フレデリカ「怪談ごっこ、その4」
1- 20
5: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/08/26(土) 19:45:33.83 ID:QhrAtV4YO


翌日起きて事務所に行くと、まだ他の三人は来てなかった。
アタシが早く来過ぎちゃったからなんだけどね。
のんびーり、みんなが来るまでソファでカフェオレを飲む。
おーいっつでりしゃす、フレデリシャス!

今日は何をしよっかなー。
午後からは撮影があるけど、それまではなんにもやる事ないし。
じゃあなんで事務所に来たのかって?
それはもー、遊ぶ為!

バタン、と。
肇ちゃんと文香ちゃんが部屋に入って来た。
二人は確か、一緒にレッスンがあるんだっけ。
でもきっとまだ、レッスン開始まで時間あるよね。

「おはろー!肇ちゃん、文香ちゃん」

警戒されないように軽快な挨拶。
うーん、あんまり面白くない。
まぁまだ朝だもんね。
これからどんどん……あれ?

そう言えば、なかなか返事が返ってこない。
まったくもー、業界人なんだから挨拶は基本中の基本だよ?
特に今は、フレデリカ夏のおはよう強化月間なのに。
二人ともアタシの挨拶をスルーしてお茶なんて淹れて。

「おーい、おっはよー!」

「あ。おはようございます、フレデリカさん」

「あ……おはよう、ございます……」

今更になって2人から返事が返って来た。
なにさなにさ、まるで気付いてなかったみたいな振る舞いしてー。
扉開けて真っ正面のソファに居たのに。
なんならこっちから挨拶したよ?





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
33Res/29.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice