勇者「剣士がいなくなった日、僕らは」
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13:名無しNIPPER[sage]
2017/08/20(日) 20:45:47.89 ID:bWcKJxNsO
勇者「お前らにだから話しておく、俺がこれを出し惜しみした理由を」

剣士「…勇者…」

魔法使い「もしかして、えっ…使うたびに命を削られるとかっ…」

僧侶「えっ…」

勇者「違う、そんなことなら多分俺は躊躇せず使っていたと思う…」

剣士「なっ…じゃあ一体どうして」

勇者「排泄音みたいじゃん」

僧侶「は?」 

勇者「排泄音みたいでカッコ悪いじゃん」

魔法使い「何言ってだこいつ」

剣士「[ピーーー]ぞクズ」

僧侶「勇者に鬼寛容な剣士でも流石にこれは駄目だった」

勇者「途中とかならともかくクライマックスでこんな排泄音みたいな技で魔王を倒すのは自尊心が許さなかった。だって絶対馬鹿にされるからっ…しかし目の前で仲間が魔物たちから傷付けられるのを見ていると心が揺れた」

僧侶「何カッコいい独白をしている感出してんだコイツ」

魔法使い「そんな糞みたいな自尊心と天秤にかけられてたんだ僕ら」

勇者「ただ、あと少しお前らが傷つけられていたら俺は完全に怒ってたから俺は形振り構わず剣を振るってた。予定外の事故のせいでそれも敵わなかったが」

僧侶「フォローになっていないですよ勇者」


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