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HTML化した人:lain.
ハルヒ「あんた…ジョン!?」
1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/05/01(金) 18:23:13.57 ID:9PTjdLEo

書き溜めは無い
2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/05/01(金) 18:25:09.51 ID:9PTjdLEo

 周囲を囲む大きな樹木、上空から覗くでかい太陽。
俺は雲ひとつ無い空から落ちてきた少女を受け止め、
その顔を見た瞬間に感じた。
…やれやれ。
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/05/01(金) 18:27:35.72 ID:9PTjdLEo


 少女が我に帰り俺に開口一番に言った発言は
「あんた…ジョン!?」というまぁ全てを意味する言葉。

 俺が受け止めた少女は黒く長い髪をして、
つり上がった目尻に長い睫をした美少女だった。
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/05/01(金) 18:31:45.82 ID:9PTjdLEo

 ―――――

 俺は、まぁ自分が一般的人類、
あるいは普遍的、平均的と人類であることを疑っていない。
俺のパーソナルに第三者から見て異端なアビリティがあるとすれば
それは周囲の人間による付加価値であって俺自身の固有スキルではない。

 だからなんだと言われれば、
こういう時に俺はどんな行動をとればいいのか悩むということだ。
自分の役割を振られていない俺は自分で考えて行動しなければならない、
それはつまり責任は全て俺に返ってくるわけであり。

「…少々荷が重い」
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/05/01(金) 18:36:47.36 ID:9PTjdLEo

「ちょっと聞いてるの!?」
「聞いてるよ…」

 木々が鬱蒼と茂る中の小さな空間、
鳥の声をバックグラウンドに流しながら
俺と少女は湿っぽい地面に腰を降ろしている。
現在地は不明、現在時刻も不明。

 足跡やふんなどの獣の痕跡が見えないことが助かるが
しかしこんな樹海のような場所に放り出され、
一体どうしろというんだよ。携帯もないから助けの一つも呼べない。
SOS、すら。



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