文集のネタ求む＠VIPService過去ログ倉庫

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文集のネタ求む

1 ：ビネガー2011/05/20(金) 18:58:10.52 ID:EUO0HzoP0: 学校の部活で文集書くことになった
みんなにネタを考えてほしい

ここからは関係ないのですが私はこのような掲示板などは初めてです
わからいな事が多々ありますのでいろいろ教えてくれるとありがたいです
2 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]：2011/05/20(金) 20:18:19.27 ID:DqrO2vkPo: 　　　　　　ﾊ,,ﾊ
　　　　　（ﾟωﾟ )　　お断りします
　　　　／　　　＼
　 ((⊂ 　）　ﾉ＼つ))
　　　　　（＿⌒ヽ
　　　　　　ヽ　ﾍ　}
　ε≡Ξ　ﾉノ｀J
3 ：ビネガー2011/05/21(土) 08:23:36.45 ID:gIeDNfes0: どのような話でもいいのでお願いします
本当にどうでもいい話でも実際に合った話でも真面目に考えた話でもいいです
4 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]：2011/05/21(土) 08:43:10.72 ID:EID4Mq8SO: 範囲が広すぎるな…

どういうのがいいかもう少しkwsk
5 ：ビネガー2011/05/21(土) 12:56:37.00 ID:gIeDNfes0: 何でもいいと言われたからな…
大前提にR-18はだめ
ノート1ページ2ページぐらいで終わる話でもいいと言われた
私としては実際にあったちょっとした恐怖体験や意味がわかると怖い話とかのホラー系がいいと思っている
みんながどういうの書いてるかわかったら教えたいと思います
6 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]：2011/05/21(土) 18:56:01.76 ID:mfLAgRAN0: 暇つぶしにwiki見ながら都市伝説風SS考えた

～お酢の話～

酢の歴史は古く、有史以前、人間の醸造の歴史とほぼ同時期から始まっている。
それ故、民間伝承の中で様々な効果が確認され、後年科学的にも立証された。
例えば殺菌効果であったり、疲労回復効果であったり。
お婆ちゃんの知恵袋とは侮れないものである。

逆に、多くの迷信を生み出した事も忘れてはならない。
代表的なものは「酢を飲むと体が柔らかくなる」であろう。

サーカス団は性質上、地方巡業に必要となる食料を一度に大量に購入するが、
その際、大量の酢を購入することがあった。
肉を茹でるとき、煮汁に酢を足すと肉が柔らかくなったり、
身が骨からほぐれやすくする効果も知られていた為か、
「あんなに酢を飲むから体が柔らかいのか」と、まことしやかに噂されたのが始まりとされる。
（実際には、その疲労回復効果に目を付け、飲料として購入しただけである）

これは、そんな迷信によって引き起こされた悲劇である。
7 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]：2011/05/21(土) 19:02:21.31 ID:mfLAgRAN0: 九州は鹿児島、とある高校に通う佐々木という少年。

新体操の強豪校に進学した彼は、友人に誘われるままに新体操部に入部した。
素人同然且つ、たいした熱意も持っていないのだから当然の話だが、
万年補欠、2年生になっても後輩に追い抜かれるばかりであった。
しかし当の本人は、情熱ある部員達に囲まれ、その時間を共有するだけで満足していた。

3年に進級し、残る大会も一つとなったある日、佐々木を部に誘った張本人、
既に他校からも一目置かれるような存在に成長していた桐原に、こんな話をされる。
「せっかくここまで続けたんだ、最後くらいはお前と一緒に目立ちたい」
この言葉を機に、佐々木の猛特訓が始まった。

元々、優れたリズム感を持ち合わせていた事、加えて3年間で築いた人望を備えていた事もあって、
周りのサポートをうけながら、佐々木は団体競技の候補に選ばれるほどメキメキと上達した。
しかしここで一つの壁に突き当たる。

間接の可動範囲の限界である。
8 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]：2011/05/21(土) 19:11:21.25 ID:mfLAgRAN0: 優れた可動範囲を得られるかどうかは、幼少期、いかにあらゆる関節を使って運動するかにかかっている。
ストレッチ等で柔軟性を高めることは可能だが、
それだけでは、腱や関節の長さ、形を変えるには至らないのである。
いたって普通レベルの運動しか経験してこなかった佐々木にとって、
柔軟性の限界値だけは、いかんともしがたい弱点であった。

そんな折、部の顧問により一つの課題を課せられる。
団体競技のプログラムにおいて最大の目玉となる一つの技、
それを美しく魅せる為に必要な柔軟性が、佐々木に備わっているかを確かめる、
いたって単純な柔軟テストであった。

日々、飽きるほどストレッチに時間を割いたが、上半身、特に肩周りに固さが残る。
期限まで残り一週間。
このままではマズい…という焦りもあって、佐々木は一つの方法にすがった。
かの迷信を信じ、酢を利用する事で、体を柔らかくさせようと考えたのだった。

毎日、数リットルもの酢を飲むことは勿論、肌に直接揉み込んだり、
風呂に酢を大量に混ぜ足し、その中で何時間も柔軟体操を繰り返したりもした。
思った程には体臭に影響はなく、それでも周囲の生徒達は気づき、好奇の目で見てきたが、
課題のクリアに全てを捧げていた佐々木にとって、その罵声は雑音でしかなかった。

そして一週間後、ついに期日が訪れる。
9 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]：2011/05/21(土) 19:22:08.36 ID:mfLAgRAN0: 他の部員からの激励をうけ、良好な精神状態でテストに臨む。

まずは下半身、孤立した2つの台座に片足ずつを乗せ、上から押してもらう。
ハの字から一の字、さらにはそれ以上。
下半身に関しては自信もあり、労せず合格点を認めさせた。
問題は上半身である。

その状態から後ろ手に組み、胸を反らす。体を捻り、倒す。
焦りと緊張から一種の興奮状態に陥っていたためか、痛みは感じなかったが、
顧問の厳しい表情が視界に入る度、まだいける、と繰り返し自分を鼓舞した。
体のどこかが悲鳴を上げているのは分かっていたが、尚もミシミシと体を締め上げていく。
まだいける。まだいける。まだいける。まだいける。

ーーー不意に体内から、グシャリともブチリとも聞こえる音を聞いた次の瞬間、
佐々木の肢体は、反動のついたゴムの塊がブルンと弾ける様に跳ね上がり、
かと思えばダラリと動かなくなった。

佐々木は泡を吹いて卒倒した。
10 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]：2011/05/21(土) 19:30:56.03 ID:mfLAgRAN0: すぐに救急車で運ばれ一命は取り留めたが、その体は悲惨なものだった。

酢の過剰摂取により軟弱になった筋繊維は、
無理なストレッチにより寸断され、ほぐれ、バラけ、
肌は内側からモコモコと不自然に波打ち、
ひどい部分では肉が骨から剥離されていた。
更に、脆くなってささくれた骨や筋に圧迫され、損傷した血管は、
体中を紫色に変貌させるほどの内出血を引き起こしていた。

激しい痛みと、己の変わり果てた姿に精神を病んだ佐々木は、
後に精神病棟に移され、そして帰って来なかった。

迷信にすがり身を滅ぼした、哀れな少年のお話。　終
11 ：ビネガー2011/05/22(日) 05:54:51.55 ID:fLWx87FD0: うん、こういう話でもいいと思うけどこれって実話?
いや実話じゃないならあまりない苗字やSさんみたいな方がいいと思ったから
12 ：ビネガー2011/05/23(月) 17:19:24.19 ID:G6HbBPad0: 一応言うと6月15日までによろしく
それまでの中で一番よかったの出すから暇なニートの人とか今一度私に力を分けてください

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