32:名無しNIPPER[sage]
2017/08/17(木) 23:55:22.09 ID:hzfD6p8Jo
村雨「提督ー、艦隊が戻ってきたってさ」
時雨「『てさ』って、僕たちのことだけどね」
提督「おうお疲れ、羊羹あるぞ」
村雨「おぉ〜いい感じいい感じ♪」
時雨「ありがとう、頂くね」
提督「……」ジー
時雨「な、なにかな?」
提督「いや、時雨と一緒だと村雨が大人しいと思って」
村雨「ちょっ、なんですかそれ? いつも村雨が姦しいってこと?」
提督「や、村雨は割と大人しいほうだと思うけど、いつもならそろそろ何故か水着の紐ほどけたりする頃だろ」
時雨「村雨……何やってるの……」ジトー
村雨「やっ! それだけ聞くと私がなんか痴女みたいじゃないですかぁ! 違うからね!?」
時雨「そういえば僕たちの水着選ぶ時も大変だったっけ」
提督「多少アレンジしてるけど姉妹でお揃いなんだよな、何かあったのか?」
時雨「今でこそこういうデザインで落ち着いたけど、最初はもっと派手にしたいって村雨が……ね」
村雨「ちょっ、まっ、それはもういいでしょおー!」
提督「派手って……フリルとか?」
時雨「ううん、むしろ逆だよ。布地をどんどん少なくしようとするんだ」
村雨「ぁうぅ〜///」
時雨「あの夕立が難色を示した、って言えばその少なさがわかるんじゃないかな」
提督「あの夕立が……!?」
村雨「あの時はちょっとはしゃいじゃってただけなのよぉ……ごめんってばぁ」
時雨「ちょっと……? 姉妹に紐みたいなの着させて試着室のカーテン全開にするのが、ちょっと?」ゴゴゴゴ
村雨「ご、ごめん〜」
提督「結構根に持つやつだな……」
時雨「毎年やってるんだよこれが。今年も山風泣くほどヒかせてたんだから」
提督「村雨、ギルティ」
村雨「うぅ……ごめんなさいぃ」
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