【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第二章【天華百剣】
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36: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2018/06/12(火) 13:09:24.64 ID:dM7WlOBF0
長曾根虎徹「じゃあ何しに来たんだよ……」


一本目を吸い終わり、二本目に火を着けた頃、ようやく虎徹はそのままの状態で口を開いた


( T)「別に。飲みに行くって聞いたからな」

長曾根虎徹「間ってもんがあるだろ……」

( T)「絶妙だと思うぜ?酒の味はよく知らねえが……」


「おまちどうさまです。こちら『芋の揚げたやつ』と『鳥を串刺しにしたやつ』、それとお冷になります」


語彙力が貧相なツマミが到着した所で一度切る
芋の揚げたやつはどうみてもフライドポテトお芋さんやねんだった
鳥を串刺しにしたやつはもう普通に焼き鳥でいいだろ。文字数三倍じゃねーか


( T)「一人飯の味気なさってのは、身をもって知ってるからな」


僅かに顔を上げ、上目遣いで見返してくる虎徹の前にお冷を置く
暫くそのまま黙っていたが、やがてクツクツと笑い始めた


長曾根虎徹「クク、タラシだな旦那。今までその手口で何人落としてきたんだい?」

( T)「俺は力自慢だが不器用でね、すぐに掌から溢れ落としちまうのさ」

長曾根虎徹「ハハッ!!その上、女泣かせときたか!!」


パッと起き上がった虎徹の顔には、先ほどまで張り付いていた不機嫌がすっかり消え失せていた
喉を鳴らしながら三口ほどでお冷を飲み干し、グイと豪快に口元を拭う


長曾根虎徹「気に入ったぜ。今日はとことん付き合ってもらうからな」

( T)「お手柔らかに」


掲げた盃に、ラムネの瓶をチンと合わせる
時刻は夕方に差し掛かり、客足も賑やかになりつつあった―――――


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