勇者「剣士がいなくなった日、僕らは」
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11:名無しNIPPER[sage]
2017/08/20(日) 20:39:57.75 ID:bWcKJxNsO
僧侶「つい5分前までは僕は英雄ただ乗り野郎になるかもしれないとか言ってたのに、本当信念も糞もないんですね」

勇者「違う違う、その時の状況とは全然違うよ。だって今はこうして魔王を倒したと主張する権利を剣士に譲渡されたんだからそしたらもう俺が魔王を倒したことになるじゃん」

魔法使い「どうしよう話しかけられても、僕はもうこのクズと口を聞きたくないんですけど傷付けずにこの事実を伝えるにはどうすればいいですかね」

勇者「大丈夫、聞こえてるよ。だって声がでかいから」

剣士「いいよなんでも、とりあえずもう帰ろうよ、何だよこの謎時間」

僧侶「もう同じ空気を吸うことすら苦痛を覚えます」

勇者「じゃあさ、魔王を倒した技を教えてよ、王様に報告するにはちゃんと話の辻褄を合わせないと矛盾が生じるじゃん。事の前には仲間内である程度話を合わせないと」

魔法使い「知らないよそんな詐欺師のハウトゥー本みたいな知識」

剣士「なんでもいいよ、それこそお前の火鋭斬炎掠弐を使ったとか言えばいいじゃん。その勇者代々に伝わる封剣あんだろ」

勇者「あるけど」


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