ガヴリールドロップアウト
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14: ◆VsKDZIx0tDcQ[saga]
2017/05/31(水) 16:28:53.85 ID:pDk4sywp0
映画館でチケットを買う際に、私の分のお金をサターニャが出そうとしてきた。

「いや、自分のチケット代くらい自分で払うよ」

「ふん、どうせアンタ課金とかで金欠なんでしょ、今月魔界からの仕送りが少し多かったからこれくらいの出費痛くもかゆくもないわ、それに」

「それに?」

「あぅ、その、ガヴリールの休日を私の都合で潰してるわけだし、このぐらいはさせなさいっ」

「え、じ、じゃあ……その、ありがとなサターニャ」

「お安いご用よ!」

サターニャが突然胸キュンなことを言ってくるから、普通に照れてしまった。
本当に恋人同士みたいだ。
そう思うと自然に口角が上がってしまう。
それにしても今日のサターニャは、なんていうか、いつもみたいに変なことを企んでいる感じが全くない。
ただ純粋に私と過ごしている時間を楽しんでいる、ように見える。
サターニャは一体、何を考えて私を映画館に付き合わせているのだろう。
サターニャは、私のことをどう思っているんだろう。
それは以前から気になっていたことだ。
知りたいけど、知ってしまったら取り返しがつかない気がして、私が無意識に考えないようにしていたことだ。
だけど、こんなに優しくされたら心のどこかで期待してしまうじゃないか。
こんな私でも、願ってしまうじゃないか。


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