7:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/06(日) 15:37:26.58 ID:FTMglOEQ0
アインフェリア・控室
ありす「ない、ない、ないないない!どうして、ここにちゃんと置いておいたのに!」
ありす(まずいですよ、これはまずい。睡眠薬を入れておいた私の鞄がどこかに消えてしまいました。間違いなくこの場所に置いてあったはずなのに、サイン会から帰ってきたら無くなってるなんて)
ありす(もしかして、盗難!?)
ありす(だとしたら二重の意味で大変です。計画の遂行が困難になるだけならまだしも、盗んだ人間が睡眠薬に気がついてしまったら最後、橘ありすは外出する際も睡眠薬を持ち歩かなければ安心することのできない、危ないアイドルだと思われてしまいます)
ありす「ここは一旦、Pさんに電話して指示をもらわないと──もしもし、Pさん!私です、橘です!聞こえますか」
モバP「……聞こえている。用件はなんだ」
ありす「大変です!例のぶつを入れておいた鞄がなくなっちゃったんです!」
モバP「よく探せ。失せ物は意外とすぐ傍にあるものだ」
ありす「で、でも……もし盗まれてたらどうするんですか」
モバP「計画に変更はない。予備の物を用意する、そちらを使え」
ありす「けど鞄の中にはアレが入ったままなんですよ!」
モバP「使えなければ切り捨てるしかない。やれ」
ありす「そんなの無茶です!私にはできません!」
美波「──なにができないのかしら」
ありす「み、美波さん!?」
美波「よければ教えてもらえないかなぁ?もしかしたら、なにか力になれるかもしれないわ」
ありす(背後からいつの間に!?気配なんて感じなかったのに!!)
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