦場に向かう一行に世間の風は冷たい
猫たちが炬燵を死守するためににゃーにゃーとシュプレヒコール真っ最中だ

そして一行達が最初の家屋に取り掛かろうとした時である

猫「第一次作戦開始ー」
猫ドモ「「「にゃー」」」

猫数匹が一行の足をとめるべく足元に群がり体をこすりつけたり 足の上に座りこもうとしたりと邪魔臭いことこの上ない

―――ギィ!!ギィ!!
ベティの体の上で猫玉が形成され ベティは四苦八苦している

更にドアの前にも猫玉が形成されつつあり これを突破しなければ炬燵までたどり着くことはできない
さぁ一行は強硬手段に出るしかなさそうだぞ!!
392 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/19(木) 22:51:56.99 ID:k2Jxawrw0
>>390
猫「そうだそうだー」
ねこ「こたつ撤去はんたいー」
ネコ「死守せよ!! 未来のために!!」

んで>>391である
いがみ合う他種族が巨悪を前に手を取り合う なんて美しい光景であろう()

ロイ「あのアホ犬が・・・!」
これにはぐぬぬ顔である

NEKO「にゃー 次はどうするであるか?」
妨害作戦に出る猫たち 次なる一手を模索する中 ウルリックに助言を求める猫もいた
393 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 :2018/04/19(木) 22:54:09.19 ID:QloJ4cTu0
>>391
『はうぁぁぁ……!!』
『……だ、だめだぁぁ……可愛い可愛い……!』

猫達に集られて忍びの末裔、七八討死!
鼻血を出して倒れそのまま猫球の中で至福のもふもふタイムに突入だ!

「あぁっ、七八がっ……!」

『その死は無駄にはしないっす……!』

ユノが矢面に立って猫達をぽいぽいぽーいっと次々にふんわり千切っては投げ千切っては投げ突き進む!
ルシオラはと言うと?

「……あふぅ……」

ユノに投げられ宙を舞う猫達のおマヌケでカワイイな姿に目を奪われている!
394 :松原日彩  ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/04/19(木) 22:57:53.30 ID:UeyqUs3G0
>>391
「裏切り、ですか」

思わぬことが起きたが、そういうこともある。そう割り切ってとりあえずは放置、放置だ。

「くッ……数が多いっ」

能力により強化された視力で穴を見つけ、銃を撃ちこむ。
穴というのは猫同士の穴。猫には当てぬように慎重に銃を撃つ。
銃声で驚かせて追い払おうという算段だ。

余談だが、彼女は犬派だ。
395 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/04/19(木) 23:03:57.34 ID:jpdTQ9/2o
>>392-393

「わうわう(まず、敵の数を減らすのが常道というもの。あのニンジャ娘など格好の餌食よ!)」

 永年の戦いを生きていた戦士の策略がキラリと光る。

「わうーん(存分にかわいいアップルでもふもふするのだ!!)」

 号令!んでどうなる!こうなった!ナムサン!

「わうわう(のーきん娘はやっかいぞ。どうしたものか)」

 ええい。かわいいを介さぬ野蛮人(偏見)め!

>>394

「わうーん」

 舌をペローンと出しながら、テッテケテーと彼女の周りでぐるぐると猫とおっかけっこを興じるウルリック。
 柴犬と、猫が、戯れている。 そして――!

「くぅーん」

 つぶらな瞳でわんこと猫がキラキラと見上げてくるのだ!なんたる過酷なる攻撃か!!
396 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/19(木) 23:09:49.39 ID:k2Jxawrw0
>>393
アキレス「四五六タン!!」
ロイ「捨て置け!! 犠牲を踏み越えてでも仕事を完遂する!!」

四五六にはモフモフで猫たちをひきつけておいてもらいましょう

さぁ ユノの力と松原の威嚇射撃により蹴散らされる猫たち どうにかして家屋に浸入・・・

アキレス「さ・・・さっぶ!? クッソ寒い!!」
ロイ「チッ エアコンか!!」

そう 猫たちはクーラーをガンガンにかけて部屋を冷やし 炬燵の魔力に引き込もうとする作戦に出たようだ

寒い日に炬燵の中でぬくぬく しかもご丁寧にアイスクリームまで用意されているではないか

この魔力にあらがい 炬燵をしまわねばならない!!

>>394-395
ねこ「マーオ」
きらきらと松原を見上げる猫 なんという攻撃

対抗できそうなロイとアキレスは猫たちの足元攻撃に四苦八苦
ベティもまた猫玉に押しつぶされそうになっている

さぁ 攻撃に耐え 炬燵を撤去しなければならない!!
397 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 :2018/04/19(木) 23:16:12.37 ID:QloJ4cTu0
>>394-396
「……その手があった!」

ヒイロの威嚇射撃を見てハッと気がついた様に
何しろルシオラの銃はスタンガンであり、最小威力なれば当たったとしても猫もビックリする程度!毛並みは逆立つであろうが
序でに七八は偉大なる戦士の罠の前、猫球の中に完全に沈んだ。ナムサン

『うへ!?』
『……うぅ、さ、寒いっすー……』

家の中に入ったユノ、ガタガタ震えて【まるで呼吸を行うが如き実に自然な所作として】こたつにイン!アイスをパクり!

『あぁ、至福っすぅ〜……』

「あぁ!?ゆ、ユノ!ダメだよ片付けに来たんだから……」

こたつの魔翌力の前にラスボス見習いの少女、ユノ撃沈!
ルシオラが慌てて暖房全開にしようとリモコンを探している!
398 :松原ツキノ  ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/04/19(木) 23:23:58.14 ID:UeyqUs3G0
>>395-396
多少の寒さなら耐えよう。
甘美なアイスクリームの味などとうに忘れている。
日彩の心は揺るがない。いいや、揺るぎにくい。

確かに、銃撃の手が止まっていた。

「……」

無言を表す三点リーダーは心なしか揺れて見えるかもしれない。彼女の心のように。

つぶらな瞳。これが非情な罠だとは心得ている。だが、だがだが。

「くっ……」

そろそろと、左手が柴犬の方へ。
心が折れる、その瞬間――


「あーまあそうだよねー日彩ちゃん、犬だけは好きだもんね」

目が閉じられる。銃が黒ずみ、変形を始める。
口元に三日月。狂暴な笑み――

毛皮へと差し出されていた左手は引っ込められる。代わりに、銃だったもの――黒い刀が振るわれる。ただし、峰打ちだ。痛いだけぐらいには加減もしている。
日彩の裏側も、そこまでの鬼ではまだなかったということだった。

【人格変更 日彩→ツキノ 白→黒】
399 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/04/19(木) 23:30:42.50 ID:jpdTQ9/2o
>>396>>398

「わふん」

 べちこん、と峰打ちが脳天にキマり、頭上に土星と金星を周回させながら、
 ベターンと倒れるウルリック。悪は去った!!

【ゴウランガ!!】

(うーむ)

 気配が変りすぎて、ギャグに逃げておいたほうがヨロシと戦士的直感ゆえであった!何かバレてそうだけど!
400 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/19(木) 23:37:51.35 ID:k2Jxawrw0
>>397
炬燵の魔力に敗れ去るユノ
ルシオラはただ1人リモコンを探る あった 炬燵の中だ
つまり炬燵の中に体を入れねばならぬ 炬燵の魔力に打ち勝たねばならぬ

さぁ ルシオラの明日はドッチダ!!

>>398-399
心が折れかけた松原 だがそこに別の人格が現れ どうにか悪を討伐することに成功す


【そんなこんなで】
グルグル太陽が地平線に沈んでいく もうすぐ猫たちの戦場が待っている・・・はずなのだが

ねこ「にゃー 炬燵しまわれちゃったのにゃ」
猫「なんということだ こんな横暴をゆるしていいのか」
ネコ「炬燵・・・ああ炬燵・・・」

街はにゃーにゃーと悲嘆に打ちひしがれていた この勝負 あの後色々あって越境者の勝利
街から炬燵を撤去することに成功す

ロイ「しっかし大変な一日だった」
アキレス「もう疲れたよ…」
―――ギィ…

ぐったりとするお三方 これなら戦場の方がましだ とロイは思ったそうである

//それではシチュ終了 オツカレサマドスエ
401 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/04/19(木) 23:45:36.35 ID:QloJ4cTu0
>>400
「んなっ!?」
「ぐ、ぐぐ……!」

気合いと根性でこたつの中のリモコンを奪取、冷房をオフにする事に命辛々成功!
こたつひとつ片付けるのにこの有様である、まだまだ先は果てなく長い……!

//おつかれさまでしたっ、ありがとうございましたっ!
402 :松原ツキノ  ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/04/19(木) 23:50:08.87 ID:UeyqUs3G0
>>399-400
去る者追わず。彼とて越境者の仲間らしい。ということは、追ってアレコレしても日彩の立場が悪くなるかもしれないだけ……などと、ギャグの中でも真剣に考えてしまうあたりは真面目な日彩と似ているところだった。

「悪も去ったし、ちょーっと遊んでいこっかなー」

なんて笑いながら一言。まだ、主導権を戻すつもりはないらしい。
刀が、妖しく光り――


――――

夕暮れ時、そこにはやや満足そうなツキノがいた。
知将となっていた犬退治をしたから仕事はしたという主張を振りかざし、刀を放り投げて猫を力の限りもふっていたのだ。
ツキノは猫派なのだ。めんどうだね。

「もう終わりー?もっとモフモフしたかった〜!」

などとブーブー言いながらも炬燵の護衛任務に就くのであった。

//お疲れ様でした〜
403 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/20(金) 23:04:32.72 ID:wxv8xhPm0
【インセクトセンス】
人語を介するサソリ ベティとの交流の結果 虫全般と会話する能力を手に入れることに成功した男 アキレス
その能力をいかんなく発揮する仕事を見つけたようだ

「やーやーそこ行くお姉さんちょっと時間よろしいですか いやいや邪魔だどけなんて無粋な真似は言いません」
文面だけ見るとナンパのように見えるが 場所は木の下 アキレスの目の前には蜂が塊になっている

「分かっていますって お姉さんあれでしょ? 新しいミツバチに巣を明け渡し 新天地に飛び立つ分封蜂球(ぶんぽうほうきゅう) えぇ分かっていますとも
 そんなお姉さんに朗報 ちょっといい物件あるんですよ〜日当たり良好 仕事場も近く 更に今ならスズメバチとの協定も結んじゃったりして」

「あぁ分かっています 自分が胡散臭いことを言っているのは承知の上 なのでどうでしょう? まずは案内します 行って見て 気に入らなければそれでさよなら それでどうでしょう?
 あ ありがとうございます ではではみなさんお疲れの様ですし どうぞ自分に捕まってもらって結構 えぇどうぞこちらです」

その言葉と共にミツバチ濡れになるアキレス
ミツバチに話しかけるという常軌を逸脱した行動 これを見た者はどの様な感想を抱くだろうか?
404 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [age]:2018/04/20(金) 23:11:13.37 ID:XCm/qTYN0
>>403
「……」
「アキレスさま、なるべく早くその……」

その様子を見ていた、というか聞いていた半人
反応としては自然であり、言いづらい感満点でようやっと切り出した

「……お医者様に見て頂く事を、オススメ致します……」
「春の陽気は心地良くはありますが、その……え、うわぁっ!?」

でっかい独り言に見えたのだから仕方ないね
続きミツバチに集られる様子を見れば仰天、思わず月光に手が伸びるがかといって何をすればいいのやら!
405 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/20(金) 23:18:20.85 ID:wxv8xhPm0
>>404
「やっほーティースタンどうしたの?」
刀に手が伸びるタェンティースであるが アキレスは疑問符を浮かべるのみである

「こんなところで刀抜いたら怒られるよ? あぁこの人は自分の友人です 悪い人じゃないんで大丈夫ですよ」

服にびっしりとミツバチを張り付けたアキレス君
彼の紹介でミツバチが数匹 タェンティースに飛び移る

ちょこちょこと動き回るミツバチであるが 刺してくる気配は感じられない

「潰したら総攻撃を受けるからやめてね 今から狭間のスクラップヤードに連れていくところだから ティースタンもどう?」
と誘ってくる
406 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/04/20(金) 23:26:50.12 ID:XCm/qTYN0
>>405
「……、な、なるほどっ……?」

若干引きつりながらではあるが、まぁ刺されない確証があるというのであれば話は別だ
アキレスを通じてではあるが、意思の疎通が成立するという前提も大きい

「あー、ま、まぁその……よろしく?お願い致します……?」
「……アキレスさま、この子達に、ニアとアラズには近付かないよう言っておいて下さい……」

あのふたりは蜂が嫌いなのだという
蜂まみれなアキレスの後に、なんだかんだ指先でミツバチをくすぐったりしつつ続く
407 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/20(金) 23:36:47.15 ID:wxv8xhPm0
>>406
「あらそう? 人相書き作っとかなきゃ
 ・・・そういえば 前にニアタンにスズメバチの撤去手伝ってもらったことあったなぁ」

苦手だったのか…と今更ながら反省

ミツバチをくすぐるタェンティース 指先からは小さいながらもモフモフとした感触が伝わるだろう
そう ミツバチはモフモフしているのだ

そんなこんなで狭間のスクラップヤードに到着 事前に用意した養蜂箱につくや ミツバチは巣箱の様子を見にアキレス達から離れて巣箱に入っていく

「ちなみに俺はこれをいくつかの世界でやってそこそこ儲けてる 伝説のミツバチハンターという称号ももらってる世界もある」
どや顔のアキレス ミツバチはここを気に入ったようで 早速畑の花にむかったり 偵察を行ったりと せわしなく働いている

「はちみつできたらみんなで山分けな」
408 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/04/20(金) 23:43:10.08 ID:XCm/qTYN0
>>407
「え、ホントですか?」
「……あぁ、蟲の世界に行って少し慣れたのかな……?」

半人の知るそれは随分と昔の事ではあるようだ
最も、主観時間のズレから半人に取ってはごく最近なのではあるが

「……」

無言でもふもふもふもふ、多分結構気に入ったのでしょう
よく見ればミツバチとは意外と愛嬌のある顔をしている

「へー……確かに、養蜂場?にはもってこいなチカラですものね……」
「あ、いいですね、ハチミツですか」
「ふふふ、楽しみ……ミツバチさん達にも頑張って貰わないと」

微笑みを浮かべせっせと働くミツバチを見遣った
409 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/20(金) 23:58:21.72 ID:wxv8xhPm0
>>408
一杯モフモフされてミツバチさんはちょっぴり迷惑そうであったとさ

せっせと働くミツバチさんをほほえましく見守る2人 だがお気づきだろうか?
狭間のスクラップヤードに入れるのは越境能力の素質がある者だけである

このミツバチ達が越境先でせっせと蜜を集めるのはもうしばらく先のこと・・・・・

//〆
410 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/21(土) 22:02:35.49 ID:yb87IVw4o
【とあるファンタジー世界の戦い――戦闘団…幕間】

 ゴツゴツとした岩壁の僅かな隙間を縫うように歩を進める戦闘団。
 彼等は多大な犠牲を払いながらも、ついにクリティカルな情報をオーガより得る事に成功する。
 あとは決戦あるのみであったが――

「んっ…見えたな。出口だ」

 空気の質と匂いが変わり、出口が近いことを知らせる。
 オーガの隠れ路は硬い岩盤ゆえか、別の理由か、スケイブンに追われることは無かったが、
 新鮮な空気が恋しくなるのは人間の性というものであろう。

【外に出れば、真っ青に染まった月と赤黒い夜空が一行を出迎える】
 【→本来、静謐で心安らぐ星空であったはずの天がいまや見る影もなかった】

「スケイブンの気配は無いな。ここは…麓のこのあたりか。野営には丁度よさそうだ」

 戦闘団は満身創痍もいいところであり、これ以上は強行軍など望むべくもない状況であった。

【聴覚や嗅覚に優れる者であれば、いまも遠方から炎と血と戦太鼓…
 スケイブンとオーガのイクサの気配を察知できるだろうが、これについては、もはや越境者達に出来ることは何もない】

 戦闘団…
 生存者はオーガの霊峰突入前の過半を割り、さらに負傷していない者など殆ど居ない有様である。
 決戦は近い…いいだろう。しかして…戦える余力は本当に残っているのだろうか?

「見張りはしておいてやる。私は睡眠などいらん性質だしな」

 疲労、空腹、物資不足、etcetc…なんらかのアクションを起こせるなら起こすべきか?

【休息なり提案なり、メシなり何なり】
411 :リージュと矢鱈高スペックな老執事 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/21(土) 22:10:28.49 ID:iAHFkbPz0
>>410
リージュ「お腹がすいたわ!お夕飯にしましょっ!」

かつて西部開拓時代風の純白ドレスと鍔広帽子だった
現在破れ鮮血に染まったバーサーカーめいた何かを纏う金髪緑眼の女性は元気だった。

傍らには
小柄な身体のロンスカメガネメイドちゃんも
目つきが悪く眉間には不機嫌そうに皺が寄っている男も
胡散臭いロマンスグレーな執事も居ない。

リージュ「……アルフレッド!今日のお夕飯はなぁに?」

もぞもぞとお嬢様の足元で黒い何かが蠢き出す。
412 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/04/21(土) 22:14:51.99 ID:yidJiUYeO
>>410
「……敵はいない、大丈夫そうだ」

鋭敏な感覚と魔力の視界、己の全能力を用いて索敵を終えて一同へ向けるムガ
乳白色の毛並みの多くは赤黒く汚れているが、それでも戦力としては健在と言えた
絶華で失った魔力は空気中に漂うあらゆる怨念や憎悪から補給出来たし、ケガも致命なモノは取り敢えず避ける事が出来ているのだ

「ん……あぁ、ただ……」
「鉄女もほら、口に入れるだけ入れとけ」

イムカの好意に甘えて一息、それでも真空パックのヨーカンを投げ渡す為にポイっと放る
そういう体質なのはそれなりの付き合いで知ってはいるが、それでも全くの不要と言えるかはまた別なのも知っているが故に
413 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/04/21(土) 22:16:06.41 ID:hPyGH3Z50
>>410
赤い眼にガラス玉めいて写る悍まし色の空。遠くから漂う血の臭い、死の臭い。
仮面の様に無機質な顔面は表情を示さない。後頭部のザワつく髪がただ揺れるだけだ。

「圧巻の戦いだったな、歌い継がれるぞ。多分。
 しばらく休んでおけ。 あぁ、俺らはいい。特にそこの鉄の女はな。本人の言う通りだ」


機械の身体の自分に休息など必要無い。───否、そもそも休めない。
急激な変異を遂げたこの怪人めいた肉体は、絶え間ない激痛に常に襲われているのだ。
何かをして気を紛らわさないと、全身の細胞を捩じり上げられるかの様な痛みに耐えられない。

その事はおくびも出さぬよう努め、生き残った戦士から水の入った革袋を引っ手繰ると、遠くを見渡せそうな場所を探す。
「今なら遠くも見える。近づいてくる奴がいたら教えるよ。
 その間に作戦タイムとしといてくれ。俺は…考えるのニガテでな。中卒なんだ俺様」
414 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/21(土) 22:20:53.79 ID:RyFehJVy0
>>410
アキレス「オーガのみんな・・・大丈夫かなぁ・・・」
心配そうに時折後ろを振り返ってはそうつぶやくアキレス

―――ギィ!!
ベティも元気出せ!!とエールを送る

そしてこの男は

ロイ「とまれ飯だ 休息だ 休めるウチに休む それが兵士の鉄則よ」
と この状態でも代わることなく野営準備に入るロイ

物資不足ではあるが 人間食べねば生きてはいけない
残り少ない乾燥野菜と 先ほど少ない時間で確保しておいた馬肉(出所? 察しろ)
でシチューを作る 付け合わせは人を殴り殺せそうなほどに硬いパンである

ロイ「そしてこれ」
実に濃く タールのように濃く煮出したコーヒーに加糖練乳をたっぷりぶち込んだコーヒーである

ロイ「糖分には疲れをとる効能もある 皆飲んどけ」
と 戦闘団の皆さまに振る舞う
415 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/21(土) 22:40:25.79 ID:yb87IVw4o
>>411

「影に何か入っているのか、影を媒介で生成している何かなのか」

 リージュには何かしらの『特異』があると見て同行を許可していたが、
 影から執事だのメイドだのしまいにはロボットまで出てくるのだから、
 そりゃ興味も引かれるというものである。

「影(ウルグ)の魔法大系とも違うようじゃし、変わっておるなぁ」

 戦闘団に加わっている魔術使いのお爺ちゃんも興味深そうにリージュを見やる。
 塩気ばかりが強い干し肉(これでも野外ではそこそこ贅沢)をナイフで削って寄越しながら。

>>412

「ああ、助かる」

 羊羹を受け取ると、そのままガブリと齧るイムカ。
 無表情で、無感動で、なんとも栄養摂取そのものな食べ方である。

「…鉄女とはなんだ鉄女とは。私はこれでも柔軟で奥ゆかしいと自負しているのだが」

 やや遅れたツッコミをしたりもする。

>>413

「ジュニアスクールがそもそもあるのか?キミの世界は…」

 嘆息をつきながら、イムカはサーボスカルと何やら会話。

≪000111101010101≫

 すると、スカルはソーマタージについてきて、アンプルをひょいと出す。
 神経鎮痛剤めいたものだ。が、劇薬。しかし、それくらいでないとそも効かんだろう的な。

「貴重品だ。効果は折り紙つきだが、やりすぎると廃人になる程度は強い」

 イムカからの差し入れ。というより、自身が使うことも想定した取っておきって奴らしい。
 自分が使うか解らない将来よりも、ソーマタージの現状を優先したようだ。

>>414

「あなた方は相変わらずこういうのが上手い」

 コーヒーを飲みながら言うのは聖騎士。
 周辺諸国にも、トクシュブタイ連中の節操無しな汎用性≠ヘ名高いのである。

【周りもコーヒーをありがたく飲んでいる。甘いモノは力が沸いてくるのだ】

「伍長、ダメ元だが情報を国に送っておくべきか?君の意見を聞きたい」

 手に入れた情報はクリティカルだが、問題はあの狩人が鍵であることである。
 ロイは消化できたが、頑固者も少なくない国にこの情報を送って余計なことになったりはしないか懸念はある。
 が、ここで送っておけば支援を得られる可能性もある。果てさて――

【国に情報を渡すとして、国の何処≠ノ渡すかも重要かもしれない。
 陸軍本営?参謀本部?トクシュブタイの知己?あるいは狂信的(どうにも内実と一致していないが)民族主義者の集団?】

 −−−−−−−−−−−−−−−
416 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/21(土) 22:40:35.29 ID:yb87IVw4o

【全員対象】

 オアアアア…
  オアアアアア…

 耳障りな音。岩陰や物陰から覗く燐光。
 眼球が無い空洞のような眼窩と赤ん坊のような体型。背中にはホロボロの翼。
 この国の夜では最早見かけるのが当たり前になってしまった天使虫である。

【人から獣を引きずりだす。あるいは啓蒙に狂わせる精神汚染の運び手である】

「昨日より数が増えていますね。辺境は随分と酷いことになっていそうだ」

 岩に身体を預けている遍歴騎士(戦闘団で数少ない無傷の兵だ)は、
 憂鬱そうに、それでいて実はそれほど関心なさげに台詞を口にした。

【判定…極端に心が弱っていると拙いことになるかもしれない】
417 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/04/21(土) 22:48:02.37 ID:5gsGcYKd0
>>411
>>413-416
「……あぁ、頂く」
「礼だ、取っとけ」

とかなんとか、取り敢えず各々それっぽい理由を付けては真空パックヨーカンを投げ渡す鼠人
多分今の戦闘団全員に配れる程度に隠し持っていたらしい
最も、本来の頭数では全く足りなかったのだがその問題は永遠に無くなってしまったのは皮肉なモノだ

「柔軟で奥ゆかしい鉄女ね……」
「ふぅ……ん、食う?」

ツッコミに対しては、結局鉄な部分は譲れないらしい。仕方ないね
甘ったるいコーヒーを啜り一息、近くの天使虫に向けてヨーカンを差し出してみる
無論反応を期待している訳ではない、疎ましく思っていないわけでもない
ただの暇潰しの、下らない所作である
418 :リージュと矢鱈高スペックな老執事 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/21(土) 22:48:49.17 ID:iAHFkbPz0
>>415
リージュ「?」

礼を言い干し肉を受け取りながら問われるお嬢様は首を傾げた。
そりゃそうだ、当の本人は生まれた時から使っている能力である故に特別だと思っていない!

そして生え出てきたのは割烹着をまとった細身で整った口髭が特徴的な老執事であった。
その手には焼きたてのパンとパンプキンシチューの入った寸胴を携えて!
食べ物としてのクォリティが群を抜いて場違いである!!
影の中で何をやっていたのか非常に気になるだろう?ならない?

リージュ「もっきゅもっきゅ…?」

老執事によって齎された柔らかいパンをシチューに浸し御食事中の御嬢様。
序に戦闘集団の皆様にも歩いて回っておすそ分け。
その間付き従う老執事は笑みを浮かべ無言のまま。

美味い食事があれば此処まで来た連中である、虫程度何とかなるんじゃなかろうか。
419 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/04/21(土) 22:53:58.23 ID:hPyGH3Z50
>>415-416
「戦争が起こる前まではな。 今は…まぁ、その内話してやろう」
顔も向けずに軽口を叩こうとしていると、ふよふよ浮かぶスカルから差し出されるアンプル。
受け取ってまじまじと眺めると、意を決して肘の内側に突き刺す。

「じゃあオレにうってつけだな。ありがとよ」
効いているのかは分からない。言われてみれば和らいだような気もするし、そうでないと言われたらそんな気もする。
それでも、今はそれで十分だ。たとえ自分には過ぎたものだったとしても。


「グロいののお出ましだ…。怨案子供の見るモノじゃあないさね」
ぬば玉めいた闇を湛えた裂け目に袋の口を突っ込み、中の水を啜りながら呟く。
騎士の言う通りだ。以前より増えている。この分では、スケイブン達を倒しても発狂した者たちの処遇ぬ困るだろう。

「見た感じでは、今のところは敵襲とかは無さそうだ。…多分。
 心が折れた奴はいるか? 今の内に殺しておいてやるよ。名乗り出ろ」
精神的な話ではそれなりの強さを誇るのがこの男だ。 もっとも、この狂気の世界ではこれが正常なのかもしれないが。
とりあえず今のところは余裕がある。身勝手な願望も鳴りを潜め、ただ敵を殺すのみ。
420 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/21(土) 22:58:19.22 ID:RyFehJVy0
>>415-416
アキレス「あ゛〜〜〜〜〜んまい」
―――ギィ♪

コーヒーをすすり しみじみとつぶやくアキレス
ベティちゃんは加糖練乳をなめてご満悦である

糖分の甘さとコーヒーのアロマがすさんだ心を幾分かいやしてくれるだろう

ロイ「全く毎度毎度ご苦労なこった あぁ情報な・・・どうすっかな」
沈痛な表情 本気で困ったように腕を組むロイ

ロイ「ぶっちゃけ援護がほしけりゃ軍の本営に進言するのが一番だ だが間違いなく狩人討伐隊も組まれる
   どこに送ったら拙いか…というより ドワーフにはあまり聞かせたくないというのが本音だな」

実際 自分が戦力をねん出するために狩人の名前を出したとき 真っ先に狩人討つべしと声を上げたのはドワーフであった
この国でドワーフは良き隣人 だがあの頑固さは毒にもなりえる

ロイ「最善はいつぞやのミスタージョンソン 次点で知己の元上官殿かな
   特に黒紋の淀みたる民族至上主義者は指揮系統が独立しているから 自らの判断で行動できる
   ジョンソン氏に分別が付けば 割り切れた連中のみで編成された部隊を送ってくれるかも」

ロイ「赤紋で知己の元上官も使える物は怨敵でも使う合理性の塊みたいな人だ うまく説得できる可能性もあるが
   今どこまで独立権限があるか未知数でな・・・他の部隊との臨時編成を組まれてると厳しい」

ロイ「なんにせよ 使えるアテが無いことはない 送ってみることには賛成だ」
421 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/21(土) 23:17:12.86 ID:yb87IVw4o
>>417-419

「おい!かぼちゃのスープだぞ!!」
「俺にもだ!俺にも!!」
「このヨーカンってのウマー」


 何か戦闘団のみなしゃまがリージュ(の、そばのパンと寸胴)とムガに殺到してますお!
 そりゃウマいメシを誰だって(例外:イムカ)食いたい。そらそーだ。
 なお、ムガの外見について、もはや気にする者は皆無である。戦友的連帯感の為せる技か?

「…食事でなぜそこまで士気があがる。…謎だ」

 将校としては微妙に落第点ぽい事をほざくイムカであった。
 食事に興味が無いことの弊害ね。少なくともソーマタージが今のうちに殺さなきゃいけない奴は居なさそうだ。
 現金というか、たくましいというか、なんというかである。

【なお、ムガが天子虫に差し出した羊羹であるが、天子虫が手に触れた直後、
 得体の知れない触手と臓物の集合体に変化して崩れた。心臓に悪い】

>>420

 ロイのコーヒーにお嬢様の白パンが表れたことで食事の彩りは華やかになった。
 もっとも、黒パンのほうが好きという変わり者も少なくなく、ロイのメシもご好評。

「民族至上主義者か。連中、どうにも風聞と中身がいい意味で剥離していたからな」

 国家のためならば川に毒を流しかねないという風聞とは裏腹に、
 情と理のバランスの調和に優れているというのがイムカの評価であった。
 実際、影の入団条件において国家のために一切の人間性を排する≠謔、な人物は即座に弾かれるのが真実である。

 −−−−−−−−−−−
 −−−−−−−−−

【全員対象】

「ムガ、盗賊ギルドの符丁は教えてもらっているのだろう?借りるぞ」

 ロイと何やら相談していたイムカはムガに協力を仰ぐ。
 どうやら、今回オーガより手に入れた情報を特定の機関/人物に送るために必要なようだ。

【ここで、ムガが独自行動で組んだ盗賊ギルドとのコネクションが生きる】

「ほっほっほ、では、メシのお礼にひょいっと」

 リージュが召喚した老執事の食事をえらく気に入った魔術使いのおじーちゃんは、
 上機嫌で杖をぶんと振ると、杖の先からポンポンと花火が上がった!大道芸!
 ついでに、周囲の天子虫は半実体化し、消えてしまった。見た目はともかく、どうやら高度な浄化の魔術らしい。

【お嬢様は戦闘団と良好な関係を構築。惜しむらくは既に半数以上が現世より旅立ってしまったことか】

「さて…と」

 そして、アキレスとソーマタージにイムカは言葉を投げる。

「気づいているか?」

 イムカの言葉。それは何を意味するかというと、

【アキレス…ファンタジー世界に足を踏み入れた以来のサイバネアイ不明表示部分が解消/解像度が向上】
【ソーマタージ…ナノマシン活性化→治癒効率の劇的向上】

 テクノロジー由来の力を制限していた世界修正力の楔が…弱まっている。
422 :リージュと矢鱈高スペックな老執事 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/21(土) 23:25:19.64 ID:iAHFkbPz0
>>421
リージュ「ふふーん、ふふーん!アルフレッドの料理はピカイチなのよ!」

お嬢様は老執事の振る舞う料理が好評で鼻高々なようです。
因みに老執事はにこやかな笑みを浮かべたまま未だ一言も発してはいません。
花火が上がった時には老執事は控えめな拍手をしました。

リージュ「??」
アルフレッド「…」

イムカの言葉の意味するところは分からず首を傾げるお嬢様。
老執事が何事かをお嬢様の耳元で囁いている。

リージュ「……何故?」

修正力の変化の理由をお嬢様は察せられない。
423 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/04/21(土) 23:26:05.12 ID:5gsGcYKd0
>>421
「あ、勿体ない……」
「お前らこれ食べるの?いや、違うよなぁ……」

ヨーカンすら変質させる奇妙な天使虫に向けてブツクサ文句
取り敢えずパンを齧りスープを啜る、美味しい

「……あ、」
「まぁ、今更か……」

ここに来てムガ、外套で隠していた外見を全く忘れて寛いでいるのに気がつく
敵側にソックリなそれではあるがどうやら不問とされたらしい
なんともなと苦笑、ただ今は何故かそれが心地良い

「ん?あぁ、構わない」
「……へー……」

盗賊ギルドの猫人との幾つものやり取りを思い出した、思えば色々と長い事やって気がする
上がる花火を見上げた、頬が緩むのを自覚
消え行く天使虫、蒼ざめた月、血の色の夜空
遠く聞こえる戦吠、爆音と怒号

「どした、大丈夫か?」

イムカ達の、ムガには決して理解する事のないテックに対する修正の変化に対して眉間にシワを寄せて尋ねた
424 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/04/21(土) 23:30:17.80 ID:hPyGH3Z50
>>421
「人間だからな。何か食う時に喜ぶのはその証だ」
こいつの部下大丈夫か?と思いながら肩を竦めて答えるソーマタージ。
警戒は他の者に任せ、見張り台にしていた岩から身軽に飛び降りるとムガの持つ羊羹に向かう。

「休憩は必要ないが、それとモノを食う事は別だ。まああんだろうな?無いなら承知しねーぞ」


「───ああ、気づいてる」
おどけた様に返すソーマタージ。岩の欠片を手に持ち、腕を勢い良く斬り裂く。ドバッと溢れた血は即座にその痕を塞ぎ、鉛色の体表に治した。
修正力が薄れ、彼本来の力が戻ってきているのだ。治癒力、通信速度、伝導率、その他諸々…すべてが以前と違う。

「ゲロに混ざる血の量がダンチだからな。自分の身体は自分が一番詳しいってのも間違いじゃない」
軽い調子で続け、赤い大きな複眼でジッとイムカを見据える。ふざけた様子は、もう無い。

「修正力…だったか。 弱くなっている。勿論いい事ばかりじゃないだろうな。
 本格的にヤバい事になる前に止めなきゃ、な」
425 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/21(土) 23:37:07.28 ID:RyFehJVy0
>>421
ロイ「飯の豪勢さじゃ負けるな」
ちなこの男も調理中は割烹着である

つまりオッサンがダブルで割烹着なうなわけだ
一部のマニアにはタマラン光景だな(謎

ロイ「少し待て 文をしたためる」
炭と蜜蝋をまぜまぜして即席インクの出来上がり それとアキレスのスケッチブックで手紙を作成
なおその内容はふつうに読めば頓珍漢な作戦内容の要請でしかない

よくある暗号文である ついでにトクシュブタイの紋所を捺印して出来上がり

ロイ「これで俺が作成した手紙だと分かる さて 俺も飯にしよう」

そしてイムカの言葉であるが

アキレス「・・・うん 『目』の調子がいい」
ロイ「てことは…境界線の壁が壊れかけているということか…まずいな」

アキレス「オッサン 早めに動いた方g」
ロイ「それでも休息だ はやる気持ちは分からんでもないが それでどうにかなるなら日民普及で動いているさ 今頃な」
426 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/21(土) 23:54:21.72 ID:yb87IVw4o
>>422

 実際、リージュが呼び出せるロボットめいた何かも、性能制限が解除されていっている。
 土壇場になればフルスペックまで漕ぎ着けられる公算すら出てきているのだ。

>>423

「人徳でしょう。…鼠徳?」

 ムガの様子を見やった遍歴騎士は何とも珍妙な言葉を投げかけるのであった。
 鼠徳とは何ぞやなパワーワードであった。

「文章は伍長がすぐに用意する。連絡手段の手配は任せたぞ」

 このムガ→盗賊ギルドを経由した情報は速やかに国へと届けられることだろう。

>>424

「なんで確認方法がイチイチグロいのだ。18禁指定のマーベル映画か君は」

 ソーマタージのあまりといえばあまりの確認方法にジト目なイムカである。
 そんなファックゴナファッキンブラッド確認方法を見せられるのはマザーファッカである!(意味不

>>425

「ムガから盗賊ギルドを経由だ。まあ、連中に暗号バターンの一つを読まれるのは必要経費だな」

 内容は読まれないまでも、幾つかのパターンサンプルを確保されるのは覚悟するべきだろう。
 盗賊ギルドがそれくらい抜け目なくあってもらわなければ、非常事態では逆にこまる≠烽フである。
 もっとも、その手の対策もトクシュブタイならば打っているのであろうが。

 −−−−−−−−
【全員対象】

「ああ、私も含めたテクノロジー由来の力が解禁されてきているんだ」

 ムガとリージュの疑問にイムカが応える。
 彼女なりに推論めいたものはあるようで――

「世界の制約(ルール)が崩れているのか(境界線の帳の崩壊)、あるいは、世界も制限を課している場合ではなくなったのか(抑止力)だな。
 なんにせよ、例外かつ緊急的な状況に到って来ている。というわけだ」

 粒子短銃モード制限解除。サーボスカルのサードビューが解禁。リフラクターシールド正常稼動。
 イムカ自身の装備制約も開放されてきている。これを素直に喜ぶべきか否かは微妙なセンではあったが。

「そういうわけだ。どうやら世界≠ヘ我々に味方してくれる気になったらしい。精々、利用させてもらうさ」

 イムカはシニカルに告げる。そうして、明日になれば戦闘団は出発。
 国からの補給を受けることに成功すれば・・・いよいよ運命を決めるイクサが始まるのだ。

///いじょ!
427 :おんも [age]:2018/04/24(火) 19:16:07.06 ID:2sWoHvBMO
//したらばが開けないっ…!こんばんはっ
428 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/24(火) 22:21:34.68 ID:noMz1zje0
???「越境者・・・彼等さえいなければ…」

【スプロール】
ここは人の欲望渦巻く近未来世界
重金属汚染雨降りしきるとある街に一行はいた

そこはマケグミ達がささやかな栄養補給を ひと時の休息を得るための屋台街・・・のはずなのだが

アキレス「なんか屋台はあれど人が誰もいない件」
そう 屋台立ち並び うまそうな臭いに包まれるその場に 何故か人だけが忽然と姿を消しているのだ

もしかしなくても異常な事態 場に居合わせた越境者はどんな感想を抱くか
429 :セニャーレ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/24(火) 22:26:17.02 ID:rhrOuRLw0
「何でっ! お腹空きましたぁっ!!」

手足や腰に未来的な装備を有しながら
獣の皮を剥いで作った原始的な服の上から古めかしいローブを纏い
目深に被ったフードから覗くのはソフトドレッドの長身亜人が開口一番吠えた。

その腹が『グギュルゥッ!!』と中で何か飼ってるのかと言わんばかりの音を奏でた。

異常事態に関しての感想はない…
430 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/24(火) 22:34:03.18 ID:noMz1zje0
>>429
「そういわれても知りません」
この世界に亜人の存在は確認されていない 間違いなく越境者だろうと辺りをつけるアキレス

そのことを口に出そうとした その主幹である

???「イヤーッ!」
屋台の一つを吹き飛ばしながらのアンブッシュ 単分子ソードを大上段に構え突撃してくるはサイバネてんこもりのストリートサムライ
油断していると踏んだセニャーレを一刀のもとに切り捨てんと突撃してきた
431 :セニャーレ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/24(火) 22:43:24.48 ID:rhrOuRLw0
>>430
「屋台ですよぅ?ちょっとしたお祭りみたいな雰囲気なのにぃ…よよよ」

えらく落ち込んでいる亜人。腹は未だ鳴る。
そして訪れる襲撃。

振るわれる単分子ソード、ガチンと音を立て火花が散る。

「…よよよ……肉が硬そう」

受け止めたのは亜人の装備『クラオエ』
右腕ガントレットに装着されている長さ約50cmの二枚刃の鍵爪である。
泣き言を言いつつ片腕で易々と刃を受け止めている亜人の眼光は狼のソレ。

「耳も目も鼻もチョびっと上等なんです私」

身長182cmの巨女はふふん、と鼻を鳴らした。
432 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/24(火) 22:51:10.93 ID:noMz1zje0
>>431
サムライ「なにィ!?」
自身 完璧であったのであろう アンブッシュをいとも簡単に防いで見せた手腕に驚きの声を上げる

がすぐさま大きく飛びのき 手にはスローイングナイフ数本

サムライ「イヤーッ!!」
もちろん単分子であり 切れ味グンバツなナイフを投擲 重金属汚染雨にも負けじと放たれたナイフの雨は
今一度セニャーレを切り裂かんと飛来する
433 :松原日彩  ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/04/24(火) 22:58:25.81 ID:DHKEMHam0
>>428
腹が減っては戦はできぬ。
当然のことである。傭兵日彩とて承知していた。

金が多くあるわけではないならばどうするか。ならば、安価で済む店を探す。
そうして日彩もこの街に行きついたのだが――

「あなた方しかいないのですか?……この世界は無人でも動く世界、でしたっけ?」

異常事態を目にして真っ先に疑ったのはこの世界の常識だ。
これが当たり前なら問題はない、ないのだが……

「それとも、いきなりナイフが飛んでくるような世界でしたっけ?」

銃声。日彩の方に飛んできた流れ弾、ならぬ流れナイフを打ち落とす音だ。
白き銃を構えた日彩。できれば、空腹のままでは戦いたくなかったのだが……こうなれば、仕方ない。
434 :セニャーレ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/24(火) 23:01:31.72 ID:rhrOuRLw0
>>432
「…んでもって魔女なんです」

自身の肩を右手で掴みローブを振るい脱ぎ捨てる。
それはローブでナイフを絡め払う動作。
通常であればナイフは易々とローブを切り裂いたろう。

しかし亜人は魔術を使った。

それはこの世界において最大の威力を発揮は出来ていないだろうが、
それでもナイフを弾き、亜人の上に不可視の雨傘を形成するには充分であった。
まろび出るのは狼の耳と尾。

そして右腕を振るい終えた動作の結果、相手に自身の左を晒す。
その左人差し指を相手に向けて。

「ばっきゅん!」

可愛らしい声と共に人差し指から禍々しい呪弾がぶっぱなされた。
耐性がなければ直撃と共に腹を下す変調の呪詛である!!
まあ最大威力は発揮されていないと思うが、
相手の魔術に対する耐性もこの世界では高くはないだろう、多分。
435 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/24(火) 23:13:31.40 ID:noMz1zje0
>>433-434
迎撃 そして現れるもう1人の敵

だがそこは織り込み済み
コムリンクにて送られた援護要請に応じ また1人出てくるストリートサムライ

新たに現れた人影 松原に対し 単分子ソードを構え突撃してくるストリートサムライB

そしてセニャーレが魔術を起動し 呪弾を発砲 それは寸分たがわずストリートサムライAに直撃

サムライA「ぬぅ!? だが!!」
直後 サイバネ化された消化器系に不具合のアラート
だがその機能を一時的にOFFにして対処 戦闘が終わったら闇医者を訪ねればそれでいい

よってほぼノーダメで行動を再開したサムライAもまたセニャーレに対し ソードを手に接近戦を挑まんと突撃を再開する
436 :松原日彩  ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/04/24(火) 23:23:42.43 ID:DHKEMHam0
>>435
また一人、敵が現れる。
視界の隅でそれを認識し、己の相手を見極める。新手を引き受けるのが最善だ。

「状況は理解できませんが……っ」

剣を持って突撃してくるサムライに対して、銃弾を2発ほど放つ。
突撃の威力を削ぐため、攻撃ではなく迎撃の一手。

真の狙いは、安全に突撃をされること。
剣を身体で受け、相手に致命的なダメージを与える――自身の被害などは度外視した戦術を仕掛けていた。
437 :セニャーレ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/24(火) 23:25:40.71 ID:rhrOuRLw0
>>435
「むぅ」

ぷく、と頬を膨らませる亜人。オコである。

「…ばっきゅん!」

腰に手を当ててから右腕を突撃してくる相手に対し振るい突き出す亜人。
声と共に再度呪弾が放たれたが、それだけではない。
一緒になって相手へとカッとんでいくのはグリップの周りに6枚の鋭い刃が付いた円盤。
細い鉄パイプを余裕で切断する威力を持っている!

因みに呪弾の方は当たるとアレルギー反応が異様に出やすくなる変調の呪い。
言わずもがな金属アレルギーを引き起こしてやろうと言う悪魔めいた所業である。
438 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/24(火) 23:42:30.24 ID:noMz1zje0
>>436
全身サイバネのストリートサムライは松原の放つ銃弾に対し 一発を刀の腹で受け
もう一発を表皮の装甲版で受けた

装甲がめくれ 表面に生々しい弾痕が生まれるも 中の駆動部に損害はなし
ならば何も問題ではない なおも突撃を慣行 十分に近づけば

サイバネによって増幅した身体能力をフルに活用した大上段からの唐竹割りを繰り出そうとする

>>437
実はこのスプロール 近未来であり 科学の恩恵にあふれているも 魔術の存在というのは認知されている
よって突如として発動した消化器系のエラーを魔術によるものと判断 そしてそれを引き起こしたものがあの銃弾であることは容易に想像がついた

からくりがわかれば何も問題ではない 放たれた呪弾を回避し 飛来する円盤をスローイングナイフで迎撃
そして接近 単分子ソードにてセニャーレを切り裂かんとするだろう
439 :松原日彩  ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/04/24(火) 23:54:46.15 ID:DHKEMHam0
>>438
銃弾“だけ”ではこのサムライに有効打は与えられない。
牽制の一撃でそれを確認できた。ならば、より威力の高い一撃を放つだけ。

落ちるブレード。避けはしない。左腕を掲げ、勢いをそぎ落としながらも左肩へと刃は落ちる。
青の和装が赤に染まる。苦悶に顔が歪む。
だが、右の手は無事だ。銃は落としていない。

「っ……痛いですが、これが私の力です」

銃口をサムライの腹部に向ける。片手だけで保持しているため、狙いは甘いがこの距離ならば問題はないはずだ。
引き金が二度引かれる。
銃声、遅れて――爆音。
銃弾が銃口から飛び出た数瞬後、爆ぜたのだ。
もちろん射手たる日彩とて無傷では済まない。だが、これが最善の一手だと疑うことはなかった。
440 :セニャーレ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/24(火) 23:54:52.28 ID:rhrOuRLw0
>>438
「…も一つ付け加えると」

腰の後ろに左手を伸ばし、又も反転する亜人。

「猟人です」

ガシャシャシャ、と音を立てながら突き出すは両側に鋭利な刃を持つ長さ2m程の槍。
伸縮式で40cm程の長さから瞬時に伸びた其れは不意を衝く一撃だろう。

「ヒトも狩りますよ、ご存じ?」
441 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/25(水) 00:09:52.51 ID:ReLohdCJ0
>>439
さしたる抵抗もなく体に埋まる刀身
その状態でもなお銃撃を慣行する松原

相討ち覚悟 破れかぶれの悪あがきか?
腹の装甲版に埋まる銃弾 だが駆動部にとどk

ボンッ と音を立てて爆ぜる銃弾 駆動部を食い破り風穴を開ける爆発

炸裂弾? 何故一撃目に爆ぜない? リロードはいつやった? タイマー式だったのか? それとも一発目はブラフ?

有機脳を埋め尽くす疑問 だが答えが出ぬまま機能は鈍化し やがて停止した

>440
それは油断だったのだろうか?
手にした短き棒は瞬時に展開され サムライの装甲版を易々と貫通し 血液のポンプ事心臓に突き立つ
血ともオイルとも見分けがつかぬ汚れた液体をまき散らし 直に行動を停止するだろう


>>全員対象
アキレス「・・・・・終わった?」
屋台の影で縮こまっていたアキレス君 戦闘が終わったことを察し 顔をのぞかせるのであった

一行を狙ったのは 一体誰だったのか・・・・・?

//〆
442 :松原日彩  ◆8CzRpFh86s [sage saga]:2018/04/25(水) 00:15:09.11 ID:d/krWDUf0
>>441
自身の銃弾の爆風で日彩自身も弾き飛ばされ、地面に転がる。
そして、停止したガラクタに向けて答えを告げる。

「異能のトリガーというのは、いろいろあるのですよ」

傷の具合を確認し、ため息。
服を含めてこれはまたなかなか医療費が嵩みそうだ。
これだから、美味しいごはんがいつまで経っても食べれないんだよー
響く雑音に突き付けられる正論を、否定することはできなかった。

//おつかれさまでしたっ!
443 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/25(水) 22:26:28.94 ID:/EK8XoSLo
【とあるファンタジー世界にて――戦闘団・・・幕間2】

 生き残るべき者が生き残り、そうでない者は死して英霊となった。
 そうして、厳しい戦いを生き残り、決戦までの旅路を相成った越境者を含む戦闘団であるが。
 今回はそのモブな戦闘団の方々にスポットライトを当てようと思う。

 −−−−−−−−−−−−−

「ッセイ!!」

 重戦士のたんびらが轟音と共に振るわれ、ロイ・ゴールドマンの肩当てを僅かに掠める。
 彼は戦闘団に初期に参加した冒険者パーティーの頭目であり、先のオーガ領突入戦を生き延びたひとかどの勇士であった。

【何でも少年時代はトクシュブタイに憧れていたそうで、ロイの事も彼なりにソンケイしているらしい】

「男というのはとにもかくにも身体を動かすのが好きな人種なのかな」

 イムカは紅茶にブランデーをタップリ混ぜた(もはや酒と茶のどちらが主か謎である)を飲みながらその様子を見やっている。

「で、だ。横穴から大量のスライムがでてよぉ。服だけ溶かしてくるんだぜ?俺は男だってのに」

 なお、直ぐ隣では盗賊のおっちゃんがお嬢様にバカ話を披露中。
 こういう話も、披露すべき場所と人を選べばマネーになるとかで、いくつかストックするのが流儀なのだとか。
 中々に、たくましい話である。(なお、よこしまな何かは無い。先のハーレム少年みたくな無礼とは無縁である。

【→ちな、ハーレム少年は要員ともどもスケイブンの群れにむさぼり喰われ(英雄的活躍で敵を食い止め散華した!英霊に栄光あれ!】
444 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/25(水) 22:41:26.54 ID:ReLohdCJ0
>>443
ロイ「よし!! いい動きだ」
肩をかすめる一撃に笑みを作り

ロイ「フン!!」
柄尻を前にしたハルバートで銃戦士の脇腹を狙った突きを繰り出す

ロイ「はい腰落として!! 体重乗せた一撃を意識する!!」
中々に熱の入った指導になってしまっているようだ

アキレス「憎い奴だったけどね 死んじまったらどうしようもないじゃないか」
そしてアキレスは先の戦闘で散っていったハーレム野郎とその取り巻きをスケッチブックに納めていた
彼のスケッチブックは今 この戦いで死んでいった英霊達であふれていた
445 :リージュと愉快なエトセトラ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/25(水) 22:42:13.54 ID:K9KrM+Cr0
>>443
リージュ「くすくs……はっ…それバスタブいっぱいに敷き詰めたらお肌すべすべになるんじゃ!?」

ころころ笑っていたと思いきや
おっちゃんの話を聞いて美容の話に結びつくあたりが御嬢様。

ロッテ「…その発想はありませんでした」
ウォルター「いや、如何わしいジャンルだったら結構ベタだぜ?」
ロッテ「しゃらっぷ」
ウォルター「…へいへい」

傍らでやり取りを見守っているのはハイライトがないメイドと目つきの悪い執事。

アル「…」
セバス「いや当初と比べると随分と減ったね、未だ先は厳しそうだってのにね?」
アル「…」
セバス「相も変わらず無口だね?そして今日はオニオンスープ持参なんだね?」

よく喋る胡散臭い老執事と
オニオンスープを寸胴に携えて直立不動の無口な老執事もその場にいた。
446 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/04/25(水) 22:57:55.57 ID:IChE5KkrO
>>443
「……」
「……誰か、なぁ、これ手入れってどうやるの?」

隅っこで使い込まれた西洋剣の手入れをしようとしている鼠人が控え目に声を挙げた
よく顔を合わせた戦闘団の一員の剣士のモノで、今となってはその存在を証明する唯一の形見だ
今際の際に託されただとかそういう美談ではなく、偶々その亡骸から拾い上げスケイブンの一閃を防ぎムガの命を守った
その事から何となくこの戦闘中使い続け、今に至るという事だ
しかし西洋剣の知識は皆無であり、誰かしらに頼る結果となってはいるが
447 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/25(水) 23:04:59.76 ID:/EK8XoSLo
>>444

「まったく、アンタ、余裕だよ・・・なっ!!」

 ロイのハルバートの突きをだんびらで受け止め、そのまま絡めとろうと仕掛ける。
 通常のソードであれば、逆に絡め取られかねないが、そこは大剣の質量を生かしての駆け引きだ。
 なお、台詞とは裏腹に重戦士もロイとの修練を楽しんでいるようである。

【だんびら自体は魔法的な付与や特殊な金属を用いたものではない、ごく普通の鋼鉄の大剣である。
 が、腕の延長となる程に使い込んでいるのだろう。武器に対する習熟度はかなり高いといえる】
 【→実際、ビデオゲームのように攻撃力の高い武器に次々変えていく〜などが最適解であるとは限らないのだ。慣れというのは存外に力となる】

「国には全員を戦死者として扱うよう申請した。冒険者は自己責任というが、少なくとも年金ぐらいは出るように持っていくさ」

 アキレスにスケッチブックを覗きながらイムカは淡々と告げる。
 実際、彼等の犠牲なくして、最重要の情報を得ることは叶わなかった。英霊として名を遺すには十分だ。

【実際、金属の王国は通常このように散華した者達をどう遇するかにもよるが】
 【→イムカ自身、半数以上は死ぬと解ってて突撃させている。そうせねばならなかったし、そうさせたのは己であるという考えだ】

「お優しいのですね。皆さん」

 年端もゆかない女神官は少し悲しそうな笑みをイムカとアキレスに向ける。
 掌にはアクを抜いたどんぐり。ベティにご飯のつもりであげていたらしい。

【彼女の保護/回復の奇跡には少なからずメンバーはお世話になっていた】

 −−−−−−−−

>>445

「お、お嬢ちゃん。目の付け所がいいな。スライムの粘液はちゃーんと加工すると肌にいいって評判なんだぜ?」

 なんと、お嬢様のトンチキ返答が実際に的を射ていた!
 スライム粘液は入手と加工がとかく難しいが上流階級の方々に御用達の逸品となりえるのだ!

「純度の高いガラス瓶が最低限必要なんだが、コレがまた高くてよぉ・・・・」

【→なお、いかがわしいジャンルでもスライムは大活躍だね!】

「ふおっふおっふお・・・いい味じゃのう」

 魔法使いのお爺ちゃんはオニオンスープに舌鼓。長い白髭がちょっと汚れてしまうのはご愛嬌。

「しかし、お前さんら。あの娘さんの影にいるとき、どのような感じなのだ?」

 そして、魔法使いは老いてなお、知識欲旺盛らしく、あれこれと機を見ては問うてくるのである。
448 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/25(水) 23:15:23.18 ID:/EK8XoSLo
>>446

「ん。貸してみ?」

 立派な髭を蓄えた鉱人(ドワーフ)の盾砕きが、ムガの西洋剣に手を伸ばす。
 彼は、焚き火でチーズを蕩かしている最中で、乳の甘い香りが周囲に広がっていた。

「ふぅむ。普通のソードだが、鉄はいい。まあ手入れなんて単純よ。ほれ、砥石があるであろ?」

 チーズを齧りながら、カンタンなレクチャをムガに告げる。
 合流当初はムガのスケイブンに近すぎる気配に懐疑を向けていた盾砕きであったが、
 戦いを経て、今やすっかりこの通りである。ドワーフは頑固なれど背を向け合った者を信じぬほど愚かでもない。

「むしろ、カタナ?だったか。お前さんのそっちのほうがよほど手入れは大変だな。
 よく斬れるのだろうが、力の方向間違えると直ぐに折れちまいそうだし、中々に難儀な武器だの」

 西洋剣の叩き切るというのとは異なる東洋の神秘。この差異を盾砕きは楽しんでもいるようだった。
449 :リージュと愉快なエトセトラ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/25(水) 23:18:38.59 ID:K9KrM+Cr0
>>447
リージュ「ガラス瓶…」

ロッテ「ハイお嬢様」
ウォルター「いや未だなんも言ってねえからな、お嬢は」

シュババ、とメイドがお嬢様の目の前で跪き恭しく両手で細工多めのガラス瓶を差し出す。
どこから取り出したのかとか色々気になるだろうが、
彼女らが唐突に何かを取り出している光景は既に見慣れたものになっているだろう。

セバス
「いやいや、御老体、それは大きな勘違いだね。
 いや、僕らも意図してそう思わせている所はあるんだけどね?」

二ヤリ、と胡散臭い笑みを浮かべる老執事の一人。

セバス
「僕らは御嬢様の影に潜んでいる訳じゃあないんだ。
 まあ出現場所を足元に指定しているのは事実なんだけどね?
 で、便宜上、影に潜んでいる時の状態がどういったものかと問われれば…そうだなぁ。
 大きなソファに仲良く4人で座ってテレビを見ているような感じかなあ?」
450 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/25(水) 23:25:31.05 ID:ReLohdCJ0
>>447
―――ギィギィ♪
アク抜きどんぐりを実に嬉しそうに齧るベティ

神官にありがとーとお礼を言うかのようにハサミを振り上げた

ベティちゃんも戦闘外では冒険者達に愛嬌()を振りまいたり 遊んでもらったりして 一行の精神的な部分に関与していた
・・・外見で拒否反応が出なければの話であるが

ロイ「まさか いっぱいいっぱいだよ!!」
だんびらに受け止められ 絡められそうになるハルバート
これが通常なら力比べに移行擦るところであるが そこは天下のウェポンマスター集団 金属王国がトクシュブタイである

あっさりとハルバートを手放し一歩踏み込み 抜き放ったスクラマサクスで接近戦 鎧の隙間狙って切っ先を突き刺そうとするムーブ むろん寸止めである

アキレス「なんか便宜を働いてくれるといいね」

剣を掲げ 勇ましく皆を導く男と 彼に付き従う 凛々しくも麗しき淑女の皆さん
なんだかフランス革命の様な構図であった

と どんぐりを食べ終えたベティがイムカに近づき

―――ギィ!!
元気出せ といわんばかりにハサミを振り上げる
死ぬと分かって突撃させたイムカをねぎらってのムーブらしい

アキレス「これで全部かな? 俺もおなかすいたー」
と >>445のオニオンスープをもらい ロイの黒パンを浸しながら食べるアキレスであった
451 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/04/25(水) 23:32:22.34 ID:IChE5KkrO
>>448
「ん、あぁ……」
「へー、へー……」

ドワーフの教えを受けてムガ、存外と素直である
その辺も矢張り、戦闘を共にした間柄という点が強いのであろう

「……ん?あぁ……そうな」
「まぁ、なんだ……慣れだ、慣れ」

しかしイマヒトツ会話がヘタなのは相変わらず
お礼のつもりか真空パックよーかんを取り出して手渡した
序でに刀を抜身、白刃をギラつかせて見せる
452 :エピソード:【緑の津波】 [saga]:2018/04/25(水) 23:52:07.23 ID:/EK8XoSLo
>>449

「いやはや、容量のでかいマジック袋でも持ってんのかね」

 あっさりかつ唐突に高純度のガラス瓶を次々取り出すメイドさんに、
 やや引きつった顔を向ける盗賊のおっちゃんである。しかし、ガラス細工はこの世界では中々の珍重品。
 まじまじとお宝を見つめる目は、職業柄といったところか。

「粘液採取はコツがいるんだ。スライムは叩き潰せば存外あっさり倒せるが、そのままだと粘液も蒸発しちまう。
 一発で核になる箇所を貫く必要があるんだが〜〜それで腕のいい錬金術師のツテに〜」

 盗賊のおっちゃんは結構こまめな性格をしているのか、わかりやすくスライム美容液ゲットのステップを伝授。
 そも、ここで人を騙したりするような奴が名うての冒険者パーティーの一員になれているはずもなし。
 WIZ的な性格アライメントは悪よりも中立よりなのであろう。

 −−−−−−−−−−−

「ワープ(歪み)に近いのかのう?にしては悪魔(ディーモン)が洩れている風でもなし、危険そうにも見えぬし」

 うむむと、セバスの胡散臭い説明に唸るご老人。しかして――

「そもテレビってなんじゃい??演劇かなんかかの?」

 ナムサン!ファンタジー世界でテレビという娯楽は謎ワードだ!

>>450

「ふふ…」

 愛嬌を振りまくベティは戦闘団にとって中々の癒しのようである。
 女僧侶も対処は外見に戸惑っていたが、慣れればこのとおりである。

≪00011111010101≫
「ひっ!?」

 突然、女僧侶の眼前に現れた浮遊髑髏が左右に頭蓋骨をぶるぶる揺らして驚かす。
 外見がアレでさらに奇行をかますサーボスカルであった。彼のプログラムは狂気に(ry

「…くそ、いい獲物持っているくせに頓着しねえもんな」

 降参とだんびらを肩に担いで構えを解く重戦士。
 今の一瞬に目線や足運びで様々な駆け引きが行われたが、どうやら裏をかかれた格好となったらしい。

「近いうちに一本取ってやるからな」

 この戦いで彼が生き延びられれば、冒険者としても相当に名があがることになるだろう。
 ロイにとって、こういう健やかな野心に溢れる若者はどう見えるだろうか。

【気持ちのいい汗をかいたとロイに礼を言う。実際、鬱屈しそうな現状で、こういうやり取りに救われているところは少なくないのだ】

「私に気を使う必要はないよ。これは将校としての義務なのだからな」

 ハサミを振り上げたベティに対して、素っ気無い返答のイムカ。
 しかし、ベティの頭を撫でていることから、行為を無碍にしているわけでもないようだった。
453 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/25(水) 23:52:17.84 ID:/EK8XoSLo

>>451

「まったく、ムガも適当なんだから」

 横で見ていたエルフの野伏(レンジャー)はやや釣り目がちな目で、
 ムガのなんともいえない下手糞返答に眉をへの字にしている。
 弓と曲刀の使い手であり、支援射撃に長ける中々の名手だ。

【真空パックよーかんのお礼にと、蕩けたチーズとレンパス(エルフに伝わる薄焼き菓子)を渡す】

「鋼を何層も重ねているってタイヘンな仕事よねー」
「タイヘンというよりヘンタイじゃ。ヘンタイ。東の国の連中は皆そうなのかね?」

 ムガが抜いた白刃を二人してマジマジと見つめる。
 実際、エルフとドワーフと鼠人が顔を突き合わせての会話。なんとも珍妙であり出会いの妙ともいえた。

【初見であれば、出会い方次第では即座に刃を向け合いそうな種族相性であるのに、今やこのような会話。どこかおかしく、そして貴重であった】
454 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/26(木) 00:07:30.99 ID:6PzhS5SK0
>>452
―――ギィ♪
撫でられて嬉しそうに体をゆするベティであった

そして戦闘の方も終わりを告げる

ロイ「己がすべてを用いて敵を打ち倒す それがトクシュブタイの戦い方さ
   あぁ楽しみにしているよ そして達成したら大きな声で言ってやればいい 俺はトクシュブタイから一本取ったんだとな」

ニッカを笑い 額の汗をぬぐう そしてハルバートを回収するだろう

ロイ「さぁ動いたら腹が減った パンとオニオンスープで腹ごしらえしようぜ
   そしたらまたコーヒー淹れてやるよ」

と重戦士を誘うのであった

そんな中アキレスはリュックから手回し充電ラジオを取り出す
流れてくるのはどんな世界でも届くゲリラ放送番組

不穏な空気漂うこの世界で 流れてくる音楽は陽気な者であった
455 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/04/26(木) 00:14:15.47 ID:eJXiBK8vO
>>453
「そもそも、言葉が違うから……」

鼠人の言語やコミュニケーションの多くは人間のモノとは異なる
それは境界線に於ける修正力の中でも、所謂標準言語とはちょっと違うのだ

「……ん?あー……」
「まぁ、なんか、造るのは大変」

ヤソの衆の奥義を用いて造られた刃は鋭く、そして背は細かな凹凸が刻まれている
ミダレヤマアラシと名付けられたそれは、それも一族の形見なのであった
多種多様な種族の邂逅、ムガとしても緊張感はない
456 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/04/26(木) 00:15:19.04 ID:91EtlBJYo
【全員対象】

 こうして、戦闘団の一幕は過ぎていく。
 状況は日に日に悪化の一途を辿っており、彼等が向かうは死地以外の何物でもない。
 しかして、この時、確かにここは日常の延長であるかのようでだったのだ。

//いじょ!
457 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/26(木) 22:49:04.71 ID:6PzhS5SK0
【西部開拓時代のアメリカっぽい世界】
一行がおりたったのは西部開拓時代をほうふつとさせる乾いた大地と転がるダンブルウィード 前時代的な街並み そして

ロイ「ランダムジャンプの兆候あったか?」
アキレス「ないねぇ」
―――ギィ!!

なぜか起こらぬランダムジャンプ おおむねそのあたりで構成されていた

ロイ「また何か面倒くさい問題でも起こったかな…」
アキレス「まぁアレだよ お金入っただしさ」

そう 一行は酒場に張り出されていた賞金首をひっとらえて刑務所にぶち込んできた帰りなのだ なのでそこそこの金はある
だが一行の服装は周りの目を引いた 悪目立ちするのはあまりよろしい状況ではない

アキレス「ちょっとこの世界にあった服装にイメチェンしない?」
と一行を誘ったのだ
458 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ [age]:2018/04/26(木) 22:54:56.90 ID:XWIGtpI+O
>>457
「……た、確かにっ、どうにも悪目立ちするってんですぅ……」

どうにも居心地悪そうに縮こまるニアは、マオカラーのショートのワンピースにジーンズ
それに空色のスカーフという西部劇には全くアレなスタイルなのだ
序でに腰に帯びる月光なんかもアレである

「お買物っ!したいってんですねぇっ」
459 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/26(木) 23:10:11.65 ID:6PzhS5SK0
>>458
アキレスはこの時代肌着と同義語のTシャツにジャケット
ロイに至っては革鎧だ これで目立たぬのなら何が目立つのか

なお意外なことに刀剣についてはあまり目立たなかった この世界 サムライでも流れてきているのだろうか?

一行は視線を避けるように服飾店に向かう とりあえず溺愛でいいから何か呉れということになったのだが

アキレス「ニアタンどっちにする?」
この時代 女性はくるぶしまで隠れたドレスに首が鍛えられそうなドデカイ帽子がデフォである
それが嫌なら男物を切るしかなわけだが…

アキレス「Yシャツと・・・ベスト・・・ジーンズは履いてるからいいから…あとブーツと帽子か」
ロイ「このポンチョってのはいいな 鎧を隠してくれる」


野郎どもは思い思いに服装を選んでいるが 果たしてニアは?

―――ギィ♪
ちなベティちゃんはお外で謎石遊びな!!
460 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ [saga]:2018/04/26(木) 23:18:42.05 ID:XWIGtpI+O
>>459
「ううーん……ううーん……」

ドレスは着たいけどなぁ、と唸るのは帽子の存在である
ぶっちゃけ邪魔だ、異能の時に吹っ飛んでしまうだろう

「……でもやっぱりこれ(ドレス)がいいってんですねぇっ」

薄水色のドレスを選んだらしい、背中がそれなりに開いてはいるが異能発動の時に便利そうである
あと何より見た目が着てみたいってのもある模様、その辺は女子力だ
461 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/26(木) 23:28:05.60 ID:6PzhS5SK0
>>460
ちな この世界のドレスはウェストがえらいタイトでコルセットが標準だ
ドレスを選んだニアは布製コルセットで胴を締め上げられるはめになったとさ

ロイ「よぅ 似合うじゃねぇか」
アキレス「全く どこの貴婦人かと思たよ」

幅広の帽子とメキシカンポンチョで鎧をすっぽり覆い隠したロイ
正統派カウボーイな恰好のアキレスが一足先に店の外で待っていた

―――ギィ!!
ニアの衣装はベティにも好評だぞ よかったね

ロイ「先に情報を仕入れておいた なんでもこの大陸に神隠しが起きるっていう場所があるらしい
   恐らくゲートだと思われる そこまで行ってみようと思う」

アキレス「決行遠いから これから列車に乗って向かうんだってさ 切符階に行こうぜ」
と提案するのであった
462 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ [saga]:2018/04/26(木) 23:42:01.38 ID:XWIGtpI+O
>>461
「ぐえぇぇ……お腹痛いぃぃ……」

きゅ、っと〆られた気分で顔色悪くやって来るニア
帽子は結局被らなかった模様、その辺はちょっとばっかしイレギュラーだがそこまで目立つモノでもあるまい

「んふふっ、そうだってんですかぁ?」
「神隠しっ!それだってんですねっ、行ってみましょうっ」

だが褒められれば悪い気はしない、そんでもってさらに情報となれば乗り気なのは必然だ
列車の旅など情緒に溢れていてなかなかオツだとすら思える、ポジティブ!
463 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/26(木) 23:46:06.88 ID:6PzhS5SK0
>>462
アキレス「よしいくぞう」
―――ギィ!!

ロイ「汽車が来る前にさっさといくべ」

こうして一行はゲートを目指す その旅路が思いのほか長い道のりになることを知る由もなく・・・

【ドリーム・ザ・ワールドに続く】

//〆
464 :アキレス>521-522 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/27(金) 22:46:52.08 ID:zdz3S4Jv0
【とある街並み】
まるでゴーストタウンもかくやな荒れ放題の街 その一角に一行はいた
だがそこは正確に言えばゴーストタウンではない

何故ならば そこにはうめき声を上げて迫りくるゾンビの姿があったからである

「急いで!! 向こうだ!!」
アサルトライフルを手に指し示した先 そこには学校だろうか? でかい城門のある建物
だがそれにはゾンビ共を蹴散らし前に進まねばならない

ゾンビ達の行動は遅い だが数が多いことが問題だ

「行くぞ!!」
ライフルを構え ゾンビ達に銃撃をするアキレス 一行の行動は?
465 :ディ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/27(金) 22:51:32.53 ID:Yq5iz24r0
「ぎょええええええ!?ゾンビ?ゾンビナンデェェェェェ!?」

腰の後ろに一振りの剣を括りコートを纏いフードを被り仮面を着け地肌の見えない男が
絶叫をあげながら駆けずり回っている。

「噛まれると感染するタイプ?元気にダッシュするタイプ?どれであっても願い下げだああああ!!!」

兎に角逃げの一手であった。
466 :アラズ【ディープメイカー】E.銀のガントレット、赤色マフラー [saga]:2018/04/27(金) 22:56:13.28 ID:rw6rLZoA0
>>464
「はっはっーーー!」
「……いや、撃っても反応塩いし楽しかねーんだけどな?」

サソリの名を冠する短機関銃を放ちゾンビ達を撃滅していくアラズ
テンション高く振る舞い、その実戦闘行為とは言えぬこれは今ひとつ楽しくない

「……おう、早くこんなくせー輩共とはサヨナラしたいとこだっ……」

ディープメイカーの触腕を生やし、それを脚変わりにゾンビ達を蹴飛ばしながら機動!
序でに降らす銃弾の雨!
467 :アキレス>521-522 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/27(金) 23:11:46.24 ID:zdz3S4Jv0
>>465
悲鳴を上げるディはありていに言って目立っていた
目立っていたということはどういうことか?

A.集られるということ

だがディ追跡の最前線にいたゾンビの額に穴が開く

「慌てるな 一体一体慎重に対処すれば問題ない!!」
もう一射撃 またゾンビの額に穴が開く
だが数は多く ジリジリとゾンビの包囲網が完成しつつある

>>466
「大胆なのはいいが弾を無駄に消費するなよ!!」

どうやら頭への銃撃以外は効果が薄いらしい
事実 胴や足に当たっても揺らぐのみで倒れもしない

反対にアキレスはというと それは見事なヘッドショットで確実に数を減らしていっている

「アラズ!! あの男(ディ)の援護を頼む!! 俺はゾンビの数を減らす!!
 それと頭を狙って叩き潰した方が効果が高いらしい!!」

ディープメイカーの攻撃も通りが悪い 弾き飛ばされるも効果は一瞬 すぐさまノタノタと立ち上がろうとする
さて アラズの目には逃げ回るディの姿が見えるだろうか?
468 :アラズ【ディープメイカー】E.銀のガントレット、赤色マフラー [saga]:2018/04/27(金) 23:17:41.09 ID:rw6rLZoA0
>>467
>>465
「ばっかおめー、ゾンビモノったらトリガーハッピーだろ?」

言いながらも一応、ゾンビの頭部を狙っていなくはない
大体この辺とあたりを付けてのバースト射撃ではあるが

「おーけー任せろ、生きてるなー?」
「なんだなんだ、その剣は飾りか?」

浅黒い肌の少女が、首筋から野太い触腕を6本生やしそれを脚として機動しディの方面へと駆ける
道中ゾンビを蹴飛ばし踏みつけ、射撃射撃!
ディープメイカーでの狙いは大まかだが、要するに潰す面積が大きければ行動停止に持っていけるであろうとの算段であった
469 :ディ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/27(金) 23:17:54.13 ID:Yq5iz24r0
>>467
「みぎゃー!?無理無理無理ッ!!」

ビビり、ベシバシと腰の獲物でゾンビを叩く仮面野郎。
まともに剣も振るえない。

「囲まれた!囲まれてる!!」
470 :アキレス>521-522 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/27(金) 23:32:22.52 ID:zdz3S4Jv0
>>468-469
ゾンビを叩くも効果が薄く 今まさにつかまれようとしていたその時 ぶっとい触腕がゾンビを蹴散らしていった

そこにいたのは浅黒い肌の少女 そして白人の男である

「ぼさっとするな!! ここは戦場だ 死にたくなけりゃ敵を倒せ!!」
そして白人男性はディとゾンビの間に割って入り 銃で効率的に数を減らしていく

「アラズ!! 目的地までの道をつくれ!! 突破するぞ!!」
なおも凛々しく 覇気にあふれた様子でアラズに指示を飛ばすアキレス

普段の彼を知る物からすれば目を疑うような光景が広がっていることだろう

アラズの攻撃によりある程度数を減らすゾンビであるが 路地の向こうから際限なくお代わりがやってくる
殲滅するのは骨が折れそうだ 突破し 安全地帯に逃げ込んだ方が生やそうd
471 :ディ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/04/27(金) 23:37:19.89 ID:Yq5iz24r0
>>470
「無限ポップ?無限ポップなのかあ!?」

逃げる逃げる。男は逃げる。
はっきり言って戦闘のセンスが皆無だ。
戦うよりも逃げることだけに集中したほうが未だ動きがよい。
472 :アラズ【ディープメイカー】E.銀のガントレット、赤色マフラー [saga]:2018/04/27(金) 23:39:07.34 ID:rw6rLZoA0
>>470
「よしきたっ、そういう役目は任せとけっ!」

触腕3本を編んで作り出した豪腕
それを振るい強引に突撃、突破口を開く!
この手の仕事はパワーを活かしたメイカータイプの異能の本領の発揮と言えた!

「……ムーブムーブ!ちゃっちゃと動け!」
「ロイ、次は!?あの中でいいか!?」
「……あれ、ロイ!?ローイっ、どこだー!?」

的確な指示を飛ばしていたのがテッキリ、頻繁にアキレスと行動を共にしているロイだと思っていたらしいアラズ
今更ロイが不在であるのに気付いたらしく、その姿を探している!
473 :アキレス>521-522 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/27(金) 23:52:44.74 ID:zdz3S4Jv0
>>471-472
ドガンと地面を陥没させん勢いでたたきつけられるディープメイカー
これにはさしものゾンビも動けなくなる

そして大きく開けた場所にディが逃げ込み そのまま城門の内部に潜り込む

アキレス「呆けるなアラズ!! 俺らも撤退だ!!」
アキレスも十分に数を減らすことに成功したらしい 2人して城門内部に逃げ込み 門を閉じ

アキレス「ふぃ・・・どうにか無事だったか」
クールに額の汗をぬぐう 誰だこいつ

アキレス「しかしなんでこんな世界に転移しちまったんだ? 一体何の陰謀kギィ!!」

一行の頭に響く声 そして・・・

【場面転換 草原】
からりとした陽気 涼しい風が吹く草原 一行は木陰の中で横になっている

アキレス「・・・・・・・・・・?」
むにゃむにゃと寝ぼけ眼をこすりながらむくりと起き上がるのはアキレス

―――ギィ!!
その傍らでおなかすいたとハサミを振り上げるベティ

アキレス「・・・・・・・・・・・夢?」
辺りを見回す 直に他の者も目を覚ますだろう

そんな一行から離れて その様子を楽し気に見守る人影

その名はパンタソス ギリシャ神話に登場する 夢をつかさどる神 今宵の戦闘は 神の悪戯・・・・・


//〆
474 :アラズ【ディープメイカー】E.銀のガントレット、赤色マフラー [saga]:2018/04/28(土) 00:00:28.08 ID:xMa+ToA70
>>473
「おい待て、まだロイの野郎が来てねぇぞ!?」
「……え?いない?ウソだろ?」

殿を務めていたアラズ、あるべきはずの人影の不在にたじろぎともあれ殺戮領域から脱出完了

「いやいや、待て、待て待て待て」
「落ち着け、状況を整理する必要がある」
「……んあ?なんだよベティ、少し黙って……あれ?」

のどかな薫風が頬を撫でて、アオアゲハが鼻先に止まる
んは、と飛び起きればそれはびっくりして何処かへ飛び去ってしまった

「……ん?」
「くぁぁ……っ、なーんかすっげー疲れる夢見てた気がするぜ……」
「おーい、なんか眠気覚ましに上手いもん作ってくれよー……」

くそ、と肩と首をぼきぼき鳴らすアラズ
如何にもこうにも、夢現朧な越境者達の麗らかな昼下がりは過ぎて行った
475 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/30(月) 22:34:18.91 ID:9DEVnbS30
【ニブルヘイム】
この世界に春も夏もない 花粉だってもちろんない あるのは雪と氷 それだけだ
そんな世界でも人はたくましく生きている 地下に潜り 地下で畑を作り 時々地上に出て物資を持ってくる
そんな生活を繰り返し 生きている・・・

「あぁ〜クッソ寒かったなおぃ・・・」
赤くなった鼻をすすりながら駅のホームを降りていくのは 前時代的装備に身を包んだ男
外から物資を運ぶ危険で実入りのいい仕事をこなしてきたばかりである

「んで お前さんらは何を持ってきたんだ?」
とコロニーに戻る途中で出会った越境仲間に問いかけた
476 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 [saga]:2018/04/30(月) 22:49:47.67 ID:OcSwWWlb0
>>475
「……今一つ、不作だよ」

苦笑ながら頭陀袋をえっちらおっちら運ぶ元猫人
この極寒でも呼吸は白く煙る事はない、鍛え上げた肉体と肺はまだまだクールにいていられる

「しかし、この寒さは堪える」
「……ロイさん、貴方の故郷よりスゴイ所だな」

かつてお邪魔した山岳の国を想起しつつ
尚イリーは機械に疎く、取り敢えず様々な電気のつくパーツ類や保存食糧を確保したらしい
477 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/30(月) 23:02:05.57 ID:9DEVnbS30
>>476
「あぁ ウチより寒い場所なんてそうそうないだろと思ってたんだがなぁ・・・」

ロイの袋はイリーの者より大きく膨らんでいる がイリーと比べて軽そうだ
中身は今やロストテクノロジーであろう 化学繊維の下着類が入っている

会談を降りていき 寒さもだいぶんマシになってきたころ 一行を待ちわびるように立っていたのは 年端のいかぬ子供たちだった
子供たちは2人から荷物を受け取ろうとし 湯の張ったたらいを用意する

この世界は子供を遊ばせていくほどやさしくない 子供は子供で仕事が割り当てられているのだ
ロイは当然のように荷物を預け ブーツを脱いでかじかむ足を湯につけた

イリーは 子供たちの仕事に対し 何かしらのアクションを起こすか?
それともおせっかいを焼くか? はたまたお駄賃の一つもチップ変わりに揚げてもいいだろう
478 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 [saga]:2018/04/30(月) 23:08:59.43 ID:SsbtbEuLO
>>477
「あぁ、そうな……」
「私の故郷(くに)は暑くて……」

真逆だよ、と小さく笑った

「……あ、あぁ、ありがとう」
「ん、助かるよ……」

荷物は重いが、子供数人なら持てるはずだ
気を付けてとの注意付きで手渡し、凍傷手前の足を湯に浸した

「ふぅー……生き返る……」

お礼に長期保存可能なパッケージの氷砂糖とビスケット菓子のパックを差し出したのである
お節介焼きに回るには少し、まだ体がこの寒さについて来ていない
479 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/04/30(月) 23:13:13.32 ID:zBAjpy5bo
【わうん】

「わうわう」

 子供達に混じってビスケット菓子を要求するが如く口をあーんとあけているのは柴犬である。
 コイツは何をしていたかって?そりゃ暖炉の前でゴロゴロっとである。

【犬である。仕事をさせるなんてそんな外道行為、動物愛護協会が黙っていませんよ()】
480 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 :2018/04/30(月) 23:20:57.12 ID:OcSwWWlb0
>>479
「ん、あぁ……こっちの方がいいだろ?」

ぽいっちょおくちに投げ込むのはジャーキー的な乾燥お肉である
どうにもイリーはこれでいて動物好きらしく随分と甘い!
今もほら、自然な所作で喉をゴロゴロしようと手を伸ばしているではないか
481 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/30(月) 23:23:34.83 ID:9DEVnbS30
>>478-179
「そうかい 暑き国の者には極寒の地はつらかろう」
そう言ってると イリーがお駄賃を取り出す 最初何もリアクションを起こさなかった子供たちが
くれると分かってパッと子供らしい笑顔を浮かべる

「最近のは氷砂糖じゃなくてチューブ入りの水あめらしいぞ」
などと無駄知識を披露しつつ 自分は缶入りドロップを差し出し

「・・・」
なんかいぬころが混じっているのでジト目を送り その口にドロップ(缶ごと)放り投げる

動物愛護団体? この世界にそんなふざけたものはない
実際 犬ぞりに使われる犬が お前何さぼってんねん と言わんばかりの視線をウルリックに送っていたそうな

さて イリーにヤカンと湯のみを持ってくる子供
中身は焼けるように熱い入り麦茶(ホット麦茶)だ

「体温めるならこっちもあるぞ」
と 取り出したガラス瓶 もしかしなくても蒸留臭だ

どちらにしますか?
482 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 [saga]:2018/04/30(月) 23:33:32.68 ID:OcSwWWlb0
>>481
「……一番いいのは温暖な所だな」

過ごし易いのが一番だ、と小さく笑んだ
実際最も記憶に残っているのはそういった地域のギルドで過ごしていた頃であり、ある意味人生を変えた経験でもあった

「へー……水飴かぁ」
「……氷砂糖は舐めていると唾液が分泌される、それがいいんだ」

どうにも譲れないらしいです

「あぁ、ありがとう」
「……それは遠慮しておくよ……下戸なんでな」

と、すまないなと付け加えつつ苦笑
お茶を啜る、温まる
欲を言えば熱いコーヒーが飲みたい、声には無論出さないが
483 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/04/30(月) 23:37:50.04 ID:zBAjpy5bo
>>480

「わんっ!」

 ペローンと舌を出し、柴犬特有のステキスマイルを向ける。食い意地の為せる技である。
 イムカが見たら犬ころめいた姿に頭を抱えること間違いないであろう。

「わふわふ」

【喉をコロゴロされると目を細めて気持ちよさそうな様子。ふわふわ毛並みがゆらゆらしております】

>>481

「わうん」

 頭を斜めに傾けてガジっとドロップ缶をキャッチ。
 そのまま器用に缶を開いて、子供達の手元にパラパラと落とす。
 ついでに地面にも落として、自分も齧る。これぞWIN-WINカンケイ!

「わうわうわう「(拙者からの戦利品だ。大目にみよ)」

 犬ぞり用の犬達には毛皮から取り出したスモークサーモンやら酵母サプリなど、
 どこぞから仕入れたな不明なモノをこっそり分配していたりする。
 わんころコミュニティで秘かに暗躍するウルリック。永年の戦士の知恵!(もしくはたんなる賄賂)
484 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/04/30(月) 23:49:57.37 ID:9DEVnbS30
>>482
「ちなみにウチも夏は糞暑いぞ 何せ太陽に近いからな」
ニッカリと笑う 夏は糞暑く 冬は糞寒い そんな厳しい国がロイの故郷である

「さすがにコーヒーはもうこの国じゃ手に入らんだろうな チコリーのフェイクコーヒーならワンチャンか?
 それかタンポポコーヒー」

ノンカフェインで整腸作用もあるチコリコーヒーは健康志向の方々に人気です
言葉には出してないが 分かる人にはわかる面持ちでした
もう猫人じゃないので表情もだいぶん読みやすいようだ

断られた蒸留酒を呷る 体の内側を焼く感覚が堪らないね!!

子供がチケットを持ってくる このコロニーで使える貨幣だ
そして今日の宿はどうするか 飯はどうするかを聞いてくるのであった

>>483
与えられたドロップにわぁと歓声が上がる わんちゃんありがとーと子供たちのナデナデ攻撃が始まった
鬱陶しいぞ がんばってね

ぞりの犬はノータッチ 誰ももみくちゃになりたくないのだ

「・・・ふっ」
ウルリックが子供たちをどうするかは分からないが どうなってもこの男は ざまぁといわんばかりに笑みを作ることだろう
485 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 [saga]:2018/04/30(月) 23:57:47.43 ID:OcSwWWlb0
>>483-484
「……、」

ウルリックのムテキでステキなスマイルの前に屈してひたすらゴロゴロゴロゴロ……
尚その手付きは実に手練れており、七八に匹敵する程である!
とはいえ子供達が寄ってくれば優先順位は勿論譲る、名残惜しくはあるが一応オトナなのだから

「ん、そうなのか、山ってのは大変だなぁ……」

ただ今度は夏にも行ってみたい、などとのたまうのはそこがとても気に入っているからである

「……バレたか……あぁ、いや……実は生豆を少しだけ、な」

読まれていた内心を看破され気恥ずかしそうに
しかし生豆をどうやら持ち歩いていたらしく、とっておきのここぞという時に焼いて飲むつもりらしい

「宿かぁ……どうしたものかな」
「……ロイさん、任せてしまっていいか?」

いい場所知ってるか?と尋ねる
ここに来て日が浅いイリーとしては、イマヒトツ土地勘などがまだまだ薄いのであり先人に頼る必要があった
486 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/05/01(火) 00:00:49.57 ID:cCfq9b5mo
>>404-405

 しばらくはイリーのゴロゴロとてもとても堪能していた柴犬であったが、
 ここでガキばらめらが寄って来て――いつもの苦行だ!!

「わうん;;」

 あっさり囲まれてしかめっ面でモフモフされ続けるウルリックである。
 この場合、実にうっとおしいが抵抗は無意味である。ナムサン!!

【くちゃくちゃ、ごろごろごろごろ】

「わうわう(おい、そこな性悪)」

 己が為すがままにやられているのをざまぁしていた薄情者をジト目で見つめていたそうな。

//デハコノヘンデー!ノシ
487 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/01(火) 00:05:12.88 ID:7cFaQUpd0
>>485-486
「ん〜どうすっかな〜」
少し赤くなった頬を掻きながら思考を巡らせる・・・頭の中で欲望と妥協が入り交じり

「よし いくべよ」
足を盥から出しよく吹いてからブーツをはく

「ウルリック いくぞ」
と誘うのも忘れず 寒さのマシなコロニー内部に入っていくロイ達であったとさ

//〆
488 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/01(火) 22:47:51.04 ID:cCfq9b5mo
【とあるファンタジー世界にて/幕間3…戦闘団とハイテク解禁】

 金属の王国にて――

 スケイブンとの大規模戦闘に勝利した金属の王国であったが、
 上位者の影響は日増しに強まっており、正に暗黒の時代に突入したが如し。

 国軍/傭兵/冒険者の総力を振り絞った戦いの余波はすなわち、一時的な各地方の統制能力の衰微を意味する。
 もちろん、この国の軍は無能とは程遠い処理能力を有しているのだが、
 これは人員/物資の移動が困難な国土の性質によるところも大きく、
 再配置までのタイムラグは死活問題であった。

 ――――――
 ―――――
 ――――

【地方都市】

「GRUUUUUUUU!!」

 雄雄しき羊角を持つビーストマン(ゴールと呼ばれる種だ)の斧の一撃が、
 街の警備隊の長であるドワーフの頭部を兜ごと唐竹割りにする。
 おぞましい血液と共に、無念の形相のまま、ドワーフは血に伏せ、ゴールは勝利の雄たけびをあげる。

【抵抗は排除した。あとは街を守ると称する脆弱なる門も破壊。いよいよ戦いではなく愉しみのための殺しの時間となる】

「「「KAAAAAAA!!」」」

 周囲のアンゴール(弱弱しい角を持つ下級種。ビーストマンの位は強さと角の威容で決まる)が、復讐の愉悦に身を震わせる。
 彼等の多くは変異した元人間をルーツとする。歪みにより、生まれた頃より異形。そのまま森に捨てられた哀れな者達の末裔。
 何世代前か、あるいは新しい種か。それは重要ではないし、彼等にも最早関係ないだろう。あるのはただ、人類種に対する憎しみのみだ。

【上位者がもたらす国難にこういった各地の異種族、あるいは邪悪な魔術師などが蠢動している。
 脅威というのは多くの場合、同時多発的に発生し、解決をより困難とする傾向にある】

「ひっぐ、えっぐ」

 街のなか、非戦闘員の男達は思い思いの粗末な武器を持ち、妻や子は家の中で身をこわばらせている。
 門の外のビーストマンの咆哮を聞けば、数刻後の己の運命を想起せずにはおれまい。
 降伏や投降などといった人間らしい負け方など許されず、凡そ、悲惨極まる死、あるいはそれ以上の苦痛を伴う末路のみが待っている。

 が―――

 −−−−−−−−−

「GURUUUUU――GU?」

 アンゴールの一体が空を仰いだ。そこには燃える火矢。否、鏃ではなく矢羽の火?
 否、そうですらない。炎が吹き上がり天に伸びて――そのまま分裂して落ちて来る???

【ビーストマンは知るよしもない…多弾頭誘導弾などこの世界には存在しえない武装だ=z

 爆着!瞬時に広範囲が爆裂に粉塵と炎が撒き散らされる!

「間一髪。いや、間半髪だな。突撃だ。相手は獣畜生だ。皆殺しにするぞ」

 イムカが常の如き平坦な声音で淡々と告げる。先制のミサイル攻撃で混乱状態に陥っているビーストマン。
 こうなれば、神速の速度を以って制圧するのが、もっとも有効な戦術となりえるだろう。
489 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga age]:2018/05/01(火) 22:58:58.13 ID:qOHRcGLE0
>>488
「はーいはい」
「……共感しちゃってな、やり辛い」

ジョークめいた口調、覆面の下の口角を微かに吊り上げる鼠の獣人
自身がひとの定める所の獣の様相である事は知っているし、かと言ってそれをどう思う事も特にする事はなかった
ただどんな背格好であろうと敵は敵だし、味方は味方なのだ

「……ヂッ……」

短い鳴声、呪詛の詠唱、瞳に宿る脈動する死に掛けの心臓めいた魔力の真紅
視界以上の視野を得て低い姿勢、悪路をまるで百合野原を這う蛇が如くに疾駆
降り注ぐ火の礫から逃れた獣人のいのちを刈り取る為に、白刃とロングソードを抜き放ち振るう!
490 :リージュと鋼の巨人 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/01(火) 23:00:08.07 ID:TwtRGRVA0
>>488
ミサイルに次いで空より飛来するモノがあった。
落下し凄まじい音と吹きあがる土煙を蹴散らしてビーストマンへと放たれるは光弾。
魔導ではなく科学の産物たるエネルギーの塊が惜しみなくばら撒かれる。
光弾によって掻き分けられた土煙の奥に見えるその姿は…

リージュ「…」

左手に西部開拓時代風の純白ドレスと鍔広帽子を纏い
洒落た意匠の日除け傘を差す細身で金髪緑眼の女性を抱えた
黒いメタリックボディの首の無い巨大ゴーレムとこの世界でなら言われたであろう
質量保存の法則を打棄った人型変形機構を有する
人工知能搭載の黒塗り浪漫装甲車両、バイアリータークであった!!

因みに全長は修正力とか諸々の事情で伸び縮みするので、ぼかしておく!!
491 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/01(火) 23:01:49.35 ID:7cFaQUpd0
>>488
ロイ「よぅ お前ら略奪者だろ?」
滾る闘志もそのままに 告げる口調は嵐の前のほとく薙いでいる

ロイ「この地に住まう者を蹂躙し 生活を奪い 己が欲求の為に破壊し 蛇蝎の如く嫌われる略奪者だろう?」
ズラリ抜いたハルバート まぁ聞こえてないだろう 今頃科学の炎に焼かれてそれどころではない

ロイ「そんな略奪者が負けたらどうなるかわかってんだろう? その覚悟があって略奪してんだろう?
   おーけい・・・今から実践といこうかぁぁぁぁぁあああああ!!!」

突撃 今だ炎立ち上る殺戮の場になんの躊躇もなく飛び込んでいく
炎を恐れる鉱人はおらず その血を受け継ぐロイにも恐れはなし

ロイ「死ねよやぁぁぁぁぁぁぁあああ!!」

雄々しく突撃する間 アキレスはというと 離れた場所でその様子を見守っていた

アキレス「本当に展開してるのはあれだけかな〜っと」
くすんだ青色の瞳が小さく音を立てる サイバネアイが脳にズームした視線を届けている

アキレス「ん〜大丈夫っぽいか? よし それじゃ俺らも行くか!!」
―――ギィ!!

シャコンとポンプアクション ベティを引き連れ突撃に加わる

狙いは敵の被害が少ない場所 先んじでそこに飛び込み 一行がこちらに回るまで時間稼ぎを行おうとする
492 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/05/01(火) 23:03:14.45 ID:RTxMsfck0
>>488
「獣狩りだぜ」
舞い上がる爆炎。粉塵を潜り抜け、ボロボロの外套と古傷だらけのプレートアーマー、鋭い切っ先が現れる。
鹵獲品のロングソードの汚い刃は、アンゴールの一体の喉元を狙って弾丸めいて空を滑る!

「頑張ったな。次は俺らだ」
脱ぎ捨てられ、宙を舞う外套! その一部には油が染み込んでおり、先程爆炎を潜った際に引火している。
まるで炎の下が意志を持つかの様に、適当な敵に覆い被さり燃やしてくれるだろう。 多分。


「イスミールにかけて、情けは無用だ! 生かしておいても何もねえぜ!」
腰に吊ったクロスボウを至近距離で放つ!死体が、敵が持つ武器を餌を狙うトンビじみて奪い襲い掛かる!
まるで血に飢えた獣の様に、敵の只中に飛び込んで暴れ回る。勇猛と言えば聞こえは良いが、実態は凄惨なものだ。

敵が混乱している今が絶好のチャンスだ。やるべき事は決まっている。 稲妻の様に速く殺す!災害の様に蹂躙する!
493 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/01(火) 23:21:11.48 ID:cCfq9b5mo
>>490

 粉塵の向こうにそびえる体躯。全長3〜4メートルほど。
 オーガか?否、形状が人工的に過ぎる。ならばこの国秘蔵のゴーレム兵器?
 それも否!現れたるは旅するお嬢様とその乗機、バイアリータークである!!

【多弾頭誘導弾とエネルギー光弾の無慈悲なるコラボレーションは広範囲に渡り、敵の被害を混乱を助長する!】

「KUOOOOOOOOO!!」

 その威容に戦意を消失した一団が、背を向け森に向けて逃げんとする。
 ここまで好き勝手しておいて、タダで逃げ切れると思っているのだろうか?

>>489>>491

「GOFUGOFU…」

 炎と光にまかれ、苦しみながら這い出してきたアンゴールの群れに、ムガが吶喊。
 粉塵と陽炎を物ともしない視界を得、白刃が煌くと同時に鮮血が宙を舞う!

「ほいっと」
「我等が父たる鉱石神よ」

 魔術師の爺さんと女神官は各人に炎避けの術(レジストファイア)を展開し、地を舐める炎の効果を抑制する。

「GAAAAAAAAAA!!」

 混乱を収拾し、反撃に転じようとしたアンゴールに対してはロイのハルバートが嵐の如く振るわれ、
 慈悲無き審判を下していく。すなわち、等しく死刑である。

「張り切ってん、なぁ!!」

 横手では重戦士のだんびらが豪快に横薙ぎ。一撃でアンゴールの胴体3つが回転しながら地面に落ちた。

「GYAAAAHHHHH!!」

 それでも気合のある敵というのはいるもので幾つかのアンゴールは混乱を殺意で塗りつぶし、
 ロイ、ムガ、戦闘団に向けて無骨な斧や投擲、あるいは肉弾戦をしかけようとしてくる。

【が、所詮は苦し紛れに過ぎぬ!】

>>491>>492

 と、情勢が一変した直後、敵指揮官たるゴールは少数の部下を引き連れ巨大な斧にて城門を砕き、市街になだれ込もうと画策する。
 それはサイバネアイを駆使するアキレスの知るところとなるだろう。
 そして、サイバネアイ→サーボスカル→ソーマタージのCOMPというネットワークで情報共有が為される。

≪アキレス、ソーマタージを向かわせる。足止めしろ≫

【アンゴールの喉元を貫いた直後のソーマタージへ≪000011101010101≫サーボスカルからの通信】

≪ソーマタージ、敵が市街に入ろうとしている。蹂躙しろ。ああ、あと調整終わったぞ。投下する≫

 敵を蹂躙するソーマタージに向けて空中のサーボスカルがステイシス圧縮フィールドを解凍。
 直後、赤い刃のカタナと、チェーンソーが突いた無骨な大剣。そして、大口径のピストルが落ちてくる。

【機能を取り戻したサイボーグの健脚ならば、接敵まであっという間であろう】
494 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/05/01(火) 23:33:44.92 ID:qOHRcGLE0
>>493
「気概がある」
「……ん、どーもー」

飛来する殺意の投擲物の幾つかを斬り払いながら、魔力残線を引く赤眼を細めた
エンチャントに軽く手を泳がせ一礼とし、その間すら戦闘意識に一切の陰りは皆無である

「……」
「……やるか?」

ふ、と何かの視線を感じた気がした
それは街の警備兵達の無念の、そして空虚の眼差し
虚空に対してただただ、限り無い不在のみを訴える様に思えて、ふと手を伸ばす
失意だとか無念、それらを取り込み呪詛魔力として変換
合掌、喉の奥の地獄から絞り出した様な声と共に前方敵集団に向けて放つ
数多の鼠の頭骨の赤黒い炎として空を舐めるそれは、物体を透過しつつ進み掠めるのみで焼け爛れる半実在的な呪詛の焔
直撃となれば重篤な鈍痛に苛まれ、やがて死に至るであろう!
495 :リージュと鋼の巨人 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/01(火) 23:34:29.53 ID:TwtRGRVA0
>>493
無論それを許す筈がない。
変人ではあるがリージュ=B=ノブレッソは列記とした貴族階級の存在。
初代に勝るかは知る由もないが『ノブレス・オブリージュ』を掲げそれを貫くが故に貴族である。

ウォルター「爺、肝心な所で腰いわすんじゃあねえぞ?」
セバス「ウォルター君こそ熱くなって周りが見えなくなってしまわないようにねぇ?」

一団が逃げる先に立ち塞がるのは立った二人のニンゲン。
障害になる筈もない。
まあ、ニンゲンであればだが。

互いに牽制し合う執事二人がその姿を変容させる。
薄く引き伸ばされた全長2m程度のペラペラの影法師、といったものに。
最早脅威には見えないその2体が無造作に振るう伸びた両腕。
コレが肉も金属も触れるもの全てを寸断する凶器であると逃げる一団が冷静に判断できただろうか。

ガションガションと鋼の巨人が周囲を歩き回る。
お嬢様はその手の中で周囲を今までにない表情で真剣に見まわしていた。
496 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/05/01(火) 23:35:28.97 ID:RTxMsfck0
>>493
「とんだクソ試合だ。こっちは門を破られたら終わり、向こうは無双ゲーばりの兵隊」
ヘルムの返り血を無造作に掌で拭いていると、腕のCOMPに情報が送られてくる。
スリットの奥で赤い眼が鬼火めいてぼんやりと輝く。くぐもった音は酸素供給機の装着音だ。

「やる気と殺意がムンムン沸いてくるか? 俺は違う」


「やっとか。 トロすぎて死ぬかと思ってたぜ!」
通信に軽口を叩くと、喉元に突き刺した剣を足場に強引に跳び上がるソーマタージ。愉悦の笑みが漏れる!

ハッシと両の手に握られるのは、使い慣れたいつもの刀と、お気に入りのブルタルなヤツ。
器用に上空で身を捻って腰の背嚢にピストルを押し込み、爆撃機めいて急降下!
薄い刃が空を切る音と、獰猛なエンジン音が混ざり合い奇妙なハーモニーを奏でる!

「日本男児の意地の見せ所だぞ!!」
人工アドレナリン溢れる脳が、冷酷に目の前の敵を捕らえ、軽々と二の腕の凶器を震わせる!
指定された地点へと、殺人バッファローめいて走る、走る!進行方向にいる者は芝刈り機の様に刻み開きながら!
497 :アキレスベティロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/01(火) 23:39:55.48 ID:7cFaQUpd0
>>493
アキレス「おっけ〜い早めにね〜デモンレッグ!!」
イムカのオーダーを聞き 赤き炎の中を突き進む青き霧

見えてきた こちらに構わず門を破ろうとする連中が

トレンチガンを肩にかけ 両手に装備したるはリボルバーと特殊警棒
まずはリボルバーを連射 小口径の拳銃弾がゴールに向けて放たれる

これはダメージを狙ったものではなく 意識をこちらに向けるもの
本命は特殊警棒 おなじみストロボガンである

柄尻を向けてスイッチオン まき散らされる閃光でゴール達の視界を潰そうとする
そのあとは? 柔軟な対応というやつだ トレンチガンを手に逃げ回りながら散弾をまき散らそうとするだろう

ロイ「おらぁぁぁぁぁ!!!!死にたくなかったら殺してみやがれ!!!」
重戦士と背中を預け合い 並み居る案ゴールを薙ぎ払う

ロイ「投降できると思うな!! 生きたきゃ殺しつくしてみやがれ!!」
叫ぶ 切る 殺す ただそれだけのことを繰り返す それだけである
498 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/01(火) 23:58:31.57 ID:cCfq9b5mo
【全員対象】

「ウォーハンド!?援軍だ、援軍が来てくれた!」
「戦旗は無い。ってことは連中が噂の戦闘団か!!」

 警備隊の生き残りは歓声をあげる。絶望から一転して正に奇跡を目の当たりにしているのだ。
 彼等にとって戦闘団は正に英雄に見えたことであろう。

 −−−−−−−−−

>>495

「GAAAAAA!!」

 巨人より逃げ回るアンゴール達に貧相な人間二匹は障害物以下の矮小なる肉にほかならぬ。
 殺して脱するのみと吶喊するも、それらは影法師となり、そして通り過ぎるや否や。

「―――」

 音も無く細切れとなり。薄汚い血と肉を大地にばら撒く結果となった。

≪リージュ、誘導完了だ。大勢は決した。遁走する連中はそれくらいだな≫

 イムカより通信。どうやら、英雄的に颯爽とOKらしい。(意味不)


>>494

 ムガのヴィジョンに映る霊的なる怨恨。
 斧を振り上げる者。折れた剣を突き出す者。全ては無念に満ち、
 そして、望外の機会を得、ムガの力となる。

【それそのものの霊ではないだろう。こびりついた残滓。しかして、遺した無念。それが拭い去る機を得たのだ。力を貸さぬ道理などなし】

≪AGAAAAAAAA!!≫

 凄まじい激痛が反撃に転じようとしていたアンゴール達に襲い掛かる。
 それは痛みに強いはずの彼等をして、耐えがたき激痛。肉体や神経だけではない。サイキック的な尋常ならぬ痛みである。
 激痛によりショック死するものすら出ている。因果応報なる呪詛の脅威であった。

>>497

 ロイが分隊長めいて重戦士と盾砕きと鼓舞し暴れまわる一方、
 アキレスはいち早く城門前に到着。銃の連射とストロポにより注意と視界を奪う。

【筋骨隆々のゴールに銃弾はさして効果はなかったが、それは問題ではない。
 アキレスの役目は主力の到着まで、敵の突入を阻止することである。そして―――】

「GOOA!!??」

 目を灼かれながらも、アキレスに接敵せんとしたアンゴールの首が飛来したソーマタージのカタナ一閃により両断!
 そのままに鎧袖一触にて近衛のアンゴールが次々に切り刻まれてゆき――

「GUOOOOOOOOOOOO!!」

 大斧を振り上げるゴール。しかしその咆哮は断末魔の如し。 
 そのまま斧ごと高速回転するチェーンソードを押し付けられ、火花と共に斧の刃が削り取られてゆき、
 やがて、ゴールの頭部そのものに達するや否や、ゴアめいた中身を刃を圧し付けられる度にぶちまけてゆき、凄まじき苦痛に満ちた死!!

 −−−−−−−−−−−−−
499 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/01(火) 23:59:14.85 ID:cCfq9b5mo


【全員対象…戦闘終了後】

「と、いうわけで、だ。街の方々のご好意により…マトモな寝床と物資が提供される。ありがたくいただくように」

 戦闘団は街から熱狂的歓迎を受け、ムガは歳若い女の子に囲まれてキャーキャー言われたり、
 お嬢様は褒められ、称えられまくっってアレかもしれず、アキレスはまた何か書いているだろうし、
 ロイは警備隊より感謝の意と最新の情勢を聞いて、ソーマタージは存分にぶっ殺し後、酒やらアイスクリームやら貰った。

「まったく、決戦地までの道中も敵だらけだな。まあ、補給には事欠かなくなったが」

 実際、立ち寄る都市の多くが大なり小なり攻撃を受けていて、
 その度に撃退をしているうちになんだか戦闘団もちょっと有名になってきたりする。

「伍長を矢面に立てて、いっそ救国の英雄にでも仕立てあげようか?」

 と、ややいぢわるな事をイムカも言い出す始末であった。

【と、いう風に撃退と歓迎が決戦地までの旅路でよくある光景と相成っていたわけだ】
500 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/02(水) 00:00:26.68 ID:AAoNcX/Mo
>>498
//一番下のレス >>496-497 である!
501 :リージュと割烹着とナース服 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/02(水) 00:05:45.20 ID:GceJV7pC0
>>499
「ふふーん、ふふーん」

お決まりの得意気になるとでる鳴き声を発しながらお嬢様がうろつく。
その傍らにはこれもお決まりになりつつある
何かしらのスープの入った寸胴を持ち歩く割烹着姿の老執事と、
発お披露目に近いだろう、古いナース服を纏って怪我人の様子を見て回るメイドちゃんが付き従う。

戦闘に出ていたメカと執事二人は鳴りを潜めている。
調子に乗って張り切りすぎて腰をいわしたのが1名。
熱くなって自分で自分を刻んじゃったのが1名。
エネルギー残量をうっかり計算ミスって現在充電中なのが一体。
502 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/05/02(水) 00:09:49.22 ID:yNPiTL5l0
>>498-499
「わぁいオヤツはアイスクリームだー」
血塗れ肉片塗れ傷だらけの凄惨極まる格好のまま、振舞われるアイスクリームに舌鼓。
周りと比べて妙にしみったれた褒章かもしれないが、今のところは気づいていない。


「良いアイデアだな。こいつのツラを見るだけで支援が受けられるかも。英雄役は男の本懐だろ?俺は御免だけど」
「分かりやすいアイコンが必要だ。 敵がブルッてチビり、無知蒙昧で愚かな民草ッパリが歓喜と感謝の贈り物をしてくれるアイコンが」
スプーンでロイを指し、いじわるな事に同調するソーマタージ。冗談半分本気半分だ。

国でも指折りの特殊部隊のメンバーが、被害に遭う年に颯爽と現れて敵を皆殺し人々を助ける。
良くも悪くも実際有名にはなってきているかもしれない。

「俺様はプロデューサーをやる。 心配するな、これでもノーミスクリアは得意だゼ」
503 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/05/02(水) 00:11:18.62 ID:aOG72Ewe0
>>498-499
「……」
「……ナントカグリットってのが、目印らしい」

英霊達の無念が少しでも晴らせた気がして、誰にともなく小さく呟いた
イリーは僧として宥める事で鎮魂とする術を身に付けているがムガは真逆
即ち無念の力を借り受け、実行に移させる事であった

「いや、……待て、おい、誰か……!」

そんでもってとっても不慣れな、つまり囲まれてキャーキャーなんて珍事になれば実にギクシャク!
目に見えて狼狽し、誰かしらに助けを求めるお情けムーブとなるのであったとさ
504 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/02(水) 00:19:42.63 ID:+nNrnLQm0
>>498
上手く逃げ回っていたところにソーマのダイナミックエントリー ことごとくを殺害して見せた

アキレス「いやんソーマったらかっこいー」
―――ギィ!!

ふだけておだてるアキレスとベティ

ロイ「我ら敬愛せし御身の名に 一点の曇りなし」
殺戮の場 転がる骸と その中に立つ戦士

ロイ「万物よ ひれ伏せ プラチナムの輝きの元に!!」
トクシュブタイ式の勝利宣言がそこにあった

>>499
ロイ「勘弁してよ…俺はそんなガラじゃないって」
イムカの言葉にげんなりと答えるロイ トクシュブタイでガルファクス討伐任務だけでおなかいっぱいである

え アキレス? もちろん落書きなうである

ロイ「俺は警備員の詰め所で話がある それじゃな」
と一行から離れて歩き出すロイ

アキレスは落書きなうである

―――ギィ!!
ベティちゃん? 落書き中はアキレスが構ってくれないので一行と一緒にいた
505 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/02(水) 00:22:50.53 ID:AAoNcX/Mo
>>501

「ロッテって意外と多属性?」

 なんとも締まらないなぁという風にお嬢様とその付き人をみやるエルフの野伏。
 彼女は優れた視野で影法師の一部始終(ギックリ腰、自爆も含め)を見てたので、
 とても、びみょーな表情をお嬢様に向けていたそうな。

>>502

「随分とサツバツとしたプロデュースもあったものだな。ふむ、私も英雄殿のあやかりたいものだ」

 無表情に一緒になってアイスクリームをもぐもぐしながら言うイムカであった。
 会話の内容は実にアレである。戦場での鬼ぶりが嘘のようにからかいモードなお二人であったそうな。

>>503

「モテモテだねぇ」「モテモテだな」「モテモテぢゃ」「ちょっと。ムガさんに悪いですよぉ」

 戦闘団の連中ときたら、ごく一部を除き、ムガの様子を心底楽しんでいるようにニヤニヤとした顔を向けてくるのみ!
 ナムサン!なんて白状な仲間たちなんでしょ!よってしばらく狼狽モードは続くのであった(無慈悲

>>504

 アイスクリーム片手にじゃあくな相談をしている二人(イムカとソーマタージ)にからかわれるロイは速やかに退散。
 そして、アキレスは今日もラクガキに走り、ベティはサーボスカルと石をぶつけ合う謎遊びをはじめたそうな。

//いじょ!!
506 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/04(金) 22:05:16.40 ID:bnuqJZaT0
事の顛末は前スレ>141-155 >209-218

【終末世界】
ある者は言う 越境者は世界の最後を看取るおくりびとであると


その世界は戦乱があった 国が国を恨み 民が民を恨む 繁栄と怨恨 栄誉と衰退 悪と正義
戦い続けた 戦い続け 人々は察する 自分たちが破滅に向かっていることに

そして気づいたとき 最後の一線はとうに過ぎ去っていた

深々とつもる雪 耳の痛くなりそうな静寂 転がるはガラクタ それだけ

人の気配も 生き物の気配もなく ただ堕ちた戦闘機と破壊された戦車と 投棄された武器と 雪のように白い骨

動くものはない 音を立てる者もない ただ雪が静かに降り積もる世界

こんなくるってしまった世界でも四季はあるのか 多少気温が上がり 雪の代わりに雨が時折振るようになった
だが相変わらずの曇天で太陽が拝める様子もない

そんな世界をさまよう一行 北に最後の平和があるという落書きを頼りに世界を行く
時折転がる兵器から燃料を補充しながらハーフトラックを走らせていた


生きる者の体力を奪わんと降りしきる雨の中 一行は心許なくなった燃料を探して転がるガラクタを調べて回る
だがその時である

ピピピピ・・・ビー!!

ビープ音と共に火花を散らしながら立ち上がるガラクタ 否 それは自動戦車だったのだろう
四足歩行のうちの一脚を懸命に動かし 拉げた主砲をこちらに向ける

明らかに敵対されたのだろう 主砲はつぶれているが 歩兵排除用の機銃が生きているようだ
悠長に構えていればハチの巣になる 戦わねばンラないだろう
507 :ハンゾー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/04(金) 22:14:39.46 ID:nU+l0g4t0
>>506
「ニンッ!」

迷いなく機銃へと円盤形の刃物を腕から放つは
風無く棚引く黒襤褸布を纏い一本角が特徴的な
白を基調としたトリコロールカラーの人型ロボット。

「南無阿弥陀仏、でゴザル」

ぶつかるなり、装甲に食い込むなりした瞬間に刃物は爆ぜる。
悪環境も何のそのニンジャは今日も絶好調だった。
508 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [age saga]:2018/05/04(金) 22:15:40.43 ID:zNF7b80v0
>>506
「……ふー、はぁっ……」

手袋越しにかじかむ皮膚に吐息をかけたが、それもすぐに白く煙り溶けて消えた
ユノは寒さを好みはしなかったが、この世界に対してはそれでも興味を強く惹かれていた
キッカケは何か、それはどうでもいい
現に終焉を迎えた先であるここは、彼女の目的である絶対破壊者であるラスボスが生きるべき世界のひとつの有り様なのではないか
そう思ったからこそ、この世界に対しては強く惹かれていた

「えーっとっす、燃料燃料……」
「……!!、動い……!?」

さてはて、ともあれその観察の為にも生き残らなければならない
その為の脚は必要不可欠、燃料探索もまたしかり
そんな矢先に出逢う半スクラップな多脚戦車、殺気を感じ取る事が出来ずそれでもラスボス反射神経で音に反応し先ずは危機的な機銃を潰すべく蹴りを放つ!
509 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/04(金) 22:28:19.72 ID:bnuqJZaT0
>>507-508
ハンゾーは手裏剣(?)を放つ だが多脚戦車はその攻撃を難なく受け止め・・・爆ぜた
浅く突き立った手裏剣は爆発と共に衝撃波をまき散らし 多脚戦車のバランスを大きく崩した

その効果範囲内にユノがいたわけだが 連携を取らない方が悪い

【ユノの攻撃はハンゾーの爆発によりキャンセル扱いとする】
多脚戦車はバランスを崩すも 動く1つの足でバランスをどうにかとると ハンゾーに向けて機銃を掃射する
歩兵を確実に仕留める大口径マシンガン ハンゾーの装甲とて直撃を受ければ無傷では済まされないだろう

そして爆風に押されたユノ 多脚戦車ひゃハンゾーに向けて機銃をぶっ放しているが どのようなアクションを取る?
510 :ハンゾー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/04(金) 22:36:18.70 ID:nU+l0g4t0
>>509
「む、もう少し狙いをつけるべきでゴザッたか?」

まあ、注意はこちらに向いた、良しとしようとニンジャは宙へと跳躍する。

「ニニンッ!」

ぶっぱなされる機銃の雨霰をきりもみ回転で曲線を描きながら回避しようと試みる。
結構ぎりぎりの動きなので掠ったりして自身の装甲を持っていかれないとも限らない。

跳躍時に苦し紛れの苦無型小型爆弾を二、三発放っている。
回避に重きを置いているために之もまた狙いがザックリだ。
511 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント :2018/05/04(金) 22:37:23.47 ID:zNF7b80v0
>>507
>>509
「わわっ……!?」
「……っ、と、ビックリしたっす……!」

飛び蹴りは叶わず、少女の軽い体は熱風に押された
空転、素早くバランスを取り戻し着地、雪の上を滑る両脚!
煤に汚れた頬を親指で拭った、随分と距離が開いてしまった

「らすぼ……って、踏ん張りが……!」

瞬時に距離を詰め、崩壊の拳を放つべく試るも足場が悪い!
ならばと手近なガラクタの一部の後ろに回り込み、

「ラスボス・纏絲熊爪!!」

腰溜めのカタチで横から繰り出す双掌打!
ガラクタを吹き飛ばし、戦車に対して質量攻撃!
512 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/04(金) 22:49:28.79 ID:bnuqJZaT0
>>510-511
機械忍者を捕らえんと銃弾を吐き出す多脚戦車であったが
ユノの双掌打から繰り出されるガラクタが多脚戦車にぶち当たり またもバランスを崩す多脚戦車

なお苦し紛れの小型爆弾がユノの至近距離で爆発しましたが 気にしないであげてください

多脚戦車は足元のユノを鬱陶しく思ったのだろう
動くただ一本の足を振り上げ ユノを押しつぶさんと振り下ろしてくる

なおこの間ハンゾーへの銃撃は止んでいる者とする
513 :ハンゾー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/04(金) 22:58:07.53 ID:nU+l0g4t0
>>512
「…本格的に狙いをつけるべきでゴザルな」

やっとこさユノの行動を阻害していることに気が付くニンジャ。
着地後、大量の積雪を後方に蹴り散らす勢いで低く速く跳び
ユノとは違う方面から戦車へと迫る。

「雷 刃 拳 !!」

突き出す左腕から延び出る四つの棒は、簡単に言えばスタンガン。
手っ取り早く電子機器を駄目にするなら電撃を流し込んでやれという発想。
514 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/05/04(金) 22:59:47.20 ID:zNF7b80v0
>>510
>>512
「うわわっ!?」
「……けほっ、けほっ……」

爆煙に呑まれ煤まみれ、軽く噎せる
とはいえそれ以上の事態にならないのはユノの頑丈さか、それともハンゾーの狙い故か

「……!?!?」

直後に冗談みたいな衝撃に襲われた
咄嗟に反射で両腕を掲げそれを押し留める事に成功はしたが、

「ぎ、ぐ、んぎぃぃぃ……!!」

完全に動きを封じられる格好となってしまう!
それもそうだろう、隻脚とはいえ多脚戦車の体を支える堅牢かつ重厚たる脚をそのか細い体で抑えているのだから!
しかし逆点、逆も然り!

「……ぬ、ぅ、ぐ……!!!」

強引に!ただ純粋なる力で!戦車の脚を抑え続ける事を選択!
515 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/04(金) 23:14:09.51 ID:bnuqJZaT0
>>513-514
振り下ろされる脚 それを己が膂力にて受け止めるユノ
力は拮抗し ユノは多脚戦車の足を抑え込む

その隙を見逃さずハンゾーが駆ける
敵の死角となる方向から戦車に迫り 腕から伸びる電流を突きさしスパーク!!

戦車「!!???!?!!!?!!??!」
電子機器に乱れが生じ 放蕩をでたらめに動かす戦車

なお電流は装甲を伝い ユノにも効果を発揮するが気にしないであげてください

焦げ臭いにおいと共に動きが悪化する戦車であるが 最後の力を振り絞り 銃口をハンゾーに向ける
が その動きはダメージでさらに悪くなっている 終焉の時は近いだろう
516 :ハンゾー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/04(金) 23:18:28.41 ID:nU+l0g4t0
>>515
「…」

こう、なんか、やらかし感がしたニンジャが此処に来て動く事に躊躇してしまう。

「っ!?」

それが結果、射線上から逃れる一挙動を遅らせる形となった。
ただ単に跳躍し攻撃を回避する動きだが先述の通りその反応は大分遅めだ!!
517 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/05/04(金) 23:27:57.67 ID:zNF7b80v0
>>513
>>515
「んぎゃっ!?」

スパーク!
シビビと電流が走るがしかし!その程度でラスボスは揺らがない!
そもそも多脚戦車と肉弾戦を試みている時点でアレなのだからね、気にする必要はないね!

「……ら、す、ぼ、す……」

だがこれ以上は続かない、既に脚の骨と血管と筋肉が嫌な音を立て始めている!
全霊!ハンゾーの電流が走った直後!

「絶抱腿捌!!」

本来敵の蹴り足を掴みそのまま回転しへし折る対人技能!
それをなんと多脚戦車に行うという荒業!
無論ただの横飛び回転では威力不足は目に見えている!
故に両足、腰、背、全体幹と筋力を駆使した超絶技巧!
これぞラスボス・絶抱腿捌(ぜっぽーてーはつ)!!
518 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/04(金) 23:37:08.09 ID:bnuqJZaT0
>>516-517
逃げるハンゾーを遮二無二捕らえようとする戦車

だがここにきて新たな異常が発生
駆動部に異常な圧力あり その主は

バキバキバキ!!!

己が総力をもって最後の一脚をへし折ろうとするユノ
その力は戦車の関節部に打ち勝ち あらぬ方向に向く脚

そしてその一撃が最後となったのだろう 動力が消える音 カメラアイから光が失われ 
忘れ去られた鉄の巨人はやっと その役目を終えた

アキレス「二人とも 無z…」
ここで別方向を探索していたアキレスとロイがやってくる 焦ったように問いかけ

ロイ「・・・ハンゾーはともかく ユノは大丈夫なのか?」
なんか煤塗れだったりなんだったりとすごい状態なユノに心配そうな2人であった
519 :ハンゾー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/04(金) 23:42:47.66 ID:nU+l0g4t0
>>518
「カクカクシカジカでゴザル…面目次第もゴザらんこのテイタラク」

元凶が起こった事を話す。
先読み行動が尽く空振りというニンジャ痛恨の失敗であった。
520 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/05/04(金) 23:47:12.56 ID:zNF7b80v0
>>518-519
「……ハァァァ……!!」

新たな可能性を得てユノは、低い体勢で構えたまま歓喜の声を喉の奥の地獄から絞り出していた
白く煙るそれは亡者めいた奇妙なカタチを取って、嘆き苦悶の表を浮かべそして風に舞って消える

「……ん、あっ、やっほーっすー」

それも束の間、アキレスとロイにぶんぶん手を振る煤まみれ&アフロヘアーなユノ

「大丈夫っす大丈夫っす、ふたりとも無事だったんっすからね」

気にしないようやたら上機嫌でハンゾーに笑みを浮かべるユノ
一度だけチラリと多脚戦車の亡骸を見遣り、すぐに前を向き一行と共に歩き出すであろう
521 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/04(金) 23:55:20.06 ID:bnuqJZaT0
>>519-520
ロイ「・・・とりあえず 風呂だな どっかの廃屋に湯船があればよし
   最悪その辺のドラム缶に竈という手もある」

ボンバヘッなユノに冷や汗垂らしながらのロイ

アキレスはというと 面白ヘアーのユノをスマホで激写していた

戦車はもう動かない そこいらに転がるガラクタの一つと化した
一行は戦車から少なくない燃料をちょうたつすることができた 終わってしまった世界の旅は続く・・・・・

//〆!!
522 :ハンゾー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/05(土) 00:01:12.67 ID:7TOv88u70
>>520>>521
「いやその…むむう」

ユノの振る舞いにこれ以上ぐだぐだ言っても良くないのだろうかと口をつぐむニンジャ。
暫くちょっぴり爆発の勢いとテンションが低かったそうな。

//おつかれさまー
523 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/05/05(土) 00:07:20.81 ID:mGTW7GxY0
>>521-522
「……お風呂!いいっすねぇ、早く温まりたいっすー……」

バッチリポーズを決めて写真に撮られるユノ
そのくらい、自分の立ち位置というモノを理解しているのであろう

「温かご飯とお風呂!待ち遠しいっすねぇ」

懐かしの憧憬とすら化したそれらを想起、しかしお風呂の為の水など唸るほどある
問題は前者なのだが、戦場のコックさんがいる以上まぁなんとかなるでしょう
元気良く足跡が残り、やがて雪風が鳴いてその痕跡は永遠に消えた
524 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/06(日) 22:33:09.19 ID:jL1QoPzQo
【とあるファンタジー世界にて…幕間/エーカー・アウトキャスト】

 上位者とも決戦の地へ向かう途上、イムカ率いる戦闘団は、
 立ち寄る都市を救援→補給というサイクルを繰り返しながら歩を進める。
 険しい地形の国土ゆえ、急ぐ旅ながらそれなりの日数を必要とする。

 −−−−−−−−−−−−
 −−−−−−−−−−
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「神官団の懸命の努力により被害は最小限。決戦に勝利し近日中にはスケイブンの異変は沈静化の見込み、か」

 都市に立ち寄った時に持ってきた手書きの広報(中世ベースにしても中々に前衛的)を
 馬車の荷台で見やりながら、一人ごちるイムカ。そうしてから手元の羊皮紙に目を移して、

【神官団24時状態によりカロウシする者が増加】【新興教団血の教会∴ル形化を抑える霊薬を――】
【クルト、タェンティース他/アウトキャスト…先の大戦の戦功により霊銀勲章授与】
【都市全てに第2級戦時体制。辺境都市は第1級戦時体制に以降】
【獣化の呪いにより開拓村の多くが――】【学術都市、啓蒙による生徒の相次ぐ異形化――】
【トクシュブタイ近日中に再配置完了の見込み】

「メディアの情報がアテにならんのはどの世界でも変わらんか」

 嘆息を付き、手元の水を含む。イムカとて別段暢気しているわけではない。
 むしろ、行軍スケジュールを策定し、通常よりよほど早い進行で目的地に向かっている。

「さて、この空模様を見て、誰が信じるのかな?」

 空を仰ぐ。かつては爽快な青空で、いつしか絵の具をぶちまけたような原色の青となった空は、
 今や青と緑がまだらに交じり合う、この世の終わりをも連想させそうな異様なシロモノと成り果てていた。

「信じるのではなく、そう思わせるのも必要でしょう。真実は時に毒にしかならない」

 そんなイムカの言葉に戦闘団の一人、遍歴騎士≠ェ応える。
 フルフェイスマスク越しのくぐもった声。薄く削った鉄の全身鎧という格好の騎士である。

【なお、イムカの評価としては凄腕=@単独ならまず自分は勝てないと踏んでいる】
525 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/06(日) 22:40:57.76 ID:atu2f1Ad0
>>524
セバス
「いやいや、彼の言う通り。
 空元気も元気の内って言葉もあるしね?
 鰯の頭も信心からって言葉もあったねぇ…」

ちょっと前に腰をいわした老執事が何時の間にか現れ出でて、そんな事を。

リージュ「…ふぁ」

西部開拓時代風の純白ドレスと鍔広帽子を纏い
洒落た意匠の日除け傘を差す細身で金髪緑眼の女性は
ここ最近眠たげでありまして…
526 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/05/06(日) 22:41:08.77 ID:kjw7lCmAO
>>524
「……抑え込む努力は必要って事か」

ターコイズストーンめいた空の下、それを仰ぎ溜息ひとつを漏らしながらムガ
疲労の色は他のモノよりは多少マシといった程度か、鼠人の体力はヒトのそれよりも少ないがその分回復は早い

「……あぁ、あとアイツら(表決戦部隊)の合流は無理そう?」

相変わらず影のように、先回りしているのかと思わんばかりの頃合いでやって来るギルドからの簡素な矢文をイムカに手渡しつつ

「……」
「馬車の中でくらいカブト脱げば?」

そんなに気に入ってんのか、と相変わらずな遍歴騎士にジョーダンめかして告げる
527 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/06(日) 22:45:57.57 ID:v6s7fjuj0
>>524
ロイ「希望がなきゃ人は生きていけん 特に今はパンだけで生きていける様な世界じゃない」
腕を組んで胡坐をかいているのはこの国の者であるロイ

アキレス「それにさ イムカタンの世界にもあるんじゃない? プロパガンダ」
イムカの読む羊皮紙をのぞき込むアキレス

―――ギィ!!
ちなベティちゃんは馬車の中で謎石遊びなう
揺れるフォールドは中々に新鮮なようです
528 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/06(日) 23:03:01.90 ID:jL1QoPzQo
>>525

「欺瞞情報など今更だな」

 おそらく真実を追究しようとする情熱的な連中もいるのだろうが、
 今のところは抑えつけられている様である。肯定すべきか否定すべきかは個々人の倫理観次第だろう。

「ふむ…」

 お疲れ気味のお嬢様に様子を伺い、

「して、君たちの主は大丈夫か?正直、強行軍一歩手前だ。中々に疲労が蓄積しやすい状況だぞ」

 イムカのスケジュールは疲労と速度をギリギリに量ってはいるが、
 それでも連日の行軍と戦いである。消耗は決して小さくない。

>>526

「まあな。ああ、クルト達は無理だな。毒の巨人が現れたとかで消耗が酷いようだ。
 無理に決戦に来られて戦死されても困るのだよ」

 実際、高クラスモンスターを相手取ったカタチとなる。いくら凄腕の越境者とはいえ、無傷ではすまなかった。
 ゲームのようにHPとやらが宿で一発全快→戦闘可能みたいな都合のいい世界ではない。

【ムガから矢文を受け取りながら、返答を口にするイムカである】

「いや、必要ないので」

 ムガの微妙にズレた言葉に少し困った声音の遍歴騎士である。

>>527

「ああ、あるぞプロパカンダ。帝国軍は全ての戦闘で勝利しかなく、100年前に滅ぼされた惑星は今も健在。
 放棄した重要拠点は、実は永遠に呪われし星だったので実質勝利とかな」

 想像以上にすげえスケールのプロパカンダである。ここまでくると喜劇めいているが、
 それが、内実の悲劇を連想させるところが実に酷い。

「トクシュブタイの再配置か。薄く広がる形になるが、これではこちらの救援はほぼ期待できない…か」

 赤紋章…辺境警備隊はおそらくリソース以上の奮闘がこれより必要となること疑いなく、
 黒紋章…都市警備隊もそれは同様。血の教団?どう考えても厄ネタの臭いしかしない。

 −−−−−−−−−−−−

【全員対象】

 と、このような状況で行軍しているのだが、
 街道が交差する地点にて、何やら真っ黒な大型馬車が泊まっている。
 馬も馬車も影のように黒い。そして、異様な気配の老騎士がその傍に立っている。
 武装はパッと見、背の二本のロングソード。鋼の剣とミスリルの剣。

【顔つきはダンディだが、金色の眼光が浮世離れして不気味であった】

「止まれ。戦闘団」

 低く、さほど大きくも無いが、やけによく通る声。
 人を率いることに慣れている者特有の声で、こちらの制止を促す。
529 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/06(日) 23:09:38.80 ID:atu2f1Ad0
>>528
セバス
「ま、何事も空気を読んで行うべしって感じだね?
 …ん、お嬢様についてはマア、我々に任せてくれたまえ」

ふふ、と何故か悪い笑みを浮かべる老執事。

−−−−−−−−−−−−

リージュ「んぁ?」
セバス「……おや、また何か大物そうなのが立ち塞がってるね?」

寝ぼけ眼のお嬢様と何故か楽しそうな老執事。
530 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/06(日) 23:11:17.73 ID:v6s7fjuj0
>>528
ロイ「なんともすごい軍隊だねぇ」
アキレス「すごすぎてよくわかりませーん」

などとおどけて言ってると なにやら黒い大型馬車が現れる

ロイ「黒・・・か 援軍と願いたいが…止まってくれ」
と馬車をとめようとする

―――ギィ!?
急停車(?)にフィールドの石がコロコロコロリと転がって 遍歴騎士の足元にコロリと転がる
遍歴騎士のリアクションや如何に? 何もなければベティちゃんが拾いに行きます

ロイ「レッドエンブレムが1人 ロイ・ゴールドマン伍長である 貴君の所属と停止命令の理由を知らせ」

前面に出て交渉を試みるの図
531 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/05/06(日) 23:13:04.94 ID:kjw7lCmAO
>>528
「そりゃまた……」
「……ま、これ以上は贅沢って事か」

実際戦闘団の個々の戦力は極めて潤沢といえた
それが総数を覆す程かは不明瞭な所であるが、多くの越境者と呉越同舟たる騎士、そして熟達の冒険者で編成されたそれは奇跡の隣人とすら思える

「……」
「必要性の問題かぁ……」

遍歴騎士の受け答えに一瞬考え、ふぅむと腕を組み小首を傾げた
まぁそういえば自身も、必要性に駆られ無ければ別段口元を覆う黒覆面を脱ぐ事はしない
なんとなーく納得はしたらしく、それ以上の追求はなかった
ついで、ご飯の時は騎士はどうしてたかなーなんて思い起こしてたりもしている

さてはてそして?

「……」

コソコソと馬車の中から覗く感じでのアクション
一応戦闘団としては理解を得ているらしいが、ぶっちゃけ部外者からすれば発端のスケイブンと間違えられてもおかしくはないと自認しているのだ
532 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/06(日) 23:35:08.21 ID:jL1QoPzQo
>>529

「それは主人の健康を気遣う執事の顔ではないぞ?」

 なんなのだと、怪訝な表情のイムカでありました。
 実際、害になることはしないと思うが<メイドが大激怒しそうという意味で。

【そうして、馬車が呼び止められて】

「どうやらそのようだ。装備と意匠から。おそらく伍長(ロイ)の知己だな」

 −−−−−−−−−−

>>530

「………」

 遍歴騎士は一度嘆息をつくと、石を拾ってベティちゃんに渡す。
 そして、そのまま馬車を降りて、ロイのやや後方で待機。

【意外と親切?】

「形式というのは必要ではあるがバカバカしくもあるな。ロイ・ゴールドマン伍長」

 その老騎士は名前も所属も名乗らなかった。が、顔はロイとて見覚えがあるだろう。
 ミスター・ジョンソン(名無し)と自称するウィッチャー。
 極右派閥の私兵とも噂されるトクシュブタイ内の狂信的民族主義者の集団影≠ノ所属している。

「国とそれ以外からの救援と補給だ。もっとも、人員については私と他数名程度だがな」

 そう言うと、握手を求めるミスター・ジョンソン。所属の違いはあれ、互いにかつて国難を乗り切った縁が二人にはある。

「貴様の上司は命令系統に組み込まれて動けん。ドワーフの連中の抑えと再配置でな。
 アレ以上、仕事をさせたら棺桶を追加で用意しなければならなくなる」

 冗談めかした言動だが、目は全く笑っていない。全部、本当の事だからだ。
 質で量を補う体制。致し方ないとはいえ、そこかしこから軋みが聞こえているようである。

>>531

「………」

 老騎士…ミスター・ジョンソンの目線が一瞬。ムガとかち合う。
 金色の瞳。それはムガが呪詛を発動した時の目と同質の気配。
 気づかれてはいると考えるべきであろう。そして、相手がその事に別段どうこうする気がないということも。

 −−−−−−−−−−−

【全員対象】

「補給は当面の薬品と、食料、予定コース上の街には全て換えの馬と物資を用意している。目録はこちらだ。確認しろ」

 どうやら国もこちらを万全に支援する気はあるようである。
 どうせなら人員や兵器を送ってほしいところだが、そちらはリソースが足りないらしい。なにより、

「上位者だったか?強大なバケモノを閉所で相手するならば、兵数は邪魔なだけだ。精鋭がいる」

 古式ゆかしいパーティーで魔王を打倒メゾットといったところか。

「あと…アウトキャストよりの支援だ。おい」

 告げると、馬車より大きな鎧…否、操縦する鎧…パワーアーマーが降ろされる。
 もちろん、通常であれば、この世界では安定した運用なぞ望むべくもない世界修正力対象装備である。
 他にもパワーセルに電子アビオニクス、テクノロジー的な薬品や機材まで、最高品質のテクノロジー補給が並ぶ。

【この世界にテクノロジー装備を準備する。アウトキャウトの底知れ無さであり、それは人体実験で大量に犠牲となった越境者から得たデータによるところである】
 【→アウトキャウトという単語にあまり縁のないお嬢様も、この世界で大量のテック装備を用意する≠アとの異様さは理解できるだろう】
533 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/06(日) 23:43:50.01 ID:atu2f1Ad0
>>532
セバス
「ほうほう、これはまた大盤振る舞いだね?
 何時使えるかも分からない代物まで豪勢に用意されてるとは、いやはや!」

大袈裟に芝居めいた様子で老執事が感心している。…している?

セバス「所で、はてさて、このパワーアーマーは誰が駆るのかね?」
リージュ「…」ウズウズ
セバス「ん、お嬢様以外で誰か早急に名乗りを上げてくれたまえ、可及的速やかに」

異様さを理解している感じより、パワーアーマーを使いたいという感じが表情に出ているお嬢様。
老執事としては避けたい様子で、些かマジなトーンでのたまっている。
534 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/06(日) 23:46:23.69 ID:v6s7fjuj0
>>532
―――ギィ♪
遍歴騎士にありがとーとハサミを振り上げ 石を受け取るベティちゃんでしたとさ


ロイ「俺はあくまでも下士官だから…下手にフランクにすると不敬だなんだになるから…」
実際のところ上官の適正のないこの男を特別待遇でも上官にできず 結局元の階級でどうにかするしかなかったの図

ロイ「アンタんとこにだけ話を通して正解だった あの時の自分をほめてやりたいね よろしく頼む」
がっしりと硬い握手を交わす2人 噂程度にしか【影】を知らない者が見たら仰天しそうな図だった

ロイ「国からの援助は助かる 各地からの礼では物資面で各都市に無理を強いていたからな
   そうかやはり髭の友人が無理を承知で飛び出そうとしたか…」

目録を見ながらため息一つ

ロイ「闇に選出されるような輩に凡庸なのがいるかよ 頼りにしてるぜジョンソン」

なおアウトキャストへの支援についてはちらりと視線を向けるのみ
正体も糞もないだろうが 悲しいことにいがみ合う余裕もない

アウトキャストの連中の危険性はレポートにまとめて王宮に送り付けてある あとは王宮の畏き内政間たちに任せるのみである
535 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 :2018/05/06(日) 23:48:42.18 ID:2iKXW9Lg0
>>532
「あぁ、それ、そこに投げ渡すといい」

ベティの石を持った遍歴騎士に対して、謎石遊びのフィールドを示しながら
要するにちょっとした欺瞞である



「……ん、……や」

交錯する視線、はてと状況を理解
気の抜けるような声と共に、にくきゅーの手のひらを軽く泳がせるライトな挨拶
敵でないというのならばこの事態に於いて歓迎すべきであると知っているのだ

「……へー」
「あぁ、外套はある?」

火鼠の皮衣を老兵に貸して以来、魔術的防御に向いた装甲を入手出来ていないのだ
エーカーのソーサリーアンドテックな技術力ならばどうかな、と補給を品定め

536 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/07(月) 00:09:23.73 ID:TPtkKazUo
>>533

「私とソーマタージはパワーアーマーを操縦できるが、彼女も出来るのか?」

 パワーアーマーは操縦する鎧の通り、ある程度のライセンスが必要である。
 少なくとも操縦訓練無しで動かせるようなシロモノではない。

【出来るなら台数的にお嬢様が駆るのも問題なかったりする→スキルと描写とアレ次第】

>>534

「実際、良い判断だった。中央にとっては非常にデリケートな問題なのでな」

 【影】は独自の命令系統を有する。それは軍事組織的には厄介なことであり、
 こういった状況では臨機応変な行動が可能だ。そして、その行動は暴走や蛮行とは最も遠い位置にある。
 【影】の悪しき風評は存外に彼等自身がそれを利用するために流している可能性がある。

「髭の友人の好ましくも厄介な側面だな」

 そして、貴様の上司が忙殺といったジョンソンであるが、もしかして結構近しい間柄なのであろうか。

>>535

「外套か。それなら――」

 そうして、暗緑色の外套が示される。
 樹を駆ける者の外套…魔法防御向上の他、付呪起動で何らかの効果を発揮する(※ご自由に)

「霊木の皮を織り込んだ外套だ。マジックアイテム、本来はそこそこ良い値がするが今回は補給物資扱いだ」

 −−−−−−−−−−−

【全員対象】

「………」

 皆が補給物資に沸くか数えるかしている最中、
 遍歴騎士は補給物資に隠された(テクノロジー的な欺瞞であり見破られる可能性は皆無)伝言に目をやる。
 エーカーとも連絡方法は当然ながら事前に示されているのだ。

上位者との決戦に備えるよう物資を手配した。
 予定通り――戦闘後に消耗した越境者に生き残りが居た場合、抹殺するように。優先順位は――

 そうして、伝言を規定の方法にて消失させ、無言のまま馬車に向かう遍歴騎士であった。

//おちまい!
537 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/07(月) 00:14:12.36 ID:pnT6rxvr0
>>536
セバス「…ああ、うん、その、まあ、その話は今度しようじゃないか」

胡散臭い執事が言葉を濁すくらいには何かがあるらしい…

リージュ「…」ウズウズ
セバス「駄目だよ、駄目ですよ、お嬢様」

釘を刺すくらいの何かがあるのは間違いない…
果たして乗せていいものやら、判断は周囲の裁量に任されそうだ。
538 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/05/07(月) 00:17:56.44 ID:uqUQT+im0
>>536
「……こりゃいい……ちょっと地味だけど」

猛禽の翼音を立てて羽織り、どうやら気に入った模様
かつての愛用品とは異なる色合いは落ち着いており、実に忍びとしての本懐を示しているではないか

「貰っていいんだよな?」

返さないでい?という意味での確認。割と図太い!
ふ、と視界の片隅に遍歴騎士を捉え、

「……ん?何もいらないのか、アレとかは?(パワーアーマーを指差しながら)」

その背にジョークめいて告げるのであったとさ

//お疲れ様でしたっ!
539 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/07(月) 00:26:59.94 ID:e07NU6sE0
>>536
一行は実に高品質な物資を受け取ることができ 旅路の慰みになったことだろう
不穏な空気を纏いつつ一行は進む

【???】
???「ふふふははははははははははは・・・」
どことも知れぬはげ山の一角に不気味な笑い声が響く
杖を頼りに歩むは異国の衣服纏う男

??虫「向こうから戦いの臭いがするぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・」
目を爛々と輝かせながら進むのは 一体誰なのだろう・・・?
540 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/05/07(月) 22:49:21.83 ID:TPtkKazUo
【お試しイムカ環境】

 越境による世界修正力とは世界によってまあ色々と在ったりなかったりである。
 が、今回、極めて特異なケースにめぐり合ったので、その一場面をご紹介しよう。

 −−−−−−−−−−−−−−

【一般的な西洋ファンタジーな世界】

「デスゥ…」

 そこにはニボシが居た。否、正確には魚の着ぐるみという、
 いよいよ以って、目撃者皆が己の正気を疑いたくなるようなシロモノである。
 が、問題は奇矯な格好ではなく、中身までやせ細ったニボシめいた状態にあることだ。

「オカネが無いデス。ご飯食べたいデス…」

 しょぼしょぼふ〜らふらしているのはα-12。C.T.S.S.のエージェントである。
 そして、現在文無しである。

【この手の世界ならば冒険者ギルドあり!通常であればそこで数回クエストを受けて当面の生活費を確保する。のだが!!】

 稼いだ傍から何故かマネーが手元に残らないのだ。
 一度は落っことした。反省して警戒したら、何か火矢が命中して袋ごと燃えた。
 ある時は、お財布を取り出した瞬間にカラスに持っていかれ、撃ち落したら空中で鷹にもってかれた。

「@@」

 α-12の視界がマンゲキョめいてグルグル回転している。
 ナムサン!地味に育ちのいい彼女のずのうには野生的サバイバー解決法はインプットされていない!
 だいたい環境と装備が約束されていたシティガールの欠点だ!このようなトンチキ修正力にて生命の危機!!

【世界修正力/お試しイムカ… 何をやっても手元にマネーが残りません!!】
541 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ [age]:2018/05/07(月) 23:01:07.48 ID:tS0PfIRd0
>>540
「もっちゃもっちゃ」
「……ひっさびさに食べてるけど、美味しくないってんですねぇ……」

さてはて、トンチキなトンチキに巻き込まれノーマネーで生活なうなニアである
タイドメイカーを齧り溜息、埃っぽいミズクラゲめいた味は健在であり実に美味しくない

「……トゥエルブのも一応っ、食べれるんじゃないってんですかぁ?」

なんなら食べます?とガリガリニボシに向けてニョキッと差し出す触腕
ぬめる細身のそれは改めて見ると割と冒涜的な外見であり、食欲を程良く削いでくれるかもしれない
542 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/07(月) 23:05:34.43 ID:e07NU6sE0
>>540
さて ファンタジー世界では無類の補正能力を持つこの男ですが たまにはこんなこともあるのでしょう
稼いだ先から金が消えていき ものの見事に文無し いつも背負っている物資もα-12にねだられ強奪され残っているのは塩が少々
なお糖分は優先的に徴発を受けました

そんな彼はぱちぱちと爆ぜるたき火の前で串焼きを食べていた
金がないのに串焼き? わかる人には分かるだろうがからくりがあるのだ

「もっちゃもっちゃ」
飢える煮干しをよそにこの男 空腹とは無縁であった
543 :セニャーレ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/07(月) 23:06:51.44 ID:pnT6rxvr0
>>540
「むーしゃ、むーしゃ、ふごふご〜♪」

パチパチ、ボウボウと爛々と炎が燃えている。
火の回りには矢、矢、矢、矢。
そしてどの矢にも鳥、鳥、鳥、羽の生えた蛇。

もしゃもしゃと焼けたソレラを食らっているのは
手足や腰に未来的な装備を有しながら
獣の皮を剥いで作った原始的な服の上から古めかしいローブを纏い
目深に被ったフードから覗くのはソフトドレッドの長身亜人。

報酬を受け取るや否や襲来したカラスに始まり次いで鷲が襲来。
更には大きな怪鳥、羽の生えた蛇、ワイバーン。
という紆余曲折を経て

「実に良い狩りでしたー」

文明開化はされても文化的に狩猟生活を是とする魔女に通貨はあったら『イイネ!』位。。
マネーはワイバーンに掻っ攫われましたが焼いて食えるだけの獲物は確保できた模様です。
544 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/05/07(月) 23:28:58.19 ID:TPtkKazUo
>>541

「食べると言っても、出すのにカロリーいるデス。
 栄養価もノーなので割りに会わないのデス@@」

 やっぱりナノマシン由来なディープメイカーはタイドメイカーと色々仕様が違う模様。
 ニョキっと出てきた触腕を、色々逡巡しながらも、結局モグモグし始めるα-12。

「ゲロまずデス」

 貰っといてこの言い草である。実際不味いからね。仕方ないね。

>>542-543

「ううう…」

 実際、ここでロイやセニャーレにその串焼きよこせや!といえればどれだけ楽であろうか!
 しかして、なんだかんだで結構、自助努力を尊ぶところもあるα-12である。ここで妙な借りは作りたくないのである。
 なお、ニアのゲロまず触手を比較的素直に受け取っているのは、「あねさま」判定による例外。ようは甘えています。

「狩り…勉強しておくべきデシた。あと、貧乏舌がうらやましいと初めて思えたデス」

 普段、良いものばっかり食べていると、こういう時、困るよね!!

 −−−−−−−−−−−

【全員対象】

「う〜…おなかすいたデス」

 何とか、多少はマトモな物をニア以外に借りをつくらず食べたいα-12は
 ふーらふらしながら、ふと、にょっきり生えた葉っぱを見つける。

「デスデス。これは確か、地中の地下茎が食べられる奴デス。どっかのTVで見た特徴まんまデス」

 微妙に胡乱な知識のもと、その葉っぱに近づくα-12。なお、世界を跨いだら生態など一定とは限らないというのは、
 空腹で鈍りまくった彼女のずのうに訴えるのは無理があったであろう。

【ぶっとい茎を持った葉っぱを掴んで、「よっこらしょーデス」とぐいとひっぱる。すっぽん】

 葉は土と根っこを周囲に撒きながらも、じゃがいもめいた実を外界に晒す!
 やった!滋養のありそうな芋をゲットだ…だ!?

「デス??」

 根っこに絡まって何かへんなのがくっついてきた。真っ黒な石。そしてその表面にはルーンめいた文字が刻まれて仄かな輝きを。

「デス…デス…もーイヤデス!!」

 涙目で絶叫するα-12!あなや何事か!!それはこの数日、越境者達が到った経緯を説明しなければなりますまい!!

【落し物を拾う→陰謀の証拠となる書簡→生命を狙われる→撃退→いつの間にか革命騒ぎの渦中→ボロボロになりつつも解決→なんか国外追放】
【喉が渇いたので泉で水を飲む→正気を失った水棲人に襲われる→エルフを巻き込んだ森の存続を欠けた一大クエストに発展→解決するも大霊木を燃やしてしまい追放】

「どうせ!また!無駄に!大げさに!なるんデス!!」

 言いながら厄ネタになりそうなルーンストーンをロイに押し付けようとしてくるα-12。キタナイ実にキタナイ。
 なお、越境者の諸君も今の事例以外にロクデモネートラブルに巻き込まれたと思われる。なお、全て結果はお察しである。

【世界修正力/お試しイムカ… 惨劇属性…英雄資質の一側面。トラブルが向こうからこんにちわしてくる!】
 【→α-12、謎の石をさっさと捨てないナンデ?→捨てるという行為がトリガーになりそうで怖いからだヨ!!】
545 :セニャーレ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/07(月) 23:35:44.17 ID:pnT6rxvr0
>>544
「…、…… マタ トラブル ノ ヨカン ダ」

先程までの満足気な表情は消え失せ、それどころか一切の表情がなくなる魔女。
喋り方もなんか片言である。

「ナニ? ナニ ヒロッタ?」

ルーンストーンなんてバリバリ魔法案件、悲しいかな魔女的にはスルー出来ない!!
無表情で羽の生えた蛇の丸焼きを頭からガジガジしつつの品定め。
546 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ [saga]:2018/05/07(月) 23:40:24.79 ID:tS0PfIRd0
>>542-544
「あっ、それ少し分けて下さいってんですよぉ」
「お代はぁっ……うーん、次の世界に行ったら必ずぅ……」

アルファとは真逆、ロイとセニャーレに甘えまくりなニアである
無論対価を支払う事は今は出来ず、しかしなんだかんだ越境機会が多くまた結構頻繁に顔を合わせる間柄故ツケも効かなくはないかもしれない身分なのだ
その辺は色々と考えの違いであろう、なんだかんだ実際真面目な所があるアルファと根がちゃらんぽらんなニアの違いとも言える

「……まぁ、これはゲロマズ打ってんですからねぇ……」

元は空気中のチリやホコリである
最も、自然環境的にナイスなファンタジー世界ならば少しマシだけどそんな程度なのだ

さてはてそして?

「えぇっ……」
「それだったら動物狩って食べる方がまだぁ……」

アルファは銃器の扱いに優れているし、剣技だってニアよりずっと上だ
ならばその辺の動物をハントするのに困る事はなさそうだなぁなんて思いつつ、まぁ空腹でそれも酷な話と言える
おいもひとつに夢中になってる様子に苦笑、ともあれお手伝いをと思った矢先にすっぽ抜ける……ルーン?

「……あぁっ、なかなかこれはぁ……」

ヘヴィな案件になりそうだなぁとまた苦笑
547 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/07(月) 23:40:53.68 ID:e07NU6sE0
>>544
なおロイの足元には草を編んだ籠があり その中は白い何かである
白くて 長くて 動いてて…

オゥ・・・その正体は幼虫である やたら元気にダンスィンしている幼虫にプスリと串をうち 直火でほどよく焼けたなら

「ハフハフ」
実にうまそうに口の中に放り込む 山で一緒に取ってきたローズヒップを潰して煮出したお茶をすする

「ゲップ・・・なんだα-12 何か手に入れt…」
なにやら光るルーン その手にあるのは何かのマジックアイテム

「α-12 いいか それを握りしめて山の中に行け 俺たちに構うな 俺たちはもういろんな意味でおなかいっぱいだから巻き込むな 頼む 今度甘いもの作ってやるから…俺の・・・」

「オレのそばに近寄るなああーッ!」


スッゲェ嫌そうな顔で露骨に距離をとるロイ 逃げ出す準備は万全である
548 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/07(月) 23:42:55.24 ID:e07NU6sE0
>>546
「ん」
ズイッと差し出した串焼きには 白い幼虫がこんにちは

「カミキリムシだ うまいんだぞぅ そんでもってお茶」
こちらはローズヒップを潰して煮出した仄かに酸味と甘みを持つお湯である

えんりょせんでもええんやで?

その後>547
549 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ [saga]:2018/05/07(月) 23:54:22.47 ID:gIiV5sP40
>>548
「……虫はもう食べたくなかったってんですけどねぇ……」

苦笑しつつもっちゃもっちゃ
過去ならば知れず、蟲の跋扈する世界で4年弱の人生の大半を過ごしたニアにしてみればこの程度は朝飯前!期待されたであろう反応は出来そうにないぞ!

「ずずず……あっ、そういえばさっきあそこでタンポポを見つけましたってんですよぉ」

取り敢えずのお代の足しにな感じでずいっと、小袋いっぱいのタンポポを差し出した
花から茎葉っぱ、そして根っ子まで利用出来るヤッターな植物なのだ!
550 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/05/07(月) 23:56:38.66 ID:TPtkKazUo
>>545

 ルーン刻印は独特のであったが、
 魔術というのは不思議なもので世界を経てもある程度の共通点は見出せるものなのだ。

 魔女的知識からの結論…怨讐≠フルーン。それもマスター位階。
 ぶっちゃけ最悪である。トラブルに種的な意味で。なお、土から掘り起こしただけならまだよかったが、
 ドワーフの血脈に反応して本格的に起動します。→ロイ・ゴールドマンはドワーフのクォーターである!!

>>546

「デスゥ…」

 おんも…じゃなかった。おいもはしっかり抱えながらも(貴重なごはん!)
 ルーンまで掘り起こしてしまい涙目なα-12である。
 ニアとしては、どこか別の誰かと居た時にはしょっちゅう体験したアレが無分別に起こっている事実にアレであろう!!

 −−−−−−−−−−
【どっかの世界にて】

「ふむ、タェンティース。なんだか不当に貶められたような気がしたぞ。気のせいかな」

 お金持ちのお嬢さんの護衛クエストを受けて、現在死霊都市で千を越えるアンデッドに囲まれながら。

 −−−−−−−−−−

>>542

「いやデス!またロクでもないことが起こるに決まってるデス!α-12だけジゴクはゴメンデス!」

 テメーも巻き込まれろや!的じゃあく論法にてルーンストーンをロイにグイグイ押し付けるα-12。
 なんたることか!いたいけな少女をここまで追い詰める世の中の世知辛さ(あるいは惨劇なアレ)よ!!

【ロイの押し付けた瞬間、何かロイの中の鉱人の血とルーンが不可思議共鳴】

(あ、それがトリガーだったデスね)

 なんか、白目になって泡まで吹き始めるα-12であった。

 −−−−−−−−

【全員対象】

 まー、禍々しい赤い光を今や煌々と発するルーンストーン。
 がんばれ越境者!負けるな越境者!!さっさとゲート見つけて脱出しろ!!

//いじょ!!
551 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/08(火) 00:01:41.37 ID:4df2vs8s0
>>550
「なんでわざわざ俺に押し付けたんだアホタレーーーーーーーーーーー!!!!」
ピンぽいとで正解を選ぶα-12に魂のシャウト 嗚呼ろくでもない体が始まりそうです

これもしべてイムカってやつのせいなんだ おのれイムカ ゆ゛る゛さ゛ん゛!!


//オツカレサマドスエ
552 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ [saga]:2018/05/08(火) 00:05:54.05 ID:yOt9MIjG0
>>550
【どっか!】

「……そうですか?」
「不当に……うーん、それが事実だとすれば許し難い事ではありますね、事実だとすれば」

周囲を囲う終わりなき死者の群れ群れ群れ!
とっくの昔に加護を喪った教会のステンドグラスが松明の光を薄く透過し虹彩を溢れさせている
苦笑ながらにイムカに返した、色々察しているのかちょっとアレだけども

【そんなこんなで?】

「あぁもうっ……」
「……慌てておいもは生で食べちゃダメだってんですよっ、取り敢えず今動けるようにもう少し食べとくってんですかっ?」

さっきからビンビンに感じる鉄火場の気配が一層強まったのを察してニア、タイドメイカーをまたもやニョキッと差し出した

「さぁてっ、次は何がやって来るってんですかねぇっ?」

最早逃れる事は不可能と知っている
ならばこの状況を全力で切り抜ける事を、享受する事を、楽しむ事を
不敵に笑みを浮かべながら、帯びた月の光を抜き放ち翳した!

//お疲れ様なのですっ、ありがとうございましたっ
553 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/09(水) 22:45:26.09 ID:ZUW897cZ0
【とあるファンタジーな世界】
よくある話だ

戦争が終わり 飯の種に困った傭兵が山賊となる よくある話だ
とある山村が標的となり 山賊は金と食い物と女を要求 だが村は要求を突っぱねる

一度呑んだら最後 骨の髄までしゃぶられる 男たちは悲痛な決意を固める・・・が
そこにはおせっかいな輩がいたわけで…

「というわけで本気出した」
一夜明けて朝 そこには頑丈な木材を組み合わせてできた簡易砦が出来上がっていた 
もちろん作り上げたのはミスターなんでも男ことロイ・ゴールドマン

「表面には濡らした革を張り付けて防火効果うp 二階部分からクロスボウの援護射撃ももらえるし 他の進入路もあらかた潰したから 
敵は真正面から突っ込んでくるしかないわけだ 山賊程度なら何とかなるべ つか何とかならなかったらトクシュブタイの面目丸つぶれよ」

あっけにとられる村の皆さんをよそに説明口調のロイ ともあれ舞台は整った あとは敵が来るのを待つばかり
554 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/05/09(水) 22:55:37.98 ID:YPy6s4dz0
>>553
「……じ、準備オッケーですね……」

緊張の面持ちで待機しているのはルシオラ
ロイの指示の元、砦の建設にも従事したりもしたのだ
それでも疲労の色が薄いのは若さ故であろう

「えーと、じゃあ僕は二階で待っていればいいのかな……?」
555 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/09(水) 23:13:03.16 ID:ZUW897cZ0
>>554
「そうだな いつもの雷銃(スタンガンのこと)の弾が尽きたらクロスボウを使ってくれ 最初からクロスボウでもいいぞ」
【クロスボウ:弦を引くのに背筋の力を使うタイプ】

二階部分は簡素なもので 隠れられる敷居以外は何もない

そしてしばし後 荒々しい足音と共に 武装した男どもが略奪目的てこっちに突撃してくる

「射撃開始ぃぃぃ!!!」
ロイの言葉と共にクロスボウを発射する民兵の皆さん

なお昨日までなかったはずの砦に一瞬躊躇するも 相手だって奪わなければ生きていけない
各々武器を手に襲い掛かってくる 敵もクロスボウでルシオラ達を狙った射撃を試みる者もいるだろう
556 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/05/09(水) 23:18:53.53 ID:27EGJciLo
【当然ここにも重要な役割を果たすものが!!】

「がんばれがんばれ民兵ピーブル!応援応援女子力MAXデス」

 ポンポンを振りながら民兵の士気高揚という重大任務を果たすトンチキガールがそこに!!

【ガスマスクに「はたらいたら負け」Tシャツ!の胡乱なチアガール()がそこに!!】
557 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/05/09(水) 23:21:25.68 ID:b4A6OZhB0
>>555
「分かりました」
「……一応、予備のバッテリーもありますので少しは持つと思います」

越境者として戦闘に巻き込まれる内に、その装備も実戦向きにカスタマイズされて来た感がある
事実スタンガンも、護身用だけであったのがほぼメインウェポンとして振るわれる事が多くなりその分研磨されていたのだ

「必要でしたら僕が壁を作ります、任せて下さい」
「よーし、よーく狙って……」
「!!」

ロイの号令に合わせ射撃開始!
放たれる雷撃、魔法めいたそれは着弾すれば即座に筋肉に作用し体の自由を奪うであろう!
そして反撃に備え、創作体の壁を数枚構築!
558 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/09(水) 23:36:31.66 ID:ZUW897cZ0
>>556-557
勇猛果敢に砦を破壊しようとする山賊に放たれるボルト
手足に あるいは体に辺り行動不能に陥る物 運悪く頭に当たり動かなくなるもの

そして山賊のボルトもまた反撃といわんばかりに放たれる がルシオラの創造体がそれを阻んだ
タイミングよく体を晒した民兵に吸い込まれるボルト それを創造体が防いだのだ

狙いは完璧なれど創造体を貫く力はない そしてルシオラのスタンガンも敵一体に命中 悲鳴を上げて行動不能に陥る

だがそれにもひるまず砦の門を破ろうとする山賊

「クロスボウだけで折れてくれねぇかなぁと思ったんだが 中々ガッツがあるじゃねぇか
 よし 近接戦闘だ!!」

二階で指揮を執っていたロイがなんかトンチキ娘の首根っこをつかむ(確定描写)
そして一緒になって山賊の只中に飛び込んでいった(確定描写)

敵も飛び降りてくる2人に肝をつぶしただろうが むしろ手の届く場所に降りてくるなら幸いと 武器を手に切りかかってくる

ルシオラの援護がひつようとなってくる場面 そして巻き込まれたα-12の運命や如何に?
559 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/05/09(水) 23:50:25.80 ID:b4A6OZhB0
>>556
>>558
「うわ、き、きた……来るの……!?」

掃射によって数人が動かなくなり、しかしそれでも止まる事のない猛進
略奪者の愚な突撃の前にたじろぎ慄き、それでもスタンガンを構えて放つ

「……気を付けて!援護します!」
「えーと、そこのあなたとあなた、一緒に支援をお願いします!」

さぁ勇猛に降り立つロイとアルファ!(断定)
ふたりの援護の為に2人の、矢の狙いが精密な民兵に声を掛けて支援開始!
誤射の可能性はルシオラは皆無、民兵も限りなく少ないであろう!
560 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/05/09(水) 23:57:00.46 ID:27EGJciLo
>>558-559

「デス?α-12は非戦闘員で実際無関係〜〜〜〜〜;;」

 がっしんごと首を捕まれるα-12。乙女に対してなんつー扱いであろうか!!
 こんなことだから、デジカシーゼロの割烹着原始人野郎と呼ばれるのだ!!(呼んでいるのはα-12
 ルシオラにもこの魂の叫び届け!ロイは悪いやつだ!!

「デスデス!!α-12はただの応援ガールなので荒事はニガテデス〜〜〜!!」

 バビョーンと敵中に放り込まれながらも、応援旗…ではなく、高周波ブレードを装備。
 対サイボーグ戦を想定された武装であり、軽快な取り回しが可能なハイテク装備だ。

デスデスデース!暴力反対――」

 襲いくる山賊たちに対し、高周波による分子結合強化されたブレードが煌く。
 医療用の高周波メスなどとは一線を隔するテクノロジーがそこには存在する。そして――

「デス!比良坂ノ型…大祓(おおはらえ)」

 キン!と剣を一振り!直後に山賊の攻撃を回避し一振り。
 さらに足運びにて別の山賊の背中に背を押し付け、左側面の山賊に一振り。
 それを繰り替えす。大祓(おおはらえ)は対集団に対する挙動を含めた攻撃の型である。

【なお、時々いたいけな非戦闘員を見事に鉄火場に放り込んでくれたロイに苦々しい目線を向けるのは忘れない!】
561 :デジカシーゼロの割烹着原始人野郎>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/10(木) 00:06:07.98 ID:qK/Q7k+g0
>>559-560
民兵「分かった!!」
民兵「任せろ!!」

ルシオラの言葉にボルトを装填する民兵2人そして

「和が総身をもってここを征域とせん・・・!」
全ての武器を地面に突き立てる そしてそれらを抜き放ち敵を屠ればその武器を奪いて次を屠る
トクシュブタイが最奥 ウェポンマスターである証左ともなる技を繰り出すロイ

片や死角を渡り歩き多数を屠るα-12と真正面から受け止めはじき返すロイ 生じるわずかな隙もルシオラ達の援護射撃でことごとく潰される
そんな状況で士気を維持できるわけがなかった

山賊「撤退だー!!逃げろー!!」
蜘蛛の子を散らすように逃げるのであった

「ふぅ そこそこ大変だったな 2人ともオツカレ」
と2人にねぎらいの言葉を賭けるのであった
562 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/05/10(木) 00:11:39.70 ID:511HKAAYo
>>561

「うるせーデス!α-12のラブリー応援だけでも士気MAXでよゆーだったのに、
 ぽいっちょむさ苦しいトコに放り込むなんてなんつーデジカシーゼロの割烹着原始人野郎デス!!」

 背中からロイに圧し掛かって首をぎゅーなα-12である!
 子供か!?ガキンチョだ!!

【ナムダミダブツ!!】
563 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/05/10(木) 00:16:19.03 ID:te/boSuB0
>>560-562
「……あぁ、もう……」
「お、お疲れ様です……」

やはりいつでも人を相手取るのは心身共に堪えるな、とルシオラ
アルファの悲痛な、割烹着原人への抗議は悲しきかな届かない
何故なら美味しいご飯の方が大切なのだ、ことこれだけ動いた後では

「アルファちゃんもお疲れ様、流石だね」

ロイと戯れている(?)アルファに笑みながら声を掛けて労い
この辺を忘れなく、またその感じも平凡であるのはルシオラがまだ常識人の枠から抜け出せないが故であろう
564 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/05/10(木) 00:19:59.67 ID:511HKAAYo
>>563

(やっべ…なんか女子力高いデス。このあんちゃん)

 ルシオラのさわやかな労いに珍妙な危機感を覚えるα-12である。
 何ともスットコドッコイな思考回路もあったもんだ(爆
565 :デジカシーゼロの割烹着原始人野郎>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/10(木) 00:34:31.92 ID:qK/Q7k+g0
>>562
「はっはっはー」
自らの首とα-12の腕のの間に顎を挟んで裸締めを無力化するロイであった

なお首も太くて短いようです

>>563
「オツカレ 援護射撃助かったぞ」

やってきたルシオラにも感謝を示す


そんなこんなで山間の村でのひと時は過ぎていき 一行は少なくない謝礼をもらうのであった・・・・・

//〆
566 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/05/10(木) 21:59:35.58 ID:p0ukpGSL0
狭間のスクラップヤード。最近建てられたプレハブコーヒー小屋にて。

「……これでもないな」
挽いた粉を備え付けのテーブルに少々盛り、顔を近づけると片方の穴を指で押さえて鼻を鳴らすソーマタージ。
動きはともかく、別に変な事をしているわけではない。匂いを嗅いでいるだけだ。


「───流石に無理があったか。バカらしい」
コーヒーを愛しているわけではない。嫌いではないが、コーラの方がもっと好きだ。
しかし、この空間はコーヒーについて調べ物をするのに最適なのだ。

赤い目を細め、小さくため息を一つ。相当集中していたらしい。COMPに表示される時刻を見れば、入ってから一時間近く経っていた。
コーヒーとは無縁な粗暴な男が、一人でモゾモゾ何かをしていたのだ。少なくとも真っ当な人間が見ていい印象はあまり無いだろうが、出くわした越境者はいるだろうか?
567 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 [saga]:2018/05/10(木) 22:14:42.05 ID:n1bvks7l0
>>566
「……」

ふ、とプレハブ小屋より結構離れた場所で何かに気がつく
それの出所を探りながら険しい顔でズンズン進んだ、ようやく辿り着いたらはて何かと小首を傾げた
ともあれ中に入ってみる事に逡巡は皆無、何故ならステキなコーヒーの馥郁たる香りが漂って来ているのだから
実はこの元猫人の女イリー、無類のコーヒー好きなのだ

「なんだ、ここ……いつ出来たんだ、ソーマタージさんがここのマスターなのか?」

入るや否や周囲を見回しながら、何やら怪しげなソーマタージへと声をかける
よく着ている拳法着ではなく、スラックスにシャツスタイルの長黒髪の背の高い女
568 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/05/10(木) 22:23:55.45 ID:p0ukpGSL0
>>567
突然かけられる声にドタタンとおったまげ、テーブルを倒しそうになりなるのを取り直す。
散乱したコーヒーの粉末を足でパッパと退かしながら、冷静さを保とうと努めて肩を竦めた。

「そういうお前はいつここに来たんだ、俺はお前の顔を知らないぞ新顔。 …なんてな。
 オレがコーヒーなんてガラかよ。大方、ロイかアキレスあたりだろう」


「戻りたくなったらいつでも猫チャンになってもいいんだぜ。 俺は毛が入っても気にしないからネ」
おもいっきりズレたテーブルを直している最中思い出す。彼女はコーヒー大好き人間(猫?)だったはずだ。

「───参考までに聞きたいんだがな。お前さん、匂いで銘柄を当てるなんて器用な真似は出来るか?」
何て事の無いように背中を向けたまま問いかけるソーマタージ。
白い長髪の向こうにある顔は見えず、表情はうかがい知れない。 少なくとも悪い感情は持っていないようだが。

「ボンヤリとした記憶を聞いただけで『それはこれだ』…なーんてな。 流石に無理か」
569 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 [saga]:2018/05/10(木) 22:34:07.42 ID:n1bvks7l0
>>568
「わわっ!?」
「……あぁ、すまない、今来たところだが……驚かせたか」

ノックくらいすべきだったかな、と戯けて肩を軽く上げて見せる
ともあれコーヒー粉まみれになったソーマタージに苦笑しつつ

「猫、な……あの状態だとコーヒーが余り飲めないんだ、体質的にな」
「……ん?なんだ、突然だな」
「うーん、特徴のある品種なら分からなくもないけど……大まかで構わない、どんなだろうか?」

言葉とは裏腹、はっきり言って無駄スキルと知識であるそれが少しでも役に立つのならそれは実に喜ばしい事なのだ
取り敢えず聞いてみる事から始めるらしい、店に置いてあるコーヒーをぐるり眺めながら
570 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/05/10(木) 22:47:18.37 ID:p0ukpGSL0
>>569
「猫用のミルク皿ならあったはずだろ。 …いや、タマネギ以外にもコーヒーもダメなんだっけ猫」
じゃあなんでそんなに気に入ってるんだ?猫なのに。 と言いかけた言葉を飲み込むぐらいの配慮はあった。
冷めた目で壁を眺めながらそんな事を考えていると、流石に問い返される。


「それが問題でな。極東の一地域で売られてるようなもので、手掛かりが僅かな匂いの記憶だけなんだ」
向き直ると暗い理性の宿った瞳で辺りを見渡す。コーヒー、コーヒー、コーヒー…。
膨大な量の中から、僅かな情報を頼りにあるかどうかもわからないものを見つけるなど、正気の沙汰ではあるまい。

「確か……焦がした様な匂いがした。…と言っていた。うん。
 あと妙に苦い───。コーヒーなんてどれも苦いか」
主張も、言い方もあやふやだ。豆の種類すら分からない始末。

「猫のクソから抽出したみたいな高い物じゃないはずだ。手掛かりは実質二つだな」
571 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 [saga]:2018/05/10(木) 22:54:39.19 ID:n1bvks7l0
>>570
「……意外と食事制限が多くてな、大変だった」

なってみるか?なんて意地悪そうに笑う
無論そんな魔法を有する訳ではないのだが

「極東」
「……あー、そうか、アキレスさん達と同じような世界だな、とするとえーと……」

何やら懐からメモを取り出しペラペラ捲る
さまざまな世界で味わったコーヒーの色々が記されているらしい

「焦げ、スモーキーな感じだな……あとは苦さ?」
「えーと、ロブスタ種の豆のコーヒー?濃い麦茶のような味わいがあった」
「あとは……スマトラ式の処理法の、マンデリンやトラジャ……無論細分化されるが」
「この辺りが有名で、私も飲んだ試しがあるな」

適当な椅子に腰掛けふぅむと唸る
矢張り味わいは人によって異なるのだ、なかなか難しいが極東という限られた地域というのはなかなかにヒントになったらしい
572 :アキレス>521-522 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/10(木) 22:57:45.85 ID:qK/Q7k+g0
2人が額を突き合わせているプレハブの扉が開く

「おいしいカフェソロ飲みたいな・・・っと 珍しいねソーマ」
やってきたのはスペイン人のアキレス

ちなベティちゃんは苦い豆に興味はなく お外で他の巨大昆虫たちと戯れていた

「なになに? 何の話?」
と聞いてみて

「妙に苦いねぇ…アメリカンとかじゃなくてエスプレッソの類じゃない?」
とアドバイスをいしてみるテスト
573 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 [saga]:2018/05/10(木) 23:08:24.01 ID:n1bvks7l0
>>572
「やぁ、アキレスさん」

軽く片手を泳がせての挨拶
コーヒーの香りが染み付いたプレハブ内にすっかりイリーはご機嫌であった

「あぁ、そう……な、抽出の話かもしれないな」
「ただ、極東と言う事だから……フィンフィルターでのベトナム式も候補になるかもしれないな」

言いつつもアキレスの飲み方の多くは、自身とは異なる
故に興味を惹かれる様にそれとなく観察しつつ
574 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/05/10(木) 23:14:06.18 ID:p0ukpGSL0
>>571-572
「チョコとか食えねーんだろ? 惜しかったな、もうちょっと早く買ってれば見せびらかせたのに」

「まあ、アキレスのほど平和じゃないがね。近いと思うぜ」
「別に一部地域でしか取引されてないってわけじゃない。チョコや、タマネギと同じ、世界中で飲まれてると思う」

跡から付け足しながらも、言われたものを手に取り、匂いを嗅いでは首を振る。
記憶にある匂いと若干違う。それの繰り返しだ。

「…これも違う。 やっぱり無理があったな」


「エスプレッソ?車の名前か何かか?」
そこにかかるアキレスのアドバイス。効きなれない単語に首を傾げながらも、携帯端末で調べた見様見真似の方法を試す。
試しに口に含んでみれば、センサーが苦みを伝えている。

「…これだ。こんな感じだった。 …と思う。多分。
 いや、完璧にこれってワケじゃあないが、こんな苦さだった気がする」
思えば豆とコーヒーでも匂いなどは違うだろう。犬の様に一つの物だけを探していては辿り着けるはずもあるまい。


「もういい。どうせこのオレの要件なんだ、もっと有意義な事に時間を使おう」
諦めの混ざらぬよう気を使った声で、残ったエスプレッソを持って戻ってくる。

「飲めよ。手伝ってくれたんだからな。礼節ぐらいはあるさ。
 どうせ大した用じゃないんだ、適当なの飲んで忘れよう」
お茶菓子としてポケットに入れてた角砂糖を齧りながら、コーヒーを啜る。矢張りコーラの方が好きだ。
575 :アキレス>521-522 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/10(木) 23:26:24.98 ID:qK/Q7k+g0
>>571>>573
「お・・・おぅ…」

なんともコーヒーガチ勢な意見にたじろぐアキレス
あくまでもコーヒーが好きなだけのアキレス君には勝てそうにありません

というか彼の故郷であるスペインではコーヒー=エスプレッソなのだ

「後は・・・異世界産とか? そうなるともう星の数より多くなっちゃうな イリータンもどう?」
とりあえず一杯とモカエキスプスを使おうとしたが

>>574
すでにソーマタージが作ってくれたようだ

「サーンキューソーマ オッサンがチュロス作ってくれたんだ」
と揚げたてチュロスを進呈するアキレスであった

「そもそもなんで特定のコーヒーを探して他の?」
チュロスを齧りながら聞いてみるテスト
576 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 [saga]:2018/05/10(木) 23:30:14.18 ID:n1bvks7l0
>>574
「……チョコは糖分が多くて、余り好きではないな」

一応僧侶なのだ、その辺は厳しい生活を送って来た故に無欲的である
尚コーヒーは例外らしい、自分に甘い!

「……ふぅむ、しかし正確には違うのかぁ……」

エスプレッソを飲んでの反応を見ればどうにもモヤモヤは消えない
正解を導き出せなかった事がどうにも不満そうな様子だ、最もそれを引き摺る程子供ではないが

「ありがとう、頂くよ……力になれずすまないな」
「……エスプレッソは私は上手く淹れられないんだ、どうにも機械の操作がな……」

ずず、と一口啜る
そしてソーマタージのカップをチラリと見ておもむろに立ち上がって冷蔵庫を開けた
取り出した炭酸水を手渡しながら、

「多めの砂糖を入れてからこれで割ると、コーラや黒ビールに近い味になる」

>>575
「極東、という点で異世界の物ではないと思ったんだけどな」
「ふふ、なかなか難しいよ」

奥が深い、と知識不足を実感しつつも笑みを浮かべた

>>574-575
「……ん、あぁ、それは私も気になるところだ」

そもそもソーマタージのその理由が知りたい
エスプレッソを啜りながら……と思ったがすぐになくなってしまったので、折角なので件の極東の豆を挽いてドリップをしつつ小首を傾げた
577 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/05/10(木) 23:41:30.03 ID:p0ukpGSL0
>>575-576
「いや、少なくとも異世界ではない。オレ、───オレのいた世界のモノだ」
そこは即座に否定。もっとも、それが分かったところでどうしようもあるまい。

「僕甘いもの大好き。特に揚げたヤツは。 …レジャーランドでも作るつもりか?」
チュロスを齧り、コーヒーを啜ってからお返しに差し出すのはありふれた角砂糖三個。これで雪山でも大丈夫だ。

「嗜好品のチョコがだめなら、コーヒーも控えた方がいいと思うがね。俺は」
こいつ存外自分に甘いタイプか?とシラーッとした目で。
殊勝な態度は既に無い。今ならカップも自分で洗えと言い出すだろう。


「なんだよ、好奇心は猫を殺すって知らないのか。お前のせいでそこな破戒僧は死んだ」
ムッとした様な口調ではぐらかし、虚空を見つめて数秒口を開く。

「拷問中のヤツがいるんだが、どうも同じ世界の出身らしくてな。そいつが死ぬ前の食事に要求したんで探してたんだ。
 アメリカ人だってそれくらいやるんだ、俺がやったって不思議じゃないだろ?」
判定:観察眼→ごくごく些細な口調の違い、身に纏った靄の様に微かな雰囲気などの判別スキル。或いは勘。
       いつもの様な軽口ではない。ひた隠しにするための嘘を言っていると即座に分かるだろう。
578 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 [saga]:2018/05/11(金) 00:01:41.26 ID:OZUfOcqz0
>>577
「……その辺は、ほら、まぁ……なんだ、生まれつきの好みだよ、好み……」

イリーの故郷は現世でのアジア系の熱帯地域の島国に近く、コーヒーが育つし無論よく飲んで馴染んでいる
そういうバックボーンもあり、なかなか切れない関係にあるらしい

「私はもう猫じゃないぞ、元猫だ、元」
「……ふーむ、優しいのな」

判定に成功したのか失敗したのか、その辺りは曖昧ではある
それでも淹れ終わったコーヒーをふたりにも配った
深い香りとシルキーな舌触り、苦味と仄かな甘味……件のマンデリンコーヒーだ
尚、イリー基準のペースでのおかわりなので、エスプレッソの直後であろうがその辺はナムサンである

「……ただまぁ……なんだ……尚の事正解を見つけたかったものだな」
579 :アキレス>521-522 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/11(金) 00:09:38.73 ID:D7/005TB0
>>577
角砂糖を受け取る あとでベティにあげよう

と ソーマタージの言葉を聞いて

「ふーん・・・?」
何かおかしいような気もするが 言いたくないことでもあるのだろう 黙っていることにしたようだ

「コーヒーごっそさん それじゃ俺はこの辺で」
とコーヒーの館を出るアキレスであった

//ノシ
580 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/05/11(金) 00:13:56.58 ID:7OkPgebF0
>>578-579
「わかってもらえてうれしいよ。俺もな」
遠い憧憬。まだ自分が自分であった頃の記憶。それらすべてを振り払い、今彼はここに何とか存在している。
呼応するかの様に犯した罪の意識が背中を這いずるのを感じる。

おセンチな過去の記憶など見たくもない。蒸し返したくもない。
ならば何故、わざわざこんな事をしていたのか。


「自分で使った分は洗えよ。共同生活のルールだ」
思い当たる節を無視して、ソーマタージはフラフラと後に続いて出ていった。


//おちまい
581 :ホワイトネス ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/13(日) 22:06:01.80 ID:Vs/ahYzP0
某日某所。
何時もの様に何らかの連絡手段を用いて越境者等に依頼を叩き付けてくる企業があった。

ホワイトネス・カンパニー。
私兵集団を用い様々な事を成す某世界に存在する軍需企業。

依頼内容は新型兵器の試験がてら『とある惑星』にある『遺跡』の調査、である。
危険性はあるとの事、危険地帯の調査依頼の相場より割増の報酬額が提示されている。

越境者によっては世界すら違う場所の依頼であるが、
受ければ迎えは何処であろうがやってくるとのことだった。
調査対象の遺跡までは送迎付きの依頼であるがはてさて…

越境者らは何の迷いもなく依頼を受けてもいいし、事前に情報を仕入れてもいい。
さてさて如何する?
582 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/13(日) 22:15:58.34 ID:CdeZTYIPo
>>581

「少なくとも越境現象を認識し、越境者のエージェントもしくはワールドタイムゲートを抑えている組織ということか」

 越境者への依頼斡旋機関であるギデオンズ・ネットワークより確認した
 ホワイトネス・カンパニーなる存在は銀河帝国の密使であるイムカ・グリムナーの関心を引いた。
 メカニクス(帝国技術局)よりマテリアル/テクノロジーの探索と確保を要請されている身としては看過するわけにもいくまい。

「遺跡の探査か。如何にもな案件だが…」

【ホワイトネス・カンパニーなる組織について事前調査を行います→依頼を請ける】
583 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/13(日) 22:20:26.12 ID:DuRzEatV0
>>581
「さぁて このホワイトネスとやらが越境組織であることはよくわかった
 だがなぜ遺跡の調査に割高料金を支払う? 少し探りを入れてみるか…」

あごひげ短足男は実に疑り分かかった たかが調査 明確な目標もなし なのに割高料金 怪しいね

とりあえずこのホワイトネスカンパニーとやらがどんな組織であるかを調べることにしたようです
調べ終わったら依頼を受けることになるでしょう
584 :ホワイトネス ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/13(日) 22:39:15.92 ID:Vs/ahYzP0
>>582
ハンゾー「ニニン 調査結果にゴザル」

調査を行ったところ
…如何言う経緯か小破したメカニンジャからホワイトネスの電子機密情報をゲットしてしまったイムカ。

目につく情報は死の商人としての活動が殆ど。
如何なる世界であろうがニーズに合った武器を売りさばいている様子。
非合法といえば非合法なので、まあ、叩けば埃は幾らでも出てきそうであるが、
本拠地となっている世界では慈善事業を大々的にやっているからか一定の支持は得ている。
例えるならばサイボーグ警官を輩出したオムニなんたらとか
代表的な超人を相手取ったうんたらコープとかである。

最近は大地を侵食する排除不可能と思われた肉塊の駆除に成功したとかも記録されていた。
なんでもオーパーツ的なモノを入手したのが切っ掛けとかデータが残っているが
詳しい情報が破損している、多分メカニンジャが小破した際にデータの一部が逝ったのだろう。

上っ面の情報を得た辺りで迎えらしきものが来た。
小型船から降りてきたのはスーツにグラサンの男。
彼はスミスと名乗った。

>>583
『死の商人』 『越境を利用して他の世界のテクノロジーの確保』

とまあ、断片的に活動を知る事が出来た。
何か何処かには居そうな集団である。
きっと最終的に世界征服とか考え始めるんだ拙者は詳しいんでゴザル、
と煙と火花を散らすメカニンジャが情報を提供してくれました。

依頼を受けるとガシャンナと名乗る眼鏡に白衣で黒髪褐色肌のエキゾチックなチビッ娘がやってきた。
如何やら彼女がホワイトネスの迎えであるらしい。
585 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/13(日) 22:46:28.81 ID:DuRzEatV0
>>584
「テックの確保なぁ…エーカーを思い出すぜ あいつらよか穏健であってほしいねぇ」
ご苦労とねぎらいの言葉をかけて仕事に取り掛かるとしよう

「依頼を受けたロイ・ゴールドマンだ よろしく頼む」
と短い挨拶

【イムカにはスミス ロイにはガシャンナが迎えに来たらしいが イムカとロイはまだ顔を合わせてない?】
586 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/13(日) 22:46:58.07 ID:CdeZTYIPo
>>584

「重サイバネニンジャ…」

 次のニンジャ・コンベイションのネタが決まった瞬間である。
 イムカの名誉のために別にニンジャフリークだからハンゾーに調査依頼をかけた訳ではないと明記しておく。

 −−−−−−−−−−

「典型的なカノッサ型の組織といえばそうか。幾つかのオーバーテックの所持は疑いなさそうだ」

 概要の触りを得たところで調査開始となる。
 ミスター・スミスとは名無しの権兵衛らしい名称だ。使い方はミスター・ジョンソン(名無し)と変わりあるまい。

「迎え御苦労。早速だが案内をしてもらおう」

 モノスゲー偉そうなイムカであるが、実際政治将校なので傲慢なのは地である。
587 :ホワイトネス ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/13(日) 22:58:34.11 ID:Vs/ahYzP0
>>585
【別の場所にて情報収集及び依頼受諾をしたと判断しましたので現地での顔合わせとなります】
【ですが他の参加者の有無を問うた場合、ガシャンナ女史は普通に答えてくれるでしょう】

ガシャンナ
「宜しくお願いいたしますゴールドマン様。遺跡までは此方で用意した船を使っていただきます」

ぺこり、とお辞儀をし、丁寧な対応で迎える女史。
世界を超えて宙飛ぶ船が行き着いた先は緑の惑星。
鬱蒼とした森の中にピラミッドの出来損ないのような四角い遺跡が眼下にあった。
どうやら着地はその遺跡から少し離れた所に開拓されたベースキャンプになるそうだ。

>>586
スミス「承知しましたミズ・イムカ。此処からですと2時間程度の移動となります」

イムカの態度にコレと言って反応しないスミス。
グラサン装備とはいえ挨拶から船への誘導の際まで無表情に見える。

宙飛ぶ船の乗り心地は悪くはなかった、少し狭いが。
スミスの宣言通り船はきっかり2時間で緑の惑星、妙な遺跡が望めるベースキャンプ地へと着地する。
588 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/13(日) 23:06:03.60 ID:CdeZTYIPo
>>585>>587

「ふむ…」

 緑の惑星…ベースキャンプに到着。
 そこで別口で依頼を請けたロイ・ゴールドマンとばったり合流。

【ロイ…惨劇な政治将校が介入決定。ナムアミダブツ!!】

「遺跡にマッピングはどの程度進んでいる。見取り図と罠の存在は?
 調査依頼との事だが、どの程度の調査により依頼達成とみなされる?」

 確認事項は実に多い。ベースキャンプまで組んで越境者への依頼。
 当然ながら、そうしなければならない/そうする必要性の把握も必要となろう。
 教えられないのなら、教えられないという事実そのものが材料にもなる。

【ホワイトネスの依頼意図/情報を含めた支援の有無の確認】
589 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/13(日) 23:10:29.37 ID:DuRzEatV0
>>587-588
「あぁよろしく頼む・・・船移動か…」
嫌そうに顔をしかめつつ乗船・・・到着

「うぇっぷ・・・あんま長時間じゃなくてよかった」
少し顔色を悪くしたロイが目的のベースキャンプに到着
早速荷物を下す と見知った顔が

「よぅイムカ お前さんも一緒の以来か」
呑気に挨拶 なれど心の警戒度を二段階引き上げる
惨劇との遺跡調査・・・ろくでもないことになること請け合いである(棒

とりあえず鉤付きロープといくばくかの食料 水 燃料 毛布と忘れちゃいけない10フィート棒 用意はできた
依頼確認はイムカがやってくれているようなので 自分は下働きである
590 :ホワイトネス ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/13(日) 23:19:25.80 ID:Vs/ahYzP0
>>588>>589
スミス
「ドローン…小型無人機による最深部までのマッピングは1時間前に終了しています。
 遺跡発見の切っ掛けとなった高エネルギー反応が最深部にあることも判明しました。
 罠の有無ですが問題はなさそうです。
 それらしきものは幾つか確認していますが全てドローンによって作動、無効化させています。
 この作業は30分もすれば完了するでしょう。
 我々はその後で遺跡へと入ります。
 道中には考古学的価値が散見できるでしょうが無視します。別の班が処理しますので。
 我々の目的は高エネルギー反応の正体の確認及び最深部の調査です」

ガシャンナ
「最深部には動態反応が確認されています。ソレがエネルギーの正体かは不明ですが…
 兎も角最深部に何があるのか、あればそれを持ち帰る、そういった流れになります」

残念、ロイが持ってきた最高に便利なお役立ちツール10フィート棒は
その活躍をドローンに奪われてしまっていた!

スミス
「ミスター・ロイ、ミズ・イムカ、遺跡調査には私とガシャンナ、そしてもう一体が随行します。
 我々を最深部に連れていくことも依頼内容の一つと御理解いただきたい」
591 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/13(日) 23:26:20.59 ID:CdeZTYIPo
>>590

(外部依頼の理由は明かされぬ、と。まあ、質問しても答えまい)

 そうとなれば、そう割り切ることにする。
 傭兵に対し意図不明の依頼などスプロールにも五万とある。
 今、この場で詮索することには何らの戦略的価値も無いと判断した。

「準備のいいことだ。快適な遺跡観光としようじゃないか」

 粒子短銃の重みを確かめ、目を二・三回瞬く。
 サーボスカルとの同調ま問題なし。様々な情報が拡張現実(オーク)として視界に投影される。

【→クエストの開始】
592 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/13(日) 23:29:48.30 ID:DuRzEatV0
>>590
「様はなんか怪しい最深部までひょいと行って調べて来いってか」

聞かされる依頼内容を憮然とした表情で聞き
今しがた用意した荷物をすべて片づけた

調査も何もかもすべて終わった後だというのだ

「しかしロマンがないねぇ未来の遺跡調査は」
未知の建造物をマッピングしながら手探りで進み

思いもよらぬ出土品に喜び 時に深入りし過ぎて内部で一夜を明かし
罠におびえ それでもなお奥へ 奥へ

喜びも落胆も憤りもない 冷たい機械にすべてを奪われた調査
古臭い価値観を持ったこの男にはどこか冷たく つまらない様に見えた

593 :ホワイトネス ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/13(日) 23:44:58.91 ID:Vs/ahYzP0
>>591
スミス「宜しくお願いします。さて、随行させる一体ですが…ウィング!」
ウィング「…はい、此方に」

スミスによって呼ばれ、
展開されていた大型テントから出てきたのは、一言でいえば『天使』だった。

スミス
「依頼の冒頭にも軽く記載しましたが此方が試験を行う新型兵器です。
 まあ、その機会があれば、ですが」

ウィングと呼称されたソレはもう少しだけ描写すると、
簡素な衣服を身に纏い、ヒトで言う耳の部分と背の辺りから羽が生え、
風もないのにゆっくりとうねる金の長髪と緑の瞳を持っていた。

>>592
ガシャンナ「…それには同意します」

苦笑しているのはチビッコ女史。

ガシャンナ「自らの足を用い赴き、目と鼻で場を知り、己の知を活用してこその調査、です!」

なんか力説している。意外と熱血?

>>ALL
スミス「では、参りましょう」

正直、トラブルが起こりそうにない感じが逆にフラグ臭い遺跡調査が始まる。
そもそも遺跡調査なのに新型兵器投入の時点でお察しであるのだが…次回に続く!お疲れさま!!
594 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/13(日) 23:50:59.46 ID:DuRzEatV0
>>593
「まったくだ ロマンが無ければ冒険者は死んでしまうよ」
女史の言葉に全面肯定する冒険者ロイ

「いくかね…楽な仕事だといいが」
ハルバートを担ぎ 遺跡に足を踏み入れるロイであったとさ

//〆?
595 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/13(日) 23:52:17.04 ID:CdeZTYIPo
>>593

(スカル、記録をとっておけ)
≪0001111010101≫

 新型とやらをお披露目するというのなら、
 そのデータ収集はイムカの聖務と合致している。
 ゆえにどう転んでも、一定の成果をメカニクスに対しては℃cせそうだ。

【そうして、不穏なる遺跡調査が始まるのだ】
596 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/14(月) 22:46:07.20 ID:bGdh8pkz0
【終末世界】
ある者は言う 越境者は世界の最後を看取るおくりびとであると


その世界は戦乱があった 国が国を恨み 民が民を恨む 繁栄と怨恨 栄誉と衰退 悪と正義
戦い続けた 戦い続け 人々は察する 自分たちが破滅に向かっていることに

そして気づいたとき 最後の一線はとうに過ぎ去っていた

深々とつもる雪 耳の痛くなりそうな静寂 転がるはガラクタ それだけ

人の気配も 生き物の気配もなく ただ堕ちた戦闘機と破壊された戦車と 投棄された武器と 雪のように白い骨

動くものはない 音を立てる者もない ただ雪が静かに降り積もる世界


この間まで雨に変わっていた天候も すっかり雪に元通り ハーフトラックは瓦礫を踏み越え静かな世界を行く
だんだんとがれきが少なくなって あちこちに家屋だったと思しき支柱が連なる平地に出た

ロイ「・・・これは 温室か? となると・・・ここは農地だったものだ」
支柱に渡された透明なビニール 中は枯れた植物 間違いないだろう

ロイ「向こうに灯りが見える・・・行って見るか」
指さした先 そこには白き世界の中で煌煌と灯りを灯す家屋が一件 その周りにいくばくかの温室が見えた
597 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/05/14(月) 22:54:30.33 ID:/I6/AH25o
>>596

「ちょーさぶいデス。げろしゃぶデス」

 どら猫の着ぐるみを着たガスマスク頭という見る者が己が正気を疑いたくなるような格好のトンチキガール。
 これでも悪名高いカノッサ機関のクローントルーパーというのだから、世の中はだいぶ面白愉快にできている。

「デスデス?第一村人発見デス?――世紀末で村人となると…」

 ごそごそとマル秘袋を漁るα-12。
 中からモヒカンカツラとトゲ付きの肩パットが出てきた。

【ナムアミダブツ!!】
598 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [age]:2018/05/14(月) 22:54:32.58 ID:975dfLM00
>>596
「……スヤァ……」

「……ん、……あれ、どこか着いたっすかぁ……?」

低血圧っぽく目をこすりながらユノ
圧倒的な身体能力の代償としてこれまた圧倒的な悪燃費を誇るその体の、睡眠もその例外に含まれてはいなかった
ラスボスエネルギーを使った戦闘の後はものすごーくお腹が空くし、めっちゃ眠いのだ
そんな訳でトラックに揺られながらも体力の温存をしていたのだが、何やらふっと目が覚めた模様

「あ……あれ、灯っすね」
「……もしかして、誰かいるかもっす」

行ってみましょう、とまで言い切らないものの既に探索に向けて精神のギアを切り替えているし荷物として簡単に準備も始めているのであった
599 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/14(月) 23:02:31.34 ID:bGdh8pkz0
>>597
アキレス「・・・・」
無言でカツラを奪い

―――ギィ!?
迷わずベティに装着 モヒカンベティの爆誕である

「一応それ系の準備はしておけ 歓迎されないとも限らん」

―――ギィギィ♪
ベティちゃんはモヒカンが気に入ったようです

>>598
ロイ「おはよう これでも齧ってろ」
この世界のレーションであるカロリーバーを差し出す 摂取カロリーは高いが味は二の次である


>>全員対象
そこは家畜小屋であった 見たところ豚がつがいで一組 子豚が10匹ほど 鶏が5羽 ひよこ3羽 卵がいくつか といったところ

二階に上がれる場所がある 上ってみれば住居 そして 老人が寝ていた

アキレス「・・・・・」
ロイ「・・・・・」

目くばせし 老人に近づき 肩を揺り動かし

ロイ「・・・・・・だめだ死んでる」
第一村人発見 とはいかなかったようだ
600 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/05/14(月) 23:09:01.50 ID:/I6/AH25o
>>598

「デスデス」

 寝ている間にコイツがいらん事をしないわけがなく、
 何かしらイタズラしていると思われる。

【勝手にモヒカンカツラつけてたり額に「肉」って書いてある系の何かだ!何されたかは知らん!】

>>599

「α-12のヒャッハーの夢が絶たれたデス」

 老人の遺体を確認してしょんぼりなα-12である。
 そうして、遺体に近づいて、ガスマスクのレンズ…拡張現実(オーグメント)を起動。
 死後期間予測、死因、年齢類推などなどの情報収集である。

【台詞は常に糞タワケそのものであるが、行動は存外にトルーパーしていたりもするα-12であった】
601 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント :2018/05/14(月) 23:13:21.44 ID:975dfLM00
>>597
>>599
「……ひゃっはーな方々でしたら、それはそれでお目にかかりたいっすねぇ」

ユノは余りその手の連中との邂逅が、未だ少ない
最も、越境者の中ではまだ新米に毛が生えた程度の立場なのだから仕方もない事ではあるが
ぐるぐるほっぺにおデコにひまわりな愉快なお化粧、バックミラーに映ったそれを見てむぅと顔を顰めてアルファへ責めるような目線

「ん……残念っすね」

雪でお化粧を落とし、ロイへ礼を言いながら受け取ったカロリーバーを齧りながら老人の亡骸の元へ
様子から察するに没したのは最近のように思えるが、この寒さでは正確な検死は目視では不可能だ

「動物はどうしましょうっす、全部乗せるには難しそうっすけどー……」
602 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/14(月) 23:21:44.24 ID:bGdh8pkz0
>>600
死後硬直が完全に抜けていない 死後90時間以内に死亡
がっしりとした健康体だが 80〜90代と思われる

眠っていると見間違うほどに穏やかな死に顔だ 病気の類は発見されず 老衰と思われる

ロイ「下の家畜ドモ 少し目減りしていたがかなりの量のエサを与えられていた
   死ぬ直前まで階段を上り下りして仕事をしていたらしい タフなもんだ」

アキレス「辺りを見てきたけど 穀物をバイオエタノールにして暖房や発電に回してたみたい
     まだしばらく持ちそうだよ 温室の中もしっかり手入れされてた ジャガイモがいい感じで実ってたよ」

部屋の中はガス式の暖炉で暖かい 本棚にはノートがぎっしり詰め込まれている どうやら日誌のようだ

>>601
ロイ「ここの設備はまだ生きている うまく使えば全部保存食に帰ることができるぞ
   タェンティースがいたら連れていこうとか言いかねないがな」

家畜は実に人慣れしているようだ こちらが近づいても怖がる様子はない

ロイ「しばしここを間借りして生活してもいい 温室の野菜を収穫すればしばらく持つ
   この老人は埋葬してやることになるがな 何なら豚さんのおやつにしてもいいぞ」

と意地の悪い笑み
603 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/05/14(月) 23:29:39.16 ID:975dfLM00
>>602
「畜葬?っていうんっすかね、探せばそういうのもありそうっす」

にわとりを軽く追い回して遊んでいたが直ぐに飽きた
本格的な保存食に加工する技術は自身にはないが、その辺はロイに任せれば安心出来そうである

「ふーん……ひとりだけでいたんっすかね、それとも他にも誰かがいた?」
「几帳面な性格してたみたいっすから……」

周囲を探り、日記以外の何かしらの痕跡探しを始めるのであった
604 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/05/14(月) 23:40:55.39 ID:/I6/AH25o
>>602

「デスデス、元気なおじーさんみたいだったデスねー」

 拡張現実による調査を一通り終えるα-12。
 死因は老衰。このような世界ではまだ幸せなのかあるいは孤独な最期に過ぎなかったのか。
 そこまでは判別は付かない。

「デス。原始人=サン」

 日記ノートを発見しつつも、ハリセンを持ってきて、

【ロイにばちこーんと振り下ろそうとする。どうにもユノへの意地の悪い言葉が気に入らなかったらしい】

「乙女にグロ画像見せる気デスか。あほたれの極みデス」

 ぶつぶつ言いながら、ベティとアキレスに、

「一緒に穴ほりほりデス。ここまで生き抜いたデス。通りかかったのも何かの縁デス。
 朽ちるに任せるよりもうちょっとマシな弔い方してやってもバチあたらんデス」

【マル秘袋からスコップ取り出しながら――トンチキなくせに割り切りとは程遠い性格というか根は存外に半人以上に甘いところがあるというか】

>>602-603

「日記見つけたデス。調査ヨロデス」

 ユノのほうに見つけた日記ノートを渡しながら。

「α-12は超絶きまぐれでしょぼくれたじーさんの埋葬してやるデス。まったく通りがかりって損ばかりデス」

 なんかブツブツと誰に対してかも不明な言い訳をしながら、おじーさんの遺体をよっこいしょしてお外に。

【α-12は埋葬のためにお外に出ます】
605 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/14(月) 23:50:03.33 ID:bGdh8pkz0
>>603
部屋は僅かに埃がたまっている程度できれいに片付いている
死ぬ直前まで動物の世話 畑の水やりを行い 部屋を掃除し 床に就いたのだろう

戸棚には木材から作った小物が並んでいた 乱雑な者から精巧なものまで右から左に並んでいる 手慰みが上達した証だろう

>>604
アキレス「穴掘りなら任せろー」
―――ギィ!!

元気いっぱいに応え 小屋のお外に穴を掘り 老人の指を組んで胸に起き シーツごと穴に納める

アキレス「俺聖書持ってないし 中身も暗記してないし そもそもこの世界カトリックいるかわかんないけどさ…」
指で十字を切り 黙とう 花はなかったから手向けられなかったけど 土をかぶせていく

>>全員対象
そして後頭部にたんこぶこさえたロイはノートを読み解いていく・・・

この人物はかなりの筆まめだったらしい 

自分がこの農場で生まれたこと 代々兵士たちのご飯を作り出す栄誉ある仕事であること
自分が生まれる前から戦争は始まっていたこと 敵国は悪い国であると教育されたこと

この地で教育をうけ 家業を継ぎ 働き続けたこと そろそろ嫁さんがほしいと 隣の農地の子が気になること
祭りで2人きりとなり いい雰囲気になったがあと一歩だったこと 色々あって結婚できたこと 早く子供が生まれるよう祈ったこと
敵国が進行してきて 辛く自国の兵士が撃退するも 避難の途中で妻とはぐれ 死体で戻ってきたこと

そしてある日 いつもラジオから流れる 敵国憎し撃滅せんと声高な国営放送が 敵国との融和を 助け合いを声高に叫ぶこと
その放送に困惑と それ以上の恐怖を覚えたこと

いつしか自国民がこの地に食料を求めに来た時の事 軍の配給が止まり 街はめちゃくちゃであること
足元を見て吹っ掛けたこと 僅かな食料の為に若い女を乱暴したこと

次第に少なくなる客に焦りと孤独を感じ 仕舞にはただ同然で物資を渡したこと
そして客が途絶え・・・自分も逃げようとして ここ以外の世界をまるで知らなかった 知ろうとも思わなかったことに愕然としたこと

そこからは紙の節約か 書くことがなくなったか 年に数度 家畜や野菜のことと 時折神への祈りが書かれるのみ
家畜が子を産んだ事や野菜が実を結んだこと 燃料がなく 広い農地を少しづつ放棄していったこと・・・

ロイ「・・・ん?」

今から三か月前 一組の若い親子がここを訪ね 慈悲を乞うたこと 何十年ぶりの来訪者に言葉を忘れかけていたこと
旦那がかつての敵国の人間だったこと そんな事を気にするつもりもなかったこと

ここから南の集落で自国敵国関係なく 肩を寄せ合って生きていたこと 偶然つけたラジオから 北に臨時政府が設立され 移民を受け入れていること
今も断続的に流れていること 最初は無視していたが 物資が底を突き 集落の者全員で移民を開始したこと 自分たちが吹雪ではぐれたこと

老い先短い自分はこの夫婦の為に自分のありったけを解き放とうと思ったこと そしてつかの間の団欒・・・ここからしばらく文字がぼやけて読みづらい

そして北に向かうことを決心した若い親子 彼らに持てるだけの物資を手渡し 別れたこと 最後に 神への祈りが書き記され 終わっていた

ロイ「アキレス」
その言葉にアキレスがラジオを付ける そこにはかすれながらも人の声で北に臨時政府樹立セリ この地に住まう者よ集え 政府は安息を提供しよう と流れてくる

ロイ「さて どうするかね? 一応俺たちは兵器工場にあった北を目指せの落書きを目的に進んできた
   だがそれは少なくても10年以上前の落書きだ つまりこの放送は10年前から流れていることになる これをどうとらえるか…」
606 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/05/15(火) 00:02:41.21 ID:A1D2k97f0
>>604-605
「あ、はーいっす」

任せて下さいっす、とアルファ達に埋葬を任せロイと共に日記を読み進んでいく
その行動を咎める事もしないし、かと言って逆でもない
老人の亡骸に対してはそこまでの興味を持ち合わせていないらしい
その点ではユノはドライ気味といえた
小物を手に取り眺め、少し微笑む

「……北っすかぁ……」

七八らからゾンビ達の世界のアルカトラズの話は聞いていた
今回も同じようなものか、それともまた別か

「……でも何にせよ結局、目指す以外はないっすからね」
607 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/05/15(火) 00:05:13.21 ID:/fNX1/gxo
>>605

「デスデス。自己満足的にこれくらいが限度デスねー」

 コムリンクを操作するα-12。ARストック…フラワーを検索。該当あり。
 α-12は小さなチップを取り出すと、お墓の前にそれを設置する。

【チップ…ARヴィジョンの花束投影チップを設置。
 アキレスのサイバネアイなどの拡張現実対応の視界でのみ閲覧可能なデジタルの花束だ】

「よっしゃ完了デス。さぶくてかなわんデス。さっさと室内に戻ってあったかい飲み物です」

【やるこたあやったと、室内に戻るα-12であった】

 −−−−−−−−−−−

「10年前から今日までに同じ放送が流れていたデス?ん〜〜〜」

 どら猫着ぐるみの頭部がα-12に合わせて眉根を寄せる表情となる。無駄に高度な技術!!

「これがマジモノで初志貫徹しているなら本気で人類最後かも知れない領域デス。
 んでもって、10年は組織の体制や理念が変質するには十分すぎる期間デス。
 もちろん、最初っから罠な可能性あれば、放送が自動的に続いているだけで中身が残っていないケースもありえるデス」

 つまるところ――

「行かなきゃワカンネーってことデス。んでもって、好奇心を満たす的に行ってみましょうデス」
608 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/15(火) 00:15:03.61 ID:RBxZAPu30
>>606-607
アキレス「なんだ やるじゃん」
投影された花束 現実になくとも手向けにはなろう

アキレス「そだねー もう寒いよ」
―――ギィ!!

ベティも異論なく小屋の中へ

ロイ「おかえり」
日誌を読み終えたロイはキッチンにいた ロイの物資にあったココアを作っていたらしい

ロイ「そうだな なんにせよ行かなければ分からん 行った先で壊滅していてもそれはそれだ」
アキレス「ハフハフズズー」
―――ギィ♪

腕を組んで考え込むロイ アキレスとベティはココアに忙しかった

ロイ「なんにせよ少しゆっくりしようぜ こんな至れり尽くせりな場所はそうはない 舌のあいつらを肉にするにも時間かかるし」
だがここで過ごすとなると 野郎どもは一階の友人たちと一緒の枕でしょうけどね!!

こうして農地でのひと時は流れゆくのであった・・・

//〆
609 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/16(水) 22:21:00.17 ID:rNqR4hJ90
【狭間のスクラップヤード】
なんだかこの地がロールの場となるのは久しぶりだと思うのは私だけだろうか?

ここは越境者憩いの地 ここにいることができるのは 越境者か越境の才能がある者のみ
そんな狭間のスクラップヤードであるが まだ初夏だというのに異常な暑さにさいなまれている

そこでロイ・ゴールドマンが涼を楽しむおやつを作ることになったわけだ

「濃いめにドリップしたコーヒーに砂糖を加えて加熱し 沸騰直後に粉ゼラチンを投入したものが冷蔵庫の中にあります」
割烹着styleのロイ・ゴールドマンが冷蔵庫の前で仁王立ちしています

「さぁ問題です 私が作っているのはなんでしょう 最初に正解した奴はちょいサービスだ」
さて 誰が釣れるかな?
610 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 [saga]:2018/05/16(水) 22:30:19.85 ID:MW/emrcH0
>>609
「ゼリーか。コーヒーゼリー」

多分一週間ぶりくらいでしょう、舞台となるのは(メタァ)
さてはて、まぁまぁそんなロイの問題を前にキッズ達が頭を悩ませる間もなく全くの面白味もなく答えるのはイリーである
シャツにスラックスとやや暑そうな出で立ちだが、汗ひとつかいていないのは故郷が蒸し暑い熱帯の島国であったからであろう

「……ん? あ、あぁ……いや、その……待て、違う、えーっと……キャンディか!」

お子様達の表情を喪失した目線が向けられて慌てて訂正!時既に遅し!
611 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/16(水) 22:45:02.92 ID:rNqR4hJ90
>>610
ロイ「あ〜あイリーったらヒデェんだまったくなー」
そんなお子様の期待を打ち砕くイリーに意地の悪い笑み

ロイ「そんな顔しなくてもガキどもには無条件でサービスしてやっから安心しな」
その言葉にパッと表情を明るくする子供たち

ロイ「ちなみに四五六は子供面したら今日のハンバーグもお子様サイズな」
この手の甘味に目がない誰かさんにくぎを刺しつつ取り出したのは もちろん正解コーヒーゼリー

カップに入ったものではなく タッパーに大量生産したものを切り出してお皿に持って
クリームは生とホイップのお好きな方を 真っ赤なサクランボを添えてはいどうぞ

ロイ「しっかしあっついなぁオイ あわてん坊の夏もあったもんだなぁ」

この暑さでは外にいる者も少なく

―――ギィ♪
ベティちゃんも一足早いプール開きであった
612 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 [saga]:2018/05/16(水) 22:52:48.01 ID:c0o3SLeU0
>>611
「うぐぐ……」
「いや、その……す、すまない……」

結局お子様達は大喜びでサービスを受けるのでありましたとさ
因みに七八とユノも並んでいたのだが、釘を刺されて苦笑なのだ

「……ミントを摘んできた、よければこれも」
「ふむ……アイスクリームなんかもあるといいな」

ふんわりクリームを添えたゼリーを一口
甘苦く、つるりと冷えて美味しい

「まぁ、そうな……ただ湿度が低いからまだマシかな……」
613 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/16(水) 23:02:47.66 ID:rNqR4hJ90
>>612
イリーの言葉に子供たちは口々にアイスはー?とせがむが

ロイ「おなか壊すから今度」
残念 撃沈に終わる

ロイ「まぁな おかげで何とか冷房を使わなくて済む」
なお狭間のスクラップヤードは電力を元の世界からギリグレーゾーンな方法で持ってきているので使いたい放題なのだ

ロイ「そういえばその体になってから体調の方はどうだい? まだ猫やってた頃の癖があったりするのか?」
などと聞いてみるテスト
614 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 [saga]:2018/05/16(水) 23:10:49.65 ID:9cPkTnNV0
>>613
「……むぅ」

子供達の影、ちょびっと残念そうな表情を浮かべるのでありました

「冷房なぁ……あれは全く、恐ろしい中毒性が……」
「私の世界では氷の魔石で涼むのが一般的だった」

コタツと冷房は色々ヤバいのだ
猫状態だと更に良くない、動けない度がマックスである

「ん?」
「まぁ……そう、な、もちろん悪くはない」
「ただ……ヒゲがなかったり、感覚が少し鈍っていたり……」

腕を組みふむむと唸る
実際猫状態では優れた感覚器官を有しており、ヒトには探知不可能な事柄までを把握出来た
615 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/16(水) 23:27:19.29 ID:rNqR4hJ90
>>614
―――ギィ!!
腕を組むイリーの足元に水も滴るいいベティ参上
なぜか持ってるのはねこじゃらし それをイリーに向けてフリフリしてみるテスト

>>614
ロイ「氷の魔法なぁ・・・あれは貴族様の贅沢だ 庶民には手を出せんよ」

ロイの世界では魔法も中々難しいのだ

残念そうなお子様予備軍に残ったゼリーをサービス

ロイ「まぁ仕方あるまい また梅雨になったら気温も下がるだろ 湿度は上がるだろうがな
   そろそろ宿も延命措置に入らんとな・・・仮設じゃさすがに寿命も短い」

去年も雨漏りの苦情が出たことを思い出す 出費は中々痛いようです
616 :イリー・トリエステ 黒髪の女【動禅魔導】 :2018/05/16(水) 23:52:00.48 ID:NW5V4t+i0
>>615
「……!」
「……ふ、ふふ、どうかしたか……?」

ネコジャラシにピクリと肩が揺れ、色々アレを堪える様に不動!

「ふむ、違うものだな」
「私のところでは、安魔石ならその辺で幾らでも売ってたものだ……懐かしいな」

ふ、と笑みを浮かべた
それには確かに懐郷の色味が差し込まれている
なにせ猫の体になって十年程、(意識がある合間は)故郷の世界にマトモに帰れていないのだから

「あー……」
「色々と手直しはしてはいるが……まぁ、そうなぁ……」

大工経験のないイリーから見てもそこそこ無理が見て取れるようで同意
617 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/16(水) 23:54:23.99 ID:rNqR4hJ90
>>616
ロイ「まぁ大工仕事は俺ができる イリーは他の方面で手伝ってもらうさ」
そんなこんなでうだるようなおやつタイムは過ぎていくのであった・・・・・

//〆
618 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/05/17(木) 22:45:44.07 ID:cADus8xmo
【デースデスデスデス】

 エージェントには不釣合いな心根も散見されるが基本的にα-12はトンチキである。
 珍妙なラップを動画にうpしたり、ワケのわからん着ぐるみ着用したり、
 はたまた場の空気を読まないアホをやらかして関係者の頭と胃に重篤なダメージを与えたり。

 −−−−−−−−−−−

【スクラップヤードにて】

「由々しき事態のようだ。そして私的にはどうでもいい」

 いったいどっちやねん!?な口上をかますのはイムカ・グリムナー。
 酒場代わりの掘っ立て小屋のカウンターでいわゆる台形ポーズを組む。

「ここには越境難民も少数だが暮らしている。他の世界に移動が出来なかったり、
 それなりの事情の抱えている…つまり、私にとっては利にならない者達であるが」

 微妙な前置きが多いのは、イムカとスクラップヤード…止まり木同盟との微妙な関係性ゆえ。
 他の越境者の働きかけもあり、以前のような硬直しきった関係は多少は緩和しているものの、
 イムカの背後にある銀河帝国が危険かつ狂気的な存在ある以上は、どこか距離を置いた関係とならざるを得ない。

【細かい用件に下手に関わることは、思わぬトラブルの元となりかねない。ゆえに慎重なのだ】

「まあ、ここは娯楽はさして多くない。そして、それゆえに奇抜な娯楽…アホな行為…の影響力は看過してはいけなかったな」

 言いながらバーボンのロックを一気飲みして、開きっぱなしの入り口から外を見る。

【外には…アヒルの着ぐるみとガスマスクをつけた子供達がラッパのリズムに合わせて列を組んで歩いている】
 【大人たちは…カップヌードルに辛みの元を30袋以上入れた激辛ヌードルに挑戦して、トンデモない表情になっている。動画にうpするためだ!】

(トンチキに感化されやがった)

「どうするのだ?」

【無表情なイムカの貴重なる忠告】
619 :四五六 七八【賽印流忍術】 [age]:2018/05/17(木) 22:59:21.59 ID:WHOirRLv0
>>618
「どーするのだって……」
「……どーするのさ……」

これ、と脱力して項垂れる
まぁ実際ヒマとはヒトの大敵である
ヒマに感けて何かしらやらかすし、適度を超えたそれは毒でしかない

「……あ!名案!」
「イムカがなーんか、楽しい娯楽を提供すればいいんじゃない?」

今以上に関係も緩和されるし現状も打破されるし一石二鳥!とポンと手のひらを叩く七八
最も大切な、イムカが提供する娯楽、という点に目を瞑れば成る程カンペキと言えた!(シツレイ)
620 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/17(木) 23:05:33.16 ID:WQs7GL4x0
>>618
ギガース「・・・・・・」
なぜかお馬さんの着ぐるみを来た隻腕巨人がパレードに加わっていますが 気にしないであげてください

なんか色々アレな交渉というか脅迫というか何かというかがあったようです
実際眉根を寄せて嫌そうな表情を浮かべています

ロイ「俺は酒場を経営するのみですので ああいうのには無力なのです ということでどうにかしてください」
と 酒場の主人はバーボンのお代わりを注ぐのであった

アキレス「ヌグググググググググ・・・!」
ちなアキレスちゃんは激辛ヌードルチャレンジな!!
621 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/05/17(木) 23:12:03.14 ID:cADus8xmo
>>619-620

「何が名案だ何が」

 ジト目で七八を見つめるイムカ。人はこれはムチャ振りという。
 面白味のない軍人(と、本人は自認)にこのトンチキムーヴメントをどうにかせよなどとは、
 ミッションインポッシブルもいいところなのだ!!

【なお、傍から見れば結構面白愉快なところもあるというのは無自覚である】

 −−−−−−−−−−

「デースデスデスデス!!」

 ちなみに子供達(+巨人)の進行方向上で、全ての元凶であるα-12が、
 大量の風船を大きなカゴに取り付けて、それに乗ってお空に浮かび上がろうとしている真っ最中。
 これ、見果てぬ子供の夢で野望やで。

【大きなサソリのシルエット風船というなんか馴染み深いフーセン使用なのもポイントだ!(謎】

 −−−−−−−−−−

【酒場】

「しっかり感化されているアホタレ(アキレス)もいるときた。どうにもならんな。ふざけた連中だ。新しい娯楽といっても私に期待されてもこまr」

 ふと、イムカは七八を凝視して、

「…ニンジャ」

 ぼそりと口にするイムカ。さあ、七八、(ついでにロイ)。
 なんかヤバイ方向に向けてミサイルが飛び立つ前になんとかするか!?それとも見過ごすか!?
622 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/05/17(木) 23:18:59.57 ID:WHOirRLv0
>>620-621
カシャカシャカシャカシャカシャ……!ピロリン!
スマートデバイスの連続カメラ音!そして録画音!
なんか半人がこっそり後ろからパレードを撮影したりしているぞ!レアショットにご満悦だ!


「えー、名案じゃーん」
「なんかないの?ほら、イムカが昔やってた遊びとかー」

激辛チャレンジなアキレスに視線を送りながらも唇を尖らせ不満気な七八
しかし何やら不穏な気配を察知すれば動物的反射直感で脱兎その場を離れようと!
手を伸ばし確保するならこのチャンスだ!さぁ2人共!(ゴリ押し)
623 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/17(木) 23:24:59.99 ID:WQs7GL4x0
>>621
お馬さんギガースは嫌そうに風船の取り付けを手伝っています
眉根の皺が深く刻まれている

アキレス「グギギ・・・ゴゴゴ・・・」
そしてアホタレもまたぐにゃ〜しながらヌードルを食べ進めている

―――ギィ!!ギィ!!
ベティちゃんの応援にも熱が入るぞ!!

そして超ど級のミサイルが飛び立とうとしているようだが

ロイ「何か言ったか〜?」
つまみのナッツを用意していたロイ これを痛恨のスルー

飛び立たんとする爆弾はいったいどんな威力を持っているのやら?
624 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/17(木) 23:29:51.47 ID:WQs7GL4x0
>>622
四五六が逃げようとしている
イムカの言葉は聞き逃した だが四五六が逃げ出すということはすなわち

禄でもないことが起きるということなのだ

ロイ「よくわからんが逃げんな」
確保せんと手を伸ばすロイ

なおギガース君は半人の暴挙に気付くことなく風船取り付け任務を黙々とこなしていた
以外に真面目
625 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/05/17(木) 23:44:03.24 ID:cADus8xmo
>>622-623

「どてちん=サン!ハゲミナサイヨ!デスよ!」

 硬軟織り交ぜたネゴシエーションの末にWINWIN関係(欺瞞)となったギガースに
 お手伝いさせたα-12は応援ベティちゃんを同乗させて(確定描写)、ついにテイクオフ!!

【フーゼン気球がお空に向かってあがっていくぞ!!】

「ヤッタ!成功デス!ポンコツ=サン!見ているデスかー!!」

 子供達からも歓声があがる。ガッツポ!そして――

「ぐんぐん上昇中デス!――ところで、どうやったら降りられるデス?」

 ………≪011110101010101≫

 サーボスカルがお空に旅立つベティに向けてハンカチを振った。さらば友よ!

「オタスケーデス!!」

【ナムアミダブツ!!】

 −−−−−−−−−−

【ぐわし!!】

 七八の首根っこを掴んで無事に確保。

「あんなアホを繰り返されてはかなわんからな。真っ当な娯楽(ニンジャ)を提供するとしよう。
 しかし、私では本格的なニンジャの娯楽に関しては遺憾ながら力量不足。協力してもらぞ師匠(マスター)」

 ずーるずると七八を引きずっていく。まあ、七八がコントロールすればそう珍妙な方向にはいかないでしょう。たぶん。

 −−−−−−−−−
 −−−−−−
 −−−−

【三日後!!】

「ニンジャー!」「ニンジャー!」

 今日もお外ではメンポをつけた子供達が楽しそうに水場で遊んでいます。暑いからで。丁度いいね。
 ここ最近のムーヴは賽印流忍術アドヴァイザー 四五六 七八センセイの監修の元に広まった≪水蜘蛛=ジツ≫だ!

「イヤッホー!!」「水上を自由に歩ける!スゴイ!」

【見てください!子供達が水上を走る巨大な蜘蛛に乗って元気に遊ぶ光景!賽印流、水蜘蛛の術!!】

 解説しよう!水蜘蛛=ジツとは、古来よりニンジャに伝わる口寄せの術で呼び出した水上を歩行する水走り蜘蛛に乗り、
 水上を自由移動するという古式ゆかしい伝統のジツである!!(著:民明書房)

「美しい光景だ。そうは思わないか師匠(マスター)」

 ニンジャの格好をしたイムカは目頭が熱くなるのを覚え、コクコクと頷く。
 なお、とても影響を受けやすそうなアキレスが何をどうするかは知らん。

【情報の出所→七八(忍者)→イムカ(忍者→ニンジャフィルター)→スクラップヤード…ナムサン!!!】
 【α-12のトンチキが七八(?)のトンチキにすげ変わった!!ヤッタネ!!(風評被害)】
626 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/05/17(木) 23:52:10.12 ID:WHOirRLv0
>>624-625
『おぉっ……飛んだ……!』

さてはて、たまには可愛い妹分にもカメラを向けなければとクライマックスを撮影なう
そのままググッと高く上がり、手を振って……追い切れなくなった。サヨナラ


「うえーん(泣き)」

ずーるずーるとロイとイムカに引き摺られる七八
抵抗のしようもない、南無三なのだ

そんでもって?

「わー、すてきだなー……」

表情を無くしたまま、でっかい蜘蛛さんに跨り水の上を走る子供達
きっとあの蜘蛛さん達はベティちゃんのお友達でしょう

「……あぁ、兄様……七八は無力です……」

その場に崩れさめざめと泣き始める
スプロールに続いてスクラップヤードも!
ニンジャに染まり切ってしまったではないか!

『ニンジャー!っす!』
『ニンジャニンジャー!』

どっかのラスボス見習いと男装女子も混じって遊んでいるのは気にしない方向である
627 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/17(木) 23:58:26.43 ID:WQs7GL4x0
>>625
―――ギィギィ♪・・・ギィ?
α-12にゴンドラへ載せてもらったベティちゃん テイクオフに満足げ
だが続いて聞こえた不穏なこえ サーボスカルがハンケチ振ってて…

―――ギィ!!ギィ!!
アキレスに助けを求めるの図 なおアキレスは激辛ヌードルに忙しかった

【そして三日後】
アキレス「ニンジャー!!」
水面を優雅に走行中のアキレス君 何に乗っているのかというと お得意のインセクトセンスによる交渉=ジツで衰退世界から呼び寄せた巨大アメンボである

マジで民明書房をやるアキレス君であった

ロイ「ニンジャー」
こっちはこっちで月閃歩行の応用で水面を走るというアレっぷりである

―――ギィ!!
そしてベティちゃんは四五六に元気出せといわんばかりにハサミを振り上げるのであった
628 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/05/18(金) 00:01:48.81 ID:+T+1apv4o
>>626-627

「うんうん」

 師匠も己の生み出したすばらしい光景に感動の涙を流していると
 エテ勝手な解釈をしたイムカは満足げに頷いた。

【越境者たちも大いに遊んでいる。ヤッタネ!】

 こうしてスクラップヤードには新たな娯楽がもたらされた!
 ありがとう!賽印流ニンッジャー!

//END
629 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/18(金) 22:32:04.84 ID:wsJ0ju+00
【狭間のスクラップヤード】
事の経緯は前スレ>839-847

狭間のスクラップヤードにも少数ながら難民は存在する
そしてその中には未来を担う幼子だっている

さて ちょい前に娯楽がなさすぎてトンチキなことになったわけで それを何とかするためにイムカが人肌脱いだわけで
それ関係だろう スプロールのカチグミ向け子供教育番組を見せることになったわけだが

ロイ「お前もうちょっと何かなかったのかよ」
アキレス「いやぁオッサンが活躍してたからこれがいいかなぁと」

よりにもよって見せたのがこれである
さて これを見た越境者の皆さまはどんな顔をするやら?
630 :アラズ【ディープメイカー】銀のガントレット、赤色マフラー [age]:2018/05/18(金) 22:43:12.30 ID:ztmUgGGT0
>>629
「……」
「ガキの教育にゃあ、向いてねぇなこれ……」

なんて文句を付けながらアラズ
越境から遠ざかった存在ではあるが、完全に無縁とはいえず時たまこうして顔を出したりしているのだ
久々やって来たスクラップヤードは空前のニンジャブームの真っ最中である

「……へー、ほー……」
「……おおっ……」

ともあれブツクサ言いながらも、番組のド派手なアクションには目を見開いたりソワソワしたり、その分かりやすい反応はちょっと面白い
631 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/18(金) 22:59:56.59 ID:wsJ0ju+00
>>630
ロイ「あぁ 四五六 七八が一の弟子 イムカ・グリムナー肝いりの作品さ」
楽しそうなアラズの元にやってきたのは着ぐるみの中の人 ロイ・ゴールドマン

テレビの中では 着ぐるみニンジャが高度135,908フィート(約41,424m)をパラシュート無しで着地した瞬間が移っていることだろう

ロイ「それじゃあアラズもやってみようか 賽印流 水蜘蛛の術だ!! ・・・どっちがいい?」
このためだけにベティフレンズの仲間入りをした巨大な水蜘蛛と巨大なアメンボ これにまたがって水の上を走行してみよう

なお強制参加のようだ
632 :アラズ【ディープメイカー】銀のガントレット、赤色マフラー [saga]:2018/05/18(金) 23:10:22.70 ID:ztmUgGGT0
>>631
アキレスボイスにアテレコされたぬいぐるみがすたっと着地!
息を飲んでいたアラズも、ふぅ、と長い吐息で一安心。いやぁよく出来たCGだなぁ(現実逃避)

「……あ?」
「はぁ?やだよ気持ちわりー」
「……、いや、いやいや、ジョーク、ジョーク、やるよ……」

一刀両断でお断りムーブのはずが、でっかい蜘蛛さんとアメンボさんともしかしたらベティちゃんの哀しそうな眼差しを受けて諦観と共に
根本のところでニアのクローンなのだ、甘ちゃんなのである

「……って、オマエじゃねぇだろ、こっちだよなフツー」

水の上と言えば普通思い浮かべるのはアメンボだ
蜘蛛はイマヒトツ浮かぶイメージがつかず、アメンボをセレクト!
慎重に跨り、レッツ水蜘蛛!
633 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/18(金) 23:21:25.03 ID:wsJ0ju+00
>>632
現在のベティフレンズ

ハエトリグモ
ナナホシテントウ
ミツバチ
アメンボ
水蜘蛛

まだまだ増えるよ!!

アメンボにまたがるアラズちゃん どこからともなく飴のようなにおいがすることに気が付くだろう
そう アメンボの臭腺から発する臭いは飴の臭いなのだ!!

しょんぼりする水蜘蛛をよそにアメンボはアラズを載せて水面をスイスイ移動 暑さも相まって涼しげだね!!

なおアキレスが水蜘蛛にまたがり追従してくる

アキレス「アキレス エンゲージ!! 戦闘を開始する★」
と 手に持った水鉄砲でアラズを攻撃!!

暑いからね 一足先に水遊びである
634 :アラズ【ディープメイカー】銀のガントレット、赤色マフラー [saga]:2018/05/18(金) 23:29:43.61 ID:ztmUgGGT0
>>633
「……」
「……おせぇな、なんか甘ったるいし……」

すーい、すぅーい
のんびりアヒルボートめいた情緒ある水上移動を、アラズは退屈に感じてボソッとこぼす
彼女はどっちかというとバイオレンスに身を置いている事が多いからね、仕方ないね

「つめ、てっ……」
「……バカやめろ!服が濡れる!……つめっ、やめ……」
「やめろっつってんだろーが!」

水鉄砲攻撃を受けてたじろぐアラズ、応戦しようにも武器がない!
しばしやられるがままだったが、やがて6本の触腕を生やしてふいごめいたカタチを取らせてガバチョと水を汲み上げる
んでもって先端をアキレスへ向け、水圧レーザー射出!
怒ってる風ではあるが(一応)ルールに則っている以上そんなでもなさそうだ
635 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/18(金) 23:36:09.65 ID:wsJ0ju+00
>>634
アラズのこぼした言葉にガビーンとショックを受けるアメンボ
だがスリリングな相手(アキレス)がやってまいりました

「うひゃひゃひゃひゃつめてぇ★ミ 緊急回避だ!!」
便利な触手レーザーに撃ち落とされるアキレス君 水蜘蛛はアキレスの言葉に潜行を開始 アキレスも一緒になって潜ってしまいました

しばしアラズの周りを静寂がつつみ・・・ アラズの横手から浮上したアキレスのアンブッシュが襲い掛かる!!
636 :アラズ【ディープメイカー】銀のガントレット、赤色マフラー [saga]:2018/05/18(金) 23:42:45.17 ID:ztmUgGGT0
>>635
「……オマエそれ、濡れてもいい格好して来てんだろ……」

ずりーなクソ、とマフラーとガントレットを外し、シャツを脱いで触腕で岸に運ぶ
インナーシャツとジーンズだけな身軽な格好へと緊急変身!なのであった

「うわぁっ!?」
「……海坊主かテメー!」

アキレスの奇襲に慌ててチョップ!
ただ徒手空拳の経験は浅く、ついでに細っちい彼女のそれはぶっちゃけヘロヘロもいいところである
つまり回避もカウンターも容易だ!アキレスチャンス!
637 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/18(金) 23:59:27.11 ID:wsJ0ju+00
>>636
アキレスちゃんは上半身裸です

ロイ「干しとくから思い切りやれー」
アラズの装備を受け取るロイ さぁ決戦だ!!

そしてアンブッシュが決まり ヘロヘロチョップがポコリとアキレスにヒット

アキレス「ふははははー効かぬわ!!」
それにもめげずにアラズを落馬ならぬ落アメンボさせようとしがみつくアキレス

ロイ「昼飯までにはあがってこいよー」
とロイの言葉が響いた

今日も狭間のスクラップヤードは平和です

//〆
638 :アラズ【ディープメイカー】銀のガントレット、赤色マフラー [saga]:2018/05/19(土) 00:05:25.21 ID:X6Dc2Efh0
>>637
「それたけーんだからな、汚すなよ!」

ハートにおめめの着いた模様がカワイイなシャツは、どうやらアラズのお気に入りらしい

「ギャー!」

んでもって直後に水没!
非力な本体だから仕方ないのだ、成されるがままである
ちょっぴり気の早い夏の足音、ジャブジャブと元気に響いてツバメがくるりと宙を舞う

//ありがとうでしたっ、お疲れ様ですよー
639 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/19(土) 22:35:13.06 ID:dhev/+yS0
【狭間のスクラップヤード】
事の経緯は>>403>>409

自慢のインセクトセンスでミツバチと交渉した結果 狭間のスクラップヤードにミツバチを招き入れることに成功するアキレス
彼の目論見としては スクラップヤードにある畑やらから蜜を集めてくれればなぁといった様子だったのだが…

スクラップヤードに足を踏み入れることができるのは 越境者かその素質がある者だけである・・・

ロイ「・・・・・」
アキレス「・・・・・どう オッサン」
―――ギィ!!

アキレスの交渉により平和的にはちみつを回収することに成功 ミツバチは対価の砂糖水をすすりながら新しい蜜を集めに飛び立っている
そして巨大な遠心分離機で蜜を集めたわけだが…

なんか光に反射する蜜は 仄かに七色の光沢を放っている こりゃおかしいとロイを呼んだわけだが…

ロイ「魔力の痕跡がある 汚染されてないクリアな魔力だ 薬草か薬効植物の花の蜜を集めるとこんな七色の光沢を放つことがあるんだが…
   薬草の蜜は高級品だぞ 需要過多で供給不足だからな まさかここで拝めるとは思わなかった」

そんな事よりはちみつ食べたいとハサミを振り上げるベティ さて はちみつ採取を手伝った者は この摩訶不思議はちみつにどんな感想を抱くやら?
640 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/05/19(土) 22:40:24.74 ID:X6Dc2Efh0
>>639
「ほへー……」
「キレイっす!美味しそうっす!」

何気に力仕事も多い養蜂に駆り出されていたユノ
珍しい光景を前に目を輝かせついでにヨダレもタラーリ
仲良しな七八はやっぱり蜂がそこまで得意じゃないので別のお仕事、ルシオラに至っては絶対無理らしく脱兎であった
そんなわけで言われるがままに疲れ知らず、馬車馬めいて働いていたのだからお腹も空いているのでしょう仕方ないね
ベティちゃんと同じく両手を振り上げて食べたい!アピール!
641 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/19(土) 22:51:16.63 ID:dhev/+yS0
>>640
ロイ「あいつもいつもこんぐらい頑張ればなぁ・・・」
ルシオラを全力で追いかけて逃げられると思ってなかったロイ教官 ウムムと唸るのであった

―――ギィ!!ギィ!!
ユノの頭の上で休憩しているミツバチをよそに猛アピールの1人と一匹

ロイ「薬草の蜜を食うために使ったなんて知られたら阿呆の烙印を押されるか 成金の誹りを受けそうだ・・・
   まぁ俺も気になっていたんだがな!!」

にっかりと笑う 食べるの!?とロイにくっついてきた魔法使いなモブ越境者の驚愕顔を颯爽と無視し 瓶に集めたはちみつをもってキッチンへ

ロイ「はちみつパンやパウンドケーキもいいんだがな 今日は手っ取り早くパンケーキにしよう
   ユノに名誉ある仕事を授ける おやつの時間をスクラップヤード中に知らせて来い みんなで食べるおやつは最高だ」

大量のタネを作りながらユノに指示を出すのであった
642 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/05/19(土) 23:00:24.71 ID:X6Dc2Efh0
>>641
「ルシオラに追い付けなかったのははじめてでしたっす……」

追い駆けっこでまさか、身体能力に自信のあるユノがルシオラに負けるとは思っていなかった
それ程までにアレだったのだろう、仕方ないね

「お薬になるならちょっと残しておけばいいっすもんねー」
「みんなでオヤツっすね、分かりましたっす!」

大仕事を任せるユノ、大任である
その場でぐ、と身を屈め大きく大きく息を吸い込み……停止!

「お、や、つ、の、じ、か、ん、っ、す、よーーーーーーー!!!!!!!」

直後スクラップヤードを揺るがす大咆哮!!
地響き、反響、足元に可視化された音波が波打って広がる!
643 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/19(土) 23:07:15.09 ID:dhev/+yS0
>>642
ロイ「・・・そうか これからはアキレスに頼んで蜂に追いかけさせよう」
ルッシーの受難は続く!!

ロイ「あ ヤバイ」
自らの失態を悟り 瓶を抱えて蹲る

そしてユノの大咆哮!! 宿を揺るがし 窓ガラスにひびが入る そして音の暴力が過ぎ去った後

アキレス「」
―――
ギガース「」
鈴虫「」

そこには防御態勢を怠った連中やら 偶然通りがかった連中やらが 衝撃波によって死屍累々と横たわる地獄絵図が待っていた

ロイ「やり過ぎだアホタレ」
そして唯一防御態勢が間に合ったロイがポコリとユノの頭にげんこつを落とすのであった
644 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/05/19(土) 23:12:47.47 ID:X6Dc2Efh0
>>643
これでルシオラの走力アップマシマシ間違いない!

よーーー!!
よーー!!
よー!!
ょー!
ょ…

延々と続くハウリング、はふぅとご満悦そうなユノ
ボトッと何かが軒先から落ちて来て目を回している、七八である

「ぁ痛ぁい……」
「あぅ、ご、ごめんなさいっす……」

ごちんとゲンコツを受けて涙目、この辺は悪意のない所作の結果の故であろう
根本として純粋なのだ、真っ直ぐに歪んではいるが一応童女めいた性格ではある
645 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/19(土) 23:30:05.74 ID:dhev/+yS0
>>644
ロイ「次から気を付けぇよ とりあえずおやつの前に介抱の時間だ やり過ぎない様細心の注意を払って気絶してる輩を起こして来い」
取り合えず撃墜した四五六の頬をペチペチと叩いて起こし 同じ仕事を四五六にも任せるとしましょう

〜それからどうした〜

ロイ「ほ〜れできた奴からもってけ〜」
でかい鉄板の前で次々とパンケーキを焼くロイ 鉄板じゃないと作るのにコツがいる黄金色のパンケーキに乗っかる手作りバタークリーム
そしてはちみつはなんと・・・かけ放題だ!!

―――ギィ!!ギィ!!
アキレス「はいはい」

はちみつたっぷりね!!と命令するベティと木製のスプーンではちみつを掬いあげるアキレス

ユノにも焼きたてパンケーキが手渡されることだろう

はちみつは濃厚かつ優しい甘さでユノを迎え入れてくれるだろう

薬効はちみつは大盛況だった はちみつでポーション作りたかった魔法使いの表情は複雑であったが
646 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/05/19(土) 23:37:02.71 ID:X6Dc2Efh0
>>645
「は、はいっすー……」

大人しく従うユノ、元々そうだし今は失敗でちょっと凹んでいるが故にとっても素直なのだ
実際アクの強い越境者達の中では比較的扱い易い部類に入るであろう
目を回している半人やらニアやらをべちんべちんと起こしていった

それからそれから?

「わーい、ありがとうっすー!」

この頃になればもうすっかり元気印、立ち直りの早さもまた利点である
受け取り渋い顔をしているイリー(価値を知っているようだ)も、一口食べれば溜息と共に表情を綻ばせた!美味しい!
647 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/19(土) 23:45:32.91 ID:dhev/+yS0
>>646
アキレス「んまーいあまーい」
―――ギィギィ♪
鈴虫「オイ はちみつで酒が造れるってホントか? くれ」
ギガース「・・・・・」

約一名を除き そのおいしさに酔いしれている
このおやつではちみつはすっかりなくなってしまいました モブ魔法使いは悲嘆に暮れていた

きっとまたミツバチさんが越境して作ってくれるでしょうから それを気長に待つとしましょう

狭間のスクラップヤードは今日も平和です

//〆
648 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/05/19(土) 23:47:34.78 ID:X6Dc2Efh0
>>647
『……』

そんな一同をこっそりひっそり見詰める影
団欒の気配を察したルシオラが仲間になりたそうにこちらを見ている!
七八は意地悪そうに気付かないフリ!
しばしあってなんやかんや、きっと仲間に入れて貰った事でしょう

//お疲れ様でしたっ、ありがとうでしたっ!
649 :おんも [age]:2018/05/22(火) 22:27:07.76 ID:Dw4dImyx0
『……基地からの通信が途切れたのが30時間前』
『再度通信があったのが2時間前だ、内容は【異常無し】のみ』

C社ロゴ輝く武装ヘリに揺られる一同、夜の嵐をまるでコンドルめいて引き裂いている
『ギャラエ』から依頼のあった作戦内容を再確認しているのは元止まり木同盟諜報部所属の女性『榛眼(シンガン)』である
孤島に存在するカノッサのとある研究基地との通信が途絶、しばらくして謎の復帰を遂げてその後はなしのつぶてだと言う
明確な異常事態に対して越境者への依頼を飛ばすという事は、

『……ま、その研究内容ってのがロクでもない事なんだろうな』

シャツの襟を正しながら榛眼、長黒髪の彼女は常に漆黒のパンツスーツスタイルである

『間も無く到着だ』
『……すまんが偵察は任せたぞ、代わりに背中は必ず守る』

ヘリの高度がしなやかに低下し、数メートルの下にゴツゴツとした岩海岸
嵐に足を取られないよう、夜の暗がりに着地すれば少し向こうに研究基地施設のライトが煌々と見える
650 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/22(火) 22:44:42.56 ID:T1liKnqR0
>>649
ロイ「実に怪しいねぇ」
腕を組んで報告を聞くはあごひげ短足男

ロイ「そのろくでもない研究内容ってのは効いてるのかい?」
まぁ教えてはくれないでしょうけどね

ロイ「まぁやってみるさ いくかね」
ヘリを降りて早速研究基地へと進むのであった

アキレス「このヘリCAPC○M製じゃないよね?」
ちなアキレスちゃんはそればかり気にしていた
651 :おんも [sage]:2018/05/22(火) 22:53:08.71 ID:Dw4dImyx0
>>650
『私も聞いていない』
『……ただ、カノッサの部隊でなく我々に依頼をして来ているって事はそういう事だろうなとな』

ロイの質問に対しては小さくかぶりを振って
んでもってアキレスのは?

『……ン?何か問題が?』
『安くて頑丈でいいと聞いているぞ』

安心と信頼のC社だ!ヤッタネ!
それからそれから

『聞こえているな』
『……基地への道は……まぁ、見れば分かるだろう』
『滑って転ぶなよ』

通信機越しの榛眼のノイズ混じりのその声
風が吹き荒び、雨は激しい横殴りだ
ともあれしばし岩場を行けば整備された車道、直ぐにバリケードが張られた基地敷地が見えるであろう
この辺りは湿度が高いのだろう、所々アスファルトに亀裂が走りキノコが顔を覗かせている

さて、バリケードの向こうの建設物
研究所の窓はブラインドが閉められ、上手く伺う事が出来ない
ただ電気は点けられており、時折陰る様子から内部で何かしらの動きがあるのが分かるはずだ
バリケードは簡単なフェンスタイプ、破るのにそう時間を要する事はないだろうし2.5m程度なので登る事も可能ならそれも手か
或いは少し離れた向こう側の通常の入り口に向かうのもいいかもしれない
ただその場合見張りらしき人影が見える、考え方次第では接触のチャンスとも取れるか
652 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/22(火) 23:03:00.77 ID:T1liKnqR0
>>651
アキレス「やったね(白目」
ナムアミダブツ!!

〜それからどうした〜
アキレス「ちょうかーい オッサンにも伝えておくよ」
通信機から届くアキレスの声 ロイは? 使えないから届きません しょうがないね

ロイ「しかしヒデェ嵐だ こんな日に強行させるたぁね」
アキレス「全く これじゃ割増料金がほしくなるよ」

男2人 愚痴り合いながら研究施設を目指し 見えてきましたバリケード

アキレス「こちらアキレス この施設ってもともとバリケードで封鎖してんの?」
このバリケードが銅にも引っかかった ふつうならゲートなどで封鎖していてもおかしくはないのだが・・・?

ロイ「きな臭いな 破らず乗り越えるぞ」
アキレス「オッケーい」

ことを荒立てるのを良しとせず ここは隠密にいきましょう

バリケードを上り終えたら改めて施設を目指すつもりである
653 :おんも [saga]:2018/05/22(火) 23:14:13.96 ID:Dw4dImyx0
>>652
『分からん……だが確かに妙に厳重だな、研究所以外何もないような孤島だってのに』
『外部からの侵入なんて、ロクにないだろうし……』

正直なところ見張りなども本来ならば不要のはずだ
果たしてこれは何を防ぐ目的の為のバリケードなのだろう
ともあれ隠密、見張りに気付かれた様子もない
施設への距離はそう大した事はなかった
見張りも所々に影が見える程度だが、この嵐で視界が悪く視認される危険は非常に少ない
逆に、見張りのディティールをロイ達が探るのも難しくはあるが

さて、本丸に到達
慎重に行くなれば壁から中を探るか、なんなら手近な扉から侵入してみてもいいかもしれない
遠くから車のエンジン音が風に乗って近づく、何にせよ決断を急ぐ必要がありそうだ
654 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/22(火) 23:24:20.05 ID:T1liKnqR0
>>653
ロイ「さて…見張りの連中のことが分からんのはちと口惜しいが…しかたない 突入するぞ」
アキレス「とその前に」
ドアの下部に隙間がある場合 スマートデバイスのカメラ機能でドア付近に誰かいないかを確認しようとする
それがかなわなければ仕方がない そのままお邪魔しますだ

ロイ「先に行く 後ろは任せた」
アキレス「オハヨーゴザイマス」

サーベルを抜き ドアの中に入ろうとするロイと 相変わらずボケ倒すアキレスであった

ロイは前方を アキレス というか背中のベティが後方を担当し 内部を進んでいく
655 :おんも [saga]:2018/05/22(火) 23:31:04.18 ID:Dw4dImyx0
>>654
『……気をつけてくれ』

アキレスのデバイスから確認出来る範囲に人影はなかった
ただ、先にもあったように所々に気配はある為無人ではないのは明白
音もなく侵入する三者、向こうに揺らぐ人影が見えた
それは頭部が無数のキノコに寄生された人間である、出で立ちからすると研究者の成れの果てか
廊下からやって来た他のキノコ人間と何かを話し(声が掠れている上に小声、嵐の騒音もあり非常に聞こえ辛い)、建物の奥へと消えて行った

『……此方からは何も確認出来ないな』
『そちらはどうだ、何かわかったか?』

アキレスの耳に、榛眼からの通信が入るであろう
656 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/22(火) 23:48:06.96 ID:T1liKnqR0
>>655
アキレス「こちらアキレス 第一研究者発見 どうやらこの研究所では頭からキノコをはやすのがトレンドらしい
     キノコッのっ子の子元気の子ってか? 間違いなく異常事態だねぇ」

ロイ「ここから邪聞き取れんな・・・もうちょっと近づきたいが…」
アキレス「よし ベティ」

背中のベティを下す

アキレス「天井からキノコ人が何を言ってるか聞いてきてちょうだい」
―――ギィ!!

がってんだーといわんばかりにハサミを振り上げ 壁を伝い天井を伝いキノコ人に近づくベティ

その間2人はその場に待機である
657 :おんも :2018/05/22(火) 23:59:26.99 ID:Dw4dImyx0
>>656
『……キノコ?……いや、え?……ふむ……?』
『分かった……取り敢えずある程度の情報を持って帰投してくれ、事は予想以上に深刻らしい』

【……では嵐が止み次第、出立の支度を?】

【あぁ、大陸で胞子を撒けば我々はより強大な軍勢を構築出来るであろう】

ベティの耳に聞こえたのは結構な危険要素を孕んだ会話内容であろう
実際榛眼の言葉の通り、相当な深刻さを持って現実として迫る
一度ヘリに戻り作戦を練り直す必要がありそうだ
巨大な嵐はまだまだどうやら、味方してくれるように轟いている……

//一旦〆!な感じですみませんっ!ありがとうでしたっ!
658 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/05/24(木) 21:50:14.32 ID:G6P3ujSb0
ここは現代風の平和な世界。ありきたりな繁華街の片隅に、止まり木同盟の仮設宿は作られた。
宿となる雑居ビルは殆ど手入れも殆どされていない。越境者がこの地に流れ着いたのはつい最近の出来事であり、この建物を確保するのが手一杯だったのだ。

そんな越境者の拠点は、今とある問題に晒されていた。


「不味いな。非常に不味い」
ノートパソコンを閉じて男は呟く。 ここに滞在している何人かの越境者を二階の広い部屋に集めて、その男───ソーマタージは口を開いた。

「少々焦りすぎたかもな。意外かもしれないが、傭兵やスイーパーの仕事はここでは一般的ではないらしい。
 驚いたか?俺も驚いてる。精々どこの組の誰を殺して捕まってこいとか、クスリの受け渡しとかその程度しかない。平和な国だな」
越境者の多くはその武勇で生計を立てている。例外もいるが、そんなのはほんの一握りだ。
それとなく傭兵である事を仄めかして仕事を得るつもりであったが、徒労に終わってしまったのだ。
ましてやここは内乱とは無縁の国。却って怪しまれてしまったらしい。


「どこから嗅ぎつけやがったのか、取材をしたいなんて連中までいるらしい。
 しばらく外出は禁止だ。俺らの存在は、世間様に広めていいものじゃあないからな」
カノッサの庇護もここでは期待出来そうにない。途絶と独自進化を遂げた彼らのこの地の足取りは未だに掴めておらず、接触すら未だ出来ていないのだ。

「当分はここで待機だ。買い物はネット通販で済ませる。それからトイレは……」
判定:第六感or聴力→天井近くに付けられた換気用の小さな窓、その向こうに浮く影有り。カメラを積んだドローンだ。
659 :セニャーレ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/24(木) 21:58:39.34 ID:QznRde4R0
>>658
「…くぁぁ……名のある戦士と狩りあって勝った方が相手の生皮剥いで飾っちゃダメなんて……」

手足や腰に未来的な装備を有しながら
獣の皮を剥いで作った原始的な服の上から古めかしいローブを纏い
目深に被ったフードから覗くのはソフトドレッドの長身亜人は物凄く退屈そうだった!
あと冗談で言っていないのであしからず!

「外に出たーい、駆け回りたーい、跳び回りたーい、そとじゃ変なもんだって自由に飛んでるのにー」

聴力には自信がある狼の魔女。
ドローンには気付いているが皆気づいてるもんだと思って気にもしていない!
660 :スレート『コードネーム:ナチグロイシ』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/05/24(木) 22:00:32.20 ID:KYs1PLKZO
>>658

「平和なのは私も歓迎したいんだがね」

小さな黒衣の魔女がボヤきながら、紫煙を吐き出す。いつものお供アンドロイドはお休みだ。
別にドンパチするだけが仕事ではない。こんな世界に来たのならば何か調査対象を発見することもできただろう。
こんな騒ぎにならなければ、だが。

「――視られてるな。凍らせていいもんかね」

魔翌力の乱れでドローンを探知。
ハイテクアレルギーの彼女は、止めるとなると壊すしか手段を知らない。
661 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/05/24(木) 22:03:05.49 ID:ADlqvuE/o
>>658

「わうん」

 だらーっとすごすのは大得意である!
 経済だのオシゴトだのはニンゲンに任せればヨロシ!である。

【このワンコロ的感性ゆえであろうか!ドローンには気づいているがだから何?的に反応しない!
 ナムサン!監視だの覗きだのをさほど頓着していないのだ!!】

「わうわう」

 とりあえずセニャーレ(>>659)の裾をガジガジ齧りながら暢気しています。
662 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [age]:2018/05/24(木) 22:03:30.35 ID:BOPdi11f0
>>658
「そりゃあ、マズイな」

なんて言いながらも呑気にボロソファに寝っ転がりながらあくびをひとつ
鼠人であるムガはこの世界では多分全くの異物であり、イレギュラーこの上ないであろう
外套を深く被って出歩けるような文明ならばともかく、現代風ではどちらにせよ目立つ

「……夜に出ればいいんじゃないの?」
「ネットの買物は任せる、さっぱりだ」

不意に上半身を起こし窓の外に向けて思いっきり投石!
ドローンの気配を探知したのだろう、狙いもそうズレてはいないはずだ

「……面倒だな、なんかここ……」

猫まみれの世界に越境した時は自らの運命を呪ったものだが、ここはまた違った意味で厄介そうだと溜息
663 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/05/24(木) 22:09:14.67 ID:ADlqvuE/o
>>662

 さてさて?ネットショッピングすら知らぬ鼠忍者は、
 この世界で糧を得る算段はあるのだろうか!?

「わうわう」←振ると何か食料出てくるフシギなわんこ
664 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 :2018/05/24(木) 22:14:37.98 ID:BOPdi11f0
>>663
「……」

アブナイ!悪辣な忍者がそのもっふもふな尻尾を掴んでふーりふーりしようと腕を伸ばしているではないか!
665 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/05/24(木) 22:15:16.31 ID:G6P3ujSb0
>>全体
「思い思いに動くのは勝手だが、面倒を起こしたらその瞬間殺しに行くからな。
 じゃあおやくそくそのE……」
ため息混じりに警告。我の強い連中ばかりで、今回はどうもツッコミになりそうだ。
わざわざ用意したホワイトボードに下手な絵で約束事を書こうとした時、そこでようやっと異常に気づく。


CRAASH!!イリーの投げた石は既に撤退しかかってるドローンの左翼に当たり、ヘロヘロとした軌道に変える。
「畜生!撮られてたか!誰か教えてくれなかったのか?」
首を横に振る何人かのモブ越境者。気づいてたがスルーしてた感じの連中に青筋ピクピク拳ワナワナ。


「とっとと行って撮影者をぶん捕えてこい!逃がすと承知しねーぞ!!」
窓の下を見れば、ロードバイクに跨った男が煙拭くドローンをリュックに押し込み、そそくさと立ち去ったところだ。

「生皮を剥いでやるサーバー室に閉じ込めてやる三食茹でただけの野菜にしてやるケツに辛子塗り込んでやる…!
 めんどくせえ!とにかく追ってこい!!NGAAAAAHHHHHHH!!」
半ば無理矢理ギャグ補正の混じった勢いで一行を部屋から追い出し、ソーマタージは無慈悲な宣告をする!

「優秀者には何か奢ってやるよ!お前らの競争心を煽ってやる!成果を得るまで家に入れないからな」
666 :スレート『コードネーム:ナチグロイシ』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/05/24(木) 22:21:58.94 ID:KYs1PLKZO
>>665

「私はハイテクに疎いんだからワンテンポ遅れんのは許してほしいんだがなぁ」

やるきなーく煙草を吸いつつ、しかし追い出されてしまったので諦める。
吸殻をアスファルトに落とし、ぐりぐりと踏みつぶす。

「……ん? 飛んで追いかけるのは……無しか?」

自慢の魔法の杖(どうみてもライフル)も封印かもしれない。
いやまて、相手は自転車だ。転ばせるだけなら杖がなくてもいける。
――というわけで、マキビシめいた氷の粒を出力、逃げる男に向けて射出する。
タイヤに刺さればパンクが期待できる。
667 :セニャーレ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/24(木) 22:23:50.95 ID:QznRde4R0
>>661
「うにゃー!齧るなー!がうがうっ!」

抵抗なくウルリックの適当な場所をガジガジ齧り返す狼の魔女。
故郷じゃ姉妹同然の狼相手にようやっとったそうで…サイズも最大時と然程変わらんらしいっすよ?

>>665
「えっ、剥いで良いのっ!?」

目を輝かせる狼で魔女で狩人の…忘れちゃならんのだが13歳のガキンちょガール。

「いやっはぁぁぁあああああっ!!!」

平和な繁華街に放たれるコスモスイェーガー。
某二作目よろしくタフガイデカが居なけりゃ惨劇になりかねないけど気にするな!

ロードバイクを建物建物跳ね駆け回って追従開始だ。
多分射程内に入ったら躊躇せずに手持ちの6枚の鋭い刃が付いた円盤とか
展開すると両側に鋭利な刃を持つ長さ2m程の槍とかブン投げるけど気にするな!!
668 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/05/24(木) 22:26:01.07 ID:ADlqvuE/o
>>664

 ふりふり。

【ボロン、と、穴あきチーズ(漫画チック)が転がり落ちる。ホントーにコイツどーなってんの?である】
 【→が、無粋なるドローンにより、忍者的スリ行為は中断である!】

>>667

「わうわう」

 わんことわんこがじゃれている状態!!

>>665

「わうん」 ← 気づいていたがスルーしていた感じの連中その1。

 まあ、勝手にやるがよい。と、だらーんと経過を見ていたウルリックであったが、
 ソーマタージにぼいっちょと追い出される&ごほーびという単語にピクリと反応。

「わうん!(拙者に任せるがよい!)」

 脳裏に過ぎる高級ハムセット!ガジガジして口に広がる脂の甘さを夢想する!

「わうんわうん!(待て、不届き者め!)」

 テッテケテーと柴犬がロードバイクを追跡開始だ!
669 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/05/24(木) 22:28:15.01 ID:BOPdi11f0
>>665
『……ヘクチッ!……風邪かな……』

その頃狭間のスクラップヤード、共同墓地の手入れをしているイリーは鼻をグズらせていたとさ

「お、出た出た……」

ウルリックからポロりんちょしたチーズを齧るのに一切の迷いは皆無
その辺の遠慮など最早捨てて久しいのだ

「……ん?アレを?」
「一応、着ていくか……よっと」

バサッと外套を羽織り目深に被る
んでもって窓から元気良く飛び降りてエントリー!

「……お……」

さてはて、逃走劇の始まりなのだが競争相手は遠距離攻撃を試みているではないか
ならばその恩恵に預かり、男本体を狙う!汚いな流石忍者汚い!

670 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/05/24(木) 22:39:58.70 ID:G6P3ujSb0
>>全体
「どうやって誤魔化そう…」
柴犬と外套を纏った男が自転車を追いかけ、上に視線を向ければ建物を足場に飛び交う亜人。
更に円盤と氷が飛び、通行人も流石に目を剝く!窓から様子を眺め、ソーマタージはため息をついた。

「ハァーッ!ハァーッ!バカどもめ。元サイクリング部のマスコミは止められねえ!」
チラリと背後を向いた男も追って来るモノへの驚愕に目を見開く。射出された氷の粒が太腿を掠り、つつ、と血を垂らす。


「うひぃっ!?」
BAAAAM!気を取られタイヤが氷に貫かれる!数度よろめいた後、咄嗟にリュックを庇って盛大に地面を転がる男!
不規則な動きが幸いしたか、放たれた槍は目の前のアスファルトに突き刺さり、汚い忍者の攻撃は文字通り間一髪回避。

ここにきて男もようやっと理解した。いつだったか先輩が飲みながら言っていた関わってはいけない案件。それが彼等であると!

「畜生ーッ!」
ガシャン!使えなくなった自転車を向かってくる鼠人と犬ッころ目がけて蹴飛ばし、野次馬をはねのけて路地へ飛び込む男。
建物と建物の狭い隙間は、重なって歩くのも困難なほど狭い。迂闊な攻撃は他の者も巻き込みかねない!

『目立ちすぎるなよ。誤魔化せる範囲でやれ!』
携帯端末から流れるソーマタージの声は届いたものだろうか。
671 :スレート『コードネーム:ナチグロイシ』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/05/24(木) 22:44:26.80 ID:KYs1PLKZO
>>670

「私は穏便にやっているだろう? ちょっとした霰ぐらいで済ませたんだから」

「ほかの連中は……知らん」

目立ちすぎるな、の指令に力なく抗議する魔女。
人込みに混じられると、氷の魔法では最早どうにもならない。
彼女の魔法は繊細さとは無縁であるが故に。

「……まぁ、何かフォローはできるかもしれん」

ともあれ、追いかけることはする。
672 :セニャーレ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/24(木) 22:48:48.87 ID:QznRde4R0
>>670
「イェス!パーティーターイムッ!」

一応返事はした、意味不明な叫びも交じっているが、イエスと言った。

「だから何も問題ないねッ!!」

生まれながらの狩人に
狼の耳と目と魔女のバフを盛ったのがコスモスイェーガー・セニャーレである。
何々?獲物が狭い隙間の路地に逃げ込んだって?

…狩りの時間だ!

射出装置なしの立体軌道を存分に発揮するのは今しかなかろう!!
と、地面に降り立つことなく場合によってはキモイ動きで四肢を巧みに使い
狩人が屋根を壁を跳ね這いずり回る…

「ギッギッギギッギ!」
673 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/05/24(木) 22:51:34.91 ID:ADlqvuE/o
>>670

「わうん!」

 飛んでくる自転車を―― ナムサン!口でキャッチして上方に放り投げる。
 空中でクルクル回転する自転車は、スタンドがチャキっと降りて、地面にストンと着地。
 交通の邪魔にならないように配慮(?)したウルリックのタツジン芸が光る!!

【目立ちすぎるなというソーマタージの声は? ――― ナムアミダブツ!!】

「わうわう(目立つな、か。仕方あるまい)」

 さすがにサイキックを用いるのは拙いというのは理解できたので(今更感満点)、
 ジョーシキ的範囲の動きで男を追い詰めることにする!!

「わうわうわう!!」

 狭い路地ならばコレだ!という風に――なんと、壁から壁へ三角飛びしながら、
 上方より男を追い詰めんとする柴犬!!サイキックは使っていないからノーカン!ノーカン!

【そのままに追いついたならば男のケツをがぶりんちょである!ズボンの生地を破って公衆の面前でブリケツにしてくれる】
674 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/05/24(木) 22:54:06.77 ID:ADlqvuE/o
>>672

「わう!?」

 空中を交差する柴犬と狼女。すなわち――!!

「わうわうわう(モロかぶりではないか!ここは拙者にゆずるのだ!)」

 オンリーワン的アイデンティティの危機にずのう指数的によろしくない抗議!!
675 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 :2018/05/24(木) 22:54:57.23 ID:BOPdi11f0
>>670
「……でかした、犬」

チャリンコ投げにはウルリックが対応!
タツジンめいた武芸の末に道路の安全にも徹底配慮!

「……!」

路地をわざわざ列を成して追い掛ける必要もない
皆が上を行くなれば超速で駆け抜けストレートな追跡!更にその一切が梟の羽撃き程の音すら立ててはいない!
ソーマの通信?そもそも通信機を持っていない!
そのまま刀を……いや流石にそれはマズイと判断したのか、呪いの炎を投げ付け足元で爆ぜさせんと狙う!
676 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/05/24(木) 23:04:47.65 ID:G6P3ujSb0
>>全体
「うひっ!うひっ!?」
恐怖と疲労に息を切らし、ゴミ箱やガラクタ、たまたまいたよろしくない人達を時折後ろに向けて蹴り飛ばしながら男は走る。
槍やら何やらを投げてきたモノはまだ追って来る。それも先程より悍ましい動きで!
なぜかあの部屋にいた犬(猟犬か?)と外套の男も追って来る。かつて熊やライオンとも戦った勇敢な犬の様に!

狭い道を曲がり、パイプを飛び越え、やがてその時は訪れた。


「ギャーッ!」
息が切れ顎がビルに切り取られた空を向きかけた瞬間、突如爆ぜ足をもつれさせる地面!そしてケツに齧りつく犬!
T字路めいた路地の中、ドタタンとゴミ箱や捨てられた新聞を巻き上げて地面に転がり、そこでやっと男は口を開く。

「待…ッ待て!やめてくれ! 謝る!金なら払う!だからやめてくれ!」
手のひらを向け、尻餅をついたような姿勢のままジリジリと後ずさる男。噴き出る汗は疲労だけが原因ではないだろう。

「かッ、家族がいるんだ!殺さないでくれ!そこの怖いの(セニャーレの事か)を近づけないでくれ!」
内容はどうあれ、怯えているのは事実だ。弱きものの気配は十二分に醸し出している。

判定:高度な観察眼→ゴミの上に乗った手、震える足にかかる微細な力。
          怯えてるのは事実だが、まだ逃げるつもりでいるのに気付けるか。
677 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/05/24(木) 23:08:32.92 ID:ADlqvuE/o
>>676

「わう?」

 ガジガジとケツを齧っているワンコロの高度な観察眼が光る。
 何かまだ逃亡諦めていない臭いがしますぞ!!

「がうがうがう」

 ふたたびケツにかぶりつかんとする!
 こうすれば逃げようにもウルリックがとっても邪魔となるであろう!!
678 :セニャーレ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/24(木) 23:10:14.45 ID:QznRde4R0
>>674
「にゃははっ!何言ってるかわかんねっ!!」

狼なのか猫なのか…
さっきギッギッギとも鳴いていたアイデンティティぶれっぶれガールは
狩猟解禁にテンション爆上がりで軽く己を見失っている。

故に器具なし立体機動を止める様子はなく…

>>676
ガチャン!と音を立てて動きを止めた獲物の前に降り立つヤベーの。

「ギギギッ……ガ ン ド ッ 」

右手の指鉄砲から放たれるは不可視の呪弾。
とりあえず貧血やら腹痛やら起こすくらいの変調の呪いで勘弁してやろう。
それだけで逃走には致命的だろうから。

え、命乞い?いやいや、獅子は兎を捕らえるにも全力を尽くすんですよ?
…いや、嘘です、ただただテンション上がってて獲物の鳴き声なんて聞いてませんでした(後日談
679 :スレート『コードネーム:ナチグロイシ』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/05/24(木) 23:13:46.16 ID:KYs1PLKZO
>>676

「後で大規模な記憶処理処置が必要になるな……」

「もうこうなったらミクラガルズ賢人会の支所があるとも言えん以上、現地のMIB(メン・イン・ブラック)とコンタクトの末に情報操作が必要になりそうだ」

最早一エージェントの自分に差配できる領域ではない。
ソーマはイライラで焦げ付きそうだろうが、最終的な後始末をする組織や個人はもっと胃を痛めることは間違いなかった。

「殺されはせんだろうが、無駄な抵抗はやめるんだな」

「私も記憶消去はできるが、繊細な操作はできんからな。暴れられると成功率も下が……」

と、ここで>>678のガンドである。

「あーもう滅茶苦茶だよ。MIBの仕事をあんまり増やさないでやってくれ。まぁ、類似団体がこの国にいるか知らないんだが……いてくれるといいんだが……」
680 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 :2018/05/24(木) 23:14:23.13 ID:BOPdi11f0
>>676
「あぁ、殺しはしない」

羅生門めいたビルの影間
男の生死の与奪の一切はソーマタージが握っているのだから仕方ない
まぁ彼も完全な一般人である者を殺して喜ぶようなマネはしないだろう。多分、きっと。メイビー

「……と、思う……約束は出来ないな。まぁ、オマエを引き渡せば奢ってくれるいい奴がいるんだ」

外套のフードの下、深紅の瞳に宿る魔翌力が死に掛けの心臓めいて鼓動している!
男からすれば見上げる格好、裏路地にトリミングされた蒼天を背景に人ならざる異形の無慈悲なる睥睨!である!
ざりりりっ、キチン質の尻尾がコンクリートを音を立てて撫でる!
それはゆっくりと腕を伸ばし、確保を間も無く完了させるであろうが……!?
681 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/05/24(木) 23:32:41.79 ID:G6P3ujSb0
>>全体
男の目がギラリと輝き、地面についた腕が振るわれる。
バッと広げられる無数のゴミ、ゴミ、ゴミ!汚いし視界も悪くなる!
「バカめ!明日の見出しは決まったようなモン───」

「ギャーッ!」
ガブリ!走り出そうとした尻に食い込む牙!戦士の目は誤魔化せないという事だ。
「ギャーッ!!」
更にダメ押しに叩き込まれるガンド!ピーゴロ鳴る腹は、却ってウルリックにプレッシャーを与える事になりそうだ。
「ギャーッ!!!」
トドメとばかりに視界に広がる人非ざるモノの無慈悲な瞳!確保されズボンが、というよりパンツが湿った。前も後ろも。


「いや、記憶処理の必要は無い。 ご苦労だったな」
小脇に黒く大きな袋を抱え、ナチグロイシの背後から声をかける男。グレーのパーカーとブーツは威圧感を与える。
その顔は目出し帽の上から被ったアニメキャラのお面で厳重に隠され、表情どころか髪色すら伺えない。

「───俺だよ。誤解を招く言い方するな」
その男───ソーマタージは一度だけ目元をチラと見せると、一行に手早くお面を渡して男の手足を縛っていく。

「臭ェな。嗅覚センサーが反応してるぞ。何をしたんだ?
 車を用意しておいた。詰め込むから顔を隠して手伝え」

「やれやれ、買う物が増えたな、こんなんだったら工場乗っ取った方がまだマシだったか?
 ともあれ、お疲れさまだ。 希望は車内で聞いてやるから障子の目を運ぼう。…手伝えよ。重くて臭いんだコイツ」
とりあえずは一件落着だ。路地に面した駐車場にバンが停めてある。後はそこまで男を連れていくだけ。
682 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/05/24(木) 23:38:04.32 ID:ADlqvuE/o
>>681

「わう!?」

 おケツにかぶりついていたウルリックであったが、
 (>>678)ガンドを食らった男のお腹のアレの気配を感じた瞬間に白目となる!!

【このままではウルリック叙事詩の中でも史上空前のシャレにならん惨事が起こる!!】

「わうん!!」

 緊 急 回 避 ! 絵的に悲惨極まる光景はこうして回避されたのだ!!

「わうわうん」

 そうして連行される男。ウルリックはこっそりサイキックを使って、
 ソーマタージにかかる男の重量負荷を少しだけ和らげてやるのだった。臭い?門外漢だ!
683 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 :2018/05/24(木) 23:38:24.89 ID:BOPdi11f0
>>681
「うわぁぁきったな!!」
「……え、運ぶの?コレを?」

きったない事になってしまった残念な妻子持ち(自称)から慌てて飛び退き、やって来たソーマに確認
犬程ではないが鼠人も嗅覚は鋭く、また結構キレイ好きなのだ
その分この手の精神攻撃はなかなかに堪える、忍びの仕事での最中ならばともかく平時では特に

「……ったく……」

仕方ないな、とブツクサ文句を垂れながら、男の襟口をムンズと掴みずーるずーる引き摺ろうとするであろう
仮に誰かがやってくれるのなら無論譲る、汚いな忍者流石汚い

「コレ……なぁ、悪意がないか……?なんか……」

尚手渡されたお面は黄色い電気ネズミのモノでした
684 :セニャーレ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/24(木) 23:39:02.53 ID:QznRde4R0
>>681
「……えっ…生皮剥がすのは……?」

おかしい、捕らえたら生皮剥がし放題ではなかったのか、セニャーレは訝しんだ。
テンションは見る間に下降、
ジャコン!と勢いよく飛び出した右腕ガントレットの二枚刃の鍵爪も心なしか萎れている。

「うぎぎぎ…狩り足りない、狩り足りないよう……」

身体だけはデカい13歳。
我慢は出来る子(諸説あり
未練たらたらのまま男を運ぶのを手伝う。
685 :スレート『コードネーム:ナチグロイシ』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/05/24(木) 23:42:21.29 ID:KYs1PLKZO
>>681

「お面だこれ」

お面を受け取り、しげしげと見つめてから身に着ける。
案外この手のものに食いつきがいい魔女である。見た目通りの幼さがちょいちょいあるのだ。

「甘いものならなんでもいいが、それ運ぶのは体格的に他に適任がいるだろうな」

「いつものでくのぼーがいればそいつにやらせたんだが」

というわけで、後ろをついていく。
通り行く通行人や騒ぎを聞きつけた野次馬や現地警察組織には大雑把な認識阻害と記憶を一部曖昧にする魔術を無差別に振りまく。
686 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/05/24(木) 23:59:24.72 ID:G6P3ujSb0
>>全体
「運ぶんだよ、ネズ公。このままここに置いとく訳にもいかないだろ」
「そこのワンチャンは『ボクも運びたいワン』って言ってるゼ?お前は手伝ってくれないのか?」
幸い委縮しきって暴れる様子は無い。ウルリックのサイキックも合わさり運ぶのはそう苦ではないだろう。
「関わってるやつがいないか聞き出してから『シチュー』にする。…つまりは溶かしてちょっとずつ捨てるって事だな」

「我慢しろ、ガキンチョ。余所に持ち出さないと誓えるなら死体の皮なら剥がしてもいいぞ」
こいつ大丈夫か?という視線を向けながら車内に積み込む。生きたまま剥がす事は無さそうだ。
乗せた際、最期に一度だけもがいたがソーマタージがその辺にあった材木で殴ったら大人しくなった。
「あんまり血を飛び散らせると処理が大変だからな。そういうのは狩猟地区でやれ」

「お面だよ。欲しけりゃやるよ。部屋に飾っておきな。
 …何見てんだ。君らもやりたいのか?」
野次馬を威嚇していたが、ナチグロイシが魔術をかけてくれた。少なくとも逃げるのは出来そうだ。
「そりゃいい。今度機会があったらあいつも連れてきておいてくれ。二重の意味で男連中も喜ぶ」


「それじゃあ報酬だが…」
車を走らせながらソーマタージは左腕のCOMPを起動する。ホログラフィーで表示されるのは素人のパワポめいたやる気の無い画面。
「犬ッコロはコンビーフ三日分(一日一缶)。ネズミーマンは昔ながらの穴あきチーズと糸楊枝。
 女プレデターは解体用の適当な猫、おジャ魔女はすあまと指輪飴。実に公正な配分だな」

「正直明日の水道代すら怪しい俺らにはそこそこ痛手だが、指揮する者として報酬はしっかり与えないとな。
 早いところ後ろ盾を見つけるか、作る必要がある。俺らはな。 …今夜はシケ飯な」
やがてバンは渋滞に混ざり、グルグル適当な道を回り、やがて人の海の中へ消えた。この世界の住民の一人と共に。
尚、家族がいた事はでまかせだった事が、死体隠滅用の水酸化ナトリウムの臭いに耐えられずに逃げたソーマタージの口から後に告げられたとか。


//おちまい
687 :ホワイトネス ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/28(月) 22:15:20.13 ID:2/AcVv4L0
-某日某所-

エージェント・スミス、ガシャンナ女史、人型兵器ウィングを伴って遺跡へと向かう越境者。
遺跡の扉は見上げるほどに大きく重厚感にあふれていた。
その両開きの扉にはデカデカと毛糸玉に目玉を2つ付けた様なキャラクターが彫られていた。

ガシャンナ「…えーっと、これは」
スミス「……」
ウイング「…」

古代遺跡の雰囲気には合わないポップでファンシーなその造形に常識人らは困惑していた。
688 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/28(月) 22:22:55.16 ID:L3FmTBS1o
>>687

「さて帰るか」

 ポップでファンシーなアレを見た瞬間、イムカはおもむろにUターン!

≪00001111010101≫

 サーボスカルも自前の懐中電灯付きヘルメット(探検にはつきもの!)を放り捨てて
 マニュピレイターを器用に動かしてヤレヤレポーズ。

【ナムサン!ナムアミダブツ!急速に薄れていくイムカのテクノロジー探索聖務への意気込み】

(いや、どう考えても変人揃いのメカニクスもアレはいらんだろ?)

【エージェント・スミス!この微妙な空気を打破せよ!(ムチャ振り】
689 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/28(月) 22:23:48.48 ID:E7zdXwTn0
>>687
すでに大方の探索が終わった遺跡を進むは 時代錯誤な装備に身を包んだ男
さて 前を見て〜毛玉を見て〜

「帰ろう」
踵を返してきた道を戻ろうとする
690 :ホワイトネス ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/28(月) 22:31:53.32 ID:2/AcVv4L0
>>688>>689
スミス「…いえ、進みましょう」
ガシャンナ「ええっ!?」

越境者すら進むことを拒む魔境へと進めとホワイトネスのエージェントは言う!

ガシャンナ「…えぇ……?」
スミス「目的は変わらず最深部の調査です。手始めに扉を開けていただきたい」

なるほど、大扉は確かに閉まっている。
であれば先に侵入したドローンは何処から?と疑問が沸くだろうが周囲を見れば容易く想像できる。

ヒトが侵入するには小さいが窓枠のようなものが至る所にあるのだ、この遺跡。
通気性はよさそうである、通気性だけは。

ちなみに描写し忘れたが遺跡は外側に階段があり、
それを上った天辺に祭壇らしきものと大扉が存在している。
となれば内部へと侵入したら後は只管に下る事になるのだろう。
691 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/28(月) 22:39:58.44 ID:E7zdXwTn0
>>690
「い〜く〜の〜? か〜えろ〜よ〜」
心底嫌そうな声を出す ロマンもへったくれもねぇ毛玉の奥底になんで行かなきゃならないのか
でもクライアントの命令だからね 仕方ないね

さて 扉を開けろとのことだが

「どろーんとやらで扉の内部とからべられねぇの? 閂とかだったらお手上げだぜ?」
などと聞きながらとりあえず行動を起こす 手始めに両手をついて押してみますが 果たして?
692 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/28(月) 22:41:07.40 ID:L3FmTBS1o
>>690

(…仕方あるまい)

 心中で糞デカため息を漏らしつつも、
 クライアントが進むと言い切るならば、依頼を請けた身としては付き合わねばならぬ。
 厭だけど。本当に厭だけど(大切なことなので二回(ry

≪011111010101≫

 サーボスカルはグルングルン縦回転している。プログラム的にどう捉えているかは不明。
 そもそもバグっているし。

「指向性爆薬で発破をしかけるか?強度のデータは――」

 手っ取りばやく大扉を爆破しようと提案するイムカ。
 もちろん、事前に確認した遺跡そのものの強度がそれに耐えられる場合においてであるが。
 なお、遺跡に対する畏敬の念などFMMを見た瞬間にゼロになった。

【決断的思考】
693 :ホワイトネス ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/28(月) 22:49:52.05 ID:2/AcVv4L0
>>691>>692
ガシャンナ
「いやあの爆破は出来るだけ止めて欲しいのですが…
 み、見た目はあれでも考古学的見地から価値はあると…あるかなぁ……?」

ドローンから送られてきたのはあくまで簡略化された内部のデータである。
初っ端外側にこんなものがあるとは誰が予想しようか。
結果として女史もこの遺跡の価値に相当疑問を抱ているようなのだが…

ロイの行動は正解だった。
大扉はズズズ…と効果音を鳴らしながら開いていく。
そう、態々効果音が鳴っているのだ。

スミス
「……んんっ!…扉も開いたようですし進みましょう。
 道中の危険は先行しているドローンによって排除されている筈ですが、くれぐれも注意を」

エージェントも最初のピリピリした雰囲気が崩れている。
当然だろう。
694 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/28(月) 22:55:24.24 ID:E7zdXwTn0
>>693
できれば開いてほしくなかった
その言葉は呑んで扉を押すロイであった

「えぇい糞 やる詩かねぇか…」
スクラマサクスを抜いて先頭を進もうとするロイ 顔はまだ憮然としていたが 少なくても油断はしていない
もう片手に松明を持ち 辺りを照らしながら進もうとするだろう
695 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/28(月) 22:57:26.66 ID:L3FmTBS1o
>>693

「皆無だろう。考古学的見地からの価値は」

 ガシャンナの言い訳染みた弁明を速やかに否定するイムカ。
 毛玉モンスターだからね。仕方ないね。

【結果としてロイの行動で正解だったので発破はお流れ】

「…まあ、よかろう。進もうか」

 思いっきりアレな空気となってしまった一行!
 こんなテンションでだいじょーぶか?政治将校としての士気高揚策は!?

(私にも出来ないことくらいはある)

 ナムサン!士気高揚なんでムチャである!と匙を投げるイムカ。

≪011111010101≫

 サーボスカルは各種センサーを起動し、イムカと同調しながら一行のちょっと前に出て進んでいく。
696 :ホワイトネス ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/28(月) 23:06:12.96 ID:2/AcVv4L0
>>694>>695
すっかりと緊張感のなくなった、それでも一応警戒はしている一行が内部を進む。
殿はホワイトネスのウィングが務めている。

ガシャンナ「…ふざけた外見だし、たまにある壁画もふざけてる感じだけど…んん?」

スミスの宣言通り、道中の壁画などはガン無視で進む。
女史も立ち止まってまでは見ないものの流し読みをしているようで何かが引っかかる様子。

スミス「ドローンのデータだとこの扉の先がエネルギー反応の出どころのようですが」

ドローンによるマッピングは完全ではなかった。
固く閉じた扉の先に反応が出ているらしい。
エネルギー反応自体は更に深度から検知されているため、まだ下ることになりそうだ。

スミス「大した距離ではないでしょうが、ここから先は慎重に行きましょう」
697 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/28(月) 23:10:00.40 ID:E7zdXwTn0
>>696
「どうせ主神が酒かっ食らって世界作りましたーって内容だろ? もう耳タコだよ…」
覚えたく無くても覚えてしまう マキナの布教活動はもう忘れようにも忘れられなかった 忘れたいけど

「おい なんかわかるか?」
自分のちょっと前を進むサーボスカルに質問してみるテスト もちろん警戒は厳としている
698 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/28(月) 23:16:16.73 ID:L3FmTBS1o
>>696

「何か気になるところでもあるのか?」

 考古学的知識の持ち合わせなどないイムカ(今回のケースはソレが当てはまるか疑問だが)は、
 道中、ガシャンナの怪訝な様子に言葉を向けるのであった。

≪0001111010101≫

 エネルギー反応を検知しながらも進んでいくサーボスカル。
 ロイに何かわかるかと質問されたので、敵性存在の類に注意しながらもデータ照合を試みてみる。

【→どのような類のエネルギー反応か検索。テック由来かソーサリー由来か。魔術か奇跡か。など】
699 :ホワイトネス ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/28(月) 23:25:47.80 ID:2/AcVv4L0
>>697
ガシャンナ「えっ?…ああ、そんな記述もあったような…え、何か知ってるんですか?」

知らない事が良い事もある、そう思うだろう?

>>698
ガシャンナ
「妙に神の雷とか神の手による洪水やらと物騒な記述が見受けられるな、と。
 壁画は内容にそぐわない可愛らしさでしょう?
 流し見でしたし翻訳の仕方が間違っているんだと思います」

>>697>>698
検出されたエネルギー反応に既知のモノが該当した。
まあ、やっぱりと言うか当然なのだが、
知り合いの宣教師モドキが事あるごとに振り回す鋼の浮遊巨腕のソレに酷似しているようだ。
ただ出力は現在観測されている此方の反応のほうが遥かに強力だ。
700 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/28(月) 23:33:59.00 ID:E7zdXwTn0
>>699
「何か知ってるが 言いたくない」
なおも下る 絵画以外に何もないのが幸いというか このまま何もなければいいなぁというか ぶっちゃけ帰りたいというか
イマイチテンションに乏しい遺跡発掘で会った

>>698
「マキナの腕と同じエネルギーか…そういえばあいつ四肢なくしたって言ってたからな・・・スペアでも出てくるやも知れぬ」
サーボスカルの報告を聞いて肩をすくめた お駄賃にサーボスカルの口に雨ちゃんを放り込んだ
701 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/28(月) 23:37:21.08 ID:L3FmTBS1o
>>699

「何とも胡乱なものだな」

 ガシャンナの何とも言えぬ証言にイムカは密かに粒子短銃をホルスターより引き抜いた。
 FMM教は阿呆の極致そのものであるが、はた迷惑加減は実際に脅威になるえる可能性もあるゆえだ。

【終末論と神の裁きは宗教的定番といえば定番ではあるが】

≪00111101010101≫

 検索にヒットしたのでイムカとロイにパッパラ宣教師と似たエネルギー位相の存在を知らせる。
 イムカには同調によって、ロイにはイムカを通じてだ。

「エネルギー係数だけ≠ヘバカにならんからな。
 おい、エネルギーの正体だけなら判明したぞ。何から発生している≠ゥはまだ不明だがな」

 今回の依頼の一側面である高エネルギー反応の正体の確認≠フ断片的情報をスミスとガシャンナと共有。

【→スミスとガシャンナにサーボスカルが観測したデータとライブラリデータの類似性を提出→FMM由来のパワ】

「エネルギーを発しているモノの正体の確認と、最深部の調査か。
 その物体の確保そのものは今回の依頼には入っていないという認識でいいな」

 薮蛇とならないためにも、ここの確認と線引きはしっかりとしておきたいイムカであった。
702 :ホワイトネス ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/28(月) 23:48:36.59 ID:2/AcVv4L0
>>700
ガシャンナ「そ、そうですか…」

聡明な女史は深く突っ込まない方が良いのだろうと察した。

>>700>>701
スミス「出来るだけ確保はしたいですが…依頼外、としておきましょう」

顎を摩りながらエージェントは大した時間もかけず決断した。

スミス「では、行きましょうか。ウィング扉を」
ウィング「了解です」
ガシャンナ「あれ?その扉何か書かれてません?」
スミス「え?」

殿を務めていたウィングが指示を受け扉を開く。
初めの大扉のように両開きであるが効果音もならずゆっくりと開いていく。
と、同時にアラート音が鳴り響く。

ガシャンナ「煩っ!?」

咄嗟に耳を塞ぐ女史。
開かれた扉の向こうは最深部へと続く階段。
その先に扉と明滅する赤い光が見て取れる。
どうやらその扉の先が目的地のようだが…
703 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/05/29(火) 00:03:02.26 ID:F5Y14Ot7o
>>702

「親切なものだ」

 依頼内容を再度確認し、ひとりでに開く扉を一瞥しつつ歩を進めるイムカであった。

//0時回ったのでおいどんはコノヘンデーノシ
704 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/05/29(火) 00:04:39.63 ID:AK5TCoFl0
>>702
さて 扉が見えました 先ほど聞こえたところには この内部も完全に調査が終わってないらしいが…

「おいちょっと・・・!」
なんとも不用心に扉を開ける 鳴り響く警報

「テメェら不用心も程があんだろ!! スカル 何が見える!!」
何の疑いもなく扉を開けたウィングの首根っこをつかんで後ろに投げるように後退させ 自分は前に出る
サーボスカルのセンサーに何か引っかからないかを聞きながら
705 :ホワイトネス ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/05/29(火) 00:06:12.27 ID:ks9LyxVV0
>>703>>704
鳴り響くアラート音。
明滅する赤い光。

はてさて何が起こるやら… 今日は此処まで次回に続く お疲れさま! 
706 :アキレスベティロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/01(金) 22:41:23.53 ID:UwQSWjcU0
【狭間のスクラップヤード】
アキレス「ばいばーい」
―――ギィ!!

ニンジャブームも陰りが見えた頃 手伝ってくれたベティフレンズの水蜘蛛君とアメンボちゃんはお土産を手にゲートをくぐって元の世界に戻っていったりもしましたが
今日の話題は彼らではありません

ロイ「基礎を怠っては兵士失格 建物も同じ 丁寧な基礎作りを心がければ多少の無茶にも揺るがず 得た技術も体になじむという者 ということで基礎トレーニングのお時間だ」

動きやすい恰好のロイが一行に言う トレーニングを怠る兵士に明日を生きる資格はないのだ

ロイ「ということで腹筋から始めよう 軽く100回からだな」
アキレス「うぇ・・・」
―――ギィ!!

やる気満々のロイ 聞いた時点でげんなりのアキレス ベティは応援に回ることにした
さて ロイ’sブートキャンプの開催である 参加者は誰がいるかな?
707 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/01(金) 22:46:57.50 ID:CNxpD+0b0
>>706
リージュ「ふぎぎぎ…」
ロッテ「ふれー ふれー お嬢様ー」

芋ジャージ姿の金髪緑眼の女性が
ポンポン持って棒読みな応援をするロンスカメガネのメイドちゃんを傍らに
腹筋を頑張っている。

違和感!!
708 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/06/01(金) 22:53:17.66 ID:72UDmkwFO
>>706
「あぁ……帰っちゃうのかぁ……」

さてはて、ニンジャブームの終わりで仲良くなったアメンボさん達ともさようなら
タノシイな時間は終わり現実がこんにちはなのだ

「はぁ……ふぅ……」

お嬢様と同じようなジャージに身を包み、必死に腹筋な少年ルシオラである
一応体は出来ていなくはない、序盤はヒョコヒョコと調子よくやっているのだ
709 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/01(金) 23:01:10.60 ID:UwQSWjcU0
>>707
ロイ「あ〜えと 大丈夫なの・・・か?」
芋ジャーおぜうさまという新ジャンルなリ―ジュを見て メイドちゃんに確認をとる

ロイ「しかしなんだってまた筋トレなんぞ」
そしてリージュちゃんは腹筋何回できるかな?

>>708
アキレス「また何かあったら呼んであげるから」
―――ギィ!!

ベティちゃんもまかせとけーといわんばかりにハサミを振り上げる

さて さすがに訓練兵ではあるルシオラ君 フォームもきれいに回数をこなす

>>全員対象
さて腹筋が終わったら今度はスクワット 腕立て伏せ 終わったらまた腹筋と続いていき三十分後

ロイ「よ〜し休憩入るぞ〜」
ようやくロイの休憩タイム開始の宣言が入りました

ほぼノンストップで続けた2人はどんな状態になっているだろうか?

アキレス「はひー・・・」
ちなアキレスちゃんはノックアウト寸前だ!!
710 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/01(金) 23:13:48.31 ID:CNxpD+0b0
>>709
ロッテ
「問題ありません。
 お嬢様は超常の身体能力こそ有してはいませんが、運動音痴ではありませんので。
 乗馬もお得意ですよ?」

リージュ「ほぎゃぁぁぁぁあ……」

絞り出すように妙な鳴き声を上げて腹筋を続けるお嬢様。
動きは緩慢である。
流石に100回は無理だろう…途中で身体が持ち上がらなくなる事は必定。
まあ、見た目に反してこなしたほうじゃないのか?という甘い採点の回数はこなしたのでしょうが。

ロッテ
「皆でやるトレーニングは楽しいから、と言う理由です。
 基本楽しいかそうでないかが重要ですから、ええ」

淡々と答えるハイライトオフなメイド。
その間も棒読み応援は続く。
そして休憩時間…

リージュ「…」

地面に顔面から突っ伏し、膝をつき尻が上がった状態の格好のまま、
お嬢様はピクリとも動かなくなっている。

ロッテ「やすめー やすめー お嬢様ー」

応援は続いている…
711 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/06/01(金) 23:14:16.70 ID:72UDmkwFO
>>709
またニンジャゴッコの約束をしてさようならなのであったとさ
さてはて、それでもって?

「」

↑はミスではなく、セリフがないくらい疲れているのでした
滑り出しはそこそこ好調だったのだが、やっぱり根本として体力がモヤシなルシオラ
スッカリダウンなのである

『……98……99……ひゃ、く……!』

ちょっと向こうではイリーが片手逆立ち腕立てに精を出していたとさ
712 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/01(金) 23:26:23.04 ID:UwQSWjcU0
>>710
ロイ「おk とりあえず他の奴らに合わせてメニューをこなしてくれ」

さて 横目で確認した限り おぜうさまであるがもやしではないことは確かなようだ
確かに乗馬は筋肉使うからね 

ロイ「あまり飛ばし過ぎてもケガの元だからな こっちはここいらでやめておこう 明日の筋肉痛を覚悟しておくんだな
   それはそうとして・・・」

後ろを向いて 筋肉が喜ぶ粉と牛乳を合わせてシェイクシェイク

ロイ「喉乾いたろ ストロベリーシェイクだ」
リージュに進呈 筋肉が喜ぶシェイクを飲むがいい

>>711
ロイ「ほーれあっちを見習えー淡々とこなしてるぞ〜」
イリーを指さし発破をかける

―――ギィ!!ギィ!!
ちなベティちゃんは両ハサミに石をもって上げ下げしていた なお虫の筋トレに効果があるかは不明

>>711
ロイ「さぁ〜こっちは休憩終わりだ!! マスカキやめぇパンツ上げぇ!!」
テンプレ的軍人スラングで休憩終了を告げる が中々ダウン具合が深刻なようなので

ロイ「アキレス 例の頼む」
アキレス「おっけーい」

ロイがアキレスに何かを頼み ルシオラの耳にブブブブブブブ・・・と何かの音が響く
アキレスがミツバチさんに手伝ってもらって ルシオラの耳元でホバリングしてもらったのだ さぁ起きなきゃ今度はミツバチさんが体に泊まるぞ!!
713 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/01(金) 23:31:17.83 ID:CNxpD+0b0
>>712
リージュ「ぉぉぉぁぁぁぁあ…」

顔面を突っ伏したまま、ぷるぷると震えながら腕が持ち上がる。
宛らゾンビ。

リージュ「にゃぁぁぁぁあああ……」

ガシリ、と思った以上に力強くシェイクを受け取るお嬢様。
でも顔が上がってません。

ロッテ「のめー のめー お嬢様ー」

メイドの応援は御座なり感がマシマシになっている。
だが応援の効果があったのかお嬢様は身体を持ち上げシェイクを飲みだした!
714 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 :2018/06/01(金) 23:33:16.50 ID:fWj0DCtL0
>>712
「……あの人(イリー)は例外じゃないですか……?」

どちらかと言うとロイ側であるイリーをチラリ見て溜息
そんな元猫人の彼女は片手倒立の支腕をヒョイっとシフトしてまた腕立てを始めるのであった

「へ?」
「わああぁぁっ!?」

間の抜けた声の後、羽音を聞いて即座に起立!効果はバツグンである
何処からともなくやって来た七八がベティちゃんのウエイト用の石の上に更にちっこい石を置こうとしている!イタズラ!
715 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/01(金) 23:49:13.75 ID:UwQSWjcU0
>>713
ロイ「よーしがんばった」
まったりとコクがあるイチゴシェイクは喉を潤す効果としてはイマイチかもしれない
だが筋肉が喜ぶのだ!!

>>714
―――ギィ!?
掴んだ石の上に積まれる石そして石
動けば石がころりと落ちてしまう ゆえに動かせない

落ちたからなんだといわれればそれまでなのだが 何故か落としてはいけない気がするのだ

―――ギィ!!ギィ!!
ゆえに誰か助けてくれーと悲鳴を上げることになってしまいましたとさ

ロイ「起きたな それでは次にランニングといこうか 蜂さんたちにも手伝ってもらうから心置きなく走るといい
   そ〜れパパイズママワズレイニンベー♪」

ルシオラを追いかけまわすミツバチさんと 軍隊式ランニング曲を口ずさみながらそれを追いかけるロイ

今日もスクラップヤードは平和です

//それでは少し早いですが〆 オツカレサマドスエ
716 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/04(月) 21:43:14.38 ID:zdcE+Sl3o
【とあるファンタジー世界にて】

 決戦の地――コルカッサ大坑道への旅路を続ける戦闘団。
 国家の全面的な支援を得て、街に立ち寄る度に用意された換えの馬と食料を受け取ることで、
 厳しい国土に難儀しながらも、その進行速度はかなり上昇したといえる。

 むろん、平穏な旅では無かった。
 訪れる都市や立ち寄った村々では大なり小なりの問題が発生しているケースが多く、
 ビーストマンなどに襲撃されている場合にはこれを援ける事もあった。

「ビーストマンの活発化に邪悪なサイカー(魔術師)の台頭。随分と荒れたものだな」

 地図を睨みながら、イムカは見聞きし、あるいは遭遇した状況をまとめ、付箋を貼り付けていく。
 それはもう地理が見えなくなりそうなくらいに件数は多く、またバリエーションも豊富だ。

「冒険者ギルドと協議が図られ、周辺諸国より有力パーティーの召集も行われることになっている」

 それを見ながら発言するはミスタージョンソン(名無し)。越境者ではなく、現地(舞台となっている王国)のウィッチャーだ。
 狂信的民族主義者達からなる兵団に所属しており、今回、越境者達への協力者として事件の解決に尽力している。

「スケイブンの件にカタを着けられたとしても、中々に難儀になりそうだな」

 と、イムカ。実際、大きな混乱が起こる時代とはそういうものである。
 ビデオゲームのように魔王を倒してもゲームクリアでめでたしめでたし。次の瞬間には平和が訪れる。などとはならない。
 混乱は連鎖的に別の混乱を生むのが常であり、生き続けるということは立ち向かい続けることと同義なのである。

【だが、スケイブンの蠢動により間もなく降臨する上位者。その打倒を果たさねば、暗雲立ち込める未来すら失われる。
 越境者達も虚数空間に飲み込まれ消滅することとなる。過酷な未来を得るために終焉を阻止する。何とも素敵な構図であった】
717 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/04(月) 21:59:16.16 ID:AV3R1B+20
>>716
さて、そんな旅の道中で最近稀によくとある光景が繰り広げられるようになった。

リージュ「…」コソコソ
セバス「お嬢様、それは何かね?」
リージュ「!」
セバス「だーかーらー!お嬢様の分のパワーアーマーは無しって方向にだね!」
リージュ「んぎぎぎ…」

パワーアーマーの一つに昼夜問わずコソコソとペインティングを施し始めたお嬢様と
それを阻止すべく動く一人の執事の攻防である。
宛ら壁に落書きする子供を捉えようとする頑固爺の様相だ。

ちな他のメイド及び執事はこの件に関しては一切干渉していない。

ロッテ「…とは言え当面のやるべき事は見えていますし、成すべきことを成せばよいでしょう」

攻防ガン無視でイムカの会話に加わるハイライトオフメイド。
718 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/04(月) 22:00:14.71 ID:gXNrtdqG0
>>716
ロイ「キングダムの歴史は苦難と共にあり・・・か 誰が言ったか知らないがその通りってか」
自らの覚書もすでに文字で埋まった これで三冊目 いまだ書くことは多い

ロイ「魔力晶の汚染が気になるところだ 良質なヤツが軒並み汚染されちゃ大赤字だぜ」
そういいながら足元の石ころを拾い上げ ハンマーで砕いて試験管の中へ そして試薬を注いで振る

魔力の汚染具合を調べるための器具 辺境警備隊たる赤紋の標準賞美の一つである

アキレス「んで? その有力パーティってのはどんな方々? 俺もうハーレム見せられてパルパルしたくないんだ」

というのは冗談半分 ハーレムの主が死んで半狂乱になる取り巻きは中々に精神を削る絵であったからである
719 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/04(月) 22:31:57.07 ID:zdcE+Sl3o
>>717

「あのゴツい鎧をお嬢さんに着せるとマズいのか?」

 戦闘団の一員である重戦士はなんとなく執事にそれを聞く。
 なんというか絶対阻止具合が見事すぎて、好奇心を刺激されたらしい。

【パワーアーマー(戦闘機動装甲)…当然ながらテックの産物であり、ファンタジー世界の住人には扱えない兵装】

「そういうことだな。もっとも、こちらも口で言うほど簡単ではないが」

 イムカは中空にホロディスプレイを投影させて、幾つもの戦術予測を記しては、
 その度に破棄するというのを旅の途中、ずっと繰り返している。皆が寝静まった時にもそれは継続される。
 遺伝子改造により不眠器官を得ているとはいっても、その様子から決して勝算の高い戦いではないことが伺えた。

>>718

 各地を巡るにあたって、時折ロイが試験する鉱物。
 その傾向はあからさまであった。スケイブンの呪いの証である黒柱の近辺の鉱物はどうにもならない。
 凄まじい魔力汚染に晒され、邪悪な魔術師や悪魔信奉者などにとっては垂涎の品。つまり、邪悪を呼び寄せる材料となる始末だ。
 それ以外の土地…生活圏の近辺や鉱物神の恩恵の強い坑道などは軽微あるいは無傷で済んでいる。

【上位者の眷属である天子虫は広範囲に出没し、人を狂わせるが、無機物にはさして影響を与えない類だったようだ】
 【→なお、たった今、調べている鉱物は――どうにもならないほう≠ナある。より高純度のものを精製すれば歪みの石(ワープストーン)≠ノなりかねない】

 ※ワープストーン…詳しい説明を省くが、ディーモン顕現の触媒となりえるといえば、その危険性は理解できるだろう。

「目下交渉中だ。今は滅多なことは言えん。良き隣人が溜めに溜めた財の使いどころだな」

 財…豊富な鉱物を産出する国だからこそ可能な力業であり、このような時のため≠ノ蓄えられてきた力だ。
 之を惜しまず投入することに反対する鉱人は存在しなかったと記しておく。どうやら強欲の呪いとは無縁のようである。

 −−−−−−−−−−−−−−−

【全員対象】

 馬車の外の様子は…徐々に異様なモノとなりはじめた。
 空…青と緑の斑模様の空には真っ青な月が幾日にも渡り昇り続けている。
 上位者降臨の地…決戦の舞台となるコルカッサ大坑道に近づくにつれ、朝は訪れなくなった。

 そして、スケイブンの群集団の死体を見かけることが多くなった。
 引き裂かれ、砕かれ、千切られ、一方的な虐殺の痕跡であるが、集団同士の激突の痕ではない。
 強大な武力を持った単一の暴力により蹂躙された様相であった。

「どうやら。狩人も順調に移動中か。おかげでこちらは消耗せずに済んでいるがな」

 無感情に言いながらもイムカの心中はやや複雑であった。
 特に、時折遺体にドワーフの復讐団が含まれている時とあっては尚更だ。
 もっとも、雑多に捨て置かれた鼠人の遺体と異なり、ドワーフの遺体は並べられ、
 戦士の死に対する礼遇を以って安置されているのは気になったが。

【狩人…グリーンスキンの英雄。この戦いの鍵となる存在だが越境者/人類の味方ではない】
720 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/04(月) 22:45:14.32 ID:AV3R1B+20
>>719
セバス
「不味いってもんじゃないね!
 本当だったら一人で馬に乗せるのだって個人的には反対なのさ!」

声高に老執事は熱弁する。
反対する理由はあるらしい。

ロッテ
「ともあれ適度な休息をとることをお勧めします。
 予測は大事ですが、戦場にはその場での流れというものがあります。
 準備は重要でしょうがその流れをいち早く察する事が寛容かと…釈迦に説法でしたか?」

ウォルター
「だろーよ、俺らは戦術予測のプロがよくよく仕事ができるように茶でも振る舞えばいいんだよ」

暇なのか何なのか最近はよく目つきの悪いステゴロ執事もよく会話に参加している。
721 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/04(月) 22:47:56.35 ID:gXNrtdqG0
>>719
ロイ「チッ 赤紋の仕事はしばらくの間 除染の神官を護衛することになりそうだ」
この辺の鉱石でもそこそこのワープストーンを作れる そのやり方も知っているだけに 辺りの鉱石を忌々し気に睨むのであった

ロイ「ベティ この辺の石は遊びに使っちゃだめだぞ」
―――ギィ!!

新しい謎石遊び用の石を探していたベティにも忠告する

〜それからどうした〜
アキレス「うぇ えんがちょ」
トレンチガンを手に狩人が撃ち漏らした個体がないか警戒するアキレス

ロイ「髭の友人たちによって組織された狩人討伐部隊か…ここまでたどり着いていたか・・・
   さらば戦士よ 遥か高きあの世へは 霊峰グングリッドを目印に上って行け」

この一件を議会に進言しに行ったとき 漏らした狩人の存在によって組織された部隊のはずだ
腕っこきを選りすぐったはずなのだが 何とも恐ろしい相手だ 狩人は

ロイ「この様子じゃ狩人と鉢合わせするのは敵の本丸か できr場合わずに行きたいがね」
722 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/04(月) 23:14:12.49 ID:zdcE+Sl3o
>>720

「ひょっとして騎乗適正に難があるのか?」

 重戦士はジト目でリージュとセバスに目線を動かしながら、
 先のオーガ山脈突入戦時のお嬢様の騎乗を思い返そうとする。どうだったかな?

 −−−−−−−−−−−−−

「心遣いはありがたいが、問題ない。慣れているからな」

 戦争しか残らなかった遠未来の出身者であるイムカだ。休息などなく、平和などなく、希望などあるはずもない。
 そのような世界で政治将校として振舞ってきたのだから、確かに慣れて≠「るのだろう。

「そうだな。茶の一杯でも貰おうか。で、そこまで解ってても、君達はいい≠フか?」

 イムカの言は言葉少なく、同時に雄弁であった。
 勝算を搾り出すのはイムカの仕事だ。義務といっていい。ゆえに何があっても見出す。
 が、それでも決して高くない…リスクは極限である。その状況下にあのお嬢様を放り込んでしまってよいものかと。

【それを言葉するイムカの私人としての本質が見え隠れする。絶望的な世界の経験豊富な軍人なのに人間性を未だ残してしまっているのだ(ゆえに閑職に追いやられた】

>>721

≪00011101010101≫

 世界修正力の帳が崩れ、絶好調となったサーボスカルは馬車の外で浮遊し、
 アキレスと共にスケイブンの遺体をサーチ。生存者ゼロ。問題なし。

「―――」

 ミスター・ジョンソンは伝書鳩を飛ばし、ドワーフの復讐団。その遺体の回収を通達する。
 同胞の報復に生命を賭した戦士立ちの最期。浅慮の謗りを受けるかもしれないが、その死は誇りを以って遇されるべきであろう。

【影の面々も、短いながらも礼式の則った礼を以って遺体を後にする】

 −−−−−−−−−−−−−

【全員対象】

「デシー」
「デシー」

 ふと、馬車の進行方向で奇妙な連中が何かを引きずっているのが見えた。
 見たところ緑の肌をした小さな体躯…グリーンスキン/ゴブリンのようであった。

【ゴブリンといえば、醜悪な性根と小賢しい知性を有する略奪種族である。ゴブリンによる村々の被害は国家の悩みの種だ】
 【辺境の開拓村がゴブリンによって脅かされ、男は食われ女は孕み袋として浚われたなとどいうケースも後を絶たない】

 のだが、

「重いデシー」
「おやびん、さっさと行き過ぎデシー」

 なんか、見慣れたゴブリンに比べて妙にデフォルメちっくというか丸っこいというか、
 どっちかというと、悪辣さより間抜けさが漂うというか、なんか変なゴブリンであった。

【ゴブゴブコンビが何か大きな大砲めいたものを引きずって動いている。狩人の付き人のはずだが、何をやっているのやら】

「…始末するか?」

 ミスター・ジョンソンは端的に越境者に問うた。やだこの人。シリアス世界に生きていてこの手のノリを理解してないわ。
723 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/04(月) 23:24:00.18 ID:gXNrtdqG0
>>722
―――ギィ!!
アキレス「そうか? ならよかった」

サーボスカルの声をベティが翻訳する とりあえず銃口を下した

〜それからどうした〜
ロイ「いや 何か聞き出せるかもしれん」

どシリアスジョンソンに待ったをかけるロイ さてどうやって声をかけようかと考えていると

アキレス「抜き足差し足忍び足〜♪」
その間にアキレスがこっそり二匹に背後から近づき

アキレス「・・・わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ!!!!!!」
―――ギィィィィィィィィィイイイイイイイイイ!!!!!

大声で驚かそうとするテスト 特に意味はない
724 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/04(月) 23:29:07.17 ID:AV3R1B+20
>>722
ほわんほわんリジュリジュー…

参加当初のお嬢様はメンタルは奇人変人。
フェィジカルは凡骨そのもの。
立ち居振る舞いに戦闘慣れした様子もない。

が、馬を駆り戦場を駆けていた時は少々様子が違っていた。

飛び散る血肉に怯みもせず、明らかな危険地帯に只突っ込み敵を蹴散らす。
そう言えば奥の手とも言える鋼の巨人に乗っていた時もなーんか雰囲気が違ったような…

−−−−−

ロッテ「決めたのはお嬢様です」
ウォルター「何度も言ったし何度も言うぜ?俺らは付き従うまでさ」

主従関係のありかたが独特すぎる感はあるも、其処だけは初めからぶれていない。

−−−−−
リージュ「名前はイガリマとシュルシャガナにします!」
セバス「飼うのかね!?」
ロッテ「分かりました」
ウォルター「マジかよ!?」

馬鹿やっていた二人とマジトーンだったはずの二人。
しかしノリがいいのは姦し娘共だった。

お嬢様とその銘を受けメイドがデフォルメゴブリンの捕獲に駆け出す!!
725 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/04(月) 23:42:56.28 ID:zdcE+Sl3o
>>722-723

(何かに乗ると性格変わる系かね。おっかねえな)

 やっぱりジト目でお嬢さんを見る重戦士であったとさ。

 −−−−−−−−−−

「「デシーッ!?」」

 アキレスとベティに驚かされ、バビョーンと跳ねるごぶごぶコンビ。
 なんという胆力の無さか!(この辺はゴブリン共通。

「なんデシ?大きなサソリと、非モテオーラ漂うヘタレっぽい人間デシ?」
「あ、あの時のオタスケ連中デシ」

 アキレスに速やかなるディスをかましつつも、一団を思い出したゴブゴブコンビ。
 オーガ領近辺でいつの間にかいなくなっていたが、なんだかんだでここまで来ていた模様。

「「デシー!!オタスケー」」

 なお、次の瞬間にはお嬢様とメイドに虫取り網で捕獲されました。幸薄いわー。

「どうするのだ?」

 ミスタージョンソンは何か聞きだせる類か?と疑問に満ちた目をロイに向ける。

【なお、ごぶごぶコンビが引きずっていたのは大砲であるが、見るだになんか変である】

 大砲そのものはファンタジー世界では希少価値の高い兵器であるが、
 先程まで人力で牽引されていたコレは、何やらフクザツなワイヤーが銃身にへばりついている。
 また銃座に対して、銃身がミョーにデカイには、オークの鉄則である「デカイほうが強え」に則っているのだろう。

【明らかにテクノロジー兵器を運んでいた様子であり】

「グリーンスキンの兵器は概ね、グリーンスキンにしか扱えんぞ。
 連中、無意識的な集団的サイキックにより、連中が動くと思い込んでいるから実際動く≠ニいうふざけた話があるからな」
726 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/04(月) 23:50:10.03 ID:AV3R1B+20
>>725
リージュ「なにそれすごい」

お目目キラキラさせてお嬢様が捕獲したゴブリンと兵器を交互に見やる。

リージュ「きっと此れから先に起こる戦いの決定打になるに違いないわ、ね?ロッテ!」
ロッテ「…そうですね」

メイドちゃんはゴブリンの捕獲そのものにはノリノリでしたが、
別にゴブリンを飼いたいとは思っていなかったし、あまり興味もないので塩対応。
でもはしゃいでいるお嬢様はそこら辺を察していません。

ロッテ「…で、貴様らはお嬢様の犬になる覚悟はあるのか」

寧ろ仕える存在が増える事を歓迎していないのか、
捕獲したゴブリン共に鋭い目つきを向けている!!
727 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/05(火) 00:03:46.42 ID:JEYbzkby0
>>725
アキレス「このっこのっ」
颯爽とディスりやがった緑の何かに対し 特殊警棒を振り下ろすアキレスであったとさ

ロイ「やってみる価値はあったと思うんだ」
疑いの目を向けられ 渋い顔をするロイであった

ロイ「あいつの為に小指を砕くのは癪だが これがあった方があいつも有利に動けるんだろ? 俺らで運んでやるさ」
とげんなりした顔で告げて 大砲を馬車に押し込めようとする

ロイ「さて いくべ 糞ネズミは待っちゃくれん 時間は金より重しだ」
728 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/05(火) 00:09:40.73 ID:Zfwzf6rfo
>>726

「やだデシやだデシ」
「おやびんにするにはアホっぽい空気ただよいまくりデシ」

 リージュを見て実に素直にディスるごぶごぶコンビである。
 どうやらお嬢様の犬になる覚悟もなければ、その気もない模様。

「下っ端ライフ的に人間の下っ端なんて、後でおやびんにボコボコにされちゃうデシ」
「5段重ねのアイスクリームのようにたんこぶタワーが増設されちゃうデシ」

【たんこぶタワー…なんともオソロシーおしおきである】

 −−−−−−−−−−−

>>727

「イデ、イデ」
「下っ端ライフはツライデシ」

 アキレスにポコポコ叩かれながら涙目な捕虜コンビである。
 通常のゴブリンなら速やかに始末してやるところだが、何か色々と殺る気を削ぐアレっぷり。

「…好きにしろ」

 この手の状況は門外漢とミスター・ジョンソンは早々に匙を投げてしまった。


 −−−−−−−−−−−
>>726-727

「決定打…になるのか?」

 お嬢様の言にイムカは何とも言えない表情である。
 ザップガン…グロット(格下=ゴブリン)が扱うビックガンの一種であるのだが、
 キョーレツかつ出力不安定で、すぐにアレしてボンするオークイズム溢れる兵器でもある。

(まあ、札は一枚でも多いほうがいいか)

 と、ゴブゴブコンビの同行を許可する方向なイムカでありました。

 −−−−−−−−−−−−

【全員対象】

 実際、絶望感の強い旅路になって、このトンチキな一幕も貴重ではあった。
 そうして、珍妙なる同行者を含めた戦闘団は――

「見えてきたな」

 一際、巨大な黒柱が天より落ちる地点。コルカッサ大坑道。
 古代トワーフが造り出したかつての大坑道であり、今や歴史に埋もれて久しい廃坑。

【ここが、ロイの故国と越境者の運命を決する決戦の地であった】

//おちまい
729 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/08(金) 23:19:53.42 ID:dlDnMDXl0
【某世界 魔王の城】
始まりはとある世界の召喚魔法の発動中に たまたま越境反応を起こしてしまった越境者が運悪く巻き込まれてしまったことに端を発する
その世界は魔王の出現と侵攻により人類の命運は風前の灯火であり 藁をもつかむつもりで召喚の儀を行ったとのこと

そして一行は多額の賞金と共に勇者パーティに仕立て上げられ 魔王討伐のある種鉄砲玉にされて・・・現在魔王の城最奥 魔王の間に通ずる扉の前である

ロイ「よし 準備はいいか」
アキレス「おーいえー」
―――・・・ギィ!!

魔王の間に通ずる扉の前・・・なのだが ロイもアキレスもなんだか妙にテンションが低い ベティに至ってはおやつに気を取られて返事が遅れる始末
そして扉が開け放たれ そこにいたのは・・・

魔王「かかったな阿呆が!! 我が魔王軍の科学力を思い知るがいい!!」
豪華な衣装をまとった魔族と 白衣の魔族 そして腹心らしき厳ついモンスター そして向けられる重機関砲

罠だ そう気づいたときには 機関砲は火を噴き 一行に銃弾の雨を浴びせるのであった・・・が

【重機関砲の銃弾:投げ付けられたポップコーン程度のダメージ】

この世界 恐ろしく敵が弱いのだ なんかもう幼稚園児相手にしているぐらいの弱さなのだ

さて 絶体絶命()の危機の中 一行の行動や如何に?
730 :スレート『コードネーム:ナチグロイシ』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/08(金) 23:25:37.23 ID:xeTuuyBLO
>>729

「ぬるい! 世界観がぬるい!」

分かりやすい見た目の魔女が、ローブを翻して銃弾を受け止める。
さも強力な魔導防壁でも展開しているように見えるかもしれんが、そんなことはない。

「……エージェント、これはイベントですか?」
「正直判断に困っている」

そんな魔女の傍らには、困惑した様子のアンドロイドがいる。
この世界に合わせるために、とりあえずどうにかアンドロイド――ホワイトに合うプレートメイルをでっちあげたのだ。
でもって、警察用アンドロイドである彼女は、この手の暴力行為に普通なら過敏に反応するが――。
――子供がじゃれつく以下の状況であれば、流石に動かなかった。
731 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/06/08(金) 23:25:38.44 ID:1676U2go0
>>729
「う、うわぁぁぁ!!」
「……く、くそー、これは僕の力では防ぎ切れないかもしれない……!」

と、まぁ弾丸を創作体で防ぎながら懸命の演技のルシオラ
どうにも道中からこのノリであり、まぁ早い話が敵側への情けである
中ボスっぽい四天王だとか、ドラゴンだとか相手にしてもずーっとこんなである

「……ほ、ほら、皆んなももう少し……!」

732 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/08(金) 23:42:02.29 ID:dlDnMDXl0
>>730-731
四天王:ベティ完勝
ドラゴン:の形の風船・・・の方が手ごわかったかも 肉はおいしかった

なお本当に世界は滅亡の危機だったのだ いたるところでモンスターの蛮行が繰り返され
村は焼かれ 人は食い殺され 絶望が世界を覆っていたのだ

ただ 悲しいぐらいに人もモンスターも弱かったのだ 越境者にとっては

ロイ「飽きた」
アキレス「この手のやり取りもう10回以上はやったじゃん」
―――ギィ♪

迫真の演技なルシオラにも冷ややかな視線の2人 微動だにせず弾丸の雨を浴びている
ちなベティちゃんはおやつに忙しかった

やがて銃弾が底を突き 微動だにしない一行

魔王「ほほぅ 小人数でここまで来た実績は伊達ではないらしい だが我が腹心たる三本柱を相手にしても余裕でいられるかな?」
だが魔王はこの期に及んで自らの勝利を確信していた

(この世界の)一国を断った一体で滅ぼすモンスターが三体も それらが同時にかかるのだ

三本柱1「この神速のガルブリード様に追いつくことができるかな!?」
三本柱2「我が魔法で焼き尽くしてくれようぞ!!」
三本柱3「グァルルルルルルルルル!!!ギッタギタに引きちぎってやる!!」

人狼の様な姿の三本柱1は俊敏な動き(100m12秒ぐらい)で一行を翻弄し
ローブを纏った人骨の三本柱2はおぞましき地獄の炎(ファンヒーターの温風程度)を一行に浴びせ
筋骨隆々の三本柱3は自慢の腕力(両手で3sまでならなんとか)で一行を引きちぎろうとしてくるだろう
733 :スレート『コードネーム:ナチグロイシ』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/08(金) 23:47:10.53 ID:xeTuuyBLO
>>732

「……ホワイト、鎮圧しろ……まて、[ピーーー]な。いや、デコピンで死にそうだけど……な? わかるだろ……?」

魔女はぐりぐりとこめかみを揉む。
こんな意味不明なトンチキ展開に飛ぶのは何も初めてではないが――。
――気が抜けてしまうもんは仕方ない。

「水包弾でも致命打になりそうですが、問題ありません」

「こういうこともあろうかと、水鉄砲を用意しています」

鎮圧の命令を受けたホワイトは、水鉄砲を得意気にくるくると回転させながら取り出す。
そして魔王と三本柱とやらに随時射撃していく。そーれ水浸しになれ。
734 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/06/08(金) 23:49:54.73 ID:1676U2go0
>>730
>>732
「もうちょっと!ほら、もうこれで最後ですから!」
「……出てきましたよ、なんかほら、すっごい強そう!怖いなー!」

完全にもうアレな面々、それはそうだろう
今までの道中ずーっとこのノリなのだ、飽きない方がどうかしている!
半人がいても多分ルシオラと似たようなテンションだったであろう、ふたりはその辺ちょっと変に似ている

「……」
「え、えーっと……」
「……うわー!あ、あついー……!って、あっ……!?」

ちょっと色々リアクションに困り、ややあって熱にやられたフリ!
おっと、よろめいて蹴っ飛ばした小石がモンスターへ飛んで行ってしまった!アブナイ!
735 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/09(土) 00:03:05.98 ID:ItGlvcF40
>>734
ロイ・アキレス「「えー」」

不満タラタラの2人の返答であった

そして偶然蹴っ飛ばした小石はなんかドタバタ動き回っていた三本柱1の頭にスカーンと直撃

三本柱1「な・・・私のスピードに・・・ついていける奴がいたなんて・・・!」
驚愕に目を見開いたままこと切れていった三本柱1

>>733
重ね重ねいうが この世界の人間も魔族も大真面目である 大真面目なのである

実際この世界の人間であれば 三本柱1の姿は影すらも捕捉できず
三本柱2の魔法は天変地異を引き起こし
三本柱3の蹂躙をとめられる者はいないのだ

弱く感じるのは越境者たちが本来のスペックだからなのだ

水鉄砲は三本柱2に向けられ 放たれる水

三本柱2「な・・・我が魔法が押し戻される!? なんという・・・・なんという攻撃!! ギャアアアアアアアア・・・」

殺すなと命令されて放たれた水鉄砲の一撃は 骨ローブを正確にヘッドショット 頭蓋骨を粉砕して消滅させた 骨粗しょう症だったのだろうきっと

>>全員対象
アキレス「てやっ」
三本柱3「グアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

最後に1人もアキレスがげんこつ落として終了である

魔王「さすがは勇者 素晴らしき力よ だが私を本気にしてしまったのが運の尽きだったようだな!!」
この期に及んで(ry

両手からあふれる魔力 それを一行に向けて照射した

【魔王の魔力:静電気を発生させる】

少なくてもこの世界で一番痛いと思わせる攻撃がきましたコマンド?
736 :スレート『コードネーム:ナチグロイシ』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/09(土) 00:07:55.20 ID:6l8tc3+AO
>>735

「大変ですエージェント。水鉄砲で対象を殺傷してしまいました」
「いや全く大変だな」

明らかにげんなりしている魔女。
ホワイトは目を丸くしている。
――とても、とても場違いなところに転移してしまったものだ。
子供の砂場に巨人が乱入したような、そんな場違いさ。
当人らは大真面目にしても、巨人側からすれば困惑するばかりだ。

「……めんどい、そいつも水鉄砲だ」
「イエスマム」

というわけで、静電気は無視して水鉄砲射撃。
737 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 :2018/06/09(土) 00:09:31.68 ID:6VETaeaW0
>>735-736
「あぁっ……また……!」

とは道中、多分魔王を倒すのに必要な伝説の剣を守るモンスターを同じような事故で倒してしまった事がある故であった
伝説の剣?握ったら柄がひしゃげたから捨てて来ました

「……痛っ!」
「……あ、スゴい、ちゃんと痛い……!」

流石魔王、越境者達にちゃんと痛さを与える攻撃をしているではないか!
思わず素のリアクションのルシオラ、じっと手を見る
攻撃はまぁ、うん、水鉄砲で充分なんじゃないかな
738 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/09(土) 00:16:28.21 ID:ItGlvcF40
>>736-737
アキレス「あ これは痛い」
ロイ「最後の最後で頑張ったなぁ」
―――ギィ!!

ベティもおやつを中断してハサミを振り上げる程度にはちゃんとした攻撃 ダメージが入るかは別問題

魔王「ふはははははは!!!! 私を相手にしたこと地獄で公開するがいい ふはははhブボッ!?」
高笑いしているところに水鉄砲の水が口に飛び込んだ そして気管に入ってむせている

なんか痙攣している 喘息もちだろうか ぴくぴくしてる ・・・動かなくなっちゃった

アキレス「こういうのってさ 最後になんか言ってから死ぬんじゃないの?」
ロイ「知るかよ 帰るぞ」
―――ギィ!!

おやつを食べ終わったベティちゃん 帰ろ帰ろと急かすようにハサミを振り上げる

この語 無事に魔王を倒すことに成功した一行は英雄として祭り上げられ 大層なおもてなしを受けることになったらしいですよ よかったね

//それでは〆
739 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/09(土) 21:52:02.06 ID:gv41HfxIO
───退廃近未来世界 ニューシドニー
路面電車が道路を往き、無数の人混み行き交うここは、越境以前のソーマタージの拠点でもあった。

「今日は俺マジリッチだからよ。常識の範囲内でなら何でも奢ってやるよ。うまい店知ってるんだ」
人混みに背中を向け、一行を指差しながら器用に進むソーマタージ。誰かにぶつかり罵られる度に罵声とたまに拳を返す。
越境者の助けもあって違法な仕事がうまくいき、それなりの収入を得た。今回はその打ち上げといったところだ。

「雇い主として手足にも敬意は払わなきゃな。嫌がられない限りはこうして飴を与えるのが俺様の主義さ」


「ほら、ここだ。グリルビーズ。 人工サンマの塩焼きが特にうまいんだ。たしか」
通りに面した店の店内は磨りガラスにより伺う事は叶わないが、灯りは付いていないらしい。

「なんだ、また計画停電でもしてるのかな…。それか滞納か。
 どちらにせよ、俺とヤツの仲だ。極上の安物を振舞ってくれるだろうよ。 入った入った」
勘の余程いい者ならなんとなく嫌な予感がするだろうが、ソーマタージは戸を開けてズンズン入っていくのであった。
740 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/06/09(土) 22:01:19.24 ID:6VETaeaW0
>>739
「……ハンバーガーないの?ハンバーガー」

なんとなくケチャップてんこ盛りなハンバーガーな気分らしい七八、ジャンクも好きなのだ
取り敢えず一仕事を終えた後の打ち上げという事でノコノコ付いて来てはいる
因みに人一倍食べる彼女への奢りは、多分常識の範囲外になるであろう

「ねぇ、ねぇねぇ……」
「いや、周りの電気点いてるのに計画停電っておかしくない?言いたいだけじゃない?」

待って待ってと静止する間も無くズンズン入って行ってしまうソーマタージ
慌てて小走りで追う七八、その足音や気配は一応最小限に抑えての侵入である
741 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/09(土) 22:03:58.71 ID:ItGlvcF40
>>739
「あっすいまs」
肩がぶつかり反射で謝ろうとした瞬間 ソーマタージのアイアンフィストが相手の顔面を抉っていく図
なんともすごい世界だなぁとしみじみしながらついていく1人と一匹

「大丈夫なのかな・・・?」
―――ギィ♪

さんまーと嬉しそうにハサミを振り上げるベティを背に そこはかとない嫌な予感を覚えながら店内に入っていくのであった
742 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/09(土) 22:07:16.68 ID:gv41HfxIO
>>740-741
「ホーキンス!いないのか? お前の店には珍しい客だぞ───」
暗い店内に外界の光が入り込み、カウンターや席を照らす。
───血に塗れたカウンターと、その向こうで銃を構える黒い装備の集団を。
「───団体客だ。俺嫌いなんだよ団体客、帰るか」


『FIRE!!』
カウンターに腰掛けたリーダー格の男が、葉巻を吐き捨て脳漿垂らす死体を蹴り転がし怒鳴る。同時に一行に向けて放たれる無数の銃撃!
咄嗟に横に飛び離れ、倒したテーブルの影に隠れたソーマタージの背後で扉と周りの壁が蜂の巣となり、おがくずめいて四散していく!
「身を隠せ!」

「ケニーを殺しやがったな!クズどもめ!…いやランドールだっけ?
 ガッカリさせたらすまないが、今の俺はお祝いムードで銃一丁とマガジン二個しか持ってないんでな。口汚く罵るしか出来ない。 一二の三四郎で逃げるぞ。援護は頼んだ」
銃声と弾が掠める音の中、二人と一匹にだけ聞こえる声でソーマタージは囁く。


判定:観察眼→相手の装備、身のこなしから、ただのチンピラやマフィア程度じゃない事が分かるだろう。手慣れた兵士だ。

「………三だ!走れ!」
カウントを終えたソーマタージが片手に持った拳銃を闇雲に撃ち、サイボーグの身体を活かした飛び込みでガラスを突き破り逃げる!
横殴りに打ち付ける鉛玉の雨の中。逃げるチャンスは余りにも少ない。
743 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/06/09(土) 22:16:57.20 ID:6VETaeaW0
>>741-742
「……ねぇ、やっぱそう思うよね?」
「露骨に嫌な予感するよね?なんで気付かないのさー!」

ぶっちゃけ、戦闘勘においてソーマタージは少なくとも自身よりずっと優れていると七八は認識している
だのにまぁこういった場面では実に良く、悪い方向に傾くモノなのだ、不思議だね

んでもって?

「とっくに隠してるよーー!!」

ひぇー、と屈み込み頭を抱える七八!
銃を前に忍者は無力なのだ、ニンジャではない故に!

「装備が統一されてるチンピラなんて見ないよねぇ」
「……ねぇちょっと、ここどんな危ない店だったの?」

ソーマタージの合図!それと全くの同時に七八は跳んだ!
宙にて翻り両腕を振るえば放たれる斬れ味鋭いアルミカードナイフ8枚がそれぞれが銃を構える兵士へと迫る!
上下の視界が逆しまになり、銃弾が掠めて通り過ぎて失せた!
そのまま天井を蹴り付け加速!ソーマタージの後を追う!
744 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/09(土) 22:19:09.26 ID:ItGlvcF40
>>742
「知ってた」
―――ギィ・・・

さんまが食べられなくてしょんぼりするベティをよそに達観した顔のアキレス

「かーえろかえrですよねぇぇぇ!!!」
踵を返そうとしてやっぱり撃ってきた団体客 ソーマタージと同じくカウンターに逃げ込む

「援護・・・援護なぁ…やっぱこっちか?」
拳銃を取り出そうとしたが 意味ないよなぁと考え 足を一撫で

「イグニッション!!」
カウント終了と同時に発動するはスタントマン・イグニッション
店内に轟く跳ね馬V8エンジンが如き爆音と たちこめる濃い青き霧にて 敵の目をくらませようとしながら逃亡を図った
745 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/09(土) 22:36:58.52 ID:NUU4r7s50
>>743
「健全な大衆酒場だ!ビールはぬるくて小便みたいだし、床は飛び散った油でコーティングされてるけど」
「一般の方々の楽しみとジョニーの頭蓋骨を潰しやがって!…いやスタンだったか?」

『ッ!』
投げられたカードナイフは兵士達の腕を掠め、銃撃の手を僅かに緩めさせる。
しかしその内の一枚は違った。隊長格の男に向かったそれは、宙空で翡翠色の電磁的な何かに阻まれ、空しくヒラヒラと落ちる!

「ヴォーテックスシールドか? 素顔晒して一人だけ便利なモノ持ってるし、多分あれが隊長だな」


>>744
尚も銃撃を続ける集団だが、ここで横合から飛び出す青い霧にたじろく。
『異能力者…!』『…話は本当だ』
思わず兵士の口から恐れ、怒りの混ざった小さな小さなボヤキが漏れた。

「こっちだ色男!」
ともあれ、こういった科学しか進歩していない世界では、たかが煙幕でも異能由来の妨害は有効だ。
銃撃は大まかな位置を狙ったまばらなものとなり、付け入る隙を十二分に与えた。


熱源探知機も物理法則を無視した異能を超える事は適わない。
霧が晴れ、ズタボロになった店内で男は電子スピーカーによる威圧的な合成音で呟いた。
『───追い込み漁だ(強い訛り)』



>>全員対象
「誰かクソ軍隊に狙われる事した心当たりはあるか? 首をもぎ取って和平の交渉に行く」
銃声に混乱し逃げ惑う人々。その波に混ざって走りながらソーマタージは忌々し気に口を開く。

「どうしたものか。このまま蛆虫みたいな人だかりに紛れて逃げるか?鼠みたいにコソコソするか?」
息も切らさず駆けながら問いかける。人ごみにいれば敵の目を誤魔化せるかもしれないが、一般人に被害が及ばないとは考えにくい。
アリの巣を平面化した様な猥雑さをしたこの地の裏路地などならその点はマシだろうが、狭所故見つかった際は悲惨だ。
746 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/06/09(土) 22:45:37.56 ID:6VETaeaW0
>>744-745
「ナイス、アキレスっ!」
「……あぁ、もう、ホーキンスでもグリルビーでもなんでもいいからっ!」

翡翠の稲妻に落ちるカード、それを横目で確認しつつアキレスの霧に乗じて無事脱出!
なんだか剣呑な空気を感じたがこの際無視だ、振り払い遁走!

そんでもってからに

「……えー、やだよ私ソーマタージの首跳ねなきゃいけないの?」

そんなの悲しい!と演技派の七八
要するに軍隊に追われる事をしでかす可能性が一番高いのだぁれ?と言われればそうなるらしい

「んー……」
「……マジな話だとさ、多分追って来てるでしょあれ」

完全に悪即斬……いや射か……のスタンスを想起しつつ
アキレスの異能への反応を見てもそれは明白であった

「逆に適当に身を隠しながら逃げて、追い付かれた所から迎撃してく?」

敵が分隊に別れてくれればそれは好機だし、そうでなくとも枚数を減らす事を目的として基本逃げながら戦うという提案
罠も幾らか即興で作れる、路地ならば有効に作用するだろう
747 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/09(土) 22:47:27.19 ID:ItGlvcF40
>>745
「うはははははははははバ〜ッカ!!!!」
―――ギィ★

銃撃音に紛れてどや顔ダブル中指おったてを慣行しながら逃げるアキレス
ベティも煽るようにハサミを振り上げた

〜それからどうした〜
「昨日雀荘でイカサマしました」
―――ギィ!!

飛んでる蚊やハエを使って敵の牌をのぞき込むイカサマで設けたらしいです
どうだすごいだろーとベティも誇らしげ

「逃げるだけならこのフィールドは俺向きだよ でも次の越境が何時になるかによってはじり貧だよねぇ」
ごちゃごちゃした閉所はパルクールにはうってつけだ 辺りの路地に視線を向けながらソーマタージについていく
748 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/09(土) 23:02:46.67 ID:NUU4r7s50
>>746
「だろうな。耳を凝らしてごらん、聞いて…感じて…ってな」
喧騒に混ざる微かな悲鳴。遠くから聞こえているそれは、暴力に怯えているそれだ。
今は殺して回っているわけではないだろうが、見つかったらこの周りにいる人ごみごと殺されかねない。

「カーマゲドンされちゃいそう。怖くてチビりそうだよ」


>>747
「俺は一人だけで逃げる様な男に育てたつもりはねえぞ、アキレスよ。
 戦う時は立ち向かうのが男だ。お前はカマ野郎か?ヒトラーが攻めて来た時あっさり諦めて屈したカマのフランス人か?」
走りながら矢継ぎ早に捲し立てるソーマタージ。機械の身体はこういう時便利だ。

「ヴレヴ クシェ アヴェク モア?アキレス」

「安心しろ、こういう時のために俺は各地に隠れ家を用意してる。待遇に文句無いなら、一年は大丈夫だ」


>>全員対象
「じゃあ路地に逃げ込んで、追ってきた奴を出来るだけ仕留める越境オープンゲットで…」
RING!RING!RING!古めかしい着信音が懐から鳴り、形だけ謝って操作する。
スピーカーから聞こえるのは雑音混じりのエリコ・ベアルザッティの声だ。

『お前ら何をしてるんだ?大騒ぎだぞ! 回収の車で向かってるから急いで来い!それから───』
二の句は続かない。真ん中を走って路地に飛び込んだソーマタージを迎えたのは、補修中の穴を隠す薄い板だったのだ。

「やれやれ……」
CRAAAASH!!!足元の板が体重と踏み込んだ勢いに割れ、暗闇がブーツを、裾を、身体を飲み込む。
「……酷いシナリオ」

「おわーーーーー…………」
一人街の地下に広がる深い深い旧地下線路の闇に落ちたソーマタージの手から、端末が滑り離れた。
『…ソーマタージはどうした?おい? まあいいか。ルートを送っておいたから、それに従え』
749 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/06/09(土) 23:07:36.99 ID:6VETaeaW0
>>747-748
「あー、そりゃ大犯罪だ」

自首しな、とアキレスの肩をポンと叩こうと手を伸ばした
走りながら器用な事である

「え?あ、うん」
「……あ、エリコー、助けに来てくれるの?」
「やったぁ、男前ー、助かるよーってあれぇっ!?」

哀れソーマタージ、地下鉄へゴーなのである
さてはて放り出された端末をキャッチ、或いはアキレスが手にしたそれへ声をかける

「落ちちゃったよ、何処にかは分からないけど」
「……いいんだ、まぁ大丈夫な気はするけどさ」

苦笑、ともあれ足止め程度にゴミ箱を転がしたりしながらルートの指示通りに駆ける!
750 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/09(土) 23:11:29.08 ID:ItGlvcF40
>>748
「内乱でそれどころじゃなかったスペイン人です」
できればオールタイム逃げの姿勢で痛かったアキレス君であった

「我拒绝 ソーマタージ」

「おーけいそれでいkソーマ!?」
電話中に落っこちていったソーマタージ 取り残された端末

「あぁ〜えと ソーマは1人囮を買って出てくれたらしい」
穴をのぞき込むも そこにソーマタージの姿は見えず 仕方なくルートに従って移動を開始しようとする
751 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/09(土) 23:25:16.81 ID:NUU4r7s50
>>749
『落ちた? その辺りは再開発が進んでないどこに繋がってるかもわからない地下鉄の跡が残ってるんだ。
 生きてまた会えたらめっけもんだな。そんな事より急げ!』

「なんだ?駆け落ちか?「危ねえだろ猿!」「寝床に何しやがる!」
ゴミ箱が転がり、路地の様々な人達が奇異の視線と罵声を飛ばす!

シンプルな妨害だが、存外役に立っているらしい。たまに背後から弾丸が掠めるが、後ろにはまだつかれていない。


>>750
『…まぁ、俺も対応がラクになる。端末の使い方は分かるか?メール欄だ』
釈然としない様子だが、エリコも割とあっさり引き下がった。

『声とカメラから判断して問題なく使えそうなのはお前だけだからな。落とすなよ』


>>全員対象
『いたぞ!十時の方向!』『カピタオに連絡しろ!』
二人係で追って来た兵士が背後から弾丸をバラ撒く!悲鳴と空を斬り裂く音が迫る!


ジメジメした壁の間を抜け、切り取られた空の下を抜け、ルートの最後に辿り着いたのは大きな通りだった。
車の喧騒と淀んだ空気はここでも同じだ。慌ただしく飛び出してきた二人と一匹に人々は一瞬だけまばらにギョッとし、すぐに興味を無くす。

『見えた!三秒で乗れ!』
その時である!角の向こうからタイヤ痕を残して現れたのは、重厚な黒い車両!
助手席から半身と突撃銃を覗かせるのは、甲冑めいた強化外骨格に全身を包んだ人物。エリコだ。

『追手が来るぞ、早くしろ!』
まるで現金輸送車じみた強固な荷台の扉が開き、白い防護服を着た二人の人物が警戒しながら乗るように促す。
752 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/06/09(土) 23:35:24.35 ID:6VETaeaW0
>>750-751
「……大丈夫でしょ、多分」

ソーマタージの生命力運命力に対して、一切の疑問を抱いた事など皆無
今は走る時だ、心配は後で無事に生き延びた時にするといい

「ごめんねー、ちょっとヤボ用でさー!」

アキレスと共にただただ駆ける!
飛び交う罵声、掠める弾丸に引き攣った笑み!
刻む様に突き進み、やがて辿り着く針の穴の先の光明!

「2秒もいらないッ!」

飛翔!宙を滑るようにエントリー!
753 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/09(土) 23:36:05.57 ID:ItGlvcF40
>>751
「大丈夫だ このレベルなら問題なく使える」
端末でルート確認しつつ追手から逃げる 歩きスマホは危険なので よい子の越境者は真似しないようにね★

例え追撃部隊が来ても自分とアキレスである 逃げに徹した自分たちを捕らえることはできないだろう
狭い場所 汚い場所を颯爽と通り抜け 見えてきた エリコだ

「のりこめー^^」
開いた荷台 その中へ飛び込むようにダイブした

「映画でもよくある光景だよね」
754 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/09(土) 23:52:09.66 ID:NUU4r7s50
>>全員対象
『よし、全員乗り込んだな』
薄ら寒ささえ覚える白い壁と床の内部、忙しなく明滅と表示を繰り返す機械、蟻の一匹入る隙間ない設計…。
荷台の中は外とはまるで違っていた。不気味だという意味で。


『ああ、まさにマッチョだったな』
カンカンと甲高いくぐもった音が数秒だけ響いてくる。銃撃を受けていたのだろう。
音が止むと同時、同乗していた史郎防護服の二人が腰に小さな機械を取り付け、チューブをマスクとつないだ。
『積もる話はまた今度にしよう、出来たらの話だが』


『奴に着いていったのはお前ら二人だけか? フム、運が良かったな。
 これがあのおっかない将校や狙撃手、ドワーフだったらここまでうまくいかなかったな』
まるでガス漏れの様なか細い音がする。甘い匂いもだ。

『ソーマタージが途中ではぐれたのもよかった。奴は連れていくには危険すぎる』
スピーカーから聞こえる声が遠くからするかの様な感覚が二人を襲うだろう。完全に閉ざされたこの空間に、空気供給管の類は無い。

『悪いな小僧共、これが俺の仕事だ。 こう見えて国家公務員なんだ。
 今頃止まり木の宿にも人手が向かっている。 もしも向こうで死んでも…最期に挨拶ぐらいはさせてやれるな』


致死量ギリギリのガスの中、エリコの声はどこまで届いただろうか?
確認する気も無い。ヘルメットを胸元に格納すると、エリコ・ベアルザッティは指定地点へと睡眠ガスで満杯の車両を走らせた。
───この国、彼が所属する組織の暗部たる地下施設へと。


//おちまい
755 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/10(日) 00:01:01.25 ID:/RUrguf50
>>754
「・・・あ これやられたくっせぇな」
ずべべべべと車内に滑り込み 辺りを見回して 自らの危険察知能力が遅すぎる警鐘を鳴らしたことに悪態をつく

「この・・・エリ・・・k・・・」

何とか意識を保とうとしても 押しつぶされる意識 やがて1人と一匹は昏睡となり どこぞへと運ばれていった
756 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/10(日) 23:16:38.27 ID:/RUrguf50
【狭間のスクラップヤード】
新しい朝が来た それが希望の朝かどうかはさておいて
朝というやつは総じて慌ただしいものだ それが大所帯であればなおのこと

当番の者は自らの仕事に忙しいし そうでないものはのんびりしているもの

今ではスクラップヤードに常駐している者が率先してやってくれているが
ロイは食事当番として朝飯やら旅立つものに弁当を配布していたりするし
アキレスはフリーなので目覚めの一杯を享受している
ギガースは眠りから覚めた後 こわばった体をほぐすのに注力しているし
大股開いてふんどしチラリズムさせながら大いびき書いている何とか虫もいますが気にしないであげてください

さて 他のものは朝という短い時をどのように過ごしているだろうか?
757 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/06/10(日) 23:26:50.50 ID:hoRjVfrs0
>>756
「……で、1時間早く起きると、1日が25時間になるって言われまして……」
「でも実際起きたら、結局睡眠時間が減っている分変わらないんだなって……」

ほぼ一方的にギガースに喋る半人、その内容は色々とアレだ
向こうではイリーが共同墓地の掃除に向かっているし、ニアはまだ部屋でウダウダしている
大所帯にあってもこの辺のマイペースな連中は全く持って我道を行っていた

『……おっはよーさーん……ご飯何ー?』

七八は目を擦りながら、二言目には朝ごはん!
758 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/06/10(日) 23:28:54.96 ID:zwAxR9cDo
【わんころの場合】

 朝!!

 ぐでーんと寝ていたウルリックは太陽がお昇りするとシャキンと目覚める。
 このようにらぶりーな柴犬の姿をしているが、その正体は偉大なる守護動物であり、
 世界によっては神獣として崇められている雷狼なのだ!!

【その偉大なる足跡の一端をご覧じろ】

「………」

 ちゅーぼーにて朝ご飯の準備をするロイの下からお肉の塊が一つ消えます。不思議!!

「もっちゃもっちゃ(美味美味)」

 誤解無き様に記述するがこれは決してつまみ食いなどではなく立派な略奪行為である。
 略奪こそは矮小なる盗み行為などとは一線を隔す戦士の道なのだ!

「わうん」

 そして水をぺろぺろ舐めればそりゃ完璧なる朝ってもんよ!!
759 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/06/10(日) 23:35:31.98 ID:zwAxR9cDo
>>757

「わうん!」

 なんか柴犬がお肉の塊を咥えてちゅーぼーよりテッテケテー。
 これもまた風物詩というか毎度お決まりのアレであるアレ。

 −−−−−−−−

【とんちきトルーパーの場合】

「すやびーデスデス」

 何かニアの布団に入り込んで熟睡しているどらねこ着ぐるみの何か。
 解説しよう、コイツ時々、タェンティースやニアの布団潜り込もうとします。
 半人も寝たりするのか知らんけど。(センサーやら気配でバレッバレくさいけど
760 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/10(日) 23:39:22.17 ID:/RUrguf50
>>756
ギガース「・・・・・・」
他愛のないことを一方的にしゃべるタェンティースをよそに 黙々とストレッチに励むギガース
追い払われないところを見ると 邪険にされているわけではないらしい

ロイ「Aセットが和食 Bが洋食 Cは朝カレーだ 」
Aはアジの開き サラダ 味噌汁は大根 そして白飯とたくあん

Bはハムエッグ サラダ コンソメスープとパンケーキ

Cはあたたかい飯と冷たいカレーのコンボと福神漬けであるy

>>758
ロイ「弁当待ち190番の奴どこだー!? さっさととりにこーい!!」
注文番号を読み上げながら弁当に詰めるローストビーフをスライスしようとして その手がスカる
目を向ければ・・・ない

ロイ「あのクソ犬ー!!」
厨房の方で何か聞こえましたが 気にしないであげてください

アキレス「おぅ犬コロ 厨房でオッサンが呼んでたぞ」
朝のエスプレッソを優雅に頂くアキレスがウルリックに言う きっとお咎めが待っているでしょうから気にしないであげてください

―――ギィ!!
その横ではベティがおにぎりに忙しかった

アキレス「そういえばウルリックって毛ぇ生え変わるんか? そろそろ夏毛じゃねぇの?」
と質問します
761 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/06/10(日) 23:46:16.03 ID:hoRjVfrs0
>>759
「あらあら、まぁまぁ」

らぶりーな柴犬を前に何やらおっとり風な反応を示す半人!露骨猫被り!
バリトンな声の彼の前でも結構アレだが、今もまぁ結構アレだ


『狭いってんですぅ……』

お布団を半分ずっこするのだからそりゃ狭い
最も追い出したりしない所を見ると、受け入れているのではあろうが
因みに半人もふつーに寝る、必要はないがヒトの演技は必要だ

>>760
「そういえば雨の時期ですね、墓地の方にイリー様が紫陽花を植えていましたよ」

後で見に行きましょう、なんてお誘い
墓地ってのがちょっとアレ過ぎるが

『……』
『……』
『……カレー!大盛りね!』

たっぷり悩んでカレー!
ホントは全部がいいのだが、欲張ると怒られるのを学んだのだ!エライ!
762 :ウルリック【牙狼】>>582 [saga]:2018/06/10(日) 23:47:28.69 ID:zwAxR9cDo
>>760

「わうわう(ふむ。拙者には全く覚えが無いな)」

 ロイが自分に何のようだ?とすっとぼけるウルリックである。
 神獣様につきましては、とてもいい性格であった。

【と、ここでアキレスよりの質問があり――】

「わうん(毛は生え変わるが、あくまでこの姿は擬態でな。実際には――)」

 ウルリックがブルリと身震いさせると、ガロン!と重い音と共に何かが地面に落ちる。

【ワイヤーのような金属の束――否、よく見れば銀灰色に鈍く輝く剛毛の一房である。しかも帯電している】

「わうわう(このとおりよ。ただ、掃除に目覚めたのか、最近よく拙者の毛をトカゲが持ってくのだ。綺麗好きだったのか?)」

 雷狼の鋼毛(雷属性)――たぶん、鍛冶屋の動機は綺麗好きなどとは大幅に違いそうである。
763 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/06/10(日) 23:51:33.41 ID:zwAxR9cDo
>>761

「デス?」

 むっくり。寝ぼけ眼で左右を見て、もっぞもぞとお布団から這い出す。
 ぐいーっと伸びをしてから洗面所に。

「もしょもしょ…デス」

 寝ぼけたまま歯磨き。顔を洗ってお目覚めモード!

「タコタコさーん!あっさデッスよー!!」

 そして、フライパンをもって、グッダグダしているニアに向かって、
 お目覚めのガンガンガンガンのアレである!定番!!
764 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/11(月) 00:00:15.92 ID:z4nd4BBZ0
>>761
ギガース「・・・・・」
たっぷり時間をかけてストレッチを終わらせ 立ち上がるギガース
まずはご飯だと食堂にむかいました

ロイ「ほらよ」
デンと大盛り飯に冷えたカレーを乗っけてトレイにどうぞ
カレーは提供が一番早いのだ

目玉焼きが乗っかっているのはサービスだろう
飲み物はセルフとなっています ジュースから味噌汁 牛乳など一風変わったラインナップの自動販売機でどうぞ

ロイ「食い終わったらでいいからニアを起こしてきてくれ 厨房が片付かんのだ」

>>762
ロイ「アホ犬出てきやがれー!! 今日こそはとっちめてやるー!!」
などと言うが 調理に忙しくて厨房を離れられないのであった いとあわれ

アキレス「うわなにこれ」
灰色のワイヤーっぽい何かに指を近づけ パチンと紫電が走る

アキレス「いってぇ!!」
―――ギィ!!

真似したベティちゃんもパチンとやられてやんのかこらーといわんばかりにハサミを振り上げるのであった

ボロウズ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

そこに現れたきれい好き? なんか登場がエライ久しぶりのトカゲ人 帯電手袋完備でワイヤーをさっさと持って行ってしまいました
暫くして雷属性の武器 入荷しましたの看板が出ることでしょう

ロイ「そろそろα-12が起きるころだな」
と ロイはパンケーキを焼き始めるのであった
765 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/06/11(月) 00:07:51.08 ID:DvD4mjx00
>>763
『うーん、うーん……』
『ウギャー!うるさいーってんですー!』

フライパンサウンドに耳を抑えてのたうちまわる!うるさい!

『……ふつーに、声で起こしてくれませんってんですかねぇ……』

>>764
「あ、お食事です?」
「……どれにしましょう?」

悩みますね、と唸る半人
実際食欲は大切なのだ、食事というのはヒトの演技として必要である

『やったー、ありがとー』

目玉焼きカレー!インペリアル!
喜び勇んで頂きます、あっという間にご馳走さま!
さてニアを起こしにいこうとした矢先、のったりと起きて来るのが見えるでしょう
766 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/06/11(月) 00:15:16.17 ID:RliPhExOo
>>765

「ふつーに起こそうとしたら一時間以上ぐっだぐだなタコタコ=サンが言っても説得力皆無デス」

 ニシシと笑いながら、ズビシと指摘。
 何か、こういうありがためいわくな世話を焼くのが存外に好きらしい。

「α-12はご飯食べてくるデス。さっさとタコタコ=サンも起きるデスよー」

 −−−−−−−

>>764

【ばびょーん】

「デースデスデスデス!」

 朝っぱらからハイテンションなα-12は、ニアの部屋から飛び出すやいなや、
 公衆の面前で汚物晒す鈴虫(ヒデエ)の股間に目掛けてピコタンハンマーを投擲し、
 帯電している隙を狙ってベティのおにぎりを口に咥えながら食堂に到着するや、ギガースの頭にネコミミを装着。

【僅かな距離でなんたる朝に見合わぬアグレッシブさか!これが若さ!(なんか違】

「おっはよーデス!金男=サン!ポンコツ=サン!どてちん=サン!」

 しゅたっとアイサツするや、席に着席。パンケーキをオーダーってもう出来とる!

「…エスパー?デス?」

 あいにく、金男→ロイにはそのような芸当はない!!
767 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/11(月) 00:22:31.93 ID:z4nd4BBZ0
>>765
どれにするか と聞かれたギガースの回答はシンプルイズベスト

ギガース『全部ダ・・・』
ロイ「いうと思った お前は?」

ため息一つ すごい量の食事を用意しながらタェンティースに注文を聞く
ちなみにギガースは猫耳をつけられていた

ロイ「四五六よぉ ユノはどこ行った?」
まだ寝てるのでしょうか?

ロイ「あとニアも」

>>766
鈴虫「?!」
ギガース「・・・?」
―――ギィ!?

鈴虫は股間にハンマァを喰らって意識を手放し深い睡眠の中へ
ギガースは何かされたのかと辺りをきょろきょろ

そしてベティちゃんは食事を再開しようとして 食べていたおにぎりがどっかいって悲鳴を上げた

ロイ「あぁ 俺実はエスパーなんだ」
微妙な嘘をつきながらα-12に特大パンケーキシロップマシマシどどうぞ

―――ギィ!!ギィ!!
ちなベティちゃんは悲痛な叫びを上げながらおにぎりを探し回っていた
768 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/06/11(月) 00:34:51.09 ID:DvD4mjx00
>>766
『あったかいお布団でぐだーっとするのが、至福だってんですよぉー……』

はーい、と見送りまた寝そうになって、ようやく起床
ねぼすけさんなのだ

「はーい、おはようございます」

そんなアルファを、半人も元気良くお迎えである

>>767
「あはは……」
「私は……うーん、ご飯と納豆で……」

ギガースの食欲に苦笑、半人自身は粗食!
質素な(びんぼう)暮らしが長かったから故の弊害である
猫耳ギガースをしっかりちゃっかり撮影しながら頂きます

『ん?ユノ?』
『墓地の方行ってるよ、ご飯前にイリーと組手だってー』

元気だよねーと自分で食べた分の食器を洗う七八、その辺は自分の分だけなのだ!

『おはよーってんですー……』

さてはて、ニアはようやくお目覚めなねぼすけさん!
769 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/11(月) 00:35:42.22 ID:RliPhExOo
>>767

≪000111111010101≫

 フレンズの悲痛な叫びが届き、サーボスカル起動!
 ふよんと宙に浮かんで、食堂に向かう。

【この時点で滅多に眠らないマスターの寝起きの世話を放棄した。忠実!!】

「デースデスデス。もっしゃもっしゃ」

 α-12が頬袋を膨らましてパンケーキを食べている。至福!!

「もう一枚デス。あーん」
≪0001111010101≫

 マニュピレイターを伸ばしてフォークに刺さっていたパンケーキ一枚を器用にチョッぱるサーボスカル。
 残ったのはフォークだけである。

「ガジッ…デス(ガキン)――デスーッ!!」

 α-12悶絶!インガオホー!!

≪0000111110101≫

 一方、サーボスカルはベティの上空でシロップマシマシパンケーキ一枚を示し――
 馬のニンジンメゾットめいて、びみょーに届かない距離でプラプラ揺らすいけず行為!ユウジョウ!――ユウジョウ?

【一方、寝起きに世話を放棄されたマスターはというと――】

「んむ?むぅ…」

 なお、下着に男物のぶかぶかシャツというとんでもねー格好の美女が、
 風紀的にかなりヤバイシロモノが食堂にふらふらと接近中(寝起きは超無防備。
 ちゅーぼーを横切る時にロイが気づくんじゃね?
770 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/11(月) 00:42:04.70 ID:RliPhExOo
>>768

「ダメダメデス」

 お出かけ前にねぼすけなニアをジト目なα-12であった。
 自分がしっかりせねばと、己のトンチキ具合を棚の上においやってキアイ!

 −−−−−−−−−−

≪00011111011101≫

 なんかサーボスカルがパンケーキ持って横切って行きましたが、
 さっきから騒いでいたベティ関連であろう。ユウジョウめいた何かムーヴ。
 たぶん、からかい始めるだろうからト○とジェ○ーめいたアレ。

【と、いうことはニアに負けず劣らず寝起きがスゲー弱い人が放置状態ということであり――】

 実際、属性過多な格好した高刺激な何かがズルリズルリと食堂に接近中。

【金髪、豊満、男物シャツ、黒下着、ギャップ萌え――キリが無いね★】
771 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/11(月) 00:46:56.55 ID:z4nd4BBZ0
>>768
ギガース「・・・・・・」
自分がトレイにたっぷり飯が乗っかっているのに タェンティースはちんまり
昔なら気にしなかっただろうが

ギガース「・・・・・」
自分の目玉焼きと味噌汁をそっと提供するのであった

ロイ「全く 厨房が片付かん さっさと飯を食え」
寝坊助ニアに苦笑するロイであった

>>769
―――ギィ!!ギィ!!g…ギィ!!
辺りをさまよっていたベティちゃん ベストフレンドサーボスカルの姿をハケーン
しかもα-12からパンケーキをちょっぱってきた

―――ギィギィ♪・・・ギィ!!!!
嬉しそうにハサミを振り上げる・・・が届かない
いつものか!! いつものアレか!! と憤慨したようにハサミを振り上げるのであった

そしてなんか厨房を横切るアレな姿のイムカ アキレスならそっこーでスマートデバイスを使い激写していたのだろうが

「・・・・・」
残念 ロイにそんなハイテクを使いこなす腕はなかった
なので網膜に眼福っぷりを焼き付けるにとどまる

「え〜っとサプリメントとエネルギーグリスはどこやったっけ?」
そしてイムカ用の飯を用意するのであった


//んでは〆―
772 :『こちら越境探偵事務所』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/12(火) 21:41:16.75 ID:paCB2uIoO
――現代型地球世界、日本国、東京……千代田区外神田、秋葉原。

駅を降りて電気街を通り過ぎ、喧噪も少し遠くなったちょっと寂しいオフィス街。
そこに、その探偵事務所はあるという。ビルは古く、看板もない。故に一般の利用客は皆無。
この事務所を見つけることができるのは、止まり木同盟やカノッサ辺りを仲介にして紹介された越境者だけだろう。

「仕事が溜まる一方ですねー、これは」
「これでも大きなごたごたは片付いたほうだがね」

そんでもって、この探偵事務所を仕切るのは、幽霊の集合体である『婦警』の柚木夏子という日系の女性。
それと、ベージュのトレンチが似合うような、渋い白人のおじさまの探偵さんだ。

この探偵事務所は、越境者からの依頼を受け付けるというより、越境者に仕事を流す場所という方が正しい。
むろん、仕事を依頼できないというわけでもないが。
773 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/06/12(火) 22:01:12.49 ID:nVx8BLf+0
>>772
「ほへー、ほへー……」

さてはて、窓の外を埋め尽くす灰色を見て感嘆
現代に近い世界からの越境者なのだが、これ程のビル群は中々にお目にかからないのだ

「……スゴいっすね、駅とか人が沢山でしたっす!」

ややテンション上がり気味に街の様子を想起
雑多に溢れたあの様子は、なかなかに珍しかったらしい
そして彼女はどうやら、お悩み相談というよりはお仕事を受ける側の模様
774 :『こちら越境探偵事務所』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/12(火) 22:12:00.99 ID:paCB2uIoO
>>773

「そのテンションで外に出るなよ、お嬢ちゃん。この国は物騒なことには敏感なんだ」

「発達したネットワークはあっという間に情報を拡散する。正直、仕事はし辛い世界だな」

渋いおじさま探偵が豊かなバリトンでもってユノにくぎを刺す。
長机に積みあがる書類とにらめっこするのにも飽きた様子。

「こまごました仕事が本当に多いんですよねぇ……」

「正直こっちで捌ききれそうにはないんですが」

婦警の方は深く深くため息。
助けを求めるようにユノに視線を向ける。

「ひとつ、ふたつといわずに、稼ぎ時だとおもってずばーっと請けていいんですよ?」
775 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/06/12(火) 22:21:25.39 ID:nVx8BLf+0
>>774
「え、そうなんっすか?」

思えば駅から割とこのテンションであった
まぁその辺はなんとか大丈夫だったのでしょう、色々と
ぶかぶかマントも色々と馴染むのだこの街は

「……出来る範囲でなら、お手伝いしますっすよ?」

そしてお仕事に関しては二つ返事
基本的にいい子なのだ、このラスボス見習いは
776 :『こちら越境探偵事務所』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/12(火) 22:29:54.14 ID:paCB2uIoO
>>775

「ま、多少奇抜な恰好というぐらいならそこまで違和感がないのがこの街だからな」

「そこを理由にここを拠点にしたんだろうが……警察には気をつけろ」

身分証なんて当然あるわけもないのだし。
少しお高いがカノッサの現地拠点に渡りをつければどうにかでっち上げられるが。
仕事を請けに来ただけの越境者には割高どころの話ではない。

「じゃあこの山から抱えられそうな案件抱えてってもらえませんかー……」

婦警が項垂れながら書類の山を差し出す。
どれも駄賃仕事ばかりだ。ただしカノッサが絡む都合、適当に現地人を雇って解決というわけにもいかないような部類の。
777 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/06/12(火) 22:34:16.03 ID:nVx8BLf+0
>>776
「分かりましたっすっ」

因みに一緒に越境して来た忍者ガールの七八は撮影会の波に飲み込まれちょんこづいてポーズまで決めているのだとさ
やがて警察のお世話にもなりそうなモノだが、その逃走術はきっと役に立つはずだ

「はーい、えーっと……」

色々な物騒な案件からなんならランナーめいたお荷物運びまで、取り敢えずなんでもござれ状態ではある
最も、交渉だののそういった特殊スキル方面はてんでからきしではあるが
778 :『こちら越境探偵事務所』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/12(火) 22:51:31.41 ID:paCB2uIoO
>>777

「それ請けてもらえば少しは片付くんで助かります、はい……」

単純な駄賃仕事はどこも人手不足である。
それは勿論、カノッサでも変わりはない。

「ピザでも取ってやろうか? せめてもの報酬前払いってな」

「まぁ、この国のピザはちょいと味が濃くてカロリーが死ぬほど高いんだがね。生前にくってたらあっという間に死んじまいそうな味だ」

探偵さんはくつくつと愉快気に笑い、煙草に火をつける。
779 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/06/12(火) 22:58:57.00 ID:nVx8BLf+0
>>778
「お任せくださいっす!」
「……先ずはこの、シンジュクエキ、ってとこの地図作りからっすかね」

簡単そうですし、と依頼を見て頷いた。南無三

「ピザ!」
「わーい、食べるっすー!」

さてはて、ユノは実際物凄く大食漢なのである
彼女の異能は高出力であるが、その分カロリーと休息を要するのだ
つまりは食っちゃ寝が大切!なんならXLサイズを二、三枚ペロリ!
780 :『こちら越境探偵事務所』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/12(火) 23:06:49.01 ID:paCB2uIoO
>>779

「おお……ま、頑張ってください……」

婦警はそっと合掌した。
現代の駅舎というのは何がなんだかわからぬダンジョンと化している。新宿はその典型の一つだろう。

「ははは、そりゃいい。好きなもん頼め」

そんなに食べるとは知らぬ探偵さん、笑いながらチラシを投げる。
三十分後に大量のピザが届いたことには開いた口が塞がらないだろうが。
そしてそれを食べきったユノを見れば最早言葉を失うだろう。

「それにしても……私たちは最近この世界にいますが」

「そっちは何か変わったことありました?」

ピザを待つ間、婦警は何の気なしにそう尋ねた。
781 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/06/12(火) 23:12:25.31 ID:nVx8BLf+0
>>780
「次は……トーキョーエキの、ヨコスカセンからケイヨウセンってのの歩数調査……」
「これもなんだかとっても簡単そうっす」

南無三!多分新宿駅のアレとコレだけで一月はかかるでしょう

「そうっすねぇ……」
「……うーん、最近スクラップヤードにばっかりっすから……」
「あ、コーヒースタンドが出来たっすよ、みんな楽しんでますっす!」

他にもスクラップヤードの施設が充実して行っているという報告
実際最早次元の中の砦並みの設備と、そして越境者達による相当の労働力や戦力を有しているのだ
782 :『こちら越境探偵事務所』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/12(火) 23:25:10.20 ID:paCB2uIoO
>>781

「……何でそんな依頼が」

思わずこめかみを抑えるが、深く突っ込まないことにした婦警。

「ははぁ……そりゃまた」

思ったよりスケールがでかくなっていることに目を丸くする。
こぢんまりした事務所にいてはその雑多さが懐かしくなってしまう。

「あんまりでかいヤマはないからなぁ……」

「ソーマの旦那でもいればもっと大雑把で馬鹿馬鹿しい鉄火場でも回すんだがね」
783 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/06/12(火) 23:39:07.16 ID:nVx8BLf+0
>>782
「……さぁ……?」

とはユノも苦笑ながらではある
最も、実際にお仕事を開始すればそりゃあもう地獄を見る事になるのだがそれはまた別のお話

「あはは……」
「まぁでも、たまにはのんびりお仕事するのもいいっすからね」
「あ、来た来たっすー」

ユノは闘士ではあるが、同時にのんびり屋さんでもある
こういったお仕事も嫌いではないのだ
さてはて、ピザがやってくれば一枚をくるくるっと巻いて数口でもっちゃもっちゃ
3枚食べるのに5分!恐るべしラスボス!
そんなこんなで、探偵事務所の午後は過ぎていくのでしたとさ……

//すみません、ちょっとこの後レスが返せそうになく…勝手ではありますが締めて下さい!
//ありがとうございましたっ
784 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/13(水) 22:06:49.64 ID:VHzPRZMCo

 ――とあるファンタジー世界にて

【最終章:決戦】

 上位者降臨の地となるコルカッサ大坑道に到着した越境者達。
 廃坑の入り口は瘴気立ち込めるこの世ならざる異界への門。
 周囲には引き裂かれたスケイブン達の遺体が無造作にばら撒かれ、
 既にグリーンスキンの英雄≪狩人≫が踏み込んでいる事を示していた。

「最終確認だ」

 アウトキャストより提供されたパワーアーマー(戦闘機動装甲)を装着するイムカが各人に声をかける。
 今回の戦いは云わば神殺しに等しく、勝算は決して高くない。が、それでも敗北は己等の死に止まらず、
 ゲート移動者たる越境者の破滅と、この国の終焉に繋がるのだ。ギリギリまで勝算を高めるのは必須であった。

「まず、通常ならば万一にも勝ち目はない。【存在格】により、そも勝負にならん」

 【存在格】…言葉通りの存在としての格。これに差がありすぎると実力以前に勝負としての成立すら困難となる。
 上位/格上の存在と相対する場合、この問題をクリアするのは必須用件となる。

「が、これが彼女が奇跡を用いることでクリアされる。いいな」
「はい」

 戦闘団の一人…女神官が緊張した面持ちで杖を両手に返答する。
 まだ十代も前半で年若い。格好も如何にもな冒険者神官の装備。その中で杖だけが異彩を放っている。
 蒼みを帯びた銀色に輝く杖――蒼銀杖アマランセイン。聖遺物(レリック)級の聖杖である。

「彼女の≪奇跡≫により存在格の差を無くす結界を構成する。それでようやく戦えるというわけだ。
 ゆえに第一の条件となるが【女神官が死亡もしくは奇跡の維持が不能となった場合、非常に厳しい状況となる】」

 イムカの想定では本来、この役目はイムカ自身が担うところであったが、
 戦闘団の一人がそれを受け持つ能力を有することが判明。おかげで彼女自身は戦闘にリソースを割ける運びとなった。

「それでも、上位者本体相手なら実力差がありすぎたところだが、
 それは【上位者降臨時に狩人が本体と核を切り離すことで】戦える状態となる。もっとも――」

 イムカは一端言葉を切ってから、

「オーガの情報だと【≪狩人≫は上位者より数多の呪いを受けることになるため単独では勝てない】
 それゆえに我々と≪狩人≫と共闘とも呼べない呉越同舟めいた状況となるわけだ。精々利用しあうとしよう」

【イムカよりの最終状況確認】

 //王国/アウトキャストより支援を受けているため最上級のコンディションで望めます
 //世界修正力が半ば崩壊しているため、テクノロジーサイドのキャラクターも最大能力となります
785 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/06/13(水) 22:18:37.53 ID:A6xI8auM0
>>784
「……ん、構わない」

この大戦闘を前にして、鼠人は相変わらずの様子であった
変化と言えば、纏う外套が深緑の……樹を駆ける者の外套になったくらいか
実際、信仰の関係で外神に対しての畏敬は少ない
鼠人の故郷の世界であれば、神話への無敬に寄りその神性や神格……イムカの言う所の存在格を無視する事すら可能なのだ
最も今回はそうはいかず、世界の掟に従うほかにないのだが

「……行こうか、いつでもいい」

口元を覆う覆面を直して一度目を瞑る
真紅のそれが再び開かれた頃、既に決断的な熱味を宿す事に成功していた
786 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/13(水) 22:19:48.62 ID:ub7hNQsi0
>>784
カツカツカツ、と硬い靴で地面を叩く音を響かせてソイツはやってきた。

リージュ「さあ、皆さん!全力でもってお相手して差し上げましょう!」

白の古めかしい装いは何処へやら。
黒を基調とし、明滅する紅の光が所々に垣間見え、
身体のラインを惜しげもなく晒すサイバネティックなボディスーツに身を包んだお嬢様である。

言わずもがなその装いは華奢な乙女が
荒々しき挙動でもって動くパワーアーマーを御す為のモノであった。

セバス「…」

何があったのかボロボロの老執事が一匹歩くお嬢様の陰に引きずられている…
787 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/13(水) 22:23:22.10 ID:PA6zjkVV0
>>784
「漸く、か」
岩陰にうずくまり、まるで置物の様に待機していた怪人───ソーマタージは、ゆっくりとその鉛色の肉体を起こす。
裂けた様なクラッシャーの奥から覗くのは射干玉の様な闇のみ。まるでアビスから微かに噴き出る瘴気の様な音が漏れている。



「まだ若いのに災難だな。厄介事に巻き込まれて。 それともヒーローになれて嬉しいかな?
 死ねば名誉もクソも無いぞ。お前は俺らの勝利条件だ。 分かったら気張っておけ、このガキ」
大きな赤い複眼に瞳の類は無い。禍々しい光の乱反射だけをキラリと向け、開かない口からいつもの憎まれ口を飛ばす。
何人かでこの神官の援護をし、残りで狩人の利用。そううまくいけばいいが。

「人数が減りすぎたな。飢えたソーマタージは三人利器程度の力しかない。
 手回し発電機を持ってるやつは?雷石だか白石だかでもいいぞ」
視界は良好。センサーも体内計も正常。後はパワーとなる電力の身だが、こればっかりは自分ではどうしようもない。

一度だけ両の手を握って閉じ、かつての狩人との接触で歪んだフレームが強引に直された事を再確認。
手足のカッターの調子も問題は無い。合図さえあればいつでも行ける。

「始めるとしよう。このクソ案件をとっとと済まそう」
788 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/13(水) 22:24:40.32 ID:grEMmIIB0
>>784
ロイ「分かった やるかね」
アキレス「サイバネアイ感度良好・・・行けるよ」
―――ギィ!!

うなづく2人 ばっちこーいとハサミを振り上げる一匹
789 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/13(水) 22:26:44.60 ID:PA6zjkVV0
>>784
「漸く、か」
岩陰にうずくまり、まるで置物の様に待機していた怪人───ソーマタージは、ゆっくりとその鉛色の肉体を起こす。
裂けた様なクラッシャーの奥から覗くのは射干玉の様な闇のみ。まるでアビスから微かに噴き出る瘴気の様な音が漏れている。



「まだ若いのに災難だな。厄介事に巻き込まれて。 それともヒーローになれて嬉しいかな?
 死ねば名誉もクソも無いぞ。お前は俺らの勝利条件だ。 分かったら気張っておけ、このガキ」
大きな赤い複眼に瞳の類は無い。禍々しい光の乱反射だけをキラリと向け、開かない口からいつもの憎まれ口を飛ばす。
何人かでこの神官の援護をし、残りで狩人の利用。そううまくいけばいいが。

「人数が減りすぎたな。飢えたソーマタージは三人利器程度の力しかない。
 手回し発電機を持ってるやつは?雷石だか白石だかでもいいぞ」
視界は良好。センサーも体内計も正常。後はパワーとなる電力の身だが、こればっかりは自分ではどうしようもない。

一度だけ両の手を握って閉じ、かつての狩人との接触で歪んだフレームが強引に直された事を再確認。
手足のカッターの調子も問題は無い。合図さえあればいつでも行ける。

「始めるとしよう。このクソ案件をとっとと済まそう」
790 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/13(水) 22:42:32.95 ID:VHzPRZMCo

【イムカの独解】

 偶然に合流した冒険者の一団の中に存在格を破る奇跡を持った聖遺物保持者(レリックホルダー)が紛れていた、か。
 どうやら、目に見えぬ力(世界の抵抗力)はこちらの味方のようだが…さて。

【このような綾は確かに在るのだ。必要な時に必要な要素が偶然≠ノも揃っていた。という必然=z
【それでも越境者達も知るとおり、少なくない世界が終焉の刻(エンドタイムズ)≠ノ呑まれてきた事を鑑みればとても楽観など出来ないが】


 −−−−−−−−−−

>>785

 樹を駆ける者の外套…着用者に魔法防御力と付呪起動時に何らかの恩恵を与える¢部である。
 もっとも、この世界にあっても希少なムガの魔力性質≠ニ合わさった場合、どのような効果が発現することになるだろうか。

【ようするにお好きに設定OKである(メタ】

>>786

(あっちゃー)

 止められなかったのか…と、戦闘団の一人である重戦士は思わず顔を覆った。
 アワレなる老執事の決死の抵抗が無駄に終わった事を悟った故であった。

【パワーアーマー…重火力/重装甲/高機動を兼ねた兵器だが、基本的に使い捨て装備≠ナある(装備内容は任意】

>>787

「ヒーローなんて…で、でもがんばります」

 健気ではあるが、いまいち覇気に欠けた返答の女神官。
 年相応といえばそれまでだが、ソーマタージの知る越境者の女共≠ニ比較すると何たる奥ゆかしさか!

「アウトキャスト製というのが気に喰わんが、そら」

 ハイテクノロジーの産物たる強制電力充填剤のシリンダーを放りなげるイムカ。
 越境者にとって不倶戴天の敵である連中からというのがアレであったが、品質はそこらのシティ製とは一線を隔す。

>>788

「………」

 緊張する女神官…蒼銀杖アマランセイン。
 奇しくも鉱石神の手の小指を砕いたとされる神話の装備を持つ者が複数集っている。
 これは偶然か必然か―――

「デシ−。めっちゃ怖いデシ。でも、入らなきゃおやびんにボコボコデシ。下っ端ライフはツライデシ」
「おやびんへのオミヤゲはさそりのお鍋にするデシ」

 そんななか、緊張をぶっ壊すゴブゴブコンビのアレな会話であった。コイツラしっかり付いてきたのね。
 んでもって、ゴブゴブにも非常食扱いされるベティちゃんであった。ナムサン!!

 −−−−−−−−−−

【突入】

「ゆくぞ」

 ミスター・ジョンソンが剣を引き抜き、部下を引き連れて坑道に踏み込む。他のメンバーもそれに続くことになるだろう。

【戦闘団メンバー】
イムカ、ソーマタージ、ロイ、アキレス、ベティ、ムガ、リージュ(執事+メイド)
重戦士、女神官、老魔術師、ドワーフの鎧砕き、エルフの野伏
ミスタージョンソン(影の戦士×2)、聖騎士(同盟国から参戦)、遍歴騎士(アウトキャストから参戦)
ゴブゴブコンビ(なんかついてきた)
791 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/13(水) 22:50:32.38 ID:grEMmIIB0
>>790
―――ギィ!!
お前らに非常食扱いなど片腹痛い といわんばかりにゴブコンビの脛を狙ってクラブハンマーを繰り出すベティちゃんであった まる

ロイ(さぁ・・・て あの杖の出所はどちらだ? 王宮からならよし 万が一アウトキャストであったなら…)
顔には出さず 杖を視界の端にとらえながら考える

ロイ「アキレス 先頭を頼む」
アキレス「おっけーい」

サイリウムを折って一番危険と思われる先頭を進むアキレス 罠や奇襲を看過するスカウトマン的ムーブで一行の役に立とうとする
792 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/06/13(水) 22:50:35.52 ID:A6xI8auM0
>>786-790
事実この外套は、火鼠の皮衣を貸し(とは本人談で事実上譲渡してる)て以来久々のご機嫌な装備であった
そもそもの存在色である緑の魔力に満ちているし、色も目立たない

「……ん」
「死ぬなよ、終わった後の酒がしんみりするからな」

最早慣れ親しんだ者達の顔、赤瞳を細めて今一度見渡す
なんかゴブゴブしてるのもいるけど、まぁ盾位にはなるでしょう
抜身の白刃……愛刀と、名も知らぬ仲間の形見となったロングソード
眼差しに宿る魔力の視界の魔法!突入!
793 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/13(水) 22:55:20.37 ID:PA6zjkVV0
>>790
「奥ゆかしい事で」
越境者のアマゾネスっぷりに慣れすぎたためか、肩を竦めて離れる。 思ってた以上にビビらせてしまったか。
「彼女もこうだったらよかったのにな。 …間抜けなソーマタージ」

「向こうも必至というワケだ。精々利用されてやろう」
受け取ったシリンダーを握り砕く。手の平に備え付けられた機構はその電力を余す事無く吸収し、力にしていった。。
彼らにとってもこの状況はそれだけよろしい事ではないと言う事だろう。 癪だが、致し方あるまい。

「どうせならこのまま消えてほしいがね。 そうすりゃ俺の生活も少しはマシになる」


「ああ、───行くか」
ミスタージョンソンを先頭に行動へ向かう。溢れる力を抑え込むかの様な慎重な足取りで、漲る殺意を振り撒きながら。
「さて、これからしばらくは殺して殺して殺しまくるアクションタイムだ。多分。
 BGMはセルドウェラーの『スイッチバック』にしてくれ。鼠共を殺すにはピッタリの曲だ。無いなら他のでいいよ」
794 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/13(水) 22:55:26.73 ID:ub7hNQsi0
>>790
リージュの駆るパワーアーマーは基の装甲の色が何であったかは知らないが今は白が基調。
左肩にはノブレッソ家の紋章なのか双頭の鷲が紅一色で描かれていた。
それは翼のように並んだ6連魔導レーザーキャノンを背負い、
左手にビームマシンガン、右手に鉄塊と称していい剣を携えている。

アルフレッドが一晩でやってくれました、と誰かが言った。

リージュ「GO、GO、GO!!」

そんな努力の結晶を駆るお嬢様は勢いに乗っていた。
795 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/13(水) 23:17:14.31 ID:VHzPRZMCo
>>791

「「痛いデシ〜」」

 ゴブゴブコンビくっそ弱いのでベティちゃんもよゆーで撃退である。

(聖教会が知れば一波乱ありそうだな

 ミスター・ジョンソンは、符丁にてロイに知らせることにする。
 聖教会が何世代も前に喪った聖遺物を冒険者がそれと知らず発見・所持していた。
 端的にいえばそれまでであり、その経緯に何らかの作為があったかは不明。ゆえに――

【今考えても詮無いこと。女神官も由来を知った時、硬直・石化していたという一幕があった】
【言ってしまえば存外にロイと近しい経緯である】

>>792

「………」

 各人はムガの言葉に当たり前だと返事をする。が、その中で遍歴騎士は無言であった。
 遍歴騎士の密命は、ミッション終了後の越境者の抹殺…展開的に鑑みればメンバーの皆殺しである。

「………」

【何となくであるが、その無言は冷徹からではなく、フルフェイスの兜越しからも若干の惑いの色を帯びていた】

>>793-794

「さて…」

 ソーマタージとイムカの眼前では奥ゆかしくない方の女性。
 つまり、リージュが何かパワーアーマーを戦術的優位性皆無の白に染めて、
 レッツラゴーしていた。なんたる自由人か!!

796 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/13(水) 23:17:28.79 ID:VHzPRZMCo
 −−−−−−−−−−−

【全員対象】

 坑道道中の敵性存在はほぼ狩人の食いのこし≠ナある。
 腕や足を寸断されたラットオーガや、歪んだ魔力によりアンデッド化した鼠人。
 それでも損壊が酷すぎて、アンデッドとしての力はさしたる脅威でもない。

【ゆえに大して消耗することもなく、このメンバーであれば屠り去るのは容易であろう】

 −−−−−−−−−−

【坑道…術式中心地】

 それでも奥に進めば進むほどに汚染された魔力の余波が吹き付けてくる。
 マトモに浴びれば、肉体に変異の一つや二つをもらいそうな濃度であろう。

「我等が父…鉱石神よ」

 女神官が杖を掲げ≪浄化≫の奇跡を展開することで汚染をしのぎながら進む。
 そして、術式の中心地――

【この事変で犠牲となった幾多の血と魂を搾り出した冒涜的な魔方陣が輝き、黒色の光を天に伸ばしている】
【その中心では無残に切り捨てられた鼠氏族長の姿。おそらくはこの事変の中心にあった黒幕だ。――操り人形めいてではあるが】

「――既に始まっているぞ」

 イムカは天井を睨んだ。そこでは岩の壁…ではなく、空間に奔った亀裂をその向こう側。
 広大無辺の斑模様の色彩と、拡大していく黒い影。そして、それに向かってノコギリ鉈を振るうブラックオークの姿!!

【ドンッ!!】

 瞬間、凄まじい衝撃と重力波が各人を襲う!
 戦闘余波によるものか、踏みしめる足元に亀裂が穿たれる程の重圧!!
 一般人であれば、そのまま足が圧し折れかねない程の圧力!!

【全員対象…存在格による重圧(全能力にペナルティ+行動制限。まだ相対すらしていない状況でコレだ!】
797 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/06/13(水) 23:25:21.81 ID:A6xI8auM0
>>795
「……鎧のもな、助けられた」

そんな遍歴騎士の心境に対して気付けるような繊細な性格ではない鼠人
一切の虚実や奸計もなく語る言葉
さてさて、道中は基本鎧袖一触であろう故に割愛!ゴブゴブコンビの珍プレーに注目くらいであろうか

そして、中心地に踏み入れた

「……」

吹き付ける呪は、それを操るモノにとっては本来心地良いはずだ
だがしかし、許容範囲を超えた黒い風は鼠人の顔を顰めさせ肉球に汗を滲ませる
重圧!歯軋りと根性、それと神官の奇跡と外套の加護力で堪える!
斬り払うように二刀を振り下ろし、大きく息を吐き捨てた!
全身を死に掛けの心臓めいて鼓動する真紅の魔力で覆い、睥睨!
798 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/13(水) 23:25:25.55 ID:ub7hNQsi0
>>796
リージュ「っ!?」

勢いとノリに任せ進んでいたお嬢様がたたらを踏んで一時停止。
ビーッ!ビーッ!とアラート音が機内で鳴り響くも直ぐに治まった。

リージュ「よしっ!!」

気合の一言と共に銃と剣を構えパワーアーマーが一歩を踏み出す。
799 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/13(水) 23:27:21.73 ID:PA6zjkVV0
>>795-796
「昔からこんな知り合いばかりだ…」
ズンズンズンと前を進むイムカを一瞥。仮面じみた形状にもかかわらず、眉間を押さえるモーション!


「あれが目標かい。死んでるようだが」
赤い眼は遠くからでも死体を捉える。軽口を飛ばすが、返答も予想外の出来事も特に期待はしていない。


「…知ってたさ」
広がる影、暴れまわるオーク。さながら石持つ自然災害、神話の決戦だ。
その時である。足元にヒビが走り、まるで重力が増したかの様な圧力が押しかかった!

「援護いらねぇんじゃあねえかな…!」
膝を付くのをこらえながら、絞り出すような声で皮肉をやっとこさ飛ばす。
落ちた予備のシリンダーを握りしめながら、この圧から逃れる術を探そうと急いで周囲を見渡す!時間は無いかもしれない。
800 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/13(水) 23:31:32.26 ID:grEMmIIB0
>>795
―――ギィ!!
まいったか! といわんばかりにハサミを振り上げるベティちゃんなのであった

ロイ「・・・」
ジョンソンの言葉に小さく肩をすくめるのみのロイ 結果的に回収できた それで良しとしよう

>>796
アキレス「!?」
ロイ「チッ 忌々しいやっちゃ」
―――ギィ!?

超重圧に動けなくなるアキレス ベティもアキレスにしがみついているので精いっぱい
ロイもハルバートを杖に何とか立っているのがやっとだ

ロイ「だったらなんだよ…こちとら輝く御身の名を冠するプラチナムフォースよ!!」
それでもなおまえに進もうとするだろう
801 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/13(水) 23:42:19.29 ID:VHzPRZMCo
【全員対象】

「奇跡の展開は奴の降臨に合わせろ!」
「はい!!」

 イムカの号令とそれに応える女神官。
 上位者が降臨するまでは、存在格の圧力に耐えながら凌ぎ切るしかない。

【今の状況では狩人が上位者の本体と核を切り離すのが頼りとなる】

 −−−−−−−

【ドン!ドン!!】

 非物質空間(インマテリウム)より、上位者が【こちら側】へ接近する度に、【存在格】の圧力が増していく。
 パーティーは(速やかにおせんべ状態になっているゴブゴブを除いて)両の足で耐える。その時――

 ビュワッ!!

 と、各人に向けて次元の裂け目より大量の黒い触手が襲い掛かる!!
 これは、上位者の捕食行為に他ならぬ。各人の強き魂を餌と見做した本能的行動!!

【これは上位者にとって片手間以下の行動である。呼吸となんら変わらぬリソースで次元を越えて襲い掛かってきたのだ】

 触手の一本一本に大量の天子虫が纏わりつき、冒涜的な魔力を称えて襲い掛かる。
 帯びる魔力は斑の高次元的神秘に満ちており、身を貫かれれば即座に発狂/魂をも貪られることになろう!!

【高重力を与えられた状態(相対しているわけではないのでまた抵抗可能)でこの触手の群れをしのがねばならぬ!】

「我等が父たる鉱石神よ――手に鶴嘴を。腰に白麻の布地。して角灯の輝きを以って――」
802 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/13(水) 23:49:05.07 ID:ub7hNQsi0
>>801
リージュ「魔導…れぇぇぇぇぇざああああああああああああああ!!!!!」

翼の如く広がり展開された砲門6つ。
その先端にそれぞれが魔法陣を映し出し解き放たれるは魔砲の熱線。

向かい来る黒い触手を薙ぎ払わんと白の帯が天へと駆け抜けていく。
803 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/13(水) 23:53:21.31 ID:grEMmIIB0
>>801
アキレス「早くしろよ豚野郎・・・!」
狩人への悪態をつきながら耐えるアキレス ロイもまた同じく

だがそうも言ってられない事態 黒き触手が迫りくるのだ
それらがヤバすぎることは本能が教えてくれる ロイはサーベルを抜き 自身とアキレスに迫る触手を切り落とさんと振るうだろう

そしてアキレスは?

アキレス「デモンアーム!!チィィクショォォォメェェェェ!!」
特殊警棒を展開 それを青き霧を付与した腕で振るうは 神官に迫る触手 自身に迫る触手はロイに任せ 作戦の要である神官がやられない様に援護に回ったのだ
804 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/13(水) 23:55:08.76 ID:PA6zjkVV0
>>801
「なんて苦行だ!!」
クラッシャーの奥から悲鳴にも似た怒声が漏れる。握りしめられたシリンダーが砕け、破片が食い込み血が零れる。
スパークが体表を走り、過剰分の電力が速やかに消費されていく!力技と歪んだ精神力で強引にこの圧力に耐えているのだ!



その時、近くの地面から現れる黒い触手。赤い複眼がソレを捉えると同時にソーマタージは獣めいて動いた!
「SHHHYAAAAAAAAAッッ!!!」
亀裂走る地面を軸足が更に抉り、荒々しく放つのは全力の後ろ廻し蹴り!脹脛のカッターで触手を切断しようとする!

「ガキを護れッ!」
全身に重しを着けられている様な状況での戦いはあっという間に身体中のエネルギーを奪っていく。
拳を話し、蹴りを放ち、身に迫る分は撃退できても他人の神官を護りに行く事は難しい。
805 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/06/13(水) 23:57:18.02 ID:A6xI8auM0
>>801
「……!!」

斬ッ!!
振るう刃、刹那瞬間六連斬!
迫る触腕をスライスすべく煌めかせるふた振りの剣、そしてその身は既に範囲外に逃れている!
ペナルティを帯びて尚ムガの体は未だ動き、数多の触腕に向けて斬撃を浴びせるべく振るわれるのだ!
パーティ内で苦戦する者がいれば援護に回るであろう(最も、ここまで生き延びている者達には不要かもしれないが)
806 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/14(木) 00:05:18.26 ID:Eq020sfSo
>>802

「ファイアウォール!」

 リージュの六門のレーザーが触手を焼き、撃ち漏らしたモノを、傍らの老魔術師が焼き潰す。
 射撃系兵装/魔術の行使ならば、まだ存在格の影響を受けにくい。ゆえに。

「がんがんゆくぞい!お嬢さん!」


>>803

「でええりああああっ!!」

 重戦士が高重力下にて、血が滴るほどに歯を食いしばり、だんびらを振るう。
 数本纏めてなぎ払われるが、当たれば終わりという状況を考えると危険な戦い方だ。

「フッ!!」

 影の部隊をそれぞれ即座にルーンを刻み、敏捷性向上の力を付与。
 ロイと共に黒い触手を切り割く。第一用件は女神官に決して触手を近づけぬことだ。

「聖盾展開!」

 そして、アキレスと共に女神官への最終防衛を担ったのは聖騎士だ。
 護りに秀でた剣盾術と奇跡を有する聖騎士の護り。展開された光の盾が護りの隙間を埋める。

>>804

「そうはいっても…耐えるしかあるまいて!」
「そーゆーことっ!!」

 ドワーフの盾砕きが手鎚を投げ、エルフの野伏が矢を放ちソーマタージを支援する。
 彼等は存在格の行動制限の中で己が出来る手段でソーマタージに近づく触手を迎撃!
 ソーマタージに迫る多くは彼自身が耐えるしかないが、単独ではなかった。

>>805

「直接には触れるなよ。危険なシロモノだ」

 イムカがガトリングガンを斉射。牽制し、ムガに向かう触手の軌道を誘導。
 死角を削る形で牽制。そして――

「――!!」

 遍歴騎士はロングソードを振るい、ムガに追従して触手をなぎ払う。
 全身鎧でありながらの機動性は流石のアウトキャストといえよう。

【→次レスに続く】
807 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/14(木) 00:20:58.82 ID:Eq020sfSo
【全員対象】

 その時――

「グゥオオオオオオオオッ!!」

 一際大きな咆哮と共に巨大なる上位者の黒き影に狩人の腕が深々と突き刺さる。
 同時に、上位者の影よりも更に黒き数多の剣がその身を内部より貫き、引き裂いた。

【黒の剣(内臓攻撃)…この世のものにあらざる武器。詳細不明】

「―――」

 赤黒く、そして白い(矛盾に満ちているが実際そうなのだ)夥しい液体を撒き散らしながら、
 巨大なる影から零れ落ちた赤き影が次元の裂け目より落下する。上位者の核――!!

「グアアアアアッ!!」

 同時に、狩人が全身に数千/数万の呪いを浴びて共に落下。
 それは常人であれば、瞬時に存在消失(ロスト)するほどの呪いである。

【上位者/狩人が共に既定現実に降臨――】

「御身の名において――裁きを今此処に!!≪聖戦(ジハード)≫」

 女神官の聖杖が眩く光を放つ。瞬間、周囲の風景が結界により書き換えられていく!!

【空は蒼!大地は命の息吹感じぬ禿山が連なる山脈の群れ!しかして、亀裂からは溢れるばかりの金属鉱石!!】

 神話時代…鉱石神が生み出した大地。それが現実空間を侵食し顕現!!

【判定…≪聖戦(ジハード)≫展開中は存在格の負荷が無効】

「来た…な。聖遺物が奴を共鳴している。――クレイトスの憤怒。信じていいのか?」

 イムカが後ろ腰の鉄塊に触れる。上位者の降臨。それはまごう事なき世界の危機である。
 世界そのものの抵抗力により聖遺物に影響を及ぼしても何ら不思議ではない。

【判定…各人の装備(神話/上古の武器を所持する場合、何らかの影響が出る可能性】

 イムカ…憤弾短銃クレイトスの憤怒/ロック解除。
 女神官…蒼銀杖アマランセイン/奇跡使用数増加。効果増幅。
 遍歴騎士…黒竜剣ムーンライト/特攻付与。
808 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/06/14(木) 00:38:14.24 ID:vdm/5sBt0
>>806-807
「……分かった……汚れそうだしな」

振るわれる触手を睥睨しつつ、口角を吊り上げるムガ。臨死の恍惚、ファイターズハイ!
最早剣戟の嵐となりて斬り裂き、払い、突き刺し、抉る!
そして、やがて、現実を破壊し顕現せし巨影!降臨……聖戦!
神話の気配、広大なる世界の幻影(ビジョン)!

「……ふーッ……」

ヴワッ……!

全身の体毛が毛羽立ち、毛先から溢れ出すチリチリとした燻る燠色の魔力!
ムガは該当する装備を持たない、だがそれでも……!
ヤソの衆が奥義で鍛え上げられたミダレヤマアラシ、そして旅路を共にした今は亡き名も知らぬ剣士の振るっていたロングソード!
ふた振りの刃は確かに魂を宿す、今こそ……妙なる時!鉱石の神の奇跡の余波!

ミダレヤマアラシ+9!
ロングソード+9!

そして……

「……!!」

全身に燠色の炎を黒々と焚き付けるムガ!
魔力体そのものに極めて近い存在となり、周囲のそれを取り込みチカラに変換せんとしているのだ!
809 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/14(木) 00:42:04.45 ID:+OYsyzuV0
>>806-807
「クソ喰らえ!!」
援護を受けながら怒鳴り返す。紫煙には感謝するが、それはそれとしてキレ散らかしたい気分だ。
「あと何本だ!」


「おっと、あれで終わりか…」
ふと空を見上げれば、悍ましい血飛沫を撒き散らして狩人と核が堕ちてくるではないか!
更に神官の結界が禍々しい景色を塗り替えた。話半分に聞いていた神話の話、その通りの光景が広がっていく。


「レジェンダリーアイテムか?羨ましいね。俺にあるのはガタの来たこの身体だけだ」
身にかかっていた錘が消えた。溢れる力が両の足に込められていく。ザワザワと大きな鱗めいた形へと表皮が変わっていく!
ドクン、ドクンと表面の要所要所に浮かぶ血管の様な紋様が大きくなっていく。迎撃の用意は整った!

「YYYEEEEEEEEEAAAAAAAAAARRRRRTTTT!!!!」
ガバリと開いたクラッシャーから覗くのは、白い血が糸を引く猛獣じみた牙の群れ。
獣の様な長い長い叫びは、ソーマタージの喉から発せられているものだ。 内に秘めた魔を、己ではなく敵に向ける───。
戦慄く腕が最後のシリンダーを纏めて砕き、曲げられた足が地面を砕かんばかりに蹴り跳び上がる!


エネルギーの全てを使ってまるでロケットの様に斜めに高く跳び上がり、天に続く亀裂の壁を足場に更に跳ぶ!
ピンボールじみた起動が最後に狙うのは落下する核の斜め上。地の利を狙ったのだ。
「SYYYYAAAAAAAAAAAAAAAHHHHHHHHHHHHH!!!!」
クレーターの様な跡を残し、奇声と共に核に向けて放つのは紫電纏うバンカーバスターじみた急降下跳び蹴り!
810 :リージュと愉快な仲間達 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/14(木) 00:44:37.46 ID:wop8XJhw0
>>806
電力を魔力に変換し放たれ続ける6門の魔導レーザー砲。
だがパワーアーマー自体の動力を使い続けては直ぐにでも鉄の棺桶と化す事は必至。
故に用意されているバックアップとは。

リージュ「んぐぐぐぐ…」

操縦席のリージュ、そのスーツの背や肩から
ウネウネと触手の様にケーブルが伸び先端が機器へと差し込まれている。
内包量だけは誇れるその身体より魔力を砲へと送るお嬢様は人知れず消耗している!

>>807
徐々に徐々に放たれる光が細く弱くなっていく。
そして機体から鳴り響くアラート音。
何の異常を知らせているのか、それは直ぐに判明する。
異常なまでの魔力数値の増大、観測点は白いパワーアーマーから。

バキリ、と機体が中から砕ける。
砕いたのは凄まじい速度で伸び出でた2つの黒い触手。
巨大な鋭い爪を備えた両手となり、
凄まじい切れ味でもって6門砲よりも格段の威力を備えて迎撃が再開される。
荒れ狂う触手の根元で蠢く人影、それもまた黒い。
それは鳥や獣を彷彿とさせる意匠を施した黒塗金縁の強化外骨格じみたモノ。

リージュ「…」

黒く長い杖を携え、それは立っていた。
811 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/14(木) 00:45:01.62 ID:+tNyeKq40
>>807
短時間 なれど体感時間は永遠にも思えた猛攻は終わりをつげ 狩人は上位存在に一撃を与えこの世に降臨する

そして聖戦は始まりを告げ そこには金属王国のあるべき姿

ロイ「なん・・・!?」
その聖戦は ロイの装備にも変革を与える 彼の装備にもまた 清浄なる青き小指から作られた装備があった
砕け 一部となった鎧と ハルバート

青き炎が革鎧を焼き尽くす そして青き金属がロイの表面へと浸透 たちまち青みを帯びた銀色の全身鎧が姿を現す
それはまさに トクシュブタイの名が今のプラチナムフォースへと変わる前 悪魔を打ち倒した救国の英雄

【判定成功 ロイ:蒼銀の騎士団発動/防御力増大 鉱石神の加護を付与】

アキレス「・・・オッサンその鎧どったの?」
ロイ「ヘッ どうだすごいだろう」

アキレスの言葉にどや顔一つ そして面当てを下すのであった
812 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/14(木) 00:50:08.05 ID:Eq020sfSo
【全員対象】

 聖戦の大地…しかして、空に浮かぶ特異にして汚濁。青に染まり、赤の輪郭を持った月なる魔。
 それは上位者の侵食にして本体から切り離されてもなお示される存在の大きさに他ならぬ。

「KUOOOOOOOOOOO!!」

 声ならぬ声を発する上位者。それは正に黙示録を告げる喇叭の如きおぞましさである。
 影はいまや、形を成した。頭部より無数の触手を生やし、骨に黒色の筋肉が張り付いているという、
 不可思議かつ冒涜的なシルエット。周囲には黄金に輝く天子虫が乱舞し、正気を爆散させんばかりの威容/異様であった。

「さあて、こっからってこったな!!」
「………」

 重戦士がだんびらを振りぬく。ミスタージョンソンが部下と共にミスリルソードを構える。
 老魔術師が呪文を唱え、エルフの野伏が弓を引き絞り、ドワーフの鎧砕きが大鎚を構える。
 聖騎士が聖剣を掲げ、遍歴騎士はロングソードを握り締めた。

 ついでにゴブゴブコンビが大砲を操作し始めた。

「―――行くぞ!!」

 イムカの号令。戦いが始まる。

//今日はここまで!!
813 :ニアとアラズ [sage]:2018/06/16(土) 22:09:23.93 ID:OIyMwNGF0
さてはて、夏も近付きしとしとと降り頻る雨は緑の色を濃くする様に草花に落ちる
そんな湿度の高い朝の事

「……んへ?」
「んはー、よく寝たってんですぅ〜……」
「……さて、今日の朝ごはんは何かなー……ん?」

アラズは久々にやって来たスクラップヤードのお部屋で起床
ここの朝ごはんは美味しい、楽しみだなーなんて鏡を覗き込み何かに気がついた

「……え、え、えぇ……えぇぇぇ!!」

同時刻、ニアのお部屋では

『ま、まさかこれ……!』

ニアが鏡を見ながら口元を抑え何かを思案
直後、離れた二人の声がキッチリ揃う


『「入れ替わってるーー!?」』


……ややあって、スクラップヤードの食堂

「そんなわけで、とっても困ってるってんです!」

『……全くだ、不便この上ねぇなこれは』

アラズの姿をしたニアは息を巻き、ニアの姿のアラズも頷いた
実際その通りだろう、突然他人の姿になってしまうなど当然困る
問題としては、

【……えーと、何これ、どっちがどっち?】

苦笑する七八の言うように、二人の見た目が元々全く同じだと言う事くらいか
814 :スレート『コードネーム:ナチグロイシ』 [sage]:2018/06/16(土) 22:16:08.98 ID:xh2sNscv0
>>813

「……見分けがつかんのだし、入れ替わるという点も意味不明だ」

「というわけなので、一番お手軽且つ効果が高いのが放置だ。慣れた方が手っ取り早いだろ、それ」

子供にしか見えないステレオな魔女が、煙草をモクモクと吹かしながらあっさりと切って捨てる。
傍目から差異がわからないのでは、本人達にとってはともかく、どうにもこうにも大事には思えないのである。

「諦めてお菓子でも食ったらどうだ。クッキー焼いたぞ……?」

お皿山もりの、様々な形のクッキーをどんと机に置く。
シニカルないつもの態度と裏腹にかわいいもの好きな魔女は、クッキーの型抜きだってこだわるのだ。
味にバリエーションがないのがなんともものぐさだが。
815 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/16(土) 22:19:32.07 ID:10bCnmas0
朝飯の忙しい時間帯だというのに非常事態だといわれてやってきたロイと優雅なコーヒータイムのアキレス ついでにベティ

はい右みてー

ロイ「・・・。」
アキレス「・・・。」
―――・・・。

はい左みてー

ロイ「・・・。」
あきれす「・・・。」
―――・・・。

もう一度右見てー
左みてー

ロイ「・・・特に問題なしでFA」
アキレス「異議なし」
―――ギィ!!

ロイ「以上 閉廷」

席を立って厨房に戻ろうとするロイ コーヒーのお代わりに向かうアキレス ベティちゃんは謎石遊びの準備を始めた

ギガース? 飯食い終わって半人といちゃついております
816 :「ニア」と『アラズ』 [saga]:2018/06/16(土) 22:27:35.04 ID:OIyMwNGF0
>>814-815
「何それヒドイってんです!」

全く完全に全然事の重大さを理解して貰えない!
越境仲間達の血は何色だ!とプンスコなニア

『……まぁ、ああ言ったけどな、まぁ……』

一方アラズ、ノリでちょっと騒いでみたものの冷静に考えれば恥ずかしい
何せ彼女はそもそもニアのスーパークローンとして造られたのだ、見た目が同じなのは慣れっこなのであった

「髪の長さとか……」
「……あとほら、ニアの方がちょっと背が高いってんです!」

『……いや待て、同じのはずだろ背の高さはよ。オマエの方が体重は上だろーけどな』

魔女のクッキーをもっちゃもっちゃ頂きながら抗議のニア
アラズは冷静で的確なツッコミを入れる!ぐぬぬと押し黙るニア

『……まー実際、原因も何も全くわかんねー訳だからなぁ……』
『どうしたもんか、あの映画だと寝れば治るんだったか?』

ベティの謎石フィールドに、その辺に転がっていたネジを爪先で軽く蹴り入れながら唸るアラズ
817 :スレート『コードネーム:ナチグロイシ』 [sage]:2018/06/16(土) 22:36:31.95 ID:xh2sNscv0
>>816

「入れ替わっていて何か不都合なことを試しにリストアップしてみろ……」

「あってひとつかふたつ……それも下らんレベルのものが精々だろ。そんなことに労力をかけるのはまったくの徒労だ」

あつあつの紅茶をふーふーしながらいただく。
煙草。紅茶。そして甘いもの。満たされるとはこういうことだ。

「そう、だから悩むことがあるとすればソレではない。例えば今度地球型世界の日本に行ったときに行きたいケーキバイキングの店を見繕うとか、そういうことで悩むべきだ」

どさどさと旅雑誌を広げる。
お菓子を食べながら、また今度食べるお菓子のことを考える。
甘党にとって、それよりも素晴らしいひと時が果たしてあるのだろうか。いやない。
……というポンチな考えに、ニアもアラズも巻き込んでしまえば、騒がしくなくなるだろう。
そんな魔女の思惑が透けて見えるかのようだ。……天然ではないという保証はないが。
818 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/16(土) 22:40:46.67 ID:10bCnmas0
>>816
ロイ「あとはまぁ定番の頭に衝撃とかか…」
腕まくり 自慢の上腕二頭筋が唸っている

ロイ「・・・いっとく?」
ギュッと硬く拳を握った

アキレス「ほほぅ 体重が違うとな・・・?」
粘着質な笑みを浮かべるアキレス これはからかいポイントである

―――ギィ!!
これまた珍妙なお客さんの襲来である

試しに石ころを一つぶつける 複雑な軌道で動くねじ

―――・・・ギィ!!
こいつは強敵だ と恐れおののいた

ロイ「そういえば触椀は入れ替わってないのか?」
と気になったことを聞くロイであった
819 :「ニア」と『アラズ』 [saga]:2018/06/16(土) 22:51:24.52 ID:OIyMwNGF0
>>817-818
「え?こ、困る事っ?」
「……そりゃあ……そのぉっ……」

『このアホが私の体使ってるって事は、私の体がどんどん太る、鈍る、ダラシなくなってく』

テーブルに肘をついて雑誌をペラペラ捲るアラズ
スイーツなパラダイスな食べ放題なビュッフェに、へぇ、と唸った

『やるなら』「向こうをお願いしますっ!」

ロイの提案、成る程グッドアイデア!
お互いにお互いを指差し示している、何という醜い争いか!

『ン?……あぁ、そうな、やってなかったな……どれどれ』

にゅるりんと生える触腕
アラズ……つまりはニアの体から出るのはタイドメイカー、要するに体の持ち主依存らしい

「……おー、アラズの触腕ってスッゴイ精密に動かせるってんですねぇ……!」

ニア、つまりアラズの体から生える触腕……改良型のディープメイカーでもってベティの謎石フィールドのネジを転がして遊ぶ
820 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/16(土) 23:00:12.32 ID:10bCnmas0
>>819
ロイ「了解」
ニアの提案通りにアラズへ
アラズの提案通りにニアへ

ポコタンとげんこつを落とす 大分パワーを抑えた一撃なのでそこまでいたくないはず

アキレス「ニアタン・・・体には気をつけなよ?」
コーヒー持ってきたアキレスがアラズの言葉を聞いて真面目なトーンで忠告
何かとコメディリリーフなアキレスも 体調管理にはそこそこ気を使っている

―――ギィ!?
複雑奇怪な動きをするネジにベティちゃんの頭脳は混乱寸前だ
溜まらず石を投擲 残念当たらなかった

アキレス「もうこうしときゃいいじゃん」
と 名札を取り出し 

アラズの体に【にあ】
ニアの体に【あらず】

とひらがなで書いて服に取り付けようとする
821 :スレート『コードネーム:ナチグロイシ』 [sage]:2018/06/16(土) 23:02:49.93 ID:xh2sNscv0
>>819

「……そうか、太るのかお前さんら」

そういったことには無関係な人形であるので、そういう視点は抜け落ちていた。
なるほどな、と手を打つ。

「まぁでも気にするな。今収まっている身体が自分の体なのだ。かつての肉体など忘れてしまえ」

「かつての器がどう変質していくかなどと、気にするようなことではないだろう」

雑誌にぺたぺた付箋を貼っていく。
フルーツタルトに生チョコクリーム。マスカルポーネチーズとやらを使ったクリームの乗ったパンケーキも要チェックだ。

「……今のげんこつで戻らなければもうどうにもならんな」

ロイの拳骨を眺めつつ、ぽりぽりとクッキーをむさぼる。
結局自分で用意して自分でほとんど食ってるんじゃないか、という勢い。ちかたないね。
822 :「ニア」と『アラズ』 [saga]:2018/06/16(土) 23:12:16.63 ID:OIyMwNGF0
>>820
『「痛ぁっ!!」』

そんなに痛くないはずのポコタンで、何故かお約束のリアクションとタンコブがにょっきり
果たして治ったか?残念、治りませんでした

「叩かれ損じゃないってんですかぁ……」
「……って、に、ニアはそこまで太ってないってんですよっ!?」

『んなこたねーだろ、ほらこの腹とかー』

アキレスと更に魔女にまで言われてしまえばさすがにたじろぐニア
アラズは服の裾をペロンと捲りお腹を見せる、つまりはニアのお腹である
それはデブではないけど決してガリではなかったとさ

『……名札かぁ、まぁ分かりやすいっちゃ分かりやすいけどさぁ……幼稚園児かよっての』

混乱するベティちゃんを見て片頬を釣り上げながらアラズ
受け取った名札をフィールドにポイっちょ!ヒドイ!

「な、なんでそんなそれっぽい事を言って諦めさせようとしてるってんですかー!」
「……あ、ここのスイーツビュッフェ美味しかったってんですよ」

さてはて魔女の言葉に納得しかけていやいやそれはおかしい!
ツッコミの直後行った事のあるお店を発見、指差しオススメ!
823 :スレート『コードネーム:ナチグロイシ』 [sage]:2018/06/16(土) 23:20:26.07 ID:xh2sNscv0
>>822

「……あとはもう時間経過で元に戻るのを期待するしかないな」

「それ以上のことはもうどうにもならんだろう。実際のところ」

曝け出されたお腹をしまえしまえ、と手をひらひら振る。

「ほほう。それは要チェックだ……」

「甘いものを食えば些細な悩みなんぞどうでもよくなる。そうだろう……?」

おすすめされたところに付箋を貼る。
紹介されている色とりどりのスイーツには思わず頬が緩むというもの。

「はぁー。越境にも対応した宅配スイーツのお店とかないもんかねぇ……」
824 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/16(土) 23:23:46.36 ID:10bCnmas0
>>822
ロイ「む 弱かったか なら…ギガース!」
ギガース「?」

呼ばれたギガース君 滴る汗もそのままにやってきました
その左腕はニアやアラズの胴回りより太かった

―――ギィ?!
増えた・・・だと・・・?

なおも複雑化する戦場 かんがえて 考えて 考え抜いて

―――ギィ@@
頭からぽふんと湯気を出してダウンしてしまったベティちゃん 知恵熱でゆだってしまったようです

ロイ「そんなに甘いモン食いたいなら マスカルポーネ乗っけたダッチベイビー・パンケーキでも焼いちゃろか?」
雑誌を見ながら提案するロイ すっかりニアたちの問題から興味を失っている

ちなアキレス君はスマートデバイスを取り出してゲームアプリを起動し始めた
825 :「ニア」と『アラズ』 [saga]:2018/06/16(土) 23:33:56.02 ID:OIyMwNGF0
>>823
『……ま、実際のトコロな……』

事実この不思議現象、原因も全く不明なのだから手の施しようがない!
溜息ながらに頬杖のアラズ

「春だったってんですけどぉ、イチゴスイーツフェアやってたってんですよー」
「……一応、ニアも作れなくはないってんですよ?」

さてはて実はニアは料理スキルがそこそこ高い
ロイには及ばぬモノの、特にイタリアン系を得意としているのだ
その中で、美味しいケーキだけが抜け落ちているなんて事は無論皆無!

>>824
『「いやいやいやいや」』

死んじゃう死んじゃう、とシンクロでの全力否定!
一緒に半人もやって来て、何やら面白な現象に一頻り笑うのでありましたとさ。ひどい

『はは、茹でサソリだ茹でサソリ』

そんでもってアラズもなんやかんやでベティちゃんと遊んでいるし

「じゃあニアはティラミス作りますってんです!」

ニアもニアでフツーに会話に参加している模様



>>823-824
さてはて、そんなこんなでニアとアラズの謎入れ替わり事件は明日には沈静化している事でしょう
尚翌日、

『「……入れ替わってる……」』

半人タェンティースと、全く同じ外見の【タェンティース・アユルヘッド】で入れ替わりが発生するみたいですけど、それはまた別のお話……

//この辺りで締めでいいでしょうかっ!ありがとうございましたっ!
826 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/17(日) 23:20:06.17 ID:4DL6bHNt0
【狭間のスクラップヤード】
さて 雲厚けれど雨はなく 蒸し暑い陽気に見舞われた狭間のスクラップヤードであるが
その中でせわしなく辺りを走り回っているのは巨漢のギガースその人である

手には翻訳機を持ちながら ドスドス走り回っちゃ辺りを見回し またドスドスと走っちゃ辺りを見回す
その表情は焦り一色 何かあったのだろう

そして誰かに会っては何事かを言っているようなのだが

「£∝∵⊂§♂仝∬」
なぜか手に持つ翻訳機を使わずにしゃべるもんだから 越境の加護無き言語ゆえに何を言っているかチンプンカンプン
多分非常事態なのだろう 何が非常事態なのかは分からないが
827 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/06/17(日) 23:27:01.05 ID:dUZucg7p0
>>826
「……どどどどうしたんですかっ!?」

驚愕の半人、そりゃそうである
彼は普段は冷静沈着であると認識しているが故に、ここまで取り乱す姿を見た事がないのだ

「取り敢えず、これをはいっ」

落ち着くように両手で制して、翻訳機のスイッチを入れようと手を伸ばした
828 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/17(日) 23:33:56.14 ID:4DL6bHNt0
>>827
カチリとスイッチが入る どうやら壊れてないらしい
ならば何故翻訳機を使わずにしゃべっていたのか

当のギガースはスイッチが入ったことにギクリと肩をすくませ それから翻訳機をチラチラと見ながらどうするか悩むことしばし
意を決したように翻訳機を口に持っていく そこから出てくるのはおなじみ安っぽい合成音・・・

『アキレスはどこに行った』
ではない なんかこう 葱が似合いそうな緑髪ツインテな歌姫ボイスが出てくるではないか

『悪戯された 直し方がわからん』
3mオーバーの巨人が葱ガールな声で質問してくる なんというシュールな絵だろう

ちなみにアキレスは朝一番でどこか別の世界に旅立ってしまっていた 
829 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [sage]:2018/06/17(日) 23:39:52.25 ID:dUZucg7p0
>>828
「……ぅえ?」
「……、……あ、アキレスさまでしたら、朝方何処かの世界へ……」

それに対して表面上、マトモに接する半人のなんと平静な事か!
とは言え言葉の端々が辿々しいのは仕方ないね、ギャップがね

「……直せるとは、思いますけど……」
「直しちゃう……?」

そこで何故か疑問形、多分ちょっと面白かったり普段と違ったりでこれはこれで有りだとの判断らしい
尚、相変わらずその点についての半人のセンスはお察しである
830 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/17(日) 23:45:47.18 ID:4DL6bHNt0
>>829
翻訳機についてはそこまでハイテクな物ではない タェンティースでも直せる代物だ

直せると聞いて翻訳機を差し出そうとして

「・・・・・!」
その手が止まり しばしタェンティースと翻訳機を交互に見やる
そういえばこの女 人の着ぐるみを写真に収めたりと 中々にアレなヤツだった

【地味にギガースもタェンティースがアレだと思っているらしい】

だが少なくても翻訳機を自分の手で治すことができない 迷いに迷って

「!」
ズイと翻訳機を差し出した さぁタェンティース 翻訳機の命運は君の手にかかっている!!
831 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/06/17(日) 23:56:18.65 ID:dUZucg7p0
>>830
「……?」

どうしました?とはんなりと微笑む半人!
その裏では色々エキセントリックな言動が脳裏をよぎるであろう事は間違いない!
何せアレだ、ニアやらアラズやら……遠くまで辿ればαシリーズ達までを含むであろう特殊高性能型の血脈の始祖なのだから!

「……はぁい、では早速……」

受け取り座り込んで何やらイジリイジリ……
これでも一応半人半機、余りにテックが過ぎる以外のモノであれば機械にもそこそこ適性があるのだ

「……出来たっ!」

はい、と手渡す翻訳機
使えば成る程、以前と同じ合成音である

「で、このボタンを押すと……」

ギガースの指でも押しやすい、実にOMOTENASHIに溢れたボタンをポチッとな
一度押すとさっきの葱声、もう一度押すと大ちゅか明夫、もう一度押すと山寺かう一……等々謎機能が追加されているではないか!
尚それで話せば半人ウットリ、恍惚の面を浮かべるであろう!
832 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/18(月) 00:03:17.02 ID:aou8lPFl0
>>831
すっごく不安そうにタェンティースの手元をみやるギガース
だができたといわれ 浸かってみると ちゃんと元の合成音声になっている

これにはさしものギガースもパッと表情を明るくするも
続いて見覚えのないスイッチを押してみろといわれ 押してしゃべって

「・・・・・」
実に渋い顔でそのスイッチをみやるギガース タェンティースは恍惚の表情浮かべてるし

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

このボタンは押さないようにしよう 心に決めたギガースでしたとさ ちゃんちゃん

//〆
833 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/20(水) 21:52:42.56 ID:8Ri+/I3Yo
【前回までのあらすじ】

 スケイブンの蠢動により始まった一連の事変は、
 越境者を含む戦闘団(ウォーハンド)を上位者降臨の最終決戦へと誘った。

 決戦の地―コルカッサ大坑道にて、報復に燃えるグリーンスキンの英雄:狩人ガルファクスと
 上位者本体は非物質空間(インマテリウム)における熾烈な戦いの結果、
 上位者は本体と核の分離を強いられて不完全な降臨となり、狩人もまた数多の呪いをその身に受ける事となった。

 同時に、戦闘団の一人:女神官は聖遺物たる蒼銀杖:アマランセインを振るい、決戦奇跡≪聖戦(ジハード)≫を発動。
 常命者と上位存在との絶対的格差――存在格を無効化し、決戦の舞台は此処に整った。

【戦闘団と上位者(核)の戦いが開始される】

 −−−−−−−−−−−−−

「…連中、大丈夫だよな」

 戦闘団の一員である盗賊はコルカッサ大坑道の入り口で馬車の番をしていた。
 この決戦にて、盗賊技能は必要ないゆえ、こうして留守を預かることとなった。

「………」

 彼の役割――戦闘団が敗北した場合には、即座に国にこの事実を伝えることである。
 手に持つ魔力計が証拠に――先程より異常数値をたたき出しているソレを見れば、この国―いや、この世界の国家も動かざるをえまい。
 もっとも――

「たぶん、次なんてねえ…よな」

 斑模様の空――おぞましいまでの天子虫の群れが世界各地に飛散していく光景を見れば、誰だってそう――

834 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/20(水) 21:52:57.11 ID:8Ri+/I3Yo
 −−−−−−−−−−−−−

 聖戦の発動により周囲の景色は一変している。
 暗い廃坑内であるはずの空間は今や峻厳なる山々が聳えるかつての神話を再現し、
 ≪聖戦≫の奇跡の神秘性をまざまざと見せ付けていた。

「―――」

 しかして、そこには異物が紛れている。この世界に降りた異物であり、≪聖戦≫を侵食する異物でもある。
 おぞましき身姿を顕にした上位者――力の大半を分離させられた霊核そのもの――は、
 それでもなお、凄まじいまでの魔風を放出し、己のシンボルたる、赤の輪郭を持った蒼き月を天頂に昇らせている。

「―――」

 その姿は歪そのもので、見ようによっては貧相さもあった。
 全長こそ7メートルを越える巨体であるが、真白い骨に黒い筋肉が張り付いているようなシルエットは、
 体躯には不釣合いなまでに痩せぎすであり、髪の代替として数多の触手を振り回す頭部も、酷く歪んだ頭蓋骨のようだった。

【それでもなお、眷属たる大量の天子虫は黄金の光を放ち、主(あるじ)の降臨に狂喜乱舞した】

「……さて」

 憤弾短銃に弾薬を叩きつけながら、イムカは降臨した上位者を睨む。
 コイツは全ての元凶――なのかは、実は決戦に到った現在においても、いまだ不明であった。
 スケイブン氏族が上位者にコントロール下にあった…というのも、あくまで憶測に過ぎない。
 可能性として、上位者はあくまでスケイブンに利用されて降臨させられただけ、なのかもしれない。

「――どうでもいいな」

 が、そのような≪真実≫はイムカにとっては興味範囲外であった。
 上位者の存在は、それだけで狂気――≪獣と啓蒙≫にて世界を蹂躙する。既に金属の王国は数多の悲劇に見舞われた。
 霊核を放置すれば、遠からず分離した本体は降臨し、その衝撃は世界を隔てる境界線を完膚なきまでに破壊しつくす。
 全ては上位者の存在に集約される――ここで止めねば多くが破滅することになるのだ。予断など許されない。

「鉱石神よ――御力をここに!≪鍛刃≫」

 その輝きを増した蒼銀杖:アマランセインを振るい、女神官は更なる奇跡を嘆願する。
 信仰の奇跡――魂削る祈りの連続行使を可能とするほど、聖遺物は力を増していた。

【全員対象:≪鍛刃≫――無属性の近接武器に霊的攻撃力を付与/刀身が青白い炎に包まれる。※属性武器/魔法剣に対しては無効】

「よおし――」

 重戦士は炎に包まれただんびらを振う。故国は戦禍に落とされ、多くの仲間を喪い、
 数多の犠牲を目の当たりにし、数多の試練を乗り越え、ついに―ついに元凶を捉えたのだ!
 ここに至れば、英雄となるか犬死か。あまりにも解りやすい構図だ。

「いくぞ――かっ飛べ!」

【敵は上位なる者――堕とされし神――為さねばならぬは神殺し!】
835 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/20(水) 22:07:50.08 ID:t2X1nENW0
>>834
「殺して解決するなら、理屈はどうだっていい。 だろ?」
クラッシャーから隙間風じみて蒸気が漏れる。ざわめく細胞は、まるで鱗の様に広がり異様な形を作っていく。
修正力が切れかかり、なおかつ力が有り余っているが故に出来る形態だ。 負担は大きいが、これならば神殺しには十二分。

全身に青白い焔が渦を巻き、吸い込まれるかの様に消えた。漲る力は霊的なものか。
ギチリ、ギチリと嫌な音を立てて手足のカッターが少しばかり禍々しく伸びる。これならば通じる───!


「お前たちが多元宇宙論と超ひも理論の信者じゃない限り、チャンスはこの一度きりだ。
 しかもその扉はファッションゲイのケツの穴の様に閉じかけている。お前らの肩にかかる責任とプレッシャーは重大だ」
「だが重圧は塵をダイヤにも、ダイヤを塵にも代えられる。 今回はどうだろうな?」

「スゥゥゥーーーーーッッ……」
口早に近くの生き残りに捲し立てれば、身を低く構えて息を吐く。長く苦しい戦いが今終わろうとしている。
握りかけの指は、銃の照準じみて堕ちたる上位者を指す。お前を殺すと言わんばかりに!

「イヤーーーッ!」
誰かが叫ぶと同時。地を蹴り滑るかの様に突っ込む!ヒレじみた右腕の刃が悍ましい巨体の足を狙う!
こういった敵は足を潰すのがセオリーだ。通じるかは分からないが。 懸念を無視し、刃で斬り裂きながら後ろへ抜けようとする!
836 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/20(水) 22:09:20.45 ID:LB1LicIk0
>>834
ロイ「さぁて」
蒼銀の全身鎧に包まれし かつての騎士団の後継者たるトクシュブタイであるロイ・ゴールドマン
ぐるりと肩を回し 地面に突き立てたハルバートを力強く握りしめる

兜のフェイスガードを下したその顔をうかがい知ることはできずとも 全身を包む蒼白き炎が如実に語る
神殺しの栄誉 頂戴せんと

アキレス「・・・・」
一方戦う力小さき男アキレスもまた その顔に不敵な笑みを浮かべていた
本心こそ打ち震え 泣き叫び 絶望に彩られながらも ここで笑わぬは戦士の恥といわんばかり

一世一代の大見得を切り 音高らかにポンプアクション チャンバーに初弾を送り込む

ロイ「行くぞ!!」
アキレス「いぇぇぇぇぇぇえええええあ!!」
―――ギィ!!

2人と一匹もまた走り出した 上位存在へと
837 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/06/20(水) 22:14:09.18 ID:YRH1FtGi0
>>833-834
「……ガラじゃあないな」

何やら色々、掛ける言葉を探していたが結局はその一言に回帰した
ムガの体から立ち昇る幾重もの赤黒い煙、その全身が魔力化しつつあり鍛え上げられた体躯を焼き始めているのだ

「……!!」

二刀の刃を構え、ムガは飛んだ!
赤き軌跡を描き神へ向け飛翔!ぐ、と腰溜めの体勢から超速回転!
刹那断絶、乱れ山嵐の斬撃旋風!
手綱のように張り渡された奇妙な色の虹を斬り裂きながら、衝突を望んだのだ!
838 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/20(水) 22:26:14.97 ID:8Ri+/I3Yo
>>835-837

「―――」

 上位者もまた、四肢にて大地を踏みしだく。
 やや、前傾姿勢――応戦の構え。あるいは本能的行動――そも明確な意思などあるのか。

【吶喊する前衛を追い抜くように、ミサイルと核熱呪文と輝く矢が疾駆する】

 後衛たるイムカ、老魔術師、エルフの野伏の支援攻撃!
 上位者が爆熱に包まれるが、無論、これで終わるような存在とは思えぬ!

【走り駆け――ムガとソーマタ−ジと重戦士の剣が上位者の脚を薙ぐ!】
【傷――赤黒い鮮血――再生!】

「―――!!」

 傷口は瞬時にふさがったが、それでもこのときに上位者が発した声ならざる声の意味は理解の範疇だ。
 苦痛――悲鳴――効いている。決して、不滅の存在ではない。

【が、その反応速度は恐るべきものである。駆け抜けようとしたソーマタージに広がる影。小虫を踏みしだかんとする肥大化した触手】

「図体の割に!!」

 ドワーフの盾砕きが大槌を放り投げ、上位者の触手に激突させる。一瞬のみストンプの速度が妨害される。

【ムガ、ソーマタージにストンプ攻撃:攻撃力;大】
 【副次効果(魔法防御により抵抗可):地面に激突した瞬間、膨大な呪いがばら撒かれる。赤黒い髑髏状の誘導式マジックミサイル(攻撃力:中×30発)】

「―――」

 そして、第二波として接近するアキレスとロイ、遍歴騎士に対し、上位者は大量の天子虫を放つ。。
 天子虫は渦を為し、それそのものが竜巻と化して襲い掛かる。

【天子虫の渦:巻き込まれれば精神爆砕の可能性が極めて大】
 【副次効果(魔法防御により抵抗可):視認するだけで、頭痛/幻聴/幻覚にさいなまれる。さらに距離感が掴みづらく回避困難(ベティのみ無効)】

【要たる女神官には、イムカと聖騎士、ミスタージョンソンと影2人がついている。彼女が死亡あるいは術継続不能となれば進退窮まるゆえ】
839 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/20(水) 22:36:48.71 ID:t2X1nENW0
>>838
「SHHYYッ…!」
手ごたえは有り。傷は塞がってはいるが、苦しがるのなら十分殺せる。
地を抉りターンしようとするが、その前に影が立つ位置を覆っていた。


「AAAAAAAARRRRRRGGGGHHH!!」
ストンプはドラーフの援護により免れたが、その後が問題だった。苦悶の声を上げて吹っ飛ぶ。
機械の身一つの彼に魔術的な力は一切無い。 髑髏の幾つかがが身体に叩き付けられ、黒い血管じみた紋様が抵抗するかの様に広がる!

「舐めやがって…!」
しかして、その戦意は衰える事を知らない。黒ずんできた複眼が地面に叩き付けられた触手を捉え、ガバリと開いた口から牙を覗かせる。
岩の壁を蹴り、砲弾めいて突っ込むソーマタージ。狙いは肥大化した触手だ。 虫の様に張り付いて本体を目指さそうとする!
840 :リージュらしき何か ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/20(水) 22:39:55.91 ID:jOYjpJZ80
>>838
鳥や獣を彷彿とさせる黒塗金縁のソレの動きは緩慢だった。
皆が奮闘する中、展開してた筈の触手も消え去り、ノロノロと黒く長い杖を支えに蠢くばかり。

ただゆっくりと動くソレの後、空間が陽炎のように揺らめきソレの軌跡を描いている。

「…」

ギシギシと動く度に妙な軋みの音を響かせソレが行く。
顔部分も黒い仮面が覆いかぶさり表情は窺い知れない。
ソレがゆらゆらと左腕を天に掲げる。

瞬間、

何条もの黒い光が掌より放たれ六門砲はもとより巨大な鉤爪をも凌駕する魔のチカラを見せつける。
敵を切り裂き穿つと言うよりは空間を、ひいては世界を傷つける一撃だった。
841 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/06/20(水) 22:42:25.92 ID:YRH1FtGi0
>>838
「……速いじゃないか」

大蛇の鎌首が擡げられ、レヴィアタンがこの地表にキスを交わした
その窪地にムガの姿は皆無、空にありながら左手より発した魔力で強引に軌道を変えてその死の並び立つ顎門より脱出を果たしたのだ!

「それでも、疾風くはない!!」

ならば追える、追い切れる、追従が適う!
巨大な沼の醱酵によるあぶくめいて溢れ呪弾!
呪のエンチャントを施したロングソードで斬斬斬ッッ!!
数発が肉を削ぎ骨に喰らい付くがその程度!外套の魔法防御も役に立つ!
魔法に苦戦を強いられるであろうソーマタージのフォローに入るべきか、その迷いはまばたきのほんの数分の一以下に過ぎない
彼への、仲間への信頼に結果として帰結した、強靭なる戦士の彼とは別方向から迫り、挟撃せんと刃を振るう!!
蒼空を引き裂く、一羽の鷺の様に!
842 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/20(水) 22:42:34.15 ID:LB1LicIk0
>>838
ロイ「月閃歩行!!」
迫る天道虫の渦に対し ロイは小さく跳躍する 肩甲骨付近から二か所 まるで翼のように蒼白き炎が噴出
それを推進力になお鋭く なお早く空を駆ける蒼き騎士 両手に握りしめたハルバートを手に 上位存在の顔面を抉らんと突き進む

【鉱石神の加護:鉱石神の小指より作られた鎧は強固な魔法防御を展開する】

アキレス「クソッ・・・タレ・・・!」

対するアキレス 鉱石神の加護は薄く 渦による副次効果にさいなまれる
頭痛により意識ははっきりせず 視界に広がる世界も 耳から入り込む世界もおぼろげで 何を信用していいか分かったもんじゃない

だが

―――ギィ!! ギィ!!
アキレス「ッ!!」
おぞましき呪詛の中 かすかに届くベティの声 副次効果の効果外である彼女がアキレスの目となり耳となり状況を伝える

そのかすかな声を頼りに渦巻く天道虫を回避し 散弾を叩き込む まさしく阿吽の呼吸
天道虫の悉くを引き受けんと 渦の中1人と一匹は踊った
843 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/20(水) 22:53:24.28 ID:8Ri+/I3Yo
>>839-842

「オオオオッ!!」

 重戦士が暴風の如く、蒼く燃えるだんびらを振るい、多数のマジックミサイルを叩き落す。
 これによりソーマタージとムガには半数ほど%ヘかなかった。

【重戦士による支援:敵攻撃迎撃】

 負傷しながらも突っ込むソーマタージは触手に張り付き、本体を目指して駆ける。
 それは別方向から再生する傍から触手を切り払い接近するムガと挟撃のカタチとなる。が、

【ここで突如飛来した黒い光――それは上位者の幾重の魔法防御を貫通し、傷を穿つのが確かに二人には見えただろう】

 それはリージュだった何かが放った攻撃。延長線上の天子虫を引き裂き、上位者の外皮に次々に突き刺さる!

「―――!!」

 その時、上位者の苦悶の叫びは先程の比ではなかった。
 赤く、そして白い血液をぶちまけ、確かに有効打になったことを示す。が――

「空間寸断!?有効だが――!?」
「ッ――!!」

 しかして、攻撃の瞬間、女神官が苦痛にうめく。≪聖戦≫の結界が引き裂かれ、そして直ぐに繕った。が、その消耗たるや。

「諸刃の刃か。リージュ、多用は出来ないぞ!」

 果たして、意思疎通は可能なのか?ガトリングガンを斉射しながら、イムカはリージュだった何かに叫ぶ。
 空間に対する攻撃は有効な属性であるが、同時に結界に重篤な傷を穿つ。
 そして、連続して使用すれば、上位者より先に≪聖戦≫のほうが持たない!!

【ソーマタージとムガの眼前で上位者がひるんだ。強力な攻撃を叩き込む機である】
 【→が、同時に誰の目からも、リージュのこの攻撃が諸刃の刃≠ナあることは明らかであろう=≪聖戦≫を引き裂いてしまう】

 −−−−−−
844 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/20(水) 23:00:09.89 ID:8Ri+/I3Yo
>>842

「――見えたぞ」

 遍歴騎士のヘルム越しの声。アキレスが渦の中を踊り、その軌跡を誘導したことにより、隙′ゥ出したのだ。
 瞬間――篭手にくくりつけたバックラーが振るわれ、天子虫の渦が――爆散した!!

「無事ですか」

 厄介な渦を消して、アキレスとベティに声をかける遍歴騎士――エーカーの刺客。

【パリィ…戦士の基本技だが…技量と規模がケタ違いだ】

 −−−−−−−−−−

 月閃歩行にて突っ込むロイ。そのハルバートは上位者の顔面につきたてられた!
 ゴボリ、と洩れる斑の血液。

「「ハアッ!!」」

 ダメ押しといわんばかりに影二人が追従。全く同じ箇所にミスリルソードを突き立てた!

「呪いが来る!離脱だ!」

 影は風のルーンを空間に刻み、暴風を巻き起こす。これにて離脱を図る。

【ロイは暴風に乗り離脱してもいいし、ここでさらなる追撃を企図してもよい(リスク有】
845 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/20(水) 23:06:31.43 ID:t2X1nENW0
>>843
「空間がッ───!?」
呪いを受けて捩じれた部位を千切り飛ばしながらよじ登っていると、目の前を貫いていった黒い光にたじろく。
並みの攻撃より遥かに効果はあるようだが、リスクも大きすぎる。

「控えろ!こっちもヤバくなる!」
悶える職種に耐えながらリージュだった何かに怒鳴るのは一度きりだ。それよりも出来た隙の方が重要!
禍々しい血管が身体中に広がっていき、全力を籠める。 赤い複眼がライトめいて光った!


先程までしがみついていた触手を足場に飛び離れるソーマタージ。鱗の隙間から紫電が漏れ、電磁フィールドめいて彼の周りをぼんやりと覆う。
ピンボールじみて突っ込んだのは岩盤の壁。クレーターの様な跡を残して踏みしめ、再び自身の身体を射出する!

「YYEEEEEEEEEEAAAAAAAARRRRTTTTTTT!!!」
怪鳥じみた奇声と共に放つのは、全力を籠めたバンカーバスターじみた跳び蹴り!
神殺しの為の力は得た。狙うは悍ましい頭蓋!触手振り回すその頭部!
846 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [sage]:2018/06/20(水) 23:09:06.71 ID:YRH1FtGi0
>>843-844
「……妙なる刹那……!!」

五十里彼方で吠え猛るベヘモスの嘶きめいた嘆き声!
リージュの破滅の刃は効果的だ、しかし成る程空間そのものへの打撃も大きい!
ロングソードとミダレヤマアラシを納刀、清流のさざめきが静謐に鳴いた
破砕した結界の破片、キラキラと恒星が如きに煌めくそれらを……右手に纏う!
それは轟々たる黒き炎……ムガの中で練り上げられ集約された魔翌力と混ざり合い苛烈な曙めいた混沌光輝となり輝き闇む!

「……オォオオオオオォォォォォッッッッッッ!!!!」

解き放つは、最接近戦用絶命魔闘技……絶華!!!!
847 :リージュらしき何か ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/20(水) 23:09:33.79 ID:jOYjpJZ80
>>843
「GaFuッ…」

黒い面が耳まで裂け現れたギザギザの大口を開く。
そして吐き出される鮮血。
ソレは片膝をつき放たれていた黒い光が消え去る。

「RaGa…RuAッ!」

びしゃびしゃと己が足元を自身で紅に染め上げるソレは、
そもそも己が何をしているのか果たして理解しているのだろうか?といった具合だった。

ギシリギシリと軋む音は続く。
848 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/20(水) 23:18:17.14 ID:LB1LicIk0
>>844
白む意識 最悪な景色 最悪な音楽 かすかに聞こえるベティの声 それらが引っぺがされるようにクリアになり
辺りには千切れ飛ぶ天道虫の残骸

アキレス「へっ 俺とベティを相手にするには ちょいと力不足だったらしい」
―――ギィ!!

ゴチンと拳とハサミでフィストバンプ ベティもどうだすごいだろーと誇らしげ

さて天道虫という当初の驚異はどうにかできたが 自分に上位存在をどうにかできる力はない ならばどうしよう

アキレス「・・・おいゴブども!! 大砲の用意はできたのか!?」
そういえばなんかやってたゴブコンビがいたことを思い出し 声を張り上げる 手伝いが必要ならそっちにまわろうとした

>>844>>847
そしてロイ 顔面にハルバートを突き立てるや 蒼白き炎が傷口を焼く
清浄なる蒼き小指 極端なまでの聖属性

そして影が追撃を行ったところで離脱 今はまだ博打を打つ場面に在らず

月閃歩行を用いてのロイを回避 そのまま向かう先はリージュの元

ロイ「ぃよいしょおおおおおおお!!」
何をやるか それは全身を用いた全力ののしかかり
なにやら自我を失ったかのような動きだったが故 ショック療法を試みたのだ

ロイ「おい従者ドモ!! このじゃじゃ馬を何とかしろ!!」
849 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/20(水) 23:26:42.23 ID:8Ri+/I3Yo
【全員対象】

 世界修正力より解き放たれたテックモンスターたるサイボーグの渾身の一撃!
 魔力を収斂し己が身を混沌光輝と化したニンジャの秘奥!

【挟撃となり、威力の総和を上回る攻撃は、上位者の頭蓋をグシャグシャに潰し、地面に叩き付けた!!】

「離脱するぞい!!」
「引くぞ!!」

 重騎士と、ドワーフの盾砕きが、ムガとソーマタージ(体重が重いのでドワーフの怪力でやっとだ)を抱え、
 すぐさま離脱を図る。瞬間、膨大な呪いが血液と共にばら撒かれる。
 狩人にすら致命を追わせた圧倒的規模の呪いだ。マトモに浴びれば存在消滅は必至であろう。

【上位者の特性:大ダメージを受けた直後に周囲に多重呪詛を撒き散らす】
 【→ソーマタージ、ムガ:一端、距離をとるカタチとなる】

 −−−−−−−−−

 しかして、機を見出したリージュの状態たるや――

「お嬢ちゃん!よくないぞい!」

 老魔術師にはリージュの状態か、それともそれ以上の何かが見えていたのか。
 諸刃の刃――明らかにこの空間に対してのみ限ったことではない有様!

「治癒の光(ヒールライト)!」
「執事でもメイドでも構わん。出てきて説明しろ」

 女神官の護衛についていた聖騎士がリージュに癒しの奇跡を与える。
 もっとも、この奇怪な有様に対してどの程度有効なのか知れたものではなかったが。
 そして、把握できねばカードとして不安定に過ぎるとして、イムカは付き従っているはず≠フ連中に呼びかけた。ダメもとだが。

>>848(ロイ)と共にリージュの従者へ呼びかけ】

 −−−−−−−−

「「出来たデシー…あっ」」

 直後、血だまりの中から起き上がる巨体。前後不覚なのか頭を押さえている。
 が、それは徐々に膨大な闘気を噴出させ始めた。

「「おやびん!!」」

【ザップガン…セット完了】
【ガルファクスが目を覚ました→呪いにより戦力75%減】

 //→次レスに続く
850 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/20(水) 23:40:25.39 ID:8Ri+/I3Yo
【全員対象】

 重篤なダメージを与えたのは明らかであろう。
 呪詛を振りまきつつ、身を起こした上位者の頭部は再生しているが、
 そのカタチは血液を撒き散らしながらの歪なモノで、完全な治癒には至っていない。

【上位者;ダメージ蓄積による再生の鈍化】

 傷口をよく見れば、帯電しており、治癒を阻害してるのが見て取れる。
 ソーマタージが攻撃の際に身に帯びていた雷撃がいまだ体内で暴れ狂っているのだ。

【有効属性判明:雷属性】

「―――!!」

 だがしかし、相対しているのは上位なる者!堕ちし外神!
 このままで終わるはずもなし!一際大きな咆哮と共に悪夢の如き光景が顕現する!!

【膨大な魔風が解き放たれるや否や、空間に幾つものゲートが開く!!】
【それは漆黒の宇宙!星々が煌き、聖戦を侵食し広がる!!】

「――禁呪!まずいぞい!!」

 本職たる老魔術師がいち早く気づいた。同時に深い焦燥の色を帯びた警告を発す!!
 星々の光景。徐々に群がる大量の岩/岩/岩!赤熱する岩!!

【メテオ、スターダスト、星堕とし、数多の名で伝承されるソレであるが、原理は同一!すなわち!!】

「隕石攻撃!!」

 イムカは墳弾短銃を射撃!空間に向かい放たれたそれは、直径にして70kmもの射線上の全てを消滅ささせたが…
 それですら、気休めに過ぎなかった!!そして単発銃ゆえ、連続では撃てない!

【大量の隕石が全員を対象に降り注ぐ!!(戦闘団全メンバーを含む)£シ撃した場合ダメージ中〜大×1000オーバー】

「ワシがなんとかする!時間をかせいでくれい」

 老魔術師が禁呪の詠唱を始める。生命力の全ても魔力へと変換しながら。
851 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/06/20(水) 23:52:17.97 ID:YRH1FtGi0
>>849-850
「っ、ぐっ……!!」

呪域よりの離脱を行……えない、絶華を撃ち込む為に刺突した指が既に再生同化している!
手首より先を瞬時に魔力解体!
そして再生出来る!一呼吸の合間までならば!

「……助かる」

しかしそれで多大なエネルギーと魔力を削いでしまった
仲間に抱えられの離脱だ、体中にもう呪跡が刻まれていた


----


「じーさん。これも、もってけ……餞別」

ほぼ全ての魔力を絶華に使い果たした
それでも魔導師に、大魔導師に託すそれは百万の蝉の断末魔のノイズを尚放つ
いのちを魔力に変換する事が出来るのは、何も目の前の彼だけではないのだ

ふぅー、と大きく息を吐いた
動禅のそれによく似ているが、ムガはそれを行えない
単なる験担ぎみたいなモノだろう、短い合間ではあったが目蓋の裏を多くの様々が過ぎるいい一呼吸であった

「……さぁ、もう少し……」

低く獰猛に構えるムガより出でる赤黒い煙がさながら生物の頭骨となり、燠色の眼を動かした!
諍や喧騒そのものたる声で無数の白磁の長牙の奥の漆黒から姦しく喚いている!
この悍ましき御姿こそ、鼠人の故郷の世界に於けるその守護神!
ムガの魂の破片に宿るそれは、神の気配に当てられ入江の藻に縺れる長髪の怖気と共に彼女に渾身の力を振るわせる為に姿を見せた!
頭骨めいた煙がムガの体内に染み込み、キケンな焔を燃やす!薪はいのちそのものである事は明白!

「……!!!」

天を仰ぎ、左腕を突き出した!
爆発的に肥大したそれの先端、肉球が裂けて噴き出す血刀魔力!
最も接近している隕石のひとつへ殺到!迎撃せんと!
852 :リージュ又はシャルウル ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/20(水) 23:54:16.62 ID:jOYjpJZ80
>>848>>849
「「「現ザい進こウ形で暴走ヲ抑エ込ンDEいル!」」」

ロイの訴えにハウリング気味の声が木霊する。
従者らの声だ、混じり合って聞き取りづらい。

「「「急NAチカラの発露DE何モかモがGOTEGOTEノ状態ダ
  下手な刺激はかえって問題を起こしかねない!」」」

ロイの圧し掛かりにピクリとも反応しないソレは
あろうことか居ないモノ同然にゆっくりと立ち上がる。
癒しの奇跡の効果なのか血は吐いていない。
ついでに接触したロイは地味に自分の表面が徐々に魔力で焼かれていることに気づくだろう。

「「「膨大ナ魔力の源…継承されたソれがコンナ形で目覚めるのは想定しテいなかっタ!」」」
『…WaGa…我……我が名……ハ』

従者の声に紛れソレがはっきりと言葉を声に出した。
声色はリージュのものであったが淡々とした冷たいものだ。

『シャルウル。全てを破壊するもの』

滑らかに喋ったソレが手にしていた黒杖地面に突き立てる。
足元より数えるのも面倒な量の触手が螺旋を描き上昇、隕石へと叩き込まれていく。
今回は空間系の攻撃ではないが…妙なことを口走っていたので安心できない!!
853 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/20(水) 23:58:45.95 ID:LB1LicIk0
>>850
アキレス「ヤベェ・・・ヤベェヤベェヤベェ・・・!!」
降り注ぐ巨岩に危険察知能力が最上級の警鐘を鳴らす
まず逃げるのが最優先 だがその眼は女神官を捕らえる

イムカは・・・何だかんだで助かるだろう なれどあの神官はヤバイ

アキレス「デモンレッグ!!」
脚に青き霧を纏わせ 走り出す 女神官を拾い上げるや

アキレス「アーイシーンギンラレーン ジャスシーンギリラレーン!!」
まるで雨の中歌うが如き軽口をたたきながらのスラローム走行で巨岩を回避しようとする

>>852
そしてロイ
魔力で鎧の表面が焼かれているようだが 蒼銀の鎧はそんな者にはびくともしない

ロイ「もうそいつを戦場に出すのはやめろ!!」
とりあえず怒鳴りつけ ひょいとリージュから降りる

そして自らを犠牲にしてまで自分たちを救おうとする老術者 だが巨岩に巻き込まれればそれも無駄となってしまう ナラバ

ロイ「ッ!!」
老術者の前に立ちふさがるロイ 蒼銀の防御力と 自身の根性をチップに巨岩相手に根性比べ
一世一代の大勝負 フェイスガードの中 巨岩をしかとにらみつけた
854 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/21(木) 00:02:30.52 ID:qM5/3bsk0
>>849-850
「うわーい腰が痛い」
ドワーフに抱えられながら嘆く。その表皮にビシビシとヒビが走ったと思った瞬間、輪郭も隠す鈍い光と冷気が放たれる。
張れた時そこにいたのは、傷らだけの元のソーマタージ。 戦闘形態を解除したのだ。

「オイオイオイ、まだやる気か…」
半ば転がる様に降りると、頭上に広がる星々に絶句。さしもの彼も目を剥いた。
以前マンジュシャゲが似たような能力を使っていたので、何をされるかはすぐに分かった。


「───スターダストだ!!」
叫んだところでどうにもならない。イムカが撃った銃により若干の時間こそ稼げたが、また次が来る!
直撃すれば流石のサイボーグも消滅しかねない。あの隕石に打つ手はあるか?あるわけがない。

「……やるしかない、か」
覚悟を決めて呟く。強張った指がシャツを強引に開き、青白い胸に深々と食い込む!
激痛を耐える壮絶な声が漏れる。人工皮膚が剥がされ、内部機構をこじ開け、やがて現れたのは血濡れの拳大のバッテリー。

それこそが文字通り彼の命。彼のいた世界の過渡期に量産され、エネルギー問題を解決したAFバッテリーなるモノだ。
サイボーグの肉体の九割以上を動かしていたその電力は、半抜きにされバチバチと目に見えるほどのスパークを漏らした!


「悪いな。帰りはまた抱えてもらう事になりそうだ」
銃の形に指した指先から死にかけの上位者に飛ばすのは、二発の触手弾。傷口めがけて飛んでいく。
息を深く吸い込み、吐いた。細めた目をカッと見開き構える!

「KUAAAAAAAAアアアアアアAAAAアアァァァァァァッッッッ!!!」
命を削る壮絶な叫び! 全エネルギー、全電力が横向きの太い柱の様に寄り集まり向かうのは、堕ちたる神の身体!
電撃が再生を阻害していた事は赤い眼が捉えていた。ならば自分にできるのはこれのみ。命を燃やして、死ぬ前に敵を屠るのみ!
855 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/21(木) 00:09:13.70 ID:7kw2AiIGo
【全員対象】

「ほっ、助かるのう」

 ムガより餞別を受け取る老魔術師。これならば最悪でも発動失敗≠ニはなりえまい。

「―――」

 イムカはパワーアーマーの全ての火力を吐き出す。ミサイル、ガトリング、レーザー。残弾があっという間に底をつく。

「ッ――!」

【最善への希求:発動中】

 破壊者と化したリージュが迫る大半の隕石を迎撃していく中、
 それでもあまりにも大量の攻撃密度により洩れてくるであろう隕石を迎え撃つムガ、ロイ。
 そして、ここで上位者への攻撃を選択したソーマタージ。

【ムガの刀が隕石とぶつかる、が刃が砕k0.22235124″ナ善の角度と威力にて隕石を寸断!!】
【ロイの身体、蒼銀の防御力――が、砕け、肉体が燃え落ち0.250000142¢マえる耐える。まるで何度も試行され最適解が見出されたように耐える!】

 失敗/敗北のヴィジョンが一瞬、過ぎったかもしれないがそれはデジャヴである。
 実際にそのような事は起こっていない≠オ、事実でもない以上、脳裏にも刻まれない

【ただ、攻撃を受けていないイムカが全身より出血し、吐血しているだけだ ※ロイとムガを喪う事がイムカの生存可能性を消滅させるため強制発動】

「メテオスウォーム!!」

 天/火/金属の三重魔風を収斂する老魔術師。
 暴れ狂う魔力は一歩間違えれば忽ちディーモンのポゼッション(憑依)という破滅に通ず。
 が、それを押さえ込み、ついに力ある言葉が放たれる!

【発動と同時に、開かれたゲートの向こう側で隕石と隕石が互いにぶつかり合い相殺されていく!!】
【この手の魔術の発動時間は決して長くは無い。ゲートは撓み、縮み、時おかず消失した】

 そして、外なる神である上位者と異なり、常命たる人の身で禁呪を放ったならば、
 その代償は大きく、そして取立人は冷酷無慈悲。取立人の名は死である。

【呪文を終えた直後――老魔術師の身体は灰となって崩れ去った】

 →次レス【全員対象】:ソーマタージの博打と配当金
856 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/21(木) 00:31:42.08 ID:7kw2AiIGo
【全員対象】

 ここで、おそらくはソーマタージが、ソーマタージのみが、上位者への攻撃を志向した。
 それは個性ゆえか本能ゆえか、最善への希求の顕れゆえか知る由は無かったが、
 だからこそ、上位者の本命の一撃――絶死たる攻撃に抵抗できたのだ。

「Alles――」

 降臨より始めて、上位者は意味ある言語を口にしていた。
 メテオスウォーム、確かに強力なるカードである。戦闘団を全滅させかねない程の。
 だが、それすら、真なる攻撃の前の牽制に過ぎなかったとしたら――

【このままセーヴィング(抵抗)出来なければ、間違いなく全滅していたであろう!!】

「ist――」

 この時!ソーマタージの放った雷撃が上位者の身体を穿った!!
 凄まじい苦痛の苛まれる上位者!呪文構成の大幅なる遅延!そして、ゆえにこそ、全員がそれに気づくことが出来た!!

【全員対象:隕石攻撃の裏で構築されていた、より強大なる術式の構築を感知!事象攻撃!】

 あるいは、越境者の内、幾人は知るやもしれぬ。
 かつて、夜の貴族たる賢者が折に構築せんとした術式。Allies ist auf meiner Hand――全世界全存在掌握。
 賢者はあくまで無力化≠フ術として構築していた。しかし上位者は消滅≠フ術を放たんとしているのだ!!

【ソーマタージの抵抗(セーヴィング)が成立!上位者の術式が遅延!!】

 だが、同時に、同時にである。どうしようもない事実もある。
 確かに遅延できた。ゆえに【戦闘団全員が、これに反応し対応できる】が、既に術は半ば以上完成しているのだ。
 放たれる。放たれてはいけない術式が放たれる。それは確定事項だ。

「ッ!――平和はない・休息もない。赦しなどあるはずもない!戦争だけが我等に残る!≪征戦(クルセイド)≫」

 血塗れのイムカがこの時、≪聖戦≫の内側に≪征戦≫の奇跡を構築した。
 これはイムカの切り札であった。女神官が倒れた時のバックアップ。または叩きかける機を得たときのためのジョーカー。
 ゆえに老魔術師の犠牲すら想定内として鍛えられた自制心でこれを保持し続けた。が、それを今、ここで、攻撃以外の用途≠ナ切ることを強いられたのだ!

【瞬間、光景がオーバーラップ!汚染土壌の大地!燃え落ちる戦車、戦闘機の群れ、積み重ねる頭蓋!人類に残されたのは戦争のみという希望無き世界!】

 そして、消耗していた全員に魔力や電力!あらゆるリソースが注がれる!
 強制進化!闘うためだけの存在として、その基礎能力が一気に引き上げられる!

【失った魔力/電力/闘力の全てが補充/拡張される!ダメージだけはそのままである】

「オーダー発令!全力防御!!」

 が、これですら、全て防御に回すために<Cムカは行使せざるを得なかった≠フだ。

【上位者を中心に破滅の光が広がっていく!回避ポイントなし!防御を構築し耐えるしかない!!】

 【→全世界全存在掌握:致命的ダメージ(防御手段により各々のダメージが判定)】

//遅くなったので皆様のレス返しで終了か今回は之で〆かのどちらかよー
857 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 [saga]:2018/06/21(木) 00:46:14.00 ID:eGOrU+9+0
>>855
「……」

風となり消える彼の一部を掴み取る
それは実に自然な所作であった、さながら産まれてから既に身についている信心のように

そして、神の鈍色の報復の爪が振るわれる!

「……や、やれ、やれ……」
「ヒト使いの荒い、こったな……」

暗い神秘の中で、崇高な全表面に渡り類を絶する波が満ちた
自己の永遠の力を平静に感得しつつ繰り広げる聖(征)戦!
ヤソの誇り高き戦士は、その中で最も優雅さに満ちた波に身を任せた!
神穿ち。大それた願いだがこの真摯な望みこそ、人類に取っての栄光となるのだ!
全魔力、全生命力、そして周囲のマナをも取り込み!
ムガは魔力体(エレメンタル)そのものへと進化を遂げた!

「……!!!!!」

絶えざる重々しい呻き声、震え、怯え
それら全てを拒絶するように前面に押し出すバリア・フィールド!
858 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/21(木) 00:50:16.41 ID:qM5/3bsk0
>>856
「───やるモンじゃあないな。柄じゃない事は」
全電力の大半を費やした捨て身の攻撃は身体の自由を急速に奪っていく。
薄れゆく意識の中。尚も呪詛を吐きかける内に秘めた魔に耳を貸す気も無い。 否、これは警鐘か?どっちでもいい。
このまま目を閉じて、楽になりたい。醜い自分でも何かを成しえた事を想いながら───。


そうは問屋が卸さなかった。
「───ガハッ…!?」
喪われた力が戻ってくる。状態が揺れ、脳が覚醒する。まだ終わっていない!
かつて吸血鬼の貴族と相対した時の記憶。防ぎようのない何かの気配が身体を本能的に動かした!

叩き込む様にバッテリーを押し戻し、飛び散った血に手を叩き付ける。
迸るスパークはその血を押し上げて即席の簡易盾代わりにし、同時に彼の五体を鉛色の触手犇めく魔の姿へと変える。
ヒトとの戦いしか想定しきれていない、弱弱しくも悍ましい怪物の姿に。

そして、光はその姿を飲み込むだろう。
859 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/21(木) 00:52:19.11 ID:9l/yB38v0
>>855
ロイ「グ・・・ギギ・・・!!!!」
幾千もの失敗のビジョンの果て 装甲で叩き落す隕石の群れ

そして老術者の隕石落としが炸裂 巨岩と巨岩がぶつかり合い 対消滅し

上位存在の消滅術が発動

イムカの切り札が炸裂し 失った体力 気力が回復 痛みは残っているがまだ戦える

ロイ「月閃歩行!!」
オーダーは全力防御 ならばやることは一つ 小さな跳躍大きな飛翔

空を駆けるは蒼白き閃光

上位存在と それが放つ術に食らいつかんとするハルバートを構え 保身無き突撃を慣行

ロイ「天破・・・絶ぇぇぇええええええッッッ槍ォォォォォォォォォォ!!」

あの攻撃を受けたところで耐えられるかわからない 防御を構築しようにも時間がない

ならば 攻撃こそ最大の防御であるといわんばかりに 破壊エネルギーをブチ当ててその威力をわずかでも削ろうとしたのだ


そしてアキレス どんな小さな隙でも存在すれば そこに体をねじ込む自信がある

だが回避ポイントがないのだ そして自分は身体的頑強さでは最低の部類に入る
ならどうする 何かないか そう辺りを見回し 目に飛び込んできたのは 飛び切りの劇薬


アキレス「ッッッッッ!!!!!!」
消滅術から身を隠そうとした先は 狩人ガルファクスの背後 たとえ呪いによるデバフを受けていようと その巨体は術にあらがう術を持っているだろうという目論見
その恩恵にあずかろうという小兵の浅知恵 今は大樹の陰にすがらんとしたのだ
860 :リージュmodeシャルウル ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/21(木) 00:59:00.14 ID:MSitaFee0
>>855>>856
『…ヒトの身で過ぎた事を…愚か―

バキリ、と黒い身体に亀裂が走る。

『な…?』
「ごめんなさい、魔術師のお爺様…私がもっと早くコレを乗りこなしていれば」

闘うためだけの存在として引き上げられた基礎能力。
それがアッサリと身体の支配権を本来のモノへと引き戻す切っ掛けとなる。

「全力防御?承りましたわ!!」

軋みをあげて黒い身体の彼方此方が弾け飛ぶ。
最終的には手足に無骨さを残し、
身体の中心に寄るほど女性らしいラインを魅せる形へとその姿は変貌を遂げた。

「The best defense is a good offense」

黒杖が真ん中から二つに折れ分かれる。
左右の手へと収まったそれは形を変え紅い光を放つ旋棍へと。

「即ち、我らが五人全てをもっての全 力 全 壊ッ!!」

左右の手を交差し交わる旋棍がその光を増す。
押さえつけるべき存在の消失。
基礎能力の引き上げ。
主人に纏わりつくは4人の従者。
既に威力は保証されている。

ブっ放される虹色の閃光は

「とんふぁああああああびいいいいいいいいいいいいいいいいいいいむッ!!!」

トンファー関係ない黒いバイザーからの視界いっぱいに広がる光線だった!
861 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/21(木) 01:49:06.33 ID:7kw2AiIGo
【全員対象】

 イムカ・グリムナーは正真正銘、限界であった。
 最善への希求(本人は皇帝陛下の奇跡を信じている)により、心身に重篤なダメージを受け、
 さらに聖遺物がもたらす火と金属――二重属性の膨大な魔風の援けもあって≪征戦≫を顕現。
 彼女自身には最早、欠片ほどもリソースは残っていない。手札は全て出し尽くした。

「こちらに…!!」

 ゆえに聖騎士に半ば引きずられて防御構築範囲に押し込まれた事を屈辱と共に飲み込んだ。
 イムカの死は、征戦の即座の消滅を意味する。ゆえに生存は必須…彼女は己の見込みの甘さと保身を呪った。

(何故、いつもこうなってしまう!!)

 −−−−−−−−−−−−

 広がる破滅の光。攻撃にて僅かでも押さえ込もうとした者達がいた。
 あるいは防御を硬く構築し、耐え切ろうとする者達もいた。
 結果は、結果に至るのは結局のところ、戦闘団全員の行動の総和によるものだろう。

 −−−−−−

>>859

【ロイ】

 強制進化により、天破絶槍は蒼白く燃える巨大な不死鳥と形作った。
 岩石すら瞬時に蒸発させるであろう熱量と神技の冴えに煌く鉤爪(斧槍)!
 生命力と技量にて到った禁呪に匹敵する絶人の一撃!

【破滅の光は不死鳥の炎を食い破り、鉤爪が光を穿ち、そして、最期の――】

「――瞬転のルーン」

 ロイが放つ莫大なる炎がそれでも消えかけた刹那、影の二人が彼の傍に出現。
 瞬転のルーン、僅かな距離を瞬間移動する金属王国に伝わりし、刻印魔術の秘奥。

【何故二人?連続しては使えぬルーン。行きと帰り。二回分が必要だから】
 【何故、来た。ロイの放つ炎の己等も焼かれながら、彼の右腕を掴み、瞬転のルーンを空間に刻む】

「擬似的ながらも聖遺物を使う貴様と我等。どちらが有用か論じるまでもない」
「負けるなよ。プラチナムは、しぶといのが自慢だ」

 光景が急速に遠のく。最期に見たのは光に呑まれ、塵と消える二つの影であった。
 狂信的民族主義者の集団。極右勢力の私兵。ロイすら実際に会うまでは必要と在らば自国に毒を流すような連中と考えていた。
 ゆえに、いかなる英雄的行動にも名誉は無い。誰も彼等を讃えない。彼等もそれを望んでいない。

【次の瞬間、ロイは防御結界の内にその身があった。彼の右腕を手首より先が消失した影の手が掴んでいた】
【黒紋章(影)…兵士2名死亡】

 −−−−−−−−−−−−−
862 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/21(木) 02:01:19.78 ID:7kw2AiIGo

>>857

【ムガ】

「…ちょっと行ってくる。ムガ、と、樽腹。あと頼むわよ」

 エルフの野伏は強制進化により拡張された身体/魔力を確認し、魔力体と化したムガのバリアフィールドに触れ、
 僅かな懐かしさと名残惜しさを残すと、彼と聖騎士が構築せんとする結界の外側へ歩を進める。
 エルフの魔弓術…レジストアロー(魔術抵抗)。しかして条件は矢による魔力点構築。結界内ではそれが出来ない。

【レンパス(エルフの焼き菓子)の残りをポイとムガに放った。旅中に分け合った美味い菓子だ】

「!?耳長、待たんか!」

 ドワーフの盾砕きが手を伸ばそうとした。ムガも可能ならそうしたかもしれない。
 が、エルフ自慢の身の軽さは、それをひょいと避けてしまう。

「――ッ!!」

 ドワーフの盾砕きは、その能力上…強制進化したとてこの場において何ら出番が無い。
 頑固で屈強なドワーフからすれば、これ程までに己が無力を嘆いた事はないだろう。

【バリアフィールドを展開するムガの前から、エルフの野伏せの背が軽快に駆け、遠ざかっていく。決して帰還できぬだろう最期の冒険に向かって】

 −−−−−−−−−−−−−

>>858

【ソーマタージ】

 ソーマタージの血の結界は強制進化の影響により、
 彼の予想を遥かに超えて、血中のナノマシンが凝固/変質した強固なる防壁を構築する。

「やってみるか?ゴーレムの旦那」

 旅中から今に到るまでソーマタージをゴーレムと誤解している重戦士は、
 蒼く燃える自慢のだんびらを大地に突き立てる。それに己の身を隠し、さらに大剣と己が身はソーマタージの前面だ。

「どう見てもアンタのほうが重傷だからな。賭けってのは勝算あげなくちゃあな。
 それに、アンタがやってくれなかったら、終わってた。借りはさっさとと返さなきゃな」

 破滅の光が迫り、戦役を共にした仲間が散ってゆく中、重戦士は挑むように光を見据えた。

【ソーマタージは血鋼の障壁を構築→戦闘団が展開する防御陣に組み込まれます】
863 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/21(木) 02:23:30.60 ID:7kw2AiIGo
>>860

【リージュ】

 破壊存在より肉体の所有権を奪還したリージュ。
 しかして、迫るは破滅の光。もはや術式ではなく権能に等しき全世界全存在掌握。
 その掌の前に抵抗はただ、揉み潰されるのみ。

【だがしかし、抵抗せぬという選択肢など存在せぬ。明るく生きるならば、楽しい旅路に諦念などあってはならぬ】

 虹色に輝く超巨大空前絶後の極太ビームを放出するリージュ。膨大な威力係数を叩き出す渾身の一撃。
 この一撃で破滅の光を相殺するのは不可能であろう。それほどまでに全世界全存在掌握は致命的なる術式。
 それでも、不死鳥の化身と化したロイとリージュの抵抗は、消滅光が膨れ上がるのを遅延させている。

「「ちょーこえーデシー!!」」

 そして結界の向こう側。狩人ガルファクスと何故かそこに逃げ込んでいるアキレスの地点。
 ゴブゴブコンビが慌てふためき叫びながら、ここまでどうにか引きずってきたサップガンを発射!

【緑色の光線がビャーッと放たれる。敵は怖いがおやびんはもっと怖いので射撃!】

 リージュの閃光とは比べるべくも無いささやかなビームが放たれ、
 破滅の光に抵抗し、リージュと共に貴重な時間を稼ぐ。防御陣構築の時間を!

【リージュとロイ。ゴブゴブコンビは攻撃により、破滅の光の威力を削り、かつ膨張速度を遅延させる!】
864 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/21(木) 02:46:51.96 ID:7kw2AiIGo
>>859

【アキレス&ベティ】

 狩人ガルファクスの背後という恐ろしき防御地点を見出したアキレス。
 防御陣の中にいたとて、肉体の頑強さでは他のメンバーに及ぶべくもない彼では耐えられない公算が大きい。
 ゆえにこそ、その生存本能がその身をプッシュしたのだろうか。

「………」

【そして、アキレスだからこその防御地点であった。悪く言えば捨て置かれ、良く言えば正解を手繰り寄せた】
【他の…直接的な戦闘力を有する者がそこに居たならば、狩人は間違いなくその者を屠り去っていたであろう】

「お前も手伝ってデシ!」「こっちデシ!」

 なお、見返りに光が迫る限界までザップガンのレバーを共に引き続ける大役を強いられる事になる。
 レバーを引き続けるほど、ビームが出る。なお、よくアレして射手ごとクルクルボカンな代物だ。
 しかし、結果的に暴発しないですめば、一時的に狩人の保護下に入れるゆえ選択肢などない。

【だからこそ、アキレスはこの後の全てを己が眼で見ることになった】

 ハルバートを構え、不死鳥と化し、消滅光に突っ込んだロイ。肉体の主導権を取り戻し、虹色のビームを放つリージュ。
 そして、放たれるザップガンのビーム。砲身があっという間に真っ赤に染まる。各々の破滅への抵抗。
 ロイの炎は朽ち果て、消滅間際に現れた二つの影。ロイは助かる。二つの影が散った。

「………」

 結界の外を駆けるエルフの野伏。アキレスを見つけて呆れた顔。が、直後には笑みを向けた。
 放たれる矢。エルフの神業ともいえる弓術は、この死地においてさえ、寸分違わずに魔力点を各所に次々に穿つ。
 が、前に出すぎている。間に合わない。助けられない。アキレスもベティも、この抵抗とその結末を見続けるしかない。

 レジストアローの発動に前後して、行使者たるエルフの野伏の身体が光に触れ、血煙となって蒸発した。

【レジストアロー…エルフの魔弓術。魔術抵抗陣を構築し、術式の発動を消失/あるいは阻害する】

 強制進化によるレジストアローの拡張は劇的であった。大地に突き立てられた各々の矢は互いを光で結び、
 多層的魔方陣となって、消滅の光…その本来の威力を僅かながらも削り取っていく。

 僅かながら――この僅かながらを彼女も、ロイも、リージュも、ゴブゴブコンビも積み重ねた。
 諦念に支配されたならば、間違いなく訪れるであろう最悪の結末を回避するために。
865 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/21(木) 03:26:03.76 ID:7kw2AiIGo
【全員対象】

「さらばだ。遥か高きあの世へは 霊峰グングリッドを目印に上って行け」

 厳しい顔つきで部下達の最期を見届けたミスター・ジョンソンは、
 己の魔力の全てを注ぎ、空間に障壁のルーンを刻む。
 それは強制進化により拡張され、幾重もの光の壁を展開する。

【多層構造の結界陣をソーマタージの血鋼壁の前面に展開。が、迫る破滅は遥かに強大!】

「ハァ…ハァ…」

 息を切らす女神官。己も蒼銀杖アマランセインを振るい≪聖壁≫を展開しようとするが、
 死人のように青白い肌。焦点危うい眼。≪聖戦≫の維持だけで手一杯なのは明白であった。

【全世界全存在掌握/征戦の内部展開/極大化した越境者の攻撃――どれほどの負担がか細い身体に圧し掛かっていることか!】

「聖王よ!我が信仰の盾を此処に!」

 そして防御陣構築にもっとも重要な役を担うのは聖騎士である。その防御力と防壁の扱いは戦闘団でも随一。
 己が生命と信仰に全てにかけて、次につながねばならなかった。結界行使者の女神官もイムカもとうに限界。
 結界が消滅すれば、全ての希望は潰える。

「神盾(ディヴァインシールド)!!」

 それはムガのバリアフィールドのさらに前面。すなわち威力の殆どを先ず己が受け止めることに他ならない。
 強制進化より、最高峰の聖盾術は極限まで高められていた。これで防御陣構築の手札は全て使い果たした。後は――

「フゥ…ッ!」

 遍歴騎士がロングソード+10を鞘に叩き込む。そして、己がソウルよりその秘奥を抜き放つ。
 それは奇怪な剣だ。水晶のように透き通った刀身。そしてそこより宇宙的神秘の翡翠色の光が溢れていく。
 宇宙的神秘――ある意味で、その力の本質は相対する上位者の近しい者かもしれないが、それはこの場において意味の無い話だ。

【月の光を蓄えし、原初に近しき大剣。振るうは防御陣と破滅の光。その接触瞬間!
 ロイが、エルフの野伏が、リージュが、ゴブゴブコンビがやったように威力を可能な限り削り取る!】

「ムーンライトソード――王の領域ッ!!」

 光柱が如く、英雄を惑わす月の光が解き放たれ、それが消滅光と激突する。
 遍歴騎士の、エーカー最強の不死者の、その秘奥たる刃。不壊なる月光と異なる在り様を示す古き月光。
 宇宙的神秘に満ちた光と光が激突し、衝撃と共に数多の防御障壁が砕け散る残響を最後に――光が全てを覆いつくした。
866 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/21(木) 04:04:21.72 ID:7kw2AiIGo

【ダメージ判定(表現/描写は任意】

 ロイ…大〜特大ダメージ、アキレス…小ダメージ(破壊光は直撃しておらず衝撃ダメージによるもの)
 ソーマタージ…中ダメージ
 ムガ…中〜大ダメージ
 リージュ…中〜大ダメージ

 −−−−−−−−−−−−
 −−−−−−−−−
 −−−−−−

「ッツ――」

 一瞬、気絶していたイムカが光が過ぎ去った後に視野を取り戻した時、まず、敵――上位者の損傷は著しかった。
 黒い肉体の一部が塵となり、苦痛に身もだえする様子は滑稽めいてすらある。
 
 放たれた全世界全存在掌握…本体無き霊核が振るう権能としても破格であり、
 その代償は小さくは無かった。確かに戦闘団は上位者を追い詰めていたのだ。

「結界は…ッ」

 血に汚れて半分見えない視界で周囲を確認。≪征戦≫の結界は既に消失していた。
 急ごしらえで聖遺物の魔力任せで構築した結界である。その場しのぎ以上ではなかった。

【征戦の消失:強制進化消滅/リソース拡張消滅】

 ≪聖戦≫の結界は――維持されていた。蒼い空は皹だらけ、峻厳なる山脈はノイズ塗れと、ともすれば砕け散る瀬戸際であったが。
 今なお、希望はつながれている。

【聖戦…健在なれど崩壊一歩手前】
867 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/21(木) 04:04:33.99 ID:7kw2AiIGo

 聖騎士…
 皆の前に立っていた。聖剣と聖盾ごと…両の手を失い。夥しい出血を大地にこぼしながら。
 その背に生命の気配は最早無かった。立ったまま絶命している。

 ミスター・ジョンソン…
 倒れている。瀕死の重傷だが、生存している。顔色が酷い。
 障壁のルーンを刻む際、生命力の殆どを魔力に変換していたようだ。戦闘不能。

「―――!!」

 惨憺たる有様でありながら、女神官が結界を維持できた理由…皆がその身を護り抜いたのもあるが、
 その精神を悲劇より護り抜いたのは――

【イムカが一瞬気絶していた最中にも上位者の触手は各人を襲い続けていた。それを――重戦士のだんびらが防いでいる】

 重戦士…
 その有様は悲惨だ。黒鉄の鎧は砕け散り、破片はその肉体に突き刺さっている。
 夥しい出血量。それでもなお、いち早く立ち上がり、吼え、ただの鋼の大剣であるだんびらを振るい耐えている!

「―――」

 イムカは声を発しようとした。が。掠れた息しか出てこない。
 倒れていた遍歴騎士が剣を杖代わりに立とうとしている。そして、別の地点――狩人。

 遍歴騎士…
 大きなダメージを受けている。が戦闘続行可能。ムーンライトソードを手に立ち上がろうとしている。

「―――!!」

 狩人ガルファクス…
 身に帯びた外套は消失し、漆黒の肌と深紅の眼を露出させて咆哮。半ばまで折れたノコギリ鉈を放り捨てる。
 力の大半を失っている上に武器を失っている。(アキレスは見ていただろうが、破滅の光を黒の剣で斬った≠フだ。
 その背後で頭から地面に埋もれたゴブゴブコンビが脚をバタつかせていた。

(上位者も瀕死だが、こちらの状況は重篤だ。早く、援護を――)

 イムカは立ち上がろうとして、真白くなった己の髪を見た。衰弱著しい。さらに心臓が片方潰れているのに気付く。
 そして、立ち上がれない理由は単純明快だった。片足が無い。

 イムカ…戦闘不能。状態異常多数。

【戦闘団は既に半壊している。能力上昇の恩恵も最早残っていない。重戦士が踏ん張っているが、もう持たない】

「―――」

 音が無い。イムカの鼓膜が潰れているためだ。崩壊寸前の神話の大地の中、誰か―――

//ではコノヘンデー!ノシ
868 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/21(木) 04:10:02.13 ID:7kw2AiIGo
>>867

【イムカが一瞬気絶していた最中にも上位者の触手は各人を襲い続けていた。それを――重戦士のだんびらが防いでいる】

 重戦士…
 その有様は悲惨だ。黒鉄の鎧は砕け散り、破片はその肉体に突き刺さっている。
 夥しい出血量。それでもなお、いち早く立ち上がり、吼え、ただの鋼の大剣であるだんびらを振るい耐えている!

−−

 //追加

 ドワーフの盾砕き…
 重傷を負いながらも、彼もまた、重戦士と共に髭を震わせながら大鎚を振るい、生き残り達を上位者のより護り続けている。
 頑丈/頑健な肉体はこのときのためにあると。そして、先程の不甲斐なさを払拭し、多くの復讐を果たさんがため。
869 :『鬼化永劫祭典推上』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/21(木) 22:18:34.90 ID:p5kPsJgzO
――現代地球型世界 “日本帝国” “帝都”“澄田区推上”

さて、越境者達は少しばかり難儀な世界にへと飛んでしまった。
地球型世界の日本自体珍しいことではない。どんな珍奇な歴史をたどったのか、日本帝国が続いていることも珍しくない。
では何が変わっているのか? それは、“澄田区推上”を囲うように濃霧が立ち込め、同エリアが隔離されてしまったという点だ。
僅かに開いた裂け目から警官隊、そして名高き帝国陸軍が中に入ったが、誰も戻ることはなかった。

この事態に対して、君達越境者は政府から調査の依頼を受けて、裂け目からこの“推上”の地に降り立った。
まず目立つのは、大きな電波塔。“帝都天衝塔”だろう。これは雅な紫色に派手に光っている。
同エリアの時刻は恐らく18時――夕暮れで固定されていると思われる。君達が突入したのは昼だったが、中では夕日が見える。
気温は30度であり、湿度の高さも相まってかなり不快に感じるだろう。

また、其処此処で祭囃子が聞こえ、提灯があらゆる建物を飾っている。
露店がどこまでも続いており、人もかなり多い。……ただし、その現地民と思しき人間の額には、僅かに“角”が見える。

少し探せば、推上駅付近には項垂れた、“角無し”の人間の姿を見つけることができるだろう。

――さて、君達はどう動くだろうか?
870 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/06/21(木) 22:43:02.61 ID:nwtBynsr0
>>869
「……あっつぃ……」

さてはて、少年(少女)ルシオラは詰襟めいた学生服着用のいつもの姿である
要するにこの陽気はヤバイ(ヤバイ)

「えーっと……調査って先ず、何をすれば……」

賑やかだなぁと人ごみを見ながら
ツノの有無に関しては世界によってこんなものなのかと少し戸惑うもののその程度で済んでいる
なんならツノのない人々を探すこともするではあろうが
871 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/21(木) 22:46:12.13 ID:9l/yB38v0
ざんばら髪を結いもせず
肩に担いだ仕込み杖
紺の着流し身にまとい
黄昏時を行く男

さて なにやら見覚えがあるような無いような そんな世界に来たわけで
適当に時間を潰して帰ろうかとも思っていたところ なにやら仕事があるらしい

それでもって霧の中 向けた視線の先には電波塔 聞こえてくるは祭囃子

角とか生えているが 特に気にせぬこの男は

「・・・・・ちと早いが これもまた一興か」
角なしのことをガン無視して 露店巡りをすることにしたらしい

「おい ここは何屋だ」
気の向くまま立ち寄った露店で店主に聞いてみた
872 :『鬼化永劫祭典推上』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/21(木) 22:54:06.74 ID:p5kPsJgzO
>>870

濃霧により同地が隔離されており、夕暮れに時刻が固定されているという二点を除けば、傍目から解る異常はなさそうだ。
“角”の生えた人間が、異常といえば異常なのかもしれないが――。

ともあれ、角の有無にかかわらず、会話は可能だろう。
通り過ぎる角有の人間は、ルシオラのことを特別気にすることもないようだ。
あるいは、如何にも誘うように聳える電波塔に行ってみるのも一つの手だろう。

>>871

「焼きそば、たこ焼き、生ビールにラムネ。まぁそんなところだな。何か食ってくか」

立ち寄った露店では、赤い体色で、立派な角の生えた“鬼”が店主をやっていた。
せわしなく鉄板の上でヘラ捌きを見せ、焼きそばだの、はたまたたこ焼きだの拵えているわけである。
奇妙なことに、プラスチックのパックに詰められたそれらには値札がない。

「ところで、軍人さんに続いて、余所者かいな。まぁ、祭りを楽しむんだな。どの店行っても基本は変わらんよ」

「ま、子供騙しの射的やくじ引きだも勿論夏祭りだからあるがね。食い物は基本的にソース味だ。そこは諦めな」

鬼の店主はそう言ってくつくつ笑う。
873 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/06/21(木) 22:59:54.54 ID:nwtBynsr0
>>871-872
「あ、お酒は結構です、飲み物は二つともコーラで」

さてはて屋台のおっちゃんにひょこっと告げるルシオラ
お仕事の途中にお酒はいけませんなムーブである

「……うーん、じゃああそこ(電波塔)行ってみます……?」
「あ、でも折角なんだし……」
「……このお祭りはなんのお祭りなんですか?……あと、あの電波塔?はなんの施設です?」

その前に聞き込み、と屋台のおっちゃんへ尋ねるのであった
値札がないのは、値段が気紛れなのかなーなんて聞き出せずにいる模様
874 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/21(木) 23:02:59.86 ID:9l/yB38v0
>>872
「タコ焼きとビールをくれ」
値段がないとみるや 何のためらいもなく注文をする

そしてしばらく時間をおいてみれば 頭に引っ掛けたお面 腰に下げた金魚 腕に賭けた綿菓子 
手持ち無沙汰なのか ヨーヨーを上下させる鈴虫を見つけることができるだろう

こやつ 軍人云々をすっぱり忘れて満喫してやがる!!

さて 風邪の向くまま気の向くまま歩き回って ふと見上げればそこは電波塔のお膝元でした

何気なしにテンパ等を見上げますが 一体この紫は何なんでしょう?
875 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/21(木) 23:09:41.86 ID:9l/yB38v0
>>873
なおコーラ2つを頼んだルシオラをブッチしてビールを頼む鈴虫

コーラはルシオラが頑張って処分しておいてください
ついでにこいつは祭りを楽しむ気満々です
876 :『鬼化永劫祭典推上』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/21(木) 23:11:53.51 ID:p5kPsJgzO
>>873

「はいよ」

瓶入りのコーラを手渡される。
氷の入った桶に突っ込まれていたもので、その冷たさは間違いない。

「そりゃ夏祭りだよ。電波塔は電波塔だよ。テレビとかのな」

「祭りだから付随施設は全部閉まってるけどな。ただ展望台は機能してるんだったかな」

質問にはその程度の答えしかない。あるいは尋ね方の問題か。
ともあれ、電波塔自体が変なモノではないことは確かであるようだ。
――何か、変質していないという保証には、ならないが。

>>874

「まいど」

代金のことなど最初から問題でないように、たこ焼き1パックと缶ビールを渡されるだろう(ルシオラのお酒ダメムーブは無視された。ナムサン)。
他のどのお店にいってもそんな有様なので、夏祭りを楽しんでしまったようだが……?

紫色に光る電波塔は、ただの電飾の光であるようだ。
本来商業施設が電波塔の根元に広がっているようだが、灯りは消されており、どのお店も扉が閉まっている。
ただ、その肝心の電波塔だけが営業しているらしい。入口には、金棒をもち、キツネ面をつけた鬼がいる。警備員のようだ。
877 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/06/21(木) 23:18:26.18 ID:nwtBynsr0
>>874-876
「おーしーごーとーなんですってば!」

もう!と鈴虫にルシオラ
仕方なくコーラを受け取りぐいっと頂くのでありましたとさ

「夏祭り……いつからいつまで?」

取り敢えずコーラを頂きつつ
そんでもってこれ以上情報がなければ電波塔へ向かってみるでしょう
878 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/21(木) 23:24:51.38 ID:9l/yB38v0
>>876-877
おーしーごーとーなんぞ叫ぶ小僧の口にたこ焼きを一個放り込むのであった アツイ!!

さてやってまいりました電波塔 なんか狐面の警備員がいるみたいなので

「オイ ここにゃ入れんのか」
ほろ酔いで赤い顔に上記の祭り満喫野郎が警備員に近寄って質問するのであった

「面白そうなところじゃねぇか 入れてくれよ」
879 :『鬼化永劫祭典推上』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/21(木) 23:30:05.20 ID:p5kPsJgzO
>>877

「いつまで? いつまでもさ。お祭りを楽しめよ。未来永劫続くハレの日を」

――時間が夕暮れで固定されているように、ひどくこのエリア内の時間というの狂っているらしい。
この夏祭りが永遠に続くというのも、それを示す一つだろう。

さて、他にも聞き込みはできたかもしれないが――

――>>878の通り、赤ら顔の鈴虫が電波塔の警備員に絡んでいるではないか。
どうやら聞き込みしている場合ではなさそうだ。

>>878

「……」

寡黙な警備員は、金棒を地面に搗いて扉を開け、エレベーターを指し示した。
どうやら、中には入れるらしい。

「夏祭り期間中は、第一、第二展望台が解放されています。展望台ではお静かに願います」

「そこのエレベーターをご利用ください。展望台以外の階には止まらないようになっております。悪しからず」

見取り図を見れば、第二展望台は塔のてっぺんのあたり、第一展望台は中間ぐらいであるようだ。
どっちに何があるのか、それはわからない。見取り図からわかるのは、どちらにせよ有料望遠鏡が据えられているらしいということ。
第一展望台の方には、カフェが併設されているらしいということ。それだけだ。
880 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/06/21(木) 23:39:49.78 ID:nwtBynsr0
>>878-879
「アッつっ!?あっつぃあっつい!!」

口を抑えて悶絶!おのれ鈴虫残酷な所業を!

「……もう……!」
「うーん……ハレとケの往来がいいのだと思いますけど……」
「……あ、ご、ごめんなさい、ありがとうございました!」

さてはて、そんなこんなでおっちゃんのお話の途中に鈴虫が警備員に絡むという事態
大慌てでその後を追って行って内部へ

「……高いところ、好きなんですか?」

道中鈴虫におずおずと尋ねた
行き先は任せる模様、なんなら上から行くべきだろうか?
881 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/21(木) 23:47:33.41 ID:9l/yB38v0
>>879-880
「べっつにー ただ霧に囲まれてるってんのに 上から一体何がみえるんだ?」
何か考えがあったかのような物言い おかしい 鈴虫らしくない

とりあえず第一から行って見ることにしたらしい テックに少しは慣れているのか 第一展望台のボタンを押してさっさと上っていってしまう
相乗りはどうぞお早めに
882 :『鬼化永劫祭典推上』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/21(木) 23:55:16.71 ID:p5kPsJgzO
>>880-881

解放されているという割には、第一展望台は閑散としていた。
塔からこの推上を見下ろせば、お祭りらしい風情になってないところなどどこにもないようだ。
どんな些細な路地だろうと、浴衣姿の人の姿があり、祭提灯で飾られている。
そして、推上から外は、一切伺えないのだ。それは区割りに従って、少しの融通もなく、神経質に区切られている。

「……」

併設されているカフェには、店員と思しき、猿面をつけた鬼が静かにカウンターで佇んでいる。
まばらにいる客らしき人には、角無しが目立つ。一人、軍人らしい男性の姿もある。
下の喧噪とは程遠く、客たちは一言もしゃべる様子はない。
たとえ連れ合いらしい人物らのテーブルでも、だ。

――この異様な夏祭りは、さてはて。
ともあれ、電波塔のどこかに、答えなりヒントなりがありそうだ――。

//ではこんなところで。続きはまたこんどー。
883 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/06/21(木) 23:58:44.41 ID:nwtBynsr0
>>881-882
「えっ……あ、ま、待って下さいー」

とてとてっと慌ててついて行くルシオラ
んでもってそして展望フロア

「……へー、すっごいですねぇ……」

これは、と周囲の景色を一望しながら
沈黙に包まれる中で思わずフツーに声を発しているが、ともあれ今は気にしない
不思議な街で不思議な組み合わせ、その調査は始まったばかりである

//ありがとうございましたっ、お疲れ様ですよー
884 :『鬼化永劫祭典推上』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/24(日) 21:31:35.83 ID:BfU6pNaeO
――前回のあらすじ

珍奇な現代型地球世界、“日本帝国” は“帝都”にやってきた越境者達。
この帝都では今、奇妙な事件が起きていた。
それは、“澄田区推上”を囲うように濃霧が立ち込め、同エリアが隔離されてしまったという怪事件。
僅かに開いた裂け目から警官隊、そして名高き帝国陸軍が中に入ったが、誰も戻ることはなかった。
そのため、調査のために君達が雇われ、裂け目から同地へ侵入。

霧により隔離された推上の地は夕暮れで時間が固定され、終わることのない夏祭りが行われていた。
当然のように鬼が露店を開き、一般人らしい人物らにもわずかながら角が見える。
角無しの、普通の人間に見える人々は目に見えて活力を失くしていた。

君達は露店を開く鬼から話を聞いた後、この惜上のランドマークである“帝都天衝塔”に乗り込んだ。
夏祭り期間中は解放されているというその電波塔の第一展望台に、今君達はいる。

併設されているカフェには、店員と思しき、猿面をつけた鬼が静かにカウンターで佇んでいる。
まばらにいる客らしき人には、角無しが目立つ。一人、軍人らしい男性の姿もある。
下の喧噪とは程遠く、客たちは一言もしゃべる様子はない。
たとえ連れ合いらしい人物らのテーブルでも、だ。

より詳しくは>>869-882を読もう!

さて、君達はカフェの人間もしくは鬼に聞き込みをしてもいい。
あるいは、てっぺんにあるもう一つの展望台、第二展望台に移動してもいいだろう。
885 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/06/24(日) 21:38:58.58 ID:Nro4nljZ0
>>884
「うーん……」

さてはて、無言のルールでもあるのだろうかと頭を悩ませるルシオラ
しかし待っていても始まる事はない、なれば行動あるのみ
取り敢えずカフェの店員さんにこんにちはとご挨拶

「……なにかこう……黙っていないといけないルールがあったり……?」

//ちとスローペース故に何でしたら先に進めて下さいっ
886 :BBとメアリー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/24(日) 21:40:25.40 ID:rY+4NUPu0
>>884
BB「なんだか静かだ」
メアリー「こういう時って逆に大声をあげたくなったりしない?」
BB「いや駄目だよ?」

しれっと遅れて展望台にやってきたのは
明治・大正期の書生さんと女学生さん姿な青年と少女。
青年は金髪碧眼だし少女は青長髪でチョッと悪目立ちしているかもしれない。
887 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/24(日) 21:45:18.30 ID:aWVOd+SW0
>>884
さて 絶賛祭り満喫中の鈴虫さん とりあえずカフェのある展望台まで来ましたので

鈴虫「どっこいせ」

手頃なテーブルにつき 持っていたビールとたこ焼きを食べ始めました

カフェで注文もせず 持ち込んだブツを飲み食い しかも酒
なんという迷惑脚だろう
888 :『鬼化永劫祭典推上』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/24(日) 21:52:55.95 ID:BfU6pNaeO
>>885

「おや、お祭りにはお疲れですか? まぁ、騒ぎ続けるのは難しいことです」

「何かお飲みになりますか? コーヒー、紅茶、オレンジジュース。軽食もございますよ」

猿面をつけた鬼の店員は、気さくに答える。
この展望台の無言の重々しさとは裏腹な態度だ。

「いえ、騒がない限りは。ただ、皆さんお疲れのようでしてねぇ」

「まぁ、終わらない夏祭りに慣れるまでは困惑も不安もあるのでしょう。そういう彼らのための休憩のカフェがここですかね」

沈黙のルールはないという説明。
この会話の間にも、カフェの客は口を開くことはなかった。

>>886

特に店員、客両方からのリアクションはない。
あまり騒いでいるという認識もされなく、見た目に関しても気にされることはないようだ。
もしくは――。

鈴虫の方が余程目を引いてしまうとか、そういうこともあるかもしれない。
誰かに聞き込みをしてみるのもいいだろう。

>>887

猿面の鬼は鈴虫に目線をやったように見えたが、それ以上特に気にする様子はない。
とっている挙動も、食洗器から食器類を出して棚に戻すとか、コーヒーメーカーのフィルターを交換するだとか、普通の行動に見える。

【判定:感知(強) カウンターの下にある何かを操作したようだ】
889 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/06/24(日) 22:03:05.89 ID:Nro4nljZ0
>>888
「……あー、そういう……」

成る程と納得、つまり迷い込んだ者が戸惑いここに来ている……ん?

「あれ、という事はここの人達ってここに来て日が浅い人達なんですか?」
「……(もしかして、みんな越境者……?そこまでじゃないか……?)」

コーヒーを注文、スクラップヤードのコーヒー通から色々勉強したらしくスッカリハマっているのだ
仲間の越境者達、そして他のお客さん達という順に視線を動かしてからである
890 :BBとメアリー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/24(日) 22:03:10.95 ID:rY+4NUPu0
>>888
BB
「ちょいとすいません、軍人さん。
 僕らお役人さんに言われてここいらを見て回ってるんですが…
 軍人さんもそんな感じで?」

警官と軍人が帰ってこない。
目の前に軍人。
いやそりゃ声かけてみるでしょう?
BBは世間話でもするように軍人へと近づいて行った。

メアリー「んー…」

少女はその間、少し離れた所で周囲を見回していた。
891 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/24(日) 22:07:30.68 ID:aWVOd+SW0
>>888
「ゲフッ」
手持ちの食い物を片づけ 大きくげっぷを一つ 全く呑気なものである

仕込み杖を担いで窓際に移動 展望台から見える景色を楽しんでいるようだが

【判定:成功】
鈴虫はスプロールでは名の知れたツジギリストであり 
成長著しいメガコーポ カノテク内で発言力を増しているCEOの懐刀でもある

ゆえに命を欲する者に不自由することはなく 常に襲撃の危険性を孕んでいるのだ

例えば ふらりと入った飲食店で店主にタレコミを喰らったりとか
だがそれに気づいてなお 鈴虫は何もアクションを取らなかった

命を狙ってくるのなら それを食い破るのもまた一興なのだ
892 :『鬼化永劫祭典推上』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/24(日) 22:16:03.78 ID:BfU6pNaeO
>>889

「日が浅い……ヒトもいるでしょうが」

「もっと正確に言えば、ハレの日を受け入れられない人達かと」

「食べ物が概ねソース味になってしまう以外は、そう悪いものでもないのですが。そうそう、このカフェの軽食はソース味ではないので、お勧めですよ」

ルシオラにコーヒーを渡しつつ応える。
カップもソーサーも、特に変わったことはない。
コーヒー自体も、特段上等ではないにしろおかしなモノが入っているというわけでもなさそうだ。

>>890

軍人は、ギロリと目の前の青年を睨みつける。
それから咳払いをして、コーヒーを啜る。

「……第二展望台には行かない方がいい」

「ここにいれば……少なくとも安全だ……ああ……そうだ……」

青年の方を見ずに、うわごとのように答える。
軍人は虚ろな目をしている。角もないようだ。

>>891

エレベーターが動き始め、下から誰かがやってきたようだ。
見れば、狐面をした鬼の警備員の二人組。手には金棒を携えている。
彼らはエレベーターから降りると、それまで誰も関係者がいなかったインフォメーションのコーナーに立ち、何かを気にしている様子を見せている。
893 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/24(日) 22:20:21.68 ID:aWVOd+SW0
>>892
「・・・・・。」
エレベーターが止まる 誰かが入ってくるのを感じ にんまりと笑みを浮かべる
これから何が起こるのか・・・・・と思えばなんかやっててこっちに来ない

「・・・・・。」
明らかに興醒めしたように口をへの字に曲げ これからどうしてやろうかと思えば
耳に届く第二展望台の危険性

「・・・・・。」
誰かの忠告を颯爽と無視してエレベーターへ 妨害が無ければそのまま第二展望台へ向かうだろう
894 :BBとメアリー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/24(日) 22:23:17.19 ID:rY+4NUPu0
>>892>>893
BB「成程、では御機嫌よう」

どーやら第二展望台が怪しいと他の越境者らへと伝える為、青年は軍人から離れる。

BB「地獄耳な辻斬りさんには言う必要もなかったようだけど…はて?」

その過程でおそらくは狐面をした鬼の警備員の二人組にも気が付くだろう。
895 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/06/24(日) 22:23:31.18 ID:Nro4nljZ0
>>892
「あー、そっちかぁ……」

成る程、確かに毎日がカーニバルでは逆に気が滅入ってしまっても不思議はない
しかしそれはつまり、これが非現実的な現象であるとの認識があると意味してもいる

「お面を付けている人、ツノのある人、ない人……」
「これってお祭りに関係しているんですか?」

どうも、とコーヒーを受け取り啜りながら
お食事は大丈夫、ソース味にもまだ辟易してはいないのだから
仲間達の行動があって、にわかに動き始めた状況を前にすぐさま行動を取れるようにそれとなく心構えておきつつ
896 :『鬼化永劫祭典推上』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/24(日) 22:34:17.33 ID:BfU6pNaeO
→BB,メアリー、ルシオラは第一展望台に残る。
→鈴虫のみ第二展望台へ。

>>894

狐面の警備員はインフォメーションのコーナーで何かを気にしているようだ。
ノートをのぞき込んだり、何かひそひそと話したりしている。
途中、鈴虫がエレベーターに向かったのは、隠す素振りすらなく目で追い、監視していたようだが。

残って他に聞き込みをしてもいいし、鈴虫を追いかけてもいいだろう。

>>895

「面はこの天衝塔スタッフの制服のようなものですよ。ただの鬼では茶目っ気がありませんから」

「まぁ、お祭りに関係してはいますね。これの着用が義務付けられるのは、夏祭りの期間中なんです」

店員は愛想のいい笑みを崩さず答える。
鈴虫がエレベーターに向かっていたのは、気にしていたような様子は見せたが。

「角の有無は……そうですねぇ。それもやはり、受け入れたか、受け入れられないか、ということでしょう」

「まぁ、角が生えたからどうだということもありませんし……忌避するようなことはないとは、思うのですが」

このカフェでは角無しの人間が目立つ。
ここが一番、祭りから遠いためだろうか。

>>893

妨害もなく、第二展望台にエレベーターはたどり着く。
ほぼその天辺に設けられた展望台は、第一展望台より遥かに狭くなってしまっているが……。
高いところからの光景は、格別……になるはずである。
惜上より外が観測できない都合、小さく見える祭りの様子しか見えない。

さて、エレベーターから降りてすぐのところに、多数の警備員がいる。
そして、ブルーシートが被せられた、何か小高いものがあるらしいともわかるだろう。

「……」

警備員はやはり狐面をしており、このブルーシートのかぶさった小高い山を守るようにしている。
897 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/24(日) 22:40:27.01 ID:aWVOd+SW0
>>896
チーンとなったかは分からないが 第二展望台にご到着

のっしのっしと我が道を行く鈴虫 となにやら面白そうなものが早速あるじゃないか

「おい そらなんだ 見せろよ」
ニタニタと笑みを浮かべながら ブルーシートに覆われた中身を見ようとする

「別にみられて減るもんじゃねぇだろ? 見せろよ」
898 :BBとメアリー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/24(日) 22:43:33.68 ID:rY+4NUPu0
>>896
メアリー「気になるなあ…」

ノートをのぞき込んだり、何かひそひそと話したりしている狐面の警備員が気になり
少女はこっそりと魔術を行使する。

メアリー「…『47頁・ウィスパーボイス』」

風に属する魔術で任意の音をがっちりキャッチ出来るようになる。
超指向性マイクを使っているようなものと考えてもらっていい。

BB「さて…如何したものか」

青年は考え込み動いていない。
899 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/06/24(日) 22:51:39.91 ID:Nro4nljZ0
>>896
「……成る程」

面は飾りであり、ツノは受け入れたか否か
情報としては納得だ、役に立つかはまた別ではあるが

「あ、行っちゃったのかぁ……」

さてはてどうしたものか
メアリー達は残っているが、鈴虫は他のフロアへ行ってしまった
取り敢えず「受け入れられなかった」お客さんにこんにちはと声を掛けてみる
聞き込み継続らしい
900 :『鬼化永劫祭典推上』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/24(日) 22:57:45.58 ID:BfU6pNaeO
>>897

「…………」

狐面の警備員たちはしばらく顔を見合わせていたが、そっとブルーシートを軽く捲る。

――小高く山になっていたのは、死体だ。
服装からして、帝国陸軍のものだろう。派遣されたそれらほぼ全てだろうと推測できる。

「隠すものには隠す理由があると推測できるだけの頭があれば、よかったんだがね」

「……では、お祭りを楽しむことだ」

狐面の警備員達はそう言い残し、引き揚げていく。
彼らがエレベーターで下に降りだしたのと、ほぼ同時――。

「……祭りを続ける。ハレの日は続く」

反対側で、聞き取りづらい独り言が響くのを聞くだろう。
警備員以外にも、誰かいたようだ。

>>898

「余所者が嗅ぎまわっている……」
「何もしなければ、兵隊共のようにはなるまい。彼らもきっとお祭りを楽しむだろう」
「そうか……? しかし、今第二展望台に」
「猶更だ。余所者がどうなろうとどうでもいいが、巻き込まれてやる必要もないだろう」
「そうか。……そうだな」

二人の会話は概ねそのような内容だ。
第二展望台に何かあるのは間違いないらしいことがわかるだろう。
それも、警備員達が巻き込まれるのを嫌がるような何かが。

>>899

「……」

角無しの人間から、すぐに返事はこなかった。
眼は虚ろであり、おおよそ気力というものが無いように見える。
このいつまでも続く夏祭りという異常に、いつまでも正気を保つのは難しいのだろうか。

「夏祭りが終われば帰れるはずだ……。君が余所者なら、入った裂け目から抜けられるか試すべきだ」

「絶望するのは、それからでも遅くないだろう。帰れるなら、帰るべきだ。希望があるなら、縋るべきだ」

ぶつぶつと、うわごとのように、帰りたいと呟いている。
かなり危うい状況であるようだ。
901 :BBとメアリー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/24(日) 23:04:35.32 ID:rY+4NUPu0
>>900
メアリー「成程」

少女はやっぱり第二展望台に行くしかないと結論付け青年と情報を共有する。

BB「鬼が出るか蛇が出るか…」
メアリー「鬼はそこら中にいるじゃない。蛇が出るわ」
BB「冴えてるね」

軽口を叩きつつ第二展望台へと向かう明治大正服コンビ。
途中でルシオラに自身らが得た情報だけは伝えて。
902 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/24(日) 23:07:45.89 ID:aWVOd+SW0
>>900
「・・・。」
まくられた先には死体 死因は何だろうか 軽く見分してみる

と 誰かまだいるらしい

「さっきから何をぶつぶつ言ってやがる」
と声をかけた
903 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/06/24(日) 23:10:43.01 ID:Nro4nljZ0
>>900
「……なるほど……」
「でも、帰りたい理由は何が?」

いやもちろん帰りたいには帰りたいはずだ、しかしこの消耗具合は尋常ではない

「……僕達は外部の人間です、この現象の研究と解明に来ました」
「もしかしたらあなたの手助けにもなれるかもしれない……」
「あなたの絶望の理由を、教えてくれませんか」

904 :『鬼化永劫祭典推上』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/24(日) 23:20:29.90 ID:BfU6pNaeO
→BBとメアリー、第二展望台に移動。

>>903

「出れない。帰れない。出れない。帰れない。出れない、出れない。祭りが終わらない」

「時間は進まない。夜は訪れない。朝は訪れない。昼は訪れない。夕闇のみがある」

時間が進まず、祭りは終わらない。
帰ることはできず、祭囃子が聞こえぬ場所に行くことも敵わない。
そのような異空間に、彼らは果たしてどれだけの時間いたのだろうか……?
何しろ、外とこの空間の時間は完全に異なっているのだ。発覚してから数えた時間はまるで参考にならないかもしれない。

「……そう。花火、花火だ。花火が上がれば、夜が訪れるかもしれない」

「花火。そう、打ち上げ花火だ。……祭りの終わりの訪れを知らせる大砲。夜を知らせる半鐘」

ルシオラに縋るように、その人物は花火の存在を告げる。
どこかに打ち上げ場所と、花火玉があるのか……ないのか。まだわからない。
さらにいえば、本当に花火が有効なのかという確証もない。

>>901-902

鈴虫と合流した二人。
ブルーシートがかけられている小高い山が、帝国陸軍の死体であるということがわかるだろう。
鈴虫が死体を検分したが、その死因は傍目ではわからないだろう。
ただ、体内の血液がかなりの量抜けてしまっているらしいことが判明する。

「…………」

さて、鈴虫が声をかけたその人物は、ゆっくりとその姿を現した。

「祭りを、続ける。祭りは、続く。永遠に。永久に。日本の全土で、祭りが続く。世界の全てで、祭囃子が奏でられる」

その人物は――

男であった/女であった/両性であった/無性であった
少年であった/青年であった/壮年であった/老年であった
中肉中背だった/肥満体だった/筋肉質だった/枯枝のようだった
美しかった/醜かった/崇拝したくなるような/あまりにも冒涜的な

「続く。続く。この推上を狼煙に、天衝塔をその楔に。続く、続く」

――その人物は、形容できない。
認識が固定されることなく、次から次へと印象が移ろっていく。

【判定:精神(極強) 君達の認識を破壊するその対象は、君達の精神に極めて強い動揺を与える恐れがある】
【失敗した場合、任意の精神ダメージを受けるだろう。認識を固定できない対象は、今自分たちが立っているこの場所すら危ういと自覚させる】
905 :鈴虫>542 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/24(日) 23:32:34.26 ID:aWVOd+SW0
>>904
「・・・・・」
杖でひょいと腕を持ち上げてみる 妙に軽い
少なくても自死ではないらしい

それきり興味をなくしてやってくるヤツに視線を向け

「・・・・・へぇ」
実に楽しそうにその対象を見やる

【精神耐性:成功】

鈴虫の精神は強固・・・いや 強固とは少し違う
狂喜だ 溶岩よりも熱く タールのように粘つく殺意の炎が それら精神的な動揺を包み込み 燃やしつくす

精神に関するありとあらゆる揺さぶりが 全く効果を及ぼさないのだ

「夕刻は逢魔が刻とはよく言ったもんだ」
笑みだ すがすがしいとは程遠い 狂喜がそこにあった
くるり杖を持ち替え 左手で鞘を握り 右手は逆手で柄を握り

「シィ・・・ッ!!」
一閃 どす黒き殺意の炎を纏いし刀身で 定まらぬ『何か』を切り捨てようとする
906 :ルシオラ・グリヴルム【幻蛍の創作体】 [saga]:2018/06/24(日) 23:40:02.57 ID:Nro4nljZ0
>>904
「……花火、花火ですか……」

ふむ、と唸り反芻
多分その辺の適当なヤツではダメであろう、ある意味儀式めいたキチンとした処置が必要なヤツだ

「大丈夫、大丈夫……」
「……僕はルシオラ」
「必ず助けますから、約束します……忘れないで」

その人物の名前を聞く事は憚られた
それすら忘れてしまっていたとしたら、そしてその事にすら気付いていなかったとしたら
それを教えてしまう残酷さに耐えられる程、ルシオラは大人ではない

「花火かぁ……店員さんなら何か知ってるかな……?」

さてはて、一同とは逸れて……というより行動が遅れてしまっているルシオラ
さっきのカフェの店員さんに花火の事を聞いてみる事に

「……あのー、花火の打ち上げ場所とかってどの辺なんでしょう?」
907 :BBとメアリー ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/24(日) 23:41:28.51 ID:rY+4NUPu0
>>904
メアリー「わあ、冒涜的」

女学生の服から一瞬にして黄色い襤褸を纏った青長髪の色白裸足少女へと転じたメアリーが笑う。

BB「…認識阻害の類かな?」
メアリー「それか生粋の見るに堪えない何か、よ」
BB「そういうのは蛸モドキや魚面の連中だけで十分なんだけどな」

HAHAHA!
青年と少女が笑う。
精神が強いというよりは何か慣れみたいなものを感じずにはいられない振る舞いだ。

BB「で?正直こういう手合いだとは思ってなかったんだけど」
メアリー「鬼関係なら酒呑童子でも出てくると?」

BB
「ちょっと期待してたよ、桃太郎とか好きだしね! 『36頁・ソード』!!」

緑の光で可視化された空気の流れがBBの手に集い剣の形を成す。
強力な魔力の塊でもって形成された剣が振るわれ巻き起こる風の刃が『何か』へと迫る!
908 :『鬼化永劫祭典推上』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/06/24(日) 23:53:06.07 ID:BfU6pNaeO
>>905.>>907

認識の定まらぬソレに切りかかる二人だが、何れも空を切る。
姿形をはっきりと認識できなくては、目測もつかない。
――あるいは、剣先は確かに対象に届いたのかもしれない。

「……」

対象は拳を開き/拳を作り
それを天に向け/地に向け

――風が巻き起こり、三人を突風でエレベーターの前まで押し流す。

「祭りに喧嘩はつきもの。か。喧嘩に相応しい姿をとろう」

そうしてから、対象の認識が固定化されていく。
活発そうな、黒髪をサイドテールにした、甚兵衛姿の年若い少女の姿。
木刀を携え、その背中には大きな黒い翼が生え、額からは角が突き出ている。

「さてと。これでいいかい? いいよね? それじゃあ、喧嘩の意味と目的を聞こうか」

少女の姿を取ったそれは、にやりと口元を歪めて、三人に尋ねた。

>>906

花火の事を尋ねられた店員は、少し驚いたような表情を浮かべた。
しかし、すぐに笑みをつくって答える。

「花火ですか。そうですねぇ、それは見事な花火が上がりますよ」

「あれが上がると、ああ、祭りももう少しで終わるんだなぁと感じますね。場所は――」

「……あれ、おかしいですねぇ。ああ、すいません。忘れてしまいまして。下の実行本部の方なら詳しくわかるかと」

嘘をついているようには見えない。
忘れてしまったのか、忘れさせられたのか――。


さて、現れた認識不能の存在X、そして花火。
終わらない夏祭りは、さてはて。まだもう少し続くことになりそうだ。

//時間もないのでこれにてー……スミマセーヌ
909 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/27(水) 21:38:03.58 ID:M7w9dq2No
 前回までのあらすじ!!

 現界せし上位者と戦闘団のラストバトル。あとは転載でおk。

 −−−−−−−−−−−−

【全員対象】

 イムカ・グリムナーは正真正銘、限界であった。
 最善への希求(本人は皇帝陛下の奇跡を信じている)により、心身に重篤なダメージを受け、
 さらに聖遺物がもたらす火と金属――二重属性の膨大な魔風の援けもあって≪征戦≫を顕現。
 彼女自身には最早、欠片ほどもリソースは残っていない。手札は全て出し尽くした。

「こちらに…!!」

 ゆえに聖騎士に半ば引きずられて防御構築範囲に押し込まれた事を屈辱と共に飲み込んだ。飲み込むしかなかった。

 −−−−−−−−−−−−

 広がる破滅の光。攻撃にて僅かでも押さえ込もうとした者達がいた。
 あるいは防御を硬く構築し、耐え切ろうとする者達もいた。
 結果は、結果に至るのは結局のところ、戦闘団全員の行動の総和によるものだろう。

 −−−−−−

>>859

【ロイ】

 強制進化により、天破絶槍は蒼白く燃える巨大な不死鳥と形作った。
 岩石すら瞬時に蒸発させるであろう熱量と神技の冴えに煌く鉤爪(斧槍)!
 生命力と技量にて到った禁呪に匹敵する絶人の一撃!

【破滅の光は不死鳥の炎を食い破り、鉤爪が光を穿ち、そして、最期の――】

「――瞬転のルーン」

 ロイが放つ莫大なる炎がそれでも消えかけた刹那、影の二人が彼の傍に出現。
 瞬転のルーン、僅かな距離を瞬間移動する金属王国に伝わりし、刻印魔術の秘奥。

【何故二人?連続しては使えぬルーン。行きと帰り。二回分が必要だから】
 【何故、来た。ロイの放つ炎の己等も焼かれながら、彼の右腕を掴み、瞬転のルーンを空間に刻む】
【そして、何故、ロイしか¥浮ゥらない?強制進化された天破絶槍に生身で飛び込んだのだ。無事で済むはずがない】

「擬似的ながらも聖遺物を使う貴様と我等…どちらが戦力となるか論じるまでもない」
「負けるなよ。プラチナムは、しぶといのが自慢だ」

 光景が急速に遠のく。最期に見たのは炎と光に呑まれ、塵と消える二つの影であった。
 狂信的民族主義者の集団。極右勢力の私兵。ロイすら実際に会うまでは必要と在らば自国に毒を流すような連中と考えていた。
 ゆえに、いかなる英雄的行動にも名誉は無い。誰も彼等を讃えない。彼等もそれを望んでいない。

【次の瞬間、ロイは防御結界の内にその身があった。彼の右腕を手首より先が消失した影の手が掴んでいた】
【黒紋章(影)…兵士2名死亡】

 −−−−−−−−−−−−−
910 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/27(水) 21:39:14.61 ID:M7w9dq2No
>>857

【ムガ】

「…ちょっと行ってくる。ムガ、と、樽腹。あと頼むわよ」

 エルフの野伏は強制進化により拡張された身体/魔力を確認し、魔力体と化したムガのバリアフィールドに触れ、
 僅かな懐かしさと名残惜しさを残すと、彼と聖騎士が構築せんとする結界の外側へ歩を進める。
 エルフの魔弓術…レジストアロー(魔術抵抗)。しかして条件は矢による魔力点の構築。結界内からではそれが出来ない。

【レンパス(エルフの焼き菓子)の残りをポイとムガに放った。旅中に分け合った美味い菓子だ】

「!?耳長、待たんか!」

 ドワーフの盾砕きが手を伸ばそうとした。ムガも可能ならそうしたかもしれない。
 が、エルフ自慢の身の軽さは、それをひょいと避けてしまう。

「――ッ!!」

 ドワーフの盾砕きは、その能力上…強制進化したとてこの場において何ら出番が無い。
 頑固で屈強なドワーフからすれば、これ程までに己が無力を嘆いた事はないだろう。

【バリアフィールドを展開するムガの前から、エルフの野伏せの背が軽快に駆け、遠ざかっていく。決して帰還できぬだろう最期の冒険に向かって】

 −−−−−−−−−−−−−

>>858

【ソーマタージ】

 ソーマタージの血の結界は強制進化の影響により、
 彼の予想を遥かに超えて、血中のナノマシンが凝固/変質した強固なる防壁を構築する。

「やってみるか?ゴーレムの旦那」

 旅中から今に到るまでソーマタージをゴーレムと誤解している重戦士は、
 蒼く燃える自慢のだんびらを大地に突き立てる。それに己の身を隠し、さらに大剣と己が身はソーマタージの前面だ。

「どう見てもアンタのほうが重傷だからな。賭けってのは勝算あげなくちゃあな。
 それに、アンタがやってくれなかったら、終わってた。借りはさっさとと返さなきゃな。だろ?」

 破滅の光が迫り、戦役を共にした仲間が散ってゆく中、重戦士は挑むように光を見据えた。

【ソーマタージは血鋼の障壁を構築→戦闘団が展開する防御陣に組み込まれます】
911 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/27(水) 21:40:10.50 ID:M7w9dq2No
【リージュ】

 破壊存在より肉体の所有権を奪還したリージュ。
 しかして、迫るは破滅の光。もはや術式ではなく権能に等しき全世界全存在掌握。
 その掌の前に抵抗はただ、揉み潰されるのみ。

【だがしかし、抵抗せぬという選択肢など存在せぬ。明るく生きるならば、楽しい旅路に諦念などあってはならぬ】

 虹色に輝く超巨大空前絶後の極太ビームを放出するリージュ。膨大な威力係数を叩き出す渾身の一撃。
 この一撃で破滅の光を相殺するのは不可能であろう。それほどまでに全世界全存在掌握は致命的なる術式。
 それでも、不死鳥の化身と化したロイとリージュの抵抗は、消滅光が膨れ上がるのを遅延させている。

「「ちょーこえーデシー!!」」

 そして結界の向こう側。狩人ガルファクスと何故かそこに逃げ込んでいるアキレスの地点。
 ゴブゴブコンビが慌てふためき叫びながら、ここまでどうにか引きずってきたサップガンを発射!

【緑色の光線がビャーッと放たれる。敵は怖いがおやびんはもっと怖いので射撃!】

 リージュの閃光とは比べるべくも無いささやかなビームが放たれ、
 破滅の光に抵抗し、リージュと共に貴重な時間を稼ぐ。防御陣構築の時間を!

【リージュとロイ。ゴブゴブコンビは攻撃により、破滅の光の威力を削り、かつ膨張速度を遅延させる!→生存確率UP】
912 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/27(水) 21:43:52.87 ID:M7w9dq2No
【アキレス&ベティ】

 狩人ガルファクスの背後という恐ろしき防御地点を見出したアキレス。
 防御陣の中にいたとて、肉体の頑強さでは他のメンバーに及ぶべくもない彼では耐えられない公算が大きい。
 ゆえにこそ、その生存本能がその身をプッシュしたのだろうか。

「………」

【そして、アキレスだからこその防御地点であった。悪く言えば捨て置かれ、良く言えば正解を手繰り寄せた】
【他の…直接的な戦闘力を有する者がそこに居たならば、狩人は間違いなくその者を屠り去っていたであろう】

 ガルファクスの右手がギシギシと異音を発する。
 膨張する筋肉、そして、掌を突き破るように露出する黒い肌より、なお漆黒そのものの刃。

「お前も手伝ってデシ!」「こっちデシ!」

 なお、見返りに光が迫る限界までザップガンのレバーを共に引き続ける大役を強いられる事になる。
 レバーを引き続けるほど、ビームが出る。なお、よくアレして射手ごとクルクルボカンな代物だ。グリーンスキンお馴染みポンコツ兵器!
 しかし、運良く暴発しないですめば、一時的に狩人の保護下に入れるゆえ選択肢などない。

【だからこそ、アキレスはこの後の全てを己が眼で見ることになった】

 ハルバートを構え、不死鳥と化し、消滅光に突っ込んだロイ。肉体の主導権を取り戻し、虹色のビームを放つリージュ。
 そして、放たれるザップガンのビーム。砲身があっという間に真っ赤に染まる。各々の破滅への抵抗。
 ロイの炎が消え行く中、消滅間際に現れた二つの影。ロイは助かる。二つの影が輪郭を失い崩れた。

「………」

 結界の外を駆けるエルフの野伏。アキレスのあまりにあまりな居所を見つけて呆れた顔。が、直後には笑みを向けた。
 放たれる矢。エルフの神業ともいえる弓術は、この死地においてさえ、寸分違わずに魔力点を各所に次々に穿つ。
 が、前に出すぎている。間に合わない。助けられない。アキレスもベティも、この抵抗とその結末を見続けるしかない。

 レジストアローの発動に前後して、行使者たるエルフの野伏の身体が光に触れ、血煙となって蒸発した。

【レジストアロー…エルフの魔弓術。魔術抵抗陣を構築し、術式の発動を消失/あるいは阻害する】

 強制進化によるレジストアローの拡張は劇的であった。大地に突き立てられた各々の矢は互いを光で結び、
 多層的魔方陣となって、消滅の光…その本来の威力を僅かながらも削り取っていく。

 僅かながら――この僅かながらを彼女も、ロイも、リージュも、ゴブゴブコンビも積み重ねた。
 諦念に支配されたならば、間違いなく訪れるであろう最悪の結末を回避するために。
913 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/27(水) 21:45:09.40 ID:M7w9dq2No
【全員対象】

「さらばだ。遥か高きあの世へは 霊峰グングリッドを目印に上って行け」

 厳しい顔つきで部下達の最期を見届けたミスター・ジョンソンは、
 己の魔力の全てを注ぎ、空間に障壁のルーンを刻む。
 それは強制進化により拡張され、幾重もの光の壁を展開する。

【多層構造の結界陣をソーマタージの血鋼壁の前面に展開。が、迫る破滅は遥かに強大!】

「ハァ…ハァ…」

 息を切らす女神官。己も蒼銀杖アマランセインを振るい≪聖壁≫を展開しようとするが、
 死人のように青白い肌。焦点危うい眼。≪聖戦≫の維持だけで手一杯なのは明白であった。

【全世界全存在掌握/征戦の内部展開/極大化した越境者の攻撃――どれほどの負担がか細い身体に圧し掛かっていることか!】

「聖王よ!我が信仰の盾を此処に!」

 そして防御陣構築にもっとも重要な役を担うのは聖騎士である。その防御力と防壁の扱いは戦闘団でも随一。
 己が生命と信仰に全てにかけて、次につながねばならなかった。結界行使者の女神官もイムカもとうに限界。
 結界が消滅すれば、全ての希望は潰える。

「神盾(ディヴァインシールド)!!」

 それはムガのバリアフィールドのさらに前面。すなわち威力の殆どを先ず己が受け止めることに他ならない。
 強制進化より、最高峰の聖盾術は極限まで高められていた。これで防御陣構築の手札は全て使い果たした。後は――

「フゥ…ッ!」

 遍歴騎士がロングソード+10を鞘に叩き込む。そして、己がソウルよりその秘奥を抜き放つ。
 それは奇怪な剣だ。水晶のように透き通った刀身。そしてそこより宇宙的神秘の翡翠色の光が溢れていく。
 宇宙的神秘――ある意味で、その力の本質は相対する上位者の近しい者かもしれないが、それはこの場において意味の無い話だ。

【月の光を蓄えし、原初に近しき大剣。振るうは防御陣と破滅の光。その接触の瞬間!
 ロイが、エルフの野伏が、リージュが、ゴブゴブコンビがやったように迫り来る威力を可能な限り削り取る!】

「ムーンライトソードッ!!」

 光柱が如く、英雄を惑わす月の光が解き放たれ、それが消滅光と激突する。
 遍歴騎士の、エーカー最強の不死者の、その秘奥たる刃。不壊なる月光と異なる在り様を示す古き月光。
 宇宙的神秘に満ちた光と光が激突し、衝撃と共に数多の防御障壁が砕け散る残響を最後に――光が全てを覆いつくした。
914 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/27(水) 21:47:46.46 ID:M7w9dq2No

 瞬間、襲い掛かった衝撃と苦痛は空前絶後であろう。
 肉体のみならず精神すらもズタズタに引き裂き、粉とし、消滅させる大禁呪である。
 幾つもの防壁と迎撃を重ねて威力を殺し続けたとはいえ、圧倒する光の氾濫は戦闘団を一息に飲み込んだ――

【ダメージ判定(表現/描写は任意】

 ロイ…大〜特大ダメージ
 アキレス&ベティ…小〜中ダメージ(破壊光は直撃しておらず衝撃ダメージによるもの)
 ソーマタージ…中ダメージ
 ムガ…中〜大ダメージ
 リージュ…中〜大ダメージ

 −−−−−−−−−−−−
 −−−−−−−−−
 −−−−−−

「ッツ――」

 一瞬、気絶していたイムカが光が過ぎ去った後に視野を取り戻した時、まず、敵――上位者の損傷は著しかった。
 黒い肉体の一部が塵となり、苦痛に身もだえする様子は滑稽めいてすらある。
 
 放たれた全世界全存在掌握…本体無き霊核が振るう権能としても破格であり、
 その代償は小さくは無かった。確かに戦闘団は上位者を追い詰めていたのだ。

「結界は…ッ」

 血に汚れて半分見えない視界で周囲を確認。≪征戦≫の結界は既に消失していた。
 急ごしらえで聖遺物の魔力任せで構築した結界である。その場しのぎ以上ではなかった。

【征戦の消失:強制進化消滅/リソース拡張消滅】

 ≪聖戦≫の結界は――維持されていた。蒼い空は皹だらけ、峻厳なる山脈はノイズ塗れと、ともすれば砕け散る瀬戸際であったが。
 今なお、希望はつながれている。

【聖戦…健在なれど崩壊一歩手前】
915 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/27(水) 21:49:45.85 ID:M7w9dq2No

 聖騎士…
 皆の前に立っていた。聖剣と聖盾ごと…両の手を失い。夥しい出血を大地にこぼしながら。
 その背に生命の気配は最早無かった。立ったまま絶命している。

 ミスター・ジョンソン…
 倒れている。瀕死の重傷だが、生存している。顔色が酷い。
 障壁のルーンを刻む際、生命力の殆どを魔力に変換していたようだ。戦闘不能。

「―――!!」

 惨憺たる有様でありながら、女神官が結界を維持できた理由…皆がその身を護り抜いたのもあるが、
 その精神を悲劇より護り抜いたのは――

【イムカが一瞬気絶していた最中にも上位者の触手は各人を襲い続けていた。それを――重戦士のだんびらとドワーフの大鎚が防いでいる】

 重戦士…
 その有様は悲惨だ。黒鉄の鎧は砕け散り、破片はその肉体に突き刺さっている。
 夥しい出血量。それでもなお、いち早く立ち上がり、吼え、ただの鋼の大剣であるだんびらを振るい耐えている!

 ドワーフの盾砕き…
 重傷を負いながらも、彼もまた、重戦士と共に髭を震わせながら大鎚を振るい、生き残り達を上位者のより護り続けている。
 頑丈/頑健な肉体はこのときのためにあると。そして、先程の不甲斐なさを払拭し、多くの復讐を果たさんがため。

「―――」

 イムカは声を発しようとした。が。掠れた息しか出てこない。
 倒れていた遍歴騎士が剣を杖代わりに立とうとしている。そして、別の地点――狩人。

 遍歴騎士…
 大きなダメージを受けている。が戦闘続行可能。ムーンライトソードを手に立ち上がろうとしている。

「―――!!」

 狩人ガルファクス…
 身に帯びた外套は消失し、漆黒の肌と深紅の眼を露出させて咆哮。半ばまで折れたノコギリ鉈を放り捨てる。
 力の大半を失っている上に武器を失っている。(アキレスは見ていただろうが、破滅の光を黒の剣で斬った≠フだ。
 その背後で頭から地面に埋もれたゴブゴブコンビが脚をバタつかせていた。

(上位者も瀕死だが、こちらの状況は重篤だ。早く、援護を――)

 イムカは立ち上がろうとして、老婆のように真白くなった己の髪を見た。衰弱著しい。さらに心臓が片方潰れているのに気付く。
 そして、立ち上がれない理由は単純明快だった。片足が無い。

 イムカ…戦闘不能。状態異常多数。 イムカによる将校スキル/指揮ボーナスの全てが消滅。

【戦闘団は既に半壊している。能力上昇の恩恵も最早残っていない。重戦士とドワーフの盾砕きが踏ん張っているが、もう持たない】

「―――」

 音が無い。イムカの鼓膜が潰れているためだ。崩壊寸前の神話の大地の中、誰か―――
916 :それ行け我らが鋼の巨人 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/27(水) 21:55:54.63 ID:UucjiGh+0
>>911>>914>>915
「かっはっ…!?」

たまらず膝をつき崩れ落ちるリージュ。
ヒトならざるモノ、シャルウルであれば未だ肉迫出来ていたかもしれない。
なれどリージュはヒトである。
幾重にも折り重なった奇跡によって一時神霊の域にまで手をかけたが既に過去の事。
従者と共に紡いだシャルウルの断片を纏う程度で上位の存在に太刀打ちなど出来る筈もなかった。

武骨なパーツも動く度にボロボロと剥がれ落ち、額を切り血を流し片目を瞑ったその姿は満身創痍。
崩れ行くシャルウルの断片と共に従者等も影へと沈んで行く事しか出来ない。
なれば今一度シャルウルに身体を明け渡し自身が消えれば最悪は防げるだろうか?
否、シャルウルだろうが上位者だろうが何方に軍配が上がろうとも此処に居る皆が無事では済まない。
そもそも先ほどの短いやり取りでシャルウルの格が急転直下の大暴落を起こし、その結果自我が戻ったのだ。
最早シャルウルに『全てを破壊するもの』の体現は望めそうになかった。

万策尽き             てはいない。

「……ま、だ……ま、だあああ!!」

女が吠える。
顔を上げ腕をつき両足をしかと大地につけ立ち上がる。

「バイアリー…たああああああああああああああああああくっ!!!」

リージュの影が身体の大きさを超え広がる。
広がった影からその姿を誇示するように直立腕組みでソイツは迫出でる。
宙に聳える黒鋼の城、万能大型変形マシン兵器、スーパーロボット・バイアリターク!
世界に姿形から振るうチカラの全てを決定される最終兵器!!

間髪入れずそのツインアイからブチ放たれる熱光線。
薙ぎ払うような動きでカッターのように触手を、上位者の身体を切り払わんと!!
917 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/27(水) 22:01:40.66 ID:mtwuQ1W40
>>909-915
【ロイ】
乾坤一擲の大技 青みを帯びた銀色の鳳となって上位存在に迫り そこて潰える
消滅魔法をわずかに抉るにとどまった奥の手 命運ここに尽きたと悟る・・・が

ロイ「――――ッ!?」
自分の手をつかむ誰か 聞こえてきたのは ジョンソンの側近
鎧にルーンが施され 発動する 最後に見たのは 白く消失する黒の兵団

気が付いたら防御結界の中 呆ける間もなく防御姿勢 そして光に飲み込まれる・・・・・

ロイ「・・・・・っ・・・・・・ッ・・・・・・!!」
痛い 痛みを感じる ということは 生きている・・・?
ぼやける視界はやけにクリアだ 答えはすぐにわかった 兜が割れているのだ

ロイ「クソッ・・・蒼銀の鎧が・・・!」
元より現存していた右腕は辛うじて無事なれど 神話の残留である他の部位は容赦なく砕けていた

なにより体が思うように動かない ゴボリと気道をふさぐ吐血 見れば 岩の礫が腹を貫通している

ロイ「ゴボッ・・・・・ゴホッ・・・クソ・・・ッタレ・・・!」

一体何人生き残っている? 一体何人が死んでしまった…?

【アキレス】
ガルファクスは? こちらに目もくれない 大樹は矮小なる存在にかまけているほど暇じゃなかったらしい
とりあえずは安全圏にたどり着いたといえる だが

「あーもーこいつ暴発しねぇだろうなぁ!?」
ゴブコンビの援護としてザップガンのレバーを引き絞る 放たれるビームの先を睨み すべてが網膜に飛び込んでくる

不死鳥と化したロイ ビームを放つリージュ 防御姿勢をとる面々 そして迫る光と その前に躍り出るエルフの笑み

・・・・・・・・・・・・・・・・・

アキレス「いてててててて・・・・えぇいクソ!!」
衝撃波に吹き飛ばされ石だらけの地面を転がる 破壊の光はガルファクスが受け止めてくれたらしい
体のあちこちを擦りむいたが それだけだ

みんなは? エルフの姿が見えない 聖騎士が両腕を失いピクリとも動かない ミスタージョンソンの側近2人の姿が見えない
そういえば老賢者の姿も 他のメンツは?ほとんどが傷つき 動けないでいる ジョンソンとイムカもひどいものだ

女神官は今にも死にそうな顔で結界を維持している
その中で重戦士と盾砕きのドワーフが迫る 遍歴騎士が立ち上がろうとしている

そのすべてが網膜と海馬に焼き付いていく

・・・ここで何か聞こえた気がした それが声なのかもわからなかった

早く 援護を―――


アキレス「…ッ!!」
気づいたときには走りだしていた 青き霧を纏い 半壊した戦士団を置き去りにして

ロイ「ッ・・・・アキレェェェェェェス!!!」
叫びが聞こえた 目の前をくるくると舞うのはハルバート 思わず両手を伸ばし つかむ
蒼き炎の残留を纏うそれはジュウと音を立て 手を焦がすが 不思議と痛みはない

古き神話の世界より受け継がれた武器を持つは 青き霧を纏いしヘタレ男

「――――――――――ァァァァァァァァァァアアアアアアアアアア!!!!!!」
重戦士を 盾砕きを追い抜き なおも上位存在へ 気が付けば喉もつぶれよと叫んでいた

今や上位存在の目の前まで接近した 跳躍 構えたハルバート その切っ先は上位存在の顔に向けられ

技術も何もない 裸一貫ランスチャージ 破れかぶれの一撃が今 上位存在に迫る
918 :ムガ :2018/06/27(水) 22:02:18.56 ID:pML0zP+K0
>>909-915
「……生きて、いるな……?」

その肉体の大半が消し飛び、しかしムガという存在そのものは健在であった
魔翌力体として顕現した体躯の核、心の臓のみは辛うじて守られているのだ
故にそこより放たれる青白き魔翌力、それが今のエレメンタルたる彼女を形成するほぼ全てなのである
そしてその事を自覚し、今まで一度足りとも信仰を抱く事がなかった神とか言うちっぽけな存在に感謝を抱いた
まだ戦える、共に戦える、仲間達(コイツら)といる事が出来る!

「さぁ……もう少し、もう少しだけ……」

手は伸ばさなかった、ほんの数瞬前の出来事の際には
正しくは憚られたのだ、エルフの眼差しを見たその刹那
受け取った菓子、あぁ、そういえばレシピを聞き忘れたなと苦笑
元猫人(イリー)に作らせるつもりだったのに、地味にあれは料理が上手い

シュボッ……!

陽炎ろい、その姿は揺れて飛んだ
巨大な敵に向けて火の玉めいて突撃、右腕での絶華を放つべく飛翔!
919 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/27(水) 22:06:21.98 ID:vvIIP6CV0
>>909-915
「馬鹿なヤツだ。そんな事で命を捨てる気か?」
言おうとした憎まれ口は、ヒューヒューという呼吸音でしかなかった。
鉛色の防壁の向こう。防御人に引き込まれたソーマタージには、目の前に立つ重戦士を止める事は叶わなかった。


そして、極光が全てを飲み込む───。


『───馬鹿なヤツだ。本当に』
ぼたりぼたり。夥しい量の白い血が地面を濡らす。その出所は膝を付き、腰から上の合成皮膚を全て引き剥がされたソーマタージ。

蠢く白い人工筋肉は表情を見せない。 グールのような悍ましい姿となっても、まだ彼は生きていた。
ならば、まだやるべき事がある。傷ついた身体を休める事は許されない。

『……ヒーローはッ、…そうそう死なないものってか?』
立ち上がればゴボリと喉から血が溢れる。咽頭部の電子スピーカーからノイズ混じりの声でいつもの軽口を飛ばす。
バンビめいた覚束ない足取りは、やがてどす黒い殺意を秘めた重々しい物へと変わっていく。自分に出来る事は、これしか無いのだ。


『泥試合にはさせねェぜ。今日がお前の命日だ』
懐に忍ばせていて無事だったCOMPから、圧縮フィールドに収納していた赤き刀を引き抜く。
殺す。殺すのみだ。ヨタヨタと力無く、しかし殺意だけは人以上のものを醸し出しながら上位者へ走る!
920 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/27(水) 22:34:04.91 ID:M7w9dq2No
>>916

 崩れかけた結界。崩れかけた術者。ゆえにバイアリータークも満身創痍の状態で現界となる。
 が、それでも、この局面で兵器相当の戦力が健在であることの意味は大きい。

「――――」

 触手を切り払われながらもそれらは断面より泡立ち再生。

「ハァッ!」

 さらに神秘の光を放つ大剣をたずさえし遍歴騎士が復帰!バイアリタークに迫る触手を寸断。
 路は切り払われ、迎撃に回っていた重戦士とドワーフ、そして越境者達へ貴重な時間と隙間を生み出す。

>>917

 アキレスの健気な突撃はしかして、接近して迫る上位者の威容。
 ハルバートの切っ先は歪んだ頭蓋骨の如き頭部に突き刺さ――らない!!
 幾重もの結界!尋常ならざる強度の外皮!皆が引き裂いていたそれは――全員が一流だからこそ痛痒を与えていたモノ。

【絶望的な自力の差。アキレスが神話の武器を手に持ったところでで感情だけで打倒を為せるほど世界は優しくはない】

「GUAAAAAAAAAAAAAG!!」

 が、運び屋アキレスの役割は十二分。ここに、ハルバートを届けたのだ。獲物を失ったソレは決して見逃さない!
 彼の背後より咆哮と共に乱暴にハルバートの柄を掴む巨躯――狩人ガルファクスがアキレスごと力任せにハルバートを押し込む!!

【グチャ!と気持ち悪い音と共にハルバートの刃が深くつきたてられる!】

>>918-919

「かっとべっ!!!!」

 バイアリータークの熱光と共に重戦士とドワーフの盾砕き。そして、ムガとソーマタージが突っ込む。
 全員が虫の息に等しい有様。気力と生命力だけでボロクズ同然の肉体を稼動させているような有様。
 もし、一度でも膝を折れば、もう立ち上がることすら叶うまい!

「――――」
921 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/27(水) 22:34:14.77 ID:M7w9dq2No

 −−−−−−−−−

【全員対象】

 ガキン!!と硬い障壁にぶつかるような異音が響き渡る。
 上位者の前面にスペシャルセーヴィングたる強大な防御障壁を展開!!

「GUUUUUUOOOO!!」

 蒼い焔吹くアキレスとガルファクスのハルバートが押し返され始める。
 ハイアリータークの熱閃が弾かれる。接近しようとするソーマタージとムガにもそれが見える。ただ激突するだけでは犬死だ!!

(――――)

 霞んで殆ど見えない視界でイムカはロイらしき輪郭に向けて黒旋棍を投げ、地面に滑らせる。
 彼の状態から接近戦が出来るとは思わない。が、これは仕込み銃でもある。ロイは銃が不得手だろうが的は大きく今の自分よりはマシだ。

【ロイ→装備委譲:黒旋棍/弾丸1発】
 【注)イムカの世界は実弾銃の威力が非常に高いが反動が激烈である。今の状態でコレを撃つのは危険可能性が高い】

「―――」

 大量の触手を展開しそのまま数に任せて押しつぶす勢いでバイアリータークと遍歴騎士を攻撃する上位者。
 今や、バイアリータークと遍歴騎士が最後の盾である。これを失えば瀕死同然の戦闘団は容易く屠られよう。否―――

【前面展開する障壁を前に押したて、そのまま戦闘団全員を押しつぶす勢いだ!!】
 【→結界破壊系の技/術式があれば結界を貫くことは可能だ。が、今の満身創痍の状態でそれは可能か?】

「―――」

 斑の血液が大地に夥しい汚濁を穿つ。上位者も限界が近いはずなのだ。あと一歩なのだ。
 それを阻むは大量の触手と硬く構築された結界。互いに超威力を放つ余力は残っていない。  どの道まもなく審判が下る。
922 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/27(水) 22:52:55.75 ID:mtwuQ1W40
>>920
【アキレス】
渾身のランスチャージはいとも簡単にはじき返される やはり自分の様な人間がちょっと気張ったところd

アキレス「んぎょ!?」
背後からくっせぇ誰かが迫る 叫ぶ 柄をつかまれ押し込められる

強靭な結界を 固い表皮をいともたやすく食い破りグチャリと穂先が埋まる

アキレス「うべべべべべべ・・・」
―――ギィ!! ギィ!!

上位存在とガルファクスのサンドイッチにされた1人と一匹はそれどころではなかったが

【ロイ】
上位存在に群がっていく戦士団 だが自分に動くだけの力が残っていない
大一番で満足に動けないでいることに無念が募る

と 地面を滑り 脇腹に当たる硬質な何か 視線を向ければイムカがトンファーを放ったのだ

確かこのトンファー 銃が仕込まれているはず

ロイ「ッ!!」
いうことを聞かぬ体に鞭打ってトンファーを構える タスカに上位存在はでかい 的がでかければ当たる確率も高い
だが かすむ視界と だるさを覚える腕はトンファーを構えるのも一苦労 いっそ何もかも放り投げられればどんなに楽k

ロイ「―――ぁぁぁああああああああ!!!!」
腰のスクラマサクスを引き抜き 躊躇することなく脚を貫く

鋭い痛みが意識を覚醒させる 今のはなんだ 腑抜けをささやいたのは誰だ

ロイ「銃がなんだクソッタレ!!!! プラチナムフォースに扱えねぇ武器があっちゃダメなんだよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
己に活を入れ 今一度トンファーを構え トリガーを引く

とんでもない反動が自信を叩き 弾丸はまっすぐ上位存在へとすっ飛んでいく
923 :ムガ [saga]:2018/06/27(水) 22:53:03.35 ID:pML0zP+K0
>>920-921
「……!!」

指先に集中させた魔力を、穿つと同時に炸裂させら秘奥義絶華!
それは構築された結界に放たれた!
周囲のマナを、己をフィルターとし苛烈なる攻性魔力として取り込み解き放つ!
ムガを構成する魔力体が大きく減少、絶華の使用魔力は尋常な物ではないのだ!
触手への攻撃……いや、ムガは己の役割をこれだと確信している!
924 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/27(水) 22:55:05.87 ID:vvIIP6CV0
>>920-921
剥き出しの眼球に映るガルファクス。ハルバートが押し返されている。
ただ突っ込むだけではダメだ。足取りも確かになり、状況を判断する余裕も戻ってきた。
「おっと、相性悪い…」


「シィッッ…!」
グンと仰け反り、槍投げめいて触手に投げ放つ右手の刀。濁った瞳が暴れまわるそれらを捉えたのだ。
防壁を破るだけの魔術的能力は有していない。ならば、自分に出来る事をやるのみだ。

「気張って働けよ!持ち味を活かせってな!」
防壁を破らせる邪魔はさせない。COMPからチェーンソードを引っ張り出して怒鳴ると、のたうつ触手に向けて走り出した。
最後の砦たる戦士達を守るべく、猛々しいエンジンが唸りを上げる!
925 :それ行け我らの矛と盾あるいは弓矢 ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/27(水) 22:57:09.55 ID:UucjiGh+0
>>920>>921
既に限界は超えている。
小出しにチカラの開放何ぞ出来る余裕もなければ、そんな事をする状況でもない。
長期戦は望めない。
であれば一か八かの賭けしかない。

『世界の破壊』

おそらく…いや、先ず間違いなく≪聖戦≫の結界も破壊するだろう。
しくじれば戦犯どころの騒ぎではない。
しかし脅威を貫き更にはカウンターにて必殺の一撃を打ち込むタイミングは最早此処にしかない。

バイアリータークが盾であるなら自らが為すべきは一つしかない。

「全壊のシャルウルッ!!」

崩れつつあるチカラを再編、再び纏う。
全身は無理だ、なれば右腕に全てを賭ける。

右腕に構成される槍の穂先にも似た手甲。
構築が進むにつれ周囲の空間を歪ませる。
問題はこれを如何やって叩き付けるか、であるが…

「ばいありーたあああああああああああああく!!!!」

お嬢様は躊躇いもせず鋼の巨人に自らを投擲させる!
黒の矢が空を裂き天を割らんと天駆ける!!
926 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/27(水) 23:27:45.61 ID:M7w9dq2No
>>922

「インゲン野郎!走れッ!!」

 オーク特有の訛り混じりの咆哮が背後よりアキレスを貫く。
 運ぶこと、届けること。今、キャリアーたるアキレスは潰れている場合ではないのだ。
 狩人が乗せたハルバートの威力を、上位者に、運ばねばならぬ!!

>>923-924

「ムーンライト!古き導きの月光よ!」

 上位者の触手攻撃の大部分はバイアリータークに迫っている。
 これが各人に向けられれば終わりだ。ムーンライトを振るい凄まじい技量にてそれを切り払っていた遍歴騎士であったが、
 結界が迫るなか、物量に押し流される寸前であった。が、

【チェーンソードの荒ぶる轟音!!】

 ここでソーマタージがインタラプト!遍歴騎士と共に触手を寸断!夥しい肉片がバラ撒かれる!!

「乱雑な人だ!アナタはっ!」

 ソーマタージが量産する夥しい返り血と肉片を鎧に浴びながら、遍歴騎士は礼を交えて叫んだ。

 −−−−−−−−−−

 問題は結界だ。結界破壊を行うリソースを持つ遍歴騎士は触手の迎撃にリソースを割かれている。
 ゆえにこの役割は――

「ヌオオオオオオオオッ!!」

 ムガとドワーフの盾砕きの激烈なる一撃が結界に振り下ろされる。
 コレは邪魔な壁である。未来を閉ざす、絶望そのものの壁。破壊せねばならぬモノだ!!
 犠牲を無駄にせぬ奪取―結果は必ずもぎ取って見せねばならぬ!!

【二つの結界破壊が、互いの総和を大きく上回る一撃が、結界を粉みじんに破壊した】

>>922>>925

 BLAMN!!

 ロイの黒旋棍より放たれた一発の銃弾。クラーケンボルト弾。
 流石に、憤弾短銃のようなデタラメな威力こそは無いが、その威力と反動はアンチマテリアルライフルを凌駕する。
 そして――鉱石神の、あるいはその好敵手たる一柱の祝福あれかし!!

【ロイの鼓膜を一度だけ振るわせた腹で鳴らされた太鼓の音。一瞬だけ輝いた肩装甲の祝福の残滓!】

 弾丸は真っ直ぐに飛び――アキレスとガルファクスが握るハルバートの石突きに激突!最後の一押し!!

「グウウオオオオオオオオオオオオッ!!」

 アキレスの加速、狩人の膂力と技量、ロイの足掻き。ハルバートが遂に深く上位者の頭部を抉り、引き裂き――
 霊核中枢を露出させることに成功したのだ!!

「ッ―――いけエエエエエエエッ!!」

 重戦士の今なお蒼く燃えるだんびらが右より激突!そして黒い矢と化したお嬢様の拳が左より激突。
 核を交差する、歴史ある連携戦闘技――Wスラッシュ!!鉱石神の祝福受けし刃と世界を破壊する拳。
 それはX字の軌跡を描き、核を≪聖戦≫ごと粉砕した――

 −−−−−−−−−−−−
927 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/27(水) 23:27:56.64 ID:M7w9dq2No


【全員対象】

「―――」

 霧となって消え去る上位者。残ったのは激戦の痕跡など残らぬ廃坑の侘しい風景。

「………」
「あ、おやびん!」「ええと…さらばデシ!!」

 そして余韻も覚めやらぬままに、背を向ける狩人。よきイクサに満足したらしい。これ以上は無粋ということだろう。
 少なくとも、ここから連戦などというクソゲーにはならずに済みそうだ。

「………」

 遍歴騎士は――≪エーカーよりの任務は戦闘により消耗した越境者の皆殺し≫――倒れるミスター・ジョンソンに肩を貸す。

「終わりましたよ。我々の勝利です」

 と、嬉しさや達成感より喪失感と消耗と、それでいて吹っ切れたような声で勝利を宣言した。
 今は$闘団の一員の遍歴騎士でありそれでいい。彼女はそう己を規定したのだ。

「――おーい、今なら私を運ぶ権利をやるぞ。お姫様だっこも可だ。先着一名だぞ」

 と、片足を失ったイムカは夥しい犠牲に拳を握りながらも、いつものイムカとして振舞うのだった。
928 :リージュと愉快な仲間たち ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/27(水) 23:41:34.81 ID:UucjiGh+0
>>927
ウォルター「あぁ?足吹っ飛んだ割には元気だな、アンタは」

のろのろと近づきイムカを見下ろしているのは執事であった。
五体満足ではあるが疲労はハッキリ顔に出て、なんかもうボロボロである。

バイアリータークは戦闘終了と共に霞ががったようにドンドン半透明になり消えていった。
他の面々は今は確認できない。
929 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/27(水) 23:43:04.58 ID:mtwuQ1W40
>>926
アキレス「う…うわぁぁぁぁぁああああああああ!!!!!!」
ガルファクスの恫喝 アキレスが形作るは青き霧の巨人

ファイブフィンガーデスパンチ メッタに出てこないアキレスの奥の手

ガルファクスと 霧の巨人 2人の力が更にハルバートを押し込める
ロイの銃弾が石突を叩き 核を露出 その弱点に重戦士とリージュが飛び込んだ


――――――――――

アキレス「お・・・お?」
ロイ「終わったか…」

うろたえるアキレス ロイは一つ大きく息を吐く リコイルと足にぶっ刺したスクラマサクスが痛い

アキレス「あ・・・えと・・・は・・・ハーイハーイ俺やりまーす」
ロイ「おぅ 俺も頼む」

アキレス「エッ」

イムカを運ぶ重役に立候補したアキレス君 ロイもついでに運ぶことになりました

イムカだけならお姫様だっこも可能だったのだろうが ロイも一緒なら肩を貸すにとどまることだろう

アキレス「そういえば神官ちゃんは?」
と辺りを見回す
930 :ムガ [saga]:2018/06/27(水) 23:45:48.68 ID:pML0zP+K0
>>926-927
「……ふぅっ」

飛散しかけている取り留めのない残滓の魔力を、精神の鎖で強引に保つ
既にこの身は尽きた、今のムガは単なるエレメンタルに過ぎないし、それもやがてに構築の奇跡を失うだろう

「全く……ハードな旅だった、ホント」

喪ったものは多く、見上げるそれも廃坑で蒼空の祝福とは言えやしない

だというのに、それなのに

「……時は夏、世は全て事もなし……ってやつか」
「あぁ……男衆、鋼の姫のご指名だ、運んでやれよ」

くつくつと笑みを浮かべるエレメンタル

……それなのに、今こうして滅び行くいのちで迎える薄墨の露の丘の上
何よりも満ちていて、何よりも失っているそこは

「……こういうの、意外と悪くないもんだ……」

ただ、それに尽きるのであった
931 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/27(水) 23:46:23.19 ID:vvIIP6CV0
>>926-927
「ハードなのは嫌いか!?」
血飛沫を顔に受けながら怒鳴り返す。刻んで刻んで刻みつくす。道を護る為に。
甲斐はあった。結界は破られ、堕ちた上位者は文字通り消滅した。


「……終わった、か」
背を向け何処かへ向かう狩人。犬を払う様にその背に手を振り、どこかから出した塩を一つまみ投げる。
剥き出しの人工筋肉には鉛色の膜の様なものが張りつつあり、少なくとも筋繊維剥き出しのグロい姿は隠される。

「ああ、俺らの勝利だ。 今のところはな」
遍歴騎士の言葉には素直に同意。思惑も何もない、今はただ、生きて勝てた事を素直に喜ぼう。

「…誰かあいつを抱えたいヤツいる?重傷者が多すぎる?」
932 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/28(木) 00:00:54.18 ID:PYddbFkko
>>928-929

「いいから運んでくれ。ああ、お嬢様も忘れないようにな」

 先着一名はウォルターがゲットした。
 矢となり突っ込んだお嬢さんはどうしているだろうか?
 無事であれば、重戦士が女神官のそばにいくまでは♂^んでくれるだろうが。

【黒っぽい何かなお嬢様よりもラヴ優先ということだろう。世の理である。ムジョウ!】

 そしてザンネン!なのは、イムカはウォルターに取られて、ロイだけを運ぶことに相成ったアキレス君であった。
 そして女神官には、重戦士が手を貸すだろう。満身創痍だが、男の甲斐性って奴で…ああ、そういう仲か。

>>930

「お主もか」

 ドワーフの盾砕きは叫んだ。亜人として戦闘団で特にドワーフとエルフとそしてこの変わり者の鼠人は交流が多かった。
 が、エルフの野伏は散華し、今、また友を失うハメになるのか?

「何とかならんのか!これ以上、ワシの恨みの書のページを増やさんくれ!!」

 これはドワーフとしての恥も外聞もかなぐり捨てた懇願に近い叫びであった。どうにもならないのかと!これ以上失いたく無いと。

「と、いうことだが?無理か?」(………)

 イムカの傍には透明のエルフの野伏。困ったようにムガに笑顔を向けている。これは迎えに着たのか。それとも?

【ムガの結末は?】


>>931

≪000011110101≫

「魔力計正常。ミッション完了だ。まったく、過重労働だな」

 天井を見上げる。次元の裂け目。上位者の本体が核を失い膨張。
 汚い花火となって破裂し、非物質空間に食い荒らされて消失する。

「――少し品が無いが、よかろう?」

 イムカはそれに向けて中指をおったてて、上位者の末路に酷薄な笑みを向けた。


 −−−−−−−−−−−

933 :リージュの愉快な執事さん ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/28(木) 00:11:31.91 ID:S8axXqJZ0
>>932
ウォルター
「へいへい、まあアンタにゃ色々世話になったしな…
 いや忘れちゃいねえんだが……さて、どこ行ったかね、うちのお嬢は」

ご希望のお姫様抱っこでイムカを運ぶウォルター。
お嬢様は天かけて帰ってきていない。
934 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/28(木) 00:16:42.55 ID:4irriLsz0
>>932
アキレス「オッサンもちっとダイエットした方がいいんじゃねぇの・・・!?」
ロイ「知るかよ さっさと運べ こっちは銃商人だぞ」

―――ギィ!!

ベティががんばれーとハサミを振り上げる中 ロイをえっちらおっちら運ぶアキレス君でしたとさ まる
935 :ムガ [saga]:2018/06/28(木) 00:21:09.80 ID:0diTH2P10
>>932
「……馬鹿言え、恨まれる覚えはない」
「あぁ、鋼女……イムカ、アイツ(クルト)に伝えろ」
「……貸しているだけだ、返しに貰いに行く、って」

ムガは極めて平常に告げて、己の手を見た
指を拡げ、閉じて、また拡げ、そして閉じる
そして気がついた

「……しまった、これ……食えなかったな……」
「代わりに食っといてくれよ。代わりに今度会ったら奢れよ」

ドワーフに軽く、レンパスを手渡す
この体では味わう所の騒ぎではない、名残惜しいが仕方ない
傍に立つエルフの責めるような呆れるようないつもの目線が容易に想像出来た

「グングリッドってのはどっち?」
「あぁ……じゃあワタシは向こうに行くとする」
「生憎、天国とかいうの……信じてないんでね」

そしてエルフに尋ねた、彼女は……彼女たちは皆この世界の遥か高きあの世へ旅立つのだろう
ムガはそれとは異なる道を、しかし戦闘団とも異なる道へ、まるで夜露の公園の散歩のようにのんびりと歩き始める
背中を向けたまま軽く手を振って、そしてやがてふわりと何処かへ消えていったのであった

936 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/06/28(木) 00:26:45.70 ID:uxT4iLX90
>>932
「後の事はこの国の連中次第だな。俺らの仕事はここまで。 放り投げるの愉しいネ」
四散し、消滅する上位者に目を細める。これで解決か。


「ンマーお下品…」
わざとらしく閉口。思えば、ここまでやる事は今まであっただろうか?

「こういうのも成長っていうのか? 知るかよ」
今はただ……休みたい。静かなところで。
937 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/06/28(木) 00:28:01.59 ID:PYddbFkko
>>933

「まあ、君が無事ならたぶん大丈夫なんだろうさ」

>>934

 アキレスはロイを抱え、激戦の後もなお彼らしい女っ気ゼロ(ベティのぞく)の彼らしいムーヴであった。

>>935

「………」
「ああ、伝えておこう。では、な」

 倒れ伏し、号泣するドワーフと、対照的に無言で敬礼を取るイムカであった。良き旅を。

>>936

「軍隊生活が長いからな。コレくらいは許容範囲としよう」

 そうしてイムカはムガを見送り、ソーマタージに苦笑を向けるのだった。

 −−−−−−−−−−−

【エピローグ】

「………」

 大坑道の入り口で盗賊は全ての決着を悟った。
 立ち上る黒柱がその中心たる上位者を失い、内部より鈍い轟音――神格の力を逆転させた腹太鼓により粉砕!
 これは血の刻印により、金属の王国の各地に穿たれた黒柱に同時に起こり、全てが砕け散ったのだ!!

「―――」

 眷属たる天子虫が声無き絶叫をあげながら消滅する。獣と啓蒙の運び手達の、あっけないほどの最期であった。

【異界化した空が塵と消え、雄大なる青空が王国にもたらされる。久しくなかった空と太陽だ】

「終わったんだ…終わったんだな!お前ら!!」

 そして盗賊は…大坑道より出てくる勇者達、その数の少なさ。歓呼と悲しみを同時に迎えるのだった。
938 :ウォルター ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/06/28(木) 00:34:37.37 ID:S8axXqJZ0
>>937
「まあそこは心配してねえんだが…あれ?コレ寧ろ俺がはぐれてんじゃねえの?」

結局お嬢様らは戻らず、執事はイムカ共々帰路に就く。

「っべーな、これ。どーすっか」

世界は救われ周囲が徐々に喜びに溢れる中、
一難去ってまた一難。
世界の危機には程遠いが自らの明日は不透明だ!
939 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/29(金) 23:03:13.68 ID:cjYCVgzR0
【狭間のスクラップヤード】
夏!!

アキレス「あ゛〜ち゛〜い゛〜」
すっかり夏模様な狭間のスクラップヤード 水を張ったタライに足を突っ込んでぐったりしているアキレス

ロイ「だらしねぇなぁまったく」
―――ギィ!!

太陽に近い国の生まれであるロイと 砂漠の国の生まれなベティはそんなアキレスにあきれ顔である

ロイ「そろそろ昼飯時か…どうすっかな〜」

アキレス「オッサン 暑くて食用が無いんだけどさ さっぱりいかない?」
ロイ「さっぱりねぇ…」

〜それからどうした〜

半分に割られた竹 流れる水 待ち構える人々
そこは今 流しそうめんの場と化した!!

ロイ「次そば行くぞ〜」
最も 流れているのはそうめんだけではないようだが

実にさっぱりとした夏の風物詩 居合わせた仲間はいったいどう思うやら?
940 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/06/29(金) 23:11:34.92 ID:alh6aIz20
>>939
「うえーい、うえーい」

さてはて、ピンでの登場は久し振りな気がする忍びガール七八は流し素麺を前にテンションマックスである!
仲良しなユノやルシオラは越境中、少なくともこのの食いしん坊三人組み(一人はアレだが)はひとりだけな状態なのだった

「もっちゃもっちゃ……いやー、なんか大変だったみたいじゃんおっちゃん達」

お疲れ様ー、となんなら冷えたビールをグラスに注ぐ事であろう
その辺の礼儀くらいは一応あるのだ、尚ビールの注ぎ方もかなり上手い!
941 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/29(金) 23:20:36.79 ID:cjYCVgzR0
>>940
なおそばつゆを入れる容器も竹を輪切りにしたヤツである そして薬味はお好みでどうぞ

ロイ「あぁ…まぁな 俺ももうちょっと残って復興作業に勤しみたかったんだが・・・」
越境の神が許してくれなかったらしい 容赦なく飛ばされて 次の里帰りはいつになるやら

ロイ「嘗ての同僚も 上司も後輩も とにかくたくさん死んだ それが戦争っちゃ戦争なんだがよ…」
ビールを注いでもらい ぐいと煽る

ロイ「イリーはどうしてるよ ムガと仲良かったろ」
と聞いてみるテスト

そういえばアキレスは?

アキレス「ゲホッ!! ゲッホ!!!!」
つゆにわさびを溶かし過ぎたようで 花を抑えてせき込んでいる
942 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/06/29(金) 23:29:05.47 ID:alh6aIz20
>>941
「ま、その辺はこの身のもどかしさよね」

越境者のみにしか分からない感覚と言える
ましてやロイにしてみれば故郷の世界だ、その感覚は大きいであろう

「……ん、まぁ……ね、やだよね、死ぬのって……」

空っぽになったグラス、張り付いた薄黄金色の天鵞絨(ビロウド)の泡
それにまた静かにビールを注ぎ、溜息ひとつ

「ん?あぁ、墓守?」
「……ま、いつも通りじゃないかな」

苦笑、この手の嘘は七八は得意としない
それでも、あの腫れた眼で強がる彼女の尊厳を守る為にきっと察されるに容易であろう嘘をついた

「あー、もー、慌てて食べるからー」
「……鼻つまんで食べればワサビも大丈夫らしいよ?」

尚実際効果は薄いだろう、からかいの面が大きい!
943 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/29(金) 23:41:35.65 ID:cjYCVgzR0
>>942
ロイ「まぁなんだ 殺してんだ 殺されもすんだろ」

ミョウガを齧り 新たに注がれたビールを呷る
因果な商売だ 流れてくるそうめんやソバに群がる輩も 明日には死んでいる可能性だってあるのだ

ロイ「・・・ならいいんだ」
そして苦笑する四五六には少しだけ視線をそらして告げる 嘘なのは容易に看過できた だがそれだけだ

ロイ「悲しみをぬぐえるのは時間だけ・・・か」

そんなしんみりした空気を醸し出している中

アキレス「え? マジで!? よっしゃ俺の時代ktkr」
と取り出した洗濯バサミを自らの鼻にハサミ いざ勢いよくズゾッとそうめんをすすり

アキレス「ブフォ!!」
むせた 呼吸困難一歩手前なレベルでのたうち回るのであった


あれ ベティは?

―――ギィ♪
―――ギギィ♪
ーーー・・・。

流しそうめんの終点 救いきれなかったそばやそうめんがたまる場所に ベティとそのフレンドである

ハエトリグモのバグスター
ナナホシテントウのナナシと一緒に陣取って 流れてくるそばやそうめんをおいしくいただいていた
944 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/06/29(金) 23:55:11.49 ID:alh6aIz20
>>943
「そゆことね」
「……ただアレよ?殺されるのは全力で否定するからね私!」

例えその為に奪う側に立つとしても、だ
七八という少女はその覚悟と決意を持っている、無論完全とは言えないが

「……今度、まぁ……遊びに行ったげてよ、お墓の方にもさ」

僧侶たる彼女は共同墓地の墓守を引き受けている
無論他にも何人かいるが、その中で越境が一番安定しているのがイリーだったりな理由もあり大体そこにいるのだ

「……んふふっ、なーいすリアクションー」
「やーっぱワサビはねー、オトナの味だからねー」

小さなおろし金でワサビをすりおろし、小鉢に入れて素麺と一緒に頂きます
地味に七八のその辺の所作は、生まれの良さが無意識に滲み出ているのである!

「あれさー」
「……虫が集ってるってより、可愛く見えるのって、いい加減相当病んでるよね私も」
945 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/30(土) 00:05:02.17 ID:E3jlHmzY0
>>944
ロイ「分かっているさ 強かさもな」
元気よく宣言する四五六に笑みを一つ

ロイ「あぁ 自慢の酒をもって遊びに行ってやるよ」
ここからは見えぬ共同墓地 今もイリーはそこにいるのだろうか

のたうち回るアキレスはほっといて

ロイ「ちっちゃいハエじゃないからじゃない?」
かわいいな虫たちに狂気を感じる四五六 ロイは肩をすくめる

ロイ「おーし!! 今日のデザートはスイカだ!!」

水道水で冷やしたスイカ 包丁を淹れればパキリと割れて赤い果肉がこんにちは

越境の果てに散っていった命に安息が訪れんことを

//〆
946 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/06/30(土) 00:14:12.77 ID:Px878kyd0
>>945
「んふふー、さっすがおっちゃーん」
「……偶には飲むかもね、きっと」

基本イリーは下戸であり、酒は飲まない
しかしその存在が助けになる場面というのは確にあって、今がその時でないという理由は皆無

「……ん」

自身もグラスビールを傾け、空に翳した
スイカの赤が、よく晴れた群青に映える

「さらば、戦士達よ……ってね」

遥か高きあの世へは、霊峰グングリッドを目印に上って行け
向こうに見える入道雲、やがて夕立が来るだろう。季節は夏を迎えていた

//ありがとうございました、お疲れ様でする!
947 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/30(土) 22:20:40.80 ID:E3jlHmzY0
【ニブルヘイム】
ロイ「もうすぐ見えてくるぞ」

火山でも噴火したか
どこぞの阿呆が隕石でも落としたか

とにかくこの世界は一年を通じて太陽の光届かぬ分厚い雲に覆われ 海は凍りつき 寒さから逃れられぬ氷河期に突入して久しい
一行は連絡の途絶えた集落の調査に向かうグランドウォーカーとして 比較的あたたかな地下を出て地表を歩いている

アキレス「定期連絡が途絶えてもう二週間だ 何かあったのなら用心した方がいい」

さて 同行者はこの厳しい世界でなにを思うか?
948 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/06/30(土) 22:24:14.73 ID:Px878kyd0
>>947
「ふーっ……」

防寒具の上に更にぶかぶかマントに丸まって、それでも震える寒さに長い吐息をつくユノ
ラスボス・エネルギーを消費すれば代謝も高まり暖が取れそうなものだが、そうするには余りにも燃費が悪過ぎる
食糧を無駄に出来ない世界では慎むべきだし、それはここにも存分に当てはまるのだ

「……単なる機械の故障とかだと、いいんっすけどねー……」
949 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/30(土) 22:40:11.42 ID:E3jlHmzY0
>>948
ロイ「だといいなぁ」
まつ毛も凍る極寒の世界 白き化粧のロイが言う

―――ギィ!!
もこもこダウンのロイお手製防寒着に包まれたベティもハサミを振り上げた

【目標の集落】
そこは地表にある数少ない集落 工場による生産力に加え 工場で出た廃熱を利用した暖房設備により そこそこ快適な生活ができていた集落
だが今は文字通り火が落ちたような静寂しか残っていない

ロイ「さぁて…一気にきな臭くなってきやがったな・・・」
アキレス「おぉ〜い!! 誰かいないのか〜!!」

辺りの様子に顔を険しくするロイ アキレスは声を張り上げ生存者を確認していた
950 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/06/30(土) 22:46:59.72 ID:Px878kyd0
>>949
「……これって……うーん……」
「ちょっと、耳塞いで下さいっすね」
「……おーーーーいっっっ!!!」

嫌な予感しかしない光景、静謐のみが広がる銀世界
一同に告げてから雪崩などに気を付けて、なるべく控え目しかしでっかい声で呼び掛ける!

「……お返事は……どうでしょうっすか……」

ラスボスシャウトは響き渡り、一応警戒をしつつ周囲を探る事に
951 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/30(土) 22:51:42.69 ID:E3jlHmzY0
>>950
ロイ「あれか 分かった」
アキレス「あっやば」
―――ギィ!!

2人は耳をふさぎ ベティは雪の中に頭を突っ込む そしてラスボスシャウト!!

・・・シャウトはむなしくこだました

ロイ「返事がない・・・か 本格的に拙いな 俺たちは家屋を捜索する ユノは工場内部を見回ってくれ」
問いってアキレスを連れて集落の方にむかって言った
952 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/06/30(土) 22:54:23.27 ID:Px878kyd0
>>951
「……えぇ、分かりましたっす……!」

焦燥が混ざるのは最悪のケースを想定しているが為だ
基本的に他者のいのちに価値を見出していなかったユノたが、越境者達との出逢いの中で微細な変化を遂げているのであった

「誰か〜、いないっすかぁ〜……?」

工場に辿り着けば、内部をひょっこり覗き込み尋ねる
何事もないようならば足を踏み入れ、探索を行うであろう
953 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/30(土) 23:13:05.97 ID:E3jlHmzY0
>>952
工場に入るための扉は凍り付いていた だがユノの怪力であれば何ら問題なくこじ開けることができるだろう

中は霜と氷に閉ざされていた 床には何らかの部品が落っこちていたみたいだが 一番の異変は機械だろう
熱を生み出していたであろう炉につながる配管はいたるところに斧が叩き込まれていた 機械に疎いものでもわかるほどに破壊の後が刻まれている
それと一緒に男の死体が数人分 鈍い刃物を叩き込まれたように血が床に流れて凍っている

【判定 違和感:工場内部には明らかな破壊の後が刻まれているが 判定に製鋼すれば 破壊の凄惨さに比べて死体の数が少ないことに気付くかもしれない】

アキレス「ユノ 何か見つけた? こっちはとても面白くないものが見つかったよ」
―――ギィ!!

ここでアキレスが様子を見に来たらしい ユノがこじ開けたであろう扉から中をうかがっている
954 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/06/30(土) 23:16:59.94 ID:Px878kyd0
>>953
「……よいしょっ」

べきょ!
軽い掛け声と共に破砕音!これぞラスボスパワー!

「……あれっ……ふーむ、なるほどっ……?」

ユノは機械にそこまで明るくはないが、しかしファンタジー世界の住民程疎くもない
現実基準世界の出身なのだ、故に一応の見聞が叶う

「……あぁっ、びっくりしましたっす」
「うーん、こちらもっす……機械が壊されてるっす、それもとっても分かりやすく」

その破壊の仕方も力任せ、機械に詳しい者がするのならばもう少しスマートにやるだろう
アキレス達の元に歩いて行って、事情を説明しようと
955 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/30(土) 23:40:31.17 ID:E3jlHmzY0
>>954
アキレス「あぁ悪い悪い 機械が壊されてるねぇ…」
ユノにいわれて内部を探索

アキレス「う〜ん・・・? 略奪の後がないな」
もしも押し込み強盗だとしたら 何かしら価値のある部品なりが消えているものだが その様子が無い
倉庫にあった製品などもきれいに残っていた

ロイ「アキレス こっちはどうだ?」
アキレス「あ オッサン」

ついでにロイも合流してきて様子をうかがう

ロイ「破壊が念入り過ぎるな まるで恨みを持ったかのように何度も斧や鈍器を振り下ろされている 部品取りじゃないな
   それにここ 修理しようとしているあとがある 襲撃で全滅したわけじゃない というか 大部分の人は生き残ったらしい」

見れば死体の中に血を流していない者もいた 工具を握りしめたままこと切れている

ロイ「何となく原因がわかった とりあえず来てくれ」

【家屋群】
居住地となっていた場所 地面に配管がめぐらされ 工場からの暖気が各家々に通っていったのだろう

その中にはここの住人だったのだろう 身を寄せ合う者 ベッドに丸まった者の成れの果てが存在していた
一部の者は衣服を脱ぎ散らかした後も見られる

ロイ「服を脱いでいるのは凍死体じゃ珍しくない 人間寒さが限界を超えると 熱いと錯覚し衣服を脱ぐことがあるんだ
   工場を誰かが襲い 寒さから身を守る術を失い 死んでいった といったところだな」

そして家屋の一つ そこはまるで教会のように長居すが並び 教壇があり 多くの住人がそこでこと切れていた

ロイ「宗教か…ここで神にすがったか…事実は分からんが 恐らく工場を襲ったのは内部の犯罪と睨んでいる
   襲撃で人がほとんど死んでないのが理由だ もしも外部の犯行ならもっと惨殺死体がある筈だからな」

辺りを見回しながらロイが説明する
956 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/06/30(土) 23:46:25.08 ID:Px878kyd0
>>955
「……ふむふむ……?」

唸り頷きながら検分を進めて行く
成る程確かに、物盗りや略奪にしてはおかしい所が多過ぎる風に思えた

「確かにっす」
「集落に入る時なんかも、全然誰も倒れてなかったっすもんね」

ロイの推察に手のひらをぽんと叩く
しかし内部犯となれば一体何事か、破滅願望者でもいたのだろうか

「……もしくは、壊してここを出て行った?……いやぁ、でも外で生きていけるかってギャンブルっすよねぇ……」
957 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/06/30(土) 23:55:49.33 ID:E3jlHmzY0
>>956
ロイ「以前のこの集落を知らんから何とも言えんが…わざわざ壊してまで外に出る必要性・・・う〜ん」
腕を組んで考え込む

ロイ「分からん 少なくても分かっているのは この集落が壊滅したということだ これ以上は収穫はなさそうだ 帰るぞ」
そういって踵を返すロイ

アキレス「なんか怖いね」
集落を出るとき アキレスは集落に目を向けた
一体真相は何だったのだろうか・・・?

//〆
958 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/07/01(日) 00:19:39.94 ID:S8uJieOn0
>>957
「……まぁでも、なんっすかね……」
「よっぽど思い悩んで、行動に出たって思いたいっす」

でなければ、刹那的な犯行であったとしたら
それは余りにも報われな過ぎるだろう、巻き込み過ぎるであろう

「はーいっす」
「……物資はそこそこありそうですし、また来る事になりそうっすね……」

ほぅ、となんともなしに吐息
凍て付いたそれは宙を漂い、やがて風に攫われて消えた

//お疲れ様なのですっ!
959 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/07/01(日) 22:04:23.23 ID:yvmNCY7Lo
【とあるファンタジー世界にて】

 後日談的な何か――

 苦難に満ちた叙事詩(サーガ)は終わった。
 数多の犠牲と、示された勇気により外なる神は討伐され、王国は平和を取り戻した。

 上位者の討伐を果たした戦闘団も全員が満身創痍であり、
 医療院に担ぎ込まれて、しばらくは静養を余儀なくされたり、
 王都にてスケイブンとの大戦を行っていた別の越境者達と合流したり色々あったのだが――

【さてさてそんで?】

「で、だ。どうにも納得できなくてな。ああ、俺の我がままだって解ってる」

 王都――戦闘団を英雄にして賓客たる越境者に宛がわれた邸にて。
 いまだくすんだ髪色のイムカと戦闘団でお嬢様≠ニ共に上位者にトドメを刺した重戦士が会話している。

「アイツ、聖女扱いとかなるみてえだが、一生神殿の奥で暮らす…幽閉同然って俺には体のいい生贄にしか思えねえ」
「ふむ…」
「最悪、乗り込んででも――」

 同じく戦闘団の一員であった女神官は決戦時に聖遺物(レリック)を携え、≪聖戦≫の奇跡により勝利に大きく貢献した。
 しかして、それは宗教的には階位を極端に高めてしまう行為となってしまったらしく、
 悪く言えば対悪魔の決戦兵器に封じられかねない状況になってしまったらしい。魔術師の封印指定みたいなものか。

【と、言うことで、重戦士は何かと世話になったイムカに相談しているようだ(人選ミス)】

「待て、軽挙は良くない。英雄としての名声を棒に振る気か?(だが、よく言った)」
「お、おう」

 イムカが説得≠始めましたぞ。

「しかし、私に相談したのは正解だ。一人で暴走するのが一番良くないからな(さっさと行け。遠慮も容赦も無用だぞ)」
「…だが、俺のわがままにアイツを巻き込むのがな」

 こういう時、一人で抱え込むとよくない結果招くからね。年長者として理性あるアドバイスしないとね。

「確かにそれが誠に彼女のためになるかは別問題だ(誘拐しろ)」
「マジか…だが、確かにうじうじしてらんねぇな!」

 イムカはサムズアップを決める。

「邪魔者は消せよ。いいな」
「ああ!!」

 迷いの晴れた重戦士はスッキリした表情で同じくサムズアップを決めて邸を飛び出した。

【軽挙に出ようとした後進の者に道を示す政治将校という美しいシーンに刮目すべし】

//通りかかった皆さん、美しい光景を見聞きして賞賛していいのよ
960 :ウォルター ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/01(日) 22:11:46.14 ID:kmr44Wo+0
>>959
「…え、何コレ、突っ込み待ちか?いやもう待たずに走り出しちまったけど」

結局今後の方針が決まらずウダウダしている無職が
滅茶苦茶呆れ顔で紅茶を淹れた盆を片手に突っ立っていた。
961 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga]:2018/07/01(日) 22:16:06.79 ID:yvmNCY7Lo
>>960

「一応は理性ある行動を求めたのだがな。後は彼次第だろう」

 しれっとイムカはのたまって、紅茶のカップを手に取る。
 肉体的にも精神的にも重篤な傷を負っており危険な状態であったイムカだが、
 先程のやり取りや所作を見る限り大分復調している様子。

【さて、元執事(?)の紅茶のワザマエは?】

「で、君の探し人のほうはどうだ?手がかりの一つでも見つかったか?」

 あれだけ目立つお嬢様である。健在ならそろそろソレらしい情報の一つも転がってきそうではある。
 もっとも、既に越境してしまったのならば、その限りではないのだろうが。
962 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U [saga]:2018/07/01(日) 22:19:07.87 ID:uauZKStm0
>>959
「曲がりなりにもスゲー事やってたもんな。あのガキ」
剥がされた皮膚は直っていない。デコボコした鉛色の薄皮を包帯でグルグル巻きに隠しながら、ソーマタージは頷く。
堕ちたるモノとはいえ、上位者の浸食を押さえる固有結界じみたものを展開したのだ。誰だって虎の子は取っておきたい。

「死ぬわアイツ」