悪の魔導士「大魔王様の復活だー!!」地下アイドル「もえもえキュン☆」キラッ
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75:名無しNIPPER[saga]
2018/02/04(日) 12:02:39.54 ID:7kCK7A4Vo
大魔王「だって、ほら、女の子だし、裸にされて縛られてる時点で相当な苦痛だよー。もう殺された方がマシってぐらいに」

オーク「いかんいかん、俺様の棍棒がぶひってきたぶぅ」

「どこが棍棒だよ」
以下略 AAS



76:名無しNIPPER[saga]
2018/02/04(日) 12:10:41.58 ID:7kCK7A4Vo
大魔王「うんうん。そうそう。脱ぐっていうのはプライドすらも剥ぎ取るからね。プライドを捨てた女はすぐ脱いじゃうけど」

ドラゴン「よくわからんな」

魔獣少女「ドラゴンさんはいつも裸だもんね」
以下略 AAS



77:名無しNIPPER[saga]
2018/02/04(日) 12:18:16.22 ID:7kCK7A4Vo
――魔王の城 大魔王の部屋――

魔導士「よっと」ドサッ

村娘「うぅ……」
以下略 AAS



78:名無しNIPPER[saga]
2018/02/04(日) 13:38:49.24 ID:7kCK7A4Vo
大魔王「はぁ……」

大魔王(こっちだって訳も分からないまま大魔王役やってるんだから、ちょっとぐらい好きにやってもいいじゃない)

大魔王(急に「今日はこういうキャラで」なんてことは良く言われてきたけどさ、流石に怪物たちの王って要求はされたことないし)
以下略 AAS



79:名無しNIPPER[saga]
2018/02/04(日) 14:02:17.50 ID:7kCK7A4Vo
――書庫――

魔導士「これか……」

魔導士「……」ペラッ
以下略 AAS



80:名無しNIPPER[saga]
2018/02/04(日) 15:19:48.25 ID:7kCK7A4Vo
魔導士「何故だ?」

魔獣少女「大魔王様に気安く部屋にきちゃいけないって言われたので……」

魔導士「今頃は奴隷で遊んでいるのではないか?」
以下略 AAS



81:名無しNIPPER[saga]
2018/02/04(日) 16:02:04.56 ID:7kCK7A4Vo
魔導士「ど、どうだろうな。そもそも、お前は大魔王様が発した言葉の意味を分かっているのか? 特に最後のもえもえとか、きゅーんとか」

魔獣少女「わかりませんっ! けど、なんとなく、可愛い感じがしますから、おどけるときに使う叫び声みたいなことだと思ってます」

魔導士「そうか」
以下略 AAS



82:名無しNIPPER[saga]
2018/02/04(日) 16:09:01.98 ID:7kCK7A4Vo
――大広間――

魔獣少女「ぶぅー」

オーク「おっ。俺様の真似かぶぅ。ぶひひひ。うれしいぶぅ」
以下略 AAS



83:名無しNIPPER[saga]
2018/02/04(日) 16:26:15.52 ID:7kCK7A4Vo
――廊下――

魔導士「今日の成果はなし、か」

魔導士(焦りは禁物だが、焦燥感を抱かずにはいられないな。時間が経てば経つほど大魔王の正体に感づく者も増えていくだろうし)
以下略 AAS



84:名無しNIPPER[saga]
2018/02/04(日) 16:32:33.71 ID:7kCK7A4Vo
――大魔王の部屋――

魔導士「外まで声が聞こえていました」

大魔王「迷惑でしたか?」
以下略 AAS



85:名無しNIPPER[saga]
2018/02/04(日) 16:49:34.51 ID:7kCK7A4Vo
大魔王「どうしてですか」

魔導士「何度も言うように、貴方の正体は隠さなくてはならないからです。貴方がそう道化を演じれば演じるほど、皆は勘違いし、距離を詰めてくる」

魔導士「近しくなれば、それだけ正体を隠すのも難しくなる。単純な理由です。貴方も死は望まないはず」
以下略 AAS



86:名無しNIPPER[saga]
2018/02/04(日) 19:23:18.63 ID:7kCK7A4Vo
魔導士「逃がせる前提で話を進めないでください!」

大魔王「私は逃がせたいんです!!」

魔導士「ですから……」
以下略 AAS



87:名無しNIPPER[saga]
2018/02/04(日) 19:30:32.39 ID:7kCK7A4Vo
村娘「あなたは……だいまおう……って……」

大魔王「ええと、一応そうなんだけど、大魔王じゃないっていうか……」

村娘「どういうこと、なんですか」
以下略 AAS



88:名無しNIPPER[saga]
2018/02/04(日) 22:47:15.76 ID:7kCK7A4Vo
――廊下――

魔導士「全く……。あの捕えた人間を……」

ドラゴン「何の話だ」
以下略 AAS



89:名無しNIPPER[saga]
2018/02/04(日) 23:44:49.49 ID:7kCK7A4Vo
魔導士「なんだと……?」

ドラゴン「本当は、会わせたくないだけではないのか?」

魔導士「……」
以下略 AAS



90:名無しNIPPER[saga]
2018/02/07(水) 20:15:40.31 ID:1lVzVhVno
――大魔王の部屋――

大魔王「――ってわけなんだけど、信じてくれる?」

村娘「……」
以下略 AAS



91:名無しNIPPER[saga]
2018/02/07(水) 20:26:20.81 ID:1lVzVhVno
大魔王「私だってどうせ歌うなら普通の歌が良いもん。ファンの人たちには悪いけど、もっとロックな曲とかがいいわけ」

村娘「ろっく……岩みたいな歌ですか……」

大魔王「そんな年齢でもないしねー。一度、曲の雰囲気に合わせてツインテールにしたときなんて、流石に自分でも「似合わないなー」って思ったし」
以下略 AAS



92:名無しNIPPER[saga]
2018/02/07(水) 20:43:43.89 ID:1lVzVhVno
――城下町 城内――

兵士「陛下。魔物の森近隣にある村より住人が来られております」

国王「何かあったのか」
以下略 AAS



93:名無しNIPPER[saga]
2018/02/07(水) 21:08:11.04 ID:1lVzVhVno
兵士「は……!? お、おられるのですか、勇者殿と賢者殿が!?」

国王「過去の偉業を鑑みれば、勇者と賢者の一族は一国で保護すべきものだからな」

兵士「では、数千年も前から、勇者殿と賢者殿の一族は国に守られてきたと?」
以下略 AAS



94:名無しNIPPER[saga]
2018/02/07(水) 21:34:25.92 ID:1lVzVhVno
――魔王城 廊下――

魔導士(大魔王様にも釘を刺しておく必要がなるな。あまり部下と接しすぎるとドラゴンのように訝しむ者が増えてしまう)

魔導士「大魔王さ――」
以下略 AAS



95:名無しNIPPER[saga]
2018/02/07(水) 21:53:12.68 ID:1lVzVhVno
魔導士「随分と余裕があるな、ニンゲン」

村娘「ひっ」ビクッ

大魔王「いいじゃないですか、これぐらい」
以下略 AAS



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