16:名無しNIPPER[saga]
2018/04/30(月) 23:48:34.35 ID:mf+9Gahh0
つばさ「希少さんの気持ち、すごくわかります……私も、本当に悲しいです……」
つばさ「それを承知で、聞いてくれませんか……」
希少「………」
つばさが口を開く。
Pと希少、そして死んだフリをしている春子は、つばさの次の言葉に集中する。
他のみんなも、泣きながらではあるが、つばさに注目している者もいたが、やはりショックを拭いきれていない者もいる。
つばさが犯人なのだろうか―――
Pたちは意外に思いながらも、そう答えが返ってくると思っていたが、つばさから出た声は、Pたちが思っているそれとは違った。
つばさ「い、今は……やめましょう……?」
希少「……なぜ?」
つばさ「みんなを、見てくださいよ……」ポロポロ
つばさ「突然こんなことが起こって……みんな辛いんです……」ポロポロ
つばさ「確かに、プリンを食べたことはいけないことです……」
つばさ「でも、食べた子だって、まさかこんなことになるとは思わなかっただろうし……」
つばさ「言い出しにくいと思うんです……だから、今は……」ポロポロ
泣きながら、しかし力強く、つばさは言った。
彼女らしい、広い視野を持った提案だ。
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