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HTML化した人:kagami_2nd@verymelon▲
男「後部座席に違和感が…」パー速道路走行4日目
1 :まだまだ苦労おかけします。2010/01/16(土) 16:59:09.10 ID:dXhUNADO
厨二病っぽい男
超能力者っぽい女の子
見た目が詐欺な母
相当な距離を走っているはずなのに未だに燃料補給の描写が無い超低燃費カー

大体この方々でお送りしております

……だそうです
実質6スレ目

前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1262343208/
前々スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1261634198/

前々々スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1260027619/

前々々々スレ
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1259540853/


7xまとめ
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/otoko_koubuzasekini_iwakanga.html
2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/16(土) 17:00:16.14 ID:dXhUNADO
さて、勝手に立てたはいいが、来てくれるだろうか……
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/16(土) 17:18:41.32 ID:wOPP9HAo
来てくれるのを期待age
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/16(土) 17:36:43.39 ID:5Js78rQ0
おいおい、ようやく合流したのに着てもらわないとこまるぜ・・・
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/16(土) 18:36:12.11 ID:kJUpj6AO
来るのか…?
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/16(土) 20:09:29.88 ID:wN4oIMDO
センター終わって見てみたら次スレに行ってたでござる
二日目も頑張るために続きは明日のお楽しみにしとこう……
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 01:01:32.08 ID:bBsIsmoo
支援 age

8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/17(日) 01:18:29.78 ID:nfjM7kQ0
曰く違和感もなくなりかけてるし、新しい「○○感」を考えるだけ考えてみようかと
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 01:25:25.53 ID:rW1GcADO
ごめんなさい、書いてる奴です…建ててくださった方、ありがとうございます



>>8 いいですね、存在感とか脱力感とかですかね?


とりあえず…いつも通り前スレ確認を…
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/17(日) 01:27:41.88 ID:qxNq45Eo
おー!
゚・*:.。. .。.:*・キタヨーヽ(☆・ω・)(・ω・★)ノマッテマシタァ゚・*:.。. .。.:*・゜
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 01:36:38.24 ID:rW1GcADO
>>10 遅くなってしまい申し訳無いです…何故か接続出来なくて…



もしかして?とか思ってニュー速行ったら朝倉さんの画像貼るスレ発見したのが原因です…ごめんなさい


何か書いてみます…
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/17(日) 01:38:52.24 ID:qxNq45Eo
>>11
来てくれただけで嬉しいぞww
パー速は一時鯖落ちしてたみたいだな
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 01:40:04.17 ID:rW1GcADO
前回までのあらすじ
男帰省中…



女の子「やってまいりました、第三次あらすじコーナー」

男「何かテンション高くないか?」

女の子「こういう時はテンションが大事という情報を得まして」

男「ほー…」
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 01:42:09.98 ID:rW1GcADO
>>12 ありがとうございます、鯖落ちですか…



男「どこ情報だ?」

女の子「企業秘密ですー」

男「どこの企業だ…」

女の子「製薬会社なんですが、名前がシメー…」

男「やばい!!そこの情報は信用しちゃダメだぞ!!」
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 01:44:57.83 ID:rW1GcADO
女の子「とにかくテンションが大事です」

男「そうか…高いと何が違うんだ?」

女の子「集客力とか、書き易さとか?」

男「それはお前が気にする事じゃ無いだろう…」
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 01:49:09.91 ID:rW1GcADO
女の子「いいからテンションを上げるんですよー」

男「うーん…どうも様子がおかしいな…」

女の子「さて、テンションも上がりましたし、そろそろ本編へ…」

男「ちょっと待て!!まだあらすじ何も語って無いぞ!?」

女の子「…」
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/17(日) 01:50:25.74 ID:qxNq45Eo
テンション上げただけwwwwwwww
前説乙wwwwwwww
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 01:51:15.07 ID:rW1GcADO
男「…さてはお前、あらすじやりたく無いんだな?」

女の子「うっ…」

男「だからごまかそうとしてテンションをー…」

女の子「そ、そんな事無いですよ?」

男「ならば俺の目を見て言ってもらおうか」

女の子「…」
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 01:54:00.09 ID:rW1GcADO
女の子「ところで、ずっと聞きたかったのですが」

男「何だ?今なら大絶賛質問募集中だぞ?」

女の子「誰が絶賛してるんですか?」

男「いいから早く用件言え…」

女の子「では…何で今回が三回目なんですか?」

男「…は?」
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 01:55:36.62 ID:rW1GcADO
男「やっただろ?前回」

女の子「記憶に無いです」

男「…あ」

女の子「どうしました?」

男「いやいや、何でも無いぞー」

女の子「?」
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/17(日) 01:55:51.34 ID:qxNq45Eo
そういえば…ww
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 01:59:00.51 ID:rW1GcADO
男(そういやこいつ…前回酔っ払ってたな…)

男「ぜ、前回はお前が寝てたからその間に俺がやっておいたんだぜ!!」

女の子「本当ですか?」

男「おう!!あの見事なあらすじをお前にも聞かせてやりたかったぜ!!」

女の子「…見事なあらすじって何でしょうか?」
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 02:00:37.08 ID:rW1GcADO
男「とにかく!!今回が三回目だ!!」

女の子「…わかりました、ではあらすじを始めましょうか」

男「やっとあらすじか…随分長かったな…」

女の子「いつもの事ですので」

男「…それもそうだな」
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 02:02:56.81 ID:rW1GcADO
女の子「まずはー…車に乗ってましたね」

男「あぁ、乗ってたな」

女の子「それからー…お腹が減ってました」

男「あぁ、そうだな」

女の子「後はー…えと…何がありました?」

男「…まぁ、そうなるよな」
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/17(日) 02:05:42.94 ID:qxNq45Eo
wwktk
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 02:09:32.39 ID:rW1GcADO
女の子「えと…これくらいですかね?」

男「そんな事無いよ!!野球拳とかやったよ!!」

女の子「あ、そういえばやりましたね」

男「あのギリギリの攻防戦…熱かったぜ」
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 02:12:41.17 ID:rW1GcADO
テレビで超能力やってた…マジスゲー



女の子「確かに…まさか私が負けるとは思いませんでした」

男「俺も日々進化してるのさ!!」

女の子「…私が手を抜いたから勝てたんじゃないですか」

男「まーたそんな事を…本当に負けず嫌いだな…」
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 02:13:59.10 ID:rW1GcADO
女の子「それに、二回戦目は私の圧勝でした」

男「それはー…そうだが」

女の子「あなたもまだまだ訓練が必要です」

男「ぐっ…いつの間にか立場が逆転してる…」
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 02:16:39.70 ID:rW1GcADO
男「そういえば、新技の開発もしたな」

女の子「そういえばそんな事もしましたね」

男「もう完璧なんだろ?」

女の子「えぇ、今ならこのナイフを自在にー…」スラッ

男「どこから出したんだ!?つかそんな物騒な物飛ばすなよ!?」
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 02:19:59.16 ID:rW1GcADO
女の子「お寿司食べましたね」

男「あぁ、食ったな」

女の子「そういえばあの時の店員さんはー…」

男「聞こえなーい、聞こえなーい」

女の子「…」

男「何も聞こえないぞー」

女の子「…」スラッ

男「おい!!また何か物騒な音が!?」

女の子「聞こえてるじゃないですか」

男「…」
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 02:22:07.36 ID:rW1GcADO
男「まぁ、そんな事はどうでもいいじゃないか」

女の子「気になるんですが…」

男「そんな事より肝心な話が抜けてるぞ」

女の子「何の話ですか?」

男「ほら、あれだよ、あれ」

女の子「?」
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 02:23:46.88 ID:rW1GcADO
男「お前が怒って車降りた話」

女の子「…せっかく触れないようにしていましたのに」

男「そうは行かないぜ!!」

女の子「もう忘れましょうよー…」

男「いや、ダメだ」

女の子「むぅぅー…」
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/17(日) 02:24:26.77 ID:qxNq45Eo
C
やっぱおもろいなww
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 02:25:16.95 ID:rW1GcADO
男「あの時お前はどうしてたんだ?」

女の子「そういえばあの時はあなた側の描写しか無かったですね」

男「描写?」

女の子「いえ、何でも無いです」
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 02:27:17.62 ID:rW1GcADO
>>33 ありがとうございます



男「で、どうしてたんだよ?」

女の子「えと…崖を降ってました」

男「は?」

女の子「ですから崖を…」

男「ちょ、ちょっと待て」
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 02:28:49.06 ID:rW1GcADO
男「崖?今崖って言ったか?」

女の子「えぇ、言いました」

男「何で崖…?」

女の子「他に道が無かったので」

男「崖は道じゃねぇよ!!」
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 02:31:03.60 ID:rW1GcADO
男「つか、車で走ってた道があっただろ?」

女の子「見つかりたく無かったんですよ」

男「だからといって崖を降るなんて危険な…」

女の子「楽しかったですよ?」

男「…そうか」
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 02:49:40.34 ID:KKhtjN2o
おっと来てたのか
4日目も見てるよー
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/17(日) 03:22:30.25 ID:qxNq45Eo
寝落ちかな
とりあえず乙wwww
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 08:41:15.04 ID:rW1GcADO
>>38 ありがとうございます

>>39 寝ました…申し訳無いです…



女の子「その後は街の中を宛てもなく歩いてました」

男「見つけるの大変だったぞ…」

女の子「誰にも見つからないように細心の注意を払ってましたから!!」

男「いや、目撃情報だけで見つけたんだが」

女の子「…あれ?」
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 08:43:02.75 ID:rW1GcADO
男「見つけるまではいろいろ謝罪の言葉を考えてたんだがなぁ…」

女の子「いきなり抱き着いてきましたよね」

男「再会出来たのが嬉しくて、つい」

女の子「…そうですか」

男「あぁ」
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 08:44:35.49 ID:rW1GcADO
女の子「そういえば、あの時殴ってくれーって言ってましたね」

男「別に殴られるのが好きな訳じゃ無いぞ?」

女の子「またまたご冗談を」

男「冗談じゃねぇよ!!本当だよ!!」
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 08:48:15.18 ID:rW1GcADO
プリキュアの幼女可愛いな…



女の子「でも、私も殴るのとかはあまり好きでは無いのですが」

男「それこそ冗談だろ」

女の子「では今から…」

男「ははは、そうだよなお前は平和を愛する優しい心の持ち主だもんな!!」

女の子「…」
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 08:49:09.48 ID:rW1GcADO
男「まぁ、とにかく再会出来てよかったよ」

女の子「私も…その…嬉しかったです」

男「そっか」

女の子「…えぇ」
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 08:50:31.72 ID:rW1GcADO
男「しかし、感動の再会にしてはあっけなかったな」

女の子「感動なんてどこにも無かったですけどね…」

男「何であの時、あんなあっさり声をかけてきたんだ?」

女の子「それはー…」
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 08:54:17.81 ID:rW1GcADO
女の子「あなたがあんなに大きな声を出すので、近所迷惑にならないように…」

男「そんな理由なのか?」

女の子「えぇ」

男「そうかー…」

女の子「…」
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 08:55:55.17 ID:rW1GcADO
男「でも、こういう再会の時はもう少し何かあってもいいよな」

女の子「何かって何ですか?」

男「キスとかベッドシーンとか」

女の子「…あらすじだからといって、何でも言っていい訳では無いですよ?」

男「…ごめんなさい」
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:01:20.64 ID:rW1GcADO
男「…さて、ここまで話してきた訳だが」

女の子「はい」

男「…本当になにもしてないな」

女の子「…そうですね」

男「これはお前のサービスカットでごまかすしか」

女の子「未実装です」

男「…」
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:03:46.08 ID:rW1GcADO
女の子「そもそも、私の見た目なんて黒髪で長髪な可愛い女の子しか決まってないじゃないですか」

男「今、さらっと自分で可愛いとか言ったよな?」

女の子「言った者勝ちです」

男「じゃぁ俺はー…」

女の子「イケメンは私のブロックワードですよ」

男「え!?」
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:05:35.08 ID:rW1GcADO
男「あれって自分で言ってもダメなんじゃ…」

女の子「あなたの音声にのみ反応します」

男「なんというご都合主義…」

女の子「世の中そんなものですよ」

男「そんなもんかねぇ…」
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:06:37.22 ID:rW1GcADO
男「それじゃそろそろスペックでもまとめるか…」

女の子「スペック?」

男「まぁ、ステータス的なあれだ」

女の子「…需要あるんですか?」

男「…さぁ」
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:08:29.03 ID:rW1GcADO
男「まずはお前からだな」

女の子「私ですか?」

男「とりあえずこの測定機器に乗って貰おうか」ズラッ

女の子「ど、どこからこんな物が…」

男「細かい事は気にするな、早く乗れ」

女の子「…」
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:12:14.12 ID:rW1GcADO
女の子「測りましたよ」

男「では次にスリーサイズをー…」

女の子「それ以上近付いたら怒りますよ」

男「それじゃどうするんだよー」

女の子「秘密です!!」

男「むぅ…仕方ないか…」
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:18:27.98 ID:rW1GcADO
男「えーっと…」

身長 139cm

体重 30kg

髪・目 黒

戦闘力 63万

特技 超能力

女の子「…あの、何かおかしくないですか?」

男「気のせいだ」
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:21:24.02 ID:rW1GcADO
女の子「特技の欄が足りないですね」

男「あぁ、大食いとかそこら辺か?」

女の子「いえ、あなたをいじるとか…」

男「そんな特技いらないよ!!」
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:23:41.78 ID:rW1GcADO
男「しかし、こうして見ると本当に小さいな」

女の子「…」

男「これはもう中学生にすら…」

女の子「…」スラッ

男「おい!!さっき没収したのに何で持ってるんだよ!?」

女の子「さっきのは残像です」

男「なん…だと?」
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:25:18.64 ID:rW1GcADO
女の子「では、次はあなたのー…」

男「いや、それはいい」

女の子「え?」

男「それこそ本当に需要無いだろう」

女の子「でも一応…」

男「うーん…」
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:27:35.69 ID:rW1GcADO
男「それじゃ、ほい」

身長 175cm

体重 67kg

髪 黒

戦闘力 3

特技 ゲーム

スリーサイズ 秘密だよ

男「どうだ?」

女の子「…」
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:28:51.24 ID:rW1GcADO
女の子「特に言う事は無いですね」

男「そうだろ!?やっぱりスペックなんていらなかったんだよ!!」

女の子「じゃぁ何で言ったんですか…」

男「ノリで…」

女の子「…」
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:30:16.28 ID:rW1GcADO
男「さて次はー…」

女の子「カンペには質問コーナーと出てますが」

男「え?カンペ?」

女の子「質問コーナーなんてありました?」

男「あー…うん…前回から」
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:32:08.88 ID:rW1GcADO
女の子「えーっと…視聴者からのお便りを読むみたいですね」

男「そんなもん来て無いだろ?」

女の子「どうやらメールが来てるようです」

男「誰から?」

女の子「それはお楽しみです」

男「…」
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:34:12.17 ID:rW1GcADO
女の子「まず一つ目のメールです」

男「これは…?」

元同僚女「もちろん私の出番はまだあるのよね?」

女の子「はい、ではどうぞ」

男「俺が答えるのかよ!?知らないよ!!」

女の子「では未定…っと」

男「こんなんで大丈夫なのか…?」
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:37:16.94 ID:rW1GcADO
女の子「続いてのお便りでーす」

男「次こそ頼むぞ…」

巫女さん1・2「何で私達が双子姉妹だという事にもう少し反応しなかったんですか?」

男「双子は初耳だよ!!つかそんな事どーでもいいわ!!」

女の子「…送信っと」

男「こんなん返事しなくてもいいわ!!」
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:39:58.18 ID:rW1GcADO
女の子「まだまだ来てますよー」

男「まだ来てるのか…」

先輩巫女さん「後輩がご迷惑をおかけしました」

男「もう質問でも何でも無いじゃねぇか!!」

女の子「思いの外ぐだぐだですね…」

男「どうすんだこれ…」
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:45:43.04 ID:rW1GcADO
女の子「次のお便りはー」

男「もういいんじゃ無いのか…?」

母「えーっと…これで送れるの?てすと、と」

男「母さん!!何してんの!?つか何で本番でテストしてんの!?」

女の子「お母様らしいですね…」
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 09:51:32.29 ID:rW1GcADO
女の子「おや?これは」

男「んー?」

コス兄さん・姉さん「撮った写真渡して無かったから添付するね、また遊びに来てねー」

女の子「あの時撮った写真ですね」

男「本当に私信になってんじゃねぇかよー…」
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:01:15.95 ID:rW1GcADO
女の子「最後のお便りでーす」

男「もうどうにでもなれだ…」

女子1「執事コスはまだですか!?」

女子2「愛してます!!是非私とメールを!!」

女の子「よかったですね、モテてますよ」

男「嬉しくねぇから!!最後までこんなんかよ!!」
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:05:35.74 ID:rW1GcADO
女の子「とりあえずこれで質問メールは終了です」

男「最終的に質問無かったけどな…」

女の子「それでは次は…え?募集ですか?」

男「お前は誰と会話してるんだ…?」
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:09:29.76 ID:rW1GcADO
女の子「えと、このコーナーでは皆さんからの質問をー…」

男「だから誰に言ってるのかと…」

女の子「宛先は…この辺に出てますのでよろしくお願いしますー」

男「…出さないぞ」

女の子「これで完璧です」

男「…お前がそれでいいならいいけど」
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:13:54.18 ID:rW1GcADO
女の子「見事任務を成し遂げました!!」

男「随分誇らしげだな…」

女の子「それはもうー…」

男「あー、はいはい、もういいから」

女の子「…むぅぅー」
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:15:50.05 ID:rW1GcADO
男「それじゃそろそろ…」

女の子「あ、ちょっと待ってください」

男「ん?何だ?」

女の子「一回目のあらすじコーナーの事覚えてますか?」

男「一回目?」
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:17:41.51 ID:rW1GcADO
女の子「ほら、約束したじゃないですか」

男「野球拳ならもうやったぞ?」

女の子「それじゃ無いですよ!!」

男「他に何かあったか?」

女の子「うー…」
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:21:36.18 ID:rW1GcADO
女の子「カラオケ!!カラオケですよ!!」

男「…あぁ、あれか」

女の子「行って…ないですよ」

男「歌は歌ったじゃないか」

女の子「それはそうですが…でもー…」
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:23:44.38 ID:rW1GcADO
男「そう簡単に言うが、大変なんだぞー」

女の子「それはわかっていますが…」

男「毎回ギリギリの所を歌ったり、これでわかるのか?とか…」

女の子「え、そこですか」

男「ネタ的にも限界が…」

女の子「それはNGです!!」
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:25:42.96 ID:rW1GcADO
女の子「とにかく!!今回こそお願いします!!」

男「うーん…しかしなぁ…」

女の子「むぅー…」

男「んー…それじゃ何か可愛い感じで頼めばどうにかなるかもしれんぞ」

女の子「可愛い…感じ?」
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:27:00.20 ID:rW1GcADO
男「俺のテンションが大事だからな」

女の子「テンションなら冒頭で上げたじゃないですか」

男「あれで上がったのはお前だけだろ!!」

女の子「そうなんですか?」

男「…」
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:29:10.93 ID:rW1GcADO
男「という訳で、どうぞ」

女の子「そんな…何のネタ振りも無しに…」

男「それじゃお前の特技、ツンデレで…」

女の子「特技の欄にそんなもの無かったですよ!!」
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:31:11.81 ID:rW1GcADO
男「じゃぁ、やらないと?」

女の子「や、やりますよ、やればいいのでしょう…」

男「俺はお前のそんな素直な所が大好きだ」

女の子「…いきますよ」
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:34:15.44 ID:rW1GcADO
女の子「あ、あなた暇?」

男「余裕で暇だぜ」

女の子「そ、それなら私が一緒にカラオケに行ってあげてもいいわよ?」

男「えー?」

女の子「べ、別にあなたと一緒に行きたいんじゃないんだから!!勘違いしないでよね!!」

男「うむ、基本に忠実な実に良いツンデレだ」

女の子「…」
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:36:35.87 ID:rW1GcADO
女の子「とにかく、これで…」

男「ごちそうさまでした」

女の子「あ、あのー?」

男「さて、長くなってしまったが、そろそろ本編行くか」

女の子「や、約束は!?」

男「本編スタートだぜ!!」

女の子「なー…うー…」
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:39:01.15 ID:rW1GcADO
えーっと…俺は何やってたのかな…



母「一発芸が見たいわぁ〜」

女の子「お母様がお頼みですよ」

男「だからそんなもの無いって言ってるだろ!!」

母「それじゃぁやってくれないの…?」

男「うっ…」
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:41:07.33 ID:rW1GcADO
母「見たかったのに…残念だわ〜…」

女の子「お母様…可哀相に…」

男「えーっと…そのー…」

母「いいのよ…所詮私なんて…」

女の子「お母様、そんな事言わないでください」

男「も、もしもーし」
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:42:23.07 ID:rW1GcADO
男「わかった!!やるよ!!やればいいんだろ!!」

母「待ってましたぁ〜♪」

女の子「早速お願いします!!」

男「ぐっ…こいつら…」
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:44:24.97 ID:rW1GcADO
母「何をやってくれるのかしらぁ〜?」

女の子「楽しみですね!!」

母「ワクワクするわぁ〜」

男「…どんどんハードルが上がってないか?」
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:50:41.45 ID:rW1GcADO
男「い、いくぞ!!」

母「わ〜わ〜♪」

女の子「ぱちぱちー」

男「うおおおおおおおおおおお!!」

女の子「?」

母「あら?」
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:52:08.02 ID:rW1GcADO
男「ゆ、指が…取っれーる…」

女の子「…」

母「あらぁ〜、凄いわねぇ〜!!」

女の子「え!?」

男「よっしゃぁああああああああ!!」
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 10:54:16.55 ID:rW1GcADO
女の子「あれでいいんですか…?」

母「だって指が取れるのよぉ〜?」

男「ふはははははは!!」

女の子「…あれでいい気がしてきました」
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 11:05:43.89 ID:rW1GcADO
男「で、次は誰が一発芸やるんだ?」

女の子「え?」

男「俺だけやるなんて不公平だろー」

母「それもそうねぇ〜」

男「お前にもやってもらおうか…」ガシッ

女の子「…」
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 11:09:07.95 ID:rW1GcADO
女の子「仕方ないですね…それではやりましょう」

母「これは楽しみだわぁ〜」

男「お前の必殺技を見せてやれー」

女の子「そんなもの無いって言ってるじゃないですか…」
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 11:13:04.66 ID:rW1GcADO
女の子「では、いきますよ…」

母「ワクワク〜」

男「出るか…あいつの十八番…」

女の子「…ここ曲がるー」

男「おい!!ちょっと待て!!それどこかで見たぞ!!」

母「凄いわぁ〜」

女の子「ありがとうございます」

男「ちょっとまてええええええええ!!」
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 11:16:37.12 ID:rW1GcADO
女の子「なんですか?」

男「やり直し!!やり直しだ!!」

女の子「あなただって似たようなものじゃないですか」

男「俺は仕方ないだろ!!」

母「もっと見たいわぁ〜」

女の子「…」

男「決まりのようだな」
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 11:20:04.93 ID:rW1GcADO
女の子「仕方ないです、では第二弾を…」

男「無論、取れるー、とか言ったらまたやり直しだからな」

女の子「…むぅー」

男「やる気だったんだな」

母「まだかしら〜?」
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 11:25:38.57 ID:rW1GcADO
男「ほれ」

女の子「?」

男「これ使って母さんに見せてやってくれよ、お前の超能力」

女の子「…見世物じゃ無いのに」ボソッ

男「ん?何か言ったか?」

女の子「…いえ、いいですよ」

男「そっか、それじゃ頼む」

女の子「はい」
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 11:29:41.39 ID:rW1GcADO
女の子「…いきますよ」

母「スプーンで何をしてくれるのかしら〜?」

男「さぁなー」

女の子「…たぁっ!!」

母「!?」

男「いつ見ても見事な曲がり方だな」
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 11:34:42.27 ID:rW1GcADO
女の子「以上です…」

男「どうだった?」

母「やっぱり…あの子…」

男「母さん?」

母「ん〜?凄かったわねぇ〜」

男「そうだろー?」

女の子「…」
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 11:55:40.74 ID:rW1GcADO
母「ありがとう、とっても面白かったわぁ〜」

女の子「それはよかったです」

母「じゃぁ、今度は私の番ね!!」

男「え?」

女の子「え?」
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/17(日) 12:03:22.41 ID:qxNq45Eo
ドキドキ
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 12:03:46.10 ID:rW1GcADO
母「だって私だけ何もしていないわぁ〜」

男「いや、そうだけど…」

女の子「別に無理をしなくても…」

母「私も何かやりたいのよぉ〜」

男「…」
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 12:17:57.14 ID:rW1GcADO
男「な、何をする気なんだ?」

母「私の特技よぉ〜」

女の子「特技?」

男「俺も聞いた事無いぞ…?」

母「ふふふ〜、行くわよ〜」
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 12:20:07.44 ID:rW1GcADO
母「必殺〜…」

男「…悪い予感しかしないぜ」

女の子「奇遇ですね、私もです」

母「変身!!」

男「は?」

女の子「…何も変わってませんが」
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 12:21:19.77 ID:rW1GcADO
母「あら?おかしいわねぇ〜…ポーズが違ったかしら?」

男「…」

母「えいっ、変身!!」

男「母さん!!もうやめて!!」

女の子「何か…涙が出てきそうです」
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 12:23:03.46 ID:rW1GcADO
母「練習ではうまく出来たのに〜」

男「どこで練習したんだよ!?つかそんな練習しないでくれよ!!」

母「あら、あなただって昔自分の部屋でライダーの〜…」

男「やめてくれえええええええええ!!」

女の子「もう…見ていられません…」
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 12:24:33.15 ID:rW1GcADO
母「今のはちょっとした失敗よ〜、次こそ〜…」

男「もういい!!もういいから母さんは座ってて!!」

母「でも〜…」

女の子「…大変ですね」

男「…」
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 12:26:33.69 ID:rW1GcADO
母「じゃぁ代わりにあなたが何か〜」

男「嫌だよ!!充分すべったよ!!」

女の子「お母様にはウケてたじゃないですか」

男「俺がどんな気持ちになるか考えろ!!」

女の子「じゃぁ何でやったんですか…」

男「あれしか思い付かなかったんだよ!!」
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 12:27:45.84 ID:rW1GcADO
男「はぁ…はぁ…」

女の子「お疲れですね」

男「おかげさまでな…」

母「それじゃ飲み物取ってくるわぁ〜」

男「ありがと…」
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 12:32:00.64 ID:rW1GcADO
女の子「…」

男「どうした?急に考え込んで?」

女の子「いえ、さっきのライダーの話について」

男「若気の至りだよ!!ついやっちゃったんだよ!!見られるなんて思って無かったんだ!!」

女の子「是非私も見てみたいです」

男「今やったらただの痛い子だろ!?」

女の子「今でも昔でもたいして変わらないですよ」

男「…ですよねー」
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 12:37:27.11 ID:rW1GcADO
母「コーヒー持ってきたわよぉ〜」

女の子「!?」

男「ありがと」

母「あら?どうしたのぉ〜?」

女の子「い、いえ、何でもないです」

男「…」
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 12:42:25.31 ID:rW1GcADO
男「どうした?飲まないのか?」

女の子「…わかって言ってますよね?」

男「何の事だかさっぱりだぜ」

母「もしかしてコーヒー飲めなかったぁ〜?」

女の子「…はい」
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 12:47:28.33 ID:rW1GcADO
女の子「苦いのは苦手でして…」

母「あら〜?それじゃこれから先大変よ〜?」

女の子「何でですか?」

母「だってあの…」

男「奥さん!!何昼間っからさらりと下ネタ言おうとしてるんすか!?」

女の子「下ネタって?」

男「いや!!何でも無いぞ!!」
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/17(日) 12:50:43.09 ID:qxNq45Eo
母ワロスwwww
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 12:59:04.88 ID:rW1GcADO
男「母さん…頼むから普通に頼む」

母「私はいつも通りよぉ〜?」

男「尚更悪いわ!!」

女の子「それで、結局さっきのは…」

男「あー!!もういいからコーヒーでも飲んでろ!!」

女の子「コーヒー飲めないといいました」

男「…そうだったね、俺が悪かったよ、ごめんね」

女の子「あの…そんな泣きそうな声出さなくても…」
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 13:05:20.44 ID:rW1GcADO
男「まったく、悪影響になるからやめてくれよ…」

母「仕方ないわねぇ〜、それじゃ後でこっそり教えてあげるわねぇ〜」

女の子「はい」

男「そこ!!聞こえてるぞ!!」
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 13:15:34.69 ID:rW1GcADO
母「そうだわ、苦いのが苦手なのよねぇ〜?」

女の子「えぇ」

母「ミルクがあるわよぉ〜」

女の子「それなら何とかー…」

母「苦いのに…ミルク…ふふっ…ふふふ…」

女の子「?」

男「母さん!!いい加減不気味だからやめてくれ!!」
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 13:17:12.27 ID:rW1GcADO
母「ごめんなさいねぇ〜、ちょっと面白くて…ふふふっ…」

女の子「今の話のどこに笑い所が?」

男「俺に聞くな!!」

女の子「そうですか…ではお母様にー…」

男「もっと聞くな!!」
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 13:22:03.57 ID:rW1GcADO
母「やっぱり歳をとるとダメねぇ〜…一度ツボに入ると…ふふっ」

男「昔からそんな感じだったけどな…」

女の子「何か…私だけ疎外感が…」

男「この会話には入るな、絶対にだ…」
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 13:29:41.93 ID:rW1GcADO
母「はい、ミルク入れたわよぉ〜」

女の子「ありがとうございます」

母「美味しいかしらぁ〜?」

女の子「はい、とっても美味しいです」

母「それはよかったわ〜」

男「何だろう…こんな普通の会話に安心している俺がいる…」
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 13:41:03.18 ID:rW1GcADO
母「さて、今のうちに洗濯物を片付けようかしらぁ〜」

女の子「手伝いますよー」

母「あらあら、本当にいい子ねぇ〜、あの子にはもったいないわぁ〜」

男「母さん、頼むから聞こえないように言ってくれ…さっきから微妙に傷付く発言が…」

母「本当の事よぉ〜?」

男「…」
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 13:49:20.78 ID:rW1GcADO
母「それじゃぁいくわよぉ〜」

女の子「端から順番に干せばいいんですよね?」

母「そうよぉ〜」

女の子「これくらいならー…」

男「いや、お前の事だから怪しいな」

女の子「…何で居るんですか?」

男「暇だから!!」

女の子「寂しいからの間違いでは?」

男「そうとも言う!!」

女の子「…」
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 13:57:27.13 ID:rW1GcADO
女の子「えいっ…えいっ…」

男「…」

女の子「むぅぅー…たあっ!!」

男「…おい」

女の子「なんですか?今忙しいのですが」

男「物干し竿に届いてないぞ」

女の子「…」
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/17(日) 13:58:53.56 ID:qxNq45Eo
今日は大漁だなww
紫煙
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 14:07:29.01 ID:rW1GcADO
>>120 支援感謝です



女の子「先に言っておきますが」

男「なんだ?」

女の子「私が低いのではなく、竿が高いのです」

男「…素晴らしい言い掛かりだな」

女の子「…」
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 14:12:10.23 ID:rW1GcADO
男「届かないなら諦めた方がいいぞー」

女の子「私はまだ本気を出してませんよー…」

男「本気?」

女の子「ジャンプすれば届くはず!!たあっ!!」スカッ

男「…」

女の子「…」
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 14:28:36.77 ID:rW1GcADO
女の子「まだ!!まだですよ!!」

男「諦め悪いなー」

女の子「まだ私は竿に触れてすらいないですよー…」

男「多分無理かな…」
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 14:41:05.59 ID:rW1GcADO
母「あら〜?どうしたの〜?」

男「こいつが竿に触れないとかなんとか」

女の子「失礼ですね、触れますよ!!」

母「…」プルプル

女の子「どうしたんですか?」

母「いえ〜…何でも…無いわぁ〜…ふふふふっ…」プルプル

男「…またツボに入ってるな」

女の子「?」
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 14:48:22.47 ID:rW1GcADO
母「はい、全部終わったわよ〜」

女の子「結局何もしていません…」

母「面白かったから全然おっけーよ〜」

女の子「面白かった理由がわからないのですが…」

母「これも後で教えてあげるわね〜」

女の子「はい」

男「…俺の力じゃどうする事も出来ないな」
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 14:54:38.64 ID:rW1GcADO
女の子「次は何をしますか?」

母「何だか、全部手伝ってもらっちゃって、悪いわねぇ〜」

女の子「いえ、これくらい…」

母「でも、次はちょ〜っと疲れるわよぉ〜?」

女の子「?」
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 17:11:43.05 ID:rW1GcADO
やっとテイルズ全クリしたじぇ…



母「次は家の中を掃除するのだけどぉ〜」

女の子「この家の中全部ですか?」

母「そうよぉ〜」

男「さて、俺は散歩にー…」

女の子「逃がしませんよ」ガシッ

男「ちっ…」
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 17:13:22.68 ID:rW1GcADO
母「二人とも手伝ってくれるの〜?」

男「いや、俺は今から自分探しの旅にー…」

女の子「もちろんです!!」

母「助かるわぁ〜」

男「…」
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 17:16:19.91 ID:rW1GcADO
母「それじゃぁ私は一階全部やるから〜、二人は二階の部屋をお願いね〜」

女の子「それだけでいいんですか?」

男「つか、何で俺が…」

母「将来、二人の住む場所になるんだから当たり前よ〜」

男「だから何でそうなるんだよ!?」

女の子「二人で…住む…」
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 17:19:40.96 ID:rW1GcADO
女の子「早速やりましょう!!」

男「何でそんなに張り切ってるんだ?」

母「よろしくね〜」

女の子「はい」

男「…面倒だーなー」
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 17:25:22.01 ID:rW1GcADO
女の子「まずは廊下です」

男「雑巾掛けか、任せろ得意だ」

女の子「そうなんですか?」

男「小学生の頃、学校の罰掃除で毎日のようにやってたからな」

女の子「…それは誇れる事なのでしょうか?」

男「多分違うけど問題無いな」

女の子「…」
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 17:28:32.46 ID:rW1GcADO
男「スタンバイおっけー!!」

女の子「それではスタートです」

男「うおおおおおおおおおおお!!」

女の子「…私は何をすればいいのでしょうか?」

男「うらああああああああああ!!」

女の子「…とりあえず観戦していましょう」

男「でやああああああああああ!!」
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 17:39:07.28 ID:rW1GcADO
男「ふっ…俺にかかればこんなもんだぜ」

女の子「見事にピカピカでーす」

男「ふはは!!まだまだ修業が足りんな!!廊下!!」

女の子「廊下が修業を積むとどうなるんですか?」

男「…ボロくなるんじゃね?」

女の子「ダメじゃないですか…」
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 17:40:44.65 ID:rW1GcADO
女の子「えー、次は部屋の掃除です」

男「…この部屋を掃除するにあたって、一ついいか?」

女の子「なんですか?」

男「この部屋、出るって噂なんだよ」

女の子「…え?」
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 17:41:54.93 ID:rW1GcADO
女の子「出るって…何がですか?」

男「そりゃもちろんー…」

女の子「や、やっぱり言わないでください!!」

男「お前が聞いたんだろー?」

女の子「それは…そうですけど…」
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 17:43:21.84 ID:rW1GcADO
女の子「それではこの部屋はあなたに任せましょう」

男「え?」

女の子「私は隣の部屋をー…」

男「おぉっと、待ってもらおうか」ガシッ

女の子「…」
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 17:46:40.31 ID:rW1GcADO
男「逃がさないぜ!!」

女の子「逃げるとはどういう事でしょう?私は効率良くやろうと…」

男「ならお前がこの部屋をやればいいんじゃないか?」

女の子「…遠慮します」

男「まぁまぁ、そう言わず」
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 18:00:10.94 ID:rW1GcADO
男「いらっしゃーい」

女の子「うぅ…結局こうなるんですね…」

男「背後には気をつけろよー」

女の子「…それはあなたもですよ」

男「それはどっちの意味で!?」

女の子「ふふふっ…」

男「…更に怖い奴を発見してしまった」
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 18:04:16.24 ID:rW1GcADO
男「さて、とりあえず窓開けてー…」

女の子「私は何を?」

男「ほれ」

女の子「これは?」

男「はたき、これで埃取っといて」

女の子「了解です」
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 18:06:30.11 ID:rW1GcADO
女の子「…」パタパタ

男「…」フキフキ

女の子「…掃除って会話無くなりますね」パタパタ

男「今してるじゃないか」フキフキ

女の子「もう終わりますけどね」パタパタ

男「…」フキフキ
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 19:55:35.24 ID:rW1GcADO
女の子「…」パタパタ

男「…」サッサッ

女の子「そういえば」パタパタ

男「なんだー?」サッサッ

女の子「お母様はいつも一人で掃除してるんですよね?」パタパタ

男「まぁ、そうだろうな」サッサッ

女の子「大変ですよねー」パタパタ

男「そうだなー」サッサッ

女の子「…」パタパタ

男「…」サッサッ
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 19:57:26.75 ID:rW1GcADO
男「あ」

女の子「どうしました?」

男「100円見っけ」

女の子「掃除してるとよくありますよね」

男「無くした時には気がつかないんだよな」

女の子「…あ、500円です」

男「え!?」
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 19:59:21.05 ID:rW1GcADO
男「何か悔しいなぁ」キュッキュッ

女の子「日頃の行いです」サッサッ

男「俺だって大吉だったんだ…きっと一万円くらい…」キュッキュッ

女の子「それは流石に無理じゃないですかね…」サッサッ
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 20:00:53.11 ID:rW1GcADO
女の子「あら?戸棚の上に何か…」

男「なんだー?」キュッキュッ

女の子「どうやら地図のようですが…この家のですか?」

男「見せてくれ」

女の子「はい」
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 20:03:53.91 ID:rW1GcADO
男「うむ、間違いなくこの家だな」

女の子「この×印は?」

男「きっと宝の在りかに違いない!!」

女の子「流石にそれは無いかと…」

男「これは探さなければ」

女の子「お掃除が先です」

男「…はい」
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 20:05:42.15 ID:rW1GcADO
男「つか、どうやら隣の部屋のようだぞ」

女の子「そうなんですかー…きゃっ!?」

男「うお!?どうした!?」

女の子「い、今何か窓から…?」

男「?」
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 20:07:08.25 ID:rW1GcADO
男「何も無いぞー?」

女の子「でも…今…今…」

男「気のせいだろ?」

女の子「…そ、そうですよね、気のせいですよね」

男「…ん?」
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 20:11:50.86 ID:rW1GcADO
男「おい、お前の後ろ」

女の子「な、何ですか!?何が!?」

男「動くなよー…」

女の子「何!?何!?」ビクビク

男「お、おい、危ない!!」

女の子「!?」
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 20:16:22.68 ID:rW1GcADO
女の子「きゃあっ!?」バサバサッ

男「くそおおおおおおおおお!!」ガバッ

ドサドサドサドサー

女の子「…うぅぅ、本が崩れてきました」

男「だから動くなと…」

女の子「ごめんなさい…」
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 20:18:51.17 ID:rW1GcADO
男「とにかく、大丈夫だったか?」

女の子「はい、助かりました」

男「そうか、よかった…」

女の子「…ところで」

男「ん?」

女の子「ちょっと…その…近いのですが…」

男「!?」
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 20:20:20.03 ID:rW1GcADO
男「す、すまん!!咄嗟だったから!!」

女の子「いえ、別に気にしてませんけど…」

男「…」

女の子「どうしたんですか?」

男「…いや」
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 20:22:57.30 ID:rW1GcADO
女の子「あの、そろそろ…」

男「…」ジー

女の子「そんなに見られると…そのー…」

男「…」

女の子「えと…心の準備が…まだ…でして…あの…」

母「大丈夫〜?凄い音したけど〜」ガチャッ

女の子「あ」

男「!?」
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 20:27:09.48 ID:rW1GcADO
母「あら?あらあら〜?」

男「いや!!これは違うぞ!?」

母「ごめんなさいね〜、お邪魔しちゃって〜」

男「だから違うってんだよおおおおおお!!」

母「ささっ、私に構わずどうぞ続きを〜」

男「何でその場に留まるんだよ!?せめて出てけよ!!」
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 20:30:11.44 ID:rW1GcADO
母「いいじゃない少しくらい〜」

男「だからー…」

女の子「た、助けてくださいー…」

男「んな!?」

母「…なるほど、そういう事だったのね」

男「そんなばかなあああああああああ!!」
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 20:34:07.43 ID:rW1GcADO
母「ほら〜、もう大丈夫よ〜」

女の子「あ、ありがとうございます」

男「あのー…俺は?」

母「まったく、無理矢理なんて最低よ〜?」

男「だから俺の話を聞けと言って…」

女の子「…怖かったです」

男「え!?」
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 20:36:25.81 ID:rW1GcADO
母「そうよね〜、いきなりだものね〜」

女の子「はい…」

母「ここはもういいから、下に行きましょ〜」

女の子「わかりました…」

男「…俺は?」

母「あなたは引き続き掃除をよろしくね〜」

男「何でこうなるんだよおおおおおおおおおお!!」
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 20:42:00.31 ID:rW1GcADO
母「はい、紅茶よ〜」

女の子「ありがとうございます…」

母「まったくあの子は…もっと雰囲気とか考えないとダメよねぇ〜」

女の子「そういうのはあまり…関係無いのでは…?」

母「…あら?」
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 20:48:15.00 ID:rW1GcADO
母「それじゃぁやっぱり邪魔しちゃったわねぇ〜」

女の子「え?」

母「だって、あのまま襲われてもよかったのよねぇ〜?」

女の子「襲われ…!?」

母「あら〜?違うの〜?」

女の子「ち、違いますよ!!そんな…襲われる…なんて…」

母「また真っ赤ねぇ〜」

女の子「こ、これは!?違うんですよー…」
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 20:52:28.25 ID:rW1GcADO
母「でも、確かに怖いって言ってたわねぇ〜」

女の子「えぇ…出ると聞いたので…」

母「出る?」

女の子「ですから、お化けが…」

母「あぁ〜、なるほど〜、そういう事だったのねぇ〜」

女の子「はい…」
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 20:54:49.20 ID:rW1GcADO
母「それじゃぁ何であんな体勢だったの〜?」

女の子「えと、棚の上の本が落ちてきまして」

母「あらあら」

女の子「それで、あの人が私を庇ってくださったんです」

母「なるほど〜、だから本が散らばってたのねぇ〜」
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 21:10:51.29 ID:rW1GcADO
女の子「あの人には悪い事をしてしまいました…」

母「そうねぇ〜」

女の子「とりあえず手伝いに戻らないと…」

母「戻らなくていいわよ〜、それよりお風呂をお願いできるかしら〜?」

女の子「いいですけど?」

母「お掃除で埃かぶっちゃうから〜」

女の子「なるほどです…わかりました」
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 21:17:03.72 ID:rW1GcADO
母「お風呂はここよ〜」

女の子「随分迷いましたね…しかも結局リビングの反対側…」

母「えーっと、掃除用具はここにあるわぁ〜」

女の子「はい、わかりました」

母「それじゃお願いねぇ〜」

女の子「はーい」
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 21:23:22.48 ID:rW1GcADO
女の子「これがお風呂…ですか」

女の子「いえ、確かに大きいだろうなとは思っていましたが…」

女の子「前に入った温泉のお風呂くらい大きいのですが…」

女の子「…どこまでも私の想像の斜め上をいきますね、この家」
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 21:27:06.24 ID:rW1GcADO
女の子「これは気合いを入れてやらないといけませんね…」

女の子「あの人の為ですし…」

女の子「いざ勝負です!!」

女の子「…でもゆっくり慎重にやりましょう」

女の子「転んだら痛いですし」
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 21:38:10.32 ID:rW1GcADO
男「ったく…何で俺が…」

母「あら〜、荒れてるわねぇ〜」

男「あんたのせいだけどな…つか突然現れないでくれ」

母「お願いがあるのよぉ〜」

男「またか…」
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 21:46:22.00 ID:rW1GcADO
男「は?風呂掃除?」

母「えぇ〜、あの子に頼んだのだけど、一人じゃ大変でしょ〜?」

男「まぁ、あの大きさだからな…」

母「という訳で、お願いねぇ〜」

男「へいへい…わかったよ…」
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 21:49:11.85 ID:rW1GcADO
女の子「えと、とりあえずブラシで浴槽をー…」

女の子「まさか普通の家のお風呂をブラシで洗う事になるなんて…」

女の子「…いえ、普通じゃ無かったですね」

女の子「特に住んでる方が…」
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 22:08:38.92 ID:rW1GcADO
女の子「それにしても大きいですねー…」

女の子「とりあえず洗剤を…これですね」

女の子「…こういうのは撒けばいいんですよね?」

女の子「…これでおっけーですね、では」ゴシゴシ
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 22:16:34.06 ID:rW1GcADO
女の子「えいっ、えいっ」ゴシゴシ

女の子「…あら?」

女の子「何か…泡が多く無いですか?」

女の子「もしかして…使い過ぎましたかね?」

女の子「…まぁ大丈夫でしょう…えいっ、えいっ」ゴシゴシ
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 22:29:45.27 ID:rW1GcADO
女の子「ここの汚れが…なかなか…」

女の子「これは力を入れないと…」

女の子「たあっ!!」

女の子「…わわっ!?」ツルッ

女の子「きゃぁっ!?」
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 22:40:49.77 ID:rW1GcADO
男「まったく…自分で手伝えばいいんじゃないのか…?」

男「まぁ、いいんだけどさ…」

男「おーい、やってるかー?」ガチャッ

女の子「あうー…転んでしまいました…」

男「!?」

女の子「え?」
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 22:43:33.53 ID:rW1GcADO
男「風呂に来たら何故か泡だらけの美少女発見!!」

女の子「あの、これは…」

男「うおおおおおおおおお!!神様ありがとうございまああああああああす!!」

女の子「あのー…私の話をー…」

男「どうする!?これから俺はどうすればいいんだ!?」

女の子「とりあえずホース持ってきてもらえますか?」

男「任せろおおおおおおおおお!!」

女の子「…」
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 22:53:25.02 ID:rW1GcADO
男「なんだ、お前だったのか」

女の子「何でそんなにがっかりしてるんですか…」

男「いや、がっかりなんかしてないぞ?むしろご馳走様でした」

女の子「…やっぱり変態さんです」

男「ぐっ…ごめんなさい…」
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 22:55:33.48 ID:rW1GcADO
男「で、ホースを用意した訳だが」

女の子「そのまま私ごとお願いします」

男「いいのか?」

女の子「えぇ、かけてください」

男「じゃぁいくぞー」

母「素敵な言葉が聞こえたわぁ〜」

男「うお!?突然出てくんなって!!」

女の子「…」
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 22:57:26.19 ID:rW1GcADO
母「私の事はお気になさらずどうぞ〜」

男「別に気にする事は無いんだがな…」

女の子「…早くしてください」

男「へいへーい」プシャー

女の子「きゃっ!?」

男「あれ?悪い、水だった」

女の子「…」
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 22:59:27.55 ID:rW1GcADO
女の子「あーうー…冷たかったです…」

男「ドンマイドンマイ」

女の子「あなたの台詞じゃ無いのでは…」

母「早く脱がないと大変よ〜」

女の子「え、でも…」

男「大丈夫だ、既に透けてて大変な事になってるから脱いでも変わらんぞ」

女の子「あっ!?」
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 23:00:48.28 ID:rW1GcADO
女の子「み、見ないでください!!」

男「ほー、今日は白…」

女の子「きゃああああああああ!!」シュッ

男「ぐぎゃあああああああああ!!」

母「本当にいい右ねぇ〜」
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 23:02:47.19 ID:rW1GcADO
女の子「いい加減、本当にセクハラで訴えますよ!?」

男「ま、まぁ、俺とお前の仲じゃないか…ごめんなさいマジでやめてください…」

女の子「少なくともこんな事する仲ではありません」

母「そうよね〜、流石にマニアック過ぎよぉ〜」

女の子「…」

男「…母さんはもう黙っててくれるかな」
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 23:25:09.24 ID:rW1GcADO
女の子「とりあえず、掃除は終わってます」

母「あらそうなの〜?それじゃお湯を入れたらすぐに入りましょ〜」

女の子「はい」

男「…で、その作業は俺がやると」

母「当たり前よぉ〜」

女の子「よろしくお願いします」

男「…はいよ」
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 23:31:19.16 ID:rW1GcADO
女の子「服が肌にくっついて気持ち悪いです…」

母「それじゃもう脱いじゃいましょ〜」

女の子「え、ちょっ…」

母「よいではないか〜よいではないか〜」

女の子「あーうー…」

男「…何か凄い楽しそうだな」
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 23:34:26.34 ID:rW1GcADO
母「とりあえずタオルを巻いておいてね〜」

女の子「はい…」

母「あら?脱いでみるとなかなか…」

女の子「あ、ま、待ってください…」

母「これは…本当に…いい物を…」

女の子「やめてくださいー!!」

男「…いいなぁ、とか言ったらまた殴られるんだろうな」
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 23:37:17.00 ID:rW1GcADO
母「このタオルで巻く事による胸の圧迫がまた〜…」

女の子「触らないでくださいー…」

母「服を着ている時にはまったく感じさせなかった存在感…凄いわねぇ〜」

女の子「だから、あの、待って…」

母「触り心地も〜」

男「…心頭滅却、心頭滅却だ、俺」
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/17(日) 23:37:37.35 ID:nfjM7kQ0
センターオワタ/(^0^)\
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 23:39:36.05 ID:rW1GcADO
男「おおおお、終わったぞー!!」

女の子「は、はい!!」

母「もう〜?残念ねぇ〜」

女の子「残念って…」

母「また機会があれば触らせてね〜?」

女の子「え、えぇ、機会があれば…」

男「おい、ここは強く断っていい所だぞ」

女の子「何か…出来なくて」

男「…気持ちはわかるけどな」
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 23:41:49.18 ID:rW1GcADO
>>183 お疲れ様です、どちらの意味でしょうか…



女の子「ではお先に入らせていただきます…」

母「私達はリビングで待ってるわぁ〜」

男「ゆっくり入ってね!!」

女の子「…」

男「…」

女の子「…お疲れ様です」

男「うん…ごめん」
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 23:44:30.55 ID:rW1GcADO
女の子「まず身体を流してー…」

女の子「…あら?そういえばシャンプーは?」

母「シャンプーは上に乗ってるわよ〜」

女の子「あ、本当です…」

女の子「…あら?リビングに行ったのでは?」

女の子「もう気配が無いです…」
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 23:49:30.41 ID:rW1GcADO
女の子「んー…」

女の子「やっぱり長い髪は洗うのが面倒ですね…」

女の子「…もう切ってしまいましょうか?」

女の子「あの人は…どちらが好きなのでしょうか?」

母「あの子は昔から長いのが好きよ〜」

女の子「そうですか、ではこのままー…」

女の子「!?」
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/17(日) 23:50:19.88 ID:nfjM7kQ0
>>185
どちらの意味もです
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 23:51:11.06 ID:rW1GcADO
女の子「また声だけ…」

女の子「いったいどうなっているのでしょうか?」

母「それは企業秘密よぉ〜」

女の子「…とりあえず、気にしない事にします」

母「それがいいわぁ〜」

女の子「…」
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 23:54:26.66 ID:rW1GcADO
>>188 まだわからないですよ〜



女の子「ふぅ…では湯舟に入りましょうか」

女の子「それにしても広すぎです…」

女の子「これなら軽く泳げそうですね」

女の子「…まぁ、泳ぎませんが」

女の子「…あの人ならやりそうですね」
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 23:56:04.01 ID:rW1GcADO
母「う〜ん、このままではあまり面白く無いわねぇ〜」

母「それに二人の仲も進展しないわ〜」

母「ここは一つ手を打ちましょうか〜」

母「ふふっ、面白くなりそうだわ〜」
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/17(日) 23:58:48.08 ID:rW1GcADO
男「暇だなー…」

女の子「お風呂ありがとうございました」

母「いえいえ〜」

男「お?」

母「服は私の服を貸してあげるわ〜」

女の子「ありがとうございます」

男「出たのか?」
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:00:28.25 ID:xlv.acDO
母「あなたもお風呂に入っちゃいなさい〜」

男「はいよー」

男「えーっと、タオルはー…」

母「私が後で用意するから早く入りなさい〜」

男「わかった」
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:02:16.47 ID:xlv.acDO
男「今日は疲れたなぁ…」

男「風呂に入って一日の疲れを取らなければ…」

男「家の風呂も久し振りだなー」ガラガラ

女の子「え?」

男「…は?」
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:03:37.02 ID:xlv.acDO
男「…えーっと」

女の子「…」

男「…ご無沙汰です」

女の子「さっきまで顔合わせてましたよね」

男「何で入ってるの?」

女の子「何でって…さっき目の前で入りましたよね?」

男「あれー…?」
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:04:42.10 ID:xlv.acDO
男「と、とにかくすまん、すぐに出てくから…」

女の子「あ、待ってください!!」

男「ん?」

女の子「あの…ですね…」

男「なんだ?」
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:06:10.69 ID:xlv.acDO
女の子「…このお風呂、広いじゃないですか」

男「まぁ、そうだな」

女の子「それで…一人で入るのも寂しいと思っていた所でして」

男「?」

女の子「だから…その…一緒に入りませんか?」

男「なん…だと!?」
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/18(月) 00:06:49.25 ID:0lu1k2E0
>>190
答え合わせも終わったのですよ…はぁ
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:07:32.97 ID:xlv.acDO
男「え?何これ、俺寝てんの?夢?」

女の子「たぶん起きてると思いますが…」

男「でも、え?え?」

女の子「嫌…ですか?」

男「是非入らせていただきます」
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:12:04.21 ID:xlv.acDO
>>198 僕はテストの後とかは怖くて答え合わせ出来ないタイプなんですが…そんなになんですが?



男「失礼します!!」

女の子「ど、どうぞ」

男「だ、大丈夫だ、出来るだけそっちは見ないようにする」

女の子「…絶対に見ないでください」

男「おう…任せろ」
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:13:56.95 ID:xlv.acDO
男「…」

女の子「…」

母「ふふっ…良い感じねぇ〜」

母「王道だけど威力絶大な定番技…お風呂でばったり!!」

母「これは是非記録しないとねぇ〜♪」
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:15:50.92 ID:xlv.acDO
女の子「…」

男「…あのさ」

女の子「は、はい、なんですか?」

男「いきなり来る事になったけど…どうだ?」

女の子「どうって…?」

男「家とか、母さんとか…さ」

女の子「…」
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:18:05.42 ID:xlv.acDO
女の子「とても素敵ですよ、お母様も優しくて、面白いです」

男「そうか…」

女の子「何であんなに帰るの嫌がってたんですか?」

男「…言わなくてもわかるだろ」

女の子「まぁ…なんとなくですけど」

男「じゃぁたぶんそれで正解だ」

女の子「そうですか…」
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/18(月) 00:18:09.81 ID:0lu1k2E0
>>200
センターの後は答え合わせは絶対なんですよ。
耐性つけたつもりだったんですがね…

愚痴いっててすいません
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:23:40.44 ID:xlv.acDO
>>204 センターとは怖い所だったんですね…愚痴は悪い事では無いと思っているので全然おっけーですよー



女の子「…そういえば、ずっと気になってたのですが」

男「なんだ?」

女の子「その…聞いていいのかわからないのですが」

男「…言ってみ」

女の子「…」
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:25:19.80 ID:xlv.acDO
女の子「…お母様は一人で暮らしているのですよね?」

男「あぁ」

女の子「…では、お父様は?」

男「…」

女の子「ご、ごめんなさい、聞くべき事では無かったです!!忘れて…」

男「いや、いいんだ」
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:28:23.71 ID:xlv.acDO
男「父さんは…出てった」

女の子「え?」

男「俺がまだ子供の頃にな…他に女を作って」

女の子「…」

男「…それからずっと母さんと俺の二人だけだ」
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:31:46.65 ID:xlv.acDO
女の子「この家はその頃から?」

男「いや、父さんが出て行く前に建ててたらしいが…結局父さんはこの家に住んでない」

女の子「どうしてこんなに大きな家を?」

男「…さぁな、母さんの趣味だって言ってたな」
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/18(月) 00:32:12.08 ID:0lu1k2E0
>>205
おっけーと言って頂けてありがとうございますます

不貞寝しようそうしよう
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:33:43.07 ID:xlv.acDO
男「でも、きっと俺の為だったんだと思う」

女の子「どうしてですか?」

男「元々この街に住んでたんだが…前の家が酷くボロい家でな」

女の子「?」

男「俺が母さんに、こんなボロい家じゃ皆に馬鹿にされるって…言ったんだ」

女の子「…」
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:37:16.89 ID:xlv.acDO
>>209 おやすみなさいです



男「そしたら母さん、本気でこんな家を買って…」

女の子「…」

男「今は引退したけど、昔は大きな会社に勤めてたらしい」

女の子「あのお母様が?」

男「信じ難いけどなー」

女の子「そ、そんな事は…」
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:38:50.88 ID:xlv.acDO
男「俺が働いてた会社も、母さんの紹介だったんだよ」

女の子「そうなんですか」

男「でも…勝手にやめて…母さんには迷惑かけっぱなしだな…」

女の子「それはあなたの責任では無いですよ」

男「さぁな…どうなんだろうな」

女の子「…」
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:41:46.08 ID:xlv.acDO
女の子「…更に答えたく無い質問かと思いますが」

男「なんだー?」

女の子「中学生の頃、何があったんですか?」

男「…どういう意味だ?」

女の子「…お母様に聞いたら、あなたに聞いてくれと」

男「そっか、まだ気にしてるのかな?」

女の子「?」
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:43:10.46 ID:xlv.acDO
男「中学三年になったばかりの頃…派手な喧嘩をしてな」

女の子「喧嘩?あなたが?」

男「あぁ、自分でも驚きだぜ」

女の子「何でそんな事を…?」

男「…」
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:44:59.28 ID:xlv.acDO
男「俺の母さん、学校では大人気でな…クラスの奴からラブレター貰ったりして」

女の子「そういえばそんな話聞きました」

男「でも、そういうのが気にいらない奴らもいる訳でな…」

女の子「え?」
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:48:04.62 ID:xlv.acDO
男「学校で噂を聞いたんだよ」

女の子「噂?」

男「俺の母さん、独り身なのに何でこんな大きな家に住みながら俺を育てられるのかって…」

女の子「…」

男「聞いたら、男に身体を売ってるからだって…」

女の子「!?」

男「もちろんそんな事は無いんだぜ?」

女の子「そんな事わかってます!!」

男「…だよな」
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:49:48.80 ID:xlv.acDO
男「でも、中学生ってのはそういう噂が大好物でなー…」

女の子「…」

男「気がついた時には学校中の噂だったよ」

女の子「そんな…」

男「俺、本気でキレて、噂流した張本人探したんだよ」

女の子「…」
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:51:52.33 ID:xlv.acDO
男「そしたら噂流してた奴、俺の母さんにラブレター出した事もある奴でな」

女の子「それって…」

男「あぁ、軽い気持ちでやった、ただの嫌がらせだ、とか何とか…」

女の子「…最低です」

男「俺も心の底からそう思ったよ」
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:54:11.54 ID:xlv.acDO
男「気がついたらそいつ全力でぶん殴ってた」

女の子「…」

男「殴ったはいいが…相手が悪くてなー…」

女の子「?」

男「そいつ、友達たくさん、俺一人って感じでなー…速攻で呼び出し喰らったぜ」

女の子「一人で、行ったんですか?」

男「まぁ…そうするしか無いし」

女の子「…」
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 00:57:55.06 ID:xlv.acDO
男「殴り合った時の記憶はほとんど無いな…五人目くらいで先生が止めに来たし」

女の子「え?五人目?」

男「何故か相手が律義でな?タイマンで順番だったんだよ」

女の子「…という事は五人目までは倒してたんですか?」

男「まぁ…たぶん」

女の子「…そこまで怒ってたんですね」

男「そりゃぁ…なぁ」
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:01:59.01 ID:xlv.acDO
男「その後は謹慎で、終わった後に学校行ったんだが…中学生はさっき言った通り噂が大好きでな」

女の子「…今度はあなたの噂ですか」

男「これがなかなか笑えてな?俺と母さんが出来てるとかいう噂だったんだ」

女の子「全然笑えません」

男「…うん、そうだな」
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:03:23.87 ID:xlv.acDO
女の子「それで転校したんですか?」

男「俺は我慢するって言ったんだけど…母さんがダメだって」

女の子「…本当に大事にされているんですね」

男「あぁ、本気で感謝してるよ」
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:05:21.39 ID:xlv.acDO
男「俺が引っ越した後も、しばらく酷い噂が流れてたらしいし…」

女の子「…」

男「結局俺は母さんに迷惑かけただけだったよ」

女の子「…そんな事は無いと思います」

男「?」
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:08:06.44 ID:xlv.acDO
女の子「お母様、とても嬉しかったと思います」

男「それはありえないだろう」

女の子「ありえなく無いです!!」

男「どうして言い切れるんだ?」

女の子「だって…お母様、あなたを見てるといつも笑顔です」

男「それはいつもだろ?」

女の子「あなたは、毎日お母様の笑顔を見ているんですか?」

男「!?」
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:09:50.21 ID:xlv.acDO
女の子「確かに、きっとお母様は毎日笑顔で過ごしていると思います」

男「…」

女の子「でも、あなたに向ける笑顔はやっぱり特別なんですよ」

男「…そうかな」

女の子「えぇ、そうです」

男「そっか…それは嬉しいな」

女の子「お母様も、です」

男「…あぁ、そうだな」
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:11:20.84 ID:xlv.acDO
女の子「ですから…」ギュッ

男「!?」

女の子「ですから…嫌われてるとか…そんな悲しい事思わないでください…」

男「…あぁ、わかったよ」

女の子「…そうですか」

男「おう」
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:14:38.21 ID:xlv.acDO
女の子「とにかく、お母様ともっとお話してください」

男「あぁ」

女の子「それと、もう少し優しく」

男「うーん…やっているつもりだけどなぁ」

女の子「…やっぱりあなたもお母様が大好きなんじゃないですか」

男「ははっ…確かにそうだな」
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:16:58.28 ID:xlv.acDO
男「何か、お前には助けてもらってばかりだな」

女の子「そんな事無いですよ?」

男「いや、これは何かお返しをしないといけないレベルだ」

女の子「…それなら、いつもしていただいてます」

男「?」
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:19:52.05 ID:xlv.acDO
女の子「あなたには毎日新しい事をたくさん教えていただいてます」

男「…」

女の子「私はそれだけで満足です」

男「…そうか」

女の子「むしろ私が恩返しをしたいくらいです」

男「うーん…」

女の子「どうしました?」
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:22:56.78 ID:xlv.acDO
男「今思ったんだが」

女の子「はい」

男「俺達はそんな事考えなくてもいいんじゃないか?」

女の子「どういう意味ですか?」

男「結局俺達はお互い困ってたら放っておけないだろ?」

女の子「まぁ…そうですね」

男「だから、いちいちそんな細かい事は考えるの面倒だ」

女の子「…それもそうですね」

男「おう」
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:24:27.09 ID:xlv.acDO
男「それに、今も俺は得してるしなー」

女の子「え?」

男「背中に柔らかい物が当たる当たる」

女の子「!?」バッ
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/18(月) 01:25:31.27 ID:UfQBpkDO
>>226
ギュッって……男ぉ!そのボジション俺と代われぇ°・(ノД`)・°・
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:26:05.59 ID:xlv.acDO
女の子「こ、これはですね!!」ザザザッ

男「おーい、何でそんなに離れるんだよー?」

女の子「は、恥ずかしいので…」

男「自分から抱き着いてきたんだろー?」

女の子「い、言わないでください!!」ヒュッ

男「ぬおぁっ!?」カコーン
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:29:02.40 ID:xlv.acDO
>>232 女の子「仕方ないですね…」ギュッ

…これでおっけーですか?



男「お前…桶は反則だろ…」

女の子「ご、ごめんなさい!!」

男「まぁ…差し引きすればプラスだろう」

女の子「それではマイナスになるまで桶を…」

男「やめて!!」
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:30:18.94 ID:xlv.acDO
男「もうそろそろ出るか」

女の子「…お先にどうぞ」

男「ん?なんでだ?」

女の子「いいから先に出てください」

男「?」

女の子「早く!!」

男「お、おう」
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:31:54.45 ID:xlv.acDO
女の子「…」

女の子「私は何をしているのでしょうね」

女の子「でも…あんな顔は見たくないですし…」

女の子「…余計な事でしたね」

女の子「うぅー…もう顔を見れないかもです…」
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/18(月) 01:32:21.84 ID:UfQBpkDO
>>234
ヤタ━(・∀・)━!!!!
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:34:04.06 ID:xlv.acDO
男「ちょっと長風呂になったな…」

男「しかし、何であいつが入ってたんだろ?」

女の子「何でだろうねぇ〜」

男「え!?…って、母さん?」

母「は〜い、お母さんですよ〜」
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:36:27.16 ID:xlv.acDO
母「どう?似てたかしら〜?」

男「…まさか」

母「私、声マネ得意なのよ〜」

男「…はめられた」ガクッ

母「あなたもまだまだね〜」
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:38:57.16 ID:xlv.acDO
女の子「いいお湯でしたー…あら?」

男「くやしいのぅ…」

女の子「…何をしているんですか?」

男「聞いてくれよー、母さんがー…あ」

女の子「?」

母「あらあら〜?流石に前は隠した方がいいと思うわぁ〜」

女の子「!?」
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:40:45.29 ID:xlv.acDO
女の子「…」ゴゴゴゴゴ

男「な、何も見てなーい、俺は悪くなーい…」

女の子「言い残す言葉はそれだけですね?」

男「…あぁ、思う存分やってくれ」

女の子「了解しました」

男「空が見えるぜ…」

母「仲が良くて羨ましいわぁ〜」
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:42:24.07 ID:xlv.acDO
男「…」

母「はい、タオルよぉ〜」

女の子「ありがとうございます」

母「着替えは私の部屋でしましょ〜」

女の子「はい」

男「…俺は放置ですね、わかります」
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:44:45.53 ID:xlv.acDO
母「はい、この服を着てね〜」

女の子「この服は…?」

母「前に買った服よぉ〜、私は着れないから〜」

女の子「…何で買ったんですか?」

母「趣味♪」

女の子「…そうですか」
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:47:01.65 ID:xlv.acDO
男「酷い目にあったぜ…」

男「まぁいい…全然お釣りが来るレベルだ」

男「さて、タオルは…」

男「…母さん、俺のタオルは用意してくれなかったんですね」
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:50:02.04 ID:xlv.acDO
男「さて、どうしたものか…」

母「はい、お待たせ〜」

男「あ、母さん、タオルー…って」

女の子「あら?タオル無かったんですか?」

母「あら〜、すっかり忘れてたわぁ〜、取ってくるわねぇ〜」

女の子「私も行きます」

男「あいつ…今の格好…」
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:51:59.09 ID:xlv.acDO
母「持ってきたわよぉ〜」

男「あぁ、ありがと」

女の子「早く服を着ないと風邪引きますよ?」

男「…おかしいな、やっぱり俺疲れてるのか?」

女の子「どうしたんですか?」

男「お前がチャイナ服を着ているように見えるんだが…」
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/18(月) 01:53:41.29 ID:1GxTi1ko
まさかのチャイナ服wwwwwwwwwwwwwwww
スリットは?スリットはどうなんだ!?
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 01:54:52.51 ID:xlv.acDO
女の子「着ているように見えるも何も…」

母「実際に着ているわよぉ〜」

男「…何でそんな服が?」

母「私のコレクションよぉ〜」

男「…」
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:00:14.44 ID:xlv.acDO
>>247 その辺りは脳内補完すると幸せになれると思います…僕的には胸元が開いてるのがイヤナンデモナイ



男「まぁ、お前のコスプレにはもう慣れたんだけどさ」

女の子「…私は慣れたくないです」

母「とても似合ってるわよぉ〜、写真撮りましょ〜」

女の子「あ、あのー…」

母「こっちよぉ〜」

女の子「はい…」

男「…あいつも大変だな」
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:02:04.63 ID:xlv.acDO
男「おーい…」

母「ポーズ取ってぇ〜」

女の子「こ、こうですか?」

母「いいわねぇ〜、次は寝転んでみましょ〜」

女の子「は、はい」

男「…何の撮影会だよ、これ」
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:05:36.75 ID:xlv.acDO
男「いいや…とりあえず飲み物でも…」

母「次は仰向けになってぇ〜」

女の子「?」ゴロッ

母「いい!!凄くいいわよぉ〜!!」

女の子「…何か、ノリがあの人そっくりですね」

男「何だと?失礼な、俺はー…いや、変わらないか」

女の子「…」
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:07:24.77 ID:xlv.acDO
母「次はこれを持って〜」

女の子「パンダのぬいぐるみですか?」

母「可愛いわぁ〜」

女の子「確かに可愛いパンダさんです」

男「いや、そういう意味じゃ無いと思うぞ」
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:09:00.00 ID:xlv.acDO
母「まずは普通に抱いてみて〜」

女の子「はい」

母「次は胸元に持ってきて〜」

女の子「こう…ですか?」

母「パンダと見せかけて胸元げっと〜」

女の子「!?」
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:10:54.09 ID:xlv.acDO
女の子「い、今…」

母「これは永久保存ねぇ〜」

男「何というスーパーテクニック、俺も見習わなければ」

女の子「そんなテクニック見習わないでください!!」

母「さぁ、次よぉ〜」

女の子「うぅぅ〜…」
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/18(月) 02:11:12.85 ID:UfQBpkDO
話が気になって寝れない…寝なくていいや
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:12:19.82 ID:xlv.acDO
今日はもう寝よう…後10分くらいで寝落ちしそうだし…
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:14:40.89 ID:xlv.acDO
>>255 え、ちょ…え?
えぇい書け!!書くんだ!!



女の子「助けてください〜…」

男「これも修業だ、頑張れ」

女の子「何の修業ですかー…」

母「視線はカメラよ〜」

女の子「はーい…」

男「…あいつも難儀な生き方だな」
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:16:47.59 ID:xlv.acDO
母「もうちょっときわどい絵が欲しいわね〜」

男「それは俺も同感だ」

女の子「え?」

母「少し脚を見せて〜」

女の子「こ、これでいいですか?」チラッ

男「!!」グッ

母「!!」グッ

女の子「何で二人で通じ合ってるんですかー…」
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:19:00.76 ID:xlv.acDO
母「いいわね〜、その感じよぉ〜」

男「お前はやっぱりやれば出来る子だな」

女の子「そ、そうですか?」

男「あぁ、その調子で頑張れ」

女の子「は、はい!!」

男「…単純よのぅ」ボソッ

母「そこがまた可愛いのよ〜」ボソッ
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/18(月) 02:19:23.59 ID:UfQBpkDO
>>257
えと…無理しないでください(゜Д゜;)
眠いなら寝てくだしゃぁ(>_<)

俺が寝れないのは昼過ぎまで寝てたのもありますしww
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:21:09.16 ID:xlv.acDO
母「少し肩を開けさせてみましょうか〜」

女の子「え、でもそれは…流石に…」

男「どうした!?お前の魂を見せつけてやれ!!」

女の子「魂とか言われましても…」

母「お願い〜」

女の子「…そのうち脱げとか言われそうな勢いです」
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:23:54.18 ID:xlv.acDO
>>260 ご飯食べてから寝る事にしたので大丈夫です、明日バイトは休みだし…



女の子「これで…いいですか?」

男「くはっ!!」

母「眩しい!!輝きを感じるわ!!」

女の子「それならフラッシュはやめてください…」
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:25:41.59 ID:xlv.acDO
母「こんなに写真を撮るのは久し振りだわぁ〜」

女の子「…」

母「やっぱりモデルがいいと楽しいわねぇ〜」

男「ちょいと母さん、今問題発言が…」

母「そのまま上半身だけ起こして〜」

女の子「はい…」

男「無視ですか…そうですか…」
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:27:44.57 ID:xlv.acDO
男「しかし…エロいな」

女の子「考えないようにしてるんです!!言わないでください!!」

母「これが女を輝かせるのよぉ〜」

男「…まぁ、母さんにはもう無理があるからな」

母「後で少し話があります」

男「急に素に戻るなよ!!怖いよ!!」

女の子「…」
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:29:56.89 ID:xlv.acDO
女の子「あの…この姿勢は少し…腕が…」

男「お前なら出来る!!」

母「後10枚分だけ頑張って〜」

女の子「そんなに撮るんですか!?」

母「もちろんよぉ〜」

男「これはもうお前専用のアルバムが作られる勢いだな」

女の子「嬉しくないですー…」
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:31:43.41 ID:xlv.acDO
母「よ〜し、おっけーよ〜」

女の子「つ、疲れました…」

母「次は立ち上がって〜」

女の子「え!?まだやるんですか!?」

男「諦めろ、こうなった母さんは止められん」

女の子「うぅぅー…」
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:33:38.42 ID:xlv.acDO
母「そこで振り向き様にポーズよ〜」

女の子「えいっ」

母「えくせれんと〜」

男「何かこう…あれ系の撮影にしか見えないな」

女の子「少しカメラ止めてください」

男「お、落ち着け!!」
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:35:54.71 ID:xlv.acDO
母「あら〜?」

女の子「どうしました?」

母「メモリーが一杯に!?」

女の子「撮りすぎです…」

母「残念だわぁ〜」

女の子「とにかく、これで…」

男「おっと、俺のカメラを忘れて貰っちゃ困るぜ」

女の子「!?」
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:37:42.06 ID:xlv.acDO
女の子「まさかの延長戦です…」

男「はい笑ってー」

女の子「うぅぅー…」

母「私に撮らせて〜」

男「だが断る」

母「そう…仕方ないわね〜、それじゃぁメモリーの中身を移し替えて」

女の子「もう控えの準備ですか!?」
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:39:06.38 ID:xlv.acDO
男「ちょっと真っ直ぐ立ってポーズを取ってくれ」

女の子「?」

男「これを下の方から撮ると威力が倍に」

母「本当ね〜、凄いわ〜」

女の子「…」
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:40:24.85 ID:xlv.acDO
母「よ〜し、準備おっけーよ〜」

女の子「早過ぎです!!」

男「視線こっちー」

母「こっちにもお願いねぇ〜」

女の子「何か前にもこんな事があったような気が…」
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:42:16.45 ID:xlv.acDO
男「こうなると連写機能が欲しいな」

母「次のカメラはそれで決まりね」

女の子「連写の音はしませんが連打音が怖いですー…」

男「この恐怖を乗り越えてこそ真のアイドルだ!!」

女の子「私はアイドルじゃありませんー…」
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:44:26.88 ID:xlv.acDO
男「もう少しめくれるか?」

女の子「…あの」

男「なんだ?」

女の子「その…これ以上めくると下着が…」

母「それもいいわねぇ〜」

女の子「よくないです!!」

男「俺達は一向に構わん」

女の子「でしょうね!!」
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:46:49.19 ID:xlv.acDO
女の子「下着は…流石に抵抗が…」

母「それは残念ねぇ〜」

男「諦める他あるまい」

女の子「よかったです…」

母「それじゃぁ変わりに限界まで上を下げて〜」

男「母さんナイスだ!!」

女の子「…」
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:49:48.90 ID:xlv.acDO
女の子「こ、ここまでが限界です…」

母「完璧よ〜」

男「これは素晴らしい!!」

女の子「…」

母「またメモリーが一杯になっちゃうわぁ〜」

男「リロードすれば問題無しだぜ!!」

女の子「…この二人が揃うと最強ですね」
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 02:54:30.55 ID:xlv.acDO
女の子「何か話題を変えなければ、ずっとこのままに…」

母「ピースしてみて〜」

男「母さん、それはちょっと古いぜ」

母「じゃぁどうするのぉ〜?」

男「中指と薬指だけ畳んで、きらって言うんだよ」

母「それは可愛いわねぇ〜」

女の子「いろいろ問題がありそうですけどね…」
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/18(月) 03:03:44.93 ID:UfQBpkDO
寝たのかな?
乙です
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/18(月) 10:41:23.72 ID:N9sZEOQo
くそー一気に更新してやがるぜwwww
ところでどこにいけば、この女の子かえますか!
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 11:48:09.64 ID:xlv.acDO
>>277 寝ました、申し訳無いです…

>>278 昨日は暇だったので…申し訳無いです…22世紀とかで買えると思います




昨日程書けませんが、ゆっくり書いていきます…
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 11:50:44.29 ID:xlv.acDO
男「ちょっと飛んでみてくれないか?」

女の子「急に何を言い出すんですか…」

男「今のお前なら出来るはずだ!!」

女の子「無理ですよー…」

母「それじゃぁそこのソファーを使いましょ〜」

男「その発想は無かったぜ!!流石母さん!!」

母「それほどでも〜」

女の子「…」
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 11:52:31.31 ID:xlv.acDO
女の子「ソファーに座ればいいんですか?」

男「お前は何もわかってないな」

女の子「…」

母「とりあえず手を背もたれに、そして振り向くのよ〜」

女の子「こうですか?」

男「うむ、いいエロさだ」

女の子「もう嫌…」
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 11:54:45.06 ID:xlv.acDO
男「しかし、あれだな」

母「なにかしら〜?」

男「この服だといつもは隠されてる胸が強調されるな」

母「ふふふっ、そうでしょぉ〜?」

男「まさか…すべて計算の上だと?」

母「その通り〜」

男「凄いぜ母さん!!一生ついて行きます!!」

母「どんとこ〜い」

女の子「もう一生こんな事しません…」
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 11:56:16.53 ID:xlv.acDO
女の子「あのー…」

男「む、笑顔を忘れてるぞ!!」

女の子「あ、ごめんなさい…じゃなくて、そのー…」

母「こっちも向いて〜」

女の子「…はい」

男「やはり下から撮ると…」
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/18(月) 11:57:07.57 ID:N9sZEOQo
おはよー更新きたー
なんか>>1謙虚だなーww大好きだぞwwww

私男だけど///
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 11:58:22.78 ID:xlv.acDO
男「母さん、こいつを見てくれ」

母「これは!?」

男「こいつをどう思う?」

母「凄く…エロいわぁ〜」

男「ふっ」グッ

母「ふふふっ」グッ

女の子「…この二人の仲の良さが怖くなってきました」
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 12:02:14.25 ID:xlv.acDO
>>284 おはようございます…僕が女の子になった時はよろしくお願いしますゴメンナサイナンデモナイデス




男「うーむ…もう一つ…何かほしいな」

母「ソファーじゃダメなの〜?」

女の子「ソファー以外も嫌なんですが…」

男「…ベッド、とかどうだ?」

母「!?」

女の子「…嫌な予感が」
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 12:03:57.90 ID:xlv.acDO
母「いらっしゃいませ〜」

女の子「…」

男「母さんの部屋なら小物も沢山あるし、ネタには困らないだろう」

女の子「私は困ってますけどね…」

男「ネタに?」

女の子「違います!!」

母「早速撮りましょ〜」

女の子「…はい」
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 12:07:14.38 ID:xlv.acDO
母「まずは普通に寝てみて〜」

女の子「はい…」

男「なっ!?」

母「これは〜!?」

女の子「どうしました?」

母「ただ寝転んでるだけでこの破壊力…」

男「これはここから先、油断出来ないぜ!!」

女の子「油断するとどうなるんですかー…」
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 12:09:40.63 ID:xlv.acDO
母「さて、次はどうしましょうか〜?」

男「あえて布団に潜る…というのはどうだ?」

母「それよ〜!!」

男「という訳で、頼む」

女の子「…もう衣装関係無いじゃないですか」
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 12:12:23.06 ID:xlv.acDO
男「確かに、最初は新コスチュームのお披露目だった」

女の子「いえ、それも違いますが…」

男「しかし!!これはお前の魅力をフルに引き出す為の訓練でもあるのだ!!」

女の子「…えと、なんだってー」

母「あなたは可愛いわ、自分に自信を持って〜!!」

女の子「逆に無くなりそうなのですが…」
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 12:16:48.42 ID:xlv.acDO
女の子「とりあえず入ってみましたが…」

男「お前は本当に何もわかってないな」

女の子「わかりたく無いです!!」

母「こう…口元まで隠れるように〜」

女の子「…?」スッ

男「そして軽く頭を横に傾ける!!」

女の子「こうですか?」コロッ

男「これだあああああああああ!!」

母「きゃぁ〜!!」

女の子「…」
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 12:22:41.98 ID:xlv.acDO
男「こいつは…強力すぎる…」

母「これならどこに出しても恥ずかしくないわぁ〜」

女の子「私が恥ずかしいです!!」

男「羞恥心など捨てろ!!今日からお前は…アイドルだ!!」

女の子「絶対に無理ですー!!」
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 12:28:25.69 ID:xlv.acDO
はなまる幼稚園オモシロイナー



男「しかし、何かが…」

母「私は見極めたわ〜」

男「何っ!?」

母「顔を少し赤くしないとダメねぇ〜」

男「それだ!!」

女の子「私にそんなテクニックは無いのですが…」
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 12:34:50.50 ID:xlv.acDO
母「そんな時は私にお任せ〜」

女の子「何をするんですか…?」

母「あ〜、あなたは後ろ向いててね〜」

男「?」

母「それじゃいくぞ〜」

女の子「また…嫌な予感が…」
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/18(月) 12:39:51.51 ID:N9sZEOQo
でもよく携帯でこんだけのもの続けられるわ
すげーよww
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 12:45:30.85 ID:xlv.acDO
>>295 ケータイの方がいつでも書けて楽なので…パソコンもあるんですけど、最早アニメ専用に…




母「え〜い」ガバッ

女の子「きゃぁっ!?」

母「ふふふふふ〜♪」

女の子「あの、どこを触って…ひゃぁっ!?」

男「!?」

女の子「こっち向かないでください!!」

男「ひっ、ひゃい!!」
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 12:48:33.01 ID:xlv.acDO
女の子「あう…いやぁー…」

母「ふふふっ、ここかしらぁ〜?」

女の子「そこは…本当に…ダメぇ!!」

母「身体は正直ねぇ〜♪」

男「…俺がいるの完璧に忘れてるな」
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 12:51:36.98 ID:xlv.acDO
女の子「はぁ…はぁ…」

男「もういいかー?」

母「えぇ、いいわよぉ〜」

男「…いい感じに乱れてるな」

女の子「うぅぅー…」

母「それでは先程のポーズを〜」
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 12:53:50.24 ID:xlv.acDO
女の子「…」

男「ん?」

母「どうしたのぉ〜?」

女の子「…」サッ

男「あっ!?」

母「あらあら〜?」
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 12:57:24.68 ID:xlv.acDO
男「おい、何で布団を完全に被ってるんだ?」

母「出てきて〜」

女の子「…もう嫌です」

男「?」

女の子「もう撮られるのは嫌ですー!!」
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 13:05:29.36 ID:xlv.acDO
男「これは…」

母「反抗期かしらぁ〜」

男「いや、違うだろ」

母「じゃぁ何で〜?」

男「うむ、何でだろうな」

女の子「…自覚無しなんですね」
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 13:14:42.26 ID:xlv.acDO
男「おーい…」

母「お願いだから出てきて〜」

女の子「嫌です!!ここで篭城戦です!!」

母「立派なお城ねぇ〜」

男「いや、だから違うって」
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 13:19:35.69 ID:xlv.acDO
母「どうしましょ〜?」

男「これは実力行使しかないな」

母「?」

男「うらー!!出てこーい!!」グイッ

女の子「!?」
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 13:21:47.92 ID:xlv.acDO
女の子「…」グイグイ

男「むぅ…うおおおおおおおおお!!」グイー

女の子「…」

母「びくともしないわねぇ〜」

男「何という力だ…」
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 13:35:14.30 ID:xlv.acDO
男「くっ…このままでは…」

母「面白そうねぇ〜、私も手伝うわぁ〜」

女の子「!?」

男「よし!!同時に引っ張るぞ!!」

母「わかったわぁ〜」
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 16:58:42.13 ID:xlv.acDO
男「いくぞ…せーのっ!!」

母「えぇ〜いっ」グンッ

女の子「…」グググッ

男「二人掛かりでピクリとも動かん…だと?」

母「凄いパワーねぇ〜」
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 17:01:06.69 ID:xlv.acDO
男「くっ、やはり力ではこいつに勝てないか…」

母「どうしましょ〜?」

男「ふっ…次の作戦なら既に用意してあるぜ!!」

母「本当に〜?」

男「あぁ!!これなら確実だぜ!!」

母「それなら、何で最初からやらなかったのぉ〜?」

男「…」
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 17:09:26.65 ID:xlv.acDO
男「名付けて、天岩戸作戦だ!!」

母「何か楽しそうねぇ〜」

男「それじゃ早速…あ!!こんな所に美味しそうなお菓子がー!!」

母「あら、それは買ってきてもらった?」

女の子「!?」
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 17:24:02.12 ID:xlv.acDO
男「クッキーかー」

母「美味しそうねぇ〜」

男「それじゃぁ二人で食べるかー」

母「そうね〜、仕方ないわねぇ〜」

女の子「…」ピクピク

男「…後一押しだぞ」コソコソ

母「そうねぇ〜」コソコソ
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/18(月) 17:37:21.47 ID:N9sZEOQo
ピクピク
仕事おわったからかえる><
一日2chしながら仕事って我ながらなめてるなwwww
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/18(月) 17:43:42.53 ID:xlv.acDO
>>310 お疲れ様です

学校ダー



男「うまーい」

母「そうねぇ〜」

男「こんな美味しい物を食べれないなんてもったいないなー」

母「その通りねぇ〜」

女の子「…あ、あの!!」ガバッ

男「お?」

母「作戦成功ねぇ〜」
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/18(月) 21:51:00.56 ID:L1LqD9wo
すごく好きです。
毎日楽しみにしてるよん。
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 09:25:54.38 ID:M5D8fkDO
女の子「…」

男「ほれ、お菓子あげるから機嫌直せー」

女の子「元々私が買った物ですが…」

男「細かい事は気にするな」

母「一緒に食べましょ〜」

女の子「…はい」
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 09:28:18.69 ID:M5D8fkDO
女の子「美味しいです」

男「そっか」

母「…ふふっ」パシャッ

女の子「!?」

男「お?」

母「いい笑顔だわぁ〜」

男「あぁ、やっぱりお菓子を食べてる時が一番いい顔するよな」

女の子「…そんな事は」

母「今日一番の写真よぉ〜」

女の子「…」
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 09:29:47.77 ID:M5D8fkDO
母「撮影会はこれくらいにしましょうか〜」

男「そうだな」

女の子「二時間くらいやってましたね…」

母「まだまだ物足りないけどねぇ〜」

女の子「まだ撮り足りないんですか!?」

男「うーむ…恐ろしい母だ」
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 09:30:54.00 ID:M5D8fkDO
母「それに、もうそろそろ晩御飯の時間よぉ〜」

女の子「あ、本当です」

男「そういえば腹減ったな…」

母「すぐに準備するわねぇ〜」
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/19(火) 09:32:02.29 ID:gH34YyMo
おはー更新きたーww
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 09:33:07.12 ID:M5D8fkDO
女の子「私もー…」

母「あ、お手伝いはいいのよ〜?」

女の子「でも…」

母「今日一日お手伝いばかりさせちゃったから、休んでてねぇ〜」

女の子「…いいのでしょうか?」

男「母さんがああ言ってるんだ、休んでな」

女の子「…はい」
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 09:35:24.38 ID:M5D8fkDO
>>317 おはようございます…爆睡してました、申し訳無いです…




男「今回は俺が手伝おうじゃないか」

母「あら?あなた料理苦手じゃなかったかしらぁ〜?」

女の子「そうだったんですか?」

男「ん?あぁ、昔はな」
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 09:36:43.53 ID:M5D8fkDO
男「一人暮らししてたんだ、今では楽勝だぜ!!」

母「本当〜?それは是非腕前を見てみたいわぁ〜」

男「それじゃ早速台所に行くぜ!!」

母「えぇ〜」

女の子「…」
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 09:38:46.44 ID:M5D8fkDO
男「さて、料理を開始する訳だが…」

女の子「はい」

男「何でお前がそこにいるんだ?」

女の子「せっかくですので親子の仲良しクッキングを観戦しようかと思いまして」

母「あら〜、これは頑張らないといけないわねぇ〜」

男「…別にいいんだけどね」
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 09:43:47.13 ID:M5D8fkDO
男「奥様、今日は何を作るんですか!?」

母「今日の晩御飯はカレーよぉ〜」

男「え?カレー?」

女の子「どうしたんですか?」

男「…」
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 09:45:34.70 ID:M5D8fkDO
男「我が家ではカレーはめでたい事があった時とかに作るんだ」

女の子「そうですか…何でカレーなんですか?」

母「私が大好きだからよぉ〜」

男「…だ、そうだ」

女の子「…何か納得です」
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 09:47:47.62 ID:M5D8fkDO
母「まずは野菜の皮を剥くわよぉ〜」

男「俺に任せろ!!この皮剥きの神童と呼ばれた俺がー…」

女の子「…それは誰が呼んだんですか?」

男「…俺は一人暮らしをしてた訳で」

女の子「もうわかったんでいいです」
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 10:10:25.26 ID:M5D8fkDO
男「じゃがいもー、にんじんー」

女の子「手際いいですね、流石です」

男「これくらい余裕だぜ」

母「昔は玉ねぎを切るだけで泣いていたのにねぇ〜」

男「いや、それは誰だってそうだろ…」
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 10:15:18.82 ID:M5D8fkDO
男「よし、皮剥き終了だ」

母「それじゃ切っておいてくれるかしらぁ〜」

男「ふっ、いいだろう、俺の華麗な包丁捌きをー…」

女の子「それ、毎回言ってるんですか?」

男「…さて、切るか」

女の子「…」
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 10:17:50.04 ID:M5D8fkDO
男「〜♪」サクサク

母「本当に上手になったわねぇ〜」

男「一人暮らししてれば嫌でも上達するぜ」

女の子「…私も一人暮らしすれば上達するのでしょうか」

母「…」

男「…」

女の子「何か言ってくださってもいいじゃないですか…」
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 10:22:53.81 ID:M5D8fkDO
女の子「むぅぅー…」

母「まぁまぁ、そう怒らないでぇ〜」

男「そうだぞ、お前はまだ未知の可能性を秘めているんだ」

女の子「可能性?」

男「あぁ、未来のお前はきっとー…」

女の子「今、上達したいのですが…」
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 10:28:22.94 ID:M5D8fkDO
母「焦っても仕方ないわよぉ〜」

女の子「それは…そうですが」

男「焦ってもどうしようも無い事はあるぞ」

女の子「…何故私の少し上を見て言ってるんですか?」

男「はっはっは、何の事だ?」

女の子「…」スッ

男「お、おっと、今は料理中だからやめてくれ」
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 10:36:47.54 ID:M5D8fkDO
女の子「…残念です」

男「料理してなかったら危なかったぜ…」

母「切れたぁ〜?」

男「あぁ、今こいつが」

女の子「怒ってません!!」

母「何の話〜?」
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 10:42:46.10 ID:M5D8fkDO
男「野菜の準備は完了だ」

母「お肉どこだったかしらぁ〜」

男「え?」

母「もしかしたら無いかもしれないわねぇ〜」

男「そんな…ばかな…」

女の子「?」
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 10:44:58.92 ID:M5D8fkDO
母「あら〜、本当に無いわねぇ〜」

女の子「私は構いませんが…」

母「私も平気なんだけど〜」

男「肉無しのカレーなんか許されるかー!!」

母「この子が、ねぇ〜」

女の子「…」
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 10:48:32.85 ID:M5D8fkDO
女の子「いいじゃないですか、無くても」

男「良くない!!良くないぞ!!」

母「でも、今から買いに行くのもねぇ〜…」

男「くっ…どうすれば…」
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 10:58:39.83 ID:M5D8fkDO
母「あ、イカがあるわよぉ〜」

女の子「なるほど、シーフードカレーですか」

男「うーん…」

母「どうしたのぉ〜?」

男「肉…」

女の子「そんなにお肉が食べたいですか…」
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 11:08:01.36 ID:M5D8fkDO
男「肉入り…食べたかった…」

女の子「また今度にしましょうよー」

母「いっそ具の無いカレーっていうのもいいかもしれないわねぇ〜」

男「シーフードカレーっていいよな!!」

女の子「…」
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 11:17:48.06 ID:M5D8fkDO
母「後は煮込むだけよ〜」

男「ここからがカレーとの真の戦いだ」

女の子「え?」

男「この煮込んでいる間の暇な時間、何をしているか…」

女の子「どうでもいいですね」

男「もうちょっと乗ってくれよー…」
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 11:23:12.65 ID:M5D8fkDO
男「…」

母「それでこの子ったらぁ〜」

女の子「そんな事があったんですか」

母「それで〜…」

男「…あれ?暇なのって俺だけ?」
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 11:32:05.14 ID:M5D8fkDO
母「そういえばこの前スーパーで〜…」

女の子「それは焦りますねー」

母「そうそう、それで〜」

男「…何か女同士の会話って入り難い物があるよな」
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 11:38:19.20 ID:M5D8fkDO
男「こうなったらカレーとにらめっこしてやるぜ」

男「かかってこいやぁあああああ!!」

女の子「何を急に宣戦布告してるんですか?」

母「変な子ねぇ〜」

男「…」
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 11:43:19.30 ID:M5D8fkDO
母「そろそろいいわね〜」

男「ではライスの準備を」

女の子「私がやりましょうか?」

男「お前はダメだ」

女の子「何でですか?」

男「お前がやると全部特盛になってしまうだろ」

女の子「そんな事…ないですよ?」

男「何で全力で顔を背けた」

女の子「…」
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 11:44:41.65 ID:M5D8fkDO
母「という訳で、完成〜」

男「うまそうだな」

女の子「そうですね」

男「これで肉があれば…」

女の子「まだ言いますか…」

母「早く運びましょ〜」

男「お、おう」
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/19(火) 20:19:10.04 ID:ciD6rYDO
復旧してるぞーwwwwww
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 21:30:10.66 ID:M5D8fkDO
>>342 ごめんなさい、気がつかなかったです…


ちょっとずつ書きます…
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 21:35:13.34 ID:M5D8fkDO
男「いただきます」

女の子「いただきます」

母「いただきま〜す」

パクッ

女の子「…これは」

母「何と言うか〜…」

男「微妙…だな…」
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 21:40:25.73 ID:M5D8fkDO
女の子「味が薄いです…」

男「何故だ…スパイスは完璧だったはず…」

母「あ、もしかして〜」

男「ん?」

母「シーフードにしたのがいけないんじゃないのかしら〜?」

女の子「え?」

男「そうか、なるほど」

女の子「?」
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:00:09.15 ID:M5D8fkDO
男「つまり、魚介類を入れて味が薄くなったって事か?」

母「たぶん〜」

女の子「そんな…」

男「だから肉だと言ったのに!!」

女の子「…シーフードが良いって言ったじゃないですか」

男「どうすんだこれ…」
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:01:33.77 ID:M5D8fkDO
母「こうなったら仕方ないわね〜、あれを使いましょ〜」

男「何か手があるのか!?」

母「えぇ〜」

女の子「ここはお母様に賭けましょう!!」

母「任せて〜」
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:06:55.27 ID:M5D8fkDO
母「はい、これよ〜」

女の子「これは…!?」

男「…え?ソース?」

母「えぇ、ソースよ〜」

男「…」

女の子「ソースをかけるんですか?」

母「そうよ〜」
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:08:29.31 ID:M5D8fkDO
女の子「ソースかけるのは初めてです」

母「結構やってる人いるみたいよ〜?」

男「…」

女の子「あら?どうしました?」

男「…違う」

女の子「え?」
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:10:44.27 ID:M5D8fkDO
男「こんなのカレーじゃ無い!!」

女の子「…」

男「何でカレーにソースなんか…」

母「でも〜、このままじゃ味薄いままよ〜?」

男「ソースをかけるくらいなら、俺は味の薄いカレーを食べる!!」

母「そう…それじゃ私達だけで使いましょうか〜」

女の子「そうですね」
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:17:23.67 ID:M5D8fkDO
女の子「これくらいでいいですかね?」

母「えぇ、大丈夫よ〜?」

女の子「…では、食べてみましょう」

母「いただきま〜す」

男「…」
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:19:04.42 ID:M5D8fkDO
女の子「あら?意外と美味しいです」

男「!?」

母「本当、美味しいわぁ〜」

男「…」

女の子「本当にそのままで大丈夫なんですか?」

男「あ、当たり前だ!!」

女の子「…」
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:21:26.61 ID:M5D8fkDO
男「この味にも慣れてきたし」

女の子「そうですか」

母「美味しいわよ〜?」

女の子「使えばいいですのに…」

男「使わない…絶対に使わないぞ!!」
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:22:50.27 ID:M5D8fkDO
女の子「おかわりしてもいいですか?」

母「どうぞ〜」

男「…ごちそうさま」

母「あら〜?もういいの?」

女の子「あなたにしては少ないですね」

男「今日はもう腹一杯なんだよ…」
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:29:11.55 ID:M5D8fkDO
女の子「試してみるものですねー」

母「そうね〜」

男「…本当にうまいのか?」

女の子「美味しいですよ?」

男「信じられん…」
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:30:55.14 ID:M5D8fkDO
母「食べてみたら〜?」

男「しかしだな…」

女の子「食べる前から否定するのは良くないですよ」

男「うーむ…」

母「気になるんでしょ〜?」

男「まぁ…な」
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:32:30.27 ID:M5D8fkDO
女の子「今なら食べさせてあげますよー?」

男「なに?」

母「食べさせて貰いなさい!!今すぐ!!」

男「何で母さんのテンションが上がってるんだ!?」

母「まぁまぁ、いいじゃない〜」

男「…」
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:35:38.93 ID:M5D8fkDO
女の子「はい、どうぞ」スッ

母「!?」

女の子「?」

母「何でお皿を渡しているの〜?」

女の子「そうしないと食べれないじゃないですか?」

母「あらあら、それじゃダメよ〜?」
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:36:34.52 ID:M5D8fkDO
母「ここはあ〜んってやる流れよ〜」

女の子「え!?」

男「…」

母「さぁさぁ、やってやって〜」

女の子「…」
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:38:27.75 ID:M5D8fkDO
女の子「や、やっぱりお母様が…」

母「私はもう食べちゃったわ〜」

女の子「で、では新しく…」

男「俺、もうそんなに食べれないぞ」

女の子「…」

母「これはもう決まりね〜」
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:40:50.37 ID:M5D8fkDO
女の子「さ、流石に恥ずかしいと言いますか…あの…」

男「前にもやったじゃないか」

女の子「!?」

母「まぁ〜、そうなの〜?」

女の子「あれはー…二人だったので…」

男「周りに人が居るところでも…」

女の子「…」
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:42:44.76 ID:M5D8fkDO
母「さぁ、早く〜♪」

女の子「楽しそうですね…」

母「それは当たり前よ〜」

男「…何だか俺も恥ずかしいんだが」

母「いいじゃないの別に〜」
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:44:38.81 ID:M5D8fkDO
母「これくらいで恥ずかしがってちゃダメよ〜」

女の子「ですが…」

母「こんなんじゃ恋人同士になってからが不安だわ〜」

男「ならねぇよ!!」

女の子「…そう力一杯否定されると」

男「あ、いや、その…」
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:46:54.86 ID:M5D8fkDO
男「別にお前の事が嫌いとかそんなんじゃ無いぞ?」

母「これは傷付くわね〜」

男「む、むしろ結構好きな方だぞ?」

女の子「…やりましょう」

男「え?」

女の子「あーん…やりましょう」

母「まぁ〜♪」

男「何でそうなる!?」
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:49:00.13 ID:M5D8fkDO
女の子「口を開けてください」

男「お、おい、一回落ち着け」

母「やってくれるのだから素直に開けなさ〜い?」

男「でも…母さんも居るし…」

母「私の事は空気とでも思っていいわ〜」

男「無理だろ!?特にあんたは!!」
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:50:33.40 ID:M5D8fkDO
女の子「早く開けてください」

男「くっ…」

母「早く、早く!!」

男「あんた空気じゃないのかよ!?」

母「細かい事は気にしないの〜」

男「細かくねぇから!!」
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:52:41.27 ID:M5D8fkDO
男「諦めるしか無いか…」

母「そうよ〜」

男「…あー」

女の子「…」スッ

男「…」パクッ

母「今ね!!」パシャッ

男「!?」

女の子「!?」
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:54:14.57 ID:M5D8fkDO
母「ラブラブ写真げっと〜♪」

女の子「け、消してください!!」

男「つか、ラブラブとか古いぞ!!」

母「何も聞こえないわ〜」

女の子「うぅ…」

男「完全にはめられたぜ…」
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:56:29.78 ID:M5D8fkDO
女の子「味はどうでしたか?」

男「あ?あー…美味しかったよ」

女の子「それだけですか?」

母「きっと食べさせて貰うのに必死だったのよ〜」

男「んな訳あるか!!」

女の子「…」
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/19(火) 23:59:11.43 ID:M5D8fkDO
女の子「…そうですよね」

男「あっ!?」

母「また落ち込んじゃったわねぇ〜」

男「今のは違うぞ!?そういう意味じゃ無いぞ!?」

母「あなたも大変ねぇ〜」

男「あんたのせいだろうがあああああああああああ!!」
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/20(水) 00:36:15.00 ID:R5pCDUso
ここからの盛り返しに期待だお!
ぱんつそろそろ脱ぎたいぞ
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 08:44:55.55 ID:ij/tYoDO
絶望した!!いやなんでも無い
このお話にエロはありません御了承ください



女の子「…」

男「…」

母「空気が重いわ〜」

男「ぐっ…」

母「どうしたらいいのかしら〜?」

女の子「…」
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 08:46:53.82 ID:ij/tYoDO
男「何だか急に腹減ったなー!!」

女の子「え?」

男「カレー、カレーが食べたいな!!」

女の子「…」

男「という訳で、食べさせてくれないか?」

女の子「…別にいいですけど」
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 08:48:59.29 ID:ij/tYoDO
女の子「…どうぞ」

男「…今思ったんだが」

女の子「なんですか?」

男「正面に座ってると遠くてやりにくいと思うんだ」

女の子「そうですね」

男「なのでー…」ガタッ

女の子「?」
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 08:50:47.11 ID:ij/tYoDO
男「お隣り失礼!!」スッ

女の子「!?」

母「あらあら〜」

女の子「あ、あの!!」

男「さぁ!!食べさせてくれ!!」

女の子「…うー」
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 08:52:27.37 ID:ij/tYoDO
女の子「あの…えと…」

男「なに?まだ遠いと?」

女の子「え?」

男「仕方ない!!特別に膝の上に乗るのを許可しよう!!」

女の子「えぇ!?」

母「あら〜、それは素敵ねぇ〜」
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 08:54:23.89 ID:ij/tYoDO
男「よっ」ヒョイッ

女の子「ちょ、ちょっと待って!?」

男「ライドオン!!」

女の子「…」

男「さぁ、食べようか」

母「ふふっ」

女の子「あぅ…はい…」
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 08:55:57.00 ID:ij/tYoDO
女の子「ど、どうぞ…」

男「おう、ありがと」パクッ

母「羨ましいわねぇ〜」

男「うむ、やっぱりお前に食べさせて貰うとうまいな」

女の子「…」
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 08:58:39.02 ID:ij/tYoDO
女の子「そんな言葉に騙されませんよー…」

男「嘘じゃ無いぞ?」

女の子「だって…さっきは…」

男「さっきのは恥ずかしさでつい言ってしまっただけだ」

女の子「でも…でも…」

男「もう一口くれ」

女の子「…はい」

母「微笑ましい光景ねぇ〜」
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 09:00:32.97 ID:ij/tYoDO
女の子「…あの」

男「なんだー?」

女の子「膝の上の方が食べさせ難いのですが…」

男「向きが悪い」

女の子「え?」

男「こう…こっち向きに」クルッ

女の子「!?」

母「あらあら〜」
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 09:02:58.38 ID:ij/tYoDO
女の子「何で正面に…」

男「これなら大丈夫だろ?」

女の子「私がダメですー…」

男「何がだ?」

女の子「それは…その…」

母「確かに顔がよく見えないわぁ〜」

男「それはどうでもいい」

女の子「…」コクコク

母「二人とも、冷たいのね〜…」
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 09:05:11.37 ID:ij/tYoDO
男「さぁ、思う存分食べさせろ!!」

女の子「うぅー…えいっ」

男「ん」パクッ

女の子「ていっ」

男「なんの」パクッ

女の子「たぁっ」

男「うまー」パクッ
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 09:23:03.41 ID:ij/tYoDO
女の子「はぁ…はぁ…」

男「どうした?随分疲れてるな?」

女の子「気にしないでください…」

母「さぁさぁ、もう一度〜」

男「こいやぁ!!」

女の子「…」
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 09:24:43.71 ID:ij/tYoDO
女の子「もう無いですよー…」

男「む?本当だ」

女の子「ですので、私はこれで…」

母「用意したわよ〜」

男「お、ありがと」

女の子「!?」
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 09:28:30.30 ID:ij/tYoDO
男「あー」

女の子「まだやるんですか…」

母「もちろん〜」

女の子「…どうぞ」スッ

男「んむ」パクッ

女の子「…」
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/20(水) 09:31:56.72 ID:24Q.Omwo
おはww今日も期待してるおー
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 09:35:47.05 ID:ij/tYoDO
>>386 おはようございます



女の子「…あの」

男「なんだー?」パクッ

女の子「もうあまり食べられないと言ってませんでしたか?」

男「これならいくらでも食べられるぜ」パクッ

女の子「…そうですか」
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 09:39:36.35 ID:ij/tYoDO
母「しかし、こうしてみると…」

女の子「?」

男「なんだー?」

母「もう本当に恋人同士にしか見えないわよね〜」

女の子「そ、それは無いです!!」

男「うお!?俺の上で暴れるな!?」
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 09:45:47.37 ID:ij/tYoDO
母「私はね、もっと焦った方がいいと思うのよ〜」

男「な、なにが?」

母「あなた、その歳になってもまだ彼女の一人も出来てないじゃない〜」

男「ほっとけ!!」

女の子「…少し不思議ですよね」

男「悪かったな!!」
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 09:50:11.03 ID:ij/tYoDO
女の子「いえ、悪い意味じゃないですよ?」

男「…」

母「大学だって行ってたのに、何ででしょうねぇ〜」

女の子「大学は出会いが多いと聞きます」

男「…大学の時は忙しかったんだよ」

女の子「…あぁ、あれですか」

母「なになに〜?」
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 09:55:31.09 ID:ij/tYoDO
男「…という事があってだな」

母「あら〜、教授さんが〜」

男「今考えると不思議な事ばかりだぜ」

女の子「外国では何か無かったんですか?」

男「…」

母「どうしたの〜?急に遠い目をして〜?」
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 10:02:57.98 ID:ij/tYoDO
母「向こうに可愛い子とかいなかったの〜?」

女の子「それは気になりますね」

男「…あぁ、いたよ」

女の子「!?」

母「まぁまぁ〜」

男「でも、なぁ」

女の子「?」
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 10:12:22.14 ID:ij/tYoDO
男「俺って馬鹿だろ?」

女の子「まぁそうですね」

男「少しは否定しろ!!」

女の子「自分で言ったじゃないですか」

男「…」

母「そんな事無いって言ってほしかったのよ〜」

女の子「…言いましょうか?」

男「もういいよ!!」
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 10:14:54.31 ID:ij/tYoDO
女の子「もしかして」

男「ん?」

女の子「言葉が通じなかったとかじゃ?」

男「いや、それは大丈夫だったんだけどさー」

女の子「驚きです!!」

男「何でそこで驚く!?」

母「不憫な子ねぇ〜」

男「んだとこらあああああああああああ!!」
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 10:19:29.38 ID:ij/tYoDO
女の子「あまり耳元で大声出さないでください」

男「あ、あぁ、そういえばお前が乗ってるんだったな」

母「もうそれが自然なのねぇ〜」

女の子「…」

男「どうした?」

女の子「いえ別に…」
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 10:22:56.41 ID:ij/tYoDO
女の子「とにかく、話の続きをどうぞ」

男「あぁ、そうだったな」

母「何があったの〜?」

男「いや、これはそもそも教授のせいなんだが…」

女の子「?」
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 10:25:20.21 ID:ij/tYoDO
男「教授が弁当を持ってきてくれたんだ」

母「へぇ〜、優しい人ねぇ〜」

男「あぁ、俺も腹減ってたし、嬉しくてすぐ食べようとしたんだ」

女の子「それに何か問題が?」

男「それが…トンカツだったんだよ」

女の子「え?」
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 10:30:10.31 ID:ij/tYoDO
男「そこには現地の人もいっぱい居てな…」

女の子「それって…」

男「あぁ、あの時のあの人達の顔は今でも忘れられないぜ…」

母「あらら〜」

男「そしてあの時の教授の楽しそうな顔も忘れないぜ!!」

女の子「教授さん…絶対にわかっててやってますね…」
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/20(水) 10:32:01.90 ID:DtuvY.DO
30分後にはテストだというのに…読むのがやめられんww
今回のテストも捨てよう、そうしよう……
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 10:32:52.61 ID:ij/tYoDO
男「何で俺はこんなんばかりなんだ…」

女の子「それはー…」

母「きっと皆に愛されてるのよ〜」

男「なんだと?」

女の子「そ、そうそれ!!愛ですよ!!」
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 10:37:05.94 ID:ij/tYoDO
>>399 が、頑張ってください…



女の子「皆さん、あなたの事が好きだからそういう行動を」

男「じゃぁお前もそうなのか?」

女の子「いえ、私のは完全に趣味ですが」

男「…ですよねー」

女の子「とにかく元気出してください」

男「出るかああああああああああ!!」

母「出てるわよ〜」
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 10:39:19.79 ID:ij/tYoDO
女の子「とりあえずカレーを食べて落ち着いてください」

男「カレーはそういう物じゃ無いんだがな…」

女の子「まぁまぁ、どうぞー」

男「うむ…」パクッ

母「完璧に飼い馴らされてるわね〜」

男「なっ!?」

女の子「…」
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 10:42:24.27 ID:ij/tYoDO
男「俺…ペット…?」

女の子「そんな事は無いですよ?」

男「だ、だよな!!そうだよな!!」

母「そうなの〜?」

男「あんた!!息子がペット呼ばわりされた方がいいのか!?」

母「それはそれで面白いわぁ〜」

男「…」

女の子「…お気持ち察します」

男「…ありがと」
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 10:45:54.64 ID:ij/tYoDO
女の子「あ、カレー無くなりました」

男「そうか、ごちそうさん」

女の子「ごちそうさまでした」

母「片付けは私がやるから二人はごゆっくり〜」

女の子「え、でも…」

母「いいからいいから、ね〜?」

女の子「はぁ…わかりました」
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 10:47:42.46 ID:ij/tYoDO
女の子「…」

男「…」

女の子「…あの」

男「ん?なんだ?」

女の子「そろそろ降りてもいいですか?」

男「ダメ」

女の子「何でですか?」

男「なんとなく」

女の子「…」
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 10:52:25.17 ID:ij/tYoDO
男「何と言うか…お前って落ち着くな」

女の子「?」

男「雰囲気とか、そんな感じが」

女の子「今そういうオーラ出してますから」

男「オーラまで操れるのか!?」

女の子「…」
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 10:53:57.81 ID:ij/tYoDO
男「凄いな、俺には何も見えないぜ」

女の子「それはそうでしょうね」

男「やっぱり色とかあるのか?」

女の子「えぇ、今は緑色です」

男「それは落ち着きそうだな」

女の子「えぇ、そうですね」
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 10:57:14.35 ID:ij/tYoDO
女の子「やっぱりこの体勢は少し疲れます」

男「俺に寄り掛かってもいいぞ?」

女の子「顔が埋もれてしまいます」

男「それはそれで」

女の子「嫌です」

男「…そうか、わかった」

女の子「絶対にー…」

男「何でお前は毎回傷付く事は二回言うのかな!?」
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 11:01:02.86 ID:ij/tYoDO
男「仕方ない、ほれ」クルッ

女の子「あうっ」

男「もう正面向いてもいいだろう」

女の子「それもそうですね」

男「これで俺を背もたれに出来るだろ」

女の子「…ペットの次は椅子、と」ボソッ

男「おい、今何か言っただろ、おい」
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 11:03:40.45 ID:ij/tYoDO
男「ふふふっ、お前は今の状況を把握出来てないぜ」

女の子「どういう意味です?」

男「今なら何してもお前は抵抗出来ないぜ」

女の子「何をする気ですか?」

男「うーん…そうだなぁ」
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 11:05:46.70 ID:ij/tYoDO
男「うりゃ」グニー

女の子「!?」

男「おー、よく伸びるよく伸びる」グイー

女の子「あにすうんれふかー!!」

男「いや、前からお前の頬って引っ張ったら気持ち良さそうだなぁと」

女の子「やえれくららいー!!」

男「やめられんなぁ」
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 11:07:54.53 ID:ij/tYoDO
男「しかし、どうやったらこんな弾力が?」グニグニ

女の子「しいませんろー」

男「これは癖になるな」フニニ

女の子「らららくれいいれふよー」

男「日本語でおっけーだぜ」ググッ

女の子「にほんほれふー」

男「わからんなぁー」
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 11:10:07.96 ID:ij/tYoDO
母「あらあら楽しそうねぇ〜」

男「おう、面白いぞ」フヨフヨ

女の子「らすへてくらしーあー…」

母「それはどこの国の言葉かしら〜?」

女の子「あー、うー、あー」

男「どこまで伸びるんだろ…」グー
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 11:11:51.73 ID:ij/tYoDO
男「これくらいか?」ググッ

女の子「にゃー」

男「痛いか?」

女の子「そうれもないれふ」

男「じゃぁまだ行けるな」グググググッ

女の子「あうあー」

母「いい顔ねぇ〜」

女の子「れすかあ、らすけれー…」
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 11:14:01.35 ID:ij/tYoDO
男「ここまでか」

女の子「むー…」

男「本当に痛くないのか?」

女の子「えぇ」

男「うーむ…俺じゃこれの半分も伸びないぜ」

女の子「あとれやっれあげあふ」

男「何を言ってるかまったくわからんな」

女の子「うー…」

母「…」
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 11:16:00.48 ID:ij/tYoDO
母「ねぇねぇ〜」

男「ん?」

女の子「なんれふはー?」

母「私も触りたい〜」

男「いいか?」

女の子「いやれふ」

男「いいってよ」

母「やった〜♪」

女の子「ほんなほといっへませんー!!」
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 11:18:33.98 ID:ij/tYoDO
母「えい〜」フニョー

女の子「にゅー…」

母「本当に触り心地いいわねぇ〜」

男「だろ?」

女の子「わたひはよふないれすー…」

母「今のはなんて〜?」

男「私も気持ちいいって」

女の子「れすから、ほんなほといっれませうー…」
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 11:20:44.31 ID:ij/tYoDO
母「私も昔はこれくらい伸びたのにねぇ〜」

女の子「ほうはんへふか?」

男「冗談だろ」

母「後でお話があります」

男「ははっ、今日一日でかなり話す事が増えたぜ…」

女の子「ほれはよはったれす」

男「良くない事ばかりだけどな…」
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 11:23:54.46 ID:ij/tYoDO
母「あ〜面白かったわ〜」

女の子「やっと解放されました…」

男「いや、俺が第二ラウンドを…」スッ

女の子「!?」

母「あらら、大ピンチねぇ〜」

男「覚悟!!」

女の子「え、えとえと…」
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 11:25:19.74 ID:ij/tYoDO
女の子「えいっ」グッ

男「!?」

女の子「…あら?」

母「これは…ひどいわぁ〜…」

男「…」ガクッ

女の子「あ、あの、どうしたんですか?」

男「…」
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 11:27:00.79 ID:ij/tYoDO
男「な、何て事をしやがるん…だ…ぜ…」

女の子「咄嗟に足を思いっきりつねってしまいましたが…」

母「今のは足じゃ無いわよ〜」

女の子「え?じゃぁ何を?」

母「それは私の口からは言えないわぁ〜」

女の子「?」
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 11:28:38.24 ID:ij/tYoDO
男「ふぅ…危なかったぜ」

女の子「それは私の台詞です」

男「いや、間違いなく俺だな」

母「そうねぇ〜」

女の子「え?何でですか?」

男「聞くな、今は何も聞かないでくれ…」

女の子「…わかりました」
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 11:32:52.84 ID:ij/tYoDO
母「お茶飲む〜?」

男「おう」

女の子「ありがとうございます」

母「…ふふっ」

男「?」

女の子「どうしました?」
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 11:34:48.64 ID:ij/tYoDO
母「いえ〜、何だか今度は親子に見えてきてね〜」

女の子「親子ですか…」

男「俺はこんな子供嫌だぜ」

女の子「少しお話があります」

男「ははっ、今日の俺は大人気だなー…」

母「本当ねぇ〜」
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 11:37:07.24 ID:ij/tYoDO
女の子「あなたはー…」

男「パパと呼べ」

女の子「え?」

男「パパと、呼べ」

女の子「何でですか…」

男「なんとなく?」

母「それじゃ私はママねぇ〜」

女の子「…」
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 12:16:11.51 ID:ij/tYoDO
女の子「…パパ」

男「何だ?」

女の子「気持ち悪いです」

男「…」ガクッ

女の子「次はー…」

母「やっぱりママはいいわ、いつも通り呼んでね〜」

女の子「はい」
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 12:22:08.18 ID:ij/tYoDO
母「親子は流石に無理があったわねぇ〜」

男「そうだな…」

女の子「いろいろな意味で無理です」

男「そこまで否定しなくてもいいんじゃないか?」

女の子「無理です」

男「ちっくしょおおおおおおおお!!」
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 12:26:19.92 ID:ij/tYoDO
男「お茶うまー」

女の子「あなたって、基本2秒後には元通りですね」

母「それがこの子のいい所よ〜」

男「ほっとけ」

女の子「褒めてくださってるんですよ、きっと」

男「お前も段々と言い切れなくなってきてるな」

女の子「うっ…」
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 12:28:36.06 ID:ij/tYoDO
男「ん?」

女の子「どうしました?」

男「母さん、カメラ出したままだぞ」

母「あら本当〜」

女の子「さっきのカメラとは違いますね?」

男「あれはビデオカメラだよ」

女の子「え?」
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 12:30:14.40 ID:ij/tYoDO
バイトニナッター



女の子「何を撮ってたんですか?」

母「ちょっとねぇ〜」

男「…怪しいな」

女の子「同意見です」

母「ほ、本当に何でもないのよ〜?」
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 17:38:46.93 ID:ij/tYoDO
男「何を撮ったか言え」

母「ちょ、ちょっと、鳥の愉快な囀りを…」

女の子「本当ですか?見てみたいです」

母「それはちょっとぉ〜」

男「…」
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 17:45:31.72 ID:ij/tYoDO
男「うりゃっ!!」ガシッ

母「なにを〜?」

男「今だ!!カメラを!!」

女の子「了解です!!」

母「あ〜れ〜…」
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/20(水) 17:54:30.74 ID:qqp3Lg.o
毎日更新乙です
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 18:35:27.50 ID:ij/tYoDO
>>433 暇でして…申し訳無いです



男「チェックだ!!」

女の子「らじゃー」

母「やめてぇ〜」

女の子「…」

男「何が映ってる?」

女の子「…お風呂」

男「え?」
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/20(水) 18:53:03.32 ID:DtuvY.DO
>>434
さらに暇でごめんなさい…
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 19:25:02.11 ID:ij/tYoDO
>>435 このスレが暇つぶしになるかわかりませんが…よければどうぞ…



男「風呂って…」

女の子「あの、私が映ってるのですが…」

男「なに!?」

母「あ、あはは〜」

女の子「…」

男「さて、話し合おうか」

母「…は〜い」
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 20:12:48.29 ID:ij/tYoDO
男「おいこれ、俺も映ってるじゃねぇか!!」

女の子「という事は、これはさっきの…?」

母「気になっちゃって〜」

女の子「…」

男「それにしても、これはまずいんじゃないのか…?」
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 21:23:14.13 ID:ij/tYoDO
母「大事な所は撮ってないから大丈夫よ〜」

男「そういう問題じゃねぇよ!!」

女の子「私が…裸で…」

母「あら〜、真っ赤ね〜」

男「お前のせいだろ!!」
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 22:38:21.41 ID:ij/tYoDO
母「何で撮ったかって〜?」

男「まだ聞いてないけど聞きたい所だぜ」

母「もちろんノリよ〜」

男「最悪だな!!」

女の子「…これ、どこまで撮ってあるんですか?」

母「もちろん全部よ〜」

女の子「!?」
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 22:44:21.80 ID:ij/tYoDO
女の子「す、ストップです!!」

男「どうしたんだ?急に」

母「きっとあのシーンが恥ずかしいのねぇ〜」

男「あのシーン?」

母「後ろから〜…」

女の子「それ以上は!!」

男「…あぁ、あれか」
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 22:49:02.50 ID:ij/tYoDO
男「別にあれくらいー…」

女の子「あれくらい?」

男「ごめんなさい、何でも無いです」

母「乙女心丸出しねぇ〜」

女の子「ほ、ほっといてください!!」

母「本当にわかりやすい子ねぇ〜」

女の子「うー…」
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 22:53:48.70 ID:ij/tYoDO
母「とりあえず、そろそろ離して欲しいわ〜」

男「あぁ、そうだったな」パッ

女の子「…」

母「あ、お茶のおかわり持ってくるわね〜」

男「うーむ、うまくごまかされたな…」
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 23:00:24.29 ID:ij/tYoDO
男「まったく母さんはいつもああなんだから…」スッ

女の子「…あ、あの」

男「ん?なんだ?」

女の子「…あなたの席はこっちですよ」

男「でも、お前が座ってるじゃん、それに俺はどこでもー…」

女の子「…」
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 23:06:42.01 ID:ij/tYoDO
女の子「私がこっちと言ったらこっちなんです!!」

男「まーたわがままな…」

女の子「…」ジーッ

男「わ、わかったよ、そっち行けばいいんだろ?」

女の子「えぇ」

男「なんだってんだ…まったくこいつも訳わからん…」
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 23:10:56.18 ID:ij/tYoDO
男「…」

女の子「さぁどうぞ」

男「…おい」

女の子「なんですか?」

男「お前がどかないと座れないんだが」

女の子「…」
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 23:17:24.77 ID:ij/tYoDO
女の子「どうぞ」

男「いや、どいてくれよ」

女の子「ですから、私の上にどうぞ」

男「は?」

女の子「いろいろ考えたのですが、たまには私が膝をお貸ししようかと」

男「…何故そうなった」
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 23:23:56.88 ID:ij/tYoDO
男「膝を貸すってんなら普通は違うだろー」

女の子「どうすればいいんですか?」

男「そりゃお前…膝枕とか?」

女の子「なるほど、膝枕ですか」

男「あぁ」
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 23:35:23.48 ID:ij/tYoDO
女の子「それは嫌です」

男「なんでだよ!?普通そっちがおっけーだろ!?」

女の子「やるとあなたが喜びそうなので」

男「お前はいったい何がしたいんだ…」
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 23:43:46.79 ID:ij/tYoDO
男「いいよ…俺は正面に座るから」

女の子「…」

男「何の為に俺はー…」

女の子「どうしてもと言うならやりますけど」

男「どうすればいい?土下座?」

女の子「そ、そこまでしなくていいです」
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/20(水) 23:54:55.53 ID:ij/tYoDO
男「じゃぁどうすれば!?」

女の子「普通にお願いしていただければ…」

男「お願いします!!何でもします!!」

女の子「…」

男「マジで頼みます!!今なら土下座も!!」

女の子「だから土下座はいいですよー…」
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 00:02:26.14 ID:DueOyoDO
女の子「もういいですから…」

男「という事はやってくれると?」

女の子「えぇ、いいですよ」

男「よっしゃああああああああああ!!」

母「あらあら?大声出してどうしたの〜?」

男「あ」

女の子「…」
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 00:07:35.60 ID:DueOyoDO
ワーイキョウモオンセンダー



女の子「…残念でしたね」

男「え!?」

母「どうしたのー?」

女の子「いえ、何でも無いです」

母「そう〜?」

男「え!?え!?」
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 01:40:15.17 ID:DueOyoDO
マクドに来たしゆっくり書こう…というかここのマクドの店員のテンション異常…




男「やってくれないの!?」

女の子「はい、とても残念ですが」

男「嘘だ!!絶対嘘!!」

母「ねぇねぇ、何の話〜?」

女の子「気にしないでください」

男「うわあああああああああああ!!」
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 01:42:58.63 ID:DueOyoDO
男「もう人間なんて信じない…」ブツブツ

女の子「…」

母「あらら〜、相当落ち込んでるわねぇ〜」

女の子「そうですね」

母「これで今日何度目かしら〜?」

女の子「数えるのも面倒ですね」

母「そうねぇ〜」

男「お前らは本当に慰めるって言葉を知らないよな…」
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 01:47:21.26 ID:DueOyoDO
男「少しは俺を慰めろ!!」

女の子「慰めるとはどうすればいいんですか?」

男「それは…頭撫でたりしてだな…」

女の子「それではお願いします」

男「え?」

母「いいこいいこ〜」サスサス

男「…」
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 01:50:59.44 ID:DueOyoDO
男「ちっがあああああああああああああう!!」

女の子「何ですか、頭撫でたじゃないですか、お母様が」

男「そりゃそうだけど!!でも違うだろ!?俺はマザコンか!?」

母「私の事嫌いなの〜?」

男「好きだぜ!!」

母「私も好きよ〜♪」

女の子「よかったですね、おめでとうございます」

男「だから違うってんだよおおおおおおおおおおお!!」
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 01:53:07.93 ID:DueOyoDO
男「お前はやってくれないのか?」

女の子「えぇ、お母様には敵いませんから」

男「なっ」

女の子「お母様、頑張ってください」

母「まかせてぇ〜」ナデナデ

男「…」
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 01:58:21.76 ID:DueOyoDO
女の子「本当に仲の良い親子です」

母「改めて言われると照れるわぁ〜」ナデナデ

男「…母さん」

母「なにかしらぁ〜?」ナデナデ

男「そろそろやめてくれないか?」

母「い〜や〜よぉ〜♪」ナデナデ

男「…」ガクッ
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 02:01:41.42 ID:DueOyoDO
男(しかしこの感じ…どこかで…)

男(そうだ、思い出した)

男(母さん…こいつが酔っ払った時とテンションが似てるんだ)

男「…うおっ、うざすぎる」

母「え…」

男「あ、いや、今のは…」

女の子「…最低です」

男「違うんだああああああああああ!!」
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 02:14:58.59 ID:DueOyoDO
母「息子がうざいって…」

男「あ、あのな?母さん…」

母「ついに反抗期が来たわ〜♪」

男「は?」

女の子「え?」

母「赤飯にしないと〜♪」

男「おい!!何で喜んでるんだ!?」

女の子「晩御飯ならもう食べましたよー…まぁ私は平気ですが」

男「いいから止めろよ!!」
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 02:25:55.72 ID:DueOyoDO
母「早く準備しないと〜」

男「母さん!!」

母「な〜に〜?」

女の子「待つ時の台詞はー?」

男「三分間だけ待ってやる!!」

母「出来るだけ頑張るわぁ〜」

男「…って、おい!!今のは間違いだから!!」

女の子「ふふっ…」

男「だああああああああああああ!!」
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 02:31:19.74 ID:OMuLzcAO
まじっすか
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 02:33:18.83 ID:DueOyoDO
男「止められなかった…俺には…くそっ…」

女の子「ものすごく悔やんでますね…」

男「こんな時間に赤飯食わされる俺の身にもなってみろ!!」

女の子「大丈夫ですよ、私も食べますから」

男「…それ、解決になってねぇから」

女の子「そうですか?」

男「…」
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 02:42:33.83 ID:DueOyoDO
>>462 ま、マジっす?




男「嫌だー…もう食えないー…」

女の子「今のうちに身体を動かせばいいんですよ」

男「何をしろと?」

女の子「腹筋とかです?」

男「…そんなもん昔飽きるくらいやったわ、数字分」

女の子「数字?」

男「いやなんでもない」
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 02:45:11.39 ID:DueOyoDO
男「こうなったら逆にごろごろしようと思う」

女の子「何でその発想になったのかはわかりませんが、やりたければどうぞ」

男「ぬあー」ゴロゴロ

女の子「…」

男「ああああああ…あー…」ゴロゴロ

女の子「大丈夫ですか?」

男「…気持ち悪くなってきた」

女の子「…」
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 02:46:22.55 ID:DueOyoDO
女の子「…」ジー

男「ん?」

女の子「…」ソワソワ

男「どうした?変な動きしてるぞ?」

女の子「き、気にしないでください」

男「?」
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 02:51:47.92 ID:DueOyoDO
男「なぁー…」

女の子「なんですか?」

男「実は、俺もう眠いんだよ」

女の子「そうですか」

男「寝ていいか?」

女の子「赤飯はどうするんですか?」

男「お前なら一人で何とかなるだろ?」

女の子「それじゃ意味無いですよ?」

男「もともと意味なんかねぇよ!!」
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 02:56:49.45 ID:DueOyoDO
男「で、寝てもいいか?」

女の子「…別に構いませんが」

男「やったー…姫のお許しが出たぞー…」

女の子「だから姫じゃ無いとー…あら?」

男「…」

女の子「…もう寝てしまったんですね」
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 03:06:28.39 ID:DueOyoDO
女の子「…」

女の子「い、今なら…」キョロキョロ

女の子「…」スススッ

女の子「寝てますかー…?」

男「…」

女の子「完全に寝てますね…では」
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 03:14:26.19 ID:DueOyoDO
女の子「えいっ…」グッ

女の子「…っと」ポスッ

男「…」

女の子「…」

女の子「頭…少し重みがありますね」
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 03:26:47.24 ID:DueOyoDO
女の子「幸せそうな顔してますね」

男「…」

女の子「どうですかー?膝枕ですよー?」

男「うーん…」ゴロゴロ

女の子「あ」

男「うぬー」ゴトッ

女の子「…」
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 03:34:41.01 ID:DueOyoDO
女の子「も、もう一度…」ポスッ

男「ぬー…」ゴロー

女の子「動かないでくださいー…」ガシッ

男「あー…ん…」ピタッ

女の子「ふぅ…これでー」

男「…のあー」ゴロドサッ

女の子「…」
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 03:42:35.22 ID:DueOyoDO
女の子「な、何で落ちちゃうんですかー…」

女の子「そんなに…私の膝の上が嫌なのでしょうか…?」

女の子「むぅー…」

女の子「そんな事…私が許しません」

女の子「もう一度チャレンジです!!」

男「…」
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 03:48:24.69 ID:DueOyoDO
女の子「たぁっ」ポスッ

男「…」

女の子「…」

男「んー…」

女の子「ど、どうでしょうか…」

男「…」ピタ

女の子「成功です…?」
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 03:59:37.55 ID:DueOyoDO
女の子「少々手こずりましたが、成功です」

女の子「最初からおとなしくしてくださればいいのに…」

女の子「…」

男「…」

女の子「…ふふふっ」

女の子「ダメですね、私の方が変な顔になってしまいます」
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 04:09:18.34 ID:DueOyoDO
女の子「私、今だらし無い顔しているのでしょうね」

女の子「でも、誰も見ていませんしー…」

女の子「…見てませんよね?」キョロキョロ

女の子「お風呂場の件もありますし、慎重に…」

母(もちろん見てるし撮ってるけどねぇ〜♪)
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/21(木) 04:37:25.02 ID:wlg.hOco
>>3
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 10:27:01.78 ID:DueOyoDO
ワーイワーイ今日はバイト休みだー、でも昼には学校行かなきゃワーイワーイ…




女の子「…」

母(あんなに幸せそうな顔しちゃって〜)

母(何だかお邪魔できる空気じゃ無いわね〜)

母(でも慌てるあの子の顔も見たいわ〜)

母(どうすればいいのかしら〜?)
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 10:28:30.97 ID:DueOyoDO
男「…」

女の子「あら?口元にカレーがついてます」

女の子「拭かないと…」

女の子「うっ…ティッシュまで少し遠いです…」

女の子「何とか…このまま…」グーッ
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 10:30:21.27 ID:DueOyoDO
母(ああもう、じれったいわぁ〜)

母(それにここは〜)

女の子「舐めて取ってあげますっ」チュッ

母(とかやる所よ〜)

女の子「今何か声が…?」

母(…)

女の子「…気のせいですか?」

母(危なかったわぁ〜)
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/21(木) 10:30:55.07 ID:ed0XkW6o
て、、て、、、てぃっしゅですと!!?
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/21(木) 10:31:24.08 ID:oBhBNY2o
おはよう
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 10:31:59.01 ID:DueOyoDO
女の子「後…ちょっとでー…」ググーッ

母(届かないで〜、届かないで〜)

女の子「…届かないです」

母(やったぁ〜)

女の子「…まぁ、起きてから言えばいいですよね」

母(えぇ〜!?)
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 10:36:13.21 ID:DueOyoDO
>>481 お、落ち着くんだー…

>>482 おはようございます



母(このままではダメね!!)

母(私がなんとかしなくっちゃ!!)

女の子「先程から何か気配を感じるような…」

猫「にゃー」

女の子「あぁ、猫ですか」

母(セーフ、セーフ)
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 10:38:28.63 ID:DueOyoDO
女の子「え?猫?」

女の子「何で猫の鳴き声が…?」

母(まずいわ〜、怪しまれてる〜)

母(何とかしてごまかさないと〜)

猫「すみません、迷い込んでしまいまして」

女の子「あぁ、そうだったんですか…え!?」

母(…あー)
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 10:40:00.21 ID:DueOyoDO
女の子「今…喋って…?」

猫「き、気のせいだニャー!!」

女の子「やっぱり喋ってます…もしかして…」

母(まずいわ〜、ばれちゃう〜)

女の子「お化け!?」

母(え?)
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 10:41:54.71 ID:DueOyoDO
女の子「お化けですお化けですお化けですお化けです…」

母(た、大変、パニック起こしちゃってるわぁ〜)

母(何とか鎮めないと…)

猫「あ、安心するニャ!!」

女の子「?」

猫「僕はお化けじゃ無いニャー」

女の子「ほ、本当ですか?」

母(…)
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 10:43:36.58 ID:DueOyoDO
猫「本当だニャ、だから怖がらないでニャ」

女の子「は、はい」

猫「落ち着いたかニャ?」

女の子「何とか…でも何で喋れるんですか?」

母(うっ…どうしましょうか…)
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 10:45:29.01 ID:DueOyoDO
女の子「どうしてなんですか…?」

猫「そ、それはニャー」

女の子「はい」

猫「僕、実は三千歳で、長い時間の中で人の言葉をー…」

女の子「ば、化け猫さんです!?」

母(し、しまったぁ〜)
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 10:47:44.86 ID:DueOyoDO
女の子「来ないでください、来ないでください…」

母(完全に怖がっちゃってるわぁ〜…)

女の子「私なんて食べても美味しく無いですよー…」

猫「いやいや、とっても美味しそうだニャ」

女の子「いやあああああああああ!!」

母(あぁ!?つい本音が〜!!)
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 10:49:45.22 ID:DueOyoDO
女の子「うぅっ…」

母(あらら…今にも泣きそうな顔をしちゃって〜…)

母(どうにかしないと〜)

猫「大丈夫ニャ!!僕はお肉は食べないニャ!!」

女の子「お肉は…食べない?」

猫「そうニャ!!」
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 10:53:12.36 ID:DueOyoDO
母(何とかなりそうね〜)

女の子「お肉は食べない…という事は…」

猫「?」

女の子「もしかして…魂を…?」

猫「え?何を突然ー…」

女の子「そ、そうなんですね!?食べるんですね!?」

猫「ちょ、ちょっと待ってニャー」

女の子「どうすれば…どうすれば…」

母(私がどうすればいいのか教えてほしいわぁ〜)
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 10:55:34.46 ID:DueOyoDO
女の子「今ここで襲われたらこの人が…」

女の子「それだけは絶対にさせません…」

女の子「あう…私が…頑張らないと!!」

女の子「姿を見せなさい!!私が相手です!!」

母(もうどうすればいいのよぉ〜!!)
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 10:57:53.68 ID:DueOyoDO
猫「し、仕方ないニャ、ここは一時撤退ニャー」

女の子「逃げるんですか!?戦いなさい!!」

猫「何で引き留めるニャ!?」

女の子「あなたを倒さなければ世界に平和は…」

母(錯乱すると人間はここまでいくのね〜…)
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 10:59:45.97 ID:DueOyoDO
猫「う、うわー、ニャー」

女の子「え?」

猫「や、やーらーれーたーニャー…」

女の子「え?え?」

猫「…」

女の子「や、やりました!!化け猫さんを退治しました!!」

母(…何とかなったみたいね〜)
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 11:04:44.80 ID:DueOyoDO
女の子「結局何だったのでしょうか?」

女の子「…まぁ、深く考えるのはやめておきましょう」

女の子「それに…」

男「…」

女の子「この人の顔を見てると、落ち着きますし…」

母(何だかよくわからないけどいい話に〜…なった訳でも無いわね〜)
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 11:08:02.40 ID:DueOyoDO
女の子「…」

男「…」

女の子「ダメです、やっぱり顔が緩みますー…」

女の子「こんな顔、この人に見られたら…」

女の子「…うぅー」

母(もう、あの顔を真っ赤にさせるのも芸の一つよねぇ〜)
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 11:11:09.06 ID:DueOyoDO
女の子「…今なら何でも出来ますね」

母(!?)

女の子「…」スッ

男「…」

女の子「…ふふっ」

母(ついに、ついにこの時が来たのねぇ〜!!)

女の子「えいっ」グニッ

母(…え?)
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 11:14:24.05 ID:DueOyoDO
女の子「先程の仕返しですー」グニグニ

母(なんですって〜!?)

母(ここは…こう…)

女の子「今なら…キスしても…」

母(ってならないのぉ〜?)

女の子「また声が?」

母(!?)

犬「わ、ワン!!」

女の子「今度は犬ですか!?」

母(もぉ〜!!)
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 11:16:02.45 ID:DueOyoDO
犬「ワンワンワン」

女の子「にゃーにゃー」

犬「わんわんおー」

女の子「にゃにゃー」

犬「キャンキャン!!」

女の子「にゃー!!」

犬「…パタッ」

女の子「何とか追い返せましたね」

母(…)
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 11:18:40.29 ID:DueOyoDO
女の子「…」グニョー

男「…」

母(このままじゃ進展は無さそうねぇ〜)

母(でもせっかくだから何か見たいわ〜)

母(ここは…賭けに出るしか無いわね!!)
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 11:20:14.09 ID:DueOyoDO
母「あら〜?何をしているのかしら〜?」

女の子「!?」

母「まぁ!?膝枕〜?」

女の子「こ、これは!!この人が寝てしまって、それで仕方なく…」

母「えぇ、仕方ないわよねぇ〜」

女の子「仕方ないです!!」
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 11:22:34.61 ID:DueOyoDO
母「この子、全然起きないでしょ〜?」

女の子「え、えぇ、何をしてもまったく」

母「今なら何でも出来るわよねぇ〜?」

女の子「えぇ、そうですね」

母「たとえば〜、キスとか〜」

女の子「キス!?」

母「ふふふっ、反応してる反応してる…いい傾向だわぁ〜」

女の子「え?」

母「こっちの話よぉ〜」
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 11:24:24.66 ID:DueOyoDO
母「あら、いけないわぁ〜」

女の子「?」

母「お鍋を火にかけっぱなしだったのよ〜」

女の子「お鍋?」

母「早く戻らないと〜」

女の子「そ、そうですか」

母「それじゃ、ごゆっくりねぇ〜」タタタッ

女の子「…何でお赤飯でお鍋を?」
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 11:26:27.41 ID:DueOyoDO
女の子「…細かい事は気にしないです」

女の子「しかし…キス…ですか…この人と…」

男「…」

母(完璧〜)

母(これで何も無い訳がないわぁ〜)

女の子「…でも、今は出来ませんね」

母(!?)
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 11:29:00.32 ID:DueOyoDO
母(何で?何で〜?)

女の子「だって…」

母(ここまで来てまだ恥ずかしいのぉ〜?)

女の子「口元…カレー…」

母(…)

母(何であの子はこう、詰めが甘いのよぉ〜!?)
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 11:37:06.63 ID:DueOyoDO
母(仕方ないわ!!ここは…)

母「忘れ物をしちゃったわぁ〜」

女の子「!?」

母「え〜っと〜、確かこの辺りに…あらっ」ガタッ

女の子「だ、大丈夫ですか?」

母「えぇ、平気よぉ〜」

女の子「そうですか、よかったです」
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 11:41:29.80 ID:DueOyoDO
母「それじゃぁねぇ〜」

女の子「…結局何も持って行きませんでしたね」

女の子「何だったのでしょうか…?」

女の子「…あら?ティッシュの箱が落ちてしまってます」

女の子「ちょうどよかったです、使いましょう」

母(我ながら完璧な作戦よ〜!!)
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 11:44:19.44 ID:DueOyoDO
女の子「ここをー…」サッ

女の子「はい、取れましたー」

女の子「…これで」

母(いよいよねぇ〜!!)

女の子「…」スッ

母(早く!!早く!!)

男「…んお?」

女の子「あら?起きましたか?」

男「おーう…」

母(な、なんですってー!?)
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:03:08.76 ID:DueOyoDO
女の子「おはようございます」

男「あぁ、おはよ…どれくらい寝てた?」

女の子「一時間も寝て無いですよ?」

男「そうか…ん?」

女の子「どうしました?」
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:04:05.35 ID:DueOyoDO
男「ちょ、ちょっと待ってくれ」

女の子「はぁ…?」

男「今、状況を確認する」

女の子「状況…?」
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:05:49.39 ID:DueOyoDO
男「えーっと…」

寝てた俺

何故か膝枕の体勢

チャイナ服な女の子

しかも少し乱れてる?

手に持った丸められたティッシュ

男「…よし、確認完了だ」

女の子「?」
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:06:55.37 ID:DueOyoDO
男「なるほどなるほど…そうかそうか…」

女の子「あ、あのー…?」

男「…」

女の子「?」

男「やっちまたああああああああああああああ!!」

女の子「わわっ…びっくりです」
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:08:31.53 ID:DueOyoDO
男「うわああああああああああああ!!」

女の子「あの、あまり大声を…」

男「俺は寝てる間にいいいいいいいいいいいい!!」

女の子「少し、落ち着いて…」

男「どうすりゃいいんだよおおおおおおおおおおおおお!!」

女の子「あうー…耳が…」
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:10:14.92 ID:DueOyoDO
男「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

女の子「急にどうしたんですか…?」

男「聞くな、とりあえず謝らせてくれ、マジでごめんなさい」

女の子「あの、説明を…」

男「いいから今は謝らせてくれ!!」

女の子「わ、わかりました…」
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:12:40.04 ID:DueOyoDO
男「ごめんなさい、本当にごめんなさい」

女の子「あの…もういいですから」

男「許してくれるのか?」

女の子「そもそも何で謝られているのかがわからないのですが…」

男「お前は本当に優しい奴だよ…こんな俺を許してくれるなんて…」

女の子「ですから何の事ですかー…」

男「なのに俺はあああああああああああ!!」

女の子「…」
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:15:36.89 ID:DueOyoDO
男「ごめんな…こんな俺で、本当にごめん…」

女の子「あの、何で泣いてるんですか?」

男「自分が…情けなくてな…」

女の子「その、とりあえず自信を持ってください」

男「こんな俺なのに…?」

女の子「いえ、どんなあなたなのかわからないが…」
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:17:12.66 ID:DueOyoDO
男「今度は感動で涙が…」

女の子「感動?」

男「大丈夫だ!!責任は取るぜ!!」

女の子「責任?」

男「あぁ、俺が責任を持ってお前を幸せにしてやる!!」

女の子「幸せに?」
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:18:40.00 ID:DueOyoDO
女の子「いえ、そういうのは結構です」

男「え!?」

女の子「何か怖いので…」

男「しかし…」

女の子「とにかく!!いいですから!!」

男「そ、そうか?」

母(ふふっ…そろそろ私の出番ね〜)
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:20:32.26 ID:DueOyoDO
母「!?」カターンッ

女の子「あら?お母様」

男「!?」ビクッ

母「あ、あなた達…」

男「か、母さん!!これは…」

母「いいえ!!言わなくてもわかるわ!!」

男「うっ…」

女の子「あの、私は何もわからないのですが…」
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:21:45.91 ID:DueOyoDO
母「そうよねぇ〜、それはそうなるわよねぇ〜」

男「ぐぅっ…」

母「でも、私は全然おっけーよ!!」

男「母さん…」

女の子「…」
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:23:49.02 ID:DueOyoDO
母(何も無いなら作ればいい…)

母(何もしないならさせればいい…)

母(そして、事実が無ければあった事にすればいい〜!!)

母「これで完璧よ〜!!」

女の子「お母様、どうしたんですか?」

男「何だかんだ言って動揺してるんじゃね…?」
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:25:56.11 ID:DueOyoDO
母「でも、いい?」

男「なんだ?」

母「その子の事、必ず幸せにするのよ?」

男「おう!!やってみせるぜ!!」

女の子「ですからそれはお断りします…」
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:27:08.20 ID:DueOyoDO
母「それじゃ私はお料理の続きがあるからぁ〜」

女の子「…行ってしまいました」

男「だな…よっと」

女の子「!?」

男「ん?」
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:28:54.75 ID:DueOyoDO
女の子「ダメです!!」グイッ

男「ぬおっ!?」ポスッ

女の子「その…すぐに起きるのはダメですよー…」

男「何でダメなんだ?」

女の子「それはー…ダメだからです」

男「…そっすか」

女の子「えぇ」
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:31:36.00 ID:DueOyoDO
男「それじゃもう少しごろごろさせてもらうか」

女の子「はい」

男「…」

女の子「…」

男「…和むなぁ」

女の子「そうですねー…」
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:38:25.80 ID:DueOyoDO
男「…」

女の子「…」

男「何か…ニヤニヤしてないか?」

女の子「え?そうですか?」

男「あぁ」

女の子「いつもしてますよ」

男「そりゃ無いな、絶対に無い」

女の子「…」
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:40:30.28 ID:DueOyoDO
男「お前はもっとこう…無表情だし」

女の子「そんな事無いですよ?いつもニコニコしてます」

男「そりゃー何のー冗談だー?」

女の子「…」ペシペシ

男「あ、貴様っ、デコを叩くな!!」

女の子「あなたが失礼な事を言うからです」
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:48:07.60 ID:DueOyoDO
男「いや!!お前はやっぱり無表情だ!!」

女の子「そんなに断言しなくても…」

男「100人に聞けば100人が…」

女の子「それなら1000人に聞くまでです」

男「…お前も自信が無いんだな」

女の子「うっ…」
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:54:24.51 ID:DueOyoDO
男「お前の笑顔なんぞ片手で数えられるレベルだぜ」

女の子「片手ですか?」

男「おう」

女の子「では…1、2、3…」

男「…」

女の子「10、11、12…」

男「おい、二進法は反則だぞ」

女の子「…」
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 12:57:00.32 ID:DueOyoDO
女の子「それじゃぁ五つまでしか数えられません」

男「だから、そのくらいだろ?」

女の子「そんなに少なく無いですよー…」

男「…あの状態ならずっと笑顔だけどな」

女の子「あの状態?」

男「いや何でも無い」
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 13:02:04.16 ID:DueOyoDO
女の子「とにかく、私はそんな無愛想じゃないです」

男「それじゃちょっと面白い顔でもしてもらおうか」

女の子「面白い顔?」

男「俺とにらめっこで勝負だ!!」

女の子「さっきもやってたじゃないですか」

男「人とやりたいんだよ!!」
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 13:52:45.03 ID:DueOyoDO
男「それじゃいくぜ!!」

女の子「拒否権は無いんですね…」

男「にーっらめっこしーましょー、あっぷっぷー」

女の子「…ふふっ」

男「え?」

女の子「ふふっ、あははっ」

男「え?もう勝った?」
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 13:54:57.62 ID:DueOyoDO
女の子「だ、だって…あなた…」プルプル

男「?」

女の子「あっぷっぷーって…あははっ…」

男「え?そこなの?」

女の子「そんな事言われたらもう…ふふふっ…また…ふふっ」プルプル

男「…」
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 17:03:48.01 ID:DueOyoDO
男「とにかく!!とにかく俺の勝ちだ!!」

女の子「そうですね、これは完敗です」

男「さて、無論敗者には罰ゲームが待ってる訳だが」

女の子「そんな話してませんよ?」

男「…あ、そういやそうだったな」
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 17:05:40.98 ID:DueOyoDO
女の子「という訳で、残念ですが無しです」

男「くっ…ならばもう一度勝負だ!!」

女の子「いえ、もう充分笑わせていただいたのでもういいです」

男「なん…だと?」
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 17:07:18.95 ID:DueOyoDO
女の子「ではー…」

男「ま、待て!!」

女の子「…なんですか?」

男「お前は充分笑ったかもしれないが、俺は笑って無いぜ!!」

女の子「…」
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 17:16:57.97 ID:DueOyoDO
男「いいのか!?このままじゃ負けたままだぜ!?」

女の子「…」

男「俺が勝ち逃げしちゃうぞー!?」

女の子「別にいいですよ」

男「え!?」
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 17:18:19.98 ID:DueOyoDO
男「お前が、負けでいい…だと?」

女の子「えぇ」

男「…ちょっと待ってろ」ピトッ

女の子「?」

男「…うむ、少し熱っぽいな」

女の子「え?」
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 17:21:09.55 ID:DueOyoDO
男「道理でおかしい訳だ」

女の子「私、おかしかったですか?」

男「あぁ、急に膝枕したり負けでいいとか言い出したり…」

女の子「それくらい普通ですよ?」

男「じゃぁ、俺が毎日膝枕してくれと言ったら?」

女の子「いいですよ?」

男「うーむ、重症だ…」
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 17:35:07.35 ID:DueOyoDO
男「とにかく、もう膝枕はいいから」

女の子「まだダメです」ズイ

男「いや、だからお前はー…」

女の子「ダメです」ズイッ

男「…」

女の子「ダメ」ズズイッ

男「わかった!!わかったから顔を近付けるな!!」
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/21(木) 18:33:22.66 ID:xlccVwDO
……なに、このうらやましい状態

っC
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/21(木) 19:38:35.92 ID:rVdxpx60
>>530
多分これ四進だとおも
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 23:54:14.78 ID:DueOyoDO
やっと家の前…でも鍵持って行かれて家族待ち…寒いじぇ…



>>542 申し訳無いです…

>>543 指の動きが二進のイメージで…たぶん31まで数えるつもりだったのかと…わかりにくいですね…申し訳無いです



ヨシカコウ
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 23:56:36.31 ID:DueOyoDO
女の子「何だか頭を乗せていると、気持ちがいいのです」

男「まぁ、俺も気持ちいいけど…」

女の子「それなら何も問題ありません」

男「そういうもんかねぇー…」

女の子「えぇ、そういうものです」

男「…ま、それでいいか」
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 23:58:56.37 ID:DueOyoDO
母「さぁ〜、赤飯が出来たわよぉ〜」

男「まさか本気で作るとは…」

女の子「驚きです」

母「正直私も驚きよぉ〜」

男「じゃぁ何で作ったんだよ!?」

女の子「無駄な質問ですね、ノリと言われるに決まってます」

男「…だな」
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/21(木) 23:59:47.66 ID:u2aN90Yo
俺も気持よくなりたい><
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/21(木) 23:59:55.44 ID:DueOyoDO
母「さぁ、食べるわよ〜」

女の子「はい」

男「…おい」

母「どうしたの〜?」

男「この体勢じゃ食えないぞ」

女の子「…」
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:02:45.41 ID:t3yT3YDO
>>547 僕の膝がイヤナンデモナイ




女の子「残念でしたね」

男「いや、食うよ?」

女の子「では食べさせてあげましょうか?」

男「こんな角度じゃ食えねぇよ」

女の子「ではー…」

男「起き上がるという選択肢は無いのか?」

女の子「…」
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:04:05.71 ID:t3yT3YDO
女の子「仕方ないですね」

男「よっ、と」

母「それじゃいただきま〜す」

男「いただきー」

女の子「…ます」
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:07:16.27 ID:t3yT3YDO
男「…」

女の子「…」

母「ところで〜」

女の子「?」

男「なんだ?」

母「何で赤飯を食べてるのかしらぁ〜?」

男「お前だよ!!お前が言い出したんだよ!!」

女の子「…何を言っても無駄ですよー」

男「…」
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:09:22.58 ID:t3yT3YDO
女の子「ところで」

男「今度は何だ!?」

女の子「何でおめでたい時には赤飯を食べるんですか?」

男「…そういや知らんな」

母「私も知らないわねぇ〜」

女の子「そうですか」
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:12:11.85 ID:t3yT3YDO
男「そういう細かい事は気にしないぜ」

女の子「ですがー…」

母「そういう物だという事にすればいいわぁ〜」

女の子「…そういうものですか?」

男「あぁ、そういうもんだ」

女の子「…」
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:14:03.85 ID:t3yT3YDO
女の子「何か、あなたと過ごしていると、適当になってくるような気がします…」

男「失礼な奴だな、俺はちゃんと計算で生きてきてるんだぜ」

女の子「どの辺りがですか?」

男「えーっと…今考えるから待ってろ」

女の子「…そのキャラクターも計算だったら、少し怖いですね」
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:16:07.75 ID:t3yT3YDO
母「計算ですってぇ〜?」

男「おう」

女の子「どう思いますか?」

母「この子には無理ねぇ〜」

男「んなっ!?」

女の子「よかったですね、お母様のお墨付きですよ」
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:18:07.99 ID:t3yT3YDO
男「これでも学校で一番得意だった科目は数学なんだぜ?」

女の子「本当ですか?」

母「そういえばそうだったわねぇ〜」

女の子「何か、意外ですね」

男「その意外性も計算の上だぜ!!」

女の子「それは嘘でしょう?」

男「そんなあっさりと当てるなよ」
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:20:24.09 ID:t3yT3YDO
女の子「数学が得意というのも…」

男「そ、それは本当だぞ!?」

女の子「…」ジー

男「な、なんだ?その疑うような視線は…」

女の子「疑ってるんです」

男「くっ…」
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:21:51.47 ID:t3yT3YDO
女の子「証拠は無いんですか?」

男「証拠と言われても…」

母「いい物があるわぁ〜」

男「?」

母「はい、この子の中学生の頃の通知表」

男「!?」
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:23:54.55 ID:t3yT3YDO
男「何でそんなもんが、さっと簡単に出てくるんだよ!?」

母「もちろん秘密よぉ〜」

男「ぐぅっ…」

女の子「これはー…なるほど…」

男「あ、おい!!勝手に読むな!!」パシッ

女の子「あ、後もう少しだけー…」

男「ダメだ!!」
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:26:42.32 ID:t3yT3YDO
女の子「見せてくださいー…」

男「ダメったらダメだ!!」

母「ケチな子ねぇ〜」

男「それとこれは関係無いだろ!!」

女の子「うー…」

男「ほれ、赤飯冷めるぞ」

女の子「あ、そうでした、早く食べないとー」

男「…やっぱり俺の成績より赤飯なんだな、いやわかってたけどさ」
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:29:09.41 ID:t3yT3YDO
女の子「あら?」

男「ん?もう食べ終わったのか?」

母「おかわりいる〜?」

女の子「いえ、結構です」

男「なに!?」

女の子「?」
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:30:56.19 ID:t3yT3YDO
男「お前がおかわりをしないだと…?」

女の子「それがなにか?」

男「これは何の前触れだ!?」

女の子「え?」

男「地震か!?それとも洪水か!?」

母「それは怖いわねぇ〜」

女の子「…そんなに珍しい事ですか?」
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:34:22.00 ID:t3yT3YDO
男「そりゃもう、珍しい事だぜ」

女の子「そうですか?」

男「あぁ、お前が並盛の赤飯でご馳走様なんぞ、ありえん」

母「そうなの〜?」

男「あぁ、いつもなら同じ量を後50杯は行けるはずだ」

女の子「そんな大袈裟な」

男「大袈裟じゃねぇよ!!」
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:37:52.64 ID:t3yT3YDO
男「お前なら本気で食いそうだ」

女の子「む、無理ですよ」

男「ならば試して見ようではないか!!」

女の子「お腹一杯なんですが」

男「…そうだったね」
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:41:52.79 ID:t3yT3YDO
男「でも、本当にどうしたんだ?」

女の子「どうしたって…何がですか?」

男「さっきも少し熱があったし、やっぱり体調が…」

女の子「全然大丈夫ですよー?」

男「うーむ…」
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:45:13.57 ID:t3yT3YDO
母「あらぁ〜?熱があるのぉ〜?」

女の子「いえ、大丈夫です」

母「確かに元気そうねぇ〜」

女の子「えぇ、元気ですよ」

男「…」
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:50:15.45 ID:t3yT3YDO
男「母さん、体温計どこ?」

母「そこの棚の二段目よぉ〜」

女の子「?」

男「体温、計るぞ」

女の子「え?」
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:51:31.79 ID:t3yT3YDO
女の子「本当に何でも無いんですよ?」

男「お前、前に熱出した時も何とも無いって言ってただろ」

女の子「それは…」

男「いいから、計れ」

女の子「…はい」
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 00:58:58.15 ID:t3yT3YDO
やっと家の中に入れたじぇ…コタツアッタカー



男「やはり少し熱があるな」

女の子「…」

男「寝かせるか…」

母「私の部屋使っていいわよ〜」

男「ほれ、来い」

女の子「…はい」
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 01:01:28.03 ID:t3yT3YDO
男「おとなしく寝てるんだぞ?」

女の子「はい」

男「後で様子見に来るからな」

女の子「…待ってます」

男「寝て待ってるんだぞ?」

女の子「わ、わかってますよ」

男「それならいいんだけどな、それじゃおやすみ」

女の子「おやすみなさい」
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 01:03:31.53 ID:t3yT3YDO
男「まったく、あいつはー…」

母「よく見ているのねぇ〜」

男「まぁ…な」

母「それなら一緒にいてあげればいいのにぃ〜」

男「…それもそうなんだがな」
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 01:09:48.94 ID:t3yT3YDO
男「母さんに、話もあるしな」

母「あらぁ〜?それは真面目な話かしらぁ〜?」

男「もちろんだ」

母「…これまでの事?それともこれからの事?」

男「…両方かな」
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 01:15:56.80 ID:t3yT3YDO
男「母さんには、今まで沢山苦労をかけてきた」

母「そんな事無いわよぉ〜?」

男「いや、間違いなくかけてきた、それに今もだ」

母「…」
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 01:18:29.68 ID:t3yT3YDO
男「だから、今俺がやるべき事は、母さんを安心させる事だと思うんだ」

母「…」

男「…でも、それでも今、やりたい事があるんだ」

母「…あの子の事、ね?」

男「あぁ」
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 01:39:07.42 ID:t3yT3YDO
男「母さんは、あいつの事どう思う?」

母「とてもいい子で可愛いわぁ〜、それに面白いし〜」

男「そうだな…それで、凄い寂しがりなんだよ」

母「…なるほどね〜」
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 01:42:12.31 ID:t3yT3YDO
母「それで、あなたとしてはほっとけないと〜?」

男「あぁ、それに約束もしたからな」

母「ふ〜ん?」

男「だから、もう少しあいつと一緒に居たい」
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 01:43:22.50 ID:t3yT3YDO
男「だから、もう少しだけ、俺のわがままを聞いてほしい」

母「…」

男「お願い、します!!」

母「…ふふっ」

男「?」
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 01:45:13.63 ID:t3yT3YDO
母「ダメって言ったら〜?」

男「そうだな、とりあえず土下座でもするかな」

母「それでもダメだったら?」

男「いいって言うまで土下座だ」

母「それでも〜…」

男「絶対に認めさせてみせる」

母「…そう」

男「おう」
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 01:47:00.91 ID:t3yT3YDO
母「諦めが悪いのは相変わらずねぇ〜」

男「これだけは譲れないからな」

母「ゾッコンなのねぇ〜」

男「…あぁ、まぁな」
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 01:48:45.53 ID:t3yT3YDO
母「絶対にダメと言ったら?」

男「絶対に認めさせてやるって言っただろ?」

母「それでもダメな場合よぉ〜」

男「夜逃げでも駆け落ちでも何でもするさ」

母「それは嫌ねぇ〜」
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/22(金) 02:01:02.93 ID:QgLqZiEo
やばいなんか無駄に感動してるぞwwww
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 08:11:18.12 ID:t3yT3YDO
母「それで、いつまで続けるつもりなの〜?」

男「あいつが満足するまで、いつまでも」

母「それは大変ねぇ〜」

男「あぁ、まだしばらく終わらないと思う」

母「しばらく、で済むといいのだけれどねぇ〜」

男「あぁ、そうだな」
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 08:13:40.20 ID:t3yT3YDO
母「…あなたの気持ちは良くわかったわ〜」

男「それじゃぁ、答えを聞かせてくれ」

母「…」

男「俺は出来るなら、母さんの了承が欲しい」

母「…また、言い訳が欲しいの?」

男「!?」

母「本当に昔から変わらない子ねぇ〜」
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 08:16:25.91 ID:t3yT3YDO
男「違う!!俺はそんなつもりで…」

母「違わないわぁ〜」

男「なっ!?」

母「あなたはまだ怖いのよ、あの子を連れ回して本当にいいのかって」

男「…」

母「だから私の了承を得てから行動したい…」
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 08:18:16.87 ID:t3yT3YDO
男「俺は…」

母「…この程度で揺らぐようじゃまだダメね」

男「…」

母「それに、あの子が何でこんな事をしているのかも気になるし〜」

男「それは…」

母「あなたにもまだ、あの子の真意はわかってないわ、一つも」

男「くっ…」
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 08:20:55.55 ID:t3yT3YDO
母「あなたは一つ勘違いをしているのよ」

男「勘違い?」

母「あの子の事を一番わかってあげられてるのは自分なんだ〜…って」

男「それは!!」

母「いいから聞きなさい」

男「…」
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 08:23:51.56 ID:t3yT3YDO
母「結論から言うと、まったくわかってないわ〜」

男「…」

母「誰にもわからないのよ、あの子の事なんて」

男「…」

母「だから今のあなたの気持ち、それはただの偽物よ」

男「!?」
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 08:25:58.58 ID:t3yT3YDO
男「偽物ってなんだよ!?自分の事はわかってる!!あいつの事だって!!」

母「いいえ、わかってないわ」

男「わかってないのは母さんだろ!!」

母「じゃぁ、何で私にこんな話をしているのかしら?」

男「…」
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 08:28:07.52 ID:t3yT3YDO
母「あの子が望んでいるのは、周りの反対も視線も振り切って、自分の手を引っ張ってくれる人よ」

男「…」

母「でも、あなたにはそれが出来ない、何故かしら?」

男「そ、それは…」

母「あなたはまだ迷ってるのよ」
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 08:33:08.81 ID:t3yT3YDO
母「あなたは迷ってる…でもその姿を見せたくない」

男「…」

母「だからごまかす、はぐらかす…」

男「俺はごまかしてなんかいない!!」

母「そう、そういう事になる前にすぐ行動を起こす、自分をやるしか無い状況にわざと追い込んで、無理矢理納得させる」

男「!?」

母「本当に…昔から何も変わってないわ」
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 08:39:23.49 ID:t3yT3YDO
母「あなたは本当に何もわかってない」

男「俺は…俺は!!」

母「偽物の気持ちと自信であの子と一緒に居ても、あの子を傷付けるだけよ」

男「そんな事…」

母「無いって言い切れるの?今まで本当に傷付ける事無かったの?」

男「!?」
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 08:41:49.63 ID:t3yT3YDO
母「とにかく、あなたにはまだ早いわ」

男「…早い?」

母「えぇ、もっとゆっくりと考える時間が必要なの」

男「…そんなもん、待ってられるかよ」

母「え?」
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 08:43:19.40 ID:t3yT3YDO
男「今だ!!今行動しなきゃいけないんだ!!」

母「…」

男「そうしないと、あいつは…」

母「また自分の心配をする?一緒になって悩んでくれる?」

男「…」

母「あの子はそんな事しないわ」

男「え…?」
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 08:44:50.79 ID:t3yT3YDO
母「あの子はきっと、一人で出ていくでしょうね」

男「!?」

母「あなたが本当に怖いのはそれでしょう?」

男「それ以上…」

母「言うわ、あなたには言って聞かせないとわからないのよ」
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 08:47:48.60 ID:t3yT3YDO
母「あなたはただ怖いだけ、また自分が一人になるのが、裏切られるのが」

男「…」

母「これはあの子のわがままじゃ無いわよ?あなたのわがままなの」

男「俺が…あいつを?」

母「そう…あなたのわがままであの子を振り回してるの」

男「…」
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 08:52:48.48 ID:t3yT3YDO
男「…」

母「…どうやら話はここまでのようね〜」

男「ま、待ってくれ!!」

母「これ以上、あなたに私を納得させる事が言えるのかしら〜?」

男「それは…」

母「あなたには無理よ、最初から、何もかも」

男「!!」

母「だって、最初からあなたはあの子に甘えてるだけだから」
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 08:56:44.42 ID:t3yT3YDO
母「私は反対したい訳じゃ無いのよ?」

男「…」

母「でも、今のままじゃあまりにも脆いわ」

男「…」

母「だから言わないといけない、わからせないといけない」

男「…」

母「それが、お母さんの仕事ですもの」
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 08:58:09.77 ID:t3yT3YDO
男「…」

母「今日はもう寝なさい」

男「…あぁ」

母「あの子とは私がお話するわ」

男「…」

母「あなたは普段通り、あの子と接してあげてね」

男「…わかってる」
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 09:52:11.79 ID:t3yT3YDO
男「…」

男「何が偽物だよ…ごまかしてるだよ…」

男「なんで…なんでだよ」

男「なんで何も言い返せないんだよ!!」

男「くっそおおおおおおおおおおお!!」
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 09:57:50.57 ID:t3yT3YDO
母「…」

母「少し、言い過ぎたかしら〜?」

母「でも、あれくらい言わないとあの子もわからないでしょうからねぇ〜」

母「それに、あの子にもそろそろ成長してもらわないとねぇ〜」

母「ふふっ、これからが楽しみだわぁ〜」
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 10:02:25.33 ID:t3yT3YDO
男「…」ガチャッ

女の子「…」スー、スー

男「…寝てる、か」

男「まぁ、俺が寝てろって言ったんだし…」

男「…」
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 10:04:42.94 ID:t3yT3YDO
女の子「…」スー、スー

男「…なぁ、聞いてくれよ」

男「このままじゃ、俺達の旅もここで終わりみたいなんだ」

男「俺じゃ、お前を守ってやれないみたいなんだ…」

女の子「…」スー、スー
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 10:06:06.73 ID:t3yT3YDO
男「そしたら、お前はどうする?」

男「俺を置いて行くか、それとも…」

女の子「…」スー、スー

男「…わかってる事だったな」

男「でも…でもさ…」
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 10:07:28.90 ID:t3yT3YDO
男「…」

女の子「…誰か、いるんですか?」

男「!?」

女の子「…あなた、ですか」

男「あ、あぁ」

女の子「…」

男「…」
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 10:09:18.38 ID:t3yT3YDO
女の子「…また、泣きそうな顔してます」

男「そ、そんな事は」

女の子「もう少し…こっちに来てください」

男「お、おう?」スッ

女の子「…」ギュッ

男「!?」
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 10:10:54.79 ID:t3yT3YDO
女の子「大丈夫…大丈夫ですよー…」

男「…」

女の子「怖く無いですから…寂しくなんて無いですから…」

男「…あぁ」

女の子「私が…ずっと一緒ですから…」

男「あぁ…そうだな、そうだよな」

女の子「…」

男「…」
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 10:13:52.87 ID:t3yT3YDO
女の子「…」スー、スー

男「また、眠ったか」

男「…」

男「今回だけは、負けられないな」

男「…とりあえず、今日は寝るか」

男「…おやすみ」ガチャッ
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 10:15:49.37 ID:t3yT3YDO
母「本当にいい子ねぇ〜」

女の子「…」スー、スー

母「あら〜?まだ寝たふりをするのかしら〜?」

女の子「…気付かれてましたか」

母「当たり前よぉ〜」
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 10:17:21.64 ID:t3yT3YDO
女の子「あの人…凄い落ち込んでました」

母「いろいろあってねぇ〜」

女の子「私の事、でしょうか?」

母「あの子が落ち込むなんてそれくらいよぉ〜」

女の子「そうですか」
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 10:19:17.45 ID:t3yT3YDO
母「あの子に、もう少しだけ今の状況を許して欲しいって頼まれちゃってね〜」

女の子「…」

母「でも、残念だけど〜」

女の子「…えぇ、わかってます」

母「あら?」
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 10:23:57.32 ID:t3yT3YDO
母「あなたはあまり驚かないのねぇ〜」

女の子「わかってましたから」

母「なんでかしら〜?」

女の子「お母様が、あの人の事をとても大事にしているからです」

母「…本当にあなたはいい子ねぇ〜」
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 10:25:03.99 ID:t3yT3YDO
母「でも、いいのかしら〜?」

女の子「?」

母「このままじゃ一緒に居られないかもしれないわよぉ〜?」

女の子「何でそんな事気にするんですか?」

母「え?」
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 10:28:02.16 ID:t3yT3YDO
母「おかしいわねぇ〜、もう少し気にしてくれると思ったのだけど〜」

女の子「心配する必要がありません」

母「?」

女の子「あの人は、負けないですから、私を連れていってくれますから」

母「…」

女の子「それに…」

母「それに?」
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 11:18:16.82 ID:t3yT3YDO
女の子「私にはわかりませんが、あの人も変わってると思いますよ?」

母「!?」

女の子「誰も気がつかないような、小さな変化かもしれませんが…それでも」

母「…えぇ、あなたが言うのだからそうかもしれないわねぇ〜」
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 11:20:14.84 ID:t3yT3YDO
母「ふふっ、本当に不思議な子ねぇ〜」

女の子「そうでしょうか?」

母「えぇ…本当はあなたにもいじわるな事を言うつもりだったけど〜」

女の子「?」

母「あなたには無駄ね〜、そんな自信満々な目をしてたら何を言っても〜」

女の子「たぶんそうでしょうね」

母「えぇ」
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 11:21:52.07 ID:t3yT3YDO
母「それじゃぁ私もそろそろ寝ようかしら〜」

女の子「はい」

母「あまり夜更かししちゃダメよ〜?」

女の子「わかってます」

母「あ、でも、あの子の部屋に忍び込むのは全然おっけ〜よ〜?」

女の子「い、行きませんよ!!」
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 11:23:31.74 ID:t3yT3YDO
サテバイトダー



母「冗談よ〜」

女の子「まったく冗談に聞こえなかったのですが…」

母「えぇ、本気だもの〜」

女の子「どっちです!?」

母「それじゃおやすみなさ〜い」

女の子「…おやすみなさい」
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/22(金) 11:47:50.46 ID:RH2rQ2DO
>>617
バイトがんばれ〜
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 21:22:38.94 ID:t3yT3YDO
俺は、俺は何の為にーっイヤナンデモナイ

>>618 ありがとうございます



…いつも通りネタ思い付かないけど何とかなるよねよし書こう
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 21:24:36.78 ID:t3yT3YDO
女の子「…」スー、スー

母「…おはようございま〜す」コソコソ

母「現在朝の6時、女の子が寝てま〜す」コソコソ

母「では、起こしましょうか〜」コソコソ

女の子「…おはようございます」

母「あら!?」
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 21:25:59.95 ID:t3yT3YDO
母「起きてたの〜?」

女の子「いえ、気配を感じたので」

母「そう…残念だわ〜」

女の子「…その手に持ったフライパンとお玉はなんですか?」

母「ちょ、ちょっとお料理を〜…」
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 21:27:25.83 ID:t3yT3YDO
女の子「ここでは料理出来ませんよ?」

母「そ、そうね〜、お母さんったらうっかりしちゃって〜」

女の子「で、何をしようとしてたんですか?」

母「…」
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 21:31:11.04 ID:t3yT3YDO
母「こうなったら仕方ないわ!!予定とは違うけど計画実行よ〜!!」

女の子「?」

母「え〜いっ!!」カンカンカンカン

女の子「!?」

母「そ〜れ〜♪」カンカンカンカン

女の子「や、やめてくださいー!!」
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 21:32:52.30 ID:t3yT3YDO
母「楽しかったわぁ〜」

女の子「あうー…頭がガンガンします…」

母「目が覚めたでしょ〜?」

女の子「最悪な寝覚めですけどね…」
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 21:34:50.45 ID:t3yT3YDO
女の子「こういうのはあの人にやって頂きたいです…」

母「あら、もうやったわよ〜?」

女の子「…それで、あの人は?」

母「それが、ベッドから転げ落ちちゃって〜、面白かったわぁ〜」

女の子「…」
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 21:37:29.91 ID:t3yT3YDO
母「ご飯はもう出来てるわよ〜」

女の子「あ、ありがとうございます」

母「早速食べに行きましょ〜」

女の子「はい」

母「やっぱりあなたはごまかされやすいわねぇ〜」

女の子「…自分でもわかってるつもりなんですけどね」
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/22(金) 21:40:30.25 ID:KwSNeUDO
おっ!動き出したwwktk
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 21:41:11.83 ID:t3yT3YDO
母「今日の朝食はトーストよ〜」

女の子「スープもあるのですね」

母「朝食は大事なのよ〜」

女の子「それは同意ですね」

母「何枚食べる〜?」

女の子「とりあえず五枚程お願いします」

母「あ、朝から凄い食欲ねぇ〜…」
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 21:44:40.09 ID:t3yT3YDO
>>627 更新鈍いですが頑張ります…




母「はい、とりあえず二枚〜」

女の子「ありがとうございます」

母「マーガリンといちごのジャムとチョコレートのがあるけど、どれが〜…」

女の子「チョコレートのやつ、お願いします」

母「…即答ね〜、予想通りだけど〜」
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/22(金) 21:47:04.02 ID:KwSNeUDO
>>629
無理しなくて良いよー
のんびり見てるからー

ROMるー
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 21:48:23.03 ID:t3yT3YDO
女の子「そういえば、あの人はどこに?」

母「あぁ〜、あの子なら奥の部屋よぉ〜」

女の子「奥の部屋?」

母「えぇ〜」
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 21:53:05.32 ID:t3yT3YDO
女の子「そこは何の部屋なんですか?」

母「えぇっと〜、わかりやすく言うと体を動かす為の部屋ね〜」

女の子「運動ですか?」

母「えぇ、そうよ〜」

女の子「本当にこの家は全容把握が難しいですね…」
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 21:57:45.63 ID:t3yT3YDO
母「見てみたい〜?」

女の子「えぇ、是非見てみたいです」

母「そうよね〜、それじゃぁ早速〜…」

女の子「あ、まだ食べているので待ってください」

母「え〜?」
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 22:02:16.37 ID:t3yT3YDO
母「もう少しノリよく〜」

女の子「はい!!すぐに行きましょ〜」

母「とか言ってよ〜」

女の子「人の声音を勝手に使わないでください…」

母「だって〜」

女の子「朝食は大事ですよー」

母「うぅ〜…いじわる〜」
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 22:06:15.03 ID:t3yT3YDO
母「それじゃぁ早く食べましょ〜」

女の子「そうですね」

母「残りの三枚よ〜」

女の子「え?」

母「…あら〜?ここに焼いてあったトーストがあったのに〜」

女の子「すみません、それはもう食べてしまいました」

母「…」
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 22:10:08.94 ID:t3yT3YDO
母「それだけ食べれば充分よねぇ〜?」

女の子「少し足りない気がしますが」

母「お昼たくさん作ってあげるからぁ〜…」

女の子「はぁ…別に構いませんが」

母「じゃぁ行きましょ〜」

女の子「はい」
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/22(金) 22:10:22.87 ID:MyzpS6k0
更新乙。3日目あたりからちょくちょく見に来てる。ほとんどROMってるが最後まで楽しみに読むぜ
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 22:16:07.54 ID:t3yT3YDO
>>637 ありがとうございます、終わりっていつになるんだろ…




母「確かこっちに〜」

女の子「…」

母「あった〜、ここよ〜」

女の子「…あの」

母「なぁに〜?」

女の子「運動って、和室でやるものなんですか?」
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 22:24:17.71 ID:t3yT3YDO
母「ちょっと間違えちゃったわぁ〜」

女の子「ちょっと…?」

母「この家広いから〜」

女の子「この部屋は何に使うんですか?」

母「ここは茶室よぉ〜」
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 22:26:04.87 ID:t3yT3YDO
女の子「茶道も出来るんですか?」

母「いえ〜、まったくわからないわぁ〜」

女の子「じゃぁ何で作ったんですか?」

母「もちろん趣味よ〜」

女の子「それで本当に作る所が恐ろしいですね…」
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 22:28:57.26 ID:t3yT3YDO
母「えっと〜…」

女の子「?」

母「ここはどこかしら〜?」

女の子「…もしかして」

母「迷子ねぇ〜」

女の子「…」
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 22:31:47.46 ID:t3yT3YDO
母「大丈夫よぉ〜、そのうち着くから〜」

女の子「そうだといいんですけどね…」

母「あら?この部屋は物置ねぇ〜…という事は〜」

女の子「なるほど、他の部屋で現在地を…」

母「今、家の真ん中くらいねぇ〜」

女の子「…全然進んでませんね」
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 22:34:52.88 ID:t3yT3YDO
母「ん〜…なかなか着かないわねぇ〜」

女の子「何か目印とか無いんですか?」

母「目印は〜…扉よ〜」

女の子「扉?」

母「扉がとにかく大きいの〜」

女の子「なるほど」
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 22:43:04.89 ID:t3yT3YDO
女の子「それはこんな感じの扉ですか?」

母「えぇ、こんな感じよぉ〜」

女の子「…」

母「それじゃ捜索を続けましょ〜」

女の子「え!?」
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 22:52:35.54 ID:t3yT3YDO
女の子「ちょ、ちょっと待ってください!!」

母「なにかしら〜?」

女の子「この部屋は違うんですか?」

母「…」

女の子「…」

母「あぁ〜、この部屋よぉ〜」

女の子「…」
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 22:54:49.33 ID:t3yT3YDO
母「それじゃぁ入るわよぉ〜」

女の子「…はい」

母「どうぞ〜」ガチャッ

女の子「広いお部屋ですねー…あら?」

男「…」シュッシュッドスッ

女の子「?」

母「やってるわね〜」
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 22:56:47.84 ID:t3yT3YDO
女の子「あれは何をしてるんですか?」

母「見ての通りサンドバックを〜」

男「…」シャッシャッスッサッ

女の子「その割には無駄な動きが?」

母「架空の敵と戦ってるのよ〜!!」

女の子「…あの人、ああいうの好きですよね」
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 22:58:28.74 ID:t3yT3YDO
母「あの子、昔から考え事をしてる時はいつもああなの〜」

女の子「そうなんですか」

男「…」ドスドスドスッ

母「でも、今回は相当悩んでるみたいねぇ〜」

女の子「わかるんですか?」

母「これでも母だからねぇ〜」
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 22:59:52.73 ID:t3yT3YDO
母「いつもならもっとこう〜…独り言が多いわ〜」

女の子「独り言?」

母「架空の敵を煽ったり、何故か反撃されたり〜」

女の子「…あの人は何がしたいのでしょうか」

母「それはわからないわねぇ〜」
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 23:01:35.75 ID:t3yT3YDO
母「ねぇ〜」

男「…」ドスドスッサッ

母「ダメね〜、完全に上の空だわぁ〜」

女の子「どうしましょうか?」

母「任せて〜」スッ

女の子「…何でまだフライパンとお玉を持ってるんですか」
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 23:03:16.69 ID:t3yT3YDO
母「いくわよぉ〜?」

男「…」サササササッ

女の子「私は耳を塞いでいるので、思う存分どうぞ」

母「それじゃぁ〜、そ〜れ〜♪」ガンガンガンガンッ

男「…」ドスッ

女の子「…」
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 23:04:47.09 ID:t3yT3YDO
女の子「どうですか?」

母「ダメ〜、全然聞こえて無いわぁ〜」

女の子「それは困りましたね」

母「どうしましょ〜?」

女の子「あのー…」

男「ん?なんだ来てたのか?」

女の子「…」

母「…」
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 23:06:44.64 ID:t3yT3YDO
女の子「あんな大きな音でしたのに、気がつかなかったのですか?」

男「音?何の話だ?」

母「うぅ〜…」

男「母さん?どうしたんだ?」

母「私の事ばかり無視して〜…」

男「?」
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 23:07:54.07 ID:t3yT3YDO
母「ま、まぁいいわ〜」

男「なんだったんだ?」

女の子「気にしないでください」

母「それより〜」

女の子「?」

母「せっかくだから皆で遊びましょ〜」
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 23:09:55.70 ID:t3yT3YDO
男「遊んでた訳じゃ無いんだが…」

母「細かい事はいいの〜」

男「…そうか」

女の子「それで、何をするんですか?」

母「これよ〜」
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 23:31:21.53 ID:t3yT3YDO
女の子「フラフープ?」

母「えぇ〜」

男「…それで何をするんだ?」

母「もちろん回すのよ〜」

女の子「ですよね〜」

男「…」
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 23:33:01.48 ID:t3yT3YDO
母「じゃぁ早速やってみて〜」

男「母さんがやるんじゃないのか?」

母「私は見たいだけよ〜」

男「…そうか」

母「えぇ〜」
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/22(金) 23:34:39.82 ID:t3yT3YDO
男「という訳で、頼んだぞ」

女の子「私がやるんですか?」

男「おう」

母「頑張ってねぇ〜」

女の子「…別にいいですけど」
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 11:01:57.54 ID:yVY8OADO
今日は文化祭だー…暇見つけて書こう…




女の子「それじゃやりますよー?」

母「頑張ってねぇ〜」

男「思う存分回せやぁー」

女の子「…えいっ」クルクル

男「お?」

母「あら〜?」

女の子「…」ポトッ
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 11:03:07.53 ID:yVY8OADO
女の子「三回転くらいしましたかね?」

母「え〜っと〜…」

男「…おい」

女の子「なんですか?」

男「お前、やり方知らんのか?」

女の子「?」
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 11:05:14.25 ID:yVY8OADO
女の子「回せばいいんですよね?」

男「その後は?」

女の子「え?」

男「その後どうするんだ?」

女の子「それだけじゃ無いんですか?」

男「…」

母「…」
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 11:17:56.97 ID:yVY8OADO
男「これはこうやって…」

母「結局やるのねぇ〜」

男「うっさい、で、回した後に腰をー…」クルクル

女の子「!?」

男「これが正しいやり方だ」クルクル
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 11:58:00.40 ID:yVY8OADO
女の子「凄いです!!ずっと回ってます!!」

母「大はしゃぎねぇ〜」

女の子「へぇ〜…」

男「で、もうやめてもいいか?」

女の子「もう少しお願いします」

男「…」
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 12:14:11.65 ID:yVY8OADO
男「なー…もういいだろー?」クルクル

女の子「まだです」

男「もう…腰が…」クルクル

母「だらし無いわねぇ〜」

男「そんな事言っても…」クルクル

女の子「頑張ってください」

男「…」クルクル
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 12:43:05.65 ID:yVY8OADO
男「もう…ダメだ…」ドサッ

女の子「あ」

母「もう限界〜?」

男「案外体力使うんだぞ…これ…」

女の子「…なるほど」
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 12:49:42.85 ID:yVY8OADO
女の子「今ので大体わかりました」

母「本当〜?」

女の子「えぇ、次は大丈夫です」

男「それじゃやってもらおうか…」

女の子「はい」
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 12:58:19.36 ID:yVY8OADO
ヤバイ、出し物のダンスにニコニコ組曲とか…オワテル…



女の子「やりますよー…」

男「おう」

母「今度こそ頑張ってね〜」

女の子「任せてください」クルクル

男「お?」

母「回ってる回ってる〜」
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 13:04:47.00 ID:yVY8OADO
女の子「ど、どうですかー?」クルクル

男「…」

母「…」

女の子「あ、あの?」クルクル

男「あ、あぁ、出来てるぞ」

母「上手よぉ〜」

女の子「そ、そうですか」クルクル
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 13:10:57.78 ID:yVY8OADO
男「そのまま続けてくれ」

母「体力の続く限り頑張るのよぉ〜」

女の子「は、はいー」クルクル

男「…しかし、あれだな」

母「…えぇ、あれね〜」
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 13:17:00.08 ID:yVY8OADO
女の子「と…っと…」クルクル

男「チャイナ服であの動き…」

母「揺れる胸〜、妖しい腰の動き〜、たまに見せる脚の美しさ〜!!」

男「素晴らしい!!」

母「エクセレント〜!!」

男「これはエロい」

母「ビデオもばっちりよ〜!!」

男「いつの間に!?」
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 13:35:12.31 ID:yVY8OADO
母「これは…凄いわ…」

男「後で俺にも見せろよ!!」

母「どうしようかしら〜」

男「くっ…」

女の子「あのー、もうそろそろ…」クルクル

男「いや」

母「まだお願いね〜」

女の子「はいー…」クルクル
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 14:15:14.86 ID:yVY8OADO
女の子「…」クルクル

男「しかし…本当に凄いな…」

母「ご飯三杯は行けるわねぇ〜」

男「母さん、問題発言はやめてくれ」

女の子「…あう」クルクル

男「ん?」
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 14:47:05.37 ID:yVY8OADO
女の子「もう…ダメ…です…」ドサッ

男「お、おい!?」

母「あらら〜?大丈夫〜?」

女の子「うぅー…」

男「まさか熱が!?」
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 15:56:11.17 ID:yVY8OADO
文化祭オワター



女の子「いえ、それは大丈夫なんですが…」

男「じゃぁなんだ?」

女の子「回ってる輪を見ていたら…目が…」

男「…」

母「初めて聞いたわねぇ〜」
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/23(土) 16:15:53.60 ID:b98n0y.0
うい、文化祭ごくろうさまです。
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:19:31.60 ID:yVY8OADO
>>675 ありがとうございます



女の子「真っ直ぐ立てませんー…」

男「どんだけ回ってるんだよ」

女の子「あなたが言ったんじゃないですかー…」

母「そうよ〜」

男「お前も言ってただろ!!」
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:21:05.10 ID:yVY8OADO
女の子「この競技は危険です…やめましょう…」

男「いや…まぁ、いいけどさ」

母「え〜、まだお母さんがやってないわぁ〜」

女の子「え、えと…」

男「やめておけ、誰も見たく無いぞ」

母「え〜!?」
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:23:02.46 ID:yVY8OADO
母「失礼ね〜、私だってまだまだ行けるわよ〜」

男「あぁもうどこでも行ってくれ」

女の子「お母様、この競技は危険ですので無理は…」

母「大丈夫よこれくらい〜」

女の子「…」

男「…もうやらせてやろうぜ」
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:25:06.01 ID:yVY8OADO
母「私の美技に酔いなさぁ〜い」クルクル

女の子「それはテニスでは…」

男「ん?出来てるぞ?」

女の子「あ、本当です」

母「ふふふ〜…あら!?」グラッ

男「!?」

女の子「お母様ー!?」
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:26:37.94 ID:yVY8OADO
母「きゃっ!?」ズテンッ

女の子「大丈夫ですか!?」

母「いたた〜…大丈夫よぉ〜…」

男「だから言ったのに…」
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:29:07.88 ID:yVY8OADO
男「もう若く無いんだから…」

母「まぁ!!失礼ね〜、これでもまだ18よ〜」

女の子「え!?本当ですか!?」

男「サバ読むな!!しかも相当大きいぞ!!俺より下じゃねぇか!!」

母「私はずっと18なのよ〜」

女の子「…お母様ならありえますね」

男「ねぇよ!!」
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:31:39.22 ID:yVY8OADO
男「44!!44!!」

母「き、聞こえないわぁ〜」

女の子「それも信じられませんね」

男「あぁ、見た目はギリギリ20代に見えなくも無いよな」

母「それはどっちの意味でかしら〜?」

男「下手すりゃ10代」

女の子「ですよね」
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:33:00.64 ID:yVY8OADO
母「もうこの話はいいじゃない〜」

男「…」

母「それより他の運動をしましょ〜」

女の子「他の運動ですか?」

母「トランポリンとかあるわよ〜」

女の子「…何でもありますね」

男「俺も不思議でしょうがない」
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:33:57.80 ID:yVY8OADO
母「これよ〜」

女の子「また大きな…」

男「面白いぞこれ」

母「やってみる〜?」

女の子「あ、いえ、私はいいです…」

男「なに?」
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:35:19.66 ID:yVY8OADO
男「お前にしては珍しいな、遠慮するとは」

女の子「それ、凄い失礼ですよね?」

母「やらないのぉ〜?なんで〜?」

女の子「そ、それは…」

男「遠慮せずやれば?」

女の子「…」
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:36:37.52 ID:yVY8OADO
女の子「…そうなので」ボソッ

男「ん?」

母「なぁに〜?」

女の子「その…見えそう…なので」

男「?」

母「あぁ〜、そういう事〜」

男「え?どゆ事?」
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:38:10.26 ID:yVY8OADO
母「つまり〜、この格好だと下着が〜」

女の子「や、やめてください!!」

男「…あぁ、そういう事ね」

女の子「うぅー…」

母「それならいい物があるわ〜」

男「お?」

女の子「…」
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:39:31.25 ID:yVY8OADO
母「こっちよ〜」

女の子「…いえ、いいです」

母「?」

男「どうしたんだ?」

女の子「最近、いい物と聞いて本当にいい物だった試しが無いので…」

男「…軽い人間不信になりつつあるな」
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:40:58.94 ID:yVY8OADO
母「今度は大丈夫よぉ〜」

女の子「本当ですか…?」

男「母さんが言うんだから間違い無いだろう」

女の子「それが心配なんですが…」

母「さぁさぁ、こっちよ〜」

女の子「…はい」

男「それで、結局行くんだよな」

女の子「…」
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:42:51.78 ID:yVY8OADO
母「これよ〜」

女の子「これは…」

母「これなら動きやすいでしょ〜?」

女の子「そうですね」

母「早速着替えましょ〜」

女の子「…ところで質問をいいですか?」

母「ん〜?」

女の子「何でこんな物が?」

母「何度も言うけど〜、趣味よ〜」

女の子「…」
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:44:20.83 ID:yVY8OADO
男「さて…今度は何をさせられているのやら…」

母「おまたせ〜」

女の子「…しました」

男「なっ…!?」

母「どう〜?可愛いでしょ〜?」

男「…」
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:46:42.00 ID:yVY8OADO
母「脚を美しく見せるのがポイントよぉ〜」

男「なるほど…それでブルマか」

母「えぇ〜」

女の子「…あの」

母「なにかしら〜?」

女の子「動きやすくするのが目的だったのでは?」

母「…」

女の子「…」

母「も、もちろんよ〜」

女の子「完全に見た目重視ですね…」
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:47:55.65 ID:yVY8OADO
男「素晴らしい選択だ」

母「でしょ〜?」

男「あぁ、しかしまだ甘いな」

女の子「…今度はなんですか?」

男「ポニーテールだ!!」

母「!?」
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:49:58.57 ID:yVY8OADO
母「そんな大事な事を忘れるなんて〜…」

女の子「あの…」

男「大丈夫だ、過ちは誰にだってある」

女の子「…そんなに大事ですかね?」

男「当たり前だ!!」

母「全然違うのよぉ〜」

女の子「…そうですか」
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/23(土) 16:50:44.46 ID:P5kxxqEo
やっぱりブルマかwwwwwwwwwwwwwwwwww
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:51:36.16 ID:yVY8OADO
女の子「それで…髪を縛れと?」

男「無論だ」

母「私に任せて〜」

女の子「私は着せ替え人形では無いのですが…」

母「いいからいいから〜」

男「頼んだぞ、母さん」

母「は〜い」

女の子「…」
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:54:30.84 ID:yVY8OADO
>>695 書いてる奴の趣味です本当に申し訳無いです…



母「完成〜」

女の子「…」

男「…」

女の子「どうしたんですか?固まって」

男「ちょっと感動のあまり、な」

女の子「感動って…」

母「私も感激しているわぁ〜!!」
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:56:21.66 ID:yVY8OADO
女の子「でも、たまには髪型変えてみるのもいいですね」

男「あぁ」

母「一粒で二度美味しいってやつねぇ〜」

女の子「美味しい?」

男「気にするな」

母「こっちの世界の話よぉ〜」

女の子「…確かに遠い世界な気がします」
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:57:25.92 ID:yVY8OADO
母「それじゃトランポリンよ〜」

女の子「少し怖いですね…」

男「ならば手本を見せてやろう…母さん!!」

母「え!?私〜?」

女の子「…」
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 16:59:03.01 ID:yVY8OADO
母「別にいいけど〜」

男「頼んだぜ」

女の子「ドキドキです」

母「ジャ〜ンプ!!」ポヨーン

女の子「凄い飛びますね」

男「…これは」

女の子「?」
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 17:01:27.87 ID:yVY8OADO
男「母さん、もういいよ」

母「もう〜?」スタッ

男「あぁ、充分だ」

女の子「随分早いですね?」

男「あぁ」

母「…やっぱり普通の格好じゃダメよね〜」

男「その通りだ」

女の子「それ…私の格好が異常だと言ってます?」
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 17:03:07.33 ID:yVY8OADO
男「今のでわかったな?」

女の子「はい、なんとなくなら…」

母「それならおっけ〜よ〜」

男「さぁ!!お前も挑戦だ!!」

女の子「…あなたもやってませんよね」
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/23(土) 17:05:45.11 ID:P5kxxqEo
男のブルマ姿だと・・・!?
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:13:58.61 ID:yVY8OADO
>>703 悪夢過ぎる…




女の子「乗りますよー…」ソーッ

男「…」

母「…」

女の子「…」

男「…おい」ガシッ

女の子「!?」

男「早う乗れや」ポイッ

女の子「きゃあああああああああ!?」ポヨーンッ
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:16:44.23 ID:yVY8OADO
女の子「わっ、っと、たっ」ポヨポヨッ

男「おー…」

母「まったく体制が取れて無いわねぇ〜」

女の子「と、止まりませんー…あうっ」ポヨッ

男「しかし、これはこれで面白いな」

母「そうねぇ〜」
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/23(土) 18:17:35.85 ID:c5y.vcDO
やくざだ…やくざがいるww
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:19:16.94 ID:yVY8OADO
女の子「あーうー…」ポヨーンッ

男「そろそろ限界なようだな」

母「いえ〜、ここからが真骨頂よぉ〜」

男「なに?」

女の子「も、もうダメですー…」グラッポヨヨッ

母「あの振り乱れるポニーテールに注目よ〜!!」

男「なるほど!!あれもまた素晴らしい物だ!!」

女の子「いいから…止めて…ください…」ポヨンッ
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:22:23.55 ID:yVY8OADO
>>706 男も我慢出来なかったんですね、僕もイヤナンデモナイ




男「止めろと言われてもなぁ」

母「外部からじゃ、どうしようもないわぁ〜」

女の子「どうすれば止まりますかー…?」ポヨポヨ

男「えーっと…」

母「いい方法があるわぁ〜」

男「?」
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:24:23.92 ID:yVY8OADO
母「この子の方に思いっきり跳びなさ〜い」

男「なに!?」

女の子「でもー…」ポヨン

母「大丈夫〜!!絶対に受け止めてくれるわぁ〜」

男「お、おいっ!?」

女の子「…信じてますよ!!」ピョーンッ

男「んなー!?」
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:26:35.17 ID:yVY8OADO
女の子「…」ヒューッ

男「ぐごはっ!?」ドスッ

母「ナイスキャッチ〜」

男「そ、そう見える…か…?」バタンッ

母「怪我は無い〜?」

女の子「えぇ、私は…」

母「ならおっけ〜ね〜」

男「毎度毎度俺の心配忘れて無い!?ねぇ!?」
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:27:45.92 ID:yVY8OADO
母「でも役得じゃない〜」

男「ふむ…確かにな」

女の子「?」

男「これはこのままお持ち帰りおっけーなのか?」

母「私が可愛がるからダメよぉ〜?」

女の子「ど、どっちも嫌です!!」
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:29:11.08 ID:yVY8OADO
男「トランポリンも危険だな、やめておこう」

女の子「あなたのせいですけどね…」

母「それじゃ次の競技ね〜」

男「…なんか、母さんだけ無傷なのが気に入らないな」

女の子「…そういう人ですから」
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:31:08.72 ID:yVY8OADO
母「やってまいりました〜、ここはバドミントンコーナーで〜す」

女の子「…」

男「…」

母どうしたのかしら〜?テンション低いわよ〜?」

男「…いや」

女の子「何でも無いです」
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:33:00.68 ID:yVY8OADO
男「それで?これをやれと?」

母「えぇ〜」

男「…嫌だ」

母「えぇ〜、なんで〜?」

男「母さん、やってみればわかる」

母「?」
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:34:36.54 ID:yVY8OADO
母「それじゃやるわよぉ〜」

女の子「どうぞ」

男「…」

母「え〜いっ」カンッ

女の子「たぁっ」シュバッ

母「え?」ダーンッ

女の子「1ポイントゲットです」

男「…」
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:35:58.98 ID:yVY8OADO
母「あ、あの〜…」

女の子「なんですか?」

母「今、羽根がまったく見えなかったのだけど〜…」

女の子「なんでですか?」

母「な、なんで…?」

男「な?そうだろ?そうなるだろ?」
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:37:19.78 ID:yVY8OADO
母「つまり〜」

男「あぁ」

母「このままではワンサイドゲームになるって事ねぇ〜」

男「そうだ」

母「…」

男「やめるなら、今だぞ」

母「や、やる〜!!」

男「…チャレンジャー過ぎるな」
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:39:16.87 ID:yVY8OADO
女の子「私のサーブですか」

母「かかってきなさ〜い」

女の子「では…えいっ」シュンッ

母「…」ターンッ

男「…母さん」

母「まだ〜!!まだよ〜!!」

男「無駄な足掻きを…」
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:42:10.55 ID:yVY8OADO
女の子「ていっ」ズバッ

母「あら〜」ダンッ

女の子「たぁっ」シュンッ

母「あれれ〜」スカッ

女の子「えいっ」シュビッ

母「ごめんなさい〜…」バスッ

男「ついに謝りだしたか…」
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:43:38.05 ID:yVY8OADO
母「無理…もう無理よ〜」

男「だから言ったのに…」

女の子「もう終わりですか?」

母「え、えぇ〜、ちょっと足をね〜」

女の子「大丈夫ですか?」

母「あ、汗一つかいてないのね〜…」

男「こういう奴なんだ…」
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:44:57.80 ID:yVY8OADO
母「対決は避けた方がいいようね〜」

男「あぁ、その通りだ」

母「でも、負けたままなのも悔しいわぁ〜」

男「え?」

母「だから〜、弱点な競技を探しましょ〜」

男「…あるのかね」
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:48:07.94 ID:yVY8OADO
母「私が思うに…きっと走るのは苦手だわ〜」

男「それは…」

母「次はマラソンをやりましょ〜」

女の子「えぇ、いいですよ」

母「とりあえずこの部屋を10週ね〜」
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:49:48.09 ID:yVY8OADO
母「これでも体力には自信があるのよ〜」

女の子「そうなんですか」

母「えぇ〜、だから負けないわぁ〜」

男「ふっ、いいだろう、かかってこい」

母「あなたは眼中に無いわぁ〜」

女の子「…だ、そうです」

男「…」
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:52:15.31 ID:yVY8OADO
女の子「準備おっけーです」

母「それじゃぁ、よ〜い、スタート〜」

男「スタートダッシュ!!」ダッ

女の子「え?」

母「負けないわよ〜」ダッ

女の子「…マラソンにスタートダッシュって必要なんですかね?」
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 18:59:10.42 ID:yVY8OADO
一周経過

男「余裕の一位だぜ!!」ダダダダダッ

母「まだまだこれからよ〜」シュタタタタタッ

女の子「…」タッタッタッ

二周経過

男「楽勝だなー!!」ダダダダダ

母「そう言っていられるのも今のうちよ〜」シュタタタタ

女の子「…」タッタッタ
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 19:01:22.94 ID:yVY8OADO
三周経過

男「うおおおおおおおおおおお!!」ダダダダ

母「まだよ〜」シュタタタ

女の子「…」タッタッタッ

四周経過

男「…」ダダダダ

母「…」シュタタ

女の子「静かになってきましたねー…」タッタッタッ
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 19:05:09.67 ID:yVY8OADO
五周経過

男「ぜー…ぜー…」トコトコ

母「もう…」トコトコ

女の子「お先ですー」タッタッタッ

六周経過

男「負けるかー!!」トコトコ

母「負けられないわ〜!!」トコトコ

女の子「もう気合いだけですね…」タッタッタッ
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 19:14:31.23 ID:yVY8OADO
七周経過

男「ラストスパートだ!!」テテテー

母「私も〜!!」テテテー

女の子「まだ早いと思いますが…」テッテッテー

八周経過

男「よーし…そろそろゴールだろ…」スタスタ

母「そ、そうね〜…」スタスタ

女の子「…頑張ってくださいー」タッタッタッ
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 19:20:02.09 ID:yVY8OADO
男「ゴール!!」

母「負けたわぁ〜…」

男「はっはっは!!まだまだだな!!」

母「悔しいわぁ〜…」

女の子「…あのー、私、一周多く走ったのですが」

母「え!?そうだったの〜!?」

男「一周遅れだった…だと?」
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 19:28:18.24 ID:yVY8OADO
母「おかしい…わね〜…こんなはずじゃ〜…」

男「前に…聞いたん…だが…」

母「な〜に〜…?」

男「あいつ…走るのは…好きらしい…」

母「先に…言ってよ〜…」

女の子「お二人共、大丈夫ですか?」

母「ちょっと〜…」

男「休憩…くれ…」
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 19:43:18.31 ID:yVY8OADO
女の子「落ち着きましたか?」

母「えぇ〜」

男「なんとかな…」

母「次は負けないわ〜」

女の子「何をするんですか?」

母「…ちょっと待っててね〜」

女の子「はい」
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 19:44:59.82 ID:yVY8OADO
母「どうしましょー?」コソコソ

男「あいつに弱点なんか無いと思うんだが…一つ、心当たりがある」コソコソ

母「なになに〜?」コソコソ

男「バランス感覚だ」コソコソ

母「なるほど〜」コソコソ

女の子「何を相談しているのでしょうか?」
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 19:47:42.40 ID:yVY8OADO
母「確かにフラフープとトランポリンの時は動きがぎこちなかったわぁ〜」コソコソ

男「あぁ、これならいけるかも知れん」コソコソ

母「でも、バランス感覚を競う競技なんかあったかしら〜?」コソコソ

男「うーむ…」コソコソ
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/23(土) 19:51:31.66 ID:f5G7bUc0
ポニーテールもいいが、ツインやサイドもいいと思うのは俺だけ?
あと水泳マダー?
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 19:55:18.43 ID:yVY8OADO
>>734 そうですね、サイドもツインも好きです
プールは…設定冬ですし温水も雰囲気的に…申し訳無いです…




男「…」

母「…」

男「よし、一つ作戦がある」コソコソ

母「本当〜?」コソコソ

男「あぁ、まずー…」コソコソ

母「…いいわね〜、それでいきましょ〜」コソコソ

女の子「終わりましたか?」
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 20:05:19.79 ID:yVY8OADO
母「準備するからちょっと待っててね〜」

女の子「何をするんですか?」

男「ん?障害物競争」

女の子「え?」

男「普通の走りじゃ勝てないからな、ちょっと違う趣向を入れてみようかと」

女の子「それは楽しみですね」

男「あぁ」
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 20:07:45.78 ID:yVY8OADO
母「コース完成よ〜」

女の子「もう出来たんですか?」

男「母さん…張り切ってるな」

母「もちろんよ〜、今度は負けないからね〜」

女の子「頑張ってください」

母「うん〜」

男「既に精神面で負けてる気がする…」
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 20:28:18.56 ID:yVY8OADO
母「よ〜い」

女の子「え、まだコースの把握が…」

男「俺もわかって無いけど走ってから考えろ!!」

女の子「うー…」

母「スタート〜!!」
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 20:32:27.70 ID:yVY8OADO
女の子「まずは平均台ですか」

男「母さん、早速仕掛けてきたな?」

母「ここはお玉にボールを乗せて、落とさないように渡らないとダメよ〜」

女の子「…」

男「ん?」

女の子「慎重に…慎重にー…」

男「どうやら効いてるようだな…これはいける!!」
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 20:34:23.15 ID:yVY8OADO
男「ほいほい」スススー

女の子「は、早いですね…わわっ」ポトッ

男「残念だったな、やり直しだー」タッタッター

女の子「あう…置いていかれました…」

母「急がないと負けちゃうわよ〜」タタター

女の子「お母様まで…うぅー」ヨロヨロ
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 20:37:16.70 ID:yVY8OADO
女の子「落とさないように…そーっと…」ヨロヨロ

女の子「…渡れましたー!!」タタタッ

母「もう抜けてきたの〜?」スルスル

男「だが結構差をつけた!!これなら勝機はあるぜ!!」サササッ

母「もの凄い速さで追いついてきてるわよ〜」グイグイ

男「なに!?」グイー

女の子「負けませんよー」タタタタタッ
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 20:39:24.24 ID:yVY8OADO
男「早くここを抜けなければ…」グググッ

女の子「次は網抜けですか」

母「ふふっ、もうすぐで〜」トテトテ

女の子「これなら楽勝ですね」スイスイー

男「げっ!?」グダグダ

母「まずいわぁ〜」グデグデ
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 20:41:03.47 ID:yVY8OADO
男「何とか抜けたぜ!!」

女の子「待ってくださいー」スイスイ

男「そうは行くかってんだ!!」グイッ

女の子「なっ!?」

母「網を引っ張らないで〜」
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 20:43:02.08 ID:yVY8OADO
女の子「ふ、服に絡んで…」

男「これは!?」

女の子「見たら許しませんよ…」

男「ちぃっ!!」

女の子「もちろん見なくても許しませんが」

男「ふっ、敗者の言葉なんぞ聞こえんわー!!」

母「何で私まで〜…」

男「勝負の世界は常に非常だぜ!!」ダダダッ
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 20:46:12.10 ID:yVY8OADO
男「次でラストか」タタタッ

女の子「逃がしませんよ!!」テッテッテー

男「もう来たのか!?あんなに絡んでたのに!?」

母「それがこの子…網を破っちゃって〜」

男「どんなパワーしてんだよ!?」

女の子「勝つ為ならやってみせます」
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 20:48:04.53 ID:yVY8OADO
男「このままでは…」

母「大丈夫よ〜」

男「え?」

女の子「最後はパンを…って、え?」

男「この高さ…」

母「あの子じゃ絶対に届かないわ〜」

男「ナイスだ母さん!!」

母「それほどでも〜」

女の子「そんな…ここまできて…」
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 20:52:27.64 ID:yVY8OADO
男「ふはははは!!」

母「残念だったわねぇ〜」

女の子「この程度で屈する私ではありません…最終奥義を今こそ!!」

母「奥義〜?」

男「そんなもん…」

女の子「あ、急いでいてつい下着を落としてしまいましたー」

男「どこだー!?」ガバッ

母「あっ!?」
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 20:53:56.99 ID:yVY8OADO
男「あれ?どこにも無いぞ?」

女の子「…失礼します」タッ

男「え?…ぐぇっ!?」ゲシッ

女の子「てぃっ!!」パクッ

男「俺を…踏み台に…」ドサッ

母「そんな〜!?」
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 20:55:54.46 ID:yVY8OADO
女の子「ゴールです」

母「また負けたわぁ〜…」

男「俺なんか後頭部踏み台にされたぞ…」

女の子「勝つ為には仕方ない事でした…」

男「仕方ない事無いぞ!!」

母「まぁ、それでも負けは負けね〜」
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 20:58:44.15 ID:yVY8OADO
男「完敗だな…」

母「えぇ、そうね〜」

男「でも、俺達は勝利より大事な物を学んだぜ」

母「そうね〜」

女の子「なんですか?」

男「久し振りの運動は…激しくやっちゃダメだ…」ガクガク

母「そうね〜…あ、足が〜…」ガクガク

女の子「…」
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 21:08:47.82 ID:yVY8OADO
女の子「立てますか?」

母「ちょっと〜…厳しいわねぇ〜…」

男「三分間だけ待たせてやるぜ…」

女の子「大変そうですね」

男「その余裕な顔が…」

母「次回をお楽しみに〜…」

女の子「いつになるんですかね…」
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 21:20:52.40 ID:yVY8OADO
母「それで、すっきりしたのかしら〜?」

男「…あぁ、まぁな」

母「それで、どうしたいの〜?」

男「…やっぱり続けてみようと思う」

母「…覚悟はあるのかしら〜?」

男「…さぁな」

母「そう〜」

女の子「?」
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/23(土) 21:23:09.61 ID:f5G7bUc0
そ、そんな・・・水泳が無いなんて・・・orz
モノキニ、Aライン、スリングショット、スクール、ツーピース、セパレーツ、タンキニ、ワンピース、ベアトップ、バックレス、Vネック、ハイレグ、ボーイレッグ、キュロパン・・・水着を着た女性は美しいんだよ・・・うへへ・・・(危
特におさn(以下検閲削除
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 21:29:45.98 ID:yVY8OADO
>>753 別の形で考えてますので入ればやろうと思います…申し訳無いです




男「さて、運動したら腹減ったな」

母「それじゃご飯にしましょうか〜」

女の子「そうですね、お昼ですし」

男「そんじゃ戻るか」

母「えぇ〜」
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 21:33:41.76 ID:yVY8OADO
母「さて〜、ここを曲がれば〜」

男「そっちは中庭だぜ」

母「…今のフェイントを見破るなんてなかなかねぇ〜」

女の子「そうきましたか…」

男「俺が先頭歩くから…」

母「…は〜い」
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/23(土) 21:41:16.74 ID:f5G7bUc0
正直無茶言ってごめんなさいorz
無理せずに書きたいように書いてください。
今のままでも十分に楽しませてもらっていますので。
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 21:45:27.53 ID:yVY8OADO
>>756 了解です




男「到着だ」

母「それじゃ早速準備するわぁ〜」

女の子「…」

男「ん?どうした?」

女の子「いえ、何でも無いです、手伝ってきますね」

男「お、おう?」
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 21:47:36.83 ID:yVY8OADO
女の子「お昼は何にするんですか?」

母「今日は〜、パスタ〜」

女の子「難しそうですね…私に何が出来るでしょうか…?」

母「茹でる〜」

女の子「?」

母「パスタを茹でるの〜」

女の子「あ、はい」

男「…家で作るパスタに簡単も難しいも無いと思うが」
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 22:03:34.39 ID:yVY8OADO
女の子「…」グツグツグツ

母「お塩入れて〜」

女の子「はい」ザザァー

母「え!?」

男「おい!!入れすぎだぞ!?」

女の子「す、すみません!!」

母「ま、まぁ〜、大丈夫よ〜…たぶん〜」

女の子「…ごめんなさい」

男「これは違う意味で完成が楽しみだ」
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 22:11:49.00 ID:yVY8OADO
母「茹で上がったわね〜」

女の子「そうですね…」

男「少し味見を…」チュルッ

女の子「あ」

男「…げほっぐへっ!?」

母「あらあら〜」

女の子「大丈夫ですか!?」

男「へ、兵器だぜ…」

母「漢字が違うわねぇ〜」
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 22:36:26.75 ID:yVY8OADO
女の子「私は何て物を…」

母「どうしようかしらぁ〜?」

男「ペペロンチーノとかにすりゃ大丈夫なんじゃね?」

母「試してみましょうか〜」

男「おう」

女の子「もう実験みたいになってますね…」
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 22:38:21.74 ID:yVY8OADO
男「オイルかけまくればごまかせんだろ、たぶん」

母「そうねぇ〜」

男「他に風味をなんとか…」

母「じゃ〜ん、パセリ〜」

女の子「…」

男「母さんそれほうれん草…まぁいいか入れてみようぜ」

母「えぇ〜」

女の子「大丈夫でしょうか…?」

男「おう、任せろ」
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 22:41:09.00 ID:yVY8OADO
男「うっし、出来たぞ」

女の子「美味しそうです」

母「見た目は完璧ねぇ〜」

女の子「…」

男「おい母さん!!」

母「ご、ごめんなさ〜い」

男「大丈夫だ!!味の方も俺が保証するぜ!!」

女の子「はい…そうだと…いいです…」
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 22:42:44.34 ID:yVY8OADO
男「いただきます!!」

母「いただきま〜す」

女の子「いただきます…」

男「男は度胸だぜ!!」

女の子「度胸が必要な料理…」

男「…んお?」

母「どう〜?」

男「味が、濃い」

女の子「…」
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 22:49:20.55 ID:yVY8OADO
男「だがまぁ…問題無いだろ」

女の子「本当ですか?辛くないですか?胃薬とか…」

母「普通に食べれるわよ〜」

女の子「そうですか…よかったです」

母「…ふふっ」
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 22:50:40.16 ID:yVY8OADO
母「やっぱりこの子を一人にするのは危ないわねぇ〜」

男「だろ?」

女の子「そ、そんな…」

母「これは誰かさんが着いていないと、ねぇ〜?」

男「おう」

女の子「あの、あの…?」
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 22:52:24.46 ID:yVY8OADO
母「でも、うちの子で本当に大丈夫かしらねぇ〜?」

男「失礼だな?あんたの子供なんだぜ?」

女の子「そ、そうですよ、お母様の子ですから」

母「それは光栄ねぇ〜」

女の子「だから、絶対大丈夫です!!」

母「そう〜」
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 23:02:55.12 ID:yVY8OADO
母「あなたに言われると大丈夫な気がするわぁ〜」

女の子「そ、そうですか?」

母「えぇ〜」

男「うむ、こいつが言うなら大丈夫だぜ」

母「微妙ね〜」

男「なんでだよ!?なんで俺が言うと微妙なんだよ!?」
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 23:04:46.02 ID:yVY8OADO
思わずテレビの前でSATUGAIセヨって叫んでたじぇ…




母「さぁ、早く食べちゃいましょ〜」

男「そうだな」

女の子「私はおかわりです」

男「…だから早ぇえよ」

母「たくさん食べてね〜」

男「…結局はぐらかされてるな」
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 23:06:21.05 ID:yVY8OADO
男「しかし…食ってるとなんだか…」

母「口の中が、ねぇ〜」

男「うむ」

女の子「そうですか?私は大丈夫ですよ?」

男「元からお前には普通を求めて無い」

女の子「…」
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 23:10:54.39 ID:yVY8OADO
女の子「食べてるとクセになりませんかー?」

男「俺には理解出来ないぜ」

女の子「美味しく…無いですか?」

男「うーむ…」

母「あなたが上目使いで美味しい〜?って聞けば美味しくなるわよ〜?」

女の子「では…美味しい〜?」

男「おかわり!!おかわりはまだかー!?」

母「はいは〜い」

女の子「…」
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 23:13:51.84 ID:yVY8OADO
男「うまい!!うまいぞー!!」

女の子「凄い勢いですね…」

母「これから困ったらこの手を使いなさい〜」

女の子「わかりました」

男「いつまでみ通じると思うな!?」

母「後50年は通じるわねぇ〜」

男「…」
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/23(土) 23:15:18.12 ID:f5G7bUc0
>>769何があったし・・・
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 23:17:00.69 ID:yVY8OADO
母「もう無いわね〜」

男「ごちそう」

女の子「…さまでしたー」

母「さて〜、運動もしたし、お風呂に入っちゃいなさ〜い」

女の子「…」

男「…」

母「大丈夫よ〜、今回は何もしないから〜」

男「激しく不安だぜ…」
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 23:20:21.04 ID:yVY8OADO
>>773 テレビで映画やってて…とりあえず叫んでました…



男「いいか?俺が先に入るから俺が姿を見せるまで絶対にこの部屋を出るなよ?」

女の子「了解しました」

男「いいか?出るなよ?絶対出るなよ?」

女の子「…」

母「出てほしいのか出ないでほしいのかわからないわねぇ〜」

男「そういう事言うなよ!!出るなよ!!」

女の子「はい」
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 23:22:27.44 ID:yVY8OADO
母「それじゃあの子が出てくるまで家事でもしましょうか〜」

女の子「でも私はこの部屋から出れませんし…」

母「大丈夫、この部屋でも出来るわぁ〜」

女の子「お掃除ですか?」

母「いいえ〜、テレビを見るの〜」

女の子「…それって家事ですか?」

母「えぇ、大事な仕事よぉ〜」
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 23:24:25.59 ID:yVY8OADO
母「この時間なら昼ドラよ〜」

女の子「あの…ドロドロの…」

母「えぇ〜」

女の子「面白いですか?」

母「よくわからないわぁ〜」

女の子「お母様…」
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/23(土) 23:26:06.13 ID:yVY8OADO
母「…これはダメね!!」

女の子「え?早速ですか?」

母「だって、俳優がかっこよく無いわぁ〜」

女の子「…」

母「これはとても大事な事なの〜」

女の子「はい、わかりました…」
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:16:41.62 ID:vY.V9MDO
母「他のチャンネルは何か〜…」

女の子「ニュースばかりですね」

母「この時間じゃぁねぇ〜」
女の子「仕方ないですね」

母「う〜ん…あら〜?」

女の子「!?」
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:20:04.21 ID:vY.V9MDO
キャスター「続いてのニュースは行方不明のー…」

女の子「…」

母「…チャンネル、変えるわね〜」

女の子「…はい」

母「…」

女の子「…あの!!」

母「待って〜」
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:21:16.24 ID:vY.V9MDO
母「大丈夫、何も言わなくていいわ〜」

女の子「…知ってるんですか?私の事」

母「えぇ〜、テレビを見ていればねぇ〜」

女の子「最初から?」

母「えぇ、最初からよ〜」

女の子「…そうですか」
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:23:50.62 ID:vY.V9MDO
女の子「なんで…何も言わなかったんですか?」

母「私の目の前には息子が初めて連れてきた女の子が一人…それだけだからよ」

女の子「…」

母「…あのね、私が心配しているのは、この事なの」

女の子「…そう、ですよね」
母「えぇ」
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:25:25.42 ID:vY.V9MDO
母「あなたはいつかあの子の前から居なくなると思うの」

女の子「…恐らくそうでしょうね」

母「その時あの子はどうするのかしら?」

女の子「…」

母「たぶんどんな無茶でもするわ、それが心配なの」
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:27:15.21 ID:vY.V9MDO
女の子「それなら!!」

男「ういー、出たぜー」ガチャッ

女の子「!?」

男「ん?どうした?何か話してた?」

母「えぇ〜、女の子同士の話し合いをね〜」

男「ん?女の子同士?もう一人はどこだ?」

母「も〜、ここよ〜」

女の子「…」
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:28:14.47 ID:vY.V9MDO
母「さぁ、入ってきなさ〜い」

女の子「あの…」

男「早くしないとお湯が冷めるぜ?」

母「お話はまた今度にしましょ〜」

女の子「…はい」
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:29:54.28 ID:vY.V9MDO
男「どうしたんだあいつ…?」

母「ちょっとね〜」

男「ま、俺が聞いても仕方ない話だろうしな」

母「えぇ〜、そうよ〜」

男「それより何か冷たい飲み物をっと」

母「ハチミツならあるわよ〜?」

男「…俺は黄色い熊か」
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:31:41.69 ID:vY.V9MDO
男「…さて、昨日の話の続きだが」

母「昨日の話〜?」

男「やっぱり俺は行くよ」

母「…そう、あんなに言ったのにまだ行く気なの〜?」

男「おう、やっぱりあれくらいじゃ俺は止まれない」

母「あれくらい、ねぇ〜」

男「そう、あの程度じゃ無理」
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:33:58.62 ID:vY.V9MDO
男「それに、俺の為になる事は、あいつの為にもなると思うし、やってみせる」

母「…そこまで意思が固いなら大丈夫かもしれないわねぇ〜」

男「おう、安心していてくれ」

母「それこそ無理だわ〜」

男「…」

母「早くお母さんを安心させてね〜?」

男「ま、任せとけ…そのうち、な」
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:35:04.67 ID:vY.V9MDO
女の子「…はぁ」

女の子「そうですよね…今まで知られなかった事の方が不思議ですもの」

女の子「きっとこの先も…難しいでしょうね」

女の子「私は…」

女の子「…」
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:36:58.98 ID:vY.V9MDO
男「さっき思ったんだが…」

母「なぁに〜?」

男「あいつが体調を崩したのは俺達の責任じゃないか?」

母「え?」

男「まだ寒い時期なのに長風呂させて、さらにあんな格好…」

母「…」

男「…」

母「気にしたら負けよ!!」

男「そ、そうだな!!」
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:38:15.11 ID:vY.V9MDO
母「やっぱり不安ねぇ〜」

男「うっ…これからは気をつけるから大丈夫だよ」

母「でも〜…今までの話を聞くとねぇ〜」

男「…」

母「何か暖かい服を探しましょ〜」

男「…」
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:39:53.44 ID:vY.V9MDO
男「さて…どれがいいのか…」

母「これなんてどうかしら〜?」

男「…それ、暖かいのか?」

母「わからないけど可愛いと思うわ〜」

男「早速最初の目的からズレてるな…」

母「もう忘れたわ〜」

男「…そっすか」
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:41:44.63 ID:vY.V9MDO
男「なんであいつのサイズが揃ってるんだ?」

母「可愛かったから〜、ついね〜」

男「自分で着れるやつ買えばいいだろ」

母「私が着ても可愛く無いのよ〜」

男「いや、充分そこら辺から再婚の話が来ると思うが…」

母「そう〜?」
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:43:12.63 ID:vY.V9MDO
母「でも、それはあなたが嫌でしょ〜?」

男「…まぁな」

母「だから私はいいのよ〜」

男「…俺、また気を使わせてるのかな?」

母「そんな事無いのよ〜?」

男「…」
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:44:45.84 ID:vY.V9MDO
母「私は今のままで充分、これ以上は望まないわぁ〜」

男「…母さんなら!!」

母「あ、帯どうしましょ〜?」

男「…相変わらずの逃げだな」

母「早く探して〜」

男「はいはい…探すよ」
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:46:20.37 ID:vY.V9MDO
女の子「…」

女の子「考えても仕方ないですね」

女の子「今までだって、考える前に行動してたはずです」

女の子「そろそろ出ましょう」

女の子「お母様と、話し合わなければいけませんし」
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:48:14.71 ID:vY.V9MDO
女の子「あら?」

母「あ、丁度よかったわ〜、今新しい服を持ってきたの〜」

女の子「…あの」

母「なにかしら〜?」

女の子「それは服ではなく着物と言うのでは?」

母「どっちでも同じよ〜」

女の子「そうですか…」
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:49:26.02 ID:vY.V9MDO
母「それじゃ着させてあげるわね〜」

女の子「自分で出来ますよ?」

母「そう〜?でもやってあげるわ〜」

女の子「…」

母「こっち来て〜」

女の子「…はい、お願いします」
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:50:47.58 ID:vY.V9MDO
母「…ふふっ」

女の子「どうしました?」

母「いえ〜、何か変な気分でね〜」

女の子「?」

母「私、こんなに楽しいのは本当に久し振りなの〜」

女の子「…」
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 00:52:29.00 ID:vY.V9MDO
母「だからね…だからこそ…なのかもしれないわ」

女の子「何がですか?」

母「終わってほしくないから、あなた達にいじわるを言ったのかもしれない」

女の子「…」

母「だから、少し反省しているの」

女の子「…する必要はありませんよ」

母「え?」
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 04:04:37.50 ID:vY.V9MDO
黒髪娘ってスレ名があってついつい開いたらこんな時間…デモオモシロイデスネ




女の子「お母様は、自分の為に言ったのでは無く、あの人の為に…そして私の為に…」

母「…」

女の子「だからあの人もお母様の為に何かしたい…それであんなに悩んでいたのだと思います」

母「…えぇ、そうね」

女の子「だから…」

母「…」
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 04:13:26.14 ID:vY.V9MDO
女の子「私は、お二人に何も出来ません」

母「…」

女の子「でも、それでもお二人共、私に優しくしてくださいます」

母「そんなの…当たり前よ〜」

女の子「その当たり前が…私は大好きです」

母「えぇ、私もよ〜」
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 04:16:49.73 ID:vY.V9MDO
母「ふふっ…」

女の子「?」

母「私はあなたから何も奪ったりしないわ〜」

女の子「…」

母「ただ私とお話して、一緒に家事をやって…それで充分だったの」

女の子「…えぇ」

母「それでも、何も出来てないの?」

女の子「…」
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 04:20:40.68 ID:vY.V9MDO
母「さ、出来たわよ〜」

女の子「ありがとうございます」

母「うん、やっぱり何を着ても似合うわぁ〜」

女の子「…」

母「私はこれで満足よ〜、あなたはどう〜?」

女の子「…はい、充分です」

母「そう〜、それならおっけ〜ね〜」

女の子「えぇ、おっけーです」
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 04:25:32.47 ID:vY.V9MDO
母「じゃ〜ん!!」

女の子「お披露目です」

男「おー…」

母「どう?どう?」

男「あぁ、似合ってるぞ」

女の子「ありがとうございます」

母「よかったわね〜」

女の子「はい」

男「…何か、また仲良くなったか?」

母「そう〜?」

女の子「元々仲良しです」

母「ね〜」

男「…そうか」
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 04:28:10.42 ID:vY.V9MDO
男「しかし…いかにもって感じだな」

女の子「何がですか?」

男「いや、和服を着るともう、完璧日本人形…」

女の子「…」

男「おっと、睨むなよ…マジで怖いから」

母「もう〜、どうしようもない子ねぇ〜」
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 04:30:52.98 ID:vY.V9MDO
男「ちょっとそこでくるっと回ってみてくれ」

女の子「こうですか?」クルッ

男「うむ、いいぞいいぞ」

母「袖がなんとも〜」

男「母さん…またカメラを…」

女の子「もう標準装備なんですね…」

母「可愛い瞬間は一つも逃せないわぁ〜」

男「あっそ…」
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 09:54:21.06 ID:vY.V9MDO
母「昨日録画した奴はもうDVD化されたわ〜」

男「早っ!?いつの間にやったんだ!?」

母「二人が寝てる間にねぇ〜」

女の子「…お風呂の所はやってませんよね?」

母「…」

男「おい、答えろ」

母「…てへっ」

男「可愛くも何ともねぇよおおおおおおおおおお!!」

女の子「…」
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 09:58:55.13 ID:vY.V9MDO
男「出してもらおうか?」

母「何をかしら〜?」

男「風呂シーンのDVDだよ!!」

母「どこにしまったかしらねぇ〜?」

男「母さん…」

女の子「…そこの棚の三段目の右から五番目のDVDケースが怪しいです」

母「!?」

男「よし!!よくやった!!」
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 10:02:42.05 ID:vY.V9MDO
男「発見だ!!」

母「あ〜…」

男「没収だぜ!!」

母「そんなぁ〜…」

男「…つか、何で一枚丸々使ってるんだよ」

母「豪華予約特典インタビュー映像がついてるからよ〜」

男「いらねぇよ!!何処で予約できるんだよ!?売るなよ!!」

母「ふふっ、もう遅いわ…」

女の子「え!?」
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 10:07:03.81 ID:vY.V9MDO
母「返して〜!!」

男「だが断る!!」

母「返しなさい〜!!」グイグイ

男「くっ!!パス!!」ポイッ

女の子「え?」ポスッ

男「逃げろ!!」

女の子「は、はい!!」ガチャッ

母「待ちなさ〜い!!」
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 10:11:03.71 ID:vY.V9MDO
女の子「に、逃げないと…」

母「どこ行ったの〜?」

女の子「と、とりあえず奥の方に進みましょう!!」

母「逃がさないわよ〜」
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 10:18:37.41 ID:vY.V9MDO
女の子「お母様なら逃げていればそのうち迷子に…」

母「ふふっ、発見〜」

女の子「!?」

母「私からは逃げられないわよ〜」

女の子「何でこんな時だけ迷子にならないんですかー!!」ダッ

母「ふふふ〜」
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 10:27:24.60 ID:vY.V9MDO
女の子「ここまで…逃げれば…」

母「残念でした〜」

女の子「!?」

母「ふふっ、観念しなさ〜い、もう後は無いわよ〜」ジリジリ

女の子「行き止まり!?逃げ道が…」
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 10:40:05.19 ID:vY.V9MDO
母「おとなしく捕まりなさ〜い」バッ

女の子「私は、捕まりません!!」バッ、ガッ

母「!?」

女の子「失礼します!!」トッ、タタタッ

母「壁を蹴って私を越えたですって〜!!」

母「何で着物であんな動きが出来るのよぉ〜!?」
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 10:53:10.15 ID:vY.V9MDO
母「本当に底の知れない子だわ〜…」

母「でも、これだけは何としてでも取り返すわ〜!!」

母「取り返して、毎日五回はみるのよ〜!!」

女の子「何でそんなに見るんですかー!!」タタタタタッ
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 11:16:00.59 ID:vY.V9MDO
女の子「この部屋に隠れましょう!!」パタンッ

母「どこに隠れたのかしら〜?」

女の子「…」

母「出てきてくれないかしら〜?」

女の子「…」
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/24(日) 11:22:29.58 ID:3lPYEkDO
黒髪とこのスレはお気に入りだぜww
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/24(日) 12:55:13.48 ID:yT6smzk0
黒髪と何の映画を見て叫んだのかkwsk
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 13:01:55.41 ID:vY.V9MDO
>>818 ですよね、面白いですよね

>>819 黒髪娘「おい、あまりじろじろ見るものでは無いぞぃ」だったかな…そんな名前でした
元々ニュー速で少し見たのですが、内容がとても勉強になりました
昨日見た映画ですかね…?デトロイド・メタル・シティ見てました、面白かったですけど放送禁止コードがちらほら…でした
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 13:04:12.02 ID:vY.V9MDO
母「この部屋かしら〜?」ガチャッ

女の子「!?」

母「…居ないようね〜」パタンッ

女の子「…」

女の子「なんとかやり過ごせたようですね…」
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 13:07:51.64 ID:vY.V9MDO
女の子「そういえば、この部屋は何の部屋でしょうか?」

女の子「パレットや筆…これは木炭?」

女の子「絵を描く部屋のようですが…」

女の子「これも、お母様の趣味でしょうか?」

男「ここは母さんの仕事部屋だよ」

女の子「きゃあっ!?」サッ

男「俺だ、俺」

女の子「あ、あなたでしたか…」
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 13:11:48.51 ID:vY.V9MDO
女の子「仕事部屋って?」

男「母さん、若い頃から絵を描くのが好きでな」

女の子「それがお仕事に?」

男「あぁ、賞とかも結構貰ってるんだ」

女の子「お母様が?それは凄いですね」

男「…もう、ずっと書いて無いけどな」

女の子「え?」
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 13:13:24.70 ID:vY.V9MDO
女の子「何か…あったのですか?」

男「いや、とてつもなくくだらない理由なんだが…」

女の子「?」

男「母さん、この部屋の位置も覚えて無くて…な…」

女の子「…」
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 13:22:58.75 ID:vY.V9MDO
女の子「お母様の絵、見てみたいですね」

男「うーん…ずっと描いてないからな…あ」

女の子「どうしました?」

男「リビングに一枚飾ってあったな」

女の子「え?見てませんよ?」

男「天井に、な」

女の子「天井?」
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 13:30:39.22 ID:vY.V9MDO
男「いいか?慎重に戻るぞ?」

女の子「はい」

男「とりあえずDVDは俺が持つ」

女の子「…」

男「どうした?」

女の子「見ませんよね?」

男「…」

女の子「…やっぱり私が持ってます」

男「…おう」
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 13:41:16.19 ID:vY.V9MDO
男「…よし、この道は平気だ」

女の子「了解です」

男「ストップ…よし、おっけー」

女の子「…何かのミッションみたいですね」

男「少し楽しくなってきたぜ」
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 13:52:37.39 ID:vY.V9MDO
男「よし、何とか着いたぜ」

女の子「早く入ってしまいましょう」

男「おう」ガチャッ

母「あ〜、おかえり〜」

男「!?」

女の子「先回りされていたの…!?」
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 14:02:22.89 ID:vY.V9MDO
母「よく考えたらここに戻ってくるしか無いと思ってね〜」

女の子「確かにその通りですね…」

男「母さんが知恵を働かせた…だと?」

母「失礼ねぇ〜、いつも働かせてるわよ〜」

女の子「…」

男「…」

母「ちょっとは反応してよ〜!!」
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 14:08:44.90 ID:vY.V9MDO
母「さぁ〜、DVDを渡して〜」

女の子「うぅ…」

男「こうなりゃ…貸せ!!」バッ

母「何をする気〜!?」

男「こうすんだよ!!うりゃっ!!」バキッ

女の子「あ」

母「あぁ〜!?」
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 14:09:59.64 ID:vY.V9MDO
母「私の…宝物が〜…」

女の子「そんなに大事だったんですか…」

男「あんなもん宝物にすんな!!」

母「まぁ、データはまだあるしいっか〜」

女の子「…」

男「…」
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 14:11:34.23 ID:vY.V9MDO
母「ところで二人は何を〜?」

男「あぁ、そういや…ほら、あれだ」

女の子「天井一面が絵になってます!?」

母「あぁ、あれ〜?」

男「母さんの絵をそのまま採用したんだ」

女の子「凄いですね」
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 14:24:37.73 ID:vY.V9MDO
母「昔描いたんだけど、お気に入りでね〜」

女の子「綺麗な空の絵ですね」

母「自分でも会心の出来よ〜」

男「あぁ、俺もこの絵は大好きだ」
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 14:28:15.22 ID:vY.V9MDO
女の子「描いてる所、見てみたいですね」

母「別にいいのだけど〜」

男「やめとけやめとけ」

女の子「何でですか?」

男「描いてる時の母さんは…ちょっと、な」

母「そうねぇ〜…」

女の子「?」
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 14:30:48.12 ID:vY.V9MDO
男「描いてる時の母さんはとにかく別人でな…」

女の子「別人?」

男「あぁ、あれはもう何かにとり憑かれてるとしか思えんくらいだ」

母「失礼ね〜」

女の子「どんな感じなんですか?」

男「扉をノックしただけで、集中してる時に物音たてないで!!って三時間くらい説教くらった」

母「そんな事もあったわねぇ〜」

女の子「…それは怖いですね」
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 14:33:39.14 ID:vY.V9MDO
母「それに最近は描きたい物が〜…あ!!」

女の子「どうしました?」

母「そうだわ〜、あなたを描いてみたいわ〜」

女の子「お呼びですよ」

男「いや、お前がな」

女の子「…」
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 14:35:38.77 ID:vY.V9MDO
母「こんなに可愛いんですもの、是非描きたいわ〜」

女の子「あの、それはー…」

母「ダメ〜?」

女の子「…い、いいですよ」

母「本当〜?ありがと〜」

男「…負けたな」

女の子「はい、負けました…」
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 14:37:41.49 ID:vY.V9MDO
男「はい、という訳でやってまいりました母さんのアトリエ」

女の子「…」

男「では、描く前の意気込みをどうぞ」

母「頑張って描きま〜す」

男「では次に、描かれる前の意気込みをどうぞ」

女の子「…頑張って描かれます」
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:01:45.93 ID:vY.V9MDO
男「それじゃ俺はこれで」

女の子「ま、待ってください!!」

男「ん?なんだ?」

女の子「あの、一人では緊張すると言いますか…その…」

男「…つまり、俺にもここに居ろと?」

女の子「はい」

男「残念だが俺はまだ人生を楽しみたいんでな、逃げるぜ」

女の子「そんなー…」
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:03:41.74 ID:vY.V9MDO
母「大丈夫よ〜、パパッと描いちゃうから〜」

女の子「いえ、そういう問題では無いのですが…」

母「どんな絵にする〜?やっぱりヌードとかかしら〜?」

女の子「何でそうなるんですか!?」

男「誰かに呼ばれた気がしたから戻ってきたぜ」

女の子「誰も呼んでません!!」
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:06:13.86 ID:vY.V9MDO
母「せっかくだから二人並んで〜」

男「なに?」

女の子「え?」

母「二人が仲良しな絵を描きたいのよね〜?」

男「ふっ、断る」

母「いい度胸ね〜」

男「はい!!おっけーです!!母さんの芸術の邪魔はしません!!」

女の子「…戻ってこなければ」

男「…」
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/24(日) 15:06:26.95 ID:yT6smzk0
ニュー速はあまりいかないからわからんな〜
あとDMCは突っ込みを入れるものだと俺は思っている。
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:08:49.22 ID:vY.V9MDO
母「それじゃ、そこに座って〜」

女の子「はい」

男「俺は立ってればいいのか?」

母「えぇ〜」

男「…始まる前に一つ注意がある」

女の子「なんですか?」

男「動くなよ、1mmもだ」

女の子「…了解です」
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:17:20.84 ID:vY.V9MDO
>>842 テレビの前で
ヾ(゜▽゜)〈SATUGAI!!SATUGAIセヨ☆って状態になってました…ナニカアッタノカナ…




母「それじゃ描くわね」

女の子「はい」

男「おう」

母「…」サッサッ

女の子「…真剣な顔ですね」

男「もう何も聞こえない状態だ」

女の子「…」

男「…」

母「…」サッサッ
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:19:01.54 ID:vY.V9MDO
女の子「下書きしないんですか?」コソコソ

男「母さん、面倒な作業は全部嫌いなんだよ」コソコソ

母「…あ」

女の子「ど、どうしたのでしょうか?」コソコソ

母「…まぁ、いいかしら」サッサッ

男「何かミスったんじゃないだろうな…」コソコソ
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:20:59.33 ID:vY.V9MDO
女の子「…」

男「…」

母「…」サッサッ

女の子「…少し、辛くなってきました」コソコソ

男「お前は座ってるからまだいいだろ…」コソコソ

女の子「そうですが…」コソコソ

男「安心しろ、慣れればどうって事は無いぜ」コソコソ

女の子「慣れたく無いです…」コソコソ
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:22:47.69 ID:vY.V9MDO
男「…こう、静かだと」コソコソ

女の子「?」

男「ダメだとわかっていても大声出したいよな」コソコソ

女の子「だ、ダメですよー…」コソコソ

男「…」
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:25:02.42 ID:vY.V9MDO
母「…」ピタッ

女の子「急に止まりましたね?」コソコソ

男「どうしたんだ?」コソコソ

母「…今、右手が動いたわね」

女の子「!?」

男「お、俺じゃありませんように!!」コソコソ

母「残念だけど、あなたよ〜」スッ

男「ひいいいいいいいいいいいい!?」

女の子「…助かりました」

男「俺を助けぎゃあああああああああ!?」
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:26:03.60 ID:vY.V9MDO
母「まったく」

女の子「…ご愁傷様です」

男「…おう」

母「それと、私語は慎んでね?」

男「!?」

母「全部聞こえてるわよ〜」

女の子「…」
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:28:25.40 ID:vY.V9MDO
男「…」

女の子「…」

母「…」サッサッ

男(何も出来ないのも辛いな…)

女の子(そうですね)ピリピリ

男「うおっ!?びっくりした!!」

母「…」ガタッ

男「あ、いや、今のは…にぎゃあああああああああ!?」

女の子(…ごめんなさい)ピリピリ

男「いや…気にするな…」
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:29:32.16 ID:vY.V9MDO
男(そういえばお前、こんな事も出来たんだったな)

女の子(えぇ)ピリピリ

男(これなら母さんも気が散らないだろう)

女の子(そうですね)ピリピリ
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:31:19.44 ID:vY.V9MDO
母「…」カチャッ、サッサッ

女の子(大きい筆ですね)ピリピリ

男(やっぱり面倒になったんじゃないだろうな…)

女の子(お母様を信じましょう)ピリピリ

男(俺にはこの状態の母さんを信じていいのかわからないぜ…)

女の子(…)
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:32:47.89 ID:vY.V9MDO
男(しかし、俺はこの格好でよかったのか?)

女の子(どうしてですか?)ピリピリ

男(いや、お前は着物なのに俺は私服だし…)

女の子(そういえばそうですね…)ピリピリ

母「…」サッサッ
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:36:42.44 ID:vY.V9MDO
男(…まぁ、母さんが何も言わないんだし大丈夫だろう)

女の子(そうですね)ピリピリ

男(それより気になるのはさっきから動かない事だな)

母「…」ジー

女の子(何か考え事でしょうか?)ピリピリ
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:38:24.35 ID:vY.V9MDO
母「よし、ボツね」ポイッ

男「んな!?」

女の子「え?」

母「ちょ〜っと最初に色をミスってねぇ〜」

男「じゃぁその時点でやり直せよ!!」

母「いけるかな〜って思ったのよ〜」

男「…」
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/24(日) 15:39:06.36 ID:sUYufvso
ts
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:39:53.71 ID:vY.V9MDO
母「今度は頑張るわぁ〜」

女の子「頑張ってください」

男「頼むぞ、マジで…」

母「…」サッサッ

男(…)

女の子(…)
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:43:01.16 ID:vY.V9MDO
>>856 …?




男(そろそろ…足が…)

女の子(早いですね、もう限界なんですか?)ピリピリ

男(棒立ちだと足を休められないからな…普通に立つより厳しいぜ…)

女の子(なるほど…でも動くとそれより辛いですよ?)ピリピリ

母「…」サッサッ

男(うおおおお!!頑張れ!!超頑張れ俺!!)
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:45:10.99 ID:vY.V9MDO
男(だから嫌だったんだよ…)

女の子(初めてじゃ無いんですか?)ピリピリ

男(おう…小学生の時に一度描いてもらったんだ)

女の子(その時もこのような感じでした?)ピリピリ

男(あぁ…まぁな…)
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:46:55.57 ID:vY.V9MDO
男(当時十歳だった俺を真っ直ぐ立たせてなー…)

女の子(…)

男(気がついた時には一日経過してたぜ…)

女の子(そんなに長時間立たされたんですか!?)ピリピリ

男(あぁ…あれは忘れられない過去だぜ…)

女の子(…)
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:50:33.49 ID:vY.V9MDO
母「…」サッサッ

女の子(今回は順調なようですね)ピリピリ

男(あぁ、そうみたいだな)

女の子(このまま終わるのを祈りましょう)ピリピリ

男(ばか!!そんな事願うとだな…)

母「…あ」ピタッ

男(ほら!!)

女の子(や、やっちゃいました?)ピリピリ
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:52:19.02 ID:vY.V9MDO
母「そういえばデザート作ってあるのよ〜」

男「は?」

女の子「え?」

母「終わったら一緒に食べましょうね〜」サッサッ

女の子(ど、どうやらセーフだったようですね)

男(あぁ…危なかったぜ…)
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:54:32.12 ID:vY.V9MDO
女の子(デザートの為に頑張りましょう)ピリピリ

男(しかし、足がだな…)

女の子(あなたのせいで食べるのが遅くなるようなら、その時は…)ピリピリ

男(味方!!俺には味方いないのか!?)
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:57:07.43 ID:vY.V9MDO
女の子(デザートは何でしょうか?)ピリピリ

男(さぁな)

女の子(甘い物がいいですねー)ピリピリ

男(そうだな)

女の子(…何か、さっきから素っ気ないですね)ピリピリ

男(動かないように全神経集中してんだよ!!)

女の子(そうですか、では頑張ってください)ピリピリ

男(誰の為だと…)
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 15:58:48.66 ID:vY.V9MDO
母「…」サッサッ

女の子(でも、真剣な顔のお母様も素敵ですね)ピリピリ

男(昔はずっとあんな感じだったんだけどな)

女の子(そうなんですか?)ピリピリ

男(おう)

女の子(それは意外ですね…)ピリピリ
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:01:25.61 ID:vY.V9MDO
男(俺が中学で問題起こした話しただろ?)

女の子(…えぇ)ピリピリ

男(あの後くらいからだな、今の感じになったのは)

女の子(何ででしょうか?)ピリピリ

男(…さぁな)

女の子(…)
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:03:41.46 ID:vY.V9MDO
男(まぁ、俺は緩い感じの母さんの方が好きだけどな)

女の子(…だからじゃないでしょうか?)ピリピリ

男(?)

女の子(きっとお母様も、こういう関係の親子を望んでいたのですよ)ピリピリ

男(…そうならいいけどな)
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:05:38.80 ID:vY.V9MDO
母「…」サッサッ

女の子(いつ終わるのでしょうか…?)ピリピリ

男(簡単に描くって言ってたんだろ?)

女の子(はい)ピリピリ

男(それなら…何も無ければ後二時間くらいか?)

女の子(そ、そんなに…)ピリピリ
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:08:10.56 ID:vY.V9MDO
女の子(後二時間も動けないのですか…)ピリピリ

男(まぁ、そうだな)

女の子(何でこんな事になってしまったのでしょうか…)ピリピリ

男(お前が母さんの気迫に勝てなかったからだろ!!)

女の子(あなたなら勝てたんですか!?)ピリピリ

男(…いや、無理だな、ごめん)

女の子(いえ…私こそ…)ピリピリ
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:10:53.39 ID:vY.V9MDO
女の子(お母様は人や風景以外は描かないんですか?)ピリピリ

男(ここ何年かはそうだな)

女の子(昔は違ったんですか?)ピリピリ

男(あぁ、石膏像とか描いてたぞ)
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:13:02.00 ID:vY.V9MDO
女の子(何で石膏像なんです?)ピリピリ

男(本人曰く、真っ白だし動かないからとっても楽だわぁ〜、だそうだ)

女の子(…)

男(そういう母さんなんだ…すまん)

女の子(いえ…もうわかってますから)ピリピリ
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:14:59.49 ID:vY.V9MDO
男(…なぁ)

女の子(なんです?)ピリピリ

男(今から全力で逃げないか?)

女の子(命を投げ捨てるつもりですか?)ピリピリ

男(…だよな、そうなるよな)

女の子(諦めておとなしくしていましょう)ピリピリ

男(おう…)
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:17:07.30 ID:vY.V9MDO
男(お前の超能力でどうにかならんのか?)

女の子(どうしろって言うんですか…)ピリピリ

男(例えば…俺達そっくりな残像を作るとか)

女の子(…)

男(終わった後に、残像だ!!とか)

女の子(そんな事出来ませんよ…)ピリピリ

男(…出来たらやってるもんな)

女の子(えぇ…)ピリピリ
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:18:53.74 ID:vY.V9MDO
男(でも、こんな会話方法をしてると…)

女の子(?)

男(相手を操ったりできそうだよな)

女の子(そんな事出来る訳が…あ)ピリピリ

男(どうした?)

女の子(そういえば…いえ、何でも無いです)ピリピリ

男(?)
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:21:10.09 ID:vY.V9MDO
男(なんだよ?気になるなー)

女の子(いえ、本当に何でも無いんです)ピリピリ

男(言えよー)

女の子(…少し、昔の話ですが)ピリピリ

男(おう)

女の子(そういう能力を使う人に会った事がありますね)ピリピリ

男(なに?)
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:22:38.68 ID:vY.V9MDO
男(超能力使える知り合いがいるのか?)

女の子(知り合いって訳では無いのですが…)ピリピリ

男(お前も操られたりしたのか?)

女の子(…えぇ、まぁ)ピリピリ

男(ほー…)
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:23:56.39 ID:vY.V9MDO
男(どんな感じだったんだ?)

女の子(…)

男(どした?)

女の子(…いえ、少し嫌な事を思い出しまして)ピリピリ

男(嫌な事?)

女の子(えぇ)ピリピリ
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:25:24.58 ID:vY.V9MDO
男(その、超能力者の事か?)

女の子(えぇ)ピリピリ

男(どんな奴だったんだ?)

女の子(…よくわかりません)ピリピリ

男(え?なんで?)
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:26:57.17 ID:vY.V9MDO
女の子(会う機会は何度かあったのですが…)ピリピリ

男(それならわかるんじゃないのか?)

女の子(あまり話した事は無いんですよ)ピリピリ

男(そうか…なるほど)

女の子(…正しくは話せなかった、ですが)
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:29:18.81 ID:vY.V9MDO
男(他の超能力者か…)

女の子(…)

男(会ってみたいな)

女の子(だ、ダメですよ!!)ピリピリ

男(なんでだよ?)

女の子(…な、なんとなくです)ピリピリ

男(なんとなくかよ)

女の子(え、えぇ)ピリピリ
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:39:23.04 ID:vY.V9MDO
女の子(…)

女の子(この人を、他の人達に会わせるのは危険かもしれません…)

女の子(だって…今までだって…)

女の子(私の大事な物は…全部…)
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:42:49.42 ID:vY.V9MDO
男(もう限界だー…)

母「…」サッサッ

女の子(まったく終わる気配が無いですね)ピリピリ

男(何でもいいからどうにかしてくれー…)

女の子(何でもいいと言うのなら、命の保証は無いですがー…)ピリピリ

男(いのちだいじに!!作戦はいのちだいじにだぞ!!)

女の子(それじゃぁどうにもなりませんね)ピリピリ

男(…)
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:49:02.24 ID:vY.V9MDO
女の子(デザートが待ってるんです、頑張りましょう)ピリピリ

男(それで頑張れるのはお前だけだと思うんだがね…)

女の子(それでも頑張ってください!!)ピリピリ

男(…)
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:53:06.52 ID:vY.V9MDO
男(確かにデザートは食べたいな)

女の子(えぇ)ピリピリ

男(しかし、俺は終わった後に俺の体力は残って無いだろう)

女の子(まぁ、そうですね)ピリピリ
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 16:59:42.00 ID:vY.V9MDO
男(どうやって食べればいいのかねー?)

女の子(?)

男(誰かが食べさせてくれたらなー!!)

女の子(…)

男(だーれーかーがー!!)

女の子(わかりましたよ!!やります!!食べさせてあげますから!!)ピリピリ

男(その言葉、忘れるなよ?)

女の子(うぅー…はい…)
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 18:27:37.48 ID:vY.V9MDO
今日のガンNEXTは退屈だったじぇ…



男(俄然やる気が出てきたぜ!!)

女の子(あ、そんなにやる気を出すと…)ピリピリ

男(ん?)クラッ

母「…今〜、動いたわ〜ね〜?」

男「うげっ!?しまったぎゃああああああああああああ!?」

女の子(…何処までも甘い人です)
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 18:29:23.84 ID:vY.V9MDO
母「元の場所に戻って」

男「はい…ごめんなさい…」

女の子(大丈夫ですか?)ピリピリ

男(あぁ…生きてりゃなんとかなるだろ…)

女の子(…そうですね)
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 18:31:17.20 ID:vY.V9MDO
母「う〜ん…」

女の子(何か悩んでますね)ピリピリ

男(どうせくだらない事だろ…)

母「あなたの顔、イマイチパッとしないわね〜」

男「んだとこらああああああああああ!?」

女の子(よかったです、本当にくだらない事でしたね)ピリピリ

男(くだらなくねぇよおおおおおおおおおお!!)
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 18:33:15.06 ID:vY.V9MDO
男(毎回毎回お前達は俺をいじめてさ…)

女の子(反省しています)ピリピリ

男(それならそれっぽい顔しろよ!!)

女の子(表情変えると私がどうなるかわかってて言ってるのですか?)ピリピリ

男(…ごめんなさい)
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 18:38:03.09 ID:vY.V9MDO
男(お前はいいよなー)

女の子(何がですか?)ピリピリ

男(お前は可愛いからきっと描いてて楽しいんだろうよ…)

女の子(か、可愛い…)

男(それに比べて俺はさー…)

女の子(まぁ、そう落ち込まず)ピリピリ
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 18:39:57.09 ID:vY.V9MDO
女の子(前に執事の格好したじゃないですか?)ピリピリ

男(あぁ、それが?)

女の子(あの時はかっこよかったですよ?)ピリピリ

男(俺が?服が?キャラが?)

女の子(…)

男(…)

女の子(…ぜ、全部です!!)ピリピリ

男(即答してくれよ…)
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 18:41:51.91 ID:vY.V9MDO
男(俺は激しく落ち込んできたぞー…)

女の子(…)

男(うおー!!俺は人間やめるぞー!!)

女の子(やめて、何になるんですか?)ピリピリ

男(そうだなぁ…)

女の子(ウサギですか?)ピリピリ

男(なんで?)

女の子(寂しがりなので)ピリピリ

男(…)
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 18:43:38.31 ID:vY.V9MDO
男(お前は勘違いしているようだが)

女の子(?)

男(昔聞いた話しだと、ウサギは縄張りとか作るし全然寂しがりじゃ無いらしいぜ)

女の子(そうなんですか?)ピリピリ

男(更に同族同士での抗争もあるらしい…)

女の子(あんなに…可愛いのに…)ピリピリ
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 18:45:01.40 ID:vY.V9MDO
女の子(少し残念です…)ピリピリ

男(うっ…やっちまった…)

女の子(ウサギさん…あんなに可愛いのに…)ピリピリ

男(あ、あぁ、そうだな、凄い可愛いと思うぞ)

女の子(でも…抗争とか…)ピリピリ

男(これは何とかせねば…)
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 18:49:35.40 ID:vY.V9MDO
母「…」シャッシャッ

女の子(…)

男(…静かだ)

男(何か空気重いし…)

男(何か…何か話題を…)

女の子(…あの)ピリピリ

男(ひゃいっ!?)

女の子(…)

男(ご、ごめん、続きどうぞ)
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 18:50:54.67 ID:vY.V9MDO
女の子(えと…ですね)ピリピリ

男(おう)

女の子(んー…あら?)ピリピリ

男(…)

女の子(…)

男(…また忘れたのか)

女の子(…はい)ピリピリ
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 18:53:01.22 ID:vY.V9MDO
男(いつも通りお前の記憶力は絶好調だな)

女の子(どういう意味ですか)ピリピリ

男(いやいや、何でも無いぜ)

女の子(むぅぅー…)

男(何とかなったようだな…)
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 18:57:16.59 ID:vY.V9MDO
男(うーむ…)

女の子(そろそろ予定の二時間なのですが…)ピリピリ

男(そうだな)

母「…」シャシャシャシャッ

女の子(…終わらなそうですね)ピリピリ

男(いや、そろそろだ)

女の子(え?)ピリピリ
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:01:55.18 ID:vY.V9MDO
女の子(わかるんですか?)ピリピリ

男(あぁ)

女の子(なんでわかるんです?)ピリピリ

男(あれは母さんがいつもやる、ラストスパートの動きだ!!)

女の子(ラストスパート?)ピリピリ
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:06:36.16 ID:vY.V9MDO
母「…」シャシャシャシャシャシャシャッ

女の子(確かに先程と動きが違いますね)ピリピリ

男(だろ?)

女の子(でも…あれで描けているんですか?何か空中を…?)ピリピリ

男(いや、描いてないよ?)

女の子(え!?)ピリピリ
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:09:42.76 ID:vY.V9MDO
女の子(では何であのような動きを?)ピリピリ

男(最後の一筆への精神統一らしい)

女の子(精神統一ですか)ピリピリ

男(あぁ)

母「…」シュバババババババッ

女の子(…あの動きで出来るとは思いませんが)ピリピリ

男(そうだな、俺もそう思う)
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:13:19.59 ID:vY.V9MDO
母「!!」ペタッ

男(おっ)

女の子(ついに描きました)ピリピリ

母「完成よ〜!!」

女の子「お疲れ様です」

母「あなた達もね〜」

男「本当にな…」
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:15:35.35 ID:vY.V9MDO
女の子「早速見せてください」

母「え〜、何だか恥ずかしいわねぇ〜」

男「いいじゃん別に」

母「そうだけど〜」

女の子「お願いします」
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:18:24.05 ID:vY.V9MDO
母「それじゃ〜…はいっ」パッ

女の子「これは…」

男「相変わらずの上手さだな」

母「そ、そう〜?」

女の子「えぇ、こんなに上手な絵を描けるなんて…凄いです!!」

母「あ、ありがと〜」

男「おーおー、照れてる照れてる」
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:20:09.82 ID:vY.V9MDO
女の子「本当に凄いですねー…」

母「そんなに見ないで〜」

女の子「感動です」

男「これは、母さん!!」

母「なぁに〜?」

男「飾ろうぜ」

女の子「!?」
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/24(日) 19:21:13.49 ID:AzwfRgDO
もうパー速走行4日目か…俺まだ2日目までしか読んでないorz

受験終わったらしっかり読ませていただくんで体に気をつけて頑張ってください!
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:24:13.55 ID:vY.V9MDO
母「それはいい提案ね〜」

男「だろー?」

母「えぇ〜」

女の子「あの、それは流石に…」

男「どうせだから玄関とかにしようぜ!!」

母「それがいいわ〜」

女の子「私の話を聞いてください!!」
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:26:41.41 ID:vY.V9MDO
>>906 ありがとうございます、受験頑張ってください!!




男「そうと決まれば早速運ぶぜ!!」

母「私は額を持っていくわぁ〜」

男「任せたぜ!!」

母「行きましょ〜!!」

女の子「あー…うー…」
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:29:32.45 ID:vY.V9MDO
女の子「こ、ここは通しませんよ!!」バッ

男「むっ、そこをどけぃ!!」

女の子「テコでも動きません!!」

男「くっ…」

母「あら〜、それじゃぁおやつを食べられないわ〜」

女の子「!?」
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:31:39.13 ID:vY.V9MDO
母「どいてくれるかしら〜?」

女の子「うぅー…」スッ

男「あ、簡単にどくんだ…」

母「おやつの勝利よ〜」

女の子「…」

男「まぁ、その、ドンマイ」ポンッ

女の子「あなたが言わないでください!!」
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:34:57.11 ID:vY.V9MDO
男「ここでいいか?」ガタッ

母「えぇ、そうねぇ〜」

男「あ、釘取って」

母「はぁ〜い」

男「ありがと」カンカンッ

女の子「…」

母「楽しみねぇ〜」

女の子「そうですね、とっても楽しみですね!!」

男「ヤケ起こしてるな…」
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:37:10.74 ID:vY.V9MDO
男「こんなもんか?」

母「そうね〜」

女の子「少し右に傾いてます」

男「そうか?」

女の子「直してください」

男「お、おう」

母「何だかんだ言っても〜」

女の子「どうせ飾られるならせめて完璧に…」
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:41:46.97 ID:vY.V9MDO
男「うっし、今度こそ完璧だ!!」

女の子「えぇ、おっけーです」

母「そうね〜」

男「これは我が家の家宝にしよう」

母「そうね〜、描いた私も光栄だわ〜」

女の子「光栄過ぎます!!」
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:43:51.00 ID:vY.V9MDO
女の子「私は部外者ですので…」

母「あらあら〜?そんな事は無いわよ〜?」

女の子「え?」

母「私達はもう他人じゃ無いのよ〜?」

女の子「そ、そうですか?」

男「おう、そうだそうだ」
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:48:06.48 ID:vY.V9MDO
母「だから、部外者なんて言わないで、ね〜?」

女の子「は、はい!!」

男「よかったな」

女の子「はい、嬉しいです」

母「これからはお義母様って呼んでね〜?」

女の子「もう呼んでますよ?」

男「母さん母さん…」

母「冗談よぉ〜」

女の子「?」
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:49:53.59 ID:vY.V9MDO
男「母さんの冗談はマジにしか聞こえないんだから…」

母「ごめんなさ〜い」

男「また、まったく反省してねぇな…」

女の子「あの?」

男「あぁ、気にするな、気にしたら負けだ」

女の子「はぁ…?」
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:53:57.26 ID:vY.V9MDO
女の子「では、行きましょうか」

男「ん?」

母「どこに〜?」

女の子「リビングですよ!!おやつですよ!!」

母「あぁ〜」

男「そういえばそうだったな」

女の子「…むぅぅー」

男「じょ、冗談だよ」

母「涙目も可愛いわぁ〜」

女の子「うぅー…」
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:55:34.59 ID:vY.V9MDO
母「は〜い、おやつの時間で〜す」

女の子「やっとですね…」

男「あぁ、時間を長く感じたぜ」

母「今日のおやつは…これよ〜」

男「これは」

女の子「黒いゼリー?」
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 19:59:02.44 ID:vY.V9MDO
母「あなたがコーヒー苦手って言ってたでしょ〜?」

女の子「えぇ、言いました」

母「だから〜、コーヒーゼリーにしてみたの〜」

男「なるほど、これならこいつも食べられるだろ」

女の子「あ、ありがとうございます!!」

母「いえいえ〜」
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 20:01:27.41 ID:vY.V9MDO
母「はい、これ〜」

女の子「なんですか?このカップ?」

母「中にジェラートが入ってるの〜」

男「そいつ乗っけて、ついでにクリームかければ完璧だぜ!!」

女の子「なるほどです…やってみます」
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 20:05:06.34 ID:vY.V9MDO
テレビで葉巻を作ってるシーンがあったけど…
作ってるお姉さんの手つきがいやらしいなとか思った俺はもう末期なのかな…ハハハ




女の子「いただきます」

母「どうぞ〜」

女の子「…」

男「どうだー?」

女の子「美味しいです!!」

男「そりゃよかったな」

母「作ったかいがあるわぁ〜」
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 20:06:12.52 ID:vY.V9MDO
女の子「幸せですー…」

母「たくさんあるからどんどん食べてね〜」

女の子「はい!!」

男「さて、俺もいただくとするか」

母「私も〜」
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 20:07:37.05 ID:vY.V9MDO
男「それじゃ、ほい」

女の子「何でスプーン渡すんですか?」

男「おい、まさか忘れたのか?」

女の子「何がです?」

男「…」
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 20:09:25.67 ID:vY.V9MDO
男「さっき約束しただろ!?」

女の子「約束ですか?覚えてませんよ?」

男「くっ…こいつ…」

母「さっきしてた会話ではそんな話出てなかったけど〜?」

男「母さんには聞こえなかっただろうけどさ…」
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 20:10:50.62 ID:vY.V9MDO
母「どういう事〜?」

男「おい!!ちょっと母さんにもテレパシーを…」

女の子「嫌です」

男「なっ!?」

女の子「私は今、コーヒーゼリーを食べるので忙しいので」

男「ち、ちくしょおおおおおおおおお!!」
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 20:13:28.76 ID:vY.V9MDO
男「食べさせてくれるって…食べさせてくれるって言ったのに…」

母「あら〜、そんな話してたの〜?」

女の子「覚えが無いです」

男「くっ…」

母「そんな時は私に任せなさ〜い」

男「え?」
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 20:14:55.08 ID:vY.V9MDO
女の子「口を開けて〜?」

男「!?」

女の子「私の声…!?」

女の子「早く〜、開けて〜」

男「…母さん」

女の子「なぁに〜?」

男「母さんじゃちょっと無理があるぜ」

母「…」
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 20:18:27.35 ID:vY.V9MDO
母「やっぱり私じゃダメなのね〜…」

男「あぁ、かなりダメだ」

母「フォローしてぇ〜」

女の子「大丈夫です、お母様がありえない程綺麗なので緊張してるだけですよ」

母「そ、そうよね〜」

男「今更緊張とか…」

女の子「あなたは今何も言わないでください!!」

男「…」
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 20:21:52.40 ID:vY.V9MDO
母「それじゃ、あなたに食べさせてあげるわぁ〜」

男「何でそうなる…」

女の子「お願いします」

男「お願いするのかよ!?」

母「は〜い、あ〜んっ」

女の子「美味しいです」

男「しかも本気でやってるし…」
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 20:24:35.92 ID:vY.V9MDO
母「もう一口どうぞ〜」

女の子「ありがとうございますー」

男「…」

女の子「どうしたんですか?」

母「そんなに見つめちゃって〜」

男「な、何でも無いぞ!?羨ましくなんかないからな!!」

女の子「…」
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 20:26:40.23 ID:vY.V9MDO
女の子「あ、もう終わって…」

母「後10回分はあるからまだまだ大丈夫よ〜」

女の子「本当ですか!?」

男「何でそんなにあるんだよ」

母「この子ならそれくらい食べるかな〜って〜」

男「お前、もう見透かされてるのな」

女の子「…そうですね」
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 20:52:49.93 ID:vY.V9MDO
母「は〜い、どうぞ〜」

女の子「いくら食べても美味しいですー…」

男「まだやってんのか…」

母「えぇ〜、楽しいわ〜」

女の子「私も幸せですしー…」

男「…これで本当にいいのだろうか」
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 20:53:52.69 ID:vY.V9MDO
男「ところで」

女の子「なんですか?」

男「これ食い終わったら、そろそろ行こうと思うんだが」

女の子「…そうですか」

男「あぁ」

母「…」
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 20:56:42.10 ID:vY.V9MDO
母「それはいいんだけど〜」

男「…」

女の子「お母様…」

母「あ、別にまたいじわるな事を言う訳じゃ無いのよ〜?」

男「それじゃぁ…?」

母「えぇ、認めてあげるわよ〜」
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 20:58:06.65 ID:vY.V9MDO
母「ただ〜…ねぇ〜」

男「なんだ?まだ何かあるのか?」

母「外、見たかしら〜?」

女の子「外?」

男「外に何かあるのか?」

母「見ればわかるわぁ〜」

男「?」
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 20:59:39.44 ID:vY.V9MDO
ザァアアアアアアアアアア!!

女の子「…」

男「…」

女の子「見事な雨ですね」

男「あぁ、そうだな」

女の子「どうしましょ?」

男「…あのさ」

女の子「はい?」

男「そんなに急がなくても、出発は明日でもいいと思うんだ」

女の子「…」
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:01:14.84 ID:vY.V9MDO
男「という訳で、急にホームシックが激しくなったから明日まで居ようと思う」

母「そう〜」

女の子「…」

男「それに、支度もしないといけないしな、うん」
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:03:39.82 ID:vY.V9MDO
女の子「ではおやつ食べるのを再開しましょう」

母「そうね〜」

女の子「今度は私がお母様に食べさせて差し上げます」

母「あら〜、ありがと〜」

男「…」
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:05:35.82 ID:vY.V9MDO
女の子「どうぞー」

母「あ〜んっ」

女の子「どうですか?」

母「美味しさ三倍よ〜」

女の子「それはよかったです」

男「…」
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:08:59.60 ID:vY.V9MDO
男「…」

母「あらどうしたの〜?そんな隅に座って〜」

男「ほっといてくれ…」

女の子「またいじけてますね…」

母「困った子ねぇ〜」

男「正しくは困ってる子だぜ…どうすりゃいいのこの状況…」
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:12:11.81 ID:vY.V9MDO
母「ほらほら〜、怖く無いわよ〜」

女の子「こっちで一緒に食べましょう」

男「嫌だ…そんな空気俺には耐えられん…」

母「あら〜?私がお邪魔かしら〜?」

女の子「お母様が邪魔だなんて…そんな訳無いですよ!!」

母「ありがと〜」

男「…はいはい、俺が悪いですよ、ごめんなさい!!」
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:15:38.35 ID:vY.V9MDO
母「あ〜ん」

女の子「お母様、可愛い…」

母「あなたの笑顔の方が、素敵よ〜」

女の子「お母様…」

母「ふふふっ」

男「おーい、帰ってこーい、そっちは別世界だぞー」
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:17:06.80 ID:vY.V9MDO
女の子「どんどん減っていきますね」

母「私はもういいわ〜」

男「俺も結局自分で食ってる間に満腹だ…」

母「残りは全部食べちゃってね〜」

女の子「はい」
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/24(日) 21:18:36.20 ID:yT6smzk0
・・・この女の子の胃袋はどれほどの許容量が・・・いや、考えるだけ無駄か・・・
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:23:22.75 ID:vY.V9MDO
>>944 カンガエタラマケダカンジルンダッ!!…書いてる奴が考えて無いだけです申し訳無いです…



母「いい考えがあるわ〜」

男「却下で」

女の子「コーヒーゼリー美味しいです」

母「少しくらい聞いてよ〜!!」

男「あーはいはい…どうぞどうぞ」

女の子「ジェラートも素晴らしいです」

母「聞く気ゼロねぇ〜…」
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:24:52.80 ID:vY.V9MDO
母「あなたは食べさせてほしかったのよね〜?」

男「まぁ、そうだな」

母「そこでひっくり返すわ〜」

女の子「チェスやるんですか?」

母「逆にあなたが食べさせてあげるのよ〜」

男「…ひっくり返って無いな」

女の子「今日もゼリーは美味しいです」
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:26:01.30 ID:vY.V9MDO
男「しかし、それはいい提案だな」

母「でしょでしょ〜?」

女の子「冒険します?」

男「よし!!スプーン貸せ!!」

女の子「いえ、結構です」

男「…」
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:28:17.51 ID:vY.V9MDO
母「私の提案、気に入らない〜…?」

女の子「いえ、お母様の提案はとっても素敵です」

男「それじゃー…」

女の子「でもこの人が…」

母「あぁ〜、なるほど〜、この子が素敵じゃ無かったのねぇ〜」

男「ぐふっ…俺のライフが…」
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:31:46.10 ID:vY.V9MDO
男「俺ほど素敵な男性もなかなかいないんだぜ?」

母「あっはははははははは〜!!」

女の子「お母様、今は笑う所ではありません」

母「だってこの子が〜…ふふふふふっ」

男「…泣いていいか」

女の子「私は構いません」
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:33:42.23 ID:vY.V9MDO
男「さて、冗談はこれくらいにして…」

母「今年、今のところ最高のギャグだったわ〜」

男「ギャグ…」

女の子「お母様、今年はまだ始まったばかりですよ?」

母「だから今のところなのよ〜、そのうち簡単に抜かれるわよ〜」

女の子「なるほど」

男「…」
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:36:44.88 ID:vY.V9MDO
男「えぇい!!貸せ!!」バッ

女の子「あう、私のスプーンが〜…」

母「何するのよ〜」

男「あんたの提案だろ!?」

母「…あぁ〜、それ〜?」

女の子「忘れてました」

母「そうね〜」

男「もう嫌だこんな家!!」
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:41:01.20 ID:vY.V9MDO
母「正直ノリだったし〜」

男「俺はそのノリに一喜一憂してんだよ!!」

女の子「お忙しいですね」

男「おかげさまで俺のテンション大繁盛だよ!!」

母「今のはイマイチね〜」

男「いちいち評価しないでくれないかな!?」
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:43:00.63 ID:vY.V9MDO
男「さぁ、おとなしく口を開けな!!」

女の子「…きっぱり言いましょう、お母様」

母「なんとなく嫌よ〜」

男「何で母さんが言うんだよ!?しかも全然きっぱりと違うし!!」

女の子「ありがとうございます」

母「いいのよ〜」

男「…」
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:44:28.36 ID:vY.V9MDO
女の子「スプーン返してください」

男「お前に食べさせるまで絶対に手放さないぜ」

母「それじゃ私のスプーンを使って〜」

男「!?」

女の子「はい」
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:45:50.12 ID:vY.V9MDO
母「でも、緊張するわぁ〜」

女の子「緊張?」

母「こんな可愛い子と間接キスなんて〜」

女の子「それなら私も緊張です」

母「あらそう〜?」

女の子「えぇ」

男「誰かこの空気なんとかしてくれよ…」
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:50:53.80 ID:vY.V9MDO
母「はいどうぞ〜」

女の子「お母様に食べさせてもらって私も三倍の美味しさです」

母「私も幸せよ〜、こんな仕事があればいいのに〜」

男「ねぇよ…」

女の子「ツッコミに力が無いですよ?」

男「もう疲れてんだよ…」
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:53:38.24 ID:vY.V9MDO
母「残念だけどあなたはそのスプーンと一生お友達ね〜」

男「…」

女の子「大事にしてあげてくださいね」

母「浮気しちゃダメよ〜?」

男「…今なら本気でスプーンと友達になれそうだ」
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:55:25.75 ID:vY.V9MDO
男「せっかくだから名前でも付けるか」

女の子「…」

母「…」

男「ふん、今更引かれてもどうって事無いぜ」

母「きっとセンス無い名前を付けられるのよ〜」

女の子「スプーンさん可哀相です…」

男「…」
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:57:17.19 ID:vY.V9MDO
男「よし、決めたぞ」

母「それでは発表で〜す」

女の子「ぱちぱちー」

男「…エリザベ」

女の子「ダメです」

男「…オノノ」

母「それもダメ〜」

男「何でこいつらからダメ出しされてんだ…」
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 21:59:02.37 ID:vY.V9MDO
男「それじゃ…デジ」

女の子「もちろんダメです」

男「ならば…シナモ」

母「う〜ん、少しずつ危なくなってるわね〜、ダメよ〜」

男「もういい!!次で決定な!!」
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:00:34.77 ID:vY.V9MDO
男「…モゲ太」

女の子「え?」

男「モゲ太で決定だ」

母「酷い名前だわ〜」

女の子「しかもどこかで聞きました…」

男「うっせ、決定と言ったら決定だ!!」
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:02:22.59 ID:vY.V9MDO
男「よろしくな、モゲ太」

女の子「…」スッ

男「ん?」

女の子「えいっ」グニャッ

男「ぬあー!?モゲ太の首が!?」

女の子「たぁっ」バキーンッ

男「うわああああああああああ!?」

母「モゲ太の首がもげたわぁ〜」

男「モゲ太ー!!」
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:03:55.02 ID:vY.V9MDO
男「何で…何でこんな事を…」

女の子「むしゃくしゃして、つい、反省はしています」

男「犯行動機じゃねぇか!!」

母「残念だけど〜、もう助からないわ〜」

男「そんなん見ればわかるわ!!」
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:06:38.60 ID:vY.V9MDO
黒髪娘サンマジパネェッス…オモシロー



男「さよなら…モゲ太…」

女の子「別れとは…いつも悲しいですね」

母「そうね〜…」

男「お前のせいだろ!!」

女の子「過去は捨てました」

男「三分程前の話なんだがな…いやもういいわ…」
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:08:28.04 ID:vY.V9MDO
男「お墓を作ろう…」

女の子「外、雨ですよ」

男「まぁいいか、作らなくて」

母「薄情な子ねぇ〜」

女の子「あんなに楽しい時間を一緒に過ごしたというのに…」

男「いや、特に思いでも無いんだが…」
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:14:35.49 ID:vY.V9MDO
母「これで最後よ〜」

女の子「お母様に食べさせて頂けるのもこれで最後なのですね…」

母「あなたが望むならいつでも食べさせてあげるわよ〜」

女の子「お母様…」ヒシッ

男「いいから早く食えよ…」
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:22:06.50 ID:vY.V9MDO
女の子「ごちそうさまでした」

男「やっと終わったな…」

女の子「とても美味しかったです」

母「また作ってあげるわよ〜」

女の子「本当ですか?」

母「えぇ〜」

女の子「楽しみにしてます」

母「任せて〜」

男「…お前、本当に俺の話聞いてないだろ、なぁ?」
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:24:30.85 ID:vY.V9MDO
男「さて…雨降ってるし…何すっかな…」

女の子「私はお母様とお話を」

母「えぇ〜、女同士の秘密の会話ね〜」

男「…車のメンテでもしてくるか」
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:26:27.98 ID:vY.V9MDO
母「あ〜、今はガレージ行かない方がいいわ〜」

男「なんで?」

母「今頃池よ?」

女の子「池?」

母「あの辺り見てみて〜」

女の子「…池ですね」

男「あぁ、池だな」
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:29:32.47 ID:vY.V9MDO
母「あの辺りにガレージがあるのよ〜」

男「なんだと!?」

母「一応浸水はしないように設計されてるらしいから大丈夫だと思うけど〜」

男「らしい、思うって…」

女の子「お母様を信じましょう」

男「激しく不安なんだが…」
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:33:55.39 ID:vY.V9MDO
男「しかし、そうなると本当に暇だなー…」

女の子「お掃除でもしますか?」

男「いやそれは…ん?」

女の子「どうしました?」

男「そういえば昨日…」

女の子「?」

男「なんでもない、ちょっと部屋に戻るわ」

女の子「はぁ…わかりました」
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:35:47.24 ID:vY.V9MDO
男「えーっと…確かこの辺にしまったはず…」ガサゴソ

男「あった、これだ」ピラッ

男「昨日掃除している時に見つけた地図…」

男「暇だし、この×印の場所でも探すか」
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:37:18.46 ID:vY.V9MDO
男「うむ、やっぱりこの部屋で間違いないな」

男「しかし物置か…」

男「いったい何があるのかねー?」

男「とりあえず壁際っぽいな…」

男「よし、探すぞ!!」
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:38:39.60 ID:vY.V9MDO
男「うお!?これは!?」

男「俺が若い頃、お世話になった本達…」

男「…」

男「い、いや!!今はこんな物を読んでる場合じゃ無い!!」

男「…でも一応場所は覚えておこう」
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:41:10.06 ID:vY.V9MDO
男「しかし…物が多過ぎるな…」

男「母さん、何でも捨てないタイプだからなぁ…」

男「正直もう使えない物もいっぱいあるだろ…これ」

男「掃除機なんか三台あるし…」

男「母さん一人で本当に大丈夫なんだろうか…?」
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:42:50.09 ID:vY.V9MDO
男「これはなんだろ?」

男「げっ…母さん…」

男「いや、適当なのは知ってたけどさ…」

男「賞状とか物置に放っておくのはやめようぜ…」

男「はぁ…ついでに回収していくか…」
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:44:07.08 ID:vY.V9MDO
男「全然見つからないな…」

男「これ、本当に場所合ってるのか?」

男「元々怪しい地図だったし…」

男「いや!!信じるんだ!!」

男「ここでやめたら俺、馬鹿みたいだし!!」
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:46:07.89 ID:vY.V9MDO
男「ん?この壁…」

男「…やっぱり、二重になってるな」

男「という事は…ここにお宝が!?」

男「しかしどうやって…」

男「…よし、壊そう」
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/24(日) 22:46:17.06 ID:3lPYEkDO
>>1はママレさんの前々作は読んでた??
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/24(日) 22:48:39.78 ID:vyybfrk0
とりあえず、>>8をかんがえませんかね、と
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:53:24.37 ID:vY.V9MDO
>>979 書いてる奴は初心者なので読んで無いです…申し訳無いです



男「何か無いかな…」

男「お、丁度いい所にピッケルが」

男「何でこんなもんがあるかなんて今更気にしないぜ」

男「さーて、それじゃ早速採掘開始だぜ」
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/24(日) 22:54:49.80 ID:FrXLLY2o
この女の子ほしすぎるけど手にはいらないから
悶々感!
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/24(日) 22:56:18.61 ID:FrXLLY2o
ところで次スレたててこようか?
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 22:59:21.89 ID:vY.V9MDO
>>980 名前…変えても大丈夫なのでしょうか?



男「うりゃー!!」ガィーン

男「ふはははは!!現代っ子パワー見せてやるぜ!!」ガィーン

男「石ころ一個獲得ー!!」ガィーン

男「マカ何とか鉱石一個獲得ー!!」ガィーン
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 23:04:47.40 ID:vyybfrk0
>>984
このままがいいならこのまま立てられるでしょうが、
前スレラストあたりでもう違和感ないんじゃね?とか言ってたので。

でも一応このまま>>1000行ったとしたら>>983はそのまま立てると思われ
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 23:05:26.26 ID:vY.V9MDO
>>982 青色の猫型ロボットさんに頼めばなんとかイヤナンデモナイ

>>983 書いてる奴は今にも寝そうなので…まずこの板が終わるかどうか…



男「お?」ガラーン

男「よっしゃー!!破壊成功だぜ!!」

男「さて、中には何があるかなっと」

男「わくてかだぜー」
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 23:13:07.43 ID:vY.V9MDO
>>985 …考えた結果何も思い付かないという…頭弱くて申し訳無いです…
何か思い付いたら1000辺りで…書くかもです



男「これは…絵?」

男「埃が…酷いな…」

男「何の絵かまったくわからん…」

男「とにかく、埃掃うか」
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 23:14:57.83 ID:vY.V9MDO
男「この絵…俺か?」

男「…!?」

男「あー!!そっか!!これ、俺が隠したのか!?」

男「何か家出ていく時にそんな事したような…」

男「…俺、自分が隠した物を必死に探してたのか」
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/24(日) 23:16:08.67 ID:FrXLLY2o
じゃあまだ立てなくてもいいのかな
スレタイこのままで立てようとおもったけどww
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 23:17:56.19 ID:vY.V9MDO
男「うーむ…しかし懐かしいな」

男「そういやこれ…母さんが俺の誕生日に描いてくれた、初めての…」

男「…俺、やっぱり大事にされてるんだよな」

男「何か…出来ないのかな?」

男「…」
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 23:22:21.19 ID:vY.V9MDO
>>989 申し訳無いです…何かいい感じのやつありますかね…?



女の子「…あの人、何をしているんですかね?」

母「凄い大きな音がしたような〜?」

女の子「…まぁ、あの人なら大丈夫でしょう」

母「逆に不安な気もするわぁ〜」

女の子「…否定出来ません」
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/24(日) 23:26:29.58 ID:3lPYEkDO
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/maou_kono_warenomonotonare_yuusyayo_kotowaru.html

さっき言ったママレさんのやつのまとめだす

ただ……量ハンパないから読むの疲れるかもww
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 23:26:38.77 ID:vY.V9MDO
男「…」ガチャッ

母「あら〜」

女の子「お帰りなさいです」

男「…おう」

母「?」

女の子「何か、急にテンションが…?」
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 23:28:32.16 ID:vY.V9MDO
>>992 ありがとうございます、寝る前などに読んでみます



女の子「何かあったんですか?」

男「…お前に少し頼みがある」ボソッ

女の子「頼み?」

男「あぁ、母さんには知られたくないんだ」

女の子「?」
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/24(日) 23:30:39.44 ID:FrXLLY2o
スレタイ案ww

@いままでどおり
A男と超能力を持つ女の子の物語
B行方不明の女の子との旅物語
C男「139cm30`の女の子が…」
D男「後部座席から膝枕…」

すまんwwぜんぜんおもいうかばんww
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 23:32:14.05 ID:vY.V9MDO
男「母さん」

母「なぁに〜?」

男「ちょっとこいつ借りていくぞ」ヒョイッ

女の子「きゃっ!?」

母「まぁまぁ〜、どうぞご自由に〜」

男「すぐ返すから」

母「はぁ〜い」

女の子「私は物じゃ無いですよ〜」

母「えぇ、人気者よねぇ〜」

女の子「…」
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 23:35:40.30 ID:vY.V9MDO
>>995 物凄い勢いでフイテシマッタ…でも案はあるだけで助かりますです




男「さて、とりあえず俺の部屋で作戦会議だ」

女の子「作戦会議?」

男「あぁ」

女の子「何の作戦会議ですか?」

男「それは後で説明する」

女の子「はぁ…」
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 23:39:22.92 ID:vY.V9MDO
男「よし、おっけー」

女の子「早く降ろしてください…」

男「おぉ、悪い」サッ

女の子「それで、お話は?」

男「まぁ待て、その前にー…」

女の子「?」

男「…」ガチャッ

母「…は、はぁ〜い」

女の子「…」
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/01/24(日) 23:40:56.02 ID:vY.V9MDO
男「…母さん」

母「な、なにかしら〜?」

男「リビングに戻っててくれ」

母「でも〜、気になるじゃな〜い?」

男「戻っててくれ」

母「わ、わかったわよ〜…」

男「まったく…油断出来ないぜ」

女の子「…ですね」
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/01/24(日) 23:41:14.43 ID:3lPYEkDO
後部座席に幸せが♪
1001 :1001Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
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パー速@VIPService
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1000超えたのでHTML化の依頼をするでござるの巻
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男「後部座席に違和感が…」パー速道路走行5日目 @ 2010/01/24(日) 23:44:27.21 ID:FrXLLY2o
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眼鏡うp 最初はグ〜!じゃんけんホイ! @ 2010/01/24(日) 23:31:08.61 ID:Vcm0Jn.o
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「いい風が吹けば」Gあしゃの怠惰な生活 最終日「また会えるさ」 @ 2010/01/24(日) 23:10:21.24 ID:KzRY5A2o
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心優しい誰かとらドラうpしくれ… @ 2010/01/24(日) 22:55:51.71 ID:INZLHgAO
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オナニー報告スレッド @ 2010/01/24(日) 22:40:13.53
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