文香「文学少女は純情だと思っていましたか?」
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16:名無しNIPPER[saga]
2017/06/23(金) 16:23:46.96 ID:Jvq0ChwBO


「こんにちは、鷺沢さん」

「あ……すみません、気付けなくて……こんにちは」

 綺麗な髪をかき上げて此方を見つめる彼女の瞳は、吸い込まれそうな程美しい。
 扇風機の首が彼女側を向く度、その綺麗な髪がこれでもかと主張する。
 靡くな僕、落ち着け。
 どうせ、すぐまた呆れ果てる様な言葉が飛び出す筈だ。

「それで、何かあったんですか?」

「その……とある、シャンプーのCMに出演する事が決まったのですが……」

 それはすごい。
 シャンプーのCMは、綺麗で長い髪の毛の人しか声がかからないと聞いた事がある。
 確かに、彼女にピッタリだ。
 日本中の人々を引きつけ、話題を呼ぶ事だろう。




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