雪乃「比企谷くん、実は私……あなたのことが好きなの」
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7:名無しNIPPER[saga]
2017/11/12(日) 11:19:09.36 ID:A/FFFEME0
八幡「頭打ったら記憶が消えるとかいう安直な考え方のほうが馬鹿っぽいぞ、お前らしくもない。漫画やアニメじゃあるまいし。
そんなに簡単に嫌な記憶消せるなら俺がとっくに実践している。それで、胎児の頃の記憶だけ大切に残しておく」

雪乃「胎児時代の記憶にまで遡らないといけないなんて、あなたの人生はどれほどの黒歴史だったの? いえ、それは聞くまでもなかったわね……」

八幡「人間、この世に生れ出て他人と関わりだした瞬間から人間関係で悩み苦しむんだよ。胎児時代はいいぞ。母親の腹の中で誰とも関わらずひとりで安心して生きていける。
俺が河童の子供で『生まれてきたいか?』と聞かれてたら絶対拒否してたぞ」

雪乃「芥川龍之介の『河童』の話のようね。あなたの屁理屈な話の例えに出されるなんて、さぞ心外でしょうね。龍之介に謝りなさい」

八幡「いや向こうはもう死んでるし。作家にとっては自分の作品が後世になっても話の種に上るのは悪い気しないと思うがな。つか龍之介って呼ぶなよ。親しみ込めるな。何かムカつくだろ」

雪乃「別にいいじゃない。もう亡くなっている歴史上の人物なのよ。それになぜ私が龍之介と呼び捨てすることに対して、あなたが腹を立てることになるの? 理由が分からないわ」


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