( ^ω^)戦車道史秘話ヒストリア!のようです
↓ 1- 覧 板 20
74: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/12/13(水) 00:23:17.52 ID:eodb9stB0
その光景を見て、改めて僕は実感する。
例え彼女達が学園艦を救った“英雄”だとしても、どれほど彼女達が戦車道で修羅場をくぐり抜けてきた猛者だとしても、中身はあくまでも成人すらしていない一介の少女に過ぎないのだ。
戦車道が時として戦争に例えられることもある激しい競技とは言え、特殊カーボンに守られたスポーツの範囲内の“戦い”とはワケが違う。本物の“戦争”がすぐ近くまで迫ってきている状況に、怯えないわけがないのだ。
教師である僕が、同じように怯えてどうする。
(;^ω^)「今ニュースでもやっていたとおり、深海棲艦がここに来るのにはまだ間があるお!皆、落ち着いてまずは外に出るんだお!」
「…………まずブーン先生の指示に従おう!爆撃が本当に来たときに建物の中は一番危ない、すぐに校庭に───」
震えそうになる声を抑えて、叫ぶ。最初に我に返った角谷さんがそれに続いてくれて、全員が弾かれたように動き出し─────
(;゚ω゚)「おっ!!?」
「うわっ!?」
「きゃあっ!!?」
ドンッ!と、真下から突き上げるような衝撃と共に。
艦全体が、激しく揺れる。
そして─────
87Res/84.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20