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HTML化した人:kagami_2nd@verymelon▲
魔王の娘「・・いつも父がすみません」 避難所
1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/14(日) 23:30:53.52 ID:Ewx86PUo
現行
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1228914083/
2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/14(日) 23:38:00.65 ID:OtXAAfYo
規制されててこっちにしか書き込めなくて困ってたんだぜ!

     |┃      ∧____へ_ 
     |┃      〈:::::::::::::::::::::::::::::| 
     |┃      ∨ ̄ ̄ ̄フ::::/ 
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 ガラッ. |┃          ̄ ̄| ̄ ̄ ̄
     |┃  ノ//   ./ ̄ ̄ ̄ \    
     |┃三    / _ノ ::::::::ヽ、 \
     |┃     /  <●>::::::<●>  \  こ、これは>>1乙じゃなくてエナジーボンボンなんだから
     |┃    | //// (__人__) ////  |  変な勘違いしないでお!
     |┃三   \    ` ⌒´    / 
     |┃三   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/14(日) 23:41:25.75 ID:yx.hIZ.0
>>2
え?>>1
4 : ◆Yzejsq13vs2008/12/14(日) 23:44:10.09 ID:8c04ZSco
おはスタはじまるよ!
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/14(日) 23:50:54.20 ID:P4Q1nN2o
>>4
これであっちでキリ着かなくても大丈夫だなww
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/14(日) 23:50:59.43 ID:KAJCkXko
ようやく参加できる・・・・・・・・・・・>>1乙ー!
本スレ期待してるよー
7 : ◆Yzejsq13vs2008/12/14(日) 23:51:43.67 ID:8c04ZSco
がんばりマッスル!
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/15(月) 01:10:45.95 ID:lUMvovMo
>>1
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/15(月) 07:46:44.36 ID:dvETRHU0
てかこっちで書こうぜ?こっちのほうが保守いらずだし、他の人の作品も書けて楽しくね?
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/15(月) 09:03:41.22 ID:7600Dp60
>>9
ログ読んで来たらいいと思うんだ
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/15(月) 09:32:16.17 ID:d89LTmEo
>>9
お前が書いたらいいと思うんだ
12 : ◆n8nQfkgWk22008/12/15(月) 21:42:56.93 ID:rhhpTHQ0
「じゃあお前が書け」とか言われた途端みんな黙っちまうんだなw
放置されてるってのもアレだし、先陣切ってみるかな


娘「…いつも父がすみません」

勇者「え? あ? ええっと、父って誰の事? っていうか君は……?」

娘「む。誰とは随分な物言いじゃの。余の父といえば魔王に決まっておるだろう」

勇者「え…ええええ!?」

娘「余がわざわざこうして出向いてきたというのに失礼な奴じゃな」
13 : ◆n8nQfkgWk22008/12/15(月) 21:52:23.56 ID:rhhpTHQ0
勇者「ちょっといろいろ待ってほしい。いきなりのことでゆうしゃはこんらんしている」

娘「何を混乱するのだ? 魔王の娘が父の愚行を詫びに来た。それだけではないのか?」

勇者「う、ま、まぁそうなんだろうけど。っていうかどうして俺の横を通り抜けて家に入りこんでるんですか?」

娘「なんじゃ、シケた城じゃな。この程度の住まいしか持たぬ者に父は敗れたのか」

勇者「あのー、魔王(娘)さんー?」

娘「まぁ、雨風が防げればそれでよいか。少なくとも、あの石牢よりは良かろうて」
  「ちょうど城を失って宿無しだったのじゃ。ここに厄介になるぞ」

勇者「……何?」


前々スレの877よりもすこし前のやり取り
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/15(月) 21:59:25.34 ID:xbs27XAo
紫煙
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/15(月) 21:59:53.44 ID:aRWZpBUo
>>12
書けない人としては毎日書き手さんが来てくれるのをチェックするくらいしか・・・
ひょっとして前々スレ>>877とかの作者さんですか?
ああいう軽い流れが好きなので今回も期待してますよ
16 : ◆n8nQfkgWk22008/12/15(月) 22:02:52.55 ID:rhhpTHQ0
酉までつけてどうするんだかな


勇者「なぁ、明日一日だけでいい。宿のほうに避難しててくれないか?」

娘「なぜじゃ? 近衛の連中ならまた追い返せばよかろう」

勇者「……おかんが来る」

娘「なぜそなたの母上どのが来るというだけで、余が追い出されなければならぬのじゃ」

勇者「頼む。この俺が一生のうちひとつだけ叶えられるという願いを使ってでもいい」
   「この家に住んでいるのは俺一人だけという事にしてくれないか」
17 : ◆n8nQfkgWk22008/12/15(月) 22:07:14.88 ID:rhhpTHQ0
>>15
正解。娘の口調がコレなのはいまのところ全部俺。


娘「いつもは手もつけぬ場所まで掃除するとは…。肉親に対しての心遣いはなかなかのものじゃな」

勇者(結局質問責めに負けて居座られてしまった…)
   (何が何でも誤魔化しきらないと…)

娘「そなたの母上どのに会えるのか。なんだか落ち着かないぞ」

勇者「俺もだよ…(別の意味でな)」
18 : ◆n8nQfkgWk22008/12/15(月) 22:13:10.19 ID:rhhpTHQ0
娘「そなたの母上が健在というのは初耳だぞ。なぜ黙っておったのじゃ」

勇者「うーんとね、まぁ、何つーか。オヤジが死んでから魔物嫌いになったわけで…」

娘「そ、そうだったのか…。し、しかしいずれはそなたの妻として挨拶に行かねばゆえ」
  「向こうから来るというのであれば好都合ぞ」

勇者(聞いちゃいないな。まぁ、知らないほうが吉って事もあるか)
19 : ◆n8nQfkgWk22008/12/15(月) 22:18:19.82 ID:rhhpTHQ0
勇者母「勇者ちゃーーーーーーーーーーん! き・た・わ・よーーーーーーーーー!」
    「あら鍵が開いてるわね。不用心だことw」


娘「はるばる遠方よりよくぞいらっしゃられた。歓迎いたすぞ、母上どの」

勇者母「あら、かわいい子ね。どこの子かしら? それに母上って?」

娘「そなたは勇者どの母上どのにあらせられる。よって母上じゃ」

勇者母「あぁ、そういう意味ね。ところで、ウチの息子を知らないかしら?」

娘「さっき風呂場のほうへ駆けて行ったようじゃが…」

勇者(言うなぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー!)
20 : ◆n8nQfkgWk22008/12/15(月) 22:22:45.47 ID:rhhpTHQ0
勇者母「勇者ちゃ〜ん、久しぶり〜♪ 元気にしてたぁ? ママはとっても元気よぉん☆」

勇者「そ、そりゃ良かった…ははは」

娘「うむうむ。親子の仲が良いとはこのことじゃな。そこまで仲が良いと、余でも妬いてしまいそうだぞ」

勇者母「それで勇者ちゃん。お見合いなんだけどぉ」

勇者「―――――――――――ッ!」

娘「お見合い? のぅ母上どの、お見合いとは何じゃ?」
21 : ◆n8nQfkgWk22008/12/15(月) 22:26:16.62 ID:rhhpTHQ0
勇者母「親や近所の人たちが仲介になって若い子の縁談を取り持つ事よ。勇者ちゃんもそういう年頃だしねぇ」

娘「は、はぁ……」

勇者母「それでぇ、この子と、この子と、この子がぜひお話しましょうって言ってきてるんだけどぉ」

娘(写真写りが悪いだけか? 魔族なら即座に手を出しそうなおなごばかりじゃ…)
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/15(月) 22:30:11.58 ID:oibnVPUo
支援支援
あんたの魔王の娘大好きだ!
23 : ◆n8nQfkgWk22008/12/15(月) 22:32:09.25 ID:rhhpTHQ0
勇者「俺は今日、この家を留守にしていたかったんだ。何故なのかは察してくれ」

娘「う、うむ…。魔族並にズレた「びてきせんす」の母上どのが持ってくる縁談が嫌だったのじゃな」

勇者「あんなグロ画像にテキトーな応答して話を進められたらたまったもんじゃねぇ。ていうか結婚相手ぐらい自分で決めさせろってんだ」

娘「親ばか、というやつなのだな。……すこし、うらやましいぞ」

勇者「頭ごなしに拒否して傷つけるのも嫌だが、あの不細工連中とお見合いするのも御免だ。ああちくしょう、コレがなければなぁ」
24 : ◆n8nQfkgWk22008/12/15(月) 22:35:17.72 ID:rhhpTHQ0
娘「母上どの。すこしよろしいか?」

勇者(任せておけ、っていから二人きりにさせたけど。大丈夫かなぁ)

勇者母「そういえば、貴女はどこの娘さんかしら?」

娘「余はそなたの息子が倒した魔王の娘であるぞ」

勇者(なっ!? いきなりヤバい事バラしやがった!?)
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/15(月) 22:37:09.76 ID:aRWZpBUo
>>17
娘のこの口調のが全部そうなら、なおさら応援させてもらうよ
こういう時は文才や画才の無さが悔やまれるww

26 : ◆n8nQfkgWk22008/12/15(月) 22:39:56.52 ID:rhhpTHQ0
勇者母「あら、そうなの?」

娘「冗談のようじゃが事実であるぞ。父が他の魔物から嫌われていた故に身寄りが無く、ここに厄介になっておる」

勇者母「あらあら大変ねぇ」

勇者(衝撃の事実を涼しげに受け止めてやがる…おかんマジぱねぇ…)

娘「そしてここからが肝心なんじゃが、余はそなたの息子と結婚を前提とした付き合いをしておるのだ」

勇者(なんで俺が言えずに苦しんでる事をそんなアッサリ言っちまうんだ!?)
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/15(月) 22:47:28.72 ID:XnRtMMAO
娘かわいい…
28 : ◆n8nQfkgWk22008/12/15(月) 22:52:27.66 ID:rhhpTHQ0
勇者母「それじゃあ、息子をよろしくね、娘ちゃん」

娘「理解のある母上どのでよかったな」

勇者「はは…マジ疲れたわ」

娘「そなたのあの場面での立ち振る舞いは見事であったぞ」

勇者「ま、俺の人生だしな。母親とはいえ、他人に全部決められたんじゃ敵わねぇって」

娘「普段がああでも言うべき所でちゃんと主張できる。それでこそ余の夫じゃ」

勇者「褒めても何にも出ねーからな」


その日の夕食は、それはそれは豪華だったそうな。





勇者母「おいおいィ、光源氏かァ? 羨ましいじゃねェかよぉ息子ォ。自分色に染めてあげますってぇ?」

勇者「……いいから帰れ」
29 : ◆n8nQfkgWk22008/12/15(月) 22:56:02.78 ID:rhhpTHQ0
昨日まで控えてた長文やらかしてみた。今日はこれで終了。
応援に感謝だぜー。


他の書き手さんにも期待ー。
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/15(月) 22:56:53.83 ID:oibnVPUo
乙ww
もっと風呂敷広げてもいいんだぜ?
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/15(月) 23:00:58.88 ID:XnRtMMAO
>>29
またよろしく!!待ってる!!
32 : ◆n8nQfkgWk22008/12/15(月) 23:14:34.72 ID:rhhpTHQ0
いまさら脱字ハッケーン
>>24二行目
っていから→て言うから


それじゃー今日はこれにてサラバ(≧ヮ≦)ノシ
33 :92008/12/15(月) 23:21:44.14 ID:dvETRHU0
>>11
pspから投下してもいいなら書くけど・・・今PCぶっ壊れて使えない><
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/15(月) 23:26:55.60 ID:hSPunf2o
諸君私はPSPが好きだ
諸君私はPSPが大好きだ

1000が好きだ、2000が好きだ、3000が好きだ
FATが好きだ、SLIMが好きだ、LITEだって好きだ

自宅で、電車で、車で、飛行機で、外出先で、新品で、中古で

この地上にあるありとあらゆるPSPが大好きだ

フラッシュをフォーマットしてアップデートした際に起動音と共に再起動するのが好きだ
Flashの書き換えが成功してバージョン偽装に成功した時など心がおどる

自作ソフトやプラグインも好きだ
更新され不具合が解消されただけではなく新機能がついた時など胸がすくような気持ちだった

NANDのバックアップを取るのが好きだ
バージョンを戻すためにするNANDのリストアには感動すら覚える

CFWの更新なんてもうたまらない
バッテリー残量が70%きっているという警告を無視してインストールするのも

                    最高だ



俺もPSPだけどこん位は書ける

 早 く 書 け
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/15(月) 23:34:22.03 ID:M2pCCIAO
俺もPCぶっ壊れたて携帯からの投下なんだが

書いてみようと思う

どんなのがいい?
>>40
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/15(月) 23:36:38.16 ID:dvETRHU0
>>34
すまないがpsp様が眠いとおっしゃっておられる
明日の夜に始めるよ、ごめん。あと文才ないから期待するなよー
37 :追伸2008/12/15(月) 23:44:07.55 ID:dvETRHU0
あと、RPGとかやらずにレースゲームばっかやってるから呪文とか分からん
誰か呪文や武器の一覧・効果とか書いてくれないか?
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/15(月) 23:46:42.03 ID:hSPunf2o
>>37
邪気眼まとめでぐぐってきな!
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/15(月) 23:58:52.07 ID:2tJRKKoo
>>37
ttp://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EA%A5%B9%A5%C8::%A5%C9%A5%E9%A5%AF%A5%A8%A4%CE%BC%F6%CA%B8%A1%A6%C6%C3%B5%BB
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/16(火) 00:02:55.03 ID:O/rY16Q0
えー、呪文一覧・効果でググったらDQの呪文・効果とかでてきたからそれベースに書くことにする

ところで、ドラクエの100ダメージって結構あるの?普通は体力いくらぐらいある?
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 00:32:58.34 ID:tiYheYDO
終盤で300あればかなり高いほうじゃなかった?
Lv1でHP15くらいだし
100ダメージはかなり痛い
42 : ◆Yzejsq13vs2008/12/16(火) 00:59:17.03 ID:./8bq0Qo
魔王「なぁ女王よ…」

女王「なんでしょうか?」

魔王「我等が人間界で暮らし始めて幾年…やはり迷惑をかけてばかりなのかのう…」

女王「知能の低い魔物は欲求に忠実ですからね…人間を簡単に傷つけてしまいます…」

魔王「やはり…やはり魔界と共に我等は滅びるべきだったのかも知れないな…」

女王「……」

魔王「しかし…不思議なものだな…魔族の王が光を求め人間界に来るなんてな…人間には忌み嫌われているかも知れないが…」

女王「いいではないですか」

魔王「ん?」

女王「それでいいじゃないですか、きっと、きっといつか人間と分かり合える日が来ますわ?」

魔王「そ、そうだな…」
43 : ◆Yzejsq13vs2008/12/16(火) 01:02:48.68 ID:./8bq0Qo
女王「でも、私はあなたと一緒になら死んでもよかったですがね…」

魔王「おまえ……」

女王「あ・な・た……」

いちゃいちゃきゃーきゃーいちゃいちゃ

執事「イチャイチャグランプリ優勝!!!優勝ですぞおお!!!そんなことより!!魔王様!!大変です!!!」

魔王「む?なんだ居たのか執事…何事だ?」

執事「王国の人間達が、人間の村を我々が壊滅したと発表しました!」

魔王「!! そんなこと本当にしたのか!?」

執事「いえ!あそこに住む魔物は大人しい物ばかり…決してそのような事をするはずはありません!!」

魔王「く…耐えねば…耐えねばならぬのか…?」

女王「あなた…」
44 : ◆Yzejsq13vs2008/12/16(火) 01:04:09.79 ID:./8bq0Qo
大臣「これより、我々の偉大なる王からの言葉です。ご清聴願います…」

バカ王「もうすでに知っている者もおるかも知れんが!外れの村が魔族によって壊滅された!!」

民衆「な、なんだって…まさか…ざわ…ざわ…」

大臣「静粛に!」

バカ王「ごほん…こんな暴挙、許していいものだろうか?いや!ワシは許せん!!皆の衆!我々王国兵隊は武器を取り
     薄汚い魔族の討伐を行う!再び綺麗な世界を!人間の世界を取り戻すのじゃああ!!」

民衆「がや…がや…そうだ!魔物なんかに好きにさせるものか!!おー!おー!」

大臣「これでよかったのでしょうか…」

バカ王「いつまでも野放しにしておくわけにはいかんからのぅ…いいのじゃよ…」
45 : ◆Yzejsq13vs2008/12/16(火) 01:05:49.92 ID:./8bq0Qo
執事「魔王様!人間の兵達が各地の魔物討伐を開始いたしました!…ご決断を…」

魔王「……」

女王「あなた!」

魔王「誇り高き魔族の者達よ…もう、何も我慢をするな…欲求の限りを尽くせ…」

執事「よ、よろしいのですか?」

魔王「売られた喧嘩…魔王が受けずに誰が受ける!人間を駆逐し!第二の魔界をこの世に!」
46 : ◆Yzejsq13vs2008/12/16(火) 01:06:19.17 ID:./8bq0Qo
女「きゃー!魔物よ!魔物が!!!ぎゃっ…」

魔物「ケケー!!ケーーーー!!」

男「サイ!バイ!マン!」

魔物「ケ…ケケ……」

男「やったか…くっ!妻!それに息子!!ッッ…遅かったか…くそ…魔物め!魔物めッッ!!!!」


魔王「さぁ…止められるなら止めてみよ…お前ら人間達に!光が…正義あるというのなら!!」

これは勇者が16歳になる1年前のお話し…誰も知らない裏のお話し…
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/16(火) 01:09:36.42 ID:ScaCD3k0
これは過去編?
48 : ◆Yzejsq13vs2008/12/16(火) 01:10:30.53 ID:./8bq0Qo
>>47
過去編というか本当にショートショート
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/16(火) 01:11:38.01 ID:Zvnj3oAO
>>48
楽しみにしてるぜ
50 : ◆Yzejsq13vs2008/12/16(火) 01:12:00.71 ID:./8bq0Qo
えwwちょwwwwwwもう終わりwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 01:14:30.27 ID:20VNInso
           r'丁´ ̄ ̄ ̄ ̄`7¬‐,-、           /
        r'| |          |  |/  >、     /
        ! | |          |  |レ'´/|       |   待 て
        | | |   /\   |  |l  /⊂う    |
        | | |__∠∠ヽ_\ |  リ /  j     ヽ   あ わ て る な
        |´ ̄   O   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`!      〉
        l'"´ ̄ ̄ヾ'"´ ̄ ̄`ヾ::幵ー{       /   こ れ は 孔 明 の 罠 だ
        ⊥,,,,,_、    ___,,,,,ヾ| l::::::|      |
         lヾ´ f}`7   ヘ´fj ̄フ  | l::i'⌒i    |    そ ん な 事 は 無 理 だ
         l ,.ゝ‐イ    `‐=ニ、i | l´ ( }    ヽ
         l     {         U | l 、_ノ    ∠ヘ
        l   / ̄  ''ヽ、   | l ヽ_       \,_________
           !  ハ´ ̄ ̄ ̄`ト、  |亅〃/\
        ,人 f ´ ̄ ̄ ̄``ヾ  j ,!// {_っ )、
      // `ト、__iiiii______,レ'‐'//  _,/ /スァ-、
    ,.イl{ { 々 !/´しllllト、 ̄`ヽ、 // /´,.-、 /彑ゝ-{スァ-、
  ,.イ彑l l > ゞ く l 〃 l|ハ.lヽ、 ハVゝヽ二ノ/ゝ-{、彑ゝ-{、彑ァ-、
,.イ彑ゝ-'l l ( (,) レシ′   !l `ソァ'´    _ノ7{、彑ゝ-{、彑ゝ-{、彑{
ュゝ-{、彑l l  ` -イヘ      !l // /⌒ヽヾ/_ゝ-{、彑ゝ-{、彑ゝ-{、
 {、彑ゝ-'l l f⌒Yハ ',    !l/ / ヽ_う ノ /-{、彑ゝ-{、彑ゝ-{、彑ゝ
彑ゝ-{、彑l l{ に!小 ヽ   /!l /   ,/ /彑ゝ-{、彑ゝ-{、彑ゝ-{、
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/16(火) 01:15:45.33 ID:vLb4epw0
>>48
ふぅ・・・
53 : ◆Yzejsq13vs2008/12/16(火) 01:19:00.07 ID:./8bq0Qo
まだ慌て、あわあわわわわ
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/16(火) 01:19:37.59 ID:20VNInso
                                =     =
                                =. ポ  =
                              ニ=  ッ そ -=
                                   ニ= キ れ =ニ
                                 =-  l. で -=
  、、 l | /, ,                          ニ. な. も ニ
 .ヽ     ´´,                         ´r ら  ヽ`
.ヽ し き ポ ニ.        ━━━一          ´/ ヽ`
=  て っ ッ =ニ
ニ  く. と. キ  -=
=  れ.何. l.  -=
ニ  る と な =ニ
/,  :. か ら ヽ、  
 /     ヽ、  
  / / \ 
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/16(火) 01:30:53.01 ID:ScaCD3k0
>>54
くっそ吹いてしまったwwwwwwwwwwwwww
56 : ◆Yzejsq13vs2008/12/16(火) 01:52:42.23 ID:./8bq0Qo
徹夜しても結婚式イベが浮かばない気がする…
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/16(火) 02:37:35.28 ID:ScaCD3k0
思いつくのは娘関連だと
「新婚旅行」「ファンクラブのその後」「義父の嫌がらせ」「浮気?」「花嫁修業」
使えそうな単語は
「世間知らず」「悪酔い」「風邪」「ケンカ」「魔王の仕事」「隠し事」「クリスマス」
使えそうなのあったら採用してみないか?

安易にネタを作り出すなら新キャラ作るのが一番楽だが、多かれ少なかれ揉めるか?
娘か勇者に妹or姉でも作って、結婚にもう反発させるとか思いつかなくもない
娘の姉妹なら反発してる内に勇者に惚れてしまうとか話どんどん作っていけて楽なんだがな

というか過去編書いたらいいんじゃないのか?長編でいけそうな感じじゃww
58 : ◆Yzejsq13vs2008/12/16(火) 02:45:18.87 ID:./8bq0Qo
おぉ〜ありがとうww 今他の魔王スレでインスピレーション吸収してたよ

新キャラは一発ネタくらいでしか出したくないんだよねー
あと、もう長編は書かんwwwwww
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 06:21:04.20 ID:e8a9yOAo
>◆Yzejsq13vs
正直なとこ作品は期待してるが長編だとどうだろ?
最後の厨二展開の前まではまだ面白かったがあの辺りで一気に冷めた
今回くらいの軽いのならドンドン書いて欲しいとこだがなww
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/16(火) 06:47:27.25 ID:ZXjo0yg0
cfw厨は氏ね
61 :402008/12/16(火) 07:44:22.19 ID:O/rY16Q0
>>39
ありがとう!参考にさせてもらいます

>>41
ありがとう!DQやってみようかな、DSにあったか?

んじゃ、今日の夜あたりから書かせて頂きますー
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/16(火) 07:55:16.84 ID:nEUxB0Ao
女王と先代魔王の若い頃の話とか聞きたいな
娘と勇者とそっくりだとか
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 09:27:40.06 ID:20VNInso
CFW厨wwwwwwwwwwwwww
イミフwwwwwwww

               +   + +     +   +
                ∧_∧  ∧_∧ ∧_∧  +
                  (0゚・∀・) (0゚・∀・) (0゚・∀・) ワクワクテカテカ  +
               oノ∧つ⊂) ∧つ⊂) ∧つ⊂)    +            +
.       ∧_∧   ( (0゚・∀・) (0゚・∀・) (0゚・∀・)       +    +
       ( ;´Д`)  oノ∧つ⊂)∧つ⊂) ∧つ⊂)  +            ∧_∧     +
  -=≡  /    ヽ   ( (0゚・∀・)(0゚・∀・)(0゚・∀・)   ワクワクテカテカ    (0゚・∀・) ワクワク
.      /| |   |. |  oノ∧つ⊂) ∧つ⊂) ∧つ⊂)             oノ∧つ⊂)
 -=≡ /. \ヽ/\\_( (0゚・∀・) (0゚・∀・) (0゚・∀・)   +         ( (0゚・∀・) テカテカ
    /    ヽ⌒)==ヽ_)=∧つ⊂) ∧つ⊂) ∧つ⊂)        ∧_∧ oノ∧つ⊂)  +
-=   / /⌒\.\ ||  ||(0゚・∀・)(0゚・∀・)(0゚・∀・)ワクワクテカテカ( ´・ω・)  (0゚・∀・) ワクワクテカテカ
  / /    > )| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|     /ヽ○==○ (0゚∪ ∪    +
 / /     / / .|______________| -=≡ /  ||_ ||_ と__)__)
 し'     (_つ  ̄(_)) ̄ (.)) ̄ ̄ ̄ ̄ (_)) ̄(.)) ̄    し' ̄(_)) ̄ ̄ ̄ ̄(_)) ̄(_))
64 : ◆Yzejsq13vs2008/12/16(火) 15:35:41.92 ID:./8bq0Qo
CFWって何?
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 15:43:08.83 ID:1jnED3Eo
>CFW
よく解らんがぐぐったらPSP関連のスレが出たからそっち系かと
厨をつけるほどだから不正コピーのソフトを動かす改造関連じゃない?
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 15:43:40.61 ID:VAjxZXko
センタッキー・フライド・ウィッキー
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/16(火) 15:45:30.23 ID:cypgFOQo
Capture・force・wizard(キャプチャー・フォース・ウィザード
の事じゃね?
68 : ◆Yzejsq13vs2008/12/16(火) 15:47:24.79 ID:./8bq0Qo
サンクス
それにしてもよーわからんww
あ、今日の夜から明後日まで僕はかけないので他の人よろしくwwwwww
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/16(火) 15:56:11.09 ID:nEUxB0Ao
KFC
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 16:06:03.05 ID:bpNbj4wo
ケンタッキーフライドかしわ
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 16:06:44.26 ID:20VNInso
まぁ、俺がPSPのやつだけどね

正直割り厨はPSP捨てたらいいと思う
ま、このスレで言ってもわかるやついないか
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 16:07:49.55 ID:MAKMLEgo
>>71
チラシの裏でどうぞ
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 16:20:19.74 ID:MzTg/1Mo
クロス・ファイヤー・ハリケーンの誤字かと思った
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 16:37:28.79 ID:A6DywYDO
>>71
そうだなPSPの画面割るような奴は捨てた方がいいよな

2スレ目っぽいのから見てるんだが1スレ目は見た方がいいのかね
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 16:39:57.37 ID:MzTg/1Mo
割り厨ってのは初めて聞いたな
割れ厨ならともかく
76 : ◆Yzejsq13vs2008/12/16(火) 16:42:59.45 ID:./8bq0Qo
>>74
推奨
しかしDAT落ち
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 16:56:48.86 ID:20VNInso
>>74
うん、俺も1台割っちゃって捨てたんだ


是非読むべき
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/16(火) 16:58:01.89 ID:nEUxB0Ao
スレ違いだから専用の板いけよ
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/16(火) 18:44:47.12 ID:O/rY16Q0
PSPから投下だのDQの魔法がどうだの言っていた者ですが、書き溜めとかないから考えながら
9時あたりからかかさせて頂きます

どの辺から始めればいいでしょう?
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/16(火) 19:04:46.69 ID:nEUxB0Ao
誰が書いた話かわからなくなってゴチャゴチャすると思うから

やるなら酉つけたほうが良いと思うぞ
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 19:45:41.91 ID:e8a9yOAo
>>80も言ってるが作者さんが増えるとゴチャつくうえに
ここは保守しなくても長期間スレが残るから
酉があるとレス抽出できて読みやすいから助かるよ
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 19:47:51.03 ID:vc3.PRco
お客さんの多さに辟易して放置してたが、こっちは平和に伸びてるな
これは支援せざるをえない
83 :NFS中毒2008/12/16(火) 20:51:53.78 ID:O/rY16Q0
そろそろ時間だから始めます。NFSは神ゲ。一応名前つけときましたー
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 20:53:24.26 ID:nEUxB0Ao
ちょっとまて酉が無い
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/16(火) 20:54:26.54 ID:O/rY16Q0
あと、めっちゃ投下遅いです。超低速でいかざるを得ないので、そこはよろしくですー
気長によろしくお願いします
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/16(火) 20:57:00.28 ID:O/rY16Q0
>>84
新参なので分かりません><なんですかそれ?
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/16(火) 20:59:34.65 ID:nEUxB0Ao
説明するの面倒だから誰か説明してやって
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 21:00:25.35 ID:IHzyg3Qo
#の後になんかかいたら幸せになれる
89 : ◆TFCMetgQpg[sage]:2008/12/16(火) 21:02:25.98 ID:e8a9yOAo
名前に「#〜」と書けばこんな感じになる
ただし「#NFS中毒」だとこうなるから他にしてくれよなww
90 :ひつじ ◆1cSheepRaM[sage]:2008/12/16(火) 21:04:19.36 ID:Jd27nOco
↑こんな感じで 名前欄に半角♯以下
半角英数アルファベット8文字
全角なら4文字で酉がつく
91 : ◆Q8WLrytfxw[sage]:2008/12/16(火) 21:05:30.16 ID:Jd27nOco
NFS中毒 なら
NFS中・・・までが有効なんじゃないか?
92 : ◆TFCMetgQpg[sage]:2008/12/16(火) 21:06:06.09 ID:Jd27nOco
中毒まで有効みたいスマン子
93 : ◆JUkxKykm7U2008/12/16(火) 21:10:29.34 ID:O/rY16Q0
ついたかテストー
94 : ◆4lByRlnTnE[sage]:2008/12/16(火) 21:11:49.38 ID:e8a9yOAo
テストがてらNFSを全角にしてみたww

確かちょっと前に酉が全角5文字まで増えたらしいよ
ただ「NFS中毒」だとNFSが半角だから4文字でも大丈夫なんだよなww
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 21:13:37.78 ID:Jd27nOco
>>94
そうなのかwwww
探すのにうちのpcスペックでは追いつかないな・・・
96 : ◆JUkxKykm7U2008/12/16(火) 21:24:17.95 ID:O/rY16Q0
じゃ、始めます。

娘「あの、勇者さんですか?」

勇者「ん?俺?そうだけど?」

娘「いつも父がすみません」

勇者「へ?」

娘「私の父がずいぶんみなさんにご迷惑おかけしているので、挨拶にと・・・」
97 : ◆JUkxKykm7U2008/12/16(火) 21:33:47.60 ID:O/rY16Q0
勇者「いや・・・何のことでしょ?」

娘「んー、ネタバレすると、私の父は魔王で、私はその娘です」

勇者「は・・・?」

娘「嘘じゃないですよ?」

勇者「いや、事態が飲み込めないというか・・・」

娘「むー、口で分からないなら連れていくまでです。論より証拠ですー」

がしっ

勇者「うぇ?」
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/16(火) 21:46:48.45 ID:O/rY16Q0
勇者「ちょ、どこ娘「ルーラ!」

ドヒューン(←本編>>1のパクり。捻りなくてすみません。) 


娘「到着ですー」

勇者「うわ、暗いな・・・ここは?何処?」

娘「流れが読めない人ですねー、魔王城ですよー」

勇者「ここが?マジで?」

娘「マジでです」

勇者「いや・・・生け捕りとかないよね?ないよね?」
99 : ◆JUkxKykm7U2008/12/16(火) 21:50:10.46 ID:O/rY16Q0
あ、名前欄空欄になってるw
ルーラってワープ?とりあえずそういうことにしときましたが、違っていたらカキコおねですー
100 : ◆n8nQfkgWk22008/12/16(火) 21:53:33.36 ID:ktnWS..0
任意の街とかへの移動魔法だからそれでOKだよん
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 21:55:40.61 ID:Jd27nOco
>>99
これを機に専ブラ導入をお勧めするよ
コテ酉の記憶なんかも出来るからね
102 : ◆JUkxKykm7U2008/12/16(火) 22:00:37.93 ID:O/rY16Q0
娘「それはないですよ☆」

勇者「ありそうで怖いな、帰りたい・・・」ボソッ

娘「何か言いました?」

勇者「いやなんでもないですはい」

娘「じゃ、入りましょうか」

トコトコ

門番「これはこれは姫様。お帰りなさいませ。そちらはどなたで御座いますか?」

娘「こちらは勇者さんよ」

門番「何ですと!?勇者!?なぜです!?」

娘「ちょっと私の方から用があるの」

103 : ◆JUkxKykm7U2008/12/16(火) 22:03:33.74 ID:O/rY16Q0
>>100
ありですー

>>101
分かりましたー
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 22:12:05.41 ID:e8a9yOAo
>◆JUkxKykm7U
専ブラ使ってないと、この時間帯って辛くないか?
jane styleの書き込みプレビュー見たら酉を全角4文字までしか認識してないっぽい
酉の文字数が板ごとに違うのか俺の勘違いなのか・・・?

勘違いとか変なミスは教えてくれるだろうから
気にせず書いてくれれば良いと思うよ
105 : ◆JUkxKykm7U2008/12/16(火) 22:14:51.41 ID:O/rY16Q0
門番「むぅ・・・しかし、いかに姫様の御用とあれど、そのような者を通す訳には・・・」

娘「私の言うことが信じられないの?」

門番「そのような事は断じてありません!心配なのは、その者を通した後に突然暴行に及ばないかということです」

娘「なら、これで」ガチャ

勇者「手錠?これ手錠?」

娘「そうです・・・どう?」

門番「それなら大丈夫ですな、姫様以外の者は外せない上、強固にできているようなので」

娘「じゃあ、門を開けて」

門番「かしこまりました」カチャ、ギギギギギ
106 : ◆JUkxKykm7U2008/12/16(火) 22:26:25.97 ID:O/rY16Q0
娘「ありがとう」

城敷地内
娘「あの門番、ホントに疑い深くて・・・手錠、後ではずしますね、すみません」

勇者(うわぁ・・・まだ魔王城くるレヴェルじゃねぇってのに・・・入っちゃったよ)
娘「どうされました?」

勇者「いや、なんでも」

娘「言いたい事があったら言ってくださいね☆」

勇者「帰っていい?」
娘「☆断☆固☆拒☆否☆不☆可☆能☆駄☆目☆」

勇者「・・・・・・・・・はぁ」

休憩!NFSしてきます
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 22:40:23.93 ID:e8a9yOAo
乙です
この娘も楽しみだぜww

ちなみにNFSってNeed for Speedとかいうやつ?
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 22:45:47.33 ID:Jd27nOco
>>107
俺はFNS歌謡祭でも見るのかと勘違いしてたw
109 : ◆JUkxKykm7U2008/12/16(火) 22:51:39.45 ID:O/rY16Q0
>>107
そうですよー楽しいです!激しくクラッシュしてハイウェイを転がる過激なストリートレースゲームです

>>108
ぜんぜん違いますwむしろ何ですかそれ?w
110 : ◆JUkxKykm7U2008/12/16(火) 22:54:25.85 ID:O/rY16Q0
転がることが目的ではないですがwちゃんとバトルしますよ!

あと、きょうは後2、3回書いて寝ます
111 : ◆JUkxKykm7U2008/12/16(火) 23:09:03.25 ID:O/rY16Q0
娘「続き始めますね☆」
勇者「帰ってい娘「だーめーでーすー」
てな訳で続き。

娘「気を落とさずに!さ!いきましょー!」がしっ

勇者「まず手錠を・・・」

娘「今は駄目です、後で私の部屋に行きますからそのときに」

勇者「わかったよ」

娘「むー、テンション低いですねー」

勇者「そうかなぁ」

娘「十分低いじゃないですか・・・あー、布団が吹っ飛んだ☆」

勇者「・・・・・・」

娘「・・・///・・・^^;・・・orz」
112 : ◆n8nQfkgWk22008/12/16(火) 23:17:01.06 ID:ktnWS..o
勇者「帰ってい娘「だーめーでーすー」
↑これがちょっと読み辛いと感じる今日この頃

どういう状況なのかはわかるからいいんだけれども

勇者「帰ってい…」
娘さん「だーめーでーすー」

っていう感じにすると状況がわかりやすいかもしれない

お節介でごめんねー
113 : ◆JUkxKykm7U2008/12/16(火) 23:19:12.23 ID:O/rY16Q0
娘「ごめんなさい・・・シケましたね・・・」

勇者「いや・・・いいよ・・・」

娘(むぅー、テンション上がらないっていうか下がりました・・・なら、、、)

娘「ほらほらぁ☆」こちょこちょ

勇者「っ!?ぶっはwwwwwwうぇwwwwwうぇwwwwwちょwwwwwやめwwwww」

娘「やめろと言われてはやめる気にならないです☆」

勇者「やwwwwwやめwwwるなwwwwうぇwwwwwうぁwwwww」

娘「え?やめるな?分かりました☆続けます☆」



無限ループ
114 : ◆JUkxKykm7U2008/12/16(火) 23:22:14.14 ID:O/rY16Q0
>>112
分かりましたー次からそうしますねー

にしても眠いです><
次で一区切りしますー
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 23:26:03.69 ID:Jd27nOco
>>114
お疲れ様・・・
116 : ◆JUkxKykm7U2008/12/16(火) 23:41:47.58 ID:O/rY16Q0
勇者「ひぃ・・・wwひぃ・・・ww」

娘「どーです?」

勇者「まいっ・・・参った・・・ヒャハww」

娘「じゃ寝てないで起きあがって下さい」

勇者「いや・・・なんかもう・・・コチョぐられたおかげでオラなんだかすっげぇ元気がでてきたぞ!」

娘「キャラ変わってますよ!(でも元気でたみたいで良かったぁ☆)」

勇者「キャラ変えて気分転換完了!さぁさっさと手錠外して魔王様に会いに行こうぜ!」

娘「はい!」


今日はここまでにしますー。お付き合い下さった皆さん、ありがとうございました!明日また9時くらいから続きしますねー

では、お休みなさいですノシ
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 23:43:56.13 ID:5dfLFtIo
乙!
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 23:44:25.48 ID:AfUC4.6o
VIPおちた?
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 23:45:32.80 ID:fIzJxKgo
うん
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/16(火) 23:47:39.38 ID:Jd27nOco
1000 以下、VIPPER(ry 2008/12/16(火) 22:01:35.72
                            ID:Pz4ZjOIg0 (PC)

>>1000なら魔物と人間が和解して平和になる話も書いてもらえる

vipの1000はこれだった
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/17(水) 00:16:45.20 ID:mUBco22o
>>112
個人的には
勇者「帰ってい──」
娘さん「だーめーでーすー」
かな、意味は同じなんだけどね
122 : ◆n8nQfkgWk22008/12/17(水) 01:15:47.07 ID:UwJMJFwo
>>121
「―(ダッシュ)」嫌いな人と「…(点リーダ)」嫌いな人と両方いるからねぇ
どう表現するかは悩みどころだよねー

↓今日っつーか今夜はタイムオーバーしてるからこれ一本。


娘「自分の意志を貫けてこそ一人前と言えるのじゃ」

娘「だから食えぬのじゃ。余にも人には言えぬ理由がある。じゃがな…」

勇者「んじゃ俺が貰うー」

娘「あああああっ! それは最後に食べようと思うていたのにっ!」

勇者「だったら先に言えよなー(もぐもぐ)」

娘「それを今から言おうとしていたのじゃ! まさか問答無用で口に入れるとは…」

勇者「食いたいんならまわりくどい言い訳しないでそう言えよ。ほら」

娘「そっ、それを余に寄越してはそなたの分が無くなるではないか!」

勇者「お前の分を俺が食ったから、俺の分はお前が食う。これで平等だ」

娘「うう…すまぬ」
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/17(水) 01:30:04.93 ID:xOILgPco
どれが>>1なんだ?
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/17(水) 01:32:39.04 ID:mG7jzSYo
>>123
◆Yzejsq13vs が>>1
125 : ◆Yzejsq13vs2008/12/17(水) 01:40:13.39 ID:1NSkB8Qo
>>120
ありがとう
努力する
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/17(水) 01:52:53.37 ID:KsjpDxQo
>>125
別に俺が1000取ったわけじゃないし
◆Yzejsq13vsなりのストーリが楽しめればそれでいい
1000とった人には悪いがどんなストーリーになってもいいよ
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/17(水) 02:00:21.50 ID:xOILgPco
>>124
把握した
結婚式の話がこのスレになかったから>>1がこっちにいないと思ってたが
今内容を考えてるとこなのね
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/17(水) 02:01:08.55 ID:kwQ.yKco
支援すると言って寝落ちしてた
これが俺の支援だ!!

http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/maou_musume_itumo_suimasen.html
過去ログ
129 :書ける時間があったので…SS ◆Yzejsq13vs2008/12/17(水) 02:16:30.71 ID:1NSkB8Qo
娘「ルンルンル〜ン♪ルンルンル〜ン♪」

勇者「何をしているんだ?」

娘「あ、勇者様!これですか?なんだと思います?」

勇者(質問を質問で返すと怒られますよ…)

娘「これはですね…魔界に伝わる伝説…高位悪魔ジングルとの契約の準備をしているんですよ」

勇者「じ、じんぐる?」

娘「そうです!ジングルは寒い季節にしか契約を結べなくて、その方法は、このような針葉樹に煌びやかな飾りつけをして呼び出すのです!」

勇者(あれ?それって…)

勇者「そのジングルって言うのと契約すると…どうなるんだ?」

娘「とても素敵な飾り付けをした人と契約を交わし、姿を見せぬまま…素敵なプレゼントがもらえるんですよ☆」

勇者「お義母さん…ちょっと…」

女王「なんでしょう?」

勇者「いつまで子供に夢を与えてるんですかあなたは…」

女王「ジングルのことですか?うふふ…魔界ではいるんですよ?本当に」

勇者「それは夢のある話しだ」

???「ほー!HO!ホー!」
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/17(水) 02:30:21.22 ID:4Cu70EDO
>>128
GJ!ありがとう
明日パソコンでゆっくり見ることにする
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/17(水) 06:58:28.62 ID:7eFfT6co
今更ながら「ー」と「…」を使わないならこんな感じ?

勇者「帰ってい娘「だーめーでーすー」

勇者「帰ってい『娘「だーめーでーすー」』」

こういうのって暗黙のルールに近いとこで1行に1キャラって感じもあるから
>>112>>121で作者さんの書きやすいように(好みで?)するのが正解だと思ってるよ

>>128
そこってタイトル検索ってあるの?
よく見るんだが「次へ」で1ページずつ探してるからめんどくさくって
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/17(水) 18:17:35.97 ID:7T8Cs6Qo
ヒント ページの上にある【ジャンル別】
133 : ◆JUkxKykm7U2008/12/17(水) 20:03:46.36 ID:exBP9p60
今日はちょと頭が重いです、9時半くらいから始めますー 
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/17(水) 20:22:43.24 ID:1NSkB8Qo
期待
俺も書き溜める時間が出来たから書き溜めるかね
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/17(水) 20:47:08.58 ID:1NSkB8Qo
作業用に妖星乱舞聞いてる事態そもそも論外なのだ…
136 : ◆JUkxKykm7U2008/12/17(水) 21:33:35.77 ID:exBP9p60
娘「時間なので始めます」
勇者「おーけぃ」


娘の部屋
娘「では、手錠外しますね」

勇者「そういやこれ鍵穴とかなくね?」

娘「ないですよ、そんなの」

勇者「何故?」

娘「捕らえた敵を他の者の手によって逃がされることの無いように、です」

勇者「へぇ・・・で、どうやって外すの?」

娘「私が、というか魔王族の者が触れば解除、となっていますー」

勇者「魔王族特有の能力ってやつか」

娘「まぁ詳しくは知りませんが・・・どうなってるんでしょうねー」


137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/17(水) 21:34:29.51 ID:1NSkB8Qo
期待
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/17(水) 21:39:06.40 ID:1ercp1so
帰ったら丁度始まったとことは縁起がいいやww
139 : ◆n8nQfkgWk22008/12/17(水) 21:39:19.46 ID:bAoqfd2o
期待ー
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/17(水) 21:41:28.77 ID:1ercp1so
>>139
期待する気持ちは同じだが
貴方の新作も楽しみにお待ちしてるんですよ?ww
141 : ◆JUkxKykm7U2008/12/17(水) 21:41:37.72 ID:exBP9p60
勇者「まぁどうでもいいや、外してくれぃ」

娘「了解です」カチャ

勇者「ふぅ・・・束縛されないってのはいいもんだな」 

娘「ですねー私も束縛はイヤですー」

娘「手錠も外れたことですし、父の所に行きましょうか」
142 : ◆JUkxKykm7U2008/12/17(水) 21:50:23.49 ID:exBP9p60
廊下

勇者「魔王ってどんな人なんだ?」

娘「優しい人ですよ、とっても」

勇者「なら良いんだけど。タメ口でもいいかね?」

娘「その辺は気にしなくてダイジョブです、友達感覚で話して頂ければその方がいいです」

勇者「ふーん・・・フランクなんだな」

娘「むしろ敬語使う方が危ないんですよ」

勇者「ソースは?」

娘「んー、前にですね、」
143 : ◆JUkxKykm7U2008/12/17(水) 22:01:08.16 ID:exBP9p60
娘「ここを訪れた人がいたんですよ」

娘「なんでも父に用があったみたいで、初対面だっただけに敬語で話しまして」

勇者「それでそれで?」

娘「初対面にも関わらず、ブチキレちゃって・・・『敬語は使うな!魔物の間に上下の区別はない!』って
言って、その人ボコボコにしちゃって・・・」

勇者「こえぇなオイ」

娘「あの時父が怒ってたのがトラウマになって、それ以来来訪者には毎回このことを伝えています」

勇者「トラウマに成るほど怖かったのか・・・」

娘「はい・・・」
144 : ◆JUkxKykm7U2008/12/17(水) 22:03:05.32 ID:exBP9p60
ちょい休憩、変なとこで止めてすみません><
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/17(水) 22:06:25.19 ID:1NSkB8Qo
この世界は魔王生きてるのか
休憩終わりにでも娘スペックよろしくww
146 : ◆JUkxKykm7U2008/12/17(水) 22:20:07.55 ID:exBP9p60
娘スペック
年齢・19ほど。自分設定では人間と同じように年をとります。何百年も生きているわけじゃないです。
フランドールじゃあるまいしw

身長・155ほど。小さいと言われるのを激しく嫌う。
以前キレた時に魔王城を破壊しそうになった。

容姿・超絶美人。詳しく書くと萎えるかもなので想像でw

他のキャラスペもいりますか?
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/17(水) 22:21:48.14 ID:1NSkB8Qo
>>146
サンクスコ
あと勇者頼む
148 : ◆JUkxKykm7U2008/12/17(水) 22:31:46.80 ID:exBP9p60
勇者スペック
年齢・娘と同じく19ほど。

身長・180ちょい。何?娘との差が開きすぎ?それがいいのではないか!

容姿・イケメンではないが、フツメンよりはカッコいい。女子からはモテモテである。たぶん女を引きつけるようなオーラかなんかがあるんだろう

スペックだけで体力を半分消耗した!しばらくこのスレより離脱する!

30分位で帰ります
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/17(水) 22:37:34.92 ID:1NSkB8Qo
>>148
ちょ 勇者リア充かよwwwwwwww

そして離脱…だと…?

書き溜めたが待機は続く
150 : ◆n8nQfkgWk22008/12/17(水) 22:54:32.90 ID:bAoqfd2o
わくわくてかてか



娘「なあ勇者どの。こやつと共に暮らしたいのじゃが」

勇者「その猫は…いつぞやの木登り猫だな」

娘「どうやらこの者も身寄りがないようでな。他人事とは思えぬのじゃ」

勇者(この猫、見るからに弱ってるなぁ。野良猫だし、人が手を出したらストレスでくたばるんじゃ…)

娘「…ダメかのう?」

勇者「野良だったんだから、いきなり居なくなっても泣くなよ?」

娘「よ、よいのか!? よいのじゃな!? 良かったな、勇者どのも許してくれたぞ!」



ぬこ が じゅうにん に くわわった
勇者(あの身長からの上目遣いは強烈過ぎる…)
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/17(水) 22:56:52.87 ID:1NSkB8Qo
>>150
はぁはぁはぁはぁ…

お前の嫁の娘をくれ!
152 : ◆n8nQfkgWk22008/12/17(水) 23:05:30.36 ID:bAoqfd2o
>>151
娘「む?」

勇者「どした?」

娘「いや、何かとてつもなく嫌な感じがしてのぅ」

勇者「風邪でもひいたんじゃね? っていうかお前に人間用の薬って効くのか?」

娘「それは使ってみた事が無いゆえ、わからぬ」

勇者「んじゃー試しに飲んでみろよ。ほれ下剤」

娘「ではさっそく…って、なにを飲まそうとしとるのじゃたわけ者ーーーー!」
153 : ◆JUkxKykm7U2008/12/17(水) 23:05:51.37 ID:exBP9p60
娘「次見たらもう帰ってきませんよ・・・って鬱になるからやめやめ!やーめー!」

勇者「ま、友達感覚で話せば問題ないんだろ?」

娘「です♪どうか怒らせないでくださいね☆」

勇者「努力するよ」

娘「話してる間に到着ですー。この部屋に父がいます」

勇者「また薄気味悪い装飾の扉で」

娘「魔王城創設時からこれなのでしかたないんですよー、私もこれはちょっとキライですー」
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/17(水) 23:12:32.23 ID:1NSkB8Qo
あ、>>153の娘は詩音っぽい!

うんそれだけ…
155 : ◆JUkxKykm7U2008/12/17(水) 23:14:43.70 ID:exBP9p60
コンコン

勇者(ノックか・・・ここは魔物も人間も変わり無いみたいだな)

娘「お父さーん入っていいー?勇者さんをつれてきたのー」

勇者(お父さんw以外に可愛いなwww)

扉の向こう「おーそうか、待っとったぞ、ほれ入れ入れ」
ギギギギギ

娘「入りましょうか♪」

勇者(ちょっと緊張・・・)
156 : ◆JUkxKykm7U2008/12/17(水) 23:27:59.11 ID:exBP9p60
☆魔王の部屋☆ 

魔王「おー、君がそうか!俺は娘の親父の魔王だ、よろしくなー!」

勇者「俺は勇者、こっちこそよろしく!」

娘(大丈夫みたい、よかったぁ・・・)

魔王「それはそれでイケメンじゃないかー」

勇者「お世辞?お世辞?ソーセージ?」

魔王「いやお世辞でもソーセージでもない、娘が惚れるのも分かる」

勇者「は?」

魔王「いやだから、」
娘「あーあー!!!」
魔王(どした?)
娘(何もうバラしてるのよ!ばかばか!)
魔王(あっそうか☆ごめす☆)
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/17(水) 23:30:28.23 ID:1NSkB8Qo
めがっさフランクwwww
158 : ◆JUkxKykm7U2008/12/17(水) 23:38:27.98 ID:exBP9p60
勇者「???」

娘「すみません、馬鹿な父で・・・」

魔王「ぼくばかじゃねーぼくてんさいー」

娘「馬鹿!!!」

勇者「おいおい、馬鹿じゃなかろうが」

娘「馬鹿ですぅ!ふえぇ・・・すみましぇん・・・」

魔王「いやごめん、悪かったから泣くな」

勇者「そうそう、泣くなよ、な?」

娘「うぇぇ・・・ふぇーん」

勇者「・・・一回出直してくるよ」

魔王「すまん、泣きやむまで付き合ってやってくれ」
159 : ◆JUkxKykm7U2008/12/17(水) 23:42:12.48 ID:exBP9p60
えーと、今日はこれで終了です。また明日の9時くらいに現れます。
みなさんお付き合い有り難う御座いましたー
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/17(水) 23:44:41.55 ID:1NSkB8Qo
>>159
乙、低速だけどどんな感じになるか期待しとるよー

さて、俺のターン!!
161 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/17(水) 23:50:15.01 ID:1NSkB8Qo
勇者「まぁしかし…本当に王都の城を制圧するとは…」

娘「みなさんご苦労様です♪」

魔物達「おー^^」

女王「流石世界の真ん中ですわね!私達のお城よりじめじめしていませんわ!」

勇者(なんでお義母さんが一番テンション上がってるんだ)

勇者「それより、あのバカ王とかもろもろはどうしたんだ?」

魔物「へへへ、あいつならギャーギャーうるさいんで牢屋にぶち込んでおきましたぜ…」

勇者「そうか、もちろん…アレをやらせているんだろうな?」

魔物「もちろんですぜ!」
162 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/17(水) 23:51:33.97 ID:1NSkB8Qo
見張り魔物「おら!しっかり焼かないか!!」

バカ王「なぜワシは宙吊りにされ、鉄板の上の肉を上手に焼いておるのじゃああああ!」

見張り魔物「それは魔王様に聞くんだな!焼き土下座じゃないだけでもありがたく思え!」


魔物「しかし魔王様…アレは一体どういった意味が…」

勇者「いや、特に意味無い。焼いた肉はお前たちが食べていいぞ」

魔物「はっ!」
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/17(水) 23:51:34.94 ID:PV86y9Yo
>>159乙!
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/17(水) 23:52:51.13 ID:MT056pso
グwwwwwwwwルwwwwwwwwグwwwwwwwwwwwwルwwwwwwwwwwww
165 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/17(水) 23:52:56.60 ID:1NSkB8Qo
娘「あ、そこの飾りはもーちょっと…うん、そんな感じ!あー!それはセンスを疑いますね!そうそう…それで…うん…」

勇者「すっかり夢中だな、少し休んだ方がいいぞ?」

娘「でも、なんかいてもたってもいられないというか…私たちの事ですから自分でやりたいな〜なんて///」

勇者「じゃあ、尚更だ。俺たちを祝福してくれる皆の気持ちがこもった式を待てばいいさ」

娘「そうですね!じゃあ、ちょっと休憩します。夜まで時間ありますから、勇者様もごゆっくり」

勇者「あぁ」

勇者(結婚か…あのおさげの男女ですら無事に挙げられなかった結婚式…
    敵ばかりの俺たちがうまく行くのか?やれやれ…マタニティブルーだぜ…ん?マリッジ?ん?マタ…マリ…みて?)

勇者はマリッジとマタニティの区別が付かなかった
166 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/17(水) 23:54:18.12 ID:1NSkB8Qo
勇者「さて、時間もあるしどこか行くか…」

ニア魔王の娘の部屋
  女王の部屋
  牢獄
  厨房

勇者(また唐突にギャルゲーみたいな選択肢が…こういう場合ヒロインの所なんかに行っちゃうとストーリー進んじゃうから他の所でイベントこなすのが無難だな…)

  魔王の娘の部屋
  女王の部屋
  牢獄
ニア厨房  ピッ

勇者「今日の料理とか気になるし覗いてみるか」

ガチャ
ガヤガヤガヤ

勇者「お、忙しそうにしてるな…ん?」
167 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/17(水) 23:55:29.86 ID:1NSkB8Qo
コックA「これの盛り付けは!」

魔物A「あ、それはですね、こんな…感じ…でっと!」

コックA「おー斬新だなー!その発想は無かったよ!あんた随分いい腕してるじゃないか!!」

魔物A「いやぁ、あはは趣味で少しやっていた程度ですよ」


魔物B「おい!松茸料理はどうしたい!?準備できてるのかえ!?」

コックB「もうとっくに調理終わっているさ!」

魔物B「おぉ手際がいいな!これは…この松茸料理ならみんな喜んでくれるぞい」

コックB「この俺が少ない材料で思考を思考で思考し考えた究極の松茸ガムだからな…」

勇者(いや、それはとっても食べたくありません…)

バタン

勇者「しかし、あいつら妙に仲が良いと言うか、共存していると言うか…
    料理人同士気が合うのか?親子で喧嘩している奴等もいると言うのに…」
168 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/17(水) 23:56:41.74 ID:1NSkB8Qo
勇者「さて…次は…」

  魔王の娘の部屋
  女王の部屋
ニア牢獄  ピッ
  厨房

大臣「はへ…はへ…ま、魔物殿…」

見張り魔物「ん?なんだ?」

大臣「さっきから私が必死に押して回しているこれは…一体何の意味が…」

勇者「意味は無い!」

見張り「魔王様!」

大臣「い、意味は無いだと!」
169 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/17(水) 23:58:11.39 ID:1NSkB8Qo
バカ王「ではこのワシがやっている宙吊り焼肉の刑も意味が無いと言うのか!!?」

勇者「うん、そうだよー だって捕らえた以上何かさせないといけないと先人は仰っていた…
   見張りよ、あっつあつの鉄板の上空で服を着たままじゃとっても熱そうだ、王様の服を脱がしてあげなさい」

見張り「御意!」

バカ王「や、やめろー!そんな事をしたらワシのデリケート肌が!や、焼けてしまうぅう!」

見張り「大人しくしろ!」

バカ王「や、やめてくれー!ダメじゃ!らめえええええ!!」

大臣「おうさまあああああああああああああ!」

魔物が中年おやじの服を脱がし、中年おやじ二人は涙を浮かべ悲痛な叫びを上げている様に勇者は耐えれなくなり牢獄を後にした…

勇者「バカばっか…みーんなバカ…さて、次は…」

  魔王の娘の部屋
ニア女王の部屋  ピッ
  牢獄
  厨房
170 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/18(木) 00:00:33.61 ID:rdHU1N.o
コンコン

勇者「お義母さん、いますか?」

ガチャ

女王「あら、勇者さん、娘の所より先に私の所にやってきて私とフラグを立てるおつもりかしら?
    魔王の娘だけじゃ飽き足りず、魔王の妻まで奪おうと言うのですね?若さって素晴らしいですわね〜」

勇者「あ、俺帰りまーす」

女王「あらあら冗談ですわよ。さ、入って下さい」

勇者(本当にこの人は掴み所がわからん…というか、なんだあのドレスは…花嫁より目立つぞ…)

バタン

女王「お茶お入れします?」

勇者「あ、全然お構いなく…」
171 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/18(木) 00:01:45.94 ID:rdHU1N.o
女王「そう…それにしても、本当に貴方達が結婚するなんてね」

勇者「意外だったんですか?」

女王「えぇ。私はてっきりすぐにお逃げになるのかと思いましたよ?」

勇者「いや〜そんな事する訳ないじゃないですか…ははは」

勇者(逃げたら問答無用でかなぐり捨てられそうですしおすし…)

勇者「あの、まだ…まだお義母さんは…俺の事許してないですか?」

女王「…どうかしらね?もし、貴方があの子を失ったらどう思いますか?」

勇者「……すごく…辛いです…」
172 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/18(木) 00:03:25.04 ID:rdHU1N.o
女王「…うふふふ…憎んでいたらお義母さん、なんて呼ばせませんわよ♪」

勇者「あ…」

女王「さぁ、娘の所へ行ってあげなさい?もう着付けも終わって綺麗なドレスを着ていると思いますわ」

勇者「は、はい!」

女王「あ、あまりにも綺麗だからって襲ってドレス汚しちゃダメですよ?」

勇者「そんな事しませんよ!……」

女王「ん?」

勇者「この命が尽きるまで!娘を愛し続け守り続けます!もう二度と!貴女の大切な人を失わせないように!!」

女王「ふふ…期待していますわ…」

バタン

女王「これで…これで良かったのよね…あなた…私嬉しいの…純粋に…おかしいかしら?」
173 : ◆JUkxKykm7U2008/12/18(木) 00:05:50.85 ID:XWJS1fY0
あ、あれ?>>169後半ですさまじいデジャヴ・・・くらっときた
174 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/18(木) 00:06:43.72 ID:rdHU1N.o
勇者「さてと…娘の所に行くか…」

コンコン
……

勇者(ん?いないのか?)

コンコン

勇者「おい、入るぞ?」

ガチャ

勇者「なんだ、いるじゃないか…」

娘「あ、勇者様…」

勇者「ウェディングドレス、すげー似合ってるよ…まるで空から舞い降りてきた天使のようだ…」

娘「ふふ…ありがとう…ございます……」

勇者(あれ?スベった?)
175 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/18(木) 00:08:08.57 ID:rdHU1N.o
勇者「どうしたんだ?元気ないぞ?」

娘「…なんだか急に不安じゃないですけど…気持ちが押しつぶされそうで…こういうの、マリッジブルーって言うんですかね…?」

勇者(そうか!マリッジブルーの方だったか!)

勇者のかしこさが 1上がった

勇者「どうしてだ?俺じゃ不満か?」

娘「そ、そんな事無いですよ!!むしろ…勇者様じゃ…ないと…///」

勇者「なら、そんな顔するな。主役が暗い顔してちゃたんまりとご祝儀を持ってきてくれた人達に失礼だろ?」
176 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/18(木) 00:09:53.32 ID:rdHU1N.o
娘「でも…」

勇者「でももヘチマもない!俺と一緒にいることが不安に感じるならその不安をかき消す程にお前を愛そう…
    それでもまだ不安を感じたり、暗い顔してると言うなら!」

勇者は娘の手を引っ張り少し強引に引き寄せる…

勇者「笑顔のおまじないを俺がいつでもかけてやる…」

娘「ん…」

互いの唇が重なる…長く…世界に二人しか存在していないような時間…
こんなにクサいおまじないだとズッキュウウウン!やスピードワゴンさんを登場させたくなるがそれは自重した…
177 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/18(木) 00:10:54.49 ID:rdHU1N.o
勇者「笑顔のおまじないを俺がいつでもかけてやる…」

娘「ん…」
ズッキュウウウウウウウウウン!
    , -──- 、
 /::::::::::::::    ::\
/:::::::::::        ::∨ト、        こいつはくせえッー!
::::::::::          :: レ'ノ
::::::::::::::        ::: レ'⌒ヽ     ゲロ以下のにおいが
ヽ-───i===i─-}ァ'  ノ    プンプンするぜッ─────ッ!!
、` ー-===-゚---゚==‐' /
、`¨フ>;''ニニゞ,;アニニY´; )     こんな作者には出会ったことが
_、;;)¨´,ニ=゚='" ,.ヘ=゚:く {ッリ'        ねえほどなァ────ッ
i1(リ        r;:ドヽ K
ヾ=、     に二ニヽ `|; )      流れでクサくになっただと?
_,ノ| i.     {⌒゙'^ヽ.{  i;; ヽ        ちがうねッ!!
_,ノ!i ヽ、  ヾ二ニソ ,';;;  ;;冫=:、
_;(|.!.  \   ‐っ /!;;; ;;/ 、''"\__  こいつは生まれついてのメルヘン脳みそだッ!
'ト、\.   ,ゝ、.二..イリ\ / ー1\'ニゝヽ_
:ヽ  `ニア   ,. -┴‐‐'  ー-:l :=ゞ=ソ」=ヽ   ジョースターさん
:::::\ ニ=ト、.i___`ー-┴-、ノ .   l __l| ,ニト、くヽ
l::::::::::\ー:ト      __}/ト、゙ ー-‐| ,ニ|ゞ=ハ `¨´ー-  早えとこ
;ニ=ー:::::::ヾト、._    ̄ ノ|::ヽ ニ._‐-ゞ=' .ノ ::|::::::::::: 現実を見せちまいな!
:\:::::::::::::::ヽ   ̄ ̄ !:|:::::    ̄ ̄  ::::|::::::::

しかし、我慢できなかった…
178 : ◆JUkxKykm7U2008/12/18(木) 00:11:40.53 ID:XWJS1fY0
ここでオリラジ
179 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/18(木) 00:13:11.61 ID:rdHU1N.o
引き続き、本編をお楽しみください☆

勇者「…どうだ?元気…でたか?」

娘「…はい♪」

勇者「よし!それでいい!さ、結婚式始まるぞ」

娘「勇者様…あ、あの…ずっとずっと一緒にいて下さいね…」

勇者「あぁ…」
180 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/18(木) 00:14:30.42 ID:rdHU1N.o
司会「本日は皆様お集まりいただき大変ありがとうございます。それでは!新郎新婦の入場です!!」

勇者「いくぞ…」

娘「はい♪」

会場「おー!おー!おめでとーーーーー!姫さまああああああああああああ!!!幸せになれよーーー!がやがや」

勇者「はは…すごい人数だ…」

娘「人間も!魔物も!沢山いますよ!」

司会「温かい声援ありがとうございます。では作者は結婚式の事よくわからないので、順番とか無視&巻きで進行させていただきます」

勇者(おい!そんなんでいいのか!?)
181 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/18(木) 00:15:13.99 ID:rdHU1N.o
司会「では、新郎、勇者さんのご友人、戦士さんのお言葉です…」

戦士「えーただいまご紹介に預かりました、戦士です。えーこのたびは、勇者、そして娘さん、ご結婚おめd」

普通のつまらない挨拶なのでカットされました

パチパチパチ

勇者「ありがとうな、戦士!」

勇者(何を言っていたかはカットされたが…俺は嬉しいよ…)

娘「やっぱり戦士さんはいい人ですね☆」

そして式は順調に進み…
182 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/18(木) 00:16:49.50 ID:rdHU1N.o
勇者「えー…何を喋ればいいんだろう…まぁご存知の通り、前代魔王の一人娘と結婚することになりました…
    それにより、この俺が魔王になったわけで、もう既に色々迷惑かけてると思うんでs…」

男「これが別れのキスだ!犬野郎!!」

ブン

勇者「く!」

ブン

勇者「つ!?」

魔物「つかまえろー^^」

男「HA☆NA☆SE!」

会場「ざわ… ざわ… ざわ…  ぷぅ… ざわ…」

勇者「お騒がせしました…まぁこれが迷惑かけてる証拠ですかね…ははは…とりあえず、今日は来てくれてありがとう。
    そしてこれからも、皆バカな考えだけは起こさないように…俺が全て消しちゃうからね?」

魔物「魔王様ばんざーい!ばんじゃーい!しゃんしゃーい!」
183 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/18(木) 00:17:55.16 ID:rdHU1N.o
司会「えーでは、協会の神父をお呼びいたしましたので、この場で誓いの言葉とかを…」

勇者(違う…絶対順番違う!)

神父「あ、ただいまご紹介に預かりました、神父でございます。では早速神の祝福を、お二人前の方へ」

娘「はい…」

勇者「はい…」

神父「ごほん!あーあーアー…シンロウ、ユシャサン、シンプ、ムスメサン、アナタタチワ、スコヤカナルナルトキモ…」

勇者(なんで急に片言になるんだ…)
184 : ◆JUkxKykm7U2008/12/18(木) 00:18:01.88 ID:XWJS1fY0
結婚式のスピードに俺のランエボが追いつかねえッ・・・!
185 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/18(木) 00:19:11.52 ID:rdHU1N.o
神父「…ユシャサン、チカイマスカ?」

勇者「…誓います…」

神父「…ムスメサン、チカイマスカ?」

娘「はい♪誓います…」

神父「デワ…ユビワのコーカンヲ…」

娘の華奢な腕を取り、指にリングを滑らせる…
娘も勇者の愛らしく逞しい腕を取り、永遠の愛の証をハメる…

勇者「あと、これもだったよな…?」

娘「ティアラ…」
186 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/18(木) 00:20:27.55 ID:rdHU1N.o
娘の小さな頭の上に、煌びやかなティアラが置かれる…代々魔族の王が結婚する相手に渡すティアラが…

娘「こういう瞬間…って…やっぱ、ひっぅ…泣いちゃい…まづねぇ…ひっぅ…うぇええん!」

勇者「よしよし…号泣するのはもうちょい待ってな…」

神父「チカイノキッスヲオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

勇者「…愛してる…」

娘「ふぇ〜ん…私もですぅ…」

執事「姫さまあああ!姫様あああああお幸せに!お幸せにいいいいうぇっうぇ…」

親衛隊「マイプリンセエエエエエエエエエエエス!!!」

女王(…こんな幸せなシーンが見れるなんて…あら…涙が…私も歳をとったのね…)


正式に二人は祝福を受け、神の洗礼など必要としない、最強最悪?の魔王夫妻が誕生しましたとさ…
187 :結婚式変…編 ◆Yzejsq13vs2008/12/18(木) 00:21:31.73 ID:rdHU1N.o
結婚式変…編終了どす。
結婚式の中身すかすかで申し訳ない…
188 : ◆JUkxKykm7U2008/12/18(木) 00:23:12.90 ID:XWJS1fY0
>>187
乙!なんだかんだで読み書きしたぜ!


189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 00:23:37.18 ID:QCv.S.wo
乙!
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 00:23:44.87 ID:jkNHNRYo
激しく乙
おもしろかったよ!
191 : ◆n8nQfkgWk22008/12/18(木) 00:27:01.86 ID:KGv8i3.o
おつかれ〜
192 : ◆Yzejsq13vs2008/12/18(木) 00:34:59.23 ID:rdHU1N.o
書き手にとって一番気になるのは読み手の反応
そして、書き手にとって一番書く支えになるのは読み手のレス

すべての読んでくれてる人に感謝
そして、ネタに気づいてレスしたりおもしろかったと言ってくれる人にはもっと感謝したい…
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 00:35:02.53 ID:8n9KdBA0
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 00:35:57.96 ID:UGTdIJgo
ROMってるがこれだけはレスさせてもらおう
連日楽しんでますwwwwwwありがとう
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 00:45:20.92 ID:6gWpb/k0
一番最初のスレだけ見れてないけどその後はずっと読んでますぜ
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 02:00:50.00 ID:pEnDlHQo
>>154
娘「ぶち撒けられてぇか!!!」
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 04:47:41.10 ID:TMOPuioo
???「・・・あの」

勇者「ん?」

クワを振り下ろそうとした手を止め勇者は声のしたほうを振り返る
そこには年端もいかない、まだ少女といって差し支えない子が立っていた

勇者「俺に何か用かな?」

ここ数日来訪者の予定はない。不思議に思いながらも勇者は声をかけた

少女「あ、あの・・・・その・・・・」

少女はあまり口が達者ではないのかしばらく言いよどんでいた
辛抱強く勇者が待つと少女は意を決し、その透き通るような声でこちらの耳にハッキリと届く言葉を紡いだ

少女「いつも父がすみません!」

勇者「・・・?」

この一言が・・・
数年前に魔王を討ち、世界に平和をもたらした勇者と
その魔王の一人娘である少女の
物語の始まりだった・・・
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/18(木) 05:29:15.64 ID:TyuOOvUo
キター
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 06:16:01.23 ID:TMOPuioo
訪れた平和に喚起した日々も積み重ねればそれはただの日常と化す
人々の期待を一身に背負い全世界の注目を浴びた勇者もいまやただの村民
それは魔王討伐後、城への仕官を辞退した事に由来する
当時の王や城下の住民達は勇者に是非を問いかけるも本人は頑なに口を閉ざす
何を思いこのような決断に至ったのかは勇者のみ知ることとなった
やがて人々は勇者を時の人として忘れていき魔王が君臨する以前の状態へと戻っていく

城を去った勇者はその後自分の生まれ育った村へと帰り
残っていた家で田畑を耕し日々暮らしていた
村の者達も勇者の心情を思ってか過度に奉り立てず勇者はそれなりに満足に暮らしていた

そんな日が数年続いたある日
いつも通り畑仕事に精を出している最中に現れた一人の来訪者
二人の話はここから幕を開けることになる・・・




ちょっと書いてみたがずいぶん固っ苦しくなっちまったwwww
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 07:42:03.17 ID:RvmJO6ko
>◆Yzejsq13vs
お前明日くらいまで書けないんじゃなかったのか?
でも書いてくれるのは楽しめてありがたいから良いんだがww
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 09:36:52.95 ID:XxTROgDO
これは期待
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 10:01:57.90 ID:dK6ZXVso
こっちに移ってからも楽しませてもらってるけど
作者たちと生活習慣が違うみたいでリアルタイムで楽しめないのが残念だ
でもキモいのが沸いてると思ったら>>1だったとは思いもしなかったよww
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 10:25:04.76 ID:Jnvq5MMo
やばい、書き手が多すぎて、どれがどれだか分からなくなってきたww
204 : ◆n8nQfkgWk22008/12/18(木) 10:36:33.53 ID:v062YBMo
特長なさすぎで混乱しやすくてごめんよー


娘「夜中に出歩いている者がおるようじゃのう」

勇者「夜型人間ってのもいるんだよ。昼間は寝てて夜に働く連中。魔物も大人しいから精がでるんだろうな」

娘「そうか。あれも労働者じゃったのか。庭をこそこそしておったから蹴り飛ばしてしまったのじゃ」
  「今思えば悪い事をしたのぅ」

勇者「いやそれ泥棒だから労働者じゃなくて悪い人だからっていうか危ないから攻撃しちゃだめだって言ってるから」
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 11:42:39.43 ID:5./ktcDO
>>1は妹SSを書くべき
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/18(木) 13:01:16.48 ID:hymEY.DO
◆n8nQfkgWk2の娘が何故かゼロ使のルイズで再生される…orz
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 13:01:43.29 ID:W1jSA6DO
>◆n8nQfkgWk2
作者が増えても貴方のが一番楽しいから読めば予想はつくぞww
208 :197[sage]:2008/12/18(木) 13:25:53.61 ID:7IRQD7so
昨日追いついたんで少し書いてみました
ここは1から見てたんで続いてて良かったww
209 : ◆n8nQfkgWk22008/12/18(木) 18:11:52.74 ID:ZgpMPYko
>>207
面白いと言ってくれるだけでもありがたい。


街の人「大変だ! 街にモンスターが!」

勇者「ひいいいいいいっ!!」

娘「な、なんじゃ? これしきの魔物になぜそこまで怯えるのじゃ?」
  「ううむ、よくは分からぬが追い払っておくか」


勇者「魔法はいやだ魔法はいやだ魔法はいやだ魔法いやだ…」

賢者「旅を始めたばかりのころにそれが出るところに行って瞬殺されてからトラウマになってねぇ」

娘「さ、さようか…。ま、まあ、誰にでも苦手な物はあるからのぅ…」

勇者「先制攻撃はやめて先制攻撃はやめて先制攻撃は…」
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/18(木) 18:35:24.75 ID:Gi3Ot32o
こんなこというと荒れそうだからすまないんだが>>207のように〜が一番面白いとか言うのは正直どうかと・・・
まあ人それぞれ好きずきはあると思う、でもここはいろんな人が書いてるんだからそのあたりは少し配慮するべきだと思う
長レスの上に自治っててスマソ
211 : ◆JUkxKykm7U2008/12/18(木) 19:33:14.69 ID:XWJS1fY0
周りのクオリティが素晴らしくてなんか書けないような気がし(ry
212 : ◆n8nQfkgWk22008/12/18(木) 19:38:13.17 ID:QdE2FZgo
>>210
「判別つけやすい」と言いたかったんだろーからあまり気にしない方向で



娘「どれ。妻たるもの住む場所を整然としておくべきじゃからな。掃除でもしようか」

勇者「待て! その押入れは開けるんじゃない!」

娘「なんじゃ? エロ本やAVぐらいならもはや気にせぬぞ? それとも拷問グッズでも入っておるのか?」

勇者「そうじゃない! いいからすぐにその手を離すんだ!」

娘「そんなに慌てずともよい。余は心が広いから…(ガラガラ)…わあああっ!?」 

勇者「だから言ったのに…」

娘「なっ、何をしておるかっ! はようこのガラクタを余から退かせ!」

勇者「ガラクタじゃねえ! それは、その――貴重品だッ!」
213 : ◆n8nQfkgWk22008/12/18(木) 19:45:13.14 ID:QdE2FZgo
>>212
ここは物好き連中が集まる教室の1スペースみたいなもんさ。
遠慮してちゃ損だぞー。


娘「このわけのわからぬタヌキの置物も貴重品なのか?」

勇者「そうだッ!」

娘「こっちの鍋のフタも?」

勇者「そうだよッ! 悪いかッ!」

娘「のぅ、勇者どの。押入れに突っ込んでおくだけが整理整頓とは言わないぞ?」

勇者「…おかんと同じ事、いわないでほしい」
214 :207[sage]:2008/12/18(木) 20:08:43.14 ID:rWfuM42o
最初に長文すまん
>>212で代弁してくれてるが黙ったままなのもアレなのでチラ裏書かせてもらったよ
指名とかがない限りこの関連は終わりにするよ

>>210
あまり考えずに書いたんだが不快にさせてすまん
単に「ジャンプの中でこの漫画が一番好き」くらいの気持ちで書いたんだがな
まあ実のとこ>>15とかも俺で◆n8nQfkgWk2氏の話は前スレから何度か応援させてもらってたりするww
なんにしても同じスレに集まる同士なんだし、こういう点も気をつけてみるよ
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 20:14:16.39 ID:rWfuM42o
>◆JUkxKykm7U
釣られて>>212にレスしかけたぜww
酉付きで書いてる3人はみんなそれぞれの良さがあって楽しみなんだぞ?
前に新参と言ってたんだし気にせず書いて欲しいぞ
216 : ◆n8nQfkgWk22008/12/18(木) 21:01:27.98 ID:QdE2FZgo
それにしても自分にレスしまくってるなぁ俺。



娘「勇者どの、こやつに名前をつけようぞ」

勇者「ネコ」

娘「どんな名前がよいのかのぅ。そなたはなんと呼ばれたい?」

ネコ(仮)「にゃー」

勇者「†*聖天使*猫姫☆彡†」

娘「ふむー。真っ黒じゃから「シロ」ではいかんのぅ。だからといって「クロ」は安直じゃ…」

勇者「THE CAT」

娘「おわっ、そなたオスじゃったのか。それにしては随分と高い声で鳴くもんじゃな」

勇者(俺の案はダメなのか…)


結局クロになったのはそれから2日後。
217 : ◆Yzejsq13vs2008/12/18(木) 22:17:01.52 ID:rdHU1N.o
勇者「つよい ポケモン よわい ポケモン そんなの ひとの かって
    ほんとうに つよい トレーナーなら すきな ポケモンで かてるように がんばるべき」

娘「へ?なんですか急に?」

勇者「いや、いい言葉だなって…好きなものを貫くのって本当の強さなのかな」

娘「好きな人を貫くのは真の愛情ですね」

勇者「娘がヤンデレだったら”貫く”を文字通りに解釈してしまうよ」

娘「もちろん、浮気なんかしたら!貫きますよ?色々と…」

勇者「は、はい…」
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 22:42:31.26 ID:rWfuM42o
よかった・・・
猫の名前が「†*聖天使*猫姫☆彡†」にならなくて本当によかった
てか、そっちの人だったのかww
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/18(木) 22:42:51.66 ID:Dm6Uezc0
勇者を開発するんですね、わかります
220 : ◆JUkxKykm7U2008/12/18(木) 22:45:31.78 ID:XWJS1fY0
番外?

勇者「ふっ!おぉっ!?なんだコイツ上等だなっ!この俺様に勝負を挑むとは!」カチャカチャ

娘「なにやってるんですか?」

勇者「ん、これ?ニードフォースピードアンダーカバー。今日発売され・・・うぉっ!?」PSP<キキーっ!ガシャン!

勇者「あぁっ!捕まった!畜生!もうちょいだったのに!」

娘「クリア直前の邪魔は凄くイラッときますよね。皆さんもそんな経験ないですかー?」

勇者「どこ見て言ってるの?・・・まぁいいや、リスタート、と・・・
よっしゃあああいくぜ我が相棒、240SXよ!・・・捕まったああああ!」

娘「発狂中につきお静かにー」
221 : ◆JUkxKykm7U2008/12/18(木) 22:55:32.64 ID:XWJS1fY0
数分後

勇者「なんこれかてねーよもうこいつあいぼーでもなんでもねー」

娘「・・・そんな事で相棒突き放してどーするんですか」

勇者「いやまじむずいからやってみ、ほれ」

娘「・・・」PSP<ブゥゥーン ピーポーピーポー

勇者「うわ、あの攻撃をかわすとは・・・」

娘「・・・」PSP<目標を見失った!最後に見たあたりを捜査する! 

勇者「クリア目前・・・パネェ・・・」

娘「・・・」PSP<追跡をあきらめる!

娘「・・・ふー、どんなもんだい♪」
222 : ◆JUkxKykm7U2008/12/18(木) 23:06:52.13 ID:XWJS1fY0
すみません、今日は疲れがひどく寝てました。今作文したら駄文が更なる駄文になりそうなので
今日はもう投下を控えさせて頂きます、予告通りに書けず、本当に申し訳ありません

すみません、寝ます  
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 23:09:50.24 ID:QCv.S.wo
乙!
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 23:12:26.39 ID:H5K/kSEo
書き手のみなさまお疲れ様です
225 : ◆n8nQfkgWk22008/12/18(木) 23:14:31.16 ID:QdE2FZgo
>>222
無理はなさらずー


娘「というわけでクロ。そなたに寝床を授けようぞ」

勇者(どう見ても成猫なんだが…躾けて覚えるのか?)

娘「戸は勝手に開けて入るがよい。じゃが勇者どのが怒るゆえ、閉め忘れるでないぞ」

勇者(いやいやいや。閉めれないから)

娘「こら、人の話中に喉を鳴らすでない! まだ話は終わっておらぬー!」

勇者(似たような光景をどこかで見たような気がする…)
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/18(木) 23:16:18.58 ID:XWJS1fY0
>>225
途中での割り込み申し訳ありません
227 : ◆n8nQfkgWk22008/12/18(木) 23:20:21.32 ID:QdE2FZgo
娘「な…!?」

勇者「おー。ネズミ獲れるのかー。まあ野良だったんだしなー」

クロ「うなー」

娘「クロ、無益な殺生をしてはならぬ。面白いからといって弄ぶのは…」

勇者(猫に説教してる…)
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/18(木) 23:24:47.41 ID:rdHU1N.o
>>222


◆n8nQfkgWk2氏みたいな1レスSSとかなら時間かからないからおぬぬめ


>>227
こ、これが母性の目覚め…
229 : ◆n8nQfkgWk22008/12/18(木) 23:26:23.84 ID:QdE2FZgo
>>226
俺のは1レス完結するようにぽつぽつやってるから気にせずにー。
このやり方だと長編をぶつ切りしそうで怖かったり。


娘「よし寝るぞ!」

クロ「にゃー」



勇者「これが本来あるべき形だ。それぞれのベッドで寝るのはごく当たり前のこと」
   「それなのになぜだ。なぜ俺は、こんなにも寂しいんだ…!」
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/18(木) 23:32:12.91 ID:rWfuM42o
>>222
勇者たちが現代に出てるみたいなのは初めて見たから面白かったよ
気にせずゆっくり休んで調子良くなったら新作お願いしますねww
231 : ◆n8nQfkgWk22008/12/18(木) 23:32:16.28 ID:QdE2FZgo
娘「勇者どの、クロがおかしいのじゃ」

勇者「まぁ野良だったんだし、変なのは当然だろ?」

娘「違うのじゃ。このごろ毛繕いをしなくなって毛がぼさぼさじゃし、遊んでやってるのに、すぐまた遊んでほしいと申しておる」

勇者「他には?」

娘「勇者どのも気づいておると思うが、トイレ以外の場所で用を足すし、目やにもたまりやすくなっていて…」

勇者「娘…ちょっとクロ連れて来い」
232 : ◆n8nQfkgWk22008/12/18(木) 23:45:58.67 ID:QdE2FZgo
勇者「けっこー真面目な話がある」

娘「む、クロのことじゃな?」

勇者「正直なところ言いたくないがな、一番世話してるのはお前だ。後になって俺が知ってたって分かったら怒るだろ」

娘「そ、そんなにクロは調子が悪かったのか?」

勇者「専門家からすれば、次の日生きてる事自体奇跡だと。手の施しようがないくらいボロボロだとさ」
   「どうするかはお前次第だ」

娘「どうするか、とは?」

勇者「安楽死させるか看取るか」

娘「どうにもならぬのか? クロはまだ住みはじめたばかりなんじゃぞ? これからなのに、そんなのはあんまりではないのか?」

勇者「どーにかなるんならそーしたいさ。お前にこんな話したくもないしな」
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/18(木) 23:55:24.51 ID:rdHU1N.o
人魚の肝をくわせろおおおおおおお
234 : ◆n8nQfkgWk22008/12/19(金) 00:00:58.84 ID:MhEu/zQo
娘「またいつでも来るがよいぞ。ちゃんと皿も残しておくからな」

勇者(あれから一週間か。クロもよく持ちこたえたよなぁ)

娘「さすがに毎日は無理じゃが、年に…いや、月に一度ぐらいはここにも来ようぞ」

勇者(つーか、今時の葬式ってペットもOKなんだなぁ。神父まで普通に応対してるし・・・)

娘「勇者どの」

勇者「ん?」

娘「これで良かったんじゃろうか? あのとき眠らせておけば、クロは一週間も苦しまずに済んだのかもしれんのに…」

勇者「その一週間、お前はずっと遊んでやってたろ? あいつもそうしたいって言ってたんだ。いいじゃねーか」

娘「……そうじゃな。疲れたであろう? ゆっくりと眠るとよい」


娘「勇者どの、ひとつ頼みがある」

勇者「なんだー?」

娘「今晩ぐらいは夜更かしを許してほしいぞ。一晩も泣けば、次の日は平気だろうからのぅ」
235 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/19(金) 00:07:29.99 ID:MhEu/zQo
ダウンした◆JUkxKykm7Uの代わりと言っちゃあ何だけど長いの投下。
それではまたー。
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/19(金) 00:11:01.27 ID:kBn1VRAo
老衰にはザオリクも通じんか……

>>235
乙でした
237 :197の続き[sage]:2008/12/19(金) 00:21:33.99 ID:aU9sfrQo
誰もいないみたいなんでコソーリ投下

勇者「父・・・?」(あんな子村にいたかな?)

少女「はい・・・」

勇者「もしかして隣村の子?」

少女「い、いえ・・私・・・魔王の娘なんです・・・」

勇者「・・・あぁ」(なるほど、どことなく人と違うとは感じていたがまさか魔王の娘とは・・・)

娘「あの・・驚かれないんですか?」

勇者「いや、表に出ないだけで内心驚いてるから」

娘「そう・・・なんですか・・?」

勇者「立ち話もなんだし家に来なよ。お茶くらいならご馳走するから」

娘「あ・・・はい・・」
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 00:22:07.15 ID:aU9sfrQo
ー勇者の家ー

勇者「どうぞ」

娘「おじゃまします・・」

勇者「狭い家だろう?」
お茶の準備をしながら娘に話しかける

娘「はい・・でも、なんだか優しい感じがします・・」

勇者「優しい? 変わった子だな、君は」
娘にお茶を差し出しながら自分も席に着く

勇者「まずは謝らせて欲しい。君の父を討ったことを」

娘「い、いえ・・そんな・・・。あれは・・父が悪いんです、人間を根絶やしにしろだなんて・・・」

勇者「それでも君にとっては父親だ。君から父を奪ってしまったのは紛れも無い事実だ。本当にすまない」

娘「もういいんです勇者様、頭を上げてください。私も・・父には恐ろしいイメージしかありませんから・・」

勇者「わかった、もう止めておこう。」(俺を恨んでここに来たわけではないみたいだな)

勇者「ならば今日は他に用事があると思っていいのかな?」

娘「はい・・・少し長くなりますがよろしいでしょうか?」

勇者「構わないよ。ゆっくりでいいから話してみてくれ」

娘「それでは・・・・」

こうして娘は魔王が倒れた後の世界を語り始めた
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/19(金) 00:26:22.51 ID:ecvAiUYo
キター
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 00:34:47.50 ID:.LkZDfM0
酉つけたほうが良いんじゃないか?
241 :テスト ◆jId7EkfJPI[sage]:2008/12/19(金) 00:39:55.95 ID:aU9sfrQo
>>240
あいww
まだこんだけなんで書いたらまた来ます
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 06:56:34.45 ID:Z7yg97ko
>>241
書き手さんが増えるのは良いことだ
期待して待ってるよ
243 : ◆JUkxKykm7U2008/12/19(金) 07:54:15.72 ID:u/59G6o0
本編は休止して現代編書こうかな?
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 08:47:41.17 ID:fhU1Tx2o
>>243
書きやすいほうで良いと思うよ
平行して書くなら名前かレスの頭とかに「現代編」とか入れてもらえれば
後から抽出して読むときにありがたいですねぇ
245 : ◆JUkxKykm7U2008/12/19(金) 19:47:57.48 ID:u/59G6o0
えー、メインPSPがぶっ壊れました。理由は、自転車で高速走行を行っていたら、道ばたのコードにタイヤが引っかかり
蝶の如く華麗に自転車ごと宙を舞い、重戦車の如く重々しくも感動的な、重厚な音を響かせ、無様な着陸をしました。
不幸中の幸いとあってか、自身に怪我等は見受けられませんでしたが、左側面からの着地であったために、左ポケットに格納されていた我が愛機、PSP-2000の画面が大破、
画面に笹の葉の如し美しく可憐な日本の優美な心を連想させる様な模様を残し、正に漆黒とも言える画面となり、修理決定となりました。
我がPSP-2000よ、一週間程目にする事が出来ないが、また再びその美しき画面で我がNFSライフを賑わせて欲しい。




さようならあああぁぁぁぁぁぴぃえすぴいいぃぃぃいぁぁあああああああああ
246 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/19(金) 20:08:33.89 ID:kForhXYo
>>245
戻って来る相手に対してさよならはねーだろwww
まー次は気をつけよーな。



娘「やはり、居なくなると寂しいものだな」

娘「子に先立たれた親というのは、こういう感じなんじゃろうか」

勇者「生き死にってのはこういうのがついて回るからな。命ってのは軽々しく扱えるもんじゃないさ」

娘「……話は変わるが勇者どの。子供とはどうやって生まれるのじゃ?」

勇者「ぐはっ! なんつー言い辛い事を…」

娘「コウノトリがキャベツ畑から運んでくるなどという迷信など信じぬぞ。子は母親の腹から生まれる事くらい知っておるわ」

勇者「ぬぁ!? ……い、いやまあ、あのエロ本とかAVの内容そのままナンデスガ」

娘「だからそれが謎なのじゃ。男の股にあるものを女の股にぶっ刺しただけなのに、どうして人ができるのかのぅ。勇者どのならば知っておるのじゃろう?」

勇者「え、ええとね、それはですね…」

娘「ええい、はっきり申さぬか! どうせ仕事もない暇人じゃろうて、飽きるまで聞かせてもらおうぞ!」
247 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/19(金) 20:27:06.02 ID:kForhXYo
街の人「勇者の剣の腕前? 並の人間じゃ太刀打ちできねーって」

街の人「魔王まで倒せるんだろ。あいつに勇者以外の称号を与えるんなら魔神しかないって」

街の子供「ゆーしゃさまはねー、まぞくをみなごろしにしたえいゆうなんだってー」

街の人「功績は評価するザマス。でも皆殺しは教育上よろしくないザマス。魔王を説得して元の世界に帰らせた事にするザマス」

国王「ワシに楯突く怖いもの知らずじゃ。ガクガクブルブル…」

占いババ「あの者が人類を見放したとき、世界は魔王以上の恐怖に襲われるであろう」




勇者「ん? 俺の実力? 平均か平均以下だよ。俺より凄いやつなんて腐るほど居るって」

娘「いったい誰が本当の事を申しておるのかのう」
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 20:31:39.67 ID:Z7yg97ko
>>245
まあ・・・直る範囲なら良かったのか?
それにしても「メイン」PSPって何台持ってマスカ?

>>246
次回どういう路線に進むのか気になって眠れんwwww
これまでと同じくエロ抜きで進んで欲しいような、エロも見たいような・・・ww
249 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/19(金) 20:34:59.73 ID:kForhXYo
勇者「っと、あぶねぇ。犬の糞踏むとこだった…」


勇者「頭上から鉢植えか。さっきといい、今日はついてねぇなぁ」


盗賊「身包み全部おいてい…けえぇえええええ!?!?!?!?」

勇者「今日もいい天気だなぁ」

盗賊「I can Fly!!」


勇者「今日も平和だなぁ」

娘「最近、そなたの感じる平和の基準がわからなくなってきたぞ」
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 20:44:17.44 ID:25Ecnsco
>>248
俺は3台
あぁ聞いてませんね、すいません
251 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/19(金) 20:46:34.60 ID:kForhXYo
>>248
エロは他の人に任せた!
俺のは絶対期待はずれになるからー


兵士「魔族のくせに墓参りとは。物好きなものだな」

娘「余は友に会いにきたのだ。お主に用は無い」

兵士「その友達とやらを生き返らせる方法を、俺が知ってるとしても?」

娘「そうじゃな…。また会いたいのもあるが、クロに二度も死ぬ苦痛は味あわせたくは無いからのぅ」
  「それに、あの死に際の姿で生き返ってどうするというのじゃ?」
  「お主の知る蘇生呪文も、「死ぬ直前」の姿でしか蘇らせることはできんのじゃろう?」

兵士「ちッ…、どこでそんな知恵つけやがったんだ魔族め…」

娘「余を騙そうなどと、400年は早いぞ」

兵士「俺は認めねえぞ…。たとえ陛下が許しても兵士長が認めたって、俺はッ!」

娘「そなたが余を憎むのは勝手じゃが、余はこれから買い物をせねばならぬ。そこは通してもらうからな」
252 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/19(金) 20:56:55.34 ID:kForhXYo
近衛兵「勇者どの、このような時間ですが失礼します! 娘どのの事でお伺いいたしました!」

勇者「ん? うちの娘がどうかしたのか?」



兵士「どうだいお姫様。アンタにぴったりな城だとは思わないかい?」

娘「余は他の魔族とはズレた思考しかないゆえな。こういうのは好かぬ」

兵士「周辺地域の動物系魔物をふんだんに使ってアートしたというのに、残念ですなぁ」

娘「くっ! このように惨いことをしておいて、その減らず口か。お主、本当に人間かえ?」

兵士「ニンゲン? ああそうですよ生物学的にはね。醜く薄汚い世界のクズでしかないニンゲン様ですよぉ!」
     「でもそれは今日まで。今日から僕は魔王になる。お姫様、アンタを妻に迎えてね!」

娘「そんな物、こっちから願い下げじゃ!」

兵士「いいのかなぁ。僕はこれでもいい地位にいるんですよぉ? 僕の指示ひとつで勇者一人消すくらい、造作もないんですからねぇ」

娘「貴様のような人のクズ如きに、勇者どのが負けるはずも無いわ!」

兵士「い〜い返事ですことぉ。じゃあ試して見ましょうか? 世間から嫌われる魔族を匿う勇者の地位の低さ、とくとご覧に入れて差し上げますよ!」
253 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/19(金) 21:06:16.66 ID:kForhXYo
勇者「全っ然別物だな。アイツ、こんなに字上手くねぇ」

近衛兵「本部も怪しいとは思っていましたが、やはりでしたか。これは、娘どの以外の何者かの陰謀と見て間違いなさそうですな」

勇者「だろうなぁ。アイツも帰ってこないし。…ってか、近衛が魔族の肩持っていいのか?」

近衛兵「我らは王を守る身。敵には容赦しませんが、味方であれば最大限の協力をいたします」

勇者「じゃあ、今日アイツが通ってるはずのルートを捜索できるか?」



娘「どうした? 勇者どのの立場の悪さを見せてくれるのではなかったのか?」

兵士「くそっ、何で動きが無いんだ…! あんなに手回ししたはずなのにっ!」

娘「どうやら、お主の目論見は早々に崩れたようじゃの」

兵士「畜生! てめえ何をしやがった! 王国軍が動かないのも、伝令がこないのも、何もかもお前がやったんだろ!?」

娘「余はここで縛られておるではないか。それに魔法も使えぬのはお主も承知の上じゃ。これで、何ができるかの?」

兵士「ふざけるなあーーーー!!!」
254 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/19(金) 21:10:48.11 ID:kForhXYo
娘(見張りに気づかれぬように縄を切っておいて正解じゃったな。危うく真っ二つになるところだったわ)

兵士「いつの間に…。だがここからどうやって逃げる!? 鍵は僕が持ってるんですよぉ!?」

娘「ならば、お主を倒して鍵を奪うまでじゃ」

兵士「はっはっはー! アンタに武器は無い。でも僕には武器も防具もある! いくらアンタが魔族でもこの決定的な差は覆せないだろ!」

娘「どうかのぅ。やってみなくては分からぬぞ!」

兵士「ミンチになれやあああああ!!」
255 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/19(金) 21:18:30.71 ID:kForhXYo
兵士「へっへっへ…、もう限界かぁ!? へっ、ひっ…」

娘「丸裸同然のおなごに全力で向かうとは、城の兵士も落ちぶれたものじゃな」

兵士「黙れ黙れ黙れッ! 結果オーライ勝てばいいんだよぉ! いぃじゃねえか大人しくしてろよぉ。今から僕とアンタは結ばれるんだからよォ!」

娘「何をされようと、お主のような下種と契りを交わすつもりなど無いわ!」

兵士「口のへらねぇガキだなぁ。あの童○が新品じゃなくなったオマエにどんな反応するか、今に見せてやるぜぇ!」

娘(身動きは取れぬし、助けを呼ぶにもこんな森の中ではな…)

兵士「オラ、どうした。泣き叫びながら勇者に助けでも求めてみろよ? 軍が動いてないんだから無事だろうしなぁ」

娘「ふむ。お主の野望がここで潰えるということは、勇者どのが無事だということなんじゃな」

兵士「だから何だってんだよぉ!」



勇者「つまり、こーいうこと」
256 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/19(金) 21:27:07.81 ID:kForhXYo
勇者「とりあえずジャマ」

兵士「勇者がなぜこ……ぐへぁっ!?」

娘「勇者どの、どうしてここに…」

勇者「ジャマなのはお前だ。ちょい黙ってろ」

娘「え…(なんじゃ? いつもと様子が違うぞ?)」



兵士「く、ははは…! そうか、近衛兵団か! あいつら、僕を信じなかったんだな!!」

勇者「この部屋の死体、お前がやったんだな」

兵士「そうだよ! 皆につれて来させてここで殺した! 無様だよねぇ! 殺されるって分かってるのに命乞いするような眼で僕を見るんだよ!? バカだよねえ!」

勇者「んじゃー、外のもお前か?」

娘(外?)

兵士「アレは僕じゃないよォ? ちょっと大物がかかっちゃってさァ、皆で応戦したけど負けちゃったみたいなんだよねぇ」

勇者「実行犯は俺じゃないってやつか」

兵士「へへへえあはははは! だったら何さぁ、無駄に殺しまくった僕が許せない??? それっておかしいよねぇ!」



兵士「アンタさあ、魔族を何人殺したわけぇ??」
257 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/19(金) 21:36:12.15 ID:kForhXYo
兵士「アンタと僕はこれで一緒なんだよぉ。何十も何百も殺した殺戮マシーンなわけ。わかるぅ?」
   「僕はいつだって一番なんだよぉ。誰よりも早く魔王を倒して一番ちやほやされるのは僕だったんだよ! それをお前が…!」

勇者「そーいや、お前の必殺技(笑)ってなんだっけ」

兵士「…は?」

勇者「ライジングウルトラグレートマスタースペシャル(笑)。神速の剣捌きで敵を一気に切り刻む(笑)だっけな」

兵士「そっ、それが何だって言うんだよ! 今僕が話してる事と関係ないだろ!」

勇者「それ、やってみろ」

兵士「何ぃ!?」

勇者「仮にこいつの同意が得られなかった場合、お前はこいつを[ピーーー]。そして駆けつけた兵士にこう言う」
   『王国を転覆させようとした魔族は倒したが、仲間は全員やられた』
   「そうすりゃお前は新たな勇者だ英雄だ。お望みどおりちやほやされるだろ」

勇者「そこで、俺の死体が転がってるとする。魔族に裏切られて死んじまったアホ勇者だ」
   「ジャマな俺も魔族も消せて一石二鳥だと思わないか?w」

兵士「へ、へへ…」

258 : ◆JUkxKykm7U2008/12/19(金) 21:42:11.70 ID:u/59G6o0
娘「NFSの世界から帰ってきたら始まってました☆」

勇者「さぁここで選択肢だ!」

娘「選択肢はー・・・

1.投下する
2.ROMる

のどちらかです♪」

勇者「あなたはどっち!?」

娘「安価は>>267!」

勇者「微妙じゃね?」

娘「以外性を(ry」
259 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/19(金) 21:44:44.56 ID:kForhXYo
なんか放送禁止単語出てるw
悪乗りしすぎたかw



娘「勇者どの…」

兵士「俺の名誉のためにくたばれやぁぁぁあああああ!!」


兵士はしんそく(笑)のれんぞくぎり(笑)を放った!


兵士「な……ッ!?」

娘(あのクサナギの何とかという刀一本で、全部受け流しおった…)

勇者「神速ってこんなものなのか?」

兵士「ま、まだまだあああああああ!」

勇者「遅いっての。おまけに隙だらけだって」

兵士「うるせえ! 当たれ! くそ、チクショウ!」

娘(あの者の剣捌きはなかなかのものじゃが、勇者どのに当たる気配が無い…。どうなっておるのじゃ?)
260 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/19(金) 21:50:32.34 ID:kForhXYo
>>258
そのレス番までに決めてみるかー


勇者「神速っていうくらいなら、…これくらいはやらないとなぁ」

兵士「へ…!? え、あれ? 僕の剣は?」

娘「天井に突き刺さっておるぞ」

兵士「え…?」
上を向くのと同時に、全身鎧がいい音をたてて床に崩れ落ちる。

兵士「…え?」

勇者「ああ、草薙の剣だけど道具で使ってないぞ」
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 21:50:47.77 ID:Ui7p4MEo
メル欄にsagaって入れてると[ピーーー]ってならないよ
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 21:53:59.40 ID:BLy/7KAo
>>258
意外性ね
263 : ◆JUkxKykm7U2008/12/19(金) 21:57:47.26 ID:u/59G6o0
>>262
娘「あいむそーりーひげそーりー☆」

勇者「・・・・・・」

娘「・・・・・・ごめんなさい・・・」
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 22:01:02.31 ID:BLy/7KAo
>>263
くぁわいいから許すwwww
265 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/19(金) 22:01:17.83 ID:kForhXYo
まもなく到着した近衛兵団に兵士は囚われ、勇者と娘は自宅へ帰されました。



娘「ごめんなさい…」

勇者「何を謝るんだ。お前は被害者だろ?」

娘「近衛兵がこやつを信じておったら、今頃勇者どのは…」

勇者「結果おーらい。察しの良かった団長に感謝だな」

娘「余がもうすこし気をつけておれば、このような事には…」

勇者「だーかーらー。後ろ向き思考はやめろって言ってるだろー」
   「バカはすぐ退治されて、お前も俺も無事に帰ってこれました。今日も一日平穏でした。異論があるなら言え!」

娘「う…。それはちょっと強引ではないか?」

勇者「強引がなんだ。俺らは皆それぞれの一日を過ごしてんだ。何が起こっても家で寝れる事以上の平和がどこにある?」

娘「それは…。うむ、それもそうじゃな」

勇者「納得したところで早く飯にしようぜ。お前が材料持ってるから準備もできなかったんだ」



勇者「……無事でよかったよ、ホント」
266 : ◆n8nQfkgWk22008/12/19(金) 22:04:36.68 ID:kForhXYo
今日も終了ー。
たまにはとシリアスなの投下してみた。
草薙の剣はやまたのおろち単独撃破記念って事でずっと持ち歩いてるらしい。



>>261
そんな機能がっ!
でもまあ過激すぎるのもどーかと思うし、別な表現で攻めてみるー。
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 22:06:34.20 ID:Z7yg97ko
乙でした!
>>261がアボーンしてて調べたら「saga」がNG登録されてたww
いつ登録したんだろ・・・?

安価になってたら「1」でww

268 : ◆JUkxKykm7U2008/12/19(金) 22:12:32.00 ID:u/59G6o0
了解ですー

娘「現代編or本編!」

勇者「あなたはどっち!?」

娘「安価は>>270です!」

娘・勇者「長引かせてすみません!」
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 22:14:19.75 ID:Ui7p4MEo
270 : ◆n8nQfkgWk22008/12/19(金) 22:23:29.80 ID:kForhXYo
なぜ止まるw

とりあえず本編どうぞー。
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 22:26:52.81 ID:Z7yg97ko
やっとレスがww
いあ>>267取っちゃったから今度は他の人に頼もうかとwwww
現代編を本編にすれば聞く必要がなかったかも?
272 : ◆JUkxKykm7U2008/12/19(金) 22:26:56.00 ID:u/59G6o0
了解です 人がいなくなったのかどちらにするか迷ったのか・・・
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 22:31:11.97 ID:Z7yg97ko
>>272
10分近くリロードしつつ「今何人見てるんだろうな〜?」とか考えてましたww

素朴な疑問なんだけどさ
ここって「魔王の娘が勇者の元にやってきた」話のスレだよね?
世界観や時代設定は作者さん次第?やっぱファンタジーで中世っぽい時代限定?
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 22:33:40.04 ID:Ui7p4MEo
>>273
作者さんしだいだろ
275 : ◆JUkxKykm7U2008/12/19(金) 22:36:30.59 ID:u/59G6o0
{☆<★<☆:[廊下・魔王部屋前]:☆>★>☆}

娘「ひっく・・・うぅー・・・」

勇者「泣くな泣くな」ナデナデ

娘「すみまぜんでしゅぅー・・・くすん・・・」

勇者「分かったから一回部屋戻ろう、な?」 

娘「はぃ・・・ひっくっ・・・」

勇者「(歩いて行かせるのもなんだしなぁ・・・)よいしょっと」
276 : ◆JUkxKykm7U2008/12/19(金) 22:45:03.00 ID:u/59G6o0
娘「ふぇ?・・・ななななな何を///」

勇者「あ、歩けなさそうだっていうだけなんだから!勘違いしないでよ!」

娘「(うわぁ・・・男ツンデレ・・・それはさておきお姫様ダッコ///)・・・・・・ほんと迷惑ばかりかけてすみません・・・」
277 : ◆JUkxKykm7U2008/12/19(金) 23:01:14.72 ID:u/59G6o0
勇者「気にすんなよー女の子抱いたの初めてだしぃーこっちが謝りたいくらいー」

娘「(初めて///やたね///)私も抱かれるのは両親以外では初めてです///」

勇者「へぇ、つまり・・・いやなんでもない///」

娘「はっきり言って下さいよー気になるじゃないですかぁー♪///」

キャッキャッ

???「むむ・・・姫様と仲良くしかもお姫様だっこで・・・」


さぁコイツは誰なのか!?執事か!?執事だな!?執事なんだな!?








風呂入ってきます、風呂長いので他スレとかどうぞー 
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 23:36:17.31 ID:Z7yg97ko
>>277
実は娘の妹とかなww
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 23:43:36.19 ID:/c/O62Ao
妹は姫様なんて言わない!
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/19(金) 23:45:56.65 ID:Bgg1/8.o
飛影はそんな事言わない
281 :今日初プレイしてきた俺の実話w ◆Yzejsq13vs2008/12/19(金) 23:58:04.94 ID:Bgg1/8.o
勇者「ちっ!またカスか…」

子供「わー盾だーいいなーこれと交換してー」

勇者「ん?交換?いいよー」

子供「わーい」

娘「勇者様?子供に混じって何をやってるんです?」

勇者「ん?モンスターバトルロードII」

子供「お兄ちゃんこのカード使う?」

勇者「お!なんだこれ!クリフトじゃん!」

子供「そこにカード入れて、剣を刺してみて!」

勇者「俺の背中の剣か?それとも股間のマサムネか?」

子供「ちがうよーゲーム機のだよー!」

勇者「あぁおk…どーん!」

とどめの一撃発動!

クリフトはザラキを唱えた…しかし効果が無い!クリフトはザラキを唱えた…しかし効果が無い!
クリフトはザラキを唱えた…しかし効果が無い!クリフトはザラキを唱えた…しかし効果が無い!
クリフトはザラキを唱えた…しかし効果が無い!クリフトはザラキを唱えた…しかし効果が無い!

勇者「おい!こんな時までザラキ愛好家か!」

クリフトはザラキーマを唱えた!!

ダメージ 1000 1070 1068

勇者「うほ!強えええええ!」

子供「ね?簡単でしょ?」

勇者「ありがとー!あっはっはは」

娘「た、楽しそうですね…」
282 : ◆JUkxKykm7U2008/12/20(土) 00:01:22.50 ID:Lxdm/AE0
娘「あ、話してる間に着いちゃいましたね♪」

勇者「本当は泣きやむまで見てて泣きやんだら魔王んとこに行かないとなんだがな」

娘「どうしましょ?行きますか?父はいつでもいいと思いますが・・・」

勇者「んー、せっかく泣きやんだのに魔王んとこ行ってまた泣くようなことになったら面倒だしなー」

娘「かと言って部屋でする事もないですしねー」

勇者「だねー」

娘「むぅー、あ、城内を案内しましょうか?」
283 : ◆JUkxKykm7U2008/12/20(土) 00:10:10.42 ID:Lxdm/AE0
娘「結構見所あるんですよ、ここ」

勇者「まぁ魔王城だしな、拷問部屋とかあるんだろうな」

娘「ないです」

勇者「ずいぶんキッパリとした返答で・・・なんで?ないのか?」

娘「父の代になったときになくなったそうですー」

勇者「あー確かにそうだな、拷問とか嫌いそうだもんな」

娘「でも、完全に無くなったわけじゃないんですよ」
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/20(土) 00:12:54.53 ID:psRxYBso
追いついた
書き手の皆様ご苦労様です
wktkで見ています
285 : ◆JUkxKykm7U2008/12/20(土) 00:19:57.43 ID:Lxdm/AE0
勇者「というと?」

娘「使われてないってだけで部屋はあるんですよ」

勇者「ふーん。まぁ後から見ればいいや、案内よろw」

娘「了解です☆」





???「なんか存在感ないな、自分・・・忘れられてるっていうか・・・」

俺「忘れてた、ごめん。まだ登場は先かな」

???「登場はするんだよな?」

俺「登場はするよ、うん」

???「ならいいや」
286 : ◆JUkxKykm7U2008/12/20(土) 00:32:39.32 ID:Lxdm/AE0
今日はここまでにします。明日は・・・正午近くに現代編ショートを一回か二回します。本編は夜になるかと思います。

お付き合い下さった皆さん、他の作者さん、今日はお疲れさまでした!では、

娘「おやすみなさいです☆」
勇者「俺は娘の隣だぜ!気分は娘が俺の隣で寝るって感じだけどな!」
娘「一緒のベッドですね///」
勇者「だなw」

キャッキャッ 

???「なんだこの形容しがたい気持ちは・・・」
俺「それは一言でいうと悔しさ、だと思うよ」
???「うっせぇ!もう寝るわいこん畜生!」
俺「おやすみー」


てな訳でおやすみなさいですノシ
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/20(土) 00:36:37.77 ID:2n9B6BUo
>>n8nQfkgWk2

死 ね →[ピーーー]
殺 す →[ピーーー]
粉 雪

こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
288 : ◆Yzejsq13vs2008/12/20(土) 01:08:19.54 ID:LkTF6TAo
セックス
アナル
ちんこ
まんこ
ピクロス


…よし!
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/20(土) 01:10:16.49 ID:06IDGbso
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/20(土) 01:14:08.02 ID:aCcWo4U0
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/20(土) 01:26:26.85 ID:LP3fSdIo
クリトリス
陰茎
ペニス
レイプ
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/20(土) 01:35:18.54 ID:2n9B6BUo
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン
[ピーーー]
[ピーーー]
[禁則事項です]
[スペランカー]
[ヅラ]
[あぼーん]
あぼーん
[アタタタタタタタタタタタタタタタタタ]
[ピザ]
[らめぇぇっ!]
[切腹]
[ネ申]
[連絡無し]
┣¨┣¨┣¨┣¨
293 : ◆Yzejsq13vs2008/12/20(土) 01:35:46.78 ID:LkTF6TAo
娘「しかし…見事に子供に溶け込んでますね」

勇者「む?そうかー?お!今の何!?」

子供「合体モンスターだよー」

勇者「へー物知りだなーすごいすごい」

子供「えへへへ」

娘「子供お好きなんですか?」

勇者「ん?…ん〜好きだよ」

娘「なら、私達の子供はとっても幸せですね♪」

勇者「おなか撫で撫でしながら悦に浸るんじゃない…」

娘「というか勇者様、なんで急にやり始めたんですか?」

勇者「1で手に入れられなかったぱふぱふ…そして今回はゆうわくの踊りだ!これは絶対に欲しい!」

参考 ttp://up2.viploader.net/pic/src/viploader878309.jpg

勇者「マーニャたん…はぁはぁ…」
294 :なすーん[なすーん]:なすーん
                     __        、]l./⌒ヽ、 `ヽ、     ,r'7'"´Z__
                      `ヽ `ヽ、-v‐'`ヾミ| |/三ミヽ   `iーr=<    ─フ
                     <   /´  r'´   `   ` \  `| ノ     ∠_
                     `ヽ、__//  /   |/| ヽ __\ \ヽ  |く   ___彡'′
                      ``ー//   |_i,|-‐| l ゙、ヽ `ヽ-、|!  | `ヽ=='´
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295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/20(土) 01:49:24.93 ID:/NJNNzAo
粉 雪
296 : ◆jId7EkfJPI[sage]:2008/12/20(土) 02:12:55.71 ID:cYoNvRQo
では空気読まずに夜間担当?wwが投下いたします
>>238の続き

娘「父は息を引き取る間際に生き残った魔物たちに向けて念を飛ばしました」

娘「『不毛な争いに巻き込んですまない、残ったものたちは生きる事を考えて欲しい』と」

娘「それを聞いた大臣とまとめ役の三将軍はまだ幼かった私を連れてすぐに撤退を始め被害を最小限にしながら人の手の届かない場所まで逃げ延びました」

娘「それからしばらくの間は慎ましいながらも平和な日々が続きました」

娘「生き残った魔物たちはそれぞれの一族の繁栄に力を注ぐようになり、人を襲う事も徐々に無くなっていきました」

娘「ところが半年程前に三将軍の様子が急変しました」

娘「それまでは魔族の将来を共に考え歩んできた3人は今の魔族を統べる者は己しかいないと主張し始めました」

娘「そして三人は自分達が王になるための最大の障害・・・王家の最後の生き残りである私を排除する事を決定しました」

娘「大臣や私に味方してくれた魔物たちが必死に抗戦しましたが三将軍の猛攻に敵わず敗走を余儀なくされました」

娘「消極的な策を取る事で何とか逃げ延びていましたがとうとう一週間ほど前に追いつかれてしまいました」

娘「ここまでと判断した大臣は私一人を転移魔法で逃がしてくれました・・」

娘「そして、転移魔法が発動する際にこう言いました・・」

大臣「勇者殿をお頼りくだされ。あの方はきっと貴方の見方になってくださる」
297 : ◆jId7EkfJPI[sage]:2008/12/20(土) 02:15:36.55 ID:cYoNvRQo
娘「これが私がここを訪れた理由です・・・」
一気に話し終えて疲れたのか勇者の出したお茶に口をつける

娘「おいしいお茶ですね」

勇者「そう言ってくれると嬉しい。自家製の茶葉だから」
そういって目を瞑り沈黙する勇者
しばらくすると考えがまとまったのか目を開く

勇者「一つ質問してもいいかな?」

娘「はい、何でしょう?」

勇者「何故簡単に俺の前に姿を現したんだ。俺が今でも魔族を恨んでいたら君は殺されていたかもしれないんだぞ。それとも大臣の言葉を全く疑わなかったのか?」

娘「いえ、いくら大臣の言葉でも最初は信じられませんでした」

娘「父を倒して世界の英雄となった人が魔物を手助けしてくれるとどうして信じられるでしょう」

娘「それでも他にどうする事も出来なかった私は城下で勇者様の情報を集め始めました」

娘「ところが勇者様の情報は思うように集まりませんでした。皆勇者様のことを口にすると浮かない顔をして逃げてしまうんです・・」

娘「しばらく町の人に聞き込んでやっと一人のおじいさんが教えてくれました」
298 : ◆jId7EkfJPI[sage]:2008/12/20(土) 02:16:08.25 ID:cYoNvRQo
娘「勇者様は魔王討伐後、城への仕官を断り生まれ故郷の村に戻った事を。そして、誰もその真意を知ることができなかったことも」

娘「私はまた勇者様がわからなくなりました。ですから今度はこの村の近くに住む魔物達に話を聞きました」

娘「ここでも驚くべき事実を耳にしました。勇者様は魔物に決して危害を加えず逆に助けられたり餌を貰ったなどの話を聞きました」

娘「ここまでの情報を振り返って私が想像していた勇者様のイメージは粉々に砕けました」

娘「こうなったら自分で確かめてみるしかないと思い今日ここに来ました。少なくとも殺されるなんてことは微塵も思ったりしませんでした」
フフッ、と娘は軽く微笑んだ

勇者「なるほど。ちなみに俺はどんなイメージにされていたんだ?」

娘「少なくとも魔物を憎んでいる人だと思っていました。後は『やぁってやるぜぇ!!』見たいな熱い人かと」

勇者「ははは、確かに実際の俺とはずいぶん違うな」

娘「こうして実際に話してみて何でそんなイメージ持ってたんだろって思ったくらいです」
二人はしばし微笑み会う
しばらくすると勇者が真面目な顔をして娘に問いただした

勇者「率直に聞こう。君はどうしたい?」

娘「・・・・」
娘は少しの間考える素振りを見せるもすぐに顔を上げ勇者をしっかりと見据えて答えた
299 : ◆jId7EkfJPI[sage]:2008/12/20(土) 02:16:40.20 ID:cYoNvRQo
娘「三将軍を止めたい。魔物同士で傷つけ合うこの不毛な戦いを止めたいんです!!」

娘「そのために勇者様、どう御力をお貸しください・・」
勇者を見つめるその瞳にははっきりと強い意志が宿っていた・・
勇者はその決意を受け止め・・

勇者「わかった。こんな俺でよければ君に協力しよう。」

娘「あ、ありがとうございます。本当になんてお礼を言ったらいいか・・」
娘は満面の笑みを浮かべつつ目はうっすらと潤んでいる

勇者「感謝するのはまだ早い。時間も無いようだし装備を整えてすぐに発とう」

娘「はい、よろしくお願いします。勇者様」

勇者「あと、できればその勇者様ってのやめてくれないかな」

娘「でも・・勇者様は勇者様ですから」

勇者「それを言ったら君だって魔族の姫だろ。なら俺は姫様って呼ぶよ」

娘「う・・それは恥ずかしいですね。では勇者さんとお呼びしていいですか?」

勇者「それが妥当かな。じゃあ出発しようか、娘!」

娘「はい!勇者さん」

こうして二人は魔族の内乱を止めるべく歩き出した
二人の物語はまだまだ始まったばかりである    −続く−
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/20(土) 02:20:18.85 ID:xWc4Ipgo
紫煙
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/20(土) 02:26:53.24 ID:LkTF6TAo
wwktk
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/20(土) 02:27:47.60 ID:LkTF6TAo
>勇者「それを言ったら君だって魔族の姫だろ。なら俺は姫様って呼ぶよ」

>娘「う・・それは恥ずかしいですね。では勇者さんとお呼びしていいですか?」

>勇者「それが妥当かな。じゃあ出発しようか、娘!」

いきなり娘って言ってるじゃまいか!
303 : ◆jId7EkfJPI[sage]:2008/12/20(土) 02:40:07.45 ID:cYoNvRQo
>>302
娘が妥協したんで勇者も砕けたと解釈してください^^;
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/20(土) 02:46:33.12 ID:LkTF6TAo
あ、えっとごめん
ちょっと吊って来る
305 : ◆JUkxKykm7U2008/12/20(土) 09:49:18.82 ID:Lxdm/AE0
おはです、今日の昼からの現代編は、なんか日常生活みたいになりそうなのであしからず><
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/20(土) 09:50:03.03 ID:psRxYBso
>>305
ほのぼのな日常もまた楽しみ
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/20(土) 10:31:44.14 ID:atNRRewo
>>305
と言う事はお昼からスレ初の二枚看板開始ですね?ww
同じく期待してますよ
308 : ◆JUkxKykm7U2008/12/20(土) 12:20:44.04 ID:Lxdm/AE0
ただいまです、ご飯食べてきます><
309 : ◆JUkxKykm7U2008/12/20(土) 12:48:09.43 ID:Lxdm/AE0
現代編(注!現代編は1〜2レスで一話です

勇者「娘〜ゲームやろーぜー」

娘「テレビゲームですか?いいですよ♪」

勇者「やるのはもちろんNFS!」

娘「上等です☆」

[★中略★]

勇者「俺はやはり240SXだな」

娘「えっと・・・これかな?す・・・スプラ?っていうのかな?」

勇者「そいつはスープラって言うんだぜ」

娘「すーぷら?」

勇者「うむ、準備はいいか?」

娘「OKですー♪」

Now Loading...
310 : ◆JUkxKykm7U2008/12/20(土) 13:04:05.96 ID:Lxdm/AE0
勇者(唸るぜぇー俺のマシンが唸るぜぇー☆スープラなんかに負けるわけないぜぇー)

娘「負けないですよぉ☆」

勇者「こっちこそ負けねぇぞ!」

TV<ピッピッピッピー!

娘「あっ!なんでそんな速いんですか!ずるいですぅ!」

勇者「240SXは全体的にバランスがとれたオールマイティカーだからな!スープラは最高速仕様の車で加速が(ry」

娘「ふぇーん・・・なんで最初に言ってくれないんですかぁ・・・」

勇者「いやだってパラメータの見方くらい分かるって思ってたもん」

娘「そんなの分からないですよぉ・・・」かちゃかちゃ

勇者「てか追いついて来てね?」

娘「あれ?ホントですねー」

勇者(やばいな・・・このままだと抜かれるな)

娘(これは・・・勝てるかもです☆)
311 : ◆JUkxKykm7U2008/12/20(土) 13:26:38.85 ID:Lxdm/AE0
勇者「うらっ!」ガキン!

娘「きゃっ!?ななな何するんですか!」

勇者「ブロック、前に出させない為のテクニックざます☆」

娘「ヒドイですぅヒドイですぅー」

中略

勇者「なんだかんだでラストラップ!先行は勿論俺!」

娘「なんで前に出れないのぉ〜がんばってよぉすぅぷらぁ〜」

勇者「さぁ!ゴールは目前!100%俺の勝ち!ヒャハー☆」

娘「(負けちゃいます!やるしかないです!これに賭けます!)勇者さん!覚悟ぉぉぉぉ!」TV<ドシュゥゥゥ(ニトロ)!

勇者「ぇ」

TV<ガッ!ガガガガガ!キキィィー!ガシャン! 

勇者「うわあああああああ!卑怯なりぃぃぃぃぁぁぁあああ!」

娘「すみません☆私の勝ちですね☆」

勇者「いやああああ!負けたああああ!」

娘「☆I'm winner!☆」

勇者「あぁぁぁぁ・・・」




中途半端ですが終わります。解りにくくてすみませんでした
312 : ◆JUkxKykm7U2008/12/20(土) 13:29:14.95 ID:Lxdm/AE0
また出かけるのでひとまず終了します
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/20(土) 13:35:46.16 ID:atNRRewo
乙でした
読んで思ったのがNFS知らないからニトロ付きとか
オチの部分が笑うより「そういうのもあるんだ」と納得するほうが大きかったり

ノリや流れは面白かったし次回は知ってるネタの話を希望ww
・・・NFS調べてくるかな
314 : ◆JUkxKykm7U2008/12/20(土) 21:01:08.29 ID:Lxdm/AE0
娘「あ、あれ猫じゃないですか?」

勇者「んんー?・・・猫だな、確かに」

娘「猫可愛いですよねー♪」

勇者「確かに可愛いよなー」

娘「飼いたいなぁ・・・猫・・・」チラッ

勇者「・・・何ですかその目は」

娘「いえ別に?ただ猫飼いたいなー、と」

勇者「いや、飼わないよ?」

娘「猫可愛いなぁー飼いたいなぁー☆」

勇者「飼わないっつの」

娘「飼いたいなー飼いたいなー☆」

勇者「飼わないってば」

娘「飼いたいなー可愛いなー☆」

勇者「・・・・・・」がしっ

娘「飼いたいなー飼いたいなー☆」ずるずる

勇者「・・・・・・重」ずるずる

こうして去っていく二人をどうでもよさそうに眺める猫であった
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/20(土) 22:08:27.39 ID:pHoe8GEo
         _ __   __ ___  _ _
           | fヽ.   `´      `ヽ. ,ィl|
          l |   Y   O     O ヽ |l
         い/  #   ー─    V/
           l       ,.ィ‐t.r ┬┬rt┬1、   ___________
         l.   ,.イl.TlTト、l  レlT l | l| /
         ゙、 /┴N lイフTN  fTレリ ノメ′! 拾ってけよ、ボケ!
           ヽ!  、 _l_|  . |」 {ノヽ  ,ム
            /ゝ-rヽ、  (ア ,.ィ‐r、ヽ\  `ー──────────‐
     /´)   // / ィ  f´f´「`l ,.-┴゙、,ゝ`-- 、
     `´   〃 /  |  ヽ.   l/ ,.   l      \_           _ _
           / , 'r‐f´ヽ. /  / l   |   、     ヽ.ニ ,ー_-,.-< ヽヽ
        / / l´ ̄ ̄ l. ̄ ̄  ̄|   | ̄ ̄ \    ヽ‐/   l ノノ
         〃/ │    |     l   l     ヽ.       ヽ_ノ´ヽヽ
      /´/   !     |     ! _, _ l_    │\     / r 、 ノ′
    、 , イ   |    l  , ‐ァVヽ. ヽ ヽ. ヽ   ト.  `ー '´\ し′
  __j::ヽl !l.   |    l /:::::/::::ヽ‐' -' 、ノ、.ノ   │\     \ _ __ _
   ヽ:::::::l !l.    l    /:::::::ハ:::::::t  .ノ       |\ 丶       ヽ::::<´
    |:::::::ト、_ヽ、 │  /::::::/ l::::::::! ̄        「ヽヽ、\     /´ ̄
    ヽ.:::j:::/⌒ヾ.─:::'::::::::/ ‐┴ー┴‐── ─‐‐ィ⌒)、::::\. \/ (´)
      `ー′   ``ー‐'´                  `´   ̄´  ̄     `
316 : ◆n8nQfkgWk22008/12/20(土) 22:20:44.35 ID:25ptcYUo
>>315
娘「勇者どの、あの帽子が欲しい!」

勇者「えーと、どうコメントしていいのやら…」

娘「欲しいと頼めばくれるかのう」

勇者「魔物みたいだし、あれを倒しまくってれば拾えるんじゃないか? 1/5000ぐらいの確率で」

娘「そ、そうかっ! よし倒してくる!」

勇者「ほんとーに行っちまった・・・」






娘「見よ! 手に入ったぞ!」

勇者「マジで!?」

娘「うむ。最初はなんだかんだとうるさかったが、何度か叩くうちに大人しくなっての。余が帽子が欲しいと言うたらくれたのじゃ」

勇者「それを世間では追い剥ぎという…」

娘「ほれ、そなたの分も貰ってきておいたぞ。これで「ぺあるっく」というやつができるというものじゃ!」
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/20(土) 22:24:54.67 ID:pHoe8GEo
         /`' 、               / ヽ
          /   ヽ、,. -― ''""  ̄ ̄ ~゙゙゙ ''''ー  ヽ
       /                         |
       i       ○          ○   i
         |                        |
       |         T"     |   T      |
       l    二    |      ノ    ..|    二 |
       |         丶 ___人___ノ         |
       |       ,.,,  ,.,,_   ___,,      i
       |   _,.. -‐"/ ̄/  /|  ̄ l ヽ_\~`"'ー、ノ
       ケフ" / /  ,.-'‐:;;;:.、 i   .i :;;;:.、ヾ\  \ヾ
      / /.l l l .// p,.:;;; | l  / p,:;;; | i ヽ  i.\
      ノ  | l l l Yヽ |:-'.;; | .i / |:-';; |  i イ゙i. リ
       `ヽ r、 丶l i`  `'''''''"  レ  `'''''''" |  イ/"
         \ ヽ  ヽ """  iー'ーi  """ /  '    ぃょぅ♪
          ヽ ヾ- ゝ    ._/   ./
         /''"" \Y.': ∧∧   ∧∧ソ `"ヽ、
        ,ィ"   ,.ィ."ヽ(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ノ`丶,”、
       /" ヾ,.-"  〜(  x)、 /(x  )〜   `丶、
      / /"    \⊃U U y U U⊂/     ヽ
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/20(土) 22:31:44.37 ID:LP3fSdIo
以下作者達が書く娘達と>>317の人猫は俺の嫁、異論は言っても良いが結果は変わらない
319 : ◆n8nQfkgWk22008/12/20(土) 22:32:59.17 ID:25ptcYUo
>>317
娘「あの帽子と人形が…」

勇者「ええとな、欲しいモノっていうのは強引に手に入れればいいってもんじゃないぞ」

娘「そ、そうなのか?」

勇者「欲しいっていう願望のままに暴力で全部奪うのはそこらの脳筋魔物でもできるだろ」
   「帽子はコレあるんだし、あの程度の人形ぐらいなら作れないことも…ない」

娘「ふむ。そなたが作ってくれるのならばあの人形はあきらめようぞ」

勇者(とりあえずぬいぐるみの作り方…いや、裁縫の仕方から勉強しないとなぁ…)
320 : ◆JUkxKykm7U2008/12/20(土) 22:39:34.51 ID:Lxdm/AE0
娘「NFSの(ry」

勇者「さぁここ(ry」

娘「せんた(ry

1.(ry
2.(ry

のどちら(ry」

勇者「おい、両方とも略しちまったら(ry」

娘「勇者さんだって(ry」

さて、ROMるか書くか・・・
321 : ◆n8nQfkgWk22008/12/20(土) 22:42:51.50 ID:25ptcYUo
>>318
独り占めはいかんざき。



娘「今日こそは子供がなぜあんな方法で作れるのかを聞かせてもらうぞ」

勇者「うん、俺ももうごまかすの疲れた。生々しく説明してやるから覚悟しろ」






僧侶♀「勇者様ー、お久しぶりですー」

娘「ふむ。つまりこの受精を行うために例のエロ本の行為を行っておるのじゃな」

勇者「排卵が来てなきゃどんだけ突っ込んでも付かないけどな。あと母体の体調が悪きゃ当然いい受胎はしねぇ。子宮外妊娠とか流産とか」

娘「子作りは心身共に健康なときに行うべし。ということなんじゃな」

僧侶「……」
ばたり

娘「ん? そこで倒れたのは誰じゃ?」

勇者「僧侶♀だなぁ。なんでここにいるんだ?」
322 : ◆n8nQfkgWk22008/12/20(土) 22:44:46.58 ID:25ptcYUo
>>320
もう寝るから後は任せた

お先ー
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/20(土) 22:50:34.53 ID:9bsgidwo
>>321
生生しすぎでワロタww
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/20(土) 23:20:26.48 ID:pHoe8GEo

             /           -‐      ヽ
           ,.'                 l ヽ  i
           i゙    ,.‐'''ニテラ''''ン‐-..,,, __ ゝ   l
            l   / i,/,,‐=、_‐'''""フ,.''"ヽ、     l
           !   i  /io゚:::::l ヽ  ''"   、/゚'>、  /
        ,.r,.=┤   l  ! ゞ;;;ソ     ,rミ./ヽ/ヽ,.'
      /,.ヘ_ノ.i  l  l、     ,   /リ,ノ'",'彡-'
      /,-<_/i'"'、 !、: !ヽ、  r'''フ  ''"ノ,イ /   ここ通らないと
   / /^)/,.'゙|  ゙、│ヽi __ハ‐---‐‐‐'"ノヽl/      行けないので…
  r" ,'ヾ/,.'  ハ  ,.、l.  ヽ  | -‐;ノ,..-l/./ ヽ
  ゝ"//  l ,../..i」-、-‐、_/'i ‐''"|  "/
  ヾ'‐、"   l r'   ,'j゙  /^}.l   !  /
   /  \ ヽ___,,,.......レ‐‐ン"リ   i /
  ,.'    ゙'''ヽ、_ r'_/"  ヽ__/    ,!/
  /     ̄ ゙̄''‐-、'、        ‐"
325 : ◆JUkxKykm7U2008/12/20(土) 23:25:32.19 ID:Lxdm/AE0
娘「ふぁぁ、ねむねむ・・・ふぁぁ〜あ・・・」

勇者「同意見・・・ふぁ〜」

娘「ふぁ・・・勇者さん・・・」パタリコ

勇者「おっと・・・」

娘「すー・・・すー・・・」

勇者「うー、値顔見てたら眠くなってきた・・・後は任せられたがどうも無理かな・・・ふぁぁーああ」





すみません、寝ます。確か自称夜間担当の方いらっしゃいましたよね・・・
いましたら後をお任せします、ではお休みなさいです^^ノシ
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/20(土) 23:55:03.18 ID:Svmq39wo
◆n8nQfkgWk2さん、◆JUkxKykm7Uさんお疲れ様でした
ゆっくりやすんでってね!!
・・・さっきまで連れとこれで盛り上がってたもんでスンマセンデスww
ここから保守せずみんなで寝ちゃっても大丈夫なのはパー速の良いとこだよね
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[みんな俺の嫁]:2008/12/20(土) 23:56:03.40 ID:LP3fSdIo
あえて保守
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/21(日) 00:05:15.70 ID:tupkm1Yo
俺も>>327の嫁その7くらいになったらしいww
329 :327[みんな俺の嫁]:2008/12/21(日) 01:27:10.29 ID:nWyTyaUo
勇者も娘も住民もみんな俺の嫁
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/21(日) 01:33:28.03 ID:UbT.xjgo
  ./  ̄/〃__〃   /  ̄/       /
    ―/  __ _/   ./ ―― / /
    _/   /   /   _/    _/ /_/
    /\___/ヽ
   /''''''   '''''':::::::\
  . |(●),   、(●)、.:| +
  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
.   |   `-=ニ=- ' .:::::::| +
   \  `ニニ´  .:::::/     +
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.
:   |  '; \_____ ノ.| ヽ i
    |  \/゙(__)\,|  i |
    >   ヽ. ハ  |   ||
331 : ◆n8nQfkgWk22008/12/21(日) 19:58:50.24 ID:9qbtuSEo
娘「そなたに手紙が着ておるぞ」

勇者「んーなになに?」


――本日20時、酒屋にて待つ――


娘「む…? 20…にて…つ?」

勇者「夜8時に酒場にいるから来てくれって事。って、もう時間じゃねーか。ちょい行って来るわ」

娘「う、うむ、気をつけていくのだぞ」




勇者「さて、酒場には着いたけど…手紙の送り主は誰なんだ?」

魔王「おぅ、こっちだこっちー!」

勇者「おっさん、なんで馴染んでるんだ…」
332 : ◆n8nQfkgWk22008/12/21(日) 20:04:49.14 ID:9qbtuSEo
魔王「わざわざすまんなぁ。まぁ腰掛けてや」

勇者「いやいやいや。手紙見たのついさっきだから」

魔王「そっかぁ、相変わらず時間厳守じゃなぁ。まあ焼き鳥食え」



魔王「見たところ元気にしとるようだなぁ」

勇者「まー相変わらず職無しだけどな」

魔王「なんじゃ、魔物退治でもすれば小銭ぐらいは入るだろう。なんなら儂が暴れさせようか?」

勇者「それは悪党。魔物と共謀して金稼ぎなんてできるか」

魔王「ったく、突っ込みの鋭さも相変わらずじゃなあ、はっはっは!!」

勇者(何しに来たんだ、このおっさん…)
333 : ◆n8nQfkgWk22008/12/21(日) 20:12:58.92 ID:9qbtuSEo
魔王「それにしてもこの国はいい所だなぁ。儂を見ても驚きもせん」

勇者「魔物の勢力が元から弱いってのもある。一番大きいのはアンタの娘の努力だけどな」

魔王「ほぉ。アイツがここらの魔物を仕切っとるのか」

勇者「アホだろあんた」

魔王「アイツが自分から人間の社会に飛び込んで行った事くらいわかっとる。冗談通じんなぁ」



勇者「で、何で俺を居酒屋なんかに呼び出したんだ?」

魔王「あぁ、今話すわ。おねえちゃーん、ビールおかわりー! あと麦茶もお願いー!」
334 : ◆n8nQfkgWk22008/12/21(日) 20:20:07.03 ID:9qbtuSEo
魔王「ぷはぁーーー! 泥小便の酒もいいがこの生ビールっていうのもたまらんなぁ!」

勇者「そうかい。じゃあ金が尽きるまで飲んだくれてな。俺は帰る」

魔王「あーこら、折角来たのに帰る言うな。話くらい聞いてくれ」

勇者「肉食いてぇなあ」

魔王「! 姉ちゃーんバラ肉一人前大盛り



魔王「で、娘は元気にやっとるか?」

勇者「毎晩よろしく」

魔王「まぁ、街の人間の儂への接し方からしていい環境に居るとは思った。それならよかったわ」

勇者「
335 : ◆n8nQfkgWk22008/12/21(日) 20:28:11.60 ID:9qbtuSEo
途中送信しちまった
・5行目魔王サマ「姉ちゃーん! バラ肉大盛り一皿ぁ!」





勇者「もごもご…なんだ? 会いたいってのか?」

魔王「ま、まあ儂も親じゃし、成長した娘の顔のひとつも見たいからなぁ」

勇者「『死んだと聞いても信じられぬ。亡霊であろうと、もし余の前に現れようものなら二度と立ち上がれぬまで叩きのめすわ』って言ってたぞ」

魔王「わーお、パパこわーい」

勇者「城に閉じ込めてたのを根に持ってるみたいだぞ」

魔王「しょうがないじゃねーか。魔翌力がない娘が何されるか分からんし…。敵ならまだしも味方に虐げられるのは我慢できないって」

勇者「分からないわけじゃないけどねぇ」
336 : ◆n8nQfkgWk22008/12/21(日) 20:35:18.28 ID:9qbtuSEo
・誤字発見。今日はボロボロだなぁ。
・魔翌翌翌力→魔翌力



魔王「ところで、娘は今どこに住んでおる? 今すぐ会えなくても居場所ぐらい教えてくれよ」

勇者「肉だけじゃ栄養がなぁ」

魔王「野菜盛り合わせ二皿ぁ!!」



魔王「それで? どこに住んでおるのだ? 教会か? 宿屋か?」

勇者「俺の家」

魔王「ほほー。それはまた変わったチョイスじゃなぁ。よりにもよってお前の家か」

勇者「……今アンタのすぐ後ろに居るぞ」

娘「探したぞ勇者どの。この街に二つもあるんじゃから、どっちに行くかくらい言うてくれればよかったのに」

魔王「うぉわおぉーーーーーーーーっ!?」
337 : ◆n8nQfkgWk22008/12/21(日) 20:40:15.12 ID:9qbtuSEo
魔王(やべえ、やべえよ勇者! 殺される! 儂このままだと殺される…!)

勇者(落ち着けおっさん、あんたグラサンしてるだろ。それ取らなきゃバレねえって)

魔王(そ、そか! そうやったな!)

娘「何をこそこそと談話しておるのじゃ?」

勇者「あ、ああ。男同士の語り合いってやつだよ。なぁ?」

魔王「そ、そうじゃなー! あはははーーー!」

娘「じー」

魔王「な、なにかなおぜうさん」

娘「この者、どこかでお会いしたような気がするのじゃが…」

魔王「わ、儂は知らんなあ。人違いではないのかなぁ?」

娘「そうか。それは失礼した」

勇者(ここまで情けない魔王って、そうそういないだろうなぁ)
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/21(日) 20:40:55.36 ID:ID8DlnYo
>>336
翌はパー速の機能だよ気にしないw
唐翌揚とか・・・
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/21(日) 20:45:25.90 ID:I4nQ5.Eo
sagaつけるとなんねーぜ
340 : ◆n8nQfkgWk22008/12/21(日) 20:48:06.52 ID:9qbtuSEo
勇者「何でまたここに来たんだ?」

娘「一人で寝てても良かったのじゃが、戸締りをして勇者どのを締め出してはと思ってのぅ」

勇者「窓ぶち破るから無問題」

娘「自分の家に泥棒に入るでない!」



魔王「何か、ものすごーい疎外感を感じるんですが…」

娘「ふむ、これは失礼した。あの手紙で勇者どのを呼び出したのはそなたなのか」

魔王「ぬ・・・、ああ、そうだ」

娘「して、その用事とやらは終わったのか?」

勇者「いや、まだこれから」


魔王(ちょっと待て勇者! 何ですぐ帰さない!)

勇者(いーじゃねーか。顔見れるだけじゃなく話までできるんだぜ?)

魔王(だからといって…)

勇者(どうせ正面から行ったら蹴り飛ばされるんだ。このチャンスを無駄にするな)
341 : ◆n8nQfkgWk22008/12/21(日) 20:54:55.50 ID:9qbtuSEo
>>338-339
そーなんだー
でも面白いから禁止言語(?)はどんどん回避していこう



娘「用事とは何なのじゃ?」

勇者「家庭内事情の相談」

魔王「そ、そんなところなんじゃよー、はっはっはー…」

娘「よければ余にも話してはくれぬか? 若輩者じゃが何か助言ができるかも知れぬ」

勇者「昔虐待してた娘と仲直りしたいんだと」

魔王「儂が言う前に言うなあーーー!」




娘「なるほど。大体の話は分かったぞ」

魔王(本人に仲直りの仕方を聞くのかぁ)
342 : ◆n8nQfkgWk22008/12/21(日) 21:05:42.44 ID:9qbtuSEo
娘「それで、そなたは娘とどういう風になりたいのだ?」

魔王「どういう風にって…、そりゃあ、普通の家庭のような父と子の間柄として…」

娘「虐待を受けた時点でその娘はひどく傷ついておる。その心の傷を虐待した父親自身が癒そうなどと無理な話じゃ」

魔王「儂がもう絶対にせんと誓ってもか?」

娘「うむ。虐待が日常化していれば、例え命を賭けて誓ったとしてもまた行うじゃろう。それはふとしたきっかけで再発するんじゃ」

魔王「た、たとえば…?」

娘「ちょっとした口論からつい手を出してしまったとする。娘は虐待の記憶がフラッシュバックを起こして精神的に不安定になる」
  「父はそれがどれだけ深刻な状況なのか理解できず、自身の話に耳を傾けない娘に手を上げるようになる」

魔王「それは怖い話やな…」

娘「じゃから、そんなに簡単に仲直りできるものではないのだぞ」

勇者(どこでそんな知識を得たんだろう…)
343 : ◆n8nQfkgWk22008/12/21(日) 21:14:36.49 ID:9qbtuSEo
魔王「娘からその虐待の記憶を消し去ってしまうというのはどうなん?」

娘「自身が変わらねば状況は変わらぬ。だいたいそなたは自分の子を何だと思っておるのじゃ。子供は親の玩具ではないのだぞ!?」

魔王「う…」

娘「可愛い、美しいからと籠に入れるのは良い。じゃが入れられたほうはどうじゃ? 羽ばたきたくても羽を広げることもできず、悲しく鳴くことしかできないであろう?」

魔王「飛び方を知らねば、それで幸せなのかも…」

娘「そなたはどうして歩ける? なぜ見たり聞いたりできるのじゃ? 誰かがそなたに「歩け」と命じたのか? 違うであろう?」
  「親のエゴに付き合わされる子供の身にもなって考えてみよ」

魔王「ぐぬう…」

娘「自分はそのままでいて、周囲だけ変化せよというのは傲慢じゃ」
344 : ◆n8nQfkgWk22008/12/21(日) 21:29:02.56 ID:9qbtuSEo
魔王「ならどうすればいいんだ…。幽閉した事実を曲げはせぬ。今はあんな事をしたと後悔しておる。謝ったところでどうなるわけでもないのは承知のうえ」
   「それでも我が娘なのだ。自分の子が可愛くない親がいるわけないだろう!」

娘「急がねばならぬ理由があるのか?」

魔王「――! それは…」

娘「時間が経てば娘もその行為の理由が理解できたりするであろう。その時間すら待てぬのか?」

魔王「急ぐ理由は無い。だが一刻も早く家族の仲をな…」

娘「たわけ! それが失敗の原因だと気付かぬのか!?」

魔王「な…!?」

娘「攻めの手ばかり考え、受けの手を疎かにすれば勝てるゲームも勝つ事はできぬ。そなたはなぜ娘の意見を聞こうとせぬのじゃ」
  「そなたの意思、娘どのには伝えたのか? 子が納得するまで説明したのか? そして娘どのの意見は聞いたのか? 一方通行ではいつまでも状況は変わらぬぞ?」

魔王「儂は…」

娘「誠意を持って接すれば相手も話を聞かぬわけにはいくまいて。そなたの意思を娘に伝えよ。そして返事を乞うな」

魔王「それは矛盾してるじゃないか!」



娘「…むじゅん?」

勇者「言ってる事が変わってるってこと。お前、さっきは話し合えって言ったのに、今度は言いたい事だけ伝えろって言ってるだろ?」
345 : ◆n8nQfkgWk22008/12/21(日) 21:42:14.54 ID:9qbtuSEo
娘「ふむ、それは違うぞ。今までのそなたは自身の思いを強引に娘にぶつけていただけじゃ。だから、今度は返事を待つのじゃ」

魔王「返事を…?」

娘「その場ではおそらく『今更何を言うのじゃこの人でなし』ぐらいの反応しかなかろう。それは当然じゃ」
  「じゃが、子はいずれ親を頼らなくてはならぬ時がくる。その時に突き放さず、救いの手を差し伸べればよいのじゃ」

魔王「今すぐにではダメなのか?」

娘「その娘にも自身で築き上げた地位や他人の評価があるじゃろう。それをいままで責任放棄していた親が出てきて踏みにじっては仲直りどころではなかろうて」

魔王「受けの手…か」

娘「大きく育つのを見守り、時に手伝うのが親というものじゃ。何でも手をかければいいというものではないぞ」






魔王「ん、娘はどうしたん?」

勇者「長口上に疲れて寝ちまった」

魔王「そか。…しっかし、自分の娘に説教されるとはなぁ」

勇者「そしてこいつも、自分の父親に説教してるとは気付かなかったな」

魔王「バラしたんじゃ、この店に迷惑がかかるからのぅ」


346 : ◆n8nQfkgWk22008/12/21(日) 21:48:53.38 ID:9qbtuSEo
娘「……ん?」

勇者「おう、起きたか?」

娘「余は寝てしまったのか・・・。あの者は?」

勇者「感銘受けて滝のような涙を流しながら「今すぐに行ってくる」って帰っていった」

娘「すぐ行けばよいというものでもなかろうに…」

勇者「別にいーだろ。他人の家事情なんだし」

娘「……他人事のようには聞こえなかったんじゃがのぅ」

勇者「お前の場合はどうしようもないだろ。魔王は死んじまってるんだからな」





娘「父は、あの者のように後悔しておったのじゃろうか?」

勇者「本人じゃないとわかないなー、それは」



魔王『儂が生きている事は、勇者とワシだけの秘密だぞ☆』
347 : ◆n8nQfkgWk22008/12/21(日) 21:52:52.66 ID:9qbtuSEo
今日も終了ー
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[みんな俺の嫁]:2008/12/21(日) 21:55:05.95 ID:nWyTyaUo
乙〜
349 : ◆JUkxKykm7U2008/12/21(日) 21:59:40.83 ID:QlHrk5c0
O☆TU☆KA☆RE
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/21(日) 22:30:55.54 ID:703T1Uoo
乙でした
帰宅したら一区切り分一気に読めるって良いですねぇ
最近長編が多いし、そろそろ軽いのも少々リクエストしてみます
長編も面白いからどっちも読みたいけどww
351 : ◆JUkxKykm7U2008/12/21(日) 22:51:25.38 ID:QlHrk5c0
>>350

娘「・・・」

勇者(娘か。縁側でこっそり何やってんだ?)

娘「・・・」きょろきょろ

勇者(・・・?)

娘「・・・!」ササッ

娘「ななな何でしょう影からそんな・・・」

勇者「いや何してんのかな〜て思って・・・何してたの?」

娘「・・・猫ちゃんに餌を」

勇者「いや・・・隠れてやらなくてもよくね?」

娘「だって前に猫は飼わないって言ってましたから・・・」

勇者「あ、あれは家の中に入れないってだけで野良猫に餌やるのはいいよ?」

勇者「そうか〜家にも野良猫が来るのかー早く言ってくれよー」

娘「・・・飼いたいなぁ」

勇者「庭でならな」
352 : ◆JUkxKykm7U2008/12/21(日) 22:58:43.30 ID:QlHrk5c0
娘「飼いたいなー家の中で飼いたいなー」

勇者「またそれか」

娘「飼いたいなー家の中で遊びたいなー」

勇者「・・・」

娘「家の中で飼いたいなー飼いたいなー」

勇者「・・・」ガシッ

娘「飼いたいなー家の中で飼いたいなー」ずるずる

勇者「・・・」ずるずる

娘「飼いたいにゃーん☆」ずるずる




・・・廊下を引きずられていく娘と引きずって行く勇者をちょっと寂しげに見つめる猫であった
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/21(日) 23:06:39.72 ID:703T1Uoo
勇者「こいつ(娘)と居れば猫飼ってるようなもんだしな」
とかつぶやいてそうな気がww

アンカー的にリクエストに答えてもらえた!
と都合よく解釈しつつ風呂上りに楽しませてもらいましたww
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/21(日) 23:16:34.15 ID:UbT.xjgo
         _ __   __ ___  _ _
           | fヽ.   `´      `ヽ. ,ィl|
          l |   Y   O     O ヽ |l
         い/  #   ー─    V/
           l       ,.ィ‐t.r ┬┬rt┬1、   ___________
         l.   ,.イl.TlTト、l  レlT l | l| /
         ゙、 /┴N lイフTN  fTレリ ノメ′! お腹空いたぞ、バカ!
           ヽ!  、 _l_|  . |」 {ノヽ  ,ム
            /ゝ-rヽ、  (ア ,.ィ‐r、ヽ\  `ー──────────‐
     /´)   // / ィ  f´f´「`l ,.-┴゙、,ゝ`-- 、
     `´   〃 /  |  ヽ.   l/ ,.   l      \_           _ _
           / , 'r‐f´ヽ. /  / l   |   、     ヽ.ニ ,ー_-,.-< ヽヽ
        / / l´ ̄ ̄ l. ̄ ̄  ̄|   | ̄ ̄ \    ヽ‐/   l ノノ
         〃/ │    |     l   l     ヽ.       ヽ_ノ´ヽヽ
      /´/   !     |     ! _, _ l_    │\     / r 、 ノ′
    、 , イ   |    l  , ‐ァVヽ. ヽ ヽ. ヽ   ト.  `ー '´\ し′
  __j::ヽl !l.   |    l /:::::/::::ヽ‐' -' 、ノ、.ノ   │\     \ _ __ _
   ヽ:::::::l !l.    l    /:::::::ハ:::::::t  .ノ       |\ 丶       ヽ::::<´
    |:::::::ト、_ヽ、 │  /::::::/ l::::::::! ̄        「ヽヽ、\     /´ ̄
    ヽ.:::j:::/⌒ヾ.─:::'::::::::/ ‐┴ー┴‐── ─‐‐ィ⌒)、::::\. \/ (´)
      `ー′   ``ー‐'´                  `´   ̄´  ̄     `
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/21(日) 23:48:31.22 ID:xI72EsAO
>>354

烏賊の塩辛食うか?
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/21(日) 23:55:58.04 ID:f0AReoDO
>>354
ちょっと丸焼き作ってくる
シュボッ
       ., ∧_∧
      []() (・ω・` )      l二ヽ
       □と    ) ̄⊃     ) )
      ⊂ (_(_つ   ̄⊃  / ̄ ̄ ̄ヽ
       ⊂_      ._⊃   | (\/) |
         ⊂__⊃.      |  > <  |
                     | (/\). |
                     ヽ___/
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/22(月) 00:17:34.59 ID:Qah.GhIo
>>356
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::。::::::...... ...   --─-  :::::::::::::::::::: ..::::: . ..::::::::
:::::::::::::::::...... ....:::::::゜::::::::::..   (___ )(___ ) ::::。::::::::::::::::: ゜.::::::::::::
:. .:::::。:::........ . .::::::::::::::::: _ i/ = =ヽi :::::::::::::。::::::::::: . . . ..::::
:::: :::::::::.....:☆彡::::   //[||    」  ||]  ::::::::::゜:::::::::: ...:: :::::
 :::::::::::::::::: . . . ..: :::: / ヘ | |  ____,ヽ | | :::::::::::.... .... .. .::::::::::::::
::::::...゜ . .:::::::::  /ヽ ノ    ヽ__/  ....... . .::::::::::::........ ..::::
:.... .... .. .     く  /     三三三∠⌒>:.... .... .. .:.... .... ..
:.... .... ..:.... .... ..... .... .. .:.... .... .. ..... .... .. ..... ............. .. . ........ ......
:.... . ∧∧   ∧∧  ∧∧   ∧∧ .... .... .. .:.... .... ..... .... .. .
... ..:(   )ゝ (   )ゝ(   )ゝ(   )ゝ無茶しやがって… ..........
....  i⌒ /   i⌒ /  i⌒ /   i⌒ / .. ..... ................... .. . ...
..   三  |   三  |   三  |   三 |  ... ............. ........... . .....
...  ∪ ∪   ∪ ∪   ∪ ∪  ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ...
  三三  三三  三三   三三
 三三  三三  三三   三三
358 : ◆Yzejsq13vs2008/12/22(月) 00:31:28.08 ID:eAGBaf2o
なんぞこの流れww

今DQ3をはじめから開始した

ゆ とファリス あマオ そぴよこ

勇者の名前はさておき他のPT麺はマイSSから拝借
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/22(月) 00:33:47.11 ID:XvhxfmYo
マオ・・・?・・・仲間に魔・・・いやなんでもない
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/22(月) 00:35:36.23 ID:plOgb2Qo
>>358
復活の呪文にしか見えんぞww
361 : ◆Yzejsq13vs[saga]:2008/12/22(月) 00:37:45.62 ID:eAGBaf2o
>>359
魔王の娘→マオウコ→マオコ→マオに落ち着きました

>>360
書き方下手でごめんね、かーちゃんバカでごめんね…

さて、SSのネタないから誰か一言御題くれ
書き手がいなきゃ死んでしまうよ
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/22(月) 01:42:46.60 ID:/RFZxFoo
「ごめん」→謝るなら最初からしなければいいのに
「寂しかったから」→寂しいと他の男に股を開くんですね
「好きなのは貴方だけ」→好きでもない男に股をry
「もう二度としないから」→今後するしないではなく今したことが問題なんですが
「別かれるのだけはいや」→このまま続けるのだけはいやです
「ひとりにしないで」→ばかだなー、お前には他の男がいるじゃないかー(笑顔で
「じゃあ死ぬ」→そこまで想ってる人がいるのに浮気できるんだーすごいねー(笑顔で
363 : ◆Yzejsq13vs[saga]:2008/12/22(月) 02:20:53.58 ID:eAGBaf2o
娘「ごめん…なさい…」

勇者「謝るくらいなら最初からなぁ…」

娘「寂しかったから…」

勇者「寂しかったからなんだってんだよ」

娘「好きなのは勇者様だけ…だよ?」

勇者「そんなのは知ってるがねぇ」

娘「もう絶対絶対しないから〜!」

勇者「むぅ…」

娘「離れるのは嫌です!」

勇者「このまま続ける気ですか?」

娘「お願い…一人にしないでください…」

勇者「じゃあ一人でしないでください」

娘は オナニーを おぼえた!
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/22(月) 07:23:03.79 ID:/hSk8cIo
>>363
普段のレスもだが全然面白くないし最近は酉が漏れて別人が書いてるのか?
365 : ◆JUkxKykm7U2008/12/22(月) 07:31:27.85 ID:B.eqEI60
なんかちょっと作風が変わってるような・・・気のせい?
366 : ◆n8nQfkgWk22008/12/22(月) 12:53:56.43 ID:sibaNPA0
お題の台詞>>362そのままで無理矢理やってみたんだと思うに一票
そう書き手をいじめるもんじゃないぞー

休憩時間中にひっそり…
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/22(月) 16:37:16.39 ID:VpXzdCko
いじめるとか荒らすつもりは無いけどさ
ちょっと前から普通のレスも含めて「あれ?」と思うことが増えてて気になってたよ
例えるなら「一人で盛り上がって周りが白けてる」って感じなんだよね
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/22(月) 17:03:44.91 ID:eAGBaf2o
なんていうか>>1はとっとと書くのやめて他のことすれば?
もう他に書き手さんいっぱいいるんだし必要ないよ君wwwwwwww
糞つまらない作文(笑)を発表するのは小学校だけでしてねwwww
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/22(月) 17:14:48.80 ID:HlXOWYg0
               .|   |  | |   |    |  | |   |   |   || | |
               .|   |  | レ  |    |  | |   |  J   || | |
    ∩___∩    |   |  |     J    |  | |  し     || | |
    | ノ\   ,_ ヽ  .|   レ |      |  レ|       || J |
   /  ●゛  ● |   .J      し         |     |       ||   J
   | ∪  ( _●_) ミ             .|    し         J|
  彡、   |∪|   |              .J                レ
 /     ∩ノ ⊃  ヽ
 (  \ / _ノ |  |
  \  "  /  | |
   \ / ̄ ̄ ̄ /
      ̄ ̄ ̄ ̄
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/22(月) 18:01:21.74 ID:/RFZxFoo
         \   ∩─ー、    ====
           \/ ● 、_ `ヽ   ======
           / \( ●  ● |つ
           |   X_入__ノ   ミ   そんなエサで俺様がクマ――!!
            、 (_/   ノ /⌒l
            /\___ノ゙_/  /  =====
            〈         __ノ  ====
            \ \_    \
             \___)     \   ======   (´⌒
                \   ___ \__  (´⌒;;(´⌒;;
                  \___)___)(´;;⌒  (´⌒;;  ズザザザ
                               (´⌒; (´⌒;;;
371 :見えない空気なんか読めるか ◆n8nQfkgWk22008/12/22(月) 18:48:58.11 ID:veOeQnko
>>370
そのAA見て思ったけど、敗北宣言してるよーな気がする。「レスしたいぜこんちくしょー」みたいな。



娘「外がなにやら騒がしいのぅ。木に光るモノを吊るしたり赤い服の老人の絵を飾ったりとわけがわからぬ」

勇者「あー。もうそんな季節か」

娘「祭りでもあるのか?」

勇者「クリスマスっていってな、神様が生まれた日に皆でお祝いしましょうって日があるんだ。諸説はあるけど12月25日」

娘「ふむー。魔族は神とは敵対しておったからのぅ。そういう祭りの事は知らなかったぞ」
  「余はあまり関わるべきではないのかも知れぬな」

勇者「まぁ、多宗教な国でも平気でやってるし、いいんじゃないか?」

娘「むむぅ…、そういうものかのぅ」

勇者(なんか、いつにもまして歯切れが悪いような気がする)
372 : ◆n8nQfkgWk22008/12/22(月) 18:56:23.18 ID:veOeQnko
娘「勇者どの、クリスマスとは具体的にどんなものなのじゃ?」

勇者「本場なら教会行って聖歌歌ったりして神の誕生日を祝うもんだけど、この国はそこまで信心深くないから、家でパーティしたりツリー飾ったりするぐらいだなあ」

娘「ふむ。そなたはやらんのか?」

勇者「去年の今頃は魔王討伐の旅先でそれどころじゃなかったからなぁ。セットは実家だし…」

娘「やりたいとは思わぬのか?」

勇者「ん? やりたい?」

娘「そ、そそそれは…、そなたがどうしてもと言うのならば共に一夜を過ごそうとは思わんでもないが…」

勇者(やっぱり気になるんだな)
373 :X'mas+男女という組み合わせは… ◆n8nQfkgWk22008/12/22(月) 19:03:27.63 ID:veOeQnko
勇者「よいしょっと」

娘「な、何ごとじゃ! 家の中に盆栽なんぞ持ち込んで…」

勇者「盆栽に失礼だぞ。こいつは裏の家のじいさんが丹精込めて育ててるモミの木盆栽だ」

娘「あの老人、かような趣味があったのか…。して、なぜその盆栽がここにあるのじゃ?」

勇者「ウチじゃ一般サイズのツリーはでか過ぎるからな。借りてきたんだ」

娘「どうするのじゃ?」

勇者「おっと、肝心のブツを忘れてきた。ちょい酒場行ってくる」

娘「う、うむ…」






娘「この盆栽、あのクリスマスツリーとやらの形と一緒じゃのう…」
374 :なんでこう、いちゃいちゃらぶらぶな方向になるのやら… ◆n8nQfkgWk22008/12/22(月) 19:11:42.48 ID:veOeQnko
勇者「ふっふっふー」

娘「な、なんじゃ。気味の悪い笑いをするでない」

勇者「これを見るがいい!」

娘「……なんじゃそれは」

勇者「その反応はちょっと寂しいぞ。こいつはクリスマスツリー用装飾品セットだ。そしてこのモミの木。これが何を意味するかは分かるかな?」

娘「むー…。裏の老人にクリスマスツリーのサプライズか?」

勇者(何だ? やりたいんじゃなかったのか?)
375 : ◆n8nQfkgWk22008/12/22(月) 19:22:45.39 ID:veOeQnko
勇者「やるぞ」

娘「何をじゃ?」

勇者「クリスマスぱーちー」

娘「―――――――――!!!」

勇者「あー、やっぱり嫌だったか?」

娘「だ、だって…。あの、あの赤い服を皆で着ねばならぬのじゃろう!? 赤い服は、赤い服だけはダメなのじゃ!」

勇者「……あれサンタの衣装だから、別に着る必要はないんだぞ?」

娘「そ、そうなのか? 本当に? 本当の本当なのか? 実は嘘だなんていうオチではなかろうな?」

勇者(クリスマスが嫌なんじゃなく、赤い服が嫌だったのか。…着せてみたかったけどなぁ)
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/22(月) 19:26:11.87 ID:/RFZxFoo
>>371
              ∩___∩
            /  ノ   \  ヽ
            | ●    ● |   なにマジになってんの?
          彡   (_●_)    ミ
           /、   |∪|    ,\   この鮭の切り身やるから帰れよ
          /.|     ヽノ    | ヽ
       ,,/-―ー-、, --、   .|_,|
    r-、,'''";;:;;:;::;;;;:;;::;:;:;;::;:;`'- /_,l,,__ )
   |,,ノ;;:;r'" ̄ ゙̄^"`Y'-、;;;::;:;::;:;:;:;::;:|
    .ヽ,′       ;   `"";;;;;⌒゙')
     ´`゙'''''''''''‐-‐'"`‐-‐'"゛  `゙´
              |  .‖ /
            ("___|_`つ
377 : ◆n8nQfkgWk22008/12/22(月) 19:30:45.65 ID:veOeQnko
勇者(やると宣言したのはいいんだけど、何をプレゼントしようか…)

娘「ふふふんふーん♪」

勇者(猫のぬいぐるみはもうやっちまったし、髪飾りとかのアクセサリーだとすぐ無くす可能性がある…)

娘「じんぐるべーるじんぐるべーる」

勇者(俺の署名&判子入りの婚姻届? ダメだ、いろいろな方面から白い眼で見られる…!)

娘「勇者どの。クリスマスとは楽しい行事なのだな。準備しているだけで心が弾むようじゃ」

勇者「そ、そうだな…」


勇者(この娘を落胆させてはいけない…生半可な贈りモノではダメだ)
378 : ◆n8nQfkgWk22008/12/22(月) 19:38:44.84 ID:veOeQnko
>>376
勇者(パーティのメイン料理に鮭か・・・。何か違わないか?)
   (まぁ、せっかくくれるんだから貰っておこう)
   (それにしても、プレゼント選びに来たのに追い返されてしまった。…なぜだ?)



娘「おお勇者どの、どこに行っておったのだ? 飾りつけも夕食の準備も済んでおるぞ」

勇者「ちょっと野暮用…って、夕食の準備?」

娘「さきほど母上どのが見えてな。魔法でも使ったかのように手早く準備していってくれたのじゃ」

勇者(おかん、今日ばかりは感謝せざるをえない)

娘「冷めぬうちにいただこうぞ。どうした、早く戸を閉めよ」

勇者「あ、ああ…」
379 : ◆n8nQfkgWk22008/12/22(月) 19:45:22.47 ID:veOeQnko
勇者(いかん。プレゼントが無いなどと知ったらこの和やかな空気はどうなる?)
   (クリスマス商戦…それは子供に夢を与えたい親心を利用した心理戦だ…)
   (もし、買いに行ったが鮭の切り身一枚で追い返されてしまったなどと知られたら…)
   (絶対に、絶対にクリスマス=プレゼントの関係を、その瞬間まで気付かれてはならない…!)

娘「母上どのから聞いたのじゃが、クリスマスにはプレゼントと言うものが欠かせぬそうじゃな」

勇者(おかん、今日ばかりは失望せざるをえない)
380 : ◆n8nQfkgWk22008/12/22(月) 19:58:47.23 ID:veOeQnko
娘「勇者どの、今日はありがとう」

勇者「え…?」

娘「まさか男一人で寂しくパーティなどするはずがない。余のためにここまでしてくれたのであろう? だから、その礼じゃ」
  「この世に生を受け、ここまで嬉しく楽しい日は初めてじゃ」

勇者「お前…」

娘「これ以上に素晴らしいプレゼントなど、あるはずがなかろうて」







鮭の切り身は次の日の朝食になりましたとさ。

娘「おお、この鮭、骨まで食べれるぞ!」

勇者「俺、骨は食べれない…」
381 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/22(月) 20:01:15.22 ID:veOeQnko
一足早くクリスマスネタ。
今日もおしまいー
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/22(月) 20:07:09.93 ID:Bz0T4rko
おつかれさん〜
面白かったぜ、でも◆n8nQfkgWk2はクリスマスとか言ってて辛くないのかい?
俺は童貞独身だかr(ry
383 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/22(月) 20:18:30.50 ID:veOeQnko
>>382
楽しみは人それぞれ。
俺は他人の身に起きた出来事の話をあちこちで聞ける事が楽しみなのさー。
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/22(月) 20:31:02.85 ID:l.dgkOko
>>383
今日のお前さんは眩しすぎるぞ!!
>>378は貰った鮭を片手にプレゼントを買いに行ったせいで追い出されたのかと思ったよww

◆n8nQfkgWk2を始めとするスレ住人にも良いことあるといいね!
俺のクリスマスの予定?今夜と同じですが?
泣いて(・∀・)ないよ
385 : ◆JUkxKykm7U2008/12/22(月) 20:59:22.18 ID:B.eqEI60
同じくクリスマスネタを


娘「すっかり雪景色になっちゃいましたね〜寒いですぅ〜コタツあったかいです〜」ぬくぬく

勇者「今ごろ野良猫はどうしてんだろうな〜」ぬくぬく

娘「それならここに」がさっ

Cats「にゃにゃにゃーん」ゾロゾロ

勇者「おい!何やってんの!」

娘「外で寒そーでしたから家に入れときました☆」

Cats「にゅーにゅー」

勇者「っ・・・可愛いから許すwww」

娘「そういえばそろそろクリスマスですね〜」

Cats「にゃーにゅーにゃー」

勇者「そうだなぁ今年は女の子と過ごせるのか〜うれしいな〜」
386 : ◆JUkxKykm7U2008/12/22(月) 21:12:34.62 ID:B.eqEI60
娘「せっかくのクリスマスなんですから飾り付けとかやりませんか?」

勇者「やるかぁ。しかしツリーも飾りもない」

娘「買いに行きましょ〜」

勇者「それはいいんだけどCatsはどうすればいいと思う?」

娘「放しとく訳にもいきませんよね」

娘「じゃあもう一回ここに」がさがさ

Cats「にゃぁ〜ん」どさどさ

勇者「じゃ、行くか」

娘「雪もすごいし車で行くしかないですね〜」

勇者「インプなんだけど大丈夫かね?ツリー入るか?」

娘「まぁ何とかなるでしょ〜」
387 : ◆JUkxKykm7U2008/12/22(月) 21:21:32.17 ID:B.eqEI60
☆中略☆

勇者「到着〜娘も降りろ〜」がちゃっ

勇者「あぁさむさむ・・・」

娘「こうも寒いと死ぬんじゃないかって思いますよね〜・・・さむいです〜」

勇者「んじゃま、早く買って帰ろうぜ」

娘「はい〜・・・さむい〜」

勇者「・・・その場で固まってるほうが寒いぞ」

娘「にゃ〜ん・・・寒い・・・」ザクザク

388 : ◆JUkxKykm7U2008/12/22(月) 21:24:51.41 ID:B.eqEI60
見てる人がいるか解りませんが、ちょと休憩させていただきます〜
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/22(月) 21:30:50.12 ID:ESWizWgo
おつおつ
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/22(月) 21:51:18.23 ID:bpegfFoo
心が温かくなるような寒くなるような
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/22(月) 21:59:20.49 ID:NSAj7hko
まだ―?
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/22(月) 22:10:30.14 ID:l.dgkOko
丁度出かけたタイミングで>>385書くんだもんなww
戻ってきたから続きを催促するぞ〜
393 : ◆JUkxKykm7U2008/12/22(月) 22:24:20.93 ID:B.eqEI60
うおっと、忘れてましたw
じゃ、書き始めますねー

投下速度は超遅いのであしからず><
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/22(月) 22:34:34.84 ID:dclDOwAO
>>359

まさか……新ジャンル「仲間に魔……ゲフンゲフン!
395 : ◆JUkxKykm7U2008/12/22(月) 22:37:54.44 ID:B.eqEI60
☆店内☆

ガヤガヤ
勇者「さすがにクリスマスだな・・・人が多いぜ」

娘「まさにお買い物って感じですね♪」

どんっ

勇者「あ、すみません・・・おーい娘ー何見てんのー?」

娘「熊のぬいぐるみ可愛いです〜」 

勇者「どれどれ?・・・お、可愛いなー!」

娘「可愛いなぁ可愛いなぁ☆」

勇者「今日はそれせんでも買ってあげるよ」

娘「え・・・ホントですか!?わー!勇者さん大好き!」がしっ

勇者「抱きつかないで下さい恥ずかしいです」

娘「にゃ〜ん・・・うれしいな♪」
396 : ◆JUkxKykm7U2008/12/22(月) 22:50:14.74 ID:B.eqEI60
やばい、見直したら想像以上に甘甘なシロモノだったw

娘「ただ一つ問題が」

勇者「なんぞ?」

娘「9450円します」

勇者「うー・・・しかし!今日は!娘の為に!奮発しようではないか!」

娘「あの・・・無理しなくても・・・」

勇者「いや、今日はそういうわけにもいかんよワトソン君」

娘「わとそん?誰ですかそれ?」

勇者「あーいやなんでもない。いやクリスマスに彼女に何も買ってあげない男てナイだろ?」

娘「でも、そんな、私なんかの為に・・・」
397 : ◆JUkxKykm7U2008/12/22(月) 23:02:21.35 ID:B.eqEI60
勇者「いーからいーから!」

勇者、人形つかんでレジまでDASH☆

勇者「はい!プレゼント!」がさっ!

娘「・・・・・・」

勇者「・・・あれ?・・・いらなかった?」 

娘「ひっく・・・うぇっく・・・うぅ・・・」

勇者「(やべ、泣かせた?)・・・おい、どうした?」

がしっ!ぎゅーーっ

娘「ありがどうございばずぅ・・・ひく・・・ふぇ・・・ふえぇーん」 

勇者「泣くなよ〜、周りの視線がちょいと痛いぞ」
398 : ◆JUkxKykm7U2008/12/22(月) 23:16:52.54 ID:B.eqEI60
☆中略☆(娘が泣き止むまでは想像にお任せします)

娘「じゃ、本題であるツリーと飾りを♪」

勇者「買いますか!」

☆クリスマス系商品コーナー☆

娘「キラキラしててキレイですぅ〜」うっとり

勇者「インプに積み込める大きさのツリーないかな?」

娘「ツリーっていくつかの部品からできててバラバラにできるんじゃないんですか?」

勇者「そういうのもあるけど・・・箱の状態だと出来上がった状態だからね」

娘「んー、じゃあ車でバラせばいいんじゃあ」

勇者「それもいいけど・・・それしかないか」

娘「大きさは・・・2m位ですか?」

勇者「そんくらいかな、部屋に置くにも丁度いい感じだろうし」

娘「じゃあツリーはこれで・・・次は飾りですね〜」

勇者「飾りで悩むんだよなぁ」
399 : ◆JUkxKykm7U2008/12/22(月) 23:20:13.10 ID:B.eqEI60
今日はこれで終わります。おつきあい下さったみなさん、有り難うございました^^
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/22(月) 23:25:45.80 ID:qimeETco
乙!
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/22(月) 23:31:43.38 ID:zfFLB.DO
勇者がインプ乗りだと……
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/22(月) 23:45:22.52 ID:DCohs6DO
>>1のSS見に来てるんだが他のSS書いてる方はなんなのでしょうか?

新しくスレ立てるかチラ裏に書くかしてくれませんか
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/23(火) 00:04:33.43 ID:LIDF6TYo
乙でした

それと思い出したんだけど
本文なのかコメントなのか、ごっちゃになることがあるから
>>396みたいに作者コメントを入れる場合、できれば2行あけて欲しいかも

しっかし山ほど猫がいる家にでかいぬいぐるみは・・・ww
404 : ◆JUkxKykm7U2008/12/23(火) 00:22:54.00 ID:qhcUyb.0
>>401
候補はインプ、ランエボ、セリカでした。雪がつもっているってことで四駆の方が何かしら使えるんじゃないかな、と
インプにした理由?涙目かわいいから以外にありません

>>403
了解ですー
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/23(火) 01:07:50.14 ID:8JqBx.DO
乙ー
>>402
^^;
406 : ◆Yzejsq13vs2008/12/23(火) 01:30:20.88 ID:xtS6/32o
今日は少し叩かれすぎて取り乱したすいません
なんていうか、それも俺に対する意見だからもっといい物を書こうっていうバネにして
もっとSSを書きたいと思うんだが
まぁ嫌いと言う人は読んでくれなくてもそれは仕方ないなって思いました








十人十色!魔王親になる編はじめます
407 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs2008/12/23(火) 01:31:04.67 ID:xtS6/32o
勇者「なんだかんだで、式も無事に終わったな」

女王「私、感動のあまり泣いてしまいましたわ…」

執事「私もついつい涙が…」

勇者(お前は絶対感動の涙じゃなくて恨めしい涙だろ…)

娘「ホント、嬉しい事はすぐに終わっちゃいますよねー」

勇者「うんうん」

女王「おめでたい事はいい事ですからね」

勇者「うんうん」

娘「式があっというまに終わっちゃったから皆様に妊娠のご報告忘れちゃいましたよ…」

勇者「うんう…」

全員「な、なんですとぉー!?」
408 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs2008/12/23(火) 01:32:33.24 ID:xtS6/32o
勇者「いいいいま!ななななななんて言ったんだ!?」

娘「え?だから式があっというまに…」

勇者「違う!そっちじゃなくてだな!」

娘「あ、妊娠の報告の事ですか♪」

執事「耳があああ!ワシの耳がついにおかしくなってしまったああああ!!」

女王「ああああ貴女!そんなこと私聞いていませんわよ!?」

勇者「俺もだ!」

娘「あら?言いましたよ?前スレ>>157

勇者「なんだその前スレ>>157って!わけのわからない事を言ってごまかすんじゃありません!」

娘「うぐぅ〜」
409 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs2008/12/23(火) 01:33:10.00 ID:xtS6/32o
女王「いつわかったの?」

娘「女の子の日が中々来なかったので、こないだ産婦人科行ったら」

女医「おめでたね」

娘「って言われました」

勇者「そういう大切な時は俺にまず言えよ!」

娘「うぅ〜すいません…」

勇者「と、とりあえず、もっかい産婦人科行こう…」

娘「はい☆」

ドヒューンドヒューン

女王「し、知らなかったわ…」

執事「女王様…私は信じられません…また反乱してやろうかと思いましたよ…」

女王「やめときなさい?というか親衛隊に絶対言っちゃダメよ?」

執事「も、もちろん!もちのろん!」
410 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs2008/12/23(火) 01:33:57.84 ID:xtS6/32o
コンコン

女医「どうぞ」

勇者「し、失礼します…」

娘「失礼します」

女医「あら、こないだの子…あれ?勇者くん?」

勇者「へ!?あ!!お前は!」

娘「? お知り合いですか?」

勇者「あぁ…前に一緒に旅してた、賢者だ」
411 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs2008/12/23(火) 01:34:56.76 ID:xtS6/32o
賢者「ずいぶん久しぶりね、色々聞いてるわよ?魔王生活はどう?」

勇者「慣れたもんさ、お前の方もずいぶん安定した職に就いたもんだな」

賢者「あら?そんな事ないわよ…最近少子化の影響で商売上がったりよ」

勇者「そんなもんなのか、大変だな」

賢者「それにしても、まさかこんなかわいいお嬢さんが、魔王の娘だなんて驚きね」

勇者「だろ?戦士も驚いてたわ」

娘「そ、そんな二人して見つめないでください///」
412 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs2008/12/23(火) 01:36:51.29 ID:xtS6/32o
勇者「で、こいつは本当に妊娠してんのか?」

賢者「してるわ」

勇者「マジか?」

賢者「えらくマジよ!」

勇者「でも魔族と人間の構造って違うもんじゃないのか?人間基準の判断で大丈夫なのか?」

賢者「それがね、私も最初この子を診たとき普通の人間だって疑わなかったわ
    今、魔王の娘って聞いて誤診したかもと冷や冷やしてるわ」

勇者「誤診は誤診で困るんだが…」

娘「む〜私は魔族でもかなり人間に近い種族ですからね」
413 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs2008/12/23(火) 01:37:33.54 ID:xtS6/32o
賢者「いや、むしろ…人間の造りと何から何まで一緒なのよ」

勇者「え?それって…」

賢者「もしかしてこの子、本当は人間なんじゃないの?」

勇者・娘「え!?」

賢者「まぁ只の一個人の見解よ」

勇者「ぎゃ、逆に考えるんだ…『人間が魔族』なんだと逆に考えるんだ…」

娘「それは意味がわからないです!」
414 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs2008/12/23(火) 01:38:16.17 ID:xtS6/32o
賢者「で、普通の人間と同じように診察した結果、妊娠4ヶ月って所ね…身に覚えあるんでしょうね?」

勇者「もちろん!あれは…そう、俺が童貞を捨てた日の事だった…ゆ、勇者様! うふふ逃げられんぞ!」

娘「か、回想はしないでください!!」

賢者「あら、初めてで大当たり?あんた本当につくづく運がいいわね」

勇者「いや〜カジノ出入り禁止まで食らったお前の運には負けるさ」

娘「カジノ出入り禁止ですか!?」

勇者「あぁ、昔こいつは相当な遊び人でな、街のカジノに行ってわ問題起こすほど儲けてどこのカジノでも出入り禁止状態なんだよ」

賢者「やーだ、昔の話じゃない、今はギャンブルにお金を注ぎ込むなんてアホ臭くてやろうとも思わないわよ
    一時は小金を得るかもしれないけど、それまでに使ったお金を考えたら絶対にマイナスよ?」

勇者「くっ賢者だからって一々悟りやがって」
415 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs2008/12/23(火) 01:39:07.09 ID:xtS6/32o
賢者「まぁ私はずっとプラス収益だったけどね」

勇者「一言多い奴だな…」

娘「す、すごいですね…勇者様!一山当てましょうか!」

勇者「やめとけ、借金まみれになって船に乗せられたり、綱渡りさせられたり、焼き土下座させられたりするぞ」

娘「怖い世界です…」

賢者「ふふふ、勝てばいいのよ、勝てば…必ず勝てる必勝法でも教えてあげましょうか?」

勇者「何誘ってんだよ!」

賢者「冗談よ、ま、人間と同じなら十月十日、あと6ヶ月くらい安静にしてなさいよ?」

娘「はい♪」
416 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs2008/12/23(火) 01:39:54.30 ID:xtS6/32o
勇者「あ…」

賢者「どうしたの?」

勇者「男の子か?女の子か?」

賢者「知ってどうするの?男がいいの?女がいいの?生まれてくる子供の性別なんてどっちでもいいじゃない
    どっちでもあんたの子よ、全力で愛情を注いで育てなさい……っていつも言ってるんだけど聞きたい?」

勇者「い、いや…」

賢者「そう、ならお大事にね…おめでとう」

勇者「ありがとうな」
417 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs2008/12/23(火) 01:40:39.53 ID:xtS6/32o
娘「ただいま〜」

女王「おかえりなさい、どうでした?」

勇者「えぇ、えらくマジらしいです」

女王「そう、よかったわね☆」

娘「はい♪」

勇者「あのお義母さん、ちょっと…」

女王「何かしら?」
418 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs2008/12/23(火) 01:41:56.47 ID:xtS6/32o
勇者「さっき婦人科の先生に言われたんですけど…娘は本当に魔族なんですか?」

女王「どういう意味かしら」

勇者「何から何まで人間と同じ…まるで人間だって言われたんですけど」

女王「そう…とうとうその話をする日が来たのね…」

勇者「まさか本当に…」

女王「あれは、そう…雨の降るとても寒い日だったわ…」

勇者「ごくり…」

女王「………」

勇者「そ、それで?」

女王「……何も思いつかないわ」

勇者「嘘かよ!」

女王「もちろん!…もちのろんよ!あ、これ執事のパクりね…あの子は本当に私達の子よ
    人間に近いのは、私が人間から派生した魔族だからよ」
419 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs2008/12/23(火) 01:42:41.74 ID:xtS6/32o
勇者「な!?人間から派生!?そんな話し聞いたこと無いですよ?」

女王「でも貴方は何度も似た者を見て来たと思いますわよ?魔法使いや、悪魔神官とかもその類ね」

勇者「あーなるほど…」

女王「どうやって魔族になったまでは知らないわ。只はっきりと言える事はあの子は本当に魔族の子よ」

勇者「そうですか…」

女王「嫌になった?人間の方がよかったかしら?」

勇者「まさか!俺はどんな姿にせよあの子を愛してますから!」

女王「どんな姿にせよ?うふふ 確かに聞きましたよ?その言葉忘れないでくださいね」

勇者「はい!」
420 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs2008/12/23(火) 01:48:37.12 ID:xtS6/32o
今日はここまでです
おやすみなさい
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/23(火) 01:49:50.31 ID:8JqBx.DO
(・∀・)イイヨイイヨー
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/23(火) 01:50:39.74 ID:8JqBx.DO
おっと、お疲れ
おやすみ
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/23(火) 01:52:47.45 ID:Bt0u6gg0
乙!
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/23(火) 01:56:29.84 ID:LIDF6TYo
乙でした
寝ようと思ったとこでスタートしたから、ついついそのまま読んでたww
とりあえず>>408の前スレ確認は>>128からリンク開けば見やすいかと
そういうやり取りもしてたなwwと妙に懐かしく感じたりwwww
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/23(火) 08:21:54.81 ID:8JTdm.Mo
>>394
・・・忙しいんだろうけど更新再開しないかな・・・
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/23(火) 12:12:10.37 ID:LIDF6TYo
>>425
社会人になったらしいし職種にもよるけど年末休みに入るまで難しいんじゃないかな?
ほんと職種次第で年度末を超える4月まで休めない場合もあるしねぇ
でもまぁスレチだしこれくらいでww
427 : ◆JUkxKykm7U2008/12/23(火) 12:37:24.18 ID:qhcUyb.0
娘「にゃーん」

勇者「なぁ、妊娠してるって本当か?」

娘「にゃ?何を言い出すんですかいきなり?」

勇者「前スレ>>157で妊娠報告したっつう夢みて気になったから」

娘「勇者さんはまだどうt」
勇者「うるせええええあああ!!!!!11」

娘「でも子供ですか・・・いつかは作りたいなぁ」






[警告:Warning!]
本作品に登場する勇者、娘及びその他は、>>1の作品とは一切関係ありません。
また、本作品に子供は登場しません。
実際の子作りは現実の彼女と了解を得た上でしましょう。
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/23(火) 14:53:53.89 ID:LIDF6TYo
冷静に考えたら凄い会話だなww
きっと二人とも、どうやったら子供が出来るのか知らないん・・・だと思っておこうww
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/23(火) 22:30:03.15 ID:CBXdTcso
勇者「なぁ娘」
娘「なんですか?」
勇者「猫をかうことにした」
娘「・・・キラキラ」
勇者「で、これがその猫だ」
娘「・・・勇者さんのばかぁ、うわぁっぁぁぁん」

勇者「やっぱ招き猫はダメか・・・」
430 : ◆JUkxKykm7U2008/12/23(火) 22:59:08.65 ID:qhcUyb.0
明日ちょいと朝から用があって早起きしなくてはなのですみませんが寝ます

明日は必ず書くので・・・
431 : ◆n8nQfkgWk22008/12/24(水) 20:58:22.45 ID:B35bVvEo
こそーり





娘「これ、起きぬか!」

勇者「んー?」

娘「こんな大事な日に寝坊してどうするのじゃ! さっさと起きよ!」

勇者「うー…、今日ってなんかあったっけ?」

娘「余とそなたの結婚式じゃろうが。いつまで寝ぼけておるのじゃ?」

勇者「あーそうか、結婚式かぁ。まぁいつかはやることになるんだろうな」

娘「だから今日だと言うておるのに。どうしてこうもマイペースなのやら」

勇者「……今日誰と誰が結婚するって?」

娘「だから、余とそなたじゃ。冗談もほとほとにせい」

勇者「まてまてまてまていいか落ち着け俺。確かにそういう感じの告白はしたしまぁ流れ的に将来は結婚とかしちゃって子沢山で貧乏生活からも脱出で絶頂な感じの未来予想図は描いてはいたさ」
   「だがそれが今日!? なんでそういきなり唐突な展開になるってんだ何かいろいろとおかしいんじゃないかって」

娘「ふむ。少し落ち着いたほうがいいようじゃの。ここはひとつ、余がその迷いごと一蹴してくれようぞ」




娘「くー…」

勇者「……夢か」
432 : ◆n8nQfkgWk22008/12/24(水) 21:02:00.50 ID:B35bVvEo
国王「よくぞ来た勇者よ。そなたの功績を聞き、ワシが呼び寄せたのじゃ」

勇者「そーですか」

国王「この国は乱れておる。そなたの活躍で正してはくれぬだろうか
433 : ◆n8nQfkgWk22008/12/24(水) 21:05:14.51 ID:B35bVvEo
まさかの途中送信


勇者「直属のスーパーヒーローを立たせて王様は国民から支持を得ようって魂胆だった。自分の責任も顧みずにな」

娘「どうしたのじゃ?」

勇者「その場で王様の首に剣突きつけて王位退かせた。そんなあの国も今じゃ近隣にも知れ渡る大産業国家だ」
434 : ◆n8nQfkgWk22008/12/24(水) 21:12:17.07 ID:B35bVvEo
女王「よくぞ来た勇者よ。そなたの功績を聞き呼び寄せたのは妾にほかならぬ」

勇者「はあ…」

女王「この国は乱れておる。そなたの活躍で正してはくれぬだろうか?」






勇者「散々だった。街を歩けばホモに声かけられかけるし、裏通りはイカ臭いし、売ってる本はみんな801系のBLばっかだし」

娘「そ、そのときはどうしたのじゃ?」

勇者「同性愛集団に「女王が3次の同性愛は禁止しようとしている」って吹聴して大騒ぎになってるうちに逃げてきた」
   「あの国に比べたら、魔王なんて可愛いもんだよ・・・」
435 : ◆n8nQfkgWk22008/12/24(水) 21:19:47.51 ID:B35bVvEo
勇者「東のほうに行ったとき、招き猫っていうねこの置物貰ってな」

娘「おお、知っておるぞ。幸を招くという人形じゃな」

勇者「持って歩くと確かに色々とラッキーだったんだけど。ちょっとした事情で手放さなきゃならなかったんだ」

娘「ふむふむ」

勇者「それがさ、なぜか朝起きると荷物に中に戻ってきてたんだ。遠く離れた島国で道具屋に売りさばいても、洞窟の中に置き去りにしても、火山の火口に放り込んでも」

娘「よほど気に入られていたんじゃのう」

勇者「それを踏まえて聞くぞ? どこで『それ』を手に入れたんだ?」

娘「うむ。昨日クロの墓参りに行った帰りに落ちていたのじゃ。この顔とポーズが気に入ってのぅ」
436 : ◆n8nQfkgWk22008/12/24(水) 21:28:54.35 ID:B35bVvEo
娘「うぅ…はうぅ…」

娘「ダメじゃ、ダメじゃと言うておるに…」

娘「ひう…苦しゅう…、もう入らぬ…」

勇者「な、なんつう寝言を…。というかどんな夢を…?」














娘「もう、もう…!」

勇者「・・・ごくり」

娘「もう食えぬ…」
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/24(水) 21:29:08.37 ID:NPnCddAo
>>435
> 道具屋に売りさばいても

何回も売れば……
438 : ◆n8nQfkgWk22008/12/24(水) 21:43:07.76 ID:B35bVvEo
>>437
売値「うれない」
強引に押し付けてきたらしい





娘「古の魔王とやらが今もどこかで眠っているそうだ」

勇者「行かないぞ」

娘「…なぜ気付いたのじゃ?」

勇者「倒したって何も無いじゃん」

娘「ううむ、それはそうじゃが…。余もそなたと共に強大な敵と戦ったという体験をしたいのだぞ」

勇者「ずっと寝てたのをたたき起こすんだ。向こうの気分も悪いだろうし、俺も気が引けるんだよな」

娘「気が進まぬものを押し付けても仕方がないしのぅ…」

勇者(正直、あのじいさんには勝てる気がしない。あの歳であそこまでハッスルできるんだもんなぁ)
439 : ◆n8nQfkgWk22008/12/24(水) 21:56:21.18 ID:B35bVvEo
娘「勇者どの、最近誰かが家にいるような気配がするんじゃが、姿が見えんのじゃ」

勇者「ああ、あの人か。害は無いから放っておいていいぞ」

娘「そ、そうなのか? というかそやつは何者じゃ?」

勇者「いわくつきの剣の持ち主。ちゃんと話して了解の上で持ってきたんだけど、ついてきちゃったんだよなぁ」

娘「そ、それは…」

勇者「その人よりも前の持ち主さんなのかな? いや、さらにその前? 年代モノだったから何人の手に渡ったのか記録がないからなぁ」
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/24(水) 22:33:31.43 ID:ax.sDAgo
>>432-434
こんな国ばっかりなら世界を救わず魔王側に転びそうだなww
441 : ◆n8nQfkgWk22008/12/24(水) 22:33:54.19 ID:B35bVvEo
娘「勇者どの、この壺は?」

勇者「開運の壺だ」

娘「むー…何の変哲も無い安物にしか見えないが…」

勇者「持ってるだけで邪気を祓ってくれるらしい。そして福を溜め込んでくれるんだとさ」

娘「それは…霊感商法というやつではないのか?」

勇者「信じていれば叶うんだ。きっと福が舞い込んでくる。来ないのは信心が足りないからなんだ」

娘「そ、そういうものなのか…?」



娘「勇者どの、ここにあった壺はどこへ行ったのじゃ?」

勇者「そんなのあったっけ?」

娘「開運の壺とか、そんな感じの名前で…」

勇者「そんなパチモン誰が買って来るんだよ。あんなので幸運になれるんなら、全世界の人間が今頃幸せになってるって」

娘「う、うむ…。そうじゃな…」

勇者「そんなんにだまされる俺じゃねーって」



勇者?「なぁ、ここに置いといた壺、どこに行ったんだ?」

勇者「だからそんな壺無いって…」

娘「さっきから何をわけの分からぬことを言って…」



勇者&娘「!?」
442 : ◆n8nQfkgWk22008/12/24(水) 22:47:07.65 ID:B35bVvEo
勇者「なんだそれ」

娘「余が城にいたときによく遊んでいた人形と同じ品じゃ。それほど昔でもないが懐かしいよの」

勇者(よかった…人間の子供を玩具にしてたんじゃなかったんだ…)

娘「ここをこうすると間接が取れてな…」

勇者「い――ッ!?」

娘「首は、こうやると簡単に取れるんじゃ。バラしておくと見た目が悪いがのぅ」

勇者(バラバラ死体に見えなくもない…。精神衛生に悪すぎるぞこれは…)

娘「バラしたままにしておいて看守や母上を驚かしたのもいい思い出じゃ」
443 : ◆n8nQfkgWk22008/12/24(水) 22:52:09.80 ID:B35bVvE0
今日もここまでー
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/24(水) 22:55:38.43 ID:dKYmVbQo
乙!
445 : ◆JUkxKykm7U2008/12/25(木) 00:00:32.45 ID:8lne0W.0
乙でした、今日も書けなかったです・・・というか、俺のはウケが悪いみたい?
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/25(木) 00:23:15.22 ID:vrNhr7Ao
>◆n8nQfkgWk2さん
今日も乙でした

>>445
いやいやいやいやwwww
◆JUkxKykm7Uさんも独特の味があって、わたしゃ好きですよ?
新作は楽しみだけど特にパー速はペースがゆっくりだし
焦らずマイペースで書いてもらえればww
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/25(木) 00:53:02.05 ID:oOdDdQQo
どっちも面白いから困る
448 : ◆JUkxKykm7U2008/12/25(木) 23:01:26.95 ID:8lne0W.0
ちょっと年末が忙しく、しばらく書けないです。29日くらいからフリーになりますので、その日までお待ちを><
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/25(木) 23:37:37.41 ID:vrNhr7Ao
>>448
ここは気にせず実生活第一ですよ
年越しの準備とかもあるし焦らずどぞ〜
でも期待してますよww
450 : ◆n8nQfkgWk22008/12/26(金) 20:51:51.48 ID:YktVeico
さすがに1日も間隔開くと寂しい感じがしないでもない





娘「その奇怪な装置で何を作っておるのじゃ?」

勇者「珈琲」

娘「な、なにやら怪しげな色じゃのう…」

勇者「・・・飲むか?」

娘「うむ。そなたに飲めて余に飲めるはずが…!? げほげほっ」

勇者「いきなりブラックはきつかったかw」

娘「な、なんて苦い物を飲んでおるのじゃ…うぅ」

勇者「コーヒーってのは味と香りを楽しむんだぜ。いきなりストレートはさすがにアレだけどな。んじゃ俺も」

娘「な、角砂糖にミルクじゃと!?」

勇者「こうやって調節して飲むのが一般的。無糖ブラック好きな人もいるんだし、人それぞれだけどな」

娘「そ、そのような飲み方があるのなら先に言え! というかそっちを余に渡さぬか!」
451 : ◆n8nQfkgWk22008/12/26(金) 20:58:43.40 ID:YktVeico
勇者「ほれ、胡桃やるよ」

娘「おお、これはまた大きなクルミじゃのぅ」

勇者「って、まさかそのまま食う気じゃないだろうな?」

娘「まさか。カラスでさえ荷車に殻を潰させて中身だけを食うのだぞ? ……よっと」

勇者(親指と人差し指だけで潰した!? あのちっさい指で!?)

娘「なかなか美味いのぅ。そなたは食わんのか? 殻なら割って進ぜようぞ。クルミの殻を割るのなら朝飯前じゃぞ?」
452 : ◆n8nQfkgWk22008/12/26(金) 21:10:18.88 ID:YktVeico
勇者「悪いねぇ、これも生きるためなんでね」

娘「な、何をするつもりじゃ!?」

勇者「世のため人のため、ひいては愛する人のため」

娘「そ、その愛する者に向けてなぜ剣を振るうのじゃ! やめよ、何が不満なのじゃ!?」

勇者「身の程知らずが調子に乗りやがって。俺ァお前なんかどうでもいいんだよ」

娘「なっ!?」

勇者「幼女思い通りに飼いならしていい思いできると思いきやとんだ貴族かぶれ。お世間知らずのくせに口だけは達者。料理洗濯掃除全部ダメ」
   「だいたいが小便臭えガキなんか勃ちもしねぇってんだよ! 爆乳最高だってんだ!」

娘「ど、どうしたのじゃ…。勇者どのはそんなことを言う男ではなかったはずじゃ…」

勇者「お前とは違うんだよ! テメエみてえな魔族の出来損ないに俺の何が分かるんだってんだ!? 分かったような口利くんじゃねえッ!」










娘「…いやじゃ…余は、余は離れとうない…」

勇者「わかった、わかったから離してくれー…頼むから首に抱きつかないでくれー…。つうかマジで起きてくれー…、息ができねー…」
453 : ◆n8nQfkgWk22008/12/26(金) 21:19:53.82 ID:YktVeico
娘「もしこの家に来たのが余ではなく、超絶ぼいんで顔も良く気立てもよい「魔王の娘」じゃったら、そなたはどうする?」

勇者「んー。とりあえず話は聞くけどお帰り願うな」

娘「なぜじゃ? 男とは女の涙と乳に弱いのではないのか?」

勇者「俺は10年もしないうちに垂れる乳に興味はない! ていうか爆乳に興味なし!」

娘「あまり格好の良い宣言ではないよの…」

勇者「まぁな。っていうかお前、こんなこと聞いてどうするんだ?」

娘「そのような事が実際に、どこか別の世界で起こっているのかもしれぬと思ってな。聞いてみたかったのじゃ」

勇者(本当に、どこからそんな思考が生まれるんだか…)
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/26(金) 21:21:42.12 ID:txj9GGYo
>>453
勇者とは美味い酒が飲めそうだww
455 : ◆n8nQfkgWk22008/12/26(金) 21:24:11.56 ID:YktVeico
娘「もしこの家に来たのが余ではなく、丸々太ったブタのようなおなごじゃったら…」

勇者「飼う」

娘「ぬな!?」

勇者「バカ言うな。ブタかわいいだろブタ。人見ると猛ダッシュで寄ってくるんだ、最高だろ」

娘「え、えっとだな、勇者どの?」

勇者「何を聞いても「ぶー」って文句しか言わないけどそこがいいんだよ。お前わかってねぇ、全然わかってねぇ。いいか、ブタってのはな…」

娘(余とした事が、例えるモノを間違ってしもうたわ…)
456 : ◆JUkxKykm7U2008/12/26(金) 21:34:42.27 ID:lal9lkM0
こんばんは、クリスマスは終了したので、クリスマス編は打ち切りさせていただきます。次は年末、正月編を書く予定です。
今日は書けません><
457 : ◆n8nQfkgWk22008/12/26(金) 21:35:08.54 ID:YktVeico
>>454
勇者「俺は酒ダメなんだ。麦茶でもいいよな?」



娘「もしこの家に来たのが余ではなく、余よりは大きいがそなたからすれば小柄の金髪美少女だったら…」

勇者「またそれか。本当によく思いつくよな」

娘「魔王の娘とてピンからキリまでおるからのぅ。じゃあこれはどうじゃ? 肌は緑、口は耳元まで開き目は黄色く唇も紫。あ、目は三つある」

勇者「どんな怪物だよ。そんなのは女として認識できねぇって」

娘「じゃが性格は典型的なお嬢様じゃ。一途に相手の事を思うというオプションもつけようぞ」

勇者「ものすごいギャップだ・・・。でも押しが足りないな」

娘「ならばとっておきを付加しようぞ。『しまり具合良好』」

勇者「…違う意味でも人生最大の選択を迫られるよな、その勇者」
458 : ◆n8nQfkgWk22008/12/26(金) 21:48:25.90 ID:YktVeico
>>456
だが敢えてクルシミマス編希望。
早漏もいるんだし少々の遅れは気にしない。


本日ラストいくぞー







勇者「でー、怖い夢のおかげで寝れないってのか」

娘「そなたがあんな事言うからじゃ!」

勇者「そんなに酷ぇ暴言吐いたのか、夢の中の俺」

娘「夢の中にそなたが出るというだけで幸せかと思ったが、あれはあんまりじゃ…」
  「というわけで、何か話を聞かせよ。眠れぬ原因を作ったのじゃ、責任を取れっ!」

勇者「うーむ。即席の作り話でもいいか?」

娘「何でもかまわぬ」

勇者「んじゃー。昔々とあるところに魔王討伐を終えて田舎の実家に一人暮らしの勇者様がおりました」

娘「ふむふむ」

勇者「女っ気ひとつない農村での暮らしと自身への待遇の悪さに苛立つ毎日を送っていた彼でしたが、とある日、見知らぬ娘が尋ねてきました」

娘「それでそれで?」

勇者「急かすなって。…えーっと、その娘は訝しげな表情で棒立ちする勇者に向かって、こう言って頭を下げました」
   「『いつも父がすみません』」
459 : ◆n8nQfkgWk22008/12/26(金) 21:52:33.05 ID:YktVeico
今日もおしまいー

ってレスしとかないと終わりなのかどうか分からん切り方してるよなぁ
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/26(金) 21:54:11.03 ID:5hW4dKUo
乙!
また頼むぜ
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/26(金) 22:15:56.03 ID:txj9GGYo
乙でした
>>459
それは思ってたので割り込みとか気にせず書かせてもらいましたww
それと、こういう終わり方ってなんか好きです
でも「今日の」最終回としか認めないww

>>456
わたしも12時間ほど働いて帰ったとこだし疲れたときは無理せず休むのが一番ですよ
ただご存知ですか?
日本には旧暦という約一月遅れの暦があって・・・wwww

462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/27(土) 01:31:22.43 ID:QekJK/.0
風邪でクタバッタ体に心地よい安らぎを得られたようだ。
今日もgj
463 : ◆JUkxKykm7U2008/12/27(土) 19:19:43.97 ID:yidgT4k0
年末だしスペシャルってことで作者同士でコラボレーションなんてどうですか?その方が書き手としても面白いかもw
464 : ◆n8nQfkgWk22008/12/27(土) 21:58:49.93 ID:eHic3OUo
>>463
あれこれ企画するのもいいけど、まずは自身の作品も進めようぜ
番外な現代編もいいんだけど本編も気になるんだぜー

何をどうコラボすればいいのかも気になるところー
今日はこれひとつだけー







勇者「なあ娘。俺の話を信じてくれるか?」

娘「いきなり言われても…どうしたのじゃ?」

勇者「聞かせてくれ。俺を信じられるか、それとも信じられないか。どっちなんだ?」

娘「今更何を。そなたの事を信じずに何を信じろというのじゃ」

勇者「そうか、信じてくれるんだな」

娘「当前じゃろう。それで、何があったのじゃ?」

勇者「話せば長い…いや、一言で済ませれる程短いかもしれない…」



勇者「鍋、焦がして穴あけちまった」

娘「…これで何度目じゃ?」
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/27(土) 22:31:24.73 ID:N8LMK8Yo
リレー方式とか面白そうじゃないかな
気軽に見てる人たちも参加できそうな
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/27(土) 23:01:30.81 ID:4NcfGQoo
読む専門な人からの意見だけど
言ってしまえばキャラは勇者&娘しかいない訳だし
コラボと言うなら他作者のキャラ(◆n8nQfkgWk2さんなら勇者母とか)を他の人も使う
くらいしか思い浮かばないな
今のところ回数書いてる作者さんは3人、しかも◆Yzejsq13vsさん以外は
勇者&娘以外のキャラは少ないしコラボという条件をつけるのは難しいのでは?

やるとしたら>>465さんのリレー方式かお題を決めてみんなで書くくらい?
まあ現代版を◆JUkxKykm7Uさん以外の人も書いてみる、という手もあるんだけどねww
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/28(日) 04:45:45.44 ID:FqshVnM0
実は前世からの因縁だったとか言う中二設定でもいいので何か書いて欲しいと思います
468 : ◆n8nQfkgWk22008/12/28(日) 06:49:24.14 ID:Crjj4sgo
年末だけど今日も仕事だぜ…
リレーは他の人のキャラまで完全に把握しないとだから、簡単そうで難しいんだよねー
それぞれ書く速さもあるから、ゆっくりな人が勢いに負けて停滞する可能性もあるしね

俺ができるとしたら単発現代版かお題ぐらいかなー



娘「祭りとは楽しいものよのぅ」

勇者(財布には痛かったけど、奮発して浴衣まで用意した甲斐があったな)

娘「む? あれは何じゃ?」

勇者「ああ、くじ引きか。あの箱の中にある紙を引いて、その紙に書いてある番号が当たればそれをもらえるってやつだ」

娘「余はあのぬいぐるみが欲しいぞ」

勇者(うげ・・・、よりにもよって2等か…)

娘「じー」

勇者「ぐ・・・い、一回だけだぞ?」




店の人「大当たり〜!」

勇者「一等・・・Wii当てやがった・・・」

娘「うう〜、余が欲しいのはそっちのぬいぐるみじゃというのに・・・」
469 : ◆JUkxKykm7U2008/12/28(日) 09:40:05.32 ID:SFDlWzw0
勝手に>>468の続き


勇者「すんません、こいつが二等のぬいぐるみがいいって・・・」

店の人「おぉ!?Wiiはいらないのかいお嬢ちゃん?」

娘「うむ、余はゲームなぞいらぬ。余はぬいぐるみが欲しいのじゃ」

勇者「これ返すから、ぬいぐるみ頼むよおっちゃん」

店の人「しゃあね〜なぁ〜、お嬢ちゃんにサービスだ!ほれぬいぐるみ!」

娘「良いのか!?感謝する!」

店の人「なんのなんの」

勇者「おっちゃん、ありがとうな」

娘「わーいわーい」
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/28(日) 11:28:08.50 ID:VuIgVAgo
ならば勝手に>>469の続き


勇者「なあ娘、なんでそんなブタのぬいぐるみ欲しがったんだ?」

娘「本物は飼えぬからな」

勇者「本物?」

娘「前にブタを飼いたがっていたであろう」

勇者「へっ?俺のため?」

娘「なんじゃ?いらぬのか?」

勇者「いや・・あ、ありがとう」

娘「えへへ///」

勇者(・・・Wiiのほうがよかったな)
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/28(日) 11:44:07.58 ID:PA0s5Wko
>>469
素朴な疑問だが商品を変えると1等の当たりクジが無くなって
2等の当たりクジが残るんだよね?
この祭り中に2等が出たら商品はどうするんだろ?
当たりクジを入れてなかったはずの1等が当たってた
という可能性もあるんだけどねwwww
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/28(日) 11:52:12.97 ID:61PW9mYo
差し替えるんじゃない?
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/28(日) 16:22:51.15 ID:8J.iYwAO
>>471

三等が二等にスライド移動するんじゃない
474 : ◆n8nQfkgWk22008/12/28(日) 17:00:36.73 ID:eCjgFtE0
Wiiが2等に繰り下がればすべて解決する
475 : ◆n8nQfkgWk22008/12/29(月) 19:04:48.07 ID:EIekANMo
スレストッパー俺


◆JUkxKykm7Uが今日からフリーみたいだから期待してもいいかなー?
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/29(月) 20:50:27.66 ID:nTHtbbwo
29日から自由になる
⇒29から暇になるから山ほど書くぜ!!
⇒29は年末の片付けとか忙しい( ´・ω・)

どっちだろうね?
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/29(月) 21:47:57.24 ID:FyaU6rIo
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/maou_musume_itumo_suimasen.html
酉別にまとめてみたお
書き手同士遠慮しあって萎縮せずに伸び伸び書けると嬉しい
478 : ◆JUkxKykm7U2008/12/29(月) 22:36:47.30 ID:g9w.sYA0
Cats「にゃごにゃご」

娘「にゃ〜ん」

Cats「にゃにゃ〜ん」

娘「にゃ〜」

勇者「なにしてんの」

娘「にゃーん」

勇者「お〜い」

Cats「な〜ご」

娘「ふにぃ」

勇者「・・・もうどうでもいい・・・・・・」
479 : ◆n8nQfkgWk22008/12/29(月) 22:42:13.43 ID:EIekANMo
>>476
暇になるんだろう。きっとそうだろう。そうに違いない。

>>477
おつー。
俺が書いた分、雑なのが一目瞭然だw


勝手に続けるのは構わないけど、リレー以外イラネな流れにはなってほしくないなぁとか思ったり
みんな書こーぜ!




娘「このボロっちいノートは何じゃ?」

勇者「ああ、旅のとき書いてた日記だよ。いつか本に出せればいいかなとか思ってな」

娘「ふむ、『魔王討伐の旅の中、勇者が何を考えていたか』というやつじゃな。余も興味はあるぞ。どれ?」


○月20日 晴れ
今日は山奥の村から■■城まで歩く。つかれた。

○月26日 雨
商人とやくそうの買い溜めについてケンカ。買いなおすために街に何度も戻るとかあいつアホ。

○月27日 くもりのち雨
ボスを一体撃破。つよかった。


娘「肝心な部分をまるごと切り捨てたような内容じゃのぅ」

勇者「読み返してみると、どーでもいい旅してたんだなって思うよ、ホント」
480 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/29(月) 22:43:05.40 ID:EIekANMo
そして今日もこれにてサラバー
481 : ◆JUkxKykm7U2008/12/29(月) 22:45:57.77 ID:g9w.sYA0
娘「なぁ勇者」

勇者「なんですか?」

娘「なんでお前男なのに口調が女っぽいの?」

勇者「オカマですから☆」

娘「うわキメェ、[ピーーー]よ」

勇者「キャアアアアア」





勇者「はー・・・はー・・・」

娘「ふにゅー・・・すー・・・」

勇者「・・・夢だったか、キモかったなぁ、俺・・・」
482 : ◆JUkxKykm7U2008/12/29(月) 22:48:06.32 ID:g9w.sYA0
これが・・・放送禁止用語・・・なのか・・・
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2008/12/29(月) 22:53:25.19 ID:AaSJx.6o
メ欄にsagaで回避できる

死ね 殺す デブ 粉雪
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/12/29(月) 22:59:29.99 ID:nTHtbbwo
>>477
まとめの管理人の人ですか?
懐かしいのや読んでなかったのもゆっくり読めるので
いつも楽しませてもらってます

前から気になってたんだけど「saga」だけの場合ってやっぱスレ上がるの?
テストがてらsagaのみ入れてみた
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/30(火) 00:12:14.98 ID:YJySSZco
[ピーーー]
[ピザ]
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
486 : ◆JUkxKykm7U2008/12/30(火) 00:15:39.97 ID:ieccWD20
>>485の白い文字はどうやるんでしょう?
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/12/30(火) 00:20:04.94 ID:HqvdpEko
>>483 ほんとだ…

ドラえもん ひろゆきは包茎 #hiroyuki あべひろし 亀田

>>485
粉雪
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/30(火) 00:25:02.55 ID:Z1auMQEo
モニター変えて初期値のままだと
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
が見えないwwww
489 :なすーん[なすーん]:なすーん
                     __        、]l./⌒ヽ、 `ヽ、     ,r'7'"´Z__
                      `ヽ `ヽ、-v‐'`ヾミ| |/三ミヽ   `iーr=<    ─フ
                     <   /´  r'´   `   ` \  `| ノ     ∠_
                     `ヽ、__//  /   |/| ヽ __\ \ヽ  |く   ___彡'′
                      ``ー//   |_i,|-‐| l ゙、ヽ `ヽ-、|!  | `ヽ=='´
                        l/| | '| |!|,==| ヽヽr'⌒ヽ|ヽ|   |   |
  ┏┓  ┏━━━┓              | || `Y ,r‐、  ヽl,_)ヽ ゙、_ |   |   |.         ┏━┓
┏┛┗┓┗━━┓┃              ...ヽリ゙! | l::ー':|   |:::::::} |. | / l|`! |i |.        ┃  ┃
┗┓┏┛     ┃┃┏━━━━━━━.j | l|.! l::::::ノ ,  ヽ-' '´ i/|  !|/ | |リ ━━━━┓┃  ┃
  ┃┃    ┏━┛┃┃       ┌┐   | l| { //` iー‐‐ 'i    〃/ j|| ||. |ノ        ┃┃  ┃
  ┃┃   ┃┏┓┃┗━━━.んvヘvヘゝ | l| ヽ  ヽ   /   _,.ィ ノ/川l/.━━━━━┛┗━┛
  ┃┃  ┏┛┃┃┗┓     i     .i  ゙i\ゝ`` ‐゙='=''"´|二レ'l/″           ┏━┓
  ┗┛  ┗━┛┗━┛    ノ      ! --─‐''''"メ」_,、-‐''´ ̄ヽ、              ┗━┛
                   r|__     ト、,-<"´´          /ト、
                  |  {    r'´  `l l         /|| ヽ
                  ゙、   }   }    | _|___,,、-─‐'´ |   ゙、
                    `‐r'.,_,.ノヽ、__ノ/  |  |      |、__r'`゙′
                            |   |/     i |
                             |          | |
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/30(火) 00:43:34.11 ID:HqvdpEko
[禁則事項です]
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/30(火) 00:59:08.14 ID:LVDEyoE0
めがっさにょろにょろ
492 :487[saga]:2008/12/30(火) 01:04:30.61 ID:HqvdpEko
今更だが安価ミス

× >>485   ○ >>486
  粉雪      粉雪
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/30(火) 09:14:14.03 ID:I.31D52o
◆JUkxKykm7U って1スレ目の822〜書いてるPSPの人とは別のPSPの人だよね?
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/12/30(火) 12:09:10.42 ID:65V02IYo
[切腹]
tesutesu
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/30(火) 19:52:24.12 ID:2av2vJ20
そろそろスレ違いだし自重しようぜ
496 : ◆n8nQfkgWk22008/12/31(水) 07:19:19.32 ID:waB80m2o
今年もあと16時間くらい?
スレが妙にカラフルになってるなぁ



魔王「娘にコレ着せて写真撮ってきてほしい」

勇者「…なんてマニアックな代物を」

魔王「頼む! このとおり!」

勇者「つうかアンタ、撮ってきた写真どうする気なんだ」

魔王「こんなことでもせんと正月が越せんのや。協力してーな」

勇者「自分で頼め。俺は知らね」






娘「ぐらびあもでる? とやらの勧誘がしつこくてのぅ」

勇者(…マジでやってんのか、あのスケベ親父)
497 : ◆n8nQfkgWk22008/12/31(水) 07:29:35.89 ID:waB80m2o
魔王「このビデオで…」

勇者「そこまでいくと犯罪」

魔王「頼む! 風呂場でもトイレでも居間でも寝室でもどこでもええ! なんならヤってるとこでもバリッと…うぼぁ!」

勇者(この人の頭に、真面目に働くって考えはないんだなぁ…)



勇者(さて、どこに設置しようかな…)



魔王「しっかり録画されとるかチェックせんとなぁ」


画面全体真っ白な湯気。

魔王「おおぅ、風呂場撮ったんか。なんだかんだ言って頼りになるわぁ」


湯気が晴れるとそこにあるのは勇者の背中。娘の音声も入ってるから混浴中?

魔王「お前なんかどうでもええ。娘だ、娘を写せ!」


立ち上がる勇者。ケツのドアップ。
わざとらしく振り返り、前も隠さず全開ふるぱわー。

魔王「な…なんつうブツを…。マグナムってレベルじゃないわ…、ハイパー兵器や・・・!」


とうさつま を やっつけた。
498 : ◆n8nQfkgWk22008/12/31(水) 07:37:50.94 ID:waB80m2o
勇者(歳末大売出しとかいって、実は全然安売りしてなかったりするんだよなぁ)

娘「勇者どの、もうすぐタイムサービスでアレを安く売ると言っておるぞ」

勇者「いやいやいや。安くてもいらないから」

娘「ここで買わずしていつ買うというのじゃ。安く売ってくれるというのなら買ってやるべきであろう?」

勇者「ふーむ。そう言われるとなぁ…」

娘「浮いた金で違う物を買えばよかろう。あと3分じゃ、急ぐぞ」





店の人「計画通りwww」
499 : ◆n8nQfkgWk22008/12/31(水) 08:01:01.15 ID:waB80m2o
娘「この水は変な味がするのぅ。それに体が火照るし、こう、ふわふわとした感じに…」

勇者「ここに酒おいてったの誰だー!?」

娘「ほっほっほ、余は気分が良いぞ〜。ほれほれ〜」

勇者「スカートの裾たくし上げるな! っていうか瓶一本全部飲んだのか!?」

娘「うー、熱くなってきたのぅ。脱いでしまうとするか…」

勇者「質問には答えて欲しいな俺。あとこの寒い時に脱ぐな」

娘「なんじゃ、今日の勇者どのは冷たいのぅ。いつもの暑苦しさはどこへ行ったのじゃ?」

勇者「俺、そんなに暑苦しいか?」

娘「毎晩しつこく関係を迫ってくるそなたらしくもないぞ」

勇者「迫ってねえって!」
500 : ◆n8nQfkgWk22008/12/31(水) 08:19:06.20 ID:waB80m2o
娘「ふぃ〜、温泉はいいもんじゃのぅ」

勇者「どこの老人だwwwwwww」

娘「むぅ、一発叩いてやりたいところじゃがこの柵がジャマじゃのぅ。ぶち破るか」

勇者「怒られるから壊すなよー」

娘「わかっておる。ただし、風呂から出たら覚悟しておくのじゃぞ?」

勇者「へいへい」






魔王「秘宝の封印並みの結界が何重にも張り巡らされておる。なんつう警備じゃ…」

戦士「さすがは露天風呂、一筋縄じゃいかないっスね…」
501 : ◆n8nQfkgWk22008/12/31(水) 08:27:52.48 ID:waB80m2o
魔王「ワシがこの結界に穴を開ける。戦士殿はそのまま突っ込め!」

戦士「な…、そんな事をしたら魔王さんは!?」

魔王「ワシはええ。これでもかというほど色んなモンを見てきたんや。若いもんにすこしくらい譲ったって屁でもないわ」
   「分かったら走れ。ワシの苦労を無駄にするでないぞ!」


戦士「う、ォおおおおーーーーーーー!」

魔王「魔族の王であるワシを拒もうなどと、千年早いわぁあ!」




勇者「で、勢いつけすぎて女湯走り抜けて男湯まで着ちまったわけか」

娘「余がやらずとも柵が無ぅなって良かったがのぅ」

戦士「ちくしょう…ちっくしょおーーー!」」
502 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/31(水) 08:29:01.48 ID:waB80m2o
今日はこの辺でー
よいお年をー
503 :以下、2009年まであと54171秒。。。[sage]:2008/12/31(水) 08:57:10.01 ID:qh.yF6AO
ざっとみた感じすげぇいいんだが

まとめはないんだろうか
504 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/31(水) 09:21:57.86 ID:waB80m2o
>>503


ここ>>477
1スレ目からあるよー
505 :以下、2009年まであと52121秒。。。[sage]:2008/12/31(水) 09:31:20.84 ID:qh.yF6AO
>>504
d
506 :以下、2009年まであと49993秒。。。2008/12/31(水) 10:06:48.02 ID:HKrIln.o
>>501
女神の来日(温泉編)?
乙〜!
507 :以下、2009年まであと49462秒。。。[sage]:2008/12/31(水) 10:15:39.41 ID:/hk.ORko
>◆n8nQfkgWk2
乙でした
来年も楽しみにしてますwwwwwww

>>497
ま、まさか勇者はそういう趣味が!?
508 :以下、2009年まであと49231秒。。。[sage]:2008/12/31(水) 10:19:30.12 ID:H4qkAl6o
>>506
覗き組が1人たりないぞwwwwwww
509 :以下、2009年まであと48895秒。。。2008/12/31(水) 10:25:06.35 ID:HKrIln.o
あぁ、小野D役がいないか…………w
510 :以下、2009年まであと48732秒。。。2008/12/31(水) 10:27:49.93 ID:UTIdKNUo
乙! すげえ ↑ ここがカウントダウンになってる
511 : ◆JUkxKykm7U2008/12/31(水) 11:11:48.50 ID:/hlL/2A0
みなさんいましたら続き書いてって下さい、ギャグ展開でもかまいません


娘「勇者どの」

勇者「なんだ?」

娘「かがみもち、とはなんだ?」

勇者「あー、アレはな、」



勇者の「〜アレはな、」からの続きを↓
512 :以下、2009年まであと45739秒。。。[sage]:2008/12/31(水) 11:17:42.62 ID:X/irt6Yo
勇者「ラーの鏡の上に餅を置いた状態だ」

娘「嘘付け」

勇者「チッ」
513 : ◆JUkxKykm7U2008/12/31(水) 11:36:24.91 ID:/hlL/2A0
娘「で、本当はなんなのじゃ?嘘はつくでないぞ」


514 :以下、2009年まであと43850秒。。。2008/12/31(水) 11:49:11.95 ID:HKrIln.o
勇者「あー、かがみもちってのはだな、縁起が良いようにって正月に置く餅だ」

娘「ほう、餅というのは本当なのか。それで………」

勇者「ん?どうした?」

娘「それは今食べられるのか?」

勇者「いや、縁起が良いようにって正月期間中はずっと置いて――」

娘「じゃあ正月が終われば食べれるのじゃな?」

勇者「まぁな。って娘、お前餅が食いたいのか?」

娘「あぁ。魔物の長老たちの命を数多く奪ってきた餅とやらを食べてみたくてのう」

勇者「魔物も餅つまらせて死ぬのか………って今まで食ったこと無かったのか?」

娘「あぁ。父が
「喉に詰まらせて死んだらどうする!そんな危ないもん食わせられるか!」
と言って食べさせてくれなかったのじゃ」

勇者「親ばかだ…………まあ、雑煮にすれば怒られんか。確か越後製菓の餅が棚の中にあったはず…………」
515 : ◆JUkxKykm7U2008/12/31(水) 11:56:34.14 ID:/hlL/2A0
516 :止まってるみたいだから登場してみる ◆n8nQfkgWk2[sage]:2008/12/31(水) 13:15:32.71 ID:waB80m2o
勇者「よし、できたぞ」

娘「そうか。ではいただこうぞ」



老人「姫さまああああああ! なりませぬぞぉぉおおおお!」

娘「なんじゃ、騒がしいぞ」

老人「そのような汚物を食されるなどと、お父上が許そうともじいが許しませぬ!」

娘「じいが何を言おうと余は知らぬ。食べたいものを食べて何が悪いというのじゃ」

老人「勇者どのもこんな物を準備するとは何事ですか! だいたい姫さまもその変な口調は何なんですか!」

娘「変な口調って…、かわいいなと思って真似てみたんですけど…」

老人「そのような低俗な物言いを教えて差し上げた覚えなどございませぬ! 今すぐにおやめくだされ!」

娘「くすん…お父様も許してくれたのに、じいは意地悪です」

勇者(このジジイ、モチ喉に詰まらせてぽっくり逝かねぇかな…)

老人「この雑煮は全てわたくしめが没収させていただきます故。他の料理を準備してくだされ」

勇者「しゃーねぇなぁ・・・おせち料理でも買ってくるか」

娘「おせちって何ですか?」

勇者「ああ、おせちってのはな…」




老人「ぐは…なんという不味い汁物…」
魔族のご老体に人間のお雑煮は合わなかったうようです。
517 :新しいお題? ◆JUkxKykm7U2008/12/31(水) 13:39:10.09 ID:/hlL/2A0
娘「きなこもちぉぃしぃです♪」

勇者「そりゃよかった、しかしきなこばっかで飽きないのか?」

娘「飽きないですけど、他の食べ方あるんですか?」

勇者「たとえば〜」


さぁどんな食べ方があるのか↓
518 :以下、2009年まであと35326秒。。。[sage]:2008/12/31(水) 14:11:15.44 ID:qfYIrpIo
名古屋ではおもちにも味噌をつけます
まぁ、嘘だけど
519 :以下、2009年まであと34471秒。。。[sage]:2008/12/31(水) 14:25:30.92 ID:/hk.ORko
雑煮なら香川のヤツでしょ
白味噌にあん餅
母と姉は食べるけど私は一度も食べたことありませんが
520 : ◆JUkxKykm7U2008/12/31(水) 17:08:30.55 ID:/hlL/2A0
勇者「だそうだ」

娘「へぇ〜、でもなんで二人ともいきなり窓から入ってきて一緒にお餅食べてるんでしょう・・・」

勇者「うん、確かに。二人とも出てけ」
521 :以下、2009年まであと24218秒。。。[sage]:2008/12/31(水) 17:16:23.13 ID:X/irt6Yo
村人C「俺も混ぜろ」
522 : ◆JUkxKykm7U2008/12/31(水) 22:36:20.80 ID:/hlL/2A0
娘「もうすぐ2008年も終わりですねー」

勇者「長かったような短かったような」

娘「今年あった一番嬉しかったことを言ってくれませんか?」

勇者「そりゃあ・・・娘に出会えたことだろ」

娘「私も勇者さんに出会えたことが一番嬉しかったです☆」

勇者「楽しい一年だったなぁ」

娘「ですね〜」

勇者「今年は世話になったな、ありがとうな娘」

娘「にゃ〜ん・・・私もほんとにお世話になりました、今年はありがとでしたぁ」

勇者「来年もよろしくな、娘」

娘「こちらこそよろしくですぅ〜」

勇者「さて・・・>>1やこのスレに関わっている全ての人に」

娘「このスレを見てない人にも♪」

勇者「今年はお世話になりました!」

娘「来年もよろしくお願いします!」

勇者・娘「よいお年を!」
523 :以下、2009年まであと1630秒。。。2008/12/31(水) 23:32:51.92 ID:.LVGmoAO
よいお年を〜
524 :以下、2009年まであと491秒。。。[sage]:2008/12/31(水) 23:51:50.34 ID:B2/e2UAo
今年一年お疲れ様でした〜
また来年も楽しませてくださいねwwwwwwww
525 : ◆JUkxKykm7U2009/01/01(木) 00:10:58.91 ID:eMIHF9.0
あけましておめでとー!今年もよろしくです!
526 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/01(木) 00:15:36.16 ID:HuxhXSIo
おめでとー
今年も期待してるぜ
527 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/01(木) 00:30:56.93 ID:HojwcR6o
あけおめー!
今年も残り365日しかないが期待してるよ
528 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/01(木) 01:33:20.47 ID:o2NSTiQo
み…んっ…!な…あっ…!けおめー
読むことしかできないけどが…んっ…!ばってくれ…あっ…!…あっ…!っ!…あっ…!…あっ…!っ!
529 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/01(木) 01:44:43.39 ID:o2NSTiQo
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww何これwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
あとんに反応してるのか
530 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/01(木) 09:13:17.61 ID:feEGrnwo
あけ
おめこ
とよろ

wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
531 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 !2009/01/01(木) 09:52:44.70 ID:y7vy5nI0
あけおめ
ことよろ
532 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 !2009/01/01(木) 09:58:00.73 ID:zgeLNfgo
テスト

あいうえお かきくけこ
さしすせそ たちつてと
なにぬねの はひふへほ
まみむめも や ゆ よ
らりるれろ わゐ ゑを

ぁぃぅぇぉ っ
ゃ ゅ ょ
533 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 !2009/01/01(木) 10:00:19.21 ID:zgeLNfgo
なんだ、もう元に戻ったのか?
534 :【-15000円】 ◆n8nQfkgWk22009/01/01(木) 10:07:54.77 ID:YP8kKbQo
娘「あけおめことよろ…? いったいなんの呪文じゃ?」

勇者「「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします」を略してるんだ」

娘「何があけてそんなにめでたいのかのう。一晩明けただけなのに、改めてよろしくとは…」

勇者「細かい事は俺も知らない。とりあえず祝っとけ」

娘「ふむ、相も変わらずアバウトじゃの。まあよかろう、朝餉の支度を…」

勇者「それなんだが、昨日戦士達が食い荒らしたおかげでウチに食料が無い」

娘「そんなところじゃと思っておったわ。市場ぐらいならば開いているじゃろう?」


勇者「すまん。初売りは…明日からなんだ」





またしばらくお付き合いをー
535 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/01(木) 12:10:27.66 ID:58P0jG2o
>>534
そのお年玉?は◆n8nQfkgWk2さんが勇者&娘にあげるのか
勇者が娘にあげるのか気になるとこだなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
今年も期待してますよ〜
536 : ◆JUkxKykm7U2009/01/01(木) 12:10:38.79 ID:eMIHF9.0
勇者「あけまして」

娘「おめでとうございます♪」

勇者「いやぁもう2009年か」

娘「にゃーん」

勇者「特番ばっかだなぁ」 

娘「初笑い系の番組が多いですね〜」

勇者「雪がすさまじいわけだが」 

娘「車埋もれちゃってますねー」

勇者「だからって掘り返しに行くのも面倒だし掘り返したってまた埋もれるだろ」

娘「にゃ〜ん」

勇者「返す言葉が出てこないとにゃ〜んって言うのか」

娘「にゃ〜ん」

勇者「まぁいいか、今年もよろしく〜」

娘「よろしくおねがいします☆」
537 : ◆n8nQfkgWk22009/01/03(土) 20:58:05.91 ID:cT.BK5Io
かなり下がってるからageてみよう
ただageるのもつまらないから小話置いていこう



娘「のぅ勇者どの。前々から思っていたのじゃが、女戦士のあの防具は何じゃ?」

勇者「ん? アレがどうかしたのか?」

娘「あの水着ような露出の多い防具が鎧と呼べるのかのぅ」

勇者「スケベな魔物とか、人間(特に男)を相手するときにはいいんじゃないか? 魔王も攻撃緩んでたし」

娘「ふぅむ。しかし…恥ずかしくはないのじゃろうか?」

勇者「地味な職だからな。人気取りにやってる可能性もないわけじゃないのかも知れない。ぶっちゃけ女戦士みんな20代後半だし、恥は捨ててるのかも」

娘「下心を利用するのじゃな。ま、男なんてそんなもんじゃからのぅ」

勇者「何で俺見て言うんだ…?」
538 : ◆n8nQfkgWk22009/01/03(土) 21:05:34.82 ID:cT.BK5Io
娘「あの僧侶の法衣、動きにくくはないのじゃろうか」

勇者「前線で戦士みたいに戦うわけじゃないからいいんじゃないか?」

娘「じゃが、あの服では用を足すのに不便じゃぞ? 下に着るものを上から覆っているのじゃ。どうしても全部脱がねばならぬ」

勇者「そういえば、僧侶のやつがトイレ行ったの見たことないな…。どうやってたんだ?」



娘「そなた、今何を想像しおった?」

勇者「え? あ、いや、何も想像してないぞ?」

娘「うそじゃ。今妙な笑みを浮かべておったぞ。さあ、何を想像したのか言うてみい」

勇者「なっ、何もしてないって! いやホントだから! 信じてくれー!」
539 : ◆n8nQfkgWk22009/01/03(土) 21:16:26.50 ID:cT.BK5Io
娘「武闘家とやらは年中あの格好なのじゃな」

勇者「それ言ったらどの職もなんだけど。ま、制服みたいなもんだと思えばいいさ」

娘「それが、風呂場でも脱がないという話を聞いたのじゃが」

勇者「それどこのどいつだ? 名前まで聞いたか? 身体的な特長とか髪型とか口癖だけでもいい、教えろ!」

娘「ど、どうするつもりじゃ?」

勇者「風呂に服着たまま入るなどと、神が許して人が許しても温泉マニアのこの俺が許さん!」
540 : ◆n8nQfkgWk22009/01/03(土) 21:21:35.86 ID:cT.BK5Io
娘「魔法使いは男女の年齢差が激しいのぅ」

勇者「だなぁ。転職するとどんなに若い奴も老けるし。魔法使いが他の職に転職すると若返ってビビるぞ」

娘「転職するだけで老けたり若返ったり…。まるで不老不死じゃのぅ」

勇者「…娘」

娘「な、なんじゃ。そんなに真剣な表情でどうしたのじゃ?」

勇者「それは誰かに聞かれても答えるなよ。神だろうと魔王だろうと言っちゃあいけない。ていうか今言った事は全て忘れろ。いいか、絶対にだ」
541 : ◆n8nQfkgWk22009/01/03(土) 21:29:37.45 ID:cT.BK5Io
>>540
男の場合ね


娘「なぜ冒険者の職業に踊り子があるのじゃ?」

勇者「一応いろんな街を行脚してるからじゃないのか? よく分からないけど」

娘「ふむ。ならば「みゅーじしゃん」や「れすらー」や「ぎいん」という冒険者がいてもおかしくはないということじゃな」

勇者「レスラーぐらいならまぁ役に立つんだろうけど。歌手とか議員って何の役に立つんだ?」

娘「え、えっと…コンサートや講演会を開いてお金を集めたりとか…?」

勇者(そんな冒険者が仲間にならなくて良かった…)
542 : ◆n8nQfkgWk22009/01/03(土) 21:38:18.11 ID:cT.BK5Io
娘「遊び人とは何者じゃ?」

勇者「運を除いた全能力が最低値で、戦闘中にわけの分からない事をしだす困った奴ら」

娘「それは良いのじゃ。余が聞きたいのは、あの遊ぶ金がどこから出てくるかなのじゃ」

勇者「そういえば…。俺の財布から抜き取って遊んでるようでもなかったし、だからといって冒険者に支給されてる給料を使い込んでるわけでもない…」

銀行員「勇者さん、いらっしゃいましたか。冒険者銀行の者です」

勇者「はい? 何か用ですか?」

銀行員「遊び人さんへの請求額が口座の貯金額をオーバーいたしましたので、保証人である勇者さんの口座からお引き出しを…」

勇者(な…クレジット契約して遊んでたのか…!?)
543 : ◆n8nQfkgWk22009/01/03(土) 21:52:48.89 ID:cT.BK5Io
娘「魔物になりたいと申す人間もおるのか…。驚いたぞ」

勇者「転職できるって事のほうが驚きだ…」

娘「では、余が「まにゅう」な「びじょ」に転職することも可能なのじゃな」

勇者「早まるな! その瞬間はいいがお肌の張りが緩くなると同時に消費期限切れになるんだぞ!」

娘「転職を繰り返せばよかろう。いつまでも「ぴちぴちぎゃる」なのだぞ? そなたも永遠の美女には憧れるじゃろうに」

勇者「どうせなら美少女に…っていうか、お前はそのままでいいから転職しようとか言うな!」

娘「むー。そのままでいいと言われるのも、なにやらつまらぬのぅ」
544 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/03(土) 21:59:53.36 ID:QUxYRyYo
>>543
勇者とは美味い麦茶が飲めそうだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
545 : ◆n8nQfkgWk22009/01/03(土) 22:15:25.60 ID:cT.BK5Io
娘「勇者という職もあるのじゃな」

勇者「職業勇者だけどな」

娘「む? 勇者どのとは違うのか?」

勇者「後になって勇者って呼ばれるか、おだてられて勇者として担ぎ上げられるかの違い」
   「いっぱい努力したから勇者を名乗らせてくれ、って頼むんだ」

娘「つまり、この勇者という職業は、どんな無能者でもなることができるのじゃな」

勇者「条件厳しいから、ホントに何もできない奴はなれないけどな」

娘「…そなたはどっちなのじゃ?」

勇者「どちらかっていうと担ぎ上げられたほうかな。たいした実力もないのに、運だけで魔王倒してるし」

娘「運も実力のうちじゃ。功績をあげているのじゃからもっと誇ってよいのだぞ?」

勇者「行く先々で注目されたんじゃ、こんな生活できないだろ」

娘「そなたは、誰も自分の功績を称えようとせぬ今のままが良いというのか?」

勇者「それを望んだのが他でもない俺だからな。一般人の中にヒーローはいらないさ」
546 : ◆n8nQfkgWk22009/01/03(土) 22:19:16.97 ID:cT.BK5Io
今日もおしまいー
547 : ◆JUkxKykm7U2009/01/04(日) 01:26:20.04 ID:ptInlJ60
  /\/\
乙(^ω^*乙
と つ  <お疲れ様〜
  | |乙
  U−--U





自作してみたけどAAて作るの難しいですな。PSPだからなおさら。ズレがあるかもです。下手クソなのは気にしないで下さいw
548 : ◆JUkxKykm7U2009/01/04(日) 01:28:59.98 ID:ptInlJ60
ずれがやばいことにきがついた。やるきなえた。ぴーえすぴーであすきーあーとはだめだな。
549 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/04(日) 11:01:53.00 ID:9mGcHtUo
>>547
PSPってフォント指定できるの?
550 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage saga]:2009/01/04(日) 11:36:22.83 ID:SJ2ILiMo
∧_∧         ミ ギャハッハッ ズレてる!ズレてる!
     o/⌒(. ;´∀`)つ
     と_)__つノ  ☆ バンバン


∧_∧          
     o/⌒(゜Д゜  )つ
     と_)__つノ


俺もPSPっていうwww
551 : ◆JUkxKykm7U2009/01/04(日) 12:46:53.96 ID:ptInlJ60
>>549
フォントというと斜体文字とかですか?PSPからは無理です。まぁ書き込み欄の所にフォント指定があればできますが。

あと半角カタカナも無理です。半角使いたい(・ω・`)
552 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/04(日) 13:28:39.18 ID:9mGcHtUo
基本フォントによるけどフォント指定できなかったら完成しても確認できないから辛いかと
それ以前に半角カタカナ使えないのは致命的ですね( ´・ω・)ネー
553 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/04(日) 14:30:15.43 ID:SJ2ILiMo
         _ __   __ ___  _ _
           | fヽ.   `´      `ヽ. ,ィl|
          l |   Y   O     O ヽ |l
         い/  #   ー─    V/
           l       ,.ィ‐t.r ┬┬rt┬1、   ___________
         l.   ,.イl.TlTト、l  レlT l | l| /
         ゙、 /┴N lイフTN  fTレリ ノメ′! 早く書け!
           ヽ!  、 _l_|  . |」 {ノヽ  ,ム
            /ゝ-rヽ、  (ア ,.ィ‐r、ヽ\  `ー──────────‐
     /´)   // / ィ  f´f´「`l ,.-┴゙、,ゝ`-- 、
     `´   〃 /  |  ヽ.   l/ ,.   l      \_           _ _
           / , 'r‐f´ヽ. /  / l   |   、     ヽ.ニ ,ー_-,.-< ヽヽ
        / / l´ ̄ ̄ l. ̄ ̄  ̄|   | ̄ ̄ \    ヽ‐/   l ノノ
         〃/ │    |     l   l     ヽ.       ヽ_ノ´ヽヽ
      /´/   !     |     ! _, _ l_    │\     / r 、 ノ′
    、 , イ 
554 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/01/04(日) 19:04:33.72 ID:c5d306Uo
酉書き手の皆に期待。
新規さんに期待。
555 : ◆JUkxKykm7U2009/01/04(日) 22:58:30.37 ID:ptInlJ60
wktkwktk
556 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/05(月) 21:05:32.17 ID:LV6jxIYo
王子「なに!?可愛い娘がおるじゃと!?」

国王「!!」

側近「左様で」

王子「何処じゃ!??」

側近「勇者の家に」

国王「!!!」

王子「よし、未来の王妃に会いに行くぞ」

国王「待て、よせ、やめろ!」

王子「馬を回せ」

側近「御衣」

国王「やめて我が息子!あの子に手を出せばワシの秘密がばら撒かれる!」

王子「よし行くぞ皆の衆」

側近「はっ」

国王「お願いだからはなしを聞いてよ・・・」

大臣「行ってしまわれましたな」

続きは皆さんの反応しだいで書きます
557 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/05(月) 21:22:54.21 ID:Dok3doco
じゃあ書かなくてもいいや
558 : ◆n8nQfkgWk22009/01/05(月) 21:29:22.44 ID:I6juXNso
続きまだー?
559 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/05(月) 21:35:50.98 ID:DbYA64co
>>556
待ってるよ
560 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/05(月) 21:40:21.60 ID:sZeHAREo
これを見る限りイラネ
561 : ◆JUkxKykm7U2009/01/05(月) 22:05:20.93 ID:/Gt3dg.0
かかかかいいいいててててくくくくだだだだささささいいいい
562 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/05(月) 23:24:19.85 ID:BC/Cc4ko
>>556
逆に聞きたいんだが貴方は書きたいの?書きたくないの?
「辞めろ」とか叩かれたわけでもないのにどうして先に人の顔色を伺うの?
自分が書きたいと思うなら書いて欲しいけどさ
「頼まれたから書いてやる」とも取れるんだしそういう質問はするべきじゃないと思うぞ
563 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/06(火) 00:01:34.55 ID:w/FWqKoo
>>562
そうですね。そこまで考えてませんでした
すいませんでした
後一時間以内には投下できそうなんで
564 : ◆CTwflDsquM[sage]:2009/01/06(火) 01:04:47.05 ID:w/FWqKoo
遅れてすいませんでした
投下します


側近「王子、ここです。そしてあの娘です」

王子「・・・彼女の年齢と血縁関係と趣味と特技と得意料理、あとできればスリーサイズも調べさせろ」

側近「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww普通はお友達からでは?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

王子「ばか者が!話題がいるだろ話題が!もし私の好きな料理と彼女の苦手な料理が重なってみろ。
その瞬間俺は未来の夫候補から消されるだろ!」

側近「・・・了解」

王子「ハァハァ、・・・カワエエwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww娘かわええwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww・・・ハァハァ」

側近「・・・」
565 : ◆PXh7AWqOEQ[sage]:2009/01/06(火) 01:08:44.50 ID:w/FWqKoo
何この草の量wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
566 : ◆PXh7AWqOEQ[sage]:2009/01/06(火) 01:17:38.01 ID:w/FWqKoo
忍者A「こちら忍者A、目標宅屋根裏に到着。これよりミッションを開始する」

忍者B「っていうか趣味とかってほかの方法で聞きだせるんじゃ」

忍者A「つべこべ言うな。お前来週結婚するんだろう?その資金にこの任務の特別手当てを使って幸せに」

忍者B「それを言うなら先輩だって来週子供が生まれるそうじゃないですか」

忍者A「あぁ、男の子だってよ、俺に似るんだろうなぁww」

忍者B「将来は忍者っすねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

忍者A「あぁwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwそうなるといいかもなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

勇者「曲者っ!」

忍者B「ぐああああああああああああああ」

忍者A「忍者Bいいいいいいいいいいいいいいいいい」

勇者「せいっ!!!!」

忍者A「ぐぁッ!!」





娘「勇者さんどうしたんです?槍なんか持って」

勇者「いやぁなんか屋根裏に忍者がいたから。娘の風呂覗く前に刺しといた」

娘「ありがとうございます☆勇者さん。ご飯できましたよ」

勇者「よっしゃ食うぞォ」





忍者C「報告します!偵察班、討ち死にです」

側近「なんと!!!!」

王子「ハァハァ・・・娘えぇわぁ・・・ハァハァ」
567 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/06(火) 01:19:29.60 ID:WUMVdLwo
なんという死亡フラグ
568 : ◆PXh7AWqOEQ[sage]:2009/01/06(火) 01:20:56.41 ID:w/FWqKoo
王子「かわえぇわぁ、ハァハァ、娘かわえぇわぁ」パシャパシャ

側近「これからどうするんです?今日一日追い掛け回してますが」

王子「いったではないか、偵察だと。私にメロメロにさせるのだ」

側近「そもそも勇者と同棲してる時点で・・・」

王子「やっぱりえぇわぁー、ハァハァ、鼻歌歌いながら洗濯物干す娘かわえぇわぁハァハァ」

側近「聞いてないですね」






空飛ぶ魔物「・・・こちら姫様警護班、姫様をストーキングしている変態二名を発見。
周辺にも仲間と思われし武装要員が20。オーバー」
569 : ◆PXh7AWqOEQ[sage]:2009/01/06(火) 01:28:00.88 ID:w/FWqKoo
王子「今日もかわえぇわぁ、娘えぇわぁ、ハァハァ」パシャパシャ

側近「・・・」

王子「おい側近、娘が洗濯を干し終えたぞ。」

側近「・・・ですね」

王子「・・・あのヒラヒラした白いの・・・パンツだよな?」

側近「・・・何をお考えで?」

王子「命令だ・・・とってこいよ」

側近「嫌ですよ。っていうか次期国王としての自覚をですね」

王子「側近・・・お前・・・娘がいたよな?」

側近「国王に言いつけますよ?」

王子「・・・すいません」




SP「うん?そこのお前!ここの近所の者か?止まれ!!」

???「・・・」

SP「!お前!!まさかっ!!」ドスッ

???「・・・」
570 : ◆PXh7AWqOEQ[sage]:2009/01/06(火) 01:34:55.64 ID:w/FWqKoo
王子「寝起きの顔で背伸びする娘えぇわぁぁ、はぁはぁ」パシャパシャ

側近「かれこれ二日間ずっとストーキングしてるし・・・」

王子「えぇわぁ、娘かわえぇわぁ」

側近「王子こんなんだし・・・転職しようかな」

魔王「・・・」

王子「おい側近。なぜここに勇者がいる?」

側近「そりゃここ勇者の家ですし。ってか今まで気付かなかったんですか?」

王子「聞いとらんぞ」

側近「最初に言いました」

王子「側近よ・・・暗殺部隊を編成しろ」

側近「あっちは魔王を倒した勇者ですよ?」

魔王「・・・」

王子「魔王おそるるに足らず!!今までなんのためにストーキングしてきたと思ってるんだ!!」

側近「自覚あったんですかって・・・ん?」

魔王「・・・よぉ」

王子「・・・魔王キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!」
571 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/06(火) 01:59:10.15 ID:2tJxFvAo
魔王キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
572 : ◆PXh7AWqOEQ[sage]:2009/01/06(火) 02:07:59.93 ID:w/FWqKoo
魔王「んでさぁ、君達わかってんの?ねぇ?人の娘ストーキングされて怒らない親いないよ?」

王子「・・・反省してます」

側近「・・・すいません」

魔王「俺魔王である前に親なのよ、実際ね?
勇者と戦ったのだってあれ娘との同棲許してもらいたきゃ俺を倒せって言ったからなのよ
君達に俺倒せる?ねぇ、無理でしょ?ねぇ?カメラまで持って、魔軍に宣戦布告?ねえ?
しかも君王子でしょ?この国の次期トップがそんなのでいいの?ねぇ?」

魔物「魔王、こいつら食べていいですか?」

魔王「だめだめさすがに食べたらかわいそうじゃん」

魔物「・・・魔王昔は食べてたじゃん」

魔王「・・・時代は変わったのだよ若者よ」

王子「・・・」

魔王「君たちもさぁ、娘って俺の部下達のアイドルでもあるわけよ?ね?
本来なら食われるか拷問されるかのどっちかよ?それをさぁさっきからさぁ、
逃げるタイミングばっかりうかがって」

側近&王子(ばれてる・・・)

魔王「カメラで人の娘盗撮してさぁ、・・・カメラで・・・盗撮?
このカメラに・・・娘の・・・写真・・・おい・・・取引だ」

側近&王子「!!」

勇者「・・・」

国王「・・・」

側近&王子&魔王「!!!」
573 : ◆PXh7AWqOEQ[sage]:2009/01/06(火) 02:13:50.76 ID:w/FWqKoo
国王「・・・うちのドラ息子が本当にすいませんでした」

勇者「いえいえ、幸い本人も気付いてませんしねぇ。魔王はあの程度の拷問じゃ死にませんし」

国王「・・・普通なら死んでるのに・・・さすが魔王・・・」

勇者「まぁ、これに懲りたらもうしないよなぁ二人とも?」

側近&王子「はい・・・すいませんでした」

勇者「国王も・・・次あなたの息子がこんなことしたら・・・ねぇ、国家の危機ですもんねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

国王「・・・はい、反省してます。以後気をつけます」

勇者「なにはともあれ、一件落着?」

娘「ですね☆」

一同「!!!!!」



以上です
スレ汚しすいませんでした
574 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/06(火) 06:24:38.98 ID:TC/.jJ.o
おつー
575 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![saga]:2009/01/06(火) 07:18:00.80 ID:3n/r9OIo
乙でした

今は「w」1個が22個に増えるっぽいけど草もsagaで解除できるのかな?

576 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/06(火) 09:53:06.14 ID:2s6nTjMo

半角にするしかないか

wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
w
577 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![saga]:2009/01/06(火) 13:18:59.75 ID:3UwZkpco
sagaで普通に書けてるんじゃないの?wWwW
578 :てすつ ◆JUkxKykm7U2009/01/06(火) 18:45:10.61 ID:W2JBJD60
w
579 : ◆JUkxKykm7U2009/01/06(火) 18:46:29.80 ID:W2JBJD60
なおったのかな?かなぁ?
580 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage]:2009/01/06(火) 18:50:12.01 ID:3n/r9OIo
名前が普通になってれば戻ってるかと
確認したくても酉のせいで名前がwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
581 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![saga]:2009/01/06(火) 18:50:44.94 ID:3n/r9OIo
直ってないっぽひw
582 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ![sage saga]:2009/01/06(火) 20:57:13.73 ID:TlZ4VcMo
目欄sagaで機能回避できるはずwww
sage sagaでsage機能が有効になるはず
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/08(木) 05:50:28.17 ID:muJke920
584 : ◆n8nQfkgWk22009/01/08(木) 08:15:36.39 ID:vjD8ENwo
◆PXh7AWqOEQの最初の部分から話思いついたからちょっと書いてみる
パクりがいらんとゆー人は遠慮せずに読み飛ばせ



王子「なに? 可愛い娘がおるとな?」

兵士「はっ。その外見はまさに野に咲く一輪の美しき花。気兼ねもよく、他所者でありながらも打ち解けている模様で」

王子「それはぜひ見てみたいものだ。今すぐにその者をここへ呼べ」

兵士「そ、それは…その…」

王子「どうした? 僕の命令が聞けないとでもいうのか?」

兵士「それが、その娘が居るというのが…」



娘「ふぁ…、へっくしっ!」

勇者「何だカゼか?」
585 : ◆n8nQfkgWk22009/01/08(木) 08:24:49.95 ID:vjD8ENwo
勇者「最近あっちの国からの旅行客が多いなぁ」

娘「外国からの客があるというのは良いことじゃ。それだけこの国に魅力があるという何よりの証明じゃ」

勇者「だといいんだけど。なーんか行動が怪しいんだよなぁ」

旅行客「How should I go to brave man's house?」

勇者「う…あ、えーと…でぃすいずあぺん?」

娘「Going walked to the right in the corner there for about five minutes. 」

旅行客「Thank you. 」

娘「Don't mention it. 」



勇者「…で、何の呪文だったんだ?」

娘「外国の言葉ひとつ知らずに、よぅ旅ができたものじゃのう」
586 : ◆n8nQfkgWk22009/01/08(木) 08:33:39.77 ID:vjD8ENwo
王子「仕掛けは万全だな?」

兵士「はっ。見つからぬようしっかりと隠蔽してあります」

王子「よし。早速写せ」

でかいモニターに映し出される「*」

王子「馬鹿者! これでは接近しすぎだ!」

兵士「も、申し訳ございません!」

兵士(おかしいな…。アレってズーム機能はついて無かったハズなんだけど)



娘「これ、そこの猫。そのような場所で何をしておるのじゃ?」

猫「にゃー;;」

娘「そうか、降りられぬのじゃな。余が行くからそこで待っておれ」

後のクロである
587 : ◆n8nQfkgWk22009/01/08(木) 08:42:43.73 ID:vjD8ENwo
娘「この家が誰かに見られておるようじゃのぅ」

勇者「馬鹿力の用心棒がいるから泥棒くらいどうってことないけどな」

娘「誰が怪力女じゃっ」



王子「見れば見るほどあの娘が気になる。どうしても連れてこれぬというのか」

兵士「は。調査してまいりましたところ、あの娘はどうやら勇者が倒し損ねた魔族らしく…」

王子「何ィ、魔族だと!?」
588 : ◆n8nQfkgWk22009/01/08(木) 08:54:28.73 ID:vjD8ENwo
勇者「とある国の王子がこの国に来るらしい」

娘「国のトップ同士が交流しようというのじゃな。どちらにとってもよいことだの」

勇者「あのバカ王だからな。怒らせて戦争にならなきゃいいけど」



王子「我が部隊、準備はいいな!?」

兵士「は。いつでも出撃できます!」

王子「では往くぞ。皆の者、我に続けェい!」
   「目標は勇者の家! あの冷徹非道な男すら篭絡した魔性を討伐するぞ!!!」
589 : ◆n8nQfkgWk22009/01/08(木) 09:02:04.73 ID:vjD8ENwo
勇者「なんだ、騒がしいな」

娘「た、大変じゃ! 余所の国の軍隊がそなたの家を包囲しておる!」



王子「出て来い魔族め! さもなくばこの国ごと亡ぼしてやるぞ!」

兵士「そ、それだけはおやめください! たかが一人の娘欲しさに国をひとつ攻め滅ぼしたと知られれば諸外国から非難されるのは必須! なにとぞお考え直しください!」

王子「黙れ! あの娘は我を裏切ったのだ! ひとかけらも許せぬわ!」
590 : ◆n8nQfkgWk22009/01/08(木) 09:10:21.79 ID:vjD8ENwo
王子「魔族の女に篭絡されるとは、見損なったぞ勇者!」

勇者「はいはい。分かったからそこ退いてな。家に入れないだろ」

王子「なっ!? 我を誰だと思っているのだ! キサマなんぞ一言で闇に葬り去る事ができるのだぞ!?」

勇者「はいはい。分かったからさっさとこの軍隊帰そうな。戦争仕掛けてきたなんて言われたら嫌だろ」

王子「魔族を味方につけるなどと勇者の、いや、人の風上にも置けぬ!」

勇者「はいはい。分かったからその武器しまおうな。関係ない人まで怪我するだろ」



娘「勇者どの、あの男の話を聞いているようで全く聞いてないのぅ」
591 : ◆n8nQfkgWk22009/01/08(木) 09:26:52.14 ID:vjD8ENwo
娘「ところで、お主は何者なんじゃ?」

王子「我こそ○○国第一王位継承者であるマ…」

娘「大居 大飯地家 衣装者? ただの針子がなぜ兵隊を連れて勇者どの家を取り囲むのじゃ?」

王子「下賎なる魔族風情が我が名を口にするなどと愚…」

勇者「娘、次の国王っていう意味だ」

娘「ああ、そういうことか。それにしては器の小さい男じゃのう。何の根拠もなしに突然このようなまねをするとは」

王子「お前だよ! お前が僕を裏切ったから…」

娘「余がいつ、今日会ったばかりのお主を裏切ったのじゃ?」




王子(まずい…。一度も会わず監視させていた事がバレる…)
   (ただでさえ個人的な進軍だ。盗撮などしていた事がバレれば立場はさらに悪くなる…!)
   (考えろ。逃げ道はある。勇者を倒し、魔族の女には逃げられた事にしてこの娘を確保すれば…)
   (だがどうすればいい!? 誰か教えてくれ!)
   (…そうか、精神障害だという事にすればどんな犯罪も責任逃れができる! その手があった!)
   (簡単だ。闇雲に何か喚いて剣振り回し、運悪く勇者に刺さったことにすれば…)
   (では早速…)


王子「ファビョ――――\(#`д´)ノ――――ン!!!!」
592 : ◆n8nQfkgWk22009/01/08(木) 09:37:06.11 ID:vjD8ENwo
(#`д´)じゃなくて<#`д´>にすべきだったか
まぁいいか、ただのネタだし



娘「そういえば、あの男はどうなったのかのぅ」

勇者「なんでも白塗りの壁しかない施設に入れられて、王位継承権は剥奪され、親からも勘当されちまったらしい。最近は変な奇声あげたり窓の格子外して脱走したりで大変なんだと」

娘「本当に気の毒じゃのぅ」

勇者「精神障害者になりきろうとして本当になっちまったんだからな。まあ自業自得というかなんというか…」




元王子「ボクがこんな所に入れられたのも継承権剥奪されたのも勝手に軍隊動かしたのも全て勇者とあの魔族の娘のせい! 謝罪と賠償を要求する!」

看守「うんうん。分かったからこの漬物食べて落ち着こうな」
593 : ◆n8nQfkgWk22009/01/08(木) 09:44:20.39 ID:vjD8ENwo
某国王女「ここが更生施設ですの? 外見だけは綺麗ですわね」

元王子「……!!!!!」

王女「あ…、なんという美しいお方…」

元王子「貴女は、いえ、貴女こそ我が運命の人に違いない!」

王女「私も貴方に他の方とは違う何かを感じます…」



こうして元王子は武闘大会をやっている国のピザ[ピザ]王女と結ばれ、別の国の王位継承権をGETいたしました。
めでたしめでたし
594 : ◆n8nQfkgWk22009/01/08(木) 09:46:33.14 ID:vjD8ENwo
おしまいー
最後のは王子が不幸すぎだったから追加したー

デヴも禁止ワードなのか
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/08(木) 09:50:05.39 ID:QAqYsqwo
乙でした〜
こんな時間に投下中だったからビックリしましたwwww
無意識のNGワード対策でメル欄のsagaを固定入力にするとか?
596 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/01/08(木) 09:53:41.63 ID:vjD8ENwo
あえてそれを見つけて回避するのが書き手の醍醐味ってことにしとこう
デ・ブはダメでもデヴはOKらしい
597 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/01/08(木) 09:58:15.83 ID:vjD8ENwo
英文読んでられねーよって人のために補足


旅行客「How should I go to brave man's house?」
旅行客「勇者の家へはどう行けばいいのですか?」

娘「Going walked to the right in the corner there for about five minutes. 」
娘「そこの角を右に行き、5分ほど歩くとよい」

旅行客「Thank you. 」
旅行客「ありがとうございます」

娘「Don't mention it. 」
娘「よい。当然のことじゃ」


英文面倒だからエキサイト翻訳使った手抜きだけどね
英→日翻訳に突っ込んでみたら日本語崩壊してて笑った
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/08(木) 14:14:01.28 ID:eB3jLkIo
勇者の家に行くのなら勇者に用があるんじゃ・・・
観光みたいな感じか?
599 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/01/08(木) 14:27:36.65 ID:vjD8ENwo
>>598
その辺はご想像にお任せ
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/08(木) 17:08:46.02 ID:4I2nnaoo
>>592
             (⌒⌒⌒)
              ||
             /ヽ       /ヽ
         /  ヽ____/ ヽ
         /              \
       /  #  \     /  \
       \         厂l_       / チョパーリハハンセイシル
       / // / i´./ ̄ヘヽ \\~'' ,,
       /  // ./  .∧ i    i i  ヽ ヽ ヽ
      /. /./ /l   //l .l   l l  ゙i. ゙i. iヽ
      l  i /l. /l ‐幵-l ll_  l l_|l_ :l|  | l.ヘ
      | l リ. l l ||リ \ ヾ!i  // リ i :l| .l^!i
      | | | |ヽ!. iTp'''''i、  レ ,p''''テリ :/i /. リ
      ヽ |! .|! l ゙l!; :::ノ    i! :;ノ!ノノ イ/
       N从ヽ| _`'''~   ___ ’`''~__ / /
        N从从 ヽ,_. ノ__l ,,. '~ヽレノ   <謝罪と賠償を(以下略
            N从| `''t-'' |ヘベレ
          ,-― ノ     |_
         / ̄ ̄`ヽ、  ヽ |ヽ、
        /_   `‐、  ヽ、ー| ヽ
      /       ヽ   \ | |, \
     / ̄ ̄~'‐     \   |  |ヽ i,
     /   \ ‐   ,―、   \ |  | ゝ|
     |      \  ヽ、_ノ \ y'  / ヽ|,
     |               /  /   |
    |    ,_/ヽ     _,_/_./   l |
    |        |   |.:.:::::ヽ.;ヽ/  /| |
    |       |__|:::ヽ:::l::l;:ヽ __|  |
 .  |         |、:、:;;|::l:::|:::::|.::.l;::|/:,:.,;,|  |
   |         |、:、:;;|::l::::|:::::|.l::ヽ:|/::.,;,|  |
    |         |、:、:;|::l::::|:::::|.l:::::ヽ:|/,.,;,|  |
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/08(木) 19:31:53.84 ID:jvLJ/7oo
娘 「旧暦とな?」
勇者「ああ、こっちでは昔の暦も残っていて旧暦の正月を祝う地域もあるんだ」
勇者「ちなみに今年だと1/26が旧暦の元旦になるらしいぞ」
娘 「先祖の知識を重んじるのはいいことだな」
勇者「縁起を気にするのにも大事な知識の一つだよな」
娘 「ふむふむ・・・つまり1/20が旧暦の12/25になるのか」ジー
勇者「どうした?何でそんなに見つめている?」
娘 「つまり『また』くりすますとやらのプレゼントを貰えるのか?」ワクワク
勇者「いや・・・それは外国の風習だから無理じゃないか?」アセアセ
娘 「最近は神様もグローバルな時代だから大丈夫だろ」キラキラ
勇者「でもプレゼントは良い子にしかうわやめろおちつけ・・・」

>>456の「クリスマスは終了したので、クリスマス編は打ち切りさせていただきます。」
を見て思った「なら旧暦で書けば?」というのを書いてみましたww
◆JUkxKykm7さんも忙しそうだけど
せっかく打ち切ったネタがあるなら書いて欲しいと思ったのは私だけじゃないと思いますwwwwww
まだ2週間弱あるのでリクエストしてみますね。
602 : ◆JUkxKykm7U[saga]:2009/01/08(木) 20:11:19.94 ID:QN8hNp60
1.
勇者「よっこらせっくす」

娘「にゃ?」

勇者「いやなんでも」

むすめ は この ねた をしらなかった

2.
勇者「おかえりんこー!」

娘「ただいまんこー!・・・どうしました?」

勇者「いやなんでも」

むすめ は まんこ を しらなかった

3.
勇者「あるぅ貧血ー森のなかんちょーくまさんにんにくーであったんこぶー」

娘「花咲くもっこりちんちんぶらぶらそーせーじー」

勇者「くまさんにーであったんこぶ・・・なんで知ってんの」

娘「おとーさんがよく言ってました」

むすめ は これが げひん な うた だと しらなかった
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/09(金) 23:36:46.77 ID:3LcYV6Ao
勇者「『ゆうしゃ』だとカットラスで攻撃翌力17か」
娘 「『むすめ』だと青竜刀で攻撃翌力21、私のほうが強いのうww」
勇者「だがしかし!カタカナだと・・・『ルーチーヤンソード』?なんだこれ?」
勇者「しかも攻撃翌力12で弱くなってるぞ」
娘 「私のはモーニングスターで攻撃翌力も26と更に強くなったのうww」
勇者「いや!実戦では、まだ判らんぞ!」
娘 「よかろう、返り討ちにしてやろうwwwwww」

勇者「よし!俺のほうが強かったぞ!」
娘 「むむむ・・・じゃがどちらも何もしないうちにサマエルに瞬殺じゃったのう」
勇者「・・・107位と137位なら大差ないしな」
娘 「次は私が優勝じゃ!」
勇者「いや俺が優勝だ!!」



「武器ジェネレータ(ttp://genzu.net/buki/)」で「ゆうしゃ」と「むすめ」を試してみました。
二人とも平凡な武器しか出来なかったのが非常に残念ですww
バトル内容は1/9 23時のバトルに参加させた結果です。
どちらも今日の8で王者バトルに登録してますので興味のある方はお試しくださいww
娘の性格を決めずに書いてるので口調が辛い辛い・・・。
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/10(土) 12:13:20.26 ID:p9fSiiIo
娘の性格はきっと勇者とのふれあいで形成されていくんだ
605 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/01/10(土) 21:34:08.91 ID:Zp2zrHwo
>>604
それなんてプリンセスメーカー…



娘「勇者どのはそのくさなぎのナントカ以外の武器は使わぬのか?」

勇者「今持ってる剣だと一番馴染んでるからな」

娘「父を倒したときの剣はどこへ行ったのじゃ? 折れたわけではあるまい」

勇者「魔王倒したときの装備は国に没収されちまったって前にも言っただろ。抜刀じゃ不満なのか?」

娘「ふむ…。そのナントカの一振りが余にも見えぬほど速いし強いのも分かる。じゃがなんというか…、戦士として頼りなく感じるのじゃ」

勇者「それじゃ、勇者に似合うのは武器なんだ?」

娘「こう、身の丈はあるかないかの巨大な剣とか…」

勇者「見た目はいいけど実戦向きじゃないな。重さで動きが鈍くなるだろ」

娘「その魚の小骨のような剣よりも、もっと無骨な武器のほうが目立つじゃろうて」

勇者「…あんまり目立ちたくないんだよなぁ」
606 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/01/10(土) 21:40:31.02 ID:Zp2zrHwo
勇者「最近丸くなったよなぁ」

娘「な…!?  余のどこが太ったというのじゃ!」

勇者「いや、そういう意味じゃなくて…」

娘「他にそのような物言いをするものがあるわけなかろう! この鈍感な勇者どのよりも先に気付けなかったのは余の怠慢ぞ。こうしてはおれぬ、ダイエットじゃ!」

勇者(性格が大人しくなった、っていう意味だったんだけど…。というか、今のアイツにはダイエットなんて無縁なんだけどなぁ)



娘「して勇者どの。ダイエットとは具体的にどうすればいいのじゃ?」
607 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/01/10(土) 22:00:48.49 ID:Zp2zrHwo
今日はここで撃ち止め。眠いー。





村人「勇者どのにお願いがあって参りました。近頃ウチの村で畑が魔物に荒らされて…」




勇者「畑荒らしてた魔物が人並の知性持ってて、人間社会でのルールとか教えたらアッサリ覚えてさ」

娘「その村人と一緒に仲良く暮らしたのじゃな?」

勇者「俺が悪者扱いになったけどな」

娘「なぜじゃ? 仲介をしたのじゃから喜ばれるべきではないのか?」

勇者「あいつら、畑荒らしがいなくなりゃどうでも良かったんだよ」
   「俺の後を尾行して魔物を説得してる所を確認してから、「お前が魔物を操っていた黒幕だ」とか喚きだしてなぁ」

娘「村を救ったというのに、随分な物言いじゃのぅ」

勇者「それでいて、別の魔物が村を襲ったときには泣きついてきた。自分の事しか考えてない奴なんてそんなもんさ」

娘「その、魔物に村が襲われたときにはどうしたのじゃ?」

勇者「退治する代わりにその時計貰ってきた。村長が大事にしてたやつでな、それ持って村から逃げて着たんだ。村人置いて逃げるなんて酷え村長だよな」
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/10(土) 22:06:04.90 ID:lkqV3.AO
>>607

おやすみ
609 : ◆JUkxKykm7U2009/01/10(土) 22:06:18.09 ID:rI9MwMU0
おつ?
なんか忙すぃ、明日と明後日はネカフェいってきますw








サボりじゃないんだからねっ!ただ忙しいだけなんだからっ!
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/10(土) 22:27:08.83 ID:/K29Qboo
おつでした〜

>>609
明日と明後日はネカフェから大量投下ですね。わかりますww
611 : ◆JUkxKykm7U2009/01/12(月) 19:24:06.76 ID:oIOURpY0
★昨日と今日のネカフェでの行動☆

ネカフェに入ります  
    ↓
PCを起動します
    ↓
ネトゲのクライアントをDLします
    ↓
DL中に漫画を持ってきます
    ↓
読もうと思ったらDLが終了します
    ↓
しゃーないのでセットアップします
    ↓
瞬間的にそれが終わります
    ↓
ゲームを起動します
    ↓
始めます
    ↓
十二時から六時までグワーっとやりました
    ↓
会計して外に出ます
    ↓
積雪15センチほどの大雪です
    ↓
自転車を押して帰りました





      





        

疲れた
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/12(月) 19:45:41.87 ID:W4.f/Fso
大雪か
こっちは暖かいな
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/12(月) 19:52:41.87 ID:q8hLKyoo
大有希なら大歓迎だがな
こっちも快晴で何も振らなかったよ

なんのネトゲ?
614 : ◆JUkxKykm7U2009/01/12(月) 20:53:47.92 ID:oIOURpY0
>>613
MMOオンラインレーシングRPG『ドリフトシティ』
です










楽しいいいいぃぃぃぁぁああああ
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/12(月) 21:06:54.93 ID:q8hLKyoo
>>614
YOU!
PC買っちゃいなYO!
616 : ◆JUkxKykm7U2009/01/12(月) 21:18:07.15 ID:oIOURpY0
>>615
返ってきました><
でもPSPから見てます
なぜかというと・・・うん、自分まだ学生だからです。
親がうるさいんです><
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/12(月) 22:10:18.39 ID:q8hLKyoo
そいやどっちかの最後は☆だったような気も・・・?

>>616
学生さんてのは予想してたりしてなかったり
私の場合情報系の学校に行ってたので親の説得は楽でしたねぇ
ただ、かな〜り昔の話ですがww
いっそバイトとかで買っちゃいますかww
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/12(月) 22:18:29.65 ID:.EJYuGAo
ドリフトシティか・・・βの時にやってたなあ
今どうなってんだろ
619 : ◆JUkxKykm7U2009/01/12(月) 22:58:29.76 ID:oIOURpY0
>>618
基本無料ですがもう課金ゲーと言っても違和感ないです
課金アイテムが高すぎるので運営代われとか騒がれてます
おかげで過疎ってると言われますが人はたくさんいますよ
今度INしてみては?
いやなら公式見るとか
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/13(火) 03:19:25.86 ID:9K6iLn.o
◆Yzejsq13vsはもう書かないのかな
すっかりご無沙汰だが
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/13(火) 23:21:56.26 ID:5SBSKOAo
馴れ合いFuck
622 : ◆n8nQfkgWk22009/01/13(火) 23:56:19.13 ID:Y219UHQo
◆Yzejsq13vsの続き(次は育児編?)も期待しながらテキトーに



剣士「あんたが勇者だな?」

勇者「うん。俺が勇者」

剣士「あんたの力が必要なんだ。協力してくれ!」

娘「名を名乗るのが何よりも先かと思うがのぅ」

剣士「事態は一刻を争うんだ。手を貸してくれ!」

娘「だから順を追って説明をするのが筋というものじゃって言うておろう」

剣士「話を聞いてくれないなんて…」

勇者「帰っちまったな。何がしたかったんだ?」
623 : ◆n8nQfkgWk22009/01/14(水) 00:03:48.83 ID:wu4hvOQo
魔法使い「久しぶりじゃのぅ」

勇者「じーさんまだ生きてたのか。後ろのは、こないだの剣士か」

魔法使い「ワシの顔に免じて手伝ってはくれぬかの」

勇者「いやだからまずは説明を…」

魔法使い「やれやれ。勇者たるものがここまで腐るとは」

勇者「何で、『はい』って言わないと状況の説明ができないんだ?」

魔法使い「これでは、死んだ勇者の父も浮かばれぬ」




*手伝いますか
→はい     いいえ




剣士「そうか! 手伝ってくれるか!」

勇者「…これで満足か?」
624 : ◆n8nQfkgWk22009/01/14(水) 00:12:25.65 ID:wu4hvOQo
剣士「この先に俺の住む村がある」

魔法使い「そして、その村が魔族を名乗る集団に襲われているというわけじゃな」

娘「余の他に魔族が生き残っておるという事からして怪しいのぅ」

剣士「ん? なんだって?」

娘「だから、余がまぞ…もがっ」

勇者「ははは。こいつ自分が魔族だって信じ込んじまっててなぁ」

剣士「そうなのか。なんていうか、大変だな」




娘「何をするのじゃ! 余は本当の事を言ったまでじゃぞ!?」

勇者「時と場所を考えろっての。アイツらの頭の中は『魔族=全部悪い』なんだぞ」
625 : ◆n8nQfkgWk22009/01/14(水) 00:29:35.38 ID:wu4hvOQo
村長「よくぞ参られた。私がこの村の村長です」

勇者「どーも。勇者です」

剣士「それよりも村長、魔族の隠れ家は?」




勇者「そんなところで何をしてるんだ?」

娘「うむ。本当にその者が魔族かどうかを探ろうと思うてな。魔翌力がなくとも、気配ぐらいならば感じれるぞ」

勇者で、どうなんだ?」

娘「少々強い魔法を使った感じはするが、これはただの人間じゃな」

勇者「そか。残念だったな、同族に会えなくて」

娘「なぜ残念なのじゃ?」

勇者「いや、お前一人で寂しくないのかって事」

娘「他のものとは違う、いわば石クズのような余を人として見てくれるのはそなただけぞ。そなたが居れば寂しくなどないわ」

勇者「んー。それはいいとして、降りられるか?」

娘「す、すまぬ。大丈夫かと思うたがダメじゃった…」
626 : ◆n8nQfkgWk22009/01/14(水) 00:41:38.25 ID:wu4hvOQo
盗賊「うらー! 俺は魔族だぞー! うははは燃えろー!」

剣士「くそ、魔族め! よくも俺の村を…!」

勇者(なんと言うべきか…)

剣士「お前なんか、勇者が成敗してくれるわー!」

盗賊「なっ、勇者!? い、いや、俺は魔族だぞー! 勇者なんぞ返り討ちにしてやるわー!」

勇者「えー? 俺がやるのー?」



盗賊「ふんっ、隙ありィ!」

娘「え?」

盗賊「うらー! こいつの命が惜しければ大人しくしろー!」

剣士「くそっ! 魔族め…!」

勇者(もう魔族とか関係ないぞ)
627 : ◆n8nQfkgWk22009/01/14(水) 00:49:01.16 ID:wu4hvOQo
盗賊「どうしたー? 降参かー!?」

剣士「どうする勇者…」

勇者「なんかこの光景、どっかで見たような気がするなぁ」

娘「勇者どの、余はこやつに少し言いたい事があるのじゃ。少々強引な手を使っても良いかのぅ」

盗賊「あー? なにいってんのかなーおじょうちゃーん」

娘「その汚い顔を近づけるでない。それに、へらへらと笑っていられるのも今のうちじゃて」



剣士「どうにか助ける手はないのか!?」

勇者「あるぞ。俺が一言言えばそれでOKっていうやつ」

剣士「ならばその手を教えてくれ! 俺が手伝える事はやる!」





勇者「承認」

盗賊「へぶぁ!!」
628 : ◆n8nQfkgWk22009/01/14(水) 01:07:28.20 ID:wu4hvOQo
剣士「そんな…、魔族を一撃で…!?」

勇者(股間に直撃か。アレは効いただろうなぁ)

娘「お主に言っておくことがある」

盗賊「はヒ…イっ!?」

娘「そのような醜い面ならば魔族と名乗ってもバレはせぬだろうがな。その耳垢で詰まっている耳でよく聞くがよい」
  「魔族など、魔王が負けた時点で全員別の世界に送り返されておる。今この世界に残る魔族は、余の他は全て偽物よ」
  「余の名を汚そうものならば、次は生きて帰さぬぞ」

剣士「まっ、魔族!? お前みたいなちびっ子が!?」

娘「余のような背丈の人の子が、かような大男を倒せるわけがなかろう?」



娘「余は言いたい事が言えて満足じゃ。勇者どの、はよぅ帰って夕餉にしようぞ」

勇者「アイツは放っておいていいのか?」

娘「構わぬ。余が危なくなればそなたが助けてくれるのじゃろう?」

勇者「まあそうだけど」

娘「偽物と本物の違いも見抜けぬ者など怖くもないわ。そんな輩にそなたが負けるとも思えぬし、な」
629 : ◆n8nQfkgWk22009/01/14(水) 01:22:39.52 ID:wu4hvOQo
剣士「娘さんっ! どうか、どうか俺を弟子にしてくださいっ!」

娘「なっ、何を言うておるか。お主には立派な剣があるではないか」

剣士「相手の急所、しかも局部を躊躇いもなく打つことのできる強さを持つ貴女に教えを頂きたい! どうかこの通りッ!」

娘「うああ、その話はやめよ! あんな醜悪な男のキン○マなぞ触りたくもなかったのだぞ! 余の恥を晒すでない!」

剣士「ならなおさら!!!!」

娘「だからしつこいと言うておる! しつこい男は嫌いじゃ!」






剣士「グス…、娘さん、俺の事嫌いだって…」

勇者「まぁ、それを乗り越えてこそ男ってもんだ」
630 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/01/14(水) 01:24:36.63 ID:wu4hvOQo
本日もこれにて。
日記もほどほどにねー。
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/14(水) 01:32:46.30 ID:rGMAk36o
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/14(水) 07:02:45.90 ID:aWQ1cnoo
最初「日記」が何のことか判らんかったが乙でした。
まあ・・・あんまり長いと当人たち以外は・・・ねぇ。
633 : ◆JUkxKykm7U2009/01/17(土) 12:16:14.83 ID:Ppg/rjA0
娘「寒いです〜」

勇者「冬真っ盛りだもんな」

娘「積雪40センチだそうですよ?」

勇者「うへぇー・・・通りでドアが開かないわけだ」

娘「もう窓から出入りしてますもんね〜」

勇者「周りから不審者に見られてなけりゃいいんだけどなぁ」

娘「車も動かないです〜」

勇者「おかげでもうすぐ食料が底をつきそうなんだけど」

娘「やばいのです〜」

勇者「このままだとアレだから除雪するか」

娘「ですね〜」
634 : ◆JUkxKykm7U2009/01/17(土) 12:29:19.11 ID:Ppg/rjA0
勇者「寒し!寒し!」ザックザック

娘「にゃぁ」サクサク

勇者「あー腰痛え」ザックザック

娘「にゃーん」ころころ

勇者「もうちょい・・・」ザクザク

娘「にゃ」ごろごろ

勇者「ふー・・・よっしおk」

娘「こっちもおkです☆」ドスン

勇者「なんだゆきだるまか・・・あほか」

娘「〜♪」

勇者「どうせ作るんなら玄関の方に」

娘「じゃあ持っていきます」ガッ

勇者「いや崩れるだろjk」

娘「にゃ〜ん」ぼろぼろ

勇者「いわんこっちゃない」

娘「;;」

勇者「・・・・・・」
635 : ◆JUkxKykm7U2009/01/17(土) 12:36:34.17 ID:Ppg/rjA0
娘「;;」

勇者「もう一回作り直せばいいじゃない」

娘「じゃぁ手伝ってくだしあ><」

勇者「いや俺手冷たいし」

娘「#><=3」

勇者「わかったわかった」

娘「^^」
636 : ◆JUkxKykm7U2009/01/17(土) 12:47:22.88 ID:Ppg/rjA0
勇者「あ〜冷てぇ」

娘「む〜」ジンジン

勇者「一回家入ろうぜ?な?」

娘「はぃ・・・」

勇者「あー玄関の雪かき忘れてた」

娘「じゃあ窓から入りますか」

勇者「だな」

娘「んっ・・・あっ」ズルッどさ

娘「にゃ〜・・・」

勇者「・・・文面だと色々とエロい感じがあるな」
637 : ◆JUkxKykm7U2009/01/17(土) 12:49:27.39 ID:Ppg/rjA0
いったん終了します
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/17(土) 14:46:43.38 ID:C324JvQo
娘の作ったゆきだるま、作り直したら玄関前でさらに入れず
のコンボを期待したのだがww
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/17(土) 14:51:06.29 ID:Jck2.ZUo
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/20(火) 23:20:12.54 ID:8UNjvY.o
過疎だな
641 : ◆JUkxKykm7U2009/01/21(水) 01:02:53.94 ID:zSB4/FM0
受験で忙く、親の目を盗んで書く予定です
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/21(水) 01:10:07.22 ID:O/gUkNEo
>>641
気持ちはありがたく新作も読みたいとこだが
まずは受験頑張れよ
俺も無名で何度か書いたが最近サッパリネタが浮かばんww
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/21(水) 04:19:41.00 ID:XN4DGASO
>>641
うんこしながら待ってる
644 : ◆n8nQfkgWk22009/01/21(水) 21:27:27.91 ID:hUKdw1Eo
受験生応援きゃんぺーん(?)
だがこっちに集中すると勉強がはかどらなくなるトラップ入り




娘「勇者どの、何を読んでおるのじゃ?」

勇者「今話しかけないでくれ。どこ読んでるか分からなくなる」

娘「ふむ。また官能小説とやらなのか?」

勇者「さすがに昼間からエロ小説読む気にはなれない」

娘「ふーむ。ではいったいなんなのじゃ。余が分からぬからといってごまかすのはナシじゃぞ?」

勇者「じゃあ、聞いても驚くなよ?」

娘「うむ。心構えはできておる」




勇者「これはな、求人情報誌だ」
645 : ◆n8nQfkgWk22009/01/21(水) 21:35:40.87 ID:hUKdw1Eo
娘「大変じゃ勇者どの。勇者が現れおったぞ!」

勇者「勇者は俺だけじゃないから、他に居てもいいだろ」

娘「何を暢気に構えておるのじゃ! あの者、既に国王との謁見を済ませおったのだぞ!?」

勇者「まずは一番権力のある人物に会いに行く。いきなり行けば門番に追い返されるのが筋なんだけどな」

娘「だから、今この家へ向かっておるのだぞ!?」

勇者「先回りして俺に報告しに来たのか。ごくろうさん」

娘「うぅ…、撫でるのは後にして欲しいのじゃが…」

勇者「それで、勇者様は何をしに家に来るんだ?」

娘「敵を倒しに来る他に、何の用があるというのじゃ」

勇者「敵? どこの誰が?」

娘「人間の敵と、それに加担する人間を。と言っておった」

勇者「…それってもしかして、俺とお前?」
646 : ◆n8nQfkgWk22009/01/21(水) 21:50:51.01 ID:hUKdw1Eo
娘「最近は勇者を名乗る者が多いのぅ」

勇者「まぁ、強そうに聞こえるし、なにより頼りにされるからなぁ」

娘「そうなのか?」

勇者「お使いだったり雑用頼まれたりするだけなんだけどな」

娘「じゃが、あの者らは魔物退治ぐらいしか生業にしておらぬようじゃぞ?」

勇者「それなんだよ。ちやほやされたい連中が勇者を名乗ってバカやってるから、本物が苦労するんだ」

娘「なぜじゃ? 偽者の代わりに魔物退治をしたりすれば喜ばれるじゃろうに」

勇者「『勇者=口ばかりで何もできないアホ』っていう印象がついちまう。実際、入国断られた国もあったぞ」
647 : ◆n8nQfkgWk22009/01/21(水) 22:06:18.97 ID:hUKdw1Eo
娘「勇者どの、こんな物を見つけたぞ」

勇者「何だ、世界地図か」

娘「この山に囲まれた場所の×が気になるのじゃ」

勇者「そこだけ赤印で分かりやすく×印だもんな。目に付くのは確かだ」

娘「ここに何かがあるという印なんじゃろう。行ってみては…」

勇者「ナニモナイゾ」

娘「なぜそう言い切れるのじゃ? 行ってみなくては分からんじゃろうに」

勇者「ソノ地図ジャナク、上ニオイテアッタ地図ニツケタ印ガ裏写リシタダケ」

娘「そ、そうなのか。…これ、意味の無い印なのじゃな?」

勇者「左様ニゴザイマス」





勇者「あんな国の存在をこいつに教えるわけにはいかない…」
   「あの国の存在は…[禁則事項です]…」
648 : ◆n8nQfkgWk2[lol]:2009/01/21(水) 22:17:52.36 ID:hUKdw1Eo
手紙「拝啓、勇者様。ボクの名前とあなたのお名前を交換してください」
手紙「勇者さん、僕に勇者の名前を渡してください」
手紙「お願いだから僕を勇者にして;;」
手紙「疑われてるからはやく僕が勇者だってことに…」
手紙「お前なんか勇者じゃない僕が代わりになるからくぁwせdrftgyふじこ!!!!!!!!!!」


娘「あの妙な手紙、最近来なくなったのぅ」

勇者「騙りやってたのがバレて、手紙出したやつが今大変な事になってるんだってさ」

娘「ふむ。それは誰に聞いたのじゃ?」

勇者「そいつの友人と名乗る人物からの手紙に書いてる。ほら、読んでみ」



手紙「今彼が大変な事になっています。助けるには勇者さんの手助けが必要です。ボクに勇者の名前を貸していただけませんか?」
649 : ◆n8nQfkgWk2[lol]:2009/01/21(水) 22:28:00.04 ID:hUKdw1Eo
旅の人「そんな鈍らの剣なんて捨ててしまいなさい! どうせ捨てるなら私にタダで譲ってください!」

勇者「いや、これ一応あの国の国宝なんだけど…」

旅の人「そんなルカナン(※敵グループの防御力を下げる魔法)しか取り得のない攻撃翌力も無い剣、使い道ないでしょう」

勇者「MP無しで敵の防御力下げれるのって物凄い重宝するんだけど…」

旅の人「私はその剣が気に入ったのです。いくら出せば譲ってくれますか!!!!」

勇者「いや、コレ無くしたら俺の武器なくなるから…」

旅の人「ならば私の銅の剣と交換いたしましょう。いいですね?」

娘「その銅の剣は、勇者どのの剣より優れておるのか?」

旅の人「もちろんですとも!」

娘「そうか。ではその優れている部分を申してみるがよい」




娘「なぜあの旅の者は黙って帰ってしまったのじゃ?」

勇者「俺は、どうしてそんな簡単に厨を撃退できるのかを聞きたいぜ」
650 : ◆n8nQfkgWk22009/01/21(水) 22:40:12.98 ID:hUKdw1Eo
娘「余にはどうしても許せぬものがある」
  「確かに、魔族ゆえに余は他の者と違うところがある。それは認めようぞ」
  「じゃがな、たとえ血が違えど同じ時間を生きるものとしてな…」


勇者「目玉焼きっつったら塩コショーだろ!」

娘「なぜそなたは醤油の良さがわからぬのじゃ!」

勇者「くそ、このままだと埒があかねぇ」

娘「そなたが意地になるから、せっかくの朝食が冷めてしまうではないか」

勇者「だが塩コショーが一番なのは譲れねぇ!」

娘「だから醤油が良いと言うてるではないか!」


結局、なにもつけずそのまま食べましたとさ
651 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/01/21(水) 22:48:47.48 ID:hUKdw1Eo
今日もひっそり現れそして終了
受験生頑張れー
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/21(水) 22:50:17.56 ID:AKLPcXso
お疲れ様でしたw
653 : ◆JUkxKykm7U2009/01/21(水) 23:27:53.99 ID:zSB4/FM0
乙Z2乙Z2乙Z2乙Z2
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/21(水) 23:29:36.57 ID:O/gUkNEo
乙でした
最近音沙汰無いのでちょっと心配したりしてなかったり

>>650
目玉焼きと言えば昔とあるゲームの中で同じ論争があって
そのゲームメーカーの掲示板でアンケートもとってました
みんな色々書いてたけど私と同じ人はいませんでした
たまにかけません?目玉焼きに焼肉のたれ
美味しいけどなぁ・・・
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/21(水) 23:36:04.84 ID:AKLPcXso
>>654
             . ィ
.._ .......、._    _ /:/l!  またまたご冗談を
 :~""''.>゙' "~ ,、、''‐'、|         _
゙、'、::::::ノ:::::::_,.-=.  _〜:、         /_.}'':,
 ``、/:::::::::__....,._ `゙'Y' _.ェ-、....._ /_゙''i゙ノ、ノ
 ,.--l‐''"~..-_'.x-='"゙ー 、`'-、 ,:'  ノ゙ノブ
"   .!-'",/  `'-‐'') /\ `/ でノ-〈
 .-''~ >'゙::    ‐'"゙./  ヽ.,'   ~ /
   //:::::       ',    /    ,:'゙

胡椒に醤油の俺は邪道なはず・・・
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/21(水) 23:51:46.49 ID:scHvmpYo
目玉焼きっつったら
塩コショー&醤油だろww
仲良くすればもっとおいしいのに
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/22(木) 00:53:48.43 ID:Y/pItcDO
>>654
美味しいよね
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/22(木) 02:04:42.33 ID:tOJ11xoo
目玉焼きは塩
卵焼きは醤油

異論は認める
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/22(木) 02:09:36.89 ID:obeVoaco
何もかけずそのまま頂く

異論は認めるどころか変わってる自覚があります
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/22(木) 15:33:34.27 ID:GaxPoAko
半熟にして黄身の上をオープン
ソースをたらして混ぜ合わせる
黄身ソースで白身ウマー
661 : ◆n8nQfkgWk22009/01/22(木) 19:59:46.49 ID:dhaH/ZIo
卵語りはそこまでだ



村人「洞窟の中に大切な時計を落としてしまって…」

娘「ほれ、人が困っておるのじゃ、何とかしようぞ」

勇者「つーか、魔物の居る洞窟にそんなモン持って何しに行ったんだ」

村人「そんな…、元はといえば勇者さま、貴方が魔王を討ちそびれて異界に逃がしたおかげで魔物が消えないのですよ!?」

勇者「いや、断ってるわけじゃないんですが」

村人「私が悪いというのdsdrftgy!!!!!!」

勇者「また「はい」って言わないと永久ループするのか。勘弁してくれ…」

村人「いいがらとっとと行け―――ッ! さもないとこの娘に[ピーーー]とか[ピーーー]とか[ピーーー]とかするぞゴルァ!!!」

勇者「はいはい。分かったからその発言撤回しろ犯罪者」
662 : ◆n8nQfkgWk22009/01/22(木) 20:07:35.49 ID:dhaH/ZIo
魔物「これはこれは勇者どの。また断りも無く我が寝室へとあがりこむとは…」

勇者「この辺だって行ってたよな。しっかし暗くて見えねェな」

娘「さっきまで明るかったのに、不思議なこともあるのじゃのぅ」

勇者「それだけ奥まで来たってコトだ。さーて、どこにあるのかな」

魔物「ん、んん〜? このワタクシをシカトして何をしようというのですかねぇ?」
   「いいでしょう。貴方がその気ならば、ワタクシも…」

娘「あたっ!」

魔物「おぐぁあぁあぁぁああ!?」

勇者「お、見つけたか?」

娘「違う、何かに頭をぶつけたのじゃ」

勇者「気ィつけろよー。怪我とかしてないだろうな」

娘「うむ。すこし痛かっただけじゃ。ぶつかったモノは折れたみたいだがのぅ」

魔物「ワタクシの、ワタクシの自慢の爪がぁああ…!!!」
663 : ◆n8nQfkgWk22009/01/22(木) 20:14:10.80 ID:dhaH/ZIo
村人「おぅ勇者ァ! 見つけてきたんだろうなぁ!?」

勇者「あったにはあったけど、見事に大破してたぞ」

村人「ふざけんなあ――――――――――――!!!!!! テメエコレいくらすると思ってんだこの[ヅラ]!!!!」

勇者「いや、アンタが落としたから壊れたんだろ。俺が見つけたときにはもう…」

村人「ざけんな[たぬき]!! 探すときに踏んづけたんだろうがクソがああ!!!」

娘「お主はこれが踏んづけて壊れたように見えるのか?」

村人「ああそうさお前ら踏んづけたんだろ違うかいや違わない! お前ら弁償しろ!!!!」
664 : ◆n8nQfkgWk22009/01/22(木) 20:23:17.52 ID:dhaH/ZIo
狙って機能出すとまた面白い



勇者「遊びすぎて借金まみれになって、形見の時計売って金にしようとしたらプレミアも何も無い贋作だったんだってさ」

娘「それで、あのような演技をやらかしたのか」

魔物「たとえ人を欺こうとも、ワタクシの目をゴマカスことなどできませぬことよ」

勇者「魔物の巣なら誰も見てないと思ってたのが失敗だったな」

魔物「まったくですな。はっはっは」

娘「ところでお主、そのような図体でどこに隠れておったのだ?」

勇者「確かに。居るのは知ってたけど、さっきは見なかったなぁ」

魔物「…お前ら、ずっと下みてたじゃんか」

魔物は飛行タイプ
665 : ◆n8nQfkgWk22009/01/22(木) 20:48:09.39 ID:dhaH/ZIo
娘「この古い建物は何じゃ?」

勇者「あー、ここは入らないほうがいい」

娘「なぜじゃ? ここに「自由にお入りください」とあるぞ?」

勇者「ここに住んでるおっさんはとある神に妄信的な信者でな」
   「毎日6時には起床21時には就寝と非常に規則正しい生活をし、神像を持って歩き、3回の祈祷は1秒たりともズラした事も無いそうだ」
   「また給料は全額寄付。家もこうやって、貧しい人ガ着たらいつでも迎え入れるコトができるように開放してあるのさ」
   「あまりの狂信ぶりに、殺人鬼さえも見逃したという逸話もある。できるコトなら関わりたくない」

娘「いい者ではないか。なぜ関わらないほうがいいのじゃ?」

勇者「そいつ、他人をことごとく勧誘して来るんだ。それもしつこい」
   「毎日ピンポンダッシュや無言電話は当たり前。祈祷の時間と寝てる時間を除き、毎日ストーカーやらかしたって話もある」
   「とある旗を家の前に立てておけば、どこまで信心深いかを週一でチェックしに来るほど」

娘「そ、それはまた熱心な信者じゃのぅ」

勇者「わかったなら行くぞ。あいつから逃げ切る為に2ヶ月無駄にしたん・・・」

男「おや? 家に何の用ですかな?」
666 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/01/22(木) 20:49:04.45 ID:dhaH/ZIo
卵ネタは危険すぎるなぁと思いつつ今日も終了
ではまたー
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/22(木) 22:08:15.64 ID:3dPaXrMo
このスレを見ると人間を滅ぼしたくなる不思議
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/22(木) 22:41:32.84 ID:h1eBLJwo
乙でした〜
しかしよく勇者は人間を見捨てないもんだなwwww
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/25(日) 18:43:29.50 ID:yQ0Owtoo
勇者「今日は肉を焼いて食うぞ」
娘「ほう」
勇者「出来上がりだ」
娘「ん?ソースがかかっていないようだが?」
勇者「ソースなど邪道だ、男なら塩胡椒のみで食うべし!」
娘「私は女だ!」ドバドバドバ
勇者「あっー!」
娘「なんだ?」
勇者「に、肉にそんな大量のソースをかけるだなんんて・・・くやしい!でもビクビク」
娘「塩胡椒だけの肉など食えるか」
勇者「己・・・貴様は肉の食い方がわかっていない!そこになおれ!!!」
娘「ほう、私とやりあうのか・・・いいだろう!」
勇者「かぁくごぉぉぉぉ!!」
娘「返り討ちにしてくれるわ!」

村人A「おーい!みんなぁ!また勇者が夫婦喧嘩してるぞ!避難するんだ!!」
村人B「またかよ!」
村人C「いい加減にしてくれよなぁ」
村人D「食事時に限ってこれなんだから!」
村人E「どうせまたすぐに仲なおうわああああああああ」
村人F「村人Eぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」
村長「これはいかん、すぐに避難じゃぁぁぁぁぁ!」
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/25(日) 19:54:39.26 ID:HRVYy3Io
>娘「私は女だ!」ドバドバドバ
妙にツボりますたwwwwwwwwww
・・・実は娘、味おんうわなにをするやめてくれえええええ
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/25(日) 22:47:26.99 ID:LccRlI20
672 : ◆JUkxKykm7U2009/01/26(月) 01:11:09.63 ID:oI98Svc0
顔出しにきますた

なんかニードフォースピードやってたら走り屋編書きたくなってきました

受験まで@二週間くらい
受験終了まで書けないふいんきになってきたのですみませんがしばらくお待さくだちい
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/26(月) 06:53:53.29 ID:p/R/51wo
>>672
おつかれさま

とりあえず落ち着いて試験受けて来いwwwwwww
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/26(月) 07:00:19.11 ID:sJt.Dago
おまおは

>>672
書くのはいつでも書けるしスレ落ちたら立てなおしゃいい
受験は失敗したら来年まで待つだけじゃなくて一生影響する
まずは受験に集中してこっちは気にするな
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/26(月) 15:06:43.66 ID:9r/NVTQo
娘「今日から私が料理当番だ、文句は言わせぬぞ」
勇者「はいはい、じゃあ頑張って」
娘「今日はカレーを作ってみた」
勇者「ほほう、カレーときたか・・・、どれどれ・・・」
娘「どうだ?」
勇者「ってなんだこれは?」
娘「カレーだ」
勇者「カレーライスではないのか?」
娘「?」
勇者「カレーライスではないのかと聞いている」
娘「どうみてもカレーライスであろう」
勇者「こんなびちゃびちゃなルーをかけておいてカレーライスはないだろう」
娘「いいやカレーライスだ」
勇者「いいか、カレーライスのカレーと言うものはなだな、もっとどろっとしてるもんなんだよ!」
娘「っ!いいではないか!」
勇者「いいや認めん、どろっとしてないカレーなど俺は認めん」
娘「元はといえば、ルーが半分しか無かったのがいけないのではないか!」
勇者「俺の買出しが悪いというか!」
娘「あぁその通りだとも」
勇者「では何故作る前に確認しなかったんだ?」
娘「うっうるさいうるさい!私の作った料理が食べれないというなら食べてくれんでもいい!」
勇者「誰も食えないとは言っていない、むしろこのカレーはウマイほうだ、だがあの焦げた大量の鍋はなんだ」
娘「うるさいうるさい、ちょっと油断しただけだ・・・」
勇者「今度カレーの作り方をみっちり仕込んでやる、覚悟しとけ!」
娘「う・・・うん・・・」

村人A「きょ、今日は夫婦喧嘩は無いみたいだな」
村人B「みたいだな」
村人C「めずらしいこともあるもんだ」
村人D「私も勇者さんにカレーの手ほどきしてもらおうかしら」
村人E「やめとけやめとけ、下手したら娘にうわあああああああああああああ」
村人F「村人Eぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」
村長「今度勇者にカレーパーティを開いてもらうとしようか」
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/26(月) 18:04:50.55 ID:jIQWsxso
カレーは日本みたいな軟らかい米だとドロッとしたの
タイとか硬い米だとサラッとしたのが合うとか。
勇者&娘と村人E、どっちが主役かわからんなwwwwww
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/26(月) 22:24:15.33 ID:APO2c6A0
wwktk
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/27(火) 00:24:58.77 ID:IxWtnTYo
日本人なら常用の米を用途に合わせて炊き上げるから
あまりタイ米の出番は無いんだよな
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/27(火) 18:53:46.04 ID:C1b2/ZUo
娘「今日はすき焼きだぞ勇者殿」
勇者「ふむどれどれ・・・むぐむぐ」
娘「どうだ?」
勇者「こっ、これは!関東風だな」
娘「なんだ?勇者殿は関西風のほうが好みだったか?」
勇者「いや、どっちでもいける派だ」
娘「そうか、それはよかった」

勇者「ふぅ食った食った」
娘「うむ、鍋の中も材料もなくなった。と言っても汁は残っておるのだが」
勇者「満足満足」
娘「では片付けるぞ」
勇者「さぁって最後は雑炊にしてってああああああああああ」
娘「なっなんだ!?」
勇者「き、貴様!汁を汁を捨てたな!!!!」
娘「あぁ、それがどうかしたか?」
勇者「あのうまみが詰まった汁を捨てるなどと・・・えぇい!そこになおれ!!」
娘「なぜそこで怒る!さっき満足満足と言っておったではないか!」
勇者「えぇい黙れ!最後は雑炊にして食べるのが鍋物の醍醐味だろうが!それがわからないとは・・・くぅ!」
娘「なら初めからそういえばよいではないか!」
勇者「今日と言う今日は許さん!」
娘「逆切ればかりしおって、今日こそその性根たたきなおしてくれる!」

村人A「勇者の気持ちわからんでもないが、皆夫婦喧嘩が始まったぞ非難だ!」
村人B「雑炊が食えなかったその気持ちよぉっくわかるが、またかよ!!」
村人C「鍋奉行自重しろ!!」
村人D「残った汁で雑炊なんてすき焼きとしては邪道よ!」
村人E「まったくだ、あんなもの邪どうわああああああああああああああ」
村人F「村人Eぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」
村長「ええい、みなのもの避難するんじゃ!!」

村人G「あの人たちも好きだねぇ」
村人H「ほんと、毎日毎日朝昼晩とよく勇者の家を覗くよなぁ」
村人I「まぁあいつらはほっといて俺たちは俺たちで鍋でもしようぜ」
村人G「そうだな!」
村人G・H・I「アハハハハハ」
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/27(火) 20:50:26.70 ID:bdtlJhMo
すき焼きにはうどんが正しい、雑炊は邪道
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/27(火) 21:01:10.78 ID:YdfyDk2o
言われるまで気づかなかったが
確かに勇者のは逆切ればっかりだねww

>>680
同意ww
むしろすき焼きで雑炊は初めて聞いた気もする・・・
やはりすき焼きの後はうどんを入れたやつだよな
682 : ◆n8nQfkgWk22009/01/27(火) 21:18:50.95 ID:H8OR2xIo
あらゆる逆切れの原因が食事
食へのこだわりは種族の違いという壁を越えれるか…



娘「勇者どの、聞きたい事があるぞ」

勇者「皿洗いおわってからなー」

娘「そうか。ならば余も手伝おう」

勇者「皿洗いが台所掃除になっちまうからやめとけ」

娘「な、なんじゃその物言いは! 余が助太刀すると言うておるに、その厚意を無下にするというのか!」

勇者「まずはその怪力をセーブするとこからはじめよーな。台所ごと破壊されると明日の飯が作れないから」

娘「うう…、これでも手加減しておるのだぞ?」
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/27(火) 21:19:16.73 ID:C1b2/ZUo
>>680-681
関西では最後うどんの後に雑炊にする家庭もあるのさ
684 : ◆n8nQfkgWk22009/01/27(火) 21:25:33.23 ID:H8OR2xIo
娘「勇者どの、聞きたい事があるのじゃが…」

戦士「頼むゥゥゥ!!! 一生のお願いだァァァ!!!」

勇者「てめー、あの嬢一人に何十万注ぎこんだか覚えてるか? いい加減利用されてることに気付け」

戦士「あの子はそんな腹黒い真似なんてしない!! この通りだ! 5万貸してくれ!!」

娘「え、あ、ええと・・・?」

勇者「貸すなよ」

戦士「このままじゃああ、俺はあの子に振られてしまうぅぅぅぅ!!」

娘「と、言っておるが…?」

勇者「こいつがキャバ嬢に振られて、俺らになんの損がある? ないだろ? こいつは80万つぎ込んだのに童[ピーーー]捨てれなかったわけだがな」

戦士「[ピーーー]貞言うなーーーーーーー!!!」
685 : ◆n8nQfkgWk22009/01/27(火) 21:34:07.92 ID:H8OR2xIo
娘「勇者どの」

勇者「ん、誰か来たみたいだ。少し待ってな」

僧侶?「貴方は髪の教えを信じますか?」

勇者「カエレ」



娘「用は済んだかの?」

勇者「怪しい神なんていらねーっての。それで、聞きたいのは…っと、また誰か来たな」

子供「おにはーそと、ふくはーうち!」

勇者「お前ら他人の家に土足であがりこんだ挙句、家の住人に石ころ投げてんじゃねえぞ糞ガキどもー!」



娘「さ、災難じゃったのぅ」

勇者「まったくだ。この石ころ誰が片付けるんだか。…って、また誰か来やがった」

女「ワテクシのぼっちゃまに糞だなんて暴言を吐いたおバカさんは貴方でございますかね?」

勇者「土足で上がりこんで石ころ人に投げてきたんですが?」

女「ワテクシのぼっちゃまはそんな下賎な遊びはしませんことよ」
686 : ◆n8nQfkgWk22009/01/27(火) 22:00:16.19 ID:H8OR2xIo
娘「勇者どの…」

勇者「ああいうバカ親が居るとは聞いていたが相手にするとマジで疲れるわ…」

娘「疲れているじゃろうから別に聞かなくともよい」
  「余は、なぜ父が人間を滅ぼさんとしていたかが解せんかった。全く意思疎通の取れぬ相手でもないし、魔族ほど凶悪なモノを見たことがなかったからのぅ」
  「こうして多くの人を見てきた今なら分かるような気がしないでもないのじゃ。父も、滅ぼしてしまったほうが後の世のためじゃと思ったのかも知れぬのぅ」

勇者「つまり何だ。お前も人間嫌いの仲間入りか?」

娘「そうではない。醜い人間も大勢おるが、そなたのように良い人間がおるからのぅ」

勇者「それで、俺に聞きたいってのは?」

娘「そなたは勇者でありながらそのような待遇を受けておるのに、それを変えようとせぬのか?」

勇者「見ての通り。現状維持を最優先」

娘「そなたの実力ならば人を見捨て魔王となるのも、今のバカ王を倒し新王となるのも思いのままではないか」

勇者「んー。持ち上げられて贅沢な暮らしするよりも、こっちの方が楽だからかなぁ」

娘「王となって国を与えられた勇者もいる。そなたは羨ましいとも思わぬのか?」

勇者「うん。政治は面倒。剣士として優れていても、政治家として優れているとは限らないからな」
   「それに、人間ってのは面白いからね」

娘「変な因縁をつけられたり、金をせびられたりするのが楽しいのか? さすがにそれは理解できぬのぅ」

勇者「当たり前になってる事を、ちょっと見直せば新しい発見ができるんだ。まぁ、今すぐ分かれっていうのは難しいけどな」
687 : ◆n8nQfkgWk22009/01/27(火) 22:06:29.98 ID:H8OR2xIo
今日もこれにて終了ー
新たな書き手さんの次回にも期待
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/27(火) 22:29:24.10 ID:d31Jkqwo
乙でした
>>685まで読んで「これはまだ続くぞ」と待ってましたww
最近真面目なまま終わるのが多いので
前みたいな軽いノリのもリクエストしてみますね
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/27(火) 22:49:21.82 ID:cj1/WpE0

690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/28(水) 10:55:13.10 ID:eh0pwaoo
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/28(水) 20:01:40.57 ID:e68tCxYo
娘「今日の夕食はミートスパゲッティだ」
勇者「ほう・・・娘・・・ちょっとこい」
娘「なんだ?勇者殿」
勇者「これはなんだ?」
娘「ん?みての通りだが?」
勇者「こ・れ・は・な・ん・だ・?」
娘「見てわからんか、箸だ」
勇者「スパゲッティといえば普通はフォークだろ」
娘「あぁ、ある人物に教えてもらったんだ」
勇者「それは誰だ?」
娘「この話を書いてる職人さんだ」
勇者「いいからそこになおれ」
娘「また私とやりあうつもりか?」
勇者「貴様!!知らない人の話を真に受けるなとなんだといったら・・・」
娘「知らない人ではない、この話の職人さんだ」
勇者「・・・OKわかった、でもなこの職人さん貧乏だし、
   どうせ使わないからと言ってフォークはまだ購入してないんだ・・・」
娘「そうなのか?」
勇者「あぁ・・・」

村人A「今日は随分平和だな」
村人B「そうだな」
村人C「職人さんかわいそうに・・・」
村人D「早く仕事が決まるといいわね職人さん、でもスパゲッティを箸で食べるって邪道よね」
村人E「なぁにどうせ決まらずにホームレスにうわあああああああああああ」
村人F「村人E・・・職人さんを攻撃するとは無茶しやがって・・・」
村長「ではみなのもの、我々も帰って夕食にしよう」
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/28(水) 20:32:10.41 ID:0tp0G0go
コンビニでも店員によっては
「フォークと箸どちらをお付けしますか?」と聞いてくれるよね
聞かれなくても「箸にしてください」と言うんだけどね
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/28(水) 20:33:27.71 ID:it7AH4oo
ぶっちゃけ箸のほうが巻きやすい
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/28(水) 21:57:43.68 ID:O3VEtRMo
巻かずにラーメンのように啜って食うのが俺のジャスティス
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/28(水) 22:05:09.07 ID:6NKd./co
ちょっと待った
ここでは肝心な情報が欠落している
そうだ「なんのスパゲッティ」か判らないじゃないか

ミートソースとか具の少ないもの
スープスパゲッティ
コンビニに多いなぜかハンバーグとかが乗ってるの
そういうので箸とフォーク、どっちが食べやすいか違うと思うんだぜ?
コンビニは大抵家に持って帰って食べるから「どちらもいりません」と断ってますが
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/28(水) 23:30:15.34 ID:zjCnRngo
ミートスパゲッティってミートソーススパゲッティだと思ってたぜ…
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/29(木) 00:13:07.90 ID:XGkIOyUo
俺は基本的に何でも箸で食うのでここは居心地がいい
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/29(木) 09:15:29.01 ID:Ch25q9Eo
ニートスpいやなんでもない忘れてくれ

俺もスープスパ以外は箸で食うな
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/29(木) 21:10:20.54 ID:NV6nVQIo
>>697
言われて初めてそんな気がしてきた・・・
んで、ぐぐったらやっぱりそれで正解でしたww
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/30(金) 12:03:18.49 ID:Emw8o7Io
>>699
701 :6992009/01/30(金) 18:57:23.39 ID:SFs7PBEo
安価ミスww
>>696ですた
702 :1/2[sage]:2009/01/31(土) 04:29:18.61 ID:FSKlP6co
娘「なぁ勇者殿」
勇者「なんだ?」
娘「勇者殿は何故逆切ればかりするのだ?」
勇者「特殊技能に逆切れがあるからだ」
娘「ほう・・・では、何故最近家計が苦しいのだ?」
勇者「それは俺の職業が遊び人だからだ」
娘「ほう・・・、勇者と言うのは職業ではないのか?」
勇者「違うな、勇者と言うのは称号であり職業ではない」
娘「ではまともな職業に就くつもりはないと?」
勇者「魔王ならなってもいいぞ」
娘「そ、それは・・・つまり・・・私と」
勇者「魔王なら手下が、人間から金品奪ってくるからそれで遊べるしな」
娘「・・・見損なったぞ・・・」

勇者「部屋に行ったか・・・さてと・・・」

村人A「いやぁいつもすみませんねぇ」
勇者「いやいや、役に立たない遊び人ができるのこのくらいですから」

村人B「ちょっとの間頼むぜ」
勇者「任せといてください!」

村人C「コレなんだけど直せるかい?」
勇者「もちろん、一時間もあれば直せるよ」

村人D「ありがとう。これで主人を見返せるわ!」
勇者「頑張ってください!」

村人E「この嵐で船が心配だ一緒に来てくれないか?」
村人F「頼むよ!」
勇者「はいはい」
村人E「船は大丈bうわああああああ」
村人F・勇者「村人Eぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」
703 :2/2[sage]:2009/01/31(土) 04:30:51.06 ID:FSKlP6co
村長「いつも村の者のためにスマンのう」
勇者「まぁこれが性にあってますからね」
村長「これはワシらの気持ちじゃ」
勇者「うわ・・・多いですねぇ」
村長「いつも助けてもらってるからの」
勇者「じゃあコレだけ貰っていきますね」
村長「何じゃそれだけでよいのか?」
勇者「えぇ、日々を楽しく暮らし食べていけるだけのお金で十分です」
村長「そうか、やはりお主は勇者じゃな」
勇者「いや俺は遊び人ですよ」
村長「そうじゃったな、では気をつけてな」
勇者「はい、おやすみなさい」
村長「うむ、おやすみじゃ」

娘「・・・遅い!せっかく私が料理を作って待っているというのにどこほっつき歩いておるのだ!」
勇者「ウェーイ!娘!カジノで勝ったぞ!」
娘「カジノだと!貴様!私がどれだけ心配しているのかわかっておるのか!
それにカジノにいて傘も持っているのにどうやったらドロドロになるのだ・・・」
勇者「いやあ帰り道ですっ転んだ!」
娘「まったくそなたと言う男は・・・まずは風呂に入るがよい」
勇者「あいよ」
娘「風呂からあがったら私の料理を食べてもらうぞ」
勇者「おう!」

村人A「惜しい!もう少しで夫婦喧嘩に発展したのに!!」
村人B「本当に惜しいな」
村人C「もったいない・・・」
村人D「そろそろ見たいわね夫婦喧嘩」
村人E「まったくだ、このカップルの喧嘩は特におもsうわああああああああ」
村人F「村人Eぃぃぃぃぃぃぃぃぃ(って、生きてたのか村人E)」
村長「仕方ないのう、今日は帰るとしよう」
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/31(土) 05:38:09.71 ID:FSKlP6co
とある娘の一日

朝4時起床
娘「ふああ・・・まだ暗い・・・zzz」

朝8時勇者に起こされる
勇者「起きろ!いつまで寝てんだ!!」
娘「勇者殿か・・・後5分ムニャムニャ」
勇者「OKわかったお前の目玉焼きに塩かけておく」
娘「なんだと!」
勇者「お、起きたww」

朝9時勇者が出かけるというので見送る
娘「では行ってくるが良い」
勇者「おう行ってくる」

朝10時洗濯してヌコともふもふ
娘「にゃ〜んにゃ〜ん」
ヌコ「にゃあ」
娘「もふもふもふもふ」

昼2時お昼ね
娘「zzz」

夕方4時夕食の準備
娘「今日は何にしようか・・・」

夜7時夕食中に夫婦喧嘩
勇者「そこになおれ!」
娘「また逆切れか!」

村人達「おっ始まったな!」
村長「wwkwwktktk」

夜10時就寝
娘「勇者殿、おやすみ」
勇者「あぁおやすみ」
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/31(土) 11:07:31.67 ID:uIRB1Rko
>>704
4時起床は一体なにが???
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/31(土) 12:19:16.67 ID:LPjPXbgo
最近村人Eが気になって仕方ない
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/31(土) 23:02:47.34 ID:nV5YFOUo
 村人の朝は早い

「まぁ好きではじめた仕事ですから」

 村人の一日は、まずイベントの入念なチェックから始まる。

「毎日毎日フラグの立ち方が違う
 BOTでは出来ない」

仕込みに満足できないとその日の依頼をやめてしまうという

 最近は夫婦喧嘩が少ないと口をこぼした

「やっぱり一番うれしいのは娘さんの恥じらいの表情ね、この仕事やっててよかったなと」

ここ数年は、安易なイチャラブに押されていると言う。
「いや、ボクは続けますよ。待ってる人がいますから───」
魔娘属性の灯火は弱い。だが、まだ輝いている。
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/01/31(土) 23:07:43.79 ID:uIRB1Rko
>ここ数年は、安易なイチャラブに押されていると言う。
全てにおいて切実な問題だと思う

村人さんたちも応援してるぜ!
・・・魔物の娘なら属性は強いんだろうけどねww
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/01/31(土) 23:30:32.11 ID:FSKlP6co
とある勇者の一日

朝4時 ベッドから派手に転げ落ちる
勇者「いててて、ふあああ、まだ暗いな・・・zzz」
その頃娘は
娘「ふああ・・・まだ暗い・・・zzz」

朝7時 起床
勇者「・・・朝か・・・」

朝7時30分
勇者「よし!これでOK!後は朝飯の用意だ」

朝8時
勇者「あいつまだ寝てるのか」

朝9時出かける
勇者「逝ってくる!」

朝10時村人E&Fと狩りに行く
村人E「このあたりに落とし穴があるから気をつけrうわあああああああ」
勇者・村人F「村人Eぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」

昼12時狩り終了後、村人E&Fと村長に報告し村長の家で昼飯
勇者「ごちそうさんうまかったよ」

昼2時日課である修行をこなす
勇者「ふん!ふん!たあああ!!」

夕方6時帰宅
勇者「帰ったぞ〜」
娘「おかえり勇者殿」

夜7時夕食について娘と語らう
勇者「だぁかぁらぁ、肉は塩胡椒だけだって何度いったらわかるんだ!!」
娘「いいではないか!ソースをかけた方が美味なのだ!それが何故わからん!」
勇者「ええいそこになおれ!」
娘「今日こそその性根を!」

村人達「始まった始まった」
村長「wwkwwktktk」(主に頭がテカっている)

夜12時娘が寝静まったので
勇者「やっぱエロ本の女はいいから出してるなぁ・・・でも娘には遠く及ばんな・・・」

深夜1時就寝
勇者「zzz」
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/01(日) 14:48:40.88 ID:Yxvh/R.o
最近思うんだ
「このスレの主人公は誰か?」ってね
今の某国と同じで
勇者&娘の時代はそろそろ終わろうとしてないか?
もっと頑張れ村人たちwwwwwwww
711 : ◆JUkxKykm7U2009/02/01(日) 23:04:09.00 ID:m8LXEDk0
酉つけてください
712 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/02/02(月) 00:25:22.82 ID:d8/juDYo
村人E「おおい皆!トリップのお許しがうわあああああああああああああ」

村人達・村長・勇者・娘「村人Eぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/02(月) 07:24:23.06 ID:ujxL6dEo
>>712
内容で判るから言わなかったけど
これだけ書いてりゃ指摘される前につけてくれてもww
これからも期待してますよ
村人さんたちww
714 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/02/02(月) 07:53:23.06 ID:d8/juDYo
>>713
いつもの職人さんたちが戻ってきたら辞めようと思ってたんでトリップどうしようか迷ってたんだww
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/02(月) 08:09:42.10 ID:ujxL6dEo
>>714
これだけ書いててそれはねーよwwww
今まで1回でも書いたことのある人たちが全員帰ってきても続けてくれよ
716 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/02/02(月) 08:50:30.90 ID:d8/juDYo
>>715
まぁなるべく頑張るww
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/02(月) 14:12:54.38 ID:T56bwX.o
予告

悪い魔女(以下魔女)「鏡よ鏡よ鏡さん、この世で一番美しいのはだぁれ?」

魔法の鏡(以下鏡)「それは娘です」

魔女「あ!?」

来週受験が終わるので投下します(>>1ではないです)
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/02(月) 14:36:01.00 ID:/i4K7eso
>>717
来週まで期待して待ってます!
・・・が、まだ受験だけに集中しろよ?
俺みたいな会社でVIPしてるような大人になるなよ?wwwwwwww
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/02(月) 20:50:01.51 ID:bxFslk6o
>>717
期待せざるを得ないが、まあ、それよりも
受験頑張れ。
720 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/02/02(月) 21:29:33.05 ID:d8/juDYo
娘「次の私達の出番はいつだ!」
勇者「次のネタでは娘の出番最後の方らしいよ。」
娘「なん…だと!?」
勇者「まぁそう気を落とすな、ちょっと出かけてくるわ」
娘「むっ!またカジノか」
勇者「まぁそんなとこ」
娘「少しは働け!」
勇者「遊び人は遊ぶことが仕事だ」
娘「まったく・・・まぁ負けてないからよしとしよう」
勇者(言えない・・・、昔王から1,000ゴールドもらって950ゴールドすって
仲間からフルボッコにされたなんて口が裂けても言えない!!)

村人A「夫婦喧嘩はなさそうだな」
村人B「もう食べ終えてるしね」
村人C「そうだな」
村人D「やる気あるのかしら」
村人E「きっと今頃ネタ投下間に合わないって涙目になりながらネタかいてrうわああああああああ」
村人F「村人Eぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」
村長「さぁ今日はお開きじゃ。解散じゃ解散じゃ」
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/02(月) 22:47:24.79 ID:ujxL6dEo
最近気になるんだが勇者の家に【壁】というものはあるんだろうか・・・?ww
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/02(月) 23:08:04.09 ID:fDabrnQo
茂み+窓だと予想
723 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/02/02(月) 23:14:18.60 ID:pD0yR7go
盗聴器&盗撮用カメラで、秘密の隠れ家にて鑑賞会という可能性もないわけではないと思うぜ
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/03(火) 20:07:08.10 ID:vt8Ltvko
そんな村なんか廃墟になってしまえ
いっそ人間なんて滅ぼしてやる
と魔王になった勇者もいたりして
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2009/02/03(火) 21:36:04.65 ID:T6dd4Zwo
村人良い味出してるなあ
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/03(火) 22:44:34.36 ID:qgO5B.M0
i
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/06(金) 22:18:01.85 ID:OBdlA9Qo
JUkxKykm7Uさんは今日まで受験かな?
良い結果が出ると良いですねぇ
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2009/02/07(土) 13:51:53.09 ID:tZFKGHso
ほぼROMの俺が言うのもなんだが・・・続きまだかな?
729 : ◆JUkxKykm7U2009/02/07(土) 16:56:59.39 ID:QcY0FS.0
明日の明日の明日に受験です    














         













       










面接いやあああいあああいおいいあjmくgpdんgもwjpひtらdん
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/07(土) 18:45:25.36 ID:UDNwgtko
>>729
それはまた・・・
面接は多少なら敬語じゃなくて普段の喋り方になっても
はっきり元気よく喋るのが効果的だと思うよ
緊張してても俯いてボソボソ喋ってたら印象が悪くなることがあるしね
面接官も勇者を訪ねてきた村人くらいに思えば緊張しなかったりしてww
731 : ◆n8nQfkgWk22009/02/07(土) 18:58:04.62 ID:k0ISt1Uo
>>729
そこで面接官の教師に好印象与えておけば入学後に面倒見てもらえるぞ。がんばーれ。



元勇者「私はこの世界に、人類に絶望した!」

娘「勇者どの、ボタンがはめれぬのじゃ」


元勇者「今この時より、私は魔王となり人間を根絶やしにしてくれる!」

勇者「これでよし。っていうか昨日できるようになったって喜んでたばっかりじゃねーか」

娘「力加減が難しくてのぅ。すぐ糸が切れてしまうのは何とかならんのか」


元勇者「だが私一人の力では限界がある。そこで…」

勇者「戸締りいいかー? 忘れもんないよなー?」

娘「すこし出かけるだけだというのに、随分と念入りじゃのぅ」

勇者「留守中に盗聴器とか仕掛けられたら困るだろ?」


元勇者「聞け小童ぁ―――――ッ!!」

勇者「ん? どちらさま?」

娘「さっきから騒いでおったのじゃが、気付いてなかったのか?」

勇者「全然気付かなかった」
732 : ◆n8nQfkgWk22009/02/07(土) 19:06:26.52 ID:k0ISt1Uo
元勇者「この私が眼中に無いとはな」

勇者「いや、悪いけどマジで知らないんですが」

元勇者「そうだ。これが人間だ。調子のいいことを口にし、用が無くなればこのように簡単に忘れてしまう。以前、私が魔王を倒したことなども忘れたのだろう!」

娘「そなたに父がやられたというのは聞かぬのぅ」

元勇者「お前のように小汚しい娘の父など、星の数は倒したわ。何度でも言おう。私は魔王を倒したのだ!」

娘「魔王と名乗る魔族はそこまで多くは…」

勇者「話が終わるまで言わせてやろう。この様子だと、お前の親父をどっかの盗賊頭か酒場の酔っ払いと勘違いしている」
733 : ◆n8nQfkgWk22009/02/07(土) 19:17:23.16 ID:k0ISt1Uo
元勇者「私は人類を滅ぼすことにした」

勇者「うん」

元勇者「今、人類は魔王が倒されたことで浮かれている。貴様も魔王を倒した勇者としてさぞかし褒め称えられているだろう」

勇者「いや、武器防具を全部没収喰らって半ニートですけど」

元勇者「だがいずれ人はそのことを忘れ、貴様を恐れるようになるだろう。魔王よりも強い存在としてな!」

娘「実力が上なのは確かじゃのぅ」

元勇者「私は濡れ衣を着せられ、国を追われた。私は魔王を倒し、世界に平和を取り戻したのだぞ!?」
     「なぜこのような仕打ちを受けねばならないのだ!!」




勇者「あ、思い出したわ」

娘「何をじゃ?」

勇者「このおっさんのこと。どこかの国で英雄だったんだけど、私利私欲で好き放題やらかしたせいで国外追放されたんだ」

娘「それはつまり、どういうことじゃ?」

勇者「自分の思い通りにならないから、『私は人類を滅ぼすことにした』」
734 : ◆n8nQfkgWk22009/02/07(土) 19:26:32.35 ID:k0ISt1Uo
娘「ところで勇者どの、時間のほうは大丈夫かの?」

勇者「…ヤバいな」

元勇者「私は王に提言した。国を正すには…」

勇者「自分の世界に入っちまったな。しょうがないから置いてくか」

娘「帰ってきたときに居座っていたらどうするのじゃ?」

勇者「それは困るなぁ。こんな勇者、いるだけで迷惑だし」





遊び人「素晴らしい。貴方には才能があります」

元勇者「であるからして…へ?」

遊び人「それだけの発想をお持ちでありながらそのような無骨な姿をなされているのが不思議でなりません。すこし話を聞かせてもらいたいところです」

元勇者「い、いや私は…」

遊び人「ささ、どうぞあちらの酒場で。ボッタクリでもありませんし、今宵はワタクシめが奢りますゆえ」



そんなわけで元勇者さまは遊び人に転職しましたとさ
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2009/02/07(土) 19:30:25.02 ID:tZFKGHso
ゆくゆくは賢者?
736 : ◆n8nQfkgWk22009/02/07(土) 19:35:52.39 ID:k0ISt1Uo
♂魔法使い「お待ちしておりました勇者どの。そして魔王の娘どの」

勇者「お前の丁寧語は相変わらず気持ち悪いなあ」

♂魔法使い「高貴な御方を前にして、砕けた物言いは失礼ですから。それにしても、これが魔族の女なのですね」

娘「む? 余のことか?」

♂魔法使い「ええ。魔族という存在自体が稀少でありながら、そのなかでもさらにレアリティの高い雌体が目の前にあるのですから、気分が高翌揚しております」






娘「な、なんだか目つきが恐いのぅ」

勇者「こいつ、レアモンスター研究家だからな。こうなるとは思ってたけど…」

737 : ◆n8nQfkgWk22009/02/07(土) 19:44:54.85 ID:k0ISt1Uo
娘「魔族の女がそんなに珍しいのか?」

勇者「普通に湧いてると思うんだけどなぁ」

♂魔法使い「魔物の雌ならば腐るほど居るのですが、魔族に限定するとその見解は間違っているのです」
        「勇者様はあの四天王の女とこの娘以外に、女の魔族をご覧になったことは?」

勇者「うーん。よく考えてみると無いなぁ」

♂魔法使い「でしょう? 今現在知られている魔族は、ほとんどが男性なんですよ」

勇者「仕事に出てるのが男だけっていう気がしないでもないんだが」

娘「うむ。亭主が働き、女は家を守るという言葉もあるぞ」

♂魔法使い「貴女は本来、我々人類の前に姿を現そうとしない存在なんですよ。何故かは分かりませんがね」


勇者「俺、なんで出てこようとしないか分かる気がする」

娘「奇遇じゃのぅ。余もなんとなくじゃが分かるような気がするぞ」
738 : ◆n8nQfkgWk22009/02/07(土) 19:52:55.31 ID:k0ISt1Uo
♂魔法使い「では、魔族がどうやって増えているかご存知でしょうか?」

勇者「普通に[ピーーー]」

娘「子作りじゃな」

♂魔法使い「常識的に考えればそうでしょうが、少々違っていますね」

娘「なにがどう違うというのじゃ?」

♂魔法使い「調べていて分かったのですが、魔族は魔族の男性と人間の女性から生まれたハーフの『雄』が多いのです。
       「つまるところ、戯れに孕ませた末に産まれた望まれぬ者達が、魔族の正体なんです」

勇者「ずいぶん強引な解釈だなぁ」

♂魔法使い「お互いに「自分は産まれるべくして産まれている」という認識と、実際そうではない自覚があるゆえに、あの者たちは統率に欠けるのです」



娘「な、なにやらよくわからぬ話になってきたぞ?」

勇者「安心しろ。俺もよくわからん」
739 : ◆n8nQfkgWk22009/02/07(土) 19:58:58.22 ID:k0ISt1Uo
勇者「で、こんな時間に呼び出してお前は何がしたいんだ?」

♂魔法使い「魔族の女のことを少々調べさせていただきたいのです。これだけレアな存在は調べ甲斐がありますので」

娘「それはなにを調べるのじゃ?」

♂魔法使い「今すぐに説明するのは困難です。まあ、少々痛いとは思われますが、あまり気になるものでもありませんよ」
       「できれば娘さん一人で来て欲しかったのですがね」

娘「それは何かの役に立つことなのか?」

♂魔法使い「もちろんですよ。毛一本の情報も無駄にはいたしません」



勇者(むっちゃくちゃ怪しい…)
740 : ◆n8nQfkgWk22009/02/07(土) 20:03:53.35 ID:k0ISt1Uo
♂魔法使い「では、こちらの薬をお飲みください」

娘「うむ」

勇者(あっさりOKしちゃってるけど、大丈夫かなぁ)

娘「おわ、コップが潰れてしもうたぞ」

♂魔法使い「そ、そして飛び散った飲み薬が私の口に…!? うあああっ、人間用の量だと効かないと思ったから倍の希釈をしていた睡眠薬を飲んでしまったあぁあ!!」



♂魔法使い「ぐー・・・」

勇者「睡眠薬か。やっぱりそういう狙いだったか」

娘「こやつ、余を眠らせて何をどう調べるつもりだったのじゃ?」
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2009/02/07(土) 20:05:04.34 ID:tZFKGHso
wktk
742 : ◆n8nQfkgWk22009/02/07(土) 20:18:34.40 ID:k0ISt1Uo
娘「出かける前からあの英雄だった男に絡まれ、あの魔法使いにはこの体を狙われるとはのぅ」

勇者「何も無かったから良かったじゃないか」

娘「半日の間にこんな事件が起きておるのに、そなたも余も何事も無かったかのように過ごしておるのだぞ? そなたはおかしいとは思わぬのか?」

勇者「それが平和ってもんだ。不満か?」

娘「いや、平和なのはよい。じゃが、なんというかのぅ…」

勇者「お前の日記、いつも「今日も平和でした」だもんなw」

娘「な……っ! み、見たのかっ!?」

勇者「開きっぱなしで机の上に置いてれば見たくなくても見えるってば」

娘「人のプライバシーを覗き見るなどと、そなたであっても許せぬ!」

勇者「同じ内容だからばっちり暗記しちまったぜ。『○月■日、今日も平和でした』」

娘「暗記するな朗読するなー!!」
743 : ◆n8nQfkgWk22009/02/07(土) 20:20:24.84 ID:k0ISt1Uo
wktkしてもらえるのもありがたいが今日もこれにて終了ー
何回も書いちまうけど◆JUkxKykm7Uがんばれー
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/07(土) 20:37:36.56 ID:UDNwgtko
◆n8nQfkgWk2さん乙でした
しかしこの国にまともな人間はいないのか・・・?ww

◆JUkxKykm7Uさん
負けずに何度も言ってみるが面接なんて受けてみれば意外とアッサリ終わるもんですよ
当日緊張したら手に「娘」と書いて飲み込む、これを落ち着くまでやってみれば大丈夫ですよ
「勇者」がよければお好みで。頑張ってね
745 : ◆/JlYUVgM562009/02/08(日) 03:45:08.67 ID:KxndKcDO
村人A「夫婦喧嘩の予感!」
村人B「wkwk」
村人C「tktk」
村人D「今日も勇者さんが逆切れ寸前よ!」
村人E「娘ちゃんも切れそうdうわぁぁぁぁ」
村人F「村人Eぃぃぃぃぃ」
村長「今じゃ勇者!剣を抜け!抜くんじゃ!!」
746 : ◆JUkxKykm7U2009/02/12(木) 19:41:09.64 ID:d0C3dUw0
土曜日に結果発表。うだうだ先延ばししてますがもう少しお待ちを><
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/12(木) 20:20:21.66 ID:OgsTyZwo
結果もお話も期待してますよ〜
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/14(土) 21:44:50.56 ID:pMlW7cMo
23時59分までは土曜日!
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/14(土) 22:32:50.47 ID:pMlW7cMo
ってか、いつの土曜日かまでは宣言してないんだった…
まあ気楽に待ってるとしよう
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/14(土) 23:11:42.75 ID:i3RRFBQo
どこの国の、も宣言してないんだよなww
パー速らしく焦らずのんびり待ちましょ〜
751 : ◆JUkxKykm7U2009/02/15(日) 01:33:18.00 ID:Cv50xhQ0
娘「勇者さん」

勇者「n」

娘「筆者の運命ですが」

勇者「うn」

娘「残念ながら・・・」

勇者「・・・そうか」

娘「受かっちゃいました!!」

勇者「kwwwwwwwwwwww」

娘「よし結果報告終わり」



長らくお待たせしました、今日辺り再開させていただきます
オーエンありがとうございましたww
752 : ◆JUkxKykm7U2009/02/15(日) 01:36:17.43 ID:Cv50xhQ0
草二倍タイム?てすと(四つはやしてみます)

wwwwwwww
753 : ◆JUkxKykm7U2009/02/15(日) 01:37:48.50 ID:Cv50xhQ0
二倍タイムだwwwwww
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/15(日) 01:47:01.28 ID:Da4jhOco
パー速はずっと前から草二倍だぞwwwwww
755 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/02/15(日) 02:13:10.13 ID:YQw3h7Ao
村人A「いつもの職人さんお戻りか」
村人B「そのようだな」
村人C「どうやら俺たちの出番も」
村人D「ここまでのようね」
村人E「つってもどうせすぐに変なネタ投下するにきmうわあああああ」
村人F「村人Eぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
村長「さてワシらはワシらでまたROMに戻ろうではないかはっはっは」
村人F「それもそうですね」
村人一同「ハッハッハッハッハ」
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2009/02/15(日) 09:09:09.05 ID:FnwRno2o
>◆JUkxKykm7Uさん
なんにしても合格おめでと〜
草は正月付近の22倍タイムくらいしか知らないなぁ

>>755
村長なにふざけたこと言ってんの?
ROMに戻らず仕事(ネタ投稿)しろよwww
757 : ◆JUkxKykm7U2009/02/15(日) 19:44:59.31 ID:Cv50xhQ0
娘「ネタが」

勇者「ないのか」

娘「本編やればいいんでしょーか?」

勇者「まぁそうだけど」

勇者「オチつかなさそうだし」

娘「打ち切ってばっかりですね」

勇者「あんま長いのは書けないんだとか」

娘「なんで本編なんか書こうと思ったんでしょう?」

勇者「さぁ・・・勢いじゃね?」

娘「まぁしばらく現代編やって、ネタ考えるということで」

勇者「だな」

娘「もうしばらく本編はお待ち下さい><」
758 : ◆JUkxKykm7U2009/02/15(日) 19:58:48.22 ID:Cv50xhQ0
娘「筆者の簡単!3分?くっきんぐ!!」

勇者「わーわー」

娘「えっと、用意するものは・・・

・ご飯
・お好み焼きソース
・かつおぶし
・青のり
・マヨネーズ
・天かす

・・・?」

勇者「大体想像はできるが」

娘「えー、まずご飯をお茶碗に好きなだけ盛ります」

勇者「・・・ほい。次は?」

娘「ソースを好きなだけかけます」

勇者「・・・」だらー 

娘「次、マヨネーズを好きなだけかけます」

勇者「・・・」べちゃー

娘「うぅ・・・次・・・かつおぶしを好きなだけ・・・」

勇者「・・・」パラパラ

娘「青のりを適量」

勇者「・・・」パラパラ

娘「最後に天かすを好きなだけ・・・」

勇者「・・・」バラバラ
759 : ◆JUkxKykm7U2009/02/15(日) 20:05:34.70 ID:Cv50xhQ0
娘「完・・・成・・・です・・・うぇ・・・」

勇者「タイトルはー・・・お好み焼きみたいなご飯?」

娘「うぇ〜・・・」

勇者「マズそう。いらん」ポイ

俺「あぁ!何をする!」

勇者「いやお前あんなん食うの?」

俺「うまいんだぜ?だぜ?」

勇者「知らんがな」





一度でいい!作って食べて!!ウマイから!!!
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/15(日) 20:09:58.39 ID:AwfSc9Yo
“俺”に噴いたw
761 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/02/15(日) 20:10:49.58 ID:YQw3h7Ao
村人A「一度でいいから食べてって言われてもなぁ」
村人B「ちょっとなぁ」
村人C「俺たちには無理だよな」
村人D「◆/JlYUVgM56なら食べられるかもしれないわね」
村人E「◆/JlYUVgM56ならいけるだろう、なにせいつもゲテモノ料rうわあああああ」
村人F「村人Eぃぃぃぃぃぃぃ!!」
村長「◆/JlYUVgM56・・・恐るべき地獄耳よ・・・」
村人一同「くわばらくわばら・・・」
762 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/02/15(日) 20:15:55.14 ID:YQw3h7Ao
う〜んなんだかその怪しげなご飯にお茶漬けで食べたくなった
今度やってみるか
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/15(日) 20:22:48.87 ID:SRuf.vco
・・・せめて全部混ぜてフライパンで炒める・・・とか?
お茶漬けにするならだし汁のほうが合うかもね
ごめん俺には無理だ任せた遠慮する
764 : ◆n8nQfkgWk22009/02/15(日) 20:31:04.30 ID:GRETFQMo
モノによってはいい…のか?



賢者「とゆーわけで、『娘ちゃんの手作りチョコで勇者をメロメロにしちゃおう大さくせーん』(≧ヮ≦)ノシ☆」

娘「な、なんじゃそのめろめろというのは。それに脈絡も無く話を始めるというのは…」

勇者「言いたい事は分かるが、俺の目の前で作戦もなにもあったもんじゃないだろ」

賢者「げ…、勇者いたの?」

勇者「居たもなにもここは俺の家だ。それに…」

娘「ばれんたいんでーとやらは2月14日ではなかったのか? 今日は15日じゃろうて」

賢者「え、あれ? 15日???」

娘「うむ、じゅうごにち」

賢者「そんなばななーー!」
765 : ◆n8nQfkgWk22009/02/15(日) 20:44:55.24 ID:GRETFQMo
剣士(>>622辺りに出てるやつ)「俺さ、好きな人ができたんだ」

娘「最近来ないと思うていたが…、お主も隅におけぬよのぅ」

剣士「い、いやぁ〜、なんていうかさぁ」

娘「その者とはどこまで関係を深めたのじゃ? これだけ長い時間を経たのじゃ、さぞかし進展してるのじゃろう?」

剣士「い、いや、それが…。きっかけがなくてまだ…」

娘「むぅ、どこのおなごか聞いても良いじゃろうか?」

剣士「ほら、俺の村に一軒だけ道具屋あっただろ? あそこの看板娘でさ…」

娘「それはまた競争率の高い…」

剣士「だからもう彼氏いるんじゃないかとか、居るのに俺が告白なんかしたら迷惑じゃないかとか考えると…あーー!!!」


娘「というわけなんじゃ。どうしたものかのぅ」

勇者「・・・なんで俺に聞くんだ?」
766 : ◆n8nQfkgWk22009/02/15(日) 20:56:47.15 ID:GRETFQMo
娘「ずばり言わせてもらうぞ。お主は優柔不断すぎる!」

剣士「な、なにをいきなり…!?」

娘「なぜいつもそう逃げ腰なのじゃ! 背筋を伸ばせ胸を張れ! 先だって剣を振るう者がそれでは勝てる戦も勝てぬぞ!」

剣士「は・・・はいっ!」

娘「情けないお主に、魔王の娘たる余が直々に訓練をつけて授けよう」

剣士「はい! ありがとうございま…ごふっ!?」

娘「返事がなっとらん。よいか、発言の前後にはサーをつけよ。そして今から余のことは軍曹と呼ぶのじゃ。わかったな!」

剣士「は…げふぁ!」

娘「同じ事を何度も言わせるのか? ならば貴様は3歩あるけば忘れてしまうニワトリ以下じゃ。虫ですら、教えられもせぬ行動を行うのだぞ?」

剣士「さ、サーイエスサー!」

娘「よろしい。では早速、その腐りきった性根を叩きなおしてくれようぞ」
767 :人は空を飛べない事が分かった ◆JUkxKykm7U2009/02/15(日) 21:01:29.70 ID:Cv50xhQ0
勇者「残念だったなイモト」

娘「先週の予告では飛んだと思ったのにぃ」

勇者「二年が無駄になったのか」

娘「もったいないです><」






イッテQ見てました
768 : ◆JUkxKykm7U2009/02/15(日) 21:03:54.46 ID:Cv50xhQ0
割り込み失礼しました><
769 : ◆n8nQfkgWk22009/02/15(日) 21:07:33.16 ID:GRETFQMo
娘「歩みを止めるな! 足が使えぬのなら這ってでも進め!」

娘「その程度の荷を担げぬのに、どうして家族を担げるのじゃ!? お主の器はその程度か!?」

娘「自らの自信を持たずして、なぜ相手にアプローチをかけることができるのじゃ! 相手を羨む前に自分を磨け!」



勇者「熱血コーチやってるなぁ」

娘「うむ。逃げ出すかと思ったがちゃんとついて来よる。思ったよりも芯のあるやつじゃ」

勇者「それにしても、この軍隊並の訓練に意味はあるのか?」

娘「勇者どのが申したとおり、こやつには自信が足りぬ。厳しい訓練を潜り抜ければそれが自信に繋がるじゃろうと思うてな」

勇者「まぁ、自信はつくだろうなぁ」

剣士「ふぬっ、ぐぎぃ、あぐぁ・・・!」
770 : ◆n8nQfkgWk22009/02/15(日) 21:26:38.96 ID:GRETFQMo
>>768
無問題



看板娘「いらっしゃいませー♪」

勇者「アレが剣士の目当ての子か。慣れてるだけあって客の捌き方はなかなかだな」

娘「うむ。相手に不足は無い」

勇者「んじゃ、呼んでくるか?」

娘「いや、相手を呼びつけるのでは訓練の意味が無い。自分から往く者こそ真の兵(つわもの)じゃ。違うかのぅ?」

剣士「間違ってません! サー!」

娘「お主は今日まで魔王の娘である余の課題に対して真剣に取り組み、全てを問題なくクリアした。本日を持って訓練を修了する。嬉しいか!?」

剣士「サー、イエスサー!」

娘「お主は腰抜けという称号を捨て、真の戦士として敵に立ち向かうのだ! さあ聞くぞ、お主の目的はなんじゃ!?」

771 : ◆n8nQfkgWk22009/02/15(日) 21:32:01.64 ID:GRETFQMo
看板娘「いらっしゃいませー♪」

剣士「あ、コレください」

看板娘「は〜い、毎度ありがとうございまーす☆」









剣士「いやぁ、やっぱカワイイっすねぇ〜」

娘「ちゃんと応対して貰えたようじゃな」

剣士「ありがとうございました! 全て軍曹どののおかげであります!」

娘「もう軍曹はよい。お主の目的も達せられたようでなによりじゃ」


勇者「お前ら、それでいいんか?」
772 : ◆n8nQfkgWk22009/02/15(日) 21:35:09.62 ID:GRETFQMo
本日はこれにて終了ー
ノリで[ピーーー]やりまくろうかと思ったけど連発しまくっても面白くないからねー
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/15(日) 21:40:51.57 ID:SRuf.vco
乙でした
俺も勇者と一緒に突っ込ませてくれ

俺「お前ら、それでいいんか?」
774 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/02/15(日) 23:22:56.73 ID:YQw3h7Ao
乙かれ

さて書き溜めてるネタを削除して寝るか
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/15(日) 23:45:41.87 ID:SRuf.vco
>>774
それを捨てるなんてとんでもない
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/16(月) 08:04:36.96 ID:gmtv82AO
>>774

そのテキストは呪われている
解呪するには投下してください
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/16(月) 11:52:08.53 ID:f8J46yko
>>758
ご飯に揚げ玉混ぜてから 両面に焦げ目が付く位焼いて

お好み焼きソース マヨ かつおぶし 青のりをかけたら 美味しそうだな・・・
778 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/02/17(火) 22:14:16.43 ID:e7r6xr2o
はじめに
設定は筆者の妄想です過去のものと違ったりするけど許してね


12年前 後に勇者と呼ばれる少年が住む村で起こった、人間にとっての大事件

8歳になった少年は父から剣を教わる事になっていた
この村の子供は8歳になると戦闘技術を父から仕込まれる
基礎体力・魔術教練・剣術教練・格闘教練
これらの基礎中の基礎が修了すると、森に行き狩りをするようになる

しかしこの日だけは違った、村の見張り番から魔族が村に向かっているとの報告が少年の父の耳に入る
少年の父は妻に少年を連れ村から逃げるよう指示、村の各家庭も同じく女子供が村を離れる準備をしていた
男たちは魔族に対抗するために村の防御魔方陣を起動、しかし魔族の中でも特に力あるものにあっさり突破される
その魔族は自ら魔王と名乗り、人間への宣戦布告としてこの村を破壊すると宣言した
少年の父はそれを認めず、魔王軍との戦いを始めた
戦いはわずか半時で魔王軍の圧勝と言う形で終結した
その後魔王は、追っ手を仕向け少年たちを[ピーーー]よう、魔族に命令する

村はどうなったのか、そんな不安だけを抱き少年と少年の母は森の奥へと逃げる
そんな中魔族が放ったと思われる魔物に遭遇、母が応戦するもその物量の前に少年を庇い死亡
少年も殺されると思ったそのとき、1人の老剣士に命を救われた

少年は老剣士の下剣術・魔術・格闘術を学び成長していく
魔王が少年の故郷を滅ぼしてから10年が経過した

少年を助けた老剣士は2年前に死亡し、少年は世界を渡り歩いていた
そんな中、魔王の軍勢に苦しめられている村をいくつも見てきた少年は、一つの決意を胸に王国の魔王討伐遊撃隊に志願する
王国の酒場にて戦士(男)・僧侶(女)・魔法使い(女)を仲間に旅立つ

かのように見えた…
779 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/02/17(火) 22:15:34.97 ID:e7r6xr2o
戦士「お前が666小隊の隊長さんか、どんなガキかと思ったら…お手合わせ願おうか」
少年「お断りします(゚ω゚)」
戦士「じゃあ俺の後ろに立つなよ?」
少年「お断りします(゚ω゚)」
戦士「OKOK、じゃあ王さんかもらった装備をくれ」
少年「つ『こんぼう』」
戦士「おいおい何の冗談だ?」
少年「冗談ではない、王から貰ったのは棍棒2本、旅人の服1着、ひのきの捧1本だ」
戦士「ケチだな…」
少年「あぁ、ケチっていったら@50ゴールドもらえた
(い、言えない…他に1000ゴールドもらったのにカジノでスッたなんて言えない…)」
戦士「そ…そうか…」

僧侶「少年…あなたここに来る前に、カジノにいきましたね?」
戦士「おい、どういうことだ?」
少年「行ってないよ」
僧侶「貴方の職業は遊び人ですね?」
少年「そうだよ?」
僧侶「カジノで950ゴールドスッたんですね?」
少年「いいえ」
僧侶「嘘をつくのも得意ですね…さすが童貞」
童貞「どどどど、童貞ちゃうわ!」
戦士・僧侶「(・∀・)ニヤニヤ」
童貞「…」
魔法使い「僧侶、そこまでにしてあげて少年のHPはもう0よ!。で、少年…カジノに行ったな?」
少年「行ってません」
魔法使い「童貞乙」
童貞「どどど、どど、童貞ちゃうわ!」
戦士・僧侶・魔法使い「(・∀・)ニヤニヤニヤニヤ」
童貞「うぅ…とっとにかく!カジノには行っていない!!」
僧侶「魔王討伐遊撃隊支給品、1・1,000G、2・武器防具の支給棍棒2本旅人の服1着ひのきの捧1本、
3・カジノ入場許可証、4・酒場利用許可証、5・少年がカジノに入ったという目撃情報と・証拠の写真」
少年「…ごめんなさい…カジノで950ゴールドすっちゃいましたorz」
戦士・僧侶・魔法使い「…」
少年(父さん、母さん、師匠…僕の命の灯火は間もなく消えそうです…)
780 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/02/17(火) 22:16:28.09 ID:e7r6xr2o
僧侶「この旅の間パーティのお財布は、私が管理します。皆さん異存ありませんね?」
戦士「頼んだぜ。こいつに持たせたら金がいくらあっても足りねぇ」
魔法使い「お願いね」
少年「そ、そんな!じゃあ俺のカジノ体験はこれで…終わり…なの…か…」
僧侶「…ギロリ…」
少年「ひぃ!ご、ごめんなさい…異存ありません、お財布ヨロシクお願いします…チラ」
僧侶「ニコニコ」
少年「あの、週に1回はカジノに行っても…」
戦士・僧侶・魔法使い「(#^ω^)ビキビキ」
少年「…月に」
戦士・僧侶・魔法使い「(゚д゚)ボキボキ」
少年「…すみません…なんでもないです…」

僧侶「というわけで不要な棍棒とひのきの捧を売って、何とか110ゴールド確保したけど、
当分はハンターの仕事で資金確保ね」
戦士「ハンターなら俺がギルドに登録してるから、仕事はすぐできる。
北の村のスライム討伐の仕事を1週前から確保してる。そこでお前たちの実力を見たい。」
魔法使い「スライム?あんな雑魚で実力がわかるのかしら?」
戦士「このスライム甘く見てると大変なことになるぜ」
少年「北の村のスライムねぇ・・・(いえない、3日前にフルボッコにして村を襲わないように説得したなだなんて言えない・・・)」
戦士「良し、善は急げだ。北の村にいくぞ」
781 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/02/17(火) 22:17:12.59 ID:e7r6xr2o
北の村村長「誰じゃ!!おぉ、先日スライムを退治してくれた方ではないか。どうかしたのかね」
戦士「少年。これはどういうことかな?」
少年「いや、あの、その、アハハハハ」
村長「彼はな、3日前ふらっとこの村に来ましてな。その時スライムに村を襲われていた所を助けてくれたのじゃ。それなのに、礼も受け取らず次の日に消えましてな、ちょうど探していたところなんじゃ」
僧侶「ただのカジノ馬鹿かと思ってましたけど、いい所もあるのですね」
魔法使い「少しだけ見直したわ」
戦士「まったくだな」
少年「父と師匠の教えです。父と師匠は事あるごとに、人助けなど修行のついでだ、そこで報酬が発生しても受け取ることなかれ。ってね」
村長「良い父と師匠に恵まれたのふぉふぉふぉ、じゃが今日は受け取ってもらうぞギルドに依頼した仕事と同じ3000ゴールドじゃ。
ギルドの方には自己解決したことを伝えておくからの」
少年「…すみません、じゃあありがたく頂戴します!」
村人E「村長!魔物が魔物が!」
村長「どうした村人E、落ち着くんじゃ」
村人E「魔物の軍勢が村に押し寄せうわあああああああああああ」
村長・少年一行「村人Eぃぃぃぃっぃぃぃぃぃ!!!」
村長「少年、すまんが魔物の軍勢をなんとかできぬか?」
少年「いいですよ、これも修行です!」
戦士「スライム退治が面倒ごとに巻き込まれちまったな」
僧侶「仕方ないですね」
魔法使い「私の実力を見せてあげる!」
少年「さぁ行くよ皆!」
「「「おう!」」」

村人E「村長…彼らはいい人ですね」
村長「おぬしは相変わらず不死身じゃのう」
782 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/02/17(火) 22:17:47.25 ID:e7r6xr2o
少年一行は壁を作り魔物と対峙するが、その物量に徐々に圧され始めた
しかしそんな少年達にお世辞にも頼もしいとはいえないが、スライムが助けに来た
スライムの集団が100のグループに別れていて、見る見るうちに合体していった
ビッグスライムはその巨大な体で魔物を圧倒し少年たちを守り始めた
一筋の光明が見えた、少年たちはビッグスライム守られている間に回復する
そしてついに、魔物を召喚している術師を見つけた
だがちょっと待って欲しい、この術師何かおかしい。身につけている術衣がおかしい
どうみてもこれはハッピである、しかも背中にははっきりL・O・V・E・姫様と書かれている
鉢巻にも書かれている…うちわ…
783 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/02/17(火) 22:18:51.45 ID:e7r6xr2o
少年「おい!」
術師「痛い!」
少年「お前何してんだこんなとこで」
術師「しまった見つかった…己勇者!姫様をたぶらかしおって!!」
少年「何の話だ?」
術師「ククク…この時代の貴様が知らないのは無理も無い…」
僧侶「どういうことですか?少年」
少年「し、知らない、僕は何も知りません!」
魔法使い「童貞君、素直に白状しなさい」
童貞「どどど、童貞いうな!」
戦士「お前も隅におけないねぇ」
童貞「黙れ!」
術師「よし!今のうちに逃げるか!」
少年「させるか!」

僧侶「それで、少年がどこの国のお姫様をたぶらかしたのですか?」
術師「それは言えん、だが私は3年後の未来から来た姫様親衛隊会員ナンバー1の悪魔召喚師だ」
少年「未来でお前の国の姫様を俺に取られたから過去に来て、魔王討伐を始めたころの俺を倒そうと?」
術師「そうだ、姫様親衛隊の名にかけて貴様だけは!(´;ω;`)ウッヒメサマァ」
少年「まぁ今回は見逃してやるけど、今度俺の目の前に現れたらぶっ[ピーーー]ね?」
術師「くっ!覚えとけ!必ず倒してやるからな!!」

少年「どうも俺はとんでもない女と結婚するようだな・・・」
僧侶「そのようですね」
魔法使い「どうするの?今からでもあいつぶっ殺していい?」
戦士「放っといてもいいんじゃないか?召喚以外特に力なさそうだしさ」
784 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/02/17(火) 22:20:15.32 ID:e7r6xr2o
村長「さすがじゃ、まさかあのスライムたちが村を守るために戦ってくれるとは思いもよらなんだ。
少年そなたはまさしく勇者じゃの」
少年「勇者だなんてとんでもない、自分はただの遊び人です!」
村長「そう謙遜しなさんな、何かお礼ができればのう…。そうじゃ、勇者殿ふるさとはあるのかの?」
少年「ありません、魔王に滅ぼされた…んだと思います」
村長「ふむ…もし魔王を倒して、行く当てがなければワシらの村に住んでくれぬか。
モチロン家も用意しておくからの」
少年「ありがとうございます、ではお言葉に甘えて魔王を倒した暁にはお世話になります
(ふふふ…ここからならカジノも近いし遊び人の俺にはもってこいの場所だ!)」

そして少年は村の宴会に呼ばれ、その日は充実した夜を過ごした
仲間との親睦も深めることができた
次の日朝早く、村人たちが目覚める前に少年たちは村を後にした

しかし少年は気付いていない、この村に建てられる少年の家は【リビングだけ覗きやすい】設計がなされてる事を

少年は行く先々の村、街、国で魔王軍に対して勝利をおさめてきた
そんな少年を見て人々は名も知らぬ少年を勇者と呼ぶようになった

そして魔王との最終決戦にて魔王を倒し、世界に平和をもたらした
785 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/02/17(火) 22:21:22.81 ID:e7r6xr2o
それから半年が経過した
娘「いつも父が迷惑をかけてすまぬ!」
勇者「はぁ?」

さらに半年たつと・・・
勇者「だから、目玉焼きは塩だって言ってるだろ!」
娘「いいや醤油だ!醤油に限る!」

村人A「おおい、本日一発目の夫婦喧嘩だぞ!」
村人B「朝っぱらからktkr」
村人C「目玉焼きはウスターソースだろjk」
村人D「朝からよくやるわねこの二人」
村人E「そりゃ喧嘩するほどなかがいいっていうわあああああああああ」
村人F「村人Eぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
村長「こりゃいかん!退避、退避じゃ!!」

おしまい

投下しようか散々迷った挙句投下した反省しないもん!
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2009/02/18(水) 01:30:44.04 ID:2JB79Yso
勇者の年齢がおかしかったような気もするけど楽しめた。gj
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/18(水) 15:00:29.87 ID:OKP31Foo
乙です
最初長いから読むの辞めようかと思ったのは別のお話wwww
>>778はsaga入れといたほうが良かったかも?
>>783のはともかくあの展開で[ピーーー]はちょっと残念だった気がしたよ
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/19(木) 05:19:31.59 ID:L/qFXCgo
なんか色々他作者さんネタも入ってるんだな、面白かった!乙!!
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2009/02/25(水) 06:47:10.51 ID:Br.uR4Ao
毎日チェックするもさびしいもんだ
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/25(水) 07:03:48.88 ID:rpVXiswo
>>717
これどーなったのか気になってるんだが
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/25(水) 07:42:57.37 ID:MHDLxiso
>>789
専ブラにパー速を登録してログが増えてたらチェックにすれば幸せになるかも

携帯で同じようにできる専ブラがあれば欲しいんだけどな
ドコモでW2CH使ってるけどパー速を登録すると見づらすぎて泣きそうになる
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/25(水) 14:29:00.66 ID:twgvKoDO
>>791
W2CHでパー速入れてるけど2chと同じにみれるよ?
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/25(水) 19:45:13.98 ID:MHDLxiso
>>792
ニュー速とかだと1レス1ページで表示するんだけどさ
パー速を登録したのは20レス表示したら全部くっついた
普通にI modeで見る感じになるんだよね
設定間違えてるだけなのかな?
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/25(水) 22:08:26.61 ID:twgvKoDO
>>793
うーん、さほど詳しいわけではないのでとりあえず自分が入れたURL貼っときますね

http://ex14.vip2ch.com/part4vip/

これで変わらないようなら専用スレ行く方がいいかも
それとスレチで申し訳ないでした
795 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/02/25(水) 23:14:40.38 ID:lIGfSBQo
娘「勇者殿、今日の夕食ができたぞ」
勇者「ほほう、今日のメニューは?」
娘「今日のメニューはご飯とキャベツのコンソメスープだ」
勇者「何故これだけなのか産業で」
娘「勇者殿の
  稼ぎが
  少ないから」
勇者「・・・そこになおれ!!」
娘「また逆切れか!まったくおぬしという奴は!!」

村人A「久しぶりの夫婦喧嘩ktkr」
村人B「あぁはじまったな!」
村人C「誰か差し入れしてやれよ・・・」
村人D「そうね、今度差し入れもって行こうかしら」
村人E「何言ってる、差し入れなんか持って言ったら夫婦喧嘩がmうわああああ!」
村人F「村人Eぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
村長「おっ、誰か勇者の家に入ったようじゃぞ」

術士「勇者あああああああああああ!!!貴様あああああ!姫様にひもじい思いをさせやがって!!」
勇者・娘「やかましい!!!」

村長「いかん!飛んでくるぞ!退避じゃ退避じゃ!!」
796 : ◆JUkxKykm7U2009/02/25(水) 23:16:49.73 ID:YtNx7T60
娘「大絶賛過疎中ですね〜」

勇者「まぁ平日だししゃあないだろ、それに他の作者様だって今の時期は忙しいんだと思うぜ?」

娘「ん〜、決算セールとかですか?」

勇者「知らんけどまぁ忙しい事に違いはないだろ」

俺「俺も忙しいんザマスわよスネちゃま」

勇者「誰がスネちゃまだ黙ってろサボり魔」

娘「サボってたんですか??」

勇者「だろ?」

俺「そんなことないことないかもしれない可能性があるのかも分からないな」

勇者「つまりサボったんだな」

娘「にゃん!」

俺「sumimasendesita」

娘「他の作者さん及び>>1さん早く帰ってきてください><;」













ホントお願いします
797 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs[saga]:2009/02/26(木) 15:21:51.61 ID:18X0cZUo
>>419からの続き

そして、勇者と魔王の娘の間に実った最強の遺伝子は、平穏な月日とともに育っていった…

勇者「もう予定日も近いな」

娘「そーですねー」ナデナデ

女王「そうね。ならアッチの方もそろそろかしらね」

勇者「?”アッチ”ってなんです?」

女王「うふふ、もう少しすれば分かるわよ」

執事「では、私は準備の為に買出しに行ってきます」

女王「私も一緒にいきますわ、ついでにそろそろ産婦人科の人にもついていて欲しいですし、お願いをしに行きましょう」

執事「わかりました。でわ、護衛を誰かに頼んできますので、先に下で待っていてくださいませ」
798 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs[saga]:2009/02/26(木) 15:22:52.06 ID:18X0cZUo
娘「勇者様ー…」

勇者「ん?どうしたんだ?」

娘「なんだかぽぁ〜ってするの…」

勇者「え、こんな時期に風邪か?どれどれ、おでこ出して」

娘「ん…」

勇者「うわ!かなり熱いぞ!ちょ、ちょっと待ってろよ!」

バターン

娘「あ、行っちゃいました…さみし…」

娘「視界もぼやけて…」

娘「………」
799 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs[saga]:2009/02/26(木) 15:24:27.73 ID:18X0cZUo
バターン

勇者「おーい!薬とかもってk……なんじゃこりゃー!」

目の前のベッドの上に、娘はいなかった…代わりに白銀のドラゴンが体を丸めて休んでいる…

勇者「どうして!?娘は!?まさかお前が食ったんじゃ!」

ドラゴンは弱っているのか、呼吸をするだけでこちらを見ようともしない…

勇者「…とりあえずお前がそこにいちゃ娘が寝れなくなっちゃうだろ?…斬るぞ」

背中の剣をゆっくりと抜いた。その切っ先は目の前の白銀のドラゴンに向けた…

勇者「悪いな…とりあえず死ね!」

一歩踏み込み、剣を思いっきり斬りつけた、その時!
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/26(木) 15:25:38.05 ID:v584evYo
◆Yzejsq13vsきたあああああああああああああああ
801 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs[saga]:2009/02/26(木) 15:27:02.73 ID:18X0cZUo
カキーン!

勇者「シールド!?」

女王「ふぅ…危ないところだったわ…」

勇者「お義母さん!?なぜシールドを唱えたんです?」

女王「娘を殺したくないからにきまってますわ」

勇者「娘を??」

女王「目の前の娘をね」

勇者「な、なんだってー!!」






>>800
待たせたな
802 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs[saga]:2009/02/26(木) 15:38:00.21 ID:18X0cZUo
勇者「このドラゴンが?娘!?」

女王「そうですよ。私たちの種族は基本は人間に近い形を模しておりますが、状況により変身するのです」

勇者「そんなことができたんですか…」

女王「ドラゴンは神聖で、魔物達を近づけませんからね…ただ」

勇者「ただ?」

女王「愛した男に殺される…なんて事があるのが私たちの欠点ですかね」

勇者「なるほど…もう少しで俺は…」

女王「ちなみに、その変身をまだ2回も残している…」

勇者「なん……だと………?」

女王「うそです!」
803 :魔王親になる編 ◆Yzejsq13vs[saga]:2009/02/26(木) 15:45:40.66 ID:18X0cZUo
執事「女王様!医者を連れて戻りました!…おぉ姫様…ついにこの時が来たのですね」

賢者「ドラゴン…私にどうしろって言うのよ…」

勇者「俺に言われてもな…」

賢者「普通に赤子を出産するんですか?」

女王「いいえ、卵を産卵です」

賢者・勇者「た、たまごか〜…」

勇者「とりあえず、何か俺に出来ることはありませんか?」

女王「傍にいてもらえるだけで充分ですわよ。それとも、こんな姿じゃ嫌かしら?」

勇者「まさか!?どんな姿になっても、俺の大切な娘ですよ」

女王「よかったわ、その言葉が聴けて」

賢者「で、私はどうしろと…」
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/26(木) 20:39:33.37 ID:SWyCo9.o
◆Yzejsq13vsさんお久しぶりww
これからも期待してるぞ〜
805 : ◆JUkxKykm7U2009/02/26(木) 21:57:12.82 ID:lmEfRcI0
娘「いちがかえってきました。」

勇者「創価学会」

娘「私はドラゴンなんですか?」

勇者「いや知らんけど」

娘「み」

勇者「猫」

娘「k」

勇者「b」
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/26(木) 22:56:20.95 ID:Zk4dGsco
       ,-'"ヽ    
      /   i、       / ̄ ̄ ヽ,      _/\/\/\/|_  
      { ノ   "' ゝ    /        ',     \          /
      /       "' ゝノ {0}  /¨`ヽ{0}     < ニャーン!! >
      /              ヽ._.ノ  ',    /          \       
     i                `ー'′  '.     ̄|/\/\/\/ ̄       
    /                       }.          
    i'    /、                 ,i..          
    い _/  `-、.,,     、_       i          
   /' /     _/  \`i   "   /゙   ./          
  (,,/     , '  _,,-'" i  ヾi__,,,...--t'"  ,|           
       ,/ /     \  ヽ、   i  |           
       (、,,/       〉、 、,}    |  .i          
                `` `     ! 、、\          
                       !、_n_,〉>

                 .,,......、
    _、   _         ヽ `'i ,‐..,      ___,,,,,,,、
  '|ニ- /   !│        ,!  ゙'"  l     l  ゙    ゙l, 
   ././    .! ヽ        !  ,i--'"゛     ゙'''"'''/  ,,r'''”
   l .!     ! l \     _,,,,,,,)  |         ,,  `゙‐'゜
   ! |    / | ヽ`   /..,,,,,_.   `''-、     ,┘゙,k 
   ヽゝ-__-‐'ノ      | .'(__./  .,、  `'、.   |  '{,,___,,,,,,,,、.
    ─‐'''´       ヽ,、   _./ `'-、,,ノ .   'v,_   ̄`  : ,,,l
                 . ̄´            .゙~゚'冖''''"'゙”″
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2009/02/28(土) 12:55:20.33 ID:trzjvBYo
このAAなんか好きだわ
808 : ◆JUkxKykm7U2009/02/28(土) 18:16:23.02 ID:wCvBsEQ0
スレと関係ないけど、ノートPCの動作をお金かけずに軽くする方法とかあります?
OSはビスタ、富士通FMVです
ネトゲやっててカクカクするもんだからちょっと聞きたかったんです
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/28(土) 19:32:44.82 ID:za5gRWco
・再インストールする(HDDのフォーマットから全部やり直す)
・セキュリティソフトとかを除く不要な常駐ソフトを止める
・あきらめるww

一番確実なのはメモリーを最大まで増やすことだけど3Dゲームは
グラボ搭載タイプじゃないと辛いかもね
ぶっちゃけたところVISTAってだけでメモリーの消費量もハンパないし
XPに変えられれば一番の解決になるかもww
後、メーカーものなら型名も書いたほうが意見が集まりやすいかと
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/28(土) 20:13:51.98 ID:wCvBsEQ0
不要な常駐ソフトというと保存してあるいらない音楽ファイルとか動画ですか?

パソコン初心者なのでよくわかりません^^;
811 : ◆n8nQfkgWk22009/02/28(土) 20:23:19.78 ID:k0MMEC2o
画面右下の時計の横に並んでるアイコンが常駐ソフトの一部
見えないところで動いてるのが常駐ソフト

…ってのはぐぐれば一発なんだけどね




ぶっちゃけ、ノート自体「辛うじてPCとして動作する」程度に考えておいたほうがいい
最低限のスペックすら満たしてないのにVISTA積んでるやつも実際あるしね

多分BIBLOのどれかだと思うけど、まずFMVはどえらい量のソフトがオマケでついてきてるはず
必要最低限のソフトを残してばっさりアインストールするといい

もし必要だったものまで消した場合、「アプリケーションディスク」ってモノがあるはずだから、それで復旧できる
ディスクの中に無かったりしても、DLするなり何なりして入れなおせばOK
再インストールとかフォーマットは「リカバリーディスク」でできるから覚えておくといい

あと、PCと机の間に隙間を作って熱を逃がすと意外に軽くなる
こまめな再起動と、使わないときの電源OFFも徹底すればより効果的



>いらん音楽ファイルや動画
外付けHDDに移すとかCDに焼くとかしよう
812 : ◆n8nQfkgWk22009/02/28(土) 20:27:26.30 ID:k0MMEC2o
さすがにお節介だと思うけど
ソフト=ソフトウェア=アプリケーション   ね


「アプリケーションの追加と削除」
これをコントロールパネルから探して開く
あとはお好みで好きなのを削除(アインストール)

やろうとすると必ず選択肢が出るから、実行を選ぶ
813 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/02/28(土) 20:50:23.17 ID:k0MMEC2o
勇者「俺にその得体の知れないバケモノを退治してくれって?」

村人1「そうだべさ。オラ達ではおっかなくてどうする事もできねぇでさ」

勇者「それが居て、何か被害でもあったんです?」

村人2「今は何も無ぇがす。でも、いづオラほに襲いがかってくるかわがらねぇべさ」

勇者「っていうか、それ、人間ですよね」

村人3「あんな人間いだらおそろすねぇ! あんなの人なわけねぇがす!」



勇者「っていう話なんだが…」

武闘家「俺ってそんなバケモノに見える?」

勇者「うちの娘に比べればたいした事はないと思うけどなぁ」

娘「勇者どの、それはどういう意味じゃ?」
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/28(土) 20:56:00.76 ID:0nryOEAo
          ∧_∧
    ∧_∧  (´<_`  )
   ( ´_ゝ`) /   ⌒i
   /   \     | |
  /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/  FMV  / .| .|____
    \/____/ (u ⊃
815 : ◆n8nQfkgWk22009/02/28(土) 20:57:40.42 ID:k0MMEC2o
戦士「俺は剣の道を極め、魔法も極め、盗賊の極意や商売の秘訣をも体得した」

戦士「いわば、俺は賢者そのものだ。例え姿は戦士であっても、中身は全ての職を極めた存在。その俺を、何度も出し抜けると思うなッ!!」





勇者「174戦、174敗。そろそろ止めたほうがいいんじゃないか?」

戦士「ダメだ! 俺のプライドが、俺の敗北を許せん!」

勇者「顔面に蹴り一撃でストレート負け。潔いといえば、潔いんだけどな」

戦士「こんな、こんな幼子のパンチラに目がいったなんて、死んでも認めたくねぇ!!!」
816 : ◆n8nQfkgWk22009/02/28(土) 21:01:25.26 ID:k0MMEC2o
FMVが多くのネタにされるのは、過去リリースしたのが軒並み糞スペックだったから…
今はまだマシなほうだけどなー

というわけで今日はここまでー
◆Yzejsq13vs氏の続きにさらに期待
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/28(土) 21:05:31.26 ID:za5gRWco
まあ実は入学祝で買ってもらった、と予想してたりしますが
PCの型名はFMVNFC40BJだったりします?
もし合ってたら、さっき書いたグラボ(グラフィックボード)という表示する関係の部分が弱いので
NFSとか3Dゲームは難しいかもしれませんね
機種の特定にはジャパネット たかたのセットから探してみましたww

>>813
最後2行のやり取りが妙にツボに入ったwwww

>>815
なんて羨ましい負け方なんだ・・・
818 : ◆JUkxKykm7U2009/02/28(土) 21:07:26.79 ID:wCvBsEQ0
みんなありがとです
今度やってみますwwwwww
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/28(土) 21:08:05.37 ID:loG2duQo
>>808
スタートアップチェッカーっていうフリーソフト使って要らないソフトを禁止にしまくるといいよ

俺も高負荷かける時は先生落としてるし
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/28(土) 21:19:22.09 ID:za5gRWco
>>819
VISTA版を探して入れてみたけど初心者には難しくない?
窓の手がVISTAに対応してないし判る人には便利なツールだね
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/28(土) 21:30:03.41 ID:loG2duQo
>>820
操作しやすいと思うんだがなぁ・・・

うちは未だにXPなんでVISTAはよくわかりません、ごめんなさい
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/02/28(土) 22:32:17.96 ID:za5gRWco
>>822
操作じゃなくて「いる・いらない」の判断が付かないと思うんだよね
exeへのパスも出てるから予想できる、と言うのはある程度知識がある人だけだしね
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/01(日) 07:54:53.75 ID:K7Zs/dwo
>>808
クラシック表示にするとか、視覚効果を表示しないとか。
ビスタ持ってないからそういうのがあるかわからないけど。
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/03/07(土) 02:03:22.59 ID:x//J8IDO
過疎ってるな。


支援
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/07(土) 19:48:02.62 ID:fQSUwzoo
まさかハムにまとめられてるのってここと関係あるのか?
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/07(土) 19:57:05.24 ID:ZJ3/EtYo
あれは関係ない
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/07(土) 20:00:39.07 ID:fQSUwzoo
だよね
一瞬あせったw

続きまだかなー
828 : ◆n8nQfkgWk22009/03/09(月) 21:05:31.71 ID:Aq3d7TQo
まだかなー






娘「勇者どの、これは何じゃ!」

勇者「ただのチラシ。A4版でサイズは縦…」

娘「余が聞いているのはそんなことではない! 文をよう読んでみよ!」

勇者「『魔王を倒した物には報酬として一万ゴールドを授けよう』って書いてあるな。これがどうかしたのか?」

娘「暢気に構えている場合ではない! 余の父のほかに魔王が現れたのじゃぞ!?」


勇者「いや、俺もう勇者じゃないし、別にどーでもいいんだけど」
829 : ◆n8nQfkgWk22009/03/09(月) 21:15:20.84 ID:Aq3d7TQo
娘「前々より聞こうと思うておったのじゃが、なぜそなたのような無欲な男が父をも倒す勇者となったのじゃ?」

勇者「いや、だから魔王倒せたのは運が良かったからだって。だから勇者って呼ばれてるだけで」

娘「じゃが、あの城はただの人間がおいそれとは近づけぬ難攻不落の要塞じゃぞ? まさかそなた、城にたどり着けた事すら運だと言うのか?」

勇者「まっすぐ前進なんかしてたらそのうち力尽きてただろーなぁ」

娘「あそこに住む魔物でさえ、本当の道が分からぬのじゃぞ?」

勇者「な、運だろ?」

娘「つまり、強運だけで旅をし続けたら、余の父まで倒して勇者になってしまった、といいたいのじゃな?」

勇者「うん。運だけに」

娘「……」
830 : ◆n8nQfkgWk22009/03/09(月) 21:27:40.87 ID:Aq3d7TQo
娘「しかしまことに不思議じゃ。そなたの父が勇者であり、余の父を倒すために旅に出た。その途中で息絶えてしまったというのは聞いておる」

勇者「そのバカ親父の遺志だかなんだかを継がされてなー。色々大変だったぞー」

娘「なぜじゃ? 偉大な父であったと聞いておるぞ?」

勇者「違 う 意 味 で な」
   「人の家のタンスからはじまり、地下室の扉、家宝の宝箱、人妻の股さえも誰の許可もなく勝手に開けまくった」
   「全裸で深夜徘徊はいつもの事。ブリーフ一枚と兜ひとつが最高装備。いかがわしい酒場からは毎日のように請求書が届けられるし…」

娘「た、大変だったのじゃな…」

勇者「俺、ぶっちゃけお前の親父が羨ましいわ」


娘「実の娘をクズ扱いした上に、崩れる城から助けようともしなかった男じゃぞ?」

勇者「そんなの、俺のバカ親父に比べたら遥かにマシだ」
831 : ◆n8nQfkgWk22009/03/09(月) 21:41:54.36 ID:Aq3d7TQo
娘「それで、このチラシなんじゃが…」

勇者「ああ、俺は行かないから。だいたい、魔王倒してたったの一万ゴールドなんて割に合わないし」

娘「このチラシを配り歩いた者の国は魔王に困っておるのじゃぞ?」

勇者「誰かが倒すさ。俺である必要なんてない」

娘「誰もおらぬからこうして外の国まで報せを出しておるのじゃろう。そなたが行って損はあるまいに」

勇者「うーん」

娘「そなたが行かぬのなら余が行くぞ。同じ魔族として、こういう輩は放ってはおけぬ」

勇者「どうせいい所でピンチになってあと一撃でやられるってところで俺参上的な事しないといけなくなるから、それは困るなぁ」

娘「ならば、そなたも来るのじゃろう?」

勇者「行ってもいいけど、俺は、他に倒すっていう奴が来たらそいつに任せてトンズラするからな」
832 : ◆n8nQfkgWk22009/03/09(月) 21:54:06.39 ID:Aq3d7TQo
元勇者「やはり来たか勇者!」

勇者「このおっさん、誰だっけ?」

娘「どこかで見た気がするのじゃが、思い出せぬのぅ」

元勇者「俺だ俺! >>731!!!!」

勇者「あー。あんた、遊び人に転職したんじゃなかったのか?」

元勇者「ふふふ…。勇者と遊び人、そしてあらゆる職を極めた俺は既に職の壁を越えた存在にある。それが何か分かるか…?」
    「俺は、人という存在を超え、魔王としてここに君臨したのだ!」

勇者「よし、帰るぞ」

元勇者改め魔王「待て待て待て! 貴様、魔王の目の前にいるんだぞ!? 俺様がはいそうですかって逃がすと思うか!?」

勇者「じゃあ、黙って見逃がして」




娘「勇者どの、どこまでやる気がないのじゃ?」

勇者「だってあの人倒すのめんどくさいし」
833 : ◆n8nQfkgWk22009/03/09(月) 22:05:50.75 ID:Aq3d7TQo
※以下、魔王=元勇者であり、娘の父親とこの魔王は無関係です






魔王「ふん、貴様のような小娘が相手とはな!」

娘「見た目は色々と足りぬが、飽きはさせぬぞ」

魔王「まァ良い。魔族を倒し、さらなる高みへと上るのみ」
   「さあ、我が剣をその身に受けよ! 奥義! 魔神斬りイィィィィッ!」

娘「どこを狙っておるのじゃ。避けぬとも当たらぬぞ」

魔王「なんのぉォぉぉッ! 曲がれ、破壊の剣よ! 我が敵をその身で打ち砕けェい!」

娘「なっ!? 剣が曲がったじゃと!?」

魔王「ふははははは! まだ魔神斬りは続いているからな、当たれば当然痛恨の一撃よ! さあ逃げ惑え! 王に従わぬ愚かな魔族よ!」

娘「それがどうした!」

魔王「何ぃ!?」



勇者「スカートの下にスパッツ履かせといたの正解だったな…」

魔王「魔神斬り(改)を容易く蹴り飛ばしただと…!?」
834 : ◆n8nQfkgWk22009/03/09(月) 22:20:43.61 ID:Aq3d7TQo
娘「魔王とはこの程度なのか? 魔王であった父は、余など到底敵わぬ強さであったぞ?」

勇者「それは同意。あれはシャレにならない」

魔王「ぐぬぬ…! ならば受けてみよ! 奥義! 火炎斬り!」

娘「叫ぶだけで曲がったり炎が出たりするとは、なかなか面白い剣じゃのぅ」

勇者(破壊の剣ってあんな効果あったっけ?)

魔王「あの小さき魔族こそ我が敵なり。――当たれ、炎よ!」

娘「おわっ、追いかけてきよる。こんな力もあるのかっ」

魔王「ぐうぅ・・・! まだ避けれるというのか。ならば、炎よ爆ぜよ! ヤツを逃がすな!」





魔王「ぜぇ……ぜぇ……」

娘「なんじゃ? もう終わりか?」

勇者(適当にあしらって相手の体力を消耗させる。いい作戦だけど、本人はそんな自覚ないんだろうなぁ)
835 : ◆n8nQfkgWk22009/03/09(月) 22:29:30.97 ID:Aq3d7TQo
娘「ここらで終わらせるとするかの」

魔王「ひっ!?」

娘「余もお主のように何か叫びながら攻撃してみたかったのじゃ。どんな技の名を叫ぼうかのぅ」

勇者「きのこ爆砕拳」※

娘「なにやら覇気のない技じゃのぅ。他のがいい」

勇者「ゴールデンプラネットブレイカー」※

娘「おお、格好いい名じゃな。じゃが少々言いようじゃのう」

勇者「じゃあ何かテキトーに叫んどこう。焼き豚とか牛タンとか焼肉定食とか」

娘「食べ物を叫びながら殴るのは気が乗らぬのぅ。まるで大飯喰らいのようじゃ」



魔王「もう何でもいいです…。早くケリつけてください…」







※訳
金玉つぶし
836 : ◆n8nQfkgWk22009/03/09(月) 22:38:34.54 ID:Aq3d7TQo
娘「魔王も倒したし、報酬も5割増しで貰うていいこと尽くめじゃのぅ」

勇者「まさか、お前の叫びにまであの剣が反応するなんてな」

娘「うむ、あれには驚いた」

勇者「あの剣、結局なんだったんだろうなぁ」

娘「あの男が気を失うた時に消えてしもうたし、もう出せぬとのことじゃから、この際どうでも良かろう」









元勇者「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんな…」

看守A「何があったんだ、この男…」

看守B「よほど怖い目に遭ったんだろうな。魔王を名乗ったから天罰でも落ちたんじゃね?w」
837 : ◆n8nQfkgWk22009/03/09(月) 22:39:17.63 ID:Aq3d7TQo
今日はなんかイマイチな感じ
とりあえず修了ー
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/03/09(月) 23:06:37.56 ID:oYzJ/XYo
乙です
毎度ながら投稿途中で気づくと最後まで待ってしまうww
ひょっとして>>835で勇者が叫んでたら・・・?
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/10(火) 08:55:18.30 ID:KRtsN/oo
叫ぶだけで曲がったり炎が出たりする剣・・・まさかキラキ



おっと誰か来たようだ
840 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/03/15(日) 05:19:36.49 ID:UlP41Eoo
ササッ サササササ

娘「なぁ勇者殿」
勇者「なんだ?」
娘「これは私たち二人だけの旅だったな?」
勇者「そうだが?」
娘「なぜ村人たちが付いてきておる」
勇者「知らん」
娘「そうか」
勇者「まくか?」
娘「いや放っておこう」
勇者「そうだな」

村人A「おい、気付かれてるぞ」
村人B「いや気のせいだ」
村人C「そうだ気のせいだ」
村人D「気のせいだと思うわ」
村人E「ところでこの料理うmうわああああああ」
村人F「静かにしろ!(村人Eぃぃぃぃぃぃぃぃ)」
村長「どれワシにもよこしなさい、ふむ……うわああああああああ」
村人たち「村長ぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉ」

勇者(はあああああああああああ、ムードもへったくれもねぇ
    やっと娘と二人きりなれると思ってたのに……)
娘(はぁ、勇者殿を連れて魔王城に帰ろうかな……)
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/15(日) 05:31:38.33 ID:NBzzE5ko
村長巻き込まれてるwwwwww
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/03/15(日) 12:30:14.05 ID:mxBRFuAo
逆に村人は何人残ってるのか気になるとこだな
843 : ◆JUkxKykm7U2009/03/15(日) 12:43:53.43 ID:YMXpidU0
規制解除ts
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/03/15(日) 12:48:25.42 ID:mxBRFuAo
へ?
ここも規制ってあったの?
てっきりネトゲにはまってるのかと思ってたww
845 : ◆JUkxKykm7U2009/03/15(日) 12:51:00.43 ID:YMXpidU0
パー速は規制ないの?
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/03/15(日) 12:55:26.88 ID:mxBRFuAo
VIPの規制は基本一ヶ月みたいだから
VIPで規制→パー速に退避
こういうのは多いけど知ってる範囲じゃパー速で規制って聞いたことないな
まあ私もパー速暦が短いから偉そうに言えませんがwwww
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/15(日) 16:15:08.99 ID:aMdw4yoo
そもそも2chじゃないから……
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/03/20(金) 10:15:48.10 ID:Tm.GR0.0
>>840
一体何があったwwww
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/21(土) 02:28:48.42 ID:10jTkXwo
◆Yzejsq13vsマダー?
850 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/03/21(土) 04:01:34.48 ID:q2A3VwMo
ホーホー パチパチ

娘「なぁ勇者殿」
勇者「なんだ?」
娘「SSって大変だと思う」
勇者「そうだな、この作者ただの長編のつもりで何か書いてるらしいが
   気付いたら超長編になってたらしい」
娘「しかも文才0と言うのがなんとも……」
勇者「娘それ以上いってやるな、作者が泣くぞ」
娘「うむ、なぁ勇者殿、魔王城に帰っても良い?」
勇者「そうだなぁ、まだ村長たちがついてきてるもんな
   いっそのこと魔王城に住居移そうかな」
娘「それがいい勇者殿そうしよう!そして私とけ、け、けっこボン」
勇者「おっおい娘!やれやれ顔真っ赤にして湯気が出してるな
   まっ、それは俺から言わせてくれ……な!」
娘「……うん、待ってるぞ勇者殿」

村人A「やっぱり気付かれてるよな?」
村人B「俺もなんだかそんな気がしてきた」
村人C「気のせい気のせい」
村人D「気のせいですよ」
村人E「それよりこの飯うmうわあああああああ」
村人F「2回目は突っ込まんぞ」
村長「ええい、勇者!何故そこでちゅーして押し倒さんのじゃ!!」
村人E「このムードもったいなうわああああああああああ」
村人F「村人Eぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」

勇者(あんたらがいるから押したおせないんだよ!!)
娘(テントの中なら私は別に構わないぞ勇者殿)
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/21(土) 21:37:01.52 ID:5cfdeMco
村は今過疎か…
852 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/03/21(土) 21:50:32.65 ID:q2A3VwMo
村人G「なぁ村人H」
村人H「なんだ村人G」
村人G「村長たちいつ帰ってくるんだろな……」
村人H「あぁ……」
村人I「留守番頼まれても……なぁ」
村人H「まったくだ……」
村人G「知ってるか?俺たちが出るのこれが2回目なんだぜ」
村人G・H・I「はぁ」
村人H「鍋でもするか?」
村人G「そうだな」
村人I「そうするか」
村人G・H・I「はぁ」

村人A「なぁ、何か忘れてる気がするんだが」
村人B「そうだっけ?」
村人C「忘れてないだろ」
村人D「ちょっと静かにしてよ、勇者さん達の声が聞こえないじゃない!!」
村人E「だからこの飯うめぇんだって!」
村人F「村人Eが普通に喋った!」
村長「こりゃ明日は雨じゃな」

勇者(村ほっぽって何やってんだよ、早く帰れよ!!)
娘(村人G・H・Iが可哀相だ……)
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/21(土) 22:07:42.95 ID:sw2KJeQo
なんかこう・・・
ルーラやキメラの羽でどこかに飛んでも
バシルーラでランダムに飛ばされても
村人たちは平然と追いかけてくるんだろうな
むしろなぜか一緒に移動しそうな気もする・・・
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/21(土) 22:10:17.31 ID:uPvjoHAo
パーティのメンバーって事かw
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/22(日) 00:46:46.83 ID:Bmf84YSO
つまり村人Eに何かあるたび勇者と娘の後ろに棺桶が付いてくるのか…
856 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/03/22(日) 02:46:57.27 ID:XskVvvUo
娘「なぁ勇者殿」
勇者「なんだ?」
娘「実は……いやなんでもない」
勇者「どうした悩み事か?」
娘「うん……いや、やっぱりなんでもない」

娘「勇者殿、朝だ」
勇者「うぅん、もうもてません、換金しておうちかえるぅムニャムニャ」
娘「ふふ、またカジノの夢を見ておるのか。もう少し見ていよう」
勇者「娘ぇ、俺は……好きだぞぉ……zzz」
娘「///」
勇者「zzz俺はなぁカジノが大好きだぁぁぁムニャムニャ」
娘「……いつまで寝ぼけておる!早く起きよ!勇者殿!!」
勇者「んあ」
娘「ようやく、起きたな勇者殿、さっ出発するぞ」
勇者「娘、朝ごはんは?」
娘「ない!」
勇者「ガビーン、っておいちょっと待てよ、テントまだ片付けてないだろ!」
娘「知らん!いつまでも寝ておる勇者殿が悪いのだ!」
勇者「な、何を怒ってるんだよ」
娘「知らぬ!」

村人A「やっちまったな」
村人B「あぁ完璧にな」
村人C「同情できないぜ」
村人D「娘ちゃん同情するわ……」
村人E「さすがに夫婦喧嘩は、ここのとこ食ってばっかの俺も犬もは食えnうわあああああああああ」
村人F「村人Eぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
村長「若いのう、勇者殿も娘もふぉっふぉっふぉ!」

勇者・娘「早く帰れ!」

村人&村長「ばれてた!ガビーン!」
857 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/03/22(日) 04:08:02.38 ID:XskVvvUo
勇者「ようやく街についたな、ここにもでっかいカジノがあるんだぜ!」
娘「……っ!」
勇者「なぁ、何怒ってるんだよ」
娘「私は怒ってなどいない!」
勇者「いいや怒ってる、俺はごまかされんぞ」
娘「……」
勇者「村長たちがついてきたからか?」
娘「それもある」
勇者「じゃあ、他には何があるんだ?」
娘「……」
勇者「黙ってちゃわかんねぇよ」
娘「……殿は」
勇者「ん?」
娘「勇者殿は私とカジノどっちが好き?」
勇者「娘に決まってるだろ、何で娘とカジノを天秤にかけられるんだよ」
娘「信じられぬ!」
勇者「なんでだ?」
娘「最近の勇者殿はカジノの話しばかりだ、それに……」
勇者「それに?」
娘「私は、カジノが嫌いだ。勇者殿を私から奪うカジノが嫌いだ、それと勇者殿は夢の中でさえカジノに夢中ではないか!!」
勇者「おい、娘!娘!!」

???A「ついに我々が待ち望んだシーンだ!」
???B「そうだ、これこそ我々が待ち望んだ場面だ!」
???C「楽しみだ、あぁ楽しみだとも、実に楽しみだ!」
???D「頑張って勇者さん!」
???E「コメントすることがなうわあああああああああ」
???F「Eぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」
???ボス「ワクワクテカテカ」

勇者(あぁもう!まだいたのか!!
    とにかく宿確保して荷物を置いてこよう!)
858 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/03/22(日) 04:48:29.41 ID:XskVvvUo
勇者「ったく、どこに行ったんだ!俺は娯楽で一緒に住んでんじゃないぞ!!」
占い師「もしそこのお方」
勇者「急いでんだ、後にしてくれ」
占い師「そういわずに、少しでいいから話をきいとくれ」
勇者「わかったよ」
占い師「そなたは大きな宿命を背負っておる。それは今までとは違い長く困難な道のりであろう
     じゃがそなたの傍らには必ず一人の女子がおるはずじゃ」
勇者「今その女子を探してるんだよ!」
占い師「行くがよい、待ち人は海が見渡せる塔におる、御代はいらぬぞ」
勇者「ありがとな、海が見渡せる塔といえば、灯台しかない!」

魔法使い「……まったく、あの童貞男、何も変わってないな。
      魔王の娘……か、人間と魔族の未来……あんたに賭けたよ(もうあたしみたいな子をこれ以上出さないでくれ)」

勇者「やっと見つけたぞ、この大馬鹿娘」
娘「……」
勇者「なぁ、何でこの旅計画したと思う?」
娘「世界カジノ巡回」
勇者「お前なぁ、じゃあ出発した日って何の日だ?」
娘「カジノの日」
勇者「はぁ、あぁもう、わかってて言ってるだろ。出発した日ってのは去年俺とお前が会った日だろ」
娘「……!」
勇者「あん時のお前さぁ、初めに何言ったか覚えてるか?」
娘「いつも父がすまぬ」
勇者「そうそうそれ、何事かと思ったよ。そしたら魔王の娘だって言うんだからさ
   少なくとも俺の知り合いにこんな美人いなかったし、いたけどコワイお姉さん達だったからな」
娘「……」
勇者「この旅が終わってから娘に言おうと思ってたんだけど、いいや今日言っちまおう」
娘「……」
勇者「俺さ、お前の事好きだ、種族なんて関係ない。
   人間が魔族やハーフを根絶やしにするってんなら俺はそいつらと戦う、逆も同じだ」
娘「何が言いたいのかわかりかねる!」
勇者「まぁ、黙って聞け。確かに俺はカジノが好きだ、でもそれはあくまで娯楽の範囲
   ずっと一緒にいたいと思うのは娘、お前だけだ。だからさ、俺と結婚してくれ」
娘「うぅ……すまぬ勇者殿……カジノなんかに嫉妬して何をしてるのだろう私は
  私が断る理由などない、こんな私でよければお願いする。ずっと一緒にいて欲しい」

???A「キタ━━━(゚∀゚)━━━!!」
???B「ケコーンキタ━━━(゚∀゚)━━━!!」
???C「おっ、キスだキスしてるぞ!」
???D「おめでとう勇者さん、おめでとう娘ちゃん」
???E「このカレーくせぇ!オマケに甘すぎわろうわあああああああああああ」
???F「村人Eぃぃぃぃぃぃぃぃ……自重しろ!」
???ボス「さぁ帰るぞ、帰って宴の準備じゃ!!」
859 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/03/22(日) 04:55:55.67 ID:XskVvvUo
こことは関係ないSS書いてるんだが
ちょっと行き詰ってて、気晴らしでちょっと書いてみた

一応これで勇者と娘の二人旅はおしまい
またそのうちいつものネタ、勇者と娘の夕食をお届けする
860 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/03/28(土) 01:42:26.85 ID:P4N7kFgo
村人G「なぁH」
村人H「なんだG」
村人G「過疎だな」
村人H「あぁ」
村人I「やっぱこの作者じゃ起爆剤にもならないな」
村人G「ネタはいくらでも思いつくくせに、それをまともな文章にできないからな」
村人H「文才0って可哀相だよな」
村人I「そうだな」

村人G・H・I「過疎だな……はぁ……」
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/28(土) 07:34:02.53 ID:qWwYyxko
>>860
ここは思い切って【村人・村長が出ないお話】で書いてはどうかと提案してみるww
862 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/03/29(日) 03:00:50.24 ID:bFt7ApEo
勇者の同窓会(書き溜めナシでやるので、飽きたら無理矢理終わらせる)


娘「なぁ勇者殿」

勇者「なんだ娘」

娘「勇者殿は、昔の仲間に会いたいと思わぬのか?」

勇者「あぁ久しぶりに会いたいなぁ」

娘「どんな仲間たちだったのか、教えて欲しい」

勇者「俺は戦士と僧侶と魔法使いを仲間に旅を始めたんだ」

娘「ほう」

勇者「いやぁ、出会いは散々だった、カジノで王さんからもらった金ほとんどするわ
    ごまかそうとしたら証拠写真は出てくるわ、そのあとボッコボコにされるわ
    ハハハ、大変だったなぁ」

戦士「まったくだ、あの場に僧侶と魔法使いがいなけりゃ騙されるところだったぜ」

勇者「そうそう、もうちょっとだったのに、脳筋の戦士なら余裕で騙せると思ってたんだけどなぁ」

戦士「ほう、そいつは初耳だ。少し表に出ないか勇者」

勇者「そうだな、ちょっとおも……すまん娘しばらく留守番を頼む!!」

娘「出かけるのか?わかった、留守番は任せておくがよい」

勇者「あぁ客人をしっかりもてなしてあげてくれ」

娘「あぁわかった」

勇者「じゃ、そういうことで!」

戦士「おっと、簡単には逃がさないぜ。スピードとパワーは最後まで俺のほうが上だったなって
   しまった!あいつ逃げ足だけは超一流だった!!やれやれ……あいつには困ったものだ」
863 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/03/29(日) 03:02:11.26 ID:bFt7ApEo
娘「そなたは、戦士殿だな?」

戦士「あぁそうだ、俺が戦士だ(くそっ、勇者の野郎どこで口説いたんだ!)」

娘「私は魔王の娘だ、父が済まぬ事をした」

戦士「ブウウウウウウウウ!!!」

娘「汚いではないか!」

戦士「すまん。というか本当にあの魔王の娘なのか?」

娘「うむ、私は幼少の頃魔翌力の暴走を繰り返していた故、ずっと地下迷宮に閉じ込められていたのだ」

戦士「なるほどね」

娘「魔翌力の制御ができるようになり、地下迷宮を出た時既に父は倒されていた」

戦士「俺たちにな……」

娘「初めは勇者殿を恨んだ、あのような者でも私の父であったからな」

戦士「当然だ、誰だって肉親を殺されれば、殺した相手を恨むものさ。あいつもそうだった」

娘「うむ、私もその話を従者に聞かされてな。恨むのは筋違いだ、私が父に代わり謝罪すべきだと思ってこの村に来たのだ」

戦士「でもあいつ、気にしてなかっただろ?それよか驚いてたんじゃないか?」

娘「ふふふ、確かにそんな感じであった。でもまさか根っからの遊び人とは私も思わなかったな」

戦士「その様子だと、喧嘩もしょっちゅうやってそうだな」

娘「もちろんだ、喧嘩は今のところ私の全戦全勝だ!ただ戦闘では勝った事がない」

戦士「喧嘩どころか戦闘までやってるのかお前らは……。
    まぁあいつの強さは底なしだったからなぁ。そうそう魔王軍との戦いの時こんなことがあってな」

娘「まて戦士殿、長くなりそうだから茶と茶菓子を用意する」

戦士「いいのか?」

娘「良い、勇者殿ももてなすように言っておったではないか」

戦士「そういやそうだったな」

娘「それに勇者殿は父との戦いのこと、全く話してくれぬからな」

戦士「ははは、あいつらしい」
864 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/03/29(日) 03:30:51.20 ID:bFt7ApEo
娘「茶と茶菓子の用意ができたぞ戦士殿」

戦士「すまんね、じゃあそうだな、悪魔召喚師と戦った時のこと話そうか」

娘「その話がすごいのか?」

戦士「すごいってもんじゃ無かったぜ
    あいつが本気で怒ったのは、後にも先にもこれが最初で最後だったからな」

娘「ゴクリ」

戦士「あれは……」

少年が人々から勇者と呼ばれるようになり、1ヶ月が経過しようとしていた時のこと
少年が立ち寄った村で起きた事件である
その村では、子供を含む村人のほとんどが原因不明の病に侵され、壊滅の危機に瀕していた

※この先に出てくる村人・村長は勇者が住んでいる村の住人ではありませんご了承ください

村長「客人申し訳ない、この村は既にご覧の通りじゃ、なんのおもてなしもできんゴホゴホッ」

村長の孫娘「おじいちゃん、無理に起きては駄目よ!」

村長「いいんじゃ、どの道ワシは老い先短い年寄り、いつ死んでも悔いは無い」

孫娘「でも」

村長「それよりも客人、何かワシに聞きたいことがあるのではないのか?」

少年「何故この村はこんなことに?」

村長「一人の魔族の仕業じゃ」

僧侶「ここでも魔族が……」

魔法使い「……っ」

村長「その魔族は、自らを悪魔召喚師と名乗り、村の財産と孫娘をよこせと……」

少年「本当に魔族なんでしょうか?」

村長「わからん、ただハーフの魔族・エルフは純血より強い力を発現すると言うことを聞いた事がある」

魔法使い(……)

少年「魔法使いどうしたんだ?」

魔法使い「ごめん、ちょっと外の空気吸ってくる……」
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/29(日) 09:24:30.49 ID:sYyF4OQo
最初に飽きたら止めると宣言はしてるが
まさかここで終わりは無いよな?ww
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/29(日) 11:44:17.91 ID:k23apwDO
トリップを思い出せない勇者と娘の夕食シリーズの作者(電話)です
寝落ち&用事のため続きは夕方前後になります
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/29(日) 17:38:23.17 ID:FTjavhwo
 忘 れ る な w
868 : ◆n8nQfkgWk22009/03/29(日) 21:11:16.09 ID:YguogiQo
ひっそり
別の書き手どのが投下中だから俺のはまたの機会に




娘「勇者どの、『なさけはひとのためならず』とはどういう意味じゃ?」

勇者「他人を助けると痛い目を見るから、お節介はやめておけ」

娘「……むぅ、いったい誰を信じればいいのかのぅ」

勇者「ああ、本来は『人助けはいつか自分に良い事で返ってくる』っていう意味だからな」

娘「それで、どちらが正しいのじゃ?」

勇者「後から言ったほう」

娘「そなたが言うと、先に言ったほうでも間違いではないように聞こえるのぅ」
869 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/03/29(日) 22:18:39.74 ID:bFt7ApEo
遅くなった早速続きを投下する

村人A「村長大変です!!」

村長「何じゃ騒々しい!」

村人A「奴です、奴がまた!」

村長「来たか!旅のお方、くれぐれもここから出ないようにお願いしますじゃ」

孫娘「おじいちゃん!」

村長「お前も出てくるんじゃないぞ」


悪魔召喚師「ジジイ!出てこい!今日と言う今日は貰っていくからな!」

村長「そんなに喚かんでも出てきてやるわい」

悪魔召喚師「出てきたな、早速出してもらおうか。この村の秘法とも言われた究極の魔導書と孫娘をな」

村長「断る、誰が貴様なんぞに!」

悪魔召喚師「おいジジイ、今すぐこの村を廃墟にしてやってもいいんだぜ?」

村長「貴様のような悪魔に渡すわけにはいかん!それにワシを殺せば魔導書も孫娘も手に入らぬ」

悪魔召喚師「……ジジイ俺知ってるんだぜ、魔導書=お前の孫娘なことくらい」

村長「ワシの孫娘に何をさせようと言うのじゃ」

悪魔召喚師「別に、俺の命令を忠実に従う僕を産ませるだけさ」

村長「やはりハーフが目的じゃったか」

悪魔召喚師「まぁね、今まで適当な女に産ませたけどさ、どいつもこいつもカスしか産まねぇでやんの
        そこでだ、今回は潜在魔翌力の高い女を捜してたってワケ
        あんたの孫娘、ピッタリじゃねぇか。魔翌力の低いカスから食らう極小の悪魔が、未だに手を出さないんだぜ
        オマケに魔導書を封印するための器と来た、これ以上の適材なんてそうはいまいよ」

村長「貴様ぁ!!ぐぅ……」


娘「何と言う下衆だ、父はこのような下衆まで使っていたのか!」
戦士「自分の目的のために子供を作り、殺してきた奴だからな」
娘「それでこの後どうなるのだ?」
戦士「まぁ落ち着け、勇者が切れるのはもう少し後だ」
870 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/03/29(日) 22:48:01.40 ID:bFt7ApEo
悪魔召喚師「おっとすまんすまん、手が滑っちまった」

孫娘「おじいちゃん!!」
少年「村長!」

悪魔召喚師「おっ孫娘ちゃん、迎えに来たぜ。
        おんやぁ?最近勇者とか言われて頭に乗ってるガキじゃないか、こんな所にいたのか
        クッククク、こりゃついてる。お前を倒せば魔王様もお喜びになる」

孫娘「……障壁結界」

僧侶「これは!結界!?」
魔法使い「ダメ、出れない」
戦士「くそっ!」
少年「出してくれ、君一人じゃそいつには勝てない!!」

孫娘「私が悪魔召喚師について行けば、これ以上悲劇は起こらない。だから少しの間じっとしてて旅の人」

悪魔召喚師「そうそう、そうやって大人しくついてくりゃ何もしねぇ。さぁて行こうか
        ……出でよエビルプリースト、出でよエビルナイト、出でよダークドラゴン!
        さぁあのガキ共々この村を破壊しろ!!」

孫娘「そんな!!やめて!やめさせてよ!!」

悪魔召喚師「あぁうっせぇなぁ、ホールド、サイレンス!」
孫娘「……!!」
悪魔召喚師「生まれ故郷の最後を見届けさせてやるなんて、俺ってなんて優しいんだろうねぇ、クククククク」


少年「くそっ!くそっ!またかよ、また俺は何もできないのかよ!また何も出来ずに、指くわえて見てるしかできないのかよ!」
戦士「ええい、落ち着け!結界を殴ったところでどうにもならないだろうが!僧侶、ホールドでこいつ抑えとけ!」
僧侶「わかってる!……ホールド!」
少年「なんだよ、なんで俺にホールドなんかかけるんだよ!ホールド解けよ、あいつら一匹残らず息の根止めてやる!」
魔法使い「落ち着け!」
少年「!?」
魔法使い「あの糞野郎にむかついてんのはあんただけじゃない、あたしだってむかついてんだ!結界をディスペルするまで大人しくしてな小僧!」
少年「……ごめん……」
僧侶「少年、あなたに昔何があったのかは知らない、でも想像はできる。これと同じような事があったってくらいはね」
戦士「今は落ち着け、結界が解けたらすぐに反撃だ!」


戦士「てなわけでだ、その後すぐに魔法使いが結界を解呪して村で暴れてる奴らを一掃したわけだ」
娘「しかし、勇者殿の怒りは収まらなかったわけか」
戦士「そうだ、んでその後村人達の供養をして、悪魔召喚師を探すことになった」
娘「すぐに見つかったのか?」
戦士「まぁな、こっからだな勇者が本気で怒り狂うのは」
871 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/03/29(日) 23:23:54.00 ID:bFt7ApEo
少年「見つけたぞ糞が!」

悪魔召喚師「ありゃ、見つかっちまった。
        俺の幻視結界をディスペルするなんてね、そっちの魔法使いだなやったのは」

魔法使い「あんた、あたし達を怒らせておいてタダですむとは思わないことね」
僧侶「懺悔なさい」
戦士「地獄へ送ってやるよ」

悪魔召喚師「あっ、そうだいいもん見せてやるよ、今から魔導書の封印を解くところなんだよ」

少年「うるせぇ!」

悪魔召喚師「まったくたかがカスの集落を滅ぼしたくらいで何怒ってんだか、ちょっと大人しくしててもらおう、捕縛結界陣!」

僧侶「……何これホールドじゃない」
悪魔召喚師「蜘蛛の巣、アトラックナクアの糸で紡ぐ蜘蛛の巣だ、これならそう簡単に抜けれないだろ」

孫娘「旅の方!」
悪魔召喚師「ん?なんだサイレンスが解けたのか、まぁいいこっからは悲鳴がないとつまらないからな
        今からお前の中に眠る魔導書を取り出す、それからたっぷり可愛がってやるよ」
孫娘「プッ!」
悪魔召喚師「おぉおぉ、気の強い事で、さてんじゃ始めますか。……ブツブツ……ブツブツ」
孫娘「え?何これいや」
少年「やめろ糞野郎!」
魔法使い「……ブツブツ(ディスペル、間に合うか)」
悪魔召喚師「……ブツブツ……ブツブツ(あの魔法使い何モンだ?見ただけでディスペルだと?瞬時に法則を読み取ったとでも?)」
孫娘「……ビクン」
悪魔召喚師「……ブツブツ……ブツブツ(よし、魔導書が出てきたぞ)」
少年「……」
悪魔召喚師「ふふふ、ははははは、ついに!ついに手に入れたぞ究極の魔導書を……!?
        バカな、何で朽ち果てる、封印は完全にディスペルしたはずだ!おい女これはどういう事……だ……
        そうか、そういうことか……ジジイやってくれたな!封印と孫娘の命を繋げていたとは
        さらに封印が解かれた時、魔導書を崩壊させる因子を仕込んでいたとはな、やれやれ完敗だこりゃ笑うしかないね傑作だハハハ」

少年「あ…あぁ……」
魔法使い「動くな!まだディスペルは終わっていない!」
少年「……っ!」
戦士「小僧!」
僧侶「そんな、この結界を魔翌力だけで無理矢理!」

少年「おい」
悪魔召喚師「小僧お前も笑えよ、こんな傑作な話滅多に無いぞハハハ……ハ……ハ……(悪寒……だと!?)」
少年「お前、死んでくれ」

戦士「おっと、思い出したら体が震えてきたぜ」
娘「そんなに恐ろしいのか?勇者殿の怒りは」
戦士「さてな」
娘「ふむ……」
872 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/03/29(日) 23:56:15.11 ID:bFt7ApEo
悪魔召喚師「我と契約せし全悪魔よ、出でよ。そしてこの小僧を殺せ!」

少年「……っ!」

悪魔召喚師「なんだ?何で出てこない!お前何をした!」
ボタボタ
悪魔召喚師「は?そんなバカな、最上位に位置する連中まで一瞬!?ありえない、ありえないぞ!」
少年「なんでお前まだ生きてるんだ?」
悪魔召喚師「はぁ何を言ってるんだ、俺はまだ切られちゃいない!」
少年「そうなのか?」
悪魔召喚師「ぐぶぅ、いいのか俺を殺っちまって、お前の仲間も殺っちまうぞ?」
少年「やってみろよ」
悪魔召喚師「ぶふぅ、いいんだな?本当に殺っちまうぞ?」
少年「どうした、早くやってみせろよ」
悪魔召喚師「ぐはっ、くっくそ、じゃあ僧侶から[ピーーー]!!」

僧侶「え?え?」

少年「どうしたよ、[ピーーー]んじゃなかったのか?」
悪魔召喚師「くそっ、どうなってんだ!何でだ、何で発動しない!(……っ!さっきの召喚で魔翌力を使い果たしたのか!)」
少年「なんだよ、お前の魔翌力はそんなもんなのかよ……もういいや[ピーーー]!」
悪魔召喚師「た、頼む、命だけは命だけは助けてくれ、もう二度とこんなことはしない、だから!」
少年「うるさいよ、じわじわと嬲りころしてやるから早く[ピーーー]よ」
悪魔召喚師「ひぃぃぃ」
少年「おい立てよ、まだ生きてるんだろ?」
悪魔召喚師「うぅ、ぎゃあああああ」
少年「おいおい、何悲鳴あげてんだ、何命乞いしてんだよクズ!
   まだだ、まだ終わっちゃいない、てめぇがころした人の痛みはこんなもんじゃないんだよ!!」
悪魔召喚師「……」

戦士「……おっおい小僧、もうやめろ!」
僧侶「そうよ、もう悪魔召喚師は死んでるわ」
少年「何言ってんだ、まだ体が動いてるんだ生きてるに決まってるだろ」
魔法使い「ディスペル!捕縛呪法フォースバインド!!」
少年「っ!なんだよ邪魔すんなよ、こいつはまだ生きてるんだ!こいつだけはころす!」
魔法使い「僧侶スリープを、小僧を眠らせて」
僧侶「さっきからやってるけど、効果ないのよ!」
魔法使い「っ!催眠呪法フォーススリーピング!」
少年「なに……するんだ……こいつ……」


娘「それでその後どうなったのだ?」
戦士「その後1週間寝てやがったよ、キレた時潜在魔翌力を全部解放してたらしい
   あの時のあいつの目、怒りと憎悪、悲しみ、いろんなもんが混ざってた」
娘「ふむ……」
戦士「その後だな、あいつが自分の生まれ故郷の事を俺たちに話してくれたのは」
僧侶「大体は予想してた通りだったけどね」
戦士「おう僧侶じゃねぇか、お前も来たのか?」
僧侶「ちょっと久しぶりに顔を見にね」
娘(しかし今日はめずらしく来客があるな。ん?ここで一旦終わる?他の職人さん投下どうぞ?なんだこの声は……)
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/29(日) 23:58:13.42 ID:AIR05kAO
超乙!
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/30(月) 03:16:14.57 ID:gVfzo6ko
乙、勇者怒ると怖いね・・・
そういえばコマンドsagaは使わないの?
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/03/30(月) 07:05:09.84 ID:FlJ4ej.o
乙です
今回の場合、わざと使わなかった気もするな
876 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/03/31(火) 01:14:32.84 ID:Z5.r5eco
僧侶「ところで戦士、この方は?」

娘「魔王の娘だ、父が済まぬことをした」

僧侶「魔王の……娘……だと?」ガバッ

娘「ひゃあ!」

僧侶「程よい身長、程よい3サイズ、しかも大きくも無く小さくも無く丁度いいバスト!
   くっ非の打ち所が無い!!」

娘「な、な、な、何をする!!」

僧侶「はっ!ごめんなさい、また悪い癖が……
   それにしても本当に魔王の娘なの?魔王とは似ても似付かないわ」

娘「私は母似なのだ、だが父の力は受け継いでおる」

僧侶「なるほど、確かに潜在魔翌力は相当のものね、でもあの時の勇者ほどじゃない」

娘「戦士殿にも伝えたが、勇者殿にはまだ戦闘では勝っていない、喧嘩では勝てるのだが」

僧侶「あぁあいつ喧嘩はダメ、喧嘩やらせたら絶対に負けるもの。でも一度だけ私達と喧嘩して譲らなかったことがあるわ」

娘「それにも何かエピソードがあるのか?」

僧侶「あるわよ、戦士憶えてる?あの時のこと」

戦士「あぁ、あの国にカジノを作ろうとしたときのことか。まさか本当に作っちまうとは思わなかったぜ」

僧侶「そう元々娯楽なんて存在しなかった、住人は興味すら抱かなかったものね」

戦士「あの国もピリピリしてたもんなぁ、魔王軍が攻められてて、強力な兵器を開発することしか頭に無かったもんな」

僧侶「そうそう、話しかけたら『うるさい!お前のせいで今思いついた兵器の設計図を忘れたじゃないか』だもんね」

戦士「それが今や、娯楽の国だもんな。勇者が今でも唯一遊んでない国だろうな」

僧侶「そうね『自分で作った物で遊ぶのはゴメンだ、他のみんなが楽しんでくれたらそれでいい』って言って頑として遊ばない」

娘「勇者殿は自分が遊ぶために作ったのではなく、みなに遊んで欲しいから作ったのであろう?」

戦士「まぁな」

僧侶「じゃあその時のこと話してあげるわ」

娘「ちょっと待て、今茶を煎れて、茶菓子を追加しよう。その後で頼む」

僧侶「じゃあお言葉に甘えて。(え?予告だけしてもう寝る?卑怯な!!もっと語らせろ!!)」
877 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/03/31(火) 01:16:16.58 ID:Z5.r5eco
訂正
戦士の台詞
魔王軍が攻められてて ×
魔王軍に攻められてて ○
878 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/01(水) 04:45:57.90 ID:QOlQneEo
少年が悪魔召喚師を倒してしばらくしてからのこと
少年は仲間に自分の生まれ故郷のことを話した
そして、魔王軍と戦うある国へとやってきたのだ

戦士「なんだこの国は、建物がほとんど鉄じゃねぇか」
僧侶「なんていうのかしら、冷たい印象ね」
魔法使い「機械の国」
少年「ゴクリ……(ここならすごいカジノがありそうだワクワクテカテカ)」

僧侶「そこの方、宿屋ってどこにあるの?」
通りすがり「うるさい!あぁぁ!!!お前のせいで今思いついた兵器の設計図が……まだ書いてないのに忘れたじゃないかよ!!くそっ!二度と話しかけんな!!」
僧侶「ご、ごめんなさい」

戦士「おいあいつはどこいった?」
魔法使い「いつの間に!?」
僧侶「ああああああ!!お金が半分なくなってる!!」
戦士「あの野郎!カジノ探しに行きやがったな!!」
僧侶「油断も隙もあったもんじゃないわね!」
魔法使い「懲りない奴め、見つけたら△木馬の刑と+αの刑にしてやろう」

少年「ふぅ、なんとか抜け出せたな、さぁってカジノカジノ♪」
ドン
旅人「てぇな!どこ見てやがる!!」
少年「お前こそどこ見てんだ!」
旅人「おい、お前この街どこにカジノがあるかわかるか?」
少年「俺も今探してるところ」
旅人「そうか、よしなら一緒に探そうぜ。俺旅人ってんだヨロシクな」
少年「俺は少年、こちらこそよろしく頼むよ」
旅人「おうよ!」

そして3時間が経過した

旅人「なぁ少年」
少年「なんだ旅人」
旅人「この街ってさぁ、カジノ無いんじゃね?」
少年「そうみたいだな、大体城下街にはカジノあるんだけどなぁ……」
旅人「だろ?どうなってんのかねこの国は」
兵士「おい兄ちゃんたち、この国は初めてかい?」
少年「そうだけど?」
兵士「そうか、なら忠告しといてやる。この国に娯楽を求めるのは止めときな」
旅人「なんでだ?」
兵士「実はな、この国は今魔王軍に攻めらてる、それも劣勢だ。だから一瞬で魔王軍を蹴散らす兵器に全国力を使ってる」
少年「だから娯楽はないと?」
兵士「あぁそうだ。あまり娯楽だのカジノだの言ってると、お前らを牢屋に入れるか国外追放しなきゃならん」
少年「わかったよ、ありがとう兵士さん」

僧侶「と、これが勇者から聞いたこの国にカジノを作るきっかけだって」
娘「この後どうなるのだ?」
僧侶「まぁ、おちついて娘ちゃん。それはこれからゆっくり話してあげる」
娘「うむ、楽しみで仕方ないぞ!」
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/01(水) 09:55:08.20 ID:t4rFP0Qo
私も楽しみだ!
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/02(木) 01:15:32.17 ID:QhzmV56o
まったくだな
881 : ◆n8nQfkgWk22009/04/02(木) 19:40:36.48 ID:n5exGhAo
勇者「そんな難しい顔して何を読んでるんだ?」

娘「おお勇者どの。そなたも読んでみるか?」
  「なにやら分からぬが道端に落ちていたのじゃ。不思議なことに、中に書かれておる文字が毎夜のように増えていってな」

勇者「草薙の剣があった国の文字だな。お前これ読めるの?」

娘「う…、ま、まぁ…なんとか…」

勇者「んじゃ、ここ読んでみ?」

娘「え、あ、ええと、『おとこはおんなのむねにてをあててわしづかみに…』」

勇者「お前はそれをどこで読んだ!?」



娘「すまぬ、文が増えていくことしか余には分からぬ」

勇者「魔法でもないのに不思議なもんだな」

娘「そなたには何が書いてあるのか分かるのか?」

勇者「ああ。言っとくが俺は6ヶ国語ぐらいは読めるぜ」

娘「読むことは出来ても話せぬがのぅ」

勇者「……読んでやろうと思ったがやーめた」

娘「うわあああっ、すまぬ! 謝るから何が書いてあるのか教えてたもれ!」



娘「それで、この本にはどんな文が綴られておるのじゃ?」

勇者「ざっと見たところ、勇者様と魔王様の娘が会話してるような感じの文章というか台詞みたいなのが並んでるな」

娘「む? どういう意味じゃ?」

勇者「例えるなら、俺とお前の会話がそのまま書き込まれてるってこと」

娘「プライバシーもなにもあったものではないのぅ」

勇者「とりあえず読んでみるが…、俺はこれを読んでるだけだからな。間違ってもオカマになったとか言うなよ!」

娘「わかっておる。いいから早ぅ読むのじゃ」



こっちの勇者と娘も続きを待ってるぞ
882 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/02(木) 23:12:14.18 ID:gIK.TBQo
せっかく書いたのに、間違えてJaneの書き込み窓閉じちゃったお
待っててくれてる人いるのにゴメンネごめんねごめんだお

娘「作者は一回死ぬべきだな」
魔法使い「むしろ[ピーーー]」
僧侶「今すぐ[ピーーー]」
娘・魔・僧「100回[ピーーー]!」

美女三人に[ピーーー]とか言われるなんてハァハァ

みんなマジでゴメン……orz
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/03(金) 05:38:10.67 ID:PdAGl5Mo
>>882
お疲れ様
死ぬ前に書きつくしてくれ・・・
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/03(金) 07:22:35.96 ID:SHunSUko
メモ帳で書いて書き込むまでそっちも保存
見直しもやり易いしお勧めですよ
でも美人三人には同意ww
885 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/03(金) 17:42:49.27 ID:v3zJyngo
魔法使い「ようやく見つけたぞ少年」
少年「びくぅ!」
旅人「……まさに蛇に睨まれた蛙だな、じゃあな少年、また縁があったら会おう!」
少年「待ってくれ!助けてくれ!gkgkbrbr」
魔法使い「さて、パーティの財布から盗ったお金を出してもらおうか少年」
少年「はっはい!」
魔法使い「ひぃふぅみぃ……ふむ一銭も使っていないようだな感心だ、△木馬の刑で許してやろう」
少年「ひぃぃぃgkgkbrbr」

僧侶「あっ!いた!!」
戦士「魔法使いも一緒だな」
魔法使い「お前たちも来たか、さてお前たちはどんなお仕置きをする?」
僧侶「そうね、とりあえず罰として宿屋を探してくること!」
戦士「そうだな、くだらないことで体力も使っちまったし。早いトコ飯が食いたいぜ」
少年「ははははははい!!!お任せくださいぃぃぃ!!」

1時間後
少年「見つけてきました○○。○○様」
魔法使い「よろしい、では行こう」

宿屋
僧侶「ふぅん、いいんじゃない。これに免じて許してあげる。今度やったらわかってるわね?」
少年「びくぅ!」
戦士「おい飯がまずかったらわかってんだろうな?」
少年「びくびくぅ!」
魔法使い「△木馬は決定だから」
少年「gkgkbrbr」
旅人「おっ、少年じゃないか!奇遇だなお前もこの宿か?おやこちらのコワイお姉さんは」
魔法使い「魔法使いだ、こっちが僧侶、そっちのが筋肉ダルマだ。少年が世話になったな礼を言う」
僧侶「僧侶です以後お見知りおきを」
戦士「誰が筋肉ダルマだ!戦士だよろしくたのむ」
旅人「俺は旅人だ、よろしくな」
少年「た、旅人助けて、こ ろ さ れ る !」
旅人「うぅん、それは難しい。この様子だと少年、お前が悪いようだからな」
少年「くっ、俺には味方がいないのか!!」
魔法使い「今回ばかりは」
戦士「諦め」
僧侶「なさい!」

旅人「ハハハ、面白い人たちだ。どうだ少年、この街にカジノを作ってみたいと思わないか?」
少年「いいねぇ、この街の人たちには絶対カジノいや、娯楽が必要だよ!」
魔法使い「それには反対する」
僧侶「私も反対です、魔王を倒すのが私たちの目的。この国に攻めてくる魔王軍を倒したら次の国に行かないと」
戦士「そういうことだ、今回は諦めな」

少年「……ダメだよ、魔王軍を倒したら本当にこの街の人たちは元の生活に戻れるのか?
   今はもう娯楽が無いんだぞこの国は!だったらせめてカジノだけでも!」
僧侶「あなたがやりたいだけでしょ」
少年「そんなことはない!いやあるかもしれないけど、それでもこの国に娯楽を提供するんだ!」

兵士(……ったく、さっき忠告してやったばかりだってのにこの兄ちゃんは!)
886 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/03(金) 19:50:25.78 ID:v3zJyngo
兵士「おい兄ちゃん」
少年「あっ兵隊のおっさん」
兵士「悪いけど、来てくれるか?そっちのあんたもだ」
旅人「うへっ、はずれくじ引いたか?」
少年「いやいや、これは当たりくじだ、謁見申請せずに王様に会えるかもしれないぞ!」
旅人「おっ確かに、いいねぇプラス思考いいねぇ!」
兵士「くっちゃべってないでさっさと歩け」

僧侶「兵隊さん、彼らをどこへ?」
兵士「城だ、運がよければ投獄、運が悪ければ死刑だ」
僧侶「なんとかなりませんか?」
兵士「まず無理だな、今の王は戦うことしか頭に無い。娯楽を叫んだ者たちが何人死刑になったことか」
魔法使い「……少年、少し頭を冷やしてくるがいい。私たちはこの宿で待っている」
戦士「言わんこっちゃない、余計な事に首突っ込むのはお前の悪い癖だ」
僧侶「少しは自重なさい少年」

王「お前たちか、街中でカジノだ娯楽だのと触回っていたのは」
兵士「はっ」
王「そこのお前、名は?」
少年「少年です」
王「ふむ、してそこのお前は?」
旅人「旅人です」
王「この国に娯楽が真に必要と思うか?」
少年「思います!」
旅人「俺はこの国で遊びたいだけだ」
王「……少年といったか、お前は最近勇者だのと呼ばれておるそうだな?」
少年「はい」
王「魔王軍を倒すため、わが国の兵士にならぬか?」
少年「お断りします、魔王軍討伐の協力はしますが、兵士になどなりたくありません」
王「あいわかった、下がれ。明日夕刻にお前たちをどうするか決めよう。その間頭を冷やすがいい
  地下の牢獄へ連れて行け!それと面会は自由にさせてやれ」
兵士「はっ!」

近衛兵長「よろしいのですか?面会を自由にさせて」
王「かまわぬ、彼奴が逃げようがどうしようが知ったことではない。今は魔王軍を叩くことだけを考えよ!」
近衛兵長「はっ」

王(ふう、少年の瞳の輝きは本物だった……、余が果たせなかった夢、少年と旅人ならばやってくれるやもしれん
  ようやくだ、ようやく。この国を任せられる逸材が現れたのだ、試させてもらうぞ、少年、旅人)
887 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/03(金) 20:38:06.56 ID:v3zJyngo
翌日

兵士「少年、面会だ」
少年「うん」

僧侶「少しは頭は冷えたかしら?」
少年「考えはかわらない、俺はこの国を娯楽の国にする」
魔法使い「いい加減にしな小僧!あたし達はまず魔王を倒さなきゃならない!でなきゃこの国と同じ国がいくつもできるんだよ!」
少年「俺から見れば、君たちもこの国と同じだ。戦うことばかり考えている」
戦士「俺は戦うことが仕事だからな、戦いのことしか考えられんよ」
少年「そうかな、戦士が夜な夜なHな本読んでるの知ってるぞ」
戦士「……さ、さて、な、何のことかな、わは、わはは、わはははは」
少年「そういうのも娯楽の一つだよね?本当に戦いの事しか考えてないなら必要ないよね、あの本」
戦士「も、も、もちろんだとも、うん俺には、なんだ、必要の無いものだぞ」
少年「兵士さん、俺の荷物からHな本持ってきて」
兵士「しかたねぇなぁ……えぇっと、おっあったあったこれでいいのか?」
少年「ありがとう、これじゃなきゃダメなんだよ。じゃあ、炎の精霊たちこの本燃やしちゃって」
ボォォォォ
戦士「……うっ、グスっ、てめぇ!なんて事しやがる!俺の一番のお気に入りだったんだぞ!」
少年「いらないって言ったじゃないか、魔法使い次は君だ、君はいつも編み物を編んでは解いてるよね?」
魔法使い「……だからどうした?」
少年「誰かにプレゼントするわけじゃなく、編むことに楽しみを見出してる、これも一種の娯楽だよね?」
魔法使い「……まさか小僧、戦士のエロ本同様燃やすつもりじゃあるまいな?」
少年「もちろん、それと僧侶、君は毎夜聖書を読んでるね。僧侶としては当然の行動のようだけど、実はあれ聖書に似せたブックカバーだよね?」
僧侶「……な、なんであなたがそれを」
少年「あれって日記だよね?」
僧侶「なっ!?」
少年「図星だ、アレって僧侶にとっては娯楽だよね、違う?」
僧侶「……燃やしたらどうなるかわかってるんでしょうね?」
少年「俺はね、君たちと決別してでもこの国に娯楽を根付かせる。それくらいの覚悟を持って言ってる
   人間戦いだけじゃ疲れてしまう、だから娯楽が必要なんだよ。この国の人たちの顔見ただろ?
   兵士さんだって、疲れた顔見せないけど、かなり疲れてるよ。さっきエロ本見て何か嬉しそうだったし」
兵士「いや、まぁ俺も男だし」
少年「疲れたときは娯楽を楽しむのが一番!その娯楽は人によって感じ方が違うだけ
   俺にとっての娯楽はカジノだし、戦士はHな本、僧侶は日記、魔法使いは編み物
   だから人それぞれの娯楽をこの国に根付かせたいんだ!その第一歩がカジノ!」
僧侶「わかった、あなたがそこまで言うならやって見せなさい。私たちは先に行くわ」
戦士「そういうこった、ここでお別れだな」
魔法使い「じゃあね、また会いましょう」
少年「あぁ」

近衛兵「兵士交代だ、それと王がお前を呼んでいる」
兵士「はっ!」
近衛兵「少年、すまぬがもうしばらく牢に入っててもらうぞ」
少年「……」

888 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/03(金) 20:41:45.17 ID:v3zJyngo
すまん今日はもう寝る、明日また続き投下する
他の職人さんも投下されるならどうぞ
俺一人スレを占領するわけにもいかん
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/03(金) 20:57:56.34 ID:oudXr.wo
おつ
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/03(金) 21:01:36.32 ID:SHunSUko
おつ
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/03(金) 21:05:17.48 ID:J08.AvYo
おつ
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/03(金) 21:08:20.32 ID:a28ON5.o
おつ

規制で書き込めないとパー速でも錯覚してしまうww
893 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/04(土) 03:26:26.85 ID:Xub7I3Ao
夕刻

王「さてお前たちの処分だが」
少年・旅人「……」
王「当城内及び、城下街から24時間以内に退去。退去後2ヶ月間出入りを禁ず」
少年「わかりました」
王「では即刻出て行くが良い」
旅人「ちっ、わかったよ出て行きますよっと。おい少年行くぞ」
少年「あぁ」

城門
近衛兵長「あぁそこの二人、こいつを見てくれないか、この国にある特に強力な部類に入る剣と銃だ」
少年「すごいですねぇ、見せびらかしにきたんですか?近衛も暇なんですね」
近衛兵長「おっと、落としてしまった。ん?おかしいなぁ、どこに落としたんだ?」
旅人「おい、こんな所に剣と銃が落ちてるぜ、貰って行こうぜ少年」
少年「……」
近衛兵長「……私は何も見ていないぞ、私は落とし物を探しているだけだ
      そういえば、王がこんな事を言っていたなぁ
      この国の魔王軍を倒した者には望むものを与えると
      いかんな、戦ばかりだと独り言が多くなってしまうな
      あぁ、カジノでもなんでもいいからハメを外して遊びたいものだ
      おっと、予備の財布まで落としてしまった、まったく今日の私はどうかしている」
旅人「へぇ、結構入ってるなぁ。ん?なになに、拾った方にプレゼントします?じゃあこれは俺たちのもんだ。行くぞ少年!」
少年「……あぁわかった(ありがとう近衛の人!)」


娘「それでどうなるのだ?」
僧侶「それはまた次陽が落ちた時のお楽しみってことで」
戦士「僧侶よぉ」
僧侶「何?」
戦士「茶菓子ばっか食ってねぇで真面目に話し進めろよ」
僧侶「いやよ、だってこのお茶菓子おいしいんだもん!」
娘「本当か!?」
僧侶「本当よ、どこで買ってきたの?」
娘「実は私の手作りなのだ。勇者殿には不評だったのだが……」
僧侶「あれ?おかしいわね、この味あいつ好みの味だけど」
娘「え?」
僧侶「はっはーん、なるほどねぇ。娘ちゃん安心していいわよ、そのうちおいしいって言ってくれるわ」
娘「だといいのだが」
僧侶「よし、今晩は私が料理の手ほどきをしてあげる。そのうち魔法使いも来そうな気もするし
   ね、3人で一緒に作ってあいつを唸らせてあげましょう」

戦士「はぁ、勇者ようお前も苦労するな……」

勇者「ぶえっくし!くそ誰だ俺の話してるのは!
   あぁぁっぁあ!!ルーレット賭けるトコそこじゃねぇおちょっと待ってくれお」
ディーラー「待ったなしですよ勇者さん、では回します!」


目が覚めたので僧侶のお話を切りのいい所まで投下させてもらいますた、続きはまた14時間後くらいに
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/04(土) 06:55:26.95 ID:W.Q52h.o
お疲れ様でした
895 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/04(土) 21:20:40.39 ID:Xub7I3Ao
旅人「さてと、まずは昨日の宿屋に行って疲れを取るか」
少年「そうだな」

宿屋の主人「おぉ、あんたたち釈放されたんだなよかったよかった」
少年「まぁなんとかね、でも明日にはこの街を出て行かないといけない」
宿屋の主人「そうか、そいつは残念だな。あぁそうだ、あんたの連れさんな、先に行くと言ってこの街を出てったよ」
少年「そうか、ありがとう。とりあえず俺と旅人は今夜一泊して行くよ」
宿屋の主人「いつまで居れるんだ?」
少年「明日の日没前くらいまで」
宿屋の主人「そうかい、本来なら歓迎してやりたいが、今は踊り子も歌姫もいやしない」
旅人「まぁ仕方ないんじゃないか、王が王だからな、俺が王なら絶対に踊り子や歌姫は逃さないんだが」
宿屋の主人「はっはっは、無理無理。あんたが王になれるなら、誰でも王になれるさ」
旅人「ハハハ違いない、俺も王になんかなりたくないからな。風来坊が一番あってるよ俺は」
宿屋の主人「部屋は一つしか空いてないから、二人でそこを使ってくれ。飯は食堂で適当に食ってくれたらいい」
少年「ありがとう宿屋の主人」

旅人「さぁ次は今後の目標だ」
少年「考えるまでも無い、この国の魔王軍討伐だ!」
旅人「とはいえ、情報が無さ過ぎる。少し情報を集めよう」
少年「じゃあ明日の朝に情報収集して、午後に必要なものを買い揃えてそのままこの街を出よう」
旅人「それがベストだな、んじゃこっからは自由行動だ。飯食うなり風呂入るなり好きにしようぜ」
少年「わかった」

翌朝
少年「なぁなぁ、兵隊さん達この国の魔王軍ってどんな連中か教えてくれよ」
兵隊A「トップの奴らの魔法が異様に強力でな」
兵隊B「そうそう、この前なんて、近衛のエンチャント機甲大隊が半日持たなかったからなぁ」
兵隊C「そうだったな、俺の知り合いがいたんだけど、なんて言うの。空が一瞬光ったと思ったら、地面に穴が開いたってさ」
兵隊D「その一撃をエンチャント部隊が防げなかったことが敗因だ」
兵隊E「俺見たんだ、空から光が降ってきたのを。後で聞いたら同じ頃にエンチャント部隊の一部がやられたうわふがふが」
兵隊F「お前は黙れ!口を開けたら断末魔をあげやがってうるさいんだよ!」
小隊長「俺たちが知っているのはこれだけだ、他に何もなければもう行くぞ」
少年「ありがとう兵隊さんたち」

少年「空から光が降ったと思ったら、地面に穴か……かわすのは無理か。
   こういう時魔法使いがいれば、何か対策を立ててくれるんだけど、仕方ないな」
896 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/04(土) 21:28:59.37 ID:Xub7I3Ao

旅人「おう少年、何かわかったか?」
少年「何も、ただ空から光が振ってきたと思ったら地面に穴が開いたということくらいしか」
旅人「俺も同じだ、対策としてはエンチャントだな」
少年「生半可なのじゃ無理だ」
旅人「何でだ?」
少年「俺が聞いたのは、この国のエンチャント部隊がその光にやられたってことだから」
旅人「なるほど、だとするとエンチャントより、結界だなこりゃ」
少年「俺も攻撃系なら使えるけど防御系はまったく使えない」
旅人「俺もだ、と言うより俺は移動系の魔法しか使えない。不完全な魔法でな、一度言ったところにしかいけないんだ」
少年「それじゃダメか……はぁこんな時魔法使いがいれば」
旅人「昨日のコワイ姐さんだな?」
少年「うん、でも俺たちだけでやるしかないね今回は」
旅人「あぁ。じゃあ飯食ったら買い物してこの街をでるぞ」
少年「うん」

旅人「だぁかぁらぁ、次の村まで4日かかるんだよ!食料と水優先だ!」
少年「旅人が行った事あるんなら旅人の魔法で行けばいいじゃんよ!」
旅人「しつけぇ野郎だな、俺は地図を見て日数を決めてるんだよ!」
少年「うっ、わかったよ。食料と水だな」
旅人「わかればいい、それよりお前寝袋は持ってないな。それも買うぞ」
少年「おk!」
旅人「それからエンチャント系の防具だな」
少年「そうだね、それより結界アイテム買ったほうがいいんじゃないか?」
旅人「気持ちはわかるが、恐らく役に立たん」
少年「そうか、確かに地面に穴あけるほど強力だもんな」
旅人「そういうことだ」

夕刻
兵士「おう、お前らか。じゃあ2ヵ月後また来いよ。待ってるぜ」
少年「ありがとう兵士のおっさん、2ヵ月後来るときはいい知らせを持ってくるよ」
兵士「どんな知らせかね、楽しみにしてるぜ」
旅人「まっ、俺たちに任せとけって」
兵士「何をやらかすのか知らんが、期待してるぞ」
少年「それじゃあまた」
旅人「またなおっさん」

少年「今日はどうする?」
旅人「この先に軍の野営地跡があるそこに行くぞ」
少年「わかった」
897 : ◆n8nQfkgWk22009/04/06(月) 21:32:01.70 ID:mpnH/Awo
娘「いきなり黙りおって、どうしたのじゃ?」

勇者「字が薄すぎて読めない。読み込んでる最中かな」

娘「うーむ、これからじゃというのに…」

勇者「続きはまた明日ってことだな。って、こんな時間に客か。また戦士のヤローか?」



客「勇者だな!?」

勇者「うん。それで、どちらさま?」

客「貴様に倒された父の無念を晴らしに来た!」
  「俺は、魔王の息子だ!」
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/06(月) 21:37:04.77 ID:fglXBAMo
な、なんだtt(ry
899 : ◆n8nQfkgWk22009/04/06(月) 21:41:31.71 ID:mpnH/Awo
魔王の息子「というわけでくたば――ッ!?」

娘「なんじゃ、騒がしいのぅ」

息子「なんということだ! 我が妹を人質に取っていたのか!?」

勇者「人質にしてるわけじゃないんだけど」

息子「黙れ外道! 己の地位におぼれ道を外した愚か者がほざくなッ! なにが勇…」

娘「勇者どの、余は先に寝ておるぞ」

勇者「おう、歯は磨けよー」

娘「心得ておる。そなたも、こんな夜分に尋ねてきた客人に粗相をしてはならぬぞ」

勇者「おーけいおーけい」

息子「無視するなああああああ!!」
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/06(月) 21:43:04.93 ID:1Nve6pso
兄妹かよwww
妹の方は兄の顔知らないのかwwwww
901 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/06(月) 21:48:19.43 ID:YO5Ezq6o
野営地跡

旅人「なぁ少年」
少年「なんだ旅人」
旅人「街を出てからつけられてるんだが、気付いてたか?」
少年「そりゃね、いつも一緒にいる連中だし、気付くよさすがにね」
旅人「どうする?ほうっておくか?」
少年「もちろん、そのうち自分たちから出てくるだろうし」
旅人「次の村で例の穴について調べるぞ」
少年「村人たちからまた別の証言が聞けるかもしれないな」
旅人「うかつに近づいてズドンは嫌だからな」
少年「一定のエリアに入るとズドンなのか、ちょっとした前触れの後ズドンなのかで対策も変わるしな」
旅人「一定エリア侵入で即ズドンならゲームオーバーだ、今の俺たちに防ぐ術は無い」
少年「さて、特製のカレーができますた。さっさと喰うぞ」

旅人「おい少年、なんだこのカレーは?」
少年「見てわからんか、カレーだ」
旅人「これは無いぞ少年」
少年「なんでだ?」
旅人「見ろよこのルー、びちゃびちゃじゃないか。俺たちが食うのはカレーライスだよな?」
少年「あぁそうだ、カレーライスだ。スープカレーじゃないぞ」
旅人「くっ、貴様!!そこに直れ!!!成敗してやる!!」
少年「てめぇ!それが初めてカレーを作った奴にいう事か!!」
旅人「初めてでもこれをカレーライスのルーだと言い張る奴は許せん!」
少年「ええい!食えるだけでもありがたいと思え!!」
旅人「黙れ!まさか、てめぇ丸焼きしか作れないとか言うんじゃないだろうな!」
少年「くっ、何でわかった!!」
旅人「貴様、これはなんだ!人参は皮を向いただけ、芋は100歩譲ってでかいからよしとしよう。肉は何故か丸焼きを角切りにしただけ見りゃわかる!」
少年「……くっ返せない!」
旅人「お前にはこれから俺が厳しく料理のイロハを仕込んでやる!」
少年「仕方ない、受けて立とう!そのうち役に立つだろう」
旅人「おーけー、今日はこれでまけといてやる、お前にこのまま料理当番任せたら、食料が足りん!」

少年「まぁとりあえず食おうぜ!」
旅人「くっ、さすがびちゃびちゃカレーだ。まずい!具材の味付けがいいだけにカレーが薄すぎる!」
少年「黙って全部喰え!」
旅人「明日の朝に少し残しておくぞ」
少年「了解だ!」


娘「なるほど、勇者殿をあんな風にしたのはこの旅人殿が原因だったのだな
  興味深い実に興味深い、一度会ってみたいな旅人殿に」
僧侶「案外もう会ってるかもね」
娘「風来坊なのであろう?私と勇者殿で旅に出た時は、そのような人物とは会っていないのだが」
僧侶「ふふふ、まぁ無理ないわ。この話の最後にはわかるわよきっとね」
戦士「まだ茶菓子食ってんのか?それだけ食ってよく太らnうわあああ」
僧侶「黙りなさい!これでも気にしてるんだか!!」
戦士「うぐっみっともねぇ。村人Eと同じことしちまったぜ」
902 : ◆n8nQfkgWk22009/04/06(月) 21:48:42.39 ID:mpnH/Awo
勇者「とりあえず入ってくれ。あんまり騒がしいと近所迷惑だし」

息子「そんな口車に乗せられると思うな! 自らの結界に俺様を誘いこむつもりだろう!」

勇者「いや、そんな手間かけるくらいなら直接殺ったほうが速いんだけど」

息子「ハッ、剣の腕はこの魔族一と言われる俺様に太刀を浴びせるだと? 笑わせないでもらおうか」

勇者「んじゃ、当てたら家の中に入るんだな?」

息子「ふははは! やれるものならやってみろ!」



ぽこっ



勇者「ほらほら、遠慮せず上がれ」

息子「バカな…! あんな太刀が見切れなかっただと…!?」

勇者(おかんが置いてったボディーブレードがこんなトコで役に立つとはなぁ)
903 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/06(月) 21:49:11.64 ID:YO5Ezq6o
おっと、更新してなかったwwwwww
他の職人さんが投下してるじゃないか
俺は引っ込んでるぜ、横槍すまん
904 : ◆n8nQfkgWk22009/04/06(月) 22:03:20.14 ID:mpnH/Awo
勇者(・・・本の続きが読めるよーになってる。って、それはこいつをどーにかした後だな…)




勇者「で、おっさんの息子なのは本当なんだな?」

息子「だからそうだと言っているだろうッ! だいたいなんだその「おっさん」というのは! 貴様、父を侮辱するつもりか!!!」

勇者「おっさんはおっさんだ。で、仇討ちって具体的に何をどうするつもりなんだ?」

息子「黙れ! 父を侮辱するのは断じて許さぬ! 俺様の魔剣に斬れぬものはないぞ!」

勇者「はいはい。それで?」

息子「俺様をバカにしているのか!? これだけ殺意をむき出しにしているのにその剣呑な態度は何だ!」

勇者「別に怖くもなんとも無いからな」

息子「貴様なぞ一太刀で切り捨てる事が出来るのだぞ! それでも怖くないというのか!」

勇者「うん。っていうかまだ寝てなかったのか?」

娘「この男がやかましくて寝れぬ。客人よ、これ以上叫ぶのであれば黙らせるぞ」

勇者「おっさんの息子だって言うからな。一発殴ったところで死にはしないだろ」



息子「というわけで死ばなあぁ!?」

娘「うるさいと言うておるのが聞こえぬのか。余は赤の他人といえど容赦はできぬ」
905 : ◆n8nQfkgWk22009/04/06(月) 22:16:33.72 ID:mpnH/Awo
息子「な、なぜ俺様を殴るのだ!? 兄であるこの…がっ!?」

娘「ええい、キンキンと耳障りじゃ。余は黙れと言うておるのじゃ」

息子「い、痛いぞ妹よ! お前の兄だぞ! こら、痛ッ!」

娘「だ か ら だ ま れ と い う て お る」

息子「ひ――ッ!」

娘「こんな夜分に騒ぐとはいい性分じゃのぅ。何様のつもりじゃて」

息子「や、やめてくださいお願いします痛いのはやめてやめていたいの…いやぁあっ」

娘「謝ればすべて許されると思うては困るのぅ。少なくとも余の安眠を妨害したわけじゃしのぅ」

息子「た、助けて…誰か…いたっ、勇者様、お願い助けて…!」

勇者「いやー、話聞かなかったのはお前だし?」

娘「喜ぶがよい。いま、余は非常に眠いのじゃ。次の一撃でお主の咎はすべて赦そうぞ」

勇者「よかったな。次で終わりだってさ」

息子「たたたた、助けて…! こここっこここころされる…!」


娘「ニワトリが鳴くには10時間ほど早いッ!!!」
906 : ◆n8nQfkgWk22009/04/06(月) 22:25:55.48 ID:mpnH/Awo
娘「それで、何者だったのじゃあやつは」

勇者「さあ? 魔王の息子だとか何とか言ってたような気はするけどな」

娘「面白くもない客じゃったのぅ。人の話を聞こうともせぬ」

勇者「聞く耳持たない辺りはおっさんそっくりだったなぁ」

娘「それよりも勇者どの、本の続きが読めるようになっておる。はよう続きを読んで聞かせるのじゃ」







息子「勇者…次だ! 次こそは父の無念を晴らし、妹を救い出す! それまで覚えておけ!」
907 : ◆n8nQfkgWk22009/04/06(月) 22:28:03.84 ID:mpnH/Awo
今日の分はおわりー
またー
908 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/06(月) 22:44:02.22 ID:YO5Ezq6o
4日後 村

少年「やっとついたな」
旅人「あぁ、お前の下手な料理のおかげで食料を倍買わなきゃならんようだ」
少年「すまん……」
旅人「1ヶ月でまともな料理作れるようになれよ、さてまずは宿だな」
少年「あそこにあるぞ」
旅人「じゃああそこにするか」
少年「だな、じゃあ行こう。宿屋のおっさんにも話し聞いておこうぜ」
旅人「当然だ、夜は酒場で情報収集だ」

宿屋のおっさん「空からの光?あぁ、あれか。前に兵隊さんがやられたっていう」
旅人「おっ、話が早い!それだよそれ」
宿屋のおっさん「そうだな、娘に聞いてくれ。俺は見てなかったんでな」
少年「ありがとうおっさん!」
宿屋のおっさん「おう、じゃあこれがお前らの部屋の鍵だ。
          2階の一番左奥の部屋だ、風呂と食堂は1階だからな」

少年「なぁ旅人」
旅人「なんだ?」
少年「この村にはどれくらい滞在するんだ?」
旅人「とりあえず1週間だ、情報次第ではもっと早くなるかも知れんが」
少年「そうか有力な情報があればいいな」
旅人「そうだな」

宿屋の娘「ただいまぁ、あっお父さんお客さんが来たのね!」
宿屋のおっさん「あぁ、2階の左奥の部屋にいる。あの兵隊さんがやられたって言う光の話してやってくれないか?」
宿屋の娘「わかったわ」
宿屋のおっさん「すまんな」

こんこん
少年「はあい」
宿屋の娘「この宿の娘です、あの光の話を聞きたがっていると父から聞いたので」
旅人「あいてるから入ってきてくれ」
宿屋の娘「はい」
少年「早速だけど、見たの?」
宿屋の娘「見たとは違うけど、……っ!えぇっとあなた名前は?」
少年「俺?俺は少年だ」
宿屋の娘「すごい魔法力……、ねぇ少年さんはマナを感じたことある?」
少年「さぁ、でも魔法を使う時何か力を感じることがあるよ」
宿屋の娘「そう、じゃあこれからの話よく聞いてね?」
旅人(……なんと言うか俺好み……)
宿屋の娘「マナって言うのは魔法の根源なの。全ての魔法はマナを利用することで生まれる
      これは人間も、エルフも、魔族でさえも同じ。マナを使わない魔法といえば私たちの国の武器くらいね」
少年「ふぅん」
宿屋の娘「それでね、あの光が降り注ぐ少し前に大きなマナの動きを感じたの。だからあの光は魔法の光、それもとても強い力
      なんで私にこんな力があるのかわからないけどね、魔法なんて全然使えないのに」
少年「でも俺、自分が魔法を使う時しかわからないよ」
宿屋の娘「少し練習すれば大丈夫よ、私が教えてあげる。その代わり」
旅人「決まりだな、その間はこの宿に泊まるぞ!」
909 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/06(月) 23:12:46.75 ID:YO5Ezq6o
少年「即答だな!」
旅人「どうせ、教えてもらうんだろ?」
少年「そりゃそうだけどさ、お金大丈夫なの?」
宿屋の娘「足りなかったら、その間家で働いてくれてもいいわよ」
旅人「任せてくれ!」

旅人「……、で何で俺は客寄せ何だ!あいつは厨房なのになんでだ!どこで間違えた!」

宿屋の娘「火の魔法助かるわ!あっ、少年さんもうちょっと弱くね!」
少年「はっはい!(なんで……こんなことやってるんだろう……)」

旅人「安くて、料理がうまくて、可愛い看板娘がいる宿屋はいかがっすかぁ」

宿屋の娘「今度は強火でお願いね!」
少年「うっ、うっす!」

旅人「あっ、そこの戦士さん僧侶さん魔法使いさん、いい宿があるんすけどいかがっすか!」
戦士「ん?あっお前!あの時の!」
僧侶「お久しぶりね」
魔法使い「あの馬鹿は?」
旅人「あいつなら今宿屋(なんて白々しい人たち!)、今なら俺が宿屋まで送るぜ?」
僧侶「ごめんなさい、あたしたちあっちの宿なの」
戦士「そういうわけだすまんな」

旅人「はぁ……火も暮れてきたし宿屋に戻るか……」

宿屋の娘「お帰りなさい、夕飯もうすぐだから!」
旅人「あぁありがとう、あいつは?」
宿屋の娘「魔法の使いすぎで倒れちゃった、てへっ!」
旅人「いったいなにを……」
宿屋の娘「ちょっと火をね、マナは魔法力を空にしておくと感じやすいから。あなたはどんな魔法が使えるの?」
旅人「旅には役に立つが、生活には役に立たない移動魔法さ」
宿屋の娘「すごい!移動魔法使える人なんてほとんどいないわよ」
旅人「そうか?」
宿屋の娘「ねぇ、今度見せてくれない?」
旅人「いいぜ、でも一度行ったことのある場所にしかいけないからな」
宿屋の娘「そうなの?変ねぇ、普通の移動魔法ならどんなところにでも行ける筈なんだけど」
旅人「いやいいさ、そこまで便利じゃ旅をする意味が無い」

少年「うぅ・・・何か変な感じがしたから来てみたら旅人か、お帰り」
旅人「おいおい、大丈夫か?魔法力すっからかんで無理に立つなよ」
少年「大丈夫……さっきよりはマシだから」
宿屋の娘「少年さん、さっきのその感覚忘れないでね」
少年「どういうこと?」
宿屋の娘「少年さんは今旅人さんが使った魔法のマナを感じ取れたのよ」
少年「そっか、そうなのか」
旅人「おいおい早速だな」
宿屋の娘「そうね、ここまで早いとは思わなかったわ」
910 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/06(月) 23:33:30.04 ID:YO5Ezq6o
1週間が経過した

宿屋の娘「じゃあ今日から魔法力を半分残した状態でマナを感じ取る練習ね」
少年「わかった」
旅人「俺は自分のマナすら感じ取れないから、ここで見てるぜ」
宿屋の娘「ふふふ、まだ気付いてないんだ、自分がマナを感じ取れてることに」
旅人「どういうことだ?」
宿屋の娘「そのうち教えてあげる!」
旅人「……気になるぞ」

宿屋の娘「さぁ目を瞑って、神経を世界に張り巡らせるようにして」
少年「……」
宿屋の娘「どう?」
少年「う〜んわからない……あっ、今強い力が」
宿屋の娘「力はどうなってる?」
少年「収束してる、それもすごい勢いで。何だこれちょっと気持ち悪いな」

ドォォォォン!!

宿屋の娘「なに!?」
少年「これって、魔法使いの結界魔法!」
旅人「今のが例の光か」
魔法使い「……強すぎる力は、時に敵に感づかれる事もある。これからは気をつけろ小僧」
少年「ありがとう」
魔法使い「小僧、ヒントだ。魔法力を集中させる時の感覚だ。後は自分で身につけろ」
少年「あっ、あぁ」

宿屋の娘「すごいわね、彼女。あれだけの結界を詠唱なしで少量のマナで操るなんて」
少年「そういえば、魔法使いが呪文詠唱してるところ見たこと無いな」
宿屋の娘「よっぽどの才能を持ってるか、精霊に好かれてるのね。でないと無理よあれだけの魔法を詠唱破棄で行使するのは」
旅人「もう一つ、魔族もだ。連中も基本的に詠唱してないぜ」
宿屋の娘「……とりあえず今日は止めよう、またさっきのをやられたら防ぎようがないもの」
少年「うん(魔法力を集中させる時の感覚……か)」
911 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/06(月) 23:35:45.46 ID:YO5Ezq6o
うわぁぁぁぁんもっと短く済ませる予定だったのに、長くなってすまんこorz
今日の投下はここまで
次回で僧侶のお話は終わると思う、いや終わらせます!

◆n8nQfkgWk2氏も乙
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/07(火) 00:12:51.78 ID:x7fsdZMo
今日も乙だったぜ
913 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/07(火) 21:42:00.33 ID:Wrz9ORwo
そしてさらに1週間が経過した

少年「集中……か」
宿屋の娘「どう?できそう?」
少年「う〜ん難しいなぁ、あれから魔法使いのヒントを頼りにやってるんだけど、自分の周りのマナしかわからない」
宿屋の娘「それは、魔法を使おうという意識を持ってるからじゃないかな?」
少年「そうなのかな?」
宿屋の娘「そうだ、今から気分転換しよう!つめても仕方ないし、旅人さんにどこか景色のいいところに連れて行ってもらお!」
少年「そうだなぁ、わかった」
旅人「話は聞かせてもらった!さぁ行こうか!」
宿屋の娘「じゃあお願いね!」
旅人「任せてくれ!」

少年「……なぁ旅人」
旅人「なんだ?」
少年「お前、まさか娘さんがすぎゃうぇwwっうぇwwwwwwww」
旅人「おら喋ってると舌噛むぞ!」
少年「いってぇ!!」
宿屋の娘「?」

旅人「さてついたぞ、ここが俺おすすめの場所だ」
宿屋の娘「やっぱりね」
旅人「ん?」
宿屋の娘「あなたの移動魔法が何故行ったことのある場所にしかいけないかわかった」
旅人「マジで!」
宿屋の娘「あなたは移動魔法を使う時、そこにあるマナを無意識的に感じ取ってるの
      だから行ったことのある場所にしかいけないの」
旅人「なるほどね」
少年「わかった!わかったぞ!!」
旅人「えぇい!いきなり大声を出すな!!」
少年「わかったんだよ!!」
旅人「何がわかったんだ?」
少年「魔法力を集中させる時の感覚だよ!今の移動魔法でわかったんだ!」
宿屋の娘「じゃあ聞かせて?」
少年「まず自分の魔法力を集中させようとするからダメなんだよ」
宿屋の娘「それだと矛盾しない?」
少年「だから魔法力じゃなくて、マナを集めるという方に集中するんだ。これなら感覚的に近いものがあるし、師匠に一度教わったことがある
   あっ!そうか、だとしたら師匠のあの技も再現できるかもしれない!」
宿屋の娘「へぇ、どんな技なの?」
少年「それが速すぎて何が起きたのかわからなかった、ただ師匠が消えて現れたと思ったら、目標物が全部切れてた
   あの時師匠はこうも言ってた、魔法が使えないとき、魔法の根源であるマナを取り込み己の力にしろって」
旅人「なんか、すっげぇ人だな……何を言ってるのかさっぱりだ」
少年「俺も今の今までさっぱりだったけど、この感覚でやればできるかもしれない」
宿屋の娘「じゃあ早速やってみて?」
少年「あぁ!」

少年「……マナを感じ取る……、……己の神経を研ぎ澄ませて……、……この感じ……わかる、……マナの動き……
   俺たちがさっきまでいた娘さんの村から東に3日ほど行ったところ……、マナがそこに収束してる……
   ……あの光を俺たちに放った奴、大丈夫こっちに気付いてない……、マナを取り込む……、目標は目の前の大木!」
914 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/07(火) 23:29:50.29 ID:148JpADO
宿屋の娘「……」
旅人「……なっ、なんだ?何が……起こったんだ?」
少年「はぁはぁ……」
旅人「おい少年、何をした。木が揺らしただけで何でそんなに息切らしてんだよ」
少年「はぁはぁゴメン、失敗!魔法力使い切ったはぁはぁ。魔法力使ったら技としても失敗だはぁはぁ」
宿屋の娘「すごい、マナが少年さんに集まって……でも失敗なのね」
少年「すぅ……はぁ……、やっぱ師匠のようにいかないな。師匠なら息一つ切らせてなかった」
旅人「化けもんだなお前の師匠……」
少年「でもマナの感知は完璧!魔王軍の位置もわかったしこれで乗り込める!」
旅人「待て待て、まだ早い。後はどう防ぐかだ生半可なエンチャント装備じゃ無理だぞ。さっきのような動きならいけそうだが、一回じゃ意味がない」
少年「どうしようか」
旅人「2週間だ、後2週間で完璧にしろ。無理なら別の対抗手段で行く、俺に考えがある」
少年「わかった、なんとかしてみる」
宿屋の娘「じゃあもう2週間お泊りね!あなたたちのおかげでお客さんも増えてきたし、お父さんも喜んでくれる。もちろん私もね!」

こうして少年たちは2週間の時間を使い各々魔王軍との戦いの準備を進めていった

そして出発の日

宿屋のおっさん「行くのかい?」
少年「はい、長いようで短かったけどお世話になりました」
宿屋のおっさん「寂しくなるな、まぁまたいつでもきな」
少年「はい!」
宿屋の娘「気を付けてね、じゃあこれは少年さんに、これは旅人さんにね」
少年「ありがとう!」
旅人「ありがとな娘」
宿屋の娘「旅人さん、終わったら顔見せに来てね」
旅人「おうよ!さて俺はこれが終わったらこの国で落ち着こうかなっと」
宿屋の娘「その時は当店をヨロシク!」

宿屋のおっさん「とうとう嫁に出す時が来たのかねぇ」
少年「そうかもしれませんね」

旅人「よし!行くぞ少年」
少年「この国に」
少年・旅人「カジノを創るために!!」

F「あいつらまだ諦めてなかったのか!」
P「はぁ、今回は私たちの負けになりそうね」
M「そのようだな(どうやら身に付けたようだな、世話の焼ける小僧だ)」
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/07(火) 23:32:21.67 ID:BPyly96o
ファイター
パラディン
マジシャン
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/07(火) 23:36:13.32 ID:gYJsRCko
>>915
ファイター
プリースト
マジシャン    だろ?
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/07(火) 23:37:05.49 ID:BPyly96o
僧侶か
世界樹やりながら見てたから間違えた
918 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/08(水) 03:43:06.30 ID:Ib9MWeAo
旅人「さぁって少年、そっちはどの程度できるようになった?」
少年「まだまだ鍛錬が必要だね、魔法力の消耗はかなり低下したけど、今度は体力が異常にね」
旅人「いざって時にしか使えないか、となると俺が作ったミラーしかないな」
少年「ほう」
旅人「この鏡はそん所そこらの鏡とは訳が違う、特殊な魔術紋様にエンチャントを施した即席の盾だ」
少年「どうやって使うんだ?」
旅人「まぁそれはその時のお楽しみだ、それよりどうだ?撃ってきそうか?」
少年「今のところは大丈夫、まだ様子を見てるって感じ」
旅人「しっかしお前は万能だねぇ」
少年「そうでもないよ。俺を鍛えてくれた師匠がすごいんだよ」
旅人「それでも、お前の潜在能力は相当なもんだろう」
少年「そうかな?」
旅人「普通の人間にしちゃぁな、まぁさすがに魔王軍と戦ってるだけのことはあるな」
少年「っ!?くるぞ!」
旅人「さっそく出番だな!展開!!」

少年「……大丈夫のようだな……」
旅人「ふぅ……実験なんて出来なかったから心配だったが成功のようだ……でもないか、後一発耐えられたらいい所だな」
少年「耐久性に難アリって事か」
旅人「予備があと20あるそれまでに到着できればいいが……寝る時は常時展開しておくぞ」
少年「そのほうがよさそうだ、寝てるところをズドンなんてゴメンだ」
旅人「まったくだ」
少年「なぁ、あれ」
旅人「あれか、エンチャント大隊がやられたってのは」
少年「とんでもない威力だな……半径10メートルってところか」
旅人「あぁ、あの攻撃が鏡の範囲内で助かったぜ。コンパクトに収まる魔術をかけておいてよかった……」
少年「なぁ魔術ってなんだ?」
旅人「魔術ってのは己の魔法力だけで操る魔法だよ、ただしマナを吸収させた魔導書が必要だがな」
少年「魔導書にこの鏡のこと書いてたのか?」
旅人「まぁな。俺の持ってるのは写本で荒削りなつくりだから大した力はないけどな」
少年「ふぅん」

旅人「よし今日はこの辺にするか、本当はもっとペースを上げるべきなんだが、着く前に疲れちゃ意味無いからな」
少年「そうだな、鏡の展開わすれんなよ!」
旅人「当たり前だ、俺はまだ死にたくない!」
少年「料理は任せとけ!娘さんに教わったからな!」
旅人「ほう」

少年「さぁカレーのリベンジだ!」
旅人「どれどれ、おぉ見た目はバッチリだな。ほどよくドロっとしていて、具も一口サイズに切られているいいねぇ」
少年「それより味だ味」
旅人「よし!……むぐむぐ」
少年「どうだ?」
旅人「う〜ん、何か物足りないがいいだろう合格点だ!」
少年「よし!」
旅人「この物足りなさは……まぁそのうちわかるだろ」
少年「なんのこっちゃ、必要なスパイスは全部入れたぞ」
旅人「いいや、たった一つ欠けてるスパイスがあるのさ。そのスパイスこそ究極のスパイスだ」
少年「……う〜んわからん!」
旅人「そのうちわかるさそのうちな」
919 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/08(水) 04:01:39.61 ID:Ib9MWeAo
そしてあっさり3日後

少年「着いたぞ!」
旅人「ミラーも全部使い切った。ギリギリだったな」
少年「構えろ!お出ましだ!」
旅人「ついにこの銃の出番だな」
少年「俺もようやくこの剣が使える!」

魔物1「いたぞ侵入者だ!」
魔物2「あのお方の魔法をどうやって掻い潜ってきたのかしらんが、ここまでだ!」
魔物3「やっちまえ!!」
魔物4「おおおお!」
少年「おりゃあ!」ブン!
魔物5「俺まだ何も言ってなうわああああああ」
魔物6「魔物5ぉぉぉぉぉぉぉ!」
魔物7「己勇者のくせに不意打ちとは卑怯な!!」
旅人「あぁうるさいから死んでくれ」ビーーーーー
魔物1〜4・6・7「ぐぎゃあああああ」
旅人「すっげぇ!なんだこの銃、弾じゃなくて光が出たぞ、すっげぇぇぇぇ!」
少年「この剣もすごいぞ!見ろよ、剣が光を纏っててすっげぇ切れ味だ!」
旅人「これなら楽勝だな!」
少年「だな!」

魔族「たかが二人に何をしている!」
旅人「今度は中ボスのお出ましだぜ!」
少年「あっ!お前は!!」
魔族「なんだ?貴様が勇者か」
少年「今度俺の前に現れたらころすって言ったよね?」
魔族「何のことだ、まぁいい出でよ魔界の獣よ!勇者たちを屠れ!」
旅人「知り合いか?」
少年「以前ちょっとね、でも前と雰囲気が違う。着てるものも普通だし」
旅人「前はどんなやつだったんだ?」
少年「前はハッピと鉢巻つけててうちわとかいろいろ持ってた」
旅人「なんだそりゃ」
魔族「えぇい!俺を無視するな!!というか魔獣は!魔獣はどうした!」
旅人「そこに転がってるやつか?」
魔族「そんなバカな!さっき出したとこだぞ!」
少年「前に戦った悪魔召喚師はもっと上位のやつ召喚してたのに、こいつはしょぼいなぁ。まぁいいやボコろう!」
魔族「え?何?うわやめろふじこふじこ!!」

旅人「まぁこんなもんか」
少年「準備運動にはなった!」
魔族「くそ、憶えてろよ、絶対絶対、復讐してやるからな!!」
少年「2度と現れるな!気持ち悪い!」
魔族「あっ今気持ち悪いって言ったな!くそマジで憶えてろよ!!」
少年「あぁもううるさい!!」
魔族「……ガクッ」
旅人「よし、このフロアの魔物は全滅だな、次のフロアに行くぞ」
少年「おうよ!」
920 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/08(水) 04:30:37.93 ID:Ib9MWeAo
魔王軍司令官「ようやく来たか待ってたぞ勇者君」
少年「はぁ?」
司令官「いやぁ、砦の迎撃システムが完璧すぎて誰もこなくて退屈してたんだよ」
旅人「お前が撃ってたんじゃないのか?」
司令官「いや、俺は迎撃システム魔法力を注入してただけ」
少年「じゃああの光は全部迎撃システムが勝手にやってたと?」
司令官「そうだよ、だってさぁめんどくさいじゃん。いちいち相手にするの」
少年「この間さ、村に撃たなかった?」
司令官「村?あぁあれね、あれ誤射だよ誤射ちょうど照準システムを調整しててね、間違って撃っちゃったテヘッ」
少年「はぁじゃあ何か?俺はそんなくだらない理由で撃たれた攻撃のために、苦労したってのか」
司令官「そうなの?いやあごめんね」
旅人「おい少年こいつどうする?」
少年「どうもしたくなくなってきた」
司令官「あのさぁ、お願いあるんだけどいい?」
少年「事と次第による」
司令官「この砦壊す手伝ってくんない?」
旅人「お〜け〜了解だ、まずはお前をボコる!」
司令官「いやいや、ちょっと待ってよ。ほらこれあげるからさ、俺たち魔族のアイドルのブロマイド」
少年「……わかったじゃあまず砦を壊すのを手伝おう!」
旅人「え?買収されたの!?」
少年「いや、俺ごのょごにょ」
旅人「なるほど、おい司令官さんよ」
司令官「なんだ?」
旅人「砦壊したらお前をボコルネ?」
司令官「戦闘で俺に勝てたらな、さてまずは迎撃システムの中枢に案内しよう」
少年「……(いい、この娘はいい。くっ是非嫁にしたい!)」
司令官「あぁちなみにそれ10年前のやつね、今は多分容姿からして変わってるよ。成体になるとき一気に変わるからね魔族ってのは」
少年「……そうか残念だ……」

司令官「さてここが中枢だ、まずは魔法力を解放して、それから照準、発射装置、魔法力供給炉を破壊してくれ」
少年「……あぁだりぃ」
司令官「え?手伝ってくれないの!?」
少年「うっせぇよ、今のブロマイドは無いのかよ!」
司令官「すまんね、今はその娘行方不明なんだ。何でも魔法力を暴走させたらしくてね、どこかに幽閉されてるって噂だ」
少年「そうなのか、まぁいいやどうせこの砦も壊さなきゃならんし、さっさとやるか」
旅人「まぁそうがっかりするな少年!」
少年「うん」
司令官「さてまず魔法力の解放だが、三箇所から魔法力を当てて中和する」
旅人「めんどくさいなぁ」
司令官「……あっ!魔法力がすっからかんだわこれガス欠だね」
少年「やっぱりお前今すぐボこる!」
司令官「待ってくれ、じゃあ次に照準を破壊してくれってあれ?回路が焼ききれてるよ、誰だよこんな無茶させたのは!」
旅人「イライライライラ」
司令官「さて次は発射装置……熱暴走でイカレチャッテルネ」
少年「ころすいますぐころす!」
司令官「じゃmじゃあ最後に魔法力供給炉……えへっ、これも壊れちゃってる」
少年・旅人「今すぐ逝かせてやんよ!」
司令官「うわなにすんだやめふじこふじこ……ガクッ」
921 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/08(水) 04:45:36.03 ID:Ib9MWeAo
少年「終わったな旅人」
旅人「あぁ、砦も爆破したし。これで一件落着だ!」
少年「さぁ目的を果たそうか!」
旅人「俺たちのカジノを作る!」
少年・旅人「ガシッ!」

少年たちが城下街を追放され2ヶ月が経過した!

王「……まさか、あの砦を破壊し、司令官までも倒すとはな。して何か望みはあるのか?」
少年「カジノだ!この国にカジノを作って!」
旅人「そうだ、カジノだカジノ!」
近衛兵長「おっ、おい貴様たち、王に対して無礼だぞ!」
少年「うっせぇ!」
近衛兵長「うっ、なんだこの目は。完全に逝っちまってる……」
王「あいわかった、1ヶ月で作らせよう。ほかに何かないか?」
旅人「この国に住まわせて欲しい」
王「それだけでいいのか?望むのなら王座も譲ろうぞ」
旅人「そんな堅苦しいもんはいらん、そうだなこの国を娯楽の国にするって約束もしてほしいね」
王「ほう、それはいい考えだ。約束しよう、時間はかかるが必ずその約束を果たそう」
旅人「ありがたい!」
少年「旅人GJ!」
旅人「よせよ、さて俺はあの村に行くけど、お前はどうする?」
少年「俺もこの国にカジノができるまでいるよ」
旅人「なら一緒に行くか?」
少年「そうだね、どうせこの後一人気ままに魔王を倒す旅に出なきゃならないし」
旅人「そういや、あいつら途中から見なくなったな」
少年「まぁ縁があればそのうち会えるよ」
近衛兵長「それよりもお前たち、その剣と銃どこで見つけたのだ?」
旅人「街の外で拾った」
近衛兵長「ほう、それを譲ってはもらえないかな?」
少年「いいですよ、強力すぎますからねこの武器」
近衛兵長「そうか、ではこちらで処分させてもらうよ」
少年「どうぞどうぞ」
王「お前たちのこと、忘れぬぞ。これで私も心行くまで遊べるというものだ」
旅人「なんだ、結局あんたも遊びたかったのか」
王「当然だ、誰が好き好んで戦争などするものか。適度に働き適度に遊び適度に眠る!」
少年「そんでもって、適度に食べる!」
王「その通りだ」
旅人「んじゃま、俺たちはこれでじゃあな!」

近衛兵長「王、彼らに賭けて正解でしたね」
王「そうだな、軍事兵器は全て処分せよ。人々の生活に転用できそうなものは、兵器として機能しないよう改造し転用だ」
近衛兵長「はっ!」
922 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/08(水) 04:57:21.66 ID:Ib9MWeAo
旅人「たっだいまぁっと」
宿屋の娘「あっ、旅人さんお帰りなさい!」
少年「ただいまぁっと」
宿屋のおっさん「お帰り坊主。その様子だとうまく言ったみたいだな」
少年「えぇなんとか。もう1ヶ月ほどお世話になりますね」
宿屋のおっさん「もちろんだ、いつもの角部屋空けてるから、そこを使ってくれ」
少年「はいありがとうございます」
宿屋のおっさん「いいってことよ。しかし、いつまでやってんのかね、あの二人」
少年「いいんじゃないですか?」
宿屋のおっさん「ふぅ、まったくやれやれだ」

1ヵ月後

少年「おおおお、でかい!今まで見たことの無いでかさだ!!!」
旅人「ごくり!しかし、なんだこのスロットマシンってのは……なるほど、絵が横か斜めに揃えばあたりなのか」
少年「これは完全に運任せだね」
旅人「まったく新しいものだなこれは」
王「おぉ、お前たちはよく来てくれた。気に入ってくれたかな?」
少年「えぇまぁ、でも遊ぶのは止めておきます」
王「何故だ?」
少年「俺が遊ぶより、娯楽に飢えたこの国の人に遊んでもらいたいですから」
王「そうか、まぁいつかこの国が娯楽の国になったらまた来てくれ、歓迎するぞ」
少年「はい!」

旅人「さぁって、俺は遊んで帰るわ」
少年「俺は次の国に出発するよ」
王「どこの国へいくのだ?」
少年「魔法の国です」
王「あそこか、船がないと行けまい、そうだなよしお主に船を与えよう」
少年「いいんですか?」
王「かまわんよ、目的地をセットしたら自動で目的地まで連れて行ってくれる優れものだ」
少年「ありがとうございます!」
王「明日の朝、城に来るがよい。起動キーを渡そう」
少年「はい!」

少年「それじゃ今日は俺この街で泊まるよ」
旅人「そっか、そんじゃまたいつでも来いよ!あの村の宿屋で待ってるぜ」
少年「あぁまたな」
923 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/08(水) 05:13:10.66 ID:Ib9MWeAo
僧侶「そこの少年」
少年「はい?」
僧侶「あなたには負けました。まさか本当にこの国にカジノを作るなんてね」
戦士「まったくだ、お前には負けたよ」
魔法使い「△木馬の刑忘れていまいな?」
少年「ひいいいい!」
魔法使い「今回の件に免じて許しやろう、魔法力の使い方少しは勉強できたようだしな」
少年「う、うんありがとう魔法使い」
僧侶「今日はどうするの?宿屋は決めてるの?」
少年「これから探すところ」
戦士「けっ、仕方ない俺たちが泊まってるところに来い。幸いベッドが一つ余ってるんでな」
少年「そうだね、そうさせてもらうよ」


僧侶「と言うわけで、勇者はカジノを作ることに成功したの」
娘「さすがは勇者殿だ、一度決めた事には頑固だな」
戦士「しっかし、あのブロマイドの娘かわいかったよなぁ。一度会ってみたいぜ」
娘「私も気になっていた、そのブロマイドとやらは持っていないのか?戦士殿」
戦士「あぁ持ってるぜ、ほらコレだ」
娘「……これは……私ではないか!」
僧・戦「なんだってぇ!!」
娘「なるほど、私は勇者殿を一目で虜にしてしまったのか、私も罪だな」
僧侶「さすが魔王の娘ね……勇者がこの事知ったら驚くでしょうね」
娘「勇者殿には黙っておいてくれないか?その、恥ずかしいのでな」
僧侶「わかったわ」

ガチャ
???「姫様ぁ!ようやく、ようやく見つけました!ささ、魔王城に帰りましょう!」
娘「そなたは、おお魔獣召喚師ではないか。しかしなんだその格好は」
召喚師「姫様ファンクラブです!」
娘「……そうか、しかし私は帰らぬぞ」
召喚師「何故です!?」
娘「私は、勇者殿とここで暮らすのだ。どこにもいかぬ!」
召喚師「がぁん!くっ、己勇者め!こうなったら過去に行って力をつける前にしとめてやる!!」

娘「行ってしまった……」
僧侶「そうか!あいつあの時の術師」
戦士「あぁ!懐かしいなぁ、過去に来たのにはこういう経緯があったのか」
魔法使い「まぁいいだろう、それより私に茶は煎れてくれんのか?」
娘「ひゃあ!」
魔法使い「まったく、さっきからいるのに誰も気付かないのはどういう事だ!」
僧侶「ごめんなさい、話に夢中になってしまって」
魔法使い「まぁいい、小僧はどうした?」
戦士「あいつならどっか行っちまったぞ」
魔法使い「そうか、それでそちらの方は?」
娘「魔王の娘だ、父が済まぬことをした」
魔法使い「そうか、小僧に惚れているのなら、そうだな……魔法の国に言ったときの話をしてやる」
娘「本当か!」
魔法使い「本当だ、私にとっては忘れられない事件があったからな」
娘「その前にお茶と、お茶菓子の補充をさせてもらうぞ」
924 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/08(水) 05:15:43.60 ID:Ib9MWeAo
以上、僧侶のお話、勇者カジノを作る編終了
次回・魔法使いのお話、魔法の国での出来事編はまた明日以降
今度も長くなると思うので何日かに分けて投下するお
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/08(水) 05:39:25.27 ID:zqcZx9so
gj
926 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/08(水) 21:51:14.31 ID:Ib9MWeAo
娘「すまぬ、大変待たせた」
魔法使い「いい、ズズ……いい味だ、お茶の煎れ方をよくわかっているな」
娘「それよりも、早く魔法の国での話を聞かせてくれ!」
魔法使い「落ち着け小娘!」
娘「私とそんなに変わらぬように見えるが?」
魔法使い「私から見れば僧侶ですら小娘だ」
僧侶「私は既に成人していますが、まぁ魔法使いから見ればそうですね」
魔法使い「まぁ200年も生きていれば、大抵の者は子供だよ」
娘「魔法使い殿はエルフなのか?それとも魔族?」
魔法使い「それは魔法の国での話で語るつもりだ、今は詮索するな」
娘「すまぬ」

僧侶「それはそうとこの作者、今日は書くつもりがないみたいですね」
戦士「いいんじゃねぇの?どうせまた夜中とか朝方に突然書き出すだろ」
娘「それは困る、私は早く聞きたいのだ!」
魔法使い「わたしはどっちでもいいがな、どうせ時間などいくらでもあるのだから」
娘「だとしても私は今すぐ聞きたいのだ!」

勇者「よし、今度は黒4番と黒24番だ!」
ディーラー「いいでしょう、いざ勝負!!」
ガラガラガラガラ
ディーラー「残念です、赤23番です。これで今日は私の10勝7敗です」
勇者「くそ!!憶えてろ!ちょっと他のをやってくる!」
ディーラー「はい、お待ちしていますよ」
927 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/10(金) 04:17:03.41 ID:2DZBEd.o
魔法使い「では始めよう」
娘「うぅ、またカレー失敗した」
僧侶「大丈夫よ娘ちゃん、熟してきたら丁度良くなるから!」
魔法使い「ズズ……話を始めなくていいのか?」
娘「あぁすまん、お願いする」
魔法使い「わかった」

軍事大国を娯楽大国にした少年一行は、王より与えられた船に乗り、魔法の国へと来ていた
この国もやはり魔王軍に支配され、人々は魔族に恐れを抱くと同時に憎しみ、怒りも抱いていた
精鋭たる魔法部隊も、魔王軍の強大な魔法力の前に破れ、力ある者だけがなんとか生き延びていた
ある者は魔王軍の軍門に下り支配者側へ、ある者は幼い子供たちに魔法を教え、いつか魔王軍を倒す能力者を育てることに従事していた
力無き物は城の地下収容所で強制労働させられる
元々この地下収容所は、禁術を使った能力者に、罰を与える場所である
そして今日もまた一人、また一人と、地下収容所へと送られていく

母親「お願いします!この子だけはこの子だけは!!」
子供「うわぁぁぁん、お母さん!お母さん!」
魔王軍「黙れ貴様らの王の命令だ!」
母親「そんなこの子が何をしたというのです!」
魔王軍「貴様には関係の無いことだ」
少年「やめろ!」
魔王軍「なんだお前は」
少年「その手を放せ!」
魔王軍「いやだといったら?」
魔法使い「私が相手になろう」
魔王軍「ゾクッ!(なんだこいつの魔法力は……あ、足が震える……)」
戦士「俺も相手になるぜ」
僧侶「私もです」
魔王軍「くっ……お、憶えてろ!」
魔法使い「何か言ったか?」
魔王軍「ぐぅ、撤退、撤退だ!」

母親「ありがとうございます、ありがとうございます!」
少年「当然の事をしたまでです。どうか顔を上げてください」
子供「お兄ちゃんたち!ありがとう」
魔法使い「大丈夫だったか?」
子供「うん!!」
魔法使い「ふふ、いい子だナデナデ(……なるほど……そういうことか……この子も私と同じ……)」
母親「あの、何かお礼をさせてください」
少年「いいんですよ、そんなつもりで助けたわけじゃない。ただ助けたいから助けたんです」
母親「しかし、それでは……そうですね無理強いはできませんね。何か困ったことがあったら尋ねてください、私たちの家はあの角を曲がって突き当たりです。それではありがとうございました」
子供「お兄ちゃん、お姉ちゃんありがとー!」

魔法使い「さて、小僧。気付いたか?」
少年「うん、あの子すごい力を秘めてるね」
僧侶「そうなの?」
魔法使い「恐らく今この国で最も力を持っている」
戦士「そんなに、すげぇのか?」
少年「魔法使い級だよ、あの力は」
魔法使い「……そうだな」
928 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/10(金) 04:46:04.04 ID:2DZBEd.o
市民1「あんたら、あの親子助けたのか?」
少年「そうですが」
市民2「せっかく魔族のガキを始末できると思ったのに、余計なことを!!」
戦士「聞き捨てならねぇな、どういうことだ?」
市民3「あのガキの親父はな、魔族なんだよ。母親は俺たちと同じただの人間だけどな」
魔法使い「ほう、人と魔族の混血児か」
市民1「その通りだ。まぁ魔族と言っても大した力を持っていなかったし、
    俺たちとそんな変わらなかったし、働き者だったからみんな受け入れてたんだ。それを!」
少年「何があったんです?」
市民2「あいつは俺たちを裏切ったんだ!」
僧侶「裏切った?」
市民3「この国に魔王軍が攻めてきたときの話だ、魔王軍は裏切り者であるあいつを出せと要求してきたんだ」
市民2「国の安全と引き換えにな。俺たちの王も馬鹿じゃない、精鋭部隊で殲滅に向かったんだが。あっけなくやられた」
市民3「その後だ、あいつが一人で魔王軍の元へ行くって言ってな、みんな止めたけど聞かなかった、んで次の日だ」
市民1「魔王軍が城に攻め入ったんだ。裏切り者から城や街の情報を聞いたと言ってな。城はあっけなく陥落、王は城の地下に閉じ込められ、力の無い者も一緒だ!」
少年「……そんなことが」
市民3「これだけは言っておくぜ、今度あの親子を助けたら俺たちはお前らの敵だ!」
魔法使い「敵で結構だ、行くぞ小僧」
少年「え?どこへ?」
魔法使い「さっきの親子のところだ。こんな空気の場所は反吐がでる」
市民2「おい、待てよ。あんたらのために言ってるんだぜ?」
僧侶「ごめんなさい!」
戦士「まぁ気長に待ってろよ、この国の魔王軍は俺たちが潰してやるからよ」
市民1「はっ、口からでまかせを!今までこの国に来てそう言った連中は全員殺されたんだぞ!」
魔法使い「行くぞ」

魔法使い「ごめん!」
母親「あっ、あなた方は!」
少年「あなたたちのこと、さっき市民の方から聞きました」
母親「……そうですか」
魔法使い「あの子の父親は本当に魔王軍の軍門に下ったのか?」
母親「そんな事はないとわたしは信じています」
少年「しかし、城や街の情報が魔王軍が知っていたと」
母親「あの人から聞いたことがあります、魔族には人の脳を食らい、記憶と能力を奪い取る者がいると」
魔法使い「確かに、そういう種族がいると聞いたことがあるが」
母親「私も詳しくはわかりません、ただあの人は口癖のようにその魔族の事を話していました」
少年「……では、今この国を支配してる魔族はその魔族と言う可能性が高いと?」
母親「そうかもしれません、恐らくあの人も既に殺され……うぅっ」
魔法使い「ありがとう、もういい。後は私たちで何とかしてみるつもりだ」
少年「そうです、だからもう悲しまないでください」
母親「はい、しかしあなた方はどういった方なのです?」
戦士「勇者ご一行とは俺たちのことだ」
母親「では、世界を魔王軍から開放させているというのは!」
少年「恥ずかしながら、俺たちのことのようですね」
母親「そうですか、ではお願いがあります」
魔法使い「なんだ?」
母親「あの子のような混血児が少しでも早く、普通に暮らしていける世を作ってください」
魔法使い「容易ではない願いだな、……わかった」
少年「そのためにはまず、魔王を倒しますよ!」
母親「ありがとうございます」
929 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/10(金) 05:06:31.00 ID:2DZBEd.o
子供「ねぇねぇ、お母さん。お兄ちゃんたちと遊びたい!」
母親「ダメよ、お兄ちゃんたちは忙しいの、それを邪魔しちゃいけません」
子供「えええええつまんなぁい!」
少年「俺たちなら構いませんよ」
母親「しかし!」
魔法使い「気にするな、どうせ泊まるところも無いのだ、一晩ここで世話になるのも悪くはない」
母親「そうですか、わかりました。それでは今日はおもてなしをさせていただきます」
僧侶「お料理でしたら、手伝いますよ」
母親「はい、お願いします」

子供「ねぇねぇ魔法使いのお姉ちゃん」
魔法使い「なんだ?」
子供「僕ね、大きくなったら魔法使いになりたいんだ!だから魔法を教えてよ!」
魔法使い「ダメだ」
子供「えええなんでぇぇぇ!」
魔法使い「良いか?魔法と言うものは、人を幸せにすることもできれば、不幸にすることもできるのだ
      だから、お前がきちんと自分の力を制御できるようになってからでないとダメだ」
子供「どうやったらできるようになるの?」
魔法使い「そうだな、まずはこの国の魔法学園に入ることだ。そこで基礎修練を積み魔法力の使い方を学べ。それから魔法を学ぶといい」
子供「わかった!」

少年「がおー、まものだぞー」
子供「でたなまもの!僕が相手だ!」
ぽかぽか
少年「うわぁやられた、おぼえてろよー」
子供「わーい勝ったぁ!」

少年「ふぅ」
魔法使い「どうした?疲れたか」
少年「別に、そうだ前から聞きたかった事があるんだけど」
魔法使い「なんだ?」
少年「魔法使いって、エルフなの?魔族なの?」
魔法使い「……どちらでもない」
少年「じゃあ人間なんだね」
魔法使い「……う」
少年「え?」
魔法使い「なんでもない、その通りだ私は人間だ。ただちょっと精霊とマナに好かれているだけのな」
少年「そっか!」
魔法使い「聞きたい事はそれだけか?」
少年「うん、ごめんね変なこと聞いて」
魔法使い「構わん」

その夜、少年一行はこの親子たちと楽しい一時を過ごし、旅の疲れを癒した
そして明日も同じような時が来るだろうと誰もが思っていた

少年はまだ知らない、魔法使いが何者なのかを……
少年はまだ知らない、混血児がもたらす悲劇を……
少年は知ることになるだろう、混血児が辿ってきた道を……
930 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/10(金) 05:11:13.54 ID:2DZBEd.o
今日はここまで、ではまた〜
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/10(金) 08:29:12.41 ID:N0xlzH6o
乙!!
次も楽しみにしとるぞ
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/10(金) 12:12:33.71 ID:Ejnhvfoo
O2
933 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/12(日) 00:11:16.88 ID:kdxbsDgo
翌朝

少年「ありがとうございました、おかげでゆっくりと休むことができました」
母親「いえ、これといったおもてなしが出来ませんでしたし」
子供「魔法使いのお姉ちゃん、また来てね!」
魔法使い「ふふ、もちろんだ。今度来るときはそうだな、この国が平和になった時だ」
子供「うん!僕待ってるよ!!」
僧侶「それでは、行きましょうか」
戦士「そうだな、魔王軍を倒すぞ!」
少年一行「おう!」

???「……」

魔法の国の城

魔法使い「つまらん結界だ、なるほどすぐに陥落したのもうなずける」
少年「俺には結構な結界に見えるけど?」
僧侶「あなたはもう少し結界魔法を勉強した方がいいようですね」
少年「そう?」
戦士「俺にはさっぱりだな」
魔法使い「では行くぞ」

ドドォォォォォン

少年「なんだこの地響き!」
僧侶「少年、あそこ!」
少年「あれは、あの親子の家付近じゃないか!」
魔法使い「まさか!戻るぞ小僧!」
少年「わかってる!」

親子の家
子供「うぅ・・・ひっく・・・」
魔法使い「……なんという事を……」
少年「何があったんだ……」
僧侶「……ダメ、皆息絶えてる……」
戦士「こいつはひでぇ」
魔法使い「何があった?」
子供「ひっくひっく。街の人たちが、お母さんをお母さんをうわあああああ」
魔法使い「……わかった、もう何も言わなくていい今は泣くといい……」

子供「すーすー」
少年「なぁ魔法使い一体何があったんだろう?」
魔法使い「そこの転がっている馬鹿どもが、母親とこの子を殺そうとしたのだろう」
僧侶「そんな、酷いことを」
魔法使い「この子の服を見ろ、血が付いてるだろ。恐らく母親のものだ。この子には外傷がない
      それと、母親の遺体が無いのはこの子の魔法力で消滅したのだろう
      小僧ども、良く目に焼きつけよ、これが混血児がもたらす悲劇の一つだ
      子供のうちに迫害された者は、こうやって魔法力を感情のままに解放し、周囲を破壊する
      そして自らが犯した過ちを認識した時、それに耐えられず自ら命を断つこともあるのだ」
934 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/12(日) 00:50:18.41 ID:kdxbsDgo
少年「詳しいんだね、混血児について」
魔法使い「……しも……お……だ」
少年「ん?」
魔法使い「いやなんでもない、すまないが一人にさせてくれないか……」
少年「わかった」

魔法使い「人間は後何度同じ事を繰り返すのだ……あの子や私のような者を後何人生めば気が済むのだ……」
子供「うぅん……」
魔法使い「起きたか?」
子供「……うん……お姉ちゃん泣いてるの?」
魔法使い「いやなに、砂埃が目に入っただけだ」
子供「ねぇ、これから僕どうしたらいいの?お母さん何もしてないのに……街の人たちに……」
魔法使い「みなまで言わなくてもいい、少し話をしてやろう。お前のような境遇で生まれた女の子の話だ」
子供「うん」

魔法使い「その女の子は、ある研究所の魔法液の中で誕生したのだ」
子供「まほうえき?」
魔法使い「私たちが飲む水に魔法をかけたものだ」
子供「……」
魔法使い「それから10年後だ、女の子は一人の女性に引き取られ、研究所を去ることになった」

女「…ちゃん、今日から私があなたの家族です」
女の子「家族?」
女「そう家族です、私はこれからあなたと一緒に行く教会のシスター、そこにはあなたと同じように親を失った子がたくさんいます」
女の子「私に親なんていない」
女「そんな事はありません、親がいたからあなたがいるのです」
女の子「私は変な液の中で作られたモルモット!そんなものいない!家族もいらない!!」
女「わかりました、では私とあなたはこれからは友達です、友達ならいいよね?」
女の子「いらない、友達もいらない、私は独りでいい!」
女「じゃあ、私が勝手にあなたを友達と思っているだけなら、構わないわね?」
女の子「勝手にしたらいい、私はどんな時も独りでいい」
女「うふふ、困った子。そんなことばかり言ってると、いつか本当に独りになってしまいますよ」
女の子「構わない」

女「さぁ、着いたわ。ここがあなたの家よ。まずはみんなに紹介するわね。ただいま」
神父「お帰りシスター、この子がそうなのだね?」
女「……はい」
女の子「……(なにこいつあそこのやつらと同じ臭い、同じ目、同じ顔……)」

神父「怖がらなくていい、私はね君がここに来る前にいたあの研究所の元一員で、研究所の指針に逆らって追い出されたのだ
   それからは君と同じ作られた生命、人間・魔族・エルフの混血児を引き取っている」
男の子1「ねぇ神父さん、あの子新しい子?」
神父「そうだよ、君と同じあの研究所で作られた子だ」
男の子1「そうなんだ、でもここにいる誰よりも魔法力で満ち溢れてるね」
神父「君は魔法力を感じ取れるのかい?」
男の子1「うん、それとマナの動きもわかるよ。魔法も少しなら使えるんだ!」
神父「いいかい、むやみやたらと魔法を使うんじゃないよ。どうしても使う時は詠唱を忘れちゃいけない」
男の子1「うん!」
935 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/12(日) 01:08:34.76 ID:kdxbsDgo
男の子2「お〜い1!何やってんだよ!皆待ってるんだぞ!!」
男の子1「ごめんすぐ行く!俺1っていうんだ、宜しくね!」
女の子「私に気安く話しかけないで!」
男の子1「ごめんね、じゃあまた後でね!」
女の子「うるさい!」

女「だめよ、女の子がそんな言葉使いしちゃ」
女の子「私は独りがいい」
女「わかったわ。でもご飯のときと、毎朝のミサはちゃんと皆と一緒にいるって約束してくれる?」
女の子「いや」
女「困ったわね、それじゃご飯抜きね」
女の子「……ぐ〜〜」
女「うふふ、お腹は正直ね。じゃあ食堂に行きましょう、お昼ご飯が残ってるから」
女の子「わかった、ご飯の時とミサだけ……」
神父「シスターその子のこと頼んだよ」
女「はい、神父様」
女の子「……」

女「はぁい、お待ちどうさま。ゆっくり食べてね」
女の子「……いただきます……。私、あの神父嫌い……」
女「どうして?」
女の子「あそこの奴らと同じだから」
女「実はね、私もちょっと神父様が苦手なの。もう100年は一緒にいるのに、まだ慣れなくって」
女の子「……シスターも魔族か何かなの?」
女「私はね、あなたと同じ。あの研究所で作られた命なの。神父様は私が知る限りではあの研究所にはいなかったわ、神父様がいたのはもっと前のことみたい」
女の子「なんで、あそこの奴らは私や、あの男の子を手放したの?重要なモルモットでしょ?」
女「理由は簡単、あなたたちを売って次の研究をするため」
女の子「じゃあ、なんであんたたちはあたしみたいのを?」
女「神父様の意向なのよ、多分私たちには知らない事を神父様は知ってらっしゃるのね」
女の子「でもあたしはあの神父嫌い……ごちそうさま」
女「はい、おそまつさま。食器はそのままでいいわ、先に部屋に案内してあげる」

女「さぁ、ここがあなたの部屋。好きに使ってね」
女の子「うん……シスター、ありがとう」
女「お礼なんていいのよ、私たちは友達でしょ?」
女の子「うん……」
女「それじゃ、またご飯の時間になったら来るわ」
女の子「うん……」

女の子「シスター……信じていいの?」
936 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/12(日) 01:29:04.93 ID:kdxbsDgo
もうちょっと頑張ろうと思ったけど今日はここまで
ではまた〜
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/12(日) 02:16:41.23 ID:SxrIdL.o
おつん
938 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/13(月) 02:32:53.86 ID:E8AjZ5Eo
夕食

女「夕食の前に一人紹介します、女の子です。みんなよろしくね」
女の子「……よろしく」
男の子1「よろしく!」
男の子2「あっ、さっきの奴。よろしくな俺2ってんだ!」
女の子A「私はA!よろしくね!」
女の子B「わたしB、わたしもまだここに来たばかりなんだ」
神父「さぁみんな、神に祈りを捧げなさい
   神よ今日も私達に美味しく温かい食事をありがとうございます。いただきます」

男の子1「ねぇねぇ、この後皆で一緒に遊ぼうよ」
女の子A「賛成!」
女の子B「いいよ」
男の子2「別にかまわねぇぞ」
女の子「……少しだけなら……」

女「少しは打ち解けてくれるでしょうか」
神父「それはあの子次第だよ、シスター」
女「はい、でもやっぱり心配です。彼女はあの子達とは少し違う気がするから」
神父「私もそれを感じている、恐らくハーフの完成型でしょうね。1と2、そしてAとBを経て作られた命……」
   (できれば、この研究やめさせたかった……
   1はあの子を作るための人工生命のテストケース、2は魔法力バランスのテストケース
   Aは人間と魔族を交わらせるためのテストケース、Bは1・2・Aのケースを基に3種族の遺伝子を配合させた、いわば彼女のプロトタイプ……
   神よ、やはり私は無理にでもあの悪魔の研究を破壊するべきだったのでしょうか……
   これは本当に我らが魔族の王が望んでいるのでしょうか……
   確かに、異種族間による子供は存在しています、しかしその子供は愛によって生まれた子供
   ですが、人間と魔族のハーフだけは人間とエルフから忌み嫌われ迫害され、その度に人の里が滅びています
   そして魔族からは、実験体としてしか扱われていない……なんと不憫な……
   このような事をいつまで繰り返されるのでしょうか……神よ、私の声を聞き届けていただけるのなら、どうかお応えください……)
女「神父様……」
神父「さぁ、シスター子供たちの所へ行ってあげなさい。ほら子供たちが呼んでいますよ」
女「はぁい!ちょっと待っててね!!
  神父様お願いがあります」
神父「はい」
女「もし私に何かあってもあの子を見捨てないでください……あの子の心は寂しさで一杯です。私はそれを少しでも癒してあげたい……」
神父「わかっています。そういえばあなたは心の色がわかるのでしたね」
女「こんな能力欲しくなかったですけど、今はそれに感謝しています。それでは」

神父(神よ、私の娘たちに祝福を……)

そして5年の月日が流れた……

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
※以降の投下よりキャラ表記変更しますご注意ください
女の子→女 女→シスター 男の子1・2→男1・2 女の子A・B→女A・B
939 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/13(月) 03:07:29.12 ID:E8AjZ5Eo
女「ここに来て5年が経ったのか……ふふふ、私も変わったものだ。ここに来た頃は独りがいいなどと言っていた。今は独りなど考えられない。これもシスターのおかげだ(シスターあなたを信じて良かった)」

コンコン

女「開いている」
シスター「女ちゃん、今日は女性陣だけで買い物にでかけようと思うの、一緒に来る?」
女「買い物?」
シスター「そう買い物、女ちゃんもAちゃんもBちゃんもみんな年頃なんだし、ちょっと遅いぐらいだけどお化粧をして、1くんと2くんを驚かせようと思ってね」
女「それはいい、前からあの二人の言動には腹が立っていた、私のどこが女らしくないと言うのだ!今日と言う今日はぐぅの音も出ないようにしてくれよう」
シスター「うふふ、そういうところが女の子らしくないのよ」
女「むっ、シスターまで!」
シスター「ふふ、ごめんね。それじゃあ礼拝堂で待ってるから、準備ができたら来て」
女「わかった」

街−食料店

店主「らっしゃい、っとシスターじゃないか。今日はどうしたんだ?食料は一昨日運んだばかりだぜ」
シスター「いえ、もう少ししたら私だけじゃなくて、この子達にもおつかいを頼もうと思って」
店主「おお、シスターに負けず劣らずのぺっぴんさんだね。この子達もシスターと同じハーフなのかい?」
シスター「えぇ」
店主「嬢ちゃんたち、これからよろしく頼むよ。もしかしたら俺の方が年下かも知れんがなワハハハハ」
女「失礼な!私はまだ15だ!!」
女A「そうですよ、私は17です!私はもう大人に」
女B「わたしは16です」
店主「わははは、そりゃすまん。なんにしてもこれからはよろしく頼む」
女「わかればいい」
シスター「こら女ちゃん、そんな口の効き方しないの!」
店主「ははは、シスターには爺さんの代から世話になってるからな、それくらい構わんよ」
シスター「すみません。それじゃこれからもひいきにして下さいね」
店主「シスターには適わんな。あぁわかった、それじゃまた来てくれよ!」

女「シスターあの店主何者だ?」
シスター「あの人は魔族の中でも寿命が特に短いの種族なの、あぁ見えて私より若いのよねぇ
     この街を見てわかると思うけど、この街には人間、魔族、エルフの3種族が一緒に暮らしてるの」
女A「それじゃあ私たちでも自由に行動できるってことよね?」
シスター「そうね、でも他の街には行かないようにして、これは皆のためだから」
女B「うん」
女「わかった」
シスター「それじゃあ買い物済ませるわよ!」
女&女A・B「おぉ!」


???「ふぇふぇふぇ、ようやくみつけたわい。巧妙な結界を張り巡らしおって、見つけるのに40年もかかったわ
     しかし連中はこんな街で何をやろうとしておるのかね、まぁワシには関係ないが
     これを連中に報告して、ふぇふぇふぇ。これで連中の実験体どもをふぇふぇふぇふぇふぇふぇふぇふぇ
     どんな味がするのかのう、どんな悲鳴を聞かせてくれるのかのう、ふぇふぇふぇふぇふぇ楽しみじゃ実に楽しみじゃふぇふぇふぇふぇふぇふぇふぇふぇ」
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/13(月) 03:12:00.39 ID:AyaOROoo
wwktk
941 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/13(月) 03:33:00.80 ID:E8AjZ5Eo
教会

シスター「ただいまぁ……、さぁ誰もいないわ今のうちに私の部屋に行くわよ」
女「うむ」
女A「1と2が帰ってくる前に」
女B「お化粧大作戦結構です」

男1「ただいまぁっとシスターめしぃ」
男2「めしぃ!」
男1・2「めっしめっしめしめしめっしぃ♪」
神父「お帰り、1君2君」
男1「あっ神父様、ただいま帰りました」
男2「ただいま神父様」
神父「私もさっき帰って来たばかりでね。シスター達ならもう帰ってきてるけど、今夜の食事は遅くなりそうだ」
男1・2「ええええorz」
神父「まぁその理由はすぐにわかるよ、すぐにね」
男1「食事よりも大事なことなんですか?」
神父「そうだね、彼女たちにとっては大切な事みたいだ」
男2「仕方ないな1、のんびり待とうぜ」
男1「そうだな」

シスター「お帰りなさい、神父様、1くん2くん」
神父「噂をすればなんとやらだ、シスター何をしていたんだい?」
シスター「ふふふ、さぁみんないらっしゃい」
女&A・B「……」
男1・2「……ゴクリ」
女「どうした、1・2。これでも私は女らしくないとでも言うつもりか?」
女A「ちょっと、何とかいいなさいよ!」
女B「感想聞かせてほしいです」
男1「……アッー!」バタン
男2「1ぃぃぃ!そうか、気絶するほどだったか、うんうんわかるぞ、目の前にいる3人の女神は美しすぎるからなうんうん」
女「何故涙を流しているのだお前たちは」
男1「ふっ、2よぉ」
男2「なんだ1」
男1「俺はもう思い残すことは無い、先に逝ってるぜ。とりゃあああ!!」
女A・B「いやああああ」
女「てぇぇぇい!!」
男1「ぐぶっ!」
女「私ならともかく、AとBに襲い掛かるとは……恥を知れ!!」
男2「なんだ女、1に襲って欲しかったのか?」
女「〜〜〜っ!そういうわけではない!!」
男2「顔真っ赤にしてちゃ説得力皆無だぜ!」
女A「そうよねぇ、1はちゃんと女ちゃんの気持ちに気付くべきね!」
女B「時々この鈍感男を始末したくなる」
女「ふっ、ふん!」
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/13(月) 03:35:12.27 ID:AyaOROoo
コレハ・・・ゴクリ
943 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/13(月) 03:49:10.33 ID:E8AjZ5Eo
シスター「あらあら、じゃあ女ちゃんたち夕食の準備に取り掛かるわよ」
女「1の食事には新作の毒薬を盛ってくれる!」
シスター「だめよ、惚れ薬なんて使ったら」
女「っ!何でわかった!」
シスター「ふふふ、ヒ・ミ・ツ・☆」
女A「シスター秘密にしなくてもバレバレですよ、女ちゃんわかりやすいから」
女B「そうですよ、女ちゃんっていっつも1くんの事見てるもん」
女「な、な、な!?」
シスター「このくらいにしておきましょう、じゃあ女ちゃんこれは没収ね」
女「……うぅ……私の新作……」
シスター「頑張って、女ちゃんなら大丈夫よ。1くんもまんざらじゃなさそうだし、ね?」
女「ふん!」

夕食
神父「神に感謝し、いただきます」
全員「いただきます!」
男1「しっかし、ほんとビックリしたな。いやぁ女があそこまで美人だった事が驚きだ」
男2「まったくだ、これで行動が女らしかったら、俺も惚れてたかもしれんな」
男1「なんだ?誰か女に惚れてる奴がいるのか?」
女「ピクッ」
女A・B「はああああ」
シスター「はいはい、その話はおしまい。女ちゃんがすごい不機嫌になっちゃったからね」
男・女「はぁい」
シスター「1くんは後で女ちゃんに謝ること!いいわね!」
男1「わかったよ」
女「ふん!」

丑三つ時
???「女、起きなさい!」
女「うぅん」
???「起きなさい!!」
女「はっ、え?神父様?」
神父「いいですか、今からあなたをこの教会から少し離れたところに転移させます」
女「急にどうしたんですか神父様!」
神父「時間がありません、さようなら女、私の大切な6人目の子供」
女「神父様?神父様!」

草原
女「神父様!!……ここは草原?いつもの草原だ……、一体何が起こった。そうだ教会に戻ろう!」

教会
女「え?何これ……なんで教会がボロボロに……シスター!みんな!!」
944 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/13(月) 04:11:21.08 ID:E8AjZ5Eo
女「なんだ、なんでこんなことに!あっA!B!っ!!!」

礼拝堂と宿舎をつなげる出入り口に倒れている二人を見たとき絶句した
二人とも心臓を貫かれ、頭が無かったのだから
まるで心臓と頭を食われたかのように……

女「A!B!一体誰がこんな事を……あれは2!おい2!何があっ……」

同じだった男2も女AとB同様心臓を貫かれ頭が無かった
女がそれを2と判別できたのは死体が身に纏っているものが2の物だったからだ

女「まさか1!シスター!!」

その後女は1の部屋、シスターの部屋へと足を運んだ。そこには他の3人と同じ状態で横たわる死体があっただけだった

女「一体誰が……こんなこと……うぅ……そうだ神父様は?」

目を閉じる、マナと魔法力を感じ取る、1が得意とした探知法だ
マナが収束していく、魔法力の増大・爆発を感じた。街の方角だった

女「街、あの街で戦い?誰が何のために?でもこの感じは神父様?」

廃墟と化した街
女「これは……廃墟になってる……」
???「誰か……そこに……いる……のですか?」
女「この声は神父様!」
神父「この魔法力は……女ですね?」
女「はい」
神父「話があります……よく聞きなさい……」
女「そんなことより傷の手当てを!」
神父「不要です……どうせもう長くありません……この街を廃墟にしたのはあなたがいた研究所の魔族です」
女「え?」
神父「研究所は……この街を疎ましく……思っていました、そこである人物に依頼し捜索させたのです
   その人物は、教会を襲い、皆を……」
女「誰なんですそれは!」
神父「その人物の、名前は」
???「ふぇふぇふぇ、こんな所におったか。死に底無いもいるようじゃのふぇふぇふぇ」
女「誰だ貴様!!」
???「ふぇふぇふぇ、わしか?わしはそうじゃのう、脳魔とでも名乗っておくかの」
女「お前か、お前が教会の皆を!!」
脳魔「ふぇふぇふぇふぇふぇ、うまかったのう、悲鳴も脳みそも、心臓もふぇふぇふぇふぇふぇ」
神父「逃げなさい女!今のあなたの適う相手ではありません!!」
脳魔「うるさいのう、とどめじゃ!!」
神父「かっ……」
女「神父様?神父様!!うぅ・・・いやだ、しんじゃいやだ神父様。私はもう独りはいやだ」
脳魔「ふぇふぇふぇふぇ、案ずるな小娘。お前もすぐに同じところに送ってやるわいふぇふぇふぇ」
女「うわああああああ!!」
脳魔「ふぇふぇふぇ……ふぇ?なんじゃこれは!ぐぎゃあああああ!!」
945 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/13(月) 04:40:13.62 ID:E8AjZ5Eo
女「うぅん……、なんだここは……確か私は街にいたはず……何もない……そうだ教会に」

教会
女「夢……じゃなかったか……皆……」

女はシスターを初め全員を埋葬し墓を立て、泣いた。日が暮れるまで泣き続けた
泣いて泣いて、泣き止んだ
そして教会を整理し、自分の荷物を持ち、神父の部屋で一通の手紙を発見した
その手紙は自分宛のものだった
内容は自分が誕生するに至った経緯、神父の死と共に研究所が消滅していること
最悪の事態に備えての貯えと、魔法を記した本を地下倉庫に保管してあること
そして、神父からの謝罪の言葉だった

女「なんで、なんで謝るんですか!私は私はこの教会に来て幸せだった、この日々が続けばいいと思っていた!それだけなのに!!」


子供「それで、その人はどうしたの?」
魔法使い「その後人間の街で混血児を見つけては、話をしてきた
      しかし人間はいつの時代どこに行っても混血児たちを迫害し続けた
      そしてその街、村、国が滅びるのを何度も見てきた、いやになるくらいな
      自らの魔法力を暴走させてな、そしてほとんどの混血児は自分の魔法力に耐え切れず命を落とした
      耐えた者も中にはいたが、そのほとんどは自らの命を断ったのだ。この世界に絶望してな
      だからお前は絶望してくれるな、これは私からのお願いだ」
子供「うん……、この街をめちゃくちゃにしたのは僕なんだよね?」
魔法使い「……そうだ」
子供「じゃあ僕、この街を直す!」
魔法使い「その後はどうするのだ?」
子供「う〜ん、わかんない。お姉ちゃんのお話に出てきた人みたいに旅にでるかも」
魔法使い「……そうか」

少年「ぐすっ」
魔法使い「小僧、この子と二人にしてくれと言ったはずだな?」
少年「うんごめんぐすっ」
魔法使い「まったくしょうのない奴だ、今の話で私が何者かわかっただろう?」
少年「うん、でも魔法使いは魔法使いだ。それ以上でも以下でもない」
魔法使い「……化け物のような私を受け入れてくれるのか?」
少年「受け入れるも何もない。魔法使いは大切な仲間だぐすっ」
魔法使い「……そうか、ありがとう」

???「ふぇふぇふぇ、ようやく見つけたぞ小娘!200年前の借りを返してやるわいふぇふぇふぇ」

魔法使い「…っ!この声、その気味の悪い笑い方……貴様生きていたのか」
脳魔「当たり前じゃ。魔法力の暴走を感知して来てみれば、ふぇふぇふぇふぇ」
魔法使い「教会の皆の恨みここで晴らしてくれる!」
脳魔「ふぇふぇふぇふぇふぇふぇ。そうはいかんわ、そこの天然の混血児をいただくまでわのうふぇふぇふぇふぇふぇふぇふぇ」
子供「うわ、なにすんだよ、放せ!」
脳魔「そうじゃのう、一日猶予をやろう、この国の城で待っておるぞ、ふぇふぇふぇふぇふぇ」
魔法使い「待て!!」
脳魔「ふぇふぇふぇふぇ、今度こそお前の脳みそをふぇふぇふぇふぇふぇふぇ」
946 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/13(月) 04:45:35.30 ID:E8AjZ5Eo
少年「たああああ!!」
ブン!
少年「くそ!」

魔法使い「どうも、今回の戦い私にとっては因縁の戦いになりそうだ」
少年「あまり気負わないでよ魔法使い」
魔法使い「わかっている」


魔法使い「ズズ」
娘「それでどうなるのだ?」
魔法使い「あの子供と同じだなお前は」
娘「いいでわないか!早く聞かせてくれ!」
魔法使い「無理だ」
娘「何故だ?」
僧侶「少し休憩にした方がいいわ娘ちゃん」
戦士「そうだぜ、ここで休憩にしてまた後で聞こうや」
魔法使い「そういうことだ、ホレ茶菓子が無くなったぞ」
娘「むぅ……、わかった。茶菓子も用意しなければならんか」
魔法使い「そういうことだ」
娘「むぅ……、早く続きを聞きたい……」
947 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/13(月) 04:46:57.41 ID:E8AjZ5Eo
今日の投下終わり
でわまた〜
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/13(月) 06:59:29.61 ID:kxEg9YUo
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/13(月) 09:30:52.08 ID:R9WGAJAo
惚れ茶菓子


950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/13(月) 10:08:47.13 ID:tjMR/G.o
>>949
俺も思ったw 乙ですwww
もう950だが次スレはどうするんだい?
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/13(月) 18:09:35.50 ID:0vbVzvQo
今のペースなら970〜980でいいと思うよ
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/13(月) 18:51:44.13 ID:6mc0DI2o
◆/JlYUVgM56さん以外も復帰してくれればそろそろ次スレが欲しいかもなww
953 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/04/13(月) 19:18:18.47 ID:K7xTe46o
割り込むとゴチャゴチャするから完結待ちー
954 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/13(月) 20:30:08.01 ID:E8AjZ5Eo
完結待ち職人さんがいるだと!?
早ければ今日明日中には終わると思うんでもうちょっとだけ待ってね
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/13(月) 20:50:35.48 ID:6mc0DI2o
>>954
いっそ40レスほど使って完結、そのまま次スレ作成というレアルートもww
みんなの続きも新作も期待してますよ
956 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/13(月) 21:11:03.81 ID:E8AjZ5Eo
>>955
没にする(した)話を入れればできないこともない
が、書き溜めしてないからちょっとしんどいかも、他の職人さんも待てせてるしね
それじゃまた夜中〜未明、明け方にかけて投下すると思うので読んでやってくだしあ
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/13(月) 21:22:08.80 ID:eu6fmADO
楽しみにしてるので無理せず頑張ってください
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/13(月) 21:24:08.93 ID:AyaOROoo
>>953
是非書き溜めのほどをお願いしたい
959 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/04/13(月) 21:30:34.23 ID:K7xTe46o
初出から保守係だから気にせずにー
むしろ投下のほうを待ってるよー


勇者(…段々と複雑かつヘヴィな内容になってるけど、こいつ理解できてんのか?)

娘「むー…、ええと、あれがこうなってこれがそうだから…」

勇者(しかもこの本、薄っぺらいくせにページがどんどん増えてる。人の名前書いたらそいつが死ぬノートみたいだなぁ)

娘「ぬあああっ! なぜいきなりその女とか神父とか出てくるのじゃ! わけがわからぬ!」

勇者「理解できないからってキレるなって。この魔法使いが、過去の話のなかでさらに昔の話をしてるんだよ」

娘「ではなぜ二重にも遡らねばならぬのじゃ!? しかもいきなり出てきたこの脳魔とやらは何者じゃ!? なぜ魔法使いどのを狙っておるのじゃ!?」

勇者「ええとな、きっとこんな感じなんだ」


▲勇者さまご一行
例の4人組。
▲母親と子供
子供は魔族と人間のハーフ(?)、母親殺されて暴走。脳魔にさらわれる。
▲脳魔
脳髄を好む変態鬼畜魔族(個人なのかそういうザコモンスターなのかは不明)。食べ損ねた魔法使いを200年間探し回っていた。

■脳魔(過去)
とある研究機関の関係者
■少女(魔法使い)
人と魔族をベースに作成された被験体。破棄される。
■神父
破棄された被験体を孤児として保護。目的は不明。
■女、その他教会関係者
保護された人たち


勇者「200年前とかぶっ飛んでるけど、あっちの魔族は不老不死に近いんじゃないかな」

娘「ふむ。ではこの子供が母親を死なせたわけではなく、誰かが母親を死なせたのか」

勇者(って、そこからもう消化不良だったのか!?)

娘「となると、あそこはこういうわけじゃったのか。…ふふふ、糸口を見つけたかのように読めてきたのぅ。なかなか熱い展開ではないか」

勇者(ま、面白がってるからいいか)


勇者「脳魔……きっと奴の名前は「ノーマ」に違いない」

娘「そなたの読みには感心するが、能天気さは怒りを通り越して呆れるのぅ…」
960 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/04/13(月) 21:55:45.51 ID:K7xTe46o
>>958
よくみたら安価が俺だった件
書き溜めは考えた話を即投下したとき日本語でOKな状態よりも酷いぞ





娘「勇者どのにはこれくらいの出来事はないのか?」

勇者「無い」

娘「あれほど変な国や人を見て廻ったのじゃ。何かあるじゃろうて」

勇者「無い」

娘「戦士どのが試練のナントカの事は今でも覚えておると言うておったが、何かあったのか?」

勇者「あー、あれは面白くないぞ?」

娘「面白いかつまらないかは余が決める。聞かせてみよ」

勇者「何か『人間は汚い生物だ』『ヒトは滅ぶべきである』とかネガティブな質問ばっかりされてつまらないから、全部「はい」で答えてたんだ」

娘「どうなったのじゃ?」

勇者「何か知らないけど、光属性の資質が闇属性になっちまった」
   「聖剣が魔剣になってるし、皆は何でか戦闘態勢入ってて意味がわからなかったなぁ」
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/13(月) 22:00:23.05 ID:AyaOROoo
>>960
ベースを作っておけば色々修正が利くってばっちゃが言ってた
962 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/04/13(月) 22:06:36.05 ID:K7xTe46o
後は任せた。
次があるのならまた次でー。



娘「魔族の王と対峙する者が、同じ闇属性とはのぅ」

勇者「別にどうでもいいんだけど、誰かに会う度に闇に堕ちただの闇にとらわれただのうるさくてなー」

娘「こう、なにか壊したいとか支配したいとかは考えなかったのか?」

勇者「全然」

娘「普通ならばそこで勇者が魔族に下ってバッドエンドなんじゃがのぅ」
963 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/14(火) 04:49:05.87 ID:cUO86OEo
魔法使い「……」
戦士「おい、なんかあったのか?」
少年「あの子がさらわれた」
僧侶「どういう事か説明しなさい」

少年「かくかくしかじか」

僧侶「なるほど、では再び城に行くと?」
少年「本当は魔法使いを落ち着かせてからにしたいんだけど、そうも言ってられない状況だからね」
戦士「しっかし、気味悪いジジイだなそいつ」
僧侶「あの子のお母さん言ってたわね、脳を食らう魔族がいるって」
戦士「そのジジイがそうだってのか?」
僧侶「少年の話を聞く限りではね、実際に見たわけじゃないから」
少年「どっちにしても、倒さなきゃならない相手だ。でも魔法使いが今のままだと……」
僧侶「それでも行くしかない、そう言ったのはあなたですよ」
少年「そうだった」
戦士「しっかりしてくれよ少年!」
少年「わかってる!」
魔法使い「行くぞ小僧ども!グズグズするな!!」
戦士「そう急かすなよ、1日あるんだせめて対策をだな」
魔法使い「あいつが約束を守るとは思えん、直にでも灰にしてくれる!」
僧侶「……ふぅ。仕方ありませんね、では行きましょうか」
少年「あぁ」

脳魔「ふぇふぇふぇ、やっと動き出しおったわふぇふぇふぇふぇ」
子供「僕を放せ変態!」
脳魔「嫌じゃ、久しぶりの天然のハーフなんじゃ、そうおいそれと手放してなるものかふぇふぇふぇ」
子供「お前が来なかったらお父さんもお母さんもいなくならなかったんだ!返せ!お父さんとお母さんを返せ!!」
脳魔「ふぇふぇふぇ、そうかそうかお前あの裏切り者の子かふぇふぇふぇ」
子供「え?」
???「息子、聞こえるか俺の息子」
子供「お父さん?」
???「そうだ父さんだ、久しぶりだな」
子供「ねぇお父さん、何でこんな奴らにお城のこと教えたんだよ!」
???「それはな、この脳魔翌様に」
脳魔「脳みそを食われたからじゃふぇふぇふぇふぇふぇ、ふぇ〜っふぇふぇふぇふぇふぇ」
子供「うわあああああ!!!お父さんを返せ!!」
脳魔「ふぇふぇふぇふぇ、無駄じゃ無駄じゃ、いくら感情を昂ぶらせても魔法力は暴走せんわ
   このワシが二度も同じ過ちをするものかふぇふぇふぇ」
子供「うぅぅ」
脳魔「あの小娘ともども食ってやるから安心しておるがええ、ふぇふぇふぇふぇふぇ」
964 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/14(火) 04:49:38.82 ID:cUO86OEo
魔法使い「退け雑魚共!!」
魔物「シャアアアア!」
少年「魔法使い落ち着いて!雑魚にそんな強力な魔法は!」
魔法使い「構わん!」
僧侶「止められませんねこうなっては」
戦士「しっかし、相変わらずすげぇ魔法だな」
魔法使い「……ブツブツ……ブツブツ……封印!!」
魔族「うおぉぉぉっ!!!」
魔法使い「はぁはぁ」
少年「少しは気が済んだ?」
魔法使い「ふん!急ぐぞ!」
少年「わかってる!」

脳魔「ふぇふぇふぇふぇふぇふぇ、いいぞいいぞ。そうやって消耗するがいいわ。ワシが食べやすくなるふぇふぇふぇふぇふぇふぇ」
子供「……っ!!!!」
脳魔「いい目付きじゃのう。ふぇふぇそうじゃ、いいことを思いついたぞふぇふぇふぇふぇ」

魔法の国の城内突入

少年「魔法使いは少し休んで、ここは俺が引き受けるから!」
魔法使い「効率が悪い!一気に仕留める!!」
僧侶「少しは休まないと、本来戦うべき敵に遅れを取りますよ!」
魔法使い「……ギリッ」
戦士「そう焦んなくても、城には入ったんだ直に暴れられるさ」
魔法使い「くっ!」
少年「行くぞ!」
僧侶「はい」
戦士「おう!」

魔法使い(何をやっているのだ私は!これではただの足手まといではないか!!)

少年「ふぅ、よし片付いた!」
僧侶「魔物の気配が消えました、ここで少し休んでいきましょう」
戦士「そうだな、あの子の事も心配だが、俺たちが負けちゃ意味がねぇ」
魔法使い(そうだ、私が負けては意味が無い……落ち着こう……深呼吸……すまない少年たち……)

少年「じゃあコレが俺と僧侶の魔法石ね、でこっちが魔法使いの分」
僧侶「確かに受け取りました」
魔法使い「休ませてもらった分魔法力も回復している、心配ない」
少年「わかった、じゃあ戦闘中にやばいって思ったら使って」
魔法使い「……わかった」
戦士「うっし、それじゃそろそろ行こうか」
少年「そうだね、必ず脳魔を倒しあの子を助けるぞ!」
僧侶「もちろんです」
戦士「任せとけ」
魔法使い「当然だ」

???A「久しぶりね女ちゃん」
???B「久しぶりです、綺麗になりましたね、それなら1くんをモノにできますね」
魔法使い「え?この声……」
965 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/14(火) 04:50:04.76 ID:cUO86OEo
女A「私よ女ちゃん」
女B「忘れちゃったのかな?」
魔法使い「ふふふ、忘れるものか!この200年、お前たちのこと、ただの一時も忘れたことはなかった
    だが死人は死人らしく、土の中で眠るが良い!」
女A「ひどいよ女ちゃん、私たち魔王様に生き返らせてもらったんだから!」
女B「本当です、ほら!」
???1「よう女!」
???2「うむ、やはり女はかなりの美人だな、これで女らしい振る舞いをしてくれれば完璧だというのに!」
魔法使い「1と2か」
男1「おう、久しぶり」
男2「本当にな」
魔法使い「本当に、本当に生き返ったのだな?」
???「そうよ女ちゃん、私たちは生き返ったの」
魔法使い「あぁ、シスタぁ。シスタぁぁぁ!!」
シスター「あらあら、すっかり泣き虫さんね」

少年「魔法使い!そいつらから離れろ!!」
魔法使い「どういうことだ小僧!」
少年「そいつら普通じゃない、わからないのか魔法使い!」
魔法使い「お前もか小僧、お前も私たちを否定するのか!!」
少年「そうじゃない!」
魔法使い「何が違うというのだ!!」
少年「見てわからないのか!心臓も頭もないんだぞ!!」
魔法使い「貴様こそどこを見ている!五体全てが揃っている、もちろん胸に穴が開いているわけでもない!」
僧侶「魔法使い、少年の言っている事は事実です!」
戦士「そうだぜ、少なくとも俺の目にはゾンビにしか見えねぇ!!」
シスター「あらあら、あなた達。女ちゃんを惑わせないで、だからそこで……」
少年「うあっ、魔法……使い……」
僧侶「あなたの……心の目で見て……」
戦士「くそ……ったれ……」

魔法使い「シスター?」
シスター「大丈夫。眠らせただけだから、さぁ行きましょう」
魔法使い「うん!」
シスター「そうそう、女ちゃんにプレゼントがあるの」
魔法使い「なんだ?」
シスター「これ」
魔法使い「これはシスターが大切にしていたブレスレット」
シスター「そう、これはタリスマンと言ってね、魔法力の増幅をしてくれるの。さぁそれを着けたら神父様にも会いましょう」
魔法使い「神父様も生き返られたのか!?」
シスター「そうよ」
魔法使い「よかった、本当によかった、ぐすっ」
シスター「涙を拭って、さぁ微笑んで、軽いジョークで笑いましょ」
魔法使い「うん!」

コンコン
シスター「神父様、女ちゃんを連れてきました」
???「入りなさい」
966 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/14(火) 04:52:16.56 ID:cUO86OEo
魔法使い「……神父様!」
???「神父?ふぇふぇふぇふぇ、誰のことじゃ?ワシは脳魔じゃふぇふぇふぇふぇふぇふぇふぇ」
魔法使い「!?」
脳魔「ふぇふぇふぇ、どうじゃった?どうじゃった?あの教会の連中の死体を使ったお芝居はふぇふぇふぇふぇふぇ」
魔法使い「……きっさまぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
脳魔「ふぇふぇふぇふぇ、無駄じゃ無駄じゃ、さっきお前に与えたのは魔封じの腕輪じゃ、今のお前は魔法を使えないただの小娘じゃふぇふぇふぇふぇ」
魔法使い「なら外すまで……外れない!」
脳魔「ふぇふぇふぇ、装着者自身では外せんよう細工さいておいたからのう、ふぇふぇふぇふぇふぇふぇ」
魔法使い「くっ!」
脳魔「ふぇふぇふぇ、本当にウマそうじゃのう、どうやって食べようかのう。ふぇふぇふぇふぇ」
魔法使い「貴様、あの子はどうした!それに皆の屍をどこで!」
脳魔「あの小僧なら生きておるわ、こう見えても約束は守るからのうふぇふぇふぇ
  教会の連中の死体じゃが、この城はお前が住んでおった教会の上に建てられたのじゃよふぇふぇふぇふぇ」
魔法使い「そうか……(愚か者め、どうして小僧どもの言葉にもっと耳を傾けなかったのだ)」
脳魔「さぁって、たっぷりいたぶってやるとするかのふぇふぇふぇふぇふぇふぇ」
魔法使い「……っ!」

脳魔「ふぇふぇふぇ、そりゃそりゃそりゃ、ふぇふぇふぇ、たまらんのうたまらんのう、あの時もこうやって一人ずつ食ったんじゃったの

うふぇふぇふぇふぇふぇ」
魔法使い「ぐぅ!」
脳魔「ふぇふぇふぇ、本当に楽しいのう、でももう終わりじゃ、死ぬがええ、ふぇふぇふぇふぇ」
男1『逃げろ女!』
魔法使い「1!?」
男2『1だけにいいかっこさせねぇぞ』
女A『私もいるんだからね!』
女B『私もです』
男1『俺たちの記憶や能力を奪われても』
男2『体や魂まで奪われてたまるかってんだ!』
魔法使い「馬鹿者!何故私を庇うのだ!」
脳魔「えぇい鬱陶しい連中じゃ!ワシの支配下から逃れるとは思わんかったわい。まぁええ、一人ずつ灰にしてくれるわ」
女A『女ちゃんだけは絶対にやらせない!!』
女B『女ちゃん、私たちの仇討ってね!』
脳魔「反吐が出るわ!!」
女A・B『きゃあああ!!』
男2『A!B!』
脳魔「次はお前じゃ!消えうせろ!!」
男2『女、こいつを絶対に倒せよぉぉぉぉぉ!!』
男1『2!!』
967 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/14(火) 04:52:58.55 ID:cUO86OEo
脳魔「ふぇふぇふぇ、さすが200年モノの死体じゃ脆い脆すぎるわふぇふぇふぇふぇふぇ」
魔法使い「おのれ!!」
男1『わりぃな女、俺またお前を泣かせちまうな。そうだ、最期にお前に伝えておきたいことがあるんだ!』
魔法使い「もういい1そこを退け!」
男1『いいから聞いてくれよ、でないと死にキレねぇよ。俺お前のこと好きだったぞ』
魔法使い「知っておるわ!それよりそこを退け!」
男1『今退いたら、お前がやられちまうだろ、さぁこのブレスレット外してやる、その後ちゃんと逃げろよ』
魔法使い「いやだ!私は皆の仇をとる!」
男1『無理だって、一人じゃ無理だ、仲間と一緒じゃなきゃ、な?』
魔法使い「私独りで十分だ!私だけの力であいつを倒すんだ!」
男1『……落ち着けよ女』
魔法使い「んむ……!!」

脳魔「ワシを無視してイチャつくとは、ふぇふぇふぇまぁええわこの方がおもしろいわふぇふぇふぇ」

男1『どうだ?落ち着いたか?』
魔法使い「な、な、な、何をする!!」
男1『ははは』
魔法使い「もう落ち着いたから、そろそろ離れてくれ」
男1『じゃあ、ちゃんとここから逃げろよ、仲間を起こしてここに戻ってこい!』
魔法使い「言われるまでもない!」
シスター『ふふふ、もう大丈夫ね。さぁもう行きなさい!』
魔法使い「シスター!」
シスター「女ちゃんしっかりね、はいコレ」
魔法使い「コレ、さっきの!」
シスター「さっきはごめんね、どうしてもあいつの支配から逃れられなくて。今度は本物のタリスマンよ」
魔法使い「うん、ありがとうシスター」

脳魔「ふぇふぇふぇ、気は済んだかの?じゃあ本当のお別れじゃふぇふぇふぇふぇ」
男1『行け女!』
シスター『戻ってきたら、神父様や私たちの仇をお願いね』
魔法使い「うん、うん!」

魔法使い「はぁはぁ、皆済まない……目覚めよ!」

少年「うぅん、あ、魔法使い」
僧侶「良く眠れました」
戦士「ふあああ、おう魔法使い」
魔法使い「皆すまない」
少年「いいよ、誰だって死んだと思った家族が生きてたと思ったらあぁなるよ、俺だって例外じゃない」
魔法使い「……(そういえば小僧もそうだったな)」
僧侶「さぁ、早くあの魔族を倒すわよ!」
戦士「久しぶりに、ブチ切れそうだぜ」
少年「俺もあいつだけは許さない!」
魔法使い「皆の力、借り受ける!」

脳魔「ふぇふぇふぇ、準備は整ったか?ふぇふぇふぇ」
968 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/14(火) 04:53:48.25 ID:cUO86OEo
魔法使い「当然だ、貴様の命運もこれまでだ!!」
脳魔「それはこっちの台詞じゃふぇふぇふぇ、くらえぇい!」
魔法使い「結界呪法!小僧!戦士!」
少・戦「おう!」
魔法使い「シールド!」
僧侶「速攻魔法!」
少年「おりゃあ!」
脳魔「ふぇふぇふぇ、どうしたお前の力はその程度かえふぇふぇふぇ」
戦士「づあああああああ!」
脳魔「おおお、今のは中々じゃったぞ、結界がすこ〜しだけ揺れておったわふぇふぇふぇ」
魔法使い「僧侶、お前の魔法石を全て私に!」
僧侶「何をするつもり?」
魔法使い「見ておれ、あの糞虫を一撃で倒す」
僧侶「それには膨大な魔法力が必要ということですか、わかりました」
魔法使い「すまない、あやつらの補助任せたぞ」
僧侶「はい」

魔法使い「あの糞虫の結界を貫き、一撃で葬るにはこの魔法しかあるまい
    混血児だけが使える究極の魔法だ、本来なら対魔王用にとって置きたかったのだがな
    街を滅ぼしたのは魔法力の暴走?上等だ、ならば私はその魔法力を完全に制御し己が力とする
    あの時の小僧の修行が私にヒントを与えてくれた、始めるぞ……ブツブツ……」

脳魔「ふぇふぇふぇ、無駄じゃ無駄じゃ、通用せぬわ!雷よ!」
戦士「のわあああ!くそっ、魔法使いのシールドが切れたのか?」
僧侶「…ブツブツ…癒しの力よ!……ブツブツ……真空の刃よ!」
脳魔「なんじゃ人間、その程度の魔法しか使えぬのかえふぇふぇふぇ」
少年「ライトニングブレイク!!」
脳魔「うひょひょひょ、惜しかったのう、もう少しじゃったのにふぇふぇふぇふぇ」
戦士「僧侶!魔法使いは何やってんだよ!」
僧侶「現在呪文詠唱中です、その間のサポートは全て私に一任されています」
少年「ならそれまでの間もたせてみせる!」
脳魔「何を企んでおるのか知らんが、お前たち全員あの世に送ってやるわふぇふぇふぇふぇ」
969 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/14(火) 05:00:36.43 ID:cUO86OEo
魔法使い「……ブツブツ……、我マナを制するモノ、我魔を制するモノ、力の根源たるマナよ我が力となりて、全てに滅びを与えん!!」

少年「マナがすごい勢いで収束してる!?」
僧侶「これは!?」
戦士「大気が震えてやがる!」
脳魔「ふぇふぇふぇ。気でも狂ったか魔法力を暴走させておるわふぇふぇふぇ」
魔法使い「所詮は下衆だな、私が愛した男の能力を奪っておいて、その程度でしか判断できんとはな!」
脳魔「何を言っておる、どう見ても暴走させておるではないかふぇふぇふぇふぇ」
魔法使い「魔法力しか見えておらんとは……この程度の低級魔族に私の家族は……。小僧!あの子を連れて城を出よ!」
少年「あぁわかった!僧侶、戦士行くぞ!」
僧侶「はい!」戦士「おう!」

脳魔「ワシの結界をそうそう突破できぬわふぇふぇふぇ」
魔法使い「完成したばかりの魔法だ、名前は無い……。清浄なる聖き光よ、汚れし境界を浄化せよ!」
脳魔「そんな光でワシの結界を解呪……ふぇ?ふぇふぇ?何じゃワシの、ワシの結界が!」
魔法使い「深淵なる闇よ、我が命に従い彼のものの五感を断ち切れ!」
脳魔「なんじゃこいつらは。放せ……放せ!何何じゃこの魔……っ……−−−−……パクパク……」
魔法使い「この二つはあまりに魔法力を消費するため禁術とされたモノだ、普段ならおいそれと使えぬ魔法だが、マナの力を借りている今の私には関係が無い」
脳魔「……(これまでじゃと言うのか!)」
魔法使い「ふふふ、どうやら小僧どもはこの城を出たようだ、さぁ時間稼ぎと懺悔の時間は終わりだ下衆」
脳魔「……(切り札すら使えぬとは……不覚じゃ)」
魔法使い「さぁ地獄まで付き合ってもらうぞ脳魔」
脳魔「……(自爆する気かえ!)」
魔法使い「さらばだ小僧、短い期間であったが、お前達との旅楽しかった……降り注げ神の雷光よ!!」

城を囲むように光が降り注いぎ、その内側では雷とともにいくつもの爆発が起きていた
少年たちは、ただ黙って見ていることしか出来なかった
一際大きな爆発が起こり、光が消え、魔法力の波が当たり一面を襲う
それらが収まった時、城は消えていた
残されていた物は地下へと向かう、魔方陣とそこに横たわる魔法使いだけだった……
970 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/14(火) 05:06:05.17 ID:cUO86OEo
本日の投下終わり
書いてる途中で寝ちまってこんな時間になっちまったぜ
次回でこの一連のお話しは終わりになります
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/14(火) 05:51:52.49 ID:dJ8xQa.o
おつん
972 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/14(火) 21:32:57.98 ID:cUO86OEo

少年「気持ち悪い……」
魔法使い「魔法力を封じられているからだろう、私はこのタリスマンのおかげでなんともないがな」
少年「か、貸してくれ」
魔法使い「これは大切なものだ、いくら小僧と言えどもおいそれと貸せんな」
僧侶「はぁ、魔法石無駄にしてしまったわ……」
戦士「そんなにつらいか?」
少年「さすが脳筋……魔法力0は違うな……」
戦士「何か言ったか小僧!」
少年「いいえ、なんもいっとりません」
戦士「後で覚えていろ、ボコボコにしてやるからな」
少年「すんませんでした!カンベンしてください!!」
戦士「仕方ない、さっきのは気のせいにしておいてやる」
少年「へへぇ!ありがとうございます!」
魔法使い「何をやっている、さっさと行くぞ」
少年「あぁごめん」

???「誰だ!」
魔法使い「誰でもいいだろう、それよりお前は何者だ?」
???「私は前衛突撃近衛部隊のものだ」
少年「俺は少年と言います、この国の王は無事なのですか?」
近衛「見たところ、旅のものだな。お前たちもこの牢獄に送り込まれたのか?外はどうなっている」
魔法使い「外はほとんどが灰だ、街の住民もどれだけ生きているかわからん」
近衛「どういうことだ!」
少年「細かい事はここを脱出してからです、まずは王への謁見を」
近衛「うむ……いいだろう、付いて来い」

王「この者たちか」
近衛「はい」
王「わかった下がれ」
近衛「しかし!」
王「よい」
近衛「はっ」
王「さてうぬ達を信用したわけではない、ここから出る前に上の状況を説明してくれんか」
少年「まずはそうですね」
魔法使い「占拠していた魔王軍との戦いで街が焼かれ、城は灰塵と化した。住民もほとんど生きてはいまい」
王「それで魔王軍は?」
少年「何とか撃退し、転移陣を使ってここへきました」
王「本当なのだな?」
魔法使い「当然だ」
王「ん?うぬがつけているブレスレット。」
魔法使い「これがどうかしたか?」
王「どこで手に入れた?」
魔法使い「この国でだ」
王「どうやって手に入れた」
魔法使い「私の姉から譲り受けた」
王「姉?」
魔法使い「そうだ」
王「その魔法力、そうかうぬは……」
魔法使い「何を知っている?」
973 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/14(火) 21:34:40.85 ID:cUO86OEo
王「我は200年前滅びた3種族が共存していた街の末裔だ、我はエルフと人間の血を引いている。
  エルフの血は薄れてしまったが、魔法力の性質を感じ取る力は残されている
  見たところ、うぬは200年は生きているようだが一体……」
魔法使い「私は、この国の城が建つ前にあった教会で暮らしていた。神父様とシスターと兄と姉と……」
王「なるほど、記録に残されていた教会の生き残りか。一体何があったのか教えてくれぬか」
魔法使い「あの街は私が灰塵にした、魔法力を暴走させてな。その時対峙していたのはこの国を襲った魔王軍の司令官だ」
王「あの化け物を倒したのか?」
魔法使い「当然だ、私が消滅させた。仮に生きていたとしても何もできまい」
王「そうか、ありがとう。そのブレスレットだが、あの教会に遺されていた生活品以外の唯一の品だ
  初代がいつかコレを持つに相応しい者に与えるつもりでいたのだろう、厳重に管理していた
  それはうぬが持っているが良い、うぬにこそ相応しい」
魔法使い「当然だ、私の姉の形見なのだから」

王「ではこちらの転移陣に全民を集める、すまぬが民をここから出してやってくれ」
少年「はい」

近衛「王!」
王「なんだ騒々しい!」
近衛「あの化け物がこの地下牢に!」
魔法使い「まだ生きていたのか、しぶとい!」

脳魔「ふぇふぇ……ふぇふぇふぇ……」
魔法使い「……ふん、安心しろ。もう何の能力も無いゴミだ……が、始末する!」
脳魔「ふぇふぇふぇふぇふぇ」
魔法使い「もう二度と私の前に現れるな!消えうせろ下衆が!」
脳魔「……ふぇえええ!!」

魔法使い「……シスター……神父様……みんな……仇は討ちました……」
974 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/14(火) 21:35:43.57 ID:cUO86OEo
子供「退屈〜、ちぇ何で僕だけ置いてけぼりに……うわぁ!魔方陣が光ってる!……街の皆だ!!」

市民A「うおおおお地上だ!太陽だ!!」
市民B「帰って来たぞおおおお」
市民C「うおおおお国を再興すんぞ!!」
市民D「おおおおお!」
市民E「んで事故るっとうわあああ」
市民F「嬉しいのはわかるがうるさいぞE」

子供「すごい、どんどん人が戻ってきてる」
女「ねぇ君」
子供「え?」
女「あっ!やっぱりそうだ、あなたあの人の子供でしょ?」
子供「お父さんかお母さんを知ってるの?」
女「お父さんをね、お父さんたちはどうしたの?」
子供「二人とも死んじゃった」
女「……ごめんなさい、ねぇもし良かったら私の家で暮らさない?」
子供「いいの?」
女「もちろんよ、それじゃあ街の建て直しを手伝おっか」
子供「もう少し待って、僕を助けてくれた人にまだお礼言ってないから」
女「私たちを送り返してくれたあの4人組のことかな?」
子供「多分そう」
女「わかった、じゃあここで一緒に待とう」
子供「うん!」

兵士A「ふぅ!ようやく出て来れたぞ」
兵士B「まったくだ」
兵士C「彼等には返せない程の恩ができたな」
兵士D「そうだなぁ」
兵士E「さて次は王たちが戻ってこられるぞ」
兵士F「全隊!敬礼!!」

王「戻ってこれたのだな」
近衛「はい」
王「ふふふ、なるほど記録と同じだな。灰塵となった広野だ
  民よ!聞け!我等の街は滅びた、しかし我はこの国を再興する!以前より良い街にするのだ!」
全国民「おおおおおおおおおお!!!!」
王「そして、彼等4人を忘れるな!たった4人で魔王軍に立ち向かい、我等の国を救った恩人であり英雄である!」
少年「英雄だなんてそんな」
王「謙遜する事は無い、うぬらはそれだけの事をしたのだ」
魔法使い「たまにはいいものだな……」
僧侶「ちょっと大げさすぎな気もするけど」
戦士「いいんじゃねぇか」
975 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/14(火) 21:37:25.04 ID:cUO86OEo
王「さて、うぬらはこれからどうするのだ?」
少年「しばらく留まろうと思います。一人、きちんと心に整理をつけさせたいので」
王「……そうであったな」
魔法使い「いらぬ世話だ小僧」
少年「まぁまぁ、少しは復興を手伝いたいし、その間魔法使いはゆっくり休んでてよ」
魔法使い「いいと言うに……」
子供「お姉ちゃ〜ん!」
魔法使い「一人にしてすまなかったな、お前はこれからどうするのだ?」
女「この子は私が引き取ることにしました」
魔法使い「シスター!!」
女「はい、確かに私は教会のシスターですけど。どうして私がシスターをしていると?」
魔法使い「……いやすまぬ人違いだ、私の姉によく似ていたのでな。墓地はあるのか?」
女「あります、墓地は何とか無傷ですが」
魔法使い「明日でもいい、少しスペースをもらえないだろうか……」
女「構いませんが、どなたのお墓を?」
魔法使い「私の家族の墓だ、私の家族はかつてこの土地で暮らしていたのだ」
女「そうですか、わかりました。では明日ここでお会いしましょう」
子供「えええ」
女「ダメです!私たちはまず教会の状態を確かめないといけません」
子供「わかったよぉ」
女「素直でよろしい!」
魔法使い「ふふふ、小僧幸せにな」
子供「うん!お姉ちゃんいろいろありがとう!僕絶対お姉ちゃんに負けないくらいの魔法使いになるからね!」
魔法使い「そう簡単に私に勝てると思うなよ小僧」
少年「そうだぞ、このお姉さんは思ってるより、怖いんだぞぉ」
魔法使い「聞き捨てならんな、いいだろう久しぶりに△木馬の刑だ」
女「さ、△木馬だなんて、ふ、不潔です!」
子供「ねぇねぇさんかくもくばってなに?」
女「君はまだ知らなくていいの!」
子供「えぇ、教えてよ!」

魔法使い「さぁお仕置きタイムだ小僧!」
少年「え?そんないきなり拘束だなんて、あっやめてやめて、そこに乗せないでアッー!!」
976 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/14(火) 21:38:02.97 ID:cUO86OEo
翌日

魔法使い「おい女、あそこにある二つの墓はなんだ?」
女「一番大きなものはかつてあった街の方たちのお墓だそうです」
魔法使い「もう一つは?」
女「もう一つは、ちょうどお城があった場所にあったとされる教会の方達のお墓です」
魔法使い「そうか、すまんなせっかくスペースを用意してもらったというのに、無駄になった」
女「あなたは一体」
魔法使い「教会に住んでいた者の生き残りだ」
女「そうですか、これでこのお墓に眠る方たちも浮かばれますね」
魔法使い「だといいのだがな」

???「じゃあな女!」
???「元気でやれよ!」
???「寂しいから時々は来てよね」
???「待ってます」
???「ダメよ!女ちゃんは大切な使命があるんですからね!」
???「さぁみんな、逝きましょう。女、これからも生きてください。天寿を松任するのですよ」

魔法使い「……!?……そっか、これが最後のお別れか……さようならシスター、神父様、1、みんな……」


娘「ぐすっ」
魔法使い「何を泣く」
娘「だって、だって!」
魔法使い「まったく、お前といい小僧といい、なんでこの程度で泣くのか理解できんな」
僧侶「まぁまぁ、それよりそろそろ晩御飯作りましょう!」
魔法使い「カレー小僧が帰ってくる前に作ってしまおうか」
戦士「なんかできることあるか?」
娘・魔・僧「無い」
戦士「……じゃあ、ここで待ってるわ」

勇者「ディーラーさんよぉ、これで俺の勝ちだぜ!金額も、勝数も俺のほうが上だ!」
ディーラー「参りました。勇者さんの運には勝てませんね」
勇者「じゃあ俺帰るわ」
ディーラー「はい、また来てくださいよ」
カウンター娘「はぁい勇者さんお帰りでーす。これが今日の分です」
支配人「それでは、外までお送りしますよ」
勇者「いつもありがと支配人さん」
支配人「こちらこそ、贔屓にして頂いてありがとうございます」

勇者「うへっ、真っ暗だ!急いで帰らないと娘にどやされるな」
977 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/14(火) 21:41:01.99 ID:cUO86OEo
ガチャ
勇者「たっだいm……。サラバだ!」
魔法使い「フォースバインド」
勇者「はうっ!動けない!!」
僧侶「遅いわよ少年!」
戦士「やぁっと飯が食えるな」
勇者「僧侶、魔法使い、何故ここに……そして戦士!まだいたのか!!」
魔法使い「たまたまお前の顔を見たくなってな、こうして足を運んだのだ」
僧侶「そうです、それに娘ちゃんを待たせるとは何ですか!!」
娘「勇者殿またカジノに行っていたのであろう」
勇者「いや……あの……その……」
娘「……さっさと座るがよいぞ、せっかくのカレーが冷めてしまう」
勇者「いやちょっと待て、俺は今拘束されてるわけで」
娘「ならば私が食べさせてやろう」
勇者「な!」
魔法使い「小僧、小娘。お前たちの分だ私たちの事など気にせず存分にイチャつけ」
僧侶「はい、魔法使いあなたの分です」
魔法使い「すまんな」
戦士「あの、俺の分は?」
僧侶「自分でよそって来なさい」
戦士「は、はい……(なんで俺こんな役回りしているんだろう……)」

娘「今日はいろんな話を聞かせてもらったぞ、そのうち勇者殿の口からも聞かせてもらうから覚悟しておけ」
魔法使い「小娘、今夜はこれを小僧に飲ませてやれ。新作の男用媚薬だ、子供が出来たら報告してくれ」
勇者「ちょ、おま、まだそんな薬開発してたのか!」
魔法使い「なに、昔作った惚れ薬を改良しただけだ。害はない」
勇者「いいや大有りだ!」
僧侶「ではこちらの薬をどうぞ、素直になれる薬です」
勇者「お前もか!!」
僧侶「大丈夫、教会で使っている懺悔するときに飲む薬ですから」
勇者「いやどう見てもその薬危ないから、そんなもん娘に渡すな!」
僧侶「娘ちゃん、素直になった少年は夜の獣になるかもしれないから気をつけてね」
娘「魔法使い殿も僧侶殿もすまぬな」
勇者「あっ、無視しやがった!!」
戦士「じゃあ俺からはこの拘束具を」
娘「これは何につかうのだ?」
戦士「薬だけじゃ不安だからな、最終手段は拘束だ!」
娘「なるほど良くわかった!ありがとう戦士殿」

勇者「お前らいい加減にしろぉい!!!」

−勇者の同窓会 おしまい−
978 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/14(火) 21:45:05.63 ID:cUO86OEo
えぇ、みんなの乙のおかげで何とか終わらせることができますた
予告どおりこれでおしまいです
ほんとはもっとあっさり風味にしようと思ってたのに、こんなんにしちゃってすんません

そんじゃまた思いついたら書かしてもらいます
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/14(火) 21:55:36.72 ID:CDPY68Ao
乙でした!
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/14(火) 22:07:36.81 ID:EbOYL5Qo

ところでカジノの話に出てきた旅人は結局誰だったんだ?
981 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/14(火) 22:15:30.49 ID:cUO86OEo
>>980
……わ、忘れてたわけじゃないんだからね、その、ちょっとうっかりしてただけなんだからね
次スレでその話書くから許してつかぁさい
982 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/04/14(火) 22:28:35.74 ID:6cusrxIo
悪魔召喚師(勇者=少年が暴走した話の敵)=召喚師(姫様ファンクラブ>>783)=旅人(突然現れ過去に転移>>923

とか勝手に関連付けてたけど違うのかな



次も待ってるよー
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/14(火) 23:06:18.17 ID:Ljm8EvYo
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/15(水) 09:51:06.83 ID:ih7XrK6o


そうか、もう次スレの季節か
985 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/15(水) 23:20:10.77 ID:pBPcF2Eo
娘「勇者殿朗報だ!」
勇者「なんだ騒々しい」
娘「新しいスレがようやく出来たのだ」
勇者「どこにあるんだ?」
娘「うむ、新スレはここだ!」

魔王の娘「…いつも父がすみません」その4
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1239804996/
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/15(水) 23:55:19.80 ID:7YBboYDO
>>985
987 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/16(木) 02:00:45.76 ID:TmEc8ZEo
>>982
悪魔召喚師
少年の潜在魔法力を込めた拳を何発も受け、全身に痙攣を起こしながら死亡

召喚師(姫様ファンクラブ会員)
娯楽の国を襲った魔王軍の魔族、死んだと思われていたがどうやら気を失っていただけらしい。崩壊直前に砦から逃げたようだ
その後魔王が倒されたことを知り、魔王の娘を探すべく当所も無い旅に出る
偶然娯楽の国で勇者と娘が一緒にいるところを発見、その後3ヵ月間絶望していたようだ
勇者宅にて娘を発見。魔王城へ連れ戻そうとするも、勇者と一緒に暮らすんだと断られる
娯楽の国での借りと娘を取り戻すため過去へ行く。そして魔王討伐を始めた頃の勇者を倒そうとするも一行にフルボッコにされる

旅人
現・娯楽の国にカジノを作らせるために少年と共に魔王軍と戦った。宿屋の娘にベタ惚れ、後に宿屋の娘と……

と言うわけでこの3人は別人なんだすまない

コレを書いていて召喚師のその後もやりたくなったので旅人の話が終わったらやる

投下予定のお話
1.旅人の結婚(短編)
2.姫様ファンクラブ(短編)
3.あれからの召喚師(短編)
988 : ◆n8nQfkgWk2[sagasage]:2009/04/16(木) 04:35:48.80 ID:TaIh/c.o
半端だから埋めてしまおうか


客「おい勇者出てこい! 出ないと殺す!」

勇者「朝っぱらから物騒なことを」

客「よしよし、逃げもせずよく出てきたな。死ね!」

勇者「どっちも一緒じゃないか。そしていきなり斬りかかるとか何だオマエ」

客「くそ、この不意打ちも通用しないのか。覚えておけ、次こそは貴様を血祭りにあげてやる!」




勇者「で、おまえ誰?」

息子「だから魔王の息子だと言ってるだろ!? これで5回目だぞいい加減覚えてくれ!」

勇者「いやー、野郎の名前と顔は覚えようにも一致しないからなぁ」
989 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/04/16(木) 04:47:59.24 ID:TaIh/c.o
勇者「なー、アレなんとかならね?」

娘「アレとはなんのことじゃ。余にはさっぱりじゃぞ?」

勇者「自称魔王の息子、オマエの兄貴」

娘「魔王の血族を名乗る阿呆は多い。何かの間違いじゃろうて」
  「だいたい、この今になって魔族の王子を名乗ってなんになるのじゃ」

勇者「身分詐称とかは別にいいんだが、毎日のように暗殺に来るのはさすがにウザい」

娘「ふむ。余は会ったことはないのじゃが、その者は一人で来るのか?」

勇者「うん一人」

娘「ならば間違うなかろう。そやつは魔王の息子でも何でもないわ」

勇者「んじゃ、関係無いただの勘違い野郎ってことなんだな」
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/16(木) 04:52:24.03 ID:Bu5I1Voo
wktk
991 : ◆/JlYUVgM56[sage]:2009/04/16(木) 04:52:41.70 ID:YFjuXUDO
娘「なぁ勇者殿」
勇者「なんだ?」
娘「なにかモノ足りないと思わぬか?」
勇者「実は俺も思ってた、なんだろうなこの物足りなさ」
娘「なにか忘れてる気がするのだが」
勇者「う〜ん」

村人A「まさか、俺たちって」
村人B「落ち着け」
村人C「大丈夫だ」
村人D「忘れられてるなんてことは」
村人E「ないだろうわあああああああ」
村人F「村人Eぃぃぃぃぃぃ!」
村長「もうワシらの出番は無いのかのうorz」
村人G「村長、お気を確かに!」
村人H「そうですよ」
村人I「いつかまた出番きますよ」

娘「わかった!」
勇者「マジか」
娘「最近食事中に喧嘩しておらんからモノ足りないのだ、間違いない」
勇者「そういやそうだな、でも喧嘩して飯食うより、普通に食ったほうが美味いだろ」
娘「それもそうか」

村人A〜I・村長「俺(私)(ワシ)達忘れられてるぅガビーン!!」
992 : ◆n8nQfkgWk2[sagesaga]:2009/04/16(木) 04:54:57.01 ID:TaIh/c.o
息子「生まれてから一度も他の兄弟に会った事もないのにそんな事分かるわけ無いだろ何かの間違いだお前じゃ話にならない妹を出せ出さないと殺すいいからはやくしろこのウスノロチクショウ貴様生き別れた兄妹合わせないとかどんな冷血人間だなにさては貴様あんな幼い少女に二人暮しだからってあんな事やこんな事をしているんじゃないだろうな言えどうなんだええとその胸のふくらみ具合とかかかかか下半身の状態とか毛は生えたのかとか糞むかつく今すぐにでもお前を殺す殺してお前と入れ替わるお前と入れ替われば…」



勇者「ってな感じにファビョった」

娘「その者、なぜ余が寝ていたり留守にしているときにばかり来るのかのぅ」
993 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/04/16(木) 05:03:48.15 ID:TaIh/c.o
息子「さあ着たぞ勇者! 今日こそ貴様に死んでもらい、妹を返してもら…」

娘「勇者どのならば風邪で寝込んでおるぞ?」

息子「な……!?」

娘「用があるのなら余が言伝ようぞ。言うてみよ」

息子「は、あ……、ええと……、その……、あーっと……」

娘「なんじゃ? 勇者どのと直に話さねばならぬ話なのか? ううむ、あまり人と会わせたくはないのじゃがのぅ」

息子「ご、ごめんなさいっ! また後日にっ!!!」

娘「行ってしもうた…、勇者どのはただの仮病だと言いたかったのじゃが」





勇者「どーだった?」

娘「なんだったのじゃあやつは。余の顔を見るなり面を赤くして、あの通りじゃ」

勇者「うん、俺も何なのか聞きたいなぁ」
994 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/04/16(木) 05:14:31.49 ID:TaIh/c.o
勇者「お前、もしかしてさ」

息子「びくっ」

勇者「まぁ、そんな感じはしていたさ。アレはどう見ても父親には似ていない」

息子「な、何だって言うんだ貴様は!」

勇者「妹に母親の面影を見出し、やがて禁断の恋に落ちる。それなんてエロゲな話だねぇ」

息子「ぐ……っ、黙れ! いいか、僕は妹だから好きになったんじゃない。好きになった女性が実は妹だっただけだっ!」

勇者「あっちからは真っ向否定されてるけどな」

息子「母上が魔王に孕まされたのを幻覚とするのならそれでもいい。血縁でなければなお問題はない!」

勇者「ま、深い事情があるんだろうし、あまり深く追求するつもりも無い。だがひとつだけ言っておきたい事がある。黙って聞いてくれ」

息子「なんだよ…?」






勇者「このロリコンめ」

息子「うぎゃあああああ!!!」
息子は10542のダメージを受けた。
995 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/04/16(木) 05:21:35.30 ID:TaIh/c.o
息子「だ、だがその論理ならば、貴様もロリコンだろうが!」

勇者「言いたきゃ好きなだけ言え。たった一言でダメージ受けるほど後ろめたい思考の奴に言われたくはないけど。そうだろ、ロリコン」

息子「ぐはぁ!」

勇者「だから何でダメージ受けるんだ…?」

息子「ぼ、僕は、ロリコンなどでは…」

勇者「んじゃシスコン? 間接的にマザコンか?」

息子「おぶぁっ
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/04/16(木) 05:24:06.15 ID:YFjuXUDO
息子wwwww
997 : ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/04/16(木) 05:28:05.89 ID:TaIh/c.o
!」

勇者「レスすらまたぐほど吹っ飛んだ…。これはこれで面白い」

息子「……」

勇者「じゃーな。風邪ひく前に帰れよー」


息子「…はっははははははははははああははははっ!」

勇者「っと、これは?」

息子「かかったな阿呆めが! 俺がただ待ち伏せしていたわけではないぞ!」




息子「魔王の子息である我に、人でありながら好き勝手言いやがるとは、身の程知らずが!」
   「ここが貴様の墓場だ、塵ひとつ残さず消えろ!」
998 :さて上手く締めれるかな ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/04/16(木) 05:35:16.40 ID:TaIh/c.o
勇者「時におちつけ。一人称すらメチャクチャだぞ」

息子「この期に及んで命乞いか?! 我を散々愚弄した貴様には死すら生ぬるい! 呪に囚われて永遠に死に続けろ!」

勇者「あー、これ闇の魔法?」

息子「そうだッ! 人間である貴様には耐えれまい!」

勇者「これだけ広い場所でないと展開できない上に呪文もやたらと長い。面倒くさかっただろ?」

息子「ああ! だがこれで貴様もTHE END! スレごと滅べ!」



勇者「悪いけど俺、闇属性だから闇の魔法は全部効かないんだよねー」

息子「なん……だと!?」
999 :さて上手く締めれるかな ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/04/16(木) 05:50:27.40 ID:TaIh/c.o
勇者「おっさん、婚姻関係と全ての子供の数を教えてくれ」

魔王(本物)「勇者、お前は今まで食った米粒の数を覚えとるん?」






勇者「どうも、魔王には覚えてないくらいの息子や娘がいるらしい」

娘「ということは、どういうことじゃ?」

勇者「実質後継者であっても護衛を持たない血縁が多く居るってことだ。誰が魔王の血筋を持ってるのか、ぶっちゃけ確認しきれないんだとさ」

娘「そ、そうなのか…?」

勇者「一番最後の末っ子は目の前に居るけどな」
   「それにしても節操なしのド外道だな、お前の親父」

娘「む、それはどういうことじゃ?」

勇者「それはもうクラウザーさん並の性欲でヤリまくって妊娠させまくったらしい。人ならまだしも、豚や牛や、木とか石とか幽霊まで」

娘「な…っ!?」

勇者「そいつらが魔王を名乗り出したら、また倒しに行かないといけないのかぁ。面倒だなぁ」

娘「むぅ…」
1000 :さて上手く締めれるかな ◆n8nQfkgWk2[sage]:2009/04/16(木) 05:53:10.37 ID:TaIh/c.o
娘「勇者どの…」

勇者「ん? どした?」

娘「余の立場から言えることではないし、既に過去の事であってどうすることもできぬ。じゃが、魔王の娘としてこれだけは言わせてほしい」

勇者「急に改まってなにを・・・」






魔王の娘「・・いつも父がすみません」













魔王の娘「…いつも父がすみません」その4
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