【ジュラシックパーク】×【東方】マルカム「サイトBだと?」[安価]
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17:SKYLINE05022017
2017/08/12(土) 17:49:11.07 ID:O1qMxmVA0
7月1日
サイトB ヴィジターセンター

ヴィジターセンターのフロントはホールになっていた。
ホールの真ん中にはラプトルの骨格標本があり、マルカムはそれを「破局の象徴だ」と言った。
右端には階段があり一行は階段を上って二階に上がっていくことにした。

文「ここには約30名程が勤務しています。王国の運営はそれぐらいの人数で足りているのです」

文が階段を上りながら説明した。

文「王国の運営はほとんどコンピュータが行っています。ですから勤務しているほとんどの方は飼育員やウー博士のような研究者です」

階段を上ると手前には『広報』と書かれた部屋があった。
その横を通りすぎて、廊下を右に曲がると奥に『管理室』と書かれた部屋があった。
一行はガラス壁の前に立ち、その向こうの部屋を覗きこんだ。
その部屋は小規模な宇宙管制センターのような部屋だった。
大きなディスプレイがあり、王国の地図が写し出されている。
それに向かって多くのパソコンが並んでおり、監視カメラの映像や恐竜達の様子が画面に写っている。
奥では二人の人物が真剣に話し合っていた。
文がドアの横にあるスロットにカードを通すと緑色のランプがついた。

文「さあ、ここが我が王国の中心部であるコントロールルームです!」

文がドアを開けると一行は部屋の中に入っていった。
話し合っていた二人はグラント達に気が付いたらしく、会釈をした。

文「こちらはにとり、ここのシステムエンジニアです」

文が青色の作業着を着た女を指しながら言った。

文「その隣にいるのがレティ、マルカム博士は一度会われた事があると思います」

マルカムはレティとは一昨年に一度会った事がある。
サンタフェ研究所に新しくスーパーコンピュータを設置する際にシステムエンジニアである彼女が来ていたからだ。

文「彼女はここのチーフエンジニアです」

レティはカーキ色一色の服を着ている。
胸ポケットには『Ingen』のロゴが入っていた。


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