鈴仙「姫様って、一言で表すと『筋肉』ですよね!」
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7: ◆Uq/hUTiii9pg[sage saga]
2017/10/07(土) 12:30:09.88 ID:cttgYBzw0
「それで?結局永琳を一言で表すとどうなるの?」
「鈍いわねえ、決まってるじゃない。『月』の『旁』の『月』の『光』よ?」
「だから、何よ?」
「膀胱」
「鈴仙!逃げるよ!」

とっさに後ろから放たれた弾幕を避けつつ、私は鈴仙の手を取ると、外へと向けて走り出す。
希望を持たせるだけ持たせといて、結果、さっきよりひどいじゃん。どうなってるのよ。
振り向けば、鬼も裸足で逃げ出すだろう永琳の形相。姫様よりこわい。知的クールが売りの永琳を平気でここまで怒らせられる鈴仙は、ある意味もっとこわい。

そりゃそうだろう。自分の弟子から膀胱呼ばわりされて、怒らない師匠はいないよなあ。
だって膀胱だもん。うん、ちょっとあんまりにもあんまりだ。

(永琳が暴行!『ぼうこう』だけに!……なんて、今はそんなこと考えてる場合じゃないか)

そんなどうでもいいことを思いつつ、私と鈴仙は、ひたすら竹林の中を走り抜けるのだった。


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