光は渡し人です
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116:名無しNIPPER[saga]
2018/11/01(木) 00:14:10.23 ID:Jy6a5Mpq0
彼女の刀に刺されてしまった
体はもう動けない......

痛い、差されたどころ痛い

......声も出せなくなった

私死んでちまうの?

母さんに嫌われた頃の記憶
母さんに愛されたことを得られたあの日の記憶

神様と出会えたあの日の記憶
しほと出会えたあの日の記憶

次々目の前に映っていた

「......」

彼女は私を壁の近くに置いた

彼女は悲しいそうな顔で私を見ていた

光「ぎ......ん」

初めての使徒である、私の友達の銀の名前を呼んでしまった

光「契約を、解除......する」

「......」

光「私......後悔しませんよ」

喋らなくなったはずの口を動いて

音はスレていたどころもあるが

私は気にしなく喋った

光「初めての使徒は、銀でよかったっと......思った」

「......結界の外に人が有る? 忘れられたはずだった」

光「聞こえるだろ......銀の夢は綺麗な嫁さんになるって聞いたよ」

光「......私は、銀の夢を叶えたかった」

光「私は......私のことをしっかり見てくれる銀のことを」

光「好きになったかも」

結界の壁は誰に叩かれていた

私の言葉に聞こえたすぐ
叩くの速さをすこしずつ早くなった

光「......でも、私ではなかったよね」

光「く......くやしい」

私の顔は血と涙塗れて
酷い顔になっているだろう

この顔を、見ないでくれ

光「銀......生きてくれ」

光「しほも、みんな......」

光「も......」

幸せになって......くれる

「......ッ、あァ......」

「......」


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