文香「文学少女は純情だと思っていましたか?」
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57:名無しNIPPER[saga]
2017/06/29(木) 16:56:16.12 ID:Q50p+N8IO


「ところで……性の六時間と言うものを、ご存知でしょうか?」

 あ、戻った。
 心が少し軽くなる。

「その……七夕イブから七夕にかけての二十一時から三時は、恋人同士がそのような行為に勤しむ時間帯、と……」

 性の六時間は知っていたが、七夕イブなんて言葉を初めて聞いた。
 彼女からしたら何かのイベント前日であれば全てイブになるのだろう。
 そして彼女からしたらそんなもの御構い無しに脳内は毎日がそういう日な気がするが。

「その時……私は彼にこの短冊を渡し、彼は私に『優しいな』と、微笑んで……そのまま……ふふっ」

 数秒前の僕に謝って欲しい。




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