光は渡し人です
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118:名無しNIPPER[saga]
2018/11/02(金) 00:28:36.52 ID:0DdZ6/El0
「そろそろ来ると思った」

......?
あれ? ここは?

「刀を渡して以来、かしら?」

......あァ!?

光「刀渡してくれたお姉ちゃん!?」

あの時、孫のために狂ったおばあちゃんの魂に襲われた時

助けてくれたえっと......私の先輩ですか?

「......外は何があったのか?」

光「私死んちゃったかも」

「それはないと思うわ」

光「えッ?」

「もうすぐ、目覚めるはずよ」

光「ええ?」

「神様を信じなさい、彼女はあなたを選んだわ」

光「でも私、冥土渡しですよ」

光「神様はもう何日会えなかったよ」

光「もう私を捨ていた、かもしれない」

「うふふふ」

「神様の渡し人はね、どれもあと少し死んでしまう人なのよ」

光「えッ?」

「誰の命を引き続けるために、力を私たちに渡した」

「例えいずれ自分の敵になる存在でも、敵になる前に幸せを教えるために全身掛けて私たちに託したわ」

光「敵......まさか?」

「そう、でもね......私たちは選択する権力がある」

「何か訳分からない物に自分の人生に左右されるなんで、可笑しいだろう?」

光「」

「......さァ、行ってなさい」

「......私たちの家族、私の弟よ」

光「えッ?」



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