33:名無しNIPPER[sage]
2017/08/17(木) 23:57:18.57 ID:hzfD6p8Jo
荒潮「艦隊が帰ってきまぁ〜す」
朝潮「荒潮、きちんと報告しないとダメよ」
提督「いいんだ朝潮、慣れてるから。はい、ご褒美の間宮券」
朝潮「ありがとうございます! ですが司令官、荒潮の態度はこの際きちんと矯正すべきだと思います」
荒潮「あら〜、姉さんったら、提督が『良い』って言ってるのよ〜? 反抗するの〜?」
朝潮「まずはお礼を言いなさい、荒潮」
荒潮「あら、ごめんなさい。いつもありがとうございます、ていとく♪」
提督「どういたしまして。で、確かに珍しいな、朝潮。この際ってどういうことだ?」
朝潮「はい! 司令官が寛大なのをいいことに、最近の荒潮は特に司令官への敬意が欠けているように見えます」
荒潮「あらあら、敬意が欠けるなんて心外ねぇ」
朝潮「そういうことはその指をブザーから離してから言いなさい」
提督「防犯ブザーはともかく、敬意って具体的には?」
朝潮「まず、司令官に近すぎます! 前はそんなにくっついてなかったでしょう!」
荒潮「あらぁ、そうだったかしらぁ?」ピトッ
提督「言いながら肩を寄せてくるあたりいい性格してるよなホント」
朝潮「それに、司令官の前でちゃんと制服を着ないのも失礼よ。荒潮、司令官の前でだけ数cmスカート上げてるわよね」
提督「えっそうなの?」
荒潮「誤差よ誤差。作戦とかでちょっとズレちゃうだけよぉ」
朝潮「時々司令官のペンや小物を部屋に持ち帰ってるのも知ってるのよ」
荒潮「インクが出なくなったとか、使い物にならないのを処分してあげてるだけよぉ」
提督「待って初耳」
朝潮「それに時々、トイレで大声で司令官を呼びつけるような真似までして……紙がないなら姉妹に言って!」
荒潮「ッ!!??」
朝潮「『提督っ、提督っ!』って、せめて要件くらい言いなさい。大潮たちも困ってるんだから」
荒潮「ちょっ、まっ、姉さん、待って、お願い、やめて」ワタワタ
朝潮「やめません。ただでさえ朝潮型は満潮と霞がいるんだから、これ以上司令官を煩わせるわけにはいかないの。
荒潮の不徳を報告するのは辛いけど、長女として早急に矯正させる義務があるわ!」
荒潮「ごめっ、ごめんなさっ! 謝る、謝るからぁ! それ以上はお願い許してぇ」
提督「長女も大変なんだな……ほら、口が悪いだけなら曙もいるから大丈夫だって安心しろよ」
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