文香「文学少女は純情だと思っていましたか?」
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58:名無しNIPPER[saga]
2017/06/29(木) 16:57:01.60 ID:Q50p+N8IO


「彼が……事務所に短冊を飾ろう、と。提案してきたのですから……」

 短冊を飾る事は即ちそういう事じゃないと思う。
 そういうスキャンダラスな事をして飾れるのは週刊誌の表紙くらいだ。

「ですから、教えて頂きたいのですが……」

 スッと彼女が取り出したのは、一本の笹。
 太さ的には極太マッキーくらいで、一般家庭の屋内に飾れるくらいのサイズ。
 その切られた側の先端には、何かピンク色のものが被せられていて……




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