紅莉栖「猫は気まぐれなのよ」
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4:よっしー ◆NoYO/wPiwdiE[sage]
2018/03/11(日) 09:14:13.19 ID:p5F/Oh270
ババ抜きである。
勝敗は決したのである。

「まゆしぃはお腹がすいたのです…。ジューシーからあげナンバーワンが食べたいなぁ〜」

「この勝負で負けた人がお昼ご飯の買出しに行くって言い出したのはあんたでしょーが。私はハコダテ一番ね」

「僕はデラックスハンバーグ弁当でいいお」

「くっ…!これも機関の陰謀か…ッ!」

「いや、あんたが弱いだけだろ」

「厨二病乙!」

「まゆしぃはお腹ぺこぺこなのです」

「ぐぬぬ…。…仕方ない。俺がラボメンのために一肌脱いでやろう!」

「オカリンの奢りスカ!マジパねース!」

「バカものッ!」

「早く行きなさいよ!」

「助手の分際で…ッ!」

「海馬に電極ぶっ刺されたいなら素直にそう言えば?」

「ぐぅ…。フゥーハハハッ!俺は何度でも蘇るぞ!この名の如くな!」

扉の前で白衣を翻しながら出ていくその背中からは言葉と裏腹に哀愁が漂っていた。

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