12:名無しNIPPER[saga]
2018/02/10(土) 12:47:42.39 ID:p6iGZwjEO
杏は車から降りて、振り向きざまに答える。
「――杏だって、たまには年相応に女の子らしいことしたいだけだよ。へそ曲がりのプロデューサーには伝わんないかもしんないけどね」
そして扉を閉めた。
そのまま振り向きもせず、すたすたと自宅のある方角へと歩いて行ってしまう。
車内に一人取り残されたプロデューサーが、その直球の言葉の意味を咀嚼するにはまだ時間が掛かりそうだった。
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