【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第二章【天華百剣】
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29: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2018/06/12(火) 12:58:12.81 ID:dM7WlOBF0
そのまま地面に転がしておくのもアレなので、一応隅っこの方に四人並べて置いておく
禍魂が抜けた彼らは、先ほどとは打って変わって穏やかな寝息を立てている
よく見ると、全員がそこそこ良い身なりをしている。このスラム街の住人とは思えなかった


( T)「ふーん……」


時雨が投げた二本のクナイを回収し、言い争いを繰り返す虎徹と城和泉の間をスッと通り抜け番屋の外に出る
うるせーので戸もスッと閉めておいた。夕立が『こいつマジか』みたいな目で見てきた


( T)「そんで?オハギの詳細は?」

秋雲「もっと先に聞く事なくない?虎徹さんの豹変ぶりとかさぁ」

( T)「別に何も間違ったこと言ってねえだろ」

加州清光「えーと、出来れば追及して頂けなければ……」

和泉守兼定「聞きたければ局長から直接聞きだせ。先に拳が飛んでくるだろうがな」

秋雲「わお」

時雨「顎砕けるね」

和泉守兼定「触らぬ神とやらだ。さて、これの詳細だったな」


ハンカチに包まれた、一見何の変哲もないオハギ
ここがネオサイタマなら深刻な中毒者を生み出す憎くて愛おしい、黒い甘味ではあるが


和泉守兼定「このオハギに使用されている砂糖は『桜禍糖』(おうまがとう)と言い、数年前に東京近辺で流通した代物だ」

和泉守兼定「一見普通の砂糖に変わりないが、摂取すると一時的な精神高揚と強い依存性をもたらす。言わば『麻薬』だ」

天龍「食いモンに混ぜてあのキマり具合じゃ、相当やべえヤクみてーだな」


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